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年齢を問わず楽しめる「休暇のコンシェルジュ」リソル生命の森株式会社が運営する「Sport & Do Resort リソルの森」(千葉県長柄町)が、2020年7月1日より「グランヴォー スパ ヴィレッジ」の営業を再開します。JR外房線「誉田駅」からバスで約20分の場所にある「Sport & Do Resort リソルの森」は、100万坪にも及ぶ広大な敷地を誇る体験型リゾート施設。東京駅からおよそ70分という立地を活かし、近郊で休暇を過ごす「ステイケーション」を楽しめる施設として徹底した感染症防止対策のもと本格オープンします。7月の宿泊に限り、プール利用が無料!今回営業を再開する「グランヴォー スパ ヴィレッジ」は、天然温泉と自然体験を楽しめるグランピング宿泊エリア。天然温泉「紅葉乃湯」は、「グランヴォー スパ ヴィレッジ」と「ホテルトリニティ書斎」の宿泊者専用。可動サッシにより半露天にもなる内湯と、中庭の緑に囲まれた露天風呂では炭酸水素ナトリウムを豊富に含んだお湯につかりながら四季折々の風景を楽しめます。グランピングエリアでは「テントキャビン」「テラスハウス」「グランテラス」という3種類の宿泊施設を完備。多角形の「テントキャビン」は最大71平方メートル。カップルや友達同士、ファミリーでゆったりと宿泊できます。森に張り出すテラスとハーブプランターのある前庭のある「テラスハウス」では、アウトドアリビングのある生活を体験できます。「グランテラス」はリビングルーム・キッチン・ベッドルーム完備で長期滞在に最適です。「グランヴォー スパ ヴィレッジ」では、本格オープン記念として7月中の宿泊限定でデイタイムのプールを無料で利用可能。スイスの国際リゾート・レマン湖をかたどった全長130メートルの大型屋外プールで開放感あふれる時間を過ごせます。(画像はプレスリリースより)【参考】※リソル生命の森株式会社のプレスリリース/PR TIMES※Sport & Do Resort リソルの森
2020年06月26日ファッションデザイナー、森英恵(もりはなえ)が半世紀にわたり手がけてきたオートクチュールなどを紹介する展覧会『森英恵世界にはばたく蝶』が、2月 22日(土)〜5月6日(水)まで、水戸芸術館現代美術ギャラリーにて開催される。戦後の復興期にファッションデザイナーとして走り出し、東西の文化を融合させながら世界にはばたく力強い女性として活躍してきた森英恵。1951年にスタジオを設立し、日本映画全盛期に数多くの衣裳デザインを担当。1965年にはニューヨークで初の海外コレクションを発表し、1977年にはパリにメゾンをオープン。オートクチュール組合に属する唯一の東洋人として国際的な活動を展開した。同展では、そんな森英恵の多岐にわたる手仕事の作品を通し、激動の時代をしなやかに切り拓いてきたその足跡を紹介する。メインとなるのは多彩なオートクチュール作品。代表的なモチーフである「蝶」をあしらった作品をはじめ、「東洋と西洋の出会い」として世界で賞賛されてきたオートクチュールの中から、特徴的な技法や素材、テキスタイルなどに注目して厳選された作品を見ることができる。水戸芸術館現代美術ギャラリー()
2020年02月22日ルタオのチョコレート専門店「ヌーベルバーグ ルタオ ショコラティエ」と画家・中原淳一がコラボレーション。限定パッケージのチョコレートやクッキーなどを、2020年1月から2月にかけて順次、全国の催事会場などで期間限定発売する。「それいゆ」や「ひまわり」など独自の女性誌を創刊し、モダンでおしゃれな少女達を描いてきた中原淳一の、華やかなパッケージに包装されたスイーツが登場。少女の横顔をあしらった「中原淳一コラボパッケージ テノワール(16枚入)」は、ダージリンが香るチョコレートを香ばしいクッキーでサンドしたテノワールの詰め合わせだ。シルエットデザインがシックな「中原淳一コラボパッケージ ショコラ ド デコ」は、チョコレート4種のセット。ピスタチオやフランボワーズフレーバー、スイートチョコレート、ミルクチョコレートに、1つ1つ手作業でナッツやドライフルーツをトッピングした。生乳を使ったミルクソースが、まろやかな味わいを引き立てる。「中原淳一コラボパッケージ ルシードル」は、北海道余市産りんご100%のシードルを使ったチョコレート。柔らかな口どけとともに、りんごの風味が広がっていく。チャーミングな黒猫を配した、アイキャッチなパッケージデザインにも注目だ。【詳細】中原淳一×ヌーベルバーグ ルタオ ショコラティエ・中原淳一コラボパッケージ テノワール(16枚入) 1,782円(税込)・中原淳一コラボパッケージ ショコラ ド デコ 1,782円(税込)・中原淳一コラボパッケージ ルシードル 1,404円(税込)■催事出店詳細・2020年1月18日(土)~2月14日(金) 西武池袋本店、西武岡崎店・2020年1月22日(水)~2月14日(金) 高島屋横浜店、JR伊勢丹京都店、京都タカシマヤ、松坂屋静岡、大阪タカシマヤ、大丸神戸・2020年1月23日(木)~2月14日(金) 遠鉄百貨店、そごう大宮・2020年1月23日(木)~2月16日(日) そごう千葉・2020年1月24日(金)~2月14日(金) そごう広島・2020年1月27日(月)~2月24日(月) エキュート東京・2020年1月29日(水)~2月14日(金) 柏タカシマヤ、日本橋タカシマヤ、岩田屋本店・2020年1月30日(木)~2月14日(金) 阪神梅田本店、高崎タカシマヤ、山形屋鹿児島・2020年2月1日(土)~2月14日(金) 東急渋谷店、阪急博多店、マルイ有楽町店、小田急新宿、小田急町田、鶴屋百貨店、大和香林坊、大和富山・2020年2月7日(金)~2月14日(金) 仙台三越
2020年01月23日文化庁による海外研修制度を経験したアーティストが成果を発表する『DOMANI・明日2020 傷ついた風景の向こうに』展が、1月11日(土)より開催。2月16日(日)まで国立新美術館にて開催されている。文化庁が1967年から実施する「新進芸術家海外研修制度」を経験したアーティストたちによるグループ展『DOMANI・明日展』。第22回目となる今回は、「傷ついた風景の向こうに/ Landscapes in Our Age: Scarred and Reborn」をテーマに、国際的に知名度の高い作家から新進作家まで11名の作品が紹介される。展示は、プロローグ・エピローグを加えた5章で構成。藤岡亜弥(写真)、森淳一(彫刻)、若林奮(彫刻)、栗林慧(写真)、栗林隆(現代美術)、佐藤雅晴(現代美術)、日高理恵子(絵画)、宮永愛子(現代美術)といったアーティストたちが、自然災害や戦争などにより生じた「傷痕」を独自に表現する。また、プロローグとエピローグでは、「傷跡」シリーズで知られる石内都、歴史的な場所を風景写真として映し出す米田知子、郷里・陸前高田をはじめ津波の刻印が残る風景をとらえる畠山直哉の写真作品が並ぶ。会期中は各作家とゲストによるトーク・イべントも複数回開催。作家それぞれの「傷ついた風景」をつなぐことで、どんな「明日」が見えてくるのか。作品を実際に見たり、作家の言葉を聞いたりすることで、確かめてほしい。【開催情報】『DOMANI・明日2020 傷ついた風景の向こうに』1月11日(土)〜2月16日(日)まで国立新美術館企画展示室2Fにて開催【関連リンク】 DOMANI・明日2020 傷ついた風景の向こうに( )石内都《Scars#26 illness 1961》1999東京国立近代美術館蔵 (c)Ishiuchi Miyako米田知子《道―サイパン島在留邦人玉砕があった崖に続く道》2003 (c)Tomoko YONEDA, Courtesy of ShugoArts藤岡亜弥《川はゆく》2017 (c)Aya Fujioka森淳一《山影》(部分)2018撮影:宮島径 (c)MORI Junichi, Courtesy of Mizuma Art Gallery若林奮《緑の森の一角獣座 模型》1996-97神奈川県立近代美術館寄託 photo by (c)Tadasu Yamamoto栗林慧《カマキリ》2005※参考図版佐藤雅晴《福島尾行》2018 個人蔵 (c)Courtesy of Estate of Masaharu Sato and KEN NAKAHASHI宮永愛子《景色のはじまり》(部分)2011〜高橋コレクション蔵撮影:豊永政史 (c)MIYANAGA Aiko, Courtesy of Mizuma Art Gallery畠山直哉《2019年8月1日宮城県仙台市》2019 (c)Naoya Hatakeyama, Courtesy of Taka Ishii Gallery
