マキノノゾミ上演台本・演出、細貝圭、佐藤祐基、加藤虎ノ介出演の三人芝居『オーファンズ』が10月に上演される。舞台『オーファンズ』チケット情報本作は、蝕まれた心が愛によって癒されていく、というテーマで書かれたライル・ケスラーの脚本で、1983年のロサンゼルス初演以降、世界各国で上演されてきた作品。日本でも1986年に劇団四季で初演されて以来、椎名桔平や根津甚八ほか、そうそうたる俳優たちが上演を重ねてきた名作だ。3人の“オーファン(孤児)”の姿を描く本作。ひとりで弟を支えてきた凶暴な性格の兄・トリート役の細貝は「すごく難しい役だなとは思うんですけど、でも多分みんなどこかしらトリートの気持ちは経験したことあると思うんです。すごく愛情を注いでいたフィリップ(弟)の愛情がハロルドにいってしまう切なさ。そういうところを繊細に大事に演じていきたいです」。兄弟の家に迷い込んでくる男・ハロルド役の加藤は約3年ぶりの舞台出演。「やってみたい役だなって感じました。ハロルド役を高橋和也さんが演じられていたことがあるのですが、年齢的にも違うので、僕はどうしようかなって感じで。非常に魅力的な役だと思います」。細貝が「海外戯曲だと構えてしまうお客さんもきっと感情移入できる作品」と評した本作。がしかし、そもそも海外戯曲に構えがある人は多いもの。加藤が「日本人なのに海外の名前とか、そういう部分に照れがある」と明かすと、マキノも「それ、僕もある」。「そこをどう突破して着地できるのかっていうのは、僕にとっても長いことテーマであり続けました。身体の使い方から違うんだと思うんですよ。ト書き読んでても思うもん。『肩を抱いてやる』ってなかなか言わんよねって。だからまず血から入れ替えるような、背負ってる日本的なものをどれだけ切り捨てられるかがスタート地点になる。でもそういう作業って演劇のスリリングで面白いことではありますよね。“こんなに違う人に化ける”ってこと自体。だから海外戯曲をやるのは好きです」と語るマキノの演出で本作がどうなるのか楽しみだ。上演台本もマキノが手掛けるが「英語でやると20分の話が日本語に訳すと30分になったりするんだけど、そうなるともう身体に起こってることが違う。できるだけそこに齟齬がないようにやっていったら何が立ち上がっていくのか、どんな気持ちが起きるのか、そういう部分を楽しみにつくりたい」。「今までの公演を観た人は必見です!見逃してる人ももちろん必見だけど(笑)」(マキノ)という本作は、10月14日(土)・15日(日)に兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール、10月18日(水)から22日(日)まで東京・草月ホールにて上演。取材・文:中川實穗
2017年08月23日山下智久を始め、お馴染みのメンバーが再集結し、さらに「Hey! Say! JUMP」有岡大貴や新木優子ら新キャストが加わり注目を集める月9ドラマ「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON」。この度、俳優・滝藤賢一が8月7日(月)放送の第4話より本作に出演することが分かった。滝藤さんは、医師・井上宣顕役を演じる。本作は、“ドクターヘリ”をテーマにした人気シリーズ。前シーズンから7年の時を経て放送されている今回の3rdシーズンは、1st、2ndシーズンでフェローだった4人が一人前のドクターに成長。キャリアを積んで仕事でもプライベートでも自分の人生と向き合い始める年代に達し、それぞれの道を歩みだしていた彼らの“新たな局面”が描かれる。中でも回を重ねる毎に注目度が高まっている展開の一つが、椎名桔平演じる橘啓輔とりょう演じる三井環奈夫婦と共に拡張型心筋症と闘う息子・優輔(歸山竜成)の存在。難病を抱えながらも、親を悲しませまいとする優輔のけなげな姿が反響を呼んでいる。来週放送の第4話では、そんな優輔の病状に異変が。厳しい状況の中、親子3人が信頼を置くのが循環器内科医師である井上宣顕。第4話から登場する重要人物の一人で、その井上を今回滝藤さんが演じている。優輔は6年前に拡張型心筋症であることが分かり、補助人工心臓をつけて3年近く経ち、移植しか治す方法はないのだが、この年齢で移植心臓が見つかる可能性は限りなく低い。井上は、夫婦2人の苦悩を目の当たりにしているだけに、献身的に親子3人のために力を尽くしており、啓輔も妻には気遣いから言えないようなことも井上には話すことができるという存在だ。今回の出演に滝藤さんは、「これだけ多くの方が待ち望んだ作品に参加させていただくのは俳優として誇りであると同時にプレッシャーを感じております」と心境を明かし、「循環器内科医師という立場でしっかりと自分の責任を果たし、貢献できれば幸いです」とコメントしている。「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON」は毎週月曜日21時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2017年07月31日フジテレビ系月9ドラマ「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON」のカムバックイベントが16日(金)都内で行われ、主演の山下智久、共演の新垣結衣、戸田恵梨香、比嘉愛未、浅利陽介、椎名桔平が参加した。ドクターヘリをテーマにした7年ぶりのシリーズ第3弾。メインキャストはファーストシーズンからほぼ続投している。飛行するヘリコプター中での撮影もあるが、新垣さんは比嘉さんから「実は高いところがダメ」と衝撃的暴露をされ、戸田さんからも「ヘリで飛んでいるときにがっちゃん(新垣)が手を置いて来たら、その手がビッチョリ。手汗をアピールしてきた」と高所恐怖症ぶりを明かされてしまった。演じる役柄と180度違う事実に新垣さんは「本編中に“高いところきついんだろうなぁ”と思いながら見ないでくださいね」と観客に注意喚起しながらも「医療ヘリなので高性能で揺れはないけれど、久々だからドキドキした」と無念そうに認めていた。7年ぶりの新シリーズに主演の山下さんは「全然不安がない。みんなと7年前と変わらず同じステージに立てるのが嬉しい」とブランクは微塵もないようで「このドラマは僕自身の人生とリンクしている。ファーストシーズンは子どもでガムシャラだった。セカンドシーズンは人生や人間関係に悩みがあり、大人になり切れていない部分があった」とシミジミ回想。今作では「7年経って自分の中で乗り越えて来たこともあるし、自信もついたし、周りへの感謝や大事なものが何かがわかってきた気がする。演じる藍沢が答えを見出していくのと同時に自分もしっかりと答えを見つけて行こうと決意している」と意気込み表明した。フジテレビ系月9ドラマ「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON」は7月17日(月・祝)21時より放送。(text:cinemacafe.net)
2017年06月16日4月20日(木)より開業する銀座最大規模の商業施設「GINZA SIX」のスペシャルムービーに、椎名林檎とトータス松本が初共演で登場。椎名さんが書き下ろした新曲「目抜き通り」をデュエットで披露することが分かった。日本を代表する街・銀座といえば、伝統や文化が集積・凝縮された場所であると同時に、世界の最先端を受け入れながら進化してきた特別な場所。その銀座に開業する「GINZA SIX」は、成熟都市・東京のアイコンとしてワールドクラスクオリティと文化性を持ち、銀座の誇りと歴史性、革新性を受け継いでいる。新しい時代に向けて生まれ変わる銀座の街が一体となり、「NEW LUXURY(ニューラグジュアリー)」を発信していく――今回のスペシャルムービーには、そんな思いが込められている。そのスペシャルムービーを彩るべく、「歌舞伎町の女王」や「丸の内サディスティック」など、東京の街を舞台にした楽曲を送り出してきた音楽家の椎名さんが、ロックバンド「ウルフルズ」のボーカル・トータスさんへデュエットをオファー。トータスさんの快諾を受けるや、椎名さんは“銀座”と“2人の声”をモチーフに、新曲「目抜き通り」を書き下ろした。引っ込み思案で照れ屋な2人がハーモニーを奏でる、“銀座のテーマソング”ともいうべき「目抜き通り」を背景に、幻想的かつラグジュアリーなスペシャルムービーが完成した。舞台となるのは、銀座の中央通り。「GINZA SIX」が誕生した瞬間、魔法にかかった銀座の街全体が祝福に満ちていく様を、幻想的かつラグジュアリーなムードで描いている。椎名さんとトータスさんはそれぞれ、銀座の街を象徴したキャラクターとして登場。オーケストラ、ダンサーたちの演奏、ダンスが繰り広げられ、着飾った老若男女で賑わう路地や店舗を通り抜け、やがて2人は銀吹雪が舞う「GINZA SIX」の特設ステージで合流し、新しく生まれ変わった銀座を盛大にアピールする。誰もが知っている名所や老舗から、何気ない裏通りや街角まで、さまざまな角度から描いた銀座の新しい風景が、椎名さんとトータス松本さんのデュエットに乗せて展開していく。監督を務めたのは、椎名さんをはじめ数々のミュージックビデオやTVCMを制作してきた児玉裕一。サブキャストやスタッフも一流のアーティストが集結し、ダンスシーンの振り付けは「Perfume」などを手がけ世界を舞台に活躍するMIKIKOが担当。ワンカットワンカット贅沢にこだわり、銀座の街を華やかに盛り上げている。撮影では、椎名さんは肩ひもから胸元にかけてのフェザーがアクセントになっている、ピンクのキャミソールにフレアミニスカートで登場し、銀座の街にふさわしい華やかで品のあるスタイルで周囲の視線を独占。