『S-最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE』『ピース オブ ケイク』と、いま立て続けに話題作に出演する綾野剛。東野圭吾によるベストセラーを堤幸彦監督が映画化した、9月12日(土)公開の『天空の蜂』では、超巨大ヘリ・ビッグBを奪うハイジャック犯を演じている。恋愛映画からシリアスなものまで様々な作品に出演し、好青年から個性的な役柄まで幅広いキャラクターを演じる綾野さんは、本作でも迫真の演技を見せ、絶賛の声を受けていることが分かった。超巨大ヘリ・ビッグBが設計士・湯原(江口洋介)の息子を乗せたまま、遠隔操縦によりハイジャックされた。驚愕の手口を使った犯人は〈天空の蜂〉と名乗り、“全国すべての原発の破棄”を要求。従わなければ、大量の爆発物を搭載したヘリを原子炉に墜落させると宣言する。湯原と、原子力発電所の設計士・三島(本木雅弘)は、上空に取り残された子どもの救出と、日本消滅の危機を止めるべく奔走する。タイムリミットは8時間。大切なものを守り抜くため、命を懸けたカウントダウンが始まる――。原作者の東野さんも“映像に圧倒された”と語るほど、そのとてつもないスケール、大迫力のアクションシーン、そしてノンストップで押しよせる興奮と衝撃が話題となっている本作。中でも、一足先に鑑賞した人々からは「何事も無関心でいては、いけないと改めて感じます」、「多くの人が見て感じることが、何より大切なのではと感じました」、「自身の生死よりも、大切なものが守るべきものがあると考えさせる作品でした」など、エンターテイメント作品としてだけでなく、作品に込められたメッセージへ共鳴する人々も多く見られている。そんな本作で綾野さんが演じるのは、刻々とタイムリミットが迫る中、刑事たちの追跡で徐々に追い詰められていくビッグBを奪ったハイジャック犯、謎の男・雑賀。特に、攻防戦の末、警察と対峙する瞬間は、まさに迫真の演技と抜群のアクションを見せており、ファン必見となっている。今回、堤監督熱望のオファーということで、仕事の合間を縫い、多忙ながらも本作に参戦した綾野さん。ヘリコプターをハイジャックした実行犯であり、元自衛隊員という役どころを緻密かつ大胆に演じ、初の堤作品ながら監督からも太鼓判を押されている。演技のみならず、アクションシーンもスタントコーディネーターと何度かやりとりしただけで的確にマスター、追跡を逃れるべくアパートの2階から飛び降りるシーンを含め、全てスタントなしで、印象的な殺陣を繰り広げている。なぜ、彼はヘリをハイジャックしたのか。そして、なぜ、原発を狙うのか。ヒゲをたくわえながらも『ピース オブ ケイク』の“ヒゲ店”とは180度違う役柄で、謎多きハイジャック犯を演じる綾野さんにも、ぜひ注目していて。『天空の蜂』は、9月12日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:天空の蜂 2015年9月12日より全国にて公開(C) 2015「天空の蜂」製作委員会
2015年09月09日江口洋介を主演に迎え、本木雅弘、仲間由紀恵、綾野剛ら豪華キャスト陣で贈る『天空の蜂』。この度、爆薬を積んだ超巨大ヘリ・ビッグBの緊迫感あふれる特別映像がシネマカフェに到着した。1995年8月8日。最新鋭の超巨大ヘリ《ビッグB》が、突然動き出し、原子力発電所の真上に静止する。遠隔操縦によるハイジャックという驚愕の手口を使った犯人は〈天空の蜂〉と名乗り、“全国すべての原発の破棄”を要求。従わなければ、大量の爆発物を搭載したヘリを原子炉に墜落させると宣言する。爆薬を積んだ超巨大ヘリが原発に墜落するまで、タイムリミットは8時間――。奪われたヘリの設計士であり、ビッグBに取り残され人質となった子どもの父親・湯原(江口洋介)、狙われた原発の設計士・三島(本木雅弘)は、子どものため、日本消滅の危機を回避するため奔走するが…。東野圭吾が1995年に発表した同名小説を映画化した本作。東野氏の「20世紀少年」シリーズなど様々な作品を手がけてきた堤幸彦監督がメガホンをとり、とてつもないスケール、大迫力のアクションシーンを映像化した。今回公開された映像は、全長34m、総重量25tもの大きさを誇る、超巨大ヘリ・ビッグBが静かに暗闇から浮かび上がり、目を覚ましたかのようにゆっくりとその全貌を現す。自動操縦で自由に動く様は、まるで怪物のように、生きているかのような不気味さ、そして言葉では表しがたい迫力を感じる取ることが出来る。本作をひと足先に鑑賞した人からは、「ビッグBのローターの重低音に身震いした」、「ビッグBの迫力が圧倒的!」と劇中登場する超巨大ヘリ・ビッグBに注目が集まっている。こちらの映像から完成度の高い“ビッグB”をご覧あれ。『天空の蜂』は9月12日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:天空の蜂 2015年9月12日より全国にて公開(C) 2015「天空の蜂」製作委員会
2015年08月31日富山県を舞台に、竹野内豊、江口洋介、松坂桃李、ビートたけしら超豪華キャストで贈る映画『人生の約束』。この度、本編の一部を使用した30秒の特報映像とポスタービジュアルが解禁となった。舞台は、“曳山まつり”で有名な富山の港町。主人公となるのは、IT関連企業のCEOを務める中原祐馬(竹野内豊)。ここ数日、3年前に決別した元共同経営者でかつての親友・塩谷航平からの何度も着信があった。しかたなく応答すると、無言のまま電話は途切れてしまう。胸騒ぎがした祐馬は、航平の故郷・新湊へと向かうことに。祐馬が新湊に着くと、航平はすでに亡くなっていた。余命わずかの航平は、3か月前、十数年ぶりに “曳山まつり”を支える13の町のひとつ、四十物町に帰郷。資金と人手が不足し、曳山の維持が困難になった町で、最後にもう一度曳山を曳きたいと奔走していたという。やがて、祐馬も全てを失ったとき、亡き友への想いやまつりに高揚する人々の情熱、純粋無垢な一人の少女の想いに触れ、抱え込んだ葛藤と後悔を浄化していく――。近年では「点と線」「刑事一代~平塚八兵衛の昭和事件史~」など、幾多の名作を世に送り出し、常に時代のテーマを問うてきた石橋冠監督が、“第二のふるさと”として愛してやまない新湊を舞台に、長年の映画製作への想いを結実させた本作。かつての親友と共に起業し、IT関連企業CEOを務め、根っからの仕事人間で会社の拡大にしか興味がない主人公・中原祐馬を竹野内さん、祐馬のかつての親友である塩谷航平の義兄であり、四十物町の曳山総代を務める渡辺鉄也を江口さんが演じる。その他、西田敏行、ビートたけし、松坂桃李、優香、小池栄子、美保純、立川志の輔、室井滋、柄本明ら日本を代表する豪華俳優陣が集結した。本編初の映像解禁となる特報では、富山県の美しき立山連峰のもと、初共演となる竹野内さんと江口さんとの怒号飛び交うシーンをはじめ、ビートたけしさんや西田さんら名優たちの共演シーンが散りばめられている。本来、「新湊曳山祭り」は毎年10月1日に行われているのだが、今年のゴールデン・ウィークには本作撮影のために、述べ1,400人に及ぶスタッフ・エキストラにより祭りを完全再現していた。西田さん、ビートたけしさんは石橋監督の名前を聞いただけで台本も読まずに出演を快諾したという本作。まずはこちらの特報から巨匠・石橋冠が贈る圧巻の映像美をご堪能あれ。『人生の約束』は2016年1月9日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月29日人気・実力ともに確固たる地位を築いている女優・篠原涼子がフジテレビ木曜劇場「オトナ女子」(仮)で2年半ぶりのドラマ出演が決定。併せて共演者に、江口洋介、吉瀬美智子、鈴木砂羽、谷原章介が出演することが明らかになった。中原亜紀(篠原涼子)は、企業で広告の仕事をバリバリこなす40歳・独身女性。恋人は、マイナーだが、成功を目指して頑張っている年下のミュージシャン・伸治。また、亜紀の良き相談相手は、惚れっぽく色んな男性にアプローチする独身・大崎萠子(吉瀬美智子)とバツイチで3人の子持ちの坂田みどり(鈴木砂羽)。同じ年齢の3人は、何かにつけ女子会を開き、気兼ねなく愚痴を言い合える大切な存在だ。ある日、会社が力を入れている「恋愛アプリ」の部署に異動して、アラフォー向けのゲームを作るチームリーダーに任命される。新しい部署は、自分より若い部下ばかり、恋愛アプリすらやったことのない亜紀は、戸惑いを覚える。そんな亜紀は「恋愛アプリ」の監修に、脚本家の高山文夫(江口洋介)を迎えてみてはどうか?と思い付く。高山は、10年以上前に恋愛ドラマで立て続けにヒットを飛ばして、一世を風靡したが、最近はあまり作品を発表していない。亜紀は、文夫の住所を調べ、会いに行くが…。“アゲマンだけど自分は、幸せになれない”40歳の女性3人が、ダメな男に振り回されながらも時に傷付け合い、励まし合いながら、“幸せ”をつかむべく、夢をかなえるために奮闘していく姿を描く本作。主人公・亜紀を演じるのは、女を忘れた39歳“おやじ女子”を熱演して話題をさらった、木曜劇場「ラスト・シンデレラ」以来のドラマ出演となる篠原さん。本作では、40歳独身女性を熱演する。そんな篠原さんが「恋愛アプリ」を作るために、監修を頼もうとする脚本家・高山文夫を演じるのは、篠原さんと「アンフェア the specialコード・ブレーキング~暗号解説」以来、9年ぶりの共演となる江口洋介。そのほか、亜紀の親友でフラワーアレンジメントを職業としている40歳独身・大崎萠子役に、吉瀬美智子。40歳・バツイチで3人の子持ちである坂田みどり役に鈴木砂羽。亜紀の会社の社長で女遊びの激しい・栗田純一役を谷原章介が演じる。以下、キャストコメント■篠原涼子(中原亜紀役)このたび約2年半ぶりにフジテレビの連続ドラマに出演させていただくことになりました。今回のドラマはいろんなテーマが盛り込まれておりますが“女子は何歳までが女子なのか”もテーマのひとつになっております。私自身、女子はいつまでも女子と思っておりますので、全国の女子の皆様には是非ご覧いただきたいなと思います。