2020年01月12日北海道の代表的な珈琲店「森彦」が東京・谷中の文化複合施設「HAGISO」に「カフェ 森彦の時間」として期間限定オープンします。札幌の「森彦」の空気感を感じながら、今回新たに発売されたブレンドコーヒー「森彦の時間」の3銘柄を味わえる特別なカフェとなっています。珈琲店「森彦」とは?1996年に北海道・札幌の閑静な住宅街でひっそりとオープンした「森彦」。創業から23年経った今ではコーヒー好き、カフェ好きが一度は訪れたいと願う名店に。路地裏にひっそりと佇む古い小さな木造の家で温かい深入りコーヒーを楽しむ“森彦体験”を今回、期間限定で東京で楽しむことができます。新登場のブレンドコーヒー「カフェ 森彦の時間」新たに新登場したブレンドコーヒー「森彦の時間」は3種類の展開です。深入りながらもほんのりとした甘みを感じるブレンド。ナッツのような香ばしさと優しい甘みが調和したマイルドブレンド。アフリカ・ウガンダのルウェンゾリ山脈で特別に収穫された完熟豆を使用した、アフリカン・ムーンブレンド。これらは店頭で味わうことができ、北海道フードとのフードペアリングや各ブレンドの飲み比べも可能です。珈琲を染料として使った珈琲染めコーヒーを飲料としてではなく染料として、布や紙、木といった素材を染めたアイテムを展示の一部で使用しています。飲むコーヒーだけでなく、見て感じるコーヒーも楽しめるコンセプトになっています。「カフェ 森彦の時間」実施概要・営業日時:11月14日(木)14:30~19:0011月15日(金)~11月16日(土)12:00~21:0011月17日(日)12:00~18:00・場所:HAGISO東京都台東区谷中3-10-25(JR山手線・日暮里駅北改札・西口より徒歩5分、地下鉄千代田線・千駄木駅・2番出口より徒歩5分)イベント情報イベント名:カフェ 森彦の時間催行期間:2019年11月14日 〜 2019年11月17日住所:HAGISO東京都台東区谷中3-10-25
2019年11月03日映画『見えない目撃者』(9月20日公開)の森淳一監督が、主演を務めた女優・吉岡里帆の魅力について語った。同作は、吉岡演じる視力を失った元警察官・浜中なつめが、車の接触事故に遭遇したことをきっかけに、聴覚・触覚・嗅覚で感じたことを手掛かりに女子高生連続殺人事件を追うノンストップスリラー。浜中の目となるバディ犬・パルとの連携が肝となり、森監督は説得力のある映像を追求すべく、吉岡と共に視覚障害者や警察官、盲導犬トレーナーへのリサーチをクランクインの前に重ねたという。「彼女は現場で(事前の)取材をいかし、日常的な動作から顔の向きまで、注意を払って演技をしていました。なかなか思うようにいかない犬との撮影でも弱音を吐かず、犬を気遣う姿はチームに穏やかさをもたらし、スタッフの心を一つにしてくれました」(森監督)8月22日の完成披露試写会では、吉岡に対する絶賛の声が共演者から相次いだ。「現場でもすごく気遣ってくださる方。間違いなく吉岡さんは一番大変な役なんですよ。それでも座長として僕らに気遣ってくださって。もっと頑張らなきゃと思ったというか。それによって集中力が途切れない現場になったと思います」(高杉真宙)「座長ということで、自覚のようなものはあったんじゃないかな。すごくバランスの良い方なんですよ。オン、オフの取り方とか。楽屋での過ごし方とか、そして演技に入る時の集中の仕方とか。年下なのに、すごいなと。本当にすばらしい。こんな大変な役をやっているのに、そのバランスと気遣い。人としてすごい」(田口トモロヲ)撮影は冬場の早朝に行われることもあり、極寒の中でも弱音を吐く姿を見せなかった吉岡。完成披露試写会で、森監督は「前向きで目標に向かって一生懸命やる。『吉岡さん』と呼ぶと、『はい!』と走って来るような、そういう清々しさも感じられて」と思い返し、「俳優さんがイライラすると、どうしてもスタッフに伝播してしまうんですが、そういうことがなくて、みんなを『前向きに作品を作りたい』と思わせてくれました」と感謝の言葉を送った。吉岡は、CMに出演中のカップ麺・どん兵衛を差し入れたらしく、「差し入れの『どん兵衛』がうれしくて。あれが特にうれしかったですね」と笑いを誘う森監督。吉岡は、「寒い中、どん兵衛はおいしいですからね」と笑顔を見せ、共演者や監督から寄せられた称賛に、「その言葉でずっとがんばれます」「みなさんの優しさがどれだけ寒い冬の心に染みたか」と返していた。
2019年09月19日映画『見えない目撃者』(9月20日公開)の完成披露試写会が22日、都内で行われ、主演・吉岡里帆のバディ役で盲導犬を演じたパルがサプライズで登場。久しぶりの再会に、壇上で大はしゃぎする場面があった。同作は、吉岡演じる視力を失った元警察官・浜中なつめが、車の接触事故に遭遇したことをきっかけに、聴覚・触覚・嗅覚で感じたことを手掛かりに女子高生連続殺人事件を追うノンストップスリラー。なつめの「人を救いたい」という熱意に触発され、“もう1つの目”となって事件に立ち向かう少年・国崎春馬を高杉真宙が演じる。盲導犬役のパルについて、「パル自身は役者犬なんです。お芝居をする感覚が鋭くて、本番始まるまでは注意散漫で遊んでたりするんですけど、『本番!』という監督の声を聞くと、スッとした表情になって。集中力もあって、すてきなお芝居をしてくださった」と絶賛し、「パルがいたから、自分を強く保つことができました」と感謝していた吉岡。イベントの締めくくりとなるフォトセッションで、司会者から「この方が駆けつけてくれました」と紹介されてパルが現れると、吉岡は「うそ! うそ!」「パル?」と驚きの声を上げる。パルも覚えていたようで、すぐに吉岡にすり寄り、テンションが上りすぎたのか田口トモロヲが差し出した舞台あいさつ用マイクをガブリ。会場が爆笑に包まれる中、共演シーンはなかったはずだが、今度は吉岡の隣りにいた國村隼を標的に。覆いかぶさるように飛びつき、フォトセッション時には國村や高杉真宙の手を甘噛みし、会場を和ませていた。この日は吉岡、田口、國村、高杉のほか、大倉孝二、浅香航大、栁俊太郎、松大航也、森淳一監督が出席した。
2019年08月22日女優の吉岡里帆が22日、都内で行われた映画『見えない目撃者』(9月20日公開)の完成披露試写会に出席し、自身のコンプレックスと役作りについて語った。同作は、吉岡演じる視力を失った元警察官・浜中なつめが、車の接触事故に遭遇したことをきっかけに、聴覚・触覚・嗅覚で感じたことを手掛かりに女子高生連続殺人事件を追うノンストップスリラー。なつめの「人を救いたい」という熱意に触発され、“もう1つの目”となって事件に立ち向かう少年・国崎春馬を高杉真宙が演じる。クランクインの2カ月前から、3人の視覚障害者を取材したという吉岡。「先天性の盲目の方、後天性の盲目の方、盲導犬と一緒に過ごされている方」との対話を通して、強い信念や正義感を持った役柄の肝となる「強さ」を感じ取り、「みなさんからのエッセンスをいただいてキャラクターが作られていきました」と感謝する。また、同時期に警察学校で訓練を受け、警察官としてのあるべき姿や、実際に起きた事件のことなど「普段は聞けないような話」も取材。さらに、「こうやって並ぶとすごく分かりやすいんですけど、めちゃくちゃ身長が低くてコンプレックスなんです」と打ち明けつつ、「アクションをする時に犯人と対峙するシーンで、弱々しく見えないために背筋をめちゃめちゃ鍛えました。背中の筋肉がついていると強く見えると聞きまして。3カ月ぐらい前からトレーニングしました」と体力面での克服法を明かしていた。この日は、吉岡のほか、高杉真宙、國村隼、大倉孝二、浅香航大、栁俊太郎、松大航也、田口トモロヲ、森淳一監督が出席した。
2019年08月22日“森×ミッフィー”をテーマにしたベーカリー併設ショップ「みっふぃー森のきっちん」が、2019年10月31日(木)、大分・湯布院にオープンする。「みっふぃー森のきっちん」は、自然に囲まれた湯布院の人気観光地である「湯の坪街道」近くに誕生する、“ミッフィーと森とキッチン”をコンセプトとしたベーカリー併設ショップ。京都にオープンした「みっふぃー桜きっちん」に続く「みっふぃーきっちん」第2弾だ。ミッフィーの物語を感じられるようなほのぼのとした空間の中では、「みっふぃー桜きっちん」でも人気の和雑貨やキッチン雑貨など限定グッズを販売するほか、併設されている「みっふぃー森のべーかりー」ではキャラクターパンを並べる。キャラクターパンの中でも、人気のミッフィーあんパンは、たっぷりの小倉あんをしのばせた、ミッフィーの顔のかたちが愛らしい一品。「みっふぃー森のべーかりー」では、その優しい甘みと相性抜群のドリンク、テイクアウト可能なソフトクリームも販売する。さらに、店内2階には買ったパンを食べながら湯布院での思い出作りが出来るフォトジェニックなイートインスペースも設置予定だ。【詳細】湯布院 みっふぃー森のきっちん/みっふぃー森のべーかりーオープン予定日:2019年10月31日(木)住所:大分県由布市湯布院町川上ソノ田1503-8営業時間:9:30~17:30(予定)電話番号:未定定休日:年中無休Illustrations Dick Bruna(C)copyright Mercis bv,1953-2019 www.miffy.com