カメラ目線で中央通りを快活に歩くファーストカットでは、表情や仕草、歩くスピードなど、細部まで監督やカメラマンと相談。時には颯爽と、時には物憂げなムードでベストショットを追求し、現場を魅了する圧巻の存在感を見せた。また、撮影前、デモ映像を視聴したトータスさんは「映画を撮っているみたい」「これを見たら、絶対出かけたくなるよね」とコメント。「よーし、行くぞー!」と意気込みたっぷりに臨んだ本番では、「肩で風を切って歩く感じ」という監督の指示を受けて、「ミュージカルに出ているような気分でやればいいかもしれない」と自分なりの解釈を交えながら、持ち前のエネルギッシュなキャラクターを存分に発揮。周りのスタッフとも気さくにコミュニケーションを交わし、現場を大いに盛り上げていた。そして、そんな2人が合流するのは、「GINZA SIX」のエントランス特設ステージ。2人は振り返るタイミングやアクションを念入りに確認し合いながら、スペシャルムービーの締めくくりを飾る大事な場面に集中。待ちに待ったツーショットは、晴れやかな表情にあふれていて、アップのカットでは見事に一発OK。「いま、めっちゃ見つめ合いましたよね」「でしたね」と照れ笑いを浮かべた2人には、スタッフから歓声と拍手が送られていた。「GINZA SIX」スペシャルムービー「メインストリート」篇【15秒Ver.】は4月17日(月)~19日(水)まで、【90秒Ver.】はテレビ朝日系列フィギュアスケート中継にて4月20日(木)限定でオンエア。(text:cinemacafe.net)
2017年04月17日大ベストセラーとなっている岸見一郎、古賀史健の著書を原案に、刑事ドラマに大胆アレンジして描かれる香里奈主演ドラマ「嫌われる勇気」。この度、本作の主題歌「私」を手掛けた大塚愛が、3月9日(木)放送の第9話に出演することが決定。大塚さんが映像作品に出演するのは、2006年公開の『東京フレンズ The Movie』以来、およそ11年ぶりとなる。香里奈さんが刑事・庵堂蘭子を演じるほか、新人刑事の青山年雄役に「NEWS」の加藤シゲアキ、教授・大文字哲人役に椎名桔平ら豪華キャストが集結する本作。「世界一嫌われている女刑事」蘭子の生き方を通して、「自由、そして幸せになるための勇気」の必要性を問う、アカデミックでシニカル、そして見るだけで「アドラー心理学」を学ぶことができる大人の刑事ドラマだ。このほど出演が決定したのは、「花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~」の「PEACH」以来、9年ぶりにドラマ主題歌を手掛けた大塚さん。今回のドラマ出演は、昨年ドラマのポスター撮影現場に大塚さんが訪れた際、ドラマプロデューサーからオファーをしたことが発端。その後、2月にビルボードライブ東京で行われた大塚さんのピアノ弾き語りライブ「AIO PIANO vol.4」に、香里奈さんがサプライズ出演を果たした際に、香里奈さんが改めてオファーをし実現に至った。香里奈さんからオファーを受けた際には、「木とか電柱の役ならアリかなと思うんですけど(笑)、出ない方がいいんじゃないですかね(笑)」と話していた大塚さん。今回彼女が演じるのは、総務部に所属する婦人警官。蘭子が8係に戻ってきた廊下でぶつかるというシーンで登場するという。撮影後は、「(私のお芝居のせいで)終わらなかったら、どうしようと思っていた」と胸中を明かした大塚さん。「久しぶりの撮影現場でしたが、やっぱり忍耐力が全てだなぁとあらためて感じました」と感想を語る。そんな大塚さんの姿に香里奈さんは、「逆に、『何か、問題ありましたか?』と聞きたくなるくらい、自然に堂々とされていましたね。むしろ、私の方が失敗しちゃったくらいです(笑)」とコメント。また婦人警官服初めてだそうで、「どうせなら誰かを逮捕したかったですね(笑)。一本背負いで犯人を投げて、『確保!』みたいな(笑)」とノリノリ。そして「えー、恥ずかしいから見ないで下さい(笑)。ライブのときは、あんなにドラマ出演を嫌がっていたのに、婦人警官の制服を着て、ノリノリで写真を撮ってたじゃん、なんて思われてしまいますね」と笑い、「もし、『嫌われる勇気』のパート2があった際には、今度こそ“木の役”で出演します!」と宣言もしていた。「嫌われる勇気」は毎週木曜日22時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2017年03月08日エマ・ストーンの主演女優賞、デイミアン・チャゼルの史上最年少の監督賞など本年度アカデミー賞最多6部門に輝いた『ラ・ラ・ランド』。2月24日(金)より公開された本作が、昨日3月2日(木)時点で2017年公開作品の中で最速(公開7日間)となる興収10億円を突破、本作を観た著名人たちも感想をSNSなどに多数アップしていることが分かった。夢追い人が集まるロサンゼルス(通称:ラ・ラ・ランド)を舞台に、女優志望のミアとジャズピアニストを目指すセブの恋と夢を、ほろ苦さも含めて描き出す新感覚のミュージカル・エンターテインメント。3月2日(木)時点で全国261館、308スクリーンにて、動員:7万7,362人/興収:1億478万1,800円をあげ、初日からの累計成績が動員:81万1,882人/興収:10億8493万7,600円を達成。2017年の邦画・洋画・アニメ作品など全て含めた公開作品の中で、最速(公開7日間累計)の10億円突破となった(※興行通信社調べ)。また、本作を鑑賞した著名人たちからも絶賛のコメントが続出。水原希子はInstagramで、本作の冒頭から心をつかむ「アナザー・デイ・オブ・サン」を口ずさみ、映画さながら軽やかに街を歩く動画をアップ。また、飯豊まりえもTVドラマ「嫌われる勇気」の撮影の合間に椎名桔平と完コピの“ララポーズ”(ミアとセブのダンスポーズ)を披露。そのほか、ゲームクリエイターの小島秀夫をはじめ、浜野謙太、近藤芳正、高橋メアリージュン、「我が家」の坪倉由幸もララポーズをアップ!Twitter上では、水道橋博士、高橋みなみ、蒼山幸子さん(ねごと)、HARUNA(SCANDAL)、CHAMA(BUMP OF CHICKEN)らが感激のコメントを寄せ、「藤崎マーケット」のトキは、あの一世を風靡したギャグ「ラララライ」をもじった「LA LA LA LAI」画像をアップし、瞬く間に3万5,000リツートを達成するなど、全国に吹き荒れる“ラララ旋風”を象徴した。これから春休みも控えており、30億円突破も“夢”ではないといえそうだ。『ラ・ラ・ランド』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ラ・ラ・ランド 2017年2月24日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開(C) 2016 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
2017年03月03日香里奈を主演に、大ベストセラーとなっている岸見一郎と古賀史健の著書を原案とした刑事ドラマ「嫌われる勇気」。この度、3月2日(木)放送の第8話に高杉真宙がゲスト出演することが分かった。香里奈さんが刑事・庵堂蘭子を演じるほか、新人刑事の青山年雄役に「NEWS」の加藤シゲアキ、教授・大文字哲人役に椎名桔平ら豪華キャストが集結する本作。「世界一嫌われている女刑事」蘭子の生き方を通して、「自由、そして幸せになるための勇気」の必要性を問う、アカデミックでシニカル、そして見るだけで「アドラー心理学」を学ぶことができる大人の刑事ドラマを描いていく。『PとJK』『ReLIFE リライフ』『トリガール!』と出演作の公開が控えるいま注目の俳優・高杉さん。今回彼が演じるのは、病気で他界した父にかわって町工場を継ぎ懸命に働く鈴木夏輝役。夏輝は、15年前に殺害された兄・将也の事件を引きずっている母親・俊江(片岡礼子)を思い、将也の遺品を処分したり、体調の悪い俊江をいつでも見られるようにと、事務所を自宅兼用にして住めるように改装するなど、親思いの実直な青年。物語の鍵を握るキーパーソンとなる人物だという。以前から原作を読んでいたと言う高杉さんは、ドラマ化に驚きがあったと話し、「こうやってゲストとして参加させていただけることになったのが本当にうれしい」と今回の出演決定に喜びを語る。「いろんなことを背負って生きている人」と自身の役どころを語る高杉さん。ドラマでは初の作業着姿を披露するということで、最初は着た自分の姿を見て「大丈夫かなあ」と不安に思ったそうだが、「似合っていればうれしいんですが。ただ着心地は、中にセーターやインナーを着ているのもありますが、思ったよりもあたたかくて!おかげで寒がりの僕も、安心して演技させていただいてます」と以外にも着心地が良かったと話し、「僕の初めての作業着スタイルもぜひチェックしていただけるとうれしいです!」とアピールした。「嫌われる勇気」は毎週木曜日22時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2017年02月13日現在、テレビ東京系にて放送中のドラマ「バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~」の4話から9話のゲスト出演者が決定し、清水富美加、野村周平、椎名桔平ら若手からベテラン俳優、さらにダンディ坂野らお笑い芸人が発表された。海外の動画配信サイトから大型ドラマのオファーを受けた6人の名脇役たち。主演はあの役所広司で監督も世界的な有名監督。しかし、監督から要望が…それは「役作りで絆を 深めるために、シェアハウスで3か月間の共同生活を送る」こと。