■江口洋介(高山文夫役)今回、恋愛をテーマにしたドラマに参加させてもらいます。いただいた役を、具体的にどんなキャラクターにしていけば良いか、日々イメージを膨らませているところです。篠原涼子さんとの、連続ドラマでの本格的な共演は初めてですが、熱量のある恋愛ドラマを一緒に作り上げていけたらと思います。■吉瀬美智子(大崎萠子役)年齢の近いキャストの方々と共演できる事をうれしく思います。本当の友人のようなリアルに近い演技が出来れば、ドラマもさらにリアルになると、緊張しつつも、今から楽しみにしています。谷原さん以外の方とは初共演ですが、世代も同じなので楽しくなりそうな予感でいっぱいです。実力派の素晴らしい役者さんばかりなので、足を引っ張らないように頑張りたいと思います。40代とはいえ、若い頃と変わらない意識でいる中で、周りの環境への焦り、不安、いろいろな思いを抱える萠子の気持ちを、上手に伝えられたらと思います。そして、40代女性の雑談を楽しんでいただけたら(笑)!■鈴木砂羽(坂田みどり役)40代という世代は、人生の中でも若さだけとは違う、エネルギッシュな年でもあり、かなしみもおかしみもある人生の集大成のような年代だと思っています。私もこれまでたくさんの人生経験を積んできたつもりです。そんな自分がこのようなドラマで、どのように立ち回れるか自分でも非常に楽しみです。■谷原章介(栗田純一役)今回このドラマに参加させていただくことになり、とてもうれしかったです!久々のフジドラマ、そして40代の恋愛模様を描くという、1番ドラマに対する目の肥えた層の方々にお届けする事は、とても緊張するとともにやりがいを感じます。ただ切ないだけでなく、笑えて共感できて、見終わった後、日々のストレスが吹き飛び、また明日から頑張っていただけるような物を作っていきたいです。篠原涼子さん、江口洋介さんと共演できる事、お二人がどんな化学反応を起こすのか、台本を読んで今から楽しみにしてます。僕は基本、癖のある、引っかき回す役なので、楽しんで演じていきたいと思います。木曜劇場「オトナ女子」(仮)10月より毎週木曜22時~放送予定。(text:cinemacafe.net)
2015年08月28日東野圭吾の“映像化不可能”と言われた作品を、主演に江口洋介、本木雅弘を迎え堤幸彦監督が実写化した『天空の蜂』。8月23日、ヒラタ学園神戸エアセンターにて本作のイベントが開催。江口さんと本木さんが劇中同様、ヘリで登場し、その後堤監督も加わり格納庫内にて記者会見を実施した。この日、エアコンのない格納庫内で30度を超える暑さの中、スーツで登場した江口さんと本木さん。ヘリでの登場については江口さんは、「今日はドアがあったんです、ヘリに。本来ヘリにはドアがあるもんなんですね」「撮影の方ではヘリから乗り出しているシーンがありまして、ものすごいアクションなんです。かなり緊張していたのを思い出しました」と撮影をふり返った。本木さんは神戸に降り立ったのは31年ぶりだそうで、「誰もご存じないかと思いますが、実は私は3人のグループをしていた頃にですね」と冗談を交え会場を沸かせつつ「そのように世の中にも人生にも、予測不可能な出来事が起こり得ると。良い奇跡も悪い奇跡も起こるという中で、困難が目の前に現れた時に、いったい自分は何を守り抜けるのかと。そういうことを問いかけている映画です」と本作について語った。会場となったヒラタ学園は、教育事業としてパイロットや客室乗務員、航空整備士の育成なども行っており、この日のイベントにはこれからの空の未来を担う学生たちが参加。記者会見では学生とキャスト陣との質疑応答が行われた。江口さんは、数々のアクションシーンについて印象を聞かれ、「意外と『高い所は大丈夫だな』と思っていたんですよ。ところがやっぱり実際上がると…いやぁ、ちょっとドアが無い状態のヘリってのはこんなに怖いのかと思いましたね」と改めて告白。また江口さんの息子を助けるシーンについて感動したとの声が上がると、堤監督は「スカイダイビングを何回もやらせてもらって、撮ったシーンです。お子さんはパラシュート無しで落っことす!…というのは勿論やってないですけど(笑)。助ける方は実写ですね」と、リアルな描写の理由を明かした。「原発などを映画で扱われていたので色々と考えさせられることがあったのですが、他にもどんな世代の人たちにこの映画を観てもらいたいですか?」という質問には本木さんが回答。「まさに皆さんのような若い人たち、そしてもっと小さい方たちも」「小さいお子さんたちにはある意味“怪獣映画”として観てもらってもいいのかと。かつて『ゴジラ』という映画がありましたが、あれは人間の欲望が生み出した産物、それがゴジラという怪物、そういうオチがありますよね。それと同じように、本作『天空の蜂』の巨大ヘリも、そして原発も、ある意味人間が生み出した怪物なのではないかと」「数十年後、もしくは数年後に成長したとき、映画の背景に隠れていた大きなテーマに気づいて理解してもらえれば何よりだと、脚本を担当された楠野さんも仰っておりました」と、脚本家の思いも込めて語った。また、本作で子どもを命がけで守る父親の役を演じた江口さんは「今回、こういう役を演じることによって、監督も言ってましたが、何か自分が成し遂げなければならないことから逃げてはいけない、目をそむけてはいけない立ち向かわなきゃいけない。それにはやっぱり根性がいるなと。これは根性の映画なんですね。日本一諦めない男を演じましたけど。そういった役を感じながら“何も言わなくても子どもは見てるんだ”という、そういう大人になるべきなんだろうな、と」と役柄同様、情熱的に熱弁。本木さんは、初共演となる江口さんとの共演について聞かれると、「江口さんは普段も非常に情熱を沢山湛えているという方で。私の方はどちらかと言うと内向きにウジウジといく部分がありますので(笑)。ある意味そのコントラストが映画の役割にも有効だったんじゃないかと思っております。だから我ながらいい組み合わせだったんじゃないか」と胸の内を明かした。最後に堤監督は、現実起きている問題を象徴する出来事を役者陣が全身全霊で演じたことや、現実にはない巨大な飛行物体を作るというVFX、更にリチャード・プリンという音楽作家がハリウッド並みの音楽を提供したことなど…語りたい要素が沢山あると言いつつも、「皆さんにお見せしたい色々な要素、考えていただきた色々な要素を、2時間強の時間にまとめ、そして娯楽作品として皆さんにお届けするということが私の一番の仕事だ感じ、今回20年連れ添ったチームと共に仕上げた」と本作に自信を覗かせた。『天空の蜂』は9月12日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:天空の蜂 2015年9月12日より全国にて公開(C) 2015「天空の蜂」製作委員会
2015年08月24日9月12日公開の映画『天空の蜂』の完成披露プレミア試写会が20日、東京・有楽町の東京国際フォーラムで行われ、江口洋介、本木雅弘、綾野剛、國村隼、佐藤二朗、やべきょうすけ、松島花、落合モトキ、石橋けい、永瀬匡、秦基博、堤幸彦監督が出席した。原作はベストセラー作家・東野圭吾が20年前に発表した長編小説『天空の蜂』。原発を題材にしたテーマ性や物語のスケールの大きさから映像化不可能と言われて来たが、ヒットメーカーの堤幸彦監督が見事に映画化。最新鋭にして日本最大、全長34mの超巨大ヘリコプターを乗っ取り原子力発電所の真上に静止させるという原発テロ事件と、その危機に立ち向かう人々の8時間にわたる攻防を描く。公開まで1カ月を切ったこの日は、主演の江口洋介をはじめとするキャスト陣に主題歌「Q&A」を歌った秦基博、そして堤幸彦監督が勢揃いしての舞台あいさつ。主演の江口が「去年の暑い夏の中、映画に取り組みました。果たしてヘリと言えるのか、と言うぐらい巨大な化学兵器を産んだ怪物が今回の対戦相手。本当に8時間のアクションドラマになっています」とアピールした。一方の本木は「今回の作品が40代最後の作品になります、このような大きなテーマで素晴らしい作品に40代最後の記念として出演できたことを嬉しく思っています」と笑顔を見せ、本作が映画初出演となった松島も「初めての映画がこの作品ということでプレッシャーもありましたが、ワクワク感もあって楽しくできました。今日は江口さん以外とは初めてお会いしたので、この日を迎えられて本当に光栄に思っています」と充実した表情を見せた。舞台あいさつの中盤から、秦基博が歌った主題歌「Q&A」に絡め、キャスト陣による「今だから聞きたいQ&A」のコーナーを実施。秦から「巨大ヘリが出てくるが、高いところは平気?」という質問に、江口は「正直苦手です。今回はトム・クルーズを超える作品で、始まってからずっとピンチ。緊張感の中、ある程度やれましたが、めっちゃくちゃ怖かったですね」と本音もチラリ。また、撮影中に江口の家が集中豪雨となり、その後どうなったか國村が尋ねると、横から本木が「江口さんは危機管理ができているご主人ですよ。その時も脚の綺麗な奥さん(森高千里)に業者が速やかに修復すると電話してました」と妻思いの江口を賞賛していた。映画『天空の蜂』は、9月12日より全国公開。
