デヴィ夫人(83)が1月11日、鹿児島県の塩田康一知事を表敬訪問した。そこで、県が鹿児島市に整備予定の新体育館について「桜島の景観を損なう」として計画の中止を求めたことに波紋が広がっている。県は、県有地で、現在は更地になっている鹿児島市の商業施設「ドルフィンポート」の跡地に、新たな総合体育館の整備を計画している。これまでに鹿児島を5回以上訪れたことがあるというデヴィ夫人。訪問後には、長年親交があり計画に反対する県出身デザイナーの今井千恵さんと記者会見を開催。「桜島は世界一美しい活火山。県の計画ではその景観を損ねてしまう」と、ドルフィンポート跡地への体育館整備の中止を訴えた。また、国際的な公園にし、飲食店や土産品店なら、景観を崩さずにいいのではないか」と述べ、今後は署名活動も予定しているという。「ドルフィンポート跡地は、正面に桜島と鹿児島湾を望み、隣には“かごしま水族館”があり、中心市街地である天文館からも近い一等地です。その活用方法にはさまざまな意見があり、スポーツなど用途や利用者を限定する“ハコモノ”にすることに反対する声が地元でも上がっているのは確かです。とはいえ、今回は鹿児島と全く関係のないデヴィ夫人が突然、“景観を損なう”との理由を前面に出して反対を表明したことで、地元民からしたら“ワケがわからない”という感じなのだと思います」(地元紙記者)実際に、Xでは鹿児島県民を含むユーザーから、“景観が損なわれる”という点に困惑する声が多数上がっている。《なんでデヴィ夫人?体育館出来たとしても桜島見ようと思ったら他のとこから綺麗に見れるのに何故?この抗議は多分鹿児島県民ほとんどの人が謎》《五回程度しか来たことないのに他人んとこの都市計画に口を出してるのか…》《景観っていう人。ほんと謎。どこから桜島見ようとしてるの?地元民だけど県外からのお客さんを桜島見て貰うのにわざわざあの辺り連れてかないでしょ》《桜島なんて色んなところから見えますよ言い方が大袈裟過ぎる》《桜島はどこから見ても綺麗だから、体育館ごときでその壮大さが損なわれる事なんか無いむしろ大規模噴火の一時避難場所として是非とも計画通りになってほしい》
2024年01月12日気象庁は2月5日19時13分、桜島の昭和火口で18時56分に爆発的噴火が発生したことを受け、噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引上げた。18時56分の噴火では、弾道を描いて飛散する大きな噴石が3合目(昭和火口より1,300~1,800m)まで達したという。気象庁は昭和火口及び南岳山頂火口から概ね2kmの範囲で、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石、および火砕流に対する警戒をうながしている。また、鹿児島県鹿児島市に対して火口周辺での入山を規制するように呼びかけている。風下側では火山灰だけでなく、小さな噴石(火山れき)が遠方まで風に流されて降るおそれがあるとしている。また、爆発的噴火に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れることへの警戒や、降雨時には土石流が発生することリスクを呼びかけている。桜島に関して、昭和火口では活発な噴火活動が継続し、2015年8月以降噴煙高度が3,000mを超える噴火が増加した。8月18日16時31分の爆発的噴火では噴煙が火口縁上5,000mに達し、鹿児島市内から薩摩川内市甑島にかけて広範囲で降灰を確認され、8月27日には噴火警戒レベルを4(避難準備)に引き上げた。9月25日の爆発的噴火では、噴煙が火口縁上4,000mまで上がり桜島島内から種子島にかけて降灰を確認。鹿児島市有村町では最大約2cmの小さな噴石(火山れき)により数台の車でガラスが割れる被害が発生するなど、2015年の桜島における年間の爆発回数は全て昭和火口で835回にものぼっている。
2016年02月05日鹿児島県鹿児島市の道の駅「桜島」火の島めぐみ館前で1月31日、「世界一桜島大根コンテスト」が開催される。○丹精込めて育てた桜島大根が勢ぞろい同イベントは、鹿児島県の特産品である桜島大根の銘柄確立や付加価値の向上を目的に開催され、ギネス記録への挑戦も行われる。ちなみに、現在時点での最高記録は2003年の優勝記録で、重さ31.1kg/胴回り119cmとのこと。審査開始時間は10時からとなる。なお、当日10時から15時まで「火の島めぐみ館15周年祭」も同時開催する。市内産野菜や果物の販売、農産物の詰め放題、ブリ大根とおにぎりセット販売、火の島太鼓の演奏などが行われる。