2019年08月19日女優・吉岡里帆が主演するサスペンス・スリラー映画『見えない目撃者』が、9月20日(金)より公開されることが決定。併せてティザービジュアルも到着した。警察学校卒業式の夜、自らの過失で弟を事故死させてしまった浜中なつめ。そのときの事故が原因で失明し、警察官を諦めた彼女は、弟の死を乗り越えることができずに3年経ったいまも失意の中にいた。そんなある日、なつめは車の接触事故に遭遇。その事故現場で車中から聞こえた助けを求める少女の声から、誘拐事件の可能性があると訴えるも、警察は目の見えないなつめを“目撃者”足り得ないと考え、捜査を打ち切ってしまう。それでも、少女を救いたいと考えるなつめは、事故現場で車に接触したスケボー少年を探し出し、やがて女子高生失踪が関連づけられていき、連続誘拐事件が明らかになっていく…。本作は、2011年に韓国で230万人動員の大ヒットとなった韓国映画『ブラインド』(原題:BLIND)が原作。このオリジナル版のヒットを受け、その後中国版が製作、日本でも2016年に『見えない目撃者』として公開された。今回この原作を、藤井清美と森淳一の手により大胆に脚色。メガホンをとったのは、『リトル・フォレスト』で注目を浴び、『重力ピエロ』など人間の内面を抉り取るようなサスペンスも得意とする森監督。原作の魅力に日本ならではのリアリティや社会性を大胆に付与しながら、「猟奇殺人」「女子高生誘拐」「身近な恐怖」など強い戦慄を覚えるシーンも表現の限界まで挑んでいる。そんな本作で主演する吉岡さんが演じるのは、事故で最愛の弟を亡くし、さらに視力を失い、警察官への道までも絶たれた浜中なつめ。「きみが心に棲みついた」「健康で文化的な最低限度の生活」『パラレルワールド・ラブストーリー』など、近年様々な作品に出演し注目を集める彼女だが、本作では車の接触事故を目撃(感じとり)し、その事故現場で車の中から聞こえた女性の声から誘拐事件と考え、事件解決へと奔走する難しい役どころに挑戦する。今作は『ハッピーウエディング』(’16)以来の単独主演映画となった吉岡さん。なつめ役については「今まで演じてきた人物の中でも群を抜いて難しい役」と言い、「巷の言葉を借りるなら、平成最後の闘い抜いた作品です!」と断言。そして「視力を失った元エリート警察官。視界が闇に包まれている中でのアクションやサスペンス要素は想像以上にゾクっとする瞬間が多く、なつめとバディを組む盲導犬の“パル”がひとすじの光でした。この作品を撮るにあたり、警察官、視覚障害者の方、盲導犬トレーナーの方に、多大なるサポートをして頂きました。そして、現場のチームの皆様とは励まし合いながら過酷な撮影現場を共に走り抜けました。心から感謝しています。本当に魅力的な組に恵まれました」と撮影をふり返っている。そんな吉岡さんのこれまで見たことのない表情が印象的なティザービジュアルも到着。「視力を失った。そして彼女は、事件を“目撃”した。」という物語の始まりを表したコピーが添えられている。『見えない目撃者』は9月20日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2019年04月25日中原淳一とサンリオ人気キャラクターハローキティ(HELLO KITTY)が初めてコラボレーション。2018年11月1日(木)から14日(水)まで開催する、渋谷ヒカリエShinQs 2Fの中原淳一期間限定ショップにて「JUNICHI NAKAHARA x HELLO KITTY」アイテムを発売する。中原淳一は、昭和21年創刊の「それいゆ」をはじめ、「ひまわり」「ジュニアそれいゆ」といった女性誌を出版するなど、昭和を駆け抜けた人気画家。昭和初期には、少女雑誌『少女の友』の人気画家として活躍し、雑誌のイラストに加え、ファッション、ヘアメイク、ドールアート、インテリアなど幅広い分野で力を発揮し、当時の女性たちが憧れるファッションやライフスタイルを作り出していた人物だ。今回は、中原淳一の作品の中から、昭和20年代に流行となったネコやイヌなどの動物をモチーフにしたアップリケの図案からアイデアをピックアップ。独特な描き方で人気の高いリボンやトランプ柄などレトロな絵柄を、ハローキティと組み合わせている。中原淳一のイラスト、ハローキティはともに日本生まれで、根強い人気を誇るキャラクター。両者の世界観が融合されたiPhoneケースやマグカップは、フレッシュな印象でキュートな仕上がりになっている。【詳細】JUNICHI NAKAHARA x HELLO KITTY先行販売店舗:・中原淳一POP UP SHOP会場:渋谷ヒカリエShinQs 2F パーツジョイスト住所:東京都渋谷区渋谷2-21-1<アイテム例>・マルチフリップカバー各3,240円・iphone8/7/6s/6対応ハードケース2,160円・iphoneX対応ハードケース 2,160円・ミニマグカップ1,620円【問い合わせ先】株式会社ひまわりやTEL:03-5449-8251office@himawariya.jp
2018年11月01日岐阜県恵那市「恵那 銀の森」には、かわいらしいリスの料理長・チェスと副料理長・ナッツが作り上げる、森の恵みを使った洋菓子店「PATISSERIE GIN NO MORI(パティスリーギンノモリ)」があります。 森の恵みのおすそわけをいただきに出かけませんか。森の洋菓子店「パティスリーギンノモリ」「PATISSERIE GIN NO MORI」は、森の恵みを感じる素材を使ったクッキーやパイ、ジャムを扱う洋菓子店です。 森の料理人・チェスとナッツが、森の食材をひとつずつ丁寧に美味しいお菓子に仕上げます。森の恵みを使ったお菓子を通じて「森」のカケラを自宅に持ち帰り、忙しい日常をひと休みしませんか。 パティスリーギンノモリは、このような思いから誕生しました。まるで絵本の世界のような店内店内はシルバーを基調とした森をイメージしており、フォトジェニックな雰囲気。 深く静かな風を感じる森を彷彿とさせるようなお店です。「PATISSERIE GIN NO MORI」は、2018年7月10日「恵那 銀の森」のなかにオープンしました。 敷地内にはほかにもレストランやお土産ショップなどが立ち並びます。 園内の遊歩道を散策しながらのんびりとした時間を楽しめますよ。「Gin no Mori Peti Bais」リス料理長の好物?「Gin no Mori Peti Bais(ギンノモリ プティボワ)」は、国産のどんぐり粉を使い、森で採れる食材にこだわり作り上げたクッキーを、オリジナルの缶に詰め合わせた商品です。自分用にはもちろん、お土産やプレゼントとして贈っても喜ばれること間違いなしです。価格150サイズ:3,240円180サイズ:5,940円自慢の味「森の恵みのパイ」レーズン、ブランデーに漬けたドレインチェリー、じっくりと時間をかけたドライフルーツなどを贅沢に使用した、ブランデーが香る大人のパイです。 森の空気を感じるテラスでいただきましょう。「森の恵みのパイ」以外にも、「くるみとキャラメルのパイ」「ラムレーズンのパイ」「松の実のパイ」「赤い果実のパイ」「イチジクのパイ」「栗のパイ」も必見です。「5種のドライフルーツと香辛料」白イチジク、チェリー、白ぶどう、レーズン、アプリコットと、4種類のスパイスを白ワインで炊き上げた濃厚なコンフィチュール。 瓶に書かれた「GIN NO MORI」がおしゃれでかわいらしい一品です。ほかにも、「グリーンルバーブとグリーンレーズン」「グリオットと赤ワイン」「カラメルノア」「木苺とダークチョコレート」「ラベンダーとブルーベリー 赤ワイン」「2種の苺とバルサミコ」など、絶品コンフィチュールが並びます。「パティスリーギンノモリ」で森の恵みをいただこうかわいらしいリスが料理長を務める「PATISSERIE GIN NO MORI」で、森の恵みを感じるちょっと贅沢なおすそわけをいただきませんか。スポット情報スポット名:PATISSERIE GIN NO MORI住所:岐阜県恵那市大井町2711-2電話番号:0800-200-5095
2018年10月20日食欲の秋! スウェーデンには豊かで美しい森があります。私が住んでいる首都ストックホルムも、セントラルから電車で15〜20分ほど離れれば、所々に豊かで美しい森があります。今回は、そんな北欧の森でとれる食べ物をご紹介します。 甘酸っぱくて爽やかなベリーたち。 まずは初夏から盛夏にかけて実をつける、甘酸っぱいラズベリー。夏に森を散歩していると、時たま見かけます。虫が内側に隠れていることも多いのですが、注意しつつ、摘んでその場でパクパク食べています。お次は、リンゴンベリー(和名コケモモ)。そのままではとても食べられない味ですが、ジャムやシロップにすると美味しく食べられます。スウェーデンの定番料理、ミートボールに添えて食べられることが多いです。お肉とベリーの組み合わせは意外ですが、実際食べてみると、相性ぴったり! この他、夏はさくらんぼも実をつけます。 ブルーベリーは私のお気に入りです。夏の終わり頃に実をつけます。今年は異例の猛暑だった為、残念ながら不作でしたが...。低い茂みに実をつけるのですが、専用のカゴのようなスコップで、すくうように収穫します。 食べ方はさまざま。そのまま摘みたてを食べても良いし、ジャムにしたり、タルトにしたり、チーズケーキに入れたり、ヨーグルトに混ぜたり...。意外な食べ方かもしれませんが、牛乳と砂糖をかけて食べるのも一般的のようです。昨年は大量に収穫し、冷凍保存し、少しずつ少しずつ大切に頂きました。 秋になれば、キノコ狩り。 秋になると、そこら中にポコポコとキノコが生えだします。 その中で特に美味しいと言われるのが、Kantarell。和名はアンズタケ。きれいな黄色の高級キノコで、お店で買うと、結構良いお値段するんです。森でとればタダ!キノコ狩りに使う風通しの良いカゴも、シンプルだけどこれまた可愛い。 今年はブルーベリーが不作になってしまいましたが、代わりにりんごが豊作のよう。郊外には、なんと収穫したりんごをジュースにしてくれる施設もあるそうです。 東京で育った私にとって、森でとった食べ物を頂くというのはとても新鮮な体験でした。森を歩いていると、リスやウサギに出会うことも…!今も昔も、スウェーデンの人達にとって身近な、森からの食べ物。世界各国の食べ物をいつでも楽しめるという東京のような贅沢さはありませんが、素朴な豊かさが、森にはありました。 YukaBlog ... ...
