圧倒的な攻めのファイトスタイルから『ナチュラル・ボーン・クラッシャー』の異名を持つ、キックボクシングで活躍する武尊(たける)選手。そんな武尊選手が、2022年6月27日に開かれた会見で明かした話に、多くの人から驚く声が上がりました。武尊、数年前からのうつ病とパニック障害を告白武尊選手は緊急会見を開き、自分と向き合う時間を作るためとして、格闘家としての活動の無期限休止を発表。活動休止の理由として、うつ病とパニック障害を数年前から患っていることを明かしました。サンケイスポーツによると、武尊選手は数年間病院に通っており、医者からうつ病とパニック障害を併発していると診断されたといいます。休止を決断した経緯について、武尊選手は「自分の心が耐えられるか不安だった。知らず知らず、自分の心が壊れていると感じていた」とコメント。今後の人生について考えた結果、「今治さないと、この後の人生が壊れてしまう」と感じたといいます。武尊選手の告白に、心配する声会見後、ネットでは格闘技が好きな多くの人から、武尊選手を心配する声が上がりました。また、同じくうつ病やパニック障害で苦しんだ経験のある人からは、「ゆっくり休んでほしい」という声も上がっています。・精神的な病気は、いくら身体が強くてもなる時はなる。元気になりますように。・ずっと格闘技の世界で頑張っていたし、リングの外でも戦ってきたんだろうな。・無理せず、ゆっくりしてほしい。格闘家生命よりも、長い人生が一番大事。一般的に、うつ病やパニック障害は、ストレスが原因で発症するものとされています。なぜか世間では「身体が強い人は心も強い」と思われがち。しかし、武尊選手のように強い身体を持つ人でも、時には心の病気に苦しめられるのです。これを機に心をゆっくりと休ませ、武尊選手が自分の人生を守ることができるよう、多くの人が願っているでしょう。[文・構成/grape編集部]
2022年06月27日19日に行われた格闘技『THE MATCH 2022』(東京ドーム)で、那須川天心(23)との“運命の一戦”で判定負けした武尊(30)が27日、都内で会見を行った。ファンからの声援に感謝を伝えるなかで、感情が溢れてきて思わず涙ぐんだ。武尊はこれまで、「1回でも負けたら引退」を宣言しながらすべての試合に勝利し続け、念願だった天心戦を実現させた。この試合に向けて「人生を懸けて戦う」と意気込んでリングに立ったが、1ラウンドに天心の左フックでダウンし、3ラウンド判定で敗退。試合後の会見では天心に感謝の言葉を伝え、「僕を信じてついてきてくれたファンの人たちだったりK-1ファイターだったり、チームの人たちだったり、本当に心から申し訳ないと思っています」と語った。日本中が熱狂した試合から8日、その進退に注目が集まる武尊がついに自ら口を開き、ファンや関係者、そして天心に感謝の言葉を述べた。インスタには1万件を超えるコメントが殺到し、それらの言葉に「報われた」と涙ぐみながら感謝した。また、今後については「一度、歩みを止めて心と体のコンディションを整えたい」という理由で、格闘技の休養を宣言した。5万6339人の観客を集めた歴史に残る格闘技イベントのメインで行われたこの試合は、1ラウンド終盤で天心が左フックで武尊からダウンを奪い、3ラウンドを戦い抜き天心がジャッジ5人の支持を集めて判定勝利。武尊も勝者を称えると、お互いに涙を浮かべながら声をかけあった。
2022年06月27日■『Yogibo presents THE MATCH 2022』(19日/東京ドーム)日本最大規模の格闘技イベントの第15試合“運命の一戦”で、那須川天心(23)と武尊(30)が対戦し、第2ラウンドのスコアはジャッジ5人中1人が武尊に「10対9」を付け、残り4人は「10対10」のイーブンだった。この試合は全ラウンドの点数を公開する「オープンスコアリング方式」でジャッジは5人制。第1ラウンドは5人全員が天心に「10対8」を付けたため、この時点で4人が「天心20VS武尊18」、1人が「天心19対武尊18」となった。
2022年06月19日かつて騎手として活躍し、2022年6月現在は競走馬の管理を行う厩務員(きゅうむいん)として働く川本裕達(@hiromichi_walk)さん。川本さんには、小学5年生になる娘さんがいます。ある日の宿題で、娘さんは『武』を使った文章を複数作成しました。娘さんが書いた2文を見て、川本さんは「その発想はなかった」と感心させられたようです。長女(小5)の宿題。その発想はなかったわ… #しかも武豊ではなく横山武史 pic.twitter.com/9FIVwIH0LP — 川本裕達 (@hiromichi_walk) June 10, 2022 横山武史騎手に会う。西武ライオンズに所属する。娘さんは、騎手の横山武史さんや、プロ野球球団の西武ライオンズの名前を入れることで、『武』を使った文章を作成したのです!父親の川本さんの姿を見て、娘さんは騎手には詳しいのでしょう。また、プロ野球球団の名前を例に挙げていることから、野球の知識もありそうです。「いい趣味をしている」「この発想をできるのがすごい」といった反響が上がった、娘さんの作文。娘さんは、父親の背中を見ながら、すくすくと成長しているのでしょう![文・構成/grape編集部]
2022年06月10日タレントのモト冬樹が9日に自身のアメブロを更新。妻でミセスモデルの武東由美が治療のために奈良まで足を運んだことを明かした。この日、モトは自身について「基本的に歯医者さん嫌い」だといい「集中的に歯の治療をしたらあとは何年も行かない」と説明。一方で、武東について「なんと奈良の歯医者さんで定期的に歯の検診をしている」と明かした。続けて「今回妻は小さな虫歯ができたらしくそれを治療するために行ってきました」と武東が虫歯の治療のために奈良まで足を運んだことを告白。「わざわざ奈良の歯医者まで行くってのも意味がわからない」とつづった。また「きっと何年もそこで診てもらってるので安心なんだろうな」と述べ「とにかく無事に治療できて良かった」と安堵した様子でコメントし、ブログを締めくくった。
2022年06月10日タレントのモト冬樹が5日と6日に自身のアメブロを更新。外出した妻でミセスモデルの武東由美を追いかけた理由を明かした。5日のブログで、モトは「妻が高島屋へ行って俺はゲームをしていた」と明かすも「考えてみたら今日は結婚記念日なんだよね」と説明。「ということで俺も後から追いかけて高島屋へ」と自身も高島屋へ向かったことを報告した。続けて、武東について「喫茶店にいるということで」と明かし「いたいた」と武東の姿を公開。「たまにはこんな時間も大切かもね」としみじみつづった。また、6日のブログでは「昨日は結婚記念日でした」と切り出し「本当は俺の誕生日の5月5日に結婚した」と告白。「誕生日とわけた方がいいということで結婚記念日は6月5日にしました」と結婚記念日を決めた経緯を明かした。さらに「俺が59才になる誕生日に結婚したので12年目に入ったってことかな」と述べ「あっという間だね」とコメント。「だんだん老い先短くなってくるけどこれからも楽しくやっていこうと思います」と今後についてつづり、武東との2ショットを公開した。この投稿に読者からは「一緒に過ごす大切な日ですね」「いつも仲良しで良いですね」「素敵な夫婦ですね」などのコメントが寄せられている。
2022年06月06日タレントのモト冬樹が30日に自身のアメブロを更新。妻でミセスモデルの武東由美の検査結果を報告した。この日、モトは武東について「検査した胃と大腸の検査結果をクリニックに聞きに行っています」と報告。「胃は問題ないんだけど」と述べつつ「取った大腸のポリープの組織を検査しました」と検査内容を説明した。続けて、検査結果について「まったく問題ないとのこと」と明かし「良かった良かった」と安堵した様子でコメント。「妻は先生に一年おきでいいと言われてるのにどうやら来年もやるみたいだ」と武東について言及し、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「良かったですね」「毎年ってホントに凄い!」「健康で何より」などのコメントが寄せられている。
