豊田徹也の人気漫画『アンダーカレント』が映画化。2023年10月6日(金)に公開される。主演は真木よう子、監督は今泉力哉。豊田徹也の伝説的コミック『アンダーカレント』映画化『アンダーカレント』は、豊田徹也による唯一の長編漫画。2004年8月より1年間に渡り講談社『月刊アフタヌーン』にて連載され、2005年10月には単行本を出版。「まるで1本の映画を観ているようだ」「何度も読み返したくなる」と漫画評論家や口コミで高い評価を得て、カルト的な人気を呼んだ伝説的漫画作品だ。加えて、フランスを中心とした海外でも人気を博し、2020年にフランスメディアで発表された「2000年以降の絶対に読むべき漫画100選」では、世界中の名だたる漫画がランクインする中、堂々の3位に選出されている。そんな『アンダーカレント』が、満を持して映画化。“人を知ろうとすること”の尊さを教えてくれる、心が震えるヒューマンドラマを描き出す。真木よう子が5 年ぶりに主演主演を務めるのは、映画『焼肉ドラゴン』以来、5年ぶりの主演作となる真木よう子。映画『さよなら渓谷』で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞、『そして父になる』で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞をダブル受賞するなど、数々のヒット作で異彩を放つ真木よう子が主人公・かなえ役を担当する。主人公・関口かなえ…真木よう子家業の銭湯を継ぎ、夫の悟とともに順風満帆な日々を送っていたかなえ。しかし突然、悟が失踪してしまう。途方に暮れていたかなえだったが、なんとか一時休業していた銭湯を再開。そんなある日、「銭湯で働きたい」と堀と名乗る謎の男がやってくる。堀隆之…井浦新かなえが営む銭湯 「月乃湯」に銭湯組合の紹介を通じてやって来る謎の男。住み込みで働くことになる。山崎道夫…リリー・フランキー風変りな探偵。失踪したかなえの夫・悟の行方を期間限定で探すことになる。関口悟…永山瑛太失踪したかなえの夫。菅野よう子…江口のりこかなえと悟の大学の同級生。かなえに探偵・山崎を紹介する。木島敏江…中村久美月乃湯を手伝う気の良いおばちゃん。田島三郎…康すおん煙草屋の店主。月乃湯の常連。藤川美奈…内田理央月乃湯の近所に、小学生の娘・みゆと暮らすシングルマザー。監督は今泉力哉監督を務めるのは、『愛がなんだ』や『あの頃。』『街の上で』『窓辺にて』など話題作を次々と発表し、映画『ちひろさん』も手がける今泉力哉。『アンダーカレント』の紡ぐ繊細で静謐な人間ドラマを、みずみずしくリアルな描写で映像化している。また、脚本は、『愛がなんだ』の澤井香織が、今泉力哉とともに手がけている。音楽は細野晴臣音楽を担当するのは、細野晴臣。深層に響き渡るような音色で物語の中へと誘うような楽曲を提供している。映画『アンダーカレント』あらすじ家業を継ぎ、夫の悟と銭湯を切り盛りし順風満帆な日々を送るかなえ。しかし突然、悟が失踪する。彼の行方は一向に分からず、 途方に暮れるかなえだったが、一時休業していた銭湯の営業を再開させる。そこに「働きたい」という謎の男・堀が現れ、ある手違いをきっかけに住み込みで働くことに。その日からかなえと堀の不思議な共同生活が始まる。友人から紹介された胡散臭い探偵・ 山崎とともに期間限定で悟を探しながら、穏やかな日常を取り戻しつつあったかなえ。しかし、ある事件をきっかけに、堀、悟、そしてかなえが閉ざしていた心の深層(アンダーカレント)が、徐々に浮かび上がってくる。【作品詳細】映画『アンダーカレント』公開日:2023年10月6日(金)出演:真木よう子、井浦新、 リリー・フランキー、永山瑛太、 江口のりこ、 中村久美、康すおん、内田理央監督:今泉力哉脚本:澤井香織、今泉力哉原作:豊田徹也『アンダーカレント』(講談社「アフタヌーン KC」刊)製作幹事:ジョーカーフィルムズ、朝日新聞社企画・製作プロダクション:ジョーカーフィルムズ配給:KADOKAWA
2023年01月19日カジサックの名義で、YouTuberとしても活躍する、お笑いコンビ『キングコング』の梶原雄太さん。プライベートでは、5児の父親であり、2023年1月11日には、長女・叶渚(かんな)さんが、雑誌『Cuugal』のイメージモデルとしてデビューすることを発表し、話題を呼んでいます。カジサックこと梶原雄太、長女がモデルデビュー『Cuugal』は、小・中学生を対象にしたファッション誌。同誌のInstagramでは、梶原さんの長女の写真とともに、モデルデビューについて紹介しています。 この投稿をInstagramで見る Cuugal公式(@cuugal_)がシェアした投稿 梶原さんの妻であり叶渚さんの母親は、元モデルであり、『美人妻』としてたびたび話題を呼んできました。今回、母親と同じモデルの道を歩み始めた叶渚さんに、早くも期待の声が寄せられています。・すっごいかわいい!目元はお母さん似なのかな?・YouTubeで、たびたび見ていたけど、その時からかわいいなと思っていた。モデルデビューも納得。・かわいすぎる!応援します!梶原さんがカジサックとして動画を投稿しているYouTubeにもたびたび出演していた、叶渚さん。視聴者の間では、その美貌が以前から話題となっていました。今回、モデルデビューをしたことで、その知名度はさらに高くなったことでしょう。今後、モデルとして活躍の場が広がる叶渚さんに多くの人が注目しています。[文・構成/grape編集部]
2023年01月11日お笑いコンビ・キングコングの梶原雄太が13日、YouTubeチャンネル『毎週キングコング』に出演。動画「【感動】木村拓哉さんがカッコ良過ぎた話」内で、プライベートで遭遇した俳優の木村拓哉について語った。この日の動画では、今後年齢を重ねていく中でどのようなファッションをすべきかについて、キングコングの2人で議論。憧れの人物として所ジョージの名前が挙がり、西野亮廣が「ちゃんとやってるやん、所さんを。どこ切り取っても」「一流の人あるあるやなと思う」と話すと、梶原が「それで言うと、木村拓哉さんやで!」と興奮気味に主張する。梶原は「俺が今までお会いしてきた中で一番ちゃうかな?」と言い、『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)で共演した際に「前室でもずっと木村拓哉さんなんですよ。ずっとカッコいい」と感じたと明かす。これには同じ番組で共演した西野も「カッコいいもんなあ!」と、うなずくばかりだった。また、「プライベートでも鉢合わせしたことあるのよ、ゴルフの練習場で。ずっと木村拓哉さん」と話す梶原。「木村さんからけっこう離れて(練習)やってたら、『梶原くん』って聞こえて。えって思ったら、木村さんが『コーヒー飲む?』って。俺にコーヒー(を差し出してくれた)」と、モノマネを交えながらそのカッコ良さを表現。そのあとも木村のスマートな立ち振る舞いは終始変わらず、「あれは惚れるて……」「一流の人はずっとやねん」と息を漏らした。
2021年06月14日お笑いタレントのケンドーコバヤシが5日、キングコング・梶原雄太のYouTubeチャンネル『カジサック KAJISAC』に出演。動画「【超裏話】ケンドーコバヤシさんが部屋に来てくれました」内で、過去に起こった「ある事件」について明かした。動画冒頭、今回の共演を喜びながら「梶に一回話しつけなアカンことあって……」と切り出すケンコバ。「なんですか?」と戸惑う梶原に対し、「今日は本当、修羅場かもしれん。今からみんな、ストリートファイト見れるかもしれん」「俺もそれ忘れてんけど、ある事件があったことを」と、18年ほど前の出来事を伝えていく。それは、ケンコバが劇場の楽屋で仕事の空き時間を潰していたときのこと。それまで寝ていた梶原が起き上がり、目を覚ますためかシャドーボクシングを始め、その動きをとったまま「コバさんって何やってたんですか?」と聞いてきたという。それに対し「小学校から高校まで空手やってて。あとまあ、部活で柔道やな」と答えると、梶原から「絶対ケンカしたら俺の方が強いわ」と返答が。その物言いに引っかかるところがあったケンコバだが、「芸歴10年以上の後輩だから」と許そうとしたところ、梶原は「俺、ボクシングやってたんで、スピードについてこれないでしょ?」と挑発。そのあと「いつでもやったっていいですけど」とさらに吹っかけてきたため、さすがのケンコバも「その瞬間キレてもうた」そう。「自分で思い出しても怖いんやけど、立ち上がってパイプ椅子を取ったのよ。それでガンと行こうとした」ときに、その場に居合わせたスタッフが「梶! アンタいい加減にしいや!」と注意し、ケンコバをなだめたことで事なきを得たと当時を振り返った。それを受け、梶原が謝りながら「ただもうお兄ちゃんって思ってる感覚で、遊んでほしかったみたいな感覚があったかもしれないです」と弁解。するとケンコバは「もう一回だけお兄ちゃんって言ってくれるか?」と要求し、梶原から「僕はお兄ちゃんと思ってました」と言われると、「その一言が欲しかったんや」と嬉しそうに顔をほころばせてみせ、笑いを誘った。
