映子は夫のあきらと2人暮らし。ある日、昇進が決まった映子はあきらに報告。子ども欲しくない?と急に言い出す夫。女性ばかりが子育てとキャリアを両軸で考えなくてはならいことに、葛藤する映子だが妊娠が分かって…。■昇進を喜ぶ映子に、子どもがほしいと言い出すあきら映子が夫に昇進を報告するも、子どもがほしいと言い出す夫。体力的にも早い方が良いと言われ、仕事も楽しくなってきた映子はどうすれば良いか悩みます。そんなある日、妊娠が分かって…。■身体の弱い娘のため入院に 映子は退職を決意身体が弱い娘のため会社を早退することが多く、復職しても満足に仕事ができず。とうとう映子は退職を決意。時は流れ…。娘が幼稚園に入園した頃、復職した映子。仕事の出来を褒められ、正社員にならないかと言われ喜ぶも、夫は2人目がほしいと言い出して…。■友人に相談すると まさかの回答が!?2人目がほしいと言うあきらのことを、映子は友人に相談。また仕事が出来なくなると悩む映子に友人は「それが目的では?」と指摘する。驚く映子だが、思い返してみると…。こちらは投稿者のエピソードを元に、2022年12月22日よりウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に対する読者からのコメントを紹介します。■妻の出世に嫉妬する夫に読者は…今回、ウーマンエキサイトや公式SNSに沢山のコメントが寄せられ、盛り上がりを見せていました。中でもだんとつに多かったのは、あきらへの批判!まずはその一部をご紹介しましょう。・この夫の場合は妻の出世に嫉妬、が原因。妻のキャリアと時間と自尊心を奪い支配しようとしています。・自分で子ども欲しいって言ったのに、その子どもにミルクも作ってあげたいと思わないんだね。・仕事のできる女が、そんな男に縛られてるなんてもったいない! そんな男捨てる一択ですね。・そんなことしてるから自分は出世出来ないんじゃないいの?人より先い行けるように努力をするより前に行きそうな人の腕を引っ張るってことでしょ? ダサすぎる。・もっともらしいこと言ってるし、子どもほしいのも事実だろうけど、奧さんの昇進の話が出たとたんっていうのがね……器のちっさい予感。奧さんの足ひっぱるのに子どもを利用するんじゃない。自分ではい上がれ。次に多かったのは「離婚した方が、映子のためでは?」という意見が…!・リモートOKで正社員いけて、子ども幼稚園行ってる年齢なら旦那いらなくないか?家事も育児もなんにもしてくれない旦那なんて必要ないやろ。・旦那がかわらないなら2人目で来ても負担が増えるだけ…。・これだけ出来る奥さんなんだから、こんな旦那要らなくないか?・てか仕事しかしてない旦那と、仕事家事育児こなしてる嫁。もう旦那いらなくない?見切りつけていいよ、こんなクズ旦那いらない。・正社員になれるなら旦那捨てれば?・仕事も家事も子育ても妻しかしてないんだから。要らない…旦那いらない!映子と自分を重ねて、実体験を告白してくれた読者もいました。・仕事辞めるにしたって引き継ぎなどがあって、お子さんが入院してる中大変でしたでしょうに。大変なの、見てわからない?はこっちのセリフなんだが。・私は専業主婦だったけど同じように子が入院しても旦那に「忙しい休めない。」と言われブチ切れて家の壁蹴って穴あけた。そしたら次の日仕事調整して休んだ。なので主人公よ怒れ!・うちもこれだった。夜まで働いて子育てしながらご飯作って干物出したら怒鳴られて。何で結婚したの?って結婚したら変わる人居るから分からないもの。・今の私を見てるようです。出世はしてないけど、仕事のせっかくのチャンスが…と思ってしまう。おめでたいことなのに、モヤモヤが残ってしまう。最後に紹介するのは、離婚推奨やあきらへの批判が多い中、子育てに向き合う意見です。子どもが手を離れ、この春で学生卒業するので、もうあれして、これして、と言われなくなりました。 外で働くこともいいけど、子育てもその時しか味わえないことだから、夫婦で喧嘩しあって乗り越えるよりも、二人協力し合って乗り越えられたら、と思いました。映子が出世するという話になると、子づくりを提案するあきらの器の小ささを指摘する読者が、多数集まる結果となりました。離婚をすすめる意見が多かったのですが、映子はどうするのか。妻の出世に嫉妬する夫の告白に、ラスト読者からは「頑張れ!」と温かい言葉も集まりました。 ▼漫画「妻の出世に嫉妬する夫」
2023年07月13日女優の新條由芽が、3月7日発売の写真週刊誌『FLASH』(光文社刊)の表紙と巻頭グラビアページに登場している。ドラマ『アカイリンゴ』(ABCテレビ)では金髪姿になって出演している新條由芽。過激な性描写も含まれる同ドラマで新たな一面を見せている彼女が、今週発売の『FLASH』の表紙と巻頭10ページに登場している。同ドラマでは性的なシーンなどで監督と俳優の仲介役となりサポートするスタッフがついていたため「すごく安心感があったんです」と振り返った新條。ランジェリー姿での性行為を連想させるシーンを演じた際の心境などを語ったインタビューも注目だ。ほか、同誌では、Mリーグなどで活躍している雀士グラドル・岡田紗佳が"役満ボディ"を披露しており、NMB48のメンバーとして活躍している隅野和奏の貴重な水着姿を掲載。また、アイドルグループ・まねきケチャを3月20日に卒業する松下玲緒菜がアイドルとして最後のグラビアページを飾っている。なお、会員制サイト「FLASH Prime」では、高画質メイキング動画と未公開カットが随時公開中。
