株式会社羽生プロ(所在地:東京都渋谷区)が、当社代表である羽生祥子 ※1の「ジェンダー平等」に関する見解を発表いたします。羽生祥子日経BP社在職中に「日経DUAL」「日経ARIA」「日経xwoman」を企画し創刊編集長を務め(2022年退社)、内閣府「女性活躍と経済成長の好循環実現のための政策検討会」(2022年)をはじめ、この度大阪・関西万博Women’s Pavilion“WA by Cartier”のプロデューサーにも就任するなど様々な職務就任歴がある羽生は、2022年1月に書籍『多様性って何ですか? D&I、ジェンダー平等入門』(日経BP) ※2を発刊。書籍の中で、多様性が組織に必要な理由や、それが企業の経営的な成長に繋がることをデータ観点から合理的に紹介しました。一方、最近でも政治におけるシーンで「ジェンダー平等 ※3」の意識の希薄さが話題となったり、一般企業においても旧態依然とした環境が多い状況が見て取れます。実際に羽生が書籍の執筆にあたり3,000社以上の企業に取材し判明したことは、「頭ではわかっているつもりだけれど、言動行動とのギャップがある」ということでした。これは「無意識のジェンダー不平等 ※4」とも言われ、企業における簡単な研修等で解決できるものではなく、幼少期から子供時代を含め、親子、家族での生活全体での意識改革、教育が必要となります。このような視点と意識を社会全体にさらに広げ、2030年のSDGs達成に向けて「ジェンダー平等」を推進していきたいと考えております。<羽生祥子の視点:日本における「ジェンダー平等」の現状と課題>ランドセル1ランドセル2SDGs(小学生のランドセルの色は多様化する一方、男の子女の子という固定概念は根強く残る)> 現状● 日本における「ジェンダー平等」の浸透状態は、世界146カ国中116位と低い。※5● 日本の教育現場では男女共同参画意識を醸成する教材による授業が展開され始めた。※6● 小学生の意識においても、現在では多様なランドセルの色の選択肢がある中で、依然、男の子だから、女の子だからという潜在意識が持たれている状態である。※7> 課題● より自立した生活を送り始める小学生からの意識変革が重要。● 子供はもちろん、親も含めた家庭や生活での教育が必要となる。> 解決提案● 意識的に男女の声がけを逆にしてみる。「女の子だから、電車や車の遊びをしようね。」など。● 「子どもご飯の日」を作ってみる。「パパもママも忙しいから、子供だけで料理をする日」を月に1度作り、最初はレンジでチンやインスタントスープを作るだけでもいいから、男女関係なく作る習慣付けを行う。● 家庭や子育てにおける夫婦の役割を、強制的にでも分担してみる。例えば子育てでは、PTAなど学校関係や習い事の連絡先をパパの携帯電話にするなど。日本は、世界経済フォーラムが調査している通称ジェンダーギャップ指数ランキングでも、2022年の時点で146カ国中116位で、G7諸国で最下位という結果です。アジアで見てもインドネシア92位、韓国99位、中国102位、ミャンマー106位に後れを取っており、東アジア太平洋地域19カ国中でも最下位。世界的にも、「ジェンダーギャップが大きい=つまり男女不平等な国」という烙印が押されています。また内閣府の2019年の調査でも、国民の4人に3人が、「男性のほうが優遇されている」と認識しているという結果が出ました。さらに、日本人女性は、高等教育を受けても全然収入に反映されておらず、経済的リターンは諸外国と比較しても際立って低いという調査結果もあります(ジェンダーギャップ会議2021年5月資料より)。「女性だけ特別扱いするのはおかしい」という理屈で、男女共同参画=gender equalityという政治目標が20年も放置され達成されていない日本は、ジェンダー平等の項目で世界から取り残されていると言えます。このような視点での問題提起と課題解決の方向を、羽生祥子が女性活躍推進家の立場として発信いたします。取材はもちろん、番組等への出演も可能です。<参考資料>※1 羽生祥子プロフィール女性活躍推進家、ジャーナリスト、メディアプロデューサー。株式会社羽生プロ 代表取締役社長。京都大学卒業後、渡仏。帰国後に無職・フリーランス・ベンチャー・契約社員など多様な働き方を経験。編集工学研究所で松岡正剛氏に師事、「千夜千冊」に関わる。05年現日経BPに入社。12年「日経マネー」副編集長。13年「日経DUAL」を創刊し編集長。18年「日経ARIA」「日経xwoman」を創刊し総編集長。20年「日経ウーマンエンパワーメントプロジェクト」始動。22年羽生プロ 代表取締役社長に就任。日経xwoman客員研究員、内閣府「女性活躍と経済成長の好循環実現のための政策検討会(小倉将信大臣開催有識者会議)」委員なども兼任しながら、働く女性の声を発信している。参考:株式会社羽生プロ HP ※2 書籍『多様性って何ですか? D&I、ジェンダー平等入門』(日経BP)書影◆書籍概要書籍名: 多様性って何ですか? D&I、ジェンダー平等入門著者 : 羽生祥子発売日: 2022年1月17日出版社: 日経BPURL : ※3 ジェンダー平等の言葉の定義ジェンダーの平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行うこと。女性と女児に対するあらゆる形態の差別を撤廃することを目指し、また性と生殖に関する健康とその権利を持つものであることを確実にし、生と生殖に関する資源に十分にアクセスでき、男性と同じように政治、経済、公職に参加できるようにすることを目的としている。(出典:国際連合広報センターにおける定義)※4 無意識のジェンダー不平等の事例・子供がいるワーキングマザーが出張に行くと、「理解のあるご主人でいいですね」って言われるけど、夫が出張に行っても「理解のある奥さんでいいですね」とは言われない。(実際にはこのような無意識のジェンダー差別が行われている)・育休に関しても最近になってようやく産後パパ育休が広まり始めたが、育休=女性が取るものといった固定概念がある。子供においても、「男の子なんだから」「女の子なんだから」といった無意識の親子の会話がいまだに行われている。など。※5 日本における「ジェンダー平等」の浸透状態日本は世界146カ国中116位と、先進国の中で最低レベル。各分野におけるスコアでは、教育、健康分野はスコアが高いが、経済参画、政治参画分野に特に課題がある。ジェンダーギャップ指数2022各分野におけるスコア(出典:内閣府男女共同参画局「共同参画」2022年8月号 )※6 男女共同参画意識を醸成する教材しょう太くんとあやちゃん男女共同参画意識を醸成する教材を内閣府男女共同参画局、お茶の水女子大学が共同で開発。現在この教材を取り入れた授業が全国各地の小学校を中心におこなわれはじめている。例えば「女の子だって、車が好きでもいいでしょう」「すぐに女の子だからって言うの、おかしいわよ」「青は男の色だよ。」などが会話に出てくる。(出典:『しょう太くんとあやちゃん どうしたらいいかな?』内閣府男女共同参画局)※7 2022年のランドセルの人気カラーランキングランドセルのカラーバリエーションは広がるものの、男児の選ぶ色、女児の選ぶ色の傾向は依然として変わらず、多様化しているとは言えない。ランドセルの人気カラーランキング(出典:ランドセル購入に関する調査2022年 日本鞄協会 ランドセル工業会) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月30日長澤まさみ主演、10月スタートの新ドラマ「エルピス―希望、あるいは災い―」に池津祥子と六角精児の出演が決定。アートディレクター・吉田ユニが手掛けたポスタービジュアルも解禁された。本作は、実在する複数の事件から着想を得て制作された社会派エンターテインメント作品。主演の長澤まさみはスキャンダルによってエースの座から転落したアナウンサー・浅川恵那を演じる。恵那と共に行動するうだつのあがらない若手ディレクター・岸本拓朗役として眞栄田郷敦、恵那と拓朗の先輩で報道局のエース記者・斎藤正一役として鈴木亮平が出演する。そして、キャストとして新たに、池津祥子、六角精児の出演が決定した。様々な作品で独特の存在感を放つ池津さんが演じるのは、「首都新聞」政治部の記者・笹岡まゆみ。通常、事件を担当する社会部に所属していないにも関わらず、とある理由から女性連続殺人事件を追跡取材しているという。資料や原稿を整理整頓するのが苦手で、おっちょこちょいな性格だが、取材力や推理力には光るものが…。えん罪疑惑を追いかける恵那や拓朗と、一体どんな化学反応を起こすのか?個性的な演技で数々の作品を盛り上げてきた六角さんが演じるのは、松本死刑囚(片岡正二郎)の裁判を担当する弁護士・木村卓。一連の女性連続殺害事件を報道したマスコミに対して相当な不信感を抱いている一方、捜査を担当した警察や検察の背景に「何か大きな権力が存在するのでは?」と疑っている。松本死刑囚に“逆転無罪”が言い渡される日が来ることを信じ、日夜、戦い続けている。さらに、ポスタービジュアルも解禁。グレーを基調とした背景に浮かび上がる3人の周りには、大量の資料が山積みにされ、そのズレがそれぞれの輪郭として描かれている。制作は、国内外で活躍の場を広げるアートディレクター・吉田ユニ。独特の世界観で、数多くのアーティストのCDジャケットやミュージックビデオのほか、数々のファッションブランドなどのアートディレクションを手掛けている。撮影は、吉田さんのこだわりが凝縮された、緻密かつアナログな手法で行われ、数々のピースを幾重にも織りなすことで、ドラマの中で描かれる人間の生きざまや複雑に交じり合う感情を表現した。本作への期待感が高まるビジュアルとなっている。吉田ユニ コメント脚本を読ませていただき、事件の真相を追っていく過程で起こる気持ちの葛藤を繊細に表現したいと思いました。埋もれた真実に向き合う混沌としたグレーの世界観で、山積みに置かれた仕事の書類などの色を合わせながらずらし、身の回りで起こる痛みやゆがみ、破綻などを映像のバグやノイズのように見立てて作りました。池津祥子 コメント日々飛び込んでくる痛ましい事件、理不尽なニュース。心のどこかをまひさせないと生きづらい世の中。そんな状況に疑問を持ち、自分を、信じたい世界を取り戻すためにもがきながらも前に進もうとする人物達の「信じる力」を台本に感じました。重いテーマを真摯(しんし)に軽やかに描いたこのドラマには魅力的な登場人物がたくさん出てきます。その中の誰かを「これは私だ」と視聴者の皆様にもきっと思っていただけるのでは。「より良き世界を願う」そんな祈りのような作品に参加出来る事が嬉しいです。どうぞ皆様にも楽しんでいただけますように。六角精児 コメント深くえぐったストーリーだなと思いました。人間の生きる心理みたいなものを、ちまたの流行とは関係のないところで、社会的事件を通じて描いているところが好きですね。えん罪事件に関わる弁護士という、ひとクセある感じの役はとてもやりがいがあり、できるだけリアリティーをもたせて演じたいと思っています。登場人物の感情の流れを忠実に、かつ繊細に描写したこの作品をじっくりと味わって頂ければ幸いです。「エルピス―希望、あるいは災い―」は10月24日より毎週月曜日22時~カンテレ・フジテレビ系にて放送(初回15分拡大)。(text:cinemacafe.net)
2022年09月20日株式会社PHP研究所(京都市南区・代表取締役社長 瀬津要)は、2022年7月20日に『男が心配』(奥田祥子著・1,100円税込)を発売します。世界経済フォーラム(WEF)が発表した男女平等度を示す「ジェンダーギャップ指数」2022年度の総合ランキングで、日本は146カ国中116位と報じられました。男女平等への取り組みが続く日本社会において、男性の幸福度は女性より低く、その差は世界一だという調査結果も出ています(「幸福度白書」OECD、How’s Life? 2020)。本書は、ジャーナリスト奥田祥子氏が、20年以上にわたって独自取材を行い、幸福度の男女格差の正体に切り込むルポルタージュです。のべ1000人以上のインタビューをもとに、「男性の生きづらさ」に迫ります。『男が心配』表紙生きづらさの根底にある「男らしさ」の呪縛著者は新聞記者時代から、「結婚できない男たち」「仮面イクメン」「男の更年期」「無自覚パワハラ」など、独自の切り口で男性の生きづらさを追い続けてきました。男性の生きづらさの根底にあるのが「男らしさ」の呪縛であり、それが今や「呪い」と化すほど深刻化していることが心配でならないと、本書「はじめに」で述べています。本書でいう「男らしさ」とは、ジェンダー規範と呼ばれるものです。「出世して社会的評価を得なければならない」「妻子の経済的・精神的支柱であるべき」といったことが、社会が激変し、「男性が大黒柱」であり続けることが困難になった今なお求められていることを、1000人に及ぶインタビューで著者は目の当たりにしました。本書を執筆したのは、苦しんでいる男性の声をすくい上げたいという思いに衝き動かされたからです。継続的インタビューで浮き彫りにする「リアル」定点観測ルポである本書は、全取材対象者のうち、500人を超える男性に継続的にインタビューを行っており、最長は21年にもおよびます。膨大なインタビューデータを分析してテーマごとに類型化し、各人が抱える問題の本質に肉薄。生きづらさからの解放の方策を考察します。本書に登場する男性は、どこにでもいる市井の人々である。職場の上司・同僚・部下であり、夫・父・息子であり、もしかするとあなた自身であるかもしれない。「男らしさ」の呪縛から解放され、生きづらさを少しでも軽減するための方策を、一緒に考えていただければ幸いである。(本書「はじめに」より)『男が心配』について本書の構成●第1章モテ信奉「モテる男でなければならない」という「男らしさ」規範から逃れられず、結婚したいのにできない男たちの深層●第2章定年後幻想「生涯現役」へのこだわりが招く末路を、仕事や男としての性、夫婦関係などを着眼点としてそれぞれ分析●第3章イクメン神話育児について、積極的に関わる父親も、そうでない父親も、それぞれが一人で抱えてきたつらさの理由●第4章ケアメン礼賛可視化されにくい母親や妻を介護する男性の苦悩を追う●第5章出世圧力「男は出世しなければならない」というプレッシャーがサラリーマン人生に影を落とす実態を探る●第6章『男』の呪いを解く社会学的知見も交えて、「男らしさ」という「呪い」を解くためのヒントを提案著者略歴奥田祥子(おくだしょうこ)京都府生まれ。