タレントの小川菜摘が11日と12日に自身のアメブロを更新。タレントの榊原郁恵から貰った品で作った料理を公開した。11日のブログで、小川は自宅のテラスで花を育てていることを明かし「芽が出たり花が咲いたり実を付けたり それがとても嬉しい」と述べつつ、昨年2種類の紫陽花を植えたそうで「小さな蕾発見 どんな色の花が咲くんだろ」と楽しみにしている様子でコメント。「以前寄せ植えしたクレマチスも花が咲きました」と花の写真とともに報告し「水やりが楽しい」とつづった。12日には「スパムおにぎり」と題したブログを更新し「甘めの卵焼きを作って 五穀米に昆布を混ぜて」と調理工程の様子を写真とともに説明。「榊原郁恵さんに頂いためちゃくちゃ美味しい海苔で巻けば」と榊原から貰った品を使用したことを明かしつつ「大好き スパムおにぎり」と完成した料理の写真を公開し、ブログを締めくくった。
2024年04月13日タレントの北斗晶が4日に自身のアメブロを更新。タレントの榊原郁恵と夫でタレントの佐々木健介との3ショットを公開した。この日、北斗は「本日の2本目の収録は…大好きな榊原郁恵さんと」と収録で一緒だった榊原と佐々木との3ショットを公開。榊原について「いつもニコニコ スタッフの皆さんにも優しくて」と述べつつ「いるだけでスタジオがパッと花が咲いたように明るくなります」とつづった。続けて「私達にもいつも良くしてくださり尊敬する大先輩です」とコメント。榊原との収録の様子について「笑いが絶えません」と説明しつつ「春の花のような郁恵さん。本日は有難うございました」と感謝をつづった。この投稿に読者からは「皆さん素敵」「榊原郁恵さん、笑顔がチャーミング」「一緒にお仕事出来て良かったね」「お疲れ様です」などのコメントが寄せられている。
2024年04月05日女優の秋野暢子が23日に自身のアメブロを更新。大盛り上がりだった食事会でのタレントの榊原郁恵との2ショットを公開した。この日、秋野は「地元友達せっちゃんの号令で由美ちゃんと郁恵ちゃんと」「集り 祖師ヶ谷大蔵のチャイニーズレストラン『欣喜』で晩ごはん頂きました」と榊原らと食事をしたことを報告。「ワンちゃんの話、趣味の話、病に打ち勝つ心意気、話題は沢山。大盛り上がり」だったといい「最終的にやりたい事を見つける事が大切だねってことになりました。人生はこれからだ。楽しい楽しいご飯会となりました」と食事会の様子を振り返った。続けて「欣喜さんはやっぱり裏切らない美味しいお料理大満足」と述べつつ「郁恵ちゃんから娘の結婚お祝いを頂き。せっちゃんからはいつもの美味しいバナナにハンドクリームにリップクリーム。由美ちゃんからはご実家のカツオ節」を貰ったことを明かし「色々頂いちゃった!ありがたい!」と嬉しそうにコメントした。最後に「郁恵ちゃんも元気です」と食事会での集合ショットや榊原との2ショットを公開し「欣喜の美味しいお料理!」と堪能した料理の写真とともにブログを締めくくった。この投稿に読者からは「会食最高ですね」「素敵な時間」「美味しそうですね」などのコメントが寄せられている。
2024年02月24日“東MAX”ことお笑いコンビ・Take2の東貴博が30日に自身のアメブロを更新。タレントの榊原郁恵からの豪華な届け物を公開した。この日、東は「郁恵さんから豪華なマザーズバック!」(原文ママ)というタイトルでブログを更新し「我が家に大きな届け物 名前を見ると郁恵さんから」と高級ブランド『プラダ』の箱の写真とともに報告。「箱を開けるとうぉ~!!超スゲ~!」と興奮気味に述べ『プラダ』のバッグの写真も公開した。続けて「さすが芸能人ってこっちもか」とお茶目につづり「たっぷり入って軽くて使いやすい!しかもダープラ!!」と嬉しそうにコメント。「テンション爆上がり」だったといい「いつも何かと気にかけてくれる本当にありがたい 大事に使います!!」と述べ、ブログを締めくくった。
2024年01月31日タレントの渡辺裕太が19日に自身のアメブロを更新。母でタレントの榊原郁恵からの美味な差し入れを公開した。この日、渡辺は「幸せなことに、無事に舞台初日明けました!」と切り出し「今日まで準備してきてくださったスタッフさんに改めて感謝して、一ヶ月後の千秋楽まで共演者の皆さまと力を合わせて心を込めてお届けしていきます」と意気込みをコメント。「本日ご来場頂きましてありがとうございました」と感謝を述べ「明日からもお待ちしておりますね」とつづった。続けて「今日の楽屋のお供は、これがねぇ、美味しいんだぁ。ほっかほかで届くちまき」と写真とともに紹介し「感謝です。ありがとう。母からの差し入れでした」と榊原からの差し入れで貰ったことを説明。最後に「明日は寒かったり雨降ったり雪降ったり、、、色々と皆さまお気をつけてね!」と呼びかけ「ではまた明日」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「お心遣いさすがですね」「心も身体もホッコリしますね」「美味しそう」「一番うれしいですね」などのコメントが寄せられている。
2024年01月20日1981年に榊原郁恵主演で日本初演されて以降、40年以上の長きにわたって毎年上演されているミュージカル『ピーター・パン』。愛され続ける秘密は、J・M・バリ原作による子どもも大人も楽しめるストーリーや、ブロードウェイ生まれのキャッチーな楽曲ばかりではない。日本版では数年おきに演出家が替わり、新たな魅力を生み出し続けているのだ。近年だけに絞っても玉野和紀、藤田俊太郎、森新太郎という錚々たる顔ぶれが名を連ねてきた演出家リストに、今年から名を刻むのは長谷川寧(振付も兼任)。作品ごとにクリエイターを集めて公演を行う「冨士山アネット」を主宰する作家・演出家・振付家・パフォーマーであり、ミュージカルの振付や国外でのミュージカル演出の経験はあるものの、日本でミュージカルを演出するのは今回が初となる。あわせて翻訳・訳詞も、福田響志により刷新される。さらには、笹本玲奈、高畑充希、唯月ふうか、吉柳咲良らをスターの座に押し上げてきたピーター・パン役も、今年から11代目・山﨑玲奈に代替わり。『アニー』のタイトルロール(2019)、『スクールオブロック』のサマー役(2020/全公演中止により出演には至らず)、そしてホリプロタレントスカウトキャラバン「ミュージカル次世代スターオーディション」(2020)と、数々のビッグ・オーディションを勝ち抜いてきた逸材だ。既に折り紙付きの実力と16歳の瑞々しい感性で、“大人にならない少年”をどう演じてくれるのか――。小野田龍之介(フック船長)、岡部麟(ウェンディ)、須藤理彩(ダーリング夫人)、江上万絢(タイガー・リリー)らが脇を固める『ピーター・パン』は、本日7月25日(火)に東京国際フォーラム ホールCにて開幕。長谷川が「ファミリー向けという印象の強い本作ですが、大人にも共感できるテーマが内包されています。ネバーランドで登場人物たちが必死に生きる様を、皆様にお届けいたします」(製作発表より)と早くも自信を覗かせる新生『ピーター・パン』で、この夏の思い出を作ってみては?文:熊田音子<公演情報>ブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』2023年7月25日(火)~2023年8月2日(水)会場:東京国際フォーラム ホールC東京公演終了後、愛知、大阪、埼玉、長野、新潟、香川に巡演チケット情報公式サイト
2023年07月25日「同居している母や、渡辺(徹)のお父さん、夫婦共通の知人から主人の夢を見たと聞くと“よかった、よかった、いろんなところに行っているんですね”って思うんですが、残念ながら、私のところにはまだ来てくれなくて。この前、雰囲気が絶対に主人だという男の人がようやく夢に出たんですが……、顔から下しか見えなかったんです。なかなか配偶者の元には来てくれないものなんでしょうか」少し残念そうに語るのは、榊原郁恵さん(64)だ。渡辺徹さん(享年61)とは、芸能界でもおしどり夫婦として有名だったが、昨年11月28日に、渡辺さんが突然の逝去。あれから約半年、現在の心境を、少しずつ語り始めた。「もう半年、まだ半年ですねえ。主人を亡くしてからも、あまり休みがなく、舞台(『ハリー・ポッターと呪いの子』)など、いろんな仕事に追われている毎日です。だから主人の部屋の整理もできないままだし、生活用品にも手をつけていません。舞台が終わって仕事が一段落したときに、落ち着いてこの事態と向き合うことになるのだと思います」いまでもお線香をあげたいという来客があることから、玄関近くの客間に遺影と位牌、一周忌に納骨する予定のお骨を安置。郁恵さんが出かけるとき、帰宅したとき、声をかけるが、返事が返ってくることはない。「ずっと一緒に住んでいたので、生活する中で、寂しさを感じることは多々あります。たとえば主人の携帯電話のパスワードがわからず、開けられなくて困っていると、結婚してすぐのことを思い出してしまったり。わりと自分の持ち物などもオープンにする人だったので、カバンの中を、私が整理しようとしたんです。すると『夫婦になっても、プライバシーは守っていこうよ』と言われ、お互い、持ち物や携帯電話なども個人で管理していました。そのわりにはゴルフや地方公演のときは、私が荷造りしてあげていたんですけどね(笑)」渡辺さんは、夫婦の会話を大事にする夫だったため、仕事から家に帰ると、お互い、仕事現場や共通の知人のことなど、毎日のたわいのない出来事を話して、一日が終わっていた。「話をすることは、ストレス発散にもなっていました。でも、いまはそんな夫婦の時間がないので、ケジメがつかず、いつ一日を終えたらいいのかわからなくなってしまったんです。眠らずに、深夜の2〜3時くらいまで起きてしまうことも……」一緒の寝室でベッドを2つ並べていたが、誰もいない隣のベッドを見て“これが共に生活をしてきた人が欠けてしまうということなのか”と実感することもある。「あまりに急に訪れた死だったために、なかなか受け止められないんですね」■渡辺さんは体調を崩し、あっという間にICUに。郁恵さんとの最期の“会話”を渡辺さんの最後の仕事となったのは、昨年11月19日、秋田県で行われた心臓病をテーマにしたフォーラムでの講演会だった。「18日から現地入りしたのですが『ちょっと熱があるようなんです』と、主人のマネージャーから連絡はもらっていました。時期が時期なので、コロナの抗原検査を2回受けたそうですが、2回とも陰性だったので、予定どおり仕事をすることに。ただ、みなさんにご迷惑をおかけしたくないと、念には念を入れ、別室からのリモート出演となったんです」無事に仕事を終え、東京の自宅に帰ってきてからも、体調がすぐれなかったようだ。「私は舞台の仕事をしていたので、主人は『うつしてはいけない』と考えてくれて、実家に帰ってきていた次男経由で『今日は別室で先に寝るから』と知らせてくれました。そんな夫の気づかいに“ありがとう”と思っていたんですが、夜も遅く、自分のことで精いっぱいだったため、あまり気にかけることもしなかったんです」翌朝、渡辺さんが起きてこないので、郁恵さんは熱が下がらないのだと思って《氷枕を持っていきますか?》とLINEを送ったというが、既読にならない。心配した次男が渡辺さんの部屋に入ると、様子がおかしいという。これまでも体調を崩し、入院するということが何回かあったため、いつものように入院の準備をして、病院に向かった。「私が車を運転するとき、主人はいつも助手席に座るんですが、体調が悪いので後部座席に乗って、ぐったりとしていました。だから、車内でも会話することもなかったんです」病院に到着したとき、救急車の搬入口に入ってしまったようで、そのまま車を止めることもできなかった。「私は『申し訳ないけど、歩いて行って』と主人を降ろしてしまったんですね。次男につきそわれ、主人が病院に入るのを見守ってから、私は駐車場に車を止めて、病室に行きました。いま振り返ると、このとき、主人の意識は朦朧としていたのかもしれません」コロナ禍だったこともあって、待合室に次男とマネージャーが待機して、郁恵さんだけが病室に入った。「主人は眠っていました。『携帯とパソコン、老眼鏡をここにおいときますからね』と話しかけても、反応はありません。看護師さんは、点滴を入れようとしていますが、うまく入らず苦労していました。私が長居するのも悪いなと思い『私、行きますよー』と軽い感じで声をかけて、病室から出たんです。このとき、主人に私の声が聞こえていたのかわかりませんが、もしかしたら最後の“会話”だったのかもしれません」その日のうちに、渡辺さんの容体が悪化し病室をICU(集中治療室)に移した。コロナ禍で、重篤患者が入院するICUともなれば、家族でも面会は難しいはずだが、担当医からは「いつでも大丈夫ですから、いらしてください」と連絡があった。入院当初は細菌性胃腸炎という診断だったが、悪化して命に関わる敗血症に進んだという。「お医者さんからはあまりいいお話はありませんでした。でも、これまでも主人は、不死鳥のように復活してきたので、なかなか深刻に受け止められませんでした。いや、あえて受け止めたくなかったのかもしれません。この数年、主人の体調は万全ではなかったけど、死を近くに感じることはなかったんです」タレントの長男・渡辺裕太さん(34)も仕事先から病院に駆けつけることができた。「私は何本もの管につながれた主人を見ても、“万が一”という考え方をしたら主人の最期を受け入れることになってしまう。