元NMB48・横野すみれさんが、自身のInstagramに「週刊FLASH」のハッシュタグをつけて未公開画像を公開しました。オトナっぽい表情にドキッ1枚目は青色のビキニ姿でこちらをまっすぐ見つめる画像、2枚目は淡い色のビキニ姿で首をかしげ、くっきり谷間で美乳に釘づけになる画像です。この投稿に、フォロワーから「かわいいセクシー」「美ボディー綺麗」「素晴らしすぎる」「めちゃくちゃ綺麗なスタイル」「優しい顔」と多くの声が。また、「次もまたFLASHさんで表紙がしたいのでアンケートもぜひよろしくお願いします」というお願いコメントにも多くの反響が寄せられています。抜群のスタイルを維持するためにジムやピラティスに通っている横野さん。そんな彼女の活躍がこれからも楽しみです!
2023年07月25日NMB48の元メンバーでタレントの横野すみれが、10月25日発売の写真週刊誌『FLASH』(光文社刊)の表紙と巻頭グラビアページに登場している。かつてはNMB48のメンバーとして活躍し、昨年5月に同グループを卒業した横野すみれ。今年5月からゼロイチファミリアに所属して芸能活動を再開した。『FLASH』の表紙は3度目で、約1年半ぶりの撮り下ろしとなった横野。大人の色気も加わりパワーアップした"アイドル史上最強BODY"を見せつけており、「無名だった私に活躍の場を与えてくれたのがグラビアなので、ずっと大事にしたい」とグラビアへの熱い思いを語ったインタビューも見逃せない。ほか、同誌では、同日に発売された戦隊ヒロイン女優・大久保桜子のデジタル写真集『艶やかに、夏。』から厳選されたお色気たっぷりのグラビアカットが掲載されており、セクシー女優の小宵こなんが96cmHカップバストを強調したド迫力のヘアヌードで『FLASH』初登場した。また、"日本一変態水着が似合うFカップお嬢様"の春名美波が、11月29日に発売予定の1st写真集(タイトル未定)から厳選されたカットを先行公開し、昨年発売された染谷有香のヘアーヌード写真集『This is the beginning』の電子書籍版がオリジナルカットを追加した合計200ページ超とボリュームアップしてこの日からリリースされている。なお、同誌の会員制サイト「FLASH Prime」にて、高画質メイキング動画と未公開カットが随時公開中。
2022年10月25日アイドルグループ・NMB48の横野すみれが、12月16日にファースト写真集『あなたの横の』を発売する。昨年夏の初グラビア以来オファー殺到、直後にマンガ誌の表紙も飾り、グラビア界で存在感を見せているNMB48・横野すみれ。ファースト写真集は王道の爽やか原色ビキニから、最近のメガヒット写真集定番のナチュラルトーン、そして色香匂いたつ大人っぽいカットなど。さらに彼女が過去のグラビアで披露してない奇跡の最大露出カットも。世間の人々がグラビアにイメージする内容を全方位的にフィーチャーしながら、一流スタッフによってハイグレードに仕上げることで、現役最強のグラビアアイドルであることを証明するような一冊となっている。横野は「大人の階段をのぼる私が詰まった一冊になっています。初めての沖縄でワンピースを着て草原を駆け回ったり、チャイナドレスを着てみたり…セクシーなランジェリーを着たり…みなさんにたくさんドキドキしてほしいです。私のことがもっと好きになると思います!」とコメントしている。
2020年11月12日11月12日に初日を迎えた大相撲・九州場所。だが場所中、連日ワイドショーや各スポーツ紙の“主役”となったのは土俵外の“場外乱闘”だった。 10月末に、横綱・日馬富士(33)が同郷モンゴルの後輩である貴ノ岩(27)を暴行した疑惑が浮上。貴ノ岩の師匠である貴乃花親方(45)が警察に被害届を提出したため、刑事事件に発展してしまったのだ。 「被害届が出されなければ、うやむやに内輪で処理されていた話です。この話題が出るまでは座間の9人連続殺人事件がニュースの“主役”でしたが、各メディアは一斉に暴行事件へと舵を切りました」(民放キー局のワイドショースタッフ) その後はモンゴル出身の元力士・旭鷲山(44)や元横綱の朝青龍(37)まで参戦。