ベトナム・タイを中心にアジアのアイテムを展開するショップ「333(バーバーバー)」が手がける、東南アジアのヴィンテージ民芸品やジュエリーなどを集めた新セレクトショップ「テイ(tay)」が東京・初台に2022年1月28日(金)にオープンする。東南アジアのヴィンテージアイテムや民芸品をセレクトショップ名の「テイ(tay)」は、ベトナム語で“手”を意味する言葉。「手から手へ、手を取り合って、受け継がれる - From Hand to Hand, Hand in Hand, Handed Down」をコンセプトに、東南アジアを中心に集めた希少なヴィンテージの古道具や民芸品を、今の気分とミックスしたモダンなスタイルで提案。山岳民族たちのヴィンテージ・ジュエリー、刺繍を施した衣装なども販売する。ベトナムのヴィンテージ陶器や竹細工のランタンベトナムからは、“幻の民芸皿”と言われる50~70年代のソンべ焼きや、ビエンホア花器、ライティウ焼きの食器といったヴィンテージ陶器、職人が作る花器や竹細工のランタンなどをセレクト。タイなど山岳民族のヴィンテージジュエリーや民族衣装もまた、タイ・ミャンマー・ベトナムなどの山岳地帯で生活を営む、カレン族、ルア族、ヤオ族、モン族など山岳民族のヴィンテージ・ジュエリーやテキスタイル、実際に山岳民族たちが身にまとう希少な民族衣装も登場。さらに、セレクトアイテムに加え、「テイ」オリジナルアイテムとして、日本の縫製職人とタッグを組み、ヴィンテージテキスタイルを用いて作った様々なリメイクアイテムも展開する。尚、オープン日の1月28日(金)から2月13日(日)にかけては、学芸大学のヨーロピアンヴィンテージショップ「ユーワー(EWER)」のアイテムを期間限定で展開。フランスやイギリスの古着を販売する。【詳細】テイオープン日:2022年1月28日(金)住所:東京都渋谷区初台1-39-14TEL:03-6455-1589営業時間:木曜日~日曜日 11:00~19:00■ユーワー 期間限定イベント開催期間:2022年1月28日(金)~2月13日(日) 11:00~19:00 ※営業日:木曜日~日曜日開催場所:テイ
2022年01月21日そこにあるだけで心が和む、愉快なプチ民芸。インテリアスタイリストの長山智美さんに手頃な価格でなおかつカワイイ民芸品を教えていただきました。モチーフや素材別に自分のテーマを持とう。「以前、出張でスウェーデンを訪れた時に、現地のお土産屋さんで“ダーラナホース”と呼ばれる赤い馬の人形を見つけたんです。『なんて可愛いんだろう…』と感動して、その場で買って日本に持ち帰ったのがはじまりです」それ以来、日本を含む世界各国の民芸品に興味を持つようになったという、長山さん。「私は個人的に“ラブリー民芸”と名付けています(笑)。特に実用性があるわけではないけれど、見るだけでくすっと笑えるアイテムを、仕事用のデスクに置いたり、家のちょっとしたスペースに飾るだけで、心が和んで、リラックスした気持ちになれるんです」そこで、長山さんが独自の目線で選んだ、手頃な価格の愉快なプチ民芸をご紹介。「伝統的なアイテムとはいえ、最近はオンラインで手軽に買えるものも増えています。気に入ったものを何となく飾るよりも、クジラ好きならクジラだけ集めるなど、テーマを決めたり、素材や質感で揃えたりすると、自分なりの世界観が作れるのでおすすめです」ここでは、鮮やかにハンドペイントされた小物をご紹介。同系色で揃えれば賑やかでも統一感が。バルセロスのニワトリポルトガルヨーロッパインテリア カサピース“神のご加護と幸運”が受けられるお守りとして知られる、素焼きのニワトリの置物。