東京・歌舞伎町で生きる3人の若者の三角関係を、矢野聖人、新人の錫木うり、水石亜飛夢の共演で描いた青春映画『車軸』が11月17日(金)より公開。場面写真が一挙解禁され、さらに「第47回サンパウロ国際映画祭」InternationalPerspective部門への選出も決定した。原作は、セクシャルマイノリティの視点を織り込んだ数々の短歌を発表し、多くの賞を受賞した歌人・小説家小佐野彈の同名小説(集英社文庫刊)。『最後の命』や『パーフェクト・レボリューション』そして『桜色の風が咲く』の松本准平が映画化した。資産家でオープンリー・ゲイの潤役に、2010年にホリプロ創業50周年記念事業、蜷川幸雄演出の舞台「身毒丸」主演オーディションでグランプリを受賞し、現在放送中の特撮テレビドラマ「王様戦隊キングオージャー」にも出演中の矢野聖人。裕福な実家を“偽物”と嫌悪する大学生の真奈美役に、映画『衝動』、BS-TBSドラマ「サワコ~それは、果てなき復讐」などに出演、今後の活躍が期待される錫木うり。潤に枕営業をするホスト・聖也役に、映画『鋼の錬金術師』シリーズ、「魔進戦隊キラメイジャー」や映画『忌怪島』などに出演してきた水石亜飛夢。さらにリリー・フランキーや筒井真理子、奥田瑛二など実力派俳優が脇を固める。解禁となった場面写真では、聖也(水石さん)が働くホストクラブで、ゲイの資産家・潤(矢野さん)、大学生の真奈美(錫木さん)が3人で話す様子や、潤と真奈美の2人のカットなど、煌びやかでありつつもどこか空虚さを感じる歌舞伎町で3人が心を通わそうとする様子が描かれている。さらに真奈美が“偽物”と言う実家の母・喜美子(筒井真理子)や父・誉志雄(奥田瑛二)の姿、潤が通うバーで働くノブオママ(リリー・フランキー)のカットも収められている。また、「マドリード国際映画祭2023外国語映画コンペティション部門」「第15回ライトハウス国際映画祭コンペティション部門」「第18回クエンカ国際映画祭(FICC)コンペティション部門」に続いて、10月19日~11月1日に開催される「モストラ(Mostra)」の愛称でも知られるブラジル最大の映画祭「第47回サンパウロ国際映画祭」のInternationalPerspective部門への選出が決定。東京・歌舞伎町を舞台に、3人の若者の生を通して、自己の存在、繋がることと繋がらないこと、人と人の間に生きること、都市に生きることを描く本作。「おそらく今年の映画祭で最も挑戦的で挑発的な大胆な作品であろう!」「松本准平は、ジョルジュ・バタイユの文章、言葉、文字、句読点までを登場人物と観る者を極限まで追い込む現代劇として映画化した」と、海外映画祭でも高い評価と注目を集めている。『車軸』は11月17日(金)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年10月12日「なにわ男子」の西畑大吾が主演を務める映画『忌怪島/きかいじま』に、山本美月、生駒里奈、當真あみ、平岡祐太、水石亜飛夢、川添野愛が出演することが分かった。本作では、島という閉鎖空間を舞台にVRの世界を表現。VR研究チーム“シンセカイ”に次々と降りかかる不可解な死と謎、解き放たれた赤い女の怨念、真っ赤に染まる島…現実と仮想という2つの空間で、これまでにない最強の恐怖が待ち受ける。今回発表された6人が演じるのは、赤い女の怨念に巻き込まれる登場人物。山本さんが、父の死をきっかけに島を訪れ、主人公・片岡友彦と共に不可解な連続死の真相を追う園田環。元「乃木坂46」の生駒さんが、友彦と同じ“シンセカイ”のメンバー・深澤未央。放送中の大河ドラマ「どうする家康」に出演する當真さんが、島の住人で友彦たちと次第に関わっていく謎の少女・金城リン。4代目・浅見光彦を務めている平岡さんが、“シンセカイ”最年長メンバー・山本春樹。「魔進戦隊キラメイジャー」の水石さんが、ちょっと問題児な“シンセカイ”研究員・北島弘治。「三千円の使いかた」にも出演した川添さんが、“シンセカイ”メンバーのまとめ役・三浦葵を演じる。そして、山本さんへの感謝の気持ちや、當真さんのフレッシュさなどを語る西畑さんのコメントと、山本さんと當真さんの絶叫シーン、平岡さんに関西弁を教える西畑さん、演技について監督と相談し合うキャストの様子が見られる、メイキング映像も公開された。『忌怪島/きかいじま』は6月16日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:忌怪島/きかいじま 2023年6月16日より全国にて公開©2023「忌怪島/きかいじま」製作委員会