2022年05月31日ミセスモデルの武東由美が15日に自身のアメブロを更新。コーヒーや輸入食品などを取り揃える『カルディコーヒーファーム』のストックしていたいと思う商品を紹介した。この日、武東は「昨日検査の後かなり喉が乾いていたので」と切り出し「KALDIで買っている『スイカジュース』をいただきました」と説明。カルディで購入した『モーション100%ウォーターメロンジュース』を写真で紹介した。続けて、味について「まさにスイカ!」と述べ「ごくごく飲めるので喉が乾いた時ぴったりだなと思います」とコメント。「これからの時季ストックしていたい1品です」と気に入った様子でつづり、ブログを締めくくった。
2022年05月15日タレントのモト冬樹が13日に自身のアメブロを更新。妻でミセスモデルの武東由美が検査を受けることを報告した。この日、モトは「明日妻は胃と大腸の検査です」と報告し「したがって今日の夜は消化のいい限られた物しか食べられません」と説明。武東について「毎年この検査をやっている」と明かし「確かに胃と大腸の検査は大事なんだけど毎年はなぁ」とコメントした。続けて「俺は病院も検査も嫌い」と述べる一方で「なぜか妻は病院も検査も大好きなんだよなぁ」と説明。最後に「まぁいいことなんだけど」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「由美さんえらいです」「どうしても検査はめんどうですものね」「由美さんを見て、私も!って思います!」などのコメントが寄せられている。
2022年05月14日ミセスモデルの武東由美が19日に自身のアメブロを更新。夫でタレントのモト冬樹と結婚した当初、我慢していたことを告白した。この日、武東は自身について「モトちゃんと結婚する前はずっと朝は5時半か6時には起きていました」と明かし「朝の空気が好きだったし娘のお弁当や送り迎えもあった」と説明。「自然にその時間になっていました」と述べ「その代わり夜は9時にはすべて終わっている感じ」とモトと結婚する前の生活についてつづった。続けて、モトについて「大体朝がお昼なので」と明かし「結婚した当初は合わせていました」と告白。「午前中はベッドでじっと我慢!お昼から1日が始まる...」と述べつつ「お掃除はじめて食事の支度をしただけで夕方になる」「ストレスたまる!」とコメントした。一方で「結婚して10年たった今また朝型生活に私は戻っています」と報告。最後に、愛犬との2ショットを公開し、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「その気持ち、ものすごくわかります」「朝型生活に戻して、良かったですね」「お互い難しいですね」などのコメントが寄せられている。
2022年04月21日タレントのモト冬樹が19日に自身のアメブロを更新。妻でミセスモデルの武東由美が1週間ぶりに洗髪したことを報告した。11日のブログで、武東は「今朝拭き掃除をしていたら掃除機がたまたま頭に倒れてきました」と切り出し「目がチカチカッ!頭を押さえると血!なかなかとまらないし痛い」とコメント。「病院へ行ってきました!」と報告し「血がとまったので縫わずにすみました」と安堵した様子で述べつつ「髪の毛は血で固まっています」「今度の診察までシャンプーが禁止」と説明していた。また、12日のブログでモトは「笑えなかった妻の怪我」というタイトルでブログを更新し「昨日は妻の頭に掃除機が落ちてきたことでけっこう笑っちゃったんだけど」と前日の武東の怪我について言及。「病院に行ったら縫った方がいいと言われたらしい」と説明し「縫うためには髪の毛を切らなきゃいけないので妻は断ったみたい」と明かしていた。この日は、武東について「掃除機で頭を怪我したために一週間も洗髪できなかった」と説明し「昨日はやっとシャンプーができたみたいです」と1週間ぶりに洗髪したことを報告。「良かった良かった」と安堵した様子でコメントした。続けて、洗髪ができなかったことについて「そうとう気持ち悪かったろうな」と推測。最後に「俺だったら濡れタオルで拭けばほとんどきれいになるんだけど」と冗談まじりにつづり、武東の自撮りショットを公開した。
2022年04月19日ミセスモデルの武東由美が14日に自身のアメブロを更新。ショックだった医師からの言葉を明かした。11日のブログで、武東は「今朝拭き掃除をしていたら掃除機がたまたま頭に倒れてきました」と切り出し「目がチカチカッ!頭を押さえると血!なかなかとまらないし痛い」とコメント。「病院へ行ってきました!」と報告し「血がとまったので縫わずにすみました」と安堵した様子で述べつつ「髪の毛は血で固まっています」「今度の診察までシャンプーが禁止」と説明していた。この日は「ショックだったお医者様の言葉」というタイトルでブログを更新。「先日頭のケガをして今日は検診でした」と検診のために病院へ足を運んだことを報告した。続けて「シャンプーできるかどうか」と医師に尋ねたことを明かすも「まだだめだよ!来週からにしてください」「大分綺麗になってきたけどまだキズがあるからね」と言われたことを説明。最後に「シャンプーできない!あと4日我慢!」と待ち遠しい様子でつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「大変な怪我だったんですね」「あと少しの我慢ですね」「早く完治して洗えると良いですね」などのコメントが寄せられている。
2022年04月15日ミセスモデルの武東由美が11日に自身のアメブロを更新。頭から流血し病院へ行ったことを報告した。この日、武東は「今朝拭き掃除をしていたら掃除機がたまたま頭に倒れてきました」と切り出し「目がチカチカッ!頭を押さえると血!なかなかとまらないし痛い」とコメント。「病院へ行ってきました!」と報告し「血がとまったので縫わずにすみました」と安堵した様子で明かした。続けて「髪の毛は血で固まっています」と述べつつ「今度の診察までシャンプーが禁止」と説明。最後に「60年で初めて頭から流血」「いろんなことが起きるもんだわ!」と驚いた様子でつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「お大事になさって下さい」「大事にならず、良かったです」「安静にして下さいね」などのコメントが寄せられている。
2022年04月12日ミセスモデルの武東由美が3日に自身のアメブロを更新。爆弾を抱えているようだと言われていた身体についてつづった。この日、武東は「爆弾を抱えていた体」というタイトルでブログを更新。「2年前腎盂腎炎腎臓結石で手術をしました」と当時の状況をつづったブログをリブログした。続けて「腎臓にある石が手術しないと取り出せない悪さをするかどうかわからない状態の石でした」と明かし「私の場合はちょっと動いたようで立つことができない激痛」と激痛を伴っていたことを説明。「夜間診療から次の日の診察でそのまま入院一度退院して手術でした」と当時のスケジュールをつづった。また「石があることがわかって20年ぐらい?爆弾をかかえているような感じと言われていました」といい「一生動かないこともあると聞き悪さをすなければ手術をしなくてもいいんじゃないかな?とそのままにしていました」と説明。一方で「手術をする半年前あたりからかなりの疲労感があったりすぐに熱がでたりそこまでが歩けなかったり」と体調面に影響が出ていたことを振り返った。さらに「これも年齢的なものかな?なんて思っていました」とコメント。「検査をしても石以外異状なしだし」「石も悪さをしていない状態だったし」と述べつつ「あれから2年体がまったく変わった感じがします」とつづり、ブログを締めくくった。
