『リベリアの白い血』『アイヌモシリ』の福永壮志監督、山田杏奈、森山未來共演の『山女』より場面写真とメイキング写真が解禁された。柳田國男の名著「遠野物語」から着想を得たオリジナルストーリーで、17歳の凛(山田杏奈)の過酷な運命と自らの意思で人生を選び取るまでを描く本作。この度解禁されたのは、本作で神秘的で圧倒的な存在感を放つ“山男”を体現した森山未來を捉えた場面写真とメイキング写真。山男が血まみれになりながら獣の肉を食べる姿や暗闇の中精霊のように佇むシルエットを捉えた場面写真に加え、血のりやヘアメイクなど、スタッフ総出で山男を作り上げるメイキング写真など、計5点が到着した。18世紀後半、冷害による食糧難に苦しむ村で、17歳の凛(山田杏奈)たち家族は先先代が犯した罪により、人々から蔑まれていた。ある日、凛の父親・伊兵衛(永瀬正敏)が盗みを働いてしまう。家を守るため、村人達から責められる伊兵衛をかばい、その罪を被る凛。自ら村を去り、禁じられた山奥へと足を踏み入れる。漆黒の闇に包まれた夜の山で、凛が遭遇したのが、白い長髪と髭をたくわえた山男(森山未來)だ。人間か、獣か、山の神か。得体の知れないその姿に恐れながらも、その後を追った凛は、山男の住む洞穴にたどり着く。腹を空かせた凛に、山男は自分が食べていた獣の肉を投げて寄越した。山で自然とともに暮らし、山男と焚き火を囲んで心を通わせながら、自らの魂を解き放っていく凛。それは村での抑圧された生活では味わったことのない、生きている実感だった。しかし、穏やかな時間は長くは続かず、凛は過酷な運命へと導かれていく…。森山さんが演じる山男は、一切セリフもなく、表情さえも封印された難役で、SNSなど観客からは、その怪演と変貌ぶりに驚きの声が多数寄せられている。神秘性とずば抜けた身体能力が求められる山男役として俳優界随一の身体能力と表現力を誇る森山さんに白羽の矢が立ったのは頷けるが、起用理由はそれだけではないそうだ。森山さんは2021年3月11日に上演された清水寺奉納パフォーマンス「Re: Incarnation」や脳科学者の中野信子らとともに開催した実験的プロジェクト「Dance of Death(仮称)」など生死がテーマに密接に絡み合うプロジェクトに多く参加しており、福永監督は「森山さん自身が、神秘的なものや生と死といったテーマに対して探求心のある方だと感じていました。山男を演じるには、舞台やダンスで培った身体表現だけでなく、そういったことに対して理解と関心がある森山さんしかいないと思いました」と語り、心技体全てにおいて“山男”を任せられる唯一の存在であることを明かした。森山さんは本作について「社会のあり方、人との関係性など、今に通じるものがたくさんあるので、そんなことを感じ取っていただけたら」とコメント。自分らしく生きること、人間らしさとは、何なのか…。神秘を体現する“山男”の存在から見えてくるものがあるはずだ。『山女』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:山女 2023年6月30日よりユーロスペース、シネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開©YAMAONNA FILM COMMITTEE
2023年07月06日ニューヨークで映画を学んだあと、世界各地の映画祭などで国際的に評価されて注目を集めている福永壮志監督。柳田國男の「遠野物語」から着想を得て作られた最新作『山女』では、初めてプロの俳優を主人公に起用し、閉鎖的な村社会や同調圧力、格差といったものを臆することなく描いています。そこで、本作で主演に抜擢されたこちらの方にお話をうかがってきました。山田杏奈さん【映画、ときどき私】 vol. 589『樹海村』や『ひらいて』、『17才の帝国』など、話題の映画やドラマに多数出演し、若手の注目株としてさらなる活躍が期待されている山田さん。本作では、先代の罪を背負い、人々から蔑まれながらもたくましく生きる主人公の凛を見事に演じてきっています。今回は、役作りへのこだわりや現場の様子、そして自身が思い描くこれからに語っていただきました。―最初にお話があったとき、どのようなお気持ちでしたか?山田さん台本を読んだだけでも、自然の力強さみたいなものをすごく感じました。