ついに旭鷲山は来日して、ワイドショーやニュース番組にたびたび出演していた。 「ワイドショーは軒並み視聴率が、各スポーツ紙は軒並み部数がアップ。『まさに“相撲バブル”の到来だ』との声があがっていました。特に、フジテレビお抱えの相撲リポーター・横野レイコさんは各番組に引っ張りダコでした」(スポーツ紙記者) しかし11月29日、日本相撲協会の処分もないうちに日馬富士が会見を行い、引退を表明。貴ノ岩サイドが会見などを行っていないが、騒動はすっかり収束ムードだ。 「騒動が終わってしまえば、バブルも収束してしまいます。新聞の売り上げは下がるでしょうし、『紙面を埋めるのにすら苦労しそうだ』とみな意気消沈しています。ワイドショーも、企画勝負にならざるを得ないでしょう」(前出・スポーツ紙記者) 今度は明るい話題で“相撲バブル”が巻き起こってほしいものだが……。
2017年11月30日稀勢の里が途中休場となってしまった大相撲五月場所を盛り上げたのは、稀勢の里の弟弟子・高安。大関とりの目安とされた今場所での10勝をクリア、昇進を決めた。高安といえば、端正な顔立ちと体毛の濃さが印象的だが、相撲レポーターの横野レイコさんは、高安の素顔を次のように語る。 「とにかく気さくで優しくて、懐ろが大きい人です。メンタルも強くて、有言実行タイプ。今場所に懸ける思いは、以前とは違う闘志を感じましたね。『土俵人生をかけて頑張る』と話していましたから」 ふだんはマンガ『ONE PIECE』を愛読する現代っ子だという高安。 「同時に歌が上手で演歌からポップスまで何でも歌うんですが、『昭和の歌が心に染みるんです』と『熱き心に』を熱唱するなど、古きよき日本を好む面も持っています。昔は恋愛で悩む高安の話を、兄弟子の稀勢の里が聞いてあげることもありました。今はもうモテモテでしょうから、そんなことはないと思いますが(笑)」 相撲好きな女性=スー女からは、「くまさんみたい!」と歓声があがる人気者だ。写真やサインに快く応じるなど、ファンサービスも満点。横野さんは、さらなる活躍に太鼓判を押す。 「力士としても天才肌。横綱も夢ではないと思います。稀勢の里に続き、綱とりを目指してほしいですね」
2017年06月01日「キャラクターもの、いわゆる“ゆるキャラ”がはやりだした10年くらい前から、化粧まわしにもキャラものが出始めました」 こう話してくれたのは、取材歴約30年の相撲レポーター・横野レイコさん。稀勢の里が「化粧まわし」に漫画『北斗の拳』のラオウを採用。それ以外にも、佐田の海の“くまモン”、石浦の自動車販売会社から贈呈された“マクラーレン”など、“おもしろ化粧まわし” に注目が集まっている。 「昔から変わったものはありましたが、バブル時代、若島津のまわしには2カラットのダイヤモンドが鷲の目に。千代の富士は、真珠を使っていたり。昔のほうが“お相撲はお金持ちの世界のもの”という感覚だったんでしょう。力士にとって化粧まわしは出世の証し。自分のまわしを締めて土俵に立つことは栄誉でもあります」(横野さん) その時代や流行とともに、変わってきている“化粧まわし”のデザインについて、横野さんはつぎのように語る。 「最近の力士たちはアニメや漫画が大好きです。アニメから自分のヒーローを見つけているようですね。高安も人気漫画の『ワンピース』を部屋に全巻揃えるほど大好きなので、将来、『ワンピース』のキャラのまわしを締めている姿を見られる日もくるのでは」
