松本清張の原作を基に、桃井かおりと岩下志麻が競演し1982年の映画賞レースを席巻したサスペンスの名作『疑惑』が、「プラス松竹」チャンネルにて配信がスタートした。本作は、九州で起きた三億円保険金事件をヒントとし、映画化を前提に松本清張が執筆した小説が原作。同小説は『昇る足音』という題で『オール讀物』1982年2月号にて発表され、同年3月単行本刊行の際に『疑惑』と改題された。監督は『砂の器』『ゼロの焦点』ほか、数々の清張原作映画化を成功に導いた野村芳太郎が務めている。過去に暴行・傷害・恐喝・詐欺という前科4犯の犯罪歴を持ち、悪女・毒婦の極致とも言われる容疑者・球磨子(桃井かおり)。その国選弁護人となった東大法学部卒の才媛弁護士・律子(岩下志麻)が、いかにして圧倒的不利とされる裁判の趨勢を覆すのかという法廷劇だ。松本清張自ら脚色に参加しており、本来であれば容疑者と弁護人という信頼関係にあるはずの二人の間での、女と女の生き様とプライドを懸けた激しくも生々しいぶつかり合い、心理的葛藤・かけひき・せめぎあいが、エンターテインメント性豊かに描かれる。また、本作は日本アカデミー賞9部門受賞をはじめその年の映画賞を席巻。さらに、以降5回もテレビドラマ化されていることも、原作小説や本作の評価の高さを物語っている。<作品情報>『疑惑』配信中『疑惑』ビジュアル■ストーリー富山県新港湾埠頭で、車が時速40キロのスピードで海に突っ込んだ。乗っていた地元の財閥社長・白河福太郎(仲谷昇)は死亡したが、同乗していた後妻の球磨子(桃井かおり)は、かすり傷ひとつ負わずに助かった。やがて、夫に3億円の保険金が掛けられていることが判明し、球磨子は保険金狙いの殺人と疑われ、警察に逮捕される。新聞は球磨子を「北陸一の毒婦」と糾弾するなど、世間は球磨子の犯行を疑わないムードになっていた。そして、球磨子の弁護人として佐原律子(岩下志麻)が選ばれた。が、二人はことあるごとに衝突し……。監督:野村芳太郎原作・脚色:松本清張脚本:古田求野村芳太郎■出演桃井かおり岩下志麻鹿賀丈史小林稔侍柄本明仲谷昇丹波哲郎山田五十鈴■受賞映画賞・第6回日本アカデミー賞:優秀作品賞、優秀監督賞(野村芳太郎)、優秀脚本賞(古田求・野村芳太郎)、優秀主演女優賞(桃井かおり)、優秀助演男優賞(柄本明)、優秀音楽賞(芥川也寸志)、優秀撮影賞(川又昂)、優秀照明賞(小林松太郎)、優秀録音賞(原田真一)・第37回毎日映画コンクール:日本映画優秀賞、脚本賞(古田求、野村芳太郎)・第7回報知映画賞:主演女優賞(桃井かおり)・第56回キネマ旬報ベスト・テン:日本映画ベスト・テン第4位
2024年02月01日山田涼介主演「親愛なる僕へ殺意をこめて」。その第7話が11月16日放送。SNSには桜井ユキ演じる桃井に「正義の人だと信じてたのでだいぶショック」など様々な反応が寄せられている。本作は講談社「ヤングマガジン」、WEBコミック配信サイト「コミックDAYS」で連載された人気同名原作をドラマ化した作品。実の父が社会に衝撃を与えた連続殺人事件犯“LL”だとされ、殺人犯の息子として過酷な幼少期を送るなかで二重人格者となった浦島エイジを山田さんが演じる。山田さんのほか、半グレに騙されデートクラブで働かされていたナミに川栄李奈。エイジにLLの後を継ぐことを求める雪村京花に門脇麦。エイジの実の父親で連続殺人犯とされている八野衣真に早乙女太一。八野衣が連続殺人犯であることに疑念を抱き続けてきた桃井薫に桜井ユキ。桃井の上司・猿渡敬三に高嶋政宏といった俳優陣が出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。“B一エイジ”に桃井は3日の間に父親の無罪を証明してみせろと言われる。15年前の4月20日午後5時頃、警察は匿名の通報から八野衣の潜伏場所を突き止めた。だがその6時間前の午前11時頃、ある老婦人から八野衣らしき男を見かけたという通報がすでにあったという。捜査本部に老婦人からの情報が伝わったのは同日の午後8時。つまり警察内部の何者かが意図的に情報を遅らせたのだ…「おそらく、八野衣真を殺しに行くためだろう」。桃井はB一とナミにそう告げる。“B一エイジ”はエイジになりすまし亀一に連絡、彼に会いに行く。亀一は“B一エイジ”に荷物が入った紙袋と金を手渡すと「いつかは話さなければいけないと思っていたことがある」と切り出し、自分がエイジを引き取った理由を話し始める…というのが7話の展開。7話では桃井と猿渡の隠された秘密が明かされた。桃井は15年前、買春をしており、売春クラブの顧客リストに名前が載っていた。そんななか桃井はLLから「親愛なる桃井巡査へお前の秘密をバラされたくなければ捜査情報を流せ」と書かれた脅迫状を送られる。桃井に想いを抱いていた猿渡は、彼女が買春していたことと脅迫を受けていることを知り、八野衣の潜伏先を突き止め、そこで無実を訴える八野衣に逆上、顔に座布団を押し付け八野衣を殺したと思い込み、潜伏先に火を放った。しかし桃井の名前が記された顧客リストがアリスに流出。桃井がサイを撃ったのもまた証拠隠滅のためだった…。“B一エイジ”と揉み合いになった桃井は、“B一エイジ”に腹を刺され橋から転落。「桃井さんだけは正義の人だと信じてたのでだいぶショック… 猿渡だけは絶対に許さん」「最期は罪と一緒に流されて逝きたかったのかな桃井さん」などの声とともに、その後、桃井の死に激しい衝撃を受け、自らを銃で撃った猿渡の“最期”も含め「桃井さんも猿渡も自分のために殺人犯しながらきたんかよ……最悪だよ」「これだと猿渡さんの恋心の暴走だし、桃井さんの自己中じゃん泣いた」など様々な反応が寄せられる。一方「全てを話して解放された桃井さんと、それを知らされて残されたB一くんの対比に辛さが増した」「桃井さんと猿渡も地獄だったであろうが、その罪の代償を払わされ続けることになったエイジのこと考えると辛い」と、エイジの苦悩に寄り添うコメントも数多くSNSに投稿されている。【第8話あらすじ】“B一エイジ”はエイジの人格が6日以上、表に出てきていないという状況に不審を抱いていた。“B一エイジ”は京花のマンションに向かう。10月30日の時点では京花はLLが八野衣だと信じ込んでいたが、11月3日になると京花は「LLが生きていた」と言い出した。“B一エイジ”は3日の間に京花が何かを知ったのではないかと推測、彼女の足取りを調査しようと考えていた…。「親愛なる僕へ殺意をこめて」は毎週水曜22:00~フジテレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年11月17日「Hey! Say! JUMP」山田涼介が主演する「親愛なる僕へ殺意をこめて」の3話が10月19日放送。サイに対し刑事の桃井がとった“行動”に「もしや桃井さんなんかある?」「本当の犯人が口を塞ぐ為に処分する時のやり方」などの声が上がっている。講談社「ヤングマガジン」、WEBコミック配信サイト「コミックDAYS」で、2019年~2020年に連載された人気同名原作を、「カインとアベル」以来6年ぶりのフジテレビ系ドラマ主演となる山田さんを迎えてドラマ化する本作。キャストは実の父が連続殺人事件の犯人で、半グレと繋がりを持つ“B一エイジ”という別人格を宿す二重人格でもある浦島エイジ役に山田さん。“サイ”に騙され半グレ集団が運営するデートクラブ・アリスで働くようになり、親友を殺めた犯人を追うナミ役に川栄李奈。エイジの恋人であることがサイに知られてしまった雪村京花役に門脇麦。巨大な勢力を誇る半グレ・スカルのカリスマ的リーダー・佐井社“サイ”役に尾上松也。エイジの父親で、LLと呼ばれる連続殺人事件の犯人とされる八野衣真役に早乙女太一。新人時代にLL事件を担当、再び発生した殺人事件の犯人としてエイジを疑う刑事・桃井薫役に桜井ユキ。エイジの父・八野衣に娘を殺された過去を持ち、“B一エイジ”と共にスカルの資金を強奪した大学教授の白菱正人に佐野史郎。桃井の上司である猿渡敬三に高嶋政宏。エイジの育ての親である浦島亀一に遠藤憲一といった顔ぶれ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。“B一エイジ”のスマートフォンに動画が送られてくる。そこには京花が映っており、ナミは激しいショックを受けているエイジに代わって白菱に連絡、警察に行くのを止めさせる。金を盗んだのがエイジだと確信していたサイは、「1時間以内に金を返しにこなければ雪村京花を殺す」と告げる…というのが今回のストーリー。一旦は金を返しに行ったエイジだがナミに電話し、サイを出し抜く作戦に協力を求める。サイの元に向かったエイジは捕われ、京花が拘束されている工場に連れていかれる。そこで激しい拷問を受け、息絶えたかと思われた時、「僕の勝ちだ…」とつぶやくエイジ。そこに現れた桃井はサイを拘束するどころかいきなり発砲、胸を撃たれたサイはその場に倒れる…という展開に。サイに警告もなく発砲した桃井の行動に「本当の犯人が口を塞ぐ為に処分する時のやり方やん…」「あの女刑事もアリスの仕事してたんかなーもしや桃井さんなんかある?」など“疑惑”を抱く視聴者も。桃井を演じる桜井さんは今クール「ボーイフレンド降臨!」にも出演中。「ボーイフレンド降臨の役とまた雰囲気がガラッと違って好き」「ボーイフレンド降臨と役が違いすぎて頭混乱するwww」などの反応も多数SNSに投稿されている。【第3話あらすじ】エイジは京花に二重人格であることを打ち明け、それを受け入れた京花は一緒に“B一”のことを調べると言い出す。別の日、エイジはナミからの電話で目を覚ます。だがそこは入院していたはずの病院ではなく自宅アパートのベッドの上だった。ナミによればエイジは病院から突然姿を消したという。エイジはまたB一になっていた…。「親愛なる僕へ殺意をこめて」は毎週水曜22:00~フジテレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年10月20日「すばらしいご褒美。背中をピシャッと叩かれた感じで、また活気づいています」4月29日付で旭日小綬章を受章した女優・桃井かおり(71)はそう喜びを表現した。19歳で女優デビューを果たし、いまや米国でも活躍する桃井。春の叙勲に感極まったのは“女優・桃井かおり”としてだけでなく、“娘・桃井かおり”の面が大きいと語るのは、桃井家の知人だ。「桃井さんのお父さんは’04年に亡くなった、国際政治学者の桃井真さんです。生真面目な真さんは生前、かおりさんのことを娘だと公言せず、聞かれても何も話さなかったそうです。