アナ スイ(ANNA SUI)は、南国の花「ティアレ」モチーフの新作アクセサリーを発売。南国の花「ティアレ」の新作アクセサリー純白の花を咲かせ、花言葉に「清らか・幸福」という意味を持つ「ティアレ」をモチーフにした、ネックレスやピアス、ブレスレットなどが登場する。アクセサリーには、「ティアレ」の中でも特に幸福をもたらすといわれる、8枚の花びらの「ティアレ」の花を装飾。アナ スイのアイコニックな蝶やバラのモチーフと組み合わせ、上品に仕上げている。華奢なチェーンのネックレスには、涼しげなホワイトの「ティアレ」の花と大きな蝶のモチーフをフィーチャー。チェーンにはパールを組み合わせ、さりげない華やかさをプラスしている。ピアスやイヤリングは、パールの粒が揺れる可憐なデザインが魅力。肩耳には「ティアレ」を飾り、もう一方の耳には蝶のとまっているバラをあしらった。この他、バレッタやイヤーカフ、リングなども揃う。【詳細】アナ スイ「ティアレ」モチーフ アクセサリー発売日:2024年4月中旬取扱店舗:全国百貨店アナ スイ アクセサリー売場、アナ スイ 公式オンラインストア 他アイテム例:・ブレスレット 12,100円・ピアス(イヤリング) 13,200円・ネックレス 27,500円
2024年04月22日ホテル椿山荘東京では、紫陽花を使った期間限定の庭園演出「紫陽花の花手水」を、2024年5月31日(金)から7月4日(木)までの期間で開催する。ホテル椿山荘東京、紫陽花を使った庭園演出「紫陽花の花手水」さながら森のような自然が広がる空間に数種類の紫陽花が植栽されている、ホテル椿山荘東京の庭園。紫陽花が咲き誇る季節には、雨の水滴で煌めく庭園のグリーンと紫陽花のブルー、そして人気の東京雲海のホワイトが織りなす、風情ある情景が楽しめる。水に漂う可憐な紫陽花今回はこの紫陽花の季節に合わせて、庭園の一角に設けられている水鉢を紫陽花で装飾した「紫陽花の花手水」が登場。水に漂う可憐な紫陽花が癒しと和みを感じさせてくれる、フォトジェニックな和のアートだ。紫陽花モチーフの限定スイーツまた、館内のホテルショップ「セレクションズ」では、紫陽花をモチーフにしたテイクアウトのグラススイーツ「紫陽花」を販売。パンナコッタの上に重ねた水色と紫色のバタフライピーゼリーで紫陽花を表現した、見た目と味わいの両方で涼しさを感じられる一品となっている。開催概要■庭園演出「紫陽花の花手水」期間:2024年5月31日(金)~7月4日(木)場所:ホテル椿山荘東京 庭園内 三重塔付近水鉢■テイクアウトスイーツ「紫陽花」期間:2024年5月1日(水)~6月16日(日)店舗:ホテル椿山荘東京 ホテルショップ「セレクションズ」料金:750円
2024年04月08日ホテル椿山荘東京は、シャンパンや世界のスパークリングワインのフリーフローが楽しめるイベント「トワイライト バブル テラス(Twilight Bubble Terrace)」を、2024年5月18日(土)から10月27日(日)までの期間で開催する。ホテル椿山荘東京「トワイライト バブル テラス」新緑の爽やかな空気が流れる庭園を望むテラスで、厳選されたシャンパンとスパークリングワインを楽しめる「トワイライト バブル テラス」。開放感あふれる空間で贅沢なひとときが過ごせる、ホテル椿山荘東京の人気イベントだ。3種のシャンパン&スパークリングワインが飲み放題2024年は、ほのかに甘く軽やかな味わいのシャンパン「ローラン・ペリエ ラ キュベ」(フランス)、フレッシュでエレガントな味わいのスプマンテ「フェッラーリ マキシマム ブラン・ド・ブラン」(イタリア)、そしていきいきとした酸味が特徴のゼクト「シュロス・フォルラーツ リースリング・ゼクト・ブリュット」(ドイツ)の3種類が飲み放題となる。全3段のオードブルプレートもまた、季節感あふれる3段のオードブルプレートも提供。フランスの「パテ・ド・カンパーニュ」、イタリアの「海老の香草パン粉焼き」、ドイツの「プレッツェル・オバツダ」と、それぞれの銘柄と同じ国の料理のペアリングをテーマにした料理が用意されている。開催期間ホテル椿山荘東京「トワイライト バブル テラス(Twilight Bubble Terrace)」開催期間:2024年5月18日(土)〜10月27日(日)※土・日・祝開催。※完全予約制(前日18:00まで)。時間:17:30~(フリーフロー90分/お席120分)会場:ホテル椿山荘東京 ロビーラウンジ「ル・ジャルダン」テラス※雨天・強風の場合は、館内会場への案内、もしくは中止となる。料金:15,000円※別途サービス料(15%)が必要。<メニュー内容>■3種ドリンクのフリーフロー・ローラン・ペリエ ラ キュベ(フランス・シャンパン)・フェッラーリマキシマムブラン・ド・ブラン(イタリア・スプマンテ)・シュロス・フォルラーツリースリング・ゼクト・ブリュット(ドイツ・ゼクト)■3段のオードブルプレート(上段)・パテ・ド・カンパーニュ(フランス)・海老の香草パン粉焼き(イタリア)・プレッツェル・オバツダ(ドイツ)(中段)・メロンとトマトのコンポート・真鯛のクロケット・アスパラガスとベーコンのキッシュ(下段)・スティックサラダサフランドレッシング・ゴルゴンゾーラとマスカルポーネのブリュレ・カニと根セロリのサラダオレンジサブレ・スパークリングシャーベット(デザート)※中段と下段は、6月30日(日)まで。以降のメニューは、7月1日(月)〜9月12日(木)、9月13日(金)〜10月27日(日)の期間で変更となる。【問い合わせ先】TEL:03-3943-5489(10:00~19:00)
2024年03月10日SABON(サボン)から、花々や果実が香る入浴剤「バスボール」が新登場する。“花々や果実が香る”入浴剤「バスボール」「バスボール」は、ミネラル豊富な死海の塩を配合した入浴剤。お湯の中に入れると小さな泡がシュワシュワと湧きあがり、その心地よい音と、花々や果実の豊かな香りで癒しのバスタイムを演出してくれる。とろりとしたお湯に約14分間つかれば、ぽかぽかと身体が温まり、まるで死海に浮かんでいるかのような優雅な気分を楽しめるはずだ。新たに配合したオーガニックアーモンドオイルが肌をやわらかくほぐしながら深い潤いを与え、バスタブから出た後もしっとりと肌を保湿してくれるのもポイント。香りは、気分に合わせてセレクトできる全5種類を揃える。全5種の香りデリケート・ジャスミン:清潔感あふれる凛としたクリーンフローラル。月明かりの下の澄んだ空気を感じさせる。パチュリ・ラベンダー・バニラ:甘く魅惑的なパウダリーノート。エキゾティックで神秘的な世界へと誘う。グリーン・ローズ:新鮮な自然の息吹のような、咲きたてのフレッシュローズ。春先に田舎道を駆け抜けるような、豊かな緑を感じさせる。ホワイトティー:心安らぐ優美なシトラスハーモニー。麗らかな陽だまりに佇む心地よさに包まれる。ローズティー:バラの紅茶から立ち上がる、柔らかなフルーティローズ。甘く芳醇な香りが心の隅々まで温かく満たす。ギフトに最適な詰め合わせボックスもまた、ギフトにおすすめの詰め合わせ「バスボール トリニティ」も登場。清潔感あふれる「デリケート・ジャスミン」、甘く神秘的な「パチュリ・ラベンダー・バニラ」、みずみずしくフレッシュな「グリーン・ローズ」の3種の香りをセットにした。【詳細】「バスボール」 全5種 各990円<新製品>発売日:2024年3月1日(金)「バスボール トリニティ」 2,750円<新製品>発売日:4月4日(木)【問い合わせ先】SABON JapanTEL:0120-380-688
2024年03月07日尼門跡寺院京都・霊鑑寺は、2024(令和6年)年3月20日(水・祝)から4月7日(日)まで、春の特別公開を開催いたします。椿咲き誇る霊鑑寺■霊鑑寺について「椿の寺」として知られる霊鑑寺は、承応3年(1654)、後水尾(ごみずのお)天皇の皇女・多利宮(たりのみや)を開基として創建され、歴代皇女が住職を務めた尼門跡寺院。別名「谷の御所」と呼ばれた格式と清楚な佇まいを今に伝えています。さらに、後水尾天皇が椿を好まれたことから、広い庭内には100種類以上の椿が植えられています。そして、後西(ごさい)天皇の院御所から移築した書院は「四季花鳥図」など狩野派の作と伝わる華麗な障壁が飾られており、本堂は江戸幕府十一代将軍・徳川家斉(とくがわいえなり)が寄進したもので、如意輪観音像を安置しています。■春の特別公開の見どころ庭園で見ることができる椿は、日光椿(京都市指定天然記念物)をはじめ、散椿、白牡丹椿、舞鶴椿など、100種類以上。椿は種類によって開花時期が異なるため、訪れる時期によって違った景色を楽しめ、リピーターが後を絶ちません。開花中はもちろん、苔の上にぽとりと花が落ちる姿や、散椿の花びらが地面に散り積もる様子は、儚くもありつつ、散ったあとも楽しませてくれるのが椿の醍醐味でもあります。後西(ごさい)天皇の院御所から移築した書院内部と本堂をガイド付きで公開し、江戸幕府十一代将軍・徳川家斉(とくがわいえなり)が寄進した本堂も公開いたします。書院内での見どころは「四季花鳥図」など狩野派の作と伝わる華麗な障壁画。如意輪観音像が安置されている本堂にもお参りしていただけます。(※本堂の中に上がることはできません。)毎年庭園入口には、椿を用いたフォトスポットがあります。その時に咲いている椿があしらわれ、ピンクや白など色とりどりの色彩はフォトジェニック間違いなし。庭園内の小さな手水鉢には、椿が浮かべられていることも。公開期間中にしか購入できない霊鑑寺オリジナルの御朱印帳や、椿があしらわれた御朱印もぜひ授与していただきたいところ。(御朱印は受付後、拝観前にお立ち寄りください)■春の特別公開概要拝観期間:2024(令和6年)年3月20日(水・祝)~4月7日(日)拝観時間:10:00~16:30(最終入場 16:00)拝観料:大人 800円、小学生 400円、幼児 無料※団体15名以上 720円■限定御朱印通常御朱印(300円)の他に令和6年限定御朱印(料金未定)の授与を予定しております。■寺院概要名称:霊鑑寺門跡所在地:〒606-8422京都市左京区鹿ヶ谷御所ノ段町12宗派:臨済宗南禅寺派アクセス:京都市営バス「京都駅前」もしくは京阪本線「三条」駅から市バス5系統「真如堂前」「錦林車庫前」下車徒歩約7分地下鉄東西線「蹴上」駅から徒歩約25分市バス32系統「宮ノ前町」下車徒歩約5分※駐車場無し/お近くのコインパーキングをご利用ください。※貸切タクシー(ジャンボタクシー含む)は門前駐車場へ駐車可能です。※大型バスの駐車場はございません。白川通りもしくは鹿ケ谷通りにて乗下車いただきます。※御朱印の帳面への対応可(ご住職不在日は不可)。受付後、拝観前に帳面をお預けください。※三脚・一脚等の撮影器具の使用禁止です。■拝観所要時間:約40分■本堂・書院はガイドによる説明付き■御朱印の帳面への対応可(ご住職不在日は不可)。受付後、拝観前に帳面をお預けください。(出典元の情報/画像より一部抜粋)(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)※出典:プレスリリース
2024年02月09日"開花"がコンセプトの日本限定ロゼ・シャンパーニュ優雅に咲き誇る可憐な日本の花々にインスパイアされた「ペリエ ジュエ ベル エポック フロレサンス2015」。"開花"を意味する「フロレンス」の名を冠して誕生したシャンパーニュは、軽やかでフレッシュな味わいでありながら、芳醇な花々が香り立つ。生命エネルギー感じる特別パッケージフランスのアーティストであるガランス・ヴァレが"開花"をコンセプトに手掛けた、フロントラベルとギフト箱も見逃せない。有機的な形状で構成されたデザインは、“鉱物・動物・植物”を抽象的に表しているのが特徴だ。また縦方向のグラデーションは、生命体の連続性を連想させる。【詳細】ペリエ ジュエ ベル エポック フロレサンス2015 ギフト箱入り取扱場所:全国主要酒販売店価格:49,005円(編集部調べ)内容量:750ml熟成期間:最低7年【問い合わせ先】ペルノ・リカール・ジャパン株式会社TEL:03-5802-2671
