俳優の椎名桔平(57)が9日、自身のインスタグラムを更新。姪っ子の“顔出し”ショットを公開した。「#birthday姪っ子ジュリちゃんのお祝い会」と姪っ子の誕生日を祝ったことを明かし、写真をアップ。デザートプレートを前に笑顔を見せる姪っ子の姿をとらえたもので、「大きくなった」としみじみつづっている。ファンからは「姪っ子さん!?お綺麗で品があって、女優さんかと思いました」「似過ぎてびっくりしました笑」「そっくり」「目元が桔平さんによく似ています 美人さん」「素敵なおじ様にお祝いしていただけて、姪っ子さんもとても嬉しそうでかわいいですね」などの声が寄せられている。
2022年06月10日椎名林檎が、約2年ぶりの新曲「いとをかし」を明日4月5日より配信リリースすることを発表した。「いとをかし」は、本日4月4日より放送をスタートしたNHKアニメ『おじゃる丸』エンディングテーマのために書き下ろされた楽曲で、椎名林檎がTVアニメシリーズのテーマ曲を手掛けるのは今回が初めて。作詞作編曲を担当し、林正樹とともに演奏もしている。なお、同アニメのエンディングでは、春夏秋冬それぞれ異なるTVサイズの音源を用意しており、NHKアニメHPでは新シリーズのエンディング動画も公開されている。また「いとをかし」のリリースを記念して、明日4月5日より楽曲シェアキャンペーンが開催される。本楽曲をInstagramストーリーズまたはTwitterに「#いとをかし」を付けて楽曲をシェアして、投稿した画面のスクリーンショットを応募フォームよりお送りいただいた方全員に、本キャンペーン限定のスマホ画像とオンラインミーティングやPCデスクトップ画像としてもご使用頂けるバーチャル背景画像のサイズ違い2種類をプレゼント。さらに、応募者の中から抽選で300名に「いとをかし」オリジナル・クリアファイルがプレゼントされる。<リリース情報>椎名林檎 デジタル ニューシングル「いとをかし」※NHKアニメ『おじゃる丸』第25シリーズ エンディングテーマ2022年4月5日(火) 配信リリース「いとをかし」配信ジャケット配信リンク:【収録内容】M1. いとをかしM2. いとをかし sugarless作詞・作編曲:椎名林檎【SNS楽曲シェアキャンペーン】椎名林檎 2 年ぶりの新曲「いとをかし」のデジタル・シングルリリースを記念して、明日4月5日(火) より、楽曲シェアキャンペーンを開催いたします。椎名林檎「いとをかし」を、Amazon Music(Amazon Music Unlimited、Amazon Music Prime)、Apple Music、AWA、LINE MUSIC、Spotify、YouTube Musicいずれかのサービスから、<Instagram ストーリーズ>または<Twitter>に「#いとをかし」を付けて楽曲をシェア。投稿した画面のスクリーンショットを応募フォームよりお送りいただいた方全員に、本キャンペーン限定の<スマホ画像>と、オンラインミーティングやPCデスクトップ画像としてもご使用頂ける<バーチャル背景画像>のサイズ違い2種類をプレゼント。さらに、ご応募いただいた方の中から抽選で300名様に「いとをかし」オリジナル・クリアファイルをプレゼントいたします。期間:2022年4月5日(火) 10:00~4月19日(火) 23:59までプレゼント内容:スマホ画像 / バーチャル背景画像※抽選で300名に「いとをかし」オリジナル・クリアファイルプレゼント「いとをかし」限定スマホ画像「いとをかし」限定バーチャル背景画像「いとをかし」オリジナル・クリアファイル楽曲リンク:シェアキャンペーン応募ページ:詳細はこちら:<番組情報>NHKアニメ『おじゃる丸』第25シリーズ2022年4月4日(月) Eテレ 毎週月曜~木曜6:40~6:50 / 17:00~17:10 放送NHKアニメ『おじゃる丸』公式サイト:『おじゃる丸』第25シリーズ エンディング動画関連リンクSR猫柳本線(公式サイト)猫柳本線ポケット(公式スマートフォンサイト) (スマートフォンオンリー)椎名林檎 特設サイト椎名林檎 オフィシャルYouTubeチャンネル MUSIC JAPAN Official WEB site
2022年04月04日椎名桔平いま最注目の熟年カップルといえば、椎名桔平と原田知世だろう。’21年6月に『FRIDAY』が“ホルモン焼き肉デート”を報じた。「椎名さんが57歳で、原田さんが54歳。結婚をためらう年ではありません。椎名さんはもともと原田さんの大ファンですから、一緒になりたいという気持ちは強いはず。原田さんもごく親しい友人にそういう気持ちを漏らしているという報道もありました。デビュー40周年となる記念の年に、原田さんは新たなパートナーとの生活を始めるつもりなのかもしれません」(芸能プロ関係者)2人の出会いは、’18年に放送された『連続ドラマW不発弾~ブラックマネーを操る男~』(WOWOW)での共演だった。「撮影中も椎名さんは原田さんに夢中。番組の制作会見では原田さん相手にうまくしゃべれず、メロメロなのが伝わってきましたね。20代のころに彼女の主演映画のオーディションを受けて落ちていたことも告白。原田さんは14歳でデビューするとすぐに国民的スターになりましたが、椎名さんが世に知られるようになったのは30歳近くになってから。ずっと憧れの存在だったのでしょう」(スポーツ紙記者)■「そろそろ身を固めようと思っている」原田は’05年にイラストレーターのエドツワキと結婚したが’13年に離婚。椎名は’03年に山本未來と結婚して男児を授かったものの、’19年に離婚。ともにバツイチである。「お互いにフリーですから、特に交際を隠すことはなかったようです。2人の所属事務所はどちらも“プライベートのことは本人に任せている”というスタンスで、結婚への障害は見当たりませんね」(同・スポーツ紙記者)椎名は昨年7月に都内の豪邸をリフォーム。前妻と暮らしていた家を新たな生活のために改造したことで、結婚へ前のめりになっているのではと噂されている。「最近、椎名さんは周囲に、“そろそろ身を固めようと思っている”と話しているそう。すでに夫婦に近い生活を送っていますから、準備は整ったということだと思います。今年中には何らかの動きがあるかもしれません」(テレビ局関係者)原田は、田中圭が演じる年下夫の妻を演じても違和感がなかった“奇跡の50代”。渋みを増したイケメンの椎名とはまさにお似合いのカップル。原田さん、次のおめでたい報告は“あなたの番です”。
2022年01月06日椎名誠撮影/伊藤和幸小説にエッセイ、ルポ、写真集の撮影に映画製作……、多彩なジャンルで活躍してきた椎名誠さん。文筆生活40年を超え、著作の数はもうじき300冊。いつも傍らにあるのは、旅とビールと仲間たち。アルゼンチンの山で置いてけぼりをくらうなど、「九死に一生」の体験をしたのも1度や2度ではない。好奇心に突き動かされるまま、「流れるようにここまでやってきた」人気作家の軌跡をたどる!■「シーナワールド」でファンを虜に東京・新宿三丁目。緊急事態宣言が明け、徐々に活気が戻り始めたこの街に、30年以上の歴史を持つ老舗居酒屋「池林房」がある。そこへ作家・椎名誠さんが現れた。心なしか足取りがおぼつかないように見える。屈強な肉体の持ち主だったはずだが、だいぶやつれた印象である。開口一番、椎名さんがボソリと言った。「食欲が落ちましたね。体重も7キロぐらい減ってしまいましたよ」実は、椎名さんは今年6月下旬、新型コロナウイルスに感染してしまったのだ。自宅で気を失っているところを家族に発見され、救急車で搬送された。高熱が続き、10日間の入院を余儀なくされた。「退院してもう4か月がたちます。入院中は、ただベッドに寝て個室でうめいていましたね。コロナだから面会もできないしね」今困っているのは、その後遺症だという。「いつもの体調には戻っていない。後遺症があくどく、しつこいんですよ。人によってさまざまらしいんですが、僕はね、甲高い金属音、お皿とお皿がぶつかる音とか、そういう音がダメになった。普段ならそんなことに頓着する体質じゃなかったんだけど、人が変わったみたいに気になったりしてますね」入院と同時に多くの連載はストップ。最近になり、ようやく執筆活動を再開した。椎名さんの著作は、エッセイ、小説、写真集から対談・座談集、絵本にいたるまで多岐にわたる。本人は「粗製乱造の極致をいっている」などと自嘲ぎみに話すが、創作活動を始めた1980年代から現在に至るまで年間6~10冊も本を出し続けてきた、名実共に超のつく人気作家だ。「いろいろたくさん書いてきましたね。僕は数えてなかったけど、今年出た本で290冊を超えたそうなんです。あと4、5冊で300冊になるのかな。書きに書いてきたなあという思いですね」汲めども尽きぬ創作意欲は、どこから湧いてくるのだろうか?「原動力?何だろうね。周辺にいる編集者とか、時の流れとか、そういうものに常に煽られて、気づいたらまた1冊書いちゃったみたいな。書くスピードが速いというのもあったし、書くのが好きだったというのもありましたね」椎名さんのフィールドは文学だけにとどまらない。写真も撮れば、映画も作る。冒険に明け暮れた日々もある。アウトドアという言葉が広く知られるようになる前、椎名さんと仲間たちとのキャンプに憧れ、辺境での冒険の様子に目を輝かせた読者も多いことだろう。仲間といっても文壇でも業界でもなく、ただの釣り好き、酒好き、野外好きの“おっさん”たちである。あるいは、海辺でうまそうにビールを飲み干す、椎名さんのCMを覚えている人もいるかもしれない。好奇心に突き動かされるまま、世界中を旅しながら紡ぎ出された物語は、いつしか「シーナワールド」と呼ばれるようになり、多くのファンを虜にしてきた。「もともと深く考える体質じゃないんで。流れるようにして、この50年やってきたというのが正直なところ。気がついたら物書きになっていて、その延長線上に今がある」旅とビールと仲間が似合う作家・椎名誠。インタビューを受けるときにはビールを欠かさない。そして、こちらにも決まってすすめてくる。病み上がりのこの日も、ビールをグビリグビリと飲みながら話してくれた。そして、段々といつもの調子を取り戻していったのだ。■鮮烈デビューを飾るまで椎名さんは1944年、東京都世田谷区三軒茶屋上馬に生まれた。公認会計士の父・文之助と、母・千代の三男だった。6歳で千葉県・酒々井を経て幕張に転居。そこで過ごした少年時代を新刊の『幕張少年マサイ族』で描いている。作中にこんな描写がある。《あのころのぼくたちも浜番(浜を見張る老人たち)みたいにみんな竹の棒を持っていた。[略]後年、作家の取材仕事でアフリカに行ったとき、ケニアやタンザニアなどでマサイ族をよく見た。彼らは背が高くて鋭い目をしてみんな長い槍を持っていた。それはすぐに少年の頃に常に恐怖のマトでもあった海の浜番の記憶につながっていった。》「これは東京新聞の千葉版に3年近く連載したものをまとめた一冊で、続編の連載が始まっています。中学のころを書いているんだけど、いちばん思い出したくない、荒くれた時代。誰でも中学時代というのは定まらない、苛立たしい時代じゃないですか。それを今、書いているんです」地元の幕張中学校を経て、千葉市立千葉高校に入学。そこで同じクラスになったのが後年、コンビを組むことになるイラストレーターで絵本作家の沢野ひとしさんだった。18歳のころから8ミリカメラを手にし、友達を集めてニュース映画を作るようになった椎名さんは、’64年、東京写真大学に入学。沢野さんの紹介で、友人で弁護士の木村晋介さん(76)と初めて会ったのも、このころだ。木村さんが振り返る。「沢野が僕に会わせたいやつがいると言って、連れてきたのが椎名でした。彼の第一印象は、天然パーマ、色黒で野性的。僕らみたいな色白もち肌の東京モンからすると異質な存在でしたね。でも魅力的なやつで、人集めがうまい。50人くらい集めていろんなイベントを考え出して遊んでいました。幕張の埋め立て地で地域対抗野球大会をやったり、文化祭みたいなこともやってたね」1年で写真大学を中退、椎名さんは江戸川区小岩のアパートで、沢野さん、木村さんらと共同生活をするように。木村さんが続ける。「陽がまったく当たらない暗いアパートでしたね。6畳一間に4人で雑魚寝してました。僕は本来、司法試験の勉強をしなきゃならなかったんだけど、椎名たちと一緒にいるのが楽しくて、つい同居しちゃった(笑)」そして、椎名さんはのちに妻となる渡辺一枝さんと出会う。仲を取り持ったのは、木村さんだった。「彼女は僕と高校の同学年で、隣のクラスでした。3年のとき、僕が生徒会長で彼女は副会長だったんです」(木村さん)’66年、椎名さんは流通業界専門誌で働き始める。2年後の’68年、一枝さんと結婚。椎名さんが少し照れたように言う。「彼女は、中学では山岳同好会、高校では山岳部でした。あだ名は、ヤマンバやチベット。その当時からチベットに憧れていたんですね。山の話や冒険、探検などの話が合ったんで、なんとなく……」会社勤めの傍ら、沢野さんらと野外天幕生活団「東日本何でもケトばす会=略称・東ケト会」の第1回合宿を行う。これが、椎名さんの代表作のひとつ、「怪しい探検隊」シリーズの発端だった。’69年には、百貨店業界の専門誌『ストアーズレポート』を創刊し、編集長に就任。その年に入社してきたのが、椎名さんの“盟友”となる目黒考二さん(75)だった。目黒さんが打ち明ける。「初めて彼と会ったのは、銀座の喫茶店。三つ揃いを着た大男でとても堅気には思えなかった(笑)。僕は数か月で会社を辞めちゃうんだけど、椎名とは読書の趣味が合ったんですね。2人ともSF好きで。SFの話がしたくてよく会ってしゃべってましたよ」目黒さんは、『ストアーズレポート』に書いた椎名さんの文章に衝撃を受けたという。「破茶滅茶なショートショートで、題名は今では出せない『キ○ガイ流通革命』。