あの人とかけがえのないおしゃべり!ゆっきゅんによる連載「ゆっきゅんのあんたがDIVA」。柴田聡子さんをお相手に迎えた対談の4回目、ラストは創作についての考え方、感じ方について話が転がっていき…?“恥ずかしくないもの”は世に出してはいけない!?ゆっきゅん(以下、ゆ):柴田さんは学生時代に映像を学んでいたんですよね?柴田聡子(以下、柴):そう、映像学科にいて、大学院まで。ゆ:私も!映画を研究するゼミで、大学院まで修めました。映像は作っていたんですか?柴:作ってたけど、ヤバい奴だった。3年生の進級制作の時は、長い棒を作って天井から垂らすだけの作品を作ってて(笑)。4年生の時は山に行って歌う映像作品を作ったんだけど、それが山の景色しか撮っていないもので……。ゆ:自分が歌うところではなく、歌を聞いている山だけを撮影?柴:そう。私はその頃から徐々に歌うことに興味が出ていたんだけど、先生に「これからの時代、人に聞かせたって意味がないぞ、山とかに聞かせなきゃ」とか言われて。本気になって山に聞かせに行ったのが私です。で、講評の時は「これはなんであなたを写していないの?」って言われた(笑)。ゆ:そういえば、柴田さんの歌詞って山がたくさん出てきますよね。柴:登ったりはしないんだけど、山へは並々ならぬ感情があって。地元(札幌)に結構あるからかな。夜中に「8000メートル峰」のWikipediaを読んだりする。ゆ:ヒマラヤ山脈とか?ご自身でMV制作もされたり、映像も山も活動に生かされてますね。柴:ゆっきゅんの映画も、今の活動に生かされていると思う。ゆ:最近の創作についても伺いたいです。曲の変化とか。柴:年を重ねるごとに素直になってきた実感はあるんだよね。はったり風はやめて、本気で真面目にやってやろう、みたいな。そうしたら解放されてきて、めちゃめちゃ自分自身が楽になってきたの。ゆ:これまでは言わないようにしていたことがたくさんあったり?柴:いっぱいあった。でも、ビヨンセや宮﨑駿の映画やドキュメンタリーでその仕事ぶりを見ていると、誰かのため以前に、ちゃんと自分のためにやりたいことをしているなって思って。だから受け取り手を意識して表現の舵取りをする必要なんてないのかも、って最近は考えるようになってきたかな。ゆ:自分が納得できる、本当にいいものを作ろうって感覚ですね。柴:やっぱり創作はエゴの塊でしかないんだっていう諦めがついた感じ。恥ずかしいけど。ゆ:素直になって、恥ずかしい?柴:そう。今現在もずっと。ゆ:わかります。“恥ずかしい”ってひとつの基準かも。世に出して恥ずかしくないものなんかないし。柴:だよね、恥ずかしくいよう!しばた・さとこ1986年、北海道・札幌市生まれ。シンガーソングライター、詩人。2月に7作目となるアルバム『Your Favorite Things』を発売。現在リリースツアー中。ファイナルは5月31日の東京・Spotify O‐EAST。ゆっきゅん1995年、岡山県生まれ。青山学院大学文学研究科比較芸術学専攻修了。2021年からセルフプロデュースで「DIVA Project」をスタート。X、インスタは@guilty_kyun※『anan』2024年4月17日号より。写真・幸喜ひかり文・綿貫大介(by anan編集部)
2024年04月17日ゆっきゅんの連載「ゆっきゅんのあんたがDIVA」。シンガーソングライターで詩人の柴田聡子さんをお招きしての対談、第3回目。世の中にはラブソングが多すぎて、友情ソングが少なすぎ…!?友情ソングを歌うDIVAの2人は何想う?かけがえのないものを描く友情ソングはブルーオーシャン?ゆっきゅん(以下、ゆ):柴田さんと私の歌詞なんですけど“飲み物”と“友情”が共通項になるなって。柴田さんの歌、スプライト、マウンテンデュー、泡の飲みものとか出てくるじゃないですか。柴田聡子(以下、柴):本当だ!ゆ:私も飲み物が好きすぎて、ドリンクバー、白湯(さゆ)とか歌詞に出してる。柴田さんは勝手に飲み物ソングの先輩だと思ってます!柴:DIVAが白湯を歌うっていいよね。白湯の概念を変えてる。ゆ:でも、日本で一番愛されているソフトドリンクの歌はくるりの「ばらの花」だから、ジンジャーエールはあれよりもいい歌詞を書けたときにしか出せないですね。柴:たしかにあれは超えられないな。叙情の誘い方が半端ない。ゆ:そして“友情”です。柴田さんが“「後悔」はとっておきの友情ソングです”ってライブで紹介していて、びっくりしたんですよ。柴:恋愛の歌だと思ってた?私、恋愛と友情のあわいがかなりあいまいな人間なんだよね。ゆ:意味が変わって聞こえて、より曲の豊かさが増しました。柴田さんの歌って、友情ソング多いですよね。私、それが好きで。柴:ゆっきゅんも友達の歌が多いでしょ?友情をどう捉えてる?ゆ:たぶん、aikoさんがラブソングを書くのと同じ感覚なのかも。日常に友達との出来事がたくさんあって、友情に対して大きな感情を抱くこともある。要は、かけがえのない大切なものです。柴:そうだよね。でも私はもう執着に近いかも。失うのも怖いし、維持するにはどうすべきか考えたりするし。その子とのことを思い出して、何曲も書いたりして。私はとにかく友達と死ぬまで楽しく過ごしたいの。絶対ケンカとかしたくなくて、素敵な思い出しか作りたくない。なんか、私が一番好きな関係性の形態が友情かな。ゆ:ラブソングはたくさんあるけど、世の中に友情ソングってバリエーションが少ないんですよね。“友達最高!”みたいな曲はあるけど、例えば友達の結婚に対する複雑な感情とかって歌われてなくないですか?多分友情ソングはブルーオーシャンだと思う。柴田さんを見て、もっと友情について書いていいんだと思いました。柴:すべての感情はラブソングになると思うんだけど、恋愛感情ばかりが作品として優遇されているんだよね。恋愛ってすごい王者。でもラブソングの中にも友情ってあると思うし、自由にいろんな意味の読み取り方をしてみてほしい。ラブの中にある友情のことも忘れないでいたいな。しばた・さとこ1986年、北海道・札幌市生まれ。シンガーソングライター、詩人。2月に7作目となるアルバム『Your Favorite Things』を発売。現在リリースツアー中。ファイナルは5月31日の東京・Spotify O‐EAST。ゆっきゅん1995年、岡山県生まれ。青山学院大学文学研究科比較芸術学専攻修了。2021年からセルフプロデュースで「DIVA Project」をスタート。X、インスタは@guilty_kyun※『anan』2024年4月10日号より。写真・幸喜ひかり文・綿貫大介(by anan編集部)
2024年04月10日ゆっきゅんの連載「ゆっきゅんのあんたがDIVA」。シンガーソングライターで詩人の柴田聡子さんをお招きしての対談、第2回目です。作詞をするときの苦悩、曲のタイトルを決めるときの心境…DIVAの2人だからこその“あるある”エピソードで大盛り上がり!曲のタイトル決めはぬいぐるみの名付けと一緒。ゆっきゅん(以下、ゆ):作詞についての話を聞きたいです!柴田聡子(以下、柴):私は自分自身が驚くような言葉を思いついたら、やめておこうかなと思うタイプ。“これを言ったら強いんだろうな”と思いながらも、「ドヤ感」を抑えて、なるべくナチュラルに仕上げてしまう。ゆ:「キラーフレーズ」「パンチライン」とどう付き合うか問題ってありますよね。私もそこまで強い言葉を意識してはいなくて。素直にAメロから書くことが多くて、最後どう着地するかは自分でもわからなくて、「こうきたか」と新鮮さを感じて驚くことがあります。柴:まずは言葉の行きたいほうに自由に行かせてあげて、自分はちょっと手綱を引く感じっていうのかな。そのほうが、言葉というものに誠実な感じがしていいよね。ゆ:歌詞ってやっぱり“音楽の言葉”でしかないんだなと思いますよね。メロディに依拠しながら導かれるもので、歌詞単独では全然成立しない。歌われてこその言葉だなって。柴田さんは歌詞をどのタイミングで書く人ですか?柴:私は曲もほぼ自分で作るので、同時が一番調子いい。曲が先の時もあるけど、途中でダメだと思って歌詞と一緒にメロディを直すことが結構あるの。だから曲があって“これに歌詞をつけてください”系の依頼は難航しちゃう。その点、ゆっきゅんの曲は歌詞で死ぬほどジャンプしてるよね。ゆ:自分ができるのは作詞だけですから。柴田さんの曲作りの順番としては“この言葉を歌うにはこのメロディ”って思考ですか?柴:なんかそこをしっかり顧みたことがないんだけど……。ゆ:二度と顧みないでください!無粋な質問をしてしまった。柴:全然(笑)。でもテニスや卓球みたいな感じ。打ち返し合ってるかな。バランスをとりながらできるのは、作詞と作曲のどちらもやる良さかなと思う。でも、タイトルは悩むなぁ。センスなくて。ゆ:嘘だ!タイトルセンス素敵すぎますよ!柴:ぬいぐるみの名前を決める感じで、“決めちゃったら一生この名前でいくんだよな”ってためらいながら、最後に決めてますね。ゆ:悩んだタイトルあります?柴:あります。「後悔」とか。ゆ:柴田さんの歌い方の良さのひとつってすっとぼけた声(褒めてます!)でケロッとしてる感じだと思うんですけど、表現する内容との歌い方に少し距離があって、かっこいいんですよね。柴:歌い方がコンプレックスでもあったからすごく嬉しい!しばた・さとこ1986年、北海道・札幌市生まれ。シンガーソングライター、詩人。2月に7作目となるアルバム『Your Favorite Things』を発売。現在リリースツアー中。ファイナルは5月31日の東京・Spotify O‐EAST。ゆっきゅん1995年、岡山県生まれ。青山学院大学文学研究科比較芸術学専攻修了。2021年からセルフプロデュースで「DIVA Project」をスタート。X、インスタは@guilty_kyun※『anan』2024年4月3日号より。写真・幸喜ひかり文・綿貫大介(by anan編集部)
