俳優の中尾明慶が25日、都内で行われた「FENDI selleria(フェンディ セレリア)」レセプションのフォトコールに登場した。イタリア・ローマを代表するラグジュアリーブランド・FENDIは、ブランドのクラフツマンシップを体験できるポップアップストア「FENDI selleria(フェンディ セレリア)」を3月26日~31日まで、東京・渋谷のMEDIA DEPARTMENT TOKYOにて開催する。同ストアの開催を祝したレセプションが25日に行われ、フォトコールに桐谷美玲、佐々木希、佐野勇斗、中尾明慶、藤田ニコル、MINA(TWICE)が登場した。中尾は春らしいブルーのシャツにハンドステッチのモチーフがデザインされたパンツを合わせたコーディネートを披露。「パンツのデザインが仮縫いのようなステッチで非常にかわいいなと思って気に入っています」と話した。また、「フェンディさんは以前上海で行われたファッションショーに呼んでいただいたことがあって、そのときは夫婦で参加だったんですけど、フェンディさんのパネルの前でピースで写真を撮ったら海外のメディアさんに失笑されたという過去があって、もう二度とフェンディさんには呼んでいただけないと思っていたんです」とエピソードを明かし、「今日この日が来て本当にほっとしています」と笑顔を見せた。新生活シーズンということで新たに挑戦したいことを聞かれると、「最近引っ越しまして、憧れのオープンキッチンになり、キッチンが広くなったので、これを機に料理を本格的に始めたいなと今は思っています」と答えた。同ストアでは、「セレリア1925(Selleria 1925)」の2024年春夏 新作コレクションの販売をはじめ、イタリア・トスカーナ地方 カパヌッチアにあるフェンディ レザー工場より職人が期間限定で来日し、伝統的な製法によってつくられるフェンディのアイコンバッグ「ピーカブー」の製造工程を披露する。
2024年03月25日大のマンガ好きとして知られる麒麟・川島明さん。彼が惹かれるマンガの主人公とは?『寄生獣』泉 新一高校生の等身大の主人公を通していろいろ考えさせられる作品です。泉新一は、マンガ界において数多くいる“普通の少年”といわれる主人公の中でも、本当に一番なんでもない人物ではないでしょうか。だって、ほんまにただ寝ていただけの、できるだけ何もしたくない高校生が、寄生生物であるミギーに寄生されるところから物語がスタートしますから。でも、戦う使命が生まれたことやミギーの影響もあり、どんどんワイルドになり、周りの人から雰囲気が変わったと言われるくらい、すごい男になっていきます。本作には無駄な描写が一切なく、また、えげつないシーンもたくさん出てきます。“なぜ動物は食べるのに人間は食べないのか”という問いを寄生獣が投げかけてくるなど、世界や人が抱える問題を泉新一という等身大のキャラクターの目を通じて描いた、考えさせられる作品でもあります。メッセージ性は強いのに難しくなく読めるというバランスも、すごくいいんですよね。『新装版 寄生獣』岩明 均突如、宇宙から地球に飛来した、人間の脳を乗っ取り他の人間を食い殺す寄生生物たち。その一つであるミギーと共存関係になった新一は、寄生生物と激しい戦闘を繰り広げることに。アフタヌーンKCDX全10巻各770円/講談社©岩明均/講談社『ジョジョの奇妙な冒険 PART4 ダイヤモンドは砕けない』東方仗助(ひがしかた じょうすけ)虹村億泰(にじむら おくやす)ヤンキーで未熟な二人ですけど、「ジョジョ」で一番好きなキャラ!「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズはどれも大好きなんですが、主役という意味ではPART4の東方仗助が一番ですね。『ビー・バップ・ハイスクール』のようなヤンキー漫画も読んでましたが、それを“ジョジョ風”に味付けすると、仗助や(虹村)億泰みたいになるんだろうなと。メルヘンチックでSF的な架空の街で巻き起こるスタンド使いの話に、非常に昭和なリーゼントと短ラン姿のやつがいる(!)というのは面白いですよね。それに、リーゼントをけなされるとキレたり、妙な罠に簡単に引っかかってしまう仗助と億泰は、すごくかわいいんです。ダメで未熟な二人やからこそ力を合わせたらすごいというところも魅力的やし、僕は二人ともが主役やと思っています。亡くなったと思われた億泰が、空間を削り取るという強いスタンドである“ザ・ハンド”と共に登場するシーンなんて、しびれますから。登場人物が全員いい!「PART4の登場人物たちはみんな、個性豊かで魅力的。全員がいいんですよね」と川島さん。PART3の主人公であり、仗助に迫る危機を伝えるため杜王町にやってきた空条承太郎、真面目な広瀬康一と彼に想いを寄せる狂気的な山岸由花子などが登場。また、スピンオフが作られるほど人気を博すキャラクターである漫画家の岸辺露伴や、仗助とラストバトルを繰り広げることになる殺人鬼の吉良吉影など、クセの強い人物が揃っている。『ジョジョの奇妙な冒険 PART4 ダイヤモンドは砕けない』荒木飛呂彦ジョースター一族の運命を綴る、壮大なスケールの物語。PART4は、スタンド使いが集まる杜王町と、そこに暮らす温厚な高校生である東方仗助に迫る危機を描くサスペンス。ジャンプコミックスDIGITAL全12巻各792円/集英社©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社『機動警察パトレイバー』泉 野明(のあ)運命のライバルと1対1で戦う主人公を応援したくなります。小学生の頃、兄貴がハマっていたのをきっかけに途中まで読んでいたのですが、40歳になってようやく全巻読み終えました。主人公の泉野明は、“レイバー(汎用人間型作業機械)”による犯罪を取り締まるために開発された“パトレイバー”の新人操縦士。仕事の面ではあまり優秀ではないけど、勝ち気で強い女の子です。彼女にはバドという敵というかライバルがいて、最後まで読むとわかるんですけど、本作を簡単に言うと二人の喧嘩の話なんですよね(笑)。ずーっと決着がつかない状態が根底にあるなかで、いろいろな出来事が起こるんですけど、最後は、野明vsバドの戦い、いわゆる武蔵と小次郎みたいな展開に。やっぱり、この戦いをやらなければいけなかったんやな…としびれます。最後までこの二人で走りきる勇気もすごいと思うし、ストーリー的には単純なんですけど、野明を応援したい気持ちになります。ここが鳥肌シーン!川島さんがめちゃくちゃ心を掴まれたという、野明と最強のライバルであるバドとのラストバトルがこちら。「特に最後の2巻は、すべてを取っ払った二人だけの戦いになるので必見です。しかも、取っ組み合いで終わるというところも、すごくいいんですよね」『機動警察パトレイバー』ゆうきまさみレイバーが普及した近未来の東京。新たな社会的脅威となったレイバーの犯罪に対処するため、警視庁は特殊車輌二課を創設。そこの第2小隊に配属された警察官たちの活躍の物語。少年サンデーコミックス全22巻各528円/小学館©ゆうきまさみ/小学館『ひらやすみ』生田ヒロトマイペースにゆったりと過ごすヒロトくんを見て癒されています。最近の作品ですごく好きなのが『ひらやすみ』です。周りに慌ただしくしている人が多いなかヒロトくんだけマイペースに過ごしているんです。ボーッと釣り堀で働いていたり、ちょっと気になる子ができたりと、ゆったりと日常を送る姿を見ているだけでホッとするし、癒されてます。また、真造圭伍先生だからこそ描ける、コマをぜいたくに使った画を見ていると、呼吸が整うというか、深呼吸ができるというか。それでもたまに、キュッと胸を締め付けてくるような表現や展開もあったりして。それも先生らしいなぁと思います。このシーンが好き!マイペースに過ごすヒロトだが、過去に何かがあったことを匂わせるような描写も登場する。「芸能界にいて、とんでもないショックを受けたことがあるようです。これから明らかになるんでしょうけど気になります」このコマ割りが好き!読んでいて気持ちがいい構図やコマ割りにも癒されているという川島さん。「ヒロトくんが働く釣り堀のワンシーンを見開きで描くなど、ページをゆったりと使った、真造先生にしか描けない画が本当に素晴らしいです」『ひらやすみ』真造圭伍人柄の良さだけで、近所に住むおばあちゃん・和田はなえから家を譲ってもらったヒロト。お気楽に暮らす彼と、その周りに集まってくる、生きづらさを抱えた人たちの物語。ビッグ コミックス1~6巻各715円/小学館©真造圭伍/小学館かわしま・あきら1979年2月3日生まれ、京都府出身。『ラヴィット!』『ベスコングルメ』(共にTBS系)、『川島・山内のマンガ沼』(読売テレビ系)などレギュラー番組多数。※『anan』2024年3月20日号より。写真・土佐麻理子取材、文・重信 綾(by anan編集部)
2024年03月20日大のマンガ好き芸人として有名な、麒麟・川島明さん。好きな作品は「今でも読み返しますね」と言う川島さんに、今も魅了され続けるバイブル的な名作の主人公を教えていただきました!大のマンガ好きとして知られる麒麟・川島明さん。今や朝の顔にもなり多くの人を魅了している彼が惹かれるマンガの主人公とは?「『あしたのジョー』の矢吹丈や『ピンポン』のペコなど、どんなにすごい人間でもスランプやエアポケットがあり、それを乗り越えて初めてヒーローになれると教えてもらえる主人公が好きです。圧倒的に強すぎる人もいいんですけど、絶対的エースじゃないからこそ応援したくなるし、欠点やコンプレックスなどの人間味が、ファンが魅了される部分になると思うんです。僕自身、そうした主役の“欠片(かけら)”を持ちながら、日々、頑張っている感じがしています」『あしたのジョー』矢吹 丈背中を押してくれるジョーはずっと一番好きな主人公です。小学生の時に出合った矢吹丈が、原点というか、いまだに一番好きですね。ジョーは特殊能力で悪を懲らしめるような絶対的主人公ではなく、人道に反する少年で未熟なところから始まるけれど、強くなりたいというピュアな思いがあり、また、力石徹やカーロス・リベラなどとの出会いを通じて負けられない理由もできる。そんな成長物語を読むのが初めてで、こんな主人公もいるんだと衝撃を受けました。力石と戦い、彼が亡くなって生きる目標を失い、長いスランプ期間に陥りますが、その長さや行動の描写はめちゃくちゃリアル。一度どん底まで落ちたことで、カーロス・リベラと戦って野性を取り戻すというその後の展開がよりドラマティックになるし、深みも増すんですよね。本作がなければ芸人になっていなかったかもしれないと思うくらい背中を押してくれた作品で、自分がブレていると思った時に読み返します。『あしたのジョー』原作/高森朝雄漫画/ちばてつや矢吹丈が、力石徹やホセ・メンドーサなどの強敵と戦い、葛藤しながらも成長する様を描く。魅力あふれる登場人物、名台詞や名場面がめじろ押しの、ボクシング漫画の金字塔。講談社コミックス全20巻各385円/講談社©高森朝雄・ちばてつや/講談社『ピンポン』ペコとスマイル復活をとげたペコと幼馴染みのスマイルの決勝戦に胸打たれます。主人公のペコは天才でありながら、次第に、どんどん潰れていきます。彼がいなくても卓球界は当たり前に回り続けるけれど、彼を意識しているドラゴンやアクマなどの選手たちみんなが、ヒーローの戻りを待望し続け、復活するというストーリーがすごくいい。そして最後に、幼馴染みのスマイルとやり合うという展開も胸を打つ。単純にスポーツ漫画とはいえない素晴らしい作品です。卓球って、描くには結構スピード感が求められる展開が続くんですけど、一枚一枚の絵が素晴らしくて画集のようだし、躍動感もある。NSC時代に出合い、マンガの概念を覆されました。当時、自分たちでネタを作って先生に見せていましたが、発表前日の夜に本作を読んだせいで“もっとちゃんと深く描かないとダメだと”思い、作ったネタを一回捨てたことも(笑)。あれだけクオリティの高い作品を読むと、背筋が伸びますよね。このキャラも好き!川島さんが「お気に入りのキャラです」と名前を挙げたのが、ペコとスマイルの前に立ちはだかる強豪校の主将であり、卓球に人生を捧げてきたドラゴン(風間竜一)。最後の大会でスランプを克服したペコと戦うことに。この表紙が好き!川島さんが所有するビッグ コミックス版の表紙は、1巻はスマイルで、5巻にペコが登場する。「最終巻にようやくヒーローであるペコが出るところも、物語と同じ“おまたせ”感があって好きです。松本先生が計算していそうです」『ピンポン』松本大洋卓球に絶対的な自信と愛を持つペコ(星野裕)と、暇つぶしだというスマイル(月本誠)はじめ、卓球に打ち込む5人の高校生を描いた青春ドラマ。ビッグ コミックス全5巻 961円~、小学館文庫全3巻各734円/小学館©松本大洋/小学館『BLUE GIANT SUPREME』宮本 大(だい)夢に向かってピュアに走る大は、令和の時代にこそ必要な人です。本当に真っすぐな意味で大好きなのが「BLUE GIANT」シリーズ。今は第4部が連載中ですけど、どれも最高でしかないです。主人公の宮本大は“久しぶりに昭和のど真ん中の気持ちいいやつが出てきたな”と思いました。勢いと努力だけで夢に向かって突き進んでいく彼は、何かを諦めていた周りの人をも引っ張っていく。根拠のない“大丈夫”という言葉がなかなか言いづらくなった令和の時代に、すごく必要な人なんだろうなと思わされました。とにかくピュアに走り続ける姿も“これぞ主役”という感じだし、ある種、『ドラゴンボール』の孫悟空みたいともいえる存在です。そして、大を見て心が熱くならないなんて嘘やろ!と思うくらい、見ているだけで何かを始めたくなるカンフル剤みたいな人物でもあって。僕自身、初めて読んだ時は思わず走り出しましたし、なんならサックスも始めましたから(笑)。このキャラも好き!大が単身で乗り込んだドイツで出会った、ウッドベーシストのハンナが好きだと川島さん。「女がジャズをやるな、体が小さいから向いてないなどいろいろ言われながらも、努力を重ねる姿に感銘を受けます。ぶつかり合うけど最終的に大と組んだバンドがうまくいってよかった」『BLUE GIANT SUPREME』石塚真一ジャズに魅了されサックスプレイヤーになった宮本大の挑戦の物語。川島さんが特に好きという第2部にあたる本作は、ドイツはじめヨーロッパが舞台となっている。ビッグ コミックス スペシャル全11巻各770円/小学館©石塚真一・NUMBER 8/小学館かわしま・あきら1979年2月3日生まれ、京都府出身。『ラヴィット!』『ベスコングルメ』(共にTBS系)、『川島・山内のマンガ沼』(読売テレビ系)などレギュラー番組多数。※『anan』2024年3月20日号より。写真・土佐麻理子取材、文・重信 綾(by anan編集部)
2024年03月20日『37セカンズ』HIKARI監督による『Rental Family(原題)』に平岳大と柄本明が出演することが分かった。長編デビュー作『37セカンズ』(20)でベルリン国際映画祭ほか世界中の映画祭で喝采を浴びた、日本人監督HIKARI。Netflixシリーズ「BEEF/ビーフ ~逆上~」でも大きな注目を集めたが、最新作となる本作では、オスカー俳優ブレンダン・フレイザー(『ザ・ホエール』)を主演に迎え、山本真理(Apple TV+配信のドラマ「Pachinko パチンコ」)の出演が発表されている。そしてこの度、平岳大と柄本明の出演が決定。いよいよ今月3月より日本での撮影がスタートする。物語は、東京で暮らす孤独で落ちぶれた俳優が、“アメリカ人男性”として日本の「レンタル・ファミリー」会社に雇われ、他人の人生の誰かの身代わりを演じることになる。その過程で、人との繋がりや自らが家族の一員として受け入れられる喜びを思いがけず再発見していくドラマを描いた作品だ。監督を務めるHIKARIは、「この作品『Rental Family(原題)』を世界に届けることはまさに夢のようです」と喜びのコメントを寄せており、「サーチライト・ピクチャーズとSight Unseen Productions(製作会社)の惜しみないサポート、この映画の製作に尽くしてくれる素晴らしいキャスト、スタッフ、そして何より、多才で、信じられないほどの思いやりと魂を持つブレンダン・フレイザーが私たちの映画作りの旅のヒーローになってくれた決断に心から感謝しています」と感謝の想いを語っている。また、サーチライト・ピクチャーズ社長のマシュー・グリーンフィールドは、「この作品は私たちにとって非常にエキサイティングなプロジェクトであり、広く共感を呼ぶと確信しています。HIKARI監督とともに、完璧なキャストと製作陣を準備することができました。皆さんにこの映画を見ていただくのが今から待ちきれません」と期待とともに確かな自信をみせている。本作の撮影は今月3月から5月まで日本で予定されており、劇場公開日は後日発表の予定だ。(シネマカフェ編集部)■関連作品:Rental Family(原題)
