水谷豊が監督・脚本を務める映画『太陽とボレロ』の主人公を檀れいが演じることが決定。映画初主演を果たす。オリジナルの映画を作り続けている水谷監督作品第3弾となる本作は、“クラシックのオーケストラ”を題材に音楽を愛する普通の人々の人間模様を洒脱なエンターテインメント作品。ある地方都市のアマチュア交響楽団の主宰者である主人公・花村理子は、18年間、個性豊かなメンバーと共に活動してきた。しかし、楽団の経営は苦しく、ついに楽団の歴史に幕を閉じる決断を迫られる――。今回、檀さんが演じるのは、音楽に触れ、愛しつづけてきた花村理子。音大を出たものの、音楽の道を諦め、家業を継ぎ、地元で楽団を主宰。解散の危機に奔走する等身大の女性を、時にシリアスに、時にユーモラスに演じる。出演にあたり、檀さんは「水谷豊さんの監督作品ということで、お話をいただいたときは、本当に飛び上がるほど嬉しかったです」とふり返り、「弥生交響楽団存続のために奔走する女性、親から受け継いだ家業も抱えています。とにかく色々なことを一人で背負って頑張ってしまう理子さんに共感しましたし、自分のことよりも周りのことを考えて行動している女性だと思いました」とキャラクターについても語る。また撮影現場の様子について「台本では想像できないようなキャラクター作りや見せ方のシーンもあって、その都度驚かされましたし、それが楽しくてワクワクしながら撮影に挑んでいました。自分の撮影が無い日でも現場にいたのは、もしかしたら、今回が初めてなのかもしれないです。でも、そのくらい大好きな現場でした。そして、役者の生理も全部分っていらっしゃる水谷さんが撮る監督作品ということで、そこが私にとって一番緊張したかもしれません。なので、私にとっては水谷さんの『OK』が全てでした」とコメント。水谷監督は「檀れいさんのお名前が閃いたのは、脚本を書き進めていた時でした。まだ、キャスティングは一切考えていなかったのですが、途中のあるシーンで、ふと彼女の顔が浮かんだのです。他のシーンではまだ自分の中の架空の人物のイメージしかなかったのですが、何故かそのシーンだけ鮮やかに檀れいさんが浮かんできました」と檀さんキャスティングのきっかけを明かし、「撮影していく中で、イメージ通りであることはもちろん、ご自身の中に華やかさを持っている方だと改めて感じました。つらいシーンの時も、楽しいシーンの時も、その華やかさを映画に加えてくださり、『太陽とボレロ』という作品が、より豊かなエンターテインメントになったと感じています。そして、この作品を通して檀れいさんの華やかさに加えて、彼女のユーモアに溢れたチャーミングな一面も味わっていただけると嬉しく思います」とメッセージを寄せた。そして、本作のイメージ映像も到着。「ボレロ」の楽曲にのせて、“太陽”や舞台となるある地方都市の美しい風景、音楽を愛する人々の姿が垣間見える。『太陽とボレロ』イメージ映像『太陽とボレロ』は6月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:太陽とボレロ 2022年6月、全国にて公開予定©2022「太陽とボレロ」製作委員会
2022年01月26日水谷豊監督作品の第3弾『太陽とボレロ』が6月に公開することが決定。さらに本作の主人公を映画初主演となる檀れいが務めることと、イメージ映像も解禁されている。初監督作となる『TAP-THE LAST SHOW』(2017年)では若者の青春群像とショービジネスの光と影を、脚本も手掛けた監督第2作『轢き逃げ 最高の最悪な日』(2019年)では不幸な事故が露わにする人間の心の奥底を描ききった。オリジナルの映画を作り続けている水谷豊の監督作品第3弾となる本作は“クラシックのオーケストラ”を題材に音楽を愛する普通の人々の人間模様を洒脱なエンタテインメント作品となっている。物語の中心となるのは、ある地方都市のアマチュア交響楽団。主宰者である主人公の花村理子は18年間、個性豊かなメンバーとともに活動してきた。みんな音楽を愛する普通の人々。しかし、楽団の経営は苦しく必死に奔走する理子だったが、ついに楽団の歴史に幕を閉じる決断を迫られる。そして、最後にして最高のコンサートが始まる。檀れいは、宝塚歌劇団所属時に月組・星組それぞれでトップ娘役に抜擢され、数多くの舞台で活躍してきた。退団後、2006年には映画『武士の一分』でヒロインを務め数々の映画賞を受賞。その後も『母べえ』(2008年)や『感染列島』(2009年)、『劇場版 奥様は取り扱い注意』(2021年)など様々な作品に出演し、圧倒的な存在感を放ってきたが、この度、満を持して映画初主演となった。本作で檀が演じるのは、音大を出たものの音楽の道をあきらめ、家業を継ぎ、地元で楽団を主宰し「音楽に触れ、愛しつづけてきた」女性・花村理子。楽団の主宰者として解散の危機に奔走する等身大の女性を時にシリアスに、時にユーモラスに演じる。また、今回の発表にあわせて、本作のイメージ映像も公開。タイトルにある『ボレロ』の楽曲にのせて、同じくタイトルにある“太陽”、舞台となる、ある地方都市の美しい風景、音楽を愛する人々の姿の一部が垣間見える。エンターテインメント界を牽引する檀と水谷のタッグにより描き出される『太陽とボレロ』。個性豊かな登場人物たちの人間模様と上質な音楽に魅せられ、最後には爽やかな感動とともに、明日への一歩に勇気をくれる物語に引き続き期待しよう。<檀れい(花村理子役)・コメント>水谷豊さんの監督作品ということで、お話をいただいたときは、本当に飛び上がるほど嬉しかったです。花村理子という女性は、弥生交響楽団存続のために奔走する女性、親から受け継いだ家業も抱えています。とにかく色々なことを一人で背負って頑張ってしまう理子さんに共感しましたし、自分のことよりも周りのことを考えて行動している女性だと思いました。台本を読んで、オーケストラの話を主軸に進んでいくのでどういうところに音楽が流れ、どういう物語になっていくのか読むだけでわくわくしました。映像では自分たちが演じたあとに音楽がのりますが、それがどういう風に私たちのお芝居をさらに盛り上げていくのかなということを思いながら読んでいました。撮影に入る前に監督が「やりすぎずやらなさすぎず」とおっしゃっていて、私自身はやりすぎちゃうタイプではないですけれど、今まで受けてきたオファーの中では結構涙のシーンが多かったりだとか追い詰められたりだとか感情の起伏を出して欲しいと求められることが多かったので、今回は「やりすぎず」ということに気を付けて理子を演じました。撮影現場は、台本では想像できないようなキャラクター作りや見せ方のシーンもあって、その都度驚かされましたし、それが楽しくてワクワクしながら撮影に挑んでいました。自分の撮影が無い日でも現場にいたのは、もしかしたら、今回が初めてなのかもしれないです。でも、そのくらい大好きな現場でした。そして、役者の生理も全部分っていらっしゃる水谷さんが撮る監督作品ということで、そこが私にとって一番緊張したかもしれません。なので、私にとっては水谷さんの「OK」が全てでした。<水谷豊(監督)・コメント>主人公の花村理子は、物語が展開する中で色々な人と出会って、色々な顔を見せてほしいと考えていました。檀れいさんのお名前が閃いたのは、脚本を書き進めていた時でした。まだ、キャスティングは一切考えていなかったのですが、途中のあるシーンで、ふと彼女の顔が浮かんだのです。他のシーンではまだ自分の中の架空の人物のイメージしかなかったのですが、何故かそのシーンだけ鮮やかに檀れいさんが浮かんできました。ご縁があり、実際、理子というキャラクターを演じてくださることになって、まずは本当に嬉しかったです。撮影していく中で、イメージ通りであることはもちろん、ご自身の中に華やかさを持っている方だと改めて感じました。つらいシーンの時も、楽しいシーンの時も、その華やかさを映画に加えてくださり、『太陽とボレロ』という作品が、より豊かなエンタテインメントになったと感じています。そして、この作品を通して檀れいさんの華やかさに加えて、彼女のユーモアに溢れたチャーミングな一面も味わっていただけると嬉しく思います。『太陽とボレロ』6月全国ロードショー(c)2022「太陽とボレロ」製作委員会
2022年01月26日元プロ卓球選手の水谷隼が、ジュエリーが似合う著名人に贈られる「第33回 日本ジュエリーベストドレッサー賞」の特別賞を受賞し13日、都内で行われた表彰式に出席した。東京五輪の卓球混合ダブルスで金メダル、男子団体で銅メダルを獲得した水谷。「素晴らしい俳優さん、タレントさんに交じってこのような賞を受賞できたこと、本当にうれしく思います」と喜び、「ジュエリーをつけながら、ジュエリーのように輝けるように一生懸命やっていきたいと思います」と誓った。また、「ちょうど15年前の1月13日、妻と付き合った記念日、しかも妻がなぜか今日、この会場に来ているということもあって、このあと妻に似合うジュエリーを探してプレゼントして、夫婦ともどもジュエリーをつけて、1年間生活していきたいと思います」と語った。その後の囲み取材で、妻から「会場にいるよ」「買いたいものがあるんだよね。お金だけ出して」と連絡がきたことを告白。「妻としては自分が好きなものを買って、あとでお金を請求するのがベストみたいだったので、それはそれでいいよって」と夫としての優しさを見せ、金額は心配ないか聞かれると「良識ある人なんで大丈夫です。信じています」と返した。同賞は、過去1年間を通じて「最も輝いていた人」「最もジュエリーが似合う人」、そして、「今後もさらにジュエリーを身につけてほしい人」を世代別、男性部門、特別賞のそれぞれに分けて表彰するもの。33回目となる今年は、10代部門は芦田愛菜(女優)、20代部門は広瀬アリス(女優)、30代部門は佐々木希(女優)、40代部門はアンミカ(モデル/タレント)、50代部門は真矢ミキ(女優)、60代以上部門は宮崎美子(女優)が受賞。男性部門は北村匠海(俳優)、特別賞は水谷隼(元プロ卓球選手)が選出された。