2022年04月03日タレントのモト冬樹が2日に自身のアメブロを更新。医師も“わからない”と言っていた妻でミセスモデルの武東由美の体質についてつづった。この日、モトは「妻の不思議」というタイトルでブログを更新。「孫娘がインフルエンザになってしまった」と切り出し「最初に娘婿がインフルエンザにかかったために家族全員にうつってしまったみたい」と娘家族について言及。「まぁ当然といえば当然なんだけど」とコメントした。続けて、娘と武東についての話になったといい「まだ俺と結婚する前娘は何度もインフルエンザにかかったのに一緒にいる妻には一回も感染したことがないみたい」と説明。「二人ともインフルエンザのワクチンを接種はしている」と述べ「医者がなぜ妻にうつらないのかわけがわからないと言っていたらしい」と医師も不思議がっていたことを明かした。また「俺が一回だけインフルエンザにかかった時も妻にはうつらなかったなぁ」と回想。武東が「学生時代にも学校で風疹が流行した時ほとんど全員が風疹になっているのに」「うつらなかった」と言っていたといい「もちろんまだ風疹のワクチンがない時の話」と補足した。最後に、武東について「いままで流行り病にかかったことがないんだよね」と説明。「ミラクルだね」とコメントし、ブログを締めくくった。
2022年04月03日タレントのモト冬樹が24日に自身のアメブロを更新。妻でミセスモデルの武東由美が使っていた前髪ウィッグについてつづった。武東は、23日のブログで「一瞬前髪!」と切り出し、前髪ウィッグを着用した自身の姿を公開。「無理あるな笑」と複雑な様子でつづった。その後、更新したブログでは「前髪ウィッグお友達に不評だった」と明かし、前髪ウィッグの写真を公開。「雰囲気変えるにはいいな」と述べつつ「カラーは間違えちゃいけない」「私は茶色すぎました」とつづった。この日、モトは「妻が前髪をたらしている」と写真とともに明かし「はっきり言ってあまりいいとは思えない」とコメント。「気持ちはわかるけどね」と理解を示しつつ「いまの年齢で前髪をおろすと逆に老けたりするから危険なんだよな」と自身の考えをつづった。一方で「前髪のカツラがあるのには驚いたね」とコメント。最後に「今度貸してもらお」と冗談まじりにつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「私もびっくりでした」「モトさんの前髪ありも見たい!」「ぜひ付けて見せて下さい!」などのコメントが寄せられている。
2022年03月26日女優の相武紗季さん(36)は、かねてよりお付き合いしていた一般男性と2016年に結婚。お2人は共通の友人である俳優の金子ノブアキさんの紹介で知り合ったそう。そこで紗季さんに一目惚れした旦那様は猛アプローチ!見事、紗季さんのハートを射止めたようです。その後、2017年と2020年に出産し現在は2児のママとなった紗季さん。先日は、自身のインスタグラムにお子さんとの可愛い密着ショットを投稿し反響を呼んでいました。早速チェックしてみましょう!可愛い2人の密着ショットにくぎ付け この投稿をInstagramで見る Aibu Saki(@aibu_saki)がシェアした投稿 可愛いお子さんと向かい合って顔を密着させたモノクロの写真を自身のインスタグラムに投稿した紗季さん。ママになっても相変わらずの可愛さでフォロワーの視線をくぎ付けに。コメント欄には、「写真がとても尊いです」と可愛い密着ショットに反響を呼んでいて「紗季ちゃん今日の配信も聞いたよー!癒やされるー!」「早く聴きたくて仕方ないです!子育て中の同じママのお話が聞けると参考にもなるし、共感出来たり元気がでます」と紗季さんのPodcastを聞いているファンからの書き込みも多く見られました。子育てをしながら芸能活動もこなしている紗季さん。そのためSNSの更新ペースはゆっくりのようです。次はどんな写真が投稿されるのか楽しみですね!あわせて読みたい🌈橋本マナミさん、キャミソール姿で寝そべりショット披露「色っぽい」「美しさ変化無し」
2022年03月22日Hanako本誌の人気連載「LOCKER ROOM」で紹介しきれなかった写真&こぼれネタをご紹介。今回は1204号から、競泳・武良竜也選手。今回、『LOCKER ROOM』に登場してくれたのは、東京五輪200m平泳ぎで7位入賞を果たした武良竜也選手。本誌スタッフが練習先のスイミングスクールにオジャマしたのは朝8時過ぎ。聞けば、武良選手は6時頃からプールに入っているそうで、朝の練習終わりに本誌取材に応じてくれました。インタビューでは東京五輪の感想など、競技について語ってくれたほか、プライベートな質問にも気さくに答え、特に大好きなバイクの話題では前のめり気味。オリンピック後もすぐに乗ったそうで、「大会や合宿遠征などで長期間乗れないとうずうずしちゃいます」と笑う。自身のInstagramでも紹介している愛車はいかついアメリカンタイプ。「イントルーダー(クラシック)というバイクで、日本で一番大きいバイクとも言われています。いずれは、ハーレーに乗りたくて。アメリカの道を走ってみたいし、北海道もいいですね。真っ直ぐに伸びる一本道を走ったら気持ちいいだろうなぁ」。チャーミングな見た目からは想像しがたい本気のバイク乗り。「乗車時は革ジャンを着て走ってますよ」と、これまた想像がつかないゴリゴリのワイルドなお姿。でも、そのギャップにときめく女子も少なくないはず!「最大の目標は2024年のパリ五輪での金メダル。そのためにも、まずは2022年の『世界水泳福岡』でメダルを取りたい」と意気込みを。・Birthday 1996/7/3・Blood type A・Height 173cm・Birthplace TOTTORIむら・りゅうや/ミキハウス所属。専門は平泳ぎ。2021年の日本選手権では100m、200m平泳ぎでともに2位に入り、オリンピック日本代表に初選出。東京五輪200m平泳ぎ7位入賞。同年10月の短水路日本選手権では200m平泳ぎで初優勝に輝く。(photo:Rie Odawara text & edit:Naoko Sekikawa)
2022年01月05日Netflixオリジナルシリーズ『全裸監督 シーズン2』の総監督を務める映画監督の武正晴氏が、4日に生配信されたABEMA『7.2新しい別の窓』(毎月第1日曜15:00~7.2時間生配信)に出演。同作の主演を務める山田孝之の魅力を語った。番組後半、“大の映画好き”であり自身も数々の映画に出演している稲垣吾郎が、映画監督や作家をゲストに迎えトークを展開するコーナー「インテリゴロウ」を実施。今回のゲストには、武監督が登場し、『全裸監督』シリーズの製作秘話や、作品へのこだわりを存分に語りつくす。主人公・村西とおる役を演じた山田がブリーフ姿でカメラを持ち、宇宙ヘルメットを被っているポスターについて、武監督は「このポスター撮影には映画『JOKER』のスタッフも入っていて、ヘルメットどこから持ってきたんですか? って聞いたら『NASAから持ってきた』って言うんですよ」と話し、稲垣を驚かせる。さらに、武監督は巨大な水槽が出てくるシーンについて、「水槽含めてかなり力を入れました。ヤクザは獰猛な生き物を飼っているって言う人が多いから。はじめサメって言ったんだけど、サメは却下されました(笑)」と説明。シーズン2では、大きなピラニアを中国から輸入したと言い、「こいつらが意外と臆病で、隅っこでジーっとしてるんですよ。全然暴れてくれない。助監督でピラニア担当がいて、ずっとピラニアの飼育をしていた。段々とピラニアの気持ちがわかるようになったみたいで、『30分時間ください、30分後行けますから』って言うんですよ。でも本当に目の前を泳ぎ始めて、あの助監督さんは素晴らしい仕事をしてくれた」と、こだわりのシーンを語った。また、主演の山田について、武監督は「山田さんのアドリブっていうのは、相手の感情を引き出す。彼のアドリブは演出に近くて、相手の気持ちを引き出すところがすごい」と絶賛。それを聞いた稲垣も「究極の演技ですよね」とうなずいていた。(C)AbemaTV,Inc.
