江口のりこ主演「SUPER RICH」の9話が12月9日にオンエア。実家の金銭問題が自らの仕事のトラブルにも波及、さらに衛から衝撃的な告白をされ…苦悩する優を演じた赤楚衛二の演技が絶賛されるとともに、Twitterトレンド1位獲得にもSNSが沸いている。裕福な家庭に生まれた主人公が起業した会社に経済的には豊かではない若者がインターンを希望してくる。その後無一文になった主人公と若者が恋に落ち結婚、会社もどん底から這い上がっていくというストーリーが展開してきた本作。裕福な家に生まれ電子書籍を扱う「スリースターブックス」を起業するも、パートナーに資金を持ち逃げされ自分の資産を売却。無一文に。その時に出会った優と結婚した氷河衛を江口さんが演じるほか、「スリースターブックス」に入社するのを夢見てインターンに応募、社員になり、留学を経て会社の立て直しに尽力するなか、衛と結婚した春野優に赤楚さん。衛に想いを寄せていた人事責任者の宮村空に町田啓太。こちらも衛に想いを抱いてきた財務責任者の今吉零子に中村ゆり。スリースターブックスでは技術責任者を務める東海林達也に矢本悠馬。前回妊娠していたことが判った鮫島彩に菅野莉央。編集部の若手、鬼頭流星に嘉島陸。インターンから社員となった田中リリカに志田未来。大手出版社からスリースターブックスにやってきた編集長の碇健二に古田新太。インターンだったが問題を起こし、その後コンビニで働いている豪徳尊に板垣瑞生。優の母・桜に美保純。父・良次に上島竜兵。優の妹・春野真子に茅島みずきといったキャストたちも共演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。晴れて婚姻届を出し夫婦となった衛と優。「スリースターブックス」も株式上場を控えるところまで持ち直すなか、衛はめまいを起こすようになる。医者から脳梗塞の危険があると言われた衛は、優にそのことを言い出せないまま、自身の勤務形態をリモートに変えたいと言い出す。一方、優は実家の財政状態の悪化を知る。さらに父の良次が友人の連帯保証人になっていたことも判明。そんななか東海林が目をつけた作家の同人誌の印刷を良次と桜が経営する印刷屋に頼むのだが、2000部の発注のはずが200部しか納品されず、作家から訴えられそうになり…というのが今回のストーリー。家族の問題が仕事に波及し苦悩するなか、衛からは病状を隠され…苦悩する優の姿に「闇落ち優くんが見ていて辛かったけど、それでも衛さんを労り優しくあろうとする姿がせめてもの救い」「自身が投げつけた言葉や札束で1番痛みを感じて傷付いてるのは優くんだよね…まるで自分を殴りつけてるみたいだったよ」といった反応が上がる。衛に脳梗塞の危険があると知らされ、涙をこらえながら彼女を気遣う言葉をかけ、「頭を冷やす」と家から出て行く…このシーンをはじめ、今回のエピソードで苦悩する優を演じた赤楚さんに「赤楚くんの凄み…優くんの苦悩や悔しさが、痛いほど伝わってきました」「赤楚衛二の演技に魅了された1時間だった…怒りで両親に爆発しそうなところをグッと堪えて頭を冷やしに行くところ、演技なんだよね。リアルすぎ」「今日の赤楚さんは凄かった。悲しみ怒り悔しさ焦り…目が離せませんでした」などの声も続々送られる。毎回放送後にはSNSを賑わせる本作だが、今回もまた放送後にTwitterのトレンド1位を獲得。こちらにも「すぱっちドラマ終わりからずっとトレンド1位」「すぱっち様、9週連続トレンド入りおめでとうございます」など多くの喜びの声が投稿されている。(笠緒)
2021年12月10日江口のりこ主演「SUPER RICH」の7話が11月25日オンエア。赤楚衛二演じる優のプロポーズの“言葉”に「かわいい」の嵐が吹き荒れるなか、優から借金を返済された際の空の“行動”にも「スマート」などの反応が寄せられている。セレブな生活を送っていた主人公が会社の資金を持ち逃げされ無一文に。そんななかで一回り下の若者とともに働くなかで、関係が深まっていく…というストーリーの本作。裕福な家に生まれベンチャー企業「スリースターブックス」を起業。順風満帆にみえたが資金を持ち逃げされ無一文に。前回のラストで優から結婚したいと言われた氷河衛を江口さんが演じ、「スリースターブックス」のインターンから社員になり、海外留学を経てさらに成長した春野優を赤楚衛二が、衛のことが好きだが、ライバルの優の危機を救うため金を貸す宮村空を町田啓太がそれぞれ演じる。「スリースターブックス」財務責任者で、衛とは近しい関係の今吉零子に中村ゆり。「スリースターブックス」のマーケティング責任者で最近体調が思わしくない鮫島彩に菅野莉央。「スリースターブックス」技術責任者の東海林達也に矢本悠馬。若手編集者の鬼頭流星に嘉島陸。インターンから社員になった田中リリカに志田未来。同じく高橋みゆに野々村はなの。電子書籍編集長の碇健二に古田新太。衛の元上司で「スリースターブックス」を買収しようとしたMEDIA社の取締役・島谷聡美に松嶋菜々子といった面々も共演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。衛は優からプロポーズされるが、優は自分が空に借金を返済するまで待って欲しいと頼む。そんな2人の会話を偶然聞いた零子は衝撃を受ける。彼女は衛に特別な感情を抱いていた。一方「スリースターブックス」は森ノ宮大吾(矢野聖人)が新たに設立した「フォレストモバイル」とのコラボ企画が正式に決定、銀行からの融資も受けられるほど順調となっていた。そんななか碇が、古巣の大手出版社に超人気作家の野田英次郎(山口勝平)の新作を音声効果入りで配信しようという話を持ちかける。順調に話が進むかと思われた矢先、野田の新作とそっくりなマンガがスリースターブックスで配信されてしまう。野田のネームを先に読み、配信用のPCを触れるのは碇だけ…というのが7話のおはなし。空に借金を返済する優。「利子は?」と聞く空に優は「少しだけですが」と別の封筒に入った利子分の金を渡す。「冗談だよ」と話す空だが、優は「受け取ってください」と真剣なまなざしを彼に向け…すると空はいったん利子分の封筒を受け取ったうえで、無言でそれを優に差し戻す…。そんな空の行動に「利子は?って聞いて受け取らない中身も確認しない空さん好っきや」「うわー宮村くん利子の替えし方もお金の受け取り方もスマート…!」「利子貰わなかった。流石。受け取り方かっこよ。」といった反応が集まる。晴れて空に借金の返済を済ませた優は衛に正式なプロポーズをするのだが、差し出したケースのなかに指輪はなく…「絶対大きな指輪を買って、渡しますから、衛さんの結婚相手として、僕を予約させてください」と頭を下げる衛に「結婚相手の予約って何だw可愛いかよwww」「結婚相手として予約させてくださいってかわいいな」「結婚相手の予約って婚約よりライトでいいな笑」などの感想も数多く寄せられている。(笠緒)
2021年11月26日江口のりこ主演「SUPER RICH」の6話が11月16日オンエア。衛の祖母の葬儀に現れた優、その優しさに感動の声が上がるなか、衛の“告白”からの“キス”、そして優の“プロポーズ”に「ペースに追いつけない」など視聴者からも多くの反応が寄せられている。裕福な家に生まれお金に困ったことはないが、愛に飢えた人生を過ごしてきたベンチャー起業家・氷河衛のジェットコースターのような波瀾万丈な半生と、彼女の苦悩を抱えながらも日々をひたむきに生きる心情を、完全オリジナルストーリーで描き出す本作。空と優、2人の男性から想われている「スリースターブックス」CEOの衛に江口さん。1年間にわたる海外留学を経て成長した春野優に赤楚衛二。前回のラストで衛と抱き合うなど、親密な関係になっている宮村空に町田啓太。「スリースターブックス」で電子書籍編集長を務める碇健二に古田新太。編集部の鬼頭流星に嘉島陸。財務責任者の今吉零子に中村ゆり。技術責任者の東海林達也に矢本悠馬。マーケティング責任者の鮫島彩に菅野莉央。インターンから社員となった田中リリカに志田未来。衛にとって最高の上司で憧れの人物でもある島谷聡美に松嶋菜々子といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。優は実家のために空から借りた金の返済のため、夜間にデリバリーのアルバイトを始める。そんななか「スリースターブックス」は「三日月モバイル」への提携企画を再提出することになるが、「三日月モバイル」では専務の大河一郎(田山涼成)が会社を牛耳ろうとしていた。そんななか衛の祖母・多恵子の容態が悪化してることを聞いた優は、彼女とともに多恵子の元へ向かう。衛と会った多恵子は彼女にひどい言葉を浴びせ、さらに物を投げつける。帰宅した優は衛を抱きしめる。「三日月モバイル」との提携を進めたい衛たちは森ノ宮大吾(矢野聖人)の父と接触するのだが、そこに大河が現れ、衛に対し「お前の親父があんな変なタイミングで死んだから、俺は20億損した」と言い出す。その後、衛のバイトの配達先である違法カジノに大河が出入りしてることがわかる…というのが6話のストーリー。一方、エピソードの後半では多恵子が亡くなる。衛は自分だけが参列者の葬儀をあげるのだが、そこに優が現れる。どうして言ってくれなかったのかと問う優に、別に大したことではないと答える衛。そんな衛に優は「こういう時に、1人なのが大したことだって言ってるんです」と伝える…。視聴者から「優、、、、、あぁ、、お前ってやつは..」「優くんきみはほんとにいつもいつも…」「衛さんを1人にしない優くん有能」など優の優しさに感動する声が上がるなか、ラストで衛は優に「人間のなかで、あなたのことを一番好きになりました」と告白する。すると優は嬉しいけど、空への借金返済が終わるまで待って欲しいと答える。そして衛にキスをし、借金を返したら結婚しようと“プロポーズ”する…。告白からプロポーズまで進む怒涛の展開に「話がめちゃくちゃ飛躍した」「え!何この急展開!最高すぎますあ~面白すぎる」「ふたりのペースに追いつけない」などの声が殺到中だ。(笠緒)
2021年11月19日江口のりこ主演「SUPER RICH」の5話が11月11日放送。1年の留学を終え帰国した優を待ち受けるある事件に「またお金に苦しめられてしまう」などの声が。一方優に助け舟を出した“恋敵”空には「かっけぇ」「信頼関係があるんだね」といった反応も上がっている。これまでの人生においてお金に困ったことは一度もないが主人公が、経済的には豊かではない若者と出会い、さらに会社の資金を持ち逃げされたことで無一文に…というストーリーのオリジナル作品となる本作。裕福な家に生まれベンチャー企業「スリースターブックス」を起業するも、パートナーに資金を持ち逃げされ自分の資産を売却。無一文になった氷河衛を江口さんが演じ、「スリースターブックス」に入社するのを夢見てインターンに応募、ついに社員になった春野優には赤楚衛二。パワハラに遭って苦しんでいたところを衛に救われた宮村空に町田啓太。ボロ家に移転した「スリースターブックス」に残った今吉零子に中村ゆり。東海林達也に矢本悠馬。鮫島彩に菅野莉央。鬼頭流星に嘉島陸。田中リリカに志田未来。高橋みゆに野々村はなの。碇健二に古田新太。MEDIA社の取締役・島谷聡美に松嶋菜々子。といったキャストたちが共演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。衛は社員たちに会社の新たな目標を掲げる。その中には海外展開を見据えた内容もあり、優は海外留学を志願。1年後帰国した優は、衛が空と付き合ってるのでは?というリリカの言葉にショックを受けながらも、仕事に奔走する。そんなある日、優のもとを母・桜(美保純)が訪ねてくる。その時は優と会えずじまいだった桜だが、その後も優のもとには幾度となく電話をかけてくる。しかし多忙な優は桜の話をちゃんと聞かず…。だが大事なプレゼンの直前、桜が倒れたと連絡が入る。実家に戻った優に桜は「200万貸してください」と土下座。会社に戻った優は空に金を貸して欲しいと頼み込む。すると空は自分のポケットマネーで優を助ける…というのが5話のストーリー。SNSには「ゆうくん……、せっかく頑張ってきたのにまたお金に苦しめられてしまうのか……。つらいね……」「母親に土下座でお金貸してって言われるのもきついし、人に土下座してお金貸してくださいっていうのもきついな…」と、優の心情を寄り添った視聴者のコメントが投稿される。そして優に自分の貯金から金を貸す空にも「空さんお金貸してくれるの…優しい」「そこで個人的に貸す宮村がかっけぇっすわ…」「200万個人で貸せるって…仲悪いと言いつつ、信頼関係があるんだね」といった声が。その後、携帯会社との提携のため、自分の父親の友人である大河一郎(田山涼成)に直談判する衛だったが、無一文になった衛は相手にされず…そんな衛を助けた優は、彼女にキスしようとするもすんでのところで足を踏まれ、衛にその場を立ち去られてしまう。碇に話を聞いてもらい、酔いつぶれた彼を連れ会社に戻った優は、衛と空が抱き合っているところをみてしまう…というラストだった。この怒涛のラストに「ラスト5分ぎゅんぎゅんだった…」「ラストは予想を超えてきた!」「怒濤のラストでドキドキがとまらん…」といった感想も殺到している。(笠緒)
