女優の戸田恵梨香が主演を務める、映画『母性』(11月23日公開)が週末動員ランキング実写邦画No.1を獲得したことが28日、明らかになった。同作は湊かなえによる同名小説の実写化作。女子高生が自ら命を絶った事件をきっかけに回想される、愛せない母(戸田)と愛されたい娘(永野芽郁)の物語で、同じ時・同じ出来事を回想しているはずなのに、2人の話は次第に食い違う。母と娘がそれぞれ語るおそるべき「秘密」が明らかになっていく。23日より全国340スクリーンで公開を迎え、公開5日間で観客動員数172,391人、興行収入226,281,210円を記録した。公開初週末にかけて、全国的に20~30代を中心に多くの女性が詰めかけたという同作。ドラマ『ハコヅメ~たたかう! 交番女子~』で先輩・後輩役として共演し息の合った掛け合いが話題となり“とだめい”の愛称でファンから親しまれる戸田恵梨香と永野芽郁が、初の母娘役に挑戦することで話題を集めていた。公開後もSNSでは「戸田恵梨香、演出や演じ分けの機微が絶妙でまさに「怪演」を見せつけられました。」「永野芽郁の演技がすごすぎて、中盤つられて泣いてしまった」「高畑淳子の怪演は映画賞総ナメレベル。舞いあがれ!のばんばとの違いよ。」「大地真央の半端ない存在」「どっちを向いても女優たちがおそろしく上手い演技、怪演バトルに身震いとまらなくなった…」「演者の方々が上手すぎて ひたすら感情が休まる暇が無い」など絶賛コメントが寄せられている。また母と娘のすれ違う証言の先に待ち受ける真実に衝撃を受けた観客も多いようで「深く入り込まされて、心臓の音が聞こえるくらい動揺した…すごいものを観た」、「油断してると抉られます」などのコメントが寄せられる一方、胸の張り裂ける思いで涙する観客の姿もあったようで「一緒に観た娘はマスクが濡れるほど泣いていました。母であり娘でもある私はしばらく考え込みました」「親子の関係性が少し普通と違ってて、本当に奥が深い。母性の形が変わっていく様に涙が止まらず...やはり安定の湊かなえの世界観、引き込まれるように見入ってしまう」「『愛能う限り』この言葉が頭から離れない」など、観る年代によって全く違った視点のコメントも寄せられている。初日舞台挨拶では主演の戸田が「面白いとか、楽しいでは言い表せない、普段気付かないことにハッと気づかされる作品。自分自身を振り返る作品です。皆さんにとって前へ向き直る作品になったらと思います!」と力を込めてアピールした。(C)2022映画「母性」製作委員会
2022年11月28日女優の戸田恵梨香と永野芽郁が、まさかの母娘役となった映画『母性』(11月23日公開)が公開中だ。湊かなえ氏による同名小説を実写化した同作は、女子高生が命を絶った事件をきっかけに回想される、娘を愛せない母・ルミ子(戸田)と母に愛されたい娘・清佳(永野)の物語。同じ時・同じ出来事を回想しているはずなのに、2人の話は次第に食い違っていき、母と娘がそれぞれ語るおそるべき「秘密」が明らかになっていく。今回は、戸田と永野の2人にインタビュー。作中では複雑な関係だったが、撮影では互いに刺激を受けたという。一方で口をそろえて「難しかった」という今作について、改めて振り返ってもらった。○■「一緒にいるのが当たり前」の存在に――2021年7月に放送されたドラマ『ハコヅメ~たたかう! 交番女子~』(日本テレビ系)ではW主演を務められていましたが、今回の映画『母性』ではまったく関係性が違った形となりまして、いかがでしたか?永野:『ハコヅメ』より先に『母性』を撮っていたので、初めて戸田さんにお会いしたのがはこの作品でした。目の前でお芝居されている姿を見て、自分の勝手なイメージのしていた戸田さんと全然違っていて、いつも刺激を受けながら過ごしていました。戸田:最初に会ったのは、実は『ハコヅメ』の情報解禁用の写真撮影だったんですよ。永野:あ、そっか! そうでした。戸田:その時私はもう『母性』の撮影が始まっていたので、芽郁ちゃんが「現場はどうですか?」と聞いてくれた時のテンションや、一緒に写真を撮っている感じなどが気さくで何の気負いもなくできそうだなあという印象でした。――2作続けて共演して、互いに頼もしさや刺激を感じたのはどのような部分でしたか?戸田:『母性』はキャストの皆さんが悩みながら、試行錯誤して進んでいたので、ある種みんな柔らかな雰囲気でお互いをフォローし合いながら進んでいく感じだったんです。私自身、まだ母親ではないし、オファーを頂いた時に台本を読ませていただいて、年齢の設定的にも私ではないんじゃないですかと、プロデューサーに聞いてしまったぐらい(笑)。そんな中で迎えた撮影中に母の日があって、芽郁ちゃんがプレゼントをくれたので、ちゃんと私のことを“母”として見てくれているんだなという安心感が生まれて、あんまり考えすぎなくていいやと思わせてもらえました。苦楽を共にしたので、『ハコヅメ』の時は本当に気楽に撮影に入ることができて……。永野:(笑)戸田:楽しくやれて。芽郁ちゃんは関西人ですか? というギャグのセンスもお持ちなので。永野:そうですか!?戸田:年の差を全く感じさせない存在です。芸能界にも長くいるわけじゃないですか。だから、たくさんの苦労やしんどいことも知っているはずなのに、いつも笑顔でいるから、そこがまたすごいなと思っているところです。現場をいい雰囲気に保ってくれるので、頼りにしています。私は大変な時に真顔になってしまうタイプなので……(笑)永野:いらっしゃると絶対的に大丈夫と思える方で、頼もしさしか感じていないです。お芝居だけでなく、たたずまいも本当にパワフルですし、周りのこともすごく見ていて、さっと支えてくださる方なので、私はずっとくっついていました。戸田:半年間ずっと一緒にいたから、一緒にいるのが当たり前みたいな(笑)永野:すごく大変な役どころではあったと思うんですけど、戸田さんが一緒に乗り越えてくださったので、大先輩でありますけど、「ずっといて! 離れないで~!」と思っちゃいます。戸田:(笑)○■掴みきれないまま撮影が終わった――今回お二方ともかなり難しい役で、しかもそこまで歳が変わらないのに母娘としての出演になりましたが、オファーを受けた時の心境はいかがでしたか?戸田:脚本を読んで「私がルミ子なんですか!?」という驚きがありました。まだ大学時代や結婚して間もない頃は演じられるかもしれないけど、娘が高校生になってからは演じられないんじゃないかと思ったんです。けれどプロデューサーの谷口(達彦)さんに長い時間いろいろ語って頂いて。お世話になっている谷口さんに何かをお返ししたいということと、ここまで言ってくれるんだったら何かを見出せるのかもしれないということで、久しぶりに挑戦するべきだなと思って、自分を奮い立たせるために参加させてもらったというのが、正直なところです。――プロデューサーの言葉の中に、心を動かされたフレーズもあったということですか?戸田:基本的に私をずっと褒めてくれるんです。 「恵梨香の芝居だったら絶対できる、恵梨香以外できる人が見当つかない!」……私は、見当つくんですよ!(笑) 私が子を持つことに対しての葛藤や愛情を考えたような経験があれば、心理的に表現できることがあると思えたかもしれないけれど、今まで愛犬にしかそういった感情を抱いたことがないので……(笑)。それから見た目をどこまで持っていけるのかという不安もありましたし、決して感情移入することのできない役柄でもあったので、感情でお芝居するのではなくて、理屈で詰めていかないと成立しない作品だと思い、「自分の今の能力勝負だ」と懸けてみたという気持ちでした。――永野さんも難しさを感じたとのことでしたが、出演については悩まれましたか?永野:私は主演が戸田さん、原作が湊さんという2点で、出演を決めました。戸田:すごい!永野:出演を決めてから脚本を読んだので、後からこの役は「難しいなあ!」と思いました。でも、戸田さんとはいつかご一緒したいと思っていたので、もうついていけばいいんだ! と思いました。――「能力勝負だ」と思われたとのことですが、「わからないまま演技を成立させる」のに必要なのはどんなことでしょうか?戸田:厳密に言えば自分に似ているかどうか、共感できるかどうかでその役を演じているわけではなく、作品全体として観た時に自分が心打たれるか、面白いと思うかでしかないかなと思うんです。その中で理解ができない人を演じることになっても、その人たちなりの理屈と筋があるので、それを理解してあげる作業が大事かなと思って、深めるように心がけています。永野:自分を基準に考えると「私だったらこういうこと言わないな」とか「こういうこと考えないな」というのは役によってありますけど、でも同時に「こういう人いるな」と思ったりもします。自分じゃない人の考えを持って生きているのは、役を通してしかできないことなので、純粋に面白いなと思って臨むことが多いです。――役に対しての「わからない」部分は、撮影に入ってから解消はされたのでしょうか?戸田:脚本にも携わっていた谷口プロデューサーに確認しながら進めていましたけど、1番難しかったのは「私が間違えていたのです」というセリフで。ルミ子は本当に自分の育て方や娘にかけてきた愛情が間違っていたとは思っていないはずなのに、なぜあの時彼女がそう言えたのか……。そこはやっぱり何十年も母親の正解を探して生きてきて、娘にも「おばあちゃまがどうしたら喜ぶのか考えて行動し発言するのよ」と教えてきた人だから、神父様と向き合ってきた時に「私が間違えていた」と言わないといけないと考えたんですよね。ある意味「神父様に言わされたセリフだ」という説明を受け、ようやく「やっぱり、ルミ子ってそういう人なんだよね」と改めて腑に落ちるところがありました。最初の方に撮ったシーンだったんですが、序盤でそこを理解するのが重要でした。永野:私も、掴みきれないまま撮影が終わってしまったんです。もちろん、清佳が母を守るために怒ったり泣いたりする気持ちは理解できるんですが、その2人を取り巻く環境が理解し難いところで、ずっと難しいなと思っていました。疑問に思うことを戸田さんに相談すると、母の視点も交えながら相談に乗ってくださり、すごく助けて頂きました。ルミ子さんとは全然違うから、なぜこの性格になったんだろう? と、最初は疑問に思っていたんです。廣木(隆一)監督からは、「育った環境が複雑だったから、一筋縄でいく女の子ではない」という説明を頂いて。ルミ子さんに育てられたけれど、ルミ子さんとはまた違うふうに成長していっているということで、理解ができました。――お二人ともそうやって解釈しながら進められていたんですね。最近はいろいろな作品の考察や解釈がSNSで議論されたりもしますが、そこに対しての意識などはありますか?戸田:どうなんだろう? そんなに詳細を見てくださってくれたら嬉しいですけど……。永野:今、SNSとかでめちゃくちゃ考察してくれたりしているんですよね。戸田:へえ~!永野:たとえば目線が動いたときに、「これは怪しい!」とか。戸田:そうか、なるほどね! 私としては、演じている時は反応のことはあんまり気にしていないです。永野:私も、どういう意見になるか気にしながら演じているということはないです。ただ、皆さんが考察して面白がりながら見てくれるなら嬉しいです。戸田:今回の作品はルミ子の目線も清佳の目線も描かれているけれど、それが事実かどうかは誰にもわからないという、いろいろな考察が出てくる作品だと思います。そういう反応も楽しみですね。■戸田恵梨香1988年8月17日生まれ、兵庫県出身。16歳で上京後、様々なドラマ、映画、舞台等で活躍し、エランドール賞 新人賞(09年)、第14回コンフィデンスアワード・ドラマ賞 主演女優賞(18年)、第29回日本映画批評家大賞 主演女優賞(19年)などの賞を受賞。近年の主な出演作に映画『劇場版 コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』(18年)、『あの日のオルガン』『最初の晩餐』(19年)、『大恋愛~僕を忘れる君と』(18年)、連続テレビ小説『スカーレット』(19年)、『俺の家の話』(21年)など。■永野芽郁1999年9月24日生まれ、東京都出身。2009年に映画デビュー。2015年の『俺物語!!』でヒロインを務め脚光を浴びる。17年には『ひるなかの流星』で映画初主演。18年には、NHK連続テレビ小説『半分、青い。』でヒロインに抜擢された。21年の映画『そしてバトンは渡された』で第45回日本アカデミー賞優秀主演女優賞、同作と『地獄の花園』で、第46回報知映画賞、第64回ブルーリボン賞主演女優賞を受賞。その他の主な映画出演映画に『帝一の國』(17年)、『君は月夜に光り輝く』(19年)、『仮面病棟』(20年)、『キネマの神様』(21年)、『マイ・ブロークン・マリコ』(22年)など。
