「永田玲香」について知りたいことや今話題の「永田玲香」についての記事をチェック! (1/2)
俳優の永田聖一朗が12日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】「落ちるかと思った」永田聖一朗が絶景が楽しめるタイの有名スポットを満喫!「改めて、『旅する信長』にて、人生初タイに行ってきました✈️」と綴り、最新ショットを公開。貴重な機会を作ってくれた佐藤信長に感謝の思いを綴り、2ショット写真もアップした。また、タイ旅行について「文化とか伝統にも触れつつタイの最先端なものだったり場所に行けてとっても楽しかったです!」と綴り、「また、、行きタイ、、、な!!笑」とギャグを交えて投稿を締めくくった。 この投稿をInstagramで見る 永田聖一朗/ Seiichirou Nagata(@nagata_s_16)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「楽しそうなのが伝わってきました!」、「思い出を共有してくれてありがとうございます!」といった声や多くのいいねが寄せられた。
2025年02月14日俳優の永田聖一朗が9日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】永田聖一朗がタイの絶景を公開!眼鏡姿にもファンは歓喜!「落ちるかと思った」と綴り、最新ショットを公開。直近のインスタグラムの投稿ではタイ旅行の写真を次々とアップしているが、この日の投稿ではガラス張りの床で有名なタイのマハナコーン・スカイウォークでの写真をアップした。タイの夜景が見渡せる綺麗なスポットのため、投稿の最後の写真には一緒に行った佐藤信長と下を覗いている無邪気な一面も見せた。 この投稿をInstagramで見る 永田聖一朗/ Seiichirou Nagata(@nagata_s_16)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「2人して下覗いてるの無邪気すぎるかわいい」、「めちゃくちゃ綺麗すぎる」といった声や多くのいいねが寄せられた。
2025年02月10日俳優の永田聖一朗が23日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】仮面ライダー俳優・永田聖一朗原宿ロケ写真をアップし、新たなプロジェクトが始まること報告!「静岡上陸!!!!✨✨」と綴り、最新ショットを公開。地元・静岡に帰省し、満喫していることが分かる写真を複数枚アップした。 この投稿をInstagramで見る 永田聖一朗/ Seiichirou Nagata(@nagata_s_16)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「おかえりなさいー❤️」、「せーちゃんの地元紹介嬉しい☺️」といった声や多くのいいねが寄せられた。
2025年01月23日堀未央奈と百瀬拓実、白間美瑠と永田崇人の結婚生活に密着する結婚モキュメンタリー番組「私たち結婚しました5」第7話が、4月26日(金)今夜、1時間スペシャルで放送する。ついに今夜、2組の夫婦が初対面し、渋谷でWデートを楽しむ様子を放送。堀さんは白間さんと夫の欲しいものを賭けた卓球バトルに挑んだり、カフェで食事中、インスタントカメラで写真を撮ろうとする永田さんに堀さんが「え?これタイマー?(機能あるの)」と天然発言、百瀬さんは食事をこぼしてしまい堀さんからお説教を受けたりと、2組の夫婦は落ち着かないあたふた具合を見せる。一方、ドライブデートでは、永田さんからアイドル時代、センターを務めた際のプレッシャーについての質問が。堀さんと白間さんからは、それぞれ真逆の回答が飛び出し、特に堀さんは弱冠16歳でいきなりセンターを任された当時の苦労を明かす。なお、4月29日(月・祝)から5月3日(金・祝)には、「私たち結婚しました」シーズン1から最新シーズンを毎日放送する「GWはわた婚WEEK!歴代シリーズ全話無料放送」を実施。5月4日(土)には、最新シーズンを1日中、全話無料で配信する。「私たち結婚しました5」は毎週金曜日23時~ABEMAにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年04月26日堀未央奈と百瀬拓実、白間美瑠と永田崇人が結婚生活を送る結婚モキュメンタリー番組「私たち結婚しました5」第6話が4月19日に放送された。スノーボード旅行へ出かけた永田さんと白間さんは道中で車中泊し、夜食として特製カップラーメンを2人で分け合う。永田さんに「あーん」と言いながら食べさせ、「かわいい」「美味しい?赤ちゃん」とまさかの発言に、永田さんも目を丸くするも嬉しそうに「美味しい、ありがとう」と伝えた。また、寝る用意をしようと寝袋を広げる永田さんに、白間さんは「カンチョー!」と背後から攻撃。同じ寝袋に横になると、永田さんは「甘えちゃおっかな」と白間さんに抱きつきイチャイチャ。その後のインタビューで白間さんは「面白いとか引っ張ってくれるなとか大人やなって部分はあったけど、甘えてくれてかわいいなと思いました」と普段とは違った一面を見つけられたことを明かした。そして、目的地に到着すると、ターンしたり猛スピードで雪山を滑ったりと華麗なるスノボード姿を披露。しかし、永田さんが転んでしまい、図らずも白間さんに覆い被さる形に。のちに白間さんは「(“壁ドン”ならぬ)雪ドンみたいな…」「憧れがあったのでドキドキしました」と笑顔でふり返った。一方、韓国から帰国し、自宅に戻った堀さんと百瀬さんは、買い物に出かけたり、手料理を作ったりと日常を楽しんだ。「妻に、夫にだからこそ言える秘密を明かしてください」とのミッションが与えられ、堀さんが「家族しか知らなくて周りにも言ってこなかったんだけど」「家族と出かけるときに、2回に1回は急に『私は行きたくない』と、謎のわがままを言う子だった」と秘密を披露。続いて百瀬さんに追加のミッションが。「妻と一緒に寝るときに叶えたいことを告白してください」と書かれたカードを読み上げた百瀬さんは「ハグ!」と即答。そして2人は寝室へ。「眠たい」「お酒も飲んだし」と呟きながらベッドの中へ入り、百瀬さんは唐突に正面からハグ。あまりの力強さに堀さんも「苦しい…」と呟きつつも嬉しそう。夢の中へ…と思いきや、百瀬さんから「またね」と迷言が飛び出し、堀さんは思わず爆笑。微笑ましいやりとりを見せた。「私たち結婚しました5」は毎週金曜日23時~ABEMAにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年04月22日堀未央奈と百瀬拓実、白間美瑠と永田崇人の2組が出演する結婚モキュメンタリー番組「私たち結婚しました5」第6話が4月19日(金)今夜、「ABEMA」にて放送される。スノーボード旅行へ出かけた白間&永田夫婦は、道中で車中泊をすることに。夜食としてチーズをたっぷりトッピングした特製カップラーメンを2人で分け合い、「あーん」と言いながら永田さんに食べさせるラブラブな様子が見られる。その後、同じ寝袋で密着して眠る準備。永田さんは「甘えちゃおっかな」と白間さんに抱きつき、「よしよしとかされたい」と願望を話すと、白間さんは頭をポンポンとしながら腕枕をしてあげる。夜が明け、スキー場に到着すると、華麗なるスノボード姿を披露するも、永田さんが転んでしまい、白間さんが思わずドキドキしてしまったと語る“あるハプニング”が起きる。一方、韓国旅行を終え、日本の自宅に戻り、夫婦で買い物に出かけたり、手料理を作ったりと日常を楽しむ堀&百瀬夫婦。食事中は、堀さんから「何の仕事をしている時が楽しい?」と質問されると、「演技しているときが一番楽しい」と俳優の仕事が好きであることを口にする百瀬さん。しかし、「最初の1~2年とか本当に仕事がなくて、俳優業とはちょっと違うけど、SNSを丸1年毎日投稿してみた」と苦悩や努力を語った。堀さんも「乃木坂46」として活動していたときの苦悩や葛藤を明かし、センターに抜擢された際、辛かったことも赤裸々に明かすほか、ギターに挑戦。百瀬さんに後ろから包みこまれるように密着した姿でギターを楽しむ姿に注目だ。「私たち結婚しました5」は毎週金曜日23時~ABEMAにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年04月19日結婚モキュメンタリー番組「私たち結婚しました5」第4話が4月5日に放送。愛が深まる白間美瑠と永田崇人夫婦、堀未央奈と百瀬拓実夫婦が初のお泊まり、遊園地デートを楽しむ様子が映し出された。前回まで、ハワイでの新婚旅行を楽しんでいた白間さんと永田さんは、今回帰国し、日本での新婚生活がスタート。そして、白間さんの姉・Miyuuと弟・白間太陽が新居を訪れ、永田さんと初対面。二手に分かれてホームパーティーの準備に取りかかり、白間さんとMiyuuさんは買い出しに向かい、永田さんと弟・太陽さんは部屋でパーティーの支度をしておくことに。パーティーを終え、深夜に公園にやって来た2人はブランコに座り、白間さんは見つめながら「めっちゃ好きやで」と告白、両手を広げて「おいで!」と永田さんを抱きしめた。そして少しの間、2人が見つめ合う時間も。手をつないで公園を後にし、白間さんは「好きやで、好きやで、好きやで~」と歌うように連呼。「顔見えんかったら(言える)」と永田さんの背中に抱き着き、さらに連呼し、幸せ絶頂な2人は、楽しそうに新居へと帰って行った。一方、堀さんと百瀬さんは、高級5つ星ホテルに宿泊。ベッドに横になると、百瀬さんが「足冷たっ」とつぶやき、「ごめんね」と眠たそうな声で謝る堀さん。堀さんが「めっちゃ幸せなんだけど…」と言うと、百瀬さんが「明日これで寝ながら遊園地に行きたいね」と堀さんを笑わせた。待望の遊園地デートでは、制服デートを楽しみ、グッズを入手したり、めいっぱいアトラクションを楽しんだりと、まるで学生時代にタイムスリップしたかのようにはしゃいだ2人。最後にお城の前でツーショット写真を撮っていると、百瀬さんがバックハグのまま、堀さんにキス。その後のインタビューで堀さんは、「包容力というか。ドキドキさせてくる相手よりも一緒にいて安心する相手がいいので、すごく理想的です」とふり返った。また、ホテルにて晩酌を楽しむシーンも。フルーツを食べさせ合いっこする仲の睦まじさを見せる中、堀さんの「奥さんにこれしてほしいみたいなこと、なんかある?アクションで」とう問いに、百瀬さんは「眠そうな顔(目)。好きなの。キュンとするの」「心開いてくれている感じがするから」と回答。「今やってみて」とねだられた堀さんは、その場で自身の眠そうな顔を披露した。「私たち結婚しました5」は毎週金曜日23時~ABEMAにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年04月08日堀未央奈と百瀬拓実、永田崇人と白間美瑠、芸能人同士の結婚生活に密着する「私たち結婚しました5」第2話が3月22日に放送された。韓国の大ヒット番組を日本版にリメイクした結婚モキュメンタリー番組「私たち結婚しました」シリーズ。第2話では、ハワイにいる永田&白間夫婦は、オープンカーで永田さんが登場し、白間さんがやりたかったサーフィンを楽しむべく、ビーチに向かうことに。風を感じる車内では、白間さんが永田さんに「歌って~!」と無邪気にリクエスト。「NMB48」の「純情U-19」を歌唱すると、白間さんは歌に合わせて手振りのダンスを披露。歌詞を間違えずに歌う永田さんに、白間さんは驚き、永田さんが「めっちゃ好きやった」と話すと、喜びながら「でもクセ強いな、その曲好きって」とつっこんだ。