ホテル椿山荘東京では、紫陽花を使った期間限定の庭園演出「紫陽花の花手水」を、2024年5月31日(金)から7月4日(木)までの期間で開催する。ホテル椿山荘東京、紫陽花を使った庭園演出「紫陽花の花手水」さながら森のような自然が広がる空間に数種類の紫陽花が植栽されている、ホテル椿山荘東京の庭園。紫陽花が咲き誇る季節には、雨の水滴で煌めく庭園のグリーンと紫陽花のブルー、そして人気の東京雲海のホワイトが織りなす、風情ある情景が楽しめる。水に漂う可憐な紫陽花今回はこの紫陽花の季節に合わせて、庭園の一角に設けられている水鉢を紫陽花で装飾した「紫陽花の花手水」が登場。水に漂う可憐な紫陽花が癒しと和みを感じさせてくれる、フォトジェニックな和のアートだ。紫陽花モチーフの限定スイーツまた、館内のホテルショップ「セレクションズ」では、紫陽花をモチーフにしたテイクアウトのグラススイーツ「紫陽花」を販売。パンナコッタの上に重ねた水色と紫色のバタフライピーゼリーで紫陽花を表現した、見た目と味わいの両方で涼しさを感じられる一品となっている。開催概要■庭園演出「紫陽花の花手水」期間:2024年5月31日(金)~7月4日(木)場所:ホテル椿山荘東京 庭園内 三重塔付近水鉢■テイクアウトスイーツ「紫陽花」期間:2024年5月1日(水)~6月16日(日)店舗:ホテル椿山荘東京 ホテルショップ「セレクションズ」料金:750円
2024年04月08日タレント・野々村真(59)と野々村俊恵(60)夫妻の長女・香音(22)が1日、自身のインスタグラムを更新。香音は「この度、私、香音は、2024年3月31日をもちまして13年お世話になったスターダストプロモーションを退社し、ホリプロに所属させて頂くことになりました」と伝え「ここまで自分の道を共に歩んでくださったスターダストの社員の皆様、たくさんのことを学ばせて頂いた数々の先輩方には心から感謝しております」とつづった。続けて「これからも女優として、芝居を追求し、モデルとして、自分の創り出す世界観を伝えられるよう、より一層精進してまいります」と決意を新たにし「これからも応援よろしくお願いします!」と呼びかけている。
2024年04月01日壇蜜(43)や吉木りさ(36)らが所属する芸能事務所「フィット」が2月末をもって破産手続きを開始。関連会社の「エンプロ」「ロジック」も解散となる。『ORICON NEWS』の取材に対し27日、関係者が明かした。壇蜜は同日、水曜パートナーを務める文化放送『大竹まこと ゴールデンラジオ!』(月~金後1:00)に出演。大竹から所属事務所の倒産報道について問われ、「事務所がねえ、吹っ飛んだ!アハハー」と笑いながら回答。「つれえ」「びっくりしたのが、ヤフーのトップニュースになってやんの」と知らせ、「えへ」と笑い飛ばしながらも「とりあえずマネージャーと2人でこれからも」「マネージャーも『おれもやーめた』って言わないでくれたから」と答えていた。また所属していたタレントの杉原杏璃(41)は3月8日、自身のX(旧ツイッター)で、「皆さん贈り物をよくしてくださいますがフィットに送っていただいてももうないので、私は受け取ることが出来ず...宛先不明で面倒なことになると本当に申し訳ないのでよろしくお願いします」「かなり前からギャラ未払いのまま突然なくなったよーなんでだろねーー」と投稿していた。
2024年03月27日タレントの壇蜜(43)が27日、水曜パートナーを務める文化放送『大竹まこと ゴールデンラジオ!』(月~金後1:00)に出演。所属事務所の倒産報道について言及した。番組冒頭で、大竹まこと(74)が壇蜜の所属事務所「フィット」の破産が報じられていることについて「事務所が倒産したって聞いたぞ」と聞くと、壇蜜は「事務所がねえ、吹っ飛んだ!アハハー」と笑いながら回答。「つれえ」「びっくりしたのが、ヤフーのトップニュースになってやんの」と知らせ、「えへ」と笑い飛ばした。いとうあさこ(53)は「笑ってる…大丈夫なの?」などと驚いた様子。大竹が「壇蜜はね、タレントだから事情はわかんないだろうけど、だ、大丈夫なんですか?」と心配した様子で尋ねると、壇蜜は「とりあえずマネージャーと2人でこれからも」「マネージャーも『おれもやーめた』って言わないでくれたから」と答えた。大竹が「マネージャーと二人三脚でこれからもお仕事ができる、そういうことでいいですか?」と改めると、壇蜜は「たぶんお仕事はできる…」とコメント。いとうが「そこでマネージャーが変わんないのはいいね。安心するじゃない」とフォローし、壇蜜が「知らない人来たらヤです」と答え、大竹が「マネージャーさんと通訳さんは大事ですから」と大谷翔平に関わる問題をネタにしつつ「どう話してもいい話にできない!」とツッコミ、場を盛り上げていた。
2024年03月27日マクドナルドからパイ史上初『抹茶味』が登場! 春らしい新作「抹茶黒蜜わらびもちパイ」が期間限定で販売され、さっそく話題になっています。3月13日(水)から4月中旬まで楽しめる新作パイと、さらにおいしく食べられる裏技2つを紹介したいと思います。 パイ史上初!抹茶味が登場!和のおいしさがギュッ♡「抹茶黒蜜わらびもちパイ」抹茶黒蜜わらびもちパイ200円(単品・税込) 抹茶風味のサックサクのパイ生地の中には…… 宇治抹茶を練り込んだなめらかな抹茶あん・ぷるんぷるんのわらびもち・とろーりおいしい黒蜜ソースがぎっしり詰まっています。抹茶好きにはたまらない組み合わせ♡ 食べてみると、ほんのり温かいわらびもちに、抹茶と黒蜜ソースが相性良すぎ! 濃厚な味わいで、食べ応え抜群です。しっかりと抹茶の香りも楽しめました。 SNSでも「めっちゃおいしい!大好きな味!もう一つ食べたい」「抹茶のほろ苦さと黒蜜の甘み、そしておもちが最高! 季節系パイの中で一番好きかも♡」など虜になる人が続出しています! よりおいしく!とっておきの裏技2選そのままでも十分おいしい「抹茶黒蜜わらびもちパイ」ですが、他のスイーツと組み合わせることで、また違ったおいしさが楽しめます。おすすめの裏技を2つ紹介します。 その1.「抹茶黒蜜わらびもちパイ」×ソフトツイスト(カップ)ソフトツイストを注文する際に「カップでお願いします」と伝えると、無料でコーンからカップに変更してくださいます。 抹茶黒蜜わらびもちパイをソフトツイストにディップすると…… ソフトツイストの冷たさと、抹茶黒蜜わらびもちパイの温かさが一緒に口の中に広がります! 抹茶あんや黒蜜ソースの甘さと、ソフトツイストの甘みがマッチしておいしい! ディップするだけでなく、混ぜ込んでも冷たくておいしい! ぜひザクザクの食感が残っているうちに、食べてみてくださいね! その2.「抹茶黒蜜わらびもちパイ」×プチパンケーキ 続いて、抹茶黒蜜わらびもちパイとプチパンケーキの組み合わせ。 抹茶黒蜜わらびもちパイの中身をすくってプチパンケーキ上にのせると、和風のプチパンケーキが完成!ふわっと抹茶の香りがひろがり、落ちついた味わいでおいしい♡パイとはまた違うおいしさです。 SNSでもおいしいと大人気の新作パイ。4月中旬までの期間限定ですので、気になる方はお早めに♪ ※もちを喉につまらせないようにご注意ください。※中身が熱いことがありますのでやけどにご注意ください。※本わらび粉を配合しています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。 著者:ライター 福島絵梨子
2024年03月19日ホテル椿山荘東京は、シャンパンや世界のスパークリングワインのフリーフローが楽しめるイベント「トワイライト バブル テラス(Twilight Bubble Terrace)」を、2024年5月18日(土)から10月27日(日)までの期間で開催する。ホテル椿山荘東京「トワイライト バブル テラス」新緑の爽やかな空気が流れる庭園を望むテラスで、厳選されたシャンパンとスパークリングワインを楽しめる「トワイライト バブル テラス」。開放感あふれる空間で贅沢なひとときが過ごせる、ホテル椿山荘東京の人気イベントだ。3種のシャンパン&スパークリングワインが飲み放題2024年は、ほのかに甘く軽やかな味わいのシャンパン「ローラン・ペリエ ラ キュベ」(フランス)、フレッシュでエレガントな味わいのスプマンテ「フェッラーリ マキシマム ブラン・ド・ブラン」(イタリア)、そしていきいきとした酸味が特徴のゼクト「シュロス・フォルラーツ リースリング・ゼクト・ブリュット」(ドイツ)の3種類が飲み放題となる。全3段のオードブルプレートもまた、季節感あふれる3段のオードブルプレートも提供。フランスの「パテ・ド・カンパーニュ」、イタリアの「海老の香草パン粉焼き」、ドイツの「プレッツェル・オバツダ」と、それぞれの銘柄と同じ国の料理のペアリングをテーマにした料理が用意されている。開催期間ホテル椿山荘東京「トワイライト バブル テラス(Twilight Bubble Terrace)」開催期間:2024年5月18日(土)〜10月27日(日)※土・日・祝開催。※完全予約制(前日18:00まで)。時間:17:30~(フリーフロー90分/お席120分)会場:ホテル椿山荘東京 ロビーラウンジ「ル・ジャルダン」テラス※雨天・強風の場合は、館内会場への案内、もしくは中止となる。料金:15,000円※別途サービス料(15%)が必要。<メニュー内容>■3種ドリンクのフリーフロー・ローラン・ペリエ ラ キュベ(フランス・シャンパン)・フェッラーリマキシマムブラン・ド・ブラン(イタリア・スプマンテ)・シュロス・フォルラーツリースリング・ゼクト・ブリュット(ドイツ・ゼクト)■3段のオードブルプレート(上段)・パテ・ド・カンパーニュ(フランス)・海老の香草パン粉焼き(イタリア)・プレッツェル・オバツダ(ドイツ)(中段)・メロンとトマトのコンポート・真鯛のクロケット・アスパラガスとベーコンのキッシュ(下段)・スティックサラダサフランドレッシング・ゴルゴンゾーラとマスカルポーネのブリュレ・カニと根セロリのサラダオレンジサブレ・スパークリングシャーベット(デザート)※中段と下段は、6月30日(日)まで。以降のメニューは、7月1日(月)〜9月12日(木)、9月13日(金)〜10月27日(日)の期間で変更となる。【問い合わせ先】TEL:03-3943-5489(10:00~19:00)
2024年03月10日岸谷香デビュー40周年の記念イヤーの始まりを告げる『岸谷香 感謝祭2024』が2024年2月23日、東京のEX THEATER ROPPONGIで開催された。この『感謝祭』は2020年から毎年2月に開催されている岸谷主催のイベントで、毎回豪華なゲストを招き、その夜にしかないスペシャルなコラボレーションを行うところに特色がある。5回目の開催となる今回は、岸谷の同級生でもあるトータス松本(ウルフルズ)と永井真理子という豪華なゲストを迎えての開催となった。『感謝祭』の趣旨は大きくふたつある。ひとつ目は観に来た人へ感謝の気持ちを音楽にして届けること、ふたつ目は参加するゲストに楽しんでもらうこと。つまり観る側も演奏する側も大いに楽しむことが最大の目標なのだ。この日、目標をはるかに越えて、楽しすぎる夜となった。『ポップンルージュ』(1989年から放送されていたラジオ番組)のジングル(番組の始まりで流れる短い音源)が流れて、ポニーテール姿で岸谷が登場すると、大きな拍手が起こった。2024年から一気に1989年にタイムトラベルしたかのような粋な演出だ。「まさか57になって、『ポップンルージュ』をできるとは思わなかったな。ラジオの前のみなさん、最後まで楽しんでいってね。本日のゲストは月曜日担当の永井真理子ちゃんです!」と岸谷の紹介で永井が登場すると、歓声が起こった。実は1989年当時の『ポップンルージュ』の月曜担当が永井、水曜担当が岸谷で、同じ帯番組のパーソナリティー同士という接点があったのだ。ラジオ番組という設定のもと、永井が1989年のヒット曲「ミラクルガール」を歌い始めると、さらに1989年ムードが色濃くなった。永井の伸びやかな歌声に、岸谷がキーボードを弾きながらハモっている。演奏はUnlock the girlsのメンバーで、下手側からYuko(Gt/Cho)、Yuumi(Ds/Cho)、HALNA(Ba/Cho)、そしてセンターには岸谷(Vo/Gt/Key/Cho)。懐かしさがありつつも、今の瞬間のキラキラとした輝きもある。観客がシンガロングする場面もあった。歌もコーラスも演奏も、そしてこんな空間が存在していること自体もミラクルと言いたくなる。ステージ上にはラジオのブース風のスペースがあり、テーブルを挟んでふたり向き合ってのトークコーナーもあった。「懐かしいなあ。超うれしいんだけど」と永井。「まさかこんな年になって、同じステージで歌える日がくるなんてね。真理ちゃん、あのころと全然変わってないよ」と岸谷が言うと、「香ちゃんこそ。ポニーテール、かわいい!」と永井。客席からも「かわいい!」の声。ふたりの息の合った会話が楽しい。当時のラジオリスナーにとっては、たまらない演出だろう。いや、当時を知らない人にも、この楽しい空気は届いたに違いない。永井のエネルギッシュな歌声とロックテイストあふれる演奏が会場内を揺らした「ハートをWASH!」では、永井のかけ声に合わせて、会場内が一斉にジャンプする場面もあった。「23歳のころをがむしゃらに生きた自分たちを振り返って、愛おしさも込めて、アレンジしました。真理ちゃんへのプレゼントです」との岸谷の言葉に続いて、永井の「23才」が披露された。23歳の頃の自分たちへのエールを送るような、温かさといとしさが詰まった歌と演奏だ。当時の思いと現在の思いとがミックスされた深みのある世界を堪能した。23歳以上の人の中には、もれなく今も23歳だったころの自分は存在しているだろう。演奏メンバーの3人は30代。多面的な「23才」の歌の世界が出現した。「ZUTTO」は永井の歌と岸谷のピアノとコーラスだけでの披露。ひとつひとつの歌詞を丁寧に紡ぐような、永井の丹念な歌声と、岸谷のたおやかなピアノが印象的だ。「ZUTTO」と「ミラクルガール」の作詞は亜伊林。2023年11月に逝去した作詞家の三浦徳子の別名義である。さまざまな思いが交錯するような歌声が深い余韻をもたらした。「感無量です。涙が出ちゃいそう」と永井。永井のゲストコーナーの最後は、「真理ちゃんにぴったりなナンバーを選んでみました」とのことで、プリンセス プリンセスの「だからハニー」が披露された。永井が歌い、Unlock the girlsのコーラスが加わると、会場内がドリーミーな空気に包まれた。1コーラス目のリードボーカルは永井、2コーラス目は岸谷で、かけあいコーラスもあり。永井と岸谷が並んでいる構図のなんと絵になることか。このふたりを観ているだけで、こちらの体の中にもエネルギーがあふれてきそうだ。夢のような共演だが、夢ではなく現実。「呼んでくれて、ありがとう」と永井。「こんなふうに出会えた奇跡に感謝だね」と岸谷。『ポップンルージュ』の「明日に乗り遅れないでね」という定番のフレーズをふたり一緒に発して、永井のゲストコーナーを締めくくった。続いてはUnlock the girlsのコーナーだ。岸谷はポニーテールから一転して、ミディアムヘアで登場。まずは、2023年のツアーでも披露している新境地を開拓した新曲「Beautiful」を演奏した。エレクトロ・テイストのあるダンスミュージックを、高揚感と浮遊感の漂うバンドサウンドとビビッドなコーラスワークで鮮やかに表現。Yuumiの自在なドラムに体が揺れる。岸谷がハンドマイクを持ち、ステップを踏みながら歌う姿が新鮮だ。セスナのエンジン音を連想させるHALNAの骨太なベースで始まったのは、プリンセス プリンセスの「世界でいちばん熱い夏」。この日は肌寒い天気だったが、冬から夏へ一気にワープするようなホットな演奏だ。「感謝祭、今年で5回目です。毎年毎年、なんでこんなに次から次へと楽しいことが出てくるんだろう、音楽って楽しいことがいっぱいあるんだなと、毎回思い知らされています」と岸谷。「また恋ができる」では、開放感と広がりのある歌声と演奏の中でたゆたっているのが気持ち良かった。この曲はラブソングであると同時に、音楽への愛の歌とも解釈できそうだ。岸谷とYukoのチャーミングなかけあいが楽しかったのは「Wrong Vacation」。メンバーそれぞれのソロプレイもあり、バンドの楽しさも伝わってきた。スケールの大きさと深遠さとを兼ね備えた歌と演奏が圧巻だったのは「Signs」だ。岸谷とYukoのエモーショナルなギター、YuumiとHALNAの伸びやかなコーラスも印象的だった。個々の声の特性を活かした自在な組み合わせのコーラスワークもUnlock the girlsの魅力のひとつだろう。Yuumiの力強いドラムとともに2人目のゲストであるトータス松本が登場すると、キャーという歓声。