元アイドリング!!!のメンバーでタレント・横山ルリカ(32)が16日、自身のインスタグラムを更新。美脚際立つミニワンピース姿を公開した。横山は、キャスターを務めるフジテレビ系朝の情報番組『めざまし8』(月~金前8:00~9:50)でのオフショットをアップ。ツイード素材のミニワンピースを上品に着こなしており、スカートの裾からは“太もも美脚”があらわに。美しい立ち姿も印象的な全身ショットとなっている。ファンからは「ゴルフ以外のミニ珍しい」「なんか新鮮!」「美脚が神々しいですね」「おお!爽やかなルリカ様完璧なスタイル」「ルリカちゃんの膝上スカート珍しいですね」など、絶賛コメントが相次いで寄せられた。
2024年04月17日元アイドリング!!!のメンバーでタレント・横山ルリカ(32)が2日、自身のインスタグラムを更新。絶対領域あらわなニーハイ姿を公開した。「桜の時期はピンク色の物に目がとまります」と、ショッキングピンクのパーカーが印象的なゴルフウエア姿の撮影オフショットをアップ。超ミニ丈ボトムスとニーハイソックスを合わせ、抜群の美脚が際立っている。撮影については「#とっても楽しい収録に混ぜていただきました」と振り返り、「#またおしらせします」と予告。最後は「#春ゴルフ も楽しむぞ」と、意気込みとともに締めくくった。ファンからは「ルリカ様相変わらず美しいです」「春爛漫や〜」「ウェア、お似合いです」「めちゃ可愛い〜やば」「春ですね〜ピンクも似合いますね」など、着こなしを絶賛する声が集まっている。
2024年04月02日教育エンターテインメント番組『おかあさんといっしょ』(NHK・Eテレ)11代目うたのお兄さんを務めた“だいすけお兄さん”ことタレント・横山だいすけが25日に自身のアメブロを更新。突然の体調不良でミュージカルを休演したことを明かした。この日、横山は3月21日~25日まで大阪・新歌舞伎座で上演されたミュージカル『魔女の宅急便』について「本日大千穐楽を迎えました」と報告。一方で、自身については「公式から発表がありましたが」「突然の体調不良により一昨日から出演することができなくなってしまいました」と明かし「楽しみにしてくださっていたみなさん、本当にすみません」と謝罪した。続けて「どうしてもこの大千穐楽に一言添えたくブログを作らせていただきました」と述べ「本当に今回も素晴らしいメンバーが集まった魔女の宅急便カンパニー」とコメント。「みんながバトンを繋いでキキの成長だけでなく出演しているキャラクター一人一人が成長した姿で終われるこの作品が大好きでした」と自身の思いをつづった。また「僕は最後まで出演することが叶いませんでしたが、代役を務めてくださった中野太一さんはじめ」「急遽変更を余儀なくされても対応してくださったキャスト・スタッフのみなさんのおかげで最後まで公演を止めることなく走り切れたこと、感謝しかありません」とコメント。「美しい涙の光る初々しいそして温かい空間の中幕が閉じたと聞きました」と明かし「改めてこの作品に関われたこと幸せなひとときでした」とつづった。最後に「ミュージカル魔女の宅急便がいつか再演する時に1人でも多くの皆様に足を運んでいただけることを願いつつ。関わってくださった皆様ありがとうございました」と感謝のコメント。自身について「快方に向かってはいるものの、もう少し時間がかかりそう」だといい「いつも通りのブログはもう少々お待ちください」と呼びかけ、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「少しでも回復したなら良かったです」「ゆっくり休んでくださいね」「待ってます」「お大事にしてください」などのコメントが寄せられている。
2024年03月26日元アイドリング!!!のメンバーでタレント・横山ルリカ(32)が25日までに、自身のインスタグラムを更新。絶対領域あらわな“超ミニスカ”姿を公開した。横山は、17日・24日に放送されたテレビ東京のゴルフ番組『アップグレードゴルフ』(毎週日曜前10:30)に出演。「収録では、masterbunnyeditionのウェアを着ました」と伝え、オフショットをアップした。ネイビーのパーカーに超ミニスカート、ニーハイソックスを合わせたゴルフウエア姿で、美麗な絶対領域があらわに。抜群のスタイルが際立っており、ファンからは「お見事すぎるプロポーション」「足が綺麗!!」「相変わらず立ち姿が美しい」「スタイル完璧」「わっ!!まぶしい~!」といった反応が寄せられた。
2024年03月25日3月29日(金) から31日(日) にかけて、横山拓也の代表作『エダニク』の中国語版が中国・上海戯劇学院の学生たちにより上演され、横山と本作品演出の李旻原(リ・ミンユェン)による対談イベントが行われる。国際交流基金(JF)では、海外での活躍が期待される5名の劇作家(市原佐都子、桑原裕子、前川知大、前田司郎、横山拓也)による戯曲を複数言語(英語、スペイン語、ロシア語、中国語、アラビア語)で翻訳して海外の出版社と共同出版。今回の公演では、この枠組みで翻訳出版された『エダニク』に上海の演劇専攻の学生たちが挑戦する。『エダニク』中国公演ビジュアル<公演情報>『エダニク』(中国公演)3月29日(金)~31日(日) ジャスミン・シアター(中国・上海)※30日は公演前に対談イベント実施作 :横山拓也翻訳:郑世凤演出:李旻原出演:上海戯劇学院学生
2024年03月25日ミュージカル『ベートーヴェン』の12月24日の東京公演、2024年1月21日の兵庫大千穐楽公演が、エンターテイメントサイト・uP!!!で生配信されることが決定した。○公演プログラム付き配信チケットは数量限定同作は『エリザベート』『モーツァルト!』『レベッカ』『マリー・アントワネット』『レディ・ベス』など、日本ミュージカル界でも屈指の人気作品群を手掛けてきたミヒャエル・クンツェ(脚本/歌詞)とシルヴェスター・リーヴァイ(音楽/編曲)のゴールデンコンビの最新作。構想10年以上の歳月を費やし、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの謎に満ちた人物像とその生涯に肉迫した野心作となる。孤高の音楽家・ベートーヴェン役の井上芳雄、恋人“トニ”ことアントニー・ブレンターノ役の花總まりのほか、ベートーヴェンの弟のカスパール・ヴァン・ベートーヴェンを海宝直人(東京公演のみ出演)と小野田龍之介のWキャスト、“トニ”の義理の妹ベッティーナ・ブレンターノを木下晴香、野心家の弁護士バプティスト・フィッツオークを渡辺大輔、カスパールの妻ヨハンナ・ベートーヴェンを実咲凜音、ベートーヴェンのパトロンの一人であるフェルディナント・キンスキー公を吉野圭吾、銀行家であり“トニ”の夫フランツ・ブレンターノを佐藤隆紀(LE VELVETS)と坂元健児のWキャストで演じる。配信チケットの販売期間は、12月24日の東京公演が同月31日20時まで、2024年1月21日の兵庫大千穐楽公演が同月28日20時まで。公演プログラム付き配信チケットは、一般が8,300円、auスマートパスプレミアム会員が7,800円(共に送料込み)、通常配信チケットは一般が5,500円、auスマートパスプレミアム会員が5,000円でそれぞれ販売される。なお、公演プログラム付き配信チケットは数量限定のため、予定枚数に達し次第、受付終了となる。また、生配信に加えて、各公演のアーカイブ(見逃し)配信も決定。それぞれライブ配信終了後に準備が整い次第開始し、東京公演は12月31日23時59分まで、兵庫大千穐楽公演は2024年1月28日23時59分まで何度でも視聴することができる。
2023年12月19日現在上演中のミュージカル『ベートーヴェン』の日生劇場公演および兵庫大千穐楽公演が、uP!!!とTELASAにてLIVE映像配信されることが決定した。本作は、『エリザベート』『モーツァルト!』『レベッカ』『マリー・アントワネット』『レディ・ベス』等、日本ミュージカル界における人気作品群を手掛けてきたミヒャエル・クンツェ(脚本/歌詞)とシルヴェスター・リーヴァイ(音楽/編曲)のゴールデンコンビが、構想10年以上の歳月を費やした野心作。クラッシック音楽史にその名を燦然と輝かせる偉大な音楽家の一人であり「楽聖」とも称されるルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの謎に満ちた人物像とその生涯に迫る。キャストは、井上芳雄、花總まり、海宝直人/小野田龍之介(Wキャスト)、木下晴香、渡辺大輔、実咲凜音、吉野圭吾、佐藤隆紀/坂元健児(Wキャスト)らが顔を揃えた。<配信情報>ミュージカル『ベートーヴェン』1. 2023年12月24日(日) 日生劇場 17:00開演の部※公演終了後準備整い次第~12月31日(日) 23:59までアーカイブ配信あり■Wキャストカスパール・ヴァン・ベートーヴェン:海宝直人フランツ・ブレンターノ:佐藤隆紀2. 2024年1月21日(日) 兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール 12:00開演の部※公演終了後準備整い次第~1月28日(日) 23:59までアーカイブ配信あり■Wキャストカスパール・ヴァン・ベートーヴェン:小野田龍之介フランツ・ブレンターノ:坂元健児配信プラットフォーム:KDDI(uP!!!・TELASA)視聴券価格:各回 5,500円(税込)作品公式ホームページ:
2023年12月18日井上芳雄、花總まりらが出演するミュージカル『ベートーヴェン』が12月9日(土)、東京・日生劇場で開幕した。『エリザベート』『モーツァルト!』など数々のヒット作を生み出したウィーンミュージカル界のゴールデンコンビ、ミヒャエル・クンツェ(脚本/歌詞)とシルヴェスター・リーヴァイ(音楽/編曲)が構想10年の歳月を費やしたという最新作。今年1月、韓国で初演された作品が、早くも日本上陸だ。ミュージカル『ベートーヴェン』より写真提供/東宝演劇部偉大な音楽家を主人公にしたクンツェ&リーヴァイ作品といえば名作『モーツァルト!』が思い浮かぶが、モーツァルトの楽曲は効果程度に、リーヴァイ氏のオリジナルの音楽で全編綴った『モーツァルト!』に対し、本作『ベートーヴェン』は実際にベートーヴェンが残した名曲の数々をリーヴァイ氏が再構築、歌詞をつけミュージカルにしている、というのが眼目。楽聖の人生が楽聖自身の音楽で綴られていく面白さと同時に、「悲愴」「月光」「英雄」「運命」「田園」「皇帝」「エリーゼのために」「第九」といった楽曲の、多くの人が聞き覚えあるであろうフレーズがミュージカル曲になっている面白さは、想像以上だ。クラシック音楽で綴られた新感覚ジュークボックス・ミュージカルと言おうか、1曲の中に複数のベートーヴェンの楽曲モチーフが登場していることを鑑みるとマッシュアップ・ミュージカルと言うべきか。しかし独特の和音の音色や、「運命」にエレキギターが絡みヒートアップしていく展開など、そこかしこに“リーヴァイ節”も顔を覗かせる。そして物語は基本的に歌に乗って綴られ、28人編成のオーケストラが重厚感たっぷりに演奏する。冒頭で拍手の中マエストロが迎えられて始まるさまも、コンサートさながら。楽聖の生涯を描くにふさわしい、音楽がど真ん中に据えられたミュージカルである。ミュージカル『ベートーヴェン』より写真提供/東宝演劇部物語はルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの実話――中でも彼が残した“不滅の恋人”に宛てた手紙をモチーフに彼の人生を綴っていくもの。ルートヴィヒは、かつて『モーツァルト!』で主人公ヴォルフガングを演じた井上芳雄。愛を知らず自分すら愛せなかった音楽家が、愛を知り、絶望し、すべてを糧に音楽へと昇華していくまでの変化を、力強くも繊細に演じている。ルートヴィヒの思い人トニ(アントニー・ブレンターノ)は、花總まり。恵まれた環境におかれながら自分の幸せに疑問を感じているような女性の揺れる心を、しかし感情的にではなく落ち着いたトーンで演じる。歌唱力はもとより、その演技力に定評のあるふたりが、非常に細やかにお互いを思いやる愛を紡ぎ、大人のミュージカルとして作品を届けている。ミュージカル『ベートーヴェン』より写真提供/東宝演劇部ミュージカル『ベートーヴェン』より写真提供/東宝演劇部脇を固める俳優陣も贅沢で、ルートヴィヒの弟カスパール役の海宝直人は若々しい歌声で、時に対立しながらも兄に愛の形を示し、木下晴香は溌溂とトニの義妹ベッティーナを演じ、トニの夫フランツの佐藤隆紀は妻を押さえつける悪役ポジションながら、重厚な歌声で作品を締める。フェルディナント・キンスキー公役の吉野圭吾は安定の華やかさで、やはりクンツェ&リーヴァイ作品にこの人は欠かせない、と思う存在感を見せつけた。ミュージカル『ベートーヴェン』より写真提供/東宝演劇部ミュージカル『ベートーヴェン』より写真提供/東宝演劇部苦悩を乗り越えた先にある、穏やかなものを描く物語失われていく聴覚、弟との確執、孤独、禁断の恋……一般的に知られている“苦悩する音楽家”の一面はもちろんあるが、本作のルートヴィヒは、頭を掻きむしって苦悩するような人物ではなく、不器用に人と衝突し内に籠ってしまう孤独な天才、というタイプ。彼の苦悩をドラマチックに前面に押し出していないところに最初こそ戸惑うが、物語を通して味わうと、クンツェ&リーヴァイ両氏が描こうとしているのは、苦悩を乗り越えた先にある赦しや和解といった穏やかなものであるのだ、と腑に落ちた。実際、『モーツァルト!』で主人公は「運命から逃れたい」と嘆いていたが、ルートヴィヒは「運命はこの手で掴み取れ」と力強く歌う。本作は挫けてもなお生きることを肯定する高らかな人生讃歌であり、円熟期のクンツェ&リーヴァイが到達した境地なのだろう。それは最晩年に苦難を乗り越え歓喜に満ちた「第九」という境地にたどり着いたベートーヴェンの実人生ともオーバーラップする。祝福に満ちた、まばゆい光のようなミュージカルだ。初日前日には会見も行われ、井上は「ベートーヴェンの不屈の生涯と、ふたり(ルートヴィヒとトニ)の愛から、感じ取っていただけるものがたくさんあるのではと思います。あと、やたらと豪華(笑)。『ムーラン・ルージュ! ザ・ミュージカル』や『チャーリーとチョコレート工場』にも負けないんじゃないかなというくらい美術費がかかってます。また日本では年末に「第九」を聞くというのが習慣になっているので、12月にふさわしい作品になっているのでは。ぜひこの新しいミュージカルを体験しにいらしてください」とアピールした。会見にはミヒャエル・クンツェ氏(写真左端)とシルヴェスター・リーヴァイ氏(右端)も駆け付けた公演は12月29日(金)まで同劇場にて。1月には福岡、愛知、兵庫公演もあり。取材・文:平野祥恵写真提供:東宝演劇部<公演情報>ミュージカル『ベートーヴェン』脚本/歌詞:ミヒャエル・クンツェ音楽/編曲:シルヴェスター・リーヴァイ演出:ギル・メーメルト出演:井上芳雄花總まり海宝直人/小野田龍之介(Wキャスト)木下晴香渡辺大輔 実咲凜音 吉野圭吾佐藤隆紀(LE VELVETS)/坂元健児(Wキャスト)ほか【東京公演】2023年12月9日(土)~12月29日(金)会場:日生劇場【福岡公演】2024年1月4日(木)~1月7日(日)会場:福岡サンパレス【愛知公演】2024年1月12日(金)~1月14日(日)会場:御園座【兵庫公演】2024年1月19日(金)~1月21日(日)会場:兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホール公式サイト:
2023年12月12日ミュージカル『ベートーヴェン』の初日前会見が8日に東京・日生劇場で行われ、井上芳雄、花總まり、ミヒャエル・クンツェ、シルヴェスター・リーヴァイが取材に応じた。同作は『エリザベート』『モーツァルト!』『レベッカ』『マリー・アントワネット』『レディ・ベス』など、日本ミュージカル界でも屈指の人気作品群を手掛けてきたミヒャエル・クンツェ(脚本/歌詞)とシルヴェスター・リーヴァイ(音楽/編曲)のゴールデンコンビの最新作。構想10年以上の歳月を費やし、偉大な音楽家の一人であり「楽聖」とも称される、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの謎に満ちた人物像とその生涯に肉迫した野心作となる。ほか海宝直人/小野田龍之介(Wキャスト)、木下晴香、渡辺大輔、実咲凜音、吉野圭吾、佐藤隆紀(LEVELVETS)/坂元健児(Wキャスト)が出演する。○■ミュージカル『ベートーヴェン』ミヒャエル・クンツェ&シルヴェスター・リーヴァイが語る今回、ミヒャエル・クンツェ(脚本/歌詞)とシルヴェスター・リーヴァイ(音楽/編曲)が来日。クンツェは同作について「ベートーヴェンの人生の長い道のりというものを語ろうということではなく、彼の人生の中で出会うことになる困難の瞬間を綴っていきたくて、特に聴力を失うわけですけど、音楽家にとってこれ以上ないような災難に直面した時に、彼の人生の中での最大の愛する相手を見つけ得たというそこを語ってきた作品」と表す。実際にベートーヴェンの音楽が使われることとなるが、選曲について聞かれたリーヴァイは「作曲した全曲を聴くことから始めました。どういう部分をセレクトして抜き出して据えたかというと、自分自身が持っている感情に基づいて決めさせていただきました」「選んだ曲にひとつひとつに固有のストーリーがあるんです。それは皆様にお話ししてみたいんですけど、すべてお話するとすれば2〜3週間はかかってしまいます」とその場を笑わせる。クンツェは「オリジナルの曲というものを作品に入れ込んで統合していかなければいけないわけで、インスピレーションの一部として統合していかなければいけない。彼は当時世界でもっとも素晴らしいピアニストだったわけで、大成功を収めていた人です。それは演奏した時の他の方の拍手に非常に依存していたということなんです。耳が聞こえなくなったことによって、拍手そのものが聞こえなくなってしまうということから、ベートーヴェンのその後の内面というものを作品として作り上げていかなければいけないわけで、それを信ずるに足りる内容のものとして舞台に乗せなければいけない」と苦労を振り返る。「それに適した声を選び出してくれたシルベスターに感謝したいし、結果としてできた作品がクンツェ・リーヴァイの音楽になったことが大変うれしいです」と2人の絆も見せた。さらにリーヴァイは「私たちにとって大事なのはお客様のためにミュージカルを作るということで、クラシックの音楽を身近に感じている方々がいらっしゃると思いますけど、そういう方々にはモダンな音楽に近づいていただきたいと思いますし、身近に感じてない方には身近に感じるような作品にできればと思います」と意図を説明。これらの話を踏まえて、花總は「ベートーヴェンの曲、誰もが知ってる曲もあれば、見ることによって『こんな素敵な旋律があるんだ』とか、たくさんいろんな発見があると思うんです。それも観に来ていただける方のひとつの楽しみとしてお届けすることができたらいいなと思っています。あのベートーヴェンの曲をリーヴァイさんがこんなふうにアレンジされて、私たちが歌うことができるというところも楽しんで観ていただけたらいいなと思います」と見どころを語る。井上は「お二人が来日してくださったことが嬉しいですし、僕は初舞台が『エリザベート』なので、2人から生まれたと言っても過言ではないくらい。花ちゃんもオリジナルキャストですし、2人がきてくださって新しいベートーヴェンが日本で生まれることが嬉しい」と喜ぶ。リーヴァイの説明を受け、「『モーツァルト!』はリーヴァイさんのオリジナルのメロディのモーツァルトだったのに、なぜ『ベートーヴェン』になった時にベートーヴェンのメロディを使おうと思ったのか、不思議だなと思ってたんですけど、クラシックとミュージカルの融合というか、どちらのファンの方にも楽しんでもらえるようにしたいと、お二人は今なお進化されて、新しいチャンレンジされてる中でこの作品が生まれたのかなと思います」と感心する。さらに「ウィーンのお二人と、去年初演した韓国のチームと、僕たち日本のチームで、3カ国いろんな言葉が飛びあう国際的な稽古場ですし、だからこそ豊かなものが作れているのではないかなと思います」と稽古場の様子も。「あと、やたら豪華なんですよ。『ムーラン・ルージュ』とか、『チャリチョコ』(『チャーリーとチョコレート工場』)にも負けないんじゃないかなと。『東宝、今年大丈夫かな』と心配になるくらい美術費がかかってます」とまさかの心配。「日本で12月といえば、ベートーヴェン。なぜかわからないけど『第九』を必ず聴くのが日本のクラシックの習慣でもありますし、12月にふさわしい作品だと思います」と言いつつ、「年明けもやりますけど、それはそれで華やかでふさわしいと思います」とアピールした。東京公演は日生劇場にて12月9日〜29日、福岡公演は福岡サンパレスにて2024年1月4日〜7日、愛知公演は御園座にて1月12日〜14日、兵庫公演は兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホールにて1月19日〜21日。
2023年12月09日11月24日シアタートラムにて、iakuの新作公演『モモンバのくくり罠』が開幕し、舞台写真と主宰の横山拓也からコメントが到着した。2年ぶりの新作公演となる本作は、親が形成した「家族価値」とそこに縛られた子の生き方を見つめる作品。枝元萌、祷キララ、緒方晋(The Stone Age)、橋爪未萠里、八頭司悠友、永滝元太郎が出演する。■横山拓也(主宰)コメント新作を発表するときはいつも不安ばかりがチラつくものですが、今回、久しぶりに稽古場の段階で自分が心から愛せる作品になりました。そして初日を迎え、自分が「観たい!」と思える演劇作品に仕上がりました。自給自足の山暮らしという、ときどきテレビのドキュメンタリーなどで見かける家族の未来を想像して書きました。「くくり罠」という狩猟、命をいただくこと、家族の価値観、大人になるとは、普通の暮らしとは……様々な要素がいろんな角度から語られます。自分自身が育ってきた環境に抗ってみても、それはどうしようもなく人生につきまとい、逃げても逃げても追いかけてきて、包み込んできたり、しがみついてきたり、もうどうしたらいいかわからなくなるときがあると思います。家族によって培われた価値観について葛藤する登場人物たちの議論に、客席から一緒に参加するような体験をしてもらえたらと思います。<公演情報>iaku『モモンバのくくり罠』『モモンバのくくり罠』ビジュアル東京公演:11月24日(金) ~12月3日(日) シアタートラム大阪公演:12月8日(金) ~10日(日) ABCホール作・演出:横山拓也出演:枝元萌、祷キララ、緒方晋(The Stone Age)、橋爪未萠里、八頭司悠友、永滝元太郎iaku 公式サイト:
2023年11月27日ソプラノの隠岐彩夏、ヴァイオリンの矢部達哉、そしてピアノの横山幸雄という、豪華なメンバーによる素敵なコンサートが開催される。その名も「愛しの夜」と題されたステージには、シューマンの歌曲集『女の愛と生涯』を筆頭に、同アラベスク、R.シュトラウスの『薔薇のリボン』『ツェツィーリア』『明日』といったロマンティック極まりないプログラムがずらりと並び、秋の夜長を彩る素敵な時間が楽しめそうだ。そもそもなぜこの3人の共演なのだろう。その答えは、ヴァイオリンとピアノのデュオとして長く共演を重ねてきた矢部達哉と横山幸雄のコメントの中にある。「彩夏さんの登場は、隠れた才能が輝く瞬間でした。彼女の歌声が初めて響いたとき、僕と横山さんは、その魅力にたちまち引き付けられました。彩夏さんの声は、“ストラディヴァリウスのよう”と形容したい美しさで、その暖かさと艶で人々の心を満たします。彼女のような才能を持つ歌手がいることはまさに奇跡と言えます。彼女の歌を聞くと、心の中のあらゆる不快感が消え去り、安らぎに満たされます(矢部達哉)」「2年ほど前のこと、彩夏さんが初めてリハーサルに登場し、歌い始めたその瞬間に、我々のかけがえのない素晴らしい仲間がまた新たに1人増えた喜びを心の底から実感しました。客席で聴いていた矢部さんは、たったの5秒でその素晴らしさに度肝を抜かれたそうです。あれから2年の時間の経過と経験がさらなる高みへと導いてくれていることでしょう。同じステージに立つものとしてもドキドキワクワクしています。(横山幸雄)」まさに絶賛ではないか。お互いに信頼し合う3人のステージとはいったいいかなるものか。まさにワクワクドキドキが止まらないとはこのことだ。隠岐彩夏(ソプラノ)・矢部達哉(ヴァイオリン)・横山幸雄(ピアノ)3人のトップ・アーティストたちによる「愛しの夜」■チケット情報月21日(火)19:00開演第一生命ホール●隠岐彩夏Ayaka Oki(ソプラノ)岩手大学教育学部卒業。東京藝術大学大学院修士、博士後期課程修了。R.シューマンの歌曲を研究し博士号取得。文化庁新進芸術家在外派遣研修員としてニューヨークにて研鑽を積む。第20回友愛ドイツ歌曲コンクール第1位、文部科学大臣賞受賞。第85回日本音楽コンクール声楽部門第1位、岩谷賞(聴衆賞)、E. ナカミチ賞受賞。15年三菱地所賞、19年東奥文化選奨受賞。歌曲とオラトリオに幅広いレパートリーをもち、J.S. バッハ「マタイ受難曲」、ヘンデル「メサイア」、ハイドン「天地創造」、モーツァルト、フォーレ「レクイエム」、メンデルスゾーン「エリヤス」、ドヴォルザーク「スターバト・マーテル」、マーラー「交響曲第4番」等のソリストを務める。オペラでは『魔笛』パミーナ、『愛の妙薬』アディーナ、『ラ・ボエーム』ミミ、ムゼッタ等を演じている。NHK-E テレ「クラシックTV」等のメディアや《ディズニー・オン・クラシック》全国ツアーに参加する等幅広く活躍中。22年にはインバル指揮都響、ノット指揮東響、それぞれの「第九」でソリストを務めた。キングレコードより初のソロCD『Dearest Night 愛しの夜』をリリース。「レコード芸術」誌にて特選盤に選出される。三島せせらぎアンサンブルメンバー。二期会会員●矢部達哉Tatsuya Yabe(ヴァイオリン)1990年22歳の若さで東京都交響楽団のソロ・コンサートマスターに抜擢され現在に至る。97年、NHK「あぐり」のテーマ演奏で大きな反響を呼ぶ。室内楽、ソロでも活躍し、朝比奈隆、小澤征爾、若杉弘、フルネ、デプリースト、インバル、ベルティーニ、A.・ギルバート等の著名指揮者と共演。94年度第5回出光音楽賞、平成8年度村松賞、96年第1回ホテルオークラ音楽賞受賞。ソニークラシカル、オクタヴィア・レコード、キングレコードよりCDを発売。トリトン晴れた海のオーケストラ・コンサートマスター、三島せせらぎ音楽祭アンサンブルメンバー代表。●横山幸雄Yukio Yokoyama(ピアノ)ショパン国際ピアノコンクールにおいて歴代の日本人として最年少入賞を果たす。2010年ショパン生誕200年を記念して行われた14時間に及ぶ演奏会「入魂のショパン」はギネス世界記録に認定され、翌年には自らのギネス記録を更新。さらに、ショパンが生涯で作曲した全作品(240曲)を3日間で演奏するという前人未踏のプロジェクトを大成功させDVDとしてリリース。また、ベートーヴェン生誕250周年にあたる2020年には、2日間でソナタ全曲を演奏する偉業を成し遂げ、全編収録DVDを発表。最新CDはデビュー30周年記念公演のライヴ録音「横山幸雄 ショパンピアノ協奏曲第1番&第2番他」(Sony Music)。教育者、音楽プロデューサーとしても活躍。数々の音楽大学で客員教授として教鞭を取り、故中村紘子女史の遺志を引き継ぎ日本パデレフスキ協会会長を務めている。
2023年10月05日10月4日、元うたのおにいさん・横山だいすけ(40)が、TikTok動画の内容について自身のブログで謝罪した。横山は’08年から’17年まで、『おかあさんといっしょ』(NHK Eテレ)の11代目うたのおにいさんとして活動しており、現在はファミリー向けのミュージカルやコンサートなどに出演している。横山については、自身のTikTokに『粛聖!! ロリ神レクイエム☆ / しぐれうい(9さい)』の楽曲のダンス動画をアップしていた。この曲は多くのTikTokerによってダンスが真似される人気楽曲だったが、歌詞に“触ったら逮捕”、“粛聖ロリ神レクイエム”などの言葉が含まれるなど、小児性愛やロリータ・コンプレックスをテーマにしたものだった。そのため、”子どもに関わる仕事なのに”と、SNS上では横山への批判が殺到することに。これらの反応を受け、10月4日の深夜1時、横山は自身のブログを更新。《この度TikTokの使用楽曲につきまして皆様から多数のご意見をいただきました。今回、曲の歌詞、及び背景を把握せず、流行りという理由だけでダンスを真似て投稿してしまいました。応援して下さってる方を深く傷つけてしまったこと、また、多くの方を不快な気持ちにさせてしまったこと、大変申し訳ございませんでした》と、謝罪した。今回は曲の内容や背景を確認せずに動画を投稿してしまったという横山。今後についても、《全ては僕の不徳の致すところです。皆様からの声を真摯に受け止め、この様なことが決してないよう努めます。また今後はコンテンツに関しましてきちんと精査、内容把握をした上で責任を持って発信してまいります》と再発防止に取り組んでいくことを記した。問題になった動画は、ブログ投稿までに削除されている。同楽曲については、10月2日に学校教材や知育商品を製造・販売する株式会社アーテックが、MV内に出てくる防犯ブザーを自社製品がモデルであると公認するようなSNS投稿を行い炎上、“著しく配慮と自覚を欠く極めて不適切な行為”だったと謝罪したばかりだった。
2023年10月04日ピアニスト横山幸雄の「作曲家」としての一面に迫る、 オリジナル作品集3冊同時発売!株式会社ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス(本社:東京都豊島区代表取締役社長:堤 聡)は、新刊「静かな夜に ~歌とヴァイオリンとピアノのための~」「横山幸雄 ピアノ作品集 第1巻 ―Yukio Yokoyama Piano Compositions I ─」「横山幸雄 ピアノ作品集 第2巻 ―Yukio Yokoyama Piano Compositions II ─」の3冊を、2023年9月12日に発売いたします。「静かな夜に ~歌とヴァイオリンとピアノのための~」「横山幸雄 ピアノ作品集 第1巻 ―Yukio Yokoyama Piano Compositions I ─」「横山幸雄 ピアノ作品集 第2巻 ―Yukio Yokoyama Piano Compositions II ─」■横山 幸雄(よこやま・ゆきお)/Yukio Yokoyama第12回ショパン国際ピアノコンクールにおいて歴代の日本人として最年少入賞を果たし、本格的な演奏活動を始めた。それ以来数々の賞を受賞し、クラシック界のトップアーティストとして常に注目を集めている。2010年ショパン生誕200年を記念して行われた14時間に及ぶショパンピアノ独奏曲全曲演奏会「入魂のショパン」はギネス世界記録に認定され、翌年には遺作を含む全独奏曲演奏会で自らのギネス記録を更新。2019年の第10回記念公演では、ショパンが生涯で作曲した240曲の全ての作品(独奏曲、協奏曲、声楽曲、室内楽曲)を3日間で演奏するという前人未踏のプロジェクトを大成功させ、その記録をDVDとしてリリース。また、2013年よりスタートした横山幸雄のもうひとつのライフワークともいえるシリーズ「ベートーヴェン・プラス」や、「4大ピアノ協奏曲」演奏会などに加え、ベートーヴェン生誕250周年にあたる2020年には「ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全32曲連続演奏会」を行ない、2日間でソナタ全曲を演奏する偉業を成し遂げ、その模様が全て収録されたDVDを発表。最新CDは昨年サントリーホールでのデビュー30周年記念公演のライヴ録音「横山幸雄 ショパンピアノ協奏曲第1番&第2番他」(ソニー・ミュージック・レーベルズ)。積極的な演奏活動以外に教育者としても数々の実績を残している。また、東京と京都にレストランをオープンし、音楽と旬の食をテーマに新しい音楽の楽しみ方を提供。近年では自ら主宰するビアンカーラサロンでの様々な企画や、ライヴ配信「マイハートピアノライヴ」を毎月行なうなど、音楽プロデューサーとしても活躍。数々の音楽大学で客員教授として教鞭を取り、また故中村紘子女史の遺志を引き継ぎ日本パデレフスキ協会会長を務めている。オフィシャルサイト 静かな夜に ~歌とヴァイオリンとピアノのための~ピアニスト・横山幸雄、ヴァイオリニスト・矢部達哉、ソプラノ歌手・隠岐彩夏によるオリジナル作品「静かな夜に」は、穏やかな旋律と3つの音色が織りなすハーモニーが美しい作品。本作の魅力を演奏して体感してほしいというアーティストの願いから出版します。