2018年10月09日任天堂「どうぶつの森」の最新作『あつまれ どうぶつの森』が、ニンテンドースイッチ(Nintendo Switch)より登場。2020年3月20日(金)より発売される。「どうぶつの森」待望の新作発売だなも!『どうぶつの森』は、2001年より「NINTENDO64」のソフトとして発売をスタートし、その後シリーズ化され、ニンテンドーDS用ソフト、Wii用ソフトを続いて発売されている人気ゲームだ。プレーヤーがどうぶつ達の暮らす住人となり、村の中でどうぶつ達との会話を楽しんだり、自由に村を歩いたりすることができる。一般的なゲームのようにクリアしたり、ゴールがあったりということはなく、ほのぼの楽しめるゲームとして老若男女問わず人気を博している。その最新作となるニンテンドースイッチ版『あつまれ どうぶつの森』。2018年の「Nintendo Direct 2018.9.14」にて発表された情報では、何やら準備を始めているたぬきちの様子が公開された。「たぬきち開発 無人島移住プラン」に参加してゲームスタートその準備が整った2019年6月12日(水)、アメリカで開催されたゲームイベント『E3』にてゲームの詳細が公開となった。物語のスタートは、「たぬき開発 無人島移住プラン」に参加したプレーヤーが、自分のテントを張るところからスタートする模様。また新作の特徴として“DIY”の要素が追加されるようだ。たぬきちから支給されるスマートフォンで楽しみ方無限大!『あつまれ どうぶつの森』では、たぬきちから支給されるスマートフォンが重要な役割を担うようで、そこには“DIY"のレシピが隠されており、自分であらゆるものを製作して無人島生活を充実させていく。公開された映像では、たぬきちに作業台を借りて“DIY”する様子も映し出された。作ったアイテムは、まめきちに売ることもできるようだ。また、同じ島に住んでいる住人を、スマートフォン内のアプリから呼び出すことも可能となる。“たぬきマイレージ”でもっと楽しく新しい要素として、“たぬきマイレージ”も追加。貯めたマイルで、アイテムをもらえたり、ショッピングを楽しめたりと様々なことが可能となる。『どうぶつの森』関連情報『どうぶつの森』の人気キャラ“しずえさん”が「スマブラSP」参戦2018年に公開された『どうぶつの森』新作の発売予告動画の中では、たぬきちが「ついに、しずえさんも参戦かぁ~。みんな村をとびだして活躍してて、仲間として鼻が高いだなも!」と話していた。その後、どうぶつの森の名物キャラクター“しずえさん”が、『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』へ新ファイターとして参戦した。そもそも“しずえ”さんは、村長となるプレイヤーの秘書の役割を担うキャラクター。プレイヤーが村を出て戦いに出たら、そこにもついていく“しずえさん”。ゲーム内では、むらびと同様、様々な“村のくらし”のための道具を使って攻撃する。【詳細】Nintendo Switch『あつまれ どうぶつの森』発売日:2020年3月20日(金)※価格未定。
2018年09月17日音声メディア「Voicy(ボイシー)」の人気番組『森拓郎の聴くだけでヤセるラジオ』。フィットネストレーナーの森拓郎さんが配信し、視聴者から寄せられたダイエットにまつわる質問に回答してくれます。今回のタイトルは「1日に摂取する栄養素必要量は数値で目安はありますか?」。タイトルにある質問以外にも、興味深かったものをピックアップしてみました。■気になる熱中症対策……スポーツドリンクは?ひとつめの質問は、「熱中症対策にスポーツドリンクを飲むとしたらどれくらいが正解ですか」。熱中症対策として水だけではなく、スポーツドリンクが良いと言われているし、普段は飲まないという人でもこの暑さの中では念のため……と買っているのではないだろうか。でも、ダイエットをしている人からすると、スポーツドリンクの糖分はちょっと……と感じてしまう。そこで糖分を摂るなら食事で摂りたい、と質問者さん。森拓郎さんの回答は、「スポーツドリンクで(糖分を)摂るといいのは体を動かしている人。汗に対して水の補給だと体液が薄まっちゃう。だから汗をかかない人は水で大丈夫」とのこと。糖質の量が気になるという場合は経口補水液でも良いそうだ。あまり運動をしないということなら、水やお茶で問題なし。とはいえ、汗っかきの人はスポーツドリンクのほうが合っている場合もあるだろう。こうしたほうがいいというのは一概には言えないそうだ。熱中症はもはや他人事ではないので、自分の体と向き合って、都度判断したいところ。■ダイエットはシンプルに取り組むのがいいふたつめの質問は、タイトルにもなっている「1日に摂取する栄養素必要量は数値で目安はありますか」。ビタミンやミネラルもきちんと摂らないと!と思うが、日常生活ではなかなか難しいもの。でも「気にする必要はない」と森さん。「まごわやさしい+玄米を食べていれば栄養は摂れちゃうんですね。気になるんだったらサプリをとればいい」※まごわやさしい……ま(豆)ご(ごま)わ(わかめ)や(野菜)さ(魚)し(しいたけ)い(いも)ダイエットをしようとすると、あれもこれも、といろいろ気になるし気をつけようと思うものだが、「こだわりすぎるのはよくない」のだそう。「難しいことを考えてダイエットが進まないのは、ダイエットをする意味がない」とのことで、シンプルにするのが一番いいようだ。そもそも、面倒なことは続かない、というのは多くの人が体感していることではないだろうか。今回はそのほかにも、「夫がアトピーで、触るなと強く言われ、愛情が持てなくなりました」「専業主婦で、使えるお金に限りがあるけど、夫に喜んでもらいたい」などと言った質問が寄せられていた。毎回、森さんのVoicyは話題が幅広く、聴きながら頷くこともたくさんある。自分と重なるような質問がテーマになっていることも。聴くだけで、心までもスッキリさせることができそうだ。
2018年07月30日森がほしいとずっと思っていた。けれど世間では、かなり少数派らしく、「家がほしい」「家探しています」と話題にする人は珍しくないが、「なかなかいい森がなくて」と話す人に今まで一度も会ったことはない。会ったことはないが、僕自身は3年をほど「いい森」を探していた。そこに小屋を建て、週末、時々そこで過ごすための小さな気持ちのいい森をずっとほしいと思っていた。■ 「森」はどこにも売っていない3年かけて見つけた小さな森(山梨県清里)。周囲より少し小高く、風通しがいい。けれど、森はどこにも売っていない。ネットで検索しても、さすがのアマゾンにも森は売っていなかった。地方の森林組合みたいなサイトで時々、販売情報などがあったが、面積が東京ドーム100個分ぐらいの広さ(しかもアプローチの道がない)。とても個人が買えるものではないし、その情報はなぜか西日本に多く、横浜に暮らす僕には現実的ではなかった。結局、出た結論はどこかの別荘地の一角を買う、という至極単純な手法。当たり前だが、アプローチの道(しかもアスファルト)もある。きっと森を買う方法はほかにもあると思うが(例えば個人的なコネがあるなど)、不動産屋が仲介するし、素人にはこれが一番現実的だと思った。■ で、別荘地っていくらするの?PhotoREX 21 / PIXTA(ピクスタ)別荘地であれば、確かにたくさん売っている。ネットでも多くの情報があふれている。あとはエリアを選べばいいだけだ。横浜から車で2~3時間で行けるエリアに絞ると、自然な流れで富士山麓周辺になった。河口湖や山中湖のエリアを探し、実際に何度か現地に足も運んだ。けれど、もともと土地勘もなく、なんだか自分にはしっくりこなかった。そして、次に八ヶ岳南麓周辺のエリアを考えた。NISH / PIXTA(ピクスタ)実は僕は長野県茅野市生まれで、八ヶ岳は超地元。現在も実家があり、年末年始や夏休みなど今も時々帰省するエリア。土地勘もあるし、地図なしでもたいがいどこにでも行ける。将来的に小屋を建てるとしても、実家の軽トラや大工道具なども借りやすく、なにかと便利だと思った。富士山麓と比べれば、若干遠いが、帰省と絡めることもできるし、八ヶ岳エリアに絞ることにした。でも、別荘地っていくらするの?と最初は見当もつかなかったが、決して多くはないが100万円前後の土地もあるということが分かった(ただし多くが傾斜地)。予算はとりあえず100万円と自分で決めて、ネットを中心に探し始め、気なる物件があると現地に何度か見にいった。なるべく平坦地を探した。さらにエリアも絞った。Hiroko / PIXTA(ピクスタ)中央道のICでいうと「小淵沢」「長坂」の2ポイント周辺。ちなみに僕の実家の最寄りのICは小淵沢ICの一つ先の諏訪南IC。ここが重要なのだけど両ICの間には山梨、長野の県境がある。探したエリアは山梨県、でも八ヶ岳山麓であれば土地勘はある、というのが僕には重要だった。なぜなら、実家近く(長野県)は避けたいと思った。もちろん、周辺には蓼科などたくさんの別荘地があるが……(理由については次回以降に)。■ 求む!「森」感のある土地。予算は100万円Moco Lock / PIXTA(ピクスタ)何度か現地に行くうちに、エリアをさらに絞り、清里を中心に探すことにした。子どものころから、一番近い夏のリゾート地として家族で何度か遊びに来た思い出もあったし、学生時代は山登りサークルに所属していたので、周辺はよく歩いた土地。久しぶりに訪ねた清里はバブル期の駅前の原宿を思わせる喧騒はすっかりなくなっていて、品よく落ち着いた雰囲気になっていた。「清里いいなぁ」と実感。条件は、予算100万円で、平坦地。周辺にほかに建物があまりなく、「森」感のある土地。僕自身の中で探す熱意の波があったこともあり、その土地に巡り合うまでに結局3年もかかってしまった。