それは考えないようにしようと思っていたんですが……」手袋やマスクをしていたため、手を握ることもできない。郁恵さんの言葉にも反応を示さなかった。郁恵さんは、徐々に現実を受け入れていったのかもしれない。もうこれ以上は徹さんがかわいそうに見えて、“最期の時”を迎えることとなった。「ドラマのようにふっと息を吹き返す状況ではないということでした。私たち一家と同居している私の母も『お父さんは精いっぱい、頑張ったのよ』と声をかけてくれました。私もこれ以上、主人に『頑張って』とは言えませんでした。もう、これまで十分に頑張りましたから」■渡辺さんが好きだった赤いウインナーを家族で食べて。思っていたよりずっとおいしくて「じつは主人を荼毘に伏す前に、盟友の中村雅俊さんや角野卓造さんに連絡をとって、お別れに来ていただいたんです。皆さん、『徹の顔を見たら、どうなっちゃうんだろうな』と考えていたようですが、穏やかに眠っているような主人を見て、つい昔の楽しい日々が思い出されたみたいです」3月28日に行われたお別れの会でも、その人柄を感じさせる場面に遭遇した。郁恵さんや裕太さんが参列者に挨拶をしていたときだった。「目の前には俳優さんばかりでなく、裏方のスタッフさんが長蛇の列を作って……。レギュラー番組でお世話になった人ばかりでなく、年1回出演する地方の特番のスタッフさんなどが、主人との思い出を私たちに伝えたいと思ってくださったんです。それを見て、本当にみなさんから愛されていたし、主人が誰に対しても同じように接していたのだと実感しました。主人が築いてきた縁を大事にして、またその生きざまを私や裕太が受け継ぎ、仕事をしていきたいと思っています」こう決意を語ったところで「そうそう」と、郁恵さんが渡辺さんとのことを思い出し、いつもの笑顔を取り戻した。「先日、主人の誕生日にはプレゼントを送ったんです。結婚当初、主人が『ウインナーが好きだ』と言っていたので、ちょっと高価な粗びきウインナーを買ってきたんですね。すると『そうじゃなくて、赤いウインナーがいいのに』ともめて、主人が家出したのが渡辺家の“ウインナー事件”です」郁恵さんがスーパーに買い物に行くと“事件”の発端になった赤いウインナーが目に入って、はじめて買ってみたという。「徳用サイズですごく量が多かったんですが、5月12日の主人のお誕生日にお供えして、私たち家族も食べたんです。これが思っていたよりもずっとおいしくて。ちょっと得意げで、楽しそうな笑みを浮かべる主人の声が聞こえてくるようでした。『だろ!気づくのが遅いんだよ〜』って(笑)」【後編】榊原郁恵急逝した夫・渡辺徹さんとの“闘病の日々”を初告白へ続く
2023年06月25日榊原郁恵さん(64)。太陽のような明るさで家族や周囲を照らしてくれた渡辺徹さん(享年61)。だが、笑顔の陰には、病魔との闘いがあった。ときには無理なほどの節制を渡辺さんに求めたこともある。それは郁恵さんにとっても、つらいことだったに違いない。いま、渡辺さんは天国から「おれたち、頑張ったよな」と郁恵さんにほほ笑みかけているだろう。■郁恵さんが23歳のとき渡辺さんと初対面。2人は交際を重ね、結婚。家族に恵まれて2人の出会いは、郁恵さんが『ザ・トップテン』の司会をしているとき。渡辺さんは『約束』(82年)が大ヒットして、番組に登場したのだった。雑誌のインタビューなどで渡辺さんは、郁恵さんとの第一印象を『挨拶したのに、無視された』と、冗談交じりに回想している。「『適当にあしらわれた』なんて(笑)。でも、私は全然、そんなつもりがなくて、挨拶をされた記憶がないんです。司会進行の確認などをしていたので、気づかなかっただけなんだと思います。向こうは向こうで私の印象が悪かったようですが、反対に、私のほうも主人のことを“軽い人だな”って思っていました。歌がヒットしてたびたび番組にも来ましたが、そのたびに太ったりしていたので、最大限の嫌みとして『ずいぶん、丸くなりましたね』なんて言ってみたり」“軽い人”のイメージは、84年、ドラマ『風の中のあいつ』で共演したことで、プラスのイメージに反転した。「俳優仲間やスタッフにも分け隔てなく明るく接する様子を、私は一歩引いたところから見て“居心地のいい空間を作る人だな”って思うようになったんです」劇団出身の渡辺さんには現場マネージャーがついておらず、スタッフとも直接、スケジュールのやりとりをしているし、ファンとも気軽に交流を持ち、受け取ったお弁当をその場で食べていた。「これまで接したことがないタイプだったので、驚きもあり、惹かれていったんでしょうね」渡辺さんも、郁恵さんのことを気になり始めたのだろう。「ドラマ撮影の途中、私は舞台『ピーター・パン』の出演のために1カ月ほどお休みしたんです。そのときも『近くで撮影があったから、顔を出しに来たんだ』って、楽屋まで来てくれたりしました」渡辺さんからは電話番号を渡されていたため、郁恵さんはお礼の電話をしたかった。「でも、ホリプロは厳しく、都内で寮生活をしていたころから『親、きょうだい以外には自分の電話番号を伝えてはいけない』と言われていて(笑)。悩みながら、電話したんですが、ドラマの収録が終わるころには、毎日のように電話をするようになったと思います」有名人カップルであったが、隠れてデートすることはなかったという。「母と住む私の家に主人が来て、近場の公園や、レストランに行ったり。遠出といっても横浜ですが、主人が出演した映画のロケ地があって『おれはこういう芝居をしたんだ』という説明をされたことも。お付き合いしたてのころは、なんでも楽しいですからね。人間関係などを含め、私の世界を広げてくれるいい男友達という感覚だったんです。でも、私のほうが年上だし、25歳と、当時の結婚適齢期だったため、主人は最初から結婚を視野に入れて、覚悟してお付き合いを始めたそうです」結婚後、長男で俳優の渡辺裕太さん、次男と2人の子供に恵まれた。「主人はとっても優しい人なので、子供を猫っかわいがりすると思ったんですが、お父さんとしての出番はあまりなかったんです。私も主人も仕事が忙しく、同居している私の母が、子供たちの親代わりのように接してくれたんです。渡辺家にとっても、裕太は初孫。渡辺のお父さんはかちんこちんに緊張しながら、抱っこして、かわいがってくれて。あとになって主人に聞くと『おれがいろいろ子育てしたら、おじいちゃんとおばあちゃんの楽しみを奪っちゃうだろ』と話してくれました。『なにを都合のいいことを』なんて笑いましたが、きっと本心だったんでしょうね」幸せな家族の時間が流れたが、一方で渡辺さんが病気と向き合い、郁恵さんが伴走する日々でもあった。■病室で還暦を迎えた渡辺さんは息子たちから贈られた赤いブリーフに大喜び「主人が糖尿病になったのは、30歳くらいのとき。もともと太りやすい体質で、普通の量を食べても太ってしまうのに、お料理番組にレギュラー出演していたから、食べる量も多かったんですね。休みなく仕事をしていたから、本人は意識してなくてもかなりストレスがあっただろうし、周囲からの『痩せろ』という声に、いらだつこともあったと思います」「とにかく運動」と医師から指導されても、運動する時間がないし、時間があれば眠りたい。頑張って痩せても、地方公演で2〜3カ月巡業すると、後援会との夜のお付き合いがあるため、リバウンドしてしまう。「いまの私でも無理なほど、ぎりぎりのカロリー制限をした時期もありました。調味料に関しても、ほんのちょっとでも我慢。空腹をしのぐために、私がキャベツの千切りを山盛り出して『このまま食べて』と言ったときは、さすがに主人も怒って……。『そんな味気ないものを食べる悲しさがわかるのか』って。本当にそのとおりですよね」12年には虚血性心疾患、13年には膵炎、コロナ禍の21年には大動脈弁 狭窄症の手術を受けている。郁恵さんも万全な体調ではない渡辺さんを支えた。「21年に倒れたときは、病室で還暦を迎えました。コロナ禍ということもあり、私だけ許可をもらってお見舞いすることができたんです」その日、病院の最寄りの駅まできてくれた裕太さんから、子供たち2人のプレゼントを受け取った。「それを主人に渡して、包みを開けたら赤いブリーフが3枚入っていたんですね。すごい気の利いたプレゼントで、主人は大喜び。私は“私が顔を出すのがいちばんのプレゼント”だなんて、手ぶらで行ってしまっているのに(笑)」郁恵さんは渡辺さんの入院を、適切な治療で回復をし、仕事に復帰するための期間だと、前向きに捉えていた。「でも、主人にとっては、病院という特別な空間で、寂しいし、つらいと思うこともあったはず。時間があるので考え込んでしまい、仕事への不安を感じる瞬間もあったかもしれません。そんなときに、元気が出る赤いブリーフがすごくうれしかったはずです。主人の健康には気を使っていましたが、そうした心のケアの部分で、子供たちがフォローしてくれたんですね」何度も大病を乗り越えた渡辺さんだったが、近年は、長年の糖尿病が起因となって人工透析を受けていたという。「肉体的にも、心情的にもつらい治療です。お仕事によっては、スケジュール的にご迷惑をおかけすることも多々ありました。人工透析のことは、あえて公表することはしませんでした。仕事にも影響するし、どう受け止められるのかわからなかったためです。“だらしない生活をしていたから”と誤解されることもあるかもしれません。でも、主人は頑張っていたし、さまざまな病気に見舞われても現実を受け止め、最大限、ふんばって、治療に、仕事に意欲的でした」長期間、地方に行くときは、滞在先の医療機関で透析を受けることもあったという。「たぶん主人のことだから、行く先々で、気軽に患者の方ともお話ししたかもしれません。大勢の方が受けている人工透析の励みにもなったのではと思います」満身創痍でも、妻を愛し、家族を愛し、そして仲間や仕事を愛した渡辺さんは、11月28日、家族や親族に見守られ逝去した。棺の中には、山盛りのごはん、お気に入りのスーツや家族や親戚が書いた手紙をおさめた。「みんな、どんな手紙を書いたのかはわかりません。私は──。主人からは、よく『おれのことを愛しているのか』『本当に好きなのか』なんて言われることがありました。夫婦でベタベタする恥ずかしさもあって、私はそっけなかったのかもしれません。思い返してみれば、感謝の言葉をかけてくれるのはいつも主人で、照れもあった私からはなかなか口にすることはなかったんですね。でも……、主人と最期のお別れをするとき、思い浮かぶのは感謝の言葉以外、ありませんでした。『これまで、本当にありがとうね』と──」
2023年06月25日2023年5月12日、タレントで俳優の榊原郁恵さんが自身のInstagramを更新。2022年11月に亡くなった、夫で俳優の渡辺徹さんの誕生日をお祝いしたことを報告しました。榊原郁恵「渡辺家にとっては、大事件を起こした…」1987年に結婚をした渡辺さんと榊原さん。バラエティ番組でお互いのエピソードを話すなど、芸能界きってのおしどり夫婦として知られています。渡辺さんの62回目の誕生日である2023年5月12日に、榊原さんはお祝いの料理を作ったそうです。榊原さんが用意したのは、お赤飯とマヨネーズを添えたゆで卵、そして赤ウインナーでした。並べられた料理について、榊原さんは「渡辺家にとっては、大事件を起こした話題の赤ウインナー!!」とコメント。テレビ番組などで何度も披露された、赤ウインナーが食卓に並ばないことに怒った渡辺さんが家出をしたエピソードにちなんで紹介しました。手作りした料理を渡辺さんの遺影の前にお供えした榊原さん。「『ありがとう。でも、今じゃ無くて…もっと前に食べたかったなぁ!』そんな声が聞こえてきそう!」と、心境をつづっています。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 榊原郁恵(@sakakibara.ikue)がシェアした投稿 榊原さんの投稿には、多くのコメントが寄せられていました。・きっと喜んで思う存分食べていますね!・天国から見守っていますよ!・徹さんの写真と位牌を見て涙が出ました。郁恵ちゃんの優しさにも涙です。渡辺さんは、きっと榊原さんが心を込めて用意してくれた料理を喜んでいることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年05月12日毎夏、子どもたちと、かつて子どもだった大人たちに夢と感動を届けているミュージカル『ピーター・パン』。榊原郁恵が初代ピーターパンとして空を飛んだ1981年から43年目の今年は、11代目ピーター・パンが誕生する。演じるのは第44回ホリプロタレントスカウトキャラバン(TSC)「ミュージカル次世代スターオーディション」でグランプリを獲得した山﨑玲奈。TSCの決選大会でも「夢はピーター・パンになること」と言っていた山﨑がついにピーターになる。さらに今回から演出・振付を国際的に活躍するクリエイター&パフォーマーである長谷川寧が担当、大きな転換を迎えそうな2023年版『ピーター・パン』について、山﨑に話を聞いた。ミュージカル初主演で挑んだアニー役――取材を受けるのは好きですか?好きです! たくさん話を聞いていただけるのは、楽しいです。――良かったです(笑)。現在16歳の山﨑さんですが、『アニー』(2019年)、『フィスト・オブ・ノーススター ~北斗の拳~』(2021-22年)とすでにミュージカル経験は豊富ですね。そもそもミュージカルの世界を目指したのはどんなきっかけがあったのでしょうか。きっかけは母です。