ある夫婦のドラマのような闘病ブログから誕生した映画『夫婦フーフー日記』の劇中シーンが解禁された。本映像は、ダンナがヨメにプロポーズする重要なシーンで、主演の佐々木蔵之介と永作博美、そして前田弘二監督にとってもこの場面は、ぶっつけ本番で一発撮りをした特に印象深い大切なシーンだという。プロポーズシーン本作は、38歳という若さでこの世を去ったヨメと、彼女を支え続けたダンナこと清水浩司さんの闘病ブログから生まれた書籍『がんフーフー日記』を原作に、“死んだはずのヨメと残されたダンナが、夫婦の軌跡を振り返る”という設定を加えて映画化した“笑えて泣ける”ヒューマンドラマ。このほど公開されたシーンは、17年間友人だったコウタ(佐々木)とユーコ(永作)が、ユーコにお見合い話が持ちあがったことをきっかけに、互いの関係を見つめ直し、結婚に踏み切る場面だ。前田監督は、ふたりと段取りだけを確認して、あとは演者の間合いにすべてをかけて撮り上げたという。コウタとユーコから、ダンナとヨメになることを決意したふたり。映画では、入籍、妊娠、ガンの発覚、出産、別れ、そして残されたダンナの前に突然現れる死んだはずのヨメとの新たな生活が描かれていく。なぜヨメはダンナに見えるのか?彼女の目的とは何か? 佐々木と永作が息の合った演技で表現する一風変わった夫婦は観客を笑わせ、さわやかな感動を与えてくれそうだ。『夫婦フーフー日記』5月30日(土)より新宿ピカデリー他にて全国ロードショー
2015年05月22日佐々木蔵之介が最愛の“ヨメ”を亡くし、残された赤ん坊と育児に仕事に奔走する“ダンナ”を、永作博美がその“ダンナ”の前に幻影として現れる亡くなった“ヨメ”を演じる映画『夫婦フーフー日記』。このほど、本作をいち早く観賞した秦基博や「GRAPEVINE」田中和将、「OKAMOTO’S」ハマ・オカモトら話題のミュージシャンたちから、“心ふるわす”絶賛コメントが到着した。作家志望のダンナ・コウタ(佐々木蔵之介)は、本好きなヨメ・ユーコ(永作博美)と出会って17年間、一度も男女の仲にならず友達だったが、ついに結婚。直後に妊娠、そしてがんが発覚し、幸せな新婚生活は闘病生活に。ヨメの病状をダンナはブログで報告し始めるが、入籍からわずか493日後、ヨメは亡くなってしまう。だが、悲しみに暮れるダンナにブログの出版化の話が舞い込み、「念願の作家デビュー!」と現実逃避するダンナ。そこへ突然、死んだはずのヨメが現れる!果たして、これは幻影か、現実か?ダンナは死んだはずのヨメと原稿を読み返しながら、ヨメが元気だったころをふり返っていく…。原作は、清水浩司さん(ダンナ)と睦さん(ヨメ)という実在の夫婦の闘病ブログから生まれ、2011年に出版された「がんフーフー日記」。出会いから17年目にして結婚、1か月後に妊娠が発覚。その5か月後にはヨメにがんが発覚し、その後、出産・育児、そして闘病というドラマよりもドラマチックな日々を、佐々木さん&永作さんのW主演で映画化した。そんな本作には早くも絶賛の声が数多く寄せられているが、中でも、浩司さんは音楽誌の編集者だったこともあり、公私ともに親交のあった秦さんら人気ミュージシャンからアツいコメントが続々と到着している。秦基博 (ミュージシャン)ダンナ、ヨメ、ぺ~ちゃん。そして周囲の人々。みんなが明るくコミカルであるほど、寂しさが募ります。そして、この先もみんなの物語はずっと続くのだと思いました。田中和将 (GRAPEVINE)結婚、育児、そして人生とは何か。シミコー(清水さん)を見ていると、そこに明確な答えは必要ない、と思った。ハマ・オカモト (OKAMOTO’S)画面いっぱいに沢山の愛情が映し出される97分間。久しぶりに“泣き笑い”しました。YO-KING (真心ブラザーズ)日々のいろんなコトに、もっと集中して、もっと感謝して、もっと味わいたくなりました。BONNIE PINK (シンガー・ソングライター)笑って泣いて心が温まった。生きてることに感謝できるのも生きてる証。愛してる人とハンバーガーを食べて、私も全力で生きたい。いずれも、夫婦が“フーフー”いいながら生き抜く姿に“心ふるえた”というミュージシャンたち。あなたも劇場で、その精一杯の姿を目撃してみて。『夫婦フーフー日記』は5月30日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:夫婦フーフー日記 2015年5月30日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015川崎フーフ・小学館/「夫婦フーフー日記」製作委員会
2015年05月20日佐々木蔵之介と永作博美が絶妙のコンビで夫婦役を演じる、実在の闘病ブログから生まれた映画『夫婦フーフー日記』。このほど、“ヨメ”が残してくれた息子“ペ~”のために全力疾走を見せる、佐々木さんの奮闘パパぶりがよくわかる場面写真が到着した。38歳という若さでこの世を去ったヨメと、彼女を支え続けたダンナこと清水浩司さんの闘病ブログから生まれた「がんフーフー日記」を原作にした本作は、佐々木さん&永作さん、杉本哲太、佐藤仁美、高橋周平といった個性あふれるキャストたちが織りなす“泣ける”コメディ。映画化にあたっては、死んだはずのヨメがダンナの目の前に現れ、2人で夫婦だった時間をふり返るという設定が加えられ、ブログには書かれなかった夫婦の想い、そして家族の愛によりスポットを当てた形となっている。今回解禁となったのは、佐々木さん演じるダンナ・コウタが、高熱を出した愛する息子“ぺ~”のもとへとダッシュする場面写真。ヨメの死後、ダンナは男1人で息子“ぺ~”を育てていくことになったが、仕事をしながらの子育ては、想像以上に大変。ましてや、“ぺ~”の顔を見るたび、ヨメという存在が永遠にいなくなってしまったことへの大きな喪失感が襲ってきてしまう。そんなとき、ダンナのもとへ、闘病ブログの書籍化の話が舞い込む。「作家になりたい」という夢を叶えるチャンスを手に入れたダンナは、息子“ぺ~”を広島県の実家に預け、ひとり、執筆作業に励むことに。だが、それはまるで、悲しい現実からの逃避…。そしてある日、実家から“ぺ~”が高熱を出したという電話が!そこで、ダンナはいても立ってもいられなくなり、愛する息子“ぺ~”のもとへと疾走するのだ。ヨメがいなくて悲しくても、辛くても、息子にとっては自分がたったひとりの親。そんな大事なことを思い出させてくれた息子に会いに行く、何とも印象深いシーン。先日、ヨメ役の永作さんは母の日を前に「ベストマザー賞」に選ばれていたが、佐々木さん演じるダンナにとっても、父親としての思いを噛みしめる名場面となっているようだ。『夫婦フーフー日記』は5月30日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:夫婦フーフー日記 2015年5月30日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015川崎フーフ・小学館/「夫婦フーフー日記」製作委員会
2015年05月15日俳優の佐々木蔵之介と、女優の永作博美が主演する映画『夫婦フーフー日記』(5月30日公開)のカップル限定特別試写会が8日、都内の結婚式場で行われた。本企画は、実際の夫婦の物語から生まれた映画『夫婦フーフー日記』をカップルで鑑賞することで、改めてお互いの大切さを感じてもらうことを目的として発案。タイトルにかけて、22(フーフー)組が招待された。参加した35歳女性は、「相手のことも自分のことも大切に、日々一生懸命生きていきたいと思いました」とコメント。また、30歳の女性は、「楽しい時だけでなく、辛い時こそ相手への思いやりがとても大切」と語り、「夫婦間だけでなく、周りの人にも優しくしたいと感じさせてくれました」と映画を通して、身近な人への感謝の気持ちを改めて感じたという。映画は、実在の夫婦の闘病ブログから生まれた『がんフーフー日記』(小学館)が原作。結婚し、子どもを授かったものの、妻に悪性腫瘍が見つかり、余命が短いことが判明。妻が死んでしまうまでの、夫婦が駆け抜けた493日がつづられている。映画化にあたっては、"死んだはずの妻と残された夫が、一緒に生きた夫婦の日々を振り返る"という設定が加えられ、ブログには書かれなかった夫婦の思いが描かれる。(C)2015川崎フーフ・小学館/「夫婦フーフー日記」製作委員会