2018年07月24日オダギリジョー 人が変わったような変身にあった。 5月7日、都内にあるレストランで今夏放送ドラマ『イアリー 見えない顔』(WOWOW)の打ち上げが行われていた。 雨のなか傘をさして現れたのは主演のオダギリジョー(42)。外は肌寒いのにもかかわらず、なぜかTシャツ姿。チューリップハットに丸メガネを合わせ、ワイドパンツにブーツという“奇抜”なファッションだった。 「この作品は、森淳一監督(51)がオダギリさんと仕事がしたくて企画化したそうです。森監督は打ち上げで『オダギリさんが前にドラマの記者会見で“民放ドラマで低視聴率をとったし、ゴールデンは嫌。やるなら深夜かWOWOWがいい”と言っていたので声を掛けたんです!』と発言。これにはオダギリさんも笑っていましたね」(番組スタッフ) 打ち上げにはヒロイン役の仲里依紗(28)こそ仕事で不参加だったが、主要キャストはほぼ集結していた。そうした強い団結の陰には、オダギリの“変身”があったという。 「最近のオダギリさんは海外作品に出ることが多く、コミュニケーションの重要性を再認識したみたいです。今回も出演者と積極的に話していました。今まではどこかクールな雰囲気でしたが、現場では人が変わったように明るかったですね」(前出・番組スタッフ) そして、その“変身”には家族の存在も大きく影響しているようだ。 「妻の香椎由宇さん(31)はもう何年もドラマや映画に出演しておらず、ほとんど育児に専念しているような状態です。オダギリさんも父になったことで、責任感が増したのでしょう。家族のため、今まで以上に仕事を頑張るようになっていますよ」(テレビ局関係者) そんなオダギリだが、打ち上げでは終始、ご機嫌だったという。この日だけは“パパの重圧”も忘れ、気の置けない仲間たちとの宴を堪能したようだ。 「オダギリさんはかなりお酒を飲んでいて、みんなで泥酔していました。挨拶の際も呂律が回っておらず、『みんなハッピーでいこうよ〜♪』と意味不明な発言を絶叫していました(笑)。カラオケ店での二次会にも夜中2時まで参加していましたし、よほど今回の撮影が楽しかったみたいですね」(前出・番組スタッフ)
2018年05月17日昭和初期に活躍した人気画家・中原淳一と、日本橋のブックカフェ「Hama House」のコラボレーションカフェがオープン。期間は、2018年5月15日(火)から6月10日(日)まで。中原淳一は、昭和21年創刊の「それいゆ」をはじめ、「ひまわり」「ジュニアそれいゆ」といった女性誌を出版するなど、昭和時代を駆け抜けた人気画家。彼が手掛けた雑誌には、料理のページが必ずと言っていいほど設けられていたという。単なるレシピの紹介ではなく、料理や食卓が家庭の中でどんな役割を担っているのかを考え、愉しみながら学べる内容で、まだ材料や調味料の種類が少なかった時代でありながらも、お洒落な料理を創り出す工夫がちりばめられていた。今回のコラボレーションカフェでは、当時のレシピを集めた本『中原淳一の幸せな食卓』をもとに、ランチにぴったりのヘルシーな一皿からスイーツまで6種類のレシピを忠実に再現したデリプレートを提供する。そのどれもが素朴かつ家庭的で、そこはかとなく懐かしさを感じられるようなメニューだ。なお、期間中は店内に中原淳一関連の本も豊富に取り揃える。購入はもちろん、カフェで自由に読むことも可能だ。【詳細】中原淳一コラボカフェ会期:2018年5月15日(火)〜6月10日(日)場所:Hama House住所:東京都中央区日本橋浜町3-10-6TEL:03-6661-7084営業時間:平日 11:00〜21:00(L.O.20:00)、土日祝 10:30〜18:00
2018年05月15日昭和期に活躍した画家・ファッションデザイナー中原淳一の関連グッズを販売する期間限定ストアが、2017年11月16日(木)から29日(水)まで、東京・渋谷ヒカリエShinQsにオープンする。会場には、雑誌『それいゆ』を通して女性たちに「美しく生きる」心得を伝えた中原淳一の感性を反映させたグッズの数々が登場。ステーショナリーからアクセサリーまで、幅広いラインナップが用意されている。中でも注目したいのは、同期間限定ストアで先行発売となる「中原淳一の手袋」。日本で数少ない高級手袋専門店を展開するヨークスが製作した手袋のポイントは、手首のあたりできゅっとしまる絶妙な丈。中原淳一が描いた女性たちの多くが同様の手袋を着用しており、ジャケットの袖口からさりげなくその華奢な手首を見せている。カラーはレッド、ブラック、ホワイトの3色展開で、手袋の入れ口部分には中原淳一のサイン刺繍が施されている。また、表紙に中原淳一のイラストが描かれた高級感溢れるボックスも付属。真っ赤なリボンを解くと、ボックスの内側に黄色いロンググローブをはめた女性のスタイル画と、「手袋のおしゃれ」と題した中原淳一のメッセージが添えられている特別仕様だ。なお、11月下旬からは、東京・広尾の中原淳一ショップ「それいゆ」にて、ファー付きタイプの手袋も展開予定となっている。【概要】中原淳一 渋谷ヒカリエShinQs 期間限定ストアオープン期間:2017年11月16日(木)〜11月29日(水)場所:渋谷ヒカリエShinQs 2F ShinQs パーツ ジョイスト■先行販売アイテム「中原淳一の手袋」(ファーなしタイプ) 5,500円※ファー付きタイプと合わせて、11月下旬から広尾の中原淳一ショップ「それいゆ」でも発売
2017年11月17日昭和初期に活躍した人気画家・中原淳一とデザインステーショナリーブランド「クンペル(Kumpel)」がコラボレーションしたノート「クンペル ノーティスブッフ(Kumpel Notizbuch)」が、2017年9月16日(土)より発売される。「クンペル」は、従来「きっぷ」を中心とした凸版印刷を行ってきた印刷会社によるデザインステーショナリーブランド。素材感のある紙や印刷の価値に着目し、「きっぷ」と同じ素材・製法で制作したノートやスタンプ帳、「きっぷ」ホルダーなどを販売する。中原淳一は、昭和初期に少女雑誌『少女の友』の人気画家として活躍。雑誌のイラストに加え、ファッション、ヘアメイク、ドールアート、インテリアなど幅広い分野において人気を博し、当時の女性たちが憧れるファッションやライフスタイルを作り出していた存在だ。今回のコラボレーションでは、「クンペル」が昔ながらの「きっぷ」と同じ用紙を使い、同じ凸版印刷機で、ノートの表紙に中原淳一のイラストを印刷。また、乗車券印刷の技術を用いて、表紙にはシリアルナンバーが刻印されている。1951年に渡仏した中原淳一が当時人気の少女雑誌「ひまわり」に描いた、可愛らしくモダンなイラストが表紙を飾る。「きっぷ」独特の風合いと、中原淳一のレトロモダンなイラストがマッチしたノートに仕上がっている。【詳細】中原淳一×クンペル コラボレーションノート名称:クンペル ノーティスブッフ(Kumpel Notizbuch)日程:2017年9月16日(土)価格:800円+税カラー:ブラック、ターコイズ、ピンクサイズ:縦182mm×横128mm(B6サイズ)販売店:それいゆ(広尾店舗・オンラインストア)他
2017年09月17日福岡・JR博多シティでは、2016年9月1日(木)から30日(金)まで、中原淳一とコラボレーションした「HAKATA de それいゆ」キャンペーンを実施する。創刊から70周年を迎える雑誌それいゆを手掛けた人気画家・中原淳一。キャンペーン期間中はJR博多シティ各所がその中原淳一とコラボレーションしたビジュアルに埋め尽くされるほか、秋のファッションカタログも中原淳一とのコラボレーションで展開する。また、キャンペーン実施期間中はアミュプラザ博多 5階 東急ハンズ内に「中原淳一スペシャルショップ」もオープン。普段は東京の専門店でしか購入できないグッズの販売と、当時の雑誌や復刻ふろくなどのアーカイブ展示が行われる。【概要】・JR博多シティ装飾拠点ジャック期間:2016年9月1日(木)〜30日(金)装飾拠点:エスカレーター吹抜け(阪急百貨店側)、アミュプラザ博多メインショーウインドウ、アミュエストショーウィンドウ、その他館内各所・中原淳一スペシャルショップ期間:2016年9月1日(木)〜30日(金)開催場所:アミュプラザ博多 5F 東急ハンズ内
2016年09月03日TSUTAYAが主催し、プロ・アマ問わず映画の企画を募るコンテスト「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM」(以下TCP)で、2年連続の審査員を務める阿部秀司氏。制作プロダクション・ROBOTを設立し、独立後もプロデューサーとして、『RAILWAYS』シリーズ、『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズ、『永遠の0』、『STAND BY ME ドラえもん』、『寄生獣』など数多くのヒット作を手がけてきた阿部氏は、今の映画界をどのように見つめているのか。「漫画原作」「テレビ映画」などの素朴な疑問から話は広がっていった。別記事は2016年7月15日に掲載(『ALWAYS』『寄生獣』を生んだ"説得力"とは? 名プロデューサーが、これからの映画人に期待するもの)。○マンガ原作ブームから思うこと――最近は、漫画を原作とした映画がたくさん作られるようになりました。本当に多くなりましたね。早く、このブーム去らないかなぁと密かに思っています(笑)。いや、そういうものもあっていいんですが、やはりそれだけではダメだと思うんです。例えて言うなら、「あるヒットをきっかけに柳の下を見に行ったら、たくさんのどじょうがいた」。そんな状況ですよね。ところが、売れた原作がそのまま映画のヒットにつながるかと言われれば、そうでもない。その点、少女漫画は安定しているので、小中高生向けの作品が増えることになるわけです。現時点ではそのマーケットがすごく盛り上がっています。一見良いことのようにも思えますが、大人を映画館からどんどん遠ざけることにならないでしょうか?私がTCP含めて「大人が楽しむエンターテイメント」を求めているのは、そういう理由です。映画館に行く大人が減るのか、子供のものになっていくのか。映画館も「店」ですから、そこに置いてあるものに魅力がなければ、当然行かなくなりますよね。――オリジナル作品を増やしていくためには、何が必要なのでしょうか。まず、ビジネス的に考えると、配給会社の見込みが立ちにくい。オリジナル作品をやってみても結局は役者次第ということになって、その人気に偏っていく。監督の名前でも客は呼べますが、それはごく一部。多くの人を動かすまでの力はありません。(映画監督の)山崎(貴)の第1作『ジュブナイル』(00年)、第2作『リターナー』(02年)は完全オリジナル。第3作の『ALWAYS』は漫画原作になりますが、最近の流れの作品とはちょっとテイストが違う。