「森田望智」について知りたいことや今話題の「森田望智」についての記事をチェック! (11/11)
「ルシアン ペラフィネ(lucien pellat-finet)」はデザイナーの森田恭通によるコラボレート作品を発表した。13年に公開のクリスタル花瓶に続くコラボ作品として発表されたのは、クリスタルガラス製の切子グラス。ルシアン ペラフィネのアイコンであるスカル柄があしらわれており、価格は5万5,000円。発売は10月下旬を予定している。
2014年10月03日女子高生の集団妊娠というショッキングな事件を描いた話題作『リュウグウノツカイ』が8月2日(土)に公開を迎え、主演の寉岡萌希、武田梨奈を始めとする女子高生役のキャスト10名とウエダアツシ監督が、劇中にも出てくるリュウグウノツカイを手に舞台挨拶に臨んだ。アメリカで実際に起きた10代の少女たちの集団妊娠事件を題材に、開発によって不漁となりさびれた漁村で、女子高生たちが巻き起こす“反乱”を爽快に描き出す。寉岡さん、武田さん、ウエダ監督に加え、佐藤玲、樋口明日香、石崎なつみ、菅原瑞貴、相葉香凛、高木古都、小野木里奈、森田望智も登壇。劇中さながらの和気あいあいとしたムードで舞台挨拶は進む。寉岡さんは「初めての経験をいろいろとさせてもらった」と述懐。「同世代の子たちに囲まれての現場も初めてだし、スタッフさんがこんなに少ないのも初めて(笑)。男の人のほっぺたを引っぱたくのも初めてだったし、空手をやっているコ(=武田さん)に引っぱたかれるのも初めてで、楽しい現場でした」と微笑む。作品については「こういう事件、現実に起きてはいけないことなので、マネしちゃダメだけど(笑)、女子高生たちの心に起きたことを問題視し、問題提起として観ていただければ」と呼びかけた。武田さんは「夏休みに入ったばかりで『るろうに剣心』とかも公開されている中で、来てくださってありがとうございます」と劇場に足を運んだ観客への感謝を口にする。アクションのイメージが強い武田さんだが、本作では等身大の女子高生やくということで「こんなに構えずに現場に入ったのは初めて。あまりにみんなでうるさくて、プロデューサーの視線を感じたりしましたが(笑)、リアルな女子高生っぽい感じが出ていると思います」と胸を張った。10人の中で実は、唯一の現役高校生である森田さんが「周りは大人のお姉さまばかりでしたが、見ての通り、大人とは思えないハッチャケぶりで、面白い現場でした!」と言えば、“年長組”の高木さんは「23なのに普段から28,29に見えるとか言われるフケ顔なんですが(苦笑)、長い髪をボブにしたら、余計に老けちゃって…そうしたら女子高生役が来て大丈夫か?って感じで出演しました」とあっけらかんと語り、劇場は笑いに包まれていた。撮影当時、公開も決まっていなかったが、今年の「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」で高評価を得て、自主興行ながらも2週間限定の公開にこぎつけたウエダ監督は、壇上の女優陣のパワーに圧倒されつつ感慨深げ。「いろんな捉え方ができる映画だと思うので、何度も観ていただけたら」と呼びかけた。『リュウグウノツカイ』は新宿K’sシネマにて2週間限定で公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リュウグウノツカイ 2014年8月2日より新宿K’s cinemaにて公開(C) 2014 slash / nomadoh All Rights Reserved.