母がミュージカル好きで、私も小さい頃からディズニー作品や『レ・ミゼラブル』『ウェスト・サイド・ストーリー』などに連れていってもらっていました。ディズニー作品は子どもでも「楽しい! 可愛い!」と楽しめましたし、『レ・ミゼラブル』などは内容はわからなくても素敵な音楽が流れていて、そこからミュージカルが大好きになりました。母から、ただ観るだけですが英才教育を施してもらっていました(笑)。――商業的なミュージカルの主演は『アニー』が最初でしたね。当時中学1年生だったと聞いていますが、舞台は楽しかったですか。それとも緊張しましたか?すごく楽しかったです。それまでそんなに舞台経験もなくアニーを演じ、ミュージカルのこともよく分かっていなかったですし、仕事として大人の方とどう関わっていけばいいのかもまったくわからない状態だったのですが、ダブルキャストの岡菜々子ちゃんや孤児役の子、ダンスキッズのみんなが優しく教えてくれました。明るく楽しいメンバーで、みんなで遊園地に行ったりもしたんですよ。また大人の方も、同世代の人たちと一緒にいるんじゃないかというくらい会話を合わせてくれて、とても楽しく、安心できる環境で本番を迎えられました。本番も毎日感じるものが違って、本当にアニーとして生きている感覚でした。すごく良い経験をさせていただきました。――そして今度は『ピーター・パン』です。『ピーター・パン』は、TSCの時点で「やりたい」とおっしゃっていましたね。もしかしてピーター・パンをやりたくてTSCを受けたのでしょうか?それももちろんあります! ピーター・パンはホリプロの女優さんしかできないし、ピーター・パンをやるにはホリプロに入るしかないと思っていました。ただ、これからもミュージカルをやっていきたいという気持ちがまずあり、これでグランプリを獲ったら未来は明るいなと思ったので受けた、というのが大きなところです。――最初に見た『ピーター・パン』は?唯月ふうかさんがピーターを演じられていた時です。幼かったので「楽しかったなあ」「ピーターが空を飛んでいるのがうらやましいな」くらいの感想でしたが(笑)。――それが、「やりたい」という憧れに変わったのは。ミュージカルがどんどん好きになり、この世界に入りたいと思ったきっかけのひとつに高畑充希さんがいらっしゃいます。高畑さんもピーター・パンを演じられていたことを知り、作品に改めて興味を持ちました。私自身アクティブなことが大好きなので、動きの多い舞台も好き。「私もフライングしたい、絶対楽しい!」と思い、出たい出たいと言っていました。――そしてTSCでグランプリを受賞し……でも、グランプリを獲ったからといって『ピーター・パン』出演が確約されていたわけではないんですよね?はい、違います。私も、「だからといってピーター・パンまでは私のところに来ないだろうな」と思っていました。前任の吉柳咲良さんも最初は13歳でピーターを演じていますし、もっと若い人に話がいくだろう、そもそも私では実力不足じゃないか、と。だからお話をいただいた時は、まずは嬉しいより「ええええ、いいんですか!?」という気持ちでした。その後「やばい!」「夢が叶う!」と嬉しさがこみ上げました。これまでとは180度違うピーター・パン――すでにワークショップが始まっているとのこと。ピーター・パンはどういう男の子だと思っていますか。ひと言で言うと「大人になりたくない子ども」です。プラス、「カッコいい存在」。だってウェンディもティカーベルも惚れているんですから、本当にカッコいい男の子じゃないと(笑)。でも実は孤独も抱いていて、一番寂しい存在なんじゃないかなと思います。感情の振れ幅も大きく、“やっかいな人物”とも感じています。――演出の長谷川寧さんともすでにそういったことをお話されていますか?しています。「ピーター・パン講釈会」みたいなものもありました。オリジナルの、ブロードウェイ版の台本と照らし合わせて話し合ったり、「実はこう解釈できるのでは」という説を紐解いてみたり。なかなか興味深くて、ロスト・ボーイズ(ネバーランドで暮らしている大人になりたくない子どもたち)を洗脳しているのはピーター・パンなんじゃないかとか、彼らは大人にならないんじゃなくて「なれない」んじゃないかとか、実はフック船長や海賊たちの方が、彼らを救い出すためにやってきた……つまり子どもたちをちゃんと成長させようとしているヒーローなんじゃないかとか、様々な見方ができるんですよ。「この可能性、あるね!」とか、色々話していて楽しいですし、表面上のキラキラワクワク楽しい話だけでなく、裏の設定も大切にしたいと思っています。ピーター・パンが悪だとは思いませんが、ダークな一面も見せていけたらと寧さんとも話しています。――面白いですね! それが、公式コメントで山﨑さんがおっしゃっていた「これまでとは180度違う、全く新しい『ピーター・パン』になりそう」という発言に繋がっていくのでしょうか。はい。チラシのビジュアルも、“勇者”ピーター・パンというより、可哀想な面も、ダークな面もあるかもしれない複雑な感じにしたくてこうなっているんだと思います。ファミリー・ミュージカルの『ピーター・パン』というだけでなく、観た方が少し考えさせられるような『ピーター・パン』になっていくといいなと思います。ブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』2023年版ティザービジュアル――そして先ほど「フライングしたい」ともおっしゃっていました。これまでにフライングの経験は?ありません。今回が初めてです。――『フィスト・オブ・ノーススター ~北斗の拳~』でもフライングがありましたね。山﨑さんはその時は飛んでないにしろ、間近でご覧になっていてどうでしたか。大変そうでした(笑)。フライング稽古って、ものすごく時間がかかるんです。やっぱり命に関わることですし、演じる側だけでなく操作してくださる方と息を合わせて細かく確認を重ねてやっていかないといけないので。でも楽しそうだなと思っていました。トラブルや事故がないように決まり事を守って飛ばなくてはいけませんが、その範囲内で自由に飛んでいきたいです。――高所は平気ですか?大好きなんです(笑)。もうフライング稽古も始まっていますが、観ている方が、本当にピーター・パンが飛んでいると思えるよう、一定の動きだけじゃなく、色々なポーズをとり、くるくる回ったりしたいです。寧さんがご自分で飛んで、ポーズを試行錯誤して考えてくださっています。それを自分ができるかという問題はありますが(笑)、本当に今まで観たことのないフライングになりそうです。――長谷川さん自ら飛んでいるとは!そうなんです。私が体調不良になったりしたら「僕が出ますから」とおっしゃっていました(笑)。そうなったら、12代目ピーター・パンが誕生してしまいますね。そうならないように体調管理もしっかりしていかないと!――でもピーター・パンは飛ぶだけではなく、飛びながら歌も歌わなければいけない。はい。本当にすごく体力を使う舞台です。お客さんだった時はあんなに楽しく観ていたのに、今の心境は「楽しいどころじゃないぞ」という感じになってきています……。――そして長谷川さん演出ということで、ダンス要素も多くなるのかなと期待してますが……。私もそう思っています。寧さんからは「激しい振付にします!」と宣言されました(笑)。ダンスの種類としても、今までの『ピーター・パン』とは一線を画す、生々しいものになるんじゃないのかなと思います。カッコいい男子の仕種を研究中――本番までに準備しておこうと思っていることはありますか?まず体力づくりですね。本当に大変な作品ですので、時間を見つけて腹筋したりと、運動をしています。あとはカッコいいピーター・パンになりたいので、カッコいい仕草をする男子を見つけては観察しています。男の子は、食べ方や歩き方も私とは違う。でも完全な男子になるというより、中性的なところを目指したいかな。後姿では男の子にも見えるし女の子かもしれない、というような……。――ピーター・パンは山﨑さんで11代目。先輩から何かアドバイスを頂いたりはしていますか?唯月さんは「困ったことがあったら何でも言ってね」とおっしゃってくださいました。やはり体力を使うというのと、日常とかけ離れた作品だから“時差ボケ”みたいになってしまうらしくて。そのあたりのアドバイスはいただきましたが、まだお稽古が本格的に始まっていないので、具体的な質問は私の方からは出てこなくて。お聞きしたいことは今後出てくるのかなと思っています。あたたかいお言葉をもらって、ただホッコリしました(笑)。――もしかしたら『ピーター・パン』で山﨑さんを初めて観る方もいるかもしれません。少し山﨑さんご自身のことを伺わせてください。今ハマっているものは何でしょう?正直なところを言っていいんでしょうか(笑)? マイブームは「スプラトゥーン3」です。何がいいのかと訊かれたら……言葉で説明しにくいのですが、爽快感、でしょうか。もともとバトルゲームが好きなのと、これは音楽も好き。やっているとストレスが飛んでいきます。寧さんのワークショップでも好きなことを話すお題などで、ことあるごとに私がスプラトゥーン、スプラトゥーンと言っていたら、しまいには「またスプラトゥーンかよ!」と言われてしまったほどです。本当にハマっています。――山﨑さんの一番好きなミュージカルは。『レ・ミゼラブル』です。あの作品は本当にすごい。最初の一音で「あぁ……」となります。映画版は何度も何度も繰り返し観ていましたが、前回公演で初めて生で観たんです。生で観ると本当にすごかった!――改めて、山﨑さんが愛しているミュージカルというものは、どういうところが魅力ですか。ストレートプレイの舞台やドラマや映画と違って、ミュージカルには歌とダンスがあります。それはすごく素敵なことだなと思います。ミュージカルが苦手な方って、普通の会話に歌が入ってきたりダンスが入ってくることに違和感を抱くと思うし、逆に言えばミュージカルが好きな人は、そこが好き。私の父もミュージカルが好きではなかった人で、私が出演するようになってやっと観るようになったのですが、観たら「すごく楽しかった」と言ってくれました。苦手な方も、騙されたと思って一度観に来て欲しいです。ストレートのお芝居と違って、生で歌を受け取るというのは胸に「ずーん」と来ますし、感動の度合いが全く違います。その迫力が、ミュージカルのすごさだと思います。――その中で特に『ピーター・パン』は……?本当に楽しいので、ミュージカル初心者の方にピッタリだと思います! 私より下の世代の子どもたちには、フライングもあるしアクションもあってそれだけで楽しいし、物語自体ファンタジー。“ミュージカルの入り口”としてとても良いと思います。そして大人の方には、今回の寧さんの演出はとてもカッコいいものになっています。ミュージカルとして非常に盛りだくさんのものが詰め込まれていますので、もし「ダンスが苦手」という方だったら歌やフライングを、「歌が苦手」という方だったらアクションを楽しんでもらえますので、まずは劇場にいらしてください!取材・文:平野祥恵撮影:藤田亜弓ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント★山﨑玲奈さんのサイン入りポラを抽選で2名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら(7f1eda4d-e8b1-48f2-a6b4-060b3dd68a77) からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<公演情報>ブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』2023年7月25日(火)~2023年8月2日(水)会場:東京国際フォーラム ホールC東京公演終了後、愛知、大阪、埼玉、長野、新潟、香川に巡演チケット情報公演公式サイト