抜群におもしろくて、“この人は作家だな”と思いましたよ」’76年、『本の雑誌』を創刊。書評を中心に、活字にまつわるさまざまな話題を扱い、注目を集めた。そして’79年、そこに連載していたエッセイをまとめた『さらば国分寺書店のオババ』を上梓、鮮烈なデビューを飾る。椎名さんによれば、「出版社は思いきって新聞に全面広告を出して、それで売れて増刷が続いた。あの本は物書きとしてのデビュー作であるだけでなく、初めてのベストセラーになったんです」このデビュー作をきっかけに、さまざまな雑誌から原稿依頼が殺到するようになった。’80年、15年勤めたストアーズ社を退職しフリーになると、本格的な作家活動を開始する。「ずんがずんが」「ガシガシ」……。軽妙な口語調の文体は「昭和軽薄体」と呼ばれ一大ブームを巻き起こした。■「体力作家」が打ち込んだ映画製作作家活動のスタートは、同時に取材旅行の始まりでもあった。’84年、水中写真家の中村征夫さんと、オーストラリアのグレートバリアリーフで1か月間、生活を共にした。「彼とは出会ったときから意気投合しましたね。乗船した船は、フランスのダイビングボートでね。乗員は30人くらいで、僕ら以外はみな、フランス人。出てくるメシがフランス料理なんですよ。俺たち肉体労働だから腹が減って、“こんなもの食ってられねえ”って。それで2人で船室を漁ったら、米が見つかった。キッコーマンの醤油を誰かが持っていて、もっと探したら生卵が見つかった。2人で米を炊いて、卵かけご飯を食べましたよ。“やっぱ、米だよな”なんて言いながら握手したのを覚えてます(笑)」テレビのドキュメンタリーとして放送されたこの出会いは、’91年公開の映画『うみ・そら・さんごのいいつたえ』につながっていく。椎名さんの映画作りは、年季が入っている。’75年以降、16ミリの記録映画を数多く作ってきた。’90年の『ガクの冒険』でメジャーデビュー。さらに『うみ・そら〜』には、余貴美子さんら本職の俳優陣が出演。それでも、撮影監督は中村征夫さんが務めた。「中村征夫の写真集を原案にした映画だったし、彼は陸上(撮影)はやってなかったんだけど、“陸も海も一緒だよ”と僕が言って、無理やりやってもらったんです」石垣島での撮影は1か月半。作品は、北海道から沖縄まで全国で巡回上映し、口コミで評判が伝わり15万人以上の観客を動員した。「最初は学生映画みたいなものだったけど、勢いというのはすごいもので、『ガクの冒険』が大手配給系の劇場でガーンとかかったんですよ。そのツテがあるから、『うみ・そら〜』では、最初から1週間やったら結構客が入って、3週間のロングラン上映になった。池袋と渋谷、それから大阪にものびていってね。それでガンガン勢いづいて、『ホネフィルム』という会社まで作っちゃった。僕はあのころ、社長だったんですよ。とてもそんな柄じゃないから秘密にしてたんだけどね」とはいえ映画だけに専念していたわけではない。雑誌連載、さらには新聞連載まで抱えていたのだ。「朝日新聞で『銀座のカラス』を連載してました。石垣島のロケ現場にゲラ(校正刷り)が届くんですよ。40度近い暑さの中で毎日毎日、原稿を書いて、3日くらいするとゲラが来る。1度も穴をあけずにやりました。あのころの俺ってまじめだったんだなって。でも、結構楽しんでいましたね。若さもあったし、僕は“体力作家”と言われてましたからね」撮影現場には、100人ものプロの映画スタッフがいた。彼らの目には、「モノカキ」は、あまりいい印象には映っていなかったようだ。「演出部なんかは特に、僕が原稿書いたり、ゲラ読んだりしてるのが嫌いでね。自分たちの映画に全部打ち込んでほしいわけ。映画の現場は体育会系が多いですから、結構荒っぽいやつらもいる。結構こっちも場数を踏んでいるんで、おかしな自信があって、“いつでもやってやるぞ!”というような感じでした、常に。だから、当時はむき出しの狂犬みたいで怖かったという人もいますね(笑)」その後、椎名さんは’93年にモンゴルとの合作映画『白い馬』で日本映画批評家大賞最優秀監督賞を受賞、さらにフランス・ボーヴェ映画祭でグランプリを獲得する。ところが’96年の『遠灘鮫腹海岸』を最後に、映画製作の世界に別れを告げた。「ちょっとアクシデントがあって、嫌気がさしてやめようとなった。やっぱり映画界というのはね、外側から入ってきて、僕みたいに暴れ回るとね、そういうのを嫌う気配があるんですよ。それは今になるとわかるんですけど“何だ、このトーシロは”みたいなね。古い業界だから。映画ってみんなハングリーだから、僕みたいなのは羽振りがよく見えたんでしょうね」面と向かって誰かが言ったわけではないが、椎名さんはそうした「気配」を感じ取ったという。もちろん、「新しい作品を」という声もあった。「ポーランドで撮らないか、ハワイでこんな企画でどうか、という誘いはいくつかあったんだけど、結局、話が大きすぎて手に負えなかったり、ほかの仕事ができなくなるので断りました」■キャンプ人気の先駆け「怪しい探検隊」一方で、テレビのドキュメンタリー番組からはオファーが相次ぐ。「TBSの開局30周年番組かな、これがシベリアでロケをするという全5時間のドキュメンタリー。こんなことができるんだ、とまだ勢いがありましたからね。やりましょうという話をしたんですよ」遭難の末、ロシアへたどり着いた江戸時代の漂流民・大黒屋光太夫の足跡を追って、シベリアを旅する内容だ。「マイナス40度のところを馬で走ったりしましたね。僕が乗ったのは黒い馬だったんだけど、30分走ったら、馬の汗が凍って白馬になってしまってね。まるで氷の鎧を着ているみたいに神々しいんですよ。凍傷になりかけながら旅をしましたね」また「怪しい探検隊」シリーズは椎名文学の中でも人気の作品だが、テレビのドキュメンタリー番組としても新たなファンを集めた。「テレビ局がシリーズでやってくれないかということで、10数本作りましたね。で、俺たちみたいなズッコケの、探検隊とはいっても、怪しいですからね。テレビで持ちますかね?と言ったら、テレビ局の人に“大丈夫ですよ。あれは朝の6時にやりますから、誰も見てませんよ”と励まされてね(笑)」’80年に始まった「怪しい探検隊」の活動は、アウトドアのプロたちを集めた「いやはや隊」、そしてここ10年ほどは「雑魚釣り隊」と名前を変えて存続している。「雑魚釣り隊というのは、本当に釣りが好きで酒が好きで、あとはまったく有名でもなんでもないという30人くらいのグループ。大体15人ほどが、月1回のキャンプに来るんですよ。20代から60代までいて、結構統制がとれていましたね。釣りは必ずするんだけど、カツオだサバだというのは当たり前で、最近ではマグロを釣ってましたね。1メートル半くらいの。それも海外まで行って合宿してね。大盤振る舞いの宴を続けていますよ」「雑魚釣り隊」については、『週刊ポスト』で10年にわたって連載している。「体育会の合宿みたいですよ。僕はいちばん年上で隊長ですから、みんな下にも置かないというふうに敬ってくれて、いい椅子なんか与えてくれてね。マグロを釣ればいちばん最初にいいところをもらったりして、バカ殿様みたいで、あの組織は大好きですね(笑)」「雑魚釣り隊」の参加者の1人、スポーツライターの竹田聡一郎さん(42)は’05年から知人の紹介で隊に加わり、以来、欠かさず参加している。「最初は、千葉・富浦でのキャンプでしたね。隊の中に暗黙の“隊長トリセツ”みたいなものがあって、隊長は虫除けスプレーが嫌いだとか、お酌されるのは嫌だとか。僕は自由にバンバンビールを飲んでいたんですが、椎名さんに“おまえ、ビールすげえ飲むなあ。いいやつだな。次もまた来いよ”って言ってもらえたんですね。椎名さんは、たくさん酒を飲むやつが好きなんですよ。令和に残ったバンカラみたいなところがある(笑)。シンプルでやさしい親分ですね」(竹田さん)この「雑魚釣り隊」にしても「怪しい探検隊」にしても集まるのは男どもばかり。なぜ、女性は参加できないのか。椎名さんに聞くと、「昔からそうなんだ」とひと言。「1度、女性が来たことがあったんだけど、男どもがカッコつけて、ギクシャクしちゃってダメダメで(笑)。丁重にお引き取りいただいた」「雑魚釣り隊」で前副隊長を務めた西澤亨さん(54)は、広告代理店に勤務していたころに椎名さんと付き合うようになり、その後、雑誌『自遊人』の副編集長として椎名さんを担当、現在は沖縄に移住している。椎名さんとは25年来の仲だ。「毎年、年末の数日、椎名さんとみんなで一緒に過ごしていたんです。ある年に僕が、その集まりに仕事で参加できなくなったと連絡したら、椎名さんから折り返し電話がかかってきました」そのとき、西澤さんは吹雪の中にいたが、椎名さんから怒られたという。「椎名さんに“遊びの約束を守れないやつとは遊べない。おまえが来ないなら俺も行かない”って怒られました。吹雪の中、直立不動で。でも、おっしゃるとおりなんです。普通は“仕事ならしょうがないね”と言うところだけど、椎名さんは違う。そこは曲げないんです。超越している。結局、仕事をキャンセルして参加しました」(西澤さん)■死んでもおかしくなかった辺境の旅再び新宿・池林房。ビールのお代わりを頼むと、椎名さんは旅の話を始めた。「チリにホーン岬という岬があってそこを回航するのが命がけなんですよ」南アメリカの最南端である。南極との間の海峡はドレーク海峡と呼ばれ。世界で最も荒れる海峡といわれる。「そこをね、チリ海軍のいちばんちっちゃな駆逐艦に乗って行ったことがある。死んでもおかしくなかったね。低気圧がやってきて、軍艦といっても鉄の塊ですから、案外もろいんですよ。僕は船室に入っていた。すると音がいろいろ聞こえてくる。その戦艦のスクリューが空中に上がって、ガーッと空回りする音が聞こえてましたよ。つまり波の上に乗っちゃったわけ。ドレーク海峡は“吠える海峡”といわれ、そこで何艘沈没して何人死んでいるかわからないという、危険な海なんです」アルゼンチンのパタゴニア地方、世界自然遺産にも登録されているロス・グラシアレス国立公園でも、椎名さんはとんでもない体験をした。「アルゼンチンはものすごく風の強い国なんですね。そこをローカル飛行機、双発機でね、10人乗りくらいの。それであちこち乗り継ぎで旅したことがある。地方の、建物なんかまったくないような、それでも空港というんですけどね。飛行機が降りてくると係員がダーッと走ってきて、みんな鎖を持っていて、その鎖で車輪から翼から何から飛行機を留めるんですよ。風が強いから、そうしないと飛行機がひっくり返っちゃう」そこにはフィッツロイ山という標高3405メートルの、嵐でいつも荒れている山がある。「フィッツロイ山へ飛行機で行こうとしたら、すごい勢いで飛び上がるんだけど、窓から見ると、いつまでたっても空港や滑走路が小さくならないんですよ。空中で止まっているんでしょうね。強風で」その旅からの帰りの飛行機で、椎名さんは尿意を催した。「けれども10人乗りの飛行機にトイレはついてない。で、あちらでは、平らな草っ原があると、飛行機を着陸させちゃうんですよ。降りて、みんながあちこちで小便したり大便したりするんですね」用をすませた椎名さんが周りの草原を見渡すと、珍しい花がたくさん咲いている。椎名さんは、接写レンズでそんな花々を撮影し始めた。「飛行機からだいぶ離れちゃったんですね。そしたら、飛行機のプロペラの回る音がする。あれ?と思って見たら、飛行機がそろそろと動きだしているんですよ。パタゴニアの連中はのんきだから、数も数えないで、みんな乗ってると思ってるわけ。僕は走って行って、飛行機のプロペラの前に立って、“おーい!”と叫んだんだけど、聞こえもしないし、見えもしないんですよ。あんまり近づくと危ないんで、どうしようかなと思っているうちに飛行機は飛んでいっちゃったんですね。置いてけぼりですよ」困ったなあと思ったが、日が暮れるまでには時間があった。とにかく道を探そうと歩きだし、どうにか見つけて、さらに歩いていくと湖があった。そのそばから煙が立ち上っているのが見えた。「それは誰かがいるということ。行ってみたら、森林審査官の家庭だった。そこで事情を話したんですよ。といっても、スペイン語しか通じないから、うろ覚えのスペイン語と英語を交えながらね。そしたら少しわかったようで“あ、こいつ、置いてけぼりになったんだ”と。パタゴニアでは珍しくないみたいなんですね(笑)」そして町までの道を聞いたのだが、馬でも1時間かかる距離。親切にも馬を貸してくれ、ようやく町にたどり着き連絡が取れたのだった。旅の話は、ビールを片手にまだまだ続く。南米のパンタナルという世界一の大湿原でカウボーイに弟子入りし、380頭の牛を2泊3日で送り届けたときの過酷な仕事と、落馬して肋(あばら)を折り湿原に取り残された話。ドキュメンタリーの撮影で、007よろしくヘリコプターから酸素ボンベを背負って海へ飛び降りた話……。■冒険家の妻と家族のものがたり椎名さんは、’68年に一枝さんと結婚した際、渡辺家の籍に入った。’70年に長女の葉さんが誕生し、’73年には長男・岳さんが誕生している。渡辺一枝さんは’87年までの18年間、東京の近郊の保育園、障害者施設で保育士を務め、退職の翌日に初めてチベットに出かけて、その後に作家活動に入っている。チベットについてだけでなく、原発事故後の福島に関する著書も多い。「うちの“おっかあ”は僕よりもすごい冒険家で、いっぱい本を書いてます。それを読んで驚いたんですよ。チベットを馬で行くという本で、彼女が5か月間、実質的に行方不明になっていたことを知りました。知り合いのチベット人3人と一緒に、チベットを馬でずーっと駆け回って一周する冒険旅行なんですね。3回、死にそうになっていました。すげえ旅をしてたんだなって。そんなのが伴侶でいますからね。僕なんかは、どっかでいつか帰ってこなくても全然不思議じゃないな、と思ってるんですよね」椎名さんの代表作のひとつ『岳物語』は、息子の岳さんの子ども時代のエピソードを書いた私小説だ。後年、成長した岳さんはこれを読んでずいぶん怒ったらしい。