関西ジャニーズJr.のグループ・Boys beの池川侑希弥が24日、東京・日比谷で行われた「第35回東京国際映画祭」(TIFF)のレッドカーペットに登場した。「Nippon Cinema Now」部門に選出された映画『雑魚どもよ、大志を抱け!』で映画初主演を務める池川は、共演の田代輝、白石葵一、松藤史恩、岩田奏、蒼井旬、坂元愛登、足立紳監督らとともに登場。堂々とレッドカーペットを歩き、笑顔で撮影に応じた。「東京国際映画祭」は、日本で唯一の国際映画製作者連盟から公認を受けた国際映画祭。日比谷・有楽町・銀座エリアに会場を移して2年目となる今年は、10月24日から11月2日まで開催する。今回、丸の内ピカデリーや丸の内ピカデリーなども会場として加わり、主要9部門の上映本数も昨年の86本から110本へと増加。海外ゲストの招へいも本格的に再開した。コンペティション部門は、107の国・地域から寄せられた1,695本もの応募の中から15作品が選ばれ、日本からは『窓辺にて』(今泉力也監督/稲垣吾郎主演)、『山女』(福永壮志監督/山田杏奈)、『エゴイスト』(松永大司監督/鈴木亮平主演)が選出されている。撮影:蔦野裕
2022年10月24日株式会社ユーエスケイ企画は、鹿児島大学教育学部教授であり彫刻家の池川 直(すなお)氏をお迎えして、無料のZoomウェビナー講演会「彫刻家 池川 直の彫刻の話」を2022年9月30日に開催いたします。イベントバナー池川 直 氏は筑波大学大学院修士課程芸術研究科修了後、数々の賞を受賞され、作品集も出版されています。鹿児島大学教育学部では○人体をモチーフにした表現とその表現のための各種素材とその技法に関する研究○心象表現の表出と実在化○環境や建物空間における彫刻表現のあり方に関する研究をされており、鹿児島県内、県外の様々な施設に作品が収蔵されています。そんな池川氏の作品に対する想いとは?これからの芸術の未来や希望とは?作品から感じる池川氏の芸術への想いを聴いて感じてみませんか?■講演会 詳細講演者 :池川 直 氏(鹿児島大学教育学部 教授)日時 :2022年9月30日(金)19:30~21:00開催方法:Zoomウェビナー参加費 :無料参加のお申込みはこちらから↓ ※リンク先にて「氏名」「メールアドレス」を入力するだけです。Zoomから参加用のメールが届きますので、イベント当日はメールに記載されているURLをクリックしてご参加ください。池川 直 氏■池川 直 氏プロフィール鹿児島市芸術文化協会会長/鹿児島県美術協会会員/公益社団法人日展監事/公益社団法人日本彫刻会理事/白日会常任委員/鹿児島大学教育学部教授1958年 香川県高松市 生まれ1983年 筑波大学大学院修士課程芸術研究科修了同年 第15回日展入選2003年 鹿児島大学教育学部教授に就任2022年 鹿児島市芸術文化協会会長に就任<近年の受賞・活動歴>2018年 ・第58回四国新聞社文化賞・第69回南日本文化賞2019年 ・平成30年度 第75回日本芸術院賞・日本彫刻会選抜展(日本橋三越)・池川敏幸、池川直彫刻2人展(11/4~9、東京銀座 ぎゃらりいサムホール)・峯田義郎、池川直、田原迫華彫刻三人展(12/6~18、東京銀座 永井画廊)・第44回白日会会員選抜展(12/18~23、日本橋三越美術特選画廊)2020年 ・第75回南日本美術展審査員【「時の旅人」改組新第5回日展 第75回日本芸術院賞】 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年08月22日関西ジャニーズJr.のグループ「Boys be」で活躍中の池川侑希弥が映画初主演を務める『雑魚どもよ、大志を抱け!』が2023年春に公開されることが決定した。監督は『喜劇 愛妻物語』などで知られる足立紳が務める。本作は、昭和の終わりごろに、とある地方の町で育つ小学6年生の男子たちの物語。様々なバックボーンを抱えて苦悩しつつも懸命に明日を夢見る少年たちは、子供同士のシビアな権力争いやいじめを前に、友達を守るために、そして大嫌いな自分と訣別するために、勇気を振り絞る。少年時代の“葛藤と前進”、“出会いと旅立ち”が描かれた感動作だ。監督は、常に、欠点だらけで、それでいて愛すべき者たちの織り成す人間賛歌を描き、観客の熱い支持を受けて数々の賞を総なめにしてきた映画作家・足立紳。『百円の恋』では、引きこもりがちだった30代ニート女性が恋とボクシングに出会い変わっていく姿を、『アンダードッグ』では、「咬ませ犬」に成り下がった中年ボクサーがどん底から這い上がろうとする姿を、『喜劇愛妻物語』では、売れない脚本家と鬼嫁の絶妙なやり取りで爆笑をさらいつつ根底に流れる夫婦愛を描いてきた。そんな彼が、自身が執筆した小説『弱虫日記』(講談社文庫)を原作とし、「プライドを必死に獲得しようともがいている少年たち。