2024年02月03日冬の花と聞いて思い出すのが、椿。咲いているのを見かけると、自然と気分も明るくなりますよね。そこで今回は、好きな椿の花から「あなたが密かに望んでいる未来」が明らかになる心理テストをご紹介します。Q.次のうち、どの椿の花が好きですか? 第一印象で選んでください。A:左上の椿B:右上の椿C:左下の椿D:右下の椿あなたはどれを選びましたか?さっそく結果をみてみましょう。この心理テストでわかるのは?「あなたが密かに望んでいる未来」深層心理において“椿”は、未知の可能性や夢を表します。そのため、直感的に好きと感じた答えから、「あなたが密かに望んでいる未来」を探ることができるのです。A:「左上の椿」を選んだあなた……努力が報われて大成功を収める未来あなたは落ち着いていて、我慢強いタイプのよう。大変な目にあっても弱音を吐いたりせず、自分の力で何とかしようと黙々と奮闘するようなところがあるでしょう。この答えを選んだ人が密かに望んでいるのは、努力が報われて大成功を収める未来みたい。本音を言えば、あなたは今の状況や立場が辛いのかもしれません。でも、いつかその苦労が報われる日が来ると信じることで、頑張れているのではないでしょうか?あなたもわかっている通り、未来は自分自身でつくるもの。このまま地に足をつけて進んでいけば、望んだストーリー通りになっていく可能性は高いでしょう。B:「右上の椿」を選んだあなた……自分の好きなものや人であふれた未来イマジネーション豊かで、夢見がちなところがあるあなた。現実を生きながら、いつも心はどこか別の世界を旅しているような、少し浮世離れしているタイプと言えます。そんなあなたが密かに望んでいるのは、自分の好きなものや人であふれた未来。今のあなたは、不安や不満を何ひとつ感じることなく、心地よく毎日を過ごせたらいいのに…と考えているのかもしれません。あなた自身も気づいている通り、世の中には不条理なことやままならないこともいっぱい。そのため、100%願った通りになるとは言い切れませんが、発想を少し変えるだけでも未来は着実に変わっていくはず。ピンチを楽しむことが、その決め手になるはずです。C:「左下の椿」を選んだあなた……自由気ままに過ごせる未来協調性が抜群で、周囲に合わせるのが得意なタイプと言えば、この答えを選んだ人。調和を重んじる性格で、自分だけ突出することを避けたいと思う傾向がありそう。そんなあなたが密かに望んでいるのは、誰にも気兼ねせずにのびのび過ごせる未来。実際今のあなたは、周りに気を遣い、内心ストレスや疲れを感じているようです。そのため、将来は自由気ままに過ごせたらいいなと、無意識のうちに憧れを抱いているみたい。待っていればいつかそんな日がくるかもしれませんが、自分から動けば、より早く実現するのは確か。まずは遠慮や忖度をせず、自分のやりたいことをやってみましょう。それが現実を変える一歩になるはず。D:「右下の椿」を選んだあなた……欲しいものをすべて手に入れた未来この答えを選んだ人は、熱量あふれるアクティブ派。やってみたいと思ったら、待ったなし!すぐに行動に移せる、勇気と大胆さが持ち味と言えます。そんなあなたが密かに望んでいるのは、幸せな恋愛や仕事での成功、美しいボディなど、欲しいものをすべて手に入れた未来のよう。はたから見れば、そんな無謀な夢が叶うはずないと思われることもあるかもしれませんが、たくさんのパワーと可能性を秘めたあなたなら、不可能ではないはず。大事なのは、あなた自身が自分を信じて突き進むこと。「私ならできる!」「大丈夫!」と己を鼓舞しながら日々を過ごしてください。そうすれば、輝かしい未来が意外と早くやってくるかも。おわりに未来は自分次第で変えられるものです。バラ色に輝かせたいなら、プラスのイメージを潜在意識に植え付けてみましょう。ネガティブな発想が浮かんでも、その後にポジティブな言葉で上塗りすれば大丈夫。想像力を活用して、幸せな明日を創造してください。©otomedream/shutterstock文・月風うさぎ
2024年01月30日ホテル椿山荘東京は、「春のお花見ランチ&ディナービュッフェ」を2024年2月16日(金)から4月7日(日)まで提供する。桜と椿の花咲く庭園を眺めながら楽しむビュッフェ「春のお花見ランチ&ディナービュッフェ」は、椿と桜の花がホテルの庭園を彩る時期に合わせて開催されるビュッフェ。庭園では、2月に早咲きの河津桜や寒緋桜などが開花しはじめ、4月中旬ごろにかけて約20種100本の桜が見頃を迎える。また、1月から3月にかけては約100種2,300本の椿も咲き誇り、椿と桜を同時に観賞することができる。夜には「夜桜雲海」もランチタイムには春めいた庭園の風景を眺めながら、また、ディナータイムには庭園が“雲海”の演出に包まれる「夜桜雲海」の幻想的な風景とともにゆったりと食事を楽しむことができる。和・洋・中の春メニュー、華やかな味わいのデザートも充実食事コーナーには、季節の食材を使った和・洋・中のメニューがずらりと並ぶ。「桜海老とアスパラガスのキッシュ」やディナービュッフェ限定の彩り豊かな「春の彩お好みちらし寿司」など、春を感じる味わいの料理を味わうことができる。ランチ・ディナーともに提供される「点心 3種の熱々セイロ蒸し」は、目の前で蒸しあげたできたてを楽しめるのが嬉しい。デザートは、華やかな味わいのスイーツを用意。ふわりと甘い風味が広がる「苺ゼリー 桜シロップ添え」や、「椿ジャム入りミックスベリータルト」といった花と果実のスイーツが揃う。うさぎをイメージした「苺のカップケーキ」や卵型の飾りがチャーミングな「エッグタルト」など、イースターにちなんで遊び心を効かせたスイーツにも注目だ。春らしい仕上がりのカクテルまた、ディナータイムには、色鮮やかな「ピンクミモザ」や桜の花びらをあしらった「桜ジントニック」など、春らしく仕上げたカクテルを用意。味わいだけでなく、見た目にも楽しいドリンクメニューを揃える。【詳細】春のお花見ランチ&ディナービュッフェ 2024開催期間:2024年2月16日(金)~4月7日(日)※開催日程は変更になる場合あり。また、最少催行人数に満たない場合や、会場都合により中止となる場合あり。会場:ホテル椿山荘東京 バンケット棟 宴会場住所:東京都文京区関口2-10-8※受付場所は、バンケット棟 3F インフォメーションデスクにて確認。冠木門は閉門しているため、正面エントランスから入場。予約方法:WEB または電話時間:・ランチ 12:00~13:30/12:30~14:00 ※90分制・ディナー 18:00~20:00/18:30~20:30 ※120分制※日により開催時間が異なる。予約の際に要確認。※ディナービュッフェ限定の幻想的な炎の演出は食事開始から約60分後に開始。料金:・〈2月16日(金)~3月19日(火)/4月1日(月)〜4月5日(金)〉ランチ ウェブ予約 8,000円/電話予約 9,000円、ディナー ウェブ予約 11,500円/電話予約 12,500円・〈3月20日(水)~3月31日(日)/4月6日(土)〜4月7日(日)〉ランチ ウェブ予約 9,500円/電話予約 10,500円、ディナー ウェブ予約 12,500円/電話予約 13,500円■メニュー例新上五島産の椿油と塩を練り込んだ 国産小麦の手延べうどん 桜海老天玉添え、彩りサラダステーション~特製ドレッシングで楽しむ、お好みサラダ~、キャベツと菜の花 浅利のクリームスープ 柚子胡椒の香り、点心 3種の熱々セイロ蒸し、発酵トマト入り 白身魚のピリ辛鍋、苺のカップケーキ、エッグタルト、苺ゼリー 桜シロップ添え、椿ジャム入りミックスベリータルト【予約・問い合わせ先】TEL:03-3943-5489(10:00~19:00)
2024年01月22日ホテル椿山荘東京は、椿の季節を楽しむ限定ステイプランを2024年1月12日(金)から3月14日(木)まで提供。また、「椿絵巻~東京椿インスタレーション・アート~」を2月8日(木)から2月29日(木)まで公開する。椿の花の季節を楽しむ新春ステイプラン限定ステイプラン「マイカラー, マイウィッシュ(My Color, My Wish) ~椿絵馬・和菓子・椿茶付き~」は、椿の花が美しい新春の季節をより一層楽しめる宿泊プラン。1月から3月にかけて、約100種2,300本の椿が咲き誇るホテル椿山荘東京の美しい自然の風景を堪能しながら、新春ならではのステイを楽しめる。プランには、岩手県気仙地域で収穫した無農薬の椿の葉を焙煎し、甘茶とブレンドした「椿茶」と、島根県松江市の老舗和菓子屋・彩雲堂による、椿の花を象った「練り切り」がセットになっており、客室で和風のティータイムを堪能することができる。また、8色から選べるカラフルなホテルオリジナル「椿絵馬」もセットに。華やかな「椿絵馬」に1年の願いを込めっつ、ハッピーな新春のひと時を過ごせそうだ。ステンレスの“椿の花”アートが彩る庭園2月8日(木)以降に庭園内に登場する「椿絵巻~東京椿インスタレーション・アート~」も、ステイプランと合わせてぜひチェックを。上品にきらめく金属製の「椿のステンレスフラワー」が緑の苔庭を彩り、華やかで幻想的な風景を演出。庭園の山頂エリアからは、ヤブツバキの大樹の下にふわりと舞い降りた赤い椿と、緑深き苔の鮮やかなコントラストを眺めることができる。また、日没後からはライトアップも行われ、日中とはまた異なる表情を楽しめる。なお、「椿絵巻~東京椿インスタレーション・アート~」は、金属を優美な花に仕立てるアクセサリーブランド「ザ・ブロッソ(THE BLOSSO)」とのコラボレーションによるものだ。【詳細】ホテル椿山荘東京 ステイプラン「マイカラー, マイウィッシュ ~椿絵馬・和菓子・椿茶付き~」販売期間:2024年1月12日(金)~3月14日(木)料金:プライムスーペリア シティ/ガーデンビュー(45㎡)1室2名 利用時 62,300円~※サービス料込、宿泊税別内容:洋食・和食から選べる朝食(レストラン)・8色から選べるホテルオリジナル「椿絵馬」(人数分)・ホテルオリジナル「椿茶」1室1パック・椿の和菓子(人数分)問い合わせ先TEL:03-3943-0996(9:00~20:00)■椿絵巻~東京椿インスタレーション・アート~公開期間:2024年2月8日(木)~2月29日(木)場所 :ホテル椿山荘東京 三重塔裏手エリア住所:東京都文京区関口2-10-8時間:8:00~23:00(予定)※日没頃よりライトアップ※庭園への入場は、 ホテル利用者のみ■椿絵馬期間:~2024年2月29日(木)場所:庭園内の水車から御神木へ向かう小路、白玉稲荷神社エリア(常設)利用方法:ホテル棟 3階「セレクションズ」にて販売価格:700円(1個)
2024年01月14日寝ながらリンクルケアできる枕を発売寝具の製造・販売事業を展開する有限会社TRAは、『美首枕 椿-TSUBAKI-』を新発売した。運営する「眠り製作所公式オンラインショップ」のほか、取扱店で販売する。同社は、“眠り製作所”というブランドを立ち上げ、機能性寝具の企画・開発から販売まで一貫して行っている。日本国内にある確かな技術を持つ製造工場と高度な知識を持つ専門家達が協力して商品を提供する。これまで、累計150,000 個以上の枕シリーズを販売している。顎のラインが上がり「しわ」のない首に『美首枕 椿-TSUBAKI-』は、エアサポートシステム内蔵のPUMP UP SYSTEMが組み込まれており、簡単に枕の高さ調整ができる。寝た状態でポンプを握って空気を首部に送り、少し高い所まで上げた後に、プッシュボタンで空気を抜いて調整する。使用する人の首の形状に合わせて、自然な美首ラインを肩から作るようにキープすることで、就寝時にできる首の「しわ」を抑制する。体型・コンディション・敷き布団の硬さに関係なく調整可能である。1日の1/3をしめる睡眠時間を美容時間に活用できる。枕のベースには、低反発のウレタンフォームを採用しており、頭や首の形にフィットする。シリカゲルを使用したクッションシートが枕内部の蒸れを軽減する。本体のカバーは、肌に優しい加工の「椿オイル配合」生地を採用。髪にも肌にもなめらかでノンストレスな素材となっている。カバーは洗濯機で洗濯が可能なため、清潔に使用できる。カラーは、グレー。大きさは、約(縦)33×(横)57×(高)8cm。重さは、約1㎏。通常販売価格は、13,750円(税込み)。「眠り製作所公式オンラインショップ」では、会員限定価格として、12,375円で販売中。(画像はプレスリリースより)【参考】※プレスリリース有限会社TRA※眠り製作所公式オンラインショップ