2023年03月07日■前回のあらすじ妻の昇進の話が出ると「子どもを作ろう」と言ってきた夫のあきら。映子は仕事が面白くなった時期なだけに戸惑うが、夫の説得にも納得するところがあり妊娠を決意。いざ妊娠すると、思わぬことが待っていた…! >>1話目を見る 子どもが生まれ、夫のあきらはというと…。次回に続く(全9話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 日野光里 /イラスト・ 山口カエ
2022年12月18日オーディオブック作品として発表された川上未映子さんの新作小説『春のこわいもの』。朗読を担当した岸井ゆきのさんとの化学反応から生まれた“新しい小説体験”に迫ります。川上未映子:オーディブルで小説を発表するということになり、真っ先に、「岸井さんに朗読していただきたい!」とお名前が浮かんだんです。以前、ワコールの『ウンナナクール』というブランドの公式サイトで、私の短い作品を読んでくださったじゃないですか。あれが衝撃的にすばらしくて。記憶に残っていたんですよね。岸井ゆきの:今回、川上さんからご指名をいただいたと聞いて、素直にうれしかったです!いま初めて直に感想をいただけて、ああいう感じで間違いじゃなかったんだと、すごくほっとしています。川上:最初の短編「青かける青」の録音をアシスタントから送ってもらったときも、「聴きましたか」「聴きました」「ヤバイですよ」「ヤバイですね」「天才」「天才」と語彙力ゼロのLINEメッセージが(笑)、取り交わされました。岸井:そんなふうに言っていただけて、本当にありがたいです…。川上:物語に感情を込める上で、岸井さんはこんなふうに表現しようとか頭で考えているというより、実はもっと「声帯」の使い方などフィジカルな技術に懸かっているんだとおっしゃっていた。あれも感動しましたね。岸井:収録中、ブースには私しかいないので、読むときのテンポや間(ま)、抑揚はこれでいいのかなとひとりで試行錯誤するんですよね。どこから声を出そうかとか、それしか変える手段がないので、声の出し方もいろいろ探りました。川上:あんなふうに朗読していただくと、私の文章だけではわからなかったものが見えてくる気がするんです。もちろん私も登場人物たちの細部を考えながら書いてはいるんですが、声に出して読まれることでいっそう人物ひとりひとりの姿がはっきりと現れてくるというか。私はお芝居が好きでよく観に行くけれど、朗読はまた違うものですね。いい朗読、いい声の世界って、聴いているとそこにないものまで喚起させるのだなと。岸井:いままで映画や舞台にはいろいろと出演させていただきましたが、そこでは演出の方や音声さん、照明さんなどそれぞれのプロフェッショナルなお仕事に助けられてきた部分もあったと思うんです。それだけに、声だけで表現する難しさを実感したというか。朗読ってこんなに大役なのだとあらためて感じました。川上:練習などされましたか。岸井:黙読くらいです。こちらが「こういう物語だとわからせてやろう」的な、前のめりなくどい感じは要らないのだろうなと。生活の中で自然に自分の内に物語が流れ込んでくるような軽やかさで読みたかった。自分がこの小説を初めて読んだときの思いを大切にしたかったんです。川上:確かに、聴いていると、自分が映画の中に入ってしまったような気になりました。岸井:川上さんは、『春のこわいもの』の6編を、オーディオブックという形式を意識して書かれたんですか。文体や選ぶ言葉など、これまで書かれた小説とは意識して変えたりしましたか。川上:私は詩も書くし、小説も一作一作文体を変えるし、そのつど変えているんですね。その上でさらに意識したことは、一回では耳で拾えない音、言葉は避けるようにしました。漢字はいわばデザインなので、マンガなどと同じ構造ですよね。目で理解するという。耳にまず残って、意味の理解はあとからついてくる歌やおまじないのようなものはあるけれど、基本的に日本語はビジュアルで理解することに慣れている言語だと思うんです。とはいえ、じゃあ耳に優しい、韻や、音を開いたりして拾いやすい言葉に寄せていくのがいいかというと、それも疑問で。岸井:読んでいてもすっと物語が入ってくる感じでした。川上:物事は何でもぶつかってみて初めて前進があるから、ぎりぎりのところを狙いたい。目で読むものとしても従来の強度で成立し、耳で聴いても高水準で成立する。それが理想ですよね。たとえば、夕焼けを書こうとしたら、夕焼けは誰もが知っているけど、「あの小説のあそこに夕焼けのステキな描写があった。あそこでしか体験できない」と思われるものを言葉で表現したい。でも声を加えることで、それを超える瞬間があって、胸がいっぱいになりました。岸井:何て言うんだろう、『千と千尋の神隠し』に文字が紙から離れて空中を浮遊するシーンがあるんですが、読んでいるときはああいうイメージです。最初に収録された「青かける青」にしても、まず私が川上さんから受け取ったその物語を、文字を、紙の上から逃がしてあげている感覚。