俳優の菊池桃子(55)が1日、自身のインスタグラムを更新。「4月。今日、懐かしい写真を見ていました」と明かし、あどけない小学1年生の頃の姿を公開した。入学式でのものと思われ、写真にはおかっぱ髪&真っ白なツーピース姿の菊池が母親らしき女性と仲良く寄り添っている。この投稿に対し「うわぁー!これは貴重だ」「いい写真ですね」「面影ありますね」「ワカメちゃんのようなおかっぱ髪も可愛い」「私も昔同じような写真を撮ったような。懐かしいですね」「お母さん美人ダァ」「お母さま、オシャレですね!」など、さまざまなコメントが寄せられている。
2024年04月02日舞台『千と千尋の神隠し』が、2024年3月11日(月) から30日(土) に東京・帝国劇場で上演される。このたび、千尋役を務める川栄李奈と福地桃子のメインビジュアルが公開された。2022年に英国ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの名誉アソシエイトディレクター、ジョン・ケアード翻案・演出により世界で初めて舞台化された本作。2024年版の千尋役はオーディションを経て新たに選ばれた川栄と福地に加え、初演から引き続き橋本環奈、上白石萌音が演じる。公開されたビジュアルで川栄は八百万の神々の世界に迷い込んだ千尋を、福地は油屋で月夜を背景に佇む千尋を演じている。また川栄は「千と千尋の世界にいる自分を見て、感激していると同時に、いよいよ始まるんだ、と身が引き締まる思いです。観てくださる方の心を動かせるような千尋を精一杯演じたいと思います!」、福地は「不思議な町での千尋を導いてくれているようだなと感じました。皆様にお会いできる日を楽しみにしています」とそれぞれ意気込みを寄せた。舞台『千と千尋の神隠し』は東京公演を上演後、4月から8月にかけてロンドン・名古屋・福岡・大阪・北海道公演が予定されている。<公演情報>舞台『千と千尋の神隠し』原作:宮﨑駿演出・翻案:ジョン・ケアード共同翻案:今井麻緒子出演:千尋:橋本環奈 / 上白石萌音 / 川栄李奈/ 福地桃子ハク:醍醐虎汰朗 / 三浦宏規(帝劇公演を除く)/ 増子敦貴(GENIC)カオナシ:森山開次 / 小㞍健太 / 山野光 / 中川賢リン/千尋の母:妃海風 / 華優希 / 実咲凜音釜爺:田口トモロヲ / 橋本さとし(帝劇公演を除く)/ 宮崎吐夢湯婆婆/銭婆:夏木マリ / 朴璐美 / 羽野晶紀 / 春風ひとみ兄役/千尋の父:大澄賢也 / 堀部圭亮父役:吉村直 / 伊藤俊彦青蛙:おばたのお兄さん / 元木聖也頭:五十嵐結也 / 奥山ばらば坊:武者真由 / 坂口杏奈【公演情報】東京公演:2024年3月11日(月)~3月30日(土) 帝国劇場ロンドン公演:2024年4月30日(火)~8月24日(土) ロンドン・コロシアム名古屋公演:2024年4月7日(日)~20日(土) 愛知・御園座福岡公演:2024年4月27日(土)~5月19日(日) 博多座大阪公演:2024年5月27日(月)~6月6日(木) 梅田芸術劇場メインホール北海道公演:2024年6月15日(土)~20日(木) 札幌文化芸術劇場 hitaruチケット情報:()日本公演公式サイト:海外公演公式サイト:
2024年02月20日舞台「千と千尋の神隠し」で新たに千尋役を演じる、川栄李奈と福地桃子のメインビジュアルが公開された。宮崎駿の大ヒット映画を英国ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの名誉アソシエイト・ディレクター、ジョン・ケアード翻案・演出により世界で初めて舞台化し大評判となった「千と千尋の神隠し」。映画の世界から飛び出したようなキャラクターたちと、熱い息遣いまでが感じられるライブならではの醍醐味が相まった舞台は、大衆演劇の優れた業績を表彰する第47回菊田一夫演劇賞で上演関係者一同が菊田一夫演劇大賞を受賞する快挙を成し遂げるなど、高い評価を得た。川栄李奈この舞台で、初演から主人公の千尋役を演じ続ける橋本環奈と上白石萌音に、新たにオーディションで同役を射止めた川栄李奈と福地桃子を加えた4人の千尋によって、2024年3月の帝国劇場公演を皮切りとして日本での全国ツアー、更には英国・ロンドンで初の海外公演として上演される。この度公開されたのは、2023年3月開幕の帝国劇場公演から千尋役(交互出演)を演じる、川栄李奈と福地桃子のメインビジュアル。八百万の神々の世界に迷い込んだ千尋の川栄さんの姿と、油屋あぶらやで月夜を背景に佇む千尋の福地さんを、それぞれ捉えている。ビジュアルを見た川栄さんと福地さんからコメントも到着している。福地桃子◆川栄李奈 コメント千と千尋の世界にいる自分を見て、感激していると同時に、いよいよ始まるんだ、と身が引き締まる思いです。観てくださる方の心を動かせるような千尋を精一杯演じたいと思います!◆福地桃子 コメント不思議な町での千尋を導いてくれているようだなと感じました。皆様にお会いできる日を楽しみにしています。舞台「千と千尋の神隠し」は3月11日(月)より東京・帝国劇場ほかにて、4月30日(火)~8月24日(土)ロンドン・コロシアムにて上演。(シネマカフェ編集部)
2024年02月20日舞台『千と千尋の神隠し』で新たに千尋役を務める川栄李奈、福地桃子のメインビジュアルが20日、公開された。○■舞台『千と千尋の神隠し』川栄李奈、福地桃子ビジュアル同作は、初演から主人公の千尋役を演じ続ける橋本環奈と上白石萌音に加え、新たにオーディションで同役を射止めた川栄と福地を加えた4人の千尋によって、2024年3月の帝国劇場公演を皮切りに、日本での全国ツアー、更には英国・ロンドンで初の海外公演として上演される。この度、2023年3月開幕の帝国劇場公演から千尋役(交互出演)を演じる川栄と福地のメインビジュアルが完成。川栄は八百万の神々の世界に迷い込んだ千尋を、福地は油屋で月夜を背景に佇む千尋をビジュアル内で演じている。東京公演は帝国劇場にて3月11日〜30日、 ロンドン公演はロンドン・コロシアムにて年4月 30日〜8月24日、名古屋公演は御園座にて4月7日〜20日、福岡公演は博多座にて年4月27日〜5月 19日、大阪公演は梅田芸術劇場メインホールにて5月27日〜6月6日、北海道公演は札幌文化芸術劇場 hitaruにて6月15日〜20日。○■川栄李奈 コメント千と千尋の世界にいる自分を見て、感激していると同時に、いよいよ始まるんだ、と身が引き 締まる思いです。 観てくださる方の心を動かせるような千尋を精一杯演じたいと思います!○■福地桃子 コメント不思議な町での千尋を導いてくれているようだなと感じました。 皆様にお会いできる日を楽しみにしています。
2024年02月20日舞台『千と千尋の神隠し』の取材会がこのほど行われ、新たに千尋役として参加する女優の川栄李奈、福地桃子が取材に応じた。同作は宮崎駿監督の名作『千と千尋の神隠し』の舞台化作。少女・千尋(橋本環奈、上白石萌音、川栄李奈、福地桃子 ※交互出演)が引っ越し先に向かう途中で八百万の神々の世界へ迷い込み、様々な出会いを経て、人間の世界に戻るため生きる力を呼び醒ましながら奮闘する。英国ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの名誉アソシエイト・ディレクター ジョン・ケアードが翻案・演出を手掛け、2022年に世界初上演され、『第47回菊田一夫演劇賞』で上演関係者一同が菊田一夫演劇大賞を受賞するなど、高い評価を得た。2024年3月東京・帝国劇場からスタートし、名古屋・御園座、福岡・博多座、大阪・梅田芸術劇場メインホール、北海道・札幌文化芸術劇場hitaruでの上演が決定している全国ツアー公演だけでなく、4月から8月にかけて、ロンドン・ウェストエンドのロンドン・コロシアムでの初の海外公演も実現。初演からの千尋役・橋本環奈、上白石萌音と共に初登場を果たす川栄と福地は、ロンドンでも千尋役を演じることが決まった。○■舞台『千と千尋の神隠し』新たに千尋を演じる川栄李奈&福地桃子同舞台の魅力について、川栄は「私は劇場で上白石さんの回を観させてもらったのですが、登場人物の再現度が映画のままでしたし、人が手で動かしているとわかるのにパペットにしか目がいかないと言った、細部にまでこだわった演出が本当にすごいなと思いました」、福地は「私は生の空間で聞こえてくる音だったり、原作の千尋の魅力の上に、演じる方ご自身の動きが重ね合わされたことで、生まれる楽しみも魅力のひとつなんだと感じました。一つひとつのシーンに可愛らしさが詰まっていて、そんな動きを肉眼で観られる、聞くことができる贅沢さが、舞台にはあるんだと感じています」と表す。オーディションで千尋役にチャレンジしたいと思った理由については、川栄が「原作映画が大好きで、舞台化されると聞いた時から『絶対に観たい!』と思っていました。ちょうど上白石さんとNHK連続テレビ小説を一緒にやらせてもらっていたので、幸運にも観ることができ、先ほども言いましたが本当に感動して。『千と千尋の神隠し』は、海外の方もよくご存じなほど有名な作品ですし、私自身ジブリ映画のなかでも一番好きで、小さい頃から何回も観ていたので、その千尋役を演じられるというところに惹かれました」と振り返る。一方、福地は「私も舞台を観たいと思っていたのですが、チケットが全然なくて」と完売だったようで、「オーディション前は映像を拝見して、想像を膨らませて受けたのですが、その映像からでも身体が震えるほどのすさまじい感覚があって。肉眼で観たい、観たかった! といまもずっと思っている舞台へのリスペクトもありましたし、私も映画が大好きで。3歳の時に4歳の兄と2人で『どうしても初日に観にいきたい!』とせがんだんだそうです。それで母が映画館に並んでくれて観ることができたんですが、そういう経緯はのちに母から聞きましたが、映画自体を観た感動の記憶はいまも残っているほどなので、演じたいと思いました」と心境を吐露した。オーディションの様子を聞かれると、川栄は「オーディションなのですが、どこかワークショップのような感覚で、私が演じたことを絶対に否定せずに『それもいいね。とてもいいから、もっとみんなに問いかけてみたらどうなるかやってみて』という導き方だったので、自分でも一つひとつ納得しながら進めました。それから私はまもなく29歳になるので『君は10歳だ、大人じゃないんだ』と言われました。やっぱり10歳の千尋ということを本番も一番意識して演じないといけない、と思っています」と明かす。福地は「ジョン・ケアードさんには一瞬で和ませてもらえる雰囲気が感じられて、まずお話させていただいている時には、自分がまだ10歳ではないんです。でもそれをわかっていらっしゃるなかで、じゃあ実際に台本を演じてみよう、となった時に『10歳になる』というところを動きから、身体から創るんです。セリフを言う姿を見る、というよりは10歳になった千尋の姿を、私の身体に投影させて見てくださっているような感覚がありました。それがとてもやりやすさにつながっていって、そこからおにぎりのシーンですとか千尋の心の動きが見えるような印象的なシーンを演じて、ジョン・ケアードさんと千尋という役を通して会話できたような気がしたので、稽古に入るのがますます楽しみです」と意気込んだ。日本およびロンドンで同作に挑むことについて、福地は「世界中から愛されている『千と千尋の神隠し』が、より多くの方に観ていただける機会に恵まれたのは素晴らしいエネルギーだと思います。そこに参加させていただける緊張感もありながらも、自分が走り抜けた時に悔いのないよう一生懸命頑張りたいです」とコメント。川栄は「これまでの公演で、チケットが取れなくて観に行きたいのに行けなかったという方がたくさんいらっしゃると思うので、今回色々なところに行くことによって、より多くの方に観ていただけたらと思っています。私たちは初めてなので緊張もありつつですが、海外の方にもたくさん観に来ていただけたら嬉しいです」とメッセージを送った。
2023年12月20日アイドルグループ・fishbowlの大白桃子のデジタル写真集『あおぞらとエメラルド』(東京ニュース通信社 1,320円)が5日より順次配信されている。今回は、本人も撮影で訪れたかったという沖縄で撮影を敢行。沖縄らしい青空の下、エメラルドグリーンの水着を身をつけて爽やかに撮影したほか、陽が沈む海で大人っぽく撮影したカットなど、『B.L.T.』本誌に収まり切らなかった、大白のさまざまな姿をたっぷりと紹介している。【編集部MEMO】大白桃子は2003年6月3日生まれ。静岡県出身。楽曲「熱波」が「第11回アイドル楽曲大賞2022」で1位を受賞するなど注目を集める、静岡発のアイドルグループ・fishbowlのメンバーとして活動している。今年3月、『B.L.T.』(東京ニュース通信社)で水着グラビアに初挑戦した。
