人気連載コラムを実写ドラマ化した「東京女子図鑑」完成披露試写会が12月15日(木)、都内にて行われ、主演の水川あさみとタナダユキ監督が登壇した。来週に迫ったクリスマスの予定を聞かれ、「私はいまのところ予定はないです。決まってもいないです。どうしようかなって」と悩む水川さんに、現在絶賛編集中のタナダ監督が、「編集来ればいいじゃん(笑)」と誘った。水川さんは、「編集室に行きます(笑)。もしくは、おうちでまったりゆっくりするかな。自分家のネコとデートします」と微笑んだ。「東京女子図鑑」は、雑誌「東京カレンダー」のWeb版で連載されてきた人気コラムで、書籍化もされ、待望の映像化となった。上京して以降、年齢や仕事の状況で成長し、変化していく主人公・綾(水川さん)の20~40代までを描いている。東京の恵比寿や銀座といった場所で撮影を行ったことで、本作を通じて世界的にも注目される東京のリアルな情景を知ることもできる。タイトなスケジュールの中で撮影を行ったという2人。11月、東京に記録的な大雪が降った日も撮影していたそうで、水川さんは、「11月なのに雪が降ったりした日に撮影していましたし、普段起きないハプニングが起きたりして。そのときは大変でしたけど、終わってみるといい思い出としてすごく残っています」と、駆け抜けた撮影の日々を述懐。撮影の「つながり」を言っていられる場合ではなかったとふり返るタナダ監督は、「(雪が背景で)おかしいことになっている、とかじゃなくて、撮る、だったので、映像を楽しみにしていてください」と、ニヤリ。主人公の綾は秋田から上京してきた設定だが、水川さんも実際、大阪からの状況組だ。都会の洗礼について、水川さんは、「出てきてすぐ、渋谷や新宿などの大きな道で転んだんです。なのに、誰も何も言ってくれなかった記憶があります。皆が私をすり抜けて通っていく感じ。大阪は知らない人でも親戚みたいな感じで話しかけてくるから…」と、ややほろ苦い思い出を語っていた。「東京女子図鑑」は12月16日(金)よりAmazonプライム・ビデオにて見放題独占配信。(cinamacafe.net)
2016年12月15日DHCは、2016年12月10日(⼟)より、⼥優 ⽔川あさみを起用した「DHC オリーブバージンオイル」の新TV-CMを放映開始する。1980年に誕⽣したDHC化粧品第1号の「DHCオリーブバージンオイル」は、天然成分100%の美容オイル。日本より年間500時間以上日照時間が⻑いスペインのアンダルシア地⽅で有機栽培されたオリーブの中から、まだ⻘味の残った新鮮な果実を厳選して使用。1粒ずつ丁寧に手摘みをしてすぐに石臼で砕き、果実から自然にしたたり落ちる“フロール・デ・アセイテ(バージンオイルの精華はな)”と呼ばれるしずくのみを集めた希少なオイルだ。その1滴の保湿⼒と肌への優しさは、世代を超えて愛され、販売個数は3800万個(※集計期間:1993年2月〜2014 年10月末)を突破している。TV-CM概要タイトル:「オリーブバージンオイル ブランド訴求篇」(30秒)放送開始日:2016 年12 月10 日(⼟)放送地域:全国(一部地域を除く)商品概要商品名:DHC オリーブバージンオイル価格:3,620 円(税抜)容量:30mL
2016年12月08日女優の水川あさみが7日、都内で行われた『DHC オリーブバージンオイル』新CM発表会に出席した。DHCは、基幹ブランド商品『DHC オリーブバージンオイル』の新CMを12月10日より全国で放送。DHCのオリーブの原点でもあるスペイン・アンダルシア地方で撮影された同CMにイメージキャラクターの水川あさみが出演し、オリーブの精となった水川がオリーブに詰まった太陽の恵みを自らの美しさと原風景に乗せて語るドラマティックな内容となっている。オリーブ色のワンピース姿で登壇した水川は「1日の内の10分だけというマジックタイムというものを狙って撮影しました。そこに賭けるスタッフの皆さんの集中力と、それを見た時の感動がありました。リアルなお芝居をさせてもらえたなという気はとてもしています」と新CMに満足げ。また、10代後半から20代前半にかけて愛用していたという同商品を「肌が荒れていた時期があり、その時期に使わせてもらったんですが、オリーブ独特の塗った時に保湿されるんです。今回また使わせてもらい、その良さを改めて知ることができました」と絶賛した。同CMは今年10月に初めて訪れたというスペインのアンダルシア地方でロケを実施。「本当に素晴らしくて美しい街でしたし、土地がエネルギッシュでパワーがあって豊かな気持ちでいられる場所でした」とすっかり気に入った様子で、そのアンダルシア地方にある世界最大のオリーブ畑を訪れて「今まで見たことのない景色だったので圧巻でした。オリーブが等間隔で植えられていて、素晴らしいものを目にしたなという気持ちでした」と振り返った。
2016年12月07日女優の水川あさみが主演する連続ドラマ『東京女子図鑑』が、Amazonプライム・ビデオで12月16日から配信されることが25日、明らかになった。『東京女子図鑑』は、グルメ情報誌「東京カレンダー」のウェブ版で連載されていた人気コラムで、今回これを実写ドラマ化。水川が演じるのは、東京という街に憧れ、自分の価値観を見出し、間違いと正解を繰り返しながら生きる女性・綾で、全11話の中で、20代から40代までを演じる。ロケは、恵比寿や銀座といったリアルな場所で撮影を敢行。水川は「毎日、東京の中心部での撮影は戦いです。どうぞ綾の成長記録に寄り添い、笑い、腹立て、見守ってやってください」とコメントしている。監督を務めるのは、『百万円と苦虫女』などを手がけてきたタナダユキ。Amazonプライム・ビデオ・コンテンツ事業本部長のジェームズ・ファレル氏は「現代の東京に生きる、独身女性たちの恋や、仕事、生活がリアルに描かれています。インディーズ映画界で最も輝いている女性監督のタナダユキさんと、映画・テレビ・舞台で活躍される人気女優の水川あさみさんというコンビは、このドラマにはぴったりだと思います」と期待を込めている。配信は12月16日スタートで、以降は毎週1話ずつ更新される予定。
2016年11月25日宅間孝行主宰・タクフェスの新シリーズ第一作目『わらいのまち』が、2017年3・4月に上演される。作・演出で長男役も務める宅間、次男役の永井大、三男役の柄本時生に話を聞いた。タクフェス 春のコメディ祭!『わらいのまち』チケット情報本作は、「タクフェス春のコメディ祭!」シリーズの第1作目。「1997年に劇団を旗揚げして、来年12月で20年になるんです。20年間お客様に支えられてなんとかやってきた身からすると、もう少し感謝の気持ちを形にしたい」(宅間)と、シリーズを立ち上げた。今後、秋は切ない系、春はコメディを毎年上演する。そして今回は、2011年に宅間主宰の東京セレソンデラックス(2012年解散)で上演した『わらいのまち』の再演。寂れた田舎町の寂れた温泉旅館を舞台にしたシチュエーションコメディで、<暗転なし・転換なし・ノンストップ>という宅間の一幕モノの原点となった作品でもある。永井と柄本の印象を聞いてみると「大は以前うちに一本(『夕』/2008年)出てて、それが初舞台だったんですね。お世辞抜きにすごくよかったので、もう一回一緒にやりたいなって思っていて。この役、ぴったんこなんじゃないのって。時生くんは今回初めてなんですけど、顔が並んでるだけで『面白いことが起きるんじゃないか』って感じさせる人がよくて。まさにドンピシャ。すごく楽しみです」。それに対して永井は「コメディをあまりやったことがないので、いろんなところで使える引き出しを宅間さんに教えていただきたいです!」。柄本は「僕も、舞台でど真ん中のコメディってやったことなくて。自分でもどうなるかわからないから楽しみ。頑張りたいです」。宅間作品2作目の永井は稽古場について「すごく体育会系。ピリピリした空気や、和らいだ空気、みんなのチームワーク…メリハリがあって好きな場所です」。それを聞いて柄本は「楽しいだけで終わらない、そういう感じがないと稽古って面白くない。やってるときは泣きたくなると思うけど(笑)、結局はいいことがあるんだと思います」。また、唯一初演から出演する柴田理恵について宅間は「この公演直後に(柴田が所属する)WAHAHA本舗の公演があるんですけど、柴田さんが『この役は絶対やりたいんだ』って言ってくれて。嬉しかったですね。ただし、WAHAHA本舗で毎回柴田さんが作るコーナーを俺が考えるんだったら、って(笑)」と、意外な展開も!宅間が「初演を上演したシアタークリエのプロデューサー曰く『クリエ史上一番笑いを取った』作品です。ぜひこの機会を逃さずに劇場に参加しに来てください!」と意気込む公演は、2017年3月30日(木)から4月12日(水)まで東京グローブ座にて。その後、名古屋、兵庫を巡演。取材・文:中川實穗
