沖縄フードや工芸品を集めたイベント「島の恵み、あふれる。沖縄展」が、東京・東武百貨店 池袋本店で2017年8月24日(木)から8月29日(火)まで開催される。「島の恵み、あふれる。沖縄展」には、東京初出店となる沖縄素材を使ったハンバーガーや冷たいスイーツ、色鮮やかなタルトなどのグルメが集結。食品約40店舗を含む合計約70店舗が参加する。真っ赤な見た目のBONES「阿麻和利(あまわり)バーガー」は、泡盛の酒粕を使用したBBQソースが決め手。パティは、エスプレッソ漬けをした豚ロースを低温で長時間スモークしたものを使用。さらに、自家栽培のゴーヤのピクルスをサンドしている。食事の後には、ひんやりスイーツがオススメ。喫茶ニワトリ「ごちそうかき氷 ドラゴンフルーツとシークワーサーのかき氷」は、ドラゴンフルーツとシークワーサーの果汁を使った手作りシロップをたっぷりあしらった夏のデザート。マンゴーカフェ「マンゴーヨーグルト果実ソフトクリーム」は、甘いマンゴーとヨーグルトがマッチした、甘酸っぱい味わいだ。さらに、直径7cmのタルト生地に、紅いもと蜜りんご、 スウィーティオパイナップルなどの果物をふんだんにのせたタルトも登場。またチョコレートをおつまみにした泡盛を飲むことのできるスペースが設けられているので、チョコレート専門店「TIMELESS CHOCOLATE」のチョコレートを片手に泡盛に舌鼓を打つこともできる。【イベント詳細】「島の恵み、あふれる。沖縄展」開催期間:2017年8月24日(木)~8月29日(火)会場:東武百貨店 池袋本店 8階催事場住所:東京都豊島区西池袋1丁目1-25<メニュー例>・BONES「阿麻和利(あまわり)バーガー」900円・喫茶ニワトリ「ごちそうかき氷 ドラゴンフルーツとシークワーサーのかき氷」864円・マンゴーカフェ「マンゴーヨーグルト果実ソフトクリーム」681円※各日限定100個
2017年08月19日一軒屋で営まれる、利用シーンを選ばないお店那覇にある「食堂ぬーじボンボンZ」は、白い壁、鮮やかな朱色の瓦の一軒家で営まれている洋食屋さん。店名が書かれたカラフルなのれんをくぐり店内に入って、玄関で靴を脱いで入店しましょう。壁が少なく、のれんやすだれで区切られた店内は広々としています。カウンター席とテーブル席だけでなく、広々としたお座敷もあるため、小さなお子様連れでも気兼ねなく入店できるお店です。本格派! 「もとぶ牛ハンバーグステーキ」で満腹満足!沖縄県で育ったもとぶ牛と、やんばる豚の合い挽き肉でつくる「もとぶ牛ハンバーグステーキ」は、お店イチオシのメニューです。前菜、ライス、スープもついていながら、とてもお手頃なお値段でいただけます。ふっくらと焼き上げられた柔らかなハンバーグにナイフを入れると、あふれ出てくる肉汁と、たっぷりとかかったデミグラスソースが合わさり堪らぬ美味しさ! ご飯と一緒に味わえば、至福のひとときを過ごせます。デミグラスソースが絡む! 「県産和牛メンチカツ」「県産和牛メンチカツ」は、もとぶ牛の旨味を味わえる人気メニューです。サクサクのメンチカツの上には、お店で手作りされた特製デミグラスソースがたっぷりとかかっており、良い香りが広がります。じゅわっと溢れる肉汁とデミグラスソースの深いコク、双方の旨味が口の中に広がり、お箸が止まらない美味しさです。お皿の上にたっぷりと添えられたサラダも、県内で収穫されたお野菜を使って仕上げられています。甘み控えめの「沖縄ぜんざい」は暑い日に食べたい1品お食事の後におすすめしたい「沖縄ぜんざい」は、甘さが控えめでサッパリといただけます。沖縄県産の黒糖を使用し作られたぜんざいが、シロップの代わりにふわふわの氷の上にかかった1品です。丁寧に煮込まれた小豆と黒糖の甘さは驚くほど相性がよく、どこか懐かしさを感じさせます。暑い日に食べると、乾いた身体に染みわたる美味しさです。県産の食材で作られた、こだわりの料理をめしあがれ「沖縄県産の食材を使ったこだわりのお料理を多くの方に食べていただきたい、気軽にお越しいただきたい」と店主は語ります。こだわりの沖縄県産食材で作った洋食は、どれもボリューム満点で食べれば大満足の美味しさです。まるで友達の家のような空間の中、食事を楽しめば、ゆったりとくつろげるのでお腹だけでなく心まで満たされます。「食堂ぬーじボンボンZ」は、ゆいレールの壺川駅から徒歩5分程の距離です。1番出口から、壺川交差点を目指しましょう。道なりに進み「ライオンズ泉崎マークヒルズ」の前を通過すると、「ファミリーマートハーバービュー前店」の隣にお店があります。あなたも沖縄県産の食材を使ったお料理をぜひ一度味わってみてください。スポット情報スポット名:食堂ぬーじボンボンZ住所:沖縄県那覇市楚辺3-1-40電話番号:098-832-8415
