俳優の池松壮亮(29)が9月28日、都内で行われた主演映画「宮本から君へ」の公開記念舞台挨拶に出席した。新卒の営業マン・宮本浩(池松)が、仕事に恋に不器用に奮闘しながら成長する姿を描いたストーリー。一部スポーツ紙によると、サプライズで同作の主題歌「Doyouremember?」を歌うロックバンド・エレファントカシマシの宮本浩次(53)が登場。池松は「見えないかもしれませんが、鳥肌が立った」と大興奮で、「主題歌が映画のレベルをものすごく上げてくれた」と感謝したという。「若いころから演技派として注目を浴びていた池松さんですが、以前は『一番苦手なものは舞台挨拶』と公言するほど。あまり気の利いたコメントができませんでしたが、場数を踏んでいるうちにどんどんコメント力もアップ。今回も絶妙なコメントで会場をわかせていました」(舞台あいさつを取材した記者)同作は、出演するピエール瀧(52)が麻薬取締法違反で有罪判決となったことでも話題に。製作委員会の判断が注目されたが、最終的には改編や追加撮影は行わず公開することが決定していた。「8月に行われた完成披露試写の舞台あいさつで、池松さんはピエールさんについて言及。『共演者として、ピエールさんを一番近くで見ていた。あの人の目は本気でした。作品に大きな力を注いでくれた』など15分にわたって熱弁したのです。以前ならば考えられないような彼の姿に、観客や共演者らも心打たれたようでした」(前出・取材記者)
2019年09月29日池松壮亮主演映画『宮本から君へ』の公開に先立ち、先日行われた完成披露舞台挨拶に池松さんをはじめ、蒼井優、井浦新、一ノ瀬ワタル、真利子哲也監督らが参加した。この日、盛大な拍手で迎えられたキャストたち。主人公・宮本を演じた池松さんは「いよいよこういう日を迎えられて幸せに思います」と挨拶。出演しているピエール瀧について「あの人の目は本気でしたし、この作品にとんでもなく大きな力を注いでくれていたと思っています」と触れつつ、「もうあの瞬間に戻ることはできないというくらいスタッフ全員がパワーを注ぎ込んだ作品となっています」と並ならぬ思いを語っていた。また、ヒロイン・中野靖子役の蒼井さんも「生半可な気持ちでは立ち向かえない作品でした。すごい熱量の作品でしたので、自分たちもぼろぼろになりながら平成の終わりにみんなで挑みました」と言い、「その熱量が少しでも観客の方々に届けば」とコメント。さらに、靖子の心に住み着く元彼・風間裕二役の井浦さんは「これからとんでもないことが起きるので宮本から振り落とされないようにしっかりとしがみついて楽しんでください」と観客の期待を煽った。また、撮影中の驚きのエピソードを披露する場面も。愛する人のため“絶対に勝たなきゃいけないケンカ”に挑む撮影では、なんと、池松さんが撮影で自らの“歯”を抜こうとしていたという!「多くの人の人生のバイブルになっている作品なので、歯くらい捧げないと原作の新井先生にも認めてもらえないんじゃないだろうか」と心配していたゆえの行動だったそうだが、新井さんらに止められ、蒼井さんにも「歯は大事だよ」と言われた池松さんは、「なんか母親に止められているような、妙な説得力があって…皆さんも踏みとどまりたいことがあったら、蒼井さんに止めてもらうといいですよ」と会場の笑いを誘った。そして最後に、池松さんが「人間讃歌であり、壮大なラブレターのような作品になったと思います」とメッセージを送ると、真利子監督も「もちろん新井さんの描かれた『宮本から君へ』があってこそですが、自分が客観的に見てもすごい映画になりました」と本作への自信を覗かせていた。『宮本から君へ』は9月27日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:宮本から君へ 2019年9月27日より全国にて公開Ⓒ2019「宮本から君へ」製作委員会
2019年08月23日池松壮亮が主演、蒼井優がヒロインを務める映画『宮本から君へ』の新キャストが発表された。映画では原作の漫画の後半をベースに、池松さん演じる宮本浩と、蒼井さん演じる中野靖子の前に立ちはだかる「究極の愛の試練」を克服していく姿が描かれる。そんな2人の関係をつなぐ重要なキャラクター、風間裕二役を、今年は『こはく』『嵐電』と2本の主演作が控える井浦新。裕二は、どうしようもない遊び人で、靖子の心に棲みつく元恋人だ。井浦さんは「撮影時、この作品が放つ生命感溢れる熱量に吹き飛ばされまいと、全身全霊で現場にしがみついていた。その中心で熱苦しいほどのエネルギーを生み出している池松君と蒼井さんのぶつかり合いは、正に鬼神の如く、その凄まじさを余すことなく味わえたことが、大きな喜びでした」と撮影をふり返り、「関わったシーンでの撮影では毎回がクライマックス、しかし初号を観たら始まりから終わりまで全編がクライマックスに漲っていた。なんてべらぼうな映画だ」と絶賛している。また、本作では“高層マンションの階段での決闘シーン”も描かれる。その注目のシーンで、宮本が立ち向かう怪物・真淵拓馬を演じるのは、元格闘家の一ノ瀬ワタル。ラグビー部に所属する巨漢にして怪力の持ち主で、紳士的な表と欲望に忠実な裏の2つの顔をもつ役どころだ。今回一ノ瀬さんは、体重を33kg増量し、撮影に挑んだそう。「僕が原作に出会った直後にこの役をやれるチャンスを頂き運命的なものを感じました。真淵拓馬は絶対に自分にしか出来ないという自信と強い想いがあります。この作品を撮り終わったら死んでも良いと覚悟して挑んだ作品です」と力強く語っている。さらに、真淵拓馬の父で宮本の得意先の部長・真淵敬三をピエール瀧。真淵敬三の親友・大野平八郎を佐藤二朗が演じることも発表された。原作漫画の大ファンであることから出演を即決したという佐藤さんは「僕が新井英樹作品を大好きな理由の1つが、何かを引きかえに描いてるとしか思えない、壮絶で豊饒なキャラクターたちだ。今回、そのキャラクターの1人を演じられることに悦びと畏れを感じつつ、皆で渾身の思いで拵えた作品です」と出演できたことへの喜びを語っている。なお、本作の製作委員会は“映画「宮本から君へ」の公開に際してのお知らせ”と題して、ピエール瀧の出演に関して説明する文書も発表した。以下、発表文書本作品には、麻薬取締法違反容疑で逮捕、同法違反罪で起訴されたピエール瀧氏が本作に出演をしております。尚、本作品の撮影は昨年9月29日~10月30日の期間に完了しております。事件発覚後、映画「宮本から君へ」製作委員会は幾度となく協議を重ねてまいりました。その結果、ピエール瀧氏は、今後も法律に従って裁定が下されることになり、それ以上の措置について、本作品が関与するものではないという結論に至り、製作委員会の総意として、本作品の改編・追加撮影を行わないまま、劇場公開することと致しました。議論を経ての結論であることをご理解頂ければ幸いに存じます。引き続きのご支援・ご鞭撻をお願い申し上げます。『宮本から君へ』は今秋、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:宮本から君へ 2019年秋、全国にて公開予定Ⓒ2019「宮本から君へ」製作委員会
2019年05月16日2019年3月14日(木)より、「コニカミノルタプラネタリウム“満天”in Sunshine City」にて、ヒーリングプラネタリウム作品『Milky Way & The Moon -忘れられない、天の川へ-』が上映されます。俳優・池松壮亮さんがナレーションを担当することが決定しました。「コニカミノルタプラネタリウム“満天”」とは?東京・池袋「サンシャインシティ」にある「コニカミノルタプラネタリウム“満天”in Sunshine City」は、全天ドームスクリーンで最新鋭の投影機「Infinium Σ」から映し出される、臨場感あふれるプラネタリウム体験ができる施設です。「雲シート」「芝シート」でゆったり鑑賞できるひじ掛けつきのリクライニングシートのほか、雲のように白くてふわふわの5組限定シート「雲シート」や寝転んだまま星空鑑賞ができる3組限定の「芝シート」も完備。カップルやお友達と一緒に、ゆったりと鑑賞したい方におすすめです。『Milky Way & The Moon -忘れられない、天の川へ-』2019年3月20日(水)に施設開業15周年を迎える「コニカミノルタプラネタリウム“満天”in Sunshine City」。『Milky Way & The Moon -忘れられない、天の川へ-』は、15周年を記念して上映されるヒーリングプラネタリウム作品です。奇跡の夜を再現!天の川と満月の物語満月に近い夜は月明りが暗い星々の輝きを妨げてしまうため、「天の川と月は一度に見られない」といわれていますが、「月食」では満月の夜でも天の川を見ることができます。本作では、特に深い食分(欠けた部分の全体に対する割合)だったといわれる、2000年の夏の夜に起きた月食を再現。美しい天の川と月の共演をプラネタリウムで体験できます。ASMRを取り入れた極上のプラネタリウム体験本作は、音や視覚全般から得られる“心地よさ”を感じられる「ASMR(Autonomous Sensory Meridian Response)」の発想を取り入れて制作されています。「波の音」「雨の音」など、人間が心地よいと感じる環境音とやさしいナレーションから、星の瞬きや香りまで、極上の癒やし空間を創出します。