2017年05月26日新横綱・稀勢の里の大活躍でますます過熱する相撲ブーム。相撲に魅了される女性=“スー女”もどんどん増えている。5月14日に初日を迎える夏場所も、関脇・高安の大関とりなど、見どころが盛りだくさん!そこで、5月場所でぜひチェックしたい“思わず見とれる男前力士”ベスト3を、相撲レポーターの横野レイコさんが解説!【1】遠藤 ホントに力士?という声も上がるほど、女性ファンの数では他の追随を許さないイケメン。 「もはや説明はいりませんね。ただただ美しい(笑)。ツンデレなのもまた魅力です」(横野さん・以下同) 【2】竜電 「角界のプリンスと言われた、初代・貴ノ花を彷彿とさせる甘いマスクで人気です」 その貴ノ花が指導した、元安芸乃島・高田川親方の元で日々稽古に励んでいる。 【3】貴源治 貴乃花部屋3人目の関取となった19歳。 「これからの期待値も込めて挙げたいと思います。入門前はバスケットボールをやっていた長身力士で、笑顔がかわいいです」 このほかに、横野さんは次世代を担うイケメン力士として、荒汐部屋の若元春・若隆景・若隆元の“イケメン三兄弟”に注目する。 「祖父が小結までいった若葉山、父も幕下力士、と、力士になるべくして生まれた三兄弟。イケメンですし、これから来ますよ!私のタイプは長男(若隆元)ですが、出世頭は次男(若元春)、三男(若隆景)も将来有望、と見られています」
2017年05月12日新横綱・稀勢の里の大活躍でますます過熱する相撲ブーム。相撲に魅了される女性=“スー女”もどんどん増えている。5月14日に初日を迎える夏場所も、関脇・高安の大関とりなど、見どころが盛りだくさん!そこで、5月場所でぜひチェックしたい、会いに行ったら好きになる“神対応”力士ベスト3を、相撲レポーターの横野レイコさんが解説! 【1】玉鷲 モンゴル出身のベテラン力士は“いい人”ともっぱらの評判。 「写真撮影、サインも最後まで応じてくれて、ファンを絶対に裏切らない。こういう力士が相撲人気には欠かせません」(横野さん・以下同) 【2】嘉風 7場所ぶりに三役に返り咲いたベテラン。テレビのバラエティ番組で見せる人柄のよさも評判。 「気さくに握手や写真撮影に応じてくれて、巡業先では子どもたちにも人気です」 【3】里山 「ファンの声がけに丁寧に応じる姿に、誠実な人柄がにじみ出ています。ファンのみならず取材陣にも神対応で、レポーター泣かせの力士もいるなか、インタビューのときはきちんと答えてくれる一人です」 また、意外な素顔を知れば、お気に入り力士がもっと身近に感じるようになると横野さん。 「『角界のオシャレ番長』とも言われる石浦は、墨田区生まれの愛犬・すみちゃんにメロメロ。地方場所に出かけるとしばらく離れ離れになってしまうからと、東京にいるときはいつも一緒。サイクリングにだって連れて出かけています。エジプト出身の大砂嵐も犬派で、黒くて立派な大型犬を溺愛。安美錦は愛猫火家です。最近は力士たちもSNSでプライベートを公開していますので、それらをチェックして素顔を見てみると、ますます興味がわくと思いますよ!」
2017年05月12日新横綱・稀勢の里の大活躍でますます過熱する相撲ブーム。相撲に魅了される女性=“スー女”もどんどん増えている。5月14日に初日を迎える夏場所も、関脇・高安の大関とりなど、見どころが盛りだくさん!そこで、5月場所でぜひチェックしたい“激戦必至の取組”ベスト3を、相撲レポーターの横野レイコさんが解説! 【1】宇良 vs. 石浦 「“アクロバット相撲”で話題の宇良と、八艘跳びや足技にたけている石浦。小兵のライバル同士、技のぶつかり合いが見られそうですね。間違いなくおススメできる注目の好取組です」(横野さん・以下同) 【2】宇良 vs. 豊山 共に大学卒業後に入門、スピード出世をはたした2人。 「新入幕の大型力士・豊山に対して、幕内では先輩の宇良がどんな相撲を取るのか。技師を相手に豊山の押しがどう通じるか」 【3】遠藤 vs. 御嶽海 遠藤は、三役昇進で1学年後輩の御嶽海に先を越されている。 「ライバル意識はない、と遠藤本人は言っていますが、御嶽海に勝たないと三役の席は空きません」 また、通も唸る一級品の技師として、横野さんは次の3力士を挙げる。【1】宇良 「華麗な技で、『小よく大を制す』、という相撲の醍醐味を存分に見せてくれる小兵力士。見たことのない技、聞いたことのない決まり手が今場所も楽しみです」 【2】日馬富士 「先場所で稀勢の里を破ったときのような、圧倒的なスピードがいまもなお魅力です。稀勢の里の3連覇のカギを握る相手になるでしょう」 【3】安美錦 「“土俵を丸く使う”という表現がピッタリな、いぶし銀の技に注目してほしいですね」
