二人の間はいい雰囲気なのに、なかなか相手の男性が告白してくれない…。そんなときは、彼の中であなたに対するあと一歩の「確信」が足りないのかもしれません。じれったくなるそんな状況の中で、彼の背中を押すにはどうすれば良いのでしょうか。男は臆病な生き物男性はプライドが高く、女性に告白してフラれることを非常にカッコ悪いと感じます。「当たって砕けろ」の精神は恋愛では持ちにくく、それはフラれることで自分が傷つくのが怖いからです。『勇気を振り絞って告白したのに、相手に受け入れてもらえなかった』という事実は、女性より男性の方がプライドがある分、つらいもの。告白は男からするものと心の中で思ってはいても、本当に相手に好かれているという「確信」がないと、なかなか実際には動けません。「確信」を得ることで告白したくなる!ですが、確実に相手も自分のことが好きだと分かると、途端にアタックしてくる男性が多いことも事実です。「早く告白しないと誰かに先を越される」という昔の狩猟本能のようなものがはたらき、すぐに行動したくなるんですね。相手の男性をそのモードに持っていくためには、こちら側も普段から相手に「好意があります」というサインを出し続けなければいけません。あからさまでなくても、彼だけを特別扱いすることで、あなたの思いは自然と相手にも伝わります。自分の気持ちが知られるのが恥ずかしいと思っているだけでは、いつまでも二人の間に進展は望めないのです。「確信」を持ってもらうことにより、相手はこの上ない「自信」を得ることになります。誰だってフラれるのは怖いもの。だからこそ、あなたの方からも一歩進んで彼の背中を押してあげる必要があります。告白を待っているだけでは、彼も二の足を踏んでしまい、動けません。さりげなくでも良いので、彼に好意のサインを出してあげてくださいね。
2017年06月07日赤ちゃんを母乳で育てたいと考えているママやプレママは多いですよね。母乳育児は、赤ちゃんにとってもママにとってもメリットがいっぱいです。その一方で、「母乳の出がよくない、赤ちゃんが飲んでくれない、授乳のタイミングが難しい……」といった悩みを抱えるママもたくさんいます。そんなお悩みを解決するため、今回は母乳の出るしくみや母乳育児を成功させるコツをご紹介します。ママと赤ちゃんの状況に合わせて、無理のない範囲で取り入れてみてくださいね。母乳が出るしくみって? そもそも、母乳はどうやって「出る」ようになるのでしょうか?まずは乳腺(にゅうせん)の発達についてご説明します。妊娠すると胎盤から乳腺を刺激するホルモンが分泌されて、乳腺が発達します。妊娠期の前半でおっぱいが大きくなるのはこのためです。 一方で、このホルモンには母乳の生成をおさえるはたらきもあります。それでは、出産するとなぜ母乳が急に出るようになるのでしょうか? プロラクチンとオキシトシンという2つのホルモンのはたらき出産で赤ちゃんと一緒に胎盤が排出されると、妊娠の維持に必要なホルモン環境が劇的に変化します。同時に、母乳を生成するプロラクチンの濃度がぐっと高くなります。プロラクチンの濃度は産後2時間くらいをピークに減っていきますが、その後は赤ちゃんが吸いついたときに濃度が上がるようになっています。産後数週間は、赤ちゃんが吸いついて乳頭を刺激すればするほどプロラクチンの分泌量が増え、母乳の生産量も増えます。また、プロラクチンの血中レベルは授乳開始から30分後が最も高くなります。これには、「次の授乳に向けて母乳を作る」という重要な効果があります。また、赤ちゃんが乳頭に吸いつく刺激などによって放出され、たまっている母乳を外に出すはたらきをするのがオキシトシンです。オキシトシンには鎮静・リラックス作用もあり、授乳中に眠くなることや、愛着がわくのはこのためです。赤ちゃんは最初から「母乳を飲む能力」がある!もう1つ、母乳にとって重要な「赤ちゃんの持っている能力」について紹介しましょう。赤ちゃんは生まれた直後から、静かに穏やかに抱かれていると自発的に「哺乳前行動」という一連の探索的行動をはじめます。そして自らおっぱいを探しだして吸いつき、初乳(しょにゅう)を飲むことができるのです。おっぱいを飲んでいないときには、ママのおっぱいをリズミカルにマッサージしておっぱいを搾りだすように刺激します。乳頭、乳輪をなめたり吸ったりもします。こうした赤ちゃんの手や口の調節的なパターンによって、ママのからだではオキシトシンの濃度が急上昇します。ママは五感を通じてそのしぐさを感じることで、赤ちゃんを愛おしく感じる「愛着形成」がなされます。このように、母乳は赤ちゃんとママが「協働するパートナー」となって作られ、出産直後から出るようにできています。ただしホルモンバランスには個人差や時間差もあるので、たとえば産後の入院中の段階で「出る」「出ない」などと焦る必要は全くありません。ママにも赤ちゃんにも優しい? 母乳の成分と母乳育児のメリットとは最近では母乳育児を推奨する産院も増えていますが、母乳育児にはどんなメリットがあるのでしょうか? 母乳の成分や、ママと赤ちゃんの心身への影響を見ていきましょう。母乳の成分で特に大切なのが、出産直後から1週間くらい(人によっては10日頃までのことも)までに出る「初乳(しょにゅう)」です。黄色っぽい透明な乳汁で、ママからの免疫や、成長因子がたくさん含まれています。妊娠末期に助産師さんに乳頭のマッサージをしてもらうと、じんわり出ることもあります。出産後3~4日すると脂質や糖質が豊富に含まれた「成乳(せいにゅう)」に変わっていきますが、成乳にもママからの免疫は含まれています。赤ちゃんの成長に合わせて成分のバランスが変化するので、消化吸収がいいのも特徴です。ママにとってもメリットはいろいろオキシトシンには子宮を収縮するはたらきがあるため、子宮の回復を助けて産後の出血を減らしてくれます。授乳はカロリーを消費するので産後太りの解消にもなります。また「母乳育児の長期効果」というWHOの発表(2013年)によると、母乳育児には成人の高血圧、2型糖尿病、肥満などへの予防効果や、IQ(知能指数)上昇につながる効果があると示されています。母乳育児を成功させると経済・社会的な面でも、ミルク代が浮くので経済的、災害や緊急時にミルクを確保する心配が要らないといったメリットがあります。アメリカの研究では、生後6ヶ月の母乳率が80%となった場合、年間1兆円以上の医療費の削減となり、700~900人の乳児死亡を防げるという試算もあります。母乳育児を成功させるコツ【1】授乳姿勢「母乳の出が悪い」「赤ちゃんが吸ってくれない」「乳首が痛い」といったお悩みはありませんか?その原因、実は授乳姿勢にあるかもしれません。赤ちゃんが吸うことで母乳は出ます。そのため、赤ちゃんが大きな口を開けて深く吸いつけるような姿勢で授乳することが大切です。浅いと赤ちゃんは効率よく飲めませんし、ママの乳頭を傷つけてしまい一時的に授乳を中断しなければならなくなることも。赤ちゃんにとっては、ママの体に触れ、おっぱいを飲み、安心して眠ることは最も幸せな体験です。授乳には赤ちゃんが子宮外での生活に適応することをうながすはたらきもあるので、特に産後1か月までの赤ちゃんは、ママの胎内で全身くるまれていたように、体をまるごと包み込んであげることが大切です。授乳をするときには、ママ自身もかつては同じように抱かれ、大切にされていたとイメージするといいでしょう。母乳はママの血液から作られるので、ママの体がリラックスした血流のいい状態であることも大事です。母乳育児を成功させるための授乳姿勢は、次の2つのポイントをチェックしましょう。【1】ママが楽な姿勢か特に授乳初心者の方は、何かにもたれておこなう「リクライニング授乳」をしましょう。もたれずに授乳すると、肩・腰・背中などに負担がかかり、痛みやこり、血行不良につながります。背もたれのある椅子やソファに寄りかかって授乳してみてください。【2】赤ちゃんの姿勢がねじれていないかよくある間違いが、顔だけをおっぱいに向けている姿勢です。これでは赤ちゃんは首がねじれて苦しく、上手に飲めません。赤ちゃんの耳、肩、おしりが一直線になるようにして、頭、肩、体をしっかり支えましょう。そして、おっぱいを赤ちゃんに近づけるのではなく、赤ちゃんをおっぱいに近づけます。赤ちゃんの体をママと密着させて、顔を真っすぐおっぱいに向けるようにするのが成功のポイントです。母乳育児を成功させるコツ【2】授乳のペース授乳のペースは、「赤ちゃんが欲しがるときに欲しがるだけ」が基本です。昔は「3時間おき」など時間でコントロールする考えもありましたが、今はユニセフとWHOによる『母乳育児成功のための10ヵ条』でも「赤ちゃんが欲しがるときに」が推奨されています。というのも、母乳は先にご紹介したホルモンの作用により赤ちゃんが吸うことで作られるからです。また、時間を空けるためにミルクを足してしまうと、授乳間隔が空いてしまい余計に母乳が作られにくくなってしまいます。とはいえ、頻回な授乳に疲れることもあるでしょう。そういう場合は無理せずミルクを取り入れてゆっくり休んでください。搾乳した母乳を、パパなど他の人から赤ちゃんに飲ませてもらってもいいでしょう。搾乳した母乳は冷蔵庫なら5日以内、冷凍庫なら3~6ヶ月ほど保存できます。冷凍した母乳は冷蔵庫や流水でゆっくり解凍し、湯せんで温めて使いましょう。電子レンジは母乳の成分が破壊されることがあるのでおすすめしません。逆に母乳が出すぎておっぱいが張ってしまう場合も、残った母乳を搾乳して出し切ることで乳腺炎などのトラブル回避になります。