松田聖子、斉藤由貴、近藤真彦、Kinki Kids……。時代を代表するアイドルたちの大ヒット曲をはじめ、数々の名曲を世に送り出した作詞家・松本隆(70)が今年、作詞家活動50周年を迎えた。その独特な世界を生み出す原動力は何か。“彼をよく知る人の証言”から迫ります。「『ポケットいっぱいの秘密』の歌詞をもらったとき、すごく面白い曲だなと思いました。ウィットがあるというか、女のコと男のコの姿が見えるようで、こういうことが自分の身に起こったら恥ずかしいなって。軽快でハッピーな曲だったので、印象深いですね」そう話すのは、自身も今年デビュー50周年を迎えたアグネス・チャン(64)。松本隆がはじめてアイドルに詞を提供したのがこの曲で、当時、松本は「魂を売った」といわれたこともあったそうだが、アグネスはこう語る。「松本先生からうかがったのですが、あるテレビ番組で、養護学校の子どもたちがみんなでこの曲を歌っているのを聴いたんですって。先生はすごく感動して『作ってよかった』と思ったそうです。すべての年代、子どもたちに好かれる歌だというのはすごいですよね。このエピソードが、私が後に関わることになったユニセフの活動と、どこかでつながっているような気もします」(アグネス・以下同)当時はちょうど時代の転換期。“結婚したら家に入る”という古い価値観から抜け出し、“結婚しても働き続ける”という選択をする女性も増えつつあるころだった。「私もアイドルだけを続けていてはいけないとカナダに留学したのですが、日本に戻ったときに先生が復帰作として『アゲイン』という曲を書いてくださった。留学から帰ってきた女性を受け止めてくれますか?という意味の歌詞で、私へのメッセージを込めて書いてくれたんですよね。詩を書いてくれるたびに、どうして私がいま考えていることがわかるの?という驚きとうれしさがあるんです」そんなアグネスは現在、三男が大学院を卒業し、ついに子育てが終了したという。「子育てが終わった私に、先生がどんな詞を書いてくれるのか。想像するだけで楽しみなので、書いてくれないかなあ。今年は私のデビュー50周年を記念してコンサートをやるので、先生にもぜひ来てほしいです。それにしても50年もの間、先生ほど充実した人生を送った人もいないですよね。先生だけが充実していたのではなく、先生の詞がたくさんの人の人生を支え、感動を与えて、充実させた。偉大なアーティストです」「女性自身」2020年3月17日号 掲載
2020年03月18日時代を代表するトップスターのヒット曲を次々と手がけ、旋風を巻き起こした希代の作詞家・松本隆(70)。松田聖子(57)も近藤真彦(55)も薬師丸ひろ子(55)も、彼らがデビューするや否や、その姿を見つけ、「詞を書きたい」と願った。そして「縁はないかな」と思っていても、その後、不思議とオファーが舞い込むのだという。今年、作詞家生活50周年を迎える松本がインタビューに応じてくれた。「聖子ちゃんはCMでデビュー曲を聴いて、声だけで『いいなぁ』と感じた。薬師丸ひろ子さんは映画『野生の証明』で、父親役の高倉健さんに『お父さ〜ん』って駆け寄るシーンを見てね。マッチはドラマ『3年B組金八先生』だったな」(松本・以下同)松本は松田聖子をトップアイドルに押し上げた立役者としても知られる。当時、CBS・ソニーレコードのディレクターだった若松宗雄氏から、アルバム収録曲へのオファーが舞い込んだときのことを「テストされたのかな?」と振り返る。最初に手がけた『白い貝のブローチ』が評価されて、6曲目のシングル『白いパラソル』から本格的に松田聖子を担当することに。自身の人脈でもある、松任谷由実(66)、細野晴臣(72)、大瀧詠一(享年65)ら一流アーティストを作曲家陣として迎えた功績も大きい。「聖子ちゃんとはピークのころはほぼ毎日会っていた。いろいろ話をしているからもう改めて取材する必要がなかった。できあがった詞を彼女が見て、『どうして私の思っていることがわかるの?』っていつも驚かれていたんです」“前髪を1ミリ切りすぎたら、恋人に会うのが怖い”“恋人が時計をちらりと見ると、泣きそうな気分になる”といった少女の繊細な気持ちを描いた歌が多く、この歌詞を男性がつづっていることに驚いたファンも多かった。「『こんな感じかな?』って、適当でした(笑)。会っているときに腕時計を露骨に見ると相手が傷つくかも、と思ったのは僕の経験。『おじさんが書いていてすみません』という気持ちでした」聖子の楽曲作りでタッグを組んだ松任谷由実とは、薬師丸ひろ子の傑作『Woman“Wの悲劇”より』も生み出した。「きれいな不倫の歌を書きたいなと思ったんだけど、『死んでしまった人を歌っているのでは?』と質問されることが多かった。表現って極めれば極めるほど霊界に近づいてしまうんだよね。薬師丸さんの作品では、学業で休んでいた後の復帰作となった『探偵物語』も僕はかなりいいと思う」そうして、もうひとり忘れてならないのは「この人は僕の母親にいちばん近い」と松本がいう斉藤由貴(53)。「僕を甘くみていて、強くてへこたれない人」と評する。「僕、へこたれない人が好きで。斉藤さんもそうだよね。才能があるからクドカン(宮藤官九郎・49)や是枝(裕和・57)監督などからも評価されている。そういう人は何があっても、いなくならない」そういえば、幾多のスキャンダルに負けず、芸能界に君臨し続ける松田聖子もそんな存在だ。そして、「僕の歌で大ヒットした人は、一生歌えるの」とさらりとつぶやく松本ーー。確かに、聖子、薬師丸、斉藤はそれぞれ進学、結婚、子育てといった転機を乗り越え、今も歌い続けている。「今の時代、一度休んでも、また歌いたくなったら出てくればいい。そうするとみんな受け入れるから。僕の歌は貯金のようなもので、彼女たちは預けていた財産をいつでも引き出すことができる。そんな感覚でもいいと思う」廃れることのない松本ソングの数々は、さらに50年後、100年たったときにはどうなっているだろうか。「それは時代が決めること。でも、きっと古くはならないと思う。僕はそれを見届けることができないけれど、希望的観測としては、古典になっていくんじゃないかな」「女性自身」2020年3月17日号 掲載
2020年03月18日時代を代表するアイドルたちの大ヒット曲をはじめ、数々の名曲を世に送り出した作詞家・松本隆(70)が今年、作詞家活動50周年を迎えた。「聖子ちゃんはCMでデビュー曲を聴いて、声だけで『いいなぁ』と感じた。薬師丸ひろ子さんは映画『野生の証明』で、父親役の高倉健さんに『お父さ〜ん』って駆け寄るシーンを見てね。マッチはドラマ『3年B組金八先生』だったな」(松本・以下同)松田聖子(57)も近藤真彦(55)も薬師丸ひろ子(55)も、彼らがデビューするや否や、その姿を見つけ、「詞を書きたい」と願った。そして「縁はないかな」と思っていても、その後、不思議とオファーが舞い込むのだという。そんな松本が「彼女のファン」と公言するのが、綾瀬はるか(34)。『マーガレット』という曲を贈り、レコーディングで初対面を果たしたときのこと。「あのときは僕が緊張してしまってあまり話せなかった。その後、対談したときも緊張していてからかわれるくらいで(笑)。彼女は天然のふりをしているけど、あれは演技で、本当はとても賢い人」もうひとり、松本がその才能にほれ込み、長年プロデュースしている歌姫がクミコ(65)。’00年以降、全作の歌詞を手がけた2枚のアルバムを制作している。「普通なら仕事を引き受けないタイミングだったけれど、彼女の実力にほれました。クミコさんみたいに45歳になって売れた人は、アイドルと違ってブームも何もないから一生歌えるんです」また、松本の歌謡界デビュー作といわれる名曲、『ポケットいっぱいの秘密』を提供したのはアグネス・チャン(64)。「彼女は跳ねるように歌うグルーブが特別で、詞を書きたいと思っていたらオファーがあった」そう当時を振り返る松本。この曲の歌詞には、実は、今話題の“縦読み”で、「あ・ぐ・ね・す」という言葉が隠れているというから、気になった方はぜひ確認してみてほしい。太田裕美の大ヒット曲『木綿のハンカチーフ』は、時代を超えて幾人ものシンガーにカバーされている名曲中の名曲。「太田さんに提供した曲はヒットしたもの以外にも、素晴らしい曲がいっぱい。特にアルバム『心が風邪をひいた日』は多くの人に聴いてほしい」「女性自身」2020年3月17日号 掲載
2020年03月17日現代の音楽シーンを象徴する“作曲家・ピアニスト” 加古隆と彼が信頼するメンバーによって構成される“加古クァルテット”のツアーがいよいよ大団円を迎える(12月23日:大阪市中央公会堂/12月29日:紀尾井ホール)。「クリスマス・スペシャルコンサート」と題された大阪公演では、クリスマスに因んで加古が作曲した『アヴェ・マリア』が披露されるほか、2003年の名作『白い巨塔』が久々に演奏されるなど、クリスマス気分を盛り上げつつ、『パリは燃えているか』など、お約束の名曲が楽しめる素敵な夕べになりそうだ。一方、年も押し詰まった29日の東京、紀尾井ホールコンサートは、今回2019年ツアーのグランドフィナーレ。こちらは、何と言っても『永遠と心理のテーマ』&『エヴェレストの風となれ』の2曲の初演が注目される。稀代のメロディメーカー加古隆の生み出す新たな名旋律や如何に。もちろんこちらの公演でも、お約束の名作がふんだんに聞けることは言うまでもない。2019年のフィナーレを、素敵なアンサンブルとともに過ごす喜びを味わいたい。
2019年12月16日ポーター(PORTER)とアーティスト・村上隆のコラボレーションバッグから、新色のブラックが12月6日より順次発売される。© 2019 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.1983年に発表されて以来、ポーターの代名詞となっている「TANKER」シリーズをベースに、村上隆の代表的なアート“お花“を随所にあしらったコラボレーションバッグ。「セージグリーン」に続き、待望の「ブラック」が登場する。全型共通して“お花”のぬいぐるみを装着できる仕様や、外装の一部パーツには刺繍加工、内装生地と付属の巾着にも“お花”をプリントした特別な仕上がり。「TANKER」のディテールを踏襲しつつ、金具類は上品な光沢を出すため一つ一つを吊るしながら丁寧にメッキ加工を施したパーツを採用。ファスナーは入念に磨きをかけたYKKの高級ファスナー“エクセラ”を使用したコラボレーションアイテムならではの違いを演出している。© 2019 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.「リュックサック」(12万円)、「2WAYヘルメットバッグ」(11万円)、「ウエストバッグ」(8万円)がラインアップ。すべてに「お花」をプリントしたポーター製の巾着ポーチが付属する。コラボレーションバッグは数量限定につき、在庫がなくなり次第終了。取り扱いは、12月6日より、PORTER(OMOTESANDO・MARUNOUCHI・OSAKA)、PORTER EXCHANGE、PORTER STAND(品川駅店・東京駅店・京都店)、吉田カバンオフィシャルオンラインストア()にて。販売方法の詳細はオフィシャルサイト()をチェック。またTonari no Zingaroでは12月7日より発売となる。
2019年12月05日女優の川村ゆきえ(33)が23日、自身のツイッターを更新。ロックバンド・back numberのドラム・栗原寿と22日に結婚したことを発表した。川村は直筆メッセージで「この度、私川村ゆきえは、back numberのドラム栗原寿さんと昨日結婚致しました事をご報告させて頂きます」と報告。「共通の友人を通して知り合い昨年末からお付き合いを始めました」と説明し、「誠実で誰に対しても優しく思いやりがあり、周りを笑顔にさせる持ち前の明るさ、そしてストイックに仕事に打ち込む姿勢に惹かれ、尊敬と同時に今まで感じた事のない安心感を与えてくれる存在です」とつづった。そして、「これからも感謝の気持ちを忘れず、お互い助け合いながら明るい家庭を築いていけたらと思います」と決意を記し、「まだまだ未熟な二人ですが、今後とも温かく見守って頂けたら幸いです」と呼びかけた。