2021年07月05日生存者証言を参考に、北朝鮮強制収容所の内情と、過酷な環境で生きていく家族とその仲間たちが生き抜いていく姿を3Dアニメーションで描く『トゥルーノース』より本編映像が到着した。今回の映像は、1950年代から1984年まで続いた“在日朝鮮人の帰還事業”で北朝鮮に渡った主人公ヨハン一家の父が失踪し、母が電話でその安否を心配するシーンから始まる。そして夜中、党の人間が夫が深刻な罪を犯したと告げ、突然乗り込んできた。そして家をめちゃくちゃに荒らされ、着の身着のままトラックの荷台に乗せられてしまう。母の戸惑い、幼い子どもたちの表情から、彼らの不安が一気に伝わる場面となっている。本作をいち早く鑑賞した俳優の滝藤賢一は「ずば抜けた映画だ」と絶賛。熊切和嘉監督は「苛烈の隙間に見えた満天の星空と、壁に貼られた花びらの鮮やかさ。自分がいかに大切なことから目を逸らして生きているかを思い知らされた」と感想を語り、武正晴監督は「どうかお子さんを連れて劇場で家族と観て頂きたい」とメッセージを寄せている。『トゥルーノース』は6月4日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:トゥルーノース 2021年6月4日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開©2020 sumimasen
2021年04月30日デビュー11年目に突入した[Alexandros]が、新メンバーとしてドラムにリアド偉武が加入することを発表した。[Alexandros]は昨年デビュー10周年を迎え、今年3月にアニバーサリーライブ『[Alexandros] 10th ANNIVERSARY LIVE at 国立代々木競技場 第一体育館 "Where’s My Yoyogi?"』を幕張メッセ国際展示場にて開催し、初のベストアルバム『Where’s My History?』をリリース。リアド偉武は2019年よりサポートドラムとして2年間活動していた。また、新アーティスト写真も併せて公開。[Alexandros]は今後、5月5日に映画『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』の主題歌になっている新曲「閃光」をリリース、6月17日から仙台GIGSを皮切りにライブハウスツアーを開催する予定だ。■[Alexandros] コメントこの度[Alexandros]はリアド偉武を新たなドラマーとして迎え入れる運びとなりました。最強の仲間が加わってくれました。これからのアレキサンドロスを楽しみにしておいてください。今後ともよろしくお願いします。[Alexandros]一同■リアド偉武(Dr)コメント[Alexandros]のメンバーのひとりとしてドラムを叩く事になりました。このバンドで叩き始めてから感じた様々な事、それを言葉にするのは簡単ではありません。その中で一つ確かに言えるのは、洋平、ヒロ君、まーくんと一緒にどこまでも進んで行きたいという事です。それが今自分の中にある素直な気持ちです。ライブや、レコーディング、リハーサル、その一つ一つの瞬間に気持ちを込めてきました。途方もない刺激を受けました。そしてそれが何よりも楽しかった。自分の中のすべての情熱を燃やして[Alexandros]のドラマーとして生きていきたいと思います。よろしくお願いします。リアド偉武[Alexandros]オフィシャルHP:<リリース情報>シングル「閃光」2021年5月5日(水)発売映画『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』主題歌公式サイト: 【完全生産限定盤】(CD+「HG 1/144 RX-78-2 GUNDAM Ver. [Alexandros]」オリジナル・ガンプラ):税込5,500円仕様:外箱、中箱(ガンプラ)、2面4Pブックレット【初回限定盤】(CD+DVD):税込3,080円仕様:2面4Pブックレット+天地開きスリーブケース【初回限定盤】(CD+Blu-ray):税込3,520円仕様:2面4Pブックレット+天地開きスリーブケース【通常盤】(CD):税込1,100円仕様:2面4Pブックレット■収録曲01. 閃光02. 閃光(English ver.)03. 閃光(Instrumental)■初回限定盤特典Secret Session Live at 下北沢SHELTER・Adam’s Apple Pie・Revolution, My Friend・My Blueberry Morning・Stimulator・閃光・For Freedom<ツアー情報>『2021年ライブハウスツアー』6月17日(木) 仙台GIGS OPEN 18:00 / START 19:006月18日(金) 仙台GIGS OPEN 18:00 / START 19:006月24日(木) Zepp Haneda OPEN 18:00 / START 19:006月25日(金) Zepp Haneda OPEN 18:00 / START 19:006月30日(水) Zepp Nagoya OPEN 18:00 / START 19:007月1日(木) Zepp Nagoya OPEN 18:00 / START 19:007月8日(木) Zepp Fukuoka OPEN 18:00 / START 19:007月9日(金) Zepp Fukuoka OPEN 18:00 / START 19:007月15日(木) KT Zepp Yokohama OPEN 18:00 / START 19:007月16日(金) KT Zepp Yokohama OPEN 18:00 / START 19:007月23日(金・祝) Zepp Sapporo OPEN17:00 / START18:007月24日(土) Zepp Sapporo OPEN 17:00 / START 18:007月30日(金) Zepp Osaka Bayside OPEN 18:00 / START 19:007月31日(土) Zepp Osaka Bayside OPEN 17:00 / START 18:00前売:7,700円(D代別)年齢制限:小学生以上チケット必要 / 未就学児入場不可枚数制限:2枚まで■チケット先行[Alexandros] CREW先行(2次)4月5日(月)12:00〜4月11日(日)23:59[Alexandros] MOBILE先行 4月12日(月)12:00〜4月18日(日)23:5910月12日(火) 横浜アリーナ10月13日(水) 横浜アリーナ10月26日(火) 日本武道館10月27日(水) 日本武道館詳細は後日
2021年04月10日安藤サクラ主演『百円の恋』の監督・武正晴、脚本・足立紳をはじめとしたスタッフが再集結し、森山未來、北村匠海、勝地涼がそれぞれ闘う理由も、バックグラウンドも異なるボクサーを熱演した『アンダードッグ』。「ABEMAプレミアム」にて配信版(全8話)が配信されている本作で、この度、ずば抜けた身体能力と表現力で主人公の崖っぷちのボクサー・末永晃を演じた森山さんと、「週刊少年マガジン」にて1989年から連載され、アニメ化もされた人気ボクシング漫画「はじめの一歩」の原作者・森川ジョージとの貴重な対談が実現。森山未來のふくらはぎが「ガンダムのよう」!?森川:撮影って結構バラバラにやったりとかするじゃないですか。でも、これに限っては森山さんはどんどんボクシングの型もできてて、スウィングスピードも上がってるわけですよ、振っていくのも。そこは順を追ってやっていったんですか。森山:ほぼほぼ順撮りですね。最初のかませ犬的な、点描的なものが序盤にあって、海藤(演:佐藤修)戦のタイトルマッチをやって、宮木(演:勝地さん)戦、大村(演:北村さん)戦というふうになっていたので。単純に映画の中でたくさん発見があったのは、12月にプロテストを受けたんですけど、撮影の開始は1月なんですね。プロテストって基本的にワンツーしか見られないじゃないですか。あとディフェンスとスタミナっていう。だから、基本的にフックとかボディとか、映画の振付としてはちょっとやってたんですけど、12月まではほぼワンツーだけやってた感じだったんです。でも、片や末永晃はそれこそ、ボディもありますけど、左フックが主体だったりだとか、スタンスが全然違うから、撮影をやっていくうちにプロテストのための練習よりも勉強になることがどんどん増えていって。森川:なるほど。森山:だから、本当にやっていくうちに宮木との試合とかでもまた勉強になっていくことも増えていって。という意味では、単純にちょっとずつ上達していたっていうのはあるかもしれないです。森川:本当にうまくなってるって思って。もともと末永は上手い設定だから。日本(ライト級)ランク1位じゃないですか。そういう設定なんですけど、それが勘を取り戻しているように見えるんです。そんなに下半身は映ってないんですけど、最後の試合に臨む前の練習で縄跳びのスキッピングやるところがあって、そこだけ森山さんの脚が映るんですが、それがガンダムみたいな脚じゃないですか!