「池松壮亮」について知りたいことや今話題の「池松壮亮」についての記事をチェック! (4/28)
仲野太賀主演で贈る2026年大河ドラマ「豊臣兄弟!」に、豊臣秀吉、そして物語を華やかに彩る“豊臣兄弟の恋人たち”を演じるキャストとして、池松壮亮、永野芽郁、吉岡里帆、浜辺美波が出演することが発表された。大河ドラマ第65作目となる本作は、天下一の補佐役・豊臣秀長の目線で戦国時代をダイナミックに描く、夢と希望の下克上サクセスストーリー。仲野が秀長(小一郎)を演じる。今回新たに発表された池松が演じるのは、小一郎の3歳年上の兄・豊臣秀吉(藤吉郎)。戦国武将・織田信長のもとで頭角を現し、天下統一を果たす秀吉。小一郎を乱世に巻き込む野心家だ。「海のはじまり」への出演も話題となった池松。大河ドラマへは、「義経」「風林火山」に続き、今回が3回目。また、小一郎と同い年の幼なじみで、小一郎のことをひそかに慕う、乱世に翻弄される悲劇のヒロイン・直(なお)を永野。小一郎の正妻でのちの慈雲院、慶(ちか)を大河ドラマ初出演の吉岡。庶民の娘から“戦国のファーストレディ”へと昇りつめる、豊臣秀吉の正妻・寧々(ねね)を、同じく大河ドラマ初出演の浜辺が演じる。今回の発表に、SNSでは“豊臣兄弟”がトレンド入り。「好きな俳優さんばっか」、「秀吉と寧々さがまんまシン・仮面ライダー!!!!ショッカーの仕業か!!??」、「これは楽しみなメンバー」、「池松壮亮が大河で秀吉やるなら見るしかないかも…」、「愛くるしさと怖さが同居する秀吉が来てくれる予感しかしない…!!」、「まだまだ先だけど楽しみ!」などと歓喜の声が多く見られる。大河ドラマ「豊臣兄弟!」は2026年1月よりNHKにて放送予定。(シネマカフェ編集部)
2024年10月02日オダギリジョーが監督・脚本などを務める映画『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』が、2025年秋より全国公開される。主演は池松壮亮。オダギリジョーが“犬の着ぐるみおじさん”に2021年にNHKで放送されたテレビドラマ「オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ」は、俳優のオダギリジョーが脚本・演出・編集を務めた作品だ。池松壮亮演じる主人公の青葉一平は、鑑識課警察犬係に所属する警察官で、相棒は警察犬のオリバー。なぜか一平にはオリバーが“犬の着ぐるみを着たおじさん”に見えてしまうという奇抜な設定のなか、彼らが不可解な事件に次々と巻き込まれてゆく、コメディタッチのサスペンスが描かれた。着ぐるみのオリバーは、オダギリジョー自身が演じているのもポイント。犬なのに酒を片手に煙草を吸いながらスマートフォンをいじるうえ、女好きの一面もある癖の強いキャラクターだ。ドラマは全3話のシーズン1の好評を受け、2022年にシーズン2の放送を開始。よりカオスになった世界観やシュールな小ネタが人気を博し、「東京ドラマアウォード 2022」では単発ドラマ部門作品賞グランプリ受賞、月間ギャラクシー賞受賞するなど大きな話題を呼んだ。映画ではオダギリジョーが監督・脚本・編集・出演そんな人気ドラマ「オリバーな犬、(Gosh!!) このヤロウ」が待望の映画化。オダギリジョーが監督・脚本・編集を担い、もちろんオリバー役としても出演する。主演・池松壮亮、ドラマ版の豪華キャストも再集結主演は、池松壮亮が続投。また、⿇⽣久美⼦や本⽥翼、岡⼭天⾳、⿊⽊華、鈴⽊慶⼀ら狭間県警に勤務するメンバーをはじめ、永瀬正敏や佐藤浩市といったドラマ版に出演した豪華キャストも集結する。映画『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』登場人物主人公・⻘葉⼀平…池松壮亮鑑識課警察⽝係でオリバーのハンドラーを務める。オリバーが⽝ではなく、着ぐるみのおじさんに⾒えてしまう。オリバー…オダギリジョー鑑識課の警察犬。酒と煙草と⼥が好き。漆原冴⼦…⿇⽣久美⼦⼀平の上司。隙あらばトイレで前髪を切っている、課内のムードメーカー。柿崎ユキナ…本⽥翼警察⽝・ラッキーのハンドラーを務める一平の同僚。三浦…岡⼭天⾳他部署への移動を希望しているハンドラーで、⼀平の後輩。オリバーに「現代っ⼦」と呼ばれている。ゆかり…⿊⽊華⽣活安全課に勤務し、京都弁を喋る⼥性刑事。オリバーをかわいがるがオリバーからは苦⼿に思われている。志村…鈴⽊慶⼀警察⽝のベテラン飼育員で渋沢栄⼀に間違われる。溝口健一…永瀬正敏フリーの記者。ある事件を解決できなかった後悔から警察犬係を辞めた過去を持つ。小西幸男…佐藤浩市リヤカーを引きながら失踪者を次々と発見しているスーパーボランティア。酒々井茂…宇野祥平かつてヤクザの若頭が行きつけにしていたバーを経営。現在は女装してバーで働いている。カフェのマスター…嶋田久作ダイナー風の犬カフェ「DOGGY SUE’S DINER」のマスター。驚異的だが無意味な記憶力を持つ。占い師…香椎由宇水晶球を使う占い師。ドラマ版では一平や溝口に大殺界を言い当てた。?…吉岡⾥帆?…⿅賀丈史?…森川葵?…髙嶋政宏?…菊地姫奈?…平井まさあき?…深津絵里映画版の新キャストとして、吉岡里帆や森川葵、⿅賀丈史、深津絵里らも登場。オダギリジョー演じるオリバーとどのように絡んでいくのかは、追って明らかになる模様だ。【作品詳細】映画『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』公開時期:2025年秋監督・脚本:オダギリジョー出演:オダギリジョー、池松壮亮、⿇⽣久美⼦、本⽥翼、岡⼭天⾳、⿊⽊華、鈴⽊慶⼀、永瀬正敏、佐藤浩市、嶋田久作、宇野祥平、香椎由宇、吉岡⾥帆、⿅賀丈史、森川葵、髙嶋政宏、菊地姫奈、平井まさあき、深津絵里配給:エイベックス・フィルムレーベルズ
2024年09月29日「第72回サンセバスチャン国際映画祭」ザバルテギ・タバカレラ部門で招待された『ぼくのお日さま』監督の奥山大史と池松壮亮が現地入りし、9月21日(現地時間)に上映された。現在スペイン北東部の都市サンセバスチャンで開催中の同映画祭。本作の上映はタバカレラセンターで行われ、満席の会場に、『僕はイエス様が嫌い』以来、実に6年ぶりの同映画祭参加となる奥山監督、フィギュアスケートを練習する少女のコーチ荒川役の池松が、上映前の挨拶と上映後のQ&Aに登壇。奥山監督と池松が登場すると、割れんばかりの大きな拍手が沸き起こり、奥山監督は「サンセバスチャン映画祭は僕にとって、とても大切な場所です。初監督作『僕はイエス様が嫌い』をニューディレクターズ部門で上映して頂き、そこから大きく人生が変わりました。この映画が撮れたのも、サンセバスチャン映画祭のおかげです。大切に作った映画と共に、こうして戻って来れたこと、心の底から嬉しく思います」と挨拶。池松も「ずっと来たかったサンセバスチャン映画祭に来ることができたことをとても嬉しく思います。そして今日こうしてこの場でみなさまに、ご覧頂けることを光栄に思います。温かくて余韻の深い映画になっています。楽しんでください。グラシアス」とスペイン語を交えた。上映中は、登場人物たちの繊細な心の動きや美しい情景に引き込まれ、その真剣な眼差しからは一瞬たりともシーンを逃すまいという思いが伝わった。物語がクライマックスに進むにつれ、場内には緊張感が漂う一方、確かな感動が観客の心に深く染み渡っていくのが感じられた。その後のQ&Aでは、多くの質問が飛び交い、「この映画に出てくる日本の景色は、自分が知っている日本の景色ではなくて驚いた。景色はどのように選びましたか?選ぶ際に海外の観客を意識することはありますか?」という質問には、「もし京都の花見小路や東京のスクランブル交差点などを日本の景色として認識されていたら、確かに真新しくみえる日本の景色なのかもしれません。ただ、海外の方々にまだ馴染みの無い日本の景色を撮ろう、といった作為はありませんでした」と監督が話し、「スケートが滑れる凍結湖を探すと北海道にいきつき、そこから物語の世界観に合う景色を北海道各地から見つけ出し、転々と撮影をしていくことで、一つの架空の街を浮かび上がらせることを目指しました。結果としてそれが新鮮に見えたならとても嬉しいです」と回答。役へのアプローチについて質問されると、「スケート技術が必要な役でしたので、半年かけて特訓しました。タクヤもさくらも奥山監督も、スケート経験があってスイスイ滑れるので、たくさん足を引っ張りました(笑)また、大人としてどういう態度で未来と対峙できるのか、役柄はありますが、この2人と向き合うということに最後まで迷いながら取り組むことを目指しました」と池松は笑いを交えながらも真摯に答え、会場も沸かせた。本作は期間中、舞台挨拶がある回のほか、3回の上映があり、いずれも満席、上映後には拍手が起きる絶賛の嵐となった。『ぼくのお日さま』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ぼくのお日さま 2024年9月6日よりテアトル新宿、TOHOシネマズシャンテにて先行公開、9月13日より全国にて公開(C)2024「ぼくのお日さま」製作委員会/COMME DES CINÉMAS
2024年09月27日池江璃花子が9月25日に自身のインスタグラムを更新した。【画像】池江璃花子、バリ島でリラックスムード抜群のスタイルにファン感嘆「移植後5年が経ち、本日完全寛解を迎えました!」と綴り、最新ショットを公開した。「改めて本当にありがとうございます。」と締め括り、家族や関係者への感謝の想いを語った。 この投稿をInstagramで見る Rikako Ikee(@ikee.rikako)がシェアした投稿 ファンからは、「おめでとうございます」「お身体には十分に気をつけて下さい」といったコメントが寄せられた。
2024年09月25日タレントの武井壮が24日自身のインスタグラムを更新した。【画像】タレント 武井壮 母校の中央学院大学の写真を公開!「久々の葛西」と綴り、最新ショットを投稿。久しぶりの練習でゴルフへの情熱が再燃する投稿である。 この投稿をInstagramで見る 武井壮(@sosotakei)がシェアした投稿 ファンからは多くのいいねが寄せられている。
2024年09月25日タレントの武井壮は23日、自身のXを更新した。【画像】今永昇太、日本人左腕初、ナ新人最多15勝目の快投!タレントの武井壮は23日、自身のXを更新し、「今永15勝すごい!日本人野球うますぎ!!」とポストした。この日、カブスの今永は日本人左腕最多、ナリーグ新人最多となる今シーズン15勝目をマーク。また、ドジャースの大谷翔平は同日に行われた試合で53号HR・55盗塁を記録している。メジャーで活躍する日本人を賞賛した。今永15勝すごい!日本人野球うますぎ!!— 武井壮 (@sosotakei) September 23, 2024 この投稿に、「大谷さんがスゴすぎるので隠れてしまっていますけど、今永もスゴい!」など、日本人選手の凄さがうかがえるコメントが届いた。
2024年09月23日タレントの武井壮が21日、自身のXを更新した【画像】人気女子ゴルファー、休日にノースリーブドレス姿でディナーを満喫「この子まじでかっこいい、アベンジャーズみたいなゴルフ女子、対決じゃい!!」と綴り、ドラコン最強女子長谷川円香とゴルフ対決をしたYouTubeをアップ。百獣の王vs日本で1番飛ばす女子ゴルファーの対決が実現した。ファンからは、「異次元のゴルフ」「林越えショートカットとかじゃなくてコースぶち抜いていくの笑った。脳筋過ぎる野獣が2人w」とコメントが届いた。
