■3年半離れ離れだった家族。今からでもやり直せる?双子の子を授かった咲希と勇人は、ごく普通の夫婦だったが、里帰りした咲希が実家から帰ってこないまま三年半という月日が経っていて…。意を決して、咲希の実家から子どもたちと咲希を連れ戻した勇人。その背景には毒親とも言える咲希の実母の存在があったのです…。母親の支配から咲希を切り離した勇人。しかし、勇人は咲希の母の言葉を忘れることはありませんでした。もし、また義母が咲希や双子を連れ戻しに来たら…。そう考えると不安でいっぱいになりました。一方、咲希の気持ちは…。やっと母親の元を離れて家族で暮らせる…そう思っていた咲希ですが、家に戻ると双子の育児の負担が容赦なくのしかかります。次第に自分を追い詰める咲希。そんなときに限って、母に怒られたことを思い出すのです。■予感は的中!母が突然家にやって来た!揺れ動く咲希の心里帰りをしている間、ずっと勇人から生活費をもらっていた咲希は、早く仕事に就かなければと焦っていました。すると…。会ってはいけないとわかっていても、母の言葉に気持ちが揺れ動く咲希。「どうして一番会いたくない人が、私の気持ちをわかるの?」と動揺します。さて、この後咲希と勇人はどうなるのでしょうか?こちらは投稿されたエピソードを元に2022年8月17日よりウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に集まった読者からのコメントをご紹介します。■双子育児はただでさえ大変…!そして、毒親からの呪縛から解放された人たちの告白も…まずは、双子育児に関するコメントからご紹介します。一人でも大変な育児なんだから、双子だったらなおさら大変で当たり前。身近な人や自分自身が双子を育てた人からの意見も寄せられました。・いや、双子ちゃんは大変よ。友だちが双子を産んだけど、もう買い物どころか掃除もままならなかったし、よくお母さんやお姉さんが手伝いに来てた。自分を責めたらダメだと思う。・高2の双子男子の母です。2歳過ぎから小学校入学までは、本当に大変でした。夫がひとりになる時間を作ってくれたりもしましたが、とにかくしんどくて。認可ではない保育園に入れて仕事を始めて、やっと自分を取り戻せたのを思い出しました。私の収入の大半が保育料に消えましたが、それでも良かったなと思います。・一人でも大変なのに双子はもっと大変!パパが協力してくれるなら甘えないと自分が疲れるよ。・私は2人目が双子ですが、初めての育児が双子って、想像以上に大変ですよ。歩き出したら、毎日24時間、手が2本じゃ足りないんです。・要領悪いとかじゃないんだよ!めちゃくちゃ大変なんだって。双子育児したことあるママさんとお話できるといいんじゃないかな…。従姉妹が双子育児してたけど、うちに子連れで遊びに来ると時々気絶したみたいに寝てましたよ。その間、母と姉と私で子どもを見てたんだよなぁ。・私も双子を出産して育児・家事てんてこ舞いでした。出産時に姑が「うちのバカ嫁が双子なんか産みやがって〜」と、産院中に響き渡るように叫ばれたことも。でも、どんなに辛くても頑張りました。段取りが悪いと思わないで、自分なりにその日を一生懸命やればいいんです。・双子の育児は、いくら健康な人だって大変だと思うよ。旦那にいいとこ見せようとするより、甘えてほしいけど、それができないから苦しいんだよね。そして、咲希の母親に対するコメントもたくさんありました。言動を批判するものから、ただただ怖いという意見まで。また、ここまでする母親なら家族ではなく、第三者や専門家に任せるべきという声も。・娘のことを自分の所有物、自分より下に見ていないと気が済まない。精神的に追い込むだけじゃなくて、金ヅルとしか思ってないなんて毒親って恐ろしすぎますね。孫のことも金のための道具としか思ってない。・ああ、これは母親の呪縛…毒親だったんだね。何をしても否定しかされなかったんだね…。・正直引きました。 3年間娘と孫をほぼ軟禁状態にして、旦那さんから金銭を無心させてたなんて、許し難いですよ。 ・こんな毒母に育てられたら、自信なんかなくなるし、自分で決められなくなるのも分かる。