2021年11月12日江口のりこ主演「SUPER RICH」の第4話が11月4日オンエア。自らの苦しい過去と向き合い乗り越え、さらに衛に告白する空…彼を演じる町田啓太の演技に絶賛の声が上がるとともに、次回予告でみせた赤楚衛二演じる優の“脱子犬”化も注目を集めている。裕福な家に生まれ、お金に困ったことはないが、愛に飢えた人生を過ごしてきたベンチャー起業家のジェットコースターのような波瀾万丈な半生と、彼女の苦悩を抱えながらも日々をひたむきに生きる心情を、完全オリジナルストーリーで描き出す本作。ビジネスパートナーに資金を持ち逃げされた衛を江口さんが演じるほか、衛がCEOを務める「スリースターブックス」の社員になった春野優に赤楚さん。かつて衛に救われ今は「スリースターブックス」の人事責任者をしている宮村空に町田さん。衛を支える「スリースターブックス」の財務責任者・今吉零子に中村ゆり。技術部門を取り仕切る東海林達也に矢本悠馬。マーケティングを担当する鮫島彩に菅野莉央。編集部の若手社員、鬼頭流星に嘉島陸。インターンの田中リリカに志田未来。豪徳尊に板垣瑞生。高橋みゆに野々村はなの。衛と二人三脚で会社を立ち上げたが、資金を持ち逃げした一ノ瀬亮に戸次重幸といったキャストも共演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回は空が飲料メーカーの企画への参画を提案。飲料メーカーのペットボトルのラベルに漫画を掲載するというアイデアで、衛は空とコンペの説明会に参加するが、説明会に前職の上司が現れると、空は急に顔色を変え席を外す。空はその上司から酷い言葉を浴びせられ、土下座を強要されたり、裸にさせられるなどパワハラを受けていた。その後「スリースターブックス」に対する中傷メールが送り付けられる事件が発生。元上司が嫌がらせをしているのでは?と、彼のもとに乗り込む空だが、再び強い口調で謝罪を要求される。そこに衛が現れ空を叱咤激励。空も冷静さを取り戻し、彼に向き合う。その後空は衛に「好きです。ずっと好きでした」と告白。それを聞いていた優も“衛が空のものになるのは嫌だ”と、衛に告白する…というのが4話のストーリー。パワハラを受けていた回想シーンから、過去の記憶が蘇り表情がこわばり手が震える姿。また告白しようとしたところを優に邪魔されたときの苦々しい表情。衛をしっかり見つめての告白から、ラストでみせた東海林との和解の際の笑顔…様々な姿をみせた空。そんな空を演じた町田さんの演技に「ジェットコースターのように様々に変わる空さんの表情に釘付けでした。」「空さんの追い込まれた表情も切ない告白も、真に迫って心が震える」「役の咀嚼、この言葉を言われてどう思うか、どんな気持ちがでてくるか、かなり咀嚼して、考えて、自分の演技にしてる」など絶賛の声が上がる。一方、空に対抗(?)して自らも衛に告白した優だが、こちらの告白にも「今回も子犬感満載」「空の告白にはテンションめっちゃ上がって観ながらキャッキャ騒いでた」などの感想が。ところが次回予告では物語が1年後に舞台を移し、凛々しく成長した優の姿が。「来週1年後?!優くん脱子犬化しちゃってるじゃん」「1年後の優くんめちゃくちゃ大人っぽいんですけど!!!」「優くん脱子犬化した後カッコ良すぎ」「予告!なにあのかっこよくなりすぎてる優くん!!もう脱子犬化するのかな!?」と、次回からの“第2章”にも大きな注目が集まっている模様だ。(笠緒)
2021年11月05日江口のりこ主演「SUPER RICH」の3話が10月28日放送。赤楚衛二演じる優の“もやし料理”に「優くん、天才」「普通においしそう」などの反応が上がるとともに、ラストで衛と優を見舞う“水のトラブル”にも「この緩急が好き」といった声が続々送られている。これまでの人生においてお金に困ったことは一度もないが主人公が、経済的には豊かではない若者と出会い、さらに会社の資金を持ち逃げされたことで無一文に…というストーリーのオリジナル作品となる本作。裕福な家に生まれ電子書籍を手がけるベンチャー企業「スリースターブックス」を起業するも、パートナーに資金を持ち逃げされた氷河衛に江口さん。貧しい家に育ち「スリースターブックス」のインターンに応募、無一文となった衛とともに歩むことになる春野優に赤楚さん。「スリースターブックス」の人事責任者で衛に恩義を感じる宮村空に町田啓太。衛と二人三脚で会社を立ち上げたが、資金を横領していた一ノ瀬亮に戸次重幸。「スリースターブックス」のインターン、田中リリカに志田未来。豪徳尊に板垣瑞生。高橋みゆに野々村はなの。「スリースターブックス」の電子書籍編集長、碇健二に古田新太。大手IT企業・MEDIA社の取締役、島谷聡美に松嶋菜々子といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。衛は古い一軒家で新生「スリースターブックス」を始めるが、優が会社に一緒に住むと聞いた空は気が気でない。衛は有望な新人を自社発掘するための漫画コンクールを開催し、並行して最近作品を描いていない漫画家や、まだ電子書籍化していない作家にもオファーを出す“ビッグバン作戦”を提案。自分が大好きだったが最近は作品を発表してない北別府K(松田美由紀)に目星をつけ、交渉に向かうのだが、企画書に目を通した瞬間北別府は難色を示す。実は北別府は碇の元妻で…というのが3話の展開。1話に登場した屋台のラーメン屋と再会、もやしを分けてもらった優は、それを使って“もやしの肉巻き”を作り、衛に振る舞う。優の料理の腕前にSNSでは「優くんの料理、シンプルでおいしそう」「もやしフルコース!優くん、天才だな!」「もやしフルコース普通においしそう」などの反応とともに、屋台から残り物をもらえると聞いて期待していた優の“チャーシュー”の発音に「チャーシューの言い方、かわいすぎ」「めっっっちゃ可愛かった!!今の優くん」などの声も。その後、衛たちは北別府の説得に成功し新作を描いてもらうことになり、優も「スリースターブックス」の社員になる。そして衛への想いを募らせる優は彼女の手首を握り「僕は衛さんが…」と言いかけるのだが、そこで雨漏りを補修した箇所が壊れ、2人の頭上に大量の水が流れ落ちる。この場面にも「すっごい良いところで雨漏りがバッチャーーーン」「水の量がコントwwwwwww」「きゃー!からの、コント並みの水の量」「この緩急が好きやわあ」といった声が続々と送られている。(笠緒)
2021年10月29日「あなたは風体と愛想がないのが合っているから大丈夫よ!背も高いし、ちょうどいいんじゃない」10月19日に放送された『徹子の部屋』(テレビ朝日系)。司会の黒柳徹子(88)に“不愛想なところがいい”と大絶賛されたのが女優の江口のりこ(41)だ。江口は『半沢直樹』(TBS系)など、その独特のたたずまいで名脇役としての地位を確立してきた。そして今月14日に始まった『SUPER RICH』(フジテレビ系)で初めて連ドラ主演。裕福な女性社長が“無一文”となり、リベンジを目指すヒロインを演じる。本誌は同作のロケ現場を目撃している。冷え込み始めた今秋の18時半ごろ。強い風も吹くなか、江口は6度も陸橋をダッシュ。続いて、30メートル走ってはよろめくシーンを何度も撮影。さらに共演の赤楚衛二(27)と厳しい表情で話し合う一幕もあった。演技中も休憩中も、笑顔を見せない“不愛想ヒロイン”。しかし、作品に対するストイックな姿勢は視聴率に反映されることにーー。「同作の初回視聴率は7.8%、2回目は7.3%ですが、社内では『大健闘』との評価を受けています。実はこの木曜劇場枠は、近年のフジでは“鬼門”といわれ、今夏の『推しの王子様』は平均視聴率4.9%、4月期の『レンアイ漫画家』も5.4%と苦戦を強いられたのです」(フジテレビ関係者)また『SUPER RICH』は原作のない完全オリジナル脚本。「原作ファンもいませんし“鬼門枠”ですから主演のオファーは次々と断られました。ですが、江口さんは快諾してくれたんです。そこで脚本は兵庫県出身の江口さんのために関西弁に書き直されました。評判も上々で“意外に計算できる”と業界でささやかれています」(前出・フジテレビ関係者)■実父は定職に就こうとしなかったそんな江口が今の“不愛想ヒロイン”にたどり着くまで、3人の男性に泣かされた過去がーー。まず1人目は、父親だ。「江口さんは5人きょうだいの4番目の7人家族。しかしお父さんは『人に使われるのはイヤ!』と定職に就きませんでした。江口家は経済的に余裕がなく、江口さんはお小遣いゼロ。ですから中学を卒業すると、すぐに自分から働き始めました」(江口の知人)しかし、自分の家族とほかの家庭の違いを肌で感じることに……。「地元のアイスクリーム店で働いていた際、元同級生と鉢合わせ。家の経済事情の都合なのに“高校行かずウロウロしている”と思われるのがイヤでたまらなくなったそうです。当時から女優になる夢を持っていたため、『街を出たいのに、お金がない……』と悔し涙を流したといいます」(前出の知人)江口が21歳のとき、父は病気のため他界。バイトを続け、なんとか資金をため上京した江口は、尊敬する柄本明(72)が座長を務める「劇団東京乾電池」に入団。そこでも再び涙を見せたという。「『乾電池』には2カ月に1度、メンバーが集まって話し合う“総会”があります。ですが、もともと江口さんは『総会は無意味』と考えていました。そして仕事が忙しくなり始めると、無断欠席を繰り返したんです」(劇団関係者)すると、柄本から電話があり、近況を訊ねられた。江口が「のんびりしています」と答えると……。「柄本さんは『じゃあ総会に来いよ!』と大激怒。さらに『劇団やめろ』と絶縁宣言。謝ろうとしましたが、何日も電話はつながらなかったそうです」(前出・劇団関係者)事の重大さを理解した江口は、稽古場へ。雨のなか、目に涙を浮かべながら師を待ったという。■携帯を池に投げ捨てるよう命じた俳優の恋人「その涙を見て、柄本さんは『もういい』と許し、焼き肉店に連れていってくれたとか。彼女は『柄本さんは今も夢に出てくるほど怖い』と言います」(前出・劇団関係者)そして最後の一人は、恋人だ。本誌は6年前、東京・下北沢で同世代男性と仲むつまじく歩く現場を目撃したこともあるが、彼女が泣かされたのは、以前交際していた俳優・Aさんだという。「Aさんは2人でロケに行く前にデート先を探すよう江口さんに指示。調べた結果、もろもろの都合が合うのがリス園しかなかったとか。気に入らなかったAさんはデート中に不機嫌になり、『なぜここに連れてきたのか!』と怒りをあらわに。ついには、『携帯電話を池に投げろ!』と命令したそうです」(前出の知人)そこで江口は言われたとおり、携帯を池に投げ入れたという。「涙ながらにAさんの気持ちを優先したそうです。するとAさんは『コーヒーいる?』『寒くない?』と急変。のちに江口さんは『精神的DVでは』と気づき、別れを決意したといいます。今では同業者であるAさんに『絶対いつか見返したる!』という怒りの気持ちが湧いているそうです」(前出・知人)定職に就かない父、厳格な師匠、そして“DV彼氏”。数々の修羅場をくぐり抜けたおかげで、表情を顔に出さない“肝の据わった”新ヒロイン像が生まれたのだろう。
