浮世絵師たちが愛した江戸を、今も変わらぬ地形から感じる展覧会『江戸の凸凹―高低差を歩く』。今、東京の地形に着目した新しいアプローチの街歩きの本が、書店に続々と登場している。東京スリバチ学会会長・皆川典久氏の著書『東京「スリバチ」地形散歩』シリーズをはじめ、『タモリのTOKYO坂道美学入門』、松本泰生氏の『東京の階段』など。確かに自分の暮らす町について、丘はどんな地層で形成されているのか、幼い頃に遊んだ川はどこに続いているのか…その成り立ちを知ると、地域に対してさらに愛着が湧くのも事実。そんな話題に好奇心をくすぐられるあなたに、ぜひともおすすめしたい展覧会がこちら。東京は、西に武蔵野台地が、東には東京低地が広がる。坂道や階段も多く、高低差を感じながら散策するのも楽しい都市だ。その感覚は、150年以上前に住んでいた先人たちもどうやら同じだったらしい。江戸時代に描かれた浮世絵の風景画を眺めてみると、歌川広重をはじめとする絵師たちも、しばしば地形の高低差を意識した構図で江戸の町を描いている。すっかり変貌した現在の東京と江戸の街並みでも、高低差や坂道などの地形は、ほぼ変わらない。そこで本展では、浮世絵に描かれた江戸の地形、特に高低差に焦点を当てた浮世絵を80点以上紹介。愛宕山や駿河台などの山や台地、神田川など河川の周囲に広がる谷、築地や深川などの水辺に広がる低地、江戸見坂や九段坂などの坂。昔と変わらない地形を眺めつつ、古き良き江戸散歩を追体験できる。「ここはあの広重も愛した江戸の地形なんだ」と思えば、街歩きがさらに感慨深く、楽しくなることは間違いない。歌川広重「名所江戸百景昌平橋聖堂神田川」御茶ノ水にある昌平橋。正面に神田川が流れ、右手に湯島聖堂、左手には切り立った崖があるこの絵は東京屈指の高低差に富んだ風景。会場ではこの絵の横に現在の昌平橋を写した写真を並べて展示する。歌川広景「江戸名所道外尽廿八妻恋こみ坂の景」妻恋神社へ向かう途中にある現在の立爪坂の風景。歌川広重「東都名所御殿山花見品川全図」江戸時代から花見の名所として有名だった御殿山の春模様。『江戸の凸凹―高低差を歩く』太田記念美術館東京都渋谷区神宮前1‐10‐106月1日(土)~26日(水)10:30~17:30(最終入館は17:00まで)月曜休一般700円ほかTEL:03・5777・8600(ハローダイヤル)※『anan』2019年6月5日号より。文・山田貴美子(by anan編集部)
2019年06月03日特別展「江戸のスポーツと東京オリンピック」が、2019年7月6日(土)から8月25日(日)まで東京都江戸東京博物館にて開催される。2020年東京五輪に向けて日本のスポーツ文化を振り返る特別展「江戸のスポーツと東京オリンピック」は、2020年に控えた東京で2度目となるオリンピック・パラリンピックに向けて、日本におけるスポーツとオリンピックの歴史を振り返り紐解く展覧会。江戸時代に行われた運動・競技の文化にまでさかのぼり、絵画や道具類などの資料を通して当時の様子を探り、近代以降に西洋から取り入れられたスポーツの受容の軌跡を辿る。さらに、スポーツの祭典であるオリンピックへの出場・開催を目指した人々の栄光と挫折、1964年東京オリンピック・パラリンピック開催までの歴史、2020年開催の東京大会の見所も紹介する。〈江戸時代〉武士の馬術・大相撲が観覧の対象に江戸時代には、いわゆる近代の「スポーツ」とは異なる運動や競技が盛んに行われていた。武士が学んだ馬術や弓術・剣術は、時に観覧の対象として楽しまれることもあった。また、庶民の間では大相撲の興行が人気を集めたり、かつての宮廷行事であった蹴鞠が、町人の間で好まれ、将軍がその鍛錬の成果を上覧したりと、様々な競技が娯楽として親しまれていた。〈近代以降〉西洋のスポーツを受容&第1回東京五輪へ明治時代を迎えると、西洋から野球やサッカー、テニスなど様々なスポーツが取り入れられる。1912年には、オリンピックストックホルム大会に、日本が初出場。参加した金栗四三と三島弥彦は、メダルにこそ届かなかったが、国際大会への出場という道を切り開き、その後のスポーツ普及にも大きな足跡を残した。第1回目の東京オリンピックは、当初1940年の開催が決定していたが、日中戦争の開戦と国際関係の悪化から中止に。スポーツ自体の実施も難しくなり、日本のオリンピック・スポーツを取り巻く状況は挫折の時期を迎える。満を持して東京オリンピックが開催されたのは、終戦、復興を経て高度経済成長期に推移した1964年。当時の公式ユニフォームや実際に使用されたマラソンシューズ、記録映像などから当時の雰囲気を振り返る。詳細特別展「江戸のスポーツと東京オリンピック」会期:2019年7月6日(土)~8月25日(日)会場:東京都江戸東京博物館 1階特別展示室住所:東京都墨田区横網1-4-1開館時間:9:30~17:30※土曜日は19:30まで、7月19日・26日、8月2日・9日・16日・23日(各金曜日)は21:00まで※入館は閉館30分前まで休館日:月曜日(ただし7月15日、8月12日は開館)、7月16日(火)※会期中に一部展示品の入れ替えあり。観覧料:〈特別展専用券〉一般 1,000円(800円)、大学生・専門学校生 500円(400円)、中学生[都外]・高校生・65歳以上 500円(400円)〈特別展・常設展 共通券〉 一般 1,280円(1,020円)、大学生・専門学校生 780円(620円)、中学生[都外]・高校生・65歳以上 640円(510円) ※()内は20名以上の団体料金。〈特別展前売券〉一般 800円、大学生・専門学校生 300円、中学生[都外]・高校生・65歳以上 300円※価格は全て税込※都内の中学生・小学生以下は無料。※身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳持参者と、その付き添い(2名まで)は無料。※前売券は4月27日(土)から7月5日(金)まで販売。7月6日(土)から会期中は当日料金でチケットを販売。※画像写真の無断転載禁止。【問い合わせ先】東京都江戸東京博物館TEL:03-3626-9974(代表)
2019年05月25日〔ダイソー〕には早くも夏を楽しめるアイテムがたくさん!今回はたくさんあるアイテムの中から風鈴を購入してきました。本格的なデザインのものから、かわいいデザインのものまでそろっているので、ぜひチェックしてくださいね♪〔ダイソー〕の風鈴がかわいい♡今回は〔ダイソー〕で風鈴を2つ購入してきました!それぞれご紹介していきましょう♪まずご紹介するのは金魚が描かれた風鈴。本格的な和風のデザインでステキですよね♪清涼感のあるデザインなので、音だけでなく見た目からも涼しさを感じられそう。このほかにも花火が描かれたデザインのものがありましたよ!続いてご紹介するのは現代風なデザインの風鈴。スイカやパイナップルが描かれていて、短冊部分はパイナップルでかわいらしいですよね♡本格的なデザインもいいですが、このようなデザインだとインテリアにもなじみやすいのでオススメですよ!このほかにもフラミンゴのデザインのものがありました。夏の風物詩を楽しもう!今回は〔ダイソー〕で購入した風鈴をご紹介いたしました。リーズナブルなお値段なので、気軽に楽しめるのはうれしいですよね♪気になる方は、ぜひお近くの〔ダイソー〕でチェックしてみてください!【ダイソー】炊飯器いらず!レンジでチン♪で簡単調理《炊飯マグ》を使ってみた【ダイソー】お箸付き200円でコスパよし!毎日使うランチボックスはシンプルでおしゃれに♡
2019年05月19日江戸切子の日本最大級の祭典「Love Nippon!江戸切子桜祭り 2019」が、2019年3月15日(金)から17日(日)まで東京・東急プラザ銀座にて開催される。「Love Nippon!江戸切子桜祭り 2019」は、ショッピングや江戸切子の体験ワークショップなど、様々な企画が揃う日本最大級の江戸切子の祭典。イベントの目玉となるのは、年に一度しか開催されない江戸切子新作展だ。名工が魂を込めて切り出したダイナミックな作品が揃う。また、昨年開催時にほぼ満席となった「江戸切子体験ワークショップ」も実施。実際に江戸切子の彫りを体験できる人気イベントだ。そのほか、伝統工芸士の個人作品展示や職人から直接買える直売コーナーも用意。なお会場は、江戸切子をモチーフにしたデザインの「東急プラザ銀座」となる。【詳細】「Love Nippon!江戸切子桜祭り 2019」開催期間:2019年3月15日(金)~17日(日)時間:11:00~21:00 ※最終日は18:00まで会場:東急プラザ銀座 6F キリコランジ住所:東京都中央区銀座5-2-1【問い合わせ先】・前日までの問い合わせ先藤巻百貨店 ショッピングサポートTEL:0120-070-623・当日の問い合わせ先藤巻百貨店 銀座店TEL:03-6264-5612
2019年01月21日江戸時代、庶民が愛した草花を紹介する「江戸の園芸熱ー浮世絵に見る庶民の草花愛ー」展が、東京・たばこと塩の博物館で開催される。期間は2019年1月31日(木)から3月10日(日)まで。江戸時代、庶民は草花を愛したたばこと塩の博物館がある墨田区には墨堤、小村井の梅屋敷、亀戸天神…と今なお存在する花の名所がある。しかし、江戸時代には現代よりも、より多くの花の名所があったという。それは人々にとっての娯楽。そして江戸中期となる18世紀の中ばには、植木鉢が普及し、草花は人々にとってより身近に楽しめるものとなった。四季折々の花を楽しんだのだ。このような背景のもと、草花、そして草花を楽しむ人々がは浮世絵の画題になることが多かった。江戸の園芸熱ー浮世絵に見る庶民の草花愛ー「江戸の園芸熱ー浮世絵に見る庶民の草花愛ー」では、1.花見から鉢植へ、2.身の回りの園芸、3.見に行く花々、4.役者と園芸という4つの構成により、江戸の人々の草花への愛、そして園芸熱を、約200点の浮世絵を通して紹介する。花見から鉢植へプロローグとなる企画。草花を見に行くところから、植木鉢により植物を手元に置くスタイルが普及。家に庭がない人々も園芸を楽んだ。身の回りの園芸鉢植により園芸が身近なものとなり、多くの浮世絵で表現された。鉢植を身近に置いて愛でる様子を描いた浮世絵を紹介。見に行く花々花の名所、お花見に出かける人などの浮世絵を紹介。19世紀には園芸の見世物が話題となるなどした時期もあり、その様子も紹介。役者と園芸歌舞伎役者の中には園芸を趣味とする人もおり、尾上菊五郎(三代目)などは様々な植物を育てたという。もちろん、歌舞伎の舞台でも植木売りという役柄が登場した。概要 - 江戸の園芸熱ー浮世絵に見る庶民の草花愛ー会期:2019年1月31日(木)~3月10日(日)・前期:1月31日(木)~2月17日(日)・後期:2月19日(火)~3月10日(日)場所:たばこと塩の博物館 2階特別展示室住所:東京都墨田区横川 1-16-3TEL: 03-3622-8801
2019年01月19日悠久の歴史を触れに行く場所。そんな、特別な場所を持つモデルでライターの加治まやさんに、「江戸の聖地」への愛を叫んでいただきました。見て、触って、江戸の息遣いを感じます。歴史の中でも、とりわけ江戸時代に惹かれるという加治まやさん。そんな彼女とって、江戸文化を身近に感じられる聖地が、清澄白河の「深川江戸資料館」。「江戸文化は、一般庶民が作り出したものが多いんです。例えば、浮世絵や歌舞伎とか。江戸に暮らした人たちが生み出した文化に興味があって、5~6年前に初めて訪れました」ここは庶民の暮らしを再現した体験型の展示が人気で、展示物はすべて触ってOK。「ここは木挽きの人のおうち!」「この窓も開くんだよ~」と、楽しそうに解説してくれる加治さん。「ガイドさんによって教えてくれる情報が違うので、行くたびにいろんな方の解説に耳を傾けています(笑)。最初に表通りを散策したら、裏通りもじっくり見てほしいですね。家の中にも上がれるし、家具にも触れるから、江戸の生活をそのまま楽しめるんです。季節やイベントによって展示も変わるので、年に何度通っても新鮮で楽しくて」江戸の古地図アプリを使い、普段から街歩きをしながら、かつて何があったか確かめたりも。「古地図を見るとわかるんですが、『浜離宮恩賜庭園』は江戸時代からほぼ地形が変わっていない。慶喜公が大阪から逃げ帰った時に着いた船着き場が残っていたり、江戸の空気感をそのまま感じられる場所。江戸城跡地が残る皇居も外せません。天守台の石垣を見ると、ひとつひとつが大きくて。伊豆などから船で運ばれているんですが、この石をどうやって運んだんだろうって考える時間も好き」受験勉強の息抜きで、司馬遼太郎の歴史小説『燃えよ剣』を読んだのが高校3年生の頃。そこで歴史の面白さに目覚め、江戸文化歴史検定2級も取得。「歴史を感じる場所に行くと、感性も刺激されるんです。東京って、街を歩くだけで、実は歴史に触れられる場所。古地図片手に楽しんでもらいたいです」季節ごとに変わる江戸文化を体験。【深川江戸資料館】音響と照明も使い、江戸の一日を15分で再現。●東京都江東区白河1-3-28TEL:03・3630・86259:30~17:00(最終入館16:30)第2・4月曜休館(祝日の場合は開館)、臨時休館あり天守台跡に残る大きな石垣は必見!【江戸城(皇居)】事前申し込みが◎。●東京都千代田区千代田1-1桔梗門前TEL:03・5223・80719:30~11:15頃、13:00~14:45頃(整理券配布は30分前)月・日・祝日(土曜除く)休無料江戸時代の地形がそのまま残る名所。【浜離宮恩賜庭園】江戸時代に造園された大名庭園。地形がほぼ変わらず残っているのは貴重。隅々まで散策してみて。●東京都中央区浜離宮庭園TEL:03・3541・02009:00~17:00(16:30最終入園)無休入園料一般300円かじ・まやモデル、ライターとして活躍。江戸時代の文化のみならず、史跡や神社仏閣、仏像も好き。日本美術にも精通。※『anan』2019年1月16日号より。写真・内山めぐみ取材、文・ 神武春菜野村紀沙枝保手濱奈美(by anan編集部)
