あの人とかけがえのないおしゃべり!ゆっきゅんによる連載「ゆっきゅんのあんたがDIVA」。柴田聡子さんをお相手に迎えた対談の4回目、ラストは創作についての考え方、感じ方について話が転がっていき…?“恥ずかしくないもの”は世に出してはいけない!?ゆっきゅん(以下、ゆ):柴田さんは学生時代に映像を学んでいたんですよね?柴田聡子(以下、柴):そう、映像学科にいて、大学院まで。ゆ:私も!映画を研究するゼミで、大学院まで修めました。映像は作っていたんですか?柴:作ってたけど、ヤバい奴だった。3年生の進級制作の時は、長い棒を作って天井から垂らすだけの作品を作ってて(笑)。4年生の時は山に行って歌う映像作品を作ったんだけど、それが山の景色しか撮っていないもので……。ゆ:自分が歌うところではなく、歌を聞いている山だけを撮影?柴:そう。私はその頃から徐々に歌うことに興味が出ていたんだけど、先生に「これからの時代、人に聞かせたって意味がないぞ、山とかに聞かせなきゃ」とか言われて。本気になって山に聞かせに行ったのが私です。で、講評の時は「これはなんであなたを写していないの?」って言われた(笑)。ゆ:そういえば、柴田さんの歌詞って山がたくさん出てきますよね。柴:登ったりはしないんだけど、山へは並々ならぬ感情があって。地元(札幌)に結構あるからかな。夜中に「8000メートル峰」のWikipediaを読んだりする。ゆ:ヒマラヤ山脈とか?ご自身でMV制作もされたり、映像も山も活動に生かされてますね。柴:ゆっきゅんの映画も、今の活動に生かされていると思う。ゆ:最近の創作についても伺いたいです。曲の変化とか。柴:年を重ねるごとに素直になってきた実感はあるんだよね。はったり風はやめて、本気で真面目にやってやろう、みたいな。そうしたら解放されてきて、めちゃめちゃ自分自身が楽になってきたの。ゆ:これまでは言わないようにしていたことがたくさんあったり?柴:いっぱいあった。でも、ビヨンセや宮﨑駿の映画やドキュメンタリーでその仕事ぶりを見ていると、誰かのため以前に、ちゃんと自分のためにやりたいことをしているなって思って。だから受け取り手を意識して表現の舵取りをする必要なんてないのかも、って最近は考えるようになってきたかな。ゆ:自分が納得できる、本当にいいものを作ろうって感覚ですね。柴:やっぱり創作はエゴの塊でしかないんだっていう諦めがついた感じ。恥ずかしいけど。ゆ:素直になって、恥ずかしい?柴:そう。今現在もずっと。ゆ:わかります。“恥ずかしい”ってひとつの基準かも。世に出して恥ずかしくないものなんかないし。柴:だよね、恥ずかしくいよう!しばた・さとこ1986年、北海道・札幌市生まれ。シンガーソングライター、詩人。2月に7作目となるアルバム『Your Favorite Things』を発売。現在リリースツアー中。ファイナルは5月31日の東京・Spotify O‐EAST。ゆっきゅん1995年、岡山県生まれ。青山学院大学文学研究科比較芸術学専攻修了。2021年からセルフプロデュースで「DIVA Project」をスタート。X、インスタは@guilty_kyun※『anan』2024年4月17日号より。写真・幸喜ひかり文・綿貫大介(by anan編集部)
2024年04月17日ゆっきゅんの連載「ゆっきゅんのあんたがDIVA」。シンガーソングライターで詩人の柴田聡子さんをお招きしての対談、第3回目。世の中にはラブソングが多すぎて、友情ソングが少なすぎ…!?友情ソングを歌うDIVAの2人は何想う?かけがえのないものを描く友情ソングはブルーオーシャン?ゆっきゅん(以下、ゆ):柴田さんと私の歌詞なんですけど“飲み物”と“友情”が共通項になるなって。柴田さんの歌、スプライト、マウンテンデュー、泡の飲みものとか出てくるじゃないですか。柴田聡子(以下、柴):本当だ!ゆ:私も飲み物が好きすぎて、ドリンクバー、白湯(さゆ)とか歌詞に出してる。柴田さんは勝手に飲み物ソングの先輩だと思ってます!柴:DIVAが白湯を歌うっていいよね。白湯の概念を変えてる。ゆ:でも、日本で一番愛されているソフトドリンクの歌はくるりの「ばらの花」だから、ジンジャーエールはあれよりもいい歌詞を書けたときにしか出せないですね。柴:たしかにあれは超えられないな。叙情の誘い方が半端ない。ゆ:そして“友情”です。柴田さんが“「後悔」はとっておきの友情ソングです”ってライブで紹介していて、びっくりしたんですよ。柴:恋愛の歌だと思ってた?私、恋愛と友情のあわいがかなりあいまいな人間なんだよね。ゆ:意味が変わって聞こえて、より曲の豊かさが増しました。柴田さんの歌って、友情ソング多いですよね。私、それが好きで。柴:ゆっきゅんも友達の歌が多いでしょ?友情をどう捉えてる?ゆ:たぶん、aikoさんがラブソングを書くのと同じ感覚なのかも。日常に友達との出来事がたくさんあって、友情に対して大きな感情を抱くこともある。要は、かけがえのない大切なものです。柴:そうだよね。でも私はもう執着に近いかも。失うのも怖いし、維持するにはどうすべきか考えたりするし。その子とのことを思い出して、何曲も書いたりして。私はとにかく友達と死ぬまで楽しく過ごしたいの。絶対ケンカとかしたくなくて、素敵な思い出しか作りたくない。なんか、私が一番好きな関係性の形態が友情かな。ゆ:ラブソングはたくさんあるけど、世の中に友情ソングってバリエーションが少ないんですよね。“友達最高!”みたいな曲はあるけど、例えば友達の結婚に対する複雑な感情とかって歌われてなくないですか?多分友情ソングはブルーオーシャンだと思う。柴田さんを見て、もっと友情について書いていいんだと思いました。柴:すべての感情はラブソングになると思うんだけど、恋愛感情ばかりが作品として優遇されているんだよね。恋愛ってすごい王者。でもラブソングの中にも友情ってあると思うし、自由にいろんな意味の読み取り方をしてみてほしい。ラブの中にある友情のことも忘れないでいたいな。しばた・さとこ1986年、北海道・札幌市生まれ。シンガーソングライター、詩人。2月に7作目となるアルバム『Your Favorite Things』を発売。現在リリースツアー中。ファイナルは5月31日の東京・Spotify O‐EAST。ゆっきゅん1995年、岡山県生まれ。青山学院大学文学研究科比較芸術学専攻修了。2021年からセルフプロデュースで「DIVA Project」をスタート。X、インスタは@guilty_kyun※『anan』2024年4月10日号より。写真・幸喜ひかり文・綿貫大介(by anan編集部)
2024年04月10日ゆっきゅんの連載「ゆっきゅんのあんたがDIVA」。シンガーソングライターで詩人の柴田聡子さんをお招きしての対談、第2回目です。作詞をするときの苦悩、曲のタイトルを決めるときの心境…DIVAの2人だからこその“あるある”エピソードで大盛り上がり!曲のタイトル決めはぬいぐるみの名付けと一緒。ゆっきゅん(以下、ゆ):作詞についての話を聞きたいです!柴田聡子(以下、柴):私は自分自身が驚くような言葉を思いついたら、やめておこうかなと思うタイプ。“これを言ったら強いんだろうな”と思いながらも、「ドヤ感」を抑えて、なるべくナチュラルに仕上げてしまう。ゆ:「キラーフレーズ」「パンチライン」とどう付き合うか問題ってありますよね。私もそこまで強い言葉を意識してはいなくて。素直にAメロから書くことが多くて、最後どう着地するかは自分でもわからなくて、「こうきたか」と新鮮さを感じて驚くことがあります。柴:まずは言葉の行きたいほうに自由に行かせてあげて、自分はちょっと手綱を引く感じっていうのかな。そのほうが、言葉というものに誠実な感じがしていいよね。ゆ:歌詞ってやっぱり“音楽の言葉”でしかないんだなと思いますよね。メロディに依拠しながら導かれるもので、歌詞単独では全然成立しない。歌われてこその言葉だなって。柴田さんは歌詞をどのタイミングで書く人ですか?柴:私は曲もほぼ自分で作るので、同時が一番調子いい。曲が先の時もあるけど、途中でダメだと思って歌詞と一緒にメロディを直すことが結構あるの。だから曲があって“これに歌詞をつけてください”系の依頼は難航しちゃう。その点、ゆっきゅんの曲は歌詞で死ぬほどジャンプしてるよね。ゆ:自分ができるのは作詞だけですから。柴田さんの曲作りの順番としては“この言葉を歌うにはこのメロディ”って思考ですか?柴:なんかそこをしっかり顧みたことがないんだけど……。ゆ:二度と顧みないでください!無粋な質問をしてしまった。柴:全然(笑)。でもテニスや卓球みたいな感じ。打ち返し合ってるかな。バランスをとりながらできるのは、作詞と作曲のどちらもやる良さかなと思う。でも、タイトルは悩むなぁ。センスなくて。ゆ:嘘だ!タイトルセンス素敵すぎますよ!柴:ぬいぐるみの名前を決める感じで、“決めちゃったら一生この名前でいくんだよな”ってためらいながら、最後に決めてますね。ゆ:悩んだタイトルあります?柴:あります。「後悔」とか。ゆ:柴田さんの歌い方の良さのひとつってすっとぼけた声(褒めてます!)でケロッとしてる感じだと思うんですけど、表現する内容との歌い方に少し距離があって、かっこいいんですよね。柴:歌い方がコンプレックスでもあったからすごく嬉しい!しばた・さとこ1986年、北海道・札幌市生まれ。シンガーソングライター、詩人。2月に7作目となるアルバム『Your Favorite Things』を発売。現在リリースツアー中。ファイナルは5月31日の東京・Spotify O‐EAST。ゆっきゅん1995年、岡山県生まれ。青山学院大学文学研究科比較芸術学専攻修了。2021年からセルフプロデュースで「DIVA Project」をスタート。X、インスタは@guilty_kyun※『anan』2024年4月3日号より。写真・幸喜ひかり文・綿貫大介(by anan編集部)
2024年04月03日ゆっきゅんの連載「ゆっきゅんのあんたがDIVA」。今回から、シンガーソングライターで詩人の柴田聡子さんとの対談を4回にわたってお届けします!2人のDIVAの邂逅は、果たして…!?自分の道を切り開いた安室ちゃんに憧れて。柴田聡子(以下、柴):DIVAに会うからドキドキして来ました!ゆっきゅん(以下、ゆ):私もです。柴田さんがライブで安室奈美恵さんの「GIRL TALK」をカバーされているのを聴いた2週間後ぐらいに自分もカバーしました!柴:現在、ちゃんとカバーしてるのは私とゆっきゅんと藤井風さんぐらいじゃない?嬉しい!ゆ:柴田さんが愛好してきたDIVAってやっぱり安室ちゃん?柴:ですね、語り尽くせない!ゆ:私は『BEST FICTION』世代なんです。中学生の頃に再評価みたいなことが起きて。柴:私は安室ちゃんがデビューした頃から自然と聴いてて。結婚、休止、復帰と見届け、小室哲哉プロデュースから抜けた「Say the word」で、私は本当に安室ちゃんが好きなんだって思ったんだ。ゆ:たしかに、流行りの小室サウンドが好きだっただけの可能性もありますからね。私も初めて聴いた安室ちゃんはその曲です!柴:そう、自身であの道を切り開き始めて、まさに“Queen of Hip‐Pop”になっていく安室ちゃんが大好きだったの。ローライズのミニスカでガンガン腰を振って踊る、DIVA然とした感じ。「Baby Don’t Cry」もリリースされて。あれはもう、私にとっては一生のエンパワーメント曲。これは私感だけど、安室ちゃんの曲は安室ちゃん自身も歌いながら自分を鼓舞しているんだろうなという切なさがずっとある。常に戦って葛藤して、うまくいかないこともいっぱいあるなかで、それでもファンのために歌ってくれてる感じ。ゆ:安室ちゃんはあまり作詞をしてこなくて、歌詞で伝える人ではなかったから、ファンとしてずっと見続ける柴田さんだからこそ、そう感じるんでしょうね。柴:エクストリームなことをしたら超人的なDIVAになれているはずなのに、毅然として人間のままDIVAをやっているというか。あくまで私たちと同じ労働者。毎日仕事を頑張って、缶コーヒーを開けて一息ついている感じがする。ゆ:“安室奈美恵”という仕事をいつもやってくれていた……。柴:それを最後まで貫き通してくれて、人間の奇跡みたいなものを見させてもらった。ファンでいられたこと、本当に幸せだったなぁ。ゆ:安室ちゃんの楽曲、サブスク停止になったじゃないですか(2024年3月現在)。これからの世代が安室ちゃんを気軽に聴く術がないのは損失すぎますね。柴:サブスクの怖さだよね。安室ちゃんの偉業を後世に残すべく、カバーし続けなくちゃだね!しばた・さとこ1986年、北海道・札幌市生まれ。シンガーソングライター、詩人。2月に7作目となるアルバム『Your Favorite Things』を発売。現在リリースツアー中。ファイナルは5月31日の東京・Spotify O‐EAST。ゆっきゅん1995年、岡山県生まれ。青山学院大学文学研究科比較芸術学専攻修了。2021年からセルフプロデュースで「DIVA Project」をスタート。X、インスタは@guilty_kyun※『anan』2024年3月27日号より。写真・幸喜ひかり文・綿貫大介(by anan編集部)