最近はより手堅く、安全なビジネスにシフトしていっているわけで、それをオリジナルに求めることは不可能です。ここで必要となってくるのは、「負け試合の覚悟」。うまくいけば10億の興行収入、5~6億ぐらいを及第点とする。また、製作費を逆算することも大切です。10億を見込むのであれば2~2.5億、6億ぐらいであれば1~1.5億。ただ、そうやってビジネス面を追求していくと、結果的にバジェットの小さい単館向けの作品が増えていきます。やっぱり、エンターテイメントは「大バジェット」でありたいですよね。○とんでもない"踊る"記録」――昨年の興行収入ランキングで、アニメ映画を除くと、1位は『HERO』。この「テレビ映画」の火付け役になったのが『踊る大捜査線』とも言われていますが、この「テレビ映画」というジャンルについては、現状をどのように受け止めていらっしゃいますか。視聴率が最低でも15~16%のドラマを映画化するような流れだったのが、最近ではそのラインをクリアすることも難しくなってきました。原作が売れているかどうかの話と同じですが、やっぱりここでも「見込み」がないと映画化には踏み切れないわけです。『踊る大捜査線』を映画化すると聞いた当時、私は懐疑的でした(制作プロダクションはROBOT)。でも、「仕事だからやろう」みたいな感じで。半信半疑だったんですが、完成した映画を観たら……これが面白かったんですよね。結果的にはそれが100億円超えの大ヒットへとつながります。これでみんなおかしくなってしまった(笑)。テレビドラマにここまでの可能性があったとは、誰も気づいてなかった。そんな時代でした。シリーズ2作目となる『レインボーブリッジを封鎖せよ!』は173.5 億円。これは日本実写映画の歴代興行収入で1位の記録です。これはもうね……驚いた(笑)。2作目は1作目より落ちると思っていたので、よくて60~70億ぐらいだと。きっと、これからも抜かれることのないとんでもない記録だと思います。――ヒットはある程度見込めるとしても、最終的に観客がどのような反応を示すかは全く分からないんですね。本当にこれは分からない。『永遠の0』は、『男たちの大和/YAMATO』(05年)を超えることをベンチマークにしていました。額でいえば、だいたい50億あたり。結果的に87.6億円の大ヒットでした。大雪の日が2日もあったんですよ。あれさえなければ90億円は超えてたと思います(笑)。結果論としてそんなことは言えますが、ここまでのヒットは想定外。公開したのが12月21日。公開2日間で5.5億ぐらいの初動でしたが、お正月が特にすごかった。時期的なことも良い影響につながったんでしょうね。――私もプライベートで観に行きましたが、館内はすごい混雑でした。あの盛り上がりはいいものですね。そうなんですよ。あれを経験してしまうと、もう1度なんとかならないかと思ってしまいます。『永遠の0』に続いて、2014年8月に公開された『STAND BY ME ドラえもん』。これも83.8億円のヒットでした。こうして振り返ってみると、本当にすごいことだと感じますね。まるで他人事みたいですが(笑)。○60歳で独立してから――ROBOTから独立して6年が経ちました。振り返ってみていかがですか。山崎と一緒に歩いてきた6年。今は『海賊とよばれた男』(2016年12月10日公開)、あといくつか動いています。ROBOTにいる頃は、まず現場に行くことができませんでした。映画の打ち合わせばかりで、会議会議の連続(笑)。もともとは私はクリエイティブ畑で、社長になりたかったわけではないんです。客観的な視点からROBOTという会社を作っていきましたが、25年である程度完成されてしまった。当時60歳になる頃だったので、この先自分がやることではないなと思ったんです。私は数字だけを重視するのではなくて「やってみないと分からない」という思いで映画とかかわってきました。だからこそ、今のROBOTがあると思う。数字のことだけを心配していたら、良い映画なんて作れません。「CMでうまくいってるのに、なぜ映画なんかやるんですか」みたいなことは当時の社員からも聞こえてきました。映画というものは、それほど分からない、計算ができない領域だったんですが、「やってみないと分からない」の精神で推し進めてきて、ある程度会社のブランド力もついたんだと思います。そういう意味では、独立してからは本当に映画と向き合うことができました。毎日毎日、多くのことを考えてきた6年間だったなと思います。――幸せな?半分は(笑)。100%幸せな人はきっといないと思います。やっぱり、半分は苦しい思いもしていますから。■プロフィール阿部秀司1949年8月7日東京都生まれ。1974年3月、慶応義塾大学法学部を卒業し、同年4月に広告代理店・第一企画(現アサツーディ・ケイ)に入社。コピーライター、CMプロデューサーなどを経て、1986年6月に独立してROBOTを立ち上げた。1994年、岩井俊二監督の『Love Letter』から映画事業に参入。本広克行、落合正幸、森淳一、羽住英一郎、小泉徳宏らの映画デビュー作を世に送り出した。ROBOTを退職後は2010年7月に阿部秀司事務所を設立。2015年、『STAND BY ME ドラえもん』(14年)の功績が認められ、映画製作者に贈られる映画賞・第34回藤本賞を受賞した。
2016年07月20日TSUTAYAが主催し、プロ・アマ問わず映画の企画を募るコンテスト「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM」(以下TCP)が昨年に引き続き開催が発表され、企画書のエントリーが先月13日に締め切られた。受賞作には最低5,000万円の製作費が約束され(第1回となる昨年は上限5,000万円)、日本映画界にとって「新しい才能と作品企画を生み出す場」として業界内外から注目を集めている。その審査員を2年連続で務めるのが、『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズや『永遠の0』など数多くのヒット作をプロデュースしてきた阿部秀司氏。1986年6月に制作プロダクション・ROBOTを設立し、60歳を機に2010年3月に独立。その後もプロデューサーとしてエンターテイメント界を牽引している。阿部氏はTCPの何に惹きつけられ、どのような可能性を感じているのか。本音を探った。――第1回となる昨年は474作品が集まりました。映画の作品企画がここまで集まるのはすごいことです。私が審査させてもらったのは最終選考に残った7作のみでしたが、さすがにそこまで残ってきただけあってそれぞれが作品としてきちんと成り立っていました。多くのクリエーターがTCPに興味を持ったのは、やはり最大5,000万円という製作費。誰もが前のめりになって「やってみよう」と思ったのではないでしょうか。――審査員のオファーを受けようと思った一番の理由は何ですか?何よりも魅力的だったのは、金額面における「本気さ」。5,000万円あれば、確実に映画が作れるんです。これは決して半端な額ではありません。ぴあ(フィルムフェスティバル)では、製作援助システム「PFFスカラシップ」がありますが、そこまではかけない。それでも、石井(裕也)くんはよく作ったとは思います(第19回「川の底からこんにちは」)。だからこそ、TSUTAYAが用意する5,000万円という額は本当にすごいことなんです。――審査する上で重要なポイントは?「オリジナル性」と「エンターテイメント性」です。ぴあでも審査をしたことがありますが、ぴあは「作家性」を重視する傾向にあります。小さなこと、狭い範囲を深く掘り下げるような文学というか。一方のTCPは明確に「エンターテイメント」に振り切っているので、コンテストとして住み分けできていると思います。――阿部さんも数多くのエンターテイメント作を手掛けられてきましたね。私がいたROBOTでは、「スプラッター、バイオレンス、エロスはやらない」を社是としていました。決してカッコつけているわけではなくて、それが自分のスタイルなのではないかと。決して嫌いではないんですよ? だからこそ、『寄生獣』に関わるかどうかはすごく迷いました。(監督の)山崎(貴)が私のところまで漫画を持ってきて「ぜひやりましょう」と。全部読むと、確かに面白かった。ただ、描写が刺激的過ぎるのではないかと思ったんです。でも、山崎から「『寄生獣』は"バディもの"です」と説得されて、なるほどそういう見方もあるなと。基本的に山崎は私が「やる」と言わなければやらない。そんな自然装置が備わっているようです(笑)。そういう約束を書面で交わしているわけではないんですが、昔からずっとそうやってきました。――そういう山崎監督の熱意にも通じると思いますが、TCPの最終審査はプレゼン形式で行われます。日本映画の監督がプレゼンするのは珍しいことだそうですね(第2回となる今年は11月に最終審査が行われる予定)。「熱意が伝わる」という点では画期的ですが、一番の問題は彼らがプレゼンに慣れてないということ。まだまだスタイルが確立されていないと率直に感じました。もちろん、一生懸命さは伝わりましたが、今後応募する方々にはプレゼンターとしてのパフォーマンスも磨いていってほしいなと思います。ただ、初めての試みですからね(笑)。不慣れなのはしょうがないと思います。TCPで一番驚いたのは、映像業界に関わる「現職」の人が多かったということ。今の仕事と並行してやるのは、本当に大変でしょうね。グランプリを獲った中江(和仁)なんか、プレゼン用の映像を作るために瀬戸内海ロケまでしたんですから。その熱意は伝わりました。ただ……映像自体はあまり好きじゃなかった(笑)。企画内容は良かったんです。熱意から具体性に発展した時に、プラス面とマイナス面がある。事前に脚本を読んで面白いと感じていても、プレゼン用の映像がそのイメージと違っていたらマイナスの評価になってしまいます。それでも企画の面白さが勝るような「説得力」が大事だと思います。――映画化には、そういう「説得力」も必要になってくるわけですね。『ALWAYS 三丁目の夕日』は映画化に反対する意見も多かったと聞きました。どのように周囲を説得していったのでしょうか?自分の中で「マーケットがある」という確信がありました。3頭身ぐらいのキャラクターが動いている原作なので、それが周囲には映像に結びつかなかったんでしょうね。