2024年03月19日グラフィックデザイナー・永井一正とアートディレクター・永井一史による初の二人展「LIFEとlife」を、2024年4月18日(木)~5月12日(日)までOFS GALLERY(東京都世田谷区)にて開催します。異なったアプローチでクリエイティブを行ってきたデザイナー2人が、同じテーマで創作をする本展示では、新作ポスターに加え、映像作品の展示や会場限定のグッズも販売します。二人展「LIFEとlife」●二人展「LIFEとlife」親子で「デザイン」という大きなフィールドに立ちながら、全く異なったアプローチでクリエイティブの解釈を広げ続けてきた2人。永井一正は、幾何学的な表現からグラフィックデザイナーとしてのキャリアをスタートさせ、具象的な動物を描いたことをきっかけに作風を大きく転換させた。いのちを追求するLIFEシリーズは既に40年近く続くライフワークとなっている。一方、永井一史は、広告会社を経て2003年にHAKUHODO DESIGNを設立。概念をデザインすることに価値と面白さを見出し、ブランディングを中心に仕事をしている。それぞれの道に大きく関わってきたであろう、時代とともに流れる価値観の変化、そして親子としての関係性。「昔、田中一光氏から親子企画をやりたいという打診があったのだが、自分に実績もなく断ったことがずっと心に残っていた。長くLIFEシリーズを見てきて、自分だったらどう表現するだろうと思った。」と今回の企画が生まれた経緯を永井一史は語る。今だからこそ開催が実現した本展では、普遍的なモチーフをテーマに、新作ポスターや映像作品、対話のテキストなども通じて、解釈の相違点と共通点、二人の関係性をあぶり出していく。それぞれの文脈で紐解かれる「LIFEとlife」をどうぞお楽しみください。●開催概要企画名 :「LIFEとlife」永井一正と永井一史の二人展会期 :2024年4月18日(木)~5月12日(日)会場 :OFS GALLERY (OFS.TOKYO 内)〒154-0001 東京都世田谷区池尻3-7-3・TEL 03-6677-0575・URL ・Instagram @ofs_tokyoアクセス:田園都市線池尻大橋駅〈西口〉 から徒歩4分0PEN :12:00~20:00(最終入場は18:00まで)CLOSE :火曜日.水曜日入場料 :無料●展示に向けてのコメントとプロフィール【永井一正 ながいかずまさ グラフィックデザイナー】<展示に向けてのコメント>私は1951年からグラフィックデザインをはじめ、抽象的で宇宙を感じさせる空間を表現した制作を続けることで自分のスタイルを追求していった。しかし1986年に、生き物たちを登場させた。これまでの自分の積み重ねを捨て去るぐらいの大きな決断であった。それが今回の展示しているポスターである。今回発表の最新作まで、動物を描くLIFEシリーズは40年近く続くライフワークとなっている。LIFEというテーマを突き詰めてきたのは、幼少のころから体が弱かった自分自身を鼓舞するためであり、命の不思議さに魅せられたからである。また地球環境の悪化によって、生き物の生命が脅かされている現在、共生の大切さを感じてもらえばという願いを込めている。動物たちは、リアルな姿としてではない生命の象徴として、自由にプリミティブに描くことで、生きることを直截に訴えられないかと思い制作している。今回、貴重な機会をいただき、ありがたく思っている。<プロフィール>1929年大阪に生まれる。1951年東京藝術大学彫刻科中退。1960年日本デザインセンター創設に田中 一光らと共に大阪から参加。1975年に代表取締役社長就任、現在は最高顧問。JAGDA特別顧問。札幌冬季オリンピツク、沖縄海洋博、茨城県、新潟県、JA、アサヒビール、三菱UFJフイナンシヤルグループなどをはじめとしたマーク、CI、ポスターを多数手がける。80年代後半より、動植物をモチーフとした「LIFE」シリーズをつくりはじめ、2003年より銅版画へと展開する。東京ADCグランプリ、亀倉雄策賞、毎日デザイン賞、毎日芸術賞、芸術選奨文部大臣賞、紫綬褒章、旭日小綬賞、姫路市文化芸術大賞、ワルシャワ国際 ポスタービエンナーレ金賞、ブルノ国際グラフィックビエンナーレグランプリなど 国内外での受賞多数。また作品は、東京国立近代美術館、富山県立近代美術館、ニューヨーク近代美術館、メトロポリタン美術館など世界二十力国以上の美術館に所蔵されている。永井 一正【永井一史 ながいかずふみ アートディレクター】<展示に向けてのコメント>最初にデザインを意識したのは、5-6歳の頃だと思う。父の仕事を見て楽しそうだしこれなら自分もできると思って、紙にデザインを描いたことを憶えている。しかしそれ以降は、デザインとはまったく疎遠になった。再びデザインに目覚めたのは、高校3年のときであるから、デザイナーの中では、かなり遅い方である。広告会社に入り、2003年に会社を立ち上げ現在はブランディングを中心に仕事をしている。会社に入って少しして、田中一光氏から、親子の展示企画の打診がきたことがあった。その時は、自分に実績もなく、お断りしてしまった。ただ、そのことが今に至るまで、心に残っていた。世界的なグラフィックデザイナーである父とLIFEというテーマのポスター制作で向き合うのは、無謀な試みかもしれないが、ひとつのチャレンジとして見ていただければと思う。<プロフィール>HAKUHODO DESIGN代表取締役社長、多摩美術大学教授。多摩美術大学美術学部卒業後、博報堂に入社。2003年、デザインによるブランディングの会社HAKUHODO DESIGNを設立。様々な企業・行政の経営改革支援や、事業、商品・サービスのブランディング、VIデザイン、プロジェクトデザインを手掛けている。また2012年より、多摩美術大学において、領域を横断するデザインを教える統合デザイン学科にて教えている。2015年から東京都「東京ブランド」クリエイティブディレクター、2015年から2017年までグッドデザイン賞審査委員長を務める。経済産業省・特許庁「産業競争力とデザインを考える研究会」委員も努めた。代表作に、ヘルプマーク、サントリー伊右衛門、TOKYOTOKYO、森ビル、ユーハイムの仕事がある。クリエイター・オブ・ザ・イヤー、ADC賞グランプリ、毎日デザイン賞など国内外受賞歴多数。著書に『博報堂デザインのブランディング』『これからのデザイン経営』など永井 一史●永井一正と永井一史の同一テーマによる最新作ポスター永井一正は、最初に動物を登場させた、1986年のシリーズと、最新作のLIFEを展示する。グラフィックの時代、手描きの時代、銅版画を用いた時代など、抽象的なグラフィックの時代から、身体性を伴った表現としてLIFEの世界を40年近くの間突き詰めてきた。新作では震える線で描かれた、生き物に加えて命や、魂のような新しいモチーフを取り入れた新しい表現に挑戦している。永井一史は今回、LIFEをテーマとしてうけとりつつ、グラフィックデザインとして、生き物をどう解釈していくかに挑戦、テクノロジーの進化とともに、自然の身体だけではなく、テクノロジーと共存、共生していく世界観を描いている。※ 展示会場では新作の原寸ポスターを販売しております。KAZUMASA NAGAI〈 LIFE 〉2024KAZUFUMI NAGAI〈 life 〉2024KAZUMASA NAGAI〈 JAPAN 〉1986KAZUFUMI NAGAI〈 life 〉2024●「原研哉× 永井一史」 トークセッション現在日本デザインセンターの社長である原研哉氏は、日本デザインセンターの創業メンバーである永井一正と長い時間を共にしてきました。ある意味、最も永井一正を直近で見てきたデザイナーです。同時に、永井一史とは、同時代のデザイナーであり、プライベートにおいては、10年来の茶道の仲間でもあるといいます。このトークでは、永井一正の本質は何なのか?永井一正、永井一史の違いは何か?果たして共通するものはあるのか?など、時代背景や、仕事のフィールド、価値観の違いなどを中心に、原研哉氏に永井一史が尋ねていきます。日時:2024年4月22日(月)18:30~会場:OFS GALLERY出演:原研哉、永井一史料金:無料定員:30名(ご予約制)※3月14日(木)よりご予約開始予定原研哉※ご予約方法はOFS.TOKYOのホームページ、SNSにてご確認ください。その他、関連イベントの開催を予定しております。詳細が決まり次第、OFS.TOKYOのSNSにてお知らせいたします。※展示の最新情報は公式WebサイトとSNSで随時更新いたします。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年03月12日2024年3月8日に全世界へ衝撃を与えた、漫画家である鳥山明さんの訃報。鳥山さんは漫画『ドラゴンボール』や『Dr.スランプ』といった多くの名作を生み出し、日本のサブカルチャーの魅力を、作品を通して世界へ発信してきました。また、鳥山さんがキャラクターデザインを担当したゲーム『ドラゴンクエスト』も有名。日本のサブカルチャーは、鳥山さんの活躍抜きでは語れないといえるでしょう。鳥山明さん訃報を受け、『銀魂』空知英秋が追悼現在、日本で活躍している漫画家には、鳥山さんにあこがれてこの道を目指した人も少なくありません。鳥山さんの逝去を受け、漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』が看板漫画家のコメントを発表するほか、ネット上では多くのクリエイターが悲しむ声を上げました。同誌の人気漫画『銀魂』の作者である、空知英秋さんも、その1人。同月10日、テレビアニメ『銀魂』(テレビ東京系)のアカウントを通して、X(Twitter)でコメントを発表しました。ドラゴンボール、ドラゴンクエスト、クロノ・トリガー、僕が宿題を放りなげ、寝る間も惜しんで没頭した世界は、思えば全部鳥山先生のペンから生まれたものでした。そしてそのペンに憧れ、真似ようとするも全然うまくいかず、積もり積もった消しカスから生まれたネリケシ漫画家が僕です。鳥山先生、僕にたくさんの世界を、マンガの世界を教えてくれてありがとうございました。おかげで僕は鳥山先生、とよたろう先生以上に、ドラゴンボールで飯を食っているワケのわからない奴になりました。この胸にぽっかり空いた穴は仙豆を食べても塞がる気がしませんが、先生が世界中にバラまいた元気玉の一つを心に携えて、これからも遥か高みにある、まるで悟空のような先生の颯爽とした背中を追い続け、消しカスにまみれていこう思います。鳥山先生、本当にありがとうございました。ずっと大好きです。@gintamamovieーより引用(原文ママ)このたびの鳥山明先生ご逝去の報に接しまして、心より哀悼の意を表します。以下、空知先生のコメントを掲載させて頂きます。アニメスタッフ一同も同様、鳥山先生のご冥福をお祈りしております。 銀魂製作委員会 pic.twitter.com/kWvgWsHGcj — アニメ銀魂 (@gintamamovie) March 10, 2024 空知さんといえば、持ち前のユーモアセンスや自虐を交えたコメントが定番。今回も、そういった自身のスタンスを保ちつつ、漫画界の巨匠といえる鳥山さんへ、あふれんばかりの尊敬と感謝を込めたメッセージを送りました。デビューして以来、『週刊少年ジャンプ』の看板作家として、長年にわたって同誌を支えてきた鳥山さん。週刊連載というハードスケジュールの中、素晴らしい作品を世に送り出してきたその姿は、空知さんの目にも憧れの存在として映ったのでしょう。同じ漫画家としてだけでなく、人としての尊敬の念が伝わってくるメッセージに、多くの人から反響が上がっています。・『銀魂』でのパロディは、鳥山先生もコメントで大歓迎していましたね。お互いにいい関係だったんだろうなあ。・シリアスになりすぎず、ふざけすぎずなコメントで、さすがは空知先生。・愛情たっぷりの『空知節』に泣いた。心から慕っていたということが伝わる。鳥山さんの作品は、今後も多くのクリエイターに影響を与えていくのでしょう。亡くなっても、漫画を愛するその魂は、受け継がれていくはずです。[文・構成/grape編集部]
2024年03月10日2024年3月8日に報じられた、日本を代表する漫画家である、鳥山明さんの逝去。漫画『ドラゴンボール』や『Dr.スランプ』といった数多くの名作を生み出し、人気ゲーム『ドラゴンクエスト』シリーズではキャラクターデザインを務めるなど、鳥山さんは長年にわたって活躍をしてきました。急性硬膜下血腫により、68歳という若さでこの世を旅立った、鳥山さん。あまりにも突然の別れに、ファンだけでなく関係者からも嘆く声が上がっています。鳥山明さん急逝に、声優・野沢雅子が想い明かす同日夜、声優の野沢雅子さんが所属事務所を通してコメントを発表しました。アニメ『ドラゴンボール』シリーズにて、主人公の孫悟空や、孫悟飯、孫悟天といった重要なキャラクターの声を担ってきた、野沢さん。同作の生みの親である鳥山さんの急逝を受け、あまりのショックにコメントを出すことができない状態だったといいます。野沢さんは、まだ困惑や深い悲しみが続く中、気持ちを整理し今の心境を明かしました。「信じたくない。考えたくないという気持ちで頭の中が空っぽです」と悲しみに暮れつつ、「それでも、お会いするたびに鳥山先生がおっしゃってくださった『悟空をお願いしますね』というお言葉を思い出すと、『私の命が尽きるまで悟空のそばにいよう』と気持ちを保つことができます」と恩人から託された〝宝物〟を胸に奮起。「先生、空から私たちを見守っていてください。どうか安らかな旅立ちでありますように」と故人の冥福を切に祈った。サンケイスポーツーより引用形は違えど、鳥山さんと野沢さんは、ともに作品へ命を吹き込み、『ドラゴンボール』シリーズを作ってきた仲間といえるでしょう。何より、愛する作品の生みの親である鳥山さんが、野沢さんにとってかけがえのない存在であったことは、容易に想像できます。大切なキャラクターを託す、「悟空をお願いしますね」という言葉を噛み締め、再び前を向いた野沢さん。鳥山さんの想いを受け継ぎ、今後も『ドラゴンボール』という作品の魅力を、多くの人に伝えてくれるに違いありません。[文・構成/grape編集部]
