映画、ドラマ、舞台…。同時期にいくつもの役柄に向き合う役者として、ひとつの作品で複数の人格を演じることも「特別ではない」と話す中村倫也さん。ひょうひょうとした佇まいに潜む、表現へのこだわりに迫った。多彩な役を演じ分ける中村倫也さん。最新主演映画『水曜日が消えた』では、月曜日から日曜日まで人格が入れ替わる7役を演じ分けたが、自身はことさら大変だったとは思っていないとか。「“7役”ということが印象に残ると思いますが、たいしたことしてないんです。それぞれの衣装だったり、文字の書き方、趣味といったものを拾い集め、各曜日のキャラクターを考えることはしましたが、『7人演じ分けるぞ』というモチベーションで挑んだわけでもないですし、むしろ、大げさにならないように、観る人が『この人、どこかにいそうだな』と感じられる温度感でやりました」バンドマンで自由人の“月曜日”や、この物語の軸となる人格で、几帳面で慎重派の“火曜日”…というふうに、性格の違う各曜日のキャラクターは、それぞれご自身と似ている要素があるそう。「こまめに冷蔵庫を整理したり、朝は余裕を持って起きて、出かけるまでの流れがある程度決まってる点は“火曜日”っぽいですね。でも“月曜日”のように『楽しいね、いいね!』みたいなノリも持ってるし、どの曜日にも、僕の要素はあります。そうじゃないとできないんですよね。ただ、この作品に限らず、役には自分の要素もあるし、そうじゃない面もある。だから、特別近づけようともしません。それはいつも同じです」詳しくは観てのお楽しみだが、物語の中盤では曜日同士(もちろん演じるのはすべて中村さん)が対峙するシーンも。「自分の顔を見ながら芝居したのは初めて。『おや、今、俺と喋ってる』って不思議な感覚でした。『マクベス』に鏡を見ながら語る名シーンがありますが、海外作品では何かと鏡越しですよね。青春モノもハリウッド作品だと、たいてい鏡の自分に向かって喋ってるところに誰かが入ってくる(笑)」この作品の始まりは、吉野耕平監督のたった3行のプロットから始まり、曜日ごとに7人の人格が存在するというユニークな設定に膨らんだ。そこで、中村さんにも空想の翼を広げてもらうと…。「超能力については、ものすごく妄想してきましたよ。現実的な可能性を熟考した結果、僕の中で残った最強のスペック候補が、瞬間移動、時間を止める、人を操るの3つ。瞬間移動できたら、今すぐ好きなあの子に会いに行けますよね。…あれ?わざとカッコつけたのに、あまりピンときませんか(笑)。時間を止められたらタンクトップで渋谷を歩き、人を操れるなら渋谷の人を全員タンクトップにしちゃう(笑)。でも、操ることは諸刃の剣なんですよね。自分の思い通りにできる半面、真のやり取りを人とできなくなってしまう。そう考えると、思い通りにはいかないから、人生はいいんでしょうね。失敗があるから成功が嬉しいし、タンクトップだってキャミソールがあるから価値がある(笑)」どんな役も自由自在に表現できる秘密とは。現在、ドラマ『美食探偵 明智五郎』にも出演中。食にまつわる事件を解決する美食家のイケメン探偵役には、どうアプローチを?「全然、“イケメン”ということについては考えてないですね。原作では、明智が周りの人を振り回しても嫌われない要素として、容姿端麗であることは大事だと思うんですけど、実写版は僕ですから(笑)。狩野英孝さんなら『俺、イケメン』と言い切っていいでしょうけど、僕は自分をイケメンだと思ってませんし…」役にアプローチする時、フラットであろうとする姿勢は、このドラマでも変わらない。「ギアは、常にニュートラルにしておいたほうが、ドライブにもパーキングにも入りやすいじゃないですか。僕は、普段からそういうスタンスで生きてるんです。だから、『水曜日~』の7役という役もいただけたのかなと思います」『水曜日~』も『美食探偵~』も、現実ではありえない設定。それなのに、ひとたび中村さんが演じれば、世界観にすっと入れるから不思議。その秘密が知りたい!「表現者としてアピールしないことじゃないですかね。役者の思惑や意図が透けて見えると、途端に嘘くさくなると思うんです。飲み会でも『仕事で失敗しちゃってさ』と言われたら、『慰めてほしいのかな』って、言葉からその人の思惑がにじみ出て感じ取れてしまうことってありますよね。それと同じで、役者は台本からその台詞で何を伝えたいのかを読み取るけど、芝居から“この役者がどうしたいのか”が見えてはいけないと思ってます。僕は、どんな人物を演じる時にも、見た人に“この人、日常のどこかにいそう”と感じてもらいたいんですよね」TOMOYA NAKAMURA1986年12月24日生まれ。東京都出身。映画『水曜日が消えた』は5/15に全国公開予定。現在、主演ドラマ『美食探偵 明智五郎』(日本テレビ系、毎週日曜22時30分~)が放送中。映画『騙し絵の牙』など、公開待機作も多数。ニット¥30,000パンツ ¥33,000(共にName. TEL:03・6416・4860)その他はスタイリスト私物『anan』2020年5月20日号より。写真・伊藤香織(The VOICE)スタイリスト・戸倉祥仁(holy.)ヘア&メイク・松田 凌(Y’s C)取材、文・小泉咲子(by anan編集部)
2020年05月16日タレントの里田まい(さとだ・まい)さんが、2020年5月13日にインスタグラムを更新。『水書道』の作品を公開し、「達筆すぎる」と話題となっています。里田まいの水書道に「達筆すぎる…」里田まいさんが取り組む水書道とは、特殊な紙に墨の代わりに水を使って文字を書くというものです。この日、里田まいさんは練習中の作品を3回に分けて投稿しています。 View this post on Instagram A post shared by 里田 まい (Mai Satoda) (@maisatoda_official) on May 13, 2020 at 4:26am PDT View this post on Instagram 払いが難しい、、、 A post shared by 里田 まい (Mai Satoda) (@maisatoda_official) on May 13, 2020 at 4:36am PDT View this post on Instagram 苦手な三文字に挑戦。 だめだ、すっごい難しい。 A post shared by 里田 まい (Mai Satoda) (@maisatoda_official) on May 13, 2020 at 5:20am PDT※画像上の矢印をクリックすると、ほかの写真も見ることができます。『筆の払い』と『三文字』が苦手だという里田まいさんですが、そんなことを感じさせないほどの出来栄え!ファンからは「うますぎ!」「達筆ですね」と絶賛のコメントが相次いで寄せられています。・とても上手ですね。美しい書体です!・はねとかすごいです!字がめっちゃきれい。・字が上手!何もかも尊敬します…。ちなみに里田まいさんが書いていた『だだんだん』はアニメ『それいけ!アンパンマン』に登場する、ばいきんまんが作ったロボットのこと。子供がアンパンマンが好きで、その影響から里田まいさんも『だだんだん』と書いたのかもしれませんね。充実した『おうち時間』を過ごしている様子の里田まいさん。これからの投稿にも注目です!里田まいの良妻賢母っぷりが「すごい!」と話題に夫・田中将大の不調を受けて考えたことは…[文・構成/grape編集部]
2020年05月15日俳優・中村倫也の素顔にせまる「その素顔が知りたい。俳優・中村倫也」が5月14日(木)深夜に日本テレビでオンエア。中村さんの最新作『水曜日が消えた』の撮影現場に「zero」が密着、デビューからこれまでの日々と最新作の舞台裏などを紹介する。2005年に映画『七人の弔』で俳優デビューした中村さん。舞台初主演作となった「ヒストリーボーイズ」で第22回読売演劇大賞優秀男優賞を受賞。そのころを契機に大河ドラマ「軍師官兵衛」や『ピース オブ ケイク』、『3月のライオン』『孤狼の血』などで注目を集めるように。「ホリデイラブ」「崖っぷちホテル!」などを経て2019年1月クールの「初めて恋をした日に読む話」で演じた高校教師役、7月クールの「凪のお暇」で演じた自由すぎるイベントオーガナイザー役も好評で、この春クールの「美食探偵 明智五郎」では主演を務めるなど、いま最も熱い俳優の1人となった中村さん。今回は中村さんの映画最新作となる『水曜日が消えた』の撮影現場に「zero」が密着。2005年に俳優デビューしてから15年を経てブレークしたいま、中村さんが何を思い、何を感じているのか。またデビュー当時の赤裸々な思いなど、下積み時代の苦労なども語る。また『水曜日が消えた』で演じる、曜日ごとに入れ替わる7つの人格をもつ難役に挑む姿から、俳優・中村倫也の過去と現在に迫っていく。『水曜日が消えた』は、1人の人間の内側で曜日ごとに入れ替わって暮らしている7人の“僕”。ほかの“曜日”とは直接会うことはできず、日記を通してのみ間接的に互いを知っている。そのうちの最も地味でつまらない1人、通称“火曜日”の視点を通して描かれていく世界の物語――。同じ肉体のなかで7つの人格が入れ替わるという役柄の僕を中村さんが演じ、石橋菜津美、中島歩、休日課長、深川麻衣、きたろうらが脇をかためる。『水曜日が消えた』は近日公開。「その素顔が知りたい。俳優・中村倫也」が5月14日(木)深夜25時29分~日本テレビで放送。(笠緒)■関連作品:水曜日が消えた 近日公開©2020『水曜日が消えた』製作委員会