母乳育児を成功させるコツ【3】母乳にいい食事・飲み物母乳の出をよくするには、どんな食事や飲み物がいいのでしょうか?母乳は血液から作られるため、ママの血行をよくすることがポイントです。そのため、まずは水分を多くとることを心がけましょう。授乳中、1日に必要な水分量は2~3リットルとされています。水だけ飲むのはしんどいでしょうし体を冷やし血行が悪くなるので、温かいハーブティーやスープ、味噌汁などで補うのがおすすめです。また、授乳期は1日に2500キロカロリー、たんぱく質80g、鉄20mgの摂取が必要とされています。一般的な20~30代女性の基準は2000キロカロリー前後なので、普段より意識的にしっかり食べることが必要だとわかりますね。絶対に食べてはいけないというわけではありませんが、油っぽいものや糖分の多いものは母乳の状態を悪くする傾向があります。乳腺を詰まらせて乳腺炎などの原因になり、人によっては少し食べただけで詰まってしまうことも。ママの体には症状が出なくても、赤ちゃんに湿疹や便秘といったトラブルが生じることもあるので注意しましょう。年末年始の時期、食べ過ぎに注意してほしい食材はおもちです。昔は「おっぱいの出が悪いならおもちを食べたらいい」と言われることもありましたが、乳腺が細くて出にくいママなどは、余計に詰まりやすくなってしまう恐れがあります。おすすめの食事は和食です。具体的には、根菜類を多く使った汁物(ポトフやみそ汁)がいいでしょう。根菜は体をあたためてくれます。鉄分やたんぱく質を補うためには、大豆系食材、白身魚、赤身の肉、レバー、ドライフルーツなどを食べるといいでしょう。「母乳が足りてない?」「ミルクを足すべき?」と思ったら赤ちゃんが泣きやまなかったり、授乳したのにすぐおっぱいを欲しがったりすると「母乳不足かも?」と心配になるママは多いようです。「母乳不足」の原因には、主に次の3つがあります。【1】母乳量は十分だが、赤ちゃんの哺乳力(吸う力)や授乳姿勢に問題がある【2】母乳産生量が不足、もしくは分泌がない(母乳分泌不全」【3】赤ちゃんは足りているのだが、母親が母乳不足だと感じる(母乳不足感」このうち、医療介入が必要な「母乳分泌不全」は少ないケースです。助産師さんなどの適切な支援を受けることができれば、ほとんどのママは母乳のみで育てることができるのです。生後1ヶ月頃の赤ちゃんの体重増加目安は1日30gとされています。健診などでこれに満たないと母乳不足を指摘されることもあるようですが、WHOのガイドラインでは「生後1ヶ月目で450グラム以下なら母乳不足」とされており、日本の体重増加基準はかなり高くなっています。赤ちゃんにとって、生後2~3週間は食欲と成長のスパート時期です。そのため、赤ちゃんの3人に1人はいつも空腹な様子を示し、授乳後も満足しない様子なので、ママは「母乳量が足りないのでは?」と考えがちです。けれども、この時期の赤ちゃんが活動的で、頻回に母乳を欲しがることは普通のことなので安心してください。「よく泣く活発な赤ちゃん」の「泣くこと」はその赤ちゃんの生まれ持った気質で、行動スタイルであり、個性です。赤ちゃんがしょっちゅう泣くと、母乳不足が心配になったり育児が不安になったりするかもしれませんが、静かで眠りがちないわゆる「手のかからない赤ちゃん」が逆に母乳摂取不足になることもあります。スパート時期になったら、授乳回数を増やすのもいいでしょう。赤ちゃんが泣く原因はおっぱい以外にも「暑さ」や「同じ姿勢に飽きた」などいろいろあります。母乳を追加しても泣きやまないときは、バスタオルなどでぎゅっと体を包んで抱いて歩いてみたり、うつぶせにして背中をトントンしてみたり、子守歌を歌ってみたりしましょう。抱く時間が長いほうが赤ちゃんの心の発達にはいい影響があるとされていますから、「抱きぐせ」を気にする必要はありません。先にご紹介したように、ミルクを足すと母乳がより分泌されにくくなることもあるので、焦ってすぐにミルクに走らず、赤ちゃんや周りの様子をちょっと観察してみてください。そして心配なときはいつでも、産院の母乳外来などで助産師さんに相談しましょう。母乳にこだわりすぎないのも大切いかがでしたか。母乳育児のコツをご紹介しましたが、母乳もミルクも「どちらが正しい」ということはありません。ミルクにも、ママ以外の人に育児にかかわってもらいやすいなどメリットはいろいろあります。「母乳じゃなきゃダメ」とこだわりすぎるとストレスになってしまうので、ママの負担にならない程度に母乳育児を楽しんでください。不安なときはひとりで悩まず、産院や助産施設などで気軽に相談してくださいね。監修:岡山大学大学院医歯薬学総合研究科産科・婦人科学教室牧 尉太(まき じょうた)金沢医科大学卒業後、恵寿総合病院での研修を経て岡山大学産科・婦人科学教室に入局。福井県立病院、恵寿総合病院産婦人科を経て現職。「女性のミカタ」の産婦人科医として診療に従事しながら、妊娠糖尿病の臨床研究や地域の周産期救護支援システム構築に尽力している。【参考資料】『おっぱいでらくらくすくすく育児』北野寿美代 著(メディカ出版)
2016年12月20日いつも時間が足りない。。そんな日々を過ごしていませんか?時間を有効に使うには、自分で時間をコントロールすることが重要です。できるだけ軽く健康的な食事を摂ったり、お散歩やスポーツを1日15分することが役に立ちます。「時間を見つけること」「自分で計画を立てること」は活力を手に入れて、毎日を上手に過ごすことに繋がります。1日を有意義に過ごすには?時間は皆に平等で24時間です。1日を上手に使うために、15分使って自分の1日の計画を立ててみましょう。スケジュール帳にどのように過ごすと1日が充実するか書いてみるとわかりやすくなります。もちろんその中にはカフェ休憩、SNS、おしゃべり、電話などしたいことも組み込みましょう。こうすることで時間の過ごし方が分かってきます。すべきことを達成するために例えば、1日を仕事・プライベートなど、いくつかのパーツに分けます。忘れてはいけないのは全て自分でコントロールすること。そして、付箋にするべき目標を書いて、見えるところに貼ります。何をしないといけないのかを一つ一つ書いておくと、毎日の目指すものが認識できます。その時に必要としているものに絞って集中することで、しっかりとすべきことを達成できるようになります。「何もしない」時間を持つ大切なことに集中するために、あまり重要でないことは、リストから除いてみましょう。「あまり大きな事に感じない」この行動が大きな変化をもたらします。「リセット」をすることが大切です。あまりしたくないこと、気が乗らないものに対して「NO」とはっきり伝えることも覚えてみましょう。前向きな気分でいられない時間を過ごすことでストレスを感じるのなら、その時間を自分の好きな事に充てた方が充実しますよね。家で上手に時間を作る振込書が届いたり、クレジットの支払いで慌てて銀行に行ったりする時間。これだけでも小一時間を失ってしまいます。もう一度、自分の身の回りを整えてみましょう。今はオンラインバンキングで支払いができる時代です。早くてコストも抑えることができます。銀行に行く時間、ATMに並ぶ時間も必要ありません。インターネットで済ませれるものは上手に利用しましょう。オンラインショッピングも上手に使うと時間の節約ができます。料理は時短でシンプルなものにするこれは決して、インスタント食品を選ぶことではありません。生サラダなら洗って切るだけでもたっぷり栄養を摂ることができます。オーブンを使って作る料理は、食材を切ってタイマーを合わせると出来上がります。待っている間に好きなことができますよね。おいしい料理を作る時間は、楽しみで満足感を味わえる時間です。多めに作って冷凍を活用して、次の日に温めるだけにすることも時短につながります。家を整理する誰かが家に来るとなれば、慌てて大掃除をしたり、物を探すのに何時間も使ったりしてしまいがち。でもそ、れでは時間がどんどんなくなってしまいます。毎日掃除をして整理し、シンプルに片付けるようにして、家の中のものに自分が征服されないようにしましょう。持ち物を自分で管理、コントロールすることが時間を上手に使える事につながります。時間に振り回されない時間の使い方をコントロールすると、毎日の中に落ち着きが出てきます。そして、これにより心の深くから静けさを感じることができます。30分でいいから好きなことをすること、週末は友達と出かけるなど、時間が過ぎていくことに不安を持たないようにしましょう。ストレスを抱えて生きていくことに良いことなんてありません。「ゆっくり過ごす」ことを覚えてみましょう。上手な時間の過ごし方ができて、逆に色々な事に時間を使えるようになります。