そして、そのなかでひたむきに生きている凛という女性の人生を描いているので、そういう作品で大きな役を演じさせてもらえることがうれしかったです。―役作りは難しいところもあったと思いますが、どういったところからアプローチを始めましたか?山田さんまずは、方言の練習から始めました。あとはわらじを編むシーンのために、家にわらを持って帰ってわらじを編んだこともありますが、そのときは家のなかがわらだらけになってしまって大変だったことも(笑)。でも、そんなふうに少しでも凛の生活に触れられるようにしたいと思って取り組みました。ほかにもリップクリームを塗らずに唇をガサガサにさせたり、髪の毛をボサボサのままにしたり、あえてあまりキレイにしないようにもしています。森山未來さんの佇まいと能力の高さはすごかった―劇中では役柄的に追い込まれるシーンが多かったので、精神的にきつい部分もあったのではないでしょうか。山田さん私自身は、もともとあまり引きずるタイプではありません。ただ、ずっと山形に行きっぱなしだったので、そういう意味で家に帰りたいなと思ったことはあったかなと。でも、気分転換に散歩をしたり、道の駅に行ったり、地元のおいしいご飯を食べたりしていたので、山形をすごく堪能させていただきました。―けっこう切り替えが得意なタイプでいらっしゃるんですね。山田さんそうですね、私はわりとすぐに戻れます。ただ、どこかで我慢しているところはあったので、撮影が終わってからはネイルをしたり、髪の毛や眉毛を染めたり、服を買いに行ったり、現代人に戻れることを一通りして、「終わった!」という気分にして役から抜けました。―今回は、山男として森山未來さんが出演されていますが、セリフがないにもかかわらず見事な存在感を放っています。ご一緒されてみていかがでしたか?山田さん本番以外では世間話をしたりと普段の森山さんなんですが、いざ始まると歩き方が変わり、まるで1匹の動物がいるかのような空気感と佇まいになるので、その様子はすごかったです。以前から素敵な役者さんだとは思っていましたが、山男としてその場にいる能力の高さに圧倒されました。みなさんに支えられたおかげで、安心してお芝居ができた―休憩中には、木の上で寝ていたこともあったとか。山田さんただ眠くて寝ていただけなのか、役作りだったのかはわからないのですが、いい意味でいろんなことを気にせずに役へ飛び込んでいける方なのかなと思いました。そういうことをしてしまうマインドは、もはや究極だなと。だからこそ説得力を生んでいるので、森山さんの山男の姿を見ているだけで凛の気持ちになれるだろうと思い、「ついていかせてください!」という感じでした。―そのほかも、若手からベテランまで素晴らしい方々が集結していましたが、印象に残っていることはありますか?山田さん父親役の永瀬正敏さんは、役としてはかなり厳しかったですが、実際はとにかく優しかったので、「大丈夫?」といつも気にしてくださいました。クランクアップのときには映像を撮って、わざわざ送ってくださったりもしたので、本当のお父さんみたいでしたね(笑)。今回はほかにも大ベテランの方々ばかりだったこともあり、背中を見せてもらいつつ、安心してお芝居をさせていただきました。本当に優しくしていただいたので、みなさんに支えられていたと思います。自分のことを評価できるのは、結局自分しかいない―凛を演じるなかで諦めの精神みたいなものを感じられていたそうですが、そこは野望みたいなものを持っていない“さとり世代”であるご自身の感覚と近いものがあったとか。そんななかで、今後についてはどうなりたいというのはありますか?山田さん世代とひとくくりにしていいのかわかりませんが、私は遠い先の目標や夢というのをあまり抱いたことがありません。おそらくそれは、「実現できなかったときが怖い」という気持ちが漠然とあるからではないかなと。だから、目先のことだけを考えてしまうのだと思います。でも、いま22歳になって、少しずつ10年後の計画をふわっとでも立てなきゃいけないのかなと考えることも…。しっかりと自立していたいという目標はありますが、まずは目の前のことをがむしゃらにするしかないとも感じています。若いうちにしかできないこともあるので、とりあえず25歳くらいまでは「まだ若いので!」と言いながらいろんなところに飛び込んでいきたいです。