2020年05月14日タレントの里田まい(さとだ・まい)さんが、2020年5月6日に自身のインスタグラムを更新。「難しすぎる」という立体パズルの写真を投稿し、話題になっています。里田まい変わったルービックキューブに大苦戦!この日、里田まいさんはちょっと変わったルービックキューブを紹介。 View this post on Instagram A post shared by 里田 まい (Mai Satoda) (@maisatoda_official) on May 6, 2020 at 3:04am PDTしかし、「難しすぎる!」とすっかりお手上げ状態のようです。そんな里田まいさんは、前述の投稿から約1時間後にパズルに挑戦する写真を公開。「パズルを使って動画を撮影している」と報告し、インスタグラムのストーリーズに掲載しました。 View this post on Instagram 2面は揃うんだけどなぁ。。。 A post shared by 里田 まい (Mai Satoda) (@maisatoda_official) on May 6, 2020 at 4:28am PDTするとファンは「難しそう」「初めて見た!」と興味津々。「どこで買えるんですか?」とさっそく購入を試みようとする声も多く寄せられています。・そんなルービックキューブあるんだね!かなり難しそう…。・笑顔が素敵!楽しそうで何よりです。・どこで買ったの?お揃いにしたいです!!新型コロナウイルス感染症によって、外出自粛の取り組みが続いている現在。里田まいさんのように、普段やらないことに没頭してみるのも悪くないかもしれませんね。里田まいの良妻賢母っぷりが「すごい!」と話題に夫・田中将大の不調を受けて考えたことは…[文・構成/grape編集部]
2020年05月07日俳優の中村倫也(なかむら・ともや)さんが、2020年4月29日に所属事務所『トップコート』のYouTubeチャンネルに動画を投稿。人とのコミュニケーションについて語り、反響を呼んでいます。中村倫也「人嫌いな時期があった」2020年4月15日より同チャンネルで公開されている『中村さんちの自宅から』シリーズ。中村さんちの自宅から1今や大人気俳優の中村倫也さんが、部屋着にメガネというプライベート感満載な姿を披露しているとあって、大きな話題になりました。そんな人気シリーズの第13弾では「動物には愛情を持てるが、人間に優しく接することが苦手。倫也さんは人に優しく見えますが、何か努力をしていますか?」というファンからの質問が…。その場面は、こちらの動画の6分30秒からです。中村さんちの自宅から13中村倫也さんはこの質問に「努力はするよ」と回答。まず、中村倫也さんも動物好きであることを告白し、理由について「動物はムダがなく、心が洗われると思う時があるから」と説明します。一方、人間はそうではなく、中村倫也さんは「お互いに努力が必要」とコメント。このように持論を展開しました。たまにいるじゃん、ありのままを受け入れてほしいって。そりゃあいいけどね、人に押し付けちゃダメだよなと思うんだよね。あなたの周りにいる人は、ありのままのあなたを受け入れる努力をしているから。TOPCOATGROUPchーより引用「ありのままの自分を受け入れてもらいたいなら、相手のありのままを受け入れる努力をしなければいけない」ということを語った中村倫也さん。そんな中村倫也さんも人とのコミュニケーションに悩んだ経験があるらしく、その時期は『人嫌い』でほとんど話さなかったのだとか。しかし、「それじゃあつまらない」と考え、自身の人見知りを直す努力をしたといいます。そういった経験から、中村倫也さんは「人は変われる。生きる上で一番大切なのは、努力だと思います」と力強く語りました。中村倫也さんの真剣な回答に、ファンは心を打たれたようです。・毎回、深い話をしてくださって嬉しい。人嫌いを直す努力してみようかな。・もう倫也の動画なしには生きられない!ありがとう。・人見知りだった過去、とっても意外でした!私も頑張ります。現在、中村倫也さんはコミュニケーション能力が高い人として共演者やファンから知られています。そのアドバイスは、人間関係に悩む人の心にストンと落ちたのではないでしょうか。中村倫也、過去に何があった?本田翼を「苦手」と語るその理由とは中村倫也が結婚について「誰かいないかな」結婚観や恋愛観をチェックしたら…[文・構成/grape編集部]
2020年05月01日俳優の中村倫也(なかむら・ともや)さんが、2020年4月16日放送のバラエティ番組『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)の人気企画『ゴチになります!21』に出演。同企画でレギュラーを務めている本田翼(ほんだ・つばさ)さんを始めとした女優に対し、苦手意識を持っていることを明かしました。中村倫也は本田翼が苦手?本音を告白話題の主演ドラマ『美食探偵 明智五郎』(日本テレビ系)を始め、さまざまなドラマや映画、バラエティ番組で活躍している中村倫也さん。2017年には本田翼さんとドラマ『スーパーサラリーマン左江内氏』(日本テレビ系)で共演し、話題になりました。そんな2人でしたが、芝居上ではほぼ関わりがなく、現場ですれ違った程度だったとか。ここでMCから「女性の芸能人とは、仲よくなれるタイプですか?」と聞かれると、中村倫也さんは次のように答えます。あの、なんすかね…。美人は緊張しちゃうんです。ぐるぐるナインティナインーより引用イケメンの意外な回答に笑いが起こると、続けて衝撃的な持論を展開しています。女優なんて何を考えているか分からないじゃないですか。特殊な生き物だと思っているので。ぐるぐるナインティナインーより引用急な毒舌に、本田翼さんも「なんでですか〜」と苦笑い。すると中村倫也さんは「今、本田さんのことを話して2分ぐらい経ちますよね、すごい手汗が出てきてる」と焦り始め、「僕を一切見ずに肉を食べている」と被害妄想を膨らませます。そこでナインティナイン・矢部浩之さんから「おまえが見てないだけやないか!」と鋭いツッコミが!中村倫也さんは「じゃあ、本田翼さんが僕を見てる時、教えてもらっていいですか?」と、共演者にちょっぴり面倒くさいお願いをし、スタジオを湧かせていました。放送を見ていた視聴者は中村倫也さんの意外な弱点に驚いたようで、「かわいい」と称賛。また、中村倫也さんの過去に何かあったのかもしれないと予想する声も上がりました。・本当にかわいい!でも結局、こういうタイプが一番モテるんだよね。・尊い。バラエティで見られて幸せです!・過去、女優さんに何かされたのかな?ニヤニヤが止まらない!そんな中村倫也さんの恋愛観や結婚観はたびたび話題になります。どんな人がタイプなのか、結婚願望はあるのかといったことが気になる人は、こちらの記事もご覧ください。中村倫也が結婚について「誰かいないかな」結婚観や恋愛観をチェックしたら…[文・構成/grape編集部]
2020年04月21日俳優の中村倫也(33)が4月12日放送の『おしゃれイズム』(日本テレビ系)に出演。伸び悩んでいた時期に先輩のムロツヨシ(44)から叱咤されたエピソードを披露し、反響を呼んでいる。中村の交友関係を紹介するコーナーで、「そろそろ解禁」という項目にムロが紹介された。ムロとは無名時代から親交があったという中村。仕事もなく伸び悩んでいた時期に、ムロから「どうしたいの?何になりたいの?」と訊ねられたという。だが、答えられない悔しさから大喧嘩に発展したと明かした。ムロもVTR出演し、中村と同じエピソードを振り返った。中村の上昇志向が強いことを踏まえて、中村と同じ事務所の菅田将暉(27)や松坂桃李(31)を引き合いに出して発破をかけたという。その後一週間ほど家にこもって考えたという中村は、「役者が好きだから頑張るしかない」という結論に達したと語った。またこのエピソードを明かすにあたって、「当時人気上昇しているムロさんにあやかりたくなかった」と今までムロの名前を伏せていたと明かした。18年にNHK連続テレビ小説『半分、青い。』で存在感を発揮した中村は、『凪のお暇』や『初めて恋した日に読む話』(共にTBS系)など多くの話題作に出演。独特の雰囲気や多彩な表現力から“カメレオン俳優”として注目を集め、「Yahoo!検索大賞 2018」で俳優部門に輝いた。現在はTwitterのフォロワーが104万人を越えるほどの人気俳優だ。だが、その下積み時代は長かったという。「05年にデビューした中村さんは多くの作品に出演しましたが、なかなかブレークを果たせませんでした。しかし所属事務所の社長は、中村さんを『年月が経てば必ず彼の魅力が伝わる』と信じ続けたといいます。一見すると『何を考えているか分からない』と称される中村さんですが、そこが“俳優としての魅力”と評価されています。10年以上も諦めずに努力し続ける中村さんを、周囲は見守っていたようです」(芸能関係者)同日に初回放送された『美食探偵 明智五郎』(日本テレビ系)は、中村にとって12年半ぶりの連続ドラマの主演作だ。各メディアによると、平均視聴率10.0%と好発進を記録したという。今後の活躍に期待が寄せられている。
2020年04月13日俳優の中村倫也が主演を務める、映画『水曜日が消えた』(5月15日公開)の劇中写真が6日に公開された。同作は吉野耕平が監督・脚本・VFXを務めたオリジナル作。1人の人間の内側で、曜日ごとに入れ替わって暮らしている7人の“僕”が主人公となり、彼らは他の“曜日”とは直接会うことはできず、日記を通してのみ間接的に互いを知っている。そのうちの最も地味でつまらない1人、通称“火曜日”の視点を通して世界が描かれていく。中村は同作で1人7役を務めることになった。今回公開されたのは、4月6日卓球の日を記念して、“火曜日”が卓球で遊ぶ場面写真。“7人の僕”の中でもいちばん地味で退屈な存在の“火曜日”は、主治医の安藤の指示の「適度な運動を行う」ことを忠実に守るために、欠かさず卓球を行う。友達もいない“火曜日”が、ダイニングテーブルとしても使っているテーブルを立てかけ、ひとりでラリーに勤しむ姿が劇中で描かれるが、そんな“火曜日”のお家ひとり遊びにも、変化が……? 劇中に登場する“7人の僕”それぞれの多種多様な趣味にも注目となっている。