だから想像はします。不特定多数に向けてというより、まだ見ぬひとりに向けてという心持ちで読んだかな。特にあれは手紙文の小説なので。川上:ちなみに、私のオーディオブック体験って英語の勉強で聴いたりするくらいはあったのですが、岸井さんはどうですか。岸井:私は、このお仕事のお話をいただくまで知らなかったです。川上:うちの息子世代だと、YouTubeのような“見るもの”を、もうラジオ感覚で“聴いて”いたりするんですね。ボカロや合成音声のナレーションになじんでいて、あれこそにリアリティを持っている世代がいるんですよ。岸井:オーディオブックは、ラジオ文化とはまた違う感覚だし、これから広まっていく気がします。川上:日本語の“音”が秘めている可能性はまだまだありますよね。聴く人に合わせて本の内容も変革していくと思うし、長編小説を散歩しながら楽しむとか、通勤時間に人文書で知識を増やすとか、生活形態や様式そのものを変えていくかもしれません。いずれにせよ、オーディオブックは日本ではまだこれからのチャレンジ。その未来がより豊かになるために、俳優さんたちが読む作品ももっと増えるといいなと思っています。岸井:私も、誰が読むかで表現される世界は変わるんだなと実感しました。ぜひまた挑戦したいです。ながらで楽しむのに最適!耳で読む、新たな読書習慣。文学からビジネス書、ライトノベルや落語まで、さまざまなジャンルの本をプロのナレーターが朗読するオーディオブックは、通勤中や料理中など他のことをしながらでもハンズフリーで聴くことができるサービスで、新しい読書体験を楽しめる。Amazon オーディオブックAudible(オーディブル)では、本作のように俳優をキャスティングするなど新たな試みも。“聴く読書”の魅力はますます高まっていきそうだ。©鵜澤あかね『春のこわいもの』川上未映子さんが「Audible」のために書き下ろした初出し小説を、岸井ゆきのさんが朗読。港区女子のモエシャンに憧れているトヨが受けた痛烈な洗礼を描く「あなたの鼻がもう少し高ければ」など6編。月会員制1500円、毎月付与される1コインで購入可能(初回登録時は30日間無料)。単品価格3000円Audible Studiosかわかみ・みえこ(写真左)大阪府生まれ。2008年『乳と卵』で芥川賞受賞ほか受賞多数。『ヘヴン』『すべて真夜中の恋人たち』、『みみずくは黄昏に飛びたつ』(村上春樹との共著)など著書多数。『夏物語』は英、米、独、伊でベストセラーとなり、世界40か国以上で刊行予定。ブラウス¥58,000(パルマ マーティン/CPR TOKYO TEL:03・6438・0178)その他はスタイリスト私物きしい・ゆきの(写真右)1992年、神奈川県生まれ。2009年に俳優デビュー。NHK朝ドラ『まんぷく』などで活躍。映画『ホムンクルス』がネットフリックスで配信中。現在、TBS金曜ドラマ『#家族募集します』(22:00~)に出演中。※『anan』2021年8月11日‐18日合併号より。写真・小川久志スタイリスト・酒井美方子(川上さん)森上摂子(岸井さん)ヘア&メイク・吉岡未江子(川上さん)森 智里(岸井さん)取材、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2021年08月08日校條拳太朗、杉江大志、佐々木優佳里(AKB48)らが出演する『WORLD ~Change The Sky~』が6月27日に開幕。これに先立ち、囲み取材とゲネプロが行われた。2013年に初演された『WORLD』は、菅野臣太朗が脚本・演出を手がける“ジェットコースター”サスペンス。2016年の再演を経てシリーズ3作目となる今回は、2つの悲しい殺人事件を軸に、矛盾と不条理に満ちた世界を変えようとする人間たちのドラマが展開される。校條は18年前に奥多摩の孤児院で起きた保育士殺害事件に取り憑かれ、関係者を狙った連続殺人を実行する三上龍司役。彼が現代で起こしたタブーを起点に物語は加速し、犯行を止めようとする幼なじみの相沢顕示(杉江)、被害者だった保育士の妹・飯島久瑠美(佐々木)、保育士を殺したとされる国立周蔵(金山一彦)らを巻き込みながら進行していく。その輪に警察をはじめ、不動産ブローカー、一連の事件を追いかける雑誌記者も加わる頃には、各キャラクターの信じる“正義”が明るみに出る。それらがぶつかり合う様子には、生を希求するエネルギーを感じる瞬間も。犯行に手を染めた人物が被害者だったり、一見して無関係の人物が加害者だったり、一筋縄でいかない表裏一体のジレンマを見届けるうちに、鑑賞者は自身の倫理観を試されることだろう。ゲネプロ前の囲み取材で、校條は「観た方の瞳に映る景色が、ご鑑賞の前後で少しでも変わったら嬉しいです」とサブタイトル(Change The Sky)になぞらえて挨拶。正義や悪の曖昧さに着目したと語る杉江は「サスペンスとしての面白さを見届けてください」と続き、作品の楽しみ方をレクチャーした。「姉を亡くした久瑠美の人生や憎しみが報われるよう、ブレずに演じたい」と意気込む佐々木に対して、シリーズ全作に登板している金山は「ハートを鳴らすように、胸の奥からセリフを発している」と俳優としての器量に太鼓判を押す。物語のキーマンである警視監として終盤に存在感を発揮する渡辺裕之は「変化を待っているだけでは何も変わらない世の中で、“変え方”に気づかせてくれる作品」と本作を表した。高さを活かした無機質なセットの後ろには、空模様が映し出されている。梅雨シーズンの上演とシリアスな劇世界にふさわしく終始雨天が続くものの、事件が落ち着きを見せると雨は止み、夕暮れが顔を覗かせる。このラストをどのように受け止めるか、ぜひ上演時間150分(休憩を含む2幕)の中で思考をめぐらせてみては。公演は7月4日(日)まで、東京・なかのZERO 大ホールにて。チケット販売中。取材・文:岡山朋代