2024年04月03日女優で声優の戸田恵子が28日に自身のアメブロを更新。女優の杏から貰った美味しすぎて“ヤバイ”品を紹介した。この日、戸田は「今日は3度目の郵便局へ!」と明かし「色々な手続きが一度でスンナリいかず、書類不備だったり間違っていたりで、今日」「ようやく出来ました」と報告。「父が亡くなってまだ4ヶ月か」と述べ「これで様々ひと通りの手続きは済んだような気がします。少しホッとしてます」と安堵した様子でコメントし「郵便局の方も毎度丁寧にお付き合いくださって感謝です」とつづった。続けて「もう直ぐ誕生日のチームドリカム・高橋克実さんのプレゼントを買いに行きました」と明かし「可愛らしいTシャツを見つけました」と報告。自身が出演しているミュージカル『20世紀号に乗って』については「東京公演、最終週に入っております」と述べ「最後まで全うできるよう頑張ります」と意気込みをつづった。最後に「最近、急激に?チョコレートめっちゃ食べてるんですよ」と説明し「お疲れ気味なんすかね?」とコメント。「杏ちゃんがくれたチョコ、美味しすぎてヤバイ!!」と杏から貰った品を写真で紹介し「一気に食べそうで怖い…。我慢してます。1回2個まで」と食べる個数を制限していることを明かし、ブログを締めくくった。
2024年03月28日杏を主演に迎え、子を守る母親の強烈な愛と嘘の物語を描く関根光才監督『かくしごと』から、杏さん演じる主人公・千紗子を取り巻くキャラクターたちの場面写真が解禁、さらにキャスト陣よりコメントが到着した。関根監督の長編2作目となる本作。俳優陣への演出に関して、関根監督は芝居について俳優陣と打ち合わせしたわけではないという。「最初に皆さんにご自身としてやってくださって大丈夫ですって話をしました。自分を消して自分以外の誰かになろうとするよりも、キャラクターの中にある自分らしさ、自分である部分をプルアウトして演じて頂きたいとお話しました。結果、キャストの皆さんとは同じ方向を向けたと思っています」とふり返って語る。そんな本作で主人公・里谷千紗子を取り巻く人物たちの素がとらえられた場面写真が一挙解禁。千紗子が事故をきっかけに匿うことになる少年を演じたのは、「舞いあがれ!」ほか3作の朝ドラに出演している中須翔真。事故で記憶を失った少年の身体に虐待の痕を見つけた千紗子は、彼を匿おうとする。疑似家族として過ごすにつれて明るさを取り戻す少年だが、時折浮かべる陰のある表情の真意とは――?場面写真には少年が里谷邸で過ごす姿が写し出されている。どこか不安げで儚い雰囲気に注目だ。認知症を患い、娘のことすら忘れている千紗子の父・孝蔵は奥田瑛二が演じる。場面写真でとらえられている食事シーンでは、その表情には厳しさや鋭さが宿り、元来の父の姿も垣間見える。孝蔵の日に日に別人のように衰えていく姿を、奥田さんが静かながら胸に迫る演技で表現する。佐津川愛美が演じるのは、千紗子の友人・久江。シングルマザーで役所で働いている。千紗子の少年への<嘘>を唯一知る人物だ。場面写真ではどこか遠くを見つめ、なにかに思い悩んでいるような表情を浮かべる久江が写し出されている。孝蔵の主治医である地元の医者・亀田を演じるのは酒向芳。孝蔵を気にかけ、たびたび家まで様子を見にくる。絶縁状態の孝蔵と千紗子の仲を取り持ち、千紗子の抱える孝蔵への思いや心の傷を掬い上げるキーパーソンだ。そして安藤政信が演じるのは、千紗子たちが過ごす家に突如現れる少年の父親。場面写真では、緊迫感に満ちたシーンがとらえられている。キャスト陣よりコメント▼中須翔真(犬養洋一/里谷拓未)出演が決まったと聞いた時はとても嬉しかったです。台本を読まずに来てくださいと監督に言われたのですごく不安でしたが、監督、スタッフさん、杏さん、奥田さん、共演の皆さんが優しくして下さったので自由に演技をする事が出来ました。たくさんの方に見て頂きたいです。▼佐津川愛美(野々村久江)豊かな自然の中、あぁ、しっかりと映画を撮っているなぁと心から感じられた撮影期間でした。愛とは、家族とは、観終わったときに溢れ出る気持ちが止まりませんでした。ぜひ劇場で、静かに感じて頂ければと思います。▼酒向芳(亀田義和)転がりゆく嘘という小さな玉は、坂を下っていくごとに大きくなっていく。やがて、自分の手では押し戻すことが出来なくなるぐらい大きくなった嘘玉は、もう坂の上に押し戻すことは出来ない。じゃどうする。答えは一つではないと思う。観る人の数の分だけあるのではないでしょうか。▼安藤政信(犬養安雄)この作品の脚本を読んだ時何度泣いたのか数えきれなかった孤独不安拒絶共感人間のもっている全ての感じを温もりの情け深い心できずが回復していく様な気持ちになる作品で是非出演したいと思いました▼奥田瑛二(里谷孝蔵)人にはそれぞれの背中がある。母として、娘としての背中、父としての背中、そして幼子の背中。日常、それらの背中には幾つもの気配がある。その気配をこの映画『かくしごと』は語っている。アナタは身近な人の気配を感じていますか?『かくしごと』は6月7日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷、テアトル新宿ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:かくしごと 2024年6月7日よりTOHOシネマズ 日比谷、テアトル新宿ほか全国にて公開©2024「かくしごと」製作委員会
2024年03月28日ゆっきゅんの連載「ゆっきゅんのあんたがDIVA」。今回から、シンガーソングライターで詩人の柴田聡子さんとの対談を4回にわたってお届けします!2人のDIVAの邂逅は、果たして…!?自分の道を切り開いた安室ちゃんに憧れて。柴田聡子(以下、柴):DIVAに会うからドキドキして来ました!ゆっきゅん(以下、ゆ):私もです。柴田さんがライブで安室奈美恵さんの「GIRL TALK」をカバーされているのを聴いた2週間後ぐらいに自分もカバーしました!柴:現在、ちゃんとカバーしてるのは私とゆっきゅんと藤井風さんぐらいじゃない?嬉しい!ゆ:柴田さんが愛好してきたDIVAってやっぱり安室ちゃん?柴:ですね、語り尽くせない!ゆ:私は『BEST FICTION』世代なんです。中学生の頃に再評価みたいなことが起きて。柴:私は安室ちゃんがデビューした頃から自然と聴いてて。結婚、休止、復帰と見届け、小室哲哉プロデュースから抜けた「Say the word」で、私は本当に安室ちゃんが好きなんだって思ったんだ。ゆ:たしかに、流行りの小室サウンドが好きだっただけの可能性もありますからね。私も初めて聴いた安室ちゃんはその曲です!柴:そう、自身であの道を切り開き始めて、まさに“Queen of Hip‐Pop”になっていく安室ちゃんが大好きだったの。ローライズのミニスカでガンガン腰を振って踊る、DIVA然とした感じ。「Baby Don’t Cry」もリリースされて。あれはもう、私にとっては一生のエンパワーメント曲。これは私感だけど、安室ちゃんの曲は安室ちゃん自身も歌いながら自分を鼓舞しているんだろうなという切なさがずっとある。常に戦って葛藤して、うまくいかないこともいっぱいあるなかで、それでもファンのために歌ってくれてる感じ。ゆ:安室ちゃんはあまり作詞をしてこなくて、歌詞で伝える人ではなかったから、ファンとしてずっと見続ける柴田さんだからこそ、そう感じるんでしょうね。柴:エクストリームなことをしたら超人的なDIVAになれているはずなのに、毅然として人間のままDIVAをやっているというか。あくまで私たちと同じ労働者。毎日仕事を頑張って、缶コーヒーを開けて一息ついている感じがする。ゆ:“安室奈美恵”という仕事をいつもやってくれていた……。柴:それを最後まで貫き通してくれて、人間の奇跡みたいなものを見させてもらった。ファンでいられたこと、本当に幸せだったなぁ。ゆ:安室ちゃんの楽曲、サブスク停止になったじゃないですか(2024年3月現在)。これからの世代が安室ちゃんを気軽に聴く術がないのは損失すぎますね。柴:サブスクの怖さだよね。安室ちゃんの偉業を後世に残すべく、カバーし続けなくちゃだね!しばた・さとこ1986年、北海道・札幌市生まれ。シンガーソングライター、詩人。2月に7作目となるアルバム『Your Favorite Things』を発売。現在リリースツアー中。ファイナルは5月31日の東京・Spotify O‐EAST。ゆっきゅん1995年、岡山県生まれ。青山学院大学文学研究科比較芸術学専攻修了。2021年からセルフプロデュースで「DIVA Project」をスタート。X、インスタは@guilty_kyun※『anan』2024年3月27日号より。写真・幸喜ひかり文・綿貫大介(by anan編集部)
2024年03月27日アイドルグループ・乃木坂46の柴田柚菜が、23日発売のアイドルグラビア誌『アップトゥボーイ Vol.337』(ワニブックス)に登場する。4月10日に35thシングル「チャンスは平等」の発売を控える乃木坂46の大特集号となる今号に掲載されるインタビューの一部が公開された。4月には初主演となる舞台『恋と呼ぶには気持ち悪い』も控える4期生の柴田は、役柄に合わせて髪を15cm以上切り、イメージもガラッと変わったタイミングで緊急撮り下ろし。21歳になって初のグラビアは、元来柴田が持つ魅力である“元気でキラキラした魅力を秘めた少女”にフォーカスした11ページになった。20歳の1年は「変わるきっかけをつかんだ」という柴田に、21歳に向けての想いも聞いている。■柴田柚菜インタビュー抜粋――21歳になりました。二十歳の1年、ご自身ではどう振り返りますか?今までにない気づきがあった年だったかもしれません。自分がどうやってここまで来たのか、これからどうやっていくのかを改めてよく考えた1年でした。色々と気付いたことがあって、(中略)1つには私、もしかしたら自己評価が厳しすぎるのかもしれないと。(中略)ファンの皆さんから“カワイイ”って言ってもらえることに関しても、少しずつ素直に受け止められているような気がします。最近短くした髪も、実は自分ではまだ見慣れないのですが、ほめて頂けることが多くて、素直に“良かった”と喜びたいなと思っています。――そういう風に変われたのは何かきっかけがあったんですか?“この人は私とは違う視点を持っている”と思うメンバーの話をたくさん聞いたりするようになりました。――そのメンバーとは具体的には誰なのか、差し支えなければ教えて頂けたら。さく(遠藤さくら)です。彼女はとっても自由なんです。必要以上に構えないと言うか、人によって態度を変えたりしないし、自分が他人にどう映っているのかあまり気にしたりしないので一緒にいて楽で。ああ、私ももっとさくのように自由になりたいと思いました。(中略)私ももっと、型にはまらない生き方をしてみたいです。(中略)そういう意味で、今回頂いた舞台のお仕事(『恋と呼ぶには気持ち悪い』)はすごくいいチャンスを頂いたと思っていて、悔いのないよう精一杯頑張りたいと思っています。