2024年03月09日2024年3月8日、漫画『ドラゴンボール』や『Dr.スランプ』で知られる、漫画家の鳥山明さんが、急性硬膜下血腫により68歳で亡くなったことが分かりました。突然の旅立ちに、多くの人が衝撃を受け、数々の漫画家やクリエイターが、追悼のコメントを寄せています。漫画家・鳥山明さんが逝去『ドラゴンボール』生みの親に「ありがとう」の声ヒカキンが、漫画家・鳥山明さんを追悼世界中から驚きや悲しみの声が広がる中、YouTuberのHIKAKIN(以下、ヒカキン)さんはX(Twitter)を更新。小さい頃から『ドラゴンボール』のファンだったというヒカキンさんは、「たくさんのワクワクと感動をありがとうございました」と感謝の気持ちをつづり、鳥山さんへの追悼の言葉を寄せています。鳥山明先生。沢山のワクワクと感動をありがとうございました。心よりご冥福をお祈りいたします。小さい頃から今現在もドラゴンボールが大好きで、僕の人生に大きな影響を与えました。DRAGON BALLは、永久に不滅です。— HIKAKINヒカキン 【YouTuber】 (@hikakin) March 8, 2024 ヒカキンさんは、『ドラゴンボール』が自身の人生に、大きな影響を与えた作品であることを明かしました。同作は、山奥で暮らしていた主人公の孫悟空が、7つ集めると願いが叶うといわれるドラゴンボールをめぐり、仲間と協力しながら強敵と戦い、成長していく物語。今や、チャンネル登録者数が1200万人を超え、日本のYouTuberの第一人者として、大きな影響力をもつヒカキンさんも、これまでさまざまな苦労を経験してきたのでしょう。子供が楽しめるような動画内容や、視聴者をワクワクさせる企画の原点には、『ドラゴンボール』の影響があったのかもしれませんね。ヒカキンさんの投稿に、ファンからは「これは泣くって…。『ドラゴンボール』は青春でしたね」「マジで永久不滅なんだよなぁ…いいこというじゃない!」「ヒカキンさんも、今のこの気持ちとパワーでこれからも楽しい動画をつくってね」などの声が寄せられました。ヒカキンさんと同じように、鳥山さんの作品に影響を受けた人は数多くいるはず。鳥山さんの作品は、これからも『永久不滅』の物語として、後世に受け継がれていくでしょう。[文・構成/grape編集部]
2024年03月08日2024年3月8日、漫画家の鳥山明さんが亡くなったことが分かりました。68歳でした。漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』の代表作の1つといえる、『ドラゴンボール』をはじめ、多くの名作をこの世に生み出してきた、鳥山さん。人気ゲーム『ドラゴンクエスト』ではキャラクターデザインを担当しており、世界中でイラストレーターとしても高い評価を得ていました。日本の漫画界の巨匠・鳥山明さんが逝去この日、『週刊少年ジャンプ』はウェブサイトを更新し、鳥山さんの逝去を報告。鳥山さんのプロダクションである株式会社バード・スタジオによると、鳥山さんは同月1日、急性硬膜下血腫によって息を引き取ったといいます。同社は、全世界のファンに向けて、このように想いを明かしました。熱心に取り掛かっていた仕事もたくさんあり、まだまだ成し遂げたいこともあったはずで、残念でなりません。ただ、故人は漫画家としていくつもの作品を世に残して参りました。多くの世界中の方々に支持していただき、45年以上にわたる創作活動を続けることができました。これからも鳥山明唯一無二の作品世界が、末長く皆様に愛され続けることを切に願います。生前のご厚誼に深く感謝し、ここに謹んでお知らせいたします。集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイトーより引用日本の漫画界をけん引するクリエイターとして、長年活躍してきた鳥山さん。あまりにも突然の旅立ちは、多くの人に衝撃を与えたようです。同じクリエイターとして鳥山さんに影響を受けたり、ともに作品を生み出してきたりした人たちが、追悼のコメントを寄せています。『ドラゴンクエスト』ゲームデザイナー・堀井雄二コメント本当に、あまりに突然な鳥山さんの訃報で、まだ信じられない気持ちでいっぱいです。鳥山さんとは、ボクが少年ジャンプのライターをやっていた頃からの知り合いで、担当編集者の鳥嶋さんの勧めもあり、ドラゴンクエストを立ち上げる時に、彼にゲームの絵を頼むことにしました。あれから37年余り、登場人物のキャラクターデザイン、モンスターデザイン、とても数えきれないほどの魅力的なキャラを描いていただきました。ドラゴンクエストの歴史は、鳥山さんのキャラデザインとともにありました。鳥山さん、故すぎやま先生は、ドラゴンクエストを長きに渡って作ってきた仲間でした。亡くなってしまうなんて‥‥。これ以上、なんて言えばいいのか言葉になりません。本当に、本当に、残念です。集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイトーより引用漫画家・桂正和コメント力がぬけて気力が出ません。こんな事のコメントはしたくないですね。けど、何か書きます。書き出したら、言いたい事だらけなんで、めちゃくちゃ長文になりそうだけど、できるだけ、コンパクトにまとめます。ただ、気持ちがまとまらないので、乱文お許しを。思い返しても。大袈裟でなく、お宅に遊びに行った時、うちに泊まりに来てもらった時、遊びに出掛けた時、全部が楽しい思い出しかなくて、電話をする度に、疲れるほど笑ってました。面白い人だった。すけべで、可愛くて、毒舌で、謙虚で。本職の漫画では、合作とかもしたけど、あれも楽しかった。でも、99%漫画の話をした事はない付き合いでしたね。漫画家として、見てる風景、作家のレベルも違いすぎて、偉大さを意識した事が無かったです。わかってはいます。けど、本人と接する時は微塵もそれは感じなかった。人柄ですね。だから偉大な漫画家というより、今も友人としてとしか考えられない。去年の夏、私が手術をする前に、どこかで聞いたらしく、メールくれました。本当ーーに、メールなんて珍しく、心配そうに私の体を気遣う内容。40年来の付き合いだけど、鳥山さんから、あんなに優しくされたのは初めてだったかも。雪が降るかと思いましたよ。いつもは冗談か、くだらない話しかしないっすからね。なんすか、人の心配してる場合じゃないじゃん、全く。そのちょっと前だったか電話した時、その頃、色々具合が悪かった私は「多分先に逝くんで、お別れ会とかやってくださいね、鳥山さん仕切りで!あと、箔がつくからスピーチして下さいね!」と約束したのに、守ってもらえなかった。メールをくれた後、なんで電話しなかったのか、それが、すごく後悔です。もうくだらない話で長電話ができない事が、残念でしかたないです。話したい事が沢山溜まってます。いろんな話があるんです。興味のない話は、いつものように、うわの空に聞いてもらってもいいんで、もう一度話したいです。私の、また連絡くださいとのメールの返事に、軽くOKって書いてあったのが最後なんて、ダメです。心底辛いです。集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイトーより引用漫画家・尾田栄一郎コメントあまりに早すぎます。空いた穴があまりに大きすぎます。もう二度と会えないと思うと、悲しみが押し寄せてきます。子供の頃から憧れすぎていて初めて名前呼んで貰えた日の事も覚えています。我々に「友達」という言葉を使ってくれた日の帰り道岸本さんと盛大にはしゃいだ日も懐かしいです。最後に交わした会話も覚えています。漫画なんて読むとバカになるという時代からバトンを受け取り大人も子供も漫画を読んで楽しむという時代を作った一人でもあり漫画ってこんな事もできるんだ世界に行けるんだ、という夢を見せてくれました。突き進むヒーローを見ているようでした。漫画家に限らずあらゆる業界で活躍するクリエイター達の少年時代にドラゴンボール連載当時の興奮と感動が根付いているでしょう。その存在は、大樹です。同じ舞台に立った僕ら世代の漫画家にとって鳥山作品は近づく程により大きな存在と気づかされました。怖いくらいに。でもまた、飄々としたご本人に会えるとただ嬉しい。僕らは血液レベルで鳥山先生が大好きだから。鳥山先生の残された創造性豊かな世界に敬意と感謝を込めて、心よりご冥福をお祈りいたします。天国が先生の想い描いた通りの愉快な世界でありますように。集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイトーより引用漫画家・岸本斉史コメント突然のことで何をどう書けばよいのか正直わかりません。ただ今は鳥山先生にいつか聞いて欲しかった事、想いをお伝えさせて頂きたく思います。小学生低学年でDr.スランプ、高学年でドラゴンボールとずっと先生の漫画と一緒に育ち、生活の一部で先生の漫画が隣にあるのが当たり前でした。嫌なことがあっても毎週のドラゴンボールがそれを忘れさせてくれました。何もなかった田舎少年の僕にとってそれは救いでした。本当にドラゴンボールが楽しすぎたからです!大学生のときです。突然、僕の生活に長年当たり前にあったそのドラゴンボールが終わりました。とてつもない喪失感に襲われ何を楽しみにすればいいのか分からなくなりました。でもそれは同時にドラゴンボールを生み出してくれた先生の偉大さを心から知る事ができるきっかけでもありました。僕も先生のような作品を作りたい!先生のようになりたい!と、先生の後を追いかけるように漫画家を目指すうちにその喪失感もなくなっていきました。漫画作りが楽しかったからです。先生を追いかける事で新しい楽しみを見つける事が出来ました。先生はいつも僕の指針でした。憧れでした。先生にはご迷惑かもしれませんが勝手に感謝しています。僕にとってはまさに救いの神であり、漫画の神様でした。初めてお会いした時、緊張し過ぎて一言も喋れませんでした。ですが手塚賞の審査会で何度もお会いするうち話せるようになりました。ドラゴンボールチルドレンとして尾田さんと2人して子供に戻りまるで競争するかのようにいかにドラゴンボールが面白かったのかをはしゃいで話した時、まんざらでもない様子で少し恥ずかしそうな笑顔をされていたのが忘れられません。今、先生のご訃報を受けたばかりです。ドラゴンボールが終わった時以上のとてつもない喪失感に襲われ...まだこの心の穴にどう対処すればよいのか分かりません。今は大好きなドラゴンボールも読めません。先生へお伝えしたいこの文章もまともに書けている気がしません。世界中の皆んながまだまだ先生の作品を楽しみにしていました。もし本当にドラゴンボールの願いが1つ叶うなら...すみません...それはわがままな事なのかもしれませんが、悲しいです先生。鳥山明先生、45年もの間たくさんの楽しい作品をありがとうございました。そして本当にお疲れ様でした。残された家族のみなさまにおかれましては今はまだ深くご傷心のことと思われます。ご自愛くださいませ。鳥山明先生の安らかな眠りをお祈り申し上げます。集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイトーより引用追悼のコメントから伝わってくるのは、鳥山さんへの尊敬の念や親愛。同じクリエイターとして、そして1人の人間として、鳥山さんには人を引き付ける魅力があったのでしょう。令和の時代になってもなお、『ドラゴンボール』をはじめ、鳥山さんの作品は全世界で愛されています。今後も長きにわたって、人々に笑顔を届け続けるに違いありません。鳥山さんのご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2024年03月08日2024年2月9日、俳優の中尾明慶さんがInstagramを更新。公開された写真に、人々から驚きの声が上がっています。中尾明慶の鍛え上げられた肉体に反響同日、中尾さんが公開したのは、自身のソロショット写真。海水パンツを身に着けて海に入っている姿が、ファンをざわつかせているのです。「ギャップ萌え」「たまらない」といった声が寄せられた、実際の写真をご覧ください。 この投稿をInstagramで見る AKIYOSHI NAKAO 中尾 明慶(@akiyoshi0630nakao)がシェアした投稿 透明度の高い海よりも、人々が目を奪われたのは…鍛え上げられた中尾さんの肉体美。明るく、さわやかな印象が強い中尾さんですが、鍛え抜かれたボディを持ち合わせているギャップに驚かされます!「目は閉じて口は半開き。水着のヒモもちゃんと中に入れるべきでした」という、自虐的なコメントとともに写真を公開した、中尾さん。ファンからは、中尾さんをフォローする声とともに、たくましい肉体に絶賛のコメントが寄せられました。・着痩せするタイプなのかな?バキバキの腹筋が素敵!・こんなにマッチョなの!?かっこよすぎる…。・さわやかフェイスにこの身体!ギャップがたまらない~!・すごすぎ。『いいね』を何回も押したい!・加工かと思った。素晴らしい身体!中尾さんの写真には、「筋トレ動画をYouTubeにアップしてほしい」といった要望が寄せられるなど、美しいボディを作り上げる方法が気になった人もいたようです。今後も中尾さんは、鍛え上げた肉体を生かし、あらゆる役柄に挑戦するのでしょうね![文・構成/grape編集部]
2024年02月12日2024年1月31日、元ボクシング連盟会長の山根明さんが亡くなりました。84歳でした。サンケイスポーツによると、山根さんはがんで闘病しており、大阪府大阪市内の病院で息を引き取ったといいます。山根明氏(やまね・あきら=アマチュアを統括する前日本ボクシング連盟会長)31日、大阪市の病院で死去、84歳。大阪府出身。関係者によるとがんで闘病していた。葬儀・告別式は近親者のみで行う予定。サンケイスポーツーより引用なお、葬儀・告別式は近親者のみで執り行われるとのことです。山根さんは、2000年に開催されたシドニー五輪で日本代表監督、常務理事などを務め、2011年にアマチュアボクシングの競技統括団体である日本ボクシング連盟の会長に就任。選手を国際大会へ積極的に派遣し、ロンドン五輪では複数メダルの獲得をバックアップしました。しかし、2018年に助成金の流用や審判不正などの疑惑が発覚し会長を辞任。翌2019年には連盟から除名されましたが、その後もテレビ番組などで活躍しました。山根さんの突然の訃報は、多くの人に衝撃を与えたようです。ご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2024年01月31日宝塚市立文化芸術センター(所在地:兵庫県宝塚市/館長:加藤義夫)は、鉛筆などで描かれた3Dアートをお楽しみいただける展覧会、「特別展 永井秀幸 とびだす!ふしぎな3Dアートの世界」の開催が2024年2月3日(土)に迫りましたのでご案内いたします。本展覧会は2月25日(日)まで開催いたします。本展では、絵本作家でもある永井秀幸が創り出す3Dアートを、平面作品・L字作品・大型作品の3つに分けて紹介します。作品を通じて「平面から飛び出して見える」不思議な体験や視覚的な演出を体感することで、世代を超えて共感できる「驚きを味わう」展覧会です。詳細WEBページ: 上:《飛び出す恐竜》2015年、左下:《手のひらを貫通する矢印 No.2》2017年、右下:《小人とねずみ》2017年■開催概要【会期】 2024年2月3日(土)~25日(日)10:00~18:00(最終入場17:30)※毎週水曜休館【会場】 宝塚市立文化芸術センター 2F メインギャラリー【観覧料】 一般 1,000円※中学生以下無料、障がい者手帳ご提示の方と付添1名まで無料【主催】 宝塚市立文化芸術センター[指定管理者:宝塚みらい創造ファクトリー]【後援】 神戸新聞社【企画制作】東映株式会社■企画概要3Dアーティスト・絵本作家として活躍する永井秀幸の不思議な世界が宝塚に登場!スケッチブックに描かれた絵を、身体や視点を動かして見てみたり、カメラを通して覗いてみたりすると……あれ?!絵が飛び出して見える!壁や手のひらを突き抜けて見える?!子どもから大人まで、不思議な視覚のマジックを楽しめる展覧会です。作品約90点はすべて撮影OK!スマートフォンやカメラを用意して、ぜひお越しください。■出品アーティスト プロフィール永井 秀幸(ながいひでゆき)3Dアーティスト/絵本作家1991年生まれ。