2016年11月24日「マジンガーZ」「デビルマン」などを世に送り出した永井豪の作品をオーケストラの演奏と映像でふり返る「世界に発信・劇場版アニソンワールド永井豪×オーケストラダイナミックコンサート~映像とオーケストラサウンドで蘇る永井豪の世界~」の開催がこのほど決定した。1967年に「目明しポリ吉」でデビュー以降、「ハレンチ学園」「デビルマン」「キューティーハニー」など数々のヒット作を世に送り出してきた永井氏。昨年、第2回日本映画アニメーション批評家大賞でダイヤモンド大賞を受賞し、今年10月には「キューティーハニー」実写化映画が公開されるなど、ますます注目を集める中、来年2017年にはデビュー50周年を迎える。このほど決定したコンサートでは、「マジンガーZ」「デビルマン」「キューティーハニー」「ドロロンえん魔くん」など、永井氏が手掛けた数々のヒット作品の音楽がオーケストラ版に特別改編し、懐かしのアニメ映像とともに演奏されるという。永井氏の世界観をフルオーケストラで心ゆくまで堪能することができるのだ。また、スペシャルゲストには、「マジンガーZ」「キャプテンハーロック」などのアニメソングや、「仮面ライダー」シリーズなどの特撮ソングを次々と歌い続ける“アニメソング界の帝王”水木一郎が登場。ファンにとってはお馴染みの楽曲が、貫禄の歌声で歌い上げられる。「世界に発信・劇場版アニソンワールド永井豪×オーケストラダイナミックコンサート~映像とオーケストラサウンドで蘇る永井豪の世界~」は、池袋「東京芸術劇場」にて9月18日(日)開催。(text:cinemacafe.net)
2016年08月21日日本一かわいい女子高生"りこぴん"こと永井理子と、"りーめろ先輩"こと莉音が、SKE48の松井珠理奈が主演を務めるTBS系ドラマ『死幣』(毎週水曜24:10~24:40)の第8話(31日放送)にゲスト出演することが5日、わかった。2人は本作がテレビドラマ初出演となる。同ドラマは、「呪われた一万円札=死幣」を手にした人間が次々と不可解な死を遂げるというホラーサスペンス。永井と莉音は、主人公・由夏(松井珠理奈)の妹・小夢(清原果耶)の友達である女子高生を演じる。永井は今年3月に行われた「女子高生全国ミスコン2015-2016」で64万人の参加者の中から初代グランプリに輝いた現役女子高生。それを機にテレビ・雑誌やイベントのオファーが殺到し、注目を集めている。一方の莉音は、昨年行われた「エイベックス サンシャイン グラビア オーディション」でグランプリを獲得しグラビアデビュー。"りーめろ先輩"の愛称で親しまれる彼女は、デビュー前からTwitterのフォロワー数が8万人を超え、現在では10万人を超える人気だ。2人は初めてのドラマ撮影現場、そして初めての演技に困惑気味だったが、監督からのアドバイスでなんとか撮影を終了。オフショットでは、主演のSKE48・松井珠理奈と3人で写真を撮るなど和やかな雰囲気だった。永井は「初めてのお芝居だったので、とても緊張しました」と言うも、「女子高生役だったので、いつもの自分を出すことができてやりやすかったです」とコメント。「本当に初めての演技だったので感覚が分かりませんでしたが、監督からのたくさんのアドバイスのおかげでなんとか撮影を乗り切れました」と語った。莉音も「演技をするのは初めてだったので最初はとても緊張してセリフを言えるか不安でした」と打ち明け、「監督が『自然でいいんだよ!』と声を掛けてくださって、気が楽になり楽しくできました。他にもいろいろご指導いただき、自分が思っている以上に気持ちをこめて演技をしないと見ている方には伝わらないんだなと感じました」と振り返った。(c)TBS
2016年08月08日グラビアアイドルの永井里菜がこのほど、東京・福家書店新宿サブナード店でファースト写真集『オトナになりな』(発売中 3000円税別 光文社刊)の発売記念イベントを開催。父の日にかけて「今日は乳の日ということで、永井里菜のところに来ていただきありがとうございました」と報道陣にアピールした。自身初めての写真集を手にし「(芸能活動)4年目なんですけど、初の写真集はすごく興奮と緊張と不安でいっぱいです」と心境を語った永井。撮影は今年の3月に沖縄で行われたそうで「ちょっと涼しく、あまり天気も良くなかったんですけど、表紙のカットなどビーチに行ったときは晴れて、良い感じに撮れました」と笑顔を見せた。また、同写真集のテーマが"脱少女"だそうで、永井は「いつも妹キャラって言われているんですけど頑張りました。緊張しました」と手ブラやTバックなど、大胆な露出に挑戦した。お気に入りのカットを聞かれると「(冒頭の)白い水着のカットは、いつもの永井里菜らしさが出ていると思います。一押しは白いシャツを着てベッドで撮影したカットです。いつもDVDではこういう雰囲気は出したことがなかったので、お気に入りです」とニッコリ。「動かないで写真に写すことは、簡単そうで難しくて、初めて出させていただいて、自分的にもお勉強にもなったし、自分の新しい一面を出せたような気がします。出来は120点です」と満足気な表情を見せた。さらに、"脱少女"にちなみ、大人になったと実感することを聞かれると「時間の使い方が上手くなりました。今まで暇なときはフワーっとしているんですけど、『この時間にこれできるじゃん』って考えられるようになりました」と明かし、恋愛に関しては「加山雄三さんみたいにちょっとぽっちゃりとしたおじさまが好きなんですけど、最近テレビでCMを見てキュンってしました」と告白。理想の男性像を聞かれると「ちょっとポヨッとしていて、『大好き』って言われたいので、そういう方が好きです」と明かしたが、「(そういう相手は)まだ大丈夫です。まだアイドルとして活動したいので(笑)」と語った。
2016年06月25日イラストレーターの永井博による大規模原画展「Penguin’s Vacation Restaurant」が、5月18日から7月4日まで東京・南青山のRestaurant Bar CAYで開催される。永井博は、ミュージシャンの大瀧詠一の代表的なアルバム『A LONG VACATION』をはじめ、80年代以降の様々なレコードジャケットなどを手掛けた有名なイラストレーター。イラストレーションの他、クラブやイベントのDJとしても活躍している。同展では、本人所蔵の原画の他、これまでに携わったレコードのジャケットを約80枚展示。ソウルのコンピレーションや大滝詠一のレアなジャケットから、ジャンク・フジヤマ、イックバルなど最近のミュージシャンのものまで網羅的に展示される。永井博のインタビューの他、モデルの水原佑果らが選ぶ「永井博のジャケット・ワークス1枚」などのコラムが寄せられた図録も登場する予定だ。また、会場であるRestaurant Bar CAYでは、国内有数のソウル・ミュージック・コレクターでもある永井博本人や進行の深いクリエイターによるBGMが流れる中で同展に合わせたスペシャルメニューを楽しむこともできる。その他、関連イベントとしてDJイベントやライブなども開催。5月18日の19時からは「Opening DJ Night」が、5月20日は1部19時から2部22時からUKソウルシンガーのOmarによるライブ「Omar LIVE」が、5月22日の19時30分からは「Gallery meets Hiroshi Nagai」が行われる。【イベント情報】「Penguin’s Vacation Restaurant」会場:Restaurant Bar CAY住所:東京都港区南青山5-6-23 スパイラル地下1階会期:5月18日~7月4日時間:11:30~24:00(ラストオーダー23:00、ランチ11:30~17:00)入場無料(要ワンオーダー)