―ある信念を持って生きている凛のように、山田さんにとって支えとなっている思いとは?山田さん自分のことを評価できるのは結局自分しかいないので、何か失敗したとしても、「あのときの自分ができることはすべてやった」と思えるようにしたいなとは考えています。なので、まずはあとで後悔しないようにそのときのベストを尽くすというのはいつも意識していることです。1つの価値観に当てはめようとするのはナンセンス―素晴らしいですね。また、本作では女性差別や同調圧力などについても描かれていますが、ご自身もこれまでにそういう経験をされたことはありますか?山田さん私はそういう場面に出くわしたときは、わりとその場で思っていることを言ってしまうほうですね。いろんな人がいますが、「男女関係なく、各々の考えを大事にしましょう」という風潮のなかで、相手を1つの価値観に当てはめようとするのはナンセンスじゃないかなと。ただ、ケンカはしたくないので、そもそもそういう人とは距離を置くようにしています。―なるほど。ちなみに、落ち込んだりしているときには、どのようにして元気を取り戻していますか?山田さん私の場合は、「とにかく食べて寝る」です(笑)。自分でがんばったなと思ったときは、何もしない日を1日作って、好きなものをいろいろと出前してサボります。「これだけ毎日ちゃんとやったんだから今日くらいいいよね」と。でも、その日が終わると罪悪感が生まれるので、それでまたがんばるというのを繰り返しています。自分も強さのある人になるのが目標―それでは最後に、ananweb読者に向けてメッセージをお願いします。山田さん私自身も生きていると悩みごとが多いなと感じています。だからこそ、決して恵まれた環境に生まれたわけではないけれど、自分の幸せのために生きようとする凛の姿をこの映画を通して感じていただきたいです。時代背景は違いますが、私もそういう強さのある人でありたいというのが目標なので、ぜひみなさんにもそういう部分を見ていただけたらと思っています。インタビューを終えてみて…。吸い込まれそうな瞳が印象的な山田さん。柔らかいオーラのなかにも、芯の強さが伝わってきて、劇中の凛とつながっているようにも感じました。これからも幅広い役どころで、さまざまな表情を見せてくれるのが楽しみです。雷に打たれるような衝撃が走る!社会にはびこる理不尽さや息苦しさなど、現代にも通じる感情に訴えかける本作。圧倒的な自然の美しさと俳優陣から放たれる熱量、そして過酷な運命に見舞われながらもそのなかで自分らしさを見つけていく女性のたくましさに心を激しく揺さぶられる必見作です。写真・園山友基(山田杏奈)取材、文・志村昌美ヘアメイク・菅長ふみ(Lila)スタイリスト・武久真理江ブラウス、スカート 参考商品(ともにNATSUMI OKUMURA/)、イヤーカフ(左耳)¥3,600、ブレスレット(左腕)¥6,000、リング(右手人差し指)¥3,000(すべてgraey/)、イヤーカフ(右耳)¥20,900、リング(右手中指)¥52,800(ともにSARARTH/SARARTH カスタマーサポート )ストーリー18世紀後半、冷害による食糧難に苦しむ東北の村で、父と弟と暮らしていた17歳の凛。誰もが忌み嫌う仕事を引き受け、人々から蔑まされながらもひたむきに生きていた。そんな彼女の心の救いは、盗人の女神様が宿ると言われる早池峰山だった。ある日、飢えに耐え切れなくなった凛の父親・伊兵衛は、村の蔵から米を盗んでしまう。家を守るため、村人たちから責められる父をかばった凛は、罪を背負って自ら村を去る。そして、決して越えてはいけないと言い伝えられる山奥の神聖な森へと進んだ凛の前に、伝説の存在として恐れられる“山男”が現れることに…。目が離せない予告編はこちら!作品情報『山女』6月30日(金)ユーロスペース、シネスイッチ銀座、7月1日(土)新宿K’s cinemaほか全国順次公開配給:アニモプロデュース(C)YAMAONNA FILM COMMITTEE