2019年11月23日ペロタン東京で初開催となる村上隆の個展「スーパーフラットドラえもん」が、2019年11月19日(火)から2020年1月25日(土)まで開催される。「スーパーフラット」は、2000年から2001年に日本とアメリカで開催された村上隆キュレーションによる展覧会。後にシリーズ化され、世界各都市で開催されてきた。今回開催される「スーパーフラットドラえもん」では、藤子・F・不二雄の代表作品「ドラえもん」が美術史に落とし込まれた絵画作品14点を、日本国内で初めて展示する。村上の創作の根底にある江戸時代の奇想系画家たちの絵画や、マンガ・アニメといった二次元。概念が発展した先にあるサブカルチャーとハイカルチャー、ファインアートと広告の表現。村上は、そういった分類分けは本質的に意味がなく、等価であるという表現の平等性を訴えかけている。そういった村上の“フラット”な姿勢は、2017年に開催された「THE ドラえもん展 TOKYO 2017」の作品に表れている。メインビジュアルにもなった作品は、抽象表現主義だけではなく、異時同図法やヌード表現など、美術史的な仕込みがたくさん存在する。このアートワークがきっかけとなり、2018年のユニクロとのコラボレーションや本展に繋がっていくこととなる。村上の色鮮やかな作品から、”フラット”な表現を感じてみて。【詳細】スーパーフラットドラえもん会期:2019年11月19日(火)~2020年1月25日(土)場所:ペロタン東京住所:東京都港区六本木6-6-9 ピラミデビル1階開館時間:11:00~19:00休館日:日、月、祝日TEL:03-6721-0687
2019年11月21日糖質オフ、脂質オフ、食事制限しているのに体重が減らない……とお悩みのあなた!ガッツリ食べたほうがいい時期かもしれません!「チートデイ」を取り入れて、いわゆる「停滞期」を乗り切りましょう!「食事制限によるダイエットは、その種類を問わず、長く続けていると体重が思うように減らなくなる時期がやってきます。いわゆる『停滞期』ですが、これを“爆食い”によって解消することができるのです」そう教えてくれたのは、スポーツドクターとしてダイエットやボディメイクに詳しい栗原隆先生。ダイエット中に爆食い?にわかには信じがたい話だが、そのメカニズムをうかがった。「停滞期は、人間の体に備わっている『ホメオスタシス』という機能によって起こります。たとえば、熱を持った体温を下げるために汗をかく、走って酸欠になった体内に酸素を取り入れようと呼吸が荒くなるなど、生命を維持するために自動的に働くシステムです。長期間、食事制限を続けている場合もこの機能が働き、脳が『飢餓状態に入った!』と判断するため、少ないカロリーでも生命が維持できるよう節約モードに入るのです。つまり、制限しているにもかかわらず、それでやりくりできる体になる=少ない摂取カロリーがいつしか適正量になってしまう。だから、体重がそれ以上減らなくなるのです。これを解消するには、『飢餓状態じゃないよ、どんどん代謝しても大丈夫だよ』と脳に認識させる必要があります。そこで、一時的に爆食いするわけです。これを『チートデイ』と呼びますが、“チート”とは“だます”の意。脳をだまし、節約モードを解いて、再び体重が減るように仕向けるのです」(栗原先生)とはいえ、どんなものでも食べていいのだろうか。「チートデイは1日3食、好きなものを食べてかまいません。食物繊維→タンパク質→脂質→糖質など、ふだん“食べ順”を意識している人も多いと思いますが、それすらしなくてOKです。ただし、1日だけ。何日も続けては逆効果ですし、当然のことながら、停滞期に入っていなければただの暴飲暴食で、太る一方です。間隔は、少なくとも1週間はあける必要があります。私自身にも経験がありますが、定番メニューはステーキ、パスタ、ラーメン、ハンバーガー、すしで、ステーキなら800gほど食べます。ただし、1日だけ。何日も続けては逆効果ですし、当然のことながら、停滞期に入っていなければただの暴飲暴食で、太る一方です。間隔は、少なくとも1週間はあける必要があります。気をつけたいのは、お酒。アルコールは代謝をつかさどる筋肉を分解してしまうので、ビールなら500ミリリットル、日本酒なら1合程度にとどめましょう。醸造酒、蒸留酒など、その種類は問いません」(栗原先生)メカニズムを知ったところで、チートデイによってダイエットを成功させた2人の女性の体験談を紹介。【ケース1】リリーさん「私がやせたのは“プチチート”のおかげ。糖質に対する恐怖心もなくなりました!」ダイエットインストラクターであり、人気インスタグラマーでもあるリリーさんがボディメイクを始めたのは2017年。当時は159センチ、58キログラム、体脂肪32%で、特におなかまわりがすごかったとか。「パーソナルトレーナーについて筋トレと、比較的厳しい糖質オフを始めました。体重も体脂肪も順調に減っていきましたが、1カ月半たったころ、プチ停滞期に陥って。トレーナーに相談すると『炭水化物を入れてみたら?』と指導され、ごはんやパンを食べるようにしたら、再び数字が減り始めたんです。まさか!でした」(リリーさん)それでも、簡単なダイエットに挑戦してはつらくてやめる、を繰り返し、体脂肪にいたっては28%が限界だった。それが、たった2年で体重も体脂肪もマイナス10を記録したという。「糖質が怖くなくなったので、ふだんから自然とバランスよく食べられるようになったのが大きいですね。ここ1年は筋トレも行っていませんが、リバウンドもなく、ボディラインをキープできています。チートデイのおかげで糖質についての正しい知識がつき、今の私があると思っています。だから、糖質制限するだけのダイエットはおすすめしません」(リリーさん)【ケース2】玉城なつみさん(DIETA)「代謝が戻って体重が落ち始めると、気持ちにも余裕が出て前向きになれます!」パーソナルトレーナーとして活躍する玉城なつみさんも、みずからチートデイを取り入れている。「コンテストに向けてボディメイクをするとき、停滞期がこないよう、あらかじめ2カ月に1度の頻度で行っています。代謝が戻って体重が減り、トレーニングのパフォーマンスも上がりますし、気持ちに余裕が出てくるんです」(玉城さん)その経験から、指導者としてもチートデイをすすめている。「体重の減りが悪くなってきたり、疲れを感じてきているとき、脂質制限中の人には脂質を、糖質制限中の人には糖質を、ふだん制限しているものをすすめると、変化が表れます。ただし、チートデイがドカ食いのきっかけになってしまわないよう、計画性は重要です」(玉城さん)
2019年09月20日「食事制限によるダイエットは、その種類を問わず、長く続けていると体重が思うように減らなくなる時期がやってきます。いわゆる『停滞期』ですが、これを“爆食い”によって解消することができるのです」そう教えてくれたのは、スポーツドクターとしてダイエットやボディメイクに詳しい栗原隆先生。ダイエット中に爆食い?にわかには信じがたい話だが、そのメカニズムをうかがった。「停滞期は、人間の体に備わっている『ホメオスタシス』という機能によって起こります。たとえば、熱を持った体温を下げるために汗をかく、走って酸欠になった体内に酸素を取り入れようと呼吸が荒くなるなど、生命を維持するために自動的に働くシステムです。長期間、食事制限を続けている場合もこの機能が働き、脳が『飢餓状態に入った!』と判断するため、少ないカロリーでも生命が維持できるよう節約モードに入るのです。つまり、制限しているにもかかわらず、それでやりくりできる体になる=少ない摂取カロリーがいつしか適正量になってしまう。だから、体重がそれ以上減らなくなるのです。これを解消するには、『飢餓状態じゃないよ、どんどん代謝しても大丈夫だよ』と脳に認識させる必要があります。そこで、一時的に爆食いするわけです。これを『チートデイ』と呼びますが、“チート”とは“だます”の意。脳をだまし、節約モードを解いて、再び体重が減るように仕向けるのです」(栗原先生・以下同)とはいえ、どんなものでも食べていいのだろうか。「チートデイは1日3食、好きなものを食べてかまいません。食物繊維→タンパク質→脂質→糖質など、ふだん“食べ順”を意識している人も多いと思いますが、それすらしなくてOKです。ただし、1日だけ。何日も続けては逆効果ですし、当然のことながら、停滞期に入っていなければただの暴飲暴食で、太る一方です。間隔は、少なくとも1週間はあける必要があります」この方法は誰にでも効果があるのだろうか?「ゆるやかなダイエットでは、そもそも停滞期がこないし、ストレスもたまりづらいので、『チートデイ』を設けても効果は期待できません。厳しいダイエットをしている人ほど、そのごほうびが大きいということです。効果を期待するなら、特別なトレーニングをしていない女性の場合、食事や運動で1日に200〜300キロカロリーを減らすことを目標にしてください。基礎代謝に対して、1日にその程度のカロリーを下回ることができれば、だいたい1カ月に1キログラムの体重減が見込めます。ただ、食事制限のみのダイエットは、筋肉が落ちて基礎代謝が低下し、リバウンドしやすい体になってしまいます。適度な運動を取り入れることをおすすめします」
2019年09月20日ダイエットをしているのに体重が減らなくなってきた——そんなときは、いっそのことガッツリ食べたほうがやせるんです!「そんなおいしい話、ある?」と半信半疑のあなたも、最近話題の「チートデイ」を取り入れて、いわゆる「停滞期」を乗り切りましょう!「食事制限によるダイエットは、その種類を問わず、長く続けていると体重が思うように減らなくなる時期がやってきます。いわゆる『停滞期』ですが、これを“爆食い”によって解消することができるのです」そう教えてくれたのは、スポーツドクターとしてダイエットやボディメイクに詳しい栗原隆先生。ダイエット中に爆食い?にわかには信じがたい話だが、そのメカニズムをうかがった。「停滞期は、人間の体に備わっている『ホメオスタシス』という機能によって起こります。たとえば、熱を持った体温を下げるために汗をかく、走って酸欠になった体内に酸素を取り入れようと呼吸が荒くなるなど、生命を維持するために自動的に働くシステムです。長期間、食事制限を続けている場合もこの機能が働き、脳が『飢餓状態に入った!』と判断するため、少ないカロリーでも生命が維持できるよう節約モードに入るのです。つまり、制限しているにもかかわらず、それでやりくりできる体になる=少ない摂取カロリーがいつしか適正量になってしまう。だから、体重がそれ以上減らなくなるのです。これを解消するには、『飢餓状態じゃないよ、どんどん代謝しても大丈夫だよ』と脳に認識させる必要があります。そこで、一時的に爆食いするわけです。これを『チートデイ』と呼びますが、“チート”とは“だます”の意。脳をだまし、節約モードを解いて、再び体重が減るように仕向けるのです」(栗原先生・以下同)「チートデイ」を設けることには、もうひとつ利点があるという。「食べたいものを我慢してストレスがたまると、『コルチゾール』という副腎皮質ホルモンが増え、脂肪をため込みやすい体になり、かえって太ってしまいます。だから、定期的にストレスを解放する意味でも有効なのです」とはいえ、どんなものでも食べていいのだろうか。「チートデイは1日3食、好きなものを食べてかまいません。食物繊維→タンパク質→脂質→糖質など、ふだん“食べ順”を意識している人も多いと思いますが、それすらしなくてOKです。ただし、1日だけ。何日も続けては逆効果ですし、当然のことながら、停滞期に入っていなければただの暴飲暴食で、太る一方です。間隔は、少なくとも1週間はあける必要があります。私自身にも経験がありますが、定番メニューはステーキ、パスタ、ラーメン、ハンバーガー、すしで、ステーキなら800gほど食べます」「チートデイ」の爆食いには、ダイエットで不足した栄養を補給する意味もあるそう。また、何を食べてもOKとはいえ、せっかくなら減量効果が上がるものを選びたいところ。栗原先生おすすめの栄養素は次のとおり。【タンパク質】食後、食べたものを消化・吸収・運搬するために使うエネルギーを「食事誘発性熱産生」といい、タンパク質はこの数値がダントツに高い。すしや赤身のステーキがおすすめ。【糖質】ダイエット時にいちばん制限されやすいのが糖質。チートデイでは、ふだん抜いているものほど食べると効果が上がるので、主食となる炭水化物やスイーツはその意味で効果大。【脂質】糖質と同様、ダイエット中は避けることの多い脂質。魚や肉の揚げ物などがおすすめで、酸化していない良質の油をとろう。ただし、油が多いスナック菓子は避けたほうがベター。【ビタミン・ミネラル】美しくやせるために、必要不可欠な栄養素。食事制限中に不足しがちで、摂取バランスも悪くなるので、いつもより意識的に食べたい。野菜や果物、海藻類、動物性の食品に多く含まれる。「ただし、1日だけ。何日も続けては逆効果ですし、当然のことながら、停滞期に入っていなければただの暴飲暴食で、太る一方です。間隔は、少なくとも1週間はあける必要があります。気をつけたいのは、お酒。アルコールは代謝をつかさどる筋肉を分解してしまうので、ビールなら500ミリリットル、日本酒なら1合程度にとどめましょう。醸造酒、蒸留酒など、その種類は問いません」
