演歌歌手の水森かおりが14日に自身のアメブロを更新。俳優の梅沢富美男からの嬉しすぎる差し入れを公開した。この日、水森は俳優・里見浩太朗が主演を務める舞台『水戸黄門』に出演したことを報告し「ドキドキしましたが、とてもとても楽しかったです」とコメント。「里見座長をはじめキャストの皆様方、そしてたくさんのスタッフの皆さんに支えていただいて…なんとか無事に終えることが出来ました」と述べ「胸がいっぱいです」と感激した様子でつづった。続けて「素晴らしい舞台に立たせていただける喜びを噛み締め、最高の舞台に身を置かせていただけることに感謝の気持ちで千穐楽まで頑張ります!」と意気込みをコメント。「初日の今日、素敵な贈り物が」と述べ「梅沢富美男さんから天むす」と梅沢から差し入れが届いたことを写真とともに報告した。また「実は昨年11月の御園座公演の時、『来年3月にまたここでやるんだね。その時初日に天むすを差し入れするからね』と言ってくださった」と明かし「本当に差し入れしてくださった」と説明。「お父上、ありがとうございますっ」と述べ「嬉しすぎるっ!パワー倍増でした 明日も頑張りますっ!!」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「ものすごい量」「素敵な贈り物」「嬉しいですね」などのコメントが寄せられている。
2024年03月15日俳優の梅沢富美男が21日に自身のアメブロを更新。タレントの小川菜摘から貰った沢山の差し入れを公開した。この日、梅沢は「今日の渋谷公演、満員御礼を頂きました」と報告。「沢山の方からお花もありがとうございます!」と祝い花の写真を複数枚公開し「本当に嬉しい1日でした!」と感激した様子でコメントした。続けて更新したブログでは「小川菜摘さんからはお花だけじゃなく、沢山のサンドイッチの差し入れも頂きました!」と報告し、小川からの差し入れの写真を公開。「みんなで美味しく頂きました」と述べ「ありがとうございます!」と感謝をつづり、ブログを締めくくった。
2024年02月21日俳優・タレントの梅沢富美男が7日、都内で行われたK-1 GROUPの年間表彰式「K-1 AWARDS 2023」に出席した。今回で7回目の開催となる「K-1 AWARDS」は、K-1 GROUPが開催したプロ大会(「K-1」「Krush」)とK-1アマチュアのすべての大会と出場選手を対象にした年間表彰式。2023年の栄えある「最優秀選手賞」(MVP)や、最も観るものを魅了した試合に贈られる「最高試合(ベストバウト)賞」など全16部門が設けられている。梅沢は「ベストガールズ賞」のプレゼンターとして登場。同賞を受賞したK-1 GIRLSのうららにトロフィーを贈った。その後、うららをはじめとするK-1 GIRLSとともに取材に応じた梅沢。「久しぶりですね、こんなにきれいな方たちに囲まれたのは。20年ぐらい若返ったかな。一番高い着物を着てきました。相当高いです。久しぶりにハッピーですね」と声を弾ませた。さらに、「デレデレだよ」と喜びがあふれる梅沢は、「いい匂いいっぱいするのよ。こんな素敵な方たちと一緒にいられる瞬間ってのはそうあるもんじゃないから、今日は最高の一日でした」と笑顔で話していた。
2024年02月07日タレントの梅沢富美男が5日、都内で行われたローソン「今年はヤバすぎ!盛りすぎチャレンジ」開催記念イベントに、松山ケンイチ、川栄李奈、王林とともに出席した。2月6日から開催される「今年はヤバすぎ!盛りすぎチャレンジ」は、期間限定の週替わりでローソン商品を値段そのままで47%増量する“盛りすぎ”キャンペーン。イベントでは、2月6日より公開される新CMの発表に加え、CMキャラクターの松山ケンイチ、川栄李奈、梅沢富美男、王林が登場し、盛りすぎチャレンジの商品を試食&レポートした。梅沢は、新CMでおいしそうに商品を食べている姿を披露。「体も47%増量しました。あれパンでしたけど、おにぎりも食べているんです。5種類ぐらい食べている。で、監督が『もう1回食え』って言う。『角度が悪い』とか言われて。おにぎり7個ぐらい食べました。だから4キロ増量したんです」と告白し、「おいしいですよ。でも限界がありますから。73(歳)ですからね」とぼやいて笑いを誘っていた。
2024年02月05日俳優の梅沢富美男が1月1日に自身のアメブロを更新。手作りのお節料理を公開した。この日、梅沢は「謹賀新年」と題したブログを更新。「明けましておめでとうございます!」と述べ「今年もよろしくお願いいたします!」と呼びかけた。続けて「今年もおせちは手作りです」と料理を前にした自身の姿とともに明かし「次女が料理長」と説明。「お品書きもついてます」とお品書きの写真も公開し「いいお正月です!」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「明けましておめでとうございます」「おせち…凄いですね」「豪華で、とっても美味しそう」などのコメントが寄せられている。
2024年01月02日俳優の梅沢富美男、女優の川栄李奈が出演する、ローソンの新WEB CM「Lからでハピろー! 編」が24日、公開された。○■梅沢富美男、“Lからマン”に変身娘役の川栄が帰宅すると、暖簾をかけた台所から父役の梅沢が「らっしゃい!」と料理人姿で登場。川栄が驚くと、すかさず梅沢は「今日のご飯は富美男の特製からあげですぅ!」と山盛りのからあげを差し出す。川栄が「お父さんなんか気合い入ってる!」とうれしそうに反応すると、「どうぞ! お召し上りください!」とすすめる梅沢。川栄が一口食べ「うまあげ。お父さんやる〜!」と褒めると、梅沢は「当ったり前よ〜。95%の人がおいしいと答えたからあげなんだからよ」とローソンのからあげであることを打ち明ける。真実を明かしてしまったことに気がつき、動揺する梅沢に対し、川栄は「はぁはぁーん、これローソンのLからだねぇ?」とすでに勘づいている様子。すると、暖簾からLからが顔を出し、さらに、梅沢が“Lからマン”に変身して登場。Lからを高らかに上げ「そして我こそはLからを愛し、Lからから愛される男!」とキメ台詞を決めようとするが、「からあげ専門店の味じゃ〜ん」と川栄は全く聞いておらず、Lからを食べ続ける。○■梅沢富美男 コメント――CM撮影の感想を教えてください。今回は料理人とLからマンというヒーローに変身しましたが、どちらも幼い頃に憧れたことがある姿だったので、テンションが上がりまし た。最近お子さんからの人気が高いのですが、これでますますお子さんからの人気が上がりそうでうれしいです。これまでいろんな格好をしてきたのでそろそろ私の衣装展なんかもできそうな気がしますね。――「Lからを愛し、Lからから愛される男」というキメ台詞がありますが、梅沢さんが愛し愛される存在を教えてください。真っ先に思い浮かぶのは、愛犬・夢子ですね。 僕が帰ると真っ先にうれしそうに出迎えてくれて、本当に愛されている感じがします。あ、もちろん一番は奥さんですよ。あと、今回撮影で食べたLからが本当においしくてLからも愛しちゃいました。――演じてみたい役柄を教えてください。かっこいい役をやってみたいですね。スパイとか。ありえない設定なのをやってみたいです。もちろんアクションも!○■川栄李奈 コメント――CM撮影の感想を教えてください。これまでも梅沢さんの変身はたくさんみてきたのですが、今回のLからマンの姿や料理人の姿もとてもお似合いで、特に料理人は違和感も感じなかったのが、印象的でした。梅沢さんとの会話のかけあいも、いくつかの撮影を経て、自然な親子のようになってきたかなと思うので、その点もぜひ注目していただければと思います。――CMのように川栄さんが「お父さんやる〜!」と褒めた瞬間を教えてください。私が小さい頃から父は釣りが趣味だったのですが、たくさん釣って帰ってきてくれたときは、お父さんやる〜! と思いました。――父との一番の思い出があれば、教えてください。夏は外でプールをしたりカブトムシを取ったり、冬は雪でかまくらを作ってくれたりして一緒に遊んでくれました。
2023年10月24日コメディミュージカル『ミア・ファミリア』が2023年11月から東京芸術劇場ほかで日本初演される。「3LDK」というユニットを組む植原卓也・平間壮一・水田航生の3人がミュージカル初共演ということでも話題を呼びそうだ。舞台は1930年代のニューヨーク。失業者が急増し、禁酒令にもかかわらず人々はますます酒を求める。荒涼とした都市を密造酒事業で掌握したマフィアは勢力を広げ、建物を買い占めていた。イタリアの労働者たちの癒しの場である「アポロニア イン&バー」もマフィアの手に渡り、明日には閉店する。「アポロニア」に残った最後のボードビル俳優のリチャード(平間壮一)とオスカー(水田航生)は最後の公演準備をしている。そんなとき、マフィアの手下のスティーヴィー(植原卓也)がボスの自伝を上演しろと言い始めて......。6月下旬に行われたビジュアル撮影を見学した。煉瓦造りの壁を背景に、テーブルの上にはウイスキーボトルとショットグラス。撮影の直前まで談笑していた3人だが、いざカメラの前に立つと求められている表情とポージングをさらりと体現。スタッフ側からの立ち位置に関する指示はあれど、表情やポージングに関しての注文が少ないことが印象的。裏を返せば、それだけ3人の引き出しが多く、よく作品の世界観を理解しているということだろう。撮影について水田は「この3人で撮影するときはいつも楽しい。今回は、年を重ねて大人な感じが出せているのではないかな」と話す。実際、撮影カットを少し覗いてみたが、3人のスーツ姿は様になっていて、格好いいビジュアルに仕上がりそうだ。改めて本作に出演が決まった心情を尋ねると、植原は「僕ら3LDKがミュージカルで共演することに驚きましたが、きっと応援してくださっている方にとっては嬉しいニュースだったのでは」と話す。一方の平間は「この3人でできるんだという驚きと嬉しさと怖さが一気に来ました」と言い「役を演じるのが役者の仕事ですが、この3人が集まるとどうしても平間・植原・水田が勝手に出てしまって、舞台として成り立つのかどうか......(笑)そこが勝負です」。3LDKはどんな存在なのか。平間は「洋服みたいな感じ。なくてはダメだし、当たり前のようにある」と回答し、植原は「幻想ですね」と含蓄ある答え。水田は「いい意味で何も考えずに一緒にいられる人」と答えた。東京公演は11/24(金) ~ 12/3(日) 東京芸術劇場にて。取材・文:五月女菜穂