2023年06月29日山田杏奈主演『山女』よりメイキングカットと場面スチルが解禁された。『リベリアの白い血』『アイヌモシリ』の福永壮志監督が、柳田國男の「遠野物語」に着想を得て作り上げた本作。日本映画界がいま最も注目する俳優の一人、山田杏奈演じる、先代の罪を負った家の娘・凛が、伝説の存在として恐れられる“山男”と出会い、運命が大きく動き出す様を描く。この度解禁されたのは、山田さんの多様な表情を捉えたメイキングカットと場面スチル4点。福永監督からの演出指導を真摯に受ける様子や、一方で監督と談笑しとびきりの笑顔を見せる姿が収められたメイキングカットに加え、場面スチルでは、力強い眼差しで何かを凝視する凛や、山の中で木漏れ日に包まれ佇む凛を映した神秘的な一枚も切り取られている。山田さんを起用した理由について、福永監督は「佇まいです。どこか野生的で、この映画の世界観の中で地に足をつけて生きられる存在感を持っていると思いました」と説明。続けて、「もう一つは目の奥の輝きです。どんなにつらい経験をしても消えない目の輝きには、何が起きても動じないような芯の強さが感じられて、映画の観客にとっての希望にもなると思いました」と話し、山田さんの佇まいと眼差しに、理不尽な逆境をも運命として受け入れ、自分の生き方に目覚めていく凛を見出したことを語った。一方、山田さんは自身が演じた凛について、「私が凛に感じたのは、諦めの精神みたいなものです。どん底にいるから、そもそも人間に期待をしていない。その感覚は現代の若い世代にもつながる気がします」と言及。「私も“悟り世代”と呼ばれる世代で、わりとそういうところがあるんですよ。何かを諦めているからこその強さもあると思うんです」と、凛との共通点を明かしている。『山女』は6月30日(金)よりユーロスペース、シネスイッチ銀座、7月1日(土)より新宿 K’s cinemaほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:山女 2023年6月30日よりユーロスペース、シネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開©YAMAONNA FILM COMMITTEE
2023年06月17日映画『山女』が、2023年6月30日(金)より全国順次公開される。主演は、山田杏奈。監督は福永壮志。柳田國男『遠野物語』から着想のオリジナルストーリー映画『山女』は、柳田國男の名著『遠野物語』から着想を得て紡がれたオリジナルストーリー。たくましく生きる主人公・凛の生き様を通して、人間の脆さと自然への畏敬の念、そして貧困や差別などの社会問題を浮き彫りにする。大飢饉に襲われた18世紀後半の東北を舞台に映画『山女』の舞台となるのは、冷害による大飢饉に襲われた18世紀後半の東北の村。先代の罪を負った家の娘・凛は、人々から蔑まされながらも逞しく生きている。ある日、飢えに耐えかねた父の伊兵衛が盗みを働いてしまう。父の罪を被った凛は、自ら村を去り、禁じられた山奥へと足を踏み入れる。そこで、伝説の存在として恐れられる“山男”と出会うのだった。主演は山田杏奈主人公の凛を演じるのは、『樹海村』『ひらいて』『彼女が好きなものは』など話題作への出演が相次ぐ山田杏奈。運命に翻弄されながらも、ひたむきに生きる姿を等身大で表現した。主人公・凛…山田杏奈父親・伊兵衛が事件を起こしてしまうが、家を守るため、村人達から責められる父をかばい、村を去る。決して越えてはいけないと言い伝えられる山神様の祠を越え、山奥へと足を踏み入れる凛は、伝説の存在として恐れられる山男と出会う。山男…森山未來伝説の存在として村人たちから恐れられる。白い⻑髪と髭をたくわえた男。伊兵衛…永瀬正敏生活に苦悩する凛の父親。ある日、飢えに耐えかねた伊兵衛が盗みを働いてしまい、村人たちが家に押しかけてくる。泰造…二ノ宮隆太郎村人。凛に思いを寄せる駄賃付け。凛に「おめえは、外さ出で、色んなもんが見れでいいな」と言われる。春…三浦透子村人の一人。福永壮志が監督・脚本、共同脚本に⻑田育恵映画『山女』の監督・脚本は、『リベリアの白い血』『アイヌモシリ』で民族やルーツに注目し続けてきた福永壮志。共同脚本には、NHK連続ドラマ「らんまん」を手掛けた長田育恵が名を連ねる。尚、映画『山女』は、第35回東京国際映画祭コンペティション部門に出品され話題を呼んだ。映画『山女』あらすじ18世紀後半、東北。冷害による食糧難に苦しむ村で、人々から蔑まされながらも逞しく生きる凛。彼女の心の救いは、盗人の女神様が宿ると言われる早池峰山だった。ある日、凛の父親・伊兵衛が村中を揺るがす事件を起こす。家を守るため、村人達から責められる父をかばい、凛は自ら村を去る。決して越えてはいけないと言い伝えられる山神様の祠を越え、山の奥深くへと進む凛。狼達から逃げる凛の前に現れたのは、化け物なのか人間なのかもわからぬ不思議な存在であった…。【作品詳細】映画『山女』公開日:2023年6月30日(金)出演:山田杏奈、森山未來、二ノ宮隆太郎、三浦透子、山中崇、川瀬陽太、赤堀雅秋、白川和子、品川徹、でんでん、永瀬正敏監督:福永壮志脚本:福永壮志、⻑田育恵