近畿大学教授、ジャーナリスト。博士(政策・メディア)。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科博士課程単位取得退学。読売新聞記者を経て、2017年から近畿大学教授。2000年代初頭から「結婚できない男たち」「仮面イクメン」「男の更年期」「無自覚パワハラ」など独自の切り口で男性の生きづらさを追い、対象者一人ひとりへの最長で20年余りに及ぶ継続的インタビューを行う。『男性漂流』(講談社)は大反響を呼び、台湾や韓国でも翻訳出版。『捨てられる男たち』(SBクリエイティブ)、『「女性活躍」に翻弄される人びと』(光文社)、『社会的うつ』(晃洋書房)、『夫婦幻想』(筑摩書房)など著書多数。日本文藝家協会会員。書誌情報タイトル:男が心配著者:奥田祥子価格:1,100円(10%税込)判型・製本・頁数:新書判並製248ページISBN978-4-569- 85221-8レーベル:PHP新書発行:PHP研究所 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年07月20日『瀬川祥子ヴァイオリンリサイタル2022【延期公演】』が2022年3月10日 (木)にHakuju Hall(東京都渋谷区)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。公演に関するお問い合わせはフューチャーデザイン(東京都中央区、代表取締役:内田一成)まで。カンフェティにてチケット発売中 公式ホームページ 昨年4月に開催予定だった「瀬川祥子ヴァイオリンリサイタル2021」延期公演です。〈予定曲目〉J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト短調 BWV1001シューベルト:ヴァイオリ・ンソナタ イ長調 D.574ショーソン:詩曲 Op.25ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番 イ長調 Op.47「クロイツェル」瀬川祥子(せがわさちこ)プロフィール4歳でヴァイオリンを始める。桐朋学園女子高校学校音楽科を経てモスクワ音楽院、パリ国立高等音楽院第三課 程、ベルリン芸術大学他で学ぶ。第32回毎日学生音楽コンクール小学生の部全国第1位、ヴィオッティ国際コンク ール最高位など国内外のコンクールで受賞する。これまでにモスクワ・フィル、メキシコ州立管弦楽団、東京交響楽団、読売交響楽団等との共演や東京の夏音楽祭 、ポルトガル音楽祭 などに招かれるなど、日本、欧州各地でソリスト、室内楽奏者として活動している。「イザイ無伴奏ソナタ全曲」(フォンテック)「Libesleid」(アート・ユニオン)等のCDをリリース。鷲見三郎、小林健次、江藤俊哉 、V.クリモフ、R.パスキエ、T.ブランディスの各氏に師事。また、N.ミルシュタイン、R.リッチ、I.スターンと、20世紀を代表するヴァイオリニストの指導を受ける。(ナフェア弦楽五重奏団ホームページより )公演概要『瀬川祥子ヴァイオリンリサイタル2022【延期公演】』公演期間:2022年3月10日 (木)18:00開演(17:15開場)会場:Hakuju Hall(東京都渋谷区富ヶ谷1-37-5(株)白寿生科学研究所本社ビル 7F)■出演者瀬川祥子(ヴァイオリン)須関裕子(ピアノ)■チケット料金一般:5,000円学生:3,500円(全席指定・税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年02月10日明治大学理工学部の石田祥子准教授がこのたび、独立行政法人日本学術振興会の「第18回(令和3年度)日本学術振興会賞」を受賞しました。受賞テーマは「折紙に基づく展開構造の設計と力学的機能に関する研究」で、これは、折紙の形の変化を数学を使って計算することによって、役立つ製品や技術へと応用する「折紙工学」における石田祥子准教授の顕著な業績が認められたものです。授賞式は2月3日(木)に日本学士院で行われます。■受賞研究テーマ紹介宇宙で使用するソーラーセイルのように形状が大きく変化する構造を展開構造と呼びます。石田祥子准教授は、展開構造の設計に等角写像変換による数理学的手法を取り入れ、実用的な折線パターンを得る独自の手法を開発しました。また、折紙に力学的な視点を取り入れることにより、高い剛性を持ち形状変化も可能な展開構造や防振性能を有する展開構造といった工学的に有用な展開構造を生み出し、日本の伝統である折紙から生まれた構造に新たな機能や価値を創造しました。■石田祥子准教授のコメント大変名誉ある賞を賜り、身の引き締まる思いです。日本の伝統を人の役に立つ製品や技術へと活かせるのが折紙工学の魅力であり、それを実感することが研究への原動力になっています。人の役に立つもの、人を幸せにするものをつくるのは機械工学の原点。環境・エネルギー問題や防災といった社会が抱える課題に対し、折紙という新しい切り口で解決へと導けるよう、挑戦を続けていく所存です。■日本学術振興会賞について日本学術振興会賞は、創造性に富み優れた研究能力を有する若手研究者を見いだし、早い段階から顕彰することで、その研究意欲を高め、研究の発展を支援することにより、我が国の学術研究の水準を世界のトップレベルにおいて発展させることを目的としています。受賞対象者は、人文学、社会科学及び自然科学の全分野において、45歳未満で博士又は博士と同等以上の学術研究能力を有する者のうち、論文等の研究業績により学術上特に優れた成果をあげている研究者としています。令和3年度は、学術研究機関及び学協会から推薦された317名の候補者と前回からの候補者163名を加えた計480名の候補者の中から25名の受賞者が決定しました。石田祥子准教授の研究について紹介した動画をご覧になれます。ナショジオオープンキャンパス「拓こう、宇宙と暮らしの折紙工学」(URL: ) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年12月17日松重豊演じる井之頭五郎が各所のグルメを食べ歩く人気シリーズの最新作「孤独のグルメ 2020 大晦日スペシャル~俺の食事に密はない、孤独の花火大作戦!~」が12月31日(木)放送。今年の大晦日、五郎が味わうグルメは…!?輸入雑貨商の主人公・井之頭五郎が営業先で見つけた食事処にふらりと立ち寄り、食べたいと思ったものを自由に食す至福の時間を描いたグルメドキュメンタリードラマである本作。2017年から放送されてきた大晦日スペシャルが今年もオンエア。4年目となった今回は東京・埼玉・神奈川を舞台に主人公・井之頭五郎の忙しい年末3日間を描く。12月29日。輸入雑貨商の井之頭五郎に「大晦日のシークレット打ち上げ花火を仕切ってほしい」という無謀な代役依頼が舞い込む。初めは無理だと断るが、押し切られてしまい…。翌日、昼は主催者・森田康介と会うために向かった虎ノ門の西洋料理店、夜は花火師・丸山仁志との打ち合わせで訪れた川崎市の焼肉店、大晦日は秩父で出会った中華料理店へ――という展開。今回のゲストには、五郎の親方花火師・丸山仁志役に先日放送された「当確師」も話題を呼んだ高橋克実。花火イベントの主催者・森田康介役に今年も「妖怪シェアハウス」など数々の作品に出演した大倉孝二。虎ノ門の西洋料理店・女将役に「99.9 -刑事専門弁護士-」などの渡辺真起子。中華料理店の女将役に『朝が来る』の池津祥子。川崎市の焼き肉屋・店長役に「特捜9」シリーズなどの津田寛治を迎える。また本作の放送と連動してシリーズの過去作品も放送中。本作に続けて2021年1月1日(金)9時からは「孤独のグルメ シーズン1」第1話、「孤独のグルメ シーズン8」第7話~第12話、「孤独のグルメ お正月スペシャル!~真冬の北海道・旭川出張編~」「孤独のグルメ お正月スペシャル!~井之頭五郎の長い一日~」もオンエアされる。「孤独のグルメ 2020 大晦日スペシャル~俺の食事に密はない、孤独の花火大作戦!~」は12月31日(木)22時~テレビ東京にて放送。放送終了後、ひかりTV、Paraviにて配信。(笠緒)
2020年12月31日松重豊主演の大人気シリーズ「孤独のグルメ」のスペシャルドラマが今年も放送されることが決定。「孤独のグルメ 2020 大晦日スペシャル~俺の食事に密はない、孤独の花火大作戦!~」として、東京・埼玉・神奈川を舞台に主人公・井之頭五郎の忙しい年末3日間を描く。12月29日。輸入雑貨商の五郎に「大晦日のシークレット打ち上げ花火大会を仕切ってほしい」という無謀な代役依頼が舞い込む。初めは無理だと断るが、押し切られてしまう。翌日、昼は主催者・森田康介と会うために向かった虎ノ門の西洋料理店、夜は花火師・丸山仁志との打ち合わせで訪れた川崎市の焼肉店、大晦日は秩父で出会った中華料理店へ――。本シリーズは、輸入雑貨商を営む松重さん演じる五郎が、営業先で見つけた食事処にふらりと立ち寄り、食べたいと思ったものを自由に食す、至福の時間を描いたグルメドキュメンタリードラマ。「孤独のグルメ大晦日スペシャル」は、4年連続。松重さんは「これまでも『密』とは無縁な食生活を送っていた井之頭五郎。でも今年はさすがに堪えたな。テイクアウトや宅配でモノローグを呟いてみても虚しい。試しに自炊に挑戦したらこの世の物とは思えない代物だった。極力外食を控えてきたが、大晦日ついに暴走してしまう。というような彼の2020年が想像されました」とコメント。そして「今年は飲食店の皆様受難の年、そして花火師さんたちにとっても同様。歌もいいし、お笑いもいいし、格闘技もいいけど、井之頭五郎と共に特大の花火観ながら、憂さを晴らす年越しはいかが?」とメッセージを寄せている。さらに、今回のゲストには、五郎の親方花火師・丸山仁志役に高橋克実、花火イベントの主催者・森田康介役に大倉孝二、虎ノ門の西洋料理店・女将役に渡辺真起子、中華料理店の女将役に池津祥子、そして川崎市の焼き肉屋・店長役に津田寛治が決定した。また新作だけでなく、異例の大型リピート放送も決定。2016年から2019年に放送されたスペシャルドラマ4本と、シーズン1第1話、最新シーズン8を計12時間半、一挙放送していく。「孤独のグルメ 2020 大晦日スペシャル~俺の食事に密はない、孤独の花火大作戦!~」は12月31日(木)22時~テレビ東京にて放送。地上波放送終了後、ひかりTV、Paraviにて配信。大型リピート放送は12月30日(水)10時~、2021年1月1日(金)9時~放送。(cinemacafe.net)
2020年12月21日松尾スズキがシアターコクーン芸術監督に就任して初となる新作ミュージカル「フリムンシスターズ」が10月24日ついにBunkamuraシアターコクーンにて初日がスタートし、その際の舞台写真が到着した。11月23日(月・祝)まで東京公演が行われたあと、11月28日(土)からはオリックス劇場にて大阪公演がスタートする本作。出演者は、シアターコクーン初登場となる長澤まさみをはじめ、秋山菜津子、皆川猿時、栗原類、オクイシュージ、村杉蝉之介、池津祥子、猫背椿、笠松はる、片岡正二郎、阿部サダヲら個性豊かなキャストが揃い、美しくも混沌とした松尾さんならではの世界へ誘う。10月24日の初日、まず舞台には派手に着飾ったドラァグクイーン姿の皆川さんが登場。そこは、彼女が建てた新宿2丁目の上空に浮かぶ劇場「テアトル・ド・モモ」――。皆川さん演じる信長がストーリーテラー的な立場となり、今回の物語は幕を開ける。そして舞台装置が動き、西新宿の小さなコンビニで働くちひろの部屋、薄汚れた狭いアパートの一室が登場。ちひろは無気力で猫背、住み込みでなぜか無給、そして時々店長と寝る毎日を過ごしている。舞台上には巨大な白い円錐形状の身体を持つバスタオルおじさんが立ち尽くし、ボートに乗った黒人が通り過ぎたりするが、これは彼女にしか見えない存在だ。さらに西新宿の少し離れた別の場所にいたのは、かつての大女優みつ子と、その同志として彼女をサポートする親友のオカマのヒデヨシ。自分の車で妹をはね、その後別れた夫に娘の親権を取られて心を病んでしまったみつ子がヒデヨシと共に偶然、ちひろが店番中のコンビニを訪れたことで3人は出会い、その運命を共にすることとなる。ちひろを演じるのは長澤さん。前半の無気力ぶりから、大ファンのみつ子に出会い生気を取り戻していくギャップが激しく、そのコントラストに観客は魅了された。みつ子役の秋山さんは、笑いを差し込んでいく間が絶妙。ヒデヨシ役の阿部さんは、キャラクターが持つチャーミングさはもちろんのこと、歌の表現力の豊かさからも客席の空気を力強く動かしていた。松尾さんは、このコロナ禍の影響で時間が生まれて歌詞を書くことが出来たからこそ、当初の音楽劇の予定が“新作ミュージカル”となったと語っており、曲数は20曲以上と多く、インパクトのある言葉もたくさん耳に残る。また二幕は、予想が何度も何度もいい意味で裏切られ、そのワクワクはエンディングまでずっと転がり続ける。本作はファンタジーでありながら、マジックリアリズムでもあり、ハードボイルドのようでもありながら、しかしやはり喜劇なのだ。COCOON PRODUCTION 2020「フリムンシスターズ」東京公演は~11月23日(月・祝)Bunkamuraシアターコクーンにて上演中、大阪公演は11月28日(土)~12月6日(日)オリックス劇場にて上演。(cinemacafe.net)