2024年01月10日※このコラムは『いちばんすきな花』11話までのネタバレを含んでいます。■一人では得られなかった幸せ引っ越しを目前に控えた椿(松下洸平)の家に、最後に皆で住むことに。「お風呂沸かしてあるよ」とか、椿の好きなパンを買って帰るとか、それぞれが相手を思い遣って生まれる行動の数々は一人では感じられなかった幸せです。みんなを生き辛くしていたはずのコンプレックスがあったから、こうやって友情が生まれ、一時的とは言え一緒に住めるまでの関係になりました。最初の頃からは想像もつかない多幸感あふれるシーンに、視聴者の心も幸せでいっぱいに満たされました。そして巡り巡って催されることとなったサブキャラ食事会。サブキャラ一同が椿の家に会し、カレーを食べることに。その中にはもちろん、ゆくえ(多部未華子)の元親友・赤田(仲野太賀)の姿もありました。■友達0人になったら4人に増えたその帰り、赤田はゆくえを連れ出し、二人で話すことに。ゆくえも最初は少し気まずそうにしたものの、息ぴったりの元大親友はすぐに意気投合。話の流れで赤田に子どもができたと勘違いし、ゆくえは自分のことかのように大喜びします。それを見て赤田も、ゆくえは結婚も自分のことのように喜んでくれたことを思い出し、「女だから(友人だと言っても心配になる)ってのは分かる。でもゆくえはこんな人だっていうのを嫁に伝えた」と話してくれます。「イチ女友達」ではなく、ゆくえという一人の人間として見てくれたことで、二人の友情は復活することになりました。しかし、赤田の結婚や嫁ブロックによる友情の終焉が来なければ、ゆくえにはこの3人の最高の親友はできていなかったし、友人は今でも赤田だけだったはずです。唯一の友達がいなくなったと思ったら、気づけば4人に増えていたゆくえ。最悪なことが起こっても、人生の長い線で見れば一つの点でしかなく、その先にはたくさんの幸せが待っているかもしれないのだと、勇気をもらえるストーリーでもありました。自分の居場所を決めつけて固執しなくても、実は自分が花束の一つとして輝ける場所はきっといくらでもあるのです。そして、赤田と奥さんのやりとりで、奥さんもゴミ袋の入っていた袋を、ゴミ袋として再利用するくだりがありました。これはゆくえと全く同じ。もしかすると近い将来、ゆくえが「赤田の女友達」ではなく、赤田の奥さんも含めた「赤田家の友人」として関係が広がっていくことの示唆かもしれません。■マグカップの色に込められていたメッセージ4人の友情の証の一つである色違いのマグカップ。この色にもメッセージが込められていました。赤は女性のもの、などとつい思ってしまいがちですが、椿が赤、ゆくえが水色、というように、あえてそういった固定観念にとらわれない色を当てはめることで、男女の型にはめて決めつけたりせず、自分の好きを優先して、心地良いものを選んでいったらいいよ、という意味が込められていたのではないでしょうか。そして、彼らはあえてこのマグカップは持ち帰らず、美鳥(田中麗奈)の家に置いていくことを選びました。美鳥はこれを見て、まるで4人が「おかえり」と出迎えてくれているような気持ちになったかもしれません。「いちばんすきな花に好きな理由はいらないし、いちばんすきな人は一人じゃなくていい」そう語る美鳥のいちばん好きな花・ガーベラが、最後に4本花瓶に生けられていたのも、この大好きな4人を暗喩しているのだと思うと、ここもグッと胸が熱くなるシーンでしたね。■その伏線回収まであったとは!「まさかそこの伏線回収まであったとは!」と驚いた方も多いのが、力士の場面ではないでしょうか。ちびっこ相撲大会で、皆が勝利を予想していた体の大きい子を体の小さな子が負かしたお話。皆は番狂わせを巻き起こした、小さな子の勇姿に感動していたけれど、ゆくえは皆の期待に応えられなかった大きな子の気持ちを心配していました。そのどちらかが立派な力士となり「今までの経験や感情、全てに意味があった」とインタビューで答えたことで、あの時の経験が辛いもので終わらず、プロとしてここまでくるための糧になったのだと分かり、ゆくえの心配が杞憂となりました。まさかこんな小さなストーリーまで伏線として拾ってくれるとは。このドラマの伏線回収があまりに多すぎて……!きっとまだまだ小さな伏線が隠れていそうで、通しでもう一度見たいものです。■出会いと友情が嫌いな自分を変えてくれた心を許せる相手がいなかったこの4人が、ひょんな出会いから一緒に暮らせるまでの関係を築き、今や、「椿の家」という彼らをつなぎ止めていたものがなくとも、いつでも会える強固な友情ができ上がりました。最初の頃、話す相手が欲しくてタバコを吸わないのに喫煙所に行っていたり、友達ではない相手を友達だと自分にいい聞かせて、無理して一緒にいたり、誤解されて友人ができなかったり、そもそも二人組が苦手だったり。自分の嫌いな自分を理解しつつ、内に隠して生きてきた4人。今では、付き合いの結婚式には無理して出席しないし、みんなの目を気にして受けていた同窓会の幹事役もやめ、グループLINEを抜けました。美容院だって2回連続で同じところに行き、関係を築けるようになった。それぞれが「無理していた自分」から少しずつ変わり、ありのままの姿を外でも出せるようになってきたのも、この4人の出会いと友情がさまざまな気づきをくれ、自分に自信を持たせてくれたからなのでしょう。これからも幸せな未来しか見えないこの4人+1人。私たちにとっても「たくさんのいちばんすきな花」となった登場人物たちの幸せを願いながら、終わりにしたいと思います。連載を読んでいただきありがとうございました。(やまとなでし子)
2023年12月28日多部未華子、松下洸平、今田美桜、神尾楓珠が主演を務めるドラマ「いちばんすきな花」が、12月21日の昨日、最終回を迎えた。この度、サプライズで登場した藤井風のコメントが到着した。最終話では、主題歌を務める藤井さんが登場するという粋な演出が用意され、ドラマの中で主題歌を弾き語りで披露。このシーンの撮影には、「FNS歌謡祭」「MUSIC FAIR」などを手掛けるフジテレビが誇る音楽番組制作チームが全面協力した。セット内に飾られた時計が、現実と同じ時間を刻んでいたが、弾き語りシーンの撮影はなんと、最終話放送当日に行われていた。主題歌が発表されていた際、「この物語の主人公達(たち)は、人生の色んな答えを探している気がしました。彼らに自分を重ねることのできる人はとても多いと思うし、僕も勝手に彼らの仲間になったつもりで、一緒に答えを探しにいこうと思いました」と話していた藤井さん。ラストエピソードでその仲間として出会う瞬間が訪れた。最終話放送当日、藤井さんは早速、主演の4人と顔を合わせると温かい拍手で出迎えられ、互いに「不思議な感じがしますね」と話しつつもすぐに意気投合した様子。5人は“椿ハウス”のセットへと移動すると、これまではソファが置かれていたスペースに、藤井さんが普段からライブで使用しているピアノが置かれており、リラックスした様子で藤井さんが手始めにメインテーマを演奏してみせ、セットの片隅に並んで座って聴いていた4人から歓声が上がった。一気にドラマの空気感で満たされたあと、まるでずっと仲間であったかのように撮影もスムーズに進行し、無事に本作のクランクアップを迎えた。収録後、4人からそれぞれのキャラクターをイメージした色の花束が藤井さんに手渡され、花束を受け取った藤井さんは「人ごととは思えないくらい、ずっと存在してきたかのような温かい空間で弾かせていただいて、そして迎え入れていただいて幸せでした。さみしいですが、“椿ハウス”は永遠です」とコメントした。今回の試みについて村瀬健プロデューサーは、「奇跡のようなエンディングを作ることができました。言ってみるものです(笑) 藤井 風さんが椿の家で歌っていたら最高だな、そして、その向こうに、この場所で過ごしていた頃のゆくえ、椿、夜々、紅葉4人の日常の姿が見えていたら最高だな、という、ふと思いついたアイデアを実現させてしまいました。大好きなアーティストが、大好きな曲を、大好きな場所で、大好きな役者さんたちをバックに歌っている。文字通り、夢のような時間でした」と語っている。(シネマカフェ編集部)
2023年12月22日※このコラムは『いちばんすきな花』10話までのネタバレを含んでいます。■4人の名前が四季にちなんでいたわけ春木椿(松下洸平)、潮ゆくえ(多部未華子)、佐藤紅葉(神尾楓珠)、深雪夜々(今田美桜)、この4人がそれぞれ春夏秋冬にちなんだ名前である理由も今回明らかになりました。ゆくえと椿の会話で「春が春なのは桜が咲くからじゃない。一年中春の花が咲いていたら春は春じゃなくって、他の3つの季節があるから春は春」という言葉がありました。この4人も、それぞれ全く性格や気質が違うから椿は椿だし、ゆくえだし、紅葉だし、夜々なのです。みんな同じじゃ四季はこない。個性があるからそれぞれの季節のいいところが際立つのだと。そんな風に、一人一人の個性を生きづらさや悩みも含めて、まるっと受け入れてくれるのがこのドラマがじんわり心に染みる理由ですよね。それを私たちに伝える表現の一つとして、彼らの名前が四季にちなんでいたのですね。■4人が美しく映える、人間関係の花束椿の弟が花束を作りながら言っていた「大事なのは組み合わせ。好きな花だけ集めたからっていい花束にはならない」という言葉。この4人もそう。人間関係に難を抱え、誰かの好きな花にはなれず、選ばれることの少なかった人生だけど、そんな4人が集まることで、最高の花束が生まれました。きっと今が人生で一番楽しくて、一番輝いているに違いありません。自分の居場所が見つからない人も、理想や好み、思い込みから目を外してみたら、自分が思ってもいなかった場所に、そんな風に自分が生き生きと輝ける組み合わせの可能性が隠れているのかもしれませんね。■夜々がフラれることこそ夜々の理想椿に一度フラれた夜々でしたが、今回再度アプローチをしていました。しかし夜々はいつも直情的で、ちょっぴりタイミングが悪い。前回も時期尚早なタイミングで気持ちを伝えていましたが、今回は手料理を作り、一口食べたタイミングで「私って可能性ないですかね?」とアプローチ。こんなに答えを急がずとも、もう少し長い目でアプローチしてもいいのに。あとは、答えは変わらないにしても、せめてご飯を食べ終わった後で気持ちを伝えたらいいのになぁと。もちろんうまくいけばいいですけど、そうじゃなかった時、違う気持ちや気使いが頭をぐるぐる回り、せっかく作ったご飯なのに味だけを素直に楽しめなくなってしまいます。空気は持ち直していましたが、「ない」というはっきりとした椿の答えにより、改めて夜々の恋はしっかりと終わりました。美人がゆえに、外面だけ見て中身を見ようとしない男性から好意を受け続けてきた夜々の恋がこんな風に終わるのは、椿がちゃんと夜々の内面を見て判断をしてくれたという証明です。夜々がフラれることは、ある意味夜々の求めていた理想の自分の一つでもあるのが皮肉ですね。■とうとう終わった二つ目の恋一方の紅葉もゆくえにとうとう気持ちを伝えました。しかしこちらも玉砕。「弟みたいな感じ?」と紅葉が聞くと、「紅葉は紅葉って枠でしかないよね」と答えます。これも、人を無理やり型にはめるような、一方的にカテゴライズすることを嫌うゆくえらしい答えだな、とほっこりしました。紅葉という人間をしっかり見てくれているからこそ、弟っぽいとか、幼馴染とか、画一的な表現には当てはめられないし、ゆくえにとっては「紅葉は紅葉」でしかないのでしょうね。■自虐フルスロットルな慰め方のクセその結果、恋愛でバランスが崩れることもなく、親友として引き続き、関係を続けていくこととなった4人。