2015年05月11日5月10日(日)は「母の日」。プライベートでも愛情深い母親としての顔を持つ永作博美と渡辺満里奈という、2人の美人ママが、実生活同様、子どもへの愛を惜しみなく表現する2作が立て続けに公開される。「母の日」を前に、親子で、そして夫婦でも楽しめる家族の物語に注目した。■『夫婦フーフー日記』~余命わずかなヨメが残した命、ブログを通して伝わる親から子への愛まず、永作さんが佐々木蔵之介と10年ぶり2度目の共演で夫婦役を演じる『夫婦フーフー日記』。2010年に38歳でこの世を去ったヨメと、彼女を支え続けたダンナの実在の闘病ブログから生まれた「がんフーフー日記」が原作だ。作家志望の“ダンナ”は、出会いから17年目にして長年の友人だった“ヨメ”にプロポーズ!そして結婚、1ヶ月後に妊娠発覚。だが、その5ヶ月後にはヨメに悪性腫瘍が発覚。怒涛の育児と闘病生活を送るも、ダンナと赤ん坊の息子“ぺ~”をおいてヨメは亡くなってしまう。しかし、四十九日の前日、死んだはずのヨメがダンナの前に現れ…。実話から誕生した本作で、ヨメを好演する永作さん。大好きなダンナと“ぺ~”を残して逝かなくてはならない心情を、目一杯の明るさで切なくも力強く演じきっている。確かに、母親としての日々は短すぎたかもしれない。それでも、劇中で書籍として生まれ変わる闘病ブログには、去りゆく母が精いっぱい笑って生き抜いた姿と、その思いを知る父から子へのありったけの愛が綴られているのだ。■『あなたをずっとあいしてる』~過酷な冒険に出る子を見守る親の愛一方、渡辺さんが15年ぶりの声優に挑戦したのが『あなたをずっとあいしてる』。「おまえうまそうだな」で知られる絵本作家・宮西達也の人気絵本〈ティラノサウルス シリーズ〉のアニメ映画化第2弾だ。ティラノサウルスの子ども・トロンは大好きな両親を亡くし、ひとりぼっちになってしまう。悲しみながらも立派な恐竜になることを決めるトロンだったが、ひとりになった恐竜の世界は冒険の連続!泣き虫のメソメソや赤い実を集めるキラリなど、たくさんの仲間に出会い、本当の強さや勇気、愛の意味に少しずつ気づいていき、ある日、悪さばかりする恐竜・バルドたちとの対決の日を迎えることに。渡辺さんが声を務めたのは、トロンを常に優しく見守る母・セラ。「自身と息子の関係を重ね合せて演じた」と語るように、父は導き、母は優しく見守る、どんなに離れていても心の中に存在し、子どもの成長を手助けする、という親の愛を温かみあふれる声で表現する。いつの世も変わらない親が子へ伝えたいメッセージは、映画の中にも顕在だ。同い年、そしてともに2児のママ同士である、永作さんと渡辺さん。2人の愛情たっぷりの演技を、劇場でも確かめてみて。『夫婦フーフー日記』は5月30日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。『あなたをずっとあいしてる』は6月6日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:夫婦フーフー日記 2015年5月30日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015川崎フーフ・小学館/「夫婦フーフー日記」製作委員会
2015年05月10日俳優の佐々木蔵之介、女優の永作博美が5日、都内の結婚式場で行われた、映画『夫婦フーフー日記』のスペシャルトークイベントに出席した。実際の闘病ブログをもとにした本作は、夫婦の想いや家族愛を描くハートフルコメディー。出会って17年目にして結婚したコウタ(佐々木)とユーコ(永作)だったが、ユーコはがんで亡くなってしまう。悲しみに暮れながらも、赤ん坊の育児と仕事に奔走するコウタの前に、ユーコの幻影が現れ――というストーリーで、映画は30日から全国公開。結婚式さながらに、招待客らのフラワーシャワーで迎えられた佐々木と永作は、「初めてなのでうれしい」と照れ笑い。イベントには、原作者の清水浩司氏も駆け付け、2人への感謝の手紙が読み上げられると、永作は、「報われるという言葉を聞いて、参加出来て良かった。エネルギッシュに生きた2人をたくさんの人に知って欲しい」と笑顔を見せ、佐々木も、「こんな状況でも前を見てる2人と支える仲間がいて、生きるのは素敵なことだと感じて頂けると思う」と胸を張ってアピールした。また、本作で、約10年ぶりに夫婦役を演じた佐々木と永作。MCから理想のプロポーズを問われると、「ストレートに言うのが良い。自分は演出とかは出来ない」(佐々木)、「勢いがある方が切実さが伝わるんじゃないかな」(永作)とそれぞれ回答。続けて、理想の夫婦像について、佐々木が、「この2人の関係は、ボケたりツッコんだり笑って生きていく。17年も友だちだったので、良い距離感で素敵だなと思った。いつも笑かせて生きてるのが素敵」と語ると、永作も、「それぞれが2人の道を歩いていってる風通しの良い夫婦は素敵だと思います」と微笑んでいた。
2015年05月06日5月30日(土)より新宿ピカデリーほか全国で公開される映画『夫婦フーフー日記』の公開記念イベントが5月5日(火・祝)、都内で行なわれ、主演の佐々木蔵之介、永作博美、そして原作者の清水浩二がイベントに登場した。夫婦フーフー日記は、ブログをもとに夫婦のがん闘病を綴った清水さん著の「がんフーフ日記」(小学館文庫刊)が原作。映画は、佐々木さん扮するダンナ・清水浩太と、永作さん扮するヨメ・清水優子のプロポーズから始まり結婚、出産、育児、ヨメの死までをコミカルに描く。映画は、作家を志す主人公が妻の死で悲しみに打ちひしがれるなか、四十九日の前日に死んだはずのヨメが登場し、ダンナ、ヨメ、そして子供の“ペ~”との奇妙な生活が始まる。そして夫婦の闘病ブログの出版の話が持ち上がり、執筆を続けるなか、死んだはずのヨメ2人と振り返ると、当時はブログにかけなかったそれぞれの思いが見えてくるという内容だ。イベントに登場した佐々木さんは「ヨメとダンナが、ずっとおかしいことを言って、突っ込み、突っ込まれながら生きるというのが印象的な作品です。撮影はリハーサルはあまり行わず、ほぼぶっつけ本番でした。特にヨメにプロポーズするシーンは、まるで本当の本番のような空気が流れ、緊張しましたね」と話す。永作さんは「ヨメは、つねにダンナに突っ込み、つねに生命観にあふれています。この映画のような、風通しのよい“友達夫婦”が私にとって理想的ですね。死を突きつけられても、強く生きる人がいるということを、この映画で知ってほしい」とコメントした。夫婦フーフー日記に登場する夫婦は、17年間の友達を経て結婚。その直後に妊娠と妻の病気が発覚するのだが、それでも強く生きる姿を描く。原作者の清水さんは「結婚式のシーンは、僕自身の当時をそのまま上から眺めているような奇妙な感覚でした。お2人に演じていただいたことで、これまでのことが本当に報われた思いです。映画を見た人には、“生きることは素敵なことだ”ということ、是非感じ取って頂きたい」と語った。(text:cinemacafe.net)■関連作品:夫婦フーフー日記 2015年5月30日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015川崎フーフ・小学館/「夫婦フーフー日記」製作委員会
2015年05月05日「ガールズスタイルLABO」運営するウエディングパークは、クラウドソーシングサービス「Woman&Crowd」を運営するSTRIDEと共同で、20代~30代の女性480名を対象に実施した「結婚と仕事」に関する調査結果を発表した。調査期間は3月20日~27日。○結婚後も働き続けたい女性、62.3%結婚後の働き方についてどう考えているのか聞いたところ、「結婚に関わらず、今と変わらずに働きたい(27.9%)」「結婚後は、量や時間を減らして働きたい(34.4%)」と、20~30代女性の6割超が結婚後も働きたいという意思を示した。理由として「仕事が好きだし、せっかく築いたキャリアをこれからも重ねたい」、「仕事を続けた方が経済的に安定するし、自由なお金もある方がいい」といった声のほか、「結婚したら仕事を辞めるなんて古い」という意見もあった。○64.5%が「結婚は仕事をする上でプラス」と回答次に、「結婚は仕事をする上でプラスだと思いますか?」と質問したところ、64.5%が「はい」と回答した。「彼や家族の話題をオープンにしやすくなったことで、特に年上の男性社員との会話の幅が広がり、信用につながった」「結婚しないの? 等のセクハラがなくなった」といったコメントが集まり、結婚によって環境や精神面がより安定し、妻としてだけではなくビジネスパーソンとしても、よりパワーアップした女性が多くいることがわかった。○結婚後ますます輝いている女性タレントランキング最後に、仕事もプライベートも両立し、結婚後もますます美しく輝いていると思う「憧れの著名人」を聞いたところ、圧倒的な票数を獲得して「篠原涼子(312票)」が堂々の1位となった。次いで2位「井川遥(159票)」、3位「永作博美(139票)」と続き、40代前後の女性タレントが上位を占めた。「結婚してさらにきれいになった」、「夫や子供たちがエネルギーになっている」、「妻であり、母であり、大人っぽいのに可愛らしい雰囲気があるのは素敵」といった声が寄せられた。