横山氏と矢部氏による楽譜監修に加え、表紙デザインの原案は隠岐氏の提案で横山氏が手掛けるなど、楽譜だけでなく表紙からも音楽をイメージできるアーティストのメッセージが込められています。シート型の譜めくりが要らない特別仕様の楽譜は、4ページのスコア譜を見開きで譜面台に置くことができ、さらに左右のページを内側に折り込むことでヴァイオリンのパート譜と歌詞を見ることができます。クラシック界を牽引するアーティスト3人よる珠玉の1曲を、ぜひあなたの手で奏でてみませんか。■収載曲静かな夜に ~歌とヴァイオリンとピアノのための~-全1曲-■編成歌(ソプラノ)/ヴァイオリン/ピアノ●作曲・楽譜監修:横山 幸雄(よこやま・ゆきお)●作詞:隠岐 彩夏(おき・あやか)●ヴァイオリンパート譜監修:矢部 達哉(やべ・たつや)●表紙デザイン原案:横山 幸雄(よこやま・ゆきお)【商品詳細】定価:1,300円(10%税込)仕様:菊倍判縦/4面見開き/3つ折り発売日:2023年9月12日ISBN:978-4-636-10963-4商品コード:GTP01101339 amazonにてご予約受付中! : 横山幸雄 ピアノ作品集 第1巻 ―Yukio Yokoyama Piano Compositions I ―前人未到の記録を次々と打ち立てるピアニスト・横山幸雄自身初のオリジナル作品集。本作は2003年に発刊した『横山幸雄 Yukio plays Yokoyama』(GTP252460)に収載された作品を、横山自身による加筆・修正を大幅に加え、約20年ぶりに復刊します。第1巻は2000年~2001年にかけて作曲された作品で、5曲のオリジナル作品と「バッハ/グノー:アヴェ・マリア」のトランスクリプション作品を含む全6曲を収載。巻頭には各曲の解説も掲載しています。ピアニストならではの技巧を味わえる、至高の作品群をぜひご堪能ください。■収載曲・ノスタルジア ─ファンタジー─・祈りのバラード・2つの即興的小品第1曲 遠くただよう鐘の音は...第2曲 喜びのエチュード・希望の光は東方より ─主題と16の変奏─・アヴェ・マリア ─バッハ=グノーの主題による即興─-全6曲-※本書は2003年に発売された『横山幸雄 Yukio plays Yokoyama』(GTP252460)に加筆・修正した改訂版です。【商品詳細】定価:3,500円(10%税込)仕様:菊倍判縦/88ページ発売日:2023年9月12日ISBN:978-4-636-10964-1商品コード:GTP01101340 amazonにてご予約受付中! : 横山幸雄 ピアノ作品集 第2巻 ―Yukio Yokoyama Piano Compositions II ―第2巻は横山幸雄がコンサートでも度々披露し、出版の要望が多く寄せられていた全6曲を収載。「カルメン」や「別れの曲」など誰もが知るクラシックの名曲を横山流に華麗にアレンジした作品から、映画のために書き下ろしたオリジナル作品「a sweet new day~明日への輝き~」まで、幅広いジャンルの楽曲が楽しめます。ピアノソロ作品のほか、連弾や2台ピアノなど上級者向けの華やかなレパートリー集としてお使いいただけます。巻頭には各曲の解説つき。■収載曲<ピアノソロ>・オマージュ・ア・ラフマニノフ~ヴォカリーズ~・a sweet new day~明日への輝き~・牧神の午後への前奏曲<ピアノ連弾>・超絶技巧連弾曲「カルメンの誘惑と幻想」<2台ピアノ>・祝祭序曲(2台4手)・別れの曲によるお別れの作品(2台8手)-全6曲-【商品詳細】定価:3,500円(10%税込)仕様:菊倍判縦/144ページ発売日:2023年9月12日ISBN:978-4-636-10965-8商品コード:GTP01101341 amazonにてご予約受付中! : お求めは、全国ヤマハ特約楽器店・書店または各オンラインショップまで。【本商品に関するお問い合わせ】(株)ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス ミュージックメディア部問い合わせフォーム: ■コンサート情報■2023年9月23日(土・祝)に行われる『横山幸雄 ベートーヴェン・プラス Vol.9』の会場にて、楽譜集3種類販売いたします。ぜひこの機会にお手に取ってご覧ください。『横山幸雄 ベートーヴェン・プラス Vol.9』【日時】2023年9月23日(土・祝) 11:30【会場】東京オペラシティ コンサートホールTokyo Opera City Concert Hall【出演】横山幸雄Yukio Yokoyama (ピアノ,Piano)●コンサートの詳細についてはこちらをご確認ください。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年09月06日最新ヒットからスタンダードまで “弾きたかったあの曲” がきっと見つかるピアノマガジン株式会社ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス(本社:東京都豊島区代表取締役:堤 聡)は、新刊「月刊ピアノ 2023年8月号」を、2023年7月20日に発売いたします。月刊ピアノ 2023年8月号月刊ピアノ 2023年8月号は【夏休み短期集中レッスン第2楽章 ピアニスト横山幸雄が教える! ベートーヴェン「エリーゼのために」攻略法】と【知りたいイベント情報満載 この夏行きたい! 最新3大スポットGUIDE】の2大特集です。【特集1】は「夏休み短期集中レッスン第2楽章 ピアニスト横山幸雄が教える! ベートーヴェン「エリーゼのために」攻略法」。恒例の夏休み短期集中レッスンは、表現力豊かに弾くための攻略5ポイントについて横山幸雄さんにお話を伺いました。【特集2】は「知りたいイベント情報満載 この夏行きたい! 最新3大スポットGUIDE」。夏ならではの、わくわく体験ができる「東京ディズニーリゾート」、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」のイベント情報、2023年6月にオープンしたばかりの「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京- メイキング・オブ・ハリー・ポッター」の最新情報をお届けします。【ピアニスト・インタビュー】は毎年恒例となったサントリーホールでのリサイタルが今年もひかえる及川浩治さん、ネピサマ2023、フジロック、ドイツ、ロンドン公演等をひかえる菊池亮太さん、長年にわたり連載を執筆してくださっていた小原 孝さんと、現在連載執筆中の事務員Gさん。世代は違えど『月ピ』を支え続けてくれているふたりが、ピアノをとりまくあれこれについて対談していただきました。【My Favorite Partner】の第17回はぴあの男子ゆうちゃん。【Catch Up!!】はまらしぃさんアレンジによるクラシック曲も流れる「音楽ゲーム『takt op. 運命は真紅き旋律の街を』」、“音が聴こえる”新星ピアノマンガ「ラプソディ・イン・レッド」、「音楽モチーフグッズに夢中!」では、Contra-Stさんがデザインしたグッズのご紹介、ライヴ活動に加え、新しい教則本も発売されて益々活躍が楽しみなウクレレ奏者鈴木智貴さん。楽譜は、日本テレビ系ドラマ『だが、情熱はある』主題歌「なにもの」(King & Prince)、NHK連続テレビ小説『らんまん』主題歌「愛の花」(あいみょん)、「オトナブルー」(新しい学校のリーダーズ)、ディズニー映画『リトル・マーメイド』より「アンダー・ザ・シー」、「新時代 (ウタ from ONE PIECE FILM RED)」(Ado)、スマートフォン向けアプリゲーム『takt op.(タクトオーパス) 運命は真紅き旋律の街を』より「カノン(まらしぃ編曲ver.)」(パッヘルベル)、TVアニメ『【推しの子】』オープニング主題歌「アイドル」(YOASOBI)(初級)、「遠き山に日は落ちて」、「マツケンサンバII」(松平 健)、「エリーゼのために」(ベートーヴェン)、春畑さんの連載<セロリの電Pパーク!>は「夏の終りのハーモニー」(井上陽水・安全地帯)、事務員Gさんの連載アレンジは「島唄」(THE BOOM)、ずっしーさんのアレンジによる「島人ぬ宝」(BEGIN)、ござさんの連載は「メリーさんの羊(ポリリズム・アレンジ)」。今月も最新ヒットから人気の定番曲まで、魅力満載の楽曲を初級・中級・上級の幅広いアレンジでお届けします!【収載楽曲】●マンスリー・ピアノ・スコア・セレクション・なにもの(King & Prince)*日本テレビ系ドラマ『だが、情熱はある』主題歌・愛の花(あいみょん)*NHK連続テレビ小説『らんまん』主題歌●編集部オススメ!話題曲!・オトナブルー(新しい学校のリーダーズ)・アンダー・ザ・シー*ディズニー映画『リトル・マーメイド』より●月刊ピアノ×ピティナ編曲オーディション受賞作品(中級)・新時代 (ウタ from ONE PIECE FILM RED)(Ado)*劇場版『ONE PIECE FILM RED』主題歌●Arranged by まらしぃ・カノン(まらしぃ編曲ver.) (パッヘルベル)*スマートフォン向けアプリゲーム『takt op.(タクトオーパス) 運命は真紅き旋律の街を』より●講座連動アレンジスコア事務員Gの名曲タイムトリップ・島唄(THE BOOM)●ピンポイント解説付き!やさしくひける♪お・す・す・め初級アレンジ・アイドル(YOASOBI)*TVアニメ『【推しの子】』オープニング主題歌●ずっしーの Arrange Chips・島人ぬ宝(BEGIN)●ゆるく!楽しく!!カッコよく!!!みんなのプチJAZZ・遠き山に日は落ちて●連弾しましょ♪さらに楽しく&華やかに♪・マツケンサンバII (松平 健)●アイ・ラブ・クラシック・エリーゼのために(ベートーヴェン)●講座連動アレンジスコアござさんの All that Goza’s Piano Arrange・メリーさんの羊(ポリリズム・アレンジ)●講座連動アレンジスコアセロリの電Pパーク!・夏の終りのハーモニー(井上陽水・安全地帯)商品詳細月刊ピアノ 2023年8月号定価:880円(10%税込)仕様:A4変型判縦/116ページ発売日:2023年7月20日発売JAN:4910076250833商品コード:GTM01101144 amazonにて好評発売中! : お求めは、全国ヤマハ特約楽器店・書店またはオンラインショップまで。【本商品に関するお問い合わせ】(株)ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス ミュージックメディア部 ( 問い合わせフォーム: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年07月20日Hi-STANDARDが、非公開でドラムオーディションを行う事を発表し、併せてギター・ボーカルの横山健よりコメントが到着した。■Hi-STANDARD 横山健 コメントこんにちわ、Hi-STANDARD の横山です。