2017年08月10日壮大な自然が織りなす絶景に囲まれたパワースポット沖縄本島の中部に位置するうるま市の「ぬちまーす観光製塩ファクトリー」は、沖縄名産の塩である、ぬちまーすの製造工程を見学できる人気スポットです。「ぬちまーす観光製塩ファクトリー」にはカフェが併設されており、絶景を眺めながらぬちまーす料理を楽しむことができます。同時に、沖縄屈指のパワースポットに徒歩で行くことが可能です。世界中から、多くの人が訪れる場所です。幸せ岬と呼ばれる青く美しい海!「ぬちまーす観光製塩ファクトリー」に車を停めてから、徒歩でパワースポットに向かいます。「果報バンタ(かふうばんた)」は、沖縄の言葉で幸せ岬という意味です。青とエメラルドグリーンのグラデーションの海と、緑生い茂る絶壁が対峙する風景は圧巻。壮大なスケールの大自然に包まれます。ぬち(沖縄の言葉で命の意味)の浜は、ウミガメが産卵を行う場所としても有名。清く神聖な場所として、古くから大切にされてきた特別な場所です。天・地・海3つの神様が集まる場所、三天御座「三天御座(みてぃんうんざ)」は、「ぬちまーす観光製塩ファクトリー」の敷地内にある小さな鍾乳洞です。天・地・海3つの神様が集まるとされる神聖な場所で、ここから流れ出るエネルギーが、製造される塩にも含まれているとされています。組織や家庭のまとめ役となる人に、お福分けがいただけるとされる聖域。人生の岐路に立たされた時に訪れれば、きっといい方向に導かれるでしょう。エネルギーの通り道、神の島々を見渡す龍神風道「龍神風道」では、木々の合間から神々由来の島を一望することができます。右方向には、琉球開祖神として崇められる、シルミキヨ・アマミキヨ由来とされる浜比嘉島。その先には、琉球神話で聖地とされている久高島を見ることができます。古来より神とともにあったとされる島々が、一直線に並ぶ風景が見られる龍神風道は、神々のエネルギーの通り道と考えられています。神々に選ばれた特別な場所で作られる命の塩琉球神話にも登場する神々が、今もなお息づくとされる島々。琉球文化が色濃く残る現代の沖縄でも、これだけのパワースポットが一堂に会する場所はそう多くありません。人が生活する上で欠かせないものだった、塩。その塩が作られるのが、神々が集うパワースポットにある「ぬちまーす観光製塩ファクトリー」なのです。絶景を楽しみながら、古来より受け継がれてきた自然の神秘に思いをはせれば、特別な体験となります。「ぬちまーす観光製塩ファクトリー」は、那覇空港より車で70分ほど。サトウキビ畑や青い海など、沖縄らしい景色が楽しめるドライブコースです。併設カフェでは、オリジナルのソフトクリームも楽しめます。自然が作り出す神秘的な風景は、ぜひ一度訪れたいスポットです。スポット情報スポット名:ぬちまーす観光製塩ファクトリー住所:沖縄県うるま市与那城宮城2768電話番号:098-983-1140
2017年08月07日地元で長きにわたり愛されている「まちの食堂」那覇にある「まんじゅまい」では沖縄の家庭料理が楽しめます。店内には料理が飾られたショーケースがあり、沖縄の“まちの食堂” といった雰囲気を醸し出しています。看板に書かれた「老舗」の二文字が印象的で、店内に入ると壁一面に飾られた県内外の著名人のサインが目に飛び込んできます。ずらりと並んだ自家製のお酒は、圧巻の品揃えです。ブルーの椅子が印象的なテーブル席や、壁にかかった木札のメニューは、どこか懐かしさを感じさせます。お座敷もあるので、大人数でも入店しやすいお店です。国際通りからすぐ近く! リピーターが多い老舗店名の「まんじゅまい」は、沖縄の方言で「パパイヤ」のこと。お店ではパパイヤ炒めをはじめとした、本格的な沖縄の家庭料理を楽しめます。外国からの観光客も多く来店するため、英語・韓国語・台湾・香港・中国語のメニューも用意。もちろん、地元のリピーターのお客さんも多く来店しています。国際通りのすぐ近くという、観光地のど真ん中にありながらも、お値段はどれもリーズナブル。地元の方が足繁く通うのも納得です。「トウフチャンプルー」は沖縄で必ず食べたい1品お店のイチオシメニューは、沖縄料理の定番ともいえる「トウフチャンプルー」です。沖縄らしいしっかりした歯ごたえの豆腐と、キャベツやニラ、にんじんやもやしといった沢山のお野菜を、醤油で味付け。また、青パパイヤとたっぷりの野菜をシーチキンと一緒に炒め、自家製のたまり醤油で味付けした「まんじゅまい炒め」も人気メニューです。パパイヤは「パパイン酵素」を含み、消化機能を助けてくれる嬉しい食材。これを食べれば、旅先で疲れた胃腸も元気になることでしょう。パパイヤの歯ごたえがユニークな一皿です。週末開催の沖縄民謡ライブ! 沖縄の夜を満喫しよう!毎週金曜日と土曜日に沖縄民謡ライブが開催されるので、週末に行けば沖縄の夜を満喫できます。三線の音色に合わせて、島唄が店内に響く中で泡盛やオリオンビールを飲み本場のメニューを楽しめば、まるで自分も島人になったかのよう。ライブの後半では、唄に合わせてみんなで踊ります。観光客も地元の方も一緒になって、笑い、踊り、語れるアットホームなお店です。「いちゃりばちょーでー」の雰囲気を大事にするお店「いちゃりばちょーでー」すなわち、「1度会ったら、みな兄弟。