2024年03月23日歌手だけでなく、詩人としても活躍されている柴田聡子さん。ニューアルバム『Your Favorite Things』は、サウンドプロデューサーに岡田拓郎さんを迎え、独創的でありながらも共感を生む歌詞と、バンドサウンドが見事に調和した快作。生きている中で感じた複雑な感情をできるだけ、そのまま描きたい。「今作はどうにもならないことや、考えても仕方がないような後ろ向きな歌詞が多いですが、逆にサウンドはすごく開けていて。両端の個性が共存したアルバムになりました」「どうにもならないこと」というのが強く表れているのは、表題曲の「Your Favorite Things」だ。「疎遠になってしまった、大好きな友人がいまして。二人が中高生の頃に好きだったアーティストのライブを、大人になった私が一人で観ていたときのことが曲の元になっています。その子とまた遊びたいけど、そんな機会はこの先ないだろうなって。でも、その子と私の目がトンネルみたいに繋がっていたら、あっち側にも同じ光景が映るかもしれない。そんなことを想像して〈瞳と瞳のあいだにトンネルがありますように〉と書きました」他者との繋がりを求める楽曲がある一方、「Movie Light」は、映画館を舞台に自分と他人の間に生まれる価値観の違いを描く。「昔から、共感とか連帯について疑問に思うことが多くて。各々の考えを簡単にまとめることはできないと思うんです。それは曲作りも。人の心を揺さぶるために、記号やダイナミクスを使うのも技ですけど、それでいいのか?ってずっと思っている。『ここは分かるけど、ここは分からないな』とか、そういうのが一曲に何個あっても全然いい。というか、それが本当の状態だろうって感じがします。“物事の複雑さ”は、できるだけそのまま残したいんです」一つの事象に対して簡単に白黒をつけない考えは、柴田さんの根底にあるテーマなのかもしれない。「多数の意見に対して納得ができない人が劣っているとか、この時代にそぐわないとは、どうしても思えない。私も『世の中でこれが善とされているけど、本当にそうなの?』と感じることがいっぱいあって。分かった気になっていると、どこかで尻拭いをしなきゃいけない瞬間が来て、自分も相手も苦しくなることになりかねない。年を取るにつれて、そういう場面って増えてくるので、今改めて自分が何を分かっていて、何が分からないのかを丁寧に考えなきゃいけないな、と思います」7thアルバム『Your Favorite Things』。先行配信曲「Synergy」「白い椅子」「素直」「Side Step」をはじめ、最新曲「Movie Light」「Your Favorite Things」を含む全10曲収録。【通常盤(CD)】¥3,300(AWDR/LR2)しばた・さとこ1986年生まれ、北海道出身。2012年に1stアルバム『しばたさとこ島』でデビュー。’16年には詩集『さばーく』で第5回エルスール財団新人賞現代詩部門を受賞。東名阪ツアーを開催中。※『anan』2024年3月13日号より。写真・岩澤高雄(The VOICE)取材、文・真貝 聡(by anan編集部)
2024年03月12日SABON(サボン)から、花々や果実が香る入浴剤「バスボール」が新登場する。“花々や果実が香る”入浴剤「バスボール」「バスボール」は、ミネラル豊富な死海の塩を配合した入浴剤。お湯の中に入れると小さな泡がシュワシュワと湧きあがり、その心地よい音と、花々や果実の豊かな香りで癒しのバスタイムを演出してくれる。とろりとしたお湯に約14分間つかれば、ぽかぽかと身体が温まり、まるで死海に浮かんでいるかのような優雅な気分を楽しめるはずだ。新たに配合したオーガニックアーモンドオイルが肌をやわらかくほぐしながら深い潤いを与え、バスタブから出た後もしっとりと肌を保湿してくれるのもポイント。香りは、気分に合わせてセレクトできる全5種類を揃える。全5種の香りデリケート・ジャスミン:清潔感あふれる凛としたクリーンフローラル。月明かりの下の澄んだ空気を感じさせる。パチュリ・ラベンダー・バニラ:甘く魅惑的なパウダリーノート。エキゾティックで神秘的な世界へと誘う。グリーン・ローズ:新鮮な自然の息吹のような、咲きたてのフレッシュローズ。春先に田舎道を駆け抜けるような、豊かな緑を感じさせる。ホワイトティー:心安らぐ優美なシトラスハーモニー。麗らかな陽だまりに佇む心地よさに包まれる。ローズティー:バラの紅茶から立ち上がる、柔らかなフルーティローズ。甘く芳醇な香りが心の隅々まで温かく満たす。ギフトに最適な詰め合わせボックスもまた、ギフトにおすすめの詰め合わせ「バスボール トリニティ」も登場。清潔感あふれる「デリケート・ジャスミン」、甘く神秘的な「パチュリ・ラベンダー・バニラ」、みずみずしくフレッシュな「グリーン・ローズ」の3種の香りをセットにした。【詳細】「バスボール」 全5種 各990円<新製品>発売日:2024年3月1日(金)「バスボール トリニティ」 2,750円<新製品>発売日:4月4日(木)【問い合わせ先】SABON JapanTEL:0120-380-688
2024年03月07日「これだけの人たちが、子どもたちのために動いてくれてる」メキシコ発・子ども向けの職業体験型テーマパークとして人気の「キッザニア」。世界中で展開されており、国内には「キッザニア東京」「キッザニア甲子園」「キッザニア福岡」の3カ所があります。杏さんも子どもたちとよく遊びに来ているそうです。通常、施設で職業体験ができるのは子どものみですが、動画では特別に「37歳児」として杏さんが職業体験をすることに。まずは消防署にて、消防士としての訓練や消火体験に挑戦した杏さん。訓練として、整列や人数確認、放水の合図などの練習をします。訓練が終わったら、いよいよ消防士のユニフォームを着用して出動です。消防車に乗り込んで、現場に直行。移動時に消防車のサイレンも鳴らすなど本格的で、現場に着いたら、訓練通りに整列して放水開始!消火活動によって火の勢いがどんどん小さくなっていきました。キッザニアの街の中にはさまざまなお店や建物がありますが、昨年7月には介護福祉士のお仕事や高齢者の姿勢を体験できる「ケアサポートセンター」が新たにできたそう。少子高齢化が進んでいる現代だからこそ、子どもの頃からこうしたことを学ぶ機会が必要かもしれません。スタッフに「施設内のおすすめのまわり方」を聞いていた杏さん。施設内に複数あるデジタルサイネージで空き情報を確認しながらまわる方法や、公式アプリから空き時間をチェックする方法を教えてもらっていました。アプリでは子どもがどの職業体験をしたのか、都度確認することもできるため、杏さんは来館時にもっぱらアプリを活用しているといいます。さらに杏さんは、「クライミングビルディング」でビルのメンテナンスも体験。こちらは高さ4mのビルを登ることから、120cm以上という身長制限があり、杏さんの子どもたちはまだ体験したことがないとか。自分の子どもよりも先に体験できるなんて、なんだかワクワクしてしまいますね。実際にビルをのぼった杏さんは、クライミングスペースが子どもサイズになっていたことから「大人は結構大変かも」。「(安全用の)縄がなかったら本当怖いですね」と言うと、スタッフからは「怖いと思うのも大事なことです」「怖いと思うから安全にできます」ともっともな言葉が。確かに、恐怖心を持つことが危険回避に役立つ場面は多いものです。杏さんが職業体験をしたのは開演前の時間だったため、職業体験後にスタッフ全員で踊るオープン時のショー「ウェルカムダンス」を鑑賞。ショーを見ながら「これだけの人たちが、子どもたちのために動いてくれてるんだなって感じられて、胸が熱くなるんですよね」と感慨深そうでした。
2024年02月13日舘ひろしと柴田恭兵が主演を務める、映画『帰ってきたあぶない刑事』(5月24日公開)の本予告映像&本ビジュアルが6日、公開された。○■映画『帰ってきたあぶない刑事』本予告映像&本ビジュアル予告映像は、タカ(舘ひろし)&ユージ(柴田恭兵)が刑事を引退しニュージーランドで立ち上げたT&Y探偵事務所に訪れる、2人のどちらかの“娘”だという永峰彩夏(土屋太鳳)の姿が。彩夏の依頼で母親を探すタカとユージからはじまり、謎の美女ステラ・リー(吉瀬美智子)やタカ&ユージに因縁のある怪しげな男・劉飛龍(リウ・フェイロン/岸谷五朗)、2人に強い恨みを持つ元銀星会組長・前尾源次郎の息子、海堂巧(早乙女太一)ら新たな顔ぶれも映し出される。豪快なカーアクションや激しく火花を散らす銃撃戦、格闘シーンの数々や、“『あぶ刑事」と言えば”のハーレーにまたがりショットガンをぶっ放すタカ、全力疾走で躍動するユージなど、現役さながらのド派手でスタイリッシュなアクションを繰り広げる変わらない2人の姿が収められた。加えて、町田透(仲村トオル)、真山薫(浅野温子)はもちろん、“ナカさん”こと田中文男(ベンガル)、山路瞳(長谷部香苗)らシリーズお馴染みの面々も映し出される。タカ&ユージを中心に、コミカルで軽妙なセリフや掛け合いの数々も印象的に映し出され、『あぶ刑事』らしさ満載の内容に。町田の命令により港署捜査課刑事・早瀬梨花(西野七瀬)から手錠をかけられたタカがぼやく姿も収められ、「探偵だけど、刑事(デカ)!」というナレーションとともに映像は終了する。本ポスタービジュアルには、目を惹く真っ赤な背景をバックに、スーツに身を包み華麗に銃を構えるタカ&ユージの姿と、「無茶しないと、滅びるぜ。」というキャッチコピーが。9日からはタカ&ユージのクリアスタンド付きムビチケカード バディ券(一般ペア券)の発売も決定した。全国の上映劇場窓口にて購入可能となっている。【編集部MEMO】1986年にテレビドラマ放映され、数多くの社会現象を巻き起こした『あぶない刑事』。軽妙なトークと激しいアクション、オリジナルな世界観で数多くのファンを魅了し愛され続けてきた。2016年公開の映画『さらば あぶない刑事』でシリーズの幕を閉じたと思われた『あぶデカ』が、映画『帰ってきたあぶない刑事』として7年の時を経てスクリーンで復活する。(C)2024「帰ってきた あぶない刑事」製作委員会