2023年12月05日ピーチ・ジョンのPEACH JOHNの妹ブランド・GiRLS by PEACH JOHN(ガールズバイ ピーチ・ジョン)は11月1日、インフルエンサーのももち(牛江桃子)さんとのコラボレーションコレクションを数量限定で発売しました。■ラインナップはブラとスリップの2型同コレクションでは、こだわりを詰めたブラセットにくわえ、洋服の下や部屋着としても着用できるスリップの全2型を用意しています。「もりこれももちブラセット」は、ラメチュールとレースをあしらったセットで、ピンクとホワイトの2色を展開。肩のストラップを2本にするなど洋服に響きにくいデザインにこだわったとのこと。ブラは、カップに上からチュールを重ね、服に凸凹がひびきにくいデザイン。取り外しできる2種類のパッドで、ボリュームアップ&深い谷間をメイクします。カップはセンターが低いL字型ワイヤーで、バストをサイドからぐっと寄せ上げます。「サテンももちスリップ」は、身生地に、つるんとなめらかな肌ざわりで控えめな光沢のサテン生地を使用。フロントのネックラインに折り返したチュールをあしらい、透け感がアクセントとなっています。ピンクとホワイトの2色を用意しており、ワンピースやスカートのインナーとしても着られますよ。■商品概要もりこれももちブラセットサイズ:A~Eカップ、UB65・70・75※AカップのみUB70・75価格:3,278円カラー:ピンク、ホワイトサテンももちスリップサイズ:S、M、L価格:2,750円カラー:ピンク、ホワイト(フォルサ)
2023年11月17日●東京国際映画祭ナビゲーターとしてのゴールは「光」今年で36回目を迎える東京国際映画祭が明日23日に開幕する。今回、映画祭でフェスティバル・ナビゲーターを務めるのが、映画監督の安藤桃子氏だ。父は俳優の奥田瑛二、妹も女優の安藤サクラと映画一家と言える安藤にとって、映画とはどんなものなのだろうか――話を聞いた。昨年までフェスティバル・アンバサダーという名称で映画祭の顔となっていた役割が、今年から“ナビゲーター”という肩書きに変更された。「この変化の意味をすごく考えました。車などナビゲーションシステムを使われる方は多いと思いますが、それってゴールを設定しないと起動しませんよね。その意味で、この映画祭をナビゲートするという役割に置いて、我々の行く先、ゴール設定を、と思いました」安藤監督が東京国際映画祭をナビゲートする役割を担うと決まったとき、設定したゴールは「光」だという。「この映画祭で上映される作品は219本。年間公開される映画も1,000本以上あるなかで、すべてを観ることは叶わない。時に人によって全然響かない映画というのも存在する。でも、どんな作品でも人の心を描いていて、その奥にはドラマがある。誰かの心に刺さって、観た人の進む道に光を照らしてくれる。ロマンチックに表現すれば、映画は『光と影』でできています。映写には『光』がなければ、スクリーンに何も映らない。私たちの心を照らしてくれるメディアなんですよね」こうした安藤監督の考える“映画愛”を象徴するのが、生誕120周年、没後60年となる小津安二郎さんの特集だという。「小津安二郎監督は日本映画の父であり、小津監督作品が象徴しているものというのは、どこまでも優しく謙虚な目線。人生に偉いとか順位などはなく、どこを切り取っても愛がある視点というのは、今回の東京国際映画祭のテーマであると思います。戦争やシビアなテーマも心が震えるような温かさや愛で包んでいる。そんなことを感じていただければと思っています」○■ポスタービジュアルで父・奥田瑛二と共演映画の持つ“愛”へと観客をナビゲートする役割を担う安藤監督。そして映画人としては、先人から受け継いだものを、これからの人たちに繋いでいくという役目もある。そんな思いを象徴するのが、映画祭のメインビジュアルだ。安藤監督と父である俳優・奥田瑛二が並んでいる姿が印象的だ。「ポスター撮影のとき、父が『俺らの世代は、映画だけではなく白黒はっきりさせなければいけない時代で育った。納得しなくても歯を食いしばってこらえて物事を成し遂げてきた。そういうメンタリティを教えられた時代』と話していました。確かに父の世代というのは、映画界も男性社会でした。でも今は女性監督の活躍も珍しくないですし、世界中を見ても性別、年齢などを超えた多様性が求められています」父親が苦しい思いをしながらも努力して受け継いできた映画界。そんな世界を知りつつも、新たな時代へと移り変わる過渡期にいる安藤監督。「父親の時代の映画界と今の映画界、そして未来の映画界。父がビシッとした黒のスーツを着ているなか、私は白のフワッとした衣装です。風になびいたら揺れ動いて変化する柔らかさがあります。どんな方向からの風でも柔軟に対応できるような……そういう存在として未来に映画を繋いでいけたらと思っています」●映画を通じて子供たちに優しさを伝えていきたい安藤監督は現在、高知に在住。市内でミニシアター「キネマミュージアム」を主催し、子供向けに映画製作のワークショップなども行っている。「これから生まれてくる子供たちを含め、未来に向けて、映画というメディアの魅力と本質を伝えられたらうれしいです。『老人や子供たちという社会的に弱い人たちを敬うことで、中間層の世代が元気に活躍する』というのを聞いたことあります。まさにそうだなと思っていて、社会的に立場が弱い人に優しい視線を持つことで、社会全体が優しくなる。だからこそ、映画を通して子供たちに優しさを伝えていくことはとても重要だと思います」世界中の映画を通して“愛”をナビゲートしていくという安藤監督のミッションは非常に重要だ。それだけ“伝える”価値があるのが映画というメディアだという。「映画って本当に奥深いです。特に映画館で映画を鑑賞するということは、とても尊い。以前、大林宣彦監督が、1秒24コマのフィルムにはコマとコマの間に、目に見えない黒みがあって、そこに答えがあるとおっしゃっていました。人は目を閉じて、心で亡き人を思ったり、記憶を蘇らせる。映画の黒みは瞬きで、心の奥の記憶を呼応する。そういったことを体験できるのも映画館ならではなんです」コロナ禍で海外ゲストが減ってしまった東京国際映画祭も、今年は600人以上の映画関係者の来日が見込まれている。安藤監督は「映画は世界を変えると思っています。今年はたくさんの作り手が海外から東京のスクリーンにやってきます。この機会を逃すことなく体験してほしいです」と映画への熱い思いを語った。■安藤桃子1982年3月19日生まれ、東京都出身。ロンドン大学芸術学部卒。高校時代にイギリスに留学、大学卒業後、ニューヨークで映画作りを学び、2009年『カケラ』で映画監督デビュー。2011年、小説『0.5ミリ』(幻冬舎)を出版。同作を実妹・安藤サクラを主演に自ら映画化し、多数の賞を受賞。2014年、高知県へ移住し、ミニシアター「キネマM」を開設し代表を務めるほか、子供たちが笑顔の未来を描く異業種チーム「わっしょい!」では、農・食・教育・芸術などの体験を通し、全ての命に優しい活動にも愛を注いでいる。父は俳優で映画監督の奥田瑛二で今年度の「東京国際映画祭」のビジュアルには親子で登場。現在、日本テレビ系情報番組『DayDay.』に隔週水曜レギュラーとして出演中。
2023年10月22日2023年12月2日(土)にコニカミノルタプラネタリアTOKYO DOME1(有楽町)にて開催を発表した『菊池桃子-Precious Starlight-』は、先行受付にて予想をはるかに超えるご応募をいただきました。ご好評につき12月3日(日)に2公演の追加公演が決定しました。菊池桃子、初のプラネタリウムライブ『菊池桃子-Precious Starlight-』開催決定!来年デビュー40周年を迎える菊池桃子にとって、キャリア初となるプラネタリウムライブの開催が決定しました。1984年にレコードデビューを果たし、第26回日本レコード大賞新人賞をはじめとする数々の賞を受賞した菊池桃子。さらに近年では海外中心としたジャパニーズ・シティ・ポップのブームにより、改めて楽曲のクオリティの高さが評価され、各種音楽ストリーミングサービスを中心に今もなお多くの人々の支持を集めています。『菊池桃子-Precious Starlight-』は菊池桃子にとって約10年ぶりとなる単独公演であり、デビュー40周年の幕開けを告げる特別な公演となる予定です。プラネタリウムが映し出す満天の星々と静寂の空間に、天使の歌声が響くプレミアムなひと時をお見逃しなく。●特設サイト● ●チケット販売に関して●■12月2日(土)分 ticket board一般販売(先着)受付期間:2023年9月30日(土)10:00~申込制限:お一人様 1公演につき4枚まで(複数公演申込可)■12月3日(日)追加公演分 ticket board一般販売(先着)受付期間:2023年9月30日(土)10:00~申込制限:お一人様 1公演につき4枚まで(複数公演申込可)受付サイト: ※12月3日(日)の追加公演のチケットは一般販売(先着)のみの受付となります※予定枚数に達し次第終了します※先行受付/一般販売共に特設サイトに記載されている注意事項を必ずご確認の上お申込みください※ticket boardに記載の応募規定及び、申込に際しての注意事項をご確認の上お申し込みください。●『菊池桃子-Precious Starlight-』イベント概要●出演:菊池桃子日時:▼2023年12月2日(土)1st Stage 16:00開演(15:30開場) / 2nd Stage 18:00開演(17:30開場)▼2023年12月3日(日) ※追加公演1st Stage 14:00開演(13:30開場) / 2nd Stage 16:00開演(15:30開場)料金:一律 7,700円(税込)場所:コニカミノルタプラネタリアTOKYO DOME1(有楽町マリオン9階)特設サイト: 【イベントに関する注意事項】※本イベントはプラネタリウムという会場の特性上、様々な制限を設けさせていただいております。「特設サイト」に記載されている注意事項を必ずご確認の上、チケット購入/来場をして下さい。※本イベントはプラネタリウム施設で星空、映像、音楽をお楽しみいただくイベントです。演出の都合上又は、ドームの座席配置の関係でステージ(アーティスト)が見えにくい場合がございます。※本イベントは時節に応じた感染症防止対策を行い実施いたします。※未就学児童は入場不可、小学生以上はチケットが必要となります。●菊池桃子(きくちももこ) プロフィール●歌手としてのデビュー以来、第26回日本レコード大賞新人賞、日本レコードセールス大賞、エランドール賞新人賞など、数々の賞を受賞している。当時の楽曲ほとんど全てを担当している作曲家・林哲司の創り出す世界観は、80年代、アイドルソングとしては異質なものだったが、近年の海外中心としたジャパニーズ・シティ・ポップのブームにより再評価がなされ、海外でもアルバム『OCEAN SIDE』収録の「Blind Curve」がカバーされて話題に。更に昨年、当時の全楽曲を音楽ストリーミングサービスにて配信開始し、その翌月には、プロデューサー/DJのNight Tempoによる人気リエディットシリーズ「昭和グルーヴ」では菊池桃子がフィーチャーされた。人気のシングル曲に限らず、その多くの楽曲が世界各国のリスナーを魅了し続ける。オフィシャルHP: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年09月29日第36回東京国際映画祭ラインアップ発表の記者会見が、9月27日(水)に行われ、フェスティバル・ナビゲーターの安藤桃子監督と、コンペディション部門に選出された『曖昧な楽園』の小辻陽平監督、『わたくしどもは。』の富名哲也監督が登壇した。開催まで1か月を切ったなか、東京日比谷ミッドタウンBASE Q HALLにて行われた第36回東京国際映画祭のラインアップ発表記者会見。今年の映画祭は、10月23日(月)から11月1日(水)の10日間、昨年に引き続き日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区にて開催。また、昨年同様にオープニングのレッドカーペットを日比谷仲通りにて開催が予定されている。また、4年ぶりのフィジカル開催となる映画祭併設のマーケット・TIFFCOMは、10月25日(水)~27日(金)の3日間の同時期開催。今年は総勢約600人以上の海外ゲストが招へい予定であり、コロナ禍では積極的に実施が行えなかった「交流ラウンジ」などの映画人の交流の場を充実させ、世界中の映画人とファンとの交流が活性化していく年となる。東京国際映画祭チェアマン安藤裕康による開催の挨拶で会見は始まり、本年度の映画祭の特色として「コロナ禍を乗り越えて、さらなる飛躍をしたいと目指しております。