2021年06月29日元乃木坂46メンバーで、今まで数多くの舞台作品で活躍している能條愛未さんが「新・熱海殺人事件」に出演決定!この公演は紀伊國屋ホール改修後の柿落とし公演として上演されることが決まっており、しかもつかこうへい氏の名作を新しい演出、そしてフレッシュなキャストで見せるというもの。この舞台で能條さんが見せたい新境地とは?「新・熱海殺人事件」のヒロインを演じる能條愛未さん能條愛未さんが出演する舞台「新・熱海殺人事件」の稽古場にお邪魔して、上演前の今の心境や、稽古の様子などを聞かせてもらいました!−−つかこうへい原作の「熱海殺人事件」を新たな演出で蘇らせた「新・熱海殺人事件」でヒロインの水野朋子婦人警官役を演じていらっしゃいます。長い歴史を持つ作品なだけに、チャレンジングなところもあると思いますが、上演を前にした今のお気持ちをお聞かせください。長い歴史のある作品で、しかも紀伊國屋ホールの柿落とし公演という本当にありがたいタイミングでこの公演をやらせていただけるということで、とてもうれしいですし、光栄に思っています。今までもたくさんの女優さんが演じてきた水野という役ですが、今回は私にしかできない新しい水野朋子という人物像をお客様にお見せできたらいいなと思っています。−−能條さんが考えるこの作品の見どころは?「熱海殺人事件」といえば一番有名なアイちゃんと金ちゃんのシーンがあるんですけど、そこは本当にすごくエネルギーのいるシーンというか、あのシーンをやるだけで一気にいろんな感情が自分の中で駆け巡るんですよね。あのシーンだけで一公演丸々やったくらいの感覚になるというか。そのくらいパワーとエネルギーが必要なシーンで。観に来てくださるお客様に、どれだけそのエネルギーとパワーを届けることができるかっていうのが今回、私の中では勝負だなと思っているので。今までも舞台はたくさんやってきたんですけど、感情を表に爆発させるみたいな役はあんまりやったことがないなと思ったので、また新しい私のそういうお芝居を見てもらえるきっかけになるんじゃないかなと思うので、そこはすごく期待してほしいです。−−ご自身が演じられている水野朋子のシーンやセリフとして注目してほしいところは?水野は部長のことが大好きで、でもこの事件の次の日には自分の結婚式があるっていう、すごく複雑なものを抱えているっていう人物なんです。一番好きな人はいるけど、でも結婚するのは二番目に好きな人みたいな、本当に女性にしかわからない感情ってあるじゃないですか。そこをしっかり見て分かるように演じたいですね。女性ってこういうものなんだろうな、というのをちゃんとわかりやすく演じられたらいいなと思ってます。セリフでいうと、水野が部長に「部長、本当は私…」っていうセリフが2回出てくるんですよ。そこは水野が部長に対しての気持ちが一番出てるというか。そこは唯一、自分の本当の感情を出そうとするんですよね。でも、途中で止められちゃうんですけど、2回とも。細かいところではあるんですけど、「これがきっと彼女の本音なんだろうな」っていうのとか、「これはたぶん嘘で言ってるのかな?」っていうのをしっかり伝わるように演じれば、舞台を観てくださるお客様もより物語に入り込めると思うので、そこをしっかり演じれたらいいなと思います。−−内に抱えるものがある人を演じるのは難しそうですね。でも私はちょっとわかる気がするんですよね、女性特有のそういう感情って。でもたしかに、秘めた気持ちを抱えながらお芝居するっていうのは、実は一番難しいんです。発散する芝居って、大変そうに思われるけど実は一番やりやすいし、そこまで難しくはないと思うんですよね。ひとつ壁を乗り越えさえすれば。逆に、内に秘めた感情みたいなのが一番難しくて。それを、自分で思ってるだけじゃなくて、ちゃんと観てる人たちにわかるようにするっていうのが、とても芝居力を試されと思うので。そこは今回、自分の課題かなと思っています。すごく切ない役ですよね。−−「熱海殺人事件」はこれまで何度も上演されてきた作品ですが、過去に他の方が演じられた水野は見ましたか?今年の1月に上演された、新内眞衣が出演した「熱海殺人事件 ラストレジェンド ~旋律のダブルスタンバイ~」は観ました。というのも、台本を読んだだけではどうしても理解しきれない部分があって。「ここってどういう状況なんだろう?」とか、どういう感情でしゃべってるんだろう」とか、台本だけでは読み解けない部分がどうしてもあったので、そこは参考程度に観させてもらったんですけど。