森山:(爆笑)森川:うわ、随分鍛えたなって。なるじゃないですか、ふくらはぎが。うわっと思って。どんどんラストに向けて体ができていって、スウィングスピードが速くなって、ちゃんと試合になっていくような。多分気持ちもできているから試合になっていくんですよ。途中で投げないボクサーになってましたから。うわ、凄いと思って。森山:実際、(プロが行う食事療法)カーボ・ローディングとかもやりましたから。本当に面白かったです。こんなに体って変わるんだっていう。森川:面白いですよ。森山:純粋な驚きがありました。森山未來が考える“プロフェッショナル”とは?森山:単純に、自分の性格とこの仕事の特性みたいなものが僕は運良く合ってるんだろうなとは思ってるんです。ボクシングというもののためだけに人生を捧げられない、と僕は思っていて。それこそ自分の好奇心というか興味のおもむくままにいろいろ流動的に動く、落ち着きがないともいうんですけれど、流動的に動くのが自分の性に合っているので。だから、1年という期間を決めてボクシングをやるとなったら、何か入れ方っていうのは自分なりにあるとは思っていて。だからボクシングっていうものだけを見つめ続ける能力を持っている人は本当に素晴らしいと思うし、僕には全くない、ある種の能力だと思うんです。でも、大きな表現というか、舞台芸術だったり、映像表現だったり、こういう表現の場において自分がどういうアンテナを張り巡らして、ここに行ったら面白いんじゃないかというところで人と出会ったりとか、その自分の好奇心とか、自分で向かう先をパンパン、パンと振っていくっていうその直感、と言ってしまうとちょっと抽象的なんですけど、そのセンスっていうのは大事にしたいなとは思っています。森川:僕は、当たり前のことなんですけど、読者が一番大事。ボクシング漫画を始める前に3つKO負けしてるんですよ。才能ないな、と自分で思い知らされたんで。それから「はじめの一歩」で初めて成功って思えたんですけど、これは本当に読者のおかげですね。少年マガジンってボクシングファンが少ないというのが大前提にあるんですけど、その中で全員楽しませられるものはなんだろう、というのをずっと追いかけてる感じです。「漫画うまいってなんですか」というは読者に楽しんでもらうってなんですか、というのと同じだとおもってるんで、それが永遠のテーマですね。最後には、これだけは聞きたかったという様子で森川さんから、「試合中の撮影のとき、当ててます?」との質問が。「ボディと、ガード越しは当ててます」との森山さんの答えに、「見ててキツそうだな、と思いまして。当ててるの分かりますからね。お客さんにも分かってもらえるといいですね。当たってますよ、っていう」と感心した様子の森川さん。「本当にやってますから。その視点で見てほしいと思います」と続ける。そんな森川さんから「一歩」の描き下ろし色紙がプレゼントされると、「やった!めちゃ嬉しい、ありがとうございます!家宝にします」と、劇中とは別人のような満面の笑みが森山さんからこぼれていた。森川さん流の漫画の描き方と森山さんの撮影の悩みの共通点は!?後編インタビューはABEMAビデオにて公開中。劇場版『アンダードッグ』前後編は全国にて公開中。配信版は「ABEMAプレミアム」にて独占配信中(全8話)。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アンダードッグ(2020) 2020年11月27日よりホワイトシネクイントほか全国にて【前編】【後編】同日公開ⓒ2020「アンダードッグ」製作委員会
2021年01月31日安藤サクラ主演『百円の恋』の監督・武正晴、脚本・足立紳をはじめとしたスタッフが再集結し、森山未來、北村匠海、勝地涼がそれぞれ闘う理由も、バックグラウンドも異なるボクサーを熱演した『アンダードッグ』。「ABEMAプレミアム」にて配信版(全8話)が配信されている本作で、この度、ずば抜けた身体能力と表現力で主人公の崖っぷちのボクサー・末永晃を演じた森山さんと、「週刊少年マガジン」にて1989年から連載され、アニメ化もされた人気ボクシング漫画「はじめの一歩」の原作者・森川ジョージとの貴重な対談が実現。開口一番「面白かった」と語る森川さんから観た『アンダードッグ』についてや、実際にプロテストにも挑戦し、“かませ犬=アンダードッグ”のボクサーとして役を生きた森山さんのプロフェッショナルな姿勢などが語られた。「やめられない。未練がある」そういうボクサーは多い森川:本当に僕、褒めるの下手で語彙力なくて申し訳ないんですけど、主人公が心配で心配で…。うまくいかないんだろうなっていうことの連続で。また持ち直してがんばる、がんばるの連続なんですけど。これはうまくいかないんだろうな、と思いながら。でも、本当に面白かった。大人のドラマだなと思って僕は観ました。森山:ボクシング指導の松浦(慎一郎)さんからお話を伺ってはいたんですけど、ああいう(末永晃のような)タイプというか、ああいうふうに生きざるを得なくなってしまったボクサーとの出会いって、いままでありましたか。森川:僕も会長としてジムを経営しているんですけど、僕が知る限り、ああいうボクサーは間違いなくいます。やめられない、まだ未練がある、もう一発やれるんじゃないか、そういうのがあるでしょうね。KO負けしても、またお願いしますって来たりとか。こっちではもうこれで終わりだろうなって思ってるわけです。なのに、まだやりたいですって来るわけです。そういうボクサーは多いと思いますね。森山:末永晃は夜にしかジムに行けないので。午前中とか昼間とかは現役の若い選手もいるから、行くのも憚られて、夜しか行くことができない。でも、夜に行ってもトレーナーも会長もいないから、自分を追い込む相手とか、稽古する相手がいないからどんどん変なクセもついていくし、結局身にならないトレーニングになってしまう。そういうボクサーもいるとは聞いていました。森川:いるんです。森山:そうなんですね。今回『アンダードッグ』っていうタイトルですけど、かませ犬っていう、外から見てかませ犬的に扱われているっていう見方はあると思うんですけど、やってる本人としてはかませ犬だと思ってやっているボクサーは基本的にいないっていう話も聞いたんですけど。森川:それが難しい。どこの会長も恐らく、選手をやめさせるのが一番の仕事なんですよ、もう駄目だよって。映画の中でもありましたけど、それが役割だと思うんですけど。やっぱり事故も起こります、ボクシングですから。あのパンチもらったらお前無理だよっていうのがあるんですけど。選手にとっては職業のひとつじゃないですか。俺の職業、何でお前が決めるんだってことになっちゃうんで。引き際は自分で決めたいんだよ、っていうのはやっぱりすごくある問題で。移籍してもやるっていう人は多いです。森山:それは会長も気持ち汲んじゃいますもんね。森川:そうですね。僕も劇中では、会長の気持ちになって「やめよう、やめろよ」って思ってました。森山:そうですよねえ。人間ドラマをきっちり描かないと「試合で応援してもらえない」森川:『アンダードッグ』を見る限り、僕が一番気をつけていることをやっているなっていうのはありました。「少年マガジン」の読者には、ボクシングファンは多分1割もいないんですよ。だからボクシングを描いても受けないんです。それでどうやるかっていうと、主人公を好きになってもらう、主人公の環境を好きになってもらう、主人公の周り人たちを好きになってもらう。人間ドラマですよね。まずはそこを描かないと、試合が始まっても応援してくれないんですよね。ですから『アンダードッグ』も、試合に行くまでをじっくり描いているじゃないですか。そうそう、そういう描き方しないと、きっと試合では応援してもらえないよなと思って観ていて。それで試合で応援している自分がいるので、「ああ、勉強になったな」って思いながら僕は観ました。――『アンダードッグ』の前半戦では末永の日常を観ていくうちに、共感したという観客が多いようなんですが、ボクサーの日常について先生はどう思われますか。共感というか、そのキャラクターが好きになっていくというか。森川:僕ね、(主人公が)不安で不安で。ダメなやつだな、こいつと思いながら、でもいいとこあるじゃないですか。女性のこと「待ってるから」とか。あれも多分、適当に言ってるんですよ。本気でちゃんと思ってたら…。森山:そこ「最低だね」って言われますからね。そんなに見え透いてるのかなっていう(笑)。森川:不安でしょうがないんですよ。だから、どうなんだろう、こいつ。本当にがんばってチャンピオン目指すのかな。もしかしたら途中で投げ出してもおかしくないですよね。何か不安で。自分にもダメな部分があるから共感はしますけど、「がんばれよ」しかない。森山:「少年マガジン」では性的描写って描けないじゃないですか。今回、逆に言うとすごく盛り込んでるじゃないですか、主要な3人のボクサー全員に。末永は明確なパートナーっていないけれど、ほかのボクサーにはちゃんと彼女や奥さんがいて、性的描写がしっかり出てくるじゃないですか。それってどう思われますか。というのは、末永に関していうと、ボクサーとそれを支える女性っていうことになるんですけど、その描かれ方っていうのが、ともすれば杓子定規に見えることもなくはないかなとおもうんですが。