2021年10月28日江口のりこが窮地に陥った女性社長を演じる「SUPER RICH」の2話が10月22日放送。衛を演じる江口さんの“連続蹴り”に「蹴りが圧巻」「素晴らしかった!」の声が続出、赤楚衛二演じる優と町田啓太演じる空のやり取りに注目するコメントも多数寄せられている。幸せのカタチ=“スーパーリッチ”を追い求めるキャリアウーマン・氷河衛(ひょうが・まもる)の、ジェットコースターのような波瀾万丈な半生と、彼女の苦悩を抱えながらも日々をひたむきに生きる心情を完全オリジナルストーリーで描き出す本作。裕福な家に生まれたが幼くして両親を亡くし、人生においてお金に困ったことは一度もなかったが「スリースターブックス」を共に立ち上げた一ノ瀬に金を持ち逃げされ、すべてを失ったしまった衛を江口さんが演じるほか、貧しい家に育ちプログラミングを学んで「スリースターブックス」のインターンに応募するものの大遅刻してしまった春野優に赤楚さん。「スリースターブックス」の人事責任者で衛の秘書のような役回りをしている宮村空に町田さん。衛とは大学時代に出会い、ともに「スリースターブックス」を立ち上げたが、会社の金を持ち逃げし行方をくらました一ノ瀬亮に戸次重幸。新卒でMEDIA社に入社した衛を育て、衛にとっても最高の上司であり憧れの人物でもある島谷聡美に松嶋菜々子。「スリースターブックス」電子書籍編集長の碇健二に古田新太。財務責任者の今吉零子に中村ゆり。技術責任者の東海林達也に矢本悠馬。マーケティング責任者の鮫島彩に菅野莉央。編集部の若手社員、鬼頭流星に嘉島陸。インターンの田中リリカに志田未来。同じくインターンの豪徳尊に板垣瑞生、高橋みゆに野々村はなのといったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。実家に帰る金も使ってしまった優は編集部に泊まることに。空たちは一ノ瀬を探し金を返してもらうか被害届を出すよう衛に迫る。翌日聡美が来社しMEDIA社との業務提携を持ちかけるが「今月の純利益を1500万にすること」という条件を付けてくる。衛は一ノ瀬を探すことを決め、優が一ノ瀬を見つけるのだが取り逃がしてしまう。その後MEDIA社から業務提携の詳細が提示されるが、それは乗っ取りといえるものだった。そんななか優は再び一ノ瀬を見つけるが…というのが2話のストーリー。暴行を受け瀕死の一ノ瀬のもとに駆けつけた衛だが、土下座して謝罪する一ノ瀬を何度も殴り、しまいには蹴飛ばす。盗んだ金額について口にする一ノ瀬に、衛は「金額の話なんかしてないねん」と叫び、社員たちが会社の存続のため必死になっていることを伝え「お前が盗んだのは、そういう頑張ってる人らのためのお金やったんや!」と怒りをぶつける…。そんな衛の姿に「一ノ瀬さんに掴みかかって蹴りも入れちゃう衛さん最高やった」「情に流されるんじゃなく、ちゃんと怒って蹴りもいれてくれてよかった」などの声が。一方「江口さんの蹴りが素晴らしかった!」「江口さんの蹴りが圧巻。」など、江口さんの圧巻の演技に賞賛の声も上がる。その後「スリースターブックス」は古い一軒家に引っ越し、再出発することに。段ボールを持って「前が見えない」とつぶやく優に、空は「前が見えないほど積むな危ない!」と注意しつつも、彼の段ボールを1箱持つ…そんな2人のやり取りに「引っ越し荷物の運んでるくだり全体的にかわいい」「さりげに優くんの荷物持ってくれる空さんも好き…」といった感想も寄せられている。(笠緒)
2021年10月22日先日ついにスタートした、オリジナルTVアニメ『ヴィジュアルプリズン』。ここでは、主要キャストである江口拓也さんと島﨑信長さんにお話を伺いました!孤独を抱える少年・結希アンジュ。故郷を離れ“ハラジュク”を訪れると、ヴィジュアル系ユニット「LOST EDEN(ロストエデン)」「ECLIPSE(イクリプス)」のライブバトルに遭遇する。実は彼らはヴァンパイアで…。アンジュ自身も「OZ(オズ)」を結成し、3ユニットは激しいライブバトルを展開する。“ヴィジュアル系”と“ヴァンパイア”、2つの要素がどう絡むかに注目!LOST EDEN:激しい怒りを、音に乗せて…。独自のダークな世界観を表現。江口拓也 plays サガ・ラトゥール常に怒りを抱えている、破壊的なキャラクター。4人で構成される「LOST EDEN」のメインヴォーカル兼リーダー、サガ。多くの者を惹きつけるカリスマだが、「OZ」のギルとは深い確執がある。「『LOST EDEN』は、3つのユニットの中でメイクもいちばん派手だし、楽曲も荒々しくて、ザ・ヴィジュアル系感が最も強い。サガは、怒りと激情に溢れた人物で、いつも『ぶっ壊してやる!』と言っている、過激な思想の持ち主。その怒りのエネルギーが、そのまま歌声に表れています」(江口さん)message to 島﨑信長信長とは長い付き合い。作品に対する姿勢が常にストイックで、信頼感は絶大。落ち着いたら、また飯行きたいね。えぐち・たくや5月22日生まれ。茨城県出身。『機動戦士ガンダムAGE』『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』『アイドリッシュセブン』など出演作多数。最近観た名作は『羊たちの沈黙』『となりのトトロ』『アイアンマン』。「映画って思い出と紐づいているから、いま欲しい感情から観る作品を選ぶことが多いです」ジャケット¥946,000シャツ¥143,000シューズ¥88,000(以上アクオド バイ チャヌ TEL:03・5776・3679)パンツ¥39,600(キリュウキリュウ/キリュウ TEL:03・5728・4048)ネックレス(短)¥37,400ネックレス(長)[モチーフ]¥53,900[チェーン]¥36,300リング¥38,500(以上ジャスティン デイビス/ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム TEL:03・3401・5001)タンクトップはスタイリスト私物島﨑信長 plays ミスト・フレーヴ理屈より感情で動くユニットのナンバー2。LOST EDENの“大番頭”、ミスト・フレーヴを演じる島﨑信長さん。冷静沈着で頭脳明晰といわれるミストだが、島﨑さんから見たミストは「よくプリプリ怒ってる苦労人(笑)。わりとパッションで動く人です。でもミストの心には常にサガがいるので、そんなサガを支えられて幸せなんじゃないかな。カリスマ的存在のサガを中心にミストとエリザベス、ジャックから成るLOST EDENはファミリーであり、お互いを高め合える同志です」(島﨑さん)message to 江口拓也ミストの行動原理の基本はサガですが、僕から拓也に言えることは「頼りにしてます!」に尽きます(笑)しまざき・のぶなが1988年12月6日生まれ。宮城県出身。『Free!』『斉木楠雄のΨ難』『ダイヤのA』など出演作多数。好きな名作は『バタフライ・エフェクト』と『ゲーム』。「前者は後世にも影響を与えたタイムリープ作品の金字塔。後者はどんでん返し作品が好きで見つけたのですが、ラストのいい意味での驚きが印象に残ってます」ブルゾン¥242,000シャツ¥154,000シャツにつけたチェーンネックレス¥6,380パンツ¥88,000(以上アクオド バイ チャヌ)リング¥64,900(ジャスティン デイビス/ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム)シューズ¥28,600(ドクターマーチン/ドクターマーチン・エアウエアジャパン TEL:03・6746・4860)タンクトップはスタイリスト私物いま巷で話題となっている、オリジナルTVアニメ『ヴィジュアルプリズン』がついにスタート。“10人のヴァンパイアたちによるライブバトル”という謎めいたストーリーはもちろん、豪華スタッフ&キャスト陣にも注目が集中!原作/上松範康、Afredes、制作/A‐1 Pictures、キャラクター原案/片桐いくみ、放送情報/TOKYO MXなどにて、毎週金曜24:00~放送中。©Noriyasu Agematsu,Afredes/Project VP※『anan』2021年10月20日号より。写真・樽木優美子(TRON)スタイリスト・藤長祥平ヘア&メイク・紀本静香(江口さん)瓜本美鈴(島﨑さん)取材、文・鈴木恵美尹 秀姫(by anan編集部)
2021年10月19日Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。2021年秋スタートのテレビドラマの見どころを連載していきます。女性起業家。ある程度裕福であること。会社には彼女を慕う忠実な男性の役員、あるいは部下がいること。仕事自体はシビアにこなしていること。会社では部下に見守られつつ、ヒロインは会社の外で誰かに出会い、恋に踏み出す(出会う相手は若かったり、機会の平等に恵まれない貧しい男性だったりが多い)。2021年になって、こんな設定から始まるドラマが増えた。皮切りは『大豆田とわ子と三人の元夫』(フジテレビ系)で、同時期の『あのときキスしておけば』(テレビ朝日系)も、この形に近い。夏ドラマでは『推しの王子様』(フジテレビ系)。そして秋ドラマでは今作『SUPER RICH』(フジテレビ系)と『最愛』(TBS系)。これだけ近い設定のフィクションが続くとき、そこには何らかの世の中の願望が反映されているはずだと思う。※写真はイメージだが設定は似ていても、それぞれのドラマが描きたいものは大きく違っている。木曜22時放送の、江口のりこ主演ドラマ『SUPER RICH』(フジテレビ系)第1話を見て、今作ではより純度を高くして幸福を描くための思考実験のベースとして「お金がありすぎる」と「なさすぎる」を往還するべく女性起業家の設定なのだと思った。江口のりこの存在感が活かされた第1話まずはヒロイン・氷河衛を演じる江口のりこの突出した存在感に目をみはる。ストーリー自体は序盤から、ヒロインの不遇な生い立ちや信頼してきた相手の裏切りで息苦しいような展開が続くが、主人公の衛は泣きもわめきもせず、淡々と会社と雇用を守るために金策に走る。※写真はイメージ自分の財産すべてを換金する算段を考える。そういうタフな女性なのかと思わせる一方で、食事を数日忘れて体力の限界で卒倒し(健康なのに食欲に異常が発生するということは、自身を大事に扱えないことに直結している)、自分を裏切って会社の金を持ち逃げしたと思われる共同経営者の一ノ瀬亮(戸次重幸)のことを切り捨てられない。財産はあるが天涯孤独な衛と、根っからの悪人というよりは、薄っぺらい男であろう一ノ瀬との、恋愛とも家族愛ともつかない関係が妙にリアルだ。かつての上司、今の部下たち。衛以外の全員が、一ノ瀬という男の害を見抜いてアドバイスしているのに、一ノ瀬に依存している衛ひとりがそれを全く見ぬけずに一ノ瀬が自分の人生にもコミュニティにも不可欠な存在だと信じている。そんな危うい衛の前に現れるのが、貧乏学生の春野優(赤楚衛二)である。衛の会社でのインターンを希望しつつ、困ったひとを助けて大事な試験に遅れる。名の通り優しい青年なのだろう。※写真はイメージでも遅刻の連絡も失念し、土下座で衛に採用を懇願して無策ぶりを印象づけてしまう。そこで面倒なやつ、これ以上関わるべからずと、手切れ金めいたお金を渡されれば普通は心が折れるところ、春野青年は図太かった。その後も金策に奔走する衛の周囲に諦めずに出没する。あらゆる機会の平等から見放された青年は、しかし、社会の善なるものを強く信じているように見える。社会的には強者だがどこか危うい衛と、社会的に持たざる者だが精神的には滅法タフな優の二人が、ようやく接点としてまともな会話を交わす場がラーメンの屋台だということはとても象徴的だった。どんな生き方の人間も、どんな階層の人間も、何かを食べねば生きられない。最初は自分一人だけラーメンを食べていた衛が、やがて優に分けようと思いつき、ラーメンと煮卵を二つに分ける。自分がまずはある程度満たされねば他人に分け与えることはできない。そして食べ物を美味しいと感じられる恩恵は、誰にでも平等である。現代に生きる我々に繋がること第1話を終えて、衛の会社の金は持ち逃げされたまま。取引先が反社であるという疑惑も解決していない。だが、経営者としての孤独のなかで衛は自分の人生での金銭の意味を考えなおそうと決める。そこでふと気づく。2021年、感染症対策の日々の中、様々なことを自分自身で判断せねばならない寄る辺のなさ、相談しようにも人に会えない状態で、私たちは何が自分にとって幸福なのかをもう一度考え直さねばならなくなっている。そんな模索と、孤独な経営者としてのヒロインの模索が重なり合っているのだと。これから主人公が選び取る道を、楽しみに見届けたいと思う。[文・構成/grape編集部]