2015年04月24日本日4月22日(水)は「よい夫婦の日」。嬉しいことは倍に、辛いことは半分にしてくれる、一番近くで寄り添う存在。でも、あまりに近すぎるため、ふだんはまるで空気のように隣にいることが当たり前になってしまうもの。そして、かけがえのないその存在を失ったとき、心が押しつぶされるほどの深い悲しみが訪れる…。そんな夫婦の愛の力を強く深く感じられる新作映画2本を、「よい夫婦の日」にちなんでシネマカフェがご紹介!★『夫婦フーフー日記』~2人の時間はあっという間…“瞬間”を大切に生き抜いた夫婦の愛~5月30日(土)より全国公開される『夫婦フーフー日記』は、2010年に38歳という若さでこの世を去った“ヨメ”と、彼女を支え続けた“ダンナ”の闘病ブログから生まれた「がんフーフー日記」(小学館刊)が原作。夫婦役を演じるのは、本作が10年ぶりに2度目の夫婦役で共演する佐々木蔵之介と永作博美。作家志望の“ダンナ”が、長年友人だった“ヨメ”と出会って17年目にして結婚、1か月後に妊娠。その5か月後にはヨメに悪性腫瘍が発覚し、怒涛の育児と闘病生活を送るも、ダンナと赤ん坊の息子をおいてヨメは亡くなってしまう。しかし、四十九日の前日、死んだはずのヨメがダンナの前に現れた!夫婦だった期間はわずか493日という2人。嬉しいことも大変なこともあっという間に過ぎていく。だからこそ、この瞬間、瞬間を大切に精一杯生き抜いた夫婦の愛に、笑いながら涙する作品となっている。★『愛を積むひと』~亡くなってなお夫を支える妻と妻を思い続ける夫、不器用な夫婦の愛~また、6月20日(土)公開の『愛を積むひと』では、佐藤浩市と樋口可南子が長いキャリアの中で初めての夫婦役に。原作は2004年に出版され、翻訳本としては異例のロングセラーを続けているエドワード・ムーニー・Jr.著「石を積むひと」。第二の人生を踏み出そうと北海道・美瑛町に移住した篤史と良子の夫婦。だが、その矢先、妻・良子が病に侵され先立ってしまう。良子が遺した手紙によって、悲しみから新たな人生に向き合う篤史は、良子に頼まれていた家の石塀作りを再開。篤史が妻を思いながら積み上げた石に、彼を取り巻く人々の人間ドラマが重なっていくーー。十人十色、愛の形は夫婦それぞれ。パートナーがいる人は、かけがえのない“互い”という存在をいま一度見つめてみる良い機会に、また、いま人生のパートナーを探している人にとっても、自分にとってかけがえのない存在について考えさせてくれるであろう、2作。誰かと寄り添い、互いを思いやる人生について、思いを巡らせてみてはいかがだろう。(text:cinemacafe.net)■関連作品:愛を積むひと 2015年6月20日より全国にて公開(C) 映画「愛を積むひと」製作委員会
2015年04月22日俳優の佐々木蔵之介と女優の永作博美が主演を務める『夫婦フーフー日記』(5月30日公開)の最新映像が14日、公開された。約4分30秒にわたる映像では、3月24日に行われた完成披露舞台あいさつの模様からスタート。佐々木、永作と赤ん坊"ぺ~"とのやりとりを映し、続く映画のカットでは"ぺ~"の誕生が描きながら、喜びに湧く2人の掛け合いが繰り広げられる。「一人だといっぱいいっぱいになりやすい。みんなでやると楽しくて、いつの間にかなんとかなっていたりする」と、コウタ(佐々木)が杉本哲太ら仲間の協力を受けながら子育てに奮闘する。本作は、実在の夫婦の闘病ブログから生まれた『がんフーフー日記』(小学館)が原作。結婚し、子どもを授かったものの、妻に悪性腫瘍が見つかり、余命が短いことが判明。妻が死んでしまうまでの、夫婦が駆け抜けた493日がつづられている。映画化にあたっては、"死んだはずの妻と残された夫が、一緒に生きた夫婦の日々を振り返る"という設定が加えられ、ブログには書かれなかった夫婦の思いが描かれる。(C)2015川崎フーフ・小学館/「夫婦フーフー日記」製作委員会
2015年04月14日佐々木蔵之介と永作博美が10年ぶりに夫婦役を演じる『夫婦フーフー日記』。この度、本作に登場するキュートな赤ん坊“ペ~”に佐々木さんと永作さんが悶絶するシーンが一足先にシネマカフェに到着した。出会って17年、友人の間柄からようやく結婚にこぎつけた“ダンナ”コウタ(佐々木蔵之介)と“ヨメ”ユーコ(永作博美)。入籍直後に妊娠が発覚するという幸せの絶頂のさなか、ヨメの直腸に悪性腫瘍が見つかる。待望の赤ん坊“ぺ~”を出産したのもつかの間、闘病生活の末にこの世を去ってしまうヨメ。落ち込むダンナの元に、夫婦の闘病生活を綴ったブログを書籍化する話が持ち上がる。原稿に向き合うことで現実逃避をするダンナ。だが、そこに死んだはずのヨメが現れ…。今回公開された映像は、ヨメの出産から闘病中の育児に奮闘するダンナとヨメが、日々を“フーフー”駆け抜けながらも、赤ん坊ぺ~の笑顔に悶絶する愛に溢れたシーン。ぺ~が誕生した日の幸せ、杉本哲太、佐藤仁美、高橋周平らが演じる仲間たちと一緒に育児に励んだ日。また、ぺ~が初めて発した笑い声をもう一度聞こうと夫婦で笑わせようと必死になった日など思わず笑顔がこぼれるシーンが詰まっている。撮影現場で苦労したところは、佐々木さんと永作さんの愛しい息子である当時8か月のぺ~とのシーンだったそう。タイトなスケジュールの中、ぺ~に笑ってほしいとき、なかなか思うようにはいかず、ぐずってしまい、佐々木さん、永作さんが現場であやすことも多々あったようだ。出会って17年目にして結婚、1か月後に妊娠発覚。その5か月後にはヨメに悪性腫瘍が発覚…闘病生活の中に笑顔があったのは“ぺ~”存在があったからかもしれない。まずはこちらの映像から佐々木さん&永作さんを魅了するキュートな“ぺ~”をご覧あれ。『夫婦フーフー日記』は5月30日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月14日新アイシャドウと、「プレミアムステイルージュ」の新色カネボウ化粧品は、ほんのりとした色気のある目もとを演出する新アイシャドウ「コフレドール ソフトグラマラスアイズ」(全4種)と、リップクリームがいらないくらいうるおうのに落ちにくい口紅「コフレドール プレミアムステイルージュ」の新色(8色)を、6月2日より発売する。また、5月下旬からは、2015年夏のトレンドをふまえたトータルメイクプロモーション第2弾を展開。TVCMも放映予定で、「コフレドール ソフトグラマラスアイズ」は長澤まさみさん、「コフレドール プレミアムステイルージュ」は永作博美さんとMay J.さん、「コフレドール プレミアムシルキィパクトUV」は長澤まさみさんが出演予定となっている。目を大きく見せ、ほんのり色気のある目もとを演出するアイシャドウ「コフレドール ソフトグラマラスアイズ」は、ハイライトカラー、ミディアムカラー、目尻ライナーカラー、なじみシャドウ、ニュアンスカラーの5色をセットしたアイシャドウ。目尻に引いたライナーカラーを深みのある色でぼかすことで目尻に自然な陰影をつくり、目を大きく見せ、ほんのり色気のある目もとを演出する。また、乾燥しやすい目もとをいたわる保湿成分として、水溶性コラーゲンを配合している。「コフレドール プレミアムステイルージュ」は、色づくつややかな口もと”のポイントを押さえ、鮮やかなブライトカラーと、人気上昇中の深みの加わった大人っぽいカラーなどが新たにラインアップとなる。(画像はプレスリリースより)【参考】・カネボウ化粧品プレスリリース
2015年04月13日下まぶたのメイク、特にアイシャドウを適当にしていませんか?「なにもしない」「なんとなく」なんてありえない!顔の印象を決める目元ですもの。上まぶたやまつ毛のみではなく、下まぶたのメイクにもこだわりたいところ。けれど、下まぶたのメイクってどうするのが正解??下まぶたメイクと言えば●涙袋強調メイクや、●スモーキーな囲みeyeなどがトレンドでしたね。けれど、今回紹介する下まぶたメイクはズバリ「女優顔」。肌より明るい色で涙袋を強調するわけでも、ダークな色で目を大きく見せているわけでもないのに、印象的でキラキラ輝く瞳を手に入れる下まぶたのアイシャドウテクを今日は、化粧品のビジュアルを務める女優さんのメイクを元に見て行きましょう。○オーブ クチュール●菅野美穂さん出典:オーブクチュール公式サイトより●井川遥さん出典:オーブクチュール公式サイトより○エスプリーク●新垣結衣さん出典:エスプリーク公式サイトより●上戸彩さん出典:エスプリーク公式サイトより○コフレドール●永作博美さん出典:コフレドール公式サイトより●長澤まさみさん出典:コフレドール公式サイトよりどうでしょう?女優さんたちのメイクを、下まぶたに注目して見て下さい。肌と同じ色味のアイシャドウに、さり気なくパールが入ったものを使っているのがわかります。色味はほぼ肌と同じ、だけどほんのりパールを加えることで。アイシャドウを悪目立ちをさせることなく目元を明るく見せることができていますよね。これです。適度に引き算を加えてほんの少し目元を明るく見せるようにメイクするだけでレフ版効果で瞳が輝き、簡単に「女優顔」になれるのです。では、実際にオススメのアイシャドウって?上記女優さんの使用コスメはもちろんですが、今あるコスメに投入しやすい単色シャドウはこちらです。●コスメデコルテAQ MW シングル アイシャドウBE352出典:@cosme●ポール & ジョー ボーテアイグロス S04 クレームブリュレ出典:@cosme●エレガンスクルーズ ファインカラーS03 バニラベージュ出典:@cosme※これらのカラーは一般的な肌色へのオススメであり、肌の色によっては馴染みにくい場合もあるので、店頭でのタッチアップを推進します。今日から下まぶたメイクを見直して、「女優顔」に近づきましょう!!!!