2021年06月07日お笑いタレントの小籔千豊が1日、キングコング・梶原雄太のYouTubeチャンネル『カジサック KAJISAC』に出演。動画「【圧倒的】小籔さんの子育て論が凄すぎた」内で、「ゲームのためのPCが欲しい」という梶原の長男・冬詩(とうじ)くんへ、自身の思いを伝えた。今話題のシューティングゲーム「フォートナイト」の対決を前にトークを繰り広げた小籔、梶原、冬詩くん。ゲーム対決は、小籔がPC、冬詩くんがNintendo Switchを使って行われるため、小籔は、「速さが違うのよ。同じ実力であれば、俺の方がめちゃくちゃ有利やねん」とコメント。「PCは高校になってから買うと約束してる」という梶原に、「家族のルールとはまた別に、(動画出演に)借り出しとんねんから、良い環境でやる。例えば、1,000円のグローブでやらせてんのよ。俺はプロ用のグローブ付けて、キャッチボール対決させられてんねん。冬詩くんが負けても、それは実力の差じゃない。グローブの差なのよ」と諭した。また、「高校にならないと買わないというしつけは、別に曲げる気はない」と前置きしつつ、「これだけチャンネルで冬詩くんを借り出してるんやったら、家でやるのはアカンにしても、ここでゲーミングPCを買い与えるのは、別におかしいことじゃないと思う」と話した小籔。自身の妻は、梶原の子供たちが可愛くて同チャンネルを視聴しているそうで、「うちの嫁はんみたいに、冬詩くんがおる店なら行こうかっていうお客さんもおる。ということは、“カジサック店”は、冬詩くんのおかげで多少は儲かってる部分があるはずです」と続けると、梶原は、「とりあえずパパが買うわ。それをやらせてあげるとか」と納得した様子だった。最後に小籔は、冬詩くんに向けて、「ゲーミングPCを買ってもらったら、余計に本業を頑張ってほしいねん。前より本業頑張ってるな、近所の人にあいさつするようになったなってなったら、買って良かったなってなんねん。『フォートナイト』をやってるちびっ子たちを応援したいけど、いつも言うてるのは本業を頑張ろうって。本業をめちゃくちゃ頑張ってたら、PC買っても別にええやん。でも買ったときに、むちゃくちゃになったらアカンで」とも。冬詩くんが「本業は勉強です」と伝えると、「じゃあ、勉強を頑張ろうな」と優しく声をかけていた。
2021年05月08日お笑いコンビ・キングコングの梶原雄太が10日、オリエンタルラジオ・藤森慎吾のYouTubeチャンネル『藤森慎吾のYouTubeチャンネル』に出演。「カジサックと藤森慎吾、気持ち悪いくらい相方が好きな2人!」と題した動画内で、藤森への“ある思い”を明かした。西野亮廣が吉本興業を退所した一方、自身は残ることを決めた梶原。「初めて言うけど、一瞬チラついたの。吉本を抜けようかなって。やっぱりキングコングで暴れたいし」と打ち明けつつ、「でも落ち着いて冷静になって考えたときに、カジサックが生まれて成功した理由の一つとして、吉本の助けがあったから。やっぱりそこは恩を忘れちゃいけないってうことで、俺は吉本におった方がいい。お世話になったから、まだまだ恩返しができてないってことで残ったの」と、残留を決めたワケを語った。そんなキングコングに先だって、昨年末にコンビで同事務所を退所したオリエンタルラジオだが、梶原は、「ぶっちゃけた話、藤森に申し訳ないなって思って……」と告白。自身が残留したことで、藤森も吉本興業に残れたんじゃないかという世間の声が気になったそうで、「吉本に残れないって思ったんじゃないかな? あっちゃんが行くんだったら俺も行くよ! って、半分勢いでやっちゃったんじゃないかな? って思ったの。だからこそ、俺は藤森に申し訳ないことしたなって思ったの」と心境を吐露した。すると藤森は、「それぞれの形があるし、それぞれ選択する道があるじゃないですか」「素晴らしい形だなって思いました。カジさんは絶対に吉本にいるだろうと思ったし、一緒に辞める必要もないし」と、梶原の決断を擁護。続けて、「僕は逆に、藤森はコンビで辞めて相方思いだなっていう見方もあったんです。だから、カジさんが残るってなったときに、西野だけ辞めて自分は残るんかい! みたいな声が出たりしたら申し訳ないなって。お互いにそういう思いがあった」と、同じように心配していた様子。梶原は、「実際にそういうコメントあったから、ちゃんと謝ってくれる? お前は裏切り者だ! オリラジを見習え! って、リプでめっちゃ来てる」と笑いながらぶっちゃけつつ、「藤森からそれを直接聞けたのはうれしい。俺、ちょっと気にしててん。カジさんホンマに残るんかい!? みたいな。だったら、俺もそうしたら良かったよって、もし思ってたら申し訳ないなっていうのがあったのよ」と、心底ほっとした様子で話していた。
2021年04月19日お笑いコンビ・オリエンタルラジオの藤森慎吾が10日、キングコング・梶原雄太のYouTubeチャンネル『カジサック KAJISAC』に出演。「【初告白】オリラジ藤森さんに空気を読まずズバズバ聞いてみたら全部答えてくれました」と題した動画内で、独立後の“圧力”についてぶっちゃけた。昨年末をもって所属事務所・吉本興業とのマネジメント契約を終了し、今年からフリーで活動している藤森。独立後は、「今あるテレビの仕事はすべてなくなる」「仕事を干されるだろう」と思っていたそうだが、「今ある仕事に関しては引き続きやっていただいて構いませんって。それはサプライズでした」と、予想外の出来事に感謝した。そんな藤森に、梶原が「圧力ってもうないですよね?」と単刀直入に聞くと、「まったくないと思います」とキッパリ。「辞めたあとも、吉本の方とは連絡を取り合ったりする窓口の方もいるし、歴代お世話になったマネージャーとかと連絡をとって、お仕事お願いしますっていうやり取りもしてるので。今のところない!」と、独立後の吉本興業との関係を吐露。一方で、「この先は分からない」とも。「たとえそうなったとしても、嘆いてる場合じゃない」「僕が外れるってことは全然あるし、そこをクヨクヨしてても。圧力かけられましたって言うつもりはないし、かけられても仕方ないと思う」と続けると、梶原は、「なんかカッコいいですね。俺が知ってる藤森さんじゃなくなりましたね。どうしよう! どうしよう! っていうイメージだったから」と、一皮むけた様子の藤森に感心していた。
2021年04月14日お笑いコンビ・キングコングの“カジサック”こと梶原雄太が30日、自身のYouTubeチャンネルを更新し、今の思いを語った。30日に吉本興業と西野の契約が解除となったことを受け、梶原は「【緊急動画】キングコング西野さんの吉本退所について」と題した動画を投稿。梶原のもとには「カジサックどうなるの?」などの心配の声が寄せられているようで、「まず最初に言いたいのは。これはすごく大事なことで」と前置きし、「僕はこのニュースを見て、『何も聞いてなかった』『えーっ!?』ではございません。もともと相方の西野からも連絡もらっていたし、吉本興業からも連絡もらっていた」と事前に聞かされていたことを明かした。そして「一番大事なのは」と続け、「円満です。完全に。西野と吉本が揉めてるとか、僕も入って何かグチャグチャなっているとかいう事実は一切ございません」と円満退社であることを強調。「ニュースにも出ていましたけど、円満であることは間違いないので、それだけは宜しくお願いします」と頭を下げた。また、自身については、「一番というぐらい大事なのは、吉本興業のお力を借りて。最初に僕に力を貸してくださったお陰で毎日配信というものができたりしたので、恩がものすごくあります。だから、僕の今の気持ちは『吉本を退所する』という答えはございません」と報告。西野からも、「そのままでいてほしい」と残留を求められたという。「正直、今はまだバタバタしていて。しっかりと会社とも話し合えていない状態。今後詰めていくと思います」「西野ともまだ会ってないんです。連絡はとってそういう話はしているんですけども」「このあと西野さんと会うんです。会って話します」と現状を伝えた梶原。西野との話し合いの模様は、コンビのYouTubeチャンネル「毎週キングコング」にアップするという。