2024年02月06日流行のファッションに加えて、世界には、さまざまな伝統的ファッションが存在します。その国や地域特有のファッションを知ると、これまで築かれてきた、長い歴史に触れたような気持ちになりますよね。杏の『エキゾチックファッション』に絶賛の声2024年1月24日、俳優の杏さんが自身のInstagramアカウントを更新。投稿された複数枚の写真には、多くの人が知っている『普段の杏さん』とは大きく異なる姿が写っていました。ずっと着てみたかったという『念願のファッション』に身を包み、嬉しそうな表情を浮かべる、杏さん。公開された写真が、こちらです!※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 杏/Anne Watanabe(@annewatanabe_official)がシェアした投稿 写真には、インドの民族衣装であるサリーを着用し、インド風のメイクをしている杏さんの姿が!これらの写真は、ファッション誌『SPUR』の一環で撮影されたものなのだとか。インド映画の魅力に気付いた杏さんは、今回、初めてインドを訪れたといいます。もともと、美しい黒髪やクールな印象の顔立ちで、エキゾチックな印象が強い、杏さん。そんな杏さんだからこそ、こういったファッションはぴったりとハマっていますね!初めて着るにもかかわらず、見事に衣装の魅力を引き出している杏さんの写真に、多くの人から称賛する声が上がりました。・すごい、見事に着こなしている…!さすがは俳優さん。・杏ちゃん、美しすぎます!どんなファッションとメイクも似合うんだなあ。・いつもとは異なる魅力を感じる。「さすが」のひと言です。今回の投稿で、杏さんは、インドで使われている言語の1つであるテルグ語を使い「サリーを着ています」とコメント。映画から始まり、ファッションにも触れ、どんどんインドの文化について知識を深めていくのかもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2024年01月25日ムロツヨシが平手友梨奈と共演した「うちの弁護士は手がかかる」が12月22日の放送でフィナーレを迎えた。杏がさくらに放った言葉に喜びの声が上がる一方、杏とさくらの姉妹が対立してしまったことを嘆くコメントもSNSに寄せられている。芸能マネージャーだったが突如クビを宣告されパラリーガルに転身した主人公・蔵前勉をムロさんが演じ、蔵前が超優秀だがコミュ力に難ありの新人弁護士を“法廷のスター”に育てようとする新感覚育成型リーガルエンターテインメントが展開してきた本作。蔵前役のムロさんはじめ、姉のさくらから弁護士資格がないと告げられた天野杏役に平手さん。蔵前と杏が働く香澄法律事務所所長の香澄今日子役に戸田恵子。香澄法律事務所の弁護士で努力家タイプの山崎慶太役に松尾諭。同じく香澄法律事務所の弁護士・辻井玲子役に村川絵梨。バイトを掛け持ちしているパラリーガルの岩渕亮平役に日向亘。パラリーガル一筋30年のベテラン・丸屋泰造役に酒向芳。杏に憎しみを姉の弁護士・天野さくらには江口のりこ。蔵前の元恋人でマネージャー仲間の安藤カオリに安達祐実。蔵前がかつてマネジメントをしていた人気女優・笠原梨乃に吉瀬美智子。杏の恩師・椿原に野間口徹といった顔ぶれが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。蔵前は杏の弁護士資格の有無について椿原に話を聞こうとする。そこに今日子も現れ、2人を前に椿原は、さくらに口裏を合わせるよう頼まれたことを告白、杏に弁護士資格がないというさくらの言葉は嘘だったことが証明される。一方、青海医大病院による看護師・大橋いずみ(志田未来)の不当解雇の件は、病院の跡取りの医師・武藤慎一(浅香航大)の医療ミスを、大橋に罪をなすりつけることで隠蔽しようとしたことが判明。さらに病院は7年前にも慎一の医療ミスを隠蔽しており、それを行ったのは杏とさくらの父・天野昌幸(山崎一)だった。父が清廉潔白な人間だと信じていた杏はショックを受ける…というのが最終回のストーリー。結局慎一が自分の医療ミスを認め、青海医大病院の医療ミスの隠蔽は暴かれる展開になるのだが、蔵前はさくらが嘘をついたのは、杏が昌幸の不正を知らずに済むようにするためだったのでは?と指摘。その言葉を聞いたさくらは「お母さんを奪ったあんたを許せない。だからあんたも私を許せなくていいよ」と返すが、杏はさくらを許すと返答。そして「私はもう1人ではないので」と続ける…。「杏ちゃんやっとさくらさんに自分の気持ちをぶつけられた」「杏ちゃんがさくらさんを見据えて最後までしっかり想いを伝えられてよかった」と、杏がさくらにはっきりモノ申せるようになったことを喜ぶ声が上がる一方、「さくら姉さん、蔵前さんの言う通りホントは杏ちゃんを想っての行動だと信じてます」とさくらを擁護するコメントや「杏ちゃんもさくらさんもどちらかというと被害者なんだよな……」「隠蔽もさくらさんも杏ちゃんも全部お父さんの無責任のせいで苦しむことになってる」と、昌幸の行動が招いた姉妹の対立を嘆くコメントも。その後ラストでは香澄法律事務所のクリスマスパーティーが開かれるのだが、蔵前がラストシーンで“変身”したあるキャラクターに多くの視聴者が注目。それはムロさんが以前演じた「勇者ヨシヒコ」シリーズのメレブで、視聴者からは「まさかのメレブ登場で爆笑しちゃった!!!」「ここでテレ東ヨシヒコ要素そのまま出てくると思わなくて草」「他局の本物はずるいwwwwww」などの反応がタイムラインに殺到している。(笠緒)
2023年12月23日映画『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』が11月23日(水・祝) より公開中。このたび、桔梗魁(杏)、嘉祥寺晃(片岡愛之助)による証言映像が公開された。本作は、二階堂ふみとGACKTを主演に迎え、2019年に公開された映画『翔んで埼玉』の続編。麻実麗(GACKT)率いる埼玉解放戦線の一行が埼玉県人の悲願である埼玉に海を作るため、未開の地・和歌山へと旅立つことに。道中、嵐に襲われ何とか白浜に漂着した麗は、かつての埼玉のように関西に蔓延る“大阪への通行手形”撤廃のために闘う桔梗との運命的な出会いを果たす。今回公開されたのは、先日解禁となった麗と壇ノ浦百美(二階堂)による証言映像に続く第2弾。桔梗は麗との出会いを振り返り、「あれは運命の出会いだった……美しく、どこか懐かしさもあった」と恍惚とした表情を浮かべ、麗との妖しい関係を匂わせる場面も。しかし、大阪はじめ神戸、京都によって和歌山、奈良、滋賀の人々が虐げられている“超ド級の地域格差”を無くすため、桔梗は「和歌山・奈良の同志たちとともに戦うのだ!」と高らかに革命を宣言する。一方、そんな桔梗たち滋賀県人を「ゲジゲジ」と鼻で笑う嘉祥寺は、「大阪なくして関西、そして日本は成り立てへんねん!大阪が天下を獲るんや!!」と、邪悪な野望をギラつかせ、麗たち埼玉県人にも「必ず痛い目あわしたる」と不敵な笑みを見せる。日本全土を巻き込んだ壮大な決戦の火蓋が切られる中、滋賀県人140万人の人口と同数を誇る滋賀の守り神「とびだしとび太」とともに、滋賀を守り抜くことを決意する桔梗。対する嘉祥寺は、とっておきの“秘策”で返り討ちを宣言する――。『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』証言映像第2弾<作品情報>映画『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』公開中公式サイト: 映画「翔んで埼玉」製作委員会
2023年11月29日現在放送中の大河ドラマ「どうする家康」に、鈴木杏と寺島しのぶが出演することが分かった。松本潤主演で贈る本作は、徳川家康の生涯を古沢良太が新たな視点で描く物語。岡田准一、有村架純、ムロツヨシ、山田裕貴、杉野遥亮、広瀬アリス、山田孝之、板垣李光人、松重豊らが出演する。「花燃ゆ」以来、2回目の大河ドラマ出演となる鈴木さんが演じるのは、徳川と豊臣の橋渡しを託された茶々(北川景子)の妹・初。「本当にびっくりしました。まさか自分に白羽の矢が立つと思っていなかったので……。しかも初は、物語の本当に最後の最後、クライマックスの大事なところを担う役。急に超重要な役目を負わされる緊張感は、本物の初さんとリンクしているんじゃないかな、と思いました」と出演依頼を受けた際のことをふり返る。そして、「最終的に今回の初は、祈る人だと思うんです。家康はもちろん、茶々も秀頼も、千姫も江も、それぞれ見ている未来は違います。でも、たとえどの道を進んでも、そこには平和があってほしいと祈る。その姿勢を、初を演じるうえで大事にしたい」とコメント。松本さんとの共演は、「金田一少年の事件簿」や舞台「白夜の女騎士」以来、3度目となるが、「共通の友人がいるので、たまにプライベートでも会う機会もありますが、だんだん再会するとホッとする人になってきました(笑)。今回の共演では、本当に頼もしさしかないです。かっこいいな、すごいな、と。どんどん器が大きくなられている気がします。パフォーマーとしてだけでなく、現場を引っ張っていくチームリーダーとしての力もあり、全体を見ている方だなと、改めて感じました」と語る。一方、今回7回目の大河ドラマ出演となる寺島さんは、家光に帝王学を教え込む愛深き乳母・福(春日局)を演じる。自らを取り立ててくれた家康に、深い恩義と敬意を抱き、竹千代に祖父・家康の偉業を神のごとくと教え、家光の治世に大きな影響を与える。