2024年09月22日タレントの武井壮が19日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】「あそこに行けば100mで勝てる」武井壮が語る、日本勢100mメダル獲得への道のりとは「ふたつめの母校へ」と綴り、1枚の写真をアップした。学校での思い出を振り返っているようだ。 この投稿をInstagramで見る 武井壮(@sosotakei)がシェアした投稿 この投稿には「母校良きですね」などの称賛のコメントが寄せられている。
2024年09月19日第77回カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション「ある視点」部門に正式出品され奥山大史監督の『ぼくのお日さま』から、池松壮亮、越山敬達、中西希亜良と監督が氷上で併走するメイキング映像が解禁となった。第49回トロント国際映画祭、さらに第29回釜山国際映画祭、第72回サンセバスチャン国際映画祭へも出品され、および北米をはじめ15か国以上での海外公開が決まっている本作。この度解禁されたのは、池松壮亮(荒川役)、越山敬達(タクヤ役)、中西希亜良(さくら役)のキャストと奥山監督が揃って氷上を滑りながら撮影する様子を捉えたメイキング映像。自ら撮影も務める奥山監督はカメラを抱えてスケートリンクに入り、キャストたちとともに滑りながら撮影することで、臨場感あふれる映像が実現。スケートリンクを滑っている足のカットは、カメラマンが氷上で併走しないと絶対に撮れないカットで、足の動きから登場人物の3人の心が練習を重ねることでどんどん近づいていく瞬間を捉えている。タクヤとさくらがペアでアイスダンスの練習に励むシーンのリハーサルでは、“鬼コーチ”を装う池松に、越山と中西が笑いをこられられなくなり、爆笑も。越山と中西と池松の仲睦まじい様子を温かく見守るビハインドシーンのほか、「実際に組むようになってから3日後くらい」「さくらは(タクヤ)が全然上手くないなって、ちょっと呆れている」など、あえて脚本を事前に渡さずに撮影に入った越山と中西へ、撮影シーンのタクヤとさくらの状況や感情を細かく丁寧に演出する監督の姿など、貴重な映像も。またスケートリンクに差し込む優しい光は、窓ガラス分用意した12機の照明からあて、本作の映像世界を作り出すために丹念に作り込まれた光となっている。『ぼくのお日さま』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ぼくのお日さま 2024年9月6日よりテアトル新宿、TOHOシネマズシャンテにて先行公開、9月13日より全国にて公開(C)2024「ぼくのお日さま」製作委員会/COMME DES CINÉMAS
2024年09月13日東京都では、都立公園の池の水質改善や生態系回復を目指して、「かいぼり」※1を実施しております。令和6年度は武蔵野の森公園の修景池など3つの公園の5つの池で、11月30日(土)・12月7日(土)・12月14日(土)に実施を予定しております。各池のかいぼり実施日をご案内するとともに、かいぼりの際に生物の捕獲・保護をお手伝いいただくボランティアを募集します。生物の捕獲・保護作業の様子(武蔵野の森公園)捕獲された生物の生体展示の様子(石神井公園)※1『かいぼり』とは農作業が終わる冬にため池から水を抜き、一定期間干して、清掃、堤や水路の点検補修を行う作業を「かいぼり」と言います。近年は、公園などの池で水質改善や外来種駆除を目的に行われる事例が増えています。1かいぼり実施概要(1)実施日等(2)作業時間についてかいぼり実施日の作業時間は、午前中3時間程度(作業前の説明、その後生物の捕獲・保護)を予定しています。当日の進捗によりますが、希望者は午後も参加いただける場合があります。ただし、作業時間は池により前後する場合があります。(3)参加費無料です。(4)その他天候により、中止となる場合があります。2事前講習会について参加者には、かいぼりの実施目的と参加するに当たっての注意事項等に関する事前講習会を必ず受講していただきます。会場での対面講習は、10月14日(月・祝)に1回開催を予定しています。会場での参加が難しい場合は、動画配信によるオンライン講習の受講も可能です。動画配信については、10月28日(月)~12月6日(金)までの配信を予定しています。かいぼりに参加する1週間前までには視聴してください。その他詳細情報については参加者決定後、お知らせします。3ボランティア募集方法について(1)募集期間令和6年9月5日(木)10時から9月30日(月)23時59分まで(2)申込方法・インターネットForms又はメールにてお申込みください。・申込者が小学5,6年生の場合は、保護者も参加者として申込みをお願いします。・メールの場合は下記の1~12を明記の上、「かいぼり担当」宛てまでお送りください。件名は「かいぼり募集」としてください。1.氏名2.ふりがな3.保護者氏名(小学5,6年生の場合)4.年齢層(小学生,中学生,高校生,大人(65歳未満),大人(65歳以上))5.電話番号(当日に連絡が取れる番号)6.メールアドレス7.第1希望の公園・緑地名8.第1希望以外に参加を希望する公園・緑地名(複数可)※39.事前講習会の参加方法(会場又はオンライン)10.かいぼり経験の有無11.この募集を何で知ったか12.その他 ※4※3希望しない場合は“希望しない”とご記載ください。※4問合せ等はこちらにご記入ください。▶ネットでのお申し込みはコチラ ▶メールでのお申し込みはコチラ2024kaibori(at)polyadd.co.jp※迷惑メール対策のため、メールアドレスの表記を変更しております。お手数ですが、(at)を@に置き換えてご利用ください。※個人情報の取扱いについてお申込みの際にいただいた個人情報につきましては、当イベントに関わるご案内のみに使用します。また、お預かりした個人情報は、その保護について万全を期すとともに、ご本人の同意無しに第三者に開示提供することはございません。ただし、法令等により開示を求められた場合を除きます。(3)申込結果・締切後1週間程度で参加可否をメールにてご連絡します。・申込数が募集人員を上回った場合は抽選とさせていただきます。過去の実施状況や令和6年度の最新情報は、X(旧Twitter)からご覧いただけます。都立公園の池かいぼり情報 : 【公園内にある池へのアクセス】武蔵野の森公園■最寄駅:西武多摩川線「多磨」下車徒歩5分(対象池までは約12分)案内図池周辺図小山田緑地上池・下池■最寄駅:京王相模原線・小田急多摩線・多摩モノレール「多摩センター」から京王バス(日大三高行き)「扇橋」下車徒歩12分(対象池までは約8分)案内図池周辺図府中の森公園庭園東・庭園西■最寄駅:京王線「東府中」下車徒歩10分(対象池までは約12分)案内図池周辺図 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年09月04日奥山大史監督と池松壮亮、越山敬達、中西希亜良らが組んだ『ぼくのお日さま』の北米公開が決定。9月20日からの台湾公開を記念し、イラストレーター、漫画家として台湾と日本を拠点に活躍する高妍(Gao Yan/ガオ イェン)から本作をイメージしたポスターとコメントが到着した。本作は5月に開催された第77回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門へ選出され喝采を浴び、すでに5つの国際映画祭で上映。今後、第49回トロント国際映画祭へ出品され、新たに第29回釜山国際映画祭、第72回サンセバスチャン国際映画祭への出品も決まっている。またこの度、アメリカの配給会社Film Movementの配給が決まり北米でも公開。台湾での公開を皮切りに、フランス、スペインなど世界15か国での公開が決まっている。台湾と日本を拠点に活躍し、マンガ「緑の歌 - 収集群風 -」(上下巻)」(ビームコミックス)では台湾のユースカルチャーをみずみずしい感性で描き出し、村上春樹の小説の装・挿画なども手掛ける高妍(ガオ イェン)は、本作を「雪と光の反射、柔らかな粒子と童話のような色合いで構成された『ぼくのお日さま』は子供たちの純真さと残酷さを繊細に描いた素晴らしい作品」と称賛。とても楽しく描き上げたというイラストは、優しい光に包まれた、雪が舞う氷上をタクヤとさくらの2人が手を取りながら、アイスダンスを練習する姿がメインビジュアルとして捉えられ、下部には2人のコーチである荒川の足元も共に描かれ、3人がともに過ごした雪の降る季節を、高妍ならではのノスタルジックなタッチで映し出した印象的なイラストとなっている。さらに、各界からの著名人からコメントが到着。小説家の朝井リョウは「雪になって、日差しになって、ずっとこの世界を見ていたい」、脚本家の宮藤官九郎は「こういう映画が好きな俺もいるんだなと気づかされたし、憧れるし、痺れました。」とコメント。俳優・映画制作者の斎藤工は「奥山大史監督が生み出す唯一無二の世界 今後もその世界を生涯追い続ける事になると思います」と監督に称賛を贈り、映画監督の行定勲は「大人になる直前の青春の入口に立ったあの頃を見事に描いた傑作」と、絶賛の声を寄せている。『ぼくのお日さま』はテアトル新宿、TOHOシネマズ シャンテにて9月6日(金)~9月8日(日)の3日間限定先行公開、9月13日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ぼくのお日さま 2024年9月6日よりテアトル新宿、TOHOシネマズシャンテにて先行公開、9月13日より全国にて公開(C)2024「ぼくのお日さま」製作委員会/COMME DES CINÉMAS