「自分のことを勝手にあれこれ書かれているのだから、怒っても当然なんだけど、当時は距離を置かれましたね。でも、彼も年をとってきて、人の親になって段々気がつくことも多くなったようで、今はいい関係ですよ。彼は17年間、アメリカで暮らしていたんだけど、3人目の子どもが生まれるタイミングで日本に帰ってきて、今はテレビ局に勤めています」長女の葉さんはニューヨーク在住だ。エッセイスト、翻訳家として活躍していたが、最近、もうひとつの肩書を持った。「数年前、向こうで司法試験に受かって弁護士になったんですね。いきなり聞きましたからびっくりしましたね。ロースクールに通っていることも知らなかったものだから。あんまりそういうことは言わないんですよ。今は、弁護士として仕事してますよ」また、3人の孫についても『孫物語』で書いている。「高校生の男、中学生の男と女ですね。上は大学受験ですよ。孫ができておおいに変わりましたね。ある種、彼らの先々を見届けたい、というね。簡単には死ねない。生きる力の糧になりましたね。それに、子どもって活躍をしてくれるものでね。僕は孫たちを“3匹のかいじゅう”と呼んだんだけど、どんどんじいちゃんになっていく僕から見れば、何をしでかすかわからない別宇宙の生き物なんです」■これからの「シーナワールド」は?77歳になった“作家・椎名誠”は、これからどこへ行くのだろうか。親友の木村さんは言う。「椎名の書くものは段々難しくなってきたからなあ(笑)。あんまりカッコつけないで、もっと笑えるエッセイやユーモア小説を書いてほしいなあ。年とったなりの生き方がにじみ出るようなね」目黒さんは、椎名さんにはまだ書いていないことがあると言う。「あの人は、作家の前に生活人だから、どうしても手をつけないことがあるんですね。例えば惚れた女性のこととか、きょうだいの話とか。そんな路線にも期待したいですね。椎名のすごいところは、資料を読み込んで特徴をつかみ取ること。すごくうまい。なるほどなぁ、とうなずいています」さて、本人はどう思っているのか。「小説のテーマというのは、どこからともなく湧き上がってくるもの。求めれば出てくるというわけではないんです。それでも結構ね、神の啓示のようなものがあって、それを“お!”と思って突き詰めていくと、最終的には1つの本になっていく。そういう経験も何度かありましたね。これからどうなっていくのか、自分でもまあ見当もつかないね。何かおもしろいものを見つけたら、そこに夢中になっていくでしょうね。まずは体調をよくしないとね。だって、物心がついてから、こんなにわけのわからない不調の中にいるなんてこと、今までなかったですから」今回の新型コロナ感染で、椎名さんは死んでもおかしくなかったという。「病院に運ばれて、気がついたときは3日後だった。息子が言うには、病院から電話があって、“お父さんをベッドに縛っていいですか?”と言われたらしい。点滴を剥がしちゃうから。それはまずいからね。記憶にはないけど、ヤバかったんだなあと知りましたよ」ただし収穫もあった。蟄居(ちっきょ)せざるをえなくなり、これまで読めなかった本をじっくり読む機会に恵まれたことだ。「いま読んでいるのは、広野八郎さんという人の作品。外国航路の貨物船の底辺で、石炭夫だった著者が虫ケラのように働いている話。昔の日本人は強かったんだなということを思い知ったり、封建時代の掠奪(りゃくだつ)というのは酷いものだったんだな、などと発見がいっぱいありますね」 「体力作家」と呼ばれ、次から次へと新しい遊びを考えだし、多彩な活動でファンを魅了してきた椎名さん─。「おれ、結構生き長らえてきたじゃないですか。修羅場に強いんだなあ、と。それもネタになるし。まあ、持って生まれた作家魂なのかもしれないけどね(笑)」そう言って微笑むと、作家はビールをグビリと飲んだのだった。〈取材・文/小泉カツミ〉こいずみ・かつみ ●ノンフィクションライター。芸能から社会問題まで幅広い分野を手がけ、著名人インタビューにも定評がある。『産めない母と産みの母~代理母出産という選択』『崑ちゃん』(大村崑と共著)ほか著書多数
2021年11月20日(上段左から)松居一代、船越英一郎、南果歩、渡辺謙、水前寺清子、八代亜紀、小林幸子、浅野ゆう子椎名桔平と原田知世の交際が報じられた。57歳と53歳、ともにバツイチで、結婚も噂されている。40代以降の“シニア婚”が一般的になる中、人生経験が豊富なこうしたカップルの場合、失敗さえも糧にしながらうまくやっていけそうなものだが、そうとも限らない。2005年に結婚した渡辺謙(61)と南果歩(57)は、13年後に破局した。■ビッグカップルの大誤算結婚当時、渡辺は46歳で、その9か月前に一般女性の妻と離婚。南は41歳で、5年前に作家でミュージシャンの辻仁成と離婚していた。渡辺は’03年にドラマ共演で知り合った南にぞっこんで、「果歩のすべてを一生愛する」とまで宣言していたが、破局の原因は渡辺の裏切りである。’17年に21歳下のジュエリーデザイナーとの不倫が発覚。それも、南が乳がんで闘病中というタイミングだった。会見を開いた渡辺は、発覚後に不倫相手と別れたことや、南から、「こんなことであなたが積み重ねてきたものが消えるわけではないから、頑張ってね」と言ってもらえたことなどを説明。夫婦関係について「時間をかけながら軌道修正をしているところ」だと語ったが──。翌年、離婚した。時間をかけても軌道修正はできなかったわけだ。その理由について、南が’19年に出演した『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)でこんな話をしている。「いろいろあって、それぞれが幸せになるほうがいいのかなって。不倫への怒り?ううん、怒りにいかない。悲しみとかも。無、無、無……。心が“無”」この番組で「2回目の結婚は添い遂げるつもりでいました」とも明かし、今度こそという思いだったことをにじませた。しかし、裏切りへの失望はシニア婚だろうと何だろうと同じだ。むしろ、大人同士だからよけいに許せないのかもしれない。一方、初婚と再婚という組み合わせだったのが、船越英一郎(60)と松居一代(64)だ。結婚したのは’01年で、船越が41歳、松居が45歳。前夫とのあいだに生まれた連れ子の長男もいた。それもあって、船越の父で俳優の英二は猛反対。結婚式にも出席しなかった。しかし松居の連れ子と船越との仲もよく、また、当時、松居はお掃除タレントとしてもブレイク中。世間がふたりを見る目はまずまず好意的だった。だが、そんな印象は’16年後のドロ沼離婚劇で完全にかき消されることに。“ドロ沼離婚劇”という表現は比喩的に使われるが、この場合はまさしくドロドロかつドラマチックで“松居劇場”とも呼ばれた。というのも、松居はユーチューブやブログを駆使して船越を非難。船越が不倫をしていると告発して、その証拠だというメモや手紙まで公開した。さらに、船越がED治療薬を使っているとして「バイアグラ100ml男」と呼んだり、自分を悪妻に仕立てることで財産を分捕ろうとしているのだと主張した。一方、船越が松居からDVを受けているという話も出たが、いずれにせよ、真相は藪の中。事態は責め立てる松居に沈黙を保つ船越という構図で推移していき、騒動勃発から半年後、離婚が成立した。それを受けて会見した松居は、「やりました!私の願いが、夢が叶ったわけであります。私の中でいちばん守らなければならないものは、ただひとつでした。財産分与です」と、勝利宣言。お掃除グッズの『マツイ棒』で大儲けしたことが金銭への執着を高め、ふたりの関係をさらにこじらせたわけで、それもシニア婚ならではだろう。なお、船越は今年3月、NHK BSプレミアムの単発ドラマ『流れ星』に出演。ギクシャクしながらも最後にはお互いの愛情を知る老夫婦の物語を松坂慶子とともに演じた。現実はドラマほど甘くはないようだ。■演歌なシニア女性はリスク好き?今年1月、八代亜紀(70)が離婚した。相手の男性は4歳下の元歌手で、引退後は裏方に回り、彼女の個人事務所社長を長年務めた。’87年に彼女が独立した際、行動を共にし、’94年に結婚。いわば、公私にわたって二人三脚でやってきたパートナーだ。70歳という年齢での離婚について八代は、「特段に何かがあったわけではありませんが、話し合いの結果、長年のパートナーシップを解消して別々の道を歩んでいくという結論に至りました」と、説明。前夫は社長を辞任したものの、サポート関係は継続されるという。また、昨年、離婚していたのが水前寺清子(75)。こちらの相手は6歳下で、彼女のバックバンドのリーダーも務めた元ミュージシャンだ。’89年に結婚し、同じく長年、彼女の個人事務所社長だったが、社長は彼女が務めることとなった。スポーツ紙には、音楽関係者による「とにかくこれからも新しいことに挑戦していきたいという思いを強めていた。自らの力で歩んでいく決意の表れでしょう」というコメントが。とはいえ、水前寺も75歳での決断だ。八代同様、ここへきてなぜ、という気がしなくもない。かと思えば、57歳で結婚したのが小林幸子(67)だ。’11年に、9歳下の再生医療関連会社社長とゴールイン。わずか10歳でデビューした彼女は、そこから15年後にようやく大ヒット曲とめぐりあったが、結婚についても遅咲きだったといえる。ただし、曲が大ヒットして26歳で『紅白』に初出場したときほど、結婚に関してはおめでたムード一色にはならなかった。相手男性は’04年に2度目の離婚をしていて、小林とはそれ以前に知り合っていた可能性が浮上。そこで“略奪婚”疑惑が報じられたのだ。相手男性の前妻も、女性誌の取材にこんな告白をした。「あのとき、たたみ込むように離婚を迫られた理由はこれだとやっとわかりました」さらに、結婚翌年には、小林の仕事面に大きな変化が起きる。個人事務所の女性社長との決別だ。独立前も含めれば33年間も一緒にやってきた盟友だったが、小林が社長を解雇するかたちでその関係は終わった。その背景にも、結婚相手の現場介入があったとされたのである。具体的には、小林の代名詞でもある『紅白』の豪華衣装について「なぜこんなに高いのか。僕ならもっと安くできる」と口を挟み、社長の辞任を迫ったというもの。見方によっては、小林が夫への愛に溺れるあまり、恩人を切り捨てたようにも映り、業界内でバッシングが発生した。その結果、レコード会社から契約を解除され『紅白』の連続出場も途絶えてしまう。とはいえ、そこは子どものころから芸能界の荒波に耐えてきた小林、この逆風にも負けなかった。『紅白』の豪華衣装がアニメファンなどに“ラスボス”みたいと面白がられていることを知り、二次元やネットといったジャンルに接近。動画サイトの番組に出演するなどして、若い世代の支持を高め『紅白』にも復活を遂げるのだ。’15年には週刊女性のインタビューで、かつてのバッシングについて、「ありもしない話がまことしやかにどんどん流れていった。紅白に出場できなかったことよりも、そんなふうになってしまったことが悔しかった」と反論。盟友との決別については、「私が生きている中で優先順位が変わってきていた。まだ経験していない世界にも進んでいきたい、表現者としてクリエイティブでありたい」という思いからだったと語った。ある意味、ややリスキーにも見えたシニア婚が自分をまだ見ぬ世界へと進ませる契機となったわけだ。一方、八代や水前寺の場合はシニア離婚によって、新たな自分を生み出せると考えたのかもしれない。逆境を歌い上げる演歌のように、その歌手たちも自然とイバラの道を追い求めるのだろうか。■困難を乗り越えゴールイン7月1日放送の『SONGS』(NHK総合)に布施明が登場した。56年間の歌手生活を振り返りつつ、73歳とは思えないパワフルな歌唱力を披露。そんな彼も65歳でシニア婚をしたひとりだ。’13年、15歳下の森川由加里(58)と結婚。スクープした週刊女性への神対応も話題になった。布施は取材に対し、「最近になって仲間内の何人かには“そのうちします”って言ったんだけど、それにしても、君は来るのが早いね(笑)」と、笑顔で応じ、そのなれ初めも明かした。実は前年夏に母が病死し、その看病疲れもあってか、自身も肺炎を発症。その際、父が大腸がんで亡くなっていることからその検査も受けたところ、初期の大腸がんが見つかり、手術をしたという。そんな心身ともに弱っていた時期、献身的に看病して支えになったのが森川だった。音楽活動を通じて知り合った仲だが、布施は、「いまのオレには彼女がいないとまずいんだ」と、大事な存在であることに気づき、結婚へと進展。なお、森川は初婚で、布施は再婚だ。ちなみに、前妻はハリウッド女優のオリビア・ハッセー。’80年に結婚して、長男も生まれたが、9年後に離婚した。相手が相手だけに慰謝料・養育費も高額で、しかもドル払いなため、その負担は為替相場に左右される。布施はテレビで「最近は円高なので助かる」などと語ったりしていたものだ。そんな最初の結婚に比べ、再婚はなんとなく地に足が着いている印象。若くて勢いのある者同士ではなく、お互いに人生経験を重ねた同士で、特に布施にとっては母の死や自身の病気を乗り越えての結婚だからだろう。同じことが、浅野ゆう子(61)のケースにもいえる。’17年のクリスマスに57歳で「同世代の一般男性」と結婚。年明けに公表して、こんなコメントをした。「お互いこの年齢で……とも思いましたが、この年齢だからこそ、互いの健康に気遣いつつ、寄り添いながら穏やかに、これからの人生を歩んでいこうと決めました」この「互いの健康に気遣いつつ」という一節に、ハッとした人もいるのでは。彼女は’14年、最愛の男性に先立たれていた。昭和の名優・田宮二郎の次男で、俳優だった田宮五郎だ。7年ほど交際したが、田宮がくも膜下出血に倒れてからの2年間はつらい日々が続いた。母親からも病気を理由に結婚を反対されたという。この母親は、娘を宝塚歌劇団に入れるべく、スタイル向上のために正座などをさせずに育てたという、女優・浅野ゆう子の基礎をつくった人でもある。