2022年01月13日12月9日に58歳の誕生日をお迎えになられた雅子さま。この日、公開された写真では、宮城県のこけしや宮崎県の神楽面など、今年の地方ご公務でオンライン訪問された各県の伝統工芸品について天皇陛下とお話しになっていた。同日、ご感想を文書で発表した雅子さまは冒頭にこう綴られたーー。「今月初めには娘の愛子が成年を迎え、多くの方々から温かい祝福を頂きましたことに心から御礼を申し上げます」「愛子が生まれてからの20年間は長かったようにも、あっという間だったようにも感じられますが、様々な思い出が思い起こされて感慨深く思います」その20年を振り返ると、雅子さまは愛子さまが2歳のお誕生日をお迎えになった直後に体調を崩し、長期ご療養に入られている。さらに、愛子さまが小学校への登校不安を覚えると通学の付き添いを続けられるなど、苦しい時期も過ごされた。それだけに、12月5日、美しいドレス姿をお見せの愛子さまに、胸にこみ上げるものがおありだっただろう。最近の雅子さまにはお疲れがあり、愛子さまの成年祝賀行事の一部を休まれたが、9日の誕生日には明るい笑顔を見せられていた。
2021年12月18日《今月初めには娘の愛子が成年を迎え、多くの方々から温かい祝福を頂きましたことに心から御礼を申し上げます》12月9日に58歳の誕生日を迎えられた雅子さま。ご感想のなかでは、ご成年を迎えた愛子さまのご成長についても感慨深げに綴られていた。愛子さまの誕生日の前日となる11月30日、政府は皇位継承問題に関する有識者会議を4カ月ぶりに再開させた。年内にも報告書を取りまとめて政府に提出するというが、軸となるのは女性皇族が結婚後も皇室にとどまれるようにすることと、旧宮家の男系男子を皇室の養子にできるようにすることだという。一方で、女性天皇や女系天皇に関する議論は先送りとなった。近現代の皇室に詳しい静岡福祉大学名誉教授の小田部雄次さんは「これでは皇位継承者の確保につながらない」と警鐘を鳴らす。「結局、皇位継承者の確保については、悠仁親王のお妃が男子のお子さまを産むことが、唯一の希望という状況は変わりません。悠仁さまの次の代に男子が期待できない場合、旧宮家の男子の皇位継承が取り沙汰されることになります。しかし戦後の象徴天皇制は、皇室と国民の相互の信頼と結びつきによって成り立ってきました。愛子さまよりずっと血縁の遠い旧宮家の男子にそれが期待できるでしょうか。象徴天皇制の根幹が揺らぐ事態です」さらに、愛子さまの人生設計がたてづらくなるという点にも、小田部さんは懸念を表明する。「眞子さんの結婚は国民の賛否を呼びました。愛子さまにも少なからず影響があるでしょう。しかも皇室に残られるとなると、結婚のハードルはさらに高くなります。そのうえ天皇になる可能性が閉ざされているのに、一市民になることも難しいとなれば、眞子さんが感じていた以上の“不自由感”や、将来への閉塞感を抱き続けることになりかねません」実は、雅子さまは誕生日の直前、体調不良に見舞われていた。「12月1日の愛子さまご成年の祝賀行事を、雅子さまは欠席されています。また、誕生日写真の撮影も、2回にわたって延期されていたのです」(皇室担当記者)そんな体調不良のなか、長文のご感想をしたためられた雅子さまだが《働く女性の自殺が約3割増加し、小中高生の自殺も過去最多となり、昨年の自殺者数は11年ぶりに増加に転じたとも報じられています》と、自殺者数の増加について詳しく述べられている。そして、コロナ禍で《人と人とが触れ合うことが難しく、孤独を感じやすい今だからこその問題》とし、次のように切実なメッセージを記されている。《人が自らの命を絶つといった悲しく痛ましい出来事ができる限り起こらないよう、周りの人に相談したり、身近な支援窓口に足を運ぶことが容易にできるよう、これまで以上に皆でお互いを気遣い、支え合っていける社会となっていくことを願っています》この言葉について宮内庁関係者は、雅子さまのご胸中をおもんぱかる。「愛子さまも、学校に行けない時期が何度かあり、つらい思いをされてきました。眞子さんは皇族としての不自由さを感じていたといいますが、愛子さまもご自身のお立場に戸惑い、悩まれてきました。立派に成長されたといっても、皇位継承問題などで今後も困難が待ち受けていることに変わりはありません。雅子さまも、このままでは“愛子さまの未来が閉ざされてしまう”という思いも抱かれていることでしょう。愛子さまが“天皇の娘”であることに苦しまず、自信を持って生きられるように――。雅子さまは母親として、皇后として、愛子さまの心を守るという決意を込められたのかもしれません」華やかな祝賀行事の陰で雅子さまが母として抱えられる苦悩に、国民も目をそらしてはならないだろう。
2021年12月14日寒い季節に恋しくなるのが、温泉宿。来年1月下旬に再開される予定のGo To トラベルを使って、雅子さまも休まれた格式高い宿で優雅な時間を過ごしてみては?題して、「雅子さまが癒された憧れの温泉宿9軒」。至極のおもてなしがそこにありますーー。■佐賀県・嬉野温泉「和多屋別荘」心ゆくまで四季を愛で移りゆく季節を感じられる日本庭園や、伝統的な数寄屋造りの和室、黒川紀章氏設計のタワー棟など、嬉野川が中央を流れる2万坪の広大な敷地にアートな空間が広がる。雅子さまは最上階のロイヤルスイートにお泊りになった。(’20年1月に改装済み)昭和天皇がお泊りになった格天井総檜造りの特別貴賓室「洗心」は、雅子さまもご覧になられたそう。日本料理の食事処「利休」では、うれしの茶と日本酒の口福のペアリングが楽しめる。住所:佐賀県嬉野市嬉野町下宿乙738電話:0954-42-0210料金:1泊2食付き1人2万900円〜。■石川県・和倉温泉「加賀屋」地下の花崗岩に含まれる水晶をくぐり抜けた透明なナトリウム・カルシウム塩化物泉が、開湯以来1200年湧き続ける和倉温泉で、創業100年余となる老舗旅館。工芸品やお土産店が並ぶ「錦大路」やスパなど館内施設も充実している。最上階の迎賓室「天游」は伝統工芸や美術の粋を集めた調度も魅力。また、お食事では冬のカニや寒ブリなど、海鮮が豊富なのも能登の魅力のひとつ。住所:石川県七尾市和倉町ヨ部80電話:0767-62-1111料金:1泊2食付き1人5万5,000円〜。■鳥取県・三朝温泉「依山楼岩崎」日本一のラジウム温泉として知られる三朝温泉の老舗旅館。両陛下は愛子さまがお生まれになった翌年のご宿泊だったが、創業から101年の間には昭和天皇・香淳皇后、上皇ご夫妻、そして佳子さまも宿泊されている。総面積134.33平方メートルの露天風呂付き貴賓室「桜川」は1人1泊7万7,000円〜。境港からの新鮮な魚、ズワイガニや鳥取黒毛和牛などの特産品も。住所:鳥取県東伯郡三朝町三朝365-1電話:0858-43-0111料金:1泊2食付き1人1万8,700円〜。■山口県・はぎ温泉「萩城三の丸 北門屋敷」世界遺産の萩の城下町にある旅館。ご宿泊当日はひどい雨の日で、貴賓室の庭園ではカエルが鳴いており、雅子さまは「(自分たちが)会話を始めると鳴きやみ、会話が止まるとまた一斉に鳴きだす」と驚かれていたという。両陛下宿泊時のお品書きには、テナガエビ、オコゼ、アマダイなど、海の幸に恵まれている山口県の食材がふんだんに盛り込まれ、窯元で焼いた専用の器も用意された。住所:山口県萩市堀内210電話:0838-22-7521料金:1泊2食付き1人2万2,000円〜。■長野県・斑尾高原温泉「斑尾高原ホテル」夏は避暑地、冬はスキー場としてにぎわう斑尾高原で天然温泉を楽しめるホテル。’01年、両陛下が訪問された際には作家の田中康夫氏が知事としてホテルで面会した。両陛下はゲレンデの見える部屋で過ごされた。敷地内に湧く温泉は刺激が少ない高アルカリ性。肌がすべすべする感触で女性におすすめ。お食事では、地元・信州の新鮮な食材とともに、近くの新潟県の郷土料理や魚介類も取り入れている。住所:長野県飯山市斑尾高原11492-321電話:0269-64-3311料金:1泊2食付き1人1万1,300円〜。■岐阜県・長良川温泉「岐阜グランドホテル」「にっぽんの温泉100選」に選ばれた長良川温泉を味わえるワンランク上のリゾートホテル。川側の部屋からはハイキングも楽しめる金華山や鵜飼で知られる清流・長良川といった大自然を、街側の部屋からは岐阜市街を一望できる。木のぬくもりが感じられる、ロイヤルスイートの応接室。美濃・飛騨の風味豊かな「ヘルシー美濃薬膳」は体にも優しい。住所:岐阜県岐阜市長良648電話:058-233-1111料金:1泊2食付き1人1万6,940円〜。■秋田県・大湯温泉「ホテル鹿角」開湯800年の歴史を誇る大湯温泉を堪能できるホテル。十和田八幡平国立公園や奥入瀬渓流、世界遺産の白神山地の中心に位置し、観光にも便利。比内地鶏のきりたんぽ鍋など、秋田の郷土料理も自慢のひとつ。約130平方メートルの贅沢な空間でくつろげるロイヤルスイートは夫婦・カップル限定プランも。住所:秋田県鹿角市十和田大湯字中谷地5-1電話:0186-30-4111料金:1泊2食付き1人1万6,500円〜。■愛媛県・道後温泉「ふなや」日本三古湯のひとつ、道後温泉で江戸時代から続く創業390年以上の旅館。両陛下は’99年のしまなみ海道全線開通の際にご宿泊。皇室の方々のみならず、正岡子規、夏目漱石、種田山頭火など多くの文人たちにも愛されてきた。京都数寄屋大工の匠が手がけたリビングのロイヤルスイートは1泊7万7,000円〜。住所:愛媛県松山市道後湯之町1-33電話:089-947-0278料金:1泊2食付き1人2万3,100円〜。■福島県・奥飯坂穴原温泉「吉川屋」両陛下は’95年、’98年にご宿泊。「’95年はさわやかな新妻という印象でしたが、2度目のときは皇太子妃殿下らしいオーラを強く感じました」とおかみさんは語る。東日本大震災後、上皇ご夫妻が風評被害に苦しむ地元の農家たちと吉川屋で交流されたことも話題となった。貴賓室、露天風呂から眺める片倉山と摺上川の大渓谷は美しい。冬季は雪景色が広がる。会席では、黒毛和牛をはじめ、福島県と東北各地の四季折々の特産品を使った日本料理が並ぶ。住所:福島県福島市飯坂町湯野字新湯6電話:024-542-2226料金:1泊2食付き1人2万円〜。※お出かけの際は、最新の新型コロナウイルス感染状況をご確認ください。また、現地では自治体などの指示に従い感染防止対策を行うようお願いいたします。各宿の料金は、2人利用時の金額です。