2024年03月27日歌手だけでなく、詩人としても活躍されている柴田聡子さん。ニューアルバム『Your Favorite Things』は、サウンドプロデューサーに岡田拓郎さんを迎え、独創的でありながらも共感を生む歌詞と、バンドサウンドが見事に調和した快作。生きている中で感じた複雑な感情をできるだけ、そのまま描きたい。「今作はどうにもならないことや、考えても仕方がないような後ろ向きな歌詞が多いですが、逆にサウンドはすごく開けていて。両端の個性が共存したアルバムになりました」「どうにもならないこと」というのが強く表れているのは、表題曲の「Your Favorite Things」だ。「疎遠になってしまった、大好きな友人がいまして。二人が中高生の頃に好きだったアーティストのライブを、大人になった私が一人で観ていたときのことが曲の元になっています。その子とまた遊びたいけど、そんな機会はこの先ないだろうなって。でも、その子と私の目がトンネルみたいに繋がっていたら、あっち側にも同じ光景が映るかもしれない。そんなことを想像して〈瞳と瞳のあいだにトンネルがありますように〉と書きました」他者との繋がりを求める楽曲がある一方、「Movie Light」は、映画館を舞台に自分と他人の間に生まれる価値観の違いを描く。「昔から、共感とか連帯について疑問に思うことが多くて。各々の考えを簡単にまとめることはできないと思うんです。それは曲作りも。人の心を揺さぶるために、記号やダイナミクスを使うのも技ですけど、それでいいのか?ってずっと思っている。『ここは分かるけど、ここは分からないな』とか、そういうのが一曲に何個あっても全然いい。というか、それが本当の状態だろうって感じがします。“物事の複雑さ”は、できるだけそのまま残したいんです」一つの事象に対して簡単に白黒をつけない考えは、柴田さんの根底にあるテーマなのかもしれない。「多数の意見に対して納得ができない人が劣っているとか、この時代にそぐわないとは、どうしても思えない。私も『世の中でこれが善とされているけど、本当にそうなの?』と感じることがいっぱいあって。分かった気になっていると、どこかで尻拭いをしなきゃいけない瞬間が来て、自分も相手も苦しくなることになりかねない。年を取るにつれて、そういう場面って増えてくるので、今改めて自分が何を分かっていて、何が分からないのかを丁寧に考えなきゃいけないな、と思います」7thアルバム『Your Favorite Things』。先行配信曲「Synergy」「白い椅子」「素直」「Side Step」をはじめ、最新曲「Movie Light」「Your Favorite Things」を含む全10曲収録。【通常盤(CD)】¥3,300(AWDR/LR2)しばた・さとこ1986年生まれ、北海道出身。2012年に1stアルバム『しばたさとこ島』でデビュー。’16年には詩集『さばーく』で第5回エルスール財団新人賞現代詩部門を受賞。東名阪ツアーを開催中。※『anan』2024年3月13日号より。写真・岩澤高雄(The VOICE)取材、文・真貝 聡(by anan編集部)
2024年03月12日舘ひろしと柴田恭兵が主演を務める、映画『帰ってきたあぶない刑事』(5月24日公開)の本予告映像&本ビジュアルが6日、公開された。○■映画『帰ってきたあぶない刑事』本予告映像&本ビジュアル予告映像は、タカ(舘ひろし)&ユージ(柴田恭兵)が刑事を引退しニュージーランドで立ち上げたT&Y探偵事務所に訪れる、2人のどちらかの“娘”だという永峰彩夏(土屋太鳳)の姿が。彩夏の依頼で母親を探すタカとユージからはじまり、謎の美女ステラ・リー(吉瀬美智子)やタカ&ユージに因縁のある怪しげな男・劉飛龍(リウ・フェイロン/岸谷五朗)、2人に強い恨みを持つ元銀星会組長・前尾源次郎の息子、海堂巧(早乙女太一)ら新たな顔ぶれも映し出される。豪快なカーアクションや激しく火花を散らす銃撃戦、格闘シーンの数々や、“『あぶ刑事」と言えば”のハーレーにまたがりショットガンをぶっ放すタカ、全力疾走で躍動するユージなど、現役さながらのド派手でスタイリッシュなアクションを繰り広げる変わらない2人の姿が収められた。加えて、町田透(仲村トオル)、真山薫(浅野温子)はもちろん、“ナカさん”こと田中文男(ベンガル)、山路瞳(長谷部香苗)らシリーズお馴染みの面々も映し出される。タカ&ユージを中心に、コミカルで軽妙なセリフや掛け合いの数々も印象的に映し出され、『あぶ刑事』らしさ満載の内容に。町田の命令により港署捜査課刑事・早瀬梨花(西野七瀬)から手錠をかけられたタカがぼやく姿も収められ、「探偵だけど、刑事(デカ)!」というナレーションとともに映像は終了する。本ポスタービジュアルには、目を惹く真っ赤な背景をバックに、スーツに身を包み華麗に銃を構えるタカ&ユージの姿と、「無茶しないと、滅びるぜ。」というキャッチコピーが。9日からはタカ&ユージのクリアスタンド付きムビチケカード バディ券(一般ペア券)の発売も決定した。全国の上映劇場窓口にて購入可能となっている。【編集部MEMO】1986年にテレビドラマ放映され、数多くの社会現象を巻き起こした『あぶない刑事』。軽妙なトークと激しいアクション、オリジナルな世界観で数多くのファンを魅了し愛され続けてきた。2016年公開の映画『さらば あぶない刑事』でシリーズの幕を閉じたと思われた『あぶデカ』が、映画『帰ってきたあぶない刑事』として7年の時を経てスクリーンで復活する。(C)2024「帰ってきた あぶない刑事」製作委員会
2024年02月06日舘ひろしと柴田恭兵が主演を務める、映画『帰ってきたあぶない刑事』(5月24日公開)の出演者が17日、明らかになった。前作の『さらば あぶない刑事』では、刑事を辞めてニュージーランドで探偵事務所を開設したタカ(舘ひろし)&ユージ(柴田恭兵)が今作では探偵として横浜に帰ってくることに。2人の前に突如姿を現す謎の美女、ステラ・リーを吉瀬美智子、鷹山・大下と因縁がありステラと手を組み極秘プロジェクトを謀る男・劉飛龍(リウ・フェイロン)を岸谷五朗が演じる。港署捜査課刑事・早瀬梨花役に西野七瀬、銀星会会長・前尾源次郎の息子でタカ&ユージに強い恨みを抱えるベンチャー企業「ハイドニック」の社長・海堂巧役には早乙女太一、タカ&ユージの前に立ちはだかる新たな敵の一人として登場する最強の傭兵・黄凱(ファン・カイ)は深水元基、港署捜査課刑事・剣崎未来彦役は鈴木康介、港署捜査課刑事の宍戸隼人役は小越勇輝が演じる。そして町田(仲村トオル)の同期で県警刑事部長の八木沼大輝役は杉本哲太と、個性豊かなキャストが揃った。○■吉瀬美智子 コメント『あぶない刑事』という長年続いているシリーズ。私も幼少期から観ていた作品だったので、今回参加できて嬉しいです。舘さんと柴田さんがアイデアを出し合ってこの作品の魅力がより引き出されていき、何倍にも面白さが膨らんでいくことが、『あぶない刑事』が長くたくさんの方々に愛されている理由なんだと感じました。私が演じたステラは、ミステリアスで色気のある女性。このシリーズの魅力の一つでもある、コミカルさとシリアスさの中で、大人の色気が良いスパイスになればいいなと思い挑みました。セクシーな舘さんとのシーンは注目していただきたいです。映像も素敵に仕上がっていますし、キャストの皆さんもとても豪華。見どころ満載で期待を裏切らない作品になっていると思いますので、お楽しみにしてください!○■岸谷五朗 コメント僕が演じた劉飛龍は、二十数年前からあぶない刑事の2人と、実は関わりがあった役。当時観ていた時のお話の中に自分は存在していたんだと思うと、感慨深いと同時にプレッシャーを感じました。でも舘さんと柴田さんがきっかけを下さって、その歴史の部分に一本の筋が通せたと思います。このシリーズにしかない面白さや空気感。キャストが集まると、とんでもない空気になって、この作品の色が生まれて、みんなそこに夢中になる。それが『あぶない刑事』のような気がします。私も少しだけ傍にいさせて頂いて、そういった雰囲気をひしひしと感じました。今までのファンの皆さまを裏切る事なく、そして初めて観る方も楽しめる作品になっています。是非劇場でご覧いただきたいです。○■西野七瀬 コメントオファーを頂いた際はすごく楽しみな気持ちでした。アクションシーンでは事前に練習の時間を設けていただきました。舘さんは拳銃の構え方などを「大丈夫だよ、平気だよ」と教えてくださり、一緒に練習もしていただいて、とても楽しい時間でした。早瀬梨花は仕事のできる警察官で、とても真面目である一方、上司にもズバズバと意見を言ってしまうキャラクターです。部下が2人いるのですが、今まで誰かを引っ張っていく役をあまり演じたことが無かったので、不安な部分もありました。ただ、“あぶ刑事”チームの皆さんのパワフルなチームワークで、その勢いに巻き込んでいただいたので、私もそこに乗っていけるように意識をして演じることができました。舘さんと柴田さんのかっこよさが溢れる作品で、銃撃戦などアクションシーンも沢山あるので、ハラハラしながら楽しんで観ていただけると思います。是非、楽しみにしていただけたらと思います。○■早乙女太一 コメント“あぶ刑事”という自分の年齢よりも長い歴史を持つ作品の世界に入れることや、このシリーズならではの破天荒な感じ、昭和のエネルギッシュさに触れることは中々ない経験だと思うので、参加できてとても嬉しかったです。僕が演じた海堂は表の顔は会社経営者ですが、裏は物静かさの中にある狂気や、不気味さを秘めている二面性のあるキャラクター。“あぶ刑事”のキャラクターはとてもキャラが濃いので、その中で印象付けられるかが不安でしたが、舘さんは優しく色々教えて下さって、柴田さんは「やっちゃったもん勝ちだから!」と言ってくださったことで、とても助けられたのを覚えています。懐深くこの作品に迎え入れて下さり、嬉しかったです。お言葉をいただいたお2人に、そして“あぶ刑事”ファンのみなさまの期待に応えられるよう挑みましたので、楽しみにしていただけると嬉しいです。○■深水元基 コメントあのっ! 『あぶない刑事』に俺がっ!子供の頃から観ていた作品に自分が出演できるなんて夢のようでした。ファンカイは、鷹山.大下と敵対する役。 しかもアクションの絡みもあり!こんな光栄なことはありません。気合い入りましたよ!お2人のチームワーク、アドリブなど現場で拝見した時はシビれました!超カッコいい鷹山.大下のアクションシーンは必見です!○■鈴木康介 コメント『あぶない刑事』は僕が生まれる前からある作品だったので、観たことがなかったのですが、今回出演のお話をいただいた後、一か月以上かけて全部観ました。それだけ長い歴史の詰まった作品なので、参加できる嬉しさと同時にプレッシャーもありました。でも、両親に決まった連絡をしたら、僕以上に喜んでくれて。こうして愛してくれているファンがたくさんいるんだな、応えないとな、と思い挑みました。車が大回転するとか、銃をぶっ放すとか、聞いたことのないスケールが詰まった台本で、最初はイメージが沸かなかったのですが、いざ撮影してみると本当に大迫力で、僕自身、大きなスクリーンで観るのが今から楽しみです。刺激が常にある現場でした。僕は最年少でしたが、皆さんがプロとして扱って下さって、いつか恩返しができたらなと思います。そしてファンの皆様も公開をお楽しみにしてください!○■小越勇輝 コメントもう“さらば”していたじゃないですか(笑)という驚きがあったのですが、徐々に『あぶない刑事』シリーズに関わることができる嬉しさが湧いてきました。過去の作品を観返してみて、現代には無い表現力があったり、出演している皆さんもすごくエネルギッシュで、今とはまた違った良さがたくさん詰まっている作品だと感じました。そこに自分が参加することでどんな風になるんだろうかと想像しながら、現場に入るのはすごく楽しかったです。生まれる前から続いている作品に携わることは誰もができることではないので、すごく貴重な経験をさせていただいたと思います。今まで皆さんが作ってきたこの『あぶない刑事』という作品を、よりパワーアップしていくというエネルギーを間近で見て、携わることができて良かったなと思います。是非劇場で観ていただけたら嬉しいです。○■杉本哲太 コメントレジェンド刑事ドラマ、あの“あぶ刑事”からの出演オファー。上がりました。世代的にもずっと見ていましたし、出演したかったし!(笑)今回やっと何十年越しの願いが叶いました!現場では仲村さんとの絡みがほとんどでしたが、トオルさんとは何度か共演もしていますし、そして年齢も同い年なので、緊張感の中で安心感もあり気持ちよく撮影に臨めました。舘さん柴田さんのコンビがまた見られるなんて!もう“最高”でしかありません!
