「栗山昌良」について知りたいことや今話題の「栗山昌良」についての記事をチェック! (1/3)
俳優の栗山千明が主演を務め、伊藤健太郎が共演する読売テレビ・日本テレビ系全国ネット木曜ドラマ『彼女がそれも愛と呼ぶなら』(毎週木曜後11:59)の公式SNS(X、インスタグラム)が、12日までに更新され、水野伊麻(栗山)と小森氷雨(伊藤)のデートショットが公開された。公式アカウントは「デート中の観覧車前で伊麻と氷雨をキャッチ」とつづり、伊麻と氷雨が身を寄せ合うラブラブショットを公開した。この投稿には「どきどきする」「姉弟みたい〜かわいいです」「かわいい」「ステキなカップル」「いまひさカップルの素敵なお写真ありがとうございます」といった声が寄せられている。原作は、一木けい氏による小説『彼女がそれも愛と呼ぶなら』(幻冬舎文庫)。正直すぎる愛が混ざり合う、スパイシーでスウィートなラブストーリーが繰り広げられる。“ポリアモリー(複数恋愛)”を貫くシングルマザーの主人公・伊麻と氷雨、風間到(丸山智己)と空久保亜夫(Kis-My-Ft2・千賀健永)ら3人の恋人との物語を描く。伊藤が演じる氷雨は、まじめで恋愛に奥手な大学院生。受け身の恋愛を続けてきたが、伊麻に強く惹かれて“複数恋愛”の世界に足を踏み入れ、葛藤と嫉妬を抱えながら向き合っていく。
2025年04月12日山本美月、栗山千明が共演し、志村貴子の人気原作漫画をHuluにて実写ドラマ化する「おとなになっても」からメインビジュアル解禁。本作を手掛ける脚本・灯敦生、監督・兼重淳、定谷美海からコメントが到着した。小学校の先生をしている既婚者の綾乃(山本美月)が、行きつけのダイニングバーで働く朱里(栗山千明)との出会いから突然始まった、ビターなおとなの女性同士の恋愛が描かれる本作。恋も、結婚も、仕事も、家族も、人間関係も、おとなになったら全てがうまくいくと思っていたけど、30代になってもまだ全然おとなじゃない。ほろ苦い思いや葛藤が交錯する、十人十色のおとなたちが織りなすヒューマンドラマ。第一報の解禁後、SNSでは「世紀のビッグニュースに飛び起きた」「志村貴子先生の作品がドラマ化ってだけでも嬉し過ぎて本当にありがとうございます」「イメージぴったり!!たのしみ!!」「高校生の時から志村先生のファンだった山本美月ちゃんが志村先生初実写化で主演ってすてき!」「やばい!あかりちゃんは頭の中でずっと栗山千明さんで読んでた」など多くの喜びの声が寄せられ、原作ファンも納得のキャスティングや特報映像の美しさ、人気原作からのドラマ化への期待で大盛り上がりを見せた。◆山本美月と栗山千明が優しく寄り添う、綾乃と朱里のメインビジュアル正面を見つめる山本は、演じる綾乃の意思の強さを感じさせつつも、憂いを帯びた表情にダイニングバーで出会った朱里に惹かれることを止められない複雑な想いも。胸元でネックレスに通された指輪が、綾乃が既婚者であることを変えることのできない事実として、静かに輝いている。反対に、綾乃役の山本だけを真っ直ぐ見つめる栗山の姿は、朱里の一途な姿と重なる。綾乃が既婚者であることを知った後も恋する想いを募らせていく朱里の気持ち、ときに言葉以上の想いをその優しい眼差しで伝える。さらに、2人を包み込むように描かれた背景は、原作の書影の面影も感じる水彩画のグラデーション。綾乃と朱里がお互いを想い合うほろ苦い気持ちや、自然と恋に落ちていく様子、いろいろな思いや感情を水彩が混じり合う様子で表現したものに。綾乃と朱里の心の中には言葉にできない複雑な想いがある一方で、心の奥底ではお互いを思い合う温かな気持ちも確かに存在している。果たして2人が見つめる先には、どんな未来が広がっているか。この恋の行方が気になるビジュアルとなった。◆「Love in The Air-恋の予感-」灯敦生が脚本、兼重淳・定谷美海が演出を担当本作のチーフ脚本は「お耳に合いましたら。」や、「外道の歌」を手掛ける灯敦生。灯はこの3年間で35本もの脚本作品を手掛け、近年では「Love in The Air-恋の予感-」「マイ・ワンナイト・ルール」で脚本とともに監督も務めている。灯は本作について、大人の初恋物語だと感じ「仄暗い営みのなか、恋のトキメキだけが凄まじくキラキラしていて、お手上げしながら脚本しました」とコメント。丹保あずさ、合田純奈の3人体制で原作の持つパワーにポジティブな刺激を受けて脚本を作り上げていったという。また、監督を務めるのは、映画『キセキ-あの日のソビト-』『461個のおべんとう』を手掛けた兼重淳と、CMディレクターとして活躍し、今作で連続ドラマ初監督となる定谷美海。兼重は「私自身が魅せられた物語なので、その中に込められた志村先生の想いをそのまま映像にしたいと思った」ようで、原作にできるだけ忠実であることを念頭に、現場でもすぐにコミックを読み直せる環境を整え、表情やポーズも可能な限り再現することを意識しながら撮影を進た。また、定谷は「紙面からは聞こえてこない声の色や大きさ、街の音など、登場人物たちがこの街のどこかにいると思って演出しました」と、映像化ならではのポイントを語った。企画・制作プロダクションは映画『怪物』や大ヒット中の映画『ファーストキス 1ST KISS』など多くの劇場映画、テレビドラマの制作を手掛け映像美にも定評があるAOI Pro.が担当している。脚本・灯敦生「美しく禁断という描き方はしません」■脚本:灯敦生ーー「おとなになっても」の実写化に向けて意識したことを教えてください読めば読むほど、全ての文字も余白も面白い原作の、その面白さがドラマで届くよう、映像化する意味があるよう心がけました。パンセクシャルの友人が、「トランジットガールズ」を昔観て、初めて自身を認められたと言っていて、そういうドラマにもなれたらと個人的に思います。人それぞれの仄暗い営みのなか、恋のトキメキだけが凄まじくキラキラしていて。決して満点じゃない大人たちに苦笑し、共感し、お手上げしながら脚本しました。ーードラマ「おとなになっても」のどのようなところに注目いただきたいですかたとえ関わっていなくても、実写化したら絶対観ていた作品。大なり小なり経験した"いいおとな"の初恋物語か、現代の渡鬼か……。一癖も二癖もある、でも身近にいそうな人物たちと、山本美月さんの綾乃、栗山千明さんの朱里、穴が開くほどご覧ください。女性同士の恋、美しく禁断という描き方はしません。今後も率先して脚本してゆきたいので、まず今はこのドラマを全身でエンジョイいただけたら幸いです。■監督:兼重淳ーー「おとなになっても」の実写化に向けて意識したことを教えてくださいまず原作にできるだけ忠実であることを一番意識しました。私自身が魅せられた物語なので、その中に込められた志村先生の想いをそのまま映像にしたいと思ったからです。スタッフは皆、タブレットやスマホに購入した原作データを入れ、そして支度部屋や控室にもコミックを置き、現場でも「ココはこの表情で」「ココはこのポーズで」とキャストにもお願いしながら進めて行きました。あとは、この企画を成立させてくれたプロデューサー陣と脚本家の方々の想いも映像に込めて、原作ファンの方々と、何より志村先生に喜んで頂ける作品になるようにと意識しました。ーードラマ「おとなになっても」のどのようなところに注目いただきたいですか原作を読んで、主人公・綾乃と朱里の出会いは運命というより宿命だったと感じたんですね。それぞれの人生のこのタイミングで出会えたからこそこうなったはずですから。そして、彼女たちを取り巻く登場人物たちも2人の出会いをきっかけにそれぞれ自問自答しはじめ、戸惑い、自分自身の感情に振り回され足掻きます。どうやっても気持ちは割り切れないし、綺麗事で済まされないリアルが描かれています。その「原作の素晴らしさ」をどれだけ再現できているのかにご注目頂きたいです。「おとなとは?」の(決して出せない)答えを、キャストとスタッフが一緒に考えて作りました。ご覧頂く方々にも一緒に考えて頂けたら光栄です。■監督:定谷美海ーー「おとなになっても」の実写化に向けて意識したことを教えてください兼重監督と「原作に忠実に」という約束をして進めました。現場でも原作を開き、ショットを原作に寄せるなどの工夫をしつつも、映像だからこその表現を追求したいという意識は常にあり、紙面からは聞こえてこない声の色や大きさ、街の音など、登場人物たちがこの街のどこかにいると思って演出しました。ーードラマ「おとなになっても」のどのようなところに注目いただきたいですか大人になっても、間違えたことをしたかもしれない人たちの話です。でも「それでもいいんだよ」と言ってくれていると思いますし、そのメッセージを回を重ねるごとに感じていただけると嬉しいです。このドラマが誰かの一瞬を支えてくれるものでありますように。私は大人になっても些細なことで泣きます。それでいいんだとこの作品は教えてくれました。Huluオリジナル「おとなになっても」は4月26日(土)よりHuluにて独占配信開始(初週1~2話を配信、以降毎週1話ずつ配信/全12話)。(シネマカフェ編集部)
2025年03月07日山本美月、栗山千明が共演し、ビターなおとなの女性同士の恋愛を描いた人気作「おとなになっても」を実写ドラマ化、4月26日(土)よりHuluで独占配信する。小学校の先生をしている既婚者の綾乃(山本美月)は、久しぶりに立ち寄った行きつけのダイニングバーで、朱里(栗山千明)に声をかけられる。2人は初対面ながら意気投合し、そのまま朱里の部屋へ…。30代になってもまだ全然おとなじゃない。すこしビターな恋物語が始まる。原作は、講談社の漫画雑誌「Kiss」にて2019年5月号から2023年10月号まで連載されていた志村貴子の同名漫画作品。原作者の志村氏は、現在連載中の「ハツコイノツギ」や「どうにかなる日々」「青い花」「こいいじ」など多くのヒット作品を生み出してきた。同性同士の恋愛、少年少女の複雑な心情を大胆かつ繊細に描き、多くの読者から注目の人気作家。また、志村氏の描くイラストは親しみやすく柔らかさのあるタッチで支持され、話題のアニメ「アルドノア・ゼロ」「バッテリー」のキャラクターデザインを手掛け、「The MANZAI」(あさのあつこ著)や「あこがれ」(川上未映子著)などの小説の装丁などでも作品の持つ世界観を優しく表現し彩ってきた。原作では、様々な登場人物たちの群像劇の中で「おとなの女性同士の恋愛」をメインテーマに据え、既婚者の綾乃と朱里の恋模様が描かれる。加えて、結婚や義理の親との関係、職場でのしがらみなど、“おとな”に成長する過程で多く人々が経験したことのあるほろ苦い事柄や、読み進めるうちにドキッと核心を突かれる台詞にハマる読者が続出。さらに、これまでの志村氏の長い作家生活の中で、記念すべき初の実写化作品となる。◆30代になっても“おとな”になりきれない2人の素直な心情を捉えた映像初公開主人公の綾乃を演じるのは、山本美月。山本は2011年に俳優としてのキャリアをテレビドラマでスタートし、直近では映画『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメンVS悪魔軍団~』など話題作に出演している。演技はキャリアを重ねるごとに存在感を増し、個性的なキャラクターも豊かな感性で見事に演じあげてきた。今回、本作で主演を務める山本が演じる綾乃は、小学校の先生で真面目だけれど、意外にも大胆さを持つ女性。柔らかな雰囲気を纏いながらも自分の考えを言葉でまっすぐと紡いでいくキャラクターを、原作ファンでもある山本が真摯に、そして愛らしく演じていく。「高校時代から志村先生の漫画がずっと大好きだったので、まさか私が初めての実写化に呼んで頂けるなんて、信じられませんでした。一ファンとして絶対に、世界観を壊さず、実写化する意味のある素敵な作品にしたい」と意気込みを語る。また、山本と初共演の栗山千明は、綾乃の行きつけのダイニングバーで働く朱里役を演じる。栗山は2003年に『キル・ビル Vol.1』でハリウッドデビューを果たし、シリアスからコメディまで、どんな作品の色にも染まる幅広い演技力に定評がある。昨年芸能活動35周年を迎え、テレビドラマ「晩酌の流儀」や映画『八犬伝』など出演作が途切れることがない。そんな栗山が演じる朱里は、マイペースな綾乃に翻弄されながらも一途に自分が信じる愛に向き合っていく。今回の出演に対し「朱里があまりにも魅力的なので、私が演じさせていただいて良いのか、とても恐縮に、そして光栄に思う」と語っている。そして、2人の素直な心情を捉えた特報映像が初公開。出会った直後から惹かれ合い、距離を近づけていく綾乃と朱里の映像に添えられたモノローグが、2人の心情を色鮮やかに映し出す。映像では、綾乃が「あんなふうに気持ちが揺れ動いたのは初めてで…」という真っ直ぐな気持ちを吐露。反対に、朱里は早くもマイペースな綾乃に翻弄されている。最後に綾乃と朱里の「会いたい」という切ない想いが1つに重なった台詞は、ひと筋縄ではいかない2人の恋の行方を予感させる。対照的な2人が、“おとな”の心情を繊細に表現していく物語に注目だ。コメント全文■大久保綾乃役:山本美月ーー「おとなになっても」への出演が決まった時の感想高校時代から志村先生の漫画がずっと大好きだったので、まさか私が初めての実写化に呼んで頂けるなんて、信じられませんでした。もちろん『おとなになっても』も大好きな作品の1つで、私が綾乃を演じることが出来るなんてとても嬉しかったです。一ファンとして絶対に、世界観を壊さず、実写化する意味のある素敵な作品にしたいと思い、挑ませていただきました。ーードラマの注目ポイント&視聴者へメッセージこの作品は恋愛ドラマですが、よくある恋愛ドラマとは少し違ったものに感じるかもしれません。