日本では、なぜか残業している人が評価される傾向にあるため、つい長時間労働をしてしまいがち。『Vorkers』の調査で、平均的な日本人は月に約47時間も残業していることがわかっています。残業は、あまり多いとうつや不眠につながり、心や心が悲鳴をあげるケースも……。では、残業時間を短くするにはどうすればいいのか?残業を増やしている原因が上司にあれば、そこをなんとかすることが先決です。そこで、『@DIME』で「あるあるビジネス処方箋」を連載しているジャーナリスト・吉田典史さんに、ダメ上司のパターンごとにベストな対処法を教えていただきました。■1:定時に帰ると「あいつはやる気がない」と評価を下げてくる上司の場合いちばん厄介なのが、残業しないと評価してくれない上司。もし上司がこういうタイプだったら、「自分とは違う人間なんだ」と思って、あきらめるという選択をした方がいいそうです。吉田さんは、「そもそも上司や会社に期待してはいけない。期待をするから、余計なストレスになってしまう」といいます。上司と残業の考え方が違うと思ったら、理解を求めないで、深入りを避けましょう。■2:業務量が多いのに減らしてくれない上司の場合残業は、むちゃくちゃな業務量のせいで発生するケースも少なくありません。なのに、上司が業務量を減らそうとしてくれない……。こういったケースでは、「精いっぱいがんばりますので、●●までにせめて派遣社員でいいので人員を増やしてほしい」と交渉することが重要だそうです。吉田さんによると、「我慢する、喧嘩するのは絶対にNG。忙しくてイライラしても、上司とぶつかってはいけない」とのこと。第三の道「交渉」を選択してください。そもそもこれは、上司に「ひとりでも仕事をできる」と認識されている、もしくは上司にとって都合のいい存在、便利なやつだと思われていることが原因。交渉しないと、「あいつが勝手にひとりでやっている」といわれてしまいます。まずは自分のキャパオーバーであることを受け止めて、ギブアップをしましょう。これは決して恥ずかしいことではありません。そして、上司と繰り返し交渉しましょう。「理解のない上司とは距離をとったほうがいいが、おべっかではないけど、うまくコミュニケーションをとることが大事」なのだといいます。■3:よくわからない理由でやりなおしを何度もさせて仕事を増やしてくる上司の場合資料の修正指示が多すぎて、残業がやたらと発生してしまうケースもよくあります。もし、上司が何度もやりなおしを指示してきたら、「最初はいわれたことをちゃんとやりましょう。次に、距離をとろうとしてください。三回目、四回目の修正になってきたら、すぐに応じないように。考えるふりをする、もしくはうつむいて黙ってしまいましょう。というのも、それで徹夜したとしても誰もほめないからです。大切なのは、防波堤をつくること。ちょっとでも危機を感じたら、ひとりで抱えこまないで、困っていることを同僚に相談してください。もちろん、社外で。雑談を含めて事実のみを話しましょう。そして、早い間にダメ上司について噂を拡げていってください。こういった上司は個人プレーが多いので、周りから責めることが効果的なのです。周囲を味方につけましょう。自分の味方が増えてきたら、さらにその上と上司と同僚とランチに行くとよりよいです」と吉田さんはいいます。コロコロと指示が変わるのは、明確な考えがなく、経験もないからだそうです。だから、考える力が浅いということ。なのに、「自分が偉い」「自分が正しい」と思っているので、深く話し合うことは無理なのだそうです。そのため、論破してねじふせる行為もNG。権限を持っている人とは戦わない、その上司に振り回されて疲労してしまった、という弱々しい姿を周囲に見せて、その上司がいかにダメ上司かをアピールして、こらしめましょう。その上司も、「あいつには人脈がある」と感じると静かになっていきます。■4:自分の発言を忘れて無駄なやりとりを発生させる上司の場合やらなくてもいい仕事のせいで残業になってしまうケースも多いですよね。もし上司が自分の発言をおぼえていないタイプだったら、頭にきても、その上司と同じ土俵に上がらないようにした方がいいそうです。「いった」「いわない」のやりとりは絶対にしない。かわいくない部下を演じるのが正解なのだとか。具体的には、「いやんなっちゃう」「いつまで続くんだ」「くだらない」などと独り言をしまくって、露骨にため息をつき、迷惑がっているパフォーマンスをしてみてください。こういった上司は、自分では自分のことをまともだと思っているそうです。よって、電車の中で変な人を見かけたときと同じ対応をするといいのだとか。■5:いままでやったことがないような無理難題を押しつけてくる上司の場合最後は、無理難題を押し付けてくる上司の対処法です。吉田さんによると、「あいつならできるだろう」と思われているから狙われるのだそうです。さらに、「無理難題は、孤立している人がやられやすいです。こういった仕事をひとりでしていると、情報砂漠になりやすい傾向もあります」といいます。そのため、まずは隙をつくらないようにすることが大事です。そして、とにかく周囲に無茶苦茶な仕事を任されていることを説明して、複数の人に協力してもらうための行動をとった方がいいとのこと。絶対に一人で抱え込まないで、とにかく横の交流を作って、味方を増やしてみてください。*どれも、「なるほど!」と納得してしまう有益なアドバイスばかりでしたね。もし、上記1~5のような上司のせいで残業しているとしたら、ぜひ吉田さんのアドバイスをチャレンジしてみてください。プライベートとのちょうどいいバランスで、仕事のパフォーマンスは高まるもの。ぜひ我慢も喧嘩もしないで、うまく上司を攻略していきましょう。(文/水野渚紗)【取材協力】※吉田典史・・・ジャーナリスト。主に経営・社会分野で記事や本を書く。著書に『封印された震災死』(世界文化社)、『震災死』『あの日、負け組社員になった…』(ダイヤモンド社)、『非正社員から正社員になる!』(光文社)、『悶える職場あなたの職場に潜む「狂気」を抉る』(光文社)など、多数。近著に『会社で落ちこぼれる人の口ぐせ 抜群に出世する人の口ぐせ』(KADOKAWA/中経出版)も好評発売中。【参考】※あるあるビジネス処方箋-@DIME
2015年12月13日リージャス・グループは8日、「ビジネススタイルに関する調査」の結果を発表した。対象は、100カ国以上のビジネスマン約4万4,000人。○1週間の平均残業時間、「2~4時間」が最多に「いつ残業するのが多いか」を聞いたところ、世界平均では「特に決まっていない」(28%)が最多となった。次いで、「月曜日」(16%)、「火曜日」(10%)と続いた。日本では、「特に決まっていない」(52.1%)が最多となった。以降、「月曜日」(11.5%)、「金曜日」(9.4%)と続いた。1週間の残業時間を質問したところ、世界平均では「2~4時間」(19%)が最多となった。次いで、「4~6時間」(17%)、「6~8時間」(15%)と続いた。日本においても最多は「2~4時間」(24.8%)だった。以降、「1時間以下」(16.3%)、「4~6時間」(13.9%)と続いた。
2015年12月10日厚生労働省は24日、「過重労働解消相談ダイヤル」と「労働条件相談ほっとライン」の相談結果を発表した。それによると、長時間労働・過重労働、賃金不払残業、休日・休暇について、計1万7,276件の相談が寄せられた。○長時間労働でうつ病、自死した人も相談件数の内訳は、「過重労働解消相談ダイヤル」が488件(2015年11月7日)、「労働条件相談ほっとライン」が1万6,788件(2015年4月1日~11月7日)。主な相談内容は、「賃金不払い残業」が1,468件、「休日・休暇」が1,406件、「長時間労働・過重労働」が926件となっている。特に深刻なものとしては、「食料品の製造(製造業)。毎日午前6時から翌日午前2時くらいまで働いており、1カ月200時間を超える残業をしているが、労働時間が管理されておらず、残業手当は一切支払われない。また、定期健康診断も実施されていない。事業場内では、長時間労働によりうつ病を発病し、自死した労働者もいるようだ」(50代、労働者)といった相談がみられた。同省は、寄せられた相談のうち、労働基準関係法令上、問題があると認められるケースについては、労働基準監督署に情報提供を行い、監督指導を実施するなど、必要な対応を行うとしている。同省労働基準局監督課は「法令違反に当たるものについては、当然指導していかなければいけない。ただ、法令違反ではないものについては、指導が難しい部分もあるため、法令の周知・啓発をしっかり行っていく」と話している。