2015年08月21日渡辺謙やアンドリュー・ガーフィールドらと共演するマーティン・スコセッシ監督作『SILENCE』(原題)が2016年に控える俳優・窪塚洋介が、なんと11年ぶりにCM出演することが決定。スマホゲーム「CLASH OF KINGS」の新CMで、王冠をかぶるとゲームの世界にタイムスリップし、“王様”になっていることが分かった。8月24日(月)より「王冠」篇、8月29日(土)より「攻城」篇が放映スタートする新CMでは、窪塚さんが王冠をかぶると、まるで中世のような「CLASH OF KINGS」の世界にタイムスリップ。ゲームの世界観を窪塚さんがリアルに体験することで表現し、現実世界では、「CLASH OF KINGS」の世界を楽しむことで勇気をもらう男性を、空想世界では、窪塚さんならではの強烈キャラで民や兵士を率いる“王様”を見事に演じ分けている。現実世界と空想世界で2日間にわたって行われた撮影では、「よろしくお願いします!」と、堂々とした存在感そのままに現場入りした窪塚さん。しかし、いざカメラの前に立つと、衣装チェンジのアクシデントが発生。のっけからのハプニングに嫌な顔ひとつせず、着替えを済ませ再びスタジオ入り。最初と同じように「よろしくお願いします!」と入ってくると、「あれデジャヴ?(笑)」とスタッフを笑わせ、現場の空気を和ませていた。その後も、撮影の合間にスタッフと談笑したり、まだ撮影があるスタッフを明るく気遣い、いつしかスタッフたちの心を鷲づかみに。大きな拍手で現場を後にする窪塚さんは、まさに民に愛される“KING”のようだったという。「王冠」篇では、デートでアンティークショプに訪れた窪塚さんに、彼女が面白がって古びた王冠をかぶせる。すると、その瞬間、辺りは戦場に。「どうなってんだ…!?」驚きうろたえながらあたりを見回す窪塚さん。そこに一人の兵士が駆け寄り、「King! Save our country!(キング!国を救ってください!)」とひと言、いつのまにか集まってきた兵士や民たちも、窪塚さんに「King!King!King!King!」と押し迫る。慌てて王冠を外すと、アンティークショプに逆戻り。だが、そっけない様子の彼女をよそに興奮冷めやらぬ窪塚さんは、今度は自ら王冠を被り、再び戦いの地へ。戦場の最前線で剣を取り、敵に立ち向かっていく。空想の世界で、窪塚さんが戸惑っているところに兵士と民衆から助けを迫られるシーンの撮影では、スタンバイする窪塚さんの周りに鎧を着た大柄な外国人男性や、ボロボロな服や泥だらけになった顔をした民が約50人も集結。監督からスタートの合図がかかると「King!King!King!King!」と迫るエキストラも熱が入り、監督からカットの声がかかっても、その大きな声にかき消されてしまうほど。その圧力には、窪塚さんも冗談交じりに「ゲー吐きそうでした…(笑)」とコメントした。さらに、「攻城」篇では、窪塚さんが現実世界とは打って変わって城を責めたてるシーンを撮影。「King can take a castle!(キングなら落とせます!)」という声に鼓舞された窪塚さんは、「っしゃあ!落とせー!!」「もっともっと!落とせー!」と激しく叫ぶと、その激しい演技に思わずよだれが!?それを見ていた監督がNGかと思いきや、テイク2でもまったく同じようによだれを拭い、息を切らしている窪塚さんを見て「演技だ」と気づくことに。演技なのか、素なのかも分からない超リアルな立ち振る舞いに、思わず監督も「良いっすね~!」と感嘆。窪塚さんの人が変わったような超攻撃的な王様っぷりが楽しめそうだ。窪塚さんは、「すごい新鮮な気持ちで取り組めています。こんなバカみたいな格好していますけど、普段の世界とは違う中世の世界で、セットも豪華で、胸を打たれています」と感動の様子。実に11年ぶりとなったCM出演に、「世界も変わったし、時代も変わったし、変わらないのは僕の優しさくらいですかね」と語っていた。スマホゲーム「CLASH OF KINGS」の新CM「王冠」篇は8月24日(月)より、「攻城」篇は8月29日(土)よりオンエア。(text:cinemacafe.net)
2015年08月21日俳優の江口洋介が8月20日(木)、都内で行われた主演作『天空の蜂』の完成披露試写会に出席し、「巨大エンターテインメントを堪能して」とアピール。妻役の共演者が「江口さんとは、最初から冷え切った夫婦だった」と役柄を説明すると、思わず苦笑いだった。“原発テロ”を扱い長年、映像化不可能とされた東野圭吾のサスペンス巨編を映画化した本作。完成披露試写会には江口さんをはじめ、本木雅弘、綾野剛、國村隼、佐藤二朗、やべきょうすけ、松島花、落合モトキ、江口さんの妻を演じた石橋けい、永瀬匡、秦基博、堤幸彦監督が出席し、会場には4000人のファンが駆けつけた。1995年夏、謎のテロリスト“天空の蜂”が強奪した超巨大ヘリ・ビッグBを、福井県にある原子力発電所「新陽」の真上に静止させ「全国すべての原発の破棄」を要求。8時間後にはヘリの燃料が切れ、「新陽」目がけてヘリが墜落してしまう危機的状況で、緊迫感あふれる攻防が繰り広げられる。江口さんと本木さんは、初の共演が実現し、壮絶なアクションにも挑戦。「高いところが苦手なので、ヘリに乗ってのアクションは…。でも堤監督がCGなしで撮るっておっしゃるので(苦笑)。もう二度とやりたくないですね」(江口さん)、「江口さんとのカーアクションで、何度も撮るものだから途中で呼吸困難になって、内心ヘトヘト」(本木さん)と苦労を分かち合っていた。また、綾野さんは「心から誇りに思える作品。正義と不義を超えた訴えかけるメッセージがある」と誇らしげな表情。本木さんとの共演シーンが多く、「本番2~3秒前で突然、瞳に狂気の闇が深まっていく。あれはどうやっているんですか?」と先輩の演技に興味津々。すると、堤監督は「綾野くんだって、汗を自分で(コントロールして)出せるじゃないですか」と“秘技”を暴露されていた。『天空の蜂』は9月12日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:天空の蜂 2015年9月12日より全国にて公開(C) 2015「天空の蜂」製作委員会
2015年08月20日俳優の竹野内豊が主演最新作『at Homeアットホーム』で、偶然に引き寄せられた血縁のない“偽装家族”を泥棒稼業で支える父親という難役に挑んだ。「難しいからこそチャレンジし甲斐があるし、常に新たな自分を発見したい」。たゆまぬ探究心こそ、俳優としての信条だ。タイトルが示す通り、本作はある家族の姿を描いている。毎朝、空き巣に出かける主人公・和彦を、「今日も頑張って」と鼓舞する妻・皐月は結婚詐欺師。3人の子どもたちは両親の仕事を理解し、ときには食卓を囲む家族全員が「危険だから、現金以外盗まないで」「今度の相手はどうだますか?」と助言や知恵を出し合うことも…。そんな仲睦まじい(!?)5人家族だが、実際には血縁がない。それぞれに暗い過去を抱え、“ここ”にたどり着いたのだ。「いま、家族同士が傷つけあうなんて非現実的なニュースもたくさんありますよね。だからこそ、家族のあり方を考え直す意味でも、非常にいまの時代に合った作品だと思います。要は『家族とは何か?』という話で、僕らも映画を作りながら、話し合ったり、考えたりしたんですが…、きっと答えは出ないし、(映画を通して)出しちゃいけないなと。それこそが答えなんじゃないかと感じています」と本作が問いかけるテーマを語る竹野内さん。ある事件をきっかけに家族は崩壊の危機にさらされ、竹野内さん演じる和彦は父親として、家族を守る“ある決断”を迫られることに…。同時に5人の過去も描かれ、穏やかなホームドラマは一転、緊迫したサスペンスの様相を呈する。「唯一の救いは、結末に希望があること。よく『見どころは?』と聞かれますが、あえて言えば、家族の未来ですね。それをお客様には見せませんが(笑)、心に残る余韻として5人の行く末を想像してもらえれば」。シリアスな印象が強い竹野内さんだが、近年は『謝罪の王様』『ニシノユキヒコの恋と冒険』、またテレビドラマでタクシー運転手を演じるなど軽妙な一面も披露し、新たな魅力を放っている。「自分のせいでもあるんですけど(笑)、正直イメージがひとり歩きしているなと思うことはありますよ。例えばコミカルな役を演じれば、『すごく新鮮』って声を聞くし…。でも、そのあたりの線引きは、周りが言うほど意識はしていなくて」と照れ笑いを浮かべる。一方でこんな“本音”も明かす。「いただいたオファーは極力お受けしたいんですが、『形を変えただけで、やることは同じ』というのはね…。自分で言うのもヘンですけど、例えばいい人?だったり(笑)、エリート役が続けば、そこから脱出したい気持ちは芽生えますよ。挑戦したいこと?アクションや悪役に興味はありますね…かと言って、俳優側が『やりたいです!』ってアピールするのは違うと思うし。あくまで求められれば、です」アクション映画で躍動する竹野内さんに、悪役に徹する竹野内さん…どちらもファンならいつか見てみたいはず。もちろん、最新作『at Homeアットホーム』で演じる「一家の大黒柱にして泥棒」という新境地は必見だ。本作を皮切りに、アニメ声優に初挑戦した『リトルプリンス星の王子さまと私』、江口洋介ら豪華キャストとの共演が実現した主演作『人生の約束』など公開作が目白押し。俳優・竹野内豊の探究心は、止まることを知らない。(photo / text:Ryo Uchida)■関連作品:at Home アットホーム 2015年8月22日より全国にて公開(C) 映画『at Home』製作委員会
2015年08月19日元ライブドア社長で実業家の堀江貴文氏ら各界の著名人が、原発テロを描いた映画『天空の蜂』(9月12日公開)に関してコメントを寄せた。同作は堤幸彦監督がメガホンを取り、俳優の江口洋介と本木雅弘が初共演する映画。作家・東野圭吾氏が1995年に発表した同名小説を原作に、原発テロ事件とその危機に立ち向かう人々の"8時間の攻防"が描かれる。映画の舞台は1995年8月8日の日本。最新鋭の巨大ヘリ「ビッグB」が一人の小学生を乗せたまま、福井県内の原子力発電所「新陽」の真上に静止する。遠隔操作によるハイジャックを実行した犯人は"天空の蜂"と名乗り、「日本全土の原発破棄」を要求。従わない場合は大量の爆発物を搭載したビッグBを原子炉に墜落させると予告する。原発の恩恵と危険性、翻弄されるマスコミ、人々の心理状態など、劇中で描かれるシーンの数々は現実とも重なり合う。2011年に発生した東日本大震災とその後を予見したような内容であるため公開前から注目を集め、試写室の連日の混雑ぶりにもそのことが表れている。一足早く作品を観た著名人から、その感想が届いた。堀江氏は、本作を「原発推進派は原発がゼロリスクでなく時には事故が起きることを正直に告白した上で有用性を主張すべきだし、反対派は感情論で何でも反対、どんな手段を用いても阻止すべき的な短絡的な動きをしてはならないよ、という戒めの映画」と説明。「その裏には感情を表に出さず黙々と働く、しかし時には非難を恐れて自分の意見を言わない卑怯な大衆が隠れている。言い訳を許さない映画」とも評している。