かおりさんは、そんな真さんの言動に対して“役者をやっている娘を恥ずかしいと思っていたから”と強く感じていたといいます。しかし今回、桃井さんは政府から勲章を受けました。桃井さんは『父にはできなかったぶん、母に最高の報告ができる!』と大喜びだったそうです」(桃井の知人)そこで本誌は桃井の実兄で脚本家の章氏(74)に話を聞いた。「確かに今回の受章を家族の誰よりも喜んでいるのは、99歳になるうちの母なんです。妹の旭日小綬章のおかげで、わが家には大きな胡蝶蘭がたくさん贈られてきました。それも映画会社やテレビ会社の会長や社長さんたちから……。その花、一つ一つに母は『きれいね、すごいね……』と感動しています。いくつになっても、娘の活躍がうれしいんでしょうね」桃井は現在、アメリカ・ロサンゼルスが生活の拠点だ。「移住を決意したのは、’04年に父の真さんが亡くなったことがきっかけでした。そして’15年には現地で、長年事実婚状態だった2歳年上の音楽関係のプロデューサーと結婚しています」(前出・知人)桃井は’17年7月の本誌インタビューで夫との結婚についてこう語っていた。《実は彼とは9歳からの知り合い。親同士も仲よくて。何十年も会っていなかったけどロスで再会しました。(略)彼が飛行機の隣の席に座っていても距離があって寂しいって感じ。背中にへばりついて眠るのがいちばん気持ちいい。そういう気持ちになったのは彼が初めてなんです。こんなに夫婦がいいって思わなかったわね》生涯の伴侶と出会った桃井。だが、芸術家として活躍した母・悦子さんのことを忘れることはなかったという。「桃井さんは若いころ、NYなどに住んでいました。その後、ご両親のもとに戻り、親子3人での生活を送ることに。それは父・真さんが亡くなるまで続きました。その後、LAで一人暮らしを始めた桃井さんは、家事をこなすことの難しさに改めて気づいたそうです。そして暮らしを支えてくれていたご両親への感謝の気持ちが、さらに強くなったといいます」(前出・知人)悦子さんは現在、桃井の個人事務所が所有する都内のビルの一室で、章氏とともに暮らしている。「’14年、悦子さんは愛犬の散歩中に大腿骨を骨折したのです。施設に入れるか、自宅で介護をするか、3人の息子さんと桃井さんとで家族会議をした結果、長兄の章さんと桃井さんが主張した在宅介護に決まったのです。そのため、桃井さんが所有する都内のビルに、章さんと悦子さんが移り住んできたのです」(前出・知人)章氏はブログで連日、悦子さんとの日々を綴っている。《老老ディナーは半額になっていたのでつい買ってしまったトラフグお茶漬けと刺身(マグロ、鯛、イカ)。ちょっと贅沢だったかな?と母に問いかけるが、母は何を食べているのだか分からない様子。それよりお茶漬けのご飯を一粒ずつ箸で摘むもんだからなかなか食事が終わらない》(5月1日)《朝風呂にいれてから老老ブレックファーストの用意が出来るまで、母を自分の部屋で今まで待って貰っていたのだけど、その間に母は凄い量のお菓子類を食べているのに気付いた》(5月6日)在宅介護を担う章氏だが、桃井も定期的にサポートしている。「帰国すると妹は、母のために衣替えをしてくれるんです。私には女性の夏服やら冬服が全然わからなくて困ってしまうので、妹がやってくれるのはありがたいです。それに母の部屋を掃除していきますね。それを自分の役目のように感じていると思います」(章氏)基本的に桃井は仕事の都合に合わせて帰国するという。だが、今年1月、悦子さんの白寿のお祝いは違ったと章氏は断言する。「母は今年の1月15日で99歳になりました。数え年でいうと昨年が本当の白寿でしたが、新型コロナの影響でお祝いは見送られました。そこで妹は今年の1月、母の白寿を祝うためだけに帰国してくれたんです。2週間の待機期間があるから、お正月に帰ってきて、母の誕生日である1月15日は一緒に過ごせたんです。ほかの兄弟は集まることができませんでしたが、僕と妹夫妻と母とでカニやすき焼きを食べ、ケーキでお祝いしたんです」桃井一家は年を重ねても仲むつまじい。だが、20年ほど前、さまざまなことが積み重なり、一時兄妹絶縁状態になったことも……。「妹とは3〜4年ほど会ってない時期がありました。でもある日、僕の知り合いのプロデューサーと一緒に、僕のやっているバーに妹が来てくれて閉店まで待ってくれたんです。『送ってよ』というので、タクシーで一緒に帰りました。そして降りるときに『お兄ちゃん、また兄妹やろうよ』って……。映画みたいなセリフですよね(笑)」国民的大女優となった桃井だが、章氏は「僕の前ではかわいい妹」と言い、こう続ける。「妹はずっと僕のことを『お兄ちゃん』って言うんです。皆さんが見たことがない“偉そうではない桃井かおり”がいて、かわいいんですよね(笑)。ちょっと諍いもあったりした兄妹ですが、妹はいつも『兄妹なんだからさ』と言ってくるんです」ロスで暮らす桃井は、女優としての活躍を見せることで最愛の母に生きがいを与えた。それこそが母への、そして亡き父への最高の親孝行かもしれない。
2022年05月11日天海祐希主演の「緊急取調室」第4シーズンが7月8日から放送開始。ゲスト出演した桃井かおりの演技に「凄かった」「震える」などの感想が続出する一方、天海さん演じる真壁との“直接対決”に「楽しみすぎる」「待ち切れない」といった声も上がっている。天海さんが“妥協を許さないプロの取調官”真壁有希子を演じ、可視化設備の整った特別取調室で取り調べを行う専門チーム「緊急事案対応取調班」(通称・キントリ)のメンバーが、数々の凶悪犯と一進一退の心理戦を繰り広げる本作。女性初の捜査一課特殊班(SIT)の長として活躍したのち、警視庁捜査一課「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」に配属された真壁有希子を天海さんが演じ、有希子の交渉能力に目を付け、キントリ・メンバーに抜擢したキントリの管理官、梶山勝利に田中哲司。公安部出身でキントリきっての頭脳派、小石川春夫に小日向文世。マル暴一筋の刑事人生を送ってきた菱本進にでんでん。警視庁「サイバー犯罪対策室」の刑事、玉垣松夫に塚地武雅。有希子のことを目の敵にする公安部出身の北斗偉に池田成志。ハイジャック事件現場で真壁と出会う警乗警察官、山上善春に工藤阿須加といったキャストが出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。北海道警察へ出張することになった真壁は、羽田空港の保安検査場で持病の薬の処方箋が見つからずオロオロしている老女(桃井かおり)を手助けする。ところが出発時刻になっても飛行機は一向に離陸せず、離陸が遅れる旨を告げる機内アナウンスの声に動揺を感じ取った有希子がギャレーに駆けつけると、CAのひとりが「ハイジャック」と走り書きしたメモを見せる。ハイジャック犯は先ほどの老女で「私は国民青年派の大國塔子だ」と名乗る。爆弾を機内に持ち込んでいると言い、同じ便に乗っている国土交通副大臣・宮越肇を呼ぶよう要求する塔子。宮越の汚職疑惑の真相を本人に語らせ、現政権の責任を問うと宣言する…というのが1話の展開。SNS上には「桃井かおりはやはり凄かった」「なんだよ~あの説得力。涙出ちゃったよ!」「演技や世界観に凄く惹き込まれるし、迫力あるし、面白いし、カッコ良い」など、元カリスマ活動家、塔子を演じた桃井さんの演技に絶賛の声が殺到。塔子を説得する有希子だが、宮越の秘書が塔子に殺されてしまう。公安は有希子の責任を問おうとするが、有希子らキントリも塔子が過去に殺人を犯していた可能性にたどり着き、梶山が公安と交渉し取り調べ時間を設けることに成功するという展開に…有希子と塔子の対決は次回に持ち越された形だが「桃井かおり。天海祐希との激突が待ち切れない」「まさか初回から回跨ぎするとは思わなかった。来週は、桃井かおりを取り調べか~楽しみ」「来週は取調室で天海祐希×桃井かおりのひりひり感楽しみすぎる!!!」など、SNSには次回の“直接対決”に期待するコメントも多数投稿されている。(笠緒)
2021年07月08日70歳を目前にしてもなお、その若々しい美貌で注目を集める女優の桃井かおり(69)。現在はロサンゼルスに拠点をおいて活躍しているが、最近、そんな彼女に変化があったという。「最近の桃井さん、以前よりも身体がかなり引き締まってきているんです。今まではジムで何となく筋トレをしていたそうですが、自粛期間中に一念発起。本格的に自宅でトレーニングを始めたそうなんです。目的は大幅な減量ではなく、長寿・健康維持のため。『トレーニングを始める前後で体がすごく変化した』『程よくマッチョになった』と、自身でも筋トレの成果を実感している様子でした。桃井さんはフランクな方なので、撮影がクランクアップした際はスタッフや共演者の方々とハグをします。私もハグをしていただいたのですが、背中がまるで岩のように固くなっていて……。本気で鍛えていらっしゃるんだなと思いました」(映像製作関係者)自粛生活で太る人が多いなか、逆に“マッチョ化”したという桃井。引き締まった美ボディの秘訣は、健康的な食生活にもあるようだ。「毎日欠かさず自炊されているのも、大きいと思います。最近の桃井さんは外出自粛でカロリー消費量が減った分、摂取するものにより気遣うようになったそうです。なかでも力を入れているのが、自炊です。お米やパンといった炭水化物の摂取量を減らして、ナスやトマトやシソなど家庭菜園で育てた新鮮な野菜をたっぷり食べるようにしているそうです。ときにはレシピのレパートリーに困ることもあるそうですが、料理自体が自粛中の良い“息抜き”になっているそうです。旦那さんからも『美味しい!』と評判が良いそうですよ」(前出・映像製作関係者)その引き締まった美ボディに注目が集まりそうだ。
2020年09月12日迷える少女の不思議な出会いと成長を描く映画『宇宙でいちばんあかるい屋根』より、今作が映画初主演となる清原果耶演じる少女・つばめと、桃井かおりが演じる彼女の前に現れる老婆・星ばあ、2人の姿をとらえた場面写真が公開された。2021年度春の連続テレビ小説「おかえりモネ」のヒロインに抜擢されるなど、いま注目を浴びる清原さんが演じるつばめは、家でも学校でもどこか居心地が悪く、憧れの隣人・亨くん(伊藤健太郎)ともなんだかうまくいかない、悩める14歳の少女。つばめの唯一の憩いの場、書道教室の屋上で1人過ごしていたある日、突然、謎の老婆・星ばあに声をかけられ、最初は戸惑いながらも、2人は同じ日々を過ごしながら心を通わせていく。この2人を写す今回到着した場面写真では、バス内で食い入るように外の海を見たり、仲良くバス停で手を挙げたり。また、キックボードに乗って急いでいるような星ばあを、つばめが引き留める場面。書道教室の屋上で、寝転び空を見上げている姿と、2人の世界が切り取られている。そんな2人についてプロデューサーは「清原果耶さん演じるつばめと(桃井かおりさん演じる星ばあ)のバディ振りは私たちの想像を遥かに超えた存在感で多くの方々を魅了すると確信しています」と自信をみせている。『宇宙でいちばんあかるい屋根』は9月4日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:宇宙でいちばんあかるい屋根 2020年9月4日より全国にて公開©2020『宇宙でいちばんあかるい屋根』製作委員会