2020年10月26日10月24日〜11月23日(月・祝)Bunkamura シアターコクーンにて上演される、COCOON PRODUCTION 2020『フリムンシスターズ』が初日を迎えた(大阪公演:11月28日(土)〜12月6日(日)オリックス劇場)。本作は2000年のミュージカル『キレイ -神様と待ち合わせした女-』でシアターコクーンに登場をして以降、シアターコクーンで人間の弱く繊細な部分をむき出しに描いた作品をコンスタントに発表してきた松尾スズキが、シアターコクーン芸術監督に就任後初の書下ろしとなる新作ミュージカル。シアターコクーンに初登場となる長澤まさみをはじめ、秋山菜津子、皆川猿時、栗原類、オクイシュージに、村杉蝉之介、 池津祥子、猫背椿、笠松はる、片岡正二郎、そして大人計画の看板俳優・阿部サダヲなど個性豊かなキャストが出演する。記念すべき初日の舞台には、暗転と同時に銅鑼の音が響き、ドラッグクイーン姿の皆川が登場。皆川演じる信長が語り部となって物語はスタートする。舞台装置が動き、奥から西新宿の小さなコンビニで働くちひろの薄汚れた狭いアバートの一室が現れる。ちひろは無気力で猫背、なぜか無休で働き、時々店長と寝る毎日を過ごしているという不思議な女性。舞台上には、巨大な白い円錐形状の身体を持つ“バスタオルおじさん”が立ち尽くし、ボートに乗った“黒人”が通り過ぎたりするが、どうやら彼らはちひろにしか見えない存在のよう。彼女は沖縄のユタ=霊能力者の血が流れており、特殊能力の持ち主なのだ。さらに、西新宿の少し離れた別の場所には、かつて自分の車で妹をはね、その後別れた夫に娘の親権を取られて心を病んでしまった元・大女優のみつ子と、彼女を“同志”としてサボートするオカマの親友、ヒデヨシがいた。ふたりはある日偶然、コンビニで店番中のちひろと出会い、その運命を共にすることになる。ちひろを演じる長澤は前半、生きているのか死んでいるのかわからないくらいの無気力ぶりを見せるが、みつ子に出会ってからは徐々に生気を取り戻していく。その影と輝きのコントラストが観客を魅了するのだ。みつ子を演じるのは、秋山。大女優としての存在感はあるが、間に差し込まれる笑いが松尾作品ならでは。また、ヒデヨシというチャーミングな役柄を阿部が表現豊かに動かし、物語を彩っていく。さらに、ちひろをストーカーのように見つめる奇妙な少年・ジョージを演じた栗原の不思議な存在感、語り部だけではなく別の役でも印象的だった皆川、バスタオルおじさんや英国人演出家役の村杉、劇団員平目川や謎の韓国人ソヨン役の池津、コンビニ店長の妻どてみ役の猫背といった大人計画劇団員たちも強烈な個性を放っていた。曲数は20曲以上と多く、登場人物のバックボーンが歌詞で綴られる。今回音楽を担当した渡邊崇や、振付を手がけた井手茂太は、どちらも松尾演出の舞台作品に参加するのはこれが初めて。それ故にこれまでの松尾作品とは少し色合いが変わっている。音楽には沖縄音階を取り入れられており、音の組み合わせや重なり具合が面白さを生み出していた。本作は悲しみややるせなさを感じる一方で、どこか幸福感やワクワクがエンディングまで続く。最後には喜劇として着地し、希望の光がふと胸に灯る『フリムンシスターズ』。『キレイ -神様と待ち合わせした女-』と同様、名作となるであろう本作をぜひ劇場で見届けてほしい。【公演詳細】COCOON PRODUCTION 2020『フリムンシスターズ』東京公演:10月24日(土)〜11月23日(月・祝)Bunkamura シアターコクーン大阪公演:11月28日(土)〜12月6日(日)オリックス劇場ライブ配信日:11月12日(木)17:45 OPEN/18:30 START※20分間途中休憩あり配信メディア」SPWN(スポーン)/WOWOWメンバーズオンデマンド上演時間:計3時間30分<1幕1時間35分/2幕1時間35分(途中休憩20分)>公式 HP:
2020年10月26日10月24日(土)よりBunkamuraシアターコクーンにて上演が決定している、COCOON PRODUCTION 2020『フリムンシスターズ』。この度、SPWN(スポーン)とWOWOWメンバーズオンデマンドにて、本舞台の一夜限りのライブ配信が決定した。本舞台は、2000年のミュージカル『キレイ-神様と待ち合わせした女-』でシアターコクーンに衝撃的な登場をして以来、シアターコクーンの空間を存分に遊び尽くしながら、人間の弱く繊細な部分を剥き出しに描く作品をコンスタントに発表してきた松尾スズキが、シアターコクーンでは4年半ぶり、シアターコクーン芸術監督に就任後初の書下ろしとなる新作ミュージカル。松尾がミュージカルを書き下ろすのは、『キレイ-神様と待ち合わせした女-』以来、実に20年ぶりとなる。出演は長澤まさみ、秋山菜津子はじめ、皆川猿時、栗原類、オクイシュージに、村杉蝉之介、池津祥子、猫背椿、笠松はる、片岡正二郎、そして阿部サダヲなど個性豊かなキャストが揃い、美しくも混沌とした松尾ならではの世界へ、観客を誘う。東京・西新宿のコンビニでバイトをしながら無気力に暮らす女、彼女が昔から憧れていたかつての大女優、自称「2億円のオカマ」のゲイ、自殺願望を持つ青年、さらには足の不自由な女優の妹、謎のバスタオルおじさんなど“狂った人間=フリムン” が次々と登場し、過去や現在の様々な出来事が連鎖していく。一夜限りのライブ配信は、11月12日(木)18:30の回にてSPWN(スポーン)とWOWOWメンバーズオンデマンドで行われる。ライブ配信終了後もアーカイブ配信での視聴が可能。開幕前から話題を集める本作を、自宅で気軽に楽しむことができる。COCOON PRODUCTION 2020『フリムンシスターズ』11月12日(木)18:30SPWN(スポーン)、WOWOWメンバーズオンデマンドにて配信
2020年09月17日この秋、上演予定の松尾スズキ作・演出舞台「フリムンシスターズ」より、米山舞の描き下ろしイラストによるメインビジュアルと、全キャストが発表された。本作は、松尾さんのシアターコクーンでは4年半ぶり、シアターコクーン芸術監督に就任後初の書き下ろしとなる作品。故郷・沖縄での忌まわしい過去を記憶から消し去り、東京の西新宿で暮らす女、そこで出会う絶不調のミュージカル女優、女優の親友のゲイ、自殺願望を持つ青年、さらには足の不自由な女優の妹、謎のバスタオルおじさん、激しめのオカマなど、“狂った人間=フリムン”が次々と登場し、歌って踊る傑作エンターテインメント。出演には、シアターコクーン初登場となる長澤まさみ、『108~海馬五郎の復讐と冒険~』で主人公の友人役を演じた秋山菜津子。2人は2017年に松尾さんが上演台本・演出を務めた「キャバレー」以来の共演で、女同士の友情物語を体現する。また、大人計画の看板俳優・阿部サダヲがこの物語に奥行きを与える。「また松尾さん独特の世界観を味わえると思うと、嬉しさが込み上げてきます」と期待する長澤さんは、「尊敬する先輩方に囲まれてきっと幸せな時間になるんだろうなと、お稽古が楽しみです。シアターコクーンは初めての劇場ですが、舞台観劇で度々訪れている馴染みのあるところなので伸び伸びとやれたらと思います」と意気込む。秋山さんは「今回演じる役は、以前、松尾さんが監督された映画に出演させていただいたときに演じた役柄に通ずるところもあるようで、楽しみです。そこにどのくらいミュージカルの要素が絡んでくるんでしょうね。まずは台本を読むこと、そして稽古場でみなさんに直接会ってお稽古することが今から楽しみで仕方ありません」とワクワクしている様子。そして阿部さんは「まず、久しぶりにお客さんの前に立てることが、本当に嬉しいです!そして僕にとっては2016年『ゴーゴーボーイズ ゴーゴーヘブン』以来の新作!長澤まさみさんと秋山菜津子さんと僕の3人の女の友情物語ですって…女の!?…楽しみです!」とコメントしている。3人のほかにも、皆川猿時、栗原類、オクイシュージら、松尾作品常連キャストに加え、村杉蝉之介、池津祥子、猫背椿、笠松はる、篠原悠伸、山口航太、羽田夜市、笹岡征矢、香月彩里、丹羽麻由美、河合優実、片岡正二郎と総勢18名の個性豊かなメンバーで贈る。作・演出を手掛ける松尾さんは「実は、女同士の友情を描いた話が昔から好きで。それで今回は長澤さんと秋山さんとのバディものにしようと思いついたんです」と今回の物語のきっかけを明かし、「でも二人組だけでは淋しい気がして、阿部のオネエと女優の秋山さんとそのファンの長澤さんという三人組の物語になりました。当初の予定では“音楽劇”を作るはずが、自粛期間にあまりにも時間があったもので歌詞や構成を考える時間がたっぷりあったことから“ミュージカル”としての新作、ということになりました(笑)」と変化していったと話している。なお、本公演のチケットは、東京公演が9月19日(土)、大阪公演が10月11日(日)より発売スタートする。また、本舞台開幕直前の10月上旬、シアターコクーンの過去の名作を映像で楽しむ「COCOON Movie!!」がスタート。コクーンの舞台上に巨大スクリーンを吊り、人気作を一挙上映。その第1弾として、<芸術監督名作選>と題し、歴代芸術監督の作品群から音楽要素にあふれた刺激的な作品がラインアップされている。COCOON PRODUCTION 2020「フリムンシスターズ」は10月24日(土)~11月23日(月・祝)Bunkamuraシアターコクーンにて、11月28日(土)~12月6日(日)オリックス劇場にて上演。「COCOON Movie!! 芸術監督名作選」は10月6日(火)~11日(日)開催。(cinemacafe.net)
2020年07月17日10月24日(土)よりBunkamuraシアターコクーンにて上演が決定しているCOCOON PRODUCTION 2020『フリムンシスターズ』のメインビジュアルと、作・演出の松尾スズキ、出演の長澤まさみ、秋山菜津子、阿部サダヲのコメントが公開された。2000年のミュージカル『キレイー神様と待ち合わせした女ー』で登場をして以来、シアターコクーンの空間で、人間の弱く繊細な部分を剥き出しに描く作品を演出してきた松尾スズキ。本作『フリムンシスターズ』はシアターコクーンでは4年半ぶり、シアターコクーン芸術監督に就任後初の書下ろしとなる。物語の主人公は、故郷・沖縄での忌まわしい過去を記憶から消し去り東京の西新宿で暮らす女。彼女はそこで、絶不調のミュージカル女優、女優の親友のゲイ、自殺願望を持つ青年、さらには足の不自由な女優の妹、謎のバスタオルおじさん、激しめのオカマなど“狂った人間=フリムン” と出会う。そんな個性豊かなキャラクターを演じる全キャストが公開された。まずは『キングダム』や『MOTHER マザー』など、新たな境地に挑み続ける長澤まさみ。今年女優デビュー20周年を迎える彼女が満を持してシアターコクーンに初登場する。そして、松尾スズキが監督・脚本・主演を務めた映画『108~海馬五郎の復讐と冒険~』で主人公の友人役として存在感を放った秋山菜津子。2017年松尾が上演台本・演出を務めた『キャバレー』以来の共演を果たす2人が女同士の友情物語を体現する。また、大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』の主演をはじめ、多くの話題作に出演する大人計画の看板俳優・阿部サダヲ。同じく大人計画の俳優で、大河ドラマ『いだてん』や『あなたの番です』などに出演する皆川猿時、近年舞台でも精力的に活躍する栗原類、オクイシュージなど、松尾作品の常連ともいえる豪華俳優陣に加え、村杉蝉之介、池津祥子、猫背椿、笠松はる、篠原悠伸、山口航太、羽田夜市、笹岡征矢、香月彩里、丹羽麻由美、河合優実、片岡正二郎、と総勢18名の個性豊かなキャストが集結し、松尾スズキが演出する世界観を彩る。●作・演出:松尾スズキ コメント実は、女同士の友情を描いた話が昔から好きで。それで今回は長澤さんと秋山さんとのバディものにしようと思いついたんです。でも二人組だけでは淋しい気がして、阿部のオネエと女優の秋山さんとそのファンの長澤さんという三人組の物語になりました。当初の予定では“音楽劇”を作るはずが、自粛期間にあまりにも時間があったもので歌詞や構成を考える時間がたっぷりあったことから“ミュージカル”としての新作、ということになりました(笑)。●長澤まさみ コメントまた松尾さん独特の世界観を味わえると思うと、嬉しさが込み上げてきます。しかも今回は、友情の物語になるそうで、それも楽しみです。尊敬する先輩方に囲まれてきっと幸せな時間になるんだろうなと、お稽古が楽しみです。シアターコクーンは初めての劇場ですが、舞台観劇で度々訪れている馴染みのあるところなので伸び伸びとやれたらと思います。●秋山菜津子 コメント松尾さんの新作の舞台に出るのは久しぶりですし、しかもシアターコクーンの芸術監督になってから初の新作ということですし、大変光栄で有難いです。今回演じる役は、以前、松尾さんが監督された映画に出演させていただいたときに演じた役柄に通ずるところもあるようで、楽しみです。そこにどのくらいミュージカルの要素が絡んでくるんでしょうね。まずは台本を読むこと、そして稽古場でみなさんに直接会ってお稽古することが今から楽しみで仕方ありません。●阿部サダヲ コメントまず、久しぶりにお客さんの前に立てることが、本当に嬉しいです!そして僕にとっては2016年『ゴーゴーボーイズ ゴーゴーヘブン』以来の新作!長澤まさみさんと秋山菜津子さんと僕の3人の女の友情物語ですって…女の!?…楽しみです!COCOON PRODUCTION 2020『フリムンシスターズ』●東京公演日時:2020年10月24日(土)~11月23日(月・祝)場所:Bunkamuraシアターコクーン●大阪公演2020年11月28日(土)~12月6日(日)場所:オリックス劇場