2023年02月21日現在公開中の映画『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー』、『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』より、山田涼介(エド役)と水石亜飛夢(アル役)のオフショットが公開された。2001年に月刊『少年ガンガン』(スクウェア・エニックス)で連載が開始するや、魅力的なキャラクター、緻密に練られたストーリー、圧倒的で唯一無二な世界観で人気となった『鋼の錬金術師』。2017年12月に1本目の実写映画『鋼の錬金術師』が公開され、興行収入約12億円のヒットを記録。その続編となる映画が『鋼の錬金術師完結編 復讐者スカ―』、完結編となるのが『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』だ。主演は前作に引き続きHey! Say! JUMPの山田涼介が務め、主人公で“鋼の錬金術師”のふたつ名を持つ国家錬金術師エドワード・エルリックを演じる。また本田翼をはじめ、ディーン・フジオカ、蓮佛美沙子、本郷奏多らが続投。そして本作から登場する新キャストに、内野聖陽や新田真剣佑、舘ひろし、渡邊圭祐、黒島結菜、山本耕史、栗山千明、山田裕貴ら豪華俳優陣が名を連ねる。先日公開となった『最後の錬成』のオープニング3日間の興行収入は、5月28日、29日、6月13日に実施された先行上映分も合わせると、前作の『復讐者スカー』のオープニング3日間の興行収入対比の103%。原作の最終話までを描く『最後の錬成』の結末を見届けるべく、前作『復讐者スカー』よりも多くの観客が劇場に足を運ぶ結果となった。公開となったのは、1作目から約5年に渡り兄弟を演じた兄・エド役の山田涼介と、弟・アルフォンス役の水石亜飛夢を収めた仲睦まじいオフショット。1作目のクランクイン前、作品名を伏せつつ行われたモーションキャプチャーのオーディションに合格したことで本作への出演が決定した水石。最初はモーションキャプチャーのみの出演予定だったものの、現場での吹替が必要ないほど完成度の高い演技に声としての出演も決定。完結編二部作では身体を取り戻す前後のアルの姿も見事に演じており、その演技力にも注目だ。先日の『最後の錬成』公開記念舞台挨拶で山田は「前作撮影時は、毎日何カ月ものあいだ弟として接していて、今回久しぶりに会えたのが、彼が現場見学にきてくれた日で、僕が“お父様”を演じている日だったんです。その時の亜飛夢くんのドギマギした表情が忘れられないですね(笑)」と水石との再会を回想。さらに「ただ、エドとして会った時にはアルとしての温かい眼差しでこっちを見てくれていたので何の違和感もありませんでした。一緒にお芝居していたあの日々を思い出していました」と現場での関係を振り返っていた。オフショットからは、今回エドとアルは生身の体で再会することが伺えるが、果たしてどのように描かれているのだろうか。『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー』公開中『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』公開中