2024年01月17日池田エライザと野田洋次郎が共演する新ドラマ「舟を編む ~私、辞書つくります~」の新たなキャストが発表された。大人気ファッション誌の編集部員・岸辺みどり(池田エライザ)。雑誌の廃刊が決まり、突如異動になった先は辞書編集部。そこは、ぼさぼさ頭で超がつくほどの生真面目上司・馬締光也(野田洋次郎)を筆頭に、くせ者ぞろい。みどりは、彼らに翻弄されながらも、一冊の辞書を作るために十数年間に及ぶ時間と手間をかける根気と熱意に触発され、次第に自らも言葉の魅力を発見、辞書編さんの仕事にのめり込んでいく――。本作は、辞書作りにかける情熱を描いた三浦しをんの大ベストセラー「舟を編む」の連続ドラマ化。今作では、主人公・馬締ではなく、辞書への思い入れも知識も無い新入り社員・岸辺みどりの視点で描かれる。今回追加キャストとして発表されたのは、柴田恭兵、矢本悠馬、美村里江、岩松了、渡辺真起子、前田旺志郎の6名。来年、『帰ってきた あぶない刑事』の公開を控える柴田さんは、玄武書房初の中型辞書「大渡海」の発起人であり、監修者の日本語学者・松本朋佑。来年の注目作『ゴールデンカムイ』に出演する矢本さんは、「大渡海」用の紙の開発に取り組んでいる、製紙会社・あけぼの製紙の営業担当・宮本慎一郎を演じる。宮本は、みどりと“究極の紙”を作るため、切磋琢磨するうち、恋心が芽生える役どころだ。また、みどりの良き理解者にもなっていく馬締の配偶者・香具矢を美村さん、馬締を辞書編集部へ引き入れた元玄武書房辞書編集部員・荒木公平を岩松さん、馬締の面倒も見ている辞書編集部の事務員・佐々木薫を渡辺さん、みどりとよく衝突する辞書編集部のアルバイトリーダー・天童充を前田さんが演じる。なお、「舟を編む」を語る上でかかせない存在・西岡正志役は、12月に発表予定だという。追加キャストコメント・柴田恭兵『言葉』で思い出すのは、「舟を編む」の訓覇Pとは、「ハゲタカ」というドラマの時、撮影中、僕が肺がんになってしまって、「申し訳ないけど、続けることはできないかもしれない、代役を立ててもらえないか」と言ったら、「待ちます!」と言われたんです。その時の「待ちます」って言葉が強烈で、現場に戻ってきた時の「お帰りなさい」って皆が拍手で迎え入れてくれた時の温かさにすごく感激しました。そんな事があって、訓覇Pも居て、企画の高Pからも熱烈なラブレターを頂いて、1話の脚本を読んで、これはやろうと決めました。セリフって言葉のキャッチボールだから、今回初めての人ばかりなので、どんな球を投げてくれるんだろうって、ほんとに楽しみで、撮影して、とても素敵な、素直な方々で嬉しかったし、僕も素直なボールを投げ返せたらいいなと思ってやっています。松本先生は、温かくて優しくて、信念をしっかり持っていて、どこかチャーミング。台本が素晴らしいので、1話1話本当に胸を打つ。役者とスタッフが頑張ってこのドラマの舟を編んだら、きっと見て下さった人の心にちゃんとこのドラマの舟は届くと思うし、届いたらいいなと思います。・矢本悠馬今回、台本を開いてみて、こんな世界があるのだと驚きました。辞書を作る方々の言葉に対する拘りや魅力、読みながら初めて知ることばかりで、どんどんページをめくる手が進んだのを覚えています。そうだよなー、辞書は勝手にずっとそこにあったわけじゃなくて誰かが生み出して、そして言葉が進化する度に辞書も進化する。辞書それぞれにも作り手の個性がある。少し想像すれば分かるはずなのに、辞書という絶対的な安心感に甘えていた気がします。自分は辞書の紙を担当する役柄なのですが、言葉もおもしろいですが、紙もなかなか深い世界です。早くこの作品の面白さを視聴者の方と分かち合いたい!そんな気持ちで撮影しております。・美村里江三浦しをんさんの小説が大好きで、連載中の挿絵からコミカライズなど担当された雲田はるこさんの画集まで持っている原作ファンです。映画もあったのにドラマ化? どんな風になるのかなと思っていたら、想像の遥か上を行く素晴らしい台本が次々と……。原作のエッセンスに「今」の時代性と映像の羽がプラスされた脚本家蛭田さんの玉稿。初読は最早新刊を待つただのファンになっており、役者業に限らず純粋に読書として楽しみ、言葉を綴る執筆業を営む目線でも幸せな時間を過ごしております。野田さん演じる“みっちゃん“の妻・香具矢として、またみどりちゃんはじめ辞書編集部の皆さんが寛げる割烹料理「月の裏」店主として、腕を振いたいと思います。・岩松了『舟を編む』は、社会派とか恋愛ものとか、ジャンルではくくれない良さがあると思います。辞書の中に入ってゆく人たちという独自の世界を描いてあって、このワンタッチで言葉もその意味も照合できる今の時代に、ひとつの言葉を、ああでもないこうでもないと言い合ってる人たちの姿は、シリアスなのかコミカルなのかも判然としない面白さがあります。と同時に、この効率優先の現代社会に、奥ゆかしくも静かに闘いを挑んでいるような趣きもあって、一出演者としては、その闘いに参加しているんだなと、身を引き締めている次第です。・渡辺真起子このたびは、とても素敵な皆様とご一緒させていただき大変光栄です。「言葉」への興味が果てしなくあります。言葉は私と他者を結ぶとても大切なものです。上手に使うことはできていないし、学びきれていないことだらけですが、「舟を編む」この物語のように、コツコツと学んでいきたいと思っています。主人公のみどりさんの私の見つけ方を楽しみに、皆さんにご迷惑をかけないよう精一杯役割に努めさせていただきます。・前田旺志郎自分の生活の中で言葉の意味を調べる時って知らない言葉が出てきたり聞いたりした時だけでした。しかし今回の作品に天童役として出させていただく事が決まり、普段から辞書と触れ合うように習慣づけるようになりました。その過程の中で知っている言葉の意味が辞書ではどのように説明されているのかを調べるのが楽しくなりました。作品の中でも沢山の言葉の説明が主人公たちの変化に繋がっていきます。言葉の意味には魅力がいっぱいで、その言葉を大切に扱う辞書作りに携わっている方を演じる事が出来る日々を楽しんでおります。作品を見て普段自分が扱っている言葉、言語を見つめ直し、発見や生きる上でのヒントと出会える方がいたらいいなと思います。その魅力を伝えられるように最後まで丁寧に天童を演じさせていただきます。「舟を編む ~私、辞書つくります~」は2024年2月18日より毎週日曜日22時~NHKBS・NHK BSプレミアム4Kにて放送(全10回)。(シネマカフェ編集部)
2023年11月30日映画『帰ってきた あぶない刑事』が、2024年5月24日(金)より全国公開される。主演は、舘ひろしと柴⽥恭兵。新キャストとして⼟屋太鳳が出演。「あぶない刑事」が8年ぶりにスクリーンに!映画『帰ってきた あぶない刑事』は、1986年のテレビドラマ放映開始以降、社会現象を巻き起こすほどの人気を博した「あぶない刑事」シリーズの新作映画。ドラマ・映画として30年以上も続いてきた「あぶない刑事」シリーズは、軽妙なトークや激しいアクションなど、他の刑事ドラマとは一線を画す独特の世界観が人気を集めてきた。そんな「あぶない刑事」が、2016年公開の『さらば あぶない刑事』から8年の時を経て、再びスクリーンに戻ってくる。『帰ってきた あぶない刑事』で描かれるのは、"探偵”として横浜に帰ってきたタカとユージの物語。多発する不審な殺人事件を発端に、愛する横浜を救うため“あぶない”捜査を行っていく。探偵になってもなぜか繰り広げられるド派手なカーチェイスや大爆発、そして軽妙な会話の掛け合いに注目だ。舘ひろし&柴⽥恭兵主演、新キャストに⼟屋太鳳主演を務めるのは、舘ひろしと柴⽥恭兵。持前のダンディさとセクシーさで“あぶデカ”の世界観を表現する。また、新キャストとして⼟屋太鳳が参加。タカ&ユージどちらかの娘(!?)というストーリーのカギを握る重要な役柄で登場する。さらに、浅野温⼦、仲村トオルといったおなじみのキャストにも注目だ。主人公・タカ(鷹山敏樹)…舘ひろし主人公・ユージ(大下勇次)…柴⽥恭兵横浜港警察署捜査課の刑事として事件を追いかけていた捜査課の問題児の2人。前作『さらば あぶない刑事』では刑事を辞めてニュージーランドで探偵事務所を開設したが、『帰ってきた あぶない刑事』では探偵として横浜に帰ってくる。永峰彩夏(ながみねあやか)…⼟屋太鳳タカ&ユージの横浜の探偵事務所に、依頼人1号としてやってくる。タカ&ユージがどちらも自分の娘だと主張し、2人に⺟親探しを依頼する。真⼭薫…浅野温⼦タカとユージの元同僚。行方不明。町⽥透…仲村トオル港署の捜査課⻑。⽥中⽂男…ベンガル警察OB。⼭路瞳…⻑⾕部⾹苗町田の部下。ステラ・リー…吉瀬美智⼦横浜に帰ってきたタカとユージの前に突如姿を現す謎の美⼥。タカとユージにとってのキーパーソンに。劉⾶⿓(リウ・フェイロン)…岸⾕五朗鷹⼭・⼤下と因縁があり、ステラと手を組んで極秘プロジェクトをたくらむ。タカ&ユージとは腐れ縁でもある謎めいた男。早瀬梨花…⻄野七瀬港署捜査課刑事。町⽥透の部下。海堂巧…早⼄⼥太⼀ベンチャー企業「ハイドニック」の社⻑。銀星会会⻑・前尾源次郎の息⼦で、タカ&ユージに強い恨みを抱える。⻩凱…深⽔元基タカ&ユージに襲いかかる新たな敵の1人。劇中ではアクションシーンも。剣崎未来彦…鈴⽊康介港署捜査課刑事。宍⼾隼⼈…⼩越勇輝港署捜査課刑事。⼋⽊沼⼤輝…杉本哲太県警刑事部⻑。町⽥の同期で、独⾃に海堂の動向を追うタカ&ユージに⽬を光らせる。「あぶない刑事展」京急百貨店で開催神奈川県横浜市の京急百貨店では、2024年4月26日(金)から5月6日(月・休)までの11日間、「あぶない刑事展」を開催。会場では、過去作品のヒストリーをはじめ、映画『帰ってきた あぶない刑事』のパネルや、劇中で使用した衣装やアイテムを展示するほか、『あぶない刑事』との想い出やメッセージを書けるコーナーも設置。またポスター風缶バッチのカプセルトイや、マウスパッドなど、京急百貨店限定のオリジナルグッズも用意している。さらに『あぶない刑事』シリーズに起用された名車「レパード」を展示するほか、監督や出演者のトークイベント&サイン会も実施。気になる人は詳細を要チェックだ。【詳細】映画『帰ってきた あぶない刑事』公開日:2024年5⽉24⽇(⾦)監督:原廣利脚本:⼤川俊道、岡芳郎出演:舘ひろし、浅野温⼦、仲村トオル、柴⽥恭兵、⼟屋太鳳、⻄野七瀬、早⼄⼥太⼀、深⽔元基、ベンガル、⻑⾕部⾹苗、鈴⽊康介、⼩越勇輝、杉本哲太、岸⾕五朗、吉瀬美智⼦■「あぶない刑事展」会期:2024年4月26日(金)~5月6日(月・休)※最終日5月6日(月・休)は本会場のみ16:00閉場場所:京急百貨店 7階催事場ほか【問い合わせ先】京急百貨店TEL:0570-045-848(ナビダイヤル)<トークイベント&サイン会>・『帰ってきた あぶない刑事』監督・原廣利のトークイベント開催日:4月27日(土)時間:13:00~・『あぶない刑事』TVシリーズ、劇場版の脚本・柏原 寛司トークイベント&サイン会開催日:4月29日(月・祝)時間:13:00~・山路瞳役・長谷部香苗、『帰ってきた あぶない刑事』共同脚本・大川 俊道のトークイベント開催日:5月4日(土)時間:13:00~※トークイベントはすべて観覧無料※観覧は当日先着順<アイテム例>・マウスパット 1,320円・カプセルトイ(缶バッジ) 1回 300円
2023年11月25日舘ひろしと柴田恭兵が主演する映画『帰ってきた あぶない刑事』に、新キャストとして土屋太鳳が出演することが決定。特報映像も公開された。前作『さらば あぶない刑事』では、刑事を辞めてニュージーランドで探偵事務所を開設したタカ&ユージ。今作では、探偵として横浜に帰ってくる。その探偵事務所の依頼人1号としてやってきたのが、タカ&ユージどちらかの娘…!?ストーリーのカギとなる重要な役柄で「あぶデカ」に新しい風を吹かせるのが、今年デビュー15周年の土屋太鳳。「お話をいただいた時、一度だけ迷いました。伝説に参加する勇気がなかったからです」とふり返った土屋さんは、「台本に詰まった世界は既に濃厚で魅力的で、憧れのハーレーや歌唱シーンも興味深く、思い切って挑戦しようと決意しました」と参加への経緯を明かす。また「舘ひろしさん、柴田恭兵さん、浅野温子さん、仲村トオルさんといったキャストの方々と原組は、様々な取り組み方を尊重なさっていて、そのどれもが本当にかっこいい…!」「圧倒的なオーラを持つ方々の、地道で誠実な時間を垣間見るだけではなく御一緒出来た私は、本当に幸運です」とコメントしている。映像では、土屋さん演じる永峰彩夏を自分の娘だと主張しあうタカ&ユージの様子や、サングラスをスマートにかける彩夏の姿、薫(浅野温子)や透(仲村トオル)との軽妙な掛け合い、ド派手なカーチェイスなども盛り込まれ、最新作への期待が膨らむ映像に仕上がっている。さらに、TVシリーズのレギュラーキャスト、長谷部香苗とベンガルの出演も明らかになった。『帰ってきた あぶない刑事』は2024年5月24日(金)より公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:帰ってきた あぶない刑事 2024年5月24日より公開©2024「帰ってきた あぶない刑事」製作委員会