2020年07月17日WOWOWが劇場とのコラボレーションで制作するオリジナル番組『劇場の灯を消すな!Bunkamuraシアターコクーン編 松尾スズキプレゼンツ アクリル演劇祭』が、7月5日(日)に放送される。この度、その放送内容が明らかとなり、出演陣からの収録後のコメント第1弾が公開された。『劇場の灯を消すな!』は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、公演の延期・中止が続いている劇場においてオリジナル番組を制作する、WOWOWによる演劇プロジェクト。第1回の放送は、Bunkamuraシアターコクーンとコラボ。オープニングは、松尾スズキが軽快に踊りながらBunkamuraシアターコクーンへ入っていくシーンから始まる。舞台には「マツノボクス」と名付けられたアクリルボックス(前・左右3面をアクリルで囲んだ滑車付きボックス)が用意され、演者は皆その中で歌い・踊り・演じるという、ソーシャルディスタンスを考慮した新しい試みを行う。観客は松尾スズキひとりだけ。歌コーナーは、ミュージカル『キレイ』より代表曲4曲、『もっと泣いてよフラッパー』より松たか子による「スウィング・メモリー」というナンバーを披露。『劇場の灯を消すな!』プロジェクト共通企画である朗読劇は、大竹しのぶと中村勘九郎の共演で送る。そのほか、書き下ろしアクリル演劇 「ゾンビVSマクベス夫人」、アクリル剣劇、松尾スズキ×根本宗子による対談、劇場案内コーナーなど、盛りだくさんの内容となっている。出演者のコメントは、以下の通り。■荒川良々僕はアクリルボックスを動かしてもらっているだけでしたけど、(収録は)疲れましたね(笑)。声がどこまで聞こえているのか?初めてのことでちゃんと分からなかったです。それでも、久々に劇場に立てることが嬉しかったですね。久々に松尾さんからも連絡が来て、収録前にはこういう準備をしてほしい、みたいなリクエストが来ました。ミュージカル「キレイ」が終わってから、コクーンにはもう立たないだろうなと思っていたので、まさかこういう形で立てることになるとは思っていなかったですね。シアターコクーンといえば、(チケットの料金が)ちょっと高いかなっていう印象がありますね(笑)。もちろん、ラインナップや出演者の方々が素晴らしいからなんですけど...…。■池津祥子収録が無事に終わり、まずはホッとしています。この企画に誘っていただいたことがすごく嬉しかったですね。それまではずっと家にこもりきりで、これからどうなるかわからないという状態でしたが、このお話をいただいて、前向きになり日常生活にも張り合いが出ました。マクベス夫人を演じるのは演劇人生で最初で最後だと思って、全力で挑みました。私にとって劇場とは、ずばり“お客様に直接お会いできる場所”です。改めて、スタッフ、役者、そして観客の皆さんがいて初めて成り立つものなんだということをしみじみ思いました。そのなかでも、シアターコクーンは“私が渋谷へ来る理由”の大半を占める場所です(笑)。ミュージカル「キレイ」で初めてミュージカルに立ったり、中村勘三郎(当時は中村勘九郎)さんとご一緒したり、節目節目で自分の中で思い出深い劇場です。■伊勢志摩ミュージカル「キレイ」で共演した皆さんともまたご一緒できてとても楽しい収録でした。楽屋でも、生田(絵梨花)さんたちとみんなでディスタンスを取りながら写真を撮ったりして。新型コロナウイルス流行のなかで、不要不急といわれた娯楽部門において、口先だけでなく実際の企画として成立させて、かっこいいなと思いますし、そこに参加させていただけたのも嬉しかったです。私は高校時代から演劇に、その頃は裏方で携わっていました。夏休みには市民会館みたいなところで照明の手伝いをよくしていたので、私にとって劇場は、“暗くて”、“ほこりっぽくて”、“青春”を思い出す場所です。シアターコクーンは、ミュージカル「キレイ」の初演で立つまで、“一生立つことなんてない!”と思っていた特別な劇場でした。今回そんな劇場で、企画に参加できたことはとてつもないことだなと思います。■大竹しのぶ大好きな松尾(スズキ)さんの企画なので、ハイ、何でもやりますと言いました。実際の収録は、ぶっつけ本番で音楽もつくことになり、気持ち良い緊張感でした。一番の喜びは、この劇場に来られたということ。シアターコクーンという場所は、多く立っている劇場ですので、顔なじみのスタッフの方々や楽屋の場所、舞台に上がるまでのルーティーン、私にとってまさに“生きる場所”という存在です。緊急事態宣言が出る直前までここで「桜の園」の稽古もしていました。こんなことが起こるなんて夢にも思っていなかったので、何とも言えない気持ちになりました。“生きていく場所”である劇場に再び戻り、お客様の前で芝居をしたい。今はその日をじーっと、じーっと待っています。■中井美穂収録を終えて、まずは“贅沢させてもらった!”という感想です。松尾さんが書いた言葉を声に出して発することも喜びでしたし、唯一の観客である松尾さんに話しかけるという不思議な状況も楽しめました。さらに司会者という立場で、全ての演目を見ることができたのも、とても楽しく、贅沢な時間でした。松尾さんだからこそ成立した企画ではないかと強く思います。役者さんやスタッフさん、皆さんからも、舞台の仕事がしたかったんだろうなというエネルギーを感じましたね。自分の中でお芝居を見るというのは当たり前のことだと思っていたので、劇場をこんなに恋しく思うことになるとは思わなかったです。劇場は、ただの建物ではあるのですが、そこに働く人たちの息遣いやエネルギーが染みついていて、愛おしい場所です。特にシアターコクーンは、Bunkamuraができた頃のこともよく覚えていますが、オーチャードホールも含めて文化度の高い豊かな場所ですよね。場所柄も含めて、私にとっては安心する場所です。■中村勘九郎この企画にお声掛けいただけて、本当に光栄で嬉しかったです。舞台に立っている者であれば誰もが“早く舞台で演劇を”という思いがありましたから、劇場で、小屋でできたというのはすごく嬉しかったです。ただ、朗読劇は、観劇もしたことがなく、初めての経験だったので、本当に緊張しました。それも、朗読劇を何度もやっていらっしゃる大竹(しのぶ)さんとの共演でしたし、松尾(スズキ)さんの演出でやらせていただくのも初めてでしたので。シアターコクーンは、子供のころに歌舞伎以外の演劇を初めて観た劇場で、それ以降もコクーン歌舞伎や、歌舞伎以外の演劇もやらせていただき、すごく思い入れのある劇場です。各劇場にはそれぞれのにおいや色や個性があって、このシアターコクーンはロビーから客席に入るときに独特のにおいがある劇場なんです。今回、この劇場というのは役者たちやスタッフ、お客さんで作り上げていくものなんだということも改めて思いました。■根本宗子松尾さんとの対談は、今の状況でお会いするとこうなるだろうなという、結構真面目なお話になりました。松尾さんと今後の演劇のかたちについてゆっくりお話しする機会なんてなかなかないので、貴重なお時間をいただいて、大変勇気をいただきました。初めてこの企画を聞いたときはどんなことになるのか全く想像がつかなかったのですが、普段の創作と異なり期間も短く、放送に向けて作る中で、これだけのものを詰め込むのは松尾さんにしかできないことで、本当にいつの時代もかっこいいなと思いました。劇場は、創り手として行く時も、お客さんとして行く時も、ワクワクする場所です。一つのものを目指しながら、初日の幕が開くまでの何とも言えないバタバタ・殺伐とした感じから、初日を終えた時のホッとした優しい時間、そういうものが味わえないことが、今一番寂しい部分です。いつかシアターコクーンで自分のお芝居ができたらと夢見ながら、今回唯一シアターコクーンに出たことがないファン代表として参加しました(笑)。劇場へ通っていた身としては、今回初めて素舞台を見ることができて、それも貴重な経験でした。■皆川猿時(アクリルボックス以外は)何にもセットを組んでいない舞台で、しかも、お客さんは松尾スズキさんだけという、なんだろう、なんとも言えない貴重な経験をさせてもらいました(笑)。企画の内容を聞いたときは、素直にテンション上がりましたし、こういうの考える人って本当に偉いです。家でだらだら過ごしていた自分が恥ずかしくなりました(笑)。やっぱり、劇場ってワクワクします。今回、リハーサルを入れて3日間コクーンに通って、久しぶりに大声出して興奮して、ちょっと若返ったような気がします(笑)。シアターコクーンの舞台には、20年前、ミュージカル「キレイ」で初めて立ちました。正直、びびりましたよ、大きな劇場だし。最初は“劇場見知り”しちゃいましたけど(笑)、ようやく最近になってリラックスしてできるようになりました。そんなわけで、今後とも末長くお付き合いさせてください!「劇場の灯を消すな!Bunkamuraシアターコクーン編 松尾スズキプレゼンツ アクリル演劇祭」7月5日(日)WOWOWにて放送
2020年06月26日綾野剛&星野源が機捜バディでW主演する、野木亜紀子脚本ドラマ「MIU404」がもうすぐ放送スタート。この度、連続テレビ小説「スカーレット」への出演で注目を集めた松下洸平が、第2話のゲストとして参加することが分かった。本作は、警察内部で“何でも屋”と揶揄されながらも、犯人逮捕に全てを懸ける初動捜査のプロフェッショナルである「機動捜査隊」(通称:機捜)が、24時間というタイムリミットの中で事件解決を目指す、1話完結のノンストップ「機捜」エンターテインメント。そんな本作で松下さんが演じるのは、ハウスクリーニング会社で働く加々見崇。中学の同級生から紹介され入社したその会社で、遅刻や欠席は一度もしておらず、真面目で仲間思いな優しい性格の男性。彼がどんな事件に関わり、4機捜のメンバーとどのように絡んでいくのか、綾野さん&星野さんと対峙するシーンは必見だ。松下さんは、舞台やミュージカルを中心に多くの作品に出演し、その高い演技力が評価され第26回読売演劇大賞優秀男優賞と杉村春子賞をW受賞。その後出演した連続テレビ小説「スカーレット」では、戸田恵梨香演じる主人公の夫・八郎役を好演し話題に。今回の出演について松下さんは「このドラマは人間のいい面も悪い面も逃げずに描かれていて、出演者の皆さんがそこをぶれずに演じられていました。その本気度合いが画面を通して十分伝わると思います」と話し、「とにかくみんなが本気で演じている、その勢いをぜひ感じていただけたらと思います」とコメント。ほかにも第2話では、鶴見辰吾と池津祥子もゲスト出演。加々見と一風変わった関係で事件に関わり合っていく、心優しい夫婦を演じる。「MIU404」は6月26日より毎週金曜日22時~TBSにて放送。※初回15分拡大(cinemacafe.net)
2020年06月20日タレントで女優の祥子が、最新イメージDVD『祥子の諸事情』(4,180円税込 発売元:エスデジタル)をリリースした。"謎の美女"として2014年に『週刊ポスト』(小学館)の初グラビアでセンセーショナルなヌードを披露し、その妖艶さから"第2の壇蜜"とも呼ばれた祥子。2015年に公開された映画『D坂の殺人事件』では初主演を果たし、オールヌードを披露して大きな注目を集めた。そんな彼女が通算8枚目となるDVDをリリース。今作が雑誌を含めてラストグラビアとなる。今回祥子が演じたキャラクターは、両家のお嬢さん。上品で知的なイメージのお嬢さんが、大胆な姿を見せるなど男性の妄想を刺激した作品となっている。着用した衣装や水着は、美ボディーを楽しめる際どいものが多く、胸の谷間やパンチラ的なチラ見せも堪能でき、サービス映像も満載となっている。
2020年03月14日来週6月30日(日)の放送より、第2章「反撃編」がスタートする「あなたの番です」。この度、「反撃編」のスタートを記念して、第1章の全10話が期間限定でネット配信されることが発表された。現在「Hulu」では全10話が配信されているが、今回「TVer」及び、「日テレ無料(TADA)」でも全10話が配信決定。TVer及び、日テレ無料(TADA)では、第1話から第5話までが現在から6月27日(木)の午前11時59分まで、また第6話から第10話までは6月27日(木)午後12時から6月30日(日)午後10時29分まで、1週間限定の配信となる。これまで見ていなかった…という方も、もう一度見たい! という方もぜひチェックを。「あなたの番です-反撃編-」ストーリー菜奈(原田知世)を襲って逮捕された早苗(木村多江)は“ミキサー主婦”として世間の注目の的となり、山際医師の殺害も早苗と正志(阪田マサノブ)の犯行という疑いが強まる。しかし、早苗と正志は、警察の取調べに完全黙秘していた。翔太(田中圭)は、菜奈の最期の姿を映した動画のことを警察に通報。神谷(浅香航大)と水城(皆川猿時)はサイバー班を連れてくる。サイバー班が菜奈のパソコンを解析するものの、投稿者は特定できない。翔太は、警察の捜査が進まないことにいら立ち、思わず水城につかみかかってしまう――。そんな中、翔太は住民会に出席する。この中に菜奈を殺害した犯人が…? と住民たちを観察する翔太。早苗の逮捕を受け、住民会の会長は【204号室】西村(和田聰宏)に。会の途中、管理人の蓬田(前原滉)が【304号室】に引っ越してきた住民・二階堂(横浜流星)を連れてくる。二階堂は人工知能・AIを研究する大学院生。AIは凶悪事件の捜査にも使われ始めているという話題になり、微妙な空気になる一同。一方、【202号室】黒島(西野七瀬)は、早苗と正志の息子・総一(荒木飛羽)を近くの公園で見かける。総一は施設から戻り、叔母のサンダーソン正子(池津祥子)と【402号室】で新生活を始めている。黒島は、慣れない“普通の生活”に戸惑う総一に優しく接する。そんな2人を、何者かが見ていた…。また、翔太は菜奈を殺した犯人は住民のうちの誰なのかを推理する。「犯人を見つけたとして、迷わず復讐できるかな」と自問自答する翔太。そして彼は、【304号室】を訪ね…。「あなたの番です-反撃編-」は6月30日(日)22時30分~日本テレビ系にて放送スタート。(text:cinemacafe.net)
2019年06月23日岩松了の作・演出によるM&O plays プロデュース「市ヶ尾の坂―伝説の虹の三兄弟」が5月17日に東京・本多劇場にて開幕した。本作は1992年に「竹中直人の会」で初演された岩松初期の傑作戯曲を26年ぶりに新演出にて上演するもの。前日には公開フォトコールが行われ、岩松をはじめ出演の大森南朋、麻生久美子、三浦貴大、森優作、池津祥子が会見に応じた。【チケット情報はこちら】1992年、市ヶ尾の坂で暮らす長男・司(大森)、次男・隼人(三浦)、三男・学(森)の三人兄弟。田園都市計画の名の下、兄弟たちの家は無くなることを余儀なくされている。三兄弟たちと触れ合うことになった美貌の人妻・朝倉カオル(麻生)は幼い5歳の子を育てており、育児のことで悩んでいるらしい。三兄弟はそれぞれ朝倉を慕い、お互いをけん制する。朝倉家の家政婦・安藤(池津)も頻繁に三兄弟の家を訪れ、意味ありげな言動で彼らを惑わす。さらに朝倉の夫(岩松)などが絡み、一見何でもない日常の中に潜む、謎とエロスが交差する危うい関係が浮かび上がってくる・・・。初日を迎えるにあたって岩松は「本作は僕が作った作品では珍しく、26年前に実在した場所、時間を元にした架空の物語」と紹介し、「26年振りですので再演ですが、新作舞台のつもりで挑みます。見に来て下さった方々が、どういった印象を捉えるか楽しみ」と意気込み。過去3回、岩松作品に出演した経験のある大森は「岩松さんの作品は台詞が綺麗な印象があり、稽古の際には空間的にお教えいただけるので、その都度、新たなことを勉強させていただいています。皆さんに気に入ってもらえるか、楽しんでもらえるか今から楽しみ。がんばります」とコメント。麻生も同じく「とても緊張していますが、大好きな岩松作品に出られる機会を頂いたので、自分の中で楽しんでいければ。岩松さんの演出は、いつも必要な遠回りをさせてくれて勉強になりますし、演出する時の言葉がかっこ良くてしびれていました」と岩松の演出に言及すると、三浦も「岩松さんの演出は厳しいと聞いていましたが、何度も同じ場面を繰り返すことで、言葉を丁寧に扱うことや、状況に合わせての台詞使いとか、今後にも活かせることを学べました。これからの役者人生の中で大切な時間になると思います」と充実の稽古期間を経た様子を見せた。公演は、6月3日(日)まで東京・本多劇場での上演の後、仙台、福島、大阪、富山、名古屋、静岡と各地をめぐる。チケットは発売中。