2019年01月14日ガラスの表面にカットを入れる江戸切子は、東京都・国指定の伝統工芸だ。1834年、江戸大伝馬町のビードロ屋がガラスの表面に彫刻を施したのがはじまりだと伝えられている。明治時代に入るとヨーロッパのカットグラスの技法が導入され、多彩な柄が増えはじめた。【堀口切子】は、1921年に堀口市雄氏(初代秀石)が江戸切子技術伝承者に弟子入りし、前進となる「堀口硝子」を創業したことにはじまる。現在は三代秀石 堀口 徹氏がその伝統を継承している。堀口氏は、「ガラスを加工して、使い手を驚かせ魅了するというのが、江戸切子の本質と思える」と語る。その言葉の通り【堀口切子】の江戸切子は驚くほど美しく、受け継がれる伝統の技をベースに、シンプルなものから複雑なデザインのものまで多種多様なものが揃う。その繊細なカットや磨きといった技のひとつひとつが唯一無二の美しいグラスを生み出すのだ。また大切なのは、使い手のもとで完成を迎えることであるという。美しさは実際に酒を注いだときにより引き立つ。Tみ口や持ち手など、場所によって、ときに大きく、ときに小さくカットの形状を変えながらカットした面がきらきらと反射する様は見ていて飽きない。その瞬間が、堀口氏のいう「完成を迎える」ということなのだろう。堀口切子住所:東京都江戸川区松江5丁目10-番 2号電話番号:050-3735-3755
2018年08月26日東京お台場に日本トップクラスの花火師が集結!2018年8月11日(土)お台場海浜公園にて、「東京花火大祭〜EDOMODE〜」が開催されました。江戸時代から伝わる顔見せの文化のように、日本トップクラスの花火師が一同に会する花火大祭です。当日は、火縄銃鉄砲隊の演武にはじまり、内閣総理大臣賞受賞クラスの花火師たちによる花火が続々と東京の夜空を彩りました。世界で初めて子どもがデザインとプログラミングをした「子ども花火」や、著名アーティストの楽曲とコラボレーションした「ミュージック花火」が打ち上げも大成功。歌舞伎×花火の歴史上初共演「アクアシティお台場」の「歌舞伎エリア」では、歌舞伎俳優・市川海老蔵さんがオープニングを飾ってくれました。海浜公園で打ち上がる花火と歌舞伎の融合は、まさにコンセプトである「江戸と東京モードのフュージョン」を表現しており、現代と伝統的な江戸文化を感じることができました。豊富なアーティストコンテンツ開演と同時に会場を盛り上げてくれたのは、ドイツのテクノシーンの第一線で活躍する「Der Dritte Raum(ダー・ドリッテ・ラウム)」。「Hale Bopp」や「Electric Friends」といった名曲を生み出し、数えきれないほどのプロダクションをリリースしてきたベテランです。ほかにも「JYONGRI(ジョンリ)」をはじめ、注目のアーティスト達も夕暮れの「お台場海浜公園」に彩りを与えてくれました。火縄銃演武も登場!1853年、ペリーの浦賀来航に危機を感じた江戸幕府は、6つの台場(砲台)を築造しました。それが、現在のお台場にある「台場公園」だそう。海岸沿いに甲冑(かっちゅう)姿の「獅子の会」の方々が立ち、夕陽に染まる海に向かって火縄鉄を発砲する演武を披露しました。甲冑姿で火縄銃を構え発砲している勇姿を見ていると、過去にタイムスリップしたような気分に。川越藩 火縄銃鉄砲隊保存会「獅子の会」「獅子の会」は、甲冑の歴史や製作技術を研究して、甲冑の優秀性を後世に伝え続けています。いにしえを偲ぶことを目的に、甲冑を実際に着用して伝統行事に参加するなど、さまざまな活動を行っています。会場を温かい雰囲気に包んだ「子ども花火」子ども向けのプログラミング教室「プロスタキッズ」に通う子ども達が、デザイン・プログラミングをした10作品の花火がお台場の夜空を彩りました。昔ながらのゲームキャラクターや桃など、子ども達の思いが詰まったかわいらしい花火が会場を包み込みます。子どもたちの花火と音楽が素敵にマッチした「デジタルスターマイン」も登場。シミュレーションソフトを使ってプログラミングした作品が会場を沸かせました。音楽と花火のコラボレーション江戸時代から進化しつづける花火ショーのパイオニアが魅せる「江戸の花火」。現代のプログラミング技術と伝統的な日本の花火のコラボレーションはとても幻想的です。クラシック音楽に合わせた演出やダンスミュージック、アーティスト・米津玄師さんの「Lemon」とPerfumeの「無限未来」に合わせた花火の演出など、多彩な音楽に合わせた花火作品が会場を包み込みます。米津玄師さんの「Lemon」ではレモンカラーの花火が夜空に咲き、Perfumeの「無限未来」では色とりどりの鮮やかな花火がテンポよく打ち上がり美しいフィナーレを飾ってくれました。「東京花火大祭〜EDOMODE〜」は、来年も満席必至。いち早くチェックして、ぜひ良席で見てくださいね。
2018年08月21日「ECO EDO 日本橋」が今年も開催!日本橋地域において2018年7月6日(金)~9月24日(月・休)の期間、恒例の夏イベント「ECO EDO 日本橋 2018 ~五感で楽しむ、江戸の涼~」を開催します。「ECO EDO 日本橋」とは「ECO EDO 日本橋」は、江戸時代に日本橋で育まれた“涼”をとる生活の知恵や工夫を現代流にアレンジしたさまざまなイベントを街中で開催します。“見て”涼を感じる「金魚」「提灯」「花火」、“食べて”“香って”涼をとる「限定グルメ」、“着て”涼をとる「浴衣」、涼やかな音を“聞いて”楽しむ「風鈴」など、日本情緒あふれる納涼気分を五感で体感いただけます。また水族アート展覧会「ECO EDO 日本橋 アートアクアリウム 2018 ~江戸・金魚の涼~ & ナイトアクアリウム」や、「舟遊び」「金魚グッズ」「街歩き」など、さまざまな連携施策を日本橋広域にわたり展開し、街全体で楽しめる夏のイベントとしてお楽しみいただけます。3つの注目ポイント!①参道の夜を彩るデジタル花火アート「ミナモハナビ」日本橋が発祥と言われる花火。仲通りを川面に見立て、その水面(ミナモ)に映る花火をイメージしたデジタルアート「ミナモハナビ」が新登場します。②「ゆかた de オトク!ゆかた・アートアクアリウムチケット特典」日本橋地域の老舗など190店舗以上で、ゆかた着用もしくは「アートアクアリウム 2018」のチケット提示で、ワンドリンク無料やプレゼントなどのお得なサービスが受けられます。③9月限定グルメが新登場「金魚スイーツ&バルさんぽ」Manzovino(マンツォヴィーノ)「月と金魚〜和牛炙りユッケのトリュフ風味〜」老舗や百貨店から高級ホテルまで、日本橋地域の100店舗以上の金魚モチーフグルメを各店で提供します。また9月限定の秋グルメを新たに提供し、秋を感じる季節でも楽しめるイベントになっています。「ECO EDO 日本橋 2018 ~五感で楽しむ、江戸の涼~」実施概要期 間:2018年7月6日(金)~9月24日(月・休)問い合わせ先 :日本橋案内所 03-3242-0010(10:00~21:00)魅力満載のフォトジェニックなコンテンツ!① 福徳神社へと続く、江戸情緒あふれる参道「金魚大提灯参道」福徳神社に続く参道「仲通り」に新登場した、より日本橋らしい江戸情緒あふれる雰囲気を楽しめるスポット「金魚大提灯参道」。毎年恒例となった「金魚大提灯」に加え、“川面に映る花火”をデジタルで表現した「ミナモハナビ」が楽しめます。期 間:2018年7月6日(金)~9月24日(月・休)場 所:仲通り(コレド室町 1・2 の間)「ミナモハナビ」について仲通り全体を青く揺れる光で包むことで川の水面を表現。さらに、デジタル照明で花火を投射することで“水面(ミナモ)に映る花火”を表現したデジタルアートです。また、通りには空間BGMによる“川のせせらぎ”や“花火”の音が流れ、まるで川岸で花火を眺めているような臨場感あふれる夕涼みを体験できます。点灯時間/18:00~23:00「金魚大提灯」「コラボ提灯」について福徳神社に続く参道「仲通り」に、高さ約1.8mの金魚柄の巨大な提灯が登場します。「ECO EDO 日本橋 2018」総合プロデューサー木村英智氏(アートアクアリウムアーティスト)がデザインを監修。また、仲通りに並ぶ通常サイズの提灯は、日本橋に支店を構える大日本除虫菊株式会社(金鳥)とコラボレーション。蚊取り線香のCMでお馴染みのキャッチフレーズをもとに、今回特別にデザインした提灯で、涼しげで粋な金魚街道を作り出します。点灯時間/11:00~24:00②「森の風鈴小径」森の風鈴小径都会の癒やしスポットである福徳の森に、音で涼を楽しむ風鈴の小径が今年初登場。福徳神社から福徳の森へと続く小径の両側には約200個の華やかな江戸風鈴が吊り下げられ、深緑の中の小径を涼やかに彩ります。伝統的なガラス製の江戸風鈴はひとつひとつが手づくり。よく見ると色も形もその音もそれぞれ異なります。福徳の森を抜ける涼やかな風とともに、日本の夏の音色をお楽しみください。③新メニューも各店で登場「金魚スイーツ&バルさんぽ」XEX日本橋 Salvatore Cuomo Bros./The BAR「日本橋おとななつまつりランチブッフェ」日本橋地域の商業施設・老舗など100店舗以上で、昨年も大人気の金魚をモチーフにしたフォトジェニックなスイーツメニュー、バルメニュー、アルコールメニューを提供します。また今年は、9月限定メニューを初めて提供。秋を感じ始める季節にぴったりのグルメを楽しむことができます。期 間:2018年7月6日(金)~9月24日(月・休)※店舗により異なる9月限定の涼メニュー(※画像はイメージ、変更の場合あり)XEX日本橋 Salvatore Cuomo Bros./The BAR「葡萄をつかった贅沢金魚パフェ」今年は9月より限定メニューを初提供。秋を感じ始める季節にぴったりのグルメが楽しむことができます。④ オリジナル風鈴を目印にゆかたで街歩き!日本橋の190店舗以上で楽しめる「ゆかたdeオトク!ゆかた・アートアクアリウムチケット特典~日本橋でオトクな街歩き~」は、老舗店舗を含む190以上の参加店舗で、ゆかた着用、もしくは「アートアクアリウム 2018」のチケットを提示すると、街歩きに嬉しい限定サービスを提供いたします。また今回は、参加店舗の店先にオリジナル風鈴を飾り、街歩きをする時に目や耳でも楽しめるようになっております。期 間:2018年7月6日(金)~9月24日(月・休)参加店舗:190店舗以上⑤ 「ECO EDO 日本橋 アートアクアリウム 2018 ~江戸・金魚の涼~ & ナイトアクアリウム」「ECO EDO 日本橋 2018」総合プロデューサー木村英智氏(アートアクアリウムアーティスト)が手掛ける、“アート、デザイン、エンターテイメント”と“アクアリウム”が融合した水族アート展覧会「アートアクアリウム」。今年は“真の日本”をテーマに、金魚や錦鯉などを中心とした数千匹の観賞魚が、和をモチーフにした独創的な水槽の中を優雅に舞い泳ぎ、幻想的な“涼”空間を演出します。金魚を見上げて観賞する新感覚の作品や屏風をモチーフにした大型作品など、新作も多数登場いたします。期 間:2018年7月6日(金)~9月24日(月・休)場 所:日本橋三井ホール(コレド室町1 5F ※エントランスは4F)⑥「日本橋エリアの金魚グッズ」中川政七商店「金魚づくしシリーズ」「ECO EDO 日本橋 2018」のテーマ“金魚”をモチーフにした商品が多数登場します。⑦「納涼金魚ちょうちん船」山口県柳井市の特産品「金魚ちょうちん」を飾った納涼船で、かき氷を味わいながら東京スカイツリーを間近に楽しみます。