2014年08月03日嵐電(らんでん)の名称で親しまれている京都の京福電気鉄道・嵐山駅が、13日のリニューアルに先駆けてプレスに公開された。デザインは伊勢丹新宿店のリモデルなどを手がけた森田恭通。2002年に同氏が行った第1期の駅舎改修から11年が経過し、駅周辺への集客計画が順調に推移、今回は駅のコンコース自体に創造性を持たせ、“エキナカ”効果を狙ったデザインとなっている。今回のリニューアルでは駅構内と周辺エリアの一体化を実施。街と駅を仕切っていた改札口を撤去し、ホームと線路の周囲を“広場”として、ベンチなどを設置し、誰でも自由に回遊・滞在できる「電停のある小さな街」を実現した。2002年に改装した駅正面(西口)が「はんなりゾーン」として3,000本の竹と京都の銘店街で構成したのに対し、今回改装を実施したコンコース側は「ほっこりゾーン」として新たに駅東口を新設。「キモノフォレスト」と呼ばれる友禅をLEDで透過させたアクリルポールを約600本林立させ、日没以降には、入舎する車窓からも幻想的な風景が広がるエンターテイメント性を持たせた。また、コンコース内に嵐山温泉の足湯、駅前の天龍寺にちなんだ「龍の愛宕池」にはカスタムペインターの倉科昌高作の龍を設置、震災復興を願う「福島三春町の滝桜」も植栽された。北側コンコースに新た導入されたテナントには宇治茶の産地の和束町と京福電鉄のジョンイントベンチャーの日本茶カフェ&バーも出店されるなど「従来、あまり訴求できていなかった日没以降の嵐山エリアの魅力を打ち出せれば」と京福電鉄の鈴木浩幸・事業推進部部長。「日本の駅のパブリックゾーンの白い光の空間が僕自身苦手で、今回のリニューアルでも自分自身の得意とする“光”をデザインのテーマに置いた。外国の観光客が訪れて、京都らしいと感じる駅の必要性を以前から感じており、“ザ・キョウト”の嵯峨嵐山でのランドマークになれば」と森田恭通氏は話す。
2013年07月12日昨年末に急逝した、森田芳光監督をトリビュートしたMOOK本「ぴあ 森田芳光祭 ~全員集合! モリタ監督トリビュート~」の出版を記念し、12月9日(日)、特集上映イベントが銀座シネパトスで行われ、森田監督作『間宮兄弟』で主演を務めた佐々木蔵之介と塚地武雅(ドランクドラゴン)がトークショーを行った。この日の特集イベントでは、『の・ようなもの』(’81年)、『家族ゲーム』(’83年)、『それから』(’85年)、『間宮兄弟』(’06年)の4作品の上映と併せて、『間宮兄弟』で兄弟役を演じた佐々木さんと塚地さんが撮影当時に着用していたパジャマ姿で登場。登壇前のトークでは、「兄弟として再会するのは6年半ぶりだけど、何の違和感もないね」と笑顔を見せ、「6年半ぶりに『間宮兄弟』の舞台あいさつをするとは思ってもみなかった。こういう機会を作っていただいて、僕たちも会場のみなさんも、そして監督も喜んでいると思います」(佐々木さん)、「僕は森田監督によって確実に人生を変えられ、お芝居の道を切り開いてもらった。今日は感謝の気持ちを込めて登壇したいと思います」(塚地さん)と、それぞれに再会した胸の内を語った。この日の会場には、京都や愛知など全国から森田監督を偲ぶファンが詰めかけた。そんなファンたちの熱い質問にも6年半ぶりとは思えない、息の合った掛け合いを見せた2人。本作で本格的な映画デビューを果たした塚地さんは、「森田監督のおかげで演技の仕事が増えました。僕は監督の“秘蔵っ子”だと思ってます(笑)」と宣言。また、「うわさで、監督が松田優作さんと殴り合いのケンカをしたと聞いて、めっちゃ怖い人だと思っていたけど、実際にお会いしたらすごくシャイな方だった」、「撮影中の思いつきがとても多くて、いきなり着ぐるみやタライが出てきて驚いた」などなど、森田監督との思い出を明かした。さらに、森田組の撮影現場で「この作品のテーマでもある“おもてなしの心”を教わった」とふり返る2人。「森田組は、僕たちキャストがやりやすいような現場を作ってくれて、いつも“おもてなし”があった。監督からも『今後生きて行く中でも、“おもてなし”はとても大事なこと』と言われ、僕の中でその言葉は常にある」と佐々木さんは感謝を口にし、会場は温かい拍手に包まれた。MOOK本「ぴあ 森田芳光祭 ~全員集合! モリタ監督トリビュート~」は全国書店にて発売中。「ぴあ 森田芳光祭 ~全員集合! モリタ監督トリビュート~」発売中価格:1,470円(税込)発刊元:ぴあ株式会社■関連作品:僕達急行 A列車で行こう 2012年3月24日より全国にて公開© 2012『僕達急行』製作委員会