そんな悲しみを乗り越えての結婚。母親も今回の相手については気に入っているようだ。「背が高うてがっちりしとってね。186cmもあるんよ。ひと目会うたときから“この人やったら”と思ってたわ」逆に、田宮に関しては「手玉に取るような感じでね。それがアカンかった」とも。芸能人として格下の男に娘を利用されているような気持ちだったのだろうか。“W浅野”のひとりとして、トレンディードラマのブームを巻き起こしたゆう子。そんな人の結婚としてはいささか地味な気もするが、シニアならではの落ち着いた選択にも思える。また、57歳での結婚といっても、今の時代、先はまだまだ長いのだ。これからはむしろ、シニア婚がトレンドになっていくのかもしれない。寄稿●宝泉薫(ほうせん・かおる)●アイドル、二次元、流行歌、ダイエットなど、さまざまなジャンルをテーマに執筆。近著に『平成「一発屋」見聞録』(言視舎)『平成の死 追悼は生きる糧』(KKベストセラーズ)■一般人の“シニア婚事情”「コロナ禍になってから、40〜50代の婚活者は圧倒的に増えています」こう語るのは『週刊女性PRIME』で、最近の婚活事情を連載で綴っている鎌田れいさん。「コロナ前、シニア層は共通の趣味を楽しむ集まりなどが出会いの場になっていました。でも自粛生活によって、そういった会が開かれなくなった。その結果、ガチで婚活をしないと結婚できないと、相談所の扉を叩くんです」(鎌田さん、以下同)鎌田さんが主宰する結婚相談所にも、男女ともにこんな人が増えているという。しかし、簡単には成婚につながらないという。「男性のシニア層で初婚の方は“子どもが欲しい”という方が多い。だから同世代に目を向けず、もっと若い女性を希望します。そこそこお金も持っていて、貯金もあるからすぐ結婚できるだろうと思っているみたいですけど、それは昔の考え方。若い女性からしてみれば、年収などの伸び代がないシニアより、これから稼ぐ可能性を持つ若い男性を選ぶのは、ある意味当然です」またシニア世代の女性は、昔より社会的立場が向上し、高学歴・高収入の“バリキャリウーマン”も多い。「女性はバツイチの方も多く、子どもが独立したからと婚活を始める人も。ただそういう人は、もともと結婚していた相手が条件のいい男性というパターンが多くて、理想がめちゃくちゃ高いんです。男女の求めているものが乖離(かいり)しすぎていて、シニア層のマッチングは難しいんです」それでも結婚へと至るカップルもいることは事実。「お金や子どもが欲しいからというのではなく、価値観の合う人を探すことがいちばん。厳しい言い方になりますが、現実を知らないとシニアでの結婚は遠のくばかりです」
2021年07月22日6月、原田知世(53)と椎名桔平(56)の真剣交際が発覚。大物熟年カップルの誕生に日本中が沸いたが、2人には“特別な縁”があったと話すのは、椎名の親族の1人だ。「暇さえあれば、桔平は病院に駆けつけて母親の看病をしていました。その母親が、天国から原田さんと桔平を結び付けてくれたんじゃないかと思えてくるんです」この親族は、驚きの告白をしてくれた。「原田さんは、2018年に亡くなった桔平の母親に本当にソックリなんです。明るくて庶民的な雰囲気は、瓜二つと言っていいほどですよ。桔平の両親は、喫茶店を営んでいました。母親は、店に来たお客さんの悩みを、親身になって聞くことが多かったんです。話を聞いてもらったお客さんは、最初は深刻そうな表情をしていても、帰るころには笑顔になる。そんな母親に通じる明るさを、原田さんに感じるのです」原田と椎名は、お互いに遠くに住む肉親の介護と看取りを経験したことも話題を呼んだ。じつは椎名は、三重県に住んでいた実父とも死別していたと、前出の親族は明かす。「桔平の父親はここ数年闘病していたのですが、昨年8月に亡くなりました。距離が離れている両親の看病を続けてきて、しっかり最期を看取った。それは大変なことやったと思います。それまでのしんどかったことを理解し合える女性と出会えたことは、桔平にとって何よりも心の支えになるのではないでしょうか。親族として、将来入籍してくれたらいいなと思っています。いつか原田さんと2人で、桔平の両親の墓前に結婚を報告してくれたら、天国にいる彼らもきっと喜ぶと思います」天国の親たちが見守りながら、2人は愛を育んでいく――。
2021年07月20日「交際がスタートしたのは今年に入ってからだそうですが、3年前のドラマ撮影現場でも、椎名さんが原田さんに好印象を抱いていることは伝わってきました。当時、制作に携わったスタッフたちの間でも祝福ムードですよ」そう語るのは、ドラマ制作関係者。6月18日発売の『FRIDAY』が報じたのは、原田知世(53)と椎名桔平(56)のデート写真。2人の出会いは’18年放送の『連続ドラマW 不発弾~ブラックマネーを操る男~』(WOWOW)での共演だった。前出のドラマ制作関係者が続ける。「椎名さんは、監督やプロデューサーたちに『それにしても原田さんは年をとらないよね』と絶賛していました。また撮影の合間に、原田さん本人にも『姿勢がいい女性って素敵ですよね』と、褒めていたこともありました」実は椎名にとって、原田は昔から“憧れの女性”だったのだ。「’18年のドラマ完成披露試写会では椎名はこう語っています。『僕が20代のとき、原田さんが主演して大ヒットした映画のオーディションを受けて落ちたんです』そんな彼女と夫婦役で共演できたのが本当にうれしかったのか、原田のことを『キュートです』と、称賛していました」(芸能関係者)原田が53歳、椎名が56歳。それぞれ人生経験を重ねてきた。原田は’13年にイラストレーターと離婚。椎名は’19年に山本未來(46)と離婚しており、バツイチ同士だ。「また2人とも最愛の肉親の介護と看取りも経験しています」(前出・芸能関係者)■実父が明かしていた原田への感謝原田が新聞のインタビューで《いちばんの相談相手》と語っていた父・聰さんが逝去したのは’17年。長崎で離れて生活していた聰さんは生前、本誌に、「娘たちが東京で、それぞれ頑張ってくれているのが私の励み」、そう語っていた。いっぽう三重県で喫茶店を営んでいた椎名の実母が逝去したのは’18年末。当時、椎名の親戚は本誌にこう語っていた。「最後は何も食べられなくなっていた母親にとっていちばんの栄養は桔平の笑顔。桔平は多忙のなか、片道5時間近くかけて、よく三重に帰ってきてくれていたんです」共演以来、コンタクトを取り合ってきたという原田と椎名だが、「老親の看取りという共通の体験を話し合ったことも、2人の距離を縮めた理由の1つだそうです」(原田の仕事関係者)夫婦問題研究家の岡野あつこさんは次のように語る。「20歳とか30歳とか年下の新パートナーを選ぶ芸能人も多いなかで、熟年同士で愛を育んでいることが多くの人の共感を得ているようです。50代にとって親の介護は大きな問題です。実は親が亡くなったことにより、“パートナーに介護の負担をかけずにすむ”と、交際や結婚に踏み切るケースも多いのです」好感度熟年カップルの今後にも注目が集まりそうだ。
2021年06月23日椎名桔平(56)が原田知世(53)と交際していると6月17日に報じられた。『FRIDAYデジタル』によると、6月上旬の夕方、ホルモン焼きの店で食事をした2人。すでに熟年夫婦のような趣があったという。ともに50代ともあって、大人の恋愛を楽しんでいるのだろうか?ネットでも《椎名さんと知世さん。お似合いです》《落ち着いた同世代だから自然体でいればいいので合うんじゃないかな》と祝福する声が上がっている。2人の出会いは、共演した18年のドラマ『連続ドラマW 不発弾~ブラックマネーを操る男~』(WOWOW)。そこで夫婦役を演じている。同作の会見で椎名は20代の頃、原田が主演を務めた映画のオーディションを受けたと告白。「落ちました」と笑顔で明かしながらも、「今回初めて原田さんにお会いできたので、これはこれで良かったのかな」と語っていた。「下積み時代の長かった椎名さんと対照的に、原田さんはデビューしてすぐにブレイクを果たしました。オーディション以来、原田さんとの共演を一つの目標にしていた椎名さんは『不発弾』の撮影時、緊張しきりだったといいます。彼にとって、原田さんは“高嶺の花”そのものなんです。撮影後は『パートナー役を演じるのはこれで最後だろうな』と惜しんでいましたね」(ドラマ関係者)椎名は19年10月に山本未來(46)と、そして原田も13年12月にイラストレーター・エドツワキ氏(54)との離婚を発表している。ともにバツイチである2人には、さらにもう一つの共通点がある。「椎名さんは18年末にお母さんを、そして原田さんも17年の初めにお父さんを亡くしています。つまり、ともにアラフィフで最愛のご家族を亡くしているんです。また『不発弾』の撮影時、椎名さんは原田さんについて『若い頃に出会っていたら、今とは違う関係性になっていたのかも』とも話していました。人生の荒波を乗り越え、お互いキャリアを重ねてきたからこそ、ようやく想い合う仲となったのでしょう」(前出・ドラマ関係者)時をかけ、“いま”共鳴した2人。その行く末はいかに?
2021年06月17日玉木宏主演、椎名桔平らが共演する「桜の塔」が6月10日の放送で最終回を迎えた。仲里依紗演じる優愛に「切ない」「気の毒」などの声が上がる一方、広末涼子演じる爽と岡田健史演じる富樫には祝福の声多数。吉田鋼太郎の“喝”にも多数の反応が寄せられている。警察官だった父が自ら命を絶ち、その復讐のため警察権力の頂点=警視総監の座を狙う上條漣を玉木さんが演じるほか、かつて漣の父を死に追い込んだ、彼の上司でもある警視副総監の千堂大善には椎名桔平。漣の幼なじみで警視庁捜査一課の刑事をしている水樹爽に広末涼子。千堂の娘・優愛に仲里依紗。新垣広海に馬場徹、馳道忠に渡辺大知。富樫遊馬に岡田健史。「薩摩穏健派」権藤秀夫に吉田さん。「東大派」の吉永晴樹に光石研。蒲生兼人に森崎ウィン。警視総監の矢上に尾美としのりといったキャストが出演した本作。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。刈谷銀次郎(橋本じゅん)が撃たれ、犯人に仕立て上げられた蒲生が、SATの狙撃をかわそうとして転落。意識不明になってしまう。責任を感じた富樫は蒲生のアリバイを見つけ出し、蒲生への疑いは晴れるが、今度は優愛が「自分が刈谷を撃った」と自首してくる。優愛は漣の日記を読んで、刈谷が漣を苦しませてるだけでなく千堂を刺し、自分にも危害を加えようとしてると考え銃撃したと供述する。漣は優愛に日記を読ませ、刈谷を撃たせるように仕向けた上、千堂の家を家宅捜索させ、押収品横流しに矢上警視総監が絡んでいる証拠を見つけさせて、千堂と矢上を失脚させる…というのが最終回のストーリー。妻の優愛を5年かけてマインドコントロールし、刈谷殺しに使った漣に「5年かけて優愛を調教していたんだ」「プロファイリング攻略して利用したんか、、怖すぎる」「サッチョウの悪魔どころかマジモンのマインドコントロール野郎」「5年かけて復讐していたとは。上條怖すぎ」といった声が上がる。漣に“洗脳”されたと思われた優愛だが、漣の作戦を見抜いており、面会した漣に「パパを追い詰めることで漣を復讐から解放してあげたかった」と語る…そんな優愛には「うわあマインドコントロールの罠に気づいてやってたのか」「全部分かってたのね…切ないよー」「優愛の愛が気の毒…」「優愛だけ救われないのやるせない…」などの声が殺到。また矢上を呼び出した権藤の「カーーーーツ!」にも視聴者から多くの反応が。「最終話でも吉田鋼太郎さん魅せてくれたわー」「喝ーーーーーーーー!!!!!カッケェーーー」「権藤さんやっぱり最後までいい人で終わりそうだな(そして吉田鋼太郎感はしっかり出してくる) 」などの反応も。そんななか、ラストでは爽と富樫の指に結婚指輪が。「恋が実って良かったね富樫」「富樫…爽さん…指輪…良かった…」「最後の最後にひゃーって飛び上がったーー!!」など、壮絶なストーリーのなか幸せを手にした2人に祝福のコメントも寄せられている。(笠緒)
2021年06月11日玉木宏が主演する警察エンターテインメントドラマ「桜の塔」の5話が5月13日放送。千堂を演じる椎名桔平に「悪のカリスマがはまる」「水を得た魚」などの声が上がる一方、玉木さんの白タキシード姿にも「眼福」などの反応が集まっている。警察に父を“殺された”上條漣を玉木さんが、漣の幼なじみ、水樹爽を広末涼子が、漣と婚約した千堂優愛を仲里依紗が演じ、漣の同期・新垣広海に馬場徹、同じく同期の馳道忠に渡辺大知、キャリア組刑事の富樫遊馬に岡田健史。警察上層部で権力闘争を繰り広げる「東大派」吉永晴樹に光石研、「薩摩派」権藤秀夫に吉田鋼太郎、漣の上司で優愛の父「外様派」千堂大善に椎名さん。警察トップの警視総監・荒牧雄彦に段田安則。元刑事の刈谷銀次郎に橋本じゅん、元刑事で高級クラブのママ・小宮志歩に高岡早紀といった顔ぶれが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今から23年前、「薩摩派」が組織ぐるみで行っていた押収品の横流し――。真相を告発しようとしていた漣の父・勇仁(岡部たかし)を“自殺”に追い込んだのが千堂ではないかと考えた漣は千堂を問い詰めるが、千堂は「俺はお前ごときが倒せる相手じゃないんだよ」と言い放つ。怒りと悔しさに身を震わせる漣だが、千堂が他にも不正や汚職に手を染めているはずだと考え、「東大派」吉永に相談する。千堂を失脚させたいが漣と手を組むのは危険だと考えた吉永は協力を拒否するが、独り言のように「5年前の傷害事件でなぜ犯人が捕まらないのか不思議でならない」と漏らす…というのが今回のストーリー。5年前の傷害事件は優愛が起こしたもので、千堂はそれをもみ消していた…以前失脚した佐久間から提供された証拠を基に、千堂に詰め寄るが証拠は捏造で、さらに志歩もまた千堂のスパイをさせられていた。千堂は漣もまた警察の“悪”に染まっていると指摘、「お前も俺と同じサッチョウの悪魔」と言い放つ。薩長の悪魔完全敗北した漣は優愛と結婚、次なる復讐のチャンスを待つ…というラストだった。“本性”を現した千堂に「千堂さんカッコよすぎでしょ」「おっかねー。凄い迫力。胃が痛い。助けてくれ」といった声とともに、「千堂は正攻法ではどうにもならない大事をなすため、泥水を飲んでるのだと思いたい!」と千堂もまた何か理由があって権力を欲しているのでは?と考える声も。また千堂を演じる椎名さんにも「椎名桔平って悪のカリスマがはまるな」「水を得た魚みたいな椎名桔平が見れて楽しい」などの反応が送られる。そしてラストでは漣と優愛が結婚。漣を演じる玉木さんの白タキシード姿にも「白タキシードな新郎玉木くん眼福」「玉木宏の白タキシード観れただけで満足」といった反応が集まっている。(笠緒)