2018年05月18日5月17日に初日を迎える舞台『市ヶ尾の坂-伝説の虹の三兄弟』の公開フォトコール&初日前会見が16日、東京・下北沢の本多劇場で行われ、 大森南朋、麻生久美子、三浦貴大、森優作、池津祥子、岩松了が報道陣の取材に応じた。前列左から岩松了、大森南朋、麻生久美子、後列左から池津祥子、三浦貴大、森優作同舞台は、俳優としても活躍している作演出家の岩松了とM&Oplaysが定期的に行っている公演で、今回は1992年に竹中直人の会で上演された『市ヶ尾の坂』を岩松の新しい演出によって26年ぶりに上演する。舞台は1992年の神奈川・横浜市の市ヶ尾。その坂にある家で暮らす三人兄弟は、田園都市計画で家が無くなることを余儀なくされていた。そのような中、懸命に生きていこうとする母なき兄弟、 三人と触れ合うことになった母になることが出来ぬ美貌の人妻の絵合わせのような家族劇を描く。公演初日を前日に迎えたこの日は、報道陣向けに三兄弟が住む家でのシーンの一部が公開され、その後に記者会見。長男役の大森南朋は「この1カ月頑張って稽古をしてきました。皆さんに気に入ってもらえる作品になればと思います」と初日の公演が待ち遠しいようで、人妻役の麻生久美子は「正直とても緊張していて、明日を迎えるのが少し不安です。でもせっかく岩松さんの舞台でこういう機会をいただけたので、できるだけ楽しんでやりたいと思っています」と気合十分。岩松作品初参加の三浦は、出演が決まってから周囲に「厳しい」と脅かされたそうだが、「何度も同じことをやるとは聞いていましたが、稽古でその意味が分かりました。何度もやっていくとセリフが身体に馴染んできて、人間関係でセリフを言わないといけないことに気づきました」と振り返り、「これからの役者人生で大切にしていきたいと思える稽古期間でした」と岩松の演出に刺激を受けた様子だった。大森と麻生は、これまで何度か岩松が手掛けた舞台に出演している。大森が「セリフがすごくきれいなのと、その人間が置かれている状況を空間的に教えてくれるので勉強になりますね。岩松さんの作品が大好きです」と岩松作品の魅力について言及。一方の麻生も「私は今まで稽古が楽しいと思ったことがないんですが、岩松さんの稽古場ではすこし楽しさを感じ始めました。岩松さんの言葉が格好良いし、結構しびれています」と絶賛していた。舞台『市ヶ尾の坂-伝説の虹の三兄弟』は、5月17日~6月3日(5月21日、28日は休演)に東京・下北沢 本多劇場、6月5日に宮城・仙台 電力ホール、6月7日に福島・白河文化交流会館コミネス、6月9~10日に大坂・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ、6月12日に富山・富山県民会館ホール、6月14~15日に愛知・名古屋 日本特殊陶業市民会館ビレッジホール、6月17日に静岡・三島市民文化会館 大ホールにてぞれぞれ公演。
2018年05月17日原画’(ダッシュ)展示シリーズ「幻想と日常の間~西谷祥子・おおやちき・波津彬子~」が、2018年2月1日(木)から5月27日(日)まで京都国際マンガミュージアムにて開催される。「原画’(ダッシュ)」とは、劣化しやすいマンガ原稿の保存と公開を両立させるため開発された精巧な複製原画の事。コンピューターにマンガ原稿を取り込み、緻密に色調整を施し印刷されている。原画の細部まで再現し、原画と並べても見分けがつかないほどの精度を持つ。「幻想と日常の間~西谷祥子・おおやちき・波津彬子~」では、『風と木の詩』や『地球へ・・・』の作者 竹宮惠子監修のもと、自身含む少女マンガ家4名の複製原画「原画’(ダッシュ)」を展示する。学園マンガの先駆者ともいわれた西谷祥子、マンガ家とイラストレーターで活躍してきたおおやちき、和漢洋様々な世界を描いた波津彬子、さらに萩尾望都らとともに「花の24年組」といわれ、少女マンガの常識を覆した竹宮惠子。彼女たちの繊細で美しい作品の数々が一堂に集結する貴重な機会となっている。また関連イベントには、出展作家の波津彬子と竹宮惠子、男性同士の恋愛など、耽美的なテーマを扱った、かつての伝説的雑誌『JUNE(ジュネ)』の元編集長 佐川俊彦のトークショーが行われる。今でこそ1つのジャンルとして扱われる"ボーイズラブ"や"やおい"が確立する前の、当時の状況について作者と編集者などそれぞれの視点で語られる。【詳細】原画’展示シリーズ「幻想と日常の間~西谷祥子・おおやちき・波津彬子~」会期:2018年2月1日(木)~5月27日(日)営業時間:10:00~18:00(最終入館は17:30)休館日:毎週水曜日(ただし3月21日(水・祝)と5月2日(水)は開館)、3月22日(木)会場:京都国際マンガミュージアム 2階 ギャラリー1・2料金:無料(マンガミュージアム入場料[大人800円/中高生300円/小学生100円]は別途必要)住所:京都市中京区烏丸通御池上ル展示内容:各作家の原画’作品85点(西谷祥子31点/おおやちき13点/波津彬子31点/竹宮惠子10点)その他雑誌など関連イベント:■第一部 波津彬子トークショー「波津彬子、イギリスに行く」■第二部 波津彬子×佐川俊彦×竹宮惠子トークショー「『JUNE』からやおいまで」日時:2018年5月20日(日) 第一部:13:00~14:00 第二部:14:15~16:00場所:京都国際マンガミュージアム 1階 多目的映像ホール料金:無料(ミュージアム入館料は別途必要)定員:各200名(先着順)参加方法:事前申込不要※当日10:00からミュージアム館内にて整理券を配布
2017年12月24日2018年5月より、M&Oplaysプロデュース「市ヶ尾の坂-伝説の虹の三兄弟」を上演することが決定。大森南朋、麻生久美子、三浦貴大らを迎え、ミステリアスな家族の物語を描いていく。1992年、市ヶ尾の坂で暮らす三人兄弟がいた。田園都市計画の名の下、無くなることを余儀なくされている兄弟の家。状況に抗うすべとてなく懸命に生きていこうとする母なき兄弟と、3人と触れ合うことになった母になることが出来ぬ美貌の人妻の、絵合わせのような家族劇。この公演は、作演出家の岩松了と「M&Oplays」が定期的に行っている公演で、1992年に「竹中直人の会」で上演された「市ヶ尾の坂」を、今回“新演出”で26年ぶりに再演する。本舞台に出演するのは、現在放送中の人気ドラマ「コウノドリ」に出演し、2013年の「不道徳教室」以来4度目の岩松作品となる大森南朋、2009年の「マレーヒルの幻影」で初舞台を経験した麻生久美子、『劇場版 SPEC』『進撃の巨人』などに出演し、今回が初の岩松作品となる三浦貴大。そして森優作、池津祥子、さらに岩松さんも加わり創り上げる。岩松作品に参加するにあたって大森さんは、「いつも何年か毎に、岩松さんの舞台に出させて頂くと、“ゆるまったなにか”が戒められたように感じます。今回も“ゆるまったなにか”を持参して戒めてもらおうと思っているのでよろしくお願いします」とコメント。いまからドキドキしていると明かした麻生さんは、「岩松さんに初舞台を踏ませて頂いてから、もう8年。舞台に立つことがこの上なく怖い私ではありますが、同時に岩松さんの書いた台詞を言葉にすることが出来る喜びもいつも感じています。今作もしっかりと岩松さんについて行き、出来る限り楽しんでやらせて頂ければと思っております」と意気込み。一方、岩松作品初参加となる三浦さんは、「台本を読んですごく素敵な本だなと思いました」感想を述べる。また「舞台は3本目なのですが初めての日本人役にどうしていいのか少し戸惑いを感じています」と不安要素もあるようだが、「皆さんと一緒に作品に出られるのが楽しみです」と話している。なお、本公演は東京公演終了後、宮城、福島、大阪ほかにて地方公演も実施。チケットは来年3月中旬の発売を予定している。M&Oplaysプロデュース「市ヶ尾の坂-伝説の虹の三兄弟」は2018年5月17日(木)~6月3日(日)本多劇場(東京公演)にて上演。※地方公演あり(cinemacafe.net)
2017年12月08日タレントでグラビアアイドルとしても活動する祥子がこのほど、東京・新宿の福家書店新宿サブナード店で写真集『鍵-KEY-』(発売中 3,200円税抜き 講談社刊)の発売記念イベントを行った。"謎の美女"として2014年に雑誌『週刊ポスト』(小学館)のグラビアで鮮烈なヌードを披露して話題を集め、その妖艶さから"第2の壇蜜"とも呼ばれた祥子。そんな彼女の3冊目となる同写真集は、静岡・下田と山梨・河口湖で撮影され、久々となるバストトップを解禁するなど、大胆なショットを惜しげもなく披露している。写真集で着用したという白のビキニ水着姿で登場した祥子は「今回は男女の恋模様を描いていますが、1冊で1つのストーリーを作っていて、決して皆さんから祝福される恋ではありません。ですが、ちゃんと恋を全う出来たと思っています」と写真集のテーマを説明。写真集の流れとして「恋をした男性がちょっと心の闇を抱えている方ですが、序盤は楽しい恋模様が描かれています。徐々に曇りがかってきて、私が一生愛する人だと心に決めつつ、最後はお別れしているかもしれません」と話しながら、同写真集でヌードを披露したことに「今回も出せるところは出させていただきましたが、私の原点がヌードなので、そこは私の使命というのもありますし、常に見せられるように意識しているところでもあります。32歳の胸とお尻を見ていただければ幸いですね」とアピールしていた。写真集にタイトルにちなんだ報道陣からの「心の鍵を開けてくれる人は?」という質問には、「私の心の鍵が堅いので、なかなかいないですね」としながら、「大きな愛を持った人がいいです。でも土足で来てくれた方が開きやすいかも。慎重になられるよりもこじ開けるぐらいの勢いが欲しいですね」と好みのタイプを語った。自身の結婚については「したいですね。周りもどんどん結婚しているので常に願望はあります。東京五輪までにはしたいですよ。五輪の勢いで金メダル級の旦那さんが欲しいです!」と願望を語っていた。
2017年08月08日上田祥子が選ぶ、2017年上半期「マイベストコスメ」、最終回は「プチプラ編」です。惜しみなく使えて、それでいて実力派なアイテムが今年も勢ぞろい! 40代の私でも納得の新商品をピックアップしてみました。■長時間、豪雨、夏に強い! メイクアップ部門●ベースメイクインテグレート「リアルフィットリキッド」 (30ml SPF30 PA++ 全4色 1,300円+税(編集部調べ)/資生堂)。すばやく肌になじんで一体感をもたらすファンデーションです。高美容保湿成分が配合されているから保湿液、化粧下地もこれ1本でOK。ニキビのもとになりにくい処方がされているということで、パラベンや香料もフリー。つけているのを忘れるような軽さも魅力です。そしてあわせてお使いただきたいのが、インテグレート「スーパーキープパウダー」(全1色 1,300円+税(編集部調べ)/資生堂)。このパウダーをふわりとのせるだけで、透明感あふれるシアーな仕上がりに。余分な皮脂を吸ってメイク崩れを防ぎながら毛穴レスな肌を演出してくれます。仕上げにもメイク直しにも便利ですよ!●アイシャドウリニューアルして「お直しさんの」シリーズに変わったパラドゥ(セブンイレブン限定ブランド)の「お直しさんのアイシャドウ」(全2種 3色入り 700円+税/パラドゥ)。くすみを飛ばしてぱっと明るく見せてくれる程よいパール感と、ニュアンスのある色味は40代にもうれしいポイント。ハイライトカラーとミディアムカラー、目元を引き締めるダークカラーの3色が、きれいなグラデーションを描いてアイフレームまでしっかり仕上げられます。肌に密着するので崩れにくいのも魅力。●マスカラワンストロークでピンと上向きのカールがかなうだけでなく、激しい雨に打たれてもにじまない豪雨&湿気プルーフのリンメル「ストームプルーフ マスカラ」(全2色 1,500円+税/リンメル)。だからこのマスカラ、ホットヨガや激しい雨の日、映画で大泣きしても大丈夫という優れものなんです。まつ毛をボリュームアップさせながらカールもしっかりホールド。とくに梅雨から夏場にかけて活躍しそうな新発想のマスカラです。長時間メイク直しができないときや外出のときにも重宝します。●リップ天然由来成分生まれの24hコスメから今年発売になった、「テイストミー リップ&チーク」(全7色 2300円+税/24hコスメ)。自然派の方にも支持されているブランドならではのこだわりの成分がぜいたくに配合。石油系界面活性剤やタール系色素、シリコンやパラベン、合成香料などは不使用という安心のリップです。天然ミネラルの色味だから色素沈着も気にならずきれいな発色。頬につけてぼかせば血色感のあるチークとしても使用できます。うるおい力も見事! ■実力派のスキンケア部門●美容液クリアな肌へと導いてくれる、スキンフードの「ゆず ウォーターC アンプル イン セラム」(44ml 3400円+税/SKINFOOD(スキンフード))は、30%という高濃度のゆずエキスが肌に水分とツヤを与えてくれる凄腕の美容液。ゆず ウォーターCラインは、乾燥注意報発令中でも、12時間水分をキープできるという保湿力をほこります。なかでもこの美容液は、抜群の実力派! しっとりジューシーと表現したくなるようなうるおい肌に生まれ変わったかのよう。また、カプセルに閉じ込めた植物由来のブライトニング成分が使用直前に弾けて新鮮な状態で肌に届き、メラニンによるくすみも改善されるそう。だから明るく、吸い付くような理想の肌へと近づくことができるんですよね。●マスク朝マスクにもおすすめなのが、専科「パーフェクトシルキーマスク」(28枚入り オープン価格/専科)。天然由来シルクエッセンスやWヒアルロン酸配合の濃密なとろみのある保湿美容液たっぷりで、肌の乾燥をす早くリカバリーしてくれます。プチプラで惜しみなく使えるシートマスクの中でもこれは秀逸です。3回に渡ってお届けした、上田祥子の「2017年上半期マイベストコスメ」。いかがでしたか?下半期もどんな製品が登場するのか、今から楽しみです!