2020年04月06日俳優の中村倫也が主演を務める、映画『水曜日が消えた』(5月15日公開)の劇中寝顔写真が18日に公開された。同作は吉野耕平が監督・脚本・VFXを務めたオリジナル作。1人の人間の内側で、曜日ごとに入れ替わって暮らしている7人の“僕”が主人公となり、彼らは他の“曜日”とは直接会うことはできず、日記を通してのみ間接的に互いを知っている。そのうちの最も地味でつまらない1人、通称“火曜日”の視点を通して世界が描かれていく。中村は同作で1人7役を務めることになった。この寝顔写真は、きょう18日が「睡眠の日」であることを記念して公開された。自宅のベッドで眠る写真、椅子に寄りかかり寝落ちしてしまった写真からはリラックスしている様子がうかがえるが、路上で薔薇の花びらに囲まれ、倒れて眠ってしまった写真は彼に“何か”が起こってしまっていることを感じさせる。また、ベッドで肘をついているメイキングスチールは、貴重な1枚となっている。吉野監督は本作での中村倫也の印象に残った演技に関して、「“火曜日”が目覚める時のリアクション」を挙げている。目覚める時のリアクションは中村が「『ホーム・アローン』っぽくやってみました!」と自ら提案したところから生まれた演技であり、「僕としては、次はどんなお芝居を見せてくれるんだろう、何が出てくるんだろうって、すごく楽しみでした」と、現場でのやり取りを明かした。
2020年03月18日「撮影はずっと苦手でした」と語る中村倫也さんですが、2020年3月で50周年となるananのなかでも人気特集である「モテコスメ特集」ではどきっとするような2ショットで、ロマンティックな物語を表現してくださいました。今後、登場されるなら…?と伺うと、意外な答えが!12年の初登場以来、出演舞台についてのインタビューのほか、甘味屋さんを訪れたり、さまざまな形でご登場いただいている中村倫也さん。とくに印象深いのは、’18年に麻生久美子さんとおふたりで撮影した「モテコスメ大賞」の号だろう。「撮影の半年後くらいに、麻生さんと舞台で共演することが決まっていたんですけれど、まだ情報解禁前のタイミングだったから驚きました。ananというとセクシーなグラビアのイメージがあったのに、わりとナチュラルな雰囲気で撮影が進んでいって、あれ?って感じだったんです。そしたら終わる頃にダダダッといろいろ要求されて…そうだよな、ananだもんなって(笑)」おでこをくっつけて見つめ合ったり、膝枕で横たわったり。表紙に使われたのは、中村さんが麻生さんを抱き寄せている美しく官能的な2ショット。「お互い照れ屋なので、最初はなかなかできなくて…ね。逆に時間がないってなったからこそ、ヨシッて腹を括れた気がします。一回触れちゃえば後は平気なんですけどね」雑誌でもなんでも、取材の時はいつも「ライブ感覚を大事にしている」そう。「雑誌は発言が活字に残るメディアなんで、そこは少し意識しますけど、基本的にその時に聞かれたことを、その時感じたまま、思ったまましゃべってます。僕は、現場で転がる会話の遊びを楽しみたいんですよ」その“楽しむ”一環か、ときどきこちらの質問をはぐらかしたり、茶化してかわしたり、変化球で返してくることも。ご本人にそう伝えると、「僕自身も、僕という役者も変化球なんで」といたずらっぽい笑顔を見せた。「あんまり自分の考えてることを真面目に答えすぎると、押し売りになっちゃう気がするんですよ。そこも照れ屋だからなんだろうね。大体10のうち1、芯を喰ったことを言うくらいでいい。そこは、中村倫也のセルフプロデュースです。役者なんて、ある程度謎めいてないとダメだと思うんですよ。謎は謎でとっておけるスタンスで生きています」ananというと「脱ぐイメージ(笑)」という中村さんに、では次はぜひ…と水を向けると、かぶせるように「絶対ない!」と即答。「性格的に、触れてないのに触れ合っているように見える表現とか、泣いてないのに泣いてる芝居が好きなんです。だから、脱がずに体温を感じさせるようなものが作れるなら面白いとは思いますけどね。…でも本当は、深海魚とかを紹介させてほしいです。巨大ミミズとか。誰も興味ないでしょうけど(笑)」No.1972(2015年9月30日号)昔ながらの東京の風情ただよう甘味処でほっこり。東京観光をテーマにさまざまなスポットを紹介した特集で、中村さんは東京名物の甘味処を訪れてあんみつをパクリ。「食べているところを写真に撮られるってことがほぼないので、緊張してどうしようもなかったです」No.2113(2018年8月8日号)朝ドラで注目度急上昇。そんな最中の心境に迫る。音楽やアニメ、ゲームなど、イマドキ女子をときめかせているカルチャーを特集。そのなかの「いま気になる俳優研究」で紹介。「スタイリストさんが用意してくれていた衣装が古着で、すごく新鮮だったんですよね」No.2119(2018年9月26日号)「年齢は単なる数字」。中村さんが語る女性の美とは。美しい年上の女性と年下の子犬系男子の恋を、フォトストーリー仕立てに。チャーミングな素顔から憂いをたたえたセクシーさまで、さまざまな表情を見せてくれました。中村さんの思う、女性の美についてのインタビューも。なかむら・ともや1986年12月24日生まれ、東京都出身。俳優。出演映画『影裏』が公開中。4月には主演ドラマ『美食探偵 明智五郎』(NTV系)が、5月には主演映画『水曜日が消えた』が控える。カーディガン¥53,000(タクタク/スタジオ ファブワーク TEL:03・6438・9575)カットソー¥18,000パンツ¥33,000(共にマーカウェア/パーキング TEL:03・6412・8217)シューズ¥62,000(フット・ザ・コーチャー/ギャラリー・オブ・オーセンティック TEL:03・5808・7515)※『anan』2020年3月11日号より。写真・樽木優美子(TRON)スタイリスト・小林 新(UM)ヘア&メイク・Emiy取材、文・望月リサ(by anan編集部)
2020年03月07日中村倫也が1人7役で、曜日ごとに入れ替わって暮らしている“7人の僕”を演じる『水曜日が消えた』。今回、この中村倫也は一体、何曜日?と気にならずにはいられない新場面写真が解禁となった。“7人の僕”のうち最も地味でつまらない、通称“火曜日”の視点を通して描かれていく本作。今回新たに解禁された場面写真では、中村さん演じる“火曜日の僕”と、彼を取り巻く登場人物たちの1コマが切り取られている。元同級生・一ノ瀬(石橋菜津美)と体育座りで佇んだり、司書の瑞野(深川麻衣)と図書館のカウンターで何かを見つめたり、あるいは友人・高橋(休日課長)の隣でコントラバスを弾く姿からは普通の青年としての“僕”の日常が垣間見える。しかし、その一方で、医師の安藤(きたろう)と新木(中島歩)の前で線に沿って真っ直ぐに歩こうとする姿は何かの検査を受けているようであり、“僕”に“何かが”起こっていることを明示している。穏やかな表情の写真から一変し、携帯を見つめて驚いたり、紙が舞い散る中で唖然としている様子は、“火曜日の僕”が否応なしに何かに巻き込まれていく様子も。今回明らかになった“僕”が本当に“火曜日の僕”なのか、推理するのも楽しみ方のひとつだろう。また、3月14日(土)より公式HP限定で、中村さんの手書きタイトル入りのビジュアルムビチケの発売も決定。“7人の僕”のイラストが施されたオリジナルチケットホルダーが特典になっている。『水曜日が消えた』は5月15日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:水曜日が消えた 2020年5月15日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2020『水曜日が消えた』製作委員会
2020年02月28日俳優の中村倫也が出演するニキビ治療啓発Web動画『ニキビは肌のラビリンス』が17日、公開された。この動画では、暇すぎる気分屋の探偵役に中村倫也、しっかり者の助手役に遠藤健慎を起用。2人が「何度も同じような場所にできるニキビの謎」に挑む様子が描かれている。予告編やダイジェスト動画などのほか、撮影の裏側をおさめたメイキング&インタビュー動画も公開された。中村は「本業でも滅多にないテンションで、追跡している場面ですかね(笑)。一生懸命”コメド”っていうものを追いかけているんですけれど、演劇やっているのかっていうくらいのテンションでお送りさせていただいています。ドラマでも映画でもあまりないテイストになっていると思うので、それに注目してほしいですね」と見どころをアピール。「ニキビに悩まれている方、多いと思います。もちろん、この動画をみて勉強していただいたり、また、僕らと一緒にWEBの方でも楽しいことしながら、ニキビのことを知ることができるコンテンツがあるみたいなので、そちらの方も楽しんでいただきたいです。どうしてもやっぱり、専門的なことは、自分で判断できないと思うので、是非悩まれている方は皮膚科のお医者さんに診てもらって、良い治療をしていただければと思います」とメッセージを送っている。