2021年05月14日玉木宏主演「桜の塔」の4話が5月6日オンエア。漣と権藤の“激突”…権藤を落とした漣の“隠し玉”に視聴者がざわめくなか、漣の父・勇仁を死に追いやったのが千堂であることが判明。「こういう椎名桔平が見たかった」などの声が視聴者から沸き上がっている。警視庁の頂点=警視総監の座を巡る激しい出世バトルを描いていく本作。ずば抜けたプロファイリング能力を武器に、野望の階段を駆け上がっていく上條漣に玉木さん。漣の幼なじみで警視庁捜査一課の刑事をしている水樹爽に広末涼子。漣と婚約するが水樹に嫉妬心を抱きはじめる警視庁刑事部長・千堂大善の娘、優愛に仲里依紗。熾烈な権力闘争を繰り広げる「東大派」警務部長・吉永晴樹に光石研。「薩摩派」警備部長・権藤秀夫に吉田鋼太郎。「外様派」刑事部長の千堂大善に椎名桔平。彼らの上に君臨する警視総監・荒牧雄彦に段田安則。漣の同期、新垣広海に馬場徹。同じく同期で今は入院中の馳道忠に渡辺大知。若手キャリア組刑事の富樫遊馬に岡田健史。漣の“育ての親”となる元刑事の刈谷銀次郎に橋本じゅん。漣を子ども時代から知る元刑事にして高級クラブのママ・小宮志歩に高岡早紀といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。父・勇仁が23年前、「薩摩派」による押収品横流し事件を告発しようとして、警察に自死を強要されたと聞いた漣は、「薩摩派」派閥によって仕組まれた可能性が高いと聞いた漣は、自らの派閥への悪影響を危惧する千堂の声を無視して事件を調べ、権藤が横流しに関わっていたことを知る…というのが今回のストーリー。父の死の真実を教えるよう詰め寄る漣に、当時、横流しを告発しようとした勇仁の説得に当たったことを認め「どうせこの会話も録音してるんだろ」とボイスレコーダーを探す権藤。「公にすることだけが正義じゃないだろ!」と不正を隠蔽したことを正当化する権藤に、漣は「その言葉を息子さんの前でも言えますか」と告げ、ドアの向こうで会話を聞いていた権藤の息子を部屋に招き入れる…。「まさか、息子に聞かせていたなんてな、上条さすがだな」「ボイレコはないが子どもは聞いてたか」「ある意味レコーダーよりひどい仕込み」など、漣の用意した“隠し玉”に視聴者からざわめきが走る。さらに漣は23年前、勇仁が自死した派出所の監視カメラの映像を見せ、権藤が父を死に追いやったと詰め寄るが、そこに映っていた権藤かと思われたその後ろ姿は千堂のものだったことが判明する。漣に対し「俺がお前の父親の死を見届けた」と、勇仁に自死するよう迫ったことを認める千堂…「そして千堂さんあっさり認めたな」「あっさり白状したな」という声とともに「椎名桔平がとつぜんアウトレイジ感出てきた」「やっぱり…椎名桔平がただの胡散臭い上司で終わるわけない」「こういう椎名桔平が見たかったんだよ~~~~!!!」などの反応も上がっている。(笠緒)
2021年05月06日玉木宏主演による警察エンターテインメントドラマ「桜の塔」の3話が4月29日放送。椎名桔平演じる千堂の“悪の顔”に「桔平さんが真っ黒」「魔王感が一気に出てきた」などの声が上がるとともに、仲里依紗にも「一番怖い」といった反応が上がっている。警察官の頂点=警視総監の座を巡る組織内のパワーゲームのなかで、権力への階段を駆け上がっていく主人公とその周囲の人々が織りなす究極の人間ドラマを描いていく完全オリジナル作品となる本作。“自作自演”“捏造”で権力を掌握していく上條漣を玉木さんが演じ、漣の幼なじみの刑事、水樹爽に広末涼子。漣と交際することになる千堂優愛に仲里さん。警察内の「東大派」警務部長・吉永晴樹に光石研。「薩摩派」警備部長・権藤秀夫に吉田鋼太郎。「外様派」刑事部長で優愛の父、千堂大善に椎名さん。彼らの上官で警察トップの警視総監・荒牧雄彦に段田安則。若手キャリア刑事、富樫遊馬に岡田健史。元刑事の情報屋・刈谷銀次郎に橋本じゅん。漣の同期、新垣広海に馬場徹。漣に出し抜かれた馳道忠に渡辺大知。漣を手助けする高級クラブのママ・小宮志歩に高岡早紀といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。警視正に昇進した漣が警察内の不正を取り締まる“警察の中の警察”=監察官として、爽たちが暴力団から押収した拳銃を横流しした主犯を秘密裏に探るよう命じられる。横流しした主犯が水樹班の中にいる可能性が高いと考えた漣は、押収品保管倉庫に拳銃を届けた高杉賢剛(長谷川朝晴)と轟啓一(駒木根隆介)のどちらかが怪しいとにらむが、上手く捜査は進まず。横流し事件の根底に何かがあると考えた漣は、警務部の同期である馳に協力を依頼。出世レースから外れた馳は、不正経理の処理を担当し吉永の裏金作りに加担させられていた。馳は漣に高杉が荒牧総監の甥であることを伝え服毒。漣が監察官に選ばれ拳銃横流しの件を担当することになったのは、高杉を逮捕させるように仕向けることで、荒牧の顔に泥を塗り外様派に責任をなすりつけようとする吉永の策略だったが、そこまで読んだ漣は逆に吉永を陥れる。しかし千堂は裏金作りを馳の単独犯にして、吉永に借りを作らせる形で手を打つ。漣は理不尽な幕引きに「どんだけ闇に染まれば夜が明けてくれるのか」と憤る…というのが今回のストーリー。漣すら利用した千堂の“逆転劇”と“悪の顔”に「漣さんの大逆転!…と思いきや、千堂さん…!」「桔平さんが真っ黒だった笑」「椎名さんの魔王感が一気に出てきた」などの声が。また権力闘争を繰り広げる部長を演じる光石さん、吉田さん、椎名さんの3人に「警察の話なのに皆の面構えがアウトレイジ」「一番官僚的な吉永が消えて、アウトレイジな二人が残った」といった声も。さらに優愛が漣と爽が一緒にいるところを目撃、爽に対し敵意を込めた視線を送る優愛には「仲里依紗が、上司の娘でただの美人な婚約者で終わるわけがないよね」「広末涼子と仲里依紗のバトル要素も入るのね」「仲里依紗がやっぱり怖いんだよね~」などの反応も寄せられている。(笠緒)
2021年04月30日テレビ朝日春の新木曜ドラマは、玉木宏主演の警察エンタテインメントドラマ「桜の塔」を放送することが決定。広末涼子、仲里依紗、森崎ウィン、橋本じゅん、高岡早紀、光石研、吉田鋼太郎、椎名桔平の出演も明らかになった。犯人vs警察の構図を主軸に描かれることが多かった刑事ドラマだが、「3年A組-今から皆さんは、人質です-」でネット社会の闇に警鐘を鳴らした武藤将吾が脚本を担当する本作は、警察で巻き起こる“大乱”を描出。警視庁を舞台に、その頂点=警視総監を目指し巻き起こる、組織内のパワーゲームを描きながら、野望と正義が入り乱れる究極の人間ドラマを描いていく完全オリジナルドラマとなっている。玉木宏が演じるのは、幼少期のある出来事が火種となり、権力を手に入れることを渇望するようになった警視庁捜査共助課の理事官・上條漣。警視総監になるため、まずは自らが属する派閥のトップが警視総監になることが出世の近道と考えた彼は、どんなに汚い仕事もためらうことなく遂行し、野望の階段を駆け上がっていくという、玉木さん史上最もダーティーな男に扮する。台本を読み、すごく面白いと思ったという玉木さんは「漣はきっと熱い部分を持っているのだけれど、それを悟られないようにコントロールしている男。周りには本心が見えにくく、何を考えているのか分からない人物像になっていると思います。冷静に見せるということは、ともすればフラットな演技に見えがちなので、そうならないようにどうしようか…と考えているところです」と役について語り、「『桜の塔』は皆さんが見たことのない“人間ドラマに重きを置いた警察ドラマ”。登場する人間一人一人をじっくり見ていただけると、物語がより一層面白くなると思います。ぜひご覧ください」と視聴者へメッセージ。さらに、広末涼子が漣の幼なじみで警視庁捜査一課の水樹爽を演じる。漣と対立しながらも密かに彼を想う爽は、漣の野心に火を点けた過去を唯一知る人物だ。そして仲さんは、漣と爽の関係性と出世レースの両面で不穏な一石を投じそうな存在、警視庁刑事部長の千堂大善の娘・優愛を演じる。嫉妬心と独占欲が強い彼女は、漣の魅力に取りつかれ、固執していくことに。広末さんは「警察組織内のダークな部分や、同時進行する事件解決に向けての問題提起、それに加えてドラマの中心となる主人公・漣の生い立ちや闇――。とにかく気になることだらけで、次が読みたくなります!視聴者の方にも『次が見たい!』と思っていただけるように頑張ります」と物語の印象を明かし、仲さんは「優愛は、世間知らずで苦労をしたことがない、わがままな子なのかなと思いました。でも、親の愛情を受けて育っていると思うので、品良く演じていきたいです」と意気込みを語っている。ほかにも、権力闘争の中心に鎮座するスリートップを光石研、吉田鋼太郎、椎名桔平が演じる。光石さん演じる「東大派」の警務部長・吉永晴樹、吉田さん演じる「薩摩派」の警備部長・権藤秀夫、そして椎名さん演じる「外様派」の刑事部長で、漣に目をかける千堂大善と、三者三様の攻め方で虎視眈々と警視総監の座を狙う。漣に徹底マークされる銀行強盗事件の被疑者・蒲生兼人を森崎ウィン。漣の情報屋として暗躍する刈谷銀次郎を橋本じゅん。漣を気にかける銀座の高級クラブのママ・小宮志歩を高岡早紀が演じることも決定している。新たな警察エンタテインメントドラマということで、キャスト陣も撮影が楽しみな様子。「第1話の台本を読んで、最後やられましたね。伏線の回収にとてもワクワクしました。とにかく面白いです」(森崎さん)、「シンプルに、ゾクゾクなメンバーの競演にワクワクしてます」(橋本さん)、「さまざまな人たちの思惑が複雑に絡み合い、何が悪で何が善なのかを考えさせられる物語。最終的にどこに着地するのか、とても楽しみです」(高岡さん)、「先の展開が楽しみです」(光石さん)、「僕も権力争いの一端にいるわけですけど、争う相手が椎名桔平さんに光石研さん…と、一癖も二癖もある方ばかりで争い甲斐がありますし、ぜひ勝ちに行きたいと思っております(笑)」(吉田さん)、「私はやはり“人間”を捉えた作品が好きなので、今作では警察組織を題材に、人間の心の機微を表現することが楽しみです」(椎名さん)と期待を寄せている。木曜ドラマ「桜の塔」は4月、毎週木曜日21時~テレビ朝日にて放送予定。(cinemacafe.net)
2021年03月05日‘90年代からイケメン俳優の第一線を走り、今は“イケおじ”の中核に位置する椎名桔平さん。料理について熱く語るその横顔には、カッコいいとかわいいが大渋滞でした。クールな役、悪い役、色男の役などたくさん演じてこられた椎名桔平さん。寡黙な人かな、取材嫌いだったらどうしよう…と思いながら現場に赴くと、ニコニコ顔で登場!笑いが絶えない取材になりました。――手前味噌で恐縮ですが、ananは今年50周年でして。女性向けの雑誌なので、ご興味ある内容ではないかもしれないのですが…。椎名:いや、あのね、僕今ね、こういうの興味あるんですよ(と言いながら、料理ページに見入る)。自粛期間に自炊を始めたんです。もちろん、そんな大したものは作れないんだけれど。――インスタグラムでカレーのお写真を拝見し、驚きました。椎名:実は、人生で料理に興味を持ったのは、これが初めてで。料理上手の友達に教えてもらったり、あとほら、今はアプリでいろいろ調べられるから。この間も、いただきもののお素麺とか、“どうしてやろうか?!”(注・ムロツヨシさんの、とあるコント内の決め台詞。椎名さんの中で流行っているそうで、取材中に連発してました)と思って(笑)。麺を氷で冷やしたり、ネギを刻んで温麺風にいただいたり…。そうそう、今日はお昼にパスタ作って食べましたよ。時短のためにソースは既製品を使ったんですが、ナスとベーコンでアマトリチャーナ風にしようと思い、ナスを切ったらですね、新鮮じゃなくて…(笑)。まさに、“ナス、どうしてやろうか?!”状態。仕方ないので玉ねぎとピーマンを入れて、いただきもののシェル型のパスタを茹でて。くぼみの中にソースが溜まって、味がしっかり伝わってきてねぇ。なるほど、イタリアの人はよく考えたなぁ、とか思ったりしました(笑)。――料理の話をする椎名さん、とても楽しそうです。椎名:うん、なんかね、新鮮です(笑)。スーパーに行くことすらすごく楽しい。食材の鮮度を見たり、卵の種類を選んだり、「あ、ローリエ買っておこう」とか、「オールスパイスだ」とかね。気がついたら、キッチンにスパイスが揃ってしまい、いつでもカレーが作れます。ノウハウはないですが(笑)。――なんかそのうち、料理教室とかに通いだしそうな…。椎名:いやね、本当に通いたかったの。だけど、こういう仕事だからって個人レッスンにするのも開放的じゃないし、かといってうら若き女性の中に入って「はい、じゃあ椎名さんやってみてくださ~い」みたいなのも、照れくさいし…(苦笑)。どうしようかなぁと思っている間に、舞台の仕事が迫ってきて。この仕事が一段落したら、改めて考えようかと思ってます。――あぁ、やっと舞台の話に(笑)。椎名:すいません(笑)。