2012年12月10日グループを卒業し、女優業に注力アイドルグループ、アイドリング!!!のメンバーである森田涼花が、今月末の5月30日に行われる、Zeppダイバーシティ東京公演をもってグループを卒業することが分かった。2008年4月より2期生として加入し、アイドリング!!!11号として活動を続けてきた人気の彼女。これからはひとり、森田涼花として活躍することを目指していくこととなる。放送内で電撃発表この卒業は、3日深夜に放送されたバラエティ番組「フジテレビからの!」(木曜深夜1:55)のなかで電撃発表され、公表されたもの。放送後には、本人もオフィシャルブログを通じて報告をおこない、思いをつづっている。ここでは、これまで支えてきてくれたたくさんの人たちへの感謝を述べ、今後は女優業に注力し、前へと進んでいきたいと、これからについても熱く語られている。現在放送中の日中韓合同で制作されたWOWOWドラマ「ストレンジャーズ6」にも出演するなど、すでに女優としての力量を発揮しつつある彼女。今後の活躍も楽しみだ。元の記事を読む
2012年05月05日セイコーインスツルは17日、日本を代表するカーデザイナー和田智氏がデザインを手がけたウオッチ「W(ダブリュ)」を発表した。各界で活躍するデザイナーとのコラボにより独創的なウオッチを展開しているISSEY MIYAKEウオッチ・プロジェクトの新作。6月に発売する。和田氏は「Audi A5」をはじめ、アウディを代表する車のデザインを手がけてきたことで知られる。同氏が「W」に込めたコンセプトは「伝統的な日本の美意識をベースにしたミニマルな精神」。白や黒を基調としたダイアルの色使いや、ムダがなくすっきりとした文字盤デザインなど、最小限の機能性に美を追求する日本の精神を表現した。一方で、計器類を連想させる文字盤や針、自動車のアルミホイールからインスパイアされたという硬質感を感じさせるケースなど、カーデザインの要素も取り入れられている。視認性を考慮したという直径43mmの大振りな文字盤もユニークだ。ケースはステンレススチール、バンドはステンレススチールまたは皮革。ダイアルの色は、ブラック、ホワイト、シルバーの3色。大きさは直径43mm、厚さ12.8mm。価格は3万9,900円から4万7,250円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月18日3月14日にアルバム『愛の夢』をリリースし、クラシック日本人ピアニストとして史上最年少CDデビューを果たした牛田智大。12歳の天才少年として話題のピアニストの本格的デビュー公演が、7月に開催されることが決定した。「牛田智大 デビュー ピアノ・リサイタル」の公演情報両親の仕事の関係で上海にわたった3歳の頃より、ピアノを弾きはじめたという牛田智大。弱冠5歳にして上海市で行われたコンクールで1700人の中から1位に輝く。さらに若きピアニストの登竜門「ショパン国際ピアノ・コンクール IN ASIA」年齢別出場部門において、8歳から12歳までの5年連続で1位を獲得。また今年2月に行われた第16回浜松国際ピアノアカデミー・コンクールでは、19歳のイタリアの女流ピアニストと1位を分かち合い、同アカデミー音楽監督の中村紘子や世界的ピアニストのラン・ランからもその才能を絶賛されている。昨年10月に放送されたテレビ朝日『題名のない音楽会』出演を機に、注目度も急上昇の牛田智大。本格的デビュー公演となるピアノ・リサイタルは、7月17日(火)に東京オペラシティ コンサートホールにて開催。チケットの一般発売は3月31日(土)10時より。また一般発売に先駆け、チケットぴあではインターネット先行先着プリセールを3月27日(火)10時より受付開始。■牛田智大 デビュー ピアノ・リサイタル【日時】7月17日(火) 19:00開演【会場】東京オペラシティ コンサートホール:タケミツメモリアル (東京都)※本公演は20:00終演予定(休憩無し)