「エブリバディ・セイ・イエイ!」とトータスが叫び、客席とのコール&レスポンスが起こった。そのまま挨拶替わりに「ガッツだぜ!!」へ突入。トータスのパワフルな歌声に女性コーラスが加わる構図が新鮮だ。「紅一点」ならぬ「黒一点」。エネルギッシュなボーカルに応えるように、バンドの演奏もガッツにあふれている。<男も女も盛り上がってgo!>というフレーズが、この日のこの場面にぴったりだ。赤紫色のスーツ姿のトータスは、野に咲く花々を照らす朝陽のようでもあった。「呼んでくさってありがとうございます」とトータス。「同い年だけど、プリプリとウルフルズ、一緒になったことないんですよね」と岸谷。「ないですよ。だって(プリプリは)大先輩ですから」とトータス。ふたりがイベントで一緒になり、岸谷が『感謝祭』への出演を依頼し、トータスが快諾した経緯がある。Yuko、Yuumi、HALNAにとっては、多感な時期に出会ったのがウルフルズの音楽だった。演奏したい曲を挙げていったら、10曲(メドレーは8曲)になってしまい、どの曲も外せないとのことで、岸谷がアレンジして完成させたのが、このスペシャルメドレーだ。「ウルフルズメドレー、本邦初公開、前代未聞!」というトータスの紹介に続いて、メドレー1曲目の「笑えれば」が始まった。トータスのアコースティックギターの弾き語りに、Unlock the girlsのコーラスが加わる意外性のある構成だ。トータスの明朗な歌声と流麗なコーラスの組み合わせがいい。後半はバンドサウンド全開。観客全員をもれなく笑顔にする「笑えれば」だ。メドレーの曲名を挙げていくと、「笑えれば」~「かわいいひと」~「それが答えだ!」~「いい女」~「大阪ストラット」~「バカサバイバー」~「サムライソウル」~「ええねん」という8曲、16分あまり。次から次へと繰り出される名曲の数々に身を任せているのは、至福のひとときだった。いい歌、いい演奏、いい男、いい女たち。音楽的なアイディアも豊富で、工夫を凝らしたアレンジも見事だった。ぬくもりのある歌と演奏が染みてきた「かわいいひと」、爽快感あふれる「それが答えだ」、岸谷の歌声で始まり、トータスのハープが入る「いい女」、岸谷のクラビネット風キーボードと合いの手のようなキュートなコーラスが入り、途中で“六本木ストラット”へワープする「大阪ストラット」、フリ付きでの演奏となった「バカサバイバー」などなど。原曲の持ち味を生かしながらも、Unlock the girls風味も加えつつ。ゴスペル色のある岸谷のピアノとトータスの凜としたな歌声で始まったのは「サムライソウル」。ここではトータス、岸谷、Yukoのトリプルギターも実現。会場も一体となって歌ったのは「ええねん」だ。かつてトータスへの取材時に、「“ええねん”のもとになったのは“エーメン(アーメン)”という言葉の響き」と語っていたことがある。祈りと許容と肯定の思いの詰まったヒューマンな歌声は、時空を越えて今の時代にも真っ直ぐに届いてきた。ウルフルズの楽曲の素晴らしさを再認識するとともに、ウルフルズの音楽への愛とリスペクトにあふれるUnlock the girlsの演奏とコーラスにも胸が熱くなった。笑顔と涙を同時にもたらすステージだ。「こんな壮大なメドレーを作ってくれて、ありがとう」とトータス。トータスのコーナーの最後は「バンザイ~好きでよかった」。トータスと岸谷の歌声のハモリでの始まり。曲に込められた愛に、さらにこれでもかと愛を詰め込んでいくような歌と演奏だ。ウルフルズの音楽の根底には、愛とガッツが流れている。“人が人を思うことのかけがえのなさ”を描いた歌がたくさんある。そうしたウルフルズの音楽の根幹にある要素を、Unlock the girlsが見事に消化して表現していた。ルーツの音楽のジャンルは違うが、それぞれの音楽の核にある感情や衝動は、重なるところが大いにあるのだろう。本編最後のコーナーは再びUnlock the girls。ワイルドなシャウトで始まったのはファイティングスピリッツあふれる「WAR」だ。岸谷とYukoのユニゾンのギターもあり。YuumiとHALNAの生み出すグルーヴもダイナミックでエネルギッシュだ。戦火がモチーフになっていると思われる「And The Life Goes On」では、聴き手の意識を覚醒させるよう印象的なリフを織り交ぜながら、硬質なバンドサウンドを展開。終わりなき青春賛歌と表現したくなったのは「STAY BLUE」だ。最新のロックなUnlock the girlsの姿が見えてくる演奏の連続。岸谷の切れ味の鋭いテレキャスター、Yukoのニュアンス豊かなレスポールスペシャルというタイプの異なるツインギターを軸としたバンドサウンドも、Unlock the girlsの魅力のひとつだ。本編ラストはTRICERATOPSの和田唱との共作曲「ミラーボール」。ミラーボール型LEDの放つ七色の光が輝き、観客のハンドクラップも加わり、会場内にハッピーな空気が充満していく。演奏が終わった瞬間、客席から盛大な拍手とともに「最高!」との声がかかった。アンコールで、岸谷がシニヨンの髪型で登場して、Unlock the girlsのメンバーを紹介。さらにトータス、永井というゲスト陣も再登場して、プリンセス プリンセスの「Diamonds<ダイアモンド>」を全員でにぎやかに披露した。トータス、永井、岸谷が順番にリードボーカルを取ったのだが、トータスのパートでは、<悪いことしてへんで><ダイアモンドやね><オレを動かしている そんな気持ち>など、関西弁・男子バージョンになっていた。永井バージョンはキュート&カラフル。会場内が「フーッ」と一緒に歌っている。岸谷と永井がハモると、ワクワク感が倍増していく。同級生トリオとUnlock the girlsの放つ音楽という光が、会場内をキラキラ照らしていた。「世の中、いろいろなことがある中、コンサートができて、一緒に歌える世の中が戻ってきたことに感謝しながら、そして、私たちの音楽が何かの力になって届けばいいなと思いながら、ステージに立っていました」との岸谷の言葉もあった。アンコールの最後を締めたのは、Unlock the girlsによるプリンセス プリンセスの「HIGHWAY STAR」。この曲の<時を越えて旅は続いてく>というフレーズは、次のツアーの予告にも当てはまりそうだ。バンドは日々進化し続けている。それぞれの個性がさらに際立ち、より深いところで化学変化が起こっていると感じた。6月からUnlock the girlsでバンドツアーを行うことも発表された。40周年記念ツアーということで、プリンセス プリンセスのアルバムを1枚丸ごと演奏する企画もあるとのこと。観客が口々にアルバム名を叫んでリクエストする場面もあった。この企画は懐かしさとともに新鮮さをもたらすことになるだろう。どのアルバムが演奏されるかはツアー当日のお楽しみだ。『感謝祭』は、岸谷が聴き手への感謝を表す趣旨のイベントだが、「こちらこそ、おおきに」と感謝したくなるような、貴重な瞬間の連続だった。関西弁になったのは、もちろんトータスの影響である。ミラクルとガッツとキラキラが満載のスペシャルな感謝祭。令和の時代に昭和の空気をもたらし、冬に夏を到来させ、大阪から六本木へワープする。音楽とは時間も季節も空間も越えて届くものであることを実感した夜でもあった。時を越えて音楽の旅は続いていく。Text:長谷川誠Photo:MASAHITO KAWAI<公演情報>『岸谷香 感謝祭2024』2月23日 EX THEATER ROPPONGIセットリスト■w/永井真理子01.ミラクル・ガール02.ハートをWASH!03.23才04.ZUTTO05.だからハニー■Unlock the girls06.Beautiful07.世界でいちばん熱い夏08.また恋ができる09.Wrong Vacation10.Signs■w/トータス松本11.ガッツだぜ!!12.メドレー「笑えれば」~「かわいいひと」~「それが答えだ!」~「いい女」~「大阪ストラット」~「バカサバイバー」~「サムライソウル」~「ええねん」13.バンザイ ~好きでよかった~■Unlock the girls14.WAR15.And The Life Goes On16.STAY BLUE17.ミラーボール■ENCOREw/永井真理子、トータス松本18.Diamonds<ダイアモンド>■Unlock the girls19.HIGHWAY STAR<ツアー情報>岸谷香40th Anniversary LIVE TOUR 20246月14日(金) 神奈川・CLUB CITTA’6月16日(日) 宮城・仙台Rensa6月29日(土) 福岡・福岡トヨタホールスカラエスパシオ6月30日(日) 広島・CLUB QUATTRO7月13日(土) 北海道・札幌ペニーレーン247月20日(土) 大阪・心斎橋BIGCAT7月21日(日) 愛知・名古屋DIAMOND HALL7月27日(土) 東京・Zepp DiverCity(TOKYO)■ぴあアプリ先行受付:3月3日(日)23:59まで■岸谷香公式サイト:
2024年03月01日岸谷香が、「元気に楽しく音楽をやれていることに感謝し、お客様に喜んでいただけるように毎回ゲストを迎えて特別なセッションをする」恒例のコラボイベント『岸谷香感謝祭2024』を2月23日に東京・六本木のEX THEATERにて開催した。今回のゲストは、永井真理子とトータス松本(ウルフルズ)。永井真理子とは、曜日違いでお互いパーソナリティーをしていたTBSラジオ『ポップン・ルージュ』をオマージュし、ラジオ番組調にライブを展開。簡易スタジオブースも作り、当時の番組表などを紹介したり、トークでは架空のハガキも読む、徹底ぶり。「曲紹介し、そのまますぐにステージで演奏」というトーク&ライブ形式で展開。当時リスナーでもあった観客も多く、フロアを大いに盛り上げた。「昨年出会ったイベント現場で今回の参加を口説いた」と嬉しそうに岸谷が説明したトータス松本とのステージ。ゲスト決定後、自身のバンドUnlock the girlsメンバーとのミーティングで「あの曲はやりたい!」と意見が飛び交い収拾がつかず、結果、8曲を入れ込んだ大メドレーをリハーサルで固めデモ音源とし、ダメもとで共演スタイルを打診。トータスは「スタッフから話だけ聞いていたときは(8曲のメドレーは)『長いな』とは思いましたが、届いたリハ音源には岸谷さんとバンドの熱意がしっかり詰まっていて、それを聞いたら断る理由も全くなく、喜んでお受けしました」とMC。満員の会場からは惜しみない、割れんばかりの拍手を一手に受けとめた。アンコールでは、ステージ上の岸谷から、2024年の周年ツアー『岸谷香40th Anniversary LIVE TOUR 2024』の開催が発表に。しかも内容は「プリンセス プリンセスのアルバム、どれか1枚をフルカバーする」という周年ならではのもの。デビュー40周年。いつも前向きに音楽活動を続ける岸谷香に今年も大きな注目が集まりそうだ。40周年ツアーのチケットは、3月3日(日)までぴあアプリ先行を受け付けている。<ツアー情報>岸谷香40th Anniversary LIVE TOUR 20246月14日(金)神奈川・CLUB CITTA’open18:15 start19:006月16日(日)宮城・仙台Rensaopen16:15 start17:006月29日(土)福岡・福岡トヨタホールスカラエスパシオopen16:15 start17:006月30日(日)広島・CLUB QUATTROopen16:30 start17:007月13日(土)北海道・札幌ペニーレーン24open16:30 start17:007月20日(土)大阪・心斎橋BIGCATopen16:15 start17:007月21日(日)愛知・名古屋DIAMOND HALLopen16:15 start17:007月27日(土)東京・Zepp DiverCity(TOKYO)open16:15 start17:00■ぴあアプリ先行受付:3月3日(日)23:59まで
2024年02月24日尼門跡寺院京都・霊鑑寺は、2024(令和6年)年3月20日(水・祝)から4月7日(日)まで、春の特別公開を開催いたします。椿咲き誇る霊鑑寺■霊鑑寺について「椿の寺」として知られる霊鑑寺は、承応3年(1654)、後水尾(ごみずのお)天皇の皇女・多利宮(たりのみや)を開基として創建され、歴代皇女が住職を務めた尼門跡寺院。別名「谷の御所」と呼ばれた格式と清楚な佇まいを今に伝えています。さらに、後水尾天皇が椿を好まれたことから、広い庭内には100種類以上の椿が植えられています。そして、後西(ごさい)天皇の院御所から移築した書院は「四季花鳥図」など狩野派の作と伝わる華麗な障壁が飾られており、本堂は江戸幕府十一代将軍・徳川家斉(とくがわいえなり)が寄進したもので、如意輪観音像を安置しています。■春の特別公開の見どころ庭園で見ることができる椿は、日光椿(京都市指定天然記念物)をはじめ、散椿、白牡丹椿、舞鶴椿など、100種類以上。椿は種類によって開花時期が異なるため、訪れる時期によって違った景色を楽しめ、リピーターが後を絶ちません。開花中はもちろん、苔の上にぽとりと花が落ちる姿や、散椿の花びらが地面に散り積もる様子は、儚くもありつつ、散ったあとも楽しませてくれるのが椿の醍醐味でもあります。後西(ごさい)天皇の院御所から移築した書院内部と本堂をガイド付きで公開し、江戸幕府十一代将軍・徳川家斉(とくがわいえなり)が寄進した本堂も公開いたします。書院内での見どころは「四季花鳥図」など狩野派の作と伝わる華麗な障壁画。如意輪観音像が安置されている本堂にもお参りしていただけます。(※本堂の中に上がることはできません。)毎年庭園入口には、椿を用いたフォトスポットがあります。その時に咲いている椿があしらわれ、ピンクや白など色とりどりの色彩はフォトジェニック間違いなし。庭園内の小さな手水鉢には、椿が浮かべられていることも。公開期間中にしか購入できない霊鑑寺オリジナルの御朱印帳や、椿があしらわれた御朱印もぜひ授与していただきたいところ。(御朱印は受付後、拝観前にお立ち寄りください)■春の特別公開概要拝観期間:2024(令和6年)年3月20日(水・祝)~4月7日(日)拝観時間:10:00~16:30(最終入場 16:00)拝観料:大人 800円、小学生 400円、幼児 無料※団体15名以上 720円■限定御朱印通常御朱印(300円)の他に令和6年限定御朱印(料金未定)の授与を予定しております。■寺院概要名称:霊鑑寺門跡所在地:〒606-8422京都市左京区鹿ヶ谷御所ノ段町12宗派:臨済宗南禅寺派アクセス:京都市営バス「京都駅前」もしくは京阪本線「三条」駅から市バス5系統「真如堂前」「錦林車庫前」下車徒歩約7分地下鉄東西線「蹴上」駅から徒歩約25分市バス32系統「宮ノ前町」下車徒歩約5分※駐車場無し/お近くのコインパーキングをご利用ください。※貸切タクシー(ジャンボタクシー含む)は門前駐車場へ駐車可能です。※大型バスの駐車場はございません。白川通りもしくは鹿ケ谷通りにて乗下車いただきます。※御朱印の帳面への対応可(ご住職不在日は不可)。受付後、拝観前に帳面をお預けください。※三脚・一脚等の撮影器具の使用禁止です。■拝観所要時間:約40分■本堂・書院はガイドによる説明付き■御朱印の帳面への対応可(ご住職不在日は不可)。受付後、拝観前に帳面をお預けください。(出典元の情報/画像より一部抜粋)(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)※出典:プレスリリース
