演出家の野坂実を中心に、世界中の名作ミステリーを上演している「ノサカラボ」。その人気シリーズ、音楽朗読劇『シャーロック・ホームズ』が、「ノサカラボ TASTE OF SOUND WAVE Reading with Live music『シャーロック・ホームズ3』」として新たに生まれ変わる。名探偵シャーロック・ホームズ、その相棒ジョン・H・ワトスンを演じるのは、今回も山寺宏一と水島裕の最強コンビ。さらに豪華ゲスト陣とともに、“音”の魅力を最大限に引き出した劇空間を目指す。そこで野坂、山寺、水島の3人に、本作への想いをたっぷり語り合ってもらった。ふたりの会話により、ホームズとワトスンの関係がより豊かなものに――山寺宏一さん、水島裕さんによるシャーロック・ホームズシリーズも今回で第3弾です。これまでの感想、また手応えのほどは?野坂僕がちょっと頼りないところがあるので(苦笑)、おふたりには本当に支えてもらっているなと思います。おふたりとも常に上に行きたいという欲求をお持ちで、何気ない会話の中で、「こうすればもっと良くなるんじゃない?」といったヒントをくださる。一緒に良いものを作ろうと思ってくださることが嬉しいですし、こちらもより良いものにするため、毎回試行錯誤している感じです。山寺好意的な意見が多いので、どうやら楽しんでくださっているのかなと、それなりに手応えは感じております。ただ自分としては、もっとちゃんとシャーロック・ホームズになれるようにと言いますか……。「またあのシャーロック・ホームズを聞きたい」と言ってもらえるよう、そしてそういう想いを裏切らないよう、頑張ろうといつも思っています。水島生楽器の演奏と一緒に作る朗読劇って、ほかにそうないと思うんです。電気を通さない生の音楽と、僕らの言葉が重なり合う世界って。それは本当に大事にしたいなと。あとこの3人で言えば、『ラフィングライブ』(2015~19)からのおつき合いなので、もう8年に及ぶチームワーク。だから全然気負わなくていいですし、ゲストの皆さんのほうが、よっぽど大変じゃないかと思います。山寺そうですよね。我々はずっとホームズとワトスンのままですが、ゲストの皆さんは作品ごとに違う役作りをしなければいけないわけですから。水島約2時間で3作品、つまり3役って大変なことですよ!山寺まぁ僕の場合、ひと役の方が不安ですけどね。「ホームズだけで俺持つかな?」みたいな(笑)。水島山ちゃんはちょっと別格だから(笑)。山寺ちょっと変態なんです(笑)。水島でもホームズは変装シーンもあるでしょ?野坂そうなんです。今回もあえて変装シーンに作り変えたところもあるくらい。山寺それ大丈夫なの?ホームズファンの方に怒られない?野坂シャーロキアンですね。だから1回目は原作に忠実な、すごく真面目なものを作ったんです。でも2回目からは原作にない、少しユーモアのあるふたりの会話を足してみた。そうしたらこれが結構楽しんでもらえたみたいで。またそれによって僕らのホームズとワトスンの関係は、より豊かなものになったんじゃないかと思います。――今回は音楽だけでなく、効果音、いわゆるSEもすべて生で演奏されるそうですね。野坂はい。僕にとってこのシャーロック・ホームズシリーズというのはものすごく意味のあるもので、ベターではなくベストを目指したいと思っているんですね。そのために音楽、役者さんの声だけでなく、すべての音を生にしたいなと。つまりは三位一体でセッションしていく。そうすることで“音”に特化した、非常に豊かな表現が提案出来るのではないかと思っているんです。山寺でもさ、それは舞台上でどうやるの?野坂例えばドアの開閉音は、実際にドアを立ててやろうと思っています。ただそういうのが頻繁にあると、ちょっと忙しくなくなっちゃうとも思っていて。あと過去2作は全編で音楽が鳴っていた印象がありますが、これも僕としてはちょっと鳴り過ぎかなと。だから生SEが入るシーンは役者さんの演技だけにして、次のシーンへの転換時に曲がかかる、そんな構成をイメージしています。山寺僕の場合、“馬のいななき”なんかはよくやって欲しいって言われますけどね(笑)。「そんなの声優の仕事じゃない」って人もいますけど、わりと僕は積極的にやってきたほう。水島それ、声優の「仕事」というより、「出来る・出来ない」の問題だからね(笑)。山寺・野坂(笑)。手を入れることで長年愛される、ヴィンテージ家具のような朗読劇に――本シリーズは毎回豪華なゲスト陣も話題です。今回は連投となる大塚明夫さんに加え、田中敦子さん、津田健次郎さんが初参加されますね。山寺毎回素晴らしい方々と共演させていただいているのですが、今回のメンバーもまぁよくそろったなと思いますね。この時点で、もう成功したって勝手に思うぐらい(笑)。また僕にとってこの3人は、『攻殻機動隊 SAC_2045』のメンバーでもあるので、このシリーズでまた共演出来るのは非常に嬉しいです。水島僕と敦ちゃん(=田中)は、『フレンズ』という海外ドラマで10年ずっと一緒だったんですよね。だから僕としてはツーカーの仲だと思っていて。山寺敦ちゃんがどう思っているかは……。水島わかんないけどね(笑)。ツダケン(=津田)とは『キラキラ☆プリキュアアラモード』という作品で1年間一緒だったんですよ。その時から面白い芝居をする人だなと。あと明夫ちゃんのデビュー作には僕も参加していたりして。山寺さすが先輩、長くやってらっしゃる(笑)。水島すみません、長いだけでございます(笑)。まぁだから変な緊張感もないですし、あの3人がどういう演技を見せてくれるのか、とにかく楽しみですね。――改めておふたりでコンビを組む楽しみとは?水島すぐ隣で聞けますからね、山ちゃんの台詞を。これは贅沢ですよ。山寺僕こそですよ。裕さんがいてくれれば安心というか。しかもシャーロックに関してはもう3回目ですし、より良いコンビぶりを発揮出来るんじゃないかと思います。――では最後に、公演を楽しみにされているお客様に向けてひと言お願いします。野坂お客様からすると、どの公演が当たりで、どの公演が外れなのかってわからないと思うんです。でもこれは必ず当たります!山寺自分で言っちゃうんだ?(笑)まぁそれくらい自信があるってことだよね。野坂そうです、そうです!生音楽に生SE、さらにしっかりと芝居の出来る役者がそろっている作品なんてなかなかないですから。ぜひ多くの方に楽しんでいただきたいです。水島絶対に心地良い空間になります。ぜひ一緒に、その空間を味わいに来てください。山寺僕、最近ヴィンテージ家具に目覚めたんですね。ずっと長く愛されているものを、しっかり手入れをして、自分も大切に使うって素晴らしいなと。で、このシャーロック・ホームズを今やるっていうのも、それに通じるものがあると思うんです。昔から愛されている作品を、僕たちの手を加えることで、また新たに楽しめるものにする。そんなヴィンテージ家具のような朗読劇になったらいいなと思います。取材・文:野上瑠美子撮影:石阪大輔<公演詳細>ノサカラボ TASTE OF SOUND WAVEReading with Live music「シャーロック・ホームズ3」■公演日時7月15日(土) 13:00開演/17:30開演7月16日(日) 12:00開演/16:30開演※受付開始45分前、開場は開演の30分前■公演会場東京・大手町三井ホール〒100-0004 東京都千代田区大手町1-2-1 Otemachi One 3F
2023年07月14日昨年放送された主演ドラマ『純愛ディソナンス』(フジテレビ系)や、現在放送中のNHKドラマ10『大奥』など、短期間のうちに振り幅のあるキャラクターを演じて実力を見せている中島裕翔(Hey! Say! JUMP)が、海外でのファンも多い『武曲 MUKOKU』などの鬼才・熊切和嘉監督と組んで、これまでにないワンシチュエーション・スリラー『#マンホール』を放つ。不動産会社でトップの営業成績を誇る主人公の男・川村俊介(中島)は、社長令嬢との結婚式を翌日に控えたサプライズパーティの帰りに、酔った足取りでマンホールに転落してしまう。マンホールの底で目を覚ました川村は、スマホで助けを求めるが、ことごとくつながらず、SNSを駆使して脱出を試みるのだが……。本編は99分。マンホールから脱出しようとひとりもがく男を演じ切り、「こんな顔をしてたんだ」と試写を観て自分でビックリしたと語る中島と、そんな中島を「追い込み甲斐のある、素晴らしい俳優さんです」と称賛する熊切監督が撮影を振り返った。○■美しい中島を汚すことによって、別のセクシーさが見えたら――とても面白かったです。中島さんへのあて書き脚本とのことですが、最初に読まれたときのことを教えてください。中島:あて書きしていただいたなんて恐縮です。『純愛ディソナンス』でも「見たことのない僕を」ということで、いろんなことをやらせていただきましたが、撮影は『#マンホール』が先で、実はこちらでめちゃくちゃやり切ったあとだったんです。これで怖いものなしになったというか(笑)。脚本を読んだときは、本当に僕のいろんな顔を見せようとしてくださっていると感じました。ページをめくるたびにいろんなことが起きて、読んでいて純粋に面白いし、どんどん読み進めちゃうんですけど、「これ、僕が実際にやるんだよな」となかなか想像がつかなかったです。現場に行ってみてから、「こういうことか」と驚きと衝撃を感じて、飲み込んでやっていきました。――完成作を観たときは?中島:「僕、このシーンでこんな顔をしてたんだ」と自分でビックリするくらいの瞬間があったので、良かったなと思います。あと、大変なシーンは多かったですけど、監督が良かったときに、「オッケー、オッケー、オッケー、良かった!」と、すっごいニコニコで近づいてきてくれるのが、すごく励みになりました。――監督はこうしたシチュエーションスリラーを、中島さん主演で撮れたことには特に燃えましたか?熊切:燃えましたね(笑)。中島:燃えてましたよね。汚れていく僕を見て、楽しそうでした。熊切:(笑)。彼のような、すごくキレイな方を徹底的に汚したいと思ったので。中島:あはは!熊切:汚すことによって、別のセクシーさが見えたらいいなと。そこは最初にすごくありました。だから中途半端ではなく、やりすぎだろうというくらいにやりましょうというのは、メイクさんや衣装さんたちとも話していました。それはもう汚しがいがありました。ちゃんとそれに応えてくれる方なので。追い込み甲斐のある、素晴らしい俳優さんです。この企画は、脚本・原案の岡田道尚さんとプロデューサーの松下剛さんらが1年くらいかけてプロットを作られて、主演も中島さんに決まってから僕の元に来ましたが、脚本を詰めていく作業はかなり長くやりました。そこで、マンホールに落ちた川村が、いかにそこから出られないかというのは、しつこいくらいに最初にやりたいと思ったので、梯子が落ちるシーンなどを入れていきました。