サーフィンを楽しんだ夜、スーパーに立ち寄り、気になる商品を次々とカゴに投入。同じタイミングで同じカップラーメンを指差し、息の合う2人だったが、次に永田さんが手に取ったフラミンゴの形をした浮き輪を見て、白間さんは即座に「絶対いらんから」と反応。永田さんは「クッションみたいにして…」と説明するも、「いらんいらん、絶対いらん」「考えてみいや」としっかりした一面も見せた。そして、一緒に買い物袋を持って歩く中、白間さんが「2日目濃かったな~」と話すと、「いつか猫?なんて言った?」と永田さんは聞き間違え、これに白間さんは「意味わからんこと言ったら、無視することにした!」とツッコミ笑い合った。一方、百瀬&堀夫婦は表参道で待ち合わせし、ショッピングデートへ。雑貨屋へと向かうタクシーの車内で「モテ期はいつ?」と尋ねられた百瀬さんは、「中学2年生かな…野球をやっていたからか、めっちゃ告白されていた」「今まで全部合わせたら50人くらい」とモテっぷりを披露。そして買い物を終え、堀さん行きつけの港区の高級寿司店で食事をすることになった2人。お酒を飲みつつ「次何したい?」「旅行へ行きたい」などと、会話を楽しむ2人の元にふぐのお刺身が。堀さんは「大好き!」とテンションが上がり、ふぐが1番好きな食べ物と明かす。食事中、堀さんが百瀬さんに紙袋を手渡し、百瀬さんが「クリスマスの子どもみたい」と突っ込まれるほどウキウキした様子で袋を開けると、デート中に欲しがっていたハンドクリームとリップクリームが入っており、驚く百瀬さんに堀さんは「タクシーを呼んでくれている間に買った」と明かす。大喜びする百瀬さんに「あんまり言っていないと思うんだけどすっごい話しやすいと思って」「だから旦那さんでよかったなと思う」と告げ、百瀬さんは「こちらこそ!俺もこんなに自分から話せるのは話しやすいなと思っているからだから」と嬉しそうに話した。最初はどこかぎこちなかった2人だが、この日のデートで夫婦愛を加速させたような様子を見せた。「私たち結婚しました5」は毎週金曜日23時~ABEMAにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年03月25日芸能人同士の結婚生活に密着する結婚モキュメンタリー番組「私たち結婚しました5」に夫婦として出演する俳優・永田崇人と元「NMB48」白間美瑠の番組企画「結婚会見」を公開した。期間限定の結婚生活を送ることを発表してから初の公の場に登場した永田さんと白間さんは、報道陣の前で「結婚することとなりました」と宣言。「2人で笑顔の絶えない明るい家庭を築いていきたいと思います」(永田さん)、「2人で支え合いながら幸せな家庭を築いていきたいと思います」(白間さん)と決意表明をした。新婚旅行の行き先がハワイだったことを明かし、記者からプロポーズの言葉とシチュエーションを問われた永田さんは、「みぃちゃん(白間)がしてくれた」「海のド真ん中!」と告白。受けたときの心境を「嬉しかったですね」「みぃちゃんが照れ屋さんなので、一生懸命言ってくれたなと思うと愛おしい気持ちが募りました」とふり返った。そんなハワイの海を眺めながらのプロポーズの詳細は、初回で放送される。結婚の幸せを感じる瞬間を問われた永田さんは、「笑い合っているときかな」と話し、白間さんも「一緒にたくさん笑ってるときがすごく幸せ」と回答。「(永田さんが)サプライズが好きなので、すごく楽しませてくれる」と、時折上目遣いで夫を見つめながら語り、お互いの呼び名を聞かれると、照れながらも2人で向き合って“みぃちゃん”“たぁちゃん”と呼び合い、ラブラブさをアピールした。ほかにも、第一印象やハワイで遭遇した奇跡的な出来事など、期間限定夫婦の本音が次々飛び出した会見の模様は、「ABEMA」にて公開中。夫婦の結婚生活が垣間見えるInstagramも更新中だ。同番組は、韓国で約9年間レギュラー放送された国民的大ヒット番組を日本版にリメイクした結婚モキュメンタリー番組の最新シーズン。芸能人同士の期間限定の結婚生活に密着し、結婚式や新居の準備、寝室での様子などを放送。もう1組の夫婦は、初回放送内で発表となる。「私たち結婚しました5」は3月15日(金)23時~初回拡大SP、以降毎週金曜23時~ABEMAにて放送。(シネマカフェ編集部)
2024年03月15日田中圭が主演を務めるドラマ「ブラックポストマン」に小泉孝太郎が出演することが分かった。さらに第1話ゲストとして、永田崇人と寺田心が登場することも発表された。田中圭が表向きは気のいい郵便局員、裏の顔は加害者を制裁するダークヒーローを演じる本作。この度、出演することが分かった小泉孝太郎は、田中さん演じる主人公・副島力也の先輩で元郵便局員の水野真役。物語の重要な役どころとなるキーパーソンだ。第1話ゲストの永田崇人と寺田心また、第1話ゲストとして出演する永田崇人は学校の美術教師である妹尾弘一役、寺田心はある事件がきっかけで同級生からのいじめを受ける中学生の吉井和馬役を演じる。併せて第1話の場面写真も公開され、二転三転する謎や敵・味方が入れ替わる戦いを描く本作で、彼らがどのように主人公と関わっていくことになるのか。注目が集まる。「ブラックポストマン」は8月18日より毎週金曜日20時~テレビ東京ほかにて放送(※初回2時間スペシャル)。(シネマカフェ編集部)
2023年07月24日●日本初上陸のミュージカル『バンズ・ヴィジット』で感じたメッセージ7日から東京・日生劇場で上演されるミュージカル『バンズ・ヴィジット 迷子の警察音楽隊』に出演する永田崇人。2007年公開の映画『迷子の警察音楽隊』を原作にした同作は、アメリカでミュージカル化され、2018年に行われた「第72回トニー賞」で10部門を独占した話題作だ。初上演となる日本版『バンズ・ヴィジット』で永田は、隊長・トゥフィーク(風間杜夫)率いる音楽隊が訪れる食堂の従業員・パピ役で出演する。今回は、日本初上陸となった話題作への出演や豪華な顔ぶれが集まった共演キャスト、作品に込められたメッセージについてインタビュー。また、今年30歳の節目を迎える永田に、自身のこれまでや芝居への向き合い方についても語ってもらった。○■作品に込められたメッセージ「僕らは同じ人間」――2018年のトニー賞10冠で話題をさらった『バンズ・ヴィジット』が日本に初上陸します。同作に参加すると決まったときはどういった心境でしたか?今回は、直接オファーをいただいての出演なので、「俺を必要としてくれているんだ!」と役者として喜びを感じましたし、素直に嬉しかったです。もちろん、オーディションで勝ち取った役も嬉しいですが、また違った感覚がして。もしかしたら、プロデューサーが密かに僕をオーディションしていたのかもしれませんけど……(笑)。――今までの活躍が今回の役に繋がったのでしょうね。そうだといいなぁ(笑)。それこそ今作は、今まで関わらせていただいた作品とは毛色が違うというか、今まであまりご縁がなかったテイストの作品で、ご指名をいただけたこと自体が、嬉しかった。――なるほど。出演が決定した後のインスタグラムでも、今回の作品を「とても好き」とおっしゃっていました。今作は元々、映画が原作なんですが、原作自体がそもそも好きだったんです。今作もそうですが、個人的にシュールな作品が好きなんですよね。人間の滑稽な部分がさらけ出されているものに面白さを感じます。あとは、脚本も本当によく考えられているなと感じていて。エジプトとイスラエルという歴史的に隔たりのある国の人々が助け合う姿が描かれているんですが、本当に細かい部分でそういう歴史的な描写があります。例えばカフェに飾られている写真を帽子で隠すシーンがあるんですけど、実はそれが戦時中の写真だったり。ある意味、ブラックコメディの要素を交えつつ、「戦争はしていたけど僕らは同じ人間だよね」というようなメッセージを感じました。○■日本初演ミュージカルでの役作りは「明確にゴールがあるわけではない」――原作で永田さんが感じたメッセージは、観劇する方にもきっと伝わると思います。今回、永田さんが演じるパピはどういった人物でしょうか?パピは、女性が怖くてそれをコンプレックスとして抱えている役です。劇中の歌でもそのことについての歌詞がすごく多いんですよね。演じる上で、稽古の段階であまり決めつけてしまわないように意識をしていて、演出の森(新太郎)さんとお話ししながら作り上げています。日本初演作品ということで明確にゴールがあるわけではないので、少しずつ自分が積み上げていったものがパピになればいいなと思いながら……。そもそも、パピという名前の人はいなくて愛称らしいです。僕が思うに、パピっていうあだ名は、ちょっと小馬鹿にして呼んでいるんじゃないかなと感じていて。不器用で周りからもそういうあだ名で呼ばれちゃうような愛されるキャラクターを演じていけたらいいなと思います。――永田さんとパピで共通する部分は見つかりましたか?人に対して臆病で小心者なところは似ているかなぁ……。結構、人見知りしちゃうんですよ(笑)。周りの人からは「すぐ打ち解けるよね」と言われるんですけど、実はそんなことなくて! でも優しい人にはとことん甘えてしまうし、一度心を開いてしまうとかなりオープンなので、なんでもネタバラシしちゃいます(笑)。○■演劇『ハイキュー!!』と似ている作品づくり――お話ししていると、全然人見知りな感じはしないですね(笑)。これまで2.5次元作品にも数多く出演されてきましたが、今作のような海外のミュージカル作品とでは違いは感じますか?僕の中で大きく分けているつもりはないです。いわゆる2.5次元作品は、原作があってその世界観があるので、それを崩さないということが1つ目標だと思うんです。ただ、僕が出演した演劇『ハイキュー!!』は違っていて、むしろ、新たな創作物をみんなでつくり上げていこうという自由さがありました。だから、今回の『バンズ・ヴィジット』も日本で初めて上演される作品なので、縛られることなく作品づくりに参加できたという面では、大きな差というのはないのかなと思っています。――今回共演には風間杜夫さん、濱田めぐみさんなど豪華キャストが顔をそろえていますが、稽古期間で刺激を受けたことはありますか?風間さんとは、同じシーンが多くないのでそこまで密にお話しする機会はないのですが、常に全体を優しく見守ってくださっています。僕が演じるパピが変なダンスをするシーンの稽古をしていたら、「すごいねぇ! 踊れるね!」と声をかけてくださいました(笑)。全然踊れていなかったはずなんですけど、嬉しかったです。濱田さんは、前から知り合いだったかなと思ってしまうくらい、心を許してしまっていて(笑)。本当に壁がない方で、芝居の相談はもちろん、全く関係のない世間話までたくさん付き合ってくださいます。濱田さんともそこまで同じシーンが多いわけではないので、先ほど久しぶりにお会いしたら、「なんかおしゃれしてるじゃない?」と軽くイジられました(笑)。――今作だと新納慎也さんとのシーンがいちばん多いでしょうか?そうですね。新納さんとは昨年、久しぶりに出演したミュージカル『HOPE』でご一緒していて。そのとき、新納さんは演出、僕は出演という立場だったので、そこまで一緒にいることができなかったんですが、今回は稽古中以外もずっと一緒にいますね(笑)。本当に優しい方です。先ほども言ったように優しい人にはとことん甘えてしまう質なので、甘えまくってます。もちろん、俳優としても尊敬していますし、大好きな先輩です。――新納さんもTwitterで永田さんとの関係を「父親の気分」とおっしゃっていましたね。いやいや、僕はお兄ちゃんだと思ってますよ……! 本当によくしてもらってます。今作が終わっても、また新納さんと一緒の舞台に立ちたいですし、まだまだたくさん勉強させていただきたいです。