語りを務めてきた中での出演依頼となるが、「冗談交じりに、『いつかご出演も』と言われたことはありましたが、まさか実現するとは思っていなかったので、やはり驚きました」と明かす寺島さん。「語りのときは、私情が入ったナレーションだけでなく、戦における戦況の説明なども多かったので、講談調、語り部調で、どちらかといえば力強く発声していたんです。でも、福として話すとき、そのトーンでいくと芝居が舞台っぽくなってしまうかなと悩みまして、監督と相談しました。最終的には『福はそれでいいんじゃないか』と言っていただいたので、不自然にならない程度に、語りのトーンに寄ってお芝居をしました。ただやっぱり、それまで語りしかやっていませんでしたから、ポンと生身でセットに入ってお芝居するのは、なかなか難しかったです。うまくつながっているといいんですけれど」と違いを話す。松本さんについては「『撮影が終わったら飲みましょう』と言われました(笑)。語りは、撮影がクランクアップしたあとも仕事が続くので、それが終わったら、と。松本くんはこれまでずっと頭として頑張ってきて、きっと大変だったと思うんです。語りの立場だと、なかなか撮影スタジオには行かないので、私はあまり現場を見ていないんですよね。だから、お互い落ち着いたところで、ゆっくり話をしたいなと思います」とコメントしている。大河ドラマ「どうする家康」は毎週日曜日20時~NHK総合/毎週日曜日18時~BSプレミアム・BS4Kにて放送中。※BS4Kでは日曜午後0時15分から先行放送(シネマカフェ編集部)
2023年11月27日ムロツヨシ&平手友梨奈がバディを演じる「うちの弁護士は手がかかる」第4話が11月3日オンエア。杏と山崎を比較した蔵前のセリフと、杏の姉・さくらの発した“ある言葉”に多くの視聴者から反応が寄せられている。本作は生きる希望を見失っていた元芸能マネージャーがパラリーガルになり、超エリートだがコミュニケーションが苦手な新人弁護士を“法廷のスター”にするべく奮闘する育成型リーガルエンターテインメント。キャストは敏腕芸能マネージャーだったが突然クビを宣告され、パラリーガルに転身する蔵前勉にムロさん。最年少で司法試験に合格した超エリートだが、コミュニケーション力がない天野杏に平手さん。天野が所属する香澄法律事務所の所長をしている香澄法律事務所所長・香澄今日子に戸田恵子。事務所のムードメーカー的存在の山崎慶太に松尾諭。仕事もプライベートも効率的にこなす辻井玲子に村川絵梨。受験勉強をしながらパラリーガルをはじめ複数のバイトを掛け持ちする岩渕亮平に日向亘。パラリーガル一筋30年という丸屋泰造に酒向芳。蔵前のマネージャー仲間だった安藤カオリに安達祐実。杏に冷たい態度を取る姉で天野法律事務所所長の天野さくらに江口のりこといった顔ぶれ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。杏は今日子から呼び出され、山崎が手がけている強盗致死事件の裁判員裁判に協力するよう言われる。今日子は裁判員裁判は見栄えの良い人が有利という理由から杏と山崎が協力して裁判に臨むように命じる。事件の被告は30歳の日雇い派遣労働者・木原健太(戸塚純貴)で、木原は深夜に路上で被害者の後藤敦(伊藤孝太郎)と口論になり、もみ合ううちに後藤が階段から転落、その後死亡。木原はいったんはその場から逃亡したが後に自首していた。現場から後藤の財布とスマホがなくなっており、検察は強盗致死で木原を起訴するが、山崎は量刑が軽い傷害致死を主張するつもりだった。しかし杏は金品を奪ったことを認め、自首したことをアピールして減刑を狙うと言い出し、2人は真っ向から対立する…というのが今回のストーリー。5浪して大学入学、司法試験も5回目で合格した山崎と、18歳で司法試験に合格した杏…カオリとラーメンを食べながら2人の違いを「住む世界線が違うの。それは『VIVANT』と『東京ラブストーリー』ぐらい」と表現する蔵前。視聴者からは「住む世界線が違う例えでVIVANT東京ラブストーリー 笑う」「VITANTと東京ラブストーリーは草」「ヴィバンネタ入れてくるなんて思わなかったわ」といった反応が。その後事件は木原が隣人のシンガーソングライター志望の女性をかばって罪を被っていたことが判明、彼の無実が証明されるのだが、ラストでは杏の前に姉のさくらが現れる。さくらは木原の件に触れた後、続けて「弁護士を名乗る資格ないのにね」と口にする。その圧迫感に普段は強気の杏も、無言で委縮したような表情を見せる…。さくらのこの言葉に視聴者からは「弁護士としての資格が無いとか?」「もしかして下剋上球児同様無免許弁護士してたりする杏ちゃん…」「まさか教師無資格の次は弁護士無資格とか?」など、杏に“弁護士資格”がないのでは?と推測するコメントも多数寄せられている。【第5話あらすじ】出勤途中に突然腹痛に襲われた蔵前が救急車で病院に搬送される。その日は蔵前が丸屋に代わり今日子のパラリーガルを務めることになっていたため、今日子は蔵前の代わりに杏にパラリーガルを頼み、杏は渋々承諾する。今日子のクライアントの夫妻には、ボクシングをやっている大学3年の息子がいるのだが、同学年の選手とのスパーリング中に強いパンチを受け、脳しんとうと頸椎(けいつい)捻挫で入院することに。夫妻は大学側の安全義務違反を問えるかどうか相談に来たのだ…。「うちの弁護士は手がかかる」は毎週金曜日21時~フジテレビにて放送中。(笠緒)
2023年11月03日映画『あぶない刑事』最新作の製作発表会見が1日に都内で行われ、舘ひろし、柴田恭兵、浅野温子、仲村トオルが登場した。1986年にテレビドラマ放映され、数多くの社会現象を巻き起こした『あぶない刑事』。軽妙なトークと激しいアクション、オリジナルな世界観で数多くのファンを魅了し愛され続けてきた。2016年公開の映画『さらば あぶない刑事』でシリーズの幕を閉じたと思われた『あぶデカ』が、8年の時を経て復活する。○■『あぶデカ』最新作で昇進も近年の役柄とのギャップに「ダイナミックな格下げ」ドラマでは新米刑事だったが、今作では捜査課長へと昇進した町田透を演じる仲村。自身が演じた役柄の紹介を聞くと「いま、捜査課長になったのが、めでたいようなニュアンスで紹介していただいたんですけど、僕は近年の仕事で割と大きな会社の社長とか、総理大臣とかやってきたんです……それに比べると港署の課長っていうのは、びっくりするぐらいダイナミックな格下げという感じで(笑)」と笑いを誘う。「しかも37年前と同じ後輩ポジションという……実人生では絶対経験したくないバンジージャンプのような役柄を楽しんで演じました」と笑顔を見せていた。また、久しぶりの復活となるタカ(舘)とユージ(柴田)のコンビを間近で見た仲村は「このかっこよさが40年近く変わらないというのは、本当に異様な奇跡だと思いますし、『あぶない刑事』が足掛け38年続いた魅力の源であることは間違いないと思います」と語った。舘、柴田、浅野と一緒だと後輩ポジションに収まってしまうという仲村は「特に皆さんの前で話をしなきゃいけない時は、最終的には僕がなんとかしなきゃいけないなという意識を常に持っています」と話し、「質問を聞いていらっしゃらない方や、話し始めて質問がなんだったのか忘れてしまう方もいらっしゃるので(笑)。俺が何とかしないと! という気持ちをもって臨んでいます」と直前に質問を忘れてしまった舘のことをほのめかし、会見を盛り上げた。
2023年11月01日2023年10月24日、俳優の杏さんがInstagramを更新。公開された写真に、反響が上がっています。杏さんが公開したのは、東京都港区六本木にある『六本木ヒルズアリーナ』で同日行われた、映画『翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~』のレッドカーペットイベントで撮影された写真です。同作品に、桔梗魁(ききょう・かい)役として出演している杏さんは、イベントに出席した際、パンツスーツ姿で登場しました。「腰の位置と足の長さ、どうなってるの?」「かっこいい」などの声が上がった、実際の写真がこちら。 この投稿をInstagramで見る 杏/Anne Watanabe(@annewatanabe_official)がシェアした投稿 ボディラインが出る細身のパンツスーツを、杏さんは見事に着こなしています!フランスのパリで開かれる、ファッションブランドの新作発表会『パリ・コレクション(通称:パリコレ)』のモデルとしてランウェイを歩いたことがある、杏さん。同年現在、3人の子供を育てながら、見事なプロポーションを保つ杏さんの姿は、さすがプロといえるでしょう。【ネットの声】・人形並みのスタイルのよさ。素敵です!・スタイルが異次元。身体の半分が股下なのでは…?・パンツスーツを着こなす杏さん、かっこよすぎ!最高!現在、杏さんはフランスに移住し、日本との2拠点で活動しています。子育てや俳優業を両立し、フレキシブルに動く杏さんから、今後も目が離せませんね![文・構成/grape編集部]
2023年10月26日蓬田結梨杏さんのインスタグラムをチェーーック!蓬田結梨杏さんは地元の栃木県でグラビア活動をしていて自身のセールスポイントはおでこと健康的なボディだそう。先日、自身のインスタグラムに胸下からの接近アップショットを公開したところ反響を呼んでいるようです。どんな写真なのか早速チェックしてみましょう!胸下から今にも触れそうな近すぎる接写ショット「アートで素敵」 この投稿をInstagramで見る 蓬田 結梨杏 よもゆり(@yuria_yomogita)がシェアした投稿 派手なメイクをして寝そべり目を閉じる結梨杏さん。胸下辺りから顔を撮っていてDカップバストがすぐ目の前にある接写ショットに「素晴らしい」「セクシーでめっちゃ美しいですね♡」「たまらないです」と興奮気味のフォロワーからのコメントが続々と寄せられていました。バックショットや刺激的なショットも多めでフォロワーから注目が集まっている結梨杏さん。次はどんな悩殺ポーズが公開されるかドキドキしますね!