2023年08月17日Daiichi-TV(株式会社静岡第一テレビ)が2022年に放送した「梅沢富美男のジェネレーション観光」がパワーアップした番組「梅沢ツアーズ」が、2023年7月16日(日)午後3:00から全国日本テレビ系28局ネットで放送されます。大御所芸能人の梅沢富美男さんが、Z世代の若者である出演者 村重杏奈さん・西野未姫さんの2人を案内して起こる化学反応や、新たな発見や感動を、Z世代からシニア世代までお楽しみいただける番組です。Sushi直■旅の舞台は、梅沢さんが第2の故郷と呼ぶ「金沢・能登」梅沢さんが案内するのはかつて下積み時代を過ごした金沢・能登。情緒ある街並みに伝統文化、海の幸、山の幸に恵まれた地で、ワンランク上の極上ツアーをZ世代が体験します。とっておきのグルメから普段は見られない特別な光景まで、梅沢さんならでは旅のチョイスは驚きの連続です。訪れた「Sushi直」ではまさかの“極上ネタ”の出会いが待っています。梅沢さんは「初めての経験、見たことないような場面を提供できた、びっくりすると思いますよ」と語ります。「梅沢ツアーズ」は2023年7月16日(日)午後3:00から全国日本テレビ系28局ネットで放送します。■番組概要番組名 : 梅沢ツアーズ放送日時 : 2023年7月16日(日)午後3:00~3:55出演者 : 梅沢富美男、村重杏奈、西野未姫製作著作 : 静岡第一テレビ番組ホームページ: 【日本テレビ系28局ネット】NTV 日本テレビ/STV 札幌テレビ/RAB 青森放送/TVI テレビ岩手/MMT ミヤギテレビ/ABS 秋田放送/YBC 山形放送/FCT 福島中央テレビ/TeNY テレビ新潟/TSB テレビ信州/YBS 山梨放送/KNB 北日本放送/KTK テレビ金沢/FBC 福井放送/CTV 中京テレビ/YTV 読売テレビ/NKT 日本海テレビ/HTV 広島テレビ/KRY 山口放送/JRT 四国放送/RNC 西日本放送/RNB 南海放送/RKC 高知放送/FBS 福岡放送/NIB 長崎国際テレビ/KKT 熊本県民テレビ/KYT鹿児島読売テレビ■出演者コメント【梅沢富美男】2人を連れて北陸の旅を企画しましたが、初めての経験をたくさんさせていただきました。テレビをご覧の皆さんに見たことがないような場面を提供できました、びっくりすると思いますよ。北陸は何と豊かな土地なんだと実感しました。海のものに山のものにお米、歴史も勉強できますから。何かやりたいと思ったらぜひ北陸に来てください。全部手に入りますから。大事なお嬢さん二人を預かって神経尖らせていましたが、いつのまにかメロメロになっていました。3人で旅のシリーズを日本中、世界中で続けていきたいね。こんなに楽しい旅はないよ!ぜひ見てください!近江町市場【村重杏奈・西野未姫】[西野]三人でいるのが自然な空気過ぎて、すっかりお仕事を忘れてしまうぐらい楽しめました。梅沢さんに付いていけば絶対大丈夫という安心感もすごかったです。[村重]普段できない経験がたくさんできて美味しいものの食べ方まで知ることができました。日本にはまだまだ知らないことがあるな、と思ってうれしくなりました。[西野]極上しかない旅で、高級なもの、見たことがないもの、自分ではもう一生入れなさそうな貴重なところにも入れました。[村重]梅沢さんはテレビで見てきた人で最初は怖っと思ったけど、豆知識から人生の話までしてくれて、自分の人生が豊かになる気がしました。本当に最高のマブダチです!妙成寺薪火三庵ひがし茶屋街 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年07月13日音楽劇『ダ・ポンテ~モーツァルトの影に隠れたもう一人の天才~』の歌唱披露イベントが25日に東京・日比谷 シアタークリエで行われ、海宝直人、平間壮一、相葉裕樹、井上小百合が登場した。同作はモーツァルトの名作オペラ『フィガロの結婚』『ドン・ジョバンニ』『コジ・ファン・トゥッテ』誕生の背景にある、詩人ロレンツォ・ダ・ポンテ(海宝)の人生を描くオリジナルの新作音楽劇。今回は抽選で選ばれた254名のオーディエンスを招いたイベントで、本作の主人公であるロレンツォ・ダ・ポンテ役の海宝が「この静かな夜に」、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト役の平間が「僕が拍手するんだ」、アントニオ・サリエリ役の相葉が「ヴィヴァ、イタリア!」、フェラレーゼ役の井上が「街角の女の子」、そして最後に海宝&平間が「最高の相棒」を披露した。題材となったダ・ポンテについて、海宝は「お話いただくまでは知らなかったですね、恥ずかしながら。結構カンパニーでも知ってた人の方が少ないかもしれない」と言いつつ、「初めて知って、色々と調べさせていただいて。波瀾万丈でドラマチックで、必死に生きた姿にちょっとおかしさもあり、ドラマチックなのに、今年になるまであんまり演劇でも取り上げられなかったのが不思議だなと思って。今年急に2作取り上げられましたね」と語る。またモーツァルト役の平間は「破天荒だろうなと思って台本を読ませていただいたんですけど、1回目に読み終わった後に思ったのが普通の青年。優しかったりあたたかかったり、丸みを持っていて、自分らしく作っていいのかなと思って。優しいモーツァルトにしたいな」と既存のイメージとはまた違った像を作っているという。海宝も「今日もこの前に2人の抜き稽古をやってたんですけども、そこでも色んなことを試しながら、なんとか作っています」と稽古の様子を明かした。2人と敵対するサリエリ役の相葉が「ダークという印象が正直そんなになくて、割と愚直で真っ直ぐな印象の方が強くて。悪役って聞いたんですけど」と印象を表すと、海宝と平間が「ヴィヴァ〜」と、先ほど披露したサリエリの曲をいじる一幕も。平間が「イタリア大好きですもんね」と言うと、相葉は「本当に悪いんですけど、この曲をやると2人がニヤニヤしてるんですよ。全員なんですけど。『何、高らかに歌い出してるんだ』みたいな」と訴える。さらにオーディエンスからの「観劇するか迷っています」「観劇初心者の友達を誘いたいのですが、何をいちばんにアピールすると良いでしょうか?」という質問に、2人が“ヴィヴァ”ポーズをすると、相葉が「そこじゃないよ、絶対違う!」とつっこんでいた。まだあまりストーリーの情報がない状態だというが、ポスタービジュアルについて平間は「あれは嘘です。白くならないです」とキッパリ。さらに「僕はもう泣きました、見てて。ちょっと遅れて稽古に参加する日があったんですけど、好きなシーンをやってて、入った瞬間に空気がシーンとなって。リュックしょったまま、ポロポロポロポロ。『海宝くんめっちゃよかったよ』みたいなシーンがある」と説明する。海宝は「何せそれぞれがドラマチックな人生を送っているので、ドラマを楽しんで。歴史ものだからといっても難しく描くより、楽しくお客さんと一緒に盛り上がっていける作品になりそうだなと思っています」とアピールした。さらに相葉が「いろんなものがギュッと詰まっているので、観ているお客さんは大変かもしれないですけど、観やすい作りにはなってる」と見どころについて語っていると会場に期待する空気が流れ、応えるように「サリエリという方なんですけど、『ヴィヴァ、イタリア!』という……」と話し始め、海宝が「自分で言い出した!」とツッコミ。「言うしかないじゃない」と苦笑する相葉に、平間が「ヴィヴァエリ」とあだ名をつけ、フォトセッション時にも「ヴィヴァで」という声が飛び交うなど、流行を見せていた。プレビュー公演はシアター1010にて6月21日~25日、愛知公演は日本特殊陶業市民会館ビレッジホールにて6月30日~7月1日、東京公演は東京建物Brillia HALLにて7月9日~16日、大阪公演は新歌舞伎座にて7月20日~24日。
2023年05月25日梅沢富美男が人情芝居・歌謡ショー・舞踊と豪華3本立てで、東京・明治座の創業150周年を祝う。その相棒には10年以上、同じステージを踏んでいる親友・研ナオコに加えて、初顔合わせとなる三山ひろしの姿も。4月上旬、三者が一堂に会したタイミングで稽古前の想いを聞いた。第一部の「ナオコ婆ちゃんより『清水の次郎長旅日記』」は、梅沢が作・演出を手がける人情芝居。借金取り(梅沢富美男)の脅しに怯え、夜逃げを決意した宿屋のお玉(研ナオコ)と娘・お花(小川菜摘)のもとに「宿を貸してほしい」と清水の次郎長(三山ひろし)が現れる。事情を聞いた次郎長は母娘を助けるべく、とあるアドバイスをして──。「ナオコ婆ちゃん」と聞くと、かつて日本テレビ系列で放送されていたバラエティ番組『カックラキン大放送!!』(1975〜86年)で繰り広げられていた「ナオコお婆ちゃんの縁側日記」を連想する読者がいるかもしれない。が、梅沢と研は「別物」と一蹴する。長きにわたるツアー公演で苦楽をともにしている互いについて、梅沢は「研さんはお笑いの呼吸やツボをわかっている“名優”。こちらはお客さんを笑わせるために一生懸命、芸を磨いているのに……登場するだけで爆笑をかっさらってしまう存在感が腹立たしい!」と悔しさを露わにしてみせる。「それはそれは失礼しました」とマイペースに受け流す研は、事あるごとに「私は役者じゃないから」と謙遜する。主戦場の歌と芝居で心構えは異なるのか尋ねると「形は違えど、お客さんに想いを届ける意味では一緒。私は歌という“幹”を持っていますから、そこから“枝”を伸ばすような感覚でお芝居をやらせてもらっています。梅沢さんと同じ舞台に立つことでたくさんの学びが得られるんですよ」と座長に花を持たせることも忘れない。梅沢に対する研の言葉にうなずいていた三山も「座長の一挙手一投足を尊重しながら、スポンジのように一滴も残らず吸収したい」と意気込む。芝居についても「歌っている時も演じながら世界観を届けることがありますし、僕という人間性が出たりするんですよね」と等身大の想いを率直に述べる。ビジュアル撮影では「広沢虎造さんの浪曲『清水次郎長伝』を聴き、粋で気っ風のよい次郎長像を思い浮かべながらカメラの前に立ちました」とコメントした。第二部「夢の歌謡オンステージ」は60分ほど。梅沢が司会・演出を務め、ヒット曲を多数抱える研と三山の個性を前面に出す構成になるそうだ。第三部「華の舞踊絵巻」は明治座の新たな門出を寿ぎ、「娘三番叟」をモチーフにした豪華絢爛な衣装やステージングで観客を圧倒するという。明治座創業150周年記念『梅沢富美男劇団 梅沢富美男・研ナオコ特別公演 三山ひろし特別出演』は、6月23日(金)から7月23(日)まで。チケットぴあでの一般発売は、5月21日(日)10時よりスタートする。取材・文:岡山朋代