2012年03月26日森田芳光監督がスクリーンに映し出すキャラクターたちは、とても人間味がある。そして監督はいつもちょっとだけ時代の先を歩き、観客に道しるべを作ってくれている気がしてならない。1981年に『の・ようなもの』で映画監督としてデビューを飾り、『家族ゲーム』、『それから』、『(ハル)』、『失楽園』、『模倣犯』、『阿修羅のごとく』、『間宮兄弟』、『椿三十郎』、『武士の家計簿』など、数多くの名作を送り出し、映画と人を愛した。そんな監督が「この1作目がヒットしたら、シリーズものにしたいんだよね」と、ぽつりとつぶやいていた最新作が『僕達急行 A列車で行こう』だった。森田監督が最後に遺してくれた道しるべは、趣味というごく普通に日常にあるものが、実は宝物であると気づかせてくれる、そんなハートフル・コメディ。本作は2009年の『わたし出すわ』に続く、森田監督自身によるオリジナル脚本。「これからは趣味の時代になる」と、十数年前から温めてきた企画だ。「鉄道ファンとして、僕はまだ末端の立場だけれど、鉄道好きの中に参加できたことが何だか嬉しくて。今このタイミングでこの映画を作ったのは、テレビ放送の多チャンネル化の影響もありますね。というのは、僕はいつも有線放送を聴いたり、CSの番組を見たりしていて、あるとき鉄道の番組ってものすごく多いことに気づいた。これを映画にしたらファン層も広がっていくんじゃないかなって。鉄道という趣味をテーマに、ひとつの時代性として、趣味に生きる2人の物語をやってみよう、そう思ったんです」。趣味と鉄道を切り口に森田監督のイマジネーションは大きく膨らみ、松山ケンイチと瑛太という日本映画界を引っぱる若手実力派の2人が主人公に選ばれた。松山さんは『椿三十郎』、『サウスバウンド』に続く3度目の森田作品の参加となるが、どんな現場かを知っていても「毎回、びっくりさせられる」と撮影の日々をふり返る。「この役ってこうなっていくんだ!こういうふうな動きをするんだ!と、いつも驚かされるんです。ああいう演出方法は森田監督だけ、森田監督に似ている監督なんていないですね。僕は監督の作品に出るのはこれが3作目で、その間にもほかの作品をやらせてもらって(経験を積んで)いますが、森田監督の現場ではそれがまったく通用しないんです(笑)。瑛太さんと2人で本読みをしているときも──『違うんだよ、セリフは言い方も重要でね。ちょっと言ってみるからね…』って、監督自らセリフを言ってくれる。それが僕らの何十倍も何百倍も面白いんですよ。だから、森田監督の演じてくれたものに追いつこうと必死でした」。悔しそうに、でも嬉しそうに語る松山さんの話を、隣ではにかみながら聞いている森田監督は、続けて俳優・松山ケンイチだからこそ任せた主人公の小町像をこう説明する。「僕が目指している笑いのツボって、瞬間芸的なものではなく、映画のストーリーに沿った人間的な笑いなんです。人間の正直さって、真面目にやればやるほど可笑しいわけで、それを松山くんならやってくれるだろうと思った。一流会社に勤めているけれど素朴で、かつ趣味を大切にしていて、名誉とかのために働いているふうでもなく、そういう現代のエリートですね、小町は」。「俳優といっても自分の人格にないものは演じきれない」という森田監督の言葉は、キャスティングも重要であると伝えている。ちなみに、松山ケンイチ&瑛太の組合せは、脚本の段階から思い浮かべていたそう。「どっちがサラリーマンでどっちが労働者かっていうのは難しいところではあったんですど、悩んだのはそれぐらいかな。コンビものとしては、これまでに『間宮兄弟』を作っていますけど、今回はああいうテイストの面白さではなく、2人がピュアゆえの面白さ、少し違った面白さを目指したんです。面白いコンビではなく、心が温まるコンビっていうか、そのコンビがふと笑いを誘うというかね。コメディと言いながらも違った作戦なんです」。人間臭さを深く探り、観察し、繊細に映し出していく。森田監督のコメディセンスが唯一無二と言われるのは、そこにある。コメディを描くうえで、森田監督が一番にこだわっているのはニュアンスだ。