2021年12月11日12月9日、58歳の誕生日を迎えられた雅子さま。93年、外務省を退職され天皇陛下と結婚された雅子さまには、国際親善を期待する声も多かった。その期待を一身に背負われて臨まれたのが、94年・95年と2回に分けて行われた中東7カ国へのご訪問だった。結婚後初めての海外ご公務での、色鮮やかなドレス姿を振り返るーー。【94年サウジアラビア・ヤマーマ宮殿】裾にフリルを重ねた、エレガントなサファイアブルーのドレス。肩を膨らませたスリーブが特徴的。中東の風習に考慮し、首回りを詰め、袖も長くされ、肌の露出を抑えられている。【94年カタール・ハマド宮殿】ルビーレッドのシルクのドレス。胸元から腰、袖に鮮やかな金糸とベビーパールで立体的に入れられた刺繍が華やか。バッグと靴は金と銀で統一、ゴージャスさを演出されていた。【94年カタール・ラヤーン宮殿】雅子さまの誕生石でもある、ターコイズの色合いのドレス。胸元と袖口に、天から差し込む光のようなビジューが入れられている。【95年クウェート・バヤーン宮殿】和服の裏地に使われる、紅絹(もみ)色のドレス。白いショールを羽織られ、日の丸をイメージしたコーディネートに。【95年アラブ首長国連邦・ムシュリフ宮迎賓館】女性らしいベビーピンクのドレスでアラブ首長国連邦皇太子とご歓談。裾へ滝のように流れる左腰の大きなリボンが美しい。アシンメトリーは雅子さまのドレスの定番デザイン。【95年ヨルダン・ナドワ宮殿】イスラム圏の女性の衣装・アバヤを感じさせるような、上質なシルクの布を右肩から裾にかけて用いられている。左上半身には花をあしらったレース素材でとてもエレガントな一面をお見せに。皇后となられてからも、天皇陛下の即位を祝う「饗宴の儀」では186カ国の賓客をもてなされた雅子さま。令和初の海外ご訪問は、イギリスで予定されているが、新型コロナウイルスの影響で延期となっている。再び、“皇室外交”の場での華やかなお姿を拝見したい。
2021年12月09日「水谷さんの背中を追い掛け続けた7年。ここまでやってこられたのは、水谷さんがいたから。それだけです」こう語ったのは、俳優の反町隆史(47)だ。反町は11月24日、水谷豊(69)が主演を務める人気ドラマシリーズ『相棒』(テレビ朝日系)を現在放送中のseason20をもって卒業すると発表した。ドラマの公式サイトで冒頭のようにコメントした反町。さらに当初、慣れない現場に苦心していたところ「今ので良かったよ」という水谷の言葉に救われたと“相棒”への感謝も述べている。反町は’15年10月、水谷演じる杉下右京の4代目相棒・冠城亘役として同ドラマに出演。season14から登場し、現在7シーズン目。そして今月24日の放送回で出演回数は125話分となる。これは初代相棒である寺脇康文(59)の記録を抜き、単独トップの“相棒歴”だ。そんな反町はドラマの公式サイトで卒業理由について、“50代を迎えるにあたり、新しい出発を切りたい”という気持ちがあると明かしている。■「反町だけにソリが合う」2人の築いた絶大なる信頼関係水谷から「ソリ」との愛称で呼ばれるほど、絶大な信頼を寄せられている反町。今でこそ“名相棒”だが、当初からそうだったわけではない。「はじめ反町さんは水谷さんとの共演に相当、緊張していたそうです。『相棒』はカメラの長回しが多く、反町さんはNGの連続。当初は毎回、水谷さんからのアドバイスを忘れないよう台本にすべて書き込み、水谷さんに食らいつくために必死だったといいます」(テレビ朝日関係者)水谷もそんな反町の“負けん気”に次第に惹かれていく――。「ミスを重ねても、現場に食らいつこうとする姿に水谷さんは感心していました。そして回を重ねるごとに“俳優・反町隆史”に惚れこむように。反町さんの出演作を見返したこともあるそうです」(前出・テレビ朝日関係者)反町が水谷との信頼関係を築いたのは、現場だけではない。地方ロケに行けば、彼は水谷のために“マネージャー”になることもあったという。「反町さんは事前に現地の美味しい店を調べて、水谷さんを誘って食事に行くんです。焼肉店では水谷さんの分も反町さんが焼いて取り分ける、徹底した“水谷ファースト”ぶり。水谷さんは『反町だけにソリが合う』なんて伊藤蘭さん(66)や娘の趣里さん(31)に話しているそうです」(ドラマ関係者)また、2人で悲しみを分け合ったこともあった。’18年11月に行われた俳優・津川雅彦さん(享年78)と朝丘雪路さん(享年82)の合同お別れ会に2人はそろって参加。その際、反町は水谷にそっと寄り添っていた。「参列者リストを見たら、2人の名前が。所属事務所が違いますから、別々に来場するのかと思われました。ですが、同時刻に2台のワンボックスカーがやってきて、水谷さんと反町さんは2ショットで会場入りしたんです。式場では水谷さんの隣に反町さんが座り、その後の囲み取材も2人で……。反町さんはずっと水谷さんのそばについていましたね」(取材した記者)■「ソリこそ最後の相棒」と考えていたこともseason18の際、ドラマの公式サイトで水谷は「お互い語らずしてわかりあえることが増えてきましたね」と反町についてコメント。さらに反町も「右京と亘もそうですが、水谷さんと僕も一緒に撮影を積み重ねてきたからこそ少しずつ関係を築くことができたのではないかと思っています」と関係性の変遷について語っている。「2人は家族ぐるみでも親密な関係で、コロナ前にはお互いの家族を連れてときどき食事会を開いていたそうです。2人とも娘を持つ父なので、パパ友として悩みを相談し合うこともあるといいます」(前出・ドラマ関係者)公私ともに、“名バディ”の水谷と反町。水谷は「ソリこそ最後の相棒!」とまで考えていたようだ。「『相棒』は1年で2クール放送されるため、体力的にとてもハード。そこで制作サイドは水谷さんへの負担を思い、70歳になったタイミングで続投してもらえるのか確認する予定です。いっぽう水谷さんは『続けるなら、ソリが相棒であることが絶対条件』との意思を明かしていたんです。反町さんが卒業を伝えた際、水谷さんは静かに『わかった』と一言だけ伝えたといいます。多くを語らなかったのは、バディを“思いやる心”があったからこそでしょう」(前出・ドラマ関係者)『相棒』の公式サイトで「この先冠城亘では無い役者ソリを観られることもとても楽しみです」とのコメントを寄せている水谷。反町への“相棒愛”は不滅だ。
2021年11月25日人気テレビドラマシリーズ『相棒』(テレビ朝日系)で、水谷豊さん演じる杉下右京の相棒を務めてきた、冠城亘役の反町隆史さんが同作を卒業することが発表されました。【お知らせ】反町隆史さん演じる「冠城亘」が、今シーズン最終話をもって『相棒』を卒業することが決定しました。2015年10月14日放送の『season14』第1話で初登場して以来、今夜9時放送の第7話で杉下右京の相棒として歴代最多、...相棒さんの投稿 2021年11月23日火曜日【お知らせ】反町隆史さん演じる「冠城亘」が、今シーズン最終話をもって『相棒』を卒業することが決定しました。2015年10月14日放送の『season14』第1話で初登場して以来、今夜9時放送の第7話で杉下右京の相棒として歴代最多、...相棒さんの投稿 2021年11月23日火曜日水谷豊、反町隆史の『呼び方』に反響これまで、寺脇康文さん、及川光博さん、成宮寛貴さんが演じてきた、杉下右京の相棒役。冠城亘を演じる反町さんは、4代目の相棒役であり、また、歴代最多の出演本数を記録しています。今回の卒業を受け、「感謝の気持ちでいっぱい」とコメントしている反町さん。水谷さんもまた、コメントしているものの、反町さんのことを『ソリ』と呼び、ねぎらいの言葉を送る内容に、ネット上では「そんな呼び方をしているのか…」と衝撃を受ける人が続出しました。・コメントの中で、12回も『ソリ』と呼んでいて、『ソリ』がゲシュタルト崩壊。・反町隆史のことを『ソリ』と呼ぶのは、水谷豊だけだろうな。・『ソリ』呼びが衝撃的すぎて、コメントが頭に入ってこない…。「ソリでよかった、シーズン中何度も思ったことです」とコメントし、反町さんに対して大きな信頼を寄せている水谷さん。2人が出演する『相棒』は今回のシーズンで見納めとなりますが、いろいろな意味で水谷さんと反町さんの共演は多くのファンにとって印象的なものとなったはずです…![文・構成/grape編集部]
2021年11月24日10月3日、引っ越されたばかりの御所の大広間の一角に式典用のお席を作り、リモートで「全国豊かな海づくり大会」に参加された天皇皇后両陛下。雅子さまのブルーのスーツは陛下のネクタイとおそろいの海の色。港町、宮城県石巻市で開催の式典を意識されてと思われたが、テーブルの上に飾られた宮城のゆるキャラ「むすび丸」の色にも合わせる心配りもお見せだった。式典後、両陛下は石巻市の「みやぎ東日本大震災津波伝承館」をオンラインで視察され、被災者とご懇談。雅子さまは東日本大震災ののち、自ら営む水産加工会社に保育園を併設した同世代の女性に「いい取り組みをなさっていますね」と優しく話しかけられた。本来なら、震災から10年を迎えた被災地にお出かけになりたかったと思われるが、両陛下は画面越しであっても心を込めて被災者の話をお聴きになっていた。