そんな中、紅葉は小説の表紙のイラストを手がけ、みんなが喜んでたくさんの本を買ってくれる一方で、イラストに対するネットでのコメントに心を痛めていました。「小説の内容と合っていない」などといった、イラストそのものに悪意はないであろう感想。しかしそれは紅葉の心にはグサグサと刺さります。そんな紅葉に、「婚約指輪は(婚約破棄で)ゴミになった。だから他人の指輪見ると指にゴミつけてんなーって思う」「ポイントカード忘れたことを後悔する人もいるのに、ゴミ箱に捨てる人(椿)もいる」と、同じ物でも人によって受け取り方や価値はそれぞれ、ということを自虐フルスロットルで伝えてくれる椿と夜々。2人らしい優しさに加え、その後同じ話で慰めようとしてくれるゆくえ。この小気味いい会話のテンポの良さもこのドラマの見どころですよね。■私たちの固定観念をぶっ壊してくれるドラマ「他人の価値観を否定するのはダメだけど、受け入れなきゃいけないってこともない」「話し合えば分かり合えるなんてうそ」「間違いはとことん排除しようとして、その間違いだってその人の価値観でしかない」これらは全て、紅葉を慰める椿たちの言葉です。これらって、私たちが幼い頃に教わってきたことを否定する言葉なんですよね。「人は話し合えば分かり合える」「価値観や多様性を受け入れ、相手を理解しましょう」と、道徳の授業なんかで「人としてこうあるべき」と教えられてきたような理想論。こんなものに縛られず、無理な時は無理だし、そういう人もいるとだけ認めて、価値観を全て受け入れる必要はないのだと、理想と建前でガチガチに固められてきた私たちの心と頭をすっとほぐしてくれるような価値観をバンバンぶつけてくれる。愛とか恋とか、惚れた腫れたの話とはまた違う、日常に隠れる小さな感情や、ちょっとした違和感にスポットライトを当てて、私たち一人一人の生き方全てを肯定しながら視点をやさしく変えてくれる、今までにないタイプのドラマです。次回はとうとう最終回。最後に椿の家に住むことになった4人に何が起きるのか。家の近所にある、美しい桜は見れるのか。どのような形で幕を閉じるのか、楽しみです。(やまとなでし子)
2023年12月21日※このコラムは『いちばんすきな花』8話までのネタバレを含んでいます。■美鳥と椿の過去仲良し4人組、ゆくえ(多部未華子)、椿(松下洸平)、夜々(今田美桜)、紅葉(松尾楓珠)の新たな共通点として突如浮上してきた美鳥ちゃん(田中麗奈)の存在。今回はいくつかの過去が明かされることで、見えなかった4人の新たなつながりが浮き彫りになりました。椿と美鳥は中学の同級生。学校にはあまり来ず、登校すればいつも怪我をしており、クラスメイトからは「荒れている」「ケンカをしている」と、腫れ物のように避けられ、嫌われていた美鳥。しかし、ある日美鳥が椿の実家の花屋の前を通りかかり、怪我をしていたところを手当してあげたことから友情が始まります。ケガについて美鳥が「これケンカだから」と椿に言い放つと、「本当にケンカしてるんだ」と椿はさらりと返します。「みんな言ってるけど、見た人は多分いないし、志木(美鳥)さんから直接聞いた人はいないし、ただの噂話かなと」この一言で居場所のなかった美鳥の心が救われるのです。■美鳥が唯一心を許せた場所家にも学校にも居場所がなく、勝手な噂と憶測ばかりが広まって、本当の自分を見ようとしてくれない人々ばかりの中で、椿は真偽不明の噂に惑わされず、自分が直接見て、聞いて、感じた正しい情報だけで、まっすぐ美鳥を見ようとしてくれたのです。それをきっかけに美鳥はその後もふらりと椿の元に現れるようになります。ケガの本当の理由や、美鳥の事情を追求されることもなく、椿の母や椿と心を許して過ごせる時間は、彼女にとってやっと生まれた居場所だったに違いありません。しかし、子どもは自分で居場所を決めることができません。家庭環境が良くても悪くても、親に全てを委ねなくてはならないという、子どもの理不尽なさだめにより、ある日突然どこかへ転校してしまい、二人の関係は終わりを告げました。ゆくえが、塾でこんな話をしていました。「(不登校女子を)みんなが嫌いだから嫌いって人もいる。(気にかけてくれる転校生の男の子が)みんなにならなかったのはすごい」美鳥にとっても椿はそんな存在だったのでしょう。突然消えた美鳥を今でも気にかけていた椿。美鳥の「昔の友達に会って回ったり、家を自分で買ったり、そういうの一人でできるようになった」「もうケガしてない」という言葉に安堵していた姿が印象的でした。もう親に振り回されず、自分の足で、好きな場所で生きていけるのだと分かって、心配していた原因がすっと消えたのではないでしょうか。■美鳥がくれたそれぞれの「好き」美鳥の過去が明らかになることで、4人だけでは見えてこなかったさまざまなつながりが明らかになりました。母に抑圧され、本当は将棋が好きなのにそれを隠してきた夜々。実は夜々にその将棋を教えたのが美鳥でした。中学の頃、椿が美鳥に将棋を教え、黙々と将棋を打つことで関係が育まれていったわけですが、ひょんなことから習うことになった将棋が、美鳥から夜々に受け継がれ、夜々の大好きなものの一つになりました。つまり間接的に夜々に将棋を教えたのは椿、ということです。逆にいうと、美鳥の家庭環境の悪さがなければ、美鳥も夜々も将棋を習うことはなかったのですから、運命は色んなところでつながっています。そして現在、夜々は椿と将棋を打って、椿を負かしているわけで、自分は気づいていないところで本当の師匠を超えていた……とか、なんだか少年漫画みたいな展開です。私たちの「好きなもの」も、実は見えないところで色んな運命が絡みあって、今この手にあるのかもしれません。今回、美鳥は数学教師だったことも分かりました。ゆくえが数学が好きで、数学の先生になったのも、憧れだった塾の数学の先生である美鳥の影響かもしれません。そして、美鳥の描いた未来の家の絵や、電話をしながら描いていた花の落書きがとても上手でした。紅葉も絵を描くことがとても好きですが、もしかするとその好きを活かしてイラストレーターを目指そう、ということになったのも、美鳥ちゃんが何らかの影響を与えているのかもしれませんね。これからのエピソードにも期待です。■美鳥と4人の関係の時系列家庭での何らかの問題を抱えていたことから、親戚中にたらい回しにされ、疎まれ、居場所がなかった美鳥。夏休みの間は夜々の家に身を寄せることとなり、美鳥と夜々の関係が深まりました。幼いがゆえに事情が分からず、美鳥のことを「大好きなお姉ちゃん」として純粋に接する夜々の存在もまた、美鳥にとっては救いだったのでしょう。この時は椿から教わった将棋の指し方をすでに知っているので、桜新町で椿と出会った後の美鳥の行き先が、九州の夜々の家なのでしょう。その後、新潟に引っ越して行った、ということなので、ゆくえ、紅葉との出会いにつながっていくのでしょうか。桜新町では、美鳥は毎日のようにケガを負っていましたが、夜々の家に来てからは無傷。やはりあのケガの原因は家族なのでしょう。それは母なのか、兄なのか。母は美鳥を疎ましいと思っていたようですが、母親と兄は北海道にいながら、美鳥だけが一人新潟に行く理由や、ケガのはっきりとした理由などはこれから明かされるのでしょうか。にしてもケガレベルが骨折とか、ちょっと見ていられないほど重症ですよね。それがもし家族から、となればどれほどまでに辛い思いをしてきたのでしょうか。■みんなが幸せを願っていた美鳥の今子どもの頃はずっと一人で孤独に戦ってきた美鳥。「家が欲しい。自分の家。帰りたい家」と椿に夢を語っていましたが、久々に訪れた自分の昔の家である椿家で漏らした「なんか違う家みたい。でもなんか帰ってきた感じある」という言葉。これを聞いてしまったら、もう椿は家を譲らないという選択肢はないでしょう。美鳥に、大切な家、帰りたい家ができることは椿の願いですから。次回は美鳥と紅葉との再会でしょうか。また次回の答え合わせを期待しながら放送を待ちましょう。(やまとなでし子)
2023年12月07日多部未華子、松下洸平、今田美桜、神尾楓珠がクアトロ主演を務めるドラマ「いちばんすきな花」の8話が11月30日に放送。美鳥を通して椿と夜々に実は表立って見えていない繋がりがあった事実に「鳥肌たった」や「椿さんはじまりだったのね」などの声が上がっている。「silent」の生方美久が脚本を務める本作は、小さい頃から二人組が苦手な男女4人による友情と愛情を描いた物語。塾で数学を教えている潮ゆくえを多部未華子、出版社で働く春木椿を松下洸平、美容師の深雪夜々を今田美桜、ゆくえの幼馴染でイラストレーターの佐藤紅葉を神尾楓珠、4人の知り合いであることが発覚した美鳥を田中麗奈、ゆくえの妹・このみを齋藤飛鳥が演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。春木家の以前住人の名前が“志木美鳥”だと判明し、4人それぞれ“美鳥”という知り合いがいることもわかる。しかし、名字が違っていたり、印象も違うなど、どうもそれぞれの想像した人物像が重ならない。そこで唯一連絡先を知っていたゆくえ(多部未華子)がLINEを送るが、なかなか返事は返ってこなかった。そして、春木家からの帰り道、ゆくえのスマホに美鳥(田中麗奈)から着信がかかってくる。また、椿(松下洸平)も仕事帰りに実家に寄り、家族に同級生の美鳥について聞いてみると、鈴子(美保純)も楓(一ノ瀬颯)も美鳥のことを思い出し――というのが8話の展開。それぞれが抱いていた印象は違ったものの、美鳥が同一人物だとわかったゆくえは、一足先に美鳥とふたりで会うことに。「その人の前だけの自分ってあるしね」「久しぶりは2人で会いたかったんだよね」と言うゆくえ。一方残された3人も、同じような会話をしていた。そして二人組が苦手な4人が美鳥と2人の思い出を振り返るシーンに、SNSでは「2人組が苦手な4人にも、2人ずつで正解って感じさせる美鳥すごい。それぞれ深くて優しい時間」や「4人の席じゃなく、ソファーを勧める椿さん。美鳥さんとは5人では無くて4人それぞれが2人になれる」、「居心地いいと部室にまでなる家もとを辿れば みんなのみどりちゃんが居たとこ。みんなのみどりちゃんにしか見せない2人の時の顔や思いがあるからだから居心地よかったんだよね」などの声が。また、夜々(今田美桜)の美鳥との思い出であるロールキャベツや将棋が元々は美鳥が椿の家で習っていたという事実に、「美鳥ちゃんが作ってくれた肉巻きロールキャベツ?、椿さんのお母さんが教えてくれていたやつじゃん~それを食べて「お母さんよりお母さんの味!」っていう夜々ちゃん…繋がっているんだな」や「夜々ちゃんの昔の夢だった将棋の棋士も、お母さんよりお母さんと感じる味も、椿さんはじまりだったのね…!」、「夜々ちゃんに将棋を教えたの、実は美鳥ちゃん経由で椿だったっていうのに鳥肌たった。ドラマあるあるの“実の兄弟だった”みたいな衝撃の事実」などの声が上がっている。美鳥の登場で、4人の新たなつながりが次々と明らかになっている本作。「こんな陳腐な表現ではとても言い表せないとは思うけども毎話神回で毎話ピークを更新し続けている」や「ねぇ、いちばんすきな花、最高すぎませんか?最高の4人に最高の1人。田中麗奈が本当に素晴らしくて心がキュッとなる」と言う声も上がっており、次回以降も目が離せない。【第9話あらすじ】椿の家に行った紅葉(神尾楓珠)が、自分が表紙のイラストを手がけた小説を渡そうとすると、椿は大きなダンボール箱を開けていた。「荷造りですか?」と聞く紅葉に、椿はニコニコしながら箱の中を見せる。するとそこには、紅葉が表紙を描いた大量の本が。実は椿は全部自腹で買っており、とても嬉しそう。さらにゆくえと夜々もすでに自分で本を買っていた。そしてゆくえ、椿、夜々が紅葉を褒めて、一緒に読もうと誘うと照れた紅葉は2階に行ってしまう。紅葉がいなくなったことを確認した椿は、ゆくえに紅葉と美鳥が2人で会えたのか質問。ゆくえは、「約束はしたみたいですよ」と答えるのだった。そんなある日、ゆくえは美鳥と会うことになり、美鳥が東京に戻ることになった経緯を聞かされる。すると、美鳥は突然「こっちいるうちに、会いたい人いて」と切り出して――。