2019年09月20日ポーター(PORTER)と、アーティストの村上隆による初のコラボレーションバッグ「村上隆×ポーター」が数量限定で登場。ポーター 表参道・丸の内・大阪、ポータースタンド 品川駅店・東京駅店では、7月16日(火)21:00まで事前応募を受け付け、抽選販売される。「村上隆×ポーター」は、ポーターの代名詞であるバッグ「タンカー(TANKER)」の発表35周年を記念したコラボレーション。村上隆の代表的なアート“お花”を融合させた、ダイナミックでポップなデザインが特徴だ。「タンカー」と同様にナイロンツイルを採用したリュックサック、2WAYヘルメットバッグ、ウエストバッグの3型を用意し、それぞれに立体的な“お花”のぬいぐるみを装着することができる。また、本体のフラップやポケット部分には、刺繍で“お花”を表現し、ポリエステルタフタで仕立てられた内側と付属の巾着にはプリントが施されている。また、高級感のあるエクセラファスナーもこだわりのポイント。歯の部分を1つ1つ研磨することによって、滑らかな開閉を実現している。【詳細】村上隆×ポーター・リュックサック 120,000円+税・2WAYヘルメットバッグ 110,000円+税・ウエストバッグ 80,000円+税※完全数量限定につき、在庫がなくなり次第終了。予約、取り置きなし。展開店舗:・ポーター 表参道・丸の内・大阪、ポータースタンド 品川駅店・東京駅店/事前抽選販売※入場整理券の抽選販売は、デジタルチケットサービス「PassMarket」より申込。応募締切は、7月16日(火)21:00まで。※入場整理券は購入を約束するものではなく、来店時に希望商品が完売している場合もある。※抽選参加条件に「ドレスコード」あり。当選の場合は「ポーター製品(コラボレーションアイテムを含む)」を持参の上、当該店舗に来店のこと。※1人1店舗のみ、各アイテム1点までの購入制限あり(1人最大3点まで購入可能)。※複数店舗・複数回の申込みをした場合は、抽選対象外。・吉田カバンオフィシャルオンラインストア/2019年7月20日(土) 12:00~発売・Tonari no Zingaro/2019年7月27日(土)~発売【問い合わせ先】ポーター 表参道TEL:03-5464-1766
2019年07月19日ポーター(PORTER)が、ブランドの代名詞である「TANKER」の発表35周年を記念し、日本を代表するアーティスト・村上隆との初となる「村上隆×ポーター」コラボレーションアイテムを発売する。今回のコラボコレクションには、「リュックサック」(12万円)、「2WAYヘルメットバッグ」(11万円)、「ウエストバッグ」(8万円)がラインアップ。村上隆の代表的なアートである“お花“を融合し、それぞれに“お花”のぬいぐるみが装着できる仕様が特徴的。本体のフラップやポケット部分には、非常に細かな刺繍で表現し、さらに内装と付属の巾着にもプリントを施したスペシャルアイテムだ。ファスナーパーツには高級感があり、ムシの1つ1つを研磨して滑らかな開閉が特徴のエクセラファスナーを使用した。「リュックサック」(12万円)販売は、店舗ごとに発売日や販売方法が異なり、PORTER OMOTESANDO・MARUNOUCHI・OSAKA、PORTER STAND 品川駅店・東京駅店は、事前抽選での販売。7月16日の21時が応募締切となっている。申し込みや詳細は、ウェブサイト()にて確認できる。また吉田カバンオフィシャルオンラインストア()では7月20日の12時より、Tonari no Zingaro()では7月27日より発売する。いずれも数量限定につき、在庫がなくなり次第終了となる。©︎2019 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.
2019年07月16日横関大の同名小説を連続ドラマ化した、7月スタートの木曜劇場「ルパンの娘」に渡部篤郎、小沢真珠、栗原類らが出演することが決定。深田恭子演じる主人公の家族で、泥棒一家“Lの一族”を演じる。■泥棒一家“Lの一族”に個性派キャスト集結!横関大の同名小説を原作にした本ドラマは、深田恭子さん演じる代々泥棒一家の娘・三雲華と瀬戸康史さん演じる代々警察一家の息子・桜庭和馬との決して許されない恋愛を描くラブコメディー。この度、華の家族で泥棒一家“Lの一族”のキャスト陣が決定した。華の父・三雲尊を演じるのは、渡部篤郎。尊は、美術品専門の泥棒で品のあるダンディーな男。美術品のみならず、三雲家が住んでいる高級タワーマンションのほかの住人からキャビアや高級ワインなども調達してくる。三雲家の指示系統の主軸的存在で、華が家業を継がないことをよく思っておらず、長男も引きこもりという現状に、“Lの一族”が自分たちの代で終わってしまうかもと危惧している。数々の刑事役や警察官役に定評のある渡部さんは、過去にも「白夜行」などで悪役を演じてはいるが、泥棒役は彼の長い俳優キャリアの中で本作が初。主演の深田さんとの共演は「まっすぐな男」で元恋人役を演じた以来、およそ9年ぶり。元教師と教え子との禁断の愛を描いた渡部さん主演の「First Love」では、相手役を深田さんが演じていたが、親子役は今回が初となる。なお、瀬戸さんとは「冬芽の人」で、瀬戸さんの演じた役の父親役として出演しており、およそ2年ぶりの共演にはなるが、「冬芽の人」ではすでに亡くなっている父親という設定だったため、本格的な共演は今回が初となる。華の母・三雲悦子には小沢真珠が抜擢。55歳という年齢を全く感じさせない妖艶な雰囲気を持つ宝飾品専門の泥棒を演じる。夫役の渡部さんとの共演は「バカラ 疑惑の IT 株長者に賭けた女」以来およそ13年ぶり、深田さん、瀬戸さんとは初共演となる。映画『翔んで埼玉』に引き続き、武内監督作品への参加となる。華の兄・三雲渉には、ファッションモデルとしてだけでなくタレント・俳優と活躍の場を年々広げている栗原類。三雲家の中で、唯一物を盗むわけではなく情報を巧みに盗み出す引きこもりのハッカーを演じる。深田さん、渡部さんとは初共演で、瀬戸さんとは映画『僕は友達が少ない』以来およそ5年ぶりの共演となる。華の祖母・三雲マツには、映画『カメラを止めるな!』でテレビ局のプロデューサー役を演じ、見る者に強烈な印象を残した個性派女優どんぐりが決定。どんな鍵でもいとも簡単に開けてしまう敏腕鍵師役を演じる。連続ドラマへのレギュラー出演は本作が初となる。華の祖父・三雲巌には名バイプレイヤー麿赤兒。幼い華にスリの技術を直伝した伝説のスリ師を演じる。深田さんが出演していた「山おんな壁おんな」第4話にゲスト出演していたが、深田さんとの本格的な共演は本作が初。瀬戸さんとは連続ドラマ小説「まんぷく」で同作品には出演しているが、共演自体は本作が初で、渡部さんとの共演も初となる。小沢さんと同様に映画『翔んで埼玉』に引き続き、武内監督作品への参加になる。■キャストコメント渡部篤郎(華の父・三雲尊役)本作で自身初の泥棒役に挑戦することになる渡部さんは、「泥棒がメーンになるようなドラマもなかなかないので、とてもいい試みだなと思います。『ルパンの娘』というタイトルもとてもステキですね。僕ら世代は、“ルパン”という響きだけでワクワクしますので、今から楽しみです」とコメント。9年ぶりとなる深田さんとの共演については、「お互いが、今でもしっかり仕事を続けられているのはいいことだと思いますし、すごくうれしいです。17年前の『First Love』という作品では僕が主演で彼女がヒロインだったのですが、今回、恋人役から親子役に関係性が変わったのは、お互いに頑張ってキャリアを積んできて、いい意味で年を重ねたからかもしれません。今回は彼女が主演という立ち位置なので、少しでもサポートできればうれしいです」と語っている。小沢真珠(華の母・三雲悦子役)原作、脚本を読んだ際の印象について小沢さんは、「読んですぐに“面白い!”と感じました。笑ってしまうところがたくさんあって、最初は普通に自分が出ることを忘れて楽しんで読んでいました。この面白さについていけるように頑張ります。」とコメント。また、「前回、映画『翔んで埼玉』で武内監督とご一緒させて頂いて、その時の役も結構、強烈なキャラクターでした。今回は違う役ではありますが、そのはじけかたも要素として大切に入れ込んでいきたいなと思っております」と本作への意気込みを語った。栗原類(華の兄・三雲渉役)深田さんとの初共演について栗原さんは、「今回、深田さんの兄という役柄なのではじめましてと同時に“お兄ちゃん”と呼ばれるのはなんだかドキドキしますが、良き兄になれるよう頑張ります。」とコメント。また、瀬戸さんとのおよそ5年ぶりの共演については、「本当に久しぶりの共演で、前回は敵対関係でボコボコに殴り合う役だったのですが、今回も互いに仲良くできなさそうですね(笑)。ですが、実際は仲良くさせて頂いているので、また共演できるのはうれしいです」と語っている。どんぐり(華の祖母・三雲マツ役)原作、脚本を読んだ際の印象について、「原作は、面白くて、まさかの展開があり、気持ちを揺さぶられるところもあって、気がついたら泣きながら読んでいました。脚本では、主人公の華さんと和馬さんの心の声が聞こえてきて、(原作と)同じ出来事でも、場所や展開も違っていたりするのでドキドキしました」とコメント。本作で連続ドラマレギュラー初出演が決まったことについて、「はい。本当にびっくりしています。ドッキリカメラではないかと思った時がありました(笑)。自分のキャラクターをいかせるよう、成長できるよう、精いっぱい頑張ります」と意気込みを語った。麿赤兒(華の祖父・三雲巌役)「優しい時間」以来およそ14年ぶりとなる木曜劇場への出演について、「とても感慨深いです。当時共演していたキャストさんたちをテレビでみると大きくなったなと感じます。オジサンの立場だとそんなことばかり考えますが、この作品は初めての方が多いので、新しい出会いがとてもうれしいです」とコメント。また、ドラマを楽しみにしているファンに向けて「今までに無いようなドラマだと思いますし、奇想天外で“どうなるんだろう”と楽しみにして頂けるかなと思います。ハラハラドキドキで、ありえないようでありえるリアルが出せたら面白いと思うので、監督の頭の中にある構成を、ぜひ楽しんで頂けたらと思います」とメッセージを送った。悪党しか狙わないことがモットーの“Lの一族”。果たして警察に捕まらずに、悪を持って、悪を成敗できるのか。そして華と和馬の恋愛の行方は一体…!?35年も続く木曜劇場史上、最も異質なドラマがどのように展開にしていくのか期待したい。木曜劇場「ルパンの娘」は7月、毎週木曜日22時~フジテレビにて放送予定。(text:cinemacafe.net)