2023年11月22日舘ひろしと柴田恭兵が主演を務める、映画『帰ってきたあぶない刑事』(2024年5月24日公開)の出演者が22日、明らかになった。前作の『さらば あぶない刑事』では、刑事を辞めてニュージーランドで探偵事務所を開設したタカ(舘ひろし)&ユージ(柴田恭兵)が今作では探偵として横浜に帰ってくることに。横浜での探偵事務所の依頼人1号としてやってきたのは、まさかの…タカ&ユージどちらかの娘だった。今作のヒロインの永峰彩夏を演じるのは土屋太鳳。タカ&ユージの娘かもしれない、というストーリーのカギとなる重要な役柄であぶデカに新しい風を吹かせる。あわせて解禁となった特報映像では、永峰彩夏を自分の娘だと主張しあうタカ&ユージの様子や、あぶデカのトレードマーク・サングラスをスマートにかける彩夏の姿を映し出す。さらに、真山薫(浅野温子)や町田透(仲村トオル)といったお馴染みキャストとの軽妙な掛け合いや、探偵になってもなぜか繰り広げられるド派手なカーチェイスや大爆発も盛り込まれた映像に仕上がっている。また、TVシリーズレギュラーキャストの長谷部香苗、ベンガルの出演も明らかになった。○■土屋太鳳 コメントお話をいただいた時、一度だけ迷いました。伝説に参加する勇気がなかったからです。でも、台本に詰まった世界は既に濃厚で魅力的で、憧れのハーレーや歌唱シーンも興味深く、思い切って挑戦しようと決意しました。そして、この決意は私を変えたと思います。舘ひろしさん、柴田恭兵さん、浅野温子さん、仲村トオルさんといったキャストの方々と原組は、様々な取り組み方を尊重なさっていて、そのどれもが本当にかっこいい…!人は思い切り努力していい。でも努力が全てではない。だけど努力をしなければ、努力だけでは手に入らない「何か」が輝くことは出来ない。圧倒的なオーラを持つ方々の、地道で誠実な時間を垣間見るだけではなく御一緒出来た私は、本当に幸運です。そして今すごく痛感するのは、この現場の空気や取り組み方が、もっともっともっと伝えられるべきだということです。だから今から声を大にして言いたい…! これで終わりなんて有り得ない!!!【編集部MEMO】1986年にテレビドラマ放映され、数多くの社会現象を巻き起こした『あぶない刑事』。軽妙なトークと激しいアクション、オリジナルな世界観で数多くのファンを魅了し愛され続けてきた。2016年公開の映画『さらば あぶない刑事』でシリーズの幕を閉じたと思われた『あぶデカ』が、映画『帰ってきたあぶない刑事』(2024年5月24日公開)として7年の時を経てスクリーンで復活する。(C)2024「帰ってきた あぶない刑事」製作委員会
2023年11月22日“タカとユージ”が活躍する舘ひろし(73)と柴田恭兵(72)W主演の人気シリーズ『あぶない刑事』。11月1日、シリーズ8年ぶりとなる劇場版最新作『帰ってきたあぶない刑事』(来年5月公開予定)の製作発表会見が行われ、舘や柴田の他に浅野温子、仲村トオルといったおなじみの面々が顔を揃えた。「舘さんと柴田さんが70歳代と年齢は重ねましたが、2人ともドラマで演じたスタイリッシュと色気ぶりは健在。共演の浅野さんが『ゾンビですね。(2人は)変わらない』、仲村さんも『このかっこよさが40年近く変わらないのは奇跡』と“タカ&ユージ”を褒めちぎっていました」(スポーツ紙記者)日本テレビ系で放送された第1作の放送開始から38年が経過した通称“あぶ刑事”。3作放送されたテレビシリーズの最高視聴率は26%、映画7作の総観客動員数は700万人を超えるなど、歴史に残る刑事ドラマだがーー。「じつは『あぶ刑事』の主人公は、“もう一人”いる予定だったんですよ」こう意外なドラマ秘話を打ち明けるのは、古参のテレビ局関係者だ。「のちに人気シリーズとなった『あぶない刑事』の原案は、やり手として知られていた芸能プロの女性社長でした。その人がマネジメントしていたのが三田村邦彦さんで、原案を日本テレビに持ち込み、当初は三田村さんと舘さんが出演する予定だったんです」三田村と言えば、『必殺仕事人』など必殺シリーズで演じた“飾り職人の秀”でブレイク。のちに『太陽にほえろ!』のクールな刑事“ジプシー”役も人気を呼び、今で言うイケメン俳優の旗手だったがーー。「当初の女性社長の構想は舘さんと三田村さんのコンビだったそうです。しかし、放送局サイドは柴田さんの起用を提案。3人が並び立つ形になったそうですが、女性社長は最初から“バディムービー”をイメージしていたそうで、結局、三田村さんの出演はなくなったと聞いています。人気シリーズに出られなかった三田村さんですが、舘さん、柴田さんの“タカ&ユージ”の活躍ぶりを温かく見守っていたそうです」(前出・同)。日本テレビにこれらの事実について問い合わせたが、回答は得られなかった。最近では刑事ドラマから遠ざかっている三田村だが、現在も続く“あぶ刑事”を楽しみに見ているに違いない。
2023年11月16日都内で11月1日に行われた映画『帰ってきたあぶない刑事』の発表会見に浅野温子(62)が登場。舘ひろし(73)、柴田恭兵(72)らとともに、ドラマの放送開始から37年というレジェンド作品の復活を盛り上げた。最近は映画やドラマへの出演もけっして多くはなく、久々にマスコミの前に姿を現した浅野だが、髪型のイメチェンぶりに大きな注目が集まった。金髪かと思うほどの明るいブラウンで、サイドは大胆に剃られている。「浅野さんといえばやはり、トレンディドラマ全盛期に作られた“黒のワンレン”のイメージが圧倒的に強いですからね。近年は髪の長さが徐々に短くなっていましたが、ここまで個性的に変身しているとは思っていなかったので、驚きました」(芸能レポーター)還暦を越え、従来のイメージを崩壊させた浅野温子にネットは衝撃を受けている。《浅野さんだと言われなければわからないくらい変わった》《ナニ?この超ファンキーな髪型!浅野温子の男前っぷりヤバい…》《浅野温子さんの髪型かっこいいな。夏木マリさんもだけど還暦過ぎた方々の攻め攻めスタイル好き》《浅野温子さんの綺麗な黒髪が大好きでした。サラサラと水が流れるように靡く綺麗な髪でした。体調を崩されて休養していた時期もあったようですが、久々に観てダイナミックに刈り上げたなぁと思いました。これはこれで素敵ですね》《浅野温子だけ劣化したなんて言う人が居るけど当たり前でしょう。むしろ、歳がきちんと外見に現れているけど若いときのままの可愛さと不思議さが感じられて素敵》
2023年11月03日「さらばと言ってニュージーランドに行っちゃいましたけど、また帰ってきちゃいました。ほんとにすみません(笑)若いスタッフで、映像が全く今までの『危ない刑事』とは違った新しいものになってます。ご期待ください!」こう語ったのは、俳優の舘ひろし(73)。11月1日、都内で行われた映画『帰ってきたあぶない刑事』の制作発表会見に登壇し「帰ってきたなという気持ちです」と続編についての感慨を見せた。さらに、「本当にこの4人メンバーそろうと僕はいつも最強だと思うんで、今回も最強のメンバーに再び出会えてうれしいなと思っております。恭さまがいれば何も怖くない。安心します」とユージを演じる柴田恭兵(72)への信頼感ものぞかせた。柴田も「『さらば』でおしまいだったんじゃないの?って最初は言いました。でもやっぱり、舘さんに会いたいな、トオル君、あっちゃんとお芝居したいなって根っこでは思うんですよね。まさかこんなに1つの役を長くやるとは、思ってなかったですから。またやるの?と思いながらあっという間の37年でした」と、喜びを露わに。W主演を務める舘と柴田が刑事を退職し、ニュージーランドで探偵事務所を開くところで幕を閉じた前作。8年越しの劇場版第8作となる本作では、二人が横浜にカムバック。事件の解決に奔走する。本誌は‘22年の秋に、そんな二人が横浜に“帰ってきた”様子をいち早く目撃していたーー。秋晴れの横浜の繁華街に現れた、黒のコート姿の舘とシルバーの派手なジャケットの柴田。二人とも黒いサングラスをかけており“あぶない”撮影なのは一目瞭然だ。柴田は会見で「現場に舘さんがフッと入ってくるだけで、とってもダンディなんです」と語っていたが、通行人もその魅力を無視できなかったよう。二人の周囲には、スマホを片手に写真撮影を試みる通行人も続々と現れ、“かっこいいー!”、“脚ながすぎ!”と感嘆の声も。今も抜群のスタイルを誇る二人の存在感はとにかく圧倒的で、現場は熱狂に包まれた。「この日はアクセサリー店での撮影に加え、オープンカーに乗るシーンを撮るため、通常以上に厳重な警備態勢が敷かれていました。それでもお2人の人気は絶大で、集まってくる通行人から2人をガードするため、スタッフが周りを取り囲むような状況でした」(製作関係者)実は、今回の撮影は”横浜”以外でも行われたのだという。「横浜では、銃撃シーンなどの派手な撮影の許可が下りず、バイクに乗りながら銃を打つ舘さんの定番シーンは神戸港で撮影することになりました。神戸での撮影は昨年12月中旬から年末にかけて行われる予定だったのですが、寒波の影響で日本海側の港に入港する予定だった船が神戸港に回ってきてしまったのです。その結果、神戸で予定していたロケが中止になるというハプニングに見舞われてしまいました」(映画関係者)その後、銃撃シーンも無事撮影されたという本作。来年5月24日の公開が待ち遠しいーー。
2023年11月02日『あぶない刑事』シリーズの、8作目となる映画『帰ってきた あぶない刑事』が2024年5月24日公開に決定。2023年11月1日に、都内のホテルで記者会見が行われ、俳優の舘ひろしさんと、柴田恭兵さん、浅野温子さん、仲村トオルさんが登壇しました。再びの『あぶない刑事』制作に「2人はゾンビだ」1986年から放送され、人気を博したドラマ『あぶない刑事(デカ)』(日本テレビ系)シリーズ。横浜港警察署捜査課の刑事で、『問題児』である鷹山敏樹と大下勇次の2人が事件を追いかけるストーリーで、しゃれた台詞やアクションが当時の若者の心をつかみました。映画も制作され、7作目となる『さらば あぶない刑事』では、横浜を牛耳ろうとする凶悪な中南米マフィアに、退職間際の2人が戦いを挑むことに。警察を退職後、ニュージーランドで探偵事務所を開いた2人が、再びスクリーンに戻ってきます。8年ぶりとなる新作映画のタイトルは『帰ってきた あぶない刑事』!会見で、鷹山役の舘さん、大下役の柴田さん、2人の親友である真山薫役の浅野さんが、それぞれ次のようにコメントをしました。舘は「帰ってきちゃいました。すいません」と会場を笑わせた。浅野も「また作るの?マジ?って思いました。(舘と柴田の)2人はゾンビだ」と、こちらも爆笑を誘った。柴田は「楽しくてかっこよくて、でも、見終わった後に何も残らない作品を、ある意味目指したようなところもありましたが、今回は、何かが残る期待がある。明日から頑張ろうって思える映画になったのでは」と、新しい魅力が加わっていることを示唆した。産経新聞ーより引用また、映画『帰ってきた あぶない刑事』のX(Twitter)では、告知の動画が公開されています。帰ってくるのは、お約束でしょ。▇ ▆ ▅ ▄ ▃ ▁ ▁ ▃ ▄ ▅ ▆ ▇映画『帰ってきた あぶない刑事』▇ ▆ ▅ ▄ ▃ ▁ ▁ ▃ ▄ ▅ ▆ ▇2024.5.24 公開決定。 #あぶない刑事 #あぶデカ #舘ひろし #柴田恭兵 #浅野温子 #仲村トオル pic.twitter.com/q1jLVZt0FA — 映画『帰ってきた あぶない刑事』公式 (@abudeka_is_back) November 1, 2023 発表はネット上でも話題となり、ファンの人たちがわき立っている様子。喜びの声が多数上がっています。・マジか!おかえりなさい!・このコンビは、今も最高にかっこいいな!・懐かしい。8作目の映画内で、2人はどんな暮らしをしているんだろう。・小学生の頃から見ていて、大好きなシリーズ。また2人の活躍を見られるのが楽しみ!・ダンディーで素敵。こんな年齢の重ね方をしたいな。一体、どのようなストーリーになるのか、続報が待ち遠しいですね![文・構成/grape編集部]
2023年11月01日映画『帰ってきたあぶない刑事』(2024年5月24日公開)の製作発表会見が1日に都内で行われ、舘ひろし、柴田恭兵、浅野温子、仲村トオルが登場した。1986年にテレビドラマ放映され、数多くの社会現象を巻き起こした『あぶない刑事』。軽妙なトークと激しいアクション、オリジナルな世界観で数多くのファンを魅了し愛され続けてきた。2016年公開の映画『さらば あぶない刑事』でシリーズの幕を閉じたと思われた『あぶデカ』が、8年の時を経て復活する。○■仲村トオル、話を聞いていない舘ひろしにツッコミ『あぶない刑事』最新作となる今作の製作陣は、初めて『あぶデカ』を手掛けるスタッフがほとんどだったそうで、報道陣から「若い人に伝えたい『あぶデカ』魂は?」という質問が飛ぶと、舘は「若い人に伝えるなんておこがましいことはできないので、私ができることだけを精一杯やっておりました」と謙遜しながら話す。しかし柴田は「舘さんが現場に入ってくるだけでとってもダンディー。そうすると若いみんなが『よし! ついていくぞ!』となる、そういう現場でした」と舘が現場の空気を作っていたと明かした。また、浅野は「『あぶデカ』に魂あったのかな?(笑)」と笑いを誘いつつ、「『あぶデカ』だからね~と思える部分が残っていればいいんじゃないかなと思います。『あぶデカ』ってツッコミどころが、ものすごいある作品なんですよね。だからそれでいいんじゃないかなと」と語った。一方、仲村は「(舘と柴田は)『若いスタッフたち』とおっしゃっていましたが、僕は気が付かなった。というのは、多分お二人がいるところに、『あぶデカ』魂というか空気や世界ができて、それが若いスタッフたちにも染み入って、ああいう雰囲気になったんだろうなと思います」と、これまでと変わらぬ空気を感じていた様子。続けて「撮影中にある若い女優さんに『このチームは“ALL FOR TWO”』という話はしました。自分がトライを取れるところでも、取っちゃダメ! 最後は(舘と柴田)どちらかにパスを出せ! と伝えた」と『あぶデカ』の“ルール”を明かした。この話について、MCがラグビー経験のある舘にコメントを求めるも「ごめん! 他のこと考えていた(笑)」とまさかの反応。これには仲村も「僕がラグビーに例えて話したんですよ!!」とツッコミを入れていた。