2021年10月17日江口のりこ主演、赤楚衛二らが共演する新木曜劇場「SUPER RICH」が10月14日スタート。衛を演じた江口さんには「大正解」「存在感すごかった」といった反応が、優を演じた赤楚さんの“子犬系男子”ぶりにも「良さが滲み出てる」といった声が寄せられている。裕福な家に生まれ、これまでの人生においてお金に困ったことは一度もないが、幼少期に両親を亡くしたさみしさや悲しみから心を閉ざし、愛に飢えた人生を過ごしてきた主人公と、両親と妹の4人家族で愛情にあふれた家庭で育ったものの、経済的には豊かではない若者と出会ったことからはじまるストーリーが展開する本作。主人公で電子書籍を手がけるベンチャー企業「スリースターブックス」代表取締役CEOの氷河衛を江口さんが、「スリースターブックス」が学歴不問のインターンを募集することを知り、応募してきた春野優を赤楚衛二が演じるほか、「スリースターブックス」の人事責任者で衛の秘書のような役回りをしている宮村空に町田啓太。衛と二人三脚で会社を立ち上げ成長させてきた「スリースターブックス」の共同CEO、一ノ瀬亮に戸次重幸。「スリースターブックス」の電子書籍編集長をしている碇健二に古田新太。大手IT企業・MEDIA社の取締役で、衛のかつての上司でもある島谷聡美に松嶋菜々子。また志田未来、中村ゆり、矢本悠馬、菅野莉央、板垣瑞生、野々村はなの、嘉島陸、茅島みずき、美保純といったキャストも共演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。生まれたときから裕福だった衛は、大学時代に知り合った亮と電子書籍販売をメインとするベンチャー企業「スリースターブックス」を立ち上げて成功していた。そんなある日、衛は亮からアプリ会社へ出資する提案を持ちかけられる。零子や空たちは反対するが、亮を信じ切っている衛は「絶対失敗しないから」と押し切る。一方、その日はインターンの採用試験日。優は試験を受けるために向かっていたが、そこで産気づいた妊婦を助けたことで大遅刻してしまう。優は遅れて衛のもとを訪れ謝罪、試験を受けさせてもらえるよう頼み込むが衛は相手にしない。一方、亮が投資していたアプリ会社に反社との関係が発覚、スリースターブックスは危機に陥る。8億を超える投資家への違約金を工面するため、自分の全財産を売却する衛だがそれでも一億足りず…というのが1話のストーリー。視聴者からは主人公の衛を演じた江口さんに「江口のりこで大正解じゃないか?カラッとしてるけど血が通ってて、経営者としての哲学が感じられる。本当にこういう人がしゃべってるのを聞いてるみたい」「江口のりこさんの存在感すごかった~!氷河衛にどんどん感情移入していきました」など絶賛の声が。貧しいなか必死に這い上がろうとする若者を演じた赤楚さんにも「赤楚衛二くん、軽~い感じのかのキレよりも子犬系のスーパーリッチのが断然良さが滲み出てる」「赤楚衛二くん、子犬系男子やらせたら右に出るものなし」「リュック姿の赤楚衛二が、子犬系男子の本領を遺憾なく発揮」などといった声が送られる。また行方をくらましてしまう亮には「一ノ瀬が次登場する時発狂してテレビに水ぶっかけるかもしれんわ」と怒りのコメントが投稿される一方、「黒幕他にいる。戸次さんは完全いい人、嘘つかない人の演じ方に見えた」といった間奏も。「松嶋菜々子の安定感エグかったな…ほんで黒幕感すごいねんけど思い過ごしかな」と、松嶋さん演じる聡美が“黒幕”なのではと考察するツイートも多数。そんな多くの視聴者の熱意もあってか放送後には“#SUPERRICH”がTwitterのトレンド1位に輝く状況となっている。(笠緒)
2021年10月15日松嶋菜々子が、江口のりこ主演の新木曜劇場「SUPER RICH」に出演することが分かった。松嶋さんがフジテレビの連続ドラマに出演するのは、「営業部長 吉良奈津子」以来、5年ぶり。江口さんとは今回が初共演となる。本作は、ベンチャー企業の破天荒な女性社長を主人公に描くドラマ。松嶋さんが演じるのは、主人公のキャリアウーマン、衛(江口さん)のかつての上司であり恩人の島谷聡美。大手IT企業・MEDIA社の取締役で、新卒でMEDIA社に入社した衛を育て上げた聡美。衛が会社を辞め、電子書籍企業「スリースターブックス」を立ち上げたときも、心から彼女を応援し背中を押した聡美は、衛にとって最高の上司であり憧れの存在で、2人は絶対的な信頼関係で結ばれている。衛のジェットコースターのような波瀾万丈な半生を描く本作。第1話から、激流の渦に巻き込まれていく衛だが、そんなときにキーパーソンとなるのが聡美。企業のトップしか知り得ないプレッシャーや孤独を、同じ立場として唯一分かち合える聡美は、衛にとって貴重すぎる存在なのだ。松嶋さんは「江口さんとは今回が初共演ですが、お会いした時の第一印象は、“とてもかわいらしい方”でした。まだ一度しか現場をご一緒できていないので、これからいろいろとお話しできたらと思っています」と印象を明かし、「聡美は、衛が独立前に勤めていた会社の上司でキャリアをもった女性です。自分で会社を経営する衛を気にかけていて、時に厳しい言葉もかけますが、衛にとって頼れる存在でありたいと思っています。自分にとっての幸せのカタチ=“スーパーリッチ”を探し、追い求める、個性豊かなキャストの皆さんと、スピード感のあるストーリーになっていますので、是非ご覧ください」とメッセージを寄せている。木曜劇場「SUPER RICH」は10月14日(木)22時8分~フジテレビにて初回15分拡大で放送。※毎週木曜日22時~(cinemacafe.net)
2021年09月25日優里の新曲「ベテルギウス」が配信リリース。江口のりこ主演の新TVドラマ『SUPER RICH』主題歌となる。優里の新曲「ベテルギウス」が自身初のドラマ主題歌に優里は、「ドライフラワー」「かくれんぼ」「ピーターパン」といった楽曲で人気を集めているシンガー・ソングライター。9月16日(木)より配信のドキュメンタリー映像『Song for Mom~優里、 涙のうた~』では“お母さん”へ向けた新曲を披露し、9月19日(日)には新曲「夏音」を配信リリース予定など、話題が絶えない。そんな優里の新曲「ベテルギウス」は、新TVドラマ『SUPER RICH』の主題歌として書き下ろしたもの。優里が地上波ドラマの主題歌を手掛けるのは初めてのことだ。これまでの優里のどの楽曲とも違う、新境地の楽曲に仕上がっているという。江口のりこ主演の新ドラマ『SUPER RICH』なお、10月14日(木)放送開始の『SUPER RICH』は、江口のりこが主演を務め、赤楚衛二らが出演するフジテレビ系新TVドラマ。金持ちベンチャー社長と貧乏学生が運命の出会いを果たし、波乱万丈な人生を歩むジェットコースタードラマとなっている。<優里 コメント>今回、『SUPER RICH』の主題歌を担当することになりまして大変嬉しく思います。「ベテルギウス」は、『SUPER RICH』の主人公やストーリーからイメージして書き下ろした曲で、人と人の繋がりや絆をテーマにした曲になります。ドラマと共に「ベテルギウス」の曲と歌が、皆さんの心に届いたら嬉しいです。新曲「ベテルギウス」MVも公開新曲「ベテルギウス」のミュージックビデオが、11月18日(木)21:00より公開に。かとうみさと監督が、絆と繋がりの物語を描いた。<『ベテルギウス』ミュージックビデオ ストーリー>同じ大学に通う亮と真琴。まるで接点のない二人だったが、亮がいつも行く公園で落ち込んだ真琴と出会うのをきっかけに友情を築いていく。小説家を目指す亮と、声優を目指す真琴。互いの夢を応援し合い、二人で作品を作ろうと切磋琢磨していくが、真琴は父の会社の跡を継ぐため大学を辞めるよう迫られる。同じ夢を持つ二人が、別々の道を歩むことになってしまうのか―。【詳細】優里 新曲「ベテルギウス」配信日:2021年11月4日(木)■フジテレビ系木曜ドラマ『SUPER RICH』放送日:2021年10月14日(木)22:08スタート、毎週木曜22:00放送放送局:フジテレビ系列出演:江口のりこ、赤楚衛二
2021年09月24日株式会社かすみがうら未来づくりカンパニーが運営するゲストハウス「古民家 江口屋」(茨城県かすみがうら市坂895-1、 )では、ワーケーションプランのモニター参加者を2021年10月12日(火)まで募集いたします。photo1 メイン急速にテレワークが普及し、自宅以外でリモートワークを行う働き方や、観光地・帰省先で旅行しながら仕事ができる「ワーケーション」が注目されています。茨城県かすみがうら市においても、筑波山系の雄大な自然と、国内第2位の面積を誇る霞ヶ浦といった市固有の観光資源を有しており、市内宿泊施設にてワーケーションの利用促進を進めているところです。今回のモニター募集に関しては、茨城県かすみがうら市にある「古民家 江口屋」(茨城県モデル改修事業第1号物件)に宿泊していただき、「食べると暮らすを考える」をコンセプトに、かすみがうらの魅力を存分に堪能するワーケーション体験をしていただく内容となっております。※古民家 江口屋について ※詳細ページ photo2 自然体験●ワーケーションプランのコンセプト「食べると暮らすを考える」茨城県かすみがうら市は、梨、ぶどう、栗をはじめとする果物、さつまいもなどの野菜、霞ヶ浦の魚など、農産物、水産資源の宝庫です。筑波山系の山々の雄大な景色、旬の食材を使った料理など、美しい風景と地元の食体験を通じて地域の魅力を体験できます。宿泊は、霞ヶ浦の飾らない自然の中に佇む湖畔の宿「古民家 江口屋」。夜は星空が広がる田舎ならではの裏庭で過ごし、霞ヶ浦から昇る朝日、かまど炊きのごはんなど、気持ちのいい朝で最高の1日を迎えることができます。豊かな暮らしは、仕事も大事ですが、しっかり食べること、寝ること、休むことも大切です。茨城県かすみがうら市で、食べ物や暮らしに真剣に向き合う時間を作ってみませんか?photo3 サイクリング1. 募集期間2021年9月8日(水)~2021年10月12日(火)2. 募集プログラム1泊2日江口屋滞在ワーケーションプラン1回目実施日:2021年11月21日~22日募集定員 :2組 ※1組4名まで2回目実施:2021年11月28日~29日募集定員 :2組 ※1組4名まで※お申し込み多数の場合は、抽選とさせていただきます。選考後、結果通知いたしますphoto5 江口屋モニターの内容:茨城県かすみがうら市にある「古民家 江口屋」に1泊していただき、ワーケーション体験をしていただきます。終了後2週間以内に、利用満足度に関するアンケート提出をお願いします。ワークスペースとしては、江口屋の共有スペースほか、かすみがうら市交流センター2Fの地産地消レストラン「かすみキッチン」が利用可能です。夕食は地産地消の夕食プラン、朝食はかまど炊きのご飯をご用意いたします。そのほか、自然アクティビティとして、焚き火体験、レンタサイクルもご利用いただけます。部署内の研修、ワークショップ、いつもとは違い環境で仕事をしたいフリーランスの方など、広くモニターを募集しております。3. 参加対象者(以下すべてに該当する方)・リモートワーク、多拠点生活に関心のある方・茨城県かすみがうら市外にお住いの方で市外の企業、団体等に所属しておられる方(個人事業主、フリーランスの方も対象)・かすみがうら市にあるゲストハウス「古民家 江口屋」で1泊2日のワーケーションを実施していただくこと・終了後2週間以内にアンケートを提出していただくこと・ワーケーション参加の様子を撮影させていただき、今後の告知用に使用させていただくのにご了承いただける方・ワーケーション体験に関し、SNS等で投稿いただける方(発信方法は自由です)4. 参加費無料(現地までの交通費は実費負担となります)最寄り駅からの送迎などはご相談ください。Photo4 焚き火5. モニタープランの大まかなスケジュール(予定※変更になる場合がございます)13:00 ゲストハウス古民家 江口屋 チェックイン手続き↓作業時間。江口屋でのんびりするも良し、近隣散策も良し、江口屋周辺でのひと時をご自由にお過ごしください。↓18:00 夕食地元食材を豊富に使用したご夕食になります。夕食時間では、地元事業者2,3名も加わり、食材についての話をさせていただく予定です。↓20:00 焚火体験焚火と共に静寂なかすみがうらの夜を満喫。↓21:00 自由時間↓翌朝 自由時間朝食ができるまで、自転車でかすみがうらの景色をのんびりお楽しみください。朝日を見ながらのかすみがうら湖岸サイクリングは絶景です!↓8:00 朝食↓10:00 古民家 江口屋チェックアウト↓16:00※16:00までは、かすみキッチンの利用は可能となります。お仕事や作業にお使いください。<参考>滞在中に以下を実施することも可能です。・遊ぶかすみがうらアクティビティビレッジ サイクリング ・体験する ・観る・学ぶかすみがうら市歴史博物館 かすみがうら市水族館 富士見塚古墳、雪入ふれあいの里公園他 5. 注意事項※茨城県やかすみがうら市で新型コロナウイルス感染症の感染が拡大し、外出や都道府県をまたぐ移動の自粛等が要請された場合は、申込受付や事業を中止または中断、モニター期間の変更をお願いする場合があります。※雨天、荒天の場合は、プログラム内容が変更となります。※37.5℃以上の発熱や体調が悪い場合は、参加をお断りします。※マスク着用、手指消毒への新型コロナウイルス感染症対策にご協力をお願いします。6. 申し込み、お問い合わせ本プログラムのご予約・お問い合わせは、下記フォームよりお願いいたします。申し込みフォームのURL: ●古民家 江口屋所在地 : 〒300-0214 茨城県かすみがうら市坂895番地1アクセス: JR常磐線「神立駅」より車で20分常磐線自動車道「土浦北IC」「千代田石岡IC」より約30分URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年09月22日江口のりこ主演の新木曜劇場「SUPER RICH」に、古田新太が電子書籍企業の独特なキャラの編集長役で出演することが分かった。本作は、幸せのカタチ=“スーパーリッチ”を追い求めるキャリアウーマン・氷河衛(江口さん)の波瀾万丈な半生を描く完全オリジナルドラマ。