2020年02月17日「ヨーロッパ企画」の大歳倫弘が主宰する「イエティ」の最新作『スーパードンキーヤングDX』が2020年1月から2月に上演される。作・演出の大歳に話を聞いた。【チケット情報はこちら】本作は、2011年に上演された作品『ドンキーヤング』の続編+初演。「『ドンキーヤング』は、ヤンキーがドン・キホーテと間違えてヴィレッジヴァンガードに入り、サブカルに目覚めていくという話だったのですが、今回はその9年後の2020年の世界を描きます。ただ初演は多くの方に観て頂けているわけではないので、両方合わせて2時間弱でみせられたらと思い、このカタチにしました」。『ドンキーヤング』の続編をつくることにしたのは、「ヨーロッパ企画で『サマータイムマシン・ブルース』の続編をやったり、自分が演出した舞台「ナナマルサンバツ」で続編をつくったり、なんか僕の中で続編ブームがきて(笑)。そこにやりがいを感じ、この作品ならできそうだと思いました。それと、初演でもヤンキーを演じた中川晴樹が9年前、“これだったらもう1回やっていいよ”って言ったんですよ!本人は絶対否定しますけど。クールぶってる男なので。そういうこともあって、やってみようかなって」。今作で描くのは、“サブカルヤンキー”の今。「今は当時に比べるとサブカルの勢いが少し弱まっているなと感じていて。そういうとき、サブカルヤンキーはどうするんだろうと思ったんですよね。彼はあの後、怪我をして、目が覚めたら2020年だったという設定で、当時ヤンキーだった奥さんにも大きな変化もある。それで、この10年の間になにがあったんだと掘り起こしていく、ロードムービー的なお話になる予定です」。当時は「サブカルの知識でマウント取り合ってる感じをヤンキーにブッ飛ばしてほしい気持ちで書いたところもあった」という大歳。「でも10年経って、そういうものがなくなったことを寂しく感じるようになってきて。そういうものがあったんだよと伝えたい気持ちもありますし、最近はサブカルの方々のこの10年の苦労が語られるようになり、なぜそこまで苦労しなきゃいけないのかとか…」と語り、そのうえで「サブカルが衰退するのと反比例して某・暮らし系ショップがどんどん力を増しているんですよ。そこを掘りたい!」と大歳ならではの切り口が楽しめそう。「初演でヤンキーが「音楽なんてケータイで聴くもの」と言って笑われるようなシーンがあるのですが、当時と今では見え方も違うと思います。そういう部分も楽しみです」という本作は、2020年1月22日(水)から26日(日)まで東京・小劇場B1、1月30日(木)から2月3日(月)まで兵庫・AI・HALLにて上演。チケットは一般発売中。取材・文:中川實穗
2019年12月27日俳優の中村倫也が、ブルボン「ルマンド」のイメージキャラクターに起用されたことが18日、明らかになった。CM「ルマンド男子」編は19日より全国でOAされる。今回はCM撮影現場に潜入、中村の様子をレポートする。中村が演じるのは、いつもやさしさを忘れず、仕事にもまじめに向き合う建築家。さりげなく同僚の荷物を持ったり、自分のハンカチを差し出したり、おやつにルマンドをくれたりと、ファッション・雰囲気・言葉遣いまでまるでルマンドのような彼のことを、影から見つめる会社の同僚は、密かに「ルマンド男子」と呼んでいる、という設定だ。上品で丁寧、接しているとホッとする……そんな"ルマンド"のようなイメージを持った「 #ルマンド男子 」にぴったりということで、今回中村が起用されたという。"ルマンドパープル"のスーツはCMのための特注で仕立てられ、ネクタイはルマンドのロゴの紺色を表し、ハンカチもパッケージの柄を表現。知的なイメージのメガネは中村本人が選んだものだが、制作スタッフの会議でも「 #ルマンド男子 にメガネはマスト!」と話題となっていたという。CM撮影は7月下旬に行われた。建築会社という設定のセットは、ふだんはカフェとしても使われているイベントスペースに設置され、待機中の中村がカウンターのスタッフへ真顔でお茶目に手を振ると、その場に笑いが溢れる。撮影では中村がルマンドを浅くかじったり深くかじったり、様々な見方を試すだけでなく、キリッとした表情を見せたり少し斜めに目線をやったりと、多彩な表情で的確に要望に応えていく。中村がおいしそうに頬張るために、現場ではルマンドを食べたくなるスタッフが続出。中村は休憩中スタッフと談笑しながらも、ルマンド男子の上品さを漂わせる雰囲気で、役者としての佇まいを見せる。同僚役の女性から話しかけられるシーンでも、「『はい』って、返事した方がいいですか?」と、自ら演技のプランを提案していた。その後に行われたビジュアル撮影では、背景としてルマンド模様の壁が出現し、何から何まで「ルマンド」一色! 現場には「ルマンド」と、「ひとくちルマンド」が用意され、多くの関係者が見守る中で本職のモデルのように輝く中村。一方で合間にはロケ場所に興味津々で、無邪気な顔を見せていた。撮影後のインタビューでは「子どもの頃はもちろん食べてましたけれども、この仕事を始めてからもいろんな現場のお茶場にルマンドは絶対あるので、その都度食べてきました」と、ルマンドとの思い出を振り返る中村。「やっぱり撮影には頭を使うので、スタッフさんも食べて、今日もラストまでがんばろうという風にやってきたので。自慢できますね、 これから現場で。『ルマンド男子だよ』『俺がルマンド男子だよ』って」と意気込んだ。また、ブルボン公式アカウントをフォローして対象の投稿をリツイートすると、 抽選で合計450名様にハンカチーフまたはルマンド1箱(12袋)の どちらかが当たるキャンペーンを実施する。○ルマンド男子の特徴1:優雅で上品すぎる立ちふるまい2:やさしく甘いオーラを身にまとう3:ていねいで気品溢れる言葉遣い4:中身は1本芯の通った性格5:道端の花にもほほえみかける6:パープルを1年中おしゃれに着こなす7:万一にそなえてハンカチは2枚以上持ち歩く8:15時になるとおやつをふるまう(お気に入りはルマンド)9:誰かを笑顔にすることがとびっきりの喜び10:隠れたファンが多く老若男女に愛される
2019年11月18日女子憧れのハイジュエリーメゾン、カルティエの現代作品に焦点をあてた大規模展覧会が東京・六本木の国立新美術館ではじまりました! ジュエリーや時計だけでなく、展示会場そのものも美しく幻想的。うっとりするようなアート空間が楽しめる話題の展覧会、その見どころをご紹介します!二度と見られない!?個人所蔵の作品が集結!【女子的アートナビ】vol. 161『カルティエ、時の結晶』では、カルティエで制作された宝飾品や時計などのうち、1970年代以降の現代作品に焦点をあてて紹介。展示作品約300点のうち、半数近くが通常公開されることのない個人所蔵作品です。展覧会の会場構成を手がけたのは、新素材研究所の杉本博司さんと榊田倫之さん。木や石などの素材を使い、伝統的な職人さんたちの技術と最新技術を合わせて生み出されたデザインは、まさに空間のアート。展示室すべてが芸術作品のような美しさです。まずは時計からスタート!それでは、会場に入ってみます。入り口で出迎えてくれるのは、巨大な時計のインスタレーション。1908年製造の時計を逆行化させたもので、杉本博司さんの作品です。序章『「時の間」ミステリークロック、プリズムクロック』では“時を刻む芸術品”といわれる目の錯覚を利用した時計「ミステリークロック」などが展示されています。この空間デザインを担当された新素材研究所の榊田さんは、「広い空間で小さな作品を見ていただくため、空間的な抑揚や視線の移ろいなどにも考慮した」とコメント。とっても幻想的な展示室です。仏師とカルティエがコラボ!?続く第1章『色と素材のトランスフォーメーション』では、素材づかいや色彩の観点からみたカルティエの表現方法に着目。ティアラやネックレス、イヤリングなど、心ときめく作品を見ることができます。また、ネックレスが飾られているデコルテ部分のトルソーにも注目してみてください。これは仏師の方が今展のために彫ったとのこと。仏像は宝飾類を身につけていることが多く、宝石のもつ悠久の時間を表現するのにぴったり。それで仏像づくりのプロである仏師にトルソー制作を依頼したそうです。使われている素材は、屋久杉や神代杉など日本の伝統的なもので、ほのかに木の香りも楽しめます。ぜひ、ゆっくり時間をかけてご覧ください。石と地球の空間も!第2章『フォルムとデザイン』では個性的な形をした作品を展示。この空間は大谷石などの石で構成され、洞窟のような雰囲気の中で素朴な石と貴石のコラボを楽しめます。また、最後の第3章『ユニヴァーサルな好奇心』では、世界のさまざまな文化や自然から着想を得たカルティエ作品を展示。地球に見立てた大きな展示ケースの中に、アジアやアフリカ、エジプト、さらに花や昆虫などからインスピレーションを受けた個性的な作品が並んでいます。伝統を守りながら、新しいデザインや可能性に挑みつづけるカルティエ。その美の世界を心ゆくまで堪能できる展覧会です。どうぞお見逃しなく!会場構成:新素材研究所(c) N.M.R.L./ Hiroshi Sugimoto + Tomoyuki SakakidaInformation会期:~12月16日(月)※休館日は毎週火曜日(10月22日(火・祝)は開館、10月23日(水)は休館)時間:10:00 ~ 18:00※毎週金・土曜日は20:00まで ※入場は閉館の30分前まで会場:国立新美術館 企画展示室2E料金:一般 ¥1,600/大学生 ¥1,200/高校生 ¥800/中学生以下無料※本記事の写真は、プレス内覧会で主催者の許可を得て撮影しています。