2019年06月01日俳優の伊礼彼方が26日、東京・タワーレコード渋谷店にてミニライブを行い、藤井隆とともにトークを行った。同イベントは、藤井がプロデュースした伊礼のミュージカルカバーアルバム『Elegante』リリースを記念したもので、CD収録曲の中から3曲をその場で披露。「Love Can’t Happen(『グランドホテル』より)」では会計中の同店の客に歌いかけ、最前列にいた少女を抱き上げるとサービス精神旺盛な姿を見せる。「最後のダンス(『エリザベート』より)」では、スピーカーに足をかけシャウト。最後の「Estrellas(『レ・ミゼラブル』より)」は、力強く歌い上げた。プロデュースを務めた藤井は「本当に優しくて、本番前に『藤井さん、今日も頑張りましょうね』ってハグをしてくれるわけですよ。そんな共演者いないわけですよ」と、舞台共演時の伊礼の姿を振り返る。藤井はさらに、イベント特典のポストカードについて「しゃぶしゃぶをやってる、これは絶対撮りたかった。伊礼さんってすごくかっこいいですし、稽古中ジャージでストレッチしている姿も本当にかっこいいんですよ。うっとりしちゃうんです。でもどこか、ちょっと抜けてるところがおありでしょう?」と熱弁。「『王子様がしゃぶしゃぶ食べてる』という設定で撮ったんですけど、大丈夫ですか?」と客席に語りかけると、拍手が起こっていた。伊礼は藤井の存在について、現在出演中の舞台『レ・ミゼラブル』にかけて、「藤井さんが、僕にとって司教さんなんですよ。正しい道に導いてくれる」と感謝すると、藤井は「僕、エポニーヌ」と主張し、会場はこの日1番の爆笑に。2枚目のCD制作にも意欲を見せる藤井に、伊礼は「僕にはこんな素晴らしいエポニーヌがついてるので、つながるように頑張っていきたいと思います」「ミュージカルに出会ったのが24〜5歳くらいで、それまでは全く知らなかったんですけど、たくさんいい曲がある。それを普及させたい」と意気込んだ。伊礼のリリースイベントは今後、『レ・ミゼラブル』ツアーに合わせ愛知、大阪、福岡、北海道で実施。観覧可能な無料ミニライブに加え、CD購入者対象の特典会(握手+サイン会)が行われる。
2019年05月26日料理家としてご活躍の「栗原はるみ」さんがプロデュースした新しいシステムキッチン《harumi’skitchen》が販売開始!栗原はるみさんの長年の経験や、料理を楽しく自由にという素敵な思いが詰まったキッチンは目から鱗のアイデアたっぷり。料理や家事に対する固定概念を取り払ってくれるキッチンをLIMIA編集部が体感しに行ってきたので、ご紹介します♪料理家&主婦として毎日使うからこそ。栗原さんのキッチンへの想い《harumi’s kitchen》の前でキッチンについての想いを語ってくれた栗原はるみさん●長い時間を過ごすキッチン、どうしたら自分が楽しくなるだろうと考える●使い勝手をまず考えない。思い切った発想でいろいろ試してみるというキッチンへの思いをもつ栗原はるみさんは、キッチンが大好きで、普段から自分が使いやすいように楽しめるようにカスタマイズしているそう!そんな栗原はるみさんと東邦ガス、トクラスで共同開発したオリジナルキッチン《harumi’skitchen》は、料理家であり、キッチンに立ついち主婦である栗原はるみさんの長年の経験や工夫、キッチンに対する考え方がふんだんに織り込まれているんです!機能性だけが正解じゃない!居心地のいいマイスペースとしてカスタマイズまずはカウンターの上部から。「料理ばかりの空間にならないように」と栗原さんの好きな、白と紺を基調にしたキッチンのカウンター壁面にはトクラス自慢の人造大理石が使われた棚があります。この棚のポイントは奥行が12cmしかなく、狭いところ!この狭さの理由は、これ以上奥行きがあるとお鍋やボールが置けてしまうからなんです。栗原さんは音楽を聴きながらキッチンに立つので棚に音楽プレイヤーや、料理をしながら飲むお茶を置いたり、レシピに使うハーブを小瓶にいれて飾ったり、自分の好きなものをおいて楽しんでいるそうです。料理を作るためだけの機能性は考えず、キッチン道具を置けないようにすることで居心地のいいおしゃれな空間を作れるよう、使う人の意識から変えるアイデアに驚きです!さらに棚の上、木材の質感が温かみをかんじる框扉(かまちとびら)も注目してほしいところ!材質はもちろんのこと、観音開きではなく跳ね上げ式で開け放しておくことができるのが◎。栗原さんは調理道具などのほかに、自分用のおやつをいれておくんだとか。固定概念とさようなら!料理は自由に好きなところで今回のシステムキッチンの目玉であり、栗原さんがご自宅のキッチンに何年も前から取り入れているアイデアが、この可動式のワークトップワゴンです!料理をするときの作業スペースが広がるうえに、可動式なので料理をのせてそのまま食卓まで運びサブテーブルとして使用したりと、キッチンを離れて使うことができちゃいます。収納スペースは3段で、一番上の網棚ははずすこともでき、熱いお菓子を冷ますための網として使うこともできます!ワゴン側面の上部にはポールがあり、このように調理器具をかけたり、S字フックを活用して吊り下げ収納ができます。エプロンやふきんをかけておくのもいいですよね。ワゴンの脚はステンレス製なので、キッチンタイマーをつけておくと便利ですね!また《harumi’skitchen》のワークトップワゴンは、メインキッチンのカウンター下に収まるように作られており、4面のどの面からも出し入れができるようになっています♪「harumi’s kitchen」は4/22から販売スタート♪ほかにも、キッチンキャビネットの中にもう一段引き出しがついていたり、カウンターのサイドに椅子をかけられるフックがあったりと、紹介しきれなかったこだわりのアイデアが満載!栗原はるみさんの目から鱗のアイデアに驚き、なにをどこに置くか、どうやってワゴンを使おうかわくわくが止まりませんでした。ショールームでぜひ栗原はるみさんのアイデアが詰まったキッチンを体感してみてほしいです♪《harumi’s kitchen》をさらに知りたい方はこちらをチェック♪〈ショールームを探してみる!〉
2019年04月24日鈴木京香(50)が藤井隆(46)のプロデュースのもと、2月27日にシングル「dress-ing」で歌手デビューを果たすと発表された。その意外な組み合わせは、ネットで大きな反響を呼んでいる。昨年、舞台で共演したという2人。各メディアによると藤井が「芸能生活30周年の記念に、そして平成最後の記念に私たちファンに何かいただけませんか」と鈴木に懇願。そのことがキッカケで、シングル制作がスタートしたという。また収録楽曲には冨田謙、DE DE MOUSE、tofubeatsといった気鋭のクリエイターが参加。さらに鈴木は収録楽曲の3曲中2曲を作詞しているという。また鈴木は歌うことについて「恥ずかしさで固く目をつむり、手探りで進む覚悟だった」と明かしながらも、「藤井プロデューサーのもとで詞を作り歌うことはとても楽しく、その時間は豊かなものとなりました」とコメントしたという。芸能生活30周年という節目に、驚きの新挑戦を果たす鈴木。Twitterでは喜びの声が上がっている。《京香様が藤井隆プロデュースで歌だと!?なんと有り難みが深いんや》《「歌う女優のレコード」界最大級のボムが適所すぎる適所に来た。ありがとうございますという気持ち》《いつまでたってもチャレンジャーなとこほんと尊敬する》いっぽう《鈴木京香が歌う水星が地味に待ち遠しい》《鈴木京香さんとクラブ系アーティストの親和性見抜いた藤井隆の才能》とったクリエイター達とのコラボを楽しみにする声も上がっている。「鈴木さんは06年の映画『男はソレを我慢できない』の挿入歌でも高橋幸宏さん(66)と細野晴臣さん(71)のユニット・SKETCH SHOWをバックに歌を披露しています。これまでもしばしば歌の仕事は舞い込んでいたようですが、『自信がないから……』と断っていたそうです。ですが芸能生活30周年という節目に、満を持してその歌声を披露。50歳にしてその攻めの姿勢は、今までのイメージをさらにアップデートすることになりそうですね」(芸能関係者)
2019年01月18日ミュージカル『レ・ミゼラブル』新キャストお披露目会見が10日、都内で行われ、佐藤隆紀(ジャン・バルジャン役)、上原理生(ジャベール役)、伊礼彼方(ジャベール役)、濱田めぐみ(ファンテーヌ役)、屋比久知奈(エポニーヌ役)、三浦宏規(マリウス役)、熊谷彩春(コゼット役)、斎藤司(テナルディエ役)、朴璐美(マダム・テナルディエ役)、小野田龍之介(アンジョルラス役)が登場した。同作はフランスの作家・ヴィクトル・ユゴーの同名小説を原作に、1985年ロンドンで初演。以来、世界中で上演されており、日本では1987年の初演から公演数は3,172回を数える。19世紀初頭のフランスを舞台に、社会情勢や民衆の生活を描いていく。佐藤は「いつか、という思いでいたけど、正直こんなに早く受かるとは思ってなかったので、焦っています」と心境を表す。「自分のスキル、そして内面が伴って、これから本番に向けて、スキルアップしていきたい」と意気込んだ。伊礼も「いつかジャベールをやりたい」と思いつつ、「思ったより早くこの役にたどり着けたので、自分の持ってるワイルド感、イケメン感、悪役感、培ってきた引き出しをすべて駆使して挑みたいと思います」と語った。一方、これまでのアンジョルラス役から役替わりとなった上原は「あぐらをかきたくない」「違う役をやってみたい」という思いから、今回ジャン・バルジャン役とジャベール役のオーディションを受け、ジャベール役を射止めたという。「たくさん革命をしてきた私が、今回から革命を鎮圧する側に回りました。全く違う『レ・ミゼラブル』の景色が見れるんじゃないかなという楽しみがあります。どれだけできるかわからないんですけど、2幕頭の『昔は俺も戦った』という台詞は説得力があるんじゃないかなと思います」と会場を笑わせた。ファンテーヌ役の濱田は「"まさかハマメグが!? と驚かれたと思うんですけど」と苦笑。「お客様として楽しむ作品だなと思ってたんですが、オーディションを受けさせていただくタイミングがありまして。自分が亡くなって、天国に行く時に後悔したくないなと思いました」とオーディションを受けた時の心境を明かす。朴も「独立したばかりで、もうちょっとチャレンジしてもいいのかな」と決意。オーディション時には「『璐美はキャット、猫のようにコゼットを追い詰めて!』と言われて『なんだ!?』と思ったけど、『自由にやってみちゃえばいいじゃない』とスイッチが入ったのを覚えています。あっという間に終わって、扉を出た瞬間に大号泣しました」と振り返った。お笑い芸人・トレンディエンジェルとして活躍する斎藤は「大先輩の方々に囲まれて本当に緊張しまして、歯が痛い」と普段とは雰囲気が違う様子。「皆が愛している作品ですし、足を引っ張らないようにやらせていただければ」と意気込んだ。オーディションの話題に注目が集まったが、『モアナと伝説の海』ヒロインでも知られる屋比久は、「ワークショップのような形でオーディションを進めていただいて、私が今まで知らなかった感情に出会える場だった」と振り返る。17歳の熊谷も「高校で友達に話しかけるように歌ってみて」というアドバイスで歌った結果、「『目の奥でキラキラしているのが見えたよ』と言われたのが本当に嬉しかった」と様子を語った。上演時には20歳で、史上最年少のマリウスとなる三浦は、オーディションで「演出家の方に『カフェ・ソング1曲の中にもいろんな感情があって、それを表現して欲しい』と言われて、表現したいと思っても、技術が伴わず、思うようにできなくて。それが本当に悔しくて、泣きそうになるくらいできなかった」と当時の心境を吐露。「絶対に、次はもっと自分が経験してできるようになってやろうと思っていたのが、選んでいただけたので、あと少しの時間しかありませんけど、万全の状態で挑んでいきたいと思います」と決意を新たにした様子だった。また、実は「15歳の時にもオーディションを受けて最終選考まで残っていた」という小野田。「どの作品よりも見ている」とレミゼ愛を語る。オーディションでは譜面をもらっていなかった『ア・ベ・セー・カフェ』前半も急遽歌うことになったものの、「『いけますよ』と答え、好きでよかった。見事に歌詞が出て、自分のことを尊敬しました」と笑顔を見せた。東京公演は帝国劇場にて2019年4月19日〜5月28日(プレビュー公演 4月15日〜4月18日)。他、名古屋公演、大阪公演、福岡公演、北海道公演と全国ツアーを予定している。