2016年12月02日性病のなかには、母乳から赤ちゃんに感染してしまう病気があります。これらの性病の感染がわかったら、 授乳は基本的に粉ミルクを使います。治療をして症状がなくなっても病原体が潜んでいることがあるので、自分の判断で治療を止めないようにしましょう。母乳で感染する性病の種類とは性病のなかには、母乳を通じて赤ちゃんに感染してしまう病気もあります。では、どのような性病が危ないのでしょうか。見ていきましょう。まず1つ目は、サイトロメガロウィルスです。NICU(新生児集中治療管理室)にいた46.2%の赤ちゃんが母乳感染していて、 十分な栄養がとれず体重が増えにくかったという報告もあります (ただし、NICUではある程度過ぎたら母乳をすすめている所も多くあります。詳しくは医師に相談してください)。2つ目は、HIV感染症です。母乳で感染する確率は、授乳期間が長くなるほど高まります。感染して進行すると、やがてエイズを発症してしまいます。3つ目は、成人T細胞白血病です。この病気の場合、粉ミルクで育てたときの感染率が3%に対して、4カ月以上母乳をあげているときの感染率は22%にもなるといった報告があります。母乳感染する性病の場合、授乳はどうする?では、母乳で赤ちゃんに感染するかもしれない性病にかかった場合、授乳はどうすれば良いのでしょうか。基本的には、これらの性病に感染していることがわかったら、母乳で育てることは避けるようにします。ちなみに、成人T細胞白血病では母乳を24時間冷凍保存したあと、解凍して授乳すると感染率が低くなるといわれています。それでも完全に防げるという保証はありません。でも、成人T細胞白血病は感染しても若いうちから症状が出るのはごくまれです。症状が出るまでに30~70年ほどかかり、症状がでる可能性は5%ほどといわれています。あまり心配しないでよいかもしれません。赤ちゃんを母乳で育てたいと考える女性は多いはずです。妊娠を考えたら性病の検査を受けて、もし感染してる場合は治療をして、また妊娠中や出産後も性病予防を心がけることが大切ですね。出典:あなたのオンライン婦人科 Rucora[ルコラ]
2016年10月14日睡眠時間の長さは人それぞれかと思いますが、皆さんの中には「いくら寝ても寝足りない」と日頃からお悩みの方もいるのではないでしょうか。もしかしたらそれは、睡眠障害の一種である「特発性過眠症」のせいかもしれません。「特発性過眠症」とは?特発性過眠症とは、夜間しっかりと眠っているにもかかわらず日中に強い眠気に襲われて、場合によっては長時間眠り込んでしまうこともある睡眠障害です。似たような症状を持つ睡眠障害に「ナルコレプシー」がありますが、特発性過眠症は1957年に「ナルコレプシーと区別できる過眠症」として、旧チェコスロバキアの医師によって発表されました。特発性過眠症の患者は人口10万人につき2~5人いると推測されており、特に10歳から25歳くらいまでの若者に発症しやすいということも分かっています。ただでさえ周りからの理解が得られにくい睡眠障害の中でも、特発性過眠症は一般的な知名度が特に低いので、非常に厄介なものとなっているのです。特発性過眠症の特徴特発性過眠症には、以下のような特徴があります。ナルコレプシーとの違いも含めて、よく覚えておいてください。・原因が不明「特発性」という言葉には、「原因が判明していない」という意味が含まれています。また現時点でも、治療法についてはまだ十分には研究されていないようです。・夜もぐっすりと眠れるナルコレプシーは昼に寝てしまう代わりに夜間は睡眠が浅くなっていますが、特発性過眠症は夜もぐっすりと眠ることができます。特発性過眠症と夜間の睡眠時間との関係はないため、患者の中には夜10時間以上寝ていても日中に眠くなってしまうという方もいます。・ノンレム睡眠が主体ナルコレプシーは日中に短時間(10~20分)の睡眠を繰り返す、レム睡眠が主体となっているものです。それに対して特発性過眠症はノンレム睡眠が主体となっており、日中の睡眠時間は1~4時間と長くなっています。・睡眠以外の症状も併発する特発性過眠症を発症すると、睡眠以外にも頭痛やめまい、手足の冷え、起立性低血圧といった、自律神経系の不調が現れることもあります。ただし、この特徴については、ナルコレプシーでも同じようにみられます。睡眠障害の自覚がある方はこのような特徴を手掛かりに、特発性過眠症なのか、それともナルコレプシーなのかあるいは、それ以外なのかを判断するようにしましょう。寝ても寝足りないと思ったら病院で検査を受けよう今回は睡眠時間に関係なく寝ても寝足りないと感じてしまう「特発性過眠症」という睡眠障害について解説しました。自分が特発性過眠症にかかっているかどうかは、検査を受けることで判断することができるので、睡眠障害の疑いを持った時点で睡眠専門の病院を受診するようにしてください。「反復睡眠潜時検査」や「終夜睡眠ポリグラフ検査」といった検査を受けることによって、ご自身の睡眠障害がナルコレプシーなのか特発性過眠症なのか、あるいはそれ以外のものなのかを医師に診断してもらうことができます。検査の結果、自分が特発性過眠症などの睡眠障害にかかっていると正式に認められれば、周りからの理解も得やすくなることでしょう。photo by pixabay
2016年04月06日【ママからのご相談】1歳1か月の息子をもつ母親です。息子は今も母乳を飲んでいます。最近はごはんをたくさん食べるようになってきたので授乳回数は減ってきましたが、それでも1日2~3回は欲しがります。でも、周りから「まだ飲ませているの?虫歯になりやすいからやめた方がいいよ」と言われるようになりました。また、子どもが1歳を過ぎたあたりから断乳をするママ友も増え、このまま飲ませていてもいいのか心配になってきました。やはり1歳を目安に断乳を考えないといけないのでしょうか?●A. 1歳で断乳しなければならないという医学的根拠はありません。こんにちは、ママライターのacoです。ご相談ありがとうございます。私にも1歳過ぎの子どもがおり母乳育児をしていますが、相談者様と同じように「まだ母乳をあげているの?」「だんだん子どもが執着してやめられなくなるよ」と周囲から言われるようになりました。たしかに子どもが1歳を過ぎると、こういった意見を不思議と耳にすることが増えるので、何となく母乳をあげることが後ろめたい気持ちになってしまいますよね。しかし、実は1歳を目安に断乳しなければならないという医学的根拠はない のです。●WHOやユニセフは、2歳以上まであげることを推奨1歳で断乳すべきという医学的根拠がないだけでなく、WHOやユニセフは、ホームページの中で、2歳以上まで母乳をあげることを推奨しています 。また助産師であるSOLANINさんは、著書『最強母乳外来ママをたすける実践編!』の中で、近年は一方的に母乳を止めるような断乳ではなく、言い聞かせをして徐々に回数を減らしたり、事情が許すのであれば、子ども自身が自然に欲しがらなくなるまで見守るという“卒乳”の形をとる考え方に変わってきている と述べています。もちろんママが仕事復帰の予定があったり、2人目を妊娠中で切迫早産と診断されたなど、どうしても断乳せざるを得ない場合もあると思います。しかし、そういった事情がなければ、焦らずお子さんの気持ちに寄り添うことはとても大切です。一方で、1歳までに自然に母乳を欲しがらなくなったお子さんに対して、「2歳までは母乳を飲みなさい」と強要する必要もないということです。●虫歯の直接の原因は、母乳ではないとはいえ、「だんだんと歯も増えてくるし、いつまでも母乳をあげていると虫歯になるのでは?」と心配される方も多いと思います。たしかにスプーンや箸を家族と共用したり、お子さんに砂糖を含む食品をたくさん食べさせたり、また寝る前に歯磨きをしなければ、虫歯になるリスクは格段に上がります。要は家族など周りの大人からのミュータンス菌 (いわゆる虫歯菌)の感染を予防し、口の中のケアをしっかり行っていれば虫歯は防げるでしょう。それでも気になるようであれば、小児歯科でフッ素を塗ってもらうのもいいと思います。----------いかがでしたか?「まだ飲んでいるの?」という周囲の雰囲気にプレッシャーを感じてしまうというママもいらっしゃると思います。でも卒乳の形は十人十色。お子さんとママが一番納得できる形で卒乳できるといいですね。【参考文献】・『最強母乳外来ママをたすける実践編!』SOLANIN・著●ライター/aco(フリーライター)
2016年02月29日乳腺炎は、産後のママの約25%で起こるといわれています。乳腺炎は、母乳が停滞・詰まってしまったうっ滞乳腺炎と、細菌感染による化膿性乳腺炎に分けられます。細菌感染症による、化膿性乳腺炎の場合細菌感染による乳腺炎は、乳頭が傷ついたこと(授乳開始後まもなくは、赤ちゃんに吸われることで、乳頭が切れることが多々あります)などがきっかけとなり、ブドウ球菌、連鎖球菌といった皮膚に住み着いている菌たちによって炎症が起こります。・おっぱいが熱を持つ・赤みを帯びる・しこりができる・押さえると痛い・発熱、悪寒・頭痛、関節痛などの全身症状・白い母乳ではなく、黄色っぽい母乳が出るなどの症状が出ます。この場合、授乳はできず、抗生物質での治療が第1選択となります。迷わず病院へ行きましょう!母乳が停滞・詰まってしまった、うっ滞乳腺炎の場合母乳が停滞・詰まった乳腺炎では、胸の張りやしこり、多少の痛みを感じますが、感染をしているわけではないので乳房の赤み、熱感はありません。しかし、母乳の停滞が続くと細菌感染を起こし、結果的に化膿性乳腺炎になることもあります。停滞・詰まった場合は乳房マッサージ、授乳、搾乳を行い、停滞・詰まりを早急に改善しなくてはいけません。そもそもなぜ、乳腺は停滞し、詰まるのか乳腺が詰まる原因は、血液やリンパ液などによる乳管の圧迫、乳汁の凝固、赤ちゃんの吸い方が上手ではない、乳頭亀裂によりオキシトシンが分泌されにくいことなどが考えられます。つまり、血行不良やおっぱいの質が悪い、おっぱいがしっかり飲まれず残っている、ホルモン異常といった感じでしょうか。そこで、第1に「血行を良くする」、第2に「おっぱいの質を良くする」、第3に「おっぱいを乳腺に残さない」、これらを徹底していただくことで停滞・詰まりの乳腺炎を回避しやすくします。乳腺炎予防のステップ(1)血行を良くするおっぱいは鎖骨、わきの下、胸骨、肋骨などの血管から血液が注がれ、作られます。