ナンちゃんといろいろ考えた末に……我々Hi-STANDARDはドラマーを公募いたします!「オーディション」を開催します!なんと「ハイスタがメンバー募集」です!!このオーディションで次のHi-STANDARDのドラマーが見つかるのかどうかはわかりません。でもチャレンジさせてください!ボク達の周りに、実は立候補してくれている人もいるんですが……ナンちゃんが「どうしてもやってみたい、こんなことはこのタイミングでしかできない」って言うんですよ。「まだ見ぬ猛者に出会いたい」って!wwwそれはボクも同意します!!当然ボク達と新曲も作っていくわけですから、ドラムのコピーだけ上手でも困ります。一緒に楽曲制作できる方、ドラムアレンジができる方に限らせていただきます。「自分が入って次のハイスタを作ってやる!」という高い志を持った方!!プロ/アマ、有名/無名問わず、日本全国にいらっしゃる「我こそが次のハイスタのドラムだ!」という方、是非ご参加ください!!他薦は受け付けません、あくまでも自薦でお願いいたします。「Hi-STANDARDの楽曲を2曲フル尺で叩いている映像」を送ってください。2ビートの速い曲、8ビートのミッドテンポ、それぞれ1曲ずつあるといいですね!詳細を下部に条件等も含め「募集要項」としてまとめておきますので、参考にしてください。最下部に「応募フォーム」を用意いたしましたので、必須事項を埋めた上で、そちらから映像をメール送信してください。まず一次審査があります!送られてきた映像は、なんとナンちゃんが全てチェックいたします!!だってこのオーディションをどうしてもやりたいって言ったのナンちゃんですからね……wwwそして「お、この人は一緒に音を出してみたい!」という人には、ナンちゃんから直接連絡が行きます!!これを一次審査とさせていただきます。連絡があったら一次審査通過、ということになります。……果たして通過者は何人出るんでしょうか!!そして二次審査は、横山を合わせて3人でスタジオに入ります!!そこで音を出してみて、二人で「あの人はどこが良かったけど、あの人はここがいい……」とか話すんでしょうね。そしてドラマーが決定するのかどうか!!全ての途中経過や結果は……当然ドラマーが見つかった際には結果は発表いたしますが、基本的に途中経過発表や結果発表はありませんので悪しからず。我々の本気度は伝わったことと思います。当然「ただ見て欲しいだけの人」や「思い出に参加」などはご遠慮くださいね。「このチャンスで人生変えてやる」くらいの意気込みを持った方のみ、是非ご参加ください!!お待ち申し上げております。<Hi-STANDARD ドラムオーディション情報>応募方法1. Hi-STANDARDの楽曲を「2曲フル尺で叩いている映像」2. 音楽履歴書(形式はJPG、PDF、エクセル、ワードファイル ※フォームに直接ご記入頂いても構いません)をご用意の上、ページ下部の応募フォームよりご応募ください。■ 応募映像について・「Hi-STANDARDの楽曲を2曲(2ビート、8ビート、それぞれ1曲ずつ)フル尺で叩いている映像」を送ってください。・全身が映るような画角でお願いします。・一発録りで、音、映像ともにエディットはしないでください。・ドラムの音のみで収録してください。・電子ドラム不可。・YouTube / Vimeoに限定公開し、視聴リンクを応募フォームにご記入ください。もしくは、ギガファイル便・Dropbox等で、映像をお送り頂くことも可能です。ダウンロード用リンクをご記入ください。応募締切2023年8月31日(必着)応募条件・バンドの掛け持ちは結構ですがHi-STANDARDの練習/活動を最優先できる方。・年齢/性別/国籍不問。・Hi-STANDARDの発表済みの楽曲を全て叩ける人。・一緒に楽曲制作できる方、ドラムアレンジができる方。・他薦は受け付けません。<追記>・メール/電話等でのご質問には対応いたしません。・特定のマネージメント会社に在籍している方(個人、バンド、団体問わず)の応募はご遠慮ください。・当オーディションの途中経過発表や結果発表はありません。・送っていただいた映像の権利は株式会社HSに帰属いたします。返却/消去の要請にはお応えしかねます。応募フォームはこちら:
2023年07月07日俳優の井上芳雄が主演を務める、ミュージカル『ベートーヴェン』が上演されることが15日、明らかになった。同作は『エリザベート』『モーツァルト!』『レベッカ』『マリー・アントワネット』『レディ・ベス』など、日本ミュージカル界でも屈指の人気作品群を手掛けてきたミヒャエル・クンツェ(脚本/歌詞)とシルヴェスター・リーヴァイ(音楽/編曲)のゴールデンコンビの最新作。構想10年以上の歳月を費やし、偉大な音楽家の一人であり「楽聖」とも称される、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの謎に満ちた人物像とその生涯に肉迫した野心作となる。ベートーヴェンは当代随一のピアニストとして、作曲家として、それ以前に当たり前であった教会や宮廷のための音楽を一般大衆向けに解放した革命的な功績を持ち、のちの音楽家に多大なる影響を及ぼした。音楽家の生命線とも言える聴力を失うという不運と苦悩に苛まれながらも、創作意欲が生涯衰えることはなかった。今回、クンツェ&リーヴァイは、ベートーヴェンの愛をテーマに、【父からの虐待】【弟との確執】【貴族からの独立】【幻聴による強迫観念】そして【叶わぬ恋】と、様々なエピソードを織り交ぜながら、実際にベートーヴェンが残した膨大な楽曲群を紐解きつつ、メロディに歌詞をつけ、旋律を再構築し、各シーンに当てはめていくというアプローチを試みているという。劇中には「悲愴」「月光」「英雄」「運命」「田園」「皇帝」「エリーゼのために」「第九」などのメロディが頻繁に登場し、物語の世界へと誘う。2023年1月に韓国で世界初演の幕を開け、5月15日に千穐楽を迎えるが、12月に東京・日生劇場で日本初演を迎えることとなった。孤高の音楽家ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン役には井上芳雄が決定。ベートーヴェンの想い人“トニ”ことアントニー・ブレンターノ役を花總まり、ベートーヴェンの弟カスパール・ヴァン・ベートーヴェン役を海宝直人/小野田龍之介(Wキャスト)、“トニ”の義理の妹ベッティーナ・ブレンターノ役を木下晴香が演じる。さらに野心家の弁護士バプティスト・フィッツオーク役で渡辺大輔、カスパールの妻ヨハンナ・ベートーヴェン役で実咲凜音、ベートーヴェンのパトロンの一人フェルディナント・キンスキー公役で吉野圭吾、銀行家であり“トニ”の夫フランツ・ブレンダーノ役で佐藤隆紀(LEVELVETS)/坂元健児(Wキャスト)が出演する。
2023年05月15日1990年ショパン国際コンクールに歴代日本人として最年少で入賞。以来、クラシック界のトップアーティストとして常に注目を浴び続けるピアニスト・横山幸雄。彼が「自分にとってショパンと並ぶ、演奏活動の柱の一つ」と語るのがベートーヴェンだ。5月21日(日)、福岡シンフォニーホールで行なわれる「ベートーヴェン 5大ピアノ・ソナタ」は、2017年に同ホールで行なわれ大絶賛された公演の再演。今回は、スペシャルゲストにヴァイオリニストの千住真理子を迎え、 夢の共演による『クロイツェル』が実現する。「ベートーヴェンは子どもの頃から好きでした。彼が作品番号を付けて発表した全楽曲を約10か月にわたるシリーズで演奏した20代後半が、演奏家として彼の作品に集中的に取り組んだ最初。以降、2020年の生誕250年に向け、2013年から年1回のベートーヴェン・シリーズを始め、通常のリサイタルでも度々演奏してきました。コロナ禍と重なった2020年の年末にベートーヴェンのピアノ・ソナタ全32曲を2日間にわたり連続演奏した事で、より深く凝縮してベートーヴェンと向かい合うことができたように感じます。彼は耳が聞こえなくなった音楽家として超人的なエピソードも多い人物。20代の頃は同じ人間とは思えない存在でしたが、公演の準備期間約3カ月を経て、『ベートーヴェンもやはり人間。彼がもつあらゆる人間的な側面が、様々な楽曲の端々に全て現れている』と捉えられるようになったのは大きかったです。今は、ベートーヴェンの人生と彼が創った芸術作品を、いかに磨いて、伝えていけるかを考えながら演奏しています」。千住と共演する『クロイツェル』の披露も今回のコンサートの見どころだ。「ピアノとヴァイオリンが対等に対峙するこの楽曲は、彼の金字塔のひとつ。その後“ヴァイオリン・ソナタ”と呼ばれる形式を確立した歴史的な曲でもあります。今回のプログラムは3部構成で、第1部最初の『悲愴』から第3部最後の『熱情』まで全て、28歳から34・5歳までの約7年間に書かれたもの。聴力を失いながら作曲家として生きる決意をし、私たちもよく知る名曲を次々と生み出していった時期で、『クロイツェル』は作曲順でもちょうど真ん中にあたるため、千住さんに登場頂く第2部で演奏するにもぴったりだと考えました」。プログラムには、耳の病を乗り越えていったベートーヴェンと、コロナ禍を乗り越えていかなければならない私たちという現代のテーマも重ね合わせたという。「演奏会にもようやく心置きなく足を運べるようになり始めたこの時期に、人間が持っている潜在的な能力やエネルギーをひしひしと感じさせてくれるベートーヴェンの作品群から何かを感じ取って頂き、明日への活力につなげていただけたら」と力強く締めくくった。公演は5月21日(日)福岡シンフォニーホール(アクロス福岡)にて。チケットは発売中。
2023年04月26日“だいすけお兄さん”こと横山だいすけがライフワークにしている、『世界迷作劇場』が3年ぶりに復活。5月の大阪公演を皮切りに、全国約50か所で上演される。今回は、横山と同じ『おかあさんといっしょ』出身で、今年番組を卒業したばかりの第12代体操お兄さん・福尾誠も参加。そこで横山と福尾に話を訊いた。『世界迷作劇場 2023~24』チケット情報3年ぶりの上演決定について横山は、「もう嬉しくて、嬉しくてしょうがないです!」と満面の笑みを浮かべ、「やっぱり特別な存在ですよね。僕にとって子どもたちに音楽を届けられる『迷作劇場』は、ずっと自分の真ん中に置いておきたいことであり、それがついに再び動き出すわけですから。しかも“まことお兄さん”と一緒に!誠くんもコロナ禍で番組内ではなかなか子どもたちと関わることが出来なかったと思うので、その溜まっていたエネルギーをぜひ爆発させてもらいたいです!」と語る。当初、少し緊張気味の福尾だったが、今回の出演について訊ねると、「とにかく嬉しいです!」と一気ににこやかな表情に。「やっとみんなに会えるので…」と続ける口調には、コロナ禍での葛藤と子どもたちへの愛が滲む。横山との共演については、「番組では被っている期間がなく、やってきたことも違うので、お互いの良さを生かしつつ、ふたりでどんなことが出来るのか。今から楽しみです。とにかく僕は、だいすけさんよりたくさん動きます!(笑)」と意気込む。横山も「僕がこれまで“音楽”というものの楽しさとともに届けてきたものを、誠くんはきっと“体”というものを使って表現してくれるはず。そこにはまた全然違う楽しさがあると思うので、僕も楽しみです」と期待を寄せる。一方の福尾は…。「僕にとっては初のミュージカルで、人前で歌うのももちろん初めて」と少し緊張した表情を見せるも、「ただ新しいことにチャレンジし続けることは、自分の中でずっと大切にしてきた部分でもありますし、歌とともに物語も楽しんでもらえたらと思います」とアピールした。その物語だが、今回のテーマは『アラビアンナイト』とのことで、「みんなが知っているお話を、ちょっと面白おかしくするのが本シリーズの特徴。そこで今回は『シンドバッドの冒険』と『アラジン』をくっつけちゃいました。いいとこどりです!」と横山。これまで通り“本物”の歌やダンスにこだわるのはもちろん、ふたりの“お兄さん”でよりパワーアップした新生『世界迷作劇場』。その幕開けはもう間もなくだ。取材・文:野上瑠美子