俳優・池松壮亮さんがナレーションを担当本作のナレーションは、ハリウッド映画『ラストサムライ』への出演以降、多くの映画・ドラマに出演し活躍する、実力派俳優・池松壮亮さんが担当します。予告編で一足先に池松さんのナレーションを体感してみて!公式HPで公開中の予告編は、人間の頭部や耳の構造を模した「ダミーヘッドマイク」を用いて収録されています。公開に先駆けて池松さんのナレーションを体感できるので、ぜひヘッドフォンやイヤフォンの良音で聴いてみてくださいね。英語副音声ナレーションはシンガーソングライター・LUCAさんが担当英語副音声ナレーションは、坂本龍一さんのアルバムにヴォーカリストとしての参加経験を持つ、シンガーソングライター・LUCAさんが担当。確かな表現力で、海外のお客さまにも本作の感動を伝えていきます。「haruka nakamura」の完全オリジナル楽曲作中では、独自の世界観で高い支持を集める音楽家・haruka nakamuraさんが、全編にわたって書き下ろした完全オリジナル楽曲を使用。さらに、唯一無二の歌声と称されるAimer(エメ)さんの代表曲をリミックスした楽曲も使用されます。“満天”が誇る圧倒的にリアルな星空のなかで響き渡る、淡く美しいピアノの旋律とAimerさんの歌声は、感動必至です。「NEAL'S YARD REMEDIES」のアロマの香りでリラックス上映中は、英国発祥のスキンケアブランド「NEAL’S YARD REMEDIES(ニールズヤード レメディーズ)」のアロマの香りに包まれる、香りの演出も楽しめます。レモンの果皮から丁寧に抽出したフレッシュな香りの「レモン オーガニック」と、ブレンドエッセンシャルオイルのなかでも一番人気の「ウーマンズ バランス」の2種のアロマを使用。天然のやさしいアロマが心地よく香り、リラックスできますよ。『Milky Way & The Moon -忘れられない、天の川へ-』作品概要上映期間2019年3月14日(木)~上映時間約45分鑑賞料金一般シート 1,700円/芝シート 3,900円/雲シート 4,200円※芝シート・雲シートは上記金額に大人2名分の料金を含んでいます。製作音楽:haruka nakamura/Aimerナレーション:池松壮亮英語副音声:LUCAアロマ提供:NEAL’S YARD REMEDIES※上映時間・休館日・追加上映回などはシーズンによって異なります。最新情報はウェブサイトでご確認ください。スポット情報スポット名:コニカミノルタプラネタリウム“満天”in Sunshine City住所:東京都豊島区東池袋3-1-3 サンシャインシティワールドインポートマートビル屋上電話番号:03-3989-3546
2019年03月07日お笑い芸人のカンニング竹山が12日、自身のツイッターを更新。白血病を告白した競泳女子の池江璃花子選手についてコメントした。相方・中島忠幸さんを2006年に白血病で亡くしている竹山。ツイッターでは「池江さん、絶対に治る!絶対に治ります!」と祈りを込めた。池江選手は同日、ツイッターで白血病であることを公表。「私自身、未だに信じられず、混乱している状況です」と心境を打ち明け、「今は少し休養と取り、治療に専念し、1日でも早く、また、さらに強くなった池江璃花子の姿を見せられるよう頑張っていきたいと思います」とつづった。
2019年02月12日タレントの武井壮が12日、自身のツイッターを更新。白血病を告白した競泳女子の池江璃花子選手についてコメントした。武井は「ものすごくやるせない気分。。」と悲痛な思いと吐露。「神様たのむよ。。全力で祈る。。」と池江選手のために祈った。池江選手は同日、ツイッターで白血病であることを公表。「私自身、未だに信じられず、混乱している状況です」と心境を打ち明け、「今は少し休養と取り、治療に専念し、1日でも早く、また、さらに強くなった池江璃花子の姿を見せられるよう頑張っていきたいと思います」とつづった。
2019年02月12日俳優の渡辺謙が12日、自身のツイッターで、白血病を公表した競泳女子・池江璃花子選手にエールを送った。池江選手はツイッターで白血病と診断されたことを公表。「私自身、未だに信じられず、混乱している状況です。ですが、しっかり治療をすれば完治する病気でもあります」「今後の予定としては、日本選手権の出場を断念せざるを得ません。今は少し休養を取り、治療に専念し、1日でも早く、また、さらに強くなった池江璃花子の姿を見せられるよう頑張っていきたいと思います。これからも温かく見守っていただけると嬉しいです」とコメントした。渡辺は「池江璃花子さんのニュースを目にしました。僕も同じ病気を経験しました。何故今自分がと絶望感に苛まれているのではないかと思います。どんな状況かは分かりませんが、今の医学を信じ、自分の生命力を信じ、前を向いて焦らずにしっかり治療に専念して下さい。祈っています」とエールを送った。渡辺は1989年、急性骨髄性白血病を発症したが復帰。その後、1994年に再発したが、1995年に復帰を果たした。
2019年02月12日俳優・池松壮亮が主演を務める映画『宮本から君へ』(今秋公開)が公開されることが10日、明らかになった。同作は1990 年から1994年まで講談社「モーニング」にて連載され、1992年に第38回小学館漫画賞青年一般部門を受賞した新井英樹のコミックを実写化。文具メーカー「マルキタ」の新人社員、恋にも仕事にも不器用な宮本浩(池松)の物語を描く。2018年4月にテレビ東京で連続ドラマとして放送され、第56回ギャラクシー賞テレビ部門「奨励賞」を受賞するなど大きな反響を呼んだ。監督・脚本は、ドラマ版に続き映画『ディストラクション・ベイビーズ』で注目を集める真利子哲也監督が務め、『あゝ、荒野』(17)、『愛しのアイリーン』(18)のスターサンズが制作。ドラマ版に続き主演する宮本役の池松、ヒロイン・中野靖子役の蒼井優、さらに松山ケンイチ、柄本時生、星田英利、古舘寛治らが再集結した。ドラマでは、主人公の宮本浩が営業として奮闘する姿に焦点を置いた“サラリーマン篇”が描かれたが、劇場公開される映画では、宮本浩と中野靖子を中心に繰り広げられる“極限の人間賛歌”が描かれるエンターテイメント作品になっている。新キャストも加わった映画版は昨年9月29日にクランクインし、10月30日にクランクアップした。「この物語を完結させるまでは、死ぬに死ねない」と語る真利子哲也監督を筆頭に全キャスト・スタッフが全身全霊をかけて挑んだ。○池松壮亮 コメントこの原作が手元に来てから、随分と時間が経ってしまったような気がします。ボロボロになるまで読み漁ったこの偉大な原作の力をお借りして、時代の変わり目に強烈な人間賛歌を残すべく、身も心も捧げたつもりです。蒼井さんとは『斬、』から立て続けの共演となりますが、今度は宮本と靖子として、物語の中の人生の試練を共にする事が出来たと思っています。その存在にいつも救われました。そのほかキャストそれぞれの、抜群のアクトも楽しみにしていただければと思います。まだ仕上げ真っ最中でどうでるか分かりませんが、生きてゆく覚悟、信じる覚悟、そして人生を感じるような映画になるんではないかと期待しています。傲慢な男ですが、今秋、宮本からあなたへ、よろしくお願いします。○蒼井優 コメント全身で感情をぶつけ合うシーンの連続だった為、撮影3日目には既にヘトヘトでした。こんなに早く疲弊した現場は初めてです。体力、集中力、瞬発力、そして声量が基本的にどのカットにも必要だったのですが、共演者の皆様と労り合い、励まし合い、スタッフの皆様に助けていただき、なんとかクランクアップすることが出来ました。こんなに高カロリーな作品はなかなか無いと思います。公開を楽しみにしていただければと思います。○真利子哲也 コメントはじめて『宮本から君へ』の映画化に声かけられたのは2012年の夏。十代の頃から読み耽っていた新井英樹さんの原作に、二つ返事で引き受けました。ただ覚悟を決めたところでなかなか実現に及ばず、気づけば6年が経ちました。これだけ時間がかかったのは生半可な気持ちで映画化するような原作ではないからで、集まるべくして集まったキャストとスタッフの面々。特に池松くんと蒼井さんのこの映画に対する意気込みたるや並大抵ではなくて、その芝居はさることながら、それぞれ歩んできた役者としての人生が重なる奇跡をみたと思える現場でした。平成最後の夏の終わりに池松壮亮と蒼井優を中心に据えて『宮本から君へ』を撮影できたことが、この原作にとって最高の瞬間だったと断言できる映画になりました。○新井英樹コメント映画版『宮本から君へ』の最初の陣中見舞いロケ現場となった王子・飛鳥山公園で池松くんとふたり、隠れタバコを喫いに歩いていたときの会話ボク「『宮本から君へ』の映画では、オレ、ブン殴られたいんだよ」池松「俺もですよ」ドラマの「世界」を構築・牽引した宮本浩こと池松壮亮本人がそう言うか……と。ドラマ版で観た蒼井優さん扮する中野靖子の輝きは驚きでした。全話通してもゲスト出演には思えない、違和感すら覚えるあの存在の力。写真家・佐内正史さんがドラマ版の打ち上げトークショーで放った名言「真利子には愛はあるけど情はない」(笑) 言い得て妙!! いや、真芯だ!! これ表現者として最強なんですよ!!この三人が原作の、ある意味本番パートで「自分こそが一番」と生命力バトルを繰り広げるってだけで胸が高鳴り「原作クソ喰らえ!!」と殴り倒されたがってるボクの夢を叶えてくれそうです!!