2023年04月15日インテリアスタイリストの窪川勝哉です。実は私、昭和32年築・前川國男設計のテラスハウスを入手してしまいました!フランク・ロイド・ライト、ミース・ファン・デル・ローエとともに近代建築の3大巨匠と言われる、ル・コルビュジエ。そのル・コルビュジエに師事し、日本のモダニズム建築の旗手と言われた、前川國男。その前川國男が昭和30年代に設計した、三角屋根が特徴のテラスハウスシリーズをご存じでしょうか?■ 昭和32年に建てられた前川國男設計のテラスハウス2軒が一続きになったテラスハウス形式当時は郊外といわれた東京西部の阿佐ヶ谷と烏山と鷺宮に建てられ、なかでも通称「阿佐ヶ谷住宅」は、広大な敷地とコモンと呼ばれた緑地を持ち、著書も出版されるなど、コアなファンに大人気の物件でした。惜しまれつつ2013年に解体された阿佐ヶ谷住宅についての本も出版されています。前川國男の評伝も、読みごたえがあります現在では阿佐ヶ谷と烏山は残念ながらすでに取り壊されてしまい、唯一現存するのはこの3兄弟のなかで最初(昭和32年)に建てられた鷺宮の物件だけに。ゆったりとした敷地はやはり魅力的!■ 物件情報を古い順にソートし、どれだけ古い物件が現存しているかを楽しんでいたら…ところが先日この物件がなんと売りに出ていたのです!!普通の人がインターネット等で物件を探すときは予算やエリアのほか、築年数が新しい順にソートしたりするのが一般的かと思います。ですが、私はいつも古い順に並べ、どれだけ古い物件が現存しているかを楽しむほうでして(笑)。階段まわりは竣工時のまま先日いつものそれを楽しんでいたら、以前から存在を気にしていたこの物件に出会ってしまいました!現状の水回りはこんな感じ最新のスタイルでなく、当時のレトロさを残したスタイルにリノベーションを、と考えていたところ、友人から連絡があり、解体予定の家からレトロで状態の良いキッチンを外したものをプレゼントしてくれました。サンウエーブの琺瑯(ほうろう)製のキッチン。偶然にも今の私の家のキッチンとまったく同じキッチンです!まだまだすべてがまったくノータッチの状態で、室内も要リノベーションなのですが、少しずつ手を加えて完成させていくつもりです。リノベーションの進捗などは、またぜひ報告させていただけたらと思います。窪川勝哉さんインテリアスタイリストとして雑誌、広告、テレビなどで幅広く活躍中。2011年に渡英、2013年から再び拠点を東京に移し活動中。
2018年12月29日世界トップレベルのスピードを誇るサーブを武器に大活躍中のバレーボール・柳田将洋選手にお話を伺いました!新天地でも体幹を鍛え、より精度を増したい。世界を切り裂くビッグサーブと称される、柳田将洋選手の高速ジャンプサーブ。平均時速120kmと、世界でもトップレベルのスピードがある。この秋に約2年在籍したサントリーサンバーズから、ドイツ・ブンデスリーガ1部のTVインガーソル・ビュールとプロ契約し、移籍。新天地での選手生活が始まった。「9月のグラチャンバレーが5敗に終わったのは、海外のチームに対し、高さとパワー、それ以外にも劣っている部分があっての結果だと思っています。次のステージではそれをしっかり踏まえ、個々の力を上げ、僕自身はまた代表に戻ってきたいと思っています」本人は新天地に向かう気負いを微塵も見せず、淡々と冷静に話す。「最初は言葉で苦労しそうですね。生活ではドイツ語、チームでは英語が必要だと思うので、できるだけ話せるようになりたいです。プレー自体は言葉がなくともやれる部分はありますが、話せないとプレー以外の場で伝えられないので、最初はそこが課題です。