そこでまずは、胸周りの血管の流れを良くすることが大切です。肩こりや肩甲骨が動かない状態では、血行不良が起こりやすくなります。マッサージやストレッチが効果的ですね。もしすでに停滞や詰まりがあったら、しこりをマッサージして小さく砕き、赤ちゃんに飲んでもらうか、搾乳をしましょう。乳腺炎予防のステップ(2)おっぱいの質を良くするおっぱいの質には、食事が大いに影響してきます。ただし、賛否両論があり、一概に「これは良くて、これはダメというものもない」ということを覚えていてください。それを踏まえた上で、食べたほうが良いものとして挙げられるのは・白米・うどん・そば・納豆・鶏肉・白身魚・根菜類 など。避けたほうが良い食べ物としては、・もち米・パスタ・ラーメン・菓子パン・乳製品・牛肉・マヨネーズ・お菓子などがあります。要は水分、たんぱく質、脂質、炭水化物、ミネラル、ビタミンなどをバランスよく食べることが重要です。産後は忙しく、なかなかこだわった食事を作るのも大変ですが、おにぎりだけ、菓子パンだけなどという食事だけは絶対に避けなくてはいけません。東洋医学では、タンポポの根っこ(ダンディディライオン)、はと麦、ラズベリーリーフが母乳の出を良くするといわれています。これらはお茶としてよく飲まれており、カフェインも入っていないので、試してみてはいかがでしょうか? そのほか、古来より葛根湯が母乳の出を良くするといわれ、使われています。乳腺炎予防のステップ(3)おっぱいを乳腺に残さない「おっぱいを乳腺に残さない」という点については、赤ちゃんが生まれてみないとわからないことがたぶんにあります。赤ちゃんが上手に飲めるかどうかはそれぞれですし、母乳が出すぎて赤ちゃんが飲みきれないことや、逆に乳管が細くて出にくいなど、乳腺に残りやすい状況はそれぞれにありますが、どれも実際に授乳を始めてみないことにはわかりません。そこで、妊娠中から乳頭マッサージをするのは対策のひとつとして有効です。あとは搾乳することでしょうか?日本では搾乳文化はあまりありませんが、欧米では搾乳機は出産グッズのマストアイテムとなっています。もちろん、赤ちゃんがよく飲み、残さないのが理想ではありますが、うまくいかない場合は利用してみましょう。そして、飲ませる時には、乳管にあるおっぱいをご自身の手で誘導し、乳首まで運ぶことも忘れないでください。乳腺が停滞・詰まってしまったら、ステップ(1)と(3)を試し、滞っている塊を取り除きましょう。そして予防を含め、ステップ(2)を心がけましょう。この3つを駆使して、痛い乳腺炎の予防をしましょう。(鈴木元<天使のたまご総院長>)
2015年09月26日タロットはあなたの心の奥底にあるものを引き出してくれます。今回、タロットが照らし出すのはあなたに足りないもの。何が足りないのかを知って、それを補う努力をすれば、女性として魅力アップ出来ること間違いなし。次の4枚のカードの中から、今のあなたにピタッとくるものを選んでください。そのカードがあなたに足りないものを教えてくれます。■☆女帝あなたに足りないのはズバリ女性性。今のあなたは、女性らしさに欠けているようです。仕事に夢中で、恋が二の次になってはいませんか?ファッションやメイクがおざなりになってはいませんか?男性が理性だとすると女性は感性と言われていますが、女性性が不足しているあなたは、想像力、特に、人を思いやる気持ちが不足しているようです。相手の立場になって考えてみてください。男性に負けまいと頑張らないで、涙を流したり、やきもちやいたり、女の武器を上手に使うことも大事。■☆皇帝あなたに足りないのは決断力。迷ってばかりでちっとも決められません。決められずにいるうちにタイムアウトになったり、ライバルに先を越されたりして、チャンスを逃すこともがしばしば。何とか決めても、「やっぱりもう一方が良かったのではないか」とか、「後からもっと良いのが出てくるのではないか」とか、また迷いだす。結局自分に自信がないのです。そのため、相談しすぎて分からなくなることもありがち。決められないということは、どちらにも決定的なものがないということですから、無理に決めようとせず、しばし静観といきましょう。■☆隠者あなたに足りないのは持久力。瞬発力はあるのですが、長期戦になると途端にダメになります。あと少しというところなのに、辛抱が足りなくて、今までの努力を無にすることもしばしば。あなたは、ちょっとかじっただけで分かったような気になってしまうのでは?もうダメと思ったところから、もうひと頑張りしてみましょう。おけいこごとや、人づきあいなど、すべてを分かったような気になるのはまだ早い。まだまだ奥が深いですよ。一度に力を出しきらないで、ペース配分を考えていくというやり方もあります。■☆愚者あなたに足りないのは好奇心。友達から誘われても、興味のないことはお断り。「これ面白そう」と思う沸点も低いし、のり気でないので、ちょっとやってみて、「やっぱりつまんない」とやめてしまうこともしばしば。好きなことにはとことん、のめりこむけど、そうでないことは見向きもしないというもったいない状態です。やってみたらハマるかもしれないし、才能開花の可能性があるかもしれないのに、チャンスを自分の手でつぶしているのです。何でもとりあえずやってみるべき。決めるのはそれからでも遅くないのです。■☆おわりにあなたに足りないものが、実は恋の弱点なのです。恋したければ、足りないものを補う努力をすること。弱点を克服できたら、男性の方からアプローチしてくること間違いなし。(小泉茉莉花/ハウコレ)
2015年06月27日マタニティ・ベビー用品メーカーのピジョンが展開している会員サイト「ピジョンインフォ」はこのほど、母乳栄養に関する意識についてのアンケート結果を発表した。この結果は、ピジョンインフォで会員向けに2015年3月に実施した「「母乳栄養」に関するアンケート」(回答数453件)をもとにしたもの。「母乳に含まれる栄養成分に関して気になったことは?」という質問には、76.7%の人が「ある」と回答。「ない」と答えた12.8%を大きく上回った。ママが摂取した栄養が直接母乳から赤ちゃんに運ばれるもの。気になるママが多いようだ。ところが「出産後、計画的に栄養素の補給などが行えなかった」と自覚されているママに対して理由を聞いたところ「育児に時間が費やされ自身のケアを行う時間がなかった」(73.8%)「赤ちゃんに意識が集中し、自身のケアに気が回らなかった」(61.3%)などの回答が上位を占めた。またピジョンは母乳育児中のママに必要な栄養素として「鉄」「葉酸」「カルシウム」「食物繊維」を挙げ、「なかなかバランスのよい食事がとれない時は、サプリメントなどで栄養素を補ってあげたり、おやつと一緒に楽しみながら、ピジョンのカフェインレス飲料で栄養をとることもおすすめです」とコメントしている。
2015年05月01日皆さんは、「桶谷式」という単語を聞いたことはありますか?「おっぱいが張って痛い」「赤ちゃんがおっぱいにうまく吸い付けない」「赤ちゃんの体重が増えてない気がする」など、「病院へ行くほどではない」ものの、何かしら母乳や育児に関する不安を抱えている人は一度、桶谷式母乳育児相談室へ行ってみるとよいかもしれません。■桶谷式母乳育児相談室とは? 桶谷式母乳育児相談室とは、「昔から行われている痛い母乳マッサージではなく、乳房の基底部(乳腺体の後面)の伸展性をよくしておっぱいをスムーズに出す独自のマッサージをしてくれる」(※)ところです。※ 桶谷式乳房管理法研鑽会のWebサイト より引用「桶谷式」の冠をつけた母乳育児相談室を開いているのは、全員が助産師の資格を持っている専門家。そのため、個人に合わせた授乳方法やおっぱいにやさしい搾乳の仕方、赤ちゃんがよく飲むおっぱいを作る食事についてなどを相談でき、たくさん情報をもらえる、新米ママには心強い存在です。■桶谷式に通いたい場合、予約は必要? 持って行くものは? 多くの相談室は予約制で、料金は初診料が5,000円ですが、2回目からは3,500円になり、詳しいカルテを作っておいてもらえるので、何か不測の事態あった時にもすぐ対応してもらえます(価格はいずれも税抜)。初診の持ち物は、母子手帳とケアで使うタオル。赤ちゃんを連れて、予約時間より少し早めに行きましょう。まずはカルテに書き込みをしながら、妊娠過程、出産前後の状況、赤ちゃんの成長具合などを確認していきます。確認作業が終わったらベッドに横になり、手技を受けます。この時、赤ちゃんはママの隣に来るか、ほかの助産師さんが見ていてくれるので安心です。手技中は「おっぱいが油っぽいけど揚げ物たくさん食べた?」「肩こりがひどいから、この部分が固くなっていたのかも」など、おっぱいの状態を教えてくれますし、今の授乳状況や心配ごとにも原因と改善策を教えてくれます。特に、出産直後の場合はママには正しいおっぱいの飲ませ方を、そして赤ちゃんにも正しいおっぱいの飲み方を教えてくれます。新生児の口はとても小さいので、赤ちゃんが慣れるまでは、ママからも飲み方を教えてあげる必要はありますが、これがなかなか難しいもの。しかし、桶谷式で助産師さんが赤ちゃんの小さな唇を「こうするのよー」とやさしく動かして教えると、赤ちゃんの飲みっぷりに驚くほどの変化が現れることもあります。■「桶谷式は厳しい」って本当? 桶谷式は「食事制限が厳しい」などと言われることもありますが、・カレー・シチュー・ラーメン・揚げ物・肉の脂身・ケーキやチョコレートなどの甘いもの・スパイスがきついものなど、主に脂肪分や糖分の多い食べ物の摂り過ぎがよくないとされているだけ。なぜなら、母乳の中の脂分が細い乳腺の中で詰まってしまうことがあり、その結果、母乳の味が変わって、赤ちゃんが飲みづらくなるからです。ですが、母乳が詰まってしまう度合いはママの体質に影響されます。「絶対に食べたらダメ!」というわけではないので、ストレスをためないように心がけながら注意する程度でよいかもしれません。■乳腺炎で受診した場合は、医療費控除の対象にもなる通常は医療費として認められない桶谷式母乳育児相談室の料金ですが、乳腺炎が原因で手技受ける場合は、医療費控除の対象となります。地方自治体によっては「子育て応援券」のような、子育て支援サービスに使えるチケットを利用すると、施術料が割引や無料になることもありますので、初診の申し込みの際はぜひ問い合わせてみてください。「名前は聞いたことがあっても、どんな時に行けばいいのかわからない」という印象を持つママも多い「桶谷式」。しかし、実は意外と気軽に利用できるのです。心配ごとが膨らむ前に、プロの力を借りて、赤ちゃんとの二人三脚のペースをスムーズに作れるとよいですね。桶谷式母乳育児相談室は、全国にあります。お近くの相談室を探して、ぜひ一度利用してみてはいかがでしょう。 全国の桶谷式母乳育児相談室検索ページ