あとは、「昭和の話を観る人がいるのか」という意見もありました。でも、私は90年代になんとなく「昭和ブーム」を感じていて。例えば、横浜のラーメン博物館ができたのが1993年。内装は昭和をイメージし、お店を競争されることで高いクオリティーを保って成功を収めました。池袋にあるナンジャタウンにも、昭和のムードが漂う店がありました。台場一丁目商店街もレトロ感が受けていた。大分の豊後高田には、取り残された商店街がありましたが、あるアイデアマンはそれを「レトロ」に置き換えて、集客に成功しました。世の中にはたくさんの「昭和」があふれていましたが、映画には「昭和」がなかった。潜在的なブームを感じていて、何よりも「自分自身が昭和を愛していた」から、何としても映像化したいと考えたんです。反論や説得できる情報を用意していましたが、さらにパイロット版の映像も作りました。予算1,000万に対して、結果的には倍かかってしまいました。もうしょうがないなと(笑)。でも、その約3分のCG映像で多くの人の態度が変わりました。――次回応募する方々の参考となるエピソードだと思います。これからのTCPに期待することはありますか。TCPのスタイルや色が出てくるといいですね。そこで大切になってくるのは、繰り返しになりますが「エンターテイメントに特化すること」だと思います。まずは、TCP発の作品をローンチすること。自分が審査員としてかかわっている以上、選んだ責任も生じるわけですからここは勝負です。きちんとした作品を世に出して、結果を出すところまでいけば、一気に注目度は上がります。最近は漫画原作の映画が多くなりましたね。もちろん、そういうのもあっていい。あっていいが、新たな面もブレイクスルーすることも皆さんには意識してもらいたいなと思います。■プロフィール阿部秀司1949年8月7日東京都生まれ。1974年3月、慶応義塾大学法学部を卒業し、同年4月に広告代理店・第一企画(現アサツーディ・ケイ)に入社。コピーライター、CMプロデューサーなどを経て、1986年6月に独立してROBOTを立ち上げた。1994年、岩井俊二監督の『Love Letter』から映画事業に参入。本広克行、落合正幸、森淳一、羽住英一郎、小泉徳宏らの映画デビュー作を世に送り出した。ROBOTを退職後は2010年7月に阿部秀司事務所を設立。2015年、『STAND BY ME ドラえもん』(14年)の功績が認められ、映画製作者に贈られる映画賞・第34回藤本賞を受賞した。
2016年07月15日中原淳一の布うちわや扇子が、京都高島屋にて2016年5月25日(水)から発売される。なお、6月15日(水)からは、広尾の中原淳一ショップ「それいゆ」でも取り扱われる。京都高島屋の「夏大祭」の開催に伴って発売される、中原淳一の布うちわや扇子。復刻「それいゆ・ゆかた」の柄を用いた布うちわは、リボン柄と大輪のひまわり柄の2種で展開され、軸に竹を用いて溜塗(ためぬり)を施した贅沢な仕様になっている。また、中原淳一のめずらしい男性画を用いた、メンズ用の扇子もラインナップ。中原淳一が「黒豹」という詩集のために描いた男性画を使い、両面使いできるデザインに仕上げている。これらのうちわ・扇子は、京扇子の老舗「白竹堂」の職人の手でひとつずつ丁寧に制作。夏の和小物で涼やかな夏を迎えてみては。他にも、アンティーク着物ショップ「着縁」とコラボレートした、モダンなトランプ柄と梅柄の風呂敷もあわせて発売。上質なシャンタンを使用しているので、使えば使うほど柔らかく変化していくので、うちわ・扇子とともにチェックしてみてほしい。【商品詳細】中原淳一 和小物■白竹堂・淳一うちわ(リボン/大輪のひまわり2種) 1,500円+税■白竹堂・紳士用扇子(黒豹1種) 4,800円+税販売店舗・発売日:・京都高島屋6F文房具売場2016年5月25日(水)〜・中原淳一ショップ「それいゆ」6月15日(水)〜■着縁×淳一千代紙・風呂敷(トランプ/梅2種) 2530円+税発売日:5月25日(水)〜販売店舗:京都高島屋6F文房具売場、中原淳一ショップ「それいゆ」、着縁【問い合わせ先】株式会社ひまわりやTEL:03-5449-8251
2016年05月28日元光GENJIの山本淳一が、テレビ東京系の単発バラエティ番組『これ、もう時効だよね?~今だから聞いちゃいますけど・・・~』(23日、30日 24:12~)に出演し、グループのメンバーだった大沢樹生に、脱退の理由を聞く。同番組は、芸能人が「なんであの人は、あのとき、あんなことを…」と思う内容を、すでに"時効"であるとして、相手に直接聞きに行くというもの。山里亮太(南海キャンディーズ)、小木博明(おぎやはぎ)の2人がMCを務め、VTRに斬り込む。23日の放送では、国民的アイドルグループだった光GENJIにいながら、1994年に脱退した大沢に、山本が改めて直撃。ほか、グラビアアイドル・杉原杏璃が初恋相手に「どうして私のことを振ったの?」と質問をする。収録を終えた山里は、「この番組は、人の心の繊細な部分に触れながら解いていく番組だからデリケートなところがいっぱいありました、そこを小木さんが凄く踏みにじるんですよ(笑)」と小木の発言を心配。そして「伝説のアイドルグループの光と闇の部分にも迫りますし、そこも注目です。こういう人の心に土足で踏み込むような番組は、他にないので期待してください」と、番組の見どころに触れた。小木は「僕の中で、『テレビ東京』というものがわからないんですよ。在京の放送局の中では発言に気をつけながら仕事をしているつもりですが、『テレ東は確か何を言ってもいいんだっけな~』って思いながら収録していました…ゴッドタンとかもありますし(笑)」と、テレ東の懐の深さを語った。また、小木は「この番組は珍しいことに全2回だけだけど、打ち切りではないということは勘違いしないで欲しいです(笑)」と注意を呼びかけた。
2016年05月20日茨城県笠間市の「常陸国 出雲大社」は、境内にリニューアルオープンした「桜林館」内に、現代アートギャラリースペース「ギャラリー桜林(おうりん)」を2月20日にオープンし、記念企画展として会田誠氏、天野喜孝氏、山口晃氏などの現代アート作品を展示・販売する「Impacts! 勢み展」を開催する。会期は2月20日~3月21日 10:00~16:30(水曜休廊、最終日は14:00まで)。入場無料。「ギャラリー桜林」は、茨城県笠間市の「常陸国 出雲大社」(最寄り駅:JR水戸線 福原駅)の境内にリニューアルオープンした「桜林館」の1階に常設される、現代アートギャラリースペース。このたび開催される「Impacts! 勢み展」は、同ギャラリーのオープンを記念した企画展。会田誠氏、天野喜孝氏、宇佐美雅浩氏、O JUN氏、金子富之氏、熊澤未来子氏、棚田康司氏、天明屋尚氏、森淳一氏、山口藍氏、山口晃氏などの現代アート作品が展示・販売されるという。また、初日の2月20日(14:00~)には、レセプションが予定されている。なお、同展は、日本やアジアの作家の作品を国際的なアートシーンに紹介している「三潴アートギャラリー」の全面バックアップにより開催されるもの。同ギャラリーの代表・三潴末雄氏と常陸国 出雲大社の高橋正宣宮司は旧知の仲であり、「日本文化を世界に誇る文化として発信したい」という考えに共感しあい、日本古来の伝統文化である神社にアートスペースを設けたいという想いを「ギャラリー桜林」のオープンによって実現させたという。今後は、ジャパニーズスピリットに溢れた作品を紹介する現代アートの企画展を、年に4回程度計画していくということだ。
2016年02月04日富士通と富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(以下、富士通SSL)は4月14日、聴覚障がい者参加型コミュニケーションツール「FUJITSU Software LiveTalk(フジツウ ソフトウェア ライブトーク)」を2015年5月中旬に販売することを発表した。同製品は、会議や授業など、複数人が情報を共有する場において、発話者の発言を音声認識し、即時にテキストに自動変換して複数のパソコン画面に表示することで、聴覚障がい者を含む参加者全員がリアルタイムに情報を共有できるソフトウェア。音声認識技術には、アドバンスト・メディアの音声認識ソフトウェア「AmiVoice SP2」が採用されている。パソコンからのテキスト入力や、簡単に意思表示できるスタンプツールなどの機能を装備し、これまで聴覚障がい者と健聴者の情報共有の場で必要とされた筆記通訳などがなくても、円滑な双方向コミュニケーションを実現できる。同製品の開発にあたって、富士通と富士通SSLは聴覚障がい者を交えて共同で開発を行ったという。これまで、聴覚障がい者が会議に参加する場合、筆記通訳などによる情報伝達では議論の内容をリアルタイムに把握することが難しい、話者を特定しづらいという課題があり、聴覚障がい者が適切なタイミングで発言することが難しかった。また情報伝達者側も、聴覚障がい者が会議や打ち合わせに参加する際に要約筆記者を確保する必要があるなど、負荷が高いという。これらの問題に対して、「LiveTalk」はハンドマイクやヘッドセットマイクを通して発話を音声認識し、テキスト化した文字情報がパソコンの画面に表示されるため、文字によるコミュニケーションを可能にした。また、同一の無線LANルータ環境で接続されたすべてのパソコンに対し、テキストがリアルタイムで転送されるため、タイムラグが発生しない。さらに、複数人が同時に発言した場合も同時に表示されるため、話の流れを正確に把握できる。テキスト化された発言内容に誤りがあれば、それをパソコンから修正することも可能だ。富士通 グローバルマーケティング本部 総合デザインセンター 部長の森淳一氏は、「「日頃の経験から、聴覚障害者が業務を行ううえで、会議や打ち合わせが最も支障を来していることがわかった。そこで、パソコンによって、発言者の音声を簡単にビジュアライズし、発言できるようにする製品を目指して開発した。LiveTalkは、筆記通訳を用意できない少人数の会議や打ち合わせで手軽に使ってもらいたい」と語った。富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ 公共ビジネス本部 第三システム部 部長の塚野芳一氏は、「最初に制作したプロトタイプの評価結果から、『テキスト情報が表示されるまでにタイムラグが発生する』『聴覚障がい者の発言の入力手段が必要』といった課題が見つかった。LiveTalkでは、それらを解決する機能を整備した」と開発の経緯を語った。競合製品として、NTTソフトウェアの「こえみる」があるが、「こえみる」はWebを介して音声認識を行うため、レスポンスの速度においてLiveTalkはアドバンテージがあるという。販売売価格、および出荷時期は下記のとおり(パソコン、音声認識ソフトウェア、マイク、無線LANルータの価格は含まれない)。「LiveTalk」を利用する際、音声認識を行うパソコンは、別途、アドバンスト・メディアの音声認識ソフトウェア「AmiVoice SP2」を導入する必要がある。