新納さんが出ている舞台にはぜひ、僕もお声がけください(笑)。●30代を迎える永田崇人のこれまでとこれから○■芝居も人生も壁だらけ「徐々にでも常に前に」――エジプトとイスラエルという歴史的に隔たりのある国の人々が、音楽をきっかけに国境を越えて心を通わせる姿が描かれていますが、永田さんご自身は、何かをきっかけに壁を乗り越えた経験はありますか?作品に携わる度に壁だらけです(笑)。この仕事をしていて常々思うことは、なんでも慣れることが大事。最初にできなかったことでも、できるようになってくるんです。いま何でも思うように全部できているかと聞かれたら、もちろんそうではないですが、デビューしたばかりの頃と比較したら、たくさんのことができるようになりましたし、挑戦できる余裕もできたと思います。個人的には壁を乗り越えるというより、下のほうからハンマーで叩きながら少しずつ少しずつ穴を大きくして、壁を無くしていくイメージなんです。なので一気に飛び越えることはできないし、徐々にでも常に前に進んでいこうとしています。――それは演技・芝居ということにおいて、常にそういったアプローチをしているということでしょうか?芝居もそうですし、人生として考えても同じかなと。別々のものではなくて、繋がっていると思います。ただ僕は楽観主義なところがあるので、壁にぶつかっているという感覚はないんですよ(笑)。振り返ってみると行き詰まっていたなと思いますし、そうしたときには、どんな場面でも少しずつ壁をハンマーで叩きながら……(笑)。○■20代は“最高”「ずっと29歳ということに……」――芝居への取り組み方が、自身の生き方にも繋がっていると。そんな永田さんは今年8月に30歳の節目を迎えます。これまでのご自身を振り返ってみて、どのように感じていますか?一言で言えば、最高ですよ! 今がとても楽しいので、この仕事を選んだ昔の自分を褒めてあげたいですね(笑)。正直、30歳ってすごく大人な印象があったんですが、自分が27歳くらいになったときに、30歳になっていきなり大人になることはないな……と感じたので、そこまで年齢の意識はないんです。ただ、20代が終わるのは寂しいですけどね……。20代は得することがたくさんあるじゃないですか? 先輩がご飯に連れていってくれたり。30代になると、なんとなく若手扱いから外れるような気がするので、ずっと29歳ということにしときたいなとは思っています(笑)。――なにか20代でやり残したこと・後悔はありますか?ないですね! 20代のときだけできることってそんなにないと思うんですよ。先輩におごってもらえることは年を重ねてもあるし、やり残したこともないけど、やり切ったとも言えない感じですね。30代になってからでも、やればいいかと思っています。でも1つだけ。アンダー25で舞台を安く観ることができるんですけど、それはもっと活用したかった(笑)。東京に出てきて、舞台を観始めたころにはもう25歳になっていたので、それだけは後悔しています! アンダー30にしてくれないかなぁ……。そうしたらまだ半年くらいは観られるので(笑)!○■俳優・永田崇人としてのビジョン「もっと評価されたい」――逆に、これまでの経験で自身の軸になったと感じる出来事はありますか?経験によって軸ができたということはなくて、軸自体は生まれ持ったもの、そのままのような気がします。日々、いろいろなお仕事をさせてもらって削れてしまった部分を、学んだ経験で補強したり、もっと太くするために肉付けしたり。だからつぎはぎだらけで、すぐ折れたり破れたりしますけど、今のところはなんとかまっすぐ立てています。――そんな軸を持ちながら活躍されていく永田さんですが、これからのビジョンはありますか?もっともっと評価されたい。せっかくやるならより良いものをお見せしたいですし、そうするために全力を尽くしています。こうなるんだ! みたいな明確な目標はないですが、コツコツと着実に丁寧に。常に作品と向き合い続けられる俳優でありたいです。■永田崇人1993年8月27日生まれ。福岡県出身。『ONE PIECE LIVE ATTRACTION “Welcome to TONGARI Mystery Tour ”』で俳優としてデビュー。その後、ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』シリーズに孤爪研磨役で出演したほか、TBS系ドラマ『初めて恋をした日に読む話』(19)や、テレビ東京系ドラマ『部長と社畜の恋はもどかしい』(22)などに出演し、話題を集めた。ミュージカル『バンズ・ヴィジット迷子の警察音楽隊』にパピ役で出演。東京公演は2月7日から23日まで日生劇場、大阪公演は3月6日から8日まで大阪・梅田芸術劇場シアター ドラマシティ、愛知公演は3月11日・12日に愛知・刈谷市総合文化センター大ホールで上演される。
2023年02月05日【前編】『ふたりの人を愛し…』歌人・永田和宏語る故・河野裕子さんとの青春から続く「愛する人を失った悲しみとは、伴侶や恋人の前で輝いていた自分がいなくなってしまった悲しみなのではないかと思う。河野を失ったとき、僕も僕自身が失われたに等しい思いでした」そう語ったのは、永田和宏さん(75)。日本を代表する歌人で、細胞生物学研究の第一人者だ。「河野」と呼ぶのは10年8月12日に乳がんで亡くなった最愛の妻・河野裕子さん(かわの・享年64)のことだ。裕子さんは20代前半から歌人として頭角を現し、23歳で角川短歌賞を最年少受賞するなど活躍。夫妻は09年に宮中歌会始詠進歌選者をそろって務めて「初の夫婦同時の選者」となるなど上皇陛下、美智子さまをはじめ、皇族方との親交もつづけてきた。晩年の裕子さんは、そんな永田さんの「その後」を案じていた。《私が先に死んだら、あの人、どうするかなあって。多分、お酒を飲みすぎて泥酔してお風呂で溺死するでしょうね》(『私の会った人びと』より)いっそ自分も天に昇ってしまえば。そう思わなかったのかと問うと、永田さんは即座に答えた。「否応なくありましたね、河野が『すごいわね』『よかったわね』と言ってくれることが、僕の生きる張り合いになっていた。もうそれを受け止めてくれる人がいないというのは、半分自分がいなくなったんですから……」だが幸い、永田さんには仕事があった。11年に夫婦の40年の相聞歌と、裕子さんのエッセイを編集した『たとへば君 四十年の恋歌』(文藝春秋)を出版。12年には闘病記『歌に私は泣くだらう ー妻・河野裕子 闘病の十年ー』(新潮社)も。「河野の生前の言葉と、歌を残す作業でした。日々それに忙殺されたことが救いだった」このとき手紙とともに遺品から見つけていたのが、10冊以上にもなる裕子さんの日記帳だったのだ。『いくら夫婦とはいえ、他人の心をのぞき見るようなことはできない』と、永田さんは裕子さんが亡くなってから10年近く日記を読めずにいた。しかし、いまから3年前の19年のこと、意を決して手を伸ばしたのだという。「先立った河野は、本当に僕が夫でよかったのか?ほかにふさわしい選択はなかったのか?そんな疑問が頭をもたげたんです」すると日記には、裕子さんの胸の内が赤裸々につづられていた。当時、裕子さんの心には永田さんとN青年という二人の男性がいたという。そのあいだで悩む裕子さんが純粋すぎる恋の煩悶をぶつけてきた、68年1月の一日を、永田さんが回想する。「あの日、河野はことさら思い詰めているようでした。喫茶店で長い沈黙にいたたまれず、外の路地に出て河野に告げられたんです」裕子さんは「どうしたらいいの」を繰り返し、泣きながら永田さんの胸をたたき、くずおれた。そこで彼がかけた言葉を、裕子さんは日記に克明に刻んでいた。《あのひとは限りなく優しかった分別をもっていた〈好き嫌いはどうしようもないモノなんやしそんなに苦しむな……さあ自分の足でちゃんと立って〉そう言いながらむき出しになった脚にスカートをかぶせてくれた》そしてこの記述のあとに、後に代表作のひとつとなる一首(『森のやうに獣のやうに』所収)の原型がつづられていたのである。《たとへば君ガサッと落葉すくふやうにわたしを攫って行つては呉れぬか》裕子さんの最も有名な歌がこの出来事に起因していたことを初めて知った永田さんは、驚いた。「私のことを『離れられない存在』として強く意識してくれた夜だったんだと、感慨深い思いでした」この日以来、会う頻度が増していき、裕子さんの熱情は一気に、永田さんへと傾注していった。《あなたが居なくなってしまったら到底ひとりではたっていられそうにもありません》(1月7日 裕子)いざ日記の封を解いてみれば、まっすぐに愛そうとしていた裕子さんの、けなげな表情ばかりが浮かんできて……。永田さんは、裕子さん亡き後、こんな一首を詠んでいた。《わたくしは死んではいけないわたくしが死ぬときあなたがほんたうに死ぬ》(『たとへば君』より)「死者がまだこの世で生きる方法があるのだとすれば、それは生者の記憶のなかにしかない。つまり河野を最も知る者として、僕は長く生きなければならない。それが、彼女を生かしておく唯一の方法だと気づいたんです」その境地が、日記をめくる作業へとつながったのである。「そこから河野と対話するように、精読しながら書き進めました」新著『あの胸が岬のように遠かった 河野裕子との青春』(新潮社)は、裕子さんとの「青春の逸話」の結実だ。コロナ禍で、自宅に単身住まう時間が増えたことも、結果的に功を奏したといえる。裕子さんが遺した日記、言葉と向き合う時間を存分に持つことができたのだから。「いまは、なんだか誇らしい気持ちもあります。一切の妥協なく、相手にすべてぶつけて返歌を待つ。河野だからできたことだし、相手が僕だからこそできたこと。『俺でよかったのか』という疑問で始めた旅でしたが、いまは『俺でなけりゃ、もたなかったな』と」■年間20万首を見て、自らも歌を作り続け、料理もする。妻はきっと褒めてくれる「河野が心配していたのは、食事のことです。でも、まったく料理なんてしなかった僕が、いまは、だしを取って味噌汁つくりますし、おひたしも作っているんです」相変わらず多忙な日々を過ごすなかで、永田さんは昨今、自身の“成長”を実感するのだという。「やっぱり一皮むけたと思います。脱皮したというかね。それを河野に見ていてほしい、認めてほしいと思うんですよね」人生100年時代、健康寿命を追求する向きは増すなかで永田さんはもとより「日々是好日」なのだ。「いまも年間20万首ほどは選歌をしているし、日ごろから、朝4時くらいまで仕事しているからね」すこし顎を上げるように言った。歌を作り始めて軌道に乗れば、発想が発想をどんどん呼ぶという。「先日は、締切りと出張が重なってどうしようもなく、東京行きの『のぞみ』の2時間15分のなかで30首あまり作りました。『時速15首』と自分では言っているんです」前出の新著を原作とするNHKドラマ(柄本佑、藤野涼子主演)も放送日が6月6日に決まった。75歳にして人生の繁忙期を過ごす夫を、天国の妻はどんな思いで見ているのだろうか……。「フルに働いているもんな。褒められるしかないだろうね……『あなた、よくやっているわね』と」今宵もワイングラスを片手に、永田さんと裕子さんの語らいが、詠まれることだろう。《呑まうかと言へば応ふる人がゐて二人だけとふ時間があつた》愛妻に捧げた挽歌である。(取材・文:鈴木利宗)