2015年02月27日母乳育児中は、すぐに授乳できるようにと、首元の開いた服や前開きの服を選びがち。本当はお気に入りなのに、授乳のことを考えると着られない服があるという方も多いのではないでしょうか。かといって、授乳のことを気にせず服を選んでしまうと、授乳のたびに下からシャツをめくることになるので、お腹が出て冷えてしまうし、寒い時期はニットなど厚手の服を重ね着するので、授乳の間、服をめくって持ち上げているだけでも大変です。そんな時、重宝するのが「授乳ネックレス」です。昔はゴムひもを適当な長さで輪にして、首にぶら下げ、そこにめくり上げた服をかけていたようですが、つけていてもかわいいものがいいなぁと思い、作ってみました。 これなら、首にかけていても、首元に見えるレースがかわいらしい上、肌もチクチクしません。リボンやレースモチーフをあしらえば、ネックレスのように、コーディネートのワンポイントとして、服の上にサラリとつけておくことができます。お好みでアレンジをして、母乳育児にも、普段のコーディネートにも役立ててください。 ■ 母乳育児におすすめ、オーガニックレースの授乳ネックレスの作り方<用意するもの> ・オーガニックコットンレース 50~60cm・オーガニック ストレッチレース 20~30cm・針と糸などの裁縫道具・リボンやレースモチーフ(肌触りが気にならないのであれば、ビーズやパールでもOK)<作り方>作り方は簡単。レースの端をそれぞれ三つ折にして、モチーフの裏に縫い付けて輪にするだけです。手芸用の仮止めクリップで留めてから縫うと、作業しやすいです。編み物が好きな人は、毛糸で輪のモチーフをいくつか作って繋げるだけでもよいでしょう。最近は工夫された授乳服もたくさんありますが、実際使ってみると、後ろの首が引っ張られて肩がこったり、胸元で布がもたついたりするので案外使いづらいことが多いもの。私は結局、・やわらかいカップキャミソール + 前が開きやすいカットソーやニットまたは、・普通のカットソーやニット + 授乳ネックレスこの2つのスタイルに落ち着きました。授乳服を試してみるのも、もちろんよいですが、今持っているお洋服を活かすために、授乳ネックレスも1つは作って持っておくと役立ちますよ! 母乳育児中の方も、これから赤ちゃんを迎える方も、ぜひ参考にしてください。
2014年12月02日母乳がたくさんですぎて、母乳パットを使いましたか? 母乳パットは必要ありませんでしたか? 授乳経験のある方で、「差し乳」や「溜まり乳」という言葉を聞いたことがありますか? どちらも、母乳の出方を指す言葉です。「差し乳(さしちち)」とは、普段は母乳が分泌されず胸が張ることが少ないけれど、赤ちゃんが吸うタイミングで母乳が出始め、常に新鮮な母乳をあげられるおっぱいのこと。いわゆる、受注生産型のおっぱいです。中には、「おっぱいが出ているかどうかわからない」という人もいるかもしれません。授乳のリズムが整う生後半年くらいから「差し乳」になる人が多く、母乳育児にとっては理想的な状態といえます。 一方、母乳の生産が多過ぎて「おっぱいがたくさん出るのは嬉しいけれど、パンパンに張って痛くなる」という状態を「溜まり乳(たまりちち)」と言います。赤ちゃんが乳腺に「溜まっている」おっぱいを飲むことになるので、そう呼ばれています。溜まり乳になるかどうかは、遺伝や乳腺の細さなど元々の体質が大きく関わってきます。溜まり乳タイプの人は、乳腺が詰まってしこりができやすく、乳腺炎を引き起こしやすいため、注意やケアが必要です。そこで、まどれ助産院の真木先生に、溜まり乳のための対策法を伺ってきました。■母乳が出過ぎる、溜まり乳を改善する乳腺炎対策赤ちゃんが生後半年を過ぎたのに、まだ常におっぱいが張って、痛くて困っているという人は以下の点に注意してみてください。 (1)授乳間隔を空け過ぎず、2~3時間にする赤ちゃんが乳房をくわえると、最初に小さく細かく吸う「催乳」の動きがあり、それを合図にママのおっぱいが出始めます。赤ちゃんと離れていても2~3時間ごとに新しいおっぱいは生産されるので、その間隔で赤ちゃんに授乳することがトラブルを避ける大きなポイントになります。 (2)搾乳し過ぎない人の体はよくできているもので、母乳は必要とされている分だけ出るようになります。ですから、搾乳をたくさんしてしまうと、体は「母乳がもっと必要なんだ」と判断してしまい、過剰に母乳が生産され、溜まり乳になってしまいます。張り過ぎて眠れない夜も、絞ってよいのは片方のおっぱいにつき50mlくらいまで。それ以上絞ると分泌量が増えてしまうので、絞り過ぎないように気をつけましょう。(3)食事はあっさり和食に母乳はママが食べたものから作られています。脂肪分が多いものは乳腺が詰まりやすくなり、スパイスが多いものは赤ちゃんが嫌がることも多く、量を飲んでくれなくなる可能性があります。そのため、あっさりした和食がおっぱいには最適です。ちなみに、和食ではありますが、もち米系の食べ物はおっぱいのも分泌量が増えるので避けたほうがベターです。 (4)全身の血行を良くする母乳に効くツボは肩甲骨周りや首や肩にあるため、ストレッチなどでその辺りの筋肉をほぐし、血行を良くしましょう。ただし、一日何度も湯船につかるなど、温め過ぎると分泌が増えやすいため、張り過ぎてつらい時はシャワーだけにしておくとよいでしょう。(5)乳腺の張りや詰まりを取る乳房が固く張った時は、乳首の周辺を柔らかくなるまで手で絞ってから、赤ちゃんにあげましょう。そして、なるべく固くなっている部分から赤ちゃんがおっぱいを飲んでくれるように促すと、症状が軽くなることが多いそうです。乳首に白い粒が栓のように詰まった時は、乳首に馬油などをたっぷり塗ると良いようです。ですが、くれぐれもやり過ぎはNG。白栓や固い乳栓を取ろうと頑張り過ぎると化膿の原因になりますし、しこり部分を強く押さえ過ぎると張り返しが起き、リンパが腫れて事態が悪化することが多いため、無理は禁物です。また、馬油を塗った際、通気性が悪くなると、細菌性乳腺炎の原因菌のひとつであるカンジタなどの皮膚炎にかかりやすくなります。通気性の良い下着やガーゼをつけて、細菌の発生を防ぎましょう。■こんな時は母乳マッサージを受けよう「赤ちゃんの飲み方がいつもと違う」「おっぱいを飲みながらひっぱったり噛んだりする」と感じたら、すぐに助産師さんや桶谷式の母乳相談室などに相談し、乳腺マッサージを受けましょう。私も母乳が出過ぎる体質で、夜にこってりしたものを食べた後、翌朝まで授乳せず寝てしまい、おっぱいが痛くなって、桶谷式の母乳マッサージに駆け込んだことが何度もあります。おっぱいが張り過ぎてブラジャーのサイズが小さくなり、締め付けられることでよりひどくなってしまうこともありました。整体へ行っても漢方薬局へ行っても「母乳が出ない人のためのツボや漢方はあっても、出過ぎの人につける薬は何もない」と言われてしまい、結局は和食で赤ちゃんとのリズムを作ることが一番だと思い知ったのです。赤ちゃんにいつでも新鮮なおっぱいをあげられるよう、紹介したポイントを心がけながら、一緒に頑張っていきましょう。