2019年01月10日テレビ東京の人気番組となった「緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦」、その最新回が7月22日(日)に放送となる。今回は俳優の福士蒼汰、早乙女太一が参戦。沖縄を舞台に外来種が繁殖してしまった貯水池をキレイにしようと奮闘する。本番組は「ロンドンブーツ1号2号」の田村淳と「ココリコ」の田中直樹が、外来生物が大量発生し困っている池の水を全部抜いて、そこに潜んでいる生物を調査、駆除をしていく番組。第11弾となる今回は、以前、番組で見事13匹のカミツキガメ捕獲に成功した印旛沼で、今度は水位の下がった田んぼの水路でのカミツキガメ捕獲に挑戦。さらに福士さんと早乙女さんをゲストに迎え、沖縄へ。番組初上陸となる沖縄県の本部町にある「田空の駅 ハーソー公園」にある貯水池は、元々は生き物がいない池だったが、勝手に放された生き物が増えてしまったそう。今回は荒れた池をキレイにすべく、MCの2人に福士さん、早乙女さん、さらに静岡大学の加藤英明先生とNPO法人の久保田潤一氏、地元のボランティアスタッフも加わり「池の水をぜんぶ抜く」ことに。“たも網”を使い、生物を捕獲するなど泥まみれになりながら奮闘する福士さん、早乙女さん。彼らの前にどんな生物が現れるのか!?放送をお見逃しなく。今回のゲストである福士さん、早乙女さんが出演する映画『BLEACH』は現在公開中。ユウレイが見えること以外は普通の高校生、黒崎一護。そんな彼の平和な日常は突然、壊れた。人の魂を喰らう巨大な悪霊・虚<ホロウ>が現れたのだ。自身と家族の命が狙われる中、死神と名乗る謎の女・朽木ルキアが現れ、一護たち家族を守ろうと必死に虚と抗戦するが重傷を負ってしまう。絶望的な状況下、ルキアは最後の手段として本来は人間に分け与えてはいけない死神の力の一部を一護に渡すのだった…。高校生兼死神代行となった一護の、虚との壮絶な戦いが始まる――。主人公の一護を福士さん、早乙女さんは阿散井恋次を演じ、2人のほか杉咲花、吉沢亮、MIYAVI、真野恵里菜、小柳友、田辺誠一、長澤まさみ、江口洋介といったキャストが顔を揃えた。「緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦」は7月22日(日)19時54分~テレビ東京系でオンエア。(笠緒)■関連作品:BLEACH 2018年7月20日より全国にて公開© 久保帯人/集英社 © 2018映画「BLEACH」製作委員会
2018年07月22日池の水を抜くだけの異色企画で話題となっているテレビ東京系のドキュメントバラエティ番組「池の水ぜんぶ抜く大作戦」が、4月からレギュラー放送されると決定した。 同番組は田村淳(44)とココリコ・田中直樹(46)がMCを務め、昨年1月に不定期特番としてスタート。回を重ねるごとに話題を集め、視聴率もアップ。今年1月2日放送回は各局強力な正月特番が並ぶなか、13.5%の過去最高視聴率を記録。今月11日放送回も9.1%を記録していた。 「テレ東としてはここ最近で最大のヒット企画です。先日、同番組が受賞した式典の授賞式に出席した際、田中さんは『番組の話を頂いたとき、企画書は紙切れ1枚。たぶん半分も埋まっていなかった』と明かして笑わせていました」(芸能記者) 何といっても、番組の魅力はそのシンプルな作業過程だろう。 (1)池の水を下水道などに流し魚や水の生物を動けなくする(2)その中から、外来種の動物や生物を食い荒らす特定外来生物を捕獲・駆除(3)数日間、池を干上がらせてヘドロから窒素を排出。綺麗な水を入れる 大まかにはこれだけだが、ここに来て作業過程に“物言い”がついてしまっているのだ。 「11日の放送回は、岐阜県羽島郡笠松町の木曽川河畔のトンボ池でした。そこで目的の外来魚駆除の際に主催者側の対応が十分でなく、在来魚が大量死した様子がネット上に投稿され話題になったのです。それを受けた地元メディアが、専門家の意見などが入った記事を掲載。ネット上で賛否両論が巻き起こっています。イケイケの番組に“物言い”がつくことはよくあることですが……」(テレビ局関係者) 今後、同局がこの意見をどう受け止めるかが注目される。
2018年03月19日「池井戸作品は、最後に跳ねるんです。今回も池井戸マジックが炸裂して視聴率20%超えを達成するのではないかと、期待の声があがっています」(テレビ局関係者) 12月24日、池井戸潤原作のドラマ「陸王」(TBS系)が最終回を迎える。主演の役所広司(61)や竹内涼真(24)の熱演が話題を生んでいるこの作品、第9話までの平均視聴率は15.44%。第9話の視聴率は15.7%だが、その前の第8話では17.5%を記録している。 これまで池井戸作品のドラマ化は、いずれも最終回で視聴率を大きく上げてきた。13年7月期に放送されたドラマ『半沢直樹』(TBS系)は第9話が35.9%だったのに対して、最終話は42.2%!6.3%も数字を伸ばし、社会現象となった。 翌14年4月期に放送された『ルーズヴェルト・ゲーム』(TBS系)も14.1%から17.6%と3.5%増。15年10月期の『下町ロケット』(TBS系)も18.2%から22.3%と4.1%のジャンプアップを果たしている。いったいなぜこうした池井戸マジックは生まれるのか。前出のテレビ局関係者はこう語る。 「池井戸さんの作品は、最後に大逆転があります。主人公は理不尽な扱いを受けて窮地に追いやられる。それでもめげることなく耐え続け、最後に悪を討つのです。ドラマ化に際しては『半沢直樹』に代表されるように、わかりやすい盛り上がりを作っています。勢いをためてためて、最後に決め台詞。そして見栄を張ったところで顔をアップする。まるで歌舞伎のような展開が、クライマックスを盛り上げてくれるのです」 つまりため続けた力を最後に爆発させているのだ。さらにTBSも、そうした最後の盛り上がりを徹底サポート。『陸王』の最終回は、14時からダイジェスト版を放送。19時からもダイジェスト版を入れ、これまで見逃していた視聴者を取り込んでいる。またドラマ自体も25分拡大版にするなど、異例の『陸王』シフトで望んでいるのだ。 果たして、池井戸マジックは今夜も炸裂するのか。ドラマの内容とともに、その数字にも注目したい。
2017年12月24日「友達池」ってご存知ですか?以前、林真理子さんのエッセイを読んでいたら出てきた言葉なのですが、ステキな男性と出会うものの、気づくと恋人同士ではなく、友達になっている。そしてまた「友達池」にひとり落としてしまったと、女性同士で語らう…そんなニュアンスで使われていました。もしかして、あなたも男性を「友達池」に落としていませんか?今回は「友達池」に男性を落とさないコツを考えていこうと思います。[1] 過去の恋バナはしない女性の場合、過去の恋バナをして男性の嫉妬心をあおりたい、いつもとは違う女性的な面を見せたい、と思うのって、わりと“あるある”なんですよね。でも、男性はそんな真意には気づかず、自分の過去の失恋話を始めたり。そうしてお互いの恥部をさらしていくうちに、なんだか気の合う友達みたいになってしまう。今さら恋人同士にもなれないよねぇ、という雰囲気に…。まず、過去の恋愛話は封印しましょう!そのあたりはミステリアスにしておくこと、なんでもかんでも男性の前で自分をさらすのは控えることをオススメします。[2] 男性のSNSをチェックしないSNSって実は厄介なもの。なぜならプライベートが丸見えになっているからです。好きな人が別の女性と親し気に食事している様子をアップ。でも自分とのご飯はスルー…など、細かいことが気になって、お付き合いする前に失恋気分になってしまう場合も。できる限りSNSには接触せず、目の前の彼との関係を深めましょう。[3] 会う時はスカートを履く毎日デニムやパンツの女性も多いですが、新しい出会いがあったら、その人と会う時はスカートを履きましょう。