2016年05月12日3月22日に行われた女子高生ミスコン2015-2016でグランプリに選ばれた"りこぴん"こと永井理子(18)が、映像配信ネットワーク・Netflixにて配信中のリアリティ番組『TERRACE HOUSE BOYS&GIRLS IN THE CITY』に出演することが決定。9日、東京・国立代々木競技場第一体育館で開催中の「GirlsAward 2016 SPRING/SUMMER」で行われた取材で、スタジオメンバーの山里亮太と初対面を果たした。同番組は、フジテレビで2012年10月から2014年3月まで放送され大ヒットした『テラスハウス』の新シリーズ。フジテレビオンデマンド(FOD)とNetflixで配信中で、フジテレビでも放送されている。現在、通信制高校4年生の永井は、女子高生ミスコンでグランプリ獲得後、『テラスハウス』のオーディションを受け通過。すでに、これまで暮らしていた愛知の実家を出てテラスハウスに引っ越しを済ませ、共同生活をスタートさせている。永井は、「今までお母さんと2人で暮らしていたので、いきなり男女共同生活になって不安しかない」と今の心境を告白。恋愛モードになりそうか聞かれると、「したいという気持ちはあります。テラスハウスに限らず恋はしたい」と前向きに話した。さらに、「まだ10日間くらいしかたってなくて慣れていないけど、東京でも信頼できる人をつくれるように楽しくできたら」と意気込みを語った。山里は、原則会うことを禁止されている入居メンバーとの対面に驚きつつ、「こんなかわいらしい若い子が入ってどうなっちゃうんだろうって、お父さん感覚で見るようになるんじゃない?」とコメント。「会うとゆるくなりがちだけど、プロとして厳しく攻撃するから!」と宣言した。
2016年04月09日アーティスト・清川あさみの15周年新作個展「ITOTOITO」が、4月2日から5月25日まで東京・表参道にあるGYRE3階のEYE OF GYREで開催される。同展は、創作活動15周年を記念して出展される全ての作品を新作とした実験的な個展。そのうち「1:1」は、Instagramの写真をポジ色からネガ色に反転させ糸にプリントし、アクリルに閉じ込めたりキャンバスに糸を重ねあわせることで生み出した作品。同じく新作の「TOKYOモンスター」は、90年代の東京のファッションカルチャーを振り返りつつ、個性というもの、コンプレックスというものの本質を探った14年より発表している作品シリーズから。今回は、ディオール(Dior)やシャネル(CHANEL)といったブランドとのコラボレーションでも知られる西陣織の老舗・細尾とタッグを組み、現在の若者たちの写真を伝統的な西陣織で織り上げた。また、2015年のミラノサローネで発表され日本では未発表の、90年代のファッションスナップを作品にしたものも展示される予定。その他、100冊ほどの大量の書物の一部にドローイングしてモンスター(個性)が出来上がっていく様を描いたインスタレーション作品「わたしたちのおはなし」なども登場する。【イベント情報】「ITOTOITO」会場:EYE OF GYRE住所:東京都渋谷区神宮前5-10-1 GYRE3階会期:4月2日~5月25日時間:11:00~20:00
2016年02月26日カズオ・イシグロの原作を、綾瀬はるか、三浦春馬、水川あさみら出演でドラマ化する「わたしを離さないで」。このほど、ドラマの世界観を表現した特別美術展の開催が決定した。英国で100万部を超える大ヒットを記録したベストセラー作家カズオ・イシグロの原作を、イギリスから日本に舞台を置き換えて世界で初めてドラマ化する本作。病気やケガをした外の人間に、自分の体の一部を“提供”するという“特別な使命”を抱えて生きる男女を、綾瀬さん、三浦さん、水川さんらが演じ、人間としての普遍的なテーマを現代投げかけるヒューマンラブストーリーに仕上がっている。ドラマは高い注目度を誇り、第1話放送直後の1月16日(土)には、「Amazon.co.jp 書籍売り上げランキング」にてカズオ・イシグロの原作本が1位を獲得。その後も売り上げをじわじわと伸ばし、2月1日(月)付の「オリコン週刊文庫ランキング」にて2位を獲得し、累計発行部数は50万部を突破した。さらに、ジュリア・ショートリードが歌う劇中曲「Never Let Me Go」が、配信開始翌日の1月30日(土)付「iTunes サウンドトラックランキング」にて1位を獲得。2月2日(水)付の同ランキングでも2位につけるほどの人気ぶりだ。そしてこの度、本ドラマの特別美術展の開催が決定。劇中で出演者が実際に着用していた衣装や、ドラマの写真の展示のほかにも、「美術」がキーワードになっている本作にちなみ、募集して寄せられた視聴者からの数多くの「わたしを離さないで」をテーマにした作品の中から、ドラマプロデューサーが選考した優秀作品が展示される。ドラマの世界観を味わうことができる、貴重な美術展になりそうだ。そしてドラマはいよいよ第2章「コテージ編」に突入。新たな舞台で繰り広げられる三人の複雑な三角関係の行方は?彼らが幼少期を過ごした陽光学苑にも、さらに大きな謎が…!? 今後のドラマ版オリジナルの展開に注目したい。「わたしを離さないで」は毎週金曜日22時~TBSにて放送。「わたしを離さないで」特別美術展は、TBS放送センター1Fスペースにて2月11日(木・祝)~29日(月)開催。(平日8:30~20:00、土日祝10:00~19:00)(text:cinemacafe.net)
2016年02月04日日系英国人作家のカズオ・イシグロによる「わたしを離さないで」がTBSで連続ドラマ化されることがこのほど決定。綾瀬はるかが主演を務め、三浦春馬、水川あさみが共演することが分かった。世間から隔離された施設・陽光学苑で「良質な」教育を与えられ育てられてきた恭子、友彦、美和。子どもらしい生活、子どもらしい教育を享受し「普通の子ども」であったはずの彼らはある日、生まれながらに ある使命を与えられた「特別な子ども」であると教えられ、自分たちの「本当の運命」を知らされる…。2005年の発表直後から話題になり、英国で100万部を超えるベストセラーを記録した原作の初のテレビドラマ化に挑む本作。2010年にはキャリー・マリガン、アンドリュー・ガーフィールド、キーラ・ナイトレイが共演し映画化されたが、今回ドラマ化にあたって舞台をイギリスから日本に置き換え、物語が展開していく。主演を務めるのは、「世界の中心で、愛をさけぶ」「白夜行」「JIN―仁―」など、多くのTBSドラマ出演歴のある綾瀬さん。TBS連続ドラマの単独主演初となる本作では、かつては人望も厚く非常に優しい素直な少女だったが、大人になり、疲れとあきらめに満ちてしまっている保科恭子役を演じる。