仲良くしましょう」という想いを大切にしているお店です。「店員とお客さんはもちろん、お客さん同士が触れ合えるこのお店のことを是非知っていただきたい。そして沖縄の本格的な家庭料理を味わってほしい」と、店主は語ります。お手頃価格で美味しい沖縄料理が堪能できて、地元沖縄県民も観光客も、皆が満足できる「まんじゅまい」は、那覇に訪れた際に足を運んでいただきたいお店です。まんじゅまいは、沖縄都市モノレール・ゆいレールの県庁前駅の1番出口を出て、徒歩3分ほどの距離にあります。国際通りの1本後ろの通り沿いにあるので、「あんとん」と「MIビル久茂地」の間を抜け、「沖縄県教育会館」を目指しましょう。店員さんが温かく出迎える「まんじゅまい」で、沖縄料理を堪能してみてください。スポット情報スポット名:まんじゅまい住所:沖縄県那覇市久茂地3-9-23電話番号:098-867-2771
2017年08月03日ライトブルーの広大な空から、沖縄の強い日差しがじんじんと照りつける。沖縄本島南部に位置する糸満市の「国立沖縄戦没者墓苑」にも、真夏の日差しが降り注いでいた。ここは、太平洋戦争末期の激戦の地。墓苑には、沖縄戦で亡くなった市民や軍人など、約18万柱もの遺骨が納められている。 納骨堂へと続く石畳で、黒のレースのスーツで正装した沖縄県遺族連合会・元会長の照屋苗子さん(81)は、ふいに立ち止まった。 「この通路でね、ちょうどこの辺りに立って、天皇皇后両陛下をお迎えしたんです。両陛下は車を降りられると、献花台まで歩いていかれ、お花を供え、慰霊の祈りをささげられて、亡くなった方々の御霊を慰めてくださいました」(照屋さん・以下同) 皇太子時代から、戦没者の慰霊の旅を続けてこられた両陛下だが、国内で唯一、一般住民をも巻き込んだ激戦地・沖縄へ寄せる思いは、ことのほかお強いといわれる。 沖縄が昭和47(’72)年、日本へ返還されて以降、両陛下はこれまで10回、沖縄へ足を運ばれ、「摩文仁の丘」や「ひめゆりの塔」などの南部戦跡で、献花・黙祷をささげられてきた。昭和50(’75)年7月には、ひめゆりの塔の前で、過激派に火炎瓶を投げつけられる事件が起きたが、両陛下のお気持ちは揺らぐことはなかった。その後も予定どおりに「魂魄の塔」や「黎明の塔」で頭を下げられ、流れる汗を拭うこともなさらずに、関係者の話を聞かれ、ハンセン病療養所では入所者と談笑された。 積極的に沖縄の人々と交わろうとされる両陛下のそのようなお姿に、沖縄戦で芽生えた反日感情を、少しずつほぐされていった人は多いという。照屋さんも、沖縄戦で10人家族のうち5人を失った遺族の1人だ。長年、遺族会の活動を続けるなかで、慰霊に来られた両陛下をこれまで4回、お迎えし、お声をかけられている。 照屋さんが初めて、遺族会を代表して天皇皇后両陛下をお迎えしたのは、昭和62(’87)年10月24日のこと。昭和天皇の御名代として、国立沖縄戦没者墓苑を訪問された皇太子ご夫妻(当時)からお声をかけられ、照屋さんは、美智子さまのお美しさに目を見張るばかりだった。 「陛下に、『どなたを亡くされましたか?』と、質問されて、『父、祖母、家族5人が亡くなりました』と答えると、『大変でしたね』と。美智子さまも『大変でしたね』と、お声をかけてくださいました。このときは、雲の上の天上界の方にお会いしたという驚きのほうが大きかったですね」 2度目は、平成5(’93)年、平和祈念堂でのことだ。 「両陛下は、前列に並ぶ10人のことを事前に頭に入れられていて、『お父さまを亡くされたんですね』などと、一人一人にお声がけされたんです」 照屋さんは、天皇陛下から、「ご苦労なさいましたね」と、お声をかけられ、ふいに、68歳で亡くなった母・ツルさんのことが心に浮かんだ。そして、涙が止まらなくなった。ツルさんは、過酷な時代を生き抜いてきたというのに、常に穏やかで、面倒見がよく、誰からも慕われた。 「母はいつも『自分のことより人のことをよくしてあげなさい』と、言っていたの。『人のためにしたことは、陰徳となって、子や孫に返ってくるよ』って。私がずっと遺族会やボランティアに関わってきたのも、そういう母の言葉があったからです」 人のために。家族を守るために――。ツルさんの生き方は、いつも照屋さんの指針になってきたのだ。 「苦労したのは、私じゃなく母。なぜ、もっと早く沖縄に来てくださらなかったの?という思いが急に湧き上がってきて……」 涙が止まらない彼女に、陛下は、さらに優しくお尋ねになった。 「(沖縄遺族連合会の)青年部長をなさっておられますね。今、何をなさっていますか?」 それでようやく落ち着いた。 「遺骨収集を頑張っております」 その日、照屋さんは、ツルさんが眠るお墓に行き、手を合わせた。 「お母さん、今日、天皇陛下からお言葉をいただいたよ。お母さんがいただくべきだったのにね。私がいただいたよ。本当に大変だったね。私をこんなに大きく育ててくれて、お母さん、ありがとう……」 それから19年後の平成24(’12)年、沖縄県遺族連合会の会長になっていた照屋さんは、冒頭で紹介した場所で、両陛下をお迎えした。 