2023年11月01日映画『あぶない刑事』最新作の製作発表会見が1日に都内で行われ、舘ひろし、柴田恭兵、浅野温子、仲村トオルが登場した。1986年にテレビドラマ放映され、数多くの社会現象を巻き起こした『あぶない刑事』。軽妙なトークと激しいアクション、オリジナルな世界観で数多くのファンを魅了し愛され続けてきた。2016年公開の映画『さらば あぶない刑事』でシリーズの幕を閉じたと思われた『あぶデカ』が、8年の時を経て復活する。○■『あぶデカ』最新作で昇進も近年の役柄とのギャップに「ダイナミックな格下げ」ドラマでは新米刑事だったが、今作では捜査課長へと昇進した町田透を演じる仲村。自身が演じた役柄の紹介を聞くと「いま、捜査課長になったのが、めでたいようなニュアンスで紹介していただいたんですけど、僕は近年の仕事で割と大きな会社の社長とか、総理大臣とかやってきたんです……それに比べると港署の課長っていうのは、びっくりするぐらいダイナミックな格下げという感じで(笑)」と笑いを誘う。「しかも37年前と同じ後輩ポジションという……実人生では絶対経験したくないバンジージャンプのような役柄を楽しんで演じました」と笑顔を見せていた。また、久しぶりの復活となるタカ(舘)とユージ(柴田)のコンビを間近で見た仲村は「このかっこよさが40年近く変わらないというのは、本当に異様な奇跡だと思いますし、『あぶない刑事』が足掛け38年続いた魅力の源であることは間違いないと思います」と語った。舘、柴田、浅野と一緒だと後輩ポジションに収まってしまうという仲村は「特に皆さんの前で話をしなきゃいけない時は、最終的には僕がなんとかしなきゃいけないなという意識を常に持っています」と話し、「質問を聞いていらっしゃらない方や、話し始めて質問がなんだったのか忘れてしまう方もいらっしゃるので(笑)。俺が何とかしないと! という気持ちをもって臨んでいます」と直前に質問を忘れてしまった舘のことをほのめかし、会見を盛り上げた。
2023年11月01日WAHAHA本舗全体公演『シン・ワハハ』が6月22日(木)から東京・なかのZERO大ホールで開幕する。出演する久本雅美と柴田理恵が会見に臨み、本公演の見どころを解説した。公演のポスターには、赤塚不二夫が生み出した「カオルちゃん」の姿があるが、柴田によれば「赤塚先生のキャラクターを自由に使っていいよというお許しが出たので、いろいろなキャラクターが登場する〈赤塚歌舞伎〉をやります」。久本は「ニャロメ」で、柴田は「バカボンのパパ」を演じるといい、「ナレーションは片岡愛之助さんですが、WAHAHAの歌舞伎ですから。見得を切るなどしつつ、キャラクターショーになりそうです」(久本)。そのほか見どころとして2人が挙げたのは〈漁村パフォーマンス〉。以前、農村を舞台に、四季の移り変わりをコンテンポラリーダンスで表現したことがあるが、今回は漁村が舞台だという。「うちの劇団は台本がないので、(主宰の)喰さんがアイディアを出しながら、みんなで作り上げていくんです。私たちは今、苦戦しているところですが、喰さんの中ではもう完成しているみたい。今までもそうやってやってきたので、必ず幕が開くまでには形にします」(久本)。ちなみにWAHAHAと言えば、下ネタがふんだんに盛り込まれているのが特徴的。今回も下ネタがあるのか尋ねると「あるに決まってるじゃないですか。愚問です!」と久本は笑い、「感動的なものから、テレビではできないような下ネタまで織り交ぜてお届けするのがWAHAHAですから」と話す。往年のファンも多いが、今回初めてWAHAHAを観る人へのメッセージを求めると、柴田は「恐れるな!と伝えたいです(笑)。変化していく劇団も多いですが、WAHAHAは40年前と変わらず馬鹿なことをやり続けている。日常生活の中でいろいろあったとしても、私たちの姿を見て『こんな人たちがまだいるんだ』とほっとできるんじゃないかな。老若男女楽しんでいただけるように頑張っているので、安心して来てください」。そして久本は「好きか嫌いかははっきり分かれるとは思いますが(笑)、心軽やかに来ていただければ。決してイケメンやキレイな人がいるわけでもないですが、不器用な人の一生懸命な姿を見て、ぜひ明日への活力にしてもらえたらと思います」と語った。東京公演は6月25日(日)まで。ほか全国10ヶ所で公演予定。取材・文:五月女菜穂
2023年06月19日今年になってから料理を始めたという、乃木坂46の柴田柚菜さんと、コロナ禍きっかけで自炊の楽しさに目覚めた早川聖来さん。そんなお二人のインタビューをお届けします。柴田柚菜「20歳になって、心機一転料理をスタート」今年の3月に20歳の誕生日を迎えた柴田柚菜さん。それを機に、料理をするようになったそう。「以前から、20歳になったら何か新しいことにチャレンジしようと思っていたんです。私は実家にいたときは料理はほとんどしていなかったので、“自炊をしよう!”と思い、始めました」ユニークなのが料理を作る理由。“あれが食べたい”や“この料理が気になる”という食欲ではなくて…。「“この食材にはこういう栄養素があって、体に取り入れるとこんな効果が…”みたいなことに興味があるんです(笑)。例えば、アボカドはカリウムという栄養素が多く含まれていて、カリウムはむくみの解消を促してくれるらしいんですね。そういうところがおもしろくて、料理をやっていたりもします」その日に食べるものを決めて、帰り道にスーパーに寄り、材料を買って帰る。なんてことのない日常のひとコマですが、その行動が今はとても楽しいといいます。「いま夢中なのは、バジル。もともと私はトマトが好きで、どこかでカプレーゼを食べたときに、上にバジルがかかっていたんですが、香りもいいし、なによりとてもおしゃれな感じがして、いいなって思ったんです。後日スーパーで発見して買ってみて、アボカドにかけて食べたらとてもおいしかった!以来おうちで愛用しています」料理は始めたばかり、手の込んだものや工程が多いレシピに挑戦するのはもう少し先かな…、と柴田さん。「今はまだ、えのきをレンジで加熱する、といった簡単なものが多いのですが、出来たての料理ってやっぱりとてもおいしい。もっともっと上手になりたいと思いますね。夢は、ほくほくのじゃがいもの肉じゃが。うちは祖母がとても料理の手際がいいので、これからはもう少し実家に帰る機会を増やし、祖母の料理を手伝って、いろいろと学べたらな、と思っています」早川聖来「夢はスパイシーな中華料理を作ること」祖母が京都で料理屋を営んでいたこともあり、昔から食には興味津々だったという早川聖来さん。しかし自身はほとんど料理をしたことがなく、コロナ禍に実家に帰った際、一緒にキッチンに立った母親に「もうちょっとできると思った…」と言われてしまった、と笑います。「それがきっかけで料理をするようになったのですが、最初に作ったのは野菜スティック(笑)。そこからスープ、ちょっとしたおかず…と段階を踏んでいき、最近ではぶり大根やドライカレーなんかが作れるようになりました。難しそうな料理も、やってみると意外と作れたりするんですよね。なのですごく楽しいです」それ以外にも、料理をするようになり良かったことがある。「お昼のお弁当が揚げ物メインだったから、夜は野菜多めにしよう…とか、一日の食事のバランスをとれるようになったのも良かったことのひとつ。それから調理時間があることで、なぜか食欲自体が満たされるんです。料理してちょっと味見して…とかやっていると、割とお腹がいっぱいになる。いろんな側面から食生活が改善された気がします」今年からインスタグラムを始めたこともあり、作った料理を写真に撮ることにも開眼。同時に、食器集めにもハマりつつある…、とのこと。「せっかくアップするなら、かわいい食器で撮りたいと思って、いま急ピッチで器を揃えています(笑)。あとランチョンマットも凝りたくて、最近は好きな布を買ってきて、手縫いでちくちく縫ってます」少しずつ腕が上がっている早川さん。レストランなどでおいしいものを食べた際には何が入っているのかを尋ね、それを家で再現したり、応用して料理を作ることも。今後は何にチャレンジしたい?「今は中華料理に興味があるので、いろいろ食べに行き、家でも何か作ってみたいです。くるりの『琥珀色の街、上海蟹の朝』を聴きながら、おいしい中華、作りたいな(笑)」(写真右)しばた・ゆな2003年3月3日生まれ、千葉県出身。4期生。毎週火曜、bayfmで放送中の『乃木坂46 柴田柚菜のDreaming time』に出演。千葉ロッテマリーンズのファン。ブラウス¥30,800(ビリティス・ディセッタン/ビリティス TEL:03・3403・0320)イヤリング¥19,800(タマス/タマス青山店 TEL:03・6674・8583)エプロン¥8,800(テンベア TEL:03・3405・5278)(写真左)はやかわ・せいら2000年8月24日生まれ、大阪府出身。4期生。毎週金曜にJ‐WAVEで放送中の『INNOVATION WORLD』内「KYOCERA TECHNOLOGY COLLEGE」に出演。Tシャツ¥13,200キャミソール¥38,500(共にビリティス・ディセッタン/ビリティス)イヤリング¥13,200(タマス/タマス青山店)エプロン 各¥8,800(テンベア)調理台のリネンクロス、イエロー¥2,750グレーチェック、ロゴプリント 各¥2,860(以上テンベア)※『anan』2023年6月7日号より。写真・天日恵美子スタイリスト・白男川清美ヘア&メイク・室橋佑紀(ROI)フードスタイリスト・田中美奈子(by anan編集部)
2023年06月03日今年になってから料理を始めたという、乃木坂46の柴田柚菜さんと、コロナ禍きっかけで自炊の楽しさに目覚めた早川聖来さん。そんな同期2人が、ぱぱっと作れる簡単料理の腕前を披露!いずれも日常的に作っているレシピなだけあり、手際の良さはさすが。互いに作っている様子を覗き見しつつ、「何ができるの?」「おいしそう!!」と、ワクワク。完成したあとは、お互いの料理を食べ合いながら品評会を開催。さてどんな料理が出来上がり、味はどうだったのか…。その一部始終をご覧あれ!リアルに二人が考えたレシピ&料理【Yuna’s recipe】アボカドディップ(バジル風味)アボカドは種と皮を取り除き、ボウルに入れてフォークで粗めに潰す。塩・胡椒を加えよく混ぜパンにのせ、上からバジルとオリーブ油を振りかけ、レモンを添え、お好みで搾る。【Seira’s recipe】ミニトマトの前菜ミニトマトはヘタを取り除き半分に切ってボウルに入れ、塩・胡椒を加えて混ぜる。トリュフオイルを加えてサッと和え、器に盛りパルメザンチーズをかける。二人の料理を一緒に試食。果たしてその味は、いかに…?!早川:はい、出来上がりました!私、柚菜が作ったアボカドのディップがめちゃくちゃ食べたい。柴田:うれしい~!じゃあこれから食べようか。早川:(もぐもぐ…)おいしい!!柴田:聖来、カメラマンさんが、カメラ見てって言ってるよ(笑)。早川:わ~、ごめんなさい!!でも食べるのが止まらないくらい。私もアボカドディップ作るんだけど、いつもマヨネーズ入れちゃうの。塩・胡椒だけでこんなにおいしいなんて、びっくり。柴田:私は、聖来の作ったトマトの前菜が気になってる。私、トマト大好きで、それにチーズがかかっているなんて、最高。(トマトを近づけて)すごくいい香り!!これは何?!早川:トリュフオイル!オリーブオイルにトリュフの香りを移したもので、これをかけるとなんでもおいしくなる、魔法のオイル。柴田:おしゃれ~。早川:トマトを塩・胡椒で味付けして、オイルをかけてさっと和えて、チーズを振りかけるだけだよ。柴田:簡単!それだけなら私もできそう。やってみよう。早川:よかった!柚菜のえのきだけのお料理、このままでももちろんおいしいんだけど、麺にのせて和風パスタにしたら絶対合うと思う。柴田:それ、新たな発見。私も何かと合わせてみようかな。早川:ていうか、これ、永遠に食べられるね。罪悪感ないし(笑)。柴田:ありがとうー。私の中では聖来は、すごく料理上手の印象があるのね。前に一度、おうちに招いてくれたときも、作ってくれたお料理が全部すごかったから、感動してたの。早川:なんでもおいしいって食べてくれるから、「この子たち…、作りがいがある!!」って思って、楽しくなっていろいろ作っちゃったんだよね、あのときは(笑)。柴田:このスナップエンドウは、どうやって作るの?早川:ニンニクと唐辛子と一緒に、オリーブオイルで焼くだけだよ。柴田:なるほど。すごく簡単そうだけど、上級者の聖来が作るからこそ、なんか余裕のあるおいしさがあった(笑)。大人の味というか、高級感があったよ。早川:めちゃくちゃうれしい。またみんなで、お料理持ち寄り会とかやりたいよね。柴田:やりたい!何作ろう?料理のテーマを決めるとおしゃれじゃない?イタリア、とか。早川:私、イタリアじゃないけどパエリア作りたい!ってことで、ヨーロッパ縛り?!柴田:広いね(笑)。そしたら私は何にしようかなぁ…。早川:スイスで、チーズフォンデュとかどう?柴田:あ、それ楽しそう。じゃ、それにします。早川:後輩ちゃんたちを招いたりするのもいいよね。柴田:ぜひやりたい!近々絶対計画しよう。(写真右)しばた・ゆな2003年3月3日生まれ、千葉県出身。4期生。毎週火曜、bayfmで放送中の『乃木坂46 柴田柚菜のDreaming time』に出演。千葉ロッテマリーンズのファン。ブラウス¥30,800(ビリティス・ディセッタン/ビリティス TEL:03・3403・0320)イヤリング¥19,800(タマス/タマス青山店 TEL:03・6674・8583)エプロン¥8,800(テンベア TEL:03・3405・5278)(写真左)はやかわ・せいら2000年8月24日生まれ、大阪府出身。4期生。毎週金曜にJ‐WAVEで放送中の『INNOVATION WORLD』内「KYOCERA TECHNOLOGY COLLEGE」に出演。Tシャツ¥13,200キャミソール¥38,500(共にビリティス・ディセッタン/ビリティス)イヤリング¥13,200(タマス/タマス青山店)エプロン 各¥8,800(テンベア)※『anan』2023年6月7日号より。写真・天日恵美子スタイリスト・白男川清美ヘア&メイク・室橋佑紀(ROI)フードスタイリスト・田中美奈子(by anan編集部)