2023年05月19日漫画家 須本壮一は、掲載雑誌の休刊により連載終了となった漫画『紫電改343』の制作を継続するためのクラウドファンディングを実施し、2023年3月14日(火)に目標金額の1,200万円を大きく上回る21,133,430円の支援金を集めて募集が終了したことをご報告いたします。▼クラウドファンディングページ もともとは5年ほどかけて物語を描き上げる予定でしたが、『イブニング』が2023年2月28日発売の6号をもって休刊となったため、完結までの最低限必要なページ数 420ページの支援を募集しました。ですが420ページの追加では当初に構想していたエピソードのいくつかは削らなければならないため、漫画の増ページと新たなエピソードを追加する目標でファイナルゴール 金額2,000万円の募集を発表しました。ファイナルゴールを達成したことを受けて、クラファン達成で執筆の決定した420ページに加えて少なくとも150ページ以上、合計580ページ以上を描き下ろすことが決定しました。須本さんは描きたいエピソードをページ制限考えずに描き上げると話しています。また新たに描き上げるエピソードとして、戦後の紫電改引き揚げエピソードや鶉野飛行場、福知山などの戦後アナザーストーリーも追加することを発表します。クラウドファンディングの終了後は、クラファンページ内の「活動報告」にて漫画制作の進捗を発表していきます。クラファン メイン画像■漫画制作におけるクラファンという選択須本さんは「このクラウドファンディングの成功で、漫画家の友人からも大きな反響がありました。クラファンは制作前に一括で支援金を手に入れられるシステムで、従業員を抱える商業作家向きのシステムであるといえます。たとえ連載が打ち切りになっても直接支援してくれる読者の協力が得られれば漫画を完結まで描くことができる。漫画家にとって漫画を継続して描くための選択肢が増え、良い時代になったと思います」と話しています。■戦争における、数々の命を紡ぐ奇跡と運命の話を最後まで描ききりたい漫画『紫電改343』は、敗戦濃厚だった太平洋戦争末期の日本を舞台としています。この作品は「本土防衛の切り札」として当時有数のエースパイロットを集めた、超精鋭部隊「第三四三海軍航空隊」の若き搭乗員たちに敬意をこめて描き始めた、群像劇であり彼らの魂の記録です。敗戦の色濃い戦局を隊員たちはどう生きたのか。終戦のその日、彼らは何を想っていたのか。部隊創設の構想から終戦まで約300日の濃密な日々と、隊員一人一人の生き様を端折ることはできないと思ったのです。そこで、雑誌掲載にこだわらず完結まで制作を継続するため、なんとか力を借りたいとの思いで作者本人の須本壮一が、この漫画『紫電改』制作支援のプロジェクトをクラウドファンディングで立ち上げました。現在、単行本は講談社から8巻まで発行しており、2023年4月に単行本9巻が発売する予定です。10巻以降のエピソードはクラファンのプランの返礼品としてデータや書籍で送付します。また2023年の年末に同人誌として同人誌即売会イベントや同人誌取扱書店にて頒布する予定です。作画風景【漫画家 須本壮一について】1980年第19回『週刊少年サンデー』新人コミック大賞佳作でデビュー。代表作に北朝鮮拉致問題を扱った『奪還』『めぐみ』があり、また戦記物『夢幻の軍艦大和』では、戦艦や戦闘機のリアルな描写が話題に。百田尚樹氏原作『永遠の0』『海賊とよばれた男』のコミカライズでは作画を担当。また執筆の傍ら、子ども達の笑顔を支援する漫画家のNPO団体ビースマイルプロジェクトの代表理事も務める。【一般の方向けのお問い合わせ先】須本壮一事務所担当者名: 藤田Email : shidenkai343project@gmail.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月16日俳優の梅沢富美男と女優の川栄李奈が出演する、ローソン・からあげクン ソースinシリーズの新CM「からあげクン 明太キュンです」編が、10日から放送される。新CMでは、梅沢と川栄が初共演。居間で娘・川栄が父・梅沢に新商品を食べるように勧めるが、梅沢は頑なに拒否。小言を言う梅沢の口に川栄が新商品を入れると、梅沢は明太子の着ぐるみ姿に変身し、「キュンです」とうっとりしてしまう。■梅沢富美男&川栄李奈インタビュー――撮影を終えての感想を教えてください。梅沢:からあげクンは2回目の出演なんですよ。前回は1人でしたけど、今回は李奈ちゃんのお父さん役として出演させて頂いてとっても楽しかったです。川栄:撮影も本当に楽しかったのですが、この人気のソースinシリーズの第4弾をひと足お先に食べられたことがとても幸せでした。――お互いの印象を教えてください。梅沢:なかなか一緒になるっていうチャンスがなかったんですけど、共演させて頂いて、テレビで見る通りかわいくて、こういう娘が本当に自分の娘でいてくれたらなと思いましたね。川栄:テレビのままという印象で、でも今回はいろんな着ぐるみに着替えたり、変身をしていたのでとてもキュートな梅沢さんを見られたかなと思います。――梅沢さんのようなお父さんはいかがですか?川栄:すごくにぎやかで楽しいんだろうなと思いました。梅沢:イメージはね、頑固親父でうるさい親父だなと思うかもしれませんけど、家庭の中ではとっても優しいお父さんなんですよ!――CMの注目ポイントや印象に残っているシーンを教えてください。梅沢:今回はもう色んな格好をしていますからね。誰が梅沢富美男だか、訳が分からなくなるくらい。是非当ててください! なかなか当たらないと思います。いちばん気に入った被り物は、明太子だね。世の中で自由がきかないものがあるんだなと初めて体験させて頂きました。川栄:明太子がやっぱりとてもかわいくて、本当に細部までこだわっていてこの座った時のお尻のところがキュッとなっているのがとってもかわいらしいなと思いました。あと今回「明太キュンです」というかわいらしいセリフもあるのでそこも注目してほしいなと思います。――「からあげクン コク旨明太マヨネーズ味」を食べた感想を教えてください。梅沢:明太子・マヨネーズ・唐揚げ、これ最強ですからね。よく今までなかったなと。是非、皆さん食べていただいて。私がオススメしますから! こんな美味しいものありませんから。是非、試してみてください。川栄:最初、口に入れた瞬間すごいクリーミーだなと思って、コク旨っていう理由がわかりました。本当にもう口の中でコクが広がってとっても美味しいなと思いました。――2023年にやってみたい“新体験”を教えてください。梅沢:一度ローソンの1日店長やってみたいですね。川栄:私はすごくインドアなので、2023年はアウトドアで、キャンプとかに行って、そこにからあげクンを持って行きたいなと思います。――最近の“キュン”エピソードを教えてください。梅沢:それが最近キュンとする経験が少なくなってね。本当にここ何年キュンとしたことはなかったんですけども、今回スタジオに入って「(川栄)李奈です。よろしくお願いします」とご挨拶された時にキュンとしましたね。川栄:家の近所にすごくかわいい犬がいて、触らせてもらったんですけど、その次の日も次の日もその犬に会うことができて、犬がちょっと寄ってきてくれて、すごくキュンとしました。――からあげクン好きなお2人だからこそ、新たに作ってみたいからあげクンの味や入れてみたいソースはありますか?梅沢:是非お願いしたいことがあるんです。醤油マヨ。私は大好きなのよ。醤油マヨにして食べるのが。何でも醤油マヨにして食べる。是非試して欲しいですね。川栄:私はバーニャカウダがすごく好きなので、バーニャカウダのアンチョビとガーリックとオイルの感じをこの二層のからあげクンの中に入れていただきたいなと思います。
2023年01月10日漁業を題材にしたドラマ『ファーストペンギン!』(日本テレビ系)に出演している、俳優の梅沢富美男さん。同作品で梅沢さんは、既得権益を大切にしようとするあまり、権力を振りかざして変革を嫌う漁協の組合長役を演じています。2022年10月13日に放送された第2話でも、梅沢さんは和佳を敵対視する演技を披露しました。その姿は、演技とは思えないほどのリアリティがあったのでしょう。自身の役について、『憎まれ役』と説明している梅沢さん。放送後、梅沢さんのSNSのもとには、「お前は自分の利益しか考えないのか!」「女の子をいじめるな!」といった、組合長を批判するメッセージが届いていたといいます。昨日ファーストペンギン第2話放送後、杉浦さんめちゃくちゃ嫌われてましたねー。なかにはダイレクトメッセージで「お前は自分の利益しか考えないのか!」「女の子をいじめるな!」とのお叱りも。役者梅沢富美男への賛辞ととらえておきましょう!来週はもっと嫌なやつです。お楽しみに!tomioumezawaーより引用 この投稿をInstagramで見る 梅沢 富美男[公式](@tomioumezawa)がシェアした投稿 そうした声に対し、「役者梅沢への賛辞ととらえておきましょう!」とコメントした梅沢さん。寄せられた言葉に怒ることなく、「それほど演技がよかった」とポジティブにとられていますね!梅沢さんの言葉や演技に対し、多くの人が称賛しました。・役者として本領発揮していく姿を楽しみにしています!・素晴らしい演技でした!メッセージは気にせずに頑張ってください!・そんなポジティブにとらえらえる、考え方が素敵です!梅沢さんの魅力や、演技力の高さが改めて分かった、今回の出来事。今後、ドラマの中で組合長がどのような行動を取るのかが楽しみですね![文・構成/grape編集部]