2022年05月22日女優の桜井玲香が、ミュージカル「DOROTHY~オズの魔法使い~」の主演を務めることが11日、明らかになった。同作はライマン・フランク・ボーム作の童話『オズの魔法使い』の物語をベースに、田尾下哲が作・演出を、宮川彬良が作曲・音楽監督を手がけて新たに生み出されるドロシー(桜井)の物語。“魔法の国”であるオズの王国は音楽でコミュニケーションが交わされる“音楽の国”に、少女ドロシーはヴァイオリニストを目指すオーケストラ部の大学生へと翻案される。曲を手掛ける宮川は蜷川幸雄作品や劇団四季など舞台作品の音楽を数多く担当し、またNHK Eテレの音楽番組『クインテット』や「マツケンサンバ」などお茶の間にも広く親しまれるヒットソングも生み出す音の魔術師による、完全新作のミュージカルナンバーが物語を彩る。主人公のドロシー役の桜井は、乃木坂46在籍時から高く評価されてきた歌唱力とダンススキルを武器に俳優としてますます躍進し、初めての単独主演を務める。蒼井翔太、鈴木勝吾がWキャストで出演し、凰稀かなめ、鈴木壮麻が出演。大人のための新たなミュージカルが誕生する。東京公演は日本青年館ホールにて2022年8月20日~28日、兵庫公演は兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールにて9月16日~19日。ほか9~10月に地方公演を予定している。○桜井玲香 コメントミュージカルでの単独主演は初めてです。緊張しつつ、この様な経験をさせていただけることがとても嬉しいです。オズの魔法使いは、誰もが幼い頃に触れる夢溢れる作品です。素敵なキャスト、スタッフの皆様と楽しく夢のある世界を作っていければと思います。是非劇場へ足をお運びください!○作・演出:田尾下哲 コメントミュージカル『DOROTHY』は、映画、舞台、ミュージカルと様々な形で翻案されている名作『オズの魔法使い』をミュージカル化しています。物語が音楽で進められ、セリフが歌われるというミュージカルの表現が必然的に、そして自然に描けるように、現代アメリカのオーケストラ部を舞台に、オズの国を音楽にあふれる魔法の国と設定しました。宮川彬良さんの色彩豊かな音楽が、場面を、キャラクターを、そして言葉を一層輝かせてくれることになると思います。原作でもドロシーとかかし、ブリキ、ライオンの四人は自分では備わっていない能力、願いを求めてオズの王国を旅しますが、実際には自分の中にその答えがあるというメッセージの物語です。本作はこのメッセージはそのままに、失敗をしたらお終い、ではなく、失敗を取り返すチャンスを旅の中で求めていく物語にもなっています。現代を生きる全ての大人たちに向けて伝えたい物語を、カンパニー一同、心を込めてお送りいたします。○作曲・音楽監督:宮川彬良 コメント立体的で複眼的な時間の体験、それがミュージカルの醍醐味です。そんなワクワクの時間をお客様にも体験して頂こうと、今まさにスタッフは試行錯誤を繰り返しています。そんなものづくりの過程で僕らが出くわす困難は、まるで劇中でのエメラルドシティーを目指すドロシー達にそっくりです。「あぁ、自分にもうちょっと勇気と賢さと優しさがあったらなぁ」なんて思いながら、発見と確信への旅を続けています。こんな時、どこか遠い世界にいる本物のドロシーであったなら、彼女は一体どんなふうに感じるだろう。その時どんな歌を歌うのだろう。と心の中の僕のドロシーと対話をしながら、今日もまた少し、前に進んだように思います。作って良かった、出演して良かった、そして観て良かった、と思える特別な時間を、そんな舞台を僕は目指しています。
2022年04月11日KERA CROSS第4弾『SLAPSTICKS』が3日、日比谷・シアタークリエで公開ゲネプロを実施し、木村達成、桜井玲香、小西遼生、壮一帆、金田哲、マギーら出演者が囲み取材に応じた。KERA CROSSは、劇作家で演出家のケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)の戯曲の中からえりすぐりの名作を、才気溢れる演出家たちが異なる味わいで新たに創りあげる連続上演シリーズ。シリーズ第4弾となる『SLAPSTICKS』は、1993年にナイロン100℃で初演、2003年にはオダギリジョー主演で再演された作品。サイレント映画からトーキーへと転換期を迎えるハリウッドを舞台に、映画作りに情熱を注ぐ人々を、映画への愛と希望にあふれる一人の青年を通じて描くロマンチックコメディーだ。演出は、幅広い世代からの支持で注目される若手クリエイター・三浦直之(ロロ)が務める。本公演は昨年の12月25日にシアター1010で初日を迎え、その後は大阪、福岡、愛知などで公演を重ね、満を持して日比谷のシアタークリエでの公演を迎えることとなった。「最初がシアター1010でやりまして。その後、大阪、博多、名古屋に行って。そこから東京に帰ってくることができたわけで。本当にうれしいです」と木村が語ると、桜井も「こうして今日、クリエに立てるのが、気持ちが引き締まるというか、こうした状況の中で今日いられることが本当にありがたいことだなと思っています。毎公演やるごとにいろんな表情を見せてくれる作品だなと思っていて。去年の末から本番がはじまってるけど、回を越えるごとにまったく違う作品に進化しているなと感じているので、試行錯誤をした末のシアタークリエということで、完成に近づいていくこの作品を観ていただきたいなと思います」と意気込んだ。マギーが「最初にこの座組を見た時に、それぞれの畑がバラバラで。ここまでやってきて、いい意味でまとまっていない。だけどバラバラであることでキラキラ輝く気がする」と指摘する通り、バラエティーに富んだメンバーが集まったが、キャスト陣は非常にまとまっていて、この日も和気あいあいとした雰囲気。そんな木村について金田が「たっちゃんとはすごくふざけられるんですけど、真面目な部分もあって。誰よりも(セリフの)練習をしています」と指摘すると、小西が「真面目な部分もそうなんですけど、僕がまねできないのは、そう見えて破天荒なところなんですよ。だいたい朝、赤ら顔でやってきて。昨日、家でハイボール26杯飲みましたというから。いまだに彼をつかみ切れてない。両極端のやんちゃさがあって。それが役柄にも出ているかなと思います」と暴露。それに対して木村は「もともとこの作品がロマンチックコメディーだと聞いていたんですが、ふたを開けたら、僕が演じるビリーという人が請け負うダメージが大きかった分、これは飲まないとやっていけないなと思ったんです。(役を)家に持って帰るとおかしくなりそうだったので、できるだけ仕事は稽古場で済ませて。家はプライベートの時間を作ろうと思ったんです」と釈明。その様子を見た小西が、木村に目くばせしながら「今、すごい必死になっていたでしょ、こういうところがいいんですよ」と笑顔を見せた。一方の桜井は楽屋が一緒になった壮と仲良くなり、女子トークに花を咲かせていたという。壮は「玲香ちゃんは元アイドルで、わたしは元宝塚。同じ女性ばかりの世界でやってきたということで、その違いだったり、また彼女はリーダー、わたしはトップスターという共通点があるので、それぞれの立場でみんなを引っ張っていく時の価値観の違いとかを話していて。それが面白いなと思ってました。それとここではお話しできないような深いことも。それはご想像にお任せします」と笑いながら紹介した。そして最後のメッセージを求められた木村は「僕が最初にクリエに立ったのが『CALL』という三浦さんの舞台で無観客でした。でも何かが足りないと思ったんです」と切り出すと、「当たり前が当たり前じゃないんだなと。お客さまが拍手をしている姿がどれだけ恋しかったか。そういう経験を経て、お客さまの拍手している姿を見た時に震えました。涙がちょちょぎれました。役者はそれが当たり前だと思ってはいけないということが、この舞台をやってきた中の、僕が大きく得られたものでした」とコメント。さらに「今回、満を持してクリエでできるということで、お客さまからの拍手を浴びたいんですが、こういう状況なので無理をなさらずに観に来ていただきたいという気持ちは、キャストみんなが思っていることです。ただ僕たち役者というのは、やっぱり舞台の上、そしてカメラの前でしか生きられないようなものなので。コロナ禍の中でも、役にも通じるような、サイレントコメディーを生きた僕たち、今コロナ禍で役者をやっている僕たちが生きた証というものをお客さまに感じとっていただきたいなと思うので、ぜひお待ちしております」と呼びかけた。KERA CROSS第4弾『SLAPSTICKS』は日比谷のシアタークリエにて2月17日まで上演中。会見写真撮影/壬生智裕舞台写真提供/東宝演劇部
2022年02月03日元乃木坂46で女優の桜井玲香とダンスボーカルユニット・Leadの古屋敬多がW主演を務めるミュージカル『FLOWER DRUM SONG』が、4月23日から東京・日本青年館で上演されることがわかった。1958年に『サウンド・オブ・ミュージック』や『王様と私』など、多くのブロードウェイの名作を手掛けた名コンビである、作曲家のリチャード・ロジャースと作詞家で脚本家のオスカー・ハマースタイン2世が手掛け、ブロードウェイで上演された同作。今回、2002年にトニー賞受賞作家であるデビット・ヘンリー・ファンによってリバイバルされた同作を、日本国内で初めてプロ上演する。古屋と桜井がW主演を務め、古屋は父でオペラ歌手のワン・チーヤンとともに親子でステージに立つワン・ター、桜井はターに思いを寄せるメイ・リーを演じる。共演にはリーの恋敵リンダ・ロウ役にフランク莉奈、リーに思いを寄せる青年チャオ・ハイ・ラン役に砂川脩弥が出演するほか、泰江和明、八十田勇一、彩吹真央、石井一孝ら実力派俳優が顔を揃える。また、元劇団四季で、演出家としてはミュージカル『テニスの王子様』シリーズやブロードウェイミュージカル『ピピン』などを手掛けてきた上島雪夫氏が演出を担当する。舞台はサンフランシスコのチャイナタウン。中国人オペラ歌手のチーヤン(石井)と息子・ター(古屋)は親子でゴールデン・パール・シアターのステージに立つが観客はまばらだった。そこに父親を亡くしたリーが、父親の友人であるチーヤンを頼ってサンフランシスコにやってくる。人手不足で娘役を演じていたターは、リーにその役を引き継ぐことに。その後、オペラハウスをナイトクラブに生まれ変わらせた親子は大成功をおさめる。ターに恋心を寄せるリーは、ナイトクラブのスター・ロウ(フランク)に夢中なターをみてクラブを抜け出し、工場で働き始め、そこで出会ったチャオ(砂川)に愛の告白をされ、中国に帰国することを決意する。東京公演は4月23日~27日に日本青年館、大阪公演は4月29日と30日に森ノ宮ピロティホールにて上演。コメントは以下の通り。■古屋敬多この度「FLOWER DRUM SONG」に出演させていだたくことになりました、古屋敬多です。本場ブロードウェイで大人気だった作品、しかも音楽は僕も学校の授業で観たほど有名なあの『サウンド・オブ・ミュージック』の曲を作ったロジャース&ハマースタイン! そんな作品に自分が携わることが出来るなんてとても光栄です。自分自身ブロードウェイミュージカルは初挑戦になるので体当たりで演じて作品を愛していこうと思います!劇場でお待ちしております。■桜井玲香純粋無垢なヒロインのメイを演じることは、私にとって新たな挑戦です。気合いを入れて臨みます。私の人生の節目となる作品でいつもご一緒させていただいている上島雪夫さんとご一緒できることはとても光栄で、今回もダンスシーンがすごく楽しみです! アメリカンとチャイニーズの音楽が呼応する、とても不思議で華やかな世界観になる予感がしています。劇場でお待ちしています!■石井一孝ロジャース&ハマースタインの名作で、オペラ歌手の頑固なお父さん役とのこと。それにしても素敵な息子ができました。古屋くんはイケメンでダンスが激ウマ。そのことから、息子はお父さんではなくお母さん似だということがわかります(笑)。上島雪夫さんは20年も前から飲んだり騒いだりしていた兄貴のような尊敬する演出家。幸せで胸が熱くなっています。素晴らしい名曲のスコアに乗せて東洋の息吹をお届けいたします!