「経済や強い力に依存する国民性や、そこに潜む『沈黙の怖さ』を、20年前に原子力の問題と絡めた物語をこの時代に映画化したことが画期的です」というのは音楽プロデューサーの小林武史氏。「フクシマ以前だからこそ、逆に伝わってくるエソラゴトの怖さは、人間を置き去りにして進みかねない科学や経済や政治の怖さでもあります。時代は懲りずに繰り返します。必見」と呼びかける。俳優陣からは「安易な臭いがしない映画である 安易な褒め言葉が似合わない映画である。 映画屋が作った、本物の映画である」(坂上忍)、「最後まで真相が分からず、ハラハラドキドキしました。親子・家族・同僚などさまざまな人間関係のなかで、いろいろな感情が切なかった」(福士蒼汰)、「壮大なテーマの中に激しいアクションシーンがあり、ハラハラしながらも親子の絆、同僚への信頼、大切な人への愛が描かれており、お互いへの思いが深まるすてきな作品です」(前田敦子)、「信じられないほど美しい緊張感と緊迫感。物語の幕が開いてすぐに、涙が止まらなくなり、後半は一時も目が離せない。いろいろなことがおかしい今の日本…たくさんのことが悲しい"今"に、観るべき…渾身の一作」(広末涼子)など。また、木下優樹菜が「手に汗握るだけではなく、体中から汗が湧き出るうえに涙無しでは見られないのでバスタオルを用意してください! フジモンには湯原(江口さん)と三島(本木さん)のように、仕事においても人生においても自分がこう!と思った信念を貫き通してほしいと思います!」、藤本美貴が「日本が直面している問題を描いた作品。今を生きる私たちにとって重要なテーマで、未来を作っていく子供たちにも伝えなければいけないと思いました。家族のために頑張っているお父さんたちをもっと応援したい気持ちになりました」とコメントを寄せるなど、ママタレントにも話題は広がっている。(C)2015「天空の蜂」製作委員会
2015年08月07日長年、映像化不可能とされた東野圭吾渾身のサスペンス巨編を、堤幸彦監督が豪華キャストで映画化した『天空の蜂』。主人公・湯原を演じる江口洋介を始め、本木雅弘、仲間由紀恵、綾野剛、國村隼、柄本明など、日本を代表する実力派俳優たちが結集した本作で、原作には描かれない成長した湯原の息子・高彦を、向井理が演じている。映画化に際し、東野さんの思いが込められたオリジナルキャラクターとなるこの役柄の誕生秘話が、シネマカフェに到着した。最新鋭の超巨大ヘリが1人の子どもを乗せたまま、遠隔操縦によりハイジャックされ、原子力発電所が標的になるという史上最悪の原発テロを描いた本作。原作者の東野さんも「映像に圧倒された」と語るほど、とてつもないスケール、大迫力のアクションシーン、そしてノンストップで押しよせる興奮と衝撃が、早くも話題となっている。中でも、ひと足先に鑑賞した東野圭吾ファンからは「原作を超える映画は存在しないと思っていたので、本当にビックリした」、「あれだけ完成された原作をもちながら、よくここまでの映画にした」など大絶賛の声が続々と届いており、最も厳しい目を持つ原作ファンをも唸らせる完成度の高さが、いっそう期待値を高めている。本作の脚本を担当した楠野一郎は、執筆前から、この物語をいま、映画として描くうえで、日本人の100%が知っている東日本大震災を避けては通れないと考えていたという。だが、原作の時代設定は20年前の1995年、“日本人の多くが原発に対して危機意識が低い”という状況が礎となっているため、事件が起きる時代を変更してしまうと、根本的な設定そのものが覆ってしまう。そこで、最終的に辿り着いたアイディアが、事件が起きるのは1995年のままで、2011年に震災が起きた後の視点を、物語のクライマックスに取り入れる、というものだった。一方、プロデューサーの方でも、原作者の東野さんから、本作を映画化するにあたっての2点の提案を受けていたという。それは、「震災を踏まえて描く」「プロローグなどで2011年以降の現在を描き、そこに子どもの成長した姿で登場させる」というもので、奇遇にも楠野さんが考えついたアイディアと一致。偶然の導きなのか、両者のシンクロした“想い”から、震災直後の2011年3月の日本で、成長し、自衛隊員になった向井さん演じる高彦が人命救助に赴くという、映画ならではのオリジナルのシーンが誕生することになった。原作者と脚本家の想いが共鳴して生まれた、原作とはまたひと味違ったクライマックスシーンに、ぜひ注目していて。『天空の蜂』は9月12日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:天空の蜂 2015年9月12日より全国にて公開(C) 2015「天空の蜂」製作委員会
2015年07月28日数々の映画・ドラマを手掛ける堤幸彦監督が、東野圭吾の原作を圧巻の迫力をもって描くサスペンス・アクション『天空の蜂』。江口洋介、本木雅弘、綾野剛、仲間由紀恵ら演技派俳優が顔を揃え、今年注目度ナンバーワンの呼び声も高い本作の、緊迫感みなぎる予告映像が到着した。1995年8月8日。最新鋭の超巨大ヘリ《ビッグB》が、突然動き出し、原子力発電所の真上に静止する。遠隔操縦によるハイジャックという驚愕の手口を使った犯人は〈天空の蜂〉と名乗り、“全国すべての原発の破棄”を要求。従わなければ、大量の爆発物を搭載したヘリを原子炉に墜落させると宣言する。爆薬を積んだ超巨大ヘリが原発に墜落するまで、タイムリミットは8時間ーー。奪われたヘリの設計士であり、ビッグBに取り残され人質となった子どもの父親・湯原(江口洋介)、狙われた原発の設計士・三島(本木雅弘)は、子どものため、日本消滅の危機を回避するため奔走するが…。今回到着した予告映像は、《ビッグB》を奪った謎の男(綾野剛)の犯行声明で幕を開ける。前代未聞の要求を突きつける、姿なき犯人との攻防戦に奔走する湯原と三島。そして2人を取り巻くキャラクターを、仲間さんや柄本明、國村準、向井理、石橋蓮司、佐藤二朗など豪華俳優陣が演じ、もはや予告編の域を超えた、緊迫感が押し寄せる映像となっている。また、映像をより一層盛り上げているのが、先日、主題歌として起用されることが発表されたばかりの、秦基博によるアッパーチューン「Q&A」。親子の情愛や、男たちが熱く信念をぶつけ合うシーンが次々に展開される映像と、エモーショナルな秦さんの歌声が見事にマッチしており、作品への期待は膨らむばかりだ。とてつもないスケール、大迫力のアクションシーン、そしてノンストップで押しよせる興奮と衝撃が話題となっている、サスペンス・アクション超大作『天空の蜂』。原作者の東野圭吾氏も「映像に圧倒された」と語るほどのその迫力を、まずはこちらの予告編で体感してみて。『天空の蜂』は9月12日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:天空の蜂 2015年9月12日より全国にて公開(C) 2015「天空の蜂」製作委員会
2015年07月15日WOWOWが贈る社会派ヒューマンドラマ「連続ドラマWしんがり~山一證券最後の聖戦~」。その主演に、WOWOWドラマではおよそ4年振りとなる江口洋介を迎え、萩原聖人、林遣都、真飛聖、勝村政信ら個性豊かな演技派俳優の共演が実現。また、迷走する巨大企業の内情を描いた映画『沈まぬ太陽』でメガホンを取った若松節朗が、監督を務めることが分かった。1997年4月。山一證券の常務取締役・梶井(江口洋介)は、業務監理本部(ギョウカン)本部長に就任する。ギョウカンとは社内監査を行なう部署だが、社内では左遷社員が追いやられる“場末”と呼ばれていた。そんな梶井の異動初日に、大蔵省証券取引等監視委員会(SESC)の調査が入ることに。当時の金融業界は、総会屋への利益供与問題で大きく揺れていた。梶井は、営業考査部部長・花瀬(佐藤B作)やその部下・中西(矢島健一)、秘書の蒲生(真飛聖)に社内調査を指示。そんな中、監査部の瀧本(萩原聖人)と吉岡(林遣都)は、渦中の総会屋との関係を示す資料を見つけてしまう。一方、会長の有原(岸部一徳)らはSESCの調査に対し余裕の表情を見せるが、副社長の片瀬(光石研)だけは不安な表情。梶井や同期の林(勝村政信)もまた、上層部が何かを隠しているのではないかという疑念を抱く――。本作は、ジャーナリストで元読売新聞記者・清武英利のノンフィクション「しんがり 山一證券 最後の12人」(講談社刊)を原作に、当時、日本を震撼させた山一證券の自主廃業をドラマ化。誰もが予想だにしなかった巨大金融企業の破綻は、日本経済に大きな打撃を与えただけでなく、終身雇用の終わりを告げる事件ともなった。自主廃業の要因となった2,600億円の簿外債務は、いつ、どのように生まれ、どのように隠し続けられたのか。最後まで“沈没船”となったこの会社に踏みとどまり、真相究明と顧客への清算業務を続けた社員たちこそが、社内から“場末”と呼ばれ、煙たがられた部署の者たちだった。理不尽な会社の不正への怒りを胸に、すべての社員、顧客、そして家族のため、使命感で自らを奮い立たせた、“しんがり”たちを描く本作で、主演を務めるのは、『天空の蜂』『人生の約束』など数々の映画やドラマで活躍する江口洋介。WOWOWドラマでは「連続ドラマWパンドラIII 革命前夜」(’11)以来、およそ4年振りの主演となる。江口さんは、「最初に原作を読ませていただいて、12人の社員の方々が成し遂げたことの凄さに感銘を受けました」と、まず原作の印象に触れ、「山一證券の破綻を追ったドキュメンタリーではなく、人々の心に響く作品になるようにどうすればよいのか、スタッフと話しながら一歩ずつ制作しています」とコメント。自身が演じた梶井達彦というキャラクターについては、「梶井のような上司や政治家がいたら社会は変わるだろうな、という他人任せな考え方自体が違うのではないかと思います。お互いのバイブレーションや情熱をぶつけ合って、共に高めあっていく。そのことが出来たから、エリートでもなく特別でもない普通の社員たちが大企業消滅の真相究明と清算業務を成し遂げられた…そこに面白さがあるように思います」と分析。その深い人間関係は「『人の山一』と呼ばれた山一證券には、そもそも存在していたものだと思うので、その人間味のある感じがドラマで表現できたらと思います。