しっかり観ちゃうとどうしても役が染みついちゃうし、そうなるとただのマネになってしまうので、あんまり観ないようにはしてました。−−この作品は紀伊國屋ホールこけら落とし公演舞台として上演されますが、それだけに大きな注目を集めています。みなさんの期待は感じていらっしゃいますか?今まで紀伊国屋ホールではたくさんの作品を上演していて、たくさんの素敵な役者さんがそこでお芝居をしていて、そんな長い歴史のある劇場の新装杮落としというのは、偶然が重ならないとないことですよね。しかもそのタイミングで私がこの作品に出られるというのも本当に光栄ですし、劇場の新たなスタートを、杮落とし作品の出演者として責任を持ってよいスタートを切れるように務めたいと思ってます。−−能條さん自身も、これまでたくさんの舞台作品に出演されていますが、今回特に楽しみにしているところ、難しさを感じているところはありますか?私が演じる水野は、色っぽい女性刑事という風に役作りをしているんです。今回は演出家の方がそういう風にやってみてと言ってくださったんですけど。ただ、今まで私は色っぽい女性を演じたことがないし、私自身とも掛け離れていて、今、試行錯誤しながらやっています。自分の中の色っぽくてセクシー、女らしい部分をしゃべり方、仕草とか、そういうところで出すのがちょっと恥ずかしいなって感じてしまう部分があって(苦笑)。でも、せっかくならこれからいろんな役をやりたいので、今回は色っぽい水野に挑戦しています。まだ少し恥ずかしいんですけどね、楽しみながらやってます。−−今、お話していても声とか仕草にそういう色気が少しにじみはじめてますよね。本当はそんなことないですよ!普段はすごく子どもっぽいんです。今はがんばって大人ぶってるんですけど(笑)。今回の役で難しいのが、私が演じる水野は色っぽいから、部長が好きっていうのもボディタッチ多めになったりとか、明らかに好きなだろうなっていうのがわかる感じなんですよね。でも、それだけだとどうしても軽く見えてしまう。ただただ色っぽぶってて、部長が好きなんだろうなというのがあからさまにわかる感じでひたすらベタベタ触って、しゃべり方もくねくねした感じで。それだけだと、そんなに本気で好きなわけじゃないんだろうな、だから明日他の男と結婚するんだろうなと思われて終わりですよね。だけど、水野は本当はそうではなくて、「本当は私…」という水野の本当の根の部分、実は心から愛してるのは部長だけっていうのを、いかにもエロエロな部分と、純粋に部長が好きという乙女心、この2つをちゃんと見せるようにしないといけないなと思ってます。「ああ、こういう女いるわな」程度で終わってしまうのは嫌なので、しっかり深みのある役に作っていきたいな思っています。−−今回は婦人警官役と犯人役がダブルキャストで、チームREDとチームWHITEの交代制になります。もう一方のチームWHITEとは演出や演技プランが異なっていたりするのでしょうか?稽古ではみなさんの演技はご覧になりましたか?稽古はおたがい見てます。交代制みたいな感じでやってますね。演出の部分で言うと、水野というキャラクターが全く違う色づけになってるんですよ。他の演出は基本的に同じなんですけど、私は色っぽいセクシーな水野で、向井地美音ちゃんの方はちょっとロリ系の子で。だから美音ちゃんバージョンの時は部長に「私はロリコンです」というセリフが付け足されてるんですよ(笑)。そこはダブルキャストで全然違いますね。違いすぎて、別のものを見てる気分になります。ここまで違うダブルキャストも珍しいんじゃないかなって。身長も、美音ちゃんはちっちゃくて、私はけっこう大きいし。両方観ても損はない舞台だと思います。−−稽古場での能條さんはどんな感じですか?私はそんなに真面目なタイプじゃなくて(笑)。今も大人ぶってるけど、中身は子どもなので、常に誰かとおしゃべりをしてたいし、仲良くなりたい。けど、人見知りなんですよね。でも人見知りなんて言っても始まらないから、今は一生懸命、まずは自分から素を出そうと思って。私、なぜかミステリアスと言われることが多いんです。たぶん、人見知りだから無意識に壁を作っちゃってるんですよね。そのくせ、時々素が見えるとくだけた部分があるから、どっちなんだ?みたいに思われてしまうのかなと。そういう、無意識に張ってしまってる壁みたいなのを一回取っ払って、他のキャストの方ともおしゃべりできるように、今は積極的にお話してます。−−共演者の方とのコミュニケーションを大事にするタイプですか?今回は人数も少なくて、基本4人しか出ないので、やっぱりちゃんと相手のことをわかりたいんですよね。もちろん、お芝居だけでしっかり成立させることもできなくはないけど、せっかく少人数で舞台やるんだし、そんな機会ってあんまりないから、どうせだったらちゃんとおたがいのことを知った状態で、おたがい信頼を持った状態でお芝居できた方がいいんじゃないかなと思って、がんばってます。−−稽古場で面白かったことはありますか?お稽古が始まる前にいつも体幹を鍛えるプランクを1分3セットやってるんですけど、これは演出の方も含めてスタッフさんも全員でやるんですよ。その時、プロデューサーの岡村さんが誰か1人指名して、指名された人が面白い話をする、ということをやっていて。