2023年04月28日タレントで俳優の榊原郁恵さんが、2023年2月9日にInstagramを更新。2022年11月に亡くなった、夫であり俳優の渡辺徹さんとの『思い出の味』にまつわるエピソードを投稿しました。亡き夫・渡辺徹の遺影に供えられたのは?榊原さんにとって『思い出の味』になった食べ物は、ルームウェアなどを展開するブランド『ジェラートピケ』が運営するカフェのクレープ。渡辺さんが亡くなる前に2人で食べたことがあるそうで、これまでにも何度か写真をInstagramに投稿しています。同年12月21日の投稿では、クレープを持った榊原さんと渡辺さんが嬉しそうな表情を見せている、ツーショット写真を公開していました。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 榊原郁恵(@sakakibara.ikue)がシェアした投稿 2023年1月31日には、クレープの味が無性に恋しくなって1人で買いに行ったことを報告。クレープの写真を載せるとともに「おいしいから好きなのに、なんか『思い出のクレープ』になっちゃった」と語っていました。 この投稿をInstagramで見る 榊原郁恵(@sakakibara.ikue)がシェアした投稿 そして2023年2月、この『思い出の味』の投稿をきっかけに『ジェラートピケ』は、榊原さんにルームウェアをプレゼント。榊原さんは、もらったルームウェアを着た写真を投稿しました。 この投稿をInstagramで見る 榊原郁恵(@sakakibara.ikue)がシェアした投稿 《思い出の味》としてクレープをインスタにアップしてたらな・なんと…そのお店『ジェラートピケ』さんからお家で温かくゆっくりカラダを休めて下さいとあたたかルームウェア頂きましたsakakibara.ikueーより引用さらに、渡辺さんとの『思い出の味』であるクレープのディスプレイもプレゼントされたそうです。榊原さんは、ディスプレイを渡辺さんの遺影の横に供えた写真も公開。「温かい優しさに感謝です」とつづっていました。『ジェラートピケ』の粋な計らいに「素敵」といった声が寄せられています。・素敵な贈り物ですね。徹さんも喜んでいると思います。・ルームウェアとてもお似合いです!笑顔がかわいい!・温かくて優しいプレゼントに、涙が出そうです。ルームウェアをもらった榊原さんはきっと、身体も心も温まったことでしょう。渡辺さんも、素敵なプレゼントにほほえんでいるかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2023年02月10日1995年1月17日に発生した、兵庫県淡路島北部を震源とする、『阪神・淡路大震災』。最大震度7の大きな揺れにより、街のいたるところで建物の倒壊や火災などが発生し、人々の生活に大きな影響をおよぼしました。多くの尊い命が失われた災害は、2023年現在になっても語り継がれています。震災から28年が経過した2023年1月17日、タレントの榊原郁恵さんがInstagramにつづったのは、夫で俳優の渡辺徹さんが震災時に体験した出来事。震災発生当時、渡辺さんは仕事のため、兵庫県神戸市のホテルに滞在していたといいます。早朝、渡辺さんから1本の電話が自宅にかかってきました。「今、大きな地震があってさ…」「え?気が付かなかった…!」「窓から外見えるんだけど、あちらこちら煙が見える、もしかして火事かも…」「え!大丈夫?」「うん、又電話する」数分後「いやー…これ…大変なことになったのかも…」「えー⁈」それから連絡が取れず、5〜6日して足に血まめ、ボロボロになって東京に帰って来た。sakakibara.ikueーより引用目の前で起きた災害の惨状を榊原さんに語った渡辺さん。当時、通信などにも大きな影響が出たことで、連絡がつながりづらくなったのでしょう。連絡が途絶えて6日程度が経過した頃、動いている電車の駅まで歩き続けていたという渡辺さんは、命からがら戻ってきたそうです。そんな大変な思いをしたあの日から28年後。家族が、愛犬であるコーンちゃんを長年大切に世話をし続けたことが、愛犬家の模範として表彰されたことを榊原さんは明かしました。※写真は複数枚あります。左右にスライドしてご覧ください。 この投稿をInstagramで見る 榊原郁恵(@sakakibara.ikue)がシェアした投稿 渡辺さんは2022年12月、病気のため逝去。生前、大震災に見舞われた渡辺さんの出来事に、多くのファンが想いを寄せています。・「なんとかして家族のもとに戻りたい」という一心があったのだろうと思うと、泣けてきますね。・慣れない場所で被災をして、帰るのに渡辺さんは大変だったろうと思います。・渡辺さんは疲労困ぱいで、榊原さんも心配でたまらなかったのではないでしょうか…。『阪神・淡路大震災』以降も、『東日本大震災』など各地で大きな地震が起きています。災害が起きても、家族や自分の身を守れるようにしたいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年01月18日2022年12月2日に、所属事務所より発表された、俳優の渡辺徹さんの逝去。俳優の渡辺徹さん、敗血症のため逝去ファンからは悲しみの声訃報を受けて同月5日には、妻で俳優の榊原郁恵さんと、息子の渡辺裕太さんが会見を開きました。榊原さんと裕太さんは会見中、終始涙を見せず、笑い話を交えながら、徹さんとの楽しい思い出を振り返っていたといいます。渡辺徹さん逝去に、妻・榊原郁恵が会見内容に「胸がギュってなった」の声渡辺徹さん逝去後、Instagramを更新した榊原郁恵会見を終えた同日、榊原さんは自身のInstagramを更新。投稿では、徹さん、裕太さんと3人で撮影した家族写真を添え、同月現在、話題を呼んでいるサッカーの世界大会『FIFAワールドカップカタール2022』についてつづりました。19日からブログの更新も無く子供の頃からサッカー少年だった渡辺徹がこんな盛り上がってるW杯にも触れる事も無く…何かあったのか……と心配して下さった方もいらっしゃったと思います。渡辺の文章のファンの方々もいらっしゃった事でしょう。彼の最後をどういう言葉で表現したら良いのか…渡辺にききたいくらいです。渡辺自身が表現する事はもう出来ませんが…コレからも渡辺の事、話題にして頂けたら、嬉しいなぁ。sakakibara.ikueーより引用 この投稿をInstagramで見る 榊原郁恵(@sakakibara.ikue)がシェアした投稿 徹さん自身、子供の頃にサッカーをしていたこともあり、「彼だったら、日本代表の活躍をどう表現していただろうか」と榊原さんは思いを馳せています。榊原さんの言葉に、多くのファンが心を打たれました。・「徹さんだったら、日本代表の活躍をどう表現したんだろうか」の言葉に、涙が流れました…。・日本代表はきっと、徹さんのエールも受けて活躍できたに違いありませんよ!・愛情にあふれた家族だということが伝わってくる文章ですね。無理をせずに、これからも頑張ってください!応援しています。「さぁ頑張ろう」と、投稿を締めくくった榊原さん。きっと、空から徹さんの応援を受けながら、榊原さんと裕太さんは今後も仕事に励んでいくことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2022年12月06日「不死鳥のような人ですから」12月5日夕方の会見で、11月28日に敗血症のため亡くなった夫・渡辺徹さん(享年61)について、そう語った榊原郁恵(63)。11月20日に入院後、急激な体調変化があったといい、郁恵は病院で医師に病状を説明されても、「あの人のことですから」と実感が湧かなかったという。幾度も病気と闘ってきた徹さん。普段と変わらない生活のなか、家族にも思いもよらないかたちでの逝去だったという。「ご夫婦でウチに来てくれたばかりだったのに……。体調が悪いようには全然見えませんでしたよ」そう驚きの声を漏らすのは、浅草の老舗洋食店「ヨシカミ」の店長。亡くなる2週間前の11月13日には、郁恵とともに「ヨシカミ」で食事。長男でタレントの渡辺裕太(33)が出演した落語会を見たあとのことだった。「ウチに来てくれたのは2回目だったので、『また息子さんの落語見に来られたんですか?』と聞いたら、『覚えててくれたんですか!?』とうれしそうに答えてくれました。サインをお願いしたらご夫婦で快く書いてくれて。テレビで見るままの、おしどり夫婦でしたね」元気な様子を見せていたなかでの突然のお別れに、驚く声は多い。「10月から11月にかけては舞台出演もこなしていたんですが……。舞台初日に取材に応じた際は、自身の体重に触れ、『最盛期が130キロ。今73キロくらい。すべては妻のおかげでございます』なんて、郁恵さんへの感謝を口にしていました」(スポーツ紙記者)徹さんの人生は、さまざまな病気に苦しんだ人生だった。そしてそれを支えてきたのが妻の郁恵だ。’84年のドラマでの共演をきっかけに交際し、’87年に結婚。「もともと徹さんのほうが郁恵さんのファンだったそうです」(前出・スポーツ紙記者)結婚4年目、徹さんが30歳のときに最初の大病を患うことになる。「当時は1日6食も食べていたそう。そんな食生活がたたり、’91年に急性糖尿病で緊急入院したのです」(前出・スポーツ紙記者)その後、急激なダイエットやリバウンドを何度も繰り返すことに。「郁恵さんは食事面のケアのほか、夜に2人で1時間ほどウオーキングをするのが習慣だと話していたこともあります」(芸能関係者)郁恵には、苦い記憶があった。自らの父の突然死だ。「郁恵さんのお父さんは53歳で亡くなっています。死因は心筋梗塞。ゴルフから帰ってきて、玄関先で倒れたまま帰らぬ人になったといいます。郁恵さんは当時21歳。お父さんの死に目には会えなかったようです。その経験があったから、徹さんの体もとても心配していたんです」(前出・芸能関係者)■夜中でトイレで嘔吐する徹さんの背中をさすって…ただ郁恵がいくら注意しても、徹さんは家庭外で暴飲暴食。そんな彼を郁恵の父と同じ病気が襲ったのは、’12年。「徹さんは50歳でした。心筋梗塞と診断され、6時間も手術を受けました」(前出・スポーツ紙記者)このとき、徹さんの異変に最初に気付いたのも郁恵。「顔色が悪いから病院に行ったら?」と言う妻に、徹さんは「自分の体は自分がいちばんわかってんだから」と言い返したそうだ。「その後も、やはり体調が悪い日が続いたそうです。『夜中にトイレで嘔吐していたら、郁恵が何も言わずに背中をさすってくれた』と、徹さんはのちに話しています。当時控えていた舞台に徹さんが意地でも出演しようとしていたのを、郁恵さんが関係者に『降板させます』と伝えたこともあったそう。それを知り徹さんは『勝手なことをするな』と反発したといいます」(前出・芸能関係者)そして、徹さんが病院を受診して心筋梗塞の診断を受けると、「郁恵さんは『しっかり治しましょうね』と毅然と振る舞い彼を安心させたそう」(前出・芸能関係者)以降も、翌’13年に膵炎で入院。’16年には慢性心不全。さらに昨年4月には大動脈弁狭窄症の手術を受けるなど病魔に襲われ続けた。今年初めには夫婦で新型コロナウイルスにも感染した。ただ近年の徹さんには、心境の変化があったようだ。2年半前の本誌取材で、こう話している。《結局、女房の言うとおりにするのが一番だと気づきました。昔は「もっと食べさせろ」「味が薄すぎる」なんて反抗したりしましたけど、家庭菜園まで始めてくれましたし》(’20年3月24・31日合併号)今年の10月20日配信のインタビュー(Yahoo!ニュース Voice)では、徹さんは郁恵への懺悔を口にしていた。妻が父を心筋梗塞で早くに亡くしたにもかかわらず、自分も心筋梗塞になってしまったことに触れ、「どれだけかわいそうなことをしてしまったんだろうと今になって思います。すごく反省しました」そして健康診断や検査にマメに行くようになったとも話している。「妻を安心させたいと考えていたのでしょう」(前出・芸能関係者)■SNS投稿していた夫婦の未来への期待徹さんは、11月19日、秋田大学の医療フォーラムにゲスト参加。当日の様子を広報担当者は、「当初はパネリストとして会場でご発言いただく予定だったんです。ただ当日の朝に、ご本人から『微熱があるみたいで』とお話があり、昨今のコロナ情勢もございましたので、念のため控室からお一人で配信での参加というかたちに変更しました。モニター越しではありますが、時折冗談も交えながらの、お元気な印象でした」19日のうちに秋田から帰京。20日に発熱、腹痛などの症状が出たため、病院で検査を受けると細菌性胃腸炎と診断され入院。その後、敗血症と診断されて治療を受けていたが、帰らぬ人となった。「郁恵さんのお父さんと同じ突然の逝去。ただ郁恵さんは、徹さんの最期を看取ることができたそうです。憔悴しながらも葬儀の準備などには気丈に対応していたといいます」(前出・スポーツ紙記者)昨年10月、34回目の結婚記念日に郁恵はインスタグラムを投稿。《これから先…ふたりにどんな事があるのかなぁ!皆さんこれからも宜しくお願いします》と綴り、徹さんから贈られた白い胡蝶蘭を公開。「一生を共にさせてください徹より」というメッセージも添えられていた。全霊で看病してきた31年。早すぎる死の無念は計り知れない――。
2022年12月06日11月28日に敗血症のため61歳で亡くなった俳優・渡辺徹さんの妻でタレントの榊原郁恵(63)と長男で俳優の渡辺裕太(33)が5日、都内で会見を行った。同日、都内で家族葬を執り行い、喪主は長男の裕太が務めたという。裕太は「本日は父・渡辺徹のことで皆さん集まっていただきましてありがとうございます。本日、家族葬にて葬儀・告別式を無事執り行うことができました。父を応援してくださった方、仲良くしてくださった方に対して本当に感謝申し上げたいと思います。ありがとうございました」と挨拶し、郁恵も「渡辺徹のことで皆さんにお集まりいただいたこと、家族としてはすごくうれしいです。渡辺徹を話題にしてもらって、渡辺徹のことを皆さんであーだこーだ言っていただけていることは、渡辺徹という人は偉大だったんだなと思うような瞬間だったので、皆さんにお集まりいただいたことをまずは感謝しております」と語った。渡辺さんは11月20日に発熱、腹痛等の症状が出たため都内の病院に受診したところ、細菌性胃腸炎と診断され入院。その後、敗血症と診断され、加療したが11月28日21時1分に亡くなった。裕太は「父が亡くなる2日前、3日前に病院に行けたんですけど、今まで入院したこともありましたし、またそんな感じかなと。でも顔色が変わっていて、今までにないくらいにしんどそうで、面会したときに覚悟しないといけないかもなと思いました」と話した。渡辺さんが亡くなって後も、気丈に番組に出演をした裕太。「僕のことを何でも肯定してくれる父親だったので。僕自身、行きたかった。もちろんしんみりしている時間もありましたけど、ずっとそればっかりだと嫌だなと思ったので、自分の目の前にある楽しい現場をしっかりやらせていただきたいという思いでした。それを父親も絶対後押ししてくれるだろうなと思いましたし、実際に行ってすごく楽しかったですし、そういう時間がこれからも僕は大切なんだなと。父親もそれを大切にしていたと思うので、そういうところは受け継いでいきたいと思います」と語った。子供から見てどんな夫婦だったか聞かれると、裕太は「ほかの夫婦を知らないというのもありますけど、普通だと思います。ただ、父親は本当に周りを楽しませるのが好きな人だったので、母親は楽しそうでした。ずっと楽しそうに、一番父親の話で笑っていたと思います。ツッコミ、ツッコまれもありましたし、喧嘩もよくしていましたし、僕にとっては温かい家族でした」と優しい表情で回答。さらに、渡辺さんに送る言葉を求められると、「『もう任せた』って言われていると思っているので『任せてくれ』というような感じで」と力強く答えた。