作品の質・量ともにグレードアップしていく必要があると考えており、作品数は219本(昨年は174本)と約25%増えております。国際交流を大いに強化したいと考えて、海外からもたくさんのゲスト(現時点で600人以上)に来ていただき、日本の映画人や一般の方と交流していただくということを目指したいと思っております」とコメント。「関連イベントでは小津安二郎監督の誕生120周年ということで様々なイベントを実施し、小津監督作品をほぼ全作に近い35本上映いたします」と言い、「また今後の方向性として、アジアの国々との連携を強化してアジアの映画祭としての特色をより鮮明に出していきたいと思っております。今回上映する作品の6割以上がアジアの作品であり、お呼びするゲストの半分以上の方々がアジアからいらっしゃいます」と発表した。続けて、本年の審査委員長であるヴィム・ヴェンダース監督からのコメントも到着。『パリ、テキサス』『ベルリン・天使の詩』など多くの映画祭受賞作を手掛け、最新作の『PERFECT DAYS』ではカンヌ国際映画祭にて主演の役所広司が最優秀男優賞を受賞、東京国際映画祭は第24回(2011年)以来4回目の参加となる。ヴェンダース監督は「東京国際映画祭にまた戻ってこられることを嬉しく思います」と語り、「今年の東京国際映画祭は私が敬愛する巨匠・小津安二郎監督の死後60年、生誕120年の記念すべき年に開催されるもので、そんな機会に参加できることは私にとっては特別なことです」と寄せている。また、昨年まで俳優・女優が歴任してきた「アンバサダー」を、映画祭をより楽しんでもらうための案内人である「ナビゲーター」という肩書きに名を変え、同ナビゲーターに就任した安藤桃子監督が登場。フェスティバル・ナビゲーター安藤桃子監督安藤監督は「今年から『アンバサダー』から『ナビゲーター』という肩書きに変わったのが、すごく大きな東京国際映画祭の指針にも感じられました。これから先、私たちがどこに向かっていきたいかという道を示していくことが、“ナビゲーション“だと思っていますので、東京国際映画祭もそういったことを意識されたんじゃないかなと感じて、ぶっ飛ぶほどに光栄に感じました」と任命された思いをコメント。今回の映画祭では「本当に数年ぶりに各国から、世界中からいらっしゃるゲストと出会って、”今”の世の中のこと、これから先私たちがどんな道に向かいたいかを、是非とも直接肌で語り合いたいなと思っております」と希望を語った。プログラミング・ディレクターの市山尚三からは、「コンペティション部門」15作品の紹介に続き、「コンペティション部門」に選ばれた日本映画3作品、岸善幸監督の『正欲』、小辻監督の『曖昧な楽園』、富名監督の『わたくしどもは。』が発表に。『曖昧な楽園』『曖昧な楽園』の小辻監督は「この作品のきっかけになったのは、私の祖父が亡くなった時の最後の時間をもとにして映画を作りました。曖昧で漠然とした瞬間を写したいと考え、実際の人生に近いような複雑であったり、漠然とした感覚に近い映画になれたならと思って作りました」とコメント。『曖昧な楽園』の小辻陽平監督富名監督は「今回の『わたくしどもは。』という作品は新潟県の佐渡島で撮ったのですが、1作目『Blue Wind Blows』(18)も佐渡島で撮っており、メイン舞台の佐渡金山という場所を初めて訪れた時、その場所から得たインスピレーションを受けたものを映画にしました」と語った。『わたくしどもは。』富名哲也監督さらに、今年の新たな取り組みが発表され、国内外の独自で豊かな映画文化を紹介し、刺激や感動と出会い、交流する場である「第1回丸の内映画祭」と、ジェンダー平等、環境、貧困、多様性、差別といった現代の重要な社会テーマに向き合った作品が対象の「エシカル・フィルム賞」、また昨年復活した「黒澤明賞」や「Amazon Prime Videoテイクワン賞」「交流ラウンジ」など、その他の部門の紹介、カンヌ国際映画祭でも実施されている映画界やアート界の様々なポジションで活躍する女性たちに光を当てるケリング「ウーマン・イン・モーション」のトークプログラム、ヴェネチア国際映画祭生涯功労賞受賞の俳優トニー・レオンによる主演作『2046』上映後のマスタークラスなど、例年以上の盛り上がりが予測される様々なイベントも紹介された。『わたくしどもは。』なお、映画業界での性暴力・性加害の問題提起を受け「東京国際映画祭としてのハラスメントに対する対応や声明など」について問われると、安藤チェアマンは「性加害の問題や人権の問題などについては、非常にセンシティブに真剣に向き合っていき、人権を侵すようなことは断固として許されるべきではないと考えております」と語り、「私たちとしても非常に、真剣に注視していきたいと思っております」とコメント。また、ジェンダーバランスについては、「今年の傾向について、全部門での女性監督、男性監督の割合というのは男性77%、女性21%(その他2%)と男性の方が多くはなっておりますが、常にジェンダーバランスを意識しながら映画祭としては作品本意で選定を行なっておりますので、割合のバランスを注意を払っていきたいと考えております」と回答。ちなみに、女性監督の作品は全体219本の中の35本(約20.6%)となり(※同じ監督による作品は作品の本数に関わらず1人としてカウント。ex.小津安二郎監督作品は35本あるが1人としてカウント)、昨年度の女性監督作品は男女共同監督作品を含めて174本中45本(全体の約23.2%)となる。「映画祭に携わるスタッフについては、意識的にできることが多いので女性の割合を多くする配慮を行っております(今年度の割合は男性37%、女性62%)。また、コンペティション部門審査委員についてはジェンダーバランスが5:5になるように、そのほか各部門に関しても女性に入っていただくように配慮をしております。我々はこういった取り組みを通じて、ジェンダーバランスについてを常に注意を払っていきたいと思っております」とチェアマンは語った。【コンペティション部門出品作品一覧】※プレミア表記は下記の通りWP=ワールド・プレミアAP=アジアン・プレミアIP=インターナショナル・プレミア『正欲』『西湖畔に生きる』WP グー・シャオガン 中国『正欲』WP 岸善幸 日本『曖昧な楽園』WP 小辻陽平 日本『エア』WP アレクセイ・ゲルマン・ジュニア ロシア『ゴンドラ』WP ファイト・ヘルマー ドイツ/ジョージア『真昼の女』IP バルバラ・アルベルト ドイツ/スイス/ルクセンブルク『野獣のゴスペル』WP シェロン・ダヨック フィリピン『ロングショット』WP ガオ・ポン 中国『開拓者たち』AP フェリペ・ガルベス チリ/アルゼンチン/オランダ『ペルシアン・バージョン』AP マリアム・ケシャヴァルズ アメリカ『雪豹』AP ペマ・ツェテン 中国『ロクサナ』WP パルヴィズ・シャーバズィ イラン『タタミ』AP ザーラ・アミール・エブラヒミ、 ガイ・ナッティヴ ジョージア/アメリカ『鳥たちへの説教』WP ヒラル・バイダロフ アゼルバイジャン『わたくしどもは。』WP 富名哲也 日本【オープニング・クロージング作品】オープニング作品『PERFECT DAYS』AP ヴィム・ヴェンダース 日本クロージング作品『ゴジラ-1.0』山崎貴 日本第36回東京国際映画祭は10月23日(月)~11月1日(水)、日比谷・有楽町・丸の内・銀座エリアにて開催。(シネマカフェ編集部)■関連作品:正欲 2023年11月10日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開ⓒ 2021 朝井リョウ/新潮社ⓒ 2023「正欲」製作委員会PERFECT DAYS 2023年12月22日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2023 MASTER MIND Ltd.
2023年09月28日女優の川栄李奈、福地桃子が、新たに舞台『千と千尋の神隠し』千尋役に決定したことが27日、明らかになった。同作は宮崎駿監督の名作『千と千尋の神隠し』の舞台化作。少女・千尋(橋本環奈、上白石萌音、川栄李奈、福地桃子 ※交互出演)が引っ越し先に向かう途中で八百万の神々の世界へ迷い込み、様々な出会いを経て、人間の世界に戻るため生きる力を呼び醒ましながら奮闘する。英国ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの名誉アソシエイト・ディレクター ジョン・ケアードが翻案・演出を手掛け、2022年に世界初上演された。初演公演中の2022年5月には、大衆演劇の優れた業績を表彰する『第47回菊田一夫演劇賞』で上演関係者一同が菊田一夫演劇大賞を受賞し、2023年8月に行われた愛知・御園座の公演では、それまで新型コロナウイルス禍のためかなわなかった、英米のクリエイティブスタッフ来日も実現。日本のスタッフ・キャストと共にアップデートを重ね、26日に無事幕を下ろした。2024年は3月の帝国劇場からスタートする全国ツアーを予定し、4月から7月にかけて、ロンドン・ウェストエンドのロンドン・コロシアムでの初の海外公演も決定している。今回新たに千尋役に決定した川栄と福地は、22年初演からのオリジナル・キャストである橋本環奈と上白石萌音に加え2024年の帝劇公演から登場。全国ツアーとロンドン公演のローテーションは現在調整中となっている。公演は2024年3月に東京・帝国劇場、2024年4月〜7月にロンドン・コロシアム、2024年4月に愛知・御園座、2024年4〜5月に福岡・博多座、2024年5〜6月に大阪・梅田芸術劇場メインホール、2024年6月に札幌・札幌文化芸術劇場hitaru。現在、御園座で行われた8月26日17:00公演のライブ配信も販売されている(9月2日20:00まで)。○川栄李奈 コメント新しく千尋を演じさせていただくことになりました。去年の初演を観劇させてもらった時、細部にまでこだわった演出やキャストのみなさんの熱量を肌で感じ、とても感動したのを今でも覚えています。まさか自分が千尋を演じられるとは思ってもいなかったので、もうすでに緊張していますが、心強いカンパニーの皆さんにしっかりと食らいつき、最高の作品をお届けできるよう頑張りたいと思います! 楽しみにしていただけたら嬉しいです。○福地桃子 コメントこの度、千尋役を務めさせていただくことになりました。映画『千と千尋の神隠し』は3歳の頃、4歳の兄と母にせがんで映画の初日に渋谷の映画館へ並んで観た記憶があります。奇妙だけれどなんだか惹きつけられる作品の力強さを幼心にも覚えています。来年3月帝国劇場から再スタートするという素晴らしいエネルギーと共に、素敵なカンパニーの皆さんと自分自身としっかり向き合い努めてまいります。宜しくお願い致します。
2023年08月28日映画『サラバ静寂』『転がるビー玉』『異物 -完全版-』など、独自の世界観を生み出す作品で海外でも注目を集める宇賀那健一監督の最新作で、田辺桃子、小出薫、森田想がトリプル主演する『愚鈍の微笑み』の劇場公開が決定した。森の中の小屋に集う、幼なじみのマナ、ナナミ、ユカ。いつもと変わらぬ風景。山も川も、樹々の間から降り注ぐ日の光もいつもと同じ。バーベキューで肉を焼き、大好きなお酒を飲み、マクドナルドのハンバーガーを奪い合う。音楽を掻き鳴らして楽しく踊る3人だが、時よりふと不穏な空気が見え隠れするのだった。その後、3人のもとに大きな飛行機の音が近づいてきて、「早く逃げなさい」と叫ぶ自衛隊員とすれ違う。果たして、彼女達が見せる選択とは――?本作は、宇賀那監督が反戦をテーマに描いたファンタジー映画。マナ、ナナミ、ユカの幼なじみ3人が森の中の小屋でいつもと変わらない日常を過ごす中で、ある選択をしていく物語。しっかり者のマナを、主演ドラマ「癒やしのお隣さんには秘密がある」が現在放送中、『ラーゲリより愛を込めて』『とんび』などに出演してきた田辺桃子。ルーズなナナミを、宇賀那監督の『異物-完全版-』で初の主演に抜擢され、公開待機作多数の小出薫。天然で明るいユカを『アイスと雨音』『レジェンド&バタフライ』『わたしの見ている世界が全て』などの森田想が演じる。本作に対し、田辺さんは「異質で、コミカルで切なくて、ずっと見ていたいような瞬間を詰め込んだ60分」、小出さんは「仲間たちや家族と美味しいものを食べながら笑い合う時間が急に愛おしすぎるものに感じました」、森田さんは「迫られている焦燥感のなか少女たちが溜め込んだ想いも、物語に乗せれたと思います」とそれぞれの形でコメント。脚本も手掛けた宇賀那監督も「それこそが私たちに出来る唯一の抵抗なのかもしれない。この映画が誰かの心に触れられたらいいなと思っています」と、本作への強い思いを語っている。