木曜劇場11年ぶりの登場となる古田さんが演じるのは、衛の会社「スリースターブックス」の電子書籍編集長・碇健二。最大のミッションは、「スリースターブックス」のオリジナル作品でヒットを出すこと。仕事に没頭するあまり周りが見えなくなることもあるが、ひょうひょうとした性格で、淡々と仕事をこなす碇。感情的な衛の無理難題をのらりくらりと交わしながらも、最高の職場環境を与えてくれた衛への恩義は忘れておらず、2人は特別な絆で繋がっている。また、若者の面倒を見ることも多い碇。春野優(赤楚衛二)や宮村空(町田啓太)、田中リリカ(志田未来)らインターンたちとのかけ合いにも注目だ。撮影に入ったという古田さんは「周りが若くてキラキラした役者さんばかりで戸惑っております。この間のりちゃん(江口のりこ)と一緒のシーンがあり、ホッとしました。今後はのりちゃんとのシーンも増えそうなので、楽しみにしております」とコメントしている。「SUPER RICH」は10月、毎週木曜日22時~フジテレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2021年09月10日江口のりこ主演、赤楚衛二、町田啓太、さらに志田未来に続き、フジテレビ新木曜劇場「SUPER RICH」に矢本悠馬の出演。江口さん演じる女性社長から信頼を寄せられる、はっきり物を申すテクノロジー担当役員を演じる。江口さん演じるベンチャー企業の破天荒な女性社長、幸せのカタチ=“スーパーリッチ”を追い求めるキャリアウーマン・氷河衛の、ジェットコースターのような波瀾万丈な半生を描く完全オリジナルドラマ。衛を慕い、会社の門をたたく貧乏専門学生の春野優役の赤楚さん、優秀な右腕として衛を献身的に支える宮村空役の町田さんのほか、衛と共に激流に巻き込まれていく主要メンバーの配役を7日間連続で発表していくが、昨日発表された志田さんに続き、第2弾の発表キャストとなるのは木曜劇場初出演となる矢本悠馬。今作の舞台である電子書籍ベンチャー企業「スリースターブックス」の創業当時から衛を支え続ける古参社員の東海林達也を演じる。東海林達也は、「スリースターブックス」の技術責任者で、会社の創業当時から衛を支える仲間。ラフな服装で、非常にライトな物腰であり、機転を利かせてフットワークを軽くし、自分で仕事を進められる優秀さがある東海林はチームになくてはならない存在。柔らかな見た目の反面、上司にも「NO」が言える彼のハッキリとした態度は、ときに空やほかの社員と衝突するが、それも彼の仕事への情熱によるもので衛からは信頼されている。東海林を演じるにあたり、矢本さんは「東海林達也の役回りとしては、会社では嫌われ役を買って出て、みんなが言い淀みそうな意見をはっきり、いや、バッサリ発信していく。周りのキャラクターともぶつかりがちですし、視聴者の皆さんにも勘違いをされやすいキャラクターだと思うのですが、実際は、社長である衛さんのことを誰よりも慕っていて、会社を守ることに人一倍責任感を持って仕事をしている人だと思うので、そこはブレずに演じていきたい」と力強くコメント。また、共演する江口さんについては、「“圧倒的なリーダー感”を普段から醸し出されていて、現場にいるだけで自分の役がスッと入ってきます。普段も優しく話しかけてくださるので、おかげさまでとてもリラックスして芝居ができています」と語る。ライトな物腰でありながら、熱い思いを秘めた東海林を演じる矢本さんには、今作プロデューサーの金城綾香も「東海林は、“忖度”しない男です。相手がCEOの衛であろうと、インターンの田中リリカ(志田未来)であろうと、自分の意見をはっきり伝えることができます。それは簡単なようで非常に難しいことだと思います」と語り、矢本さんに「シャープな発言をしていただいたら、どんなに心に刺さるだろうかと思いました。読み合わせの矢本さんの声色を聞いて、想像以上でした」と期待を寄せる。さらに明日9月6日には、物語を大きく動かしていく赤楚さん演じる青年・春野優を深い愛情で支える母・桜(さくら)役のキャストが発表になる。木曜劇場「SUPER RICH」は10月、毎週(木)22時~フジテレビ系にてスタート。(text:cinemacafe.net)
2021年09月05日江口のりこ主演、ベンチャー企業の破天荒な女性社長を主人公に描く木曜劇場「SUPER RICH」に、志田未来の出演が決定。江口さん演じる衛が経営する会社「スリースターブックス」でインターン生になる大学生・田中リリカを演じる。幸せのカタチ=“スーパーリッチ”を追い求めるキャリアウーマン・氷河衛の、ジェットコースターのような波瀾万丈な半生を描く完全オリジナルドラマ。仕事にプライベートにと、苦悩を抱えながらも日々をひたむきに生きるアラフォー女性のリアルな心情を描き出す。これまで、衛を慕い、会社の門をたたく貧乏専門学生の春野優役の赤楚衛二、優秀な右腕として衛を献身的に支える宮村空役の町田啓太が発表されてきたが、衛と共に激流に巻き込まれていく主要メンバーの配役が本日9月4日から7日間連続で発表される。今回、木曜劇場に「BOSS」(2009年4月期)以来、12年半ぶりの出演することになった志田さん。演じる田中リリカは、「スリースターブックス」のインターンに応募してきた大学生。負けん気の強い自信家で、採用試験の際には衛に対しても強気な質問をし、社員やまわりの学生を驚かせる一幕も。経営志望かつ前のめりな姿勢で、衛からも一目置かれており、採用試験の成績も優秀であることから満場一致で採用されることになる、という役どころ。インターンたちの世話係である空や、技術責任者の東海林達也にも全く物おじせず、自分の思ったことを言ってのける度胸の持ち主。“自らのものを見極める目に間違いはない”と考えているが、同じくインターンに応募した優(赤楚さん)と話しているときだけは、なぜかペースを乱されてしまう。さらに、「スリースターブックス」のインターンに応募した理由を、周囲には「インターン参加の実績と報酬が目的だった」と語っているが、実際は胸の内に秘めた思いがあるようで…。リリカの本心は回を追うごとに明らかになっていくという。リリカを演じるにあたり、志田さんは「リリカの持ち合わせている、若さゆえの悩みや葛藤が、見てくださる方々に伝わるように演じたいです。また、スリースターブックスの皆さんと一緒に働くことで成長していく、リリカの心境の変化を大切にしていきたいです」とコメント。また、共演する江口さんについては、「普段は優しく穏やかな印象ですが、本番になるとピシッと場を締めてくださり、いい緊張感を持って撮影に臨めています」と明かす。なお、「監察医 朝顔」シリーズで主人公の良きパートナーである法医学者・安岡光子役を好演したことも記憶に新しい志田さんだが、本作は「『監察医 朝顔』チームのスタッフさんが多いので、またご一緒できる事がとてもうれしいですし、心強いです」とコメント、「台本を読み、初回からジェットコースターのようなスピード感のあるお話だと思いました。原作のないオリジナル作品なので、これからどんな展開になるのか、私自身とても楽しみにしています」と期待を込めて語っている。勝ち気でどんな相手にも臆することなくぶつかっていくリリカを演じる志田の、体当たり演技には期待大。そして、そんなリリカが容赦なく食ってかかる、「スリースターブックス」創業当時から衛を支え続ける中堅社員・東海林達也の配役は、明日9月5日に発表される予定。木曜劇場「SUPER RICH」は10月、毎週(木)22時~フジテレビ系にてスタート。(text:cinemacafe.net)
2021年09月04日江口のりこがベンチャー企業の破天荒な女性社長を演じるドラマ・木曜劇場「SUPER RICH」に、町田啓太の出演が決定。江口さんとは初共演、赤楚衛二とは「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」以来の共演を果たすことになった。本作は、幸せのカタチ=“スーパーリッチ”を追い求めるキャリアウーマン・氷河衛(ひょうが・まもる)の、ジェットコースターのような波瀾(はらん)万丈な半生を描く完全オリジナルドラマ。仕事にプライベートにと、苦悩を抱えながらも日々をひたむきに生きるアラフォー女性のリアルな心情を描き出す。このたび、衛の経営する会社「スリースターブックス」の仲間で、彼女の右腕として衛に尽くす宮村空(みやむら・そら)役を町田さんが演じることに。空は「スリースターブックス」の人事責任者で、衛の秘書のような役回りをしている人物。しっかり者でクールな性格だが、誰よりも衛のことをリスペクトし、忠誠心を持っている。ビジネスでもプライベートでも破天荒な衛を冷静に受け止め、彼女の右腕としていつもそばで支えており、衛からも絶大な信頼を置かれている存在。衛のためなら何でもするという姿勢に、周囲からは“忠犬”と言われることも。彼がそこまで彼女に尽くすのには、過去のある出来事が関わっているようで…。「私が今まっとうに生きているのは衛さんのおかげ」と口にする彼の過去には、何かが隠されていそうだ。そんな空だが、その働きぶりはスマートであり、物腰も柔らかいため、空に何かと相談事やプライベートの愚痴をこぼす社員も多い。「スリースターブックス」に採用されたインターンたちの面倒も見ており、良きお兄さん的存在となっている。子犬のように衛を慕う春野優(赤楚衛二)のことを警戒しており、彼には厳しく当たることもしばしば。優が現れたことで、空の社内での立ち位置が変わり、衛との関係が少しずつ崩れていく…。町田さんは「“忠犬”と呼ばれるくらいに衛さんを心から敬愛している人物です。衛さんのように強くあろうとしている空自身にも、抱えている心の痛みがあるので、そこにそっと寄り添いながら一緒に成長していけたら」とコメント。さらに、初共演となる江口さんについては、「とても穏やかなお人柄で、お芝居をしやすい空気をつくってくださるので救われていますし、すごく心強いです」と語る。また、本作は「内容を聞けば聞くほど挑戦的で魅力たっぷり」と言い、「成功と失敗を繰り返しながら“RICHとは何か”を考える、それぞれの人物たちの成長物語でもあると思っています。彼らが心のあり方を模索する様子を、楽しみながら見守っていただけるよう励みたい」と、本作のテーマに触れて意気込みを寄せている。また、合わせて衛、優、空のスリーショットも解禁。破天荒な女性リーダー・衛と、優、そして空の微妙な関係性がストーリーを追うごとにどう変化していくのか、期待が高まる。木曜劇場「SUPER RICH」は10月、毎週(木)22時~フジテレビ系にてスタート。(text:cinemacafe.net)
2021年08月23日10月スタートのフジテレビ新木曜劇場は、江口のりこ主演の「SUPER RICH」を放送することが決定。幸せのカタチ=“スーパーリッチ”を追い求めるキャリアウーマンの、ジェットコースターのような波瀾万丈な半生を描く完全オリジナルドラマだ。電子書籍を手掛けるベンチャー企業「スリースターブックス」の代表取締役CEOの氷河衛は、裕福な家に生まれ、これまでの人生においてお金に困ったことは一度もない。「お金があれば何事も解決できる」と考えており、より多くの利益を出すため、せわしなく働く日々を送っている。友人もおらず孤独な衛が唯一心を許した相手が、大学時代に出会った一ノ瀬亮であり、彼と二人三脚で立ち上げ成長させてきた「スリースターブックス」は、衛にとってまさに人生そのもの。しかし、会社をより大きくするため奔走する衛の前に、会社の経営を揺るがすような危機が次々と訪れることに。そんな衛が衝撃的な出会いを果たすのが、インターンに応募してきた一回り年下の専門学生・春野優。確固たる意志と行動力を持ち合わせており、時に大胆な行動をとって衛を驚かせることも。どうして衛にこんなにもついて行くのか、その理由は物語が進むにつれて明らかになっていく…。優のかわいらしい笑顔や人なつっこさが、衛の心に春のような暖かさを与えていくことに――。主演を務めた「ソロ活女子のススメ」や、「ドラゴン桜」の学園理事長役が記憶に新しい江口のりこが演じるのは、プライベートを顧みず、仕事一筋で生きてきたベンチャー企業の社長・氷河衛。苦悩を抱えながらも日々をひたむきに生きるアラフォー女性のリアルな心情を描き出す。今回、ゴールデン・プライム帯ドラマ初主演、フジテレビ連続ドラマ初主演、木曜劇場初出演にして初主演を務めることとなった江口さんは「台本を読んでみて、1話からスピーディーな展開で、“その先を早く読みたい!”と、ワクワクしました」と本作の印象を明かし、「まったくのオリジナル作品なので、どうやって面白くしていくのかをチームのみんなで探せて行けたらなと思います」とコメント。なお、江口さんのセリフは、全編を通して関西弁で話される予定だ。また共演には、『思い、思われ、ふり、ふられ』や現在放送中の「彼女はキレイだった」にも出演、江口さんとは初共演となる赤楚衛二が決定。