2022年01月20日2019年の乃木坂46卒業以降、女優としての活動が本格化している桜井玲香の初主演映画『シノノメ色の週末』が11月5日(金)から公開される。期待の新鋭監督・穐山茉由による本作は、桜井のほか岡崎紗絵、三戸なつめが出演。女子高を卒業して10年を経て、現実で葛藤する3人が廃校の決まった母校に忍び込んで、光り輝いていた頃を取り戻そうとする姿を、ナチュラルながらもリアリティの強い演技で表現していく。劇中では女子高時代に放送クラブに所属していた美玲(桜井)、まりりん(岡崎)、アンディ(三戸)を、3人はどのように受け止め演じたのか。実際の3人の関係性を交えながら、映画の見どころを聞いた。――『シノノメ色の週末』の台本を最初に読んだときの印象を教えてください。桜井玲香(以下、桜井)とても柔らかい印象を受けました。監督・脚本の穐山(茉由)さんも女性だからか、女性ならではのなんとも言えない雰囲気が脚本の時点であったので、撮影がすごく楽しみでしたね。岡崎紗絵(以下、岡崎)ひと言じゃ言い表せない距離感というか、女子ならではの複雑な部分がすごく上手に、柔らかく表現されていて。私も一時期、女子高に通っていたときがあったんですけど……。桜井そうなんだ!岡崎だから、たぶん卒業して10年後に同級生と会ったらこうなるのかなとか、いろいろ想像しながら読むことができました。三戸なつめ(以下、三戸)小説を読んでいるような感覚で、スイスイ読み進めることができて、すごく想像しやすかったです。私も女友達と一緒にいる感じがすぐ想像できて、「どんな撮影になるんだろう?」と楽しみになりました。左から、三戸なつめ、桜井玲香、岡崎紗絵――ご自身の学生時代と重なる部分や、逆に演じながら「こういうことを学生時代に経験したかった」と感じた部分はありましたか?桜井この3人のキャラがまったく違っていて、普通だったらなかなか交わることのない3人が、仲が良いようで適度な距離もあり、でも心を許し合えているという関係性に部活を通してなれているというのが、リアルだなと感じました。自分も学生の頃に、いろんなジャンルの子とごちゃまぜで仲良くしていたので、そのあたりは共感できましたね。岡崎部活って普段クラスで一緒にいるメンバーとはまた違って、選んだ部活でそれをやることが好きな子たちが集まっているから、そこに対する熱量でつながっているじゃないですか。私はそういう経験がなかったので、ちょっと羨ましいなと思ったりしました。三戸私はこの撮影を通じて、もっと校則を破ればよかったなということを思い出しました(笑)。桜井守っていたんだ?三戸そう。アンディはなんで美玲と仲が良いんだろうと、脚本を読みながら思っていて。私は学生時代、クラスにギャルの女の子がいて、グループは違うんだけどみんなに分け隔てなく優しくて。そういう子たちのグループを見ていると、ちょっと校則を破るのも青春みたいなのところもあって、そういうことができる人たちに憧れがあったなと思い出しました。――では、劇中ではあるものの、卒業から10年後に高校に忍び込んで、仲の良かった3人で何かをするというのは、ある種当時できなかったことを追体験している感覚もあったのでしょうか。三戸確かにそうですね。例えば、美玲にスカートの丈を短くしてもらうシーンとか、ちょっと学生時代を追体験しているようで楽しかったです。実際の高校時代は短くしていなかったから(笑)。左から、三戸なつめ、桜井玲香、岡崎紗絵――それぞれが演じる美玲、まりりん、アンディとご自身との共通点、大きく異なる点はありましたか?桜井私も高校の頃から今に至るまで芸能のお仕事をしていて、美玲も学生の頃からかじっている。きっと夢はこういう業界で活躍することだと思うけど、大人になっていろんな挫折をして、自分自身を信じきれなくなって悩んでいる姿はすごく自分と重なるというか。痛みはすごく分かるし、演じているときももちろん感じていたんですけど、自分の本心じゃないけど知らぬ間に感じていたであろう痛みが映像に乗っているのに気づいて、さらに苦しくなりましたね。――そういった意味では、役に入っていきやすかった?桜井そうですね。学生時代の私は美玲とはまったく違ったんですけど、目指している夢みたいなものは共通する部分もあったので、そこはすごく共感できました。桜井玲香桜井玲香岡崎学生の頃でいうと、私はまりりんとは結構離れたところにいて。まりりんは本当に真面目で、校則もちゃんと守っていて人をまとめたりするしっかり者という印象ですけど、私は全然そうではなかったんです(笑)。でも、まりりんは「この人のためになったらいいな」と良かれと思ってやったことが、あとでいろんな波紋を呼んでしまう不器用さも持っていて、そこは私に似ているというか、分かる気がしました。――では、まりりんを演じる上で意識したことは?岡崎所作とかは結構気をつけましたね。所作というか、私自身は何かが斜めになっているのが気になりますとか、そういうタイプでもないけど(笑)、まりりんはそういうところも気にするのかなとか。開けたドアは閉めるとか、他のふたりのキャラクターがわりと自由な感じなので、その後で片付けをするみたいな。桜井・三戸(笑)。岡崎そういうところは、いつもの自分で臨むと見過ごしちゃうと思ったので、ちゃんと見るようにはしていました。岡崎紗絵岡崎紗絵三戸私とアンディが似ているのは、好きなことに対して一直線なところ。アンディは写真が好きなんですけど、それを突き詰められるところは似ているなと思いました。逆に、似ていないところは、アンディには夢があるのに、親の反対でわりと堅いところに就職したりするところかな。そこでのセリフは自分の中でもどうやって表現しようかなと悩んだんですけど、アンディや観てくれる人に一番伝えたかったことは、好きなことを自分の心のままにやってほしいということ。そこが伝わればいいなと思って演じました。三戸なつめ三戸なつめ緊張からくるピリピリ感を出せるほど、ふたりとの居心地が良かった左から、三戸なつめ、桜井玲香、岡崎紗絵――実際の3人の関係性って、撮影を終えた今はどういう感じなんですか?桜井実は今日、久しぶりに集まったんですよ。岡崎撮影は昨年の11月だったので。桜井その撮影期間も、8日間しかなかったんだって。もっと長かったように思ったけど。三戸そんなに短かったっけ?岡崎相当濃かったので、もっと長いイメージがあったんですけど、それだけ本当に楽しくやれていたってことなんでしょうね。すでに最初の頃から打ち解けた印象が、私にはありましたし、今日もその空気感です。三戸うん、そうかも。――先ほどスチール撮影の様子も拝見していましたが、昨年の11月以来とは思えないほど自然でしたよ。桜井そうなんですね。でも実は、今日は久しぶりに会うので正直ドキドキしていたんですよ。おふたりをテレビでは観ていたけど、今日まで全然話せていなかったから、それで今日3人で取材って大丈夫かなあって(笑)。でも、全然大丈夫でした。岡崎撮影のときの空気にすぐ戻りましたし。三戸そう、戻ったね。びっくり。左から、三戸なつめ、桜井玲香、岡崎紗絵――お互いの印象は、お会いする前と今とで変化はありましたか?三戸私は変わったかも。最初はふたりとも芸能人みたいな……。岡崎いやいやいや(笑)。桜井あなたもよ?(笑)三戸(笑)。そういうイメージだったけど、会って話したらいい意味で芸能人っぽくない、同年代の女性って感じでした。すごく気さくで優しいし、「あ、私ふたりとしゃべれる!」って感じ(笑)。岡崎いやいや(笑)。それこそ、私からしたらふたりはお姉さんなんですよ。そこの距離感も、最初はどうしようかなと思っていたところがあったんですけど、役で同級生をやらせていただいているのもあって、すぐに打ち解けられて、普通にお話できたのがすごくうれしくてありがたかったです。だから、私はふたりの印象はそんなに変わっていないかもしれないです。桜井私は撮影中、全然余裕がなくて。初めての映画主演というプレッシャーもあって、ちょっとピリピリしていたくらいだったので、ふたりが黙って見守ってくれることに対して本当に助かったなと思います。岡崎でも、あれでピリピリだったら全然ピリピリじゃないですよ。三戸うん(笑)。なんだか悩んでいるのは分かったけど、言うほどピリピリ感はなかったかな。桜井いやあ、結構出していたかもしれないけど、出せるぐらいふたりとの居心地が良かったんだと思います。そうか、全然気づいてなかったのかあ(笑)。左から、三戸なつめ、桜井玲香、岡崎紗絵――今のやりとりだけでも、十分に関係性が伝わりました(笑)。ちなみに、穐山監督にはどういう印象がありますか?桜井穐山さん自身も女子校出身で、しかも見た目が可愛らしいので、もっと女の子女の子している感じなのかなと思っていたんですけど、意外とサバサバ系で。ボソッとひと言何か言うのが面白かったり。三戸分かる(笑)。桜井なので、すごくやりやすかったです。――それこそ、桜井さんのピリッとした感じを和らげてくれるような?桜井そうですね。ピリピリをぶつけながら、何回も説明してもらって一緒に作ったという感じなので、いい経験でした。岡崎私も何か分からないことがあったら、一緒に考えてくださることのがすごくありがたくて。それくらい一緒に作った感が強いので、監督がここ(メインビジュアル)にいてもいいくらいですよ(笑)。三戸確かに!窓の外にいてもおかしくないくらい(笑)。桜井それはシュールだ(笑)。三戸空気感が自分とちょっと似ているところもあって話しやすかったですし、思っていることを言いやすかったのも印象的でした。見た目はちょっとふわっとしたイメージなんですけど、妥協しないところは絶対にしないという強さを感じますし。撮影では美玲が葛藤するシーンが多くて、そういう部分ではふたりがずっと話し合っていたんですが、私は美玲の横にいることが多くてよく近く見ていたから、そこで余計に妥協しない強さは感じました。左から、三戸なつめ、桜井玲香、岡崎紗絵――では最後に、それぞれここは注目してほしい、ここを意識して観てほしいというポイントをお聞かせください。岡崎最後のクライマックスシーンは撮っていてもすごく印象的で、明け方に撮ったから自分のテンションも上がっていて。あのシノノメ色の空はいろんな色が混ざってできたもので、私たちの関係性みたいに複雑で一色じゃないみたいな、あの感じが私はすごく心に残っています。人間って本当に十人十色でいろんな感情があると思うんですけど、それが見事に表現されているんじゃないかなと思います。三戸私は3人で制服になるシーンかな。廊下を走ったりお嬢様ごっこをしている場面は、ぜひ注目して観てもらいたいです。あそこでの楽しさや無邪気さ、高校時代に戻れた空気があるからこそ、その後の現実での葛藤を経て、シノノメ色の空の良さがより伝わると思うので、まずは制服姿に注目してほしいです(笑)。桜井ただ仲が良いだけじゃない、仲が良いからこそのちょっと気まずい感じとか、知らぬ間に愛情が傷つけるきっかけになったりと、そういう部分がたくさんこの作品の中に散りばめられているので、そういう部分での共感はたくさん得られるんじゃないかな。なので、センチメンタルな気持ちになりたいときにぴったりな映画なんじゃないかなと思います。取材・文:西廣智一撮影:川野結李歌『シノノメ色の週末』11月5日(金)より公開ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント桜井玲香、岡崎紗絵、三戸なつめのサイン入りチェキを1名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!
2021年11月02日桜井玲香主演、岡崎紗絵、三戸なつめ共演の映画『シノノメ色の週末』は、女子校卒業後10年ぶりに再会、週末だけ母校に集まる3人の20代女子を描いたほろ苦くも愛おしい物語。気鋭の穐山茉由監督が独自の目線で描いたオリジナル作品だ。今作のほかにも、ふくだももこ『ずっと独身でいるつもり?』、野本梢『愛のくだらない』と新進気鋭女性監督が描く“等身大”の女性たちの映画が今秋、相次いで公開される。★穐山茉由『シノノメ色の週末』11月5日(金)公開『シノノメ色の週末』で監督・脚本を務めたのは、長編デビュー作『月極オトコトモダチ』が「MOOSIC LAB 2018」長編グランプリを受賞し、国内外で高い評価を受けた新鋭・穐山茉由。自身初の長編商業映画となる本作では、映画監督とファッションプレスを両立し活動している経験をもとに、社会で働く女性たちの心理を、独自の目線で鋭く柔らかく、オリジナル脚本で描いた。穐山茉由監督主人公・美玲には、「乃木坂46」を卒業後俳優として活動し、数々の舞台に出演し注目を集める桜井玲香が映画初主演。高校時代の同級生でシノノメ女子元放送クラブのメンバー・まりりん役に、今泉力哉監督作品『mellow』ほか数々の映画やドラマに出演する岡崎紗絵。アンディ役にはNHK連続テレビ小説「おちょやん」で、主人公おちょやんの亡くなった母・サエを演じ、その存在感や魅力が評判を集めた三戸なつめが共演する。★ふくだももこ『ずっと独身でいるつもり?』同じく働く女性を描いた今秋の注目作、田中みな実主演の『ずっと独身でいるつもり?』(11月19日公開)の監督は、新人女性監督注目株のふくだももこ。2016年に小説「えん」ですばる文学賞佳作を受賞し、同年に『父の結婚』で映画監督デビューを果たした。『おいしい家族』『君が世界のはじまり』などの話題作を手掛けたふくだ監督は、本作の中で、やりがいある仕事や暮らしに充足感を得ながらも、周囲の雑音に揺れる30代の独身女性の等身大な姿を捉えた。そのほか、市川実和子、松村沙友理、徳永えりらが共演。★野本梢『愛のくだらない』そしてもう1本が、2020年・第14回田辺・弁慶映画祭コンペティション部門で弁慶グランプリと映画.com賞をダブル受賞した長編作品『愛のくだらない』(公開中)。2016年に『私は渦の底から』で長編デビューを果たした野本梢が監督・脚本を手掛け、30代の人間が、忙しさや意地の張り合いにより仕事でもプライベートでも失敗しながら成長する姿、“他者との関係性”をコミカルに描いている。『シノノメ色の週末』は11月5日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シノノメ色の週末 2021年11月5日より全国にて公開©️2021「シノノメ色の週末」製作委員会ずっと独身でいるつもり? 2021年11月19日より全国にて公開© 2021日活