「愛しているとか好きだとか、おはよう、おやすみといった日常会話にしても、人によってニュアンスって違いますよね。僕は昔からニュアンスのことばかり考えているんですよ。大切なのは、言葉そのものが持つ意味ではなく、ニュアンスだと思うから。事実、台本上に書かれているしゃべり(セリフ)自体はそんなに面白いものではないんです。役者さんがニュアンスをもってしゃべっている、そうすると同じセリフでも意味が違ってくる、それが面白さにつながるんです」。話を聞けば聞くほど、森田監督の緻密さが浮き上がってくる。松山さんの「監督に追いつこうと必死だった」という言葉も納得だ。また、十数年温めてきた企画を主演・松山ケンイチに託したことにも、もちろん理由がある。取材前の雑談で「彼とはもう3回目になりますからね、彼のことはすべて知ってますよ、すべてね(笑)」と冗談っぽく話していた言葉が、実は核心だったりする。何度もタッグを組んだ相手だからこそ、託したものとは──。「電車が遅れて、近くの駅を知っているからって女の子をナンパする、それって考えてみたらものすごく変な話じゃないですか。すごく軽くてバカみたいな男でしょう(笑)。おまけに、『ココまで来たら世界のどこへだって行けるよ』っていうセリフをしれっと言えちゃう、それが小町なんです。松山くんをよく知っているからこそ、この小町という役を頼めたんですよね」。照れくさそうに頭をかきながら、松山さんも言葉を足す。「そう、大きいこと言っているけれど、けっこうスケール小さいんですよ、小町って(笑)。そういう面白さが小町にはたくさんあって演じていても楽しかったですね。あと、僕が好きなのは、写真を撮っているそばでスプーン曲げをしている人がいたり、会議をしている最中にブナの話をしたりするナンセンスなシーンが好きなんです。映画のテーマとは全然関係ないんだけど(笑)」。そんな松山さんのコメントに「嬉しいなぁ」と喜びを噛みしめる森田監督。「そう、映画と全然関係ないんだけどね、僕もナンセンスは大好きですね。部屋探しのマンションで不動産屋さんに『跳んでみてください』って言うシーンとか、あれはけっこう自信あるんですよね(笑)。松山くん、やっぱりいいとこ見てるなぁ」。たとえば、恋人選びの項目に「笑いのセンスが一緒の人」を挙げる人が多いように、笑い、ニュアンス、空気…言葉にすると曖昧なものこそが、価値観と言えるのかもしれない。ということは、森田監督と松山ケンイチは、もちろん相思相愛!最後にもうひとつ、森田監督は『僕達急行 A列車で行こう』の観客のために、ある招待状を添えた。それは誰もが映画の主人公になれるという、監督らしいアイディア。「この映画のテーマは、ひとつの趣味を持つことで、その趣味をきっかけに会話につながって、友達もできるという基本的なことなんです。今回は電車だったけれど、飛行機でもガーデニングでも同じように映画が作れると思う。それから、多くの映画の場合は、主人公になりたくてもなれない、できないことの方が多いじゃないですか。けれど、この映画の主人公たちには誰もがなれるんです。電車に乗って、景色を眺めながら『RIP SLYME』の曲を聴けば、誰でも松山ケンイチ=小町になれるんですよ(笑)」。2011年7月某日(photo:Toru Hiraiwa/text:Rie Shintani)特集:私も発見、仕事と恋と、好きなコト。■関連作品:僕達急行 A列車で行こう 2012年3月24日より全国にて公開© 2012『僕達急行』製作委員会■関連記事:いよいよ発進!『僕達急行 A列車で行こう』モバイルポーチを5名様にプレゼント松ケン&瑛太がキュートなイラストに!『僕達急行』映画史上初の試みの前売り鑑賞券松ケン&瑛太も大喜び “僕達急行ラッピング電車”が京急線で運行中!恋と仕事と好きなコト『僕達急行A列車で行こう』女性限定試写会に25組50名様ご招待松ケン&瑛太が再共演の誓い 森田監督の遺作『僕達急行』が発進