2022年06月28日株式会社朝日出版社は2022年1⽉14⽇(金)に『句集 伊月集 鶴』(著者:夏井いつき)を全国の書店で発売いたしました。書籍内容鶴を抱くやうな余生をたのしまん (「あとがき」より)『伊月集 龍』『伊月集 梟』に続く第三句集『伊月集 鶴』は、五十代の作品を中心にまとめたものだ。三十年近く前、第八回俳壇賞をいただいた時、「統一感がない」という審査員の評言を心に刻み精進しようと思ったのだが、如何せん、我が好奇心は一方向を向いてくれず、統一感のない作品を作り続けてきた。が、この歳になって、いまさら全方向全天候型の好奇心をなだめたところでどうなる? という開き直りも生まれてきた。ありとあらゆる多種多様な句を作りたいという思いを、敢えて封ずることもなかろうと。そんな理由から、二十句一組の作品をさまざまに構成する方法を思いついた。百色の色鉛筆の箱のような色とりどりの作品を楽しんでいただけたら幸いだ。五十代の句集を早くまとめねばと思っている間に、コロナ禍に突入し、時間が無為に過ぎた。余録「青き踏め」二十六句はその時期の作品。この艱難を共に生きるエールとして付け加えた。五十代の作品をまとめてしまえば、我が好奇心はすでに次に向かって動き出す。ますます俳句が楽しくてたまらない六十代を、真剣に遊びつくす。そんな日々が始まっている。(夏井いつき)本文見本コロナ禍を詠んだ句も収録目次・鶴の章 〈鶴食うてよりことのはのおぼつかな〉・お降りの章 〈お降りや壺に緋いろの鳥しづか〉・暖かの章 〈暖かをまるめたやうな小石かな〉・陽炎の章 〈心臓部らし陽炎のあのあたり〉・時鳥の章 〈水に根のひろがる夜の時鳥〉・百合の章 〈一本の百合のごとくに戦はぬ〉・月の章 〈二つ目の月産み落としさうな月〉・黄落の章 〈百年を旅して黄落の一本〉・余録 「青き踏め」・あとがき 〈鶴を抱くやうな余生をたのしまん〉書籍概要書名:句集 伊月集 鶴著者:夏井 いつき発売:朝日出版社発売日:2022年1月14日定価:2,420円(税込)判型・頁数:A5判変型(150mm ×150mm)・192頁書籍詳細・購入はこちら : 夏井いつきの句集「伊月集」シリーズ第1句集『伊月集龍』著者の30代の330句を収録。多くの方から「復刊してほしい」との要望に応え、 新装復刊。 前書きや表記も改め、 今、 『龍』となる。 時代が待っていた句群のあらためての登場です。書籍詳細・購入はこちら : 第2句集『伊月集梟』著者の40代の句、 400句を収録。−−この10年は、 師から学んできたことを自分なりにどう昇華していけばよいか、 考え続けてきた年月だった。 憧れに縋りついているだけでは不甲斐ない弟子で終わってしまう。 そんな己のひそやかな決意を師の前に差し出す400句。 今回の句集はそんな緊張感に満ちた一冊でもある。 (「あとがき」より)書籍詳細・購入はこちら : 著者紹介夏井いつき昭和32年生。松山市在住。俳句集団「いつき組」組長。俳都松山大使。「第8回俳壇賞」「第44回放送文化基金賞」「第72回日本放送協会放送文化賞」「第4回種田山頭火賞」受賞。著書に『超辛口先生の赤ペン俳句教室』『夏井いつきのおウチde俳句』、句集『伊月集 龍』『伊月集 梟』(小社刊)等多数。▼夏井いつき先生が俳句を徹底指導!ネット俳句教室「夏井いつきのおウチde俳句くらぶ」はこちら夏井いつきのおウチde俳句くらぶ : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年01月14日唐沢寿明主演、仲間由紀恵、栗山千明らが出演する「24 JAPAN」19話が2月19日放送。佐野史郎演じる鬼束か、栗山さん演じる伊月か…CTUにいるはずの“もう1人の内通者”は誰かを巡る視聴者の考察合戦が白熱している。世界的人気ドラマ「24-TWENTY FOUR-」をテレビ朝日と20世紀FOXが共同でリメイクする本作は、原作シーズン1をベースに日本初の女性総理候補の暗殺計画を巡る総選挙前夜からの“24時間”を1話1時間のリアルタイムで描いていく。今回は18時~19時の1時間の物語が展開。CTU(テロ対策ユニット)第1支部A班班長・獅堂現馬に唐沢さん。テログループに命を狙われる日本初の女性総理候補で、自らの支持者たちと“対決”しようとしている朝倉麗に仲間さん。獅堂の部下で一時期は親しい関係でもあった水石伊月に栗山さん。現馬と麗を狙うテログループに誘拐され救出されるも隠れ家が襲われ脱出。逃走中に車が転落し記憶を失った現馬の妻・六花に木村多江。現馬の娘で誘拐犯の男に惹かれ、そのアジトに身を寄せている娘・美有に桜田ひより。麗の夫で家族の過去を隠蔽しようと考えている遥平に筒井道隆。麗の息子で妹を襲った相手を殺したが、その過去を明かす決意をし麗を説得した夕太に今井悠貴。CTUの南条巧に池内博之。CTUのマイロに時任勇気。