そして、ある程度親しくなったらデニムやパンツで意外性を見せる、そのギャップが大事です。最初から自分の手の内をさらさないのもポイント。スカートばかりだと思っていたけど、デニムもかわいいな、と思わせたら成功です。自分のいろいろな面をアピールして、友達池に落ちるのを阻止しましょう。[4] 一夜の間違いを起こさないこれをやっちゃう人って意外と多いんですよね。お付き合いしているわけでもないのに、うっかり肉体関係を持ってしまう、的な状況。そこから恋人同士になれればいいのですが、なんだか共犯関係のようになり、ますます仲間感が増して、思いっきり友達池にぽちゃん。しかも一夜の間違いとして処理してしまい、お互いそこに触れず…という状況にもなりやすいのでご注意を![5] 彼氏とはうまくいってないで通すこれは鉄則。モテ女子は彼氏がいようといまいと「彼氏はいない」もしくは「彼氏とうまくいっていない」が常套句です。その男性にも彼女がいない場合は、彼氏がいないとオープンにするのもいいのですが、相手に彼女がいる場合は「彼氏とうまくいっていない」で押しましょう。うまくいってないから、私はいつでも付き合えるわよ、という危うい感じをアピールするのもおすすめです。◆終わりにせっかく出会った男性を、片っ端から友達池に落としてしまうなんて、もったいないですよ。これはと思う人がいたら、友達池に落とさず、池のほとりでステキな恋に発展させてくださいね。ライタープロフィール天野りり子ライター/編集者大学在学中からライター&編集稼業をスタート。女性誌ではビューティ&ヘルス企画、男性誌では恋愛記事を多数執筆、書籍編集も手がける。趣味は読書とタロット占い、そして恋バナを収集すること。※画像出典/shutterstock
2017年08月31日ベイクルーズの食のセレクトショップ「J.S. フーディーズ」が、湖池屋の「カラムーチョ」「すっぱムーチョ」とコラボレーション。スナック菓子を使用したハンバーガーなど全3種のメニューが、2017年7月25日(火)から9月13日(水)まで限定発売される。湖池屋が誇るベストセラー商品「カラムーチョ」「すっぱムーチョ」を、”クセになる辛さ”をテーマにアレンジ。スティックカラムーチョを溢れんばかりに使用した「カラムーチョバーガー」は、スティックカラムーチョと100%ビーフパティ、フレッシュ野菜などを組み合わせた。ソースは、ガーリックの効いたカラムーチョ風味の特製ソースを使用。ローストした唐辛子、オリジナルチリビーンズでアクセントを加えて、夏にぴったりな刺激的な味わいに仕上げた。また、「カラムーチョチキン」も限定登場。サクサクな衣をまとったジューシーなチキンには、カラムーチョ風味のオリジナルパウダーをまとわせて。ガーリックの風味とチリの辛さが食欲をそそる、スパイシーな仕上がりだ。さらに、すっぱムーチョ特有のクセになる酸っぱさを再現した「すっぱムーチョポテト」も店頭へ。細切りのカリカリなフライドポテトは、酸味と甘みが絶妙なバランスだ。【アイテム詳細】J.S. フーディーズ×カラムーチョ発売期間:2017年7月25日(火)~9月13日(水)・カラムーチョバーガー 1,180円・カラムーチョチキン 680円・すっぱムーチョポテト 430円 取扱店舗:J.S. フーディーズ国内6店舗江ノ島店住所:神奈川県藤沢市片瀬海岸2-18-21 江ノ島テラス 1・2Fららぽーと豊洲店住所:東京都江東区豊洲2-4-9 ららぽーと豊洲 1FららぽーとEXPOCITY店住所:大阪府吹田市千里万博公園2-1 ららぽーとEXPOCITY 1Fミント神戸店住所:兵庫県神戸市中央区雲井通7-1-1 ミント神戸 2Fららぽーと立川立飛店住所:東京都立川市泉町 935-1 ららぽーと立川立飛 2Fエスパル仙台店住所:宮城県仙台市青葉区中央1−1−1 エスパル仙台 東館 3F
2017年07月21日森友学園を巡る問題が再び動きを見せている。3月29日、大阪地検特捜部は「国の補助金を不正に支出させた」とする補助金適正化法違反容疑の告発状を受理。31日には府と市もそれぞれ調査に乗り出した。 さらに籠池泰典氏(64)が3月末をもって理事長退任。4月からは長女が新理事長に就任して教育方針を見直すなど、ここへきて籠池氏は窮地へと追いやられている。 本誌は先週、籠池氏の原点を報じた。実家は香川県で海運業を営んでいたが、彼が小3のころに倒産。一家は兵庫県尼崎市へ転居したという。尼崎市の文化住宅に住んでいた男性は当時を振り返る。 「この辺りには文化住宅がありました。6畳と4畳半と台所にトイレだけ。風呂はありませんでした。家賃は今の価値で3万円ほど。あまり裕福ではない方々が住んでいました」 そこに住んでいたという籠池氏。高校時代の同級生はこう語る。 「彼は瓶底みたいな黒縁メガネをかけていて、髪の毛もフサフサ。何が好きかなど、自分のことをはっきり言わない。証人喚問でも臆することなく答える今の姿とは別人のようで、自分の同級生だと気づかなかったほどです」 だが、当時から今とつながる“片鱗”はあったようだ。 「彼が自身満々に話しているときに『それは違う』と思うことが多々ありました。本当は知らないのに知ったかぶりをするんです。中身がないのに、ウソをついて外側だけつくろおうとする。だから誰も寄り付かなくなっていましたね。当然、モテなかったです」 帰宅部で“ぼっち”生活を送っていたという籠池氏。そんな彼が注目される“ある事件”が起きたという。 「バレンタインデーのことでした。登校時にはなかったマフラーをつけて帰宅していたんです。見せびらかすかのように。すぐ男子の間で『誰が渡したんや?』と話題になりました。でも彼女がいる気配もないし、渡した相手も見つからない。なので『“モテ偽装”をしたんだ』と言われるようになりました」 真偽は定かでないが、そんな“疑惑”を持たれてしまう籠池氏。同級生はこう語る。 「正直、今の発言を聞いていても、あやしいなと思うことがあります。姿は変わっても根っこの部分は変わっていないんだと思いました」
2017年04月05日安倍昭恵夫人とのメールで、にわかに注目を集めているのが籠池泰典理事長の妻、諄子氏(60・塚本幼稚園幼児教育学園副園長)だ。マスコミの取材を正式に受けるのは今回、初めてとなる。 「昭恵さんと最初にお会いしたのは平成26年3月、ホテルの和食店で。瑞穂の國記念小學院の話をしたところ『すばらしい』と感想を述べられました」 今年2月、その建設予定地が、格安で払い下げられていることが明らかになると、昭恵夫人は務めていた小學院の名誉校長職を辞任した。 「2月23日、総理の秘書が一方的に昭恵さんの辞任届を送ってきました。後日、昭恵さんの秘書に辞任の件を話したら『えっ!』と驚いて。つまり昭恵さん本人は、辞めたことを知らなかったんです。昭恵さんはそのあとも2月28日だったか、『私は今でも名誉校長をしたいと思っているんです』と、電話で私に言ってくださいました」 3月24日、昭恵夫人はメールのやり取りを自民党に提供。SNSで、籠池理事長の証言について否定した。 「昭恵さんが今になって手のひらを返したのは、仕方ないです。私と同じで『夫を立てなければならない』と日ごろからおっしゃっている方だから。名誉校長を続けたくても、総理に迷惑がかかっては、と思ったんでしょう。 でも、こちらはこんな苦労しているのに『○○に行きました』なんてメールが来ると、のんきでええなーって思ってしまいます。やはり政治家の妻。一般の社会とは違う壁があったんかなー、いまさらながら、そんな気がするんです」 気丈に振る舞う諄子氏だが、地元の大阪ではつねに周囲の目にさらされている。この日も取材と移動で一日が費やされ、ゆっくり食事をする余裕すらなかった。別れ際、崎陽軒のシウマイ弁当を手渡すと「こんなおいしいもの、ありがとう。元気が出るわ…」と、涙を浮かべ喜んでくれた。その素顔は、よくも悪くもサービス精神あふれる、大阪のオバチャンだった。(週刊FLASH 2017年4月11日号)