全4色の雄鶏はそれぞれ意味を持っていて、成功運をもたらす赤は、何事にも前向きに取り組むパワーを与えてくれる。H17cm¥2,200アルハンゲリスクシェンクル塗 壁掛けロシアロシア雑貨 いりえのほとりカラフルな色彩と愛らしい花模様が目を惹くトレイは、ロシア北西部のアルハンゲリスク地方に伝わるシェンクル塗の民芸品。裏面にフックが付いているので、壁に掛けて飾れば華やかなアクセントに。φ11.5cm¥2,593ダーラナホーススウェーデン北欧雑貨のアットテリア「ダーラヘスト」とも呼ばれ、昔から人々に親しまれている縁起物。職人の手によって繊細なペイントが施されたダーラナホースは、一つとして同じものがない。幸運を呼ぶようにと、結婚祝いや出産祝いのプレゼントにも最適。H13cm ¥4,050セミョーノフのマトリョーシカロシアGINZA HAKKO 木の香5体並んだ姿がなんとも微笑ましい、入れ子の民芸品マトリョーシカ。特徴は、ぱっちりとした瞳と胴体に描かれたカラフルな花模様。マトリョーシカの発祥地として有名な、セミョーノフで作られている伝統のアイテム。H11cm¥2,000ながやま・ともみインテリアスタイリスト。雑誌を中心に幅広く活躍。『Casa BRUTUS』誌にて「デザイン狩人」を連載中。※『anan』2019年3月6日号より。写真・平野太呂スタイリスト・長山智美取材、文・瀬尾麻美(by anan編集部)
2019年03月05日味の民芸フードサービスはこのほど、「旬のおいしさ 寒鰆フェア」を全国の和食ファミリーレストラン「味の民芸」店舗で開始した(一部店舗を除く)。期間は、3月上旬までを予定している。寒鰆(かんざわら)は、12月から2月にかけてとれる鰆のこと。身もやわらかく、舌で溶けてしまうような味わいが楽しめるという。メニューは、「寒鰆のうどん雑炊(ミニサラダ付)」(税別1,050円)、「寒鰆の幽庵焼と季節の天ぷらご膳」(税別1,480円)、「民芸ちゃんぽんうどんと寒鰆のにぎり寿司セット」(税別1,210円)、「寒鰆のわっぱご飯『松花堂ご膳』」(税別1,730円)、「寒鰆の手桶ご飯膳」(税別1,480円)、「寒鰆のせ『あつあつ あんかけ皿うどん』」(税別1,080円)など。またランチ限定メニューとして、「寒鰆といくらのわっぱご飯ランチ」(税別1,000円)も用意している。
2016年01月28日民芸フードサービスはこのほど、「広島県産 牡蠣フェア」を全国の和食ファミリーレストラン「味の民芸」店舗で開始した(一部店舗を除く)。期間は、2016年1月下旬までを予定している。同フェアでは、広島県産の蒸し牡蠣を使ったメニューを販売する。広島県産の牡蠣は、収穫後すぐに殻ごと蒸し上げることで、風味とうま味が凝縮されるという。販売するのは、「蒸し牡蠣の土手鍋うどん(4粒)」(税別1,190円)、「蒸し牡蠣たっぷり土手鍋うどん(8粒)」(税別1,590円)、「蒸し牡蠣のうどん雑炊」(税別1,050円)、「蒸し牡蠣の特製ちゃんぽんうどん」(税別1,080円)、「カキフライと彩り野菜のとじ鍋定食」(税別1,290円)。