しかし、それでも母親になったんだから、今こそ強くなるとき。・精神科医とか第三者が介入したほうがいいと思う。根深過ぎて家庭内では解決できないよ。最後にご紹介するのは、毒親に育てられたという経験者の方からのコメントです。咲希が優柔不断に見えたり、だらしなく見えてしまうかもしれないけれど、毒親の支配下で育てられるとそう言った判断もできなくなるという、経験者からのコメントが寄せられました。・うちも似たような親でした。私は、息子が反抗期になった姿を見て初めて「親の言うことを聞かなくて良いんだ」と思いました。それがきっかけで、私の反抗期が始まり、夫は私の反抗期を受け入れてくれました。毒親が変わることは難しい。物理的にも精神的にも距離をとる必要があると思う。・若い頃の自分を思い出します。母が当たり前にしていたことができず「あんたみたいな母親の元に生まれて、子どもたちが可哀想」と言われ、「まだダメ、全然できてない」と自分を責めていました。ずっと主人は「充分だよ」「もう少し肩の力を抜いて」と言ってくれていました。・苦しいよね…わかるよ…私の親がこうでした。私もずっとこうだったけど、離れてようやく自分たちの家族の姿を手に入れました。今はお腹に赤ちゃんも来てくれて…。家族って自分で作っていくんですよね、わかるまで本当に苦しかった。いつか必ず救われるときが来ますよ。・こういう親と縁がなく普通の家庭で育った人から見たらイライラするだろうけど、長いことこういう親のもとにいると、何もかも自分で決められなくなるよね。私もそうだった…。今考えると恐ろしいけど、当時はそれが普通だったから。親のせいで自分を責めてばかりいたという読者たちの告白。毒親の支配から逃れるのは簡単なことではありませんが、「距離を取る」「信頼できる人を頼る」など、行動に移すことで気付ける事があるのかもしれません。▼漫画「里帰りした妻が帰ってこない」▼漫画「【続編】里帰りした妻が帰ってこない」
2022年12月05日■前回のあらすじ今度こそ本当の家族になって、一緒に幸せになろうと誓い合う勇人と咲希。引っ越しして1年、咲希の父からはほとんどのお金が戻ってきていて、咲希は元気に働き、家族4人幸せに暮らしている。 >>1話目を見る 私と勇人は、お義姉さん家族が転勤の間だけ家を借りることにしました。引越しの時にお義姉さんと話す機会があったのですが、そこで私と結婚する前の勇人の話を聞くことができたのです。昔から真面目で、何事も一生懸命だった勇人。その真面目さで損をしたり、誤解されたりすることも少なくなかったそうです。お義姉さんから聞いた言葉は、以前勇人からも聞いたことがありました。「咲希といると、僕は“自分が特別いい人”になった気がする」と…。―この時の思いが残っていたから、勇人は私のことを待ち続けてくれたのでしょうか。私も勇人の役に立っていた…そのことを思い出させてくれて、さらに私を許してくれたお義姉さんに感謝しかありません。今回のことを乗り越えて、私たちは家族としての絆が強くなったと思います。まだこれからの人生、雨の日も曇りの日もあるでしょう。でもきっと勇人と一緒に乗り越えていけると信じています。▼ 前編『里帰りした妻が帰ってこない』 原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ のばら
2022年09月06日■前回のあらすじついに咲希と母が会うことに。咲希が戻って来ると信じて疑わない母と、母に話を聞くよう促す父。そんな両親に咲希は「もう家には帰らない。勇人さんといるって決めたの」と、固い意志を伝えるのだった。 >>1話目を見る 里帰りから帰ってこなかった私を許さないと言われ、ずっと会っていないお義姉さん。そんなお義姉さんが、私たちのために動いてくれるとは思っていませんでした。多くの人が私たち家族のことを心配してくれている…それだけで嬉しい気持ちにいっぱいになりました。そして私が家に戻ってからもうすぐ1年になります…。▼ 前編『里帰りした妻が帰ってこない』 次回に続く(全21話)毎日18時更新!原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ のばら