2015年11月25日長時間労働に慣れている私たち日本人にとって、残業はほとんど当たり前のもの。でも一方で、安倍政権は新たな成長戦略として“残業代ゼロ法案”を出し、すでに閣議決定されています。「施行されると、経営者が有利になるのではないか」「サービス残業までが合法化されるのではないか」などと問題視する人も少なくありません。では、他の国ではどうなのでしょう。国によって、長時間残業する国もあれば、あまり残業しない国もありそうですよね。そこで今回は、他国の残業事情は日本とくらべてどうなっているのか、イギリスの新聞『The Guardian』を中心に調べてみました。■1:日本では残業の上限が月45時間までと決まっている労働基準法では、週40時間を超える労働は、労使協定があれば残業と認められます。その場合の残業代は、一般的には1時間につき、通常の労働時間の時給×1.25倍。ただし残業は、月45時間までと決められています。また、会社によっても規定は違いますし、管理職になると、残業が認められないケースもあります。それに来年「残業代ゼロ法案」が実施されると、日本人の働き方は相当変わるでしょう。残業代が出ないのですから、早々に帰宅する人が増えるかもしれません。これに対して、まったく逆の流れになってきている国がアメリカです。■2:アメリカでは残業代をもらえる層が限られているアメリカのオバマ政権は、残業代を受けられる人の数を500万人増やすと発表して、産業界の猛反発を買っています。実はアメリカでは、残業代をもらえるのは週給455ドル(約5万5千円)以下の低所得層だけで、それ以上の収入がある管理職や専門職の人たちは、残業しても賃金はもらえません。しかし、そういう人たちのなかにも貧困レベルにある世帯があると指摘されているため、いま政府は、週給970ドル(約11万8千円)以下の人たちまで残業代が支払われるように要求しているのです。ですからアメリカでは現在、週給455ドル以下の労働者のみが、週40時間以上働いたときに残業手当を受けられます。残業代は1時間につき、勤務時間の時給×1.5倍で、何時間でも残業していいことになっています。つまり日本とは逆の発想になっているわけで、私たち日本人としては、アメリカの今後の成り行きが気になるところです。■3:中国では週40時間以上の労働は残業と認められるでは、中国ではどうでしょう?中国では1日8時間以上、もしくは週40時間以上の労働は残業と認められ、1時間につき通常の勤務の時給×1.5倍の残業代が支給されます。ただし残業は月36時間、週9時間までと決められていますし、管理職でも上位の人は残業が認められていません。中国が他の国と違うところは、週末の残業代が1時間につき、通常の労働の時給×2倍、もしくは、その週のうちに1日休暇が取れることです。祝日に働いたら、普段の3倍の時給になるというのですから驚きですね。休日の残業に関しては、中国は他のどの国より、かなり待遇がいいといえます。■4:イギリスでは週48時間以上の労働が禁止されているさあ、次は別の意味で驚きの国、イギリスです。というのも、「残業ってなに?」という声が聞こえてきそうなほど、イギリスには残業がないのです。そしてよく働いた人には、残業代ではなく追加の休暇が与えられるのだそうです。また、週48時間以上働いてはいけないことになっています。■5:フランスでも週48時間以上の労働が禁止されているフランスでは週35時間以上の労働になると、残業代が出ます。残業代は、8時間までなら1時間につき通常の時給の1.25倍となり、8時間を過ぎると、1.5倍になります。ただし、フランスだけが1日10時間しか働いてはいけないことになっているのです。団体協約があれば12時間まで働けますが、基本的には週48時間以上働けません。さすがに、バカンスを長期に取ることで有名な国ですね。労働時間そのものが、他の国より短いといえるでしょう。■6:カナダでは州によって残業制度が異なっているカナダでは、州によって残業制度は違います。労働時間も週40時間まで認められているところと、週44時間のところがあります。プリンス・エドワード島では、週48時間以上働いたら、残業と認められます。ある地域では、残業代は1時間で通常勤務の時給×1.5倍ですが、ある地域では、残業代は定額で決まっていて、時給12.38ドルと決まっています。どうでしょう?6ヶ国を比較してみると、想像通りの国もあれば、思いもよらない残業規定の国もありました。どの国もそれぞれによい点、悪い点があったのではないでしょうか?どの国の働き方が理想的だと感じましたか?(文/和洲太郎)【参考】※Working overtime hours across the world: how does the US compare?-The Guardian
2015年07月16日ヴォーカーズは7月15日、調査レポート第17弾として、「やる気と残業の切れない関係」を発表した。同調査は、就職・転職のための社員によるクチコミサイト「Vorkers」に投稿された社員クチコミのデータから、「社員の士気」と「月間平均残業時間」に着目し、その関係性を調査したもの。Vorkersに寄せられたクチコミデータをもとに、各企業の「月間平均残業時間」を5時間ごとにグルーピングし、そのグループ内の「社員の士気」(5段階評価)の平均値をグラフにした。結果、「士気の高さ」と「残業時間の長さ」に相関関係があることがわかったという。具体的には、残業100時間までは「士気の高さ」が緩やかな上昇傾向だが、100時間を境に急上昇している。これにより、同社は「月間100時間以上の残業が求められる環境においては、より高い士気が必要とされる傾向がある」、もしくは「士気が高いがゆえに、残業時間が100時間を超える」といった状況があると分析している。まず、残業100時間以上で士気が高い「ヒートアップ型企業」の第1位となったのはオープンハウスだ。同社社員の士気が5段階評価中4.5と高く、モチベーションに関するクチコミを見てみると、「評価制度は売上と直結している。かなり公正に結果で評価されている(男性)」といった声が見られるという。また、同じく不動産業界で第5位のセキスイハイム東北も「1件の契約ごとに給与とボーナスでプラスになるので仕事のモチベーションは高めることができます(男性)」と、自身が達成した成果に対して明確な評価や報酬がある点が長時間残業をいとわない高い士気につながっていることが見受けられるという。一方、月間平均残業時間が40時間以下で「社員の士気」評価平均が高い企業のクチコミを見ていくと、企業側の制度作りと社内の風土がワークライフバランスのメリハリにつながっていることが明らかになったという。例えば、ランキング第1位の三井不動産の女性社員からは「有給も取りやすく長期休暇もきちんと取れます。リフレッシュ休暇なども勤続年数ごとにあります。家族旅行など毎年恒例にいく事も可能のようです」といったクチコミが、第9位のオリエンタルランドの女性社員からは「私用で残業できない・終電に間に合わないなどの事情があるキャストは、すんなりと帰らせてもらえる。事情があって残業できない人間が、肩身の狭い思いをしない空気があった」といったクチコミが上がっている。
2015年07月16日アディーレ法律事務所はこのほど、2015年2月より期間限定で実施していた「残業代請求の完全成功報酬制」を、今後は通常のサービスとして提供すると発表した。2015年4月3日、労働基準法の改正案が閣議決定された。この中には高収入の専門職を対象に労働時間ではなく仕事の成果で評価をするいわゆる「残業代ゼロ法案」が含まれており、長時間労働に対する歯止めがかからなくなるとして、日本弁護士連合会をはじめ、反対の声が多数上がっている。アディーレは、残業代の請求を安心して弁護士に相談できるように、弁護士費用を後払いとする「残業代請求の完全成功報酬制」を2015年2月に開始し、4月にはキャンペーン期間を1カ月延長していた。期間中は多くの人から相談を受け、サービス残業に関する悩みを抱えている人が大勢いること、気軽に相談・依頼できる環境が必要なことを実感したため、残業代請求の完全成功報酬制を通常のサービスとして導入し、今後も提供することを決定したという。残業代請求の完全成功報酬制では、残業代の請求や不当解雇で依頼した場合、会社から金銭を獲得できるまでは、弁護士費用を請求しない。相談料や着手金はもちろん、依頼中の実費、労働審判や裁判に移行した際の追加着手金も全て無料となる。受付は電話または特設ページまで。
2015年05月07日残業が続くと、疲労やストレスが溜まってしまうものだと思います。睡眠不足が続くと不眠がちになってしまい、健康にもよくありません。自分や部下がぐっすり眠れるよう、管理職が率先して、残業を削減できる方法を考えてみましょう。残業は部下の睡眠不足や離職を招く仕事が忙しいと勤務時間が増えてしまいますが、あなたの会社では、残業対策をしていますか?残業が慢性化すると、自分の仕事がある社員はもちろん、そうでない場合でも仕事をしないといけない雰囲気が蔓延してしまいがちです。残業時間軽減を目的に、自分の仕事が終わったらすぐに帰るよう、部下に指示を出す管理職の方もいると思います。しかし、人間関係の輪を乱すのではないかと不安に感じ、なかなか言い出せないケースも珍しくありません。部下という立場は、残業時間が長くなるとストレスを抱えてしまうとか、不眠がちになってしまうといった可能性があります。すると、業務のパフォーマンスが落ちたり、仕事が大変なせいで退職したりするかもしれません。残業時間軽減への取り組み事例部下の作業能率の低下や離職率の上昇を防ぐには、残業を少なくすることが大切です。そこで、部下が早く帰れる職場を作るためには、まず残業をさせない空気を作ることがポイント。そのために、どのような対策が行われているか、いくつかの事例を紹介します。厚生労働省『時間外労働削減の好事例集』によると、「従業員間の労働時間平準化」や「残業の事前承認制度」、「従業員の能力開発」を実施する職場が多いです。また、「ノー残業デーやノー残業ウィークの導入」により、早い時間に帰宅するよう促すケースもあるといいます。残業対策に取り組む職場ほど、実労働時間の短縮に成功しているようです。そのため、管理職や経営陣の方は、早急に残業を削減できるように手を打ちましょう。残業時間削減に取り組んで健全な職場を作ろうあなたの職場は残業時間が多いでしょうか?もし、残業が多いのに何も取り組んでいない場合、心身ともに負担が増え、ぐっすり眠れない日々が続いているかもしれません。その結果、睡眠不足に悩まされる従業員が増え、職場の空気が悪くなってしまうことも考えられます。今回ご紹介したように、残業時間削減対策は、一定の効果が見られるものもあります。残業が慢性化している職場は、決して少なくありません。全員が定時に帰れる職場を作るには、管理職や経営者側から、積極的に残業時間削減に向けて整備を進めることが一番です。きっと、従業員も充分な睡眠時間を確保でき、健全な職場になるはずです!