2021年01月31日“カジサック”ことキングコングの梶原雄太が、お笑いコンビ・北陽の公式YouTubeチャンネルで8日に公開された動画に出演。フジテレビ系バラエティ番組『はねるのトびら』出演時から、“カジサック”に至るまでの心境の変化を語った。「【北陽×カジサック】虻ちゃん泣いちゃいました。。」と題して公開された動画で、梶原は『はねトび』時代を振り返って「スタジオに入るとグンって人が変わってた。嘘をついてた。背伸びしてた。“芸人ってこうあるべき”“優しさなんていらん”って」と明かした。自身が変わったきっかけは“カジサック”だったという梶原。「人の話を聞くとかほんまはめっちゃ好き。せやねんけど、カメラ前では西野(亮廣)の仕事。俺はボケさえ考えられたらええねんって思ってたんだけど、それも背伸びだった。自分の好きなことができていなかった」と述べ、「でも、カジサックをやることによって全部できてんの。それが皆さんにすごく受け入れられたときに、やっぱり1番素の自分が良いと思ったよね」と話した。虻川美穂子から「怖くなかったの? 今までの自分を全部捨てちゃうわけじゃん」と聞かれると、「『はねトび』が終わった後の数年間の失敗が考えを改めさせてくれたんだろうね。そこで『はねトび』終わった後も変にうまくいってたら、俺変われてなかったと思う」と説いていた。
2020年12月11日“カジサック”ことキングコングの梶原雄太が、お笑いコンビ・北陽の公式YouTubeチャンネルで8日に公開された動画に出演。フジテレビ系バラエティ番組『はねるのトびら』で共演した芸人の才能に衝撃を受けた過去を明かした。「【北陽×カジサック】虻ちゃん泣いちゃいました。。」と題して公開された動画で、梶原が「(『はねるのトびら』の)早い段階で心が折れたのよ。特に秋山竜次のコント。目の当たりにしたときに『アカン』って思った」と言うと、虻川美穂子も「お手上げだね。秋山くんはね」と共感した。続けて梶原は「大きな音が鳴ったの。バキンって。でも折れきってなかった」と述べ、「ドランクドラゴン塚地(武雅)さんのボケ、インパルス板倉(俊之)さんのボケ、虻ちゃんのボケっていうのをそこまで最初知らなかったのね。それでその3人のコントを見たときに、バキバキバキって俺はなっちゃった。それでどんどん伏し目がちになってしまった」と振り返った。一方の虻川は、ユニットコントでボケがやりたかったものの、『はねトび』では最初、フリ要員として扱われることが多かったと言い、「みんなのことを見て、爪がなくなるまで噛んでた」と述懐した。さらに虻川が「悔しいのがみんなぶつかり合いだったのかもね」と語ると、梶原は「いや、秋山さんとかは悔しさじゃなかったと思うよ。『やっときた。自分を見せれる場所が』と。天才じゃないですか」と絶賛していた。
2020年12月11日“カジサック”ことキングコング・梶原雄太が、8日に公開した公式YouTubeチャンネルで、フジテレビ系バラエティ番組『はねるのトびら』時代の思い出を振り返った。「【涙のはねトびトーク】北陽さんと9年ぶりに語った結果、3人で泣いてしまいました」と題して公開された動画には、『はねるのトびら』で共演していたお笑いコンビ・北陽の虻川美穂子と伊藤さおりがゲスト出演。2人に対して、梶原は「『はねトび』がゴールデンにあがるちょっと前ぐらいの10何年前、お互い2人でご飯食べたのって覚えてますか?」と問いかけた。梶原は、その食事の席で「同じことを各々から言われた」としたうえで、虻川、伊藤から「梶は絶対、今のこの梶がいいと思う。普段、『はねトび』でやってる梶よりも、この素の優しい梶が良いと思うよ」とアドバイスされたと明かした。梶原が「覚えてる?」と聞くと、虻川は「思ってたことは覚えてる」、伊藤も「私も一緒。言ったかどうか覚えてないけど、そう思ってた。思ってたっていう感情は覚えてる」と説明した。当時の梶原は2人の助言が受け入れられず、「めちゃくちゃ全否定した」とのこと。しかし、「色々振り返ると、今のカジサックってあの時に2人でしゃべったときの梶原なんですよ。北陽の2人が言ってくれたことが正しかったと思う」と梶原が告げると、虻川は「うれしいこというじゃ~ん!」と喜んでいた。
2020年12月10日女優の井頭愛海、瀧川元気監督、元THE BLUE HEARTSのドラマー梶原徹也が3日、大阪市中央公会堂で行われた映画『鬼ガール!!』(9日大阪先行公開/16日全国順次公開)特別試写会に出席した。同作の舞台、大阪・河内長野市にある奥河内地域は、主演を務めた井頭の出身地。井頭はこの縁に「本当に嬉しくて、マネージャーさんとハイタッチをして喜びました!」と振り返る。一方の瀧川監督が、「板垣瑞生くんや上村海成くん、桜田ひよりさんなどが演じるキャラクター全員が個性的で、普通の人は一人もいないんです(笑)。そこも是非楽しんでいただきたいです」と見どころを伝え、教師役を演じた宇都宮まきの話題になると、井頭は「さすが吉本新喜劇の方だな、と(笑)。全然台本にはない『どこからそのセリフ出てきたん?』と思うようなセリフを言ったり」と演技を絶賛した。サプライズゲストには、本作の音楽プロデューサーでもある元THE BLUE HEARTS・梶原が登場。梶原は映画『ブルーハーツが聴こえる』で短編映画を監督した下山天(しもやまてん)から瀧川監督を紹介された際、お互い実家が河内長野市ということですぐに意気投合。協力することを決意したと作品参加の経緯を明かした。本作では、深尾あむ演じる主人公の妹らによるガールズバンド“鬼ロック”の「TRAIN-TRAIN」演奏シーンも。今年で結成35周年を迎える「THE BLUE HEARTS」だが、「当時リアルタイムで僕たちの曲を聴いていた世代とは違う世代の子たちですが、すごく一生懸命に練習してくれている姿を見て、僕も全力で作品でのパフォーマンスシーンに取り組みました」と感慨深く語った。最後に、これから映画を鑑賞する観客に向けて、「青春鬼ロックムービー! 音楽も合わせてお楽しみください」(梶原)、「大阪ならではのクスッと笑えるシーンもあって、私もコメディに初めて挑戦したので、そこも合わせて楽しんでいただければ嬉しいです!」(井頭)、「魂を込めてつくりました! 特に映画のラスト20分に出てくる“連鎖劇”のシーンはキャスト・スタッフ一丸となって作り上げたシーンなので、是非注目してください」(瀧川監督)と呼び掛けた。上映後は、映画の中でも披露している“護摩法要“を舞台上で披露するスペシャルイベントも。梶原徹也や和太鼓奏者・陽介(ようすけ)、そして奥河内3ヶ寺住職らが演奏に参加した。ステージには井頭と滝川監督が再登壇。主人公の幼なじみで一緒に映画作りに励む蒼月蓮を演じた板垣瑞生について、「蓮はまじめでクールな役でしたが、(板垣自身は)現場を盛り上げてくれるムードメーカーでした」と井頭。監督は「オーディションを受けてもらったときから、強い目力と(映画に関する知識の)引き出しの多さに『この子しかいない!』と思いましたね」と起用秘話も披露した。イケメンの王子様的存在の神宮寺岬役を演じた上村海成については「一番年上だったけれど、現場ではいじられキャラでしたね(笑)」と井頭が打ち明けると、監督は「ただ、最後の連鎖劇のシーンは、先頭に立って全員を引っ張っていて、その姿がとても頼もしくて、カッコ良かったです」としみじみ。梶原徹也や和太鼓奏者、奥河内3ヶ寺住職らによる、護摩法要のパフォーマンスでは、前半は、住職らが中央に立ち般若心境を唱え、それに合わせて梶原のドラム演奏と、和太鼓奏者・陽介(ようすけ)による和太鼓の演奏がミックス。後半は、梶原のドラムと和太鼓のセッションが披露された。演奏する梶原の姿は、ほとばしる汗が見えるほどに臨場感たっぷりで、会場もその力強いパフォーマンスに一気に飲み込まれた。締めくくりに和太鼓奏者の陽介が「生きるとは、生きたいように生きること!」と叫んだ言葉。映画のテーマにも通じる言葉の迫力と熱いメッセージに、会場からは鳴り止まないほどの拍手が沸き起こった。井頭は「感動しすぎて涙が出ました! 撮影のときも護摩法要のシーンは近くで見ていたのですが、改めてこうやって舞台で拝見すると、本当に迫力があって、ご利益がありますね!」と大興奮。演奏を終えた梶原は「この映画を観れば、運気が上がる、パワーが出る、という風に伝わっていってくれたら嬉しい」と映画をアピールした。(C)2020映画「鬼ガール!!」製作委員会