まっすぐにハッピーエンドへ向かう恋愛ドラマではないと思います。たくさんの登場人物がいて、みんなそれぞれに想いを持っていて。それぞれの決断を正しいと思う人も、間違っていると思う人も居ると思います。でもきっと正解はなくて、それがとてもリアルだと思うのです。そんな人の曖昧で美しい想いを描いた作品です。きっと誰かに自分を重ねて観ていただけるのではないかと思います。自分の気持ちに正直になれない方の心にそっと寄り添える、そんな作品になっていたら嬉しいです。■平山朱里役:栗山千明ーー「おとなになっても」への出演が決まった時の感想朱里があまりにも魅力的なので、私が演じさせていただいて良いのか、とても恐縮に、そして光栄に思いました。志村先生や原作ファンの方々の作品への想いをきちんと汲み演じる事ができるのか、私が演じる朱里を受け入れていただけるか、不安も大きかったです。ーードラマの注目ポイント&視聴者へメッセージ重く描く事もできる内容だと思いますが、どこかポップで透明感のある綺麗な印象の作品になったと思います。それは登場人物それぞれが真っ直ぐに、誠実でありたいと思っているから生まれた世界観ではないかと私は思います。作品を通して、悩ましい感情や葛藤を少しでも前向きに捉えてもらえたら嬉しいです。■原作者・志村貴子ーー実写ドラマ化のオファーを受けた時の感想これまでにも実写化企画のお話はあったのですが実現したのは今作が初めてなのでなかなか実感がわきませんでした。今も正直「本当に?」という気持ちはあります。夢のようです。ーー「おとなになっても」という作品は、どんな存在ですか年々親のような気持ちで漫画を描くことが増えたせいか子供の反抗期に立ち合ってるような不思議な感覚がありました。可愛くもあり、振り回されてめんどくさくもあり……。ーー実写ドラマ化を楽しみにしているファンへのメッセージ原作に忠実に丁寧に作っていただき、絶妙なアレンジを加えていただきました。漫画を再現してくださった部分や漫画と違う部分もあわせて楽しんでもらえたら嬉しいです。Huluオリジナル「おとなになっても」は4月26日(土)よりHuluにて独占配信開始(全12話/初週 1~2話を配信、以降毎週1話ずつ配信)。※配信スケジュールは変更になる場合あり。(シネマカフェ編集部)
2025年02月18日北海道日本ハムファイターズを監督として10年間率いた後、2023年WBCで「侍ジャパン」監督として野球日本代表を世界一に導いた栗山英樹さん。現在は北海道日本ハムファイターズのCBO(チーフ・ベースボール・オフィサー)として活躍し、新人の育成にも力を注いでいます。そんな栗山英樹さんの著書『栗山英樹の思考若者たちを世界一に導いた名監督の言葉』が昨年10月に刊行され、話題となっています。幼少期から現在までの野球人生を記した文章と、監督としての12年間に語った「名言」を収録した「栗山英樹語録」、愛読書を語る「栗山英樹の本棚」の3部構成で、名監督・栗山英樹の「思考」を読みとく1冊です。その刊行を記念して行われた書店イベントで、栗山さんに著書『栗山英樹の思考若者たちを世界一に導いた名監督の言葉』について、お話をお伺いしました。本当に「信じる」ことで、選手は力を発揮できる──「栗山英樹語録」は、ファイターズと侍ジャパンの監督を務められた2012~2023年に、取材やインタビューで語られた言葉を収録した名言集です。監督として、言葉を発するときに心がけていたことはありますか?「言葉には世の中を巻き込む力というか、そういうものがあると思います。特にプロ野球や日本の野球は、みんなが話題にすることで、世の中にとって大切なことを伝える力があると思うんです。なので、どうやったら世の中を巻き込めるのかっていうことは、言葉を発するときに常にイメージはしていました。例えば、2023年のWBCで日本代表メンバーに日系メジャーリーガーのラーズ・ヌートバー選手を選んだときは、“魂を持って、思いをひとつにしてやっていきたい”という思いを伝えながら、ファンの人たちにも“そういうのやろうぜ!”っていう空気を起こさないと、と思いました。だから、どういう言葉でこの思いを伝えるか、どう言葉を発したらファンの人たちが反応してくれるか、というのはすごく考えましたね。でも、いまこの本を読み返してみると、何を伝えるかを意識して、考えて発した言葉もあれば、思わず本音が出てしまっている言葉もありますね。意識はしているけど負けた悔しさでつい出てしまった言葉とか。このとき本当に悔しかったよなーって思いますし、まだまだ人間が練れてないなとも感じました(笑)」──「栗山英樹語録」に収録された数多くの言葉の中でも、「何が起こっても、僕は選手を信じる」(2023年1月、WBCメンバー先行発表で)と、「挑戦し続けなさい。そして信じ続けなさい」(2023年4月、大学の入学式で新入生へ贈った言葉)という言葉は印象的でした。「信じる」という言葉は、栗山さんにとって重要なワードのように思われます。「監督というのは、自分が決断して選手にやってもらうわけですから、例えば『頼むよ』って選手に言うときに本当に自分が心の底から思っている、その気持ちが大事なんです。言葉で『頼む』って言ってるのに心の底から頼んでないとうまくいかないし、後で一番後悔する。例えば僕がテスト生でプロ野球に入った頃ぐらいの昔の野球というのは、『お前ができるかどうかはわかんないけど、まあやってみろよ』みたいな雰囲気だったんですね。でも自分が監督になって思ったのは、それよりも、選手に対して『本当に信じてる、ここはあなたしかいないんです』って心から思って、言葉にして言ったほうが、おそらく選手たちは力を発揮しやすいということなんです。僕にとっての“信じる”っていうのは、そういうことかなと思います」──選手を信じる気持ち、自分を信じる気持ちを自分の中で生むために何をするのか、また困難にあった時にどうやって自分を奮い立たせるか、栗山さん流のやり方はありますか。「これは本当に経験ですね。結局生きるって大変だし苦しい。でも、うまくいかなくてもがき苦しんで、何かちょっとだけ前に進む。そういうときに自分が変わっていくと、良かったな、と思える瞬間がやっぱりあるんですよ。苦しめば苦しむほど、嫌なことがあればあるほど、『これを乗り越えれば』って思うとほっとするっていうんですかね。選手たちの成長を見ていても、艱難辛苦にぶち当たったときに、どう乗り越えるかというところで、やっぱり人は良くなっていくと思います。だから今は、うまくいかないことがあると『いいね、宿題。俺まだ大きくなれるね』みたいに思ったりするっていうのはありますね」──「栗山英樹語録」でもうひとつ印象的なのは「やっつける」という言葉でした。例えばWBCでは「アメリカをやっつけて勝つ」と何度も言われています。これも自分を奮い立たせる言葉なんでしょうか。「『やっつける』って、僕としては子どものときの喧嘩のような感じで、正々堂々と体ごとぶつかって戦って、そして相手を上回る、というイメージがある言葉なんですね。だから、自分としては『やっつける』という言葉を使うときは相手へのリスペクトが大前提にあるんです。戦う相手が大きな存在である、リスペクトできるすごく大きな存在であるって、僕にとってはうれしいんですよね。例えば中学生の頃から憧れの存在である原辰徳さんと、ジャイアンツの監督とファイターズの監督として戦った2012年の日本シリーズであるとか。2023年のWBCも、僕はアメリカのメジャーリーグが大好きで、数えきれないぐらいアメリカでメジャーの試合を見ましたけど、そのメジャーのスター選手たちと勝負ができるっていうのは、もうこのうえない喜びだったんです。だからこそ、どうしても“アメリカをやっつけたい”って思ったんですね。だからどうしても決勝まで行きたかったし、今思ってもあれ以上の喜びはないっていうぐらいうれしかった。『やっつける』と言う相手ほど、リスペクトがすごく大きい、自分にとって大きな存在だと思います」本を読むことはひらめきになり、学びになる──いっぽう、『栗山英樹の思考』の「栗山英樹の本棚」では、読書家で知られる栗山さんの愛読書が紹介されています。『論語と算盤』から『坂の上の雲』『博士の愛した数式』まで、ジャンルも幅広いですね。「幼い頃から本を読んではいましたが、いろいろな本を読むようになって、本当に本好きになったのは30代、40代頃からなんです。監督時代は本が支えになりましたし、本を読むことで、新しい情報や考え方を取り入れられます。選手たちにも、空いた時間で本を読むようにと言ってきました。本を読むことで学びになるし、ひらめきを得ることもできる。そう考えているからです。ここでは、『論語と算盤』『生き方』などの経営者が書かれた本や、『坂の上の雲』『真田太平記』などの歴史小説、『男子の本懐』などの伝記小説、そして『球道恋々』『風が強く吹いている』など、野球・スポーツの小説も紹介しています」──今年のシーズンオフの間はどんな本を読まれて、どんなふうに過ごしていたんですか。「年末年始は、今まで読んだ本をまたひっくり返して読んでいたっていう感じですね。2024年1月からファイターズのCBOを務めていますが、2025年はますますしっかりと仕事をしていく年だと思っているので、自分でもう一度原点に返るためにも、世の中でよく読まれている哲学書とか、いわゆる書店さんで売れ筋No.1の本とか、そういう本をもう一度読み直していました」──書店に行くのもお好きだそうですね。「ものすごく好きですね(笑)。いつも行く都内の大きな本屋さんがあるんですが、行くたびに本をすごくたくさん買ってます。ラフな格好でうろうろして、面白そうな本を見て、『ああ、いまこんな本が売れてるのか』って思ったりして。本屋さんにいるときは本当に幸せですね。本屋さんもだんだん少なくなっていますけど、駅を降りたら小さくても本屋さんがある、っていうのはいいですよね。この街ではどんな本を一番前に置いてるのかなって見ることとかが、うれしいですね」<プロフィール>栗山英樹(くりやま・ひでき)1961年生まれ。1984年ドラフト外でヤクルトスワローズに入団。1990年に現役を引退後、テレビ番組のスポーツキャスターとして活躍。2011年、北海道日本ハムファイターズの監督に就任し、監督1年目の2012年シーズンでパ・リーグ優勝を決める。2016年、ファイターズは7度目のリーグ優勝、日本シリーズも制し10年ぶりの日本一に輝く。2021年ファイターズの監督を退任。2021年12月、野球日本代表「侍ジャパン」トップチーム監督に就任。2023年3月の第5回WBCを制し、世界王座奪還を果たす。2024年1月、北海道日本ハムファイターズのチーフ・ベースボール・オフィサーに就任。<書籍情報>『栗山英樹の思考若者たちを世界一に導いた名監督の言葉』著者:栗山英樹発行・発売:ぴあ株式会社発売 :2024年10月11日(金)定価:1650円(1500円+税)体裁:四六判228P●CONTENTS●[栗山英樹語録]第一章「勝利への原動力」第二章「夢を信じる」第三章「諦めない、やり尽くす」第四章「侍ジャパン、世界一へ」[栗山英樹の思考]・1983-2012年 ドラフト外入団、現役引退、ファイターズ監督就任へ・2012-2021年 ファイターズ日本一へ!大谷翔平の伝説が始まる・2021-2024年 WBC世界王座奪還、そして日本野球の未来へ[栗山英樹の本棚]“心が泣ける”小説/野球・スポーツの小説/人生の道しるべとなる歴史小説/ 人としての在り方を学べる伝記小説 /四書五経、思想、仏教などの本/経営者・財界人の本/etc購入はこちら:
2025年02月17日北海道日本ハムファイターズ、野球日本代表「侍ジャパン」を監督として率いた栗山英樹(現・ファイターズ CBO《チーフ・ベースボール・オフィサー》)が、書籍『栗山英樹の思考 若者たちを世界一に導いた名監督の言葉』を昨年10月11日に刊行。本書と『監督の財産』(日本ビジネスプレス)の出版を記念して、1月15日東京・ジュンク堂書店にて出版記念トーク&サイン会が開催された。イベントには、両書籍を購入した約60名が参加。トークでは、「自身の発言について心がけていること」「『信じる』という重要なワードをどう使っているか」など、『栗山英樹の思考』内の[栗山英樹語録]にまつわるエピソードや秘話を披露。野球について真剣に語る傍ら、途中、いきなり立って話し始めたり、参加者にニコニコ語りかけたりと、様々な顔を見せた。今年のファイターズについては、「勝ち切ることによってチームにまた新しい文化が生まれると僕は思うので、その手伝いを全力で尽くしますし、勝ちにいって欲しい、勝たなきゃいけないシーズン」と会場のファンにとって嬉しい言葉も。最後は参加者からの質問コーナー。「好きな食べ物は?」という質問では「こだわって買っているのは煎餅。ものすごいお金かかってます。わざわざ行って焼いてもらったり(笑)」という意外なこだわりに会場中から「へー!」という声が。教師をしているという参加者からの「教育者として大切にしていることは?」という質問には、「自分の姿がそのまま伝わると監督の時に思っていたので、選手に『こうしろ』ってことを自分が『俺も今日からやる』って実践していく、そういう姿を見せるのは大事なことかなと。がんばってください」とエールを送った。そして最後に、ロンドン五輪 卓球団体銀メダリスト・平野早矢香が飛び入り参加。「大谷翔平選手は人柄に惹かれて応援する方も多いと思います。指導するうえで、選手に人としてどうなってほしいか、どういうアプローチをしているのか」と質問。すると栗山CBOから「平野さんから大谷翔平ってどんな風に見えるんですか」「短所ってどう見えてますか」など次々と逆質問。