2010年大学中退後に自らサイトを立ち上げ、2012年よりスケッチブックから飛び出して見える3Dアート作品を中心に制作開始。以降各地で展覧会を開催し、企業やメディアとのコラボ作品や絵本での表現に挑戦するなど様々なスタイルで活動を続けている。永井秀幸■関連イベント◆ライブドローイング「3Dアート誕生の瞬間!」出品アーティスト・永井秀幸による展示室内でのライブドローイングを実施いたします。「平面から飛び出して見える!」3Dアートが生まれる瞬間をぜひご覧ください。【日時】 2024年2月17日(土)13:00~14:00【会場】 展覧会場(2階メインギャラリー)内【参加費】 展覧会入場者は無料※参加には展覧会への入場が必要です。【参加方法】参加自由、事前予約不要※開催時間に会場にお越しください。※入場には展覧会入場料、または2023年度パートナーカードの提示が必要です。◆ワークショップ「3Dアートに挑戦!」 ※【満枠】となりました(1月15日(月))出品アーティスト・永井秀幸と一緒に飛び出す3Dアートを描くワークショップです。お子様から大人の方まで、3Dアートの秘密に触れながら自分だけの作品を制作します。【日時】 2024年2月17日(土)15:00~16:30【会場】 宝塚市立文化芸術センター 1階サブギャラリー【定員】 20名 ※【満枠】となりました(1月15日(月))【参加費】 500円※参加には展覧会入場券、または2023年度パートナーカードの提示が必要です。【参加方法】事前申込制【注意事項】小学生以下のお客様は保護者の方と一緒にお申込みください。付き添いの方もお申込みが必要です。展覧会入場券、または2023年度パートナーカードのご提示も必要です。■展覧会を楽しむポイント1. 視覚のマジックを体感!飛び出す作品を楽しむ!スケッチブックに描かれた絵を、身体や視点を動かして“ある方向”から見てみたり、カメラを通して覗いてみたりすると……なんと、絵が飛び出して見える!他にも、壁や手のひらを突き抜けて見える作品も展示。不思議な視覚のマジックを全身で体感できます。2. 友達とも家族とも!世代を超えてみんなで楽しむ!平面の絵が3Dに立ち上がって見える驚きは、ひとりでじっくり楽しんでも良し、友達と面白さを語りながら楽しんでも良し。何より、子どもから大人まで共感できる驚きと不思議は、世代を超えたコミュニケーションのきっかけにぴったりです。3. 自分だけの3Dアートに挑戦!作って楽しむ!展覧会の関連事業として、ライブドローイング「3Dアート誕生の瞬間!」と、ワークショップ「3Dアートに挑戦!」を開催します。ワークショップでは3Dアートの描き方を出品アーティストから直接教わり、自分だけの作品を作ります。鑑賞するだけではなく、“飛び出して見える”秘密を学びながら制作することで、3Dアートの世界をより楽しむことができます。■会場施設情報【所在地】 兵庫県宝塚市武庫川町7-64【電話】 0797-62-6800(開館日の10:00~18:00)【休館日】 毎週水曜日(祝日は開館)※年末年始(12月29日~1月3日)は休館いたします。※その他設備点検などにより、臨時休館する場合があります。【開館時間】センター・屋上庭園/10:00~18:00、メインガーデン/10:00~17:00【入館料】 ・宝塚市立文化芸術センターへの入館は基本無料です。・展覧会や催しによっては、一部会場が有料となります。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月30日宝塚市立文化芸術センター(所在地:兵庫県宝塚市/館長:加藤義夫)は、鉛筆などで描かれた3Dアートをお楽しみいただける展覧会、「特別展 永井秀幸 とびだす!ふしぎな3Dアートの世界」を2024年2月3日(土)から25日(日)の会期で開催いたします。本展では、絵本作家でもある永井秀幸が創り出す3Dアートを、平面作品・L字作品・大型作品の3つに分けて紹介します。作品を通じて「平面から飛び出して見える」不思議な体験や視覚的な演出を体感することで、世代を超えて共感できる「驚きを味わう」展覧会です。詳細WEBページ: 上:《飛び出す恐竜》2015年、左下:《手のひらを貫通する矢印 No.2》2017年、右下:《小人とねずみ》2017年■開催概要【会期】 2024年2月3日(土)~25日(日)10:00~18:00(最終入場17:30)※毎週水曜休館【会場】 宝塚市立文化芸術センター 2F メインギャラリー【観覧料】 一般 1,000円※中学生以下無料、障がい者手帳ご提示の方と付添1名まで無料【主催】 宝塚市立文化芸術センター[指定管理者:宝塚みらい創造ファクトリー]【後援】 神戸新聞社【企画制作】東映株式会社■企画概要3Dアーティスト・絵本作家として活躍する永井秀幸の不思議な世界が宝塚に登場!スケッチブックに描かれた絵を、身体や視点を動かして見てみたり、カメラを通して覗いてみたりすると……あれ?!絵が飛び出して見える!壁や手のひらを突き抜けて見える?!子どもから大人まで、不思議な視覚のマジックを楽しめる展覧会です。作品約90点はすべて撮影OK!スマートフォンやカメラを用意して、ぜひお越しください。■出品アーティスト プロフィール永井 秀幸(ながいひでゆき)3Dアーティスト/絵本作家1991年生まれ。2010年大学中退後に自らサイトを立ち上げ、2012年よりスケッチブックから飛び出して見える3Dアート作品を中心に制作開始。以降各地で展覧会を開催し、企業やメディアとのコラボ作品や絵本での表現に挑戦するなど様々なスタイルで活動を続けている。永井秀幸■関連イベント◆ライブドローイング「3Dアート誕生の瞬間!」出品アーティスト・永井秀幸による展示室内でのライブドローイングを実施いたします。「平面から飛び出して見える!」3Dアートが生まれる瞬間をぜひご覧ください。【日時】 2024年2月17日(土)13:00~14:00【会場】 展覧会場(2階メインギャラリー)内【参加費】 展覧会入場者は無料※参加には展覧会への入場が必要です。【参加方法】参加自由、事前予約不要※開催時間に会場にお越しください。※入場には展覧会入場料、または2023年度パートナーカードの提示が必要です。◆ワークショップ「3Dアートに挑戦!」出品アーティスト・永井秀幸と一緒に飛び出す3Dアートを描くワークショップです。お子様から大人の方まで、3Dアートの秘密に触れながら自分だけの作品を制作します。【日時】 2024年2月17日(土)15:00~16:30【会場】 宝塚市立文化芸術センター 1階サブギャラリー【定員】 20名【参加費】 500円※参加には展覧会入場券、または2023年度パートナーカードの提示が必要です。【参加方法】事前申込制【申込方法】2024年1月6日(土)10:00より宝塚市立文化芸術センターの公式WEBサイト内、専用フォームで受付開始。公式WEBサイトよりお申込みください。※お電話での申込み不可、空き状況の確認は可能です。【注意事項】小学生以下のお客様は保護者の方と一緒にお申込みください。付き添いの方もお申込みが必要です。展覧会入場券、または2023年度パートナーカードのご提示も必要です。■展覧会を楽しむポイント1. 視覚のマジックを体感!飛び出す作品を楽しむ!スケッチブックに描かれた絵を、身体や視点を動かして“ある方向”から見てみたり、カメラを通して覗いてみたりすると……なんと、絵が飛び出して見える!他にも、壁や手のひらを突き抜けて見える作品も展示。不思議な視覚のマジックを全身で体感できます。2. 友達とも家族とも!世代を超えてみんなで楽しむ!平面の絵が3Dに立ち上がって見える驚きは、ひとりでじっくり楽しんでも良し、友達と面白さを語りながら楽しんでも良し。何より、子どもから大人まで共感できる驚きと不思議は、世代を超えたコミュニケーションのきっかけにぴったりです。3. 自分だけの3Dアートに挑戦!作って楽しむ!展覧会の関連事業として、ライブドローイング「3Dアート誕生の瞬間!」と、ワークショップ「3Dアートに挑戦!」を開催します。ワークショップでは3Dアートの描き方を出品アーティストから直接教わり、自分だけの作品を作ります。鑑賞するだけではなく、“飛び出して見える”秘密を学びながら制作することで、3Dアートの世界をより楽しむことができます。■会場施設情報【所在地】 兵庫県宝塚市武庫川町7-64【電話】 0797-62-6800(開館日の10:00~18:00)【休館日】 毎週水曜日(祝日は開館)※年末年始(12月29日~1月3日)は休館いたします。※その他設備点検などにより、臨時休館する場合があります。【開館時間】センター・屋上庭園/10:00~18:00、メインガーデン/10:00~17:00【入館料】 ・宝塚市立文化芸術センターへの入館は基本無料です。・展覧会や催しによっては、一部会場が有料となります。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月09日演歌歌手の加川明が3日に自身のアメブロを更新。新型コロナウイルスに感染して自宅待機となったことを明かした。この日、加川は「コロナになりました!」というタイトルでブログを更新し、新型コロナウイルスに感染したことを報告。「朝.目が覚めると身体の節々が痛く熱が38度もあった」と自身が見舞われた症状について明かし「病院に行き診てもらったらコロナだと言われた」と説明した。続けて「これから一週間自宅待機だそうです」と述べ「能登の大地震、飛行機事故、コロナと正月そうそう大変だ」とつづり、ブログを締めくくった。
2024年01月03日岸谷香のデビュー40周年のタイミングで開催される主催イベント『岸谷香感謝祭2024』のゲストは、トータス松本と永井真理子というバラエティーに富んだ組み合わせとなった。3人とも同学年という共通点がある。今回も、このイベントでしか観られないスペシャルな共演が実現するだろう。ここでは、岸谷と永井との対談をお届けする。このふたりは同学年である以外にも、いくつかの共通点がある。80年代末から90年代前半にかけての大きなムーブメントを乗り越えてきたこと、子育てのために約10年にわたる休止期間を経て、音楽活動を再開していること、『ポップン・ルージュ』というラジオ番組で、それぞれ曜日違いのパーソナリティーを務めていたことなどだ。当時の懐かしい話、音楽の再開の仕方、さらには『感謝祭』のアイデアまで、さまざまな話題に話が及んだ。――おふたりは同学年なんですね。永井そう、同学年なんですよ。生まれた年は私のほうが1年早いんですけどね。岸谷えっ、そうなの?ごめんなさい(笑)。私、ずっと自分が年上だと思ってた。80年代の時のイメージがあったから。永井私、あの頃って、子供みたいだったもんね。岸谷そう(笑)。ショートカットで、いつもタートルでジーンズで。そのイメージが強かったからね。そうか、同学年なんだ。永井そうなの。一緒なんですよ。――2024年の「感謝際」のもうひとりのゲストであるトータス松本さんも同学年なんですよね。永井そうか。岸谷この学年って、「ROOT 66」にちなんで、「66年の会」というのがあって、みんなで集まって、ライブをやっているんだけど、私は67年生まれだから、入ってないのね。永井私、66年生まれだけど、呼ばれたことがないよ。――ほぼ男性ミュージシャンの集まりのようです。岸谷66年生まれのミュージシャン、たくさんいるのよ。永井でも丙午(ひのえうま)だから、女性の人口は少ないんだよね。“この年に生まれた女が強い”と言われている世代だから、産むのを控える傾向があったから。でも実は女性アーティストは、多いんですよ。渡辺美里さん、中村あゆみさん、みんな一緒だよ。岸谷そうか、でもみんな、強そうだよね(笑)。――おふたりは同学年という以外にも、いろいろな共通点があります。80年代末から90年代にかけての大きなムーブメントを経験し、ともに武道館など大きなステージに数多く立っています。また、子育てもあり、10年ほどブランクがあったうえで、音楽活動を再開していることも共通します。岸谷ラジオも共通点ですね。『ポップン・ルージュ』という同じ番組をやっていて、真理ちゃんが月曜日、私が水曜日だったんですよ。永井そうそう。――まず、永井さんを『感謝祭』に誘った経緯を教えていただけますか?岸谷ふたりの共通の友人であるチエちゃん(長井千恵子さん)というギタリストがいて、昔から真理ちゃんと一緒にやっていたんだよね。永井やってた。20年くらい前からかな。岸谷それで、チエちゃんに会うと、いつも「真理ちゃんがね」という話はよくしていました。だから私もつい、「真理ちゃん」ってなれなれしく言っちゃうんだけど。チエちゃんを通してのつきあいで、真理ちゃんとは個人的に遊んだりはしてなかったけれど、同じラジオ番組だったから、横のつながりはあったんですよ。たまに特番があって、月曜から金曜までのパーソナリティーが全員集まったりしていたのね。永井そうそう。岸谷当時のラジオ番組は活気があったから、どこかで飲んでいて、「今日って、月曜日だから真理ちゃんの日じゃない?」って言って、酔っ払ったまま菓子折りを持って、真理ちゃんの番組に顔を出したり(笑)。そんなことができる番組だったんですよ。それで89年から90年まで一緒にすごしてきて、久しぶりに再会したのも、チエちゃんを通じてだったよね。永井そう。岸谷「真理ちゃんがオーストラリアに移住して、日本に戻ってきて、音楽を再開するにあたって、聞きたいことがあるみたいよ」「香ちゃんがボイトレどうやっているのか、知りたいみたいよ」って、チエちゃんが話していたのね。それで、3人で会ったんだよね。永井それがもう6年前のことだよね。私が復帰したころのことです。岸谷その時は、「イベントやフェスで会ったら楽しいよね。じゃあまたどこかで」って、バイバイしました。『感謝祭』が恒例になってきて、ふたりゲストがいるなら、ひとりは女性がいいなあと思っていたのね。それも一緒にいろいろやってくれる人が良くて、「ここをこう変えてもいい?」って言ったときに、一緒に楽しんでくれる人がいいなあって。それで温めていた隠し球にお願いしました(笑)。――永井さんは岸谷さんの誘いをどう感じましたか?永井とてもうれしくて。最初、チエちゃんを通じて聞いたんですよ。それでチエちゃんのLINEに、「うれしい!」「めちゃくゃ光栄!」って書きこみました。逆に、「こっちこそお願いします」って返事したのかな。岸谷いいお返事をいただけて、こちらこそ、ありがたかったです。私たちのファンって、長年応援してくだっている方も結構いらっしゃるので、そういう方にはツボなんじゃないかな。永井私も発表したときに、ファンの方が大喜びで。“あのラジオが流れていた頃の青春が蘇ってくる”そんな気持ちになったみたいなのね。岸谷私はその『ポップン・ルージュ』の時の作家の方ともまたご縁もあって、『オールナイト・ニッポン』の作家もやってもらっているのね。だから新しい試みとして、ラジオ的な演出をやるのもおもしろいかなって考えています。会話だけ、当時のラジオ風にしてみるとか。一瞬、観に来た人たちが、ラジオを聞いている感覚になるのもありかなって。永井それはおもしろそう!――当時のラジオを聞いていた人にも感涙のイベントになりそうです。永井きっと喜び、そして泣いちゃうと思います(笑)。岸谷もしかしたら、スタッフが当時のジングル音源とか、持っているかもしれない。「月曜日の永井真理子です」「水曜日の奥居香です」って、そんなことを言いながら、ジングルを使ってもいいし。永井それは最高にいい!(笑)岸谷曲紹介をラジオ風にやるのもおもしろいかも。話をしていると、いろいろアイデアが湧いてきます。やっぱり、当時の本物がふたりいるって素晴らしい!(笑)『感謝祭』って、お招きするアーティストの方にも楽しんでもらうのが大きなテーマなので、気楽に楽しんでください。永井良かった!おおいに楽しませてもらいます。うれしいです。