2018年10月10日料理研究家・栗原友さんが雑誌『nina’s』で連載している『栗原友の寝ている間においしくなぁれ』が1冊の本になって発売されました。その名も、『寝ている間においしくなる』。タイトル通り、一晩寝かせることでグッと美味しくなる魔法のレシピが揃っているので、ご紹介します!前日に仕込む“ひと手間”が、翌日の料理を美味しくする秘訣!2018年7月に発売された料理研究家・栗原友さんの『寝ている間においしくなる』(祥伝社刊/1,400円【税抜き】は、子育てをしながらバリバリ働き、プライベートも力一杯遊びたい、そんなママたちの助けになるレシピを作りたいという彼女の思いから生まれた1冊です。食材を前日に仕込んで、当日は焼くだけ、もしくは、そのまま食べることができるという超時短な50レシピが掲載されています。一晩寝かせておくことで、素材に味がしみ込み、びっくりするほど美味しい料理が完成します。レシピは、生姜焼きや味付けたまご、フレンチトーストといった、子どもが好きな定番メニューから、カジキのコリアンダー焼きや牡蠣のヤンニョムなどの大人向けメニューまで、たっぷり載っています。ズボラ料理ではなく、前日に“ひと手間”かけた料理だから、味にうるさいパパも納得すると思いますよ。また、ローズマリーやタイムといったハーブを使ったレシピも多数あるので、ホームパーティなど人が集まるときに出すと、お洒落なメニューが作れるママとして一目置かれること間違いナシです。手順がシンプルだから、料理が苦手なママにもおすすめ本に載っているレシピをすべて作ったわけではないのですが、いまのところ作った料理はどれも美味しく、気に入ったレシピは何度もリピートしています。中でも、セミドライトマトのオイル漬けは、バーベキューやキャンプに行くときには必ず作っていくもののひとつです。チーズとともにバゲットにのせて朝ごはんに食べたり、チキンのソテーに加えたり、オイルベースのパスタにしたり、いろんなアレンジが楽しめる万能メニューです。また、サルシッチャとブロッコリーのショートパスタ(トップ画像)もよく作ります。レストランで出てくるパスタのような仕上がりになりますし、少し濃い目の味付けなのでお酒にも合うと思います。どのメニューも、作る手順はシンプル。食材を混ぜて寝かして焼く(or食べる)だけという、2~3工程で作ることができ、誌面もすっきりとしたデザインで見やすいです。料理があまり得意でないママでも簡単に美味しい料理が作れます。日々の献立に加えるのはもちろん、ホームパーティやバーベキュー、ママ友宅にお呼ばれしたときのおもたせにも◎。忙しいママの心強い味方になってくれる1冊です。寝ている間においしくなる
2018年08月27日モデル・俳優の栗原類さんの母が、自身の子育てについて語る手記を出版!Upload By K2U関川香織モデル・俳優の栗原類さんの母、栗原泉さんは6月12日に『ブレない子育て』(KADOKAWA)を出版。ADD(注意欠陥障害)という発達障害のある類さんを、どんな信念のもとに育ててきたのか。本の刊行に先立って、泉さんの子育て論のエッセンスをLITALICO発達ナビ編集長の鈴木悠平が伺いました。栗原泉さん通訳・音楽ジャーナリスト。モデル・俳優の栗原類の母。24歳で留学先のロンドンで息子・類さんの父親と知り合う。離別後、妊娠が分かり、シングルマザーに。生活のために音楽関連の通訳、翻訳をフリーランスで始める。息子が8歳の時に発達障害・ADDと診断され、自身もADHDと分かる。言葉にしてみることで、自分自身がほんとうに考えていることを再確認できるUpload By K2U関川香織――今回、ご自身の子育てを8つのルールに整理して、子育ての本をまとめることになったきっかけはどんなことでしたか?泉さん 息子、類の本(自叙伝『発達障害の僕が輝ける場所をみつけられた理由』KADOKAWA刊)に寄稿したことで、もっと子育ての話を聞きたいという声が多く届いたことがきっかけではありました。私自身、書き足りないと感じた部分もあって。ただ、自分がしてきたことを本に書いて、それがほかの人の役に立つのかどうか、はじめはよく分からなかったんです。私がやってることは当たり前のことだと思っていたので。たしかに、発達障害がある子の子育ては大変です。でも、核になる部分は、どんな子どもにも共通しているはず。だからこの本では、発達障害がある子の子育てだけではなく、広い視野で子育て全般に役立つことを書く、ということを、はじめからの方針としていました。発達障害がある子の子育てだけに言及しても、すでに育てている人には知っている内容も多いでしょう。今の世の中、いくらでも調べる方法はありますから。私が読者だったら、他のメディアなどで得られる情報以外のことを読みたいはずと思ったんです。――類さんを育ててきた23年の間に、たくさんの経験があったと思いますが、ご自分なりの信念を、どうやって言語化されてきたのでしょうか?泉さん 私自身が、明確に言語化されて説明されないと動けない人なので、子どもには、きちんと言葉で説明できないといけないと思ったんです。説明すればできるのに、「察しろ」「慮れ(おもんぱかれ)」というだけでは、できない子どもがいるんです。「いいから宿題やりなさい」「ちゃんとしてちょうだい」と言ったって、具体的に言ってもらえないと何をどうしていいか分からないし、できない。説明されたらできるのに、説明もしないでただやってみろと言い、できないと叱るというのはおかしいと、私自身が子どものころから思っていました。自分の説明不足を棚に上げて、子どもに責任転嫁するようなことはしたくないんです。子どもには明確に説明するのが親の務めだと思います。自分の子どもにも言葉にして伝えたいと思って、その都度、そうしてきたということです。――でも、なかなか具体的にこの方向が正しい、と思い切ることができないことも多いのではないでしょうか。泉さん たしかに、子どもが小さいうちは、自分自身も、いまやっていることが正しいかどうかなんて、確信が持てないかもしれません。でも、その時々で「これが正しいはず」と思って積み上げていくんですよね。進行形の育児の中で、「これが理にかなっている」と思う部分を説明していくことが大事だと思っています。そうすると、自分がうまく説明できないことって、実は自分で納得してないことだった、って気づくことがあります。私は賛成していないけど、先生がそう言っているからと、タテマエだけで言ってしまうことって、子どもに対しても実はうまく説明ができないんですよね。いいと思ってもないことを、納得したふりして喋るうちに、「これ、違うんじゃない?」と分かってくることがあるんです。だから、言語化するのは、自分自身の再確認ですね。――僕自身も、言葉で納得しないと動けないタイプです。泉さん 納得できれば、ススっと動けるでしょう?――はい。職場でもそうですね、自分の方針を理由まで説明できるとうまく進みますね。一方で、類さんの場合、伝えることを大切にしても、すぐ忘れてしまうこともあるのでは?泉さん 記憶に残っていないということもあるけど、類の場合は、ハングリー精神がないんです。それが私のイライラの根源ですね。私自身は、納得できたらあとは一気に進める方だし、そこからは主体的に動くタイプ。エンジンがかかったら自力で走れるというか。類の場合、主体的に取り組むという感性が鈍感なんです。これをする必要があると納得することと、やるという行動が一致しないですね。それが私にはありえないから、「分かったならやりなさいよ!」となってイライラする。説明するために労力をかけて、そのあとも、自転車を後ろからいつまでも押し続けなきゃならないというか。私とは違う人だということは、小さいころから分かっていたけど、それでも何度も再確認しては徒労を感じるわけなんですよね。でも、それを徒労と言ってもいられないというか…徒労にしてはいけないんですよ、親としては。短期記憶で抜けていくことも問題はあったけど、それよりも主体的に動かないところの方が、今でも気にはなります。中学生になったころから、親子とはいえ違う人間としての距離感を考え始めたUpload By K2U関川香織――親子だけど、真逆の人間ということですよね。そんな類さんを育てる中で、類さんが成長するにつれて、泉さんの親としての関わり方は、どう変わっていったんでしょうか。どこまで介入してどこから見守るのかといったことは、成長とともに変化すると思いますが。泉さん そのあたりのことを考え始めたのは、中学校時代、類がメンズ雑誌のモデルを始めたころからですね。少し早いけど、類は仕事をすることで一社会人として生活する時間ができたわけでしょう。親と子、先生と生徒、友だち同士といった関係ではない、社会人対社会人の関係をもつことが始まったわけです。その中で、子どもはいくつになっても子どもと思っていたのでは、彼の成長を阻害すると思ったんですよね。距離感をとらないと、と。試行錯誤の中で、私自身は、子どもの個としての権利を意識していたはずなのに、できていなかった部分に気づいたということもあります。一社会人に対して、こういう物言いをしたのではダメじゃない?と気づくことがありました。――社会人として。泉さん たとえばダメ出しするときに、私がすごく雑な言い方しているなと思ったんです。仕事のチームの中で、うまくできない若手に対してそんな言い方は通らないよね、というような、ダメな上司の典型みたいな言い方です。それは、親子だから分かるよね、という甘えがあったからなんですよね。そこで、「この子の人権、私は無視していないか?」ということを、3年、5年と時間をかけて考えてきました。一社会人として、ということを意識して、どの距離感がいいの?と手探りで進んできました。今みたいな関係になるまで、時間はかかりましたよ。それまで十数年、子どもとして接してきたのですから。やっと、ですね。――なるほど…。泉さん それでも、本人の特性として、できることとできないことがありますから、助けないことが職業人として大きなマイナスにならないかということも、考え合わせる必要はありました。一周回ったところで、今はあまり距離感など考えなくなりましたね。手伝って、と言われればしょうがないから手伝いますし。ふつうの23才よりも、親として何でもやらされるというか、関係性としては近いのだと思います。自分の時間を大切にすることが、子どものためになっていくUpload By K2U関川香織――ところで、ここ数年、泉さんから見て類さんが変わってきた点はどんなところですか?泉さん 自立したいという気持ちは強くなってきたと思います。最近、友だちと遊びに行くのも、深夜までお酒飲んだりする機会も増えています。友だちとの関係が密接になると、親が知らない世界が居心地よくなるじゃないですか。でも、親がいないと生活が成り立たない。それは不便と思っているようで、それでも自分の世界を確立するために、自立したいと思っているのかなって。――発達障害があるお子さんの保護者さんは、お子さんの困り感の強さもあいまって、「わが子のために」と、ものすごく頑張られている方が多いように感じます。そうなると、子離れのためのギアチェンジってすごく難しいんじゃないかと思うのですが。泉さん 難しいと思いますよ。社会の中でも、子どものことを最優先することこそ、いい親の条件という固定観念がありますよね。仕事をしていてもしていなくても、子どもとの生活が100%でいる親がいい親というイメージ。保育園に預けていても、仕事の休憩時間には「今ごろ、お昼寝しているのよね」と考えたりするような。でも、子どもの方は親との生活が、だんだん100%じゃなくなっていきます。