2024年08月31日大学在学中に制作した『僕はイエス様が嫌い』で第66回サンセバスチャン国際映画祭の最優秀新人監督賞を受賞した奥山大史が監督・脚本・撮影・編集を手掛けた商業映画デビュー作『ぼくのお日さま』のジャパンプレミアが8月19日(月)、都内で行われた。雪の降る田舎町を舞台に、吃音をもつホッケー少年のタクヤと、フィギュアスケートを学ぶ少女さくら、夢に敗れた元フィギュアスケート選手でさくらのコーチ荒川の3人の視点で、雪が降り降り始めてから、雪が解けるまでの、淡くて切ない恋の物語を描く。2024年・第77回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に、日本人監督としては史上最年少で選出された。ジャパンプレミアには、奥山監督をはじめ、出演する越山敬達、中西希亜良、池松壮亮、若葉竜也が出席した。荒川役の池松は、共演した越山、中西について「オーディションで勝ち上がった子(俳優)って、ハツラツとしていて、我が強いんですけど、のんびりしていて、その辺が好きですね」と印象をふり返り、「本当に才能があって、映画に宝石のような輝きを残してくれた。このまま大人になって、僕のような俳優にはならないでほしい(笑)」と若き共演者を絶賛していた。池松壮亮池松の発言に対し、越山は「なんでですか?」と苦笑いし、「池松さんには、楽しんで仕事をすることを学ばせていただいた」と尊敬のまなざし。約半年間、フィギュアスケートの特訓を受けた池松について、ともに幼少期からフィギュア経験がある越山、中西は「大人になってからだと難しいと思うので、本当にすごいなと思った」「6か月では、あんなに上手にできない。すごく上手で、こういうコーチいるなあと思った」と称えていた。池松壮亮、越山敬達、中西希亜良また、荒川の恋人・五十嵐を演じた若葉は、越山、中西との共演シーンこそなかったが、「映画を見て、才能感じましたし、特に中西さんは初めての演技ですよね。そんな出会い、なかなかないことなので、光栄に思っています」と話していた。若葉竜也子どもの頃に約7年間フィギュアスケートを習っていた奥山監督の経験から本企画はスタート。撮影も手掛け、スケートを滑りながら、カメラを回しており、「そりで引っ張ってもらったり、長靴を履いたりしたが、自由度が下がってしまって」と特殊な撮影方法を回想。奥山大史監督池松は「いろんな役を演じてきたが、比べ物にならないくらい一番難しかった」とフィギュアコーチ役をふり返り、「でも、いい映像が撮れると分かっていたので。世界中探しても、自分で滑りながら撮れるカメラマンはいない」と実りあるコラボレーションに手応えを示していた。『ぼくのお日さま』は9月6日(金)~9月8日(日)テアトル新宿、TOHOシネマズ シャンテにて3日間限定先行公開、9月13日(金)より全国にて公開。タイトルは、音楽デュオ「ハンバート ハンバート」が2014年に手掛けた同名楽曲に由来しており、本作の主題歌にもなっている。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ぼくのお日さま 2024年9月6日よりテアトル新宿、TOHOシネマズシャンテにて先行公開、9月13日より全国にて公開(C)2024「ぼくのお日さま」製作委員会/COMME DES CINÉMAS
2024年08月19日目黒蓮主演「海のはじまり」第7話が8月12日オンエア。水季の死後、津野へ朱音が放った言葉に「辛すぎる」などの声が続出。夏と津野が初めて出会った際のやり取りを思い返す視聴者からの声もSNSに多数投稿されている。脚本・生方美久、風間太樹監督、村瀬健プロデューサーという「silent」チームが再集結して“親子の愛”をテーマに完全オリジナルストーリーを紡ぐ本作。キャストは夏休みを利用して病死したかつての恋人、水季との娘・海と同居生活を送った月岡夏役に目黒。前回、水季との意外な“つながり”が明かされた夏の現在の恋人、百瀬弥生に有村架純。1人で海を育てたが子宮がんでこの世を去った南雲水季に古川琴音。夏と水季の娘・南雲海に泉谷星奈。水季との悲しい記憶を「思い出したくない」と語った津野晴明に池松壮亮。水季の母で海の祖母である南雲朱音に大竹しのぶといった俳優陣。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。7話では前回津野が「思い出したくない」と口にした水季との記憶が回想で描かれていく。見舞いに来た津野に水季は「いつ死ぬかは選べない」と口にし、生まれるのも死ぬことも自分では選べないことだと話す。自ら死を選ぶ人の気持ちがちょっとだけわかる、という水季に津野は「もう1回考え直そう…治療しようよ。治るかもしれないし」と語りかける。治らない可能性の方が高いため、治療して延命するより海と生きる時間を優先したいと話す水季に、視聴者からは「水季ちゃん治療しなかったんだね…」「水季……え?治療してないの…?」など驚きの声とともに「治療中は面会できなくなるから…」「そうだね…一緒に居る時間が長い方がいいよね」「海といる時間がちょっとでも増える方がいいって考えちゃうよね…」など、その選択に共感する声も。水季の死後、彼女の部屋を訪れ、遺品の整理をしていた朱音を手伝おうとする津野だが、朱音から「触らないで。家族でやるんで大丈夫です」と拒まれる。悲痛な表情のまま部屋を出ていく津野の姿に「家族でやるんで…が辛すぎる」「この線の引かれ方津野さんきつすぎやろ」などといった感想が続出。「触らないでくださいはここからきてたんだね」「「触らないで」は1話のあそこに繋がってたのね」など、1話で描かれた水季の葬儀で夏と津野が初めて出会った際に、海の鉛筆を拾おうとした夏に津野が「触らないでください」と言ったシーンを思い出したポストも多数投稿されていた。【第8話あらすじ】夏は仕事の休憩中にある人物へ電話をかける。「…急にすみません、母から連絡先を」と夏が言うと相手は「夏?」と聞き返す。次の日、夏は海を連れて喫茶店へ。振り返ると誰かを探している男性の姿が視界に入る。その時、夏と男性の目が合う。「…お。いた」と近づいてくる男性は夏の実の父・溝江基春(田中哲司)で…。「海のはじまり」は毎週月曜21時~フジテレビ系で放送中。(笠緒)
2024年08月13日石井裕也監督最新作『本心』よりポスタービジュアルが解禁された。池松壮亮が主演を務める本作は、AIで亡き母を再現しようとする青年の物語を通じて、テクノロジーが著しく進化する時代における人間の本質を描く。この度解禁されたポスタービジュアルでは、進化する時代に翻弄され、自らの“存在”や“本心”をも見失っていく朔也(池松壮亮)と、そのまわりの人間たちの意味深な表情が映し出される。原作を読んだ池松が、全幅の信頼を寄せる石井裕也監督に「今やるべき作品」と企画を持ち込み、俳優歴24年にして「気の抜けない脚本だった。こんなに集中した夏は初めて」と語る意欲作。原作との出会いを「忘れもしない、コロナが蔓延した、2020年の夏でした。当時無謀にも、上海で中国映画の撮影に参加していたのですが、コロナによる2週間の隔離期間がありました。ホテルに缶詰め状態だった時間に一気に連載を読みきったのですが、あまりにも面白くてゾクゾクしました。自分がまだ言葉にできない、実感のない不安が、全て描かれていて『これは自分の話』と思わされました。あまりにも強いインパクトを感じる出会いでした」と語る。そして、池松に薦められ原作を読んだ石井監督もまた「傲慢な言い方をすれば、自分の話だと感じました。主人公が抱えている不安は今後確実に自分も追体験するものでしょうし、その状況においてどう生きるかを物語の柱にすれば画期的で面白い映画になると確信しました」とコメント。原作を読み、2人ともが奇しくも「自分の話だ」と感じていた「本心」。映画完成後、池松は「今回改めて、そして何度も石井さんの持つ能力の素晴らしさを実感しました。実現が難航するなかでありったけの力をこの作品に注ぎ込み、みんなを導いてくれて完成させてくれたことに、心から感謝しています。石井さんが新たな題材に出会うたびに、より深く、多角的に新しい発見をさせてもらっている気がします。仕上がりを観て『早く多くの方と共有したい』と自分自身思えるものになり、公開を待ち遠しく思います。きっと、この時代に共に生きる様々な個をもつ方々に、自分ごととして観てもらえる要素がたくさん詰まった映画になったのではないかと思っています。11月8日より全国公開です。お手元のカレンダーに是非ご予定を追加していただけたら幸いです」と語り、自信をのぞかせている。『本心』は11月8日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:本心 2024年11月8日よりTOHO シネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2024 映画『本心』製作委員会
2024年08月09日人間は感情が豊かな生き物とされています。簡易的に分類するだけで、喜怒哀楽の4つの強い感情がありますよね。そして、さらに大きく分けると前向きな『正の感情』と、後ろ向きな『負の感情』があるとされています。厄介なのは、後者。怒りや悲しみといった強い感情は、どのように発散するかが重要といえます。武井壮、SNSでの悪口や誹謗中傷について持論を展開2024年8月5日、『百獣の王』の銘で知られる、タレントの武井壮さんがXを更新。「人の悪口をいうなよ。相手を下げているつもりだろうが、下がっているのは自分だろ」や「悪口をグダグダいっても成長は何1つない」といった持論を展開しました。この日、話題になっていたのは、お笑いタレントの、やす子さんがXに投稿した「生きているだけでえらいので、みんな優勝でーす」という一文に対し、同じくお笑いタレントであるフワちゃんが「お前はえらくないので死んでくださーい。予選敗退でーす」とコメントを添えた騒動。武井さんはなんのことかを明記していませんが、今回の誹謗中傷騒動を受け、悪口についての考えをつづったのかもしれません。共感する声が相次ぐ中、武井さんに寄せられた声には「きれいごとをいうな」という批判も。そういった意見を受け、武井さんは改めてこのように考えを述べました。誰も聖人君子になれと上から言ってるわけじゃないのよ悪口言いたい気持ちも、人を叩きたい気持ちもあるのはわかるよだけど、SNSでひたすら叩く、悪口を書く、本人に投げつけるのは違うじゃん、ってことよオレだって愚痴や悪口言いたくなることもあるし、仲間と飯食ってそんな話することだってあるし、不機嫌なって人に当たったりすることだってあるでも、それを表で公に発信すんなよ!飲み屋の愚痴で止めとけ!飯屋や部屋で仲間と話してストレス発散して止めとこうぜ!ってことだよもうSNSはみんなのもので、世界の片隅じゃない影響力があるんだからさ@sosotakeiーより引用誰しも、他人に対してネガティブな感情を抱いたことはあるはず。また、人には性格の相性もあるため、時には他人を強く憎んだり、嫌ったりするのも仕方のないことといえます。武井さんが伝えたいのは、その感情を抱くこと自体は何もおかしくないという点。悪しきは、人の目につく場所でその感情を明かしたり、本人に直接ぶつけたりする行為であると説きました。アカウントを非公開設定にしない限り、基本的にSNSの投稿は誰でも見ることができます。その点を踏まえて、武井さんは「もはやSNSは世界の片隅ではない」と持論を述べました。武井さんの意見は拡散され、さまざまなコメントが寄せられています。・ぐうの音も出ないほどの見事な返し。こういう考えが好きだわ。・弱い人はネットでしか負の感情を発散できないもの。武井さんの意見は、全員が簡単にできることじゃないよ。・自分も全文同意です。SNSでの発信の重みをもっと認識した上で使うべき。遠方に住む人や、一度も直接顔を合わせたことのない人とでも、気軽に交流できるのが、ネット社会の魅力。一方で、相手との実距離が遠く、顔が見えないことから、誹謗中傷をはじめとするトラブルも多発しています。ネットを通したやり取りも、人と人とのコミュニケーションの1つ。自分の気持ちを投稿する際は、本当に世界へ発信してもいいものかを冷静に見極める必要があります。[文・構成/grape編集部]