梶井も仲間に助けられ、ここまでたどり着いたのです。変わり者だった男が仲間と出会い、人間らしくなって、それを息子も感じ取っていくのだと思います」と、梶井という人物に触れた。「梶井のように自分のことを顧みず、会社の不正を暴いていく、というのは会社愛でもあり、仕事に対しての責任、愛情、プライドがもの凄くあるように感じます。それは逆にいうと幸せなことかもしれない。それによって人は強くなると思います。不正を暴くというのは正義ではなく、情熱や愛情が人を動かしていくのだ、というのが根底にあることを感じとっていただけたらと思います」と語り、言葉に思いを込めた。さらに、若松監督は、「特出した強いリーダーが仲間を引き連れて上層部の不正に立ち向かうシンプルな題材です。山一證券の倒産は社会に強い衝撃を与えました。その事件を借りて男たちが激しく葛藤する姿はバブル崩壊時を懐かしみ、また爽快です。知らなかったノンフィクションの醍醐味は相当に面白いです。自主廃業、倒産という結末が待ち構える中、“しんがり”と呼ばれた数人の仲間たちにはかなりの困難がありますが、ドラマはどんどんヒートアップして面白い。巨象に立ち向う蟻たち社員の生き様に感動していただけると思います。どうぞご期待下さい」と語り、「江口洋介なくして語れない、そのくらい彼に演じていただけて光栄です」と、主演の江口さんの熱演に、手応えを覗かせている。「連続ドラマWしんがり~山一證券最後の聖戦~」は9月20日(日)22:00~よりWOWOWにて放送開始(全6話、※第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2015年07月14日俳優の江口洋介が、9月20日にスタートするWOWOWの連続ドラマ『しんがり~山一證券 最後の聖戦』(全6話、毎週日曜22:00~)に主演することが14日、明らかになった。同作は、プロ野球・読売巨人軍の球団代表を解任され、現在はジャーナリストとして活動する清武英利氏のノンフィクション小説が原作。四大証券の一角を占めるも、2,600億円の帳簿外債務が原因で突然自主廃業した山一證券で、最期まで真相究明と顧客への清算業務を続けた"しんがり"たちを描く作品だ。江口が演じるのは、この"しんがり"たちのリーダー・梶井。山一證券の常務取締役として、社内監査を行う業務監理本部の本部長に就任するが、異動初日に、大蔵省証券取引等監視委員会(SESC)の調査が入るという事件が起きる。この調査に、会長の有原(岸部一徳)らは、余裕の表情だが、副社長の片瀬(光石研)だけは不安な表情を浮かべており、梶井や同期の林(勝村政信)は、上層部が何かを隠しているのではないかという疑念を抱く。梶井は、営業考査部部長・花瀬(佐藤B作)や、その部下・中西(矢島健一)、秘書の蒲生(真飛聖)に調査を指示。そんな中、監査部の瀧本(萩原聖人)と吉岡(林遣都)が、渦中の総会屋との関係を示す資料を見つける――。原作の清武氏が「ドラマに向いていないと思っていた」と語っていた作品だが、江口は「ドラマ向きではないものを、どういう風にドラマらしくしていけばよいのか。山一證券の破綻を追ったドキュメンタリーではなく、人々の心に響く作品になるようにどうすればよいのか、スタッフと話しながら一歩ずつ制作しています」と、地道な努力を語る。その上で、江口は「不正を暴くというのは正義ではなく、情熱や愛情が人を動かしていくのだ、というのが根底にあることを感じとっていただけたら」とメッセージを寄せている。演出を担当する若松節朗監督は「このドラマは江口洋介なくして語れない」と、江口の演技を絶賛。岡野真紀子プロデューサーも、江口を「天性の明るさと爽快感を持ち、人を魅了するパワーと説得力を持っています。そして、母性のような父性のような、無条件の温かさを持っている」と評価し、主人公・梶井の役は「江口洋介さん以外には思い浮かびませんでした」と、理想通りのキャスティングに喜びを語っている。(C)WOWOW
2015年07月14日江口洋介を主演に、東野圭吾原作小説を映画化する『天空の蜂』の主題歌が、秦基博の新曲「Q&A」に決定したことがこのほど明らかとなった。1995年8月8日。最新鋭の超巨大ヘリ「ビッグB」が突如動き出し、子どもを一人乗せたまま、福井県にある原子力発電所「新陽」の真上に静止した。遠隔操縦によるハイジャックという驚愕の手口を使った犯人は“天空の蜂”と名乗り、「全国すべての原発の破棄」を要求。従わなければ、大量の爆発物を搭載したヘリを原子炉に墜落させると宣言する――。『20世紀少年』シリーズなど様々な作品を手がけてきた堤幸彦がメガホンを取るサスペンス・アクション超大作の本作。このほど主題歌に決定した秦さんは、映画『STAND BY ME ドラえもん』の主題歌「ひまわりの約束」、映画『あん』の主題歌「水彩の月」に続き、シングル3作連続の主題歌抜擢となる。本作の主題歌である新曲「Q&A」は、ミディアム~スローな優しい楽曲のイメージが強いこれまでのイメージを覆すような、アグレッシヴでエモーショナルなサウンドのアッパーチューンに仕上がっている。本楽曲について秦さんは、「映画の中で描かれる人間が運命に抗う姿、大きな運命の流れの中で翻弄されながらも、自分が大切につかもうとするもの、守ろうとするもの、そういうものに対して向かっていく姿に感銘を受けて、その部分を自分なりに楽曲にしました」と、楽曲に込めた思いを語っている。さらに、本楽曲を聴いた主演の江口さんは「この映画が持っているテーマ性、スタッフ・キャストの想いを昇華させてくれる曲だと思いました」とコメント。堤監督も、「始めてこの曲を聴いたときにある情景が浮かんだ。それは数多の人々の姿。映画『天空の蜂』を撮っているときのイメージと同じだった。突きささるリズムに身体をまかせていると深い詩が突きささる。原作と映画とこの曲「Q&A」同じ地平に立っている気がする」と絶賛を寄せている。3作連続主題歌への抜擢ともあり、映画好きの中でもその存在感を増し続けている秦基博。空前のスケールで描かれたと合わせて、秦さんのアグレッシブな新曲を楽しみにしていて。『天空の蜂』は9月12日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:天空の蜂 2015年9月12日より全国にて公開(C) 2015「天空の蜂」製作委員会
2015年07月10日東野圭吾の原作を『SPEC』シリーズの堤幸彦監督が壮大なスケールで描く『天空の蜂』。このほど、本作より豪華キャストが勢ぞろいの本ポスタービジュアルが公開された。1995年8月8日。最新鋭の超巨大ヘリ「ビッグB」が突如動き出し、子どもを一人乗せたまま、福井県にある原子力発電所「新陽」の真上に静止した。遠隔操縦によるハイジャックという驚愕の手口を使った犯人は“天空の蜂”と名乗り、「全国すべての原発の破棄」を要求。従わなければ、大量の爆発物を搭載したヘリを原子炉に墜落させると宣言する――。映像化不可能と言われた東野圭吾最大のスケールの原作を映像化する本作。今回到着したポスタービジュアルでは、江口洋介、本木雅弘、仲間由紀恵、綾野剛を始め、柄本明、國村準、向井理、石橋蓮司、佐藤二朗ほか、豪華オールキャストが総集結!役者陣それぞれの力強い表情と炎に包まれる超巨大ヘリ「ビッグB」が、本作のただならぬ緊迫感を感じるさせるビジュアルとなっている。また、ポスタービジュアルの中央には、「絶対、守り抜く」という力強い言葉が配置され、登場人物たちが大切なものを守り抜く姿が描かれていることが窺える。さらに、本作を鑑賞した原作者の東野圭吾は「映像に圧倒された」とその仕上がりを絶賛!さまざまな作品を手掛けてきた堤監督が、どんな大迫力のアクションシーン見せてくれるのか、大きな期待がかかる。『天空の蜂』は9月12日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:天空の蜂 2015年9月12日より全国にて公開(C) 2015「天空の蜂」製作委員会
2015年07月01日東野圭吾の小説を江口洋介と本木雅弘の出演で映画化する『天空の蜂』のポスター画像が公開になった。日本を揺るがす未曾有の計画を遂行するハイジャック犯との攻防を描いた大作映画だけに、ポスターも豪華キャストがズラリと顔を揃えながら緊張感あふれるデザインになっている。その他の画像本作は、原子力発電所の上に最新鋭のヘリを静止させ、“全国すべての原発の破棄”を行わなければ、大量の爆発物を搭載したヘリを原子炉に墜落させると宣言する犯人“天空の蜂”と、テロに立ち向かう人々の息つまる攻防を描いたクライム・サスペンス。ジャックされた最新鋭のヘリの設計士・湯原を江口が、原子力発電所の設計士・三島を本木が演じ、仲間由紀恵、綾野剛、柄本明、國村隼、石橋蓮司、竹中直人、向井理、佐藤二朗、光石研らが出演する。このほど公開されたポスターの中央には大破し炎をあげるヘリコプターが描かれ、その上には大切な人や場所を守るために奔走するキャラクターたちが描かれている。本作は壮大なスケールで描かれる作品で、登場人物も設計士、政府関係者、重工業の関係者、役人、警察など多岐にわたっている。彼らはそれぞれが事態を打開するべく必死に奔走するが、日本破滅へのタイムリミットは近づいていく。本作ではサスペンス、人間ドラマだけでなくアクションシーンも描かれており、原作者の東野は完成した映画を観て「映像に圧倒された」とコメントしている。『天空の蜂』9月12日(土) 全国ロードショー