2015年04月12日俳優の佐々木蔵之介と女優の永作博美が主演を務める映画『夫婦フーフー日記』(5月30日公開)のテレビCMが9日、公開された。本作は、実在の夫婦の闘病ブログから生まれた『がんフーフー日記』(小学館)が原作。結婚し、子どもを授かったものの、妻に悪性腫瘍が見つかり、余命が短いことが判明。妻が死んでしまうまでの、夫婦が駆け抜けた493日がつづられている。映画化にあたっては、"死んだはずの妻と残された夫が、一緒に生きた夫婦の日々を振り返る"という設定が加えられ、ブログには書かれなかった夫婦の想いが描かれる。残された赤ん坊を抱えて育児と仕事に奔走する"ダンナ"役を佐々木が、亡くなった後も、"ダンナ"の前に幻影として現れる"ヨメ"を永作が演じる。さらに、夫婦を支える友人・家族役には、杉本哲太、佐藤仁美、高橋周平など演技派が脇を固め、個性あふれるキャラクターを創り上げている。公開されたCMは、"ヨメ"を失い悲しみにくれる"ダンナ"(佐々木)の姿から始まる。死んでもほっとけない"ダンナ"の前に突如現れ、明るく、力強く励ます"ヨメ"(永作)との掛け合いは、まさに夫婦漫才。最後は、出産直前、病室で"ヨメ"が"ダンナ"に手紙を書くシーン。「ありがとうダンナ、大好きだよ」と、愛を込めて手紙をしたためる姿が印象的な場面になっている。(C)2015川崎フーフ・小学館/「夫婦フーフー日記」製作委員会
2015年04月09日佐々木蔵之介と永作博美が10年ぶりに夫婦役を演じることで話題の『夫婦フーフー日記』。実話を基にした本作からこの度、佐々木さんと永作さんの絶妙な掛け合いが印象的なTVスポットが公開された。作家志望のダンナ・コウタ(佐々木蔵之介)は、本好きなヨメ・ユーコ(永作博美)と出会って17年目にしてついに結婚。直後、妊娠とガンが発覚し、幸せな新婚生活は闘病生活へ。ヨメの病状をブログで報告しはじめるダンナ。しかし、入籍からわずか493日後、ヨメは亡くなった。悲しみに暮れるダンナにブログの出版の話が舞い込み、「念願の作家デビュー!」と現実逃避するダンナ。そこへ突然、死んだはずのヨメが現れた。ヨメのいない世界で、死んだはずのヨメと、ヨメが元気だった頃をふり返るダンナ。やがて、生きている間には伝えられなかった、それぞれの想いがあふれ出す――。原作は、実在の夫婦の闘病ブログから生まれた「がんフーフー日記」(小学館刊)。『婚前特急』などで知られる前田弘二監督が映画化する本作では、“死んだはずのヨメと残されたダンナが、一緒に生きた夫婦の日々をふり返る”という設定が加えられ、ブログには書かれなかった夫婦の想い、家族の愛を浮き立たせ、笑いながらも涙が溢れるストーリーに仕上がってる。今回、「黒子のバスケ」や「テニスの王子様」で人気の声優・諏訪部順一がナレーションを務めた映像では、ヨメを失い茫然とするダンナ(佐々木さん)と、死んでもほっとけないダンナの前に突如現れ、明るく、力強く励ますヨメ(永作さん)が登場。佐々木さんと永作さんのツッコミ、ツッコまれる掛け合いは、まるで夫婦漫才を見ているかのよう。特に、最後の出産直前の病室で永作さんが手紙を書いているシーンで、「ありがとうダンナ、大好きだよ」と病気を抱えながらも母親になることを選び、心から喜ぶ永作さんの姿は印象的。まずはこちらの映像からわずか493日の夫婦の日々をふり返り、“フーフー”言いながら生き抜いた佐々木さんと永作さんの姿をご覧あれ。『夫婦フーフー日記』は5月30日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月09日先日の第87回アカデミー賞で「作品賞」ほか最多4部門に輝き、圧倒的な評価と話題を集めた『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』。落ち目の俳優がブロードウェイで奮闘する様を幻想的に描いた本作の日本公開に先駆け、山田洋次監督、女優の米倉涼子、永作博美など著名人から熱いコメントが到着した。かつて、スーパーヒーロー映画『バードマン』でスターの頂点へのぼりつめた俳優のリーガン(マイケル・キートン)。いわゆる“落ち目の俳優”に成り下がっていた彼は、再起をかけてブロードウェイの舞台に挑むんだものの、出演者がケガで降板。代役としてやってきた実力派俳優・マイク(エドワード・ノートン)に、しだいにその存在を脅かされる羽目に。さらには疎遠だった娘(エマ・ストーン)との付き合い方も分からず、無意識に舞台の役柄に自分自身を重ねていくリーガン。公私にわたり精神的に追い込まれる彼を、やがて“バードマン”までが扇情していく…。『バベル』でカンヌ国際映画祭「監督賞」に輝いたアレハンドロ・G・イニャリトゥと、『ゼロ・グラビティ』に続いて本作で2年連続オスカー受賞という快挙を成し遂げたエマニュエル・ルベツキが撮影を担うという強力タッグにより、映画史に大きな足跡を残す最高傑作を生み出したのが本作だ。その評判は海外のみならず、日本を代表する大御所映画監督、映像ディレクター、実力派女優、スタイリストといったエンターテイメント業界の面々からも熱い支持を受けている。■山田洋次(映画監督)業あり、と言いたくなるような演出の見事な冴え。眼の毒になるから映画監督は見ない方がいいかも知れない。■米倉涼子(女優)あのブロードウェイで、あの劇場で、撮影されたからこその臨場感。幻想と現実が交じり合うストーリーのなかで、自分の人生を思い返さずにはいられない。■長塚圭史(劇作家・演出家・俳優)一瞬一瞬に込められた熱量に血を滾らされ、そのまま釘付けに。笑うの忘れて見入ってしまいました。もったいない!安手のアクションに溺れかけているハリウッド映画界を、ハリウッド映画そのもので叩きのめす不敵と想像力。前情報なしに、ただ劇場へ飛び込んで欲しい。■永作博美(女優)音は鳴り続ける。カッコイイ、しかし止まってくれない。頭がキリキリした。酸欠だ。甘い物が欲しい。私たちはこういう時代に生きているとはっきり解った。スゴイ。■大根仁(映像ディレクター)この映画の面白さを伝える言葉を、残念ながら持ち合わせていない。でも、たぶん、世界中の評論家や映画通でも無理だと思う。言えるのは一つだけ。絶対に絶対に映画館で観るべき!!!■伊賀大介(スタイリスト)M・キートンに心動かされ、超絶撮影にビビり、音楽にシビれ、さんざ笑った後に、何かに突き動かされ、明日また生きるぜ!と、劇場を出るだろう。(そして、人生にも繋ぎ目はない)。華やかな舞台の裏側で起こる奇想天外な復活劇が、驚きと笑い、そして生きる力を与えてくれる新たなエンタテインメントとなる『バードマン』。各界の著名人たちもノックアウトされた本作の凄みを、ぜひ劇場で堪能してみて。『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』は4月10日(金)より公開。(椎名あい)■関連作品:バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) 2015年4月10日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開(C) 2014 TWENTIETH CENTURY FOX FILM CORPORATION. ALL RIGHTS RESERVED.