2024年02月09日冬の花と聞いて思い出すのが、椿。咲いているのを見かけると、自然と気分も明るくなりますよね。そこで今回は、好きな椿の花から「あなたが密かに望んでいる未来」が明らかになる心理テストをご紹介します。Q.次のうち、どの椿の花が好きですか? 第一印象で選んでください。A:左上の椿B:右上の椿C:左下の椿D:右下の椿あなたはどれを選びましたか?さっそく結果をみてみましょう。この心理テストでわかるのは?「あなたが密かに望んでいる未来」深層心理において“椿”は、未知の可能性や夢を表します。そのため、直感的に好きと感じた答えから、「あなたが密かに望んでいる未来」を探ることができるのです。A:「左上の椿」を選んだあなた……努力が報われて大成功を収める未来あなたは落ち着いていて、我慢強いタイプのよう。大変な目にあっても弱音を吐いたりせず、自分の力で何とかしようと黙々と奮闘するようなところがあるでしょう。この答えを選んだ人が密かに望んでいるのは、努力が報われて大成功を収める未来みたい。本音を言えば、あなたは今の状況や立場が辛いのかもしれません。でも、いつかその苦労が報われる日が来ると信じることで、頑張れているのではないでしょうか?あなたもわかっている通り、未来は自分自身でつくるもの。このまま地に足をつけて進んでいけば、望んだストーリー通りになっていく可能性は高いでしょう。B:「右上の椿」を選んだあなた……自分の好きなものや人であふれた未来イマジネーション豊かで、夢見がちなところがあるあなた。現実を生きながら、いつも心はどこか別の世界を旅しているような、少し浮世離れしているタイプと言えます。そんなあなたが密かに望んでいるのは、自分の好きなものや人であふれた未来。今のあなたは、不安や不満を何ひとつ感じることなく、心地よく毎日を過ごせたらいいのに…と考えているのかもしれません。あなた自身も気づいている通り、世の中には不条理なことやままならないこともいっぱい。そのため、100%願った通りになるとは言い切れませんが、発想を少し変えるだけでも未来は着実に変わっていくはず。ピンチを楽しむことが、その決め手になるはずです。C:「左下の椿」を選んだあなた……自由気ままに過ごせる未来協調性が抜群で、周囲に合わせるのが得意なタイプと言えば、この答えを選んだ人。調和を重んじる性格で、自分だけ突出することを避けたいと思う傾向がありそう。そんなあなたが密かに望んでいるのは、誰にも気兼ねせずにのびのび過ごせる未来。実際今のあなたは、周りに気を遣い、内心ストレスや疲れを感じているようです。そのため、将来は自由気ままに過ごせたらいいなと、無意識のうちに憧れを抱いているみたい。待っていればいつかそんな日がくるかもしれませんが、自分から動けば、より早く実現するのは確か。まずは遠慮や忖度をせず、自分のやりたいことをやってみましょう。それが現実を変える一歩になるはず。D:「右下の椿」を選んだあなた……欲しいものをすべて手に入れた未来この答えを選んだ人は、熱量あふれるアクティブ派。やってみたいと思ったら、待ったなし!すぐに行動に移せる、勇気と大胆さが持ち味と言えます。そんなあなたが密かに望んでいるのは、幸せな恋愛や仕事での成功、美しいボディなど、欲しいものをすべて手に入れた未来のよう。はたから見れば、そんな無謀な夢が叶うはずないと思われることもあるかもしれませんが、たくさんのパワーと可能性を秘めたあなたなら、不可能ではないはず。大事なのは、あなた自身が自分を信じて突き進むこと。「私ならできる!」「大丈夫!」と己を鼓舞しながら日々を過ごしてください。そうすれば、輝かしい未来が意外と早くやってくるかも。おわりに未来は自分次第で変えられるものです。バラ色に輝かせたいなら、プラスのイメージを潜在意識に植え付けてみましょう。ネガティブな発想が浮かんでも、その後にポジティブな言葉で上塗りすれば大丈夫。想像力を活用して、幸せな明日を創造してください。©otomedream/shutterstock文・月風うさぎ
2024年01月30日ホテル椿山荘東京は、「春のお花見ランチ&ディナービュッフェ」を2024年2月16日(金)から4月7日(日)まで提供する。桜と椿の花咲く庭園を眺めながら楽しむビュッフェ「春のお花見ランチ&ディナービュッフェ」は、椿と桜の花がホテルの庭園を彩る時期に合わせて開催されるビュッフェ。庭園では、2月に早咲きの河津桜や寒緋桜などが開花しはじめ、4月中旬ごろにかけて約20種100本の桜が見頃を迎える。また、1月から3月にかけては約100種2,300本の椿も咲き誇り、椿と桜を同時に観賞することができる。夜には「夜桜雲海」もランチタイムには春めいた庭園の風景を眺めながら、また、ディナータイムには庭園が“雲海”の演出に包まれる「夜桜雲海」の幻想的な風景とともにゆったりと食事を楽しむことができる。和・洋・中の春メニュー、華やかな味わいのデザートも充実食事コーナーには、季節の食材を使った和・洋・中のメニューがずらりと並ぶ。「桜海老とアスパラガスのキッシュ」やディナービュッフェ限定の彩り豊かな「春の彩お好みちらし寿司」など、春を感じる味わいの料理を味わうことができる。ランチ・ディナーともに提供される「点心 3種の熱々セイロ蒸し」は、目の前で蒸しあげたできたてを楽しめるのが嬉しい。デザートは、華やかな味わいのスイーツを用意。ふわりと甘い風味が広がる「苺ゼリー 桜シロップ添え」や、「椿ジャム入りミックスベリータルト」といった花と果実のスイーツが揃う。うさぎをイメージした「苺のカップケーキ」や卵型の飾りがチャーミングな「エッグタルト」など、イースターにちなんで遊び心を効かせたスイーツにも注目だ。春らしい仕上がりのカクテルまた、ディナータイムには、色鮮やかな「ピンクミモザ」や桜の花びらをあしらった「桜ジントニック」など、春らしく仕上げたカクテルを用意。味わいだけでなく、見た目にも楽しいドリンクメニューを揃える。【詳細】春のお花見ランチ&ディナービュッフェ 2024開催期間:2024年2月16日(金)~4月7日(日)※開催日程は変更になる場合あり。また、最少催行人数に満たない場合や、会場都合により中止となる場合あり。会場:ホテル椿山荘東京 バンケット棟 宴会場住所:東京都文京区関口2-10-8※受付場所は、バンケット棟 3F インフォメーションデスクにて確認。冠木門は閉門しているため、正面エントランスから入場。予約方法:WEB または電話時間:・ランチ 12:00~13:30/12:30~14:00 ※90分制・ディナー 18:00~20:00/18:30~20:30 ※120分制※日により開催時間が異なる。予約の際に要確認。※ディナービュッフェ限定の幻想的な炎の演出は食事開始から約60分後に開始。料金:・〈2月16日(金)~3月19日(火)/4月1日(月)〜4月5日(金)〉ランチ ウェブ予約 8,000円/電話予約 9,000円、ディナー ウェブ予約 11,500円/電話予約 12,500円・〈3月20日(水)~3月31日(日)/4月6日(土)〜4月7日(日)〉ランチ ウェブ予約 9,500円/電話予約 10,500円、ディナー ウェブ予約 12,500円/電話予約 13,500円■メニュー例新上五島産の椿油と塩を練り込んだ 国産小麦の手延べうどん 桜海老天玉添え、彩りサラダステーション~特製ドレッシングで楽しむ、お好みサラダ~、キャベツと菜の花 浅利のクリームスープ 柚子胡椒の香り、点心 3種の熱々セイロ蒸し、発酵トマト入り 白身魚のピリ辛鍋、苺のカップケーキ、エッグタルト、苺ゼリー 桜シロップ添え、椿ジャム入りミックスベリータルト【予約・問い合わせ先】TEL:03-3943-5489(10:00~19:00)
2024年01月22日岸谷香が、1月14日、六本木のBillboard Live TOKYOでビッグバンドを従えた特別なライブツアーのファイナルを敢行。満員の観客を大いに沸かせた。本公演は横浜、大阪、東京と3カ所(全6公演)を回るBillbordツアー。ピアノ兼バンドマスターに岸谷の盟友Sugarbeansを迎え、ドラム、ベース、トランペット×2、トロンボーン、アルトサックス、テナーサックス、バリトンサックスの豪華編成に。セットリストも大好きなElla Fitzgeraldのジャズナンバーを盛り込み、PRINCESS PRINCESS、奥居香、岸谷香、それぞれの時代からも選曲。岸谷香のヒストリーを垣間見れる凝縮されたステージ内容となった。MCでは「こんな風に豪華な演奏陣に囲まれて大好きな歌を歌えて、そしてそれを聴きに来て下さる皆さんがいて。本当にしあわせです」と感無量な笑顔を見せた岸谷。終演後も、満員の観衆からの惜しみない大きな拍手を全身で受け嬉しそうに応えていた。来月開催される、毎回ゲストを迎える恒例自主企画『岸谷香感謝祭 2024』(ゲスト:トータス松本、永井真理子)もソールドアウト。今年、デビュー40周年を迎え、ますます勢いに乗る岸谷香。今年も大きな注目を集めそうだ。<公演情報>『岸谷香 KAORI PARADISE 2024 新春スペシャル @Billbord LIVE TOKYO』1月14日(日) 東京・Billboard Live TOKYO【セットリスト】01. Mack The Knife (Ella Fitzgerald)02. Lullaby of Birdland (Ella Fitzgerald)03. Honeysuckle Rose (Ella Fitzgerald)04. ROLLIN’ ON THE CORNER (PRINCESS PRINCESS)05. 奇跡の時(奥居香)06. Ice Age ~氷河期の子供たち~(岸谷香)07. ジュリアン(PRINCESS PRINCESS)08. ある朝魔女になってたら(奥居香)09. VANISHING(奥居香)10. Diamonds〈ダイアモンド〉(PRINCESS PRINCESS)11. 台風の歌(PRINCESS PRINCESS)※()はオリジナルアーティスト<イベント情報>『岸谷香 感謝祭 2024』2月23日(金・祝) 東京・EX THEATER ROPPONGI開場 16:45 / 開演 17:30出演:岸谷香 / Unlock the girlsゲスト:トータス松本(ウルフルズ)永井真理子岸谷香 OFFICIAL SITE:
2024年01月15日ホテル椿山荘東京は、椿の季節を楽しむ限定ステイプランを2024年1月12日(金)から3月14日(木)まで提供。また、「椿絵巻~東京椿インスタレーション・アート~」を2月8日(木)から2月29日(木)まで公開する。椿の花の季節を楽しむ新春ステイプラン限定ステイプラン「マイカラー, マイウィッシュ(My Color, My Wish) ~椿絵馬・和菓子・椿茶付き~」は、椿の花が美しい新春の季節をより一層楽しめる宿泊プラン。1月から3月にかけて、約100種2,300本の椿が咲き誇るホテル椿山荘東京の美しい自然の風景を堪能しながら、新春ならではのステイを楽しめる。プランには、岩手県気仙地域で収穫した無農薬の椿の葉を焙煎し、甘茶とブレンドした「椿茶」と、島根県松江市の老舗和菓子屋・彩雲堂による、椿の花を象った「練り切り」がセットになっており、客室で和風のティータイムを堪能することができる。また、8色から選べるカラフルなホテルオリジナル「椿絵馬」もセットに。華やかな「椿絵馬」に1年の願いを込めっつ、ハッピーな新春のひと時を過ごせそうだ。ステンレスの“椿の花”アートが彩る庭園2月8日(木)以降に庭園内に登場する「椿絵巻~東京椿インスタレーション・アート~」も、ステイプランと合わせてぜひチェックを。上品にきらめく金属製の「椿のステンレスフラワー」が緑の苔庭を彩り、華やかで幻想的な風景を演出。庭園の山頂エリアからは、ヤブツバキの大樹の下にふわりと舞い降りた赤い椿と、緑深き苔の鮮やかなコントラストを眺めることができる。また、日没後からはライトアップも行われ、日中とはまた異なる表情を楽しめる。なお、「椿絵巻~東京椿インスタレーション・アート~」は、金属を優美な花に仕立てるアクセサリーブランド「ザ・ブロッソ(THE BLOSSO)」とのコラボレーションによるものだ。【詳細】ホテル椿山荘東京 ステイプラン「マイカラー, マイウィッシュ ~椿絵馬・和菓子・椿茶付き~」販売期間:2024年1月12日(金)~3月14日(木)料金:プライムスーペリア シティ/ガーデンビュー(45㎡)1室2名 利用時 62,300円~※サービス料込、宿泊税別内容:洋食・和食から選べる朝食(レストラン)・8色から選べるホテルオリジナル「椿絵馬」(人数分)・ホテルオリジナル「椿茶」1室1パック・椿の和菓子(人数分)問い合わせ先TEL:03-3943-0996(9:00~20:00)■椿絵巻~東京椿インスタレーション・アート~公開期間:2024年2月8日(木)~2月29日(木)場所 :ホテル椿山荘東京 三重塔裏手エリア住所:東京都文京区関口2-10-8時間:8:00~23:00(予定)※日没頃よりライトアップ※庭園への入場は、 ホテル利用者のみ■椿絵馬期間:~2024年2月29日(木)場所:庭園内の水車から御神木へ向かう小路、白玉稲荷神社エリア(常設)利用方法:ホテル棟 3階「セレクションズ」にて販売価格:700円(1個)
2024年01月14日寝ながらリンクルケアできる枕を発売寝具の製造・販売事業を展開する有限会社TRAは、『美首枕 椿-TSUBAKI-』を新発売した。運営する「眠り製作所公式オンラインショップ」のほか、取扱店で販売する。同社は、“眠り製作所”というブランドを立ち上げ、機能性寝具の企画・開発から販売まで一貫して行っている。日本国内にある確かな技術を持つ製造工場と高度な知識を持つ専門家達が協力して商品を提供する。これまで、累計150,000 個以上の枕シリーズを販売している。顎のラインが上がり「しわ」のない首に『美首枕 椿-TSUBAKI-』は、エアサポートシステム内蔵のPUMP UP SYSTEMが組み込まれており、簡単に枕の高さ調整ができる。寝た状態でポンプを握って空気を首部に送り、少し高い所まで上げた後に、プッシュボタンで空気を抜いて調整する。使用する人の首の形状に合わせて、自然な美首ラインを肩から作るようにキープすることで、就寝時にできる首の「しわ」を抑制する。体型・コンディション・敷き布団の硬さに関係なく調整可能である。1日の1/3をしめる睡眠時間を美容時間に活用できる。枕のベースには、低反発のウレタンフォームを採用しており、頭や首の形にフィットする。シリカゲルを使用したクッションシートが枕内部の蒸れを軽減する。本体のカバーは、肌に優しい加工の「椿オイル配合」生地を採用。髪にも肌にもなめらかでノンストレスな素材となっている。カバーは洗濯機で洗濯が可能なため、清潔に使用できる。カラーは、グレー。大きさは、約(縦)33×(横)57×(高)8cm。重さは、約1㎏。通常販売価格は、13,750円(税込み)。「眠り製作所公式オンラインショップ」では、会員限定価格として、12,375円で販売中。(画像はプレスリリースより)【参考】※プレスリリース有限会社TRA※眠り製作所公式オンラインショップ
2024年01月10日タレントの壇蜜が1月1日に自身のアメブロを更新。長い付き合いになることを覚悟している自身の病気についてつづった。この日、壇蜜は「いまのこと。」というタイトルでブログを更新し「2回目の入院、退院から3か月ほど経過して2024年を迎えました」とコメント。「ふり返ってみると去年は時間の流れが本当に長く感じた1年だったように思います」と述べ「病院にいる時間が長かったせいもありますね」とつづった。続けて「それぞれの入院のきっかけは、正直あまり覚えていません」とコメント。「ただ、眠れない食べられない生き続けていることが辛い…という感情がこみ上げてきて、頭がだんだん混乱して、まるでパーティーで使うようなクラッカーがパーン!と割れてしまったような感覚に陥ったのを覚えています」と述べ「クラッカーから出てきた紙片やリボンたちをじーっと眺めて、やがて力尽きた…そして病院へ、という流れでしょうか」と説明した。また「いつかまた上記のような状態になるかもしれないと怖くなりますが、そればかり恐れていても仕方ないですね」とコメント。「家族、夫、担当医やヘルパーさん、マネージャーに仕事を支えて下さったり応援して下さる皆様のチカラを借りて今がある」といい「『ひとりじゃない。あせらない。今できることをする』と自分に言い聞かせながら生活をすすめていきたいと考えています」と自身の考えを明かした。さらに「きっと長いこと付きあう病気だと覚悟はしています」と述べ「現状維持、低空飛行をしながら少しずつ出来ることを増やして生きていけたらなと今は考えています。まずは、『入院しない』を目標に掲げますよ」とコメント。最後に「ラジオとナレーションの仕事は今の所続けていけそうです。ブログも、無理せず。これを読んで下さる皆様と接点がある…これって、凄くチカラになります」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「大変な1年でしたね」「心より応援申し上げます」「あせらずゆっくり気楽に行きましょう」「何時までも見守って居ますよ」「お身体無理せず大切なさってください」などのコメントが多数寄せられている。