2021年10月18日国民的人気ドラマ「相棒」の“season20”が、この秋から放送されることが決定。season14以来、7シーズン目に突入し、ますます信頼感を増す水谷豊と反町隆史のコンビが、これまでの歴史を胸に新たな扉を開いていく。今回の第1話スペシャルでは、特命係が一連の事件の黒幕、内閣官房長官・鶴田翁助(相島一之)とさらにスケールの大きな戦いを繰り広げることに。そしてなんと、亘(反町さん)が逮捕されてしまうという衝撃展開と、特命係はいきなり窮地に立たされてしまうという。水谷さんは、この記念すべきメモリアルシーズンの幕開けについて「『よくこれだけやってきたな』と、ふと思うこともありますが、基本的にはいつもと同じでありたいと考えています」と心境を明かし、反町さんは「毎年、同じスタッフが迎えてくれるので、少し間が空いてもスッと入ることができる空気感があります。共演者も同じで、暗黙の了解のもといろいろな芝居に挑戦できるので、みんなで『あぁそうそう』『こういう感じがいいね』なんて言いながら撮影させていただいています」と撮影に入った感想を語る。また今回、7年目を迎えたこのコンビ。水谷さんは「いろいろな意味で“良い時間”が増えてきたなという感想ですね。これまで、お互いに意識して何かを変えようとしたことはなかったと思います。1年、1年、同じ時間を重ねる中で、自然に2人の世界が生まれてきた…。説明しづらいのですが、カメラの前で右京と亘として芝居しているとき、2人の間でちょっとしたことを面白く感じる瞬間があるんです。まさにちょっとしたことなのですが、この空気はとてもいいなと思いながら演じています」と言い、反町さんも「2人の関係性が味になって、よい空気感が生まれているのではないかなと思います。水谷さんも同じだと思いますが、“ここで終わりではない” “もっと何かできるのでは”という思いで日々撮影に取り組んでいます」とコメント。初回のシナリオについては「現実のどこかでこんなことが起きているんじゃないかと思うような、リアルな感覚を覚えました。それを“相棒ワールド”で描くと、こうなるんだなと…。よく考えると心底、恐ろしいストーリーです」(水谷さん)、「特に今作は、キャラクター同士の掛け合いの面白さが際立っているのではないかなと思います。『相棒』の登場人物は全員が全員、怪しいのですが(笑)、それが面白いところ。最後まできっちりご覧になっていただきたいなと思います」(反町さん)とそれぞれ印象を述べた。そしてseason20でも、長年シリーズを彩ってきた名キャラクターたちが健在。警察庁長官官房付の甲斐峯秋(石坂浩二)、警視庁副総監・衣笠藤治(杉本哲太)、亘の元上司で警視庁広報課長・社美彌子(仲間由紀恵)など、特命係存続のカギを握る上層部の面々が、またしても暗躍。なくてはならない存在、伊丹憲一(川原和久)と芹沢慶二(山中崇史)、角田六郎課長(山西惇)、青木年男(浅利陽介)もドラマに絶妙なスパイスを加え、新風をもたらした女将・小出茉梨(森口瑤子)、新人刑事・出雲麗音(篠原ゆき子)が今シーズンもそれぞれの存在感を発揮する。なお、本作の公式Instagramもついに始動した。第1話スペシャル「復活」あらすじIT長者・加西周明(石丸幹二)の殺害容疑で逮捕送検され、判決確定までの間、東京拘置所に拘禁されていた元・内閣情報調査室職員・柾庸子(遠山景織子)の接見が突然、禁止となった。不審に思った特命係の杉下右京(水谷豊)と冠城亘(反町隆史)が事態を探りはじめた直後、内閣官房長官・鶴田翁助(相島一之)が突如、“こてまり”に姿を現す。官房長官自らのお出ましにギョッとする2人に、鶴田は驚愕の事実を告げる。なんと、庸子が拘置所内で自殺したというのだ。冷徹で残忍な鶴田による“口封じ”を疑った特命係は、庸子の死の真相を突き止めるべく捜査を開始。同じく彼女の死に疑問を感じた元弁護士・中郷都々子(織田梨沙)も独自に動きはじめるが、やがて事件には想像以上に複雑な思惑と陰謀が絡み合っていることが発覚。そしてついには、亘が逮捕される事態に。いきなり窮地に追い込まれた特命係は、どうやって真実を突き止めるのか!?また、出雲麗音(篠原ゆき子)狙撃事件からはじまる一連の事件の真相を暴くことはできるのか!?「相棒season20」は10月、毎週水曜日21時~テレビ朝日にて放送予定(2クール)。(cinemacafe.net)
2021年08月26日数々の世界大会で成績を収めている、卓球の水谷隼選手。2021年8月13日、自身のTwitterにイメチェンした姿を公開し、話題になっています。水谷隼「チャラ谷きたわ」水谷選手といえば、髪の毛はセットせずにナチュラルなスタイルが多いですよね。最近の試合ではサングラスを着け、スポーティーな短髪姿が印象的でした。Twitterに公開された写真には、水谷さんが髪の毛をセットした姿が。「イケメン」「こっちも好き!」などの声が相次いだ2枚がこちらです!チャラ谷きたわw pic.twitter.com/ln5QbZifmK — 水谷隼 Jun Mizutani (@Mizutani__Jun) August 13, 2021 写真はおそらく取材のオフショットを写したもので、プロのヘアメイクを施してもらったのでしょう。水谷選手は、ワックスで毛先を遊ばせた今風のスタイリッシュなヘアスタイルに!試合中の姿とは印象の異なる姿に、水谷選手本人も「チャラ谷きたわ」とコメントしており、楽しい撮影だったことがうかがえますね。写真は反響を呼び、このような声が上がっています。・全然チャラくない!むしろ爽やかな好青年イケメンですね。・試合中の姿も好きだけど、バッチリ決めてる姿もかっこいい!・イケ谷さんになってるー!さらに若返りましたか!?イメチェン姿を見せた水谷選手。アスリートらしい、内から出る魅力と相まってさらにかっこよさが増していますね![文・構成/grape編集部]
2021年08月14日天皇ご一家の夏の恒例行事だったのが、那須高原や伊豆・須崎でのご静養。そこで注目を集める雅子さまのファッションには、実は年々変化が。ファッションライターの味澤彩子さんにお話を伺いました――。■夏のご静養スタイルを振り返り【’93年】那須塩原駅ご成婚されて間もなくの那須ご静養でのお姿。シーンを選ばないシックなジャケットスタイルに、大きめ襟のブラウスでフレッシュなアクセントをつけて。【’97年】伊豆急下田駅近年は寒色系のスタイルが多いが、’97年は珍しいピンクのジャケットスタイルも。定番の白ボトムスも、華やかな印象の強い光沢感のあるタイトスカートで。【’03年】那須町共同利用模範牧場スマートなシャツスタイルでありながら、リラックス感のあるオーバーサイズを選び、バレエシューズを合わせることで動きやすさと品格のあるスタイルを両立。【’12年】伊豆急下田駅毎年、ご静養時に白ボトムスを素敵に着こなされている雅子さま。白パンツはトレンドに応じて変化が見られ、’12年はセンタープレスのややフレアなシルエットを。【’19年】那須塩原駅最近多く見られる水色×白のスタイル。爽やかで夏らしい配色には、モノトーンのバイカラーのバッグと靴でメリハリを。お召し物がシンプルなぶん、ジュエリーは華やかに。■長くご愛用の名品ブランドバッグ【’02年】Salvatore Ferragamo’90年代から愛用されているバイカラーのバッグは、バイカラーのパンプスと合わせることが多い。【’10年】FENDI繊細な刺しゅうがエレガントなバケット。ハンサムなジャケットに合わせ、甘辛ミックススタイルに。【’13年】DIOR艶やかなパテント素材が目を引くバッグは、皇族とゆかりの深いディオールのマリスパール。■ファッションライター・味澤彩子さんがポイント解説新婚当初、’90年代の雅子さまは、ご静養に向かう道中ながら表情にもどこか緊張が感じられ、リラックスというよりは、特別感のある華やかなファッションが印象的でした。しかし、愛子さまのご誕生と共に、エレガントなだけでなく動きやすさも両立したスタイルに。愛子さまが成長されるにしたがって、リラックス感のあるナチュラルな素材、ハンサムで凜としたジャケットスタイルが多く見られるようになりました。洗練されたシンプルなコーディネートを、さらっと着こなすお姿には皇后としての風格が感じられます。ご公務とは違い、素顔の雅子さまらしさが垣間見えるご静養時のファッション。コロナ禍の今は困難ですが、また駅頭で交流される日が待たれます。