2017年05月12日新横綱・稀勢の里の大活躍でますます過熱する相撲ブーム。相撲に魅了される女性=“スー女”もどんどん増えている。5月14日に初日を迎える夏場所も、関脇・高安の大関とりなど、見どころが盛りだくさん!そんな、本格的に始まった「キセタカ時代」を楽しむためのポイントを、相撲レポーターの横野レイコさんが徹底解説! 「稀勢の里は、相撲に対する真摯な姿勢、不器用だけど真面目にコツコツやる、絶対に裏切らない男です。ファンはもちろん、相撲協会からもその人柄は認められています。先場所、日馬富士戦で痛めた肩、ふだんどんなけがにも顔色ひとつ変えなかった稀勢の里がすごく痛い顔をしていたので、相当なけがだと思いました」(横野さん・以下同) 田子ノ浦親方は先のことも考えて休場を提案したが、稀勢の里の答えは「何としても出たい」だった。 「1回の優勝での横綱昇進を『甘い』とみる人もいたなかで、連続優勝によって文句なしの昇進だったと証明したかったのでしょう。その思いがあの涙につながったと思います。今場所も横綱の使命を果たすためけがの回復に努めてきました。素顔は家族思いで、男同士の友情を大切にする温かい人。結婚はまだですが、友人のお子さんをかわいがっていて、パパ気分を味わっているようです」 いっぽう今場所、大関昇進を狙う高安。人気も実力もなお上昇中だ。 「高安は、慎重な稀勢の里とは真逆で、有言実行タイプ。先場所12勝を挙げて自信をつけたし、巡業中は稀勢の里が休んだこともあって、注目度も人気も高安が一番でした。素顔はお母さん譲りの明るい性格で、とってもチャーミング。トレードマークの胸毛も自らギャグにしていました(笑)」 その実力、モチベーションの充実ぶりはライバル力士も認めるところ。 「一つ心配なことがあるとすれば、これは白鵬関も話していましたが、『大関とりは本人もコントロールすることのできない魔物のような重圧がついてまわる』そうなんです。それをはねのけるパワーに期待したいですね」
2017年05月11日3月場所を終始盛り上げた横綱・稀勢の里と、その横綱が故障のため不在のなか、巡業先で人気を集めた弟弟子の高安。相撲界は彼ら2人が牽引する「キセタカ時代」に入っている。キセタカの活躍が目立つなか、次世代を担う若手たちもまた着々と力をつけている。そんな新鋭の活躍こそが、相撲界をさらに盛り上げるために不可欠な要素だ。そこで、キセタカ時代を盛り上げる若手たちを、相撲レポーターの横野レイコさんが解説! 【豊山】恵まれた体格、オーラ……スピード出世は止まらない! 豊山は、昨年夏の入門から、7場所で幕内入りと順調に出世。 「入門当時から『すごいのが入ってきた』と噂になり、出稽古に来た白鵬が直々に胸を出したほど。今回、時津風部屋伝統のしこ名である『豊山』を継承しましたが、その名前に負けない素質、身体能力、頭の回転の速さ、と強くなる力士の条件を備えています。どこか色気を感じさせる関取でもありますね」(横野さん・以下同) 【阿武咲】厳しい稽古を離れた素顔は、カラオケ好きなイマドキ青年 阿武咲は稀勢の里に憧れ、高校を中退して角界入り。 「現役当時『白いウルフ』と呼ばれ人気のあった阿武松親方が手塩にかけて育てた秘蔵っ子。突き押しの相撲が幕内でどこまで通用するか楽しみですね。素顔は現代っ子で、カラオケが大好き。親方と一緒のときは演歌を、若手と一緒のときはEXILEを熱唱、と使い分けができる器用な現代っ子です」 【貴公俊・貴源治】双子で切磋琢磨しながら追求する“貴乃花イズム” 貴公俊・貴源治の2人は、15歳のとき、相撲未経験ながら貴乃花部屋に入門した双子力士。 「弟の源治が今場所から十両に。兄の公俊は幕下にいますが、双子で仲がよく、『親孝行をしたい』との一念で切磋琢磨しています。取材では自分の取り口を明快に分析し、明るくよく話してくれます」