2022年11月25日※編集部注:本記事はネタバレも一部含んでいます。知らない状態で映画をご覧になりたい方はご注意下さい。映画『母性』(11月23日公開)のTRIBEの舞台挨拶が23日に都内で行われ、戸田恵梨香、永野芽郁、廣木隆一監督、湊かなえ(原作)が登場した。同作は湊かなえによる同名小説の実写化作。女子高生が自ら命を絶った事件をきっかけに回想される、愛せない母と愛されたい娘の物語で、同じ時・同じ出来事を回想しているはずなのに、2人の話は次第に食い違う。母と娘がそれぞれ語るおそるべき「秘密」が明らかになっていく。原作者の湊は今作について「書いているときも映像が浮かんでいて、ルミ子(戸田)の最後の表情などが頭の中にあるんですけど、映画を見たら『あ、この台詞はこんな表情で言ってたんだ。清佳(永野)、こんな顔で聞いてたんだ』というのを2人に教えてもらったような感じがしました」と絶賛し、「全部上書きされました」という。戸田は「恐縮です」と言いつつ、「最後に『愛してる』と言いながら(清佳を)抱きしめているシーンがありましたけど、あそこの表情、間違えたなと気づいたんです」と明かし、会場を驚かせる。「湊さんがどういう意図であのシーンを書かれたのかわからないんですけど、あの時、大地真央さん演じる母を自分に投影すべきだったって気づいて。本当は笑顔で清佳を愛してるって抱きしめるべきだったんじゃないかなって思ったんです。いかがですか?」とその場で原作者に尋ねた。湊は「今それを聞いて『あ、そうか』と教えてもらってる感じなんですけど、いつもルミ子の中にある『これが正しいことなんだろうか』とか『今、最善の行動はどういうことなんだろう』というのは、全部自分の母親がいてのことで、『母だったらどうするだろう』『こうしたら母は喜んでくれるんじゃないか』というところから来ている。大地さんの笑顔をルミ子が思い浮かべて『愛してる』というのも、『あ、そうか』と思ったり」と戸田の見解を認める。さらに「でも、ルミ子はやっと『あそうだ。今はこれ愛してるなんだ』にたどり着いた感じが、映画の時の表情になったんだろうなって」と、湊が今回の戸田の表情についての見解を述べると、戸田は「そうなんですよ!」と頷く。湊が「でも私は、その『愛してる』の奥に大地さんが見えました」と太鼓判を押すと、戸田は「ありがとうございます」とほっとしていた。
2022年11月24日女優の戸田恵梨香が主演を務める、映画『母性』(11月23日公開)のファイナルトレーラーが18日、公開された。同作は湊かなえによる同名小説の実写化作。女子高生が自ら命を絶った事件をきっかけに回想される、愛せない母と愛されたい娘の物語で、同じ時・同じ出来事を回想しているはずなのに、2人の話は次第に食い違う。母と娘がそれぞれ語るおそるべき「秘密」が明らかになっていく。公開された映像では、のどかで美しい風景と対照的にミステリアスなメロディが響くなか、娘を愛せない母・ルミ子(戸田恵梨香)の「私が間違えていたのです」という独白を皮切りに、愛されたい娘・清佳(永野芽郁)との歪な親子関係、義母(高畑淳子)に理不尽なまでに虐げられる家庭環境…と、不穏な気配が次第に拍車をかけていく模様が映し出される。「なんで…!」とベッドの清佳を叩くルミ子の今にも壊れてしまいそうな表情や、清佳がルミ子へ投げかける「自殺したって本当なの?」という意味深な言葉、そして首に縄がかかったまま目を瞑り横たわる清佳を呼ぶルミ子の悲痛な叫びと、緊張感が溢れ出るな様々シーンから謎が膨らみ、映像の締めくくりには、清佳を愛情たっぷりに強く抱きしめるルミ子と、かたやルミ子に首を絞められる清佳という、同じ出来事のはずなのに180度記憶が食い違った姿が捉えられている。娘を愛せない母と、母に愛されたい娘、“母性”に惑わされる非常に複雑なこの母娘関係を見事に演じきった戸田と永野の2人には、原作者・湊かなえも「戸田さんの鬼気迫る演技に鳥肌が立ちました。永野さんの表情での演技も素晴らしかったです」と太鼓判を押しているが、役作りにはかつてない苦労を味わっていたという。これまでにないほど理解の難しい役柄だったと振り返っている戸田は「自分で自分のことが分からない、自分自身にも戸惑っている、知らないうちにそうなっていた、なぜそうなったのか分からない、というのが表現できればいいなと思って、その危うさと曖昧さを大事にしました」と語り、対して永野も役への理解を深めていくにあたり戸田の存在が不可欠だったそうで「(戸田さんが)一緒に考えてくださるので心強く、こうだよ! じゃなくて、こういう流れもあるよね、確かにそういう風にも思うよね、と寄り添いながらヒントを一緒に導き出してくれたので、自分自身でもすごく考えながら過ごせませした」と明かす。本作で初共演を果たした2人が互いに支えいながら見せつけた熱演によって、母と娘の想いのすれ違いがより鋭さを増して映し出されている。
2022年11月18日戸田恵梨香、永野芽郁が母娘役で共演する映画『母性』が、11月23日(水・祝)より公開となる。この度、緊迫のシーンが次々と映し出されるファイナルトレーラーが解禁された。『告白』など数々の傑作を生み出してきたベストセラー作家・湊かなえの同名小説を、『月の満ち欠け』の公開も控える廣木隆一監督が映画化。ドラマ『ハコヅメ〜たたかう!交番女子〜』の戸田恵梨香と永野芽郁が母と娘役で共演し、繊細かつ大胆な演技で新境地を切り開く。第41回バンクーバー国際映画祭や第35回東京国際映画祭で大反響を巻き起こし、先日発表された報知映画賞で作品賞や女優賞など4部門5ノミネート、日刊スポーツ映画賞でも監督賞にノミネートを果たすなど、公開前から注目を集めている本作。この度、衝撃的なセリフの応酬や緊迫シーンの連続に目が離せなくなる、ファイナルトレーラーが解禁された。東京国際映画祭のレッドカーペットに登場したドレス姿の戸田と永野や、バンクーバー国際映画祭に登壇した湊かなえの様子から始まる映像では、娘を愛せない母・ルミ子(戸田)の「私が間違えていたのです」という独白を皮切りに、愛されたい娘・清佳(永野)との歪な親子関係や、義母(高畑淳子)に理不尽なまでに虐げられる家庭環境など、不穏な気配が次第に拍車をかけていく模様が映し出される。清佳を叩くルミ子の今にも壊れてしまいそうな表情や、清佳がルミ子へ投げかける意味深な言葉、そして首に縄がかかったまま横たわる清佳を呼ぶルミ子の悲痛な叫び……。映像の締めくくりには、清佳を抱きしめるルミ子と、ルミ子に首を絞められる清佳という、180度記憶が食い違った姿も。まばたきする間もなく挿し込まれる緊張感溢れるシーンから、謎が膨らみ、何が“真実”なのか、惑わされてしまうような映像となっている。『母性』湊かなえは「戸田さんの鬼気迫る演技に鳥肌が立ちました。永野さんの表情での演技も素晴らしかったです」と太鼓判を押しているが、これまでにないほど理解の難しい役柄だったと振り返る戸田は「自分で自分のことが分からない、自分自身にも戸惑っている、知らないうちにそうなっていた、なぜそうなったのか分からない、というのが表現できればいいなと思って、その危うさと曖昧さを大事にしました」とコメント。対して永野も、役への理解を深めていくにあたり戸田の存在が不可欠だったそうで「(戸田さんが)一緒に考えてくださるので心強く、こうだよ!じゃなくて、こういう流れもあるよね、確かにそういう風にも思うよね、と寄り添いながらヒントを一緒に導き出してくれたので、自分自身でもすごく考えながら過ごせました」と明かしている。ふたりが互いに支え合いながら作り上げていったという母と娘。その想いのすれ違い、そして食い違いが引き起こす180度逆転する事件の真相とは?その結末は劇場で目撃していただきたい。映画『母性』ファイナルトレーラー『母性』11月23日(水・祝)公開©2022映画「母性」製作委員会
2022年11月18日女優の戸田恵梨香が主演を務める、映画『母性』(11月23日公開)に対する現役女子高生たちのコメントが17日、公開された。同作は湊かなえによる同名小説の実写化作。女子高生が自ら命を絶った事件をきっかけに回想される、愛せない母と愛されたい娘の物語で、同じ時・同じ出来事を回想しているはずなのに、2人の話は次第に食い違う。母と娘がそれぞれ語るおそるべき「秘密」が明らかになっていく先日、映画をいち早く鑑賞した中村高等学校の現役女子高生たちのもとを戸田と永野が電撃訪問し盛り上がりを見せたが、今回はイベントでも紹介しきれなかった女子高生たちの感想が届いた。歪んだ愛の上に立つ複雑な母娘関係に焦点を当てた本作には、生徒たちも「自分のことのように話にのまれた」「街中で見かけるさまざまな親子を見るたびこの映画を思い出します。そのくらい衝撃的な映画でした」「ラストに鳥肌」と“母性”に惑わされる物語にダイレクトな衝撃を受けた様子。さらに「本で感じた苦しさより、もっとグサグサが増した苦しさを感じました」「映画を見て泣いてしまったのはこの映画が初めて」「戸田恵梨香さんと、永野芽郁さんの演技が上手で、見入ってしまいました。とても泣けました」と、実写映画としてインパクトアップする仕上がりが胸を強く打っていることが窺える。自身の家族関係に置き換えながら思いを巡らせた生徒も多かったようで「私も家では大人の顔色を伺いながら生活してしまう事が多いのでそこは(清佳に)共感できる」といった意見や、「見終わった瞬間、今すぐにでも母に会いたい! と思った。母の強さ、偉大さを感じられた」「女性の強さ、母の強さを感じ、女性として生まれてきたことがとても誇らしかった」と人生を好転させるような前向きな感情も多く見られた。いつも自分が主人公なヒロイン母・ルミ子、正義を振りかざし余計な一言を放ちがちの空気読めない娘・清佳と、母と娘もそれぞれに尖った特徴が前面に出てくる本作だが、その周囲にも、目に焼きついて忘れられない存在感たっぷりの怪演バトルや、強烈なセリフの応酬を繰り広げるクセ強キャラクターが多数登場する。特に粗暴な扱いでルミ子を追い詰め、清佳ともバチバチの関係になっていくことから女子高生から「乱暴な言葉使いや義娘へのイジメは許せません」との感想もあった高畑淳子演じる口悪義母には、バンクーバー国際映画祭、東京国際映画祭での上映後も多くの反響が寄せられている。しかし、女子高生たちの間でもっとも憎まれていた登場人物は、ルミ子の結婚相手であり清佳の父である無関心夫・田所哲史(三浦誠己)だった。「家族間のトラブルがあっても何も口出ししなかったので腹が立ちました」「クラスで一番ヤバイ! と話していたキャラクターです」との声が多く寄せられている。哲史は自分の世界に浸り続け、家族には関心を見せずすべてのことは妻任せ、あげく妻も娘も裏切る行動で、女子高生たちにとって許しがたい男として声を上げずにいられない様子。一方で、憎まれる性格とは裏腹に「彼が自分の抱える孤独や葛藤を表に出さなかったのは、妻と娘を思ってのことなのだと思います。自分の思いの内を隠し、哀愁を漂わせながら生きる田所にとても惹かれてしまいます」「田所さんの喋らないアクションによって、よりルミ子の心情や表情が際立ち魅力的でした」と惹かれている層も一定数あらわれていた。また女子高生たちは、親と意見が食い違ったときの解決法として「両親側の意見や考えを聞いた上で自分の意見を言うようにしています」「互いの思惑、解釈の違いを話し合う」「第三者からの意見も聞く」と大多数が大人な意見を寄せ、「大人しく寝ました」「一旦寝て、お互い落ち着いてから話し合う」「寝て忘れる」とクールダウンに寝るようにしている家庭も多いようだ。なかには「同じ事でも感じる事が同じではない事をお互い知ること」と、この作品をすでに自分に落とし込んだという生徒も。原作者・湊かなえの「自分の中にこんな感情があったのかと気づくように、心の奥底にある感情が素手でえぐりだされるような作品を、どうか体感してみてください。見ないと、損、損」という言葉の通り、女子高生たちの意見にはそれぞれの体感が詰まっている。
2022年11月17日「星と怖い神話 怖い絵×プラネタリウム」が、横浜のコニカミノルタプラネタリア YOKOHAMA、名古屋のコニカミノルタプラネタリウム満天 NAGOYAにて2022年12月2日(金)より上映される。名画に隠された“本当は恐ろしい”ギリシャ神話を紐解くプラネタリウム「星と怖い神話 怖い絵×プラネタリウム」は、名画に隠された“本当は恐ろしい”ギリシャ神話を読み解くプラネタリウム作品。先んじて2022年7月より東京・コニカミノルタプラネタリア TOKYOにて上映されており、スタート以来連日満席の話題作だ。東京での上映と同様に、名画に隠された恐怖を解説したベストセラー『怖い絵』の作者である中野京子が、脚本を完全監修。名画を軸に、陰惨で恐ろしいギリシア神話の物語や、それに由来する星座についてのエピソードを解説する。ゼウスやヘラクレス、ボッティチェリ《ヴィーナスの誕生》の恐怖エピソード全知全能の神ゼウスや英雄ヘラクレスの物語をはじめ、ボッティチェリの名画《ヴィーナスの誕生》など、誰もが知る傑作絵画に隠された恐怖のエピソードを辿りながら、日本に2つしかないLED ドームが映し出す、美しく色鮮やかな絵画と星の世界を堪能することができる。入場時に投映されている、ジュリオ・ロマーノの壁画《ギガントマキア》は撮影OK。特別な演出とともに、非日常的な空間に入り込んだような感覚を楽しめる。尚、「怖い神話」にまつわる名画の謎を紐解くトークは、中野京子とMCのミッツ・マングローブが展開。解説は、小山芙美が読み上げる。カフェでコラボメニューもまた、プラネタリア YOKOHAMA併設のカフェ「Cafe Planetaria」では、期間限定で「星と怖い神話 怖い絵×プラネタリウム」コラボレーションメニューを販売。ギリシャ神話でも指折りの陰惨なエピソード、メディアとイアソンの悲劇を描いた名画《怒れるメディア》をドリンクにした「メディアの激情」を用意する。尚、コラボレーションメニューの「メディアの激情」は、プラネタリア TOKYO併設カフェでも10月7日(金)より提供。プラネタリア TOKYOでは、この他に恐怖の名画として名高い《我が子を食らうサトゥルヌス》をイメージした「サトゥルヌスのデザートプレート」も販売する。【詳細】星と怖い神話 怖い絵×プラネタリウム上映期間:2022年12月2日(金)~場所:コニカミノルタプラネタリアYOKOHAMA、コニカミノルタプラネタリウム満天NAGOYA※コニカミノルタプラネタリアTOKYOでは2022年7月1日(金)~開催。上映時間:約45分鑑賞料金:一般シート大人(中学生以上) 1,600円/こども(4歳以上) 1,000円※上映時間・休館日・追加上映回など、最新情報は公式ウェブサイトに記載。■「星と怖い神話 怖い絵×プラネタリウム」コラボレーションメニュー販売期間/場所:・2022年10月7日(金)~/コニカミノルタプラネタリア TOKYO 「Cafe Planetaria」・2022年12月2日(金)~/コニカミノルタプラネタリア YOKOHAMA 「Cafe Planetaria」※カフェのみの利用も可。メニュー:・メディアの激情・サトゥルヌスのデザートプレート ※プラネタリア TOKYOのみ■施設概要・コニカミノルタプラネタリアYOKOHAMA(横浜)住所:神奈川県横浜市西区高島1-2-5 横濱ゲートタワー2階営業日:定休日なし(作品入替期間は休館)営業時間:10:00~21:40・コニカミノルタプラネタリウム満天NAGOYA(名古屋)住所:愛知県名古屋市西区則武新町3-1-17 イオンモール Nagoya Noritake Garden 3階営業日:定休日なし(作品入替期間は休館)営業時間:10:00~21:00・コニカミノルタプラネタリアTOKYO(有楽町)住所:東京都千代田区有楽町2-5-1 有楽町マリオン 9階営業日:定休日なし(作品入替期間は休館)営業時間:10:30~22:00