2019年10月19日俳優の中村倫也が、映画『水曜日が消えた』(2020年 全国公開)に主演することが4日、明らかになった。同作は吉野耕平が監督・脚本・VFXを務めたオリジナル作。1人の人間の内側で、曜日ごとに入れ替わって暮らしている7人の“僕”が主人公となり、彼らは他の“曜日”とは直接会うことはできず、日記を通してのみ間接的に互いを知っている。そのうちの最も地味でつまらない1人、通称“火曜日”の視点を通して世界が描かれていく。中村は同作で1人7役を務めることになった。プロデューサーは企画の成り立ちについて、「去年、監督が書いたわずか数行の本企画のメモに衝撃を受け、主演は中村倫也さん以外ではあり得ない作品だと思った」と語る。撮影は2019年5月下旬から福島県いわき市で行われ、公開は2020年を予定している。○中村倫也 コメント完成した画が予想できない脚本でした。また自分が7役演じることも「やっかいだなあ〜」と。笑でもだからこそ、あまり類を観ない邦画になる期待感を抱きましたし、いくらでも大ごとにできる出来事をあくまで日常として描いていくささやかさに好感を持ちました。ザラッとした、じんわりと温かい手触りを残せる作品になっていると思います。ご期待ください。○吉野耕平 コメント(企画の発想について)もしも自分の中に複数の人格があって……その中でも、つまらない“脇役”だったとしたら世界はどう見えるだろうか。ふと考えたそんな小さな空想からこの物語は始まりました。曜日ごとに入れ替わる7つの人格。そのうちの一人の目を通して世界を見たとき、何が見えるだろうか。何に出会うだろうか。そんな自分だけの小さな空想を楽しんでいるうちに、現実の世界でいくつかの出会いと出来事があり、幸運にもその小さな空想が映画として形になる機会を頂く事になりました。一人だけの自由でフワフワした空想が現実の世界で作品として形になる過程はスリリングで、その中で選んだもの、選ばなかったもの、色々なものがありました。でも、振り返れば大事なものだけはギュッと絞られ、きちんと全部残せたように思います。今はそれをきちんと磨いて届けるまでの残りの日々を、大切に楽しみたいと思っています。(撮影を終えて観客へのメッセージ)目が覚めたらいつも火曜日の男。彼の目を通して世界を見たとき、見慣れたはずの日常が違って見えてくるかもしれません。そして、そこに隠れていた大事なものに気づくかもしれません。架空の物語が、時々現実の見方を変えてくれる、そんな瞬間が好きです。多くの方々の才能と力、そしていくつかの縁と偶然で生まれたこの作品が、誰かにとってそんな一本になってくれれば……と、強く願っています。(C)2020『水曜日が消えた』製作委員会
2019年10月04日元SMAPの草なぎ剛が主演を務める映画『台風家族』の初日舞台挨拶が6日、都内で行われ、草なぎ、MEGUMI、中村倫也、尾野真千子、甲田まひる、若葉竜也、長内映里香、榊原るみ、藤竜也、市井昌秀監督が登壇。MEGUMIは、中村倫也への劇中での暴力を謝罪した。主要キャストの新井浩文被告が逮捕・起訴され公開延期となっていたが、本編の再編集は行わず、3週間限定で公開されることが決定した同作は、世界一“クズ”な一家だけどなぜか憎めない、愛すべき鈴木家の“台風”のようなめまぐるしい夏の一日を描いた物語。鈴木家の長男・小鉄を草なぎ、次男・京介役を新井、長女・麗奈役をMEGUMI、三男・千尋役を中村倫也、小鉄の妻・美代子役を尾野真千子、娘・ユズキ役を甲田が演じた。舞台挨拶ではそれぞれ撮影エピソードを語り、MEGUMIは「中村くんに事あるごとに役で暴力を振るっていて、今回どうかなと思っていたら結果、暴力を振るう形になって、ごめんね」と謝罪。中村は笑い、「(暴力)3回目くらいなんですよね。過去2回は夫婦なんですよ。今回は姉弟」と補足した。そして、「MEGUMIさんには中村をはたかせたいというのがあるんでしょうかね?」と推測すると、MEGUMIは「そういう世の中の願望にこれからも応えていきたいと思います」と宣言し、中村は爆笑した。また、中村は、自身が演じた千尋が包丁を持って暴れるシーンを振り返り、「結構長回しで、映っていないところでもずっとやっていて。僕が包丁を向けると、若葉が声が枯れるまで叫んだり、草なぎさんがものすごい驚いてくれたり、それが楽しかったです」と包丁を手にしている動きをしながら説明。「素に戻ってニヤニヤしてやってましたね」とうれしそうに話した。
2019年09月06日川崎市市民ミュージアムでは、漫画家・田河水泡の生誕120年を記念した展覧会「のらくろであります!田河水泡と子供マンガの遊園地<ワンダーランド>」を、9月18日から11月24日まで開催する。『少年倶楽部』(大日本雄弁会講談社)に1931年1月号から連載開始し、瞬く間に大人気となった田河水泡の代表作「のらくろ」。その成功はマンガだけに留まらず、演劇やアニメーション映画、レコード、人形やお菓子のおまけなど多方面にわたり、「のらくろ」は時代を代表する文化的なアイコンとなっていった。田河のもとには、杉浦茂や長谷川町子といった漫画家を志す才能豊かな弟子たちが集まり、また他の出版社もマンガ分野に参入し始めたことで新進の漫画家たちが台頭し、大量の子供向けマンガが市場に登場。このなかで醸成された、豊潤な子供向け物語マンガの潮流は戦中も絶えることなく続き、戦後に手塚治虫などの新たな才能を育む土壌として、マンガ文化を大きく躍進させる原動力となった。本展では、明治から始まる子供向けマンガの歴史をふまえ、田河水泡が戦前期のマンガやその他の分野に残した足跡と影響を軸に、「のらくろ」とともに昭和戦前期に花開いた、知られざる「子供マンガ」の豊かな世界を、当時の貴重な原画約180点と書籍から再発見する。田河水泡「のらくろ武勇談」原画(『のらくろ武勇談』収録 1938年)講談社蔵(C)田河水泡/講談社、提供・株式会社講談社現在、私たちが日常的に読み親しんでいる長大な物語を表現したマンガ、いわゆる“ストーリーマンガ”の成立には、田河水泡と「のらくろ」が大きく関わっている。はたして田河水泡は自身のマンガにおいて何を表現し、それらはのちの世代にどのような影響を与えたのだろうか。田河水泡がマンガ表現に起こした改革に迫る。そして1936年12月より刊行が始まった絵本のシリーズ「講談社の絵本」。毎月刊行されるラインアップの中には、マンガを特集した号が毎回用意されており、多色刷りの大変美しいマンガがたくさん掲載された誌面に、当時の子供たちは夢中になった。本展では、新関健之助や、長谷川町子といった選りすぐりの作家たちの原画を多数出品。また「のらくろ」だけではない、多くの雑誌に連載を持つ人気作家であった田河水泡が生み出した魅力的なキャラクターたちを紹介する。「のらくろグッズと田河夫婦」(1934年)個人蔵(C)田河水泡関連イベントも多数開催。9月22日の14時から行われる「のらくろ・アニメーション・マニアックス講座」では、村田安司、瀬尾光世という一流のアニメーション作家によるアニメ化に留まらず、無名の作家たちによる海賊版が沢山作られた「のらくろ」アニメを大公開し、戦前期アニメのディープな世界を担当学芸員が案内する。また10月13日の14時からは、高澤路亭新作落語会「猫と金魚」を開催。田河水泡の知られざるもう一つの仕事、新作落語作家・高澤路亭の作品「猫と金魚」他を、柳家喬之助、柳家小はぜが口演する。10月17日の11時45分からはベビーカーツアー、毎月第1・3土曜日の14時からはギャラリーツアーも開催予定。川崎市市民ミュージアムは、1988年に日本の公立美術館で初めてマンガ資料の収集、調査研究、保存を行う施設として設置され、これまで様々なマンガの歴史を掘り下げる企画展を開催してきた。本展は、川崎市市民ミュージアムが満を持して開催する大規模展覧会となる。【展覧会情報】のらくろであります!田河水泡と子供マンガの遊園地<ワンダーランド>会期:9月18日~11月24日会場:川崎市市民ミュージアム 企画展示室1、アートギャラリー1時間:9:30~17:00(入場は閉館の30分前まで)休館日:毎週月曜日(ただし9月23日、10月14日、11月4日は開館)、9月24日、10月23日、11月5日料金:一般700円(560円)、65歳以上・大高生500円(400円)、中学生以下無料※( )内は20名以上の団体料金、障害者手帳等をお持ちの方およびその介護者は無料
2019年08月08日彼はいったい、いつ休んでいるのだろうか…そう思わずにはいられないほど、人気作に立て続けに出演している中村倫也さん。ただ、ここまでの道のりは決して平坦ではなく、悩み続けた日々も。足踏み状態から前進するための、中村さん流の突破口の見つけ方。中村倫也さんの快進撃が止まらない。昨年のNHK連続テレビ小説『半分、青い。』で演じた、ゆるふわ男子・マアくんで幅広い女性の心を捉え、昨年のYahoo!検索大賞を俳優部門で受賞。今年に入ってからも、主演した舞台『クラッシャー女中』のチケットが即完売。オーディションで選ばれ吹き替えを担当した映画『アラジン』は、観客動員記録を伸ばし続けている。しかし、以前のインタビューでは、自ら「デビューして10年くらいは売れなかった」と語っていたりも。そんな中村さんが思うブレイクスルーポイントとはどこだったのだろう。「自分のなかで、ここだって言えるような具体的なものはないんです。ただ、もともと頭でっかちなタイプで、20代前半の頃は悩んでは立ち止まり、悩んでは立ち止まりを繰り返していました。考えて考えて結論を出して動いてみるんだけどダメで、また考えてって。堂々巡りでしたね」当時のそんな中村さんを受け止めてくれていたのは、古田新太さんや堤真一さんといった、舞台や映像など、さまざまな現場を渡り歩いてきた実力派の先輩俳優たち。「相談というより、『聞いてくださいよ~』っていう会話の流れで、その時にあれこれ思っていることを一方的に投げていた感じです。僕が実際にそうなんですけれど、後輩とかから『相談があるんです』ってストレートに来られた場合、スーパー真面目に聞かなきゃいけなくなるじゃないですか。たとえば先輩方に聞いてもらって、向こうから『アホか』っていう反応が返ってくれば、この感覚はアホなのかって気づけるんですけれど、真剣に相談されたら、きっとそうは返せないですよね。