2022年12月05日俳優の渡辺徹さんが敗血症のため亡くなったという、衝撃的なニュースが日本中を駆け巡った2022年12月2日。61歳というあまりにも早すぎる訃報に、親交のあった著名人はもちろん、SNSでも悲しみの声が上がりました。俳優の渡辺徹さん、敗血症のため逝去ファンからは悲しみの声榊原郁恵「渡辺徹という人を忘れないでもらいたい」タレントや俳優として活躍する、妻の榊原郁恵(さかきばら・いくえ)さんと『おしどり夫婦』として知られていた、渡辺さん。同月5日、東京都内の某所で、榊原さんは長男で俳優の渡辺裕太さんとともに、会見を開きました。会見の冒頭、集まった記者に感謝の気持ちを述べた2人。FNNプライムオンラインによると、榊原さん家族は、徹さんが亡くなったことをどう受け止めればよいか考えた結果、同日に家族葬を執り行ったそうです。その後、榊原さんは、体調が悪化した経緯を丁寧に説明。徹さんの最期の瞬間について、次のように語っています。最期の瞬間の様子について、郁恵さんは「前の日(27日)には、もう心臓が止まっていたと思います。最後の最後まで、私たちが(病院に)来るまで待っていてくれて、それで、しっかりと見届けて、『お父さんご苦労様でした』という風に、あの瞬間を迎えさせてもらいました」と話した。FNNプライムオンラインーより引用前日には、「心臓がとまっていたと思います」と話した、榊原さん。榊原さん家族はしっかりと最期を見届けることができたといいます。また、記者会見の中で、榊原さんは次のようなメッセージを伝えました。記者会見の中で、郁恵さんは、「渡辺徹のことを無事に見送ることができました。渡辺徹と言う人をやっぱり忘れないでもらいたい、語り合ってもらえたら。私たちも、あの人が喜んでくれるような感じで、しゃべり続けていきたい」と話した。FNNプライムオンラインーより引用榊原さんと裕太さんは、終始涙を見せず、笑い話を交えながら明るく会見を進めていたそうです。生前、周りの人を楽しませることが好きだった徹さん。そんな徹さんと一緒に暮らしてきた2人だからこそ、しんみりとした雰囲気にしたくなかったのかもしれません。2人の会見を見た人たちからは、ネット上で反響が寄せられています。・郁恵さん、素敵だなあ。裕太さんもしっかりした人に育っていて、なんだか悲壮感があまりなく、ただただしみじみしてしまった。・郁恵さんと裕太さんの会見を見て、胸がギュってなった。さびしいね。・徹さんへの愛を感じた。悲しい中で、あんな笑顔で素敵な言葉、自分なら絶対に出てこない。絶対に泣いちゃう。多くの人たちの心に響いた、榊原さん親子の会見。2人の想いは、きっと徹さんにも伝わっているはずです。[文・構成/grape編集部]
2022年12月05日11月28日に敗血症のため61歳で亡くなった俳優・渡辺徹さんの妻でタレントの榊原郁恵(63)と長男で俳優の渡辺裕太(33)が5日、都内で会見を行った。同日、都内で家族葬を執り行い、喪主は長男の裕太が務めたという。裕太は「本日は父・渡辺徹のことで皆さん集まっていただきましてありがとうございます。本日、家族葬にて葬儀・告別式を無事執り行うことができました」と報告し、「父を応援してくださった方、仲良くしてくださった方に対して本当に感謝申し上げたいと思います。ありがとうございました」と感謝した。郁恵は「本日は足元の悪い中、世の中はサッカーで盛り上がっている中、渡辺徹のことで皆さんにお集まりいただいたこと、家族としてはすごくうれしいです。渡辺徹を話題にしてもらって、渡辺徹のことを皆さんであーだこーだ言っていただけていることは、渡辺徹という人は偉大だったんだなと思うような瞬間だったので、皆さんにお集まりいただいたことをまずは感謝しております」と挨拶。「私たちにとっては思いもよらないことでしたので、どのようにしてこの事態を受け止め、どのようにして送ったらいいのか一生懸命考えて、最終的に家族葬となったことにより、諸先輩方やお世話になった方々やお仲間、後輩、私たち以上に愛してくださった方々、たくさんいらっしゃったと思いますが、私たちはそこまでフォローできる度量がなく、皆様に対して大変無礼をしてしまいました。この場をお借りして皆様にお詫びしたいです」と述べ、「でも裕太が喪主を務めてくれて無事に渡辺徹を見送ることができました。皆様が見守ってくださって感謝したいと思います。ありがとうございました」と感謝した。2人は笑顔も見せながら気丈に会見。郁恵は、棺の中に「山盛りのご飯」を入れたことを明かし、「もう制限ないからっていっぱい入れて」とにっこり。「あとは写真と、家族・親戚みんなにコメントを書いてもらって、一番高いスーツを入れてかっこよく、私と主人の出会いの花も入れて、最後は舞台のときに必ずかけていた坂東玉三郎さんからいただいたのれんをかけました」と明かした。渡辺徹さんは11月20日に発熱、腹痛等の症状が出たため都内の病院に受診したところ、細菌性胃腸炎と診断され入院。その後、敗血症と診断され、加療したが11月28日21時1分に亡くなった。
2022年12月05日《文学座所属渡辺徹(わたなべとおる/本名同じ)が、11月28日21時01分敗血症のため逝去いたしました》俳優の渡辺徹さんが亡くなったと12月2日、所属事務所の「文学座」が公式サイトで発表した。61歳だった。渡辺さんは11月20日に発熱や腹痛等の症状が出たため、都内の病院で受診したところ細菌性胃腸炎の診断を受けて入院。その後に敗血症と診断され、回復することは叶わなかったという。‘81年にドラマ『太陽にほえろ!』(日本テレビ系)の新人刑事・ラガー役でデビューを果たした渡辺さん。大柄な体型と大らかなキャラクターで親しまれ、役者業だけでなく、バラエティ番組でも活躍した。いっぽうで、その半生は病との闘いでもあった。30歳の頃に糖尿病と診断され、’12年4月には虚血性心疾患と判明。その際には、6時間に及ぶ手術を受けている。’16年からは腎機能の低下で人工透析を受け、昨年4月には大動脈弁狭窄症と診断され、出演予定の舞台が全公演中止となっていた。そんな渡辺さんの闘病生活を支えたのが、妻の榊原郁恵(63)だ。食べることが大好きでヘビースモーカーでもあった渡辺さんのために、榊原は徹底した健康管理を行い気遣っていた。■渡辺さんはもともと榊原ファン。結婚以降は、おしどり夫婦に榊原と渡辺さんが結婚したのは’87年10月のこと。「もともと渡辺さんは“アイドル・榊原郁恵”のファンで、初めて買ったレコードも郁恵さんのLP。部屋に郁恵さんのポスターを貼るほどだったので、『ザ・トップテン』で初めて共演したときは緊張したそうです。そして、ドラマでの再共演を機に本音で語れる“戦友”のような仲となり、やがて交際に発展していったといいます。ただ当時、アイドル同士の結婚は今以上にハードルが高かった。そこで渡辺さんは3年かけて周囲を説得。そして一人でも多くのひとに祝福してもらえるような環境を作っていったそうです。2人の結婚披露宴の様子はテレビで生放送され、視聴率は40.1%を記録。’89年3月には長男で俳優の渡辺裕太さん(33)が誕生しました」(テレビ局関係者)結婚以降、おしどり夫婦として広く知られることとなった2人。結婚30周年を迎えた’17年には朗読ライブ『いまさらふたりで』で夫婦共演を果たしている。「渡辺さん夫婦は、結婚してから2度しか共演していませんでした。それは結婚直後にドラマ共演した際、『公私はわけよう』と2人で相談して決めたためだそうです。しかし、『いまさらふたりで』は渡辺さんが郁恵さんに『やってみないか』と提案したといいます。それまで郁恵さんは10年もの間、朗読劇をしたいと考えており、その熱意に気づいていた渡辺さんは、どうしても実現させてあげたかったそうです。久々に夫婦そろって演技することになりましたが、郁恵さんは『説明しなくても伝わるからありがたい』と語っていました。結婚30周年を記念して結婚式のシーンでは、郁恵さんは実際に結婚式で使用したウエディングドレスを着て演じていました。また2人は’21年、渡辺さんが大動脈弁狭窄症から仕事復帰した際にも朗読劇を開いています」(前出・テレビ局関係者)■榊原は「彼の存在は偉大」渡辺さんも「いないと困る」‘19年に榊原が、’21年に渡辺さんが還暦を迎えても2人の愛は冷めなかった。’21年2月、榊原は『機界戦隊ゼンカイジャー』(テレビ朝日系)で“戦隊シリーズ最年長ヒロイン”になった際、本誌のインタビューで「主人はスーパー戦隊シリーズが好きなので、『いいね~よかったね』と」「戦隊好きな夫に見せるためにも、“ババレンジャー”として変身したいですね!」と楽しそうに語っていた。また渡辺さんは同年11月、『いい夫婦 パートナー・オブ・ザ・イヤー 2021』に選ばれた際、会見で榊原について「好きとか嫌いじゃなく、いないと困るっていう存在になっています」と語っていた。「渡辺さんの生活をサポートしてきた郁恵さんですが、いっぽうで『主人は精神的な支えなんです』とも話していました。郁恵さんは明るいキャラクターの反面、仕事のことで思い悩みがちだといいます。しかし、渡辺さんが『後悔した経験を次に活かしたらいい』と教えてくれたそうです。結婚によって性格がポジティブになったといい、郁恵さんは『彼の存在は偉大』とも話していました」(スポーツ紙記者)今年10月8日、渡辺さんはブログで舞台『今度は愛妻家』の初日に榊原が赤飯を炊いてくれたと報告。また渡辺さんが亡くなる約2週間前の11月13日、榊原は夫婦で裕太の参加する落語会を観に行ったとInstagramに綴っている。‘20年11月、「婦人公論」で渡辺さんは《俺自身は自分のやりたいことをやってきたし、これからはパートナーのやりたいことに力を貸し、それを形にしていくことに重きを置いてもいいかなと思ってる》と語っている。“人生の支柱”を失った榊原の心痛は計り知れない。
2022年12月03日俳優でタレントの渡辺徹さんが、11月28日に敗血症のため亡くなった。61歳という若さだった。渡辺さんが所属する「文学座」は公式サイトを通じて、《11月20日(日)に発熱、腹痛等の症状が出たため都内の病院に受診したところ、細菌性胃腸炎の診断を受け直ちに入院いたしました》と明かした。その後に敗血症と診断され、治療を受けるも帰らぬ人となってしまったという。81年にドラマ『太陽にほえろ!』(日本テレビ系)の新人刑事・ラガー役でデビューした渡辺さん。翌年には歌手デビューし、同年に発売されたセカンドシングル『約束』はCMソングにもなり大ヒット。バラエティやトーク番組などマルチに活躍し、最近では10月から上演された舞台『今度は愛妻家』でゲイバーのママ役を演じたばかりだった。活躍のいっぽう、渡辺さんの芸能生活は病との闘いでもあった。「30歳の頃に糖尿病と診断され、12年4月には虚血性心疾患が判明し6時間に及ぶ手術を受けたといいます。昨年4月にも大動脈弁狭窄症と診断され、出演予定の舞台が全公演中止となりました」(スポーツ紙記者)そんな渡辺さんをそばで支えていたのは、87年10月に結婚した妻でタレントの榊原郁恵(63)だ。食べることが大好きな夫のために徹底した健康管理を行うなど、2人は芸能界きっての“おしどり夫婦”として知られていた。「渡辺さんは『今度は愛妻家』の取材会でも、自らの体重について『最盛期が130キロだった』と明かしキャストたちを驚かせていました。その上で、『そこから今73キロくらい(に減った)。すべては妻のおかげでございます』と感謝の気持ちを述べていました」(舞台関係者)■「一生を共にさせてください」「いないと困るっていう存在」結婚生活35年目を迎えた昨年10月、榊原はInstagramで結婚記念日を報告。《これから先…ふたりにどんな事があるのかなぁ!皆さんこれからも宜しくお願いしますと》綴り、渡辺さんから贈られた見事な白い胡蝶蘭を公開。そこには「一生を共にさせてください徹」とのメッセージが添えられていた。また同年には、「いい夫婦 パートナー・オブ・ザ・イヤー 2021」にも選出された2人。表彰式では「お互いどこにひかれた?」との質問に、渡辺さんは「好きとか嫌いじゃなく、いないと困るっていう存在になっています」と妻の大切さを語っていた。現在、榊原は舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』に出演中だが、11月30日にはキャスト変更が発表されていた。「文学座」よると後日、榊原と長男の渡辺裕太(33)の会見の場を設けるという。相思相愛だった夫を亡くした榊原に、ネット上では慮る声が相次いでいる。《郁恵ちゃん今舞台ハリポタでマクゴガナル先生やってる最中なんよ…それでも来年5月まで舞台にたたなきゃならない…心中察するに余りある…応援してます…でもしんどい時はしんどいって周りの人に言って欲しい…》《ご本人亡くなったニュースに驚くと同時に郁恵ちゃんが、、 郁恵ちゃんのこと思ったら可哀想で涙が止まらない、、》《まだ若いのに。ショック。 郁恵ちゃんが心配。ご冥福を…》