出口は上に見えているんだけど、あの先にどうしてもいけない、それをしつこくやろうと。○■マンホールに落ちた川村の魅力は、どうにか出てやるという生命力――お二人は川村の魅力はどこだと思いますか?中島:生命力じゃないですか?熊切:最終的にはそうだね。中島:とにかくこのマンホールから出てやる!という。もちろん結婚式を翌日に控えているといったタイムリミットもあるんですけど、普通だったら諦めて餓死するのを待つよなという状況になるんですよ。梯子も使えないし、ケガもして(スマホのGPS機能も故障)。多分僕だったら、ケガの時点で滅入って無理だと思う。川村の生命力と頭の回転の良さというのは、最後のほうはいろいろ見えてきますが、でも応援したくなるくらいのガムシャラさがあると思います。熊切:いや、本当に生命力ですよね。どれだけひどい目に遭っても、懲りない男でもありますから。――川村がひどい目に遭っていく中で、俳優・中島さんにはどんな新たな魅力が出ていましたか?熊切:先ほど本人も話してましたが、「こんな表情してたんだ」というのは、僕も思いました。撮っているときにも感じましたし、編集している時にさらに強く。最初の顔と最後の顔が全然違うんですよ。中島:違いましたね。熊切:本当に別人のような顔でした。その多面性といいますか、その辺が非常に面白かったです。――本編で映されるのは、ほぼマンホール内での川村ひとりの奮闘です。中島:ひとりで画を持たせられるかというのは正直、心配でした。どうしようかなとも思いましたが、これは特に意識してやったわけではないんですけど、「すごく動きがシャープだね」と言われることがあって、それが少しでも画を持たせることにつながればいいなとは思いました。熊切:彼のその動きの切れ、身体能力の高さがあったから、カットを割れた部分は大きいです。泡に埋もれるシーンなんかもそうですが、なんとなくやってたら画が持たないです。そこをすごく的確に動いてくれました。――あのマンホールは、もちろん撮影用に作られたセットです。実際にはある程度、広かったりするのですか?中島:超狭いんですよ! 最初に入った瞬間、「せま!」っていう。特に僕はタッパがある方ですし、周囲は傾斜があるので、本当に真ん中でしか立てないんです。ずっと足を畳んでいなきゃいけないし。熊切:あの姿勢がふくらはぎに来るんですよね。中島:そうなんです。監督もお芝居をつけるとき、ずっと中にいてくださったんですけど、本当に狭かったですよね。4月でしたけど、まだ寒くて。雨降らしのシーンもあって、特に堪えました。でもそれが逆にありがたかったです。芝居で震えを出そうとするよりは、実際に自分の身体でもらっちゃったほうが出せるなと思ったので。利用したというか。衣装も汚れが目立つものをみなさんで考えてましたよね。――現実に感じたキツさをお芝居に転換していたんですね。中島:精神的にきついシーンなんかは、カットとカットの間、いちいち外に出ないようにと心がけていました。最初にマンホールのセットの絵を見せていただいたときは僕も「広いじゃん!」と思ったんですよ。でも実際には狭くて寒くて、いろいろな汚しからくる臭いもありました。そういったことを、受け入れ過ぎず、拒みすぎず、川村として、素材として使えればと思っていました。自分としては逆にそういったものがあったほうが楽ですね。嘘をつかなくていいから。○■もっとこうできるんじゃないかと何かが生まれる瞬間がすごく好き――監督はほかに中島さんのどんなところが印象的でしたか?熊切:カットをかけられない瞬間が何度もありました。みんなのスイッチが入るといいますか。ミニジブ(小型クレーン)を使って動けたので、段取り上はここまでだったんだけど、みんながセッションのようになって、結局、ワンシーンの最後まで行っちゃうといったことがよくありましたね。中島:ここまでと言ってたけど、カットがかからないなとなったとき、まず監督の思いを感じ、「このまま行きますよ」とそこにいるカメラマンさんとのセッションを感じました。一度、カメラがマンホールの縁にぶつかっちゃった時があって、カメラマンさんがすごく悔しそうな顔をしていました。確かに、そうしたセッションは印象的でしたね。熊切:いい緊張感が生まれていました。――中島さんは、現場で、みんなで作品を作り上げていく過程と時間がお好きなんですね。中島:ちゃんと考えて、クリエイティビティを持って高め合う、向上心を持って、もっとこうできるんじゃないかと何かが生まれる瞬間がすごく好きなんです。僕、グループとしても去年15周年だったので、中堅になってきてるんです。そうなってくると経験値とともに小手先でできることがどうしても増えてきますよね。そうしたなか、モノづくりをするときに、ガムシャラに頑張れることを、自分で少なくしちゃってないかなと、一瞬一瞬、見つめるようにしていて。今回、6年ぶりに映画をやらせていただいて、こんなにもしっかりとモノづくりを楽しめるのかと、本当にワンシーンワンシーン有り難かったと同時に、恵まれていたと感じます。こうした作品にチャレンジできて、いろんな方々に感謝ですし、高め合える仲間たちがたくさんいたという出会いにも感謝です。――監督からもひと言。熊切:ジャンル映画をやってみたいと思って撮ってみて、僕はある程度、手ごたえを感じていますが、あとは皆さんがどう観るのか。とにかく、いろんな人に観て欲しいです。中島:観た方にも共犯者になってもらいたいですね。■中島裕翔1993年8月10日生まれ、東京都出身。アイドルグループ・Hey! Say! JUMPのメンバーで、俳優、ファッションモデルとしても活躍。ジャニーズJr.時代からテレビドラマ『エンジン』(05年)や『野ブタ。をプロデュース』(05年)などに出演し、08年に『スクラップ・ティーチャー 教師再生』で主演を務める。近年はアメリカのヒットドラマのリメイク『SUITS/スーツ』シリーズ(18年~)や、昨年7月期は主演ドラマ『純愛ディソナンス』が注目を集めた。また現在放送中のNHKドラマ10『大奥』第1話に登場し、話題をさらった。映画では『ピンクとグレー』(16年)、『僕らのごはんは明日で待ってる』(17年)で主演を務め、本作は6年ぶりの映画主演となる。■熊切和嘉1974年9月1日生まれ、北海道出身。大阪芸術大学の卒業制作作品『鬼畜大宴会』(97年)がぴあフィルムフェスティバルで準グランプリを受賞し、ベルリン国際映画祭パノラマ部門招待など、国外でも高い評価を受ける。01年に『空の穴』で商業映画デビュー。ほか主な監督作に『アンテナ』(03年)、『青春☆金属バット』(06年)、『ノン子36歳(家事手伝い)』(08年)、『海炭市叙景』(10年)、『莫逆家族-バクギャクファミーリア-』(11年)、『私の男』(14年)、『武曲 MUKOKU』(17年)などがある。(C) 2023 Gaga Corporation/J Storm Inc.
2023年02月14日中島裕翔主演『#マンホール』より本編映像が解禁された。「Hey! Say! JUMP」の中島裕翔が結婚式前夜にマンホールに落ちた男を演じる本作。『ライアーゲーム』シリーズ、『マスカレード・ホテル』シリーズの脚本家・岡田道尚がオリジナル脚本を手掛け、監督は『海炭市叙景』『私の男』の熊切和嘉が務めた。解禁された映像は、マンホールに落下した川村(中島裕翔)が、元カノの舞(奈緒)と電話で会話するシーン。雨に打たれ寒さに震えながらライターで暖を取る川村は、唯一連絡が繋がりマンホールに落ちる直前まで川村がいた渋谷周辺まで捜しに来ていた舞に再び電話をかける。警察も当てにならず、焦りと寒さから苛立ちが募っていた川村は「本当に探したのか?今、本当に渋谷にいるのか?」と、それまでの川村とは打って変わった強い口調で舞を責め立ててしまう。「雨も強くなってきて寒さもきつい。もうこんな所にはいられないんだよ」と嘆くように洩らした川村に対し、舞が「え、今なんて? 渋谷雨とか降っとらんけど。そこ本当に渋谷なん?」と答え、不穏な空気が流れたところで映像は幕を閉じる。川村は落ちたのか、それとも落とされたのか?舞との電話によって新たな事実が発覚し膨らんだ疑念が、寒さと焦りに苛まれる川村をさらに追い詰めていく…。果たして真相を突き止め、川村はこのどん底から這い上がることができるのか。その後の展開が気になる本編映像となっている。さらに2月23日(木・祝)より、オーディオコメンタリーを再生するスマートフォンアプリを利用した【副音声上映】がスタートすることが先日発表された。主演の中島さんと熊切監督が、本編を見ながら撮影当時の裏話など様々なエピソードをネタバレありで余すことなく語り尽くす。副音声上映は、2月23日(木・祝)以降の期間中、本作を上映する映画館全ての上映回で楽しめる。リピート鑑賞にも最適だ。『#マンホール』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:#マンホール 2023年2月10日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2023 Gaga Corporation/J Storm Inc.
2023年02月11日アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの中島裕翔が主演を務める、映画『#マンホール』(2月10日公開)のメイキング写真が15日、公開された。同作は脚本・岡田道尚×監督・熊切和嘉によるオリジナル作。川村俊介(中島)は営業成績はNO.1、上司や同僚の信頼も厚く、社長令嬢との結婚も決まり将来を約束された超がつくほどのハイスペック男だが、結婚式前夜のサプライズパーティの帰り道に酒に酔ってマンホールに落ちてしまう。解禁されたメイキング写真では、真剣な面持ちで熊切監督と向き合う中島の姿や、暗いマンホールの底で、鬼気迫る表情で食い入るようにスマートフォンを覗く様子が捉えられている。中島は主人公・川村という役を複雑かつ難しく、挑戦しがいのある役と捉えて撮影に臨んだ。一人芝居が続く中、人との繋がりはほぼ電話であったが、会話に左右されて、自分のなかで生まれてくる疑念や疑心暗鬼に気づきながらそれを役の中に落とし込んだという。製作陣は川村が一晩で体験する感情の振り幅を映画史上随一にしたいと考え、類稀なるアイドル性と、自分からかけ離れた人間になり切れる演技力、この2つを併せ持っている中島へオファーした。プロット作成の早い段階で中島を想定し、当て書きをしていくことで実際に演じる姿を見て手応えを得たと同時に、新しい中島裕翔の俳優像を打ち出し、爽やかで硬派なイメージの強い中島が、極限まで追い詰められて足掻き、マンホールの底で人間の本性を露呈させていく。中島自身「自分でも見たことが無い中島裕翔に驚いた」と話している。(C)2023 Gaga Corporation/J Storm Inc.