2017年04月01日『写真・AFLO』 「籠池理事長はもともと憲法改正や靖国神社公式参拝実現を目指す『日本会議』のメンバー。しかし安倍政権を根底から覆しかねない証人喚問を受けたことで、かつての仲間から『お前は安倍晋三を裏切るのか!』などの脅迫めいた電話やメールが殺到。しかし彼は『本当のことを明らかにする!』と腹をくくっていたのです」(政治記者) 森友学園を巡る国有地売却問題は、ついに国会へ。3月22日、理事長辞任を表明した籠池泰典氏(64)への証人喚問が行われたのだ。 籠池氏は、驚くほど堂々と持論を展開。その模様を放送したNHK総合の視聴率は16.1%という驚異的数字を記録。世間の注目を一手に集めた。安倍晋三首相(62)が「事実と反することが述べられたことは誠に遺憾」と反論してもなお、強気の籠池氏。そんな彼の姿勢はどこから来るのだろうか――。 経歴としては、77年に関西大学を卒業し奈良県庁へ入庁。79年に森友学園創立者の娘である諄子氏(60)と結婚。現在の学園理事長への基盤を築いていったという。しかし彼の生い立ちについては、これまであまり触れられていない。 そこで本誌は彼のルーツを追うべく、出生地の香川県高松市へ向かった。駅からもほど近い海岸沿いに建つ大きなビル。そこにかつて籠池氏の実家があったという。当時の彼を知る近所の住人はこう語る。 「籠池さんのご実家は、大きな海運会社を経営していました。海運業と陸運業を同時に営んでいて、ものすごく繁盛していました。従業員もたくさんいて、とてもにぎやかでした。みんな、籠池さんの会社の船が出発する突堤周辺のことを “カゴイケ”と地名のように呼んでいました。それくらい、地元の名士でした」 いわゆる“良家のお坊ちゃん”だったという籠池氏。また一家はお金だけでなく、名声も得ていたようだ。 「籠池さんのおじい様は市会議員をされていて、親戚にも弁護士さんがいるようなエリート家系だったと聞いています。家にはお手伝いさんもいてね。ご両親はいつも高級そうな服を着ていましたし、とても紳士的で立派なご一家でした」(前出・近所の住人) だが、そんな籠池氏の人生に転機が訪れたのは小学校3年生のときだった。 「実家の海運業が行き詰まり、倒産してしまったんです。みんな『なんで?』と口をそろえるほど突然で、一家は逃げるように兵庫県尼崎市へと引っ越して行きました。裕福な家庭から一転して零落した。小3の少年にとっては、大きな心の傷になったのではないでしょうか」(別の近所の住人) 森友学園の運営も、驚くほど強い信念で拡大してきた籠池氏。証人喚問の際も“理想の教育”について「真に日本国を支える人材を育てる小学校をつくることは今でも私の夢」と語っている。その夢が破れようとしているなか、籠池氏の言葉は虚しく響いている――。
2017年03月29日「3月上旬、安倍首相の母・洋子さんが、2階で暮らす昭恵夫人を3階に呼び出したそうです。そこで『首相夫人という立場にいながら、得体のしれない人物にはもう会わないように……』と、面と向かって厳しく叱咤したと聞いています」(政治部記者) 安倍晋三首相(62)の私邸で再燃した嫁姑バトル。姑の洋子さん(88)が危機感を募らせたのは、森友学園の国有地払い下げ問題で自分ばかりか、夫まで窮地に追い込まれる局面を作った、昭恵夫人(54)の“言動”だった。 2月9日に国有地が格安で森友学園に払い下げられた件が報道されたことに端を発し、建設予定だった小学校の名誉校長に昭恵夫人が就任している(のちに辞任)など学園と夫人の“近しい関係”が次々と明るみになった。前出・政治部記者はこう語る。 「23日に行われた学園の前理事長、籠池泰典氏(64)の証人喚問で昭恵夫人の“疑惑”がさらに強まった。問題の国有地の定期借地契約の期限を探るため、昭恵夫人付きの職員が財務省に“働きかけ”をしたファクスの存在まで明るみになりました。それに加えて、昭恵夫人を通じて安倍首相から100万円の寄附金を受け取ったとも証言したのです」 森友学園問題の“主役”として昭恵夫人がクローズアップされ、洋子さんが怖れていた事態が現実になりつつある。洋子さんは故・岸信介元首相の長女。安倍首相の父で元外相の故・晋太郎氏と結婚し、夫が亡くなった後も長男一家と次男・晋三夫妻と同じ邸宅に住んでいる。安倍家に隠然たる力を持つ彼女のを、政界関係者は“ゴッドマザー”と呼ぶ。 「洋子さんは以前から昭恵さんの自由奔放な振る舞いが気になっていたようです。首相に返り咲いた12年からは、特にその思いを強くしていたようで……」と語るのは政府関係者。それでも洋子さんは直接文句をつけることは避けて、古くからのスタッフを通じて次のような苦言を昭恵夫人に伝えたという。 「首相が公務を終えて帰宅するまでに帰宅すること。彼女が経営する居酒屋で酒を飲まないこと。最低限の家事をすること。山口にたびたび帰って選挙の手伝いなど地元周りをマメにすることなどでした。しかし山口に帰ること以外はほとんど守られなかったそうです」 昭恵夫人は、東京・神田で12年から経営する居酒屋『UZU』で“人脈作り”に励んできたという。安倍首相が帰宅しても、彼女が不在のことも多かったそう。政治部記者が言う。 「そんなとき首相は3階の洋子さんのところに行って、母の晩酌に付き合いながらDVDを観て過ごすこともあるようです。いまはお手伝いさんが作ることが多いそうなんですが、朝食も洋子さんが用意することがあるとか。私邸では自然と母子2人で過ごすことが多くなるようです」(前出・政府関係者) 洋子さんは折に触れ注意していたようだが、昭恵夫人も頑として言うことを聞かなかったという。そんな昭恵夫人に、洋子さんもさじを投げた状態が続いていた。しかし森友学園問題は日に日に大きくなり、行方によっては安倍首相の政治生命にも影響を及ぼしかねない。思いつめた洋子さんがついに面罵したのが冒頭のシーンだった。その続きにはこんな決定的な言葉が昭恵夫人に投げかけられていたという。 「『あなたの不知な行動でどれほど首相が苦しんでいると思っていますか』と昭恵夫人に話し聞かせたそうです。そして『政治家・安倍晋三にもしものことがあったら、しっかりケジメをとってもらいますからね』と付け加えたとも聞いています」(前出・政府関係者) このときはさすがの昭恵夫人も反論することもなく、黙って洋子さんの話を聞いていたという。内閣支持率も目に見えて低下。昭恵夫人だけではなく危機はついに安倍首相も追い込みつつある。洋子さんの懸念どおり、夫妻が“ケジメ”をつける日が来るかもしれない。
2017年03月28日3月10日、国有地格安払い下げ疑惑が浮上する学校法人「森友学園」がついに動いた。建設予定の小学校についての認可申請を取り下げ、籠池泰典理事長(64)が退任することを明らかにしたのだ。 これを受け、学園が運営する「塚本幼稚園」も大混乱。市には、同園に子供を通わせている保護者からの転園相談が相次いでいるという。 園児に大便を持ち帰らせるなどの“虐待疑惑”が報じられている同園。なぜこうした行き過ぎた教育方針が生まれたのか疑問が沸いてくるが、籠池理事長と妻の諄子副園長(57)は家庭でも仰天の教育を行っていたようだ。 三男二女の5人を育ててきた夫妻。長男の佳茂氏(36)は週刊文春3月16日号で独特な食生活を明かしている。 《子供には腹いっぱい食べさせようとし、牛乳はほぼ毎日パック一本飲まされましたし、ほうれん草を丸ごと一個煮て、それを食べ終わるまではテレビを見せてくれないこともありました。茎に赤い部分がありますが、『これが栄養になるんや』って全部、食べさせられました》 一家は当初、西淀川区のマンションで暮らしていた。佳茂氏と小学校時代の同級生だった男性は、夫妻の驚きの食育方針についてこう語る。 「小1のころ、彼は『毎日メザシを3本食べさせられる』と言っていました。驚いたのは、その大きさ。普通の3倍は近くありそうな“巨大メザシ”なんです。一度彼の家に行ったとき、おやつにそれが出てきて。私も苦労しながら食べた記憶があります」 ほうれん草一束、牛乳一パック、巨大メザシ……。健康のためとはいえ、小学生にとってはかなりストイックな食卓だったようだ。