「雨がザーザー降っていて。お待ちする間、晴れればいいのになぁと、空を見上げていたのを覚えています」 雨がやむ気配もなく、県職員も「今日はお声がけはないです」と、言っていた。ところが、慰霊を終えると雨のなか、陛下のほうからお声をかけてくださった。照屋さんが一歩前に進み出て、頭を下げ、挨拶すると、陛下は穏やかな笑みを浮かべ、「ああ、照屋さんね」と、お隣を歩く美智子さまに二言三言、ささやかれた。美智子さまも、「照屋さんね。前にもお会いしましたね。覚えていますよ」と、ほほ笑みながらおっしゃった。 最後に、陛下が照屋さんに「(遺族の皆さんも)お年を召されているでしょうから、どうかよろしく」と、おっしゃったとき、母のことを思ったときとは違う涙がこぼれてきた。 「遺族の1人として、私は頑張らなければと、陛下のお言葉が胸に迫ってきてね……」 両陛下は、照屋さんと同世代にあたられる。戦争を体験し、強く平和を願いながら、共に年を重ねた世代だ。 「両陛下はずっとお変わりなく、沖縄に心を寄せ、慰霊を続けられ、尽力されてね……。いまはもう感謝しかないです」
2017年07月30日2年前の「慰霊の日」、その年まで沖縄県遺族連合会会長を務めた照屋苗子さん(81)は、「沖縄戦没者追悼式」でスピーチをした。 「沖縄には、いまだに広大な米軍基地があります。米軍普天間飛行場の早急なる県外移設を熱望すると同時に、戦争につながる基地建設には遺族として、反対いたします」 安倍首相はじめ、駐日米国大使が臨席する前での、堂々たるスピーチだった。 しかし、この2年間に、普天間から県内の辺野古への基地移設が進められ、沖縄県民の思いは複雑だ。 「私はやっぱり遺族として、悲惨な戦争の体験者として、戦争につながるものには反対したい。そう思っています」(照屋さん・以下同) 照屋さんは、父・朝清さん(享年44)と母・ツルさん(享年68)の間に生まれた次女で、姉、兄2人、弟2人、妹の7人きょうだいだった。 「首里で生まれて、両親と祖母、子ども7人の10人家族だったの。父は役所の仕事をしていて、優しくてね。囲碁が大好きで、夜はお客さんと客間で囲碁をするの」 そんな生活が一変したのが、首里第二国民学校に通う8歳のときだ。 「学校へ行く途中で、飛行機が見えて。サイレンが鳴ったと思うと、艦砲射撃と爆弾で那覇が火の海になっていたよ」 昭和19(’44)年10月10日、米軍による空襲で、那覇市内は壊滅状態に陥った。翌年4月1日に、米軍が本島に上陸。戦況は悪化するばかりだった。 「4月のある日、日本兵が私たちが避難していたガマ(洞窟)に来て『南部へ行きなさい。食料も小屋もあるから』と言うの。でもね、南部は激戦地なのよ。日本軍にはいい人も悪い人もいた。こう言われて出て行った家の食料を、全部、取った人もいたから」 照屋さん一家も、指示どおり南部を目指したが、そこには食料も小屋もなく、その後は南部の山中を彷徨い、逃げ惑うばかりだった。 「死体が木に引っかかっているのも見た。親が死んで、背中におぶわれていた赤ちゃんが泣いていた。道路には死人もいっぱい。ただただ、踏まないように歩いたね」 6月、糸満市新垣にたどり着いた一家が、岩陰に隠れていると、近くの野戦病院で看護師として働いていた長姉が軍医を連れて、ケガをした弟たちの治療に来てくれた。 「岩陰の外で、治療をしているのを米軍に見つかったのかね。岩陰の中で座って見ていたら、ボボボッという音が聞こえて……。目の前で肉片と血が飛び散ったの。爆弾を撃ち込まれたの……」 気を失った照屋さんを呼ぶ声がした。ツルさんだった。 「母が体をゆすってくれて、意識が戻った。自分を見ると、血の塊と肉片が、ひっついていて……。私はやられていないけど、母がゆすって、その肉片を払ってくれていて」 ぼう然とする照屋さんを、ツルさんは岩陰から引きずり出して叫んだ。 「『ここで待ってなさい!』って。その光景を見せたくなかったんだろうね。母はきっとその場を“片づけて”いた」 姉も祖母も3歳の弟も即死だった。 「そのときだよ。母がね。『ここにいてもどうせ死ぬなら、首里へ帰ろうね』って。私はなんだかうれしくてね。死ぬのを納得していた。私、9歳だったよ」 生き残った家族で、首里を目指し、切り立った崖を下りたが、海上には米軍の船が集結していて逃げ場がない。一家は、隠れていた洞窟を出て、投降したという。 「今は海、奇麗よねぇ~。でも、あのときは海岸に、水膨れした死体があちこちにあったよ。もう、なんの感情もなかったね。戦争は本当に、人の心を変えてしまうんだよ」 照屋さんの長女・知子さん(51)が小学4~5年生のとき、身近な人の戦争体験を聞くという宿題が出た。知子さんが照屋さんに尋ねると、いつも朗らかな表情が一変。驚くほど口が重かったという。自らのつらい体験は、長い間、誰にも話せなかったのだ。 「戦争を体験した人は、みんな、つらいことは、家族に話せていないんですね。だから、下の世代に伝わってないのね」 このことがきっかけとなり、照屋さんは、遺族会の女性部で、戦争体験を次世代に伝える「語り部の会」を開くようになった。 「戦争を知らない若い世代に、その悲惨さ、平和の尊さを語り継がなくてはならない。それが、生き残ったものの使命ですから」