2023年01月26日人気演出家・野坂実を中心に 2021年より始動した、世界中にある名作ミステリーを舞台化するプロジェクト「ノサカラボ」。2022年9月10日(土)〜11日(日)にイイノホール(霞ヶ関)にて昨年大好評を博した音楽朗読劇「シャーロック・ホームズ」の第2弾が上演される。名探偵シャーロック・ホームズ役に山寺宏一、相棒ジョン・H・ワトスン役に水島裕という名コンビはそのままに、寿美菜子、山口勝平、大塚明夫という豪華なゲストを迎える本公演。野坂実、山寺宏一、水島裕の3人に注目ポイントなど話を聞いた。このホームズとワトスンは日本一だと思う――昨年大好評だった音楽朗読劇「シャーロック・ホームズ」の第2弾となります。この公演が決まった時のお気持ちを教えてください。山寺演じる前は、名作中の名作であり、世界一有名なミステリーであるシャーロック・ホームズを朗読で出来るのか? という気持ちもありました。原作は会話劇ではないので、どの様に表現するのだろうと。さらに“シャーロキアン”と呼ばれる熱狂的なファンが多い作品ですから、ハードルが高すぎると。ずっと弱気なことばかり言っていたんです。やってみたら、すごく楽しく出来たので、良かったなと思っています。野坂企画当初から50数本の短編を10年間くらいかけて上演していくというプランがあり、おふたりにはほんのりとそれを伝えておりました。「ちゃんとしたものを作ってくれないと続けるのは無理だよ」と言われたので、頑張ります!という気持ちです(笑)。ノサカラボ音楽朗読劇『シャーロック・ホームズ#2』チラシ――改めて、野坂さんはどんな事からこの様な音楽朗読劇の企画を思いついたのでしょうか?野坂シャーロック・ホームズの朗読劇をずっと続けている企画というのがなかなか無いのと、僕にとっては山寺さんと水島さんのホームズとワトスンが最高のコンビなので。「ラフィングライブ」(野坂、山寺、水島による演劇ユニット)もそうなのですが、ふたりの掛け合いが本当に楽しくて、この掛け合いを上手く活かせる舞台が無いかと思った時に「日本のホームズとワトスンだ!」ってひらめいたんです。六本木の駐車場か何かで、ビビビビってなってすぐにおふたりに電話したんです。水島そうだったの?!山寺ひらめいたのは聞いていたけど、駐車場っていうのは初耳。野坂このふたりのホームズとワトスンを思いついたことは、僕の中で“快進撃”な部分があるんです(笑)。すごくしっくりきて、この組み合わせは日本一だと心から思えたので。水島もう一回やっているけれど、改めてプレッシャーだな(笑)。山寺この3人はずーっと一緒にやっている仲間なので。本当はコロナ禍が落ち着いたら、今年こそは「ラフィングライブ」をやりたいと思っていたのですが、この状況なので。そういう意味では、朗読劇「シャーロック・ホームズ」を、新しいゲストを迎えて出来るということが本当に嬉しいです。水島ゲスト3人も身内みたいな感じで、とても親しい方々なんですよ。すごく楽しみです。本番を頂点にして演技がどんどんレベルアップしていく楽しさ――ホームズとワトスンの役作りはどの様に意識されていますか?山寺シャーロック・ホームズはこれまで世界中でたくさん映像化されているので、色々なタイプのホームズがいて。もちろん、原作のホームズが一番の基になりますが、皆さんとの掛け合いの中で「こう演じたいな」という気持ちもどんどん芽生えてきます。それが「ノサカラボ」版のホームズになれば良いなと。裕さんとは「ラフィングライブ」でずっと一緒にやっていますが、(水島さんを)巻き込んでいくという部分では、「シャーロック・ホームズ」と「ラフィングライブ」の共通点もあるなとも思いました。水島ラフィングライブでは「巻き込む側&巻き込まれる側」、僕がアタフタしているというスタンスは共通しているんですが、作品によって役柄が変わるじゃないですか。でも、この作品ではホームズとワトスンという役柄が固定されていて、毎年演じていくごとに深みが増していくのではないかという期待&希望があるんですね。去年は山路(和弘)さん、(島崎)信長くん、琴ちゃん(三石琴乃)がゲストで出てくれて、山ちゃんも含め、みんなの演技が本番を頂点にしてどんどんレベルアップしていったんです。それが面白くて楽しくて!自分としても、回数を重ねるごとに深みを増していくワトスンを演じたいと思っています。それを見つけるのも楽しみなんです。――ワトスンから見てのホームズの魅力、ホームズから見てのワトスンの魅力はどんな所にありますか?水島ホームズの魅力は“尋常じゃない所”ですかね。そして本人を目の前にしていうのもなんですが、山ちゃんのホームズは隣で聴いていて、すごく気持ちが良いんです。ワトスンならではの役得だなあと思っています。山寺ホームズにとってワトスンは、自分に無いものをもっているからコンビとして成立するんでしょうね。裕さんは大先輩ですから。水島大先輩じゃないよ〜!山寺人生経験、色々な役柄、今まで培ってきた色々なものが、ワトスンの中に反映されていくわけですよ。掛け合いをしていて本当に楽しいです。ふたりのキャッチボールが魅力の朗読劇――長年のお付き合いがある皆さんですが、野坂さんが演出家としておふたりのすごいなと思う部分はどんな所ですか?野坂お芝居というのは、相手の芝居を受けて、自分の中にあるものを出していくのだと思うので、能動的ではなくて受動的なんですね。でも、このふたりは相手のお芝居を確実に受けながら出していく。演技が上手という人は皆そうなんですよね。上手じゃない方は、自分が何を出すかだけに集中して、相手が何をやっても受け取らない。ふたりはキャッチする範囲がすごく広くて、どんな小さなことでも受け止めて返していく。「山ちゃん、こうくると思わなかったよ」「裕さんもそうきましたか」といったやりとりを稽古中もずっとしています。ホームズとワトスンという役柄を演じながらもふたりがキャッチボールをしている所がすごく楽しいです。去年も相当遊んでいらっしゃいましたから。水島そうですか?山寺そうですか?きちんと演出家の言うとおりにしていただけだよね。水島ね〜!野坂(笑)。もちろん押さえる所は押さえていただいてからの遊びですけどね。水島今こうして褒めてくれていますけど、「ラフィングライブ」の時は千秋楽までダメ出しするんですよ、この演出家!(笑)。山寺大量の。ダメ出しされたことは付箋に書いて、鏡にペタペタ貼っていくんです。最終的に自分が見えないくらいに! 台本にも付箋だらけで小学生の国語辞典みたいにどんどん太っていきますね。野坂朗読劇ではほとんどダメ出ししていないんですよ。自分で演出していても、すごく面白いなと思って見ている部分があります。朗読劇はお芝居の舞台よりは楽に出来ると思われる部分もあるかもしれませんが、おふたりの様な演技の上手い方と一緒に作っていくと、別ジャンルが生み出されていくんです。朗読だけでどの様にお話を表現していくか、セットの転換も無しにどう場面を変えていくかという新しい課題も見えてきて、それが面白いほど難しいんです。生演奏に生朗読「ここに来れば上質なものが見られる」――本公演では『唇のねじれた男』『技師の親指』『独身の貴族』という3本を朗読しますが、これらのお話を選んだ理由は何ですか?野坂『唇のねじれた男』というのはホームズ作品の中でもメジャーで人気がある作品なので入れました。前作は『花婿失踪事件』だったので、今回は“花嫁”が失踪する事件(『独身の貴族』)にしようと。これは、ホームズが過去の新聞を読むシーンが多い作品なので、どう演出しようかと考えている所です。『技師の親指』は朗読劇にあまり向かないだろうなと思って選びました。山寺“あえて”かい! これやるよって言われて原作を読むと「これ、どうやってやるんだろう」と思うのですが、今回もすごく思っていて。野坂今回はドラマを追加して書いているんです。前回は原作に忠実に作っていましたが、「もう少しドラマがあっても良かったよね」という意見もあったので、今回はよりドラマを少し立たせようと。山寺ひとりで説明する部分がすごく長いので、どう会話にしたら楽しいかな? と考えています。ホームズの「立板に水」の様な喋り方をどのくらいのスピードでやろうか、とか。そしてゲストの方がどう演技してくれるのかが楽しみですよね。僕と裕さんは役が固定されているけど、皆さんは3話それぞれ違う役柄ですから大変ですよね。野坂そうですね、すごく大変だと思うので深みのある演技をしてくださる方にお願いをしています。生演奏も今回クラリネットがひとり増えて。来年はヴィオラとか、出来れば毎年ひとりずつ増やしていきたいなという野望があります。作曲家の山中惇史さんはすごく苦い顔していらっしゃいましたが(笑)。水島フルオーケストラが完成するまでは僕たち持たないよ(笑)。野坂人気があるからやり続けるということだけではなくて、「ここに来れば上質なものが見られる」という、そんな企画にしていきたいです。「ラフィングライブ」でもずっと目指していてきたことなので。山寺昨年来てくれた方はもちろん、シャーロック・ホームズの朗読劇なんて面白いの?という方にぜひ来ていただきたいです。これが、意外と面白いんです。僕にとっては家族の様なメンバーと一緒にどんなものが生み出せるのか楽しみです。大塚明夫さん、山口勝平さん、そして何と言ってもイギリス帰りの寿美菜子さんがいます。この朗読劇のために留学したと言っても過言では無いと。我々は勝手に言い続けようと思っています! 19世紀のイギリスにタイムスリップしにいらしてください。水島去年やってみて、すごく贅沢な時間だなと感じました。基本的にスピーカーを通さない生演奏と一緒に朗読劇をやるというのは、本当に素敵な時間だったのです。お客さまにも同じ空間で一緒に味わっていただきたいですね。「面白くて、あっという間だったね!」って言ってもらえる様に、山ちゃん筆頭に頑張ります。イイノホールでお待ちしていますね。――今日は素敵なお話をどうもありがとうございました!取材・文:中村梢撮影:源賀津己朗読劇『シャーロック・ホームズ#2』チケット情報はこちら:
2022年08月19日俳優の小関裕太が25日、主演を務めるミュージカル『四月は君の嘘』の取材に応じた。『四月は君の嘘』の原作は、新川直司氏が2011~15年に講談社・月刊少年マガジンで連載(全11巻)し、2012年度マンガ大賞ノミネート、2013年講談社漫画賞少年部門受賞、その後14~15年にはフジテレビ「ノイタミナ」枠でテレビアニメ化、16年には実写映画としてもヒットを記録するなど多くの人を惹きつけてやまない傑作コミック。初ミュージカル化として2020年7月に上演予定だったが、新型コロナウイルスの影響で開幕を目前にして全公演中止に。2年の時を経て、メインキャスト全員が再集結し、ついに幕を開ける。今作への出演が決まったことがきっかけで、原作の漫画とアニメに触れ、ファンの1人になったという小関は「2020年に中止になった時点でアニメを2周して見ていたぐらい、作中に出てくる言葉や音楽に自分自身も感動した作品なので“中止”と聞いた時は本当にショックで絶望的な気持ちでした。当時はこのミュージカルを成功させることを生きがいにしていたので、『自分は何のために頑張ってきたのかな?』と生きている意味まで考えてしまうぐらい喪失感が大きかったです」と当時を振り返り、「その反動でアニメは7周しました(笑))。音楽に背中を押されて、元気になれる前向きな作品だと改めて思いましたね!」とコロナ禍で得た新たな気付きについて語った。小関が演じるのは、かつて指導者であった母から厳しいレッスンを受け、正確無比な演奏で数々のピアノコンクールで優勝、“ヒューマンメトロノーム”と言われた天才少年・有馬公生。母の死をきっかけにピアノの音が聞こえなくなり、音楽の世界から遠ざかってしまうが、生田絵梨花が演じるバイオリニストの少女との出会いを通じ、もがき苦しみながらも再び音楽と向き合っていくという役だ。この難しい役どころについては、「有馬くんは、自分の演奏がきっかけで音楽を始める子がいたり、その背中を追いかけ続ける子がいたり、同世代の子供たちに影響を与えた人物なのにピアノをやめてしまう。だからこそ、その影響を受けた子たちは成長して、『有馬くんと同じ舞台で戦いたい!有馬くんの演奏をもう一度聴きたい!』という思いが強くなるんですが、パフォーマンスだけにとどまらず、彼の生き様を含めて周りから求められるというのは役者として憧れるし、羨ましいなと感じます」と、同じ表現者として感じるキャラクターの魅力を語り、「映像作品と違って、舞台は1つの話に対する稽古期間が約2カ月半もあるので、“有馬公生”という人物をずっと掘り続けることができます。作っては壊し、また作る…という過程を通して、新しい自分も発見できたらいいなと思います」と、自身の成長への意欲ものぞかせた。『四月は君の嘘』は、5月7日から始まる東京公演を皮切りに、兵庫公演は6月16日~18日まで兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホールで上演。チケットは3月19日に一般発売される。
2022年02月26日2022年1月17日、漫画家の水島新司さんが亡くなったことが分かりました。82歳でした。産経ニュースによると、水島さんは肺炎によって亡くなったといいます。『ドカベン』や『あぶさん』『野球狂の詩』といった多くの野球漫画を生み出し、人気を博した水島さん。1973年に連載を開始した『あぶさん』は40年以上にわたって連載されました。功績を認められ、2005年には紫綬褒章を、2014年には旭日小綬章を受章。野球漫画というジャンルを確立し、野球ファンを中心に世代を超えて愛される作品を生み出しました。水島さんの旅立ちに、ネットからは「素晴らしい漫画をありがとうございました」という感謝する声が上がっています。今後も数々の名作は残り、読者の胸を熱くさせてくれることでしょう。水島さんのご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2022年01月17日アニメ映画『フラ・フラダンス』が、2021年12月3日(金)より公開される。総監督は「鋼の錬⾦術師」「機動戦⼠ガンダム 00」の⽔島精⼆が務める。新⼈フラガールの成長を描くオリジナルアニメ映画『フラ・フラダンス』は、福島県いわき市に実在するスパリゾートハワイアンズのダンシングチーム、通称〔フラガール〕をモチーフにしたオリジナルアニメーション。フラガールの新⼊社員・夏凪⽇⽻(なつなぎ・ひわ)と同期の仲間たち、彼⼥たちを取り巻く⼈々との絆を描く。<映画『フラ・フラダンス』あらすじ>新⼊社員、夏凪⽇⽻。志望動機「みんなに”笑顔”を届けたい。」福島県いわき市に暮らす⾼校⽣・夏凪⽇⽻。卒業後の進路に悩む⽇⽻は、かつて姉・真理が勤めていた「東北のハワイ」こと「スパリゾートハワイアンズ」のポスターを⾒て衝動的に、新⼈ダンサー=フラガールの採⽤試験に応募する。未経験ながらも採⽤された⽇⽻は、鎌倉環奈、滝川蘭⼦、オハナ・カアイフエ、⽩沢しおんたち同期と共にフラガールへの道を歩み始めるが、個性豊かすぎる5⼈の⾜並みはそろわず、初ステージで、ある⼤失敗をしてしまう。「史上最も残念な新⼈たち」と呼ばれ、落ち込む彼⼥たちだったが、恋、ダイエット、そしてフラ…と、いいことも⾟いことも分かちあいながら、フラフラしながらも絆を深めていく―――。それぞれの想いを胸に彼⼥たちは今⽇もステージへ。笑いあり涙ありの新⼈フラガール成⻑物語。わたし、"フラ"を仕事にします。主人公声優に福原遥主人公・夏凪⽇⽻の声優は、福原遥が担当。美⼭加恋や富⽥望⽣といったフレッシュなキャストに加え、⼭⽥裕貴やディーン・フジオカも参加する。<登場人物&声優キャスト>夏凪日羽...福原遥いわき市出身 社会人一年生フラガールだった姉の姿を追って、ステージデビューを目指す。鎌倉環奈...美山加恋フラ全国大会優勝経験者。プロ意識が高くしっかり者。オハナ・カアイフエ...前田佳織里ハワイ出身のおっとり系。フラガールのハワイ公演を見て憧れを抱き来日。白沢しおん...陶山恵実里ダンスはうまいが笑顔は苦手。ある夢を叶えるためダンシングチームに就職する。滝川蘭子...富田望生パワフルな踊りと和やかな雰囲気で、チームに活気をもたらすムードメーカー。鈴懸涼太...ディーン・フジオカ主人公・日羽が憧れる先輩社員。平和人...山田裕貴おとぼけキャラだが情に厚い、新人フラガールを見守る癒し系マネージャー。「鋼の錬⾦術師」「機動戦⼠ガンダム 00」⽔島精⼆が総監督制作陣も豪華面々。総監督は「鋼の錬⾦術師」「機動戦⼠ガンダム 00」の⽔島精⼆、監督は『劇場版 アイカツスターズ︕』「ガンダムビルドダイバーズ」の綿⽥慎也。脚本には「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」『きみと、波にのれたら』の吉⽥玲⼦、キャラクターデザインに「アイカツ︕」「UN-GO」のやぐちひろこといったトップクリエイターが集結した。制作は「銀魂」や「アイカツ︕」のBN Picturesが務める。【詳細】アニメ映画『フラ・フラダンス』公開日:2021年12月3日(金)声の出演:福原遥、美山加恋、富田望生、前田佳織里、陶山恵実里、早見沙織、相沢梨紗、上坂すみれ、東山奈央、三木眞一郎、中村繪里子、奥野香耶、本泉莉奈、木村昴、山田裕貴、ディーン・フジオカ総監督:⽔島精⼆監督:綿⽥慎也脚本:吉⽥玲⼦キャラクターデザイン:やぐちひろこ美術監督:⽇野⾹諸⾥⾊彩設計:⼤塚眞純撮影監督:⼤神洋⼀編集:坂本久美⼦⾳響監督:⽊村絵理⼦⾳楽:⼤島ミチル主題歌:「サンフラワー」フィロソフィーのダンス制作:BN Pictures配給:アニプレックス
2021年10月02日ヨコヤマノブオさん作の人気漫画『武士スタント逢坂くん!』が、アイドルグループ『ジャニーズWEST』の濵田崇裕さん主演でドラマ化されることが決定しました。濵田崇裕主演ドラマ『武士スタント逢坂くん!』あらすじ江戸時代から令和にタイムスリップしてきた人気春画師・逢坂総司郎を主人公に、彼が巻き起こすドタバタ青春コメディを描いた『武士スタント逢坂くん!』。性の交わりを描く春画は、当時の江戸時代では風紀を乱すとして禁止の対象になっていたものの、隠れて春画を描き続けた逢坂は、ついに処刑されてしまいます。無念の思いからか、突如令和にタイムスリップした逢坂は、漫画家・宮上裕樹と出会い、弟子になることを決意したのでした。主人公の逢坂を演じる濵田崇裕さんは、同作が初の単独ドラマ主演。「とても嬉しい反面、緊張しています」と初めての主演ドラマに率直な心境を明かす一方、「初めての単独主演という気持ちを大切にして挑んでいきます」と意気込みも語っています。濵田崇裕さんが出演するテレビドラマ『武士スタント逢坂くん!』は、2021年7月26日の深夜24時59分から日本テレビにて放送スタート。劇中で逢坂が思いを寄せるヒロイン・丹内あたりや、逢坂が主君として忠義を持つようになる漫画家の宮上など、追加キャストに関する続報にも期待がかかります![文・構成/grape編集部]
2021年06月02日漫画家の水島新司さんが、2020年12月1日付で引退することを発表しました。産経ニュースによると、水島さんのコメントは以下の通りです。水島さんは「今日まで63年間頑張って参りましたが、本日を以って引退することに決めました。これからの漫画界、野球界の発展を心よりお祈り申し上げます」とコメントしている。産経ニュースーより引用水島さんは、1958年に漫画家デビュー。漫画『ドカベン』や『あぶさん』、『野球狂の詩』など、野球漫画の第一人者として活躍していました。中でも漫画『あぶさん』は1973年の連載開始から2014年まで41年間連載されており、完結時には惜しむ声が数多く上がっていました。水島さんの野球への熱い思いは、作品の中で受け継がれていくでしょう。水島さん、63年間本当にお疲れさまでした![文・構成/grape編集部]
2020年12月01日タワーレコードでは、新宿店10階のアナログ専門店「TOWER VINYL SHINJUKU」にて、12月5日から12月13日の間、自社のアパレルブランド「WEARTHEMUSIC」と、原宿の老舗ヴィンテージショップ”BerBerJin”の「藤原裕」、さらに「吉井和哉」とのトリプルコラボによるPOP UP SHOPを展開、このコラボのためにデザインされたコラボ商品を発売します。今回のPOP UP SHOPは、タワレコのアナログレコード専門店「TOWER VINYL SHINJUKU」で取り扱っている中古盤(音楽)と「BerBerJin」の古着(ファッション)の融合をテーマに開催。1点ものの商品を掘り出すことの楽しみや、時代に左右されないサウンド、デザインなど、古き良き時代の逸品だからこそ体感できる空間を作ります。期間中は「BerBerJin」を代表して“ヴィンテージデニムに新たな価値を見出した方“と言われている藤原裕氏とプライベートでも親交のある吉井和哉氏が手書きでデザインした「NO DENIM, NO LIFE.」ラインに加え、「BerBerJin」セレクトによる年代物のデニムジャケット、デニムパンツ、バンドTシャツや先日発売されて話題になっている書籍「Levis(R)︎ VINTAGE DENIM JACKETS TypeI.TypeII.TypeIII(限定)」など様々な商品をご用意します。なお、「NO DENIM, NO LIFE.」ラインは11月6日15:00より、タワーレコード オンライン内の特設ページ「BerBerJin × 吉井和哉 × WEARTHEMUSIC」にて予約受付を開始、12月5日以降、新宿店POP UP SHOPにてお受け取りいただけます。