その姿を今の世の中に問うてみたい」と意欲を燃やす作品が本作である。この足立紳監督の最新作で、オーディションで抜擢されて映画初主演を務めるのが、Boys be / 関西ジャニーズJr.で活躍する池川侑希弥。映画初主演とは思えない堂々とした存在感と瑞々しい演技でありながら、子供同士の争いや家族の事情に翻弄されながら育つ、主人公・高崎瞬の揺れる心情を、繊細に演じ切った。同級生たちには『CUBE 一度入ったら、最後』の田代輝、『二月の勝者-絶対合格の教室-』の白石葵一ほか、松藤史恩、蒼井旬、坂元愛登、岩田奏ら、同じくオーディションで選ばれた少年たちが揃い、昭和の地方都市に住む、それぞれ複雑な家庭環境で必死に生きる個性豊かな子供たちを熱演した。そのほかにも豪華キャスト陣が集結。瞬の母親・佳子を臼田あさ美、父親・作朗を浜野謙太、妹・ワコを新津ちせ、瞬の親友・隆造(田代輝)の父親・真樹夫を、永瀬正敏、母親・美奈を河井青葉が演じる。この度、少年たちが集合したイメージカットと、主演の池川の場面写真が公開。あわせて、池川と足立監督からメッセージも公開された。池川は、映画初主演が決まった時の気持ちを「聞いた時は嬉しかったんですが、初めての映画で主人公の瞬役に決まったと知ったあと、プレッシャーが押し寄せて来たのを覚えています」と語り、不安もあったようだが、「主人公の瞬を演じる事で自分自身も成長出来たと思っています」とコメントしている。コメント全文高崎瞬役:池川侑希弥高崎瞬を演じました池川侑希弥です。「オーディションで選ばれました」と聞いた時は嬉しかったんですが、初めての映画で主人公の瞬役に決まったと知ったあと、プレッシャーが押し寄せて来たのを覚えています。約1ヶ月間飛騨市での撮影で共演者の皆さんやスタッフさんと共に過ごす中で徐々に不安もなくなって楽しく撮影することが出来ました。この映画は、友達に弱い部分を見せられず強がっている主人公の瞬が友達と色々な経験をして成長をしていくお話です。どこか自分にもそういう所があるなと思いながら撮影していましたが、主人公の瞬を演じる事で自分自身も成長出来たと思っています。1歩を踏み出す勇気をくれるお話ですので、瞬が自分の殻を破る瞬間をぜひスクリーンで見届けてください!足立紳監督この作品のシナリオを初めて書いたのはもう20年以上も前だ。なんとか映像化したいと思い、いろいろと動き回ったが実現には至らなかった。ぼんやりしている間にものすごいスピードで時代が変わり、いろいろなものの価値観も大きく変化した。価値観をアップデートできない人間はそれだけでもうダメだという空気も感じる。人間は不完全だからこそ魅力的だと思い、そういう人間ばかり描いてきたつもりだが、それが通用しなくなってきていることもひしひしと感じる。不完全な人間を安易に魅力的だと言ってはいけない時代なのだと思う。それでも手元にあった、そういう人間ばかり出てくるこのシナリオを映像化したいとまだ思っていた。エゴでもあろうが、でもこのシナリオの中には、やっぱり人の大切な部分が描かれていると思えた。僕がとうの昔になくしてしまったプライドというものを、シナリオの中の子供たちは、必死に獲得しようともがいていた。そういう子供たちの姿を、今の世の中に問うてみたいと思った。そして、そんな登場人物たちに真摯に向き合って演じてくれた池川君、田代君、白石君、松藤君、岩田君、蒼井君、坂元君たち小学5年生から中学2年生の彼らの姿がとても眩しくて、撮影中、何度も目がくらんだ。『雑魚どもよ、大志を抱け!』2023年春公開
2022年07月20日池川明先生は、「赤ちゃんには胎内にいた頃の記憶がある」ということを前提にお産の現場で活躍されている産科医・医学博士です。著書『人は生まれ変われる。前世と胎内記憶から学ぶ生きる意味』は、全国のお母さんたちに広く支持され、ドキュメンタリー映画『かみさまとのやくそく』にもなり、現在も上映中。実際の成果としては、胎児との関係を大切にするお産をこころがけるようになってから、その後1年ほどで、救急搬送がグンと減ったといいます。池川さんの行った調査によると、胎内記憶を語ったことのある子どもは、全体の33%。つまり、3人にひとりということ。知れば知るほど不思議な世界です。そこで池川先生にお会いして、いろいろとお話を伺ってきました。■口止めされている「胎内記憶」池川先生は、胎内記憶をお産に活用させた、いわば第一人者です。まず「科学が主流とされる医学界において、相当勇気のいることだったのでは、と思うのですが……」とお聞きすると、「勇気はいりません。興味だけ。だって楽しいもの。子どもが“おなかのなかで泳いでいた”とか“おかあさんに会いたかった”とかいうんですよ。ワクワクしますよ」とのお返事が。胎内の赤ちゃんに話しかけることが大切、なんてことは、決して昨日、今日にいわれはじめたことではありません。