2022年10月09日11月23日(水・祝)に公開となる映画『母性』が北米最大の映画祭のひとつ、第41回バンクーバー国際映画祭正式招待作品として上映された。この上映には廣木隆一監督と原作者の湊かなえが現地で参加した。ハリウッド映画の撮影地としても知られ、ロサンゼルスの北に位置する事から通称“ハリウッド・ノース”と呼ばれているバンクーバーで開かれるバンクーバー国際映画祭は、1982年に始まり「映画芸術を通じて各国の相互理解を深め、映画産業の活性化を図る」をテーマに掲げ、毎年約300作品が上映され、これまでにもポン・ジュノ監督や三池崇史監督作品のプレミア上映を行うなど数多くのアジア人監督を輩出してきた歴史を持つ映画祭。この度、本作は、世界各国から集められた18本の長編映画によって構成され、バンクーバーの観客の心に強く響くような優れた作品に焦点を当てることを目的として今年から新設され、観客賞の対象にもなっている「ショーケース」部門への出品。非常に大きな期待を集めながら、ワールドプレミアが開催された。現地には、過去に『ここは退屈迎えに来て』などでもバンクーバー国際映画祭へ度々招待されている名匠・廣木隆一監督と、原作の映像化作品が世界中で熱烈な支持を集める原作者・湊かなえが参加。コロナ禍の影響で昨年ようやく一部の映画館上映が復活していたものの、本格的にリアルなイベントを催せるのは実に3年ぶり。650人収容の歴史ある会場は満席で、観客の熱気に包まれる中、ふたりが少々緊張の面持ちで舞台挨拶に登場すると、映画祭の完全復活を待ちわびていた満員の観客からとびきり盛大な拍手が。廣木監督は久々のバンクーバーの観客からの温かい歓迎に「今日はありがとうございます。上映後もQ&Aセッションがあるのでたくさん質問してください。そして映画を楽しんでください」と喜びもひとしおの様子。そして今回が映画祭初参加となった湊は、「キャー!」という歓声もあがる中「今日はありがとうございます。話すとネタバレになってしまうので(笑)、とにかく映画を楽しんでください」と目を輝かせて挨拶した。そして、残念ながら現地での参加は叶わなかった主演の戸田恵梨香から、サプライズでこの日のためだけにメッセージ映像が届いていることが明かされた。「その場所でみなさん、そして原作者の湊さん、廣木監督にお会いしたかったのですが、伺うことができず本当に残念です。この映画は母性に運命を狂わされた、母と娘の物語を描きます。ルミ子は、母親を深く愛していながら、なぜか自分の娘には同じ気持ちを抱くことができない、稀有なキャラクターです。母性とは何か、そしてその資質はいつ得られるのでしょうか。バンクーバーの皆様、ご来場のみなさまがこの映画をどんなふうにご覧になって、どんな感想をお持ちになるのか、とても楽しみにしています。どうぞお楽しみください。」とメッセージが流れ上映開始となった。本編上映後にはQ&Aセッションも本編上映中も所々で笑いが起きたり、すすり泣きが聞こえるなど世界初上映となった本作に集中している観客たち。エンドロールが流れ始めると同時に拍手が起こり、エンドロール中も再び起こる拍手。そして終了後、監督と湊が客席から大喝采に包まれながらステージに登壇。興奮冷めやらぬ中行われたQ&Aセッションで、まずMCからの本作を監督することになった経緯を聞かれた廣木監督は「プロデューサーが僕が湊さんの作品を作ったらうまくいくのではとオファーしてくれた」とコメント。原作者としてキャスティングに参加したかとの質問に湊は「そこはいつも気になるところかもしれませんが、原作者はこの人にやって欲しいと頼むことはなくて、決まったら報告を受けるだけなんです。今回は母のルミ子が戸田恵梨香さんだと聞いて、え!戸田さん!もう母親役やるの!と驚いたのですが、完成した作品を観て感激して鳥肌がたちました。今本を読み返しても戸田さんの顔しか浮かばないほど、戸田さんにしかできないと思いました」と大絶賛。続いて今日ここで観れてとてもハッピーという観客から「海外のことを頭に入れて映画を作るのか?」と質問が。廣木監督は「海外の人たちというより、日本の人たちがどう考えて、どう行動するかを念頭において作っています。それを海外の方たちがどう思うかだと思います。それが映画の個性になると思います」と答え、湊が執筆活動において「本を書くときにどこの国に向けてとか、この国の人に受けたいとは考えていなくて、人間の心の奥底にあるものは共通なのだと思います。きちんと人間の内面を描いていれば、どこの人にも通じると思います」と話すと監督も思わず「Me, too!」と同調し笑いを誘う場面も。さらに男性から「女性は2種類あると本編に出てきたが、種類を見分ける方法はあるか」と質問が出ると会場から笑いが。湊は「男性は常にいいところだけを見て不都合なことから目をそらそうとします(笑)、辛いとき、大変なときに逃げずに目をそらさずに見ていたら、どちらか見分けがつくと思います」との答えに、女性が多く集まった会場からも納得といった空気が流れていた。そして「本作は日本でどう受け止められると思うか」の問いには「母娘の在り方はたくさんあり、正解はないもの。そこに疑問を持ってもらえると嬉しいです。自分だったら母と娘どちらを助ける?私ならどっち?と考えられる。日常の母娘の中で考えるのはいいことだと思います」と廣木監督。湊は「廣木監督はひとつの物語の中に複数の視点が存在する物語を撮るのがとてもお上手なんです。私の小説は同じ物事も視点が変わると違って見えることを書くことが多い。『母性』でも同じ出来事をルミ子・清佳の視点で見るとこんなに表情とか違うんだと見てわかるのが、廣木さんじゃないとできなかったと思います」とコメントした。初めて聞く湊の監督への気持ちに廣木監督は「良かった~!」と嬉しさを見せていた。人物の繊細な心の機微や、謎めいた物語の先に待つ衝撃的で大胆な展開など、日本だけにとどまらず海を越えてそのテーマ性や内容に熱視線が送られている本作。それを証明するように時間いっぱいまで多くの質問が集中し、“母性”が万国共通で人生の大きなテーマとなることが浮かび上がる濃厚なディスカッションが繰り広げられていた。ワールドプレミアで世界でもっとも早く本作を鑑賞した、目の肥えたバンクーバーの観客からは、上映終了後に「とても面白かった!ユーモアもあって魅了された」「自分にも母と娘がいて、自分はどの母なのかと思って観ていた」「視点の描き方が面白かった。視点の違いで声とか表情が違うのがすごかった」「主演女優さん(戸田恵梨香)の狂気がすごかった。今日見れて良かった」など、それぞれがそれぞれの立場で本作を楽しんだ様子が伝わってきた。Q&Aセッション後、ロビーにふたりが姿を現すと、そこには興奮冷めやらぬ観客の、長蛇の列が。ふたりは最後まで一人一人と言葉を交わし、写真を撮って観客に応えていた。バンクーバー国際映画祭観客賞は、日本時間10月10日(月・祝)の映画祭終了後に発表予定。日本に先駆け世界を惑わせたはじめた『母性』。日本でも10月24日から始まる第35回東京国際映画祭特別招待作品(ガラ・セレクション部門)としてジャパンプレミアが決定している。『母性』11月23日(水・祝)公開■イベント情報第35回「東京国際映画祭」10月24日(月)~11月2日(水)開催開催地:日本・東京日比谷・有楽町・銀座エリア公式サイト:
2022年10月07日名画に隠された本当は恐ろしいギリシャ神話を読み解くプラネタリウム作品『星と怖い神話 怖い絵×プラネタリウム』を、コニカミノルタプラネタリアYOKOHAMA・コニカミノルタプラネタリウム満天NAGOYAで2022年12月2日(金)より上映いたします。本作はコニカミノルタプラネタリアTOKYOにて2022年7月より上映しており、3か月が経った今でも連日満席の話題作です。名画に隠された恐怖を解説したベストセラー「怖い絵」の作者中野京子先生の完全監修の脚本はそのままに、LEDドームが映し出すより色鮮やかで美しい名画をご堪能いただけます。プラネタリアTOKYO・プラネタリアYOKOHAMAに併設のカフェ「Cafe Planetaria」では期間限定のコラボメニューの提供を開始。五感で味わう美と恐怖をお楽しみください。■ ★なんて、残酷。実は陰惨で恐ろしいエピソードの宝庫でもあるギリシャ神話。その恐ろしくも愛憎あふれる魅力的な物語の数々は、歴代の画家たちの想像力を大いに刺激し、多くの名画が残されました。本作では、そんな名画に描かれた人々や空に浮かぶ美しい星座に隠された物語を紹介します。その多くがギリシャ神話に由来する星座の本当は恐ろしい物語を知ることで、いつも見上げていた星空が違って見えてくるかもしれません。星と絵画の世界に没入し、知的好奇心を刺激する今までにないプラネタリウム作品です。■ ★LEDドームで観る、麗しい名画と恐怖の物語日本初のLEDドーム「DYNAVISION(R)-LED」による高輝度・広色域で映し出される傑作名画の数々。麗しい名画に隠された、恐怖の物語を丁寧に紐解きます。ご紹介するのは、紀元前から現在まで語り継がれ、天文学や文学・映画など後世の文化に多大な影響を及ぼしてきた、全知全能の神ゼウスや英雄ヘラクレスが繰り広げる物語。そしてルネサンスの顔とも言える名画ボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」など、誰もが一度は耳にしたことのある登場人物たちと、誰もが知る名画に潜む恐ろしいエピソードの数々。怖い神話と怖い絵が織りなす、プラネタリウムならではの美と恐怖の共演をたっぷりとお楽しみください。■ ★名著「怖い絵」とプラネタリウムのコラボレーション本作の監修・解説を担当するのは、ベストセラー「怖い絵」シリーズの著者、中野京子先生。展覧会「怖い絵展」では68万人超えを動員、連日の大行列で社会現象となりました。本作では、選りすぐりの「怖い神話」にまつわる名画の謎を紐解くトークを、MCのミッツ・マングローブさんとともに展開します。そして中野京子先生書き下ろしの、恐ろしくも流麗な解説を読み上げるのは、実力派声優の小山芙美さん。美しい星空を舞台に繰り広げられる、異色のコラボレーションにご注目ください。■ ★写真撮影もOK!本作限定のウェルカム映像本編上映前の入場時には、壁画の名作ジュリオ・ロマーノ作「ギガントマキア」に特別な演出をプラスした本作専用のウェルカム映像を投映。美しいギリシャ神話の世界に入り込んだような贅沢なひとときをご体験ください。ウェルカム映像は写真撮影もお楽しみいただけます。ぜひご鑑賞の記念として、全天に広がる美しい名画をお持ち帰りください。『星と怖い神話 怖い絵×プラネタリウム』作品概要★上映期間:2022年12月2日(金)~ ★上映時間:約45分★鑑賞料金:一般シート大人(中学生以上)1,600円/こども(4歳以上)1,000円※上映時間・休館日・追加上映回など、最新情報は下記WEBサイトでご確認ください。 ●プロフィール●《解説・監修:中野 京子》作家・ドイツ文学者。2017年「怖い絵展」特別監修者。集英社美術全集「アートギャラリー」監修。西洋の歴史や芸術に関する広範な知識をもとに、絵画エッセイや西洋史解説書などを多数発表。著書に「怖い絵」シリーズ(角川文庫)、「名画の謎 ギリシャ神話篇」(文春文庫)、「名画で読み解く 王家12の物語」シリーズ(光文社新書)、「異形のものたち」(NHK)、「美貌のひと1.2」(PHP新書)など。著者ブログ「花つむひとの部屋」 《MC:ミッツ・マングローブ》2000年、ドラァグクイーンとしてデビュー以来、様々な芸能活動を展開、テレビタレントとして活躍中。ソロ歌手活動と並行して、2012年には星屑スキャットとしてもCDデビュー。主な出演番組に、MX『5時に夢中!』、NHK『スポーツ酒場 ~語り亭~』、ドラマNHK『三浦部長・本日付けで女性になります』、NTV『ドS刑事』、映画『レオン』、舞台「DNA-SHARAKU」など。《語り:小山 茉美》1月17日生まれ。愛知県出身。青二プロダクション所属。1974年NHKラジオ芸術祭参加作品「16歳のかくれんぼ(山田太一氏・脚本)」の主演に抜擢され、同年NHK少年ドラマ「キヨコは泣くもんか!」