2014年10月07日できれば母乳育児を続けたいけれど、職場復帰後は断乳も仕方ないと考えるママは多いのではないでしょうか。しかし、実は働くママにこそ、母乳育児をするメリットがあります。今回は、働きながら母乳育児をするメリットと、その方法をお伝えします。■働くママの母乳育児は、ママと赤ちゃんの心の安定をもたらす働くママだからこそ、実は母乳で育てるほうがラクなのです。というのも、ママのおっぱいを飲む時間は赤ちゃんにとって大事なスキンシップの時間で、赤ちゃんの心の安定をつくる時間でもあります。ママが働いている間、赤ちゃんはいつも一緒だったママと離れているので、不安だったり寂しかったりしています。ママが仕事を終えて帰ってきた時におっぱいをもらえたら、不安でいっぱいだった赤ちゃんの心はすぐに安定します。赤ちゃんの心の不安は、発熱や風邪といった身体の不調を引き起こすこともあります。母乳育児をしていると赤ちゃんの心がを安定するため、急な体調不良を防ぐことができ、結果としてママも仕事を休む回数が減るというわけです。同時に、赤ちゃんにおっぱいをあげることで、ママにも幸せを感じるホルモンが出てきます。母乳育児は赤ちゃんだけでなく、ママの心の安定にもなるのです。仕事、家事、育児でお疲れのママは、母乳育児をすることによってリラックスをすることができますよ。■夜間と休日だけ母乳の「変則授乳」で対応しようとはいえ、働きながらの母乳育児はなかなか大変です。中には、一生懸命搾乳をして冷凍し、保育園に預けながら完全母乳育児を続けているママもいるでしょう。冷凍母乳はお断りという保育園もありますし(私が見学をした保育園もそうでした)、勤務中に搾乳をして保存するというのも、育児に理解のある職場環境でないと難しいですよね。そのため私は、平日昼間の預けている間は粉ミルク、休日や夜間は母乳をあげるという、「変則授乳」の方法をとりました。この方法でも私の場合、十分母乳は出続けましたし、むしろこのほうが、授乳タイムが楽しみになって、とても幸せでした。完全母乳で育てないと赤ちゃんがかわいそうなのでは? と思うかもしれませんが、育児に完璧は存在しません。仕事、家事、育児に頑張っているママが、楽しくニコニコ赤ちゃんと接することが、何より大切なこと事です。メリットをうまく利用して、無理なく母乳育児を続けてみてくださいね。
2014年09月16日毎回同じ姿勢で授乳していると、赤ちゃんが母乳を同じ箇所の乳腺からばかり飲むことになり、飲まれていない箇所に飲み残しが発生します。飲み残された母乳は、溜まって味がおいしくなくなり、濃く小さく固まって、乳腺炎の原因になる場合があります。そのため、こまめに授乳姿勢を変えることが必要です。そこで今回は、代表的な授乳姿勢、赤ちゃんの抱っこの仕方を4つご紹介しますので、ご参考になさってください。■1.横抱きママのお腹に授乳クッションなどを置き、その上に赤ちゃんを寝かせてあげる姿勢=横抱きは、もっとも代表的な授乳の姿勢です。 この時、お母さんと赤ちゃんのお腹が密着するとよいでしょう。体が密着すると赤ちゃんも安心しやすく、クッションの中綿がしっかりしていればママも猫背にならずに授乳できます。クッションだけで高さが足りない場合は、バスタオルなどを追加して高さを調整してください。■2.フットボール抱きフットボール抱きの「フットボール」は、ラグビーのこと。赤ちゃんを脇に抱えて授乳させる姿勢のことをフットボール抱きといいます。横抱きの姿勢から、そのままあげる側の母乳の方向へクッションごと赤ちゃんをスライドします。もしくは、ふとんやクッションなどを積み重ねてもOKです。たまにこの抱き方で母乳をあげることで、赤ちゃんのお口の角度が変わり、横抱きだけの偏った飲み方になるのを防ぐことができます。一日数回、横抱きと組み合わせられるとよいですね。■3.縦抱き座ったママの膝に赤ちゃんを座らせて授乳する姿勢を縦抱きと言います。おっぱいがちょうど口に入りやすい位置になるため、乳首が小さめの人向きかもしれません。外出時にクッションがない時はこの姿勢であげることが多くなるでしょう。赤ちゃんの口に合わせておっぱいを支えてあげると、母乳が下のほうに溜まらず、飲みやすくなります。縦抱きには、横抱きやフットボール抱きで吸い切れない部分をあげられるという利点もありますが、首のすわらない赤ちゃんにはあまり勧められません。■4.添い乳寒い夜の授乳など、ママがどうしても起き上がれない場合の授乳方法です。横になり、抱き寄せるように赤ちゃんをおっぱいに近づけて、支えながら授乳します。ですが、この方法は赤ちゃんがおっぱいを浅めにしかくわえられないため、続けるのは母乳に良くありません。また、特に小さめな赤ちゃんにとって、大きいおっぱいの添い寝は窒息の原因になる懸念もあります。どうしてもという時だけにして、できるだけほかの抱き方と組み合わせて授乳しましょう。冒頭でも書いた通り、なるべくいろいろな角度からあげていくのが、赤ちゃんのためにも母乳のためにも良いとされています。例えば、フットボール抱きで片側のおっぱいをあげて、そのままクッションごとスライドさせるように横抱きして反対側のおっぱいをあげ、次の授乳時はその逆、外出時には縦抱きで…とすると、やりやすいかもしれません。今回もシリーズとして、練馬区の桶谷式母乳相談室、『まどれ助産院』の真木先生にお話を伺いました。産後すぐからの母乳育児期、せわしない日中も、長く感じられる夜も、赤ちゃんと一緒に少しでもラクに乗り越えられますように。
2014年09月12日赤ちゃんを母乳で育てたい。そう考えているママのために、出産後すぐからできる、母乳育児のためのポイントをご紹介します。今回も、桶谷式母乳マッサージをされている「まどれ助産院」の真木先生にお話を伺いました。■おっぱいがでない? 産後すぐは「とにかく飲ませる」赤ちゃんを産んだからといって、すぐに母乳が大量に出るわけではありません。産後すぐは、小さじ1杯分(5cc)くらいの母乳しか出ないママがほとんどです。そこから母乳育児を軌道に乗せるためにもっとも大切なことは、「頻繁に母乳をあげ続けること」です。新生児期の授乳回数は一日8~15回くらい。これより多くても心配し過ぎる必要はありません。とにかく多くの回数、母乳を飲ませてあげることで、徐々に分泌量が多くなってくるはずです。出生時の体重が小さい場合や吸う力が弱い場合などには、最初のうち、ミルクを足したほうがよい場合もあります。そのあたりは、担当の医師や看護師、助産師などと相談してください。■産後3日目くらいから、徐々にスムーズに産後3日目くらいになると、目覚めた時にママのおっぱいがパンパンに腫れた感覚になることもあるでしょう。その場合も、ひたすら赤ちゃんに飲み続けてもらうことで、乳腺の開通が促されます。産後すぐから頻回授乳を行っていると徐々に開通が進み、母乳の出方がスムーズになってきます。退院を迎える頃には、祝い膳で揚げ物やケーキなどが出る病院もありますが、乳腺の開通が進まず、おっぱいの張りがひどい時は食べるのを控えたほうがよいでしょう。■赤ちゃんが飲みやすいおっぱいにするコツ生まれて間もない赤ちゃんは、まだ母乳を上手に飲むことができません。赤ちゃんが上手に飲めるようになるには、ママのサポートが必要です。サポートしてあげる主なポイントは以下の3つ。(1)おっぱいを深くくわえさせる乳首の外側1~2cmの乳輪部分に、母乳の出を促すポイントがあります。赤ちゃんがそこまで深くくわえて飲むことでより多くの母乳をあげられます。そのため、新生児期から口をできるだけ大きく開け(140度くらい)、横から見るとアヒルのような形で深く乳首をくわえられるよう導いてあげることが大切です。浅くくわえる飲み方が赤ちゃんの中でクセになってしまうと、直すのが大変になるので、最初が肝心です。わが家の次女はそのせいで大変でした。(2)授乳間隔を開け過ぎない母乳の分泌量を増やすためには、授乳間隔を開け過ぎないことも重要です。母乳の質と量を良い状態にするには、授乳間隔を4時間以内にするのが、桶谷式では理想とされています。そのためには、夜間の授乳も大切です。赤ちゃんが朝までぐっすり眠ってくれたらママも助かるかもしれませんが、夜寝ている間の母乳の分泌量は、なんと起きている時の1.5倍くらいあります。すぐにおっぱいがパンパンになってしまうので注意しましょう。もしうっかり長時間寝過ぎて、おっぱいが張ってしまった場合は、きれいな手で乳首と乳輪を優しくほぐし、少しだけ母乳を絞ってからあげると、赤ちゃんが飲みやすくなります。(3)ママの食事に気をつける離乳食を開始する生後半年くらいまでは、ママの食べたものが母乳になり、ダイレクトに赤ちゃんの栄養になっています。バランスのとれた食事を心がけるとよいでしょう。また、「今日は授乳間隔が少しあくかも」という場合は、その前の食事をあっさり軽めにすると、比較的おっぱいの張りが軽くなるそうです。何人産んでもひとりひとり違う母乳生活、赤ちゃんとママに合った快適な生活を送れると良いですね。
2014年09月08日赤ちゃんを母乳で育てるとママも痩せるよ! という経産婦さんの言葉をよく耳にしますよね。母乳育児には、産後のダイエット効果はもちろん、赤ちゃんの免疫力アップ、産後のママの手間の軽減や経済的にも嬉しいことがいっぱいです。今回は妊娠中からできる、母乳育児のために気をつけておいたほうがよいポイントを、食生活面を中心にお伝えします。■母乳育児のための食生活 ・和食中心の食生活臨月はとくに外食の機会が増えるプレママが多いですが、赤ちゃんが飲みやすいサラサラの母乳にするためには、外食の時でも和食を中心とした野菜たっぷりのメニューを心がけましょう。肉よりも魚、パンよりも白米を多めに食べること、などがコツです。おやつも、洋菓子より和菓子のほうが母乳にはよいといわれています。母乳中には、出血を止めるために必要な栄養素であるビタミンKの含有量が少ないといわれており、ごくまれにですが乳児ビタミンK欠乏性出血症という病気を引きおこすこともあります。そのため、妊娠中から普段の食事に納豆などのビタミンKが取れる食品を一品プラスしておくとよいかもしれません。・水分をたくさん取る授乳中は、一日に3Lの水分を取るのがよいとされています。とはいえ、産後にいきなり多くの水分を取ってといわれても難しいですよね。そのため、妊娠中の時から水分を少し多めに取る習慣をつけましょう。母乳を出やすくするために、身体の冷えるものは避け、ハーブティーやほうじ茶などの身体にやさしいお茶を飲むとよいですね。■母乳育児のための生活もそのほか、食生活以外でも、・ブラジャーをノンワイヤーのタイプに替える・お風呂あがりに馬油やベビーオイルなどを使って乳頭を指でつまみ、乳頭マッサージをするなどにも、母乳の出をよくしたり、赤ちゃんの吸い付く力で乳頭が切れるのを予防したりする効果があります。乳頭マッサージは、妊娠後期(妊娠8カ月、28週)以降に始める方がよいですが、主治医や助産師の指導の元で行ってください。切迫早産の場合などは控えてください。母乳育児は大変そうと思うプレママもいるかもしれませんが、慣れてしまえば手間や経済的負担が軽くて済みます。妊娠中からちょっとした習慣に気をつけて、ぜひ楽しい母乳育児をスタートさせてくださいね。