2023年04月20日チノ(CINOH)から、アーティスト・横⼭奈美とコラボレーションしたTシャツが登場。2023年4月19日(水)よりチノ 表参道ヒルズ店ほかにて発売される。アーティスト・横⼭奈美とのコラボTシャツチノは、「LOVE」をテーマにネオン管を絵画化した作品で注目を集めるアーティスト・横⼭奈美とタッグ。彼女の作品を大胆にプリントしたコラボレーションTシャツを展開する。横⼭奈美の作品をプリントTシャツには、横⼭奈美の代表作である「ネオン」シリーズより、今回特別に描き下ろした作品をプリント。ハリと光沢感のあるチノ定番素材の高密度天竺を使用して、クリーンでシックな雰囲気に。さらに、後身頃にはチノオリジナルのロゴ入りリベットを配して、アクセントをプラスした。型はベーシックとビッグを用意し、ブラックとホワイトの2カラーで展開する。【詳細】チノ×横⼭奈美 コラボレーションTシャツ発売日:2023年4月19日(水)取扱店舗:チノ 表参道ヒルズ店、チノ公式オンラインストアアイテム:・「COTTON JERSEY BASIC T-SHIRT」26,400円・「COTTON JERSEY BIG T-SHIRT」28,600円
2023年04月06日金髪のイケメンは憔悴し、雨がたたきつける地面に倒れ込むーー。関ジャニ∞・横山裕(41)の朝ドラらしからぬ凄絶な演技が大反響を呼んでいる。NHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』で横山が演じるヒロインの兄・悠人。インサイダー取引の疑惑が持ち上がり一時は自暴自棄に陥ったものの、家族に支えられ立ち直ることができた。「これまでインパクトの強いシーンはあまりなかった『舞いあがれ!』だけに、第19週は終盤に向けたいいアクセントになりました。バラエティの印象が強い横山さんですが、俳優としても著名な監督や脚本家の作品に数多く出演しています。事務所の先輩の二宮和也さんから学んだこともあります。横山さんだから悠人はここまで深みのある人物になったと、局内でも好評です」(NHK関係者)横山本人も手ごたえを感じたようで、2月9日の会員制ブログでは共演者への感謝とともに、個人的な感傷を綴ったという。「父の仏壇の前に座ったシーンでは、実母と重ねて涙が止まらなかったそうです。“オカンが見守ってくれた”といった思いが明かされていました」(スポーツ紙記者)朝ドラでは悠人の父が心筋梗塞で亡くなったが、横山の実母も’10年に虚血性心疾患で急逝している。実人生での思いが、熱演に生かされたようだ。「横山さんは3歳のときに両親が離婚しました。その2年後に母親と再婚した相手の姓が“横山”でした」(芸能関係者)義父と母の間には弟が2人生まれたが、新生活は怒号や泣き声が絶えないものだったという。横山は中学卒業後に建設会社に就職。肉体労働に従事した。前出の芸能関係者が語る。「ジャニーズ事務所には母親が履歴書を送り、中学3年生から所属しています。横山さんはデビュー時からハングリー精神が強く、関ジャニ∞として売れてからも、周囲に“もっと仕事が欲しい!”と訴えるほどでした」しかし、母は横山の全国ツアー中に50歳の若さで亡くなってしまう。さらに、母の死でショックを受けた弟が、記憶喪失になってしまった。「横山さんの母親と義理の父はすでに離婚していたため、弟2人の面倒を横山さんがみることになりました。異父兄弟ですが、強い絆で結ばれているようですね。その後、上の弟さんは徐々に記憶も戻り結婚、下の弟さんは勉強して税理士になられたそうです」韓流ドラマも顔負けの壮絶半生。それでも横山は“家族の絆”を信じ続けたという。’19年に放送されたNHKスペシャルではこのように語った。「やっぱり家族ってきれいごとだけじゃ絶対ないし。本当に大変なことたくさんあったし。でもなんか、それを超える幸せがあるんでしょうね」横山と朝ドラの悠人、それぞれが“新しい幸せ”と出合うことを願ってやまない。
2023年02月16日兵庫芸術文化センター管弦楽団(PAC)の第139回定期公演となる2月のステージは、ドイツ・オーストリアの作曲家たち(ハイドン、ベートーヴェン&シューベルト)の作品だ。互いに重なり合う時代を生き、創造という名のバトンを受け継いできた3人の音楽は、古典派からロマン派に至る大河ドラマを見るような趣だ。ハンガリーの貴族エステルハージ家の伯爵からの提案によってハイドンが作曲したと伝えられる交響曲第6番『朝』に始まり、ベートーヴェン唯一の短調のピアノ協奏曲「第3番」。そして最後はシューベルトの大作、交響曲第9番『ザ・グレート』というプログラムは聴き応え十分。PACと共に数々の名演を重ねてきたオランダ生まれの名匠ユベール・スダーンの指揮が冴え渡る瞬間に出会えそうだ。そして注目は、ベートーヴェンのソリストを務める児玉麻里(ピアノ)だ。大阪に生まれて6歳で渡欧した才媛は、今やベートーヴェンのスペシャリストとして世界的に活躍する存在だ。3人の偉大な作曲家たちに想いを馳せる素敵な時間を見逃すことなかれ。兵庫芸術文化センター管弦楽団第139回定期演奏会ユベール・スダーン ザ・グレイト2月17日(金)、18日(土)、19日(日) 15時開演兵庫県立芸術文化センター指揮:ユベール・スダーンピアノ:児玉 麻里管弦楽:兵庫芸術文化センター管弦楽団●ユベール・スダーン(指揮)オランダ・マーストリヒト生まれ。ブザンソン国際指揮者コンクール優勝、カラヤン国際指揮者コンクール第2位。これまでに、ベルリン・フィル、ロンドン響、バンベルク響、ウィーン響、ミュンヘン・フィル、シュトゥットガルト放響、フランクフルト放響、ドレスデン・シュターツカペレ、ミラノ・スカラ座管弦楽団等、主要なオーケストラを指揮しているほか、パリ・バスティーユ・オペラや、パルマ、パレルモ、ボローニャなどの歌劇場でも指揮している。メルボルン交響楽団首席客演指揮者、ユトレヒト交響楽団音楽監督などを歴任。ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団の首席指揮者を経て、2004年9月に東京交響楽団の音楽監督に就任した。オペラでは、2006年新国立劇場で指揮した「皇帝ティートの慈悲」が、年間ベスト・オペラ公演に選ばれている。国際的な音楽祭においても、プラハの春音楽祭、ザルツブルク・モーツァルト週間、ウィーン芸術週間、ラヴェンナ音楽祭など、数多くの音楽祭に参加している。2004年7月、ザルツブルク市名誉市民およびザルツブルク州ゴールデン勲章を授与された。兵庫芸術文化センター管弦楽団とは、定期演奏会やモーツァルト・シリーズで幾度も共演を重ねている。●児玉麻里(ピアノ)大阪生まれ。6歳で渡欧。14歳の時、最年少、最優秀でパリ国立高等音楽院に入学。ピアノをタチアナ・ニコラエワ、アルフレッド・ブレンデルなどに学ぶ。17歳でプルミエ・プリを獲得して卒業。同年、同音楽院のマスター・コースに進み、19歳で修了。この間、数多くのコンクール優勝、上位入賞を果たす。同音楽院を修了後、ロンドン、ニューヨークなど欧米の主要都市で次々とデビューを果たす。現在、ヨーロッパ、アメリカ、日本、アジアで演奏活動を展開する数少ない国際的なピアニストとして名声を確立している。また、ベルリン・フィル、ロンドン・フィル、モントリオール管や、日本各地のオーケストラ等と共演。CD録音も活発で、「ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集」、ケント・ナガノ指揮による「ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集(第0~5番)」を完成させている。また、サンフランシスコの室内楽フェスティバル「フォレストヒルミュージカルデイズ」とイタリアの「traluceesogno」の創設者でもある。■チケット情報
2023年01月30日スターツおおたかの森ホール指定管理者MORIHIBIKU共同企業体代表団体アクティオ株式会社主催、『木嶋真優&横山幸雄 デュオリサイタル』が2023年2月18日 (土)にスターツおおたかの森ホール(千葉県流山市おおたかの森北1-2-1)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて11月24日(木)10:00より発売開始です。カンフェティにて11月24日(木)10:00よりチケット発売開始 公式ホームページ ロストロポーヴィチに見出され、数々のコンクールや演奏会で高い評価を得てきたヴァイオリニスト・木嶋真優。第12回ショパン国際ピアノコンクールにおいて歴代の日本人として最年少入賞を果たし、人気・実力共に音楽界をリードするピアニスト・横山幸雄。二人の奏でる華麗な響きをお楽しみください。【予定曲目】エルガー:愛のあいさつピアソラ:鮫ピアソラ:アヴェ・マリア横山幸雄:アヴェ・マリア ~バッハ=グノーの主題による即興~*ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第17番 ニ短調 「テンペスト」Op.31-2*ショパン:バラード第4番 ヘ短調 Op.52*シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ変ホ長調Op.18(*は横山ソロ)※曲目は変更になる場合があります。公演概要『木嶋真優&横山幸雄 デュオリサイタル』公演日時:2023年2月18日 (土)13:30開場/14:00開演会場:スターツおおたかの森ホール(千葉県流山市おおたかの森北1-2-1)■出演者木嶋 真優(ヴァイオリン)、横山 幸雄(ピアノ)■チケット料金全席指定:5,500円(税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年11月25日シン・ムジカ - 蓑島音楽事務所主催、シン・ムジカ20周年記念2 『中桐望ピアノリサイタル~ベートーヴェンの四大ソナタ~』が2022年11月19日 (土)に静岡市清水文化会館マリナート 小ホール(静岡県静岡市清水区島崎町214)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 公式ホームページ 『中桐望ピアノリサイタル~ベートーヴェンの四大ソナタ~』【演者曲】L.v.