「いちばんすきな花」は毎週木曜22時~フジテレビ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年12月01日多部未華子、松下洸平、今田美桜、神尾楓珠がクアトロ主演を務めるドラマ「いちばんすきな花」の7話が11月23日に放送。夜々が椿に告白した際の椿の返事に「予想外」「凄く良かった」などの声が上がっている。「silent」の脚本家・生方美久とプロデューサー・村瀬健がタッグを組んだ本作は、小さい頃から二人組が苦手な男女4人による友情と愛情を描いた物語。塾で数学を教えている潮ゆくえを多部未華子、出版社で働く春木椿を松下洸平、美容師の深雪夜々を今田美桜、ゆくえの幼馴染みでイラストレーターの佐藤紅葉を神尾楓珠、ゆくえの元親友・赤田を仲野太賀、ゆくえの妹・このみを齋藤飛鳥が演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。椿(松下洸平)の家で、ゆくえ(多部未華子)、夜々(今田美桜)、紅葉(神尾楓珠)が、初めて4人で自炊した鍋を楽しもうとしていると、椿が突然「引っ越すことにしました」と切り出す。家を売りに出していたのか尋ねるゆくえに、椿は前の住人が買い戻したいと言ってきたと明かす。前の住人の行動を我がままに感じ、いまいち納得がいかないゆくえと夜々。一方、前の住人を知る紅葉は、前の住人が一方的に悪者扱いされることに納得がいかない。そして、夜々と紅葉はお互い不満をぶつけ合う。アパートに帰ったゆくえがこのみ(齋藤飛鳥)に椿の家での出来事を話すと、このみは「なんでお花屋さんが引っ越すだけでそんなギスギスするの?」と不思議そう。そしてゆくえは、自分の部屋に3人を誘ったところをイメージするも全くしっくりこず――というのが7話の展開。椿の家に遊びにきた夜々は、椿が家を売るのを止めようとした流れで「私が純恋さんの代わりになるってありますか?」と告白してしまう。そしてそれを受けた椿は、「3人とも…同じかな、同じくらいみんな、同じように好き」と返事をするのだった。そんな夜々の告白にSNSでは「夜々の告白シーン、あの表情、泣けてくる」や「今はまだ無理なのわかってるからこそ、精一杯無表情で冗談ぽく色々理由つけて、でも言わずにはいられなかったのがいじらしくて…」などの声が。一方、椿の返事に対しては「夜々ちゃんから告白された椿さんの態度が予想外。もっとあたふたするかと予想してたけど大人だったな」や「椿さん、いつもいろいろな場面ですぐ「ごめんなさい」って謝るのに、夜々ちゃんの告白には「みんな同じくらい好き」って言ってて謝られるより素敵な答えだと思うし、椿さんらしい誠実さがあって良かったな」などの声が上がっている。またその後、ゆくえの友人、椿の同級生、夜々の従姉妹、紅葉の先生、そして春木家の前の住人が“美鳥”であることが判明。「4人の繋がりが美鳥ちゃん。そーきたかー!」や「美鳥さん役が田中麗奈さんなの、配役絶妙だな」などの声が上がっており、美鳥の登場で4人の関係がどのように変化するのか次回以降も目が離せない。【第8話あらすじ】春木家の以前の住人の名前が“志木美鳥”だと判明し、4人それぞれ“美鳥”という知り合いがいることもわかる。しかし、名字が違っていたり、印象も違うなど、どうもそれぞれの想像した人物像が重ならない。そこで唯一連絡先を知っていたゆくえがLINEを送るが、なかなか返事は返ってこなかった。そして、春木家からの帰り道、ゆくえのスマホに美鳥から着信がかかってくる。一方、紅葉は高校の友人に教師だった“小花”美鳥の近況を知っているかとLINEをしてみたが、 “誰だっけ?”とつれない返信。夜々も実家の両親に電話で従姉妹の美鳥について聞いてみるも、近況は知らないと言われてしまう。椿も仕事帰りに実家に寄り、家族に同級生の美鳥について聞いてみるのだが、鈴子(美保純)も楓(一ノ瀬颯)も転校した後の “志木美鳥”には心当たりが無いようで――。「いちばんすきな花」は毎週木曜22時~フジテレビ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年11月24日※このコラムは『いちばんすきな花』6話までのネタバレを含んでいます。■家をどうするか、で揺れまくる椿突然の婚約破棄から、一人で暮らすにはあまりに手広になってしまった椿(松下洸平)の住む一軒家。そんなある日、突然の1本の電話が入り、そこから椿の様子に変化が。一人暮らし用の部屋を探したり、いつものメンバー、ゆくえ(多部未華子)、夜々(今田美桜)、紅葉(神尾楓珠)を、あの手この手で家から外に連れ出そうとしたり。この家の居心地がいいと感じている3人に、家とは別の楽しさを感じさせて、家への愛着を薄れさせようとしているよう。それでいながら、紅葉に一緒に住むことを提案するなど、どうするか心が決まらず揺れ動きまくっています。かと思いきや、紅葉の話を聞いてはっきりと引っ越しを決意し、家、というより前の家主へ何か、特別な思いがあるようです。■紅葉の恩人である、前の家主についての真相椿は紅葉に「この家に前に住んでいた人」について尋ねます。それは高校時代の恩師で、みんなからは嫌われていたけれど、唯一紅葉の辛さに気づいてくれた人なのだと。「みんなから好かれ、親切でたくさんの友人にも囲まれている。学生生活を順風満帆に謳歌している太陽のような生徒」だと、他の先生は紅葉のことを評価する中、「本当は友達いないでしょ。毎日無理に笑ってて苦しくないの?」と、直球かつ辛辣でありながら、紅葉の本当の苦しみに気づいてくれた唯一の先生でした。何を聞いても「へー」とか「ふーん」しか言わないけど、でも最後は「またおいで」と、紅葉の気持ちを肯定するでも否定するでもなく、ありのまま受け入れてくれたことが、紅葉にとっての救いとなっていたのでしょう。紅葉には「前の家主のことは知らない」で通していた椿ですが、どうやら実はつながりがありそうで……紅葉の話を聞くことで「ありがとう」と、なぜかお礼を伝え、引っ越しの決意をしたようです。■前の家主は「椿の父」説これは「何に対してのありがとう」なのでしょうか。前の家主のことをそうやって紅葉が慕ってくれていたことがうれしかったということでしょうか。であれば、前の家主の「なんらかの思いを引き継ぐ」形で椿がこの家に住んでいて、紅葉の言葉でその思いが満たされた、または達成されたような何かがあったのでしょうか。「この家に住みたい」という人が出てきた、とのことでしたが、それを仲介しているのが前の家主なのか、それとも実はもう亡くなっているのか、も謎です。それもまた、前の家主と椿の関係が明らかになることで、はっきりするわけですが、唯一椿の家族で登場していないのが椿の父という存在です。■椿の「ありがとう」の意味についてもしかすると、椿の父が前の家主であり、紅葉の恩師、ということもあるかもしれません。花屋を切り盛りしているのは常に母と弟。父の姿は一切出てきていません。例えば、実は両親が離婚しており、母と暮らしてきた椿。紅葉が恩師のことを「いつも不機嫌な人」と言っていたように、椿家の離婚理由の一つにもそれが関係するのかも……。家族と離れ、一人で住んでいた父が大切にしていた家を、自分も大切にすることで、一人だった父を慰めるような、亡くなっているなら追悼するような意思を持って暮らしていた。しかし、こうやって紅葉のように慕ってくれていた人が一人でもいることが分かったことで、ひとりぼっちではなかったことが分かり、この家に住む理由がなくなった。父を慕ってくれた紅葉の気持ちへの「ありがとう」だったりするのかもしれません。未だ登場しない父への考察。果たして真相やいかに。■夜々がカタツムリを好きなわけゆくえが「性別ってめんどくさい」という話を夜々にした時に、「生まれ変わったらカタツムリになろう」と夜々が返していました。第一話でもまた見た目で嫌な目に会った時に「カタツムリになりたい……」を連呼していたり、スマホの待ち受けをカタツムリに設定していたり、勤めている美容院の名前までもがSnailだったりと、夜々がカタツムリを愛する理由がやっと分かりました。カタツムリは雌雄同体といって、オスとメスの区別がありません。母親にステレオタイプな女の子としての理想的な姿を求められ、かわいい女の子であることから嫌な目にたくさんあってきた夜々。カタツムリのように性別のない世界でのびのびと生きてみたい、という夢と憧れがそこにあったのですね。■自分はOK、でも他人は認められない、のあるあるゆくえは元親友、赤田(仲野太賀)と偶然にも椿の家で再会することに。椿のことは友人だと伝えても、椿との関係を疑い、嫉妬からブチギレる赤田。自分自身もゆくえとは、友人関係だったにも関わらず、他人の男女の友情は認められないようです。というより、自分しか友人がおらず、彼氏もいなかったはずのゆくえが、突然他の男性の家にゴミ袋買って上がってきていたら、恋人関係かと驚いたり勘違いしたりする赤田の気持ちも分からなくはありません。混乱している状況で、心の整理ができないまま、嫉妬や理解ができない状況から、椿との友情が腑に落ちずにいたのでしょうか。出会い方が街中で、いかにも友人かのような状況で出会っていたらまた少し違っていたかもしれませんね。結局赤田は「男女の友情を否定して、関係を壊そうとする」という自分が嫁にされたことを、ゆくえにやってしまったわけですが。ゆくえがこれについていいことを言っていました。「結局は全部人それぞれ。他人の価値観に理解なんかできない。知って干渉しなければいい」これが全人類できれば、世界は平和に回っていくのでしょうね。それにしても椿はちょろすぎます。赤田の営業トークにまんまと乗ってしまうあたり、「この家は風水的に悪い!」とかなんとか言いがかりをつければ、高いツボも売りつけられそうです。■小さなことから感じる愛夜々がゆくえの家に泊まりに行った時に、準備されていたお揃いのパジャマ。ちゃんと夜々の好きな色である、紫を買っていてくれたことに愛を感じました。夜々のお母さんは夜々が好きだと信じてやまないピンクを押し付けていましたが、こうやって「自分の好き」をちゃんと覚えていてくれる人がいることで、また一つ夜々の心が救われたのではないでしょうか。そして今回、紅葉がゆくえを好きなことに、ゆくえ自身も気づいていることが分かりました。ゆくえも、紅葉も、お互いの関係を壊さないように、好意は自分の中に収めて気づかないふりをしていることも。そして、夜々が椿を好きな気持ちはそれに合わせなくていいよ、とも。ゆくえも紅葉も、気遣い方が全く同じで、お似合いな優しい二人のように見えますが、夜々はこれからどうするのでしょうか。椿は一人、全く気持ちに気づいていなさそうで平和です。友情から恋へ、気持ちの変化はどんなドラマを生み出すでしょうか。また次回。(やまとなでし子)