2017年07月09日上田祥子が選ぶ2017年「マイベストコスメ」の「メイクアップ編」です。今年前半はさらに進化した機能性を感じさせるメイクアップアイテムの登場が印象的でした。■ヘアメイクアップアーティストのコラボ。下地部門「エトヴォス×河北裕介さん」コラボアイテムの「ミネラルUVグロウベース」(30g 4,300円+税/エトヴォス)。シルバーパールとローズパールの絶妙なブレンドが織りなす河北さん監修のグロウパールが、肌をみずみずしく、なめらかにみせてくれる下地。保湿感とクリア感が安心感にもつながる本当に優秀な一本です。気になるエイジング部分も目立たなくしてくれるようなつや効果が本当に見事!SPF37PA+++としっかり紫外線からも肌を防御してくれるのに、シリコン・鉱物油・石油系界面活性剤・ナノ粒子・紫外線吸収剤・タール系色素・香料不使用で、低刺激処方。肌が敏感になりがちなときにもおすすめです。■エイジングケア、美白肌に期待! ファンデーション部門●ファンデーションエックスリュークス「セラムファンデーション」(全4色 30ml SPF40 PA+++ 7,145円+税/エックスリュークス プロケアビヨンド)。及川尚輔氏プロデュースのなんともぜいたくなファンデーション。肌との適合性が良いといわれる「ヒト幹細胞培養液」が配合され、さまざまな側面からエイジングケアへのサポートが期待できます。エックスリュークスのファンデーションはさらに「浸透性リポソームカプセル」を採用。浸透しにくい美容成分も肌の奥(角質層)まで届けることで、パフォーマンスがアップするそう。実際に、つけている間もしっかりとスキンケアできていることが実感。オフしたときには、肌が喜ぶ感じがクセになります。色味とカバー力、つや感もアラフォーアップにもうれしすぎる絶妙さ!●フィニッシングパウダーポーラ 「B.A フィニッシングパウダー」(パフ付き 16g 12,000+税/ポーラ)。品格ある美しさをまとうような仕上がりのフィニッシングパウダー。微細なパウダーが肌に溶け込むようにフィットし、表情の動きにしっかりついてきます。いきいきとした血色感を演出する「ルッキングライブリーパウダー」も配合。重ねても素肌感を活かしたかのような美白肌に。見た目の印象もぐっと若返るような独自の立体感にすっかり魅了されました。●コンシーラー絶妙な粘度のテクスチャーで肌の隠したい部分にステイする、ゲラン「パーフェクト コンシーラー」(全3色 12ml 4600円+税/ゲラン)。肌にうるおいを与えながら高いカバー力で、クマやシミもきれいに隠してつややかな肌を演出。重ねてもナチュラルな仕上がり。すーっと肌に溶け込むようななじみ感はなかなか出会えない逸品です。■テクニックいらずの立体眉が描ける。アイブロウ部門3色のパウダーをブレンドすることで、自分にぴったりの眉色が作れるアイブロウパレット「カネボウ パウダーアイブラウ」(4000円+税/KANEBO)。しっとりなめらかなパウダーが肌にフィットし、自然で立体的な眉をテクニックいらずで描くことができるので、本当に重宝します!■こだわりの旬色、アイシャドウ部門セルヴォークから新しく登場したメイクアップライン「セルヴォーク ヴォランタリー アイパレット」(全2色 6,200円+税/Celvoke)。天然由来成分にこだわって作られていながらも、洗練されたモードや絶妙なニュアンスまで表現できる逸品ばかり。なかでもこのアイシャドウパレットは太陽が大地や水辺に映し出された際のイメージが表現されたもの。今年の旬の色味と質感をふんだんに盛り込めるステキなメイクに仕上がります。9種の植物オイルがバランスよくブレンドされ、軽やかな質感で豊かな表情を演出する、THREE「シマリングカラーヴェール ステートメント」(新商品 15色 各3,500円+税/THREE)。これまでのルースタイプのアイシャドウといえば密着感が弱く、化粧崩れしやすい点が気になるところでしたが、このアイカラーは驚きのフィット力で、発色も長続き。単品でも、手持ちのアイシャドウと重ねてきらめきのヴェールとしても使えるアイテムです。■印象的な口元に! リップ部門ランコム「ラプソリュ ルージュC354」(4,000円+税/ランコム)。追加で発売になった色の中でも、今年っぽい色味と質感でトレンド感のあるステキな一色。品よく印象的な口元に仕上がるので、どんなシチュエーションにも重宝します。メイクへの冒険心がかき立てるようなステキな色味が目立った、今年前半のメイクアイテム。次回はプチプラ編をお届けします!
2017年07月07日2017年もいつの間にか半分が過ぎようとしています。今年の前半もたくさんのステキなコスメに出会うことができました。上田祥子が選ぶ「2017年上半期マイベストコスメ」の第1回目は「スキンケア編」をお届けします! どうしてもひとつに絞れない! というカテゴリーは、2つセレクトさせていただきました。■リピート必至の凄腕化粧水! 化粧水部門まずは化粧水。今年は本当に迷いに迷うほど、いいものがたくさん登場しました。そのなかでも群を抜いていたと感じたのが、ヘレナ ルビンスタインの「プロディジー リバーシス ローション」 (200ml 14,000円+税/ヘレナ ルビンスタイン)。水分と油分の共存を可能にしてしまった、先端の技術と感性が融合した新感覚の化粧水です。水分保持機能に着目したラッピング効果で深くうるおうだけでなく、うるおった状態が長持ち! エーデルワイスエキス+エーデルワイス始原細胞で構成されたオリジナルのエーデルワイス デュオコンプレックスが ハリ、弾力もサポートしてエイジングケアまでかなえてくれます。この凄腕化粧水、リピート必至の優れものです。■最新テクノロジー採用の実力がスゴイ! 美容液部門「フルフィル ヒアルロン酸美容液」 (15ml 税込10,800円/エム・アール・アイ)。この美容液を目の下の小ジワにのせて翌朝起きたら、目立ちにくくなっていて本当に驚きました。一晩でもこんなにいい感じでアプローチしてくれるものって、そうそう出会えるものではありません! その秘密は「ダーマディープ™」と呼ばれる最新テクノロジーの採用。これにより注射注入レベルのサイズのヒアルロン酸が肌にじっくり浸透し、内側からふっくらとさせるから。これを使い始めて、目元のハリが格段にアップしました。すでにリピート中です。もうひとつ、こちらも感動の一本、コスメデコルテの「ホワイトロジスト ブライト エクスプレス」 (医薬部外品 40ml 15,000円+税/コスメデコルテ)。美白有効成分コウジ酸と独自複合成分「ブライドイコライザー」が配合され、最新テクノロジーでシミの原因となるメラニンを粉砕。肌全体の色味を均一にしながら明るい透明感の広がる肌へと導いてくれます。これからの季節、気になってくるシミそばかす。そんな気になるケアにも、これはいままで使った美白美容液の中でも、即効なアプローチ感がすばらしい逸品です(※個人の感想です)。■メイク崩れを防ぐ新概念クリーム。乳液、クリーム部門クリームの新概念、「アルマーニプリマ グロー オン モイスチャライジング バーム」(50g 12000円+税/ジョルジオ アルマーニ ビューティ)。スキンケアはもちろん、メイク崩れを防ぐという新しい着眼が素晴らしいクリームです。独自のホット&コールド製法でワックスとオイルの中にヒアルロン酸などの保湿成分が入った構造。肌にしっかりと密着し、肌にうるおいを与えながらメイクをしっかりキープしてくれます。最近の朝のケアはこのクリームで決まりです。■テクスチャー変化ですっきりオフ! クレンジング、洗顔料部門ロジェ・ガレの「オーラミラビリス クレンジングマスク」(100ml 3,500円+税/ロジェ・ガレ)。メイクアップリムーバーとマスクの2通りの使い方ができるすぐれもの。ジェル、オイル、ミルクへとテクスチャーが変化し、メイクをすっきりオフ。そのまま適量のばして3分置けばマスクに。2WAY使いもさることながら、心地よい香りでリフレッシュできるのもうれしいポイントです。■できてしまったセルライトにアプローチ! ボディケア部門クラランス「ボディ フィット」(200ml 8,000円+税/クラランス)。マルメロリーフの3つの脂肪細胞にアプローチすることで、すでにできてしまったセルライトにもしっかりアプローチ。その秘密は初配合となるマルメロリーフが、メリハリシルエットをサポートしてくれます。個人の感想ですが、セルライトがめだちにくくなり、ぶよんとしていたボディラインが引き締まりました。これからもリピートしたい逸品です。次回は「メイクアップ編」です。どうぞお楽しみに!