それなのに親の方はいつまでも”子ども100%”でいたのでは…そこの切り離し作業は、遅くなるほど年齢が上がるほど、大変になっていきます。ほんとうは、保育園・幼稚園で集団生活に入った時点から、親が子離れを考えた方がいいと思います。仕事などをして離れている間、親は「あ、私、子どもいたんだっけ!」と時々思い出すくらいが健全なのではないでしょうか。子どもとの生活は別にあって、それと自分の時間を合わせて100%にしていかないと。――ケアやサポートの必要性は別として、気持ちの面で手放すことは大事ですよね。泉さん 自分がリフレッシュする時間は死守してほしい。自分の人生を大切にしてこそ、子どもを育てられます。子どもとの距離感を大切に考える、ってそういうことだと思います。長い目で見たら、「子どものためにも、私は遊びに行きます」というくらいの感覚で育てていい。だって、自分の子どもに、自分自身以外の人のためだけに人生をささげる人になってほしいと思います?頭で分かっていても、実行するのはこわくてできないということがありますよね。経済的な問題や物理的な時間の問題から、なかなかできないことも多いかもしれない。それでも、自分の時間を守ることが大切だと思うんです。自分の人生は森を育てるように育てたい。それは結果として、子どものためになるものです。そして、早い段階から子離れを始めないと、健全な子離れはできないと思います。よその人の悪口は、聞き流すのが重要なポイントです。子どもに「自立したい」と言われてから子離れを考えたのでは、やっぱり遅いです。自分自身の生活を、小さいうちから大事にしてこそ健全な子離れができるはず。子どもが20歳になって突然できるものではないですよ。将来の夢を見させるだけじゃない、具体的にどう積み上げるかも見せるということUpload By K2U関川香織――『ブレない子育て』の中で、本編はもちろんですが、巻末の類さんとの対談が面白かったです。夫婦漫才みたいというか、掛け合いが自然で楽しそうで。その中で、モデルをやりながら、ユーチューバーになりたいと言ったのを、全面反対していましたよね(笑)泉さん もうね、それは絶対にやめさせたい!類に限らずどんな子どもにも!1から10まで理由をしっかり挙げて反対します。だって、時間がもったいないじゃないですか。類の場合だったら、そんなことしている時間があったら、俳優としてもっと勉強しなくちゃということになるし、なぜもっと大きいオーディエンスを目指さないのかと思うわけです。ユーチューバーって、ロイヤリティーの率は低くてなかなかお金にならないから、企画から演出まで演者が1人でやることになる。大きいメディアでちゃんとそれぞれの役割のプロが作っているものとは、クオリティが比較になりません。Upload By K2U関川香織――(す、すごい迫力だ…笑)ユーチューバーでもトップランナーとなると、それ一本で仕事になるような方もおられますし、子どもも憧れを持ちやすいと思いますが…。泉さん そういうごく一部のトップランナーもいますけど、ビジネスモデルとしては未来への発展性がなかなか見えないじゃないですか。表現や発信をする仕事は色々あるのに、子どもが夢を見る先が、ユーチューバーしかないというのではダメです。それを教えるのは大人の務めでしょう。夢を見るならもっといい方法があるよって、教えてあげたいだけです。――なるほど。なんというか、整然と”理”が立っていて、ほんと泉さんブレないですね…(笑)泉さん もう今日はね、この話は絶対原稿に入れておいてください。――はい、分かりました(笑)泉さんは、子どもと向き合う時に、ただ夢だけを見させるんじゃなくて、将来のビジョンに向けてどう積み上げていくのかを、しっかりと見せていかれているんだなと感じました。今日はありがとうございました。(インタビュー終わり)これまでの23年間にたくさんの試行錯誤があった泉さん。それでも、将来へのビジョンを具体的に見せていくことを含めて、ブレずに子育てしてきたということが、言葉の端々に溢れていました。育児の本質をつづった『ブレない子育て』は、まさに栗原類を伸ばした母の信条が詰まっています。撮影:田島寛久構成・執筆:関川香織田島寛久「まなざすひと」栗原泉 著。2018年6月14日発売。発達障害を公表した、モデルで俳優の「栗原類」氏(23)の母が、わが子をどのように育て、導いてきたかを綴った手記。KADOKAWA刊。
2018年06月08日ユニクロのTシャツブランド「UT」は、世界中で愛されているキャラクター「ドラえもん」がデザインされた「ドラえもんUT 」15アイテムを、5月25日から全国のユニクロ店舗とオンラインストアで発売する。現代アートの巨匠、村上隆が展覧会「THE ドラえもん展 TOKYO 2017」に出展した作品の柄と、まんがのドラえもんがデザインされた柄の大きく2つのデザインで展開。Tシャツのほかに、村上隆作品が描かれたドラえもんのぬいぐるみも登場する。©2017 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co.,Ltd.All Rights Reserved. ©Fujiko-Pro村上隆が描いたドラえもんのアート作品が、UTとなって初めて登場。村上隆が展覧会のために描き本展覧会のメインビジュアルにもなったアート作品『あんなこといいな 出来たらいいな』のアートワークを取り入れたTシャツとぬいぐるみが発売される。ドラえもん、のび太といったキャラクターをはじめ、ひみつ道具や村上隆氏の代表作「お花」がカラフルに描かれた作品がUTを舞台に表現され、のび太がドラえもんに助けを求めるシーンを集めたユーモア溢れるTシャツや、タケコプターやスモールライトなどお馴染みのひみつ道具がプリントされたTシャツなど、ドラえもんの世界観を表現したアイテムがラインアップする。展開は、メンズ Tシャツ(XS-4XL、1,500円)、キッズ Tシャツ(100-160、990円)、ぬいぐるみ(2,990円)。キッズ商品は、キッズ商品取り扱い店舗のみでの販売。ぬいぐるみは、一部のマーケットのみ、Tシャツの取り扱いサイズは、店舗によって異なる。
2018年04月06日『ジキル博士とハイド氏』に着想を得て、三谷幸喜が書き下ろしたコメディ『酒と涙とジキルとハイド』。その4年ぶりの再演が決定。初演に引き続き藤井隆が、ジキル博士との“ふたりひと役”をさせられる、役者のビクター役に挑む。【チケット情報はこちら】体力的にとにかくきつかったと語る藤井だが、彼が大切にしていたのが、三谷のあるひと言だ。「稽古初日に『何も残らないものにしたいんです』とおっしゃったんですよね。それってすごく難しいことだなと。本番中はお客さまに笑っていただき、非常に幸せな気分になれるのですが、やはり立ち戻るのは三谷さんのあの言葉。ちょっとでも自分がよれてしまったり、せりふを間違ってしまったりすると、何も残らなかったことにはならない気がして…。かといって毎回ベストを尽くせたとしても、また何かが残ってしまう気がして。これは本当に難しいことだなと思いました」再演が決まり、初めて初演時のDVDを見た藤井は、あることに気づいたという。「笑いました。ほんとに何も残らなかったから!(笑) 改めて三谷さんって面白いなと、すごいなと思いましたね。僕、自分を商品として客観的に見た時に、『君って何なの?』と自問自答ばかりしていたんです。芸がないから芸人でもないし、俳優でも、歌手でも、タレントでもない。自分自身の肩書きに悩まされてしまった事があったのですが、初演の時に三谷さんが、『藤井さんはコメディアンですよ』って言ってくださったんですよね。いまだに芸人とコメディアンの違いは正直わからないですけど、三谷さんにそう言っていただけたことですごく救われた気がして。そういう人に対する接し方と同じく、三谷さんって作品に対してもすごく真摯な方だと思います」藤井以外にも、片岡愛之助、優香、迫田孝也と初演時のキャストが再び集結。中でも藤井は、本作で初舞台を踏んだ優香の魅力を強く推す。「この舞台って、すごく優香さんの魅力にあふれた作品だと思うんです。もちろん愛之助さんも、迫田さんも面白い瞬間はいっぱいあります!加えて 優香さんがとにかくチャーミングなんですよね。しかも初舞台だったにも関わらず、幕開きでいきなり独白って!僕だったら絶対に嫌ですもん(笑)。でもそこを軽やかに、大奮闘なさっていた優香さんとまたご一緒出来るのがすごく嬉しくて。ぜひ読者の皆さんにも、優香さんのチャーミングな姿を劇場で、生でご覧いただきたいなと思います!」公演は4月27日(金)から5月26日(土)まで、東京・東京芸術劇場プレイハウスにて。チケット発売中。取材・文:野上瑠美子
2018年03月19日アスリートのカラダを『anan』が撮影。その筋肉美の裏に隠された思いも語っていただきました。今回はアメリカンフットボールの栗原嵩選手です。僕のカラダがアメフトを知るきっかけになれば。見る者を釘付けにする、鍛え抜かれた逞しいカラダ。撮影でシャツを脱いでほしいとお願いすると、筋肉が美しく写るよう腕立て伏せを開始。そのスピードの速さにスタッフ一同驚愕!「カラダはかなり鍛えていますね。僕のアスリートとしての理想は、デカくて速く動けるカラダ。ただ、本場アメリカのアメフト界では、僕は背が低い方なんです。だからこそ、このカラダを活かして大きい人にはできないプレーを武器にしたい」垂直跳びで90cmも跳べる、という高い身体能力は幼い頃からのもので、小学生ですでにアスリートの夢を抱いていた。「アメフトにハマったのは高校時代。小学5年生くらいからアメリカのカルチャーがめちゃくちゃ好きで、ラップなどの音楽を聴いていた。そんなアメリカを代表するスポーツだったことも、理由のひとつだと思います。持論ですが、音楽をはじめとするカルチャーはスポーツにすごく影響を与えている。ラップやブラックミュージックが染み付いているアメリカ人は抜群のリズム感があり、それがプレーにつながっていると思います」そんな憧れのアメリカで、最上位に位置するプロアメリカンフットボールリーグがNFL。栗原選手は2013年に、ルーキーキャンプに招待された。「アメフト人生のすべてをかけて行きました。結果的にNFLの契約はできなかったのですが、アメリカ人ばかりの環境で競い合い、評価されたのは嬉しかったし、競技人生で一番印象に残ってます。選手は超人ばかりでしたが、自信があったし絶対に負けない気持ちでやってました。とてもハードなキャンプだったけど楽しかった。また機会があるならもちろん挑戦したい」と、日本人選手として道を切り開いてきた栗原選手。「僕自身は、信念の塊だと思います。今まで前例のないプロという道を自分で作っていったし、 NFLのキャンプもゼロからのスタートで招待された。道なき道をブレることなく歩んできたことが、今につながっているのかなと。今後は、アメフトの認知度を上げることが使命だと感じています。アメフトはエンタメ性が高く、会場で観ると絶対に楽しめるスポーツ。僕を入り口に知ってもらえたら嬉しいし、そのためにカラダを鍛えているという部分も。マッチョだと印象に残るでしょ?(笑)アメフトを通じて多くの人に出会い、さまざまな経験ができたので、恩返しじゃないですけど、盛り上げていきたいですね」くりはら・たかし1987年11月7日生まれ、東京都出身。ポジションはワイドレシーバーで、スピードやジャンプ、キャッチ力が要求される。現在はIBMビッグブルーに所属し、国内Xリーグで活躍。コーチングにも力を注いでいる。日本テレビが毎年11月に実施している「カラダWEEK」キャンペーン。その企画の一つとして、昨年に引き続きトップアスリートたちの「カラダ写真展」を開催。今年はananが撮影した、「筋肉美」がテーマの“アスリートのカラダ”が、大きな写真で鑑賞できます。「なりたいカラダ」「理想のカラダ」「憧れのカラダ」に触れれば、カラダのために何かしたくなるかも!日程/2017年11月6日(月)~11月17日(金)時間/10:00~18:00※月~金曜のみ開催場所/汐留・日本テレビタワー2階ロビー料金/入場無料※『anan』2017年11月1日号より。写真・伊藤彰紀(aosora)スタイリスト・壽村太一インタビュー、文・重信 綾(by anan編集部)