のレギュラー出演で女優として本格デビュー。「Dr.スランプ アラレちゃん」や「名探偵コナン」など数々の人気作に出演、TBS「報道特集」、テレビ朝日「ポツンと一軒家」などナレーターとしても活躍中。■ ★CafePlanetariaではコラボメニューもプラネタリアTOKYO、プラネタリアYOKOHAMAに併設のカフェ「Cafe Planetaria」では、期間限定で『星と怖い神話 怖い絵×プラネタリウム』コラボレーションメニューを販売します。『メディアの激情』ギリシャ神話でも指折りの陰惨なエピソード、メディアとイアソンの悲劇を描いた名画「怒れるメディア」をドリンクにしました。赤と黒の織りなす刺激的な味わいをお楽しみください。*販売場所:プラネタリアTOKYO、プラネタリアYOKOHAMA『サトゥルヌスのデザートプレート』恐怖の名画として名高い「我が子を食らうサトゥルヌス」の狂気を表現した漆黒の一皿。果たしてどんな味わいか、どろりと皿上を這うベリーソースと共にお楽しみください。*販売場所:プラネタリアTOKYOのみ『星と怖い神話 怖い絵×プラネタリウム』コラボレーションメニュー詳細【第1弾】販売期間:2022年10月7日(金)~販売場所:コニカミノルタプラネタリアTOKYO【第2弾】販売期間:2022年12月2日(金)~販売場所:コニカミノルタプラネタリアYOKOHAMA※プラネタリアYOKOHAMAでは『メディアの激情』のみ販売します。 *Cafe Planetariaは、カフェのみでもご利用いただけます。●コニカミノルタプラネタリアTOKYO(有楽町) 概要●■名称:コニカミノルタプラネタリアTOKYO■所在地:東京都千代田区有楽町2丁目5-1有楽町マリオン 9階■営業日:定休日なし(作品入替期間は休館)■営業時間:10:30~22:00 ●コニカミノルタプラネタリアYOKOHAMA(横浜) 概要●■名称:コニカミノルタプラネタリアYOKOHAMA■所在地:神奈川県横浜市西区高島一丁目2番5号横濱ゲートタワー2階■営業日:定休日なし(作品入替期間は休館)■営業時間:10:00~21:40 ●コニカミノルタプラネタリウム満天NAGOYA(名古屋) 概要●■名称:コニカミノルタプラネタリウム満天NAGOYA■所在地:愛知県名古屋市西区則武新町3丁目1番17号イオンモール Nagoya Noritake Garden 3階■営業日:定休日なし(作品入替期間は休館)■営業時間:10:00~21:00 【施設名称表記上のお願い】見出し・本文などで、施設名称が長すぎて入りきらない場合、次の優先順位で省略形をお使いください。★コニカミノルタプラネタリアTOKYO(略)プラネタリアTOKYO★コニカミノルタプラネタリアYOKOHAMA(略)プラネタリアYOKOHAMA★コニカミノルタプラネタリウム満天NAGOYA(略)プラネタリウム満天NAGOYAなお、文章中に繰り返しで出てくる場合、2回目以降は 満天NAGOYA と記述していただいて構いません。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年10月06日戸田恵梨香と永野芽郁が、ある未解決事件の語り手となる母娘を演じる湊かなえ原作の映画『母性』。2021年7月から放送され人気を獲得したドラマ「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」では先輩・後輩役として息の合った掛け合いを見せた戸田さんと永野さんが、本作では母・娘役として残酷なほどに毒を含んだセリフを浴びせ、これまでのイメージを覆す役どころに注目が集まっている。実は本作は、「ハコヅメ」で“愛され最強コンビ”を演じる以前の共演だったという。先日、証言が180度異なりすれ違う、戸田さん演じる娘を愛せない母・ルミ子と永野さん演じる母に愛されたい娘・清佳の様子を収めた予告編が解禁となり、お互いに投げかける「気持ち悪いのよ」「頭おかしいんじゃない」といったセリフが衝撃を与えた本作。2人が、本作で娘を演じることが発表された際にもSNS上では「ハコヅメと役柄はガラッと変わりますが、演技がとっても上手なおふたりなので、すごくすごくワクワク」「戸田&永野ペアあんなガチ可愛かったのに母性ぜんぜん違う人みたい…スゴ…」「湊かなえ原作、戸田恵梨香×永野芽郁というハコヅメ以来大好きなWキャスト、この世でいちばん胸焼けしそうな二字熟語『母性』がタイトルってなトリプルパンチで興味のど真ん中ぶち抜かれた」という声が上がるほど。本作の撮影は「ハコヅメ」撮影開始前に終了しており、実は撮影時初共演だった2人。戸田さんは「永野さんの透き通る肌や目、心には『支えてあげたい』『守ってあげたい』と思わせる力があり、私個人の母性が邪魔をしてとても苦労しました(笑)」と当時をふり返り、「真っ直ぐな目からは、清佳を彷彿させる強さと説得力があり、私を勇気づけてくれました。本当に頼れるペアです」と永野さんを称賛。戸田さん自身、“理解し難く共感の難しい女性”とルミ子を表すほどの難役に挑む中で、永野さんの存在が心の支えとなったことを明かしている。一方、「戸田さんがルミ子を演じている時の雰囲気は、普段のお人柄とは全く違い、間近で見て圧倒されました」と語る永野さん。“戸田さんと共演できること”がオファーを受けた決め手とも明言しており、「私が疑問に思うことまでも一緒に解消してくれる心強すぎる方で、戸田さんが役に向き合う姿に私自身とても影響を受けました。共演させて頂けてとても嬉しかったです」と喜びのコメントを寄せている。お互いにそれぞれのキャラクターの感情が複雑に絡み合う役を追求していく中で、役柄とは正反対に支え合っていた信頼関係。最強のコンビネーションによる、新たな化学反応には期待が高まっている。本作は北米最大級の映画祭のひとつ、カナダ・第41回バンクーバー国際映画祭正式招待作品としてワールドプレミアが行われ、さらに第35回東京国際映画祭特別招待作品(ガラ・セレクション部門)としてジャパンプレミアが決定。戸田さん、永野さんの迫真の演技には早くも海外映画祭から絶賛の声が上がっている。『母性』は11月23日(水・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:母性 2022年11月23日より全国にて公開©2022映画「母性」製作委員会
2022年10月04日戸田恵梨香が娘を愛せない母親、永野芽郁が母に愛されたい娘を演じ、ドラマ「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」コンビの新たな挑戦が話題の映画『母性』。この度、母が娘に衝撃のひと言を放ち、さらに大地真央、高畑淳子という母たちも登場する本予告が解禁。大人気声優の梶裕貴がナレーションを担当した。9月下旬からカナダで開催される北米最大級の映画祭の1つ、第41回バンクーバー国際映画祭正式招待作品としてワールドプレミアが行われ、さらに第35回東京国際映画祭特別招待作品(ガラ・セレクション部門)としてジャパンプレミアが決定している本作。本予告編は、戸田さん演じる娘を愛せない母:ルミ子の「私が間違えていたのです…」という懺悔ともとれる告白の後に、女子高生死亡事件の映像が映し出されるところから始まる。女子高生が自ら命を絶った。その真相は不明。果たして事故か、自殺か、殺人か?JUJUが書き下ろしたエモーショナルな主題歌「花」にのせ、すれ違う母と娘の180度違う証言が紡がれていく。やがてルミ子(戸田さん)の口からは「気持ち悪いのよ…」「私の努力をあんたが台無しにしてるのよ」と娘・清佳(永野さん)へ向けられるひと言が!さらに清佳からも「頭おかしいじゃないの?」との言葉が放たれる。予告の最後には、清佳を抱きしめるルミ子の姿が「私は娘を強く抱きしめて言ったのです」という戸田さんのモノローグに乗せて映し出されるが、一転して清佳の首を絞める姿に切り替わってもいる。果たして、どちらが真実なのか?また、大地さんが演じるルミ子の母親は、「まぁ!素敵ね!」が口癖で理想の世界に生きるママ。無償の愛を娘に注ぎ育て、ルミ子と異常なまでの強い絆で結ばれている、物語のカギを握るキャラクターだ。高畑さんが演じる口が悪すぎるルミ子の義母は「文句があるなら出ていけばいいだろ?」「それでも、お前は母親か!!」などルミ子へきつく当たる一方で、自分の娘には過剰な優しさで接する一面を持つ、クセの強さ満点のキャラクター。この2人の母親が物語をどうかき乱していくのかにも注目。【母】【娘】【ママ】【義母】それぞれの役どころを4人の実力派女優が熱演を見せる予告編。梶さんによるナレーションが、“母性”に狂わされ180度逆転する物語を一層盛り上げる。『母性』は11月23日(水・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:母性 2022年11月23日より全国にて公開©2022映画「母性」製作委員会
2022年09月15日映画『母性』が11月23日(水・祝)に公開となる。この度、北米最大の映画祭のひとつ、第41回「バンクーバー国際映画祭」正式招待作品としてワールドプレミアが行われ、廣木隆一監督と湊かなえ(原作)が現地での上映に参加することが決定した。さらに、第35回「東京国際映画祭」において、特別招待上映(ガラ・セレクション部門)・ジャパンプレミアが行われることも発表されている。2010年に映画興行収入38.5億円を記録した『告白』から12年。数々の傑作を生み出し日本中を震撼させてきたベストセラー小説家・湊かなえが「これが書けたら、作家を辞めてもいい。そう思いながら書いた小説」とまで語った渾身の作品で、累計発行部数100万部を突破した『母性』(新潮文庫刊)が映画化。ある未解決事件の語り手となる母娘を演じるのは、戸田恵梨香と永野芽郁。さらに物語に登場するひと際キャラの濃い母娘たちを大地真央、高畑淳子、中村ゆり、山下リオが熱演。監督を務めるのは人間ドラマの名手・廣木隆一。そしてJUJUが歌う「花」が主題歌として作品を彩る。物語は愛せない母と愛されたい娘、ふたりぞれぞれの視点で語られるひとつの事件を中心に展開。“母性”に惑わされるのは母か、娘か。2つの告白で180度逆転した先に明らかになる衝撃の真実とは。期待が高まる国際映画祭への上映決定で、本作は早くも2022年下半期の映画シーンで見逃せない映画となっている。「バンクーバー国際映画祭」では世界各国から集められた約18本の長編映画によって構成され、バンクーバーの観客の心に強く響くような優れた作品に焦点を当てることを目的とする、今年新設の「ショーケース」部門からの出品。湊かなえ原作の映像作品は海外の映画祭で熱烈な支持を集めており、中島哲也監督作『告白』が第63回「カンヌ国際映画祭」のスクリーニングで大喝采を浴び、黒沢清監督作『贖罪』が第69回「ヴェネチア国際映画祭」に正式招待されるなど、各地の観客を沸かせてきた。そして、昨年よりポスタービジュアルの監修をコシノジュンコが務め、会場が日比谷・有楽町・銀座エリアへと移し進化を続ける第35回「東京国際映画祭」では「ガラ・セレクション / Gala Selection」として特別招待上映が決定。続報に注目だ。<廣木隆一:監督・コメント>バンクーバー国際映画祭の皆さんに新設部門「ショーケース」の1本として、本作を選んでもらえて感謝です。世界でも通じるテーマだと思っているので、ここから発信できることも嬉しいです。<湊かなえ:原作・コメント>海外の方々に映画『母性』を観ていただけることを、心から光栄に思います。「母性」という世界に共通する普遍的なテーマの作品を、観客の皆さんがどのような表情で観て、どのようなリアクションをされるのか、とても楽しみであり、それを会場で体感できることに緊張と喜びを感じています。原作者としては『母性』上映中、スクリーンを見守りたいけれど、小説家としては客席の観察をしていたい。国際映画祭への参加も、バンクーバーの訪問も初めてです。熱気があふれているだろう会場で、エンターテインメントの魅力や力を、受け止め切れる限り吸収し、日本に持って帰りたいと思います。<「バンクーバー国際映画祭」プログラミングチーム・コメント>廣木隆一監督の新作を再びバンクーバーの観客に届けられることを嬉しく思います。1995年の『魔王街 サディスティック・シティ』から2018年の『ここは退屈迎えに来て』まで、監督の作品を多数上映してきました。今回の最新作は、これまでの廣木監督の多くの作品と同様に、女性の心理とその複雑な感情の網目を、思いやりと細やかな感性で探っています。湊かなえさんの小説を映画化した『母性』は、母を愛しながらも同じ感情を娘に抱くことができない女性の物語です。 ワイドスクリーンで撮影され、ドールハウスのような美しさを持つこの作品は、類まれなふたりの女性の心理を分析し、母性に対する規範的な前提を覆す意欲作です。監督はまた、私たちが登場人物の行動を理解するのに苦しみながらも、どこかで深い共感を呼び起こさせるような、俳優の素晴らしい演技を引き出しています。勇敢で美しく、魅力的なこの作品は、悲しい物語ではありますがその中に優しさと思いやりの余地を残していると感じました。『母性』11月23日(水・祝)公開■イベント情報第41回「バンクーバー国際映画祭」9月29日(木)~10月9日(日)開催※現地時間開催地:カナダ・バンクーバー公式サイト: 第35回「東京国際映画祭」10月24日(月)~11月2日(水)開催開催地:日本・東京日比谷・有楽町・銀座エリア公式サイト:
2022年09月08日女優の戸田恵梨香が主演を務める、映画『母性』(11月23日公開)の主題歌が17日、公開された。同作は湊かなえによる同名小説の実写化作。女子高生が自ら命を絶った事件をきっかけに回想される、愛せない母と愛されたい娘の物語で、同じ時・同じ出来事を回想しているはずなのに、2人の話は次第に食い違う。母と娘がそれぞれ語るおそるべき「秘密」が明らかになっていく。主題歌は、JUJUが鮮やかに歌い上げる新曲「花」に決定。穏やかなバラード調のメロディの中に、劇中で戸田恵梨香演じる母・ルミ子、永野芽郁演じる娘・清佳の「一緒に歩んできた出来事を回想しているはずなのに、次第に食い違っていく二人の語り」や「母に懸命に愛されたいと願う娘の心情」を綴る歌詞が力強く歌いあげられる。JUJUは「人の数だけものの見方があるだろうし、考えることも感じ方も違うだろうということは何となくわかっていた筈なのに、この映画を観ながらずっと私の中にあった感情は『どきりとする』でした。観終わってからもずっと続いている『どきり』と共に、これから先ずっと大切に『花』を歌っていきたいと思います。素晴らしい映画に携わることができ、本当に光栄です!!」と語る。本作の製作陣は、JUJUへの起用オファーへの決め手について「誰の人生にもままならないことが多かれ少なかれあると思う。それを受け入れ、人生を誰かの意志に委ねることなく、自分自身で心の居場所を見つけることが幸せになるきっかけであって欲しい。そういう願いを込めて、自然体で自分らしく生きることを体現されているJUJUさんにオファーしました」と明かしている。主題歌「花」について、主演の戸田恵梨香は「清佳の応援ソングのようでルミ子の母の歌のようにも聴こえ慈愛と美しさを感じます。また、JUJUさんの強さと包み込むような歌声からこの曲を聴き終わってようやく『母性』という作品が完成するのだと実感しました」、永野芽郁も「『母性』という作品の登場人物それぞれの気持ちを代弁し、背中を一押ししてくれる強さを感じました。本編を見終わった後に『花』という主題歌で全ての人の心が救われるはずです。劇場の、良い音響でJUJUさんの歌声に涙してください! 笑」とコメントを寄せた。(C)2022映画「母性」製作委員会
2022年08月17日戸田恵梨香と永野芽郁が、ある未解決事件の語り手となる母娘を演じる湊かなえ原作の『母性』。その主題歌がJUJUの新曲「花」に決定した。愛せない母と愛されたい娘、2人ぞれぞれの視点で1つの事件が語られる本作。その主題歌としてJUJUさんが鮮やかに歌い上げる新曲「花」は、穏やかなバラード調のメロディの中に、劇中で戸田さん演じる母・ルミ子、永野さん演じる娘・清佳の“一緒に歩んできた出来事を回想しているはずなのに、次第に食い違っていく2人の語り”や“母に懸命に愛されたいと願う娘の心情”を綴る歌詞が力強く歌いあげられ、愛憎渦巻く親子の物語をドラマティックに彩る珠玉の1曲として完成した。JUJUさんは「人の数だけものの見方があるだろうし、考えることも感じ方も違うだろうということは何となくわかっていた筈なのに、この映画を観ながらずっと私の中にあった感情は『どきりとする』でした。観終わってからもずっと続いている『どきり』と共に、これから先ずっと大切に『花』を歌っていきたいと思います。素晴らしい映画に携わることができ、本当に光栄です!!」と語る。本作の製作陣は、JUJUへの起用オファーへの決め手について、「誰の人生にもままならないことが多かれ少なかれあると思う。それを受け入れ、人生を誰かの意志に委ねることなく、自分自身で心の居場所を見つけることが幸せになるきっかけであって欲しい。そういう願いを込めて、自然体で自分らしく生きることを体現されているJUJUさんにオファーしました」と明かしている。また、この主題歌「花」について、主演の戸田さんは「清佳の応援ソングのようでルミ子の母の歌のようにも聴こえ慈愛と美しさを感じます。また、JUJUさんの強さと包み込むような歌声からこの曲を聴き終わってようやく『母性』という作品が完成するのだと実感しました」とコメント。永野さんも「『母性』という作品の登場人物それぞれの気持ちを代弁し、背中を一押ししてくれる強さを感じました。本編を見終わった後に『花』という主題歌で全ての人の心が救われるはずです。劇場の、良い音響でJUJUさんの歌声に涙してください!笑」と語っている。『母性』は11月23日(水・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:母性 2022年11月23日より全国にて公開©2022映画「母性」製作委員会
2022年08月17日女優の戸田恵梨香と永野芽郁が、映画『母性』(11月23日公開)の主演を務めることが6日、明らかになった。同作は湊かなえによる同名小説の実写化作。女子高生が自ら命を絶った事件をきっかけに回想される、愛せない母と愛されたい娘の物語で、同じ時・同じ出来事を回想しているはずなのに、2人の話は次第に食い違う。母と娘がそれぞれ語るおそるべき「秘密」が明らかになっていく。母性を持てず、娘を愛せない母親:ルミ子を戸田恵梨香、母性を求め母に愛されたい娘:清佳を永野芽郁が演じる。ドラマ『ハコヅメ~たたかう! 交番女子~』で先輩・後輩役として共演し息の合った掛け合いが話題となったが、本作では初の母娘役に挑戦するさらに、ルミ子の実母である“お上品なママ”役には大地真央、“口が悪すぎる義母”役には高畑淳子が決定し、狂気の母親を怪演。ルミ子の夫"無関心父"役に三浦誠己、ルミ子の親友"わけ知り顔女"役に中村ゆり、ルミ子の義妹"依存しすぎ娘"役に山下リオほか、濃いキャラクターを実力派俳優陣が演じる。合わせて解禁となった特報映像は、戸田恵梨香演じるルミ子の「愛能う限り、娘を大切に育ててきました。」という告白めいたセリフとともに、地面に横たわる女子高生の姿とネット上の高2女子死亡記事が映し出される不穏な雰囲気で幕を開ける。そして1つの事件が母(戸田恵梨香)と娘(永野芽郁)それぞれ2人の証言で語られていく。「何をすれば、母は愛してくれるのだろうか。」とつぶやく娘の清佳、交差する母と娘の視線。母と祖母(大地真央)に挟まれて歩いていたはずが、いつの間にか母が中心にいる映像に切り替わるように、語られる視点によって180度見えかたが逆転していく。燃え盛る家から娘を背負いながら逃げる母の姿と泣き崩れる娘、最後には首にロープがかかった状態で横たわる娘に手を差し伸べ「愛してる」と囁きながら、怒りとも嘆きともとれる狂気の表情を浮かべる母の姿が映し出された。合わせて解禁となったポスタービジュアルは、座ってこちらを見ている清佳の後ろで、清佳の首に手を添えながら、悲しみとも怒りともとれる表情を浮かべるルミ子の姿が印象的なビジュアルとなっている。○戸田恵梨香(役名:ルミ子) コメント・オファーを受けた理由について私自身の年齢や経験を考えると娘の清佳に近く、ルミ子を演じるには演技力含め全ての要素が足りないと感じました。素直にその気持ちを伝えたところ、作品の構成から役についての事や目的、目標、そして何故私なのかをとても丁寧に説明して頂きました。その熱い想いを一緒に背負いたいと思い、お引き受けしました。・役柄への思い、役作りについてルミ子は母への想いが強く、母の世界の中で生きている女性です。脚本のト書きに「母と似た格好をしたルミ子」と書かれていたので、クランクインする前に母役の大地さんの声や喋り方、佇まいを目に焼きつける事が唯一ルミ子に近づける方法でした。ルミ子自身が自分に気づいていないところもあり、試行錯誤を続けましたが本当に難しい役でした。芝居には正解がないと言われていますが、未だに探している自分がいます。もうクランクアップしたのに。笑・永野芽郁さんとの共演の感想透き通る肌や目、心には「支えてあげたい」「守ってあげたい」と思わせる力があり、私個人の母性が邪魔をしてとても苦労しました。笑 とは言ったものの真っ直ぐな目からは清佳を彷彿させる強さと説得力があり、すんなり溶け込む姿を見て、益々私を勇気づけてくれました。本当に頼れるペアです。○永野芽郁(役名:清佳) コメント・オファーを受けた理由戸田恵梨香さんと共演できること。湊かなえさんの作品に出演できること。それが私の中の決め手でした。・役柄への思い、役作りについて脚本を読んで「難しいな、どうしようかな」と思いました。清佳とルミ子は親子なのに、私の知っている親子像とは違って戸惑いましたが、清佳の内側にある強さや、母に対しての思いを自分なりに考えながら撮影に挑みました。完成作を観た今でも、清佳の解釈は合っていたのだろうかと不安に思うところはありますが…母と、自分と、向き合い続けた撮影期間でした。・戸田恵梨香さんとの共演の感想今作で初めて共演させていただけることになり、とても嬉しかったです。ルミ子を演じている時の雰囲気は普段のお人柄とは全く違って、間近で見ていて圧倒されました。私が疑問に思うことまでも一緒に解消してくれる心強すぎる方でした。戸田さんの役と向き合う姿を見て、私自身とても影響を受けました。またお芝居をしている戸田さんを間近で見たいです!(C)2022映画「母性」製作委員会
2022年06月06日「星と怖い神話 怖い絵×プラネタリウム」が、東京・有楽町のコニカミノルタプラネタリアTOKYOにて2022年7月1日(金)より開催される。名画と星座から“怖い”ギリシア神話を読み解く「星と怖い神話 怖い絵×プラネタリウム」は、星座にまつわる“本当は恐ろしいギリシャ神話”を名画から読み解くプラネタリウム作品。名画を軸に、陰惨で恐ろしいギリシア神話の物語や、それに由来する星座についてのエピソードを知ることで、星と絵画の世界に没入したような気分を味わえる。スクリーンいっぱいに傑作名画の数々を投映し、美術館のような空間を演出。天文学や文学、映画など後世の文化に多大な影響を及ぼしてきた、全知全能の神ゼウスや英雄ヘラクレスの物語や、ボッティチェリの名画「ヴィーナスの誕生」など、誰もが一度は耳にしたことのある登場人物や絵画とともに、その“実は恐ろしい”エピソードを紹介する。怖い神話と怖い絵の織りなす、美と恐怖の世界を堪能できそうだ。『怖い絵』中野京子による監修・解説尚、「星と怖い神話 怖い絵×プラネタリウム」の監修・解説は、名画に隠された恐怖を解説したベストセラー『怖い絵』シリーズの著者・中野京子。「怖い神話」にまつわる名画の謎を紐解く選りすぐりのエピソードを、MCのミッツ・マングローブとともに展開。また、中野京子書き下ろしの解説を、声優・小山芙美が読み上げる。【詳細】「星と怖い神話 怖い絵×プラネタリウム」上映期間:2022年7月1日(金)~上映時間:約45分場所:コニカミノルタプラネタリアTOKYO住所:東京都千代田区有楽町2-5-1 有楽町マリオン 9階鑑賞料金:一般シート大人(中学生以上) 1,600円 / こども(4歳以上) 1,000円※上映時間、休館日、追加上映回など、最新情報は公式ウェブサイトにて告知。営業日:定休日なし(作品入替期間は休館)営業時間:10:30~22:00(最終受付は21:00)
2022年05月15日星座にまつわる本当は恐ろしいギリシャ神話を名画から読み解くプラネタリウム作品『星と怖い神話 怖い絵×プラネタリウム』を、コニカミノルタプラネタリアTOKYOで2022年7月1日(金)より上映いたします。名画に隠された恐怖を解説したベストセラー「怖い絵」の作者中野京子先生の完全監修により、美しい星空と美しい名画を楽しめる作品です。★なんて、残酷。実は陰惨で恐ろしいエピソードの宝庫でもあるギリシャ神話。その恐ろしくも愛憎あふれる魅力的な物語の数々は、歴代の画家たちの想像力を大いに刺激し、多くの名画が残されました。本作では、そんな名画に描かれた人々や空に浮かぶ美しい星座に隠された物語を紹介します。その多くがギリシャ神話に由来する星座の本当は恐ろしい物語を知ることで、いつも見上げていた星空が違って見えてくるかもしれません。星と絵画の世界に没入し、知的好奇心を刺激する今までにないプラネタリウム作品です。★名著「怖い絵」とプラネタリウムのコラボレーション本作の監修・解説を担当するのは、ベストセラー「怖い絵」シリーズの著者、中野京子先生。展覧会「怖い絵展」では68万人超えを動員、連日の大行列で社会現象となりました。本作では、選りすぐりの「怖い神話」にまつわる名画の謎を紐解くトークを、MCのミッツ・マングローブさんとともに展開します。そして中野京子先生書き下ろしの、恐ろしくも流麗な解説を読み上げるのは、実力派声優の小山芙美さん。美しい星空を舞台に繰り広げられる、異色のコラボレーションにご注目ください。★麗しい名画に隠された、恐怖の物語壁ごと映像に包まれるスクリーンに映し出される、傑作名画の数々。そこはまるで美術館のよう。この美術館で、麗しい名画に隠された、恐怖の物語を丁寧に紐解きます。語られるのは、紀元前から現在まで語り継がれ、天文学や文学、映画など後世の文化に多大な影響を及ぼしてきた、全知全能の神ゼウスや英雄ヘラクレスが繰り広げる物語。そしてルネサンスの顔とも言える名画ボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」など、誰もが一度は耳にしたことのある登場人物たちと、誰もが知る名画に潜む恐ろしいエピソードの数々。この美術館の中では、“怖いもの見たさ”を押さえることが出来ない人も多いはず。怖い神話と怖い絵が織りなす、プラネタリウムならではの美と恐怖の共演をたっぷりとお楽しみください。