2015年04月09日映画『夫婦フーフー日記』の完成披露舞台あいさつが24日、東京・新宿ピカデリーで行われ、キャストの佐々木蔵之介、永作博美、佐藤仁美、高橋周平と前田弘二監督が出席した。川崎フーフの『がんフーフー日記』(小学館刊)を実写化した本作は、ある夫婦の育児と闘病生活を描いたファンタジー・コメディー。作家志望のコウタ(佐々木)は、ユーコ(永作)と出会って17年目で結婚。しかし、ユーコは妊娠と同時にがんが発覚し、入籍から493日後に亡くなってしまう。残された子どもの育児に奔走するコウタだったが、そこへ死んだはずのユーコが現れ――というストーリーで、映画は5月30日から全国公開する。実在の闘病ブログを映画化した本作を、佐々木が「前を向いて笑って生きようとする希望にあふれた映画」とアピールすると、永作も、「こんなに笑ったり泣いたり、感情が忙しい脚本は初めてで本当に面白い。明日も頑張ろうと思って帰ってくれたら」とにっこり。夫婦役で10年ぶりの再共演となった2人は、本作で夫婦漫才のような掛け合いを見せており、「ボケとツッコミが多くて、難しかった」と撮影を振り返った永作は、「生粋の佐々木さんがいて本当に良かった。盗もうと狙ってたけど無理でしたね」と関西出身の佐々木を頼りにしていたことを明かした。また、撮影中、号泣する息子の"ぺ~"に悪戦苦闘したと言う佐々木は、「すぐ泣かれちゃうので、現場に入ったらまずコミュニケーションをとって。1回笑うと現場がパーッと明るくなるんですが」と苦笑い。公園で1人であやしていたことも明かすと、永作は、「抱っこが上手いんです。きっと素敵なパパになるんじゃないかなと思って見てました」とその父親っぷりを大絶賛。イベントでは、そんな役者泣かせの“ぺ~”を演じた平井美遥ちゃんが、佐々木に抱かれてサプライズ登場。しかし、この日も大号泣だったため、すぐに母親のもとに戻した佐々木は、「よく頑張ったね」と優しい言葉をかけていた。
2015年03月25日佐々木蔵之介と永作博美が10年ぶりに夫婦役を演じた映画『夫婦フーフー日記』の完成披露試写会が3月24日(火)に開催され、佐々木さん、永作さんに加え、共演の佐藤仁美、高橋周平、前田弘二監督も出席。撮影時は生後8か月だった息子役の赤ちゃんと久々の対面を果たした。実話をベースに製作された本作。17年間、友達として過ごしたのちに結婚したダンナとヨメ。入籍後すぐにヨメが妊娠するも、時を置かずにがんに侵されていることが発覚し、やがて悲しい別れが訪れる…。そんな様々な事態に直面するも前を向いて仕事、子育てに奔走するダンナの姿を描き出す。佐々木さんは本作の脚本を最初に読んで「ただ悲しい、苦しい、絶望だけでなく、希望にあふれていて笑い泣きしました」と明かす。脚本を呼んで出演を即決したという永作さんも「本当に面白かった。魅力的な人がたくさんいて、こんなに泣いたり笑ったり忙しい脚本はない!感情が揺り動かされて『やりたい』と思いました。闘病シーンがしっかりとある中で、こんなに笑っちゃうなんて…爆笑しましたから」と語る。2人の“夫婦漫才”のような掛け合いも本作の大きな魅力だが、佐々木さんは「(永作さんとの共演は)10年前に夫婦をやって以来ですが、何の打ち合わせもなくやれました」とニッコリ。永作さんは「ボケとツッコミが多くて、生粋の関西人の佐々木さんがいてくださってよかったです!私も(佐々木さんのボケとツッコミを)盗もうとしたんですが、全く盗めなかったです(笑)」と述懐。すかさず佐々木さんから「永作さんのキャリアにそんなのいらないでしょ!」とツッコミが入り、会場は笑いに包まれた。改めて久々の共演について、佐々木さんは「アイドルグループの)『ribbon』の頃から全く変わらないかわいさでした。僕が関西の小劇場にいた頃、『ribbon』が古田新太さんの『劇団☆新感線』に客演すると聞いて『え?ribbonが?』と思った頃から変わらないです」と永作さんの変わらぬかわいらしさを絶賛!永作さんは「あいかわらず男らしい方だと実感しました」と役を離れても仲睦まじい様子をうかがわせた。ヨメに先立たれたダンナは父親として仕事、そして“ぺーちゃん”の育児に奔走するが、佐々木さんは「撮影は3週間でタイトなんですけど、ぺーちゃんにはぺーちゃんの時間が流れてる(笑)。笑ってほしい時でも、ぺーさまは、お泣きになられたり、寝ておられたり…(笑)。それでも1回、笑ってもらえると現場が明るくなるんです。(劇中のダンナと)現場がリンクしてました」とふり返る。永作さんはそんな佐々木さんの奮闘について「大変だったと思いますが慣れてらして、上手に抱っこして落ち着いてました」とパパぶりを称える。佐藤さんは「(現場に)いないと思ったらぺーちゃんのところに行ってて、いると思ったら筋トレしてた(笑)」と明かし、会場は再び笑いに包まれた。そして、イベントの最後にぺーちゃんを演じた平井美遥ちゃんが佐々木さんに抱っこされて登場!撮影当時は生後8か月だったが、そこから約1年で大きく成長し、佐々木さん、永作さんらを驚かせていた。『夫婦フーフー日記』は5月30日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月24日俳優の佐々木蔵之介が3月24日に、東京・新宿ピカデリーで行われた映画『夫婦フーフー日記』の完成披露試写会に、約10年ぶりに夫婦役で共演した永作博美らと出席した。残された子どもと生きる“ダンナ”と、幽霊になって現れる“ヨメ”の日常を描いた本作。舞台あいさつには、息子役の平井美遥ちゃん(1歳)がサプライズ登壇したが、慣れない雰囲気に大泣きし、佐々木は役柄同様に悪戦苦闘していた。悪戦苦闘する佐々木蔵之介の姿も…完成披露舞台あいさつの模様実話ブログから生まれた同名の原作を映画化。出会いから17年目で結婚した夫婦が、入籍直後の妊娠・出産という幸せの絶頂から、ヨメの悪性腫瘍が発覚するという絶望と向き合う姿を描く。他界したヨメが、幽霊になって現れ、夫と子どもの日常に茶々を入れるというユニークな設定が付け加えられ、「辛いシーンもあるが、泣き笑いしながら『今を笑って生きよう』と思える、希望にあふれた作品」(佐々木)、「魅力的な人がたくさん登場して、とても忙しい脚本。闘病のシーンがあるのに、爆笑もできて、本当に面白い」(永作)とアピールした。また、ふたりが披露する夫婦漫才のようなかけ合いも見どころで、「特に何も打ち合わせせず、台本通りに進めただけ。まあ、僕が関西の人間なので」(佐々木)、「佐々木さんの“ワザ”を盗もうと思いましたが、無理でした。でも息が合っていた」(永作)と10年ぶりの共演も、相性はバッチリだったようだ。また、佐々木は息子役の美遥ちゃん(実際には女の子)との共演に苦労したといい、「笑ってほしいシーンで泣いていたり、本番になると眠っていたり…。僕が近づいた瞬間に泣き出すこともあって、育児で大変な思いをする役柄にもリンクしていた。大きな主人公ですよ」と振り返った。舞台あいさつには佐々木と永作に加えて、共演する佐藤仁美、高橋周平、前田弘二監督が出席した。『夫婦フーフー日記』5月30日(土)より新宿ピカデリー他にて全国ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2015年03月24日作家志望の“ダンナ”が長らく友人だった“ヨメ”と結婚、その後に“ヨメ”に病気が発覚するという夫婦の実話をもとにした『夫婦フーフー日記』。本日3月22日の夫婦の日に、本作で10年ぶりに夫婦役で共演を果たす佐々木蔵之介、永作博美の愛の始まりの瞬間となる泥酔“おんぶ”画像がシネマカフェだけに到着した。出会って17年。長らく友人関係だった“ダンナ”コウタ(佐々木蔵之介)と“ヨメ”ユーコ(永作博美)は、ようやく結婚。その直後に妊娠が発覚するという幸せの絶頂のさなか、ヨメに悪性腫瘍が見つかる。待望の赤ん坊“べー”を出産したのもつかの間、闘病生活の末、ヨメはこの世を去ってしまい…。結婚から1か月後に妊娠発覚、その5か月後にはヨメに悪性腫瘍が発覚した夫婦の、怒涛の育児と闘病生活が綴られた実在の闘病ブログから生まれた本作。ブログを書籍化した「がんフーフー日記」に死んだはずの“ヨメ”が“ダンナ”の目の前に現れるという驚きの設定を加え、結婚生活をふり返っていく。今回公開されたのは、17年越しの友だちから夫婦となった2人の、愛の芽生えともいうべき、はじまりの瞬間の画像。出会ってからというもの、なぜか色恋沙汰は全くナシの“ダンナ”と“ヨメ”。だが、飲み会のたびにヨメは酔いつぶれてしまい、ダンナがおんぶして送っていくという展開が何度も続く。その背中に通う温もり、誰かを支えることの幸せ、誰かに支えられることの幸せを互いに感じる2人。“ダンナ”と“ヨメ”が夫婦へと続く道に、一歩踏み出していくきっかけとなる愛の芽生えがこちらにも伝わってくる画像となっている。自身が死んだ後も、赤ん坊を抱え育児と仕事に奔走する“ダンナ”佐々木さんを、幻影として見守る“ヨメ”の永作さん。