期 間:2018年8月1日(水)~8月29日(水)の毎週火・水・木曜※8月14日(火)~16日(木)は運休コ ー ス:日本橋船着場~東京スカイツリー~日本橋船着場料 金:大人 3,500 円/子ども 2,000 円(税込)※乗船料、かき氷食べ放題付き⑧「写真」で「日本橋」の魅力を表現し、国内外に発信する「日本橋フォトガレリア」マンダリン オリエンタル 東京は、株式会社ニコンイメージングジャパン、三井不動産株式会社とともに、言葉の壁を伴わない「写真」というツールを通して「日本橋」の魅力をアート目線と写真という手法で国内外に発信するプロジェクト「日本橋フォトガレリア」を実施。五街道の起点であり伝統と革新が共存する「日本橋」の街を舞台に、公募で募った参加者と写真家が撮影を行い、美術館にみたてた「日本橋」の街にて作品を展示します。企画①:マンダリン オリエンタル 東京「歌舞伎シーン」の撮影内 容:伝統芸能「歌舞伎」の演目のひとつである「春興鏡獅子」に登場する“獅子の精”が、過去と現代の融合をテーマにマンダリン オリエンタル 東京に出現。そのシーンを、写真家の河野英喜氏が、撮影します。場 所:マンダリン オリエンタル 東京企画②:日本橋撮影会内 容:マンダリン オリエンタル 東京がオリジナルで制作した「日本橋ガイド」を使用し、「人」「食・物」「街」をテーマに写真家3名がそれぞれレクチャーを行う撮影会。モダンと伝統が融合する「日本橋」の魅力を体感しながら、撮影を楽しんでいただきます。撮影後は講評会を実施し、撮影テクニックを学べる講座を行います。日 程:2018年7月29日(日)「ECO EDO 日本橋 2018~五感で楽しむ、江戸の涼~」会期中場 所:橋楽亭(コレド室町3、3F)、マンダリン オリエンタル 東京参加人数:各コース10名計30名参 加 費:5,000円(税込。日本橋ガイド、『ザ マンダリン オリエンタル グルメショップ』のランチボックス付き)応募方法:「PHaT PHOTO」WEB サイトにて 6 月中旬より募集開始予定。応募多数の場合抽選。()コース 1:テーマ「人」 写真家 熊切大輔氏コース 2:テーマ「食・物」 写真家 山口規子氏コース 3:テーマ「街」 写真家 上田晃司氏企画③:作品展示内 容:上記「企画 1」と「企画 2」にて撮影された写真を展示。また、マンダリン オリエンタル 東京 1F『ザ マンダリン オリエンタル グルメショップ』にて「KABUKI」ケーキを販売。日 程:2018 年9月25日(火)~10月21日(日)場 所:マンダリン オリエンタル 東京を含む日本橋イベント情報イベント名:ECO EDO 日本橋 2018催行期間:2018年07月06日 〜 2018年09月24日住所:日本橋エリア電話番号:03-3242-0010(7/6〜9/24、10:00〜21:00)
2018年08月15日愛知・豊田市にて「小渡夢かけ風鈴」が開催!2018年7月15日(日)~8月31日(金)の期間に愛知県豊田市北部の小渡町(おどちょう)にて、各世帯の軒先に風鈴をつるすイベント「小渡夢かけ風鈴(おどゆめかけふうりん)」が開催されます。「小渡夢かけ風鈴」とは愛知県豊田市北部の旭地区小渡町で2003年からはじまった本イベントは、各世帯の軒先に風鈴(約6,000個)をつるします。風鈴寺(増福寺)では、風鈴の短冊に願い事を書く「風鈴奉納」や「写経体験」、「坐禅体験」が行われるほか、小渡商店街では、「風鈴絵付け」や「ゆかたの着付・モデルなりきり撮影会」などのイベントを数多く開催いたします。「小渡夢かけ風鈴」概要イベント名: 小渡夢かけ風鈴日時: 2018年7月15日(日)~8月31日(金)場所: 愛知県豊田市小渡町一帯料金: イベント毎に異なる ※詳細は公式サイト等でご確認くださいアクセス: 東海環状自動車道「豊田環八IC」より約35分「小渡夢かけ風鈴」内で開催されるイベント一覧「小渡夢かけ風鈴」オープニングイベント開催日:7月15日(日)内容:流しそうめん・屋台・風鈴奉納式・風鈴行列ゆかた姿でモデルなりきり撮影会開催日:7月15日(日)※参加ご希望の方は、旭観光協会・あさひ観光案内所までお越しください。ゆかた着付け開催日:7月15日(日)~8月31日(金)時間:10:00~15:00定休日:水曜日、8月13日(月)~8月15日(水)※事前に予約をいただければ定休日もゆかたの着付けは可能です。予約先:旭女性の会 貸衣裳/旭支所2F(TEL 0565-68-2153)※予約優先(混み合う場合がありますので、ご予約をおすすめします)静寂のとき、風鈴の音色を聴きながら写経体験・坐禅体験開催日:7月15日(日)~8月31日(金) ※臨時で休む場合あり会場:風鈴寺(増福寺) ※予約不要こけ玉作り開催日:7月21日(土)、7月22日(日)8月4日(土)、8月5日(日)、8月19日(日)、8月25日(土)、8月26日(日)場所:小渡公民館時間:10:00~随時(所要時間 約1時間) ※予約不要オリジナル風鈴を作ろう! 風鈴絵付け開催日:7月15日(日)~8月31日(金)場所:風鈴通り・さかや時間:8:00~17:00(所要時間 約1時間)※一度に体験できるのは10名まで※予約不要鮎つかみ体験開催日:7月22日(日) ※雨天中止(川の水量が増えるため)場所:小渡中央広場時間:10:50までに集合予約先:旭観光協会(TEL 0565-68-3653) ※要予約、定員30名※鮎は、つかみ放題です。そのうち2匹を塩焼きにしていただきます。夏休み工作教室開催日:7月15日(日)~8月31日(金)場所:糟谷工房 ※予約不要イベント情報イベント名:小渡夢かけ風鈴催行期間:2018年07月15日 〜 2018年08月31日住所:愛知県豊田市小渡町一帯電話番号:0565-68-3653(旭観光協会)(9:00~17:00/水曜定休)
2018年08月15日夏の風物詩の風鈴、涼し気で優しい音に癒やされますよね。今年の夏は風鈴を飾ってみるのはいかがでしょうか?今回訪れた〔篠原まるよし風鈴〕は、古くから愛される《江戸風鈴》を作る老舗の風鈴屋です。今では家庭で風鈴を飾ることはあまりありませんが、一歩足を踏み入れると、ものづくりへの想いがたしかに息づいていました。また、〔篠原まるよし風鈴〕では《江戸風鈴》の製作体験も行っています。今回はそんな〔篠原まるよし風鈴〕でのオリジナル風鈴の製作体験を通して、《江戸風鈴》の魅力をお伝えします!夏を彩る〔篠原まるよし風鈴〕の《江戸風鈴》緑の大きなのれんが特徴的な入り口新御徒町駅から徒歩1分程度、昔ながらの商店が並ぶ「佐竹商店街」を歩いていると、懐かしさのある風鈴の音が聞こえはじめ、すぐに緑色の大きなのれんが見えてきます。のれんには「江戸風鈴」の文字。そこが、今回取材させていただいた〔篠原まるよし風鈴〕です。〔篠原まるよし風鈴〕は、1990年から《江戸風鈴》を作り続ける老舗です。また、風鈴の製作体験もでき、ものづくりの楽しみを味わうことができるお店でもあります。《江戸風鈴》って何?風鈴の音が商店街の夏を彩る《江戸風鈴》とは、その道の第一人者・篠原儀治さんが昭和40年頃に命名したガラスの風鈴のことです。ガラスの風鈴自体は、江戸時代末期から庶民の間で知られていたそうですが、これを《江戸風鈴》と名付けたのは、篠原儀治さんと言われています。《江戸風鈴》の特徴は、型を使わずにガラスを膨らます「宙吹き(ちゅうぶき)」と呼ばれる製法にあります。型を使わずに一つ一つ作るため、同じ形や柄でも異なる音色がするのです。今回は、その《江戸風鈴》の製作体験を通して、江戸時代から続くものづくりを体感しました!《江戸風鈴》作りを体験!〔篠原まるよし風鈴〕では、《江戸風鈴》の製作体験ができます。すでに形作られているガラスに絵をつける「絵付け」のみのコースもありますが、今回は自分でガラスを膨らませる「ガラス吹き」と「絵付け」を体験してきました!およそ1,300度でガラスを熔かす《江戸風鈴》は、原料であるガラスを炉で溶かしながら、一つ一つ丁寧に膨らませて作られます。しかも型を使わない「宙吹き(ちゅうぶき)」という方法で作られるため、同じものは二つとありません。並べられる《江戸風鈴》の原型ガラス吹き体験では、職人さんの助けを借りながら、このような形を目指してガラスを膨らませていきます。まずは職人さんの技を見学!熱いうちにガラスを膨らましていくガラスを溶かし、熱いうちに息を吹き込み膨らませていきます。あっという間に美しい風鈴の原型ができあがる〔篠原まるよし風鈴〕の職人さんは、47年間《江戸風鈴》を作り続けているので、あっという間に美しく丸みを帯びた風鈴の原型ができあがります。ガラス吹きに挑戦!職人さんのガラス吹きの様子を見学をしたところで、私もガラス吹きに挑戦しました!見よう見まねで膨らませていきますが……。形が崩れてしまったガラスガラスが潰れてしまい、大失敗してしまいました……。ガラスを膨らませる時の、力加減がものすごく難しいです。それもそのはず、職人さんいわく「一人前になるまでには10年かかる」とのこと!二回目は職人さんの助けを借りながらガラスを膨らませていきました。ガラス吹き体験で作った風鈴の原型こちらができあがった風鈴の原型です!これを20分ほどかけて冷ましたあと、絵をつけていきます。風鈴の縁を削る作業ガラスが冷めたあとは、余分な部分を取り除き、縁をザラザラに削ってもらいます。風鈴が風鈴たる音を奏でるには、この作業が欠かせないそうです!かわいい《江戸風鈴》を鑑賞!ガラスを冷ましている間に、お店に置いてある《江戸風鈴》を見てみましょう!取材に伺った日はたまたま商品があまり置いていない日でしたが、どれも欲しくなるようなかわいい風鈴がたくさんありました!三匹金魚一番上にあるのは、金魚が描かれた風鈴です。金魚や海藻なども、繊細に描かれています!また、《三匹金魚》の下にある風鈴にはくじらが描かれていてかわいい!戌年に合わせて作られた風鈴こちらは戌年に合わせて、全体に犬が描かれた風鈴です。置物としてもほしいくらい愛嬌のある顔ですね♪江戸切子で描かれた金魚の風鈴この《江戸風鈴》には、東京都の伝統工芸である江戸切子による金魚があしらわれています。福招き猫(スキ)さらには縁起の良い招き猫の風鈴もあります!涼し気な風鈴の音に加えて、福を呼ぶ招き猫が描かれており、快適な夏を過ごせること間違いなしですね♪それでは絵付けに挑戦!準備が整ったので、次は《江戸風鈴》の「絵付け」に挑戦です!絵付けに必要な道具こちらが絵付けの道具一式です。台紙に広げた絵の具と筆水彩絵の具を台紙に取り、お好みの色を、風鈴の内側に塗っていきます。今回は、同じく夏の風物詩である「花火」を描いていきたいと思います!絵付けが終わりました!手元にある見本を参考にしながら描いてみました!風鈴の内側に描いていくため、なかなか難しかったですが、なんとか上手くいったのではないでしょうか……。絵付けを体験してみて、〔篠原まるよし風鈴〕に置いてあった風鈴が、どれだけ高い技量を必要としているが分かったような気がします……!お店の人に仕上げをしてもらい完成!絵付けが終わると、お店の人に「振り管(ふりかん)」または「舌(ぜつ)」と呼ばれるガラスの重りや、短冊をつけてもらい完成です!一つ飾れば夏らしく!お部屋に飾ったオリジナルの《江戸風鈴》できあがった《江戸風鈴》を早速お部屋に飾ってみました!風が吹くと、カラカラと高く乾いた音が鳴り安らぎます。ガラス吹きから絵付けまで自分で作った風鈴ですから愛着がわいてきますね♪一つ飾るだけで夏らしい装飾になります!《江戸風鈴》で今年の夏に彩りを!今では家庭で飾られている様子はあまり見なくなった風鈴。しかし、風鈴のあの音は、やはり涼し気で心地よいですよね。〔篠原まるよし風鈴〕では自分だけの《江戸風鈴》を作り、そして自分だけの音を奏でることができます。《江戸風鈴》で今年の夏を彩りませんか?【篠原まるよし風鈴店舗詳細】●住所東京都台東区台東4-25-10●TEL03-3832-0227●アクセス都営地下鉄大江戸線新御徒町駅から徒歩1分●営業時間日によって変動(公式ウェブサイトをご確認ください)〔篠原まるよし風鈴〕公式ウェブサイト