そんな恭子と共に、不器用に希望を追い求める土井友彦役を、『永遠の0』『進撃の巨人』と注目作への出演が続く三浦さんが務め、恭子や友彦と一緒に陽光学苑で過ごし、勝ち気で他人を支配下に置きたがり、誰よりも強く愛を求める酒井美和役を水川さんが演じる。ほかにも、学苑の子どもたちの現実を知るに従って悩みを深めていく教師・堀江龍子役に伊藤歩、しばしば学苑を訪問する正体不明の“マダム”役に真飛聖、学苑の理念の実現のために熱心に子どもたちを指導する教師・山崎次郎役に甲本雅裕、陽光学苑の校長で子どもたちを厳しく管理する神川恵美子役を麻生祐未と、実力派俳優陣の出演が脇を固めている。脚本を手がけたのは、2017年放送のNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」を手がけることも決定している森下佳子。カズオ・イシグロによる原作をどのように描き直すかに注目が集まる。<以下、キャストコメント>■綾瀬はるか(保科恭子役)(原作を読んで)静かに穏やかに心に問いかけてくるのですが、受ける衝撃はとても強くて、それは物語の中で運命に翻弄されていく人たちの思いが響いてくるんだなと思いました。 私が演じる恭子はシリアスな役どころで、私自身もとても楽しみにしています。■三浦春馬(土井友彦役)原作を読み終えたとき、“生きることは常に欲求だ”と伝えられた気がしました。 そしてその欲求は、残酷で生々しく、とても美しいことだと僕は感じました。 そんな世界観を共演者、スタッフの皆さんと支え合いながら作っていきたいです。■水川あさみ(酒井美和役)台本を読んで、絶望に満ちた話でなかなか感情がザラつき心が重たくなりますが、残酷な中に描かれる希望 というものはより一層輝かしく美しく目に映ると思いました。良くも悪くもそれぞれの未来が尊く詰まった内容です。このドラマは、いまこの時代に当てはまる普遍的なストーリーだと思います。綺麗事ではなく命の尊さや、未来の為に今日を生きる意味、大切なテーマが詰まった、しっかりと皆さんの心に届くドラマにしたいと思います。■カズオ・イシグロこの物語が私の生まれた国で、新しくより広い範囲の視聴者に楽しんでいただけるということで深い満足感を覚えます。原作の背景は現代イギリスの悲観的な別世界を想定していますが、この物語を書いているときに私の作品の中でも最も『日本的』な話だとよく感じていました。ドラマという形式がどのような新しい要素を原作から引き出してくれるのか大変興味があります。このTBSのドラマは物語の中でこれまで光の当たっていなかった部分、奇妙で興味をそそるような角やくぼみ、時々はこれまで気づいていたけれども開けたことのなかったドアを開けて新しい部屋をまるまる見つけるような、原作の新しい部分を発見して、光を当ててくれると自信を持って言えます。「わたしを離さないで」は2016年1月TBSにてスタート。(text:cinemacafe.net)
2015年11月19日永井愛が作・演出を手掛ける二兎社。2016年1月に世田谷パブリックシアターにて行われる第40回公演『書く女』は、わずか24年の生涯で『たけくらべ』『にごりえ』などの名作を残し、日本人女性初の職業作家としても名を成した樋口一葉の姿を描いた作品。10年ぶり待望の再演で、今回主演の一葉役を務めるのは、永井作品に初出演の黒木華だ。二兎社『書く女』チケット情報演技派若手女優としての高い評価は、もはや言わずもがなだろう。しかし、最初に出演の話を持ちかけられた時にまず思ったのは「……大丈夫かな、と思いました(笑)」と意外な(?)答え。「初演の映像で寺島しのぶさんが演じられているのを観て、『これを私がやれるんだろうか』と。しかも主役だから、物語自体を自分が流していかなくてはいけない。それを自分ができるだろうか、というのをまず考えましたね」しかし、心強い存在もある。今回は新演出版となり、初演よりキャストを全て一新。平岳大、木野花ら実力派俳優たちが顔を揃えた。「今回初めてご一緒する方が多いんですけど、皆さんすごく魅力的なので、そこにのっかっていこうかなと(笑)」今の黒木とほぼ同世代で短い一生を駆け抜けた一葉。創作と恋、背負うものの狭間で苦悩するその姿はむしろ、現代に生きる女性たちのほうがより深い共感を得るのかもしれない。「今で言うキャリアウーマンみたいなところはありますし、カッコいいですよね。『女性は家のことをやる』という時代に大黒柱となって家を支える、しかも小説で、という。すごく意思のある人だと思うし、魅力的だと思います」そう、今回何よりも彼女の背中を押したのは、“永井先生の面白さ”。「本当に、どれも面白いですよね。永井先生の作品は、出てくる登場人物がとにかくみんなチャーミングなんですよ。だから舞台が遠い時代でも、観ている今の時代の人と繋いでくれるというか……あんなにワクワクさせてくれるお芝居をどうやって作るのか、それを身近で見られるのが楽しみなんです」インタビューの言葉から伝わってくるのは、自分の人生を変えた“演劇”への愛。例えば心を揺れ動かされるようないい舞台作品と出会えたなら、思うのは「羨ましい」ということ。「こんな素晴らしい舞台に私は呼ばれてない、もっともっと頑張らなければ、と思うんです。私もその空気を吸っていたかったな、と。だから今回、自分が『面白い』と思った作品に出られるのが幸せなんです」久々の舞台作品出演ということもあり、とにかく稽古・本番が待ち遠しいといった様子。黒木華が演じる一葉を、楽しみにしていようではないか。公演は1月21日(木)から31日(日)まで東京・世田谷パブリックシアターにて。その後、全国を巡演。東京公演のチケット一般発売は11月29日(日)午前10時より。取材・文:川口有紀
2015年11月06日俳優の成宮寛貴と女優の水川あさみが、実写版ピーターパン『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』(10月31日公開)で日本語吹き替え版声優を務め、成宮が若き日の"フック船長"を、水川が戦うプリンセス"タイガー・リリー"の声を担当することが24日、明らかになった。同作は、『ハリー・ポッター』シリーズのスタジオが贈る、今まで語られることのなかったピーターパンの秘められた過去の物語。少年ピーターが、夢と希望のネバーランドへと旅立つところから始まり、若き日のフック船長やタイガー・リリーら仲間たちとの出会いや、ネバーランドを牛耳る海賊・黒ひげとの戦いを描く。成宮が声を演じるのは、ピーターと仲間だったという驚きの過去を持つ、若き日のフック船長。自由を求める陽気な若者で、ピーターが来る前から海賊・黒ひげが牛耳るネバーランドにとらわれており、そこから抜け出すことだけを考えて暮らしている。そして、ピーターが特別な存在とわかると、彼を利用して抜けだそうともくろむが、旅を共にし、ピーターの母親に会いたいという純粋な気持ちや仲間との絆に、次第に心が変化。本編では俳優のギャレッド・ヘドランドが演じている。成宮は「正直、自分自身と自分の知っているフック船長が違いすぎるので、イメージにあった声色や迫力が出せない気がして、務まらないのではと思いました」とオファーを受けた時の心境を告白。「フック船長といえばピーターパンの宿敵かと思いますが、皆が知っているその彼の"皆が知らない"新たな面を演じることができて、とてもうれしく思います。しかも今回は、格好良くてそれにピーターの仲間ということで、どんな展開になるか楽しみです!」と話している。一方、水川演じるタイガー・リリーは、カラフルでキュートなファッションに身を包む森のプリンセスかつ不屈の魂を誇る美しき戦士で、本編では女優ルーニー・マーラが演じている。ピーターの出生の秘密を握っている人物で、彼の正体に気づくと彼を守るべくして、ピーターと共に母親と再会するための旅に出発。かわいい容姿とは裏腹にぶっきらぼうな性格で、かなりの剣の腕前を持つ。