キャスト&監督コメント全文田辺 桃子(マナ役)『愚鈍の微笑み』のこの世界感とキャラクター達の個性的で心地いい時の流れに自分も溶け込んで参加できたことを本当に嬉しく思います。以前、宇賀那組の『異物-完全版-』でご一緒した薫さんと、友人の想と共演できたのもご縁を感じました。私が演じさせていただいた「マナ」は真面目で、冷静に考えながら周りの人を前向きに引っ張っていく性格で、3人のバランスをとる役割でもあり、私もマナの前向きさにセリフを言いながら背中を押されていました。異質で、コミカルで切なくて、ずっと見ていたいような瞬間を詰め込んだ60分、是非楽しんでもらえたら嬉しいです。小出 薫(ナナミ役)ある日、突然日常が変わる。それを何かや誰かによって本当に突然奪われてしまったとしたら、そこに湧いてくる感情は怒り? 哀しみ? それとも憎しみ? 最初に脚本を読ませていただいた時、宇賀那監督の真っ直ぐな眼差しに胸がキュッと締め付けられました。仲間たちや家族と美味しいものを食べながら笑い合う時間が急に愛おしすぎるものに感じました。きっと、大事な人に伝えたい事はどんな時代でも、いつだって同じな気がします。そんな事を思いました。森田 想(ユカ役)ユカ役を演じました、森田想です。撮影のある二日間、役と同化すると自然と現実離れした気持ちで、時間というものが惜しくなる瞬間がありました。迫られている焦燥感のなか少女たちが溜め込んだ想いも、物語に乗せれたと思います。唯一無二な宇賀那さんワールドに参加出来たことも、桃子ちゃんと薫さんと手を取り合った時間も、とても嬉しい出来事でした。公開が楽しみです。是非ご期待ください。宇賀那健一(監督・脚本)地震もパンデミックも戦争も、少し前までは自分に降りかかることのない出来事だと思っていた。でも、そんなわけがない。私たちは全てが起こり得る可能性を持った中、綱渡りで生きているのだ。それでも私たちは、たとえそれに気づいた後でも何も気づかないふりをして、あえて薄ら笑いを浮かべながら下らない会話を繰り出す日常を続ける。それこそが私たちに出来る唯一の抵抗なのかもしれない。この映画が誰かの心に触れられたらいいなと思っています。『愚鈍の微笑み』は2023年、劇場公開予定。(シネマカフェ編集部)
2023年08月24日夕暮れ時、駐車スペースに止めた自家用車の運転席から降りてきたのは、眼鏡姿の菊池桃子(55)。助手席から姿を見せたのは、菊池が’19年に再婚した内閣審議官の新原浩朗氏(63)だ。この日5月4日は菊池の誕生日。後部座席にいた長女(21)と3人で、外出先から自宅へ戻ってきたところだった。菊池のSNSの投稿によると、新原氏が人気パティスリー「トシヨロイヅカ」を予約し、誕生日祝いをしてくれていたようだ。「発表当時、エリート官僚との意外な結婚に世間は驚きました。前夫でプロゴルファーの西川哲氏との長男(26)、長女は新原氏と養子縁組をしているといいます。新原氏は初婚でした」(スポーツ紙記者)4年がたっても仲むつまじい様子の2人だが、実は新婚当初から現在まで“別居状態”が続いている。冒頭の誕生日の日も、新原氏はGW中にもかかわらず、菊池が住んでいるのとは別のマンションから内閣府に休日出勤。その後、菊池と合流し、誕生日を祝っている。「新原さんはひとりで都内のマンションに暮らし、菊池さんの家とを行き来する生活です。別居の理由は、彼の職業柄、政治部の記者などが自宅に取材に来ることがあり、平穏な結婚生活が送れないから、ということのようです」(前出・スポーツ紙記者)官邸関係者はこう語る。「新原さんは、経済産業省にいたときから“将軍”と呼ばれる猛烈な働きぶりで有名でした。’21年には経産省から内閣府に転じ、現在は岸田政権の経済政策のブレーン的存在。今後も昇進し、省庁の事務方トップである事務次官になる可能性もゼロではありません」まだまだ出世するとなれば別居生活も続いていきそうだが、菊池は最近のインタビューで夫婦円満の秘訣を《主人の一番の味方でいるということ》(「エンタメOVO」’23年5月7日配信)と語っており、信頼関係がうかがえる。誕生日の夜、新原氏は菊池の自宅に泊まり、祝日だった翌日は家族で時間を過ごしたようだ。冒頭の目撃時、運転席の菊池には、幸せそうな笑みが見て取れた。“別居婚”だからこそ限られた時間を大切にする夫婦の姿がそこにはあった。
2023年05月18日国際女性デーに合わせ、イ・ジョンウン主演の韓国映画『オマージュ』に、映画監督の呉美保、安藤桃子や、角田光代、柚木麻子、山内マリコら人気作家たちからコメントが到着。モデルとなった実在の映画『女判事』についても明らかになった。ヒット作に恵まれず、新作を撮る目処が立たない映画監督のジワン(イ・ジョンウン)が引き受けたのは、60年代に活動した韓国の女性監督、ホン・ジェウォンが残した映画『女判事』の欠落した音声を吹き込むという仕事。作業を進めながらフィルムの一部が失われていることに気づいたジワンは、ホン監督の家族や関係者のもとを訪ねながら真相を探っていく。『女判事』(映画『オマージュ』より)ジワンが修復に携わる映画『女判事』は、1960年代に活躍した女性監督ホン・ジェウォン(演じているのは、『ほえる犬は噛まない』などで知られるキム・ホジョン)による作品という設定だが、彼女には実際に1960年代に活躍していた女性監督ホン・ウノン(1922-1999)というモデルがいた。2011年に韓国のテレビMBCで放映された「映画監督シン・スウォンの女子万歳」というドキュメンタリーを手がけるにあたって、ホン・ウノン監督の存在を知った『オマージュ』のシン・スウォン監督は、なんとかして『女判事』(62)を見たいと思ったものの、同作を含むホン・ウノン監督が残した3本の作品はいずれもフィルムが紛失していたという。その後、2015年に発見され、韓国映像資料院に寄贈されたフィルムのなかに『女判事』も含まれており、現在は同資料院の公式You Tubeにて本編を観ることができる。実在した韓国初の女性判事をモデルにしたこの映画の映像は、『オマージュ』にも使用されている。映画業界で女性が活躍することがいまよりずっと困難だった時代に活躍した女性監督の足跡をたどることで、主人公ジワンが映画への情熱を取り戻す姿に、人気作家である角田光代、柚木麻子、山内マリコらも共感のコメントを寄せ、『そこのみにて光輝く』(14)でキネマ旬報ベストテン監督賞を受賞した唯一の女性監督・呉美保監督や、安藤サクラの実姉で『0.5ミリ』(14)で報知映画賞作品賞に輝いた安藤桃子監督もコメントを寄せている。角田光代(作家)失われたフィルムをさがすというミステリー仕立てのストーリーは、かつて、しずかに闘った女性の姿を描き出す。彼女が切り開いた道に、ジウンも私も立っている。柚木麻子(作家)今私の抱えてる閉塞感も孤独も、過去の、そして未来の「彼女」とつながっている。イ・ジョンウンのやるせなくもあたたかな表情からかたときも目が離せない。山内マリコ(小説家)女性が映画を撮る。映画監督になる。それがこんなにも逆風だらけだってことに、昔のわたしはどうして気がつかなかったのかな。映画を作りたいと夢を抱いたことのある、すべての女性たちに届け!呉美保(映画監督)この7年、私は映画を作らず、家事育児をしている。女じゃなければ、もう少し先に進めていたかもしれない。何度も頭の中をよぎりながらも、我が人生を否定するまいと、作れないのではなく作らないだけなのだと言い聞かせ、でもやっぱり、腑に落ちないでいる。そんな私にとって、刺さるセリフだらけのこの映画。いつかまた思いっきり映画を作りたいなぁ。荒んだ心を温めてくれたシン・スウォン監督、ありがとう。安藤桃子(映画監督)私たちは、「好き!好き!好きだ!」と、素直に映画への愛を表せばいいのだ。生きた記録と記憶を、この世を満たす光でスクリーンに投影したシン・スウォン監督に、心からの感謝と敬意を表したい。宇垣美里(フリーアナウンサー)彼女が男だったらどうなっていただろうね60年代の女性監督にかけられたその言葉が、今も変わらず響いてやるせない。終盤の美しいシルエットの演出に惚れ惚れし、溢れる映画愛を噛み締めた。渡辺満里奈(タレント)仕事、夢、家庭に揺れ動く主人公は同世代である私の姿でもあり、ジワンがたどったあの後ろ姿はまさに私であり、あなたなのだろう。ゆっくり、じんわり勇気と温かさが心に染みこんでいくこの映画は前へ進み続ける私たちへのオマージュでもある。『オマージュ』は3月10日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:オマージュ 2023年3月10日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて公開©2021 JUNE FILM All Rights Reserved.
2023年03月08日栗田工業株式会社(本社:東京都中野区、代表取締役社長:門田 道也/以下、栗田工業)と株式会社日立製作所(本社:東京都千代田区、執行役社長兼CEO:小島 啓二/以下、日立)は、製造業を主軸に、循環型社会を見据えた両社のソリューションの社会実装とエコシステムの構築に向けて本格的な協創を開始することに合意し、このたび、基本協定書(MOU)を締結しました。両社は今後、ソリューション・技術の共有や、ビジョンに賛同する企業・団体のパートナー作りなどを通して、サプライチェーンにおける「環境負荷ゼロ」の実現に向けたソリューションの社会実装を加速していきます。栗田工業と日立の協創コンセプト【協創の内容】両社で製造業を主軸とした社会価値を定義し、栗田工業が保有する産業における多様な現場接点や水処理・廃棄物削減技術、およびデジタルソリューションと、日立が保有する環境データの見える化・分析・制御技術といったLumada*1ソリューションや環境負荷低減技術(水素によるエネルギー循環等)などの技術・ノウハウを融合して価値創出モデルを具現化し、お客さまにソリューションを提供していきます。一例として、食品工場などから製造副産物として排出される有機物を資源として捉え、両社の保有する資源アップサイクル/エネルギー回収技術、およびLumadaソリューションを活用した循環を証明する仕組みなどを組み合わせ、資源の持つ価値を最大限に引き出すサプライチェーンの構築をめざします。また今後、両社は、継続して協創テーマの検討・協議を進めるとともに、日立のLumadaアライアンスプログラム*2を活用し、実現すべき社会価値を共有する企業とのエコシステム構築にも積極的に取り組み、これに賛同する企業・団体を募ります。これらの活動を通し、水資源の保全・改善や持続可能なエネルギー利用などの課題解決に取り組み、循環型社会の実現に貢献していきます。*1 Lumada:お客さまのデータから価値を創出し、デジタルイノベーションを加速するための、日立の先進的なデジタル技術を活用したソリューション・サービス・テクノロジーの総称。 *2 Lumadaアライアンスプログラム:単独で解くのは難しい社会課題を解決し、価値を創出する社会イノベーションを加速していくため、多様なパートナーとのマッチングによるオープンイノベーションの場(コミュニティ)を通じ、エコシステムを構築するプログラム。 【背景】2015年に国際連合で採択されたSDGsや温室効果ガス排出削減等のための新たな国際枠組みであるパリ協定、日本政府が提唱するSociety 5.0など、持続可能な社会の実現と人々のQoL(Quality of Life)の向上をめざした世界的な取り組みが近年、加速しており、社会課題はより幅広く高度なものとなっています。また、デジタル化社会の進展に加え、新型コロナウイルス感染症の拡大などをきっかけに、こうした変化はますます加速しています。【今回の協創に至る取り組み】栗田工業は、長年培ってきた「水に関する知」から生み出される多様なソリューションで水と環境の分野における事業活動を通して社会課題の解決に取り組んでいます。節水、CO2排出削減・廃棄物削減の効果が大きく、SDGsが示す目標とターゲットの達成に貢献する製品・技術・ビジネスモデルの展開に注力し、社会的価値を創出しています。日立は、自ら製造業として長年培ってきたプロダクト/OT*3とITを融合し、お客さまとの協創を通じてDXを加速するLumadaソリューションを提供することで、プラネタリーバウンダリーを超えない社会の維持と、一人ひとりのウェルビーイングの実現を両立させながら、複雑化した社会課題の解決に貢献する社会イノベーション事業を展開しています。こうした中、栗田工業と日立は、変化する社会背景を受けた循環型社会を見据え、両社の技術・ノウハウを組み合わせることでお客さまや社会の価値向上に貢献できると判断し、2021年3月以降、従来にない新しい価値や発想を生み出す日立独自のLumadaの協創アプローチ「NEXPERIENCE*4」を活用し、協創テーマの検討・協議を行ってきました。