2017年07月30日沖縄県総合運動公園レクリエーションプールは沖縄本島にある大きなレジャープールです。夏の定番お出かけスポットとして毎年多くの人手で賑わいます。アトラクションは安全で快適、かつワクワクするものばかり。ここでは、沖縄県総合運動公園レクリエーションプールの魅力をご紹介します。沖縄県総合運動公園とは?沖縄県総合運動公園は、沖縄県本島中部・沖縄市泡瀬にある広域公園です。昭和62年に開催された海邦国体のメイン会場として整備されたのち、公園となりました。スポーツゾーン・森と水のゾーン・海浜ゾーンに分かれていて、スポーツのみならず、レジャーや文化交流等を含めた複合的機能を有する沖縄県内最大級の総合運動公園として、広く県民に親しまれています。レクリエーションプールは5、6、9月の土日祝日と、7、8月の営業です。沖縄県総合運動公園 レクリエーションプールの魅力とは?このプールの特徴は、プールのすぐ向こうに海が見える、外国のリゾート地のような開放的なロケーション。趣向を凝らした充実した施設としっかりした監視体制で、老若男女だれもが楽しめる、快適で安全なプールです。●大人も楽しい回転式ウォータースライダーと渓流下りこのプールの名物・全長100m、高さ11mの回転式ウォータースライダーは、大人が何度でも滑りたくなる楽しさ。また全長75mの渓流下りも、ちょっとしたアトラクション感覚ではしゃげます!遊び疲れたら「流水プール」で、浮き輪に乗ってぐるぐる流れるのもおすすめです。●屋根付き休憩スペースも点在、のんびりと過ごせます流水プールの一部に水深30cm~43cmの浅くて広いスペースがあり、小さい子供たちが安心して水遊びできます。園内の各プール脇には屋根の付いたベンチが数多く設置されているので、プールに入らない付き添いの人も、ゆっくり座ってくつろげます。沖縄県総合運動公園 レクリエーションプールへのアクセスは?車で行く場合は、沖縄自動車道北中城ICから県道81号を経由して、県道227号を比屋根方面へ約5キロ走ると到着です。とても広い公園なので、入り口が7カ所あります。東口付近のプールに近い駐車場に停めましょう。公共の交通機関なら、東陽バス泡瀬東線で1時間20分、運動公園北口下車、徒歩15分。移動時間が長くバス停からもしばらく歩かなければならないので、必ず水分を持参して暑さ対策を忘れないようにしましょう。スポット詳細名称:沖縄県総合運動公園 レクリエーションプール所在地:沖縄県沖縄市比屋根5-3-1営業期間:2017年5月~9月 ※5、6、9月は土・日・祝祭日のみ、7月は休園日を除く毎日、8月は休園日なし毎日営業営業時間:9:30~18:30(5・6・9月は~18:00)休園日:火曜日料金:大人860円・小中高生310円・幼児(3歳以上)100円電話番号:098-932-5114 沖縄県総合運動公園運営管理事務所公式サイト:
2017年07月21日「はいさ〜い!!」。かつての琉球王国の文化とともに豊かな自然が今も息づく沖縄県。その個性あふれる植物のひとつが地元で“サンニン”と呼ばれる「月桃」。長さ40〜60センチほどの濃緑色の葉には独特の芳香があり、防虫・抗菌・消臭効果にすぐれた薬草として親しまれ、お茶や無病息災を祈る縁起物の餅“ムーチー”を包むのに使われてきた。初夏にはかわいらしい花を咲かせ、沖縄の野山や民家の庭先を彩る。 近年、そんな月桃に抗酸化作用があるポリフェノールがワインの30倍以上も含まれていることがわかった。そのうえコラーゲンの合成を促し、コラーゲンを分解する酵素コラネーゼの働きも抑えるとして美容業界・健康食品業界で話題に。化粧水やジェル、パックなどのコスメ類が続々登場し、人気急上昇。まだまだ「あれーちゅらさんどー(あの人きれいだよ)」って言われたい! 飲み物も地域限定、個性的なものぞろいの沖縄。なかでも注目なのが“飲む極上ライス”と名付けられた「ミキ」。沖縄では伝統行事や子どものおやつ、食欲のないときの栄養補給として昔から親しまれているんだって。口当たりはちょっともったり、お米の香りがフワッと口いっぱいに広がり、おかゆや甘酒に近い食感。沖縄では自販機でも売っているので、見かけたらよく振って飲んでみてね。