ベートーヴェン・ピアノ・ソナタ 第8番 『悲愴』Piano Sonata No.8 in c-minor Op. 13 "Pathétique"・ピアノ・ソナタ 第14番『月光』Piano Sonata No.14 in c sharp-minor Op. 27-2 "Mondschein"・ピアノ・ソナタ 第21番『ワルトシュタイン』Piano Sonata No.21 in c-major Op.53 "Waldstein"・ピアノ・ソナタ 第23番『熱情』Piano Sonata No.23 in f-minor Op. 57 "Appassionata"※順不同。曲目は予告なく変更になる場合がございます。プロフィール中桐望 Nozomi NAKAGIRI -Piano東京藝術大学ピアノ専攻を首席卒業。卒業時にアカンサス音楽賞、安宅賞、大賀典雄賞、同声会賞、三菱地所賞を受賞。同大学大学院を首席修了。クロイツァー賞、大学院アカンサス賞、藝大クラヴィーア大賞を受賞。第78回日本音楽コンクール第2位。第58回マリア・カナルス国際音楽コンクール第2位、聴衆賞。第8回浜松国際ピアノコンクール第2位(歴代日本人最高位)など受賞多数。2014年秋よりポーランドで研鑽を積み、CD『ショパン&ラフマニノフ』『ショパンの歌』(オクタヴィアレコード)をリリース。リサイタルツアーにおけるオール・ショパンプログラムの演奏が高く評価され、2015年度日本ショパン協会賞を受賞。ピアノを内山優子、近藤邦彦、平川眞理、芦田田鶴子、大野眞嗣、角野裕、エヴァ・ポブォツカの各氏に、ピアノデュオを角野裕氏、室内楽を岡山潔、伊藤恵の各氏に師事。公演概要シン・ムジカ20周年記念2 『中桐望ピアノリサイタル~ベートーヴェンの四大ソナタ~』公演日時:2022年11月19日 (土)13:20開場/14:00開演会場:静岡市清水文化会館マリナート 小ホール(静岡県静岡市清水区島崎町214)■出演者ピアノ:中桐望■チケット料金一般:3,000円高校生以下:1,000円(全席自由・税込)■主催・お問い合わせシン・ムジカ - 蓑島音楽事務所電話:054-294-8127メール: shinmusica@mbr.nifty.com 文化庁「ARTS for the future! 2」補助対象事業 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年10月06日ピアニスト横山幸雄が2013年にスタートした「ベートーヴェン・プラス」のシリーズ8回目[9月18日(日)東京オペラシティコンサートホール]。ベートーヴェンを軸に、他の作曲家とのさまざまな接点を探る旅だ。午前中から夕方まで続くボリュームたっぷりのコンサート。今回は「変奏曲」をテーマに弾く。「ベートーヴェンのソナタをおおむね時系列に並べて弾いてきました。前回で全32曲を弾き終えて、でもまだ《ディアベリ変奏曲》が残っている。それで今回は変奏曲がテーマというわけです」《ディアベリ変奏曲》とJ.S.バッハの《ゴルトベルク変奏曲》を軸に、ベートーヴェンからは《エロイカ変奏曲》や、ソナタの中に変奏の楽章を持つ第23番《熱情》と第32番、さらにハイドンとモーツァルトの変奏曲を一挙に弾く。「《ディアベリ》と《ゴルトベルク》を組み合わせるのは、プログラムとしてはとてもきれいなのですが、とてつもなく大変で、発表するのをためらったぐらいです」《ディアベリ》と《ゴルトベルク》は変奏曲の歴史の金字塔。そこに《エロイカ変奏曲》も加えて変遷を語る。「《ゴルトベルク》は、バロックの時代にバッハが一人でやり遂げてしまった、芸術的な変奏曲の完成品なんですね。彼の前後にそういう作品はなく、ハイドンやモーツァルトの時代には、即興演奏の一つとして変奏が存在していた。若い頃のベートーヴェンもそういう変奏曲をたくさん作っていますが、ソナタのような真剣勝負の芸術作品としては捉えていなかった。それが《エロイカ変奏曲》で芸術作品としての変奏曲の可能性を切り開いたんです。ベートーヴェンのエネルギーが変奏曲の世界を大きく広げた。そしてあまりにも巨大な《ディアベリ》に到達する。そんな歴史がわかる、非常に良いプログラムだとは思うのですが、弾くのがめちゃくちゃ大変(笑)。これまでのシリーズの中で、間違いなく最も過酷なプログラムです」当初は作曲家生誕250年の2020年で完結予定だったシリーズ。ソナタもディアベリも弾き終え、もしかしてこれで終了?「そういうつもりではないです。終わりにしなくちゃいけない理由もない。ベートーヴェンと何かを関係づける形を見いだしながら、しばらく続けていきたいと思っています」となればゴールは没後200年の2027年か。ともあれ、横山幸雄とともに辿る「ベートーヴェン+音楽史」の旅はまだまだ続く。ご安心を。(宮本明)
2022年08月24日仲道郁代のライフワークであるベートーヴェン。その解釈と演奏はますます独自の深みを増している。作曲家没後200年の2027年に向けての横浜みなとみらいホールでの「ピアノ・ソナタ全曲演奏会」は、全32曲を4期(8回)に分けて弾き切るシリーズ。第II期の第3回[12月3日(土)]と第4回[2023年4月8日(土)]について聞いた。番号順に、つまりおおむね成立年代順に弾いていくのではなく、今回の全曲シリーズでは各回ごとにテーマを設け、さまざまな切り口でプログラムを組んだ。「ベートーヴェンの思考のかけらが、時を経て、さまざまな作品に現れる。その共通点をみなさまとともに感じることができればと思っています」全体のラインナップを見て気づくのは、何度か同じ曲を演奏すること。第II期で言えば、12月の第17番《テンペスト》や第23番《熱情》、4月の第8番《悲愴》は、他の回でも演奏する。「32曲のソナタの中にある、ベートーヴェンのいくつもの顔を浮き彫りにするためです。同じ曲でも切り取り方によって私の捉え方も変わると思いますし、お聴きになった印象も変わるのではないかと思います。ベートーヴェンの音楽はそれぐらい豊かな表情を内包している。一面だけの音楽ではないのですね」第3回は「テンペスト~飛翔する幻想」をテーマに、第6番、第17番《テンペスト》、第23番《熱情》、第22番、第28番を弾く。「第28番は、ロマン派の幻想曲の大もとになっている形式です。それだけではなくて、同時期の連作歌曲集《遥かなる恋人に》に込めた思い、ものすごくロマンティックな想念がこの中にもあるんですね。《テンペスト》のストーリー性、《熱情》の幻想的な情熱、第6番の演劇的なコメディのようなやりとりの気配。〝幻想〟がさまざまな形で飛翔しているというのがこのプログラムです」第4回「悲愴~はるかなる憧れ」は第3番、第18番、第8番《悲愴》、《エリーゼのために》、第31番。「悲愴と憧れという、相反する言葉ですが、《悲愴》の持つ、辛さ、悲しみの先に、前へと進もうとするエネルギーを捉えることができるプログラムです」第4回の公演前には、仲道が所有するベートーヴェン時代のピアノを弾きながらのプレトーク&コンサートも。(レプリカでなく)1816年製のオリジナルのブロードウッド。これは2公演セット券購入者限定の特典だ。見逃せない。(宮本明)
2022年08月21日横山だいすけが主演するリーディング舞台『おばけのアッチ リーディングミュージカル~本の世界に飛び込んでアッチと遊ぼう!アッチと歌おう!~』が開かれる。子どものころから原作の絵本を読み、今回は語り部となって舞台を引っ張る横山に話を聞いた。「おばけのアッチ リーディングミュージカル」チケット情報『魔女の宅急便』で知られる角野栄子が文を、佐々木洋子が絵を手掛ける『アッチ・コッチ・ソッチの小さなおばけ』シリーズが原作。絵本は1979年に第1作『スパゲッティがたべたいよう』が始まって以来、43年続くロングセラー作品で、世代を超えて多くの人に親しまれてきた。舞台では、第1作のほか、『フルーツポンチ はいできあがり』『おばけのアッチとドララちゃん』を上演。レストランに住んでいる食いしん坊のコックのおばけのアッチと、その友人のおばけやネズミ、人間などを取り巻く物語だ。「小さいころは、アッチのいたずらにただ胸をワクワクさせていたんですが、大人になり、改めて読み返すと新たな視点が見つかるんです」と横山。「例えば『フルーツポンチ はいできあがり』では、アッチは兄弟がいないことに孤独を感じ、自分はどこから来たんだろう、どこで生まれたんだろうと原点を探す旅に出る。こんなに深い物語だったんだと。そして、物語の随所に愛がこもっていて温かい気持ちになれる。絵本が長い間、愛されてきた理由が分かります」。同作では、生演奏のクラシック曲やオリジナル曲に乗せ、出演者が演じたり歌ったりする。横山は歌も歌うが、終始語り部に徹する。「2年前も上演したんですが、読み手の僕がキャラクターみたいに話し、自分の色を出しすぎると、出演者のキャラクターが立たなくなるんです。もっと自分の色をなくしたほうがいいのか、正解はない。今回はそのバランスや、お客さんが物語に入りやすいテンポ感、間を皆と一緒に探っていきたいです」と意欲を燃やす。2017年にNHK Eテレ『おかあさんといっしょ』の11代目歌のお兄さんを卒業後、出演したミュージカルが『魔女の宅急便』だった。「その時から角野先生には『いつかアッチも舞台でやってね』と言われていました。初演では、子どもたちが目をキラキラ輝かせているのを見て、すごく喜んでくださいました」。角野のライフワークとして、アッチのシリーズは毎年新刊が発表されている。「本当にすごいですよね。先生はいつも生命力にあふれ輝いている。僕も先生のように常にフレッシュな気持ちで物事にチャレンジしたい。今回も角野先生から作品をお預かりし、いい舞台を届けるという責任があります。だいすけお兄さんがアッチを読むとどうなるのか。さらに、音楽に乗せると絵本の世界観がどう変わるかを劇場でぜひ、体感してほしいです」。公演は9月23日(金・祝)大阪・松下IMPホール、9月25日(日)東京・ニッショーホール、10月30日(日)兵庫・西神中央ホールにて。チケット発売中。取材・文:米満ゆう子