――話が戻ってしまいますが、80年代にそういう形で出会って、お互いについて、どんな印象を持っていたのですか?岸谷しつこいようだけど、真理ちゃんと言えば、ショートカットで黒いタートル、ジーンズのイメージ(笑)。白いTシャツもあったね。黒いタートルか白いTシャツ。永井そうそう、あれは全部自前なの(笑)。――永井さんから見た岸谷さんは?永井もうピカピカしていましたね。そして、プリプリしていました(笑)。忘れられないのは、テレビで共演させていただいたことがあって、大きな楽屋で一緒になったときのこと。香ちゃんは覚えてないと思うけれど、「あっ、プリプリさんがいる!」と思って、楽屋のすみっこのほうで固まっていました。面と向かっては見られないんですが、鏡越しに見えちゃうわけですよ、そのピカピカが(笑)。ドキドキしちゃって、挨拶もうまくできなかった。岸谷えー、なんで?同い年でしょう。永井いやいやいや、先輩です。だって1年、プリプリのほうがデビューも早かったしね。で、鏡越しに見ていると、「なんだか、テレビを観ているみたいだぞ」って、「ダイアモンドだね~♪」ってつい口ずさみそうになって、ダメだ、今は本人がいるぞって(笑)。岸谷真理ちゃんはヨーグルトのCMやってたでしょ。永井やってた(笑)。岸谷そういうのを断片的に覚えているんだよね。――80年代末から90年代前半には、それぞれ大きなムーブメントを体験された共通点もあります。“ガールポップ”という言葉も生まれました。当時のそうした流れをどう感じていましたか?岸谷“ガールポップ”という言葉は強烈に覚えていますね。私たちはバンドだったから、その“ガールポップ”の仲間に入っていたのか、入れてもらってなかったのか、ちょっとイメージはわからないんだけど、真理ちゃんとか、あと、千里ちゃん(森高千里さん)とか、谷村有美ちゃんとか、女性アーティストがたくさん出てきた時代でもあったよね。永井そうだね。わりとソロの人が多かったのかな。岸谷華やかな時代というか、“ガールポップ”のイベントもあったよね。永井イベントもあったし、雑誌もあった。私としては、かなりボーイッシュだったので、「“ガールポップ”に入っていいんですか」みたいな感覚だったんだけどね。岸谷確かに髪は短かったけど、そこまでボーイッシュでもなかったというか、そんなに強そうでもなかったよね。永井うん。ちっちゃかったしね(笑)。岸谷真理ちゃんは、“ガールポップ”の象徴みたいなイメージがあるよね。私たちは、バンドのイメージが強かったんだと思うけど。あと、当時はイカ天から始まって、バンドブームもあったから。永井いろいろなブームが入り混じっていたと思います。――そうしたムーブメントの中で、おふたりともとても忙しいハードな日々を送っていたと思います。どのようにして、自分のペースを作り、乗り越えてきたのでしょうか?永井忙しかったでしょう?岸谷忙しかったと思うけど、若かったし、どっちかというと、“やった~! お客さんが増えたぞ”みたいな気持ちのほうが強かった気がする。会場がどんどん大きくなっていったことについても、まだ子供だし、怖い物知らずなところがあった気がする。不安もそんなになかったんじゃないかな。今とは時代が違うし。今は忙しくなると、メンタルが辛くなって、お休みするアーティストもたくさんいると聞くけれど、私たちの時代って、そっちに行かなかったんですよ。むしろ、「忙しくなってきた。やったぜ!」みたいな。永井それはバンドだからというのはあると思う。岸谷真理ちゃん、しんどかった?永井私はソロだから、まわりから、「もっとこっちがいいんじゃないか」「いや、あっちがいいんじゃないか」っていろいろと言われることがたくさんあるわけ。岸谷そうなんだ。永井そう。バンドは全部自分たちで作品を作るじゃない?で、「これしかないし」って言えるじゃない。でもソロだと、いくらでも味付けの仕方はあるわけで。だから、気がつくと、“えっ、こんな番組、私できないよ”みたいなことがあふれてしまって、気持ちがバーンと落ちてしまう時があったのね。“私は本当に自分を出せているのかな。苦しい苦しい苦しい”って。岸谷そっか。そこはやっぱりソロとバンドの違いなのかもしれないね。バンドだと、5人一緒になって、誰かの悪口を言って、発散することもできたしね。「なんだよ、アレ!」みたいな(笑)。永井私の場合は、そういうことを言ったら、逆に「いや、今は頑張りなさい」「走りながら悩みなさい」みたいな。岸谷ええっ!そうだったんだ。永井当時は葛藤があったけれど、そういう時があったから、今は何がやりたいとかやりたくないとか、しっかり選択できるようになったんだよね。あの時は若かったがゆえの苦しさでもあったし、今はそうした経験も良かったのかなと思っている。岸谷真理ちゃんにとってはハードな時代だったかもしれないけれど、当時は世の中もバブルだったし、なんでもかんでもキラキラしていた気がする。番組に出れば、誰か知っている人がいて、気安くしゃべっていたし。私としてつらい時があったとしたら、バンド内で、音楽の方向性について意見の違いが出た時かな。永井バンドはそこは難しいところだね。岸谷一長一短なんだよね。外部に対しては、みんなで一緒になって、悪口も言えるけれど、バンドの内部で意見が割れたときは、深刻だったし、解散することになったわけだし。そういう意味では、真理ちゃんは今も昔も永井真理子だよね。私の場合は、バンドだったのがひとりになり、休憩があって、またひとりだし、名前も変えちゃったしね。だから“ゼロから再出発”という感覚があった気がする。永井私はハタから見ていて、そういうところがかっこいいなと思っていた。ちゃんと名前も変えて、新しくゼロからスタートしているんだな、素敵だなって。岸谷あまり深く考えずに、子供ができた時に、名前も変えちゃったのね。離婚したらどうするんだろうと、ふと思ったんだけど、どうせプリンセス プリンセスじゃないんだったら、奥居香じゃなくたっていいやぐらいに考えていたというか。それはそれで良かったのかなと思いながら、今に至っています。永井ふたつ違う形で音楽ができるってことだしね。岸谷求められるものはそんなに変わらないというか、昔のものを求められることも多いんだよね。とは言え、やりたいことはぶっちぎってやっていこうと思っている。母親になると、少し視点が変わってくるから、昔のようなラブソングは書けなくなるのね。 書いてるつもりでも愛情の対象がずれてきたりするし、描くものが変化してきているし。でもそれは自分の中の自然の変化だからね。もう前とは名前も違うし、許してね、みたいな。そこは楽だったかもしれない。逆に真理ちゃんはずっと永井真理子だから、大変なところもあったんじゃない?永井いや、そんなにはないかな。――おふたりとも、子育てで10年ほど音楽活動を休止していたという共通点もあります。以前、岸谷さんが「自分の中からドレミファソラシドが消えた気がする」とおっしゃっていました。永井さんはお休みの間、音楽との関係は、どんな感じでしたか?永井私は真っ白になりました(笑)。とくに私はオーストラリアに行っちゃったし、子育てもしたかったし、1回真っ白になって、今までのことを見つめ直そうかなと思ったんですね。でも、海外に行くと、まったく日本の音楽を聴かなくなるから、自分は何者だったのかもわからなくなっちゃうの。岸谷そうだったんだ。永井立ち位置もわからなくなるし、自分なんか全然必要がないものなのかな、本当にステージに立っていた人間なのかなってところまで、いっちゃった。岸谷へぇー。永井気持ちが離れすぎちゃって。だから、そこからまた音楽に戻るエネルギーがなかなか湧いてこなかった。岸谷確かにエネルギーがいるよね。永井すごいいるでしょ。特にお休みした後なんかは、なかなか戻れない。だから、10年以上あいちゃった。――その間は、音楽を聴いたり、楽器にふれたりというのは?永井普通に一般人として、ラジオから聴こえる音楽にふれたりはしてました。洋楽だけですけど。これ、かっこいいなとか、そういう感じ。岸谷なぜオーストラリアだったの?永井本当はアメリカとかイギリスとか、音楽がいっぱいあるところに行きたかったんだけど、子供を抱えていくから、子供のいちばん過ごしやすいところがいいわけで、オーストラリアがいちばん受け入れ体制があったの。子供に優しくて、教育もとても良かったから。岸谷言葉は?永井言葉は全然わからなかったので、辞書を抱えて勉強した。岸谷学校に行ったの?永井子供はオーストラリアの地元に学校に行って、私も英語学校に通ったよ。全然うまくならなかったけどね。向こうで英語で仕事をしていれば、うまくなるけど、家の中では日本語を話しているから、一向にうまくならない(笑)。――休止期間があったことについて、岸谷さんはどう思っていますか?岸谷子育てをして、音楽から丸々離れちゃったことを、私は良かったなと思っています。1回違うことをすることで、リフレッシュするというか。私たちって、さんざん子育てやったわけじゃない?永井やったやった(笑)。お弁当を作って、学校に送ってね。岸谷“もう後悔はない”“うんざりしたよ”“疲れたよ”っていうくらい、子育てしたじゃない?そうやって子育てをやりきって、“はい、もうお終い!”ってとこまでやったから、「そろそろお母さんも好きなことをやっていい?」ってことで、音楽に戻ってこれたところはあるのね。永井それはとてもいいね。だったら、迷いなんてないよね。岸谷だから逆に、子供を産んですぐ仕事をしている子を見ると、“もったいないなあ”と思うことがあります。“初めて子供が立った瞬間を見逃しちゃうじゃん”って。永井私も休んでいる間は、完全におかあさんだけやっている日々でした。学校の送り迎えをしたり、お弁当を作ったり、子供のスポーツの試合に行って応援したり。――それぞれ音楽活動を再開するきっかけを教えてください。岸谷大きなきっかけになったのは、プリンセス プリンセスの再結成ですけど、その前に、夫が年に1回、AAAというエイズチャリティーのコンサートを武道館でやっていて、そこに参加していたことも大きかったと思っています。子育て中とはいえ、チャリティーだし、1日ぐらい出かけてもいいのかなって、年一だけで武道館に歌いにいってたのね。その時にイントロを聴いても、普通に歌い出せない瞬間があったの。ドレミファソラシドを確認したいなって。それまでは“パブロフの犬”じゃないけど、イントロが鳴ったら、黙っていても、歌が勝手に出てくるみたいな感じだったのね。それがシンガーだと思っていたんだけど、ドレミファソラシドを探さなきゃって思ったときに、私は本当に音楽家じゃなくなったんだなって悲しくなっちゃって。それで、リハビリみたいなことをバンドと始めたのが、音楽を再開するきっかけ。永井ああ、そうなんだ。震災がきっかけなのかと思っていた。岸谷震災がきっかけでもあるんだけどね。年1くらいで集まって、リハビリと称してライブをやっていたからこそ、震災が起こったときに、“自分たちのできることをやるために、プリンセス プリンセスを再結成しよう”って、決断できたんだと思う。真っ白なままだったら、あんなふうにはやれてなかったと思う。だって、かつてやったことのなかった東京ドームまでやったんだから、すごい道のりじゃない?永井そうだね。少しずつやることって大切だね。岸谷本当にそうなの。“3歩進んで2歩下がる”を繰り返して、“気づいたら5歩ぐらいは進んでた”っていうところで再結成を決めたのね。で、再結成して活動していったら、やっぱり音楽って楽しいなあって、改めて感じたのね。永井音楽を休んでた時間があるから、余計にやりたくなったんだよね、きっと。だから、休んでいた間もすごくいい時間だったんだと思う。岸谷真理ちゃんは再結成とか、そういうことではないじゃない?ボイストレーナーの先生を紹介した時が、音楽を再会する時期だったと思うけれど、なんでまたやろうと思ったの?永井あの時はちょうどデビュー30周年を迎える年で、年齢も50歳になる年だったのね。かと言って、声も体力も、今まで休んでいたところから、急にやれるようになるわけはないじゃない?岸谷どちらかというと、あちこちガタがくる年頃だしね(笑)。永井そうそう。でもそのタイミングで不思議と、今までお付き合いのあったミュージシャンとかファンの人が、“なにかまた始まるんじゃないか”って、私の背中をワイワイ押してくれたのね。私はそういうつもりじゃなかったんだけど、まわりが私の気持ちを底上げしてくれて、だんだんその気になってきたんだよ。逆にこれが最後のジャンプなのかもしれない、もしかしたらエネルギーが吹き上がるかもしれないと思って、香ちゃんにボイトレの先生を紹介してもらったの。でも、紹介してもらって良かった。岸谷本当に?永井本当に良かった。私、女性が年齢とともに高い音域が出なくなることを知らなくて、自分の声がちゃんと出なくなって、もう終わったと思っていたのね。発声を変えていかなきゃいけないということも知らなかったから、すごく悩んだんだけど、ボイトレの先生から喉の筋肉を鍛えることを教えていただいて、半年かけて、ライブをやったのね。岸谷オーストラリアは引き払ったの?永井そう。岸谷じゃあ行くのも転機だけど、引き払って戻って来るのも転機だね。永井そうなの。日本に帰ってきてから、2、3年あってから、音楽活動を再開したんだけど、自分でもよく始めたなと思う。10年休んでいたから、復帰するのに10年かかると思っていた。休んでいる期間が長ければ長いほど、若い時とは違うから、リハビリも長くかかるかなって。岸谷私も同じボイトレの先生に習っていて、最近も結構かよっているんだけど、我々の年代、女性は更年期もあるし、いろんなことが変わるじゃない。だから昔に戻ろうとしなくなったかな。永井あ、そうそう。それはある。岸谷だから、新しいプチシニア世代の自分になればいい、みたいなことは思った。永井それは私も思っている。岸谷昔のようにはできないわけだし、昔のようにやれたところで、やりたいことはそれじゃないかもしれないなって思う。休んでいた分、変身していいんだよねって。永井そう。私もまた新しく始められる気がした。声もやっぱり、少し下に下がったのね。でも上が減った分、下が広がったので、音域の広さ自体はそんなに変わっていないの。今の声って、嫌いじゃなくて。今の自分の言いたいことには、そっちの声のほうが合ってるっていうか。若い時にはピーピーした声が若い時の気持ちに合うのかなって。だったら、逆もいいのかもって思う。岸谷コンスタントに続けている人も、それなりにつらい時もいっぱいあるだろうしね。私たちはたまたま与えられた“子育て”という最高の理由があったから、気分を変えて、また戻ってこれたところはあるかもしれない。永井そういうところはあるね。岸谷私は子育て中は、外国のアーティストをまったく聴かなかったのね。来日しても観にいく時間がないから、2000年から10年、15年は洋楽の知識もぽっかり空いている。『感謝祭』で一緒にやるバンド、Unlock the girlsの若い子たちに教えてもらって、新たに今いろいろ聴いているところなの。それはそれでとてもいいものだなって。永井そうなんだ、すごい!しかもまた下の世代から教わるのが新鮮だね。岸谷バンドの子たちって、みんな89年生まれだから、私たちの当時の活動なんて、知らないのよ。だから曲の解釈も全然違うし、そこがおもしろいなって感じている。真理ちゃんの「ミラクル・ガール」もあの子たちだったら、全然違う解釈になるし、楽しくできたらいいなって思っています。永井あっ、それは私も楽しい。一緒に何か新鮮なものを作っていきたいな。岸谷結構極端にやるかもよ。永井極端にやってほしい(笑)。きっと観ている方も楽しいと思う。岸谷『感謝祭』はいつも、バンドの子たちとみんなで練りに練って、「これ、イエスと言ってもらえるかなあ」っていいながら、あれこれアレンジするのが楽しいんだよ。永井楽しみ。なんだかうれしいプレゼントみたい(笑)。――永井さんは久々に音楽活動を再開して、日本の音楽シーンについて感じたことはありますか?永井もう完全に浦島太郎状態ですね。