■ 期間限定POP UP SHOP「BerBerJin × 吉井和哉 × WEARTHEMUSIC」概要日程:12月5日(土)~12月13日(日)時間:各日11:00~21:00場所:タワーレコード新宿店10階「TOWER VINYL SHINJUKU」■ 販売方法について「NO DENIM, NO LIFE.」ラインは、受注販売がメインとなります。販売方法については、下記特設ページをご参照ください。特設ページ:※11月6日(金)15:00公開予定コラボ商品のご予約に関してのご注意・予約受付期間:11月6日(金)15:00~11月16日(月)12:00まで・予約数が満了になり次第、終了とさせていただく場合がございます。・発売日:12月5日(土)・商品のお受け取り場所:新宿店10階「TOWER VINYL SHINJUKU」・新宿店の営業時間:11:00~21:00※商品のご予約に関しては「タワレコ店舗取り置き」でのWEB予約のみの受け付けとなります。※新宿店の店頭、電話では受け付けておりませんのでご注意ください。※ご予約のお客様は、予めタワーレコード オンラインのメンバーズ登録が必要となります。※お一人様、各商品につき2枚までのご予約(ご購入)とさせていただきます。※商品のお受け取り場所は、新宿店のみとなります。※お取り置き期間は、発売後1週間となります。※発売日以降は店頭販売のみとなります。商品の取り置き、WEB取り置き、電話受付、店頭受付は一切承っておりません。発売日以降の店頭販売に関しては、若干数を新宿店10階「TOWER VINYL SHINJUKU」のポップアップショップにて販売いたしますのでご了承ください。■ 商品ラインアップ・BerBerJin × 吉井和哉 × WEARTHEMUSIC N.D.N.L. USA ORGANIC COTTON Photo T-ShirtColor : White / Size:S、M、L / Price:7,800円(tax out)Photo T-Shirt・BerBerjin × 吉井和哉 × WEARTHEMUSIC N.D.N.L. T-ShirtColor : Vintage Black、Vintage White / Size:S、M、L / Price:5,800円(tax out)N.D.N.L. T-Shirt_Vintage BlackN.D.N.L. T-Shirt_Vintage White・BerBerjin × 吉井和哉 × WEARTHEMUSIC N.D.N.L. Heavy Weight Sweat CrewColor : Vintage Navy / Size:M、L、XL / Price:8,800円(tax out)N.D.N.L. Heavy Weight Sweat Crew_FrontN.D.N.L. Heavy Weight Sweat Crew_Back・BerBerjin × 吉井和哉 × WEARTHEMUSIC N.D.N.L. Tote BagColor : Natural / Size:One / Price:4,800円(tax out)N.D.N.L. Tote Bag※画像はイメージで実際の商品とは異なる場合があります。■ プロフィールBerBerJin(ベルベルジン)BerBerJin原宿とんちゃん通りにある老舗ショップ BerBerJin(ベルベルジン)。ヴィテージ古着好きならば言わずと知れた原宿の名店。 海外のデザイナーなども足繁く通い、地下のヴィンテージデニムの品ぞろえはデニムラバー達を虜にしている。HP::藤原裕藤原裕1977年 高知県生まれ。BerBerJin(ベルベルジン)ディレクター業界内でも屈指のヴィンテージマスターとしても知られ、特にデニムに関してはパンツ、ジャケットともに圧巻のコレクションを誇る。その卓越したヴィンテージの知識を生かし、ブランドとのコラボレーションや企画にも携わる。自身が監修したアーカイブ本、Levis(R)︎のオフィシャルブック『THE 501(R)XX – A COLLECTION OF VINTAGE JEANS』『Levis(R)︎ VINTAGE DENIM JACKETS TypeI.TypeII.TypeIII』も発売中。Instagram:吉井和哉吉井和哉1966年東京生まれ。静岡で育つ。動。2003年に「YOSHII LOVINSON」名義として「TALI」でソロデビュー。2006年から「吉井和哉」名義で活動。その後、数々の作品をリリースし、以降も多くの海外ミュージシャンやエンジニアとの制作活動を行う。2020年7月より、アコースティックライブ「UTANOVA」を敢行中。HP:::『WEARTHEMUSIC』(ウエア・ザ・ミュージック)「音」という目に見えない存在の楽しみ方を別の角度から提案すべく“音楽を着る”をテーマにしたタワーレコードのオリジナルアパレルブランド。 人気の “ジャンルTシャツ”シリーズをはじめタワレコならではのアパレルラインや、さまざまなコラボレーションを展開しています。企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年11月07日GENERATIONS from EXILE TRIBEの中務裕太が14日、GENERATIONSのツイッター公式アカウントを通じ、同日にリリースした新曲「ヒラヒラ」の振り付け動画を公開した。この動画は、新型コロナウイルスによる自粛ムードを受け、「自宅で簡単に、そして“おうち時間”を少しでも楽しい時間にしてほしい」という思いから投稿されたもの。中務は、「外出自粛で大変な日々が続いていますが」と前置きし、「GENERATIONS2020年第一弾シングル“ヒラヒラ”の簡単に踊れる大サビ部分を一緒に踊っていただいておうち時間を楽しく有意義な時間にしていただければと思います」と呼び掛けている。さらに中務は、インスタグラムのストーリーでも「#ヒラヒラリレー」のハッシュタグと共にバトンリレーを開始。THE RAMPAGE from EXILE TRIBEの陣、岩谷翔吾へと渡され、同日に陣も投稿。バトンは与那嶺瑠唯へと繋がれた。今までメンバーが培ってきた多くの「経験」というパーツを新たに組み上げることによって、「新たなGENERATIONSが始動する」という意味が込められている同曲。動画を見たファンからは、「元気になったよ、ありがとう」「引き続き外出自粛頑張ります」「おうち時間が楽しくなりそう!」「やった!!踊れるようになった!」「いつかライブで一緒に踊れるように完璧に覚えます!」といった喜びの声が寄せられている。
2020年04月15日山寺宏一・水島裕・野坂実がコメディをやるために立ち上げた演劇ユニット「ラフィングライブ」の第五回公演『Out of Order』が11月28日に開幕した。それに先がけ公開ゲネプロと初日会見が行われ、会見には出演者の山寺、三石琴乃、水島、演出の野坂が登壇した。【チケット情報はこちら】今作も「ラフィングライブ」の定番レイ・クーニー作品で、イギリス与党副大臣リチャード(山寺)が、臨時国会の行われている夜、妻パメラ(三石)との思い出が詰まったホテルのスィートルームで、野党議員の秘書ジェーン(寿美菜子)との密会を楽しむはずが、思いも寄らない大事件が発生。リチャードの秘書ジョージ(水島)を巻き込み窮地を脱そうと試みるも、次々と招かれざる客がやってきて――というドタバタ劇を繰り広げる。豪華声優キャストが揃う「ラフィングライブ」ならではの息の合い方、テンポ感で次々と事件が起き、ノンストップで笑わされる本作。会見で野坂は「レイ・クーニー作品を連続で上演していますが、今回は舞台上のギミックが多い。ドアが開くタイミングなど、ひとつ間違えるともうグダグダになってしまうお芝居です。それを、裏方さんと役者が一丸となって臨んでいる公演です。通常のレイ・クーニー作品と少し違い、遊びがある脚本なので、その部分の役者さんの演技の妙もみどころです」と紹介。三石は「舞台の上だけにして欲しいことばかり起きますが(笑)、なんとなく楽しい気持ちで終わるのが最高だと思います!」と感想を語る。さらに山寺は「この作品の舞台は三星ホテルのスィートルームですが、その舞台セットとこの三越劇場の装飾がすごく合っている。その一体感も楽しんでいただければ!」と話し、さらに「やっぱり1番の見どころはは水島裕さんのラブシーンじゃないでしょうか!50年近いキャリアの中で初めてだそうで。僕も毎回楽しみにしています!」と言うと、水島は「大変です!」と明かす。さらに水島は「今回の登場人物は全員色が際立っていますが、特に“特農トリオ”と呼ばれる方々がいらっしゃいまして(笑)。ウェイター役の岩崎ひろしさん、支配人役の斎藤志郎さん、メイド役の斉藤こず恵さん。賑やかな稽古場でずいぶん楽し時間を過ごしました」と話した。山寺が「本番前は逃げ出したくなるぐらいに緊張するのですが、お客さんにたくさん笑っていただければそれがエネルギーとなって、どんどんテンションも上がっていくと思いますので、ぜひ楽しんでいただければと思います」と話す本作は12月2日(月)まで東京・三越劇場にて上演しており、現在、チケットぴあにて当日引換券発売中。取材・文:中川實穂
2019年11月29日高畑裕太(25)が芸能活動を再開すると8月3日に発表された。今月16日から上演される舞台「さよなら西湖クン」で復帰する。突然の復帰に、Twitterでは「高畑裕太」がトレンド入りするなど大きな反響を呼んでいる。デイリースポーツによると同作の演出は、高畑が過去に所属していた「石井光三オフィス」に籍を置く和田憲明氏。和田氏が開催したワークショップとオーディションに参加し、高畑は合格を勝ち取ったという。15年3月から放送された朝の連続テレビ小説「まれ」(NHK総合)に出演し、知名度を上げた高畑。同年8月、本誌に登場し「母(高畑淳子)も、『役者の顔になったね』と言ってくれました」と明かしていた。しかし16年8月、映画撮影で滞在していた群馬県内のビジネスホテルで女性従業員に性的暴行を加えたとして高畑は強姦致傷容疑で逮捕。被害者側とは示談が成立したため不起訴処分となり、同年9月に釈放。しかし石井光三オフィスとのマネジメント契約が解除となり、芸能活動は事実上の休止状態となった。釈放から1週間後、高畑は埼玉県内にある心療内科の専門病院に入院。退院後は引きこもり生活を送ることになった。事件8カ月後17年4月、芸能関係者は本誌にこう語っていた。「髪もひげも伸ばしっぱなしでボサボサ。知人が見ても裕太さん本人と気付かないくらい、事件前とは外見もかなり変わってしまったと聞きます」映画「いつまた、君と」に出演予定だった高畑だが、前出の芸能関係者は「彼は自分が並ぶはずだった舞台挨拶の写真を見て、落ち込んでいるみたいです」とも明かしていた。抱き続けていた芸能界の夢。晴れて復活を果たす高畑は、活動を軌道にのせることができるのだろうかーー。