2024年08月08日近鉄グループの文化事業である「松伯美術館」では、2024年8月31日(土)から12月28日(土)まで「人物を描く ー松園、松篁、淳之、それぞれの人物画ー 展」を開催します。上村松園が描き続けた格調高い美人画。花鳥画家として知られる松篁と淳之の描く人物画。三人の描く三者三様の人物画には、それぞれにまつわる想いがあり、それを表現するためのさまざまな試みがあります。本展では、当館所蔵の人物を描いた作品、下絵、素描、約140点を、その背景とあわせて展観します。詳細は別紙のとおりです。上村松園「楊貴妃」大正11年(1922)上村淳之「宵」昭和58年(1983)上村松篁「万葉の春」昭和45年(1970)近鉄グループホールディングス株式会社蔵 松伯美術館管理別紙子供のころから人物画が好きで、生涯をかけて美人を描き続けた松園だけでなく、花鳥画家として知られる松篁と淳之も人物画も描いています。松篁には、身辺に題材をとっているうちに子供たちが成長してきて人物画になったという戦前の作品と、井上靖作『額田女王』の挿画を機に描かれた作品があります。淳之は、「花鳥画は花や鳥に己の人格を託し得てこそ、はじめて絵なのだとの想いから、人物画を描くことで、自分を試してみる必要があるとはかねがね思っていた」と述べました。三者それぞれの人物画とそこにまつわる想いを紹介します。1. 名 称 人物を描く ー松園、松篁、淳之、それぞれの人物画ー 展2. 開催期間 2024年8月31日(土)~2024年12月28日(土)3. 主 催 公益財団法人 松伯美術館、毎日新聞社4. 会 場 松伯美術館5. 休 館 日 月曜日(ただし、月曜日が祝日、休日の場合は開館し、翌火曜日が休館)6. 開館時間 午前10時00分~午後5時00分(入館は午後4時00分まで)7. 入 館 料 大人〔高校生・大学生を含む〕820円、小・中学生410円・20名以上は団体割引(入館料1割引)・障がい者手帳のご提示によりご本人と同伴者1名まで入館料2割引8. 展示作品数 約140点 ※下絵、素描含む9. 主な展示作品 ※一部展示替えあり●上村松園「花がたみ」「楊貴妃」「虫の音」「人形つかい」「娘」「伊勢大輔」「新蛍」「鼓の音」●上村松篁「冬暖」「春雨」「羊と遊ぶ」「万葉の春」「額田女王」扉絵・挿絵「下照るみち」「万葉美人」ほか●上村淳之「フラ・アンジェリコ受胎告知模写1・2」「宵」(※「1」および「2」は、正しくはローマ数字です。)以 上 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年08月01日11月8日(金) より公開される映画『本心』の本予告映像と新たな場面写真4点が公開された。本作は鬼才・石井裕也監督の最新作で、原作は『ある男』の平野啓一郎による同名長編小説。池松壮亮を主演に迎え、三吉彩花、水上恒司、仲野太賀、田中泯、綾野剛、妻夫木聡、田中裕子ら豪華俳優陣が集結した。これまで映画・ドラマを合わせ8作品の石井監督作品に出演している池松が、原作を読み「今描かれるべき作品」として石井監督に企画を持ち込んだ、9作目のタッグ作だ。舞台は、今からさらにデジタル化が進んだ少し先の将来。亡くなった母親の“本心”を知ろうとしたことから、進化する時代を彷徨う青年を映し出す革新的なヒューマンミステリー。予告映像は、池松演じる主人公・朔也の「母を、作りたいんです」というひと言から始まる。「母を作る」とは、一体どういうことなのか。「大事な話があるの」そう言い残して急逝した母・秋子(田中裕子)が、実は“自由死”を選んでいた。幸せそうに見えた母が、なぜ自ら死を望んでいたのか……。どうしても母の本心が知りたい朔也は、不安を抱えつつも進化し続けるテクノロジーの未知の領域に足を踏み入れる。生前のパーソナルデータをAIに集約させ人格を形成するVF(ヴァーチャル・フィギュア)を開発している野崎(妻夫木聡)は朔也に、「本物以上のお母さまを作れます」と告げる。生前の母と親しかったという女性・三好(三吉彩花)から得た母の情報などもAIに取り込み完成したのは、仮想空間の中では、まるで本当に生きているかのような母。朔也はVFゴーグルを装着すればいつでも会える母親、そしてひょんなことから同居することになった三好と、他愛もない日常を取り戻していくが、VFは徐々に“息子の知らない母親の一面”をさらけ出していく……。〈AIで心を再現したとき、人は何を見つけ、何を失うのか〉。進化する時代に翻弄され、自らの“存在”や“本心”をも見失っていく朔也と、そのまわりの人間たちの混沌としたさまが映し出される。併せて、その物語の一端が明らかになっていく場面写真も公開された。『本心』予告<作品情報>『本心』2024年11月8日(金) 公開公式サイト: 映画『本心』製作委員会
2024年07月30日幸せの象徴といわれる、数字の『7』。「好きな数字は」と聞かれたら、縁起がいいなどの理由から『7』と答える人もいるでしょう。武井壮「まじか!」2024年7月23日、タレントの武井壮さんがXを更新。ある『幸運』な状況に、X上で歓喜の輪が広がりました!武井さんが、自動販売機(以下、自販機)でドリンクを購入すると、コイン投入口上部にあるルーレットが回り出して…。ふおお!当たった!!!まじか!! pic.twitter.com/oS2mmUklWl — 武井壮 (@sosotakei) July 23, 2024 見事に4つの『7』がそろいました!なかなか、自販機の数字がそろうことはないのでしょう。武井さんは「ふおお!当たった!!!まじか!!」と、興奮を抑えられなかったようです!『百獣の王』の異名を持つ武井さんでも、『ラッキーセブン』に驚きを隠せなかったようです。投稿には、たくさんのコメントが寄せられました。・さすが武井さん!自販機も圧倒されて、平伏したのかも。・あのルーレットって、30秒くらいで消えちゃうのもあるんですよね。当たった瞬間に写真を撮るスピードと、判断力がすごすぎ!・当たったところを初めて見ました!幸運のおすそ分けをありがとうございます!武井さんに訪れたラッキーな出来事に、幸せな気持ちになった人は多くいることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2024年07月24日第77回カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション「ある視点」部門に正式出品された奥山大史監督の長編2作目『ぼくのお日さま』の第二弾予告及び、ポスタービジュアルが解禁となった。本作は、雪の降る街を舞台に、吃音のあるアイスホッケー少年のタクヤ(越山敬達)と、フィギュアスケートを学ぶ少女さくら(中西希亜良)、そして元フィギュアスケート選手でさくらのコーチ荒川(池松壮亮)の3人の視点で紡がれる物語。この度、解禁された第二弾予告は、アイスホッケーの練習のためにスケート場に来ていたタクヤがフィギュアスケートを練習するさくらの姿に心奪われる瞬間を捉えたシーンから始まる。カンヌ国際映画祭ディレクターのクリスチャン・ジュンヌ氏の「日本映画に新しい波がきた」というコメントに続いて、主題歌「ぼくのお日さま」の「ハンバート ハンバート」の佐藤良成が手掛けた軽やかで優しい劇伴が流れはじめると、「アイスダンスに挑戦してみよう」という荒川からの提案からはじまった3人が練習に試行錯誤する日々がスタートする。予告映像のラストは、デビュー作『二十才の微熱』から『ぐるりのこと。』『恋人たち』など、徹底して「人間」を描きつづけ、最新作『お母さんが一緒』の公開も控える橋口亮輔監督が寄せた「痛みを描いていて、ちゃんと痛かった」というコメントで締められる。また、本ポスタービジュアルは、写真家・木村和平が撮影した、田舎町のスケートリンクで出会った3人が、湖の氷の上で満面の笑顔で寄り添う姿を捉えた写真を使用。お日さまの光の中で、尊い時間を過ごした彼らの「3つの心がひとつになった」瞬間を切り取ったビジュアルとなっている。なお、7月12日(金)より特製ポストカードセット付きムビチケカードの発売が決定。『ぼくのお日さま』ムビチケカード特典はアイスダンスのレッスンをするタクヤとさくら、五十嵐(若葉竜也)が働くガソリンスタンドを訪れた荒川(池松さん)を切り取った特別写真や、荒川役の池松さん、タクヤ役の越山さん、さくら役の中西さん3人のオフショットなどがセットになった特製ポストカードセットとなっている。『ぼくのお日さま』ムビチケ特典ポストカード『ぼくのお日さま』は9月6日(金)~9月8日(日)テアトル新宿、TOHOシネマズ シャンテにて3日間限定先行公開、9月13日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ぼくのお日さま 2024年9月6日よりテアトル新宿、TOHOシネマズシャンテにて先行公開、9月13日より全国にて公開(C)2024「ぼくのお日さま」製作委員会/COMME DES CINÉMAS
2024年07月10日工事現場や、子供がよく通る道路などでも見かけることが多い、注意喚起の看板。これらの看板は、通行者やドライバーに対して、安全意識を促す重要な役割をはたしています。しかし、中には、目を疑うような看板もあるようです…。池の近くで見かけた看板が…?ある日、まきのじ(@Makinoji)さんは、沖縄県の黒島を散策していました。すると、池の近くで注意喚起の看板を見つけ、書かれていた言葉に驚愕したといいます。まきのじさんがXに投稿した、実際の看板がこちらです。「サメ出没注意」なんと、サメの存在を知らせる看板だったのです。恐るおそる池に目を向けると…。本当にサメが泳いでいるー!看板に書かれていることは、決してジョークではありませんでした…。実はこのサメ、ウミガメやサンゴなどの研究をしている黒島研究所が、放し飼いにしている、レモンザメだったのです。まさか、池にサメがいるなんて誰も思わないでしょう。「ここは本当に日本か?」と驚いてしまいますね…!投稿には10万件以上の『いいね』とたくさんのコメントが寄せられました。・ジョークではなく、本当だった…。・いや、マジか!そんなことある?・海外かと思ったら、日本語の看板で笑った。ちなみに、この池は無料で見学できるそうです。日本にも日本らしからぬ場所があると、刺激的で面白いですね![文・構成/grape編集部]
2024年06月25日映画『本心』が、2024年11月8日(金)より公開。主演は池松壮亮、監督は石井裕也が務める。AIで母を蘇らせた男を描く平野啓一郎の小説『本心』実写映画化映画『本心』は、これまで「マチネの終わりに」や「ある男」が映画化された、平野啓一郎の同名小説を実写化した作品。テクノロジーが発達した2040年の日本を舞台に、死んだ母親をAIで蘇らせた男の物語を描き出す。主演・池松壮亮×監督・石井裕也が9作目のタッグ主演を務めるのは、『ぼくのお日さま』や『シン・仮面ライダー』など、ジャンルを問わずに幅広い活躍を見せる池松壮亮。監督および脚本は、『月』や『愛にイナズマ』などを手掛ける石井裕也が担当する。これまでに池松は、『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』や『アジアの天使』など映画やドラマを合わせた多数の石井作品に出演。映画『本心』は、9作目のタッグとなる。日常に溶け込む“進化したテクノロジー”映画『本心』の魅力は、SF的なテクノロジーの進化を、我々の日常と地続きの世界観で描いている点。主人公・朔也は、職場のロボット化により失業に追い込まれるが、幼馴染の紹介で「リアル・アバター」という職を得る。「リアル・アバター」とは、自身のカメラ付きゴーグルと依頼者のヘッドセットを繋ぎ、遠く離れた依頼者の“身体”となって、要望を叶える作中の職業だ。依頼人は、アバターに指示を出すことで疑似体験が可能となる。生きた人間を再現する「ヴァーチャル・フィギュア=VF」また、田中裕子演じる朔也の母親・秋子や、綾野剛演じる中尾といった「ヴァーチャル・フィギュア=VF」の存在にも注目。彼らは、生前の生活や行動をデジタルデータとして記録したライフログ、メールのやり取り、写真、動画、ネットの検索履歴といった個人情報をAIが集約することで生成され、日々学習を続ける。先端技術を組み合わせたことで、仮想空間上に外見だけでなく会話もできるように“再現された人間”だ。