2021年08月12日「7月14日は豊さんの69歳の誕生日でした。当日は、家族3人でお祝いしたと聞いています。“誕生日はみんなで祝う”というのが水谷家のルール。主役が希望するものを、みんなで食べるようにしているそうです。趣里さん(30)と伊藤蘭さん(66)からプレゼントをもらい、豊さんはご機嫌だったといいます」(テレビ局関係者)今秋には主演の大人気刑事ドラマ『相棒 season20』(テレビ朝日系)の放送が決まっている水谷豊(69)。まだまだ若々しい水谷だが、年齢を感じる機会もあるようだ。「豊さんは仕事関係者から誕生日プレゼントを渡されると、『もう僕もおじいさんだなぁ』としみじみ。そして『最近物忘れが多いって蘭さんに言われるんですよ』と明かしていました。なんでも蘭さんの誕生日にプレゼントを渡し忘れたことがあり、それで機嫌を損ねてしまったんだそうです。『僕へのプレゼントは忘れられたことがないから、しっかりしないとね』と話していました」(前出・テレビ局関係者)古希目前の水谷は’13年に映画『少年H』で、29年ぶりに蘭と共演した際に、完成披露会見で司会者から、「水谷さんの還暦のお祝いとして(蘭さんに)出演を依頼されたそうですが?」と尋ねられ、「はい。次(の共演)は古希のお祝いになるのかな」と答え、笑顔を見せていた。■古希祝いで愛娘に共演を提案すると…しかし、夫婦共演以上に“古希祝い”としてかなえたい夢があるという。「豊さんに今後の夢を尋ねると、『趣里とはまだ共演したことがないからしてみたい』と答えていました。“愛娘がかわいくてたまらない”というのもあるでしょう。ですが、何より豊さんは彼女を女優として評価しているのです。出演作もプロの目でチェックして、感想も伝えているみたいですよ。しかし趣里さんは共演を提案されても、首を縦に振らず、NOを突きつけたそうです」(映像制作関係者)そこには偉大な父を持つ“娘の葛藤”があると、映像制作関係者は続ける。「親子で共演すると、二世女優のイメージが強くなることを趣里さんは危惧しています。彼女には自分の演技の力で成功したいという強い意志があるといいます。ですから『パパのことは尊敬しているし、いずれは共演したい。でも、まだ早い!』と仕事関係者には話しているそうです」水谷豊の最後の夢が実現するのは、しばらく先になりそうだ――。
2021年08月09日2021年8月7日、卓球の水谷隼選手が記者会見で自身の引退について言及しました。会見で「自分の冒険もここまでかな」と口にした水谷選手。産経ニュースでは、会見で水谷選手が明かした引退の意向をこう報じています。その判断について「今の自分の気持ちでは卓球からは完全に離れると思う。目の影響がすごく大きい。目が完治するならば、40歳でも50歳でもやりたいが、現状、完治する方法がなく、悔しいが、自分の冒険もここまでかなと思う」と話した。産経ニュースーより引用また、水谷選手は、日本男子卓球のエース、張本智和選手について「頼れる後輩がいることがすごく嬉しいし、卓球界の男子はこの先も明るい」とも。一方で、水谷選手とともに会見に出席した張本選手は、「1日かけて説得した」と引退を引きとめたことを明かしています。しかし、水谷選手の意見を尊重したいとし「水谷さんの意志は固い。自分は拒否はしない」とコメントしました。長年、日本男子卓球界をけん引してきた水谷選手が明かした引退の意向に、ネット上では応援と感謝のコメントが多数寄せられています。・たくさんの感動をありがとうございます!水谷選手のおかげで、卓球への興味がわきました。・本当に引退となったらさびしいけれど…。水谷選手、ありがとうございました!・引退したら、コメンテーターとしても活躍してほしい。引退に対する水谷選手の強い意志が感じられた今回の会見。改めて引退が発表されるとしたら、より多くの、水谷選手に送る感謝の声が寄せられそうです。[文・構成/grape編集部]
2021年08月07日以前、自身に寄せられる誹謗中傷への対応が話題を呼んだ、卓球の水谷隼選手。「免疫がありすぎる俺の心には1mmもダメージはない」とTwitterに投稿し、「さすが」の声が寄せられていました。水谷隼、海外から相次ぐ誹謗中傷に最高の返し「さすが一流アスリート」の声「ダメージはない」と語った水谷選手ではあるものの、誹謗中傷を放置しておくという意味ではないようです。水谷隼、誹謗中傷は画像ですべて保存済み2021年7月31日、水谷選手は、繰り返し送られてくる誹謗中傷のダイレクトメッセージ(以下、DM)をTwitterで公開するとともに、「しかるべき措置を取ります」と自身の意向を示しました。言いたいことだけ言ってアカウントを消したみたいですが、あまりにも悪質な誹謗中傷は全てスクショしていますし、関係各所に連絡を行いしかるべき措置を取ります。@Mizutani__Junーより引用水谷選手がTwitterで公開した実際の誹謗中傷のDMには、「カス」「死ね」「人に迷惑をかけるゴミクズ」などと、見るに堪えない言葉がならんでいます。誹謗中傷を放置しておくのではなく、毅然とした態度で立ち向かうことを示した水谷選手に応援のコメントが数多く寄せられました。・一致団結して立ち向かいましょう。・法的制裁を与えるべきです。・私は水谷選手を応援しています。こんな誹謗中傷に負けないでください。一般人以上に、誹謗中傷の被害にあいやすい著名人。近年では、水谷選手だけでなく、多くの著名人が誹謗中傷に対して法的措置をとるといったスタンスを明確に示すようになりつつあります。顔が見えない分、誹謗中傷を送る側としては一時的なストレス解消のように思っている節があるのかもしれません。しかし、その代償はあまりにも大きいのではないでしょうか。誹謗中傷を送る人は、悪意ある言葉を受け取った側の気持ちだけでなく、自分自身にどのような影響があるかまでしっかりと考えてほしいものです。[文・構成/grape編集部]
2021年07月31日2021年7月29日、卓球の水谷隼選手が所属するHLBスポーツ株式会社のスタッフが、マスコミに対しある『お願い』をTwitterで発信。その内容に、ファンから後押しする声が相次ぎました。水谷隼の周辺で起きていた、過激取材スタッフによると、一部のマスコミが、水谷選手の自宅周辺や実家などに対し、行きすぎた取材行為をしているといいます。過度な取材行為により、本人だけでなく、家族や近隣住民の生活にも影響が出ているとか。スタッフは、次のように呼びかけました。【メディアの皆様へのお願い】いつも水谷隼を応援してくださり、ありがとうございます。現在、一部のマスコミによる自宅周辺や実家、親戚などへの行き過ぎた取材行為により、家族や近隣の方々の生活やプライバシーが害され、負担となっております。本人や家族、親族及び関係者に対する突然の訪問や取材は、控えていただきますようお願いいたします。今後、このような行為が見受けられた場合には、しかるべき措置を検討せざるを得ない状況になってしまいます。みなさまのご理解とご協力をお願い申し上げます。取材のご依頼やお問い合わせについては、株式会社HLBスポーツまでお問い合わせください。どうぞよろしくお願いいたします。株式会社HLBスポーツ@m_jun_staffーより引用水谷隼マネジメントスタッフからのお願いです♂️ pic.twitter.com/eNcJtwY1Wf — @m_jun_staff July 29, 2021 改善されない場合には、過度な取材行為をしたマスコミに対し『しかるべき措置』を取ると説明。それほど、本人や周囲が精神的な負担を感じているのでしょう。スタッフの呼びかけに、多くの人が賛同しています。・行きすぎた行動…。本人や周囲に配慮していただきたいものです。・水谷選手は怒ったほうがいいのでは。やめてほしいですよね。・こんな通達を出さないといけない状況が嘆かわしい…。著名人だけでなく、その家族や近隣住民もプライバシーを尊重されなくてはなりません。相手の気持ちを考えられる社会になってほしいですね。[文・構成/grape編集部]
2021年07月30日数々の国際試合でメダルを獲得している、卓球の水谷隼選手。日本国内はもちろん、世界からの注目度も高い卓球選手の1人です。水谷選手は、2021年7月28日にTwitterを更新。寄せられているダイレクトメッセージに言及しました。水谷隼、寄せられる誹謗中傷メッセージにコメントTwitterのダイレクトメッセージは、送信者と受信者しか見ることができません。水谷選手は、ダイレクトメッセージに誹謗中傷の言葉がたくさん届いているといいます。しかし、水谷選手はそのような言葉に対して「免疫がありすぎる俺の心には1mmもダメージはない」とコメント。「それだけ世界中を熱くさせたのかと思うと嬉しい」と明るい言葉とともにつづりました。とある国から、「○ね、くたばれ、消えろ」とかめっちゃDMくるんだけど免疫ありすぎる俺の心には1ミリもダメージない✌️それだけ世界中を熱くさせたのかと思うと嬉しいよ日本人の方は全て応援メッセージですありがとう(≧∇≦) — 水谷隼 Jun Mizutani (@Mizutani__Jun) July 28, 2021 投稿には「かっこいい」「最高の返しだと思う」「さすが一流アスリートはメンタルが強い」などの声のほか、アスリートからは「同じように何百件もの誹謗中傷が来る」といった声も寄せられていました。2019年にも、送られてきたダイレクトメッセージをTwitterに公開し、「そんなにいじめないで」と廊下の隅で足を抱える写真を投稿していた水谷選手。相手がどこの国の人であれ、誹謗中傷をしてはいけません。外部から見ることのできないダイレクトメッセージで送る点に、悪意を感じます。ネットの向こうには、傷付く心を持つ人がいることを十分に理解した上でメッセージを送ってほしいものです。[文・構成/grape編集部]
2021年07月28日7月4日、元東宮大夫で宮内庁御用掛も務めた野村一成氏がなくなった。81歳だった。外務省出身で、雅子さまの父・小和田恒氏の部下だったこともある野村氏は、’06年4月に東宮大夫に就任。’11年7月まで6年にわたり、皇太子ご一家の側近トップの職を務めた。この時期は雅子さまが適応障害で療養されており、公務に出席できない日々が続いていた。’06年8月には雅子さまのご静養のためのオランダ訪問を実現させるなど、雅子さまにとって野村氏はもっとも苦しい時期を支えた“恩人”といってもいい存在だ。実は、野村氏が東宮侍従を務めていた時期に、五輪への“皇室利用”が問題になったことがあった。東京が’16年の夏季五輪に立候補した際には、当時の石原慎太郎都知事が、皇太子だった天皇陛下を「招致の『旗頭』に」と協力を要請したのだ。石原氏は天皇陛下と雅子さまに五輪招致組織の名誉総裁を要請する考えもあったという。しかし宮内庁の野村一成東宮大夫(当時)は「招致活動の段階から関わることは難しい」「招致活動には政治的な要素が強いこともあるし、すでに決まった式典に出席されるのとは違う話だ」と、この要請を拒否した。すると石原氏は猛反発し「宮内庁ごときが決めることじゃない。国家の問題なんだから。木っ端役人が、こんな大事な問題、宮内庁の見解で決めるんじゃない」と激しく批判するという騒動になった。最側近である東宮大夫として矢面に立ち、天皇陛下と雅子さまを守った野村氏。両陛下は侍従を通じて弔意を伝えたという。