2019年08月03日俳優の小関裕太が14日、都内で行われたTANAKAホールディングスの新CM発表会に出席した。『半分、青い』(NHK総合ほか)や『新しい王様』(TBSほか)などに出演の小関裕太が、同社のイメージキャラクターに起用され、新CM「金のタマゴ」編が3月18日より全国で放映される。同CMでは、小関がおなじみの"純金積立コツコツ~♪"の歌を口ずさみながら、可能性を表す金のタマゴを持って様々なジャンルに挑む子どもたちと"可能性"や"笑顔"を表現するストーリーとなっている。CM衣装で登場した小関は「小さい頃に聴いていたCMだったので、これを歌うようになったんだなという嬉しさがありました」とオファー時の心境を明かしつつ、「撮影はあっという間でしたよ。1日で撮り終えたんですが、子どもたちの笑顔に包まれての撮影だったのであっという間に終わりました」と撮影は順調に進んだという。同CMでは純金のタマゴを持って撮影に臨み、「一番最初に感じたのは、警備員さんがたくさんいる環境でした。私生活でこれだけ大きな純金を手にすることがないので、緊張しましたね。手汗が出てしまいました」と振り返った。CMで歌った歌詞の一節にちなみ、「現在コツコツやっていることは?」という質問に、「もともと身体が硬いので、毎日ストレッチするようにしたり体幹トレーニグを毎日するようになりました。やらないとすぐ戻るので必死にやっていますよ(笑)」と回答。また、今後の目標について「自分の目標は素敵な30代を過ごすこと。そのためには趣味を広げることもそうですし、広げるだけではく濃厚に身に着けなければいけないというのが目標です」と語り、「先日、共演した森山未來さんとリハーサルスタジオにいた時、物体が落ちていると思ったら人間だったんです。関節が柔らかすぎて、一つの物体になっていたんですが、それが森山さんでした。人間がこんなに柔らかくなれるんだ! と思いました(笑)。そんな30代になりたいですね」と森山を理想の30代にあげていた。
2019年03月15日同作は、日本のマラソンの発祥といわれ現在も160年以上にわたり受け継がれている、安政遠足(あんせいとおあし)を舞台にした土橋章宏の小説『幕末まらそん侍』を実写映画化。日本を代表する超豪華キャストと、アカデミー賞受賞歴を持つ世界的スタッフが集結した。青木は最初の挨拶時に「健! 健! 裕太! 菜奈!」と、観客の持つ応援うちわやボードに注目。「あ、"太裕"になってるよ、裕太じゃなくて!」と観客をいじり、隣の小関は爆笑で崩れ落ちてしまう。青木は「(映画を)ご覧になってる間も足元に置いてね。(応援対象が)いらっしゃいますから。この時間も楽しんでください」と、上映中の観客の様子まで想像していた。三郎を演じた小関は、裏設定について話を振られると「ちょっと恥ずかしいんですけど……」と苦笑。「なんでこの若者が荒くれ者に混ざったのかなというのが、答えがずっと見つからなくて」という小関は、準備期間中に助監督らとテーブルを囲み、「台本にはないけど、前夜に会ってたらどういう会話をするのかやってみて」と考えさせられたという。小関が「行き着いたのが、失恋」と設定を明かすと、佐藤や森山は微笑ましかったのか、笑顔に。小関は「周りから見たら大したことのない失恋かもしれないけど、己を壊したい、壊してみたいという事で、命を投げ打って参加したんじゃないかなという裏設定です」と明かした。また、平成の間にやりたいことを聞かれた小関は「今、山奥でロケ中で、旅のしおりに『街灯がない』『イノシシが出るので外を出ないでください』と書かれているんです。今年は亥年だし、年男だし、イノシシに出会いたいです!」と宣言し、青木から「しおりに書くほど危ないっていってんの。しおりに書くほど!」と指摘される。さらに「イノシシに出会ったらどうするのか」という質問には「……喜ぶ」と答え、会場中の笑いを誘っていた。
2019年02月23日声で惹きつける「声優」。彼らが舞台に立った時、声の技術が物語を濃密にする。11月29日(木)から12月2日(日)まで、東京・三越劇場で上演される『パパ、アイ・ラブ・ユー!』の出演者は、山寺宏一をはじめ声優、俳優、タレントなど幅広く活動する面々だ。その稽古場を訪ねた。【チケット情報はこちら】ある病院。医者デーヴィッド(山寺)は今にも大事な講演が始まるので緊張気味。お調子者の医師コノリー(関智一)の冗談にイライラしきり。そこに昔の愛人が現れ「ふたりには子どもがいて、その子が今からここに来る」と言うのでデーヴィッドは大慌て!誤魔化すためにとっさについた嘘が、病院中を巻き込む一大事になってしまう……。本作は2015年にも山寺、水島裕、演出家の野坂実のユニット「ラフィングライブ」で上演しており、今回は同ユニットによる再演。ユニット名に込められた“笑ってリラックスして元気になれる”舞台だ。稽古場にはすでに本番さながらの美術。今日は、デーヴィッドが嘘とアクシデントを塗り重ねてさらなるトラブルの上塗りをするシーン。警察官(大塚明夫)、同僚の医者(水島)らが登場し、縦横無尽に入り乱れるセリフの応酬にみんなてんやわんやだ。しかし、早口でもきちんと聞き取れるのは、さすが言葉を鍛えた声優だ。演出の野坂が「その言葉を立てて」と指示すると、敏感に反応し、すぐにワンフレーズだけ強調する。会話はテンポ良く、余分な間を作らない。声の表現だけでも、怒り、焦り、楽しみ、驚きなど多彩だ。アップテンポなシチュエーションコメディに、声優の「声で物語を表現する」という強みが活きる。さらにキレのいい動きで左右や舞台奥まで目まぐるしく動き回るので、勢いに巻き込まれているうちに何度も吹き出してしまう。声優の技術に裏打ちされた舞台は、こんなにもダイナミックなのか!演出の野坂が演技を止めると、みんなほっとした笑顔に。緊張の表情はほころび、共演者やスタッフと冗談を言ったりと、リラックスした心地良い空気が流れる。長年仕事を共にしてきた仲間たちとの、演じる興奮と楽しみを感じる現場だ。とはいえ休む暇はない。シーンごとに丁寧に手順を整理する。大塚は「気持ちで演じると流れがグズグズになってしまう。段取りを決めておかないとね」と、各自で立つタイミング、回る方向、誰に向かってどの言葉を言うのかを明確に確認。そしてすぐに実践。“コメディはとくに難しい”との通説をものともせず、確かな力量で笑いをうむ。チケットは発売中。取材・文:河野桃子
2018年11月16日シリーズ26作目となる『映画クレヨンしんちゃん』最新作『映画クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ ~拉麺大乱~』。「ANZEN漫才」や関根勤らがゲスト出演することが決定し話題となっている本作だが、この度、新たに参加する声優陣が明らかになった。本作は、春日部にある中華街“アイヤータウン”を舞台に、カスカベ防衛隊がアイヤ―タウンを救うため立ち上がるカンフーアクション。カンフー映画といえば、ブルース・リーやジャッキー・チェンといった名優と共演したサモ・ハン・キンポーが有名だが、今回、そのサモ・ハン・キンポーの吹き替えを多く担当する水島裕が出演。本作では、伝説のカンフー“ぷにぷに拳”の最終奥義の鍵をにぎる精霊、ぷにぷにの精として登場する。さらに、悪の組織・ブラックパンダラーメンの刺客・ヌンを、「SLAM DUNK」三井寿役や「ママレード・ボーイ」松浦遊役、「BLEACH」朽木白哉役など、様々な美形キャラから三枚目まで幅広く演じる置鮎龍太郎が。同組織の刺客・チャックを、「X -エックス-」有洙川空汰役や「コードギアス 反逆のルルーシュ」扇要役などを演じ、クォン・サンウの吹き替えなども多く担当する真殿光昭が演じ、悪役コンビを結成する。そのほか、勝杏里(「とある魔術の禁書目録」「進撃の巨人」など)が地上げ屋役。テレビアニメや洋画の吹き替えも多く担当する声優界の重鎮、廣田行生がブラックパンダラーメンの大ボス、ドン・パンパン役を演じる。『映画クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ ~拉麺大乱~』は4月13日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)
2018年03月28日手塚治虫の漫画を、横山裕主演で舞台化した妄想歌謡劇「上を下へのジレッタ」が5月7日、東京・Bunkamuraシアターコクーンで開幕した。脚本・演出は倉持裕。音楽は宮川彬良。出演は横山のほか、中川翔子、浜野謙太、本仮屋ユイカ、馬場徹、銀粉蝶、竹中直人ら。妄想歌謡劇「上を下へのジレッタ」チケット情報1960年代の東京。その斬新すぎる演出によってテレビ業界を追われた自称・天才TVディレクターの門前市郎(横山)が、“ジレッタ”によって、自分を追放した芸能界に復讐を企て、さらには政治の世界をも巻き込んでいく。“ジレッタ”とは、ヴァーチャル・リアリティのように人間の妄想を他人に共感させることができる仕組み。マスコミ社会を舞台に、人間のなまなましい欲望を風刺する作品の中で、人間の妄想によって立ち上がる“ジレッタ”の世界観は、まさに奇抜で強烈。妄想歌謡劇と銘打たれたように舞台上では、歌や踊り、美術、衣装など様々な要素を駆使して“ジレッタ”が立ち上がり、客席も同時に様々な“ジレッタ”を体験することになる。初日公演前の会見で横山は「歌ってお芝居することが初めての経験で、皆さんに助けてもらいながら稽古しました」と、歌が盛りだくさんの舞台の大変さを語りつつも「キャストそれぞれ登場シーンに歌があるんですけど、それぞれカラーがちがって、本当バラエティ豊富で魅力的な方々が集まったなと思います。どういう化学反応が起きるか。皆さん畑ちがいで歌い方もちがうので、これを楽しんでいただけたら」と公演をPR。横山の座長ぶりについては「横山さんは原作の門前が乗り移っているみたいで、幕が開いた瞬間からギラギラして、すごいオーラ」(中川)、「ずっと集中力が途切れないのがすごい。今回は仕掛けがとっても多くて、スタッフさんと役者をつなぐ橋渡しまでしてくださって、本当に目がいくつあるんだろうと思います」(本仮屋)と共演者から絶賛。出演者同士の雰囲気も良好の様子で、特に横山に毎日飲みに連れて行かれているという浜野について「ちゃんと太ってきてるんですよ。ザ・中肉中背」(横山)、「(原作漫画のキャラクターに)そっくりになってきた」(中川)とかけあい、会場を笑わせた。公演は6月4日(日)まで東京・Bunkamuraシアターコクーンにて、6月10日(土)~19日(月)に大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演する。東京公演は立見券、当日券整理番号をチケットぴあにて受付中。