2015年04月30日毎日のように残業続きでは、身も心も疲れ果てて弱ってくるもの。今回はマイナビニュース会員のうち男女300名に、残業を減らすために工夫していることについて尋ねた。たまには定時で帰るぞ! という意気込みで参考にしてほしい。Q.残業を減らす工夫があれば教えてください■タスク管理とスケジューリング・「前日もしくは当日の朝に、その日にやる業務を書き出し、優先順位を付けること……それだけでも効率を上げられる」(33歳男性/マスコミ・広告/クリエイティブ職)・「定時内で終わらせる前提で、逆算して仕事の段取りや優先順位を決める」(30歳女性/学校・教育関連/クリエイティブ職)・「時間配分を必ず行う」(26歳男性/電力・ガス・石油/事務系専門職)・「仕事に優先順位を付けます……1週間単位で仕事をこなすようにスケジュールしています」(31歳女性/ソフトウェア/事務系専門職)・「仕事の段取りをしっかり組んでから仕事を行い、優先順位の低い仕事は残業してまで行わない」(30歳男性/情報・IT/技術職)■仕事以外の無駄時間を削る・「アイドル時間を減らす」(33歳女性/その他/その他)・「即行動」(47歳女性/学校・教育関連/クリエイティブ職)・「しゃべらないでやるだけ」(29歳女性/情報・IT/営業職)・「集中する時間はしっかりと集中する、ついついネットを見てしまうので……残業代もないので気晴らしも必要なのですが」(32歳女性/その他/クリエイティブ職)・「ダラダラと仕事をしないように、集中度が落ちている際には敢えて一度作業を切る」(35歳男性/金属・鉄鋼・化学/その他)■時短!! 集中!!・「スピード勝負」(46歳女性/学校・教育関連/専門職)・「とにかく素早くする」(28歳男性/金融・証券/営業職)・「まわりを気にしない」(48歳男性/電機/技術職)・「業務の迅速化を常に意識する」(50歳男性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)■朝時間やお昼休みも利用・「自分は朝方なので仕事の効率の良い朝早くに出社するして早く帰るようにしている」(31歳男性/商社・卸/事務系専門職)・「朝少し早めに来て、メールなどを済ませる」(54歳男性/電機/技術職)・「休憩時間にすることがなければ休憩時間中でも進めてしまう」(25歳男性/その他/その他)・「可能なかぎり集中し、お昼時間を減らしても定時までに業務を終わらせるように努力する」(30歳女性/通信/事務系専門職)■明日に回す・「今日やらなくていい仕事は明日やる」(27歳女性/自動車関連/事務系専門職)・「今日できる仕事と、今日中には終わらない仕事を明確に仕分けし、早めに報告をいれておく」(32歳女性/その他/事務系専門職)・「時間が来たら仕事が終わっていなくても帰る、残りは次の日にやる」(43歳男性/学校・教育関連/専門職)・「緊急の業務以外は、翌日以降にする等」(23歳女性/その他/事務系専門職)■協力をあおぐ・「うまく仕事を人に割り振る」(27歳男性/電力・ガス・石油/事務系専門職)・「人手を増やす」(48歳男性/アパレル・繊維/事務系専門職)・「段取りをちゃんとたてる、回せる仕事があったら自分で止めないで誰かに回す」(26歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「周りを説得する、自分だけが早く出来ても実際には出来ていない人の手伝いをしなくては行けないので」(34歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)■断る勇気も必要・「必要以上時に仕事を取らない」(34歳女性/商社・卸/秘書・アシスタント職)・「思い切って断る」(30歳男性/電機/技術職)・「仕事を詰め込まない事」(49歳男性/情報・IT/技術職)・「余計な業務はやらない」(32歳男性/電機/技術職)・「スケジュールを公開して無理な仕事を抱え込まない」(35歳男性/小売店/販売職・サービス系)■効率を上げるために・「自動化できる業務はできるだけマクロやjavascriptを書いて自動化すること、正規表現を覚えること」(29歳女性/情報・IT/クリエイティブ職)・「しっかり睡眠をとって、仕事の能率を上げる」(27歳女性/金融・証券/事務系専門職)■間違いを減らす・「なるべくトラブルを減らす」(28歳男性/医療・福祉/その他)・「なるべく上司の意向を聞きながら、脱線しないように仕事をする」(33歳男性/機械・精密機器/技術職)・「変にあせらず、ゆっくり的確に仕事を遂行する」(43歳男性/機械・精密機器/技術職)■余裕がある時には・「スケジュールを立てて前倒しにできるものは忙しくない時期に片づけておく」(28歳女性/医薬品・化粧品/事務系専門職)・「机の上もパソコンの中もふだんから整理しておくこと」(37歳女性/商社・卸/事務系専門職)・「日々の仕事を見直して、時間を効率化するために段取りを考える」(32歳男性/運輸・倉庫/事務系専門職)・「時間があるときにほかの人を手伝って貸しを作っておき、それを返してもらう」(24歳男性/団体・公益法人・官公庁/技術職)■総評残業を減らすために工夫していること、最も多かった回答は「スケジューリング」「タスク管理」「優先順位付け」だった。仕事を能率的に進めていくための3本柱ともいえそうなこの作業、朝イチや出勤の途中に必ず行うことで「残業しないぞ!」という自分への戒めにもなるのだろう。帰る時間から逆算して、それぞれの仕事に時間を配分する、という方法は、ダラダラ仕事をしてしまうタイプの人には効果がありそうだ。仕事以外に使っている時間を削る、というのも残業を避けるために必要なよう。特に、男性も女性も「無駄話を減らす」という回答が目立った。「アイドル時間をなくす」「ネットを見る息抜き時間を減らす」という指摘は耳が痛い人も多いのでは。「即行動!!」という意気込みは確かに大事で、意識的に「素早く」「スピード重視」で自分を追い立てないと、なかなか気分が乗らないことも多いものだ。それでも時間が確保できない、という人たちは「朝早く出勤する」「昼休憩をとらない」といった手段を取ることもあるようだ。また、毎日のことなので「明日できることは明日に回して帰る」といった潔さも大事になってくる。ちゃっかり派の人からは「人に仕事を振る」「手伝ってもらう」という回答も寄せられた。「今日この時間に帰りたいのでお願いします!」と周囲に協力をあおぐことも、確かに必要だ。きっぱり「仕事を受けない」「断る」という勇気ある人もいた。仕事を無茶ぶりされないように「スケジュールを公開する」というツワモノもいたが、断りづらい時にはなかなか有効な手かもしれない。また、余計な時間を使わないように「上司に作業をしっかり確認する」「ルーティンの仕事は自動化・マクロ化する」「あせらず的確に仕事をこなす」「睡眠をとる」といった工夫をしているという意見もあった。このあたりは、残業に関わらず日々の業務にも役立ちそうなノウハウだ。残業をしないために、ヒマな時期に「前倒しで仕事をする」「パソコンや机周りを整理整頓する」という計画的な人や、中には「他の人を手伝って借りを作っておく」なんて策略家もいた。普段から仕事をサクサクこなすための工夫をしておくことが、結局は残業減らしに最も役立つのかもしれない。調査時期: 2015年1月30日~2015年2月1日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性137名 女性163名 合計300名調査方法: インターネットログイン式アンケート