2022年08月18日佐々木崇(ピアノ)・長岡聡季(ヴァイオリン)・森山涼介(チェロ)東京藝術大学卒業の奏者が揃うMusik Waldコンサート企画主催、ベートーヴェンの室内楽『佐々木崇珠玉の室内楽コンサートvol.5』が2022年9月11日 (日)にウェスタ川越リハーサル室(小ホール) (埼玉県川越市新宿町1-17-17)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて7月11日(月)10:00より発売開始です。カンフェティにて7月11日(月)10:00よりチケット発売開始 公式ホームページ YouTube 本格的なクラシックコンサートをわかりやすいトーク付きでお届けピアニスト・佐々木崇を中心とした、室内楽の魅力を伝える川越市での演奏会第5弾。出演者はすべて実力のある東京藝術大学の卒業生の奏者。難解と思われるクラシック音楽を、分かりやすくトーク付きで解説を交えながら行う演奏会です。普段クラシックに興味がない方にもその良さを知ってもらえるよう、演奏前に毎回わかりやすく解説を行っています。今回はベートーヴェンの室内楽を集め、ヴァイオリンソナタ第2番、チェロソナタ第3番、ピアノ三重奏曲第7番「大公」を取り上げます。<Program>L.v. ベートーヴェン(1770-1827):ピアノとヴァイオリンのためのソナタ 第2番 イ長調 作品12-2(1797/98年)Sonate für Klavier und Violine Nr.2 A-dur Op.12-2ピアノとチェロのためのソナタ イ長調 作品69(1808年)Sonate für Klavier und Cello A-dur Op.69ピアノ三重奏曲 第7番 変ロ長調 作品97 「大公」(1811年)Klaviertrio No.7 B-dur Op.97 “Erzherzog”佐々木崇プロフィール埼玉県川越市出身。3歳よりピアノを始める。埼玉県立大宮光陵高校音楽科を経て、東京藝術大学音楽学部に入学。その後、同大学院修士課程を経て、同大学院博士課程に進み、論文「R.シューマンの初期ピアノ曲のモットー構想-象徴的核音型の回帰手法をめぐって-」で博士号を取得し2011年に卒業。在学中には東京藝術大学ピアノ科のティーチングアシスタントを務める。1997年、第5回ヤングアーチストピアノコンクールEグループ金賞をはじめ、同大学在学中には、第3回日本演奏家コンクール大学の部第1位、第12回彩の国埼玉ピアノコンクールF部門銀賞、第6回東京音楽コンクールピアノ部門第3位など数々のコンクールで優勝・入賞を果たす。さらに、第6回ショパン国際ピアノコンクールin Asiaファイナリスト、第1回高松国際ピアノコン クールセミファイナリスト。2008年に川口リリアホールにて、また2011年、2016年に上野の東京文化会館にてソロリサイタルを開催、2015年には日本フィルハーモニー交響楽団と共演し、いずれもその美しい音色と抒情性を備えた音楽性を高く評価された。2015年年末白寿ホールの主催するコンサート「迫昭嘉の第九vol.1」において師である迫昭嘉氏と共演、好評を博す。2012年から地元川越で毎年リサイタルを開催し、2013年には函館公演も実現するなど精力的に活動を拡げている。また2016年より日フィルのメンバーと共演するなど室内楽にも力を入れている。2018年より6年に渡りシューマンの主要なピアノ曲と室内楽すべてを取り上げる佐々木崇シューマンリサイタルを開催中である。ピアノを、故真継豊子、赤間亜紀子、荻野千里、播本枝未子、迫昭嘉、大野眞嗣、ディーナ・ヨッフェ各氏に師事し、アンジェイ・ヤシンスキー、ヴァディム・サハロフ、パーヴェル・ネルセシアン、エフゲニー・ザラフィアンツ、アンナ・マリコワ各氏のレッスンも受講する。元東京藝術大学ピアノ科非常勤講師、ヤングアーチストミュージックアカデミー講師。アルバム「佐々木崇プレイズシューマン」(DLTS0001)「佐々木崇プレイズショパン」(DLTS0002)「R.シューマン交響的練習曲」(KKTS0001)好評発売中。開催概要ベートーヴェンの室内楽『佐々木崇珠玉の室内楽コンサートvol.5』開催日時:2022年9月11日 (日)13時半開場/14時開演(16時終演)会場:ウェスタ川越リハーサル室(小ホール) (埼玉県川越市新宿町1-17-17)■出演者ピアノ: 佐々木崇 / ヴァイオリン: 長岡聡季 / チェロ: 森山涼介■スタッフ佐々木崇コンサート実行委員■チケット料金一般:3,000円学生:2,000円(全席自由・税込)<カンフェティ限定!>一般:3,000円 → カンフェティ席(一般)2,000円!学生:2,000円 → カンフェティ席(学生)1,000円!(全席自由・税込)【主催】Musik Waldコンサート企画【後援】川越市、(公財)川越市施設管理公社、NPO法人Peaceやまぶき 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年07月11日元AKB48の横山由依が、26日にABEMAで配信されたバラエティ番組『チャンスの時間』(毎週日曜23:00~)にゲスト出演し、千鳥・大悟に恋愛の悩みを打ち明けた。喫煙所で相談を受けた大悟がどのようなアドバイスをして、その間に何本のタバコを吸うのかを検証するコーナー「大悟の人間性検証ドッキリ!」に登場した横山。大悟に「大恋愛がしてみたい」と切り出し、「考えすぎちゃってご飯に誘うとかもできない」「誘われない。たぶん、グループのときのイメージもあって、総監督とかもやっていたので」「いい人に出会えるのかな」と不安を吐露した。これに大悟は「(いい人は)いるよ」と断言し、「だって今その相談をしてる時点で誰かいるやろ。いるからそういう思いになるわけじゃない?」と指摘。このシーンのVTRをスタジオで改めて見た横山は「これすごいですよね!」と興奮し、相方・ノブを「そういう発想なんや。もう見透かされてるんだ」とうならせた。また、「付き合ったとしても(相手に)気を使いすぎて、自分のペースがめちゃくちゃ崩れるんじゃないかって不安なんです」とも明かした横山に、大悟は「大変やな。12年、表立って恋愛できなかった癖みたいなものがついちゃってるんやな。怖がってるわけやろ? 恋することに。『私のペースじゃなくなるし、好きな男のペースも乱しちゃうかも』みたいな」と寄り添いながらも、「でも、ほんまに好きになったらそんなの考えないよ。仕事なんか全部捨てたってもええわ、全てをなくしてもこいつと、っていう人に会えるらしいよ」と激励。大悟の「頭で考えちゃってる時点で、恋愛しようとしてるだけで恋愛を実はしてない」という分析を、スタジオの横山は「名言ですね」と称える。さらに、「めっちゃくちゃ大きい声で『大悟さん大好きって言って』と言ったらすごい恥ずかしいやろ? でも、言っちゃえばいいのよ。思ったより大きい声が出る。思ってる人に1回、めっちゃ大きい声で言ってしまったら、鍵が外れる。『私ってこんな大きい声が出ちゃうんだ』が最初の気づきというか」と続け、「まぁ、そんなことしたことないけどな」と照れ笑いを浮かべる大悟。「そういう人に出会ってみたい」という横山に「出会えるよ」と優しく返し、「由依ちゃんは失敗とかそっちを気にしすぎてしまってるのかもしれんね。よく言うやん、失敗した方が傷ついた方が意外と楽しいのよ。泣いたり、今日仕事行きたくなくなるくらい、失恋じゃないけど(恋愛を)した方が女の子はきれいになるのよ」「まぁ、でもしてるんでしょう。由依ちゃんがそれだけきれいということはいろいろ恋愛をしたってことよ」とその場を立ち去ると、スタジオからは「かっこいい!」と絶賛の声が上がっていた。
2022年06月28日1999年に野田秀樹が蜷川幸雄に書き下ろし2つの劇場で同時上演された戯曲『パンドラの鐘』が、WOWOWで放送されることが決定した。野田秀樹が演出を手がけたNODA・MAP版では、天海祐希がヒメ女役、堤真一がミズヲ役を演じ、東京・世田谷パブリックシアターで上演された。また東京・Bunkamuraシアターコクーンで上演された蜷川幸雄演出版は、大竹しのぶがヒメ女役、勝村政信がミズヲ役を務めた。放送は今秋を予定しており、詳細は後日アナウンスされる。<作品情報>NODA・MAP『パンドラの鐘』(1999年)1999年世田谷パブリックシアター収録作・演出:野田秀樹出演:堤真一 / 天海祐希 / 富田靖子 / 古田新太 / 松尾スズキ / 銀粉蝶 / 入江雅人 / 八嶋智人 / 明楽哲典 / 春海四方 / 戸谷昌弘 / 野田秀樹 / 張春祥 / 堀朋恵 / 豊川栄順 / 音室亜册弓蜷川幸雄演出『パンドラの鐘』(1999年)1999年Bunkamuraシアターコクーン収録作:野田秀樹演出:蜷川幸雄出演:大竹しのぶ / 勝村政信 / 生瀬勝久 / 松重豊 / 壌晴彦 / 宮本裕子 / 高橋洋 / 井手らっきょ / 大富士 / 大石継太 / 森村泰昌 / 沢竜二 ほか番組公式サイト:
2022年06月23日演劇ユニットiakuを率いる横山拓也の代表作『エダニク』。2009年に発表し、同年に日本劇作家協会新人戯曲賞を受賞、高い評価を得て再演を重ねている作品だ。食肉加工センターの一室を舞台に、取引先の新入社員と加工センターの職人ふたりが何気ない会話の中で食肉解体の仕事や企業間の駆け引きなど、さまざまな価値観をぶつけ合う三人芝居。今回は、心の機微の丁寧な表現に定評がある演劇集団円の内藤裕子が演出を手掛け、横山と初タッグ。主演は多彩な活躍をみせる、ふぉ~ゆ~の辰巳雄大、そして加藤虎ノ介、小日向星一という組み合わせで。大好きな横山作品に初挑戦が叶った辰巳が、その熱い思いを語った。「エダニク」チケット情報「ついに横山さんの本の世界に飛び込めると、お話をいただいた時は心が躍りました。そして、また役者人生の中でたくさんの挑戦ができる作品に巡り合えたと、うれしく思っています」と喜ぶ辰巳。横山作品の魅力を「登場人物の生活感まで感じる脚本に特に魅力を感じています。僕が一番大切にしているのは、その役としてその場所で生きること。その人の人生や生活感を背負って芝居をやりたいと思っているので」。今回演じるのは食肉加工センターの職員で33歳の沢村。妻子がいる役に初挑戦だ。「仕事に誇りを持ち、人付き合いもこなす。こだわりを強く出さず、軸は家族の生活。妻子がある方の空気感を持ってそこにいることができれば」と、信頼する演出の内藤と役の深化を目指す。役づくりへの準備に観た映画で、ナイフの持ち方や働く人たちの体にも注目し「肩や腕の筋肉の付き方が独特だなと思ったので、ジムに行こうかと。できることはすべてやりたいタイプなので、体も説得力を持ってステージに立ちたい。お客様には演劇というよりドキュメンタリーのような作品に映ったらいいなと思うので、しっかり準備したいです」。共演者の小日向を「柔らかい空気の持ち主」、加藤は「存在感やたたずまいにオーラがある」と言い、「3人で信頼感を持って舞台上で生きていきたい」と話す。作品の魅力は「お客様にも3人の部屋の中で一緒に観ていただいているような臨場感が魅力のひとつかと思います。観終わって食へのありがたみや『いただきます』『ごちそうさまでした』という言葉の意味を、皆さんそれぞれの価値観で改めて考える時間になれば素敵ですね」。今回「役者として確実にステップアップしたという作品にしたい」、ふぉ~ゆ~のメンバーにも「いつもの辰巳じゃない芝居をせたい」と強い思いで臨む。コロナ禍で数本の大阪公演の中止を経験し「大阪で上演できる喜びと責任感を改めて感じています。今回、東京で成熟させて、しっかり作品の魅力を届けに行きます!」。公演は6月4日(土)大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールにて。チケット発売中。取材・文:高橋晴代
2022年05月24日