2017年03月16日3月10日、国有地格安払い下げ疑惑が浮上する学校法人「森友学園」が建設予定の小学校についての認可申請取り下げを決定。さらには籠池泰典理事長(64)が退任することを明らかにした。 学園が運営する「塚本幼稚園」では、園児に大便を持ち帰らせるなどの “虐待疑惑”も報じられている。なぜこうした行き過ぎた教育方針が生まれたのか。だが籠池理事長とその妻・諄子副園長(57)は、家庭でも仰天の教育を行っていたようだ。 三男二女の5人を育ててきた夫妻は、92年ごろに大阪市西淀川区に3階建ての一軒家を新築した。諄子副園長は小学生への傷害容疑や府の調査妨害など、激情的な“事件”が数多く伝えられてきている。彼女のそうした側面が見られるようになったのは、95年以降。父で初代園長だった森友寛氏が亡くなり、園の運営が夫の籠池理事長に移ってからだった。 「遺産相続やお金の問題で親族トラブルが起きていたと言われています。寛さんの死から1年後の理事会では、森友学園に4億円の負債があると明かされたそうです。そして寛さんが亡くなってから、籠池理事長による右翼教育が激化していったのです」(社会部記者) 籠池理事長の方針転換に合わせ、諄子副園長も運営にかかわるように。そして一家は豊中市内の賃貸住宅へと転居。彼女の行動もエスカレートしていった。「うちの父が籠池さん夫妻の次男を預かることになったんです」と語るのは相撲道場「古市道場」の古市満朝氏だ。 「たしかに次男は“問題児”でした。お母さんはたまに稽古を見に来ていましたが、よく長男が連れてきていました。覚えているのは、次男の服が異様だったこと。いつもボロボロになったピチピチのTシャツを着ているんです。しかもお小遣いもあげていないようでした。保護者から『子供のことを見ているんやろうか』と疑問の声が上がっていました」 次男は中学を卒業すると、大相撲の阿部松部屋へ入門。だが度々脱走を繰り返すように。 「ある日、お母さんから次男宛に電話があったそうです。彼女は『おいコラ、殺すぞ!』と男のような声ですごみ、次男は震えていたといいます。その後、夫妻そろって部屋を訪れて対応した親方と女将さんを罵る“事件”も。『次男が逃げてばっかりなのは、あなたたちが面倒を見ないのが悪い!』という言いがかりのようなものだったと聞いています」 家庭でも極端な教えを説いていた籠池夫妻。問題の根は前からあったのかもしれない。
2017年03月16日湖池屋が辛味スナックの代表ブランド「カラムーチョ」において、紀文食品と共同企画を実施し、湖池屋が監修した新商品「カラムーチョちくわ」が紀文食品から2月27日(月)より東北~九州エリアで発売されます。ビールのおつまみにぴったり「カラムーチョちくわ」は、唐辛子の辛さとガーリックなどのスパイスがガツンと効いたミニサイズのちくわです。スナック菓子は若年層のおつまみの定番。辛味スナック市場No.1(※)を誇る「カラムーチョ」とのコラボにより、紀分のちくわがビールにぴったりのおつまみになりました。※インテージSRIデータスナックスパイシーフレーバー市場2016年1月~2016年12月累計販売金額商品概要・商品名:「カラムーチョちくわ」・内容量:78g(6個入り)・価格:150円(税抜き)
2017年02月21日映画『デスノート Light up the NEW world』のジャパンプレミアが10月20日(木)に開催され、東出昌大、池松壮亮、菅田将暉、戸田恵梨香、川栄李奈、船越英一郎、佐藤信介監督が上映前の舞台あいさつに登壇した。『デスノート』ジャパンプレミアその他の写真大人気漫画を原作に、名前を書かれた者は死ぬという“デスノート”を巡る戦いを描き、大ヒットを記録した10年前の映画の正統派続編。キラの遺志を継ぎ、ノートを使って大殺戮を起こす者、Lの遺伝子を継いで、それを阻止しようとする者たちの戦いを描き出す。ノートに触れた者は、死神を見ることができるという設定に沿って、この日の観客は、入り口でノートの切れ端に触れて会場へ入場。すると、巨大な死神のリュークがクレーンで登場するというど派手な演出でイベントはスタートした。東出はデスノートを知り尽くした捜査官・三島、池松はLのDNAを継ぐ探偵・竜崎、そして菅田はキラの信奉者でテロリストの紫苑を演じており、スクリーンの中では緊張感あふれる戦いを繰り広げるが、舞台あいさつはグダグダ!?それぞれの役柄の魅力を聞かれても、東出も池松もほとんど、役の設定の紹介をする程度で、戸田から「説明じゃん」とツッコミが飛ぶ。トリを務めた菅田は「前のふたりがふがいないので!」と意気込んで話し始めるも、自身の役とは関係ない作品に関する思いを延々と述べるだけで、池松は苦笑を浮かべ「誰ひとり、質問に答えてない…。入場からもう1回、やり直していいですか」と申し訳なさそう。映画の中で、菅田はサイバーテロリストを演じているが、東出は菅田が原因で「ウイルスをもらっていま、ここに立ってます」と大観衆を前に不穏な発言!?菅田いわく「ただの風邪の話(笑)」とのことで、要は3人で全国をプロモーションで巡る中で、風邪をうつし合ってしまったらしい…。東出は「ダブルミーニングになってて、おれ、いまウマいこと言った(笑)?」とご満悦だった。10年前の映画公開時、11歳の小学生だったという川栄は「もしかしたら家のノートでもイケるんじゃないかと…文房具屋で黒めのノートを買った」と告白し、菅田から「誰かを殺そうとしたってこと!?」と驚愕されていた。今回、念願かなって(?)ノートを使って大量殺戮を行なう少女を演じ「興奮しました」と満面の笑み。前シリーズで映画初出演を果たした戸田は、久々に人気キャラのミサミサを演じたが、本シリーズを「かけがえのない大きな存在で改めて、同じ役を演じるプレッシャーも大きかった」と振り返った。『デスノート Light up the NEW world』10月29日(土)丸の内ピカデリー・新宿ピカデリー他全国拡大ロードショー
2016年10月20日常盤貴子と池松壮亮を迎え描く映画『だれかの木琴』。公開を間近に控えた本作から、池松さんのメイキング写真が到着した。夫と娘と郊外に引っ越したごく普通の主婦の小夜子(常盤貴子)は、新しく見つけた美容院で少し髪を切る。海斗(池松壮亮)と名乗った若い美容師からその日のうちにお礼の営業メールが届き、それに返信したことから小夜子の日常は一変する。自分でも訳がわからない衝動に駆られ、何度もメールを送っては頻繁に店を訪れ海斗を指名する小夜子。ついには海斗のアパートを探し当て、呼び鈴を押してしまう…。海斗へのストーカー行為がエスカレートするほどに、小夜子は生き生きと輝き美しくなっていく。やがて、家族や海斗の恋人(佐津川愛美)を巻き込んで、2人がたどり着いた思わぬ結末とは――?『もう頬づえはつかない』『絵の中のぼくの村』『わたしのグランパ』などを手掛け、「ベルリン国際映画祭銀熊賞」を始め世界中で多くの映画賞を受賞している名匠・東陽一が、監督・脚本・編集を手掛ける本作。直木賞受賞作家の井上荒野氏の同名小説を原作とし、ふとした心の隙間に入って来た美容師の男に、常軌を逸した強い“執着”を感じるごく普通の主婦と、そんな女の飢餓感を見つめる男の“想い”が重なり合いねじれていく、男と女の関係をスリリングに描いた大人のサスペンスだ。このほど到着したのは、美容院で常磐さん演じる小夜子が池松さん演じる海斗に髪を切られるシーンのメイキング写真。この美容室のシーンは、全て吹き替えなしで実際に池松さんが常盤さんの髪をカットするということで、入念なリハーサルを重ねて多くのスタッフが大緊張で見守る中、撮影が行われた。実際撮影では、周りのスタッフが緊張しすぎて逆にあまり緊張はしなかったという池松さん。そんな池松さんの度胸と、うっとりとも見える表情で髪を切られる常盤さんの役者魂が垣間見える写真となっている。