そしてこのたび、エコシステムの構築をめざし、両社のソリューション・技術の共有やパートナー作りを通してサプライチェーンにおける「環境負荷ゼロ」の実現に向けたソリューションの社会実装を加速していくことに合意し、MOUを締結しました。今後は、両社の取り組みに賛同する企業・団体と共に社会課題解決型事業の創出を図っていきます。なお、両社はすでに、原料ヤード管理のDXに関する協創に取り組んでおり*5、今回のMOU締結を機に、循環型社会の実現に向けて検討領域を拡大するとともに、協創を加速させていきます。*3 OT:Operational Technology (制御・運用技術)*4 NEXPERIENCE:「NEXPERIENCE」は株式会社日立製作所の日本における登録商標であり、デザイン思考で新サービスを創生するための日立の協創アプローチ。手法、ITツール、空間、人、それらを含む活動。 *5 2022年9月27日、栗田工業株式会社、株式会社日立製作所ニュースリリース「栗田工業と日立、製鉄所などの原料ヤード管理のDXに向け協創開始」 ■栗田工業について栗田工業は、「“水”を究め、自然と人間が調和した豊かな環境を創造する」という企業理念のもと、水と環境の分野における事業活動を通じて、持続可能な社会の実現に向け、お客さまへ価値を提供しています。CSRの取り組みを経営の中核に据え、「水資源の問題を解決する」「持続可能なエネルギー利用を実現する」「廃棄物を削減する」「産業の生産技術を進歩させる」という4つのテーマに取り組んでおり、節水、CO2排出量削減、廃棄物削減に大きく貢献する製品、技術、ビジネスモデルをお客さまへ提供し、社会との共通価値を創造していきます。2021年度(2022年3月期)の連結売上収益は2,882億円、2022年3月時点で連結子会社は70社、全世界で7,661人の従業員を擁しています。詳しくは、栗田工業のウェブサイト( )をご覧ください。■日立製作所について日立は、データとテクノロジーでサステナブルな社会を実現する社会イノベーション事業を推進しています。金融・官公庁・自治体・通信向けITサービスやお客さまのDXを支援する「デジタルシステム&サービス」、エネルギーや鉄道で脱炭素社会の実現に貢献する「グリーンエナジー&モビリティ」、産業流通、水インフラ、ヘルスケア、家電・空調システム、計測分析システム、ビルシステムなどの幅広い領域でプロダクトをデジタルでつなぐ「コネクティブインダストリーズ」と、自動車・二輪車の分野で先進技術を提供する「オートモティブシステム」の事業体制のもと、ITやOT(制御・運用技術)、プロダクトを活用するLumadaソリューションを通じてお客さまや社会の課題を解決します。グリーン、デジタル、イノベーションを原動力に、お客さまとの協創で成長をめざします。2021年度(2022年3月期)の連結売上収益は10兆2,646億円、2022年3月末時点で連結子会社は853社、全世界で約37万人の従業員を擁しています。詳しくは、日立のウェブサイト( )をご覧ください。■本件に関するお問い合わせ先栗田工業株式会社 デジタル戦略本部 お問い合わせフォーム 株式会社日立製作所 水・環境ビジネスユニット お問い合わせフォーム 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年01月26日Veganについて基礎から学べるVegan検定2022年12月17日、モデルの布川桃子は、自身のSNSを通じてVegan検定1級に合格したことを報告した。Vegan検定は、ビーガン・ベジタリアンのライフスタイルについて、地球環境や健康、飢餓・食糧問題、動物福祉といった観点より、ビジネスでの活用も視野に入れて学ぶことが可能な検定。Veganに関する基礎知識が学べる2級、Veganの資格をビジネスに活かしたい人向けの1級、認定講師としてVegan検定1級の公式プログラムの講師を務めることができるインストラクターの3ステップが用意されている。布川桃子オフィシャルインスタグラムのフォロワーからは、「生活や仕事に活かせそうですね」「桃花さん検定合格おめでとうございます」などのコメントが寄せられている。1児の母でもある布川桃子布川桃子は1994年3月30日生まれ。株式会社シャノワールに所属し、モデルとして活躍している。テレビ「有吉反省会(日本テレビ)」や「踊る!さんま御殿!!」などに出演。イベント「TOKYO MODEL COLLECTION 2014」では「いいね」優勝(最多獲得)している。インスタグラムのフォロー数は14,000人を超えている。(画像は布川桃子オフィシャルブログより)【参考】※布川桃子オフィシャルブログ※布川桃子オフィシャルインスタグラム※ビーガン検定※株式会社シャノワール
2023年01月09日●栗田「サマソニ経験し強くなった」 四谷はさんまから刺激アニメーション映画『カメの甲羅はあばら骨』(10月28日公開)で声優に初挑戦したボーイズグループ・OCTPATHの栗田航兵と四谷真佑にインタビュー。グループの目標としていた映画主題歌も本作で達成したが、今年2月のデビューから約8カ月、2人にこれまでの活動を振り返ってもらうとともに、今後の目標も聞いた。動物たちの体のしくみが、人間の体を変形させることでよくわかる動物図鑑『カメの甲羅はあばら骨』を映画化。高校を舞台にした動物人間たちの青春物語で、とある高校生たちとあばら骨の葛藤と成長を描く。栗田は声の大きさと勢いで人気者然とする・ワニ渕ワニ平を、四谷は自信家のナルシスト・ワシ崎ワシ也を演じた。また、OCTPATHの新曲「Like」が主題歌として本作を盛り上げる。――デビューから半年以上経ちましたが、ここまで振り返っていかがでしょうか。四谷:OCTPATHに入る前は想像もしてなかったくらいいろんな活動させてもらっているので、環境に恵まれているなと、毎日毎日感謝の気持ちでいっぱいです。もっと頑張っていかないといけないですし、もっといろんなことに挑戦したいという気持ちも出てきているので、もっともっと活動できたらなと思います。栗田:時間の流れが速いなと思います。気持ち的にはまだデビューして2カ月くらいの気分。毎日練習やお仕事があって本当に幸せなことなのですが、それに慣れないようにしたいなと。半年間はずっと新しい気持ちでやってきましたが、この気持ちのままずっと進んでいきたいと思っています。――「どんぐりころころ~」のおなじみの挨拶がありますが、常に新鮮な印象を受けます。栗田:本当ですか!? 今、「どんぐり」をずっとやるか、1年周期で変えるかすごい悩んでいて。もう1つなんとなく決まっているんですけど、変えるとファンの方は悲しむのかなとか、でも新しいものも見せていかないといけないから……と葛藤しています。――別のバージョンを披露される可能性もあるのですね。栗田:たまに違うのをやってみようかとか、考えているところです。――これまでの活動で特に印象に残っていることを教えてください。四谷:個人だと『踊る!さんま御殿!!』が印象に残っています。1人でテレビの収録に参加するのが初めてで、自分に沿ったテーマというのもあって、いろんな方と、それこそ(明石家)さんまさんともちゃんとお話しできたと感じたので。いつも番組に出演したあとは反省点が多く、『さんま御殿!!』も反省点がいっぱいありますが、自分の中では楽しくできたという気持ちがあったので、少し成長できたかなと。マネージャーさんからは「70点」と言われて、「あと30点足りんかったか」と思いました(笑)――あと30点、何が足りなかったのでしょう?四谷:「もっといける」と言われました。ゲームの話になったときにゲームのプレイ時間を言うとか、言いたかったことが言えなくて。――すごく考えて臨まれているんですね。さんまさんとの共演は鍛えられそうですが、いかがでしたか?四谷:終わったあとも楽しかったなという感じが強かったので、自分の中で経験値がアップしたような気がします。――事務所の先輩ですよね。四谷:大先輩です。僕もいつかMCをしたいという思いがあるので、お話しできたといううれしさもありつつ、「すごい! こういう話の振り方をするんだ」って、そっちの目線で見ていたときがありました。――栗田さんはいかがですか?栗田:どのお仕事も違う刺激をもらいますが、「SUMMER SONIC」にオープニングアクトとして出演させていただいたとき、自分がパフォーマンスする上での心構えとか、今まで感じたことのない衝撃があったので、あの日は忘れられないです。自分たちのパフォーマンスも体感的には一番よかったと思いますし、スタッフさんたちにも「すごくよかったよ」と言っていただけて、さらに海外のアーティストなどいろんな方のパフォーマンスを見て刺激を受け、忘れられない1日になりました。ずっと夢見心地で、あの日は無敵でした。あの日を経験したからこそできることも増えてくると思うので、強くなったなと。また来年、メインアクトとして戻ってきたいです。――どういうところで無敵だなと感じたのでしょうか。栗田:自分たちの気持ちの面や、歌・パフォーマンスの面もそうですし、お客さんの盛り上がりもフェスならではの盛り上がり方だったので、そこでも衝撃を受けて無敵になったなと感じました。ほかのアーティストさんを見ても、パフォーマンス以上に気持ちがすごくて、魂で生きている人ってかっこいいなと思いましたし、魂で生きていたら魂に響くんだなと思いました。――四谷さんも「SUMMER SONIC」がどんな経験になったかお聞かせください。四谷:僕は緊張しいなので舞台前にお腹が痛くなるのですが、「SUMMER SONIC」は過去一で緊張して、お腹痛いを通り越して痛くなくて、緊張しすぎて顔が青ざめていましたが、終わったあと過去一の達成感がありました。それは、来てくださった方の乗ってくれた表情や、大きな会場とか、いろんな要素があったと思いますが、あのやり切った感じ、楽しかった感じは、自分の中でも何か大きく変わった日だったなと感じています。――大きく変わったとのことですが、成長できたなという手応えがあったのでしょうか。四谷:歌やパフォーマンスに関して物怖じしなくなったかもしれないです。はじめは音を外さないとか振り付けをうまく見せたいという部分もありましたが、「SUMMER SONIC」の日は素直に音楽を楽しんでお客さんと一緒に盛り上がるということを意識したら、勝手に体も乗ってくれて楽しむことができました。●四谷「役者として朝ドラや大河に」 栗田「全部経験したい」――『カメの甲羅はあばら骨』では、声優に初挑戦され、映画主題歌という目標も叶いましたが、今後どうなっていきたいと思い描いていますか?四谷:個人としては、役者として朝ドラや大河ドラマに出演したいというのがありまして、ほかに僕はボーカロイドが好きだったり、ゲームをやり込んでいた時期があるので、何歳になるかわからないですけど、ゆくゆくは家で曲を作って、好きなときに歌って、好きなときにゲームして配信して……みたいな生活がしたいです。――俳優のお仕事に加えて、音楽やゲームも、ということですね。四谷:はい。まずはOCTPATHとして世界に行きたいという強い気持ちがあるので、それを達成したいです。今はグループのために自分は何をしたらいいのかというのを一番に考えていますし、ゲームやボカロという自分が好きな分野の界隈にもOCTPATHを広めたいと思っています。――栗田さんもグループとしては世界にという思いでしょうか?栗田:世界はもちろんですが、まずは“国民的”がつきたいですね。国民的人気ボーイズグループ・OCTPATH。老若男女、誰に聞いても名前を知っているという、そうなりたいです。――個人としては?栗田:難しいですね。でもやり残したことがないように、全部を経験したいと思っています。――俳優のお仕事も?栗田:そうですね。自分の実力的に今はあまり考えられていませんが、やりたいなと思います。その気持ちでいるときに声優という初めての経験をさせていただくことができたので、すごく大切な思い出ですし、成長する糧になったのではないかなと思います。――最後に、新しい髪色にイメチェンされた感想もお願いします!四谷:僕は黒だったのですが、真逆にしたくて。だから(色を)抜けるだけ抜きました(笑)栗田:ちなみにブリーチ何回?四谷:ブリーチ8回!(笑)栗田:僕はずっと暖色でやらせていただいていましたが、3rd(シングル)くらいで違う自分も見せていかないとなということでガラッと寒色に変えました。メンバーの小堀柊と色をチェンジというか、柊はずっと青とか寒色系でしたが、今回は柊が暖色で僕が寒色に。僕たちはサプライズが好きで、びっくりしてほしいなという思いがあるので、よっつ(四谷)も髪色を変えて。こういった変化も楽しんでいただきたいです!