2018年08月08日時の流れを感じる店内で味わうやさしい甘さの団子「言問団子(ことといだんご)」は、歴史情緒あふれるのれんをくぐると、時代を遡ったかのようなどこか懐かしい甘味処の雰囲気を感じることができます。隅田川沿いにあるため、散歩の合間にふらっと立ち寄る人も多いです。メニューは、お店の看板メニューでもある「言問団子」と、手土産に便利な「言問最中」の2種類のみ。ゆったりとした時の流れの中で味わう、上品な甘さは格別。老舗ならではの趣ある店内は、歴史好きにもおすすめ!江戸時代末期、植木屋を営んでいた当時の創業者が団子を作って振舞ったところ、評判が良かったため商売として始めたのがお店の原点。シンプルな甘さと串に刺さずに爪楊枝を使っていただくスタイルは、創業以来変わっていません。言問団子というのは、その昔、古今和歌集の歌人でもある在原業平朝臣が、東国を旅していた際に読んだ和歌にちなんで名づけられました。団子を頬張ると、文学の香りを感じさせる雅な名称も相まって、まるでタイムスリップしたかのような感覚を楽しむことができます。時代を超えて愛される名物メニュー「言問団子」店名にもなっているこのお店の定番商品。白餡、小豆餡、味噌餡の3種類の餡に、もっちりとした白玉が包まれています。原料にもこだわった餡は、少量でもしっかりと豆の存在感を感じられる一品。余分なものをすべて省き、上品な甘さと滑らかな食感が際立つその味は、長い歴史の中で多くの人が愛したのもうなずける感動のおいしさです。コロンとした都鳥の中には餡がたっぷり「言問最中」もう一つの商品である「言問最中」。都鳥の形の皮の中には、餡が隙間なくぎっしりと詰められています。餡は小豆餡と白餡の2種類あり、手の中に収まるほどのかわいらしいサイズながら、しっかりと満足感を与えてくれる最中です。「言問団子」が一日しか日持ちしないため、手土産にできるお菓子を作ろうということで生まれたのが「言問最中」。東京土産としてもおすすめです。江戸時代から愛されてきたシンプルで本物の味創業以来、品数を増やさず、製法を変えずにずっと続いてきたのは、その味が多くの人に愛されてきた証拠です。余計なものをいれないシンプルなおいしさが、訪れた人の心をほっとさせてくれます。団子のおいしさはもちろんですが、店内にも歴史を感じさせるものが飾ってあり、眺めているだけでも現実を忘れさせてくれる空間も魅力のひとつ。東京観光の際には、ぜひ味わってほしい東京の名品です。東武伊勢崎線「東京スカイツリー駅」から徒歩12分。店舗駐車場はないため、来店時には公共交通機関を利用しましょう。東京スカイツリーや浅草からも近い場所にあり、東京散策のスポットとしても人気のお店。言問団子の上品な甘さとかわいらしい見た目は、ほっと一息つきたいときにぜひ立ち寄ってみてください。スポット情報スポット名:言問団子住所:東京都墨田区向島5-5-22電話番号:03-3622-0081
2018年08月03日縁むすびの神様で有名な川越氷川神社の「縁むすび風鈴」古きよき日本の面影を残した町並みを持つ埼玉県川越は「小江戸」と呼ばれ、年間約700万人もの観光客で賑わう首都圏有数の観光地です。「縁むすびの神様」として広く知られる川越氷川神社では、夏の風物詩として毎年賑わう祭事「川越氷川神社 縁むすび風鈴」を、2018年も7月7日(土) ~9月9日(日)まで開催。現在も「風の便り」という言葉が残っているように、昔の日本人は「風が人の想いを運んでくれる」と信じていました。風鈴は、風が鳴らしてくれる鈴。目には見えない風を「音」として私たちに知らせてくれます。夏の間、川越氷川神社に飾られた風鈴には願いごとを書いた木の短冊を結ぶことができます。 境内に響く、涼やかな風鈴の音は、たくさんの願いが風にのって運ばれていく音色です。本年も大切な想いが「縁むすびの神様」へ届き、お参りされた皆さまに良いご縁が運ばれますように。縁むすび風鈴のみどころ① すべて手作り、 色鮮やかな江戸風鈴昼は澄んだ美しさ。夜は幻想的な輝き。境内に飾られたガラス製の江戸風鈴、その数は二千個以上。職人さんが川越氷川神社のために手作りで奉納してくれたものです。よく見ると色も形も、そして音もそれぞれ異なります。② まるで天の川のような小川1500年ほど前に創建された川越氷川神社の由緒を記した古い文書には「光る川の伝説」が残っています。この由緒にならい「縁むすび風鈴」の期間中、19:00~21:00まで、 夏空の天の川に見立てて境内の小川に光を灯します。風鈴の音色に合わせて、涼やかな光の瞬きを感じていただきます。③ 夏らしく浴衣で川越は江戸時代の伝統的な建造物が多く残る街。着物が大変似合います。川越にはレンタル着物店も多数あり、浴衣姿で街歩きを楽しむ方がたくさんいらっしゃいます。もちろん境内も、浴衣姿の女性やカップルで大変華やかな雰囲気です。④ 夏だけの限定のモノたち「縁むすび風鈴」の開催時、神社では数量限定で夏らしい涼やかな柄のお守りが頒布されます。また、境内にある鎮守の杜のカフェ「むすびcafé」では、風鈴に見立てたガラスの器に入ったスイーツも人気です。縁むすび風鈴 設置個所案内風鈴回廊メディア、SNSでも一番紹介されている、色とりどりの風鈴が並ぶ回廊です。風鈴小路透明な風鈴が並ぶ、少し趣が異なる小路です。夕方以降はライティングにより、時間によって色が変わる幻想的な光景が楽しめます。竹毬風鈴オブジェ境内の木々の高さに合わせ、各所にオブジェとして設置。 暗くなると竹細工越しに柔らかな光がこぼれ、夜の境内を上空より優しく包み込みます。光る川地下からあふれでるご神水が流れる小川に無数の光ファイバーを設置した、夜空にきらめく天の川のような幻想的な空間です。「縁むすび風鈴」の期間中、2つの特別行事も開催!恋はなび(7月14日〜29日・9月3日〜9日)儚いあかりほど、こころにのこる。 夫婦・恋人・親子・友人、ふたりで灯せるように持ち手は二本。川越在住の手工業デザイナー・大治 将典氏、共和木材・馬場崇氏とともに川越氷川神社特製の線香花火を作りました。夏の夜の境内で灯していただけます。花火を楽しんだあとは紙縒(こより)を指に結び合い、お揃いの夏の思い出に。恋あかり(8月1日〜9月2日)神社のあかりをまちへ。それぞれの想いを神社特製のぼんぼりに灯して、川越の夏の夕景を楽しんでいただく行事です。 ぼんぼりを手に歩いていると、今もひっそり息づく小江戸の歴史や文化が、夕暮れのまちにふわりと浮かびあがってくるかもしれません。期間中、毎日18:30より社殿にて「特別良縁祈願祭」を執り行います。恋人・夫婦・家族・友人。大切な人といつまでも仲睦まじくいられるように、縁結びの神様にお祈りします。祈願を受けられた方にぼんぼりを授与します。また期間中、市内の酒販店や飲食店では川越生まれのクラフトビール「COEDO」の「恋あかり限定ビール」の「甘夏-Amanatsu-」「濃紅-Koikurenai-」が販売されます。『川越氷川神社 縁むすび風鈴』 概要開催期間2018年7月7日(土)~9月9日(日)風鈴回廊/9:00~21:00※天候によっては、催し物等が中止になる場合がございます。URL :所在地 川越氷川神社(埼玉県川越市宮下町2-11-3)アクセス◆JR・東武東上線「川越駅」東武バス1番乗り場「喜多町」で下車、徒歩5分7番乗り場「川越氷川神社」で下車、徒歩0分小江戸巡回バス 「氷川神社前」で下車、 徒歩0分◆西武新宿線「本川越駅」東武バス 5番乗り場「川越氷川神社」で下車、徒歩0分「喜多町」で下車、徒歩5分小江戸巡回バス 「氷川神社前」で下車、 徒歩0分イベント情報イベント名:川越氷川神社 縁むすび風鈴催行期間:2018年07月07日 〜 2018年09月09日住所:埼玉県川越市宮下町2-11-3 川越氷川神社電話番号:049-224-0589(川越氷川神社 社務所)
2018年07月27日江戸版猫カフェ「江戸ねこ茶屋」 が両国にオープン!「-両国- 江戸NOREN」に隣接するJR両国駅西口イベント広場「両国駅広小路」(東京都墨田区)に、2018年6月15日(金)から8月31日(金)まで、浮世絵世界で本物の猫と遊べる江戸版の猫カフェ「江戸ねこ茶屋」が期間限定で開催中です。両国は江戸にまつわる史跡が多く、「猫の恩返し(回向院の猫塚)」をはじめ、猫とも縁の深い街として知られています。そこで「両国のとある江戸長屋の住民は全員が猫との噂。そんな噂を聞きつけた旅人が全国から覗きに来る」というコンセプトのもと、本イベントは両国の地で開催されることとなりました。-両国- 江戸NORENでは、「江戸ねこ茶屋」と様々なタイアップ施策を実施しており、本イベントを通して街全体の活性化に貢献していきます。江戸世界で生活する猫たちと遊べる新感覚の体験を提供長屋をモチーフにした建物の中には「ねこ茶屋」「ねこ遊郭」「ねこ湯」「ねこ長屋」「ねこ広場」などのゾーンを設け、浮世絵の画像データと立体造形を組み合わせ江戸の町並みと雰囲気を表現。そこに猫用の出入口や通り道、階段などを配置し、まるで江戸世界で生活する猫たちを眺めたり、一緒に遊んだり、写真を撮ることができる新感覚の体験ができます。会場内はどこでも猫との写真を撮ることができるほか、使用した浮世絵の解説を通して、江戸から続く人と猫との深い関係も知ることが出来ます。グッズや食べ物も盛りだくさん!保護猫救済も!会場ではクッションや巾着袋など多数のオリジナルグッズを販売しているほか、お茶や団子を味わうこともできます。また「江戸ねこ茶屋」では保護猫問題への関心を高める一助となることを目指し、収益金の一部を同問題解決のための活動支援金として寄付します。こうした考えにご賛同いただいた猫好きのアーティストの方々にもご協力いただき、各限定一枚のオリジナル絵馬を制作していただきました。会場の猫はすべて保護猫で、希望すれば里親になることもできます(面談や審査あり)。写真は「江戸ねこ茶屋」で購入できる猫好きアーティストが制作したオリジナル絵馬写真は「江戸ねこ茶屋」で購入できるオリジナルグッズ写真は「江戸ねこ茶屋」で味わえる緑茶とみたらし団子「-両国- 江戸NOREN」とのタイアップ施策「江戸ねこ茶屋」のオープンに伴い、「-両国- 江戸NOREN」では様々なタイアップ施策やオープン特別特典をご用意しています。ぜひお食事や休憩にもお立ち寄りください。写真は「江戸ねこ茶屋」特典①「-両国- 江戸NOREN」各店舗からお得な特典をサービス!6月15日(金)~8月31日(金)まで!「江戸ねこ茶屋」のチケット持参で「-両国- 江戸NOREN」各店舗からお得な特典をサービス!特典②「江戸ねこ茶屋」の入場料¥100キャッシュバック!6月15日(金)~8月31日(金)まで!「-両国- 江戸NOREN」内でお食事・お買物をしたレシート持参で「江戸ねこ茶屋」の入場料¥100キャッシュバック!※入場時の提示に限ります。※当日のレシートのみ有効です。※入場料のキャッシュバックはレシート1枚につき3名様までとなります。■江戸ねこ茶屋概要■特別企画「江戸ねこ茶屋」開催日時:2018年6月15日~2018年8月31日11:00~20:00(最終入場19:00)開催場所:JR両国駅西口イベント広場「両国駅広小路」(東京都墨田区)最寄り駅:JR総武線「両国駅」西口から徒歩1分入場料金:60分/税込大人 : 1,500円 中学生・高校生:1,200円(延長料金:20分ごとに500円)主催:江戸ねこ茶屋製作委員会後援:墨田区/(株)テレビ東京特別協力:東日本旅客鉄道(株)/(株)ジェイアール東日本都市開発協力:株式会社きゃりこ企画制作:KIRINZI inc.企画監修:長井裕子(国際浮世絵学会常任理事/那珂川町広重美術館主任学芸員)※天災地変またはその他の予期せぬ事由が発生した場合、開催日を変更する場合がございます。※詳しくは「江戸ねこ茶屋」HPをご確認ください。■-両国-江戸NOREN概要■施設名:-両国- 江戸NOREN所在地:東京都墨田区横網1-3-20(JR両国駅西口隣接)開館時間:10:00~23:30※営業時間は店舗により異なります■アクセス■JR両国駅西口隣接都営大江戸線両国駅徒歩7分イベント情報イベント名:江戸ねこ茶屋催行期間:2018年06月15日 〜 2018年08月31日住所:JR両国駅西口イベント広場「両国駅広小路」(東京都墨田区)電話番号:0570-063-050
2018年07月12日「第23回 川崎大師風鈴市」が、2018年7月18日(水)から22日(日)まで、神奈川・川崎大師で開催される。国内外から900種類3万個の風鈴が集結2018年で開催23回目を迎える「川崎大師風鈴市」。開催当初は8都道府県の風鈴から始まったこのイベントも、今では国内外から900種類3万個の風鈴が集結し、5日間で30万人の来場者を数える日本最大級の風鈴市となっている。今回は新たに千葉県の「南総風鈴」、新潟県の「地蔵堂風鈴」、長崎県の「長崎瑠璃ガラス風鈴」が参加。金属、陶磁器、ガラス、石など、様々な素材で出来た風鈴の数々が、会場となる境内一帯に涼しげな音色を奏でる。川崎大師オリジナル「厄除だるま風鈴」に新色毎年好評の川崎大師オリジナル「厄除だるま風鈴」には、新色が登場。定番の赤・白・透明・紫・緑・黄・桃・水・オレンジ・金・プラチナに新色の青を加えた全12色展開となる。古くから「厄除けのお大師さま」として知られる川崎大師で祈祷されたオリジナル風鈴は数量限定。目当ての色があるならば、早めの来場をオススメしたい。なお、7月20日(金)・21日(土)には、江戸風鈴で知られる「篠原まるよし風鈴」の風鈴職人による無料の名入れサービスが、透明の「厄除だるま風鈴」先着300個を対象に実施される。開催概要「第23回 川崎大師風鈴市」開催期間:2018年7月18日(水)〜7月22日(日)時間:10:00~18:00 ※20日(金)のみ20:00まで場所:川崎大師平間寺境内特設会場(大山門横静嘉堂石庭前広場)<イベント>■風鈴市開会式法楽日時:7月18日(水) 9:50~■風鈴市踊り練り込み日時:7月20日(金) 17:30~18:30 ※雨天中止■川崎大師オリジナル『厄除だるま風鈴(透明)』名入れサービス開催日:7月20日(金)・21日(土) ※各日、先着300個限り