2022年10月14日アイドルグループ・King & Princeの平野紫耀と俳優の梅沢富美男が出演する、P&Gジャパン・ファブリーズの新CM「梅沢さんのシャツ」編が、10日より放送される。新CMは、平野と梅沢が初共演。ハウスキーパー・平野が、梅沢宅を訪問すると、久しぶりにタンスから取り出したシャツにニオイとシワがついており、梅沢は機嫌を損ねてしまう。そんな姿を見た平野が同商品を取り出し、「消臭、だけじゃないんで!」とシャツのシワを解決。仕上がりに満足した梅沢が「やるじゃねーか!」と声をかけると、「余裕っす!」とキメ顔を見せる。朝早くからの撮影にもかかわらず、スタッフに気さくに話しかけていた平野。メイキングの撮影カメラにも声かけをされたり、ファブリーズでカメラを狙って決め顔をしたりと素の表情も。また、初共演となった梅沢とも、息の合った掛け合いを見せていた。
2022年09月06日1981年の日本初演から今年で42年目を迎えるブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』。森新太郎が昨年に続いて演出を務める本作に、壮一帆がダーリング夫人役で初参戦を果たす。すっかり夏の風物詩となったこの魅惑のミュージカルへの意気込みを語ってくれた。「ピーター・パンに恋していました!」――。誇張でもプロモーション用の宣伝文句でもなく、少女時代の壮一帆にとって、ピーター・パンはまぎれもなく憧れの存在であり、夢の国へと連れて行ってくれる特別な存在だったという。「よく遊びに行ってたお友達の家にディズニーアニメ版のVHSがあって見せてもらって、ピーター・パンのことが大好きになったんです。他人の家で繰り返し見て(笑)、夢の世界に連れてってくれる頼りがいのあるところに惹かれて、冒険にワクワクして…画も音楽もセリフも全部覚えてます」ダーリング夫人は、ウェンディ、ジョン、マイケルらの母親。「家族にとって、絶対的に安心できる包容力を持った存在だなと思います。光で全ての人を包み、救う“菩薩様”のようなイメージですね。私とは正反対のキャラクターですが(笑)、だからこそ演じがいがあります。この作品に関しては、役を私に近づけるのではなく、私自身がどこまでダーリング夫人に近づけるかが大事。多くのみなさんが抱いているイメージを壊さないようにしっかりと演じ切りたいです」。夢の国に足を踏み入れることができるのに加えて、もうひとつ、壮が本作のオファーを喜んだ理由が演出を務める森新太郎の存在。2020年、森演出による『佐渡島他吉の生涯』に出演することになっていたが、コロナ禍で上演中止に。壮にとっては2年越しの夢が叶うことになる。「玄人向けの舞台ではなく、全世代が楽しめるこのミュージカルの夢の世界で、森さんがどんな演出をされるのか楽しみです。みなさん、『(森の演出は)細かいよ』とおっしゃるんですが、全てに応えたいです」本作が人生初の観劇体験の子もいるだろう。そんな子どもたち、そして子どもたちと一緒に劇場に足を運ぶ大人たちに向かって壮はこう語る。「映像作品と違って、その場の空気感や呼吸を生で感じられるのが演劇の最大の魅力。あの空間で俳優と夢の世界を共有してほしいし、親御さんにも一緒に感動して帰ってもらいたいです。私自身、演じながら『ピーター・パン』で描かれるように、大人になって気づかなくなってしまった感覚を感じられるのを楽しみにしています!」
2022年04月26日東京・明治座では、梅沢富美男が人情芝居・歌謡ショー・舞踊と豪華3本立てで2022年の幕開けを寿ぐ──。正月公演の相棒は今夏、大阪・名古屋で抜群のコンビネーションを見せた泉ピン子だ。互いに「もっと早く同じ舞台に立ちたかった」と信頼を寄せ合うふたりに話を聞いた。舞台初共演で感じた、同じ方向を目指して芝居できる喜び――梅沢さんのツイッターによればおふたりは「30年以上のお付き合い」だそうですが、舞台での共演は初めてだったそうですね。梅沢ピン子さんとは、僕がテレビの世界に足を踏み入れたドラマ『淋しいのはお前だけじゃない』(1982年)で初めて共演させてもらいました。西田敏行さんに木の実ナナさん、周りはスター揃いで。どうやって中に入っていこうか迷っている僕を察して、声をかけてくださった時は嬉しかったですね。泉ドラマの出演者とは毎っ晩、飲んでたよね! みんなも梅沢さんのこと、「トミー」って呼んですぐに仲良くなってた。梅沢ピン子さんがご結婚される前に、旦那さんを紹介してくださって。それまで片方が売れたら嫉妬するから役者は友達にしづらいと思っていたけど、その時初めて“友情”を実感しました。泉梅沢さんからもオファーいただいてたんだけど、私が舞台からしばらく離れていてね。でも数年前に(坂本)冬美ちゃんにせがまれて立ったら「梅沢さんともできるでしょ?」って劇場が言うのよ。――それで晴れて舞台共演にいたったわけですね。第1部の人情喜劇にトークに、おふたりの楽しい掛け合いは大阪と名古屋のお客さんを大変喜ばせたとお聞きしています。8月に行われた公演を振り返って印象的だったことを教えてください。梅沢僕、ピン子さんにアドリブの提案をいただいてすごく手応えを感じました! お客さんにとってのピン子さんは坂本冬美さんとの舞台が記憶に新しいと思ったから、芝居で冬美さんのお名前を出したんですね。僕演じる義母が、ピン子さん扮する嫁をいびる中で「アンタがいじめられんの、みんな楽しみにしてんのよ。特に坂本冬美からは『足腰立たないように』って頼まれてる」って言ったら……大阪でまったくウケなくて!泉それで私、「名前出すなら天童よしみにしときな」って言ったの。梅沢新歌舞伎座でしたから、(大阪府八尾市出身の)天童さんのお名前がウケるんですよね。お客さんが喜ぶ提案を、共演者として言ってくれたことが嬉しかった。台本に書かれたことを繰り返すだけの役者もいる中で、「同じ方向を目指して芝居できる女優さんだな」と思いました。泉私はね、梅沢さんの座長ぶりを頼もしく見ていましたよ。座員を叱らないで、まず「いいよ」って肯定するの。否定から入る人もいるけど、梅沢さんはいったん受け止める。それから「こうしたらもっとよくなるよ」って前向きに指示するんだよね。そんな梅沢座長を目の当たりにして、丹羽(貞仁:共演者のひとりで、二代目大川橋蔵の息子)くんと「梅沢富美男劇団に出させてもらうわけだから、まず梅沢さんを“座”と呼ぼう」って約束しました。森繁久彌以来ですよ! とにかく器が大きくて、漢気(おとこぎ)があってね。難しくても、人情芝居を追求したい理由――おふたりは、笑いあり涙ありの人情喜劇「富美男とピン子の泣いて笑って霧の雨」をどのように立ち上げたのでしょうか?梅沢嫁姑の確執って令和になってもメジャーで、時代を問わず普遍的なテーマですよね。お客さんの隣にあるような身近な題材だからこそ共感してもらいやすい一方で、見せ方に緻密な工夫がいる。そういう意味で、人情芝居って特に難しいんですよ。泉梅沢さん、二役だもんね。姑と、私が演じる嫁の兄。私が姑からしっかりいびられて、酒浸りの兄からも打ちのめされないと……そのあと訪れる梅沢さんのお芝居がまったく活きないんですよ。この“受け渡し”が本当に怖かったの!梅沢芝居には、上手に“食われる”って方法があるんですよ。流れに身を任せる“食われ上手”なほど、いい役者なんですね。一方でみんな、食われるのがイヤだし怖いから戦っちゃうの。でも勝てるはずない、そういう筋書きになってるんだから。そんな時は恐れず巻き込まれて食われたらいいの。余計なことをしちゃダメ。その点、ピン子さんは“食われ上手”ですね。泉終盤、梅沢さんの独壇場で私は15分間、舞台上で動けなくなっているシーンがあるんです。何かアクシデントがあっても、座長の芝居を邪魔しないようにじっとしていなきゃいけない。お客さんは「微動だにしなくて素晴らしかった」と褒めてくれたけど……「それ演技じゃないから!」ってツッコんだよ!梅沢(爆笑)泉そういうところも梅沢さんはちゃんと見てくれてる。「死んでも動いちゃいけないんだ」って私の気概をね。梅沢絶妙な“受け渡し”をしてくれるんですよね。間もいい。でもそうじゃない役者と一緒にやると、芝居が壊れちゃう。そういう意味で、ピン子さんとは何十年かぶりに手応えのあるお芝居をさせてもらった感覚です。久しぶりに興奮しましたね。――現代は昔と比べて、人情を感じにくい世の中になっている気がします。そんな中で、梅沢さんがこのお芝居をつくった理由は?梅沢僕が人情芝居に取り組もうと思ったのは、2011年の東日本大震災がきっかけでした。被災地を訪れて、津波の被害に遭った80代くらいのおばあちゃんにお会いしたんですね。その方が「梅沢さん、私死にたいよ」「この世に神様がいるんだったら、こんなことむごいことしない」って言うんです。泉ご家族を亡くされたの?梅沢息子さんご夫婦とお孫さん2人の4人を亡くして、おばあちゃんだけが助かったの。泉え……(絶句)梅沢「私の命を差し上げますから、神様がいるなら4人を返して」と泣くんですよ。何かお声がけしようと思ったんですが、声が出なかったですね……言葉が見つからなかった。そうしたら、おばあちゃんの面倒を見ている中学2年生の女の子が「おばあちゃんダメよ、そんなこと言ったら。せっかく助かったんだから、がんばろうね」と励ましていて。でもその子、津波でご両親を亡くして天涯孤独なんです。――そんな……(絶句)梅沢その光景を目の当たりにした時に「日本人ってすごいな」と思いました。きっとご両親の教育なんでしょうね。「困った人がいたら助けてあげなさい」っていう、日本に生まれついた人が自然と持ち合わせる人情の機微というか。僕、その子を連れ帰って自分の娘として迎えたかったですよ……できるんだったらね。泉そっか……。梅沢それで踏ん切りがついたんです。ピンスポットが当たる新劇みたいな作品をやるより、「これからは人情芝居だろう」と。それからずっと追求しています。――次の世代に人情芝居の素晴らしさを伝えていきたいという気持ちがおありになるんですね。梅沢日本人のDNAを刺激するんじゃないかな、と。僕たちのどこかに染みついて離れない、忘れられないのが人情だと思いますね。泉その女の子みたいに、若い世代でも共感してくれる人いるんじゃない? 最近みんな照れ屋さんだけどさ。歌謡ショーのトリに泉ピン子、梅沢富美男「僕は前座」――「夢芝居」はマストとして、第2部「梅沢富美男 歌謡オンステージ」の構成や見どころを読者に明かしていただけませんか?梅沢ヒット曲の「夢芝居」に恵まれ、紅白にも出ていますからね。大阪と名古屋の歌謡ショーは僕ひとりでやっていたんですけど……今回、ピン子さんが「歌う」って言うんです。――わぁ! 