2015年03月13日サービス残業が未だ横行する日本社会。この劣悪な状況を打開するために提唱される「ノー残業デー」という制度について、実際に働いている人たちはどう感じているのだろうか。今回はマイナビニュース会員のうち男女300名に、ノー残業デーについてどう思うか答えてもらった。Q.ノー残業デーを設けることについて、どう思いますか?とても良いと思う 43.0%良いと思う 39.7%良くないと思う 11.7%とても良くないと思う 5.7%Q.その選択肢を選んだ理由を教えてください○ノー残業デーに賛成■ノー残業デー、賛成!!・「サービス残業や、気を遣って帰れない人にとっては、会社が定めてくれれば、帰りやすい環境がつくられるのではないかと思う」(41歳女性/金融・証券/秘書・アシスタント職)・「まずはノー残業デーだけでも早く帰れるように頑張ってみることが、長時間労働を減らす一歩だと思うから……時間は無限ではないことにそろそろ気づいていきたい」(32歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「日本人はルールがないと実行しない」(42歳男性/商社・卸/その他)・「皆で渡れば怖くない精神、そうでもしないと残業はなくならない」(33歳女性/運輸・倉庫/秘書・アシスタント職)■プライベートの充実・「仕事とプライベートのメリハリをつけるのは大事だから」(27歳女性/生保・損保/営業職)・「ワークライフバランスが大事だから」(25歳女性/金融・証券/秘書・アシスタント職)・「家庭を大事にしたい」(32歳男性/農林・水産/販売職・サービス系)・「普段は終わる時間が読めないけど、習い事ができるようになる」(28歳女性/運輸・倉庫/営業職)・「早く帰る→飲みに行ったり、スポーツしたりすることでお金を使いので経済が回る、出会いが増えて結婚する人が増える、と思う……悪いことは何もない」(35歳男性/機械・精密機器/営業職)■残業なしの効果・「ダラダラ仕事をしている人がいるから」(46歳男性/印刷・紙パルプ/技術職)・「業務を段取り良く進める工夫をすると思うから」(41歳男性/情報・IT/営業職)・「時間の意識を持てていいと思う」(28歳男性/医療・福祉/専門職)・「節電になり、業務効率も上がる」(28歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「それがあることによって、忙しい時期も仕事を頑張ろうという気持ちになると思うので」(31歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)■みんなで意識改革を・「残業しないことを奨励するのはもちろん、残業すること自体よろしくないという風潮を広めたいから」(23歳男性/電機/技術職)・「残業するのが当たり前という風潮をなんとかした方がいいと思うから」(35歳男性/情報・IT/技術職)・「あるけれど、建前だけなので……実際に、毎日、残業をしない意識・体制の方が大事」(31歳女性/学校・教育関連/技術職)・「いずれにせよ日本の制度を変えない限り設けたとしても休むことはできない」(28歳男性/建設・土木/技術職)■とにかく残業には反対!!・「残業が続いて体調を崩したので絶対に残業をするものではない」(33歳女性/学校・教育関連/事務系専門職)・「働き過ぎは良くない」(47歳男性/ソフトウェア/経営・コンサルタント系)○ノー残業デーに反対■そうは言っても忙しい・「その日にどうしても仕上げなければならない仕事もあると思うから」(23歳女性/機械・精密機器/営業職)・「結局他の日に残業するので」(26歳女性/不動産/営業職)・「仕事量が変わらなければ他の日が大変になるだけだから」(27歳女性/その他/その他)・「慢性的な人手不足の中でノー残業デーを設けても他の日や休日にしわ寄せが行くだけ……人員増とセットなら賛成」(56歳男性/学校・教育関連/事務系専門職)・「結局家で作業することになる、無償で」(31歳男性/商社・卸/営業職)■強制はイヤ・「その人のペースで仕事をしたいので会社から勝手にノー残業dayを作られるのは迷惑」(33歳女性/不動産/事務系専門職)・「自分のペースで働けなくなるから」(28歳女性/医薬品・化粧品/事務系専門職)・「仕事の進捗状況で判断すべき」(48歳男性/建設・土木/技術職)■ノー残業という考え方に疑問・「まるで普段の残業を疑問なしに是認しているようにも成りかねないので……また職場環境によっては、ノー残業デーも守られない気も」(34歳男性/金属・鉄鋼・化学/その他)・「わざわざノー残業デーを設けるのではなく、残業がないことを前提にすべき」(25歳男性/その他/その他)・「各個人仕事のないときにきちんと帰れる職場をつくることが大事だと思う」(20歳女性/自動車関連/事務系専門職)・「残業は悪という考えかたが嫌い……余裕のある時間配分が、新しい仕事を生み出す可能性もある」(27歳女性/機械・精密機器/事務系専門職)・「設けても、残業代が出ない日、というだけになるから」(32歳男性/団体・公益法人・官公庁/営業職)■総評「ノー残業デー」という制度、賛成だった人は「とても良いと思う」「良いと思う」を合わせて8割超となった。ノー残業デー肯定派は、とにかく「制度でもないと残業がなくならない」「とにかく残業を止めるためのきっかけが欲しい」という気持ちが強いようだ。残業当たり前、サービス残業が普通という風潮は、個人の力では打開しがたく、定時で帰る人への白い目は今も間違いなくある。「日本人はルールがないと実行しない」「時間は無限ではない」という意見、もっともだ。もしノー残業デーが成功すれば、「プライベートの充実」を期待する人が目立った。家族サービスはもちろん、遊びに行ったり、その日に習い事を入れることもできる。また仕事にもメリハリができ、「ダラダラ仕事する人がいなくなる」「時間意識が働いて効率アップ」「その日のためにがんばれる」と、能率が上がることを期待する意見もあった。2割に満たなかったが、ノー残業デーに異議を唱える人もいた。反対意見で最も多かったのは「結局他の日にしわ寄せがくるだけ」と形骸化を懸念する声だった。忙しくて残業しているのだから、仕事量を減らすか、人員増とセットでなければ意味がないという現実的な意見が多く、「家で無償で作業するようになるだけ」なんてコメントも。自分のペースで仕事できなくなるから、強制的に帰らなければならない制度なんて「邪魔なだけ」という声もあった。そもそも「ノー残業」という考え方が不満な人もいるようだ。「ノー残業ということで、他の日の残業を暗に肯定することになる」、また「ただ残業代が出ない日が設けられるだけ」と、しっかり残業代が支払われる会社では無意味なことも指摘された。理想は「そんな日を設けなくても、帰りたい時間に帰れる体制を作るべき」という言葉に尽きる。「現場を知らないヤツが考えること」なんて辛辣な批判もあった「ノー残業デー」制度。「月2回行われていて助かっている」「うまくいっている」なんて、実際に運用している会社で働く人からの報告もあった。ひどいサービス残業が横行しているような会社ならば、形骸化してもいつも通りなだけ、失敗を恐れず一度試してみる価値はあるかもしれない。調査時期: 2015年1月15日~2015年1月17日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性137名 女性163名 合計300名調査方法: インターネットログイン式アンケート
2015年02月05日会社員時代、残業の後はきまって飲みに行ったもんです!あ、これ筆者の話です。疲れているわ、お腹も減っているわ…そこに食べ物の誘惑があったら、家まで我慢なんてできませんでした。では、世の働く皆さんは、そんな時どうしているんでしょう?そこで、20代~30代の一人暮らしを経験した男女100人に聞いてみました!『残業帰りなどにちょっとお腹が減ってしまった時、駅周辺での食べ物に今まで何万円くらい使いましたか?』すると!サラリーマンが仕事帰りに誘惑にかられて使った食事代は、「1人平均87.21万円」にもなることが判明したんです。どひゃ~…駅周辺は魔のスポットなのですね!それでは、どんな風に87万円ものお金を使っているのか?一緒に見ていきましょう。■金額別ランキング!1位/100~200万円(22%)「残業帰りのコンビニで年間200万は使っている気がする」「あまり外食しないから、100万円くらい」「定食屋に寄ってしまう」男女比は同じくらいで、これといって派手な食生活でもないようです。また、この金額を別に高いとは思っていない女子が多く「外食しないようにしている=倹約しているからこそ100万で済んでいる」という意識がアピールされていました。2位/100万円以下(20%)意外だったのが20%のうち男性が14%もいたこと!「月2回牛丼屋へ。20年位は通っているかな」「スイーツをちょくちょく買ってしまうレベル」「お金がないのであまり外食しない」女性はあくまで「買い食いレベル」なのに対し、男性は「食費」の一環と捉えているところが、印象的。3位/400~500万円(7%)何と高額金額7%のうち、4%は「女性」でした。コメントも豪快!「思い出せないけど、400万はいってる」「自炊はしないから、500万位かな」「外食に頼っているので、400万です」ちなみに、今回最高額だったのは720万円。これはさすがに男性でした。この方、実はきちんと計算していて、「コンビニで1か月6000円。