トップアスリートふたりのやりとりを会場中が興味津々に見守っていた。トーク後のサイン会では、ひとりひとりと話をしながら丁寧に対応し参加者たちも大満足の様子。イベント後の会見では「実際にお会いするとがんばらなきゃいけないなって思うので、しっかりスポーツの良さ、野球の良さを伝えていきます」と感想を語った。「監督としてリーダーとして、“三原ノート”(栗山さんが尊敬する名監督・三原脩氏のメモ)をどう消化してどう選手たちとのコミュケーションに反映させたのか」という質問では、「こういう本を残そうと思ったきっかけは、僕が監督になったときに監督の教科書ってものがなくて。何をどう勉強したらいいのか、実際にそれを教えてくれるものがなかったので、僕が苦しんだことを何か残そうと」とコメント。そして、今年第一子誕生予定の米・ドジャースの大谷翔平選手には「大きなプラスに働くと信じています」と期待。ロッテからポスティングシステムでのメジャー移籍を目指すロ佐々木朗希投手には「自分のやりたいことをハッキリ把握して前に進める強さを持っている」「非常に楽しみ」など、気になる今後の野球界についても言及。最後に「もしひとりでも元気になったり、参考になったりする人がいるんだったら(本を)出す責任がありますって言われて。もし何かに困ったり迷ったり、そういう方に何か響いてもらえるんであればすごく嬉しいです」と締めくくった。<書籍情報>『栗山英樹の思考 若者たちを世界一に導いた名監督の言葉』価格:1,650円(税込)著者:栗山英樹発売・発行:ぴあ株式会社【内容】■栗山英樹語録第一章「勝利への原動力」第二章「夢を信じる」第三章「諦めない、やり尽くす」第四章「侍ジャパン、世界一へ」■栗山英樹の思考・1983-2012年 ドラフト外入団、現役引退、ファイターズ監督就任へ・2012-2021年 ファイターズ日本一へ!大谷翔平の伝説が始まる・2021-2024年 WBC世界王座奪還、そして日本野球の未来へ■栗山英樹の本棚“心が泣ける”小説/野球・スポーツの小説 / 歴史小説 / 伝記小説 / 四書五経、思想、仏教などの本 / 経営者・財界人の本 / お薦め本リスト『監督の財産』価格:2,750円(税込)著者:栗山英樹発行:日本ビジネスプレス発売:ワニブックス【内容】目次・はじめに1 監督のカタチ2 覚悟3 伝える。4 未徹在5 最高のチームの作り方6 稚心を去る7 集大成(2019~2021)8 考察 野球論9 光るべきもの・おわりに
2025年01月16日シンガーソングライターの大石昌良(オーイシマサヨシ)が14日、自身のXを更新した。【画像】「羨ましいからそこ代わってくd…」大石昌良が“超人気声優姉弟”に挟まれる!?「成人式から25年が経ちました」と綴り、2枚の写真をアップ。当時20歳の派手な見た目よりも、45歳現在の姿が若々しすぎることに対してファンの驚きと関心が集まっている。成人式から25年が経ちました←20歳 45歳→ pic.twitter.com/7Ac2bj7eZd — 大石昌良【オーイシマサヨシ】 (@Masayoshi_Oishi) January 14, 2025 この投稿にファンからは「若返ってる!?」「右が20歳の間違いなのでは…?」といったコメントが寄せられている。
2025年01月15日女優の栗山千明が7日、自身のXを更新した。【画像】土屋太鳳「ジャパンプレミア」で栗山千明とのレアツーショットを披露!「お二人すごく素敵」と反響続々「2025年あけましておめでとうございます。」と新年の挨拶をし、「昨年は40歳の誕生日と芸能生活35周年を迎え、区切りの年となりました。」と昨年について触れた。それから「日頃から応援してくださっている皆様に感謝の気持ちを届けられるよう、今年からまた新たな気持ちで邁進したいと思っております。」と抱負を綴り、「本年も宜しくお願い申し上げます。」というメッセージとともに着物姿の写真を投稿した。2025年あけましておめでとうございます。昨年は40歳の誕生日と芸能生活35周年を迎え、区切りの年となりました。日頃から応援してくださっている皆様に感謝の気持ちを届けられるよう、今年からまた新たな気持ちで邁進したいと思っております。本年も宜しくお願い申し上げます。 pic.twitter.com/ArOKK6HPMN — chiaki kuriyama 栗山千明 (@chiakikuriyama_) January 7, 2025 この投稿にファンたちからは「千明さん明けましておめでとうございます☺️お着物とても素敵です」「素敵な着物姿を拝見できて嬉しいです。お体大切にして、お仕事頑張ってくださいね。」などといったコメントが寄せられた。
2025年01月07日女優の土屋太鳳、河合優実、栗山千明、黒木華、寺島しのぶが、3日に都内で行われた映画『八犬伝』(10月25日公開)のジャパンプレミアに登場した。同作は日本ファンタジー小説の原点『南総里見八犬伝』をもとにした、山田風太郎氏の小説『八犬伝 上・下』(角川文庫刊)の実写化作。里見家にかけられた呪いを解くため、運命に引き寄せられる若き8人の剣士たちの戦いをダイナミックに描く《虚》パートと、180話に及ぶ物語を悩み苦しみながら28年もの歳月をかけて書き上げた作家・滝沢馬琴の創作の真髄、そこで生まれた奇跡の実話を描いた《実》パートがシンクロする物語だ。○土屋太鳳ら豪華女優陣、映画『八犬伝』カーペットイベントでファン魅了この日のイベントでは、キャスト陣が同作の舞台である江戸時代を彷彿とさせるCOREDO 室町 仲通りに敷かれたレッドカーペットに登場。それぞれ黒を基調としたスーツやドレス姿を披露した。同じ車から姿を現した土屋、栗山、河合の3人。土屋は美しいデコルテをあらわにしたベロア調のドレス、栗山もデコルテとほっそりとした二の腕を披露した黒のドレス姿、河合はシースルー素材のドレス姿で、集まったファンを魅了した。また、続いて内野聖陽、磯村勇斗とともに登場したのは寺島と黒木。寺島はレース素材のドレスから大胆に美脚をのぞかせ、黒木は胸元がざっくりと開いたベロアジャケットを着こなし、レッドカーペットを彩っていた。そのほか、イベントには役所広司、渡邊圭祐、鈴木仁、板垣李光人、水上恒司、松岡広大、佳久創、藤岡真威人、上杉柊平、曽利文彦監督も登場した。
2024年10月09日シンガーソングライターの大石昌良(オーイシマサヨシ)が14日に自身のXを更新した。「そういうの本当にずるいwww」大石昌良が“ごめんて”と謝った理由に爆笑必至「商品が完売したらオーマイゴシゴシ出てくる仕掛け作ったアニメイト店員、先生怒らないから出てきなさい」と綴り、1枚の写真をアップ。アニメ・コミック・ゲーム関連商品を全国で販売する「アニメイト」にて撮影した写真を公開した。自身の名前と似ていることから、ファンにプレゼントされた経緯のあるサビ取り消しゴム「オーマイゴシゴシ」。とあるアニメイト店舗にて、大石の商品が完売すると「オーマイゴシゴシ」のポップが出てくる仕掛け付きのディスプレイがあったようだ。商品が完売したらオーマイゴシゴシ出てくる仕掛け作ったアニメイト店員、先生怒らないから出てきなさい pic.twitter.com/pJXOQ7gCi7 — 大石昌良【オーイシマサヨシ】 (@Masayoshi_Oishi) September 14, 2024 この投稿を見たファンからは「オーイニヤラレタ」「店員さん天才すぎる」「完売オーシマイ」「ほんと愛されてますね〜✨」といったコメントが寄せられた。
2024年09月15日2024年12月に東京と兵庫で上演する、演出・栗山民也、主演・中山優馬による舞台『血の婚礼』のメインビジュアルが公開され、併せて公演詳細が発表された。『血の婚礼』は、スペインを代表する劇作家フェデリコ・ガルシーア・ロルカが実際の事件をもとに執筆し、ロルカの三大悲劇のひとつとして知られている傑作戯曲。スペイン・アンダルシアを舞台に、互いの家族の期待を背負いながら結婚式を迎えようとしている一組の男女のもとに花嫁の昔の恋人が現れ、すべてを変えてしまう。言葉では説明のつかない愛への衝動、伝統と因習に縛られた男たちの闘い、女たちの戦いを描く。演出は栗山民也が担当し、花嫁のかつての恋人・レオナルドを中山優馬、結婚式を迎えようとしている花婿を宮崎秋人、レオナルドと花婿の間で揺れる花嫁を伊東蒼、レオナルドの妻を岡本玲、花嫁の父を谷田歩、花婿の母を秋山菜津子がそれぞれ演じる。メインビジュアルは、それぞれが抱く複雑な思いを表現した主要キャスト6名が写し出されている。婚約した男女のもとに、花嫁のかつての恋人が現れる──抑えきれない熱情、愛への衝動を情熱的に届ける本作に期待が高まる。また、東京、兵庫それぞれの会場の日程も決定。東京は、12月7日(土) から18日(水) までIMM THEATER にて、兵庫は12月28日(土)・29 日(日) に兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールにて上演される。【あらすじ】灼熱の大地スペイン、アンダルシア。20年前、ある家族の父親と長兄がフェリクス一族に殺された。母親(秋山菜津子)は暴力への憎しみを全身に宿しながら残った息子(宮崎秋人)を育て上げた。そのひとり息子が成長し、いよいよ結婚相手を決めても、母親の心が晴れることはない。息子が選んだ花嫁(伊藤蒼)は、事もあろうにフェリクス一族のレオナルド(中山優馬)と恋人関係だったという噂があるからだ。今、レオナルドには妻(岡本玲)と子どもがいる、しかし幸福な暮らしではなかった。花婿と花嫁の婚礼は、花嫁の父(谷田歩)の家で開かれた。早朝、レオナルドが花嫁を訪ね、いまだ燃え盛る熱情を告げる。花嫁は動揺を隠して婚礼の一日を過ごすが、祝宴の真っ最中、レオナルドとともに姿を消してしまう。皆がそれに気づき、大騒動と化す婚礼。花婿は、花嫁とレオナルドを追いかける。森のなか、「月」が若者たちを照らし出し、「死」が囁きかける。そして、悲劇が繰り返される。<公演情報>舞台『血の婚礼』作:フェデリコ・ガルシーア・ロルカ翻案:木内宏昌演出:栗山民也出演:中山優馬、宮崎秋人、伊東蒼、岡本玲、舩山智香子、柴田実奈、金井菜々、角川美紗 、谷田歩、秋山菜津子■東京公演2024年12月7日(土)~12月18日(水)会場:IMM THEATER【チケット】(全席指定 / 税込)S席:11,000円A席:8,000円U-25席:5,000円※U-25は当日引換券にて一般発売より販売一般発売:2024年10月12日(土) 10:00(予定)■兵庫公演2024年12月28日(土)・29日(日)会場:兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール【チケット】全席指定:9,500円(税込)一般発売:2024年10月5日(土)チケット情報:公式サイト:
2024年08月28日演出・栗山民也、主演・中山優馬による舞台「血の婚礼」の上演が決定した。本作は、スペインを代表する劇作家フェデリコ・ガルシーア・ロルカが、実際の事件を基に執筆し、ロルカの三大悲劇のひとつとして知られている傑作戯曲。スペイン・アンダルシアを舞台に、互いの家族の期待を背負いながら結婚式を迎えようとしている1組の男女のもとに、花嫁の昔の恋人が現れ、全てを変えてしまう。言葉では説明のつかない愛への衝動、伝統と因習に縛られた男たちの闘い、女たちの戦いが、いま始まる。演出は、「ロスメルスホルム」「オーランド」といった海外戯曲から、こまつ座「夢の泪」「母と暮せば」まで幅広く手掛け、旭日小綬章を受章した日本演劇界の巨匠・栗山さんが務める。キャストには、花嫁のかつての恋人・レオナルドを、舞台「ゲルニカ」「星降る夜に出掛けよう」などに出演した中山さん。結婚式を迎えようとしている花婿を、舞台「彼方からのうた」の上演を控える宮崎秋人。レオナルドと花婿の間で揺れる花嫁を、『世界の終わりから』の伊東蒼。レオナルドの妻を、『茶飲友達』で高崎映画祭・最優秀主演俳優賞を受賞した岡本玲。花嫁の父を、「ロスメルスホルム」「オーランド」など栗山演出作品には欠かせない谷田歩。花婿の母を、こまつ座「夢の泪」への出演や「『ふくすけ 2024-歌舞伎町黙示録-』」の上演を控える秋山菜津子が演じる。栗山さんは「心躍るままに創ろうと思う」とコメントし、中山さんは「現代の社会においては決して許される事のないであろう物語。僕が演じさせて頂くレオナルドは、強くも卑怯で愛に溢れた男。多くを失い、多くを手に入れた男なのだと思います。そんな彼をたくさん愛し、表現したいと思います。僕なんかの小細工が通用する役ではありませんので、少しの衝動も逃さず、文字通り全身全霊で演じ切りたいと思います」と意気込んでいる。あらすじ太陽が照りつける灼熱の大地スペイン、アンダルシア。母親と二人暮らしの花婿は、働き者の花嫁との婚礼を間近に控えているが、花婿を愛する母は二人を歓迎できずにいた。花嫁は過去に、フェリクス一族のレオナルドと恋人関係だったという噂があるからだ。遡ること20年前、花婿の父と兄はフェリクス一族に殺されたのだ。花婿の母は暴力への憎しみを全身に宿し続けながらも、女手ひとつで残った息子を育て上げたが、いまも心が晴れずにいた。現在のレオナルドの妻は、花嫁の従姉妹。2人の間には子どもがいる。それにも関わらず、レオナルドはいまもなお、花嫁への熱情を抱き続けているという。ついに迎えた婚礼の朝。レオナルドは花嫁を尋ね、燃え続ける思いを告げる。花嫁は動揺を隠して婚礼の一日を過ごすが、祝宴の真っ最中、レオナルドとともに姿を消してしまう。婚礼の宴は大騒ぎになり、花婿は花嫁とレオナルドを追いかけた。森のなか、「月」が3人を照らし出し、「死」が囁きかける。そして、悲劇が繰り返される。舞台「血の婚礼」は12月、東京・兵庫にて上演予定。(シネマカフェ編集部)