2015年04月15日橋本愛が2月14日(土)、主演映画『リトル・フォレスト 冬・春』の初日舞台挨拶で、共演者であり親友の松岡茉優の20歳の誕生日のために“サプライズプレゼント作戦”を敢行し、松岡さんは思わず涙を見せた。五十嵐大介の漫画を原作に、一度は東京で生活したが、故郷へと戻ってきた主人公・いち子が四季に合わせて自給自足の生活を営むさまを描いており、昨年公開された『夏・秋』に続く完結編となる。舞台挨拶には橋本さん、松岡さんに加え、三浦貴大、温水洋一、桐島かれん、森淳一監督も登壇した。つい先日、ベルリン国際映画祭での上映も行われ、森監督と橋本さんが現地に赴いたが、森監督は「(舞台となった)岩手の郷土料理にも興味を持っていただいたり、(桐島さんと橋本さんの)親子関係も国は違えど理解できると言っていただき、通じるものがあるんだと知ってホッとしました」と手応えを語る。橋本さんも「丁寧に感想を言っていただきました。日本の特色を色濃く映し出していて、(自然の)美しさや厳しさ、ひとりの女性が生きていく強さが国境を超えて伝わったのではないかと感じて嬉しかったです」と笑顔で語る。三浦さんは、橋本さんと2歳違いの幼なじみ役を演じたが「どう見ても2コ下には見えないですね…。すいません、もうすぐ30になるんですけど…」と申し訳なさそうに漏らし、会場は笑いに包まれた。いち子の親友役を演じた松岡さんはNHKの朝ドラ「あまちゃん」、日本アカデミー賞作品賞受賞の映画『桐島、部活やめるってよ』など話題作で橋本さんと共演してきたが「橋本愛とは15、16歳で出会って3回目の共演ですが、やっと笑い合って同じシーンをやれる役をいただきました。2人が岩手で暮らしたらこんな感じです」と嬉しそうに語った。そして、舞台挨拶の途中で、完全サプライズで2日後の2月16日(月)に20歳の誕生日を迎える松岡さんのために用意された特製のケーキが登場!映画にちなんで、チョコレートを畑の土に見立て、ニンジンなどの野菜が育つ農園風にデザインされたもの。松岡さんは「この映画は橋本愛が踏ん張っている作品なので、(自身への祝福に)まさかなと思って、いま『愛、誕生日いつだっけ?』と確認してしまいました(笑)」と驚いた様子。さらに橋本さんは「まだ出会って4年なのに、ずっと昔からの親友のようでした。(松岡さんは)立派なので、やっと成人なんだと驚いています(笑)。茉優が近くにいてくれたから頑張れたことがたくさんありました。一緒に素敵な大人、女性、役者になりましょう。大好きです!」とエールを込めた手紙を朗読し、がっしりと松岡さんを抱擁!松岡さんは「松岡、ハタチになりました!」と笑顔を見せつつ、感激のあまり何度も目元をぬぐい、客席からも祝福の温かい拍手が沸き起こった。『リトル・フォレスト 冬・春』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リトル・フォレスト夏・秋 2014年8月30日より全国にて公開(C) 「リトル・フォレスト」製作委員会リトル・フォレスト冬・春 2015年2月14日全国より全国にて公開(C) 「リトル・フォレスト」製作委員会
2015年02月14日橋本愛を主演に迎え、「夏・秋・冬・春」の4部作で綴った映画『リトル・フォレスト(英題:little forest)』が、第65回ベルリン国際映画祭に正式招待され、現地・ベルリンにて2月10日(現地時間)、「夏」と「冬」の上映が行われ、橋本さんと森淳一監督が出席した。都会で自分の居場所を見つけられない主人公・いち子(橋本愛)が、故郷の山村“小森”に帰り、自給自足の生活をしながら生きる力を充電していく姿を、旬の食材を生かした日々の食事と共に描いた本作。ベルリン国際映画祭では、世界各国より「食」にまつわる良作が選出される「キュリナリー・シネマ」部門での出品となった。初の海外映画祭への参加となった橋本さんは、この日、華やかな着物姿で登場。着物は戦前のアンティークものだそうで、“打ち出の小槌”などの日本の昔話をモチーフとした柄がちりばめられ、帯には手刺繍で「唐獅子」のモチーフがほどこされた艶やかな装いとなった。挨拶を求められた橋本さんは、「初めまして、橋本愛です。私にとって初めての海外映画祭参加がこのベルリン映画祭という素晴らしい場所で、この映画を上映する機会をいただけたことを大変光栄に思います。ありがとうございます。そして、今日という日が私にとって忘れられない一日になることを実感しています。本作で日本の表情豊かな風景と、自然と共生しているからこそ生まれた食の魅力が伝われば嬉しいです。本当にありがとうございました」と流暢なドイツ語を披露し会場を沸かせていた。また、「食」にまつわる部門とあって、上映後にはミシュランガイドで二つ星を獲得し、昨年「German Cook of the Year」に輝いたドイツ屈指の有名シェフのミハエル・ケンプ氏が本作にインスパイアされて作ったという特別メニューがアフターディナーとして振舞われた。この贅沢なディナーに、橋本さんは「日本でよく食べる食材が、いつもとは違う味付けや形、組み合わせとなって出てきたのが面白く、ドイツではこのように調理されるのだろうか、ドイツ人の口にはどう感じられるのだろうか、映画をご覧になった方たちが、この料理を食べてさらに『リトル・フォレスト』を楽しんでくれているといいななど、色々と想像するのも楽しかったです。どれもとても味わい深いお料理でした」と満足そうな表情を浮かべていた。『リトル・フォレスト冬・春』は2月14日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リトル・フォレスト夏・秋 2014年8月30日より全国にて公開(C) 「リトル・フォレスト」製作委員会リトル・フォレスト冬・春 2015年2月14日全国より全国にて公開(C) 「リトル・フォレスト」製作委員会
2015年02月12日橋本愛が約1年間に渡って岩手県でオールロケを敢行し、生きるために食べ、食べるために作る“春夏秋冬” の生活を描いた『リトル・フォレスト』。先日1月28日(水)、完結編となる『冬・春』の最速上映会が岩手県にて開催。感謝の意を込めて森淳一監督と現地入りした橋本さんが、翌29日には、実際に撮影を行ったロケ地を“恩返し”で訪れ、橋本さん自身が植えたもち米で餅つきを披露した。本作は、「月刊アフタヌーン」に連載された五十嵐大介の原作コミックを、原作の舞台と同じ岩手県の奥州市衣川区でオールロケを行い映画化。四季の移ろいで様々な表情を見せる美しくも厳しい里山の風景と、さまざま旬の料理とともに描かれる、生きる力を充電していく橋本さん演じるヒロインの様子が話題を呼んでいる。1月28日、フォーラム盛岡にて開かれた『リトル・フォレスト 冬・春』の最速上映会では、舞台挨拶の冒頭から、橋本さんが「みなさん、夕飯は済ませてますか?映画を観るとお腹がすきますよ」と挨拶。客席から笑いが起こる和やかな雰囲気でスタートした。『HOME 愛しの座敷わらし』で遠野、「あまちゃん」で久慈、そして本作で奥州市と、3度も岩手県が舞台の作品に出演してきた橋本さん。「それぞれの地域ごとの特色があって豊かだと思いました。そして岩手は広い!大きい!『あまちゃん』の撮影後に『リトル・フォレスト』の現場へ移動したときがあって、久慈から奥州市衣川区へ車で移動したときに、同じ県内なのに3時間かかり、風景も海から山へ変わってビックリしました」と、懐かしそうに当時をふり返った。「映画の中で美味しかった岩手の郷土料理は?」という質問には、「私の故郷の熊本の郷土料理で“だご汁”という料理があって子どもの頃から大好物だったのですが、岩手の郷土料理“ひっつみ”を食べたとき、すごく似ていて懐かしさを感じると同時に美味しさにあらためて感動しました」とコメント。「あと、“がんづき”ですね」と橋本さん。本作の終盤には郷土の伝統舞踊 “神楽”を披露しているが、その練習のため1か月間毎週、一関市に通った際、大森神楽保存会の方々による手作りのがんづきでパワーをもらっていたという。また、翌29日には、撮影終了から1年ぶりとなるロケ地、奥州市衣川区大森を訪れた橋本さん。お世話になった地元のみなさんと再会を果たし、うれしそう。この日は、劇中で橋本さん演じたいち子が実際に植えたもち米を使い、もちつきが実施された。「愛ちゃんの作ったもち米だよ」と地元のお母さんに言われるや、「えー!だったら絶対、餅つきしたい!」と自ら挙手、「杵は5kgくらいあるが大丈夫か?」と聞かれても、「私、結構、力仕事は得意です!」と自信満々。しかし、やり始めて5回ほどついたところで、「限界…」とギブアップ。それでも「(劇中で披露した)薪割り同様、餅つきも大変上手」と褒められていた。そして、劇中にも登場する岩手の郷土料理ひっつみや、納豆餅などをいただくなど、地元の方々との交流を楽しんでいた橋本さん。自分で植えたもち米を、自分でついて出来上がった納豆餅には「つきたてが柔らかくて一番美味しい」とパクパクと平らげ、大満足といった様子。地元のお母さんたちから「娘が帰ってきたみたいで嬉しい」とも言われ、橋本さんは終始、笑顔を見せていた。『リトル・フォレスト夏・秋』は1月28日(水)よりDVD&BDリリース。『リトル・フォレスト冬・春』は2月14日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リトル・フォレスト夏・秋 2014年8月30日より全国にて公開(C) 「リトル・フォレスト」製作委員会
2015年01月30日