今は時間があったらセリフを覚えなくてはいけないので。料理はお預けです。――2年ぶりの舞台と伺っていますが、どんなお気持ちですか?椎名:舞台は、機会があればやりたいと思っているので、今回もお声がけいただきとても嬉しかったです。でも内容がね、難しそうで…。――『オリエント急行殺人事件』、名探偵ポアロ役ですね。椎名:そう。たくさん謎を解かなきゃいけないっていう(笑)。僕がデビューしてから出させていただいた舞台は、比較的俳優が少人数で、話は重めのものが多かったんです。でも今回の作品は10人程度の群像劇で、かなりエンタメ性が高い内容。これまでやってきた少人数の劇とはいろいろ勝手が違う。それに正直、みなさんが想像するポアロと僕って、ちょっとイメージが違うんじゃないかと…。少し悩んだのですが、でも声をかけてくれた方の中に僕とは違うビジョンがあるのかな、と思考を変え、演劇のプロにこの身を委ねてみようと思い、挑戦することにしました。――演出の河原雅彦さんとご一緒されるのは初めてですか?椎名:そうです。河原さんは、言葉に対して独特の感覚を持っているんですよ。非常に大きなキャパシティを持っていらっしゃる。とても素晴らしいと思うし、ご一緒できて嬉しく思っています。なので、素直に言うことを聞いてます(笑)。――演出家や監督にとって俳優さんは、作品を作るための素材でもありますよね。素材として自身を委ねるのはどんな気分ですか?椎名:“この人は、自分を預けちゃったほうがいいな”と思う人の場合は、委ねることがとても心地いいですよ。それは舞台でも映像作品でも同じです。“この人が料理してくれるなら、安心…”って思えれば、自分の役柄以上のことを考える必要はないわけで、あとはもう、完全にお任せです。シェフが良ければ、自ずと作品も良くなります。――河原さんはどんなシェフ?椎名:素晴らしいシェフですよ~!三つ星を差し上げたいくらい(笑)。――さすが料理好きだけあって星に例えられましたね。ちなみに椎名さんにとって舞台の魅力とは?椎名:シンプルなんですけれど、みんなで稽古を重ね、ひとつの作品を作り上げる実感が一番強いのが舞台です。毎日同じ場所に同じメンバーが集い、協力し合って舞台を作る。他に比べて一体感が強いかもしれません。つまり協力が大事。一方映画やドラマの場合は、俳優の“自分が、自分が!”というモチベーションが、時に良い結果を生み出すこともあります。さらにもっと言うと、映像は撮り直しができるので、思い切ってチャレンジみたいなこともできます。でも舞台は、期間中は何度も上演するわけですから、自分をコントロールしながら、稽古で培った役柄に対する“過不足ない、一番いい平均値”をお客さんに届けるものだと思うんですよね。もちろん、どちらがいい、悪いではないという前提での話ですが。ただね、舞台のほうが、なんだろう、うまく言えないですが、“自分は役者なんだな”と強く思うことが多いですね。役者というか、“職業役者”なんだな、と。――それはどういう意味ですか?椎名:本番が終わり観客席を見回したとき、観に来てくれた人たちが嬉しそうだったり、楽しそうな顔をしているのを見ると、“我々は、職業としての俳優なんだな”と、しみじみ思うんです。何もできない人間じゃなくて、よかったな、と(笑)。12月8日~27日、東京・Bunkamuraシアターコクーンにて、舞台版『オリエント急行殺人事件』に出演。演出は河原雅彦。共演に松井玲奈、松尾諭、高橋惠子、マルシア、室龍太(関西ジャニーズJr.)、本仮屋ユイカなど。豪華寝台列車で起きた密室殺人は、乗客全員が容疑者。ポアロは聞き込みを開始するが全員にアリバイが…?!しいな・きっぺい1964年7月14日生まれ、三重県出身。学生時代はサッカーで活躍し、その後‘86年に映画で俳優デビュー。‘93年、映画『ヌードの夜』で注目され、‘90年代半ばより『Age,35 恋しくて』など数々のドラマや映画に出演し、人気を得る。代表作に、映画『アウトレイジ』、米映画『アウトサイダー』、ドラマ『刑事のまなざし』など。ジャケット¥79,000(LATORRE)パンツ¥58,000(CANALI) 共にCORONET TEL:03・5216・6521シャツ¥16,000(BOSS/ヒューゴ ボス ジャパン TEL:03・5774・7670)※『anan』2020年12月9日号より。写真・中島慶子スタイリスト・野村昌司ヘア&メイク・遠藤真稀子(by anan編集部)
2020年12月07日12月にBunkamuraシアターコクーンにて上演される椎名桔平主演舞台「オリエント急行殺人事件」のビジュアルが公開された。雪に閉ざされた豪華列車で起こる密室殺人事件。容疑者は全乗客――。このアガサ・クリスティの有名すぎる物語を、河原雅彦演出でこの冬舞台化。椎名さんが名探偵ポアロを演じるほか、アンドレニ伯爵夫人役を松井玲奈、鉄道会社重役・ブーク役を松尾諭、秘書ヘクター・マックイーン役を室龍太(関西ジャニーズJr.)、家庭教師メアリー・デブナム役を本仮屋ユイカ。ほかにも、粟根まこと、宍戸美和公、中村まこと、マルシア、高橋惠子が出演する。今回到着したビジュアルでは、ポアロを中心に、そんな一癖も二癖もある乗客たちの姿が写し出されている。なお、チケットは11月15日(日)10時より各プレイガイドにて一般発売がスタートする。舞台「オリエント急行殺人事件」は12月8日(火)~27日(日)Bunkamuraシアターコクーンにて上演。(cinemacafe.net)
2020年11月10日「Hey! Say! JUMP」山田涼介と田中圭が刑事役で共演した「キワドい2人-K2-池袋署刑事課神崎・黒木」の最終話が10月16日オンエア。放送後のSNSには続編希望の声が続々と投稿されるとともに「心温まる物語をありがとう」と感謝の声も多数寄せられている。第56回江戸川乱歩賞を受賞した横関大の刑事小説「K2 池袋署刑事課 神崎・黒木」を映像化。山田さん演じる人情派、生真面目キャリア刑事の神崎隆一と、田中さん演じる超破天荒なキレ者刑事の黒木賢司を中心に物語が展開。正反対な2人がバディを組むことに。しかも2人は“異母兄弟”だった。徐々にお互いを理解していく神崎と黒木だったが、2人は“異母兄弟”ではなく神崎は立てこもり犯の息子だったことが判る…というストーリー。共演には1話で2人が担当した事件関係者として登場、その後2人に協力するようになった氏原彩乃役で関水渚、池袋署刑事課・強行犯の同僚、諸星一朗役でジェシー(SixTONES)、統括係長・末長光一役で八嶋智人、木村ともこ役で江口のりこ、石館美空役で奥山かずさ。池袋署副署長・澤登哲也役で六角精児、神崎の育ての父で黒木の実の父でもある神崎賢造役で椎名桔平といった顔ぶれが集結した。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。最終回では22年前の「ファミレス立てこもり事件」の真相を迫ろうとする賢造が捜査員たちに撃たれてしまう。黒木に怒りをぶつける神崎だが、改めて“兄弟”の絆を取り戻した2人は22年前の事件の真相を暴いていく。そして澤登が事件の黒幕である可能性にたどり着く…という展開だった。放送後のSNSには「神崎さん、黒木さんのコンビが今後も捜査してる姿まだまだ、沢山みたいです」「もっともっと続きが観たかったな」「またスペシャルドラマとかで見られたらいいな」「いつの日か続編で神崎さん黒木さんに会えるのを楽しみにしてます」などSPドラマ、続編を希望する声が多数寄せられているほか、「今まで楽しみをつくってくれてありがとう!!」「コロナ禍の中撮影も大変だったと思います。いい作品をありがとう」「心温まる物語をありがとうございました。金曜が楽しみでした」など感謝のコメントも続々投稿。多くの視聴者が山田さんと田中さんの“兄弟”ぶりを名残惜しみつつ、その復活を願っている模様だ。(笠緒)
2020年10月16日「Hey! Say! JUMP」山田涼介&田中圭演じる刑事が池袋を舞台に事件を解決していく「キワドい2人-K2-池袋署刑事課神崎・黒木」の4話が10月2日にオンエア。ラストで登場した仙道敦子の“正体”に注目が集まっている。第56回江戸川乱歩賞を受賞した横関大の刑事小説をドラマ化した本作。人情派で生真面目なキャリア刑事の神崎隆一を山田さんが、超破天荒だが直観力と洞察力はピカイチ、検挙率No.1の黒木賢司を田中さんがそれぞれ演じ、全く正反対な性格の2人が実は異母兄弟だったと判明、ともに暮らしながら池袋の街で巻き起こる凶悪事件に挑む…というストーリーになっているまた誘拐され神崎と黒木に助けられたことをきっかけに2人の事件捜査に協力するようになる氏原彩乃に関水渚、2人が勤務する池袋署刑事課強行犯係の諸星一朗にジェシー(SixTONES)、木村ともこに江口のりこ、強行犯係の統括係長・末長光一に八嶋智人、神崎と黒木の父・神崎賢造に椎名桔平、神崎と黒木の父親である賢造のかつての同僚で2人の関係を知る澤登哲也に六角精児といったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回は池袋署・強行犯係の元に高校生の橘望美(蒔田彩珠)行方不明事件だという連絡が。連絡してきた母親の橘美咲(奥貫薫)は文科省のキャリア官僚。娘と親子げんかして車から降ろし、その後すぐ戻ったが娘の姿はなく、スマホだけが落ちていたという。戻る途中にピックアップトラックとすれ違い、そのなかに毛布にくるまれた塊を見たため、その車に誘拐されたというのだ。神崎や黒木は望美が自ら家出をしたと訝しむが、美咲は警察が動いてくれないと自らビラ配りをはじめ、警察に批判の目が向けられる。美咲の証言に不審な点を感じた黒木は末長に彼女の身辺調査を願いでる…というのが今回の展開。冒頭では黒木の“ミーアキャット鳴きまね”も。こちらには「ミーアキャット黒木かわいすぎて永遠に見てられる」「田中圭のミーアキャットの真似が可愛すぎてしんどい」といった反応が。一方、ラストでは神崎を見つめる謎の女性の姿も。仙道敦子演じるこの女性に「神崎くんのお母さんだったりする?」「神崎の母親なんだろうか?」といったコメントが多数。神崎と黒木の“本当の関係”にも注目が集まっている。(笠緒)
2020年10月03日椎名桔平主演で描く舞台「オリエント急行殺人事件」の全キャストが明らかになった。2019年、満を持して日本初演の幕を開けた本作が、今回、河原雅彦により再び舞台化。豪華寝台列車で密室殺人事件が発生、名探偵ポアロがこの事件に挑む――という、もはや説明不要の物語に参加する新たなキャストは、元「SKE48/乃木坂46」の松井玲奈や、松尾諭、本仮屋ユイカ、粟根まこと、中村まこと、そして高橋惠子。さらに、昨年に引き続き、室龍太(関西ジャニーズJr.)、宍戸美和公、マルシアも参加する。なお公演チケットは、11月15日(日)10時から各プレイガイドにて一般発売される。舞台「オリエント急行殺人事件」は12月8日(火)~27日(日)Bunkamuraシアターコクーンにて上演。(cinemacafe.net)
2020年10月02日“ミステリーの女王”アガサ・クリスティの傑作「オリエント急行殺人事件」が、椎名桔平主演で舞台化。12月にBunkamuraシアターコクーンにて上演されることが決定した。名探偵ポアロが軽妙に事件を解決する、クリスティの言わずとしれた代表作「オリエント急行殺人事件」。ドラマ・映画化もされ、近年ではケネス・ブラナーが主演&監督した映画が話題に。そして舞台は昨年、演劇界の奇才・河原雅彦の演出で満を持して日本初演。クリスティー生誕130周年となる2020年12月、再び河原さんの演出のもと、今回は椎名さんを主演に迎え上演する。椎名さんは「あのポアロ役を演じる事に期待と不安が入り混ざっています」と現在の心境を明かし、「観客の皆さんを我々とともに素敵な旅にお連れすることが出来るよう、日々稽古に励みたいと思っています」と意気込む。さらに「コロナ禍の今、その閉塞感や先の見えない不安といったものが、この作品に共通しているのではないかと感じています。有名な小説なので結末をご存知の方も沢山いらっしゃると思いますが、是非とも晴れやかな気分で劇場を後にしてもらいたいと思っています」とコメントを寄せている。なお、公演チケットは10月より先行販売開始予定だ。ストーリー豪華寝台列車で起きた密室殺人事件。容疑者は、乗客全員――。シリアで仕事を終えた名探偵ポアロは、英国で起きた事件の依頼を受け、イスタンブール発の超豪華寝台列車「オリエント急行」で英国へ向かうこととなる。列車に乗り合わせたのは、どこか妙な雰囲気を漂わせる乗客たち。列車は発車するが、不幸にも旅の途中で雪崩に巻き込まれ立ち往生してしまう。そんな中、事件が起きた。乗客の一人、アメリカ人の実業家・ラチェットが、鍵のかかった寝室で殺されたのだ。しかし、乗客全員には完璧なアリバイが…。舞台「オリエント急行殺人事件」は12月8日(火)~27日(日)Bunkamuraシアターコクーンにて上演。(cinemacafe.net)