2024年06月20日侍ジャパン前監督の栗山英樹氏が12日、都内にて行われた「第57回テレビ朝日ビッグスポーツ賞」の表彰式に出席。「ワールド・ベースボール・クラシック」(以下、WBC)前に、福岡ソフトバンクホークスの王貞治取締役会長と交わしていたやり取りを明かした。○■WBCの決勝より緊張しました(笑)「ビッグスポーツ賞」は、当該年の1月1日から12月31日までの間に、スポーツ界(JOC加盟競技団体)で優れた成績を残した個人、団体を対象とするJOCオフィシャルの賞。第57回となる今回は、侍ジャパン 野球日本代表、三浦璃来・木原龍一(フィギュアスケート)、乾友紀子(アーティスティックスイミング)、北口榛花(陸上)、橋本大輝(体操)が受賞した。今回、侍ジャパンを代表して表彰式に出席した栗山氏。第一回WBC監督を務めた王氏からトロフィーが贈呈されると、「WBCの決勝より今のほうが緊張しました(笑)」と茶目っ気たっぷりに笑顔を浮かべつつ、「WBC前に王さんに連絡させていただいて、『王さんの背番号である、野球の原点である89番を使わせてください』というところから始まった。王さんから『とにかく思い切りやりなさい』というふうに言っていただいて。結果的に選手たちが本当に頑張ってくれて、本当にホッとしたというか。今日は、僕にとっても特別な日。会長、ありがとうございます」と謝意を表した。また、表彰式には、『報道ステーション』の“スポーツの顔”である松岡修造氏、「テレビ朝日スポーツ放送特別賞」を受賞した日本サッカー協会から宮本恒靖専務理事、テレビ朝日系バラエティ『杉谷拳士が取材中』から杉谷拳士氏らも出席した。○■「ビッグスポーツ特別賞」など受賞者一覧当該期間内(ビッグスポーツ賞に準ずる)の成績がビッグスポーツ賞の基準に至らなかったが、安定した成績を維持し、健闘した競技者を対象とする「ビッグスポーツ特別賞」は、三木つばき(スノーボード)、長谷川帝勝(スノーボード)、宇野昌磨(フィギュアスケート)、坂本花織(フィギュアスケート)、阿部一二三(柔道)、角田夏実(柔道)、阿部詩(柔道)、新添左季(柔道)、素根輝(柔道)、柔道 男女混合団体、比嘉もえ・安永真白(アーティスティックスイミング)、江村美咲(フェンシング)、男子フルーレ団体(フェンシング)、岡田奎樹・吉岡美帆(セーリング)、須崎優衣(レスリング)、藤波朱理(レスリング)、櫻井つぐみ(レスリング)、鏡優翔(レスリング)、体操 男子団体、開心那(スケートボード)、白井空良(スケートボード)、織田夢海(スケートボード)が受賞。当該期間内(ビッグスポーツ賞に準ずる)の成績がビッグスポーツ賞の基準に至らなかったが、安定した成績を維持し、オリンピックにおいて新たなメダル獲得が期待できる競技の個人・団体を対象とする「ビッグスポーツ五輪奨励賞」は、安楽宙斗(スポーツクライミング)、森秋彩(スポーツクライミング)、半井重幸(ブレイキン)が受賞。当該期間内(ビッグスポーツ賞に準ずる)の内外競技会で優れた成績を残し、将来が嘱望される新人競技者を対象とする「ビッグスポーツ新人賞」は、小野寺吟雲(スケートボード)、島田麻央(フィギュアスケート)が受賞。当該期間内(ビッグスポーツ賞に準ずる)の内外競技会で特に感動やムーブメントを起こした優れた成績を残した競技者を対象とする「ビッグスポーツ特別貢献賞」は、バスケットボール 男子日本代表、バレーボール 男子日本代表、ハンドボール 男子日本代表が受賞。スポーツの指導、育成、振興への貢献者を対象とし、競技者に限定しない「ビッグスポーツ特別功労賞」は、石川佳純(卓球)が受賞した。
2024年01月13日栗山千明がフジテレビ木曜劇場初出演、小芝風花が主演を務める2024年1月期「大奥」にて大奥に身を置く女性たちの頂点・大奥総取締役の松島の局を演じる。様々な人間の思惑、嫉妬、憎悪、悲哀が渦巻く“女の社会の縮図=大奥”で、たった1つの愛を得ようともがく女たちの闘いを描いていく本作。2019年に「大奥」シリーズの完結作として放送されたフジテレビ開局60周年特別企画「大奥最終章」以来約5年ぶりに、世代を超えて長きに渡り愛されてきたドラマが、進化を遂げ儚いラブストーリーとして帰ってくる。小芝風花時は江戸中期、景気は悪化の一途をたどり、日本国民は質素、倹約、勤労の日々を強いられていた。格差は広がるばかりで、人々はこの景気を改善し、国と国民を豊かにしてくれる将軍の登場を待ちわびる。そんな中、主人公・五十宮倫子(小芝風花)は、第10代将軍・徳川家治(亀梨和也)との政略結婚を強いられ、京から江戸城本丸にある大奥へ渡ると、そこには1,000人近くにもおよぶ将軍に仕える女性たちがいた。たった1人の天下人の寵愛を受けるべく、いま、女たちの熾烈な戦いの火蓋が切られる。一方その頃、大奥を、江戸幕府を、混乱の渦に陥れようと、ある人物が陰謀を企てていて――。そんな本作で栗山さんが演じるのは、大奥の女性たちを束ねる重役・大奥総取締役である松島の局。公家の娘で、徳川家重の嫡男・家治の教育係だったが、その後、将軍付き上臈御年寄となり大奥を取り仕切る大奥総取締役にまで上り詰めた実力者。大奥総取締役は“表”である幕政にも影響力を持ち、幕政をつかさどる老中の人事にまで口出しができたという、当時のキャリア女性のトップ中のトップにあたる。その松島は権力をほしいままにするため側用人・田沼意次と手を組み、“ある計画”を目論んでいて…。栗山千明栗山さんは木曜劇場への出演は今回が初。主演の小芝さんとは「HEAT」(2015年7月クール/カンテレ・フジテレビ系)以来、約8年半ぶりの共演となる。栗山さんは「大奥という煌びやかな世界を体験できることを楽しみに思いました」とコメント、「華やかな一方、いろんな思惑が絡み合う人間関係を描いている印象」と語る。「松島の局には、大奥総取締役としての風格や貫禄が必要だと感じていますので、堂々と凜とした立ち振る舞いを心掛けながら演じたいと思っています。また、小芝さん演じる倫子を追い詰めていく役どころなので、見てくださる方々に嫌われる覚悟で精一杯務めたいと思います」と意気込みを明かしている。木曜劇場「大奥」は2024年1月18日より毎週木曜22時~フジテレビ系にて放送(※初回75分スペシャル)。(シネマカフェ編集部)
2023年12月02日侍ジャパン前監督の栗山英樹氏が第71回菊池寛賞を受賞し、1日、都内のホテルで行われた贈呈式にビデオメッセージを寄せた。文藝春秋の創業者・菊池寛が日本文化の各方面に遺した功績を記念するための賞として1952年に創設した同賞。栗山氏は「2023ワールド・ベースボール・クラシックで30名の選手たちの力を結集させ、見事世界一に導く。人々に感動を与えるとともに、野球という競技の魅力を再認識させた」として受賞した。栗山氏は「世の中に多くの賞があると思うんですけれども、ものすごく憧れていた三原(脩)監督が最もうれしかったのは菊池寛賞だというのを聞いて、そのことがずっと頭の中にありました。まさか私が頂けるとは本当に思わず、こんなにうれしかったことはありません。そこで今回、高松に行った際に、菊池寛さんにご挨拶させていただきました」といい、栗山氏が高松にある菊池寛の銅像を訪れ、お礼をする様子が映し出された。高松の菊池寛銅像を訪れた栗山氏まさかの展開に会場が沸く中、栗山氏は世界一に導いたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を振り返り、「僕的には一緒に戦っていて、人間があんなに全力を尽くすと、こんなに感動するんだということをすごく感じました」と語る。WBC開幕前は、不安も多かったそうで、「実は戦う前は、どうやったら勝てるんだろう、そういった思いがすごく強かったです」と回想。それでも、「メジャーの選手たち、日本選手たちがリスクを背負いながらも、ダルビッシュ(有)であったり(大谷)翔平であったり、吉田正尚選手であったり、みんながそういったものを超えて力を貸してくれた。プラス、オリンピックにも野球の競技にあったもんですから、日本の主力選手もこの大会に出るっていうのは、精神的にも肉体的にもかなり厳しい。その中で、100%戦いに集中する環境が作れるのかどうか。そのあたりをすごく心配しましたが、それは杞憂に終わりました」という。その上で、今回の勝因を「日本の野球選手たちが自分たちのことではなくて、日本の子どもたち、そしてこれから時代を背負う若者たちのために、何とか夢を、熱い思いを届けようと本当に必死になって戦ってくれた。それが今回、勝てた大きな理由だと思います」と分析。「本当に僕は監督として何もしてないんですけれども、ただただ選手たちに感謝します。そして、終わってから多くの人に“おめでとう”ではなくて、“ありがとう”という言葉をたくさん頂きました。もし何かの勇気だったり、元気だったり、笑える状況だったり、そういったものがお届けできたなら、こんなにうれしいことはありません。これからもぜひスポーツを通して多くの皆さんに元気をお届けしたいと思います」と力を込めた。
2023年12月01日女優の栗山千明(39)が10月4日、主演ドラマ『けむたい姉とずるい妹』(テレビ東京系)の記者会見に登場。そこで“30年以上ぶりのイメチェン”を明かし、話題となっている。同名漫画が原作の同ドラマ。母の葬儀で13年ぶりに再会し、同居を始めた険悪な関係の姉妹が、“姉の元カレである妹の夫”を巡って壮絶なバトルを繰り広げるというストーリーだ。栗山は姉の役を演じ、妹は馬場ふみか(28)、妹の夫は栁俊太郎(32)といったキャストが務める。4日の会見に、自身のトレードマークだった黒髪ロングヘアをバッサリとカットした姿で登場した栗山。「スポーツ報知」によると、“イメチェン”は役作りのためだと明かし、「切ってみたいという気持ちはあったので、今回、いいチャンスをいただけました。長い時より扱いが楽なので、お仕事の兼ね合いはありますが、このままいられれば」と発言。また「30年以上短くしていなかったので新鮮でした」と語ったという。栗山は自身のX(旧Twitter)で、10月5日に《【manager tweet】本日15:40~テレビ東京「よじごじDays」に出演致します》との番組出演情報とともに、髪を短くした姿の写真を投稿していた。ファンからは、このイメチェンに絶賛の声が寄せられている。《あぁ!そうか、髪を切られたのね!ドラマの予告見て、なんか「ん?」と違和感があったのはボブヘアになっていたからなのか、、芸能人なんてすぐ髪型変わるから栗山さんも短い時があった気がしてたけど、やっぱりずっとあのサラサラ黒髪ロングでしたか。どっちも似合います》《ロングヘアからショートヘアに変身した栗山千明さん、すごくかわいいです。30年以上も同じ髪型だったなんて信じられません》《美人はどんな髪型しても美人》
2023年10月09日女優の栗山千明が、テレビ東京の新ドラマプレミア23枠『けむたい姉とずるい妹』(10月9日スタート 毎週月曜23:06~)の主演を務めることが9日、明らかになった。同作はばったん氏による同名作漫画の実写化作。母の死をきっかけに同居をスタートさせた険悪な姉妹の東郷じゅん(栗山)、三島らん(馬場ふみか)が、らんの夫であり、高校時代のじゅんの元カレ・三島律(栁俊太郎)という1人の男を巡り繰り広げる壮絶な姉妹バトルを繰り広げる。主演の栗山は、異父姉妹の姉役・東郷じゅん役として、道徳心は強いが1度火が付くと理性を失い暴走することもある姉を熱演する。その異父姉妹の妹・三島らんを演じるのが、馬場ふみかは、フワフワした雰囲気で自由奔放に見えるが愛情に飢えている妹役に挑戦する。そんな姉妹を狂わす存在として、現在のらんの夫であり、高校時代のじゅんの元カレ・三島律役を栁俊太郎が演じ、らんの夫でありながら、じゅんへの想いが再熱する罪作りな男に扮し2人の仲をかき乱す。真面目で正論ばかり吐くけむたい姉と、姉の大切なものばかり奪っていくずるい妹、2人の間をふわふわと漂うように心が揺れ動く妹の夫という、スキャンダラスでちょっぴりエロティックな雰囲気漂う恋愛劇となる。○栗山千明 コメント原作を拝読しまして、姉から見た妹、妹から見た姉、それぞれの視点が面白いと思いました。姉妹という近い関係だからこそ羨んだり妬まれたり、、ない物ねだりをしてしまうんだろうな、と感じました。私が演じさせていただきます、姉のじゅんは、自分の正しさを貫き自由奔放な妹に翻弄されてしまいます。揺れ動く心情を丁寧に表現できるよう精一杯努めたいと思います。姉妹のバトル、そして元彼(妹の夫)を含めた三角関係を是非楽しみにして頂きたいです。○馬場ふみか コメント姉妹の確執が描かれていて、2人姉妹で育った私にグサっと刺さる作品でした。じゅんとらんとは環境や関係性が違いますが、姉妹間での羨望や嫉妬のようなものは、私自身も姉に対して感じる瞬間があったように思います。らんは、ただ自分勝手でわがままで非常識なように見えますが、その裏の底の底に大きな孤独を持っています。その孤独が故に、依存することで自分を保ち続けるらんの姿が苦しく痛く突き刺さりますが、誰よりも彼女に寄り添って作品に向き合い撮影に臨みたいと思います。○栁俊太郎 コメント本作のオファーを受けて、今まで自分がやったことのないようなキャラクターだったので素直に嬉しかったですし、大人の複雑な人間模様や感情が魅力的な作品だと思うので、とても面白そうだなと感じました。2人の女性を翻弄するという役どころではあるのですが、自分のやりたいこととの葛藤やとても人当たりが良さそうに見えながらもミステリアスな部分もあるとても繊細な感情を持っている難しい役だなと感じました。人間の素直な感情や2人の女性の間で揺れる感情を律という役を通して自分なりに表現できたらなと思い、撮影もとても楽しみにしております。皆さんにはこの複雑な環境で暮らす3人のドキドキする関係性を楽しんで頂けたらなと思います。○原作者:ばったん コメント≫ドラマ化とっても嬉しいです! ありがとうございます。この3人がそれぞれの悩みを抱えながらぶつかるところがどう表現されるのか、そしてめんどくさい3人がすばらしい俳優さん達によってどんなふうに演じられるのか、全てが楽しみです。ハラハラしながら見届けたいと思います。○番組プロデューサー・中島叶(テレビ東京 ドラマ室)姉の元カレが、妹の現夫。そんな3人が一つ屋根の下で暮らすことにーあらすじからその状況を想像しただけで、ヒヤっとしたと同時に怖いもの見たさのような好奇心が掻き立てられました。ばったん先生が描く「一人の男を巡る容赦なき姉妹バトル!!」を主演に栗山千明さん、そして馬場ふみかさん、栁俊太郎さんにご出演頂き、スキャンダラス×スタイリッシュ×妖艶に実写化いたします!熾烈な恋愛バトルを描く今作ですが、このドラマは3人の成長物語でもあります。3人が最終的にどのような結論を導き出すのか、ぜひ注目してください!宝物のおもちゃ、お気に入りの服、そして大好きだった彼氏もー大切なものを“ずるい”妹に奪われ、人生を狂わされた姉。“けむたい”存在の姉からすべてを奪った妹だったが、実はその行動には理由があって…さらに姉妹をかき乱す一人の男にも人知れず抱える事情が。みなさんは、誰に共感しますか?(C)ばったん/講談社