温かな涙を呼び起こす本作の、夫婦のはじまりの姿に思いを巡らせてみて。『夫婦フーフー日記』は5月30日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月22日宮部みゆきのミステリー小説を2部作で映画化する『ソロモンの偽証』の後篇・裁判の予告編が公開になった。中学生たちが自らの手で法廷を開き、傷つきながら真実を追い求める姿が描かれる。予告編映画は、クリスマスに起こったひとりの生徒の死の真相を、生徒たちが“校内裁判”を開廷して紡ぎ出していく様を描くミステリー大作。『八日目の蝉』の成島出が監督を務め、佐々木蔵之介、夏川結衣、永作博美、小日向文世、黒木華、尾野真千子らが出演しているが、藤野涼子ら主役の生徒たちは一般公募のオーディションで選ばれた。映像は、校内法廷に集まった生徒たちが、証言し、質問し、話し合いを繰り返す姿が描かれる。ポイントはタイトルにもなっている“偽証”だ。劇中では何者かが嘘をつき、その嘘には衝撃の真実が隠されているという。嘘をついているのは誰なのか? なぜ嘘をついているのか? 後篇では前篇で描かれた様々な謎の真相が明かされ、ラストには感動のドラマが待っているという。『ソロモンの偽証前篇・事件』公開中『ソロモンの偽証後篇・裁判』4月11日(土)公開
2015年03月13日宮部みゆきのミステリー小説を2部作で映画化する『ソロモンの偽証』の前篇が先週末から公開をスタートした。本作は試写会の段階から高評価を集めており、モニター試写会では参加者の約98パーセントが「後篇が観たくなった」と回答している。その他の画像映画は、クリスマスに起こったひとりの生徒の死の真相を、生徒たちが“校内裁判”を開廷して紡ぎ出していく様を描くミステリー大作。『八日目の蝉』の成島出が監督を務め、佐々木蔵之介、夏川結衣、永作博美、小日向文世、黒木華、尾野真千子らが出演しているが、藤野涼子ら主役の生徒たちは一般公募のオーディションで選ばれた。一般公開前に実施されたモニター試写会では「原作を読まずに観ましたが、とても引き込まれる。後篇を待ちきれずに原作を読みたくなる」「小説とは異なる部分があるものの、とても良い出来だった。後篇に期待」「こんなに釘付けになった映画は久々です。特に主演の藤野さんがこの作品を引っ張っている」などの声が集まり、参加者の約98.4パーセントが「後篇が観たくなった」と回答。原作を読んでいる観客も、映画でこの作品を知ったという観客も同様に「後篇を観たい」と回答しているという。『ソロモンの偽証前篇・事件』公開中『ソロモンの偽証後篇・裁判』4月11日(土)公開
2015年03月12日永作博美と佐々木希が日本のさいはて “奥能登”で友情を育み、人生を見つめ直していく2人の女性を演じる映画『さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~』。来週3月14日(土)より開業する北陸新幹線により、東京-金沢間の移動が最速で2時間28分と、従来よりぐっと身近になった本作の舞台・石川県珠洲市から、永作さん、佐々木さんも満喫し、ほれ込んだというロケ地の情報が到着した。生き別れた父を探すため、奥能登の海辺で焙煎珈琲店「ヨダカ珈琲店」を開いた岬(永作さん)と、2人の子どもを働きながら育てるシングルマザー・絵里子(佐々木さん)という、生き方も価値観も違う2人の女性の心を、やがて1杯の珈琲が結び、癒やしていく本作。舞台となるのは、文化、景観、生物多様性に富んだ、世界的に重要な地域にのみ認定される世界農業遺産を、日本で初めて認定された能登半島の珠洲市。映画は、この地でオールロケで撮影された。現地の印象について、永作さんは「奥能登の空気、海の音、綺麗な中で気持ち良く撮影させていただきました。空気が素晴らしくて海をずっと眺めていても飽きなかった」と、都心を離れての地方ロケを大いに満喫した様子。一方、佐々木さんも「石川県は第二の故郷と言いたいほど親近感があるので、北陸新幹線が開通したら『ただいま!』とまた帰ってきたいです!見かけたら声をかけてください」と語り、思い入れ深い地となったようだ。本作の主人公・焙煎珈琲店店主の岬を演じた永作さんに、珈琲指導を担当したのは、「ヨダカ珈琲」のモデルになった「二三味(にざみ)珈琲shop舟小屋」を経営する二三味葉子氏。店舗は、珠洲市の木ノ浦海岸にある。2001年に彼女の祖父愛用の舟小屋を改装し、自家焙煎の珈琲豆販売店として開業、ホームページはないにもかかわらず口コミで人気が広まり、今や全国の珈琲通に熱烈なファンを持ち、年間約9トンもの豆を焙いている(販売は行っておらず焙煎のみ)。さらに、2008年には市中心部の飯田町に直営カフェ「二三味珈琲cafe」もオープン。週末は多くの観光客も訪れるという。また今回、本作の反響を受け、上映期間中のみの限定で、この二三味珈琲が味わえる臨時店舗「ヨダカ珈琲」が木ノ浦海岸にオープン。映画をイメージして特別にブレンドしたコーヒー「さいはてブレンド」などを提供する予定で、やや深煎りのコーヒー豆を使い、映画の副題“やさしい香りと待ちながら”と同じ、優しい香りとすっきりとした口当たりが特長の絶品コーヒーが味わえる。また、撮影に使われた小道具やロケの様子を伝える写真パネルも展示されるという。金沢からちょっと足を伸ばせば、日本海に面した“さいはて”の地に、永作さん、佐々木さんが演じた女性同様、凛とした空気をまとった美しい場所がある。北陸新幹線開通のこの機会に、映画の余韻に浸りながらロケ地を巡ってみては?『さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~ 2015年2月28日より全国にて公開(C) 2015「さいはてにて」製作委員会
2015年03月08日佐々木蔵之介と永作博美が主演を務める映画『夫婦フーフー日記』の完成披露上映イベントが3月24日(火)に新宿ピカデリーで開催される。当日は佐々木、永作らキャストと前田弘二監督による舞台あいさつが行われる。その他の写真原作は、育児と闘病生活に奮闘した実在の夫婦による闘病ブログを書籍化した『がんフーフー日記』。映画は、出会って17年目に入籍した夫婦の結婚から、妊娠、ガンの発覚、出産、新婚生活と闘病生活、ヨメの死去、さらに“死んだはずのヨメが現れた!”という設定を加え、ブログには書かれなかった夫婦の想いや家族愛を描く、笑って泣けるヒューマンドラマ。『婚前特急』『わたしのハワイの歩きかた』の前田監督がメガホンを執った。完成披露上映イベントには、佐々木、永作、佐藤仁美、高橋周平、前田監督が登壇する。チケットは、プレリザーブ(先行抽選)が3月7日(土)より受付開始。一般発売は、21日(土)午前10時よりスタートする。『夫婦フーフー日記』完成披露上映イベント3月24日(火)会場:新宿ピカデリー18:30の回上映前/舞台あいさつ登壇者(予定):佐々木蔵之介、永作博美、佐藤仁美、高橋周平、前田弘二監督料金:2000円(税込)プレリザーブ:3月7日(土)11:00AMより~20日(金)11:00AMまでチケット発売:3月21日(土)10:00AMより
2015年03月05日映画『さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~』の初日舞台あいさつが28日、東京・丸の内TOEIで行われ、キャストの永作博美、佐々木希、臼田あさ美、子役の桜田ひより、保田盛凱清が出席した。本作は、焙煎珈琲店を舞台に、2人の女性の友情と絆を描くヒューマンドラマ。故郷である石川県・奥能登でヨダカ珈琲を営む岬(永作)は、2人の子どもを育てるシングルマザーの絵里子(佐々木)と出会う。生き方も価値観も異なる2人は、時にぶつかり合いながらも、本当の自分や大切なものに気付いていく――というストーリーで、17の国及び地域での公開が決定している。主演の永作は、「静かで前に出ない感じのこの作品がすごく気に入ってる。コーヒーの香りのようにこの映画が伝わっていければ」と胸を張ってアピールし、海外公開決定を受け、「日本の美しい景色、普遍的な人と人との関係が描かれてるので、海外のみなさんにも見て欲しい」と喜びを。また、台湾出身のチアン・ショウチョン監督から手紙が届き、「ちょっとグッと来ましたね……」と涙を流した永作は、「自分の道に迷っている人は、諦めずに進んで欲しい。偶然や必然の出会いを大事にして、距離感のある具合の良い愛を見つけて」と観客にメッセージを送った。一方、初のシングルマザー役を演じた佐々木は、「まぁー、助けていただきましたね。本当に素晴らしく素敵な方です」と永作に感謝の言葉を述べつつ、「最初は戸惑いもあったけど、女性としての喜びを感じることができた。大人の女性の友情は素晴らしいと思った」と多くの刺激を受けた様子。また、長男・翔太を演じた保田盛が、「家族みたいにずっと一緒にいて楽しかった。永作さんとピョンピョンしたり、希ママと色オニをしました」と楽しそうに撮影を振り返ると、佐々木は、「常に一緒にいたので、母性本能がくすぐられました」と笑顔を向け、永作も、「本当に2人とも自由に動いていて、それを見ながら和んでいました」と微笑んでいた。