2021年07月15日東京オリンピックの開催まで1カ月を切った6月28日、上野で開催された日本芸術院賞の授賞式に出席された雅子さま。地紋のある素材でジャケットの裾をアシンメトリーにした新しいスーツは、前を着物の合わせのようにした和を感じるデザインだった。授賞式はコロナ禍の影響で昨年は中止されたため2年ぶりの開催となり、歌舞伎役者の松本幸四郎さんや日本画家の千住博さんら芸術の分野で業績のあった受賞者11人が出席。式後に行われた恩賜賞受賞者4人との懇談では、天皇陛下と雅子さまは作品についての説明を熱心にお聞きになっていた。お帰りの際、日本芸術院会館前に集まった人々からの歓声は自粛されたが、雅子さまは優しい笑顔をお見せになり、不安な日々を過ごす国民を励ますように手を振られていた。
2021年07月12日ネットで最も怖い怪談として知られるツイキャス「禍話」が、水谷果穂と入野自由共演でスペシャルドラマ化されることが決定した。「禍話」は、猟奇ユニット「FEAR飯」の語り担当・かぁなっきが、日常の中で独自に集めたリアルな怖い話を、相槌担当・加藤よしきに語り聞かせるスタイルで2016年にスタートした怪談ネットラジオ。ドラマはこれを原案に、2人の語りを中心に進行。ドラマなのか、ドキュメンタリーなのか、怪談話と現実世界が入り組む、意外な展開とまさかの結末が待っている――。水谷さんが演じるのは、怖い話を生配信する「猟奇ユニットFEAR飯」の相槌担当・加藤よしの。入野さんが、語り手であるかぁなっきを演じる。水谷さんは「怖い話はわりと好きな方」だというが、「途中で一回台本を置いた」と語るほど今作は怖かったそう。そして「撮影に挑む前には細心の注意を払って臨むようにしました。神社へお参りへ行って、撮影にはお守りとお塩を持参していました」と準備を行ったようだが、「撮影は、とても楽しい現場でしたが、不思議なことも…。誰のものでもない硬貨がよく落ちていて、『どこから湧いてきたんだろうね』ってスタッフさんと話すことが何度かありましたね」と不思議な体験も撮影中は多かったようだ。入野さんも「ホラー作品は観たり読んだりするのは好きなんですが、演じるのは難しいと感じていたので、オファーを頂いたときは不安もありました」と心境を明かす。そして出演が決定してからツイキャスを聞いたそうで「僕、香りが好きでお香を炊いてツイキャスを聴いていたんですが、禍話が佳境を迎えた頃に、空気清浄機がお香の煙に反応したのかすごい音を出し始めて、その音とともに、窓から風がブワーってすごい勢いで吹き込んできたんですよ(怖)。怖くてビックリしてツイキャスを止めてしまったので、あの話のオチは今も知らないままなんです。ホラー作品なので、ちょっとした出来事を関連付けちゃいがちなんですよね。台本を読んでいる時に写真立てが倒れるとか、掛けていたものが落ちるとか…。あまり気にしないようにはしているんですが」と入野さんも不思議体験をした様子。また「ホラー好きの方にはもれなく観て頂きたい」と入野さん。「スタッフさんが今の時代にどんなホラー作品を提示したいかということを練りに練って作り込んでいるので、僕自身も“ホラー好きに挑戦”という思いもあります。ホラー作品って鑑賞する環境も影響すると思っていて、ホラーが苦手な方は明るい部屋で家族や友達と一緒に見ると楽しめると思います。ホラー好きな方におすすめなのは部屋を真っ暗にして、ヘッドホンで観るとより恐怖に没入して鑑賞できると思います」とコメントしている。2人のほかにも、事故物件に潜入レポートする番組の撮影部隊には、AD・由貴役に加藤小夏、ディレクターの森山幸太郎役に大水洋介(ラバーガール)、アイドルのモモコ役に秋山ゆずき。モモコのマネージャー役を松原タニシ。セーラー服姿の少女“例の女”を中山莉子(私立恵比寿中学)、管理人役を希志真ロイ、不気味な兄妹役を小日向流季と清井咲希が演じる。さらに本作はドラマ放送後、「TVer」や「GYAO!」のほか、YouTubeチャンネル「オカルト部」でも本編放送が決定。「Radiotalk」では、音声コンテンツとしての配信が予定されている。▼あらすじフリーライターの加藤よしの(水谷果穂)と大学の先輩で古書店店主のかぁなっき(入野自由)は、ネットラジオ「禍話」の配信者。かぁなっきが独自に仕入れて見聞きしたリアルな怖い話には多くのリスナーがついており、語られた怖い話を“さらに怖くリライトした二次制作「禍話リライト」”もまた話題になっていた。ある日、いつもの配信でよしのがかぁなっきから聞かされていたのは、ハウススタジオとして貸し出されている一軒家での出来事だった。“アイドルが事故物件に潜入レポートする”という番組企画の撮影がされており、ADの由貴(加藤小夏)、ディレクターの森山(大水洋介)は、アイドルのモモコ(秋山ゆずき)とともに一家惨殺事件の起こった一軒家というニセの設定で撮影を始める。やがて、撮影中に数々の“異変”が起こり…。その配信の数日後、かぁなっきとよしのの元にリスナーからリライト投稿が届く。さらに怖さを増した「禍話」に喜ぶ2人だったが、やがて、かぁなっきが語られていたハウススタジオでの“異変”が現実に起こり始める…。スペシャルドラマ「禍話」は7月11日(日)23時~ABCテレビ(関西)にて放送。(cinemacafe.net)
2021年07月02日ご公務にはフォーマルな装いで臨まれる皇族方が、なかなかお見せにならない私服姿。今回は雅子さまと紀子さまの、若かりしころのファッションをプレイバック――。ジョルジュ・レッシュのスーツで海外にお出かけになる、ご婚約以前の雅子さま。ポケットチーフとストライプのインナーは紺と白で色を統一されている、上品なスタイルだ。一方、ご婚約時代の紀子さまは、白、赤、紺のトリコロールの色使いや金ボタンを使った深いVネックのカーディガンで当時のお嬢様スタイルを取り入れている。皇室の装いにも詳しいファッション評論家の石原裕子さんは、「空港での雅子さまはいかにも外務省で働く女性という感じで、多くの女性の憧れとなったお姿です。独身時代からとても品のある装いをされています。紀子さまのコーディネートは、偶然にも全てトリコロールカラーのお洋服になっています。学生時代の流行も偲ばれます」雅子さまと紀子さまのファッションは、プリンセスたちのお手本になっていることだろう――。
2021年06月17日6月9日は、天皇陛下と雅子さまのご成婚記念日。28年前、93年の6月9日に行われた祝賀パレードでは、雅子さまの美しいドレス姿と笑顔に、日本中が大いに沸き立った。パレードでは、沿道に手を振られながら時折言葉を交わされていた両陛下。はにかみながら会話をされるお二人の姿にも、国民は大きく心を動かされた。18年にご成婚25周年を迎えられた際には、夫婦円満のために心がけてこられたこととして天皇陛下はこう述べられていた。「相手を思いやり、相手の立場に立って物事を考えること、そして、お互いによく話し合い、また、大変な時にも、『笑い』を生活の中で忘れないように、ということだと思います」その姿勢は、新婚時代から変わらない。今こそ両陛下がご結婚された93年の、初々しいお姿を振り返りたい。【93年6月9日祝賀パレード】出発直前まで降り続いていた雨がぴたりとやみ、日差しが差し込むなか両陛下は沿道に集まった19万人の歓声にお応えに。途中、雅子さまが目をうるませられ、白い手袋で目頭をそっとおさえられる場面も……。【93年6月15日饗宴の儀】3日間にわたり、計6回行われたご成婚を祝う宮中饗宴の儀。1日目の夜は芦田淳デザインのロイヤルブルーのイブニングドレスをお召しに。【93年7月8日東京サミット宮中晩さん会】ご成婚の翌月、お二人で初の皇室外交の場へ。晩さん会で雅子さまは、クリントン米大統領とエリツィン・ロシア大統領の間の席で、少しも気後れすることなくご歓談になっていた。【93年11月1日】愛知県の特別老人ホームをご訪問。雅子さまは、寝たきりのお年寄りの手にご自分の手を重ね、「お大事になさってくださいね」と優しく声をかけられていた。【93年12月20日鴨場でご接待】埼玉県越谷市の宮内庁埼玉鴨場に各国の駐日大使夫妻らを招き、伝統の鴨猟を紹介する皇室の伝統行事にご参加。じつは、天皇陛下が雅子さまにプロポーズされたのは千葉県の宮内庁鴨場。同じシチュエーションでのご公務で、プロポーズ時のことも思い出されたかもしれない。【93年12月23日一般参賀】上皇陛下の誕生日に、初めて一般参賀に参加された雅子さま。お召し物に選ばれたのは、イエローのロングドレスだった。新たな皇太子妃を一目見ようと多くの人々が集まり、天皇誕生日の一般参賀の参賀者数は、平成最多を更新した。仲睦まじいお二人のご様子は、理想のご夫婦として今もなお国民の手本となっている――。