おじさんだらけのテラスハウス状態に戸惑うが、家事の分担でもめたり、朝食の献立でケンカになったりと、さ さいないざこざはありつつも、和気あいあいとまるで中学生のよう。そんな微笑ましい6人だが、実は10年前のとある仕事が原因で、各々に対してしこりが残っていたのだ。さらに、この大型ドラマプロジェクトにもとある秘密が。そんな中、役所が出ないかもしれないという噂がもたらされ、シェアハウスに激震が走る――。遠藤憲一、大杉漣、田口トモロヲ、寺島進、松重豊、光石研が本人役で登場し、共同生活を送る模様を描いていく異色のドラマ「バイプレイヤーズ 」。メイン監督は、映画『アズミ・ハルコは行方不明』の松居大悟が務めている。この度明らかになったのは、4話から9話のゲストたち。清水さん、野村さん、志田未来、川島海荷、平田満、竹中直人、古舘寛治、森下能幸、眞島秀和、椎名さん、安田顕、村上淳、ダンディさん、松村邦洋と、この14人がいずれも本人役で登場する。物凄く緊張しながら物凄くドキドキして作品に臨めたと話す清水さんは、「特撮出身として、特撮を絡めた回に出させていただけて嬉しかったです。ぜひご覧ください」と登場シーンを明かす。野村さんは、本人役の出演について「なかなかない機会なので僕自身すごく新鮮」と感想を語り、メインキャスト6人全員と共演経験があると言う川島さんは、「やりながら本当に笑っちゃいそうになるシーンもあったり…面白いことになっていると思います」とアピール。自ら本ドラマの出演に立候補したと明かす椎名さんは、「6人の皆さんとは、ほぼ四半世紀の間柄。現場は最高にハッピーでした!!」と喜びのコメントを寄せている。「バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~」は毎週金曜日深夜0時12分~テレビ東京系にて放送。(cinemacafe.net)
2017年01月25日いよいよ放送間近となった松たか子主演新火曜ドラマ「カルテット」。この度、本作の主題歌が椎名林檎の書き下ろし楽曲「おとなの掟」に決定した。ある日、4人は“偶然”出会った。女ふたり、男ふたり、全員30代。4人は、夢が叶わなかった人たちである。人生のピークに辿り着くことなく、ゆるやかな下り坂の前で立ち止まっている者たちでもある。彼らは“カルテット”を組み、軽井沢でひと冬の共同生活を送ることになった。しかし、その“偶然”には、大きな秘密が隠されていた――。本ドラマは、「Mother」「最高の離婚」などを手掛けた坂元裕二の完全オリジナル作品。冬の軽井沢を舞台に巻き起こる、大人たちのラブストーリーを描いていく。そして、そんな人間ドラマの名手・坂元氏の元に豪華俳優陣が集結。ヴァイオリン奏者・巻真紀演じる松さんを始め、チェリスト・世吹すずめ役の満島ひかり、ヴィオラ奏者・家森諭高役の高橋一生、第2ヴァイオリン奏者・別府司役の松田龍平らの豪華共演も話題だ。今回主題歌に決定した「おとなの掟」は、椎名さんが作詞・作曲を手掛けた、「カルテット」のためのオリジナル楽曲。そしてなんと、今回の主題歌はメインキャストの松さん、満島さん、高橋さん、松田さんがこのドラマ限定で結成したユニット「Doughnuts Hole」が歌唱することも決定!劇中で弦楽四重奏を奏でる4人が、弦楽器のみならず歌声でもハーモニーを楽しませてくれるという。なお、本主題歌に合わせて特別に撮り下ろされた映像が、ドラマ本編の最後にエンディング映像として流れる予定。こちらもどんな仕上がりになっているのか楽しみだ。<椎名林檎コメント>このたびはとびきりの作品へ参加させていただき光栄です。ありがとうございます。キャストのみなさんがそれぞれ、担当される弦楽器を猛特訓中と伺い、作曲時に4人分の弦楽パートもご用意してしまいました。てっきりマジで弾いてくださるのかと早合点して。それと、Mummy-Dがご出演されることは、年明けにネットのニュースで知りました。本来なら冒頭32小節くらい彼の時間として書くべきでした。ごめんなさい。今回そうはなっておりませんが、次回はそういたします。でも、みなさんほんとうにかっこよく唄ってくださり、しあわせです。よろしければドラマとともにほんのりご賞味いただきたいと思います。何卒。「カルテット」は1月17日より毎週火曜日22時~放送。※初回15分拡大(cinemacafe.net)
2017年01月14日女優の香里奈が12日、都内で行われたフジテレビ系主演ドラマ『嫌われる勇気』(12日スタート、毎週木曜22:00~22:54 ※初回15分拡大)の完成披露試写会に登場。10年前の年齢を、"サバ読み"しかけてしまった。香里奈は今作で、椎名桔平と2006年公開の映画『輪廻』以来となる約10年ぶりの共演。「久々にお会いしたんですけど、昔の私の中での桔平さんのイメージは全然変わってなくて、すごく優しくて安心しました」と喜びを語りながら、「(以前の共演時)私はたぶん19歳くらいだったので、(久々の共演に)ちょっと恥ずかしい感じがありました」と本音を吐露した。続いて、椎名が香里奈に対し、「いやぁ大人になったなぁっていうのもありますし、19歳のときの彼女は、まだ女優さんをやり始めたばかり…」と言いかけたが、ここで香里奈が突然カットイン。「ごめんなさい、22歳くらいでした。ちょっとサバ読んでました(笑)」と、劇中のクールなキャラクターでは見られない慌てっぷりを見せ、会場を笑わせた。それでも椎名は「まぁ、20歳前後としましょうよ」と落ち着いて仕切り直し、「(当時は)まだ新人さんで、それからの目覚ましい活躍ぶりは見てましたけど、(今作の)第1話を見させてもらって、すごく女優さんとして存在感があるし、いろんな役作りも見えるし、すばらしい女性になって、10年ってすごいなと思いましたね」と感心していた。このドラマは、ベストセラーとなった同名の自己啓発本を原案とした刑事ドラマ。香里奈は「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」と断言する「アドラー心理学」を体現する女性刑事・庵堂蘭子を演じ、椎名は「アドラー心理学」の存在を教える犯罪心理学者・大文字哲人役で出演する。同会には、蘭子とバディを組む刑事・青山年雄役で出演する加藤シゲアキも出席した。会場に駆けつけた、原案本の共著者である古賀史健氏は「こんなに素晴らしいドラマにしていただいて、本当に感激しています」と感謝し、香里奈は「アドラー的な考えの言葉がたくさん散りばめられているので、きっと見たら気持ちが楽になったり、明日から使ってみようかなっていうところがいっぱい出てくると思うので、ぜひそのへんを楽しみに見てもらえたら」と呼びかけた。
2017年01月12日女優の飯豊まりえが、フジテレビ系ドラマ『嫌われる勇気』(12日スタート、毎週木曜22:00~)のスピンオフ版に出演することになった。第1話は本編の前日11日(深夜2:05~)に放送され、きょう10日からはFODで先行配信される。飯豊は『嫌われる勇気』で、椎名桔平演じる大文字教授の助手・間雁道子役で出演。今回のスピンオフドラマ『道子とキライちゃんの相談室』は、その道子が、ドラマ本編のプロモーションを行うという使命を負い、大文字教授のいない教授室で毎回異なる訪問客の悩みを、ドラマの主題である"アドラー心理学"的に解決していくという内容だ。タイトルにある「キライちゃん」は、道子のお供となる謎の生物。頭はキレるものの、正直すぎて毒舌なのが玉にきずというキャラクターで、ファッションモデルの栗原類が声を担当する。飯豊はこのスピンオフのオファーを受けたのが、本編第1話の撮影中だったそうで、「道子ちゃんのキャラクターもつかみきれていなくて不安だったんですが、スピンオフの台本を読んだらドラマの道子ちゃんとは別人になっていて(笑)。そこは楽しんでやろうと思っています」と開き直って臨んでいる様子。相棒のキライちゃんは「かなりぶっ飛んでいる」と言い、自身についても「かなり変わっている"裏・道子"を楽しんでいただきたいです」と呼びかけた。スピンオフは、全3話を予定しているが、2話以降の放送日は未定で、放送後から無料配信される。本編の『嫌われる勇気』は、世界的なベストセラーとなった同名のビジネス書を原案とした刑事ドラマ。主演の香里奈が「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」と断言する「アドラー心理学」を体現する女性刑事・庵堂蘭子を演じる。