2020年10月05日女優・安達祐実が芸歴36年目にして最初で最後の“自身役”で主演を務める「捨ててよ、安達さん。」の5話が5月15日深夜放送。今回は梶原ひかりが本人役でゲスト出演。子役時代から活躍し続ける女優2人の“本人対決”にSNSが沸いている。安達さんが演じる“安達さん”が女性誌の連載企画の依頼を受けたことをきっかけに、夢の中に擬人化して現れる様々な“捨てられないモノ”と向き合っていくなかで自分の過去や心の内を明かしていく本作。安達さんのほか、夢の中に出てくる少女役で川上凛子。西村マネージャー役で西村晋弥。また“モノ”役でこれまで臼田あさ美、片桐はいり、加藤諒、貫地谷しほりらが出演。今後も豪華なゲストが登場するという。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。ドラマ撮影の合間に共演中の女優・梶原ひかり(本人)から、自分の演技についてどう思うか聞かれた安達さんだが、その“熱さ”に圧倒され当たり障りのない返答をしてしまう。その後、西村マネージャーから「ひかりに好かれようとしなくていい」「自分を優先していい」と言われ、それが気になってしまう。帰宅し「誰からも好かれたがる気持ち」を捨てたいとリスト化する安達さんが眠りにつくと、夢の中に現れたのは梶原ひかりだったというのが今回のストーリー。その場の空気を優先する安達さんを尊敬できないというひかりに、自分も以前はそう思ってたことがあるという安達さん。夢の中でもひかりに責められる安達さんは思わずビールをラッパ飲み。さらに「あふれ出てくる役者魂みたいなものないんですか?」と熱く語るひかりに、ついに安達さんの堪忍袋の緒が切れ、「まわりの人に気遣って何がいけないの? 私は考えて演ってる、技術で演ってる、役者魂なんてあいまいなものに頼ってない!」と心の叫びをぶちまける…。その姿に「役者魂という曖昧な言葉を真っ向から否定する、演技力という技術の高さでやってきた安達祐実かっこよすぎる」「安達さん、かっこいいです」「捨ててよ、安達さん刺さる」といった声が続々。また今回のゲストの梶原さんも、安達さんと同様に子役出身の女優。名子役同士の“本人対決”に「楽しみにしていた梶原ひかりさん回」「梶原ひかりっていう人選が素晴らしい」という反応も寄せられている。(笠緒)
2020年05月16日YouTuber“カジサック”として活動中のお笑いコンビ・キングコングの梶原雄太が、11月9日深夜に放送されるニッポン放送『カジサックのオールナイトニッポン0(ZERO)』(27:00~28:30)のパーソナリティを担当することが決定した。現在YouTube登録者数は140万人を超えるカジサック。「テレビとYouTube」をテーマに、「カジサックの部屋」同様にゲストを迎えてのトークを繰り広げる予定だ。ゲストとして、「中田敦彦のYouTube大学」が登録者数100万人を超えたお笑いコンビ・オリエンタルラジオの中田敦彦、同じく人気YouTuberのラファエルとヒカルが生出演する。カジサックは「すごくすごく興奮しています! ゲストにオリエンタルラジオ中田敦彦さん、YouTube界からヒカルさん、ラファエルさんをお呼びして今までにないカジサックならではのYouTubeとラジオが融合した放送にしたいです!」と意気込んでいる。
2019年10月30日昨年10月1日からYouTuberとして活動してきた“カジサック”ことキングコング・梶原雄太の公式YouTubeチャンネル「カジサックの部屋」の登録者数が11日、目標の100万人を突破し、芸人引退を回避した。2019年の末までにチャンネル登録者数が100万人を達成できない場合、芸人引退を宣言していたカジサックだが、半年早くして登録者数100万人を達成。デビュー2カ月未満で目標数の半分である50万人を記録し、驚異的な早さで登録者数を伸ばし続けていたカジサックの現在の総再生回数は約1億5,000万回、動画本数も約300本を配信をしており、再生回数トップは南海キャンディーズ山里とのガチンコトーク動画で、300万回再生を超える人気となっている。カジサックはデビューの際に、「今までの芸能活動とYoutuberになってからの活動の具体的に変わるところは?」という質問に対して「わかりやすい所でゆうと、休みなし、睡眠時間、家族の時間もとれない。それぐらい変わらないと結果はでないと思っています」と答えていたが、Youtuberとして活動を開始してから休みは1日もない状態で稼働。家族の時間に関してはYouTubeの企画や活動を通して増えている状況だという。カジサックは「まさかこんなに早く達成するとは本当に思いませんでした。芸人やめなくて済んで良かったです。。僕の周りにいる人、登録してくれた人、本当にありがとうございます。ただ、ここで満足せずに次の目標に向かって頑張っていきたいと思います」と喜びのコメント。今後のコンビとしての活動については「絵本作家とYouTuber、いままでこんな漫才コンビはいなかったと思います。それぞれが輝ける場所で活動しつつ、これからも変わらず漫才を続けていきたいです」と話している。なお、100万回達成について、そして、これからの意気込みや目標などは今後YouTubeチャンネル「カジサックの部屋」にて本人から語られる。早速、本日24時30分(予定)より、100万人達成したことを記念して、緊急生配信を行う。
2019年07月11日YouTuber“カジサック”として活動中のお笑いコンビ・キングコングの梶原雄太が30日、神奈川・横浜アリーナで開催されたファッションイベント「マイナビpresents 第28回 東京ガールズコレクション 2019 SPRING/SUMMER」(以下TGC)に、美人妻“ヨメサック”と次女“せんちゃん”と共に出演した。2019年末までにチャンネル登録者数が100万人に届かなかったら芸人を引退すると宣言し、奮闘している新米Youtuber“カジサック”こと梶原。「beach me」ステージに、“ヨメサック”としてYouTubeにも出演している妻、そして妻に抱っこされた“コサック”こと次女・せんちゃんと共に登場し、笑顔あふれる家族ランウェイを披露した。TGCは、「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに2005年8月から年2回開催されている国内最大規模のファッションイベント。28回目となる今回は、「自分の好きを思いっきり楽しんで、自分が時代をつくろう!」という思いを込めた「it ME」をテーマに、ファッションショーをはじめ、アーティストライブやスペシャルステージなどを展開する。撮影:蔦野裕
2019年03月30日評論家・宇野常寛氏(40)が、YouTuberのカジサックことキングコング・梶原雄太(38)からの“イジリ”を告発した騒動。2月8日にイベント主催者側が謝罪したことでようやく収束に向かっている。発端は2月2日のイベント『ホリエモン万博』内の「チャンバラ合戦大運動会」における一幕。縄跳び対決に出場した宇野氏のチームに対し、カジサックは執拗に揶揄する“イジリ”を繰り返したという。宇野氏は立腹して途中退席し、Twitterで《こういうヤツがいるからイジメってなくならない》《テレビ的なイジメ芸の縮小再生産》などとカジサックを批判。宇野氏への当初のオファーは「トークショー」で、直前に「運動会」への変更とカジサックの出演が告げられたという。「実は今回の“イジリ騒動”と同様の事件が半年ほど前にもありました。AmebaTVの『極楽とんぼKAKERU TV』で、加藤浩次(49)がパワハラ発言を告発された一件です」(テレビ局関係者)昨年6月に放送された番組に「女性評論家」の1人として出演したAさんは、ふだんは会社員をしているため仮面で顔を隠していた。しかし加藤やカンニング竹山(47)から「仮面を取れ」「顔を晒せ」などと執拗に要求され、さらにほかの共演女性が「クソババア」「差別主義者」と罵られるのを見てショックを受けたという。こうした流れは台本やスタッフの事前説明とは大きく異なっていたそうだ。この一件は『BuzzFeed』で報じられ、Aさん自身も記事を発表。しかし吉田豪氏(48)が《加藤浩次の狂犬ぶりを蘇らせるのがこの番組の目的》《事前に(番組の)Wikipediaぐらいはチェックしておくべき》と自己責任論ともとれる持論を展開するなど、Aさんへのバッシングも相次いだ。番組側が謝罪コメントを発表することはなく、AさんのほうがTwitterを休止することになってしまった。今回の騒動では最終的に主催者側が全面謝罪したが、宇野氏に対してもTwitter上では《問答無用で帰るってのはただの失礼》《この程度をイジメって》などとバッシングが巻き起こっていた。著名な評論家である宇野氏だからこそ謝罪を引き出すことができたが、泣き寝入りしてきた“被害者”は少なくないはずだ。「そもそもバラエティ番組的な“イジリ”をエンターテイメントとして見せること自体に嫌悪感を持つ視聴者も増えつつあります。制作者やイジる側の出演者は、イジられる側の感情に鈍感すぎます。たとえ観客の前であったり、カメラが回っていたりしていても、事前の同意がなければ“イジリ”も単なるハラスメントです」(前出・テレビ局関係者)宇野氏の抗議によって、“イジリ”に依存する業界体質も今度こそ変わることができるだろうか――。