2015年06月30日篠原涼子を主演に迎え、2006年1月期に連続ドラマとしてスタートしてから10年が経つ「アンフェア」。この度シリーズ最終作となる映画『アンフェア the end』の予告編とポスタービジュアルが、解禁となった。ネイルガン殺人事件から、4年――。元夫の命と引き換えに、国家を裏で操る秘密組織の機密データを手に入れた雪平夏見は、最も効果的な反撃の方法を探していた。そんな中、転落死体が発見され、現場で雪平は、一枚の栞を見つける。それは10年前の「推理小説事件」から始まる一連の事件で使用されたものと同一の栞だった。そこには、『アンフェアなのは誰か?』の文字が……。また、転落死体は前作の黒幕・村上克明検事だったことが判明する。雪平は、村上殺しの容疑者として警察に拘束されている津島から、「権力組織の<闇>を暴くために、協力してほしい」と懇願される。果たして、雪平は国家の<闇>を暴き、父の死の真相にたどり着くことはできるのか?絶体絶命のピンチが雪平を襲う。2006年1月期に連続ドラマとしてスタートし、日本のドラマでは異例とも言える徹底したハードボイルド&サスペンス路線で視聴者から圧倒的な支持を受けた「アンフェア」シリーズ。2007年3月には劇場版『アンフェア the movie』が公開され、2011年9月『アンフェアthe answer』が興行収入23.4億円を超える大ヒットを記録。そして劇場版第三弾となる本作で、いよいよ10年の歴史が幕を閉じる。そしてこのほど、本作の予告編が公開。これまでの歴史を振り返る映像から始まり、三浦春馬、西島秀俊、瑛太、江口洋介、大森南朋、山田孝之、香川照之など、錚々たるメンバーがフラッシュバックで登場する。続く映像では、雪平を取り囲む様々な男たちによる「お前殺されるぞ」「何度人に裏切られても、お前は人を信じていた。悲しいくらい優しいな」という囁きが。「あなたが父を殺したの」というセリフが放たれるその先には――。そして雪平が拳銃を向ける“信じていた”相手とは…?そして同時公開となったポスタービジュアルでは、中央で大きく正面に拳銃を向けている雪平夏見の姿が!シリーズの完結編にふさわしい豪華キャスト陣の表情も映し出され、力強いビジュアルとなっている。警察、国家を裏で操る権力組織と雪平の最期の戦いが描かれる本作。シリーズ最大の危機に立たされる雪平の運命、そしてアンフェアなのは誰なのか――。シリーズ10年の歴史の幕切れを、まずはこの映像から目撃してみて。『アンフェア the end』は9月5日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月27日長らく“映像化不可能“とされてきた東野圭吾の人気小説を映画化した『天空の蜂』の完成報告会見が6月22日に都内で行われ、メガホンをとる堤幸彦監督をはじめ、江口洋介、本木雅弘、仲間由紀恵、綾野剛が出席した。会見では本編冒頭13分の映像が披露され、堤監督は「観たことない映画を作ろうと団結し、自分でもビックリするくらいすごい映画を作っちゃったなと思う」と強い自信を示した。その他の写真最新鋭の巨大ヘリコプターを乗っ取り、原子力発電所の上空にホバリングさせるテロリスト“天空の蜂”との8時間に及ぶ極限の心理戦をスリリングに描く。「テロという現代的な脅威に加えて、3.11以降の原発の脅威という題材は、日本で映画にすべきもの。さらに親子の物語でもある」(堤監督)。ヘリの設計士を演じる江口も、「非常に面白い作品。3.11で経験した恐怖をリアルに捉えながら、エンターテインメントとしての救出劇を描いている」と誇らしげ。本木は原発の設計士を演じており、「巨大ヘリと人間が対峙するミステリーであり、ひとつの怪獣映画。驚きに満ちた作品で、改めて原作が予言の書だと実感する」と東野氏の先見に敬意を表した。一方、ヘリを強奪するテロリストを演じる綾野は「念願でした!」と堤監督との初タッグに喜びのコメント。「現場のライブ感や、そこで起こるパワーをとても大事にされる監督。俳優部への信頼も厚かった」と話した。片や仲間は『トリック』シリーズで、堤監督とは10数年来の付き合いで「今回は『トリック』の頃のような無茶ブリはありませんでした」と笑いを誘い、「とても上質な大人のラブストーリーを撮ってくださった」と振り返った。取材・文・写真:内田 涼
2015年06月22日“原発テロ”を扱い長年、映像化不可能とされた東野圭吾のサスペンス巨編を映画化した『天空の蜂』の完成報告会見が6月22日(月)、都内で行われ、江口洋介、本木雅弘、仲間由紀恵、綾野剛、堤幸彦監督が出席した。1995年夏、謎のテロリスト“天空の蜂”が強奪した超巨大ヘリ・ビッグBを、福井県にある原子力発電所「新陽」の真上に静止させ「全国すべての原発の破棄」を要求。8時間後にはヘリの燃料が切れ、「新陽」目がけてヘリが墜落してしまう危機的状況で、緊迫感あふれる攻防が繰り広げられる。ヘリの設計者・湯原を演じる江口さんは、「3.11を経験し原発の恐怖をリアルに感じるいま、エンタテインメントとして息詰まる救出劇が描かれている。非常に面白い作品に仕上がりました」と手応え十分。一方、原発の設計士である三島役の本木さんも、「原作は予言の書だった。ひとつの怪獣映画として、それに対峙する人々のミステリーを描いている」と興奮しきりだった。ほぼ同世代の江口さんと本木さんだが、意外にも共演するのは初めて。江口さんが「同じ設計士という立場で、男同士の“動”のぶつかり合いを意識した」と体を張ったアクションをふり返ると、本木さんは「もう年齢的には無理ですね。今年(の12月)で50歳になりますから」。この発言に、隣に座る綾野さんが「えっ、そうなんですか?」と驚く一幕もあった。その綾野さんは、「念願でした!」と初の“堤組”参加に大喜びで、「とにかく最高の現場。俳優部への信頼も厚く、その場で起こるパワーをとても大事にされる」。一方、『トリック』シリーズで堤監督と長年タッグを組んできた仲間さんは、「本木さんとのとても上質なラブシーンを撮ってくださった。今回、『トリック』の頃のような無茶ブリはありませんでした(笑)」と明かし、堤監督を恐縮させていた。会見では迫力あふれる冒頭13分の本編映像がお披露目され、堤監督は「自分で言うのもなんですが、すごい映画を作っちゃったと思います」と自信のコメント。「テロという現代的な脅威に加えて、親子の物語だと思う」と話していた。『天空の蜂』は9月12日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:天空の蜂 2015年9月12日より全国にて公開(C) 2015「天空の蜂」製作委員会
2015年06月22日俳優の江口洋介と本木雅弘が初共演する映画『天空の蜂』(9月12日公開)で、劇中に登場する超巨大ヘリコプター"ビッグB"の画像が5日に初公開され、原作者の作家・東野圭吾氏が絶賛のコメントを寄せた。本作は、東野氏が1995年に発表した同名小説(講談社)を原作に、「20世紀少年」シリーズなどで知られる堤幸彦監督が手掛ける映画。自衛隊の"ビッグB"が何者かに奪取され、テロ事件へと発展する国家の危機を描く。江口が"ビッグB"の開発に取り組んできたヘリコプター設計士・湯原、本木が湯原と同期入社で原子力発電所の設計に携わってきた原発設計士・三島を演じる。"ビッグB"は最新鋭にして日本最大のヘリコプターという設定で、全長34メートル、総重量25トン。ヘリの内部のシーンは30メートル級の巨大セットを組んで撮影された。すでに公開された予告編でその姿は確認できていたものの、細部がクリアな画像が公開されるのは初めて。画像では、手前に映り込んだ航空自衛隊ヘリとの大きさの違いが分かる。物語のスケールの大きさから"映像化不可能"と言われていた本作。それは誰よりも原作の東野氏が「映画化など絶対に不可能だと思っておりました」と実感していたが、「執筆中に思い描いた以上の映像に圧倒されました」と出来栄えに驚く。「監督や俳優の皆さん、そのほか多くの方々の熱い想いが伝わってくる、骨太の素晴らしい映画だと思います」と称賛し、「私自身の血も、この小説に取り組んでいた二十年前のように騒ぎました。きっと多くの人々の心を揺さぶることだと思います」と"ビッグB"の迫力も確信の後押しとなった。(C)2015「天空の蜂」製作委員会
2015年06月05日ウエディングパークはこのほど、運営する大人女子のトレンド研究所「ガールズスタイルLABO」にて、「夫婦」に関する調査を実施し結果を発表した。調査は4月7日~22日に、映画『夫婦フーフー日記』(5月30日全国公開)とのコレボキャンペーンにて集まった回答を集計したもので、20代~30代の男女120名から回答を得た。○男女9割超が、長年の友達関係からの結婚「アリ」同調査は、映画『夫婦フーフー日記』(5月30日全国公開) にちなんで実施されたもので、ストーリーは「作家志望のダンナと本好きなヨメが出会って17年目にしてついに結婚。直後、妊娠とガンが発覚し、幸せな新婚生活は闘病生活へ」という内容から始まる。そこで今回は、「夫婦」についての調査を実施した。まず、「友達期間が長かった(3年以上)人との結婚はありだと思いますか?」という質問をしたところ、「あり(63.4%)」「どちらかと言えばあり(28.3%)」と回答した人は9割以上となり、「長い間友達としての関係だったとしても、何かのきっかけで恋愛感情に変わることはあると思うし、結婚相手は自分にとって大事な存在。一緒にいて安心できるかどうかが大切」(女性20代後半)、「それも縁!」(女性20代後半)といった意見が多数寄せられた。一方、長年の友達から結婚は「ナシ」という人は、「急にパートナーとして見ることができない」(女性20代前半)、「ドキドキしなくなりそう(逆に恥ずかしい)」(女性30代前半)、「恋愛と友情は分けたい」(女性20代後半)といった意見だった。○結婚までの理想の期間「1年~2年未満」が最多次に、お付き合いしてからどのくらいの期間で結婚するのが理想か聞いたところ、最も多かった回答は「1年以上2年未満(42.5%)」だった。さらに、「3カ月未満(1.7%)」や「3カ月以上1年未満(10.0%)」と答えた人を合わせると、「2年未満」を理想とする人が半数以上という結果となった。○「理想の芸能人夫婦」ランキング「理想の芸能人夫婦」を教えてもらった結果、堂々の第1位は「佐々木健介& 北斗晶(24票)」夫婦で、「かかあ天下の代表的な夫婦。うちの父が昔の考えのタイプの人で母が苦労していたので、私は佐々木夫妻のようになりたいと思っている」(女性20代後半)、「最近よくテレビで見るが、本当に仲が良さそうでうらやましいくらい。息子も含め、家族みんなの仲がいいのが伝わってくる」(女性30代前半)など、家族のあり方に共感する声が多く集まった。2位は「市村正親& 篠原涼子(18票)」夫婦。「お互いに高めあっている関係性に見えるのと、二人とも、結婚してからの方が肩の力が抜けていて、素敵だな、と思う」(女性20代前半)、「市村さんと結婚した事で、篠原さんの格も上がったし、演技もうまくなった。うらやましい限り!」(女性20代後半)など、夫婦で互いに支えあう姿に憧れる人が多いよう。続く3位には「江口洋介& 森高千里(16票)」夫婦がランクイン。「旦那さんも奥さんも独身時代よりいっそう輝きを増している気がするし、生活感があまりないのも素敵だと感じる」(女性30代前半)、「まさに美男美女!」(女性30代前半)など、独身時代から色あせない理想のカップル像に票が集まる結果となった。