2023年10月18日藤井風の新曲「花」が、2023年10月13日(金)にデジタルリリースされる。藤井風の新曲「花」ドラマ「いちばんすきな花」主題歌にデジタルシングル「花」は、10月12日(木)に放送がスタートするドラマ「いちばんすきな花」の主題歌として書き下ろされた楽曲。「物語の主人公たちに自分自身を重ねることで、今までにないほど真っ直ぐでピュアな曲へと導いてもらえた」と藤井が語る待望の新曲は、ドラマの初回放送直後に配信開始となる。藤井風コメントこの物語の主人公達は、人生の色んな答えを探している気がしました。彼らに自分を重ねることのできる人はとても多いと思うし、僕も勝手に彼らの仲間になったつもりで、一緒に答えを探しにいこうと思いました。そしたら今までにないほど、真っ直ぐでピュアな曲へと導いてもらえたような気がします。貴重な機会に心から感謝しています。どんな物語が待っているのか、彼らは何を見つけるのか、いち視聴者として、そして密かに仲間として、とても楽しみにしています。作品情報藤井風 新曲「花」(フジテレビ 2023年10月期 木曜劇場「いちばんすきな花」主題歌)デジタルリリース日:2023年10月13日(金)価格:250円<放映情報>フジテレビ系 木曜劇場「いちばんすきな花」10月12日(木)スタート(初回20分拡大)/毎週木曜22:00放送
2023年10月13日クロエ(Chloé)の2024年春夏コレクションが2023年9月28日(木)にフランス・パリで発表された。花々が咲き誇る楽園溢れんばかりの花々が咲き誇る今季のクロエ。繊細な花びらを思わせるティアードドレスや、立体的なフラワーモチーフを配したメッシュドレス、肩周りに大輪の花を咲かせたドレスなど、花々が持つエネルギーを凝縮したような華やかなピースが次々と登場した。シャープなショルダーラインを描くドレスは、袖口に花びらのような柔らかい装飾を施すことでまるで花束を携えているようなロマンチックなルックスに。柔らかい花びらとは対照的な硬いレザーで仕上げたドレスは、蕾のように膨らんだパフスリーブが目を引く。ドレスのサイドや胸元に施されたカットアウトも印象的。フルレングスのニットドレスは、肌を大胆に見せるネックラインも合まってよりいっそう開放的なムードに。素材は、レースやシアー素材といったフェミニンなものから、力強い印象のレザーまでバリエーション豊か。ブラックのレザーにホワイトのシアー素材を合わせたドレスは、両者の素材感を際立たせたインパクトのある1着だ。フィナーレには、ブラジルのアーティストたちが力強いダンスと演奏を披露。最後はモデルや今季をもってクリエイティブ・ディレクターを退任するガブリエラ・ハーストもダンスに参加し、楽しげなムードが包み込む中、幕を閉じた。
2023年10月02日アニメーション映画『窓ぎわのトットちゃん』に、役所広司、小栗旬、杏、滝沢カレンが参加していることが明らかに。トットちゃんを取り巻く重要キャラクターを演じる。トットちゃんの愉快な日常を通して見えてくる、日々のささやかな幸せ、個性の豊かさ、恩師からの教え、家族・友人への深い愛情――。世代や国を問わず、世界中の人々の心を動かした黒柳徹子の不朽の名作「窓ぎわのトットちゃん」の温かく美しく、そしてちょっぴり切ない世界が、色彩豊かな世界観でアニメーション映画化。トットちゃんを語る上で欠かせない人物は、両親。今作では、パパを小栗さん、ママを杏さんが演じる。パパ(=黒柳守綱)は当時、日本最高峰と呼び声が高かったヴァイオリン奏者。黒柳さんが“徹子”を上手く発音できず、トットと発音していたことから、パパはトット助と呼び、愛情を注いでいた。一方ママ(=黒柳朝)は、夫を愛し、トットちゃんの成長を誰よりも傍で見守る心優しき母。トットちゃんのお転婆な性格と行動力に心配事が絶えない日常を過ごしながらも、のびのびとした人生へと導くために寄り添う。小栗さんは「僕もトットちゃんと同じように小学生の時に、厳しさの中にも優しさがあって、しっかり向き合ってくれる素敵な先生と出会いました。ご覧頂く方々にも「こういう出会いが起きたらいいな」と感じてもらえると嬉しいです」と話し、黒柳さんとは家族ぐるみで付き合いがあるという杏さんは、「オファーを頂いて嬉しかったです。トットちゃんのお転婆な姿や、ママ・パパの姿が映像になることが楽しみですし、何より自由が丘の街並みや電車の風景など、古き良き日本が表現されているので、当時にタイムスリップしたような気持ちになれるのではないかと思います」とコメントしている。また、トットちゃんが通うトモエ学園の校長・小林先生(小林宗作)を役所さん、トットちゃんの担任・大石先生を滝沢さんが演じる。役所さんは「声の仕事は本当に難しいので躊躇しましたが、台本を読ませて頂きとても感動しましたし、戦争というものを子どもたちがどう感じていくのかは普遍的なテーマでありますから、やはりこういったお話は沢山の方に観て頂きたいなと思い参加をしました」と参加の経緯を明かし、「お会いしたことはありませんが、以前から小林先生を存じ上げていたので今回演じさせて頂くことを、非常に光栄に思っています」と話す。滝沢さんは「生きる楽しさや生きているからこそできること、そして勇気をもらえました。みなさんにもこの作品をご覧になって、明日への楽しみや幸せと出会ってもらえたら私も幸せだなと思います」とメッセージを寄せている。『窓ぎわのトットちゃん』は12月8日(金)より全国東宝系にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:窓ぎわのトットちゃん 2023年12月8日より全国東宝系にて公開© 黒柳徹子/2023映画「窓ぎわのトットちゃん」製作委員会
2023年09月27日「ベビーカーを押して階段にさしかかると……」杏さんは2016年5月に双子の女の子、2017年に男の子を出産し、昨年からお子さんと一緒にフランスのパリに移住。宇多田さんは2015年7月に男の子を出産し、イギリス・ロンドンで長く暮らしています。お互い子育てをしながら海外で暮らし、デビューしたのも同じ年頃だという、共通点の多い二人。宇多田さんは15歳でデビューし、「生活に必要な能力がなにも身につかないまま20代になっちゃって。家を借りたり、銀行口座を開いたり、インターネットや電話の契約をしたり、自分で生活できるようになりたいと思った」ことがきっかけで、知り合いはいないけれど英語が通じ、興味のあったヨーロッパのいろんな街へ気軽に行ける距離感のロンドンで暮らすことにしたのだそう。一方の杏さんは、子どもが小学校に上がるタイミングがちょうどいいかなと、フランス・パリに移住する決意をしたのだそうです。宇多田さんは最近、8歳になった息子と二人きりでの旅行の楽しさに目覚め、昨年はイタリア北部にある避暑地・レイクコモに出かけたそう。日本でも、もっといろんな場所に子どもを連れていきたいと思っているそうです。杏さんもまた、旅行が大好き。ヨーロッパはもちろんのこと、この夏は仕事を兼ねて、大阪、京都、北海道、富士山麓にある河口湖など、お子さんと日本各地を旅したそうです。ただ、子どもとじっくり向き合う時間として「1人ずつと旅行したいな。それぞれとゆっくり話す時間があったらいいな」と心の内を明かしました。ずっとロンドンで子育てをしてきて、日本での子育て経験がないという宇多田さん。日本と海外の子育て環境の違いは友人から聞く程度で、あまり実感がないと言い、両方を経験している杏さんに「フランスに引っ越して(日本の子育てと)すごい違うなって感じますか?」と尋ねました。杏さんは、フランスは本当に子育てしやすい環境だといい、「ヨーロッパってエスカレーターとか全然ないじゃないですか?でも、何となくベビーカーで階段に差しかかると、どこからともなく人が来てとにかくヘルプするっていうのが根付いている」と、実際に文化の違いを感じていると答えました。すると「誰も嫌な顔しないですもんね、子どもに対して」と宇多田さんも同意し、「海外の(人たちの)子どもをみんなで育てるってのはすごい素敵」だと、ともに声を揃えます。そんな話をしながら餃子のタネを作り、手際よく包んで焼いていく二人。杏さんが唐突に「お酒って飲みます?」と振り、宇多田さんが「昔ほどじゃないけど飲むのは好きです」と、普段はブルゴーニュの白ワインなどを飲んでいることを明かすと、「じゃあ是非今度パリでワイン会を!」と飲み会に招待していました。
2023年09月14日パリでは「いろんな人が助けてくれる」杏さんは去年の夏に家族でフランスに渡り、現在も生活の拠点をパリに置いています。お子さんは7歳の双子の女の子と、年子で5歳の男の子の3人。姉妹は双子ながら性格が全然違うようで、「性格ってお腹の中から決まってるんですよ」と妊娠中のことを振り返った杏さん。1人はお腹の中にいるときから活発で、もう1人は狭いお腹の中で蹴られ続けていたそうで、「何となくそういう、おっとりさんと活発なほうって、未だにそう」だと話します。パリでの生活は子育てしやすい環境があり、「(子どもが)優先してもらえたり、いろんな人が助けてくれる。日本でもそうなんだけど、それがもうちょっと根付いている」と感じるそう。マルシェに行くといつのまにかお子さんが何かもらって食べていたりすることもあり、環境に慣れてきた最近は子どもがサクランボを口にくわえているのを見て「誰かがくれたんだね」と思ったとか。親切にする方もされる方も極端に気をつかわず、当たり前に受け入れられる社会のようです。フランスには親しい女優の黒島結菜さんや、声優の戸田恵子さんらが遊びに来てくれたことも。3週間ほどパリに滞在した黒島さんは、「(杏さんは)めちゃくちゃカッコいい。朝も早起きで、夜も遅くまで起きててずっと働いて動いてる。杏さんが休んでるところを見たことがない」そうですが、一度、杏さんが昼寝をしているところを見て安心したというエピソードを明かします。また、杏さんの子どもたちを「マゴマゴちゃん」と呼び、本当の孫のように可愛がっている戸田さんは、杏さんにとって母のような存在かと思いきや「年齢は杏ちゃんのほうが下だけど、マインド的にはお母さん」だと明言。「いつセリフ覚えるんだとか、どう段取りするんだとかありながら、待ってくれないもう1つの大切なものがある。休みたいときももちろんあると思うんだけど、待ってもらえないものがある。そこがすごいと思う」と杏さんへのリスペクトを語りました。黒島さんや戸田さんが「いつ休んでいるのか」と驚くほど、何事も完璧にこなしているように見える杏さん。ですが、先月出演したトーク番組で杏さんは、「私は一人では子育てしてません」とハッキリ宣言していました。3人の子どもたちをシングルで育てていて、「スゴいね」と言われることがあるそうで、杏さんは「私も、私自身の力でなんとかしてるのではなくて、めちゃくちゃいろんな人に頼りに頼って、のたうち回っていろんな人にすがって生きているので」「お母さん、人の手を頼りましょう。私は一人では子育てしてません、できません、無理です。これを、声を大にして言いたいです」と訴えたのです。また、フランスでの子育てを経験し、「こっちではベビーシッターがみんな(子どもたちの)送り迎え。いろんな人に頼ったりベビーシッターに頼んだりは当たり前の光景」「日本のお母さんはホントに頑張りすぎているところがある」と実感したと明かしていました。お母さんは超人ではなく、1人で何もかもを背負い込むなんて無理。いろんな人の手を借りながら生活を回していくのは当たり前のことなのですよね。そんな杏さんの息抜きは、子どもが寝たあとのゲームというから少し意外?「いつ寝てもいいよう枕元でやって、眠くなったら戦ってる途中でもスッと寝る」ようにしているといいます。寝る前にリラックスする大切なひとときなのかもしれません。