朔也は”自由死”を望みこの世を去った母の本心を知るため、VF技術を開発した技術者に依頼し、「ヴァーチャル・フィギュア=VF」として母親を蘇らせる。まるで本当に生きているかのような母親、そしてひょんなことから同居することになった母親の親友と共に、他愛もない日常を取り戻していくのだが……。映画『本心』登場人物紹介石川朔也…池松壮亮遠く離れた依頼主の指示通りに動く「リアル・アバター」として働く真面目で正義感の強い青年。何も告げずに“自由死”を選んでいた母の本心を知るため、最新AIを搭載したヴァーチャル・フィギュア(VF)技術を利用して仮想空間に母を蘇らせる。しかし、テクノロジーの未知の領域に足を踏み入れたことで、自らの存在、本心をも見失っていくことに。過去にある事件を起こした過去を持つ。石川秋子…田中裕子朔也に黙って“自由死”を選んだ母。死後、ヴァーチャル・フィギュアとして復活する。復活後に他愛もない日常を取り戻していくものの、徐々に朔也の知っていた母と違う、 “知らない一面”をさらけ出していく。三好彩花…三吉彩花朔也の母が生前親しかった友人。過去のトラウマから他人に触れられないがが、ひょんなことから朔也の家に同居することになる。岸谷…水上恒司朔也の過去を知る幼なじみ。朔也にリアル・アバターの仕事やAI で人を再現できる技術があることを紹介する。世話焼きな性格で、何かと朔也を気にかけている。三好に対し朔也の過去のトラブルに関わっていた張本人ではないかと疑惑の目を向ける。イフィー…仲野太賀世界的に有名なアバターデザイナー。常に明るく振る舞っているが、事故で身体が不自由になった自分とは違い、自身の身体を丸ごと依頼主に貸し出す仕事をしている朔也を羨ましく思っている。ある出来事を機に、最初は朔也、その後三好にも興味を抱く。若松…田中泯リアル・アバターの仕事を始めた朔也の依頼人。朔也の母と同じく自由死を選択し、最期の願いを朔也に託す。野崎将人…妻夫木聡ヴァーチャル・フィギュアの開発を行う技術者。朔也の依頼を受け、母のヴァーチャル・フィギュアを制作する。著しく進化するテクノロジーを駆使しビジネスにしたことで、娘と2人で裕福な生活を送る。中尾…綾野剛野崎によって生み出されたヴァーチャル・フィギュア。朔也にヴァーチャル・フィギュアの「心」について語る。AI...窪田正孝(声)リアル・アバターたちを管理する“AI”。時代の変化にさまよう朔也(池松壮亮)に新時代の無慈悲な一面を突きつける。映画『本心』あらすじ工場で働く朔也は、仕事中、同居する母から電話が入り「帰ったら大切な話をしたい」と告げられる。帰宅を急ぐ朔也は、途中に豪雨で氾濫する川べりに母が立っているのを目撃。助けようと飛び込むも重傷を負い、1年もの間、昏睡状態に陥ってしまう。目が覚めたとき母は亡くなっていて、生前“自由死”選択していたと聞かされる。また、ロボット化の波で勤務先は閉鎖。朔也は、唯一の家族を失くし、激変した世界に戸惑いながらも幼なじみの岸谷の紹介で「リアル・アバター」の仕事を始める。そんななか、仮想空間上に任意の“人間”を作る「ヴァーチャル・フィギュア(VF)」という技術を知った朔也は、開発者の野崎に母の制作を依頼。「母は何を伝えたかったのか?どうして死を望んでいたのか?」、その答えを探るべく、母の親友だったという三好に接触。台風被害で避難所生活中の三好に手を差し伸べた朔也は、三好とヴァーチャル・フィギュアの母との奇妙な共同生活を送ることに。朔也が知ることになる、母の本心とは。三好だけが知る母の秘密とは。その先に浮かび上がるのは、時代が進んでも完全には理解できない人の心の本質そのものだった。【作品詳細】映画『本心』公開日:2024年11月8日(金)監督・脚本:石井裕也出演:池松壮亮、三吉彩花、水上恒司、仲野太賀、田中泯、綾野剛、妻夫木聡、田中裕子、窪田正孝原作:平野啓一郎「本心」(文春文庫 / コルク)音楽:Inyoung Park 河野丈洋
2024年06月24日映画『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』が、2024年9月27日(金)より新宿ピカデリーほかにて公開される。映画『ベイビーわるきゅーれ 』シリーズ3作目が公開2021年に公開された映画『ベイビーわるきゅーれ』は、組織に委託された殺し屋として暗躍するふたりの女子高生、ちさととまひろを主人公にした物語だ。なんでも陽気にこなすちさとと、対人関係が苦手なまひろは、まるで正反対の性格。組織から命じられ、ルームシェアをしながら暮らしているが、毎日くだらない喧嘩ばかりをしていた。しかし、“殺し”の場面となるとふたりの相性は抜群。最強の殺し屋コンビとして活動を続けている。映画では、少女たちの思わず笑ってしまうような何気ない日々と、一転して描かれる激しい殺しのアクションシーンが大きな話題を呼んだ。2023年には続編となる『ベイビーわるきゅーれ 2 ベイビー』が公開。映画『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』は、シリーズ3作目となる作品だ。九州・宮崎を舞台に、ちさととまひろと同じターゲットを狙う一匹狼の殺し屋、冬村かえでとの闘いを描く。髙石あかり&伊澤彩織のタッグ再び主人公・ちさとを演じるのは、映画『わたしの幸せな結婚』のほか、2024年8月に公開されるアニメーション映画『きみの色』では声優にも挑戦するなど、活躍の場を広げる髙石あかり。もう1人の主人公・まひろは、スタントマンとして映画『キングダム』や『るろうに剣心 最終章 The Beginning』などに出演経験のある伊澤彩織が演じる。なお、監督と脚本は、シリーズ1作目から『ベイビーわるきゅーれ』を手掛けてきた阪元裕吾が担当する。池松壮亮や前田敦子ら新キャストもちさととまひろが立ち向かう“史上最強の殺し屋”冬村かえでを演じるのは、映画『シン・仮面ライダー』や『世界のきおく』など、様々な作品に出演する池松壮亮。鍛え抜いた身体を駆使したアクションシーンに注目だ。また、殺し屋協会に所属するちさととまひろの先輩殺し屋、入鹿みなみ役として前田敦子が出演。そのほか、映画『ベイビーわるきゅーれ』からお馴染みの水石亜飛夢や中井友望、飛永翼といった面々も出演する。映画『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』登場人物紹介主人公・杉本ちさと…髙石あかり組織に委託された殺し屋。コミュニケーション能力が高い。主人公・深川まひろ…伊澤彩織組織に委託された殺し屋。人見知りな性格。冬村かえで…池松壮亮ちさととまひろのターゲットを狙う一匹狼の殺し屋。銃も格闘もナイフも超一流で、たったひとりで150人殺しの達成を目指すストイックな男。悲願達成のために邪魔する奴らに容赦しない。入鹿みなみ…前田敦子殺し屋協会に所属する先輩殺し屋。口が達者な姉御肌。ちさととまひろと反りの合わないお局キャラながら、共にチームを組んで冬村かえでに立ち向かうことに。田坂…水石亜飛夢死体処理業者。宮内…中井友望死体処理業者。田坂の後輩。須佐野…飛永翼殺し屋協会のマネージャー。七瀬…大谷主水みなみの相棒。松浦…かいばしら宮崎での任務のターゲットの松浦役広川…カルマフリーの殺し屋仲介人。映画『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』あらすじ殺し屋協会に所属するプロの殺し屋コンビ、杉本ちさとと深川まひろが宮崎県に出張。到着早々ミッションをこなし、バカンス気分を満喫していたが、ちさとはとあることに気づく。今日は相棒まひろの誕生日、しかしこの後は次の殺しの予定が入っていてプレゼントを用意する暇もない! 内心の焦りを隠しつつ、ターゲットがいる宮崎県庁に向かう。チンピラを一人消すだけの簡単な仕事のはずが、指定された場所にいたのはターゲットに銃を向けている謎の男。男の正体は一匹狼の殺し屋、冬村かえでだった。150人殺しの達成を目指す“史上最強の敵”が、ちさととまひろを絶体絶命のピンチに追い詰める……。【作品詳細】映画『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』公開日:2024年9月27日(金)監督・脚本:阪元裕吾出演:髙石あかり、伊澤彩織、水石亜飛夢、中井友望、飛永翼、大谷主水、かいばしら、カルマMr.バニー、前田敦子、池松壮亮
2024年06月21日池松壮亮主演映画『本心』の公開が決定。三吉彩花、水上恒司、仲野太賀、田中泯、綾野剛、妻夫木聡、田中裕子も出演する。「大事な話があるの」――そう言い残して急逝した母が、“自由死”を選んでいた。なぜ自ら死を望んでいたのか。どうしても母の本心が知りたい息子の朔也は、最先端のAI企業に「母を作ってほしい」と依頼。テクノロジーは、人の心を再現できるのか。ただ、母の本当の心を知りたかっただけなのに、朔也は自分の心や尊厳さえも見失っていく――。本作は、平野啓一郎の同名傑作長編小説を、石井裕也監督が映画化。技術が発展し続けるデジタル化社会の功罪を鋭く描写する。石井監督作品へは、『ぼくたちの家族』『アジアの天使』など映画・ドラマを合わせ8作品に出演してきた池松さんが演じるのは、時代に置いてけぼりにされた青年・石川朔也。今作は、原作を読んだ池松さんが全幅の信頼を寄せる石井監督に「今やるべき作品」と持ち込んだ、「気の抜けない脚本だった。こんなに集中した夏は初めて」と語る意欲作(撮影は2023年7月)。朔也の母・秋子は田中さんが扮し、生身/VF(ヴァーチャル・フィギュア)という2役に挑戦。秋子の素顔を知るキーパーソンであり、過去の傷を抱えるミステリアスな女性・三好を三吉さん、朔也の幼なじみ・岸谷を水上さん、最新AIのVFの開発を行う技術者の野崎将人を妻夫木さん、ある出来事をきっかけに朔也に興味を抱くアバターデザイナーのイフィーを仲野さん、VFの中尾を綾野さん、リアル(現実)のアバター(分身)として依頼主の代わりに行動する仕事を始めた朔也の依頼人・若松を田中さんと、それぞれ朔也の心情を大きく揺さぶる重要な役どころを担う。コメント池松壮亮本心というあまりに素晴らしい原作を映画化させてくださった平野啓一郎さんに心から感謝しています。この難しい題材にありったけの力を注いでチームを導いてくれた石井裕也監督に心から感謝しています。最高峰のキャスト、最高峰のスタッフが結集し、私たちのこれまでについて、すぐそこまでやってきているこれからについて、2023年猛暑の夏、夢中に懸命に取り組みました。本心を巡る旅路は、人間の本質を見つめ、人間の哀しみを見つめ、欲望と、愛と、存在そのものを追求するような果てしないものでした。自分にとって、生涯忘れられない作品となりました。沢山の観客の皆さまとこの映画を共有できることを心から願っています。三吉彩花三好彩花役を演じました、三吉彩花です。まずこのお話を頂いた時から運命とはこういう事か、と…そして逆に誰が三好をやるのだろうか、と…何だか不思議な気持ちになりました。そして、今の私に必要な役でした。撮影の裏話などをよく聞いていただきますが、こんなに心が苦しかったのは初めてで戸惑いました。それは、三好と一緒に戸惑いました。常に三好と背中合わせで、そこに三好が居るかのような、私にも三好が見えているような感覚でした。皆様にもこの『本心』を感じていただきたいです。本当に素晴らしい方々に恵まれました。この作品を観て救われる方がいらっしゃったら私はとても幸せです。水上恒司本や文字というものは、良質なものほど読み手に委ねると私は考えます。それは大変なことだと考えます。