お菓子やスイーツも買うので、720万円はとうに越している」というご意見でした。1か月6000円だと1日200円。1回の食べ物代と考えたらだいぶ少ない金額ですが、こうして計算していくと本当にチリツモ!なのですね…。■無駄食いにお金は使わない!一方、残業帰りでお腹が空いていても「無駄なお金は使わない!」という人が46%。そのうち、28%が女性でした。「夜遅い時間には食べないようにしている」「間食はしない」「自炊するので、使わない」「行かないようにしたり、我慢する」これらのコメントから、「しない!と決めたらしない!」といった決意が感じられますね。しかも、「我慢」ができるって、すごいなぁ…と感心するばかり。残業帰りに、食べ物に使ってしまうお金をトータルすると、1人平均87.21万円!と聞いて、一瞬すごい食生活を想像したものの、蓋を開けてみるとほとんどが現実的な状況でしたね。確かに、合計金額を聞けば百万単位の金額に驚きますが、計算してみると1日にして大した金額ではないんですよね…。「毎月一体何にお金が消えているんだろう?」なんて思っている方は、もしや、会社帰りに満たしていた「あなたのお腹」が原因かも?1度、しっかり計算してみることをオススメしますよ!それにしても、残業帰りに駅周辺を通るあなた!「魔のスポット」に注意しましょう~!(文/二葉)【調査概要】調査方法:インターネットリサーチ『簡単アンケート』調査期間:2014年12月1日(月)調査対象:全国の20~30代の男女100名
2015年01月03日「毎日遅くまで残業する仕事熱心な社員」──こういった評価は、日本では長らく当たり前だった。しかし昨今ではワークスタイル変革が叫ばれるようになり、仕事にかける時間よりも効率性が重んじられるようになった。そうなると、むしろ残業の多さはこれまでとは逆に、その人の“能力の低さ”の表れとも捉えられかねい風潮になりつつある。そして企業側にも、社員に対してむやみに残業を強いる"空気"を廃し、休める時にはきちんと休んで、家庭や趣味、そして自己啓発につなげるよう促すワークライフバランスの充実を目指す動きが生まれてきている”。そこでマイナビニュースでは、日本の会社員の宿命とも言えるこの残業の実態を把握すべく、2014年11月6日から11月7日にかけて会社で働いている会員300名を対象に「残業に関するアンケート」を実施した。その結果から残業の問題点と解決策を考察してみよう。○「無駄な残業」が7割も!まず1ヶ月の残業時間だが、1~20時間が41.7%と最も多く、これに21~40時間の26%、そして0時間と41~60時間がそれぞれ14%前後で続いている。だいたい毎日2、3時間を残業に費やしているというのが、日本の平均的な会社員の姿のようだ。それとともに、残業がまったくない会社員と日々かなりの残業をこなしている会社員という、両極の人々もそれなりの割合で存在していることもわかった。そして興味深いのが、残業が発生する主な理由についての回答である。最も多かったのはやはり「業務量が多い」で64.3%に達している。しかしそれ以降は、「自身の能力不足」19.7%、「会社の風土」15.7%、「管理職のマネジメント不足」10.3%、「業務フローの未整備」10%、「従業員の能力不足」7.3%、「業務システムの未整備」6.7%と続いているのだ。つまり、あまり必然性のない──もっとはっきりと言えば「無駄な残業」の割合が、すべての残業のうち7割も占めているようなのだ。これまでにも、欧米諸国と比べた際の日本のホワイトカラーの生産性の低さはかなり問題視されてきたが、決定的な改善策は未だ見いだせていない。どうやら日本企業の生産性を高めるためには、蔓延する残業にメスを入れる必要がありそうだ。○「ノー残業デー」の人気が意外と低いのはなぜ?社員の生産性と生活の質、双方の向上を目指す取り組みとして、既に様々な企業で実施されているのが「ノー残業デー」だ。アンケートによると4割強の人々が勤務先にノー残業デーが「ある」と回答している。そしてノー残業デーを実施している企業の8割近くでは、その狙い通り残業なし、もしくは普段よりは早く帰ることができているようである。そんなノー残業デーだが、意外にも思ったほど人気は高くないようだ。ノー残業デーを「欲しいとは思わない」という意見が6割近くにもなり、4割そこそことなった「欲しいと思う」人の割合をはるかに上回っているのだ。どうしてこのような結果になったのか──そのヒントは自由回答欄に見出すことができる。目立った声が「いちいち上司から指示されるのが嫌」「一日だけでは意味がない」「どうせ形骸化する」「結局みんな帰らない」といったものだ。つまり、ノー残業デーの運用に対して疑問を抱く人々が多いのである。そこで改めて求められるのが、経営トップ自らが“残業を減らしワークスタイル変革を進めていく”という明確な意思を示すこと、そして現場で曖昧にならないよう制度やソリューションによってきっちり定時に業務を終わらせる工夫などではいだろうか。ITの活用が急速に進んだことで、私達の仕事の多くが以前と比べて大幅に効率化できるようになっている。そうしたせっかくの土壌を生かさずにいたのでは、社員はいつまでも無駄に会社に時間を拘束され、そして会社も非効率なまま競争力を失っていってしまいかねない。そうならぬように「残業を減らす」という観点から、もう一度自分自身、そして組織全体の仕事の効率性について見なおしてみてはいかがだろうか。調査時期:2014年11月6日~2014年11月7日調査対象:マイナビニュース会員企業で働いている方限定調査数:300名(男性128名、女性172名)調査方法:インターネットログイン式アンケート
2014年12月17日ここ数年、「ノー残業デー」を実施する企業が増え続けている。ビジネスマンの業務効率化を考えさせる契機としてもらうため、あるいは余った時間をスキルアップの時間として使うため、さらには残業時間の削減のため、といった具合にメリットが多々あるとされている。また現場の本音を言えば、誰だって「早く仕事を終わらせて飲みに行きたい」「趣味の時間にあてたい」など、限りある時間を有効に使いたいと考えるものだ。しかし、「ノー残業デー」なのに残業をせざるを得ない状況におかれることが多かったり、そもそも残業を削減することが難しかったりという理由で、思い通りに進んでいない企業も多いのが実情だ。そんな悩みを抱えている企業にとって、理想通りの「ノー残業デー」を実施するにはどうしたらよいか?少し考えてみたいと思う。○ワークライフバランスの見直し「ノー残業デー」がもたらす最大の効果は、「決められた労働時間でいかに業務を効率よくこなすために、何をしなければいけないのか」という所にある。どうしても日常的に残業を繰り返すクセがついてしまうと、残業ありきで仕事を考えてしまいがちになる。「今日は残業しない」というキマリを作って、その日残業をしないで業務を終えるためにはどうすればよいか、効率よく仕事をこなすには何をすればよいかを考え、実行に移すのが狙いだ。しかし、実際には様々な理由で継続的にノー残業を実現するのが難しい場面もある。例えば、顧客が時間外でも活動していたり、部署の特性や風潮的に残業を強いられるケースだ。顧客側の理解が得られないというのは、この問題がまだまだ浸透していないという社会的な背景もあるため、ある意味仕方がない部分もあるが、上長をはじめとした経営陣が相手に対して理解を得ようとする活動も必要だ。問題となるのは後者の例にあるような、社内で抱える問題によって「ノー残業デー」が形骸化されてしまうことだ。「あの部署の人間が残業しているなら……」「上司が忙しそうで帰り辛い」など、強制力がないことを前提とする「ノー残業デー」では、たとえ帰ることが可能でもうしろめたさを感じてしまうのだ。○「わかっているけど」を「わかった」へ「ノー残業デー」は特定の曜日や日付に当てるところがほとんどだ。しかし、その曜日や日付が問題となるのであれば、実施するタイミングを部門ごとに設定するなど、柔軟な運用も欠かせないだろう。また、強制力を設けていないとはいえ、残業できる環境を与えたままでいることも「ノー残業デー」の形骸化を加速しているといえる。「ノー残業デー」を意識づける方法としては、社内掲示板へのアナウンスや照明・エアコンのオフといった対応をとる企業は比較的多く見受けることができる。例えば「ノー残業デー」には照明を落とすという企業の場合、最初はそれをトリガーに帰社を考えてみるが、スイッチひとつで元の状態に戻せてしまう気楽さから、次第に照明オフと同時に誰ともなく照明スイッチをオンにするという状況が作られてしまう。