先輩たちからはよく、『そんなことは、まだ考えなくっていいんだよ』って言われてましたね」具体的にどんな話を?と尋ねると「日本の少子化とか、政治経済とか」と、いったんはぐらかしてから、少し間を置いて、「表現者としての感覚の話ですよ。しょうもないんで、具体的には言わないですけれど…(笑)」と。中村さんの前に立ちはだかる大きな壁となっていたのは、プライドと自意識。その突破口は、「自分の才能のなさを認めること」だった。「自分には他の人とは違う何かがあるはずだって、子供っぽい思いと馬鹿な野心と夢を持っていたんです。でも、いくらやっても全然注目されないわけですから、自分でも薄々は気づくんです。自分が本当に“持っている人”だとしたら、最初っから周りが放っておかなかったってことは。でも、認めるのが怖くて、そんなはずはないって必死に思い込もうとしていたんですよね。だって、認めたら身にまとっている鎧がなくなって、裸の自分が晒されてしまうから。でも、認めないと先に進めないんだって20代後半に気づいてからは、ダメな自分とちゃんと向き合って呑み込んで、咀嚼して栄養にしていまがあるんです」何でもないことのように、さらりとした口調で語るけれど、その心境に至るまでの過程では、回り道もしながら苦しんだよう。「しばらくは、自分から目を背けるために、飲み会とかに行っていたんです。でも、いつまでもこうしていても意味がないし、きっちりと落とし前をつけないことには前に進めないって肚を決めて、目の前に机をガンッて置いて、自分と対話する時間を設けたんです。それこそ、1週間くらいはろくに外にも出ずに、暗い部屋にずっと籠もって自分と向き合っていた気がします。すごく体力がいる作業だったし、鎧を脱ぎ捨てた姿に馴染むまでには、しばらくぎこちなさもありましたけれど、楽にはなりましたよね」そこからは、どんな仕事に対しても、これまでのキャリアや実績に驕ることも寄りかかることもなく、毎回、真っさらな姿勢で臨むようにしてきた。自分の心構えが変わると、自然と周りから向けられる視線も変化してきたそう。「僕が幼稚園の時に友達と砂の山を作って遊んでいたら、その友達のお兄ちゃんが来て、『もっと大きい山を作ろうよ』って、僕らが作った砂の山を足で踏んだんです。なんでそんなことするんだろうって思ったけれど、小さな山を一回踏んで、広い土台を作って、その上に砂を積んでいったら、すごく大きな山ができた。それと似てる気がするんですよね。若い頃にいろいろ試行錯誤をしながら積んだ山を、一回踏んで潰して、再スタートじゃないけれど、そこからまた積み直している感じ。もしかしたら、またどこかで一回踏み潰さなきゃいけない時期がくるのかもしれませんけど(笑)」なかむら・ともや1986年12月24日生まれ。東京都出身。出演しているドラマ『凪(なぎ)のお暇(いとま)』は、毎週金曜夜10時から、TBS系にて放送中。中村さんは、主人公・凪(黒木華さん)の謎の隣人・安良城ゴンを演じている。ブルゾン¥32,000シャツ¥25,000パンツ¥29,000(以上CULLNI/Sian PR TEL:03・6662・5525)その他はスタイリスト私物※『anan』2019年7月31日号より。写真・樽木優美子(TRON)スタイリスト・戸倉祥仁(holy.)ヘア&メイク・Emiy取材、文・望月リサ(by anan編集部)
2019年07月28日俳優の中村倫也とお笑いコンビのニッチェ(江上敬子・近藤くみこ)が出演するショートムービープラットフォームアプリ「TikTok」の新テレビCM「TikTok オフィスランチ篇」が、20日より全国で放送される。今回のCM内では、中村倫也とニッチェの3人がアパレル会社の同僚として登場。ランチタイムを共に過ごす彼らは、各々スマートフォンで自分の好きなコンテンツをTikTokでチェックしている。同じテーブルを囲んでいても、見ている映像のジャンルはバラバラ。モフミ(ニッチェ江上)は大好きなパンダの動画、なつみ(ニッチェ近藤)はアクロバティックなスポーツシーンをTikTokでチェックしており、「美しいものしか認めない」という意識高すぎハイスペ男子のトキオ(中村倫也)は美しいものにメロメロな様子。なつみの「どんなTikTok見てるの?」という問いに、「僕は綺麗なものだけ見ていたい」と答えるトキオ。情熱的なサンセット、宝石のようなマシン、食のオートクチュールと、次々美しい映像が表示されるトキオのTikTok上で、トキオが見つけた意外な美しい動物とは!?
2019年07月18日日本と韓国で活躍している次世代女優・唐田えりかさんが自身が目指す役者像について話してくれました。日本×韓国。2つの国で活躍する国際派。「もともとモデルに憧れてこの世界に入ったのですが、お芝居をしたいと思ったことはありませんでした。デビューしてからずっと、演技には苦手意識を持っていたので、『20歳になったら辞めよう』と思っていたほどです」2018年、初めてヒロインを演じた映画が「第71回カンヌ国際映画祭」のコンペティション部門に出品され、一躍注目女優の仲間入りを果たした唐田えりかさん。ブレイクする前の10代の頃を振り返ってもらうと、「常に女優としての自分に自信がなかった」と語る。そんな彼女が大きく変わるきっかけとなったのが、前述した映画『寝ても覚めても』への出演だった。「何も考えずに、自分の役の瞬間瞬間を生きられたのは、この作品が初めて。演じているうちに自分の内側から何かが湧き出る感覚があって、『お芝居をするってこういうことなんだ!』と思ったんです。そこでようやく女優としての覚悟を決めたというか。やっとスタート地点に立てた気がして、『ここからが勝負だ』と強く思いました」さらに唐田さんの転機は続く。映画の撮影が終了後に韓国の芸能事務所と専属契約し、日本と韓国の2つの国で活動することに。「昔からK-POPなど韓国文化が大好きなので、『いつか韓国でお仕事がしてみたい』と思っていました。今では、韓国でもファンの方に『エリカ!』と声を掛けていただいたり、憧れの俳優の方と一緒にお仕事させていただいたり、夢みたいな経験をたくさんさせていただいています。それに、同じドラマの現場でも、日本と韓国では雰囲気がまったく違うので、2つの国を行き来することが自分の中で刺激になっているんです。いい具合にリフレッシュもできるので、これからもこのスタイルを続けていきたいです」日本では、7月スタートのドラマ『凪(なぎ)のお暇(いとま)』に出演が決定する。今後がますます楽しみな21歳の彼女に、これからの目標を尋ねた。「具体的な目標は…。とにかくたくさんの作品に出ること。尊敬する韓国の俳優ヤン・イクチュンさんとお仕事でご一緒すること。できれば30歳までに結婚すること。写真を撮るのも好きなので、自分で作品を作ることにも挑戦してみたいですね。10年後の自分がどうなっているかはわからないですが、21歳の今の時点でもこんなにたくさんの人に出会って刺激をいただいているのに、30代の自分を想像したら、幸せすぎて倒れてしまいそう(笑)。そのくらい、自分でも楽しみにしています」からた・えりか1997年9月19日生まれ。千葉県出身。人気コミックを実写化したドラマ『凪のお暇』(TBS系)に市川円役で出演。7月スタート。ニットトップス¥28,000レース切り替えワンピース¥39,000アシンメトリーワンピース¥46,000スカート¥36,000(以上レキサミ TEL:03・3373・7493)ピアス¥25,000リング、右手¥39,000左手人さし指¥20,000左手中指¥20,000(以上モイル)※『anan』2019年7月3日号より。写真・三宮幹史スタイリスト・道端亜未ヘア&メイク・秋鹿裕子取材、文・瀬尾麻美(by anan編集部)
2019年06月26日俳優の中村倫也が26日、東京・大井競馬場でトークショーを行い、観客から大歓声が沸き起こった。東京シティ競馬(TCK)では、ナイター競馬「トゥインクルレース」を開催中。全国各地からダート部門の実力馬たちが集う2019年上半期のグランプリレース「第42回帝王賞JpnI)」当日のこの日は、TCKのイメージキャラクターを務める中村が、賞典台にてトークショーを実施した。中村が登場すると「キャー!!」と黄色い悲鳴が沸き起こり、会場は大盛り上がり。中村は「すごいっすね~こんな人がいっぱいいるの久しぶりに見ました」と観客を見渡し、「ともやー!」と低い声で男性からも声をかけられるとやや驚き、笑顔で手を挙げて応えた。2019年のTCKのテーマ「夜遊び方改革」のもと、同じくイメージキャラクターの 賀来賢人、大谷亮平とともに平日の仕事帰りに楽しめるトゥインクルレースの魅力を発信している中村。競馬観戦は初めてだそうで、「競馬のレースを見るのも初めてですし、馬券を買うのも初めてですし、ワクワクしています」とうれしそうに話した。帝王賞の予想も行い、「スーパーステション」と発表。「ちょっとした波乱、ドラマ性がほしくて。地方から来てとったのがいないと聞いて、歴史に残るんじゃないかという期待を込めて」と理由を説明した。