全然わかりません。音楽のことも芸能界のこともわからないので、ポカーンです(笑)。岸谷日本のJ-POPだって独特の発展の仕方だしね。浦島太郎、わかる。日本に住んでいたって浦島太郎だよ。永井音楽は変わったと思いました。配信が主になったしね。私たちのころはCDしかなくて、下手したらアナログの時代だから。岸谷『感謝祭』の時にいつも思うのは、私たちの世代を知っていて、しかもこの世代を観ることをうれしく思ってくれる人が観にくるわけじゃない?今って、個人でチョイスする時代だから、こういう音楽が好き、ああいう音楽が好きって、チョイスして、そのグループの中ではよく知っているけれど、他のグループに行くと、誰もしらないという時代でしょ。だから『感謝祭』も、80年代の匂いやラジオを一緒に楽しくやっていた時代の匂いを楽しみたい人が来ると思うのね。そういう人たちに喜んでもらえるように、しっかり考えたい。永井そこにバンドのメンバーの若い子たちも入ってくるから、おもしろいよね。岸谷しかも、そこにトータス松本さんも参加するんだから、楽しいよね。トータスさんは、同学年だけど、デビューした時期が遅いから、私たちの世代のアーティストではないわけじゃない?――ウルフルズの「バンザイ」がヒットした頃って、おふたりとも活動を休止する時期ですもんね。永井そうなの。だから私は共演したことがないです。岸谷トータスさんとイベントで一緒になった時に、「『Diamonds』をバイトで皿洗いしながら、聴いていた」って言うから、「えっ、年は一緒じゃない?」って言ったら、「デビューが遅かったんだよ」って。あ、そうなんだと思ったことを覚えている。永井私は初めてお会いするんですよね。岸谷私もそんなに共演したことはないんだけど、トータスさんって、存在感があるし、私がやっている音楽とはちょっとジャンルも違うし、そういうところも楽しみ。あと、同い年でありながら、先輩風も吹かせられるしね(笑)。永井そっか。それは楽しみすぎる。――トータスさんが今回の『感謝祭』に参加される経緯は?岸谷トータスさんとは、今年3月に両国国技館で開催されたギターの弾き語りのイベント『J-WAVE TOKYO GUITAR JAMBOREE 2023 supported by 奥村組』で一緒になったのね。参加者全員が土俵のあるセンターステージで弾き語りをするイベントで、出番が最初のほうだったの。自分のステージが終わって、メイクも落として帰ろうかなという時に、トータスさんがやってきたので、「久しぶり~」って挨拶したんですね。その時に、「私はこういうイベントをやっているんだけど、良かったら出てよ?」って言ったら、「えっ、なんか目が怖いな」って。「怖くないよ、優しいよ。出てよ」って言ったら、「いいよ」って言ったんですよ。「今、いいよって言ったよね」って。それで本当に出てもらうことになりました。いい男だな、素敵な人だなと思って感激しました。同級生だけど、同級生じゃないみたいな不思議な感じ。――先ほどもラジオの話が出ましたが、『感謝祭』について、現時点で考えていることはありますか?岸谷今考え中ですね。真理ちゃんは女の子バンドとやったことはあるの?永井女の子バンドでは3年前くらいに『女祭』という企画イベントでやったことがある。若い子たちと一緒に。岸谷そっか。とにかく女の子バンドで一緒にやったら楽しいこと、考えます。まずともかくラジオがらみだね。永井懐かしいものとか、歌おうかな。岸谷曲に関してはご相談だけど、みんなが知っている曲は盛り上がるから、それもやって、一緒にやったら楽しい曲とか、考えます。――最後に観にくる人にメッセージをいただけますか?岸谷2020年からだから、『感謝祭』も5年目になるのかな。毎年、「今年は最高だったな。これ以上おもしろいことできるかな?」って思うんですけど、やりたいこと、やれることって、アーティストの数だけあって、ゲストが違うと、毎回カラーも変わるから、その中に入っていくのがすごく楽しいんですよね。今回は本当に同世代で、一緒に時代を駆け抜けた真理ちゃんだから、そこにヒントがある気がします。こうやって会って話しているだけで、どんどんアイデアが出てきているし。今後、ある時からちょっと気持ち悪いファンみたいに、ずっと真理ちゃんのことを考えるモードに入る予定です。寝ても覚めても、夢の中でも、ずっと真理ちゃんのことを考えて、アイデアを練ると思います。永井そうかそうか。私はまず、その仲間に入れていただけて、うれしいな。だから、できることはなんでもやります。岸谷言ったな(笑)。永井言ったよ。でも大丈夫(笑)。岸谷じゃあ、当時の私物のTシャツとジーンズ、持ってきてください(笑)。永井入るかな。っていうか、もう持ってないし(笑)。岸谷でも真理ちゃんはルックスの強烈な印象もあるし、例えば、みんなで真似したらおもしろいよね(笑)。みんなでお揃いのデニムとか、何か考えよう。私も衣装、探さなきゃ(笑)。Text:長谷川誠Photo:吉田圭子<公演情報>『岸谷香感謝祭2024』公演日:2024年2月23日(金・祝) 16:45開場/17:30開演会場:EX THEATER ROPPONGI出演:岸谷香/Unlock the girls/トータス松本(ウルフルズ) /永井真理子料金:全席指定9,000円※ドリンク代別途必要★チケット情報はこちら()関連リンク岸谷香 オフィシャルサイト:永井真理子 オフィシャルサイト:
2023年12月23日シンガーソングライター・十明(とあか)の新曲「僕だけが愛」が、2023年12月6日(水)に配信リリース。十明の新曲「僕だけが愛」2022年公開のアニメーション映画『すずめの戸締まり』で、監督・新海誠と音楽を手掛けたRADWIMPSによって主題歌「すずめ」のボーカリストとして大抜擢された十明。野田洋次郎プロデュースによるデビュー曲「灰かぶり」では「すずめ」から一転、ダークかつミニマルなトラックをベースに、美しくも棘のある歌唱を乗せた独自の世界観を披露している。RADWIMPS・野田洋次郎がプロデュース新曲の「僕だけが愛」は、その「灰かぶり」と続く「Discord-disco」と同様に十明がソングライティングを手掛けた楽曲。野田洋次郎とmabanuaが再び共同アレンジで参加しており、静謐な音像の中にひりひりと迫りゆく歌唱が印象的なバラードに仕上げている。作品情報十明 新曲「僕だけが愛」配信リリース日:2023年12月6日(水)
2023年12月09日リサイクル商品を開発・販売する「マテックプロダクツ」(所在地:北海道帯広市西22条南3丁目34-1)は、イラストレーター永井博氏 北海道2024カレンダーを2023年11月13日より限定で販売します。カレンダー表紙80年代に大瀧詠一の『A LONG VACATION』などのレコードジャケットに代表される国内外から多くの支持を受けている永井博氏。1998年より現在に至るまで、マテックグループのイメージイラストを手がけていただいております。トロピカルでクリアな風景イラストレーションをメインとしている永井博氏が北海道の雄大な自然にインスピレーションされ、独自の雰囲気で描き上げた作品をカレンダーにしました。北海道の春は桜で満ち溢れ、夏は葉の緑に目が洗われ、秋は紅葉に目が釘付けになり、冬は息も凍りつく厳しく美しいひと時があります。永井博氏の北海道2024カレンダーとともに北海道の四季を満喫していただきたいと思います。美しい北海道と素敵な1年をお過ごしください。■商品概要サイズ :ヨコ364mm×タテ450mm 7ページ販売価格:2,750円(税込)北海道の冬の大自然画【マテックプロダクツとは】マテックプロダクツは、リサイクル商品はもちろんのこと環境にやさしい商品を展示し販売しています。自動車の窓ガラスやシートを再利用して商品を開発しています。小樽市に本社を構える株式会社深川硝子工芸様と、自動車の窓ガラスを利用してリサイクルグラスや皿、花瓶を作製。また、滝川市に本社を構える株式会社レザースタジオKAZU様と自動車の革シートを利用して名刺ケースを作製。新たな取り組みとして、マテックのリサイクル鉄を使った南部鉄器を盛岡市の伝統工芸士 佐々木和夫氏と作製しました。今後、SDGsの取り組みとして多種多様なアップサイクル商品を開発、販売を検討中です。皆様にリサイクルを身近に感じていただけるよう努めていきます。【マテックとは】株式会社マテック(本社:帯広市)は、創業80年を超える総合リサイクル企業です。北海道内に9支店を構えています。建築物の解体に伴う金属スクラップや小型家電に含まれる基盤、プラスチックなど、リサイクル可能なすべての物質・廃棄物を第三の資源と考え、あらゆる資源を再生・創造・開発しています。最近では、24時間無人で古紙や金属製品などの資源物を回収するサービス「じゅんかんコンビニ24」を北海道内に24店舗を開設。「じゅんかんコンビニ24」は、これまで廃棄物として処理されていた資源物のリサイクル率を高めています。マテックはさまざまな視点からリサイクルを見つめ、取り扱い品目の拡大はもちろんのこと環境の未来を見据え新しいことに取り組んでいます。■販売店舗概要マテックプロダクツストア Yahoo!ショッピング店 マテックプロダクツストア所在地 : 〒080-2472 北海道帯広市西22条南3丁目34-1電話 : 0155-35-7711FAX : 0155-35-9911営業時間: 9時から17時(月曜日~土曜日、日曜日・祝日休み)公式HP : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年11月13日1987年、1stシングル「Oh, ムーンライト」でデビューした永井真理子の30年ぶりとなる写真集「Meteor Shower 2017~2023」の発売が開始された。2006年に活動を休止。本格的に活動を再開した2017年から現在までの思い出が詰まった写真集だ。また、11月12日(日)まで新代田POOTLEにて『大人の学園祭』と題したイベントを開催中。12月9日(土)にはワンマンライブ『永井真理子ファン感謝祭2023』の開催も予定されている。<永井真理子コメント>6年分の思い出をこの写真集に詰めました。オフショットも多数、当時の思いやメッセージも掲載しました。たくさんの方に届きますように……。表紙画像購入はライブ会場、オフィシャル通販サイト「M’s STORE」にて。A4サイズ/168ページ(本文164ページ)/ソフトカバー3,800円(税込)【M’s STORE】<ライブ情報>永井真理子ファン感謝祭20232023年12月9日(土)【1st Stage】 OPEN 15:30 / START 16:00【2nd Stage】OPEN 18:30 / START 19:00出演:永井真理子 with HYSTERIC MAMA(林真史/Key、松本淳/Ds、エンリケ/Ba、COZZi/Gt)会場:Veats Shibuya(東京都渋谷区宇田川町33‐1 グランド東京渋谷ビル)チケット料金:6,000円(税込/ドリンク代別/オールスタンディング/整理番号付)※参加者全員に「2024年カレンダー」プレゼント※1st Stage と 2nd Stage のセットリストは多少変わります★チケット一般発売は11月11日(土)11:00より<イベント情報>永井真理子「大人の学園祭」会期:2023年11月12日(日)まで会場:新代田POOTLE(新代田 LIVEHOUSE FEVER内)内容:写真展示、動画投影、グッズ販売、永井真理子考案のフード、スイーツ、ドリンクなど販売関連リンク永井真理子オフィシャルサイト:永井真理子X(旧Twitter):永井真理子オフィシャル通販サイト:永井真理子YouTube:
2023年11月07日歌手の永井みゆき(48)が2023年9月23日、岐阜県・津屋川のひがん花まつりに出演し、「津屋川のひがん花PR大使」に任命され、自身の誕生日を祝うサプライズに笑顔を見せた。イベントでは、ひがん花祭り実行委員会実行委員長の藤田重紀さんと海津市商工会会長の岡田均さんから、PR大使のタスキの贈呈があった。また、踊リッチかいづの皆さんとの歌と踊りのコラボもあり祭りは大盛況だった。また、前日に48歳の誕生日を迎え、サプライズで海津市議会橋本武夫議長から花束とケーキのプレゼントがあり「本当にうれしい!」と笑顔を見せながら感涙する場面も。2023年6月に発売された新曲「津屋川みれん」(作詞 麻こよみ、作曲 宮下健治、編曲 南郷達也)の歌の舞台となった海津市には、四季折々の美しい花が楽しめるスポットがたくさんあり、津屋川堤の彼岸花は、津屋川堤防沿い3kmを10万本ともいわれる彼岸花が咲きほこる。イベントを終えた永井は、「津屋川の彼岸花のように真っ赤に燃えながら、新曲の大ヒットに向けて頑張りたい!」と意気込んだ。永井みゆき永井みゆきは大阪府・岸和田市出身。1989年に関西演歌大賞でグランプリを獲得したのをきっかけに、92年、高校1年生の時に「大阪すずめ」でデビュー。一昨年、デビュー30年周年を迎え旅情演歌の旗手として活躍中。商品情報永井みゆき「津屋川(つやがわ)みれん」永井みゆき「津屋川(つやがわ)みれん」TECA-23040定価:¥1,400(税抜価格 ¥1,273)シングルCD1.津屋川(つやがわ)みれん作詞 麻こよみ、作曲 宮下健治、編曲 南郷達也2.金木犀(きんもくせい)作詞 保岡直樹、作曲 桧原さとし、編曲 南郷達也3.津屋川(つやがわ)みれん(オリジナル・カラオケ)4.津屋川(つやがわ)みれん(メロ入りカラオケ)5.金木犀(きんもくせい)(オリジナル・カラオケ)【各音楽配信サービスにて配信中】 永井みゆき「津屋川みれん」Music Videoinstagram投稿 : 永井みゆき / TEICHIKU RECORDS : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年09月25日オーディオテクニカ(audio-technica)から、イラストレーター・永井博とのコラボレーションによるレコードプレイヤー「サウンドバーガー」が登場。2023年8月2日(水)より、永井博の個展「Palm Street Songs」の会場となるイセタン ザ・スペースなどで予約販売される。オーディオテクニカ×永井博の「サウンドバーガー」2023年5月に復刻発売した「サウンドバーガー」は、文字通りレコードをハンバーガーのように挟んで使用するポータブルタイプのレコードプレーヤー。1982年の発売当時、斬新な発想とスタイリッシュなデザインにより国内外で人気を博した商品だ。プールサイドをデザインした限定ブルーカラー今回のコラボレーションでは、永井博のシグネチャーモチーフであるプールサイドの作品をトップパネルに落とし込んだ、限定のブルーカラーモデルを製作。スリップマットには、現在もアナログDJプレイを行う永井がレコードスタビライザーとして使用しているペンギンのモチーフと本人のサインをプリントした、特別仕様となっている。ベースとなっている「サウンドバーガー」は、33/45回転に対応可能なベルトドライブ方式、特別なアーム、交換可能な針を採用するなど、コンパクトながら本格的な再生品質を実現。本体自体にスピーカーは備えていないため、Bluetooth対応のワイヤレススピーカーやヘッドホン、AUXなどライン接続できるステレオシステムが必要となる。商品情報オーディオテクニカ×永井博 サウンドバーガー「AT-SB727 HN」コラボレーションモデル予約受付開始日:2023年8月2日(水)10:00〜受付場所:・永井博の個展「Palm Street Songs」会場「イセタン ザ・スペース(伊勢丹新宿店本館2F)」・三越伊勢丹オンラインストア※限定数量に達し次第、受付を終了する。価格:39,600円@ 2023 Audio-Technica Corporation. All rights reserved.