明治座ならではの取り組みですね!梅沢お客さんも喜ぶだろうから「じゃあ歌えば?」って。そうしたら「私トリやりたい」って言い出すの。「いい加減にせいよ!」ってツッコミました。泉(ほくそ笑む)梅沢第2部は本来、6人のバンド想定だったんですね。でもピン子さんが歌うなら、6人じゃ“しょっぱい”でしょう? 最終的には打ち込みで、いないセクションの音を出すことになりました。(泉に)あなた、譜面つくるにも金がかかるのよ?泉でも私だって、歌うからには衣裳こしらえるんだから!梅沢さっき打ち合わせたら、とんでもない衣裳でしたよ? 聞いて唖然としたもの。演出家なら「いい加減にせいよ!」って内容でした。泉笑いたい奴は笑えばいいのよ!――ピン子さんのご参加で歌謡ショーが俄然楽しみになりました! どんな趣向のお衣裳なんですか?泉教えてやんないわよ! (しなをつくって)アタシね、その日の気分で変えるの。2015年のレコード大賞でなかにし礼さんがつくった『石狩挽歌』を歌った時につくったドレスがそのままになってるしね。他のもあるから取っ替え引っ替えよ。趣味と実益で生きてるから!梅沢(泉を制しつつ)僕が司会で曲フリするので、トークを楽しみにしていてください。思いっきり悪態ついてやるんだから!泉こんな機会、滅多にないじゃない? 嬉しいわよね。梅沢僕、前座ってことですよね。「どうぞ!」ってピン子さんを紹介するわけだから。出てくるまで、こってり粘ってやろうかな!泉お客さん、そういうのが見たいんじゃないかな。待ってくださっている気がするよね。梅沢えぇ。代わりに第3部の踊りで“お口直し”していただけたら(笑)泉女形がキレイですよ〜!梅沢手前味噌ですが、ああいう踊りができるのはいま、うちの劇団しかないですからね。若い時に長谷川一夫さんの舞台を観て、「俺も絶対こういうのやりたい!」と思って。泉東宝歌舞伎、艶やかでしたもんね!梅沢女性も舞台に上げていて。相手役は京マチ子さん、山本富士子さんでした。豪華な顔ぶれですよね! ……でも僕のお相手、泉ピン子ですよ?泉なんか……ちょっとごめんなさいね。一同(爆笑)梅沢人情芝居に歌と踊り、どれを取ってもご満足いただける3本立てで新年をお祝いします。どうぞお越しくださいね。取材・文:岡山朋代撮影:川野結李歌『梅沢富美男劇団梅沢富美男特別公演泉ピン子特別出演後見人梅沢武生』日程:2022年 1月6日(木) ~1月24日(月)会場:東京・明治座チケット情報
2021年12月13日平間壮一と小関裕太が恋人役で共演し、アメリカで起きた実際の事件を基にした、人との絆の意味を問う儚きミュージカル「The View Upstairs-君が見た、あの日-」より、メインビジュアルが公開された。ニューオリンズに実在した「アップステアーズ・ラウンジ」という同性愛者クラブで1973年に実際に起きた米国史上に残る同性愛者に対する事件のひとつ、“アップステアーズ・ラウンジ放火事件”を題材に、ブロードウェイ新進気鋭の若手作家、マックス・ヴァーノンが作・作詞・作曲を手掛けたミュージカルが、2022年、日本初上演を迎える。ビジュアルでは、平間さんが演じる、現代から突然1973年にタイムスリップしてしまう若きデザイナーのウェスと、小関さんが演じるウェスに興味を持ち、惹かれていく男娼パトリックをはじめ、キャストたちが集結。写真家レスリー・キーが撮影した平間さんと小関さんのツーショットは、恋する想いを秘めた親密なショットを表現。魅惑的なビジュアルが完成した。なお、東京公演のチケット一般発売日は12月4日(土)10時~、大阪公演のチケット一般発売日は来年1月8日(土)10時~となっている。▼作・作詞・作曲:Max Vernonコメント現在のデジタル社会の中で、人と出会うのにバーに行く必要はありません。しかし、1973年当時、アメリカの多くの地域では同性愛者であることが違法であり非常に危険であったため、「アップステアーズラウンジ」のようなバーは、彼らが自分のコミュニティを見つけられる唯一の場所でした。私はこのミュージカルをクィア・コミュニティを称えたい、様々な世代の観客がそれについて会話して欲しいという思いで作りました。この50年間で、私たちの世界は良くも悪くもどのように変化したのでしょうか?どうすれば、歴史から学んだことを、世界に美しさと生命力を取り戻すためのインスピレーションにすることができるでしょうか?これまで『The View Upstairs』は世界中の20以上のプロダクションで上演されてきましたが、初めての翻訳版が日本で上演されることになり、とても光栄に思っています。私は5年間日本語を学び、和歌山県新宮市にホームステイをしていたこともあるので、個人的にも非常に嬉しいです。あなたがどんな人間であっても、私たちの「アップステアーズラウンジ」はあなたを歓迎します。私のアートとこのストーリーを皆さんと共有できる機会を頂き、本当に感謝しています。▼演出・翻訳・訳詞・振付:市川洋二郎コメント憎しみを超えるのは、愛の力。人の歴史は、憎しみの歴史。常に誰かが誰かを傷付けてきました。けれど、その憎しみの連鎖を超えられる力も、きっと人間は持っているはず。この演目は、70年代に実際に起こったヘイトクライムを題材に、人が自分らしく生きることの美しさと、愛し愛されることの尊さを描いた作品です。皆様の心に少しでも愛と勇気の炎を灯せるよう、大切に演出・翻訳させていただきます。舞台の上で繰り広げられる一瞬一瞬に魂を込めて、紡ぎ出す台詞と歌詞の一言一言に言霊を託して。ご来場、心よりお待ちしております。ミュージカル「The View Upstairs-君が見た、あの日-」は2022年2月1日(火)~13日(日)日本青年館ホールにて、2月24日(木)~27日(日)森ノ宮ピロティホールにて上演。(cinemacafe.net)
2021年10月07日木村達成×村川絵梨、水田航生×昆夏美、平間壮一×花乃まりあの3組が回替わりで出演するミュージカル『The Last 5 Years』が6月28日に開幕。これに先立ち、全キャストによる舞台挨拶と、水田×昆ペアによるゲネプロが行われた。『Songs for a New World』『パレード』などで知られるジェイソン・ロバート・ブラウンが作詞・作曲・脚本を手がけ、2001年に米・シカゴにて初演された本作。翌02年にオフ・ブロードウェイへ進出し、14年には映画化され、山本耕史を中心とする日本人キャスト版でも繰り返し上演されたこの作品を、今回は小林香の新演出で届ける。小林香創作にあたって互いの稽古を見せない状況をつくった小林は「同じ脚本を3組がそれぞれの個性で解釈したので、まったく異なる作品に仕上がった」と手応えを語る。各ペアの個性を「木村×村川は非常にナイーブ。水田×昆はとにかくパッション。平間×花乃はジェントル」と表すと、キャスト陣は口々にうなずいてみせる。登場人物は、活躍し始めた小説家ジェイミーと女優の卵キャシー。この二人が出会って結婚し、別れにいたる5年間をそれぞれの立場から綴るストーリーだが、ジェイミー視点では出会いから別れに向かって、キャシー視点では別れから出会いに向かって“逆行”する様子が描かれる。双方の時間軸が正反対に進み、時に交錯する劇構造も見どころだ。木村達成木村はこの“交錯”時に歌われる「The Next Ten Minutes」を話題に挙げ、「劇中ではこのナンバーで初めてキャシーと目を合わせて愛を誓うのですが、向き合った時の絵梨さんがあまりに素敵で。奥さんになる女性の花嫁ドレス姿に感激して泣いてしまう新郎の気持ちを初めて実感しました」と笑顔を見せる。その言葉を受けたペアの村川は照れ笑い。自身は2010年にも本作でキャシー役を演じているが、小林の新演出に触れて「今回はまったく別の、新しい『The Last 5 Years』になりました」と自負する。さらに「ミュージカルのご経験が豊富な木村さんから毎日刺激をいただき、楽しい日々を過ごせた気がします」と続き、稽古を振り返った。村川絵梨「このあと行われるゲネプロで頭がいっぱいで、気もそぞろ……」と口火を切り、会場を笑いで包んだ水田。小林からペアの特徴を「パッション」と称されたことに対して「昆ちゃんの発するエネルギーに向き合いジェイミーとして返していくと、お互いのパワーが呼応し合っている感じがします。その時間が尊かったですね」と相手役の昆を見つめる。水田航生その昆は、平間から「二人は首を動かすタイミングまで合っているって聞いたよ」と指摘されると「何も打ち合わせしてないよね?」とアクリル板の向こう側にいる水田に確認する。途端に「気が合うってことだね」「熱烈に愛し合ってる!」と壇上の他ペアから囃し立てられると、恥ずかしそうに微笑んだ。昆夏美自身が主演を務めたオリジナルミュージカル『Indigo Tomato』をはじめ、小林の演出を受けるのは今回で3度目になる平間は「感覚的な僕と“何となく”で繋がってくださる方」と阿吽の呼吸で稽古が進んだことをうかがわせる。「そこに自然な雰囲気で入ってきてくれた花乃ちゃんにも感謝したいですね」と笑った。平間壮一花乃は、浮気してしまうジェイミーについて「平間さんがやっていると“許してあげちゃおうかな”って気になります」「愛情深さが全面に出ていて女心に刺さってしまう」と吐露。すかさず小林が「浮気を許容する発言とも取れますが新婚さんですよね?」とツッコミを入れると、慌てて「実生活とは別問題です!」と切り返し、会場の笑いを誘った。花乃まりあゲネプロは、昆キャシーによる楽曲「Still Hurting」で幕開け。自分の元を去ったジェイミーに対する嘆きを歌い上げるナンバーだが、小林が「20年前の作品をいま改めて上演する意味を考えて、現代を描いた2021年版として取り組みました」と語った通り、昆が立ち上げるキャシー像は力強い。傍目には“ジェイミーに捨てられた女”だが、何かを決意したように彼からプレゼントされた時計と指輪を外す表情は雄弁で、“痛みを抱えながらも次へ進む女”を印象づけた。対する水田ジェイミーは「Shiksa Goddess」で、キャシーと出会って恋に落ちた高揚感を全身で表現する。「君こそ女神だ」「君のストーリーを書こう」と小説の創作意欲をかき立てられ、浮き足立つ様子はキャシーと対局をなしており、この両者におけるギャップを冒頭に見せつけられるからこそ、やがて二人を待ち受ける結末を思い切なさが募った。