2023年06月03日5月31日の生放送情報バラエティ『ラヴィット!』(TBS系)に、アンタッチャブルの柴田英嗣(47)が出演。「オススメのタッチしたいもの」というトークの際、柴田は立体にしか見えないイラスト“3Dアート”を紹介したが、そのときのある行動が波紋を呼んでいる。“タッチしたいもの”として遠近法や歪みを利用して平面に描かれ、立体的に見せるトリックアートである3Dアートを挙げ、“本当に平面なのか、触って確かめたい”と話した柴田。スタジオには3Dアート画家・永井秀幸さんが作成した「3Dアートラッピー」が登場した。ラッピーは『ラヴィット!』のウサギのオリジナルキャラクターだ。番組の進行を務める田村真子アナウンサー(27)は永井さんの作品について「企画展の準備でお忙しい合間を縫って番組のために作品を仕上げてくださいました」と説明。柴田は近くで3Dアートラッピーを見ると、「こんななってんの!うわっ全然違う!」と、遠目で見た際の立体感との違いに驚愕し、「これ(平面)で見ると可愛くない」と続けた。その後、オレンジの色鉛筆をラッピーのイラストの上で転がし、イラストが平面であることを強調。そして柴田はその色鉛筆を握り、ラッピーの鼻を塗ったのだ。突然の柴田の行動に、共演者からも「絶対だめ」「なんで加筆?」と声があがったが、柴田は意に介さず、「いいのかな?(イラストを)持ち上げちゃって」とトークを続けた。『ラヴィット!』では5月上旬にも、相席スタートの山添寛(37)が韓国ロケの際、商品として売られていた唐揚げに使用済みの爪楊枝を刺し、不衛生だと大炎上したばかり。柴田が作品に加筆することを、事前に永井さんも了承していたのなら問題はないが、突然の出来事に困惑する視聴者が続出した。《ラヴィットで柴田さんが描き下ろしのアート作品に色鉛筆で色付けてたけど大丈夫…?撮影用の複製でありますように…震びっくりしてチャンネル変えた…》《え?何で柴田さん勝手に描いたんやろ……指示があったんかな……?いや、勝手に作家さんの作品に……え……?》《人が描いた作品にサラッと手を加える柴田さん(プロの白黒3D作品に色塗った)、私的にすごく衝撃なんだけど人はあまりそう思わないのかなー…》
2023年06月01日アイドルグループ『SKE48』の元メンバーで、アナウンサーの柴田阿弥さんが、2023年2月27日にTwitterを更新。仕事後に所属事務所に戻ろうと、タクシーを利用したところ、運転手がとても親切だったといいます。大量に渡されて、柴田さんが「ありがたすぎる」と感じたものがこちら。仕事後に事務所に寄ろうとタクシー乗ったら運転手さんめちゃ親切で、柴田さん!!これあげる!と大量に保湿ティッシュを頂いたよ花粉症にはありがたすぎる。今日も良い日でした。今週も頑張ろ pic.twitter.com/AVjlHQQT30 — 柴田阿弥 AyaShibata (@_shibata_aya) February 27, 2023 柴田さんがもらったものは、肌の水分や油分を奪いにくい保湿ティッシュペーパー。花粉が飛散する時期、花粉症の人は重宝すること間違いないものです!柴田さん自身も花粉症だとして、「今日もいい日でした」と喜びをつづっています。運転手の人柄が伝わってくるプレゼントは、人々の心を温めました。・ティッシュペーパーの中でも高いやつ!・これは嬉しい。平和な世界。・私も花粉症です。気遣いが嬉しいですよね。・運転手さんも花粉症で、つらさが理解できたのでしょうか。これだけのティッシュペーパーをバッグに入れていれば、花粉症の人も安心できそうですね。季節にぴったりな気遣いは、さすが運転と接客のプロ…と感じさせられます![文・構成/grape編集部]
2023年02月28日俳優の生田斗真が16日、都内で行われた「『年齢肌にアプローチ。』 ブライトエイジ新CM発表会」に出席した。第一三共ヘルスケアのグループ会社アイムは、製薬会社のエイジング肌研究から誕生したエイジングケアブランド「ブライトエイジ」をリニューアル。それに伴い、生田斗真を起用した新CM「年齢肌にアプローチ」編、「続・年齢肌にアプローチ」編が1月17日から全国で放映スタートする。年齢肌が気になっている年下の生田との関係に一歩踏み出せない中村優子が、同商品で積極的にアプローチしてくる生田に心動かされる姿をメロドラマ的に描く、という内容だ。CM発表会にはスーツ姿で登場した生田は、「『ブライトエイジ』は女性のブランドイメージがあったのでオファーに驚きましたが、自分ができることがあればお手伝いしたいと思って参加させていただくことにしました」とオファー時の心境を明かして、「本当に皆さん少しでもキレイにとか年齢肌を気にしている方もいらっしゃると思うので、そういう方に『ブライトエイジ』の魅力をお伝えしたいと思いました」と気を引き締めて撮影に臨んだという。撮影はスタジオではなく古い洋館でロケを敢行。「レトロ感のある洋館をお借りし、壁や窓の一つ一つに味があるようなところで撮影しました。そのために作ったセットも魅力的ですが、こういうレトロな建物は年齢を重ねないと出ないので印象的でしたね」と満足げで、「いつもの芝居より誇張したような、ちょっと普段よりも濃い目のお芝居を注入した感じがします。コマーシャルを見ながらクスッと笑えるようなオンエアになってくれたらと思います」と放送が待ち遠しい様子だった。コミカルながらも共演した中村と至近距離で見つめ合うなど、どこかメロドラマ的な内容の同CM。「ダンスっぽいような動きもありますし、中村さんとこれくらい(かなりの至近距離)で『アプローチ!』『ツン!』とやっています」と説明しつつ、「数々の恋愛映画やドラマをやってきましたが、なかなかこの距離はないですね」と生田の経験上、最短の距離感で共演者と見つめ合ったという。また、CMで中村に向けて発する『アプローチ!』というセリフを撮影中に何度も発したといい、「本編で何度も繰り返していますが、相当『アプローチ』したんじゃないんでしょうか(笑)」と苦笑いも「ちょっと渋めの『アプローチ』は『柴田恭兵です!』みたいな『アプローチ』もありますし、年下の男が甘えた『アプローチ』もあり、色んなパターンを試しました。割と『恭平アプローチ』が良かったですね」と明かしていた。
2023年01月16日「12月中旬から『あぶない刑事』の神戸ロケが始まる予定でした。ところがトラブルが多発してしまったのです。舘ひろしさんと柴田恭兵さんは18日に神戸入りする予定でしたが、東海道新幹線が停電で止まってしまい、舘さんが新幹線で移動することができなくなってしまったんです」(芸能関係者)本誌は11月29日・12月6日合併号の記事で、タカ&ユージこと舘ひろし(72)と柴田恭兵(71)が今秋、横浜でおこなわれた『あぶない刑事』最新作ロケに参加していたことを報じている。前作ではW主演を務める舘と柴田がすでに刑事を退職し、ニュージーランドで探偵事務所を開くところで終わっている。「今作は日本で発生した事件の解決を要請された2人がニュージーランドから呼び戻されるという設定です。『あぶない刑事』といえば横浜市が舞台ですから、ロケはまず横浜でスタートしました」(映画関係者)それならばなぜ、わざわざ神戸でロケをする必要があったのだろうか。「実は数年前に銃撃シーンなど、横浜での派手な撮影が問題になってしまったそうなんです。そのため、バイクに乗りながら銃を撃つ舘さんの“定番”アクションシーンの数々は神戸港エリアで撮影することになったのです」(前出・映画関係者)満を持して始まる予定だった神戸ロケ。ところが、18日、停電により東海道新幹線が4時間にわたってストップ。約11万人に影響が出た。その一人が、舘だったわけだ。「新幹線が動かなくなってしまったので、舘さんは急きょ飛行機と車での移動に変更して、なんとか神戸入りしたんです。そのためロケのスケジュールに変更はなかったのですが、そのあと大きな天候問題が発生してしまったのです」(前出・芸能関係者)18日は今季最強クラスの寒波が日本海側に到来した日でもあった。とはいえ、ロケ場所は神戸。なぜ影響が出たのか。「大寒波の影響で、日本海側の港に入港するはずだったコンテナ船が次々と神戸港に回ってきてしまったのです。そのため、結局、年末まで予定していたロケはすべて中止になってしまいました」(前出・芸能関係者)頑張って神戸入りした舘の努力はむくわれず、撮影スケジュールは大幅に変更になったという。年越しも撮影が続く70代のタカ&ユージ。最新作を期待する多くのファンのためにも、体には気をつけてほしいものだ。
2022年12月30日秋晴れの横浜の繁華街に、かつて一世を風靡したサングラス姿の2人がーー。『あぶない刑事』のタカ&ユージこと、舘ひろし(72)と柴田恭兵(71)だ。黒のコート姿の舘と、シルバーの派手なジャケットの柴田が路上に止まったオープンカーに乗っていたのだ。スマホを片手に2人を撮ろうとする通行人も続々と現れた。製作関係者は言う。「映画『あぶない刑事』最新作の撮影が6年ぶりに始まりました。この日はアクセサリー店内での撮影に加え、オープンカーに乗るシーンを撮るため、通常以上に厳重な警備態勢が敷かれました。それでもお2人の人気は絶大で、集まってくる通行人から2人をガードするため、スタッフが周りを取り囲むような状況で、なんとかロケは終わりました」前作ではW主演を務める舘と柴田がすでに刑事を退職し、ニュージーランドで探偵事務所を開くところで終わっている。「今作は日本で発生した事件の解決を要請された2人がニュージーランドから呼び戻されるという設定です。『あぶない刑事』といえば横浜なので、最初から横浜でのロケは予定されていたようです」ただ、ロケは横浜だけではないという。「劇中に舘さんの“お約束”のシーンであるバイクに乗ったまま銃を撃つシーンがあるのですが、これが今の横浜ではどうしても撮影許可が下りなかったそうです。そのため、この撮影が可能な神戸で再度ロケを行うことになりました。“バイクに乗ったまま銃を”は舘さんが熱望したシーンで、4年前に亡くなった『あぶ刑事』の生みの親である名プロデューサー・黒澤満さんへのオマージュのために、どうしてももう一度演じたかったそうです」70歳を過ぎても、危ない撮影に取り組み続ける舘は『あぶない刑事』第1作出演から、渡哲也さん(享年78)からの教えを守っているという。「撮影前、渡さんに助言を求めたら『ひろし、芝居なんかしちゃだめだよ』と言われたそうです。役者の究極は、芝居をしないでそこに存在していること。“作品を成立させる存在感こそ役者なのだ”と気づいたといいます」(映画関係者)現場への差し入れにも、舘は存在感を発揮していた。「意外にも舘さんはスイーツ好きで、大量のドーナツやおまんじゅうを差し入れしてくださいます。ある日は、数種類の駄菓子の差し入れがありました。スタッフたちも驚いたのですが、“何歳になっても少年の心を忘れてはいけない”ということなのでしょうね。みんな童心に戻った笑顔で食べていました」(前出・製作関係者)「危ない現場」を乗り切る原動力は“存在感ある少年魂”のようだ。
2022年11月19日今回、ご紹介するのは、WOWOW『連続ドラマW両刃の斧』。井浦新さんと柴田恭兵さんの豪華W主演による、現役刑事と元刑事のぶつかり合いが巻き起こす慟哭のサスペンスです。現役刑事の川澄成克を演じた井浦新さんに、お話をうかがいました。「見たことのない柴田恭兵さんをご覧いただけます」【イケメンで観るドラマ&映画】vol. 128『連続ドラマW両刃の斧』の原作は、骨太な犯罪ドラマを描き続ける作家・大門剛明氏による同名小説です。柴田恭兵さんが演じる柴崎佐千夫は、15年前に長女を何者かに殺害され迷宮入りとなった事件を、退職後も妻の看病をしながら追い続ける元刑事。井浦新さんが演じる川澄成克は、柴崎の後輩で、人生の師と仰ぐ柴崎のために事件の捜査を続ける所轄刑事です。刑事と元刑事という立場の違う2人がぶつかり合うなか、川澄らが犯人と目される・ある男にたどり着いたとき、独自捜査を続ける柴崎にある嫌疑が掛けられてしまいます。愛する者を思う心が複雑に絡み合い二転三転するストーリーは、警察ドラマの枠にとどまらず人間ドラマとして涙を誘うこと必至。心揺さぶるサスペンスドラマです。ーー柴田恭兵さんと初めてお会いしたときのお話を教えてください。井浦さん僕は恭兵さんのお芝居を観て育った世代です。とても大きな存在ですから、僕はとにかく緊張していました。恭兵さんがいらっしゃる控室へご挨拶に伺った際、僕が自分の名前を名乗ったら、温かく迎えていただき、素敵な笑顔とともに手を差し出してくださって。僕は恭兵さんの手を握り返して、「よろしくお願いします」と言いました。ーー公式発表されたコメントで、おふたりが“恭兵さん”“新”とお名前で呼び合っているところが素敵だなと思いました。井浦さんあれは僕も本当に嬉しくて、声をあげて喜びました(笑)。撮影現場では、“井浦くん”か“新くん”で、名前を呼んでいただいたことも数えるほどで。とはいえ、恭兵さんに「気楽に名前で呼んでください」とお願いして名前を呼んでいただくよりも、この撮影でお芝居を通してぶつかり合っていく中で、“新”と呼んでくださることが嬉しいので、自然とそうなることを願っていました。撮影期間に“新”と呼んでいただくことはなかったので、公式コメントを読んだときに一番嬉しかったのは僕かもしれません。ーー撮影現場の柴田恭兵さんは、どのような雰囲気でしたか?井浦さん終始、作品や役の世界に徹していらっしゃるようにみえました。川澄が柴さん(柴崎の愛称)を敬愛する気持ちは、僕が恭兵さんに対して抱いている気持ちと同じですから、僕は自分の気持ちをそのまま役に投影することができました。恭兵さんがオールアップして帰っていく姿を僕らは見えなくなるまで見送っていましたが、良い意味で全く隙がなくて。プロフェッショナルという言葉がぴったりの方です。ーー井浦さんが柴田恭兵さんの作品の中でもっとも影響を受けたものは?井浦さんテレビドラマ『あぶない刑事』は、僕の青春時代そのもの。撮影現場で恭兵さんが柴さんとして車を運転するシーンはとりわけユージの姿にダブって見え、僕はひとりで目をキラキラさせていました。恭兵さんはとても運転が上手な方ですから、柴さんとして抑えた運転をしているシーンは、必見だと思います。ーー井浦さんが『あぶない刑事』を大好きだということを柴田恭兵さんにお伝えしたのでしょうか。井浦さん恭兵さんは、一緒に仕事をしたスタッフさんや共演された俳優さんなど、出会ったすべての方に同じようなことを言われていると思うんです。