2023年08月31日女優の杏が、オンワード樫山が展開するレディスブランド「23区」のブランドアンバサダーに起用され、このたび公開されたファッションムービー「30th SPECIAL FASHION SHOW PARIS TO TOKYO」に出演している。○■「23区」30周年を記念し、杏がブランドアンバサダーにブランド生誕30周年を記念してブランドアンバサダーに就任した女優の杏。ムービーでは“パリから東京へ”というブランド誕生時のコンセプトをオマージュすべく、エッフェル塔やパリのランドマーク・セーヌ川に架かるアレクサンドル3世橋から、風情ある建物が並ぶセルヴァンドニ通り・フェルー通りの小道、フランス国立公文書館の門と美しいパリの風景が次々と映し出される。杏は全5パターンの「23区」コーディネートを着こなして登場。そして瞬間移動したかのように東京タワーへ。杏が生まれ育った地である東京と、モデルとしての経験を積み現在改めて生活の拠点にしているパリという思い出深い地で、トップモデルの風格あふれる圧巻の表情とたたずまいを見せている。○■杏インタビュー一部抜粋――午前中の撮影を振り返っていかがですか?久しぶりにウォーキングをしたなっていう気持ちでした。最後にファッションショーに出たのは、もう何年も前です。パリでのウォーキングだけでいうと10年以上経っているかもしれないので、今回久しぶりのウォーキングをパリの街で表現することができて、とても楽しかったです。――杏さんにとってフランスとはどんな場所ですか?まだ胸を張って住んでいると言えるほど自分が馴染めているかは分からないですが、帰ってくると安心する場所になってきた気がします。――杏さんのマイブームは?カフェに入った時にカフェ・グルマンを頼んでみること。グルマンは、“グルメ”という意味なんですが、一口サイズのお菓子が3つくらいお皿に乗っていて、たくさんガッツリ甘いものというよりは、コーヒーと一緒にそのお店の甘いものを一口ずつ食べられる。お店によって全然違うので、「ここはどんなだろうな」って思いながら、巡っているのがすごく楽しいです。――今後挑戦してみたいことはありますか?引き続き語学を学んでいきたいなという思いがあって、子供の送り迎えの時間内で語学学校に行くのはなかなか難しいので、いろいろな道を模索しながらやっている状態です。色々な先生と繋がれるオンラインレッスンを探しているところです。ゆくゆくは、例えばフランスでお友達ができたらいいなとか、お仕事ができたらいいなと思っています。――ご自宅でよく作られるお料理は?お蕎麦とか。あとはご飯を炊いておかずを作ったり。昨日は花豆を煮たりとか、切り干し大根をとか。そういう感じのものを作ったりもしています。――頑張っている方への応援メッセージを。みなさまこんにちは。杏です。現代の日本を生きる私たちはいつも頑張っている、むしろ頑張りすぎなのかなと思うこともあります。仕事や学校、家のこと、いろんなやるべきことが日々あると、大変だなって感じることも多々あるし、楽しむこと、休むこと、遊ぶことも何かしらハードルを感じてしまったり。そんな中で、自分の好きな色・好きな服を着てみることって、すぐに日常でできる大きな楽しみや変化なのかもしれません。私はこのごろ、あえて明るい色とかはっきりした色、今まで手に取ってこなかった柄を着てみようと思うことも増えてきました。明るい服を着ることで楽しい気分になったり、気持ちを引き締めたい時は暗い色みを選ぶこともありますが、いつもと違う服や、本当に着てみたいものを着てみると、その日をうきうきと過ごせたりします。数あるお洋服の中から「あ! これだ!」と思うものを探して着てみるということって、心にもいいんだなって思っています。みなさまもどうぞ「23区」の中からお気に入りの1着……1着に限らず「これだ!」と思うものを探して、身につけて、そしてお出かけしてみてください。
2023年08月24日「グリーンカレー」でそうめんもアリ!昨年8月に三人のお子さんを連れてフランスへ移住した杏さん。YouTube ではキッチンに立ち料理の腕を存分に振るう動画も大人気です。暑すぎる夏、食卓ではそうめんが大活躍ですが、そろそろいつものめんつゆで食べるのに飽きてしまう頃ではないでしょうか。そんなとき、杏さんがYouTubeで公開している、いろんなつけだれと薬味で楽しむそうめんパーティーの準備動画がめちゃくちゃ参考になります!まずは杏さんが用意する4種類のつけだれの作り方をみてみましょう。杏さんは基本のめんつゆのほか、「グリーンカレー」「トマトのつけだれ」「豆乳のつけだれ」を用意するといいます。そうめんにグリーンカレー⁉ とびっくりしますか、意外なことに合うんだとか。「グリーンカレー」は、ベビーコーン、ナス、鶏もも肉を小さめにカットし、フライパンで炒めて塩で味付け。火が通ったらお鍋に移して、市販のグリーンカレーと、グリーンカレーと同量のココナッツミルクを入れて煮込んで完成です。「トマトのつけだれ」は、カットしたトマトと白だしをミキサーにかけて、ざるでこせばできあがりというシンプルさ!「豆乳のつけだれ」は、無調製豆乳に塩を加えて、醤油を風味付け程度に入れ、すりごまを加えて完成です。つけだれができたら、あとはひたすら薬味!杏さんは薬味が何よりも好きな食べ物なのだとか。そうめんと一緒に食べるので、火を通すものはできれば前日に作っておき、冷蔵庫で冷やしておくと◎だそうです。「しいたけの甘煮」は、砂糖を入れた水で戻した干ししいたけを細切りにし、砂糖と干ししいたけの戻し汁を入れて汁気がなくなるまで煮詰めます。時々アクを取り、醤油で味付けすればできあがり。「錦糸卵」は溶き卵に白だしとお水少々を足して薄焼きにし、ふたをして蒸し焼きに。何度か繰り返して薄焼き卵を何枚か作ったら、すべて重ねるようにしてまな板にのせて細切りにしましょう。「オクラのかつおぶし和え」は、ゆでたオクラ(新鮮な場合はそのままでOK)を輪切りにし、かつおぶしと醤油で和えるだけです。そのほか、カットするだけ・盛り付けるだけの薬味として「みょうが」、「しそ」、「ひきわり納豆」、「モッツァレラチーズ」、「カニカマ」、「かいわれ大根」、「白ネギ」、「青ネギ」、「パクチー」、「おろししょうが」、「刻みのり」、「たたいた梅肉」も用意。薬味が用意できたら、つけだれや、ゆでて冷たい水でしめたそうめんと一緒に食卓に並べましょう!つけだれや薬味が種類豊富なので、器が足りない、または洗い物が面倒だという場合は市販の紙コップなどを使ってもOKです。さらに付け合わせとして、氷をたくさん入れた器に、ピーマンをカットせずにそのまま盛り付けた「冷やしピーマン」も。見た目にも楽しく、塩をつけて丸かじりするととってもおいしいとのこと。うーん、食べたくなります!ちなみに、余ったそうめんは小麦粉やチーズと一緒に混ぜて、オリーブオイルで焼くとカリカリのおせんべいに。ネギやみょうが、しそ、しょうがなどの薬味が余ったら、アジなどの刺身と一緒になめろうにし、なめろう丼にするのがおすすめだそう。無限に出てくるレシピのアイデアにびっくり、さすがのひとことです。
2023年08月14日「2023虹の花まつり」が、2023年9月1日(金)から10月15日(日)まで、富士本栖湖リゾートにて開催される。約9万株の秋の花が咲き誇る「2023虹の花まつり」「虹の花まつり」は、雪をまとわない夏富士と、カラフルな花々の共演が見どころのフラワーイベント。イエロー、レッド、ピンク、オレンジといった様々なカラーのジニア、黄橙色の花に芯のグリーンのコントラストが美しいルドベキア プレーリーサンなど、約9万株15品種の花々が咲き誇る。“花畑に浮かぶ小舟”や“黄色い扉”などのフォトスポット花畑には、ユニークなフォトスポットが登場。花畑に浮かぶ「虹色の海を旅する小舟」や、扉を開けると向こう側に富士山と花畑が広がる「幸せの黄色い扉」が出現し、フォトジェニックな写真を撮ることができる。また、「虹色のサークルベンチ」も設置される。鑑賞のお供にぴったりなワンハンドフードさらに、鑑賞のお供にぴったりなテイクアウトのワンハンドフードが勢揃い。“山梨県産桃バター”や“甲州ワインビーフを使用したコロッケ”をサンドしたこっぺぱん全5種類のほか、富士山の溶岩をイメージした真っ黒な「富士山溶岩からあげ」、桔梗信玄餅をトッピングした「桔梗信玄餅ソフト」などを用意する。富士周辺ならではの食材や名産品を使用したメニューとなっている。「ピーターラビット イングリッシュガーデン」もさらに、11月26日(日)まで「ピーターラビット イングリッシュガーデン」も営業。世界中で愛されている『ピーターラビットのおはなし』絵本シリーズの世界観を再現した首都圏最大級の英国式庭園にて、約300種類の草木や花々を楽しむことができる。「虹の花まつり」とあわせて、ぜひ散策に赴いてみては。【詳細】「2023虹の花まつり」開催期間:2023年9月1日(金)~10月15日(日)※計45日間※開花状況により変動あり。期間中無休会場:富士本栖湖リゾート内住所:山梨県南都留郡富士河口湖町本栖212営業時間:8:00~16:00※開花状況により変動入園料:大人(中学生以上) 800円、小人(3歳以上) 300円植付面積:約4,000㎡品種・株数:15品種・約9万株■「ピーターラビット イングリッシュガーデン」開催期間:2023年4月15日(土)~11月26日(日)※開花状況により変動あり※営業時間・入園料については虹の花まつりに準ずる※それ以外の期間は無料で入園可能