2023年08月05日シンガーソングライター・十明(とあか)が、野田洋次郎プロデュースによるデビュー曲「灰かぶり」を、2023年7月5日(水)にリリース。シンガーソングライター・十明のデビュー曲「灰かぶり」2022年に公開されたアニメーション映画『すずめの戸締まり』において、監督・新海誠と音楽を手掛けたRADWIMPSによって主題歌のボーカリストとして大抜擢された十明。RADWIMPS・野田洋次郎がプロデュースシンガーソングライターとしてのデビュー曲となる「灰かぶり」は、野田洋次郎とknoak/Nobuaki Tanakaによる共同編曲で制作された楽曲。「すずめ」から一転、ダークかつミニマルなトラックをベースに、美しくも棘のある十明の歌唱を乗せた一曲となっている。野田洋次郎コメント彼女の歌を聴いていると湧き上がってくる不思議な形の感情。彼女が持つ歪んだ、でもまっすぐな、怖いくらい純真な感情。この気持ち、自分も知っている。かつてたしかに自分の中にもあった。ドロドロと美しい、悍ましい感情。いつの間にか蓋をした。平気な顔がうまくなった。でも彼女は違う。彼女の蓋は小さすぎてとても塞ぎきれない。溢れ出てくる。彼女の歌は叫んでいる。あんなに聞き心地のいい軽やかな声が、叫びとして響いてくる。「私を見て」。自分の凡庸さを、美しさを、劣等感を、強さを、見て。そんなふうに聞こえてくる。すごい歌だなと思う。今も次から次に歌が生まれています。その度にえも言えぬ興奮を覚えます。「灰かぶり」は十明という物語の入り口。ぜひ、この先も楽しみにしていてほしいです。作品情報シンガーソングライター・十明 デビュー曲「灰かぶり」配信リリース日:2023年7月5日(水)
2023年07月09日マンハッタンポーテージ(Manhattan Portage)の2023年春夏コレクションから、イラストレーター・永井博とのコラボレーションバッグが登場。2023年7月8日(土)より全国のマンハッタンポーテージストアなどにて数量限定で販売される。マンハッタンポーテージ×永井博のコラボバッグ永井博は、シンガーソングライター・大瀧詠一のアルバム「ア ロングバケーション」や「ナイアガラ ソングブック」などのジャケットデザインで知られるイラストレーター。トロピカルかつクリアな風景作品を得意としており、アート界のみならず、ファッション・音楽界にも多大な影響を与える“シティポップの立役者”だ。そんな永井博とマンハッタンポーテージによるコラボレーションバッグが登場。今回のために特別に準備したオリジナル・アートワークを2パターン用意し、ナチュラルなキャンバス地のバッグへ落とし込んだ。新型のサコッシュ&ショルダーバッグ注目は、永井博の世界観をもとに製作した新型2モデル。7インチレコードをイメージしたサイズ感のショルダーバッグと、フェスなどのイベントに活躍するサコッシュバッグを取り揃えている。A4ファイルの収納が可能なショルダーバッグなどまた、A4ファイルがすっぽり入るトートバッグやショルダーバッグ、ジッパー付き内ポケットを装備したメッセンジャーバッグなども揃う。高い機能性もポイントデザイン性だけでなく、機能性を兼ね備えているのもポイントだ。生地の表面には撥水、裏面にはPUコーディングを施し、耐久・耐水性を確保した。ショルダーストラップにはコットンテープを採用し、肌にも服にも優しい仕様となっている。【詳細】マンハッタンポーテージ×永井博発売日:2023年7月8日(土)取扱店舗:全国のマンハッタンポーテージストア、一部を除く正規取り扱い店舗、マンハッタンポーテージ公式オンラインストア※オフィシャルオンラインストアでは7月7日(金)より先行販売。アイテム:・サコッシュ 5,940円・ショルダーバッグ 7,480円・トートバッグ 9,680円・ショルダーバッグ 13,200円・メッセンジャーバッグ 12,100円【問い合わせ先】マンハッタンポーテージ ショールームTEL:03-3746-0528
2023年07月06日鳥山明原作の映画『SAND LAND』の入場者プレゼントが発表された。『SAND LAND』は、魔物と人間が共存する、水を失った摩訶不思議な砂漠の世界を舞台に、悪魔の王子・ベルゼブブが、魔物のシーフ、人間の保安官・ラオと奇妙なトリオを組んで砂漠のどこかにある「幻の泉」を探す危険な旅に出るというストーリー。全1巻で完結する読み切りでありながら「冒険、アクション、ユーモアのバランスが完璧。鳥山明氏の魅力がすべて詰まっている」「鳥山先生の真骨頂である戦車とじいさんと冒険。ストーリーと絵のクオリティを存分に味わえる傑作」など、今なお熱く語り継がれている。本作の入場者プレゼントは、鳥山が今回のために描き下ろした限定のアートボードと、ゲーム「スーパードラゴンボールヒーローズ」と本作がコラボしたベルゼブブ絵柄のバトルカードというプレミアムなセット。A5サイズの限定アートボードは、約23年ぶりに鳥山が『SAND LAND』のメインキャラクターを描き下ろしたというもので、当時の圧倒的画力と抜群の色使いそのままの“鳥山イラスト”となっている。『SAND LAND』入場者プレゼント:鳥山明描き下ろしアートボードまた「スーパードラゴンボールヒーローズ」とのコラボカードをゲーム筐体でスキャンすると、ゲーム内にベルゼブブが登場。迫力のバトル演出を堪能することができる。なお入場者プレゼントは全国合計60万部限定の配布となる。スーパードラゴンボールヒーローズバトルカード:ベルゼブブ<作品情報>映画『SAND LAND』8月18日(金) 公開公式サイト:バード・スタジオ/集英社 (C)SAND LAND製作委員会
2023年06月29日WBCの熱戦で野球の面白さに目覚めた2013年に女優の仲里依紗さんと結婚し、今年は結婚10周年。喧嘩もあるそうですが、10年経っても変わらず仲の良さそうな中尾さん&仲さんご夫婦、憧れますね!夫婦それぞれのYouTubeチャンネルにもたびたび登場するトカゲくん(長男)は、綺麗な口元のラインなどがママにソックリ。この春から小学4年生になり、少しだけ大人びた雰囲気です。中尾さんがこのたび公開した父子の休日動画では、WBCや野球ゲームの影響で「野球部に入りたい」と言い出した長男とスポーツショップへグローブとボールを買いに行き、初めてのキャッチボールに挑戦しています。車を走らせながら中尾さんが「保護者会に行ったら、先生の自己紹介聞いたよ、小さい頃の夢とか」と話す場面もあり、お子さんの学校行事にも参加していることが伺えます。ちなみにトカゲくんの憧れの野球選手はWBCにも出場し、東京ヤクルトスワローズに所属する村上宗隆選手。中尾さんはイチロー選手だそうで、世代を感じますね。スポーツショップで気に入った赤のグローブをゲットしたトカゲくんと中尾さんは、公園で初めてのキャッチボールを開始。まずは壁に向かってボールを投げますが、最初から上手にボールを投げているトカゲくん、お見事です!オリックス・バファローズのファンを公言する中尾さんは4月5日に京セラドームで行われたオリックス対ソフトバンク戦で始球式を務めましたが、そんな中尾さんも「俺の始球式より全然うまいわ!」と賞賛していました。
2023年04月30日永井豪・石川賢原作の『ゲッターロボ』が初の実写映画化。2025年春に公開予定だ。永井豪・石川賢の“元祖”巨大ロボット作品『ゲッターロボ』『ゲッターロボ』は、永井豪と石川賢により『週刊少年サンデー』に連載された漫画であり、1974年から1975年にかけてフジテレビ系で放送されたアニメ作品。変形や合体といった要素を組み込んだ、巨大ロボット作品の“元祖”であり金字塔ともいえるシリーズだ。尚、テレビアニメ版では低年齢層も鑑賞できる、勧善懲悪のストーリーをメインとしていたが、石川賢の連載では、バイオレンスでハードな展開となっているのが特徴で、アニメ・マンガともに現在も熱狂的ファンに支持されている。漫画版をベースに初の実写映画化そんな『ゲッターロボ』が、50周年の節目に際し初の実写映画化。実写映画『ゲッターロボ』では、永井豪・石川賢が手がけた漫画版『ゲッターロボ』の持つアウトロー、バイオレンス、アクション満載のストーリーを、現代的にアレンジしたストーリーが展開される。プロデューサー・監督・脚本は『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説』『キャット・シット・ワン』『ブレイブストーム』『ZVP (座頭市 VS プレデター)』等を手掛けた岡部淳也が担当する。【作品詳細】実写映画『ゲッターロボ』公開時期:2025年春 予定原作:永井豪・石川賢プロデューサー:岡部淳也監督:岡部淳也脚本:岡部淳也、太田垣康男、田畑由秋脚本協力:田畑由秋撮影:古谷巧メカデザイン&イメージボード:Skan Srisuwanサウンド:Michael Verta※パイロット映像&映画完成までの過程で、デザイン、ストーリーの方向性、スタッフは、修正、変更が行われる場合有り。
2023年04月07日漫画家・鳥山明の漫画作品『SAND LAND(サンドランド)』がアニメーション化。2023年8月18日(金)より全国の劇場にて公開される。鳥山明の漫画『SAND LAND』が劇場アニメ化全世界で累計発行部数2.6億部という驚異的な人気を誇る『ドラゴンボール』をはじめ、漫画『Dr.スランプ』や人気ゲーム「ドラゴンクエスト」シリーズのキャラクターデザインなど、数々の国民的な作品とキャラクターを世に送り出してきた鳥山明。摩訶不思議なトリオの冒険譚今回アニメーション化が実現した『SAND LAND』は、『ドラゴンボール』の連載終了後の2000年、「週刊少年ジャンプ」23号から36・37合併号までの間に短期集中連載された漫画。水のない砂漠の世界を舞台に、悪魔の王子・ベルゼブブ、魔物のシーフ、人間の保安官・ラオという摩訶不思議なトリオの冒険を描いた作品だ。コミックス1巻分限定とはいえ、週刊連載にも関わらず全てを1人で描き上げた鳥山。最後のつもりで当時の自分を出し切ったという言葉通り、キャラ・メカ・世界観・ストーリーなどあらゆる要素にこだわりが詰まった作品となっている。田村睦心など実力派声優陣が集結主人公・ベルゼブブ…田村睦心約2500 歳。ワルの限りを尽くすワル、自称“極悪の悪魔”でありながら、人を殺めるようなことはしないイタズラ好き。人間とは比較にならない身体能力を持ち、他人の心を読んだり、脳で会話したり、悪魔故の能力もある。純粋な心の持ち主で、どこか憎めないキャラクター。特徴的なハスキーボイスで、「デジモンゴーストゲーム」「ベイブレードバースト ダイナマイトバトル」など、これまで多くの少年役やキャラクターの幼少期を演じてきた田村睦心がベルゼブブ役を担当する。ラオ…山路和弘水不足にあえぐ人々を救うため、魔物に協力を求めて「幻の泉」を探す旅に出る初老の保安官。正義感が強い人間で、圧倒的な戦闘力をもつ。トンファーを駆使して戦う姿は、全く年齢を感じさせない。昔の経験からか、戦車の扱いにも長けている。演じるのは、『ONE PIECE』『進撃の巨人』といった人気アニメから、ジェイソン・ステイサムや、ヒュー・ジャックマンなどの吹き替えも担当するなど、深みのある低音ボイスで多くのファンを持つ山路和弘だ。シーフ…チョーベルゼブブが旅のお供に選んだ魔物。物知りで、好奇心旺盛なキャラクターで盗みが得意。サンドランドで起きた様々な知識を持っている。ベルゼブブより少し年上で、見た目も老爺そのものだが、意外にも好奇心は旺盛。当初はあまり乗り気ではなかった割に、旅の道中はしゃぐこともある。『ONE PIECE』のブルックや、『犬夜叉』の邪見をはじめとしたコミカルな役を務めてきたチョーが演じる。アレ将軍…鶴岡聡若く優秀な国王軍の将軍。ゼウ大将軍に次ぐ地位がある。また、突発的な非常事態にも臨機応変に対応するなど、高い指揮能力を誇る。30年前に亡くなった父親の後を継いで軍人になった。職務に忠実で真面目な一方、自身に非があれば素直に認める柔軟性を持つ。『セサミストリート』のビックバードといった世界的キャラクターから、『テニスの王子様』の樺地宗弘、『Fate/Zero』キャスターまで、演じる役柄の幅広さに定評がある鶴岡聡が務める。ゼウ大将軍…飛田展男国王に取り入り、何十年も前からサンドランドを支配してきた極悪非道な大将軍。人々の生命線である水を独占し、様々な策謀でベルゼブブたちに立ちはだかる最大の敵。かなりの老齢だが、己の身体を機械化して命を長らえている。どうやら過去にラオとの因縁があるらしい……。映画『SAND LAND』では、『機動戦士Zガンダム』のカミーユ役をはじめとした主役級の作品から、『名探偵コナン』の風見裕也役といった味のある脇役、『ちびまる子ちゃん』の丸尾くん、『おそ松さん』のダヨーンといった個性的なキャラクターまでを見事に演じ分ける飛田展男が最大の敵・ゼウ大将軍を重厚感たっぷりに演じる。サタン…大塚明夫主人公・ベルゼブブの父であり、魔物を束ねる大魔王。人間と旅に出る息子を、威厳たっぷりの声で愛情深く送り出す。『ブラック・ジャック』のブラック・ジャック役や、2021年に引き継いだ『ルパン三世』の次元大介役などを担当し、多くのファンを持つ大塚明夫が演じる。国王…茶風林サンドランドを治める王でありながら、砂漠に存在する水源を独占するなど暴利をむさぼる最低最悪な国王。ゼウ大将軍の言いなりになっている。国王の声優は、『ちびまる子ちゃん』の永沢君をはじめ、『名探偵コナン』の目暮警部、2014年から『サザエさん』の二代目・波平を演じている茶風林が務める。スイマーズのパパ…杉田智和ベルゼブブたちに懸けられた懸賞金を狙う悪党一家・スイマーズのパパ。かつては、国王軍と戦ったこともある実力者の一面を持ちつつ、スイマーズと名乗りながら、水不足のために泳いだことのない息子たちを泳がせることを悲願にする良い男。いつも海パンと水泳用ゴーグルを着用している。パイク…遊佐浩二シャーク…吉野裕行グッピー…こばたけまさふみスイマーズパパの3人の息子。アニメ制作はサンライズ×神風動画×ANIMAアニメーション制作は、サンライズを中心に、独自の技術により3DCGを2Dセル画のように仕上げるアニメーションスタジオ・神風動画と、ハイクオリティな3DCGアニメーションを得意とするANIMAが参加。監督は横嶋俊久監督は『アマナツ』『COCOLORS』といったオリジナル作品を手掛けてきた横嶋俊久、ディレクションアドバイザーは『魔人探偵脳噛ネウロ』『HUNTER×HUNTER』の監督として知られる神志那弘志、脚本は『はたらく細胞BLACK』や『うる星やつら(2022年版)』などを手掛けてきた森ハヤシが担当する。さらに音響監督は『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズや、『ガールズ&パンツァー』などで知られるベテラン・岩浪美和、音楽は大河ドラマ「軍師官兵衛」、連続テレビ小説「半分、青い」などの国民的ドラマから、「ガリレオ」シリーズ、劇場版「名探偵コナン」のサウンドトラックを手掛けてきた菅野祐悟が務める。映画『SAND LAND』あらすじ魔物も人間も水不足にあえぐ砂漠の世界<サンドランド>。悪魔の王子・ベルゼブブが、魔物のシーフ、人間の保安官ラオと奇妙なトリオを組み砂漠のどこかにある「幻の泉」を探す旅に出る―。鳥山明コメントなお、鳥山自身も「読者のことももっと考えなきゃいけないのに、好みを優先してしまった気がします。プロ失格かもしれません。これを楽しいって言ってくれる人って、まさに僕にとっては、わかってる神ファン!って感じじゃないでしょうか。まさか映像化されるなんて思ってもみなかった上に、このクオリティですから、この時点で夢のようです」と、本作のアニメーション化に喜びのコメントを残している。【作品詳細】映画『SAND LAND(サンドランド)』公開日:2023年8月18日(金)アニメーション制作:サンライズ・神風動画・ANIMA配給:東宝監督:横嶋俊久ディレクションアドバイザー : 神志那弘志脚本:森ハヤシ音響監督:岩浪美和音楽:菅野祐悟キャスト:田村睦心、山路和弘、チョー、鶴岡聡、飛田展男、大塚明夫、茶風林、杉田智和、遊佐浩二、吉野裕行、こばたけまさふみ©バード・スタジオ/集英社 ©SAND LAND 製作委員会