2023年09月09日日本時間2023年3月22日に行われた、野球の世界大会『ワールド・ベースボール・クラシック(通称:WBC)』の決勝戦。日本代表である『侍ジャパン』は見事アメリカに勝利し、14年ぶりの優勝を飾りました。WBC優勝に日本中が沸く中、少しさびしい知らせも。侍ジャパンを世界一に導いた栗山英樹監督が、今大会をもって代表監督を退任することが分かりました。栗山英樹監督「明日から全く何も肩書がない人になる」北海道日本ハムファイターズの監督を10年間務めた後、2021年12月に野球日本代表監督に就任した、栗山監督。決勝戦が終わった後の会見で「今日で監督が終わるので、明日から全く何も肩書がない人になる」と語っていました。サンケイスポーツによると、契約は今大会までだったとのこと。ネットでは、栗山監督をねぎらうコメントが相次いでいます。・栗山監督、本当にお疲れ様でした!興奮と感動をありがとうございました。身体も疲労でしんどいと思うのでゆっくり休んでください。・栗山監督でなければ、作れなかった最高のチームだと思います!・優勝が嬉しい反面、さびしさも込み上げてきます。ありがとうございました。・あなたがいなければ世界一はなかった。世界一の監督だと思います。選手の力や野球のすばらしさを信じ抜き、見事チームを優勝へと導いた栗山監督の熱い想いは、今大会で多くの人に伝わり、感動を届けたことでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年03月22日日本時間2023年3月21日に行われた、野球の世界大会『ワールド・ベースボール・クラシック(通称:WBC)』の準決勝にて、日本はメキシコ相手に6対5で勝利。14年ぶりの『WBC』優勝をかけて、『侍ジャパン』が決勝へと進むことが決まりました。WBCで日本がメキシコに勝利!アメリカとの決勝進出に「涙が止まらない」「魅せてくれましたね!」試合を決定付けたのは、ファンに『村神様』の愛称で呼ばれる村上宗隆選手です。『WBC』での活躍に期待が高まる一方、不振が続いたことで一部の人から「戦力外の村上を外せ」「使っていたら負ける」など、批判的な声も上がっていた様子。相当なプレッシャーを受けながらも、村上選手は準決勝の九回無死一、二塁という場面で二塁打を放ち、逆転サヨナラ勝ちへとチームを導きました。村上宗隆選手を信じ抜いた、栗山英樹監督厳しい状況の中でも勝利をつかんだ『侍ジャパン』。試合後の会見で、栗山英樹監督は「最後まで諦めない」ということを、選手だけでなく自分も胸に刻んでいることを語りました。また、村上選手のことを最後まで信じた、栗山監督自身の想いについて報道陣から聞かれると、このように胸中を明かしています。最後に打ちましたけど、本人の中ではまだ「チームに迷惑をかけている」という感じしかないんじゃないかな。あんなバッターではないので。本当に世界がびっくりするようなバッターなので。それを僕は、この『WBC』で証明したいというふうに思ってやってきたんで。彼を信じる気持ちには、揺るぎないものがある。ただ、打つきっかけを作るためには、いろんなことをしなければいけないんでね。能力を引き出す手伝いができればいい。「『最後お前で勝つんだ』っていうことは、ずっと本人にいってきた」という、栗山監督。その言葉があったからこそ、村上選手は重圧に耐えて、勝利へのチャンスをつかむことができたのでしょう。栗山監督の想いに胸を打たれた人は多く、称賛の声が相次いでいます。・名将じゃないですか!・アンチも手の平を返す逆転劇でした。村上選手が報われてよかった!・試合後、村上選手を抱きしめに行く栗山監督の姿に泣いた。・栗山監督って、教員免許をお持ちなんですね。だから指導者として安定しているのでしょうか。・不調が続いても最後まで信じて起用、そしてこんな言葉をかけてくれるなんて…心が熱い監督さんですね!選手の一人ひとりにドラマがある『WBC』。決勝戦ではどのような試合となるのか、期待が高まりますね。[文・構成/grape編集部]
2023年03月21日栗山英樹監督が世界一に最も近い30名を選んだ。1月26日『2023 WORLD BASEBALL CLASSIC』侍ジャパン登録予定選手発表記者会見が行われた。栗山監督は冒頭に「本当に多くの日本の選手たちが『世界で勝つんだ』という思いを伝えてくれた。どうすれば勝ちやすいのか、答えがあるわけではないが、僕とコーチとスタッフで一生懸命考えたメンバーを発表されてもらった。これに選ばれたから選ばれてないからどうという力関係ではなく、組み合わせとして選ばせてもらった。『何とかいきます』と言ってくれた選手全員を選べず申し訳なく思うし、大会が始まっても選手の入れ替えは行っていくので、そういうことを含めて全員で戦っていきたいと思う」と語った上で、メンバーを発表した。【投手】11ダルビッシュ有(サンディエゴ・パドレス)12戸郷翔征(読売ジャイアンツ)13松井裕樹(東北楽天ゴールデンイーグルス)14佐々木朗希(千葉ロッテマリーンズ)15大勢(読売ジャイアンツ)16大谷翔平(ロサンゼルス・エンゼルス)17伊藤大海(北海道日本ハムファイターズ)18山本由伸(オリックス・バファローズ)20栗林良吏(広島東洋カープ)21今永昇太(横浜DeNAベイスターズ)22湯浅京己(阪神タイガース)26宇田川優希(オリックス・バファローズ)28髙橋宏斗(中日ドラゴンズ)29宮城大弥(オリックス・バファローズ)47高橋奎二(東京ヤクルトスワローズ)【捕手】10甲斐拓也(福岡ソフトバンクホークス)24大城卓三(読売ジャイアンツ)27中村悠平(東京ヤクルトスワローズ)【内野手】1山田哲人(東京ヤクルトスワローズ)2源田壮亮(埼玉西武ライオンズ)3牧秀悟(横浜DeNAベイスターズ)7中野拓夢(阪神タイガース)25岡本和真(読売ジャイアンツ)33山川穂高(埼玉西武ライオンズ)55村上宗隆(東京ヤクルトスワローズ)【外野手】8近藤健介(福岡ソフトバンクホークス)9周東佑京(福岡ソフトバンクホークス)23ラーズ・ヌートバー(セントルイス・カージナルス)34吉田正尚(ボストン・レッドソックス)51鈴木誠也(シカゴ・カブス)ひとりずつ名前を読み上げた栗山監督は「日本野球の魂を最大限に生かせる形が何なのかを考え続けた。基本的にはしっかりピッチャーを中心に我慢して勝ち抜くという形だと思う。最後の最後まで投手の人数を迷い、最終的にひとり増やして15人という決断した。これが正しいかどうかわからないが、このメンバーが一番形を作りやすいと思い選んだ。とにかく世界一になるということだけ考えて、メンバーを選ばせてもらった」と選考理由を述べた。目標を問われると、指揮官は「世界一、それだけです」とキッパリ。投手15人を決める過程を質問されると、こう答えた。「苦しくなった時、最後の最後まで何とかするのが日本野球の真骨頂だと思っている。どのポジションも増やしたいが、最初の大前提として日本の特徴の投手の力で我慢して勝つと決めたならば、駒が足りないというのは許されないと思って最後に決めた」これまでの大会で最も平均年齢が低いメンバーとなった点を指摘されると、監督はこのように説明した。「同じ力であるなら、さらに勢いが付いたり、プラスアルファを付けてくれる若い力が必要だと思うが、若い選手を選んだつもりは全くなく、僕にとって勝つことが今回の使命なので、一番勝ちやすい選手を選んだ。この場面でいく投手は誰がいいか、こういう展開ならこの野手が必要が出たらいいかを考えた結果であって、若い選手を選んだつもりはない」スラッガーが揃った点も同様である。「ホームランバッターではなく、レベルの高い日本野球で各ポジションで一番結果を残してチームの勝利に貢献している選手は誰かを考えた中、そういう選手が多かった。敢えて狙ったわけではなく、勝つために結果を残してくれる選手を選んだ結果」抑え候補について質問が及ぶと、このように返答した。「戦略上いろんなパターンを考えて選んだが、ボールの違いであったり、環境の違いであったり、春先ということもあり、いろんなことがあると思うので臨機応変にやっていきたい。選手たちにも勝つためにどこでもやってもらうと伝えているが、やりやすいようになるべく方向性を示して当日を迎えたい」左のリリーフは松井ひとりとなった理由を聞かれると、次のように返した。「ひとつはルール上ワンポイントがないので、登板したら3人投げないといけないということで、特殊な投手の枠が必要なくなった。いろんなことを考え、左、右とかではなく、ボールの良さで考えるべきではないかと。先発をやりながらリリーフもできる投手とかを選んだつもり。そこに関しては大事なテーマとして話したが、僕の中で納得していけると選ばせてもらった」栗山監督は大勢、宇田川、ヌートバーについても言及した。「(大勢について) 去年のシーズンを見ていてもボールに力がある。困った時、調子が良くない時のバッターに向かう姿勢が良かった。絶対引かない姿はこっちに伝わってきた。そういうものを存分に出してもらえばいい。大勢はイニング頭だけではなく、ランナーがいる時もいけそうな感じがする。抑えも大事だが、チームが勝つために大事なポイントがあるので、その準備だけはしてくれとみんなに伝えている。(宇田川について)選んだあとに彼の生い立ちや苦労やがんばりは魂を出しやすいと考えたが、例えばランナーがいて投手を代えないといけない場面で『頼む、ここで抑えてくれ』と願って投手を使うことだけは許されないと思う。不調ならスパッと代えないといけない。ランナーを置いて特殊球が持っていて球が強くて四球を出しづらいということを考え、彼がいけるはずだという判断した。苦労してがんばってという部分はあるが、結果を出せると信じて選ばせてもらった。(ヌートバーについて)僕が説明するより、肩の強さ、がむしゃらさ、一球一球一生懸命取り組む姿や学び続ける姿を僕は信じたので、みなさんが望む活躍ができると信じている」鍵となる試合は全部だ。「すべて。初戦から最後までいけるとして7試合、すべての試合が大事になる。ひとつひとつ一球一球大切に全力で戦っていきたい」先行発表選手12名とヌートバーを除く、選手たちのコメントも届いた。松井「常に日本代表は目指していたので、もう一度日の丸を背負ってプレーすることができることを誇りに思うし、とてもうれしく思う。チームの力になれるよう、与えられたポジションを全うし、日本の勝利に貢献したい」大勢「日本代表のユニホームを着て戦えることを誇りに思う。自分に任された仕事を果たせるように、万全の準備をして臨む」伊藤「小さい時から目指していた大会なので、世界一になるために、チームの力になりたい。どんな場面でも投げられる万能な投手、プルペンにいて使い勝手のいい投手になれたらと思う」栗林「日本代表に選ばれてすごく光栄でうれしい気持ち。その反面、素晴らしい選手が多いので不安な気持ちが今は強い。日本の世界一に貢献できるようにしっかり準備して臨みたい」湯浅「大変光栄。侍ジャパンの一員として『WBC』の舞台に立てることを本当にうれしく思う。感謝と誇りを胸に、たくさんのことを吸収し、自分自身も成長しながら、"世界一”に貢献できるよう精一杯がんばりたい」宇田川「本当に驚き、同時にとてもうれしく思う。すごくレベルの高いところだと思うが、自分の持ち味であるストレートとフォークで勝負していけるようにしっかりと準備して、チームの勝利に貢献できるようにがんばりたい」高橋宏「自分のひとつの目標としていた舞台なので、世界一に貢献できるよう、どんな場面でも全力でベストパフォーマンスをしていきたい。また先輩方から多くのことを学び、これからの野球人生に活かしていきたい」宮城「日本代表としてのプレッシャーはあるが、しっかりと自分のピッチングができるように準備をして、チームの勝利に少しでも貢献できるようにがんばりたい」高橋奎「今から身が引き締まる思いだが、任されたところは全力で抑えたい。