そこでひとつの方法として試していただきたいのが、多くの現場で利用されているPCで同じ事を実施する方法だ。PCの場合は一度落としてしまうと、再起動までに一定の時間が必要になる。もちろん、作業中に落とされてしまっては被害が出るので、オフにする時間の徹底は必要になるが、少なくとも照明スイッチのオンオフよりは、形骸化への歯止めにはなるはずだ。PCの電源管理には様々なものがあるが、電源オンオフの一元管理はもちろん、部門事で実施日を割り当てるなどの機能性を考えると、候補をかなり集約することができる。そこでひとつの選択肢として挙げられるのが、NECキャピタルソリューションが提供している「PIT-PowerController for AMT」だ。○経営層でも管理できる容易さ「PIT-PowerController for AMT」は、対象となるPC端末の電源をグループ単位で管理できるソリューションとなる。全社的な一斉適用はもちろん、部門ごと、部署ごと、さらにはグループごとといった詳細な管理も可能だ。これは先ほど触れた部分的な「ノー残業デー」には必須の機能となる。例えば部門A~Cは20時にシャットダウンし、「ノー残業デー」の部門Dは19時にオフにするといったスケジュールも設定可能となる。UIは非常に分かりやすく、特に情報システム部の手を借りずとも運用が可能な点も見逃せない。これは「ノー残業デー」を経営層がコントロールするのか、情報システム部が管理するのかといった、企業文化的な背景を考えたうえで必要なことだ。PCの電源管理を経営者が自ら率先してコントロールしていることを社員に知ってもらうことで、「ノー残業デー」のより深い浸透も期待できる。○PCの電源管理ひとつで考え方も変わる「ノー残業デー」が普及し始めた背景には、日本流の「給与性」ではなく欧米流の「成果報酬」への切り替えというものもある。成果報酬型の普及が進むのであれば、仕事のプロセスを効率化すればするほど、報酬も大きくなる可能性が高くなる。そのときになって慌てるか、段階的な導入が進んでいる現時点から慣れておくかは、スタートダッシュ時に大きな違いとなって現れるはずだ。また、経営者にとっても残業代という負担の大きい支出と向き合い続けるのか否かでは、今後の戦略もずいぶん違ったものになる。最小限の残業で、これまで以上の結果が伴うことが、まさに理想といえるだろう。それに対する貴重な契機となる「ノー残業デー」を確かなものにするため、トリガーとして「PIT-PowerController for AMT」を活用してみるのも、十分選択肢に入るはずだ。もちろん、このツールで電源の一斉管理がなされても、クライアントがPCのスイッチを再びオンにすることはできる。しかし、倫理感として、経営者自らが設定した時間であれば、各社員の受け取り方も違うはずだ。なお、「PIT-PowerController for AMT」の導入コストは、1コンソールあたり50万円(税抜)となっている。クライアント数での課金とは違い、管理用のPCに対する課金である。「残業」に対して社会的にも注目が集まっている現在、「PIT-PowerController for AMT」を使ったPCの電源管理を、経営者が自ら行うという手法は効果的だと考えられる。社員のスキルアップはもちろん、様々なメリットが生まれる「ノー残業デー」を本来の意味で実施するためにも、残業に対する考え方とワークライフバランスの見直しをしてみてはいかがだろうか。
2014年12月09日(画像はプレスリリースより)残業時間のコントロールと夜遅い食事対策がダイエットの秘訣?!残業女子用のダイエットサプリメント「なかったコトに!」の販売を行う株式会社グラフィコは、2014年5月23日(金)~2014年5月27日(火)の5日間、全国の20歳~39歳の300人の働く女性を対象に、“残業時間”と”体重の変化”に関する調査を実施した。今回の調査から、1カ月の平均残業時間が30~40時間の“プチ残業女子”は、40~50時間未満の“残業女子”、残業時間50時間以上の“超残業女子”のなかでも、残業時間が30~40時間の“プチ残業女子”は、お酒が好きな人が多いこともわかった。1年前と比較し、体重の変化は、平均1.08kg増加という結果に対し、“プチ残業女子”は1.15kg増加と、わずかだが平均よりプラスとなっている。仕事を頑張る女性にとって、終業後はストレスを発散し、楽しく飲んだり食べたりして明日の活力にすることが重要なのだ。体重の増減の平均では、“プチ残業女子”が最も増加体重が多いことが判明。残業が増えた女子を比較してみると、残業増加女子は体重が「増加した」と回答した方が51.5%となったが、残業時間に変化がない女子は37.9%となり13.6ポイント差となっている。残業時間が増加すると体重も増加するという結果となった。調査概要1.調査の方法:インターネット調査2.調査の対象:全国の女性有職者・20歳~39歳3.有効回答数:300人(残業時間30時間~40時間未満:100人/40時間~50時間未満:100人/50時間以上:100人)4.調査実施日:2014年5月23日(金)~2014年5月27日(火)(PR TIMESプレスリリースより引用)仕事を頑張る残業女子の強い味方お酒を飲んだり、おいしい食べものを食べたりと上手にストレスを発散しながら仕事と向き合っている。食べたいものをガマンせず、無理なく健康的にダイエットをしたいと望んでいることが判明。最も多い“なかったコトに!したいこと”は仕事のストレスから飲み過ぎたり、食べ過ぎたり、頑張った自分へのご褒美と称した、食べものに関するエピソードが多い。そんな、翌朝の後悔をなかったコトに!夜型さんのダイエットサプリ「なかったコトに!おやすみ前のダイエットサプリ」はおやすみ前の2粒で、忙しい夜型の人の気軽なダイエットをサポートする。【参考】・株式会社グラフィコプレスリリース/PR TIMES・株式会社グラフィコオンラインストア
2014年06月14日今夜は夕飯をしっかり作ろうと思っていたけれど、残業でくたくた。かと言ってスーパーの総菜やコンビニご飯を食べ続けるのも体に悪そうだし…。残業後のご飯って、しっかり食べようと思うと結構悩みますよね。そんなときは、おひたしやサラダ等で野菜をとりつつ、メインは簡単なうどんにしてしまいましょう。単調になりがちな味付けも少し工夫するとより美味しくなりますよ。今回のレシピは、冷凍うどんならレンジで楽々できあがり。洗い物もすくなくて済みますね。材料(1人分)・うどん:1玉・明太子:1腹(40g程度)・とろろ芋:100g程度・濃縮麺つゆ:大さじ1~1.5杯・マヨネーズ:大さじ2杯・海苔:適量作り方1. まず、明太子の辛味が苦手な人はたらこで代用してもOKです。手やスプーン等でしごくようにして皮を取り除き、マヨネーズを加えて混ぜます。とろろは皮を剥いてすりおろし、海苔はキッチンバサミで適当に切っておきます。2. うどんを用意します。うどんはお好みのものでOKですが、コシの強い冷凍うどんがこのレシピにはよく合います。冷凍うどんの場合は、ラップをしてレンジで温まるまでよく加熱します。その後、麺つゆをかけてかるく混ぜておきます。3. とろろ、卵、明太子ソースの順番でかけて、刻み海苔を散らしたら完成。最初から全部混ぜて食べてもOKですが、少しずつ混ぜながら食べると色々な味が楽しめます。残業で疲れた日は是非一度お試しあれ。