時を順行するジェイミーと逆行するキャシー、正反対に進む二人の時間軸が交錯する瞬間は「The Next Ten Minutes」に結実する。独唱がメインを占めるこのミュージカルにおいて珍しくハーモニーが楽しめる楽曲で、二人はボート上で見つめ合いながら「君の10分を共有したい」「人生を分かち合いたい」「この世界が崩れても離れない」という永遠の愛を歌い上げる。劇中では、仕事で成功を収めるジェイミーに対して、俳優として芽が出ないキャシーは次第に劣等感を募らせていく。二人のすれ違いは、仕事もプライベートも軌道に乗ってパーティー三昧のジェイミーによる「A Miracle Would Happen」、彼のサイン会で孤独を感じるキャシーの「A Part of That」で感じられるだろう。悲しいラストを飾るのは、キャシーの「Goodbye Until Tomorrow」とジェイミーによる「I Could Never Rescue You」のマッシュアップだ。“Goodbye”の解釈が二人の間でこれほど異なってしまうとは──。運命的な出会いに胸を弾ませる昆キャシーと、自分の情けなさに落ち込み諦念を滲ませる水田ジェイミーの姿から、観客は何を受け取るだろうか。なおステージ下手上部では、劇中の経過年数を表す数字のランプ(1・2・3・4・5)が点灯。これまでの日本版にはなかった演出で、二人が辿った5年の歴史をよりわかりやすく追体験できる創意工夫も見受けられる。5人編成のバンドによる生演奏も、作品世界を彩るスパイスとして機能していた。公演は7月18日(日)まで、東京・オルタナティブシアターにて。その後、22日(木・祝)〜25日(日)に大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールと巡演する。チケット販売中。取材・文:岡山朋代ミュージカル『The Last 5 Years』2021年6月28日(月)〜7月18日(日)会場:東京・オルタナティブシアター他、大阪公演ありチケット情報
2021年06月30日とある男女の出会い〜別れを描いたミュージカル『The Last 5 Years』で、すれ違う恋愛関係の二人に扮する平間壮一と花乃まりあ。初対面となったビジュアル撮影を終え、作品や登場人物について考察しあう胸の内に耳を傾けた。『Songs for a New World』『パレード』などで知られるジェイソン・ロバート・ブラウンが作詞・作曲・脚本を手がけ、2001年に米・シカゴにて初演された本作。山本耕史を中心とする日本人キャスト版でも繰り返し上演されたこの作品を、今回は小林香の新演出で届ける。配信も予定されており、没入感のある観劇体験が期待できそうだ。平間壮一花乃まりあ平間と花乃が演じるのは、活躍し始めた小説家ジェイミーと女優の卵キャシー。この二人が出会って結婚し、別れにいたる5年間をそれぞれの立場から綴るストーリーだが、ジェイミー視点では出会いから別れまで、キャシー視点では別れから出会いまでを辿る。双方の時間軸が逆方向に進み、時に交錯する構成はどんな劇効果をもたらすのかーー。そう尋ねると、花乃は「別れた恋人を思い出す時の性差を表しているのかもしれません」とコメント。聞けば「女性は別れ際から遡ってサッパリ忘れていくのに対して、男性は出会った日から順にエピソードを思い出すから感傷に浸りがちなのでは」という。「でも冒頭のキャシーは別れを悲しむ描写がなされているから“こうあって欲しい”という男性の願望が反映された存在なのかも」とも。この指摘に「すごい、言われてみればそうかも!」と賛同する平間は、ジェイミーの役どころを「夢に向かって突っ走る、単なる少年」と分析する。劇中では、仕事で成功を収めるジェイミーに対して、女優として芽が出ないキャシーは次第に劣等感を募らせていく。「ジェイミーなりに彼女を大切に想っているけど、それは自分にとって都合のよい愛し方をしているだけ」「ラストシーンにはそんな彼の人間くささがふんだんに現れている気がしますね」と続く。キャストは平間×花乃ペアのほか、木村達成×村川絵梨、水田航生×昆夏美も予定されている。他のカップリングに負けない特徴をどのように打ち出すのかーー。そう聞くと、花乃は「登場人物の中に、演じる役者らしさがにじむことで差別化できる気がします。観客の皆さんに“リアル”を感じていただきたい」と意気込んだ。その言葉を受けた平間も「男女のリアルを描くからこそ“悩んでいるのは自分だけじゃない”と共感できる。ご覧になった方の心が軽くなるような舞台にできたら」と語り、インタビューを結んだ。取材・文:岡山朋代公演情報ミュージカル『The Last 5 Years』作詞作曲・脚本:ジェイソン・ロバート・ブラウン演出:小林香訳詞:高橋亜子振付:桜木涼介出演:木村達成×村川絵梨、水田航生×昆夏美、平間壮一×花乃まりあ2021年6月28日(月)〜7月18日(日)会場:オルタナティブシアター※大阪公演も上演予定チケット情報
2021年04月28日2021年2月4日、俳優の梅沢富美男さんがInstagramを更新。若かりし頃の姿を投稿し、「今と全然違う」「羽生くんに見えた…」と反響を呼んでいます。梅沢富美男、マッシュルームカット時代の写真公開自身の若い頃の写真を、たびたびSNSへ投稿している梅沢さん。そのたびに今の姿とのギャップが話題になっています。「僕がマッシュルームだった頃」という言葉を添えて公開され、ネット上をざわつかせた1枚がこちらです! この投稿をInstagramで見る 梅沢 富美男[公式](@tomioumezawa)がシェアした投稿 このヘアスタイル、懐かしい…ッ!!切りそろえられた毛先と全体のボリュームを出すヘアスタイルが特徴的な、マッシュルームカットをしています。衣装のような服装も相まって、まるで昭和のグループサウンズのメンバーのようですね!ネット上では、梅沢さんの姿に驚きの声が相次いでいます。・一瞬誰だか分かりませんでした…!『ザ・タイガース』のジュリーに似てますね!・髪型が、幼い頃の羽生結弦選手に似てる…!・かわいらしいですね!若い頃、この髪型が流行っていたな。数々の女形を演じてきた梅沢さん。髪型のギャップはあっても、持ち前の華やかさは今も昔も変わりませんね![文・構成/grape編集部]
2021年02月05日2021年1月現在、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)が感染拡大して、もうじき1年が経とうとしています。感染拡大を防ぐため国民は外出を自粛せざるを得ない状況になり、外食産業や旅行事業を中心に日本経済は大きな打撃を受けました。経済が傾くというのは、多くの人が職を失うことに繋がります。政府は2020年4月の緊急事態宣言の際、経済回復や支援を目的として国民1人あたりに10万円を支給しました。菅首相の「最終的には生活保護」発言に、梅沢富美男が怒り2021年1月27日に行われた参院予算委員会で、菅義偉総理大臣は特別定額給付金について、二度目の支給は検討していないことを発表。1月現在、感染者数の多い地域を対象に緊急事態宣言が発令されています。飲食店は時短営業も要請されているため、経営者からは悲鳴が上がっている状況です。生活困窮者の対策について意見を求められ、菅総理は「政府には、最終的に生活保護という仕組みもある。しっかりとセーフティーネットを作っていくことが大事」と発言。菅総理の発言に対し、ネットからは「生活保護は生きるための最後の砦(とりで)だ」「簡単に申請が通るものではない」といった批判する声が殺到しました。梅沢富美男「国民をなんだと思ってんだ」同月28日に放送された情報番組『バラいろダンディ』(TOKYO MX系)では、問題視されている菅総理の発言について特集。コメンテーターとして出演している俳優の梅沢富美男さんは、菅総理の発言について怒りをあらわにしました。まあ、余計なこといったよな。「国民をなんだと思ってんだ」と思うよ。うん、たいしたもんだ。そこまでお殿様になれたら本当に立派だね。えらいもんだな、あいつらな。頭の中見てみたいもんだ。本当に。まあ、それを応援している国民がいるんだったら、しょうがないんじゃないの?今度の選挙、見てみな。もしこれでトップだったら「ああ、やっぱりみんな『生活保護受けましょうか』って思ってるんだろうなあ」って思うよ、俺は。バラいろダンディーより引用呆れの感情からか、苦笑しながら強い言葉で菅総理の発言を批判した、梅沢さん。「困窮する人が続出している状況で『10万円は出しません』だなんて、よくいえたな」と、正直な気持ちを明かしました。先述したように、コロナウイルスの感染拡大によって多くの人が生活苦を強いられています。生活は苦しいものの、生活保護の申請は通りづらい人を救う政策が現在求められているといえるでしょう。梅沢さんの発言はネットで拡散され、多くの人からいろいろな意見が上がっています。・政治家の人たちは、役所に行けば簡単に生活保護を受けられるとでも思っているのだろうか。・梅沢さん、よくぞいってくれました。貧困を広げないようにする政策をしてほしい。・失業率を上げないように工夫するのか政治家の仕事のはず。梅沢さんの言葉に同意です。生活保護は条件を満たしていれば誰でも受給することができます。しかし収入が最低生活費以下であっても、家や車といった価値のある資産を所持していると申請が通らない場合もあるのです。菅総理が「最終的に」と前置きをしたのは、そういった事情もくみ取った上でしょう。とはいえ、生活保護を受けざるを得ない状況の人が増えるまで支援がないというのは、不安を感じてしまいます。暗いトンネルをいつ抜けることができるかが分からない、コロナ禍での生活。1人でも多くの人を救う政策を、国民は求めています。[文・構成/grape編集部]