2022年12月02日2022年9月25日、埼玉県さいたま市にある多目的ホール『さいたまスーパーアリーナ』にて行われた総合格闘技イベント『超RIZIN』での、ある出来事が議論になっています。この日行われたのは、格闘家の朝倉未来(あさくら・みくる)選手と、アメリカの格闘家であるフロイド・メイウェザー選手による試合。試合前、メイウェザー選手に花束を贈呈するためリングに上がった、政治団体『ごぼうの党』の代表である奥野卓志氏は、無言で花束を床に投げ捨てたのです。目の前で花束を投げ捨てられたメイウェザー選手は、冷静に落ちた花束を拾い上げ、セコンドにそっと手渡しました。花束を投げ捨てられたメイウェザー対応に「かっこよすぎる」「ごめんなさい」メイウェザー選手がここで怒りをあらわにしたら、イベントそのものに支障が出ていた可能性もあったでしょう。ネットでは関係者を含む多くの人がメイウェザー選手の行動を称賛し、1人の日本人として謝罪の言葉を述べました。榊原信行CEO、メイウェザー選手への『花束投げつけ』に謝罪同日のイベント中にリングに上がった、『超RIZIN』の運営を行う、株式会社ドリームファクトリーワールドワイドのCEOである榊原信行さん。榊原さんはメイウェザー選手への『花束投げ捨て行為』について、このようにコメントをしました。「超RIZIN」に続いて行われた「RIZIN」の途中でリングに上がった榊原CEOは「本当に情けない、恥ずかしい行為を働いた人間がいます。リングの中は本当に神聖な場所だし、命を懸けて闘う選手たちに、どちらを応援する、どちらのファンだとか関係なく、礼節を持って対応するべきだとそう思っています。本当に品性下劣な男をこのリングに上げたことを、この場を借りておわびしたいと思います。すみませんでした。本当に悔しいです」と謝った。「残念なことに世界中で流れているので、日本人の恥をさらすことになったことは本当に悔しいし、2度とこういうことが起きないように全力でやります。許してください。すみません。本当に勘弁してください。ごめんなさい」と頭を下げた。サンケイスポーツーより引用写真は試合前の会見のもの今回の花束贈呈は、最前列で観戦できるプレミアチケット『超RIZIN NFT DIGITAL TICKET』の最高額落札者が担当する決まりになっていました。奥野氏はこのチケットを420万の最高額で落札し、メイウェザー選手への花束贈与の権利を手にしたのです。榊原さんはメイウェザー選手への対応を深く謝罪すると同時に、騒動を起こした奥野氏の行為を強い言葉で批判。「日本人の恥をさらすことになり、本当に悔しい」と思いをあらわにしました。今回の件に対し、榊原さん以外の多くの人からも、メイウェザー選手への謝罪の声が多数上がっています。次回、日本でリングに上がる時は、メイウェザー選手が心を曇らさずに試合を終えることを誰もが祈っているでしょう。[文・構成/grape編集部]
2022年09月26日1981年、榊原郁恵が初代ピーター・パンとしてスタートしてから、今年で42年目になるミュージカル『ピーター・パン』。2021年からは森 新太郎演出によりリニューアル。親しみやすく、どこか懐かしさを感じる演劇的な表現が好評だった。そして今回、2017年、10代目ピーター・パンとしてデビューした吉柳咲良がファイナルを迎える。会見では、まずピーター・パンとウェンディ(岡部 麟(AKB48))による〈ネバーランド〉〈飛んでる〉のメドレーが披露された。〈ネバーランド〉では吉柳ピーターの伸びやかで透き通るような歌声がまさに純粋無垢なピーターそのもの。私たちを子供の世界に誘ってくれた。〈飛んでる〉は一転して、やんちゃで生命力と躍動感に溢れたピーターだ。そのピーターに夢中になるウェンディのかわいいこと!一緒に飛ぼうとして飛べない感じがキュートだ。溌剌と空を飛ぶピーターたちの姿を思い出して、ウキウキしてしまう。今夏も、ピーターたちがネバーランドに連れて行ってくれる!ああ、もうすぐ夏が来るなぁ!と、現実を忘れて浸り切った。吉柳咲良カラフルな衣裳姿のメインキャストが揃い、 演出の森 新太郎が語った。森 新太郎「昨年初めてこの作品に挑むにあたり、40年にわたる記録映像を拝見しました。そこで私の心を奪ったのは初代ピーターの榊原郁恵さんでした。生き生きとして無邪気で。昨年の稽古中は吉柳咲良に、「郁恵さんみたいにやれ!」「郁恵さんを目指せ!」と何度も言い続けた記憶があります。その結果、吉柳咲良は私の想像をはるかに超えて、自由奔放で勝手気まま、生きる喜びに満ち溢れたピーター・パンを作り上げてくれました。今年はあえて吉柳に「郁恵さんを越えろ」と言いたいです。今年で最後になるのは私にとって本当に寂しいことですが、吉柳はこれまで以上に軽やかに力強く、我々をネバーランドに連れて行ってくれることでしょう。全ての歌と踊り、演出的な遊びも昨年より確実にグレードアップしておりますので心弾ませて劇場にお越しください。お待ちしております」それを聞いて、吉柳咲良は「(森から)こんなに褒めていただけると思ってなかったのでびっくりしていますが、 最後はプレッシャーをかけていただきました(笑)。自分では今年が最後という感じがしなくて、でもどこかで集大成だと思う部分もあり、ふわふわした気持ちで稽古に入ったらすごく楽しい。私が子供でいていいと思える場所はここなんだと再認識しました。誰よりも全力で楽しんで、ピーター・パンを精一杯演じようと思います」。続いて、 他のメインキャストたちが語った。各メインキャストのコメント小西遼生フック船長役 小西遼生「去年から参加していますが、(コロナ禍で)制約の多い時期で、僕らキャストも色々なことを乗り越えてきました。特に嬉しかったのが、子供たちの声援や拍手。例えば知り合いの先輩役者さんがお子さん連れで観てくださって、そのお子さんは初めての観劇体験とのこと。大切な瞬間を共にしていると実感しました。僕らが演じるものを本当の世界だと思って観てくださる方々がたくさんいる作品。今年は去年以上にキラキラした世界をお見せしたい。そして咲良が演じる最後のピーターを、僕らも精一杯彩れるように頑張りたいです」岡部 麟(AKB48)ウェンディ役 岡部 麟(AKB48)「初めてネバーランドに飛んで行きます。『ピーター・パン』に私も仲間入りできてとても光栄です。いろんな方が観にいらっしゃるでしょうが、特にお子さんが何十年後かに「昔、『ピーター・パン』を見たなぁ。ウェンディがかわいかったな」って思い返してくれたら。そんなウェンディになれるように頑張ります。咲良ちゃんピーターの歌声が透き通るように美しく、毎晩、録音した咲良ちゃんの歌を聴きながら眠りについています。そのくらい大好きです!」田野優花タイガー・リリー役 田野優花「今回、初参加となります。私の大先輩でもあり、大好きな宮澤佐江さんがやられていた役。リスペクトしつつ、佐江さんを超えたいです。身長はちっちゃくなりましたけど、パワーは出せると思うので頑張ります。アクションには自信があったのですが、森さんがスパルタすぎて(笑)。1曲やるだけでしんどいナンバーを3回連続でやって、立てなくなりました」。それを聞いた森が「ちょっと反省しています」と言うと、「でも体力がつくので、こちらはありがたいです」とやる気たっぷりなところを見せた。壮 一帆ダーリング夫人 壮 一帆「幼い頃から観てきた大好きなピーター・パンの世界、そして歴史ある舞台に初めて立たせていただきます。次に繋げなければいけない責任感と、それを上回るワクワク感でいっぱいです。森さんの演出はしつこいと役者仲間さんから聞いていましたが、本当に嬉しいぐらいのしつこさ(笑)。ありがたく喜んでやらせていただいています。咲良ちゃんを筆頭に若い方たちが多いので若者に負けないように、また3人の可愛い子供たちを愛して、素敵なお母さんを演じたいです。またダチョウ役もやるのですが、思っていた以上に出番も台詞も多いです。観に来てくださった方の心に残るようにダチョウも演じたいです」幼い頃の『ピーター・パン』にまつわる思い出を聞かれて、吉柳「13歳まで物語すら知らず、初めてこのお仕事をした時に『ピーター・パン』を観ました。だから私にとって『ピーター・パン』は観るものというより、演じるもの。出会えてよかったです」小西「僕は空を飛ぶものに憧れがあって、フック船長が空を飛べないのはなんで?と思っているくらい(笑)。子供の頃からディズニーランドの『ピーター・パン』の乗り物も好きですし、空を飛ぶピーターに憧れています。その意味ではピーターは僕の憧れの存在です」岡部「私は茨城県出身。茨城にはアニメを全編流してくれるおもちゃ屋さんが多く、そこで『ピーター・パン』を観て以来、大人になるまで観たことがなかったんです。なので、ピーターとフック船長は2人ともウェンディのことが好きで、それで喧嘩していると勘違いしてて。台本を読んで、フック船長はウェンディが好きなわけじゃないんだとショックを受けました(笑)。ピーターも、まさかウェンディにお母さんになって欲しかったなんて」田野「この質問が来ないと私、一生話すことがないと思っていたエピソードがあります。幼少期に海外で実写化された『ピーター・パン』の映像を観て、そのピーターに恋して届くはずのない手紙を書き、ずっと勉強机の中にしまっていました。顔がかっこよかったんですよ(笑)」壮「小さい頃にVHSで『ピーター・パン』のアニメをヘビロテしていました。初恋の人といっても過言ではないくらい、ピーターが好きでしたね。そんな大ファンだったらティンカー・ベルみたいに嫉妬してもいいものを、私はウェンディとピーターがくっつけばいいのにって。森さんが『ピーター・パン』の世界はごっこ遊び、子供たちがお父さんやお母さんを演じているとおっしゃったのが印象的で、子供心を思い出さなければ!と思っているところです」13歳から18歳まで、夏になるとピーターを演じてきた吉柳。彼女にとってピーターはどんな存在なのだろうか。「夏といえば、プールや海、お祭りに行くなどみんなが青春している時に、私はずっと空を飛んでいました。それは私にしかできない青春だし、何よりもこの仕事をしていると、心が大人になり切れない状態でも大人にならなければいけない瞬間があって。そんな時、『ピーター・パン』は、私、ここにいる時は子供でいていい、何も考えずに等身大で楽しんでいいと思える場所でした。この作品で多くの人と関わる機会をいただき、私のお芝居の原点はここだと思っています。ピーターのおかげで、私は大人にもなれるし子供にもなれる。明るくなりたい、テンションを上げたい、また頭の中のモヤモヤを捨てる時には、脳内にピーターを召喚します。今では私を助けてくれるヒーローみたいな存在です」また、これまでの一番の思い出を聞かれた吉柳は、2021年版をあげた。「去年はすごく楽しかったんですけど、演出が変わるのはやはり大変。台詞や歌詞が変わって、元々演じていたピーター・パンの固定概念が180度覆された気持ちになったこともありました。森さんが作るピーターってかなりおかしいんですよ(笑)。破天荒でわがまま。でも愛おしくて、すごくかわいらしくて放っておけない。自分で台詞を言いながら笑っちゃったりする瞬間が結構ありました。楽しいけれども中学生の頃みたいにエネルギーだけで突っ走れるわけではなく、体力的にはきつかったこともありました。いろんな感情でいっぱいいっぱいにもなりました。でもコロナ禍による公演中止を経て、再び舞台に立てた喜び。舞台ってこんなに楽しいんだ!と実感できた、思い出深い年でした」最後に、吉柳は思いを込めて締めくくった。「今回が最後というとすごく寂しくなりますが、ピーター・パンとして確実に成長していると思っていただけるように、そして純粋に観客の皆さんのこの夏の良い思い出として残るように、一生懸命稽古しています。期待して待っていてください!」吉柳咲良ラストのピーター・パン、楽しみに見届けたい。文=三浦真紀撮影=田中亜紀<公演情報>青山メインランドファンタジースペシャルブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』ブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』告知画像【東京公演】期間:2022年7月23日(土) ~8月2日(火)会場:東京国際フォーラム ホールC主催:フジテレビジョン / スポーツニッポン新聞社 / ホリプロ特別協賛:青山メインランド企画制作:ホリプロ【大阪公演】期間:2022年8月13日(土)・8月14日(日)8月13日(土) 11:00 / 15:30(貸切)8月14日(日) 11:00会場:梅田芸術劇場メインホール主催:梅田芸術劇場 / ABCテレビ特別協賛:メインランドジャパン企画制作:ホリプロお問合せ:梅田芸術劇場 06-6377-3800(10:00~18:00)【スタッフ】原作:サー・ジェームズ・M・バリによる作品を元にしたミュージカル作詞:キャロリン・リー作曲:モリス(ムース)・チャーラップ潤色・訳詞:フジノサツコ演出:森 新太郎翻訳:秋島百合子音楽監督・編曲:村井一帆美術:堀尾幸男照明:佐藤 啓音響:井上正弘衣裳:西原梨恵ヘアメイク:鎌田直樹振付:新海絵理子アクション:渥美 博フライング:松藤和広歌唱指導:満田恵子演出助手:伴・眞里子稽古ピアノ:金森 大舞台監督:二瓶剛雄 / 瀧原寿子エグゼクティブ・プロデューサー:堀 威夫【キャスト】ピーター・パン:吉柳咲良フック船長 / ダーリング氏:小西遼生ウェンディ:岡部 麟(AKB48)タイガー・リリー:田野優花ダーリング夫人:壮 一帆《海賊たち》スミ―:佐川和正マリンズ:笠原竜司ビル・ジュークス:中山 昇スターキー:久礼悠介ヌードラー:冨永 竜セッコ:渡部又吁《迷子たち》ふたご2 :石川鈴菜カーリー:倉澤雅美ニブス:澤田美紀トートルズ:中野 歩ふたご1:なづ季澪スライトリー:松崎美風《森の住人たち》一条俊輝井上弥子黒田 陸佐藤アンドレア澤村 亮鈴木昌実深瀬友梨渡辺崇人ジョン(Wキャスト):酒井禅功 / 津山晄士朗マイケル(Wキャスト):遠藤希子 / 君塚瑠華ナナ:三浦莉奈《スウィング》伊藤かの子佐山太一チケットはこちら:公式HP:公式Twitter:
2022年06月24日ゲストは、アーティスト活動に加え映画・ドラマなどの録音参加など幅広く活動するフルーティスト・坂上領『NAOTOアコースティックコンサート with 榊原大 スペシャルゲスト坂上領』が2022年7月9日(土)にスターツおおたかの森ホール(千葉県流山市)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 ⼤剛)にて4月15日(金)10:00より発売開始です。カンフェティにて4月15日(金)10:00よりチケット発売! 公式ホームページ 常に時代をとらえて進化を続けるヴァイオリニストNAOTOとピアニスト榊原大のコンビによるアコースティックライブ。ゲストに坂上領(フルート)を迎え、贅沢なステージをお届けします。NAOTO プロフィール1973年、大阪府高槻市出身。第39,41回全日本学生音楽コンクール西日本大会で第3位、第42回に は同コンクール第2位、霧島国際音楽祭奨励賞を受賞。 東京藝術大学音楽学部附属音楽高校、東京藝術大学音楽学部器楽科卒業。クラシックからポップスまでジャンルにとらわれない音楽センス、ブリッジをしながらのアクロバティックな演奏など華麗なパフォーマンスで人気を博す。ドラマ「のだめカンタービレ」では、オーケストラの選考、吹き替え演奏、楽曲提供、そしてドラマに役者としてゲスト出演し、一躍注目を集めた。2005年に、EPICレコードよりメジャーデビュー。2017年には、自身のレーベルを立ち上げ、2021年デビュー15周年を記念して、東京・Bunkamuraオーチャードホールにて開催された「NAOTO 15th Anniversary Live -The New Black-」のライブDVDを、そして2022年に通算10枚目のCD「Get over it」を発売。他のアーティストからの信頼も厚く、近年では、宇都宮隆、大黒摩季、世良公則、谷村新司、AI、柚希礼音、押尾コータロー、DEPAPEPEなどと共演。2019年9月にポルノグラフィティのデビュー20周年東京ドーム公演に、シークレットゲストとして出演。SNS上で話題になりTwitterトレンドで世界第1位になる。Shick「ハイドロ5カスタムコンフォート」のスペシャルムービーに出演、250万回再生を突破した。作曲家として、NHK「スタジオパークからこんにちは」を始めとするテレビ番組やたくさんのCM、劇団TEAM NACSの主宰公演の音楽監督を担当。東日本大震災以降、福島県須賀川市の小中学校を定期的に訪問し、その活動が認められ2015年に須賀川市観光牡丹大使に就任。日本スープカレー協会広報宣伝担当理事、カレーマイスターの資格取得、ラジオパーソナリティー、TV朝日系列「関ジャム∞完全燃Show」「マツコの知らない世界」出演など、活動は多種多彩に渡る。ますます進化を続けるNAOTOにさらなる注目が集まっている。公演概要『NAOTOアコースティックコンサート with 榊原大 スペシャルゲスト坂上領』公演期間:2022年7月9日(土)13:30開場/14:00開演会場:スターツおおたかの森ホール(千葉県流山市おおたかの森北一丁目2番地の1)■出演者NAOTO(Vn)榊原 大(Pf)坂上 領(Fl)※榊原の「榊」は正しくは木へんに「神」■チケット料金全席指定5,000円(税込)※未就学児入場不可※車いす席については、スターツおおたかの森ホールにお問合せください。■主催スターツおおたかの森ホール指定管理者MORIHIBIKU共同企業体代表団体アクティオ株式会社 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年04月15日「“スーパー戦隊の聖地”といわれるロケ地で、撮影初日にいきなり爆破シーンを経験しました。爆音は一瞬『怖い!』と思ったけれど、“これが特撮の現場か!”と刺激を受けましたね」満面の笑みを浮かべてそう語るのは、3月7日スタートの『機界戦隊ゼンカイジャー』(テレビ朝日系・日曜9時30分〜)に出演する榊原郁恵さん(61)。同作は『秘密戦隊ゴレンジャー』(’75年)からスタートした「スーパー戦隊シリーズ」45作品目の記念作品。郁恵さんは、なんと“シリーズ最年長ヒロイン”に抜擢!主演のゼンカイザーこと五色田介人(駒木根葵汰)の祖母で、駄菓子カフェ「カラフル」の店主を演じる。「ヒロインと呼ばれるのは、いまだに恥ずかしいです。撮影は1年にわたるのですが、それほどの期間同じヘアスタイルでいたことがなくて……。ずっと同じ髪形を保てるのか心配なんです(笑)」夫の渡辺徹(59)も、この抜擢には大喜びだったとか。「主人はスーパー戦隊シリーズが好きなので、『いいね〜よかったね』と。ふだん仲よくしている柴田理恵さんからも、『友達役として、全身タイツ姿で駆けつけるよ!』と、声をかけてもらいました(笑)」「カラフル」のセットは、郁恵さんを喜ばせるものであふれているという。「壁のポスターに、40年以上前の私のレコードのタイトルが書いてあるのを発見して、1人でクスッと笑ってしまいました。カメラには映らないけど、店のカウンターの中に、お好み焼きやもんじゃが作れる材料もちゃんとあるんです。カメラには決して映らないところにまでこだわっているのかと驚きました」’77年のデビューから40年以上を経た今も、自然体で美しい笑顔は変わらない。その若々しい“郁恵スマイル”を保つ秘訣を聞いてみると……。「朝は、鏡を見て“笑顔チェック”を欠かさないようにしています。口角がきちんと上がっているか、確認するんです。そして、主人を送り出すときにも必ず笑顔のチェック。『ミッキー(マウス)ちゃん、ミッキーちゃん。はい、ニィー(笑顔をつくって)』と声をかけるんです。自分でやるのは恥ずかしいですけどね(笑)」不要不急の外出は控えつつも、日常での“新発見”を欠かさないように心がけているそう。「じつはいまって、夜空がとってもキレイなんですよ!そんな空を見ながら深呼吸すると、“自分はふだん浅い呼吸をしているんだな”と気づかされるんです」健康のためにしている日課は、愛犬の「シュガー」と「コーン」との30分ほどの散歩。体に負荷をかけるために、上り坂を小走りで駆け上がる。「坂の手前にある観音様と薬師堂には、いつも手を合わせて感謝の気持ちを伝えています。体重2.5キロの小さなシュガーとコーンも坂を駆け上がってくるのですが、その必死な姿がもう愛らしくて……。この時節、免疫力アップのために根菜、葉物などを食事に欠かさず、バランスよく取ることを心がけています」いまでこそ健康に気を使い、運動やバランスのよい食事を心がけているという郁恵さん。若かりしころは、“年を取るのは当たり前”と考え、アンチエイジングケアにも抵抗を感じていたと語る。「なので、エステに行き始めたのも遅かった(笑)。ただ年齢を重ねていくうちに、“美しさを保ちたいなら、何もせずほったらかしにしてはいけない”と思うようになりました。メークを落とすときも、以前のように顔をこするのではなく、オイルタイプのものを使って、優しく洗い流すようにしています」「女性自身」2021年3月2日号 掲載
2021年02月19日還暦を超えてもなお、その笑顔がはじける郁恵さん。でも、いつも笑顔でいられるわけじゃない。イラッとしたときに実践している“郁恵流アンガーマネジメント”とはーー。「“スーパー戦隊の聖地”といわれるロケ地で、撮影初日にいきなり爆破シーンを経験しました。爆音は一瞬『怖い!』と思ったけれど、“これが特撮の現場か!”と刺激を受けましたね」満面の笑みを浮かべてそう語るのは、3月7日スタートの『機界戦隊ゼンカイジャー』(テレビ朝日系・日曜9時30分〜)に出演する榊原郁恵さん(61)。同作は『秘密戦隊ゴレンジャー』(’75年)からスタートした「スーパー戦隊シリーズ」45作品目の記念作品。郁恵さんは、なんと“シリーズ最年長ヒロイン”に抜擢!主演のゼンカイザーこと五色田介人(駒木根葵汰)の祖母で、駄菓子カフェ「カラフル」の店主を演じる。「ヒロインと呼ばれるのは、いまだに恥ずかしいです。撮影は1年にわたるのですが、それほどの期間同じヘアスタイルでいたことがなくて……。ずっと同じ髪形を保てるのか心配なんです(笑)」夫の渡辺徹(59)も、この抜擢には大喜びだったとか。「主人はスーパー戦隊シリーズが好きなので、『いいね〜よかったね』と。ふだん仲よくしている柴田理恵さんからも、『友達役として、全身タイツ姿で駆けつけるよ!』と、声をかけてもらいました(笑)」’77年のデビューから40年以上を経た今も、自然体で美しい笑顔は変わらない。その笑顔の秘訣は“自分をいたわる”ことにあると語る郁恵さん。とはいえ、常に気分よくいられるわけではない。もちろん、イラッとすることもある。「そんなときは私、鼻歌を歌ってごまかすんです。何を歌うか決まっているわけではないけれど、ちょっと“すっとんきょう”な音が出たりすると、なぜかイライラもおさまる。でもね、主人は『お前はいいよな〜いつも鼻歌歌ってて』って言うんですよ。あれ、私がイラついていること、周りは気づいてないのかと(苦笑)」また、ほかにこんな“郁恵流アンガーマネジメント”も。「乾いた洗濯物を、思い切り投げるんです。お皿だと“ガッチャーン!”とすごい音で割れますし、きっと心もとがったままかもしれないし、後の処理も大変。洗濯物だと、途中でふわ〜っと、音もせずに落ちるから、なんか心もほぐれるんです。あれ、なんだか私生活をバラしてる感じがしてイヤぁね(笑)」還暦を超え、自分の芸能界での立場を“真ん中の世代”と語る郁恵さん。「テレビの世界では若い人たちとご一緒するし、舞台の現場では年を重ねても美しい同世代や先輩方とご一緒することも多い。みなさん、日々のケアや食生活に心を配られています。どちらの世代からもエネルギーをもらって、変化していく自分自身の体と心としっかり向き合っていきたいですね」「大きなケガや病気がないのがありがたい」とかみ締めるように語る郁恵さん。“初めての戦隊ヒロイン”にやる気も満々。「スタッフの皆さんも、楽しんで丁寧に作品をつくっているから、その期待に応えたい。戦隊好きな夫に見せるためにも、“ババレンジャー”として変身したいですね!」必殺技は「洗濯物投げ」!?「女性自身」2021年3月2日号 掲載
2021年02月19日榊原郁恵、深田恭子、綾瀬はるか、石原さとみらを輩出したオーディション『ホリプロタレントスカウトキャラバン』(以下:TSC)。「ホリプロ60周年記念企画」と冠された第44回の決勝大会が12月12日に東京・新国立劇場 中劇場にて行われ、グランプリに愛媛県出身で千葉県在住の中学2年生・山﨑玲奈さん、17LIVE賞に京都府出身の高校3年生・佐竹桃華さん(以下:敬称略)が選ばれた。「未来のキング&クイーンを探せ!」をタイトルに、世界に羽ばたく次世代の“ミュージカルスター”を探す試みのもと開催されたTSC。今回は史上初となるプロダクション二部(マネジメント事業部)とファクトリー部(公演事業部)の共同主催となり、9月のエントリー期間には国内外から19,115通の応募が寄せられた。グランプリを選ぶ決勝大会のステージには、リモート審査・対面での地方予選・合宿選考などを通過した小学6年生〜大学2年生の男女10人が並ぶ。審査員には、鴻上尚史・宮本亞門ら7人が名を連ねた。参加者を見守るTSCスペシャルアンバサダーの市村正親は「審査員の皆さんは一人を選ぶと言っていますが、僕は全員にグランプリをあげたい」とコメント。緊張の面持ちだった10人を和ませる。最初のダンス審査で用いられたのは、映画『The Greatest Showman』のオープニングを飾る「The Greatest Show」。参加者は2人一組で、サビ前から曲調が変化するこのナンバーの特徴に合わせたパフォーマンスで客席を魅了する。ソロパートでは柔軟性をアピールする猛者も。続く演技審査では、戯曲化された辻仁成の青春小説『ピアニシモ』の一部をダンス審査と同じコンビで演じた。同一シーンが5回繰り返されたものの、解釈が千差万別で観客を飽きさせない。MCの登坂淳一と唯月ふうかによれば「それぞれ組んだ相手と話し合って演出した」という。見どころは、一人ずつ行われたラストの歌唱審査だった。課題曲として設けられたミュージカル『ヘアスプレー』の代表ナンバー「You can’t stop the beat」は、ブレスが難しいほどリズムが畳みかける楽曲。終盤は高音を響かせるパートも用意される中、参加者それぞれが持てる能力の最大限を出し切ったパフォーマンスに心が揺さぶられる。グランプリを獲得した山﨑はこのナンバーを難なく歌い上げ、審査員の宮本から「あなたスゴかったね!初めて聞いて全身鳥肌立ったよ」と絶賛されていた。すべての審査を終えたあと、栄冠に輝いた山﨑は記者会見で「すべての審査を思いっきり楽しんでグランプリが獲れたので心から嬉しい」と述べ、度胸を見せつけた。2019年のミュージカル『アニー』ではタイトルロールを務め、公演中止となったミュージカル『スクールオブロック』では優等生のサマー役にキャスティングされていた実力派。今後は「『レ・ミゼラブル』のエポニーヌ役や、映画やドラマでも活躍できる女優さんを目指したい」と抱負を語っていた。取材・文:岡山朋代