2017年05月11日「白鵬は場所前に自ら出向いて稀勢の里と稽古した。優勝に向けて本腰を入れてきますよ。新横綱・稀勢の里は初の土俵入りもあり大変なので、前半の取りこぼしが心配。土俵入りって、本割の一番に加えて、もう一番相撲を取るくらいの負担だと言われていますからね。集中力を欠いて緊張しすぎると取りこぼしもあるかもしれないけど、終盤の横綱同士の対戦では実力伯仲の取組が見られるはずです。稀勢の里と日馬富士、鶴竜の対戦も楽しみですよ」 こう語るのは、追っかけ歴30年の相撲リポーター・横野レイコさん(54)。稀勢の里の横綱昇進や業師・宇良の幕内デビューなど、若貴フィーバー並みの盛り上がりで注目必至の大相撲三月場所。このブームに乗り遅れないよう、横野さんと芸能界屈指の好角家であるお笑いコンビ・ナイツの塙宣之さん(38)に、注目ポイントを指南していただきました! ■1年前の主役・琴奨菊の奮起 横野「昨年10年ぶりの日本人力士優勝を果たしてあれほど相撲界を沸かせた琴奨菊ですが、カド番だった先場所の負け越しで今場所は関脇として挑むことに。大関復帰を果たすには10勝以上が必要ですが、4横綱に加えて三役もとても強い。琴奨菊の大関復帰はいばらの道になりそうです」 塙「琴奨菊って、横綱・稀勢の里には強いんですよね。先場所も稀勢の里が唯一負けたのが琴奨菊だった。通算の対戦成績でも、琴奨菊のほうが稀勢の里を上回っています」 横野「琴奨菊は『1勝14敗でもいいから稀勢の里にだけは負けたくない』とライバル心むき出しでしたが、稀勢の里は『それじゃ、負け越す。僕は対戦相手の1人としか見ていません』と以前から温度差がある。その違いが対戦成績にも影響しているのでは」 ■宇良が魅せるワザ&身体能力 塙「宇良関が幕内に入りましたね。高安も、やりづらさから『組みたくない相手』と言っていました。大きい力士からすると、小兵力士は怖い存在のようですね」 横野「“居反り”や“足取り”などアクロバティックな技で注目されていますが、宇良関は身体能力の高さがすごい。体重もこの1年で130キロ台に増やした。2年で幕内は朝青龍と同じスピード出世なのに、浮かれることなく、取材のオファーも断っているというストイックさ。彼の相撲が幕内でどこまで通用するか楽しみです」 ■宝富士を応援したくなるワケ 塙「見方は変わるんですが、僕は宝富士も好きで。絶対に強い素質はあるのに、常に正攻法でやっていて、不器用な感じ。なぜか腰が浮いちゃって寄り切られて、素人が見ていても何でかなあ、と思うけれど、応援したくなっちゃう」 横野「不器用さは稀勢の里に似ていますね。世の中、不器用だけど真面目にコツコツやる人を応援したくなっちゃうもので」 塙「力はあるのにな、というもどかしさ。自分を重ねちゃうんです。漫才をやっているときは割と評価されるのに、テレビのバラエティ番組でひな壇に上がると、器用にしゃべれなくなっちゃうので(笑)」 横野「宝富士は、ほかの部屋なら横綱扱いされてもいいくらいの実力はあるけれど、彼が所属する伊勢ヶ濱部屋は横綱・日馬富士、大関・照ノ富士がいて、ベテランの安美錦もいる。幕内上位の関取なのに、幕下みたいな扱いなんですよね。毎日中継を見ているだけでも、ルックス、所作や相撲のスタイルから、塙さんがおっしゃるような『なぜか気になる力士』を見つけるものおもしろいですね」
2017年03月16日「相撲のことをテレビで話さないといけないとき、横野さんの話をお手本にすることがあるんです。横野さんは、まさに『スー女』の元祖といえる存在ですよね。三月場所は、横綱・稀勢の里の誕生でますます盛り上がって、相撲が好きな女性、通称“スー女”も増えそうです」 こう語るのは、お笑いコンビ・ナイツの塙宣之さん(38)。稀勢の里の横綱昇進や業師・宇良の幕内デビューなど、若貴フィーバー並みの盛り上がりで注目必至の大相撲三月場所。このブームに乗り遅れないよう、芸能界屈指の好角家である塙さんと、追っかけ歴30年の相撲リポーター・横野レイコさん(54)に注目ポイントを指南していただきました! ■遠藤以外にも“イケメン力士”が 塙「スー女の方には、イケメンというポイントは大事ですよね。美男子というと、遠藤関とか勢関でしょうか」 横野「遠藤は殿堂入りですね。あとは旭秀鵬。