「スリースターブックス」のインターン試験を受ける、主人公とは生まれも育ちも正反対の貧乏学生・春野優を演じる。日々困難に直面する主人公を懸命に支え、時に翻弄する年下の無邪気な子犬系男子が、会社の未来や彼女の人生をも大きく変えていく。赤楚さんは「今までに取り組んだことのない題材と役柄で、新しい挑戦ができることが楽しみですし、木曜劇場にレギュラー出演させていただけて、とても光栄に思います」と出演を喜ぶ。また、「月日がたつにつれ、優の人間力や価値観が変化していく過程も丁寧に描いていけたらと思います」と意気込み、「このドラマが、見てくださった皆様の明日の活力になるような作品になれたらうれしいです。今作のテーマである“本当の幸せ”とは何なのか、衛の波乱な半生と共に、一緒に楽しんでいただけたらと思います」とメッセージを寄せた。なお劇伴を担当するのは、ヒットドラマのサウンドトラックを多数手掛けたインストゥルメンタルバンド「fox capture plan」。衛のジェットコースターのような人生を表現する。木曜劇場「SUPER RICH」は10月、毎週木曜日22時~フジテレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2021年08月18日女優の中条あやみ、江口のりこ、俳優の青木崇高が、7月1日より放送される三井住友カードの新CM「同じだった、けど色が違った」編に出演する。新CMでは、2月に放送を開始した「みんな違って、みんな同じ」編で“心配性の人”役を務めている青木、“合理的な人”役の江口がそれぞれの設定を引き継いで出演し、中条演じる新しいキャラクター“買い物好きな人”との衝撃的な出会いが描かれている。同じ店を訪れ、同じタイミングでレジに並び、同じ三井住友カードで会計をするが、江口と青木のものとは違う中条のカードの色。何かの運命を示唆するかのような2つの遭遇劇に注目だ。今回のCM撮影について、中条は「CMがストーリー仕立てなので、お芝居をしている感覚で撮影に臨みましたが、そうした演技よりもカードをタッチする(手元の)シーンでめちゃめちゃ苦戦して……。このタッチの動作が意外と難しいんだっていうことに初めて気づきました。練習で何回も“素振り”をしました(笑)。 あの瞬間が一番緊張したかもしれません(笑)」と回顧。また、三井住友カードの機能にちなみ、「お金の管理をしっかりできるほうか」を問われると、「(子どもの頃)家族にはケチって言われてました(笑)。130円とか小さいお会計の時に千円札をくずすのが嫌で、その場でお母さんに130円借りて、後で返してました(笑)。中学生の時、お家の掃除を1週間手伝うとお小遣いを500円もらえていたので、サボるともらえなくなってしまうから毎日コツコツやっていました」と明かした。
2021年06月30日『るろうに剣心 最終章 The Beginning』のIMAX 舞台挨拶が20日に都内で行われ、佐藤健、江口洋介、大友啓史監督が登場した。和月伸宏の同名コミックを実写化した同シリーズは、『るろうに剣心』(12年)、『るろうに剣心京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14年)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作。幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた剣心(佐藤)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描く。「最終章」は、原作では最後のエピソードとなる「人誅篇」をベースに縁(新田真剣佑)との究極のクライマックスが描かれる「The Final」と、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶篇」をベースに、"十字傷の謎"に迫る「The Beginning」の2部作となる。大友監督の舞台挨拶と聞かされていた観客だが、実は佐藤と江口も一緒に観ていたことが発覚。客席から登場した3人に、大きな拍手が贈られた。佐藤は「僕、まだ『The Beginning』をIMAXで見れてなかったんです。公開してからIMAXで観たいなと思ってて、そしたらたまたまスケジュールが江口さんと合って、今日監督が舞台挨拶。せっかくだから」と明かし、「先ほどですね。新宿を軽くデートさせていただきました」とニヤリ。江口も「そこで待ち合わせをして、歌舞伎町をさーっと歩き『そろそろ大友さんの挨拶始まるかな』なんて言って入ってきて、映画を観た」と振り返る。「監督の挨拶から聞いてました」という佐藤に、大友監督が「ドキドキしてたんだよ、ばれないか」と話すと、佐藤は「意外と全然ばれない。堂々と歌舞伎町の真ん中を歩いてきたんですけど、全然ばれなかったです」と明かした。1作目から出演する2人の関係について、江口は「剣心として、斎藤(一)として、現場でもほとんどしゃべらずに緊張感をキープしながら、こういう時期で打ち上げも出来ず、誰ともメールも交換もせず」だったというが、「健がYouTubeで企画をやらないかということで、ぜひ区切りになると思ったので、ここまで来ました。一緒に観るって経験がなかったんですけど、映画ってすごいなと改めて思いました」と語る。「こんな時代がそろそろ本当に明けようとしています。皆、新時代を生きていく世の中が始まると思いますけど、健もさっきも涙なんか拭いてるから、俺もぐっときて。言葉にせずにやってきて10年なので、ぜひともこの気持ちを次につなげて良い時代にしましょう」と瞳を潤ませた。佐藤は「江口さんから『舞台挨拶とかサプライズとかもっとやって盛り上げて行こうよ』と声をかけていただいて、ワンチャン『僕YouTubeやってるんですけど、どうですか』と聞いたら、即答で『ぜひ、そういうのやってこうよ』と言ってくださった」と説明。「やっぱり1作目からずっと同じメンバーでこの期間できるって、役者として相当幸せなことですし、特別なことなんだなあということを改めて感じさせていただきました」と感謝した。IMAXについては、佐藤が「もはや、セリフとか足してません!? 最後現場で『巴』と言った気がして、試写で観たときは無言だったので、そういう編集してくださったんだなと思ってたけど、今日、言ってませんでした!?」とつっこむと、大友監督は「低音が持ち上がるんですよ。音のレンジが広いから、北村(一輝)さんと戦ってる時の吐息とかも、普通のスクリーンで聞くより立ってる」と解説する。「いつもより呼吸が荒いなあと思ってました」という佐藤に、大友監督は「最後の巴の一言も聞こえづらくしてるんだけど、クリアになってる」と、より深い見方が楽しめる様子。江口も「違うスクリーンでは見てたんですけど、(IMAXでは)また全然違う風に見える。剣心が大根を掘ってるところがぐっとくるんだよね。10年やってきてあんなとこ見たことないというとこも含めて」と語ると、佐藤は「今日はいつもより嬉しそうでしたよね」と笑顔に。江口も「日射しも良かったし」と同意していた。
2021年06月20日和月伸宏氏の人気コミックを実写化した映画『るろうに剣心』シリーズが、ついに最終章を迎える。2012年の『るろうに剣心』に続き、『るろうに剣心 京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14年)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作で、幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた緋村剣心(佐藤健)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描いている。コロナ禍での延期を経て公開を迎えた『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』は、原作では最後のエピソードとなる「人誅編」をベースに縁(新田真剣佑)との究極のクライマックスが描かれる「The Final」と、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶編」をベースに、"十字傷の謎"に迫る「The Beginning」の2部作となる。今回は、2012年の『るろうに剣心』から全作に出演している、斎藤一役の江口洋介にインタビュー。「The Final」では明治時代に警察官として活躍する姿、「The Beginning」では新選組時代のギラギラした姿と、別の顔を見せた江口に、この10年の作品への思いや、皆が大好きな「牙突」についての話などを聞いた。○■最初は手探りから始まった——『るろうに剣心』10周年で、江口さんはずっと出演されていますが、そもそも最初に映画の話を聞いたときは、どういう印象だったんですか?実はジェネレーションギャップがあって、『るろうに剣心』の存在は知っていたけど、ファンということではなかったんです。 でも斎藤一がすごく人気があるキャラクターということも聞いて、ヒールのようでもあり、同志のようにもみえる役どころということで面白そうだなと思ったことを覚えています。最初はどこまで原作のイメージに寄せていくかも手探りだったから、最初実は斎藤の“乱れ髪”もないんです。斎藤一の技である“牙突"も「ワイヤーで飛んでるけど、大丈夫なのかな……」とか、色々考えながら1作目を撮っていました。ただ、アクション時代劇ということでスタッフもがっちりとついてずっとトレーニングしていたので、「これは面白いものになるな」という予感はありました。斎藤を作っていく過程として、1作目ではビジュアル的にもリアルな人間を描こうとしすぎたところもあったので乱れ髪もなかったんですが、実際に上映された『るろうに剣心』の反響を受けて、改めてこれだけの人に求められている作品なんだと実感して、その後は前髪も3本ぐらい出しとこうか……と出してみたりして。なかなか上手くいかないんですよ、あれが!(笑) 4作目にあたる「The Final」で、初めて原作と同じ4本になりました(笑)。10年の中でけっこう苦労して斎藤一を作り上げたから、「The Final」ではもう何も考えずに斎藤として撮影に入れましたし、さらに「The Beginning」では全部取っ払って、斎藤の血生臭さを演じたので、面白かったですね。スタートに戻った時に、今までのスタイルを全部外して飢えた狼のような斎藤のイメージがどんどん出てきました。——そうやって試行錯誤の中で、10年の付き合いになったというのもすごいことですね。最初は予想していなかったですし、漫画原作でこれだけ認められて、映画としてヒットし続けるのもすごい。僕もあまり漫画原作の映画にはなじみがないと思っていたんですが、そういえば自分が『湘南爆走族』(87年)でデビューしていることにも気付かされて(笑)。自分の中にあった概念を捨てることで、本当にキャラクターが乗り移ったかのように芝居が決まってくる。10年の歳月がそうさせてくれました。○■今はもう「じゃあ、牙突いきますか」——『るろ剣』シリーズといえばアクションシーンも魅力ですが、特に気をつけられたことなどありますか?今まで映画で色んなことをやってきましたけど、全然違うベクトルの殺陣だなと思います。刀も安全な模擬刀で、相手に当てていける。日本の時代劇は間合いで見せる武道のようなもので、「腰を入れて落とし込んで止める」といった、当てないで斬っていくやり方を習っていたのですが、『るろ剣』のアクションでは「もう1つ速く入ってください」という要望で、止めている間にこっちが斬られてしまう(笑)。近未来映画のような時代劇になるだろうと思いました。——原作ファンにとって「牙突」は真似したくなるくらいの憧れの技で、その技を10年間放ってきたことに対して、思い出などはありますか?そのことをもっと知っていたら、たぶんプレッシャーを感じてしまっていたと思うんですが、撮影ではリアルにスタイルを教えてもらったから「一発で仕留めるタイプなんだな」と、狩猟のようなイメージで作ったのを覚えています。この10年で色々なことを経験して自分たちのものになってきて、今ではもう何かあると「じゃあ、牙突いきますか」と、披露するシーンも増えましたね(笑)。——「牙突」がかっこよく見えるコツなどはあるのでしょうか?カメラマンとのアングルの中で相談しているので、何かコツがあるというよりも、毎回が違う撮影になっているという印象です。衣装も含めて、だんだんビルドアップして、よりスタイリッシュになっていく部分もあったと思うし、最初は手探りだった所から、美術、ヘアー、衣装と総合的にどんどんパワーアップしていきました。