2015年03月01日映画『さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~』が2月28日(土)に公開を迎え、主演の永作博美をはじめ、佐々木希、臼田あさ美、桜田ひより、保田盛凱清が舞台挨拶に登壇。台湾のチアン・ションチョン監督から届いた手紙に永作さんが瞳を潤ませる一幕もあった。奥能登を舞台に故郷のこの地に帰り、珈琲店を開いた岬とシングルマザーの絵里子という全く異なるタイプの2人が友情を築き、自分なりの生き方を模索していくさまを描き出す。永作さんは公開を迎え、初日に劇場に足を運んだ観客に深く感謝。改めてこの作品について「少人数のスタッフで作られたのですが、みんなが精一杯やった痕跡が残っている作品だと思います。静かで前に出ない感じのこの作品が私は気に入っています」と強い愛着を口にする。佐々木さんは初の母親役となったが、子どもたちを愛しつつも生活に追われる中で愛情をうまく表現できずに思い悩むシングルマザーを熱演。「戸惑いもあり、毎日葛藤してましたが、本当にたくさんの方に支えていただき、だんだん楽しくなりました。能登の素晴らしい景色の中に溶け込めるように頑張りました」と笑顔で撮影を振り返った。佐々木さんの長女役を演じた桜田さんは、撮影の思い出について「永作さんが休憩時間に練習用に淹れてくれたコーヒーをみんなで飲んだことです」とニッコリ。その弟役の保田くんは「家族みたいにみんなとずっと一緒にいて楽しかったです!永作さんとコーヒーの袋でピョンピョン飛んだり、希ママと色鬼をしました」と明かしてくれた。“希ママ”こと佐々木さんは子どもたちの言葉に満面の笑み。「撮影以外も常に一緒にいました。楽しくて、母性本能をくすぐられました。たくさんの遊びをさせてもらってありがとうございます!」と嬉しそうに語った。女性として、劇中に登場するそれぞれの女性の生き方から、感じることもあったようで、女性に向けてのメッセージを求められると永作さんは「映画でもそれぞれの環境の中で、どうにか自分の道を探そうとする人が出てきますが、あきらめずに進んでほしいと思います。(岬と絵里子のような)繋がりのない関係も見直されていくといいと思います。偶然の、必然のような出会いを大切にしてほしいです」と呼びかける。佐々木さんは「絵里子は岬と出会って、女性としての喜びを感じられたし、大人の女性の友情は素晴らしいと感じてほしい」と語る。自身、永作さんとの出会いを大きなものと捉えているようで「助けていただいて、言葉で表せないぐらい、素敵な方だなと思いました」と語ると、永作さんは照れたように「私もご一緒できてよかったです。佐々木さんの成長が映っています!」と称賛を送った。この日は、サプライズで残念ながら来日することができなかったチアン・ションチョン監督から手紙が届き、永作さん、佐々木さんをはじめキャスト、スタッフへの称賛と感謝の言葉が綴られていた。永作さんは「ちょっとグッときました。本当に感謝しています」と目元をぬぐう。佐々木さんも「本当に正面から私に向き合って、たくさんのことを教えてくれた監督です。本当に出会えて感謝しています」と語った。なお、本作は海外での公開も決定。4月下旬の台湾を皮切りに、香港、韓国、シンガポールなど17の国と地域での公開されることが発表された。『さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~ 2015年2月28日より全国にて公開(C) 2015「さいはてにて」製作委員会
2015年02月28日コーヒーを「おいしい」と感じるようになったとき、ちょっと大人になったような気がしたものです。苦味や酸味、深い香りを楽しめるようになったのは、ちょっとばかし人生の酸いや甘いを経験してきたからでしょうか。「コーヒーと過ごす時間」がホッと心安らぐのは、気づかぬうちに頑張っている証拠なのかもしれません。『さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~』は、そんな私達に「だいじょうぶだよ」と優しく寄り添ってくれる、心がほぐれていく映画です。生き別れになった父の帰りを待つため、故郷の最果ての海辺で焙煎珈琲店「ヨダカ珈琲」をオープンさせた岬(永作博美)と、店の前に住むシングルマザーの絵里子(佐々木希)と2人の子ども。手に職を持ち、一人で生きていく強さと、どうしたって消せない家族への思いを抱え、孤独に生きる岬の姿からは、女性の強さと儚さが溢れてきます。永作さんの、凛とした中に触れたら壊れてしまいそうな脆さを漂わせた芝居がなんとも胸に迫ります。また、波の音と珈琲豆を煎る音しか聞こえない空間で、丁寧にシンプルに、働くことと真正面に向き合う姿は、自分も「そうありたい」と思わせてくれます。一方、子どもとの時間を犠牲にしながらも“子どものために”と懸命にキャバクラで働く絵里子が、自分の仕事に疑問を持ち、このままでいいのかと葛藤しながら「自分は他にできることがない」と自分の可能性を自ら閉ざしてしまう姿も、どこか共感できる部分があるものです。――仕事、子育て。女として、母として。女性の抱えるもの、守るもの、悩むもののなんて多いこと!!そう思わずにはいられません。価値観やすべてが異なる2人が、ある事件をきっかけに、絵里子が岬にコーヒーを淹れることで互いを理解しあい友情を育んでいくシーンも印象的です。いつも誰かのために豆を煎っていた岬が、自分のために作ってくれたコーヒーを飲むこと。「ゆっくり、そっと、ていねいに」と岬に教わりながら心を込めてコーヒーを淹れる絵里子。静かに流れ落ちる珈琲が、何か大切なことを教えてくれているようです。この作品は、村上淳さんや永瀬正敏さんなどの男性陣も出演していますが、画面に映るのはほとんど女性キャストで、監督も台湾の女性監督チアン・ショウチョンさん。音楽も最小限に抑え、音や台詞のない空間から物語が紡ぎだされています。言葉にならない思いを汲み取ったり、感じたりすることはきっと女性の方が得意なはず。映画の中のコーヒーの香りを、ぜひ感じとってみてください。すべての頑張る女性の肩をそっと押してくれる、そんな香りがきっとするはずですよ。(Umi)■関連作品:さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~ 2015年2月28日より全国にて公開(C) 2015「さいはてにて」製作委員会
2015年02月27日「評価も成長も、全て自分ではなく人が決めることだと思ってます」。佐々木希はさらりとそう言ってのける。それは、キレイごとでも優等生発言でもなく、10代の頃から自らを他人の目にさらけ出すことを仕事にしてきた彼女の実感である。実際、辛辣な評価にさらされることもたびたびあった。モデルとして絶大な人気を誇っていた彼女が女優デビューを飾ったのが2008年の映画『ハンサム★スーツ』。以来、モデル活動と並行して主演作を含む映画、ドラマに出演してきたが、モデルとしての活動時ほど、女優として高い評価や支持を集めてきたとは言い難い。そんな風向きが変わったのは、昨年のドラマ「ファースト・クラス」あたりからだろうか?視聴者がイメージする、ファッション業界に“いかにも”いそうな摂食障害を抱えたワガママなトップモデルを見事に体現し注目を集めた。この役に関して、佐々木さん自身がモデルであるが故に、見る側もいわゆるモデルのイメージを佐々木さんに投影することで、結果的に役柄に“ハマった”と見る向きもあるかもしれない。そう思った人はぜひ、まもなく公開の映画『さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~』の中の彼女の姿を見てほしい。この作品こそ本当の意味で佐々木希が“女優”として評価される、ターニングポイントとなるかもしれない。永作博美との共演による本作。故郷の奥能登に戻り、珈琲店を開いた孤高の女性・岬の姿を描いており、台湾の新星チアン・ショウチョンがメガホンを握った。佐々木さんは、岬の店の近所に暮らし、働きながら2児を育てるシングルマザーの絵里子を演じている。「これまでとは異なるタイプの役柄で、難しい挑戦的な役でした」とふり返るが、それは単に初めての母親役のことだけを指しているわけではない。本当に難しかったのは母親という立場ではなく、絵里子の内面。子どもたちを愛してはいるが、日々の生活に追われる中で余裕を失い、子どもたちにつらくあたったり、ろくでもない男に入れあげるーー厳しい現実を前に押し潰されそうになりながらも必死に生きる絵里子を生々しく演じている。