2021年01月31日俳優の梅沢富美男(うめざわ・とみお)さんが、2020年6月11日放送のワイドショー番組『バラいろダンディ』(TOKYO MX)にリモート出演。女優でモデルの佐々木希さんを妻に持ちながら、複数女性との不倫が発覚したお笑いコンビ『アンジャッシュ』の渡部建さんについて言及しています。梅沢富美男、不倫報道に怒り同番組で、渡部建さんが複数の女性と不倫していたことについて意見を聞かれた梅沢富美男さんは、「悪いのは渡部」とコメント。いろんなコメンテーターがいろんなこといってますけど。まず悪いのはね、確かに渡部だよ。バラいろダンディーより引用続けて、「俺もね、人のことをいえた義理じゃないけど」と前置きし、怒りをにじませています。俺も人のこといえた義理じゃないけども、もうちょっと女の子を大事にしてあげないと。俺はそれに尽きると思う。バラいろダンディーより引用いつも通りの『梅沢節』で番組を盛り上げる梅沢富美男さんでしたが、自宅からの中継のため、家族の視線が気になる様子。そんな中、娘から「カンぺを出された」と明かし、スタジオを笑わせています。隣にいる娘がイライラしてんだよ。紙に「おめーがいうか?」って書いてあんの。バラいろダンディーより引用その後も渡部建さんや不倫について質問が飛びますが、最初の勢いはどこへやら…。梅沢富美男さんはすっかり黙ってしまい、娘が書いたカンペをしきりに気にしている様子でした。放送を見た人は梅沢富美男さんの意見に賛同。また、「富美男さんでも家族には頭が上がらないんだね」と、面白がるコメントも寄せられています。・娘さん、強し!梅沢さんの反応が面白かった。・結局、渡部さんが悪いですよね。奥さんがかわいそう。・富美男さんにも触れてはいけない過去があったとは…。番組で梅沢富美男さんは、ドラマで共演した佐々木希さんについても言及。親子の役を演じていたことから、娘のように思っている彼女を心配する一幕もありました。やはり気がかりなのは、佐々木希さんと子供ではないでしょうか。これ以上、2人が傷つく事態にならないことを祈ります。梅沢富美男って結局、ナニモノ?TVに出演し続ける理由が驚き[文・構成/grape編集部]
2020年06月12日梅沢富美男(68)が9月18日、「梅沢富美男のズバッと聞きます!」(フジテレビ系)に出演。「ハラスメントは芸能界だけは通用しない」と話したことに、否定的な声が上がっている。番組では、昭和と平成という2つの世代が社会問題を討論。そのなかで「パワハラ問題」について取り上げた。VTRでは「昨年度、厚生労働省にはパワハラを含むいじめや嫌がらせの相談件数が8万件以上寄せられた」と説明。しかし番組では「本当にこれはパワハラなのか?」といった案件も多いと紹介。今年3月に陸上自衛隊幹部が部下に“指導のつもり”で「アホか」などの暴言を浴びせたこと、そして6月に国会でも議論された「職場でのパンプス着用の強制」といったことを取り上げた。さらに「若者が不快だと感じる新たなハラスメント行為」として、休日にイベント参加を義務付ける「休日ハラスメント」、ランチで上司が部下に自身のオススメメニューを勝手に頼む「グルメハラスメント」といった事例を紹介。そして「何でもハラスメントと訴える若者を理解できる?できない?」として、VTRは終了した。討論の直前、「芸能界の話はするなよ」と忠告した梅沢。スタジオが笑いに包まれると梅沢は真剣な表情で「俺は黙ってたんだよ。これ激論するようなネタじゃねえなって」として、こう続けた。「芸能界だけは通用しないからな」小島慶子(47)が「完全アウトです」というと、梅沢は「マジメに言いてえんだ」「芸能界ってのはそれで飯食ってんだ」と持論を展開した。梅沢は自身が大久保佳代子(48)に「ブスは黙ってろ」と発言して非難の声が上がったことについて触れ、「彼女はそれで売ってるんだよ」と発言。「それで皆はメシ食ってんだ。食ってやれなかったら、彼女たちがひな壇に出てる意味がないんだ。それわかって喋ってるんだ」と話した。続けて「俺、普段からセクハラなんてしてねえんだ」と言うと、スタジオの女性からは「うーん?」といった声が。しかし「テレビだからわざとやってんだ」と述べた。そしてオーディションで受からないのは「必要ないから」「ひっかからないから」として、「当たり前のことなんだよ」とコメント。「胸の大きい人を求めていたのかもしれない」「もっと大きいほうが良いかなと思うから、その子はいらないとなったのかも」と発言。そのため、「芸能界の中では通用しない」と結んだ。しかし、梅沢の発言にTwitterでは否定的な声が上がっている。《「芸能界は一般社会と違うルールがあるので(ハラスメントがあっても)従え。できなければやめろ」みたいな。どこの業界も、きっと自分の業界は特別だと、自らを例外としてるのかもなあ》《「芸能界は別、いやだったらやめちまえ」という富美男さんが成功しているなら、なおさらそういう人に仕事が来ないようにしないといけない。この番組は本当に程度が低いね》《そりゃあ無意識にパワハラしてる人には、何がパワハラか分かるわけないよ こういう昭和世代は時代に順応しなさすぎる。要は時代遅れ》「芸能界でパワハラを訴えることは通用しない」という梅沢。「普段からセクハラなんてしていない」とも語っていたが、今年5月にはLEONの公式サイトで自身のセクハラ観について明かしている。梅沢は「その女が相手の男のことを嫌いだから、『セクハラされた』ってなるんじゃない?」と持論を展開。自身が“下ネタ”を女性に話すことについて「言われた彼女の方は気にしちゃいないよ。だって、少なくとも俺のことを嫌っていない女性にしか、そういうことを言わないんだから」と語っている。さらに「セクハラで訴えられるヤツっていうのは、女性の感情に鈍感なんだよ」「女性が自分に気があるかないかなんてすぐ分かる」ともつづっていた。そのため当時、《自分と他人の境界線が曖昧なんだろうな、こういうオッサンて》《「相手が嫌がってなかったからセクハラではない」と黙認を強いる危険がある。客観的なセクハラ基準は存在するのよ》《自分だけは大丈夫と勘違いしている人の典型ですね》といった声も上がっていた。
2019年09月20日8月2日(金)より大阪・新歌舞伎座で幕を開ける「新歌舞伎座開場60周年記念特別企画 梅沢富美男・コロッケ特別公演」。第一部は『大笑い!おかしな おかしな 男の花道』を上演。コロッケ演じる長崎出身の蘭学眼科医・土生玄碩(はぶげんせき)と、梅沢富美男演じる役者・加賀屋豚右衛門の友情物語で、1956年に公開された小国英雄原作の『男の花道』のパロディだ。第二部はコロッケの妙技が堪能できる『コロッケものまねエンターテイメント2019』を、第三部は『華の舞踊絵巻』と題し、梅沢富美男が当代一の女形で魅了する。「梅沢富美男 コロッケ 特別公演」チケット情報8月1日、公開ゲネプロを終えた梅沢とコロッケが、互いの印象や特別公演について語った。舞台では初共演というふたり、「10日間お稽古させていただき、どんな化学反応が起きるか楽しみにしていました。リハーサルで本当に化学反応が起きて、この芝居をどうまとめたらよいのかとおどおどするという、役者として初めての体験をさせていただきました」と梅沢。コロッケは「抑えて動くという静の動きがやっぱり梅沢さんだなと思いました。芝居も舞踊ショーも見ていて勉強になるところがいっぱいあるので、正直に“いっぱい盗みます”と言いました」と明かした。そして、「最後のシーンも、見ていたらボーっとしちゃうんです。綺麗で、華やかで。梅沢さんは、ちょっとした動き、腰の落とし方、手の曲げ方、目線など一つ一つのふりが全部違いました」と目を輝かせる。三部とも自信があると梅沢、「お値段以上のものになりました」と胸を張る。その横でコロッケも「普通は別々でやる3つのショーを1度に見られる舞台です。梅沢さんの胸を借りて一生懸命やらせていただきます。絶対に損はさせません!」と意気込んだ。公演は8月2日(金)から27日(火)まで、大阪・新歌舞伎座にて。チケット発売中。取材・文:岩本
2019年08月02日松下優也と平間壮一がW主演する舞台『黒白珠』が6月7日、Bunkamuraシアターコクーンで開幕した。青木豪が書き下ろした新作で、河原雅彦が演出を担当する。1990年代の長崎を舞台に、双子の兄弟とその家族の憎愛を描いた人間ドラマ。開幕前には出演者らが会見取材に応じ、心境を語った。【チケット情報はこちら】主人公の双子の兄弟を演じる松下と平間。松下は「緊張しきれていない感じ。僕らが稽古場でやってきたことを、どうお客様が感じてくれるかのか。1番楽しみです」と話し、平間は「いろいろありまして、ここまで来て、やっと初日を開けられるようになって、よかったと思います」。ふたりは、河原が演出した『THE ALUCARD SHOW』(2014年)以来の共演となる。松下は「すごく仲のいい、本当に仲間というか友達みたいな感覚でやれる。双子の役なのに見た目は似ていないのですが(笑)、稽古場で芝居のことをいっぱい話しました」と充実した稽古期間を振り返り、平間も「特に双子だからこうしなくては…という気負いはなく、自然とやっていました」と語った。ともに1990年生まれで、どちらかというとミュージカルで歌って踊るイメージも強いふたりだが、今回は河原の演出のもと、ストレートプレイへの挑戦となる。松下は「お芝居、楽しいです。踊ったり歌ったりはしませんが、結構動く役柄なので、ダンスをやっていてちょっとだけ良かったかな(笑)」と述べる一方、平間は「あんまり苦手意識はないのですが、芝居だけを一生懸命やらなくてはという思いで稽古場に入りました。これだけのベテランの方々と一緒にやらせていただけるので、安心感はありました。下手なら下手で全力でやって、あとは先輩たちに助けてもらおうという気持ちになりました」と話した。それに対して、双子の父親役を演じる風間杜夫と母親役の高橋惠子は「ふたりは役について、いつも語り合っていて、熱心だった」と振り返り、同じく共演する村井國夫も「本当にふたりはね、よくやっています。感心するぐらい。とても素敵なふたりだと思います」と褒めていた。東京公演は23日(日)まで。兵庫公演は6月28日(金)から30日(日)まで、兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール、愛知公演は7月6日(土)・7日(日)刈谷市総合文化センター 大ホール、長崎公演は7月10日(水)長崎ブリックホール 大ホール、久留米公演は7月13日(土)・14日(日)久留米シティプラザ ザ・グランドホールにて。各公演ともチケット発売中。文・写真:五月女菜穂
