10月1日より日本テレビ系で放送がスタートするTVアニメ『ルパン三世』(毎週木曜25時29分~25時59分)のエンディングテーマを石川さゆり、作詞をつんく、作曲&プロデュースを大野雄二氏が担当することが明らかになった。楽曲名は「ちゃんと言わなきゃ愛さない」。石川、つんく、大野氏という三者初顔合わせのコラボ作品となり、「ルパン三世のテーマ」で知られる大野氏らしいクール&ゴージャスなビッグバンドサウンドに仕上がっているという。同曲は、シングルとして10月21日に発売予定で、5,000枚限定の初回限定盤(紙ジャケット仕様)と通常版(初回プレス分のみジャケットと同絵柄ステッカー封入)の2バージョンを展開(ともに1,389円/税別)。今回の発表に合わせて、新生ルパン三世と石川の2ショットをアニメーターチームが描き下ろしたジャケットイメージも公開されている。代表曲「津軽海峡・冬景色」の発表と『ルパン三世』テレビ第2シリーズのスタートがどちらも1977年であることに「不思議なご縁も感じます」と語る石川。収録について「作詞のつんくさんはルパンのストライクエイジだそうで、ルパン、不二子ちゃん、石川と、そんなキーワードがくるくると膨らみ、チャーミングで、せつないツンデレ女子の詞が完成! 大野雄二さんのサウンドに載せて歌ってみました」と振り返っている。作詞を担当したつんくは、「幼少の頃から何度となくテレビで見て来たルパン三世。その格好良さに理屈はなかったと思います。時に三枚目、なのに格好良いルパン三世は少年たちの憧れでした」と『ルパン三世』の魅力を力説。「そのルパン三世が久々にTVシリーズ化されるということでも驚いたのに、僕がエンディング曲に参加できるなんて!」とオファーの喜びを明かした。歌詞については「この曲は女性が主人公です。セクシーで意地っ張りで甘えるのが下手。そんな女性の心の葛藤を描きました」と話すつんく。大野氏から届いた楽曲をもとにした作詞を「曲は謎解き怪文のようになっていて、歌詞を書き込むときワクワクしました。『あ、ここは韻を踏む場所だな』『お、ここはあの場所を繰り返せだな』とか。ルパン三世になった気分でしたね」と振り返り、完成した楽曲とともに「『大人』で『艶やか』で『強気』で『恥じらいのある』。そんなたくさんの表情が入った歌声にほれぼれしました」と石川を絶賛した。そして大野氏も「歌ったら、それで全てが成立しちゃう『存在感』と心安らぐ『声』。さすがでした」と石川をたたえ、「石川さゆりとルパンサウンドのコラボをどうぞお楽しみください」とファンに呼びかけている。シングルには表題曲に加え、THE BOOMのメンバーとして活躍した宮沢和史と大野氏がコラボした「ニヒルに愛して」、『ルパン三世』の定番曲「ラブ・スコール」、さらにルパンマニアから評価の高い名曲「MEMORY OF SMILE」のカバーが、石川のボーカルで収録されているという。10月1日より新TVシリーズとしてスタートする本作は、1985年『ルパン三世 PART III』終了以来30年ぶりとなる、TVシリーズ第4作。総監督に『ルパン三世』シリーズ(劇場版『ルパンVS複製人間』原画、劇場版『カリオストロの城』原画、カーチェイス全般)など、アニメーター・作画監督として数々の作品に参加した友永和秀氏を迎え、監督は『もやしもん』の矢野雄一郎氏、シリーズ構成は『LUPIN THE III RD 次元大介の墓標』や『TIGER&BUNNY』の高橋悠也氏が担当する。さらにキャラクターデザインを横堀久雄氏が務め、青いジャケットに身を包んだ新生ルパン三世が描かれる。モンキー・パンチ(C)TMS原作:モンキー・パンチ(C)TMS
2015年08月26日東芝は21日、明らかになった不適切会計処理の責任を取る形で、現社長の田中久雄氏はじめ、前社長の佐々木則夫副会長、その前社長となる西田厚聰会長の辞任を正式発表した。また、下光秀二郎副社長、深串方彦副社長、小林清志副社長、真崎俊雄副社長、前田恵造専務らも辞任。なお、前田氏は代表権を有さない執行役として留まる。後任の社長は、2014年6月から取締役会長を務める室町正志氏が兼任する。また、2013年6月から執行役上席常務を務める牛尾文昭氏が、代表執行役上席常務に新任する。7月下旬には、このほかの取締役および執行役の処分を決定。8月中旬には、新経営陣の公表が予定される。東芝の不適切会計処理をめぐっては、21日に第三者委員会の調査報告書が公開された。PC事業では、PCパーツの調達価格とODM事業者への販売価格の差額を、製造原価から控除して不適切に利益を計上したことなどが指摘されている。
2015年07月21日