2015年12月14日味の民芸フードサービスは27日まで、手延べうどんの和食ファミリーレストラン「手づくりうどん 味の民芸」にて、「手延べうどん 食べ放題」フェアを実施している。○夏の大感謝祭の最終企画!「手延べ製法」は、小麦粉に水と塩を加えこねた後、一本の長い棒状に仕上げ、生地を少しずつ延ばし、うどんや素麺の太さにする。生地づくりから麺の完成までに10時間以上かかるという。食感は軟質で弾力があり、ややモチモチとしている。また、表面はツルツルとしており、喉越しの良さが特徴となる。だしは、利尻昆布と4種の削り節を使用。毎日店舗で手づくりだしを作製している。商品内容は、季節の天ぷら付セイロうどん食べ放題。季節の天ぷらは、海老天、鶏ささみ天、さつまいも天、かぼちゃ天、なす天、モロッコいんげん天となる。価格は1,382円(税込)。一部店舗を除く全国51店舗で展開している。
2015年08月25日吾亦紅(ワレモコウ)、女郎花(オミナエシ)、撫子(ナデシコ)など、秋の花々を思いおこすとそれだけで、ふさわしい野趣に富んだ素朴な器に活けてみたくなりませんか? ティータイムや食事の時、インテリアにも、さりげなく季節感を演出できたら素敵ですよね。しっとりした秋にぴったりの民芸の香りがする器に出会うため、以前からお気に入りの中目黒にあるお店「工藝 器と道具 SML」にお邪魔してきました。SMLでは、器以外の展示による企画展もよく行われているのですが、ライフスタイル全般における様々な提案やヒントをたくさんくれるお店です。野の花を活けても素敵な、土の温かみが伝わるピッチャー夏の間は、白っぽい色合いや北欧デザインのピッチャーが大活躍でしたが、これからの季節には、吾亦紅を入れた秋らしい灰釉(かいゆう)ピッチャーの色味が心に馴染みます。お月見の時にススキをいれたら、素敵な演出ができそう。小鹿田焼(おんたやき)の打ち刷毛目8寸皿には、定番にしたい魅力が。小鹿田焼の代表的な技法である打ち刷毛目の放射状の模様は、料理がとても映えます。なので和洋問わず、煮物はもちろん、カレーやパスタ、盛り合わせプレートとしても使える万能選手として重宝するはずです。深いこげ茶色のピッチャーは、冬の間にヘビロテしそう。シチューを入れたル・クルーゼの鍋の隣に置いたり、ドリッパーをのせてコーヒーを落とすのもいいかもしれません。モダンな小鹿田焼で、洗練された雰囲気に小鹿田焼は、大分の日田にある江戸時代から続く古い窯場で焼かれています。現在も、一子相伝で昔ながらのやり方を守っている窯場です。これらの器はすべて、名工と名高い坂本工(たくみ)、創(そう)親子によるもの。ピッチャーは3点とも、父親である工さんの作品です。左と中央の櫛描(くしがき)ピッチャーは文字通り、櫛状の道具で模様を描いた技法で、和のテイストだけでないモダンな印象も。右の鎬(しのぎ)ピッチャーは、道具を使って表地を削って凹凸模様をつける鎬という技法です。一番左の流し掛け(ながしがけ)8寸皿は、息子の創さんの作品。流し掛けも小鹿田焼の代表的な技法ですが、他の作り手だと渋い雰囲気になるところ、24歳と若いながら実力派の創さんの手によると、洋食器のように洗練された味わいに。マスカットを何房も盛りつけてみたい!と、イメージがわいてきます。心がほっこり 出西窯(しゅっさいがま)の深い味わい島根の出雲にあり、民芸の精神を守りながら実直なもの作りを続けている窯場が出西窯。シンプルで素朴なデザインです。湯呑み茶碗は、焼酎のロックやお湯割りをはじめ、お酒各種、オリーブやナッツ、ディップソースにも合います。ご飯茶碗は、カフェオレボウルや小鉢としてもつかえます。嬉しいのはすべてオーブン、電子レンジ使用可能だというところ。SMLは店内に置いていない器も多いので、こんなものが好きなんだけど…と尋ねてみると、奥から出てくるかもしれませんよ(笑)。季節の変化を楽しみに、一度訪れてみてはいかがでしょう。・ 工藝 器と道具 SML
2014年09月16日