2023年08月13日7月15日放送の『マツコ会議』(日本テレビ系)に出演した杏(37)。そこでの発言が賛否を集めている。杏は22年にフランス・パリに3人の子どもと移住しており、現在は女優業とシングルマザー業に奮闘している。パリでの子育て生活ぶりを問われた杏は「『3人、子どもがいてスゴイね』とたまに言っていただくこともあるんですけど。お母さん、人の手を頼りましょう!私は、一人では子育てしていません。できません。無理です。これは、声を大にして言いたいです」とコメント。自身の生活を「のたうち回っていろんな人にすがって生きている」と表現した。だがこうした発言に対して視聴者からは応援する声と同じくらい、ネガティブな声も多く集まっている。《ベビーシッター雇えって話しね》《お金があるからこそ出来ること》《多くの人はシンプルにお金が無いよ》つまり“杏の発言は結局、お金がある側だからこそ言えるもの”という指摘だ。なぜこうした発言が一定数以上集まるのか。その現状について、自身も一児の母であるコラムニストのおおしまりえ氏は「いま、日本中で金銭的な余裕がなくなりつつあります。そんななかで一部の人に“ある側・ない側”といった、ある種の思考停止状態が加速しているのではないでしょうか」と話す。以下、詳しく聞いた。■「お金がない」で思考停止になる危うさ今回、起こった賛否についてみていると、声の一部には「ちょっと危険では」といった感覚を抱かざるを得ません。それは彼女の発言について「お金がある人だからできること」と思考停止で発言を頭から拒絶し、情報の精査や気付きをそこで終わりにしてしまっている人が一定数いることです。ちなみに杏さんは、「ベビーシッターを活用せよ」と明言はしていません。彼女の言う“人の手”とはご親族、友人、知人、保育園などの施設も含めた、ありとあらゆる有償無償の他人の力を頼りながら頑張ることを勧めていると推測されます。なのに批判する側の主張はなぜかベビーシッターの一点に集約されており、同時にそれに対して「お金がない」と即拒絶しているのが印象的です。もちろん現状、お金に余裕がないという事情のご家庭もあると思います。とはいえ発言に対して「受け入れない理由」を真っ先に考えてしまう姿勢は、所得格差だけでなく、情報格差をも助長してしまうのではと思うのです。■拒絶する前に関心を少し向けるだけで未来は変わる現在、日本では物価上昇に賃金上昇が追いつかず、社会保険料の負担も年々増加。じりじりと相対的貧困率が高まっています。体感としても10年20年前に比べ、苦しさを感じるシーンは増えているかと思います。しかしだからといって「お金がないから」と思考停止になってしまっては、新たな支援や情報を得る機会を逃し、さらなる負の連鎖に巻き込まれてしまうことにつながりかねません。仮に杏さんの発言に対してベビーシッターを連想した場合であっても、利用料が実際にいくらなのか、自分に払える額なのか、自治体の助成などはないのかといった視点で捉え直してみると、新たな発見もありうるのではないでしょうか。ここで、筆者の実体験を少し紹介させていただきます。私は子どもを出産するにあたって産休育休を取得せず、仕事を続けていました。それもあって、まさに「のたうち回って」育児と仕事を両立していました(もちろん、これは私の選択における責任です)。当然、自分や夫の手だけでは回りません。そのため、シッターから産後ドゥーラ、家事代行や認可外保育施設、両親や実の妹など、有償無償かかわらず多くの助けを借りて前に進むことができています。これが親のあり方として良いか悪いかは、ここでは議論しません。しかし当時を振り返って感じるのは、思った以上に自治体の助成があり金銭的負担が少なかったこと。また家事育児を手放すことで、自分のなかの母親像がポジティブに変化したこと。そして最初は想定以上の罪悪感との葛藤があったことなど、“いい意味での想定外”は多かったように思います。ひとえにこうした経験が出来たのも、「人の手を借りる」という道を最初は恐る恐る受け入れたことにあります。現在は、多くの自治体でベビーシッター利用に対する助成が準備されつつあります。日本では心理的な抵抗感を抱く方もまだまだ多く、筆者個人も「絶対おすすめです」と言いたいわけではありません。ただ「人の手を借りてみては」といった話が出たとき、頭ごなしに否定するのではなく、試しに制度がどのようなものか調べたり、助成の有無などを知っておいたりするだけでも考え方に広がりが生まれます。それが場合によっては、負担感の軽減にもつながるのではと思うのです。「母とは」といった固定観念は、誰しもが持つものです。従来型の母親像と違う生き方の人を目の当たりにすると、とっさに「お金が」「ウチは無理」「それは無い」と拒否反応が出てしまうこともあります。自分が知らないものに抵抗感を抱くのは、人として当然の反応と言えます。しかし「無し」で終わる前に少しだけでも手に取ってみることで、新しい道が見えてくることもあるのかもしれません。今回の杏さんの発言に端を発した賛否には、こうした気づきを私たちに与えてくれるように思うのです。(文:おおしまりえ)
2023年07月21日タレントのマツコ・デラックスさんがMCを務めるバラエティ番組『マツコ会議』(日本テレビ系)。2023年7月15日の放送回では、俳優の杏さんがゲストとして登場しました。同年現在、3人の子供を育てながら、フランスの首都パリで暮らしている杏さん。パリでの生活や子育てについて、番組で語りました。杏「日本のお母さんって本当に頑張りすぎ」杏さんは、パリに移住してから9か月が経つとのこと。雨漏りの工事を半年以上待ったり、荷物の再配達がなかったりなど、翻弄されながらも「そういうもんだ」と前向きに過ごしていることをマツコさんに伝えます。パリに移住を考えたことがあるというマツコさんは、杏さんの話を聞いて、街の人たちの自由な空気感にさらに惹かれたようでした。また、フランスは子供に関する政策に力を入れているということもあり、杏さんは「子供はすごく守られている」という印象を抱いている様子。そして、パリに移住してから感じたことを話し出しました。3人子供がいて「すごいね」とたまにいっていただくことがあるんですけど、みなさん、お母さん、人の手を頼りましょう。私は、1人では子育てしていません。できません。無理です。これはもう、声を大にしていいたいです。日本のお母さんって、本当に頑張りすぎなところがあるので。こっちは、いろんな人に頼ったり、ベビーシッターに頼んだりっていうのは当たり前の光景なので。マツコ会議ーより引用杏さんは、自身の経験から「1人で子育てをするのは無理」と断言。日本で子育てをする母親たちに対し、「子育ては、もっと周囲の人に頼っていいもの」という想いを主張しました。ひと昔前の日本では、「育児は母親が1人でするもの」といった風潮がありました。現在は「育児は1人でするものではない」という考えが広まってはいるものの、まだまだ「育児は女性がやる」という意識が根底に残っているでしょう。そのため、無意識に「自分ですべてをやらなければ」と考えている母親も多いかもしれません。杏さんの意見にはマツコさんも「日本は本当に、お母さんに押し付けすぎだよね」「考え方を変えないと、どんなに手当を出しても一緒」と賛同。杏さんは「自分は1人で頑張っているわけではない」「周囲に頼って」と、同じく育児を頑張る母親たちに呼びかけたのでした。ネットでは、杏さんとマツコさんの会話に対し「本当にそう」といった声が多数上がっています。・本当にそう。日本のお母さんは頑張りすぎだよね。・日本は「家事や育児を他人にお願いするのはぜいたく」みたいな考えがある気がする。もっとベビーシッターや家事代行などを利用しやすくなるといいよね。・杏さんの言葉に涙が出てきた。素敵すぎるな。誰かに助けを求めたいけれど「頑張っていないと思われる」「自分でやらないと心配」などと考えて、人を頼れない親たちもいるでしょう。杏さんやマツコさんがいうように、すべてを1人で抱え込む『頑張りすぎなお母さん』の心身を軽くするためには、「育児は社会全体で協力して行うもの」という考え方が広がり、安心して頼ることができる場所がもっと増えるといいのかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2023年07月20日2023年7月6日、俳優でモデルの杏さんがInstagramを更新。父親で俳優の渡辺謙さんとの写真を公開し、話題になっています。杏さんは「父とイタリアのフィレンツェに行ってきました!」とコメントし、渡辺さんとの仲むつまじいツーショット写真など3枚を投稿しました。※写真は複数枚あります。左右にスライドしてご覧ください。 この投稿をInstagramで見る 杏/Anne Watanabe(@annewatanabe_official)がシェアした投稿 杏さんと渡辺さんは、イタリアの高級ファッションブランド『ブルネロ・クチネリ』のイベントやパーティに招かれて出席したとのこと。1枚目の親子のかっこいいたたずまいや、2枚目の杏さんの後ろでひょっこり顔を出すチャーミングな渡辺さんの姿など、素敵な写真にファンからも反響が寄せられていました。・素敵!ほれぼれする…と思っていたら、2枚目がかわいくて萌えました。・こんなかっこいい父娘、ほかにいないでしょ!素敵すぎるツーショットです。・2人とも楽しそう。良好な関係性が見えますね。2枚目のお父さんが、お茶目!杏さん親子がフィレンツェで旅をする様子は、YouTubeチャンネルでも配信されています。気になる人はぜひチェックしてみてください![文・構成/grape編集部]
2023年07月07日