2017年01月10日昨年公開された綾野剛主演映画『新宿スワン』待望の新章『新宿スワンII』。この度、本作と「シネマイク」のコラボによるチーズペッパー味のコラボポップコーンが発売されることが決定し、そのコラボCMが解禁された。スカウト会社・新宿バーストのエース格となった白鳥龍彦は、勢力拡大を目論む社長・山城の命により、幹部の関玄介と共に横浜へと送り込まれる。しかしそこは、滝マサキが支配する難攻不落の王国だった。早々に手荒い洗礼を受ける龍彦たち。警察やヤクザとも裏取引をする滝の謀略によって窮地に陥った新宿バーストは、龍彦を破門することで事態を回避しようとするが…。「オレは歌舞伎町の番犬だ。この街守るためだったら何でもすんだよ!」新宿と横浜は全面戦争へと突入。龍彦は逆襲の狼煙をあげる――!一文無しで歌舞伎町にやってきた龍彦が、スカウトマンとして成長していく姿と、ライバル秀吉の死までを描いた前作から1年。本作は、シマを拡げるために横浜進出を目論む新宿バーストと、その新宿を飲み込もうとする横浜ウィザードの全面戦争を背景に、男たちの熾烈なぶつかり合い、女たちの火花散らす闘いを、鮮やかに描く。主演の綾野さんや伊勢谷友介らメインキャラクターの続投に加え、浅野忠信、広瀬アリス、椎名桔平など魅力溢れる新キャストも登場し、さらにパワーアップした作品となっている。この度、12月24日(土)から2017年1月20日(金)まで、全国のTOHOシネマズにて発売される『新宿スワンII』×「シネマイク」によるチーズペッパー味のコラボポップコーン。「シネマイク」とは、「できたてのポップコーンを片手に映画を見て、より幸せな時間を体験していただく」というコンセプトのもと、TOHOシネマズがポップコーンブランド「マイクポップコーン」と共同で立ち上げたプロジェクトだ。現在TOHOシネマズでは、予告上映前に“シネマイクポップコーンガールズ”というチア風のキッズダンサーたちが踊る動画が放映中だが、本コラボ商品の発売期間中は、「新宿スワンII味のシネマイクポップコーン」CMが上映予定。それに先駆けスーパーコラボCMがWebにて公開された。映像は、綾野さんは自ら演じた『新宿スワンII』の主人公・白鳥龍彦に扮し、映画館で上映される映画告知を撮影…するはずだったが、気合い十分で「新宿スワンIIがついに公開ー!!」とカメラに向かって叫ぶと突然、謎のチアダンサー集団が乱入し大慌てするという内容に。実はこの撮影、当日は「綾野剛さんの告知映像収録中に、チアダンサーズが突然乱入します」という設定だけを本人に伝え、あえて詳細なセリフやコンテを描かずに、綾野さんのアドリブを最大限活かす方法で撮影されたそう。約20秒間のCMを撮影する間、自由にその場のインスピレーションでチアダンサーズに対応する綾野さんの姿は必見だ。本CMを演出したディレクターの伊藤大剛は、「圧巻の一言。綾野剛という俳優の力量が冴え渡る。おかげさまで、とっても楽しいCMが出来ました」と撮影をふり返り綾野さんを絶賛した。『新宿スワンII』は2017年1月21日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年12月22日主演に香里奈を迎え、加藤シゲアキ(NEWS)、椎名桔平ら豪華キャストが集結する来年1月期放送の新ドラマ「嫌われる勇気」。この度、本作の主題歌を大塚愛が担当することが明らかになった。なお、大塚さんがドラマの主題歌を手掛けるのは、「花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~」の「PEACH」以来、9年ぶりとなる。2013年の発売以来、各界で話題をふりまき大ベストセラーとなっている同名著書をを原案に、本作は大胆にも刑事ドラマにアレンジしてお届け。香里奈さん演じる「世界一嫌われている女刑事」庵堂蘭子の生き方を通して、「自由、そして幸せになるための勇気」の必要性を問う、アカデミックでシニカル、そして見るだけで「アドラー心理学」を学ぶことができる大人の刑事ドラマとなっている。香里奈さんが蘭子を演じるほか、蘭子とコンビを組む捜査一課に異動してきたばかりの青山年雄役を加藤さん(NEWS)、蘭子のことをよく知る帝都大学文学部心理学科の教授・大文字哲人役に椎名さん、そのほか升毅、戸次重幸、丸山智己、飯豊まりえら若手から実力派までが集結する。今回大塚さんが歌う主題歌のタイトルは「私」。大塚さんは、「ドラマの最後に似合う楽曲を」という制作側のオーダーや、他人から嫌われることをいとわず、自由に自分の人生を全うするがごとく生きる蘭子のキャラクターから、聞くと一歩前に踏み出したくなるようなアップテンポな曲調を創作。歌詞も蘭子の性格や気持ちを大塚さん独自のワードセンスで表現するという。なお、主題歌「私」は2017年2月15日(水)にリリースされる。楽曲について大塚さんは「聞き終わった後に、“明日も頑張ろう”と強い心を持てるような楽曲を目指しました。香里奈さん演じる蘭子さんの凜とした姿に、背中を押されるような女性がたくさんいたらいいなと思います」と込めた思いを語り、蘭子については「私、おべっかが嫌いなんです。それを言われたときに、すごく分かってしまうので。そういう意味で、蘭子さんは、おべっかを使って無駄に人の気持ちを上げたりしないので、優しい人だと感じました」とコメント。また先日、ポスター撮影中の香里奈さんのところへ、大塚さんが陣中見舞いを行った。初対面となった2人だが、すぐに意気投合。お互いの印象について「大阪時代から、雑誌の表紙などでお見かけしていましたが、凜としたキレイさがあって、やっぱり別格」(大塚さん)、「テレビでしかお見かけしていなかったですが、本当に華奢でかわいらしい女性」(香里奈さん)と語る。主題歌を聞いた香里奈さんは「メロディーがきれいで、すごく耳に残りました。アップテンポな曲調と、刑事ドラマのミックスが面白い」「このドラマとすごくマッチしているので、聞けば聞くほど、もっと聞きたくなるような楽曲です」と絶賛している。さらに制作陣からは、大塚さんのドラマ出演オファーが飛び出し、「皆さんの邪魔はしたくないので(笑)。もし出演させていただくにしても、香里奈さんの後ろで信号待ちをするエキストラで十分です(笑)」と大塚さん。一方香里奈さんは「笑顔がキュートなので、そのギャップで犯人役がいいと思います(笑)」と打診していた。もし大塚さんの出演が実現すれば、映画『東京フレンズ The Movie』(2006年)以来、およそ11年ぶりとなる。「嫌われる勇気」は2017年1月12日より毎週木曜日22時~フジテレビにて放送。※初回15分拡大(cinemacafe.net)
2016年12月15日シンガーソングライターの椎名林檎が、12月19日(月)放送の「SMAP×SMAP」内のコーナー「S・LIVE」に出演することがこのほど分かった。これまで椎名さんは、「SMAP」のアルバム「GIFT OF SMAP」収録の「真夏の脱獄者」や、草なぎ剛主演ドラマ「銭の戦争」の主題歌にもなった「華麗なる逆襲」を書き下ろすという形で楽曲提供をしてきたが、今回満を持して「SMAP×SMAP」での共演が実現することになる。「S・LIVE」にてパフォーマンスされるのは、栗山千明に楽曲提供し、椎名さん自身もセルフカバーした、椎名さん作詞作曲の「青春の瞬き」。椎名さんの歌声と、「SMAP」の歌とダンスによる唯一無二のライブが実現。ステージにすっと立つ和装の椎名さんを中心に、「SMAP」がフォーメーションを描く形で披露される。2組の夢の共演をお楽しみに。「SMAP×SMAP」は毎週月曜日22時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2016年12月13日お笑いトリオ・安田大サーカスのHIROが6日、自身のブログを更新し、2017年全米公開予定の映画『THE OUTSIDER』でハリウッドデビューすることを報告した。HIROは「とぉとぉ情報が解禁」と書き出し、「私がハリウッドデビュー(笑)コレはマジでTHE OUTSIDERって映画です」と報告。「チョイ役じゃ無くガッチリ出てます」と伝えた。同作の舞台は、1954年頃の日本。主演のジャレッド・レト演じる元アメリカ兵のニックが、日本のヤクザたちと出会ったことをきっかけに、生きる意味や誇りを取り戻していくさまを描く。大阪の刑務所でニックと出会い兄弟の契りを交わすキヨシ役を、浅野忠信が演じる。メガホンをとるのはマーチン・ピータ・サンフリト監督だ。HIROは、「昨日の打ち上げで椎名さんとの1枚」という説明を添えて、椎名桔平との2ショット写真もアップ。「他にも色々出てますので他の出演者はジャレッド・レトさんや浅野忠信さん」と続け、「ちなみにジャレッドさんは簡単に説明するとバットマンの敵役のジョーカーさん賞とかも取ってる凄い人メチャメチャ良い人やったメチャイジられたけど(笑)」と説明した。HIROの発表に、「えーーーすごーーーーーい !おめでとうございます!!!」「おおおおおおお!凄~い」「HIROさんすごい!!!驚きました!!!」「ひろくん、ハリウッドデビューおめでとう」などと、驚きや祝福のコメントが寄せられている。
2016年12月06日2013年の発売以来各界で話題をふりまき、大ベストセラーとなっている「嫌われる勇気」が、女優・香里奈主演でフジテレビの「木曜劇場」枠にて、来年1月より連続ドラマ化されることが分かった。原案「嫌われる勇気」は、続刊の「幸せになる勇気」と併せ、180万部を突破、世界累計は360万部超えとなる記録を打ち出している大人気著書。世界的にはフロイト、ユングと並ぶ「心理学界の三大巨匠」とされながら、日本では無名に近い存在だったアルフレッド・アドラー。「嫌われる勇気」では、アドラーが20世紀初頭に創設した全く新しい心理学「アドラー心理学」を、悩みを抱える青年と、哲学者との対話形式でわかりやすく解説している。今回放送されるドラマは、大胆にも刑事ドラマとしてアレンジ。香里奈さん演じるのは、「アドラー心理学」を100%体現できる「嫌われる勇気」を持った女刑事・庵堂蘭子。独身、彼氏なしの蘭子だが、難事件を次々と解決に導いてきた実績を持つ桜田門のエース。組織になじまない一匹狼タイプで、周囲の意見には耳を貸さず、常に自分が信じる道を行き、周囲からは“嫌われている”…という役どころ。香里奈さんがフジテレビの連続ドラマで主演を果たすのは、2011年の「私が恋愛できない理由」以来、およそ5年ぶり。この原案を読んで初めてアドラー心理学を知ったという香里奈さんは「心理学というと難しい印象ですが、読んでいくにつれ、“本来、自分がこうだったらいいな、楽になるのにな”という理想的な考え方が述べられていたり、“あぁ、こういう考え方もあるのか”と新しい発見があったりして、少し気が楽になれました」とコメント。演じる庵堂蘭子については、「これまでの人生はとても生きにくかったと思います。嫌われることを恐れず、ただ前にだけ進む姿はかっこよく、勇気をくれる魅力的なキャラクターだと思います」と話し、「この作品を見て、普段悩んでいることに対して、少しでも気が楽になったり、前向きな気持ちになっていただけたらうれしいです」と放送を待ちわびるファンへメッセージを寄せた。