2018年07月09日埼玉県・川越氷川神社にて「川越氷川神社 縁むすび風鈴」が、2018年7月7日(土)から9月9日(日)の期間で開催される。川越氷川神社 縁むすび風鈴古き良き日本の面影を残した街並みを持つ埼玉県川越市は"小江戸"と呼ばれ、年間約700万人もの観光客で賑わう観光地。そんな川越の中でも"縁むすびの神様"として広く知られる川越氷川神社で毎年開催される「川越氷川神社 縁むすび風鈴」は、2017年には40万人以上が来場した人気催事だ。江戸風鈴や光る小川などみどころ満載色鮮やかな江戸風鈴色鮮やかな江戸風鈴が並ぶ回廊は当催事最大のみどころ。2,000個以上の風鈴は職人が氷川神社のために手作りで奉納したもの。色や形、そして音までもそれぞれ異なる風鈴が見せる表情を楽しんでみて。小川のライトアップ川越氷川神社に残る「光る川伝説」にちなみ、イベント期間中の19時から21時まで天の川に見立てて境内の小川をライトアップ。風鈴の音色に合わせて、涼やかな光の瞬きを感じることが出来る。数量限定のお守りや"風鈴"スイーツもまた、期間中の神社では数量限定で夏らしい柄のお守りを頒布。境内にある鎮守の杜のカフェ「むすび café」では、風鈴をイメージしたガラスの器に入ったスイーツ「彩り風鈴」も提供される。「恋はなび」「恋あかり」2つの特別行事7月14日(土)から29日(日)、8月7日(火)、9月3日(月)から9日(日)の期間、境内で線香花火を楽しめる「恋はなび」を実施。さらに、8月1日(水)から9月2日(日)の期間では「恋あかり」を催行。毎日18:30より「特別良縁祈願祭」が行われ、祈願を受けた人には幻想的な光を放つ"ぼんぼり"が授与される。なお、川越市内の酒販店や飲食店では川越生まれのクラフトビール「COEDO」の「恋あかり」限定バージョン、「甘夏-Amanatsu-」と「濃紅-Koikurenai-」も販売。カップルや友人同士で、こちらも併せて楽しむのもおすすめだ。【詳細】川越氷川神社 縁むすび風鈴開催期間:2018年7月7日(土)~9月9日(日)開催時間:9:00~21:00会場:川越氷川神社住所:埼玉県川越市宮下町2-11-3■むすび café「彩り風鈴」提供期間:7月7日(土)~9月9日(日)価格:単品 500円(税込)、ケーキセット 1,000円(税込)■恋はなび実施期間:7月14日(土)~29日(日)、8月7日(火)、9月3日(月)~9日(日)初穂料:300円頒布方法:実施期間の毎日18:00より先着100本配布。※会場内写真撮影禁止。※会場は入れ替え制。■恋あかり「特別良縁祈願祭」催行期間:8月1日(水)~9月2日(日)催行時間:18:30~祈願初穂料:1人 1,500円授与品:恋あかりのぼんぼり、飴※祈願授与品としてだけでなく、毎日17時より社務所にて初穂料ひとつ1,500円で頒布。
2018年06月29日建築家の長坂常と江戸小紋職人の廣瀬雄一のコラボレーションによる展覧会「亜空間として形成する伊勢型紙 江戸小紋の世界」が、表参道のEYE OF GYREで7月17日から8月26日まで開催。19世紀後半、欧米社会に押し寄せたジャポニスムの波から1世紀半を超えて、今また日本の文化に熱い視線が寄せられている。その潮流の中、アール・ヌーボーにも、そしてリバティ・プリントにも影響を与えた伊勢型紙の世界を、100周年を迎える廣瀬染工場の伝統的技術によって染め上げられた反物や着物を展示することによって、現代に甦らせようとする試みが今回の企画だ。さらに、江戸小紋の世界観にインスパイアされた建築家長坂常が、廣瀬染工場の4代目、廣瀬雄一とコラボレーションすることによって、実験的な反物や着物の製作に関わり、江戸小紋のあり方を今一度捉え直す機会ともなっている。デザインには伝統的幾何学的なものから、花鳥風月を象徴化したもの、江戸の人々の現実感覚や遊び心を映し出したものまで無数のバリエーションがある。幕末にシーボルトが浮世絵とともに膨大な型紙を持ち帰ったとの逸話もあり、そして、グラフィカルなこともあって、19世紀のヨーロッパの工芸、デザインに少なからず影響を与えたといわれている。実際の型紙は単なるデザインとは異なり、デザインが染めに生かされるためには、紙、道具、工程のひとつひとつにわたって職人の長い経験の上に培われた、知識を超えた身体的な感覚としての「技」が刷り込まれている。江戸小紋の二次元空間に包摂されているミクロの多元的な世界観を、ブルーボトルコーヒーの店舗などを手がける長坂常とのチャレンジングなコラボレーションによって、通常の物理法則が通じない時空連続体ともいわれている「亜空間」を創出することを試みる。7月19日には長坂常と廣瀬雄一の2人によるトークセッションを開催する予定。時間は19時から20時まで。【イベント情報】亜空間として形成する伊勢型紙 江戸小紋の世界会期:7月17日~8月26日会場:EYE OF GYRE住所:渋谷区神宮前5-10-1 GYRE3F
2018年06月22日「サンタフェ リー・ダークスコレクション浮世絵最強列伝―江戸の名品勢ぞろい―」展が、2018年7月3日(火)より、京都・相国寺承天閣美術館で開催される。日本美術を愛する収集家、リー・ダークスの浮世絵コレクションを初公開今回、その多大な所蔵作品を公開するリー・ダークスは、空軍士官として日本に駐留したのを契機に日本文化に関心を持って以来、浮世絵版画の名品を収集してきた米国人コレクター。浮世絵の祖・菱川師宣、美人画の喜多川歌麿、役者絵の東洲斎写楽、そして葛飾北斎や歌川広重など、代表的な浮世絵師の優品のみを集めたコレクションの数々を紹介する。華麗な色調を残した貴重な作品群浮世絵200年の歴史を網羅した稀品、著名作品で構成されているダークスコレクションは、浮世絵の歴史を語る上での重要性を持つだけにとどまらず、その大半が極めて良好な保存状態にあり、まるで今摺り上がってきたかのような華麗な色調を残しているのが特徴だ。200年の歴史と共に鑑賞する、浮世絵の真の芸術性展覧会は全六章で構成。菱川師宣や鳥居清信・清倍など、江戸独自の浮世絵文化を形成した浮世絵師に迫る第一章からはじまり、美人画・役者絵の国貞、武者絵・戯画の国芳、名所絵の広重と、幕末・天保期の浮世絵界を牽引した歌川派の絵師たちの作品を紹介する第六章まで、浮世絵の歴史を辿りながら、その真の芸術性を鑑賞出来るものとなる。浮世絵をモチーフにしたオリジナルグッズもまた、会場では浮世絵をモチーフにした展覧会オリジナルグッズも販売。本展における代表的な浮世絵を、光を吸収・蓄える特殊な素材でプリントした蓄光Tシャツ、ポップな色調と浮世絵を組み合わせたメガネケースなど、様々なグッズが用意されている。開催概要「サンタフェ リー・ダークスコレクション浮世絵最強列伝―江戸の名品勢ぞろい―」展会場:相国寺承天閣美術館開催期間:<前期>2018年7月3日(火)〜8月5日(日)<後期>2018年8月8日(水)〜9月30日(日)休館日:8月6日(月)、8月7日(火)開催時間:10:00〜17:00(最終入館は16:30)※前期、後期で全点展示替えを行う。チケット:一般 1,000円(800円)、65歳以上・大学生 800円(600円)、小中高生 500円(300円)、団体 800円(20名以上・一般のみ)※( )内は前売料金※リピーター割引あり(会期中2回目以降の鑑賞は、半券と引換にて100円割引※前売券は5月28日(月)から7月2日(月)までの限定販売。チケットぴあ(Pコード:769-039)、ローソンチケット(Lコード:52637)ほか、主要プレイガイド、コンビニエンスストアなどで販売■巡回展・山口県立萩美術館・浦上記念館会期:<前期>2018年4月28日(土)〜5月13日(日)<後期>5月15日(火)〜 5月27日(日)住所:山口県萩市平安古町萩市平安古586-1・横浜髙島屋会期:2018年10月10日(水)~10月22日(月)住所:神奈川県横浜市西区南幸1-6-31・日本橋髙島屋会期:2019年1月9日(水)~1月21日(月)住所:東京都中央区日本橋2-4-1・大阪髙島屋会期:2019年2月23日(土)~3月11日(月)住所:大阪府大阪市中央区難波5-1-5
2018年05月28日初夏の行楽気分を味わえるレシピ三品炊き込みではなく、出汁がけでいただくのが江戸の味『筍飯』浅蜊たっぷりの味噌汁をご飯にぶっかける、豪快な漁師飯『深川飯』徳川家康存命中は高嶺の花だった白魚をご飯に乗せた『白魚飯』『筍飯』(4杯分)「名飯部類」「黒白精味集」より炊き込みではなく、出汁がけでいただくのが江戸の味。■材料(4杯分)・筍…穂先から10cm程度・米…2合・水…400ml・鰹出汁…600ml・醤油…小さじ3・塩…小さじ1/2・木の芽…適量・三つ葉…1束・紅たで…適量・揉み海苔…適量■作り方1)筍の先の柔らかい部分を10015cmほどを切り取って塩茹でし、好みのサイズに切る。2)白米を通常通りに炊き、炊き上がった直後に切った筍を入れて蓋をし、しばらく蒸らす。3)これをざっくりと混ぜて深めの茶碗に盛り、木の芽、三つ葉、紅たで、揉み海苔などを乗せ、塩と醤油で味付けをした鰹出汁をかけていただく。江戸時代、三代将軍・徳川家光によって再興された目黒不動の門前には、「筍飯屋」が軒を連ねていました。ここで使われていたのは、現在の私たちが口にしているのと同じ、孟宗竹(もうそうちく)という種類です。甘くて柔らかい孟宗竹が、中国から琉球を経由して薩摩に渡来するまでは、日本では淡竹か真竹の筍が食べられていました。いち早く孟宗竹に目をつけたのは、江戸の京橋で廻船問屋を営む山路次郎兵衛という商人で、まずはこの筍を桐の箱に入れて高級感を出し、馬に乗せて販売することから始めました。孟宗竹の筍が評判になると、次郎兵衛は安永元年(1772年)、戸越村に別邸を構え、貧しい地元の農民のために、薩摩屋敷から孟宗竹の苗木を取り寄せて、栽培を推進しました。やがて目黒と荏原一帯は孟宗竹の産地となり、人々が多く集まる目黒不動では筍の市が立ち、茶飯屋と組んで筍飯を開発し、販売するようになったのです。この頃の筍飯は、炊き込みご飯ではなく、出汁がけだったと思われます。たくさんの薬味とともにいただく筍飯は、見た目も色とりどりで美しく、筍の香りや渋みがストレートに楽しめる逸品です。『深川飯』(二人前)浅蜊たっぷりの味噌汁をご飯にぶっかける、豪快な漁師飯です。■材料(二人前)・殻付き浅蜊…500g・長葱…1/2本・ご飯…2杯分(冷や飯でも可)・水…400ml・味噌…大さじ2・薬味…少々(お好みで)■作り方1)砂抜きした浅蜊を、殻をこすりあわせてよく洗う。長ねぎは1cm 幅に切っておく。2)鍋に水と浅蜊を煮立て、浅蜊の口が開いたらすぐに鍋から上げてスプーンで身を外す。3)浅蜊の煮汁に葱を入れ、火が通ったら浅蜊の身を鍋に戻して味噌を溶き入れ、ひと煮立ちさせる。4)器にごはんを盛り、3をかける。お好みで薬味や三つ葉を散らす。初夏の行楽の一つである「潮干狩り」が盛んになったのは、江戸時代のことです。「現在の4月から5月、芝浦・高輪・品川 沖・佃島沖・深川洲崎・中川の沖から、早朝より船に乗って沖に出る。卯の刻(午前6時頃)過ぎより潮が引き始めて、午の半刻(正午頃)には海底が陸地と変わる。ここに降り立って蛎蛤を拾い、砂の中にいる平目を踏み、引き残った浅汐で小魚を捕獲して宴を催した」と『東都歳時記』(1838年)に書かれています。 平目や小魚まで手に入れて、潮が満ちてくるまでその場で宴会とは、羨ましい限りです。また、海に面していた深川では浅蜊がたくさん獲れました。 深川の漁師たちが、味噌や醤油で煮た浅蜊と葱を、船の上でごはんにかけて食べた漁師飯が「深川飯」です。 当時は「ぶっかけ飯」や「浅蜊飯」と呼ばれており、「深川飯」と呼ばれるようになったのは昭和に入ってから。現在、深川名物となっている『深川めし』は、醤油ベースの煮汁ごとぶっかけるタイプと、炊き込むタイプの2種類があります。 炊き込むタイプは、『深川めし』を持ち運びできるようにと、近年考案されたものだそうです。『白魚飯』(二人分)「名飯部類」より徳川家康存命中は「御止魚(おとめうお)」。高嶺の花だった白魚をご飯に乗せて。■材料(二人分)・白魚…20匹程度・温かい御飯…2杯・海苔…2枚・鰹出汁…300ml・醤油…小さじ1・塩…少々・芽葱(小葱でも)…適量・山葵…少々(お好みで)■作り方1)白魚は水洗いして塩水に浸け、その間に蒸し器を温めておく。2)蒸し器に クッキングシート等を敷き、白魚を並べて軽く蒸し、自然に冷ます。(真っ直ぐな白魚にこだわらないのであれば、塩を入れた湯で軽く茹で、水気を切る)3)出汁に塩と醤油を入れて温め、器に盛った御飯にかける。その上に炙った海苔と2を乗せ、芽葱、山葵などを添える。成魚でも体長10cmに満たない白魚は足が速いため、夜の間に隅田川下流で漁を行い、魚河岸が開かれる早朝に合わせて出荷していました。白魚が江戸で初めて漁にかかった時、透けて見える脳髄が葵の御紋に似ていたことから、佃島の漁師が不思議に思って徳川家康に献上したところ、「三河の海で獲れる白魚が、江戸前の海でも獲れるとは吉兆なり」とたいそう喜び、好物である白魚の漁獲量を確保するため「御止魚」にしました。家康亡き後、解禁になった白魚は、公方様好みの魚としてもてはやされ、篝火に誘われて集まってくる白魚を、四手網(よつて0あみ)ですくい取る白魚漁は、江戸の風物詩になりました。 漁場に芸者を連れて小舟を出し、獲れたての白魚づくしの料理を海の上て0いたた0く、という贅沢な遊びもありました。