2023年03月25日俳優の中尾明慶さんが、2023年3月12日に自身のYouTubeチャンネル『中尾明慶のきつねさーん』を更新しました。批判的な意見を意味する、通称『アンチコメント』に対して中尾さんが返答する企画動画を公開していましたが、削除されていたことに気付き、再投稿したとのこと。動画内では、中尾さんが自分の演技と家族について語るシーンがあり、再度注目を集めています。中尾明慶が『妻のほうが圧倒的に有名』を肯定2013年に、俳優の仲里依紗さんと結婚した中尾さん。互いのSNSにツーショットを載せており、仲むつまじい様子は広く知られています。同動画では、そんな仲さんと中尾さんを比較したアンチコメントも紹介されました。「演技力もないくせにテレビに出ている。妻のほうが圧倒的に有名」そんなコメントに対し、中尾さんは「作品見てくれたのかよ?ありがとう」と述べつつ、自身の演技力についての認識を話し始めました。俺もね、別に自分のことを本当にお芝居が上手いなんて1mmも思ってないし、なんならずっと怖くて仕方ないから。そこ(演技力)が一番欲しいなとは思う。自分の中で「演技うまい」とかっていわれるコメントが来ると、すごく精神安定剤になる。自分は否定してるから、誰かが認めてくれないと、否定と否定になってメンタルが持たないから。中尾明慶のきつねさーんーより引用また、仲さんとの比較について、率直な想いを明かしています。そうだよね!別にそうだと思うよ。俺も別に否定しないし、(妻は)たくさんCMも出てるし。素敵な女優さんだし、別に嫉妬がないわけじゃないけど、家族だからね。家族がそうやって…その人からしたら「有名だ」っていってくれてんだったら、まあいいなと思うけど。そこに負けないようにというか、勝ち負けじゃないんだけど。家族だしね。だけど自分も、「ちゃんと追いかけていかなきゃいけないな」って思うから。中尾明慶のきつねさーんーより引用家族の『俳優としての実力』を認めてリスペクトするとともに、周囲からの評価を一緒に喜ぶこともできる、中尾さん。まっすぐな姿勢に、動画の視聴者からは称賛の声が多数寄せられました。・批判的なコメントなんて「うるせー!」のひと言で切り捨てられるのに、きちんと向き合って応えていて素敵。・感じ方は人それぞれかもしれないけど、私は中尾くんの演技が大好きです!・家族のことを守るように話している時の表情が好き。かっこいいです。家族を愛し、俳優業に真剣に取り組む姿がうかがえる、中尾さんのコメント。たゆまぬ努力と向上心で、今後も素敵な演技を見せてくれるに違いありません![文・構成/grape編集部]
2023年03月13日リサイクル商品を開発・販売する「マテックプロダクツ」(所在地:北海道帯広市西22条南3丁目34-1)は、イラストレーター永井博氏作品「北海道三部作」公式ハイエンドレプリカを限定販売します。北海道三部作80年代に大瀧詠一の『A LONG VACATION』などのレコードジャケットに代表される国内外から多くの支持を受けている永井博氏。1998年より現在に至るまで、マテックグループのイメージイラストを手がけて頂いております。トロピカルでクリアな風景イラストレーションをメインとしている永井氏が北海道の雄大自然にインスピレーションされ、独自の雰囲気で描き上げた非常に珍しい作品「北海道三部作」です。永井博氏直筆サインとエディションナンバー付き(背面)■原画の美しさを再現するジークレー版画印刷ジークレーとは、インクジェットプリンターで印刷された限定版画作品のことです。株式会社アイワードによる高精細7色プリンターで再現した本作品は、色彩から質感までこだわりぬいたレプリカ作品です。すべての作品に永井博の直筆サインとエディションナンバー付きとなります。永井博「北海道三部作」公式ハイエンドレプリカ/雪道●永井博「北海道三部作」公式ハイエンドレプリカ/雪道息も凍りつくような冬の日。宇宙まで届きそうな蒼い空。耳を澄ましても風の音すら聞こえない静まり返った真っ白な大地。凍れた雪道、踏みしめるとキュッキュッと雪が鳴く。北海道の厳しくも美しい冬のひと時。プリントサイズ:W530×H454mm 額装サイズ:W675×H600mm エディション:30販売価格165,000円(税込)●額装込み(アルミフレーム、ブラック)●直筆サイン、エディションナンバー付(ナンバーは選べません)永井博「北海道三部作」公式ハイエンドレプリカ/針葉樹の森●永井博「北海道三部作」 公式ハイエンドレプリカ/針葉樹の森どこまでも続く白銀の大平原と遥かなる山々。風雪にも負けることなく緑をたたえながら天に伸びる針葉樹たち。眩しく輝く冬の光と青く伸びる影。冬の日の美しく優しい時間。永井博が描く北海道をテーマにした三部作。プリントサイズ:W530×H454mm 額装サイズ:W675×H600mm エディション:30販売価格165,000円(税込)●額装込み(アルミフレーム、ブラック)●直筆サイン、エディションナンバー付(ナンバーは選べません)永井博「北海道三部作」公式ハイエンドレプリカ/ポプラ●永井博「北海道三部作」 公式ハイエンドレプリカ/ポプラ果てしない大空と悠々と流れていく雲。まるでパッチワークのように美しく咲き誇る北の花たち。どこまでも続くただ1本の道。透明な光の中、風に揺らぐポプラの葉音が優しく聞こえてくる。プリントサイズ:W530×H454mm額装サイズ:W675×H600mm エディション:30販売価格165,000円(税込)●額装込み(アルミフレーム、ブラック)●直筆サイン、エディションナンバー付(ナンバーは選べません)【マテックプロダクツとは】マテックプロダクツは、リサイクル商品はもちろんのこと環境にやさしい商品を展示し販売しています。自動車の窓ガラスやシートを再利用して商品を開発しています。小樽市に本社を構える株式会社深川硝子工芸様と、自動車の窓ガラスを利用してリサイクルグラスや皿、花瓶を作製しました。また、滝川市に本社を構える株式会社レザースタジオKAZU様と自動車の革シートを利用して名刺ケースを作製しました。今後、SDGsの取り組みとして多種多様なアップサイクル商品を数十種類開発、販売を検討中です。皆様にリサイクルを身近に感じていただけるよう努めていきます。【マテックとは】株式会社マテック(本社:帯広市)は、創業80年を超える総合リサイクル企業です。北海道内に9支店を構えています。建築物の解体に伴う金属スクラップや小型家電に含まれる基盤、プラスチックなど、リサイクル可能なすべての物質・廃棄物を第三の資源と考え、あらゆる資源を再生・創造・開発しています。最近では、24時間無人で古紙や金属製品などの資源物を回収するサービス「じゅんかんコンビニ24」を北海道内に24店舗を開設。「じゅんかんコンビニ24」は、これまで廃棄物として処理されていた資源物のリサイクル率を高めています。マテックはさまざまな視点からリサイクルを見つめ、取り扱い品目の拡大はもちろんのこと環境の未来を見据え新しいことに取り組んでいます。■店舗概要マテックプロダクツストアYAHOOショップ店永井博「北海道三部作」 公式ハイエンドレプリカ マテックプロダクツストア所在地 : 〒080-2472 北海道帯広市西22条南3丁目34-1電話 : 0155-35-7711FAX : 0155-35-9911営業時間: 9時から17時(月曜日~土曜日、日曜日・祝日休み)公式HP : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月01日2023年2月9日、作家の永井路子さんが亡くなったことが分かりました。97歳でした。サンケイスポーツによると、永井さんが亡くなったのは同年1月27日。老衰のため、東京都内の病院で息を引き取ったとのことです。歴史小説を中心に、『炎環』など多くの作品を生み出してきた、永井さん。NHKの大河ドラマである『草燃える』や『毛利元就』の原作者としても知られています。また、直木賞や女流文学賞、毎日芸術賞といった、優れた作家が選出されるさまざまな賞を受賞してきました。永井さんの作品をきっかけに歴史小説の魅力を知った人は少なくない様子。訃報に対し「素晴らしい作品をありがとうございました」と感謝する声が相次いでいます。きっと今後も、永井さんの本は多くの人の手に渡り、物語の世界へいざなってくれるでしょう。ご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2023年02月09日「マジンガーZ」や「秘密戦隊ゴレンジャー」をはじめ、数多くの特撮、アニメ作品に携わり、今年 6 月に 96 歳で亡くなった作曲家・渡辺宙明。12 月 2 日(金)に東京・NHK ホールで一夜限りの「渡辺宙明 追悼コン サート」が開催される。「宇宙刑事ギャバン」などの主題歌を歌った串田アキラ、「秘密戦隊ゴレンジャー」 のエンディングテーマなどを歌ったささきいさお、「野球狂の詩」などを歌った堀江美都子、アニソンを愛 し、歌手としても活動している中川翔子がゲストとして出演することが決定している。まさに作曲家・渡辺 宙明の集大成となる本公演は、渡辺宙明の長男で、作曲家として 50 周年を迎えた渡辺俊幸が音楽監 督・指揮を担当する。コンサート本番に先駆けて、渡辺俊幸に、父・渡辺宙明への想い、そして今回のコン サートの構想などを語ってもらった。――追悼コンサートではありますが、これまでの渡辺宙明さんの集大成というか、華やかなステージになりそうですね。そうですね。私もしんみりした感じではなく、華やかで盛大な雰囲気のコンサートにしたいと考えています。まさしく集大成という内容になりますし、作品数も膨大な数がございますので、選曲に関しては西耕一さんと田野倉健之さんにお任せしました。私は渡辺宙明の息子ですから、父のことはよく知っていますが、父の楽曲に関しては実はそれほど詳しくないんです。――そうなんですね。例えば、「マジンガーZ」が放送された当時は、赤い鳥というフォークグループをやっていて、月のうちの20日間は演奏旅行に出掛けていました。家に帰ってきた時には父と一緒に食事をしながら観たりしましたが、それから4年ぐらい経つと、私は結婚して家を離れて、自分の音楽活動に没頭する日々を過ごすようになりました。当時、ほとんどテレビを見ない生活を送っていたんです。後にドラマ主題歌などを手がけるようになりますけど、その時はドラマもアニメも観てなくて、音楽に関係すること以外は興味がないという状況でした。なので詳しくないんです(笑)。――渡辺宙明さんと同じく、“音楽”をお仕事にされていても、あまり接点はなかったということですね、当時は。はい。リアルタイムでアニメを観たりしていなかったので、今回のコンサートでもお客さんがどのような曲を望まれているのか、明確に見えているわけではなかったので、当時リアルタイムで観られていたり、父のコンサートにも長く関わられてきた西さんたちに選んでもらったほうがいいと思ったんです。――今回の追悼コンサートで音楽監督を務められることによって、渡辺宙明さんの音楽としっかりと向き合うように。そうですね。実は9月に私の50周年のコンサートを開催して、そこで父の曲も少し取り上げました。当初は父の曲を取り上げる予定はなかったのですが、父が亡くなり、ショックを受けたと同時に、父の偉大さを改めて感じて、自分が50周年を迎えられたのは父のおかげでもあるなと思いまして、自分のアレンジで3曲を演奏しました。その時にまとめて父の曲を聴きましたし、今回も音楽監督と指揮を務めるということで、父の楽曲とより向き合うことができました。改めていい曲が多いなぁって今更ながら感じましたね(笑)。――演奏はオーケストラ・トリプティークで、コンサートマスターは工藤春彦さん。そしてゲストミュージシャンに、トランペットのエリックミヤシロさんをはじめ、錚々たる方々が参加されますが。追悼コンサートということで一夜限りですし、NHKホールという最高の会場で開催できますので、できるだけ最高峰の方々に演奏していただきたいと思いまして、ゲストミュージシャンの方には私からお声がけさせていただきました。オーケストラ・トリプティークは西さんが運営しているオーケストラの方々で、父のコンサートでお世話になっておりましたので、父への思いが深い方もたくさんいらっしゃいますので、今回もお願いしました。今回の基本コンセプトは、父が作り出した時のアレンジやサウンドをできるだけ再現するということです。観に来られる方もそれを望まれていると思いますので。ただ、「マジンガーZ」のオープニング曲など、よく知られている楽曲はエネルギッシュなものが多いのですが、父は「B面になっているバラード系の曲も自信があるので、自分が亡くなることがあったら俊幸にアレンジしてもらいたい」って言っていたんです。その時は「はいはい、わかりました」みたいな感じのやりとりだったんですけど(笑)、それはやはり実現させたいと思いましたので、2曲ほどバラード系の曲をアレンジさせていただきました。――さらに、串田アキラさん、ささきいさおさん、水木一郎さん、堀江美都子さん、中川翔子さんが参加されます。串田さんと水木さんのお二人はパワーと激しさを持ってらして、エネルギッシュな歌を聴かせてくれますよね。ささきさんは朗々とした大らかな感じで、ダンディな歌声の持ち主。堀江さんはなんでも歌えるオールマイティな歌い手さんだなと思っています。可愛らしい曲から元気な曲まで、本当に幅が広いんです。中川さんは「アニソンアカデミー」という番組のパーソナリティーを担当されていて、私と父が一緒に出演したこともありましたし、父はその番組の主題歌を書いていたりするので、そういう接点もあって出演していただけることになりました。出ていただけるのであれば、中川さんも歌が上手ですし、せっかくだから他の4人の方が歌ってない曲を歌っていただこうかなと思って、歌唱もお願いしております。――歌以外にトークも。私の語りもあれば、ゲストの方による父との思い出などもあって、私も初耳のことが出てくると思っています。――本番が近づいてきましたが、今回の「渡辺宙明 追悼コンサート」をどんなふうに楽しんでもらいたいですか?“追悼コンサート”ということで、しんみりしちゃうのかなと思われるかもしれませんが、私は霊魂不滅を信じているので、父もその場に来てると思うんです。にこやかに嬉しそうに、ステージ上のどこかに座って、父とゆかりのある方々が自分の曲を歌ってくれてご満悦という、そんなコンサートになるんじゃないでしょうか。ですから、ファンの方々には自身の思い出と共に、父の音楽を楽しんでいただきたいです。それと、「マジンガーZ」に関しては、映像が映し出されて、音楽とリンクして会場を盛り上げたいと考えております。こういった演出も今回のコンサートならではだと思いますので楽しみにしていただきたいと思います。【公演概要】公演名:渡辺宙明 追悼コンサート会 場:東京・NHK ホール公演日:2022 年 12 月 2 日(金)出演者:串田アキラ/ささきいさお/中川翔子/堀江美都子/水木一郎※50音順音楽監督・指揮:渡辺俊幸【オーケストラ】オーケストラ・トリプティーク(コンサートマスター:工藤春彦)【ミュージシャン】Trumpet:エリックミヤシロ/Keyboard:大迫杏子/Piano:紺野紗衣/Bass:二家本亮介/ Drum:則竹裕之 /Guitar:福原将宜 ※50音順チケット料金(全席指定/税込):S席 9,900円/A席 7,700円/B席 6,600円/学生券 3,300円※未就学のお子様のご入場はお断りさせて頂きます。※チケット枚数制限:4枚※公演中止の場合を除き、お客様の体調不良および新型コロナウイルス感染によるチケットの払い戻しは致しません。チケットご購入の際には、ご自身の体調や環境をふまえご判断くださいますようお願いいたします。 ※学生券は、公演当日、窓口にて学生証を確認させて頂いた後、チケットをお渡し致します。【チケット一般発売中】キョードー東京 0570-550-799 (紙チケット/電子チケット)オペレータ受付時間 平日11:00~18:00 土日祝日10:00~18:00■イープラス (紙チケット/電子チケット)■チケットぴあ (Pコード:228-511)(紙チケット/電子チケット)■ローソンチケット (Lコード:73887)(紙チケット/電子 チケット)主催:キョードー東京/スリーシェルズ後援:朝日新聞社/日刊スポーツ/ニッポン放送/文化放送/TBSラジオ問い合わせ先: キョードー東京 0570-550-799(平日 11 時~18 時 土日祝 10 時~18 時)公式サイト: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年11月28日