そして共演には、蘭子とコンビを組むことになる青山年雄役に「NEWS」の加藤シゲアキ。正義感が強く、子どもの頃から刑事に強烈なあこがれを持っている青山は、人に対して常に明るく接するが、実は優柔不断で心配性。蘭子とは真逆に他人にどう思われているかがすごく気になる“嫌われたくない男”という役どころだ。青山は「アドラー心理学」になじみのない視聴者の目線を担い、蘭子と行動を共にすることで、「アドラー心理学」を学び、一歩ずつ成長していくいわば影の主人公となっている。さらに、「犯罪心理学」を専門としている、帝都大学文学部心理学科の教授・大文字哲人役に椎名桔平。大文字は、事件の犯人像に関する情報を警視庁に提供している特別コンサルタント。蘭子のことを理解できない青山に、「アドラー心理学」の存在を教える“すべてを知る男”。刑事役を演じるのは今回が初となる加藤さんは「やってみたい役だったので、とてもうれしいです。実際に刑事になったつもりで、役に臨みたい」と喜び、初共演となる2人については「とても楽しみです。お二方とも僕より年上ですが、明るく刺激的な現場になるといいなぁと思っています」と話している。一方、今回のキャラクターについて「変人なのか、普通なのか、つかみづらい人物」と語ったのは椎名さん。香里奈さんとの共演は、2006年公開の映画映画『輪廻』以来、およそ10年ぶりだそうで、「今回の物語には、彼女と私の特別な秘密が隠されているようなので、その共犯的な関係性を楽しんでいきたいと思っています」とコメントを寄せている。初共演となる香里奈さんと加藤さんが一体どんなバディを見せてくれるのか…いままでにないタイプのドラマとなりそうだ。木曜劇場「嫌われる勇気」は2017年1月期より毎週木曜日22時~フジテレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2016年11月29日女優の香里奈が、来年1月スタートのフジテレビ系ドラマ『嫌われる勇気』(毎週木曜22:00~22:54)で、5年ぶりに連ドラに主演することが29日、明らかになった。このドラマは、ベストセラーとなった同名の自己啓発本を原案とした刑事ドラマ。香里奈は、「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」と断言する「アドラー心理学」を体現する女性刑事・庵堂蘭子を演じる。連ドラ主演は、2011年10月期の同局系『私が恋愛できない理由』以来、約5年ぶりだ。蘭子は、数々の難事件を解決してきたエースだが、組織になじまない一匹狼タイプで、自己中心的だと言われても全くひるまない"嫌われる女"。香里奈は、自身の役柄について「嫌われることを恐れず、ただ前にだけ進む姿はかっこよく、勇気をくれる魅力的なキャラクターだと思います」と印象を語る。そんな蘭子とコンビを組み、憧れの捜査一課に異動してきたばかりの青山年雄を演じるのは、アイドルグループ・NEWSの加藤シゲアキ。蘭子とは真逆で、他人にどう思われているかがすごく気になる"嫌われたくない男"だ。初の刑事役という加藤は「やってみたい役だったので、とてもうれしいです」と喜び、自身の役柄については「視聴者の目線に一番近いキャラクターだと思うので、一緒に庵堂に腹が立ち、尊敬しながら成長できれば」と話している。そして、蘭子のことを理解できない青山に、「アドラー心理学」の存在を教える犯罪心理学者・大文字哲人役で椎名桔平が出演。この役柄を「変人なのか、普通なのか、つかみづらい人物ですが、心理学を通して"人間"の持つ謎を、最大限に追求しようとしている人」と解釈した。企画したフジテレビ編成部の渡辺恒也氏は「犯人探しのミステリーや、痛快な勧善懲悪が楽しめる本格的な刑事ドラマでありながら、どこか普通の生活の中にも応用できるような考え方のヒントが散りばめられた、今までにないタイプのドラマになっています」と説明。「このドラマを通して"いま、ここ"から前に進む"勇気"を持つことの力強さを感じ取っていただけたら」と見どころを語っている。
2016年11月29日俳優の椎名桔平(52)が、ジャレッド・レト主演の海外長編映画『OUTSIDER(原題)』に出演することが30日、明らかになった。舞台は、1954年頃の戦後日本・関西。日本に不法滞在する元アメリカ兵・ニック(ジャレッド・レト)は、大坂の刑務所内で日本人の若者・キヨシ(浅野忠信)と出会い、彼をはじめ任侠道を生き抜く日本人たちの姿に惹かれていく。制作サイドいわく、「『ラストサムライ』(03年)の任侠版ともいえるストーリー」。デンマーク人のマーチン・ピータ・サンフリト監督がメガホンをとる。椎名が演じるのは、マツオカ組の幹部・オロチ。組の近代化を推進しようとするも、伝統を重んじる親分や兄弟分との対立を余儀なくされ、誰も信用することのできない孤立無援な存在で、ニックのことを疎ましく思っている。今年の5月にオファーを受け、「来る日も来る日も、この『OUTSIDER』のイメージを頭の中で描いてきました」という椎名。「国内外のすばらしいスタッフ、キャストと共に、世界を魅了する映画を誕生させたいと思っています」と意気込む。また、『Darc(原題)』に続いて2度目の海外映画となり、「昨年春に、初めてアメリカ映画に出演した時は、単身カナダへ渡っての撮影でした。通訳の人も含めて日本人スタッフは誰一人いない現場で、戸惑う事も度々ありましたが、でもそれが逆に、武者修行のようにも感じられて、とても新鮮な経験となりました」と前作を振り返りながら、「今回はその経験を生かして、海外の方々とも、より濃厚なコミニュケーションの中で、この作品に挑んでいきたいと思ってます」と本作への思いを語っている。
2016年09月30日ドラマスペシャル湊かなえサスペンス「望郷」の製作発表会見が9月24日(土)、テレビ東京にて開催され、出演の広末涼子、伊藤淳史、原作者の湊かなえが登壇。湊さんが広末さんたちの撮影を見学して感化されたエピソードを語った。本作は、瀬戸内海に浮かぶとある島で生まれ育った人々の切なくも愛おしい人間模様を描いた湊さんの連作ミステリー短編集「望郷」の中から、「みかんの花」、「海の星」、「雲の糸」の3篇をオムニバス化したサスペンス。「みかんの花」の主演を広末さんが、「海の星」の主演を伊藤さんが、「雲の糸」の主演を濱田岳が務める。水野美紀、倍賞美津子、若村麻由美、椎名桔平、内山理名、麻生祐未ら豪華共演者が脇を固める。本作の撮影は、瀬戸内海に浮かぶ因島(いんのしま・広島県)で行われた。因島は湊さんが生まれ育った場所でもあり、湊さんは広末さんが出演する「みかんの花」の撮影現場を見学に行ったエピソードをふり返った。湊さんは、ロケ現場となった場所をよく知っていることを紹介したうえで、「ロケを見させてもらっているうちに、だんだんと、『いい所でしょ!』と自慢したくなってくるような気分になりました」と心境を打ち明けた。続けて、「それは、演じて下さっている広末さんや、水野さんや、役者のみなさんが“そこの人”という空気を醸し出されていたからだと思います」と言い、「本当に因島っていい所なのだなと、自分の地元のはずなのに、演技を見せてもらって再発見させてもらいました」と撮影を見学した感想を言葉にした。湊さんの話を聞いた広末さんは、「よかったです。ありがとうございます」と感慨深そうにコメント。「そういう発見の仕方って、なかなかないですよね。確かに、私も地元で撮影が行われるとなると不思議な感覚になります。けど、自分が撮影の真ん中にいると気が付かないものですね」と、撮影を見学することも、自身が被写体として撮影に参加することもある女優ならではの視点で感心していた。完成した作品を観たという伊藤さんは、自身が演じる浜崎洋平の少年期を担当した加藤清史郎の名前を出して、「8割くらいは加藤君の力でなっている作品になっていました」と笑いを誘い、会見を盛り上げた。そんな伊藤さんが役者としての習慣を紹介する一幕があった。伊藤さんは「セリフを覚えるのは逆にうるさい場所とかです。カフェとか」といい、「ほかの雑音が聞こえているときに『その雑音に負けずにがんばるぞ』というタイプです」と明かした。伊藤さんの言葉に感心した様子の広末さんは、思わず、「カフェとかで隣の会話とか聞いちゃいませんか?」と質問。伊藤さんは「聞いちゃうのですよ」とするも、「それにも負けず、『セリフを憶えるぞ』という思いで行くと結構、憶えるのです」と体験を交えて言葉にしていた。ドラマスペシャル「望郷」は9月28日(水) 21時よりテレビ東京にて放送。(竹内みちまろ)