2020年09月30日「Hey! Say! JUMP」山田涼介と田中圭が出演、池袋を舞台にした「キワドい2人-K2-池袋署刑事課神崎・黒木」の2話が9月18日オンエア。今回は田中さん演じる黒木の“下手すぎる”演技と、ジェシーさん演じる諸星の“とんちんかん”ぶりに注目が集まっている様子だ。第56回江戸川乱歩賞受賞の横関大による刑事小説「K2 池袋署刑事課 神崎・黒木」をドラマ化。人情派で生真面目なキャリア刑事の神崎隆一と、破天荒だがキレ者な刑事の黒木賢司。実は兄弟の2人がバディとなって池袋の街で巻き起こる凶悪事件に挑む本作。神崎を山田さんが、黒木を田中さんが演じ、池袋署刑事課強行犯係で2人とともに勤務する諸星一朗にジェシーさん(SixTONES)、木村ともこに江口のりこ、末長光一に八嶋智人、野島義明に中林大樹。神崎と黒木の父となる神崎賢造には椎名桔平。さらに関水渚、六角精児らも出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。全くそりが合わない黒木から「俺たちは、腹違いの兄弟だ」と言われる神崎。さらに神崎の家に黒木が押しかけ強引に共同生活が始まる。そんななか、池袋署管内の美容室オーナー宅で強盗殺人事件が発生。防犯カメラの映像から、美容室の従業員である芳村敏生(神尾楓珠)が重要参考人として浮上する。神崎は芳村の犯行であることに疑念を抱くが、身勝手な行動をして逆に芳村に自白させてしまう。…というのが今回のおはなし。黒木は真犯人が被害者のペットの猿に噛まれたと思われることから、猿が狂犬病だといううわさを流して血清をえさに真犯人をおびき出そうとする。真犯人の前で黒木が猿に噛まれたふりをするのだが、わざとらしく「死にたくないー!」と叫ぶ姿に神崎も「芝居が下手すぎる」とあきれ…その様子に「黒木さん猿に噛まれた演技www」「猿に噛まれたと言い美容室で大絶叫する田中圭に爆笑」など、視聴者も笑いが止まらなかった模様。黒木はこの作戦を「モンキーブラッドプロジェクト」、略称“モンブラン”と命名するのだが、会議で諸星は「モンブランではなくモンブラ“プ”では」と略称について指摘。一瞬強行犯係の空気が固まるもその指摘は無視され、会議は続行する。そんな諸星の“とんちんかん”ぶりには「可愛かった このときいつものジェシーだった」「諸星ただのジェシーが垣間見える時がある」「可愛すぎるぜジェシぃぃぃぃ!!」といった反応多数。ジェシーさんの自然体な演技にも注目が集まっている様子だ。(笠緒)
2020年09月19日山田涼介と田中圭演じる異母兄弟バディが活躍する新金曜ドラマ「キワドい2人-K2-池袋署刑事課神崎・黒木」が9月11日放送開始。山田さんと田中さんのバディぶりと、若手刑事役のジェシーに多くの視聴者が注目した様子だ。第56回江戸川乱歩賞を受賞した横関大の刑事小説「K2 池袋署刑事課 神崎・黒木」を映像化する本作。人情派の生真面目キャリア刑事・神崎隆一を山田さんが、超破天荒なキレ者刑事・黒木賢司を田中さんがそれぞれ演じ、実は異母兄弟である2人が池袋の街で巻き起こる凶悪事件に挑む痛快刑事ドラマとなる。2人が勤務する池袋署刑事課強行犯係のメンバーとしてジェシーさん(SixTONES)、八嶋智人、江口のりこ、奥山かずさらも共演。神崎と黒木の父・神崎賢造には椎名桔平といったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。池袋署の刑事課強行犯係に配属されたキャリアの神崎は、初出勤早々、無断欠勤中の相棒となる先輩刑事・黒木を探すよう、強行犯係の係長・末長から命じられる。黒木の前夜の動向を調べるとガールズバーを訪れており、そこの女子大学生・萱島麻衣と店を出たその後の足取りがつかめなかった。神崎は麻衣の自宅の前で急ブレーキ跡と血の付いた黒木の警察手帳を見つける。その頃、強行犯係に黒木から「誘拐事件に巻き込まれた」と電話が入る。神崎が救出に向かうと監禁現場には火が放たれていた。パニックになる神崎だが黒木の機転が利いた行動で2人は助かる。しかし麻衣は犯人に連れ去られてしまう。実はこの麻衣は本人ではなく“成りすまし”で、本物の麻衣の身分証を盗んで偽装した氏原彩乃(関水渚)が、父をクビにした復讐のために仕組んだ誘拐だった…というのが今回のおはなし。事件解決後には神崎と黒木が異母兄弟であることが判明。黒木が神崎の家に引っ越してくる…というラストだった。放送後には「田中圭の大人で男らしいかっこよさと山田くんの若くて愛らしいかわいさがマッチして2人ともが引き立ってた」「本人が持ってる部分を誇張したキャラクターでそれぞれが引き立つのがまた良かった」「山田涼介×田中圭をキャスティングした人天才」など、山田さんと田中さんの“バディ”を絶賛する声がSNSに殺到。また優秀な若手刑事、諸星一朗役で出演したジェシーさんにも「すごく男前でかっこよくて押忍って返事がまた良き拍手」などの声が。特に水族館で犯人を確保するシーンには「水も滴るいい男」「この表情すっごく好き」といった反応が数多く寄せられている。(笠緒)
2020年09月12日「Hey! Say! JUMP」山田涼介主演のTBS新金曜ドラマ「キワドい2人-K2-池袋署刑事課神崎・黒木」に、椎名桔平が出演することが決定。山田さんと田中圭が演じる凸凹異母兄弟の父親を演じる。本作は、第56回江戸川乱歩賞を受賞した横関大の刑事小説「K2 池袋署刑事課 神崎・黒木」のドラマ化。人情派の生真面目キャリア刑事・神崎隆一と超破天荒なキレ者刑事・黒木賢司がバディを組み、池袋の街で巻き起こる凶悪事件に挑む痛快刑事ドラマだ。神崎役を山田さん、黒木役を田中さんが演じるほか、2人が勤務する池袋署刑事課・強行犯係のメンバーとして、ジェシー(SixTONES)、八嶋智人、江口のりこ、奥山かずさら個性豊かな面々が参加する。今回新たに出演が発表された椎名さんが演じる父・神崎賢造は、元警察官。退職した現在は、長野で蕎麦屋を営んでいる。心優しき父親だが、実はある事件によって人生を大きく変えられていた…。椎名さんは「神崎と黒木という正反対の性格の2人の息子への接し方には、とくに意識しながら演じています。賢造は2人の息子には特別な感情があるので、その部分を見せていけたらなと思っています」と意気込む。また、息子役の2人については「山田くんとは映画で共演したことがありますが、とても自然体で好感度満点! 田中くんとは今作が初共演ですが、どこかチャーミングな感じがして撮影が楽しみです。2人と良い親子関係を築いていけたらと思っています」とコメントしている。「キワドい2人-K2-池袋署刑事課神崎・黒木」は9月、毎週金曜日22時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2020年07月30日俳優の浅利陽介(あさり・ようすけ)さんが、2020年4月16日に自身のインスタグラムを開設。出演作であるドラマ『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-(以下、コード・ブルー)』(フジテレビ系)の共演者をフォローし、ファンから多くの反響が寄せられています。浅利陽介のインスタに「コード・ブルー愛を感じた…」新型コロナウイルス感染症で外出自粛が求められる中、浅利陽介さんは『#ぼくがいまできること1』と題し、トレーニング動画を投稿しています。 View this post on Instagram A post shared by Yosuke Asari (@yosuke_official_2020) on Apr 16, 2020 at 12:50am PDT※画像上の矢印をクリックすると、ほかの動画も見ることができます。その3日後の同年4月19日には、滑舌のトレーニングをしながら手洗いをする動画を公開。 View this post on Instagram #外から帰ったら手洗いうがい #その時間を使ってみた#滑舌トレーニング#案外むずくね A post shared by Yosuke Asari (@yosuke_official_2020) on Apr 19, 2020 at 2:14am PDT外出自粛をしているファンの気持ちを少しでも明るくしたいという、浅利陽介さんの思いが伝わってきます。そんな浅利陽介さんは2008年から始まったドラマ『コード・ブルー』シリーズに出演し、一躍人気を集めました。同作では共演者同士の仲がよく、息の合った演技や撮影秘話などがファンの間で大きな話題に。本日、カムバックイベントを行いましたー❗️終わりでいい笑顔いただきました #コード・ブルー #フジテレビ #新垣結衣 #戸田恵梨香 #比嘉愛未 #浅利陽介 pic.twitter.com/DbUFtK3850 — 【公式】『コード・ブルー』 (@code_blue2017) June 16, 2017 2018年には『劇場版コード・ブルー –ドクターヘリ緊急救命-』が公開され、大ヒットを記録しました。そして今回、浅利陽介さんは自身のインスタグラムで、一緒に『コード・ブルー』に出演していた俳優の山下智久さんや椎名桔平さん、女優の戸田恵梨香さん、比嘉愛未(ひが・まなみ)さんたちをフォロー。2020年4月18日には、同作で夫婦役を演じた比嘉愛未さんとの新CM動画を投稿し、ドラマファンを歓喜させています。 View this post on Instagram #りんご黒酢 知らなかった篇 #ミツカン #黒酢ドリンク #飲むお酢 #食事に合う #おうちごはん #うちごはん #おうち時間 #比嘉愛未 #浅利陽介 A post shared by Yosuke Asari (@yosuke_official_2020) on Apr 17, 2020 at 10:14pm PDTすると、比嘉愛未さんも自身のインスタグラムで「この方、やっと始めたらしい」と浅利陽介さんのアカウントを写真とともに紹介。「面白い投稿、期待してます」とコメントしており、2人が今も変わらず仲がいいことがうかがえます。 View this post on Instagram この方やっと始めたらしい @yosuke_official_2020 写真はちょうど1年前の舞台の時のもの。 面白い投稿、期待してます笑 #浅利陽介 #始めました A post shared by 比嘉愛未 Manami Higa (@higa_manami) on Apr 16, 2020 at 5:04am PDTファンからはインスタグラムを開設したことを祝福する声や、「『コード・ブルー』のメンバーの集合写真が見たいです」といったリクエストの声も多数寄せられました。・嬉しいー!『コード・ブルー』メンバーとコラボして、インスタライブしてほしい。・比嘉ちゃん&浅利くんペアが大好きです。本当にありがとうございます!・『コード・ブルー』愛だね!メンバーとの絡みに期待しています。これからの投稿を楽しみにしつつ、浅利陽介さんの活躍にも注目していきたいと思います。浅利陽介が結婚生活を「妻に触るのが…」と暴露共演者を口説いていた過去が明るみに?[文・構成/grape編集部]
2020年04月20日2019年秋にNetflix映画として配信された、日本を代表する鬼才・園子温監督、椎名桔平主演による『愛なき森で叫べ』が、4月30日(木)よりNetflixオリジナルシリーズ「愛なき森で叫べ : Deep Cut」として再編集されて配信されることになった。『愛なき森で叫べ』は、実際の事件からインスパイアされた狂気と愛憎が渦巻く戦慄のサスペンス・スリラー。もともとドラマシリーズとして企画されて撮影された本作は、その後、編集過程で没入感を最大限に引き出すため、エピソードを区切らずにシームレスの形で151分の映画フォーマットとして完成された。オリジナル脚本をベースとしたドラマシリーズ版では、稀代の詐欺師・村田(椎名さん)の大胆な騙しの手口と残忍性、そんな村田をモデルにしたシン(満島真之介)たちの自主映画シーン、村田の餌食となる妙子(日南響子)と美津子(鎌滝えり)の高校時代などが追加。映画では明かされなかったキャラクターをより深く掘り起こし、また過激描写などを含めた園監督の世界観が贅沢に盛り込まれた全7話のドラマシリーズとなる。ストーリー1995年。愛知県豊川市から上京したシン(満島真之介)は、ジェイ(YOUNG DAIS)とフカミ(長谷川大)に声をかけられ、彼らの自主映画制作に参加。知人の妙子(日南響子)と美津子(鎌滝えり)に出演を依頼する。彼女たちは高校時代、憧れであったクラスメイトが交通事故で急逝するという衝撃的な事件から未だ逃れられずにいた。引きこもりとなっていた美津子に村田(椎名桔平)から電話がかかってきたのは、世間が銃による連続殺人事件に震撼していたころ。村田は「10年前に借りた50円を返したい」という理由で美津子を呼び出し、巧みな話術とオーバーな愛情表現で彼女の心を奪っていく。だが、村田は冷酷な天性の詐欺師だった。自身の姉も村田に騙されていた妙子によって彼の本性を知ったシンたちは、村田を主人公にした映画を撮り始める。やがて村田は、美津子の父・茂(でんでん)や母・アズミ(真飛聖)をも巻き込み、事態は思わぬ方向へ転がり始める...。Netflixオリジナルシリーズ「愛なき森で叫べ : Deep Cut」は4月30日(木)よりNetflixにて世界190か国で配信予定(全7話)。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング
2020年04月03日天海祐希主演「トップナイフ ―天才脳外科医の条件―」の9話が3月7日放送。椎名桔平演じる黒岩に芽生えた“息子”保に対する愛情と、2人の切ない別れに「引き止めるなら今しかない」「保くん、黒岩先生大好きなんだね」と悲しみの声を上げる視聴者が続出している。外科医の中でも最も高度な技術が要求される“脳外科医”たち、その頂点ともいえる“トップナイフ”たちにスポットを当てたリアル・ドクターストーリーとなる本作。新たに赴任してきた3人の脳神経外科医のまとめ役を押し付けられる東都総合病院の深山瑤子に天海さん。“世界のクロイワ”と呼ばれるスペシャリストの黒岩健吾に椎名さん。優秀な女性心臓外科医を母に持つが自身は“平凡”であることを受け入れた西郡琢磨に永山絢斗。勉強は得意だったが実技と恋は不得意な新人脳外科医の小机幸子に広瀬アリス。脳神経外科部長の今出川孝雄に三浦友和といったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。東都総合病院に今出川の妻・里美(有森也実)が転院してくる。症状は深刻で、実は今出川は妻の手術のために黒岩と西郡を東都総合病院に呼び寄せていたことがわかる。今出川は病院を私物化したことの責任を取って辞職する覚悟も決めており、深山を後継者に指名する。一方、保の学校に忘れ物を届けに行った黒岩は、保がいじめられている姿を見かけてしまう。保にかつての自分を重ねる黒岩だが、父としての愛情が生まれ始めた矢先、保とは血縁がないことが判明する。解体工事中の現場で鉄筋が頭を貫通した少年・添野徹の手術に深山と西郡が挑み、徹は奇跡的に意識を回復する。意識が戻った徹は深山に、鉄筋の貫通は事故ではなく母・良美による殺人未遂だと告白される…というのが今回のストーリー。保への愛情が芽生え始めた矢先に、血縁がないことがわかり、“息子”を奪われることになる黒岩。保を母親のもとに帰すことになり、玄関先で自分の行きつけの店をいくつも挙げて「俺の息子と言えばツケでなんでも食える」と話す。黒岩らしい不器用な愛情表現に「お父さんになってきたのにお父さんじゃないって」「もう、親子でいーじゃん。お別れは寂しいよ」「不器用なりでも引き止めるなら今しかないよ」と声援の声が続々。そんな黒岩は自宅の洗面台で、保が好きな戦隊ヒーローのフィギュアを見つける。保は以前、自宅で怖い場所が洗面台だと話していた黒岩のために“お守り”としてフィギュアを置き土産していったのだった。「洗面所が怖いって言ったらレンジャー置いとくねって言ってたの、今出てくるなんて」「ヒーローを置いて行ってくれてる…保くん、黒岩先生大好きなんだね」と、2人の切ない別れに号泣する視聴者が続出している。(笠緒)
2020年03月07日天海祐希が“ゴッドハンド”天才脳外科医を演じる「トップナイフ ―天才脳外科医の条件―」の8話が2月29日放送。広瀬アリス演じる小机の“悩み”に驚きと励ましの声が送られるとともに、椎名桔平演じる黒岩の自宅での食事にも視聴者からツッコミが殺到している。外科医の中でも最も高度な技術が要求される“脳外科医”たちにスポットを当てたリアル・ドクターストーリーとしてこれまで様々な症例を解決する姿を描いてきた本作。天海さんが東都病院脳神経外科の脳外科医・深山瑤子に扮するほか、椎名さんが“世界のクロイワ”と呼ばれる黒岩健吾を、広瀬さんが学校の成績は常にトップだったが実技は上手くできない新人脳外科医の小机幸子を、永山絢斗が自称“天才”だったが凡人であることを受け入れた西郡琢磨を、三浦友和が脳神経外科部長の今出川孝雄をそれぞれ演じる。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。幸子が担当する脳出血の患者・前川(金田明夫)は、麻痺した腕を他人の腕と思い込む“エイリアンハンド”と診断される。前川には左腕が若い女の姿に見えている様子で、しかも“あつこ”と名付け、妻の純子(原日出子)に対し「離婚してこの人と一緒になる」とまで言い出す。その様子を見た純子は、たとえ幻覚であっても若い女にうつつを抜かす夫の裏切りにショックと怒りを感じ「復讐」だと言って手術の同意書を拒絶する。今出川から前川の問題を自力で解決しろと強い口調で言われ、幸子は必死に資料を探す…というのが今回の物語。もともと病理医になりたかったが、今出川の推薦で脳外科医にやってきたという幸子。今出川に来ては見たものの「思うようにいかない。役に立たない」と悩みを打ち明け、自らがコミュニケーションが下手で、人との距離感がわからないことを告白する…。これまでとは違うシリアスな一面を見せた幸子に「小机先生のハイテンションの理由が明かされる」「小机先生、そんな悩みが…」など視聴者からも驚きの声が上がるほか、「人との距離感に正解なんてないんだよ」と励ましの声も送られる。そして黒岩も息子の保に対する父性が芽生えたようで、手術の後夜の街に繰り出そうとするも、考え直し帰宅。子どもと触れ合いの時間を作るのだが、そこでの食事がなんとお茶漬けとワイン。これには視聴者から「えーっ、赤ワインと茶漬け!!」「赤ワインにお茶漬け(笑)」などのツッコミが殺到している。(笠緒)
2020年03月01日天海祐希主演、椎名桔平、広瀬アリス、永山絢斗、古川雄大、三浦友和といったキャストが共演する「トップナイフ ―天才脳外科医の条件―」の6話が2月15日放送。エレベーター内で始まった緊急手術に立ち会うことになった古川雄大演じる来島に声援の声が送られている。外科医の中でも一握りの「手術の天才」が集う脳外科で、新たに赴任してきた3人の脳神経外科医のまとめ役を任される東都総合病院の深山瑤子に天海さん。女癖が悪い“世界のクロイワ”こと黒岩健吾に椎名さん。医師一家の“落ちこぼれ”西郡琢磨に永山さん。“使えない”研修医・小机幸子に広瀬さん。BAR「カサブランカ」のマスター・来島達也に古川さん。脳神経外科部長・今出川孝雄に三浦さん。また看護師の小沢真凛に森田望智、犬飼剛に福士誠治といったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回はかつて深山にクビを切られたという患者・大澤(山本浩司)が、自分の幻“ドッペルゲンガー”が見えるようになり東都総合病院へやってくる。大澤は“幻の自分”から深山への復讐をけしかけられていた。一方大澤の話を聞いた幸子は自分がクビにされるのでは?という恐れから深山に取り入ろうとする。一方、事故で左手を切断した原田(笠松将)はなくなったはずの腕に激痛を感じる“幻肢痛”に悩まされていた。元高校球児でプロを目指していた原田に黒岩は原田を気にかけるが、そこには原田がずっと抱えてきた後悔が隠されていた。大澤は深山への復讐を決意。深山とエレベーターに立てこもるが、来島と硬膜下血腫の患者・木元(吉田美佳子)も巻き込まれる。さらに木元が突然倒れ、深山はエレベーター内で前代未聞の緊急オペを決意する…というのが今回の物語。エレベーター内に閉じ込められ、自分で自分の足を縛り激しくうっ血した木元のオペに立ち会うことになった来島。初めて見るオペに恐れおののき、目をそむけ、「BGMだと思って聞いて欲しい」と、深山がカサブランカでテキーラをあおって自分の“心の痛み”を紛らわせていることを大澤に明かす…。そんな来島に視聴者からは「わかる、見られへん」「来島くんの反応そりゃそう」「普通の人が手術シーンを生で見るのはキツイよなぁ」などの声が送られる。また狭いエレベーター内のため手術が終わり解放されるまで、直立姿勢でいることが多かった来島。そのため演じる古川さんの足の長さに改めて注目が集まったようで「足の長さ異次元」「何回観ても足長すぎる」などといった反応も多数寄せられている。(笠緒)
2020年02月16日天海祐希「天海さんは座長として撮影の合間には共演者に気軽に声をかけて回り、場を盛り上げてくれています。三浦友和さんや椎名桔平さんらの男性俳優が多いので、広瀬アリスさんは特に気にかけていますね。現場では、専門的な用語を覚えるのに悪戦苦闘しているのか、セリフを紙に書いて覚え、そのシーンが終わったら破くという“ルーティン”が印象的です」(日本テレビ関係者)現在放送中の日本テレビ系ドラマ『トップナイフ―天才脳外科医の条件―』に主演している天海祐希(52)。現場での気づかいも功を奏したのか、今期の冬ドラマでは視聴率ナンバーワンを独走中だ。■役づくりで髪をバッサリショートに「初回が13%、第2話が12・4%、第3話が12・9%と、いずれの週も民放ドラマでは視聴率1位。外科医の中でもひと握りの天才が集う、脳外科を舞台にした医療ドラマとなっています。天海さんは脳動脈瘤(どうみゃくりゅう)のスペシャリストである天才脳外科医を演じていて、今回のために髪をバッサリ切ったそうです。脳外科医は何かあればすぐ病院に向かわないといけないので、ショートの髪型を意識したと聞きました」(テレビ誌ライター)最近の医療ドラマといえば、トップを牽引(けんいん)するのがテレビ朝日系の『ドクターX~外科医・大門未知子~』であるのは周知の事実。両作品を比べる見方もあるが……。「やはり『ドクターX』シリーズに主演している米倉涼子さんと比較されたくないようで、意識しないようにしているようです。確かに、脳外科医は外科医と異なりますが、どうしても似てしまう部分も多いんです。ですから、天海さんは大門未知子のような“色っぽい”感じはいっさい出さないように心がけているんだとか」(同・テレビ誌ライター)“打倒ドクターX”というわけではなさそうだが、今回のドラマのために、天海は並々ならぬ“役づくり”に励んでいた。「クランクイン前、脳外科がある千葉の病院へ見学に行っているんです。実際の脳外科医がどんな動き方をするのか、多忙な医師が勤務中の合間にどういった休み方をするのかを見て、感じて、役に落とし込んだそうですよ。劇中でも登場する、頭蓋骨(ずがいこつ)を開けるドリルやピンセットなどの使い方の説明を熱心に聞いていましたね」(前出・日本テレビ関係者)視聴率トップを独走する裏には“天海流”の役づくりがひと役買っているようだ。
2020年02月05日天海祐希主演で天才脳外科医“ゴッドハンド”の苦悩と葛藤を描く「トップナイフ ―天才脳外科医の条件―」の第4話が2月1日に放送。永山絢斗演じる西郡にフォーカスしたストーリーが展開した今回、視聴者からは西郡に「切な過ぎる」など同情の声が寄せられている。外科医の中でも最も高度な技術が要求される“脳外科医”たちにスポットを当てたリアル・ドクターストーリーとなる本作。東都病院脳神経外科の脳外科医・深山瑤子を天海さんが演じるほか、“世界のクロイワ”と呼ばれるスペシャリスト・黒岩健吾を椎名桔平が、誰にも心を開かない自称“天才”医師・西郡琢磨を永山さんが、新人脳外科医の小机幸子を広瀬アリスが、脳神経外科部長の今出川孝雄を三浦友和がそれぞれ演じ、優秀な看護師の小沢真凛役に森田望智。看護師の犬飼剛役に福士誠治、BAR「カサブランカ」のマスター・来島達也に古川雄大といったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。救急搬送された記憶のない女性患者(中尾ミエ)は西郡の母親・喜和子だった。喜和子は女性心臓外科医の第一人者だったが、2年前に脳腫瘍を発症。西郡は自ら志願して困難な手術に臨むが、その結果喜和子は記憶を無くして徘徊を繰り返すようになったという。西郡の妹・千春(三浦透子)は手術ミスのせいで喜和子の人生が台無しになったと西郡を責めていた。黒岩は西郡が切除しきれなかった腫瘍が喜和子の“逆向性健忘”を引き起こしている可能性に触れ、自分なら手術できると西郡を強く批判。2人は険悪な関係になる…。一方、東都病院に60代の男性・山口(本田博太郎)が幼馴染みの内田(綾田俊樹)を連れてやってくる。内田は記憶が3分しかもたず、自分が33歳だと思い込んでいた。彼を親身に世話する山口だがバッグの中に包丁を隠し持っていた…というのが今回の物語。黒岩に頭を下げ喜和子を執刀してもらう西郡。1分だけ心臓を止め腫瘍を取り止血する…“世界のクロイワ”の腕を見せつけたこのシーンに「黒岩先生のオペめっちゃかっけー!」「頭と手先が別物としか思えない」など感嘆の声が上がる。黒岩の手術が成功し喜和子は記憶を取り戻すのだが、目覚めた喜和子が西郡に放った言葉は「やっぱり才能ないねぇ」というもの。これには「やっと息子だと認識してもらえたと思ったら」「永山絢斗のお母さんが目を覚ましたところの子供みたいな表情からお母さんのひと言で固まる顔がすごかった」「西郡先生が切な過ぎるよ」「流石に西郡先生も心折れちゃう」など同情する声も多数寄せられている。(笠緒)
2020年02月01日天海祐希主演の脳外科を舞台にした医療ドラマ「トップナイフ ―天才脳外科医の条件―」第3話が1月25日オンエア。脳外科ならではのストーリー展開に、天海さん演じる深山の娘役で出演する桜田ひよりの成長ぶりに視聴者が注目している。東都総合病院で“女帝”と名高い脳神経外科医の深山瑤子に天海さん。“世界のクロイワ”と呼ばれる世界的名医だが女癖が悪い黒岩健吾に椎名桔平。医学部を首席で卒業した研修医の小机幸子に広瀬アリス。外科とカテーテルの両方をこなす孤高の自称“天才”医師・西郡琢磨に永山絢斗。医師たちの憩いの場となっているBAR「カサブランカ」のマスター・来島達也に古川雄大。脳神経外科部長の今出川孝雄に三浦友和といったキャストを中心に物語が展開する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。深山のもとに娘の真実(桜田さん)が突然転がり込んでくる。黒岩も自分の子供だと小学生を突然押し付けられる。幸子はカサブランカのマスター・来島に恋をして…プライベートにもいろんな事情を抱えたドクターたち。そんな脳外に外傷性くも膜下出血になった後、関西弁しか話せなくなったという赤坂(金井勇太)と、初老の男性・神戸がやってきた。神戸は自分が「深山のオペで殺された」と主張する。赤坂は外国語様アクセント症候群、神戸は自分が死んでいると思い込むコタール症候群だった…というのが今回の物語。「脳にはこんな症状とかあるんだなって非常に興味深い」という声や、今回登場したコタール症候群には「自分が死んでると思うってすごいな」など、脳外科を舞台にしている本作ならではの、毎回登場する症例の数々に驚嘆する声が上がる。また深山の娘役で出演している桜田さんは「明日、ママがいない」などに子役として出演、「咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A」「絶対正義」などで注目されている若手女優。「ひよりちゃん大きくなったなぁ」など、その成長ぶりに驚く声も多数寄せられている。さらにラストでは搬送されてきた老女を見た西郡が表情を変える場面も。何か秘密を抱えている模様の西郡だが次回は彼の過去に迫るエピソードになりそうで、「次回は西郡先生回になるか」「次回は、西郡くんの秘密回かしら」など視聴者からも期待が高まっている模様だ。(笠緒)
2020年01月25日