世界一目指してがんばりたい」大城「話を頂いた時は正直びっくりしましたが、今は身の引き締まる思い。日本代表として、自分が出来ることを精一杯がんばりたい」中村「栗山監督の理想とする野球をし、期待に応えるよう世界一目指してがんばりたい」山田「世界一だけを目指して集中して全力でプレーしたい」中野「自分に求められているのはスピードだと思うので、日本のために自分の持ち味をしっかりと出して、強い気持ちを持って戦っていきたい」岡本「『WBC』でプレーすることは僕の中でずっと目標。代表のユニホームを着て、素晴らしい選手と共に戦えることを誇りに思う。ファンのためにも全力プレーでがんばりたい」山川「10歳から野球を始めて以来、日本代表には憧れを持っていた。夢の舞台で活躍できるよう、そして世界一になれるようがんばりたい」周東「求められているのは“足”だと思うので、その武器で走って守って、チームが世界一になるために少しでも貢献したい。これまで、しっかり戦う準備をしてきた。栗山監督の思いに応えるためにも精一杯がんばりたい」吉田「メジャー挑戦、『WBC』出場は僕の夢。出場を認めてくれた球団には大変感謝している。世界一になって恩返しできるように全力でプレーして自分のベストを尽くしたい」侍ジャパンは2月17日(金)~27(月)・宮崎キャンプに突入。2月25日(土)・26日(日)・ひなたサンマリンスタジアム宮崎での『カーネクスト侍ジャパンシリーズ2023 宮崎』ソフトバンク戦、3月3日(金)・4日(土)・バンテリンドーム ナゴヤでの『カーネクスト侍ジャパンシリーズ2023 名古屋』中日戦、京セラドーム大阪での『強化試合』3月6日(月)・阪神戦、7日(火)・オリックス戦を経て、3月9日(木)~12(日)・東京ドームでの『カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC 東京プール』へ突入する。一次ラウンドは3月9日(木)・中国、10日(金)・韓国、11日(土)・チェコ共和国、12日(日)・オーストラリアと対戦し、3月16日(木)・東京ドームでの準々決勝ラウンド、米国マイアミでの3月22日(火・祝)・準決勝、22日(水)・決勝を目指す。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)2023 WORLD BASEBALL CLASSIC / WBC のチケット情報: WORLD BASEBALL CLASSIC(TM) 強化試合 / WBC のチケット情報:
2023年01月27日山崎育三郎主演、松本穂香共演の2023年1月期金曜ナイトドラマ「リエゾン-こどものこころ診療所-」に栗山千明の出演が決定。本作は、郊外の児童精神科クリニックを舞台に、発達障害を抱えて様々な生きづらさを抱える子どもとその家族に、自らも発達障害を抱える院長と研修医の凸凹コンビが、真っすぐに向き合い、寄り添っていく姿を描く、新たな医療ドラマ。栗山さんが演じるのは、山崎育三郎演じる主人公の児童精神科医・院長佐山卓の、良き理解者となる臨床心理士、向山和樹役。向山は、佐山が院長を務める児童精神科「さやま・こどもクリニック」で働く臨床心理士。常に冷静沈着で佐山の独特の行動やペースにも動じることなく、一見するとクールな印象。でも実は誰よりも優しい心を持っているというキャラクター。佐山の一番の理解者として、優しく見守りながらサポートしていく。また、クリニックに勤める一方で、小学校でスクールカウンセラーとしても働き、佐山同様に子どもたちと真っ直ぐ真摯に向き合い、内に秘めたる熱い意志も持っている。栗山さんは「原作を拝見したのですが、今現在、関心が高まっている大切なことが描かれている作品で、とても魅了されました。実際にこれを私が演じさせていただけることに、とても光栄な気持ちになりました」と喜びを語る。演じる向山については、「さりげない優しさを見せる一方で、物事を客観的に見ていて、一見、感情が表に出ないクールな女性でもあるので、その内に秘めた熱意などがちゃんと役として表現できたらいいなと思っています」と役への意欲をにじませる。さらに、「前向きになれたり、自分自身と向き合っていこうと思えたりする作品ですので、ぜひ楽しんで観ていただきたいなと思います」と作品への想いを語った。また、「山崎さんとは二十数年前から共演していて、これまでも何度か共演させていただいているので、今回もとても安心しています。松本さんと一緒にお芝居させていただくのは初めてですが、原作漫画の雰囲気にぴったりだなと個人的に感じていました」と話し、2人との共演に期待を寄せる。金曜ナイトドラマ「リエゾン-こどものこころ診療所-」は2023年1月20日より毎週金曜日23時15分~テレビ朝日系にて放送(※一部地域で放送時間が異なる)。(text:cinemacafe.net)
2022年12月08日丸山礼主演ドラマ「ワタシってサバサバしてるから」にトリンドル玲奈、栗山千明、犬飼貴丈らの出演が決定した。「ワタシってサバサバしてるから」が口癖な出版社勤務の網浜(丸山さん)は、ズバズバと本音を言う異端児。新入りの本田にライバル心を燃やし、何かとマウントを取ろうとするが、本田も負けず、天然キャラで網浜の攻撃をさらりとかわす。ある夜、網浜は強引に割り込んだ社内合コンで、営業部のエース・山城と本田が良い雰囲気なのを目撃し、山城に猛烈なアプローチをかけ、周りを巻き込み、バトルがヒートアップ。ついにトラブルを起こし、網浜は人気アパレル通販会社「GOGOCITY」に転職することに。しかしそこでは、人気インフルエンサーで社長秘書が、圧倒的パワーを持ち君臨していた。さらに、世界的企業のCEOや、網浜の唯一の理解者・スナックのママらも加わり、網浜の波乱の人生が幕を開ける――。今回新たに発表されたのは、網浜の周りの魅力たっぷりなキャラクターを演じるキャストたち。トリンドル玲奈が、仕事も恋もスマートにこなす本物のサバサバ女、網浜の第一のライバル・本田麻衣。栗山千明が、網浜の最強のライバルで、網浜にそっくりな自称サバサバ女・早乙女京子。犬飼貴丈が、網浜が猛烈アタックする営業部のエース・山城達也を演じる。ほかにも、アメリカの大手ネット通販会社のCEO・ジェームズ役で栗原類、網浜の行きつけのスナックのママ役で山田真歩、謎の“お魚さん”(ナビゲーター)役でアンミカが参加する。<キャストコメント>・トリンドル玲奈今まで感じた事のないテンポ感で進んでいく、アドリブ満載のドラマになっています。愛すべき主人公の網浜さんはじめ、魅力的なキャラクターがたくさん出てきます!誰が真の「サバサバ」なのか、ぜひ最後まで見届けてください。・栗山千明「ワタシってサバサバしてるから」に出演させていただきます、栗山千明です。私は、丸山礼さん演じる網浜とは、また違った"ワタサバ女"である早乙女京子を演じさせていただきました。作品に携わるにあたり原作である漫画を拝見しましたが、あまりの面白さに演じる事のハードルが高いなと感じました。実際の撮影では、丸山さんのテンポの良い台詞やアドリブに圧倒されてしまいましたが、網浜さんの良きライバルになれるよう精一杯演じました。ぜひご覧ください。・犬飼貴丈ダメなところが多いけど憎めない。心のどこかで彼女の幸せを願ってしまうような愛着のあるキャラクター網浜。丸山礼さんが演じる網浜は、想像以上にすごいことになっています。山城とのコントラストで、網浜の濃いキャラクターがより際立っていると思います。もともとコメディは好きで楽しく演じさせていただきましたが、丸山さんの引き出しがすごすぎて、現場のたびに盗んでいました。楽しい現場でした。仕事終わりや勉強の合間の息抜きタイムにぜひご覧ください。・栗原類綱浜奈美の自由さや意志の強さは、今のような窮屈な世の中で生きていくうえでは大切な要素だと思っています。自分の役ですが、日本語が下手な外国人という設定なので、うまくしゃべれないことを極めるのが難しかったです。個性豊かなキャストやキャラクターがたくさんいる作品なので、そんな中で芝居ができて楽しかったです。このドラマを見ながら、皆さまもサバサバになっていいんだと感じて欲しいばかりです。・山田真歩一人カウンターで金の招き猫をせっせと磨き、きょうが乗ったらバブル時代に取ったきねづかのダンスを踊り出す。ドアを開けたとき、こんなスナックのママがいたらちょっと尻込みすると思うけど、「網浜ちゃん」こと丸山礼ちゃんだけは、一緒に飲んで笑って楽しく過ごしてくれた。空気を読まない「網浜ちゃん」が、日本中の皆さんから愛されますように! ママより。・アンミカ漫画の原作も拝読させて頂きました。主人公がゴーイングマイウェイ過ぎ!笑。ハラハライライラしながらもサバサバって何なのか?を、さまざまな登場人物を通して考えさせられました。そして主人公の、周りを巻き込むパワーに圧倒されました! キョーレツな個性ながら、自分の欲に正直すぎる人、ここまで来ると迷惑を通り越して一目置いてしまう魅力が…。「ワタシってサバサバしてるから」は2023年1月9日より毎週月-木曜日22時45分~NHK総合にて放送(各話15分/全20回)。(cinemacafe.net)
2022年11月25日俳優・田中圭が挑む次なる舞台は、11月に世田谷パブリックシアターにて開幕する、松田正隆作、栗山民也演出の『夏の砂の上』だ。職を失い、妻に捨てられた主人公(田中)のもとに、家を出た妻、娘を連れた妹がやって来て……。『チャイメリカ』に続く栗山との二度目のタッグで、静かに、ゆっくりと動き出す人間ドラマの深層を覗く。もう一回、栗山さんと舞台がやりたい――主演された舞台『チャイメリカ』(2019年上演)以来となる世田谷パブリックシアター公演、栗山民也さんの演出で、また違った味わいの作品に挑みますね。『チャイメリカ』の公演が終わった後、「いつかもう一回、栗山さんと舞台がやりたい」という話をしていて。そこで栗山さんが選んでくださったのがこの『夏の砂の上』だった……と聞きまして。戯曲を読んでみて、正直、最初は地味な展開の作品だなと思っていたんです(笑)。どうして栗山さんはこれを僕に、と思ったのだろうと。栗山さんは「物足りないと思うかもしれないけれど、台詞ではないところで語ったり、背中で語ったり、そういうことを圭にやってほしい」とおっしゃっていたと聞いて「なるほど、やってみるか」と。でも、それはずいぶん昔に読んだ時の感覚で、最近また読み直してみたら、この戯曲、地味と感じた展開のなかに何かが潜んでいるな! と感じて。それが何かは分からないけれど、心に引っかかるものが絶対にいる。それを稽古を通して、本番の舞台を通して感じ取ることがすごく楽しみですし、また栗山さんがこれを選んだ理由、栗山さんから見えているこの劇の世界を知るのも楽しみです。地味と言いましたが、僕はもともとこういった穏やかな空気が流れている世界、でもその深みに何かが潜んでいる作品が好きで。久しぶりに「舞台やるんだな!」とワクワクした気持ちになっています。――この作品の初演は1998年で、戯曲に記された背景は“坂のある街、港のある地方都市”となっていますが、作者の松田正隆さんが生まれ育った長崎を舞台に描いた作品です。物語にはどのような感想を持たれましたか?田舎町の、とても小さな世界での出来事が綴られていて。何となく、すごく残酷だなと感じました。自分とも、他人とも、時間とも向き合わざるを得ない、ごまかせるものが何もないって辛いよな、と。例えば今なら携帯を見たりして、注意を逸らせるものがいっぱいあるじゃないですか。悪い言葉で言えば、逃げやすかったり、夢中になった気になれたり。それが出来ず、現実に向き合うしかない、そんなこと俺、耐えられるのかな……と思いながら読んでいました。そして向き合えば向き合うほど、誰もが皆、くだらないんです(笑)。やっぱり迷いも不安も、皆持っているわけじゃないですか。そういうところとちゃんと向き合わなければいけないなんて、酷だなと。――そういった人間模様を構築していく作業は、もしかしたら精神的に厳しい時間になるかも?どうですかね。僕、役に影響されるとかを自分ではそんなに気にはしていないので、まったく分からないのですが、後々「あの時、圭、結構キツそうにしていたよ」と周りから言われることがあって。そうなんだ、と後から思うことが多いです。――『チャイメリカ』で、後世に残る“天安門事件の一枚の写真”を撮ったジャーナリストを演じた時はどうだったんですか?重圧とか……。全然ないです。あの時は、すごく面白い本をやっているな!という実感のみで。あれは本当に面白かったし、難しかった。作者のルーシー・カークウッドは僕と同い年で。彼女の思考、彼女の表現したいことの一部でも知ることが出来ればなと思ってやっていましたが、結局ちゃんとはつかめずに終えてしまった気がします。きっとやめられない。舞台の仕事を続ける理由――今回の『夏の砂の上』で田中さんが演じる主人公、小浦治は、設定年齢がご自身と近いですよね。どのような人物と見ていますか?僕から見て、全然惹かれないタイプの人です(笑)。そこもまた楽しみではあります。何もしない奴だけど……、って生きていれば何もしないわけにはいかないけれど、何もしなくても苦しみからは逃れられない……、そんなイメージがあって。この、何もしていないような小浦治が、一秒、一分、一時間という時間をどう刻んでいくのか、そこを見せられたら……と今のところは思っていますが、実際は稽古に入ってみないと分かりません(笑)。――念願の栗山さんとの作品作りがまた始まりますが、『チャイメリカ』での体験は、田中さんにとってどのようなものだったのでしょうか。ものすごく素敵な体験でした。まず戯曲が衝撃的で。