末永の場合は妻(演:水川あさみ)にも逃げられてるし、生活もうだつが上がらない中で何とかやりくりして。デリヘルの女性(演:瀧内公美)と関わって。彼は言葉をしゃべらない、無口なので、セックスをするっていう描写そのものも彼自身の何かメンタルの表れみたいにならないかな、と思いながらやってるところはあったんです。森川:末永は夜の街に流れていったボクサーなので、『アンダードッグ』で性描写はあって当然だと思うんですけれど。息子さんがいるじゃないですか。息子さんと夜の街とのコントラストが素晴らしくて。だから、息子の力強さだとか、清らかさみたいな、唯一の希望のように際立ったところかなと。「お前、息子のためでいいからがんばれよ」って思って観てました。森山:誰にも愚痴も吐けないけど、最終的に(息子の)太郎にだけ愚痴を吐くって言う…。息子に愚痴吐くの、みたいな(笑)。「俺どうしたらいいか、分かんないんだよ」みたいなことを子どもにしか言われへんのかい、っていう(笑)。――晃は知るよしもないんですが、母親がテレビ中継を何度消しても、息子はまたテレビを付けるっていうシーンがありましたね。森川:あのシーン、カッコいいんだよね、息子さんの決意みたいなのがうかがえて。僕はかなりグッと来ましたよ。「続けていったら世界チャンピオンですよ」と森川さんからお墨付きをいただいた森山さんが「撮影に向けて取り組んだこと」などはABEMAビデオで公開中。劇場版『アンダードッグ』前後編は全国にて公開中。配信版は「ABEMAプレミアム」にて独占配信中(全8話)。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アンダードッグ(2020) 2020年11月27日よりホワイトシネクイントほか全国にて【前編】【後編】同日公開ⓒ2020「アンダードッグ」製作委員会
2021年01月30日女優の恒松祐里が、Netflixオリジナルシリーズ『全裸監督』シーズン2(2021年配信)の新ヒロイン・乃木真梨子役に決定したことが12日、明らかになった。山田孝之を主演に迎え、“放送禁止のパイオニア”として時代の寵児となった村西とおると仲間たちの狂乱を描いた『全裸監督』。2019年8月に全世界独占配信されるや否や、キャスト陣の渾身の熱演と痛快なストーリーで一大旋風を巻き起こした。シーズン1で黒木香という運命の女性と出会い、文字通り“全裸監督”として一世を風靡した村西とおるだったが、シーズン2では新たな運命の女性となる乃木真梨子が登場する。頂点に上り詰めたことで少しずつ関係が変化する村西と黒木の前に現れ、村西の新たな創作を刺激する新たなヒロイン・乃木真梨子を演じるのは、子役として様々な作品に出演し、近年では映画『凪待ち』(19)、『アイネクライネナハトムジーク』(19)、『スパイの妻』(20)、そして2021年度前期放送の連続テレビ小説『おかえりモネ』など話題の作品への出演で注目されている恒松祐里に決定した。恒松は「オファーを頂いた時は本当に驚き、沢山悩みました。でも怖いとか逃げたいよりも、やりたい。逃したく無い。が勝ちました。山田さんとお芝居が出来て、素敵なスタッフさん達に撮ってもらえて、ナイスな二人の監督に『はい、オッケー!』と言ってもらえて。。本当に楽しかったです!」と本作へ参加するにあたっての葛藤と、それを超える女優としての決意を語っている。そして、そんな恒松の覚悟と演技について総監督の武正晴氏は「撮影当初、不安を抱えていただろう、当然だ。それが役にマッチしていた。時間が経つにつれ、自信と確信に変わっていく。是非とも観ていただきたい。恒松祐里の挑戦は『全裸監督』の真骨頂である」と太鼓判を押した。シーズン1ではまさに“裸一貫”から業界の風雲児となった村西とおると仲間たちが、続編では一体どんな衝撃を見せるのか。■恒松祐里(乃木真梨子役)コメント私が演じる乃木真梨子は美容部員から「全裸監督」の世界に飛び込む役どころです。実際、私も「全裸監督」に飛び込むことは大きな挑戦でした。オファーを頂いた時は本当に驚き、沢山悩みました。でも怖いとか逃げたいよりも、やりたい。逃したく無い。が勝ちました。私の役は「全裸監督」にしては珍しく普通で個性を出しにくいキャラクターです。最初はどんなに考えても、他の役より味付けが足りない気がして焦っていました。前作の人たちはみんなどこか飛び抜けていたし、私もそうなるべきだと思ったからです。でも違いました。何も無い真っ白な状態が今回の役の個性だったんです。それに気が付いてからは私は私なりに。余計なものは何も纏わず、演じればいいんだと思って挑みました。チャンスと思って飛び込んだ現場。山田さんとお芝居が出来て、素敵なスタッフさん達に撮ってもらえて、ナイスな二人の監督に「はい、オッケー!」と言ってもらえて。。本当に楽しかったです!今は何より「全裸監督」に関われたことを幸せに思っています。■武正晴 総監督コメント「私、やりますよ」と最初に会った時の彼女の言い方が素敵だった。言いきったなと。忘れない。期待しかなかった。撮影当初、不安を抱えていただろう、当然だ。それが役にマッチしていた。時間が経つにつれ、自信と確信に変わっていく。長い撮影期間を見事に彼女は乗り切った。是非とも観ていただきたい。恒松祐里の挑戦は「全裸監督」の真骨頂である。
2021年01月13日映画『百円の恋』を手がけたチームが6年ぶりに集結して描く新作映画『アンダードッグ』が現在公開されている。本作は森山未來、北村匠海、勝地涼らをキャストに迎え、人生に見放されてしまった負け犬たちが出会い、リングの上で己の存在を叩きつけながら、次の一歩を見つけ出そうともがく物語だ。そして本作は、可能な限り不要な説明や過剰な表現を省き、俳優たちの徹底した演技と動き、そして観客の想像力をかきたてる描写で物語が紡がれる“映画館で集中して観たくなる”傑作でもある。前後編4時間超ながら体感的にはあっという間にクライマックスを迎える本作はいかにして生まれたのか? 武正晴監督と森山未來に話を聞いた。本作の主人公・末永晃(森山)は、7年前に日本タイトルマッチに出場するも敗れ、現在は“かませ犬”としてリングにあがり、引退することもできずに深夜のジムでひとり練習を続けている。働いて、誰もいないジムで練習し、負けるとわかっている試合で予想通り負ける日々。そんなある日、晃はプロテストを目指す青年・龍太(北村拓海)や、有名な俳優を親に持つお笑い芸人・宮木(勝地涼)らに出会い、彼らとリングで拳を交える。勝てない、降りるに降りられない、前に進めない男たちの人生が交差する。ボクサーの“日常”を描きたい「最初にシナリオを読んだときに、これに副題をつけるとしたら"ボクサーの日常”だろうと思った」と武監督は振り返る。「ボクシングを見せるのではなく、ボクサーの食生活だったり、試合の前の日は何をしているのか、日常のちょっとしたことを描く……これは嘘をつけないなという恐怖感がありましたね」そこで俳優陣はハードなトレーニングを積みながら、単に試合シーンを撮るためだけの訓練ではなく、ボクサーの日常を描く準備を重ねていった。「演じるまでボクシングのことをよく知らなかった」と語る森山は「だからトレーニングもそうですけど、ボクシングのドキュメンタリーを観たりして、技術より前にまず“ボクサーとして生きる人たちの生き様”を勉強して、それを机上だけで終わらないように実際に稽古をする中で殴って殴られて身体でも感じる中で、“どうしてボクサーとしての人生を選ぶのか?”が身体にどんどん落ちてくる感覚はありました」という。「だから森山さんをはじめとする演者さん、トレーナーさんと慎重に“試合前の晃は何食ってるんだろう? 試合前じゃない日常の晃は何食ってんだ?”って感じで細かなディテールに対する気遣いを大事にしたんです。その上でタイトルにもなってますけど、“アンダードッグ=かませ犬”的な人の日常ですよね。晃はボクシングだけでメシを食えないだろうなと。ひとつの仕事だけでは生きていけない人たちが日本にはたくさんいるわけで、そういう厳しい世界を晃を通して見てみようとしました」(武監督)ボクシングにこだわった人間だけが見せられる“背中”があるふたりが語る通り、本作では登場人物の過去や想いが巧みに絡み合う物語がしっかりと描かれるが、中心に据えられているのは劇的なシーンではなく、繰り返される“晃の日常”だ。それを彼らは最小限のセリフと、細部まで気を配った演技陣の動きや仕草、カメラのちょっとした動きと空気感で描き出していく。武監督が「すごく単純な日常ではあるんですけど、その中で同じことはしないで、変えられるところは変えるという演者と撮る側の緊張感はありました」と語ると、森山も「それが特殊な出来事ではなくて、“日常である”ことをすごく大事にしていたのかもしれない」と説明する。「晃はすごく落ちぶれてるヤツでもないし、ボクシングにおいては“かませ犬”だからヤサグレているとか……そういうことじゃないと僕は思ってたんです。晃がタイトルマッチをやってからは7年が経って、いまが35歳だと考えると、ボクサーとしてのピークはずっと前に過ぎていて、それでもまだボクシングをやっている。その段階でどのぐらい“くやしさ”だったり“くすぶり”を具体的に持ってるかと考えると……そんなに持ってないんじゃないかと思ったんです。