作家・森博嗣氏による累計350万部のベストセラー小説を映像化したフジテレビ系連続ドラマ「すべてがFになる」の制作発表会見が、10月17日(金)に東京都内ホテルで行われ、W主演の武井咲と綾野剛らが出席した。理系をテーマにしたミステリーにちなんで、好きな数字を聞かれた武井さんは「3」を挙げて「全日本国民的美少女コンテストのエントリー・ナンバーが3番だったから。形も好き」とその理由を説明。綾野さんからの「(形が似ている)8はダメなの?」との疑問に、「8は何か響きもあんまり…」と答えると、すかさず司会の三宅裕司アナウンサーから「フジテレビは8ですけどね」と鋭いツッコミが。慌てる武井さんをよそに「8」トークを振った当の綾野さんは「僕は無限という意味で8は好きですよ」と涼しい顔でゴマをすっていた。スーパー理系頭脳を持つ“リケジョ”女子大生・萌絵(武井さん)と工学部建築学科准教授・創平(綾野さん)の師弟コンビが、天才的頭脳の持ち主による密室殺人の真相に挑むサイエンス・ミステリー。森博嗣氏による「S&M」シリーズの「冷たい密室と博士たち」を皮切りに、一連のエピソードを2話完結で実写ドラマ化する。この日は小澤征悦、戸次重幸、水沢エレナ、早見あかりも出席した。お嬢様キャラを演じる武井さんは「同じ洋服を着ることがなくて、持っているものも派手。同じコートを羽織ったことがないけれど、一つ欲しいコートがあって、綾野さんにお願いしたい」と上目づかいで主演俳優に買い取りをおねだり。綾野さんは「赤いコートの事じゃない?それを着ていた時に萌絵の顔じゃなくて、完全に武井咲の顔で着ていたので、『あ、これ気に入ったんだろうな』と思った」と回想しながら「分かりました。なんとかしましょう!」と男気で“赤いコート”のプレゼントを検討していた。フジテレビ系連続ドラマ「すべてがFなる」は10月21日(火)よりスタート/毎週火曜21:00~放送。(text:cinemacafe.net)
2014年10月17日今夏に公開されるディズニー/ピクサーの最新作『メリダとおそろしの森』の最新予告編がこのほど公開された。『メリダとおそろしの森』予告編『メリダとおそろしの森』は、自由を求めるあまり、王家の伝統をうとましく思っている赤毛の王女メリダが、太古から続く森の呪いを目覚めさせてしまったことを機に、王国にかけられた呪いを解くために壮大な冒険を繰り広げるアドベンチャー大作。このほど公開された予告編でまず登場するのは、物語の主要な舞台となる“森”だ。ナレーションでは「森と人間たちは共存してきた」と語られるも、王女メリダが“人間は森の魔法を使ってはならない”という掟をやぶったことで、両者の共存関係に大きな問題が生じる。予告編は、森で青く光る鬼火に誘われて掟をやぶってしまうメリダと、そのことによって大混乱に陥る王国の人々、そして国を守るために過酷な試練に立ち向かい、森の謎を解き明かそうとするメリダの姿が描かれる。美しくもおそろしい森には一体、どんな秘密が隠されているのか? 予告編にはメリダの冒険と試練を想像させるカットが多く盛り込まれており、数分間の映像ながら、繰り返し何度も観たくなる内容に仕上がっている。『メリダとおそろしの森』※同時上映『ニセものバズがやって来た』7月21日(土) TOHOシネマズ日劇ほか全国公開
2012年03月05日長野県軽井沢を拠点に森や野鳥といった自然の道先案内人をしてくれるピッキオ。冬から春にかけては、クロスカントリーやスノーシュー(西洋かんじき)で森を散策する『雪の森ハイキング』ツアーを開催している。徒歩では困難な雪の上も、クロスカントリースキーやスノーシューを使えば泳ぐようにスイスイ進める。普段は行けないような場所まで、森のことを熟知したガイドが案内してくれるので、きっと野生の生き物たちとの思いがけない出会いが待っているはず。例えば冬になると遥かシベリアからやってくるという渡り鳥。森の奥に佇む樹齢何百年という巨大なトチノキ。雪の上に残されたかわいらしいウサギの足跡。キツネの足跡を見かけることもあるらしい。『雪の森ハイキング』は小学生から参加可能なので、親子で自然に触れてみたい人には絶好の機会だ。ピッキオでは「森本来の姿を未来の森に」という理念の下、自然の不思議を解き明かすさまざまなエコツアーを行っている。日々の喧騒を離れ、冷たく澄んだ空気の中で冬の自然を満喫しよう。お問い合わせ:ピッキオ 公式サイト ~動物の足跡を追って白銀の世界へ~ 雪原ピクニック開催日:12月23日(金・祝)~2012年3月15日(木)時間:13:00~16:00 小学生~大人(小学生は保護者同伴)料金:\7,000(スキーまたはスノーシューレンタル代込)