2019年02月10日YouTuberカジサックとして活動しているお笑いコンビ・キングコングの梶原雄太(38)が2月4日深夜、自身のYouTubeチャンネルの生配信で謝罪した。同日に投稿されたドッキリ動画に批判が上がったことを受けての謝罪だった。批判が上がった動画は、カジサックのカメラマンと、声の人を担当する元芸人のヤスタケへのドッキリ企画。スニーカーが大好きだというヤスタケの実家で、本人がいないうちにコレクションされているスニーカーを全てお菓子のスニッカーズに置き換え、帰宅したヤスタケの驚く様子が映し出されていた。この動画には、「不愉快」「やりすぎ」「コレクター舐めてる」など批判が相次ぎ、この動画には1万を超える“バッドボタン”がクリックされた。梶原は生配信で「毎日楽しい動画をあげていきたいと常日頃考えています。今回のドッキリ動画で嫌な気持ちになった人がたくさんいたと感じたので謝罪させていただきます」と話し、「本当に嫌な気持ちにさせてしまい申し訳ございませんでした」と深々と頭を下げた。また、「甘い気持ちで動画を作ってドッキリをしてしまった」と続け「本当に未熟なんです」と謝罪した。今回の動画は「いつかヤスタケも知名度が上がればいいな」と企画したといい今後は「人が嫌がりそうなことはやらないように頑張ります」と宣言した。
2019年02月05日チャンネル登録者数60万人を超える、YouTuberカジサック公式チャンネル「カジサックの部屋」について、漫才コンビ・キングコングの梶原雄太さんにお話を伺いました。YouTubeは、やっと見つけた自分の居場所です。取材当日、待ち合わせ場所にカメラ機材と三脚を担いで現れた、漫才コンビ・キングコングの梶原雄太さん。「このあと近くのハンバーガーショップで動画の撮影をさせてもらう予定なんですよ」と笑う。動画配信サイトYouTubeに自ら撮影・編集した動画をアップするユーチューバー。梶原さんが“カジサック”としてユーチューバーの活動を開始したのは昨年の10月のことだ。「ユーチューバーに興味を持ったのは1年ほど前ですね。あるイベントで水溜りボンドさん、フィッシャーズさんという人気ユーチューバーとご一緒したんです。2組が登場したときに、客席からえげつない歓声があがって“なんじゃこりゃ”と。これは、自分に関係ない世界だとほっといたらあかんと思って、かたっぱしから動画を見漁りだしたんです」半年ほどYouTube研究を進める中で、ある穴を見つけたという。「有名ユーチューバーと芸人が、がっつりからむ動画って意外とないんですよ。そこからだったらこれもできる、あれもできると、アイデアが次々広がったんです。僕は、『はねるのトびら』終了以降、ずっと自分の居場所がないんじゃないかと悩んでいた。そんな中で、あれ、ここなら、席あいてるんじゃない?と思えたんです。それなら自分のチャンネルを立ち上げるしかないな、と」現在、チャンネル登録者数は60万人を超え、総再生回数は4000万回に迫る。ほかのユーチューバーと同様に企画・出演交渉・演出など、ほとんど梶原さん一人で手がけている。人気ユーチューバーであるラファエルやヒカルらとのコラボや、同期芸人と本音で語らうシリーズ、家族を巻き込んでのハートウォーミングなものまで企画はさまざま。キングコング梶原の芸人としてのプライドや本音が垣間見える企画は、お笑い好きなら必見のものばかりだ。「YouTubeって本当に一人テレビ局みたいなもの。自分が面白いと思うことを発信できる。だから誰でもスターになれる場所なんです。でも、僕は自分だけスターになりたいわけじゃない。できれば、YouTubeとTVの懸け橋になりたいんです。YouTube面白いっていう若い子たちに『TV出てる人らもやっぱオモロいな』と言わせたい。今はその橋を地道にコツコツ作っているつもりなんです」まず見てほしいオススメ3本「音を立てたら即タライ落下!!」音を立てずにポテチの袋を開けられる?チャレンジ企画、奇跡の一本。往年の名作タライ落としはやっぱりシンプルに笑える。「嫁にサプライズ誕生日パーティー!」梶原家が登場するシリーズも人気。なかでも、ほっこりするのがコレ。子どもたちも巻き込んだサプライズに嫁サックも大号泣。「同期の南海キャンディーズ山ちゃんとガチンコトーク」NSCの同期生でありながら19年間共演なし、二人でのトーク経験もないという両者ががっつりトーク。再生数は240万回超。かじわら・ゆうた1980年8月生まれ。1999年9月に西野亮廣と漫才コンビ、キングコングを結成。YouTuberカジサック公式チャンネル「カジサックの部屋」※『anan』2019年1月23日号より。インタビュー、文・梅原加奈(by anan編集部)
2019年01月17日1月14日、お笑いコンビ・キングコングの梶原雄太(38)とオリエンタルラジオの中田敦彦(36)が、梶原のYouTubeチャンネル「カジサックの部屋」の生放送で共演した。中田のラジオ番組での発言を巡るトラブルについて、お互い胸の内を明かし和解した。昨年12月12日放送のラジオ番組『オリエンタルラジオ 中田敦彦のオールナイトニッポンPremium』(ニッポン放送)で、中田は「若手芸人はYouTuberに勝てない」とトークを展開。その中で「キングコングの梶原さんとか頑張ってるよ」と、発言していた。このトークの一部が、ネットニュースに流れ梶原の元にも届くことに。不快に感じた梶原は「僕もいろいろある中で反応してしまった」と言い、カジサック名義のTwitterアカウントで12月23日に「オリラジの中田さんが何か、僕の事を言ってたみたいですが、、ごめんなさい、、興味ないです」とツイート。これに対し中田は「梶原さん、誤解ですよ。悪質な記事に惑わされずに。応援してますよ!」と梶原に向けて返信したが、1月6日に更新されたキングコングの公式YouTubeチャンネルで梶原が、「なんで俺が上から言われなあかんねん」と怒りをあらわに。「中田おまえな、ほんまに気をつけた方がいい」と忠告していた。そして14日、緊急生配信が行われ、直接2人が対面することに。梶原は今回の騒動について、多くのファンから批判があったことを明かし、「悲しい思いだったり残念な気持ちにさせてしまって本当に申し訳ございませんでした」と謝罪した。その後、中田が登場「ご迷惑をおかけしました」と頭を下げた。2人になると、自身の言動を振り返り「本当に申し訳ございません」と中田に謝り、キングコングの公式YouTubeチャンネルで発言したことに対し「あれはよくない。よくないと思う」と反省した。また、中田も「カジサックさんの活動に関して本当にすごいと思っています」と改めて称賛しつつ、「ただ、ラジオでの僕の言い回しは『ディスっている』と捉えられても仕方がない言い回しだった」と反省。さらに、「大前提として梶原さんと僕ってそこまで会話してこなかった。信頼関係がなかったと思う。『中田のことだからこれはこういう思いなんだろう』ってところがなかったと思うんです」と分析。「僕が先輩方に与えていた印象がまず悪い。他の先輩でもこうなってしまった可能性があるから、梶原さんには本当に申し訳なかったです」と改めて謝罪した。誤解が溶けたところで、梶原から芸人らしくローション相撲で決着つけようと提案。3本勝負を行った2人は抱き合い和解した。これに対し、コメント欄には「神回。お笑い芸人の鑑」「あっちゃんは不器用なとこあるんだろうね、あんまり好きじゃなかったけど笑 梶原さん絡むと好きになっちゃうの不思議」「生配信ってのは話題性としても◎だけど、中田さんの理屈っぽい部分にも編集とかじゃなく生でちゃんと向き合ってくれた」と称賛の声が多くみられた。
2019年01月15日お笑いコンビ・キングコングの梶原雄太(38)が、1月6日、キングコングのYouTubeチャンネルを更新。オリエンタルラジオの中田敦彦(36)に対し、先輩として苦言を呈する場面があった。キングコングの2人は、毎週フリートークする動画を投稿しており、今回は’19年初の動画となったが、梶原は動画の途中「言わんでも良かったりすることかもしれんけども」と前置きをした上で「キングコングの梶原として言わせていただきたい」と中田について触れた。昨年12月12日放送の中田がDJを担当するラジオ番組『オリエンタルラジオ 中田敦彦のオールナイトニッポンPremium』(ニッポン放送)で、中田が若手芸人はYouTuberに勝てないと言ったトークを展開。その中で「キングコングの梶原さんとか頑張ってるよ」と、YouTuberカジサックとして活躍する梶原を褒め称えていた。このトークの一部がネットニュースに流れ梶原の元にも届いたという。梶原は「僕もいろいろある中で反応してしまった」と言い、カジサック名義のTwitterアカウントで12月23日に「オリラジの中田さんが何か、僕の事を言ってたみたいですが、、ごめんなさい、、興味ないです」とツイート。これに対し中田は「梶原さん、誤解ですよ。悪質な記事に惑わされずに。応援してますよ!」と梶原に向けて返信している。動画の中で梶原は、「なんで俺が上から言われなあかんねん」「上からだけは許せない」と怒り心頭。カメラ目線で話出し「中田おまえな、ほんまに気をつけた方がいい」と忠告。「これは先輩として言わせてもらう。よくないよ」と助言。続いて「ラジオで何を言ってもいい。ただ目線だけ間違えたらアカン」と先輩の梶原に対して上から目線で発言してはいけないと伝えた。また、自身が4年間上沼恵美子さんと仕事しているからか、上下関係が気になって仕方がないと怒りの理由を伝え、「揉めても仕方がないことだから」とツイートした経緯や中田への思いについて動画で触れたと説明した。