2024年01月02日岸谷香のデビュー40周年のタイミングで開催される主催イベント『岸谷香感謝祭2024』のゲストは、トータス松本と永井真理子というバラエティーに富んだ組み合わせとなった。3人とも同学年という共通点がある。今回も、このイベントでしか観られないスペシャルな共演が実現するだろう。ここでは、岸谷と永井との対談をお届けする。このふたりは同学年である以外にも、いくつかの共通点がある。80年代末から90年代前半にかけての大きなムーブメントを乗り越えてきたこと、子育てのために約10年にわたる休止期間を経て、音楽活動を再開していること、『ポップン・ルージュ』というラジオ番組で、それぞれ曜日違いのパーソナリティーを務めていたことなどだ。当時の懐かしい話、音楽の再開の仕方、さらには『感謝祭』のアイデアまで、さまざまな話題に話が及んだ。――おふたりは同学年なんですね。永井そう、同学年なんですよ。生まれた年は私のほうが1年早いんですけどね。岸谷えっ、そうなの?ごめんなさい(笑)。私、ずっと自分が年上だと思ってた。80年代の時のイメージがあったから。永井私、あの頃って、子供みたいだったもんね。岸谷そう(笑)。ショートカットで、いつもタートルでジーンズで。そのイメージが強かったからね。そうか、同学年なんだ。永井そうなの。一緒なんですよ。――2024年の「感謝際」のもうひとりのゲストであるトータス松本さんも同学年なんですよね。永井そうか。岸谷この学年って、「ROOT 66」にちなんで、「66年の会」というのがあって、みんなで集まって、ライブをやっているんだけど、私は67年生まれだから、入ってないのね。永井私、66年生まれだけど、呼ばれたことがないよ。――ほぼ男性ミュージシャンの集まりのようです。岸谷66年生まれのミュージシャン、たくさんいるのよ。永井でも丙午(ひのえうま)だから、女性の人口は少ないんだよね。“この年に生まれた女が強い”と言われている世代だから、産むのを控える傾向があったから。でも実は女性アーティストは、多いんですよ。渡辺美里さん、中村あゆみさん、みんな一緒だよ。岸谷そうか、でもみんな、強そうだよね(笑)。――おふたりは同学年という以外にも、いろいろな共通点があります。80年代末から90年代にかけての大きなムーブメントを経験し、ともに武道館など大きなステージに数多く立っています。また、子育てもあり、10年ほどブランクがあったうえで、音楽活動を再開していることも共通します。岸谷ラジオも共通点ですね。『ポップン・ルージュ』という同じ番組をやっていて、真理ちゃんが月曜日、私が水曜日だったんですよ。永井そうそう。――まず、永井さんを『感謝祭』に誘った経緯を教えていただけますか?岸谷ふたりの共通の友人であるチエちゃん(長井千恵子さん)というギタリストがいて、昔から真理ちゃんと一緒にやっていたんだよね。永井やってた。20年くらい前からかな。岸谷それで、チエちゃんに会うと、いつも「真理ちゃんがね」という話はよくしていました。だから私もつい、「真理ちゃん」ってなれなれしく言っちゃうんだけど。チエちゃんを通してのつきあいで、真理ちゃんとは個人的に遊んだりはしてなかったけれど、同じラジオ番組だったから、横のつながりはあったんですよ。たまに特番があって、月曜から金曜までのパーソナリティーが全員集まったりしていたのね。永井そうそう。岸谷当時のラジオ番組は活気があったから、どこかで飲んでいて、「今日って、月曜日だから真理ちゃんの日じゃない?」って言って、酔っ払ったまま菓子折りを持って、真理ちゃんの番組に顔を出したり(笑)。そんなことができる番組だったんですよ。それで89年から90年まで一緒にすごしてきて、久しぶりに再会したのも、チエちゃんを通じてだったよね。永井そう。岸谷「真理ちゃんがオーストラリアに移住して、日本に戻ってきて、音楽を再開するにあたって、聞きたいことがあるみたいよ」「香ちゃんがボイトレどうやっているのか、知りたいみたいよ」って、チエちゃんが話していたのね。それで、3人で会ったんだよね。永井それがもう6年前のことだよね。私が復帰したころのことです。岸谷その時は、「イベントやフェスで会ったら楽しいよね。じゃあまたどこかで」って、バイバイしました。『感謝祭』が恒例になってきて、ふたりゲストがいるなら、ひとりは女性がいいなあと思っていたのね。それも一緒にいろいろやってくれる人が良くて、「ここをこう変えてもいい?」って言ったときに、一緒に楽しんでくれる人がいいなあって。それで温めていた隠し球にお願いしました(笑)。――永井さんは岸谷さんの誘いをどう感じましたか?永井とてもうれしくて。最初、チエちゃんを通じて聞いたんですよ。それでチエちゃんのLINEに、「うれしい!」「めちゃくゃ光栄!」って書きこみました。逆に、「こっちこそお願いします」って返事したのかな。岸谷いいお返事をいただけて、こちらこそ、ありがたかったです。私たちのファンって、長年応援してくだっている方も結構いらっしゃるので、そういう方にはツボなんじゃないかな。永井私も発表したときに、ファンの方が大喜びで。“あのラジオが流れていた頃の青春が蘇ってくる”そんな気持ちになったみたいなのね。岸谷私はその『ポップン・ルージュ』の時の作家の方ともまたご縁もあって、『オールナイト・ニッポン』の作家もやってもらっているのね。だから新しい試みとして、ラジオ的な演出をやるのもおもしろいかなって考えています。会話だけ、当時のラジオ風にしてみるとか。一瞬、観に来た人たちが、ラジオを聞いている感覚になるのもありかなって。永井それはおもしろそう!――当時のラジオを聞いていた人にも感涙のイベントになりそうです。永井きっと喜び、そして泣いちゃうと思います(笑)。岸谷もしかしたら、スタッフが当時のジングル音源とか、持っているかもしれない。「月曜日の永井真理子です」「水曜日の奥居香です」って、そんなことを言いながら、ジングルを使ってもいいし。永井それは最高にいい!(笑)岸谷曲紹介をラジオ風にやるのもおもしろいかも。話をしていると、いろいろアイデアが湧いてきます。やっぱり、当時の本物がふたりいるって素晴らしい!(笑)『感謝祭』って、お招きするアーティストの方にも楽しんでもらうのが大きなテーマなので、気楽に楽しんでください。永井良かった!おおいに楽しませてもらいます。うれしいです。――話が戻ってしまいますが、80年代にそういう形で出会って、お互いについて、どんな印象を持っていたのですか?岸谷しつこいようだけど、真理ちゃんと言えば、ショートカットで黒いタートル、ジーンズのイメージ(笑)。白いTシャツもあったね。黒いタートルか白いTシャツ。永井そうそう、あれは全部自前なの(笑)。――永井さんから見た岸谷さんは?永井もうピカピカしていましたね。そして、プリプリしていました(笑)。忘れられないのは、テレビで共演させていただいたことがあって、大きな楽屋で一緒になったときのこと。香ちゃんは覚えてないと思うけれど、「あっ、プリプリさんがいる!」と思って、楽屋のすみっこのほうで固まっていました。面と向かっては見られないんですが、鏡越しに見えちゃうわけですよ、そのピカピカが(笑)。ドキドキしちゃって、挨拶もうまくできなかった。岸谷えー、なんで?同い年でしょう。永井いやいやいや、先輩です。だって1年、プリプリのほうがデビューも早かったしね。で、鏡越しに見ていると、「なんだか、テレビを観ているみたいだぞ」って、「ダイアモンドだね~♪」ってつい口ずさみそうになって、ダメだ、今は本人がいるぞって(笑)。岸谷真理ちゃんはヨーグルトのCMやってたでしょ。永井やってた(笑)。岸谷そういうのを断片的に覚えているんだよね。――80年代末から90年代前半には、それぞれ大きなムーブメントを体験された共通点もあります。“ガールポップ”という言葉も生まれました。当時のそうした流れをどう感じていましたか?岸谷“ガールポップ”という言葉は強烈に覚えていますね。私たちはバンドだったから、その“ガールポップ”の仲間に入っていたのか、入れてもらってなかったのか、ちょっとイメージはわからないんだけど、真理ちゃんとか、あと、千里ちゃん(森高千里さん)とか、谷村有美ちゃんとか、女性アーティストがたくさん出てきた時代でもあったよね。永井そうだね。わりとソロの人が多かったのかな。岸谷華やかな時代というか、“ガールポップ”のイベントもあったよね。永井イベントもあったし、雑誌もあった。私としては、かなりボーイッシュだったので、「“ガールポップ”に入っていいんですか」みたいな感覚だったんだけどね。岸谷確かに髪は短かったけど、そこまでボーイッシュでもなかったというか、そんなに強そうでもなかったよね。永井うん。ちっちゃかったしね(笑)。岸谷真理ちゃんは、“ガールポップ”の象徴みたいなイメージがあるよね。私たちは、バンドのイメージが強かったんだと思うけど。あと、当時はイカ天から始まって、バンドブームもあったから。永井いろいろなブームが入り混じっていたと思います。――そうしたムーブメントの中で、おふたりともとても忙しいハードな日々を送っていたと思います。どのようにして、自分のペースを作り、乗り越えてきたのでしょうか?永井忙しかったでしょう?岸谷忙しかったと思うけど、若かったし、どっちかというと、“やった~! お客さんが増えたぞ”みたいな気持ちのほうが強かった気がする。会場がどんどん大きくなっていったことについても、まだ子供だし、怖い物知らずなところがあった気がする。不安もそんなになかったんじゃないかな。今とは時代が違うし。今は忙しくなると、メンタルが辛くなって、お休みするアーティストもたくさんいると聞くけれど、私たちの時代って、そっちに行かなかったんですよ。むしろ、「忙しくなってきた。やったぜ!」みたいな。永井それはバンドだからというのはあると思う。岸谷真理ちゃん、しんどかった?永井私はソロだから、まわりから、「もっとこっちがいいんじゃないか」「いや、あっちがいいんじゃないか」っていろいろと言われることがたくさんあるわけ。岸谷そうなんだ。永井そう。バンドは全部自分たちで作品を作るじゃない?で、「これしかないし」って言えるじゃない。でもソロだと、いくらでも味付けの仕方はあるわけで。だから、気がつくと、“えっ、こんな番組、私できないよ”みたいなことがあふれてしまって、気持ちがバーンと落ちてしまう時があったのね。“私は本当に自分を出せているのかな。苦しい苦しい苦しい”って。岸谷そっか。そこはやっぱりソロとバンドの違いなのかもしれないね。バンドだと、5人一緒になって、誰かの悪口を言って、発散することもできたしね。「なんだよ、アレ!」みたいな(笑)。永井私の場合は、そういうことを言ったら、逆に「いや、今は頑張りなさい」「走りながら悩みなさい」みたいな。岸谷ええっ!そうだったんだ。永井当時は葛藤があったけれど、そういう時があったから、今は何がやりたいとかやりたくないとか、しっかり選択できるようになったんだよね。あの時は若かったがゆえの苦しさでもあったし、今はそうした経験も良かったのかなと思っている。岸谷真理ちゃんにとってはハードな時代だったかもしれないけれど、当時は世の中もバブルだったし、なんでもかんでもキラキラしていた気がする。番組に出れば、誰か知っている人がいて、気安くしゃべっていたし。私としてつらい時があったとしたら、バンド内で、音楽の方向性について意見の違いが出た時かな。永井バンドはそこは難しいところだね。岸谷一長一短なんだよね。外部に対しては、みんなで一緒になって、悪口も言えるけれど、バンドの内部で意見が割れたときは、深刻だったし、解散することになったわけだし。そういう意味では、真理ちゃんは今も昔も永井真理子だよね。私の場合は、バンドだったのがひとりになり、休憩があって、またひとりだし、名前も変えちゃったしね。だから“ゼロから再出発”という感覚があった気がする。永井私はハタから見ていて、そういうところがかっこいいなと思っていた。ちゃんと名前も変えて、新しくゼロからスタートしているんだな、素敵だなって。岸谷あまり深く考えずに、子供ができた時に、名前も変えちゃったのね。離婚したらどうするんだろうと、ふと思ったんだけど、どうせプリンセス プリンセスじゃないんだったら、奥居香じゃなくたっていいやぐらいに考えていたというか。それはそれで良かったのかなと思いながら、今に至っています。永井ふたつ違う形で音楽ができるってことだしね。岸谷求められるものはそんなに変わらないというか、昔のものを求められることも多いんだよね。とは言え、やりたいことはぶっちぎってやっていこうと思っている。母親になると、少し視点が変わってくるから、昔のようなラブソングは書けなくなるのね。 書いてるつもりでも愛情の対象がずれてきたりするし、描くものが変化してきているし。でもそれは自分の中の自然の変化だからね。もう前とは名前も違うし、許してね、みたいな。そこは楽だったかもしれない。逆に真理ちゃんはずっと永井真理子だから、大変なところもあったんじゃない?永井いや、そんなにはないかな。――おふたりとも、子育てで10年ほど音楽活動を休止していたという共通点もあります。以前、岸谷さんが「自分の中からドレミファソラシドが消えた気がする」とおっしゃっていました。永井さんはお休みの間、音楽との関係は、どんな感じでしたか?永井私は真っ白になりました(笑)。とくに私はオーストラリアに行っちゃったし、子育てもしたかったし、1回真っ白になって、今までのことを見つめ直そうかなと思ったんですね。でも、海外に行くと、まったく日本の音楽を聴かなくなるから、自分は何者だったのかもわからなくなっちゃうの。岸谷そうだったんだ。永井立ち位置もわからなくなるし、自分なんか全然必要がないものなのかな、本当にステージに立っていた人間なのかなってところまで、いっちゃった。岸谷へぇー。永井気持ちが離れすぎちゃって。だから、そこからまた音楽に戻るエネルギーがなかなか湧いてこなかった。岸谷確かにエネルギーがいるよね。永井すごいいるでしょ。特にお休みした後なんかは、なかなか戻れない。だから、10年以上あいちゃった。――その間は、音楽を聴いたり、楽器にふれたりというのは?永井普通に一般人として、ラジオから聴こえる音楽にふれたりはしてました。洋楽だけですけど。これ、かっこいいなとか、そういう感じ。岸谷なぜオーストラリアだったの?永井本当はアメリカとかイギリスとか、音楽がいっぱいあるところに行きたかったんだけど、子供を抱えていくから、子供のいちばん過ごしやすいところがいいわけで、オーストラリアがいちばん受け入れ体制があったの。子供に優しくて、教育もとても良かったから。岸谷言葉は?永井言葉は全然わからなかったので、辞書を抱えて勉強した。岸谷学校に行ったの?永井子供はオーストラリアの地元に学校に行って、私も英語学校に通ったよ。全然うまくならなかったけどね。向こうで英語で仕事をしていれば、うまくなるけど、家の中では日本語を話しているから、一向にうまくならない(笑)。――休止期間があったことについて、岸谷さんはどう思っていますか?岸谷子育てをして、音楽から丸々離れちゃったことを、私は良かったなと思っています。1回違うことをすることで、リフレッシュするというか。私たちって、さんざん子育てやったわけじゃない?永井やったやった(笑)。お弁当を作って、学校に送ってね。岸谷“もう後悔はない”“うんざりしたよ”“疲れたよ”っていうくらい、子育てしたじゃない?そうやって子育てをやりきって、“はい、もうお終い!”ってとこまでやったから、「そろそろお母さんも好きなことをやっていい?」ってことで、音楽に戻ってこれたところはあるのね。永井それはとてもいいね。だったら、迷いなんてないよね。岸谷だから逆に、子供を産んですぐ仕事をしている子を見ると、“もったいないなあ”と思うことがあります。“初めて子供が立った瞬間を見逃しちゃうじゃん”って。永井私も休んでいる間は、完全におかあさんだけやっている日々でした。学校の送り迎えをしたり、お弁当を作ったり、子供のスポーツの試合に行って応援したり。――それぞれ音楽活動を再開するきっかけを教えてください。岸谷大きなきっかけになったのは、プリンセス プリンセスの再結成ですけど、その前に、夫が年に1回、AAAというエイズチャリティーのコンサートを武道館でやっていて、そこに参加していたことも大きかったと思っています。子育て中とはいえ、チャリティーだし、1日ぐらい出かけてもいいのかなって、年一だけで武道館に歌いにいってたのね。その時にイントロを聴いても、普通に歌い出せない瞬間があったの。ドレミファソラシドを確認したいなって。それまでは“パブロフの犬”じゃないけど、イントロが鳴ったら、黙っていても、歌が勝手に出てくるみたいな感じだったのね。それがシンガーだと思っていたんだけど、ドレミファソラシドを探さなきゃって思ったときに、私は本当に音楽家じゃなくなったんだなって悲しくなっちゃって。それで、リハビリみたいなことをバンドと始めたのが、音楽を再開するきっかけ。永井ああ、そうなんだ。震災がきっかけなのかと思っていた。岸谷震災がきっかけでもあるんだけどね。年1くらいで集まって、リハビリと称してライブをやっていたからこそ、震災が起こったときに、“自分たちのできることをやるために、プリンセス プリンセスを再結成しよう”って、決断できたんだと思う。真っ白なままだったら、あんなふうにはやれてなかったと思う。だって、かつてやったことのなかった東京ドームまでやったんだから、すごい道のりじゃない?永井そうだね。少しずつやることって大切だね。岸谷本当にそうなの。