2016年09月24日●「薪剛」はなかなか感情を発散できない役俳優・生田斗真。ジャニーズJr.として小学生の頃からTVの世界で幅広く活躍、確かなキャリアを築き、現在は日本の演劇・ドラマ・映画界を代表する存在となっている。最新作の映画『秘密 THE TOP SECRET』(8月6日公開)では、被害者の脳に残された記憶を映像化して捜査を行う近未来設定に挑み、科学警察研究所 法医第九研究室、通称「第九」の室長・薪剛を演じる。5月に行われた完成報告会見では、「日本の映画を次に持っていく作品に」という発言も飛び出し、意気込みと自信を強く感じられた。日本の映画界や俳優という仕事への思い、映画『秘密』での役作りについて、話を伺った。生田斗真1984年生まれ、北海道出身。主なドラマの出演作に『花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~』(07・フジテレビ系)、『ハチミツとクローバー』(08・フジテレビ系)、『ウロボロス~この愛こそ、正義。』(15・TBS系)など。映画では、初出演にして初主演を果たした『人間失格』(10年)、さらに同年に公開された『ハナミズキ』(10年)で第84回キネマ旬報ベスト・テン新人賞、第53回ブルーリボン賞新人賞を受賞。その他映画主演作として、『脳男』(13)、『土竜の唄 潜入捜査官REIJI』(14)、『グラスホッパー』(15)など。○「日本の映画を次に持っていく作品に」――生田さんは5月に行われた『秘密』の完成報告会見で「日本の映画を次に持っていくための作品にしたい」という発言をされていましたが、どういった思いでしたか?ああいった場にいると気持ちが大きくなってしまうので、調子に乗ったことを言ってしまいましたね(笑)。でも、本心です。なかなか他にない映画で、観たことのない作品になったと思います。ハリウッドみたいな時間とお金はかけられないかもしれないけど、僕らにしかできないことってあるだろうと思いますし。「負けないんじゃない?」と思える作品です。僕自身も観終わった後、どう表現していいのか迷いました。「すごいものを観た」と満足感もあるし、本当に誰かの脳を見たんじゃないかと錯覚に陥ることもできる。自信を持ってお届けできます。――現在31歳ですが、30代になってみて、日本の映画界に対しての思いや仕事観に変化はありましたか?まず、いただく役柄は変わってきていますね。何年か前だったら、岡田将生くんの役である青木を演じていたと思います。少し前にやった映画『グラスホッパー』では、うちの後輩の山田涼介が蝉という役を演じていましたが、こういった若い・動ける・強いみたいな役も、以前なら自分だったかもしれません。仕事については、やっぱりどこか「先を行っていたい」という気持ちはあります。革命家でありたいという思いは、ずっとどこかに抱えています。ただ、20代の頃は勢いで駆け抜けられたものが、30代になると技術的なことや知識も要求されてきますし、しっかりとやっていきながらも、それだけじゃない多面性を持っていたいですね。○表面はクールでも、お腹の底にマグマ――薪は一見無表情に見えますが、中で感情が渦巻いているように感じました。演じる際にはどういったところがポイントでしたか?薪の抱えている怒りや悲しみ、闇を全部腹の底にとどめて蓋をして、それでも溢れ出てしまう感情を切り取りたいとは、最初に監督からも言われていました。発散することがなかなかできないまま、3カ月くらい撮影していたので、しんどかったですね。かなり(笑)。――表面的にはクールで、でも内面からじわじわと感情を見せるとなると、さじ加減が難しそうですね。人の脳を見続けているわけですよね。だから、普通の人が見ている世界と、薪が見ている世界は全然違うものだと思うし、人間や社会に対する悲しみもきっとあるでしょう。抑えて抑えて感情を出さないように、冷静に客観的に生きてはいるんだけど、「貝沼」「鈴木」というワードが出てくるたびに心臓の鼓動が早まってくというか。決して冷めているわけではなくて、いついかなる時でも、お腹の底では地獄みたいなマグマが沸き立っている。でも「貝沼」「鈴木」というワードが出てくると、風船に針をプスっと刺されてしまうような。そんなイメージで演じていました。●演技は「自分を騙す」こと○撮影中は孤独――撮影中のできごとや撮影したシーンで、印象に残っていることはありますか?岡田将生くんや松坂桃李くんと対峙している時は、現場も緊張感がありました。薪の中で軸になっているのは、自分が殺してしまった元相棒の鈴木と、時を経て現相棒になった、若くてイケイケな青木。その間に挟まれて、青木を鈴木のようにしたくない、と葛藤が出てくる。撮影中は常に”薪”だったし、ずっと孤独だったなと思います。仕上がりで自分以外の誰かの表情を見て「みんなすごく、薪のこと心配してくれてる!」と初めて気づきました(笑)。岡田くん演じる青木も、怒りもありながら、薪のことを心配する優しい気持ちが見えました。――原作の薪は中性的で美しいビジュアルとして描かれていますが、メイクや髪型など工夫されたところはあったのでしょうか?ビジュアルイメージを大切にされる監督なので、スーツや髪型には要求がありました。「美しく、くたびれた青年でいてほしい」と言われていました。ただ、メイクはずっと任せていたので詳細はわかりません(笑)。○演技にかける思い――生田さんが演技をする時って、感覚的にはどういうものなんでしょうか。憑依するようなものなのか、技術的なものなのか。すごく簡単な言い方をすると、「自分を騙す」でしょうか。「自分は薪であるんだ」と、刷り込んでいく感じですね、僕の場合は。俳優さんによっては、自分の色を出す方もいると思いますが、僕は役に近づいていきたいですし、気持ちの上ではそう心がけています。――もしかしたら、薪の時の生田さんと普段の生田さんの脳を見たら変わっていたりとか……。そうですね、そこまで変わっていればいいですね(笑)。――そういった自分を騙すような感覚は、俳優という仕事の魅力でもありますか?やっぱり、自分じゃない誰かの人生を過ごせるのはすごく魅力的です。一度足を踏み入れてしまうと、なかなか抜け出すことができない世界だと思います。――たとえば演技プランについて、ご自身から何か提案するようなことは。俳優なので、言葉で言うよりも、目に見えなきゃ意味がないとは思っています。監督が言っていることや、台本に書いていることの解釈を、お芝居で出していく、といった意味での自己主張はありますね。○観た人がぐったりする作品に!?――今回大友監督とは初タッグになりますが、作品や現場には以前から興味をもたれていたのでしょうか?僕たち俳優にも噂が届く、すごく興味のある監督の1人でした。作品に対する欲をすごく感じますし、ある種、傍若無人というか猪突猛進というか。ものをつくる時には様々な制約があって、その制約の中で頑張ることが多いと思いますが、そこを「俺はこれが作りたいから」と突破していく方です。それはもう、ものづくりに対する欲望だと思いますね。――これは大友監督らしい、と思ったシーンはありますか?人の脳内を映像化するところは、恐ろしさすら感じるくらいのリアルさだと思います。劇中にもあるけど、人の脳が見た記憶であって実際のものとは違う。壮大な景色であっても見る人にとっては地獄に見えるし、優しそうな人が鬼に見える瞬間もあるし、この映画の本質かなと思いましたね。――エンタメ作品でありながら、人の倫理感などにうったえかける内容でもありますよね。実際、本当にこういう世の中が来てもおかしくないところまで科学が進歩していますよね。そういう意味での問題提起もきちんとしながら、エンタテインメント作品ができたと思います。いやもう、観終えたらぐったりだと思いますよ。「時間あるから『秘密』観よう!」と思って映画館に入ったら、えらい目に合ってしまう(笑)。「すごいものを観た」という気になってくれるんじゃないかなと、期待しています。秘密 THE TOP SECRET死んだ人の脳をスキャンして、記憶を映像化し、難事件の謎に挑む特別捜査機関「第九」。室長の薪(生田斗真)、新人捜査官の青木(岡田将生)らに、死刑囚・露口(椎名桔平)の脳を見て、行方不明の長女・絹子(織田梨沙)を探し出すというミッションが与えられた。8月6日公開。(C)2016「秘密 THE TOP SECRET」製作委員会
2016年08月01日生田斗真主演の映画『秘密 THE TOP SECRET』(8月6日公開)のレッドカーペットイベント、及び完成披露試写会が22日に行われ、生田、岡田将生、松坂桃李、栗山千明、織田梨沙、椎名桔平、大森南朋、大倉孝二、木南晴夏、平山祐介、大友啓史監督が登場した。新宿のど真ん中設置されたレッドカーペットには豪華俳優陣がずらりと並ぶと、抽選に当たった観客だけでなく近隣のビルからも大きな歓声があがった。ファンやインタビューとじっくり交流を図り、その後のトークセッションの時間がほとんどなくなってしまったほどだった。生田は「こんな新宿のど真ん中を堂々と歩かせていただいて、嬉しく思っています」と興奮。岡田は「緊張しちゃって汗がすごいんですけど……」と恐縮した様子を見せ、松坂は「新鮮でしたね。岡田将生くんと一緒に歩けたのも僕は良かったですね」と喜びを語った。完成披露試写会では、生田が「先ほど新宿の街を練り歩いてきました。岡田将生くんは緊張しすぎて、耳の裏をずーっとかいていたので、耳が真っ赤です」と暴露すると、岡田が顔を覆って恥ずかしがる一幕も。岡田は「本当に骨太な作品になっているので、楽しんでください」と作品について語りながら、最後に「耳が赤くてすみません」と謝罪した。同作は清水玲子原作の少女漫画『秘密』を映画化した近未来サスペンス。死んだ人間の脳をスキャンして事件を解決する警視庁科学警察研究所法医第九研究室、通称「第九」の室長・薪剛を生田、薪の部下となる捜査官・青木一行を岡田、薪の理解者で故人となった捜査官・鈴木克洋を松坂が演じる。