僕の舞台をずっと観てくださっている人で、この作品が一番好きだと言う人が多いです。この稽古場で初めて栗山さんにお会いして、そのたたずまいにとても惹かれました。人間力と言いますか。作品に、役者に対してものすごく愛があって優しくて。僕らと一緒に答えを出そうとしてくれるけれど、栗山さん自身の中には、絶対的な何かがちゃんと見えていて。本当にすごい人だな! と毎日感じていたので。だから単純に、どうしてももう一回、舞台をご一緒したいと思ったんです。――映像や他の分野の活動も多いなかで、舞台のキャリアも着実に積んで来られています。舞台で獲得したものなど、その意識についてお伺いしたいです。舞台の仕事は、始まる前は本当に嫌で。でも毎回、終わった時は、良かったな、と思うんです。でも、その“嫌”という感覚もここ数年でだいぶ薄れて、楽しみだなと思えるようになって来ました。舞台で得た経験が映像にまったく生きないということはないと思っているし、それが結果としてどう出るかは分からなくても、舞台をやっている、それ自体が自信につながることもあるじゃないですか。だからきっとやめられないのだなと。難しいけど楽しいな、と一番思わせてくれるのが舞台です。――何が嫌なんでしょうね。プレッシャーとか?台詞を覚えないとな、とかそういうシンプルなことです。でも、嫌だなと思っても、いざ始まれば、嫌と思っていないので。――よかったです(笑)。この『夏の砂の上』の経験によって、何かご自身に期待していることはありますか?ありますね。ここ数年、結構露出の仕方が派手と言いますか、幅広い分野で仕事させてもらっているのを実感しているのですが、そんな中で、この作品に集中することは自分にとって大事だなと感じていて。主人公の小浦と同じで、役を通して自分自身も、向き合わなければいけないところがいっぱいありそうだなと思っています。それはすごく怖いことだけど、楽しみでもあります。劇場に来てくださる皆さんにとっても、いい時間になるように頑張りたいです。取材・文=上野紀子撮影=塚田史香ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント★田中圭さんのサイン入りポラを抽選で1名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!ぴあアプリでは田中圭さんのアプリ限定カットをご覧いただけます。ぴあアプリを ダウンロード(dpia-app://contentAll?contentId=26fd672c-5dd5-477b-b989-76ce8d72f9ff&contentTypeId=2) すると、この記事内に掲載されています。
2022年10月19日yanawo(ヨナヲ)の新曲「yugi(ユウギ)」が、2022年7月8日(金)に配信リリース。栗山千明主演のテレビ東京系深夜ドラマ『晩酌の流儀』のオープニングテーマとなる。yonawoの新曲「yugi」ドラマのOP主題歌に2022年は、夏の大型音楽フェス「サマーソニック」への出演や、chelmico(チェルミコ)の鈴木真海子らを迎えた対バンツアーの開催が決定しているyonawo。6月には、バンド史上最高に“気持ちよく踊れる”新曲「After Party」をリリースしたことでも話題だ。そんなyanawoが、新曲「yugi」を配信リリース。「yugi」は栗山千明主演の深夜ドラマ『晩酌の流儀』のオープニング曲としてバンドで初めて書き下ろしたもので、“お酒”をテーマにしたドラマの世界観に寄り添った1曲となっている。なお新曲「yugi」のジャケット写真は、イラストレーターとしても活躍している野元喬文(Dr)が描き下ろし。楽曲と合わせて、そのアートワークにも注目だ。<荒谷翔大(Vo) コメント>初めて書き下ろしでドラマのオープニング曲の担当を任せていただき、お話をいただいたときは少し不安だったのですが、ドラマのテーマなど雰囲気を踏まえて、その世界に寄り添う作詞作曲アレンジを作り上げる作業はとても新鮮で楽しかったです。特にアレンジの面では一人きりの素敵な晩酌の時間を彩る優雅で心地よい音作りにこだわりました。今回はこのような素敵な機会をいただき本当に嬉しいです。ありがとうございます。この曲がドラマをより一層楽しんでもらうための入り口になることを願ってます。【詳細】yonawo 新曲「yugi」配信日:2022年7月8日(金)※テレビドラマ『晩酌の流儀』のオープニング主題歌。■ドラマ25『晩酌の流儀』放送日時:7月1日(金)より毎週金曜深夜0:52~1:23放送放送局:テレビ東京 テレビ大阪 テレビ愛知 テレビ北海道 TVQ九州放送出演者:栗山千明、武田航平、辻凪子、馬場裕之(ロバート)、おかやまはじめ
2022年06月30日毎年6月になると、石川県金沢市で3日間にわたって行われる行事『金沢百万石まつり』。新型コロナウイルス感染症の影響で数年間休止していましたが、2022年は感染対策を行った上で6月3日に開催されました。メインイベントの百万石行列では、前田利家役として、俳優の竹中直人さんが。お松の方役で、俳優の栗山千明さんが出演。数年ぶりの開催ということもあり、多くの人が『金沢百万石まつり』に押し寄せました。『金沢百万石まつり』での騒動に、栗山千明が謝罪同月12日、栗山さんは『金沢百万石まつり』についてのメッセージをTwitterに投稿。栗山さんが出演した百万石行列では、金沢市と実行委員会の判断で、肖像権保護を理由に写真や動画の撮影禁止が呼びかけられていました。しかし、撮影禁止の呼びかけに対し、ネットからは「なぜ公道でのイベントなのにダメなのか」「興ざめだ」といった疑問や批判の声が上がったのです。栗山さんは今回の騒動を受け、来場した人たちに向けて、このように思いをつづりました。百万石まつりを楽しみにしてくださっていた皆様、誠に申し訳ございませんでした。私が参加し、関係者の方々のご配慮に甘えてしまった事が、皆様のご不満を招く原因だったと思います。健康面を気遣い日傘をご用意して下さった方、和傘が風で折れてしまってからは危ないのでと支えて下さった方、— chiaki kuriyama 栗山千明 (@chiakikuriyama_) June 12, 2022 他にも多くの方の、お力添えをいただきました。そして何より、お祭りのためにご尽力されていました。ご配慮、ご尽力されたお祭り関係者の方々が残念に思うような発言や投稿は御控えいただけますと幸いです。どうか宜しくお願い致します。— chiaki kuriyama 栗山千明 (@chiakikuriyama_) June 12, 2022 私の責任ではありますが、金沢が好きで百万石まつりを楽しみにしていましたので、私自身思わぬ反響に心苦しく思っています。今後この件ついての言及は控えさせていただきます。改めまして、誠に申し訳ございませんでした。そして関係者の方々、応援して下さった皆様、本当に有難う御座いました。— chiaki kuriyama 栗山千明 (@chiakikuriyama_) June 12, 2022 先述したように、今回の判断は金沢市と実行委員会によるものであり、栗山さんが決めたわけではありません。にもかかわらず、栗山さんは撮影禁止によって不快感を覚えた人々に対し、丁寧な言葉で謝罪。そして、同イベントの関係者に対して、心ない言葉をかけないよう、配慮を求めるコメントをしました。栗山さんの誠実な人柄と、胸の痛みが伝わってくるメッセージに、多くの人から反響が上がっています。・栗山さんが謝る必要はないと思う。お松の方、とても素敵でしたよ。・せっかく素敵なお松の方を演じてくれたのに、悲しい思いをさせてしまって石川県民として悲しい。・人柄のよさが伝わる文章だなあ。素晴らしい人だ。数年ぶりの『金沢百万石まつり』でお松の方役として出演できたことは、栗山さんによってやりがいのあり、幸せな仕事だったのでしょう。参加者の多くの人が、栗山さんの心がこれ以上曇ることがないよう祈ったようです。[文・構成/grape編集部]
2022年06月13日映画『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカ―』(5月20日)舞台挨拶付き完成披露試写会が16日に都内で行われ、山田涼介、本田翼、本郷奏多、渡邊圭祐、栗山千明が登場した。同作は2001年から2010年にかけて『月刊少年ガンガン』(スクウェア・エニックス)で連載された人気漫画の実写化作。亡き母を生き返らせようと、禁忌を犯して挑んだ"人体錬成"に失敗し、左脚と右腕を失った兄エドワード・エルリック(山田涼介)と、身体全部を持って行かれ鎧に魂を定着させた弟アルフォンス・エルリック(水石亜飛夢)の物語を描く。作品の大ファンだという栗山は「高校生くらいの時にコミックスを読み始めまして、アニメ化した時もすごいテンションがあがり、20年間『ハガレン』の何かが起きるたびにふつふつと愛を育てていたので、今回まさかやらせていただけるとは思わず、20年前の自分に教えてあげたいです」と、出演に対して喜びをあらわにする。山田は「栗山さんがオリヴィエでいる時とか、怖かったですもん」と指摘し、本田は「かっこよかったです」と絶賛。山田が「原作好きな方なんだなというのがパッと見でわかる」というと、栗山は「好きなので、意識しなくても影響されている所はあったかなと思います。あとは肉感的にしたかったので、ちょっと中にいろいろつけたりとか、見た目の工夫もしてます」と役作りの裏側を明かした。またこの日は特別に、キャストもまだ見られていないという6月公開の『最後の錬成』の映像が10分以上初披露された。特に初登場の栗山について、渡邊は「栗山さんに流し目で見られたり、舌打ちされたりしたい」と絶賛し、本田も「この体勢で見下ろしてほしい」と腕を組んだ姿を再現する。栗山は「取り乱しております。見れてないシーンを、まさか皆さんと最初に見ると思わなかったので」と瞳を潤ませ「感無量なんですが、最後の最後ですので、見届けていただきたいなと思います」と客席に語りかけた。
2022年05月16日ジャン=ポール・サルトルの傑作戯曲『恭しき娼婦』が栗山民也演出により、2022年6月、東京・紀伊國屋ホールほかにて上演決定、公演詳細とビジュアルが公開された。20世紀最大の哲学者にして、現代思想の巨人、ジャン=ポール・サルトル。「実存主義」を牽引した哲学者として世界に大きな影響を与えただけでなく、小説や映画脚本の執筆にも取り組み、劇作家としても数々の戯曲を世に残した。中でも、1946年に発表された『恭しき娼婦』は、非情な世界における人間の“権利”、“尊厳”、そして、“自由”といった、いつの世も人類が向き合う問題に正面から取り組み、最も完成度が高いと評されている。演出を手がけるのは、本作の上演をかねてから熱望していたという栗山民也。「稽古が始まり、一つひとつの言葉がどんな響きで相手役と絡み合うのか、その瞬間に出会うことに今から心躍る。」とコメントを寄せた。舞台はアメリカ南部。冤罪を被せられて逃走する黒人青年をかくまう娼婦リズィー。だが、その街の権力者の息子であるフレッドはリズィーに虚偽の証言をさせようと、その黒人青年と由緒ある家系の白人の男どちらを救うか選べと迫る。街全体で黒人が犯人と決めつける状況の中で、リズィーが下した決断は……。物語を大きく動かす重要な決断を迫られることとなる娼婦のリズィーを演じるのは、映画・ドラマ・CMとその顔を見ない日はないほど今最も旬な若手実力派女優の奈緒。2018年のNHK連続テレビ小説『半分、青い。』で愛嬌あふれるヒロインの親友役を好演し注目を集め、翌年放送されたドラマ『あなたの番です』(NTV)では一転して主人公に執着する狂気じみた隣人を熱演、その演技力の高さを世に知らしめた。そして、街の権力者の息子でリズィーに虚偽の証言を迫る白人のフレッドを演じるのは、ジャニーズ事務所きっての演技派俳優として確かな実績を積み上げてきた風間俊介。『3年B組金八先生』(99・TBS)で二面性を持つ人物を名演し話題を集めると、以降もどこか闇をもった個性的な役柄を見事に演じ上げ地位を確立。近年は『監察医朝顔』(19-20・CX)での主人公の夫役など、爽やかな好青年を演じることも増加し、豊かな表現力で人々を魅了し続けている。この実力派ふたりが、18年放送のドラマ『サバイバル・ウェディング』(NTV)以来となる共演で、人間の深層心理を炙り出す意欲作に挑む。さらに、冤罪を被せられ逃走している黒人役で野坂弘、ジョン役などで椎名一浩、ジェイムズ役などで小谷俊輔、フレッドの父で街の権力者である上院議員役で金子由之と、演技力に定評のあるキャストが集結した。チケット一般発売は4月23日(土)より。上演にあたり寄せられた演出・栗山民也、奈緒、風間俊介のコメント全文は以下の通り。【栗山民也(演出)コメント】サルトルのとても短かな、とても感情的な劇学生の頃から、サルトルのこの劇のことは気になっていた。あの当時は、ヌーヴェル・ヴァーグと呼ばれたゴダールやトリュフォーなどの革新的な運動に理屈なく嵌っていたから、サルトルやカミュは、その思想的先駆者だった。そのサルトルが観念ではなく、アメリカの地を自分の足で歩いて描いたレイシズムを扱った劇「恭しき娼婦」は、他の作品とは確かに違っていた。妙に生々しく感情が裸だ。テーマは勿論、人種差別だけではないが、アメリカという資本主義国家のこれからの行方を、全身でしっかりと受け止めようとしていたかのようだ。「8分46秒」とは、米ミネソタ州で、あのジョージ・フロイドが白人警察官に膝で首を押さえつけられていた時間だ。「今」もあり、「昔」から何も変わらず、どこにでもある人間の差別。