そういう時間もすごく大切だなと思いました。同じグループに三浦海里という子がいて、私とは二度目の共演なんですけど、海里が大体そういう面白い話する担当みたいな感じになってて、おもしろネタをたくさん持ってるんですよね。でも彼の話が本当に面白くて!そういうひと笑いがあるからこそ、その後の稽古が穏やかに進むというか。だからいつも海里の面白い話を楽しみに稽古場に向かってます。キャストだけでなく、演出家さんもスタッフさんも全員でやるっていうのも珍しいですよね。みなさん、やさしいなって(笑)。でもそのおかげでより一致団結できるというか。稽古が始まってまだ2週間くらいなんですけど、あともう1カ月くらいは稽古があるので、初日までもっと団結力も高められるし、もっと仲良くなれるメンバーなんだろうなっていう感じはしてます。−−能條さんは早くから舞台に立ち、また女優を志すきっかけも舞台だったと伺っています。それだけ舞台に対する想いも人一倍強いと思うのですが、能條さんが考える舞台の醍醐味を、観客として舞台を見る立場から、そして実際に舞台に立つ側としての立場から、それぞれ教えてください。客席から舞台の上ってそんなに距離があるわけではないし、スクリーンを挟んでるわけでもないし、本当に目の前で演者を見てる状態なのに、ものすごく夢の世界に感じるというか、現実なのに夢を見ているような気分になるんですね、私はいつも。小さい時もその不思議な感覚になって、私も見てるこっちじゃなくて、夢のようなあっちの世界に行きたいって言ってたらしいんですよ。今でもたまに他の舞台を観劇しに行くとそう思います。目の前で起きている出来事なのに、不思議な空間というか、夢の中にいるような感覚になるので、そこは舞台ならではの醍醐味だと思います。テレビに出てらっしゃる女優さんって、私がそうだったんですけど、なんとなく遠い存在に感じてしまうというか、本当に実在するのかな?って思ってしまうくらい遠い存在だったんですけど、舞台ならテレビで見ていた女優さんも舞台の上に存在していて、「あ、本当にいるんだな」と思えるし(笑)。それにちょっと近くに感じるんですよね。それも舞台のよさだと思います。同じ空間にいるって、すごいことだと思うんですよね。舞台に立つ側としては、昔と今とでは感覚が変わってきていて。昔は客席をまったく感じないくらい、ただただ舞台が楽しくて、お芝居が楽しくて。集中しようと思って集中してるとかではなくて、ただ楽しいから、好きだから、何も見えない状態という感じでした。でも、グループを卒業して、このお仕事が本職になった時から、失敗しちゃいけないとか、自分はどう評価されるんだろうとか、無駄なことを考えてしまうようになってしまったんですよね。たぶんそれは職業になっちゃったからっていうのもあるんですよ。いい部分もあるんですけど、悪い部分もあるというか。大人になっていろんな現実を知って、考えてしまうようになってしまったのはよくないなと思ってて。何も考えないでただひたすら舞台が楽しいという気持ちだけでやってたあの頃の自分って、自分でいうのもなんですけど、すごくキラキラしてたというか。だから、あの頃の自分にもう一回戻りたいんですよね。ただお芝居を楽しんで、役そのものになって、という風にまた演じたいなって、今、すごく思っていて。それが今の私の中のテーマでもあります。−−女優・能條愛未として今後やりたいことはなんですか?舞台は今までずっと続けてきたことだし、これからも大事にしていきたい場所でもあるんですけど、映像のお仕事ってほとんどやったことがないので、お芝居をやってるからには新しいフィールドでも挑戦してみたいなと思っています。舞台のことで言うと、ミュージカルもやってるので、いつか帝国劇場に立てたらいいなというのはずっと目標としています。あとは、もともと乃木坂46にいたというのもあって、ヒロインだったり可愛い役どころが多いんですよね。もちろんそんな役も楽しいですし、ありがたいんですけど、いつかは視聴者の方に嫌われてしまうくらい性格悪い役にも挑戦してみたいです。いわゆる悪役ですね。元乃木坂のメンバーも、今のメンバーも、悪役はやってるイメージがないので、私がそのきっかけになれたらいいなと思ってます。元アイドルもそういう役ができるというのを見せたいですし、やりたいですね。私、そっちの方が向いてるんじゃないかなって自分では思うんですよね。ヒロインとかよりも悪女のほうが演じていて楽しそうですし(笑)。アクションも、実はすごくやりたくて。舞台で殺陣はやったことがあるんですけど、映画とかでよくあるアクション、蹴ったり殴ったり壁走ったりとか、ああいうのはやっぱり女性でできるのはとてもカッコいいなって思うので、やりたいですね。ある程度、体のバランス力はあるだろうし。一度しっかり習ってみたいくらい、興味はあります。−−最後にファンのみなさまにメッセージをお願いします。この「新・熱海殺人事件」でどれだけ新しい女優・能條愛未を見せることができるか、というのが今回の私のテーマです。私にとっては事務所を移籍して初めてのお仕事になります。今後も女優として本気でやっていきたいという気持ちで移籍させてもらったので、そんな私の気持ちだったり、決意だったり、覚悟をしっかりみなさまに見てもらえるように、真剣にがんばりたいと思っています。