●『星と怖い神話 怖い絵×プラネタリウム』作品概要●★上映期間:2022年7月1日(金)~ ★上映時間:約45分★鑑賞料金:一般シート大人(中学生以上)1,600円/こども(4歳以上)1,000円※上映時間、休館日、追加上映回など、最新情報は下記WEBサイトでご確認ください。 ●プロフィール●《解説・監修:中野 京子》作家・ドイツ文学者。2017年「怖い絵展」特別監修者。集英社美術全集「アートギャラリー」監修。西洋の歴史や芸術に関する広範な知識をもとに、絵画エッセイや西洋史解説書などを多数発表。著書に「怖い絵」シリーズ(角川文庫)、「名画の謎 ギリシャ神話篇」(文春文庫)、「名画で読み解く 王家12の物語」シリーズ(光文社新書)、「異形のものたち」(NHK)、「美貌のひと1.2」(PHP新書)など。著者ブログ「花つむひとの部屋」 《MC:ミッツ・マングローブ》2000年、ドラァグクイーンとしてデビュー以来、様々な芸能活動を展開、テレビタレントとして活躍中。ソロ歌手活動と並行して、2012年には星屑スキャットとしてもCDデビュー。主な出演番組に、MX『5時に夢中!』、NHK『スポーツ酒場 ~語り亭~』、ドラマNHK『三浦部長・本日付けで女性になります』、NTV『ドS刑事』、映画『レオン』、舞台「DNA-SHARAKU」など。《語り:小山 茉美》1月17日生まれ。愛知県出身。青二プロダクション所属。1974年NHKラジオ芸術祭参加作品「16歳のかくれんぼ(山田太一氏・脚本)」の主演に抜擢され、同年NHK少年ドラマ「キヨコは泣くもんか!」のレギュラー出演で女優として本格デビュー。「Dr.スランプ アラレちゃん」や「名探偵コナン」など数々の人気作に出演、TBS「報道特集」、テレビ朝日「ポツンと一軒家」などナレーターとしても活躍中。●コニカミノルタプラネタリアTOKYO 概要●■名称:コニカミノルタプラネタリアTOKYO■所在地:東京都千代田区有楽町2丁目5-1 有楽町マリオン 9階■営業日:定休日なし(作品入替期間は休館)■営業時間:10:30~22:00(最終受付は21:00)※詳細はWebサイト等でご確認ください。 【施設名称表記上のお願い】見出し・本文などで、施設名称が入りきらない場合、省略形をお使いください。●正式表記:コニカミノルタプラネタリアTOKYO●省略形:プラネタリアTOKYO 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年05月12日RestarGamesは本日(2022年2月21日)、2月16日にリリースされた新作RPG「山海~神話の世界を覗く異界万華鏡~」(iOS/Android)の八人団体試練などのシステムを紹介いたします。1. 八人団体試練団体試練はモバイルゲーム【山海】の独特なモードです。プレイヤーは八人の団体を組み、団体メンバーそれぞれに自分の役割があります。阿吽の呼吸で協力し、一緒にbossを倒しましょう。それぞれのbossはそれぞれの属性、スキルがあり、bossを倒すと豊富な報酬が受け取れます。そんなに簡単ではないですが、絶対に楽しめます。12. 生産システム生産システムはリラックスできるモードで、釣り、採集、煉丹が含まれています。釣りはなかなか面白いです。まず、釣りの場所は絶景でとてもきれいです。座るだけで、気持ちよくなります。一日の任務を終えてリラックスするなら、釣りに行くのはよい選択です。釣りのスキルをレベルアップすると、最後には大きい鯤を釣れます。2採集は簡単な操作で、レベルが到達したら、指定されたルートにしたがって採集のところへ行けばいいです。とても簡単で難しい操作はありません。3煉丹は採集と大して異なりません。生産スキルのレベルが到達したら、商店で丹配合法を買って学習するだけで、煉丹できます。極めて簡単です。3. ソーシャルモード- 師弟システム次はコミュニケーションコンテンツを紹介します。人と接することが好きな方にとって、このゲームはお似合いですよ。レベルが高く、能力の強いプレイヤーは他のプレイヤーを弟子にすることができ、弟子の成長を見て、師匠としても誇りに思うことができます!レベルが低く、能力不足のプレイヤーはいい師匠を見つけたら、修練が非常に順調になりますよ。面白いでしょう。- 縁結びシステム最後は縁結びシステムを紹介しましょう。《山海》の中の縁結びシステムは独特で、同性でも異性でも結ぶことができます。《山海》にはとても自由な世界が広がっているのです。期待が膨らみましたか?■『山海~神話の世界を覗く異界万華鏡~』についてー公式サイト : 公式Twitter : 公式BBS : ジャンル : MMORPG配信時期(配信予定): 2022年価格 : 基本プレイ無料(一部アイテム課金制)iOS推奨環境 : iphone6s以上、ipad2017以上、IOS 9以上Android推奨環境 : Android4.3以上、CPU(Qualcomm Snapdragon)800以上、メモリ3GB以上(C)RestarGames 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年02月21日諸橋近代美術館では、2022年4月27日から展覧会「ヒストリア~神話と物語の世界~」を開催いたします。神話や物語から着想を得て生まれた作品にフォーカスし、神秘と幻想の世界をオリジナリティ溢れる表現で描いた20世紀を代表するスペイン出身の芸術家サルバドール・ダリの作品を中心に、美しくも生々しい物語の世界をご覧いただきます。4月27日開幕「ヒストリア~神話と物語の世界~」西洋絵画史において、ギリシャ・ローマ神話やキリスト教は代表的な主題として扱われ、多くの芸術家が物語を着想源に作品を描いています。神話や宗教などの古典主題の原典が近現代に至ってどのように受け継がれ、またどのように表現されたのか、その変遷の“ヒストリア”をご紹介します。本展では、ダリとともに、ピカソやボナールなど、諸橋近代美術館がコレクションする様々な神話や物語をテーマにした作品をお楽しみください。【展覧会概要】「ヒストリア~神話と物語の世界~」会期 :2022年4月27日(水)~7月3日(日) ※会期中無休会場 :諸橋近代美術館(福島県耶麻郡北塩原村桧原剣ヶ峯1093-23)観覧料:一般 1,300円/高校・大学生 500円/中学生以下 無料 <常設展示も含む>※身体障がい者手帳、療育手帳、精神障がい者保険福祉手帳のご提示で所有者と付添者(1名のみ)は無料です。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年01月25日一般財団法人 女性労働協会(所在地:東京都港区、代表:岩田 三代)は、厚生労働省委託事業「母性健康管理推進支援事業」において、事業主や人事労務担当者、産業保健スタッフ、産婦人科医などを対象に、母性健康管理の最新情報をお伝えする「母性健康管理研修会」をオンラインにて開催しており、大変ご好評いただいております。このたび2021年12月10日(金)・22日(水)の残すところあと2回となりましたので、お知らせいたします。男女雇用機会均等法では、妊娠中および出産後1年以内の女性労働者が健康診査等を受け、作業の制限、休業などの指導を医師等から受けた場合、その女性労働者が指導事項を守ることができるように母性健康管理措置を講じることを事業主に対して義務付けています。令和2年5月からは、新型コロナウイルス感染症への感染のおそれに関する心理的なストレスについても、医師等の指導に基づく母性健康管理措置が義務付けられました。また、今年3月には、医師等からの指導事項を事業主に的確に伝えるために定められている「母性健康管理指導事項連絡カード」(母健連絡カード)の様式がより使いやすく改正され、7月から改正カードが適用されています。今回の研修会では、男女雇用機会均等法に基づく母性健康管理措置、母健連絡カードの改正等について説明します。また、産婦人科医・産業医・社会保険労務士が専門家の立場から、母健連絡カードの活用方法、妊娠中・出産後の女性労働者の体調管理、職場環境づくりなど最新情報について解説します。女性労働協会では、こうした研修会などを通じて、事業主や人事労務担当者の方々に母性健康管理措置等についての理解を深めていただき、妊娠中・出産後の女性労働者が働きやすい職場環境づくりにつながるよう、今後も取り組みを進めていきます。※詳細は下記の開催概要や別添リーフレットをご参照ください。母性健康管理研修会■「母性健康管理研修会」開催概要1 開催内容第1部「男女雇用機会均等法に基づく母性健康管理措置、母健連絡カードの改正等について」厚生労働省 雇用環境・均等局 雇用機会均等課第2部「妊娠中・出産後の女性労働者の体調管理の留意点」産婦人科医・産業医第3部「安心・安全に働くことができる職場環境づくりと、知っておくべき法制度」社会保険労務士2 参加対象事業主や人事労務担当者、産業保健スタッフ、産婦人科医3 開催方法Zoomによるオンライン配信4 開催日時 ※各回 14:00~16:0012月10日(金)、12月22日(水)5 参加申込FAXまたは専用サイト「女性にやさしい職場づくりナビ」からお申込みください。FAX: 03-3456-4420URL: 6 参加費無料(ご参加にはインターネットに接続できるパソコン環境が必要です。通信費はご自身でご負担ください。)■一般財団法人 女性労働協会一般財団法人 女性労働協会は、働く女性の地位向上及び女性労働者の福祉の増進を図ることを目的とし、女性の労働問題に関するさまざまな事業を展開しています。法人名: 一般財団法人 女性労働協会所在地: 〒105-0014 東京都港区芝2-27-8 VORT芝公園8F代表 : 岩田 三代URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年12月02日湊かなえのミステリー小説『母性』が戸田恵梨香・永野芽郁出演で実写映画化。2022年11月23日(水・祝)に公開される。湊かなえの小説『母性』を実写映画化原作は、2012年に発表された湊かなえの小説『母性』。ある女子高校生の遺体が見つかったことに端を発した「母と娘」を巡るミステリー小説だ。第6回本屋大賞受賞を経て300万部を超えるヒットを飛ばし、映画化もされた『告白』をはじめ、『贖罪』『望郷』『豆の上で眠る』『ユートピア』『落日』といった名作を世に送り出してきた湊かなえ。『母性』はそんなベストセラー作家をして「これが書けたら、作家を辞めてもいい。そう思いながら書いた小説です」と言わしめるほど、心血を注いた物語だという。母娘「2人の証言」で語られる「1つの事件」そんな『母性』が映画化。母と娘、「2人の証言」で語られる「1つの事件」を軸に、母娘の関係性、そして秘密を浮き彫りにしていく。母と娘の不穏な関係性が、事件を巡る2人の視点の違いととも描かれるのが大きな見どころのひとつ。母の証言では「娘を強く抱きしめた」という一方で、娘は「母に首を絞められた」と証言をするなど、2人の真逆の証言に、観客は終始惑わされることとなる。戸田恵梨香&永野芽郁が母娘役に物語の主役となる母娘は、戸田恵梨香、永野芽郁が演じる。戸田と永野といえばドラマ「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」で先輩・後輩役として共演し息の合った掛け合いを見せたが、『母性』では初の母娘役に挑戦する。■母・ルミ子…戸田恵梨香母性を持てず、娘を愛せない母親。演じるのは、ドラマ『スカーレット』や、『ライアーゲーム』『SPEC』『コード・ブルー』など人気シリーズに出演する戸田恵梨香。娘を愛せない母親の複雑かつ危うい姿を熱演する。『母性』のオファーを受けた理由について、「私自身の年齢や経験を考えると娘の清佳に近く、ルミ子を演じるには演技力含め全ての要素が足りないと感じました。素直にその気持ちを伝えたところ、作品の構成から役についての事や目的、目標、そして何故私なのかをとても丁寧に説明して頂きました。その熱い想いを一緒に背負いたいと思い、お引き受けしました」と語っている。■娘・清佳…永野芽郁母性を求め、母に愛されたい娘。ドラマ『3年A組-今から皆さんは、人質です-』『半分、青い』に出演し、映画『そしてバトンは渡された』では、日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞した永野芽郁が、清佳の揺れ動く感情を繊細かつミステリアスに演じている。『母性』への出演にあたり、「戸田恵梨香さんと共演できること。湊かなえさんの作品に出演できること。それが私の中の決め手でした」とコメントしている。■ルミ子の実母…大地真央ルミ子の母親で、“お上品なママ”。■ルミ子の夫の母…高畑淳子口が悪すぎるルミ子の義母。■ルミ子の夫“無関心父″…三浦誠己■ルミ子の親友“わけ知り顔女”…中村ゆり■ルミ子の義妹“依存しすぎ娘″…山下リオ主題歌はJUJUの新曲 「花」主題歌は、JUJUの新曲 「花」。穏やかなバラード調のメロディと、登場人物たちの心情を反映した力強い歌詞、そしてJUJUの強さと優しさのある 歌声が、“母性”を巡る物語を支え、彩る。監督は廣木隆一『告白』をはじめ、吉永小百合主演の『北のカナリアたち』、井上真央が第38回日本アカデミー賞主演女優賞を受賞した『白ゆき姫殺人事件』、『少女』、ドラマ「花の鎖」「夜行観覧車」「Nのために」「リバース」「贖罪」など多くの作品が映像化されてきた湊かなえ作品。最新作となる『母性』の実写映画化の監督は、廣木隆一に託された。廣木隆一は、1982年に映画監督デビュー。1994年にサンダンス・インスティテュートの奨学金を獲得して渡米すると、帰国後発表した『800 TWO LAP RUNNERS』で文化庁優秀映画賞ほかを受賞。以降、国内外40以上の映画祭で数々の賞を受賞した『ヴァイブレーター』をはじめ、『余命1ヶ月の花嫁』『軽蔑』『さよなら歌舞伎町』『ナミヤ雑貨店の奇跡』『ノイズ』などを手掛けてきた。<映画『母性』あらすじ>女子高生が自ら命を絶った。その真相は不明。事件は、なぜ起きたのか? 普通に見えた日常に、静かに刻み込まれた傷跡。愛せない母と、愛されたい娘。同じ時・同じ出来事を回想しているはずなのに、ふたりの話は次第に食い違っていく…。 母と娘がそれぞれ語るおそるべき「秘密」—2つの告白で事件は180度逆転し、やがて衝撃の結末へ。 母性に狂わされたのは母か?娘か?・・・この物語は、すべてを目撃する観客=「あなたの証言」で完成する。【詳細】映画『母性』公開日:2022年11月23日(水・祝)原作:湊かなえ『母性』(新潮文庫刊)出演:戸田恵梨香、永野芽郁、三浦誠己、中村ゆり、山下リオ、高畑淳子、大地真央監督:廣木隆一脚本:堀泉杏音楽:コトリンゴエグゼクティブプロデューサー:関口大輔製作:映画「母性」製作委員会配給:ワーナー・ブラザース映画