渥美清さんに「寅さんが好きです」と言うようなものですから……でも、こらえきれず、お伝えしてしまいました。恭兵さんは、僕がラブレターを読み上げるように「僕の青春です。共演させていただいて光栄です」などと話している間、静かに聞いてくださって。出演者しか知らないお話も少しだけしてくださいました。ーー撮影中、柴田恭兵さんはエキストラさんたちを泣かせるほどの熱演をされたとか。井浦さんそのシーンはすごいです。息をするのを忘れてしまうほど、恭兵さんのお芝居に巻き込まれてしまうはずです。残念ながら、僕はその場にいなくて。川澄は誰よりも柴さんが好きなのに、ほとんどのシーンがすれ違いなんです。僕は現場へ行くたびに森義隆監督に「昨日の恭兵さんは?」と聞いて、監督が「すごかったよ!」と言いながら教えてくださるというやり取りを繰り返していました。ーーまるで、恋しているかのようですね(笑)。井浦さんまさにそのような感じです。柴さんに会いたいけれど、会ってしまうと川澄としては心をえぐり取られるようなごついお芝居が待ち受けているので、会いたいけれど会いたくない気持ちになっていました。ーー多くの難しいシーンがあったそうですね。井浦さん取調室で対峙するシーンは、恭兵さんが目の前にそびえたつ高い山のように見え、僕にはそこに向かって撮影していくという気持ちがありました。川澄は、視聴者の方々と同じ目線で、登場人物の思惑に翻弄されていきます。その不安定な状態を表現するのが難しく、演技プランを持ってはいけないような役でしたので、演じがいがありました。この作品の一番の見どころは、恭兵さんが命を削るようにして演じたお芝居です。そこを見るだけでも価値があると思います。俳優であれば、一生脳裏にこびりついて、いつの日か同じようなお芝居の状況となった時に自然と出てきてしまうんじゃないかというほど、素晴らしいお芝居を見ることができます。視聴者の方であれば、これまでに見たことのない恭兵さんをご覧いただけますし、ドラマを楽しみながら、一体どのような状況になったら、このようなお芝居ができるんだろうと、恭兵さんのお芝居のすごさを感じていただけると思います。インタビューのこぼれ話年齢を重ねるごとに、かっこよさと優し気な雰囲気が増していく井浦さん。取材直後の9月15日は48歳のお誕生日でした。「48歳を迎えたから、特に何かをしたいということはありません。ただひとつだけ、健康でありたいなと思っています」(井浦さん)。InformationWOWOW『連続ドラマW 両刃の斧』11月13日(日)より、よる10時から放送・配信スタート(全6話)【放送】毎週日曜 午後10:00[第1話無料放送]【WOWOWプライム】 【WOWOW4K】【配信】各月の初回放送終了後、同月放送分を一挙配信[無料トライアル実施中]【WOWOWオンデマンド】出演:井浦新、柴田恭兵/奈緒、坂東龍汰/高岡早紀、風吹ジュンほか原作:大門剛明『両刃の斧』(中公文庫)監督:森義隆脚本:鈴木謙一衣装協力:ジャケット¥83,600、パンツ¥37,400(mando/mando03-5716-6862)写真・山本嵩文・田嶋真理 スタイリスト・上野健太郎ヘアメイク・NEMOTO(HITOME)写真・山本嵩 文・田嶋真理 スタイリスト・上野健太郎 ヘアメイク・NEMOTO(HITOME)
2022年11月11日善人、悪人、時にはかなりエキセントリックなキャラクターまで。硬軟自在にその時々のキャラクターを生きる井浦新。主人公として作品を引っ張ることもあれば、名バイプレイヤーとして作品に強烈なスパイスを利かせることもある稀有な存在だ。その出演作の数は膨大で、ジャンルもシリアスからコメディまで実に幅広い。そんな役者としてひとつの円熟期を迎えつつある井浦が、「ずっと憧れの人だった」と公言する柴田恭兵と念願の初共演を果たしたのが、『連続ドラマW 両刃の斧』だ。井浦演じる現職刑事の川澄と、柴田演じる15年前に何者かに娘を殺害された元刑事・柴崎。強い絆で結ばれていたはずのふたりが、徐々に対立を深めていく姿が、ビリビリした緊張感の中じっくりと描かれていく。果たして15年前の未解決事件の真相とは――?偉大なる先輩=柴田と共演できた喜び、そして数々の良質なドラマを放ち続けるWOWOW作品への想いを語ってもらった。恭兵さんがお弁当を食べている姿さえ、チラチラと見ていました(笑)『連続ドラマW 両刃の斧』――本作の出演を決められたのは、(ダブル主演を務める)柴田恭兵さんとの共演が大きな要因だったとか。井浦もちろんです。それが一番大きいご褒美のような気持ちでした。学生の頃から『あぶない刑事』を観て育ってきている僕にとっては、恭兵さんと刑事ものをやらせてもらうなんて、そんなパワーワードはないなと(笑)。もちろん作品のテイストは全く違いますが、ごっつければごっついほど嬉しいなと思っていました。――あらためて共演されてみて、柴田さんの役者としての魅力は?井浦まずは恭兵さんの作品に対する向き合い方、姿勢ですね。お芝居云々以前に、人としてこの作品、役にどう向き合っていくのかというのを学ばせていただきました。恭兵さんは具体的に「こうやっています」なんてひと言もおっしゃいませんが、見ていれば分かるんです。気づいたら台本がすごく使い込まれたものになっていたり、ご自分の持ってきたアイデアを森義隆監督と真剣に相談されている姿だったり。どれほどの想いを持ってこの作品に向き合って、どれだけのことを準備されてきたのかっていうのが、あふれ出ちゃっているというか。かといってそれを共演者に強要することは、一切ない。僕としてはうかうかしていると振り落とされてしまう!と思ったので、しがみついてでも恭兵さんのやってることを貪欲に全部いただこうと。恭兵さんがお弁当を食べている姿さえも、チラチラと見ていました(笑)。――作品同様、現場もかなり緊張感が漂っていたのでしょうか。井浦確かに恭兵さんが現場にいらっしゃる日は、恭兵さんが大先輩だからとか、大ベテランだからだとかは関係なく、いい緊張感が流れるんです。それは恭兵さんが本気でこの“愛の物語”を作り上げたいという気持ちが、体から溢れてるから。最初の顔合わせでお会いしたときに、「この作品は愛の物語です」とおっしゃったのが僕は忘れられなくて。僕が演じる川澄は現職の刑事として、目の前で起きる事件に翻弄されていくけど、恭兵さんが演じる柴崎は最初から見ているところが全然違う。一貫して愛を表現し続けているんです。その恭兵さんの想いは芝居というものを軽々と超えてくるし、作品の一番深い部分を体現しようとしている。当然その想いは監督、スタッフ、共演者にも伝わるので、いい緊張感に繋がっていく。でも恭兵さんって、ずっと眉間にしわを寄せているわけではなくて、皆にユーモアを振りまいて現場を和ませたりもするんです。それも含めて、恭兵さんってずるいなって思いました(笑)。――役者としてはもちろん、人間性が素晴らしい方なのですね。井浦お芝居にも人柄にも、品格があるんです。でも時にはそれを捨てて、思いっきり人間臭い芝居を超えた芝居をぶん投げてくる狂暴性もあるし、同時に繊細さもある。今回ご一緒させていただいたことで、自分に足りないものや、まだまだトライしていかないといけないなと思うことがすごく浮き彫りになった気もします。本当に勉強になりましたし、感謝しかありません。「ありがとう、新。いつかまた。」という恭兵さんの嬉しいコメントを見ましたが、ナマの声で聞きたかったです!自分で勝手に自分を追い込んでしまったのは、初めての体験――川澄というキャラクターも、ひと言で語るのが難しい多面性を持ったキャラクターだったのではないでしょうか?井浦最初から森監督と僕の思う“川澄像”はほぼ同じだったので、それほど苦労はしなかったです。川澄の人間臭さって、すごく絶妙なポジションで。バカだけどバカじゃないし、元はヤンチャだったからといって“元ヤンチャでした”みたいなステレオタイプな大人にしてもつまらない。彼もそれなりの経験はしてきているし、いろいろなものを見てきているはずですから。ただ川澄も視聴者と同じタイミングで、目の前で起こる出来事に驚いている。ストーリーテラーでもあるので、そこのポジションの難しさはありました。あとは川澄なりの“想い”を持って生きている、その塩梅です。あまり強くやり過ぎると滑稽になるけど、時としてはやり過ぎた方が効果的にもなる……。柴崎との陰影や、川澄の家族の中での立ち位置も難しかったです。一見分かりやすそうな人物なのに、実はなかなかつかみどころがない。そんな面白い人物だったなと思います。――「限界まで全てを絞り出しました」ともコメントされていましたが、撮影中はかなりのめり込まれていた……?井浦完全にのめり込んでいたし、役に(自分を)持っていかれていました。メンタル的にもフィジカル的にも自分で勝手に自分を追い込んでしまったのは、初めての体験でした。ちょっと体が故障したりもしたんですが、その体が壊れていく感じが、“芝居じゃない芝居”といい感じにブレンドされていって、川澄としてはいい形の立ち方になったり。下半身の踏ん張りがきかない、よたよたした枯れたおっさんになって、そこも川澄と重なっていきました。それくらい自分としてはちゃんと役に対して夢中になれていたので、よかったなと思います。――ではクランクアップしたときは、解放感でいっぱいだったのでしょうか。井浦解放された感じにはなりましたが、「本当に終わったんだ」という感じの方が強かったかもしれません。今回は役に集中し過ぎるくらい集中していたので、体にも心にも結構な負担がきていまして(苦笑)。撮影が終わった嬉しさよりも、「撮影が終わって大丈夫かな。明日から普通の生活に戻れるのかな」という怖さがありました。川澄は演じるにはきつい役ですが、まだ演じている間の方が楽なんです。明日からまた違う作品への準備をすることなんて、「本当に自分にできるのか?」という気持ちでした。――それも含め初めての体験が多かったのですね。井浦それは森監督によるところも大きいと思います。いつか森監督とはバッチバチにご一緒したかったし、森作品はそういうものだと思っていました。実際何日か演出を受けてみて、やっぱり森監督って芝居じゃないんだなと。小手先の芝居を求めている方じゃなく、生きざまをそのまま出すことを求められるんです。役として背負っているものを、俳優がどう考えて現場でそれを表すのか。川澄も芝居だけでやっていたら、おそらくペラペラなんですよ。それを気持ちから作って、心で演じられるところまでのめり込んでいけたのは、結果的にはそうしないと森監督の心には届かなかったからということです。――かなりテイクも重ねられたのでしょうか?井浦どんな想いを持って現場に来ているか、そこに到達するまでが問題なので、なんなら1発OKが多かったくらいです。2テイク目、3テイク目はどんどん想いが弱まっていってしまうし、僕もファーストテイクが一番好きなのでそこもやりやすかったです。映画を作っているのと変わらない、ものすごく贅沢な環境だなと――柴田さんのあるシーンで、エキストラが感動して泣いてしまったというのも話題になっていましたが……。井浦現場で会うスタッフさんが皆、「あそこの恭兵さんはすごかったです!」とおっしゃるんですが、僕は現場にいない日だったんですよ!他にも恭兵さんのすごいシーンがいくつかあるんですが、見事に僕がいない日ばかり。「なんでいつも自分がいないときに、すごいことが起こるんだよ!」って嫉妬してました(笑)。最高の柴田恭兵さんの芝居を見られることが、この作品の最大の見どころだと僕は自信を持って言えます。――柴田さんを相手に、かなりの長ゼリフを披露されるシーンもあるとか。井浦刑事ものあるあるですが、専門用語満載の長いセリフは必ず出てくるんです。今回もあるだろうなとは思っていましたが、想像を超えた量でした(笑)。しかも恭兵さんとのふたり芝居だったんですが、なにもしゃべらない柴崎を前に、川澄がとんでもない量のセリフを延々としゃべる。準備にいつもの倍の時間がかかるボリュームでしたが、これを完全に覚えたとしても恭兵さんという相手がいてこその芝居ですから。自分がどんな顔をしてこのセリフを言うんだろう?というのは、やってみるまで全然想像がつきませんでした。――風吹ジュンさん、高岡早紀さん、奈緒さんなど、柴田さん以外の共演者陣も大変豪華な方ばかりです。井浦恭兵さんとの大事なシーンにたどり着くまで、モンスター級の共演者の方々とのシーンがたくさんありましたから。そこをひとつひとつ楽しんで演じていく毎日の中、正直に言うと頂上なんて全く見えませんでした。この山がどういう形をしているのか分からないし、僕としては霧の中、だいぶ急勾配な山を登っているという感じ(笑)。あと数日で撮影が終わりますと言われても、「本当に終わる?終われるのかな?」とずっと思っていましたし、本当に無我夢中な日々でした。――井浦さんにとっては3作目のWOWOW作品となりますが、普段の映画やドラマの現場との違いは感じられますか?井浦今回は基本的には映画作りの布陣、座組なので、必然的に撮り方も映画っぽいなと思いました。何100カットも細かく刻んでいくということはまずないし、照明も映画の光の作り方。視聴者の方が観るのはTV画面ですが、僕らとしては映画を作っているのと変わらない環境だなというのは素直に感じましたし、ものすごく贅沢な環境だなとも思います。制作側も、もちろんキャスト側も「WOWOWならではのものを作ろう!」という熱とこだわりを感じますし、それは作品に如実に出ているんじゃないでしょうか。――本作もそうですが、一歩踏みこんだ内容や時にはハードな描写は毎回見応えがあります。井浦もちろんいろんなドラマがあっていいと思いますが、“映画でも見たことのないものを、あえて映画の布陣で作ろう”という姿勢は素敵だなと個人的にも思っています。取材・文:遠藤薫撮影:川野結李歌ヘアメイク:NEMOTO(HITOME)スタイリング:上野健太郎『連続ドラマW 両刃の斧』11月13日(日)午後10時放送・配信スタート(全6話)【放送】毎週日曜 午後10時[第1話無料放送]【WOWOWプライム】【WOWOW4K】【配信】各月の初回放送終了後、同月放送分を一挙配信[無料トライアル実施中]【WOWOWオンデマンド】出演:井浦新、柴田恭兵、奈緒、坂東龍汰、高岡早紀、風吹ジュンほかぴあアプリでは井浦新さんのアプリ限定カットをご覧いただけます。ぴあアプリを ダウンロード(dpia-app://contentAll?contentId=26fd672c-5dd5-477b-b989-76ce8d72f9ff&contentTypeId=2) すると、この記事内に掲載されています。