美有を誘拐したKENこと研矢に上杉柊平。妻子が行方不明になっていることを現馬に隠しているCTUの東京本部第1支部長・鬼束元司に佐野さん。7年前、現馬に家族を殺され復讐に燃えるアンドレ・林に村上淳といったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。アレクシス・林(武田航平)が午後7時20分から5分間だけ御殿場の“A51地区”を停電させようとしていることを知った現馬は、鬼束とともにA51地区に。鳥獣保護区となっている同地区に違和感を覚える2人のもとに謎の車列が現れる。記憶喪失になった六花は友人の医師・浜畑圭介(西村直人)に付き添われ自宅に戻るが、テログループの暗殺者が六花を狙う。あわやのところで南条が助けに来るが、圭介は撃たれてしまう。研矢たちのアジトに身を寄せた美有だが、仁(蕨野友也)に剛(犬飼貴丈)が死んだことを継げると仁は逆上。さらに仁の“取引相手”が警察で、身柄を拘束されてしまう。そして麗はついに夕太の問題を会見で公表する…というのがこの1時間での出来事。家族のことが気になる現馬のスマホを借りるふりをして電源を切ってしまうなど、現馬を家族やCTUから孤立させるような行動を取る鬼束に「支部長怪しいんだけどどうなんだろ」「佐野史郎さんの演技がどことなく怪しい雰囲気」「佐野さん怪しすぎません?」などといった声が。また六花と美有を匿ったうえでその場を離れた途端、2人が襲われるなど伊月にも「水石必死すぎてあやしくない!?」「そろそろ水石も裏切りそうな予感が」と、2人に“疑念”を抱く視聴者からの声が続々とSNSに投稿。現馬が語る“CTU内部にいる(明智菫以外の)もう1人の内通者”が誰なのか、原作通りなのかも含め視聴者の考察合戦が熱く盛り上がっている。(笠緒)
2021年02月20日唐沢寿明主演で現在放送中の「24 JAPAN」より、池内博之が演じる南条の“チラ見”を詰め込んだ新PR映像が公開された。本作は、アメリカ連邦機関CTU(テロ対策ユニット)の捜査官ジャック・バウアーが凶悪なテロ事件と戦う姿を描いた世界的大ヒットシリーズ「24-TWENTY FOUR-」の日本版リメイク。シーズン1をベースに、“日本初の女性総理”誕生への期待が高まる総選挙当日の24時間を克明に描写する。池内さんが演じるのは、第1話から怪しい動きを見せていた、内通者探しに奔走する現馬(唐沢さん)への疑念をふくらませるA班の暗号解析係長・南条巧。公開中の映像では、粘着質たっぷりの目でチラ見しまくる南条の姿がギュッと詰め込まれている。日本版ジャック・バウアー=現馬率いるCTU第1支部A班のメンバーが、日本初の女性総理候補・朝倉麗(仲間由紀恵)の暗殺計画を阻止する任務にあたる中、現馬は“暗殺計画に関わるCTUの内通者”を突き止めるべく、極秘の単独調査を開始。第3話では、内通者かと思われた水石伊月(栗山千明)の容疑が晴れ、振り出しに戻ってしまった。そんな中、あの男がついに動き出す…!?現馬の班長解任まで要求した南条のせいで、第4話では突然のCTU封鎖という超緊急事態が巻き起こり、急展開を迎えるようだ。「24 JAPAN」第4話は10月30日(金)23時15分~テレビ朝日にて放送(一部地域を除く)。(cinemacafe.net)
2020年10月28日高畑充希演じる女性刑事とシェアハウス暮らしの“敏腕隠居刑事”たちがチームで事件を解決していく「メゾン・ド・ポリス」。2月15日放送の第6話には水谷果穂、水石亜飛夢という2人の注目若手俳優が出演。フレッシュな演技に視聴者からの反応は!?加藤実秋の小説「メゾン・ド・ポリス」シリーズ(角川文庫刊)をドラマ化した本作。高畑さん演じる若手刑事・牧野ひよりが西島秀俊、小日向文世、野口五郎、角野卓造、近藤正臣らが演じる退職警察官だけが住むシェアハウス「メゾン・ド・ポリス」を訪れたことから、ワケあり“おじさま”たちと共に事件を解決していくという物語になっている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回は小日向さん演じる高平厚彦の娘がメゾン・ド・ポリスを突然訪問、彼氏の無実を証明して欲しいと言い出す。