“3歩進んで2歩下がる”を繰り返して、“気づいたら5歩ぐらいは進んでた”っていうところで再結成を決めたのね。で、再結成して活動していったら、やっぱり音楽って楽しいなあって、改めて感じたのね。永井音楽を休んでた時間があるから、余計にやりたくなったんだよね、きっと。だから、休んでいた間もすごくいい時間だったんだと思う。岸谷真理ちゃんは再結成とか、そういうことではないじゃない?ボイストレーナーの先生を紹介した時が、音楽を再会する時期だったと思うけれど、なんでまたやろうと思ったの?永井あの時はちょうどデビュー30周年を迎える年で、年齢も50歳になる年だったのね。かと言って、声も体力も、今まで休んでいたところから、急にやれるようになるわけはないじゃない?岸谷どちらかというと、あちこちガタがくる年頃だしね(笑)。永井そうそう。でもそのタイミングで不思議と、今までお付き合いのあったミュージシャンとかファンの人が、“なにかまた始まるんじゃないか”って、私の背中をワイワイ押してくれたのね。私はそういうつもりじゃなかったんだけど、まわりが私の気持ちを底上げしてくれて、だんだんその気になってきたんだよ。逆にこれが最後のジャンプなのかもしれない、もしかしたらエネルギーが吹き上がるかもしれないと思って、香ちゃんにボイトレの先生を紹介してもらったの。でも、紹介してもらって良かった。岸谷本当に?永井本当に良かった。私、女性が年齢とともに高い音域が出なくなることを知らなくて、自分の声がちゃんと出なくなって、もう終わったと思っていたのね。発声を変えていかなきゃいけないということも知らなかったから、すごく悩んだんだけど、ボイトレの先生から喉の筋肉を鍛えることを教えていただいて、半年かけて、ライブをやったのね。岸谷オーストラリアは引き払ったの?永井そう。岸谷じゃあ行くのも転機だけど、引き払って戻って来るのも転機だね。永井そうなの。日本に帰ってきてから、2、3年あってから、音楽活動を再開したんだけど、自分でもよく始めたなと思う。10年休んでいたから、復帰するのに10年かかると思っていた。休んでいる期間が長ければ長いほど、若い時とは違うから、リハビリも長くかかるかなって。岸谷私も同じボイトレの先生に習っていて、最近も結構かよっているんだけど、我々の年代、女性は更年期もあるし、いろんなことが変わるじゃない。だから昔に戻ろうとしなくなったかな。永井あ、そうそう。それはある。岸谷だから、新しいプチシニア世代の自分になればいい、みたいなことは思った。永井それは私も思っている。岸谷昔のようにはできないわけだし、昔のようにやれたところで、やりたいことはそれじゃないかもしれないなって思う。休んでいた分、変身していいんだよねって。永井そう。私もまた新しく始められる気がした。声もやっぱり、少し下に下がったのね。でも上が減った分、下が広がったので、音域の広さ自体はそんなに変わっていないの。今の声って、嫌いじゃなくて。今の自分の言いたいことには、そっちの声のほうが合ってるっていうか。若い時にはピーピーした声が若い時の気持ちに合うのかなって。だったら、逆もいいのかもって思う。岸谷コンスタントに続けている人も、それなりにつらい時もいっぱいあるだろうしね。私たちはたまたま与えられた“子育て”という最高の理由があったから、気分を変えて、また戻ってこれたところはあるかもしれない。永井そういうところはあるね。岸谷私は子育て中は、外国のアーティストをまったく聴かなかったのね。来日しても観にいく時間がないから、2000年から10年、15年は洋楽の知識もぽっかり空いている。『感謝祭』で一緒にやるバンド、Unlock the girlsの若い子たちに教えてもらって、新たに今いろいろ聴いているところなの。それはそれでとてもいいものだなって。永井そうなんだ、すごい!しかもまた下の世代から教わるのが新鮮だね。岸谷バンドの子たちって、みんな89年生まれだから、私たちの当時の活動なんて、知らないのよ。だから曲の解釈も全然違うし、そこがおもしろいなって感じている。真理ちゃんの「ミラクル・ガール」もあの子たちだったら、全然違う解釈になるし、楽しくできたらいいなって思っています。永井あっ、それは私も楽しい。一緒に何か新鮮なものを作っていきたいな。岸谷結構極端にやるかもよ。永井極端にやってほしい(笑)。きっと観ている方も楽しいと思う。岸谷『感謝祭』はいつも、バンドの子たちとみんなで練りに練って、「これ、イエスと言ってもらえるかなあ」っていいながら、あれこれアレンジするのが楽しいんだよ。永井楽しみ。なんだかうれしいプレゼントみたい(笑)。――永井さんは久々に音楽活動を再開して、日本の音楽シーンについて感じたことはありますか?永井もう完全に浦島太郎状態ですね。全然わかりません。音楽のことも芸能界のこともわからないので、ポカーンです(笑)。岸谷日本のJ-POPだって独特の発展の仕方だしね。浦島太郎、わかる。日本に住んでいたって浦島太郎だよ。永井音楽は変わったと思いました。配信が主になったしね。私たちのころはCDしかなくて、下手したらアナログの時代だから。岸谷『感謝祭』の時にいつも思うのは、私たちの世代を知っていて、しかもこの世代を観ることをうれしく思ってくれる人が観にくるわけじゃない?今って、個人でチョイスする時代だから、こういう音楽が好き、ああいう音楽が好きって、チョイスして、そのグループの中ではよく知っているけれど、他のグループに行くと、誰もしらないという時代でしょ。だから『感謝祭』も、80年代の匂いやラジオを一緒に楽しくやっていた時代の匂いを楽しみたい人が来ると思うのね。そういう人たちに喜んでもらえるように、しっかり考えたい。永井そこにバンドのメンバーの若い子たちも入ってくるから、おもしろいよね。岸谷しかも、そこにトータス松本さんも参加するんだから、楽しいよね。トータスさんは、同学年だけど、デビューした時期が遅いから、私たちの世代のアーティストではないわけじゃない?――ウルフルズの「バンザイ」がヒットした頃って、おふたりとも活動を休止する時期ですもんね。永井そうなの。だから私は共演したことがないです。岸谷トータスさんとイベントで一緒になった時に、「『Diamonds』をバイトで皿洗いしながら、聴いていた」って言うから、「えっ、年は一緒じゃない?」って言ったら、「デビューが遅かったんだよ」って。あ、そうなんだと思ったことを覚えている。永井私は初めてお会いするんですよね。岸谷私もそんなに共演したことはないんだけど、トータスさんって、存在感があるし、私がやっている音楽とはちょっとジャンルも違うし、そういうところも楽しみ。あと、同い年でありながら、先輩風も吹かせられるしね(笑)。永井そっか。それは楽しみすぎる。――トータスさんが今回の『感謝祭』に参加される経緯は?岸谷トータスさんとは、今年3月に両国国技館で開催されたギターの弾き語りのイベント『J-WAVE TOKYO GUITAR JAMBOREE 2023 supported by 奥村組』で一緒になったのね。参加者全員が土俵のあるセンターステージで弾き語りをするイベントで、出番が最初のほうだったの。自分のステージが終わって、メイクも落として帰ろうかなという時に、トータスさんがやってきたので、「久しぶり~」って挨拶したんですね。その時に、「私はこういうイベントをやっているんだけど、良かったら出てよ?」って言ったら、「えっ、なんか目が怖いな」って。「怖くないよ、優しいよ。出てよ」って言ったら、「いいよ」って言ったんですよ。「今、いいよって言ったよね」って。それで本当に出てもらうことになりました。いい男だな、素敵な人だなと思って感激しました。同級生だけど、同級生じゃないみたいな不思議な感じ。――先ほどもラジオの話が出ましたが、『感謝祭』について、現時点で考えていることはありますか?岸谷今考え中ですね。真理ちゃんは女の子バンドとやったことはあるの?永井女の子バンドでは3年前くらいに『女祭』という企画イベントでやったことがある。若い子たちと一緒に。岸谷そっか。とにかく女の子バンドで一緒にやったら楽しいこと、考えます。まずともかくラジオがらみだね。永井懐かしいものとか、歌おうかな。岸谷曲に関してはご相談だけど、みんなが知っている曲は盛り上がるから、それもやって、一緒にやったら楽しい曲とか、考えます。――最後に観にくる人にメッセージをいただけますか?岸谷2020年からだから、『感謝祭』も5年目になるのかな。毎年、「今年は最高だったな。これ以上おもしろいことできるかな?」って思うんですけど、やりたいこと、やれることって、アーティストの数だけあって、ゲストが違うと、毎回カラーも変わるから、その中に入っていくのがすごく楽しいんですよね。今回は本当に同世代で、一緒に時代を駆け抜けた真理ちゃんだから、そこにヒントがある気がします。こうやって会って話しているだけで、どんどんアイデアが出てきているし。今後、ある時からちょっと気持ち悪いファンみたいに、ずっと真理ちゃんのことを考えるモードに入る予定です。寝ても覚めても、夢の中でも、ずっと真理ちゃんのことを考えて、アイデアを練ると思います。永井そうかそうか。私はまず、その仲間に入れていただけて、うれしいな。だから、できることはなんでもやります。岸谷言ったな(笑)。永井言ったよ。でも大丈夫(笑)。岸谷じゃあ、当時の私物のTシャツとジーンズ、持ってきてください(笑)。永井入るかな。っていうか、もう持ってないし(笑)。岸谷でも真理ちゃんはルックスの強烈な印象もあるし、例えば、みんなで真似したらおもしろいよね(笑)。みんなでお揃いのデニムとか、何か考えよう。私も衣装、探さなきゃ(笑)。Text:長谷川誠Photo:吉田圭子<公演情報>『岸谷香感謝祭2024』公演日:2024年2月23日(金・祝) 16:45開場/17:30開演会場:EX THEATER ROPPONGI出演:岸谷香/Unlock the girls/トータス松本(ウルフルズ) /永井真理子料金:全席指定9,000円※ドリンク代別途必要★チケット情報はこちら()関連リンク岸谷香 オフィシャルサイト:永井真理子 オフィシャルサイト:
2023年12月23日2023年12月6日、ラジオ番組『大竹まこと ゴールデンラジオ!』(TBSラジオ)にタレントの壇蜜さんが復帰。不幸が続いたことで、同年4月から体調を崩して休養していましたが、療養を経て回復したことを報告しました。心の傷をゆっくりと癒した壇蜜同ラジオ番組で休養を発表した当時、壇蜜さんが語ったところによると、体調不良の原因は祖母とペットを亡くした喪失感。「もっと何かできたんじゃないか」と悔やむ日々を送る中で、不眠や食欲低下などの体調不良が出てきたそうです。4月12日放送回で、壇蜜が当面休養することが発表された。壇蜜は「とりあえず何があったかだけ話しちゃっていいですか」と切り出すと「実は1、2年ほど前におばあちゃんが亡くなって、ペットも相次いで不幸がありまして、眠れない、食べられない状態が続いちゃって」と説明。「今年の春くらいから一気に調子が悪くなってしまって、ラジオを中座することもあって。ついに4月くらいから『もう駄目だ。辛い』となって、事務所と相談して自宅療養だったり、病院に通ったりして、とにかく気持ちと体をちょっとずつ良くしていきましょうという意味で療養期間をもらってました」と報告した。サンケイスポーツーより引用改善のため、規則正しい生活を指導されても「なんのために生まれて、なんのために生きるのか」という疑問が湧き、逆に追い詰められてしまうこともあったとか。生きる指針がないまま治療を続けていたところ、同年7月に一度復帰したものの翌月には状態が悪化。2度目の入院となったことを振り返り、「まさかこんなことになるとは…」と語りました。しかし、家族に助けられるとともに、マネージャーから次の言葉を聞いて、モチベーションが湧いてきたといいます。「待っててもらってるんだよ」ってマネージャーにいわれて。「降板じゃないよ」っていわれたのが一番強かったです。私はてっきり、休業っていうか。無期限の出場停止じゃないですけど「事実上の降板だろうな」っていうのは、あえて聞かなかったんですけど…ずっと想像してたんですね。でも「違うよ」って病院でいわれて、そこからはとにかく退院しようっていう気持ちになりましたね。大竹まこと ゴールデンラジオ!ーより引用『大竹まこと ゴールデンラジオ!』は降板になると考えていた壇蜜さん。ところが、同番組の人々は壇蜜さんの復帰を心から待ち続けていたのです!それを知った時、壇蜜さんの心には温かな火が灯ったことでしょう。壇蜜さんの復帰は話題となり、喜ぶ声が多数上がっています。・お帰りなさい!ファンもずっと待っていました!・泣いた。『生き続ける理由』は本当に大切ですね。・居場所があることや、待っていてくれる人の存在はありがたいものだなぁ。・大切な人を亡くした時の悲しみが癒えるには、時間が掛かりますよね。ご無理なさらずに!誰しも、心身の調子を崩す可能性があります。見放すことなく、待っていてくれる人がいることは、どれほど心の支えになるでしょう。このような復帰が当たり前な社会であるといいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年12月07日岸谷香のライブイベント『岸谷香 感謝祭2024』が、2024年2月23日(金・祝) に東京・EX THEATER ROPPONGIで開催されることが決定した。『岸谷香 感謝祭』は、「日ごろの活動に感謝して特別な一夜をお見せしたい!」という岸谷の想いから、毎年2月に行われている自主企画ライブ。2024年は岸谷のデビュー40周年となる記念イヤーでもあり、その幕明けを飾る第1弾として開催される。今回はゲストにトータス松本(ウルフルズ)と永井真理子を迎え、この日限りのコラボレーションをそれぞれ披露する。チケットはぴあアプリ先行を12月10日(日) まで受付中。『岸谷香 感謝祭2024』ぴあアプリ先行の詳細はこちら!()<イベント情報>『岸谷香 感謝祭2024』2024年2月23日(金・祝) 東京・EX THEATER ROPPONGI開場16:45 / 開演17:30出演:岸谷香 / Unlock the girlsゲスト:トータス松本(ウルフルズ) / 永井真理子【チケット情報】全席指定:9,000円(税込)※ドリンク代別途必要■ぴあアプリ先行:12月10日(日) 23:59まで詳細は こちら()岸谷香 オフィシャルサイト:
2023年12月04日京都の老舗お香専門店「松栄堂(しょうえいどう)」から「お香のカードゲーム くんくんくん」が登場。2023年12月1日(金)より、松栄堂各直営店などで発売される。京都のお香専門店「松栄堂」から“香り”のカードゲームが登場京都に創業して300年、宗教用の薫香から、茶の湯の席で用いられる香木や練香、手軽に使えるインセンスに匂い袋まで、様々なお香を作り続けている「松栄堂」。そんな老舗が新たに提案する「お香のカードゲーム くんくんくん」は、“香りでつながる”新感覚のカードゲームだ。ルールは全部で4種類カードゲームとして遊べるルールは、香りを頼りに同じカードを揃える「くんくんトレーニング」、3種の違う香り1枚ずつ揃える「ちがそろ! くんくんくん」、同じ香り3枚先に揃える「おなそろ! くんくんくん」、そして、香りについての質問を通して主役と同じ香りを当てる「しつもん! くんくんくん」の全4種類。自身の嗅覚を頼りに香りを揃えるシンプルなあそびかたから、質問形式で香りの表現を嗜むコミュニケーションゲームまで、様々な形で香りを楽しめるルールが用意されている。また、セットにはない追加のカードパックを購入すれば、香りの種類を増やしてゲームの難易度を上げることも可能だ。嗅覚のトレーニングキット、カードタイプのお香としてもこのほか、神経衰弱のように香りを判別することで嗅覚を鍛えるトレーニングキット、お気に入りのカードを名刺入れやお財布に入れて香りを楽しむカードタイプのお香としても利用できる。商品情報「お香のカードゲーム くんくんくん」発売日:2023年12月1日(金)価格:3,300円セット内容:お香カード3種(ピンク・黄・青 各3枚 保存袋入)/遊び方説明書/紙箱入販売場所:・松栄堂各直営店・香老舗 松栄堂 ウェブショップ・「ゲームマーケット2023秋」会場ブース日程:2023年12月9日(土)・10日(日)会場:東京ビッグサイト