人見知りなんで積極的にコミュニケーションをとるのは苦手ですが(笑)、バレーボールを通じてチームメイトともうまく交流していければと思います」そしてファンが気になるのは、3年後に迫ってきた2020年東京オリンピックに向けての動向。「高さ以外はすべて課題。精度であったり、体の機敏さもまだまだ。ドイツでも新しいチームのトレーナーと相談しつつ、自分がやってきたトレーニング法とすり合わせて、高いところを目指せたらと」実際、柳田選手は体幹トレーニングを強化した結果、ジャンプサーブの精度が格段に上がるという実績を積んできた。「体幹は器具がなくても、自重をコントロールして鍛えられる。全日本のメンバーの中で僕はまだまだ体幹が弱いと思うので、体づくりをしっかりしてステップアップしたいですね」最後にバレーボールの試合に女性をガイドするなら、どんなふうに観戦を?と聞いたところ、「いやぁ、むずかしいですね(しばし頭を抱えつつ)。男子バレーは、実際に観るとスピードがすごく速いんです。サイドから両チームを観るのもおもしろいけど、実は選手の後方となるエンドからがお勧め。サーブが自分に向かってくるから迫力があるし、奥のチームが見えず、手前のチームに集中でき、どのぐらいの高さから打ってくるのか、ブロックやレシーブの様子もしっり楽しめます。だからエンドに案内しましょう!」プライベートも気になります!・オフの日の楽しみは?「楽しくお酒が飲みたい。これからは、ドイツビールが楽しみです。お酒を飲んでリラックスすると、異国の地でも日常に戻れる。日本でも買い物は気分転換になったので、ショッピングもしたいです」・応援の声、伝わってますか?「コートで応援の声はよく聞こえます。個人的にはみんなが揃うかけ声より、一本決まったあと、個々があげた声で会場がうわっと盛り上がる瞬間にモチベーションが、がーっと一気にあがります」※写真はサントリーサンバーズ在籍時やなぎだ・まさひろ1992年7月6日生まれ。東京都出身。2013年全日本メンバー入り。今秋ドイツ・TVインガーソル・ビュールとプロ契約。インナー¥9,000シャツ¥23,000パンツ¥26,000(以上ジュンハシモト 表参道ヒルズ店TEL:03・5414・1400)※『anan』2017年11月1日号より。写真・酒井貴生(aosora)インタビュー、文・今井 恵(by anan編集部)
2017年10月25日現在開幕中のV・プレミアリーグ男子に出場しているほか、FIVBワールドカップバレーボール2015での活躍も記憶に新しい、柳田将洋選手(サントリーサンバーズ)。試合や練習に大勢のファンが詰めかける人気の秘密はどこにあるのだろうか。今回はマイナビニュース会員のうち「柳田選手が好き」という女性100人に、その好きなところを教えてもらった。Q.バレーボール・柳田将洋選手の好きなところを教えてください。○プレーに惚れた・「きめるところ」(48歳女性/東京都/学校・教育関連/クリエイティブ職)・「プレーが素晴らしい。バレーに真摯に向き合っている感じがする」(35歳女性/東京都/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)・「サーブが凄いところ」(32歳女性/愛知県/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)・「サーブの決まった瞬間がかっこいい感じがするんです。バシッと決まる感じが爽快です」(25歳女性/神奈川県/食品・飲料/技術職)・「瞬発力とジャンプ力に魅了されるから」(27歳女性/大阪府/団体・公益法人・官公庁/営業職)・「バレーがうまいところ」(25歳女性/宮城県/建設・土木/技術職(設計・エンジニア))・「良い仕事をするところ」(32歳女性/神奈川県/学校・教育関連/技術職)・「イケメンで、実力もあるところ」(29歳女性/東京都/ソフトウェア/技術職)○かわいい・「顔がかわいい」(26歳女性/愛知県/その他/秘書・アシスタント職)・「目がクリクリしてかわいい」(33歳女性/神奈川県/アパレル・繊維/販売職・サービス系)・「ちょっと童顔でかわいらしいところ」(24歳女性/山口県/食品・飲料/専門職)・「かわいらしさを備えたイケメン」(27歳女性/茨城県/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「さわやかで笑顔がかわいい」(33歳女性/京都府/金属・鉄鋼・化学/技術職)○スタイルがいい・「細身なのに強いとこ」(27歳女性/埼玉県/金融・証券/営業職)・「色白ですらっとしているところ。