2019年01月09日11月29日、Youtuberカジサックとして活動している笑いコンビ・キングコングの梶原雄太(38)のYoutube『カジサックの部屋』の登録者数が50万人を突破した。「2019年の年末までに100万人を達成しないと芸人を引退する」と公約し、10月1日よりYoutuberカジサックとして活動をスタートさせた梶原。わずか2カ月足らずで登録者数50万人を達成した。チャンネル開設時より右肩上がりで登録者数を伸ばしている梶原は、11月19日には自身のTwitterで「うぉぉぉぉ!!! 45万人突破ぁぁぁぁ!!!チャンネル開設1ヶ月と19日 誰がこの状況を予想しましたか?? 僕も予想できてなかったです。。 大〜〜〜〜〜〜感謝!!! 泣いてやろうか。。」と感謝を伝えていた。そして、わずか10日後の29日に50万人を達成し、「50万人突破ぁぁ!!!! 皆様本当にありがとうございます!! 」と喜びの報告した。11月30日現在60件の動画を配信。総再生回数は2,500万回を超えている。配信内容はカジサック家族編、芸人さんとコラボ編などシリーズ化。中でも梶原の同期との対談シリーズは人気を博している。NONSTYLE石田やピースの又吉などとも共演しているなか、『同期の南海キャンディーズ山ちゃんとガチンコトーク』は公開から1カ月で210万回の再生数となっている。これに対してファンからは「おめでとうございます!!100万人行けるような気がしてきました」「こんなに早く半分行くとは思ってなかったので、すごく嬉しいです!! これからも、頑張って下さい!!」「期待以上におもろいです(笑)まだまだ通過点!どんどん伸ばしちゃいましょ!」など、期待を裏切るほどの番組のクオリティーと登録者数の増加に喜びのコメントが相次いでいる。
2018年11月30日キングコング梶原雄太(38)が10月1日よりYouTuber・カジサックとして活動することを発表した。また、2019年の年末までに登録者数100万人を超えなかった場合、お笑い芸人を引退すると明かした。梶原は自身のYouTubeチャンネル『カジサックの部屋』に動画を投稿。第1回目となる動画ではYouTuberになろうと思ったきっかけや、YouTuberと芸能界の壁を壊すという目標について伝えた。またYouTuberとしての本気度を明らかにするため、よしもとクリエイティブ・エージェンシーの藤原寛社長のもとを訪問。YouTuberとして活動していくこと、2019年年末までに登録者数が100万人に達しなかった場合にお笑い芸人を引退すると伝え驚かせた。梶原は社長に対し「それぐらい本気だ」とし、「よしもとから僕をクビにしてください」と迫ったという。また100万人登録をできなかった場合、「芸人を辞めるので、よしもとクリエイティブ・エージェンシーを辞めるということなのでキングコングが終わります」と宣言。「ちなみに、まだ本人には何も言ってないんですけど」としながらも、「そのままボクの相方西野さんもひょっとしたら除名という形になるかも」と発言。社長からは「笑い事ではない」とお叱りを受ける場面もあったという。翌2日には、相方・西野亮廣(38)が「相方が芸人を辞めるらしい」と題したブログを更新。「相方の梶原君がYouTuberになることは前から聞いていました」と明かし、「僕は他人の肩書きに口を挟むほど下品な人間ではありませんので、相方が漫才師であろうが、YouTuberであろうが、寿司職人であろうが別に何でも良い」と自身の考えを伝えた。さらに「本人が『挑戦する』と言っているのですから、応援しない理由は一つもありません。てなわけで、梶原君のYouTubeを宜しくお願い致します」とファンに相方の応援を呼びかけた。西野は8月末にも相方梶原への思いをブログで綴っており、「鼻血を吹き出すほど遅すぎるYouTuberデビューではありますが、そんなことより何より、相方がやりたいことを見つけてくれたことが嬉しくて嬉しくて」と喜びを伝え、「この姿をずっと見たかったです。相方として、めいっぱい応援していこうと思いました」と喜びを伝えている。梶原のYouTuberデビューから2日が経過した現在の再生回数は37万回。チャンネル登録者数は4.8万人となっている。今後『カジサックの部屋』ではさまざまなゲストを招き、梶原が学んでいく様子を配信する予定だという。
2018年10月03日8年目を迎える、れもんらいふ初のデザイン読本『千原徹也と、れもんらいふ“デザインの裏側がよくわかる話”』が発売。出版を記念し、8月4日から26日まで代官山 蔦屋書店にて「千原徹也と、れもんらいふ」展を開催、先行発売がスタートする。アートディレクター・千原徹也が代表を務めるデザインオフィス・れもんらいふ初のデザイン読本は、吉岡里帆と千原による撮り下ろし作品や、れもんらいふスタッフ座談会、作品アーカイヴなど、充実の152ページ。千原ディレクションによる広告作品等の被写体になった、秋元梢、安達祐実、伊藤万理華、吉岡里帆、吉澤嘉代子の5人との対談から、れもんらいふのデザインを解体し、ふりかえる。出版に合わせ、代官山 蔦屋書店では「千原徹也と、れもんらいふ」展を、8月4日から26日まで開催。安達祐実とのコラボ作品4点に、グラフィックで制作した千原の新作3点の、計7点のアート作品を展示する。れもんらいふのグッズやTシャツも販売。さらに、初日となる8月4日の12時から15時半まで、2号館1階の建築デザインフロアーにて、千原のライブペイントを実施する。【書籍情報】『千原徹也と、れもんらいふ“デザインの裏側がよくわかる話”』152ページ/B5変形 発売日:8月4日 ※代官山 蔦屋書店にて先行発売価格:2,400円【イベント情報】「千原徹也と、れもんらいふ」展会期:8月4日〜8月26日会場:代官山 蔦屋書店2号館 1階 ブックフロア住所:東京都渋谷区猿楽町17-5時間:7:00〜26:00
2018年07月25日柔軟な思考の源とは?仕事柄、思考回路を切り替えることが多い、俳優の岩永徹也さんにお話を聞きました。ゴールからハシゴを下ろす感覚で行動しています。「小学生の頃、『週刊少年ジャンプ』を読んだ後に、一冊の内容すべてを記憶していることに気づいたんです。頭の中でページがめくれるし、“あのコマはここにあった”とわかる。学校の勉強もその方法で行えばいいんだと思い、教科書の内容を全部覚えてテストに臨んでいたので、カンニングしている感じでした(笑)」と話す岩永徹也さんは、なんとIQ148以上。認定薬剤師など様々な資格を持ち、クイズ番組でも大活躍。その一方、『仮面ライダーエグゼイド』での演技も話題に。「演じるときは、最初に作品の完成形を想像して、面白くするための種を蒔く方法を考えます。自分に求められているポジションを考えて、互いの役の魅力が輝くようなキャラ作りをしたり、笑ってもらえるようなアドリブを考えて入れたりする。演技のときもそうですが、僕の思考は常にゴールにあって、そこから今いる場所にハシゴを下ろすという感覚で行動しています。“100年後には自分はいない”と思うと、スタート地点で悩む時間って、すごくもったいないじゃないですか。それに、目標から逆算して動くと、ただゴールに向かうよりも少し先に到達できる。自分の成長や作品の仕上がりが想像を超える体験は、僕にとって楽しいものなんです」岩永さんの思考に影響を与えたもの【自分の考えを伝える方法の大切さを、本で学びました】母が図書館員で、子供の頃から読書好き。「『ブッタとシッタカブッタ』(小泉吉宏著KADOKAWA)は、難解な仏教の考えを簡単な言葉とかわいいキャラクターで説明しているのがスゴい。自分でもこういう本を書いてみたいです。外山滋比古さんの本は、『思考の整理学』(ちくま文庫)をはじめ全部読みました。考えや物事の真理だけを並べても、人は聞いてくれない。興味を持ってもらうため、伝え方を料理する方法を見つけることが大切だと教えられました」いわなが・てつや1986年10月16日生まれ。『メンズノンノ』専属モデルとしてデビュー。人口上位2%のIQを持つ人だけが入れる「JAPAN MENSA」の会員。3/14に初の写真集が発売決定。衣装協力・MACKINTOSH PHILOSOPHY/SANYO SHOKAITEL:0120・340・460※『anan』2018年2月14日号より。スタイリスト・中村 剛ヘア&メイク・只友謙也(P-cott)(by anan編集部)