2020年12月21日日本一かわいい女子中学生を決める「JCミスコン2020 ファイナル審査」が20日、都内で行われ、愛知県在住で中学2年生の榊原樹里さん(13歳)がグランプリに輝いた。榊原さんは「すごく不安でさっきもちょっと泣いちゃったんですが、グランプリを獲れるとは思っていなかったのですごく嬉しいです。本当にありがとうございました」と喜びの声。「グランプリを目指して日々頑張って自主練をしている時に辛いこともあり、ファイナルになれてすごくうれしかったんですが、さらにグランプリになれて本当にうれしいです」と予想しなかったグランプリに笑顔を見せた。将来の夢は「大きなステージでランウェイを歩いたり自分のブランドを持つこと」とモデルをはじめとするファッション関係に進みたいという。そんな彼女にゲストMCとしてイベントに登場したおかずクラブのゆいPから「お笑いの道は?」と問いかけられると「まずは自分の夢に向かって頑張ります」と即答して笑いを誘った。2017年からスタートした同コンテストは、「女子高生ミスコン」の姉妹コンテストで、芸能事務所に所屬していない女子中学生なら誰でも出場できるというもの。"みんなで選ぶ日本一かわいい女子高生"をコンセプトに、毎年「女子高生ミスコン」よりもさらに若いスターを輩出している。ファイナル審査となったこの日は、面接などの審査を勝ち抜いた10人のファイナリストが勢揃いし、愛知県在住の榊原樹里さんが見事にグランプリの座を射止めた。また、準グランプリには福岡県在住で中学1年生の倉八音羽さん(13歳)、審査員特別賞には山口県在住で中学2年生の一柳和叶さん(14歳)、モデルプレス賞には広島県在住で中学2年生の向井純葉さん(14歳)が受賞。準グランプリの倉八さんは「賞を獲れるとは思っていませんでした。今まで一生懸命頑張ってきたから本当に嬉しいです。今まで応援してくれた皆さん、本当にありがとうございました」と満足そうだった。
2020年12月21日2020年10月5日放送の、情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)では、実業家の堀江貴文さんと、とある餃子店がマスクの着用を巡りトラブルになった騒動について特集しました。堀江貴文と餃子店が、マスク着用を巡りトラブル同番組によると、堀江さんが広島県尾道市にある餃子店を訪れた時にトラブルが起きたそうです。この餃子店は、新型コロナウイルス感染症の感染対策のため「マスク未着用の方はお断りします」という貼り紙をしていました。その店に3人で来店した堀江さん。しかし、そのうちの1人がマスクを着用していなかったといいます。そのため、店側は堀江さんらに「マスクを着用しないと入店できない」と注意。その後、マスクの着用を巡りいい合いとなり、店側は「面倒くさいから帰れ」と堀江さん一行の入店を拒否しました。同番組によると、このいい合いの内容には、堀江さんと店側で食い違いがあり、互いに「相手の態度が高圧的だった」と主張しています。堀江貴文、餃子店とのトラブルをSNSなどで発信…店は休業へ餃子店とのトラブルが起こった後、堀江さんは自身のFacebookやYouTubeなどにトラブルの詳細を投稿。堀江さんは、店名は明かしませんでしたが「尾道の数字から始まる名前の某餃子店」と投稿に書いたことで、読者が店を特定。その後、店には嫌がらせの電話が多数寄せられ、「つぶれろクズ」など非難の声を浴びせられたといいます。相次ぐ誹謗中傷により、一緒に働いていた店主の妻が体調不良となってしまったため、餃子店店主は一時休業することを決意。今後は、飲食店としての経営は辞め、冷凍餃子の販売へ業態転換を考えているそうです。一連の騒動に、近藤春菜がコメント…ネットからは共感の声一連の騒動に、コメンテーターとして出演していた榊原郁恵さんは、このように持論を展開しました。お店に来るまでの道中、マスクをしているのが普通じゃないかなって。今現在ね。感染防止のためにマスクを着用するっていうのは効果的だって、そういう風に専門家からもいわれているので。移動する時、旅行に行く時、人数多く移動する時とか。やっぱり普通にエチケットとしてマスクをするものだと思うんです。それで、マスクを着用していなかった人が入店しようとしたからだと思うんですけど…「マスクをお願いします」って。お店側も一人ひとりに説明している時間もないから。だって、ご主人(餃子店の店主)は(餃子を)焼いていたりする、奥さんは接客しなきゃいけない、だから一応、貼り紙をしているわけじゃないですか。お店側としてみたら。それに対して「え、じゃあ、ご飯食べる時外していいの?」とかどうのこうのっていうのは、「大人だったら想像ができるでしょ」って思うわけですよ。だから、その…屁理屈っていったらいいのかしら。スッキリーより引用また、店が特定されたことについて榊原さんは「堀江さんほどの人なら、自分の投稿が多くの人に影響を与えると分かるはずだと思う」とコメントしました。また、コメンテーターとして出演していたお笑いコンビ『ハリセンボン』の近藤春菜さんは「ルールに従えないなら入店しなければいい」とコメント。お店がルールとして「マスク着用してない方はお断りします」って書かれてるんですから、お店をやられている人が作るルールに、お店に入る側は従ったほうがいいと思うんですよね。マスク着用に対する考え、コロナに対する考えはそれぞれ違って、堀江さんの考えもあると思うんですけど。堀江さんの考えと餃子店が出しているルールが違うんだったら、もう(店を)出たらいい話で。まあ、後から(SNSなどに)書くのもいかがなものかなと。まず、考え方が違うっていうところがあるんだから。スッキリーより引用また、近藤さんは、餃子店が誹謗中傷の被害にあっていることについて「悪いのは、誹謗中傷やイタズラ電話をする人。でも、店を特定されてしまうような堀江さんの書き方もよくなかったのでは」とコメントしました。この一連の騒動に対し、視聴者からはさまざまな声が上がっています。・堀江さんは自分の発言の影響力の大きさを、もう少し考えてもよかったんじゃないかな。・近藤さんと同じ意見。店名が特定できるように書き込んだのは問題だと思う。・「面倒くさいから帰れ」といわれた堀江さんもショックだったと思う。主張が食い違っている限り、どちらが悪いとは一概にはいえない。・発端は餃子店と堀江さんのトラブル。でも、餃子店を休業に追い込んだのは、嫌がらせを行った人たち。周囲の過剰な反応が問題じゃない?マスクや感染対策に関する考え方の違いから、トラブルに発展してしまった今回の騒動。しかし、第三者がそのトラブルに乗じて渦中の人に対し、一方的に批難の声を浴びせることは問題でしょう。著名人による言葉やトラブルのニュースを見た後、どのような行動を取るべきかは、それぞれが十分に考えていきたいものですね。[文・構成/grape編集部]
2020年10月05日榊原郁恵、深田恭子、綾瀬はるか、石原さとみらを輩出し、今年で44回目の歴史を誇る『ホリプロタレントスカウトキャラバン』(以下:TSC)が9月に幕を開ける。実行委員長を務めるマネージメント第二事業部・川畑良太氏と、公演事業部・大屋佳枝氏に話を聞いた。新人発掘の場として、募集テーマを変えながら日本全国を行脚してきたTSC。今年は「未来のキング&クイーンを探せ!」をタイトルに、世界に羽ばたく次世代の“ミュージカルスター”を探すオーディションが開催される。根底にあるのは「新型コロナウイルス感染症の影響で打撃を受けた演劇界の“夜明け”を象徴する原石を見つけたい」という想いだ。コンテストを見守るスペシャルアンバサダーには、今秋ミュージカル『生きる』で主演を務める市村正親が就任。アイコンとしての起用に「彼のように長く第一線で活躍し、舞台でも映像でも通用するマルチな才能を目指して欲しい」という狙いが込められる一方で、両者ともに「その才能をホリプロ全体で“育てる”」といった気概も覗かせる。そのため、川畑氏は「いま歌やダンスの能力が未熟でも大丈夫」「応募者の意欲を尊重したい」とコメント。タレントと作品のマッチングを意識してきたプロデューサーの大屋氏も「育ったグランプリや受賞者が活躍する“場”を提供できる土壌があるところもホリプロの魅力」と続き、フォロー体制の充実をアピールした。応募資格は、芸能プロダクションに所属していない11~20歳の男女。女性タレント発掘のイメージが強いTSCだが、川畑氏は「チャンスに性別は関係ない」と幅広く門戸を開く構えだ。Webエントリー制の一次選考はプロフィールと写真のほかに、歌唱動画の提出が求められる。大屋氏は「好きな曲を大きな声で歌ってもらい、光る個性を見せてください」と応募を呼びかけた。通常のTSCと異なり、二次・三次選考ではオンライン面談を中心とした審査を行う。リモート環境下でどれだけ人を惹きつけられるか確認するために、両者いわく「配信サービスを使って観客とコミュニケーションを図る機会なども検討中」──。視聴者を巻き込んで展開する新たなTSCの構想に「オーディションの過程で応募者が成長し、スターが生まれる瞬間を見届けてください」と語り、取材を結んだ。一次選考のWebエントリー期間は、9月1日(火)~30日(水)。通過者にのみ、10月16日までに結果が通知される。その後、二次・三次選考は10月下旬~11月上旬、講師によるレッスンを通じた審査を行う四次選考は11月下旬、グランプリを決定する決戦大会は12月中旬に行われる。取材・文:岡山朋代
2020年08月28日タレントの渡辺徹が21日、オフィシャルブログで、妻でタレント・榊原郁恵の金言を明かした。ファンからは共感や感動の声が多数寄せられている。渡辺は21日、「妻の朝の金言」と題してブログを更新。「仕事に出かける時 毎回おばあちゃん、妻、(愛犬の)ジュガー、コーンが玄関で見送ってくれる」と切り出し、「もう何年もである。そして必ず妻が『ハイ、笑顔、笑顔!』と声をかけて送り出してくれる」と打ち明けた。そんな日常を思い浮かべ、「一度も言葉には出していないが本当にありがたいことだ」と実感。「妻の『ハイ、笑顔!』は魔法の言葉だ!」「少々怠い時でもなんとなくシャキっとなる」とその言葉が支えになっていることを再認識したようだ。「でも毎日のことなのでなんとなく感謝の気持ちを伝えそびれている」と反省した渡辺。ある日の夕食後、リビングで調べ物をしていた妻に意を決して、「いやー、あの『笑顔』の一言は、ありがたいなぁ。というより『笑顔』と心から言えるのは、やっぱり素晴らしい人間だよ」と思いを伝えた。しかし、テレビの音量が大きかったせいか、「えっ!」と聞き返してきた妻・郁恵。渡辺は「妻の眉間にシワが寄っていた」「笑顔には程遠かった…」と述懐し、「(注)妻が忙しい時には語りかけてはいけない」と自らに言い聞かせている。この投稿は、370以上の「いいね」を記録。コメント欄にも、「素晴らしいご夫婦」「理想の夫婦です」「郁恵さんの金言に感動しました」「郁恵ちゃん、ステキです!!」といった絶賛の声が書き込まれている。
2020年08月21日ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』の公演の中止決定が、27日に発表された。 同作はジェームズ・マシュー・バリによる世界的な名作をミュージカル化。日本では1981年に榊原郁恵主演で上演されてから、毎年上演されている。これまでに笹本玲奈、高畑充希、唯月ふうかなどが主演し、2020年は10代目ピーターパンの吉柳咲良(2017年〜)、松平健らの出演を予定していた。しかし、新型コロナウイルス感染症に関わる政府および地方自治体の方針を踏まえた上で、東京および地方で予定していました全公演を中止に。主催は「スタッフ・キャスト、そして何よりも劇場に来てくださるお子様、保護者の皆様の安全を最優先し、総合的に状況を検討した結果」と説明している。さらに、「ピーターパンは、客席の頭上を飛んでいく演出があり、毎年多くのお客様に喜んで頂いております。来年には、元気よく、ピーターパンが客席に飛んでいき、皆様とお会いできることを信じております」とコメントを寄せた。○中止公演ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』・2020年8月2日~8月12日東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場) 全14公演ほか、大阪・静岡・愛知・岩手・神奈川公演
2020年05月27日