2021年11月12日数々の傑作を生み出し日本中を震撼させてきたベストセラー小説家・湊かなえによる、累計発行部数90万部を超えるミステリー小説「母性」の実写映画化が決定。コメントも到着した。2007年に「聖職者」で第29回小説推理新人賞を受賞し小説家デビューを果たした湊さん。その後も、社会現象化した「告白」や、「夜行観覧車」、「花の鎖」、「リバース」など数々の作品を世に送り出し、映像化もされてきた。そして、今回映画化が決定した、2012年に発表された「母性」は、ある女子高校生の遺体が見つかったことに端を発した、母と娘を巡るミステリー。「これが書けたら、作家を辞めてもいい。そう思いながら書いた小説です」と言わしめるほどに心血を注いで上梓した物語だ。「永遠に愛され、庇護される立場(娘)でありたい母親と、その母親から愛されたい娘の物語です。毒親でもなく、虐待でもなく、だけど大切なものが欠けた関係。それを、自分が母親と娘の両方の気持ちを持っているあいだに書きたいと、このテーマに挑みました」と執筆時をふり返った湊さん。映画化の話を聞いたときは「限られた時間でどの部分を切り取るのだろうかと、少し不安が生じました」と話すものの、「脚本を読んで、切り取るのではなく、物語の大切なところをすくい上げ、映画として膨らませていることがわかり、安心しました。一つ一つの場面が、役者の方々の演技や表情で、受け止め方が大きく変わってくる繊細な構成において、どのような感情を湧き起こさせてもらえるのか。原作者としてではなく、一観客として楽しみにできるのは、監督やスタッフ、役者の方々を信頼しているからで、そのような映像化になったことを、心から嬉しく思います」とコメントした。本作の監督は、『余命1ヶ月の花嫁』『ナミヤ雑貨店の奇蹟』を手掛け、また『ノイズ』が公開を控える廣木隆一。「湊さんが書かれた小説は前から気になっていたので、今回映画化することが出来て嬉しく思いますと同時にプレッシャーでもありました」と心境を明かしつつ、「湊さんが書かれた親と子供の関係性は普遍的である一方、様々な姿を三人の中に見せてくれました。どうぞ、女性の方ばかりではなく男性の方にも観ていただきたい映画になっているのでぜひスクリーンでお確かめ下さい」と呼びかけている。なお、今回発表されたのは、原作と監督の情報のみ。“母と娘”をはじめ、キャストはまだ明らかにされていない。『母性』は2022年秋、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2021年11月09日一般財団法人 女性労働協会(所在地:東京都港区、会長:岩田 三代)は、厚生労働省委託事業「母性健康管理推進支援事業」において、事業主や人事労務担当者、産業保健スタッフ、産婦人科医などを対象に、母性健康管理の最新情報をお伝えする「母性健康管理研修会」を、令和3年10月から12月までに計9回、オンライン形式で開催します。男女雇用機会均等法では、妊娠中および出産後1年以内の女性労働者が健康診査等を受け、作業の制限、休業などの指導を医師等から受けた場合、その女性労働者が指導事項を守ることができるように母性健康管理措置を講じることを事業主に対して義務付けています。令和2年5月からは、新型コロナウイルス感染症への感染のおそれに関する心理的なストレスについても、医師等の指導に基づく母性健康管理措置が義務付けられました。また、今年3月には、医師等からの指導事項を事業主に的確に伝えるために定められている「母性健康管理指導事項連絡カード」(母健連絡カード)の様式がより使いやすく改正され、7月から改正カードが適用されています。今回の研修会では、男女雇用機会均等法に基づく母性健康管理措置、母健連絡カードの改正等について説明します。また、産婦人科医・産業医・社会保険労務士が専門家の立場から、母健連絡カードの活用方法、妊娠中・出産後の女性労働者の体調管理、職場環境づくりなど最新情報について解説します。女性労働協会では、こうした研修会などを通じて、事業主や人事労務担当者の方々に母性健康管理措置等についての理解を深めていただき、妊娠中・出産後の女性労働者が働きやすい職場環境づくりにつながるよう、今後も取り組みを進めていきます。※詳細は下記の開催概要や添付のPDF【「母性健康管理研修会」開催案内】をご参照ください。母性健康管理研修会■「母性健康管理研修会」開催概要1 開催内容第1部「男女雇用機会均等法に基づく母性健康管理措置、母健連絡カードの改正等について」厚生労働省 雇用環境・均等局 雇用機会均等課第2部「妊娠中・出産後の女性労働者の体調管理の留意点」産婦人科医・産業医第3部「安心・安全に働くことができる職場環境づくりと、知っておくべき法制度」社会保険労務士2 参加対象事業主や人事労務担当者、産業保健スタッフ、産婦人科医3 開催方法Zoomによるオンライン配信4 開催日時 ※各回 14:00~16:0010月7日(木)、10月21日(木)、10月26日(火)11月2日(火)、11月11日(木)、11月25日(木)12月2日(木)、12月10日(金)、12月22日(水)5 参加申込FAXまたは専用サイト「女性にやさしい職場づくりナビ」からお申込みください。FAX: 03-3456-4420URL: 6 参加費無料(ご参加にはインターネットに接続できるパソコン環境が必要です。通信費はご自身でご負担ください。)■一般財団法人 女性労働協会一般財団法人 女性労働協会は、働く女性の地位向上及び女性労働者の福祉の増進を図ることを目的とし、女性の労働問題に関するさまざまな事業を展開しています。法人名: 一般財団法人 女性労働協会所在地: 〒105-0014 東京都港区芝2-27-8 VORT芝公園8F会長 : 岩田 三代URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年10月29日劇団四季の新作オリジナルファミリーミュージカル『はじまりの樹の神話~こそあどの森の物語~』が、神奈川・ハーモニーホール座間を皮切りに、2021年3月21日(月・祝)まで全国各地80都市あまりを巡演する。劇団四季新作オリジナルミュージカル『はじまりの樹の神話~こそあどの森の物語~』は、日本児童文学界を代表する作家・岡田淳によるベストセラーシリーズ「こそあどの森の物語」第6巻の同名小説をベースに創作された、劇団四季の新作オリジナルファミリーミュージカル。神話と現実が交差するファンタジー作品で、物語は、こそあどの森で暮らす主人公・スキッパーが、大昔から来た少女・ハシバミを助け出すところからスタート。ふたりの交流を通じて、“人と人とのつながりの大切さ”を描く。脚本・歌詞は南圭一朗、演出は山下純輝が手掛けるほか、作曲を兼松衆、音楽監督を清水恵介、振付を松島勇気が担当する。公演概要劇団四季新作オリジナルファミリーミュージカル『はじまりの樹の神話~こそあどの森の物語~』公演日程:2021年9月12日(日)神奈川・座間公演 開幕~2022年3月21日(月・祝)長野・塩尻公演 千秋楽※巡演場所は公式サイトを確認。予約方法:ネット予約SHIKI ON-LINE TICKET(24時間受付)他クリエイティブスタッフ:脚本・歌詞:南圭一朗演出:山下純輝作曲:兼松衆 ※音楽監督:清水恵介 ※振付:松島勇気装置・パペットデザイン:喜多川知己照明デザイン:井上登紀子衣裳・ヘアメイクデザイン:射場茅乃※は外部スタッフ。■東北沿岸部ツアー 公演日程日時・公演地・会場:9月18日(土)17:00 宮古(岩手県) 宮古市民文化会館 大ホール9月19日(日)17:00 釜石(岩手県) 釜石市民ホール TETTO ホールA9月20日(月・祝)17:00 大船渡(岩手県) 大船渡市民文化会館 リアスホール9月23日(木・祝)17:00 名取(宮城県) 名取市文化会館 大ホール9月25日(土)17:00 多賀城(宮城県) 多賀城市民会館 大ホール9月26日(日)17:00 いわき(福島県) いわき芸術文化交流館アリオス 大ホール9月28日(火)18:30 二戸(岩手県) 二戸市民文化会館 大ホール10月2日(土)17:00 南相馬(福島県)南相馬市民文化会館ゆめはっと 大ホール10月3日(日)18:30 陸前高田(岩手県) 陸前高田市民文化会館「奇跡の一本松ホール」10月5日(火)18:30 仙台(宮城県) 仙台銀行ホール イズミティ21大ホール10月6日(水)13:30 仙台(宮城県) 仙台銀行ホール イズミティ21大ホール10月8日(金)18:30 石巻(宮城県) マルホンまきあーとテラス(石巻市複合文化施設) 大ホール【問い合わせ先】劇団四季ナビダイヤルTEL:0570-008-110
2021年09月16日劇団四季の新作オリジナルファミリーミュージカル『はじまりの樹の神話~こそあどの森の物語~』が、8月29日(日)まで、東京・浜松町の自由劇場で上演中だ。その後、9月12日(日)からは、7ヶ月間で68都市を巡る全国公演がスタートする。原作は、岡田淳が作・絵を手がけた児童文学「こそあどの森の物語」シリーズ第6巻の同名の物語で、夏休み中ということもあり、劇場にはやはり親子連れの観客が目立つ。ロビーには、メモ帳やクリアファイル、キャラクターのマスコットなど、公演グッズを買い求める列もできていた。客席に入ると、森の木や動物、鳥の絵が載った、本のページが描かれている幕が目に飛び込んでくる。鳥のさえずりや梢を渡る風の音も聞こえ、自分も“こそあどの森”に足を踏み入れたようだ。“つながること”を意識した演出1964年から上演され続けている劇団四季のファミリーミュージカルは、“命の尊さ”“愛と勇気の素晴らしさ”“友情や助け合いの大切さ”などをテーマに作られてきたが、今回は、“人とのつながりの大切さ”がテーマになっている。その象徴が、時空を超えて古代と現代をつなぐ“はじまりの樹”だ。幕が上がると、その大きな樹が中央に立ち、やがて大地の鼓動のような打楽器の音が響いて、巫女を中心に、大昔の人々が聖なる樹に祈りを捧げるように歌い踊る。松島勇気の振付は、力強く迫力満点だ。そしてひとりの少女が、樹に棲みついたリュウの怒りを鎮めるため、いけにえとして樹に縛りつけられた。演出の山下純輝は、神話と現実が融合したような古代の世界を、大樹の装置を左右に分けたり、また合わせたりしてテンポよく見せていく。作品のテーマである“つながること”を意識し、樹やリュウもいくつかのパーツをつなげることで造形した喜多川知己のデザインも、うまく生かされている。舞台美術は、間口の広さが各会場で異なる全国公演でも使用できるように、工夫が施されているという。ひとりから「フタリ」へ。みんな誰かとつながっている場面は一転、現代の“こそあどの森”に暮らす少年スキッパー(Wキャスト 権頭雄太朗 / 寺元健一郎)の家。ひとりで本を読むことが好きな彼は、森の住人たちが誘いに来ても家に閉じこもってばかりいる。そこへ、光る尻尾を持ったホタルギツネ(Wキャスト斎藤洋一郎 / 田中宣宗)が現われた。この不思議なキツネは人間の言葉を話すのだが、なぜか関西弁。脚本・作詞を手がけた南圭一朗のひらめきだというが、これが白い長髪にキツネの面、和風の装いと相まって、効果をあげていた。劇団四季ファミリーミュージカル『はじまりの樹の神話』より撮影:下坂敦俊スキッパーはホタルギツネに導かれ、樹に縛りつけられていた少女ハシバミ(Wキャスト 若奈まりえ / 小坂華加)を助け出す。大昔から来たという彼女は、自らリュウのいけにえになったものの、恐ろしさのあまり“心の声”で樹に助けを求め、樹も“心の声”で現代にいるホタルギツネに呼びかけたことで、時空を超えてやって来ることができたのだ。森の住人たちはハシバミを歓迎し、現代のことを教えながら一緒に暮らし始める。ハシバミは、自分の命は周りの命とつながっていて、大昔からもずっとつながっているという考え、“サユルタマサウココロ”について話す。そして住人から戦うことも学んだ彼女は、過去に戻ってリュウと戦う決心をした。ひとりでいることが好きだったスキッパーも、ハシバミやホタルギツネと心を通わせるうち、ハシバミの力になりたいと思うようになる。彼がホタルギツネと歌う「フタリ」は、人間とキツネの心温まる友情が伝わり、印象的だ。兼松衆の音楽は、ファミリーミュージカルらしく、帰り道で親子が一緒に口ずさめるような、覚えやすく美しいメロディが多い。何度もリプライズされるテーマソング「生きるって」も、人間はひとりではない、みんな誰かとつながっているという作品のメッセージが感動的に歌われ、場面を盛り上げる。8月28日(土)には、11時30分と15時の2回の公演で、ライブ配信が予定されている。取材・文:原田順子劇団四季ファミリーミュージカル『はじまりの樹の神話~こそあどの森の物語~』東京公演上演中~2021年8月29日(日)会場:自由劇場【ライブ配信】8月28日(土)11:30/15:00 ※アーカイブ配信なし詳細は下記公式サイトよりご確認ください。