しかし、胎児のときに外の音をちゃんと聞いていて、実際に見てきたようにあとから話す子もいる、という「胎内記憶」のエピソードには、拒絶反応を示す人もまだいるでしょう。たしかに、10年前まではかなり向かい風だったそうです。それがここにきて、あまり批判する人はいなくなってきたといいます。その理由をおたずねしたところ、「彼らの子どもが胎内記憶をしゃべりだしたんじゃないですかね」というユニークな回答が返ってきました。「子どもが3人いたら、ひとりは絶対しゃべりますからね」それにしても、胎内記憶の話は聞いていて、本当におもしろかったです。たとえば、しゃべってくれない子どもについてお聞きしたところ、「どうやら口止めされているみたいなんですよね。たまにしゃべったあとで、“あっ!”と口を押さえる子とかいるんですよ」とのこと。いったい誰に口止めされているんでしょう?さらに、興味本位で聞かれることを、子どもはとても嫌がるそうです。■胎内記憶で子育ては楽しくなるそして池川先生は、クリニックに奥さんと一緒にくる旦那さんにときどき聞くそうです。「抱っこした時に、泣かれたい?笑ってもらいたい?」もちろん、生まれてくる我が子に笑ってもらいたくない親なんて、そうそうはいませんよね。池川先生のクリニックでは、胎内記憶についての会話はもちろん、産前の胎児とのコミュニケーションが産後の子育てに与えた影響の実例が、いくらもあるといいます。たとえば、10ヶ月お腹のなかにいるときに、まったく無視されて外に出てきた赤ちゃんと、繰り返し語りかけられていた赤ちゃんとでは反応がまったく違うそうです。胎児のときに話しかけられていた赤ちゃんのことを、こんなふうに話すお父さんもいると教えていただきました。「こいつ、わかりやすいんですよ。(抱き方を)ちょっとずらすだけで怒るんだよね、2センチずれただけなのに。それで、直すと、“よし”みたいな顔をするんです」■胎児への語りかけは効果があるたとえば、お母さんがくたくたになってしまって、赤ちゃんも泣き止まないようなとき、お父さんが代わりに抱っこしてくれるだけで、お母さんはどんなに助かるでしょうか。しかし、胎児のときに特に語りかけず、赤ちゃんが生まれていきなりお父さんになったような人を、赤ちゃんがお父さんだと認識してくれるでしょうか?残念ながら答えはノー。赤ちゃんは泣き続け、困ったお父さんは赤ちゃんをお母さんに返してくるでしょう。そんなことが続けば、その後の夫婦の関係にも影響を及ぼしかねないことは、想像に難くないと思います。「産後クライシス」という、この国で子育てをする以上、見過ごせない現象があります。池川先生によると、「子どもとうまくいっていないお母さん、あるいはお父さんは、必ずといっていいほど、パートナーシップもうまくいっていないことが多い」そうです。けれど、子育て期間は夫婦の関係を見なおすチャンスなのだそうです。「好き」がもとで一緒になったのですから、特に考える必要のなかったパートナーシップですが、産前および産後はふたりの関係を見なおし、よりよいものに変えていくチャンスの時期ということですね。「男性は誰でも、奥さんに幸せになってもらいたいと思っているんですよ。女性は気づいていないかもしれませんがね」あれ?それって、子どものいう「お母さんを幸せにするために生まれてきた」っていうのと似ていますね。ということは、男性は子どもと同じっていうことかもしれませんね。*ただし、この記事を読んで、「胎内記憶を知らないと子育てはうまくいかない」とはとらえないでください。筆者の上の子どもは胎内記憶のことを聞くと、どちらかというと迷惑そうに「知らない」といいます。下の子はまだ言葉が出はじめたばかりで、胎内記憶についてはしゃべりだす気配もありません。それを「まぁ、いいか」と思っています。「おもしろいな~、そんなことあるのかな~」くらいに思っていれば、そのうちしゃべりだすかもしれませんしね。胎内記憶でも、分娩スタイルでも、大事なことは「こだわらない」ことだと池川生生はおっしゃっていました。「こだわると、こじれるんです」とのこと。淡々と名言を連発する池川先生でした。(文/石渡紀美)【取材協力】※池川明・・・1954年、東京生まれ。帝京大学医学部大学院修了。医学博士。上尾中央総合病院産婦人科部長を経て、1989年横浜市に産婦人科の池川クリニックを開設。2001年9月、全国の保険医で構成する保団連医療研究集会で「胎内記憶」について発表し、話題になるなど、胎内記憶研究の第一人者として知られる。また、出産を通して、豊かな人生を送ることができるよう講演などで全国を廻っている。【参考】※池川明・大門正幸(2015)『人は生まれ変われる。前世と胎内記憶から学ぶ生きる意味』ポプラ社※映画『かみさまとのやくそく』公式サイト
2016年02月01日