事務方出身で女子力高めの管理人・高平だが娘・小梅(水谷さん)には元捜査一課のエースと嘘をついており、ひよりらは高平の部下として振る舞うことに。事件は小梅の彼氏・駿(水石さん)の祖母・春江が自宅で何者かに頭部を殴打され金品を奪われたという。家族が疑われるなか現金を保管していたタンスから駿の指紋が検出され駿も嫌疑がかけられる。高平は事件以前に小梅の彼氏の存在を知らなかったことにショックを受ける…という展開。小梅役でゲスト出演した水谷さんは次期朝ドラ「なつぞら」への出演も決定した新進若手女優。朝ドラ「とと姉ちゃん」で高畑さんと共演した経験もあり「とと姉ちゃん以来の共演!!」などの反応のほか、「水谷果穗ちゃん可愛い過ぎる」「とてもとてもかわいかった」などの声が寄せられている。また駿役の水石さんも「テニミュ」や『センセイ君主』などで注目される存在。こちらも「とと姉ちゃん」に出演したことがあり、「なんか顔がいいな~と思ってたら水石亜飛夢」「水石亜飛夢くんめっちゃイケメン」といったツイートが続々とタイムラインに上がり続けている。ラストでは西島演じる夏目惣一郎の衝撃的な過去、さらにひよりの自宅が盗聴されていることなども発覚。ひより自身に秘められた過去と相まってさらに物語に深みが増してきた「メゾン・ド・ポリス」から目が離せない。(笠緒)
2019年02月16日葵わかな&佐野勇斗W主演映画『青夏きみに恋した30日』がもうすぐ公開。フレッシュな若手キャストが出演している本作だが、特に気になるのが、いま人気急上昇中の水石亜飛夢。水石さんといえば、通称“テニミュ”と呼ばれる人気ミュージカル「テニスの王子様」に出演。今回シネマカフェでは、そんな「テニミュ」出身でいま勢いのある若手俳優たちに注目してみた。TVアニメ化もされた人気漫画、許斐剛による「テニスの王子様」(通称・テニプリ)を、今度は舞台化させたミュージカル「テニスの王子様」。2003年からスタートし、以降の人気少年漫画を舞台化する火付け役に。また、1stシーズンには城田優や斎藤工、瀬戸康史といった現在第一線で活躍する実力派俳優も出演しており、本作がデビュー作となる新人も多いことから“若手俳優の登竜門”とも呼ばれている。そんな偉大な先輩たちに続く、「テニミュ」出身の勢いある若手俳優たち3人に注目!◆水石亜飛夢/テニミュ2ndシーズン:柳蓮二役2012年の「ミュージカル・テニスの王子様2ndシーズン」にて、冷静沈着な立海の参謀・柳蓮二役で役者デビューを飾り、同役を2年間演じた水石さん。本作で一気に知名度を高めた彼の人気は衰えることを知らず、初めて座長・主演を務めた舞台「ハムレット」のチケットは、即日完売となったほど。ここ数年では、渡部篤郎&飯豊まりえ主演の話題作「パパ活」、『鋼の錬金術師』では山田涼介演じる主人公エドの弟で、フルCGで描かれた鎧姿のアルの声と動きを務めた。そして、8月1日(水)から公開の映画『青夏きみに恋した30日』でピュアラブストーリーに挑戦。イケメン高校生・吟蔵(佐野さん)の友人かつ人気少女漫画家として活躍する、少し変わった一面もあるキャラクター・皆見ナミオ役を好演。メインキャストの中では最年長となった水石さんは、ほかの共演者から兄貴のように慕われていたそう。実際は2人兄弟の弟であるが、「お兄さん気分を味わえてよかった」と撮影を振り返った。また、ナミオと同じく吟蔵の友達である永村さつきを演じた秋田汐梨に対し、靴を脱ぐときに手を差し伸べるなど、紳士的な一面もあったとか。いま人気急上昇中の水石さんに注目しつつ、この夏の話題作『青夏』をチェックしてみては?◆小関裕太/テニミュ2ndシーズン:菊丸英二役ブレイクの登竜門の“元祖”「天才てれびくんMAX」でてれび戦士としてレギュラー出演し、2011年から2012年まで「ミュージカル・テニスの王子様2ndシーズン」で主人公の先輩・菊丸英二を演じ続けてきた小関裕太。その後も、ドラマ「ごめんね青春!」「恋がヘタでも生きてます」、映画『覆面系ノイズ』『曇天に笑う』など、話題作に続々出演。現在放送中の「ゼロ 一獲千金ゲーム」ほか、連続テレビ小説「半分、青い。」では終盤に出演することが発表されたばかり。待機作には、人気少女漫画原作の『春待つ僕ら』があり、北村匠海演じる主人公と恋のライバルとなる帰国子女のキャラクター・神山亜哉役を好演。