2015年05月22日東野圭吾最大の勝負作を「20世紀少年」シリーズなど様々な作品を手がけてきた堤幸彦監督が完全映画化したクライシス・サスペンス超大作『天空の蜂』より、緊張感漂う場面写真が一足先にシネマカフェに到着した。1995年8月8日。最新鋭の超巨大ヘリ《ビッグB》が突如動き出し、子どもを一人乗せたまま、福井県にある原子力発電所「新陽」の真上に静止した。遠隔操縦によるハイジャックという驚愕の手口を使った犯人は“天空の蜂”と名乗り、「全国すべての原発の破棄」を要求。従わなければ、大量の爆発物を搭載したヘリを原子炉に墜落させると宣言する――。史上最悪の原発テロの危機に立ち向かう人々を描いた本作。主演を務める江口洋介が演じるのは、長年、家族との時間を犠牲にしながらも、自衛隊用の超巨大ヘリ≪ビッグB≫の開発に取り組んできたヘリコプター設計士・湯原。一方、湯原と同期入社で、日本の発展に寄与するエネルギーと信じ、原子力発電所の設計に携わってきた原発設計士・三島を本木雅弘が演じる。今回解禁となった場面写真で映し出されているのは、巨大ヘリ墜落を阻止するため、空へと飛び立とうとしている湯原の姿。決意と覚悟を秘めた表情からは、「絶対に、守り抜く」という強い想いが見て取れる。また、もう一枚の場面写真は、巨大ヘリ《ビッグB》が原発へ墜落するまで8時間というタイムリミットが迫る中、日本消滅の危機を止めるべく奔走する対策本部でのシーン。見えない敵との攻防戦が続き、江口さん演じる湯原、本木さん演じる三島の2人の表情には、ただならぬ緊迫感が伝わってくる。原作発表から20年が経ち、原発を題材にしたテーマ性やその物語の大きさから映像化不可能と言われた原作を、堤監督がかつてないスケールで描く本作。まずは、この場面写真から、公開への期待を膨らませてみて。『天空の蜂』は9月12日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:天空の蜂 2015年9月12日より全国にて公開(C) 2015「天空の蜂」製作委員会
2015年05月15日富山の美しい街並みを舞台に、竹野内豊、江口洋介、松坂桃李、ビートたけしら超豪華キャストで贈る映画『人生の約束』。3月から富山・新湊を中心に撮影が行われている本作だが、このゴールデン・ウィークで物語のクライマックスにあたる重要なシーンの撮影を敢行。撮影現場の様子が到着した。舞台は、“曳山まつり”で有名な富山の港町。主人公となるのは、IT関連企業のCEOを務める中原祐馬(竹野内豊)。ここ数日、3年前に決別した元共同経営者でかつての親友・塩谷航平からの何度も着信があった。しかたなく応答すると、無言のまま電話は途切れてしまう。胸騒ぎがした祐馬は、航平の故郷・新湊へと向かうことに。祐馬が新湊に着くと、航平はすでに亡くなっていた。余命わずかの航平は、3か月前、十数年ぶりに “曳山まつり”を支える13の町のひとつ、四十物町に帰郷。資金と人手が不足し、曳山の維持が困難になった町で、最後にもう一度曳山を曳きたいと奔走していたという。やがて、祐馬も全てを失ったとき、亡き友への想いやまつりに高揚する人々の情熱、純粋無垢な一人の少女の想いに触れ、抱え込んだ葛藤と後悔を浄化していく――。富山県射水市(いみずし)の新湊曳山まつりでは、祭りに参加して曳山を曳くことを「つながる」と言うそう。約20人もの曳き手によって高さ約8m、長さ約7mにもなる大きな山車が曳かれていくその様は、“力を合わせること=魂を重ねること”の素晴らしさに満ち溢れている。江戸時代より約350年もの間続く曳山まつりは、新湊の人々にとって、年に一度は必ずやってくる大切な日。そんな新湊曳山まつり本番までの日々の中、不思議なエネルギーに突き動かされる人々を本作では描き出す。このゴールデン・ウィークの期間に撮影が行われたのは、本来であれば10月1日に開催される「新湊曳山まつり」の完全再現。5月2日(土)、3日(日・祝)、6日(祝)の3日間に行われた撮影に関わったエキストラ・スタッフは延べ1,400人。さらに、一目この撮影を見ようと駆けつけた見物客を合わせた総人数はなんと3,000人にも及び、本物の祭りさながらの賑わいぶりをみせた。本作が意外にも初共演となる、竹野内さんと江口さん。この日の撮影は、最初は相容れなかった二人が、この新湊曳山まつりを通じて分かち合うという大切なシーンとなっている。この祭りの最大の目玉は夜。曳山と呼ばれる山車に提灯をつけて練り歩くという“提灯山”や、海と川に挟まれ情緒溢れる港町である新湊の風景、1基の最大重量は約8トンにもなるという曳山が7基も曳かれていく光景が内川の川面に反射され、熱狂的、かつ幻想的なシーンが撮影された。この大掛かりな撮影を終え、主人公・祐馬を演じる竹野内さんは「新湊の方々の協力を得て、やっとこの撮影に挑むことができました。ここに来る前に、新湊は日本のベニスと呼ばれるほど風情のある美しい街だと石橋監督から聞いていて、その監督が長年温めてきた映画を作れることが本当に幸せです」と喜びを語った。さらに、初共演となる江口さんについては「頼れる兄貴といった感じです。初めてロケ現場に入ったときは地元の人と勘違いしてしまいました(笑)」とコメントしている。一方、竹野内さんに地元の人と間違えられてしまった江口さんは「僕の演じる役は漁師の役ですけど、何度も富山を訪れ、現地の方々の生活を実際に間近に見て、役に馴染んでいきました。竹野内くんともストーリーを重ねるごとに一緒に飲み行く回数も増えていきました(笑)」と役作りへの過程を明かす。「初めて曳山を見たときは鳥肌が立つほどでした」(竹野内さん)、「この350年続く曳山、提灯山なんて海外の人が見たら圧巻だと思いますし、同じ日本人ならDNAの中に組み込まれていると思います」(江口さん)とお二人が語る曳山まつりのシーンは、スクリーン上にどのように映し出されるのだろうか。公開を楽しみに待ちたい。『人生の約束』は2016年1月、全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年05月08日1995年の原作発表から20年。原発を題材にしたテーマ性やその物語のスケールの大きさから、長年“映像化不可能”と言われた東野圭吾の同名小説を『20世紀少年』シリーズなど様々な作品を手がけてきた堤幸彦監督がメガホンをとり、映像化した映画『天空の蜂』が9月12日(土)より公開となる。史上最悪の原発テロに立ち向かう男たちを描いた本作の、第一弾ビジュアルがこのたび公開となった。最新鋭にして日本最大の超巨大ヘリコプターを乗っ取り、原子力発電所の真上に静止させるという史上最悪の“原発テロ”と、この究極の危機に立ち向かう人々を描いた本作。主演を務める江口洋介は、長年、家族との時間を犠牲にしながらも、自衛隊用の超巨大ヘリ“ビッグB”の開発に取り組んできたヘリコプター設計士・湯原。一方、湯原と同期入社で、日本の発展に寄付するエネルギーと信じ、原子力発電所の設計に携わってきた原発設計士・三島を本木雅弘が演じる。このたび完成した本ビジュアルには、江口さん、本木さんを始め、三島の恋人で事件解決の鍵を握る女性・赤嶺を演じる仲間由紀恵、超巨大ヘリ“ビッグB”を奪う謎の男・雑賀に扮する綾野剛の姿が確認できる。10階建てのビル相当にあたる約34mの超巨大ヘリ“ビッグB”が原子炉へ墜落するまで“タイムリミットは8時間”“原発テロ”という日本消滅の危機から「守り抜けるのか」との問い掛けに、力強い眼差しを向ける湯原と三島。それぞれの大切なものを守り抜こうとする強い決意が伝わってくる。また、衝撃的なメッセージである「標的は原発。」の後には、炎と煙が立ち上る超巨大ヘリ“ビッグB”。その様は事態の深刻さを物語っており、一刻の猶予も許されない緊迫感が感じられる。果たして、彼らはどのような結末を迎えるのか――。本作の公開を楽しみに待ちたい。『天空の蜂』は2015年9月12日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月10日第14回全日本国民的美少女コンテストでグランプリに輝いた高橋ひかるが、竹野内豊主演の映画『人生の約束』(2016年公開)で銀幕デビューすることが1日、明らかになった。女優の米倉涼子、上戸彩、武井咲らを輩出した同コンテスト。第14回のグランプリに選ばれた高橋は、代々木ゼミナールのテレビCMに出演中で、制服姿で体全体を使った振り付けと歌を披露し、SNS上では「かわいすぎる!」「ついつい見てしまう」などと話題になっている。映画は富山県が舞台に、新興IT関連企業のCEOとして、企業買収によって会社の拡大を図る中原祐馬(竹野内)が、元共同経営者である親友からの電話をきっかけに新湊を訪れ、曳山の譲渡をめぐる騒動に身を投じるうちに、人生において大切なものに気づいていくというストーリー。『池中玄太80キロ』や『点と線』『刑事一代~平塚八兵衛の昭和事件史~』など、数々のテレビドラマを手がけた石橋冠監督が、メガホンをとる。今回高橋が演じるのは、祐馬のかつての親友の忘れ形見である一人娘・渡辺瞳役。祐馬を曳山まつりへと結びつけていく重要な役どころとなる。制作サイドは、「洗練されたスタイルとともに、かわいらしさと美しさ、明るさの中にそれだけではない何かを感じさせる魅力的な表情、そして何より未来への希望を感じさせる存在感が、まさに観客にとって『気になる』存在になりえるだろうと確信しました」と起用理由を説明。石橋監督も、「会った時、大女優になる予感があった。何よりも、根性があると見た」と太鼓判を押す。共演には江口洋介、西田敏行、ビートたけし、松坂桃李、優香、小池栄子、美保純、立川志の輔、室井滋、柄本明ら、日本を代表する豪華俳優陣が名を連ねる。(C)2016「人生の約束」製作委員会