2020年07月21日石橋蓮司(78)が18年ぶりに主演する映画『一度も撃ってません』(7月3日全国公開)で、元人気ミュージカル女優を演じている桃井かおり(69)。本作は、伝説のヒットマンと噂される小説家・市川進(石橋)をめぐるハードボイルドコメディ。石橋演じる市川と、桃井演じる元人気ミュージカル女優は、50年来の旧友という設定だが、実際に2人の交友も長年に及んでいるという。「私が初めて出演した映画で共演してからのお付き合い。アヒルが初めて見たものを親と思ってしまうように、彼の背中を見ながら俳優生活を送ってきました」来年で役者デビューから50年、節目の年を迎える桃井だが……。「え?私、もう50年なの?怖いわね(笑)。来年は自分で監督して映画を撮る予定なので、それがけじめかしら。おばあさんの映画にしようと思っているんです。年を重ねていくことをきちんと描いたものを撮りたいな、と。年をとるって、実際に体感しないとわからないことがたくさんあります。私の経験も生かして、見る人が体感できるようなものをね」腰を痛めたのをきっかけに、ハイヒールを履かなくなったり、筋肉をつけるためジム通いを始めたりしているそう。年を重ねることに対しては、若いころからポジティブに考えていたようだ。「若い人も早めに年をとるシミュレーションができてたら気持ちが楽になるでしょ。私は27(歳)くらいのとき、60(歳)になったら、日本以外の場所にいたい、自分で作品を作りたい、って当時の日記に書いてましたから」今はロサンゼルスを拠点として活動し、自身が監督した映画もすでに2本撮っている。20代で描いた未来予想図は見事に実現されている。「自分の腕力、知力っていうのは、自分がいちばんよく知っているはず。一日一日無駄にせずにいろいろなことに興味を持って愉快にやってます。結婚は60(歳)過ぎてからでしたが、主婦業も新鮮なので楽しんでやっていますよ」「女性自身」2020年7月14日号 掲載
2020年07月06日女優の桃井かおり(ももい・かおり)さんが、2020年6月4日にインスタグラムを更新。結婚記念日を迎えたことを夫とのツーショットとともに報告し、祝福の声が寄せられています。桃井かおりの夫婦ショットに「美男美女すぎる」2015年に50年来の友人だという音楽プロデューサーの男性と結婚した、桃井かおりさん。この日、桃井かおりさんは「結婚記念日。35年ぶりに再会。あの頃の写真を見てたら若いわ~」というコメントとともに、夫とのドアップのツーショットを公開しました。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 View this post on Instagram A post shared by Kaori Momoi 桃井かおり (@kaori_momoi) on Jun 3, 2020 at 2:06pm PDTこの投稿を見たファンからは「おめでとうございます」「素敵です」といった祝福コメントが殺到。2020年6月5日時点で『いいね』の数は1万件を超えており、多くの反響が寄せられています。・2人とも素敵な笑顔です。結婚記念日、おめでとうございます!・うらやましい限りの美男美女!・おめでとうございます!これからも仲むつまじく、楽しい写真を見せてください。桃井かおりさんは、以前出演した番組で夫について「こよなくいい人」「いないと困る」と愛情たっぷりに語っていたことも。現在も『おしどり夫婦』っぷりを見せており、結婚生活を楽しんでいるようです。桃井かおりさん夫婦にはこれからも二人三脚で、幸せな家庭を築いてほしいですね。桃井かおりが『結婚』について語った言葉が名言ばかり!萩原健一への言葉も話題に[文・構成/grape編集部]
2020年06月05日女優の桃井かおり(ももい・かおり)さんが、2020年4月28日にインスタグラムを更新。セルフカットしたというヘアスタイルを公開し、多くの反響を呼んでいます。桃井かおりセルフカットが「日に日に上達している…」同月現在、アメリカ・ロサンゼルスに住んでいる桃井かおりさん。新型コロナウイルス感染症の影響で外出自粛を強いられている近況を報告するとともに、自撮りショットを公開しています。 View this post on Instagram A post shared by Kaori Momoi 桃井かおり (@kaori_momoi) on Apr 27, 2020 at 12:02pm PDT桃井かおりさんは「嫌がる旦那のもカット!」とコメントし、自身のセルフカットについて「日に日に上手くなっている」と自画自賛。投稿を見たファンからは、桃井かおりさんのセルフカットや、大胆な行動を称賛する声が寄せられています。・かおりさん、きれいです!髪型、最高です。・素晴らしい!そういう思い切ったところが大好きです。・結局、されるがままの旦那さま、かわいい。癒されました。セルフカットは少々難易度が高そうですが、桃井かおりさんが行うとなんでもおしゃれに見えてしまうから不思議です。桃井かおりが『結婚』について語った言葉が名言ばかり!萩原健一への言葉も話題に[文・構成/grape編集部]
2020年04月30日映画『一度も撃ってません』(近日公開予定)で、元ミュージカル女優を演じている桃井かおり(69)。来年4月の誕生日に70歳を迎える桃井は、54歳でアメリカで仕事を始めてから現在はLAに拠点を移し、日本と行き来しながら世界各国の映画に出演している。LAでの生活の様子を紹介している自身のインスタグラムでは、氷室京介(59)やONE OK ROCKのTaka(32)、ローラ(30)など豪華なメンバーとのショットや、桃井の本格的な手作り料理に注目が集まっている。「ローラは1回だけど、Takaちゃんや真田(広之・59)さんはよく来てくれますね。晩婚だったのもあるんですけど、主婦業はとっても新鮮。思いっきり、全力でやってます。楽しいですよ。いろんな国の人が来るから、日本料理を食べてもらいたいな、と思って、おいなりさんや、ちらし寿司とか作ってます」そんな彼女のいちばんの関心事は、日本との行き来もあって、食材ロスだという。「この前はどうしても長ねぎが2本残ってしまって、カレーにも入れられないしどうしよう、と悩みましたが、ビシソワーズにしたらめちゃくちゃおいしかったの。この15年間、ロスしたことは一度もなし、すごいでしょ!」最後に、若々しさを保つ秘訣を聞いてみた。「3年くらい前からジム通いを始めました。腰を悪くして、筋肉が衰えているのが腰痛の原因だと気づいたんです。ヒールも腰によくないそうなんで、ほとんど処分しました。舞台挨拶用を残すくらいで。11センチのヒールを70のおばあちゃんは履かないですからね(笑)」自然体で、素直に日々を楽しむ。そんな生活のスタイルが、桃井のパワーの源泉なのかもしれない。「女性自身」2020年5月5日号 掲載
2020年04月27日桃井かおりが、清原果耶映画初主演作『宇宙でいちばんあかるい屋根』に出演していることが分かった。14歳の少女つばめは、満天の星が輝くある夜に謎めいた老女“星ばあ”と出会う。つばめは次第に心を開き始め、恋の話や家族の話をするようになり、打ち解けていく2人だったが…。様々な悩みを抱えた少女と謎めいた老女のひと夏の青春を描くファンタジードラマ。今回出演が明らかになった桃井さんが演じるのは、清原さん演じるつばめの前に突如現れる老女、星ばあ。桃井さんと清原さんは今回が初共演。人間離れしているが、それでいて恋しくなるほど人間味溢れる老女という、自身にとっても初挑戦となるキャラクターを演じている。また、星ばあ語録にも注目だ。桃井さんは「ちょうど映画『新聞記者』を見終えて、兄とあの映画の話をしてた時メールをいただいて、なんだかそういうタイミングのお話だったので、『“星ばあ~”、なんてサウンドいいじゃない!』なんて即決で決めたんです」と当時をふり返る。また「現場にはスケジュールの都合でギリギリで入ったので、あんまり弄る時間はなく(笑)いろいろ不自由もありましたが、前作のファンとしては、この若き美しい青年監督が作る、この新しい映画に、うまくハマってくれればと楽しみにしています」とコメントしている。『宇宙でいちばんあかるい屋根』は秋、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2020年04月10日累計190万部を突破した雲田はるこによる「昭和元禄落語心中」が、NHKにて10月よりドラマ化されることが決定。岡田将生をはじめ、竜星涼、成海璃子、大政絢、山崎育三郎らが出演することが分かった。昭和初期、落語の世界に入った八雲(岡田将生)は、同期入門の落語の天才・助六(山崎育三郎)と、固い友情で結ばれる。八雲は助六の芸に憧れ、嫉妬し、追いつこうともがき、芸者・みよ吉(大政絢)にも支えられ、成長していく。やがて、助六とみよ吉とが結ばれるが、ふたりは謎に満ちた事故死を遂げてしまう。八雲はその死を巡る秘密を抱いたまま、ふたりの遺児・小夏(成海璃子)を引き取る。小夏は、八雲を「親の仇」と恨んで成長し、やがて天衣無縫な八雲の弟子・与太郎(竜星涼)と共に、八雲がひた隠す「助六とみよ吉の死の真相」に迫っていく…。本作は、魅力的なキャラクターと骨太なストーリーでマンガ賞を総なめ、若者たちを中心に落語ブームを巻き起こしている、雲田氏による漫画が原作。2016年にはアニメ第1期が、翌年には第2期が放送。関智一、石田彰、山寺宏一、林原めぐみ、遊佐浩二ら豪華声優陣が集結したことでも注目を集めた。そんな漫画・アニメ共に人気の「昭和元禄落語心中」が、今回ドラマ化されることが決定。連続テレビ小説「マッサン」の羽原大介が脚本を、映画監督のタナダユキらが演出を、そして音楽を村松崇継が担当し、戦争の時代の落語家たちの生きざま、芸の絆に結ばれた若者たちの熱い友情、師弟や男女の情愛・嫉妬・別れ、そして無二の親友の事故死を巡るミステリー…と、濃厚にして豊穣なヒューマンドラマにしていくという。今回ドラマでは、八雲役を岡田将生、与太郎役を竜星涼、小夏役を成海璃子、みよ吉役を大政絢、助六役を山崎育三郎が演じることが決定。出演を迷ったと明かす岡田さんは、「生半可な気持ちではできませんし、本当にこの作品のために落語を知り、落語を愛さないとできないと思ったからです」と理由を述べ、「しかし、僕が演じさせていただく八雲という人物に、どんどん興味が沸き演じてみたい、やりたいと思う気持ちが強くなり、この役と心中したいと思いました」と出演を決意した経緯を語る。また、「今、絶賛落語の稽古中です。知れば知るほど好きになっています。ぜひ楽しみに待っていてください」とメッセージを寄せている。NHKドラマ10「昭和元禄落語心中」は10月12日より毎週金曜日22時~NHK総合にて放送(連続10回)。(cinemacafe.net)