今回はミステリアスな高校生ということで、本作ではまた新たな小関さんの一面が見られそう。◆志尊淳/テニミュ2ndシーズン:向日岳人役2011年に「ミュージカル・テニスの王子様2ndシーズン」にて、主人公のライバル校である氷帝学院の向日岳人役で俳優デビュー。2014年には「烈車戦隊トッキュウジャー」で主演を務め、一気に知名度を上げた志尊淳。近年では様々な役どころを演じ分け、その振り幅の大きさに注目が集まっている。例えば、「ドルメンX」では地球侵略のためトップアイドルを目指す“宇宙人”を、「女子的生活」ではトランスジェンダーの女性でありつつ恋愛対象は女性、つまり心はレズビアンという難役に挑戦。さらに、現在放送中の「半分、青い。」ではゲイの漫画家、“ボクテ”こと藤堂誠役を演じ、視聴者を魅了させている。今後も、主演を務める『走れ!T校バスケット部』や、NHKのスペシャルドラマ「太陽を愛したひと~1964 あの日のパラリンピック~」が公開&放送を控えている志尊さん。“かわいい系俳優”として注目を集める志尊さんだが、かわいいだけでない、幅広い演技で魅せる彼のさらなる飛躍に期待が高まる。『青夏きみに恋した30日』は8月1日(水)より全国にて公開。『春待つ僕ら』は12月14日(金)より全国にて公開。『走れ!T校バスケット部』は11月3日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:走れ!T校バスケット部 2018年11月3日より全国にて公開© 2018「走れ!T校バスケット部」製作委員会青夏きみに恋した30日 2018年8月1日より全国にて公開©2018映画「青夏」製作委員会春待つ僕ら 2018年12月14日より全国にて公開©あなしん/講談社 ©2018 映画『春待つ僕ら』製作委員会
2018年07月29日俳優の水石亜飛夢が、山田涼介主演の映画『鋼の錬金術師』(12月1日公開)でアルフォンスの声を務めていることが3日、わかった。原作は、2001年から2010年にかけて『月刊少年ガンガン』(スクウェア・エニックス)で連載されたシリーズ累計7,000万部突破の人気漫画。亡き母を生き返らせようと、禁忌を犯した挑んだ"人体錬成"に失敗し、左脚と右腕を失った兄エドワード・エルリック(山田)と、身体全部を持って行かれ鎧に魂を定着させた弟アルフォンス・エルリックの物語を描く。水石はミュージカル『テニスの王子様2nd season』(12~15)、『星の王子様』(15)などで活躍し、TVドラマ『牙狼<GARO> ~魔戒ノ花~』(14)、『ロンリのちから』(15)にもメインキャストで出演している。今回は、山田演じるエドの弟・アルの声に抜擢された。鎧の身体であるアルはフルCGで制作され、撮影現場ではモーションキャプチャーで演じられることになる。水石は100名を超えるアル役のオーディションで、ダントツの存在感を示したという。水石と山田が演じた兄弟喧嘩のシーンのあまりの完成度の高さに、そのままアルの声を担当することが決定した。曽利文彦監督は「撮影前はCGアルの声優は水石くんではなく、別の方をイメージしていました」と明かす。撮影が進むにつれ「彼のスタンドインとしての演技があまりに素晴らしく、特に兄弟喧嘩のシーンを撮影したとき、山田くんと水石くんの絶妙なコンビネーションを見て、アルの声優は水石くんで行こうと決めました」と経緯を説明。曽利監督は、「今回の大抜擢は、水石くんが実力で勝ち取ったものです。アニメ版アルの声優の釘宮(理恵)さんが実写映画をご覧になり、映画はもちろん、水石アルを大絶賛してくださったので、水石くんと一緒に飛び上がるほど喜び、私たちの判断が間違っていなかったことを確信しました」と喜びを表した。水石と撮影をともにしていた山田と本田翼は、大抜擢を知らされて大喜び。原作者の荒川も「エドとアルの2人の兄弟がそこにいました。胸を打つ素晴らしい演技でした」と絶賛する。「撮影中はアルの代役という立場でありながら、山田さんとの掛け合いがとても素晴らしいかったことから起用に繋がった。まさにアメリカンドリームのようなストーリーです。青年に成長したアルは、きっとこんな声になるんだろうなって思います」想像を巡らせた。
2017年10月03日