2016年06月23日佐々木蔵之介と北村有起哉が、ナチスの強制収容所という極限状態で貫いた愛を描く舞台『BENT』。7月の上演に先がけ稽古場でトークセッションが行われ、ミッツ・マングローブの進行のもと、主演の佐々木、北村、演出の森新太郎が本作について語り合った。舞台『BENT ベント』チケット情報本作は、第二次世界大戦下のドイツを舞台に、セクシャルマイノリティの人々が受けた弾圧と、その中で育まれる究極の愛を描いた物語。ゲイをストレートに表現した世界で初めての演劇作品と言われており、佐々木演じる主人公・マックスを、海外ではリチャード・ギア、日本では役所広司や椎名桔平といった名だたる名優たちが演じてきた。演出の森は「戯曲を読んだのは10年位前になると思うのですが、そのときとにかく泣けちゃったんですね。涙腺が崩壊して、こんな泣けてしまったものは自分で演出できないんじゃないかと思うような作品でした。今回、パルコに提案する前にもう一回読んだらやっぱり泣けてしまって。演出プランを作るときに読んだらまた泣けてしまって。こんなに泣ける戯曲は僕の演劇人生ではない」。佐々木は「戯曲を読んでいくと、僕と北村さんの間で互いの顔を見合わせることもなく、触れることもなく、ふたりで愛を確かめ合うシーンがあって。これはまさに演劇の醍醐味だなと。できるかどうかわからんけど、森さんとやってみようと決めました」北村は「僕もほんとに読む度に泣いちゃって。演じてるときも本当にクッとこらえてがんばんないとってくらい、作品としてすごく力がある。ちょっとでも客観的になると泣きそうになるので、しっかり手綱を握っとかないと」と、それぞれ本作について熱く語る。ミッツからの「同性愛者を演じるというのはいかがですか?」という質問には、佐々木が「北村さんが稽古場で、裸足に雪駄をはいて、足を触りながら本を読んでるんですけど、それすら愛おしく見えてきた」と告白。北村は「エアセックスのシーンがあるんですけど、お客さんもドキドキすると思います」と見どころを紹介した。森は「ナチスの抑圧というのが前面に出ていますが、差別や偏見の壁というのはいつの時代、どの社会でもなくなったことはない。数日前には銃乱射事件も起きて。日本ではあそこまでのことはないですけれども、ああいう社会の不寛容さがある以上、この作品はやられ続ける価値があるんじゃないかと思います」と語った。「国境も人種も性別も超えたストレートな愛の話です。ぜひ劇場で観て頂ければ」(佐々木)PARCO Produce『BENT』は、7月9日(土)から24日(日)まで東京・世田谷パブリックシアターにて。撮影・取材・文:中川實穗
2016年06月15日俳優の佐々木蔵之介が14日、都内で行われた主演舞台『BENT』記者発表会に、共演の北村有起哉、演出の森新太郎とともに登場した。また、タレントのミッツ・マングローブがゲストMCを務めた。同作は1930年代中頃のドイツを舞台に、ナチスによって迫害されていたセクシャルマイノリティの受難と愛を描く物語。1978年に上演され、同性愛者を表現した世界で初めての演劇作品と言われており、日本でもこれまで役所広司、椎名桔平など様々な俳優によって演じられている。佐々木はあまりの内容の深さに、一度は「ダメ、できない」と、断ることを考えたという。また北村も「台本を読むたびに泣いちゃって、最初の本読みでも泣いちゃって」と語り、「演じてる時は泣いちゃダメです。泣かないように頑張らないと」と意気込んだ。2人は役の上で恋人同士となるが、佐々木は「本読みの段階ですら有起哉が愛おしく見えてきた」と明かす。今までも北村と共演してきたが「以前は愛おしさは全くなかった」と言い、今は稽古着を散らかしているだらしない感じも「いいかなと思えてきた」と、すでに役に入っている様子。MCを務めたミッツは「実地体験が必要でしたら言ってください」と佐々木にメッセージを送った。また演出の森は、12日にアメリカ・フロリダで起きた銃乱射事件にも触れ「社会の不寛容さがある以上、演じ続けられる意義はある作品だと思う」と作品についての思いを表す。さらに森は「外国の作品は、『差別もあるけど、跳ね返す』ということを見せるけど、日本はそもそも"ないもの"のように見せるのが息苦しさだなと感じていて。演劇はTVで公になるわけではないし、砦になりたいです。お客さんもそんなヤワではないし、観たら観たで考えてくれると思う」と、観客へ信頼を寄せた。
2016年06月14日生田斗真が主演を務める大友啓史監督の新作『秘密 THE TOP SECRET』の劇中画像が到着した。被害者の脳に残った“記憶”に潜入し事件を捜査する、警察庁の特別機関・第九のメンバー(岡田将生、松坂桃李、栗山千明ら)にスポットを当てた場面写真だ。その他の写真本作は、死んだ人間の脳から“過去の記憶”を映像化できるMRIスキャナーを使って事件を解明する特殊脳内捜査チーム、通称=第九のメンバーが、迷宮入りした猟奇事件に隠された真実と真犯人に迫っていく様を描くミステリー。劇中の“脳内捜査”は、革新的な新しい捜査手法だが、捜査官が被害者や死んだ凶悪犯の脳にコンタクトするため、相手の“感情”が自分に移行してしまう危険があり、ダークサイドに引きずり込まれるという大きなリスクを伴うものとして描かれている。このほど公開になった場面写真は、岡田演じる第九の新人捜査官・青木一行が、ある事件の犯人で死刑が執行された露口浩一(椎名桔平)の脳の記憶を脳内捜査で映像化し覗き見るシーン。捜査の目的は、行方不明になっている露口の長女・絹子を探すことだが、青木は予期せぬものを見てしまう。そしてそこから、つながるはずのない事件が次々と連鎖し、捜査官たちの前に“最大の謎”が立ちはだかる。そのほか、薪(生田)と共に第九を立ち上げた、捜査官・鈴木克洋(松坂桃李)の姿や、脳内捜査に嫌悪感を抱きながらも、第九メンバーと共に捜査をする叩き上げの刑事・眞鍋駿介(大森南朋)、鈴木の生前の恋人で、薪とは古くからの友人でもある監察医三好雪子(栗山千明)らの場面写真が公開になった。他人に知られたくない“秘密”を暴く脳内捜査。映画は、他人の記憶に足を踏み入れていく中で、登場人物たちそれぞれの秘密も明かされていき、衝撃の展開が待ち受けるという。『秘密 THE TOP SECRET』8月6日(土) 全国ロードショー
2016年05月27日俳優・生田斗真が主演を務め、実写『るろうに剣心』シリーズの大友啓史監督がメガホンを取る映画『秘密 THE TOP SECRET』(8月6日公開)の場面写真が27日、公開された。原作は、清水玲子氏が漫画誌『MELODY』(白泉社)で連載していた同名コミック。被害者の脳の記憶を映像化する「MRIスキャナー」を駆使して"脳内捜査"を行う警察庁の特別機関「第九」が、迷宮入り事件を解決していくミステリーを描く。"脳内捜査"は有用な一方、捜査官の脳を媒介として、被害者や死んだ凶悪犯の脳とコンタクトするため、相手の感情が自分に移行してしまう危険があり、闇に引きずり込まれるというリスクも持っている。メインとして公開された場面写真は、岡田将生演じる「第九」新人捜査官・青木一行が、死刑囚・露口浩一(椎名桔平)の記憶を"脳内捜査"で映像化し、行方不明の長女・絹子(織田梨沙)を探し出すシーン。おびただしい数のチューブが伸びた装置を付け、記憶をのぞき見る青木は、恐怖とも苦痛ともつかぬ表情を見せている。また、生田演じる薪と共に「第九」を立ち上げ、最大の理解者でもあった捜査官・鈴木克洋(松坂桃李)の写真も。おびえながらも鬼気迫る表情で、こめかみに銃口を向ける緊迫の一瞬が映し出されている。さらに、"脳内捜査"に嫌悪感を抱きながらも「第九」と共に捜査をするたたき上げの刑事・眞鍋駿介(大森南朋)、鈴木の生前の恋人で薪とは古くからの友人でもある監察医・三好雪子(栗山千明)らの神妙な面持ちを捉えた写真もあわせて公開された。(C)2016「秘密 THE TOP SECRET」製作委員会
2016年05月27日生田斗真、岡田将生、松坂桃李ら豪華な俳優陣を迎えた、大河ドラマ「龍馬伝」や『ハゲタカ』、『るろうに剣心』シリーズの大友啓史監督の最新作『秘密THE TOP SECRET』。このほど、“脳内の記憶を映像化する”という前代未聞のシーンをスクリーンに結実させた本作から、それぞれが鬼気迫る表情を見せる場面写真が一挙に解禁となった。本作の主人公は、生田斗真が演じる天才・薪剛。彼が室長を務める特殊脳内捜査チーム「第九」が行う“脳内捜査”とは、死んだ人間の脳に残された記憶を映像化し、それを元に事件を解明する新しい捜査手法。この“脳内捜査”は、迷宮入り事件の真相を暴き、犯罪捜査を革新的に進化させるものだったが、一方で捜査官の脳を媒介に、被害者や死んだ凶悪犯の脳にコンタクトするため、相手の感情が自分に移行してしまう危険があり、ダークサイドに引きずり込まれるという大きなリスクを持っていた――。今回解禁となった場面写真は、岡田さん演じる薪の部下で「第九」新人捜査官・青木一行が、死刑囚・露口浩一(椎名桔平)の脳の記憶を脳内捜査で映像化し、行方不明の長女・絹子(織田梨沙)を探し出す、というシーン。装置を装着し、露口の記憶を覗き見る彼の表情は、恐怖とも苦痛とも、驚きともつかぬもの。露口の記憶には、いったい何が映し出されているのか…。まさに記憶に隠された“秘密”が気になる一枚となっている。また、併せて届いた場面写真は、薪と共に「第九」を立ち上げ、最大の理解者でもあった松坂さん演じる捜査官・鈴木克洋の姿も。鬼気迫る表情で、こめかみに銃口を向ける緊迫の写真からは、対峙する薪との間に何があったのか、気にならずにはいられない異様な雰囲気が漂っている。さらに、脳内捜査に嫌悪感を抱きながらも「第九」と共に捜査をする、叩き上げの刑事・眞鍋駿介(大森南朋)の緊迫の表情、鈴木の生前の恋人で、薪とは古くからの友人でもある監察医・三好雪子(栗山千明)の意味深な表情などが一挙に公開されている。やがて、行方不明の絹子を捜索していくうちに、つながるはずのない事件が次々と連鎖し、「第九」捜査官たちの前に最大の謎が立ちはだかることに。その謎に足を踏み入れていくにつれ、明かされる登場人物たちそれぞれの“秘密”は、観る者を蒼然とさせるに違いない。『秘密 THE TOP SECRET』は8月6日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月27日笑福亭鶴瓶が自ら事前に取材を行いゲストの素顔に迫るトークバラエティー「A-Studio」の6日(金)放送回のゲストに俳優の佐藤浩市が出演する。現在55歳を迎え、数々のドラマ、映画作品で活躍してきた日本を代表する俳優である佐藤さん。番組ではスクリーンでの姿とは違う素顔に迫るべく、鶴瓶さんが内緒で直接佐藤さんの親友や関係者を取材、情報を入手。ほかでは見られない意外な素顔や過去のエピソードを解き明かしていく。佐藤さんは主演最新作となる映画『64-ロクヨン- 前編』が7日(土)から全国公開。同作は「半落ち」「クライマーズ・ハイ」の原作を手がける横山秀夫のベストセラー小説を2部作で映画化する作品。昭和64年に起きた少女誘拐殺人事件、通称“ロクヨン”の時効が近づく平成14年、当時を模倣した事件が発生。元敏腕刑事で現在は警務部広報室広報官を務める佐藤さん演じる三上義信が、記者クラブやキャリア上司との攻防、そして刑事部と警務部の対立に巻き込まれながら真実を追う姿を重厚なタッチで描く。キャストも佐藤さんのほか、綾野剛、榮倉奈々、夏川結衣、椎名桔平、三浦友和、奥田瑛二、瑛太、窪田正孝、永瀬正敏といった豪華な面々が顔を揃えた。「前編」に続き「後編」も6月1日(土)から全国公開される。「A-Studio」は6日(金)23時~TBS系で放送となる。(笠緒)