2017年05月09日アイドルグループ・関ジャニ∞の横山裕が出演する、ハイチュウプレミアム新CM「もちもち」編が18日より放送される。今回のCMでは、「横山も~ちもち~」というオリジナル”もちもちソング”で同商品の特徴であるもちもち感を表現。横山、柴犬のローラ、猫(スコティッシュフォールド)のボアのほっぺたを”もちもち”と伸ばすことで、商品のもちもち感も表した。スタジオに入ると、先に撮影を行っていたローラを「癒されるわ~」と見守っていた横山。自身の番になると、椅子に座って頬を伸ばされるだけという内容に「俺、何もしてないけど……大丈夫ですか?」と困惑していた。しかし、爆笑するスタッフに「ほっぺたを引っ張られるだけで笑ってもらえるんや」と安心した様子だった。様々な表情を撮影するために、繰り返し頬をのばされると「何回でもやってください。どうにでもしてください。僕は座ってるだけですから……」と苦笑。撮影終了後には、犬のローラと戯れスタッフを癒していた。感想を聞かれると、横山は「何も手応えを感じない……」と笑いながら返答した。
2017年03月17日アイドルグループ・関ジャニ∞の横山裕と佐々木蔵之介が28日、W主演の映画『破門ふたりのヤクビョーガミ』(2017年1月28日公開)の初日舞台あいさつに、共演の北川景子、橋爪功、濱田崇裕(ジャニーズWEST)、矢本悠馬、橋本マナミ、木下ほうか、小林聖太郎監督とともに登場した。同作は黒川博行による第151回直木賞受賞作『破門』を映画化。横山演じる建設コンサルタントの二宮啓之と、佐々木演じるやくざ・桑原保彦の2人がコンビとなり、儲け話に乗っかったことからトラブルに発展する。出演する俳優もほぼ関西出身者を揃えたが、「東京に魂を売ったか?」という質問に、佐々木、横山、橋本、木下、小林監督がマルのカードを掲げた。「25で上京しましたけど、早い段階で魂を売りました」という木下は「やっぱりね、ガラ悪いじゃないですか大阪って」と説明。東京は「ちゃんと並ぶし、クラクション鳴らさないし、急にどついてくる人いないから」と良さをうったえた。同意を求められた横山が「この前大阪でロケしてて、普通に大阪のおばちゃん近寄ってきて、僕のポケットにそっと飴ちゃん入れていきましたよ」と大阪の”ぐいぐい”エピソードを披露すると、木下は「ありがとうやん、それは」とツッコミ。横山は「だから、いい街ですよね」と大阪をフォローした。また、バツを掲げた濱田は「大阪で活動させていただいておりまして。ここでイエスってやっても嘘になったので」と意図を表した。濱田が「(東京に魂を売ったと言うのも)面白いかなと思ったんですけど、嘘はいけないと思ったので、こっちにしました」と語ると、会場は微妙な雰囲気となり、横山は「なんかすいません本当いつも、後輩が」と謝罪。2人で「へへへ~」と笑って場を収めた。
2017年01月28日アイドルグループ・関ジャニ∞の横山裕が13日、都内で行われた映画『破門ふたりのヤクビョーガミ』(2017年1月28日公開)の完成披露イベントに、共演の佐々木蔵之介、北川景子、橋爪功、濱田崇裕(ジャニーズWEST)、橋本マナミ、小林聖太郎監督、原作者の黒川博行とともに登場した。同作は黒川博行による第151回直木賞受賞作『破門』を映画化。横山演じる建設コンサルタントの二宮啓之と、佐々木演じるやくざ・桑原保彦の2人がコンビとなり、儲け話に乗っかったことからトラブルに発展する。グループ以外の映画主演が初となる横山と、映画出演自体が初となる濵田。「めちゃめちゃ緊張してます」と語る濵田だが、小林監督から「5人くらいの衣装合わせでも緊張していた」と暴露され、「コンサートでも緊張する」と明かすと、先輩の横山から「逆に聞くわ、何が緊張せえへんの?」と質問された。濵田は「家で1人でいる時くらいで」と答え、「いまだに横山くんにごはん誘っていただいても緊張します」と告白した。横山が「その割にばくばく食うよね」と突っ込むと、「いや、美味しいんでね……」と答え、周囲を笑わせた。映画が決まった時も、横山から誘われて家に行ったという濵田だが、「もう気合いが入りすぎて、帰り際に玄関のところで、『横山くん、頑張りましょね!』と言ったんですよ」とエピソードを披露。少し上から目線な物言いに、横山は「『俺が言うはずやな』と思ったんですよ。まさか後輩から『頑張りましょね!』と言われて、『はい』と言いましたけど」と苦笑した。濵田は「あれ、俺、今間違ったかな~と思って」とその時の心境を振り返り「やっと言えました」と安心していた。
2016年12月13日全員声優キャストによる本格コメディ『Run for Your Wife』が、11月30日(水)に開幕する。本作は、声優・俳優・タレントとしての活躍中の山寺宏一と水島裕、演出家の野坂実がコメディをやるために立ち上げた演劇ユニット「ラフィングライブ」の第2回公演。山寺、水島に加え、高垣彩陽、寿美菜子、岩崎ひろし、高橋広樹、小野賢章、横田健介という豪華声優陣が揃った。ラフィングライブ第二回公演『Run for Your Wife』チケット情報今回、その稽古場に潜入した。物語の鍵となるのは、タクシードライバー・ジョン(山寺)のとある秘密。実はジョンは、メアリー(高垣)とバーバラ(寿)というふたりの女性と結婚し、仕事のタイムスケジュールを完璧にコントロールすることで、重婚生活をエンジョイしていたのだ。しかし、あるアクシデントからスケジュールが狂い、ごまかすためのウソがウソを呼んで大パニックが巻き起こっていく――。イギリス人脚本家 レイ・クーニーの戯曲である本作。まず独特に感じたのは、このキャスティングでないと味わえない台詞回しだ。どこか洋画の吹き替えを彷彿とさせるノリとテンポが、海外のコメディ特有の面白さを引き立てる。さらに、山寺のハイテンションに動き回るドタバタっぷりや、高垣が躊躇なくやり遂げる振り切れた表情、水島と寿の一向に?み合わないやり取りなど、コミカルな芝居に大笑い。中でも小野の“オネエ”っぷりは濃厚で、すれ違いざまに岩崎の顔を撫でてお尻を触っていく姿には、稽古場が笑いに包まれていた。演出の野坂は、台詞の最初の一音のタイミングから次の動きにつなげやすい立ち位置まで、一つひとつを精査して、コメディの命である“間”を丁寧に調整していく。それに対しキャスト達も、わからないときは何度も確認しながら、確実に稽古を進めていく。そんな真剣さ漂う稽古場だが、雰囲気は和やか。ちょっとした確認でも毎回全力で演じる高垣に、水島が思わず「声がもったいないよ!」と声をかけるなど、山寺や水島、そして最年長の岩崎が積極的に空気をほぐしていた。誰かがひとりでセリフの確認をしていると他の人が稽古に付き合ったり、アドバイスしたり、それぞれが協力し合いながら芝居が作られている現場だった。公演は11月30日(水)から12月4日(日)まで、東京・Zeppブルーシアター六本木にて。12月1日(木)・2日(金)は、キャストによるお見送り企画も。取材・文:中川實穗
2016年11月28日俳優・高畑裕太(23)が強姦致傷容疑で逮捕されたが、被害女性との間で示談が成立し不起訴処分で釈放となった。なぜ起訴が行われなかったのか、考えられるポイントについて、アディーレ法律事務所所属弁護士の鈴木淳也氏に話を聞いた。○強姦致傷は非親告罪だが、怪我が軽微だった――今回、不起訴処分となりましたが、示談が成立しても、起訴されるという可能性は考えられましたか?強姦罪等の親告罪であれば、示談が成立して被害者が告訴を取り消すと起訴はできません。そして一度告訴を取り消すと、再度告訴できなくなります。一方、強姦致傷罪などの非親告罪であれば、示談が成立しても起訴される可能性は残ります。今回の件は、強姦致傷の嫌疑で捜査されていましたが、怪我が軽微で、示談が成立し被害者が処罰を求めなかったために、起訴猶予として不起訴処分(刑事訴訟法248条)とした可能性が高いです。もちろん証拠が不十分で、嫌疑不十分としての不起訴であった可能性もあります。――不起訴処分をされると、「容疑者」と呼ばれることはなくなりますか?警察や検察などの捜査機関から犯罪の疑いをかけられ、捜査の対象となっていながら、いまだ起訴されていない者を「被疑者」と呼び、通常マスコミは、被疑者のことを「容疑者」と呼んでいます。不起訴処分となった後も、同一事件について起訴することは禁じられていません。不起訴処分後に告訴が得られること、また新証拠が出てきた場合に、検察が捜査を再開して起訴することはあり得ます。しかし、そのような状況にならない限り、不起訴処分後も捜査が継続することはなく、通常は不起訴処分をもって被疑者ではなくなります。取材対象者プロフィール:鈴木淳也弁護士弁護士法人アディーレ法律事務所所属。札幌弁護士会所属。気象予報士の資格を持つ理系弁護士として、困っている人に寄り添う弁護活動を行う傍ら、お天気情報をブログで発信している。また「ハンゲキ!」(フジテレビ)では詐欺師を追い詰めるクールな弁護士として出演。さらに「5時に夢中」(TOKYO MX)にレギュラー出演するなど幅広いメディアで活躍中。
2016年09月15日佐々木蔵之介と横山裕がW主演する映画『破門 ふたりのヤクビョーガミ』。先日、北川景子、橋本マナミらの出演が発表されたが、この度、新たに「ジャニーズWEST」の濱田崇裕の出演が8月17日(水)放送の「関ジャニ∞のジャニ勉」にて発表された。舞台は大阪。弁は立つがぐーたらビンボーな建設コンサルタントの二宮啓之(横山裕)はサバキと呼ばれる建設現場での暴力団対策の仕事を主な収入としていた。この仕事を通じて二蝶会のイケイケやくざの桑原保彦(佐々木蔵之介)と知り合ったのが運のつき。以来、何かとトラブルに巻き込まれっぱなしの、いわば、桑原は二宮の”疫病神”である。縁を切りたいのに、いまやコンビとみまごう2人に、何かと二宮を手伝ってくれるいとこの悠紀(北川景子)からは、本当は桑原のことが好きなんじゃないの?と言われる始末。そんなある日、二宮は映画プロデューサーの小清水(橋爪功)が持ち込んだ映画企画を、桑原のいる二蝶会若頭の嶋田(國村隼)に紹介してしまい、二蝶会が出資をすることに。しかし小清水は金を持ったまま、愛人の玲美(橋本マナミ)とドロン。出資詐欺か?詐欺師・小清水を追いかけるため、桑原は二宮を巻き込んで奔走するが、見つかってはするりと逃げる小清水にふたりは翻弄され続ける。遂にキレた桑原のハチャメチャな追走劇は、さらに大きなトラブルへと発展。追っている筈が何者かに追われてる!? この絶体絶命に、ふたりは生き残りをかけて大勝負に挑むが――。キャストには、すぐにキレるイケイケやくざの桑原を佐々木さん、口だけは達者なぐーたら貧乏の建設コンサルタントの二宮を横山さんがW主演で凸凹コンビを好演するほか、二宮が想いを寄せる美女・悠紀役に北川さん、凸凹コンビを翻弄する小ズルい詐欺師、映画プロデューサーの小清水隆夫役に橋爪功、小清水の愛人・玲美役に橋本さん。さらに國村隼、木下ほうか、キムラ緑子、宇崎竜童、中村ゆり、矢本悠馬らが出演している。今月より放送スタートしたドラマ「ノンママ白書」にも出演する濱田さん。今回、この豪華キャストたちの中で濱田さんが演じるのは、佐々木さん演じる桑原の弟分、木下役。昨年11月に本人のクランクインを迎え、激しいアクションシーンにも挑んでいるという。