2017年10月31日モデル・栗原類さん15万部突破の自叙伝が、コミック版となって12月8日(金)発売決定!テレビの情報番組で、ご自身が発達障害のADD(注意欠如障害)であることを公表したモデル・俳優の栗原類さん。生い立ちから現在まで「発達障害」に向き合って来た道のりを語った自叙伝『発達障害の僕が輝ける場所をみつけられた理由』は反響を呼び、「発達障害」が広く世間に知られるきっかけとなりました。書籍は、当事者や発達障害の子を持つ親御さんを中心に多くの方に支持され15万部を突破。このたび、子どもたちや活字が苦手という方にも手に取りやすいコミック版としての発売が決定しました!『マンガでわかる発達障害の僕が羽ばたけた理由』概要2016年10月に出版し、15万部突破となったエッセイ「発達障害の僕が 輝ける場所を みつけられた理由」(KADOKAWA)をコミック化。8歳のときNYで発達障害と診断され、生い立ちから現在までどう歩んできたか、ストーリーマンガ形式で、当時どのような気持ちで、どう壁を乗り越えたのかがよくわかり、ポイント解説で、羽ばたくことのできた理由を、わかりやすく知ることができる。文字だけの本が苦手な方やお子様にも。母、主治医のコメントも収録。スマホの活用方法や、現在の発達障害の支援環境についてなど、参考になる情報も加筆。『マンガでわかる発達障害の僕が羽ばたけた理由』著:栗原類画:酒井だんごむしKADOKAWA /2017/12/8発売予定/1200円(税別)著者: 栗原類(くりはらるい)1994年東京生まれ。イギリス人の父と日本人の母を持つ。8歳のときニューヨークで発達障害と診断される。11歳のときコメディ俳優になりたいという夢が芽生える。同年日本に帰国。中学時代にメンズノンノなどのファッション誌のモデルを経て、17歳の時にバラエティ番組で「ネガティブタレント」としてブレイクする。19歳でパリコレのモデルデビュー。22歳の現在は、モデル・タレント・役者としてテレビ・ラジオ・舞台・映画などで活躍中。楽天ブックス: 『マンガでわかる 発達障害の僕が 羽ばたけた理由』 著: 栗原類昨年、『発達障害の僕が輝ける場所をみつけられた理由』を栗原さんが出版された際も、LITAICO発達ナビでは、編集長によるインタビューや、発達ナビライターによる感想コラムなどを通して書籍の見どころや栗原さんのお人柄を紹介してきました。以下は、栗原類さんを特集した発達ナビコラムのリンクになります。コミック版の新著発売を待つ間、これまでのコラムをお楽しみいただければ幸いです。
2017年09月26日お笑いタレントの藤井隆が5日、都内で行われた「Laugh&Peace Music」10サービス一斉聴き放題配信開始 発表記者会見に出席した。よしもとアール・アンド・シーはこのたび、吉本興業の芸人ソング・音ネタ・リズムネタなどを「Laugh & Peace Music」としてブランド化。本日5日から約2,000曲をネット配信事業各社の定額制音楽配信サービスを使って配信開始する。会見には、藤井隆、椿鬼奴、レイザーラモンRG、エグスプロージョン、NMB48の渋谷凪咲と加藤夕夏、MCのタケトが出席。配信される楽曲の一部が映像で紹介され、エグスプロージョンの「本能寺の変」やCOWCOWの「あたりまえ体操」、Re:Japanの「明日があるさ」、RADIO FISHの「PERFECT HUMAN」などを全員で懐かしそうに振り返った。藤井が2000年にリリースした大ヒット曲「ナンダカンダ」も流れ、藤井は「あのときは、レコード会社の社長がなぜやらせてくださったのかわからなかったんですけど、あの曲でいろんなところにジャンプさせていただいて、いまだに『幼稚園で踊ったんですよ』とか『子供の時に歌ってました』という人に出会ったり、本当に恵まれていたと思う」と感謝した。続けて、「振り返ると、吉本の芸人さんは、きよし師匠が『子供が三人おりますねん』というのを歌っていたり、さんま師匠も歌っていたり、諸先輩方がたくさんその道を通ってこられた」と吉本芸人の歌の歴史について言及。「そういうのが、今度こういう形でみなさんにも配信で聞いていただけるのは、吉本の1人として本当にうれしいですし、晴れ晴れとした気持ちです」とうれしそうに話した。また、よしもとアール・アンド・シー代表取締役社長の坂内光夫氏は「吉本は毎日劇場を運営しているのでたくさんのネタが出てきます。それらをその場で音声を固定化して、いち早く配信状態にもっていくことが可能になる」と説明。「みなさんに聞いていただいて、少しでも穏やかな気持ちで笑っていただけたら」と思いを伝えた。会見にはfumikaも登場し、「DANGEROUS feat.RG」を披露。レイザーラモンRGもラップで参加しており、ノリノリでパフォーマンスした。
2017年07月05日栗原はるみプロデュースの生活雑貨ブランド、「sharewithKuriharaharumi」から、“NEWLUNCHBOX”をテーマに春の新作おべんとう箱が発売されました。毎日のお弁当作りが楽しくなりそうです♪デザインも作りもしっかりしたお弁当箱なんです♪いろいろなタイプのおべんとう箱を持っていると、今日はどんなおべんとうレシピにしようかと考えるのも楽しみになりますよね。お気に入りのおべんとう箱を見つけて、毎日のランチタイムを楽しくしちゃいましょう。こちらは、4点止めでしっかりフタができ、汁漏れしにくいランチボックス。星柄がランチを楽しく演出してくれそう。4点ロックランチボックスお父さんや学生さんにおすすめのこのお弁当箱4点止めでしっかりとフタができ、汁漏れしにくいおべんとう箱。お父さんや学生さんにおすすめの大容量サイズです。4点ロック メンズランチボックスギンガムチェックが可愛い♡毎日のお昼が楽しくなるギンガムチェックのおべんとう箱。中蓋つきで便利です。布貼小判一段弁当箱点ロック式ランチボックス2点ロック式で、しっかりフタができるランチボックス。サンドイッチにも。同じデザインのミニケースは、デザート入れに便利です。ちょっとしたおかずやお菓子ケースとしても◎2点ロックランチボックススタンダードな二段タイプ定番のカトラリーをプリントしたスタンダードな二段べんとう箱です。食べ終わったらコンパクトに収納でき、持ち歩きに便利。アルミ蓋二段小判弁当箱 小どんぶりタイプどんぶり弁当が楽しめる、2つのカップ容器を重ねたランチボックス。下にはご飯、上におかずを詰めて。同シリーズ・別売りのスプーン・フォークセットと揃えても。※ブルー、マスタードのみ新商品カップランチ カトラリー ブルーおべんとうの小さな包みは、家族の絆。身近な材料と限られた時間、冷めてもおいしい味付けなど、アイデアが詰まっています。そして食べる家族のことを思いやる気持ちが大切。毎日のことだから、おべんとうならではの苦労や悩みは色々あると思いますが、ちょっとした工夫やレシピのレパートリーがあれば、おべんとう作りの楽しさも増していくのかもしれません。■販売期間2017年3月1日(水)~■販売店舗(2017年3月1日現在)・全国主要百貨店内ショップ「sharewithKuriharaharumi」59店舗・レストラン併設型ショップ「ゆとりの空間」5店舗・オンラインショップ4店舗ショップリスト
2017年03月03日十和田市現代美術館では、3月11日(土)~5月28日(日)の期間、村上隆キュレーションによる陶芸展「村上隆のスーパーフラット現代陶芸考」を開催する。アーティストとしてだけでなく、コレクター、キュレーター、ギャラリストとしての顔を持つ村上隆が、近年興味を持っているのが日本の陶芸。利休にはじまる茶の湯、柳宗悦を中心とした民藝運動、デパート陶芸からクラフトフェアまで、多様に展開する陶芸の世界から、日本の価値と美のありようを組み上げる村上隆の頭の中の陶芸史を初公開。2016年1月30日~4月3日まで、横浜美術館で開催された「村上隆のスーパーフラット・コレクション―蕭白、魯山人からキーファーまで―」は、約400点もの現代陶芸が出品され、そのスケールの大きさからも話題を呼んだ。本展では、村上コレクションから、青木亮、安藤雅信、村田森、小嶋亜創らの現代陶芸作家の作品に加え、奈良美智、小出ナオキ、青島千穂、大谷工作室、ガブリエル・オロスコ、ローズマリー・トロッケル、クララ・クリスタローヴァらの現代美術作家による陶芸作品など、28作家、約300点を展示する。本展に寄せて村上隆は次のようにコメントを発表している。「まさにいま、陶芸の世界は、アニメ・マンガと同じように、国外へ羽ばたく方向性の模索が始まった過渡期だと思います。(中略)今回チョイスするのは、僕が画商やコレクターとしての立場から、深いコミュニケーションを果たした作家さんたちです。海を渡っていく陶芸、もしくは日本の陶芸の引力圏内に残って更に深度を深めようとする陶芸。そういった変節点にある陶芸作品の未来の発展形を妄想してもらいたいと思います」(2016年12月 村上隆)昨年の横浜美術館での展覧会に続き、注目が集まる本展。ぜひ美術館に足を運んで鑑賞したい。(text:cinemacafe.net)
2017年02月12日●なぜ最近のドラマに舞台役者が求められるのか?2016年のNHK大河ドラマ『真田丸』で、堺雅人演じる主人公・真田幸村の叔父・真田信尹を演じ注目された俳優・栗原英雄。1984年に劇団四季に入団し、ミュージカル『ライオン・キング』など名だたる作品で活躍を続け、2009年に退団してからも様々な作品に出続けている。舞台・映画で幅広く活躍していたなかで、脚本家・三谷幸喜から指名を受けて大河ドラマに出演すると、視聴者から一躍注目を浴びた。2017年3月に、ふたたびの指名を受け、新作舞台『不信』で三谷舞台初参加となる。今回は大河ドラマに出ての変化、役者として指名を受ける魅力の源など、話を伺った。○『真田丸』と同じことが起こった――今回はまた三谷さんのご指名だということですが、どういった経緯があったんですか?三谷さん演出の『ショーガール』という舞台作品に女優のシルビア・グラブさんが出ていたので、観に行ったんです。久しぶりにお会いしたので、三谷さんにご挨拶をして「お久しぶりです。『真田丸』、評判いいじゃないですか」といった話をして、「気をつけて、またいつか」とお別れして3日くらいに「新作舞台に出ませんか」と連絡がありました(笑)。『真田丸』のときも、シルビアさんと夫婦役をしていた舞台『タイタニック』を三谷さんがご覧になって、シルビアさんつてに「栗原さん、TV興味ないかな」と聞かれて、正式にオファーが来たんですよね。本当に、丸1年後くらいに同じようなことがあったので「うわあ、すごいな」と思いました(笑)。――もともと映像で活躍されている役者さんも、大河ドラマ出演はかなり大きいと思うのですが、舞台を中心に活躍されていた栗原さんは、『真田丸』に出たことで何か環境が変わったことはありましたか?Twitterのフォロワーが急激に増えました(笑)。今まであまり表に出てこなかった真田信尹公がクローズアップされて、さらに「信尹を演じている栗原という人間がいるんだ。誰なんだろう?」と、視聴者の方が敏感に感じてくれるんだと思いました。ただ出演しているときは基本的に、メイクとかつらでしたので、街で気付かれたりしないのは少し寂しいところですね(笑)。――『真田丸』撮影の中で、苦労したこと、また楽しかったことを教えてください。苦労したこと、ないですよ! すべて楽しかったです(笑)。こんな機会なんてなかなかないですから、みんなができない経験をさせてもらいました。楽しかったのは、このスタッフ・キャストで1年間できたことですね。今でも会合をやってまして、みなさん口々に「こんなに仲の良い座組はない」と言われるくらい。真田家がそういう自由な家柄なんでしょうね。○芝居の”言語”が一緒の役者たち――『真田丸』には新納慎也さんと舞台、それもミュージカル方面で活躍される俳優さんが多く、最近では月9に山崎育三郎さんも出演されます。栗原さんご自身も四季出身ですが、そういった流れはどう感じられていますか?