2012年03月22日ドラマ「家政婦のミタ」(日本テレビ)の次女役を演じて人気を呼んだ子役の本田望結(みゆ)が、映画『長ぐつをはいたネコ』のためにダンスユニット“長ぐつ隊”を結成。2月26日(日)に、これまで練習してきた「長ネコダンス」を初めて披露した。人気シリーズ『シュレック』に登場する“長ぐつをはいたネコ”ことプスを主人公にした本作。シュレックと出会う以前のプスの冒険、なぜ彼が長ぐつを履くようになったかといった秘密が明らかになる。望結ちゃんは、小名和弥と宮崎厚輔を従えて登場。劇中でも使用されるレディ・ガガの「アメリカーノ」に乗せて、猫の1日を表現しているというキュートなダンスを披露した。踊り終えた望結ちゃんは「たくさんの方がいるので緊張するかなと思ったけど、楽しかったです」と満面の笑み。猫をイメージしたフワフワの衣裳にピンクの長ぐつ姿で「ネコちゃんになった気分です」と嬉しそうに語った。振り付けを担当したのは、「ポッキー」のCMなど数々の振り付けを手がけてきた香瑠鼓(かおるこ)。望結ちゃんについて「プロですね。想像力が素晴らしい」と絶賛した。この日は以前に行われた本作のヒット祈願イベントにも登場した猫のプスプスくんとご対面。マントと長ぐつを身に着けたプスプスくんを抱き上げ「かわいい」と微笑んだ。元々、猫が大好きという望結ちゃんだが、家ではすでに犬を飼っているとのこと。お母さんに猫を飼うようにお願いしても「『犬だけで十分』って言われます…」とちょっぴり残念そう。現在、小学校1年生だがドラマのおかげで学校でも有名人のようで「みんなに(『家政婦のミタ』で演じた)希衣ちゃんって呼ばれて嬉しいです」とニッコリ。声優にも興味があるようで「動物の役をやってみたいです」と意欲を見せていた。なお、望結ちゃんらは本作の公開初日の舞台挨拶で、声優を務めた竹中直人、勝俣州和と共にこの日披露した「長ネコダンス」を踊る予定。『長ぐつをはいたネコ』は3月17日(土)より全国にて公開。■関連作品:長ぐつをはいたネコ 2012年3月17日より全国にて公開PUSS IN BOOTS (R) and © 2011 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.■関連記事:猫ひろし、猫神社での映画ヒット祈願に猫を抱いて登場するも実は猫アレルギー!A・バンデラス、サルマ・ハエックとの相思相愛明かす『長ぐつをはいたネコ』の裏話ネコ史上最大の大冒険!『長ぐつをはいたネコ』独占試写会に20組40名様ご招待人間以上にバトル過熱化?巨匠&名優が擁立する、アカデミー賞級の“犬”たち竹中&勝俣、「家政婦のミタ」次女との共演にノリノリ!
2012年02月27日光インターネット接続サービス「UCOM 光」キャンペーン記者発表会が2月15日、都内にて行われ、同サービス初代キャンペーンキャラクターに決まった山口智充が登場した。“ギガぐっさん”の必殺技写真山口は、CMで演じるネット世界のスーパーヒーロー“ギガぐっさん”として、光り輝く衣装を身にまとい登場。「こういうのを着ると、いつまでも男心をくすぐりますね。ステージにあがる前もこうやって…」と、効果音を交えながらポージングを披露した。CGを駆使したCMについては「自分がこういう世界のなかで生き生きと動く姿を見ると、ほんとに嬉しく思います。撮影も非常に楽しかったですね! ヒーローになった気分」と満面の笑みをみせた。最後に“ギガぐっさん”の必殺技「ギガぐっサンダーフラッシュ」「ギガぐっさん アップクライム ボンバー」を披露し、「みなさまのネットライフを安全に快適にパワフルに、光ぶっとくサポートさせていただきます!」と力強く宣言した。世界で初めて光インターネットサービスを提供した「UCOM 光」は、“光ぶっとい”をキーワードに、インターネットの利用用途に応じて、100Mbpsと1Gbpsを選択することができる「UCOM 光 マンション全戸一括タイプ 100 メガ/1 ギガ セレクトプラン(仮称)」サービスを首都圏ほか一部の地域で3月1日(木)より販売開始する。サービスエリアは順次拡大予定。山口が出演する新CM「ネットのヒーロー ギガぐっさん登場」篇は、2月20日(月)よりJR東日本、東京メトロ、東急電鉄、JR西日本の車内ビジョンにて順次放送される。