2023年12月01日多部未華子、松下洸平、今田美桜、神尾楓珠がクアトロ主演を務めるドラマ「いちばんすきな花」の7話が11月23日に放送。夜々が椿に告白した際の椿の返事に「予想外」「凄く良かった」などの声が上がっている。「silent」の脚本家・生方美久とプロデューサー・村瀬健がタッグを組んだ本作は、小さい頃から二人組が苦手な男女4人による友情と愛情を描いた物語。塾で数学を教えている潮ゆくえを多部未華子、出版社で働く春木椿を松下洸平、美容師の深雪夜々を今田美桜、ゆくえの幼馴染みでイラストレーターの佐藤紅葉を神尾楓珠、ゆくえの元親友・赤田を仲野太賀、ゆくえの妹・このみを齋藤飛鳥が演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。椿(松下洸平)の家で、ゆくえ(多部未華子)、夜々(今田美桜)、紅葉(神尾楓珠)が、初めて4人で自炊した鍋を楽しもうとしていると、椿が突然「引っ越すことにしました」と切り出す。家を売りに出していたのか尋ねるゆくえに、椿は前の住人が買い戻したいと言ってきたと明かす。前の住人の行動を我がままに感じ、いまいち納得がいかないゆくえと夜々。一方、前の住人を知る紅葉は、前の住人が一方的に悪者扱いされることに納得がいかない。そして、夜々と紅葉はお互い不満をぶつけ合う。アパートに帰ったゆくえがこのみ(齋藤飛鳥)に椿の家での出来事を話すと、このみは「なんでお花屋さんが引っ越すだけでそんなギスギスするの?」と不思議そう。そしてゆくえは、自分の部屋に3人を誘ったところをイメージするも全くしっくりこず――というのが7話の展開。椿の家に遊びにきた夜々は、椿が家を売るのを止めようとした流れで「私が純恋さんの代わりになるってありますか?」と告白してしまう。そしてそれを受けた椿は、「3人とも…同じかな、同じくらいみんな、同じように好き」と返事をするのだった。そんな夜々の告白にSNSでは「夜々の告白シーン、あの表情、泣けてくる」や「今はまだ無理なのわかってるからこそ、精一杯無表情で冗談ぽく色々理由つけて、でも言わずにはいられなかったのがいじらしくて…」などの声が。一方、椿の返事に対しては「夜々ちゃんから告白された椿さんの態度が予想外。もっとあたふたするかと予想してたけど大人だったな」や「椿さん、いつもいろいろな場面ですぐ「ごめんなさい」って謝るのに、夜々ちゃんの告白には「みんな同じくらい好き」って言ってて謝られるより素敵な答えだと思うし、椿さんらしい誠実さがあって良かったな」などの声が上がっている。またその後、ゆくえの友人、椿の同級生、夜々の従姉妹、紅葉の先生、そして春木家の前の住人が“美鳥”であることが判明。「4人の繋がりが美鳥ちゃん。そーきたかー!」や「美鳥さん役が田中麗奈さんなの、配役絶妙だな」などの声が上がっており、美鳥の登場で4人の関係がどのように変化するのか次回以降も目が離せない。【第8話あらすじ】春木家の以前の住人の名前が“志木美鳥”だと判明し、4人それぞれ“美鳥”という知り合いがいることもわかる。しかし、名字が違っていたり、印象も違うなど、どうもそれぞれの想像した人物像が重ならない。そこで唯一連絡先を知っていたゆくえがLINEを送るが、なかなか返事は返ってこなかった。そして、春木家からの帰り道、ゆくえのスマホに美鳥から着信がかかってくる。一方、紅葉は高校の友人に教師だった“小花”美鳥の近況を知っているかとLINEをしてみたが、 “誰だっけ?”とつれない返信。夜々も実家の両親に電話で従姉妹の美鳥について聞いてみるも、近況は知らないと言われてしまう。椿も仕事帰りに実家に寄り、家族に同級生の美鳥について聞いてみるのだが、鈴子(美保純)も楓(一ノ瀬颯)も転校した後の “志木美鳥”には心当たりが無いようで――。「いちばんすきな花」は毎週木曜22時~フジテレビ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年11月24日※このコラムは『いちばんすきな花』6話までのネタバレを含んでいます。■家をどうするか、で揺れまくる椿突然の婚約破棄から、一人で暮らすにはあまりに手広になってしまった椿(松下洸平)の住む一軒家。そんなある日、突然の1本の電話が入り、そこから椿の様子に変化が。一人暮らし用の部屋を探したり、いつものメンバー、ゆくえ(多部未華子)、夜々(今田美桜)、紅葉(神尾楓珠)を、あの手この手で家から外に連れ出そうとしたり。この家の居心地がいいと感じている3人に、家とは別の楽しさを感じさせて、家への愛着を薄れさせようとしているよう。それでいながら、紅葉に一緒に住むことを提案するなど、どうするか心が決まらず揺れ動きまくっています。かと思いきや、紅葉の話を聞いてはっきりと引っ越しを決意し、家、というより前の家主へ何か、特別な思いがあるようです。■紅葉の恩人である、前の家主についての真相椿は紅葉に「この家に前に住んでいた人」について尋ねます。それは高校時代の恩師で、みんなからは嫌われていたけれど、唯一紅葉の辛さに気づいてくれた人なのだと。「みんなから好かれ、親切でたくさんの友人にも囲まれている。学生生活を順風満帆に謳歌している太陽のような生徒」だと、他の先生は紅葉のことを評価する中、「本当は友達いないでしょ。毎日無理に笑ってて苦しくないの?」と、直球かつ辛辣でありながら、紅葉の本当の苦しみに気づいてくれた唯一の先生でした。何を聞いても「へー」とか「ふーん」しか言わないけど、でも最後は「またおいで」と、紅葉の気持ちを肯定するでも否定するでもなく、ありのまま受け入れてくれたことが、紅葉にとっての救いとなっていたのでしょう。紅葉には「前の家主のことは知らない」で通していた椿ですが、どうやら実はつながりがありそうで……紅葉の話を聞くことで「ありがとう」と、なぜかお礼を伝え、引っ越しの決意をしたようです。■前の家主は「椿の父」説これは「何に対してのありがとう」なのでしょうか。前の家主のことをそうやって紅葉が慕ってくれていたことがうれしかったということでしょうか。であれば、前の家主の「なんらかの思いを引き継ぐ」形で椿がこの家に住んでいて、紅葉の言葉でその思いが満たされた、または達成されたような何かがあったのでしょうか。「この家に住みたい」という人が出てきた、とのことでしたが、それを仲介しているのが前の家主なのか、それとも実はもう亡くなっているのか、も謎です。それもまた、前の家主と椿の関係が明らかになることで、はっきりするわけですが、唯一椿の家族で登場していないのが椿の父という存在です。■椿の「ありがとう」の意味についてもしかすると、椿の父が前の家主であり、紅葉の恩師、ということもあるかもしれません。花屋を切り盛りしているのは常に母と弟。父の姿は一切出てきていません。例えば、実は両親が離婚しており、母と暮らしてきた椿。紅葉が恩師のことを「いつも不機嫌な人」と言っていたように、椿家の離婚理由の一つにもそれが関係するのかも……。家族と離れ、一人で住んでいた父が大切にしていた家を、自分も大切にすることで、一人だった父を慰めるような、亡くなっているなら追悼するような意思を持って暮らしていた。しかし、こうやって紅葉のように慕ってくれていた人が一人でもいることが分かったことで、ひとりぼっちではなかったことが分かり、この家に住む理由がなくなった。父を慕ってくれた紅葉の気持ちへの「ありがとう」だったりするのかもしれません。未だ登場しない父への考察。果たして真相やいかに。■夜々がカタツムリを好きなわけゆくえが「性別ってめんどくさい」という話を夜々にした時に、「生まれ変わったらカタツムリになろう」と夜々が返していました。第一話でもまた見た目で嫌な目に会った時に「カタツムリになりたい……」を連呼していたり、スマホの待ち受けをカタツムリに設定していたり、勤めている美容院の名前までもがSnailだったりと、夜々がカタツムリを愛する理由がやっと分かりました。カタツムリは雌雄同体といって、オスとメスの区別がありません。母親にステレオタイプな女の子としての理想的な姿を求められ、かわいい女の子であることから嫌な目にたくさんあってきた夜々。カタツムリのように性別のない世界でのびのびと生きてみたい、という夢と憧れがそこにあったのですね。■自分はOK、でも他人は認められない、のあるあるゆくえは元親友、赤田(仲野太賀)と偶然にも椿の家で再会することに。椿のことは友人だと伝えても、椿との関係を疑い、嫉妬からブチギレる赤田。自分自身もゆくえとは、友人関係だったにも関わらず、他人の男女の友情は認められないようです。というより、自分しか友人がおらず、彼氏もいなかったはずのゆくえが、突然他の男性の家にゴミ袋買って上がってきていたら、恋人関係かと驚いたり勘違いしたりする赤田の気持ちも分からなくはありません。混乱している状況で、心の整理ができないまま、嫉妬や理解ができない状況から、椿との友情が腑に落ちずにいたのでしょうか。出会い方が街中で、いかにも友人かのような状況で出会っていたらまた少し違っていたかもしれませんね。結局赤田は「男女の友情を否定して、関係を壊そうとする」という自分が嫁にされたことを、ゆくえにやってしまったわけですが。ゆくえがこれについていいことを言っていました。「結局は全部人それぞれ。他人の価値観に理解なんかできない。知って干渉しなければいい」これが全人類できれば、世界は平和に回っていくのでしょうね。それにしても椿はちょろすぎます。赤田の営業トークにまんまと乗ってしまうあたり、「この家は風水的に悪い!」とかなんとか言いがかりをつければ、高いツボも売りつけられそうです。■小さなことから感じる愛夜々がゆくえの家に泊まりに行った時に、準備されていたお揃いのパジャマ。ちゃんと夜々の好きな色である、紫を買っていてくれたことに愛を感じました。夜々のお母さんは夜々が好きだと信じてやまないピンクを押し付けていましたが、こうやって「自分の好き」をちゃんと覚えていてくれる人がいることで、また一つ夜々の心が救われたのではないでしょうか。そして今回、紅葉がゆくえを好きなことに、ゆくえ自身も気づいていることが分かりました。ゆくえも、紅葉も、お互いの関係を壊さないように、好意は自分の中に収めて気づかないふりをしていることも。そして、夜々が椿を好きな気持ちはそれに合わせなくていいよ、とも。ゆくえも紅葉も、気遣い方が全く同じで、お似合いな優しい二人のように見えますが、夜々はこれからどうするのでしょうか。椿は一人、全く気持ちに気づいていなさそうで平和です。友情から恋へ、気持ちの変化はどんなドラマを生み出すでしょうか。また次回。(やまとなでし子)
2023年11月23日株式会社 松栄堂はこの度、香りに親しみ、香りに触れて遊べる「お香のカードゲーム くんくんくん」を発売いたします。火を使わずに香りを楽しめる「お香カード」をつかって、子どもからご高齢の方まで、気軽に楽しめるセットです。火を使わずに香りを楽しめる「お香カード」■「お香のカードゲーム くんくんくん」制作の背景松栄堂(しょうえいどう)は京都に創業して300年以上、今日まで香づくり一筋に歩んできたお香の専門店です。企業活動のテーマである「香りある豊かな暮らし」のもと、かねてより香りの可能性を追求してまいりました。昨今、デジタル化が加速度的に進む中で、多くの人びとが、いつでもオンラインでつながることができるようになりました。お香の専門店として私たちは、「香り」というリアルな感覚を通じてこそ楽しめるアナログゲームを提案いたします。対面で、一つの場を共有して遊ぶことのできる喜びを、香りが持つ不思議な力に託して。多くの団らんの場にお届けできれば、という思いから開発を進めてまいりました。香りに触れ、香りに親しみ、相手と交流しながら輪を広げていく――私たちが提案するのは、「香りでつながる」カードゲームです。■遊び方&活用方法「お香のカードゲーム くんくんくん」には、こんな楽しみ方があります。・カードゲームとして家族やお友達、親しい方と香りを楽しみながら遊ぶことができます。「くんくんくん」で遊べるゲームは4種類。香りを揃えて勝ち負けを決めるゲームや、質問形式で香りの表現を楽しむコミュニケーションゲームなど、1人~大人数で楽しむことができます。遊び方(1)くんくんトレーニング:カードの香りをかぎ、同じ香りを揃える。遊び方(2)ちがそろ! くんくんくん:3種の違う香り1枚ずつを先に揃えた人が勝ち。遊び方(3)おなそろ! くんくんくん:同じ香り3枚を先に揃えた人が勝ち。遊び方(4)しつもん! くんくんくん:香りについて質問し、主役と同じ香りを当てる。・嗅覚のトレーニングキットとして神経衰弱のように香りを判別し、嗅覚のトレーニングをすることもできます。・カードタイプのお香としてそのまま名刺入れやお財布に入れて、いつでもどこでも香りを楽しむことができます。■商品概要商品名: お香のカードゲーム くんくんくん発売日: 2023年12月1日価格: 3,300円(税込)セット内容: お香カード3種(ピンク・黄・青 各3枚 保存袋入)/遊び方説明書/紙箱入対象年齢: 6歳以上(出典元の情報/画像より一部抜粋)(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)※出典:プレスリリース
2023年11月22日グラビアイドルの佐々木萌香が19日、東京・新宿のブックファースト新宿店でカレンダー『佐々木萌香 2024年カレンダー』(発売中 3,080円税込 発売元:トライエックス)の発売記念イベントを行った。あざと可愛いレースクイーンとして大人気の佐々木萌香は、160cmの身長にB80・W62・H87というスレンダーボディが魅力の26歳。2020年末からグラビアにも積極的で、2021年には「グラビア・オブ・ザ・イヤー2021」のネクストブレイク賞、2022年には「記者・編集者が選ぶグラドルアワード2022」のグランプリにも選ばれた。その彼女が初めてのカレンダーを発売。今年4月に訪れたという沖縄・宮古島でロケが行われ、キュートな表情や大人っぽいしっとりとしたカットが掲載されるなど、彼女の魅力が凝縮された内容となっている。カレンダーでも着用したという競泳水着姿で報道陣の取材に応じた佐々木。初めてのカレンダーを手にしながら「今年は写真集も発売させてもらいましたが、初めて尽くしで今年はうれしいことでいっぱいです」と満面の笑みを浮かべ、「3月はリビングで撮りましたが、水も滴るショットで今日も競泳水着を着てきました。普段ならソファーでやる女の子座りを床で頑張ってやったんです。他には制服の写真があったり、大人っぽくアンニュイな感じのショットもあったりと、私的にはすごく気に入っているカレンダーです」と紹介。サイズはB3とビッグサイズで「思ったよりも大きいですね。本当ならトイレに飾って欲しいんですけど、このサイズだとトイレが狭く見えちゃうかも(笑)」としつつ、「佐々木家はエアコンの下に飾ります。広いお部屋やリビングに飾って欲しいですね」とファンにアピールした。残り1カ月半を切った2023年はレースクイーンの活動に加え、初めての写真集やカレンダーをリリースするなど大活躍の1年だった佐々木。「やっぱり写真集が大きかったですね。カレンダーと同じ宮古島で撮影したんですが、本当に楽しかったしファンの方も喜んでくれたモノを世に残せたので良かったと思います。ドラマの撮影とか今までやったことのないジャンルのお仕事にも挑戦できました」と充実した表情で、「来年はもっと飛躍出来たらと思います。プライベートも充実させながらお仕事をもっともっと頑張りたいですね」とさらなる活躍を誓っていた。
2023年11月20日10月31日(火)〜12月24日(日)、資生堂ギャラリーで『第八次椿会 ツバキカイ8 このあたらしい世界 ”ただ、いま、ここ”』が開催される。椿会は、第二次世界大戦で一時中断していた資生堂ギャラリーの活動を1947年に再開するにあたり誕生したグループ展。アートが人々に希望を与え、勇気をもたらすという信念のもと戦争や災害、不況で世の中で閉塞状況の時にも再興を願って開催してきた。2021年に始まった「第八次椿会」のメンバーは、杉戸洋、中村竜治、Nerhol (ネルホル)、ミヤギフトシ、宮永愛子、目[mé]。ジャンルを超えた活動やコラボレーション、チームでの制作を行う現代を代表するアーティストたちばかりだ。3年かけてafterコロナ の「あたらしい世界」について考えてきたその集大成となる。2021年は「触発/Impetus」をテーマとして、資生堂がこれまでの椿会で蒐集してきた美術収蔵品からメンバーそれぞれに作品を選び、その作品に応える形で制作、発表した。2022年は「探求/Quest」をテーマとして、メンバー同士のアイデアの共有を深め、それぞれの作品や大切にするものを持ち寄り、展覧会全体がひとつの作品のようなコレクティブな空間をつくり出した。今回はあらたに「放置」「無関心」というキーワードが浮かび上がった。アーティストらしい解釈でもあり、それらの言葉には、自ら決断するのではなく自然のままに「放置」することや、無関心に関心を向けることで、あらたな価値観も生まれるのではないかという思いが込められている。タイトルになった「ただ、いま、ここ」はどのようにつながってくるのだろうか。作品を通じてあらためて見直してみたい。<開催情報>『第八次椿会 ツバキカイ8 このあたらしい世界 ”ただ、いま、ここ” 』会期:2023年10月31日(火)~12月24日(日)会場:資生堂ギャラリー時間:11:00~19:00 、日祝は18:00まで休館日:月曜公式サイト:()