声優初挑戦の水川は「声のお仕事は以前から興味があったのでうれしく思っています」と喜び、「彼女の強さ、りりしさ、はかなさ、愛らしさを声だけで表現することは未知ですが楽しみたいです」とコメント。声優を務めることは「とてもチャレンジ」と言い、「私の声は特徴的ですし、それを生かす部分、なくす部分、しっかり持って務めたいです」と意気込んでいる。(C)2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2015年08月25日独特の世界観で数多くの支持を得ているアーティストの清川あさみが、マレフィセントやアースラなどディズニー映画に登場する悪役の“ディズニーヴィランズ”を表現したアート作品を、東京ディズニーリゾート・オフィシャルウェブサイト上に初公開している。清川さんは、過去には東京ディズニーリゾートのさまざまなシーンを切り取った、繊細な刺繍やビーズで彩った作品を制作していて、糸や布を素材とした作品に刺繍を施すなどの独特の世界観で人気のアーティスト。今回は清川さんの“魔法”で、モデルの秋元梢、お笑いタレントのやしろ優、モデル・タレントのユージの3名が、巧妙なメイクと仮装で“ディズニーヴィランズ”風に大変身!その写真を清川さんが美しく彩って、クールでスタイリッシュなヴィランズの魅力が表現された魅力的な作品が仕上がった。<作品に携わった皆さんの感想>■清川あさみこれまであまり注目されることのなかった悪役キャラクターだけで作品を作成するというコンセプトに面白みを感じました。ばらばらのキャラクターを用いて3名のバランスを取るのが難しかったですが、ちょっと大人なディズニーを表現できた作品に仕上がりました。■秋元梢マレフィセントのように、かっこよく強い女性にみえるようにスタッフさんと相談しながら撮影しました。普通の服でも、ここまでキャラクターに近づけることに驚きました。今年のハロウィーンは皆さんにも、可愛いキャラクターの仮装だけじゃなく、ヴィランズのキャラクターの仮装にも挑戦してほしいです!■やしろ優アースラはセクシーでかっこいいイメージがあるので、その雰囲気が出せるか心配だったのですが、仕上がった写真を見たとき、いままでにないかっこいい自分を見つける事が出来ました!表情を作るのには何度も挑戦しました。特に私の印象に残っている、アースラがアリエルの声を奪うシーンを思い浮かべて頑張りました!ハロウィーンだからこそ、自分とは違ったキャラクターに挑戦してみるのもアリ!だと思います。■ユージジャファーになりきって表情を作るのが、楽しかったです。いい写真が撮れるとスタジオが笑いに包まれました。大変だったのは、ズバリ、ヒゲです!ちょっと表情を変えるとすぐに取れてしまい大変でした。今回の仮装で、自分がジャファーに似てるという事を気づかせてもらえました。今年のハロウィーンはジャファーでいきます!東京ディズニーシーでは、9月8日(火)~11月1日(日)の間、“ヴィランズ一色の、クールで妖しいハロウィーン”をテーマにスペシャルイベント「ディズニー・ハロウィーン」を開催予定。昨年まで東京ディズニーランドでのみ実施していた“キャラクターのフル仮装※”を、今年は9月15日(火)~17日(木)の3日間限定で、東京ディズニーシーでも新たに実施する。楽しき悪の世界でいっぱいの東京ディズニーシーに出かけてみて!※東京ディズニーランド、東京ディズニーシーでの「ディズニーキャラクターのフル仮装には制限があります、詳しくは東京ディズニーリゾート・オフィシャルウェブサイト参照。※写真はすべてイメージです。過去の取材時に撮影した画像を再利用することがあります。(C) Disney(text:cinemacafe.net)
2015年08月17日東京ビッグサイトで開催中の「東京おもちゃショー2015」のバンダイブースにて18日、『DX 超合金魂 グレートマジンガー』の発表会が行われ、永井豪氏とグラビアアイドルの篠崎愛が出席した。『グレートマジンガー』は、TVアニメ『マジンガーZ』の続編として1974年に放送され、永井氏とダイナミックプロが原作。発表された『DX 超合金魂 グレートマジンガー』は、2012年12月に発売された『DX 超合金魂 マジンガーZ』に続く、"かつて少年だった大人たちへ贈る究極のマジンガー"をコンセプトに立体化される。ダイキャストパーツも使用して重厚感と質感が忠実に再現されており、実物を前にした永井氏は「重量感がすごくて素晴らしい。昔よりも彫刻などもしっかりしていて、ハンサムにできています」と、仕上がりに太鼓判を押していた。もちろん『マジンガーZ』同様、外装パーツを外すと内部構造を見ることができるほか、飛行時のポーズを再現する「スクランブルダッシュ」も付属。さらに、サンダーブレークを発動させた際に発光する両目、ブレストバーンの演出で発光する胸部高熱板などがLEDで再現され、さまざまなギミックがつめ込まれている。最終回で見せた、マジンガーZとグレートマジンガーの握手シーンを再現するための手首パーツも用意され、永井氏も大喜びだった。そのほかにも、「格納整備基地」の付属やサウンドギミックも内蔵。初回特典には永井氏が描き下ろしたイメージボード集「偉大魔神画(グレートマジンガー)」も同梱されるという。本商品の価格は49,800円(税別)で、発売日は2015年12月26日。6月18日より全国の家電量販店、ホビーショップ、オンラインショップなどで予約受付がスタートしている。試作品ということで触ることはNGとなっていた『DX 超合金魂 マジンガーZ』をじっくりと確認する永井氏は、「うれしいですね。本当に、こういうことができるというのは感無量です」と感慨もひとしお。すると、夢中になっている永井氏のもとに、グレートマジンガーをイメージしたコスプレ姿で篠崎が登場。美女を前にした永井は、篠崎が映しだされているモニターに視線が釘付けになってしまい、司会に篠崎が目の前にいることを指摘されると「直接、見ると目が潰れそうです。『グレートマジンガー』も素晴らしいですが、こちらのフィギュアも作っていただきたいです」と語り、会場を沸かせた。そんな篠崎は、永井の代表作の一つでもある『キューティーハニー』の大ファンであることを明かすと、永井からは「篠崎さんはキューティーハニーそっくりのナイスバディじゃないですか。素晴らしい」と絶賛していた。(C)ダイナミック企画・東映アニメーション
2015年06月19日竹内結子、真木よう子、水川あさみ。魅力的な表情と抜群の演技力で着実にキャリアを重ね、数多くの映画やテレビドラマで活躍をする人気女優である彼女たちが、自分自身のターニングポイントで違う道を選んでいたら、果たしてどんな人生を送っていたのだろうか…?女優本人がパラレルワールドの世界で生きる本人を演じる、まったく新しいタイプのドラマ「かもしれない女優たち」が6月23日(火)に放送される。とあるスタジオ玄関に颯爽と入ってくる女優・真木よう子、水川あさみ、竹内結子。これまでの経歴や代表作品などを振り返りながらも、視聴者はもうひとつの世界へと導かれる――。「もし売れていなかったら」という設定のパラレルワールドで、巻き起こるさまざまな出来事。本作の中で真木さんはバーでアルバイトをしながら、エキストラ同然の端役を演じる日々、水川さんは同い年で共に女優を目指していた友人・奈緒が順風満帆に重要な役をつかんでいることに不安と嫉妬を感じる日々を送っているという設定。さらに竹内さんは出版社で雑誌編集の仕事につき忙しい日々を送る一方、会社帰りに彼氏とデートするなど充実した生活ぶり。そしてある日上司から、知り合いが描いたという漫画の書籍化の仕事を指示される――。ドラマの脚本を務めるのは、昨年手がけた連続ドラマ「素敵な選TAXI」(関西テレビ)で「第3回市川森一脚本賞」を受賞した芸人・バカリズム。