杮落としという本当にありがたいタイミングでもあるので、いいスタートを切れるようしっかり務めたいと思っています。よろしくお願いします!公演概要新・熱海殺人事件作つかこうへい演出中江功(フジテレビジョン)出演荒井敦史/多和田任益/能條愛未・向井地美音(AKB48)/三浦海里・松村龍之介/愛原実花会場東京・紀伊國屋ホール公演期間2021年6月10日(木)~21日(月)チケット一般発売2021年5月22日(土)AM10:00~チケット料金7,500円(税込/全席指定)公演パンフレット・クリアファイル付き10,000円(税込/全席指定)公演パンフレット・クリアファイルは、当日劇場にてお渡しいたします。チケットお取り扱いローソンチケット ※PC/スマートフォン共通ローソン、ミニストップ店内端末「Loppi」(直接購入可能)Lコード:32280イープラスファミリーマート店内端末「Famiポート」(直接購入可能)チケットぴあ ※PC/スマートフォン共通チケットぴあ店舗、セブン-イレブン店内端末(直接購入可能)Pコード:506-576紀伊國屋ホールキノチケットカウンター(紀伊國屋書店新宿本店5階/店頭販売のみ10:00~18:30)キノチケオンライン公式HPお問い合わせMitt 03-6265-3201(平日12:00~17:00)提携紀伊國屋書店制作つかこうへい事務所制作協力ゴーチ・ブラザーズ主催・ 企画・製作アール・ユー・ピー写真・中島慶子 文・尹 秀姫
2021年05月25日波瑠が結婚と仕事を失い“大人のバイオリン教室”に通い出す主人公を演じる「G線上のあなたと私」の第5話が11月12日オンエア。酔った也映子が理人に語った言葉に「大きくて重くて有難い」「泣いてる」などの声が続々寄せられている。波瑠さん演じる小暮也映子は仕事も結婚も失い、途方に暮れていたところショッピングモールで眞於(桜井ユキ)のバイオリン演奏を聞き、彼女が講師を務めるバイオリン教室に通うことに。そこで出会ったイマドキ大学生の加瀬理人(中川大志)、主婦の北河幸恵(松下由樹)らと演奏会への出場を目指すが、眞於は理人の兄・侑人(鈴木伸之)の元婚約者で、理人は眞於に想いを寄せていたが、眞於から冷たくあしらわれてしまう。幸恵も姑・由実子(夏樹陽子)の介護で忙しくなり、也映子も就活に加え婚活も始めようと気持ちを切り替える…そして春を迎えたある日、也映子は自分を捨てた元婚約者の智史(森岡龍)と再会する――というのがこれまでのあらすじ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。智史と再会して懐かしい気持ちになった也映子だが、なぜか頭には理人の姿がチラつく。そんななか、也映子は婚活パーティーで地味だが温和で誠実そうな白鳥敬一(えなりかずき)とカップル成立。白鳥の人柄に好感を持ったものの、どこか自分に納得できない也映子。久々に理人、幸恵と3人で練習することになるのだが、その日に白鳥からデートの誘いが。幸恵の後押しもあってデートを取った也映子だが、理人はそれが気に入らない…というストーリー。一方的に結婚後の生活の話を進める白鳥に嫌気がさした也映子は、理人を呼び出して飲み直す。「意識しなくてもつい一緒に時間を過ごしてしまう…そういう誰かが本当に大事な人」だと語り、理人や幸恵と一緒にバイオリンを練習したかったと嘆く也映子に「さらっと言われるひと言があまりにも大きくて重くて有難い」「なんか本当にじわじわくる」「凄くいい事言ってて半分泣いてる」など共感の声が相次いで寄せられる。番組の最後では本作の主題歌「sabotage」のCDプレゼント告知に、主題歌を担当する緑黄色社会のボーカル・長屋晴子が登場。2人が並ぶ姿に「やっぱ波瑠と長屋さん似てる」「2人並んだらやっぱめっちゃ似てる」「緑黄色社会の女の子と波瑠さんが似ててびっくり」などの声がSNSに次々と投稿されている。(笠緒)
2019年11月13日「恋愛、結婚、出産ってセットのように思われているけれど、本当はバラですよね。なのにセットにするからややこしいことになる」と、川上未映子さん。新作『夏物語』は女性の生き方、そして生命について真摯に向き合った長編。芥川賞受賞作『乳と卵』の登場人物たちに再び会える一作でもある。「女の人って子どもの頃からいつかお母さんになると意識づけられる。でも今は昔のように何歳くらいで結婚して何歳で親になってというモデルもなくなっている。これまで当たり前とされてきたものでも自分で考え直さないといけない。選択と決断の連続ですよね」38歳の小説家、夏子は独身だが「自分の子どもに会いたい」という思いを抱く。しかし彼女は恋愛をしたいわけじゃない。「自分の子どもを持ちたいだけなのに、誰かのことを好きにならないといけないの?セックスしないといけないの?という問題がある。男の人のことを重要視していない女性や、女らしさに自分を預けていない人は母親になれないの?と思います。夏子なんて裕福でもないし、親になれる条件は一個もない。子どもを持ちたいという時に、何を足場に決断していいのか、というのはありますよね。