2018年07月04日2006年公開の『太陽』以来2度目となる桃井かおり、イッセー尾形の共演が実現した日本とラトビアの初共同製作映画『ふたりの旅路』。この度、本作のキービジュアルと予告編が到着。また、6月24日(土)の東京公開初日に、主演の桃井さん、イッセーさん、そしてラトビアからマーリス・マルティンソーンス監督が緊急来日し、初日舞台挨拶を行うことも決定した。あることをきっかけに、自分の殻に閉じこもったまま1人淋しく神戸で暮らしていたケイコ(桃井かおり)。ラトビアの首都・リガで開催される着物ショーに参加することになり、そこで過去の震災で行方不明になっていた夫(イッセー尾形)と不思議な再会をする。現実とは思えない出来事に戸惑うケイコは、様々な場面で出没する“夫”に邪険な態度をとり続ける。やがて、心を閉ざしていたケイコがようやく“夫”を受け入れたとき、改めて自分が人生で大事にしてきたものを再確認することになる…。“新しい北欧”として注目を集めるラトビアと日本の初の合作となる本作品は、愛する人を失くした男女が、すれ違いながらもめぐりあうおとぎ話。LAを拠点に国内外で活躍する桃井さんがケイコ役を演じ、その夫役を世界の巨匠から熱いラブコールを受けるイッセーさんが扮する。監督・脚本・編集を兼任するのは、初の長編監督作『Loss』が2008年上海国際映画祭で最優秀監督賞を受賞し、桃井さんとは3度目のタッグとなるラトビア出身のマルティンソーンス監督が務める。このほど解禁されたキービジュアルは、舞台の一つであり、ふたりがちょっと変わった“旅”をすることになるラトビアの街並みと、そこに桃井さんとイッセーさんが“KIMONO”姿で溶け込む異国情緒あふれる一枚に。予告編でもラトビアの美しい風景を覗くことができる。桃井さんは、「マーリス・マルティンソーンス監督は弁慶の様な風貌の、心優しいラトビア人です。このラトビア人といまのこの日本人だからこそできるお伽話が、きっと作れたんじゃないかと思っています」と自信を見せ、桃井さんについて「長年舞台の上で様々な世界を共に創ってきた盟友」と話すイッセーさんは、「そのコンビがリガという全く見知らぬ街の石畳の上で、また新しいドラマを創ろうとしている!これは凄いことですが、悔しいことに僕たちは何気なく挑戦しちゃうんです。うーん、ま、仕方ないっか(笑)」とコメント。さらに予告編にも一瞬登場した木内みどりは、「ほんのチョイ役。でも、桃井さんご自身がこの役は木内みどりにと言っていると聞いて、受けました」と出演の経緯を語り、「神戸ロケ先の控え室で久しぶりにお会いしたかおりちゃんとイッセーさん、再会が嬉しくてお喋りがとまりませんでした」と話している。『ふたりの旅路』は6月24日(土)より渋谷ユーロスペース、丸の内TOEIほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ふたりの旅路 2017年6月よりユーロスペースほか全国にて順次公開(C) Krukfilms/Loaded Films
2017年05月20日日本とラトビアの初共同製作映画『ふたりの旅路』(原題:Magic Kimono)が、6月より公開されることが決定。本作では、LAを拠点に国内外で活躍する桃井かおりと、世界の巨匠から熱いラブコールを受ける個性派俳優・イッセー尾形の、『太陽』以来2度目となる共演が実現している。あることをきっかけに、自分の殻に閉じこもったまま1人淋しく神戸で暮らしていたケイコ(桃井かおり)。ラトビアの首都・リガで開催される着物ショーに参加することになり、そこで過去の震災で行方不明になっていた夫(イッセー尾形)と不思議な再会をする。現実とは思えない出来事に戸惑うケイコは、様々な場面で出没する“夫”に邪険な態度をとり続ける。やがて、心を閉ざしていたケイコがようやく“夫”を受け入れたとき、再び悲しい別れが訪れる…。本作は、愛する人を失くした男女が、すれ違いながらもめぐりあうおとぎ話。監督・脚本・編集を兼任するのは、初の長編監督作『Loss』が2008年上海国際映画祭で最優秀監督賞を受賞した、ラトビア出身のマーリス・マルティンソーンス。桃井さんとは3度目のタッグとなる。“新しい北欧”として注目を集めるラトビアと日本の初の合作となる本作は、“バルト海の真珠”と讃えられ世界遺産に登録された首都・リガと、その姉妹都市にあたる兵庫県神戸市で撮影。孤独を噛みしめながらケイコが食べたおにぎりと、美食の国として知られるラトビアの独創的な料理の数々がコントラストに登場する、まさに映画で旅する気分を味わえる作品となっているようだ。そして今回解禁されたのは、イッセーさんが本作のために作画と音楽を手掛けた“紙芝居”を用いた特報映像。「ここは世界一美しい、とある国」という文から始まる本映像は、桃井さん演じるケイコとイッセーさん演じるその夫が、ラトビアを旅する様子を描いた、非常にユーモラスな物語となっている。『ふたりの旅路』は6月、ユーロスペースほか全国にて順次公開予定。(cinemacafe.net)
2017年02月11日女優の桃井かおりが8月20日(土)、都内で2度目のメガホン作となる『火 Hee』の初日舞台挨拶を行った。桃井さんは主演も務めており、その理由を「桃井かおりを使うのが一番リーズナブルだから(笑)」と笑いを誘った。監督・脚本・主演を務め、今年2月のベルリン国際映画祭フォーラム部門でワールド・プレミア上映された本作。かつて放火を犯した娼婦(桃井さん)が精神科医との対話を通じて、その呪われた生涯を独白する。晴れの公開初日にも関わらず、朝方から大雨が降り出し「ゾッとしました」と桃井さん。それでも会場となった渋谷のシアター・イメージフォーラムには、多くのファンが駆けつけて「オリンピックもあるのに来てくださった皆さん、1人1人にキスしたいくらい。人生で初めて、芸能界にいて良かったと思う。最高に幸せ!」と感無量の面持ちだった。撮影はロスにある桃井さんの自宅で行われ、「予算や私自身のスケジュールの関係で、撮影は10日間。ほかの監督には申し訳ないけど、生活しながら映画撮れるじゃんと思って」と強い手応え。今後の監督業については、「たくらみもせず、おとなしく待っていて、いつか機会があれば全力に。健気でしょ(笑)。ただ、次はお客さんを動員できる人(キャスト)がいい」と展望を語った。初日舞台挨拶には原作者の中村文則氏が駆けつけ、「原作の本質を完全に捉えていると同時に、100%桃井さんの世界観。矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、それが成立するのが、映画の奇跡だと思う」と最上級のべた褒め。中村氏の大ファンである桃井さんは「憧れの方に“良し”と言っていただけるなんて、幸せ」と再び満面の笑みを浮かべていた。『火 Hee』はシアター・イメージフォーラムほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年08月20日女優の桃井かおりが監督・脚本・主演を務め、今年2月のベルリン国際映画祭フォーラム部門でワールド・プレミア上映されるや目の肥えた観客たちを魅了した『火 Hee』。本作が8月に劇場公開されることが決定し、その予告編映像とメインビジュアルが解禁、桃井監督と原作者・中村文則からコメントが到着した。アメリカでクリニックに勤める精神科医の真田。ある日、家族とショッピングに出かけた際に、1人の女性とエレベーターで遭遇。彼女の声が脳裏に響き渡り、真田は彼女とクリニックで問診している様を妄想する。しかし、彼女の話は、真田の想像を超える、壮絶なものだった。幼いころに家が火事になり両親を亡くし、学校ではイジメを受け、結婚相手からは浮気をされる。離婚してからは、アメリカで売春をしながら借金生活で過ごす毎日。彼女の話を聞く内に、次々に登場する男と自分を重ね合わせ、彼女の話に引き込まれていく真田。彼女の話はさらにエスカレートして行き、思いもよらない方向へと向かっていく――。2006年公開の『SAYURI』以降、拠点をロサンゼルスに移し、国際的に活躍する女優・桃井さん。本作は、待望の監督作第2弾で、「土の中の子供」で芥川賞を受賞した若きベストセラー作家・中村氏との異色のタッグが実現。“犯罪小説”への貢献を讃える米国の文学賞「デイビッド・グーディス賞」を受賞するなど海外での評価も高い中村氏の作品で、桃井さんが脚本から手がけたのは、かつて放火を犯した娼婦が精神科医との対話を通じて、その呪われた生涯を独白する短編「火」。今回、ベルリン国際映画祭でプレミア上映されて以来、各国の映画祭からの熱狂的オファーが絶えない本作から予告編映像が解禁。奇怪の言動をとり続けるある女性の “確かな生”を、圧倒的な存在感で桃井さんが演じ、この不穏な物語の中で、「火は勝手に燃え広がっていくから止められないもの」「私の話してること全部でたらめだと思ってるんでしょ」と、ひとり語るその迫力には思わず身がすくんでしまいそうになる。そんな本作に対し、原作者・中村氏は「桃井さんの圧倒的な才能に戦慄しました。何てすごいんだろう。この映画はきっと伝説になる」と、本作の放つ魅力を端的に表現。また、監督・主演・脚本の三役を務めた桃井さんは、原作について「主人公がただ喋り続ける、ト書きさえないという、とにかく画期的な小説」と語り、「最初、奥山和由プロデューサーから出演のお誘いがあり、その後すぐ『桃井さんが監督するっていうのもアリかな?』と仰っていただいたんです。中村文則氏や奥山さんの勇気に比べれば、桃井が引き受けたことなど大したことではありませんが、この作品は彼らの勇気に報いる覚悟がなければならないと痛感していました」とコメント。