ジャンクスポーツでの話がうまかったところ」(23歳女性/埼玉県/金融・証券/販売職・サービス系)・「たくましいところ」(27歳女性/広島県/情報・IT/事務系専門職)・「華奢」(31歳女性/愛知県/食品・飲料/技術職)・「背が高くてバランスがいい」(26歳女性/北海道/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)○真面目な性格・「真面目そうなところ」(47歳女性/岩手県/医療・福祉/専門職)・「自分に厳しそうなところ」(31歳女性/福岡県/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「とても一生懸命で負けず嫌いそうなところがかっこいい」(29歳女性/埼玉県/医療・福祉/専門職)・「ストイックなところ」(29歳女性/北海道/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)○親しみが持てる・「やさしそう」(40歳女性/愛知県/学校・教育関連/その他)・「自然体で、近くにいそうな雰囲気」(32歳女性/東京都/食品・飲料/事務系専門職)・「身近にいそうな雰囲気だから親しみが持てる」(35歳女性/岡山県/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)○その他・「チームワークを大切にするところ」(29歳女性/東京都/医薬品・化粧品/事務系専門職)・「爽やかなのに芯が強いところ」(32歳女性/千葉県/その他/事務系専門職)・「自分のミスで点を取られても必ず自分で取り返そうと闘志を燃やす様子が伝わって来る」(39歳女性/東京都/運輸・倉庫/技術職)・「若々しくて見ていて元気が出そう」(50歳以上女性/北海道/商社・卸/販売職・サービス系)「かっこいい」の声が圧倒的多数を占めた、今回のアンケート。「きめるところ」「サーブが凄いところ」「サーブの決まった瞬間がかっこいい感じがするんです。バシッと決まる感じが爽快です」などのコメントが寄せられた。「イケメン」「笑顔がかわいい」「色白ですらっとしている」とそのルックスに注目する声も。また、「自分のミスで点を取られても必ず自分で取り返そうと闘志を燃やす様子が伝わってくる」「とても一生懸命で負けず嫌いそうなところがかっこいい」「チームワークを大切にするところ」などバレーボールに対する姿勢についての声もあった。調査時期: 2015年11月20日~22日調査対象: マイナビニュース会員(柳田将洋選手が好きな女性限定)調査数: 100人調査方法: インターネットログイン式アンケート※写真と本文は関係ありません
2015年11月30日日本郵便九州支社は11月2日、「福岡ソフトバンクホークス 柳田悠岐選手『トリプルスリー達成記念』」フレーム切手セットを発売する。九州の郵便局(一部の簡易郵便局は除く)、郵便局のネットショップ(郵便局ウェブサイト内)で申し込み受付を開始する。この切手セットは、福岡ソフトバンクホークス 柳田悠岐(やなぎた ゆうき)選手のトリプルスリー達成を記念して作成された。トリプルスリーとは「打率3割以上・本塁打30本以上・盗塁30個以上」の成績を記録することで、日本プロ野球80年の歴史上、この記録を達成した選手は、わずか8名。切手セットには、トリプルスリーを達成した柳田 悠岐選手の、今シーズンの活躍シーンを収めた切手シート(52円切手×10枚)をプレミアムホルダーに収め、プレミアムポストカード(10枚)を合わせた。価格は3,330円(送料・税込)。受付期間は、郵便局窓口での申し込みは11月2日~2016年1月29日、インターネットでの申し込みは11月2日~2016年1月31日。11月2日~12月11日申し込み分は2015年1月12日から順次、10日以内で届く。12月12日以降の申し込み分は、2015年2月28日から順次、10日以内で届けるという。予定数を上回る申込みがあった場合は、時間がかかる場合がある。
2015年11月01日