2011年12月28日村上春樹の大ベストセラーを映画化した『ノルウェイの森』の主題歌に、タイトルの由来にもなっているザ・ビートルズの「ノルウェーの森」の原盤が使用されることが決まった。世界配給の日本映画で、ビートルズの原盤が主題歌として提供されるのは初めてのこととなる。1987年に刊行されて以来、日本のみならず世界中で出版されている村上さんの代表作を映画化した本作。原作では、学生運動が盛り上がりを見せていた時代、主人公であるワタナベと彼の死んだ親友の恋人であった直子、同じ大学に通う緑らを中心に、若者たちの喪失や再生、青春の苦悩が綴られる。デビュー作『青いパパイヤの香り』以来、常に質の高い作品を送り出しているトラン・アン・ユン監督の下、松山ケンイチ、菊地凛子、玉山鉄二といった俳優陣で映画化されることが2008年に発表され、注目を集めてきた。原作の「ノルウェイの森」というタイトルは、ザ・ビートルズが1965年に発表した名盤「ラバー・ソウル」に収められている「ノルウェーの森」に由来しており、劇中でも登場人物が同曲を弾き語りで演奏するなど、作品の中で重要な役割を果たしている。一見、同曲を主題歌で使用することは当然のことのように思えるが、さにあらず。ビートルズの楽曲の原盤をこうした形で使用するのは容易ではなく、撮影前の段階から交渉は難航。本作の小川真司プロデューサーは、一時、原盤ではなく「ノルウェーの森」のカヴァー曲を主題歌にすることも検討したというが、同曲を仮あてした編集を見て、やはり原盤以外にありえないと思い直し、1年以上の交渉を経てようやく使用許諾を得たとのこと。ビートルズのカヴァー曲が映画に使用されることは多々あるが、彼らの演奏による原盤の使用許可が出るのは非常に稀なことで、日本での窓口であるEMI MUSIC JAPANのシニアプロデューサーである藤村美智子さんも「1999年にザ・ビートルズの制作担当になって以来、様々なビートルズ楽曲使用に関するオファーをいただきましたが、実現したことも、実現に近づいたことさえもなかったので今回の主題歌使用に許諾が出たことは、正直大変驚きました」と驚きを隠さない。さらに藤村さんは「交渉を始めた時点で、(本国)EMI-UKの担当者は既に原作を読んでいたようで、“『ノルウェイの森』は素晴らしい作品だ”とコメントしていたので、村上春樹さん、そして彼の小説の素晴らしさがイギリスでも知られているのだと思ったのを記憶しています。楽曲使用の許諾にもきっと大きな影響があったのではないでしょうか?」とも語っている。トラン・アン・ユン監督は「原作における『ノルウェーの森』という曲の重要性から、原盤を起用するのは必然的な事でした。映画をご覧になった観客が、たったいま体験したドラマの余韻に浸るための空間作りが出来るように、特定の場所にこの曲を使用しました」とファンの期待をあおる。小川プロデューサーも「まだ村上さんから映画の許諾をいただく前、一番最初にトラン監督にメールを送ったときに、原作映画化の許諾と同じぐらいビートルズの原盤を使うのは難しいよ、と書いたのを覚えています。自分の中ではそれぐらい、この曲と原作が分かちがたい印象を持っていたので実現できてよかったと思っています。原作では冒頭でビートルズの曲が流れ、主人公のワタナベはそれまでの出来事の全てをふり返り、時の流れを思い起こします。映画で生のビートルズのメロディを聞くと、原作の大人になったワタナベのかき乱されるような感情を実感できると思います」と監督同様、自信をうかがわせるコメント。果たしてどのシーンでどのように使用されているのか――?そのシーンがもたらすのは寂寥感か?青春の苦味か?それとも…。映画『ノルウェイの森』は12月11日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:ノルウェイの森 2010年12月11日より全国東宝系にて公開© 2010「ノルウェイの森」村上春樹/アスミック・エース、フジテレビジョン■関連記事:高良健吾初のフォトブックが発売撮影現場&箱根プライベート旅行の様子も!あのシーンも原作の種田そのまま!『ソラニン』高良健吾の落書き顔公開2010年、最も活躍すると思う俳優は?1位は不動のジョニー・デップ!2010年、最も活躍する俳優は?『かいじゅうたちのいるところ』Tシャツを3名様プレゼント“堕天使”ジョシュ・ハートネットが語る『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』
2010年07月14日「活字を読むのはニガテ」という人でも、一度ハマると抜け出せない本、それはミステリー小説。最初は不安げに「読み通せるかな?」と短編作品を手に取った人が、数カ月後には「もっと読み応えのあるものを!」と分厚い本を求めるようになっているケースも、珍しくありません。折しも季節は読書の秋。20代ビジネスマンは、どの国内ミステリー作家の作品に注目しているのでしょうか?Q、秋の夜長に読みたい国内ミステリー作家は?1位赤川次郎23.1%2位宮部みゆき14.3%3位東野圭吾13.9%4位西村京太郎10.2%5位江戸川乱歩9.7%■赤川次郎のミステリーが読みたい!その理由は……・「ミステリーの王道だから」(25歳/自動車関連/設計)・「現実離れしているようで、し過ぎてもいないストーリー」(28歳/ソフトウェア/エンジニア)・「この人のものしか読んだことはないが、他の人のを読もうという気にもならない」(26歳/通信/SE)■宮部みゆきのミステリーが読みたい!