「主人公の女は、放火を犯しながら罪の意識さえない、物事を判断する尺度が折れ曲がっているとしか思えない女。でも、零れ落ちてくる言葉には、なぜかリアリティがある。誰でもいいからつながろうと生きている。どこかいまの時代の象徴だと感じます。私はそんな人間を描き、演じたかったのです」と、本作に込めた思いに触れている。『火 Hee』は8月、シアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月16日第8回沖縄国際映画祭の特別招待作品『火 Hee』が4月23日(土)、沖縄・シネマパレットにて上映され、監督兼主演を務めた桃井かおりが、自身のものまねをしている芸人の椿鬼奴とともに登壇した。会場には桃井さんがCMに出演していることから、沖縄のSK-IIスタッフが駆け付け花束を贈呈すると、すかさず椿さんが「クリアな素肌へ…」とCMの台詞を言ってみせ、桃井さんを笑顔にさせていた。『火 Hee』は、芥川賞や大江健三郎賞など数々の賞を受賞した中村文則氏の「銃」に収録された傑作短編小説「火」を原作に、桃井さん自身が脚本を手がけた。アメリカでクリニックに勤める精神科医の真田が、ひょんなことから火に執着する精神疾患を持つ一人の女性と出会い、彼女の壮絶な人生に付き合うことになる。すでに桃井さんから「桃井かおりはあげた」と、ものまねの“公認”をもらっている椿さんは、颯爽と登場するやいなや、「湿度がロスと違うから仕上がりが違うかもしれない。ご覧いただいてありがとうございました」と、すっかり桃井さんとしてコメント。桃井さんも「真似しやすい要素はあったでしょう。日本にいなくてもCMがきてるのも、鬼奴さんや清水ミチコさんたちのおかげだと思っています」とジョークで会場を沸かせた。2005年公開の『SAYURI』以降ハリウッドに拠点を移し、世界を股にかけて活躍する桃井さんは、監督としては本作で2作品目となる。撮影をふり返り、「お金もあまりない映画で、10日間で撮ったの。すごいでしょ?全部自宅で撮ったんです」と低予算ならではの映画製作秘話を明かした。さらに、「この映画で監督も主演も衣装もやって、(映画に出てくる)すき焼きの肉はうちのだし、お皿もうちの」とアットホームな様子を話すと、横から椿さんが「すごいおしゃれな家…」とため息をついていた。『火 Hee』は初夏、全国にて公開予定。(cinamacafe.net)
2016年04月23日3月26日に東京ビッグサイトで開催された「AnimeJapan 2016」の日テレアニメ2016ブースにて、同日最終回を迎えたTVアニメ『ナースウィッチ小麦ちゃんR』のステージイベント「『ナースウィッチ小麦ちゃんR』今夜いよいよ最終回だよ! SPトーク&乙女新党ライブステージ」が行われ、吉田小麦役の巴奎依(A応P)と吉田小春役の桃井はるこが登壇した。『ナースウィッチ小麦ちゃんR』は2016年1月から放送されていたTVアニメで、アイドルと女子中学生の両立生活を送っていた小麦が、謎の生物うさP(CV・吉野裕行)の願いで「まじかるナース」となり、現れた怪人と戦っていくというストーリー。アニメーション制作を担当しているタツノコプロの人気作が作中に登場する点、主人公の名前や女子高生でアイドルをしている点など、2002年から展開していたOVA『ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて』の内容が踏襲された作品となっている。今回のステージイベントには、作品の主人公である吉田小麦役の巴奎依と小麦の母である吉田小春役を演じ、かつ『マジカルて』にて主人公の中原小麦役を務めた桃井はるこが登場。イベント当日に最終回を迎える作品について、過去放送の名場面を集めたVTR映像を見つつ振り返った。VTRでは、バトルやライブシーン、第12話の予告などさまざまな映像が流され、巴は「オーディションでは何度も録り直しがあったため選ばれると思っていなかった」、「小麦として最初に臨んだのが第1話で流れたキャラクターソング『恋のナースコール~ココロとココロを繋いでる魔法~』の収録だった」など、新人ならではの驚きや感動したことのエピソードを披露。対する桃井は、海外で『マジカルて』のテーマソング「愛のメディスン」を歌っても、海外のファンがお決まりのコールを入れてくれる、2016年に『小麦ちゃん』と名前がつく作品が復活したことへのうれしさやすごさを感じているなど、OVA作品から関わってきた視点で、熱量たっぷりのトークを繰り広げた。また、VTRを見ながらの振り返りトーク後には、作品でEDテーマを担当する「乙女新党」が登場し、「雨と涙と乙女とたい焼き」を披露。息の合った5人の歌とダンスのパフォーマンスに、会場が熱気に包まれた。ライブ後には、再び巴と桃井が登場。時間の許す限り会場やニコニコ生放送の視聴者から質問を募ると、会場から「CDが出ていますが、ライブイベントなど(の予定)は?」という声が。すかさず桃井が「やりたい」と答えると、合わせて巴も「どうしても『愛のメディスン』でコールを入れたい。だから(ライブを)やらせてほしい」と回答。2人ともライブの開催に期待していることを露わにした。そして、イベントが終盤に差し掛かったところで、桃井が巴に「(アフレコを)始めた時と最終回とで(心境の変化は)どうですか?」と最終回を迎えた作品ならではの質問。巴は「最初は小麦ちゃんに近づこうと思っても、小麦ちゃんと自分に距離があって悩んでいました。ただ、12話までアフレコをやってきて小麦ちゃんに距離が近づけたかなと感じました。最終回を見るときには小麦ちゃんと自分がひとつになってアニメを見ることができると思います」とコメント。桃井も会場もその言葉に共感し、巴に大きな拍手が送られ、イベントは締めくくられた。
2016年03月27日桃井かおりが2月16日(火)、第70回毎日映画コンクールの表彰式に出席し、映画界の発展に寄与した女優に贈られる「田中絹代賞」を受賞。受賞挨拶および式後の報道陣の取材で奔放な発言を連発し会場をわかせた。同賞は偉大な女優・田中絹代さんを称え、これに続く功績を残した名女優に贈られる賞として1985年に創設された。桃井さんは自身の監督作、および出演している海外作品を含め計3本が出品されているベルリン国際映画祭に参加していたが、この日の表彰式のために今朝、帰国し会場に駆け付けた。「嫌いな映画人もいっぱいいるけど、今日は好きな人ばかり来ているので、その中に混ぜてもらえて緊張しています」とユーモアたっぷりの挨拶で会場を沸かせる桃井さん。田中さんとはドラマ「たった一人の反乱」以来、「前略おふくろ様」など数々の作品で共演しており「ずいぶんかわいがってもらった」という。田中さんが映画界からテレビに活動の場を移した際、現場で「田中は新人で出ておりますので、これからよろしくお願いいたします」と挨拶されたそうで、桃井さんは何も知らず「『これからデビューじゃ大変だな』と思った(苦笑)」というエピソードを披露し「この歳になると恐ろしい…」と語っていた。「(初めて会った時の田中さんの)年頃に桃井もなって、とうとうこの賞をいただいたことをご報告して、バカ笑いしてもらいたい」と嬉しそうに語った。セレモニー後、報道陣の取材に応じた桃井さんは、『野火』で男優主演賞、監督賞の2冠に輝いた塚本晋也監督と共に登場。以前から塚本作品の大ファンだそうで「お見かけするたびに『大好きです』とつぶやいてるけど、出してくれないんです」と公の場で出演ラブコール!桃井さんは世界中を回る中で、海外での塚本作品の人気の高さを実感しており「死ぬまでに出ないと、世界で寂しい思いをしてしまうので」と熱く語る。『野火』に関して、自身の財産を削って作品につぎ込んだという塚本監督だが、そんな監督を安心させるべく(?)、桃井さんは「桃井はノーギャラですので。昨年、イギリスやスペインの作品を含めて5本の映画に出ましたが、3本はノーギャラ!CMで儲かっているので強気です(笑)」と気に入った作品であれば、予算や報酬に関係なく出演するとあけすけに語った。映画祭や撮影など、忙しい日々を送る桃井さん。昨年、交際していた年上の音楽プロデューサーと婚姻届を提出したことを発表したが、夫も同様に仕事で忙しいようで「一緒になる時の条件が『仕事を辞めること』だったのに、なんで2人とも走り回ってるのか…(苦笑)?(依頼が)来たらついついやりたくなっちゃう」と2人とも全くその条件を守っていないよう。もともと、入籍自体「じゃんけんをするように決めた」とのことだが、結婚生活を通じて「普通の生活がこんなにいいって知らず、(結婚で)変わりました!」と自らの変化について語っていた。(text:cinemacafe.net)
2016年02月16日桃井かおり監督2作目にして主演を務める『火Hee』。先日、本作の第66回ベルリン国際映画祭への出品が発表されたが、2月11日(現地時間)、主演2作を引っさげ桃井さんがレッドカーペットに登場した。アメリカでクリニックに勤める精神科医の真田。ある日、家族とショッピングに出かけた際に一人の女性とエレベーターで遭遇する。彼女の声が脳裏に響き渡り、真田は彼女とクリニックで問診している様を妄想する。しかし彼女の話は、真田の想像を超える、壮絶なものだった。幼い頃に家が火事になり両親を亡くし、学校ではイジメを受け、結婚相手からは浮気をされる。離婚してからは、アメリカで売春をしながら借金生活で過ごす毎日。彼女の話を聞く内に、次々に登場する男と自分を重ね合わせ、彼女の話に引き込まれていく真田。彼女の話はさらにエスカレートして行き、思いもよらない方向へと向かっていく――。芥川賞や大江健三郎賞をはじめ数々の賞を受賞し、世界的にも評価されている作家・中村文則の「銃」に収録される傑作短編小説「火」を映画化した本作。桃井さん自らが脚本構成し、アメリカ・ロサンゼルスの自宅を撮影現場にして監督した意欲作だ。ドイツ・ベルリンにて2月11日より開催中のベルリン国際映画祭にて桃井さんは、オープニング上映作であるコーエン兄弟監督最新作『ヘイル、シーザー!』など作品ゲストが続々と登場する中、「フォーラム部門」に招待された本作と、「パノラマ部門」に招待されたドイツ人ドリス・デリエ監督作品『Fukushima Mon Amour』(原題)の主演作2本を引っさげレッドカーペットに登場。レッドカーペットにて桃井さんは、「ほんとうにうれしい!感無量!」と英語で話し、「とても、勇気あるスタッフや出資していただいたの方々のおかげで、映画が撮れて、こうやって映画祭にも来れて、その度に応援してくれる人が増えて、またここにみんなに歓迎されてここに立っていることに感動しています。