2021年11月01日11月5日(金)より公開となる桜井玲香主演、岡崎紗絵、三戸なつめ共演の映画『シノノメ色の週末』。この度、本作よりメイン出演者3名の制服写真が到着した。本作は気鋭の穐山茉由監督が独自の目線で描く20代女子のほろ苦くも愛おしい物語。学生時代から雑誌を中心に読者モデルとして活躍しスクールカースト上位だった美玲(桜井玲香)、地味系だった部長のまりりん(岡崎紗絵)、サブカル好きのアンディ(三戸なつめ)は篠の目女子高で同じ放送クラブに所属していた同級生。タイムカプセルを探すため取り壊しが決まった篠の目女子高の校舎で10年ぶりに再会した3人は、以降「篠の目女子週末クラブ」として週末、校舎へ集まるようになる。今回到着した制服写真は、卒業後10年ぶりに制服を着た3人と、同じく校舎に忍び込んでいた中井友望演じる現役女子高生・あすかの和気藹々とした姿を捉えたものだ。巷では90年代に女子高生の間で大流行したルーズソックスが再びブームになっているが、校則が厳しかった篠の目女子高では白のクルーソックスがマストである。もう卒業した美玲たちに校則は適用外なはずが、真面目なまりりんとアンディは白ソックスを着用。美玲は念願の紺のハイソックスで、自身の学生時代にはできなかったスタイルを楽しんでいる様子がうかがえるカットだ。『シノノメ色の週末』11月5日(金)より公開
2021年10月30日11月5日(金)より公開となる桜井玲香主演、岡崎紗絵、三戸なつめ共演の映画『シノノメ色の週末』。この度、三者三様なキャラクターの魅力溢れる特別写真が公開された。本作は、気鋭の穐山茉由監督が独自の目線で描く20代女子のほろ苦くも愛おしい物語。女子高を卒業して10年、タイムカプセルを探すため再会した同級生3人組は学生時代のようにまた、週末に集まることに。「ここに来れば、輝いていたあの頃に戻れる」。そう思っていた3人だったが、自体は全然違う方へと転がっていく。2019年9月に乃木坂46を卒業後、女優として活動し、数々の舞台に出演し注目を集める桜井玲香が映画初主演を務める本作。また桜井演じる美玲の高校時代の同級生でシノノメ女子元放送クラブのメンバー・まりりん役に、今泉力哉監督作品『mellow』ほか数々の映画やドラマに出演し、ナチュラルで飾らない明るさや、大人可愛い雰囲気で人気を集める岡崎紗絵。アンディ役に、モデルやタレントとして、無邪気な明るいキャラクターで幅広く活躍し、女優として映画やドラマにも多数出演、NHK連続テレビ小説『おちょやん』では、主人公おちょやんの亡くなった母・サエを演じ、その存在感や魅力が評判を集めた三戸なつめが抜擢された。学生時代から雑誌を中心に読者モデルとして活躍しスクールカースト上位だった美玲(桜井)、地味系だったまりりん(岡崎)、サブカル好きのアンディ(三戸)は篠の目女子高で同じ放送クラブに所属していた同級生。特別写真では、秋晴れの中10年ぶりに再会をした3人の表情を捉えている。ショートパンツにニーハイブーツを合わせた清楚系ギャルファッションの美玲、広告代理店で働くOLらしくコンサバ系のまりりん、ファーの帽子にノルディック柄のニットを合わせた古着系のアンディと、三種三様なファッションに身を包む3人。本作で彼女たちが魅せるファッションや表情にも注目してほしい。『シノノメ色の週末』11月5日(金)より公開
2021年10月26日映画『シノノメ色の週末』が11月5日(金)、公開となる。この度、本作の完成披露イベントが実施され、主演の桜井玲香や岡崎紗絵、三戸なつめ、中井友望、工藤阿須加、穐山茉由監督が一堂に会し、本作のタイトルにちなみ全身「シノノメ色」の衣装でご登壇、作品を観客に届けられた喜びを語りあった。本作は、2019年9月に乃木坂46を卒業後は女優として活動し、数々の舞台に出演し注目を集めている桜井玲香の映画初主演作品。桜井演じる美玲の高校時代の同級生でシノノメ女子元放送クラブのメンバー・まりりん役に、今泉力哉監督作品『mellow』ほか数々の映画やドラマに出演し、ナチュラルで飾らない明るさや、大人可愛い雰囲気で人気を集める岡崎紗絵。アンディ役に、モデルやタレント・アーティストとして、無邪気な明るいキャラクターで幅広く活躍し、映画やドラマにも多数出演、NHK連続テレビ小説『おちょやん』では、主人公おちょやんの亡くなった母・サエを演じ、その存在感や魅力が評判を集めた三戸なつめが共演。監督は、長編デビュー作『月極オトコトモダチ』が国内外で高い評価を受けた新鋭・穐山茉由監督。自身初の長編商業映画となる本作では、監督の持つ会社員と映画監督というダブルワークの経験をもとに、社会で働く女性たちの心理を独自の目線で鋭く柔らかく、オリジナル脚本で描く。さらに篠の目女子高校最後の学生・杉野あすか役に中井友望、広告代理店で働く上川龍之介役に工藤阿須加が出演し本作を彩る。本作が映画初主演となる桜井。完成披露イベントでは、本作について「ついに公開された、皆さんに見てもらった、という嬉しいような恥ずかしいような何とも言えない気持ち」と率直に気持ちを表現。また「グループ時代もいろんな経験をさせて頂いていたのですが、ひとりになって改めて、リスタートという気持ちです。すべて初心の気持ちで日々学ばせて頂き、そんな中で主演の映画に挑戦できて幸せ者だなと思います。皆さんに支えで今ここに立てているので、これをきっかけにまた頑張っていきたいです」と決意の気持ちを覗かせた。自身も女子高出身だという穐山監督は「女子高って結構、怖そうとかギスギスしてそうっていうイメージを持たれますが、本人たちは平和だったり、ほのぼのとした空気を過ごしています。イメージとのギャップをもう少しリアルに描きたかったんです。それを学生時代として描くのではなくて、30歳に差し掛かる、20代後半の女性の悩みも含めて描けたらなと」と自身の経験から本作品の着想を得たことを語った。今回劇中で制服姿を披露していることに話題が及ぶと岡崎が「ドキドキしてました」と即答。桜井は「え、本当?」と返したのに対し、三戸は「私は楽しみでしょうがなかった!」と三者三様に答えるさまはまるで劇中の3人組が飛び出してきたかのような安定感。桜井はさらに「高校生の役として着るのではなく、20代後半として着る、だったから割り切れた」と答えると岡崎も「確かに!学生に見えなくてもいいんだっていう、その安心感はあったかもしれない!」と同意。制服トークも盛り上がる。「それぞれ、どのような高校生だったか?」という話題では、桜井が「私は美玲とは真逆というか、目立っている女の子では無かったですね。校則も厳しかったので、そんなにおしゃれをするわけでもなく普通の子でした」としながら、「でも高校2年生で乃木坂に入ったので、そのあとは乃木坂漬けでしたね」と振り返った。岡崎は「日々をどう楽しむかに頭をフル回転させる学生でした。文化祭だったり体育際だったり、イベントごとをみんなで楽しのはもちろん、4時間目のチャイムがなったらすぐ購買に走って、人気の肉まんを勝ち取るとか(笑)」と思い出を語り、三戸は「食堂のソファを陣取って寝てました。3年生になるとソファーが使えるんですよ。『やったーソファーが使える!』と。部活をやってなかったので暇だったんです」と高校時代を暴露し、笑いを誘う。今回、ひとりだけ現役高校生の役を演じた中井は他の3人を見て「この3人の先輩が、私の高校の先輩に居たら楽しいだろうなって。いい高校生活を疑似体験出来た感じです」と嬉しそうに語った。一方の工藤は「毎日朝から晩まで部活動でしたね。テニスをやってたんですけど、朝5時に起きてランニングして、朝ごはん食べて学校に行き、朝練をして、2限目のタイミングにはお弁当が無くなり、お昼は学食にみんなで行って…」その後も夜まで何度も食事をとるエピソードが続き、とにかく良く食べていた学生時代だったと語ると、周りの女性陣たちはびっくり。さらに「でもその分動いていたので、どんなに食べても太らなかったですね」と重ねると、観客からはうらやましそうなリアクションも。そして今回の作品にも多数ちりばめられている「女子あるある」について聞かれると桜井は「美玲は、マリリンとぶつかるじゃないですか。マリリンが色々、現実はこうよって色々教えてくれるという。それを遠回しにいう感じは女子ならでは」と、とあるシーンを振り返り、三戸は「10年会ってなくて久しぶりに会って、それでも気まずくないところは女子の対応力の賜物なのかな」と劇中で10年ぶりに再会した役どころについても語った。また、中井は「廊下を走るシーンの時に、美玲ちゃんとマリリンはヒールを脱ぐんです。普段着飾っているけれど、女子同士だから楽しむときは全力で楽しむ。あのシーンがすごく好きです」と自身が出演していないシーンを羨むように挙げた。同質問が工藤にも問いかけられると「え、僕に聞きます…?」と戸惑うような表情を見せ会場の笑いを誘い、「女性だけじゃないかもしれないですけど…」と慎重に言葉を選びつつ「女性からの相談は本気で答えたらだめだということ。とにかくまず聞いて頷き『僕もそう思う』って一言言う」と発言。理由としては「彼女たちのなかで、実は答えが決まってるじゃないですか。女性は特に自分の中でこうしたい、こうしなきゃって思っているときに、誰かに背中を押してもらって動くのかなと。男って単純で、これがいいよ、とか言われるとすぐそっちに意見が変わっちゃったりするので」と男性目線で解説した。これには穐山監督も深く頷き「その通りです。もう答え決まってるんですよね。ただ聞いてほしいんですよね」と工藤と見解を褒めたたえた。最後に桜井は「女の子3人の会話や空気感は、本当に女子高出身あるあるって感じなんです。女子高出身の私でもそう思うくらいリアル。女子高にいなかった皆様もちょっとだけその様子をのぞき見れるような、そういう作品になっています。またコロナ禍でご自身と向き合う時間についてのメッセージも含まれているので、明日からちょっとだけ、半歩だけでも前に進んでみようかな、という気持ちで今日帰っていただけると嬉しいです」と締めの挨拶。穐山監督は「3人とも20代後半で色々と壁にぶち当たる世代で、その時のことを私も振り返って作りました。もちろんその世代じゃなくても、人に知られたくないような感情だったり、見られてちょっと嫌な部分とか、心当たりがあると思います。それが本当は人間らしくて愛しい部分で、それを表現したかったので、感じて頂けると嬉しいです」と、悩みを抱える全ての人にエールを送るような思いと言葉でイベントを締め括った。映画『シノノメ色の週末』11月5日(金)公開
2021年10月20日元乃木坂46の桜井玲香が、2022年2月に東京・シアタークリエで上演されるKERA CROSS第4弾『SLAPSTICKS』に出演する。本作は、サイレント映画からトーキーへと転換期を迎えるハリウッドを舞台に、映画作りに情熱を注ぐ人々を、映画への愛と希望にあふれる一人の青年を通じて描くロマンチック・コメディ。劇作家で演出家のケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)により、1993年にナイロン100℃で初演され、2003年にはオダギリジョー主演で再演されてきた。2019年に乃木坂46を卒業し、ミュージカル『GHOST』や『ダンス・オブ・ヴァンパイア』などでその存在感を示してきた桜井は、主人公の若き助監督ビリー・ハーロックの初恋の人であるアリス・ターナーを演じる。幅広い世代からの支持で注目される若手クリエイター・三浦直之(ロロ)氏が演出し、劇作家・KERA氏が描く極上のロマンチック・コメディは必見だ。コメントは以下の通り。■桜井玲香KERA CROSS第三弾を観に行かせていただきました。体中が騒ぐほどの面白さでこの作品に出たかった! と思ったことを鮮明に覚えています。この度、お話をいただいた時は驚きとともに、嬉しさで心が忙しかったです。私の演じる役は主演の木村さんが演じるビリーの初恋役、サイレントコメディ映画の伴奏者です。誰しもが初恋の相手と再会するときに感じるような心の高鳴りを、ご観劇くださった皆様にも感じていただけるような作品にしたいです!