2014年08月30日出産してようやく赤ちゃんと対面できた余韻を味わう暇もなく始まる24時間ぶっ続けの授乳リレー。出産を機にホルモン分泌が切り替わることで母乳が出るようになるため、産んですぐから沢山出るわけではありません。そのためにママができることは、まず頻回授乳。新生児の頃は出生体重によってミルクを足したり体温を見たりいろいろと忙しく、授乳間隔についてはどの本を読んでも「欲しがったらその都度あげましょう」と書いてあります。ですがお腹の中では一心同体だった赤ちゃんも、へその緒が切れて生まれてくると、「この声はおっぱいを欲しがっているのかしら?」のか「なぜ泣いているの?」と、なかなか理由を特定できず心配が絶えません。今回はそんな母乳生活の始まりについてお伝えします。■母乳育児の始まりまず出産後、赤ちゃんに飲ませることによって初乳という最初のおっぱいが出ます。これにはとても濃い栄養成分が含まれているので、病院でもカンガルーケアという赤ちゃんとの触れ合いの一環として推奨されることが多いと思います。「赤ちゃんは最初からママがたくさん母乳が出ないことを知っていて、あらかじめお弁当のように多めに栄養を蓄えて産まれてくる」と言われていますが、それでも出生後3日間で体重は200gくらい減ってしまいます。体重が減り、おっぱいを吸う力が弱まりそうなら、おっぱいと並行して一日数回ミルクを足すことを勧められますが、一日10回以上の頻回授乳と甘い物と油物の摂取を控え和食中心の食生活にすることによって母乳生活がだんだん軌道に乗り、完全母乳に移行できることが多いようです。私も手帳で確認したところ、最初の一ヶ月は寝る時間と家事と食事の時間とトイレへ行く時間と赤ちゃんのお世話以外は1時間から2時間弱おきの母乳育児に専念していました。新生児との生活は朝も夜も関係なく、とにかくおっぱいと抱っこです。産まれたばかりの「フニャー」という弱々しい泣き声からだんだん「ンアー!」という力強い泣き声になり、何をしても泣くのでどうしてあげたらよいかわからずオロオロすることもあります。家族に抱っこを代わってもらってもすぐにギブアップされたり、オムツもうんちだったらそのままフタされて「うんちだったよー」といわれるだけで「あー大変大変」と立ち去られたり、自分でも不安な時に「おっぱい出てないんじゃない?」と追い打ちをかけられ涙が出そうになったりも…。ママも眠れなくてボロボロですが、それでも赤ちゃんをじっと見ているうちに、その子なりの小さなサインが生まれてきます。そこに反応してあげることで少しずつママと赤ちゃんの絆ができてくるのかもしれませんね。始まったばかりの新生児育児、その時は精一杯でも後で思い返すと「なんて小さかったの! 可愛過ぎる!」と悶絶するサイズと愛らしさです。どうか日々思う存分満喫してくださいね。
2014年07月23日出産後すぐの母乳は初乳と呼ばれ、赤ちゃんにとって栄養と免疫の濃縮ジュースと言われるほど貴重なものです。「できれば母乳で育てたいけど、産まれてすぐから出るのかしら?」そんな不安を持つ妊婦さんは多いとおもいます。今回はスムーズに母乳育児を始めるために妊娠中からできることについて、桶谷式母乳マッサージをされている『まどれ助産院』の真木先生にお話を伺ってきました。妊娠中期(妊娠5~7カ月)くらいから血行が良くなり乳腺が発達し、乳頭から透明だったり少し黄色味がかった分泌液が出ることがあります。絞ってみたい気持ちにかられがちですが、この時期からマッサージを始めるのはあまりオススメできません。産後の母乳量との関連はあまりないようなので、無理にがんばると乳頭感染の可能性もありますし、乳頭への刺激は子宮収縮の原因にもなります。切迫早産になりやすい人や子宮頚感管長が短いと指摘された方は特に避けた方がよいです。妊娠中の母乳マッサージはいろいろな方法が紹介されていますが、いつ産まれても大丈夫な妊娠10カ月の37週頃になったら開始しましょう。それまでは乳腺を圧迫しないよう、乳房を支えられるくらいのノンワイヤーブラジャーに切り替えて血行良く過ごせるようにしましょう。この時期からフロントホックのものにしておくと出産後にも使えて便利です。乳頭に白いポツポツのような固まりや栓のようなものができていたら、お風呂に入る前に植物性オイルをつけたコットンを張って少しラップパックをしてからそっと拭き取ります。この他に扁平乳頭や陥没乳頭の場合は特別なケアが必要になるので、母乳外来や助産外来などで診てもらい相談すると良いでしょう。女性は出産するとホルモン分泌が変わり、そこで初めておっぱいを出す体に切り替わります。産後すぐの時期、産院ではおっぱいをあげる前と後に赤ちゃんの体重を測り「どれだけ飲めているか」を計算します。最初は増えても10gや20gだったりと極少量が当たり前なので心配いりません。何度も何度も吸わせていくことで少しずつ赤ちゃんの吸い方も上手になり、たくさん飲めるようになっていきます。赤ちゃんのおっぱいを吸う力は思いのほか強く、生きるために本能的にがんばる姿は胸を打つものがあります。赤ちゃんはママのおっぱいが最初はあまり出ないことを知っていて、出るようになるまでの栄養をお弁当のように体に蓄えて産まれてくるともいわれています。だから大丈夫。出生体重が少なくて母乳を吸う力がなくなってしまいそうな場合は最初だけミルクを足した方が良いこともありますが、とにかくあげ続けることが一番大切です。子供を産むという大仕事を成し遂げたあと、喜びもつかの間にすぐ始まる授乳リレー。赤ちゃんが眠った時に一緒に眠り、少しでも体を回復させて楽しく子育てができますように。
2014年07月22日色気とは女らしさのこと。女性が男性に男らしさを求めるように、男性も女性に女らしさを求めるのです。今回は、男性が「色気が足りない」と思う女性の特徴をご紹介しますので、心あたりがないか、確かめてみてください。■1.男と張り合う女仕事ができる女に多いのですが、男性の前で、自分がいかにモテて、仕事ができるかをアピールする、自己顕示欲の強い女。男性とケンカになってもひくことを知りません。責任感や独立心が強いのは良いことですが、目先のケンカで勝っても得することはありません。それに、仕事は1人でやるものではありませんから、男性を立てつつ、ほめて、おだてながら、自分の仕事に協力してもらうようにしましょう。その余裕感が女の色気を醸し出します。■2.清潔感のない女「色気のある女」といっても、あまりに露出が高いと単にだらしない印象になり、ウケは悪いもの。清潔感のない女性はやっぱりダメです。男性からみても色気を感じません。金髪、濃いメイク、特殊ファッションはやはり色気を感じないので、自然な髪、ナチュラルメイク、OLのようなファッションをめざし、清潔感を醸し出し、その中でチラリズムや髪をかきあげる等の小ワザを効かせましょう。■3.知性のない女男性は、知性に色気を感じるものらしく、反対に、会話のできない女、敬語が使えない女、バカさ丸出しの女は、知性がなく、色気のない女と判断されてしまいます。会話のキャッチボールを意識しながら話に集中しましょう。「天然」というのは、かわいいですが、毎回の会話のキャッチボールがトンチンカンでは、バカに見えてしまいます。加えて、敬語がきちんと使えれば、自然と知性は醸し出されるものです。■4.気遣いがない女悪口や、人を罵倒する暴言をはく女、暴力を振るう女、酒癖が悪い女は、そもそも人として魅力的ではありませんよね。こんなのはもっての外ですが、「色気」や「女性らしさ」に必要なのは、「気遣い」。男性の中には、男らしさは、細かいことを気にせず豪快なところ、女らしさは、繊細できめ細やかな気配りができること、という対比が出来上がっているのです。ほかの人の立場に立って物事を考え、例えば飲み会のときなど、会話に入れない人をさりげなくフォローし、みんなが気持ちよく飲み会を終了できるように気が遣えるといいですね。■5.見返りを求める女特にかわいらしい顏をした女性に多いのですが、自分がこんなに尽くしてるんだから、男性はもっとわたしに色々してくれてもいいはず、と思っている女。そういう女は、顏がかわいくても、次第に男性はうんざりしてきます。男性の好意をきちんと受け止め、感謝ができ、それを言葉で表現するように心がけると、自然と余裕や包容力が醸し出され、色気に繋がるでしょう。■おわりにいかがでしたか?色気とは、露出度を高くしたり、ニャンニャンキャラで媚びたりすることではありません。色気がある女というのは、自立をしており、凛としていながらも、男性をたて、目配り気配り心配りができる女性のことをいいます。男性は、自分の足りない部分を補いながら、押しつけがましくなくサポートできる女性を好むものです。男性はつい、「オレがオレが」と自己主張してしまう傾向が強いですが、女性が控えめに出ると、女の色気がでやすくなりますよ。(内野彩華/ハウコレ)