2023年11月23日※このコラムは『いちばんすきな花』5話までのネタバレを含んでいます。■椿、お前は一流のホテルマンの素質がある!いつの間にか、椿(松下洸平)の家に自然に入り浸るようになったゆくえ(多部未華子)、夜々(今田美桜)、紅葉(松尾楓珠)。その中でも男友達として、椿と紅葉は二人で会うことも多いよう。ある日、紅葉が椿の家に泊まった朝のホスピタリティがエグすぎました。紅葉が起きた瞬間、ごはん、コーヒー、お風呂、これから紅葉が欲するであろう全てを嫌味なく自然に先回りして準備し、提供する神サービス。ホテルマンとしても大成するであろう、星のやもびっくりの居心地の良さ。引っ越しを検討しているようですが、ぜひ考え直して民宿として開業してほしいです。泊まりに行きます。しかし、椿の家すごいですよね。桜新町という立地であの広さ。あれだけの広さの平地を確保することすら難しいこのご時世で、家としての価格もなかなか高そうです。椿は普通のサラリーマンで、実家は花屋ですし、元嫁の実家が極太だったのか?(ゲス目線)■紅葉の抱える闇一見友人が多く誰からも好かれ、明るく優しいという、印象の紅葉。それだけ聞くと悩みなどなさそうに見えますが、実は、クラスのヒエラルキートップの面々から、顔が良いことをいいように使われ、ナンパの声かけ係をやらされたり、文化祭委員など面倒なことを押しつけられたりしてきました。それを笑顔で文句ひとつ言わずに引き受け続けることでどんどんと舐められ……紅葉は好かれたい一心でやっているのに、逆に扱いが悪化していく負のループ……。今話はそんな紅葉の本当の心の内と理由が明らかになる回でした。紅葉はある日、イラストレーターとして大口の仕事を依頼されます。鳴かず飛ばずだった彼にとって、そのオファーは困惑するほど良い条件。依頼主に会いにくと、そこにはかつての高校時代のクラスメイトがいました。■鶴の恩返しならぬぼっちの恩返し「クラスの中心人物であり人格者」と認識されていた紅葉は、一人ぼっちになっているクラスメイトがいると、積極的に声をかけに行っていました。そんな彼の優しさに救われた、ぼっちだったクラスメイトの1人が紅葉をインスタで見つけ、一緒に仕事をしようと声をかけてくれたのです。絵のテイストは違えど2人とも絵を描くことが好きで、公園で一緒にスケッチをするなど、クラスメイトの中では紅葉の存在は素晴らしい思い出の一つになっていました。昔助けてもらった御恩を返すために、自分の正体を明かさずに恩返しする様子はまるで鶴の恩返しならぬ、ぼっちの恩返し。その情とエピソードに心が温まります。■紅葉が最低な本音を暴露した理由ですが、そこでなぜか紅葉がせきを切ったように最低最悪な本音を話し出すのです。「お前らみたいな余っている奴がいるとありがたかった。そういう奴は裏切らない。俺なんかでも一緒にいてくれて、うれしそうにしてくれて。(紅葉のことを友人がたくさんいると認識しているようだけど)本当は友達なんかいなくて、いいように使われているだけだし、優しいふりをしていただけ」本当は一人ぼっちのクラスメイトのためなんかじゃなく、自分のために声をかけたのだと、話す必要のなかった本音をなぜここで突然吐露し始めたのでしょうか。自分より下に見ていた人間が、同じアートという土俵で自分よりも大成していた劣等感から?ぼっちだと思って救いの手を差し伸べ、もう一人の孤立しているクラスメイトを紹介したら仲良くなってしまい、本当のぼっちは自分だと思い知らされたから?その中でも1番のとどめとなったのはおそらく、自分の絵の才能を認めてくれた人がいたのだと期待していたら、実は自分の人柄への恩返しとして舞い込んだ仕事だったことにがっかりしたから、なのでしょう。だから、恩返しを理由に貰った仕事なのであれば、自分はそんな恩返しなど受ける資格のある人間ではないと、クラスメイトが「恩義を感じていた行動」について、本当の理由を伝えてしまったのでしょうか。■紅葉の本当の友達はぼっちのクラスメイトだった友達ってなんなのでしょう。心の奥底では本当の友達ではない、と紅葉も分かっていつつ、ナンパの客よせパンダとして利用してくる人間のことを「今もこうやって必要としてくれている友人」として夜々に話していましたが、実は本当の友人はこのぼっちのクラスメイトだったんですよね。高校時代、紅葉のことをリスペクトして、心から思って、慕ってくれていた気持ちは本物ですから。二人でスケッチをした思い出の公園を、作品として絵に描いてくれていたほど、紅葉を本当に思ってくれていたのに。今からだって友人として再会して、また一人大切な友人ができるかもしれないところだったのに。ぼっちくんも本当はこの公園の作品を見せて、「あの時二人でスケッチした公園を立派な作品にしたよ」と懐かしい話に花を咲かせたかったはずなのだと思うと、胸がギュッと苦しくなります。■紅葉の「友達」像が歪んでいる理由紅葉には「クラスの中心にいたいという」自分の理想の姿があって、その像になんとかしがみつくために、本当の友達とは何なのかを見失ってしまったのでしょう。紅葉の本当の問題は、「友人ができない」のではなく、「友人となる相手を間違えていた」なのだと思います。高校の時、相手を間違えなければ、今頃きっと二人は親友だったに違いありません。ゆくえがラストで言っていました。絵を見て見た人が「優しい絵だ」と、感想を抱いた時、描いた人が実際どういうメッセージを込めたかは(どうでも)いい、見た人がどう思うか。絵を見て、「優しい」と思った人には「優しい」でいい。まさに、クラスメイトが紅葉のことを「優しい」と思ってくれていたのならそれでよかった。手を差し伸べた紅葉の本心がどうだったかなんか関係なかったのです。この言葉を、クラスメイトと紅葉が再会する前にゆくえから聞いていたかった。■やっと紅葉にできた信頼できる友人感情でぐちゃぐちゃになる紅葉を支えてくれたのは椿の存在でした。仕事中だったために「駅まで話聞くよ?」と受けたはずの電話も、紅葉のただならぬ雰囲気を察し、駅に着いてもそれを伝えずに紅葉の感情を受け止め続ける優しさ。一人にしちゃいけないと、夜に牛丼を2つ買って帰る約束をする愛情深さは本当にいい男です。「何かやっとくことはないか」と聞く紅葉に「お茶碗2つ分お湯沸かしといて」とお願いする椿。この「2つ分」にじんわりと心が温められる紅葉の様子がかわいかったですね。椿という本当の友人ができたことを噛み締めているのでしょう。椿は夜に帰ってくるのに、まだ日も暮れてないうちから電気ケトルに水を入れ出す紅葉には笑いました。早すぎだろ。何時間沸かす気だ。お湯蒸発しきって消えるぞ。2人に慣れていない紅葉は結局適量が分からず、4人分沸かしてしまうのですが、椿の機転でゆくえ達も集まり、4人分でピッタリ!結果オーライ。■無念!神尾楓珠、インキャ系クズだった男性に嫌でも好意を抱かれ続けてきた夜々がアプローチしても、全く気づく様子のない椿。逆にそれくらいの方が夜々も信頼できるのかもしれませんね。神尾楓珠は前作の『真夏のシンデレラ(フジテレビ系)』で、喧嘩っ早く短気で自己中な、分かりやすい輩だったのですが、今作はやっと平和で温厚な男になってひと安心、と思いきや、今回の本音の吐露によって、内にクズと歪んだ承認欲求を秘めた男だということが分かりました。純粋ないいやつとしてイケメン楓珠を楽しみたかったので、どうかここからこの気持ちを挽回させるエピソード供給求む!このままじゃ純粋に応援できない……。そして赤田(仲野太賀)とゆくえのやりとりのテンポの良さが好きすぎて、個人的にはこの二人にくっついてほしいのですが、次回はまた赤田が再登場する模様!何が起きるのか、期待大です!(やまとなでし子)
2023年11月16日多部未華子、松下洸平、今田美桜、神尾楓珠が主演する、現在放送中のドラマ「いちばんすきな花」の公式SNSが、椿役の松下さんのメイキング映像を公開した。本作は、“男女の間に友情は成立するのか?”をテーマに描く、くすっと笑って、ふわっと泣ける物語。ひょんなことから出会う主人公を多部さん、松下さん、今田さん、神尾さんが演じるほか、仲野太賀、一ノ瀬颯、泉澤祐希、白鳥玉季らが出演している。今回SNSに投稿されたのは、お揃いのカップを手に取る椿のシーン。椿は本作の主人公のひとりで、彼女を“彼女の男友達”にとられてしまう出版社勤務の会社員。とあることからゆくえ(多部未華子)、夜々(今田美桜)、紅葉(神尾楓珠)と出会い、関係がぐっと深くなっていく。思わず癒やされるこのメイキング映像に、SNSでは「可愛い」、「ほんとに癒し」、「なんてかわいいアドリブ」、「可愛くて永遠に見ていられる」、「何度も見ちゃう」、「これ、見つめてる2人がいるって…なんかホッコリするね。、」などと感想が寄せられている。第6話ストーリー(11月16日放送)春木椿(松下洸平)の家で、潮ゆくえ(多部未華子)と深雪夜々(今田美桜)、佐藤紅葉(神尾楓珠)がリビングを掃除していると、洗い物を終えた椿が「ゴミ袋の袋、ゴミ袋にしたの誰?」と言い始める。どうやらゴミ箱にゴミ袋を包んでいる袋がセットされているのが気になるらしい。別の日の春木家では、1人暮らし向けの物件情報を見ていた椿が、リビングでくつろいでいる3人に、この家にいるのも飽きるだろうと切り出すが、ゆくえ、夜々、紅葉はそれぞれに居心地の良さを口にして、なかなか椿の思いが伝わらない。そこで椿は、4人でバーベキューでもしないかと提案するが、ゆくえたちは家から離れたくないようだ。また後日、椿の家には思わぬ人が訪れ――。「いちばんすきな花」は毎週木曜日22時~フジテレビにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年11月15日多部未華子、松下洸平、今田美桜、神尾楓珠のクアトロ主演ドラマ「いちばんすきな花」の4話が11月2日に放送。松下洸平演じる“椿”が紅葉に「今夜うち来る?」と言った後に照れて顔を隠すシーンに視聴者からは「可愛かったなぁ」といった声が上がっている。また、母親から人形のように「女の子」の枠にはめられて育てられ、日々の生活の中でも生きづらさを感じている夜々への共感の声も多くみられた。「silent」で脚本を務めた生方美久が脚本を担当する本作は、小さい頃から二人組が苦手な男女による友情と愛情を描いた物語。塾で数学を教えている潮ゆくえを多部未華子、出版社で働く春木椿を松下洸平、母親から人形のように育てられてきた美容師の深雪夜々を今田美桜、ゆくえの幼馴染でイラストレーターの佐藤紅葉を神尾楓珠、夜々の母・沙夜子を斉藤由貴が演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。夜々(今田美桜)のアパートに母の沙夜子(斉藤由貴)がやって来る。突然の来訪に、夜々は何か用事があったのか問いかけるが、沙夜子はただ夜々に会いにきただけだった。そして夜々の部屋着を見た母は「もっとかわいいの着なよ!」と言う。一方、椿(松下洸平)は駅へと向かう途中で、ゴミ置き場の瓶に自分が純恋(臼田あさ美)にあげた花が生けてあるのに気づく。花に手を合わせて去ろうとする椿だが、近所の住人に燃えるゴミを持ち帰るよう言われてしまい、仕方なく職場に花を持っていく。またイラストの装丁の打ち合わせのため紅葉(神尾楓珠)が出版社を訪れると、そこには椿の姿が。実は紅葉が訪れていたのは椿が勤める出版社だった。その頃、美容院で休憩をしていた夜々のスマホに母から「お夕飯なにがいい?」と連絡が。予定はなかったものの“友達と約束している”と返す夜々に、沙夜子は誰だと詮索。そこにゆくえ(多部未華子)から「今夜ヒマだったりする…?」と連絡が入り――というのが4話の展開。偶然出版社で会った椿と紅葉は、一緒に食堂でお昼ご飯を食べることに。食後、紅葉から絵を見せてもらった椿は、紅葉のイラストに対し「才能とかはわかんないけど、好きだなぁ。可愛い」と発言。そしてその勢いのままに、「今夜うち来る?」とポロリ。そんな一生言わないと思っていたセリフをうっかり口にしてしまった椿は、恥ずかしくなりタブレットで顔を隠す。そんな椿に対し、SNSでは「今夜うち来る?って無意識に出ちゃって照れてる松下洸平ちょーかわいいwwwww」や「今夜、うち来る?の言い慣れた感じの言い方も、相手が友達なのに照れちゃうところもその照れ具合のちょうど良さも可愛かったなあ」、「破壊力エグすぎるって笑」などの声が上がっている。また第4話では母親から人形のように「女の子」の枠にはめられて育てられ、日々の生活の中でも生きづらさを感じている夜々がフィーチャーされており、「女の子ってだけであれこれダメって決めつけられて「男の子だったらいいんだけどね~」って言われたことあるなあ、、夜々ちゃんの気持ち分かる」や「母親(両親)の理想像や決めつけを押し付けられることがすごく嫌だった」などの共感の声や、「女の子として消費されてきて、家族といても他人といてもつらかった夜々ちゃんが、顔を見ただけで安心して、袖を引っ張ってSOSを求められる友達ができてよかった」などの声が上がっている。【第5話あらすじ】朝、椿の家で目を覚ました紅葉。実は前の晩、急に椿の家にやって来た紅葉は、ふたりでお酒を飲んだあと、そのまま椿の家で寝てしまっていた。その時のことをあまり覚えておらず恐縮する紅葉だったが、椿は優しく朝食などを準備して、コンビニのアルバイトへと送り出す。そんな紅葉のスマホに高校時代の友人、伊田幸徳(堀家一希)からナンパに行こうと突然連絡が。夜々は紅葉に呼び出されて会うことに。急に呼び出したことを謝る紅葉に「暇してたんで」と答えつつ、何かあったのかを尋ねる夜々。そして夜々は不意に、ゆくえのことが好きかと紅葉に問いかける。