ピン芸人としての完成度の高いネタだけでなく、脚本力も絶賛されたバカリズムが次に仕掛けるのは、バカリズムが各女優に「もし違う人生を歩んでいたら何をしていたと思うか?」と過去の人生経験やエピソードなどをインタビューし、そこに彼の創作を融合させるという画期的なドラマとなっている。そんな意表をつく設定のドラマの監督は、Perfumeやサカナクションなど、人気アーティストのミュージックビデオで手腕をふるっている新進気鋭の映像ディレクター・関和亮。「第14回文化メディア芸術祭エンターテインメント部門優秀賞」を受賞し、国内外から評価を集めている、いま最も勢いのあるクリエーターが初めてテレビドラマの演出に挑む。今回の発表にあたり、「台本を読んで、バカリズムさんは普段こんなことを考えているのかと、油断ならない方だなと思いました(笑)。私自身の素のような、素じゃないような、どこからがお芝居なのかボーダーが見えなくて不思議な感覚です」(竹内さん)、「バカリズムさんらしい独特なセリフの言い回しが詰まった台本なので、それをいかに私が面白く演じていけるのかなという難しさを感じました。漫画家になりたかったという、私の小さいころの夢がこのドラマに生かされています。これからいろいろなシーンを撮影していくと面白くなりそうな予感がしています」(真木さん)、「私が私を演じるという、フィクションなんですけどちょっとドキュメンタリーのような要素もあり、自分という人物を行ったり来たりしているような、経験したことのない感覚です。この作品は今までにない新しいことに挑んでいるドラマです」(水川さん)と、3人とも“自分自身を演じる”というこれまでにない経験に戸惑いつつも、撮影を楽しんでいる様子。脚本のバカリズムさんは「3人の素敵な女優さんたちの“かもしれない”世界を勝手に妄想して書かせていただきました。“かもしれないなあ”と思いながら気軽に楽しんでいただければ幸いです」とコメントを寄せた。どこか本人らしいなと思わせるセリフだけでなく、意外なギャップを見せる部分なども、本人役のキャラクターに投影されている本作。バカリズムさんが作り出す独自の世界観の中で、随所に散りばめられた小さな“仕掛け”にもぜひ注目を。「かもしれない女優たち」は6月23日(火)22時よりフジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年06月15日永井豪氏が手がけた人気漫画『デビルマン』の新作アニメーションが制作され、今秋にイベント上映されることが明らかになった。アニメーション制作は、『ガールズ&パンツァー』や『鋼鉄神ジーグ』などで知られるアクタスが担当する。1972年より漫画誌『週刊少年マガジン』(講談社)で連載された本作は、単行本発行部数が累計1,000万部を記録し、同年にはTVアニメ化。悪魔の力を手に入れた主人公・不動明が襲い来るデーモンと戦うという設定は漫画とアニメに共通するが、アニメはデビルマンがヒロインを守るために戦う勧善懲悪もの、一方の漫画は神や悪魔を通して人間の本質を問いかけ、多くの漫画家やアーティスト、クリエイターに影響を与えた。公開されたビジュアルには、「悪魔、目覚める。」というキャッチコピーに、暗闇に浮かぶデビルマンが全面に描かれている。このビジュアルは、4月18日より新宿バルト9、横浜ブルク13、T・ジョイ京都、梅田ブルク7、広島バルト11、T・ジョイ博多、T・ジョイ新潟万代の7つの劇場で先行公開。キャストや詳細情報は追って発表される。撮影:丸山尚(アーネスト)(C)GO NAGAI/DynamicPlanning
2015年04月16日俳優の永井大が17日、都内で行われた、CSヒストリーチャンネルの海外ドラマ『ヴァイキング~海の覇者たち~』(2月22日スタート 毎週日曜 21:00~)のプレミア試写会に出席した。脚本家のマイケル・ハーストが製作総指揮を務めた本作は、ヴァイキング王・ラグナルの若き日を描く歴史スペクタクルドラマ。北欧のスカンディナヴィアを舞台に、高い造船技術や航海術を持っていたヴァイキングたちの生き様や戦いを描く内容で、ドラマは、22日21時から日本初放送する(全9話)。ヴァイキングをイメージした勇ましい衣装で登場した永井は、「撮影でもこういう格好はあんまりない。意外と動きやすい」と満足げな笑みを見せ、「アクションがとにかくすごくて、パワフルな立ち回りが見れる。スケール感も見応えがある作品」とアピール。また、ヴァイキングのイメージについては、「お昼にやってる『バイキング』(フジテレビ系)が頭にパッと浮かびました」と話して観客を笑わせていた。昨年末、約5年の交際期間を経て、女優の中越典子と結婚したばかりの永井。俳優として更なる飛躍のため、海外ドラマ進出の意欲を聞かれると、「スケールが大き過ぎておこがましい」と謙そん。一方で、海外で活躍する所属事務所先輩の俳優・渡辺謙の名前を挙げ、「謙さんが首長役をやるなら、僕は農民の1人として、謙さんの言う事に『イエス! イエス!』って言って従いたい」と胸を膨らませながら展望を語っていた。
2015年02月18日劇団「東京マハロ」第14回公演『たぶん世界を救えない』に出演が決まった永井大。ドラマや映画など映像での活躍が印象深いが、実は舞台にも大いに興味があるのだという。今度の矢島弘一が主宰する劇団との出会いも、永井に刺激的なものをもたらしそうだ。東京マハロ『たぶん世界を救えない』チケット情報舞台に立つのは2年ぶり。これまでに経験した本数も決して多くはないが、永井にとってそこは、特別な場所であるらしい。「映像には映像の良さがもちろんあるんですけど、舞台はやっぱり、舞台を踏んでる人たちからあふれてくるパワーがすさまじいんですよね。その見えない力にいつも感動するんですけど、それって舞台経験を積まないと出てこないものだと思うんです。カットごとに芝居をする映像と違って、舞台の上で全身をさらしながら一連で芝居をすることで、内側から出てくる何かが鍛えられる。だから、僕ももっと舞台に立ちたいと思っています」。劇団「東京マハロ」に参加するにあたっても、期するものがある。「まだ1作しか拝見していないので断言することはできないんですが、新しい発想から作品を生み出しているような印象を受けました。だから、今度もどんな脚本が上がってくるのかすごく楽しみなんですね」。しかも、劇団の主宰者で脚本・演出を手がける矢島とは、共通の知人がいることも発覚。「うちの父親がやっていた空手道場に通っていたひとつ上の先輩と矢島さんが、同じスポーツジムでインストラクターとして働いていたそうなんです。だから、初めてお会いしたのにすごく近く感じていますし。スポーツジムから演劇っていう異色の経歴を持っている方だからこそ(笑)、新しいものが作り出せるんだろうなと思っています」。永井自身も長く空手にいそしんできた。稽古を重ねて作り上げる舞台は、スポーツに重なるという。「練習をしないで試合に出ることなんてあり得ないし、練習を重ねてきたことが自信につながる。舞台も同じだと思います」。まだ脚本は完成していないが、「タイトルが『たぶん世界を救えない』ですから、“たぶん”面白いと思いますよ(笑)」とユーモアも見せる。そこに、どんなものが上がってこようと受けて立ってみせるという覚悟を感じさせた。3月25日(水)から4月5日(日)まで東京・赤坂RED/THEATERにて。チケットの一般発売は2月6日(金)午前10時より。チケットぴあではインターネット先行抽選「プレリザーブ」を実施中、2月1日(日)午前11時まで受付。取材・文:大内弓子