2016年01月28日気象庁は8月27日、「噴火警戒レベル4」(避難準備)に引き上げた鹿児島県の桜島に対し、最新の活動状況を発表した。昭和火口では8月23日06:04のごく小規模な噴火以降、噴火は観測されておらず、規模の大きな噴火が発生する可能性は8月15日時点に比べて低下していると考えられるという。「噴火警戒レベル4」に引き上げられた8月15日時点では、島内を震源とする地震が多発し、桜島島内に設置している傾斜計および伸縮計では山体膨張を示す急激な地殻変動が観測されていた。そのため、桜島では規模の大きな噴火が発生する可能性が非常に高まり、昭和火口および南岳山頂火口から3km以内の鹿児島市有村町および古里町では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石や火砕流に厳重な警戒(避難等の対応)を呼びかけている。また、風下側では降灰および風の影響を受ける小さな噴石(火山れき)に、降雨時には土石流に注意を促し、鹿児島市全体に厳重な警戒を呼びかけている。8月27日10:00の福岡管区気象台・鹿児島地方気象台による発表によると、桜島では南岳直下付近を震源とする火山性地震が引き続き観測されてはいるものの、昭和火口では8月23日06:04のごく小規模な噴火以降は噴火は観測されておらず、また、南岳山頂火口では噴火は観測されていないという。8月26日に実施された現地調査では、二酸化硫黄の放出量は1日あたり200t(前回23日100t)と少ない状態となっていた。8月15日~16日にかけての火山活動は、南岳直下にマグマが急激に貫入して発生したと考えられ、これまでのところ貫入したマグマが火口近くまでさらに上昇することを示す兆候はみられていないという。そのため、規模の大きな噴火が発生する可能性は8月15日時点に比べて低下していると考えられるが、再びマグマ貫入がある場合などには、桜島の火山活動の活発化は避けられないものと発表している。なお、防災上の警戒事項等は8月15日時点と同様の警戒を呼びかけている。
2015年08月27日今年35年を迎え、鹿児島県錦江湾の夏の風物詩として親しまれている「桜島納涼観光船」が7月21日から運航を開始する。鹿児島市内から鹿児島のシンボル・桜島へ渡る「桜島フェリー」。24時間運航で、地元の人には欠かせない基幹交通手段となっている。この「桜島フェリー」が7月21日(土)~9月2日(日)まで毎夜7時、鹿児島本港フェリーターミナルから出航し、夕景が美しい桜島大正溶岩原や沖小島、古里温泉郷などを間近に見ながら約2時間かけて錦江湾内を遊覧する「桜島納涼観光船」に様変わりする。「桜島納涼観光船」に使用されるのは昨年3月に就航したエコシップの「サクラエンジェル」で、1階から4階までエレベーターで移動できるバリアフリーシップでもある。乗り場は鹿児島港桜島フェリーターミナル、乗船開始は午後6時30分、午後7時に出航する。10分ほど走ると、目の前には夕日に染まった桜島の溶岩原が広がり、振り返ると鹿児島の市街地の夜景が眺望できる。船上では、涼しい夜風に当たりながら、鹿児島市街の夜景や、毎夜50発打ち上げられる大迫力の水中花火を見ることができ、気分も爽快(そうかい)に。さらに船内では、2階で土曜日、日曜日にライブやヒーローショーなど「ステージショー」が開催されるほか、霧島錦江湾国立公園の誕生を記念した「錦江湾○×クイズ大会」や、優秀者に焼酎「桜島」が当たる「大声コンテスト」、毎日1名にiPod shuffleほか、平川動物園ペア入園券、かごしま水族館ペア入館券、イルカのぬいぐるみが当たる「お楽しみ抽選会」、貼(は)り絵アートなどイベントも盛りだくさん。また、飲食は1階に「フードワゴンコーナー」、3階にうどん・そばの「やぶ金」、さらに最上階の4階屋上デッキにある「ホテル・ユニオン」運営による洋上ビアガーデンでは、冷え冷えの生ビールや黒豚や黒毛和牛、海鮮食材などを地元食材使った料理のほか、手軽なつまみも充実。美味しい料理に舌鼓を打ちながら錦江湾クルージングを楽しめるのもうれしい。なお、料金は大人(中学生以上)が1,000円、小児(1歳以上小学生まで)は500円、ファミリー乗船券(4名まで、うち大人2名まで)2,400円。8月13日~15日は運休。8月25日の「かごしま錦江湾サマーナイト大花火大会」開催日には2隻出港を計画している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月19日