私のイケメン番付ではこの2人が東西の横綱で、次に千代の国」 塙「僕が推している高安もよく見るとイケメンなんですよ。でも、体が毛むくじゃらでそう見えない(苦笑)」 横野「遠藤は硬派だけど、いまどきの学生っぽい一面もあって、カラオケでEXILEを歌ったりしています。人気が爆発的に先行してしまって、実力が追い付かないもどかしさもありますが、ケガさえしなければ大関候補でしょう!隠岐の海や、十両の小柳には力士としての色気を感じる」 塙「北の富士さんも、『隠岐の海はちゃんと稽古すれば横綱になれる』、と言っていました。色男でもありますよね」 横野「これから相撲に注目したい女性へのオススメだと、遠藤、旭秀鵬、隠岐の海、小柳。しょうゆ顔が好きなら石浦をマークして。モンゴル勢のしょうゆ顔は荒鷲かな」 塙「『大相撲力士名鑑』を見ていると、まだまだ番付は下のほうだけどイケメンがいっぱいいます。下のほうの力士から見るのもオススメですよ」 横野「いわゆるジャニーズJr.を推す感じですね。いつかSMAPや嵐になるかもしれないコを見つける楽しみ。名鑑は必需品です。スー女は、幕下力士の取組を見てお気に入りを見つけたり、『関取の付け人』を見て気になると、相撲名鑑で確認して応援するんです」 塙「琴恵光、イケメンですね。ほかにも淡路海。今は稀勢の里の付け人で。ぜひ、『ヤホー』で検索してみてください!」 ■十両のホープたちも見逃せない 横野「初代貴ノ花さんに風貌が似ていると言われる竜電も期待の星ですね。師匠は初代貴ノ花の指導を受けた元安芸乃島の高田川親方。『オヤジの再来』だと親方が言っていたので、幕下のころから注目してました」 塙「あと、僕は朝乃山が気になっていて。人気が出そうな気がするんですよね。今場所からしこ名を石橋から朝乃山に変えて」 横野「イケメンで名前が挙がった小柳も、実力面でも注目してほしいですね。今場所から髷を結うのでご注目!十両の中にもこれから幕内上位となる存在が出てきてほしいです」
2017年03月16日「僕は高安が優勝してくれたらめちゃくちゃうれしい。メンタルも強いですから、稀勢の里と決定戦になってもしっかりとぶつかっていけます!同部屋対決、あるかもしれないですよね」 こう語るのは、お笑いコンビ・ナイツの塙宣之さん(38)。稀勢の里の横綱昇進や業師・宇良の幕内デビューなど、若貴フィーバー並みの盛り上がりで注目必至の大相撲三月場所。このブームに乗り遅れないよう、芸能界屈指の好角家である塙さんと、追っかけ歴30年の相撲リポーター・横野レイコさん(54)に注目ポイントを指南していただきました! ■進化する稀勢の里の横綱オーラ 横野「横綱・稀勢の里は去年の九州場所で優勝できず、世間からは『また優勝できなかった。大関陣で優勝できないのは稀勢の里だけ』といった空気になっていましたが、本人としてはその場所で初めて3横綱(白鵬・日馬富士・鶴竜)を倒せたことに、たしかな手応えを感じていたんです。不器用ながらも、入門以来猛稽古に耐え続け、いつも自分で『一場所ごとに成長がある』と言ってきました」 塙「自信をつけて臨んだ初場所だったんですね。昨年は年間最多勝を獲得。1年間の成績は抜群に安定していましたよね」 横野「初場所で優勝し、横綱昇進前後の行事も取材してきましたが、日々、横綱のオーラが出てくるのがわかりました。コメントも日々進化して、改めて横綱とは別格だと感じましたね。本人も『こんなに濃い1週間はなかった』と言っていましたよ」 ■大関候補・高安の躍進 塙「僕は稀勢の里と同じ田子ノ浦部屋の高安を推しているんです。『高安会』という飲み会もやったりしていて。以前から強かったんですが、最近ますます足腰も安定して強くなってきた」 横野「高安のような強い大関候補が同じ部屋にいることが、稀勢の里が強くなった要因でもあるんです。高安との稽古で稀勢の里もどんどん強くなりました」 塙「高安は初場所で白鵬を倒して稀勢の里の援護射撃を果たしましたが、そのとき、『横綱が軽かった』と言っていたんです。驚きました」 横野「それは貴重な証言ですね(笑)。