2017年07月13日スパ・レスタで美容と健康フェスタ東京の豊島区池袋にある「Times SPA RESTA(タイムズスパ・レスタ)」は、沖縄県の久米島近海の海洋深層水(海洋深層水濃縮ミネラル)を活用したスパとして、初めて東京に進出した温泉施設。そこで、6月1日より沖縄フェアが開催されている。同フェアの目玉イベントは、沖縄県物産公社が運営する沖縄物産展「わしたショップ」が、プチショップとなって登場することだ。大人のスパ施設「タイムズスパ・レスタ」沖縄県の海洋深層水を導入しているこのスパは、もちろん露天風呂やサウナを楽しむことが出来るのだが、付帯施設としてレストランやリラックスラウンジが備えられており、日々の喧騒を忘れてゆっくりと出来る、まさに癒しのスパ。そんなタイムズスパ・レスタに、女性をターゲットとした美と健康を促進させるわしたショップが来ているとあって、温泉目的なのか物産目的なのか分からないが大勢の客がおとずれているという。「わしたショップ」は「わたしたちのショップ」「わした」とは沖縄の方言であり、意味は「わたしたち」。沖縄の郷土料理や音楽は、訪れる人を心から安心させることが出来ると評判だが、この施設ではスパだけでもリラックスできるのに、さらに相乗効果として安心や美への追求が出来るというから驚きだ。取り扱っている商品の一例としては、sea-sun勝山シークワーサー、オリオンビアジャーキー、沖縄クチャパック、琉球月桃水などがある。もちろん、久米島の海洋深層水「琉球の水」も販売されている。沖縄独自の素材なども用いた沖縄ドリンクやオリジナル化粧品など、日ごろはあまり手にできない商品があるかもしれない。是非、足を運んでみたいものだ。(画像はプレスリリースより)【参考】※Times SPA REASTA(タイムズ スパ レスタ)公式HP※Times SPA REASTA(タイムズ スパ レスタ)プレスリリース(Dream Nrews)
2017年06月30日地域資源活用事業沖縄県事業者として認定された「@more」沖縄県那覇市に本社をおく、美容剤や化粧品、健康食品の開発販売、及びエステティックサロンの経営を行う@mor(アットモア)が、6月9日、経済産業省の地域資源活用事業者に認定されたことが発表された。アットモアは琉球大学と産学連携を組んでおり、きちんとした科学的根拠(エビデンス)が保証されている自然素材を用いて健康食品や化粧品、サプリメントの開発を行っている。例えば、シークワーサーや月桃などは有名な素材だが、それ以外にも沖縄のハーブや薬草が、日本の中で比べてもポリフェノールを多く含んでいるということが判明している。つまり、抗酸化力が高いということだ。長寿の一つの理由とも考えられるという。栄養士としての指導経歴を活かしたダイエットメソッドアットモアの代表である加藤かおりは、沖縄の魅力に魅かれ2011年に石垣島に移住した人物で、元は栄養士。体の内部からキレイを整える生活習慣改善を指導しながら温熱エステを組み合わせることで、オリジナルのダイエットメソッドを確立した。女性の美への追求は、いつの時代も飽くことはない。痩せてキレイになりたい女性のためにアットモアが開発した商品は、オリジナル性が高いことで有名。例えば、シークワーサーを用いた脂質蓄積抑制促進効果のある「琉球ダイエットパワーシェイク」や、抗酸化・抗糖化力に優れている沖縄野菜“モリンガ”を用いた「琉球モリンガパワーシェイク」などがある。業績をアップさせたい店舗等は必見同社は、効果が出る商品や集客のできる商品を実現させるために商品開発を進めている。同社の琉球シリーズなどを用いて事業を行いたい人のために、代理店を募集中だ。次回の代理店説明会は、6月21日に沖縄県那覇市で開催されるという。沖縄発の美と健康メソッドに興味のある人は、是非参加してみてはいかがだろうか。(画像はプレスリリースより)【参考】※@more(アットモア) 公式HP※@more(アットモア) プレスリリース(@Press)
2017年06月28日「おいしい かわいい 沖縄展」が阪急うめだ本店で、2017年6月7日(水)から13日(火)まで開催される。本イベントでは、国立公園に指定されている沖縄県北部・やんばる地域に注目し、自然の豊かさから生まれたグルメやスイーツのほか、琉球ガラスなどの工芸品などが勢揃い。全51店舗が出店し、沖縄を満喫できる1週間となる。行列ができる人気フードが集結フードは、やんばるの畑人が作る野菜を使ったカフェゴッサの「萌え断サンド」やキャプテンカンガルーによるスパイスが効いた「やんばるチーズステーキバーガー」、Cookhalによる瓶入りの「やんばるピクルス」などがラインナップ。名物の「沖縄そば」も金月そばが販売。沖縄産小麦をブレンドしたふすま入りの生麺は、弾むようなコシともちもち感が特徴だ。つけそばも限定で発売される。完熟マンゴーや名物・紅芋を使用した絶品スイーツもスイーツは、マンゴーカフェ 木の葉による完熟マンゴーを使用した濃厚ジュースやかき氷のほか、沖縄名物・紅芋を使用した琉堂のソフトクリームと沖縄定番のぜんざい、そしてさんるーむスイーツによる紅芋とマンゴーを求肥あんで包んだ、ふわもち食感の大福などが展開される。琉球ガラスなどの工芸品&アクセサリー会場には、沖縄ならではの工芸品も並ぶ。ガラス工房海風では、ランプポットなど伝統的な琉球ガラスを使用したモダンなインテリアグッズを展開。また、ホタルガラスのブレスレットなどこれからの季節にぴったりの夏らしいアクセサリーも。沖縄フードを堪能しに、またとっておきのアイテムを見つけに、足を運んでみてはいかがだろう。【詳細】おいしい かわいい 沖縄展期間:2017年6月7日(水)〜13日(火)開催場所:阪急うめだ本店住所:大阪府大阪市北区角田町8-7営業時間:10:00〜20:00 (金土は〜21:00)