2015年04月01日富山の美しい街並みを舞台に、竹野内豊、江口洋介、松坂桃李、ビートたけしら超豪華キャストで贈る映画『人生の約束』。「池中玄太80キロ」や「点と線」など名作テレビドラマを手がけてきた石橋冠が長年の思いを実現させた初の劇場映画に、第14回国民的美少女コンテストで「グランプリ」を受賞し、「代々木ゼミナール」のCMでも話題の美少女、高橋ひかるが出演することが決定。映画初出演となる本作で巨匠・石橋監督に師事することが分かった。舞台は、“曳山まつり”で有名な富山の港町。主人公となるのは、IT関連企業のCEOを務める中原祐馬(竹野内豊)。ここ数日、3年前に決別した元共同経営者でかつての親友・塩谷航平からの何度も着信があった。しかたなく応答すると、無言のまま電話は途切れてしまう。胸騒ぎがした祐馬は、航平の故郷・新湊へと向かうことに。祐馬が新湊に着くと、航平はすでに亡くなっていた。余命わずかの航平は、3か月前、十数年ぶりに “曳山まつり”を支える13の町のひとつ、四十物町に帰郷。資金と人手が不足し、曳山の維持が困難になった町で、最後にもう一度曳山を曳きたいと奔走していたという。やがて、祐馬も全てを失ったとき、亡き友への想いやまつりに高揚する人々の情熱、純粋無垢な一人の少女の想いに触れ、抱え込んだ葛藤と後悔を浄化していく――。石橋監督は、“第二のふるさと”として愛してやまない新湊の曳山まつりを背景に、オリジナルストーリーを映画化。そんな石橋監督のもとに、主人公の祐馬を演じる竹野内さんほか、祐馬の親友の義兄で曳山総代の漁師・渡辺鉄也役に江口さん、町内会長の西村玄太郎に西田敏行、富山県警の刑事役にたけしさん、さらに松坂さん、優香、小池栄子、美保純、立川志の輔、室井滋、柄本明といった実力派俳優陣たちが集結。その中で、祐馬のかつての親友の忘れ形見で伯父の鉄也のもとに身を寄せる、渡辺瞳役に抜擢されたのが高橋さんだ。瞳は、事情を何も知らなかった祐馬に、「四十物町の曳山を取り返してくれますか?」と頼む重要な役どころ。石橋監督は、「会ったとき、大女優になる予感があった。何よりも、根性があると見た」と、ひと目で高橋さんの天賦の才能に魅せられた様子だ。また、佐藤貴博プロデューサーも、「竹野内さん演じる主人公と同じく新湊には馴染んでいない、どこか浮遊している存在として登場します。しかし、主人公が彼女を気に掛けてしまうように、観客にとっても『気になる』『彼女を追いかけてしまう』存在にならなければいけない役柄です」と説明。そこで、「田舎には馴染まない洗練さと、悲しみや切なさも併せ持ち、さらに主人公や観客にどこか懐かしさも感じさせるような複雑で重層的な女優」を探していたところ、国民的美少女グランプリを獲得した高橋さんに出会ったという。「石橋監督の厳しい演出にもしっかりとくらいついていく根性も見せてくれています」と、映画デビューとは思えない“女優”ぶりを早くも見せている高橋さん。竹野内さん、江口さんを始めとする名優たちの中でどんな演技を見せてくれるのか、期待が高まる。『人生の約束』は2016年、全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月01日竹野内豊を主演に迎え、「池中玄太80キロ」シリーズや「点と線」などで知られる、テレビドラマ界の巨匠・石橋冠が富山の美しい街並みを舞台に描く映画『人生の約束』。江口洋介、松坂桃李、ビートたけし、西田敏行ら超豪華キャストの参加が先日発表されたが、このほど江口さんの劇中ビジュアルが解禁となった。本作の舞台は、“曳山祭り”で有名な富山の港町。主人公となるのは、IT関連企業のCEOを務める中原祐馬(竹野内豊)。ここ数日、3年前に決別した元共同経営者でかつての親友・塩谷航平からの着信があったが、会社を出て行った人間に用は無いと無視を続けていた。しつこくかけてくる電話にしかたなく応答すると、無言のまま途切れてしまった。胸騒ぎがした祐馬は、秘書の勧めで、航平の故郷・新湊へと向かうことに。向かってみると、“曳山祭り”を支える13の町のひとつ、四十物町(あいものちょう)は、資金と人手が不足し曳山の維持が困難になっていた。四十物町にとっては苦渋の決断だったが、最後に祭のメインである「提灯山」を曳かせてもらうという約束で、新興の西町に譲渡することになるのだが…。そんな本作で江口さんが演じるのは、漁師であり四十物町の曳山総代を務める渡辺鉄也役。役作りのために、新湊で漁師の仕事を見学し、本作の撮影に協力する漁師の番屋(※漁に出るための基地のような場所)を訪れ、生活ぶりや漁に関する様々な話を聞きながら役のイメージを膨らませていったそうだ。そんな役作りを経て、江口さんの外見も大きくイメージチェンジ。江口さんと言えば、長髪のイメージだが、本作では役者人生30年の中で初という“超・短髪”に!町で角刈りの男性を多く見かけたことがきっかけだったそうで、短髪にしたのも自らのアイディアだという。「実は最初に切ってから、クランクインを待つ間に、もっと大胆に切った方がいいなと思い始め、二度目の散髪をして、さらに短くなりました。クランクインまでもっと日があれば、もっと短くなっていたかもしれないですね(笑)。鉄也は、曳山総代で、何人もの漁師たちを抱える親方で、自分の妹の子どもまで引き取って暮らしている。毎日を必死に生きているだろうとイメージすると、シンプルな髪型の方が鉄也らしいと思ったんです。監督に見て貰ったら、『これはいいね!』と気に入ってくださいました」(江口さん)と経緯を語っている。万全の役作りで、相対するのは初共演となる竹野内さん。水と油のような存在の役どころとあって、どんな掛け合いを見せてくれるのか?『人生の約束』は2016年、全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月30日原作発表から20年、“映像化不可能”と言われてきた東野圭吾の同名小説が、江口洋介、本木雅弘、仲間由紀恵、綾野剛ら実力派俳優たちが集結し実写映画化される『天空の蜂』。史上最悪の原発テロに立ち向かう男たちを描いた本作の、待望の特報映像が解禁された。1995年8月8日。最新鋭の超巨大ヘリ《ビッグB》が突如動き出し、子どもを一人乗せたまま、福井県にある原子力発電所「新陽」の真上に静止した。遠隔操縦によるハイジャックという驚愕の手口を使った犯人は“天空の蜂”と名乗り、「全国すべての原発の破棄」を要求。従わなければ、大量の爆発物を搭載したヘリを原子炉に墜落させると宣言する――。今回解禁された特報は、報道や政府の声が飛び交う中、超巨大ヘリ《ビッグB》が全てを掻き消すように突如現れる、緊迫した場面からスタート。機内の子どもの父親であり《ビッグB》を開発したヘリ設計士・湯原を江口さんが、子どもの救出と日本消滅の危機を止めるべく奔走する原子力発電所の設計士・三島を本木さんが務める。燃料が尽きてヘリが原子炉へ墜落するまでの8時間というタイムリミットに立ち向かう湯原、三島に続いて、三島の恋人で事件解決の鍵を握る女性・赤嶺(仲間由紀恵)、《ビッグB》を奪う謎の男・雑賀(綾野剛)の姿も映し出され、30秒という時間が一瞬に感じられるほどの密度を持った映像となっている。本作の映画化にあたり、原作ファンの間では、現在日本に実在する輸送用ヘリをはるかに越える“日本最大の《ビッグB》がどのように映像化されるのかという点にも注目が集まっており、CG制作作業は1年以上にわたり、いまなお続行中だという。また、不安感や緊張感などを表現するため、“カメラを固定して撮影されたカットが一つもない”という特別な手法で撮影は行われたという。メガホンを取った堤幸彦監督自身も、「様々な作品を作らせていただいていますが、これまでこんなに神経を張りつめた作品はなかなかありませんでした。トップカットからスタッフロールまで全神経を集中させて作りました。私の作品の中ではこういうアプローチはなかったなぁと、自分でもびっくりするような仕上がりになっています」とコメントを寄せ、長年の監督歴の中でもとりわけ手応えを感じた作品となる様子だ。柄本明、國村隼、向井理らの豪華キャストも発表され、ますます盛り上がるクライシス・サスペンス超大作。まずはこちらの特報から“堤組”の本気を感じてみて。『天空の蜂』は9月12日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月24日東野圭吾の小説を江口洋介と本木雅弘の出演で映画化する『天空の蜂』の特報映像が公開になった。特報動画本作は、原子力発電所の上に最新鋭のヘリを静止させ、“全国すべての原発の破棄”を行わなければ、大量の爆発物を搭載したヘリを原子炉に墜落させると宣言する犯人“天空の蜂”と、テロに立ち向かう人々の息つまる攻防を描いたクライム・サスペンス。ジャックされた最新鋭のヘリの設計士・湯原を江口が、原子力発電所の設計士・三島を本木が演じ、仲間由紀恵、綾野剛、柄本明、國村隼、石橋蓮司、竹中直人、向井理、佐藤二朗、光石研らが出演する。このほど公開された映像には江口、本木ら出演者だけでなく、物語の最重要キャラクターともいえる超巨大ヘリ“ビッグB”も登場。映画では全長34メートル、総重量25トンの日本最大級の輸送ヘリを描くべく、内部の巨大セットを建設。CGも駆使して“ビッグB”を描いている。堤監督は「様々な作品を作らせて頂いていますが、これまでこんなに神経を張りつめた作品はなかなかありませんでした。トップカットからスタッフロールまで全神経を集中させて作りました。私の作品の中ではこういうアプローチはなかったなぁと、自分でもびっくりするような仕上がりになっています」とコメント。映画は9月に公開される。『天空の蜂』9月12日(土) 全国ロードショー
2015年03月24日