「監督、プロデューサー、スタッフ、共演者のみなさんに教えていただきながら、何が正解なのか分からないままに葛藤してました。ただ、監督がすごく細かく演出を付けてくださり、とにかく監督に言われていることを出来るように頑張ろうとやっていました」。当初は岬に対し、敵意をむき出しにしていた絵里子が、ある事件、そして子どもたちの存在を通して岬に心を開き、成長していく姿が印象的だが、佐々木さんはそうした成長を見せる以前の不器用な絵里子に奇妙な親しみを覚えたという。「やらなきゃいけないことが多い中で、逃げ出したい気持ちがあって、男に甘えて逃げようとしたり、悪い男なのにその現実に向き合おうとしなかったり、すごく逃げているなと感じました。そんな弱さを隠すために強がったり、岬に対して壁を作ったり、突っかかったりする。でも私、絵里子のキャラクターが好きなんです(笑)。人間臭いというか、この不器用さがかわいいなと思います。彼女の気持ちがすごくよく分かるんですよね」。絵里子にとっての岬のように、答えを探しながらも暗闇で道を見失いかけた佐々木さんに、現場で進むべき方向を示してくれたのは永作さんだった。「私も不器用なタイプで、いろんなことをやろうとして、頭の中に詰め込んで現場に入ったけれど、パンクしそうになったことがありまして…(苦笑)。そうしたら、永作さんがサッと近づいてきて『自分が信じることひとつだけに絞って、あとは捨てていいから』という意味合いのことを言って下さり、その言葉に救われました。その瞬間にスッと悩みがなくなったんです。永作さんはお芝居だけでなく普段から自然体なんです。人としての器の大きさや芯の強さを持ってて――芯のある女性って強い人に見えがちなんですが、永作さんはすごく柔らかいんです。そういう女性になりたいと常々思っていたのですが、永作さんはまさにそういう理想の女性です」。先述の絵里子に持っている親近感を語る言葉からもうかがえるが、素の佐々木さんは決して派手なタイプではない。話を聞いていると、“モデル”という肩書きやその容姿から連想されるイメージとこれほどギャップのある女性もなかなかいないだろうと思わせるような素朴さが垣間見えてくる。「最近、キャバクラ嬢とかモデルとか、特に華やかな役が多かったのですが、私をよく知ってる友達には『普段のような素朴な感じの役もの方がいいんじゃない?』って言われるんです」。この1年ほどのインタビューなどでもよく語っているが、仕事の量ばかりでなく意識という点でも“女優業”に大きくシフトしたと言える。原動力となったのは“悔しさ”だった。「何よりできないこと、自分で思っていることを形に出来ないことが悔しかったんですよね。特に、女優業に向き合っていく中で『これはやるしかない!』という気持ちになりました。すると、それまで受け身で女優というお仕事をしていたのですが、向き合ってみると楽しいんです。深くて、何が答えか分かんない、そんな状態すら楽しいです」。冒頭の「評価も成長も自分ではなく人が決めること」という発言は、話の流れの中で、女優としての自身の変化について尋ねた際に出てきた言葉である。スポットライトの下を歩き、それに対し周りは好き勝手な言葉を投げかける。彼女にとってそれはごく当たり前の仕事の一部だった。無視するのでも受け流すのでもなく、それを当然のように存在するものとして正面から受け止め、向き合う。「この世界に入ってみると、周りからの評価は良いものばかりじゃなくて、悪いものもいっぱいあるし、以前は逃げたいと思ったこともあったけれど、いつの間にか落ち着いて聞けるようになりましたね。それは個人の意見であり、様々な評価があって当たり前だし、勉強にもなります。まだまだ、いろんなことを言われて当たり前とも思ってます。そこで良くない評価に対して拗ねるんじゃなくて、それを糧にして頑張らなきゃって思います」。永作さんの中に感じたという理想をきっと彼女は既に手に入れている。美貌でも抜群のプロポーションでもなく、この“しなやかさ”こそが、佐々木希の最大の武器である。(photo / text:Naoki Kurozu)■関連作品:さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~ 2015年2月28日より全国にて公開(C) 2015「さいはてにて」製作委員会
2015年02月26日佐々木希が永作博美との共演し、初めて母親役に挑んだ『さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~』がまもなく公開になる。佐々木は「これまでにない難しい挑戦だった」と撮影を振り返った。その他の写真台湾の女性監督チアン・ショウチョンがメガホンを握った本作。東京から故郷・奥能登に帰り珈琲店を開いた岬と、シングルマザーの絵里子の交流が美しい風景を背景に紡ぎ出されていく。元々「子どもは大好き!」という佐々木。子どもたちに触れ合う時間を設けてから撮影に臨んだが、それが功を奏した。「撮影以外の時間も一緒にいるのが当たり前で、子どもたちは“希ママ”と呼んでくれていました。コミュニケーションを取ろうと意識したというよりも好きで自然とそうなりました」と振り返る。だが、絵里子は単に子どもたちを愛するだけの母親ではない。シングルマザーとして家事や仕事に追われる中で、子どもに八つ当たりしたり、子どもたちの気持ちをよそに男に入れあげることもある。「そこはすごく難しかったです。何が正解か分からないまま葛藤していました」と語る。一方で、完璧ではない絵里子に佐々木自身、強く惹かれたという。「上手く言えないけど絵里子のキャラクターは私、好きなんです。前半の出来ない部分も含めて、人間臭いなと思います。『あぁ、こういう人いるなぁ』と思いながらやってました。私自身、彼女の気持ちはよく分かるし、不器用さがかわいいと思えました」。佐々木もまた自らを「不器用なタイプ」と語る。これまでにない難役を前にパニックに陥ることもあったが、映画さながら、永作の言葉に助けられたという。「いろんなことをやろうとして、頭の中に全部入れて現場に行ったらパンクしそうになりまして…(苦笑)。そうしたら永作さんがすっと近づいてきて『自分が思う大事なことひとつだけに絞って、それを信じてあとのことは捨てていいから』ということをおっしゃってくださり、その言葉に救われました」。岬との出会いをきっかけに成長を遂げていく絵里子――それは現在進行形で女優として成長を続ける佐々木そのもの。“女優”佐々木希にとって、忘れられない大切な1作となった。『さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~』2月28日(土)全国公開取材・文・写真:黒豆直樹
2015年02月25日女優の永作博美が24日、東京・有楽町のABC Cooking Studioで行われた映画『さいはてにて-やさしい香りと待ちながら-』の珈琲ブレイクイベントに登場した。故郷であり幼い時に別れた父との思い出の場所でもある奥能登に帰り、焙煎コーヒー店を開いた岬(永作博美)と、2人の子どもを育てながらこの地で生きるシングルマザーの絵里子(佐々木)とその子どもたちの姿を描いた本作。公開を間近に控えたこの日は、全国約28万人が通う料理・パン・ケーキの料理教室"ABCクッキングスタジオ"の生徒を招き、劇中でコーヒー焙煎店店主を演じた永作が、生徒たちを前に愛情溢れる珈琲の淹れ方を披露するイベントが行われた。撮影前にコーヒーの淹れ方を教わったというトップロースターの堀口俊英氏やABCクッキングスタジオ講師の清水万智氏とともに登壇した永作は「コーヒーを淹れる時の大事なものは愛。注入すれば本当に美味しくできるんです!練習していく内に何が足りないのか分かると思いますよ」と生徒たちにアドバイス。「今回は石川の能登半島で撮影したんですが、(石川県珠洲市にある)二三味珈琲さんで淹れ比べをしたら味が違い、『愛が足りない』と言われました。コーヒーに思いを寄せれば寄せるほど味に現れます。1年前よりコーヒーの愛が深まりましたね」とすっかりコーヒーに魅了されたようだが、堀口氏が焙煎したコーヒーと飲み比べをして「先生の方が深い香がする!まだ本来の味を抽出できませんね(笑)」と自分の技量の未熟さを痛感した様子だった。ロケ地となった石川・奥能登は、都会の騒がしさを離れた大自然溢れる地域。同地について永作は「1人ではやっぱり孤独だと思いますね。強い精神力が必要だと思います。家族がいたりとか一緒に時間を過ごせる人がいれば絆が生まれてくると思いますよ」とコメント。また、今回の映画では「血の繋がりがない繋がりを見つけ、『おかえり』や『ただいま』といったシンプルな言葉とか思いの深さを感じる女性になっていく話でもあるので、何となくみんなが救われました。小さいな幸せを感じれる女性になれればと思っています」としみじみと語っていた。映画『さいはてにて-やさしい香りと待ちながら-』は、2月28日より全国公開。
2015年02月25日