2021年06月09日「水谷千重子 50周年記念公演」が東京・明治座で開幕し、それに先駆けて行われた合同取材会に水谷千重子と八公太郎、倉たけしが出席した。当公演は2部構成。お芝居ステージでは「ドタバタ笑歌劇神社にラブソングを」と題し、神社で巻き起こる騒動に立ち向かう水谷の奮闘劇が描かれる。歌のステージは「千重子オンステージ」となっており、往年のヒット曲からコブシ満開で脚光を浴びたポップスのカバーなど、特別なステージとなるだろう。演歌界の重鎮・浜ローズとの30年ぶりの共演にも注目が集まっている。取材会は、まず水谷の昨年から引き続きとなる芸能活動50周年についての質問から始まった。これについて倉から「お前いつもじゃない?どうなってるの?」と問われると、水谷は「毎年50周年ということで覚えていただけたらなと思って」と返答。再度、倉が「本当はあと20年くらい足さないと成立しないんじゃないか」と投げかけたが、水谷は「静かにしてください」とこれを制止した。明治座での2度目となる座長公演の初日については、水谷が「もうワクワクドキドキ。お客様に喜んでいただけるかしらと心配ではありますが、素晴らしいキャストが勢揃いしていますので、コロナ禍で気分が落ち込んでいるところをパッと元気になっていただけたら。私たちも楽しんでやりたいと思います」と心境を明かす。完全新作オリジナル作品「ドタバタ笑歌劇 神社にラブソングを」の見どころを問われると「神社は運気をあげたり御利益がありますようにと訪れる場所でもあります。そこを舞台にドタバタ笑歌劇な展開があったりだとか、クワトロキャストで出演する芸人ちゃんの皆さんの面白いところが芝居に出ていたり、ストーリーもほっこりとしていて、前を向いて頑張れるという内容」と解説した。共演者については「(高橋)ひとみちゃんは稽古のときからコメディエンヌで、演技・間の取り方・声のトーンで面白いお芝居をしてくれて、ずっと面白かったの。色っぽいし、舞台に立つと舞台映えするし、前回に引き続き出ていただけてありがたいなと思います。武田真治ちゃんは特技がたくさんある人だから、筋肉・サックス・殺陣もふんだんにやっていただきます。素晴らしいです」とコメント。また八が「俺、神社行ったら必ず『倉がどっかいきますように』ってお願いする」と吹っ掛けると、倉は「いいかげんにしろよ、お前!あっち行けよ」と返し、笑いが起きる場面も。歌のステージ「千重子オンステージ」に関しては30年ぶりの再会だという浜ローズの名を上げ、水谷「ステージ上で一緒に歌うこともなかったから。(2人で歌う)30年前の新曲を今回、披露できるということで、千重子もワクワクしています」と語った。そして話題は、50年苦楽を共にした3人の思い出のエピソードへ。八は水谷がまだ売れていなかった頃の話を持ち出す。「千重子が当時、阿佐ヶ谷のバーテンダーのミチルと同棲してたの。飲みに行った帰りにミチルからもらったネックレスを引っかけて、その真珠が道玄坂を転がっていったの。そしたら千重子が『八っちゃん拾って!ミチルからもらった大事な真珠のネックレスなの!』って。転がる真珠を拾っていって、全部拾い終わったところがハチ公前。だから俺の芸名は八公太郎なの」と驚きの告白。これに対して水谷は「なんの話?あんたの芸名の由来、聞いてないのよ」と強気。しかし、他の暴露が始まろうとすると「怖い怖い怖い」と漏らしていた。また気分を変えて、人々から愛される秘訣を問われると「愛されたいって思っててもダメです。自分ができることってなんだろうと考えることが、お客様の幸せにつながっていく。お客様にどうやったら喜んでいただけるのだろうっていう気持ちが大事」とアドバイスする。取材会は水谷が「公演をご覧になったお客様が明日も頑張ろうという気持ちになっていただけるように、精一杯頑張らせていただきたいとおもいます。よろしくお願いいたします」とメッセージを贈って幕を閉じた。■公演情報「水谷千重子50周年記念公演」6月4日(金)~6月13日(日)時間:11時 / 13時 / 16時 / 17時 / 18時 / 18時半会場:明治座料金(税込):S席(1階席・2階席正面)12,000円 / A席(2階席左右・3階席)6,000円<お芝居ステージ『ドタバタ笑歌劇 神社にラブソングを』>出演:水谷千重子高橋ひとみ生駒里奈バッファロー吾郎Aずん/ハリセンボン/どぶろっく/阿佐ヶ谷姉妹※クワトロキャスト※日替わり出演YOU/はいだしょうこ※ダブルキャスト※日替わり出演野村将希武田真治<歌のステージ「千重子オンステージ」>出演:水谷千重子八公太郎倉たけし六条たかや※日替わり出演浜ローズ※日替わり出演公式サイト:
2021年06月08日「天皇陛下と雅子さまは、6月9日に28回目の結婚記念日を迎えられます。コロナ禍以前は、皇室ご一家が集まってお祝いの食事会が開かれていましたが、今年は昨年と同じく愛子さまと家族3人で過ごされることでしょう」(宮内庁関係者)6月1日には上皇ご夫妻をはじめとする65歳以上の皇族方が新型コロナウイルスのワクチンを接種された。皇族方も国民と同じ基準で進めており、両陛下はまだ接種されていない。「5月30日に島根県で開催された全国植樹祭も、両陛下はリモートで出席されています。ご公務での外出も最小限にとどめ、コロナ禍にあえぐ国民生活を何よりも心配されています」(皇室担当記者)そんな中、菅政権のもとで皇室の未来を左右する議論が進められている。安定的な皇位継承策についての有識者会議が3月から開催されているのだが、その第3回会合で耳を疑うような発言が飛び出した。歴史学者の今谷明氏が、男系男子での皇位継承維持のために、次のような提言を行ったのだ。「悠仁様の後どうなるか。側室制を前提として、なおかつ非常に継承が難しかったことをどうやって維持していくか。ここに書いたように、近代医学の粋を尽くして男子出生を目指すというような医学的なことは当然おやりになったほうがいいと私には個人的に思う。しかし、これはあまり公には出せないことだが、個人的には側室制の代償として近代医学の技術を入れた皇位継承があるべきだというふうに考える」男子出生のために用いる「近代医学の粋」とは、いったい何なのか。本誌は発言の真意を聞こうと試みたが、今谷氏からは「取材はお受けできない」との返答だった。本誌が20年にわたって不妊治療に携わる生殖医療の専門医に話を聞くと「技術的には、着床前診断で受精卵の染色体を調べ、男子の受精卵を子宮に移植すればほぼ100%男子を産むことができる」という。だが、技術的に可能だからやっていいというわけではない。この医師は「男女の選別は倫理的に大きな問題があり、日本産科婦人科学会は性別の検査を目的とした着床前診断は行わないとの見解を出している」とも語る。■「人権侵害といってもいい」性別による“命の選別”につながりかねない「近代医学の粋を尽くして男子出生を」の提言――。“男子を産まねばならない”というプレッシャーは、まさに皇太子妃時代の雅子さまを苦しめた最たるものだった。ご成婚後、両陛下は会見で何度も“お子さまの予定”について質問を受けた。外務省での経験を生かした国際親善を目指していた雅子さまだったが、周囲から求められたのは“お世継ぎ”を産むことだったのだ。雅子さまは、陛下とともに不妊治療に取り組まれた。流産を乗り越え、37歳でご懐妊。待望の第1子となる愛子さまがお生まれになった。しかし、愛子さまのご誕生後も男子出生を求める声はやまなかった。そして’03年12月、雅子さまは体調を崩して入院。長期ご療養となり、適応障害と診断された。精神科医で立教大学教授の香山リカさんは「雅子さまが適応障害になられた大きな原因は、“お世継ぎ”についてのこと」と語る。「夫婦が子供を持つことについて部外者が勝手に話したり介入したりするのは、一般の家庭ではありえないことで、人権侵害といってもいいでしょう。男子ばかりを求める意見に対して愛子さまは、ご自身が男の子に生まれていればと悩まれるかもしれません。両陛下は愛子さまがそういった自責の念を抱かないように『生まれてきてありがとう』という気持ちをしっかりお伝えになって育ててこられたのです」ご自身が“なんとしても男子出生を”という声に苦しめられたからこそ、悠仁さまと結婚する“未来の皇太子妃”に同じ苦しみを味わわせるわけにはいかない――。雅子さまは、そうお考えになっていることだろう。皇族に迎える女性を一人の人間として尊重するという、当たり前の考え方が抜け落ちているのではないか――。皇位継承問題を話し合うならば、まず雅子さまが苦しまれた過去をしっかり見つめ直すべきだろう。
2021年06月08日5月25日、皇居の紅葉山御養蚕所で蚕に餌を与えるご給桑を行われた雅子さま。ご養蚕は今年で2年目。この日、皇居に向かわれるときの雅子さまは、半蔵門にいた人々の歓声に応え晴れやかな笑顔をされていた。しかし、ご給桑の作業中には幾分緊張されたご様子と感じられた。やはり、明治時代から歴代の皇后が担われてきた行事なだけに、お気遣いもあったのだろう。「桑の葉を全部食べちゃうんですか?」と、5~6センチに育った蚕に枝つきの桑の葉をお与えになる雅子さま。例年なら4種類の蚕をお育てになるが、コロナ禍ということもあり、昨年に続き、今年も日本古来種の小石丸1種類のみを飼育し、規模を縮小して行っている。