物語冒頭、海斗が働く美容院に偶然小夜子が訪れたことから、足繁く通うことになる小夜子と思いを押し殺して髪の毛に触れる海斗は、美容室でどのような物語を繰り広げるのか…。ますます公開が待ち遠しい。『だれかの木琴』は9月10日(土)より有楽町スバル座、シネマート新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年09月06日俳優の池松壮亮が、日本映画界の重鎮である東陽一監督の6年ぶりの新作『だれかの木琴』に出演。今年だけで本作をはじめ、8本の出演作が公開される池松は「東監督の作品に出演できるなんて、最初はウソじゃないかと思いましたし、大きな夢が実現してしまった気分です」とオファー時の胸の高鳴りを振り返る。その他の画像初めて東作品に出合ったのは19歳のとき。当時、日本大学藝術学部映画学科に在籍し、講義の一環として代表作『絵の中のぼくの村』を鑑賞したといい「とにかく言葉が見つからないほど、衝撃を受けましたね。こんなに豊かな映画を撮る人がいるんだと驚きましたし、俳優として『いつかこの監督に会わなくてはいけない』と思った」と“伝説”へのあこがれを募らせた。それだけに本作の撮影は「とんでもなく幸せな日々でした。バレないように、喜びを噛みしめていましたけど」と思いは格別だった。井上荒野の小説を原作に、平凡な主婦(常盤貴子)が偶然出会った池松演じる年下の美容師への思いを募らせ、やがて暴走する姿をスリリングに描く。ドロドロの不倫劇、ストーカーの異常心理…そんな安易な枠組みに囚われず、“行き場を失った名もなき感情”を豊かに描く東監督流の男女のサスペンスに仕上がった。「実際に美容師として常盤さんの髪の毛に触れる機会がありましたが、それはイコール人の心に触れることだとわかりましたね。髪の毛を通して、心の変化が敏感に伝わるんです」同世代の俳優の中でも群を抜く演技力。それゆえ“クセが強い”役柄も多く「普段から自分の演技は、自分でコントロールしたいタイプ。人からどうこう言われるのが好きじゃなくて(笑)」。ただ、今回は「東さんが、まるで神様のような視点で現場も作品も見つめているので、僕は東さんが用意してくれた世界を信じて、ただ身を預けていた」のだとか。「東さんから言われたのは『好きにやっていいよ』という言葉くらいで。正直、最初は役者としてラクをしている気分で不安にもなりましたけど(笑)、せっかく東さんの“世界”があるんだから、そこからはみ出なければOKかなと。今は個人的にも現状を壊したい、新しい何かに踏み出したいという気持ちが強いので、東さんとの出会いは大きな刺激になりました」『だれかの木琴』9月10日(土)有楽町スバル座、シネマート新宿ほかにて全国公開取材・文・写真:内田涼
2016年09月06日池松壮亮と菅田将暉という、いま最も多忙な若手実力派俳優を迎え、シニカルな「会話」の面白さだけで読者を魅了する傑作コミックを映画化した『セトウツミ』。このほど、池松さん、菅田さんとスタッフたちが全力で作り上げた、“放課後無駄話”の舞台裏に迫るメイキング画像が到着した。本作のタイトル『セトウツミ』は、菅田さん演じる元サッカー部の“天然系”・瀬戸(せと)と、池松さん演じる塾通いの“クール系”・内海(うつみ)の名前を組み合わせたもの。ヒロインの女子高生、樫村さん役には人気急上昇中の中条あやみを迎え、人気・実力派若手キャストが集結しているものの、“壁ドン”も“ケンカ”もない、ただ喋るだけの青春が繰り広げられていく。今回到着したのは、メインの舞台となる河原での撮影風景を収めたメイキング画像4点。夏の白シャツ姿の内海と瀬戸が会話を繰り広げるリハーサル風景や、ピエロの恰好をした胡散臭い大道芸人(宇野祥平)が、風船で作った被り物を後ろに隠して瀬戸に近づくシーン、ラフな私服に身を包んだ内海と瀬戸の夜の花火シーンといった舞台裏とともに、“いい年した”監督とスタッフが地べたに座り込んで入念に段取りを確認する姿をとらえている。『まほろ駅前』シリーズで瑛太演じる多田、松田龍平演じる行天を名コンビへと導いた大森立嗣監督が、引っ張りだこの実力派若手俳優の池松さんと菅田さんを迎えて新たなコンビ映画に挑戦した本作。撮影は、10月上旬のたった10日間という短い期間だったが、原作と同様、ゆったりとした時間が流れる雰囲気を作り上げる必要があった。そのため、主演の2人が現場に馴染むために、撮影前には大森監督の計らいで舞台の河原で2人でしばらく過ごす時間が設けられたそう。そして段取りが終わり、いざ本番前になると、大森監督から2人に「漫才にしないでガチで芝居をしてほしい」という言葉が向けられたという。この言葉は現場で“ここぞ”というときに繰り返され、本作の世界観を形づくるキーワードとなった。「台本はあるけれど、そのときそのときで相手が何を言っているのかを聞いて、その都度考えてリアクションするように」と説く大森監督の狙いが功を奏し、先にも解禁された数々の映像のような、2人の絶妙な芝居が作り上げられていくことになった。クールな内海を演じた池松さんは、「そんなに急いで撮った感じでもないけど、終わってみたらあっという間でしたね。瀬戸と内海が過ごした時間もこんな感覚だったのかなと思いました」とふり返り、充実した撮影であったことを明かしている。『セトウツミ』は7月2日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月27日「いまの池松さんを撮りたい」──。隣に座る池松壮亮に視線を投げながら、少し照れた様子でこう話す矢崎仁司監督。直木賞作家・小池真理子の同名小説を映画化した『無伴奏』で、両者は初めて顔を合わせた。物語の舞台は、反戦運動や全共闘運動に沸く1970年前後。仙台の女子高生・響子(成海璃子)を中心に、狂おしい青春のストーリーが展開していく。池松さん演じる渉は、響子がバロック喫茶「無伴奏」で知り合う大学生。響子はどこか捉えどころのない渉に惹かれ、渉もまた無垢な響子に興味を示す。そんな2人の物語を紡ぐにあたり、矢崎監督は池松さんに冒頭の言葉をかけたそうだ。「『渉という役を借りて、今の池松さんを撮りたい』と言いました。それが全てです。ほかの俳優さんに対しても同じですが、私はそうやって映画を撮ってきました」。「そんなことを言われたら、ビビッときてしまうわけです」とはにかむ池松さん。「すごい口説き文句だなって」と続ける。「いままでそんな風に言われたことはなかったし、どこかで俳優はそう言われたいと思っているはず。昔の映画監督がトップ女優にかける言葉みたいですよね。実際に生で聞くのは初めての言葉だったので、いやあ燃えました(笑)」。「『お前もちゃんと背負えよ』という意味でもあるんだろうなって」とも語る池松さんだが、作品に対しては「難易度の高さ」を感じたという。「台本も原作も、とにかく面白かった。と同時に、なかなか挑戦的な内容だし、難易度が高いなと思いました。でも、せっかく矢崎さんと初めてご一緒させていただくのだから、難しいことをやってもいいんじゃないかなって。難易度が高いからこそ、楽しそうだなと思えたんです」。難易度が高いのは、渉という役どころも同様。響子との距離が縮まれば縮まるほど、渉の捉えどころのなさは際立ってくる。「渉さんはいつもここにはいない気がする」。そう呟く響子の台詞が、演じる上での鍵となったそうだ。「渉が抱える最終的な事実と、『ここにいない気がする』という響子の台詞に引っ張られ、埋めていった感覚はあります。文字では分かるけど、生身で演じるにはどうすればいいのかなって。そもそも、アイツ(渉)は一つも本当のことを言わないですからね。なかなか本心を言わない(笑)。その奥に潜む何かを、矢崎さんも狙っていたんだと思います」。「池松さんはそうやって、映画全体のことを考えていらっしゃるんです」と矢崎監督。「監督的な考えをお持ちになっているんですよね。あるインタビューで、ポール・ニューマンが『俳優をやるときは監督のように考え、監督をやるときは俳優のように考える』と言っていたのですが、池松さんも彼と同じだと思います」と賛辞を送る。