2016年05月06日生田斗真と『るろうに剣心』 シリーズの大友啓史監督がタッグを組み、岡田将生、松坂桃李、さらに吉川晃司ら錚々たるキャストで、清水玲子によるミステリーコミックを実写化する『秘密THE TOP SECRET』。このほど、そのキャスト陣がそれぞれ意味ありげな表情を浮かべるキャラクター写真と、本予告映像が解禁となった。被害者の“脳に残った記憶”に潜入し、迷宮入り事件を暴く警察庁の特別機関「第九」。だが、その「脳内捜査」は誰もが持つ、絶対に知られたくない「心の秘密」をも暴いてしまう危険を伴っていた――。登場人物のそれぞれが心に秘めた、“誰にも言えない秘密”に迫る本作。天才的頭脳を持つ「第九」室長・薪を演じる生田さんを筆頭に、その薪に憧れと反発を抱く新人捜査官・青木を岡田さん、薪と因縁の過去を持つ凶悪犯・貝沼を吉川さん、薪と共に「第九」を立ち上げた親友・鈴木を松坂さんが演じるほか、本作が劇場映画初出演となる織田梨沙が、物語の鍵を握るミステリアスな少女・絹子に。さらに、「第九」の観察医に栗山千明、謎多き絹子の主治医にリリー・フランキー、死刑囚である絹子の父に椎名桔平、たたき上げの刑事に大森南朋と日本を代表するキャストが集結、迷宮入り事件の“秘密”と対峙することになる。本予告映像では、「第九」の捜査が事件の連鎖を呼び起こし、各々の感情と思惑が交差し、怒涛のごとく予想のつかない展開が巻き起こる。そして、細部にまでこだわり抜いた映像と「SIA」の楽曲「アライブ」が、本編への期待をいっそう高めている。特に、「第九」の秘密や、生田さん演じる室長・薪が抱える“秘密”の一部が見られ、本編のクライマックスシーンでもある、薪の心の闇を爆発させる最後の叫びは、物語の衝撃度の高さを思わせる。さらに、物語の鍵を握る吉川さん演じる貝沼をとらえた映像は、今回の予告篇が初公開。「第九」最大の闇として封印されたある事件の裏に隠された薪との因縁、命を懸けてまで守りたかった“秘密”とは何か、気にならずにいられない。また、今回到着したキャラクター写真は、そんな彼ら登場人物たちの意味ありげな表情が映し出されている。新たな映像が明らかになれど、その謎は深まるばかり。本作の“秘密”を解く手がかりを映像からも探ってみて。『秘密THE TOP SECRET』は8月6日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年04月30日主演に佐藤浩市、共演に綾野剛、榮倉奈々、瑛太ら日本の映画界を支える実力派俳優陣で贈る<a href="">『64-ロクヨン-前編/後編』</a>。この度、本作の主題歌「風は止んだ」を担当する小田和正が、映画について語るコメントが到着した。昭和64年。わずか7日間で終わった昭和最後の年に起きた少女誘拐殺人事件は刑事部内で「ロクヨン」と呼ばれ、未解決のままという県警最大の汚点として14年が過ぎ、時効が近づいていた。平成14年、主人公の三上義信(佐藤浩市)は「ロクヨン」の捜査にもあたった敏腕刑事だが警務部広報室に広報官として異動する。そして記者クラブとの確執、キャリア上司との闘い、刑事部と警務部の対立のさなか、ロクヨンをなぞるような新たな誘拐事件が発生。怒涛の、そして驚愕の展開が次々と三上を襲う――。原作は、「半落ち」「クライマーズ・ハイ」など数々の傑作を生み出してきた横山秀夫による、累計発行部数130万部突破のベストセラー小説「64(ロクヨン)」。“たった1週間で終わった昭和64年”に起きた未解決の少女誘拐殺人事件(=通称:ロクヨン)。その“ロクヨン”を起点に勃発する県警記者クラブを巻き込んだ警察内部の対立と、さらに14年を経て新たに起きる“ロクヨン”模倣の誘拐事件を、県警の広報官の葛藤とともに描いている。監督には、<a href="">『感染列島』</a><a href="">『アントキノイノチ』</a>などを手掛け、<a href="">『ヘヴンズ・ストーリー』</a>でベルリン国際映画祭の国際批評家連盟賞を受賞するなど、世界的にもその実力が評価されている鬼才・瀬々敬久がこの衝撃作に挑戦した。キャストには、主人公・広報官の三上義信役の佐藤さんをはじめ、三上の部下・諏訪役に綾野さん、広報室の紅一点として三上を支える広報室婦警の美雲役に榮倉さん、広報室と対立する記者クラブを取りまとめる、東洋新聞キャップの秋川役に瑛太さん、そのほか三浦友和、永瀬正敏、吉岡秀隆、仲村トオル、椎名桔平、滝藤賢一、奥田瑛二、夏川結衣、緒形直人、窪田正孝と、日本映画界を名実共に代表する実力派俳優陣の共演が実現している。そして今回、5年ぶり映画新曲描き下ろしとなった小田さんから、異例のコメントが到着。主題歌のオファーを受けたときの感想について「横山秀夫さんの本はとても好きなので話をいただいてビックリしましたが嬉しかったです。横山さんご本人は納得してくれているのかな、と考えたりしました。『64(ロクヨン)』はもちろん読んでいました。で、監督は自分にどんな曲を期待してくれているのかなとやはりそれを考えましたが、あえて質問はしませんでした」と自身も原作者・横山氏のファンだと語っている。主題歌「風は止んだ」については、「重いテーマだったので同じような色合いで前向きな感じがいいかなぁとスタートして、とにかく『君を想う気持ちだけが強くなって行く』というところへ行き着きました。で、そのながれで願いも込めて『風は止んだ』になりました」。また、本作を鑑賞したという小田さんは「映画はとても見応えがありました。とにかく折角多くのスタッフと役者さんたちが懸命に作ったのに最後で、歌が足を引っ張ったりしなければいいけれどと、それを願うばかりです。なんとか少しでも貢献できたら嬉しいです」と感想を語った。映画の軸となっている“昭和64年”は、小田さんが所属していたグループ「オフコース」が解散した年。このことについて小田さんは「ご崩御が今日か明日かという中、オフコース最後の全国ツアーをやっていて僕らは大阪にいました。解散していくということも自分たちにとっては大きな事件だったから、公なことと個人的なこととふたつが重なって、複雑な想いでした」と当時をふり返り、最後に「今回は大事な主題歌を書く機会を与えていただいて感謝しています」とコメントを寄せた。『64-ロクヨン-前編』は5月7日(土)、『64-ロクヨン-後編』は6月11日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年03月28日原作コミックと連動しシリーズ完結する『暗殺教室~卒業編~』の公開記念舞台あいさつが3月26日に、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで開催。主演の山田涼介をはじめ、二宮和也、菅田将暉、山本舞香、桐谷美玲、知英、成宮寛貴、椎名桔平、羽住英一郎監督が登壇し、同シリーズからの“卒業”に思いをはせた。『暗殺教室』公開記念舞台あいさつ/その他の写真翌年春の地球破壊を宣言する謎の生命体“殺せんせー”と、その暗殺を命じられた落ちこぼれ中学生“3年E組”の奮闘と成長を描く。昨年公開された映画第1弾は、興収27.7億円のスマッシュヒット。この度、原作者・松井優征氏による連載の完結が発表され、放送中のテレビアニメ第2期&『暗殺教室~卒業編~』と連動した“衝撃ラスト”を迎えることになった。前作で映画初出演・初主演を果たした山田は、主人公・潮田渚役で続投し「僕にとって、『暗殺教室』は最初で最後の初主演作。感慨深いですし、今日で渚という役柄、ここにいる皆さんとお別れなのでさみしいですよ」と思わずしんみり。クランクアップ時には、共演したE組メンバーに“感謝の手紙”をしたためたといい、「みんなに思い出を残してあげたいなと思った」と感謝の意を示した。山田からの手紙を受け取った菅田は、「座長の愛情を感じました」と感無量。「これからお互い長いし、今後もいろんな作品で一緒になるはず。山田涼介という俳優の初映画で、ずっと横にいられたんですから」とさらなる共演に意欲を燃やした。一方、前作で声のみの出演だった二宮は、本作では殺せんせー誕生のカギを握る殺し屋役で実写出演し「まさか現場にお邪魔する日が来るとは思っていなかった。とても楽しかったです」と満面の笑み。最近、後輩・山田を自宅に招待し、しゃぶしゃぶをごちそうしたそうで、「いやいや、そんな話やめましょうよ」と謙そんしたが、山田が「298円の肉でしたよ」と暴露すると、会場は大爆笑。舞台あいさつの模様は、全国180の劇場で生中継されており、倹約家で知られる二宮は「全国の皆さんが見ているんだから、やめて」と大慌てだった。『暗殺教室~卒業編~』公開中
2016年03月26日