2018年02月11日(参加型ステージ_難波屋/大阪Photo by江里口暁子)シングルマザー、重度の障害を持つ弟。母親と弟の間で揺れ動く思春期を過ごしたナカガワ エリさん。生き辛さを感じていた彼女が偶然始めたアフリカの太鼓「ジャンベ」。人生に失望していた彼女は、そこから少しずつ即興で音と声を使ったワークショップを行い、自分の中に変化を感じるようになる。「即興楽団UDje( )」(うじゃ、以下うじゃと記す)の始まりだ。自分救済から弱者救済に繋がる彼女の活動が起こすストーリーの前編はこちらうじゃが訴える、障害者とその家族を取り巻く社会問題エリさんの3つ年下の弟は、視覚障害、知的障害、癲癇、強い自閉症といくつもの障害を併せ持っている。幼い頃から彼女は弟と彼の同級生と関わる中で、言語のみに頼らないコミュニケーションになじんでいったという。それが今のうじゃの原点となった。言葉じゃないんです。言葉でやっちゃうと伝わらないことが多い。純粋に体同士とか声とか太鼓の方がわかりやすい場合があるし、満たされることも多い。それって障害者だけのことじゃなくて、大人も頭で考えて、しゃべって、コミュニケーションして繋がったように錯覚しているけど、実は表面的なつながりでしかないんですよ。体でダイレクトにいろんなことした方が、もっと繋がりができます。(音のワークショップ_千葉盲学校青年学級/千葉Photo by淺川敏>)そう語るエリさんは、今日も全国の障害者施設や老人施設、生活に困窮した人たちが利用する救護施設などを巡り、アフリカの太鼓ジャンベを使って即興音楽を作りコミュニケーションを生み出すワークショップを行っている。エリさんが関わっている障害を持つ子供の家族から聞いた、深刻な問題を話してくれた。障害を持つ子供の親というのは、子供が大声を出したり、変わった行動をとったりする時に『どうやって静かにさせるか』『どうやって社会に合わせていくか』『変な風に見られないようにするにはどうすればいいか』など、周りに迷惑をかけずに生きていくにはどうしたらいいのかっていうことで悩んでいるんです。でも私は逆じゃない?って思います。合わせられる人が合わせればいいはずなのに、合わせられない人が、なぜ合わせなければいけないのか?って。だって彼らに負荷がかかるでしょう?障害の子っていうより障害の子を取り巻く環境が閉塞的というか抑圧的だと思うんです。障害者を一箇所にまとめておくのも、その方が便利で簡単だから。だから施設を作って、ある意味一つのところにまとめておくことで、大人が扱いやすいようにしていると思うんです。(音のワークショップ_地域作業所カプカプ川和/神奈川Photo by秋山佳子)確かに現代社会では障害者は健常者と関わることが非常に少ない。障害を持っている人は健常者と比べてできないことも多く、いろいろと世話はかかるが、いつの時代もどの国にも障害者というのは社会に必ず存在する。その障害者が見えにくい現代の日本社会。私たちは障害者との関わり方がわからずに、戸惑いのような気持ちを胸に抱えていないか。障害者と、その家族が抱える不安や生き辛さを、社会全体が理解しサポートすることが私たちの社会には求められている。(参加型ステージ_親の会クリスマスイベント/東京Photo by木村雅章)今年1月、うじゃは「福祉連絡会」というものを立ち上げた。これまでの活動で千葉、東京、神奈川、大阪、三重、広島など、たくさんの福祉施設と関わってきたが、福祉施設同士の交流があまりないことにエリさんは気が付く。例えば老人施設で働いている人が、知的障害者施設で働いている人とつながるようなことが大切です。自分の働いている施設しか知らない人が多いから。だからこそ分野を横断するようなネットワークづくりが大事だと思うんです。まだどうなるかはわからないんだけど、福祉に関わる人同士が会う場を作り、今後何か新しいことができたらいいなと思ってます。うじゃの活動には人と人とを繋ぐっていう役割もあって個々に違う価値観が出会い、何かしらの作用を起こす場、そういうところからおもしろい変化が起こっていけばいいと思います。固定概念に捕らわれずに、そこに当たり前のようにあった壁を取っ払ってしまうエリさんのパワー。彼女のような発想が現代の福祉の世界に新しい旋風を巻き起こしてくれるのかもしれない。弟が与えてくれた彼女の生きる道(参加型ステージ〜集合写真_釜ヶ崎の夏祭り/大阪Photo by淺川敏)2009年に始まったうじゃの活動も今年で8年目。直感を信じて行動するというエリさんは、自分の与えられた環境を振り返ってこう語る。うじゃは私の中で、家族のつなぎ直しになったんです。今でも問題はありますが、捉え方が変わりました。母との付き合い方も変わりました。私が背負っているものも、ひとつずつ降ろす作業ができてきたなって。やっぱり弟の存在は大きい。そしてうじゃ。弟がいたからこそ、こんなことを深く考える人生になった。弟は何食わぬ顔でそこにいるだけなんだけど。でもそうやって役割を私に与えてくれているのかもしれません。人生に失望していた8年前の姿から想像もつかない人生を今彼女は送っている。彼女と仲間たちが起こしたこの、うじゃという活動は、言葉だけに頼らないコミュニケーションの技法を身につけることで、人間不信になった人たちの心を癒し、自信の持てない子供達に自信を与え、コミュニケーションが困難な障害者に表現方法を与えてきた。感じたことはやってみたい、体がやりたいからする。社会の中で自分が置かれてる立場に関わらず、分断された人と人の垣根を取り払い、誰もが自分らしく生きていける社会を築くこと。そのことだけを目指し次々と新しいことにチャレンジしてきた即興楽団UDje( ) 主宰のナカガワ エリさん。彼女のこれからの活動にも注目していきたい。大阪で救護施設のステージ近日公開大阪に移り住んだエリさんは、知り合いの紹介で吹田市にある救護施設でワークショップを始めることとなる。エリさんが“おっちゃん”と呼ぶこの利用者たちは生活に困窮している人だったり、精神的にまいっていたり、体に障害があったりなど、社会に適合するのが困難な人たちが多い。ここで3年間、月1回のワークショップを行ってきた。この施設の利用者の人たちの中にも「もう人と関わるのはいやだ」「もう人は信じたくない」「面倒だ」と、人とのコミュニケーションから離れ、孤立してしまっている人も多いという。そんな中、うじゃのワークショップに興味を持ってくれた人たちが毎月参加してくれている。去年の10月にこのメンバーで初めてステージに立ちました。おかげでみんなのやる気が出てきてすごく変わったんです。最初は恥ずかしいことはできないと言っていた人たちが、いろんな提案を始めたりとか、足が不自由な人がいたら手を貸してあげたり、演目を自分で決めたりするようになりました。以前は彼ら同士の中でコミュニケーションをとることはあまりなかったようだけど、ワークショップを通して繋がりが生まれ、思いやりの気持ちも芽生えてきたと思います。そして今、彼らの願いは、うじゃと一緒に他の施設に慰問に行くことだという。今月2月26日に大阪で開催される、障害の有無にかかわりなく、誰もがあるがままの自己を自由に大らかに表現するロック&アートフェス「HAPPY カムカムロック&アート」。このイベントに救護施設のメンバーがうじゃと一緒に「即興楽団UDje( )×千里寮芸能団のコラボバンド」として出演するという。演目名は「参加型即興演舞〜声を出そう、踊ろう、悪い獅子をやっつけろ!」。興味のある方は是非参加してみてほしい。(うじゃと救護施設有志によるコラボバンドの参加型即興演舞_大道芸祭り/兵庫Photo by細見大悟)《HAPPY カムカムロック&アート》日程:2月26日(日)料金:500円会場:さをり会館 大阪市都島区中野町5-13-4【MAP】【Open】11:00~ガムテープ太鼓づくり(11:00~12:00まで)持ち帰りの場合は300円さをり織り体験(11:00~17:0030分500円)高田雄平のリストバンド作り(11:00~17:00500円)姫路まさのり(13:00~)ゆるみま食堂(11:00~20:00)NAGAYA CAFE(11:00~17:00)【MAIN EVENT】13:00~すずむしバンドカラン☆コロンここなっつSUKIDARAKE MAFIAシェイクオブロック即興楽団UDje( )×千里寮芸能団太陽ドラム×梶原徹也(ex-THE BLUE HEARTS)【AFTER PARTY】17:30~(※20歳未満の来場はご遠慮ください)嫌になっちゃうズ中宮竜善×かのうさちあザ・リラクシンズアカリトバリはちようびAnd more…—————Text by バンベニ 桃ーBe inspired!