2012年02月15日『家族ゲーム』や『失楽園』、『阿修羅のごとく』などシリアスドラマからヒューマンコメディまで、数多くの名作を世に送り出した名匠、森田芳光監督。昨日、12月20日(火)に急性肝不全のため急逝された森田監督の訃報を受け、『失楽園』で主演を務めた役所広司、そして森田監督の遺作となった来年公開の『僕達急行 A列車で行こう』でW主演を務める松山ケンイチ、瑛太の両名よりお悔やみのコメントが届いた。渡辺淳一原作の男女の不倫ドラマを映画化し、社会現象となるヒットを記録した『失楽園』(’97)。本作で森田監督と共演した役所さんは、このたびの訃報を故・市川森一の告別式のときに知ったといい、「ショックです。自分にとって大切な監督でした。また、森田監督作品に参加するのを楽しみにしていたのに、残念でたまりません」と悲痛な胸の内を打ち明けた。また、公開を待たずして遺作となってしまった『僕達急行 A列車で行こう』。本作は幼い頃から好きだった鉄道を題材に、森田監督がオリジナル脚本で挑んだ渾身の一作である。主演の松山さんは、「いままで毎年のようにオリジナル作品を精力的に作られてきた偉大な監督。そのどれもが監督独特の台詞回しや笑い、思わずニヤリとしてしまうキャラクターに、いつも暖かい気持ちと前向きな気持ちをいただいていました。もう森田監督の新作を観ることができないこと、森田監督と一緒に仕事ができなくなること、もう世の中を独特な視線から見て話している森田監督の言葉が聞けなくなること、そんなことが頭いっぱいに広がってきて、悲しくなります」とあふれる気持ちを吐露。さらに、本作の撮影当時をふり返り「森田監督は、趣味を持たない人間の怖さという話をしていました。趣味を持つことで繋がりができ、つながることで様々な障害やジャンルを越え助け合うことができると解釈しました。その繋がりというものがいま、僕の人生のテーマでもあるし、僕が演じるキャラクターに込めたい想いでもあります。森田監督から沢山のモノをいただきました。これからも森田作品からたくさんのモノをいただくと思います。でも、やっぱり寂しいです。心から監督のご冥福をお祈り申し上げます」とコメントを寄せた。瑛太さんは、「突然の知らせにびっくりしています。『僕達急行 A列車で行こう』の公開時には松山くんを交えていろいろとお話をしたいと思っていました。初めてお会いしたときから、映画を愛し、人間を楽しむという森田監督独自の世界観に心を強く揺さぶられていました。監督の作品に携われたことを自分の胸に深く刻んで、これからも俳優として歩んでいきます。心よりご冥福をお祈り致します」と故人を偲んだ。映画『僕達急行 A列車で行こう』は2012年3月24日(土)より全国にて公開予定。ご冥福をお祈りいたします。■関連作品:僕達急行 A列車で行こう 2012年3月24日より全国にて公開© 2011『僕達急行』製作委員会■関連記事:松山ケンイチ、大河ドラマ「平清盛」放送目前で気合を注入!松山ケンイチ、中井貴一演じる父親が理想の父親像?松山ケンイチが船上で加藤浩次と死闘!「平清盛」呉ロケを公開深田恭子、平清盛の妻に抜擢!大河ドラマ「平清盛」女性キャストついにお披露目逆境に強そうな俳優ランキング1位は水嶋ヒロ!結婚、独立…逆風でのパワーに共感
2011年12月21日舞台から映画、TVドラマ、バラエティ番組まで、その流暢な語り草とスパイスの効いたキャラクターで、独特の存在感を示す八嶋智人。昨年公開された『秋深き』で映画初主演を飾った彼が今回、ノスタルジーあふれる篠原哲雄監督の最新作『つむじ風食堂の夜』で二度目の主演を果たした。名前のない、「私」という役を通して見えてくる、役者・八嶋智人のこだわりとは――。大人だけれど少年の心を抱えたままの、どこかファンタジーの主人公を彷彿とさせる「私」。原作者の吉田篤弘によれば、この「私」はまさに八嶋さんをイメージして書かれたそうだ。自身をイメージして作り出された役を演じるというのは、どんな心境だったのだろうか?「お話が『私』という、誰でもない役だったので、いろんな人が『私』という人物とダブればいいという部分はありましたね。どういう風に生きて、これからどこへ向かっていくのか、自分探しみたいなものを、頭で分かってても生理的に受け入れられるような瞬間に、ようやく地に足がついて一歩踏み出せる。そんな瞬間が最後に訪れる映画なので、僕自身は、感じるということ、刺激を受けることに対して嘘がないようにやるのが一番重要なんだろうなと思ってやってました。