2015年01月23日中谷美紀&水川あさみ主演によるフジテレビのドラマ「ゴーストライター」の試写会が、働く女性50人を招待し都内で開催。中谷さん、水川さんに共演の三浦翔平、菜々緒、キムラ緑子、江波杏子、石橋凌、田中哲司らが、働く女性の悩みに答えた。天才女流作家だが才能の枯渇に怯えるリサ(中谷美紀)と、作家をめざし彼女の下でアシスタントを務めるが、やがてリサのゴーストライターとなる由樹(水川あさみ)という2人の女性のうごめく情念を描く本作。劇中、女性の生きがいや幸せの在り方、仕事と恋愛のバランスといったテーマが描かれていることもあり、この日は働く女性50名が招待された。中谷さんらは女性誌の読者代表のブロガーであり、キャリアウーマンとして第一線で働く女性たちの悩みに耳を傾ける。男性ばかりの職場で仕事をする中で、円滑に進めようと男性に合わせる“柔軟性”を否応なしに身に着けてしまっているが“女性らしさ”をどのように出していけばと悩んでいるという女性の言葉に、中谷さん自身も思い当たることがあるよう。「私は女性らしさは徹底的に意識しています」と深くうなずき言葉を続ける。「若い頃はどちらかというと、女性らしさをないがしろにして演技に打ち込んで来て、男性との差異を疎ましく、もどかしくも感じてました。でも経験を重ねる中でやはり(女性らしさも)大切と感じるようになり、自分の中でも模索中です。私自身、男性が多い現場で女性スタッフがいるとホッとすることもあります。女性がいる意味というのはないかしらあるのではないかと思ってます。『男性と対等に張り合いたい』という気持ちも私の中にくすぶってはいますが、女性らしさも大切にしたい。リサも悩んでいるんですよね」としみじみと語った。また、キャリアアップと結婚という選択肢を前に、前者を選んだ経験があるという女性の仕事とプライベートのバランスに関する問いかけには水川さんが回答。自身が演じる由樹は迷わずに恋よりも作家になるとう夢を選んでいることに触れつつ「すごくワガママではあるんですが、自分らしくもあると思う」と肯定。「いい面と悪い面と両方あるかもしれませんが、自分の人生ですし、その時の選択が全てだと思います」と前向きな言葉を送り勇気づけていた。3人目の女性は、中間管理職として保守的な上司を時に説得し、部下をなだめ…と様々な立場や意見を調整しなくてはならない難しさを吐露。これに対し菜々緒さんは「ご自分が上(の立場)に行くことでより良い状況にしていけるようになると思います」とエール。キムラさんはそういうポジションを任されるということは「見込まれていること」と語り、さらにかつて自身が出会ったある女優の先輩を例に「言うことは言うし、ちゃんと自分をもっているんですが、でも感じが良いので誰も困らないんです。私はそれに感動して、こうやって人に伝えないといけないと思ったんです」というエピソードを披露し、葛藤や苦悩を抱えつつも働き続ける女性たちにエールを送った。ドラマ「ゴーストライター」は1月13日(火)より21:00~フジテレビにて放送開始。(text:cinemacafe.net)
2015年01月11日東京都・渋谷のパルコミュージアムにて、清川あさみがファッションの本質を問う新作個展「TOKYOモンスター」を開催している。開催期間は12月15日まで、開場時間は10:00~21:00(入場は閉場30分前まで/最終日は18:00まで)。入場料は一般500円、学生400円、小学生以下は無料。同展は、清川あさみの新作約60点と清川の作品から紡ぎ出された本谷有希子の言葉、デジタルインスタレーション展示などを通じて、90年代の東京のファッションカルチャーを振り返りつつ、ファッションの本質を考えるというもの。1990年代の東京・原宿の奇抜な若者のストリートファッションからインスピレーションを受け、当時のスナップ写真に手を加え、さまよえる若者たちの心情を表現している。また、来場者が参加できるデジタルインタラクティブ作品が展示されているほか、トークイベントも開催。12月5日は雑誌「Numero TOKYO」編集長の田中杏子、12月13日はモデルの栗原類をゲストに迎える。時間や参加方法などはパルコミュージアムのWebページを参照してほしい。
2014年12月03日東京都渋谷区のパルコミュージアムは29日~12月15日、「清川あさみ個展 TOKYO モンスター」を開催する。○ストリートカルチャーをオリジナルのモンスターに清川あさみは、写真に刺繍を施す独特な手法で注目され、美術作品の他、衣装、広告、映像、空間デザイン、プロダクトデザインなど幅広く活動。常に独自の世界観で作品を発表し続けているという。また、女性を美しく魅せる作品に定評があるとのこと。同展では、90年代のストリートカルチャー/ファッションカルチャーを色濃く反映した、奇抜なファッションに身を包んだ若者たちのストリートスナップを素材に、同氏が新しい表現を加え、オリジナルのモンスターとしてよみがえらせた新作「TOKYO モンスター」約60点を初公開する。会場は東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコパート1 パルコミュージアム。会期は29日~12月15日。時間は10時~21時(入場は閉場の30分前まで、最終日は18時閉場)。入場料は一般500円(税込)、学生400円(税込)、小学生以下無料。
2014年11月28日パルコでは、広告ビジュアルや装飾などすべてのクリスマス演出を、清川あさみが総合アートディレクターとして手がけたクリスマスギフトキャンペーン「となりの人のサンタクロースになろう」を、全国19店舗のパルコにて展開している。キャンペーン期間は12月25日まで。パルコの今年のクリスマスキャンペーンは「となりの人のサンタクロースになろう」がコンセプト。恋人や家族、 親しい友人とだけでなく、身近な人に感謝の気持ちを贈る、多くの方がパルコで「サンタクロース」になり、 感謝の気持ちを贈り合おうというものだ。総合アートディレクターには、写真に刺繍を施す独特な手法で注目され、美術作品のほか、衣装、広告、映像、空間デザイン、プロダクトデザインなど幅広く活躍アーティスト・清川あさみが担当し、恒例となっている渋谷パルコの店頭クリスマスツリーのほか、ポスター、CMの広告制作、全国19店舗のパルコのクリスマス演出を、統一感のある幻想的で大人ファンタジーな世界観で展開するという。館内に掲出されるキャンペーンのポスターは、「I AM SANTA,YOU ARE SANTA.」(あなたも私もサンタクロースになろう)をキャッチコピーに、お洒落なサンタに変身した女の子たちのビジュアルが採用されている。また、東京都・渋谷のパルコミュージアム(渋谷パルコ パート1・3F)では、1990年代の原宿で奇抜なストリートファッションに身を包み、街を歩いていた若者らのスナップ写真に清川あさみが独自の視点で手を加え、さまよえる若者達の心情を表現した新作約60点を発表する清川あさみ個展「TOKYOモンスター」を開催する。会期は11月29日~12月15日 10:00~21:00(入場は閉場の30分前まで。12月15日は18:00閉場)。入場料は、一般500円/学生400円(小学生以下は無料)。
2014年11月06日東急百貨店本店は10月23日、東急百貨店創業80周年記念企画として、イラストレーター永井博の展覧会「HIROSHI NAGAI EXHIBITION 永井博アート展」を3階イベントサロンにて開催する。実施期間はて10月28日まで。永井博氏は、大滝詠一氏の名盤「ロング・バケイション」のジャケット・イラストレーションなどで知られるイラストレーター。デザイン、音楽評論、FMでのパーソナリティー、DJなど、イラスト以外にも活動を展開している。今回開催する展覧会では、同氏がこれまでのキャリアの中から自らセレクトした作品の原画をはじめ、同氏に影響を受けた次世代のクリエイターとのコラボレーションアイテムなどを展示する。また、同展覧会のために特別に描きおろした「渋谷」をモチーフにした新作原画とともに、約70点の原画や複製版画などを展示・販売する。そのほかにも、Tシャツやクリアファイルなどの雑貨やステーショナリーなどの新作グッズも会場で先行販売する。25日には、永井博氏を迎えて「ギャラリーツアー」も開催する。時間は15時、16時30分の2回。作品が描かれた背景やモチーフ、当時のエピソードなどを同氏が解説する。ツアー後は、商品購入者を対象にサイン会も実施する。同展覧会の開催時間は10時~19時、入場は無料。(C)HIROSHI NAGAI