突然の質問に驚く紅葉だったが、さらに夜々がゆくえの家に泊まったことを知り動揺を隠せない。その頃、ゆくえはアパートで妹のこのみ(齋藤飛鳥)と夜々の話に。夜々がまた泊まりに来るかと尋ねるこのみに、ゆくえは聞いておくと返す。その時、ゆくえは手を滑らせて自分のマグカップを落として割ってしまい――。「いちばんすきな花」は毎週木曜22時~フジテレビ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年11月03日10月31日(火)〜12月24日(日)、資生堂ギャラリーで『第八次椿会 ツバキカイ8 このあたらしい世界 ”ただ、いま、ここ”』が開催される。椿会は、第二次世界大戦で一時中断していた資生堂ギャラリーの活動を1947年に再開するにあたり誕生したグループ展。アートが人々に希望を与え、勇気をもたらすという信念のもと戦争や災害、不況で世の中で閉塞状況の時にも再興を願って開催してきた。2021年に始まった「第八次椿会」のメンバーは、杉戸洋、中村竜治、Nerhol (ネルホル)、ミヤギフトシ、宮永愛子、目[mé]。ジャンルを超えた活動やコラボレーション、チームでの制作を行う現代を代表するアーティストたちばかりだ。3年かけてafterコロナ の「あたらしい世界」について考えてきたその集大成となる。2021年は「触発/Impetus」をテーマとして、資生堂がこれまでの椿会で蒐集してきた美術収蔵品からメンバーそれぞれに作品を選び、その作品に応える形で制作、発表した。2022年は「探求/Quest」をテーマとして、メンバー同士のアイデアの共有を深め、それぞれの作品や大切にするものを持ち寄り、展覧会全体がひとつの作品のようなコレクティブな空間をつくり出した。今回はあらたに「放置」「無関心」というキーワードが浮かび上がった。アーティストらしい解釈でもあり、それらの言葉には、自ら決断するのではなく自然のままに「放置」することや、無関心に関心を向けることで、あらたな価値観も生まれるのではないかという思いが込められている。タイトルになった「ただ、いま、ここ」はどのようにつながってくるのだろうか。作品を通じてあらためて見直してみたい。<開催情報>『第八次椿会 ツバキカイ8 このあたらしい世界 ”ただ、いま、ここ” 』会期:2023年10月31日(火)~12月24日(日)会場:資生堂ギャラリー時間:11:00~19:00 、日祝は18:00まで休館日:月曜公式サイト:()
2023年10月20日藤井風の新曲「花」が、2023年10月13日(金)にデジタルリリースされる。藤井風の新曲「花」ドラマ「いちばんすきな花」主題歌にデジタルシングル「花」は、10月12日(木)に放送がスタートするドラマ「いちばんすきな花」の主題歌として書き下ろされた楽曲。「物語の主人公たちに自分自身を重ねることで、今までにないほど真っ直ぐでピュアな曲へと導いてもらえた」と藤井が語る待望の新曲は、ドラマの初回放送直後に配信開始となる。藤井風コメントこの物語の主人公達は、人生の色んな答えを探している気がしました。彼らに自分を重ねることのできる人はとても多いと思うし、僕も勝手に彼らの仲間になったつもりで、一緒に答えを探しにいこうと思いました。そしたら今までにないほど、真っ直ぐでピュアな曲へと導いてもらえたような気がします。貴重な機会に心から感謝しています。どんな物語が待っているのか、彼らは何を見つけるのか、いち視聴者として、そして密かに仲間として、とても楽しみにしています。作品情報藤井風 新曲「花」(フジテレビ 2023年10月期 木曜劇場「いちばんすきな花」主題歌)デジタルリリース日:2023年10月13日(金)価格:250円<放映情報>フジテレビ系 木曜劇場「いちばんすきな花」10月12日(木)スタート(初回20分拡大)/毎週木曜22:00放送
2023年10月13日クロエ(Chloé)の2024年春夏コレクションが2023年9月28日(木)にフランス・パリで発表された。花々が咲き誇る楽園溢れんばかりの花々が咲き誇る今季のクロエ。繊細な花びらを思わせるティアードドレスや、立体的なフラワーモチーフを配したメッシュドレス、肩周りに大輪の花を咲かせたドレスなど、花々が持つエネルギーを凝縮したような華やかなピースが次々と登場した。シャープなショルダーラインを描くドレスは、袖口に花びらのような柔らかい装飾を施すことでまるで花束を携えているようなロマンチックなルックスに。柔らかい花びらとは対照的な硬いレザーで仕上げたドレスは、蕾のように膨らんだパフスリーブが目を引く。ドレスのサイドや胸元に施されたカットアウトも印象的。フルレングスのニットドレスは、肌を大胆に見せるネックラインも合まってよりいっそう開放的なムードに。素材は、レースやシアー素材といったフェミニンなものから、力強い印象のレザーまでバリエーション豊か。ブラックのレザーにホワイトのシアー素材を合わせたドレスは、両者の素材感を際立たせたインパクトのある1着だ。フィナーレには、ブラジルのアーティストたちが力強いダンスと演奏を披露。最後はモデルや今季をもってクリエイティブ・ディレクターを退任するガブリエラ・ハーストもダンスに参加し、楽しげなムードが包み込む中、幕を閉じた。
2023年10月02日臼田あさ美が、多部未華子、松下洸平、今田美桜、神尾楓珠の4人が“クアトロ主演”する「いちばんすきな花」にて、松下さん演じる主人公の1人・春木椿の婚約者役で出演することが決定。3年ぶりに木曜劇場に出演する。「silent」でプロデュースを務めた村瀬健と脚本家・生方美久が再びタッグを組み、“男女の間に友情は成立するのか?”をテーマにくすっと笑って、ふわっと泣ける、新しいスタイルのドラマを描いていく本作。境遇だけでなく、考え方も全く違う4人の男女が、ふとした出来事を機に巡り会い、“友情”と“恋愛”というテーマに自然と向き合っていくことになるストーリーとなる。臼田さんが演じるのは、春木椿の婚約者・小岩井純恋(こいわい・すみれ)。椿とはもともと高校時代の同級生で、卒業後しばらくしてから、別の同級生の結婚式で再会したことをきっかけに交際。結婚も決まり幸せそうな2人だったが、椿はたびたび聞かされる純恋の“男友達”の存在が気になっていた。そして、新居への引越しを迎えた日に…。臼田さんは、映画『恋空』やドラマ「東京DOGS」といった多くの話題作に出演して注目を集めると、映画『ランブリングハート』(2010年)で初主演、映画『愚行録』(2017年)では第39回ヨコハマ映画祭助演女優賞を受賞。ドラマでも「家売るオンナ」や「架空OL日記」、「イチケイのカラス」とその高い演技力で人気ドラマ作品に出演を続けている。フジテレビ系連続ドラマに出演するのは「ラジエーションハウスll~放射線科の診断レポート~」(2021年10月期)以来で、木曜劇場へは「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」(2020年7月期)以来3年ぶりの出演となる。「村瀬さん×生方さんのタッグということで台本を読む前からワクワクしたのを覚えています。ただ役どころは意外でした!」と明かす臼田さん。「今まで何度か感じたことはあるけれど、何となくやり過ごせてきた日常の中での違和感のようなものを、丁寧に紐解いて言葉を紡いでいる台本だと感じました」と語り、「会話劇の中に、妙に腑に落ちるフレーズが落ちていたり、どんなシーンになるのか楽しみになる」台本であることをコメント。「誰かのセリフにハッとしたり、ホッとしたりしながら見ていただける作品になるのではないでしょうか。とても優しいドラマになれば良いなと思っております」と期待を寄せた。プロデューサーの村瀬氏は「(臼田さん演じる)純恋は、“男女の間に友情は成立するか?”という、このドラマのテーマを象徴する役」と説明し、脚本の生方さんと「恒例の当て書きで純恋というキャラクターを作ってきたのですが、臼田さん曰く『意外』で、なんなら全然違っていたようです」とそのキャラクターを語っている。木曜劇場「いちばんすきな花」は10月12日より毎週木曜日22時~フジテレビ系にて放送(初回20分拡大)。(シネマカフェ編集部)
2023年09月29日資生堂パーラー(Shiseido Parlour)は、“花椿マーク”を象った新作スイーツを2023年11月1日(水)から百貨店を中心とする全国の資生堂パーラー店舗にて数量限定で発売する。“花椿”モチーフの新作スイーツ「花椿ショコラ&サブレ」資生堂のシンボルマークとして1915年に誕生した“花椿マーク”。新作「花椿ショコラ&サブレ」は、そんな“花椿マーク”をあしらった、なめらかで上品な味わいのチョコレートと、バターサブレの組み合わせを楽しむことができるスイーツだ。北海道産の小麦全粒粉・ライ麦全粒粉を使用したバターサブレは、フイユティーヌを加えたザクザクとした食感が特徴。ゲランドの塩を用いて、味わいに絶妙なアクセントをプラスした。風格のあるパッケージデザインは、グラフィックデザイナーの服部一成が手がけたものだ。「花椿ビスケット」に“クリスタルパープル”の限定缶また、優しい味わいで人気を博す昭和初期からのロングセラー商品「花椿ビスケット」からは、華やかで品格のあるクリスタルパープルを纏った限定缶が登場。自分へのご褒美やコレクションとしてはもちろん、プレゼントとしてもぴったりな1品だ。銀座本店限定のボンボンショコラアソートもさらに資生堂パーラー銀座本店では、“花椿マーク”入りのカラフルなボンボンショコラ「花椿ショコラ」に、ショップ限定フレーバーとして、キャラメル味のガナッシュにプルーンの果肉を忍ばせた「花椿ショコラ キャラメル/プルーン」を用意する。詳細資生堂パーラー 新作スイーツ&「花椿ビスケット」限定缶発売日:2023年11月1日(水)~販売店舗:百貨店を中心とする全国の資生堂パーラー店舗、公式オンラインストアアイテム:・「花椿ショコラ&サブレ」6枚入 2,484円/9枚入 3,672円・「椿ビスケット24枚入限定缶 クリスタルパープル」1,998円※いずれの商品も数量限定。限定数量に達し次第、販売終了。※写真はイメージ。※予告なく価格や仕様等を変更する場合がある。■季節限定メニュー「花椿ショコラ キャラメル/プルーン」270円※10種 各270円。1個単位での販売。5個入箱、10個入箱も用意する。発売日:2023年11月1日(水)取扱店舗:資生堂パーラー銀座本店 ショップ住所:東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル3階営業時間:11:00~21:00(L.O.20:30)、日・祝日 11:00~20:00(L.O.19:30)定休日:月曜日(祝日は営業)、年末年始TEL:03-5537-6231(予約不可)※写真はイメージ。※予告なく、価格やパッケージデザイン等変更する場合あり。