2021年06月04日伝説の歌手、水谷千重子が50周年記念公演を開催。東京の明治座に続き、博多座への初登場も決まった。公演は、お芝居ステージ『ドタバタ笑歌劇神社にラブソングを』と歌のステージ『千重子オンステージ』の豪華二部構成だ。“神社”にちなみ、由緒ある福岡・太宰府天満宮で公演成功祈願を行なった水谷千重子と二葉ファミリーの八公太郎。その後の合同取材会で、息のあった掛け合いで公演への意気込みと見どころを語ってくれた。「昨年に続き今年も50周年なんですけれども(笑)、これもひとえにこの世界観を理解して、温かく受け入れてくださっている皆様のおかげです。今回は初めての博多座公演ということで、真面目にバカやりながら、エンジョイしたいと思います」と公演の抱負を真面目に語る水谷に対し、修学旅行で太宰府天満宮に来たことがあるという八は、デビュー当時の水谷の恋話爆笑エピソード・渋谷パール事件を「今だから話せる!」とエンドレスに披露。水谷が苦笑しながら「何度話すのよ!」とツッコミを入れるなど冒頭から和気あいあいの雰囲気だ。お芝居ステージ『ドタバタ笑歌劇神社にラブソングを』は、千重子が趣味の神社巡り中に、歌と巫女のコラボレーションを着想し企画した“完全絶対”オリジナル作品。「『天使にラブソングを』のパクリじゃねえのか!?」と突っ込む八に、「何言ってるの! これは、ロバートの秋山ちゃんがやっていた国産洋画劇場みたいな感じ。このご時世、みんな歌ってハッピーになろうよということで、歌に特化した人にたくさん出てもらいたかったのよ」と企画の意図を説明。豪華な出演者は、前回の『とんち尼将軍 一休ねえさん』に続き高橋ひとみ。「かわいいが役にぐっと入れる憑依型」という生駒里奈。そして「声がすばらしくて、芝居がしまる」と水谷も一目置くバッファロー吾郎A(これには八も大賛同)。「2人ともすごく魅力的な声で、ちょっとアンニュイな感じ」というYOUとはいだしょうこは、ダブルキャストでの日替わり出演だ。また、今回初参加の野村将希と武田真治には「筋肉対決」も期待しているとか。そして日替わり出演の芸人キャストは、ずん、ハリセンボン、どぶろっく、阿佐ヶ谷姉妹と、「いずれも個性派で昭和感漂う(笑)」顔ぶれを揃え、「面白さは折り紙付き!」と太鼓判を押す。歌謡ショー『千重子オンステージ』では、八公太郎、倉たけし、六条たかやといったおなじみの二葉ファミリー,、浜ローズ(東京公演のみ)が出演。50周年を迎えた千重子が、初の博多座でどんなパフォーマンスを見せてくれるのか。公演は6月4日(金)~13日(日)東京・明治座、6月25日(金)~7月4日(日) 博多座にて。チケットは発売中。
2021年05月31日淡いみどりの装いで4月23日、天皇陛下と令和初開催の「みどりの式典」に出席された雅子さま。このご公務は上皇ご夫妻から引き継がれたもの。昨年は新型コロナウイルスの影響で中止になったが、今年は出席者を極力少なくして開催されることになり、両陛下は初めての参加となった。雅子さまが選ばれたのは、2年前の6月、令和初の地方ご公務となった愛知県での全国植樹祭でもお召しになったスーツ。緑化推進の場に合わせられた色がよくお似合いだった。「女性自身」2021年5月11日・18日合併号 掲載
2021年05月08日雅子さま皇后3年目へ――豪華な装いを総ざらい!「和ごころ光るドレスコレクション」と題して、ロイヤルファッションの中でも特に注目される華やかなドレスの“和の心”が麗しい装いのポイントを解説。解説してくれたのは、皇室をはじめ、セレブの装いにも幅広い知識を持つ石原裕子さん。■ティアラを際立たせる「ローブ・デコルテ」ローブ・デコルテは豪華なティアラやネックレスを際立たせるためのドレス。胸元や腕など肌の露出も多くシンプルに作られている。【’93年】ご成婚布地は金糸、銀糸を織り込んだ明暉瑞鳥錦(めいきずいちょうにしき)。ノースリーブと、ダイヤモンド形にカットされた胸元に新妻の若々しさが感じられる。【’19年】即位後朝見の儀半袖にハート型のVネックと皇后らしい落ち着きのあるドレスに、第一ティアラとネックレスを。■細部に気品が宿る「ローブ・モンタント」フォーマルな海外王室の式典では、ハイネックに長袖、ロングスカートで肌の露出を抑えたスタイルに。細かくあしらわれた刺繍やビーズで気品をプラス。【’13年】オランダ王国即位式シルクジャガードの光沢が印象的な布地。とても軽い素材で、歩くとスカートの揺れが優雅。共布のトーク帽で統一感を。【’15年】トンガ国王戴冠式ペイズリーをイメージさせるレースのドレス。花びらのようなデザインの襟、胸元の金糸、銀糸を使った刺繍でゴージャスに。■宝石のような「海外ご訪問ドレス」【’94年】カタール・ハマド宮殿ルビーのような色合いのシルクに、胸元から腰、袖に鮮やかな金糸とベビーパールで立体的に入れられた刺繍が豪華。【’94年】カタール・ラヤーン宮殿雅子さまの誕生石、ターコイズの色合い。胸元と袖口に天から差し込む光のような飾りを。【’94年】サウジアラビア・ヤマーマ宮殿肩を膨らませた袖、裾にフリルを重ねたスカート、エレガントなブルーサファイアの装い。【’95年】アラブ首長国連邦・ムシュリフ宮迎賓館裾へ滝のように流れる左腰の大きなリボンが、ベビーピンクと相まって、女性らしさを演出。【’95年】クウェート・バヤーン宮殿和服の裏地に使われる紅絹色のドレス。白いショールを羽織られ、日の丸をイメージ。【’95年】ヨルダン・ナドワ宮殿金糸で花模様を刺繍した厚みのあるレース素材の左上半身。右肩から裾にかけてはサリーのようにサテンのシルクを重ねて。■賓客をもてなす「晩餐会ドレス」【’93年】東京サミット各国首脳ご成婚の翌月、初の皇室外交の場でお召しになったアップルグリーンのシルクドレス。レースの花が飾られた繊細な作りで新妻らしく。【’14年】オランダ国王アール・デコ調のティアラ、ネックレスに優しい印象のドレスを。【’15年】フィリピン大統領レースの持つ繊細さを上手に演出。華美になりすぎない装い。【’19年】アメリカ大統領ニューヨークの州花・バラをあしらったジャケットで、令和初の国賓・トランプ大統領をおもてなし。■雅子さま流、着こなしポイント5ご成婚以来、雅子さまはカラフルな色のお召し物でよくお出ましになっていました。それが強く感じられたのが、ご成婚の翌年から天皇陛下(当時は皇太子)と2度訪問された中東諸国でのドレス姿。このときの色鮮やかなドレスを、ご訪問先で見事に着こなしていらした雅子さまはとても素敵でした。それからお年を重ねられ、平成から令和への御代替わりとなる前、そして皇后となられてからの雅子さまは、優しい淡い色合いのドレスが多くなりました。特に賓客のおもてなしなどでは、決して華美な装いはされません。けれどもその装いは一見すると無地に見える布地にも金糸、銀糸が織り込まれていたり、繊細な刺繍で装飾されていたりと、ミセスらしい落ち着きに優雅な風格をたたえているのです。雅子さまのドレスには、よく見られる5つのポイントがあります。1つ目は、ハイネックやタキシードを思わせるウイングカラー。2つ目は、ふっくらとした肩から袖口に向かって細くなるレッグ・オブ・マトン・スリーブ。3つ目は、アシンメトリーに左腰に寄せたドレープ。4つ目は、左腰にボウで結んだリボンや飾り。5つ目は、滝のように流れ落ちるカスケードライン。この5つの特徴がよく表れているのが、ご成婚後の饗宴の儀でお召しになっていた淡いオレンジのドレスでした。さらに、ドレスのスカートを着物のように重ねるデザインや地紋のある絹地からは、和のテイストが感じられます。これは、日本のさまざまな伝統美を上手に取り入れていらした美智子さまの装いから引き継がれたものです。その和のこころを、雅子さまは独自のデザインで継承されています。これからは華美になさらなくても格調の高い、皇后らしい装いが増えてくると思います。コロナ禍で賓客の接遇や外国へのご訪問がなく、新しいドレスを拝見できないのが残念ですが、今後が楽しみです。(石原さん)(写真:本社写真部/雑誌協会代表取材/宮内庁提供/時事通信/朝日新聞社)「女性自身」2021年4月27日号 掲載
2021年04月19日これまで『TAP THE LAST SHOW』(’17)、『轢き逃げ 最高の最悪な日』(’19)を手掛けてきた水谷豊監督の次なる作品『太陽とボレロ』の製作が決定。撮影はこれからとなり、2022年の公開を予定している。初監督作となる『TAP THE LAST SHOW』では夢みる若者の青春群像とショービジネスの光と影を、脚本も手掛けた『轢き逃げ 最高の最悪な日』では不幸な事故が露わにする人間の心の奥底を描ききり、オリジナルの映画を作り続けている水谷監督。監督3作目となる本作では、オーケストラを舞台にした人間ドラマを“洒脱なエンターテインメント作品”として紡ぎ出す。ある地方都市の市民交響楽団が舞台となる本作。「音楽を愛する人々」と「音楽の素晴らしさ」を描いていく本作の脚本制作の段階から、本物のオーケストラの魅力を映画に取り込みたいと構想していた水谷監督。世界的指揮者・西本智実のコンサートに訪れ、クラシックの世界について話を交わすうちに、作中で奏でられる「ボレロ」の指揮演奏をオファー。作品のテーマと監督の思いに共鳴した西本さんは快諾し、自身初となる映画音楽監督も担当することに。西本さんは、バチカン国際音楽祭に2013年以来毎年招聘されるなど自身が創設した「イルミナートフィルハーモニーオーケストラ」での音楽活動や、2007年にダボス会議を主催する世界経済フォーラム「2030年イニシアティブ」に取り組むヤンググローバルリーダーへの選出をはじめ、グローバルで多様な活動に取り組んでいた。今作では同時に、「イルミナートフィルハーモニーオーケストラ」が演奏に参加することも決定している。水谷さんは「西本さんと出会ったことにより、より深いクラシックの世界の人間ドラマを描くことができたと思います。そして、話をしていく中で、映画音楽の指揮演奏に加え、なんと音楽監督も引き受けて頂けることになりました。運命のように出会えて、お仕事をご一緒できることに、今、とても嬉しく興奮しています」と思いを明かし、「西本さんとともに『クラシックを楽しめる映画』にしたいと思っています」と意気込んでいる。一方、西本さんは「劇中の楽曲は、映画のタイトルである『太陽とボレロ』から、同じリズムで貫く強い繋がりをラヴェル作曲『ボレロ』で、その他は背景のディテールと共通する楽曲を幾つか提案し、話し合いの中、クラシック作品を選曲しました。これから作曲していく音楽もありますので、水谷さんの世界に耳を澄ませていきたいと思います」とコメントしている。『太陽とボレロ』は2022年、全国にて公開予定。本作は2021年5月~6月、長野ロケ、都内ロケで撮影。事前のPCR検査の徹底等、現場内での新型コロナウィルス感染症対策に万全を期して撮影に臨む。(cinemacafe.net)
2021年04月14日