今作、『本心』の脚本に私はその委ねる力を感じました。正直なところ、未だに正解がわかりません。でも石井組に参加してそれで良いのだと学ばせて頂きました。何とも消化の悪く心地の良いクランクアップを迎え、とても嬉しかったです。仲野太賀石井組「本心」に参加できた事をとても嬉しく思います。AIが発達して変わりゆく社会と、変わることのない人間の愛の形を描いた今作がどのようにして映画になっていくのか。脚本を初めて読んだ時、常に挑戦を続ける石井監督の更なる挑戦に、身震いしました。僕が演じたイフィーという役は自由度が高く、軽やかでありながら寂しく、とても欲深い人間味をもっています。複雑なキャラクター像を演じるのは、僕自身大きな挑戦になりました。石井監督の演出を信じて導かれるように撮り切れたと思っています。田中泯「本心」のひとこまに居る事事は1日で済んだ、これを書いている私は現在、田中泯だ、が、私が演じた「あの人」は今も私の内に居る。映画の中にも短い時間だが「あの人」はずっと居続ける。人の存在は等しく架空だ。事実はなんであれ全て地球の過去となる。本心の台本が届いてから時間は重厚なモノローグに匹敵する貴重な稽古だった。更にも増して、撮影本番の私の右斜めかたわらで、喰いるように私のカラダを見続ける石井監督の存在は、「あの人」と共にあった。感謝!綾野剛池松さんの真心、妻夫木さんの愛情、石井裕也監督の真摯さに触れられて幸せでした。私の役柄は、VF(ヴァーチャル・フィギュア)です。私を生んでくれた家族。もう会えない人に会いたいという果てしない想い。それぞれがそれぞれの心と向き合うこと。そして、私という"再生"と生きていくことの誠実さを体感しました。本作が観てくださる方々にとって、ご自身の本心との対話のきっかけになりましたら幸いです。妻夫木聡石井組には何度も参加させていただいていますが、石井組の一体感は改めて素晴らしいものでした。AIの世界は未だ私たちにとって未知の領域です。僕たち人間には感情があるからこそ存在している意義があると思いますが、人間とAI、リアルと仮想空間、うまく共存できる世の中というのがあっても、僕は面白いんじゃないかとこの映画で思わされました。そして、そう思わせてくれる未来は意外とすぐそばなのかもしれない、未来予想図のようなこの映画を是非映画館で楽しんで欲しいです。田中裕子『本心』の脚本を読んだ後、石井監督に聞きました。「ここに書かれている世界はだいぶ先の話しですよね」と。「いいえ、近い未来10年とか、あとちょっとぐらいかな」監督はそうおっしゃいました。世の中の新しいシステムについて行けず、困ったなぁ感満載の私の日々です。でもね。この作品の主人公の男の子はいっぱい泣くんです。池松くんの涙を見てると、「こんなに男の子が泣いてくれるんだったらまぁいいか…」と近い未来の恐怖にちょっとだけ安心する私がいます。観ていただけたらわかると思うんだけどな。石井裕也監督平野啓一郎さんの傑作小説を映画化できて本当に光栄に思います。これからさらに普及していくAIやテクノロジーに対して少しでも不安に思っている方々に捧げる映画です。これから確実に到来する複雑な世界の中で、登場人物たちは地に足をつけられず、ひたすらに迷子になっていきます。それは明日の僕たちの姿です。あるいは、もしかしたら僕たちはもうとっくに迷子になっているのかもしれません。素晴らしいキャストとスタッフと共に人が生きる喜びをシンプルに祝福するためにこの映画を作りました。不思議で面白い極上の迷子を是非劇場でご堪能ください。平野啓一郎『マチネの終わりに』、『ある男』に続き、『本心』が映画化されることとなり、私は期待に胸を膨らせました。しかも、驚くほど豪華なキャスト! とは言え、本作の映像化の困難は容易に想像がつきました。2040年代の日本と、その世界を生きる人々は、果たしてどのように描かれるのか? 登場人物たちの人生を通じての思想的な問いかけは? 脚本の段階で相談を受けましたが、私は、原作のプロットを窮屈になぞろうとするのではない、石井裕也監督による映画的な再構築を受け容れました。試写会では固唾を飲んで見守りました。小説の映画化に於いて、原作と映画は、一種、共同的なライバル関係にあるのだということを、私は強く感じました。一つの新しい世界が誕生しました。そして私は、それを実現した監督、俳優を初めとする映画制作者たちに敬服しました。『本心』は11月8日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:本心 2024年11月8日よりTOHO シネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2024 映画『本心』製作委員会
2024年06月21日映画『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』の新たなキャストが発表された。阪元裕吾が監督を務める本作は、殺しの腕はピカイチだが社会にはなかなか馴染めないふたりの殺し屋女子によるアクション映画『ベイビーわるきゅーれ』シリーズの第3弾。殺しの任務で宮崎県に降り立ったちさと(髙石あかり)とまひろ(伊澤彩織)は、ミッション中に同じターゲットを狙う一匹狼の殺し屋と鉢合わせする。相手は銃も格闘もナイフも超一流で、たったひとりで150人殺しの達成を目指す超ストイックな男・冬村かえで。悲願達成のために邪魔するヤツらに容赦はしないと、圧倒的な強さでちさととまひろの前に立ちはだかる。このたび新キャストとして、“史上最強の敵”として登場するかえで役で池松壮亮、殺し屋協会に所属する先輩殺し屋・入鹿みなみ役で前田敦子の出演が決定。さらに、宮崎出身の元テコンドー選手で現在は主に台湾で活躍中の大谷主水がみなみの相棒の七瀬役、映画系YouTuberでありながら昨今はドラマや映画にも数多く出演中のかいばしらが宮崎での任務のターゲットの松浦役、人気YouTuberから役者に転身して活躍中のカルマがフリーの殺し屋仲介人の広川役で出演する。併せて、ちさと、まひろ、かえでのキャラクタービジュアルと、新たな場面写真9枚が公開となった。映画『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』キャラクタービジュアル(まひろ)映画『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』キャラクタービジュアル(かえで)■池松壮亮 コメントベイビーわるきゅーれシリーズ集大成となるこの作品に参加させていただけたことをとても光栄に思っています。阪元さんの類稀なセンスと才能、ちさまひコンビの圧倒的な調和と強さと魅力、シリーズを支えてきた現場スタッフの心のこもった圧巻の手仕事、何故この作品がこれだけ愛されてきたのか、中に入ることでより理解することができたように思います。また、冬村かえでという複雑な内面性を持つとても魅力的なキャラクターを夢中となって探求させてもらえた日々は、俳優としてとても幸せな時間でした。さらに面白く、さらにパワーアップしたベイビーわるきゅーれの世界をお届けできるよう、出来る限りの力を尽くしました。是非楽しんでいただけたらと思います。■前田敦子 コメント阪元監督にお会いした日から、撮影が終わった今でもずっと阪元さんの頭の中が気になって仕方がありません。凄く面白い監督さんに出会えて『ベイビーわるきゅーれ』という最高な作品のチームに飛び込む喜びと緊張は、凄く良い刺激になりました。入鹿みなみは、中々やり甲斐のある曲者感、それぞれ個性が強いキャストのみなさんと楽しくチグハグしながらも呼吸を合わせ仲間になれたらと日々戦いでした。『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』でも、ちさまひは、とにかくかっこいいし愛おしいので公開を楽しみにしていて下さい。<作品情報>映画『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』9月27日(金) 公開公式サイト:「ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ」製作委員会
2024年06月18日人気シリーズ第3弾『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』より新キャストが発表され、池松壮亮、前田敦子らが出演することが分かった。またキャラクタービジュアル3種が解禁された。高石あかりと伊澤彩織が殺し屋コンビを演じる人気シリーズ最新作となる本作では、九州、宮崎を舞台に、一匹狼の殺し屋と鉢合わせたちさととまひろのバトルが描かれる。ちさと(高石あかり)銃も格闘もナイフも超一流、たったひとりで150人殺しの達成を目指す、“史上最強の敵”冬村かえでを演じるのは、日本映画界を牽引する実力派俳優、池松壮亮。持ち前の孤高の魅力はそのままに、鍛え抜いた身体とアクションでちさととまひろを翻弄する。ナイーブさと凶暴さが入り乱れる怪演で観客の度肝を抜く。かえで(池松壮亮)池松さんはかえでについて「複雑な内面性を持つとても魅力的なキャラクター」と説明し、「さらに面白く、さらにパワーアップしたベイビーわるきゅーれの世界をお届けできるよう、出来る限りの力を尽くしました」とコメントを寄せた。そして、殺し屋協会に所属する先輩殺し屋、入鹿みなみ役で前田敦子がシリーズ初参加。口が達者な姉御肌で、ちさと&まひろと反りの合わないキャラながら、ともにチームを組んでかえでへ立ち向かうことに。入鹿みなみ(前田敦子)前田さんは「入鹿みなみは、中々やり甲斐のある曲者感、それぞれ個性が強いキャストのみなさんと楽しくチグハグしながらも呼吸を合わせ仲間になれたらと日々戦いでした」と撮影をふり返り、「ちさまひは、とにかくかっこいいし愛おしいので公開を楽しみにしていて下さい」と公開を待つファンにメッセージを送った。さらに、宮崎出身の元テコンドー選手で現在は主に台湾で活躍中の大谷主水がみなみの相棒の七瀬役、映画系YouTuberでありながら昨今はドラマや映画にも数多く出演中のかいばしらが宮崎での任務のターゲットの松浦役、超人気YouTuberから役者に転身して活躍中のカルマがフリーの殺し屋仲介人の広川役で、シリーズ新キャストとして出演している。また、死体処理業者の田坂役の水石亜飛夢、田坂の後輩、宮内役の中井友望、殺し屋協会のマネージャー須佐野役の飛永翼(ラバーガール)もシリーズ前作からの続投で脇を固めている。まひろ(伊澤彩織)またキャスト陣の場面写真と併せて、キャラクタービジュアル3種も解禁。ちさととまひろ、そしてかえでの死闘を思わせるビジュアルに本編への期待がますます高まる。■池松壮亮(冬村かえで役)コメントベイビーわるきゅーれシリーズ集大成となるこの作品に参加させていただけたことをとても光栄に思っています。阪元さんの類稀なセンスと才能、ちさまひコンビの圧倒的な調和と強さと魅力、シリーズを支えてきた現場スタッフの心のこもった圧巻の手仕事、何故この作品がこれだけ愛されてきたのか、中に入ることでより理解することができたように思います。また、冬村かえでという複雑な内面性を持つとても魅力的なキャラクターを夢中となって探求させてもらえた日々は、俳優としてとても幸せな時間でした。さらに面白く、さらにパワーアップしたベイビーわるきゅーれの世界をお届けできるよう、出来る限りの力を尽くしました。是非楽しんでいただけたらと思います。■前田敦子(入鹿みなみ役)コメント阪元監督にお会いした日から、撮影が終わった今でもずっと阪元さんの頭の中が気になって仕方がありません。凄く面白い監督さんに出会えて『ベイビーわるきゅーれ』という最高な作品のチームに飛び込む喜びと緊張は、凄く良い刺激になりました。入鹿みなみは、中々やり甲斐のある曲者感、それぞれ個性が強いキャストのみなさんと楽しくチグハグしながらも呼吸を合わせ仲間になれたらと日々戦いでした。『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』でも、ちさまひは、とにかくかっこいいし愛おしいので公開を楽しみにしていて下さい。『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』は9月27日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。※高石あかりの「高」、ただしくは「はしごだか」(シネマカフェ編集部)■関連作品:ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ 2024年9月27日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©2024「ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ」製作委員会