2013年11月21日「妊娠中しているわけでもないのに、排卵日になると乳首が痛くなり母乳がにじむ」という相談が、ビューティ&ダイエット編集部に届きました。妊娠していないのに、母乳が出るという症状について、女性専門病院の「私のクリニック目白」の平田雅子院長にお話をうかがいました。以下、平田先生。排卵は月経初日から約2週間後に始まって、卵胞を突き破って卵を卵巣外に出すことを言います。卵胞が破れる際に、大なり小なり痛みをともなったり、なかには出血することもあったりします。また、排卵前にエストロゲンが多量に分泌され、排卵にともなって一気に減少します。女性ホルモンの影響は想像以上で、肌のトラブルや腰痛、頭痛、腹痛、精神的不安定などの症状が現れることもあります。ホルモンの変化で乳腺が影響を受けることにより乳腺組織が増え、一番敏感な乳首に痛みが出ている可能性も考えられます。ただ、影響を受けやすい体質による場合もあれば、子宮内膜症や子宮筋腫などが引き金になっている場合もあるので、痛みがひどいようなら病院で検査してもらったほうがいいでしょう。体質的なものであれば、体質を変えるよう生活を見直すのもひとつ。例えば、冷え性、やせ過ぎ、野菜を食べないなどの偏食、不規則な睡眠時間、あるいは喫煙など、何か心当たりがないでしょうか?それから、ちょっと気になるのが、母乳の分泌。女性ホルモンのなかには、乳汁の生産を促すプロラクチンというホルモンがあって、それが過剰に分泌されると乳漏症や排卵障害を起こすことがあります。ほかに、脳腫瘍(しゅよう)や脳の外傷による場合、そして経口避妊薬を使用している場合にも乳首からの分泌がみられることがあります。いずれにしても、病院で検査してもらって、体質的なものか、病気から来ているものかをチェックしてもらったほうが安心でしょう。体質的なものだとわかれば、生活習慣を見直したり、漢方医に相談するなど改善方法を見つけやすくなります。(ビューティ&ダイエット編集部)
2013年01月21日【相談者:20代女性】現在初めての子どもを妊娠中の妊婦です。自分の子どもは母乳で育てたいと思っています。『乳活』という言葉がありますが、母乳がたくさん出るように何かしなければいけないのでしょうか?おすすめの乳活法などがあれば知りたいです。●A.『乳活』とは、母乳で赤ちゃんを育てるためとる方法のことご質問ありがとうございます。ゆる~り母乳育児推進派のkaeです。『乳活』とは、母乳育児を行うための行動のことなのだそうです。母乳って、子どもを産んだら自然と出るものなのかと筆者は思っていたので、数日経ってもほとんど出なかったことに自分はダメな母とショックを受けました。雑誌『たまひよ』のアンケート結果によれば、妊娠中に母乳のみで育てたいと思っていても、実際に完全母乳で育てている人は44.2%という結果があるほど、なかなか母乳だけで育てることは難しいと考える人もいるかもしれません。●母乳で育てたいママ必見! 完全母乳のママの乳活ライフをご紹介- ケース1:2歳過ぎても母乳をあげ続けていたママ1歳半までは離乳食もほとんど食べず母乳のみだった娘。乳腺炎を避けるべく、乳製品と油ものは一切食べていません。そのせいか、娘の好きな食べ物も芋類やご飯など和食中心の粗食が好物に。完全母乳で育てることができのは、定期的に母乳マッサージに通ってケアしたり、相談していたのが大きかったかもしれません。- ケース2:一人目は混合、二人目は母乳のみのママ(筆者)一人目のは早産で小さく産まれてしまったこともあり、健診のたびにお医者様に「小さい」と言われ、夫にも「足りないから泣いてるんじゃないの?」と言われ、ミルクの追加を始めたところ母乳の出が悪くなり混合哺乳に。二人目の場合は平均的な体重だったので、健診で体重増加が少ないと言われても気にせず母乳のみで育てたところ、完全母乳で育てることができました。●母乳育児を成功させるためのポイントは5つ!(1)やっぱり食生活に気を遣う母乳は血液からできるもの。脂っこいものや濃い味付けのもの、乳製品、糖分などカロリーの高い食事を食べていると美味しい母乳ができないといわれています。食事は和食をメインにすること。お野菜も生のサラダよりは、火を通してスープやお鍋にするとたくさん食べる事ができますね。(2)身体は冷やさない衣服を着込むだけでなく身体の中から温めることも大切です。たんぽぽコーヒーやハーブティーなどノンカフェインの飲み物や白湯もおすすめ。(3)まわりに何を言われても気にせずに母乳育児を続ける生後間もない乳児の頃は、体重が増えてないと不安になってしまうもの。極端に体重が減ったりまったく体重が増えていないなどがなく、お医者様や保健師さんからミルクを足さなければいけないというような強い指導がなければ、夫や身内に何を言われてもあまり心配しないほうが良いかもしれません。(4)とにかく水分を摂る私は夏場だったのもあり、水だけで2リットル以上飲むようにしていました。母乳イコール血液ですからね。(5)マッサージをする母乳外来に通ったり、お風呂に入ったら自分で乳腺が開くようにケアをする。それ以外にも首や肩が凝らないように血流を良くするマッサージなどを行ってみるのも効果的ですよ。*****「母乳だけで育てるんだ!」という強い志も大事ですが、優先するのは子どもの健康と母親が穏やかに過ごせること。母乳の出がよくないことを責めたり悩んだりせず、母乳でもミルクでもどちらでもいいわ~くらいのゆったりとした気持ちのほうが案外うまくいったりするような気もしますので、無理はしないでいて欲しいなと思います。(ライタープロフィール)kae(夫婦生活専門家)/フリーライター。20代の独身時代は、お酒や雪山、クラブに海外にと寝る間を惜しんで遊ぶために飛び回っていたが、妊娠・出産を期に生活スタイルは一変。食品添加物や加工品を極力減らし、野菜中心の食生活や規則正しい生活になったことにより、妊娠してから現在まで約3年の間、病気知らずの健康体に。二児の母の今では、近所の公園や児童館のみが活動範囲。ちいさな姉妹が寝静まった深夜に執筆するフリーライター。
2013年01月16日「足りないもの」だらけの20代。悔しいこともたくさん経験するでしょうが、自分の力不足を認識することは今後の飛躍のために欠かせないこと。そのように傷ついては成長……という日々を送る20代ビジネスウーマンは、仕事に対してかなり高い志を抱いているようです。ひと昔前に氾濫した「腰かけOL」はもう絶滅寸前かも!?1位コミュニケーション力55%2位プレゼンテーション力54%3位リーダーシップ44%4位交渉力42%4位ファシリテーション力(会議などを仕切る力)42%■不甲斐なさを自ら実感派・「論理的な思考がないため、問題が発生したときにどうしていいのかわからず、いつも後輩の前で恥をかいている」(29歳/ホテル/マーケティング)・「忍耐強さがないので、ちょっとしたことですぐにイライラしてしまう。表情には出さないが、心の中ではすごいことになっている」(26歳/卸/秘書・アシスタント)・「もっと忍耐力があれば転職しなくてすんだかなと思う」(24歳/福祉/その他[専門職])・「コミュニケーション力がなく、生真面目すぎるみたいで、仕事以外のゆる~い笑い話にうまく返答できない」(23歳/金融/秘書・アシスタント)・「コミュニケーション力がないので、お客様にイレギュラーなことを言われると必要以上に焦ってしまう。印象も悪くなるので、いつも反省している」(23歳/公益法人/サービス)・「礼儀作法を知らなかったので、タクシーでどこに座ったらいいかわからずに困った」(25歳/食品/研究開発)・「計数管理力が弱いので計算ミスが多い。早く計算しなければいけない場合でも、人より時間がかかる」(22歳/小売/販売)・「新人ならではの発想で企画書を書くように上司から言われたが、いい案が浮かばず締め切りが迫っている。企画力がほしい!!」(22歳/マスコミ/その他)・「冷静さに欠けるので、忙しくなるとパニックになってミスを連発してしまう」(24歳/印刷/営業)・「想像力や独創性に欠けるため、何かを生み出すポジションに就くことができない」(25歳/商社/営業)・「上司に気に入られる力がなかったので仕事を回されず、冷たい視線を受け続けたので辞めた」(24歳/マスコミ/クリエイティブ)・「貧血を起こして、朝礼中に倒れたので体力が欲しい」(28歳/商社/秘書・アシスタント)・「リーダーシップをうまく取れない人に対してイラっとするけど、自分もうまく取れない」(22歳/IT/SE)・「いつも〆切間際に追い込みをかけて作業しているので、質がセカンドベストになっている。時間管理力はしっかり身につけたい」(26歳/人材紹介/営業)・「交渉が下手で相手のペースに巻き込まれ、社内の人を休日出勤させてしまったことがある」(27歳/食品/研究開発)・「年上の同期の女性たちから年齢をネタに嫌味を言われたり、汚れ役や面倒な役を押し付けられている。他人に甘く見られない力が欲しい」(23歳/教育関連/その他)■他人に叱られて自覚派・「コーチング力が足りず、後輩にはついつい甘くなってしまう。上司にはもっと厳しく育てるべきだと怒られている」(24歳/金融/金融系専門職)・「英語を使う部署なのに語学力がなく、いつも作業時間が長くなってしまう。残業が多いと上司に注意されている」(25歳/商社/サービス)・「伝達能力に欠けているため、ぜんぜん違う取引先だと聞き間違いをしてしまい、怒るを通り越してあきれられたことがあった」(26歳/医療/サービス)・「問題発見力が足りない。つい事務的に仕事をこなしてしまうので、上司には『常に疑問を持って仕事をしなさい』とよく言われる」(24歳/運輸/財務)完全版(画像などあり)を見る
2009年08月24日