Bilitis dix-sept ans-このごろ夢中になったり想ったり (14)ビリティスDirector 星丈二「パリにあって東京にないもの!?あると良いのに、、、。」 でもやはりパリって特別で素敵な街ですよね!歴史ある建物を保存して、景観を大事にして、どこを歩いてもどこを写真に撮ってもパリを身体で感じますね。その理由の一つに「カフェ」の存在があるのではないでしょうか!どこの通りにも、どこの街角にも「カフェ」があります。コーヒーやペリエ、それにもちろんワイン。おなかが空いたらサラダやステーキも食べられます。(フランスパンも好きなだけ付いてきますよ) ちょっと歩き疲れた時、簡単な打ち合わせや待ち合わせ、それにトイレの必要な時もとても便利で素敵な場所です!気に入って何度か通ううちにオーナーやギャルソンとも親しくなって、良い席を案内してくれたり、時にはシャンパンをサービスしてくれたり嬉しい事もあります。(ラッキー!!)やはりどこでも人と人のつながりで世の中は成り立っているのですね。 以前読んだ本によるとパリのカフェにはいろいろな歴史があって、多くはいわゆるフランスの過疎地とも言えるオーベルニュ地方からの出稼ぎの人達によって発展してきたという背景があるようです。彼らはとても働き者だったようで、何年か苦労して働いてのれん分けをしてもらって自分のカフェを持つ。成功して多くのカフェを経営する人達も多かったようです。まあおかげさまでパリ中にカフェが存在していますね! 20年前くらいに原宿の明治通りと竹下通りの角にパレフランスという建物があり、その一階に伝説のカフェ「AUX BACCHANALES」がありました!什器やインテリアの調度品まですべてフランスから取り寄せて作ったそうでパリのカフェそのものでした。ちょうどその頃そこの真裏でショップを持っていたこともあり、良く通わせていただきました。「Merci !!」(今はその建物の建て替えもあり残念ながら存在していません、、、。経営会社は変わりましたが同じ名前で何カ所かにこのカフェはあります。でもこの原宿の第一号店は特別でした) こんなカフェが都内にもっとたくさんあると本当に良いのになあと思っています。道路交通法で舗道にテーブルを出して営業してはいけないとかの規制があったりとか都内での高コストの問題とか色々難しい事があるんでしょうね、、、きっと。じゃあ自分で作っちゃおうかな!?いやいや大変ですね、、、。でもいつか!? Bilitis dix-sept ans
2018年06月05日