2021年09月23日卒業後10年ぶりの再会、週末だけ母校に集まる大人になりきれない20代女性たちの等身大の物語『シノノメ色の週末』。桜井玲香、岡崎紗絵、三戸なつめが共演する本作からこの度、予告編が公開された。美玲(桜井さん)とまりりん(岡崎さん)、アンディ(三戸さん)が、高校の廊下を走り抜けるシーンから始まる今回の映像。母校の廃校が決まり、元人気読モの美玲、元地味系のまりりん、ムードメーカーのアンディの放送クラブ3人は、10年ぶりに再会。昔埋めたタイムカプセルを探し校庭を掘り起こしたり、女子高生時代の制服を教室で着てみたりと、楽しい時間が流れるが、それぞれの本音が溢れ出て、あの頃とは違う、何者にもなれない20代女性たちのモヤモヤが浮き彫りになっていく。さらに、彼女たちの中に篠の目女子高校最後の学生・杉野あすか(中井友望)が参加し、制服の下にジャージを履いて卓球するシーンや、まりりんの会社の上司(工藤阿須加)が登場と、波乱の起こりそうな展開も。『シノノメ色の週末』予告編また、本作の主題歌も決定。楽曲は、TVアニメ「魔法科高校の劣等生 来訪者編」エンディングテーマとなる「名もない花」でメジャーデビューした新人・佐藤ミキが歌う、作詞・高橋久美子、作曲・金澤ダイスケ(フジファブリック)の強力タッグで本作のために書き下ろされた「東雲の空」。佐藤さんのシルキーボイスが、映画を切なさと優しさで包み込む。佐藤ミキ佐藤さんは「想いを込めて歌わせて頂きました。主題歌『東雲の空』がこの映画に寄り添い、皆様の背中をそっと押してくれるような楽曲になりますように」とコメントし、楽曲を手掛けた2人も「美しい楽曲と、佐藤ミキさんの切なく強い歌声、そして映画の彼女らに導かれた歌詞です。見終わったあと、さらに余韻を広げてくれたらいいなと思います」(高橋さん)、「誰しもが持つノスタルジーに寄り添えられるような、そんな曲になればと思い曲を書きました。遠く離れた人や近くにいる人、思い出や記憶も然り、自分との『距離』を意識せずにはいられない、そんな時代の中で自然に作る事ができた曲なのかなと思います」(金澤さん)と語る。そして桜井さんも「素敵な音楽が作品の世界観を表現してくれていて、より甘酸っぱさが増しました!」と楽曲について話している。『シノノメ色の週末』は11月5日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:シノノメ色の週末 2021年秋、全国にて公開予定©️2021「シノノメ色の週末」製作委員会
2021年09月16日11月5日(金)に公開となる桜井玲香主演、岡崎紗絵、三戸なつめ共演の映画『シノノメ色の週末』の主題歌を、話題の新人・佐藤ミキが担当することが決定した。本作は気鋭の穐山茉由監督が独自の目線で、母校・篠の目女子高校の校舎に数年ぶりに集まった大人になりきれない20代女子たちの等身大の物語を描いたもの。2019年9月に乃木坂46を卒業、現在は女優として活躍する桜井玲香の映画初主演作品となる。共演は『mellow』ほか数々の映画やドラマに出演し、ナチュラルで飾らない明るさや、大人可愛い雰囲気で人気を集める岡崎紗絵。モデルやタレントとして幅広く発動し、NHK連続テレビ小説『おちょやん』では、主人公おちょやんの亡くなった母・サエを演じ、その存在感や魅力が評判を集めた三戸なつめ。そして本日、本作の主題歌を話題の新人・佐藤ミキが担当することが発表となった。楽曲は、作詞・高橋久美子(作家、作詞家)、作曲・金澤ダイスケ(フジファブリック)の強力タッグで本作のために書き下ろされた「東雲の空」。佐藤の優しさと強さを併せ持った“シルキーボイス”が映画を切なさと優しさで包み込む。公開された予告は、高校の廊下を美玲(桜井玲香)とまりりん(岡崎紗絵)、アンディ(三戸なつめ)が走り抜けるシーンから始まる。母校の廃校が決まり10年ぶりに再会した放送クラブの3人。元人気読モの美玲、元地味系のまりりん、ムードメーカーのアンディ。「人って変わるんだねぇ。」と久しぶりに会ったまりりんがおしゃれになった姿を見てその変貌ぶりに美玲がつぶやく。昔埋めたタイムカプセルを探し校庭を掘り起こしたり、女子高生時代の制服を教室で着てみたり、楽しい時間が流れる中「ここに来れば、あの頃に戻れると思ってた」というコピーからトーンが変化。「大人なんだから、もっとちゃんとした仕事した方がいいと思う。」と言うまりりんにショックを受ける美玲から「周りは結婚したり、別の仕事始めてる人も多くて」「このままでいいなんて思ってないし」という本音が溢れ出る。10代の女の子だった自分は眩しいほど輝いていたのに、今は時間ばかりが過ぎて理想からはまだ程遠い、傷つき、悩み、焦り、何者にもなれない20代の女性たちのモヤモヤが浮き彫りに。そんな中、篠の目女子高校最後の学生・杉野あすか(中井友望)が参加し制服の下にジャージを履いて卓球をしたり、また女子の中に一人、まりりんの会社の上司(工藤阿須加)が登場しざわつかせたり……波乱が起こりそうな、女子校ならではの“あるある”も感じられる予告編となった。ラストで流れる佐藤ミキの力強く透明感のある歌声が、彼女たちを優しく勇気づける。さらに、本作の特典付きムビチケが9月17日(金)より発売。見逃せない特典劇場窓口及びメイジャー通販でのムビチケカードの購入特典には、劇中写真が散りばめられたかわいい「シノノメ特性クリアファイル」が、オンライン券(電子チケット)の購入特典には、美玲、まりりん、アンディそれぞれのキャラクターのスマホ壁紙セットが付いてくる。映画『シノノメ色の週末』主題歌<ムビチケオリジナル特典内容>※特典付きムビチケお取り扱い劇場は、劇場ページのムビチケカード欄に●マークがついている箇所になります。※劇場特典は数量限定です。なくなり次第、「ムビチケカードのみ」の販売となりますのでお早めにお買い求めください。(1)『シノノメ色の週末』ムビチケカード一般:1,500円(税込)発売日:2021年9月17日(金)~発売方法:●劇場窓口、メイジャー通販※【特製クリアファイル】数量限定特典付き9月17日(金)全国の上映劇場(一部除く)にて劇場OPEN~販売※前売券1枚につき1特典が付きます。※販売開始時間の詳細は、販売予定の劇場にお問い合わせください。※一部劇場を除きます。※メイジャー通販では料金は同じ、送料のみお客様負担となります。(2)『シノノメ色の週末』ムビチケオンライン券(電子チケット)一般:1,500円(税込)発売日:2021年9月17日(金)~発売方法:●ムビチケオンライン※【スマホ壁紙】デジタル特典付き9月17日(金)〜オンライン販売開始 ※上記の「デジタル映画鑑賞券」にはムビチケカードは付きませんのでご注意ください。※前売券1枚につきスマホ壁紙3種類1セットが付きます。『シノノメ色の週末』11月5日(金)より公開
2021年09月16日「乃木坂46」卒業後、映画初主演となる桜井玲香と、岡崎紗絵、三戸なつめ共演の映画『シノノメ色の週末』が11月5日(金)公開決定。今回、3人の“制服姿”をとらえた新たな場面写真が解禁された。自分の学生時代なんて、世の中で言われてる程尊くもないし、あまり興味もないし、正直忘れていた。とにかくいま目の前に起きている仕事での人間関係とか、結婚、漠然とある“女性らしさ”との距離感…そうしたもののほうが、自分にとってのリアルな20代。そんな中、取り壊されることが決まった母校・篠の目女子高校の校舎で、在りし日の思い出を辿るために、数年ぶりに集まったシノノメ女子元放送クラブの3人。昔の女子校生活を思い出しながら、互いに現在の不満をぶつけあい、10年前に埋めたタイムカプセルを探すために週末の度に何度も校舎を訪れるようになる。今回解禁となった場面写真は、10年ぶりに母校で久し振りに再会した美玲(桜井玲香)とまりりん(岡崎紗絵)、アンディ(三戸なつめ)の3人が、どういうわけか女子高生時代の制服を着て満面の笑顔を見せるショットが。また、篠の目女子高校最後の学生で、現役女子高生の杉野あすか(中井友望)がかつての女子高生の3人とともに制服姿で肩を並べるショットも。母校の廊下で、美玲とまりりんの仲良しショット。アンディが女子高生時代からの趣味のカメラを手にする笑顔のショットなども解禁されている。『シノノメ色の週末』は11月5日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シノノメ色の週末 2021年秋、全国にて公開予定©️2021「シノノメ色の週末」製作委員会
2021年08月19日元「乃木坂46」の桜井玲香が初主演、「ナイト・ドクター」『mellow』の岡崎紗絵、「賭ケグルイ」シリーズの三戸なつめが共演する映画『シノノメ色の週末』からキービジュアルが解禁となった。2014年に舞台デビュー、2019年に「乃木坂46」を卒業してからは本格的に女優としての道を歩み出した桜井玲香の待望の初主演映画となる本作。女子高を卒業して10年、夢みていた未来とは違う毎日に、ついネガティブモードに落ち込んだりもするシノノメ女子元放送クラブの3人が、廃校が決まった母校で再会。10年前に埋めたタイムカプセルを探すために週末に集まることに。何にでもなれると思っていたあの頃の自分に戻ったつもりで盛り上がる3人だったが、青春のおかしくて、やがて切ないリアルが忍び寄る…。この度、本作のキービジュアルがお披露目。高校時代に“読者モデル”をしており、“イケてる”グループいた美玲(桜井玲香)は、20代後半になりモデル事務所に所属はしているが、仕事は順調とはいえない生活を送っている。ビジュアルでは、ナチュラルな笑顔のまりりん(岡崎紗絵)、アンディ(三戸なつめ)に対して、高校卒業後、10年ぶりに再会した友人を前に、思わずカメラ目線でキメ顔になる美玲(桜井玲香)という3人を写したキービジュアル。“「ここに来れば輝いていたあの頃に戻れる」ってパターンのはずが…!?”というコピーが、3人の一筋縄にはいかない関係性を予感させる。監督は、映画『月極オトコトモダチ』で、登場人物たちの揺れ動く感情のリアルさと距離感を、繊細かつユーモア溢れる毒っ気で描き注目を集めた穐山茉由。穐山監督のオリジナル脚本による青春ガールズムービーとなっている。『シノノメ色の週末』は今秋、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シノノメ色の週末 2021年秋、全国にて公開予定©️2021「シノノメ色の週末」製作委員会
2021年07月26日刑事裁判官を主人公にした竹野内豊主演「イチケイのカラス」の9話が5月31日オンエア。ゲスト出演した永田崇人に注目が集まるとともに、竹野内さんと松風理咲との“再共演”に触れた声も数多く寄せられている。東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称イチケイ)の刑事裁判官・入間みちおと、みちおに振り回されながらも真実をつかもうと奔走する坂間千鶴らイチケイメンバーの活躍をコミカル&ビターに描く本作。みちおに竹野内さん、坂間千鶴に黒木華、石倉文太に新田真剣佑、川添博司に中村梅雀、浜谷澪に桜井ユキ、一ノ瀬糸子に水谷果穂、検事の井出伊織に山崎育三郎、城島怜治には升毅、イチケイ部長の駒沢義男に小日向文世といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回イチケイが扱うのは家政婦の高見梓(春木みさよ)が雇い主の桐島優香(八木さおり)を口論の末、3階のバルコニーから転落させた事件。転落した際、優香はまだ息があったが、梓はそのまま放置したといい、優香は梓に多額の遺産を残すことを1年前に弁護士に書面で伝えていたという。この事件が裁判員裁判で審理されることになる。梓が5年前、火災事故で夫と娘を亡くし多額の資産を得ていたことが報じられ、裁判員たちは梓を悪女扱いするが、その後、職権が発動され新たな証拠が上がってくる。優香の娘・希美(松風さん)は幼い頃心臓移植を受けていたが、その心臓は梓の亡くなった娘のもので、梓は希美に娘の心臓が移植されてことを知り桐島家を訪れたのだった。さらに優香は13年前、夫から殺されそうになり、その夫を殴って殺害していた…というのが今回のストーリー。裁判員の1人、証券マンの西園寺勝則役で永田さんがゲスト出演。視聴者からは「イチケイのカラスにゆうたん出とる!!!」「カラフラブルのゆうたんと違いすぎて最初わからなかった」「カラフラブルでゆうたんとして見慣れてるせいか、一瞬メガネスーツ姿の人が同一人物って気づかなかったw」などの反応が。「カラフラブル」でみせる表情とは全く違う証券マン姿に驚く視聴者が続出している。また希美役で出演した松風さんも、過去に「グッドパートナー」で竹野内さんの娘を演じており、「グッドパートナー」の時の父娘だぁ」「松風理咲ちゃん、竹野内さんの娘役をしてた子だね…!」「どこかで見たことがあると思ったらグッドパートナーの娘ちゃんだ!また竹野内さんといくさぶと共演だったのね」と、再共演に触れた声も数多く投稿されている。(笠緒)