2014年03月15日残業代のトラブル!事前申請を超えた分は支払われない?私の会社では、残業をする場合、本人の事前申請と上司の承認が必要です。これまでは、申請時間を越えても、実際に働いた分の残業代が支払われていたんですが、今月からは、事前申請の時間を超えた分の残業代は、支払われないことになりました。これって違法ではないのでしょうか?残業代って働く人にとっても企業にとっても永遠のテーマですよね。私自身も先日、タクシーの運転手さんと話をしたとき、運転手さんが「いや~、●●時までに洗車も終わらせて帰宅しないと始末書書かされちゃうんですよ。最近厳しくなって…」と言っていました。その運転手さんは「もっと働かせて欲しい。」と思っていたようですが、企業が労働基準法や36協定に沿って適切な労働時間を守るよう、従業員に対して指導監督しているなんて、いい会社だと思います。今回の相談者さんの会社のように、企業の中には、従業員の適切な労働時間を把握し、管理するための手段として、残業することについて事前承認制を導入しているところがあります。これは、承認制にすることにより、本当に必要な残業以外をさせないという効果があるといえます。ただ、到底定時では終わらないほど多くの仕事を任せておきながら、いざ残業の申請をすると承認しない会社もあるようですから注意が必要です。制度を悪用してしまっているんですね。従業員からすると、残業の申請をしても許可されないけど仕事は終わらないから、申請をせず残業したり、家に持ち帰って処理したりせざるを得なくなります。結果、その仕事をするために費やした時間に対する残業代は払われません。というのも、残業代が発生するべき労働時間というためには、使用者の指揮命令下に置かれていたと言えなければならないのですが、承認制の下では、残業に対する承認があって初めて指揮命令下に置かれていたものと評価されることになるからです。ただ、先ほどのケースのように時間内では到底終わらない量の仕事を振られていた場合には、それによって残業を余儀なくされたことが証明できれば、承認がなくとも指揮命令によって残業をしていたことになりますから、諦めてはいけません。今回の相談者さんのケースでは、事前申請を超えた時間について、会社はいきなり残業代を支払わなくなったということですが、このケースでは、「いきなり」というところがポイントとなります。これまでは申請時間を超えた時間についても支払われていたということは、その超過時間について、会社が指揮命令していたと認めていたということです。それが急に支払われなくなった、すなわち指揮命令下ではなくなったというためには、それなりに合理的な理由が必要とされるでしょう。しかしながら、どうやらそんな理由はなさそうです。そうすると、超過時間分についてもやっぱり残業代を支払わなければならないでしょう。このように、このケースの場合は、きちんと給与を支払わないと残業代が未払いであるとして違法となる可能性が高いといえます。無用な問題を起こさないためにも、このくらいの時間はかかるかもしれないと、あらかじめ少し多めの申告をしておくのはどうでしょうか。アディーレ法律事務所刈谷龍太弁護士(東京弁護士会所属)中央大学法科大学院卒業。司法修習第64期。弁護士法人アディーレ法律事務所で、パワハラ・不当解雇・残業代未払いなどのいわゆる「労働問題」を専門に扱う部署に所属。問題点を的確につく仕事ぶりは、評価が高い。趣味はサッカー・フットサル。特技はモノマネ。テレビも大好きで、ニュースだけでなくドラマからバラエティ番組まで幅広くチェックしている。公式ブログ「こちら弁護士刈谷龍太の労働相談所」では、労働問題などの気になる記事を「実おもニュース」(実におもしろいニュース)として、独自の視点から解説している。●刈谷龍太プロフィールページ●労働トラブル解決サイト●こちら弁護士刈谷龍太の労働相談所
2014年02月27日師走は、やはりどうしても仕事が忙しくなりがち。寒い中、帰りが遅くなるとストレスにもなりかねないが、みんなの残業に対する意識はどうなのだろう? そして、みんなの残業代は? 日本法規情報株式会社が行った、「就労環境問題に対する意識調査行を見てみよう。こちらは、自社で運営する『 残業代請求・労務問題相談サポート 』『 人事・労務・社会保険相談サポート 』の運用情報やユーザーへのアンケートを元にした発表となっている。「残業」についての従業員側の意識は果たしてどういったものになっているのか? 経営者側の言い分としては「仕事量が増えてきても、将来また不況になった際に備えて従業員の数を最低限に抑えて長時間労働をさせたい」といったところが本音かもしれないが、従業員側としては、就労環境についてどう考えているのだろうか? ■サービス残業は日本の文化? 意識調査の結果、「必要であれば、残業は仕方ないと思っている」が最も多く33%となっている。「出来れば残業したくない」は21%、「残業代が出るのであれば残業したい」は19%、「残業代が出ないのであれば残業したくない」は15%、「残業代が出なくても必要であれば残業する」は4%「残業はするべきではない」は4%という結果に。「残業はするべきである」という残業積極派の人も1%となっている。「残業代が出るのであれば残業したい」を含め微妙なニュアンスの差はあるものの、「残業は仕方ない」という意識を持っている人は56%という結果となった。■残業代は出なかった場合「会社に請求する」が33%。アンケートの結果、「会社に請求する」と答えた人は33%、「会社との関係もあるので会社には請求しない」と答えた人は21%となっている。「残業は自分の責任なので会社には請求しない」と答えた人は9%「退職した後であれば請求する」が3%となり、残業代を請求することにとまどいを感じている人は48%に上る結果となり、「残業代をもらえないこと」より「会社との関係を気にする」傾向は依然としてあることがうかがえる。また、そもそも「会社に請求できるのを知らなかった」という人も15%いた。残業代は、本来きちんと支払ってもらうべきお金。そして労働者側にはきちんと残業代を請求する権利が法的にも認められている。しかしアンケートで「自分だけ請求するのは気が咎める」「会社から残業代は出ないからと言われている」など諦めてしまっている人も多い結果が浮き彫りになっている。記事引用元: PRTIMES
2013年12月26日(画像は株式会社oricon ME プレスリリースより)残業女子が増加中働く女性は今や2500万人を超え、キャリアアップを目指して遅くまで仕事をしている女子が増えています。一方で、いつでも美しくありたいと思うのも女性ならではの願い。残業と美容を両立させようと日夜頑張る女子への徹底調査が行われました。2013年10月29日に、株式会社oricon MEが発表した調査結果から、今どき女子のワークスタイルがみえてきました。帰宅時間は18時以降が多く、中には深夜に帰宅している女子もいるそうで、常に残業をしている様子がうかがえます。ついつい手抜き……は「ヘアケア」遅くに帰宅した女子。しかし、すぐに寝るわけにもいきません。家に帰れば帰ったで、掃除や洗濯、入浴などやることはたくさんあります。しかし、眠気には勝てずに少々省略をする女子も多いようです。美容についても同様で、仕事から帰宅後の美容ケアも省略されがちなことがわかりました。特に「ヘアケア」については24%もの人がついつい手を抜いてしまっていると答えています。残業女子の美容スタイルは週末美容そうはいっても、そこは女子。平日おこたった分は、週末でしっかりカバーしているようです。ケアの仕方としてはパックを使ったスペシャルケアが主流で、スキンケアパック、ヘアパックが上位に入っています。毎朝身支度を調える上で、髪のダメージは気になるもの。週末にたっぷりと時間をかけてヘアケアを行っている実態がうかびあがりました。髪は女性の命ともいわれます。あなたも週末のスペシャルケアで、美しい自信のある髪を取り戻してみてはいかがでしょうか。【参考リンク】▼「ORICON STYLE」内『流行りモノ調査隊 残業女子の週末美容特集』
2013年11月01日世間は夏休みに浮かれる中、仕事内容はいつもと同じなのに、なんだかいつもより疲れますね。それは「チクショ~休みたぃ~」という思いがあるからです。それでも働く…大人ってタイヘン! さて、今日の残業後の簡単ご飯は、スタミナもつく絶品素麺! 材料(1人前)★長いも(皮を剥いて適当な大きさに切る) 200g★きゅうり(3等分に切る) 1本◎味噌 大さじ1◎にんにく(すりおろす) 1片◎きび砂糖 大さじ1/2◎醤油 小さじ1◎ごま油 小さじ1/2・トマト(適当な大きさに切る) 1個・みょうが(細切り) 1個・レタス(適当な大きさに手でちぎる) 適量・韓国海苔 適量・卵 1個・白いりゴマ 適量・素麺(またはひやむぎ、蕎麦、うどんでも可) 1人前 1. ポリ袋を2重にし、★を入れて麺棒などで叩く。2. 長いもが所々トロッとして、きゅうりが粗く割れればOK。そこに◎を入れ、手でよく揉み込む。3. 素麺を茹でて、氷を入れて流水でしめる。しっかり水気を切って器に盛る。4. その上にレタス、トマト、みょうがをのせ、さらに2をのせる。5. 中央に生卵を割りいれ、韓国海苔を手でちぎってのせ、仕上げに白いりゴマをふって完成! 食べるときは、卵黄をつぶし、豪快に混ぜてどうぞ! 野菜がたっぷりで、さっぱりした長いもときゅうりのタレが麺によく絡んで箸がとまりません。ささっと出来るので、疲れて帰った日にぴったり。暑いけどしっかり食べて明日に備える。これが働きマンの基本です! さぁ、夏休みで浮かれる世間をよそに、美味しいご飯でチャージしてがんばろう!