2023年09月25日ホテル椿山荘東京は、2023年クリスマスケーキの予約を、2023年10月2日(月)より受付開始。23年クリスマスケーキ、新作含む3種が登場ホテル椿山荘東京の2023年クリスマスは、予約開始とともに即日完売となること必至のショートケーキ「極 ガトー・オー・フレーズ」をはじめ、3種を用意。新作も含め、特別感あふれるクリスマスケーキがラインナップする。“極上素材”を使った王道ショートケーキ王道のショートケーキ「極 ガトー・オー・フレーズ」は、厳選した“極上”の素材を生かしたスポンジと、濃厚な生クリーム、福岡県産いちご「あまおう」を合わせた贅沢な味わいが魅力。平飼いの有精卵「卵皇」に、上品な甘さの和三盆と発酵バターを合わせ、コクのある味わいに仕上げたスポンジ生地と、北海道根釧地区の生乳をメインにブレンドしたリッチなクリーム、甘みの強い「あまおう」の調和を楽しめる。和洋の濃厚栗クリームを配したモンブラン和洋2種類の栗を使った濃厚クリームでドレスのようなデコレーションをあしらった「クリスマスモンブラン」は、国産渋皮栗と金箔の華やかなトッピングが目を引く1品。栗パウダーを使用したダックワーズ生地で、カリカリ食感のヘーゼルナッツキャラメリゼ入りクレームショコラを挟み、その上からマロングラッセとフランボワーズをたっぷりとオン。芳醇な香りと多彩な食感、風味を一度に味わえるリュクスなクリスマスケーキだ。レアチーズ×フランス伝統菓子のリース型ケーキ2023年の新作クリスマスケーキ「フロマージュリース」は、フランスの伝統菓子をベースにしたリース型ケーキ。北海道産生乳のクリームチーズを使って滑らかに仕上げたレアチーズと、アーモンドたっぷりのケーキ“パンドジェンヌ”を組み合わせ、濃厚な味わいに。いちごやメロンなど6種類のフルーツを飾り、見た目にも鮮やかに仕上げている。“モンブランツリー”やシュトーレンなどクリスマススイーツもまた、クリスマスケーキに加え、ホテル椿山荘東京のホテルショップ「セレクションズ」では、クリスマススイーツを12月1日(金)より用意。クリスマスツリーに見立ててマロングラッセを飾った「モンブランツリー」や、ビスキュイ、クリームなど“ピスタチオ”尽くしに仕上げたケーキ「クリスマスピスターシュ」、スパイスと洋酒の風味をじっくりとなじませた「クリスマスシュトーレン」が揃う。【詳細】ホテル椿山荘東京 2023年クリスマスケーキ予約期間:2023年10月2日(月)12:00~11月30日(木)店頭引渡し:12月23日(土)~12月25日(月)店舗 :ホテル椿山荘東京 ホテルショップ「セレクションズ」住所:東京都文京区関口2-10-8展開ケーキ:・極 ガトー・オー・フレーズ 12,960円・クリスマスモンブラン 12,960円・フロマージュリース 9,720円※数量限定。※予約はショップ「セレクションズ」のテイクアウト商品オンライン予約ページにて受付。※電話、店頭での予約は不可。■クリスマススイーツ各種〈店頭販売〉販売期間:2023年12月1日(金)~12月25日(月)場所:ホテルショップ「セレクションズ」・モンブランツリー 850円・クリスマスピスターシュ 850円・クリスマスシュトーレン 3,888円【問い合わせ先】ホテル椿山荘東京TEL:03-3943-7613(9:00~18:00)
2023年09月01日「2023虹の花まつり」が、2023年9月1日(金)から10月15日(日)まで、富士本栖湖リゾートにて開催される。約9万株の秋の花が咲き誇る「2023虹の花まつり」「虹の花まつり」は、雪をまとわない夏富士と、カラフルな花々の共演が見どころのフラワーイベント。イエロー、レッド、ピンク、オレンジといった様々なカラーのジニア、黄橙色の花に芯のグリーンのコントラストが美しいルドベキア プレーリーサンなど、約9万株15品種の花々が咲き誇る。“花畑に浮かぶ小舟”や“黄色い扉”などのフォトスポット花畑には、ユニークなフォトスポットが登場。花畑に浮かぶ「虹色の海を旅する小舟」や、扉を開けると向こう側に富士山と花畑が広がる「幸せの黄色い扉」が出現し、フォトジェニックな写真を撮ることができる。また、「虹色のサークルベンチ」も設置される。鑑賞のお供にぴったりなワンハンドフードさらに、鑑賞のお供にぴったりなテイクアウトのワンハンドフードが勢揃い。“山梨県産桃バター”や“甲州ワインビーフを使用したコロッケ”をサンドしたこっぺぱん全5種類のほか、富士山の溶岩をイメージした真っ黒な「富士山溶岩からあげ」、桔梗信玄餅をトッピングした「桔梗信玄餅ソフト」などを用意する。富士周辺ならではの食材や名産品を使用したメニューとなっている。「ピーターラビット イングリッシュガーデン」もさらに、11月26日(日)まで「ピーターラビット イングリッシュガーデン」も営業。世界中で愛されている『ピーターラビットのおはなし』絵本シリーズの世界観を再現した首都圏最大級の英国式庭園にて、約300種類の草木や花々を楽しむことができる。「虹の花まつり」とあわせて、ぜひ散策に赴いてみては。【詳細】「2023虹の花まつり」開催期間:2023年9月1日(金)~10月15日(日)※計45日間※開花状況により変動あり。期間中無休会場:富士本栖湖リゾート内住所:山梨県南都留郡富士河口湖町本栖212営業時間:8:00~16:00※開花状況により変動入園料:大人(中学生以上) 800円、小人(3歳以上) 300円植付面積:約4,000㎡品種・株数:15品種・約9万株■「ピーターラビット イングリッシュガーデン」開催期間:2023年4月15日(土)~11月26日(日)※開花状況により変動あり※営業時間・入園料については虹の花まつりに準ずる※それ以外の期間は無料で入園可能
2023年08月13日今夏限定で行われるライブ『椿屋四重奏二十周年』の追加公演が発表された。本公演は、ミニアルバム『椿屋四重奏』でのデビューから20周年を記念して行われるライブ。8月11日(金) にはバンド結成の地・仙台で同期デビューのロックバンド「THE YOUTH」とのツーマン、そしてデビュー日に当たる8月27日(日) には東京・昭和女子大学人見記念講堂でのワンマンを予定している。メンバーは、音楽活動を引退している永田貴樹(B)は不参加ながら、オリジナルメンバーの小寺良太(Ds)、2011年以降の中田のソロ活動を支えてきた奥野真哉(Key/ソウル・フラワー・ユニオン)、隅倉弘至(B/初恋の嵐)、カトウタロウ(G)という強力なラインナップとなっている。追加公演が行われるのは、今年オープンした大阪のライブハウス「GORILLA HALL OSAKA」。チケットは本日7月31日より中田裕二のオフィシャルファンサイト「CLUB PATHOS」で先行受付(抽選)がスタート。一般発売は8月19日(土) から開始される。<ライブ情報>『椿屋四重奏二十周年』追加公演9月4日(月) 大阪・GORILLA HALL OSAKA開場 17:30 / 開演 18:30■チケット料金全自由:7,700円(税込・整理番号付き・ドリンク代別)チケット一般発売:8月19日(土)『椿屋四重奏二十周年』※終了分は割愛8月11日(金) 『椿屋四重奏二十周年とTHE YOUTH “伊達男頂上決戦”』※同期デビューのロックバンド「THE YOUTH」とのツーマン宮城・SENDAI GIGS8月27日(日) 『椿屋四重奏二十周年記念公演 “真夏の宵の夢”』※デビュー記念日ワンマン東京・昭和女子大学 人見記念講堂■出演アーティスト中田裕二(Vo&G)小寺良太(Ds)奥野真哉(Key/ソウル・フラワー・ユニオン)隅倉弘至(B/初恋の嵐)カトウタロウ(G)中田裕二オフィシャルサイト:テイチクエンタテインメント:
2023年07月31日ホテル椿山荘東京では、秋の庭園演出「TOKYO MOON 〜雲と月〜」を、2023年9月19日(火)から11月8日(水)までの期間限定で行う。ホテル椿山荘東京の庭園に巨大な“月”が出現季節のうつろいに合わせて、「椿」「桜」「新緑」「蛍」「涼夏・深緑」「秋」「冬」の7つの季節にフィーチャーした庭園演出を行っているホテル椿山荘東京。今回が初の実施となる秋の庭園演出「TOKYO MOON」では、庭園内に雲海を発生させる人気演出「東京雲海」を活かした、幻想的な秋の一景を披露する。雲海のスクリーンに月の映像を投影期間中は「東京雲海」を発生させる霧のノズルを空に向かって噴射し、幽翠池の上に霧状の“雲海スクリーン”を生成。ここに、ホテル屋上から撮影した東京の月の映像を投影することで、まるで庭園内の中に月があるかのような幻想的な風景が楽しめる。また、この演出に合わせて、二胡の演奏、オリジナル月餅付きの宿泊プラン、お月見をテーマにしたイブニングハイティーなども開催される。約6m×8mの「雲海スクリーン」に映し出される月のサイズは、直径約3m。風や気象条件によって日々異なる位置に出現する大迫力の月を眺めながら、特別な秋のひとときを過ごしてみてはいかがだろう。詳細ホテル椿山荘東京 秋の庭園演出「TOKYO MOON 〜雲と月〜」期間:2023年9月19日(火)〜11月8日(水)時間:18:40、19:40、20:40、21:40の計4回※演出時間は毎回約7分間。※その他の時間は通常の東京雲海が出現。場所:ホテル椿山荘東京 庭園内幽翠池<関連イベント例>■お月見イブニングハイティー期間:2023年9月19日(火)〜11月8日(水)※完全ご予約制(前日18:00まで)。時間:18:00〜L.O.19:30店舗:ロビーラウンジ「ル・ジャルダン」料金:[WEB予約]1人 8,000円[電話予約]1人 9,000円※サービス料別。予約・問い合わせ先:03-3943-5489(10:00〜19:00)■<朝食付き>TOKYO MOON 〜オリジナル月餅付き〜 ステイ期間:2023年9月19日(火)〜11月8日(水)料金:プライムスーペリア(45m²)ガーデンビュー 1室2名利用時 74,400円〜※サービス料込み、宿泊税別。内容:・ガーデンビューの部屋確約・洋食と和食から選べる朝食(レストラン)・部屋で楽しめるホテルオリジナルデザイン月餅(あずき)とジャスミン茶(人数分)予約・問い合わせ先:03-3943-0996(9:00〜20:00)■テイクアウトスイーツ「スイートポテトあんバター」期間:2023年9月1日(金)〜10月31日(火)※お月見をイメージしたトッピングは9月30日(土)まで。10月以降はトッピングを変更。時間:10:00〜18:00店舗:ホテルショップ「セレクションズ」料金:800円問い合わせ先:03-3943-7613(9:00〜20:00)
2023年07月16日上野の東京文化会館で、東京二期会のヴェルディ《椿姫》が13日に初日を迎えた。開幕前日のゲネプロ(公演直前の通し稽古)を取材した。2020年2月に、《新制作》にて上演され、話題になったプロダクション。物語の見せ方は総じて正統的だ。ただし、巨大な椿の花弁が設えられた非現実の幻想的な舞台美術と、19世紀イメージのリアルな衣裳が、不思議な好バランスを生んでいるのは独自の感覚(装置:松井るみ、衣裳:前田文子)。第2幕第2場(フローラの夜会)からは天井に鏡が吊られ、ステージを俯瞰する視点が加わるのも面白い。その夜会シーンでは宝塚出身者を含む男女10人のダンサーによる妖艶でエキゾティックなダンスも見どころとなっている。大きな注目が新鋭オペラ指揮者アレクサンダー・ソディーの日本でのオペラ・デビュー。公演チラシには「カルロス・クライバーの再来!」の見出しも躍る。1982年英国オックスフォード生まれ。現在マンハイム国民劇場音楽総監督を務め、目下、欧米の名門劇場を席巻中だ。昨年の東京・春・音楽祭で初来日(東京都交響楽団とのマーラー交響曲第3番)。若々しい颯爽としたテンポでぐいぐい引っ張るかと思えば、旋律や言葉に寄り添ってたっぷりと歌わせる。小節単位で緩急自在という印象のドライブにドキドキ。メリハリの効いた演奏は「再来!」の呼び声もなるほどと思わせる。第2幕のヴィオレッタとジェルモンの二重唱は圧巻だ。次々に登場する新しい楽想が二人の心情の移り変わりを描く名シーンを、切迫感のある表情で濃厚に表現していた。この日のゲネプロは7月15(土)、17日(月・祝)出演のキャスト陣によるもの。主演のヴィオレッタは種谷典子(ソプラノ)。幕ごとに、鮮やかなコロラトゥーラから迫真のピアニッシモまでタイプの異なる歌唱が要求される難役を、華やかな声と繊細な歌い口で見事に歌い切った。第1幕のアリア〈花から花へ〉の最後は、聴かせどころとなっている(楽譜にはない)高音のミ♭も鮮やかに。アルフレードは山本耕平。持ち前の2枚目な声と容姿が、見ていてちょっとイライラする田舎貴族のボンボンぶりにぴったりだ。東京二期会の《椿姫》は7月17日(月・祝)まで全4公演。全3幕の作品だが、25分間の休憩が1回だけ、第2幕第1場と第2場の間に入る。上演時間は約2時間30分(休憩含む)。二期会創立70周年記念公演東京二期会オペラ劇場「椿姫」■チケット情報月13日(木) 18:307月15日(土) 14:007月16日(日) 14:007月17日(月・祝) 14:00東京文化会館 大ホール台本:フランチェスコ・マリア・ピアーヴェ作曲:ジュゼッペ・ヴェルディ指揮:アレクサンダー・ソディー再演演出:澤田康子文:宮本明
2023年07月14日