その理由は……・「作品自体というよりも、好きなゲームや趣味が自分と似ている作家なので好感が持てる。『名もなき毒』を読んでみたい」(25歳/メンテナンス/その他)・「哀しいミステリーの話でも最後は希望を抱くような話が多い。久々に『火車』が読みたい」(23歳/精密機器/営業)・「高校の時から好き。先が読めなくてドキドキする」(24歳/ホテル/サービス)■東野圭吾のミステリーが読みたい!その理由は……・「東野圭吾はミステリーのみならず、その中で丁寧に心情も描いているから」(26歳/鉄鋼/マーケティング)・「内容は難しいが、文章は読みやすい。オススメは『白馬山荘殺人事件』」(23歳/建築/営業事務)■西村京太郎のミステリーが読みたい!その理由は……・「電車が好きなので、この作家の作中によく出てくる時刻表の描写やトリックの感覚が好き」(28歳/小売/販売)・「弱者への優しさが感じられるから」(26歳/電気/設計)■江戸川乱歩のミステリーが読みたい!その理由は……・「グロテスクなところがあるから」(25歳/金属/財務)・「全体のストーリーが面白い」(28歳/繊維/企画開発)■その他、この作家のミステリーが読みたい!・伊坂幸太郎「ずっと好きで単行本化されたものは全て読んでいるが、時間ができれば『モダンタイムズ』(かなりの長編)を読み切りたい」(25歳/商社/営業)・恩田陸「設定が秀逸で物語に引き込まれるから」(25歳/自動車関連/研究開発)・松本清張「作品それぞれに訴えるものがあるから。読みたい本は『棲息分布』」(25歳/自動車関連/研究開発)・京極夏彦「いわゆる本格派に分類される作家の一人。ストーリーが複雑で、幾重にもからまった糸が解きほぐされるのが読んでいて面白い」(24歳/卸/システム)・石田衣良「この人自身にすごく魅力を感じるから」(28歳/機械/SE)・北村薫「日常に潜む謎がすごくきれいな文章で書かれているから」(26歳/IT/SE)・山村美紗「よく2時間ドラマになっているから」(25歳/IT/SE)・森博嗣「理系的な考え方、言い回しをところどころに使っていて心憎い。文系にはない直球の言い回しが新鮮だし、知性を感じる」(29歳/団体/企画開発)完全版(画像などあり)を見る
2009年09月29日国際的な喝采を浴びた『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』に、『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』など研ぎ澄まされた映像世界で多くの観客を魅了してきた押井守の、自身の監督作としては8年ぶりの実写長編作品となる『アサルトガールズ』の公開が決定。主人公の3人の女ハンターたちを黒木メイサ、菊地凛子、佐伯日菜子が演じることが発表され、黒木さんが写った場面写真が公開された。押井監督が『Avalon(アヴァロン)』以来となる長編実写映画の舞台として選んだのは、熱核戦争後の荒廃した砂漠の戦場、巨大モンスター<スナクジラ>の群れが地を這い、強襲揚陸艦が宇宙を飛ぶ世界。黒木さん、菊地さん、佐伯さんの3人は、突然変異の超大物<マダラスナクジラ>を仕留めようと、アサルトライフル(突撃銃)やパワフルな銃器を手にフィールドを駆け巡る。今回解禁となったのは、銃弾を体に巻いた黒木さんが写った写真のみ。いまだ物語の詳細については不明だが、話題の映画への出演に加え、歌手としてもめざましい活躍を見せる黒木さんに、カンヌ招待作『Map of the sounds of Tokyo』(原題)に、トラン・アン・ユン監督による『ノルウェイの森』と邦画という枠を超えて注目を集める菊地さん、ドラマ、映画、さらには舞台と各方面での活躍が光る佐伯さんの3人が、押井監督の下でどのような化学変化を見せるのか、期待が集まる。『アサルトガールズ』は12月19日(土)よりテアトル新宿、池袋テアトルダイヤほか全国にて順次公開。■関連作品:アサルトガールズ 2009年12月19日よりテアトル新宿、池袋テアトルダイヤほか全国にて順次公開© 2009八八粍・デイズ/ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントスカイ・クロラ The Sky Crawlers 2008年8月2日より渋谷東急ほか全国にて公開© 森博嗣/「スカイ・クロラ」製作委員会■関連記事:【ヴェネチアレポート09】あの三巨匠だけじゃない!世界で活躍する日本人俳優たち【ヴェネチアレポート08】凛子「私にとっては金」『スカイ・クロラ』公式上映【ヴェネチア映画祭】いよいよ開幕!オープニングはブラピ&ジョージ×コーエン兄弟『スカイ・クロラ』に続き、押井守が初の実写TVシリーズ「ケータイ捜査官7」を制作!『ポニョ』興収100億突破の次は1,000万人動員、ヴェネチアでの活躍にも期待!
2009年07月22日