もうこれで、明日死んでも後悔はないというピークに来てるような感じです。これで”桃井かおり”が終わっても後悔がない、いい締めくくリができているような気がします。もう舞い上がってしまうほど、幸せな時間をすごさせて頂いています。お陰様です、ありがとうございます。Thank you so much!」と感謝の気持ちを述べた。また12日(現地時間)の22時には、本作のワールドプレミア上映に桃井さん出席し、舞台挨拶、質疑応答が行われる。すでに上映チケットは完売し、プレス試写会も満席になっており、大きな注目を集めているようだ。初監督作品『無花果の顔』がベルリン国際映画祭のフォーラム部門に正式出品され、NETPAC(最優秀アジア映画)賞を受賞している桃井さん。今年も2作品での受賞に期待が集まる。『火 Hee』は初夏、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年02月12日女優で監督の顔を持つ桃井かおりの監督作第2弾『火 Hee』が、2月11日(現地時間)より行われる第66回ベルリン国際映画祭で上映されることが決定した。これに次いで、本作で監督・主演を務めた桃井さんのコメントも到着した。アメリカでクリニックに勤める精神科医の真田。ある日、家族とショッピングに出かけた際に一人の女性とエレベーターで遭遇する。彼女の声が脳裏に響き渡り、真田は彼女とクリニックで問診している様を妄想する。しかし彼女の話は、真田の想像を超える、壮絶なものだった。幼い頃に家が火事になり両親を亡くし、学校ではイジメを受け、結婚相手からは浮気をされる。離婚してからは、アメリカで売春をしながら借金生活で過ごす毎日。彼女の話を聞く内に、次々に登場する男と自分を重ね合わせ、彼女の話に引き込まれていく真田。彼女の話はさらにエスカレートして行き、思いもよらない方向へと向かっていく――。原作は、芥川賞や大江健三郎賞をはじめ数々の賞を受賞し、世界的にも評価されている作家・中村文則の「銃」に収録される傑作短編小説「火」(河出文庫版)。今回上映されることが決定したのは、ドイツのベルリンで毎年2月に開催されるベルリン国際映画祭。カンヌ国際映画祭、ヴェネツィア国際映画祭と並び世界三大映画祭のひとつに数えられ、全世界が注目する映画祭だ。今年も、2月11日~21日に開催され、本作はフォーラム部門でワールドプレミア上映される。脚本執筆と監督業に加えて、本作品で主演も務める桃井さん。本映画祭では、本作品のほかにパノラマ部門に出品されるドイツ人ドリス・デリエ監督作品『Fukushima, mon Amour』にも出演している。また、監督デビュー作品『無花果の顔』は、2007年のベルリン国際映画祭にてNETPAC賞を受賞したほか、11の映画祭で上映され、4つの賞を受賞。本作にも大いなる注目を集めている。<桃井かおりコメント>原作を読んだ時、一番に浮かんだのは何故か、刑務所の檻の中で壁に描いた絵に、ただただ話しかけ続けている死刑囚の姿だった。映画の女は、ただただ喋り続ける。誰かを信じた訳でも、話さなければ成らない理由もなく、話すべき価値も無いことを…そして一人、勝手に真実に近づいていくこの女が、哀れだ。哀れだが何処か羨ましく、戦士の様でもある。“あなたと私は同罪なのに…だってあなたが見てるから、私は見られてるんでしょ?見てる人間と、見られてる人間は、同じ重さで向かい合ってなきゃいけないはずなのに!!”女優は喋り続けるこの膨大な言葉をただ食べ尽くす、食べながらますます食欲が湧いて、そのまま行ければ、どんなモノになって行くのか?10日間の撮影中、私が眺めていたのはそんなモノだった。私たちは彼女の言葉どうり、同じ重さで向かい合った。『火 Hee』は初夏、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年01月21日●『対魔導学園35試験小隊』について2015年10月より放送開始となり、まもなく最終回を迎えるTVアニメ『対魔導学園35試験小隊』。そのオープニングテーマを歌うアフィリア・サーガのメンバーが、本作に登場するヒロインたちのコスプレに挑戦した。今回コスプレに挑戦したのは、ルイズ・アヤミ・マホの3人。それぞれ、ルイズが杉波斑鳩、アヤミが鳳桜花、マホが西園寺うさぎに扮しての登場となった。さらに今回、声優・小日向茜としてアニメでナハト役を演じるコヒメもオープニングテーマ「Embrace Blade」の衣装で参戦。そんな4人に、『対魔導学園35試験小隊』のアニメや原作、オープニングテーマ、そしてコスプレについての話を聞いてみた。○「アフィリア・サーガ」ルイズ・アヤミ・マホ・コヒメが語る『対魔導学園35試験小隊』――最終回に向けて盛り上がりをみせる『対魔導学園35試験小隊』ですが、まずはアニメの感想をお願いしますルイズ「『対魔導学園35試験小隊』の主題歌を担当すると聞いて、すぐに原作を買いに行きました。なので、小説を読んでからアニメを観ているのですが、アニメではキャラクターが忠実に、しかも個性ある形で描かれていて、なおかつラブコメとシリアスのバランスも絶妙だと思います。とてもいい流れなので、最終回まですごく楽しみです」アヤミ「私もルイズと同じで、主題歌が決まったときに原作小説を買ったんですけど、私は読むスピードが驚くほど遅くて、私がまだ1巻を読んでいるのに、アニメは3巻くらいまで進んじゃって……。小説を読んだとき、すごくシリアスな印象を受けたんですよ。タイトルから難しい作品だと思う人も多いと思いますが、実際にはコミカルな部分やお色気シーンもあって、すごく面白い作品になっていると思います」マホ「マホも主題歌が決まったときに原作を買って読んだんですけど、ヒロインひとりひとりが可愛くてみんないいキャラで、お色気展開があったりして…でもやっぱり少し難しくて、シリアスな部分が多いなっていう印象もありました。私は(西園寺)うさぎちゃん推しなんですけど、アニメを観て、すごく可愛くて好きになりました。原作とアニメで、それぞれに違う良さがあって、どちらもすごく楽しい作品になっていると思います」コヒメ「私は夏ごろ、オーディションを受けるときに原作を買って読んだんですけど、『対魔導学園』というのは、そもそも魔女を取り締まる異端審問官を養成する学校なんですよ。つまり魔女、魔法使いが敵対関係にある世界観なんですけど、私たちアフィリア・サーガは魔法使いユニットなので、悪いほうなんですよね(笑)。これからクライマックスに向けて、どんどんバトルが激熱になってきます、私が演じているのが、主人公・タケルの宿敵・ホーンテッドの持つ武器『ナハト』役なので、バトルシーンで登場する役どころなんですけど、主人公の武器『ラピス』ちゃんとの対決にも注目して観ていただきたいです」――原作やアニメで気になったシーンや面白かったシーンはありますか?ルイズ「『対魔道学園35試験小隊』に出てくるキャラクターの中では、もっとも残虐で非道なホーンテッドさんが一番好きなんですけど、このホーンテッドさんは、原作の小説だと血も涙もないくらい、本当にひどいことばかりしているのですが、これがアニメになったらどうなるんだろうと思っていました。アニメだとやはりそのあたりは少しマイルドに描かれているのですが、個人的にはもっとホーンテッドさんの活躍が観たいので、もうちょっと残虐なシーンあればなって思いました(笑)」コヒメ「ホーンテッドさんの出番が増えると、ナハトの出番も増えます(笑)」ルイズ「一石二鳥だね(笑)」アヤミ「私は原作を読んだとき、(二階堂)マリちゃんは、男の子っぽいような女の子っぽいような雰囲気なので、はたしてどんな声になるんだろうって、すごく気になっていました。(鳳)桜花ちゃんの場合は、もっと可愛らしい感じだと思っていたら、アニメだとクールな雰囲気で描かれているので、ちょっとビックリしました」、マホ「原作の4巻にある、うさぎちゃんが幼馴染の礼真に乱暴されるシーンがどうなるのかずっと気になっていました(笑)。アニメになったらどうなるんだろうって思っていたら、ウエディングドレス姿がすごく可愛くて、もう何か幸せな気持ちになってしまいました。乱暴してくれてありがとう礼真って思えるぐらい、うさぎちゃんのウエディングドレス姿は可愛かったです」コヒメ「やはり、ナハトが初登場の3話、そしていっぱい戦闘で剣として使ってもらった4話がすごく印象に残っています。特にラピス対ナハトの直接対決は、そこからライバル関係が続く始まりのシーンなので、すごくお気に入りのシーンになっています。ただセリフがすごく難しくて……。専門用語が多いのもですが、私はカタカナが苦手なので大変でした。"ヒヒイロカネ"ってなんだろうって(笑)」●オープニングテーマ「Embrace Blade」について――ナハトを演じてみての感想はいかがですか?コヒメ「原作を読んだとき、ナハトの一人称が"僕"だったので、最初は男の子だと思っていたんですよ。それで音響監督さんにお伺いしたら、一人称が僕だけど女の子なんだよって教えてもらって。なので、ボーイッシュで、中性的な感じの女の子をイメージして演じてみました。クールな僕っ娘です(笑)」――コヒメさんの演技はいかがですか?ルイズ「英語を喋っているシーンがあってビックリしました(笑)」コヒメ「英語のシーンはめっちゃ苦労しました。全部カタカナに直してもらったんですけど、カタカナも苦手なので、何回も録り直しました(笑)」アヤミ「可愛らしい声なので、どんなボクっ娘になるんだろうって思っていたんですけど、ちょっとエフェクトがかかっていることもあって、いつものコヒメちゃんとはまったく違う感じになっていて驚きました」マホ「ナハトが喋ったとき、最初はコヒの声だって全然わからなくて……。でも、ナハト役だって聞いていたので、あらためて意識して聞いてみたら、うっすらコヒな気がするって(笑)。いつもとまったく違う声だったのですごいなって思いました」アヤミ「私もナハト役というのは知っていたんですけど、出てきたときは、普通にカッコいい人来た! って思っていて……。それでTwitterを見ていたら、マホが『コヒメだー』って言っているので、あ、今のコヒちゃんかって(笑)」――オープニングテーマ「Embrace Blade」がテレビで流れたときはいかがでしたか?ルイズ「パステルカラー調の可愛い感じのオープニングに、"アフィリア・サーガ"って文字が出てきて、正直最初に観たときは鳥肌が立ちました。やっぱりオープニングで流れるのはいいですね(笑)」アヤミ「テロップがけっこう速くて、"アフィリア・サーガ"の文字も流れるように去っていくじゃないですか。だから何度も巻き戻して観ました(笑)。