2023年10月20日大学いもがゴロゴロ入った、ローソンの「おいもやさん興伸監修大学いもまん」濃厚でコクのある蜜と黒ごまが大学いもに絡んでいて、おいしいですよ!3時のおやつにもおすすめの大学いもまんは、チェック必至です♪大学いもが印象的な大学いもまん出典:coordisnap「おいもやさん興伸監修大学いもまん」は、ローソンより10月10日(火)に発売されました。価格は180円(税込)です。明治9年創業のおいもやさん興伸とのコラボ商品になります。サイズは手のひらより小さめです。しっとりもちもち食感の生地出典:coordisnapさつまいもをイメージした色合いがかわいい生地は、しっとりもちもち食感。弾力があります。さつまいものほくほく感がおいしい出典:coordisnap半分に切ってみると大学いもがゴロゴロ入っていました。角切りの大学いもは、さつまいものほくほく感があります。濃厚な蜜と黒ごまの風味がアクセントです。気になるカロリーは?出典:coordisnap1個当たり201kcalです。小ぶりなサイズ感ですが、大学いもが入っているので満足度は高め。甘さもしっかりと感じられるので、おやつにもぴったりです。濃厚な蜜が大学いもに絡んでいて絶品出典:coordisnapローソンの「おいもやさん興伸監修大学いもまん」は、ゴロゴロ食べ応えのある大学いもと、濃厚な蜜が絡んでいておいしいですよ♪生地もふわふわもっちり食感で、中の大学いもとのバランスが絶妙!気になる方はローソンでチェックしてくださいね。※記事内の情報は執筆時のものになります。価格変更や、販売終了の可能性もございます。最新の商品情報は各お店にご確認くださいませ。<writer>どめさん(@chouchou.kitchen)食べること料理をすることが好き2児のママInstagram
2023年10月17日和の組み合わせがおいしい、セブンイレブンの「7Pもっちーり黒蜜きなこ4個入」濃厚で甘みのある黒蜜と香ばしいきなこの風味がマッチしてクセになる味わい♡1袋に4個入りでコスパも抜群ですよ◎コスパばっちりです出典:coordisnap「7Pもっちーり黒蜜きなこ4個入」は、セブンイレブンより9月26日(火)に発売されました。価格は170円(税込)です。パクっと食べやすい、小ぶりなサイズ感。1個当たり42.5円(税込)とコスパもばっちり◎もっちり噛み応えのあるパン生地出典:coordisnapパン生地はもっちり食感。ほんのり甘みも感じられて、生地だけでもおいしいです。濃厚な黒蜜ソースと香ばしいきなこあん出典:coordisnap半分に切ってみると、黒蜜ソースときなこあんが入っているのが確認できます。黒蜜ソースは甘さがしっかりと感じられます。そこにきなこの香ばしい味わいがアクセントになっていて、おいしい♡和の濃厚なコクのある甘みが楽しめます。気になるカロリーは?出典:coordisnap1個当たり98kcal。もっちり食感で食べ応えもばっちり◎朝ごはんやおやつはもちろん、小腹がすいたときに食べるのもおすすめです。全体的に甘みがあり満足度が高め出典:coordisnapセブンイレブンの「7Pもっちーり黒蜜きなこ4個入」は、もっちり食感のパン生地とコクのある黒蜜ソース、きなこあんのバランスが絶妙でおいしいですよ♡甘みがしっかりとあるので満足度が高め!気になる方はセブンイレブンのパンコーナーをチェックしてくださいね。※記事内の情報は執筆時のものになります。価格変更や、販売終了の可能性もございます。最新の商品情報は各お店にご確認くださいませ。<writer>どめさん(@chouchou.kitchen)食べること料理をすることが好き2児のママInstagram
2023年10月04日資生堂パーラー(Shiseido Parlour)は、“花椿マーク”を象った新作スイーツを2023年11月1日(水)から百貨店を中心とする全国の資生堂パーラー店舗にて数量限定で発売する。“花椿”モチーフの新作スイーツ「花椿ショコラ&サブレ」資生堂のシンボルマークとして1915年に誕生した“花椿マーク”。新作「花椿ショコラ&サブレ」は、そんな“花椿マーク”をあしらった、なめらかで上品な味わいのチョコレートと、バターサブレの組み合わせを楽しむことができるスイーツだ。北海道産の小麦全粒粉・ライ麦全粒粉を使用したバターサブレは、フイユティーヌを加えたザクザクとした食感が特徴。ゲランドの塩を用いて、味わいに絶妙なアクセントをプラスした。風格のあるパッケージデザインは、グラフィックデザイナーの服部一成が手がけたものだ。「花椿ビスケット」に“クリスタルパープル”の限定缶また、優しい味わいで人気を博す昭和初期からのロングセラー商品「花椿ビスケット」からは、華やかで品格のあるクリスタルパープルを纏った限定缶が登場。自分へのご褒美やコレクションとしてはもちろん、プレゼントとしてもぴったりな1品だ。銀座本店限定のボンボンショコラアソートもさらに資生堂パーラー銀座本店では、“花椿マーク”入りのカラフルなボンボンショコラ「花椿ショコラ」に、ショップ限定フレーバーとして、キャラメル味のガナッシュにプルーンの果肉を忍ばせた「花椿ショコラ キャラメル/プルーン」を用意する。詳細資生堂パーラー 新作スイーツ&「花椿ビスケット」限定缶発売日:2023年11月1日(水)~販売店舗:百貨店を中心とする全国の資生堂パーラー店舗、公式オンラインストアアイテム:・「花椿ショコラ&サブレ」6枚入 2,484円/9枚入 3,672円・「椿ビスケット24枚入限定缶 クリスタルパープル」1,998円※いずれの商品も数量限定。限定数量に達し次第、販売終了。※写真はイメージ。※予告なく価格や仕様等を変更する場合がある。■季節限定メニュー「花椿ショコラ キャラメル/プルーン」270円※10種 各270円。1個単位での販売。5個入箱、10個入箱も用意する。発売日:2023年11月1日(水)取扱店舗:資生堂パーラー銀座本店 ショップ住所:東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル3階営業時間:11:00~21:00(L.O.20:30)、日・祝日 11:00~20:00(L.O.19:30)定休日:月曜日(祝日は営業)、年末年始TEL:03-5537-6231(予約不可)※写真はイメージ。※予告なく、価格やパッケージデザイン等変更する場合あり。
2023年09月25日2023年の岸谷香のライブ活動は実に多彩で濃密だ。2月には荻野目洋子と藤巻亮太をゲストに招いて『岸谷香感謝祭』を開催し、6月にはスガシカオ、馬場俊英、miwaとの弾き語り形式のツーマンツアー『2人ぼっちの大パーティー』を開催。それぞれ、ここでしか観られない素晴らしいコラボレーションが実現した。この他にも『The Unforgettable Day 3.11-2023-』『LuckyFes’23』『TOKYO GUITAR JAMBOREE 2023』など、さまざまなフェスやイベントにも参加している。さらに9月9日からは弾き語りツアー『KAORI PARADISE 2023』がスタート。そしてそのツアー終了後の11月24日からはUnlock the girlsでのバンドツアー『Kaori Kishitani Live Tour 2023 “56th SHOUT!”』も控えている。デビューから40年近くたった今もなお、新たな挑戦を続けている彼女の音楽への情熱はどこから来るのだろうか?主催イベントやライブについての思い、バンドツアーに向けての抱負、今後の展望などについて、話を聞いた。――2023年はライブ三昧の年になっています。しかも『岸谷香感謝際』や『2人ぼっちの大パーティー』など、岸谷さん主催のコンサートも数多く行っています。ライブの主催には、かなりの労力、エネルギーが必要だったのではないですか?『2人ぼっちの大パーティー』は準備があまりにも大変すぎたので、最終日本番前には「当分はいいかな」と考えていました。でもすべてのステージが終わった瞬間に、“なんて楽しかったんだろう!”と思いました。なので、毎年というわけにはいきませんが、3年に2回くらいのペースでやれたらいいなって考えています。ツーマンって、ワンマンとは違うおもしろさがありますね。――というと?対バン相手のステージを観に来たお客さんもいるわけじゃないですか。そういう方々にも、いいステージをお見せしたいという気持ちが強くなるせいか、ツーマンでは不思議なパワーが出るんですよ。スガさん、馬場さん、miwaちゃんのステージも素晴らしかったですし、貴重な経験になりました。スガさんとのツーマンでは、あだ名まで付けられました。――どんなあだ名ですか?“ブルドーザー”ってあだ名を付けられて、スタッフにも大ウケでした(笑)。――岸谷さんが情熱を持ってツーマンに臨んでいたから、そんなあだ名が付いたのではないですか?どうなんでしょう。いろいろな意味があるような気がしますが、命名者に聞いてみないとわかりませんね(笑)。――あだ名を付けられるって、同級生同士の共演ならではですよね。そういうところも楽しかったですね。馬場さんとは「人生という名の列車」を一緒に歌うこともできましたし、miwaちゃんとは世代が違うからこその楽しさを感じました。――さまざまな形態でのライブを精力的に行ってきています。これは意図しての展開なのですか?今年に関しては、“私のできることを全部並べました”という感じでやっています。まだ発表されてないスケジュールも含めて、本当にいろいろな形でライブをやっている実感があります。――ライブへのモチベーションが高いのは、どうしてなのでしょうか?コロナでライブを出来ない時期があったことが大きかったんだと思います。ライブを行うために必要なものを貯金する期間になりました。ピアノを練習する時間もありましたし、ライブアレンジ、曲の構成、演出など、ライブに必要なことについて、突き詰める時間になりました。ライブができない状況があったので、ピアノの弾き語りをYouTubeで定期的に配信した時期もあって。「あの曲をやって」「この曲をやって」って、私の想像が付かないような曲を視聴者がどんどんリクエストしてきたんですよ。――かなりたくさんの曲を生演奏されたんですよね。そこで再発見したこともたくさんありました。「えっ、この曲、やったことないよ」と言いながら、弾き語りでやってみたら、意外とおもしろい曲もあったんですね。そこからさらにアレンジを突き詰めて、弾き語りツアーのセットリストに入れた曲もいくつかあります。YouTubeでリクエストされなかったら、おそらく弾き語りでやることはなかったので、“無駄なことってないんだな”って思いました。あとは、ライブの構成や流れについて考えるようになって、よりライブが楽しくなったところもありました。実際のライブで活用できるくらい、ライブをやるために必要な能力の貯金が貯まったタイミングだったんじゃないかと思います。ついにその貯金を使うぞー!って(笑)。――ライブに必要な能力って、ステージで歌って演奏するだけでなく、ライブをトータルで表現していく能力ということでしょうか?そうですね。ここに来て、その楽しさを知ったという感じですね。大きかったのは弾き語りツアーなんじゃないかな。弾き語りって、ひとりで演奏して歌うことだけではなくて、アレンジを新たにゼロから作りあげる作業もあるし、流れを考える作業もあります。これがなかなか難しいという。――どういうところが難しいのですか?自分では、“こんな風に聴こえてほしい”と思って演奏したとしても、他人にそう聴こえるかどうかは別問題であるところですね。自分のイメージを主観的に追求することと観客の視点で客観的に判断することを両立させなきゃいけないので、その判断力を養う必要があります。――デビューから40年近くたった今も、さらなる成長を目指しているところが素晴らしいです。この1年で“自分がどんなミュージシャンなのか”を思い知ったことも、大きかったと思います。例えば、miwaちゃんとのツーマンで、何が一番のプライオリティーかということでは、miwaちゃんは「歌」と言ってましたが、私は歌ではないんですよ。馬場さんは「歌詞をしっかり表現したい」って言っていたけれど、私は歌詞へのこだわりはそこまでではないし。スガさんはスガさんで、私がどうやっても思いつかないようなコード進行を作る才能を持っていらっしゃるし。他のミュージシャンと共演することで、自分に足りない部分を思い知らされました。――岸谷さんは作曲・アレンジ・プロデュースへのこだわりを強く持っている印象を受けます。曲作りもアレンジも好きですし、プロデュースも好きですね。一時期、“私はプロデュースにあんまり向いてないな。自分のことしか考えられないタイプだな”って思っていたんですよ。でも最近になってイベントを主催する機会も増えてきて、やっぱりプロデュースするのが好きだなって再認識しました。――Unlock the girlsを組んでからは、バンドのプロデューサーという役割も担っていますよね。自分とは全然違う音楽を聴いてきた子たちと一緒に音楽を作るのは、とても楽しいです。みんなと一緒に曲を作る時に思っているのは、それぞれが持っているものをそのまま出してほしいということ。それぞれのメンバーから出てくるものをまとめる作業は大変かなと想像していたんですが、やってみたら、意外とできるものだなと思いました。今年からコンサート制作の経験豊富なプロデューサーが新たにチームに参加してくれたこともプラスになっていると感じています。――ブラスになっているのは、どんなことですか?そのプロデューサー、私の曲を全然知らないんですよ(笑)。せいぜい代表曲を何曲か知ってるくらい。でもそこもいいというか。私の曲を知らない人がどう感じるかは重要なことですし、客観的かつ的確に指摘してくれるので、とても参考になっています。弾き語りツアーなどで地方に行くと、「Diamonds<ダイアモンド>」と「世界でいちばん熱い夏」と「M」くらいしか知らないお客さんがたくさんいるんですが、そのプロデューサーが「いい」と言ってくれたら、そういう人たちにもちゃんと届くんだろうなって思えるようになりました。――来た人全員に届けるためには、構成や流れも重要な要素になるんですね。ある意味、「M」や「Diamonds<ダイアモンド>」の扱いって、とても難しいんですよ。これらの曲を何十年もやってきている側からしてみると、「『M』が良かったです」って言われることも、もちろんうれしいんですが、それだけじゃ困るというか。「今の岸谷香の音楽もいいね」「初めて聴いたあの曲、いいね。CD探してみようかな」って、他の曲にも興味を持ってもらいたいじゃないですか。――ミュージシャンとしては当然の思いですよね。私は“懐メロおばさん”みたいになるのはイヤだから、いかに昔の曲がコンサートの目玉にならないようにするか、いつも考えているんですね。そこでプロデューサーの指摘がとても参考になっています。なので、プロデューサーをリハーサルスタジオにお呼びして、通して聴いてもらって、「私はこういう意識でやっているけれど、そう聴こえますか?」と確認するようにしています。「だったら、この曲は入れ替えたほうがいいね」「ここはこういう照明の演出をすれば大丈夫」といった感じで、プロデューサーの意見を参考にしながらコンサートを組み立てています。――実際のコンサートで、そうしたやり方の成果を感じていますか?明らかな違いがありますね。その日のライブの舵を自分が取っているという実感があるんですよ。弾き語りは要素が少ないので、出発地点はいつもほぼ一緒なんですが、これまでは“その日の潮の流れによって行き先も変わるし、どこに到着するかわからない”という意識でやっていました。でも客観的な視点を意識するようになってからは、潮や風の流れによって迂回することもあるけれど、到着地点は常に一緒というライブができるようになってきました。その日のステージの出来が良くて、たまたま感動してくれたのではなくて、“感動してもらえるように組み立てているのだから、感動は必然”という風に意識も変わってきました。――客席の反応をコントロールすることも重要なんですね。以前はいかに大きな声援と拍手をもらうかということばかりを考えていましたが、客席に求める反応って、それだけじゃないなと気がつきました。例えば、ここはじっくり聴き入ってもらいたいから、拍手はいらないという場面でパラパラと拍手が来たら、舵を取れていないんですよ。そういう場面では拍手をさせないやり方が必要になります。これまでは行き当たりばったりでやっていたことでも、今は自分がイメージしたとおりのステージをできるようになってきました。――近年の岸谷さんの弾き語りのステージを観ていて感じるのは、1曲1曲の歌が深く染みてくるということです。