そうしたなかで夏子は、望みをどうにか実現しようと、逡巡し、葛藤しながら成長していく」他に結婚して窮屈な思いをしている友人や結婚や出産に興味のなさそうな編集者、シングルマザーの作家などさまざまな立場の女性の声も響いてくる。さらに、精子提供で生まれた男女も登場、“生まれてくること”についても考えさせられる。「死は取り返しのつかないことだから、人は想像力を働かせる。同じように命が生まれることにも想像力を働かせたい気持ちがありました」川上さんならではの流麗な文章、軽妙な会話も楽しめる逸品。母になる/ならない立場か、あるいは子どもの立場か、あるいは…読む人によって、誰のどんな声が心に突き刺さるかは違ってくるはず。「年を重ねていくと、同じ本でも感じ方が変わってくる。いろんな人にずっと読んでもらえる本になるといいなという気持ちで、いろんなことを漫才ばりの面白い形にしました。読み倒してもらえたら嬉しいです」かわかみ・みえこ1976年生まれ。2008年『乳と卵』で芥川賞、’09年、詩集『先端で、さすわ さされるわ そらええわ』で中原中也賞、’13年『愛の夢とか』で谷崎潤一郎賞など、多数の賞を受賞。『夏物語』第一部は『乳と卵』の舞台だった2008年、第二部は’16~’19年の物語。主人公の夏子はもちろん、姉の巻子や姪の緑子たちも再び登場。文藝春秋1800円※『anan』2019年9月18日号より。写真・土佐麻理子(川上さん)中島慶子(本)ヘア&メイク・吉岡未江子インタビュー、文・瀧井朝世(by anan編集部)
2019年09月17日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回は女優の新條由芽さんです。フリーでモデル活動をしているときにスカウトされ、いきなり雑誌デビュー。それをきっかけに現在の事務所に所属、とトントン拍子で道を拓いている。「芸能界に入る前は雑誌の編集者に憧れていたので、お仕事しながらその現場を覗けるのも楽しい!今は大学のサークルでフリーペーパーを作っています♪」。他に“おから研究会”にも所属。「月1で、おからを使ったクッキーやマフィンを作る会。たま~に失敗もします(笑)」。今後は「演技をしっかり勉強して女優として頑張ります!」。写真が趣味で一眼がお気に入り。友達と撮り合ったり、風景を撮ったり。高2のときからハマっています。書道は師範免許を取得しています!日本の伝統文化が好きで始めました。今は、大学の授業も受けています。ハラハラドキドキする少年漫画に夢中です。何冊持っているのか分かりません(笑)。『名探偵コナン』が特に好き♪しんじょう・ゆめ1998年生まれ。森永製菓「おいしくモグモグたべるチョコ」CMや、フラワーカンパニーズ「元気ですか-2018 acoustic ver.-」MVに出演するなど、活躍中。※『anan』2018年11月21日号より。写真・土佐麻理子文・松下侑衣花(by anan編集部)
2018年11月19日「とらや(TORAYA) 京都四條南座店」が、2018年11月1日(木)より、京都四條 南座にオープンする。国の有形文化財に登録されている京都の南座は、古くより歌舞伎など芸能の中心地として栄えてきた。今回、1987年より現在の地で店を構えてきた「とらや 京都四条店」を、大規模改修で新しくなった南座の中に移転。物販と喫茶を併設する「とらや 京都四條南座店」として新しく生まれ変わる。白を基調とした店内は、織り上げ天井や曲線を取り入れ、南座とのつながりを感じられる内装に仕上げた。物販では、京都四條南座店限定パッケージの小倉羊羹「夜の梅」が登場。限定の化粧箱には、「虎の隅取」が描かれている。また、喫茶では、羊羹や季節の生菓子の他に、店舗限定商品を用意。香ばしいきな粉餡や琥珀羹、白玉などを黒蜜で味わう「きな粉あんみつ」や、ハーフサイズの「きな粉あんみつ」と「葛あずき羹」をセットにした「南座セット」を楽しめる。【詳細】とらや 京都四條南座店オープン日:2018年11月1日(木)住所:京都府京都市東山区大和大路四条下ルTEL:075-561-5878 ※11月1日(木)より有効営業時間:10:00~19:00(ラストオーダー 18:30)休業日:不定休喫茶席数:30席メニュー例:・小形羊羹「夜の梅」1本260円(税込)、5本入り1,404円(税込)・きな粉あんみつ 1,296円(税込)・南座セット 1,404円(税込)
2018年10月13日全世界で発売され、累計1000万部の大人気コミック「快感(ハート)フレーズ」のカリスマ漫画家・新條まゆ原作作品が初めての実写映画化!‘美少年のような女の子’と、‘美少女のような男の子’が、恋をする…、という内容で話題になった本作。主役の2人には、K-POPグループ・大国男児(だいこくだんじ)のカラムが男子校の姫と呼ばれる白石秋羅役で映画初主演!一方、女子高の王子と呼ばれる桜坂水樹役には『高校デビュー』の大野いとが、初の男装に挑戦!K-POPアイドルが女装し、若手人気女優が男装という前代未聞の‘男女逆転学園ロマンス’から目が離せない!作品情報『愛を歌うより俺に溺れろ!』原作:新條まゆ出演:カラム(大国男児)・大野いと配給:角川映画8月25日(土)角川シネマ新宿ほか全国順次ロードショー(C)2012「愛俺!」製作委員会
2012年04月25日