ひとつひとつのモーションが観ていて楽しいですよね」マホ「最初に流れたときは、Twitterで宣伝するのに必死で、ちゃんと観られませんでした。まだCDも発売前だったので、ハッシュタッグをつけて、『11月18日に発売します!』って(笑)。オープニングテーマは、けっこう明るい感じの曲が多いじゃないですか。でも、明るすぎない感じの『Embrace Blade』は、『対魔導学園35試験小隊』という作品にすごくあっている気がして、自分たちの歌なんですけど、オープニングを観るたびに、『Embrace Blade』も『対魔導学園35試験小隊』という作品もどんどん好きになっていきます」コヒメ「私はリハVで一足先に観ていたので、マホと同じくTwitterで実況していました(笑)。皆さんの反応が良かったので、うれしいなって思いながらタイムラインを追っていました」――それではあらためて「Embrace Blade」について教えてくださいルイズ「作詞が、私たちのプロデューサーである桃井はるこさんなんですけど、桃井はるこさんはアニメの曲を担当するとき、必ずしっかりと原作を読んで、そのストーリーを大切にして歌詞を書かれるんですよ。だから今回も『対魔導学園35試験小隊』のタケルとヒロインである桜花やうさぎや斑鳩たちとの"絆"を描いた歌詞になっているのですが、実は2番は"アフィリア・サーガ"のことを思って書いてくださっているんです。実際に歌詞を読むと、何だか私たちのことが書かれているような気がするって思ったので(笑)、皆さんにもぜひ歌詞カードを何回も読んでいただきたいです」アヤミ「私は2番の『もしも未来が視えるチカラがあれば 幸せと呼べる日々は続くの?』という歌詞がすごく好きで、たしかに未来を先に知ってしまっても本当に幸せになれるのかどうかって疑問じゃないですか。でも、すごく前向きな歌詞で、"絆"がテーマになっているので、『対魔導学園35試験小隊』のキャラクターたちにもすごくあっていると思いますし、アニメとは関係なく、一人ぼっちで寂しい人とかすごく大変で辛い人が、この歌を聴いて、歌詞を読めば、少しでも前向きな気持ちになれるのではないかと思いながら、そういう気持ちを込めて毎回ライブで歌っています」マホ「今回の衣装は『対魔導学園35試験小隊』の制服に似せたデザインになっているんですけど、この衣装を着ている今の"アフィリア・サーガ"がありつつ、もうひとつの世界、歌詞にもあるんですけど、『もしも時代が、場所が、違う何処かなら 僕らは何になっていただろう』という歌詞があって、今の"アフィリア・サーガ"じゃない私たちが、もしも違う時代だったら出会っていたのか? みたいなところから、MVの中で初めて私服を着ています。私服を着ることで、"アフィリア・サーガ"として一緒にいなかったとしても、きっとどこかで巡り合っていたよねっていう気持ちを込めている感じです」コヒメ「『Embrace』は"抱きしめる"という意味なんですけど、本当に抱擁するようなすごく温かみのある曲になっています。主人公のタケル君が、いろんな背景があって、いろんなものを背負っているヒロインたちに、『俺が半分背負ってやる』という殺し文句を言ってメロメロにしていくんですけど、本当にそのタケルくんがカッコよくて、包容力があって。タケル君を中心に、35試験小隊がまとまって、絆ができていく……そんなストーリーを追うことで、オープニングテーマもまた違った見え方、聴こえ方がするのではないかと思っています」●『対魔導学園35試験小隊』のコスプレに挑戦――さて、本日は『対魔導学園35試験小隊』のコスプレに挑戦してもらっていますルイズ「このコスプレをする前に、Twitterでアンケートを取ったんですよ。今回の3人+マリという四択で、どのコスプレが似合うと思いますかってアンケートを取ったら、マリが半分以上でした。たぶん、胸囲的な問題で……。『対魔導学園35試験小隊』は、胸が大きい女の子が本当に多いんですよ。でも、性格的にはちょっと変態的な思考があったりするので、今回は斑鳩に挑戦してみました(笑)」アヤミ「私は、絶対にルイズが桜花だと思っていたんですよ。逆に、私はもともと黒髪ストレートなので斑鳩かなって思っていたんですけど、基本的に私は主人公萌えで、『対魔導学園35試験小隊』の中では桜花ちゃんが一番好きなので、今回は桜花ちゃんのコスプレに挑戦しました。暗い過去を持ちつつも前向きに頑張ろうとしているところがすごくいいですよね。私事ではありますが、第9話の桜花ちゃんがすごく可愛かったので、桜花ちゃんのコスプレができてすごくうれしいです」マホ「私はうさぎちゃんが本当に好きで、ずっと前からうさぎちゃんのコスプレがしたいと思っていたので、コスプレをするという話を聞いたときから、勝手に自分はうさぎちゃんだと思い込んでいました。うさぎちゃんのコスプレがしたすぎて、カラコンも自前で用意して、眉毛の色を変える研究をして、本日に備えていました(笑)。うさぎちゃんが大好きです!」――コヒメさんは今回、『Embrace Blade』の衣装を着ていただいていますが、コスプレをするとしたら?コヒメ「私はやっぱりナハトですね。『対魔導学園35試験小隊』の打ち上げで原作者の先生とお話をしたとき、ラピスと同じようなデザインの、黒をテーマにした服でナハトの人型版をイメージしているとおっしゃっていたので、もし原作にナハトのイラストが掲載されたら、私も黒のゴスロリ服を着て、ナハトのコスプレがしたいです。さすがに剣の姿は無理なので(笑)」――『Embrace Blade』の衣装についてはいかがですか?コヒメ「実は最初は全然違うデザインで、白黒のシックな感じのドレスになる予定だったんですよ。でも、これだけ対魔導学園の制服が魅力的なんだから、ぜひこれをリスペクトした感じの衣装にしたいですって、初めてプロデューサーに反抗しました(笑)。これだけ可愛いんだから、絶対にその方がインパクトがありますって」アヤミ「私たちも横から、そうだ、そうだ! って便乗して(笑)」コヒメ「今回の衣装は、アフィリア・サーガ初のアーミールックな衣装なんですけど、カッコいいって評判です(笑)。これまでは、みんなそれぞれアクセサリーなどで個性を出したりしていたんですけど、今回は全員ベレー帽で統一しています。12人全員が統一されているのもちょっとミリタリっぽくてクールでいい感じですよね」マホ「とても踊りやすい衣装で、色合いも季節的にあっているし、『対魔導学園35試験小隊』の衣装と並んでも違和感がない。本当にいい衣装だなって、あらためて思いました」――それでは最後にファンの方へのメッセージをお願いしますコヒメ「アニメの最終回は本当に激熱で、最大級のラストバトルが待っておりますので、ぜひぜひバトルシーンに注目して観ていただきたいです。草薙タケルくんの妹であるキセキちゃんの可愛さと兄妹愛の行方も楽しみにしていてください。もちろんナハトくんも登場しますし、必殺技も炸裂しちゃいます! そして、12月25日からはBlu-ray/DVDのリリースも始まりますが、キャラクターコメンタリーがすごく豪華で、原作者の先生が脚本を書いていて、原作ではなかなか交わらないであろう2人が選抜されていたりします。なんと……第4巻はラピス×ナハトなんです!! チェックしていただけたら嬉しいです! 原作小説も現在11巻まで出ていて、短編集も11月20日に発売されたばかりです。アニメではなかなか描くことのできない部分もたくさんありますし、専門用語がたくさん出てくる作品なので、そのあたりの世界観に対する理解をさらに深めるためにも、ぜひ原作からチェックしてみてください」マホ「そんな『対魔導学園35試験小隊』のオープニングテーマ『Embrace Blade』を、アフィリア・サーガが担当させていただいております。曲自体が作品とすごくリンクしているので、作品のファンの方にも十分に楽しんでいただけると思いますが、ぜひCDを買って、アフィリア・サーガについて書かれている2番もあわせて楽しんでいただけたらうれしいです。『対魔導学園35試験小隊』を意識した衣装で撮ったMVも注目です!」アヤミ「『Embrace Blade』には、通常盤3パターンと、DVD盤、アニメコラボ盤といった5形態があって、収録されている楽曲も違ったりしているのですが、中でもアニメコラボ盤はジャケットが『対魔導学園35試験小隊』のイラストで、ドラマCDが入っているので、まず作品の世界観を感じてみたいという人におススメです!」ルイズ「『対魔導学園35試験小隊』のファンの方の中には、今回のアニメ化がきっかけでアフィリア・サーガを知ってくださった方もたくさんいらっしゃると思います。アフィリア・サーガのメンバーは12人本当に個性が強くて、まるでライトノベルの登場人物かのようなキャラクターが揃っておりますので、アフィリア・サーガについて興味を持っていただいた方は、ぜひライブに遊びに来ていただいたり、アフィリアの店舗に足を運んでいただいたりして、さらにアフィリア・サーガのことを好きになっていただけるとうれしいです。アフィリア・サーガの集大成となるワンマンライブが12月23日にありますので、ぜひお越しください!」――ありがとうございましたいよいよ最終回を迎えるTVアニメ『対魔導学園35試験小隊』は、TOKYO MXほかにて現在放送中。放送局・放送スケジュールなどの詳細はアニメ公式サイトをチェックしてほしい。○TVアニメ『対魔導学園35試験小隊』Blu-ray&DVD情報■Blu-ray&DVD Vol.1 / 2015年12月25日発売Blu-ray限定版 第1巻 7,600円(税別) / DVD限定版 第1巻 6,600円(税別)【おもな特典】・異端審問機密資料集(64p予定)・プレミアムイベント特別映像・原作・柳実冬貴書き下ろしキャラクターコメンタリー(第1話:桜花×マリ)・キャラクターデザイン・川村幸祐 描き下ろし三方背ケース(第1巻:桜花)・アニメキャラクターデザイン・川村幸祐によるW描き下ろしイラスト仕様・キャラクターデザイン・川村幸祐 描き下ろしジャケット(第1巻:桜花×タケル)・ミニリーフレット「35試験小隊日報」・映像特典:ティザーPV■Blu-ray&DVD Vol.2 / 2016年1月29日発売Blu-ray限定版 第2巻 7,600円(税別) / DVD限定版 第2巻 6,600円(税別)【おもな特典】・原作・柳実冬貴書き下ろし&原作イラスト・切符描き下ろし表紙ミニ文庫「6人目の小隊メンバー(仮)」・原作・柳実冬貴書き下ろしキャラクターコメンタリー(第2巻:うさぎ×ホーンテッド)・キャラクターデザイン・川村幸祐 描き下ろし三方背ケース(第2巻:マリ)・キャラクターデザイン・川村幸祐 描き下ろしジャケット(第2巻:マリ)・ミニリーフレット「35試験小隊日報」・映像特典:パッケージCM■Blu-ray&DVD Vol.3 / 2016年2月26日発売Blu-ray限定版 第3巻 7,600円(税別) / DVD限定版 第3巻 6,600円(税別)【おもな特典】・原作・柳実冬貴書き下ろしキャラクターコメンタリー(第3巻:タケル×斑鳩)・キャラクターデザイン・川村幸祐 描き下ろし三方背ケース(第3巻:うさぎ)・キャラクターデザイン・川村幸祐 描き下ろしジャケット(第3巻:うさぎ)・ミニリーフレット「35試験小隊日報」・映像特典:本PV番宣CM■Blu-ray&DVD Vol.4 / 2016年3月25日発売Blu-ray限定版 第4巻 7,600円(税別) / DVD限定版 第4巻 6,600円(税別)【おもな特典】・原作・柳実冬貴書き下ろしキャラクターコメンタリー(第4巻:ラピス×ナハト)・キャラクターデザイン・川村幸祐 描き下ろし三方背ケース(第4巻:斑鳩)・キャラクターデザイン・川村幸祐 描き下ろしジャケット(第4巻:斑鳩)・ミニリーフレット「35試験小隊日報」・映像特典:ノンクレジットエンディングまた、原作小説は富士見ファンタジア文庫より現在第11巻まで発売中。11月20日には短編集「Another Mission」も発売されているので、こちらも注目しておきたい。(C)2015 柳実冬貴・切符/KADOKAWA/対魔導学園35製作委員会