2017年06月08日2才の息子と一緒に沖縄へ行ってきました先日、2才7ヶ月の息子を連れて沖縄へ家族旅行に行ってきました。息子を連れての旅行は何度か経験していますが、やっぱり沖縄となると気合いが入ります(笑)。今回は、旅の準備・持って行ってよかったもの・いらなかったもの、沖縄での食事や親子で楽しめるオススメ穴場スポットなどをご紹介します!荷物はなるべく少なく、しかし抜かりなく!子連れ旅行って…驚くほど大荷物になりますよね。まずはオムツ問題!旅行日程分のオムツを持って行くのはまず無理だし、現地に到着したらドラッグストアで1パック買おうと思っていたところ……なんとホテルの売店で5枚入りや10枚入りのバラ売りオムツが用意されていました。リゾートホテルや大型ホテル・旅館にはこんなサービスがあるんですね!必要な数だけ買えるのは、旅行中とても便利でした。宿泊先ホテル売店で取り扱いがあるか事前に問い合わせておくと安心です。つぎに抱っこひも。息子は2才7ヶ月なので抱っこひもはずいぶん前に卒業していましたが、もしかしたら必要になるかも…と持っていくことに。結果、大正解でした◎沖縄の観光名所、とくにパワースポットといわれているところは足場の悪いところが多く、息子を抱っこやおんぶで歩くことがしばしば。アップダウンの激しい道も1人でしっかり歩けるようになるまでは、抱っこひもを持っていくことをオススメします。日焼け対策は万全に!!沖縄の日射しは本当に強いです。過度の日焼けは炎症を起こしたり、痛みも伴うので小さなこどもの肌をしっかり守ってあげたいですね。帽子に日除け用の長袖羽織りもの、サングラスもあると安心です。ベビーやキッズ用の可愛いサングラスはレジャー気分をさらに盛り上げてくれます♪また、いつもの外遊びにも、日焼け止めを塗ってあげているママは多いのでは?最近は虫除け効果も兼ねているものが売られています。虫刺されが気になる季節にはそちらを選びたいところ。ミストタイプならシュッシュッと塗り直しも簡単でした◎こどもも一緒に楽しみたい♪沖縄料理いろいろ旅の楽しみのひとつといえば、ご当地グルメ♪離乳食が完了していれば、親子でいろんな沖縄料理を楽しみたいですね!沖縄そばはあっさりしたスープで食べやすく、息子も大変気に入っていました。チャンプルー系では、麩チャンプルーやパパイヤチャンプルーがこども向き、グルクンなど白身魚の唐揚げも淡白な味わいでもぐもぐ食べていました。ほかにもジューシーでアメリカンなステーキやタコライスなど、大人と一緒にいろいろな沖縄グルメを楽しんだ息子。ミミガーを「豚の耳おいしいー!」とコリコリと夢中で食べたのには驚きました(笑)旅行中、食事面で困ることは全くなく、普段の生活ではなかなか食べられない食材にもたくさん挑戦。沖縄料理は比較的子ども向けのものが多いので、その点でも子連れ旅行で沖縄はおすすめです!親子で楽しめるオススメ穴場スポット!今回の沖縄旅行で私たちが訪れたのは、美ら海水族館・伊計島ビーチ・ぬちまーす塩工場見学・古宇利島・斎場御嶽・ガンガラーの谷。沖縄の焼きもの窯元が集まっているやちむんの里にも行ってきました。子連れで陶器を見て回るのはなかなハードルが高そうですが、やちむんの里は美しい自然のなかに点々と窯元さんの工房があり、散策するだけでも楽しかったです。パパとこどもたちに外で遊んでもらっている間にママはやちむんをお買い物♪素敵なやちむんがお手頃価格で購入できますよ。また、牧志公設市場などの市場で珍しい食材を見てまわるのも面白い!「これが食べられるんだ!どんな味だろう!?」と色鮮やかな魚や大きな海老をすぐ近くで見られて息子は大興奮でした。そして、もうひとつ穴場スポットが米軍キャンプ内で開催されるフリーマーケット!普段一般人は入れない基地に、この時は免許証などを提示するだけで入れます。フリーマーケットでは外国の生活用品や雑貨・洋服のほか、こどものオモチャや子供服も多く売られていて掘り出し物がみつかることも。大人は広大な敷地のアメリカンな空気に触れられて、息子は米軍車両が並んでいる光景に大喜び、みんなが楽しめるスポットでした。週末には数あるキャンプのどこかでフリーマーケットが開催されているので、スケジュールが合えばぜひ訪れてみてくださいね♪小さな子も一緒に楽しめる♪やっぱり沖縄はいいな!沖縄旅行といえば、現地の移動はレンタカーを借りる方が大半だと思います。これが小さな子連れには自由がきいて、とてもありがたいですよね!リゾートホテルだとプールがあったり、プライベートビーチで様々なアクティビティーが体験できたり…。子連れでの沖縄は初めてでしたが、いろいろな施設で子供への配慮が感じられて、とても快適に過ごせました。ゴールデンウィークや夏休みに沖縄旅行を計画している皆さん、家族みんなで楽しめる素敵な旅行になりますように!!