2022年10月28日●四谷、“鼻につく声”に苦戦!?「根が優しいので(笑)」アニメーション映画『カメの甲羅はあばら骨』(10月28日公開)で声優に初挑戦したボーイズグループ・OCTPATHの栗田航兵と四谷真佑にインタビュー。声優初挑戦の感想や演じたキャラクターとの共通点、また、本作の主題歌に決定したOCTPATHの新曲「Like」の魅力について話を聞いた。動物たちの体のしくみが、人間の体を変形させることでよくわかる動物図鑑『カメの甲羅はあばら骨』を映画化。高校を舞台にした動物人間たちの青春物語で、とある高校生たちとあばら骨の葛藤と成長を描く。主人公・カメ田カメ郎役の清水尋也、クラスメイトのカエル川エル隆役の磯村勇斗らが声優を務め、栗田は声の大きさと勢いで人気者然とする・ワニ渕ワニ平を、四谷は自信家のナルシスト・ワシ崎ワシ也を演じた。――お二人とも声優初挑戦となりましたが、出演が決定したときの心境を教えてください。栗田:マネージャーさんから聞いたときに、僕は演技とは無縁だと思っていたので「うそや」「マジか」って(笑)。声が出ないくらいびっくりしましたが、モリ・マサ監督から僕が演じるワニ渕のキャラクターを説明していただいて、自分と合っている部分があったので、すんなりワニ渕のマインドになれました。四谷:僕はもともとお芝居を勉強していた時期があったのですが、声だけのお芝居は初めてでしたし、声優のお仕事をしている知り合いから話を聞いていて奥深さや難しさを知っていたので、楽しみ、うれしいという気持ちもありましたが、うまくできるかなという不安のほうが大きかったです。――実際に演じてみていかがでしたか?四谷:この仕事ができてよかったなと思っていますし、楽しさと、もっと経験があったらうまくできたのかなという悔しい部分もあったので、今後もまた声のお仕事をいただけたら積極的に挑戦していきたいです。栗田:初めてでわからないこともたくさんありましたが、ゼロからの挑戦だったからこそずっとワクワクしていました。モリ監督やスタッフさんが本当に優しくてすごくやりやすかったですし、プロの方からのアドバイスをしっかり聞いて自分の中で消化してキャラクターに声を当てることができたと思います。また機会があったらやってみたいです。――演じる際にどのようなことを意識しましたか?栗田:ワニ渕は声が大きくて傲慢な一面もあって、声のトーンを上げて威圧的な感じを意識しましたが、それを声だけで表現するのは難しかったです。四谷:普段の自分や学生時代の自分とはかけ離れた真逆の役だったので、自信家のナルシストという部分がどうしたら自然にいやみったらしくなく出るかなと準備したり、アフレコをしているときに「もうちょっと鼻につくような声でやってほしい」というリクエストがあったので、そこも同時に対応するのは難しかったです。四谷は根っこが優しいので、鼻につく声というのはなかなか……(笑)。ちょっと嫌な気持ちにさせてしまうので難しかったです。栗田:根が優しいとか、あんまり自分で言わないでほしいですよね(笑)――でも優しいというのは栗田さんも納得ですか?(笑)栗田:すごく優しいです(笑)四谷:もちろん優しいですよ(笑)●栗田、お調子者キャラ熱演! 四谷「一生懸命さがかわいい」――栗田さんは役と合っている部分があるとおっしゃっていましたが、それぞれ役との共通点を教えてください。栗田:声の大きさやお調子者、楽しいことが大好きみたいなところは似ているなと思いました。ワニ渕から乱暴さや傲慢さを減らしたら僕です!四谷:学生時代の顔はちょっとワシ崎に似ているかなと思いますが、自分からあまり前に出るようなタイプではなかったのでかけ離れているなと感じます。――ワシ崎は自信家のナルシストですが、四谷さんのナルシスト要素はいかがでしょう?四谷:0ですよ。栗田:100です! 自信あって自分のこといっぱい好きですから(笑)四谷:根本が自信ないので、自分のことが好きで自信があるようにしないとポキッといってしまうんです。なので、変な自信はあります(笑)――ワニ渕とワシ崎の掛け合いが面白いですが、アフレコは一緒にされたのでしょうか?四谷:一緒のブースでお互い見合って、身振りもしていました。栗田:劇中で僕たちYouTubeチャンネルをやっていて、2人のポーズがあるのですが、声だけだとテンション感に差が出てしまうと思ったので、僕たちも身振り手振りしながら「ワニワシチャンネル~!」って声を出してやりました。すごく楽しくて、僕のお気に入りのポイントです。――ほかにも印象に残っているアフレコ時のエピソードがありましたら教えてください。栗田:お調子者の僕(ワニ渕)と、冷静に見ているワシ也くん。ワニ渕が「ツッコめし」って言うんですけど、それを全力でやるから自分も面白くなっちゃうし、四谷も隣で肩を揺らしているし、しょうもない掛け合いがたくさんあって、そのしょうもなさが妙にリアルでいいなと。素で楽しみながら掛け合いできたのでよかったです。四谷:(栗田が)全力でやっているのを見て、一生懸命さがかわいいなと。同じブースにいるとつい笑ってしまう場面がありました。――笑いをこらえられず?四谷:笑ってしまって、もう1回録り直したり(笑)。すごく楽しかったです。――普段の関係性も生きた掛け合いに?栗田:本来は逆なことが多いですね。(四谷は)けっこうボケたがるので、それを僕が鼻で笑うという(笑)。難しいラインでボケてきます。四谷:劇中では面白くないボケを栗ちゃんが担当していましたが、現実ではいつも僕が担当させてもらっています(笑)――役ではワニとワシの動物人間を演じられましたが、ご自身を動物に例えると?栗田:僕がメンバーからプレーリードッグに似ているねと。目がくりんとしたビジュアルが似ていると言われたので、それを信じて、かわいいプレーリードッグだと思っています!四谷:僕は大きい子犬です。子供の犬なんですけど体は大きい。子供のようにうるさいときはうるさいですけど、静かなときは静かなんです。で、体的には小さくないので、大きい子犬と表現しています。●出演作品で映画主題歌の目標達成「すごくうれしい」――作品の魅力はどう感じましたか?四谷:いろんな見方ができると思っていて、原作を見ている方だったら、この骨は人間に置き換えるとこういう骨で大事だということだったり、学園青春ストーリーという部分では学生同士の心情の移り変わりが激しくて楽しいものになっていたり、いろんな見方ができて二度三度楽しめる作品だと思います。栗田:カメの甲羅を人間に置き換えるとあばら骨っていうのを全動物で描いているので、お勉強としても見られますし、なおかつ青春ストーリーで内容も面白いので、一石二鳥な満足感の高い映画だと思います。僕自身、1回目は図鑑として動物の生態について、2回目は内容を意識し、一緒の映画でも全く違う見方ができてすごく楽しかったです。――そしてOCTPATHの新曲「Like」が主題歌に。映画の主題歌を担当するのは初めてですが、最初から主題歌も担当すると知っていたのでしょうか。四谷:いえ、最初は知らなくて途中で教えてもらいました。栗田:モリ監督が「Like」を聴いたときに、この映画にぴったりだと言ってくださって、そこからお話が広がったと聞きました。だからめちゃめちゃうれしかったです。――自分が参加している作品の主題歌を担当するというのは、うれしいですよね。四谷:もともと役者の勉強をしていたときに歌手にもなりたくて、自分が出演した作品で自分で主題歌を歌いたいという一つの夢があったので、感慨深いです。栗田:グループの目標を立てていて、2年目くらいの目標として自分たちの曲が映画の主題歌になったらいいねという話をしていたので、1年目で自分たちが出ている映画の主題歌に選んでいただいてすごくうれしかったですし、メンバーも主題歌に決まったときに喜んでくれてうれしかったです。――「Like」は、「STEP UP」をテーマに書き下ろされたアップテンポでダンサブルな楽曲ですが、主題歌の魅力をアピールお願いします。栗田:題名の通り、自分の好きなものや進みたい道、思ったことを否定せずに全肯定して、自分の行きたい道や好きなものは間違えじゃないということをポジティブに伝える歌詞になっています。映画ともマッチしたリリックやサウンドで、予告編で流れたときに「ぴったりやん!」って(笑)。めちゃめちゃ合うなと思いました。四谷:特徴的なカッティングギターの音や、さわやかな曲調の中に大人びたシンセサイザーの音が入っていたり、すごく面白い楽曲になっているので、そういったところも注目して聴いていただけたらより楽しめるのかなと思います。
2022年10月27日映画『あの娘は知らない』に出演する、福地桃子さんのインタビューをお届けします。「映画ができるまでの過程をここまで一緒に歩ませてもらったのは初めての経験。この先もきっとなかなかないことだと思うので、すごく貴重な時間でした」幼くして家族を失い、海辺の町でひっそり旅館を営む中島奈々と、亡くなった恋人の足跡を辿り、その町に行き着いた藤井俊太郎。そんな喪失感を抱えたまま生きる2人の出会いと再生を描いた映画『あの娘は知らない』。実はこの作品、井樫彩監督が主人公の奈々を演じる福地桃子さんに当て書きしたものだそう。「2019年の終わりに初めて監督とお会いして、そこからいろいろなお話をしました。監督は私の“自分の話をあまりしない”という部分から人物像を広げてくださったみたいなのですが、台本を読んでみると、どこが自分と重なっているのか、はじめはよくわからなかったんです」しかし、いざ現場に入ってみると、驚くほどスムーズに演じられたそう。「奈々とは境遇や設定など、キャラクター自体の共通点はほとんどないんです。でも、人によっては矛盾しているように見える部分でも、そこに何の疑問も湧かなかったり、相手へのアプローチの仕方や行動だったりで、理解できないところもなかった。自分の中ではものすごく自然に物語が進んでいきました」物語の中で、印象的だったというのが、岡山天音さん扮する俊太郎と温泉の壁越しに言葉を交わすシーン。「面と向かって言うわけではないけれど、抱えているものをさらけ出して、奈々との距離を縮めようとしてくれる場面なので、台本を読んだ時から、“なんか好きだな”と思っていたんです。実際に演じてみても、一番自然に会話ができたような気がしますし、それまで“ここはこうかな?”って、想像しすぎていた部分がなくなった瞬間でもありました」派手な演出はないからこそ、奈々や俊太郎の心情が色濃く映し出される本作。そんな繊細な役を生きる上で、意識したこととは。「私も最初は、すごくデリケートな部分をどう表現したらいいんだろうと考えていましたが、奈々にとってはそれが日常で、抱えているものですら、すでに根付いてしまっているものなんだと気がついて。だから特別なことは何もない、ただ普通に日々を生きるということを、一番大事に演じていたような気がします」そんな何気ない日常も、俊太郎との出会いによって変化していく。「俊太郎さんもまた、奈々との出会いによっていろんな影響が出てきます。誰かと出会うことによって、自分の知らない自分や感情に出合えるのは、とても素敵なことですし、自分が広がるきっかけや温もりも、日常のどこに落ちているかわからない。だから、人と関わることをやめないでほしいなって。それが私自身、この映画から受け取ったものでもあるし、誰かの心にも届けばいいなと思います」『あの娘は知らない』恋人が亡くなる直前に宿泊していた旅館を訪ね、足跡を辿る俊太郎(岡山)。そんな俊太郎を見た旅館の主・奈々(福地)は案内役を買って出て、彼と行動を共にするように…。出演/福地桃子、岡山天音ほか9月23日公開。©LesPros entertainmentふくち・ももこ1997年10月26日生まれ、東京都出身。現在放送中のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(毎週日曜20:00~)、NTV系『消しゴムをくれた女子を好きになった。』(毎週月曜24:59~)に出演中。ブラウス¥40,700パンツ¥25,300(共にアー・ペー・セー/アー・ペー・セー カスタマーサービス TEL:0120・500・990)ピアス¥22,000(ノジェス TEL:0800・500・5000)インナーはスタイリスト私物※『anan』2022年9月28日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・武久真理江ヘア&メイク・曳田萌恵インタビュー、文・菅野綾子(by anan編集部)
2022年09月26日今、注目の女の子を紹介する『anan』の「イットガール」。今回は俳優の新田桃子さんです。本格的なテレビドラマ初出演で一人二役を務めて話題に!放送中の『暴太郎(あばたろう)戦隊ドンブラザーズ』で一人二役を演じている。「雉野みほは良妻賢母という感じで夫のつよしを包み込む穏やかさ、夏美は犬塚翼の恋人としてフレッシュさを出せるように声の高さも意識して演じ分けています。撮影直前に台本を渡されるので、この先の展開がどうなるか私も分からないんです(笑)。このやり方にも慣れてきました!」。趣味は落語。「落語の間の取り方や一人で何役も演じるところは、役者の仕事にも繋がって勉強になります。私も小噺を覚えたいなぁと思っています」1か月に1回ネットで数の子を買います。小さい頃から大好きで、私にとってのご褒美。常に冷蔵庫に入っています。旧前田侯爵邸など美しい洋館巡りが趣味です。一番好きな旧岩崎邸庭園は年間パスポートを買うか悩んでいます(笑)。広島出身の母とカープを全力応援!球場で、選手からパワーをもらっています。いつか始球式で投げたいな。あらた・ももこ1996年生まれ。スーパー戦隊シリーズ最新作『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』(テレビ朝日系)にて、雉野みほ役、夏美役で出演中。Instagram(@momottiiii)も要チェック。※『anan』2022年8月17‐24日合併号より。写真・土佐麻理子文・松下侑衣花(by anan編集部)
2022年08月23日このお話は作者Aiさんに寄せられたエピソードを漫画化しています。■前回のあらすじ唯一の味方を罵倒し孤立したマキは、皆から見放されることに…。その後、街で再会したあかねと桃子。桃子は何を語るのか…。■目を覚ました桃子■マキと仲良かったはずなのに…ずっと仲が良かった相手でも、裏切られた途端に悪口が止まらなくなる…。その瞬間を目の当たりにして、恐怖を感じるあかね。そしてこの後、マキが今どうしているのかを知ることになるのですが…。次回に続く「結婚式直前!ドタキャン騒動」(全19話)は21時更新!