2021年05月31日映画『シノノメ色の週末』が2021年11⽉5⽇(金)に公開される。大人になりきれない20代女子たちの等身大の物語映画初主演となる元乃木坂46の桜井玲香をはじめ、岡崎紗絵、三戸なつめがトリオを結成する。漠然とした悩みの中にいる元放送クラブ3人を通して、大人になりきれない20代女子たちの等身大の物語を描いていく。元乃木坂46・桜井玲香が主演、登場人物(キャスト)紹介大月美玲役 - 桜井玲香篠の目(シノノメ)女子高校出身。高校時代は読者モデルをしていて目立ったグループの中にいた。現在はモデル事務所に所属するものの、仕事は上手くいっているとはいえない。媚びるのが苦手な性格。乃木坂46を一期生としてデビューし、2019年9月に卒業した桜井玲香が演じる。一ノ宮まり役 - 岡崎紗絵愛称はまりりん。シノノメ高校時代には放送クラブの部長を務める。真面目で目立つ存在でななかったが、大学時代から垢抜ける。現在は大手広告代理店の子会社で働く。安東雅美役 - 三戸なつめ愛称はアンディ。写真家を目指していたが挫折。現在は実家暮らしで教育関連の事務職として働く。カメラが好きでオタク気質で、廃虚が好き。常にワクワクすることを考えている。篠の目(シノノメ)女子の取り壊しを聞きつけ、同じ放送部だった美玲とまりを誘い出す。主題歌は佐藤ミキ「東雲の空」主題歌は、新人・佐藤ミキの新曲「東雲の空」。作詞は高橋久美子、作曲はフジファブリック・金澤ダイスケの強力タッグで、映画『シノノメ色の週末』のために書き下ろされたものだ。佐藤の優しさと強さを併せ持った“シルキーボイス”が、切なく優しい物語を優しく包み込む。監督は『月極オトコトモダチ』の穐山茉由監督は、『月極オトコトモダチ』が高く評価された穐山茉由が担当。社会で働く女性たちの心理を、独自の目線で鋭く、そして柔らかく描く。映画『シノノメ色の週末』あらすじ⼥⼦⾼を卒業して10年、美玲はモデルを続けているが、いつの間にか雑誌のグラビアを飾ることはなくなった。そんな中、放送クラブで⼀緒だったアンディから、部⻑だったまりりんと3⼈で、取り壊しになる⺟校にタイムカプセルを探しに⾏こうと誘われる。超マジメでダサかったまりりんが広告代理店に就職し、デキる⼥ぽくなっているのを⾒て焦り、相変わらずカメラ好きサブカル系のアンディにホッとする美玲。裏⾨から忍び込んだ3⼈は、廊下を⾛り、笑い転げ、やりたい放題。結局、タイムカプセルは⾒つからず、また週末に集まることになる。何にでもなれると思っていたあの頃の⾃分に戻ったつもりの3⼈だったが、事態は全然!違う⽅へと転がっていく──。作品詳細映画『シノノメ色の週末』公開日:2021年11⽉5⽇(金)出演:桜井玲香、岡崎紗絵、三戸なつめ、中井友望、山田キヌヲ、工藤阿須加監督・脚本:穐山茉由制作プロダクション:ダブ配給:イオンエンターテイメント
2021年05月22日桜井玲香主演、岡崎紗絵や三戸なつめも出演する映画『シノノメ色の週末』が今秋に公開されることが決定した。物語の中心となるのは、取り壊されることが決まった母校・篠の目女子高校の校舎で、在りし日の思い出を辿るために数年ぶりに集まったシノノメ女子元放送クラブの3人。女子校生活を思い出しながら、互いに現在の不満をぶつけあい、週末の度に何度も校舎を訪れるように。そして取り壊される校舎と色あせていなかった青春の日々と、大人になりきれない20代女子たちの等身大の物語が映し出される。桜井は本作が映画初主演作品。彼女が演じるのは、高校時代は読モをしていてイケてるグループの中にいた大月美玲。今はモデル事務所に所属しているが、仕事は順調とはいえない。性格的に媚びるのが苦手で、黙っていれば可愛いとよく言われる。桜井自身の持つ天真爛漫さや強さ、そしてその中に隠された繊細さがスクリーンで唯一無二の存在として体現されるだろう。共演は、今泉力哉監督作品『mellow』ほか数々の映画やドラマに出演し、ナチュラルかつ大人可愛い雰囲気で人気を集める岡崎紗絵。岡崎は、高校時代には放送クラブの部長を務める真面目であまり目立たない生徒だったが、大学時代から垢抜け、現在は大手広告代理店の子会社で働く「まりりん」こと、一ノ宮まりを演じた。またNHK連続テレビ小説『おちょやん』で、主人公の亡くなった母・サエを演じて評判を集めた三戸なつめも出演する。三戸が演じるのは「アンディ」こと安東雅美。写真家を目指していたが挫折し、実家暮らしで教育関連のお堅い事務として働いていた。だが実は廃虚オタクで、篠の目女子の取り壊しを聞きつけふたりを誘い出す。さらに、まりりんの仕事仲間であり、美玲がオーディションを受けたこともある広告代理店のプランナー・上川龍之介役として工藤阿須加が出演。シノノメ女子週末クラブの自分たちだけの世界に、まりりんが男を踏み入れさせたことで波紋が広がる場面も。そして新しい時代をサバイブしていく多様な女の子のロールモデルを発掘するオーディション「ミスiD 2019」でグランプリを獲得した中井友望が、篠の目女子高校最後の学生・杉野あすか役として出演する。これまで数々の映画やドラマなどに出演し日本映画に欠かせない存在となっている山田キヌヲもパタンナー・酒井役として登場。監督を務めるのは、長編デビュー作『月極オトコトモダチ』が国内外で高い評価を受けた新鋭・穐山茉由監督。本作が長編商業映画初作品となる。これまで自主映画や短編映画などを発表し、映画『ギャルソンヌ 2つの性を持つ女』(2017年)や『月極オトコトモダチ』(2018年) 、『嬉しくなっちゃって』(2019年)、『蒲田前奏曲』(2020年)(連作のうち1編)などがある。本作では、監督の持つ会社員と映画監督というダブルワークの経験をもとに、社会で働く女性たちの心理を、独自の目線で鋭く柔らかくオリジナル脚本で描いた。桜井玲香・コメント撮影期間は短くも、とても濃い時間でした。岡崎紗絵ちゃん、三戸なつめちゃんのおふたりがとても素敵な方々でずっと笑っていた気がします。映像にもその様子が表れていて、観てくださった方にも伝わるんじゃないかと思います。映画初主演、ということでどうなることかと不安もありましたが、やはり周りの方々に沢山支えていただき、みんなで一緒に作品を作れたことが不安より、楽しい記憶となりました。クラブのメンバーで夜中にスタンバイして東雲を見に行くシーンがあったのですが、とっても力強い光景で感動した事を今も鮮明に覚えています。この映画を観終えた時、フッと肩の力が抜けて楽になった…。皆さんにとってそんな作品になれば嬉しいです。岡崎紗絵・コメント女子高生時代に戻ったかのような気持ちで、とても楽しく撮影していました。桜井玲香さん、三戸なつめさんとはすぐに仲良くなれて、話ししやすく、終始和やかな雰囲気の現場でした。過去の関係性から大人になった今の関係へ。変わったところもあれば、変わらずにいるところもあって、三者三様のキャラクターでみんな違うけれど、放送クラブでの繋がりが強くあったからこそ大人になっても一緒に関係を続けられるのだと思います。大人になった3人の関係性の変化は見どころです!学生時代に心を巻き戻して青春に浸って観て頂ければと思います。三戸なつめ・コメント私は、カメラが好きでオタク気質な「アンディ」こと安東雅美を演じさせて頂きました。アンディは常にワクワクすることを考えている子で、演じていてすごく楽しかったです!3人での撮影期間はとても居心地が良くて、本当に学生に戻った様な懐かしい気持ちでした。見どころは3人が誰もいない学校で好き放題するところ(笑)。いけないことしている時ってなんであんなにニヤニヤしちゃうんだろうってくらいみんな楽しそうなので表情にも注目して見てほしいなと思います!穐山茉由監督・コメント私自身女子校出身なのですが、平和で力が抜けていて、世間知らずな女子校の独特な雰囲気を今になって愛しく思うことがあります。世間でイメージされがちな女同士のドロドロした戦いからはちょっと距離を置いて、大人になって漠然とした悩みの中にいる元放送クラブ3人の空気感を大切に描きました。主演の桜井さんの持つ真っ直ぐさと器用でいて不器用な人間らしさが、美玲というキャラクターに命を吹き込んでくれました。観てくれた方へ彼女たちの魅力が届きますように。『シノノメ色の週末』今秋公開
2021年05月19日ミュージカル『GHOST』の公開ゲネプロが4日に東京・シアタークリエで行われ、浦井健治、咲妃みゆ、桜井玲香、水田航生、森公美子が取材に応じた。2018年に日本で初演されたミュージカル『GHOST』が、約2年半ぶりに蘇る。主人公サムを演じるのは、初演時にも圧倒的な演技・歌唱力で見事にその役を昇華させた浦井健治。ヒロインのモリーは、初演後も多くの大役を演じ演技力に磨きのかかった咲妃みゆ、そして帝劇デビューも果たした桜井玲香を新たに迎え、Wキャストで務める。コロナ禍で演出家のダレン・ヤップとはZoomでやりとりをしたという同作だが、浦井は「とても仲の良いカンパニーになってます。Wモリーも異常な仲の良さです」と紹介。今回の舞台で出会ったという2人だが、咲妃は「初めましてだったんですけど、すごく心地が良くて、一緒に過ごさせていただいた」、桜井は「本当に大好き! 好きが止まらないくらい好き!」と互いへの思いを表す。咲妃が「いろいろな相談事とか他愛もない話とか、率先してしたくなる不思議なパワーを持ってる子です」と桜井について語ると、森は「あまりの仲の良さで2人は同じ楽屋。稽古中の机も2人一緒だったし、サムとカール(水田)も一緒の机で隣同士で、私だけ1人別だったんですよ。誰も話しかけてくれないし、すっごいさみしい状態でした」と嘆き、浦井は「話しかけてましたよ!」とつっこむ。咲妃が「サムさんを間に挟んだ状態で、なんだか恐縮なんですけど……」と苦笑すると、森が「(Wキャストだから)今日を境に会えなくなるんだよね」と話を向け、咲妃は「もうすぐ会えなくなるねと話して。『寂しい寂しい』って」と心境を吐露。浦井は「楽屋にいると2人が爆笑してて、何が起こったんだろうと思って聞いてみると、お弁当をひっくり返したとか、他愛のない話で盛り上がっていた」と振り返った。浦井は改めて2人について「芯の強い女性だと思います。ただ強いではなく、優しさとか包容力も、2人ともに兼ね備えられてる。男もちゃんとついてこいよ、みたいなそういう女性というか」と語る。そんなカンパニーについて、水田は「笑いが絶えない稽古場でした。森さんを筆頭に盛り上げてくださって、僕たちはそれを見て笑うという和やかな雰囲気でした」とまとめていた。
2021年03月04日元乃木坂46で女優の桜井玲香が9日、都内で行われたミュージカル『GHOST』の会見に、浦井健治、咲妃みゆ、水田航生、森公美子とともに出席した。2018年に日本で初演されたミュージカル『GHOST』が、約2年半ぶりに蘇る。主人公サムを演じるのは、初演時にも圧倒的な演技・歌唱力で見事にその役を昇華させた浦井健治。ヒロインのモリーは、初演後も多くの大役を演じ演技力に磨きのかかった咲妃みゆ、そして、帝劇デビューも果たした桜井玲香を新たに迎え、Wキャストで務める。桜井は「初演を既にされているということで、1個完成している作品ですが、稽古中も私の考えや表現を周りの皆さんがすごく尊重してくださっているので、形をとらわれず、のびのびと自分らしく演じられるように頑張りたいと思います」と意気込みを語った。本作では、ろくろを回す名シーンも登場。桜井は「初めて陶芸の練習をさせてもらったんですけど、本当に難しくて、本番中、果たしてできるんだろうかと、不安を残したまま終わってしまった」と不安を吐露。咲妃が「公演ごとに全然違う形が生まれるというのは、なかなか面白い経験でした」と初演時を振り返り、「玲香も楽しみに! どんどん楽しくなると思います」と声をかけると、桜井は「頑張ります」と笑顔で返した。そして桜井は、コロナ禍に触れ、「本当に難しい状況で、何が正解で何が不正解かわからなくなってくると思いますが、劇場に行けないという方がいたとしても、その方が演劇を見ることにどれだけ愛を持っているかは私たちにも伝わることだし、劇場にいてもいなくても、私たちはみなさんのパワーをもらっていると感じています。私たちはこの時期に上演させていただける機会をいただけているので、自分の使命だと思ってしっかり最後まで演じていきたい。どこにいてもどんな状況でも私たちとみなさんはつながっているというのは忘れないでいたいと思っています」と思いを語った。ミュージカル『GHOST』は、3月5日~23日に東京・ 日比谷シアタークリエにて上演。
2021年02月09日