2019年06月26日俳優の中村倫也が19日、都内で行われた映画『長いお別れ』(公開中)の公開記念舞台あいさつに、中野量太監督とともに登場した。同作は、『湯を沸かすほどの熱い愛』を手がけた中野監督の最新作で、中島京子による同名小説を実写化。父親(山崎努)の70歳の誕生日に母(松原智恵子)から父が認知症になったと告げられた姉妹(竹内結子、蒼井優)と、家族との7年間を描く。5年ほど前に出会ったという2人だが、中野監督が「品川の高層階のパーティーに呼ばれたんですよ」と振り返ると、中村は「やばいやつじゃないですよ」とフォロー。中野監督は「膝を抱えて、俺に触ったら火傷するぞみたいな顔で座ってる。そのとき、なんだろうこの人……と思って」と、中村の第一印象を明かした。その出会いを覚えていなかったという中村は、「僕はパーティーとかにも慣れないタイプの人間で、キラキラしたものに抗う精神があるので」語る。中野監督が「完全に1人抗ってましたね。『俺はこんなところに馴染んでたまるか』みたいな顔で。じゃあなんできたの!? って」とつっこむと、中村は「かまって欲しかったんですかね」と苦笑した。また、同作で恋人役の蒼井優が山里亮太と結婚したことを受け、理想の夫婦像を聞かれるた中村は「やっぱり、グリーンカレーを作ってもらって……」と、結婚会見で明かされた蒼井の得意料理にかける。改めて「自分の両親を見て育っているので、真面目な父親とちょっと天然な母親なんですけど、そういうのが理想なんですかね。誰かいい人いないですかね」と笑顔を見せた。中村の言葉に、中野監督は「僕の映画に出ると結婚していってしまうんですよ。宮沢りえさん、竹内結子さん、蒼井優さん……」と"キューピッド監督"ぶりを告白。さらに中村が「監督は結婚されてるんですか?」と聞き、「はい」と返されると、「狙ってないですよ!」と弁解する展開に。2名の和気藹々とした雰囲気で行われた舞台挨拶は、最後になぜか中村が中野監督からエスコートされるという退場の仕方で幕を閉じた。
2019年06月19日本格派博多うどん「はし田たい吉」が2019年6月17日(月)、新橋にオープンする。「はし田たい吉」は、惜しまれつつ2018年に閉店した「はし田 本店」のセカンドブランド。「はし田 本店」は、2012年に六本木ヒルズにオープンして以来、ミシュランガイドブックで3年連続ビブグルマンを獲得した。本格派の博多うどんが愉しめる、知る人ぞ知る名店として愛されていた。その味を受け継ぎ、より手頃な値段で昼も夜も"本格派博多うどん"を楽しめるのが「はし田たい吉」だ。新橋のオフィスワーカーはもちろん、"女性のひとり飯"も気兼ねなくできるような、カウンターがメインの清潔感ある店内となっている。こだわりのうどんは、麺に福岡県産の貴重な小麦を使用。スープは、鹿児島県産の上質な鰹節と長崎県産のあごだしをブレンドして"透き通る黄金色"に仕上げた。メニューは、博多っ子の定番と言われる「博多ごぼう天うどん」や、麺に相性抜群の特製豆乳スープの上にピリ辛の挽肉がのった「冷やし豆乳坦々うどん」、「鶏白湯カレーうどん」などを展開する。【詳細】本格派博多うどん「はし田たい吉」オープン日:2019年6月17日(月)住所:東京都港区西新橋 1-15-7営業時間:11:00~22:00休業日:土・日・祝日店内座席数:14席TEL:03-6257-3009※麺がなくなり次第終了。メニュー価格例:・博多ごぼう天うどん 600円・冷やし豆乳坦々うどん 880円・鶏白湯カレーうどん 900円・かけうどん 450円・肉うどん 750円・とり天うどん 690円(とり天2枚)※全て税込価格
2019年06月10日実写映画『アラジン』で“プレミアム吹替版”を担当する、中村倫也と木下晴香が歌う名曲「ホール・ニュー・ワールド」のMVが到着した。本作で最も重要なシーンのひとつでもある、“魔法のカーペット”のシーンを彩る映画史に輝く名曲「ホール・ニュー・ワールド」。数々のディズニー音楽を手掛けてきた作曲家アラン・メンケンが作曲し、アカデミー賞最優秀歌唱曲賞とゴールデングローブ賞最優秀主題歌賞にも輝いた。貧しいながらも、ダイヤモンドの心を持ち、本当の自分の居場所を探す青年アラジンが、王宮の外の世界に憧れる王女ジャスミンと初めて心を通わし、魔法のじゅうたんに乗って夜空をかけるこのシーン。“プレミアム吹替版”では、アラジンを中村さん、ジャスミンを木下さんが担当。「僕を信じて」とアラジンがジャスミンの手をとり始まる本映像。ジャスミンの生き生きと伸びやかな歌声と、それを包み込むアラジンの甘く優しい歌声との見事なハーモニー、そして新たな翻訳で蘇る歌詞にも注目だ。『アラジン』は6月7日(金)より全国にて公開。「アラジン オリジナル・サウンドトラック」は6月5日(水)リリース。(cinemacafe.net)■関連作品:アラジン(2019) 2019年6月7日より全国にて公開© 2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2019年05月21日6月7日公開の映画『アラジン』マジック・カーペットイベントが16日、東京・恵比寿ガーデンプレイスで行われ、ウィル・スミス、アラン・メンケン、中村倫也、山寺宏一、木下晴香、北村一輝が出席した。全世界に大旋風を巻き起こし、映画史に残る珠玉の名曲「ホール・ニュー・ワールド」を生んだ1992年公開のディズニーの名作『アラジン』が、想像を超えた空前のスケールで実写映画化した本作。この日行われたイベントには、ランプの魔人ジーニーを演じたウィル・スミス、そして「ホール・ニュー・ワールド」を作曲した天才作曲家のアラン・メンケンに加え、アラジン役の中村倫也、ジーニー役の山寺宏一、ジャスミン役の木下晴香、ジャファー役の北村一輝といった日本語吹き替えキャストも勢揃いして"レッドカーペット"ならぬ"マジック・カーペットイベント"が行われた。冒頭ではアラン・メンケンが「ホール・ニュー・ワールド」と「フレンド・ライク・ミー」の順でメドレー演奏し、途中からウィル・スミスが登壇してミニステージを繰り広げ、本作の世界観を演出。ウィル・スミスは「本当に興奮しています。アランさんとさっき決めて僕が急に登場することになったのでビックリしています」と明かし、「『フレンド・ライク・ミー』はこの作品に関わって僕が一番最初に覚えた曲です。今この舞台でアランさんと即興でやれてすごく楽しかったですね」と満足げだった。2人のミニライブに中村は「日本のファンのためにこれだけしてくれるアランとウィルは、みんなにとって最高の友だちと言っていいんじゃないでしょうか」と大絶賛。山寺も「ウィルさんやアランさん、そして日本のキャストの皆さんとこの場に立てて本当にうれしく思っています」と感激しきりで、「映画は最高ですので皆さんも楽しんでください」とアピールしていた。ウィル・スミスが演じたジーニーの日本語吹き替え版は、山寺が担当。山寺についてウィル・スミスは「違う言語を担当する方にお会いできることは珍しいですね。今日お会いして最高だし、2人に共通することはハンサムということですね」と話し、山寺も「僕もそう思います」と満更でもない様子だった。本作についてウィル・スミスは「すべてが含まれている映画なので、家族全員で見ていただきたいです。本当に素晴らしくて美しい映画です。僕がとっても誇りに思っている映画で、前の『アラジン』を好きだった方々にもファンになっていただきたいし、新たなファンがどんどん出来ると思います」と日本のファンにメッセージを送った。映画『アラジン』は、6月7日より全国公開。
2019年05月17日国立新美術館では、企画展「カルティエ、時の結晶」を10月2日から12月16日まで開催。カルティエ(Cartier)の1970年代以降の現代作品を展示する。ネックレスカルティエ、2018年ゴールド、ダイヤモンド、アフガニスタン産エメラルド、スピネル、ガーネット、ターコイズ、オニキス個人蔵Vincent Wulveryck © Cartierカルティエの作品は1995年、2004年、2009年の展覧会を通して日本で紹介されてきた。1989年以降、日本だけでなく世界各国の主要美術館においてそのコレクションが展示紹介されてきたことは、数あるメゾンの中でも特筆されることだ。過去におけるこうした展示は、いわゆる「カルティエ コレクション」の歴史的な作品を対象としてきたが、今回は1970年代以降の現代作品に光を当て、その創作活動における革新性、現代性、独自性を、メゾンが築き上げてきた創作の歴史を背景に表現する世界でも初めての試みとなる。テーマは「時の結晶」。「時間」を軸に、「色と素材」、「フォルムとデザイン」、「ユニヴァーサルな好奇心」という3つの章で、カルティエのイノヴェーションに満ちたデザインの世界を探求する。壮大な時間を経て生成され奇跡的に見出された宝石と、世界各地の文化や自然物など万物から着想を得たデザインが、卓越した職人技術によって結実したカルティエの宝飾。それは世界の縮図であり、地球や文明との時空を超えた対話であるといえる。時間を自由に往来し、素材に秘められた可能性を探求することによって、色彩や線、フォルムなど、伝統を継承しつつも、常に宝飾界に新しい風を吹き込み続けるカルティエの想像力に満ちた美の秘密を紹介する。会場構成を手掛けるのは、新素材研究所 / 杉本博司と榊田倫之。「旧素材こそ最も新しい」という理念のもと、伝統的な職人の技術と最新技術とを融合させ現代的なディテールで仕上げる彼らのデザインが、「時」を意識し回遊する展示空間を創出し、新たな鑑賞体験を提示する。【展覧会情報】カルティエ、時の結晶会期:10月2日〜12月16日会場:国立新美術館 企画展示室 2E住所:東京都港区六本木7-22-2