ボクシング指導の松浦さんも仰ってたんですけど、真夜中にジムに行く選手はいるそうなんですよ。負けが続いてきて、昼間にジムに行くことがツラくなってくる。だから、誰もいなくなったジムにひとりで行って何となく練習する。でもトレーナーがついてないと追い込みきれないし、変なクセがついてしまって悪いスパイラルに陥ってしまう。でも、晃はそんな状況さえも“日常”として過ごしてしまっている。そこを大事に演じていったように思います」武監督は、そんな晃の日常のちょっとした動きや表情をもらすことなく捉えている。劇的に訪れる敗北ではなく、ずっと前に訪れた敗北が日常として続いている感覚。しかし、男たちはそこから立ち上がり、リングに向かうのだ。「この映画では森山さん、北村さん、勝地さんにどれだけカメラが近づけるかがポイントだった」と語る武監督は、男たちの“背中”を描くことにこだわった。「今回はボクサーの“背中”を撮りたかった。ボクサーの背中をお客さんに見せたいし、森山さんの背中を見た時に、これを撮りたいと思ったんですよね。プロボクサーの象徴は“背中”だと思うんです。筋トレでは出せない、ボクシングにこだわった人間だけが見せられる“背中”があると思うんですよ。そこにどうやってカメラが入っていくのか? 映画の前半の晃の背中はまぁ良い背中じゃないんです(笑)。それが進んでいくとどう変化していくのか……そのコントラストですよね」『アンダードッグ』は映画館でお客さんと一緒に観る映画俳優たちは、セリフや劇的な展開ではなく動きや立ち姿、そして背中で感情を観客に伝えていく。「表情だけで上手に表現される方もいらっしゃるとは思うんですけど、僕は顔だけ切り取られるよりも全身で表現できる方がやりやすかったですね。最初は、晃はすごく無口だから、行動とかキャラクターにクセみたいなものをつけられないか考えたりもしたんですけど、結局、そういうものは見つからなかったし、そういう“寄る辺”みたいなものがない方が、しんどいけど、無口なりに相手によって自分の違う角度を見せることができるかもしれないと思ったんです」(森山)黙々と働き、練習し、リングの上でしのぎを削る男たち。そこには説明はない、言葉で無駄な解説はしない。しかし、これまで人気を得たボクシング映画がすべてそうであるように、本作も観る者が彼らの背中を追い、試合の結果に関係なく、男たちの“勝ち負け”に想いをはせることができる作品になった。「ラストの試合は、撮影に来てくれた1000人のエキストラの方の力が大きいですよね。実際に試合を観ているような熱があって、おのずと拍手が起こり、試合の結果に関係なく盛り上がってくれた。改めて"観客ってありがたいなぁ”と思いましたし、試合が終わった時に晃が何をするのか? そこをこの映画で一番見せなきゃいけないところだと思いました。あれはリングの上にいる晃ひとりではできることではなくて、対戦相手もいて、セコンドがいて、観客がいるからできることだと思うんですよね」(武監督)「晃はかつてやったタイトルマッチに心と身体を置いてきたままになったいるわけですけど、その男が改めてボクシングに向き合う。それは現在の自分を確かめていく時間でもあったと思うんですよ。だから試合が結果がどうであれ、これまでは試合の“勝ち負け”に感情が動ききらなかった男が、その結果をちゃんと受け入れていく。いま自分自身が立っている位置をちゃんと見つめることができる。そんなイメージはありましたね」(森山)リングの上の男たちと、不特定多数の人間が同じ空間に集い、双方の熱が伝播し合って高まっていく。この映画のクライマックスは、映画館で観ることでより熱が伝わるはずだ。「東京国際映画祭で上映された時に客席の温度が少しずつ上がっていくのがわかったんですよ。そこで改めてこの映画は映画館でお客さんと一緒に観る映画だなと思いましたね。今回は試合を客席で観ている感覚になるように音の設計にもこだわったし、そういう撮り方もしたので、こういう状況ではあるんですけど映画館でみんなで観てもらえるとうれしいですよね」(武監督)『アンダードッグ』前・後編公開中
2020年12月04日映画『ホテルローヤル』(11月13日公開)の初日舞台挨拶が13日に都内で行われ、波瑠、松山ケンイチ、安田顕、友近、武正晴監督が登場した。同作は2013年に第149回直木賞を受賞し、累計発行部数85万部を超える桜木紫乃の自伝的代表作の実写化作。北海道の釧路湿原を背に建つラブホテルを舞台に、ホテルと共に大人になっていく一人娘・雅代(波瑠)の目線から、ホテルを訪れる人々や従業員、経営者家族それぞれが抱える人生の哀歓をやわらかく描く。舞台挨拶は無観客で行われ、全国23館にライブビューイングで上映された。松山と安田がカメラ越しに観客に呼びかけたりするなど、反応が感じられない中でも盛り上げようと努める様子も。波瑠は「お客さんの前でできないという寂しさもすごくあり、何言っても滑るみたいな感じありますが、こういう機会だからこそカメラを通して、いつもより多くのお客さんに同じ時間で届けば」と期待した。クライマックスのシーンについて聞かれた波瑠は、「あんまりあれこれ言っても、そうだなあ……」と悩みつつ、「覚悟があって。私も着衣を脱いだりするんですけども、お風呂入る時とかに服を脱ぐ感じって、絶対に自分しか知らないじゃないですか。そのクセをたくさんの人に見れあってる気がして恥ずかしいなって一瞬思いました」と振り返る。「けど、そういうちょっとしたところに人間臭い感じとかが、一緒に出てくれればいいなと思って。別に恥とかは基本的になく、その時間に身を委ねていたという感じです」と明かした。そのシーンを一緒に作り上げた松山は「淡々とやれたような気がするんですけど、印象的なセリフっていうのがたくさんあって、僕にとって未だに忘れられないセリフがそのシーンにあったんです」と語る。「原作にも書いてあるその言葉が僕ら2人の緊張感、空気感になったのは間違いない。セリフに助けられた、セリフに感化されたところはすごく大きかった気がしますね。楽しみにしていてください」とメッセージを送った。
2020年11月13日森山未來、北村匠海、勝地涼ら豪華キャストを迎えた、『百円の恋』の武正晴監督の最新作『アンダードッグ』。ボクシングにしがみつくことしかできない森山さん演じる主人公を中心に、人生から見放された3人の男たちの生き様を描いた本作から、石崎ひゅーいが書き下ろした主題歌「Flowers」の映画版ミュージック・ビデオ(MV)が解禁された。一度掴みかけたチャンピオンの道からはずれ、無様な“かませ犬”としてリングに立ち続けているどん底ボクサー・末永晃(森山未來)と、才能を期待されながらも過去に秘密を抱える若きボクサー・大村龍太(北村匠海)、大物俳優の二世タレントでバラエティ番組の企画のためにボクシングをすることとなった芸人ボクサー・宮木瞬(勝地涼)といった、3人の負け犬たちが人生の再起を賭け戦う人間ドラマを描いていく本作。主題歌に起用された石崎さんは、武監督の“普通だったら映画の主人公になり得ない、世間の誰にも相手にされない奴がクライマックスにリングの上で光を浴びるストーリーを作りたい”という想いを受けて楽曲「Flowers」を書き下ろした。解禁された映画版のMVは、不格好ながらも懸命に咲こうともがく3人の姿と、彼らの心の叫びを代弁するかのような歌詞、そして背中を後押しする石崎さんの力強い歌声が共鳴し合い、観るものの胸をふるわせる仕上がりとなっている。また映像には、予告映像では見ることのできなかった初公開の本編シーンも満載。顔つきを変え、ヒートアップしていく男たちの姿に注目。主役の末永晃を演じた森山さんも、「“ハードボイルド”や“滅びの美学”が成立しない、今の時代だからこその地に足の着いたリアルな物語です。負け犬、かませ犬と呼ばれながらも、いつかはこの世界から抜け出そうと思うものの、負け続ける。そんな生き方を選ばざるを得なかった人たちが、自分は負け犬であると認め、受け入れることで新たな人生を始める。ボクシングのように重心を下に置いた、心に響く映画だと思います」と、重厚なドラマが展開する本作の魅力を熱弁している。劇場版『アンダードッグ』【前編】【後編】は11月27日(金)よりホワイトシネクイントほかにて同日公開。配信版『アンダードッグ』は2021年1月1日(金・祝)よりABEMAプレミアムにて配信開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アンダードッグ(2020) 2020年11月27日よりホワイトシネクイントほか全国にて【前編】【後編】同日公開ⓒ2020「アンダードッグ」製作委員会