先輩・横山さんとの共演に濱田さんは「横山くんは初めての映画出演で緊張している僕に、撮影の合間に何度も話かけて下さったり、僕がクランクインのときも記念に写真を撮って下さったり、何かと気にかけて下さいました」とふり返り、「大乱闘のアクションシーンもあって、そこは普段の僕ではない、“男、木下”っていう感じです(笑)。笑いもある映画なので、多くの人たちに見て頂きたいと思っています」とメッセージを寄せた。『破門 ふたりのヤクビョーガミ』は2017年1月28日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年08月18日アイドルグループ・ジャニーズWESTの濱田崇裕が、佐々木蔵之介&横山裕(関ジャニ∞)W主演の映画『破門 ふたりのヤクビョーガミ』(2017年1月28日公開)に出演することが18日、わかった。同作は、黒川博行による第151回直木賞受賞作『破門』を映画化。横山演じる建設コンサルタントの二宮啓之と、佐々木演じるやくざ・桑原保彦の2人がコンビとなり、儲け話に乗っかったことからトラブルに発展する。映画初出演となる濱田は、佐々木演じるやくざの弟分・木下役を演じる。17日深夜に放送した関西テレビ放送のバラエティ番組『関ジャニ∞のジャニ勉』(毎週水曜24:25~)にゲスト出演し、主演の横山と2ショットで映画出演を発表した。濱田は「まさか『ジャニ勉』で発表させていただけるとは思っていませんでした」と驚きつつ、「横山くんと一緒に発表、というのもとても嬉しいです」と喜びを表した。先輩の横山については「初めての映画出演で緊張している僕に、撮影の合間に何度も話しかけてくださったり、僕がクランクインの時にも記念に写真を撮ってくださったり、何かと気にかけてくださいました」と感謝。2015年11月1日にクランクインし、アクションシーンにも挑んだが「普段の僕ではない、『男、木下』っていう感じです(笑)」と自信を見せ、「笑いもある映画なので、多くの人たちに見ていただきたいと思っています」とアピールした。メガホンをとった小林聖太郎監督は、初対面で「めっちゃ緊張してます」と話す濱田の姿が新鮮に映ったと語り、「常に全力で吸収しようとする姿は好感がもてるとともに、木下という役にダブって見えました」と称賛。同作は他に北川景子、橋爪功、國村隼、矢本悠馬、橋本マナミ、中村ゆり、木下ほうか、キムラ緑子、宇崎竜童の出演が発表されている。
2016年08月18日水島努×岡田麿里による新プロジェクトとして始動したTVアニメ『迷家』だが、その放送が2016年4月よりMBSアニメイズム枠、WOWOWにてスタートすることが明らかとなり、さらにメインキャスト陣が発表された。アニメ業界の先頭を突っ走るヒットメーカーによる奇跡のコラボレーションプロジェクト『迷家』。30人につきつけられる『納鳴村』の真実とは? 1話たりとも見逃せない、謎が謎を呼ぶスリリングな展開……閉鎖された村での人間模様と主人公の心の葛藤を描く、前代未聞の群像アニメとなる本作。MBS、TBS、CBCでは4月8日より、BS-TBSでは4月9日より、WOWOWでは4月1日より放送開始となる。MBS …… 4月8日より毎週金曜26:10~TBS …… 4月8日より毎週金曜深夜CBC …… 4月8日より毎週金曜深夜BS-TBS …… 4月9日より毎週土曜24:00~WOWOW …… 4月1日より毎週金曜22:30~ / 翌週金曜22:00~(再放送)注目のキャスト陣は、光宗役を酒井広大、真咲役を相坂優歌、颯人役を八代 拓、こはるん役を佐倉 薫、ヴァルカナ役を鈴木達央、リオン役を五十嵐裕美がそれぞれ担当する。○TVアニメ『迷家』登場キャラクター■光宗(みつむね) cv. 酒井広大年齢:16歳 / 職業:学生 / 性格:成績優秀だがそれを鼻にかけず、おっとりした人を信じやすい少年。■真咲(まさき) cv. 相坂優歌年齢:17歳 / 職業:学生 / 性格:少し不思議ちゃんのきらいはあるものの、素直で明るく一途な性格。■颯人(はやと) cv. 八代 拓年齢:16歳 / 職業:学生 / 性格:学業も卒なくこなし、容姿も良い少年。光宗の理解者。■こはるん cv. 佐倉 薫年齢:24歳 / 職業:大学院生 / 性格:大学の研究室で、納鳴村の事を調べている。■ヴァルカナ cv. 鈴木達央年齢:25歳 / 職業:プログラマー / 性格:仕事を請け負った会社で情報流出騒ぎがあり、その責任をすべてなすりつけられた。■リオン cv. 五十嵐裕美年齢:14歳 / 職業:学生 / 性格:霊感が強く、見えないものが見えてしまう少女。また、エンディングテーマを片平里菜が担当することも発表されている。そのほか詳細はアニメ公式サイトにて。(C) diomedea・Ponycanyon/project迷家
2016年02月05日『ガールズアンドパンツァー』や『SHIROBAKO』などの監督で知られる水島努氏と、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『心が叫びたがってるんだ。』などを手掛けた岡田麿里氏によるコラボプロジェクトが始動! 両者がタッグを組んだTVアニメ『迷家』が2016年春より放送開始となる。■TVアニメ『迷家』ストーリー概要そして、僕らは消えた。興味本位で参加した胡散臭いバスツアーで合流した若き30人の男女。ツアーの目的地は納鳴村(ななきむら)と呼ばれる存在が定かではない幻の村『納鳴村』では現世でのシガラミに縛られないユートピアの様な暮らしができる……と都市伝説のように囁かれていた。現実の世界に絶望している…退屈な日常を抜け出したい…人生をやり直したい…それぞれの思惑や心の傷を抱えた30人を乗せ、バスは山奥深くへと導かれてゆく…そして30人が行き着いたのは、朽ちつつも微かに生活の匂いが残る無人の集落だった…30人につきつけられる『納鳴村』の真実とは?スタッフ陣は、監督・水島努氏、シリーズ構成・岡田麿里氏に加え、キャラクターデザインをアニメ『艦隊これくしょん -艦これ-』の井出直美氏、音楽を『心が叫びたがってるんだ。』の横山克氏、アニメーション制作をディオメディアがそれぞれ担当する。謎が謎を呼ぶスリリングな展開! 閉鎖された村での人間模様と主人公の心の葛藤を描く、前代未聞の群像アニメ『迷家』は、2016年春の放送開始予定。詳細は公式サイトなどをチェックしてほしい。○「水島 努×岡田麿里」新プロジェクト「迷家」PV第1弾(C) diomedea・Ponycanyon/project迷家
2015年12月29日水島精二監督(『機動戦士ガンダム00』)と、脚本の虚淵玄氏(『魔法少女まどか☆マギカ』『仮面ライダー鎧武』)がタッグを組み、11月15日に公開されるアニメーション映画『楽園追放 -Expelled from Paradise-』の劇場版Blu-ray、パンフレット、週替り入場者プレゼント情報が公開された。2,000本の限定生産となるBlu-ray(5.1ch/STEREO)は、キャラクターデザインの齋藤将嗣氏描き下ろしによるインサイドジャケットで、紙スリーブ+アマレイケース仕様。購入者特典には、ニトロプラス制作のアンジェラ・バルザック特製カレンダーが用意されている。価格は6,000円(税抜)。劇場版パンフレットは、全74ページにてキャラクター、美術デザインなどの設定画に加え、ディーヴァの歴史や世界観に迫る1冊となり、ムック本のような構成で制作。フロンティアセッターの設定、キャラクター像など「楽園追放」を余すことなく紹介するとともに、釘宮理恵、三木眞一郎、神谷浩史、水島精二(監督)、京田知己(演出)、齋藤将嗣(キャラクターデザイン)、野口光一(プロデューサー/東映アニメーション)、阿尾直樹(CG監督/グラフィニカ)、柏倉晴樹(モーション監督/グラフィ二カ)、横川和政(造形ディレクター/グラフィニカ)といった、声優&制作陣の豪華インタビューも収録されている。そして、週替り入場者プレゼントの1週目には、水島監督のコメントが入った齋藤氏描き下ろしのアンジェラ色紙。数に限りがあるため、なくなり次第終了となる。『楽園追放- Expelled from Paradise-』は、水島監督と脚本の虚淵氏がタッグを組んだアニメーション映画で、虚淵氏が生み出した電脳世界を舞台とした未来像を、水島監督率いるチームが最新の3DCG技術でビジュアル化した大作。ナノハザードにより地球は廃墟と化し、人類の多くは地上を捨ててデータとなって電脳世界「ディーヴァ」で暮らす世界が舞台となる。物語では、電脳世界ディーヴァが地上世界から謎のハッキングに侵され、ハッキングの主・フロンティアセッターを調べるため、捜査官アンジェラは機動外骨格スーツ・アーハンを伴って荒廃した地上へと舞い降り、地上での案内人となる調査員ディンゴとともに謎に迫る旅に出る。(C)東映アニメーション・ニトロプラス/楽園追放ソサイエティ
2014年11月12日東日本大震災から1年となる3月11日(日)、指揮者・佐渡裕の呼びかけのもと、パリで「3.11メモリアルコンサート」が開催される。「佐渡裕」の公演情報これまでに世界中から被災地に寄せられた支援に感謝の意を伝えるべく、開催される本公演。出演は、佐渡裕、パリ在住の指揮者・阿部加奈子、パリ国立高等音楽院の在校生・卒業生、パリ管弦楽団やフランス国立管弦楽団、メトロポリタン歌劇場管弦楽団などフランスや世界のオーケストラの演奏家有志による「ジャポネード・オーケストラ」、佐渡裕が芸術監督を務める兵庫芸術文化センターの「スーパーキッズ・オーケストラ」小中高校生の団員45名ほか。ソリストとして、ピアニストの辻井伸行、2009年の東京音楽コンクールで優勝した16歳のバイオリニスト・周防亮介も参加する。また公演当日には、東日本大震災の被災者を代表し、岩手県釜石市の根浜海岸で津波に飲み込まれた旅館「宝来館」の女将・岩崎昭子さんらも登壇。被災地の現状の報告などが予定されている。2月12日に行われた記者会見で「人が人を思いやれる、心の支援が実感できる、そんな演奏会にしたいです。国境や年代、プロ・アマを越えて、ドリームオーケストラが凄い演奏をしてくれるでしょう。復興に向けては、まだまだ時間がかかります。これからの支援も誓い合えるような機会にもしたい」と語った佐渡裕。昨年8月には「佐渡裕被災地訪問プロジェクト」として福島県いわき市、岩手県釜石市・大槌町で演奏会を開催するなど、様々な復興支援に尽力してきたマエストロが、音楽を通じて、パリから被災地に向けて力強いエールを発信する。「3.11メモリアルコンサート」は、3月11日(日)にパリ・ユネスコ本部にて開催される。当日の会場ロビーでは、東北復興写真展も同時開催。コンサートの入場料、寄付金による収益は、全額、日本ユネスコ協会連盟(教育復興プロジェクト)、明友館を通じて、経済的に困っている家庭への支援として、子供たちの奨学金に充てられる。
2012年02月14日