先場所は高安が先に優勝するんじゃないか、って思ったくらい調子もよかったですよね」 塙「稀勢の里の横綱土俵入りで太刀持ちを務めたりして、高安も意識が変わってくるでしょうね」 横野「稀勢の里は、相撲は不器用だけど、とにかくたくさん稽古をしてコツコツ地道に努力するタイプ。高安は稀勢の里ほど稽古をしないのにあれだけ強い。ある意味、横綱より器用で、相撲偏差値も高い」 塙「そんな期待の高安ですが、じつは前・鳴戸部屋(現・田子ノ浦部屋)が松戸にあったころ、夜逃げして実家の土浦まで自転車で帰っちゃったことがあったんです。でも親父さんがとても厳しい人で『ここにお前の居場所はない。戻れ』と一喝されて。それで松戸まで自転車で引き返したそうです。往復で自転車をこいで足腰が鍛えられたって言ってました(笑)」 横野「彼は7回くらい“すかし”(脱走)をしてるんですよね」 塙「あるときは両親が部屋に連れ戻して、親方に必死に頭を下げている隙に逃げちゃったこともあったとか(笑)。彼はそういうことも自分から話してくれる、ひょうきんな関取なんですよ」
2017年03月16日「見どころが多い場所ですね。17年ぶりに番付に4横綱が並びました。モンゴル勢のなかに稀勢の里が入り、約20年前、若貴兄弟が曙、武蔵丸のハワイ勢と闘ったときのような熱気を感じます。ほかにも今場所は見どころが本当にたくさんありますね」 こう語るのは、追っかけ歴30年の相撲リポーター・横野レイコさん(54)。稀勢の里の横綱昇進や業師・宇良の幕内デビューなど、若貴フィーバー並みの盛り上がりで注目必至の大相撲三月場所。このブームに乗り遅れないよう、横野さんと芸能界屈指の好角家であるお笑いコンビ・ナイツの塙宣之さん(38)に、注目ポイントを指南していただきました! ■実力派三役の台頭 塙「僕は稀勢の里と同じ田子ノ浦部屋の高安を推しているんです。『高安会』という飲み会もやったりしていて。以前から強かったんですが、最近ますます足腰も安定して強くなってきた。高安以外の三役も充実していますよね。御嶽海もかなり強い」 横野「御嶽海は、体の寄せ方がとても上手な力士。対戦した力士から『天才的だ』と評する声も聞きます。相撲では、体と体の間に隙間ができると、そこに勝機を見いだすそうなんですが、御嶽海は体の寄せ方がハンパじゃなくて、それは稽古をして得られるものでなく、天性のものでしょうね」 塙「お笑いでも“間”が大事だといわれています。そういう天性のすごさに注目してもおもしろいかもしれないですね。玉鷲の突っ張りとか」 横野「白鵬の体の柔らかさ、相撲勘、頭のよさも抜きんでていますね」 塙「相撲を見始めのころって、対戦時のスピードやパワー、体の大きさとか特性に目がいってしまうけど、ずっと見ていると、白鵬のようにあらゆるバロメーターが高い力士のすごさが見えてくるんですよね」 横野「大関時代の稀勢の里が『御嶽海は体の寄せ方に非凡なものがある』と言っていたことを御嶽海に話したら『対戦したこともないのになんでわかるんですかね』って驚いていました。『見る稽古』というのがあって、体を合わせなくても相手の相撲を見抜く力も必要なんです。横綱や大関は、頭もよくないとね」 塙「僕は阿武松部屋の稽古をよく見学に行くんですが、元・益荒男の阿武松親方が幕下の軽量な力士たちに『何にも考えてないな、相撲はタイミングだと言ってるだろう』と繰り返し話していますよ。そういうこともできてないと、上位にはいけないんですね」 横野「毎場所同じ相手と対戦するので、データ力や心理戦にもなっていきます。『控えに座ったときから相撲は始まっている』と、生前、先代の鳴戸親方が稀勢の里に何度も教えていました。控えに座ったときに、『あ、昨日の負けを引きずっているな』とか、『連勝して気が緩んでいるな』といった相手の心理をいかに見抜けるかが横綱と大関の差なんだ、と」 塙「たしかに、大関と横綱って力は同じくらいあるのに、何が違うのか、と思っていましたが、やっぱりそういう壁があるんですね」 横野「高安、御嶽海、正代、玉鷲らの三役陣から、今場所そこに割って入る力士もいるでしょうし、三役争いは熾烈。直接対決はどれも注目です」
2017年03月16日