そんな池松さんの作り上げた渉に恋をし、ときめきを覚え、身悶え、「渉が抱える最終的な事実」に直面し、たくましさを身につけていく響子の物語は、観るたびに違う色味を帯びてくる。とりわけ、1度目の鑑賞と2度目の鑑賞で印象が変わるのが渉という存在なのだが、「最終的な事実を知ってまた観ると、すごく切なくなりますよね」と池松さん。「ただ、矢崎さんの映画って全部そうだと思うんですけど、1度目より2度目の方が面白く思えるように作られているんです。観れば観るほど、という感じ。そういう反抗を自らなさっているんだろうなって。3度目はもっと面白いと思いますし、4度目にはまた違う感想が生まれるだろうし。そこに矢崎さんの眼差しを感じます。人を見るって、そういうことなんだろうなって」。矢崎監督の思いはこうだ。「1度観たら、観たことになってしまうのがつまらないなと思っているんです。音楽や絵画のように、映画も繰り返し観ることに耐えるものを作っていかないと駄目だなと。その日の気分でも、映画との向き合い方が変わると思いますしね。でも、そう言っていただける作品ができたのも、素晴らしい俳優の皆さんのおかげ。僕は撮影を通して1本の映画を作り、編集作業を通してもう1本の映画を作る。いわば映画を2本作る感覚をいつも味わっているのですが、編集中も撮った画を見ていて涙が出ましたし、こうして話していてもこみ上げてくるものがあります」。続けて、「小さく見える女の子でも、裸で鏡に映すとすごく大きいんですよね」とも語る矢崎監督。物語の中で成長していく響子を、彼女を全身全霊で演じた成海さんを、こう称える。「むき出しになれることが、強さにつながるんでしょうね。その強さは、『神童』の中にいる(中学1年生または13歳)の成海さんからも、『無伴奏』の成海さんからも感じられるもの。それを映し撮りたいと思いながら、私は作品に向かっていた気がします」。むき出しになるということ、強さを持ち続けるということ、それを作品にぶつけるということ。それは、同じ俳優として、池松さんにも通ずる姿勢のようだ。「いろんな役をやったとしても、どこかに池松壮亮のストーリーがないと超つまんないと思うし、貫く思いみたいなものを諦めずに持っていきたい。手っ取り早く逃げたり、知らない間に目をつむる人間ではいたくないですね」。確かな口調で話す池松さんに対し、矢崎監督は「池松さんはいまの日本映画の救世主だと思います」と言葉を送る。「池松さんが出ていなかったら、出会えなかった作品というものがある。要するに、私は池松さんが好きなんです(笑)。一緒に映画を撮って、お酒を飲んだら、みんな好きになると思いますよ。本当に映画が好きなんだなって思いも感じますしね。そんな人と一緒に作品を作れたのが幸せ。だからこそ、また再会したときにも思うんでしょうね。『いまの池松さんを撮りたい』って」。(text:Hikaru Watanabe/photo:Yuko Kosugi)
2016年03月25日湖池屋、「オイル」に着目株式会社湖池屋は、ポテトスナックの「乾燥」と、最近注目を集めている「機能性オイル」に着目。機能性オイルをノンフライポテトチップスにかけて仕上げる新感覚のポテトチップス「Pototto+」を、2月22日より全国のコンビニエンスストアにて先行発売させる。エイジングケアやダイエットを始めとした様々な効果をもたらすとして、女性たちの関心を集めている「機能性オイル」。これまで「油」といえばダイエットや健康に悪い影響を及ぼすと考えられていたが、「機能性オイル」のブームによりその概念も変わり始めている。しかし湖池屋の調査によれば、オイルを食生活に取り入れたいとしながらも、“オイルだけで飲むには抵抗がある”“使用方法がわからない”といった悩みを持つ女性も多いのだという。おいしくて機能的なスナックこうした状況を受け、湖池屋は「機能性オイルを気軽に楽しみながら、ポテトスナックの“乾燥対策”を実現できる新商品」の開発に着手。消費者に馴染みがあり、機能性オイルの特徴とおいしさを併せ持ったオリーブオイルとアボカドオイルを使うことにした。そして完成したのが、さっぱりとした味わいの「Pototto+ オリーブオイル×ハーブ&ソルト味」と、濃厚なアボカドとチーズがクセになりそうな「Pototto+ アボカドオイル×アボカド&チーズ味」。垂らして振って、新スタイルエクストラバージンオイルを別添にすることで、好みの量を調整できるようにした。フタを開けてオイルを垂らし、シェイクして食べるスタイルも楽しい。ノンフライ技術を活用してカロリーを抑え、オイルで生地のうるおいと風味をアップさせるこだわりも。同社はこのスナックで、「“腹(ハラ)”の中からうるおう“美腹”新習慣」を提案したいとしている。(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社湖池屋プレスリリース・Pototto+
2016年02月15日湖池屋は11月9日、「トルティアチップス」シリーズから「トルティアチップス SUBWAYえびアボカド」(価格はオープン、実勢参考価格は税別123円)を全国のコンビニエンスストアで発売する。23日より全国で販売開始。同商品は、サンドイッチチェーン「サブウェイ」とのコラボレーションスナック。サブウェイのメニューである「えびアボカド」の味わいをトルティアチップスで再現した。パッケージ裏面には、サブウェイ全店で使える「えびアボカド」のクーポンが付いている。クーポンを切り取って、全国のサブウェイ店舖に持参すると、対象商品を割引価格で購入できる。クーポンの有効期限は、2016年3月31日まで。またサブウェイは11月2日、「Let’s Party! パーティー2015冬」キャンペーンを開始。同キャンペーンでは、「パーティーコンボ」または「パーティートレイ」を購入した人に「トルティアチップスSUBWAY えびアボカド」1袋をプレゼントする。
2015年11月01日ファミリーマートと湖池屋はこのほど、「ポテトチップス ハニーバター風味」をファミリーマート店舗にて数量限定で発売した。○塩味、バター、はちみつの味わいが一体となった"ハニーバター"フレーバー同商品は、はちみつの甘さとバターのコクが絶妙にマッチした厚切りタイプのポテトチップス。じゃがいものおいしさが感じられる厚切りサイズにカットし、ザクザクとした食感に仕立てたポテトチップスをハニーバターの味わいに仕上げた。ポテトチップスのおいしさを引き出す塩味、はちみつの甘さ、バターのコクが加わった、今までにない新感覚のポテトチップスになっているという。価格は149円(税込)。
2015年08月12日湖池屋は7月6日、「ポテトチップス 黒胡椒&サラミ ウェーブタイプ」を全国のコンビニエンスストアにて発売する。同商品は、ビールなどのおつまみとして人気のサラミに着目したポテトチップス。肉のうまみに黒こしょうの刺激を加えた味わいを再現した。ウェーブ形状にすることで、パウダーをしっかりと受けとめることができ、食べた際の口どけもよくなるという。濃厚ながらキレの良い味わいが楽しめるとのこと。パッケージは、海外商品を意識した色合いのデザインを採用し、"大人好みの雰囲気"となるように仕上げたという。価格はオープンで、実勢参考価格は税別145円前後。
2015年06月25日湖池屋は6月1日、「ポテトチップス みかん味」(実勢参考価格 税別115円前後)を全国で販売する。独創的でユニークな「湖池屋らしさ」を継承する新商品として、2014年12月に期間限定で発売した同商品。「みかん」と「ポテトチップス」のかけあわせは斬新で、話題を呼んだという。同社は5月18日、「ポテトチップス もも味」「ポテトチップス バナナ味」を発売した。これを受けて、「"フルーツ"×"ポテトチップス"」の先駆けである同商品にも再び注目が集まり、再販売に至ったとのこと。
2015年05月28日