俳優としてはそんなに変えずにやってるんですけど、周囲が変化している感覚です。映像の技術もこの10年で変わっていますし、『るろ剣』は現代の建築物がなくて抜けのいい場所でカメラも360度振れる。相当大暴れできる場所にロケがセッティングされていて、そういう現場はなかなかないし、用意されていると絶対に全力でやるしかないんです。——江口さんがそこまでおっしゃるくらい『るろ剣』の現場はすごいんですね。今の日本の映画製作の現状を考えても、次元が違うレベルだと思います。それはファンの人が世界中にいて作品を楽しみにしているという熱量があるからこそ。ちょっと、モンスター的な映画ですよ。さらに、作品を撮り始めたのはちょうど震災があった2011年で、全員が「これからどういう風に生きていったらいいんだろう」と考えさせられたと思うんです。多分、大友(啓史)監督も考えただろうし、自分たちも俳優として何が出来るのかとか考えていた中でのスタートだったから、「もっとやりたい」と貪欲になっていました。今回もコロナ禍ではあるけれど、観た後に本当にすっきりする映画だから、『るろうに剣心』を観てマイナスな部分をプラスに変えて、前向きに強くなっていただきたいです。○■一切殺陣もついていない状態で対峙——10年の間に共演者の方の成長を感じる部分もありましたか? 例えば剣心役の佐藤さんとか。それはもちろん。健くんも最初は「若いなあ!」と思ったし、どういう作品になっていくんだろうと見ていました。剣心は不殺、斎藤は悪・即・斬なので、現場でも良い緊張感でしたね。——最後が「The Beginning」だと、剣心と斎藤一の緊張感が1番強い状態にもなるわけで、結実したという感じですね。本当に、「The Beginning」で新選組が剣心と対峙するシーンが全てで、斎藤の1番のハイライトだと思って演じていました。この男(剣心)に会わなかったら、最後まで来ていないわけですから、どんな心境だったのかな、と。あそこだけは一切殺陣もついていなくて、「斬るなら来い、こっちも行くぞ」という勢いでいました。だから、すごくスリリングでしたね。普通はどっちかが手を打って始まっていくんだけど、決まってないから、本当に間合いをとって、監督もギリギリまで一手合わせるか迷っていたんじゃないかな。結局「あそこで手を合わせなかったからこそ、剣心にこだわったんじゃないか」という大友さんの視点があったのだと思います。俺は、そのシーンが1番好きですね。■江口洋介1968年1月1日生まれ、東京都出身。『アナザヘヴン』(00年)、『闇の子供たち』『GOEMON』(08年)、『天空の蜂』(15年)などで主演を務め、『はやぶさ 遥かなる帰還』(12)、『るろうに剣心』シリーズ(12年/14年)、『脳男』(13年)、NHK大河ドラマ『軍師官兵衛』(14年)、『人生の約束』(16年)、『孤狼の血』(18年)、『コンフィデンスマンJP』(19年/20年)、『一度も撃ってません』(20年)などに出演。
2021年06月11日第44回日本アカデミー賞の授賞式が19日、東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪にて行われ、女優陣が華やかなドレス姿で登場した。『MOTHER マザー』で最優秀主演女優賞に選ばれた長澤まさみはADEAMのドレスにJIMMY CHOOのシューズで華やかに登場する。『浅田家!』で最優秀助演女優賞に輝いた黒木華はドレス、シューズともにGUCCI。『男はつらいよ お帰り 寅さん』で優秀助演女優賞となった後藤久美子はジャケット:GIORGIO ARMANI、パンツ:GUCCI、シューズ:Christian Louboutinとスタイルを際立たせた。また、今回ブルガリが協賛を担ったことで、すべての最優秀賞受賞者たちへブルガリの時計が副賞として贈られる。登壇者達も同ブランドのアクセサリーを多く身につけており、優秀助演女優賞の後藤、江口のりこ(『事故物件 恐い間取り』)はイヤリング・ブレスレット・リング、安田成美(『Fukushima 50』)はネックレス・イヤリング・ブレスレット・リング、優秀主演女優賞の倍賞千恵子(『男はつらいよ お帰り 寅さん』)はイヤリング・リングを身につける。さらに新人俳優賞の蒔田彩珠はリング、司会のシム・ウンギョンはブレスレットでそれぞれ華やかに決めていた。○■「第44回日本アカデミー賞」最優秀賞受賞リスト作品賞…『ミッドナイトスワン』監督賞…若松節朗(『Fukushima 50』)脚本賞…野木亜紀子(『罪の声』)主演男優賞…草なぎ剛(『ミッドナイトスワン』)主演女優賞…長澤まさみ(『MOTHER マザー』)助演男優賞…渡辺謙(『Fukushima 50』)助演女優賞…黒木華(『浅田家!』)音楽賞…梶浦由記/椎名豪(『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』)撮影賞…江原祥二(『Fukushima 50』)照明賞…杉本崇(『Fukushima 50』)美術賞…瀬下幸治(『Fukushima 50』)録音賞…柴崎憲治/鶴巻仁(『Fukushima 50』)編集賞…石井巌/石島一秀(『男はつらいよ お帰り 寅さん』)アニメーション作品賞…『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』外国作品賞…『パラサイト 半地下の家族』(C)日本アカデミー賞協会
2021年03月20日「第44回日本アカデミー賞」の授賞式が本日3月19日に放送され、優秀助演女優賞を受賞した江口のりこ、黒木華、後藤久美子、安田成美が出席。桃井かおりはロサンゼルスから中継で参加した。今回受賞した江口さんが出演したのは、“事故物件住みます芸人”松原タニシの実体験による著書を実写化したホラー作品『事故物件 恐い間取り』。不動産屋役として参加した。黒木さんは、2つの写真集を原案に、実話を基にしたオリジナルストーリー『浅田家!』にて、二宮和也演じる主人公の幼なじみ役で出演。また、後藤さんは国民的人気コメディ映画の50作目となる最新作『男はつらいよお帰り 寅さん』、桃井さんは、阪本順治監督×石橋蓮司主演によるオトナのハードボイルドでハートフルなコメディ映画『一度も撃ってません』、安田さんは福島第一原発事故を題材にした『Fukushima 50』で同賞を受賞。そしてこの中から、見事、最優秀助演女優賞を受賞したのは『浅田家!』の黒木華。受賞にあたって黒木さんは「久しぶりにこんなに華やかな場所に立ってすごく緊張しています。(受賞は)二宮さんのおかげだなと思います。やはりまわりがピリピリした空気の中で、映画を観に行けるようになってから色々な映画を観に行き、私は救われました。改めて映画や舞台などのありがたみや大事さに気づきました。撮影もどんどんできるようになり、いろいろな人に会えるということの幸せをすごく今噛みしめています。これからも状況は変わってはいますが、この映画界に携わっていきたいと思いますし、すてきな作品をみなさんに届けられたら、それで少しでも救われる人がいたらいいなと思います。この受賞は本当にすごく嬉しいです。これからも頑張ります。ありがとうございました」とコメントした。(cinemacafe.net)■関連作品:男はつらいよお帰り 寅さん 2019年12月27日より全国にて公開©2019松竹株式会社Fukushima 50 2020年3月6日より全国にて公開© 2020『Fukushima 50』製作委員会浅田家! 2020年10月2日より全国東宝系にて公開©2020「浅田家!」製作委員会一度も撃ってません 2020年7月3日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©︎2019「一度も撃ってません」フィルムパートナーズ事故物件 恐い間取り 2020年8月28日より全国にて公開©2020「事故物件 恐い間取り」製作委員会
2021年03月19日名バイプレイヤーとしてどんな役もこなし、舞台、映画、テレビドラマと多方面で活躍する江口のりこが民放ドラマに初主演。「孤独のグルメ」「ワカコ酒」「ひとりキャンプで食って寝る」のように、“ソロ活”をメインとした作品を数々と生み出してきたテレビ東京が次に手掛けるドラマ「ソロ活女子のススメ」で主人公を演じる。“ソロ活”とは、積極的にひとりの時間を楽しむための活動のこと。「ひとり焼き肉」や「ひとりカラオケ」「ひとりキャンプ」など単身で外食やレジャーを楽しむ人が増えた昨今、好きなときに好きな場所で、ひとりでしか味わえない贅沢な時間を過ごすことができる気楽さや自由さが魅力。本作は、フリーライター・朝井麻由美の人気のエッセイ本「ソロ活女子のススメ」(大和書房刊)を原案に、主人公・五月女恵が“ソロ活”に邁進しながら、新たなひとり〇〇を体験していく物語。同書はもともとSNSで発信していた情報をまとめ、2019年に発刊された体験型エッセイで、集団で群れることが苦手な著者がグルメを始め様々なアクティビティ、普通は集団で行うようなことにも1人でチャレンジした体験が綴られている。その主人公・五月女恵を演じるのが、江口のりこ。「半沢直樹」での大臣役も記憶に新しく、「#リモラブ~普通の恋は邪道~」に続き、今年1月期ではフジテレビ系「その女、ジルバ」とTBS系「俺の家の話」の2作に出演中と大活躍中の江口さんが、今回が初めて民放ドラマ主演で“ソロ活”に挑む。「“ソロ活”のイメージは好奇心旺盛な人の活動だと思っております」と語る江口さんは、「撮影を通して、やったことのない事や行ったことのない場所へ行けるんじゃないかと、少し楽しみです」とコメント。また、原案の朝井さんは、主演の江口さんの起用に「めちゃくちゃ嬉しい!」と語り、「淡々と“ソロ活”を楽しむ姿がありありと想像できる、最高のキャスティング」と絶賛。「ドラマは、古い価値観や、今までなんとなく刷り込まれてきた“世間の常識”、自分を苦しめてきた“呪い”から解放してくれるシーンやセリフがてんこ盛りの作り」と言い、「毎話“ソロ活”を通して様々な知識が身につくのも面白いポイント」だそう。「“ソロ活”“ひとり行動”というと、『寂しくてみじめ』とネガティブな捉え方をされがちですが、“ソロ活”は未婚、既婚、恋人の有無、性別、年齢に関係なく、全人類に開かれた娯楽です。タイトルに『女子』と入っていますが、女性じゃない性別の方にも楽しんでいただけます」とアピール。「ドラマの中には、誰のことを否定するわけでもない、自分の『好き』に正直に生きる主人公の姿があります。主人公の“ソロ活”を通して充実したライフスタイルのヒントを得られる、このドラマがそんな存在になれたら光栄です」と、作品に込めた思いを明かしている。あらすじ「ダイジェスト出版」編集部の契約社員・五月女恵(江口のりこ)は、会社の同僚から飲み会に誘われるものの、誘いを断り足早に退社する。その理由は“ソロ活”。好きなときに好きな場所で、ひとりでしか味わえない贅沢な時間を過ごすため、恵は今日も新たな“ソロ活”を探し求め、ある場所へと向かうのであった…。第1話で向かうのはソロ焼肉、そしてソロリムジン!めかし込んでパーティーする女子会をひとりでやってみるのだ。2話以降続くのは、ソロ水族館やソロプラネタリウム。そしてソロフランス料理フルコースやソロ気球。さらにはソロラブホテル…などなど。まだ一度も“ソロ活”をしたことがない方、興味はあるけど勇気が出ない方必見。これを見ればあなたも“ソロ活”がしたくなる、かもしれない。ドラマ25「ソロ活女子のススメ」は4月2日より毎週金曜深夜0時52分~テレビ東京、テレビ大阪ほかにて放送。毎週地上波放送に先駆け、動画配信サービス「ひかりTV」「Paravi」で先行配信。(text:cinemacafe.net)