流れ以外のことで、ステージにのぞむ意識で変わってきたことはありますか?弾き語りって、ひとりでやっているわけだから、個人的なメッセージを伝える意味あいもあると思うんですね。そうした時に、これまでの人生で感じたことを包み隠さず音楽で表現できたらいいなって思うようになってきました。例えば、大切な友達が亡くなってしまって感じたこと、命の尊さやその人が生きていた証しのかけがえのなさなど、素直に歌に込めて届けたいなって。もちろんライブってエンターテインメントだから、暗くなりすぎるのは違いますが、弾き語りだったら、そうしたテーマでも自然にさらっと歌うこともできるし、しっとりと届けることもできるし、ニュアンス豊かに表現できるところが魅力だと感じています。――弾き語りって、奥が深いですね。弾き語りのライブを観に来る人って、ハッピーになりたい人ばかりじゃないと思うんですよ。泣きに来る人もいるかもしれないですし、いろいろな瞬間があっていいのかなと考えています。幸いなことに私の曲って、基本的に明るいものが多いので、弾き語りで賑やかな気分になったり、しんみりしたり、いろいろな場面を作れるんじゃないかなと思っています。“新譜が出たから、新譜を中心にやります”ということではなくて、最近はコンサートの核になるものはなんなのかを意識するようになりました。――コンサートの核になるものって、どのようなものですか?その時々に歌いたいこと、届けたいことのファーストイメージ、テーマみたいなものを探し出して、そのイメージに沿って構成するようになってきました。今年、バート・バカラックが亡くなったじゃないですか。“今の私があるのは、バート・バカラックを始めとするさまざまな音楽家から影響を受けたからだ”という発想からストーリーを作って選曲したりもしています。バート・バカラックのことを思って書いた曲は、セットリストからはずれたんですけど、自分のスタート地点を意識するところはありますね。今年のライブの選曲で、スタッフから言われるまで気がつかなくて、びっくりしたことがありました。――それはどんなことですか?「今年はPRINCESS PRINCESSのオンパレードみたいだね」って言われたんですが、確かに多いんですよ。それもみんなが大好きなPRINCESS PRINCESSの曲ではなくて、ソロになって初めてやるPRINCESS PRINCESSの曲もいくつかあって。おそらく私が今年作りたかったシーンとPRINCESS PRINCESSの曲がたまたま合ったんだと思います。それらの曲をやるのがとても新鮮で楽しかったです。――例えば、どんな曲ですか?PRINCESS PRINCESSの再結成の時に初めて5人でやった「I LOVE YOU」とか、解散前に1回もステージでやっていない曲とか。選曲する時点でPRINCESS PRINCESSの曲かどうかを意識する必要はないな、その時々にやりたい曲をやるのがいいなって思うようになりました。――11月24日からバンド編成でのツアー『Kaori Kishitani Live Tour 2023 “56th SHOUT!”』が始まります。数字と“SHOUT!”という言葉が付いたツアーが最初にスタートしたのが2014年で、“47th SHOUT!”からでした。そもそもこういうタイトルにしたのはどうしてなんですか?新譜のないツアーだったので、“ツアータイトルを考えるのもめんどうだな。きっとこの先もずっと歌っていくだろうから、年齢でいいんじゃないかな?”っていうノリで、“47th SHOUT!”と付けて始めたら、いつのまにか50も越えて、56になっていました(笑)。――コロナ禍での中断はありましたが、ほぼ毎年の恒例のツアーとなっています。弾き語りとバンド編成というふたつの異なるツアーがあることで、観客もさまざまな楽しみ方ができますよね。基本的には弾き語りツアーは“KAORI PARADISE”、バンド編成でのツアーは“SHOUT!”で統一しています。ゆっくり座ってじっくり聴きたい、泣きたいという時には“KAORI PARADISE”、スカッとしたい時には“SHOUT!”に来てもらったら、観る目的が達成されるのではないでしょうか(笑)。ツアーが2種類あるおかげで、すべてを網羅する必要がなくなったので、構成を考えやすくなりました。“KAORI PARADISE”ではPRINCESS PRINCESS時代の曲が多めになることもあると思いますが、“SHOUT!”は、今の私の音楽、56歳のシャウトを楽しんでもらいたいですね。――ツアータイトルに年齢の数字が入っているのは、その時々のリアルタイムの音楽をやっていることの証しでもあるわけですね。そう考えています。56歳のシャウトが47歳のシャウトと同じになっちゃったら違うだろうし、今年は今年のシャウトになると思います。CDでリリースしていない新曲もやる予定です。――ツアータイトルの中に年齢という数字が入ることで、リスナーの人と一緒に年を重ねて併走しているというニュアンスも出てきそうですね。一生のファンみたいな人もいるでしょうしね。年齢をカウントすることで、この年はこうだった、あの年はこうだったって、自分の歴史と重ねやすいところはあると思います。――バンド編成のライブの魅力って、どんなところにあると考えていますか?エレキギターの楽しさに尽きますね。リハーサルで、エフェクターを踏んで、エレキギターのあの音色が響くだけで、テンションが上がりますから(笑)。自由度の高さもバンドの楽しさの1つですね。例えば、途中まで私がピアノを弾いて、間奏を入れて途中でギターに持ち替えて、私とYukoのツインギターで演奏するのもありですし。その場で出てきたアイディアを実行するのが楽しいです。――Unlock the girlsを結成して約6年とのことですが、変わってきたことは?どんどんバンドになってきていますよね。スタート時点では、Yuko・HALNA・Yuumiの3人と私とでは、年齢もキャリアも聴いてきた音楽もまったく違ったので、対等の関係になれるかどうか、それぞれ不安もあったと思うんですよ。でも今はみんな、機嫌が悪かったら、遠慮せずにそのまま機嫌の悪さを出すようになってきました。そうそう、バンドってこういうことだよねって(笑)。音楽的にもこの4人で演奏したら、こうなるなってイメージできるようになってきました。――バンドのオリジナリティーが確立されてきたということなのでしょうね。バンドになったとしか言いようがないですね。誰かが誰かに合わせるのではなくて、それぞれが自分のやりたいように演奏した結果、バンドの音になっているのが理想なんですよ。その境地に近づいている実感がありますね。一緒に曲を作ったり、ライブをやったり、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのライブを観に行ったり、みんなで集まってYouTubeのライブ映像を観たり。楽しいことも共有できているのが大きいですね。3人ともいろいろなところに出て行って演奏する機会があるんですが、“ホームは楽だな”って感じてくれたらと思っています。――バンドになったなと実感したのはどんな瞬間ですか?あるライブのリハの時にHALNAが「アンコールの曲の後奏、レッチリのあれにしちゃおうよ」と提案してきて、「いいね」「やろうやろう」とすぐに決まり、HALNAが本番でフリーの振りまで真似して、大ウケした瞬間ですね。観ている人たちはポカンとしたかもしれませんが、バンドって、たまには内輪ウケがあってもいいんじゃないかなと思います。――バンドの楽しさって、そういうところにもありますよね。ツアーでは新曲を披露する予定とのことですが、新曲の曲作りはどんな感じで進んだのですか?みんなで飲んでいる時に、「シャッフルの曲がないから、あるといいよね」「マイナーの曲もないから、やろうよ」って話していたんですよ。最初は「私はマイナーの曲は書かないんだよね」って言っていたのですが、他のメンバーがこれまでマイナーの曲を多くやってきたこともあり、「じゃあ作るか」ということになりました。その後、私が大本の音源を作り、その音源をもとにして、メンバーがちょっと変えてデモテープを作り、そこからさらにみんなで話しながら作っていったら、どんどん曲が良くなりました。――そうした作り方はバンドならではなんでしょうね。バンドっておもしろいなと思いました。今はすっかりライブモードになっているので、レコーディングもリリースの時期も決まっていませんが、ライブが一段落したら、作品作りをしたいですね。――バンドツアーは“56th SHOUT!”となるわけですが、今の時期について、どう感じていますか?いい時期だなと感じています。今が収穫期ですね。今まで一生懸命種をまいて育ててきて、音楽の果実を収穫している感覚があります。私はPRINCESS PRINCESSを解散して奥居香になって、その後、岸谷香になり、しばらく子育てでお休みして、名前がコロコロ変わったので、若い音楽ファンからすると、「あんた誰?」の極地だと思うんですね。Unlock the girlsでのバンド活動も始めて、ここ数年でやっと岸谷香としての音楽活動が落ち着いてきたかな、この時期を楽しみたいなという心境になっています。――収穫期とのことですが、収穫すると同時にまた種をまいているのではないですか?植物も花が咲いて、実がなって、その実が地面に落ちて、また種になったりするじゃないですか。音楽もそういう、いいサイクルでやっていけたらと思っています。――2024年にはデビュー40周年を迎えます。実感はありますか?40周年と言っても、私はほとんど10年は休んでいるようなものだから、中身は30年くらいの感覚ですね。だから今の私のミュージシャン年齢は46歳(笑)。周年にはまったく興味がないんですが、スタッフは周年が好きなので、今後、いろいろな展開があるかもしれません。私としては今年、自分ができることを全部並べたという意識があって、その流れが2024年頭まで続くイメージですね。2022年の年末に『KAORI PARADISE 2022 年末スペシャル』ということで、ビッグバンドと共演するステージを3本やったんですね。そのステージがとても楽しかったので、2024年の初めに再びビッグバンドと一緒にやる予定です。これまでにフルオーケストラとの共演はあるんですが、ビッグバンドとは、PRINCESS PRINCESS時代に、六本木PIT INNというライブハウスで遊びで1回やっただけだったんですよ。――これまで共演してことなかったのはどうしてなのですか?私は弦楽器には馴染みがあるんですが、管楽器ってほとんど馴染みがなかったんですよ。管楽器って、ジャズやブルースやR&Bを通っていないと、わからないところがあると思っていたから。私はブラックミュージックをほとんど通らないまま、ここまで来ちゃったので、“管楽器は得意じゃないな”という意識がありました。でも私の曲って基本は明るいし、ロックンロールもあるし、実は結構管楽器が入っているんですよ。友達のミュージシャンから「ビッグバンドとやってみない」と声をかけられて、やってみたらとても楽しかったんですね。なのでもう1回やりたいと思い、おそるおそる「また一緒にやってもらえますか?」と聞いたら、みなさん、快くOKしてくださって、再び共演できることになりました。最近の若いミュージシャンのやっているビッグバンドって、女の子たちもたくさんいて、次にやる時にも女の子が二人入る予定なので、今から楽しみです。ここに来て、また新たな音楽の楽しさと出会えました。――年々、音楽表現の幅が広がっているということですね。2024年も感謝祭をやる予定ですし、バンドでのツアーもやりたいし、弾き語りの一人旅もやりたいと思っています。何人か分のミュージシャン人生を一人で体験しているようで、とても欲張りに生きている気がします。“全力で仕事して全力で遊ぶ”というのが、2023年の私のモットーなのですが、実際に今年はおおいに働き、おおいに遊んでいます。――これだけ多種多様なライブ活動をやりながら、遊びも充実させるところが素晴らしいですね。大きな仕事が終わった翌日には「さらば!」って、さっさと日本を出国したこともありますね(笑)。子どもたちも大きくなったし、そういう過ごし方が私にとっては、いちばんハッピーなんですよ。ライブで放電した後には、いろいろな刺激を受けて充電することも必要だと思っています。海外にライブを観に行くことは私にとって最高の充電の1つですね。――岸谷さんの音楽活動、さらに自由自在になっているという印象を受けます。若い頃って、“自分はこういうミュージシャンだから、こういうことをしたらおかしいだろう”と、自分で自分を枠にはめてしまうところもありました。でも今は“何をやってもいいかな”と思うようになりました。死ぬまでに世界各国のいろいろな料理を食べておきたい、みたいなノリに近いのかな。やったことのないことをやっておきたいんですよ。やってないことって、まだまだたくさんあるので、楽しみは尽きないだろうなと思っています。Text:長谷川誠Photo:吉田圭子<公演情報>Kaori Kishitani Live Tour 2023 ”56th SHOUT!”11月24日(金) 名古屋BOTTM LINE開場18:15 / 開演19:0011月25日(土) 大阪BIGCAT開場16:15 / 開演17:0012月3日(日) 東京日本橋三井ホール開場16:15 / 開演17:0012月9日(土) 福岡トヨタホールスカラエスパシオ開場16:15 / 開演17:00チケット料金:全席指定8,500円(入場時ドリンク代が必要)()岸谷香 公式サイト:
2023年09月19日森永乳業は8月29日、ロングセラーブランド「ピノ」シリーズの「ピノ 蜜芋ブリュレ味~安納芋~」をコンビニエンスストアにて先行発売を開始しました。10月23日より全国にて、それぞれ数量限定発売します。「ピノ 蜜芋ブリュレ味~安納芋~」は、蜜芋アイスクリームを、カラメル風味のシュガーチップを混ぜ込んださつまいも味チョコでコーティングした、ひとくちアイス。蜜芋アイスクリームには種子島産安納芋のペーストを使用し、ねっとり濃厚で甘い蜜芋の味わいが感じられます。さらにカスタードの香り(※1)を効かせ、さつまいも味チョコには香ばしいブリュレ部分をイメージしたカラメル風味のトッピングを混ぜ込むことで、蜜芋ブリュレの味わいと食感の再現性を高めています。まるでスイーツのような複合的な味わいと食感を楽しめます。(※1)香料由来さつまいも味ではなく、さつまいも使った本格的なスイーツを表現することで、ピノならではの驚きやワクワクを感じられる仕上がりに。パッケージはスイーツ専門店をイメージしたスタイリッシュなデザインとなっています。この秋は「ピノ 蜜芋ブリュレ味~安納芋~」で、まるで蜜芋ブリュレを食べているような“至福のひとつぶ”を楽しんではいかがでしょうか。■商品概要商品名: ピノ蜜芋ブリュレ味~安納芋~内容量:60ml(10ml×6粒)価格:220円発売日・地区:8月29日よりコンビニエンスストアにて先行発売、10月23日より全国にて発売(エボル)
2023年09月05日熟成蜜芋スイーツ専門店「アンド オイモ トウキョウ(& OIMO TOKYO)」の新作スイーツ「蜜芋の焼きいもカヌレ」が、2023年9月1日(金)より、アンド オイモ トウキョウ各店ほかで販売される。熟成蜜芋スイーツ専門店「アンド オイモ トウキョウ」新作スイーツザ・ペニンシュラ東京に本店を構え、こだわりの蜜芋を使用したスイーツを展開する熟成蜜芋スイーツ専門店「アンド オイモ トウキョウ」。新作となる「蜜芋の焼きいもカヌレ」は、国産シルクスイートをじっくりと熟成させた蜜芋を焼き芋にし、カヌレの中にごろっと贅沢に閉じ込めた一品。シルクスイートには甘味料を一切使用しておらず、芋本来の甘さを味わえるのがポイントだ。生地表面は蜜芋の皮から抽出した香りを纏い、カリッとした軽やかな食感に。中に忍ばせている濃厚な蜜芋とも相性抜群の仕上がりとなっている。また、解凍方法や解凍時間によって異なる風味や食感を楽しめるため、好みに合わせて味わうことができる。ザ・ペニンシュラ東京のスイートルームでのウェルカムスイーツにまた「蜜芋の焼きいもカヌレ」は、アンド オイモ トウキョウ各店での販売はもちろん、5つ星のラグジュアリーホテル、ザ・ペニンシュラ東京のスイートルーム宿泊者に向けたウェルカムスイーツとしても提供される。【詳細】「蜜芋の焼きいもカヌレ」発売日:2023年9月1日(金)※数量限定販売店舗:アンド オイモ トウキョウ ペニンシュラ本店、アンド オイモ トウキョウ カフェ 中目黒店、公式オンラインショップ※公式オンラインショップでは、9月3日(日) 10:00~販売(その後、毎週日曜日10:00より販売開始)価格:2,460円(4個入)
2023年09月03日