2021年08月27日ミルク(MILK)の2021年秋コレクションから、新作「Mythical fruit ~神話の果実~」シリーズが登場。ワンピースやブラウスなどが、2021年8月上旬より、ミルク直営店舗などで販売される。“キューピッドのいたずら”「神話の果実」をモチーフにミルクの「Mythical fruit ~神話の果実~」シリーズは、キューピッド&フルーツをモチーフにしたオリジナルプリントが特徴。見た目はアップル、中身はオレンジの“アップルレンジ”や、ハート型の粒がたっぷり詰まった“ハートざくろ”など、キューピッドたちのいたずらから生まれた不思議なフルーツを描いている。オリジナルプリントを使用したのは、シアーな袖とウエストベルトが印象的な「神話の果実 ワンピース」や、裾の切り替えデザインでフェミニンなシルエットを演出した「神話の果実 ロングスカート」など。ワンピースやスカートと合わせて楽しみたい、無地のフリル付きブラウス「アフロディーテブラウス」や、リボン付きカーディガン「アフロディーテカーデ」も揃う。“キューピッド”ネックレスやヘアクリップもスタイリングのアクセントになるアクセサリー類にも注目。弓矢を持ったキューピッドモチーフが愛らしい「キューピッドブローチネックレス」や、「フェザーヘアクリップ」でコーディネートを完成させて。【詳細】ミルク 2021年秋コレクション 新作「Mythical fruit ~神話の果実~」発売時期:2021年8月上旬予定販売店舗:ミルク直営店舗、ミルク取扱店、ミルク公式オンラインストア※各店舗によって入荷状況が異なる。アイテム例:・キューピッドブローチネックレス 13,750円・神話の果実 ワンピース 31,350円・神話の果実 ロングスカート 27,500円・アフロディーテブラウス 17,380円・フェザーヘアクリップ 4,290円【問い合わせ先】ミルクTEL:03-3407-9192
2021年08月02日男性にとって母性本能は「癒やし」……そんなふうに思っている方も多いことでしょう。でも、母性が強すぎると、男性にうっとうしがられてしまうこともあるようです。ついついあれこれと男性の世話を焼きたくなってしまう「オカン女子」は、要注意!こんなシチュエーションに、心当たりはありませんか。■ 病気やケガの看病が手厚すぎる体調を崩してダウンしたり、思わぬケガをしたりすると、日常生活に支障が出ることがあります。そんなときの手助けはとてもうれしいものですが……。「看病するからね!」と言って一日中家にいたり「栄養つけなきゃ!」といって大量の食事を作ったり、熱を測る頻度が多すぎたりと、手厚すぎる看病にも要注意。必要な水や軽食を買って行ってあげて、気を使わせないよう、少しの時間だけお邪魔するくらいがベスト。掃除や洗い物があれば「わたしがやろうか?」と一声かければ、きっと彼も喜んでくれるはずです。■ 彼の好みは無視して服を買ってあげる付き合っている彼氏に、服を選んであげることはありますか?一緒に買い物に行くなら、お互い「どう?」「これは?」なんて言いあって、コーディネートし合うのも楽しいですよね。でも、一方的に「彼にはこれが似合う!」と服を買って「こっちのほうがいいって!」と押し付けてしまうのはNG。内心「え、好みじゃないんだけど……」と思いつつも、勢いに押されてなにも言えない彼氏、なんてことになりがちです。似合いそうな服があっても勝手に買うのは控えるほうが賢明ですから、彼の意思も確認しましょう。■ 外食のときに食べたものを聞くそれほど頻繁でないとしても、職場の飲み会、友だち同士の飲み会で、食事をすることがありますよね。忙しいときには、外食で済ませることもあるでしょう。でも、そんなときの食事は、やっぱり栄養が偏りがちだったりします。そんなときに「なに食べたの?栄養バランスは大丈夫?」なんて聞いてしまうのは、ちょっとオカン気質が出てしまっているかも。軽く心配して言っているつもりでも、食事は毎日のこと。知らず知らず、ことあるごとに食べたものを聞いてアドバイスすると、ちょっとうっとうしがられてしまう可能性がありそうです。■ 健康食品を押し付ける健康食品やサプリ、栄養補助食品などを使っています方も、最近は多いですよね。不足しがちな栄養を補うにはとても便利なものですが、いくら健康にいいからといっても、勝手にプレゼントしたり「飲んだほうがいいよ!」なんて押し付けたりしないよう注意してください。サンプルで少しというならまだしも、ボトル一個を渡して「これ身体にいいらしいから!」としてしまうのは、ちょっとおせっかいかもしれません。自分がいいと思っているものでも、控えめにおすすめするくらいが好印象です。■ 母性本能もほどほどが一番!男性に嫌がられてしまう「オカン女子」の特徴は「これはいい!」と思うと、相手の気持ちを考えずに行動してしまうこと。ときにはそれがかわいかったり、うれしかったりすることもありますが、子どものお世話にするの近いような行動は、オカン度がグンとアップするので注意しましょう!(橘遥祐/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2021年07月14日母性のある女性は、男性は本能的に惹かれてしまうのだとか。そこで今回は、女性の12星座別に、男性が「母性を感じる」女性のTOP5を占います。■ 5位てんびん座(9/23~10/23)……母性アピールが上手てんびん座は、相手に合わせて会話をするのがとっても得意。男性はたいがい母性を求めているので、それに合わせて話すことが多く、「母性を感じさせる自分」に日々磨きをかけています。相手のために、と親切な気持ちが本来あるので、ウソでもないのです。■ 4位おうし座(4/20~5/20)……居心地のいい感じおうし座はおっとりしていて、めったに怒りません。美味しい物、気持ちのいい物、安心できる物が好きなので、おうし座の身の回りはなんだか居心地のいい感じに整っています。この優しい雰囲気に、男性は母性を感じるでしょう。■ 3位うお座(2/19~3/20)……甘えさせてあげるうお座は、「私の胸に飛び込んでおいで~抱きしめちゃう!」という母性あふれるタイプです。思いっきり男性を甘えさせてあげるでしょう。お世話してあげようという気はおおいにあるのですが、実際に行動するかは状況によって判断するときもあります。■ 2位おとめ座(8/23~9/22)……「お母さん」おとめ座は完璧主義で、自分も他人も「きちんと」している方がいいと思います。そのため、子供っぽい部分が多い男性には口うるさくなりがち。それはまさしく、しつけをする「お母さん」。恋人関係でも、お母さん調にどうしてもなってしまいます。■ 1位かに座(6/22~7/22)……母性の星座かに座は母性の星座です。心から大切にしたいと思う人たちのために生きたいと思う、慈愛の星座と言えます。その優しさや気づかいは、道ですれ違った人レベルにも発揮されるので、たいていの男性は、かに座女性に母性を感じずにはいられないでしょう。■ 母性もアプローチのポイントに星座はそれぞれの個性ですから、母性が性格の中心や一部になっている星座もあれば、他の部分が強すぎて母性が感じられにくい星座もあります。母性もアピールの仕方によっては、彼の気を惹くポイントになるんですよ。気になる男性の欲している母性を見極め、うまくアプローチしてくださいね。(芦田イングリット/占い師)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2021年04月01日バーバリー(BURBERRY)の2021年春夏コレクションから、海の神話やシンボルから着想を得たメンズ・ウィメンズの新作が登場。海の神話やシンボルから着想を得たバーバリーの新作2021年春夏コレクションでは、人魚とサメの現代におけるラブストーリーを描いた。ウェアや小物には、海中の景色や海の乙女など、ロンドンのデザインスタジオで制作したアートワークが採用されている。<ウィメンズ:アウター>マーメイドテールを描いたトレンチコートアイコニックなバーバリーのトレンチコートは、レイヤリングに最適なノースリーブシルエットにアレンジ。さらに大胆なマーメイドテールのプリントを施した。バーバリーらしさも今季らしさも光る1枚だ。<ウィメンズ:トップス>海の神話やシンボルに満たされたシャツ&ブラウスウィメンズトップスでは、美しい落ち感のシルククレープデシンで仕立てたケープディテールのタイネックシャツがおすすめ。前後どちらにもサメ、セーラー、灯台など海のモチーフを手描き風のプリントあしらった。タイに施されたストライプはセーラーユニフォームを彷彿とさせる。その他、さざ波のようなフリルが施されたブルーのボタンダウンシャツや、マーメイドテールのプリントをあしらったボウタイシャツもラインナップしている。<ウィメンズ:ボトムス>優雅なマーメイドテールのシルクショーツシルクツイルのテーラードショーツは、マーメイドテールのプリントを施したシルクシフォンのトラウザーを重ねて躍動感たっぷりに表現。自分の動きとともにマーメイドテールが優雅な動きをみせる。<メンズ:アウター>ディープオレンジのパーカーレスキューカラーでもあるディープオレンジの鮮やかな色味が目を引く、ファンネルネックのパーカーにも注目。袖に施されたカットアウトディテールや、縫い目部分や裾部分に施されたシールドシーム、フードに取り付けられたビッグサイズのトグルがデザインのアクセントとなっている。<メンズ:トップス>リアルな“鱗”プリントのシャツなど今季のテーマを色濃く反映したトップス類は必見だ。シルクツイル素材のメンズボタンダウンシャツは、魚の“鱗”をプリントを施したインパクト満点。海から発想を得たグラフィックとシャークモチーフのアップリケを胸元に配置している。また、Tシャツには、人魚たちが登場する寓話的なアートを大胆に重ねた。コットンジャージー素材のさらりとした着心地も魅力だ。<メンズ:ボトムス>マーメイドテールを描いたバミューダパンツバミューダパンツにもマーメイドテールをオン。爽やかなホワイトをベースに、精緻に描かれたマーメイドテールは、まるで今にも動き出しそうなほどリアルだ。ユルゲン・テラーが撮り下ろしたバーバリーの新キャンベーンビジュアルユルゲン・テラーが撮り下ろした、2021年春夏コレクションの新キャンペーンビジュアルも公開。その中には、上記でご紹介した海から着想を得たアイテムのほか、「オリンピアバッグ」や「ソフトポケットトート」などの新作バッグも登場している。【詳細】バーバリー2021年春夏コレクション発売日:2021年2月末より順次取り扱い:バーバリー店舗および公式オンラインストア【問い合わせ先】バーバリー・ジャパンTEL:0066-33-812819
2021年03月08日女性が魅力を感じる男性には一体どのような特徴があるでしょうか。今回は女性が「母性本能をくすぐられる男」の特徴について4つご紹介します。(1)好奇心旺盛な男性好奇心旺盛な男性の様子は、少し幼さを感じさせる振る舞いとして、女性の意識を自身へ向けられます。慣れない料理や新しい趣味に打ち込む男性の、危なっかしい様子や真剣な眼差しからハラハラドキドキする女性も多いもの。そんな目が離せない男性の様子に、母性本能がくすぐられるという女性も少なくないでしょう。(2)隙がある男性男性の見せる「隙」にも女性の心をときめかせる要素は含まれています。安心しきっているような男性の様子は、女性としても「心を許している存在」と認めてもらっているかのような嬉しさが感じられるもの。とくにお家デートの時には、普段とは違ったリラックスムードの中で、男性のゆるさに魅力を感じる女性もいるでしょう。(3)おっちょこちょいな男性おっちょこちょいな男性は、女性が憧れる存在とは言い難いですが、「しょうがないんだから」と言いつつも甲斐甲斐しく手伝ってくれたりフォローしてくれる女性との相性はぴったりでしょう。うっかりすることの多い男性に対しても「忘れ物はない?」など、母性を発揮してくれる女性も多いです。手がかかるほどに愛情が深くなることもあるので、男性もおっちょこちょいな部分も魅力を感じてもらうこともできるでしょう。(4)笑顔が可愛い男性笑顔の多い男性というのは、それだけでも女性から魅力的に思われる存在ですが、そんなさまざまな笑顔の中にもより女性を魅了する特徴があります。その特徴とは、男性の顔をくしゃっとさせる子どもっぽい笑い方で、そんな表情に思わず心ときめく女性は意外と多いでしょう。笑顔になると途端に幼い印象になる男性の表情は、女性から守ってあげたい、一緒に笑い合いたいという気持ちを引き出す効果的な笑い方のひとつです。普段はスマートな印象の男性でも、女性だけに見せる少し子どもっぽい印象でギャップ萌えを狙うのも効果的です。ご紹介したこれら4つの方法をぜひ試してみてください。(恋愛jp編集部)
2020年12月26日