2013年08月20日残業回避はなかなか難しい……毎日残業するのは当たり前。そんな人も多いのでは?それでも、デートや合コンの約束があるときには、なんとしても定時で帰りたいですよね。皆さんはどうやって残業を回避しますか?マイナビニュース会員の男性377名にうかがいました。>>女性編も見るQ.どうしても残業を回避したいときの必殺技を教えてください(複数回答)1位必死で仕事を終わらせる29.4%2位残業できないことを事前にアピールする21.8%3位朝早く出社する13.3%4位仮病12.7%5位家族のせいにする12.2%■必死で仕事を終わらせる・「まわりを使ってでも終わらせる」(28歳/運輸・倉庫)・「早く終われるように頑張るのみです」(28歳/食品・飲料/販売職・サービス系)・「ほかに迷惑をかけずに残業回避するためには、その日に終わらせるしかない」(27歳/金属・鉄鋼・化学/営業職)■残業できないことを事前にアピールする・「事前に言っておけば帰れる職場です」(43歳/電機/事務系専門職)・「残業できないときは、あらかじめ昼ごろから上司に無理であることを伝えている」(26歳/医療・福祉/専門職)・「素直に予定があることを言って逃げます」(33歳/ソフトウェア/技術職)■朝早く出社する・「帰りが遅いよりは、朝早いほうがまだ耐えられるので。大学時代の恩師が、遅くまで残ると怒るが朝早いとこっそりほめてくれていた、ということもあり、朝型の方がいいのかなと思うきっかけになった」(24歳/医療・福祉/専門職)・「残業の指示を出した上司より早く出社すると、向こうもあまり強く『やれ』とは言えないから」(45歳/その他/事務系専門職)・「早朝は仕事の効率も良いでしょう」(57歳/その他/クリエイティブ職)■仮病・「調子が悪いと言って帰る」(30歳/商社・卸/営業職)・「病気のふりが一番無難」(32歳/小売店/販売職・サービス系)・「おなかがいたいと言う」(24歳/医薬品・化粧品/技術職)■家族のせいにする・「家庭の事情は最強の言い訳」(36歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)・「家族が病気であることにする」(36歳/通信/技術職)・「実際に家族を引き合いに出して残業回避をよくしていた」(28歳/建設・土木/事務系専門職)■番外編:時には逃げることも必要!?・こっそり帰る「逃げてしまうのが一番」(28歳/電機/技術職)・仕事を家に持ち帰る「家でできることは家に持ち帰るほうが精神的に楽だから」(26歳/農林・水産/技術職)・有給を使う「合理的でよい」33歳/その他/経営・コンサルタント系)総評1位は「必死で仕事を終わらせる」でした。これに勝る残業回避法はなし、というところでしょうか。残業しないとほかの人に迷惑をかけてしまうという意見も。定時で帰りたかったら、とにかく時間内に仕事を片付けるのが一番のようです。2位は「残業できないことを事前にアピールする」でした。朝のうちに上司に刷りこんでおく、という意見も多数。3位は「朝早く出社する」。早起きは得するといいますが、上司より早く出社し、仕事をしている姿を見せておくのは効果がありそうですね。4位には「仮病」がランクインしました。これってアリ!?5位は「家族のせいにする」。上司もツッコミづらい理由ですね。全体的に「頑張って何とか終わらせたい」という前向きな意見が多かったです。(文・OFFICE-SANGA澤井輝一)調査時期:2013年1月12日~2013年1月16日調査対象:マイナビニュース会員調査数:男性377名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【男性編】自分の会社がブラック企業だと感じたときランキング【男性編】納期や締め切りが遅れそうなときどうする?ランキング【男性編】上司に聞いてしまった気まずい話題ランキング完全版(画像などあり)を見る
2013年03月31日定時で職場を後にしたいと思っていても、必ずしもそうはいかないのが社会人生活。20代ビジネスウーマンの本音を覗いてみると、「残業は絶対しないと心がける」(23歳/福祉/総務)というのが基本スタンスである人から、「少しでも長く働きたいので、残業に突入すれば自然と楽しくなる」(23歳/商社/財務)という人まで、労働時間に対する思いや考え方はそれぞれです。そんな彼女たちの、毎日の平均残業時間は?1,041人に聞いてみました。 >>男性編も見るQ、一日にどのくらい残業をしていますか?1位1時間以内29%2位しない26%3位1~2時間24%4位2~3時間12%5位3~4時間6%■残業時の気分をアゲるために……・「残業代を計算する(笑)」(27歳/官公庁/総務)・「残業仲間と話をする。無言よりは楽しい」(23歳/金融/サービス)・「嫌な残業をするときは、終了後にご褒美を買うようにしている。それを楽しみにしていると時間が早く過ぎる」(23歳/IT/人事)・「社内で気になっている人の目を意識する。声の一つでも掛けられたらラッキー♪恋の力ってすばらしい(笑)」(23歳/商社/企画開発)・「外に出てみると、意外と夜景がキレイで気分転換になる」(27歳/小売/営業)・「残業が終わった後の、夕食メニューを考える。食欲で自分を奮い立たせるのが一番」(23歳/小売/販売)・「ツボ押しで脳をリフレッシュし、効率アップ」(25歳/IT/エンジニア)・「脳内鼻歌」(23歳/団体/企画開発)■残業時のマイルール・「ダレて遊んでしまうので、喋らないと決める」(27歳/団体/財務)・「無理をせずに『ここまで』と決めたところまでしかしないようにしている」(26歳/情報/SE)・「時計をなるべく見ないで、ひたすら仕事を終わらせることに専念する」(25歳/食品/作業工員)・「残業中は気分も暗く顔が暗くなりがちなので、口元を無理に笑顔にして頑張る」(28歳/化粧品/サービス)・「頭を使わない“作業”と、考える“仕事”を切り離す。考えながら作業しないようにしています」(25歳/教育関連/企画開発)・「みんなで頑張っているときは、お菓子を一人で食べずに周りに配る。ぐっと部屋の雰囲気が良くなります」(26歳/官公庁/法務)■環境を整えて残業を楽しくしている人は……・「第二の家のように、リラックスできるものをそろえておく」(25歳/マスコミ/クリエイティブ)・「お気に入りのおやつをストックしておく」(23歳/土木/秘書・アシスタント)・「空腹対策で豆乳を冷蔵庫にストックしていた。お菓子だと食べるときに仕事の手が止まってしまうが、ストローの飲み物だと仕事の手を休めることなくお腹を満たせる」(29歳/その他/その他)・「残業時間になると有線のチャンネルを変えて、音楽をみんなの気分転換にしながら残業していた」(24歳/金融/金融系専門職)■その他、残業にまつわるエピソード・「フロアの隅っこで仕事をしていたら、物陰に隠れて見えなかったらしく、電気を消されて鍵を閉められたことがある。怖かった」(25歳/医療/総務)・「残業中はあぐらをかいたり、人の目を気にせず自分の楽な体勢で仕事をしている」(25歳/教育関連/総務)完全版(画像などあり)を見る
2009年11月11日「日本人は働き過ぎ」なんて聞くこともありますが、職場の若手かつ働き盛りの20代ビジネスマンは、実際まさにその言葉通り「残業漬け」な日々を送っているのでしょうか?昨年からの不景気の影響で、残業廃止に励んでいる会社もあると聞きますが……。彼らの最近の平均残業時間と、その間の時間の過ごし方や工夫について、アンケートで尋ねてみました!>>女性編も見るQ、一日にどのくらい残業をしていますか?1位1~2時間26%2位2~3時間20%3位しない19%4位1時間以内12%5位3~4時間11%■残業時の気分をアゲるために……・「同期と会話をしながら残業すれば楽しくなる。ただし効率は下がる」(23歳/監査法人/金融系専門職)・「深夜一人きりになると、意味もなく独り言を言って気分をアゲる」(29歳/広告/クリエイティブ・「人がいなくなったら、音楽を聴きながら書類を作る」(28歳/建築/営業)・「終わったらお酒を飲んだり美味しいものを食べたりしようと考えながら残っています」(25歳/小売/販売)・「周りに誰もいなかったら、鼻歌を歌ってノリノリになる」(22歳/IT/SE)・「残業代で出来ることを想像してモチベーションを上げる」(24歳/自動車関連/営業)■残業時の習慣・「ネクタイを取るなど、リラックスした服装や姿勢で仕事を処理する」(27歳/精密機器/営業)・「目が疲れてくるので、パソコンの処理待ちの間は目を閉じている」(27歳/金融/秘書・アシスタント)・「香りの強い紅茶を飲む」(25歳/運輸/設計)・「目薬でリフレッシュ」(22歳/電気/営業)・「顔を洗う」(22歳/化粧品/研究開発)■残業を早く終わらせるためにために……・「決めた時間までにこなす仕事量を決めておく」(28歳/電気/営業)・「周りに人ががいると集中できないので、一人になってから一気にやる」(28歳/小売/販売)・「残業中は一切業務以外のことはせず、少しでも早く帰れるようにしています」(24歳/ホテル/営業)■残業したくない人は……・「本当にその仕事が今日やらなければいけないのかを考える」(27歳/自動車関連/生産管理)・「あえて遠くに住んで、帰る必要性を作る」(23歳/マスコミ/企画開発)・「残業は悪いことだという認識を強く持つこと。それだけで変わります」(24歳/商社/システム)・「朝早く来る」(24歳/広告/営業)■その他、残業にまつわる本音・「あまり人がいない残業中に先輩社員と話す。ためにもなる話しも多く、楽しい」(23歳/教育関連/マーケティング)・「残業は自分が未熟だからしなければならないことだと考えている」(21歳/金融/金融系専門職)完全版(画像などあり)を見る
2009年11月11日