2018年05月14日伝統工芸「江戸切子」にチャレンジ東京の下町・浅草にある「グラスファクトリー創吉」は、グラス&バー用品の専門店。ここでは、江戸切子体験を楽しむことができます。江戸切子は、江戸時代末期に東京で始まったガラス細工で、緻密で繊細な柄が美しい東京の伝統工芸です。体験の所要時間は約90分。透明グラスの加工は3,000円(税抜)~、色のついたグラスの加工は4,500円(税抜)~。1人でも気軽に参加することができます。機械は18台あり、一度に18人、同じ団体であれば36人まで作業ができるので、友人達と一緒に体験をしてみるのもいいですね。しっかりとしたサポートで安心。夢中で楽しんでどんな江戸切子にするのか、数十種類のサンプルから選びます。柄とグラスの形が決まったら、作業開始。江戸切子の技法でカットをしていきます。まず、カットを施す場所に、ペンで印を付けます。印を付けたら、いよいよカット。高速回転しているグラインダーに、グラスを押し当ててカットしていきます。ガラスを当てるとき、割れてしまうのではないかと心配になりますが、意外と強くて丈夫なので、尻込みせずに押し当てましょう。もし失敗してしまっても大丈夫。先生が丁寧に修正してくれるので安心してくださいね。江戸切子体験は、単調ながらも繊細な作業なので、集中しすぎて思わず無言になるほど夢中で楽しむことができます。プレゼントにもぴったり!お店はグラスの専門店ということもあり、アーティストとコラボレーションしたグラスや、珍しい形のグラスなども販売しています。お祝いや記念品に、世界にひとつだけのオリジナルグラスを作ってくれるサービスも魅力的。「グラスファクトリー創吉」は、東京メトロ銀座線「浅草駅」の4番出口すぐのところにあります。浅草寺の雷門からは徒歩5分ほど。本格的な江戸切子体験を楽しめる「グラスファクトリー創吉」で、繊細で美しいグラスを作ってみませんか?自分で制作したグラスは大切な方への贈り物にもぴったりです。スポット情報スポット名:グラスファクトリー創吉住所:東京都台東区浅草7-2-14電話番号:03-6802-8948
2018年04月24日日本橋を望めるリバービューのテラス席が自慢のお店「ニホンバシ イチノイチ」の路面側はガラス張りで、エントランスはとてもシンプルな作りです。店内に入ると、落ち着いた色合いのシックな空間。間接照明が用いられ、大人っぽい雰囲気のバーカウンターがあり、その隣にはテーブル席が並びます。お店の自慢は、400年の歴史を刻む「日本橋」を望めるリバービューのテラス席があること。白いちょうちんが飾られたテラス席では風を感じることができ、仕事帰りのビジネスマンや女性客から人気があります。所在地の番地がそのまま店名になっているお店です。香りや食感も最高! 「牛ハラミ肉のほう葉味噌焼」「牛ハラミ肉のほう葉味噌焼」(1,780円)は、お店が太鼓判を押す人気メニュー。枯ほお葉の上に味噌と牛ハラミ肉を乗せて焼き上げた、飛騨地方で親しまれている郷土料理です。席に運ばれてくると、ほう葉と味噌の香りがふわっと広がり、食欲が刺激されます。牛ハラミは黒毛和牛で、やわらかくとろけるような食感。味噌は余ったら他のメニューに付けて楽しんでも良いでしょう。お酒のアテにピッタリの逸品です。後味サッパリ! 「抹茶パフェ」はデザートにおすすめ「抹茶パフェ」は大人気のスイーツメニュー。抹茶シャーベットやバニラアイスと一緒にグラスにのるのは、モチモチとした食感が楽しい黒糖ゼリーや抹茶味のわらび餅。さらにあんこや生クリーム、フルーツに白玉など、美味しいものがぎゅっと詰まっています。後味がサッパリとしているので、パフェを普段食べない人にもぜひ味わってもらいたい一品です。お店の名物! ふっくら炊き上げた「真鯛の土鍋めし」「真鯛の土鍋めし」は、「ニホンバシ イチノイチ」の名物メニュー。木の芽が添えられて上品な見た目のご飯は、鯛のうまみやだしの風味が全体に行き渡り、ふっくらとした仕上がり。土鍋でじっくりと炊き上げられているので、お米がひと粒ひと粒立っています。鯛の身をほぐして全体をかき混ぜてからお茶碗によそいましょう。1杯目はそのままいただき、2杯目はお茶漬けにして楽しむこともできます。お店を訪れたら外せないメニューです。洗練された空間で、絶品創作和食を楽しめるお店「ニホンバシ イチノイチ」では旬の素材を使ったおいしい創作和食を、洗練された多彩な空間で楽しめます。ダイニングルームやバースペース、ボックス席などがあり、さまざまなシーンで利用できます。また、16:00~19:00の時間帯は、1杯300円からのリーズナブルなハッピーアワーを開催しており、仕事を早く切り上げて足を運びたくなるお店です。東京メトロ・日本橋駅のB9出口からから徒歩1分と、そのアクセスの良さも人気の理由です。ニホンバシ イチノイチの落ち着いた空間で、江戸の風情を感じながら絶品和食に舌鼓をうちませんか。スポット情報スポット名:ニホンバシ イチノイチノイチ住所:東京都中央区日本橋1-1-1 国分ビルディング1F電話番号:03-3516-3111
2018年04月23日花見に季節にぴったりなレシピ三品海老の甘みが存分に楽しめる『芝海老飯』うまみと栄養がたっぷりつまった『蛤飯』この時期にぴったり、見た目も綺麗な『山吹飯』『芝海老飯』(二人前)「名飯部類」より柔らかくて甘みのある芝海老と、香り高い有明海苔を使った、春らしい彩りのご飯です。■材料(二合分)・芝海老…30匹・米…2合・三つ葉…1束・塩…小さじ1・酒…大さじ2・醤油…小さじ1・焼き海苔…適量■作り方1)芝海老は洗って頭と殻を剥き、爪楊枝を刺して背わたを抜き取る。2)芝海老の身は酒に浸けておき、頭と殻は500mlのお湯でアクを取りながら茹でて老出汁を取り、網で漉して冷ます。3)炊飯器に洗米と2を入れる。出汁が足りないようなら酒を足し、塩と醤油を加えて炊く。炊き上がったら2cm幅に切った三つ葉を加えてざっくりと混ぜ、焼き海苔を揉みほぐして散らす。江戸時代、芝浦で大量に獲れたため、その名がついた「芝海老」は、殻も柔らかいため、通常の調理法以外にも、当時は殻ごと煎り焼きにしたり、素揚げや天麩羅蕎麦のタネに使われたり、鮨ネタと酢飯の間に挟むおぼろに使われたりと、様々な調理法で食されていました。現在、この芝海老もトッピングの海苔も、産地として有名なのは、九州の有明海です。特に佐賀県太良町で獲れる、芝海老と海苔の漁獲量は全国1位で、佐賀県産品を使った朝ごはん推進プロジェクト、「あさご藩」のおかずの一品としても取り上げられています。『蛤飯』(二人前) 「素人包丁」より蛤をたっぷり使い、独活を散らした、粋で贅沢なご飯です。■材料(二人前)・蛤…12個程度・独活…6cm幅・温かい御飯…2杯分・水…3カップ(600ml)・酒…大さじ2・塩…少々・醤油…少々・胡椒…少々■作り方1)独活は皮を剥き、3cm×5mm程度の短冊に切り、水にさらす。2)鍋に水と酒と砂出しした蛤を入れて沸騰させ、蛤の口が開いたら身を取り外す。煮汁は塩と醤油で味を調えておく。3)茶碗に温かいご飯を盛り、蛤の身と独活を乗せて黒胡椒を振り、温めた煮汁をかける。「その手は桑名の焼き蛤」という地口で有名な、三重県・桑名宿の大蛤が全国的に知られるようになったのは、江戸時代からです。街道が整備され、人々が気軽にお伊勢参りか0できるようになったおかげて0、ご当地グルメが誕生したというわけです。江戸湾でも蛤は豊富に獲れましたが、桑名では6cm以上ある大蛤が獲れたため、焼いても食べ応えがありました。焼き方も洒落ていて、当時の浮世絵に、松ぼっくりや乾燥させた松の葉をかぶせて焼いている図が残っています。弥次さん喜多さんの珍道中でおなじみの『東海道中膝栗毛』にも、「桑名に着きたる悦びのあまり、名物の焼蛤に酒くみかはして……(中略)……箱にした囲炉裏のようなものの中へ蛤を並べ、松かさをつかみ込み、扇ぎたてて焼く」とあり、焼き上がった蛤は、大皿に入れて提供していました。この焼き方を再現した焼き蛤をいただいたことがありますが、松の良い香りが貝に移り、なんとも乙な逸品でした。また桑名では、「焼き蛤」に次いで名物だったのか0「蛤の時雨煮」で、旅人は現地で「焼き蛤」を味わい、土産に「時雨煮」を購入するのがお決まりだったようです。『山吹飯』(二人前) 「名飯部類」よりゆで卵の黄身を裏ごしし、山吹の花に見立てた色鮮やかなご飯です。■材料(二人前)・卵…3個・三つ葉の茎…1束分・温かい御飯…2杯分・鰹出汁…300ml・醤油…小さじ1.5・塩…少々■作り方1)卵を固ゆでにし、黄身だけを茶こしやザルなどで裏ごしする。三つ葉は小口切りにする。2)温かいご飯に1の黄身をかけ、三つ葉を散らし、醤油と塩で味を整えた、熱い鰹出汁をかけていただく。前述した蛤のように、環境破壊により、江戸時代は安価だったものが、現代では高価になってしまった食材は多々あります。逆に、江戸時代は高価だったものが、現代は安価になった代表格が、卵です。江戸末期に書かれた『守貞謾稿』によれば、かけそば一杯が十六文の時代に、ゆで卵は一個二十文で売られていた、という記述があります。仮に、一文を25円として換算すれば、ゆで卵一個が500円もしたということになります。それだけに、当時は病人のお見舞いや贈答品、もしくは女性を口説く際のプレゼントとしても買い求められていました。
2018年03月26日「hokusai&TOKYO 水辺を彩る江戸祭」が、2018年3月17日(土)に東京・お台場海浜公園内で開催される。「hokusai&TOKYO 水辺を彩る江戸祭」は、葛飾北斎の《富嶽三十六景》や《北斎漫画》といった浮世絵などに描かれた「水辺の賑わい」を題材に、最新テクノロジーを駆使したウォータープロジェクションマッピングやアート企画でお台場の水辺を盛り上げるイベント。和食の屋台フードを提供するフードエリアも展開される。海上には、葛飾北斎をテーマにしたウォータープロジェクションマッピングショー「水幕電子描画」が登場。「フラワーズバイネイキッド2018ロンド(FLOWERS by NAKED 2018輪舞曲)」や「サクラアクアリウム バイ ネイキッド」などの演出を手掛けるクリエイティブカンパニー「ネイキッド」が映像制作を手掛ける。幅40メートルの巨大なウォータースクリーンを設置し、葛飾北斎の浮世絵と、歴史上の偉人や神話の英雄たちが登場するスマートフォン向け人気ゲーム「Fate/Grand Order」のキャラクターが共存したショーを展開する。RPG仕立ての物語をベースにした、水の美しい動きや飛沫を活かしたダイナミックな演出が魅力だ。また、お台場海浜公園内の砂浜エリアには、ろうそくを使用した「北斎浜辺巨大浮世絵」を設置。約8,000個にも及ぶ7色の灯火を浜辺に並べ、巨大でカラフルな「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」を描き、浜辺を幻想的に照らす。【詳細】hokusai&TOKYO 水辺を彩る江戸祭開催日時:2018年3月17日(土) 11:00~21:00 ※開場 11:00会場:東京・お台場海浜公園内入場料金:無料(一部有料エリア)■ウォータープロジェクションマッピング上映予定時間:・陸上向け 18:10~(海上向け 18:00~/18:20~の2回)・陸上向け 19:00~(海上向け 18:50~/19:10~の2回)・陸上向け 19:50~(海上向け 19:40~/20:00~の2回)・陸上向け 20:40~(海上向け 20:30~/20:50~の2回)(各回10分を陸上向け上映1回、海上向け上映2回)※予告なく上映時間が前後する可能性あり。〈特等席チケット〉料金:前売券「特等席手形+3文チケット」2,000円(税込)、当日券「特等席手形」1,000円(税込) ※時間指定、入れ替え制陸上立見席販売場所:前売券はローソンチケット限定(Lコード:33959)、当日券はお台場海浜公園にて販売※海上からの観覧チケットは既に予定枚数終了。※会場となるお台 場海浜公園への入場は無料。■「北斎浜辺巨大浮世絵」(紙ろうそく北斎アート)料金:参加無料 実施時間:16:30ごろ点灯開始、17:00ごろ点灯完了 ※21:00ごろまで点灯予定実施場所:お台場海浜公園内の砂浜エリア