2022年09月04日■前回のあらすじ勇人の母を訪ね帰宅した咲希は、双子と勇人に迎えられ、本当に大切なものを再確認する。そして、もう二度と大切なものを壊さないために、咲希は母と会って「終わりにする」と誓うのだった。 >>1話目を見る お母さんの言う通りに生きてきた私の人生。お母さんは絶対だったので、私はそれに歯向かうことはできませんでした。そんな私が明確に「拒絶をした」ことに衝撃を受けたお母さん。お母さんにも幸せになってもらいたい…。その気持ちは嘘ではありません。でももう私は一緒にいられない。一緒にいてはいけないのです…。▼ 前編『里帰りした妻が帰ってこない』 次回に続く(全21話)毎日18時更新!原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ のばら
2022年09月03日■前回のあらすじ会うことを拒まれていた勇人の母から「会いたい」と言われ、義実家を訪ねた咲希。そこで「本当に一緒にいたい人といるべきよ」と言われた咲希は、帰宅し双子を抱きしめながら自分の気持ちを確認するのだった。 >>1話目を見る 私がいなくなってしまうと思ったのか、顔をみた途端泣き出してしまった双子の娘たち。そして私が出て行かないように、玄関に寝ると言い始めて…。ずっと自分を責め続けていた私…それは自分のことばかり考えていただけでした。でもそんな私でも必要としてくれる娘たち、そしてずっと私が今の家族に目を向けることを待ってくれていた夫。そんな家族のために私は前を向くことを誓ったのです。▼ 前編『里帰りした妻が帰ってこない』 次回に続く(全21話)毎日18時更新!原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ のばら
2022年09月02日■前回のあらすじ咲希の母が、勇人のお金で人生をやり直そうとしていたことが発覚。勇人は義母に同情の感情を抱くものの、この先どうすべきか頭を抱える。一方咲希は、母の過去の境遇を知り、震えが止まらなくなるのだった。 >>1話目を見る 壮絶なお義母さんの過去を聞いて、娘である咲希が動揺するのは当たり前…。でも、もし咲希に実家に戻りたいと言われたらどうしたらいいのだろうか…。こんなにも苦労してようやく手に入れた家族の生活をまた手放すのか…? 僕は不安な気持ちを押し隠そうとすればするほど、次第にイライラを抑えることができなくなっていました。▼ 前編『里帰りした妻が帰ってこない』 次回に続く(全21話)毎日18時更新!原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ のばら
2022年08月27日■前回のあらすじ咲希の母の突然の訪問に動揺する咲希。勇人は咲希の父に連絡し、家に来てもらうことに。咲希が自宅に戻った当初は電話やメッセージが頻繁だったが、着信拒否によって静かになった母。それがなぜいまになって来たのか理由を聞くと、父は「私は母さんに嘘をついていたんだ」と語り始め…。 >>1話目を見る お母さんのいう通りに、勇人にお金の無心をし続けていた私。私はあの時お母さんの役に立とうと必死でした。勇人からの振り込みが続いているという嘘で、私を追いかけるのをやめたということは…私ではなくお金が欲しかっただけ…ということなのでしょう。その話を聞いて私は心の底が冷えたような気がしました。なぜお母さんは、そこまでお金に執着するの?▼ 前編『里帰りした妻が帰ってこない』 次回に続く(全21話)毎日18時更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ のばら