2019年06月12日3月20日、バラエティ番組『梅沢富美男のズバッと聞きます』(フジテレビ系)に有村架純(26)の姉でタレントの有村藍里(28)が整形後初めてテレビ出演。そこで俳優の梅沢富美男(68)が有村にかけた言葉に、称賛の声が広がっている。有村は3日放送の『ザ・ノンフィクション』(フジテレビ系)で、妹と比べられて「口元が残念」と中傷され、コンプレックスを抱くようになった過去について告白。美容整形手術に挑む姿が放映されていた。今回、整形箇所を「口元の骨を三ミリ後ろに動かしました」と説明した有村。費用は400万円だったという。「整形前は自信がなくて、表情も暗いと言われていた。整形してからは『明るくなった』と言われるようになりました」と笑顔を見せた有村。家族は大賛成ではなかったが、「あなたがそれで前向きになれるならいいんじゃない」と受け入れてくれたという。『「生まれ持った顔を変えてしまうのはどうなんだろう」とたくさん考えましたが、自分の中でどうしてもコンプレックスがあって、それを変えたいって気持ちが固まったんで、決意しました」という有村。それを聞いた梅沢は、「その言葉とっても素敵だと思いますよ。自分がマイナスだと思ったことをプラスに変えるって大事なことですよ。人のためにやるんじゃない。それをとやかく言うやつはばかだよ」と優しくフォローした。さらに「梅沢さんだってやりますよ。最近目がたるんできた。目をパッチリ二重にしますよ!」と自らもネタにして笑わせた。「すごく変わったけど、整形する前も美人さんですよ」と終始温かい言葉をかける梅沢に、Twitter上では「梅沢さんの対応が神すぎていま感動してます」「梅沢さん優しいなぁ…」「整形した子になにか言わなきゃいけない立場の人はみんなこう言ってほしい」などと、称賛の声が相次いだ。整形後の恋愛模様について問われ、「整形してからずっと休んでいて、今日やっと外に出たところで……」と言葉を濁した有村。「これから変わりますよ」と言われ微笑んだ。この先、いい報告を期待したい。
2019年03月21日梅沢富美男(67)が8月15日放送の「梅沢富美男のズバッと聞きます!」(フジテレビ系)に出演。15年間落選し続けたという青山霊園にようやく当選したと明かした。同霊園は人気のあるブランド墓地であり、梅沢は「ようやく私もね、今年、青山墓地が当たりまして」としみじみ。さらにその応募の陰に、末っ子だから墓をもっていたほうがいいという妻からの勧めがあったと明かした。梅沢夫妻のように生きているうちに死への準備を整えることを終活という。高齢化の進む芸能界において、トレンドの一つと言えるだろう。「終活といえば中尾彬(76)さんと池波志乃(63)さん夫妻が有名です。2人は終活のエピソードを綴った本を出版するほど終活に対して積極的。2人は家を売り払うだけでなく、中尾さんのトレードマークでもある“ねじねじ”ストールを200本捨てたと言います」(芸能関係者)本誌2686号では橋田壽賀子(93)の終活を取り上げている。前述の2夫婦と違い橋田が終活に取り組むようになったキッカケは夫の死にあったとし、こう明かしている。「私が積極的に”終活”に取り組むようになったのは、私は天涯孤独で、跡継ぎもいませんので。『立つ鳥跡を濁さず』で、私の死後、みなさんにご迷惑をかけたくないからです」一見ネガティブに聞こえてしまうが、橋田はあくまで建設的だ。子供のいない橋田は1人で生きる方法について考えた結果、「『それにはまずお金だ』と思って、そこから一生懸命働きました」と言う。そして“お手伝いさん”を6人雇ったとし、こう語っている。「親族に面倒をみてもらうよりずっと心豊かでいられるし、私はいま、理想的な暮らしをしていると思いますね」また財前直見(52)は50歳を過ぎたばかりだが、終活をすでに開始していると本誌2771号に明かしている。五十路を迎えたことで今後について考えるようになったとし、“終活ライフケアプランナー”の資格を取得したという。同記事でものの整理や遺言の内容を考えることを勧め、そうすることは「逆にプラス思考になっていくのです」と語る財前。終活とは未来に想いを馳せることだとし、こう明かしている。「『老後』についても、いろいろ明るい想像が膨らんでくるのです。終活って、死を連想させて寂しいイメージを感じる人も多いと思います。でも本当は今後の人生を充実させるための、楽しくて夢のある活動だということを、皆さんに伝えていきたいです」来るべき日のために、それぞれ取り組んでいるようだ――。
2018年08月18日梅沢富美男がMCを務める「梅沢富美男のズバッと聞きます!」の2時間スペシャルが8月8日(水)今夜オンエアされ、後藤久美子と娘のエレナ親子のほか、ディーン・フジオカの実妹である藤岡麻美、山崎賢人、上野樹里、藤木直人、戸次重幸ら豪華ゲストが出演する。“元祖国民的美少女”として80年代後半に一大ブームを巻き起こし、F1・フェラーリのエースドライバーとして活躍したジャン・アレジと結婚、世界のセレブとなった後藤さん。娘であるエレナ アレジ 後藤さんもまた4か国語を操り、すでにパリの社交界デビューも果たしているまさにセレブリティ。今回は日本のバラエティに出演するのは13年ぶりという母・後藤さんと娘・エレナさんの今回が最初で最後だというバラエティでの親子共演が実現。番組では彼女の映像ディレクターとしての初仕事に密着、ローマで行われる後藤さんの撮影会の模様を紹介するほか、スタジオでは「父の総資産は400億円って本当?」など、エレナさんの普通では考えられないうわさについて梅沢さんがズバッと斬り込む。また、実は兄より先に日本の芸能界でデビューしていたという妹の麻美さんがスタジオに登場。現在は台湾を舞台に“ある仕事”で大成功しているとうわさされている。その“ある仕事”について、また成功の裏にあった世界的スター2世との出会いなどを語る。さらにドラマ「グッド・ドクター」で主演を務める山崎さんと共演の上野さん、藤木さん、戸次さんらメインキャストも登場。梅沢さんに代わり「平成ノブシコブシ」吉村がドラマ撮影現場に出張して気になる話をズバッと聞く。山崎さんの「包容力のある年上の女性が良いですね」というコメントに吉村さんが斬り込むほか、上野さんは結婚生活や夫・和田唱さんとのプライベートについて話してくれる。そのほかにもブライダルデザイナーの桂由美に、今年5月突然の休養を宣言したピーターなどバラエティに富んだゲストを迎える。山崎さんがサヴァン症候群の小児科医を演じる感動のメディカル・ヒューマンドラマ「グッド・ドクター」は毎週木曜22時~フジテレビ系で好評放送中。「梅沢富美男のズバッと聞きます!SP」は8月8日(水)21時~フジテレビ系でオンエア。(笠緒)
2018年08月08日俳優の梅沢富美男が、3日に放送されるニッポン放送『松任谷由実のオールナイトニッポンGOLD』(22:00~24:00)に出演し、歌手の松任谷由実と初対面を果たす。松任谷が「梅沢富美男さんに会いたい…。でも超忙しいから無理かなあ」と番組スタッフに打ち明けたことから梅沢の出演が実現。2人が対面するのは今回が初となる。梅沢も「まさか会えるとは思わなかったです、本当に会いたかった」と感想を述べる。番組ではいきなりミニコント(真夏の夜の夢芝居)からスタートし、梅沢の大ヒット曲「夢芝居」のデュエットも披露した。次第に打ち解けていく2人は、お互いへの質問合戦に突入する。さらに「男と女の夜の料理」と題して、夜に異性に作りたい料理も発表し、梅沢の発言に松任谷も大爆笑する場面も。また多忙な梅沢であるが、9月からスタートする松任谷の全国アリーナツアーを訪れることを約束し、松任谷も梅沢の舞台を観に行くことを熱望するなど、今回が初対面ながら意気投合していた。
2018年08月01日元宝塚歌劇団雪組トップスター・壮一帆が、玉野和紀の作・演出・振付によるSHOW HOUSE『GEM CLUBⅡ』に出演する。2014年に宝塚歌劇団を退団し、2016年に女優デビュー。次々とミュージカルなどに出演し、昨年はソロライブを開催するなど、活動の幅を広げてきた。今作について、「最近はお芝居が続いていたので、久しぶりにショーができるのは楽しみ。私自身ディナーショーでは構成も考えるので、玉野さんの考え方が刺激になります」と声を弾ませる。SHOW HOUSE 「GEM CLUBⅡ」チケット情報今作は、10年以上の人気を誇る『CLUB SEVEN』シリーズの新機軸、多彩なジャンルの歌やダンス、コメディ要素の芝居などを盛り込んだショー・ミュージカルだ。壮は若い才能の原石(=GEM)が集まるショーハウスのオーナー役となり、若手キャストたちとも絡む。「私のディナーショーに出演してくれた木戸邑弥くん以外、初共演の方ばかりですが、私は人見知りしないのでなんのストレスもないです(笑) 。1回のステージに女性キャストはふたりしか出ないけど、“男性メンバーにも絶対に負けない!”という思いはあります」と、明るく話す。ショー形式となる2部では、今年公開の洋画のナンバーをソロで披露する予定。「とてもいい曲なので歌いこんでいきたい。今、高いキーの歌も頑張っているところで、シフトチェンジしているこの時期に、歌や踊りに挑戦できるのはありがたいです」。2016年に上演された第1弾の、名前順メドレーのようなメドレー場面もあるそうで、ノンストップのショーになるのは必至。玉野とのタップダンスのデュエットもあるという。タップの名手である玉野から、「そこまでできたら大丈夫」と太鼓判を押されたそうだが、タップは苦手意識があり、男役の時にショー『ON THE 5th』などで踊っていたものの特訓中だ。「玉野さんは本当に凄い!振付もハード! 『今の日本ではショーで公演を打つのは厳しいけど、僕はできる限りずっと続けたい』と仰っていたのが印象的です」と、尊敬の念を込める。宝塚時代もショーが好きだったと話す壮。もともと歌やダンスに定評があり、何より大らかな人柄が滲み出る存在感で魅了してきた。「大澄賢也さんが『踊りで人となりが見える』と仰っていたのですが、私も普通に話す以上に相手のことが見える、と感じます。だから今回も歌や踊りを通して共演させていただくみなさまとの交流を楽しみたいです。ライバルは自分。負けそうになっても打ち勝ち、人間性に磨きをかけたいです」3月16日(金)から18日(日)まで東京・THEATRE1010、3月24日(土)から4月5日(木)東京・シアタークリエ、4月14日(土)・15日(日)大阪・サンケイホールブリーゼ、4月18日(水)愛知・日本特殊陶業市民会館 ビレッジホールにて上演。チケットは発売中。取材・文:小野寺亜紀
2018年03月09日