2020年11月10日俳優の北村匠海が31日、東京国際フォーラムで開催された「第33回東京国際映画祭」(TIFF)オープニングセレモニーに登壇した。今年のオープニング作品に選出された『アンダードッグ』に出演する北村は、「数年ぶりに映画祭に来させていただきました。オープニングに選ばれたことをとても光栄に思っています」とあいさつ。ボクサー役について、「格闘技をやったことが一度もなく、ただ、見るのは大好きだったので、ボクシングの話だと聞いたときに率直にぜひ挑戦したいと思いました」とオファーを受けたときの心境を明かした。本作は、人生から見放された3人のボクサーの物語。過去のささやかな栄光が忘れられず“かませ犬(=アンダードッグ)”になり果てた今も、ボクシングにしがみつく事しかできない崖っぷちボクサー・末永晃を森山未來、児童養護施設で晃と出会いボクシングに目覚めるが、過去に起こした事件によって将来に暗い影を落とす若き天才ボクサー・大村龍太を北村匠海、夢も笑いも半人前な芸人ボクサー・宮木瞬を勝地涼が演じた。北村は、約1年前から体づくりをしていたと言い、「とにかくボクシングで落とそうという意識で、ひたすらボクシングを。家に帰ってもシャドーをして」とボクシング漬けの日々を回顧。また、「リアルな試合を見て、インスピレーションを受けながら理想の体に近づけていきました」と明かし、「試合のシーンの前日は、本当のボクサーの方の食生活と体を追い込むトレーニングをやってしましたし、僕たち3人、ギリギリな顔で常に戦っていました」と振り返った。北村のほか、共演の瀧内公美、武正晴監督、脚本の足立紳氏、プロデューサーの佐藤現氏も登壇。スケジュールの都合で、主演の森山未來は中継で参加した。「東京国際映画祭」は、国際映画製作者連盟から公認を受けた国際映画祭。今年は、10月31日~11月9日に東京・六本木ヒルズ、EXシアター六本木ほかで開催する。新型コロナウイルスによる制約の下で、映画館での上映を基本にしつつ、シンポジウムやゲストのトークなどにオンラインも活用する。また、昨年まで実施していた「コンペティション」「アジアの未来」「日本映画スプラッシュ」の3部門を統合し、「TOKYOプレミア2020」として展開。全作品を対象に観客が投票する「観客賞」を設けている。
2020年10月31日第33回東京国際映画祭のオープニングセレモニーが10月31日、東京・有楽町の東京国際フォーラムで行われ、本年度のフェスティバル・アンバサダーを務める俳優の役所広司らが出席した。また、最新作『TENETテネット』が日本でも大ヒットを記録したクリストファー・ノーラン監督からビデオメッセージが到着。「映画を観る喜びを再認識し、映画の未来への希望の光を灯す」「映画を通じて国際的な連帯を強める」「コロナ後の映像文化についての考察を深める」という3つの目的を掲げ、開幕を迎えた。新型コロナウィルスの感染拡大が続くなか、各国の映画祭が中止や延期、縮小といった影響を受ける中、実施される今年の東京国際映画祭。上映作品の総タイトル数は、例年に比べて約3割減となったが、映画館でのフィジカルな上映を基本とし、感染症対策を十分講じながら、シンポジウムやゲストのトークなどにオンラインも活用した多様なプログラムを通して“映画の力”の結集を目指す。挨拶に立った安藤裕康チェアマンは「新型コロナウィルスの苦境が続くなかで、今年の春から開催すべきか悩み続けました」と明かし、「困難の中にありますが、映画の力を信じ、未来への灯を燃やし続けたい」と強い思いを表明。「感染症対策に万全を期しながら、リアルで開催しようと決意した」と映画祭の開幕に感無量の面持ちだった。また、“映画祭の顔”である役所は「今回の映画祭開催は、今までと違う形ですので、準備する実行委員会の皆さんの苦労はとても大変だったと思います」と労をねぎらい、「大きなスクリーンで映画を観られるのは、映画ファンにとって、最高のプレゼントだと思います。気の抜けない開催期間だと思いますが、コロナ禍での映画祭開催っていうのは、今後に生かされるんじゃないかと思います。みんなで知恵を絞って、映画祭を続けられるように頑張っていきたい」と意気込みを語った。昨年まで実施していた「インターナショナルコンペティション」、アジアの新鋭監督を集めた「アジアの未来」、日本映画の気鋭作品をそろえた「日本映画スプラッシュ」の3部門が、「TOKYOプレミア2020」という1部門に統合されることに。日本、アジア、欧米といった地域のバランスは保ちながら、従来のコンペ部門の選定視点も残し、32本のプログラムを予定。各賞を競う形式ではなく、その中の全作品を対象に観客が投票する「観客賞」が設けられた。加えて、例年通り「特別招待作品部門」「Japan Now部門」「ワールド・フォーカス部門」「ジャパニーズ・アニメーション部門」「日本映画クラシックス部門」「ユース部門(TIFFチルドレン/TIFFティーンズ)」の実施も決定している。●クリストファー・ノーラン監督からのメッセージ皆さん、こんにちは。『TENET テネット』の監督、クリストファー・ノーランです。今年の第33回東京国際映画祭の開催、おめでとうございます。このような厳しい時期に、皆さんが大きなスクリーンで映画を観ることを称え、そして、楽しむ道を見出してくれたことは、私にとって、そして、世界中の映画製作者にとってインスピレーションの源となります。そして、映画を観ることの感動、さらには大きなスクリーンで映画を楽しむことのワクワク感を大切にすることは、日本の映画ファンのみならず、世界中の映画ファンの心を躍らせてくれるものです。改めて、おめでとうございます。そして、映画祭を楽しんでください。■開催情報「第33回東京国際映画祭」期間:10月31日(土)~11月9日(月)会場:六本木ヒルズ、EX シアター六本木ほか公式サイト: オープニング作品:『アンダードッグ』(武正晴監督)クロージング作品:『HOKUSAI』(橋本一監督)「TIFFCOM2020」期間:11月4日(水)~11月6日(金)会場:ザ・プリンスパークタワー東京公式サイト: TIFF
2020年10月31日『百円の恋』「全裸監督」の武正晴監督が、森山未來、北村匠海、勝地涼をキャストに迎えた最新作『アンダードッグ』から、ボクシングシーンのメイキング映像が解禁となった。はじめに映し出されるのは、一度掴みかけたチャンピオンの道からはずれ、どん底に落ちながらもボクシングにしがみ付く主人公・末永晃を演じた森山さん。俳優のみならずダンサーとしても国内外での活躍の場を広げる森山さんは、持ち前の身体能力の高さに加え、クランクインの1年前からはじめたストイックなトレーニングを経て撮影に参加。本映像では、本番カメラが回っていない間も黙々と筋トレに励み、またミット打ちの練習シーンでは迫力のあるパンチを打ち込んで鈍い音を響かせたりと、晃が憑依したかのように終始真剣な表情で撮影に挑む森山さんの姿が捉えられている。続く映像は、児童養護施設で晃と出会いボクシングに目覚める若きボクサー・大村龍太に扮した北村さんの本番直前のメイキング。ボクシングの才能にあふれる役柄にリアリティをもたせるため、徹底した体作りを行った北村さん。本作の撮影は、10月30日(金)公開の主演作『とんかつDJアゲ太郎』の撮影の後だったこともあり、本作のクランクイン前に体重を8kg落として挑んだという。『百円の恋』に続き本作でもボクシング指導を担当した松浦慎一郎とともに、瞬発力のある龍太のステップを細かく確認しながら、スピード感溢れるシャドーボクシングを披露。最初は強張った表情を浮かべていた北村さんだが、松浦さんより「いいね!OKです!」と声が上がると「ちょっとホッとしました…」と笑顔をこぼす姿も収められている。最後を飾るのは、大物俳優の二世タレントで、鳴かず飛ばずの芸人ボクサー・宮木瞬を演じた勝地さん。チャラさを表す一方で、“親の七光り”という汚名返上を誓い、自らの存在を証明するかのようにボクシングに打ち込むギャップが見せどころとなる宮木。ジムの先輩役であり、プロボクサーかつトレーナーライセンスも取得している「ロバート」の山本博との撮影では、武監督や松浦さんに動きを確認し、汗だくになりながらも、劇中さながらトレーナーとボクサー二人三脚で、宮木らしいボクシングを組み立てていく様子が切り取られている。武監督は撮影をふり返って「森山未來さんの身体能力は素晴らしく、彼がいなければ成立しなかった作品です。晃はプロボクサーという設定がありますから難しかったと思いますが、あれだけ動ける人は稀です。北村匠海君の運動神経と反射神経には驚かされました。勝地涼さんの練習したアッパーカット宮木スペシャルは練習の成果が出ていました」と、役に全てを注ぎ込んだキャストたちを大絶賛している。また、「彼らの献身的なトレーニング姿は我々スタッフの力となり、作品の推進力となっています。そのため、タイトル『アンダードッグ』が『負け犬』という意味ではなく、人間の持つ底力、人間力の可能性を知らしめるタイトルへと変貌する作品に仕上げることが、僕の使命だと考えています」と監督自身も意気込むほどで、それぞれの身体を張った演技がスクリーンにどのように生きていくのか、ますます期待が高まるばかりだ。劇場版『アンダードッグ』【前編】【後編】は11月27日(金)よりホワイトシネクイントほか全国にて同日公開。配信版『アンダードッグ』は2021年1月1日(祝・金)よりABEMAプレミアムにて配信開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アンダードッグ(2020) 2020年11月27日よりホワイトシネクイントほか全国にて【前編】【後編】同日公開ⓒ2020「アンダードッグ」製作委員会
2020年10月27日