2017年02月17日黒木華、片桐はいり、梶原善をはじめ個性溢れる俳優陣を迎え、大劇場から小劇場まで、演劇界で縦横無尽に活躍する倉持裕が江戸川乱歩の短編世界をモチーフに劇作・演出する「お勢登場」が、2017年2月10日(金)よりシアタートラムにて上演されることが決定した。倉持さんは、2000年に劇団「ペンギンプルペイルパイルズ」を旗揚げ。劇団作品の脚本と演出を手がけながら、劇団以外の世田谷パブリックシアター芸術監督・野村萬斎が企画・監修を務める「現代能楽集」シリーズにおいて、2度にわたり作品を担当。「劇団☆新感線」の「乱鶯」をはじめ、多数の作品に携わり、ドラマ「信長のシェフ」や「弱くても勝てます~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~」のテレビ脚本も担当。NHK「LIFE!~人生に捧げるコント~」ではコント執筆も手がけている。今回の舞台は、江戸川乱歩の<本格推理もの>より「二銭銅貨」「二癈人」「D坂の殺人事件」、<怪奇・幻想もの>より「お勢登場」「押絵と旅する男」「木馬は廻る」「赤い部屋」「一人二役」という8本の短編小説をモチーフに、一本の演劇作品として再構成。倉持さんは「細分化し、さらにシャッフルした八つの物語は、入れ子構造の複雑な形を取るが、それは舞台美術を駆使した転換によって、ある程度明快に見せる。『ある程度』とことわるのは、乱歩の迷宮めいた作品世界を表現するには、それなりの複雑さは必要だと考えるためである」と、説明した。出演陣には個性溢れる面々が勢ぞろい。ベルリン国際映画祭 銀熊賞受賞、2年連続で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞受賞など華やかな受賞歴を持ち、「重版出来!」でドラマ初主演を果たした黒木さんが、タイトルロールの悪女・お勢を演じる。以前から倉持さんの作品を観ていたそうで「とても面白く、いつか出られたら…と思っていたので、やっと出演できます! しかも新作に…と大変嬉しく思います」と明かした。また、「現代能楽集VII 『花子について』」で、倉持独自の世界観を完成させるのに大いに貢献した片桐はいりが再び倉持作品に登場。「夢か現かわからぬような江戸川乱歩の世界をもとに、本気か冗談かわからぬような倉持裕さんの書き下ろしで、摩訶不思議な、すてきな戯曲ができあがりました」と仕上がりに自信を覗かせる。そのほか、『グッドモーニングショー』の公開が控える、味わい深い個性派・梶原善も、黒木と同じく倉持作品に初登場。さらに水田航生(映画『太陽』など)、川口覚(来年全インド公開予定の映画『Rangoon』)という今後の演劇界を担うことが期待される若手俳優、そして千葉雅子、寺十吾という円熟の時を迎えるベテラン勢が顔を合わせた。「俳優のほとんどが複数の役を演じる。妻の不貞に耐える夫を演じていた俳優が、次の場では浮気者になり、また、とある長屋でマゾヒストだった女優が、別の下宿屋では純朴な画学生になる、といった具合である。これは、乱歩の描く人間の不可思議な多面性を強調する試みの一つである」と倉持さんが語るように、実力派俳優たちが魅せる、目のくらむような迷宮世界に期待が高まる。「お勢登場」は、2017年2月10日(金)~26日(日)、シアタートラムにて上演。(text:cinemacafe.net)
2016年09月15日お笑いコンビ・キングコングの梶原雄太(35)が28日、自身のツイッターを更新。相方の西野亮廣(35)が芸人を引退して絵本作家に転身すると宣言したことを受けて、コメントした。梶原は「この度相方が絵本作家になりました」と相方の転身を認めた上で、「解散はしません」と解散は否定。「解散する時は芸人とか絵本作家とかの肩書きではなく漫才をやめる時です」とし、「なんか色々と誤解があるみたいですが僕はこれからも絵本作家西野と漫才をします」と今後も2人で漫才していくと伝えた。同日、西野はブログで、「キングコング西野は『お笑い芸人』を引退し、『絵本作家』に転職いたします。キングコング西野は絵本作家です」と宣言。「今日から心機一転、絵本作家・キングコング西野亮廣を宜しくお願い致します!」とつづっていた。
2016年06月29日アートディレクターの千原徹也率いるれもんらいふ設立5周年を記念した展覧会「れもんらいふ展“5”『かわいいと変と新しいをまぜると、れもんになる。』」が、4月29日から5月11日まで表参道ヒルズ同潤館3階の表参道ロケット(ROCKET)で開催される。同展では、れもんらいふがこれまでの5年間に製作した作品のアーカイブをバーチャルリアリティで楽しめる他、アンリアレイジ(ANREALAGE)とのコラボレーションから生まれたキャンバス画の展示、また、同ブランドとのオリジナルTシャツ「れもんらいふ“5”Tシャツ」(8,000円)も販売する。その他、関連イベントとして、昨年末に大阪で開催された「れもんらいふ展 TOKYOFRIENDS」で大好評を得たトークイベントも開催。原宿のフリースペース・ヴァカント(VACANT)では、5月3日の19時より千原徹也とモデルの秋元梢による対談を、5月8日の15時より千原徹也と女優でタレントのMEGUMIによる対談を実施する。5月10日には表参道ヒルズ本館地下3階のギャザリングスペースにて、千原徹也とJTQ代表の谷川じゅんじ、エンライトメント代表のヒロ杉山、アーティストのエドツワキ、groovisions代表の伊藤弘、アンリアレイジのデザイナーを務める森永邦彦ら著名人によるトークショーも行われる。なお、参加費はヴァカントが会場のものがドリンク付きで1,000円、ギャザリングスペースは500円。【イベント情報】「れもんらいふ展“5”『かわいいと変と新しいをまぜると、れもんになる。』」会場:表参道ロケット住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ同潤館3階会期:4月29日~5月11日時間:11:00~21:00(5月1日、8日は20:00まで、11日は18:00まで)入場無料会期中無休
2016年04月28日アートディレクターの千原徹也が11月26日から12月20日まで、自身としてもれもんらいふとしても初となる展示会「『TOKYO FRIENDS』れもんらいふ展」を大阪・梅田のE-MA 1階のイベントスペースにて開催する。同展では、れもんらいふのアーカイブ作品の中から、厳選した作品の数々を展示。大阪時代に始まり、28歳で上京してからこれまで千原徹也とつながった仕事仲間や友達、大切な人たちとの関係から作品の中身を紐解く内容となっている。また、千原徹也がディレクションを手掛けた商品の販売を行う他、週末にはモデルの秋元梢やスマイルズ代表の遠山正道などが出演する特別イベントも実施する。11月26日のオープニングレセプションには、秋元梢が登場し、トークイベントを実施。28日には放送作家の倉本美津留とお笑いコンビ・ジャルジャルによるコント会議が、29日にはファッション通販のhaco!と千原徹也本人によるライブペイントが行われる。12月以降では、5日にイラストレーターのエドツワキとの合作ライブペイント、『ヌメロ・トウキョウ(NumeroTOKYO)』の田中杏子と軍地彩弓によるファッショントークを、6日にhaco!と千原徹也によるライブペイント、谷川じゅんじ、エドツワキ、ヒロ杉山、伊藤弘、千原徹也によるトークショーを開催。19日にはカメラマンのレスリー・キーと秋元梢による大阪での撮影に加え、写真を見ながらのトークショーが、20日にはミュージシャンの香月や坂本美雨によるライブや遠山正道とのトークショーが実施される。【イベント情報】「『TOKYO FRIENDS』れもんらいふ展」会場:E-MA 1階 イベントスペース住所:大阪府大阪市北区梅田1-12-6 E-MA 1階会期:11月26日~12月20日時間:11:00~21:00
2015年11月12日