その分、周りの方々は個性の強いキャラクターなので大変だったと思いますよ。(帽子屋役の)下條(アトム)さんは、ありもしないものを『ある』って言ったり…、でもそれが『声のマジック』みたいなものかもしれませんが、リアリティをもってくるんですよ。すごく助けていただきました!」八嶋さん曰く、「普遍的なものが凝縮された“旅”のような映画」という本作。撮影は和洋折衷の雰囲気漂う函館で行われたが、独特の空気に誘われるように、「私」は個性あふれる人々と出会っていく。中でも月船さらら扮する女性・奈々津との、微妙な距離感のあるやり取りの間に見せる、八嶋さんの少年のような表情が印象的だが、2人の関係はどうやって築いていったのか?「月船さんも演技のバランスを迷っていて、8日間しか時間がなかったのでお話した方がいいかなと思って、『僕の好みとしては、がーっと泣いたり感情的なところを、劇的だけどもうちょっと抑えてる方が好きです』と最初に言って。無責任に言ったんですけど(笑)、すごく考えていただいて、リハーサルからすごく変わりましたね。『この女優さん、すごい対応力だな』と思いました。物語の中でも、彼女は『芝居をやりたくても出来ない』という役なのですが、宝塚のトップをやられていた月船さんもちょうどその頃に、『もっとちゃんと自分たちで考えた芝居をしたい』って作家に直談判して、小さな劇場で舞台をやるって話していて。映画のまんまじゃん!って(笑)。僕以外にもたくさんの縁がある作品だなと思いました」。現実から目を背けるではないが、どこか夢見がちなところを秘めた「私」は、この一期一会を通して、先ほども出てきたように「地に足つけて」一歩を踏み出していく。この人生の“ターニングポイント”について八嶋さんは語る。「全部が繋がっているから今ここにいる、ということが僕は大きいような気がして、この映画をやって余計にそう思いました。ここにいてもどこにでも行ける、“タネも仕掛けもございません”というようなイメージを自分の中に持つこと。それが行き過ぎると夢見がちになってしまうのですが、そのどっちにおいても己の分が分かるという、地に足が着いた瞬間がターニングポイントだと思うんです。それは僕にとっては、作品に向かう自分のあり方、家族が出来た瞬間や子供が出来た瞬間というのがターニングポイントになってますね」。これまで数々の作品で、バイプレーヤーとして唯一無二の存在感を示してきた八嶋さん。だが『秋深き』、そして本作と主演作が続き、また新たな演技の“ルート”が見つかったという。「『エドモンド』(’05)という人生初の主演の舞台のときに、それまでは“受け身でいる”ということが全くなくて“攻撃が最大の防御”というところがあって(笑)。仕掛けていくという演技体を突き進んでいたんですけど、あらゆることを封じられたんですね。主演か主演じゃないかって『いる』感覚が違うんですよね。山の頂点に行くのは同じなんだけどその登り方、ルートが違うような。昨年の『秋深き』のときも初めて主演をやらせていただいて、やっぱり物語を背負わなきゃいけないし、ぶれちゃいけないんだと思いましたが、今回も完全に“受け身”でいることが重要だったから、それは自分の中で新しい展開でした」。それでは、この先どんな作品や役に出会いたいか?との質問には「お呼びがかかる待ちです」と一見、意外にも思える“受け身”な姿勢を見せる八嶋さん。だが、そんなフラットな姿勢こそが、彼の変幻自在な魅力を生み出しているのかもしれない。「ずっと役者を続けていれば、いろんな使い方をしてくれる人と出会う。すごい消極的なことを積極的に話してますけど(笑)、出会い待ちというのが俳優の仕事だと思うので。基本的には何でもやりたいです。主演が続くのも楽しいし、逆に(主人公に)刺激を与える奇抜な役も遊べて楽しいし、待ちたいですね。そのためにずっと俳優でいたいというのはあります」。衣裳・レザーブルゾン/カットソー/パンツ/ベルト:BURNER 代官山問い合わせ先:BURNER 代官山(03-5784-2030)Hair&Make:陽(akira)/Stylist:どら(CaNN)■関連作品:つむじ風食堂の夜 2009年11月21日よりユーロスペースほか全国にて順次公開©2009「つむじ風食堂の夜」製作委員会
2009年11月20日