2022年04月11日櫻坂46の守屋茜さんと乃木坂46の大園桃子さんによる月1リレー美容連載「美容の坂道のぼり隊」。今回はあかねんからのお題に桃ちゃんが答えてくれました。暑い日が続いてるけど、桃ちゃんは顔の汗対策って何かしてる? ライブの時も化粧崩れを防ぐために使っているものがあれば教えてほしいな。桃子は暑がりの汗っかき。ライブの時は大体1ブロック終える頃にはすでに汗でメイクが落ちてすっぴんみたいになってます(笑)。だからもう諦めているというか、顔汗対策といったら崩れないようにほとんどメイクをしないってことくらい。でももし何かいい方法があるなら知りたい!というわけで、顔汗対策におすすめのアイテムを試してみました。まず「ムースキンスムーザー」はメイクさんでも持っている方が多くて、前から気になっていたアイテム!下地としてはもちろん、お化粧直しの時にメイクの上から重ねられるのが便利ですよね。汗をかくと髪がうねっちゃう桃子にぴったりなのは、「アセトメルスカルプ&ヘアパウダー」。ライブの時、髪がうねりやすいメンバーがよく生え際にベビーパウダーを塗っているのですが、これは髪に直接ポンポンできるのが便利〜サラサラになるし、すごくおすすめです。「アディクションメイクアップフィックスマイクロミスト」はメイクの上からシュッシュするだけで簡単!マスクに付きにくくなるのが嬉しいし、精油っぽい香りで気分転換にもよさそうです。別名“塗るあぶらとり紙”。毛穴レスの陶器肌が長時間持続。毛穴や凹凸の気になる肌をフラットに整え、メイク落ちを防ぐ化粧下地。ファンデーションの上からお直しコスメとして使えるのも嬉しい。ムースキンスムーザー 8.5g¥3,520(ムー お客様相談室 TEL 0120・532・727)汗、ニオイ、皮脂を抑えてサラサラな頭皮をキープ。頭皮にポンポンするだけのスカルプパウダー。汗によるベタつきやぺちゃんこ前髪が気になる人に。アセトメル スカルプ&ヘアパウダー【医薬部外品】8g¥2,178(S・S セグレート事業部 TEL 0120・482・834)超微細なマイクロミストで化粧崩れや二次付着をセーブ。化粧持ちが約10時間続くフィックスミスト。保湿成分配合で潤いに満ちたツヤ肌に。アディクションメイクアップ フィックスマイクロミスト 70㎖¥2,750(アディクション ビューティTEL 0120・586・683)大園桃子おおぞの・ももこ1999年9月13日生まれ、鹿児島県出身。NHKラジオ第1放送『らじらー!サンデー』の第2・4週MCを担当。9月4日をもって乃木坂46を卒業。イヤカフ 各¥1,700(ROOM/サードオフィス)右手中指リング¥165,000(under the rose TEL 0942・39・9731)ワンピースはスタイリスト私物※『anan』2021年8月11日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・コギソマナ(io)ヘア&メイク・北原 果(KiKi inc.)取材、文・菅野綾子
2021年09月04日女優の福地桃子が出演する、チョーヤ梅酒「酔わないウメッシュ」の新CM「梅酒より好き」編と「機能性酔わないウメッシュ」の新CM「ピンクの缶」編が1日、放送開始した。「梅酒より好き」編では、夕暮れのマジックタイム、海の見えるルーフバルコニーで一人、グラスに入った「酔わないウメッシュ」を物思いにふけるようにじっと見つめる福地。そして「私、梅酒がお酒じゃなければ、もっと好きかもしれない……」とモノローグが流れ、“お酒じゃない梅酒”の味を堪能する。「ピンクの缶」編では、青空のもと、福地が「酔わないウメッシュ」をハンカチで隠し、さっとひとふりすると「機能性酔わないウメッシュ」に様変わり。そしてそれを一口飲んで「すっぱ……」と口ずさんだ後、「よし、 行こう 」と犬のモコゾウと一緒に走り出すという内容になっている。○■福地桃子コメント穏やかな気候にも恵まれ、心強いチームの皆さんと濃縮された心地よい時間を過ごせたことが幸せでした。今回の撮影は監督ともお話しをしながら、とてもリラックスした自然な姿を撮影していただけたと思います。酔わないウメッシュの魅力や、優しさを感じながら新CMも楽しんでいただけたら嬉しいです!
2021年09月01日櫻坂46の守屋茜さんと乃木坂46の大園桃子さんによる月1リレー美容連載「美容の坂道のぼり隊」。今回はあかねんからのお題に桃ちゃんが答えてくれました。もうすぐ憂鬱な梅雨シーズンに突入だね。桃ちゃんはこの時期の髪の 広がりやうねり、どうしてる?優秀なケアアイテムが知りたいな。桃子は毛量が多いので梅雨時は髪が広がっちゃうし、生え際はくせっ毛なので、雨の日はもちろん、ライブ中に汗をかいたりしてもすぐにうねうねになっちゃいます。その対策として、ライブ前はアイロンでめちゃくちゃきれいに伸ばして、スプレーで固めて、汗をかいたらまたアイロンして、スプレーして…というのを何回も繰り返しているので、絶対に髪にもよくないですよね…。そこで今回は梅雨のうねり毛をケアしてくれるアイテムを試してみました。まず、使うたびにまっすぐな髪になると噂のMASUGUのオイルは、かなりしっとりした使い心地。香りも華やかで、雨の日でも気分が明るくなりそうです。DROASのヘアマスクはうねり毛と一緒にダメージもケアしてくれるみたいなので、アイロンで髪を傷めつけてる桃子によさそう。それから、桃子が髪のアホ毛対策にいつも持ち歩いているのがエルジューダポイントケアスティック。セルフメイクの時とか、あまりにアホ毛がひどいのでマネージャーさんに教えてもらいました(笑)。ベタつかないから、ワックスが苦手な人にもオススメですよ髪のうねりの原因である 水分量の偏りに着目。植物由来のオイルが髪内部の潤いをコントロールして、うねりを調整。使うたびにするんとまとまるまっすぐな髪へ。MASUGU オイル100㎖ オープン価格(ユニリーバ お客様相談室TEL 0120・500・513)泥の力で、うねり毛と 傷んだ髪を集中補修。髪の水分バランスを整えて表面をコーティングし、サラサラ髪に。美しい色が続くカラーキープ成分も配合。DROAS クレイヘアマスクシルキーディープモイスト200g¥990(アイエヌイー TEL 0120・333・476)マスカラタイプで、 飛び出たハネ毛を速攻ケア。トップから出る短い毛や細かいハネ毛を整えるスタイリング剤。手を汚さず簡単にケアできる。エルジューダ ポイントケアスティック 15㎖¥1,650※美容室専売品(ミルボンお客様窓口 TEL 0120・658・894)大園桃子おおぞの・ももこ1999年9月13日生まれ、鹿児島県出身。NHKラジオ第1放送『らじらー!サンデー』の第2・4週MCを担当。公式インスタグラムも好評。Tシャツ¥5,390キャミワンピース¥8,690(共にボンジュール ガール/ジュンカスタマーセンター TEL 0120・298・133)イヤリング¥2,090(ゴールディ TEL 0120・390・705)傘¥6,050(フルトン/ムーンバット TEL 03・3556・6810 )アウター、ブーツはスタイリスト私物※『anan』2021年6月9日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・コギソマナ(io)ヘア&メイク・北原 果(KiKi inc.)取材、文・菅野綾子
2021年06月05日1940年の初公開から80年の時を経て開催される「ファンタジア・コンサート2021」。4月29日(祝・木)開催の東京公演で指揮を務める栗田博文のインタビューが到着した。1988年の第23回東京国際音楽コンクール指揮部門において第1位優勝を果たし、その翌年に国内主要オーケストラを指揮しデビューした栗田。彼は小学生の頃、1940年に開催された「ファンタジア」を劇場で見たという。当時のことを栗田は「私より上の世代の指揮者や作曲家の方々も影響を受けたと仰っていましたが、それも納得するくらい『映像とクラシック音楽がこれほどマッチするのか!』と思いました」と振り返る。80年前、クラシックとのコラボレーションを思い付いたディズニー。当時、その提案に乗ったのが1965年7月に初めて日本武道館に出演した外国人音楽家のストコフスキーだ。彼が創る音楽について、栗田は非常に個性的と評価し、「映画を通じて、あの、ある種のクセがある音楽を体験してきた人たちをどう飽きさせずに聴かせるかというのは大きなポイントですね」と語る。また、ストコフスキーが来日した際に指揮をした日本フィルハーモニー交響楽団が今回の東京公演で演奏をすることから、「私個人としては歴史的な深い繋がりを感じ興奮しています」と喜びを述べた。最後に、「ファンタジア」のナンバーのひとつ「春の祭典」を作曲したストラヴィンスキーについて挙げ、アニメーションを土台としてクラシック音楽に取り組んだ偉業を称賛。そして、「『ファンタジア』と前後して『白雪姫』『ピノキオ』『ダンボ』『バンビ』と黄金期を迎えつつ、多くの試行錯誤と挑戦があったことが見て取れます。その当時の想いをライブとして届けたいです」と、東京公演に挑む熱意を明かした。ディズニー・ファンタジア・コンサート2021ナビゲーター&ゲストピア二スト 清塚信也(全公演出演)東京公演4月29日(木・祝)12:00開演/17:00開演会場:東京国際フォーラム・ホールA指揮:栗田博文管弦楽:日本フィルハーモニー交響楽団大阪公演7月3日(土)16:30開演会場:大阪国際会議場メインホール指揮:佐々木新平管弦楽:日本センチュリー交響楽団神奈川公演7月14日(水)19:00開演会場:神奈川県民ホール・大ホール指揮:佐々木新平管弦楽:神奈川フィルハーモニー管弦楽団
2021年04月22日今年7月、東京・世田谷パブリックシアターにて舞台『森 フォレ』が上演されることが決定した。本公演は、気鋭の劇作家ワジディ・ムワワドによる「約束の血」4部作シリーズの第3弾。世田谷パブリックシアターでは、これまでに『炎 アンサンディ』(2014年初演、17年再演)、『岸 リトラル』(17年戯曲リーディング公演、18年本公演)を上村聡史演出で上演してきた。全二作を数多くの演劇賞受賞へと導いた上村は、『森 フォレ』で役の心情のみならず、社会・政治背景まで正確に分析して表現する緻密な演出力を生かし、シリーズの中でも集大成と言える大作『森 フォレ』に挑む。本作を生み出したムワワドはレバノン生まれで、内戦を経験。カナダに亡命後にフランスへ渡り精力的な演劇活動を続ける中で、自己の体験から戦争を背景に自らのルーツを辿る作品を多く発表してきた。代表作である「約束の血」4部作は“家族”をテーマに扱った作品で、その中の一作が2006年に創られた『森 フォレ』だ。母の死により自らのルーツを辿ることになる少女の成長が、人々が繋げる「血の創生」に着目しながら、6世代と2大陸にまたがる壮大な時空間の中に立ち上がる構成を取っている。舞台は現代からベルリンの崩壊、第二次世界大戦、第一次世界大戦、普仏戦争、産業革命後のヨーロッパまでさかのぼり、娘から母へ、母から祖母へ、祖母からまたその母へと、戦争の世紀に押しつぶされた声なき人たちの声を現代に届かせる『森 フォレ』。出演には、『岸 リトラル』で読売演劇大賞最優秀男優賞を受賞した岡本健一、『炎 アンサンディ』で菊田一夫演劇賞大賞を受賞した麻実れいをはじめ、栗田桃子、亀田佳明、小柳友といった前二作でその研ぎ澄まされた演技をいかんなく発揮した顔ぶれが並ぶ。さらに、成河、瀧本美織、岡本玲、松岡依都美、前田亜季、大鷹明良といった、近年の演劇界を牽引するメンバーが加わり、総勢11名の実力派俳優が集結。スタッフ陣も『炎 アンサンディ』以来、全員同じ布陣が今作でもまた顔を合せ、世界の歴史の背景に翻弄された人間たちの宿命的な生きざまを描く。詳しい日程やチケットなどの情報は、随時劇場の公式HPにて発表されるので、引き続き注目してほしい。■演出家・上村聡史再びワジディの台詞に出会えることを大変嬉しく、改めて、想像力というものが、いかに人生にとってかけがえのない産物かということを思わせてくれる氏の世界観に、表現の可能性を感じ、演出できる喜びを噛みしめています。いつもながらの、個人の小文字の物語と歴史の大文字の物語が交差する作劇は、深遠な想像を喚起することはさることながら、今作は、前二作の中東をイメージした舞台設定から、ヨーロッパへと舞台を移します。時間軸も、産業革命後の資本社会が台頭する1870年から、第一次・第二次世界大戦という戦争の世紀を潜り抜けて、閉塞感漂う神なき現代までの約150年が描かれます。とりわけ、『森 フォレ』は“女性の身体”が重要なキーワードとなっていて、愛や憎しみ、不安や渇望といった普遍的な感情が、脳、血、顎、腹、肌、性器、心臓といった身体のパーツへと反映され、それら身体の神秘と可能性が物語を大きく突き動かしていきます。その純然たる身体と感情の迸りを、“約束の継承”とも言うべきテーマへと繋げ、熱量と詩的な奥行きを感じる、歴史と個人の一大叙事詩として、今の時代に仕立てたいと思います。これまでの『炎 アンサンディ』『岸 リトラル』を共に創りあげた心強いスタッフ・キャストと、今回が初参加になるキャストとの刺激的かつ鮮度ある組み合わせで、本シリーズの集大成となるべく醍醐味に、どうぞご期待ください。【公園概要】『森 フォレ』作:ワジディ・ムワワド / 翻訳:藤井慎太郎演出:上村聡史出演:成河 瀧本美織栗田桃子 前田亜季 岡本玲 松岡依都美 / 亀田佳明 小柳友 大鷹明良岡本健一 麻実れい日程:2021年7月 / 会場:世田谷パブリックシアター主催:公益財団法人せたがや文化財団 / 企画制作:世田谷パブリックシアター / 後援:世田谷区