2024年06月18日目黒蓮主演の7月期月9ドラマ「海のはじまり」に池松壮亮が出演することが分かった。また初回放送日が7月1日(月)に決定した。本作は、“親子の愛”を1つの大きなテーマとして、人はいつどのように“父”になり、いつどのように“母”となるのかを描く、完全オリジナル作品。7年前に別れた大学時代に付き合っていた南雲水季が亡くなったと知らされた目黒蓮演じる月岡夏。そこで、自分の知らないところで生み育てられていた、自身との間の子・海(泉谷星奈)と出会い、会えなかった7年の月日に思いを馳せる…というストーリーだ。本作で池松さんが演じるのは、水季が夏と別れたあとに働いていた図書館の同僚・津野晴明。津野は、水季が海といられないときに海を預かってあげたり、保育園のお迎えに行ったり、シフトの調整をしたりと仕事面だけでなく、様々な場面で育児や生活についても水季と海を支えてきた。水季の葬儀で、海がひとりぼっちにならないようにそばにいるときに偶然、夏と出会う。名前だけ聞いていた海の父親と初めて対面した津野は、夏が水季の事情を何も知らないことを知り「この7年のこと、ほんとに、何も知らないんですね」と言い放つ…。本作で演じる津野という繊細な役どころに池松さんは「演じるうえで難しい役どころだと感じていますが、こういう人だ、こういう役割だと最後まで決めつけず、ワンクールという長い時間をかけて、津野という人に一つ一つ出会っていけたらなと思っています」とコメント。フジテレビ系連続ドラマ初出演となる池松さんの表現力にも注目したい。池松壮亮 コメント◆今作の出演オファーを受けての印象を教えて下さい。これまでほとんどドラマを通ってこなかった自分に、このような作品のオファーが届いたことに初めは驚きました。『silent』以降、素晴らしい物作りをされるチームがあるといううわさを耳にしていました。場違いにはならないか、自分が参加することでこの既に素敵(すてき)なドラマを少しでもより良いものにできるのか、考える時間を沢山いただきましたが、プロデューサーの村瀬さんと出会い、生方さんの生み出す脚本に出会っていくうちに、深く、確かにこの物語に魅了されていくのを感じました。◆台本を読んでの印象について。親子とは何なのか、過去と今と未来と共に生きながら、人が人を想(おも)うとはどういうことなのか。この壮大なテーマに、丁寧に心を込めて向き合い、ダイナミックに挑むこの脚本に大きな感銘を受けました。さまざまな愛の形があり、私たちがつながりの中で生きていることを思い出させてくれるような確かな物語でした。愛に答えはでませんが、愛とは何かを問い直すということに、この作品の大きな意味を感じています。◆今回演じる津野役の印象、また演じる上での意気込みを教えて下さい。演じるうえで難しい役どころだと感じていますが、こういう人だ、こういう役割だと最後まで決めつけず、1クールという長い時間をかけて、津野という人に一つ一つ出会っていけたらなと思っています。◆視聴者の皆さんへのメッセージをお願いします。たくさんの方に愛される作品になるように、この夏のみなさまの楽しみ、思い出深いドラマになるように頑張ります。「海のはじまり」は7月1日より毎週月曜日21時~フジテレビ系にて放送(初回30分拡大)。(シネマカフェ編集部)
2024年06月03日カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で公式上映された奥山大史監督作『ぼくのお日さま』。5月20日に行われたフォトコールに池松壮亮、越山敬達、中西希亜良らが参加した。田舎町のスケートリンクを舞台に、吃音のあるアイスホッケーが苦手な少年タクヤ(越山敬達)と、選手の夢を諦めたスケートのコーチ荒川(池松壮亮)、コーチに憧れるスケート少女さくら(中西希亜良)の3人の視点で紡がれる本作は、フランス現地時間の5月19日に開催された公式上映では、約8分間にものぼる熱狂的なスタンディングオベーションで称えられた。(C) KAZUKO WAKAYAMAカンヌの清々しい青空をバックに、温かみがありながら明るさも感じる「エルメス(HERMES)」のグレイッシュな半袖シャツとカジュアルシックなカーキパンツに身を包んだ奥山監督。同じく「エルメス」の濃いグレイの長袖ポロシャツにブラックのタック入りパンツ、そして腕にはエレガントなレザーベルトの「カルティエ(Cartier)」の時計を着用した池松さん、「ヴァレンティノ(VALENTINO)」の真っ白なシャツ風のつなぎというユニークでフレッシュな装いの越山さん、柔かな素材にドットがプリントされた可憐なドレスを身に着けた中西さんらが笑顔でフォトコールに登場。(C) KAZUKO WAKAYAMAポーズを求める大勢のメディアからの掛け声に順番に答えながら、終始溢れんばかりの笑顔で答えながら、時には4人全員で肩を組む姿を見せるなど、最後までリラックスした雰囲気で撮影に応じた。(C) KAZUKO WAKAYAMA本作は、「ある視点」部門の〈最優秀作品賞〉、〈審査員賞〉、〈監督賞〉などの賞の対象となり、これまで同部門では、黒沢清監督が2008年に『トウキョウソナタ』で〈審査員賞〉を、2015年に『岸辺の旅』で〈監督賞〉を、2016年には深田晃司監督が『淵に立つ』で〈審査員賞〉を受賞しているが、同部門で〈最優秀作品賞〉を受賞すると日本史上初の快挙となる。第77回カンヌ国際映画祭は、フランス現地日程5月14日~5月25日まで開催され、「ある視点」部門の授賞式はカンヌ現地日時の5月24日に行われる。『ぼくのお日さま』は9月、テアトル新宿、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ぼくのお日さま 2024年9月、テアトル新宿、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開予定(C)2024「ぼくのお日さま」製作委員会/COMME DES CINÉMAS
2024年05月21日現在開催中、第カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション部門の中で日本作品として唯一選出された『ぼくのお日さま』のワールドプレミアとなる公式上映が、フランス現地時間5月19日、ドビュッシー劇場で行われ、監督の奥山大史、キャストの池松壮亮、越山敬達、中西希亜良、主題歌の「ハンバート ハンバート」佐藤良成が登壇した。本作は、田舎町のスケートリンクを舞台に、吃音のあるアイスホッケーが苦手な少年タクヤ(越山敬達)と、選手の夢を諦めたスケートのコーチ荒川(池松壮亮)、コーチに憧れるスケート少女さくら(中西希亜良)の3人の視点で紡がれ、雪が降りはじめてから雪がとけるまでの、淡くて切ない小さな恋の物語を描く。奥山監督が撮影、脚本、編集も手掛けている。グザヴィエ・ドラン&是枝裕和監督らが見守り「ある視点」部門で公式上映この日、公式上映がはじまると映画祭ディレクターのクリスチャン・ジュネが登壇し、上映に「駆けつけました」とコンペティション部門の審査員を務める是枝裕和監督を紹介。その後に「ある視点」部門の審査員長グザヴィエ・ドラン監督を紹介すると、劇場は一気に興奮につつまれた。公式上映の場では『CLOSE/クロース』のルーカス・ドン監督、西川美和監督、山下敦弘監督が見守る中、『ぼくのお日さま』チームが紹介され、「ハンバート ハンバート」の佐藤さん、荒川役の池松さん、タクヤ役の越山さん、さくら役の中西さんが紹介され拍手で迎えられたあと、クリスチャンの大きな呼び声で奥山大史監督が登壇。奥山監督は、満席となった1,200席の観客に「この作品はドビュッシーの『月の光』が繰り返し流れる映画なので、こうしてドビュッシー劇場でワールドプレミア上映されることを本当に光栄に思っています」と挨拶。本作は、クロード・ドビュッシーの代表曲「月の光」にのせてフィギュアスケートをする少女さくらに、主人公のタクヤが心を奪われるところから物語が動き出す。そのドビュッシーの名前が冠された劇場で、ワールドプレミア上映されたことについて感慨深げの様子。そして、企画段階から奥山監督を支え、コーチ荒川役として出演する池松さんは「カンヌ映画祭に感謝します。楽しんでいってください」と挨拶。4月に15歳になり、撮影当時から12cm以上も身長が伸び167cmにもなったタクヤ役の越山さんは人生初の海外旅行がカンヌ国際映画祭となり、「1,200人の皆様、集まっていただきありがとうございます!最後まで楽しんでいってくださいっ」と軽快なマイクパフォーマンスでカンヌの観客を沸かせた。6月に13歳になる現在12歳で、語学に堪能な中西さんは流暢なフランス語で「みなさん、こんにちは。来てくれてありがとうございます。楽しんでください」と挨拶すると温かい雰囲気に包まれた。会場のチケットは即完売となっており、満席の会場の中、上映がスタート。上映中は、タクヤが奮闘する姿にやさしい笑いが漏れ、クライマックスに近づくと緊張感のある雰囲気が会場に広がった。そして本編が終わり、主題歌「ぼくのお日さま」のエンドロールが流れ終わると、拍手喝采と「ブラボー」という声援と共にスタンディングオベーションが約8分間続き、最初に越山さんが涙をみせると、中西さんも涙。会場全体から監督、キャストたちにエールが送られる中、ルーカス・ドン監督と奥山大史監督が握手を交わすシーンもみられ、会場を出たあとも興奮冷めやられぬ観客に囲まれ、サインを求められるなどしていた。池松壮亮「奥山監督はリアリティの中にファンタジーをのせることが上手」ワールドプレミアでの興奮がつづくなか、『ぼくのお日さま』一行はレッドカーペットへ。この日、奥山監督、池松さん、越山さんの3人はお揃いのタキシード。タキシードのブランドは、フランソワ・トリュフォー監督やアンディ・ウォーホルが愛用した老舗のブランド「ベルルッティ(Berluti)」のもの。そして中西さんは「セリーヌ(CELINE)」の今シーズンの秋冬ドレスとなるミニドレスを着用し、ひときわフレッシュで眩い魅力でメディアを魅了、カンヌ初参加となった4人はお互い笑顔を見せあいながら和やかな雰囲気でレッドカーペットを歩いた。