2019年04月29日俳優の中村倫也が4月22日(月)、恵比寿ザ・ガーデンホールにて行われた、映画『アラジン』“ホール・ニュー・ワールド”お披露目イベントに木下晴香と共に出席し、名曲「ホール・ニュー・ワールド」を熱唱した。■中村倫也、生歌披露に「出ていくだけで帰りたくなった」本作は、本当の自分の居場所を探している貧しい青年アラジンと、王宮の外の世界に自由を求める王女ジャスミン、そして“3つの願い”を叶えることができるランプの魔人・ジーニーが繰り広げる冒険を描いたディズニー・アニメーションの不朽の名作を実写映画化。中村さんはアラジンを、木下さんはジャスミンの吹き替えを務める。中村さんはこの日、第65回アカデミー賞歌曲賞をはじめ、ゴールデングローブ賞主題歌賞、グラミー賞最優秀楽曲賞に輝くなど、世界的な名曲として愛されている「ホール・ニュー・ワールド」を木下さんと共に生披露。魔法のじゅうたんの上での歌唱に「尋常じゃないぐらい喉が渇いて、汗をかいています」と感想を述べると「本当に緊張しました。出ていくだけで帰りたくなりました」と苦笑い。それでも「こういう場なので一生懸命やらせていただきました」と充実感いっぱいに語っていた。ミュージカル女優として活躍中の木下さんも「いつもは舞台に出る前に緊張するのですが、今日は舞台に上がってからも緊張しました」と普段と違う感覚だったことを明かすと「でも、じゅうたんに乗れる機会なんてめったにないと思ったので、思い切り楽しもうと思いました」と笑顔。言葉通り、伸びやかな歌声で会場を魅了した。■中村倫也、ディズニーの仕事に驚きと喜びセリフだけではなく、歌まで完全に吹き替える“プレミアム吹き替え版”上映。中村さんはオーディションを突破して役柄を得たが「まさか人生でアラジンに参加するなんて、ましてやディズニーさんと仕事をすると思っていなかった」と驚きを見せると「『アラジン』自体が大好きだったので、頑張らなければ」という強い思いで臨んだという。木下さんも「信じられないわー」とミュージカル調に喜びを表現すると「良い作品にしなければという責任を感じつつ、それをパワーに変えて挑戦しました」と語った。中村さん、木下さん共に『アラジン』に参加することで、大きな反響があったことを明かすと、中村さんは「薬局で喉あめを買うとき『歌わないとダメだもんね』と言われたんです」というエピソードを披露した。■見どころはアラジンの成長“アラジン”という誰もが知っているキャラクターに命を吹き込んだ中村さんは「純粋でダイヤモンドの原石のような人物」と特徴を挙げると「生い立ちのコンプレックスを変えたいという思いのなか、少年から青年、そして大人になる変化をしっかり演じようと心掛けました」と語る。木下さんも、宮殿から出ることが許されなかったジャスミンが解き放たれたときの喜びと驚きの顔をどのように表現できるか、そこにチャレンジしたと述べていた。中村さんは「(アニメの)『アラジン』ファンも驚くぐらい楽しい体験ができます」と出来に胸を張ると「友達、恋人、ひとりで観に来ても楽しい魔法にかけてもらえる作品です」と作品をアピールしていた。『アラジン』は6月7日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アラジン(2019) 2019年6月7日より全国にて公開© 2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2019年04月22日高校1年でスカウトされ、2005年にデビューした中村倫也さん。その演技力と不思議オーラ?は、お仲間の俳優さんたちには当初から注目されていたようです。近年は出演作もヒットし、さらなるブレイクが期待されています。放送中のドラマ『初めて恋をした日に読む話』(TBS系)では、ヒロインの深キョンと微妙な絡みがあり、お姫さま抱っこまで…。キュンキュンしている人も多いのでは?■中村倫也は結婚しているの?彼の動物好きというところに親近感を覚える女子、あの優しい声を聞くだけで癒される女子も少なくないのだとか。そんな彼、来月公開の映画『美人が婚活してみたら』では、恋愛偏差値の低い婚活男子を演じるそうですよ。ゆるふわ系からギラギラ系、非モテ系まで、どんな役でもハマるってすごいですよね?というわけでみなさん、もうお気づきかと思いますが、今回は中村倫也さんを占います。手始めに出演作などを調べようとネット検索したら、やたらと「結婚」ってキーワードが出てくるのですが、なぜでしょう…?まさか結婚しているの?と何度もググってしまいました。結論から言うと、筆者が調べた限りでは未婚のようです。■中村倫也は探究心旺盛中村倫也さん(1986年12月24日生まれ)ホロスコープ上の太陽星座は仕事、水星星座は知性、月星座は結婚、金星星座は恋愛、火星星座は行動などを示します。中村さんの太陽は山羊座。太陽が山羊座にあると、仕事に対する姿勢は真面目です。コツコツ努力して実力をつけ、晩年になるほど真価を発揮するでしょう。水星は射手座。射手座に水星がある人はトーク力があって探求心旺盛です。例えば会話はテンションが高めで、どんなに博識でもあっけらかんとしていそう。また、探求心の旺盛さゆえ、興味を惹かれた分野に関して幅広く知識を磨こうとします。某番組で動物の紹介をしている彼を見たら、決してドヤ顔をすることなく、好きなことを楽しげに話す姿に水星射手座らしさを感じました。今年は、射手座にある星は最高に輝くので、彼のこういった魅力を目にする機会は多そう!■結婚はまだ少し先になりそう!?結婚を示す月星座は、乙女座か天秤座です(出生時間によって異なります)。もし彼の月が乙女座だったら、あまり余計なことは言わないものの鋭い観察力を持っているでしょう。例えば食事中の箸の使い方とか…。女子を見る目は厳しいか、相手に何も期待しないか。一方、月が天秤座の場合は、女子に理想を押しつけるか、超理想のタイプをゲットするか。並んだときにお似合いの相手なら、結婚を考える可能性は十分にあります。中村さんと同じ12月24日生まれの石原さとみさんを占ったときにも書いたのですが、どちらにしても結婚はある程度、条件が整わない限り、少し先になりそうですね。みなさん、よかったー!ってホッとしました?■中村倫也は、恋をしたら一途金星星座は恋のパターン、火星星座はアプローチ方法を表しますが、彼の金星は蠍座、火星は魚座。金星・火星、どちらも水の星座なので、相手に自分と同じ気持ちでいてくれることを望む傾向が高いでしょう。蠍座の金星は好きな人に対して一途。好き嫌いは結構ハッキリしています。魚座の火星はどちらかと言うと、強引さに負けたり、マメですが曖昧な態度に出てしまうところがあったり。ちょっとルーズな面も…。先ほど書いた普段の彼の、水星射手座らしいあっけらかんとした態度からは、一途に一人の女性を愛し、相手にもそれを求める様子は想像しづらいかもしれませんね。でも、すごく真面目に恋愛する人だと思います。動物好きなところは、潜在的にペットは人間と違って裏切らない…という感覚もあるからなのかなぁ。■中村倫也はこれからどんな恋をする?この先、どのような相手と恋をするのかしら?と彼の今後を占ってみたのですが、残念ながら恋愛や結婚、プライベートに関することは、しばらくは謎に包まれる…そんな星の配置でした。もし大切な相手がいたり空間があったりするなら、そっとしておきたい気もします。仕事面ではますますヒット作に恵まれそうなので、テレビや映画で彼を見る機会はさらに増えるでしょう。当面の間、結婚しないなら…脳内彼氏に設定して、妄想の中でお姫さま抱っこや強引な直球告白をしてもらうのもいいかもしれませんね。
2019年02月24日フランスを拠点に世界で活躍する建築家・田根剛の西日本での初個展「田根 剛|未来の記憶 Archaeology of the FutureーImage & Imagination」が、2019年1月19日から3月10日まで、福岡・三菱地所アルティアムにて開催される。フランスを拠点に世界各地でプロジェクトを進め、現在幅広い注目を集める気鋭の建築家・田根 剛。20代の若さでドレル・ゴットメ・田根(DGT.)として〈エストニア国立博物館〉の国際設計競技に勝利し、選出から約10年の歳月を経た2016年秋に同プロジェクトが竣工を迎えるなど、国内外の注目がさらに高まっている。また、2012年に行われた新国立競技場基本構想国際デザイン競技(ザハ・ハディド案選出時)に参加し、11人のファイナリストに選ばれた〈古墳スタジアム〉は幅広い層に知られるきっかけとなった。2017年のDGT.解散後はAtelier Tsuyoshi Tane Architectsをパリに設立し、活動の場をさらに広げている。場所の記憶から未来を発想する「Archaeological Research(考古学的リサーチ)」の手法で進められる田根のプロジェクト。そのリサーチは、個人や歴史上の事実にとどまらず、時間や場所に蓄積する記憶、それらの断片が結びつき生まれる記憶を対象としている。「Image & Imagination」と題した本展では、眼に見えるイメージを手がかりにリサーチを行いながら、まだ見ぬ建築へのイマジネーションへと飛躍させる田根の思考と考察のプロセスを、数々の資料や模型、映像を通して紹介する。「記憶は現在を動かし、未来をつくる」という信念にもとづいた田根の創造は、都市の担い手である私たち一人一人にとって建築のもつ力や使命、未来への可能性を考えるきっかけとなるだろう。初日の1月19日には、田根が登壇するトークイベント「Archaeology of the Future 未来の記憶 Image & Imagination」を、九州大学大学院芸術工学研究院 准教授・池田美奈子を聞き手に迎え、福岡アジア美術館内のあじびホールにて開催。要予約、先着120名、料金は500円。申し込みは、電話(092-733-2050)にて受け付けている。【イベント情報】田根 剛|未来の記憶 Archaeology of the FutureーImage & Imagination会期:2019年1月19日~3月10日会場:三菱地所アルティアム住所:福岡市中央区天神1-7-11 イムズ8階時間:10:00~20:00休館日:2月19日、20日料金:一般400円(300円)、学生300円(200円)、高校生以下無料、再入場可※()内は前売料金、チケットぴあ・10名以上の団体料金。アルティアムカード会員・三菱地所グループCARD(イムズカード)会員は無料
2018年12月28日