2014年10月15日東急百貨店本店は、創業80周年記念企画として、イラストレーターの永井博氏の個展「HIROSHI NAGAI EXHIBITION 永井博アート展」を開催する。会期は10月23日~28日、開場時間は10:00~19:00(※最終日は17:00閉場)。会場は東急百貨店本店 3階 イベントサロン。入場無料。同展は、故・大滝詠一氏の名盤「ロング・バケイション」のジャケットイラストレーションなどで知られる、イラストレーターの永井博氏の個展。同氏自身がセレクトした作品の原画をはじめ、永井氏をリスペクトしている次世代のクリエイターとのコラボレーションアイテムなどを展示する。また、同展のために特別に描き下ろされた「渋谷」をモチーフにした新作原画の展示とともに、約70点の原画や複製版画などを展示・販売。加えて、Tシャツやクリアファイルといった雑貨やステーショナリーなどの新作グッズも先行販売される。そのほか、永井氏が来場し、展示作品を解説しながら展観するギャラリーツアーを開催。実施日時は10月25日 15:00~/16:30~(計2回/各回20分程度)。作品が描かれた背景やモチーフ、当時のエピソードなどが本人から語られるということだ。なお、永井博氏は1947年生まれのイラストレーター。グラフィックデザイナーを経て、1978年よりフリーのイラストレーターになる。大滝詠一氏のアルバムジャケット「A LONG VACATION」や AORコンピレーションCD「breeze シリーズ」などのジャケットイラストレーションをはじめ、デザインや音楽評論、FM ラジオのパーソナリティーなど多岐にわたり活動している。
2014年10月15日東急百貨店創業80周年記念企画として、東京・渋谷の東急百貨店本店「3階イベントサロン」にて、イラストレーター・永井博氏の展覧会「ヒロシナガイ エキシビション(HIROSHI NAGAI EXHIBITION)永井博アート展」が10月23日より開催される。大滝詠一氏『ロング・バケイション』のジャケットやイラストレーションでも知られる永井がこれまでのキャリアの中から自身でセレクトしたお気に入り作品の原画を始め、近年永井をリスペクトする次世代のクリエーターとのコラボレーションアイテムなどを展示。本展のために特別に描きおろされた「渋谷」をモチーフにした新作原画を展示し、約70点の原画や複製版画を展示・販売する。Tシャツやクリアファイルなどの雑貨やステーショナリー等の新作グッズも会場先行販売。1947年徳島市生まれの永井は、グラフィックデザイナーを経て78年よりフリーのイラストレーターとして活躍。大瀧詠一のアルバムジャケットやAORコンピレーションCD等のジャケットイラストレーションを始め、デザイン、音楽評論、FMでのパーソナリティー、DJなど幅広く活動している。【イベント情報】永井博アート展会場:東急百貨店本店3階イベントサロン住所:東京都渋谷区道玄坂2-24-1会期:10月23日から28日時間:10:00から19:00(最終日は17:00まで)入場無料
2014年10月12日『ツナグ』などの直木賞作家・辻村深月の同名小説を映画化した『太陽の坐る場所』の初日舞台あいさつが4日、に都内で開催され、水川あさみ、木村文乃、森カンナ、矢崎仁司監督が登壇した。高校時代、クラスの中で太陽のように輝いていた高間響子(水川あさみ)と、彼女に寄り添っていた同じ名前のクラスメイト、鈴原今日子(木村文乃)。しかし、ある日をきっかけに2人の立場は逆転する。その10年後、彼女たちはクラス会で再会し、過去と対峙する。水川と木村は本作で初共演を果たした。水川は「いっしょに撮影したのは、ラストシーンだけだったんだけどね」と、笑顔で木村と顔を見合わせる。木村は、水川について「普段から明るい方だと思っていたけど、本当に太陽のような方でした」と好印象だった様子。水川も木村について「すごく真っ白で何色にも染まらない強さがある。でも女らしくて仮面な一面もある」と称えた。その後、冬の寒かった撮影について、水川たちから矢崎監督に恨み節が。木村が、ポスター撮りのシーンで急遽、動画撮影が始まった件で「ものすごく寒くて、セリフの量もけっこうあったけど、使われてなかったです」と訴えると、矢崎監督は「すみません」と苦笑い。水川も「寒くて口がガタガタ言って、NGを出したことを覚えています」と続け、森も「たぶん、いちばん私が寒かった。お墓参りのシーンでは、セリフをしゃべると口から白い息が出るから、氷を食べろと言われました」と抗議。矢崎監督は恐縮しきりで、会場からは笑いがもれた。最後に、水川は『太陽の坐る場所』について「人の心のどこかにあるざらっとした部分に触ってくるような映画です」と表現。矢崎監督は、『太陽の坐る場所』について「僕の中の最高傑作。素晴らしい俳優さんの今を撮れた最高のものだと思っています」と自信をもってアピールした。
2014年10月05日映画『太陽の坐る場所』が10月4日(土)に公開を迎え、水川あさみ、木村文乃、森カンナという女性キャスト3人と矢崎仁司監督が揃って都内劇場で行われた舞台挨拶に登壇した。映画化もされた「ツナグ」などで知られるベストセラー作家・辻村深月の同名小説を映画化。高校時代は“女王”のような存在だったが、いまは地方局の女子アナとして充たされない日々を送る響子と、そんな彼女の影に隠れた高校時代を送るも、いまは女優として活躍する今日子という2人の“キョウコ”を中心に女たちのドラマが展開する。登壇するや、“女子会”のような雰囲気で楽しそうに話し、互いにツッコみ合う女優陣3人だが、撮影中に3人が顔を揃えるシーンはなく、メインキャストの水川さんと木村さんですら一緒のシーンはラストのみ。水川さんは「シーンの切り替わりですれ違ったり、あとは最初の本読みで顔を合わせただけ」と明かしつつ、2人の様々な思いが詰め込まれたラストについて「自然に、その場の空気や匂いの中であのシーンが出来たと思います」とふり返る。木村さんは共演シーンはわずかながらも、それ以外の時間でも水川さんの存在をしっかりと感じていたようで「普段から明るくて、本当に太陽みたいでした」と語り、“再会”のシーンでも「違和感なく『高間響子だ』と思えました」と述懐する。森さんは、なかなか胸の中の思いを言葉に変換できないようで、そんな様子を水川さんらからイジられ、励まされつつ、作品について「観終わって『女って切ない生き物だな』と感じました。男の人から見たら、どうでもいいことに囚われているように見えたかもしれないし、(舞台となった)山梨って東京に近いようで遠くて、『(地元から)出た組』と『出なかった組』とあって…」と映画に登場するドロドロとした思いを抱えた女たちの思いを代弁する。「言葉にしにくいものがあるけど、観終わったら分かっていただけると思います」とうなずいた。矢崎監督は「普段は映画を作る時に、映画史の中から『超えるべき作品』を見つけるんだけど、今回はそれが見つからなかった」と明かし、「僕の中で最高傑作と言えるかもしれない。繰り返し観るに耐えうる作品を作ったつもり」と落ち着いた口調のながらも強い自信を口にし、会場は温かい拍手に包まれた。『太陽の坐る場所』は有楽町スバル座ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2014年10月04日