嬉しいことですよね。なにか、真新しい印象を持ってもらえているんじゃないでしょうか? あとは今、制作をされる側も重厚なドラマを作りたいというのはあるかもしれないですよね。例えば細かくカット割りするのではなくて、長回しに撮りたいという監督さんも増えているのかな。舞台役者はそれが苦手ではないかも。何しろ、ふだんから2時間ずっと長回しで芝居をしているんですから(笑)。メインではなくても、そういう人を入れてやりたいことをやる、というのはあるんでしょうね。役者にとってはチャンスですし、どんどん増えてほしいです。――堺雅人さん、大泉洋さんなど、舞台も積極的にされている方が『真田丸』には多かったのかなという印象もありましたが、何かやりやすい空気などはありましたか?舞台の方法が体に染みついている役者さんたちがそろっていると、良い意味で楽です。自分発信だけで作っていかない、相手役と呼吸を合わせる空気があるというか。現場に入って、いざお手合わせとなった時に、相手の芝居の中で自分も変わっていける、あ・うんの呼吸はあると思います。きっと、芝居に対する言語が一緒なんでしょうね。堺さんからは「叔父上、四季には独特の台詞訓練がありますよね?僕も母音で練習をやっているんですよ」と聞かれたことがあって、そのときはどうしたら自然にできるかとか、練習方法についての技術的な話をしましたね。堺さんとは自分自身の相談もしました。疲れていて”出かける”芝居をしてしまったかもしれないときに確認したりとか。これは、本当はやってはいけない”プッシュ芝居”というもので、自分の演技がお客さんにわからないと思って、動きなどの”説明”を多くしてしまうことなんです。そんなとき堺さんに「今、俺、出かけてなかったかな?」と聞いていたりしました。●三谷幸喜とのメールは思春期のカップルみたいなやりとり○固定観念は持たずに人と接する――今度の舞台『不信』では、キャストの中で唯一、舞台の三谷作品初登場ということですが、三谷さんとはいろいろお話はされたんですか?実はまだ全然ないんですよね(※取材は12月下旬)。『真田丸』のときも、三谷さんとはメール交換もしていないし、ドラマが始まってからも、お会いしたのは2~3回。舞台でごあいさつしたときも、お互いシャイなので「どう話を転がしていこうか」みたいなところはありました(笑)。三谷さんはよく役者さんへメールをされているらしいのですが、僕は『真田丸』のときに連絡先を交換していなかったんですよ。1回お会いした時に、「(信尹は)有能なビジネスマンでやってほしい」ということはお聞きしていたのですが。だから、今回の舞台をやるにあたって、初めて交換しました。でも、メールの内容が「今日はありがとうございました。よろしくお願いします」「こちらこそありがとうございます」と、それだけですからね。思春期のカップルみたいなやりとりをしました(笑)。――周りの方からのアドバイスや、「三谷さんってこんな人だよ」という情報はありましたか?シャイな方というのはお聞きしました。ただ、僕はあまり人の評判は聞かないようにしているんです。他人から聞いた話で固定観念を持って入ってしまうのが嫌で。「この人はこうなんだな」という先入観を持たずに行こうと思っています。なるべくフラットな状態で接したいというのは、ずっとそうですね。役者にとって、何が大切かというと、「聞く力」なんですよね。相手役のセリフもそうですし、スタッフの言葉も演出家の言葉も、いかに聞けるかというのが大切だと思います。○大切なのは自分自身を認めること――もともと大きな劇団に所属されていて、今は個人として活動されていますが、一番の違いはどこにありますか?全責任を自分で負うという点です。大海原を小舟で渡りながら、スキルを磨いて、小舟のパーツを良くしていくイメージです。一方、劇団は大きな船という感覚ですが、自分もすごく大事な部分を担っていて、ちょっとでも甘さがあったら船が沈んでしまう、というイメージです。いくら船にのっていても、そこは変わりませんね。――船を進めていくコツはどんなところにあるのでしょうか。そうですね、真面目に生きることでしょうか。覚悟を決めて、腹を据えて、やると決めたらどんなこと理不尽なことでも受け入れます。事務所がだめだとか、俺の方ができるのにとか言う人もいて、実際にそういったことはあるのかもしれませんが、そこにいることを認めないと、自分自身を否定していることになってしまいます。自分で自分を信じてあげないと、乗り越えられないでしょう。――それは役者を初められたときからそういった信念があったのでしょうか?少しずつですね。劇団時代はやっぱり自分を否定したこともありました。「自分はダメだ、ダメだからやるんだ」という感じで。日本人って、一歩下がって謙虚に生きるのが美徳とされるじゃないですか。でもどんなに不安だろうが幕はあくし、自分を自分が信じてあげなくて誰が信じられるのか。「俺はやってきたんだ」と、自分を信じてあげなくてどうするの、という気持ちです。信じられないのは逆に、自分の理想像を膨らませすぎている人が多いのかもしれないですね。「こんな自分じゃない」と、過大評価している。ありのままを認めると一番楽なんですけどね。「俺ってカッコよくないんだな、たいしたことないな」と見つめながら、たいしたことのない自分を認めて自信を持つということが大切だと思いますよ。――それでは、改めて今度の舞台への意気込みを教えてください。『真田丸』を経験した三谷さんが、新たなものを書き起こしたい、ブラックな人間の機微やサスペンスの中で、先が全然見えないものを表現したいという時に、お客さんと一緒にその時間を過ごせたらなと思うんですよね。緻密に稽古をして行って、演じる自分自身も「ええ、そんなことになるの!?」と驚けたらと思っています。■舞台『不信~彼女が嘘をつく理由』三谷幸喜書き下ろしの新作サスペンス。一つの嘘がさらなる嘘を引き起こす悲喜劇を描く。出演は段田安則、優香、栗原英雄、戸田恵子。公演は東京芸術劇場 シアターイーストで3月7日~4月30日(プレビュー公演は3月4日~6日)。
2017年02月02日村上隆の展覧会「村上隆のスーパーフラット現代陶芸考」が、3月11日から5月28日まで青森県の十和田市現代美術館にて開催される。アーティストとしてだけでなく、コレクター、キュレーター、ギャラリストとしての顔も持つ村上隆。そんな村上が近年特に興味を持っているのが、日本の現代陶芸だ。村上は陶芸をコレクションするだけでなく、現代陶芸のショップ「Oz Zingaro」も持っており、海外への紹介も行ってきた。さらに、昨年に横浜美術館で開催され、そのスケールで話題を呼んだ「村上隆のスーパーフラット・コレクション-蕭白、魯山人からキーファーまで-」では約400点もの現代陶芸を出品した。本展では、現代陶芸作家の作品から現代美術作家による陶芸作品まで28作家・約300点を村上のコレクションから展示予定。出展作家は、青木亮、安藤雅信、村田森、小嶋亜創、奈良美智や小出ナオキ、青島千穂、大谷工作室、ガブリエル・オロスコ(Gabriel Orozco)、ローズマリー・トロッケル(Rosemarie Trockel)、クララ・クリスタローヴァ(Klara Kristalova)など。【イベント情報】「村上隆のスーパーフラット現代陶芸考」会場:十和田市現代美術館住所:青森県十和田市西二番町10-9会期:3月11日~5月28日時間:9:00~17:00(入場は閉場の30分前まで)料金:企画展+常設展セット券1,000円、企画展のみ600円、高校生以下無料
2017年01月22日こんにちは。栗原達也(くりはらたつや)です。第3回目の今回は、「離婚の条件」についてお話しましょう。「離婚したほうがいいでしょうか?」と聞いてくる女性について、私はよく、「次の中で、あなたがガマンできないことが3つ、程度がひどければ2つ重なっている場合は、別れたほうがいい」と答えている。そのリストは、言葉の暴力、実際の暴力、ギャンブル、アルコールや薬の依存症、借金、浮気ではなく別の相手への本気、性の不一致の7つだ。ここに浮気は含まれていないことにお気づきだろうか。浮気は浮気で、長く続くものはそう多くはないし、ましてや風俗などに1回行ったくらいでオタオタすることはない。「性」の不一致はあるけれど、「性格」の不一致はないことにも気づいているかな。性格や価値観が合わないのは、長い夫婦生活の間で合ったり合わなかったりする面もあるから、離婚の条件ではない。そして、カギになるのが「あなたがガマンできないこと」という部分だ。自分のガマンの限界を超えたら、別れるしかないんだ。その限界は人それぞれで、親兄弟から「そのくらいガマンしなさい」なんて言われても、本人の限界を超えているなら、一緒にはいられないと考えるのが道理。つまり、自分の基準しか、別れの決め手にならないということだ。たとえば、ギャンブルや借金は程度問題だし、依存症も妻が支えて断ち切る人生もある。言葉の暴力も、同じことを言われて深く傷つく人もいれば、平気だというケースもある。夫婦の限界は、夫婦だけの問題。けっして周囲の人間に判断してもらうものではないことも、覚えておいてください。稼ぎも問題なく、父親としての言動も申し分なく、ただ1点、とても困ったことがあるというような相談が、よく寄せられるが、その場合は、結論を早まらないように助言することが多いね。 問題がひとつならば、そのひとつの解決に向かって、できるだけの努力をしたいところだ。時間をかけて、夫にも自分にもどうしたらいいかを問い続け、安易に離婚に走らないようにすべきだろう。ただ、挙げた7つの状態は、2つ3つ重なることが多いものだ。借金があって稼ぎが追いつかず、アルコールに逃げ、暴力を振るうとか、別の相手に本気になって夫婦生活がまったくなくなって何年も経つというケース。このようにふたつ以上の「とてもつらいこと」があって、自分たち夫婦は、どうやっても平穏な状態に戻れないと思ったら、冷静に別れに向かって準備をするしかないだろうね。執着だけで、しあわせから遠ざかることはない。もちろん、自分の身や子どもの身に危険があるほどの暴力があるなら、いますぐ決めて、夫と離れよう。公的機関を頼ってもいい。また、子どもを授かりたいという希望があるのに、まったく夫婦生活がないというケースも考え直したほうがいい。さらに、妻である自分に収入の道や貯金がまったくないために家を出るにも出られないという場合は、数年かかっても、アルバイトややりくりなどでお金をためていくしかないだろう。いずれにしても、もし深刻な離婚の危機にあなたがいるなら、一時の感情でなく、冷静な判断をして、あなたが泣き寝入りすることのないようにがんばろう。 【不倫内情】あの人は本当に離婚してくれる? 二人は一緒になれる?
2016年12月30日タレントの乙葉が21日、自身のブログを更新。20日に放送されたTBS系ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の最終回に、夫であるお笑いタレント・藤井隆の妻役としてサプライズ出演した感想をつづった。乙葉は「毎週楽しみにしていた大好きなドラマに、主人の妻役で出演しまして、私自身もとても緊張しました」と振り返り、「撮影ではTBSドラマ『きみはペット』で、お世話になった金子監督に久しぶりにお会いすることができたこともとても嬉しく、またスタッフさん、キャストの皆さんも温かく迎えて下さり、ありがたい限りでした」と感謝した。そして、「毎週楽しみにしていた日曜日8時と火曜日10時、これからは寂しさでいっぱいになりそうです」とコメント。18日に最終回を迎えたNHK大河ドラマ『真田丸』と、この『逃げ恥』と、どちらも"ロス"状態のようだ。乙葉は、藤井演じる日野の妻役として出演。日野から「僕の奥さん」と紹介されると、「初めまして日野の家内です」と新垣結衣演じる森山みくりに笑顔であいさつした。乙葉と藤井のまさかのリアル夫婦共演に、ツイッター上では「わお!乙葉!」「リアル夫婦素敵」「え!すごい!!乙葉!リアル奥さん」「最後まで最高な演出!」と驚きの歓喜の声が上がった。
2016年12月21日