2022年08月24日■前回のあらすじ「また実家に帰って、僕にATMさせるの?」と話す勇人に、咲希は実家には戻らず「誰にも頼らず双子を育てる」と言い出す。それを受け勇人は、「僕が父親だということをまた忘れるのか!」と叱咤。しかし咲希から離婚届けは受け取り…。 >>1話目を見る 家族4人一緒に暮らし始めて最初は心配したけれど、僕の母やシッターさんの助けもあって、咲希も僕も徐々に新しい生活に慣れていくことができました。もうすぐ1年。咲希とはまだお互いに手探りの状態が続いていますが、それでも子どもたちとの忙しい日々のなかで、少しずつ信頼を積み重ねていっています。離婚届が破り捨てられる日ももうすぐだと思っています。咲希は実家を出たのを最後に、お義母さんと連絡は取っていません。僕と咲希はお義母さんからの連絡を着信拒否にし、何かあったときのためにお義父さんからの連絡だけ僕が受けるようにしましたが、一度もかかってくることはありませんでした。しかしいつかお義母さんにも連絡を取らなければならないときが来るだろうと思っています。そのときのためにも、これから家族4人の生活で、咲希が自分に自信を持てること、自分が僕と双子にとって大切な存在だということを感じられるようになったら…と思います。※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ のばら
2022年03月23日■前回のあらすじ離婚すると決めている勇人に対し、翻意を促そうとする咲希。しかし「僕は君と本当の家族になりたかった。だけど君にとっての家族はお義母さんだったんだね」と言われたことで何かに気付く咲希。そして数日後、咲希が双子の子どもたちを連れて自宅を訪ねてきて…。 >>1話目を見る 咲希が、里帰り出産から3年半ぶりに我が家に。そして芽衣と瑠衣にとってはこれが初めての我が家だったのです…。義実家で咲希が不安になったり、落ち込んだりしているのを僕はもう少し注意深く原因を探ればよかったのかもしれません。「産後うつだから」と言われたことで、咲希の気持ちを荒立てないことばかり考えてしまった自分を悔やみました。そして咲希によって義母との深い闇が次第に明らかになって行ったのです…。次回に続く(全13話)毎日18時更新! ※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ のばら
2022年03月20日MoLive(モリーヴ)は11月23日、講演およびシンポジウム「知っててほしい妊娠適齢期! (不妊の現状から)~男女で考えよう 後悔しないライフプラン~」を、港区立男女平等参画センター リーブラ1階「リーブラホール」(東京都港区)で開催する。現在の日本では、6組に1組が不妊治療を経験しているという。社会で活躍する女性が増える一方、晩産化が進んでいるが「いくつになっても自分が望んだときに子どもはできる」「高齢になっても妊娠出産できる」などと思い込んでいる人もいるとのこと。しかし、妊活を始めてもなかなか妊娠できず、治療期間が長くなり「治療がやめられない」「あきらめられない」といった負のスパイラルに陥るほか、経済的・精神的な負担、子どもがいない人生を考えられないことなどから、人生の再構築に苦悩する人が増加している現状もあるという。同イベントは、少しでも早く、若いうちに「妊娠・出産について正しい知識をもってもらいたい」という主旨のもと行う講演・シンポジウム。NPO法人日本不妊予防協会理事長の久保春海医師、生殖心理カウンセラーの平山史朗先生、さらには不妊治療を経験して出産した元プロテニスプレーヤー・杉山愛さんを迎えて実施する。内容は、久保医師の「生殖医療の現状と医師から伝えたいこと」、平山先生の「男性たちよ、知識を持とう! 」、MoLive(モリーヴ)代表・永森咲希氏の「考えてみて あなたの人生の季節」といった講演のほか、杉山愛さんと永森氏によるトークセッション、久保医師・平山先生・永森氏・杉山さんによるシンポジウムを予定している。なお、シンポジウムでは事前に申し込みフォームから受け付けた参加者からの質問に、登壇者が回答するコーナーも予定している。参加費は無料。定員は190名で、モリーヴ申し込みフォームより先着順で受け付けている。
2017年10月27日