2022年11月09日株式会社T.S.PROJECT INTERNATIONAL(東京都目黒区、代表:柴田智子)主催、柴田智子のコンサートが2022年12月17日 (土)に自由が丘オペラハウス(東京都目黒区自由が丘1-3-28)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 公式ホームページ ■柴田智子コメント皆様コロナ禍で回数を制限しておりました柴田智子のホームグラウンド「自由が丘オペラハウス」でのクリスマスの公演が決まりました!自由が丘駅から徒歩4分ほどの日差しもあたたかな2階に位置するアットホームなサロンです。当日は特別なクリスマスの飾りつけの中でコンサートは柴田智子と追川礼章氏が奏でる息のあった音楽が至近距離で心いくまで聴いて頂ける午後となります!二人が推薦するおいしいお菓子とお飲み物もお楽しみ頂きながらゆっくりコンサートをお楽しみください!NYに長年すんでいた柴田のアパートのリビングルームの様な場所でNYスタンウェイコンサート―グランドピアノが皆様をお待ちしております。 ピアニスト追川礼章さんとソプラノ柴田智子が奏でるクリスマスソングやクラシカルやジャズの名曲で心にあたたかな風を感じでお帰り頂けましたら嬉しいです。※通常のお座席を縮小して開催させて頂きますのでご安心下さいませ。演奏曲:ホワイトクリスマス・アベマリア・アレルヤ・ジングルベル・星に願いを・ムーンリバー等全13曲ほどを予定しております。柴田智子●YOUTUBEクリスマスコンサート2020年豊洲シビックセンターホール プロフィール柴田 智子ソプラノクラシックというジャンルを超え「今を生きる喜び」を歌で世界に発信する。近年ではジャンルを問わず心に響く日本の歌をコンサートで歌い共感を呼ぶ。NYジュリアード音楽院等で音楽を学ぶ。クラシカルのベルカント唱法をベースにジャズ・ミュージカルを融合して独自の音楽を切り開く。その活動をNYTIMES誌も繰り返し絶賛している。2022年7月デヴィ夫人主催のイブラ・グランド・アワードでマチュア―賞を受賞NYでバーンスタイン氏と彼の音楽との出会いで人生が変わり彼の音楽を歌い続ける為にもイタリアへ渡りベルカントを学ぶ。リンカーンセンター、カーネギーホール、オーチャードホール、サントリーホール等で新日本フィル、読売交響楽団、東京交響楽団、東京シティー管弦楽団、ウエストチェスターシンフォニー、アカデミー管弦楽団等とも共演。元スマップ、浅倉大介、ラッセル・ワトソンとも共演しクロスオーバーの先駆者として元東芝EMIと専属契約を結びリリースしたアメリカ作品のCD(バーンスタイン、オペラやミュージカルを集めた)「マンハッタンドリーム」、ビートルズの名曲をオペラアリアにした「Let it Be」は世界的な反響を呼ぶ。このCDは2021年にユニバーサルミュージックより再リリースされた。【公式サイト】 追川礼章ピアノ1994年生まれ。埼玉県立浦和高等学校卒業後、東京藝術大学楽理科を経て同大学大学院ソルフェージュ科を修了。2歳からヤマハ音楽教室で学び、6歳から作曲を始める。現在は歌手の伴奏をメインに全国各地で演奏活動を行う。室内楽ではこれまでにミュンヘンフィルハーモニー管弦楽団コンサートマスター、ローレンツ・ナストゥリカ氏、ベルリンフィル元主席ヴィオラ奏者ヴィルフリート・シュトレーレ氏、NHK交響楽団のメンバーらと共演を重ねる。テレビ朝日《題名のない音楽会》、BS-TBS《日本名曲アルバム》、BS朝日《日本の名曲世界の名曲 人生、歌がある》、NHKラジオ第一《新日曜名作座》にピアニストとして出演。これまで編曲&ピアノで参加したCDはエイベックスより発売中の《琴線歌 〜はやしべさとし 叙情歌を道連れに〜》、《琴線歌 其のニ〜はやしべさとし 叙情歌を道連れに〜》、日本コロムビアより発売中の《SiriuS MY FAVORITE THINGS》他。また、2020年7月29日リリース林部智史2ndアルバムに収録の《夢》の楽曲提供も行っている。尚この楽曲はTBSテレビ《ひるおび!》の7月エンディングテーマとして使用される。2020年4月末から本格始動したYouTubeチャンネルが、1ヶ月でチャンネル登者数3000人を集める。【追川礼章Ayatoshi Oikawa YouTubeチャンネル】 公演概要『TOMOKO&AYATOSHI CHRISTMAS FOR EVERYONE 2022』公演期間:2022年12月17日(土) 13:30開場/14:00開演会場:自由が丘オペラハウス(東京都目黒区自由が丘1-3-28)■出演者柴田智子(ソプラノ)追川礼章(ピアノ)■チケット料金一般:7,500円子供・学生:4,500円(全席自由・整理番号付き・税込)※クリスマススイーツ&ドリンクスペシャルプレゼント付き【主催&チケット】(株)TSPI03-3723-1723 info@tspi.co.jp 【カンフェティチケット】0120-240-540受付時間平日10時~18時 【配信・ライブチケット】サロンダール03-6843-2064配信3,000円(一般)2,000円(学生)※コンサートチケットも販売しています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年11月04日WOWOW『連続ドラマW 両刃の斧』の完成披露試写会が10月26日に時事通信ホールで開催され、W主演を務める井浦新と柴田恭兵、共演の風吹ジュン、そして森義隆監督が登壇した。原作は、重厚なテーマに巧みなトリックを駆使した社会派ミステリーを数多く手がける人気作家・大門剛明の同名小説。捜査一課の刑事・柴崎(柴田)の娘が殺害されるが、懸命な捜査も虚しく事件は迷宮入りになる。それから15年後、未解決事件の再捜査を専門とする専従捜査班が立ち上がり、柴崎の後輩刑事・川澄(井浦)が再捜査に加わる。一方、退職後も独自に真相を追う柴崎は、1本の電話をきっかけに“ある嫌疑”をかけられる…。柴崎(柴田)を人生の師と仰ぐ後輩刑事・川澄成克役の井浦。学生時代からのファンという柴田との初共演に「何も考えることなくただただそんな機会を与えていただけるのかという驚きと嬉しさでオファーを受けました。それほどの大きな憧れがありましたから」と念願の初対面に喜びもひとしお。柴田との共演場面では「不思議な体験をしました。恭兵さんの一挙手一投足が実物の拳よりも10倍に大きく見えた。そんな瞬間を何度も体験。まさに“表現の巨人”」とそのオーラに圧倒されたという。15年前に長女を何者かに殺され、刑事を退職した後も独自で事件の真相を追う柴崎佐千夫役の柴田は「犯人…知りたいですか?」と上映前の観客に向かってチャーミングなジョークを放ちつつ「井浦君が演じた川澄刑事像が自分のイメージしていたものと全く同じで、これでクライマックスまで一気に走り抜けることが出来そうだと信頼できて嬉しかった。出会いはとても大切なものだと思いました」と芝居を通した井浦との交流に手応えを得ていた。柴崎の妻・三輪子役の風吹は、柴田とは幾度となくコンビを組んでおり「柴田さんとの30年近い信頼関係があったからこそ、短い家族のシーンでも親密に描けたと思います。柴田さんはリーダーであり、戦友としての信頼と尊敬はずっと持っていました」と固いリスペクト。これに柴田も「もう何の問題もありません!(風吹は)ずっと昔からチャーミング。ちゃんと受け止めて優しく返してくれて…。それは出会ったときからずっとそう。温かく見守ってくれる素敵な自慢の奥さんです」と返礼していた。本作を作り上げるにあたり、サスペンスと家族ドラマのバランスに不安を抱いていたという森監督だが「撮影に入る前に柴田さんが『これはラブストーリーである』と仰ってくれて。そこでこのドラマの核ができたと思う。僕は監督として、素敵な関係性で皆さんが作ってくれる家族をラブストーリーとして見つめることを最後まで大切にしていきました」とテーマを解説していた。撮影時のエピソードとして、ある場面の本番前に柴田が共演者たちの手を握りしめて「力を貸してくれ!」と気合を入れたという姿が紹介された。これに柴田は「とても大事なシーンだった。しかし気持ちが入り過ぎるとスッと客観的になってしまう瞬間が役者にはあって、もっと気持ちを作らねばと思えば思うほど冷めてしまう。“ダメだ、できない!”と思ったときに、井浦君や高岡早紀さん、奈緒ちゃんに力を貸してほしくて…」と説明するも、感極まって涙目に。すると言葉を継げない柴田の代わりに風吹が「(親が子の死を弔う)逆縁とは親にとって一番つらい話。それを扱ったドラマだったので、台本を読んだときに柴田さんがこの役をやられるのか…という驚きがあった。これはとても勇気のあることで出演されたこと自体が素晴らしいこと。今回の作品は家族のドラマであり、慟哭のドラマでもあるんです」と“妻”としてその心中を慮っていた。3カ月の撮影期間について柴田は「撮影期間中はずっとONの心境。そんな作品は今までなくて、思い返すだけで自分が可哀想になる」と笑わせつつ、思い出して感極まった当該シーンに触れて「皆さんの手を握り、力をくれて送り出してくれたおかげでできることができた場面です」と熱演を報告した。過去の回想シーンである川澄家の結婚披露宴シーンでは柴田の歌唱姿も見られるそうで「もちろん楽しいシーンもありますよ。歌をうたう場面では元ミュージカル役者として“ここか!きたか!”と思って練習しましたからね」と報告すると、客席のファンからは拍手が沸き起こっていた。一方、井浦は柴田の神対応に感激。「寒い時期の撮影で、柴田さんが温かい焼きそばと餃子を差し入れてくれた。これ以上好きになったらどうしよう!?と思いながら、この味を一生忘れないためにも休憩時間をフルに使って噛みしめるように食べました」とベテランの気遣いに感動。すると柴田は「焼きそばの値段教えようか?」とニヤリとして笑いを誘っていた。そして井浦が「この物語に匹敵するくらいのドラマが現場でも生まれていた」と柴田との濃密な時間を表現すると、柴田も「僕はこの台本を何度も読み直して、何度も泣きました。台本に自分の魂をギュッと掴まれながら3カ月という撮影を大事にしようと思った」と並々ならぬ覚悟があったと打ち明けていた。最後に主演の井浦は、コロナ禍を乗り越えての完成に「ギリギリの中で撮影をして、このように皆さんに直接お伝えできるのは本当に嬉しいことです。もう多くは語りません。観ていただけたら必ず皆さんの心の中で何かが浮かび上がってくるはずです。たくさん心を動かして楽しんでほしい」とアピール。柴田も「全話を一気に観た後に、登場人物全員のことがとても愛おしく思えた。みなさんにも同じように愛おしく感じてもらえたら嬉しく思います。腰を据えてじっくりとご覧ください」と呼び掛けていた。『連続ドラマW 両刃の斧』は、11月13日22時より放送・配信がスタートする。<番組情報>連続ドラマW 両刃の斧WOWOWにて 11月13日(日) 午後10:00 放送・配信スタート(全6話)第1話無料放送【WOWOWプライム】【WOWOW 4K】 / 無料トライアル実施中【WOWOWオンデマンド】番組公式HP:
2022年10月27日11月13日(日)午後10時より放送・配信がスタートする『連続ドラマW 両刃の斧』の本予告映像、場面写真が公開された。原作は『雪冤』で「横溝正史ミステリ大賞」と「テレビ東京賞」をW受賞し作家デビュー、重厚なテーマに巧みな犯罪トリックを盛り込んだ社会派ミステリーを数多く手掛ける人気作家・大門剛明の同名小説(中公文庫刊)。監督は『聖の青春』や『甲子園のない夏』などフィクション・ノンフィクション問わず豊かな表現力で人間ドラマを数多く手掛けてきた森義隆。脚本は『連続ドラマW 悪党 ~加害者追跡調査~』の鈴木謙一、音楽は『アキラとあきら』の大間々昂が担当する。15年前に長女を何者かに殺害された元刑事の柴崎佐千夫役を柴田恭兵、また、柴崎の後輩で現在は所轄刑事の川澄成克役を井浦新が演じる。共演には風吹ジュン、高岡早紀、奈緒、坂東龍汰、波岡一喜、高橋メアリージュンら実力派キャストが勢揃いした。未解決事件の再捜査を専門とする「専従捜査班」が立ち上がったことで、15年前の未解決殺人事件の再捜査に川澄が加わり、犯人と目される男の存在が浮かび上がってくる。一方、警察を退職し独自に真相を追う柴崎だったが、一本の電話をきっかけに抑えきれない復讐心が沸き起こり、彼自身に”ある嫌疑”がかけられてしまう。立場の違うふたりがぶつかり合う中で事件は新たな様相を見せるが……。交錯する過去と現在、警察官として生きる男のプライド、守るべき大切な家族。愛する者を思う、その一心が事件に複雑に絡み合い物語は二転三転し、誰もが予想しえぬ衝撃の結末へと向かっていく。この度、公開された本予告は、15年前の未解決事件の真相を追うふたりの男、川澄と柴崎を中心に過去と現在、そして登場人物たちの心情に深く迫る内容となっており、鬼気迫る演技も相まって緊迫感が終始、映像に漂っている。ふたりの男が行き着く先に待ち受ける驚愕の真実とは……。彼らを信じ、支える家族の姿も印象的に映し出されており、事件の真相に翻弄され、世代を超えて感情と信念をぶつけ合う骨太な人間ドラマに期待が高まる内容となっている。あわせてさまざまなシーンが捉えられた場面写真も公開。どんな物語になるのか、想像が膨らんでいく写真たちとなっている。『連続ドラマW 両刃の斧』11月13日(日)午後10時 放送・配信スタート(全6話)毎週日曜 午後10時(第一話無料放送)【WOWOWプライム】【WOWOW4K】各月の初回放送終了後、同月放送分を一挙配信(無料トライアル実施中)【WOWOWオンデマンド】
2022年10月12日