その後、奥山監督、池松さん、越山さん、中西さんらはメディアからの囲み取材に参加。公式上映後の観客からの反応について奥山監督は「温かい反応を頂けて、まずは安心しています。嬉しかったというよりも、一安心という気持ちが大きいですね」と述べ、レッドカーペットについては「公式上映とはまた違う、ずっと見ていたカンヌの文化に触れさせて頂いたので、フラットに楽しめた」と笑顔、キャストの3人らも揃って「夢のような舞台だった、また来たい」と声を揃えた。公式上映後、エンドロールから涙が止まらなかった越山さん。その理由について「撮影中『こういうこと言われたな』とか、『こういうふうに撮影したな』とかエンドロールに流れる本作の主題歌を聴きながら思い出し」感無量になったことを、はにかみながら告白。そして「物語がわからないまま撮影がスタートしたが、初めての主演映画だったので、どれだけ自分の自然の形で撮影を楽しめるか、ということに重点をおいてやっていました」と、撮影当時をふり返った。また、いまの時代をどう切り取るかや、問題解決の提示する作品が多くなる傾向にある映画祭という場所、そして「今の時代に向き合うということをどう考えているのか?」という取材終盤の問いに対して、奥山監督は「あくまで自分は、それだけを重視するわけではなく、自分が描きたいものを描き、その上で、例えば「と言ってくれたらそれは嬉しい」と回答。池松さんは「リアリティの中にもファンタジーの中にも、現実を語る力っていうのは実はちゃんとどちらもあって」と話し、「どちらに向けるのか、どう直接的に語るのか、それともファンタジーに包んで語るのかの違いだと思う」「この映画も非常に残酷な部分も写っているし、奥山監督はリアリティの中にファンタジーをのせることがとても上手で、そのことを諦めていない」とコメント。だから「本作は、より観客を選ばないし、この映画を見てもらえるのではないかなと期待してます」と想いを込めた。今年の第77回カンヌ国際映画祭は、是枝監督がコンペティション部門の審査員として参加しており、「ある視点」部門は俳優で監督のグザヴィエ・ドランが審査員長を務めることでも注目されている。本作は「ある視点」部門の最優秀作品賞、審査員賞、監督賞などの賞の対象となり、これまで同部門では黒沢清監督が2008年に『トウキョウソナタ』で審査員賞を、2015年に『岸辺の旅』で監督賞を、2016年には深田晃司監督が『淵に立つ』で審査員賞を受賞しているが、もし同部門で最優秀作品賞を受賞すると日本史上初の快挙となる。第77回カンヌ国際映画祭は5月25日(土)まで開催中。「ある視点」部門の授賞式はカンヌ現地日時の5月24日(金)に行われる。『ぼくのお日さま』は9月、テアトル新宿、TOHO シネマズシャンテほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ぼくのお日さま 2024年9月、テアトル新宿、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開予定(C)2024「ぼくのお日さま」製作委員会/COMME DES CINÉMAS
2024年05月20日近鉄グループの文化事業である「松伯美術館」では、開館30周年を記念して、2024年5月18日(土)から7月15日(月・祝)まで松伯美術館開館30周年記念特別展「文化勲章 三代の系譜 上村松園・松篁・淳之展」を開催します。上村松園は格調高い美人画で1948年に女性として初めて文化勲章を受章しました。松園の息子・松篁は花鳥画の世界で新たな日本画表現を切り開き、1984年に同章を受章。そして、花鳥画を通して東洋独自の絵画空間を追求してきた松篁の長男・淳之が2022年に同章を受章しました。日本画の分野で三代にわたり文化勲章を受章した事例はこれまでにない空前の快挙です。松園、松篁、淳之はそれぞれ描く対象や画風は異なりますが、日本画ならではの美を追い求める情熱や根底にある美意識は受け継がれてきています。本展では、3人の画業を振り返り、他館所蔵作品も含め、それぞれの名品約60点を一堂に展観します。特に上村松園の作品(本画)については、「月蝕の宵」(大分県立美術館蔵)など当館で初めて展示する作品も含め、すべて他館所蔵作品です。本展開催期間中にご来館いただいた皆さまに、開館30周年記念クリアファイルをプレゼントします。詳細は別紙のとおりです。上村松園「月蝕の宵」大正5年(1916)大分県立美術館蔵艶やかな着物を来た女たちが月蝕を鏡に映して楽しんでいる。著作にも繰り返し取り上げられており、松園自身にとっても思い出深い作品と思われる。別紙1. 名 称 松伯美術館開館30周年記念特別展 文化勲章 三代の系譜 上村松園・松篁・淳之展2. 開催期間 2024年5月18日(土)~2024年7月15日(月・祝)3. 主 催 公益財団法人 松伯美術館、読売新聞社4. 会 場 松伯美術館5. 休 館 日 月曜日(ただし、7月15日は開館)6. 開館時間 午前10時00分~午後5時00分(入館は午後4時00分まで)7. 入 館 料 大人〔高校生・大学生を含む〕1,400円、小・中学生700円・20名以上は団体割引(入館料1割引)・障がい者手帳のご提示によりご本人と同伴者1名まで入館料2割引8. 展示作品数 約60点9. 主な展示作品 ※作品名に下線のあるものは当館初展示●上村松園【通期展示】「月蝕の宵」大分県立美術館蔵、「静」東京国立近代美術館蔵、「初雪」大川美術館蔵 ほか【5/18~6/16展示】「青眉」吉野石膏コレクション、「春さめ」大分県立美術館蔵 ほか【6/4~6/16展示】 「夕暮」京都府立鴨沂高等学校蔵(京都府文化博物館管理)【6/18~7/15展示】「砧」山種美術館蔵、「美人詠哥」吉野石膏コレクション ほか●上村松篁【通期展示】「蓮」・「熱帯花鳥」・「真鶴」・「松虫草」松伯美術館蔵 ほか【5/18~6/16展示】「杜若」神奈川県立近代美術館蔵、「閑庭迎秋」松伯美術館蔵【6/18~7/15展示】「池」京都市美術館蔵●上村淳之【通期展示】「秋映」・「双鶴」松伯美術館蔵、「十二支」京都花鳥館蔵、「月の水辺」個人蔵 ほか【5/18~6/16展示】「憩」松伯美術館蔵【6/18~7/15展示】「雁金」 京都市美術館蔵10. その他 本展覧会開催期間中、ご入館の皆さまに開館30周年記念クリアファイルをプレゼントします。※お一人様一部、無くなり次第、終了。以 上《参考画像》上村松園「静」昭和19年(1944)東京国立近代美術館蔵上村松園「青眉」昭和9年(1934)吉野石膏コレクション上村松園「砧」昭和13年(1938)山種美術館蔵上村松篁「杜若」昭和53年(1978)神奈川県立近代美術館蔵上村淳之「十二支 辰」平成18年(2006)京都花鳥館蔵《参考》〇松伯美術館について松伯美術館は、上村松篁・淳之両画伯からの作品の寄贈と近畿日本鉄道株式会社(現 近鉄グループホールディングス株式会社)からの基金出捐により1994年3月に開館した。当美術館では、上村松園・松篁・淳之三代にわたる作品、下絵、写生等、美術資料の収集と保管、展示を通じ、三代の画業を紹介することを目的としている。また、広く日本画の普及、作家の育成を図るため、特別展、公募展等も開催している。○当館の名称の由来「松」は、松園・松篁両画伯の名前と、美術館所在地である故佐伯勇近鉄名誉会長旧邸の庭に植えられている百数十本の松に、「伯」は、画伯の伯と佐伯氏の伯あるいは邸内の茶室の号、「伯泉亭」に由来するものである。また「松伯(しょうはく)」の音は、常磐木である「松柏」にも通じるようにとの意味が込められている。松伯美術館 (外観)※大渕池の対岸から臨む。【開館時間】 10時~17時(入館は16時まで)【休館日】 月曜日、年末年始、展示替期間【電話番号】 0742-41-6666【所在地】 〒631-0004 奈良市登美ヶ丘2丁目1番4号【館長】 上村 淳之【所蔵作品数】上村松園・松篁・淳之の作品 約600点 ほか●上村松園明治8年(1875)~昭和24年(1949)京都に生まれる。鈴木松年、幸野楳嶺、竹内栖鳳に師事。1948年、女性として初めての文化勲章を受章。京都の風俗、歴史、謡曲の物語等に取材した気品ある格調高い女性像を描く。●上村松篁明治35年(1902)~平成13年(2001)京都に生まれる。母は上村松園。京都市立絵画専門学校に学び、西山翠嶂に師事。1948年、日本画団体「創造美術」の結成に参加。1984年、文化勲章受章。近代的造形、色彩感覚を取り入れた花鳥画で知られる。●上村淳之昭和8年(1933)〜京都に生まれる。父は上村松篁。京都市立美術大学に学び、在学中より新制作協会展に入選。以後、同展及び創画展を中心に作品を発表する。東洋独自の空間表現を模索しながら花鳥画の新しい展開を求め研鑽を重ねている。2022年文化勲章を受章。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年04月26日池松壮亮、浜辺美波、柄本佑らが出演する映画『シン・仮面ライダー』のBlu-ray&DVDが、11月20日(水)にリリースが決定した。昨年3月に公開された本作は、「仮面ライダー」生誕50周年に庵野秀明が脚本・監督を手掛けた完全新作オリジナル映画。池松さんが本郷猛/仮面ライダー、浜辺さんが緑川ルリ子、柄本さんが一文字隼人/仮面ライダー第2号を演じているほか、塚本晋也、手塚とおる、松尾スズキ、森山未來、西野七瀬、竹野内豊、斎藤工、大森南朋、長澤まさみ、松坂桃李、安田顕ら豪華俳優陣が出演している。そんな本作が、Blu-ray&DVDになって登場。完全受注限定版(Amazon ver./キングレコードver.)、完全受注限定版、初回限定版、通常版を用意。本日より全国の販売店・ECサイトにて予約がスタートした。なお、ムービーモンスターシリーズやレプリカマフラーが付属される完全受注限定版は、6月16日(日)23:59まで予約受付となっている。SNSでは「待ってました!!」、「来た来た来た!即予約!」、「やっと自宅でヘビロテ出来る…!」などとファンから喜びの声が見られた。▼『シン・仮面ライダー』Blu-ray&DVD商品概要・完全受注限定版(Amazon ver./キングレコードver.)品番:NZX-1012~5(Amazon ver.)NKZX-9~12(キングレコード ver.)価格:¥51,700(税抜価格¥47,000)収録:4枚組Blu-ray3枚(DISC1:本編/DISC2:特典映像/DISC3:特典映像)+UHD1枚(本編)・完全受注限定版品番:KIZX-90658~61価格:¥29,700(税抜価格¥27,000)収録:4枚組Blu-ray3枚(DISC1:本編/DISC2:特典映像/DISC3:特典映像)+UHD1枚(本編)・初回限定版品番:KIXF-91804~6価格:¥13,200(税抜価格¥12,000)収録:3枚組Blu-ray3枚(DISC1:本編/DISC2:特典映像/DISC3:特典映像)・通常版Blu-ray品番:KIXF-1807価格:¥5,500(税抜価格¥5,000)収録:Blu-ray1枚DVD品番:KIBF-2480価格:¥5,500(税抜価格¥5,000)収録:DVD1枚(シネマカフェ編集部)■関連作品:シン・仮面ライダー 2023年3月18日より全国にて公開©石森プロ・東映/2023「シン・仮面ライダー」製作委員会
2024年04月22日