2018年03月15日年間700万人の観光客が訪れる、小江戸・川越。そんな観光地としてのイメージが強いためか、「物価が高そう」「住むのには向いていない」と考える人も多いようです。しかし実際は、そのようなことはありません。川越市はとても便利で住みやすく、妊婦さんや育児中のパパママにも優しい子育て環境が整った街なのです。川越駅・川越市駅・本川越駅、3駅の違いと生活環境川越の市街地には、約500メートル圏内に3つの駅が存在します。川越駅3駅のうち、最も利用者数が多いのは、JR埼京線・川越線と東武東上線の3線が乗り入れている川越駅です。駅舎の外には大きなバスターミナルがあり、常にタクシーも停まっているので、非常に交通の便が良い駅といえるでしょう。そんな川越駅ですが、東口と西口では街の様子が全く異なります。東側は観光エリア、西側は住宅街エリアとなっており、不動産は圧倒的に西口側の方が安いです。スーパーや地元密着型の商店も西口に偏っているので、川越駅周辺で家を探すのであれば、西側を中心に見ていった方が良いでしょう。川越市駅東武東上線が乗り入れている川越市駅。終点の池袋駅側から見ると、川越駅の次の駅にあたります。周辺には、名門校・埼玉県立川越女子高等学校や山村学園高等学校など複数の学校があり、学生の乗り降りが多い駅です。市の中心駅である川越駅のような賑わいはありませんが、比較的治安が良く、落ち着いた雰囲気の地域といえます。本川越駅西武新宿線の終着駅、本川越駅。テレビなどで特集される「蔵のまち」エリアに最も近い駅です。駅ビルPePeと直結しており、東口には大きな商店街が、西口には住宅街が広がっています。2015年までは東口しかなかったため、駅の西側は「駅には近いけど、入り口までは遠い」と言われていました。しかし、2016年に西口ができてからは駅までのアクセスが格段に良くなり、街並みの整備も着々と進められています。不動産価値がどんどん上昇しているので、この地域に引っ越すのなら早めに行動した方が良いでしょう。地元民ご用達!買い物はロヂャース川越店とクレアモール商店街で3駅の住宅街エリアには、たくさんのスーパーがあります。中には大手スーパー2店がほぼ隣り合っているような場所も。物価も周辺の市町村とほとんど変わりませんし、ほぼ全ての店舗で、川越で採れた野菜を農家さんの顔写真入りで販売しているため、日々の食事の買い出しや、食の安全に悩むことはありません。もし、川越でのスーパー選びに迷ってしまったときは、ディスカウントストア・ロヂャース川越店がおすすめです。特に、毎週日曜日の朝市は必見。わざわざ川越市の外から買い物に来る人もいるくらい、生鮮食品がお買い得になります。また、川越駅東口から本川越駅東口の間にある、約1キロに渡るクレアモール商店街も大変便利です。服や靴、本、家具、お惣菜など、生活のために必要なあらゆるアイテムがここだけで揃ってしまいます。川越市街地で生活する最大の強みは、「必要なものが全て徒歩圏内で買えること」といえるでしょう。観光客数は年間700万人前後!地元民への影響は?よく「川越って観光客が多いからうるさそう」「治安が悪いんじゃない?」という声を耳にしますが、そのようなことはほとんどありません。上で3駅周辺の生活環境について触れましたが、観光エリアと住宅街エリアは綺麗に分かれているため、地元民が観光客の悪い影響を受けてしまうことはほぼないといえます。また、仮に観光エリア内に引っ越したとしても、川越の観光客の大半は高齢者なので、「騒いでうるさい」「突然絡まれたり、暴力をふるわれたりする」ということはあまりないでしょう。外国人観光客も、「日本の文化を学ぶために来た」という目的意識を持っている人がほとんどなので、良識のある方が多いです。川越市は待機児童が多いって本当?残念ながら、川越市は毎年、埼玉県の「市町村別保育所等待機児童数」ランキングでワースト10位以内に入っています。ただし、待機児童が集中しているのは市の南側、「本庁管内」と呼ばれる地域だけです。ここ以外のエリアでは、待機児童はほとんど発生していません。保育園を選ぶ際は、通える範囲内で他のエリアも視野に入れておいた方が良いでしょう。働くパパママの救世主!駅周辺に増え続ける保育園若くて働き盛りのパパママを多く抱える川越市では、3駅のまわりを中心に、新しい保育園が増え始めています。その中でも、特に評判が良いのは「レイモンド川越保育園」です。ショッピング施設「ウニクス川越」(川越駅西口 徒歩7分)の建物内に併設されており、「電車通勤に便利」「子どものお迎えとお買い物が一か所で済ませられる」「市内の美術館へ行ったり、子どもに色々なことを挑戦させようとする姿勢が良い」といった声がよく聞かれます。また、昭和51年開園の「増美保育園」は、川越駅のそばに「川越駅前分園」を、本川越駅・川越市駅のそばには「本川越分園」を新設しました。「先生がしっかりしているから安心できる」「施設が綺麗で明るい」など、本園も分園も共に評判が大変良く、悪い噂はほとんど聞いたことがありません。夜・土日も診療!安心してお任せできる夜間休日診療所中心街からは少し離れてしまいますが、「川越市医師会夜間休日診療所」は土日・夜間も診察を受け付けており、地元民からの信頼も厚いです。「応急処置のような対応で済ませず、きちんと診てくれる」「薬ももらえるので便利」「待合室にも看護師さんが待機しているから、安心して順番を待っていられる」など、丁寧な対応が評価されています。ただし、川越市医師会夜間休日診療所は市街地から離れている(川越駅から2.3キロ)ので、普段は3駅のちょうど中心部に位置する総合病院「赤心堂病院」を利用した方が良いでしょう。外科・内科・小児科・産婦人科など一通りの科が揃っていますし、救急も受け付けています。妊娠前~子どもの成人までサポート!若い世帯が増え続けている川越市では、妊娠・育児のサポート体制の充実化に積極的です。例えば、子育て情報誌「こえどちゃん」を配布したり、育児応援サイト「ママフレ」を開設したりするなど、子育てに役立つ情報はどんな些細なことでも随時配信しています。「妊娠が分かったら、まず何をすべきなのか」「赤ちゃんが産まれたら、いつまでにどこへ届けを出すべきなのか」ということから、「他のパパママと出会える場所」「就学時の手続きの手順」、奨学金制度の仕組みまで幅広くカバー。子持ち世帯だけでなく、川越市内での妊娠・出産を考えている人にとっても、大変役に立つ情報源となることでしょう。また、市では定期的に男性向けの育児講座を開講していたり、他の家庭のパパママ同士で交流をはかれる場を設けたりと、育児のしやすい環境づくりをサポートしてくれています。⇒川越市の新築マンション情報⇒川越市の中古マンション・中古戸建て情報
2018年02月27日日本最大級の江戸切子のイベント「Love Nippon! 江戸切子桜祭り2018~第30回 江戸切子新作展~」が、2018年4月6日(金)から4月8日(日)まで、東急プラザ銀座にて開催される。江戸切子は、硝子の表面に彫刻を施し、様々な模様を表現する日本の伝統硝子細工。硝子細工ならではの透明感と鮮やかな色彩が織り成す独特の美しさが魅力だ。「Love Nippon! 江戸切子桜祭り2018~第30回 江戸切子新作展~」では、希少な一点物や高級な作品を含む、200点以上の伝統工芸江戸切子が集結する。銀座での開催は初となる。「桜」をテーマにした会場内には、注目の新作切子を展示する新作展や、工房や若手職人が出品した様々な切子の特別販売、伝統工芸士による作品解説、江戸切子体験ワークショップなど、様々な側面から楽しめるコンテンツが目白押しとなっている。【詳細】Love Nippon! 江戸切子桜祭り2018 ~第30回 江戸切子新作展~開催期間:2018年4月6日(金)~4月8日(日) 11:00~21:00 ※最終日は18:00まで会場:東急プラザ銀座 6F キリコラウンジ住所:東京都中央区銀座5-2-1※江戸切子体験ワークショップ(有料)は、ECサイト「藤巻百貨店」で事前予約を受付予定。【問い合わせ先】藤巻百貨店 銀座店TEL:03-6264-5612
2018年02月24日東京・墨田区のすみだ北斎美術館にて、「Hokusai Beauty~華やぐ江戸の女たち~」が開催される。期間は2018年2月14日(水)から4月8日(日)まで。なお、期間中は、2月14日(水)から3月11日(日)までの前期と、3月13日(火)から4月8日(日)までの後期に分かれて開催される。葛飾北斎は、代表作品「冨嶽三十六景」などの風景画を描いた人物として知られているが、その70年に及ぶ多彩な製作活動の中で、特徴的な江戸美人画のスタイルを確立した人物でもある。「Hokusai Beauty~華やぐ江戸の女たち~」では、そんな北斎やその弟子たち一門が手掛けた130点ほどの作品を一堂に展示。本展は、全3章に分かれ、各章異なるテーマで、北斎が描く美人画の魅力を発信する。第1章「北斎美人七変化―美人様式のうつりかわり」では、北斎が描いた美人画の作品を一挙に公開。初期の宗理時代に描かれた柔らかな雰囲気の美人画から、画風を確立した晩年の作品まで、時代と共に移り変わる美人画の特徴を鑑賞することができる。第2章「華麗なるファッション・ヘアスタイルの世界」は、当時の流行の化粧や代表的なヘアスタイルなどを北斎の作品などを通じて紹介する。「枕草子を読む娘」では、作品中に当時のトレンドメイク"笹色紅"を唇に纏った女性が描かれ、光の加減によって玉虫色に見えるこまやかな口元の描写までが再現されている。そして、第3章「北斎スクールの美人たち」では、北斎の元で学んだ門人たちの美人画が展示される。200人を超えたと云われる門人たちは、北斎の画風を強制されることなく育成された為、それぞれの個性が光る画風の美人画を残すことができた。葛飾北斎の娘で門人のひとり、葛飾応為の「女重宝記」では、華やかな着物をまとった複数の江戸美人が大胆な色彩で描かれている。他にも、期間中は、北斎に関する講演会や、伝統工芸品の作成体験などバリエーションに富んだ企画が開催される。【詳細】すみだ北斎美術館「Hokusai Beauty~華やぐ江戸の女たち~」会期:2018年2月14日(水)~4月8日(日)※前期 2月14日(水)~3月11日(日)、後期 3月13日(火)~4月8日(日)場所:すみだ北斎美術館住所:東京都墨田区亀沢2丁目7−2開館時間:9:30~17:30(入館は17:00まで)休館日:毎週月曜日観覧料:一般 1000円(800円)、高校生・大学生 700円(560円)、65歳以上 700円(560円)、障がい者 300円(240円)※( )は20名以上の団体料金。期間中、着物で来館した人は当日の観覧料は団体割引を適用。※小学生以下は無料。※学生は要生徒手帳または学生証。※65歳以上は年齢証明が出来るものの提示が必要。※障がい者手帳保持者の付添1名まで障がい者料金適用可能。※本展のチケットは、会期中観覧日当日に限り、AURORA(常設展示室)も閲覧可。【問い合わせ先】すみだ北斎美術館TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)