2017年07月05日“悲劇”をテーマとした作品を描く、松尾スズキが作・演出をするプロデュース公演「日本総合悲劇協会」の舞台「業音」が、15年の時を経て再演が決定。この度、15年前の初演舞台の写真が公開され、今回の舞台で主人公役を演じる平岩紙からコメントも到着した。母の介護をネタに、演歌歌手として再起を目指す落ちぶれた元アイドルの女は、借金を返すためにマネージャーと共に自身が運転する車で目的地に向かっていた。途中、自殺願望を持つ夫と夫をこの世につなぎ止める聡明な妻と遭遇し、不注意から妻を車ではねてしまう。妻は脳を損傷し、一生涯植物人間として生きることに。怒り狂った夫は、責任を迫って女を拉致連行し、“有罪婚”と称し2人は結婚。奇妙な共同生活が始まる。芸能界を夢見て東京に出てきたものの、結局体を売ることでしか生きていくことの出来ない堕落した姉弟、年を偽わってまでも孤児院に入ることに執着する屈折したゲイの男、正体不明の老婆らを不幸のループに巻き込み、負の連鎖は更に奇怪にうねってゆく…。やがて、マネージャーとも関係を持つ女は、父親がわからない子を身ごもり出産するのだが、夫との時間に執着し、子どもの命を引き換えにしてまでも、「10か月の夫婦生活の元を取るため」と夫とのわずかな触れ合いを選択するのだった。“それ”をやらなければ物事は上手く運ぶのに、どうしてもやらずには先に進めない各自の“固執”。その“固執”が“業”を生み、空回りするそれぞれのエネルギーは、不協和音のような音楽を響かせてゆく…。“悲劇”をテーマとした作品を描く、松尾さんが作・演出をするプロデュース公演「日本総合悲劇協会」。「業音」は、2002年にその日本総合悲劇協会の3作目として初演。荻野目慶子を主演女優として迎え、人間の業や執念、情念を描き、現代の日本人の生々しい感情をさらけ出した人物造形が当時大きな話題に。そんな本作が、今回15年の時を経て再演。今回の舞台では固有名詞をはずし、より普遍性を高めた物語へ改訂していくという。そして今回、荻野目さんをはじめ片桐はいり、村杉蝉之介、皆川猿時、松尾さん、伊勢志摩らが出演した初演時の舞台写真が公開。この初演では、介護、宗教問題、エイズ…現代社会が抱える問題を余すところなく描き、悲劇性と喜劇性を見事に融合させた松尾さん。今回の再演にあたり松尾さんは、「“わかっちゃいるけどやめられない”という人間の持つ“業”を、悲劇性と喜劇性が一緒くたになったような混沌の世界の中で描きます。“神とは何か”という壮大なテーマになっていきますが、笑いの中でそれをどう見せていくかということにチャレンジしてきます」とこう語っている。また、初演時荻野目さんの体当たりの演技が話題となった主人公役を、再演では初演時には粥役として出演した平岩さんが挑む。初演時、荻野目さんが演じていた役を演じることを現実的に考えられる年齢に自分がやっとなったかなと思うと語る平岩さんは、「役者として重ねてきた年月を経て、ようやく向き合える役だと思います」とコメント。本作については、「松尾さんの作品の中でも、とっても特殊で、特別な作品」と説明し、「私の演じた粥の台詞の中で『いっぱいいっぱいで生きてるし』と言うシーンがありました。当時からこの台詞は自分に響いて、不思議なことに、未だに忘れられません。また、この作品でギターを弾くシーンがありまして、ギターを弾くのは初めてだったので、もの凄く緊張しました」と初演時をふり返った。なお本公演では、松尾さんと平岩さんのほかにも池津祥子、伊勢志摩、宍戸美和公、宮崎吐夢、皆川猿時、村杉蝉之介、康本雅子/エリザベス・マリー(ダブルキャスト)が出演。東京公演を皮切りに、パリにて「大人計画」初の海外公演も予定されている。日本総合悲劇協会 vol.6「業音」は8月10日(木)~9月3日(日)東京芸術劇場シアターイーストほか名古屋、福岡、大阪、松本、パリにて上演。(cinemacafe.net)
2017年05月26日私、上田祥子が選ぶ『2016年下半期マイベストコスメ』最終回は、「ボディ&スペシャルケア、プチプラコスメ編」をお届けします。いずれのアイテムも、私が実際に使ってみておすすめしたいものばかり。それではさっそくご紹介します!アイテム別は以下のリンクからどうぞ。・ 2016年下半期マイベスト ボディ&スペシャルケア ・ 2016年下半期マイベスト プチプラコスメ ・ 2016年下半期マイベスト プチプラスキンケア ■ボディの年齢肌にしっかりアプローチ「リプラスティ R.C. ハンド ネック&デコルテ クリーム」(75.3g 12000円+税/ヘレナ ルビンスタイン)ボディケア部門は「リプラスティ R.C. ハンド ネック&デコルテ クリーム」(75.3g 12000円+税/ヘレナ ルビンスタイン)。美容機関として世界的な名声を誇るラクリニック・モントルーとの共同開発によって誕生したボディ用パーツケアクリーム。独自のエイジングケア成分で、皮下脂肪は薄いのに角層層は厚いデコルテ部分や首、手の肌にハリを与えながらふっくら。ターンオーバーもサポートしながら、SPF15で紫外線からも肌を守ってくれます。顔同様に年齢肌が目立つパーツのエイジングケアに最適のボディクリームです。■ヒト由来幹細胞成分配合の超濃密泡パック「スパトリートメント HAS ラメラマスク」(90g 12000円+税/ウェーブコーポレーション)スペシャルケア部門からは迷わずこのマスクパック。ヒト幹細胞由来のグロスファクターを肌に浸透させ、集中的にエイジングケアしてくれる、「スパトリートメント HAS ラメラマスク」(90g 12000円+税/ウェーブコーポレーション)です。ヒト由来幹細胞の培養液から抽出したものには約150種類の成長因子(グロスファクター)が含有されているのだとか。だから一度の使用でも肌にうれしい変化を感じさせてくれるんです。超濃密泡のマスクパックで洗い流し不要。寝る前に使えば翌朝には弾むようなハリと弾力、そしてうるおいに満ちた肌が。バリア機能も高めて、ゆらぎにくい肌へと導いてくれます。 ■ミラクルメッシュ処方だから、あっという間にベースメイクが完了!「クイックパーフェクションコンパクト」(16g レフィル全5色 SPF30・PA+++ 2300円+税、ケース 700円+税/リンメル)ここからは、気軽に楽しめるプチプラコスメ部門のおすすめをご紹介します。「クイックパーフェクションコンパクト」(16g レフィル全5色 SPF30・PA+++ 2300円+税、ケース 700円+税/リンメル)は、なんと5秒でしっかりメイク完了! というコンセプトでつくられた新メッシュのリキッドファンデ。ポンポンの手間が不要で、パフがしっかりファンデをすくい上げるので、一度つけるとかなり広範囲に広げることができます。その秘密はミラクルメッシュスルー処方。メッシュを通ることでリキッド状に変化するミラクルメッシュスルー処方によりリキッドファンデの仕上がりをコンパクトINにすることを可能に。そして下地がなくてもしっかり密着し、フェイスパウダーがなくてもOK。皮脂吸収パウダー配合で、テカリやヨリを防ぎ仕上がりが長時間持続。肌の乾燥を防いでくれるので、冬場にもおすすめです。■使える2色がセットになったアイシャドウ「アイシャドウデュオ」(全2色 700円+税/パラドゥ)セブン-イレブン限定発売のパラドゥブランドから今年発売になった「アイシャドウデュオ」(全2色 700円+税/パラドゥ)はアイフレームをしっかり際立たせてくれる2色入りアイシャドウ。ハイライトカラーでつややかな目元を演出しながら、引き締めカラーで陰影とアイラインを描けます。目元への密着感を高めるワックスコード処方だからつけたての仕上がりも長持ち。飲み会なのに化粧品をうっかり忘れてしまったときでも、このプライスだと気軽に購入できそうですね。■手ブレせず描ける最細アイライナー「ハイパーシャープ ライナーR」(全3色 1200円+税/メイベリン ニューヨーク)「ハイパーシャープ ライナーR」(全3色 1200円+税/メイベリン ニューヨーク)はとにかく失敗しにくいアイライナー。0.01mmという最細ながら安定感があり描きたいラインが思いのままです。にじみにくく、汗や涙につよいウォータープルーフタイプ。フィルムタイプなのでお湯で簡単にオフできるのもうれしいポイントです。 ■“赤いビタミン”が肌の生まれ変わりをサポート「IROHADA(いろはだ)美容乳液」(110g 1480円+税(編集部調べ)/ロート製薬)プチプラスキンケア部門は「IROHADA(いろはだ)美容乳液」(110g 1480円+税(編集部調べ)/ロート製薬)。透明感と血色感のある”イロツヤ素肌”を目指すスキンケアラインで30代から急激に増加する肌悩み、「くすみ」にアプローチします。このシリーズのキー成分となっているのが、ビタミンB12。“赤いビタミン”の異名を持ち、肌を生み出すことをサポートしてくれるのだそう。光などによる酸化を防止する作用もあり、くすみの原因となる皮脂やタンパク質の酸化も防止。さらに配合されているスクワランオイルは皮脂とのなじみがよく、細胞の間をしっかり保湿してくれます。40代の私でも満足の一本。これで千円台って驚きです!2016年もまもなく終わりますね。来年はどんなすてきなコスメにであえるか、今からワクワクしちゃいます! みなさま、良いお年をお迎えください。
2016年12月26日今回は、私、上田祥子が選ぶ『2016年下半期ベストコスメ メイクアップ編』をお届けします。使う前からワクワクするようなすてきなアイテムがせいぞろいした下半期。イベントシーズンにもおすすめしたいアイテムばかりです。ではさっそくご紹介してまいりましょう!アイテム別は以下のリンクからどうぞ。・ 2016年下半期マイベスト ベースメイク ・ 2016年下半期マイベスト アイシャドウ ・ 2016年下半期マイベスト マスカラ ■待望のクッションファンデーションはやはりすごかった!「シンクロスキン グロー クッションコンパクト」(全3色 SPF23・PA++ 各4300円+税*、ケース別売 1200円+税 *パフ付き/資生堂)11月に発売になった「シンクロスキン グロー クッションコンパクト」(全3色 SPF23・PA++ 各4300円+税*、ケース別売 1200円+税 *パフ付き/資生堂)は待望の資生堂初のクッションファンデーション。満を持しての誕生なだけに、さすがなつや感と適度なカバー力が魅力です。天然植物由来成分が配合され、乾燥から肌を守りながら素肌力を引き立てる美しい仕上がり。少量でもしっかりよれずにのびて自然に肌になじみます。若々しく見せてくれる程よいつややかさにすっかり夢中な今日この頃です。■機能性にも優れたスティックファンデーション「プラステム UVパーフェクトカバー スティックファンデーション」(SPF50+・PA+++ 4072円+税/ミズオンジャパン)「プラステム UVパーフェクトカバー スティックファンデーション」(SPF50+/PA+++ 税込 4398円/ミズオンジャパン)は韓国のコリアナ化粧品発の日本向けブランド、プラステムの新商品。ファンデーションとしてはもちろん、機能性にもとんだすぐれもの。紫外線はもちろん、ブルーライト、そして話題の近赤外線までカットしてお肌を守ってくれます。さらにコラーゲンやヒアルロン酸はもちろん、18種類の韓方成分や幹細胞成分も配合され、つけている間もお肌のエイジングケアをかなえてくれます。使ってみると、厚塗り感や重さがなく、軽くて自由なつけ心地! ナチュラルベージュだから肌色にフィットしやすく、数十秒でベースメイクが完了するので時間がないときも助かっています。■ちょうど欲しいカバー力とツヤ感が見事なコンシーラー「パーフェクト コンシーラー」(12ml 4600円+税/ゲラン)「パーフェクト コンシーラー」(12ml 4600円+税/ゲラン)は、本当に高いカバー力なのに自然な仕上がり。スキンケア効果もそなえ、クマやシミなど隠したい部分にきちんとステイしながら美しい肌を演出してくれます。のびの良さといい、カバー力といい、つや感といい、どこをとっても申し分ない一本。チューブタイプなので携帯しやすいのもうれしいです。■新色もまたまたキレイで使いやすい色味のアイシャドウ!「AQ MW アイグロウ ジェム」(全8色 2700円+税/コスメデコルテ)「AQ MW アイグロウ ジェム」(全8色 2700円+税/コスメデコルテ)から12月16日、新たに落ち着いた印象のカーキGR780、透明感あふれるブラウンベージュのBE382、神秘的なパープルブルーのBL980の3色がデビュー。指先でのばせば目元にぴったりフィット。上品でエモリエントな艶めきを放つ“濡れ艶グラデーション”が完成します。発色がすばらしく、1色でもさまざまな印象とニュアンスを楽しむことができ、濃淡も自在。パーティなど人の集まる場には重ねてグラデーションと艶を強調、普段はさらりとのせて上品に。顔オーラを高めてくれる超おすすめのアイシャドウです。■凛とした大人な目元を演出するアイシャドウパレット「カネボウ セレクションカラーズアイシャドウ」(各5500円+税/カネボウインターナショナルDiv)「カネボウ セレクションカラーズアイシャドウ」(各5500円+税/カネボウインターナショナルDiv)は、すべての色味が洗練されたスモーキーカラーで、メイクの高揚感をあらためて思い出させてくれるアイシャドウパレット。上品で深みのある色合いは、立体感ある目元を演出してくれます。しっとりとしたテクスチャーで肌にピッタリ密着し、時間がたってもくずれにくいので安心。本当に使えます! ■濃密で長く太く繊細なまつ毛をかなえる逸品「ラッシュ クイーン ワンダーブラック」(5300円+税/ヘレナ ルビンスタイン)「ラッシュ クイーン ワンダーブラック」(5300円+税/ヘレナ ルビンスタイン)は、3種類のトリートメント成分がまつげをずっとケアするマスカラ。ボリュームはもちろん、濃密なテクスチャーで一本一本を伸ばしながら扇状にセパレートさせてくれます。これをつけるのとつけないのとでは目のサイズ印象が大違い!■テクニックいらずの描きやすさ抜群アイライナー「グランディオーズ ライナー」(4200円+税/ランコム)「グランディオーズ ライナー」(4200円+税/ランコム)はストレートとカーブのふたとおりのポジションに切り替えて使うことができるアイライナー。筆先を35度曲げることによって実現した描き心地は驚きでした! いかがでしたか? 最終回の『美容研究家 上田祥子が選ぶ 2016年下半期マイベストコスメ』は「プチプラ&スペシャルケア編」をお届けします!