2021年03月04日広瀬すずと櫻井翔が共演し、それぞれ天才すぎる助手とポンコツ探偵を演じる日本テレビ4月期日曜ドラマ「ネメシス」に、江口洋介の出演が決定。探偵事務所ネメシスのCEOを演じる。本作は、広瀬さん演じる助手・美神アンナと、櫻井翔演じるポンコツ探偵・風真尚希の凸凹バディが、探偵事務所ネメシスに舞い込む難事件を次々と解決していくミステリー。「屍人荘の殺人」今村昌弘や「今からあなたを脅迫します」藤石波矢ら、気鋭の推理小説家たちがトリックを監修し、万華鏡のように毎回姿を変える上質な謎解きミステリーを創り上げる。「ネメシス」とは、正義の鉄槌で悪を砕くギリシャ女神。そんな名前が付けられた謎多き探偵事務所が、次から次に舞い込む難事件を解決。だが、この事務所の真の目的は、突如失踪したアンナの父親を捜すこと。いくつもの事件を解決していく内に、父親失踪の謎を解く鍵が“20年前に闇に葬られた事件”にあることが判明。毎話、謎の断片が少しずつ明らかになっていき、ラストに向けて最後の謎につながっていくというストーリー。江口さんが演じる栗田一秋は、アンナの父・美神始の親友で、アンナ、風真と共に事件解決をする一方で、実は“20年前の事件”を知っている…という重要人物。横浜で探偵を続けて30年。型にはまらず、いくつになっても服や車も自分の好きなものを選ぶような、自由な生き方を貫く大人の男性。昨今、シリアスでハードな役柄も多かった名優・江口さんが、本作ではパブリックイメージを大きく覆すキャラクターで大活躍するそう。この頼りになる大黒柱・栗田のもと、風真とアンナがタッグを組んで、難事件を次々と解決していく。江口さんは「王道の探偵モノのようでありながら、いろんな要素がたくさん詰まっていて、面白い脚本」と語り、「探偵事務所のメンバーが、ファミリーのようであり、その関係性も楽しんで頂ければ」とアピール。そして、「入江監督の演出、映画のスタッフが作る細かくて奥行きのあるセットなど、やりがいを感じながら、日々撮影を楽しんでいます。沢山の伏線が最終回に向けてどう絡みあっていくのか、ご期待ください。タイトルに含まれた秘密、言いたいけど言えない!」と気になるコメント。また、入江悠総監督はそんな江口さんについて、「今回は一味違うファンキーでぶっとんだところのある栗田一秋という人物を演じていただいています。『ここまでやっちゃいましょう』『これも足していただいて良いですか?』『ちょっと思いついたのでこれも!』と撮影現場でセッションしながら、いろんなことを演出的にお願いしています」と委ねている様子で、「自由できままな風来坊的な人、でも大事なとこはビシッとしめる、そんな子どもも大人も憧れる新たな人物像」に期待を込めている。日曜ドラマ「ネメシス」は4月期、毎週日曜22時30分~日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2021年03月04日長瀬智也主演、宮藤官九郎脚本で贈るオリジナルドラマ「俺の家の話」の6話が2月26日放送。阿部サダヲ演じるムード歌謡グループの作詞家“なかにし札”と、さくらの“山賊抱っこ”がトレンド入り。西田敏行“寿三郎”の歌も多くの視聴者の感動を呼んでいる。長瀬さんが能楽の人間国宝を父に持つもプロレスラーとなった主人公・観山寿一を演じ、最盛期を過ぎ、妻とも離婚することになった寿一が、父・寿三郎の介護のために25年ぶりに実家に戻り、伝統芸能の継承、相続、自身の家族の問題などに四苦八苦していく姿を描く本作。長瀬さんのほか、寿一の父で二十七世観山流宗家の寿三郎に西田さん。ヘルパーとして寿三郎を介護するなかで結婚を申し込まれる志田さくらに戸田恵梨香。幼い頃は寿一とともに稽古に励み寿三郎の芸養子となったが、実は寿一と腹違いの兄弟でもあった寿限無に桐谷健太。さくらのことが好きな観山家次男の踊介に永山絢斗。観山家の長女、舞に江口のりこ。舞の息子・大州には道枝駿佑(なにわ男子/関西ジャニーズJr.)。能が大好きで才能もある寿一の息子・秀生に羽村仁成(ジャニーズJr.)。舞の夫でラッパーのO.S.D(オーエスディー)に秋山竜次といった面々が出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。前回、25年ぶりの家族旅行に出発した観山家だが、寿三郎は「浮名を流した男の謝罪行脚の旅」と言い、柏や水戸で途中下車してはかつて親密だった女性たちと再会。そんな寿三郎に一家はあきれるばかり。その頃観山家に残ったさくらは、寿一のことが頭から離れずにいて、意を決し観山家の目的地であるスパリゾートハワイアンズに向かう。スパリゾートハワイアンズに到着した観山家だが、寿三郎が今度は近くの温泉旅館の女将に会いたいと言い出す。かつて寿三郎がプロポーズしたその女性のもとに向かうと、そこに女将とともにムード歌謡グループ「潤 沢」のメンバー・たかっし(阿部サダヲ)が現れる。伝統芸能に対抗意識を燃やすたかっしの挑発に乗って、寿一は彼のライブに飛び入り参加する約束をしてしまう…というのが6話のストーリー。たかっしの曲のタイトルが阿弥の言葉である「秘すれば花」であることに沸き立つ寿一たちだが、彼らに対し「秘すれば花」は自分がつけたと返答、作詞家“なかにし札”は自分のペンネームだと告げる。視聴者からは「不覚にもお腹がよじれる程笑った」「字面だけで思い出し笑い出来そう」「オマージュが過ぎますよww」などの声が殺到。“なかにし札”がトレンド入りする事態に。また寿一を追ってハワイアンズにやってきたさくらは、今日が誕生日であることを明かし、寿一に「抱いて」と“山賊抱っこ”を求める…こちらのシーンにも「あの抱っこスタイル山賊抱っこっていうの?」「ああ長瀬くんに山賊抱っこしてもらいたい」「さくらかわいすぎる 山賊抱っこで胸きゅんする」といった声が続出。“山賊抱っこ”もトレンド入り。さらに後半では「潤 沢」のメンバーに代わり、観山家の3兄弟がたかっしとともに「秘すれば花」を熱唱。さらに寿三郎が「マイ・ウェイ」を“デコ車いす”で歌い上げる展開に。「歌ありダンスあり恋ありで楽しかった」「西田さんの歌聴けた」「西田さんの歌が最高でした」「西田さんは毎回ほんとにかっこいいところ持ってく」など、西田さんの歌に感動した視聴者からの声も多数投稿されている。(笠緒)
2021年02月27日長瀬智也が主演、宮藤官九郎が脚本を担当するオリジナルドラマ「俺の家の話」の4話が2月12日放送。大州を探しに“池袋西口公園”に向かう寿一…その姿に「池袋ウエストゲートパーク」を連想した視聴者は歓喜の渦に包まれている。能楽の人間国宝を父に持ち、その父に反抗してプロレスラーの道に飛び込んだ主人公を長瀬さんが演じ、父の介護のため引退、実家に戻った主人公・寿一が介護に伝統芸能の継承、相続、自身の家族の問題など四苦八苦していく姿を描く本作。観山流宗家の長男として生まれるも家出しプロレスラーの道へ。25年を経て父の介護のため実家に戻り、観山流を継承する道を選ぶ観山寿一に長瀬さん。そんな寿一の父で二十七世観山流宗家、現在は要介護状態で認知症でもある寿三郎に西田敏行。寿三郎を献身的に介護、結婚を申し込まれるが、過去にも同様の方法で複数の高齢者から遺産を頂いてきた介護ヘルパー・志田さくらに戸田恵梨香。寿一の幼馴染みで幼い頃はともに稽古に励み、寿三郎の芸養子となった観山寿限無に桐谷健太。観山家の次男・踊介に永山絢斗。観山家の長女・舞に江口のりこ。寿一の別れた妻・ユカに平岩紙。舞の息子・大州に道枝駿佑(なにわ男子/関西ジャニーズJr.)。寿一とユカの息子・秀生に羽村仁成(ジャニーズJr.)。舞の夫でラッパーのO.S.D(オーエスディー)に秋山竜次といった顔ぶれが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。大州と秀生による能の公演の話が持ち上がるが、大州は稽古にたびたび遅刻する。筋の良い秀生と比べられる大州に、寿一は昔の自分が重なって見えていた。実は大州はダンスの練習に打ち込んでおり、能の公園とダンスコンテストの決勝が重なっていた…というのが今回のストーリー。大州たちがダンスの練習をしているところに現れた寿一。首からチェーンをぶら下げた姿に大州が驚くと、「万が一カラーギャングに囲まれたら、お前のこと守り切れねえなと思って…」と話す。その後練習に向かおうとする大州を、寿一はラーメンでも食べにいかないかとO.S.Dが経営するラーメン屋に誘う…。このシーン、大州たちがダンスの練習をしていたのが“池袋西口公園”で、寿一の口から“カラーギャング”というワードが発せられたことから、長瀬さん主演のドラマ「池袋ウエストゲートパーク」を連想した視聴者が続出、ネット上は歓喜の渦に包まれることに。「長瀬智也が池袋行って「カラーギャング」って、それなんてIWGP」「長瀬くんが池袋西口公園に降臨するの…アツいな…」「長瀬が池袋西口公園に現れるとテンション上がるよね」「長瀬くんほど池袋が似合う人いないわ」などのコメントがタイムライン上を埋め尽くす事態に。さらに後半では寿限無の衝撃的な“秘密”が明かされる展開に。寿一の母が里帰り出産している間、寿三郎が女中との間に設けた子どもが寿限無だった…自分の出自を打ち明けられても身じろぎせず「承知しました」と事実を受け入れた寿限無だが、ラストでは寿三郎に「うるせぇ、くそじじい」とつぶやき、舞台に向かう…。寿限無の“闇落ち”に「寿限無のこと好きだから悲しい目にあってほしくない」「毎回閾値を超えてくるな…寿限無…」など寿限無を心配する声も上がっている。(笠緒)
2021年02月13日波瑠が日本テレビ連続ドラマ2年ぶりの主演を務めた水曜ドラマ「#リモラブ ~普通の恋は邪道~」が12月23日の放送で最終回を迎え、放送後のSNSにはハッピーエンドを讃える声が多数集まるとともに、江口のりこ演じるゆりの“名言”にも多くの反応が寄せられている。波瑠さんと「世界一難しい恋」のスタッフが再タッグを組み、連続テレビ小説「スカーレット」の水橋文美江が脚本を手がけた本作。波瑠さんが“企業において労働者の健康管理を行う医師”である産業医として鐘木パルプコーポレーション“通称カネパル”に勤務する大桜美々役で主演。美々は自粛期間中、オンラインゲーム上で“檸檬”と名乗るアカウントと出会い、“草モチ”としてコミュニケーションを取るなかで“檸檬”に恋をするのだが、実は“檸檬”がカネパルの社員だということが判明。“檸檬”の正体である青林風一を松下洸平が演じ、その他、当初“檸檬”のふりをして美々に近づいた五文字順太郎に間宮祥太朗。新人看護師として美々と働く八木原大輝に「HiHi Jets」高橋優斗。カネパル社員行きつけの居酒屋「おと」を手伝う八木原の彼女・乙牧栞に福地桃子。カネパル人事部部長でシングルファザーとして息子・保を育てる朝鳴肇に及川光博。朝鳴に惹かれるが保から家族になることを拒まれた精神科医師・富近ゆりに江口さん。青林の“元カレ”でオープンな価値観を持つ我孫子沙織に川栄李奈といったキャストが出演した。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。最終回では青林らの署名運動によって美々を業務委託にする案が撤回。行き違いが続きギクシャクした美々と青林の関係だが、再び“草モチ”と“檸檬”として本音を語り合う。美々の自宅に現れた青林は「何があっても僕は君を受け止めていく。一生、君を受け止める」と美々に伝え、2人は仲直り。幸せなクリスマスを過ごす。「新たな母親はいらない」という保の言葉で、いったんは別れを決めた朝鳴とゆりも、保がゆりを受け入れたことで“家族”として歩み始める。八木原は看護師を続けながら「おと」も両立していくと宣言。栞はプロポーズを受け入れる…というラストだった。放送後のSNSでは「あおばやしーハッピーエンドでよかったよ!」「最高だよ、青林ぃぃぃぃ 可愛いよ、美々ちゃーん」など美々と青林に祝福の声が送られるとともに、「あたたかい空気が伝わるドラマでした」「最高の、リモラブらしい終わり方」とそのハッピーエンドにも賞賛の声が。また「続編、スペシャル強く希望ー」などスペシャルや続編希望も声も上がっている。また朝鳴と別れ、美々、沙織と3人で女子会をしていたゆりが口にした「うまく生きられないのが生きてるってことだ」というセリフに「また富近先生の名言」「このドラマ名言多いけど1番響いた」「頭の中で復唱した」など共感する声も数多く投稿されている。(笠緒)
2020年12月24日12月22日(火)放送の「LIFE!~人生に捧げるコント~」は、大ヒット中の「鬼滅の刃」の登場人物を思わせるキャラクターが登場するコントを放送する。内村光良率いるコント番組「LIFE!~人生に捧げるコント~」。今回は、スーパーのそうざい売り場を舞台にした人気コント「スーパースター」の最新作を放送。タイムセールの時間になると、割引のパフォーマンスをしにスーパースターが現れる。今回は、「鬼滅の刃」の主人公・竈門炭治郎風の男「割治郎」。そうざいの割引シールを食べてしまった鬼を退治することができるのか――という内容。内村さんが割治郎を演じるほか、悲しき過去を持った鬼を塚地武雅、鬼舞辻無惨にそっくりの男を中川大志、そして、シソンヌじろうが…と、「LIFE!」メンバーたちが「鬼滅の刃」の登場人物を思わせるキャラクターに扮する。ほかにも、パフォーマンスに熱狂する主婦役で西田尚美、その相方として江口のりこが出演。このコントを制作するにあたり、スタッフが漫画、アニメ、映画を見て徹底的に研究、全集中リスペクトの呼吸で収録に臨んだ。子どもと映画を観に行ったという内村さんは、あるシーンでは熱演のあまり声を張り「ひさしぶりに100の力で声を出ました!」と話すほど。なおこの日は、、内村さんの半生をモチーフに描いた朝ドラ風フィクションドラマ「夜の連続テレビ小説 うっちゃん」の第1話も放送される。「LIFE!~人生に捧げるコント~」は12月22日(火)22時~総合にて放送。(cinemacafe.net)
2020年12月21日