2018年01月30日年末年始に負担をかけた身体をいたわり、引き締めつつも、寒さに負けない身体を作りましょう。免疫力をアップさせ、風邪予防にもつながる柚子、酒粕、牡蠣を使った江戸ご飯三品をお勧めいたします。鈍った身体をリフレッシュさせるレシピ三品栄養素が豊富な牡蠣で寒い冬を凌ごう『牡蠣飯』たっぷりの柚子で健康な身体を維持『柚飯(ゆうめし)』江戸の知恵、酒粕料理でポカポカに『粕粥』『牡蠣飯』(二人前)(「名飯部類」より)柚子の香りが牡蠣を引き立てる出汁がけご飯です。■材料(二人前)・牡蠣(生食用)…6010個・温かいご飯…2杯分・出汁…3カッフ0・塩…少々・醤油…小さし01・大根おろし...適量・柚子皮下ろし…1/2個分■作り方1)牡蠣は沸騰したお湯て0さっと茹でておく。大根おろしは軽く絞り、柚子皮おろしと混ぜておく。2)温めた出汁で牡蠣を30秒ほど茹でて引き上げ、塩と醤油で出汁の味を整える。3)ご飯に牡蠣を乗せて出汁をかけ、大根+柚子皮おろしを乗せていただく。牡蠣は、一旦岩場などに着床すると、一生そこから離れないまま成長します。従って筋肉が退化し、身のほとんどが内蔵なため、食物の中で最高含有量を誇る亜鉛を始め、18種類のアミノ酸、数種類のビタミンとミネラル、製菓メーカーのグリコの語源ともなったグリコーゲン、タウリンを含む、完全栄養食品です。その半面、水質の影響を受けやすい貝でもあり、中毒性があるので、生食には注意が必要です。江戸時代は産地でもない限り、明治に入るまで、牡蠣を生で食べる習慣はありませんでした。牡蠣の養殖は江戸時代から始まっており、江戸の町では焼き牡蠣にしていただくのが主流でしたが、大坂では様々な料理が楽しめたようです。……と申しますのは、晩秋になると、広島方面で養殖された大量の牡蠣を積んだ「かき船」が、大坂の土佐堀、堂島、道頓堀など十数か所以上の堀川に停泊し、牡蠣の販売や、船上て0は牡蠣尽くしの料理が提供されたからです。天保3年の資料によると、ある日のかき船のメニューは『酢カ0キ、カキの胡麻油炒めおろし大根しょう油添え、カキのからまむし(炒めたおからと和えたもの)、カキのひね生姜煮、カキの吸物、カキと芹の鍋、カキの土手焼き、カキ飯』の八品だったとあります。『柚飯(ゆうめし)』(二人前)(「柚珍秘密箱(ゆうちんひみつばこ)」より)風邪予防に最適な柚子を使った混ぜご飯です。■材料(二人前)・柚子の皮…1/2個分・温かいご飯…2杯分・醤油…小さじ2・黒胡麻…少々■作り方1)柚子の皮の黄色い部分を薄くそぎ、みじん切りにする。2)温かい御飯に1を混ぜ、醤油をかけてざっくりと混ぜる。茶碗に盛って黒胡麻をかける。柚子は揚子江付近が原産で、奈良、もしくは飛鳥時代に薬用品として伝来しました。柑橘系の中でも、特に寒さに強いため、日本全土で栽培され、今や生産量、消費量ともに世界トップで、日本料理に欠かせない食材となっています。天明5年(1785年)に、柚子料理ばかりを約40種類集めた『柚珍秘密箱』というレシピ本が刊行されました。「柚飯」はこの本の最初に登場する料理ですが、これを食べると五臓六腑を温め、病いにかからず、眼病の薬にもなると書いてあります。他にも、「柚釜蒸」「柚砂糖漬」「柚吸物」「柚田楽」「丸柚干(まるゆべし)」といった現代にも通じる料理から、「柚ぞうすい」「柚てんぷら」「柚せんべい」といったわかりそうでわからない料理、「柚松風」「柚みどり」「柚千鳥」「巻柚」「柚裏白」といった、レシピを読まないと想像がつかない料理まで、さまざまな料理が掲載されています。ちなみに冬至の日に柚子湯に入るという習慣は江戸時代からで、「冬至」を「湯治」にかけ、「柚子」を「融通」にかけて、「冬至の日の湯治は、融通のきく柚子で」ということのようです。駄洒落とは言え、柚子の香りにはリラックス効果があり、皮には血行促進や保湿効果があるので、湯治には最適な入浴剤です。『粕粥』(二人前)話題の酒粕を使ったお粥は抜群の栄養価があります。■材料(二人前)・米…1/2カップ・水…500ml・塩…少々・酒粕(板状)…50g・味噌…大さじ2■作り方1)鍋に水と洗った米を入れ、混ぜながら強火で炊く。2)ふきあがったら塩と1を入れ、再びふき上がってきたら中火にし、灰汁を取りながら30分程度炊く。3)酒粕を2mm幅に伸ばし、弱火で両面を焼く。4)粥に2と味噌を乗せ、よく混ぜていただく。日本酒を絞った後に残る酒粕が、実は握り鮨を世間に広めた立役者だったことをご存知でしょうか。1800年代はじめ、米を使ってつくる酢は高価な調味料だったため、発明されたばかりの握り鮨はハレの日のご馳走で、庶民が気軽に口にできるものではありませんでした。江戸を訪れた尾張国半田(現・愛知県半田市)の酒蔵の主人・中野又左衛門(四代目から中埜又左衛門と改名)はこの状況を見て、酒粕を使った安価な粕酢を江戸に普及させたことにより、握り鮨は屋台で楽しめるファストフードとして江戸の郷土料理となり、全国へ、やがて全世界に広がっていったというわけです。この中野又左衛門こそミツカングループの創始者で、現在は八代目当主が代表を務めていらっしゃいます。酒粕は保存性の高さから、1年中入手できますが、実は新酒が出回る1月から4月が旬の食材です。かつては産業廃棄物だった酒粕ですが、必須アミノ酸9種類を全て含み(アミノ酸の総量は白米の580倍以上)、肥満予防で話題のレジスタントプロテインを多く含むなど、さまざまな栄養価の高さから、万能美容&健康食品として見直されています。昭和初期の子供達は、おやつ代わりに酒粕を火鉢で炙り、砂糖をまぶして食べていたという話を聞きますが、酒粕は単体ではクセが強く、この食べ方は現代人の味覚にはそぐわないかも知れません。味噌との相性が抜群に良いので、主な使い道である甘酒や粕汁以外にも、味噌汁に酒粕を少し溶かし入れたり、酒粕:味噌=1:1の漬け床で粕漬けを作ったりなどして、摂取されることをお勧めします。
2018年01月22日高級感あふれる黒い外観が、お客さんをお出迎え東京都墨田区向島にある蕎麦屋「向島七福すずめの御宿(むこうじましちふくすずめのおやど)」は、古き良き時代の“粋”を活かした、風情あふれる外観が印象的なお店。路地から一本入った、静かな空間でお蕎麦をいただけます。店主は元料亭の女将。大人が落ち着いて食事を楽しめる場所にしたいと考え、江戸の佇まいを意識した、趣あるお店を作りました。個室が2部屋と、テーブル席が用意された店内では、ゆったりと食事を楽しめます。店内に入る途中に見える、蕎麦打ち風景も店主のこだわりです。蕎麦粉の挽き目を調節できるこだわりの石臼芸者の世界、いわゆる花柳界である向島だからこそ、江戸情緒を意識してお店を営業しているという「向島七福すずめの御宿」。現代では醤油を使用するのが一般的な蕎麦つゆですが、醤油が普及する前の江戸時代は味噌と大根おろしの汁で食べていたそう。その味を忠実に再現した蕎麦が、このお店では味わえます。その風情あふれる雰囲気を求めて、老若男女問わず愛されています。ご家族連れからお年寄りまで幅広く訪れますが、意外なところではウクライナの方も多く訪れるとか。独特の雰囲気が海外の方の心も掴んでいるのでしょう。めずらしい蕎麦の食べ方が楽しめる「すき焼き鍋蕎麦」「向島七福すずめの御宿」では、「すき焼き鍋蕎麦」が名物料理です。しっかりと味のついたすき焼き鍋と新鮮な卵、さまざまな形に切られた蕎麦と蕎麦湯が運ばれ、すき焼き鍋に蕎麦を入れて味わいます。卵にくぐらせて、一般的なすき焼きとしていただいてもおいしく、蕎麦を入れるとまた違う味わいが顔をのぞかせるという、二重に楽しめる料理です。遊び心あふれる蕎麦にも注目していただきましょう。お酒とよく合う「鴨と千寿ねぎの鴨味噌鉄板焼き」お酒も一緒に味わいたい人には、「鴨と千寿ねぎの鴨味噌鉄板焼き」がおすすめ。大きい鴨肉とこだわりの江戸野菜、千寿ねぎを味噌と一緒に香ばしくいただく、贅沢な一品です。使用している鴨肉は、やわらかい蔵王合鴨ロース。熱々のうちに口へ運びましょう。鴨とねぎの濃厚な旨味を味噌が引き立て、絶妙なハーモニーを奏でます。お酒との相性もよい料理なので、寒い冬には熱燗とともに味わってみてください。国産にこだわって厳選した新鮮食材が自慢お客さんが安心して食事ができるよう、店主は食材にこだわりを持っています。お店で使う食材はすべて国産。お客さんの健康へ繋がるよう、厳選して取り寄せました。お店のメインメニューである蕎麦も、挽き立てを食べられるため新鮮。まずはつゆを付けずに、塩を振りかけて蕎麦だけを少量食べてみてください。蕎麦独自の風味が口いっぱいに広がることでしょう。観光客でにぎわう東武スカイツリーライン「とうきょうスカイツリー駅」から、徒歩約9分で到着する「向島七福すずめの御宿」。向島らしい、モダンな雰囲気の中、挽き立てのお蕎麦を味わってみませんか?スポット情報スポット名:向島七福すずめの御宿住所:東京都墨田区向島2-9-2電話番号:03-3622-4235
2017年12月25日老舗の重みと庶民的な気さくさが魅力のお店「薮伊豆総本店」は、江戸時代から続く老舗のそば屋。老舗なのにどこか庶民的あ雰囲気で、「気さくだけれどていねい」をモットーにしているお店です。しなやかな甘みと香りのある細打ちそばと辛口のつゆが特徴で、江戸っ子好みの味わいが楽しめます。老舗の雰囲気が感じられる重みのある外観で、店内は木を基調とした明るくゆとりのある空間が広がっています。江戸時代からの味と技を受け継ぐ薮伊豆総本店薮伊豆総本店のルーツは、江戸時代の天保年間に京橋で繁盛していた伊豆本にさかのぼります。1882年に神田・薮ののれんに入り、薮と伊豆本から薮伊豆と命名され創業に至りました。1996年に日本橋に移転し、現在まで伝統の味と技を守り続けているお店。1階~3階まで利用可能で、全部で110席あり、幅広い世代の人が利用しています。3階には座敷もあり、個室利用や貸切り利用もできるので、宴会や記念日のお祝い、接待にもおすすめです。そばを海苔で巻いたヘルシーな「そば寿し」海苔でそばを巻いた「そば寿し」は、ヘルシーでさっぱりした味わいの一品。巻きずしを作る要領で、海苔の上に軽く酢をふったそばをたっぷり敷き詰め、干ぴょうと椎茸、薄焼き玉子をのせてていねいに巻いていきます。そばの香りと海苔の風味が口に広がる、飽きのこない味わいと歯切れの良い食感がやみつきになるでしょう。腸活にも! 濃厚なごまが美味の「薮伊豆のごまそば」濃厚なごまがたっぷり入った「薮伊豆のごまそば」は、そばとごまの相乗効果で体の中からきれいになれる絶品のメニューです。野菜とごまを特製のつゆで煮込み、麺が隠れるほどのたっぷりのつゆをかけていただきます。そばにごまが絡みつき、ふたつの風味がひと口にぎゅっと詰まった味わい。ヘルシーなのでダイエット中はもちろん、美活や腸活にもおすすめです。ていねいな接客と伝統の美味しいそばで至福のひとときを「薮伊豆総本店」では、創業当時から守られてきた伝統のおいしいそばを気軽に味わってもらいたいと、日々ていねいにそば作りをしています。訪れた人が、落ち着いた空間で自慢のそばを堪能しながら、とっておきの時間を過ごせるように、ていねいな接客を心がけているお店で、女性のおひとりさまにもピッタリ。そばとよく合う日本酒も、さわやかな口当たりのものから辛口のものまで豊富な種類を取り揃えています。東京メトロ・銀座線および東西線の日本橋駅より徒歩5分、JR東京駅からも徒歩圏内という好アクセスの場所にあります。江戸時代から続く伝統のそばを味わいに、老舗の扉を開いてみませんか。スポット情報スポット名:薮伊豆総本店住所:東京都中央区日本橋3-15-7電話番号:03-3242-1240
2017年09月25日2017年8月10日(木)、11日(金・祝)、26日(土)、27日(日)の4日間、新宿マルイ本館の屋上庭園「Q-COURT」で「風鈴の音に包まれる屋上庭園×星空観賞会~スターパーティ~」が開催されます。風鈴の音色に耳を傾け、夏の夜空を見上げましょう。参加は無料で事前申し込み不要、気軽に立ち寄れるイベントです。星のソムリエが案内する、夏の夜空鑑賞会イベントでは、はじめに“星空案内スタッフ”の解説がおこなわれます。続いて総合工学機器メーカー・株式会社ビクセンの天体望遠鏡や双眼鏡を使い、星空を観察。木星・土星・夏の星座を観賞しましょう。夕涼み気分で参加してみませんか?●夏の風物詩“新宿風鈴庭園”会場となる新宿マルイ本館の屋上庭園「Q-COURT」は、夏限定で“新宿風鈴庭園”に模様替え中。“新宿風鈴庭園”は新宿マルイ本館、夏の風物詩です。150個の風鈴がいたるところに吊るされている様子は目にも楽しく、音色は涼しげ。屋上庭園の緑と風鈴の音色に包まれて星空を見上げ、癒しのひとときを過ごせます。8月11日は「浴衣deガーデン」も同時開催!イベント期間中の8月11日(金・祝)は、1日限りのイベント「浴衣deガーデン」も同時開催されます。参加できるのは浴衣や甚平など“和装の人”限定です。お笑いや音楽のミニライブ、ミニ縁日で盛り上がりましょう。縁日は無料の縁日チケットを使って遊べます。会場にはフォトスポットが設置されるので、和装で記念撮影が可能。「浴衣deガーデン」で夏祭り気分を味わい、星空観賞会にも参加しましょう。また、8月いっぱいは新宿マルイ本館(3F・8Fエスカレーター横)で「浴衣×星空観賞」がテーマの展示もおこなわれています。※子供はドレスコードなし【浴衣deガーデンスケジュール】開場:16:0016:00~19:00:キャンドル演出、ミニ縁日、店内フォトラリー、フォトスポット17:00~18:30:お笑いライブ&ミュージックミニライブ19:15~19:30:星のソムリエによる星空案内19:30~20:45:天体望遠鏡や双眼鏡を使った星空観察仕事や買い物帰りに星空観察なんてステキですね。8月11日(金・祝)の「浴衣deガーデン」にも、ぜひ和装で足を運びましょう。【開催概要】「風鈴の音に包まれる屋上庭園×星空観賞会~スターパーティ~」開催日:2017年8月10日(木)、11日(金・祝)、26日(土)、27日(日)※雨天・曇天の場合は中止。新宿マルイ本館HP、店頭ポスターで当日15:00ごろ発表。開催時間:19:15~20:45星のソムリエによる「夏の星空案内」19:15~19:30天体望遠鏡や双眼鏡で星空観賞会 19:30~20:45会場:新宿マルイ本館屋上庭園「Q-COURT」(東京都新宿区新宿3-30-13)料金:無料 ※事前申し込み不要です。8月11日(金・祝)のみ和装の人限定。TEL:03-3354-0101URL:
2017年08月08日