2015年12月22日アフィリア・サーガは、最新シングル「Embrace Blade」の発売日を挟んだ連日キャンペーンを11月14日(土)~11月22日(日)までの9日間に渡って行ってきたが、ラストの週末は、東武百貨店池袋店8F屋上スカイデッキ広場にて2DAYSで開催した。11月22日の一部では、アフィリア・サーガがこれまでに着てきた歴代衣装をメンバーそれぞれが着用して登場。この日はキャンペーン最終日であると共に、アフィリア・サーガがデビューライブを行った記念すべき日ということで、委員長(リーダー)のルイズは当時を振り返りつつ、7周年の思いを語り、ファンとの絆を確かめた。ライブでは、現在放送中のTVアニメ『対魔導学園35試験小隊』のオープニングテーマになっているNEWシングルの表題曲「Embrace Blade」はもちろん、「転校ガール」「Everlasting Friends」「約束のあの空の果てへ」「未来が私を待っている」「ヴィーナスと蒼き七つの海」など、懐かしい楽曲を含む7周年に相応しい楽曲を次々と披露。先日卒業を発表したルイズ、ユカフィン、アヤミのうち、2016年2月5日に行われる赤坂BLITZで卒業公演を行うことが決定しているアヤミにとっては、この日が最後のCDキャンペーンということもあり、ライブ後に行われた特典会でも多くのファンが詰めかけた。ライブ終了後、最後のキャンペーンを終えたアヤミは、『私は11/11の卒業のブログでも書いて、最終日の最後にも話したのですが、『ヴィーナスと蒼き七つの海』の、はじめの『会いたい気持ちだけ、スーツケースいっぱいに詰め込んで』というフレーズが大好きです。七つの海を越えて、君に、君だけに会いに来たよ。そんな言葉を歌に乗せて、そしてこの12人で歌うことができて、本当に幸せでした。アヤミがアフィリア・サーガとして最後のシングル『Embrace Blade』。アニメ『対魔導学園35試験小隊』の主題歌、そして絆を描いてくれた桃井はるこさんの曲を、これからもたくさんの方に聞いていただきたいです。『愛という名の魔法をありがとう』と心から叫びたいです。最後まで応援をよろしくお願いします!』と語った。なお、2015年12月23日(水・祝)には、ワンマンライブ「約束のあの空の果てへ」を新宿ReNYにて開催するアフィリア・サーガ。詳細についてはライブ特設サイトをチェックしてほしい。
2015年11月23日女優の桃井かおりが、日本とバルト諸国初の共同制作作品となる映画『魔法の着物』(2016年秋公開予定)で主演を務めることが、このほど明らかになった。監督は、アカデミー賞外国語映画部門リトアニア代表作品になった『LOSS』(2009年)のマリス・マルティンソンス。桃井とは『AMAYA/邦題「雨夜 香港コンフィデンシャル」』(2011年)、『Oki - in the middle of the ocean』(2014年)に続く3作目のタッグとなり、神戸市とラトビアのリガ市との姉妹都市提携40周年を記念して制作される。また、日本とバルト諸国初の国際共同制作作品であり、神戸が姉妹都市と共同制作することは初の試みとなる。桃井演じる主人公の日本人女性は、ある出来事をきっかけに自分の殻に閉じこもってしまい、未知の国・ラトビアのリガへと旅立つ。文化の違いに戸惑いながらも、着物を通して現地の人たちと交流を深め、次第に心を開いていく彼女。さらに行方不明になっていた夫との再会などさまざまな経験を重ねて、見失っていた自分自身を発見していく。桃井は、「無抵抗で、命をかけて、独立を勝ち取ったラトビア。たった20数年前の話です」と背景に触れ、「自然災害に痛めつけられた日本人も、自分たちの手で立ち直ろうとしています」と日本との共通点を指摘。本作を「神戸からリガに流されるように行き着いた主人公が経験する奇跡は、失った愛しいモノを取り戻す旅なのかもしれません」と読み解き、「ラトビア人と今のこの日本人だからこそできるお伽噺(とぎばなし)が、きっと作れるんじゃないかと思っています」と期待を寄せている。撮影は、8月15日からラトビアの首都・リガでスタートし、10月より神戸での撮影を予定している。
2015年02月16日日本最大級のアニソンライブ「アニメロサマーライブ」が仕掛ける新しいゲームソングライブイベント「SUPER GAMESONG LIVE 2012 -NEW GAME-」が、5月26日に開催された。記念すべき第1回となった今回、約4000人ものファンがパシフィコ横浜 国立大ホールに詰めかけ、総勢21組38名の出演アーティストが4時間半にわたりパフォーマンスを繰り広げた。巨大LEDスクリーンに同イベントのために作り起こされたゲーム作品映像が映し出され、ゲーム作品とシンクロさせたその演出がアーティストのパフォーマンスをさらに盛り上げる。アンコールには出演者が揃ってステージに登場し、イベントテーマソング「NEW GAME」を合唱、オーディエンスからは歓声が送られ幕を閉じた。終演後には、スクリーンに「To Be Continued…」の文字が。さらに、ライブの模様はニコニコ生放送:Zeroでも中継された。また、イベントのフィナーレを飾った「NEW GAME」のリリースも決定。6月13日(水)発売。■SUPER GAMESONG LIVE 2012 -NEW GAME-出演アーティスト:THE IDOLM@STER(今井麻美・長谷川明子・沼倉愛美)、AiRI、アフィリア・サーガ・イースト、彩音、いとうかなこ、今井麻美、CooRie、栗林みな実、榊原ゆい、サクラ大戦 帝国華撃団<真宮寺さくら(横山智佐)、神崎すみれ(富沢美智恵)、マリア・タチバナ(高乃麗)>、佐藤ひろ美、Ceui、Zwei、nao、NanosizeMir、飛蘭、Prico、桃井はるこ、yozuca*、LieN -リアン-、Rita(50音順)■「NEW GAME」作詞/作曲:栗林みな実/志倉千代丸発売日:2012年6月13日(水)発売元/販売元:5pb./クラウン徳間ミュージック販売価格:¥1,050(税込)仕様:12cmマキシシングル品番:YZPB-5008歌唱アーティスト:彩音、いとうかなこ、CooRie、栗林みな実、佐藤ひろ美、nao、飛蘭、yozuca* (50音順)
2012年06月01日女優、桃井かおりが1月27日(木)、東京・新宿区のスタジオで、声優初挑戦となるアニメ映画『トリコ3D 開幕! グルメアドベンチャー!!』(志水淳児監督)のアフレコ収録に臨んだ。週刊少年ジャンプ(集英社刊)で連載中の「トリコ」(島袋光年原作)の初映画化で、未知なる美味を探求するグルメ時代を舞台に、カリスマ美食屋トリコと少年ペック(桃井さん)が怪鳥ゲロルド退治のため、食うか食われるかのバトルに挑むグルメアドベンチャー。取材陣に披露する模擬アフレコからテンション高めの桃井さんは、プロデューサーからもう一度と声がかかると「え、なんで?」と桃井節全開。模擬を終えると、「いつも私に合わせてもらっていて人に合わせるってやっていないから、口が合わなくて大変」と初声優の感想。とはいえ「まあキャラクターは作っちゃったので。この子(ペック)、お父さん死んでいて母子家庭だから。いつも女優のときもキャラを作るのと同じかな」と自分のペースでこなした様子。声優にハマった?の問いには「ないっすね。しばらくない。時間くうから、みんな嫌うでしょ?他の声優さんにご迷惑をかけるのも嫌だし」と後ろ向きだった。だが、やってみたい役柄は?と聞かれると、「俳優でやれない変な役。虫とかゴミとか壁とか」となかなかのやる気(?)。一方で、準備中の監督2作目について「これを機会に(同アニメ配給元の)東映さんに、持ちこんでみようと思って。ほんとにお金が集まらなくて止まっているのよ」とボヤキつつちゃっかりPR。内容は「女5人が餃子を作る話。『細雪』みたいな」と言い、「元々(故)市川準監督が撮る予定で、私、主役だったんだけど、撮ることになったので自分はでなくてもいいかな?って。でも出たいの」と状況を説明。キャスティングについて、離婚問題でお騒がせ中の女優、沢尻エリカの起用は?と取材陣から聞かれると、「あー、どうだろう」と考え込みながらも「問題ある人を全部集めてもいいですねぇ」と持ち前の懐の大きさを見せていた。ジャンプHEROES film『トリコ3D開幕!グルメアドベンチャー!!』、『ONE PIECE 3D 麦わらチェイス』は、3月19日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:ONE PIECE 3D 麦わらチェイス 2011年3月19日より全国東映系にて公開© 尾田栄一郎/「2011 ワンピース」製作委員会トリコ3D 開幕! グルメアドベンチャー!! 2011年3月19日より全国にて公開© 島袋光年/「2011 トリコ」製作委員会■関連記事:黒ひげがサイトジャックでルフィの行く手阻む?旋風止まらぬ「ONE PIECE」新展開ルフィの手が銀幕から飛び出す?「ONE PIECE」&「トリコ」が2本立て3D映画化
2011年01月27日