2016年12月25日あわただしい年末を迎え、美容にかける時間がない、効率よく美容を楽しみたいと思っている方も多いのでは? よりよいアイテムを使えば、年の瀬も新年もきれいで迎えられるはずです!そこで私、上田祥子が選ぶ『2016年下半期マイベストコスメ スキンケア編』をご紹介! であえて本当によかったコスメを厳選し、それぞれのカテゴリーから1~2アイテムずつセレクトしました!アイテム別は以下のリンクからどうぞ。・ 2016年下半期マイベスト ローション ・ 2016年下半期マイベスト 美容液 ・ 2016年下半期マイベスト 乳液&クリーム ■宇宙生物学に基づいて開発されたリフトアップローション「レネルジー M メモリーシェイプ ローション」(200ml 8500円+税/ランコム)まずは化粧水から。化粧水に求められていた機能性をはるかにしのぐ驚き一本が、「レネルジー M メモリーシェイプ ローション」(200ml 8500円+税/ランコム)。宇宙生物学という科学の新領域での研究に基づいて開発された、肌の内側からリフトアップをもたらすジェルローションです。真皮の再構築に働きかけることによって肌がぐっと引き締まる先端テクノロジーを採用。うるおいもチャージしながら、しっとり滑らか&弾む肌へ。これを使い始めてからフェイスラインのもたつきが目立ちにくくなった気がします(※個人の感想です)。上向き印象をサポートしてくれる、凄腕な新商品です。■肌年齢35歳〜に合わせた処方で肌の基礎力からアップコラーゲン線維とエラスチン線維のリンクが弱まることで肌の弾力がなくなりシワが発生します。そこに働きかけるのがこの「ファーミングEX トリートメント エッセンス ローション」(200ml 6900円+税/クラランス)。「ファーミングEX トリートメント エッセンス ローション」(200ml 6900円+税/クラランス)肌表面のバリアを一時的にゆるめて厳選成分を浸透させ、肌細胞ひとつひとつをうるおいで満たしながらふっくらハリのある肌へと導いてくれます。その弾力UP力もさることながら、保湿力も素晴らしいので、私はこの秋冬は乾燥しらずの肌で過ごしています。■肌の「自浄サイクル」機能に着目した美容液「B.A セラム レブアップ」(40ml 13500円+税/ポーラ)肌の内にあるヒアルロン酸やコラーゲンは、時間の経過により劣化します。とくに肌にとって大切なヒアルロン酸は一日で約半分が入れ替わり、劣化と再生を繰り返すことで新鮮さをキープ。その自浄サイクルに着目したのがこの「B.A セラム レブアップ」(40ml 13500円+税/ポーラ)です。個人的には使い始めてすぐからハリが高まったと実感しましたし、光をしっかり反射するようなみずみずしい肌に近づけたと感じています。B.Aシリーズの中で手に取りやすいプライスというのもうれしいポイント。フレッシュな肌印象を求める方に絶対おすすめの一本です。■不老の秘薬が極上肌へと導く、濃密な美容液「エクシア アンベアージュ ディオネクター」(30g 25000円+税/アルビオン)古来より伝承されてきた冬虫夏草エキスやマツエキスなど不老の秘薬を豊かに融合させ、それぞれの素材が持つ力を最大限に活かした濃密な美容液、「エクシア アンベアージュ ディオネクター」(30g 25000円+税/アルビオン)。あらゆる老化要因を跳ね返しながら、肌内部の不要物を積極的に排除。細胞の働きを活性化し、クリーンな肌環境へと導きます。スパチュラで取るという斬新なスタイルも話題に。一晩でも肌ハリやつや感の甦りを感じさせてくれたのには驚きました。本当に頼れる美容液です。■一日のリズムに着目した心地よい乳液「カネボウ バウンシング エマルジョン」(100ml 6000円+税/カネボウ)軽めのみずみずしいテクスチャーなのに吸いつくようなやわらかでもっちり肌を叶えてくれる、「カネボウ バウンシング エマルジョン」(100ml 6000円+税/カネボウ)。睡眠中の肌を乾燥から守り、翌朝までしっかりうるおいをキープ。肌の水分と油分のバランスを整えて、ふっくらしなやかな肌に整えてくれます。テクスチャー、香り、のびのよさ、どこをとっても大好きな乳液です。■さらに進化したアベイユ ロイヤルの実力に感動「アベイユ ロイヤル クリーム」(50ml 17700円+税/ゲラン)2010年に誕生したエイジングケアライン、ゲラン アベイユ ロイヤル。今年デイクリーム2種とナイトクリームが最新有効成分を搭載し、さらに進化して登場しました。「アベイユ ロイヤル クリーム」(50ml 17700円+税/ゲラン)は、高分子・低分子のヒアルロン酸が肌表面のキメを整えながら弾力、活力あふれるハリのある肌に整えてくれます。キメが整うこともあって、つややかでつるんとした若々しさが甦るのがなによりすごいと感じたポイント。朝使って、一日中乾き知らずの肌を保てます。■クマやたるみ、小じわにしっかりアプローチ「フランキンセンスインテンスアイクリーム」(15g 10000円+税/ニールズヤード レメディーズ)オーガニックってナチュラルで肌にもほどほどな効果、なんてイメージを持っていたら、このアイクリームは見事にくつがえしてくれます。「フランキンセンスインテンスアイクリーム」(15g 10000円+税/ニールズヤード レメディーズ)は肌に密着してとどまりながら目元を集中的にケア。明るく、ピンとハリのある目元に導いてくれるのでちょっと寝不足のときでもたっぷり睡眠をとったかのような元気な印象をサポートしてくれます。私は、使い始めて目尻の位置が少し上がり、むくみやたるみも前より気にならない状態に(※個人の感想です)なりました。クチナシ幹細胞エキスやグリーンティ由来のカフェイン、ヒアルロン酸など目元にアプローチする有効成分がたっぷり配合されています。『美容研究家 上田祥子が選ぶ 2016年下半期マイベストコスメ』次回は「メイクアップ編」をお届けします!
2016年12月24日稽古場の一角のワクワクさせる2ショットは、大人計画の皆川猿時さんと荒川良々さん。しかも、ふたりが共演する舞台のタイトルが『あぶない刑事にヨロシク』だ。脚本・演出を手掛けるのは「男子はだまってなさいよ!」でバカバカしい笑いを作り続ける細川徹さん。…で、どっちがタカで、どっちがユージなの?共演のお二人にお話を聞きました。***荒川:皆川さんがユージで僕がタカって聞いてたんですが…台本を見たら関係なくなってました(笑)。皆川:まあ、僕の役は『あぶ刑事』に憧れているっていう設定にはなってるんですけど。荒川:逆に僕は『あぶ刑事』を知らないっていう設定で、皆川さんがビデオを貸してくれるっていう。あと、一応、横浜署の刑事ってことにはなってます(笑)。皆川:そんなふたりが、事件を追ううちケンカしたり仲直りしたり(笑)。荒川:ふたりでお茶して終わり、ってことはないと思います。皆川:まあでも、どこまでいまの台本のままいくか、わからないよね。そもそも細川さんの舞台で稽古初日に台本が上がっているってことが珍しいし。荒川:だからか、稽古2日やって、ちょっと違うなって思ったんでしょうね。3日目の稽古は、稽古着のジャージに着替えて皆でただ雑談だけして、私服に着替えて帰りました。皆川:いつもは台本がないから、稽古序盤は雑談だけして帰る!みないな感じだからね。でも、昨日の雑談でお互いにどんな人かよく知っておくのって、本当に大切なんだなって改めて思ったよ。まあ、普通に稽古した後に居酒屋でやれよって話なんだけど(笑)。でもさ、映画を観ると、今回は明らかに人数が足りてないんじゃないかなあ。荒川:あの映画では、敵が嘘みたいに大勢でてきてましたから。皆川:その状況のなかでふたりきりだから“あぶない”わけで(笑)。荒川:そもそも皆川さんの役は、あぶない目に遭いたくない人なのに…。皆川:あぶない目に遭わないようにしているのに、相棒の荒川君のせいでどんどんあぶない目に遭っていく(笑)。しかし…見事に何も残らない舞台だなぁ。荒川:その何も後に残らないのが細川作品の面白さ。何も考えずに笑えるから、子供でも楽しめるし。皆川:だから頭の中だけで作った台本じゃなく、稽古場での雑談から生まれる面白い何かを大事にしてるんだろうね。でも、そういう笑いって、何が面白いのかわかんなくなっちゃうんだよ。松尾(スズキ)さんや宮藤(官九郎)さんの作品は、ある程度お客さんを突き放した笑いだけど、細川さんのホンは、お客さんを巻き込んでいくタイプの作品だから難しいよね。荒川:お客さんが入ってから完成するようなところはあります。皆川:そういう意味でも、荒川君は頼れる相棒です(笑)。荒川:それはお互いさまです。皆川さんなら、どんな球を投げても返してくれる安心感がありますから。◇みながわ・さるとき(写真左)1971年生まれ、福島県出身。’94年より大人計画に参加。グループ魂の港カヲルとしても活躍。出演映画『TOO YOUNG TO DIE!』が6月25日公開。あらかわ・よしよし1974年生まれ、佐賀県出身。’98年より大人計画に参加。現在、連続ドラマ『重版出来!』(TBS系)に出演中。出演映画『TOO YOUNG TO DIE!』は6月25日公開。◇4月14日(木)~24日(日)下北沢・本多劇場作・演出/細川徹出演/皆川猿時、荒川良々、池津祥子、村杉蝉之介、近藤公園、上川周作、早出明弘、本田ひでゆき(本多兄妹)生演奏/TUCKER前売り・当日5800円ヤング券3500円(22歳以下)大人計画TEL:03・3327・4312(月〜金曜11:00~19:00)※ 『anan』2016年4月20日号より。写真・土佐麻理子インタビュー、文・望月リサ
2016年04月18日香港が大好きで、年に2、3回は訪れています。行くたびに新鮮な発見があり、何度言っても飽きないんですよね。年末にも2泊3日の旅を楽しんできました。香港といえばグルメやショッピングのイメージが強いのですが、実はビューティだって楽しめるし、漢方や占いなどこの街ならではの魅力に溢れています。今回はそんな香港の面白さをダイジェストにお伝えします。まずは漢方でめぐりを整える香港で必ず立ち寄るのが、街に点在する亀ゼリー(亀苓膏)や漢方茶がいただけるスポット。亀ゼリーとは亀の腹甲を干して粉末にしたものに、漢方を煎じたもの合わせてゼリー状に固めたものです。肌がぷるぷるになるような美肌効果やデトックス効果が期待できる香港伝統の味。まだ食べたことがない、という方は是非一度トライしてみてくださいね。今回は少々風邪気味だったため、温かい漢方茶をいただくことにしました。数十種の漢方を煎じて造られた漢方茶は、ほんのり苦味もありますが、思いのほか飲みやすく、飲み始めてすぐに指先まで温まるのがわかるほどのめぐらせ力があります。日本でもこんな気軽に漢方を取り入れられるといいのに、なんて毎回思ってしまいます。そして、もうひとつのおすすめが「火鍋」。数年前から香港では火鍋がブームで、専門店もたくさんあります。辛いスープとベーシックなスープの2つの味が楽しめる「陰陽鍋」は日本でもお馴染みですが、香港のスープは漢方も投入されていて、美と健康にもしっかりアプローチしてくれます。薬味がお代わりし放題だったり、辛い薬味も種類が充実していたりするので、辛党にはたまりません! 私も辛さにヒィ〜ヒィ〜言いながら汗を流してデトックス気分でいただきます。一香港、一火鍋はもはや基本になってしまいました。極上のスパで身も心も蕩けるような贅沢な時間香港も街角のマッサージ店からホテルの高級スパ様々なタイプのサロンがあります。歩き回ってちょっと疲れた時など、街角のマッサージ店は本当に便利。フットマッサージやクイックマッサージタイプの店舗が点在しているので、駈込み寺として活用しています。そしてそれとはまた別に、うっとりするような贅沢な時間を過ごすのも香港ステイの喜びのひとつ。なかでも「ザ・ペニンシュラ香港」のザ・ペニンシュラスパで過ごす最上のひとときは、幸福感そのものです。スパエリアに入った瞬間からそこはもう非日常の世界。洗練されたモダンオリエンタルな美が迎えてくれる贅沢な空間。香港の喧噪が嘘のような静寂が、心からリラックスさせてくれます。トリートメントの技術などクオリティが高いのは言うまでもなく、リラクゼーション効果も抜群です。マシンを使ったフェイシャルトリートメント Intraceutical Rejuvenate Anti-Ageing Treatment は、自分で鏡を見て驚くほどの小顔効果がありましたし、Aromatherapy Massage は一度の施術でむくみも取れてボディラインもスッキリ。全身くまなくトリートメントしていただいた肌は、吸い付くようなジューシー感で、もうぷるんぷるんです。自分が40代というのを忘れてしまいそう(笑)。パワースポットの黄大仙(ウォンタイシン)でお参り&開運占い黄大仙は道教の寺院で、お参り&占いの場所として有名です。私もこれまで取材やプライベートで何度か訪れましたが、パワースポットとしてもおすすめの場所です。日本語ができる先生も数人常駐しているので(「日本語」と看板に書かれています)、言葉の心配もありません。以前一緒に行った友人夫婦は、その的中率に驚いていました。私もみてもらいましたが、今年から良くなると言われ、ホッ。安心な気持ちがまた運気を呼び込みそうです。寺院の周りには風水グッズなどを販売しているお店もたくさんあって、手頃な価格で購入できるのでちょっとしたお土産にも最適。黄大仙のパワーで開運力も持ち帰りたいですよね。 ストレスを抱えていても、独特の高揚感で前向きなパワーへと軌道修正してくれる香港。次の旅先にいかがですか?
2016年03月23日