この劇のレイシズムは、現代の人種問題だけではなく、人間のすべてに対する「差別とは何か」を照射するかのようだ。静かに当たり前のように世界の底を重く流れ続ける疎外。ずっと気になっていた劇だった。稽古が始まり、一つひとつの言葉がどんな響きで相手役と絡み合うのか、その瞬間に出会うことに今から心躍る。【奈緒コメント】出演のお話をいただき、自分にとっても本当に大きな挑戦になるなと思いました。自分にはまだ早いのではないか、という気持ちもあったのですが、栗山さんともいつかはご一緒させて頂きたいと思っていましたし、決まったからには一生懸命お稽古を重ねて、成長できるようにがんばりたいと思います。この作品は、登場人物がそれぞれの決断をしていく中で、正義とは、人が持つ権利とは、ということを考えさせられますし、自分の信念や曲げたくないものを貫いて生きていくことの難しさを感じることになると思います。ただ、そこには絶対に希望が残ってほしいと感じましたし、現代の状況に置き換えて、これからも皆で手を取り合って戦っていこうという強い気持ちを伝えられる舞台にもなっていると思います。ぜひ劇場でご覧ください。お待ちしています。【風間俊介コメント】不条理なことが多い今の世の中で、こういった楽しいだけではない色々な困難に立ち向かう物語を、栗山さん、奈緒さんはじめ、このメンバーと一緒に創れることを嬉しく思います。栗山さんの作品は以前から拝見していますが、毎回、根幹、真理のようなものが炙り出されていくような、楽しかっただけで終わらない、帰り道に自問自答するような作品だなと思っていました。今回も、過去の時代を振り返りながら今の時代を見て、これからの未来を考えるような作品を創っていけるだろうと楽しみにしています。演劇を上演することも、観に行くことも、難しいと感じるこの世の中で、それでもこの作品に興味を持ち、観たいと思ってくださり、足を運んでいただけることに感謝して、良い作品をお届けすることを胸を張って約束したいと思います。ぜひ劇場にお越しください。『恭しき娼婦』作:ジャン=ポール・サルトル翻訳:岩切正一郎演出:栗山民也出演:奈緒風間俊介野坂弘椎名一浩小谷俊輔金子由之【東京公演】2022年6月4日(土)~6月19日(日)(全20公演)会場:紀伊國屋ホール【兵庫公演】2022年6月25日(土)12:00/17:00、26日(日)13:00(全3公演)会場:兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール【愛知公演】2022年6月30日(水)13:00/18:00(全2公演)会場:日本特殊陶業市民会館ビレッジホールチケット発売日:4月23日(土)AM10:00
2022年02月28日鈴木伸之&犬飼貴丈共演「ケイ×ヤク―あぶない相棒―」の4話が2月3日深夜放送。栗山千明“莉音”に「まじでかっこいい」「射抜かれたわ」などの反応続出、「おまけ」シーンにも「感情が忙しい」「マジ癒される」といった声が数多く寄せられている。堅物な公安捜査官とヤクザの若頭が“禁断バディ”を結成、闇に葬られた事件を追っていくなかで次第に巨大な陰謀へと巻き込まれていくという本作。尊敬する央莉音が3年前に失踪、その事件の謎に迫るため潜入捜査先で出会ったヤクザとともに莉音を探す国下一狼を鈴木さんが、生まれて間もなく親に捨てられ児童養護施設で育ち、莉音を探すため「峰上組」に潜入、若頭まで上り詰めた英獅郎に犬飼さん。一狼の教育係兼バディだったが、3年前謎の動画が送られたのち、公安から死亡認定されてしまう莉音に栗山千明。一狼に獅郎を監視する任務を命じる公安部長で、20年前一狼の両親が亡くなった事件の秘密を知っているらしい田口晶に徳井義実(チュートリアル)。大須総理の息子で自らも議員でもある大須匡に吉村界人。獅郎を敵視する中村雄司に松本利夫。獅郎と愛人関係の総理・大須公昭に板尾創路。一狼とも獅郎とも面識がある葉月千夏に萩原みのり。20年前の事件の実行犯とされる野々村和彦に眞島秀和といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。酔って帰ってきてそのまま寝てしまった獅郎が風邪を引き、熱が出たため一狼は獅郎を寝かせ出かける。一狼は田口との定期連絡先の銭湯で、20年前の東京テトラビル爆破事件について尋ねる。ビル爆破事件と莉音が失踪したジョーカー事案に関連があるのではないかと田口に迫ると、田口は一狼を任務から外すと言い渡し、獅郎との関係も断つよう命じる。一方、寝込んでいた獅郎だが闇サロンに呼び出され、組員の定岡に制裁を加えたあとふらつきながら帰ろうとしているところを拉致されてしまう。その後一狼のもとに莉音と同じ場所で撮られたと思われる映像が届き、田口に銃を突きつけ獅郎が拉致された場所を聞き出した一狼は、獅郎を救出に向かうが、そこで一狼は莉音と再会する…というのが4話の展開。「莉音さんきた…!最高!!!」「変な声出たーーーー!!!!!!!莉音かっけええぇぇぇぇ」「莉音さんカッコよ!!??射抜かれたわ」「ええええええまじでかっこいいやば…………」「先輩の登場の仕方はかっこよすぎるし。めっちゃ姉御ーー!!ってなった」など、黒づくめスタイルで銃を構える莉音の姿に視聴者からの喝采が送られる。また本編終了後の「おまけ」では、酔って帰ってきた獅郎にガウンをかけようとした一狼が、そのガウンを着用。鏡の前でポーズをとってみたり、ターンをしたりという光景が。さらにアイマスクの代わりに洗濯して畳んだソックスを獅郎の顔に乗せる…このおまけシーンにも「このドラマ…………本編→予告→おまけ の感情が忙しい」「一狼、獅郎のガウン着たかったんだ」「マジ癒されるし、ドキドキなんよ、おまけ1時間見せてくれ」「アイマスクにくつ下wwwwwwwww」など様々な反応が寄せられている。(笠緒)
2022年02月04日清原果耶主演、来年1月スタートの新火曜ドラマ「ファイトソング」に栗山千明、橋本じゅん、戸次重幸、稲森いずみが出演することが明らかになった。本作は、空手の日本代表をめざすも夢破れ、人生どん底の主人公・木皿花枝(清原さん)が、持ち前のスポーツ根性で逆境だらけの運命に立ち向かっていくヒューマンラブコメディ。間宮祥太朗が花枝と三角関係の恋を繰り広げる一発屋の変人ミュージシャン・芦田春樹、菊池風磨(Sexy Zone)が花枝を想い続ける幼なじみ・夏川慎吾を演じることがすでに発表されている。今回新たに出演が決定した栗山さんが演じるのは、芦田の才能をいち早く見つけた事務所マネージャー・伊達弓子。曲が書けなくなってしまった芦田に最後通告をしながらも、どこかで芦田の才能を信じている。「今までにないような役柄にチャレンジさせていただける事に感謝しています」と話す栗山さんは、「台詞の掛け合いも楽しく、どの登場人物も愛らしく、切なくも素敵なお話です。お楽しみに!」と呼びかける。清原さんとは初共演となる橋本さんは、花枝が抱えるある“秘密”を知る唯一の人物、医師・立石正嗣役で出演。「『ファイトソング』は日本全国の皆様へ向けた応援歌だと思っています。塞ぎ込んだ今の状態からみんなで前に! 上を向いて立ち上がって行ける!! そんな笑顔と元気をきっとお届け出来る作品になると信じています!」とコメントを寄せている。また、花枝たちが育った児童養護施設「あさひ学園」の近所にある理髪店の店長・迫智也を戸次さんが演じる。花枝や慎吾にとって何でも話せる相手で、為になるようなアドバイスは出来ないが、天然で真っ直ぐかつ面倒見のよい兄貴肌な男。保護者的存在として作品を温かく包み込む役柄の戸次さんは「昔で言うスイカに塩をかけるような役割を果たせたらとも思い、精一杯務める所存です」と意気込み、「若い世代の織りなす純粋さと不器用さの連続。良い意味でのむず痒さを、存分に感じてお楽しみください」とメッセージ。さらに、空手選手引退後すっかりぐだぐだになってしまった花枝を叱咤する母親的存在、「あさひ学園」の施設長・磯辺直美役で稲森さんが出演。「元気をもらえる、元気づけられるドラマになっていると思います」と本作を説明した稲森さんは、「恋愛の話だけではなく人間ドラマの部分も見どころで、清原果耶さん演じる花枝が様々な逆境を乗り越えていくポジティブな姿が印象的です。個性豊かなキャラクターたちで台本を読めば読むほど展開が楽しみになります。またこの役を通して児童養護施設について色々なことを知ることができました。花枝たちにとっては母親的存在でもありますし、元気に明るく温かく見守る施設長でいようと思っております。三角関係の行方、そして結末がどうなるのか、お楽しみに」と話している。「ファイトソング」は2022年1月11日より毎週火曜日22時~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2021年12月14日栗山千明が主演を務める「ラブコメの掟~こじらせ女子と年下男子~」が4月7日深夜オンエア。視聴者からは栗山さんの“裏の顔”に「私を見ているよう」など共感の声が続出。共演の小関裕太には「可愛すぎる」「国民の後輩」といった反応も送られている。電子コミック編集部で働く綺麗でスタイル抜群、仕事も優秀な百戦錬磨風パーフェクトウーマンで、彼氏いない歴15年の九条瑠璃を栗山さんが、見た目も中身も百戦錬磨なのに振られ続けてきたという後輩・真宮亮を小関さんがそれぞれ演じる、“嘘から始まるラブコメドラマ”となる本作。少女漫画に囲まれて過ごす姉・瑠璃の素顔に呆れつつも支える頼れる弟の九条惇太には草川拓弥。瑠璃の働く電子コミック出版社の親会社の役員、立花エリカに堀田茜。亮の兄で貿易関係の会社の社長を務めるエリートの真宮賢治に吉沢悠といった顔ぶれも出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。パーフェクトな外見と言動から恋愛経験豊富と思われてきた瑠璃だが、実は15年前の大学時代に彼氏が一瞬いただけの恋愛ド素人だった。そんな瑠璃が職場の後輩である亮から突然、飲みに誘われる。“恋愛ド素人である裏の顔がバレて脅されるのでは?”と戦々恐々の瑠璃に、亮は「俺、好きな人がいるんです。なんとか彼女を振り向かせたいんですけど…」と恋愛相談を持ち掛けてくる。「誰と付き合っても3か月以上続かない」と打ち明ける亮に「あなたがまだ本当の出会いをしていないだけよ」とドヤ顔で答える瑠璃だが、このセリフもすべて少女漫画から得た知識。自分の“裏の顔”がバレてないことに安心した瑠璃は、どんどん酒をあおり…飲みすぎた瑠璃が翌朝目を覚ますと隣には亮の姿が。目覚めた亮は瑠璃に「俺と付き合ってください。昨日はオッケーしてくれましたけど」と告げる。お試しで付き合って自分の悪い部分を直して欲しいという亮に、心の中で“無理無理!”と繰り返しながらも「いいわ」と答えてしまう瑠璃だった…というのが1話のストーリー。会社では“パーフェクトウーマン”だが、その“裏の顔”は“こたつ、ジャージ、お酒、二次元”をこよなく愛する…そんな瑠璃に「水ドラ25の栗山千明が私を見ているようだ」「ちゃんちゃんこ着て、酒飲みながらスルメ食べてる栗山千明さま最高です」「栗山千明のドラマ、自分を見てるみたいで怖いんだけど」などの声が続々。また小関さんには「小関裕太くん可愛すぎる…めっちゃわんこ」「どのシーンの裕太くんも最強すぎる」「国民の後輩 : 小関裕太さん」などの投稿が。倉木麻衣のテーマ曲「Can you feel my heart」にも「早くフルで聴きたい」「めっちゃ素敵ですね」などの反応が寄せられている。(笠緒)
2021年04月08日テレビ東京の水ドラ25枠では、4月から栗山千明主演の「ラブコメの掟~こじらせ女子と年下男子~」を放送することが決定。共演には小関裕太を迎えることも分かった。栗山さんが演じるのは、電子コミックの編集部で働く綺麗でスタイル抜群、仕事も優秀な百戦錬磨風パーフェクトウーマン、実際は彼氏いない歴15年の恋愛初心者・九条瑠璃。小関さんは、見た目も中身も百戦錬磨なのに振られ続けてきたという後輩・真宮亮を演じる。恋愛経験がほとんどなく、少女漫画頼みな瑠璃が、亮に突然、恋愛相談を持ち掛けられ、「誰と付き合っても3か月以上続かない」と打ち明ける亮に「あなたがまだ本当の出会いをしていないだけよ」とドヤ顔で答える。飲みすぎた瑠璃が翌朝目を覚ますと、隣には亮の姿が。そして、瑠璃は亮に恋愛指南をすることに――という、嘘から始まるラブコメドラマとなっている。「周りからのイメージと素にギャップがある役なのですが、私自身もたまにイメージと違うと言われる事があるので共感しています」と役との共通点を語った栗山さんは、「ラブコメらしい、クスッと笑い、キュンキュンし、心が洗われる、そんなストーリーです。不器用で純粋な恋愛を可愛らしいと感じ、応援してもらえるような作品になればと思っています。又、数多くのラブコメ漫画が登場しますので、ラブコメ漫画が好きな方も懐かしく思い、共感して下さると思います。どうぞご期待下さい」と見どころを話す。小関さんは「完全オリジナルのラブコメドラマに出演するのはかなり久しぶりでワクワクしております」と心境を明かし、「もうすでに1回目の衣装合わせは済んでいるのですが、これからさらに衣装合わせを重ねたりと、キャラクターを入念に掘り下げていく予定です。準備段階からしっかりと作り込んでおります。どきっとするようなシュチュエーションももちろんですが、展開にも目が離せない作品の仕上がりになりそうですので、ぜひ放送を楽しみにしていてください!」とコメントを寄せている。水ドラ25「ラブコメの掟~こじらせ女子と年下男子~」は4月、テレビ東京にて放送予定。(cinemacafe.net)
2021年03月01日