2021年03月26日乃木坂46の大園桃子と遠藤さくらによるユニット曲「友情ピアス」のミュージックビデオが18日、公開された。1月27日に発売した26thシングル「僕は僕を好きになる」通常盤のカップリング曲として収録されている同曲。ミュージックビデオでは、数カ月にわたってギターを練習した2人が実際に弾き語りを披露している。撮影は今月上旬に、ロックバンドの聖地として長く愛されているライブハウス、東京・下北沢の「SHELTER」にて行われた。初めてSHELTERを訪れた大園と遠藤。店内や楽屋に貼り出されたロックバンドのポスターを眺めながら「私たちもいつかライブハウスで歌える日が来るといいな……」と夢を膨らませた。監督は、乃木坂46の作品初起用となる映像クリエーター・高野寛地氏が担当した。
2021年02月18日乃木坂46の26thシングル『僕は僕を好きになる』の通常盤に収録されている、大園桃子&遠藤さくらのユニット曲「友情ピアス」のミュージックビデオが公開された。MVは今年2月上旬に、東京・下北沢のライブハウス「SHELTER」にて撮影。数ヶ月間ギターの練習をしてきたふたりによる、実際の弾き語り映像で構成されている。なお、ふたりが「SHELTER」に足を運ぶのは初めてで、店内や楽屋に貼り出された数多くのロックバンドのポスターを眺めながら、「私たちもいつかライブハウスで歌える日が来るといいな・・・」と語っていたという。監督は乃木坂46の作品では初となる、映像クリエーターの高野寛地が務めている。遠藤さくら・大園桃子『友情ピアス』ライブ情報乃木坂46「9th YEAR BIRTHDAY LIVE」●2021年2月22日(月)前夜祭(無観客・生配信)開場 16:30 / 開演 17:30※リピート配信:2021年2月22日(月)21:00~●2021年2月23日(火・祝)ライブ(無観客・生配信)開場 15:00 / 開演 16:00※リピート配信:2021年2月23日(火・祝)21:00~リリース情報白石麻衣 卒業コンサート『NOGIZAKA46 Mai Shiraishi Graduation Concert 〜Always beside you〜』2021年3月10日(水)リリース【SET LIST】OvertureM1. オフショアガールM2. おいでシャンプーM3. 制服のマネキンM4. 世界で一番 孤独なLoverM5. ぐるぐるカーテンM6. 失いたくないからM7. バレッタM8. 逃げ水M9. 夜明けまで強がらなくてもいいM10. 立ち直り中M11. 偶然を言い訳にしてM12. でこぴんM13. まあいいか?M14. 流星ディスコティックM15. せっかちなかたつむりM16. きっかけM17. 渋谷ブルースM18. シンクロニシティM19. インフルエンサーM20. サヨナラの意味M21. ガールズルールEN1. じゃあね。EN2. しあわせの保護色※全23曲収録【完全生産限定盤】<Blu-ray>3枚組価格:12,000円(税抜)<DVD>3枚組価格:11,000円(税抜)※Blu-ray&DVD共に豪華三方背BOX仕様<完全生産限定盤特典>(Blu-ray・DVD共通)■特典映像アフター配信映像・メイキング映像収録■封入特典・白石麻衣の9年間を追ったメイキングフォトブックレット「MAI SHIRAISHI MEMORIAL MAKING PHOTOS」・ライブ当日の“バックステージレプリカ”・乃木坂46ライブパフォーマンス絵柄によるポストカード23枚封入・乃木坂46ライブパフォーマンス絵柄によるトレーディングカード封入(全45種のうち5枚ランダム封入)【通常盤】<Blu-ray>1枚組価格:6,800円(税抜)<DVD>1枚組価格:5,800円(税抜)※特典映像及び封入特典なし乃木坂46 オフィシャルHP:
2021年02月18日欅坂46の守屋茜さんと乃木坂46の大園桃子さんによる月1リレー美容連載「美容の坂道のぼり隊」。今回はあかねんからのお題に桃ちゃんが答えてくれました。桃ちゃん、いつも眉毛のお手入れやメイクはどうしてますか?最近はアイブロウコスメも充実しているから、お気に入りを見つけてみてね。桃子、これまで眉メイクってほとんどしたことがありません。自分でちゃんと眉毛を整えたこともないんです。よくみんな眉毛で顔の印象が変わるって言いますけど、桃子はそもそも眉毛を今まで一回も変えたことがないので、ずっとその言葉の意味がわからなかったんですよね。でも今日、初めて『エテュセ』の眉マスカラを使ってみて、やっとその言葉の意味がわかったような気がします。どうですか?いつもより眉が薄くなって、印象が変わったと思いませんか?自分でもチャラくなった…じゃなくて、垢抜けたような気がします(笑)。桃子はもともと眉毛が濃いのが悩みだったので、薄く見えるようになったのは嬉しい限り。前髪がかぶさると余計に濃く見えちゃうので、たまにはこうやって薄くするのもいいですね。ペンシルやパウダーで眉毛を描くのは難しそうだけど、これなら桃子でも簡単に印象をチェンジできそうです。『アナスタシア ミアレ』のクリアジェルは、透明で色が付きすぎる心配もないから、不器用な桃子にぴったり!『ムー』のアイブロウも、2in1で簡単に眉メイクが楽しめそうです。流行りのアッシュカラーでふんわり柔らかな印象に。固めず、ふんわり馴染む眉マスカラ。スリムなツリー型ブラシで、細部まで塗りやすいのも嬉しい。お湯で簡単にオフも可能。エテュセ アイエディション(ブロウマスカラ) 02¥1,200(エテュセ TEL:0120・074316)眉を根元から立ち上げて立体的なフォルムをキープ。クリアジェルで眉毛一本一本をコーティングし、ふんわりとした美しい毛流れに。自然なツヤとハリ感もアップ。アナスタシア ミアレクリアブロウジェル¥3,000(アナスタシア ミアレ TEL:06・6376・5599)リキッドアイブロウと眉マスカラの2in1。リキッドアイブロウの平筆で眉に陰影を与え、眉マスカラで毛並みに立体感をプラス。これ1本で旬の眉メイクが即完成。ムー ブロウシェイダー DUO 02¥3,600(ハーフラボ TEL:0120・532・727)おおぞの・ももこ1999年9月13日生まれ、鹿児島県出身。乃木坂46の26thシングルは2021年1月27日発売。公式インスタグラムは@o.momoko_officialニット¥12,800(アイランド タイド)リング¥13,000(ANON) 共にスローブ イエナ 自由が丘店 TEL:03・5726・3370イヤーカフ¥1,900(ゴールディ TEL:0120・390・705)次回は、2232号(2021年1月6日発売)です。※『anan』2020年12月9日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・高垣鮎美(LOVABLE)ヘア&メイク・野口由佳(ROI)取材、文・菅野綾子(by anan編集部)
2020年12月07日涙なしには見られなかった「姉ちゃんの恋人」第5話の吉岡真人(林遣都)の逆告白。有村架純演じる主人公・安達桃子との初々しくて、ぎこちなくて、心の奥が微かに悲鳴を上げるような切ない2人の恋はますます気になるところ。そんな本作には「全員応援したい」「あったかくてやさしい」といった声が視聴者から上がるほど、桃子と真人を取り囲む登場人物は個性的で、魅力的なキャラクターが勢揃い。有村さんがヒロインを務め、脚本家・岡田惠和とタッグを組んだ連続テレビ小説「ひよっこ」もそうだったが、このラブ&ホームコメディードラマでも豊かな人物描写は健在、彼らはトラウマや傷を抱えた桃子と真人の心に寄り添っている。今回は小池栄子をはじめ、桃子のホームセンターの同僚たちに注目した。“桃子”有村架純と“日南子”小池栄子の関係性桃子と真人との出会いはそもそも、“新年会以来”の飲み会で桃子の何気ないひと言から拡がったクリスマスプロジェクトがきっかけ。桃子が働くホームファッション売り場のチーフ、小池栄子演じる市原日南子は、「社長に言っとく」と彼女のほかには誰も使っていないと思われる社長直結の連絡メールですぐさま社長の許可を取り付けた。今年は緊急事態宣言の最中、まさに尋常ではないマスク争奪戦が繰り広げられる修羅場を乗り切ってきただけに、久しぶりの飲み会で「みんなよく頑張ったよ、偉い」と部下をねぎらう日南子。いつもと違う年だからこそ“今年のクリスマス”を盛り上げたい、という桃子の思いをくみ取る形となった。高校3年生で両親を事故で亡くし、大学進学を断念した桃子は3人の弟たちを養うためホームセンターに就職したが、日南子はそのときの面接官だった。桃子にとっては頼りになる上司で、桃子の境遇も、日々の頑張りもよく知る理解者。「わが家はみんな日南子さんのファン」と弟たちも口を揃える。ホームセンターでのハロウィンからクリスマスへの装飾・レイアウト変更は一大行事。ハロウィン当日夜に一晩で、クリスマス一色に模様替えをしなければならない。日南子は出るときは前に出て、引くときは引いて、「触れられる」クリスマスプロジェクトのリーダー・桃子を支えた。しかし、職場ではしっかり者の日南子だが、一度恋に落ちると、まるで別人のようになってしまうらしい。配送部の真人の先輩で、藤木直人演じる悩ましいほど爽やかな高田悟志に思いを寄せ、脳内のひとり言がだだ漏れし、らしくないミスを連発してしまう姿は何ともキュート。悟志との関係を前に進めたくて、桃子を誘って2対2でのバーベキューデートが実現したからこそ、プロジェクトが終わってしまい、くすぶっていた桃子が真人に告白することができたのだ。「もっと報われろ!」そう背中を押すシスターフッドそんな恋に不器用な日南子が胸の内を打ち明けられる数少ない仲間が、紺野まひる演じる岸本沙織のようだ。第5話ではバーベキュー以来、連日会社を休んでいるという悟志が気になって仕方がない日南子が沙織を誘ってバーに行く。1年違いだが、同じ年にホームセンターに配属された“ほぼ同期”。表情から喜怒哀楽が読み取れないことで職場の皆に突っ込まれてはいるが、沙織自身は幸せな結婚をして子どももいる。女性はある程度の年齢になると「立場でグループが分かれてしまう」と2人で話すシーンは印象的だった。「結婚してる、してない。結婚してる中でも子どもがいる、いないに分かれる」という言葉に日南子も同意する。だからこそ、そんな垣根などないかのように誘ってもらえると嬉しいもの。そして沙織は、いま幸せなのは“全部持っている”からではない、結婚して子どもがいるから、ではないと続ける。「好きになった人に好きになってもらって一緒に暮らしてるから幸せ」「うちの子が世界一素敵で、大好きだから幸せ」という沙織。誰かの妻であるとか、母であるとか、“何かに属している”から幸せなわけじゃない、そこは重要なポイントだ。また、「何かを得ると何かを失う」100%パーフェクトな幸せではないことにも深くうなずくしかない。日南子も「ちゃんと分かりたい、どういう意味?」と沙織の真意をしっかり聞こうとしたり、それに沙織も応えたり、逆に沙織が日南子に「あんたはもっと報われろ!」と励ましたり、お互いを尊重し合い、認め合っている。第6話では、この年上の2人が傷心の桃子を励ますことになる様子。2人の“姉ちゃん”たちが桃子にどんな影響を与えていくのか、彼女たちのシスターフッドも見逃せない。十人十色の仲間たちがお互いを尊重し合う世界さらに、「売場に出るのが恥ずかしくて、バックヤードの掃除ばっかりしてた」という桃子の新人時代を明かすベテランの「ふくよかさん」こと原田福代(阿南敦子)、一番の若手でフェスのために働いているという武内省吾(那須雄登:美少年/ジャニーズJr.)。“ハロウィンマン”のかぶり物をしても子どもたちに疎まれるなど、悩み多き若手社員・山辺新之助(井阪郁巳)も、無口でコワモテなホームセンターの警備員(西川瑞)も含めて桃子を見守る。とりわけ「捨てられた椅子に座る写真シリーズ」にハマっている臼井(スミマサノリ)さんが大好きな人は多いだろう。粗大ゴミに出され、もう誰にも座られなくなった椅子を見つけたら教えてください、という臼井さんに対して、誰も「何それ?」「意味わかんない」とは言わない。彼がそういったものに哀愁や愛おしさを感じずにはいられないことを十分に承知しているのだ。小池さん演じる日南子をはじめ、それぞれが自分らしく居心地よく過ごしてきた、この優しくてポジティブな世界に、きっと桃子は何度も救われてきたに違いない。(text:Reiko Uehara)
2020年12月01日