2017年04月28日子連れ旅行に人気の旅先、沖縄。赤ちゃんから大人まで、家族みんなが楽しめる手頃なリゾートです。そんな沖縄に魅了され、40回近くも沖縄を旅しているのが、 『子連れで沖縄 旅のアドレス&テクニック117』 の著者でもある島村麻美さんです。5歳と1歳の男の子のママであり、子連れ沖縄旅行も約15回を数える島村さんに、子連れ旅のなかでも、とくにハードルが高く感じる0歳~よちよち歩きくらいまでの赤ちゃん連れ旅行におけるホテルやレストランの選び方を教えてもらいました。島村さんおすすめの沖縄の宿やレストランもあわせてご紹介します!■赤ちゃん連れ旅行のホテルの選び方快適な旅を左右するのがホテル選び。赤ちゃん連れ旅行で宿泊施設を選ぶとき、島村さんが必ずチェックするのは「部屋で靴を脱げるかどうか」と「大浴場や温泉、プールにおむつが取れてない赤ちゃんが入れるかどうか」の2点だそうです。「ハイハイ期やよちよちあんよの赤ちゃんは、土足のお部屋だと過ごしにくいですよね。ベッドの上だと、ずっと見ていなくてはならないので落ち着かないですし、土足の床をハイハイさせるのもなんだか気が引けます。和室はもちろん靴を脱ぎますが、最近は洋室でも玄関で靴を脱ぐタイプのお部屋があるので、予約のとき必ずチェックしています」島村さんが赤ちゃん連れにおすすめする沖縄の宿は、著書でも紹介している「沖縄のひとつ宿tinto*tinto」(今帰仁村)。琉球畳が心地よい空ルームは、赤ちゃん連れにぴったり。小さな宿なので、海まで歩いていけるのもうれしいポイントです。ほかに「カヌチャベイホテル&ヴィラズ」(名護市)などもベビーベッドの貸し出しやおむつやミルクの取り扱いなど、赤ちゃん連れへのサービスが充実していて、快適に過ごせておすすめだそうです。■赤ちゃん連れ旅行のレストランの選び方赤ちゃん連れのレストラン選びで、島村さんがチェックするポイントは、「座敷があるか」または「子ども用の椅子があるか」だそうです。「せっかくの外食でも、テーブル席で赤ちゃんを抱っこしたままの食事では食べた気がしないので、ねんね期はごろんとさせられる座敷がベスト。2歳頃を過ぎてひとりで座って食べられるようになっても、子ども椅子があると安心です。沖縄は子連れを歓迎してくれる飲食店が多く、普段は諦めてしまうようなオシャレなカフェランチやレストランでのディナーも楽しめちゃいます。ちなみに離乳食期は持ち込みOKのお店が多いですが、私は最初に店にひとこと確認してから広げるようにしています」島村さんのおすすめ店は、「リストランテ&エステティックRE」(本部町)。ディナー・ランチ各1組の予約制のレストランなので、赤ちゃん連れでもゆっくりコース料理を楽しめます。手軽な食事なら、靴を脱いで遊べるキッズルームがある和風カフェ「琉京甘味SANS SOUCI(サンスーシィ)」(北中城村)もおすすめです。 ■赤ちゃん連れ旅行のアクティビティや観光はどうする?赤ちゃん連れ旅行では、アクティビティや観光をどうしようか悩むパパママもいるかもしれません。「0~1歳くらいの赤ちゃんは、パパとママと一緒なら子どもはどこだって楽しんでくれると思います。だからこそ、この時期はパパとママがしっかり楽しめて、リフレッシュできる場所を選んでよいと思います。もちろん、夏なら日陰がまったくないところに長時間いるのはかわいそうだし、あちこち連れ回すと赤ちゃんも疲れてしまうので、無理させないようには気をつけています。島村さんが沖縄でぜひチャレンジしてほしいのが、プロのカメラマンに家族写真を撮ってもらう「ロケーションフォト」だそう。沖縄の青い空と海をバックにした写真は家族の大切な思い出になりますね。マリンレジャーなら、濡れずに海をのぞける「海中展望塔」(名護市)も赤ちゃんから楽しめます。『子連れで沖縄 旅のアドレス&テクニック117』には、このほかにも家族にやさしい沖縄の宿・食・観光スポット情報が満載。「子連れでも安心 おすすめビーチ5選」や「レストランの卵&乳アレルギー対応一覧表」など、既存ガイドにはない赤ちゃん連れにうれしい情報が充実。沖縄旅行にぜひ持っていきたい一冊です。 『子連れで沖縄 旅のアドレス&テクニック117』 島村麻美 著/ダイヤモンド・ビッグ社 1,080円(税込)沖縄を愛してやまない著者による実体験で得た“旅のノウハウとおすすめ物件”が117のテーマで掲載されています。話題のLCC活用術から、家族にやさしい宿・食・観光、そしてママにうれしい買い物情報まで――既存ガイドにはない情報が満載の1冊。家族のクチコミも多数掲載!
2017年04月28日5歳と1歳のふたりの息子さんを連れて、年に数回は沖縄を旅している島村麻美さん。学生時代から沖縄に魅了され、40回近くも沖縄を旅してきました。子連れ沖縄旅行だけでも、すでに約15回を数えるそうです。今回は、沖縄子連れ旅行の達人であり、 『子連れで沖縄 旅のアドレス&テクニック117』 の著者でもある島村さんに、沖縄はもちろん、その他のエリアでも役立つ子連れ旅行のコツを教えてもらいました。■子連れ旅行デビューは、早ければ早いほどいい!出産後、いつから旅行にいってよいかは悩むところですが、島村さんは「早ければ早いほどいい!」といいます。理由は、0歳児は寝ている時間が長く、抱っこしていれば移動も観光もスムーズだから。歩きはじめる1歳児や、イヤイヤ期真っ盛りの2歳児は、飛行機や車でもじっと座っていてはくれないので、逆に大変です。「長男のときは5か月くらいのときに温泉へ行ったのが初めて。次男は2か月で沖縄へ連れて行きました。次男は0歳のあいだに3回沖縄に行っています」子どもが0~1歳のときの旅行は、親が行きたい場所に行き、温泉やグルメなど毎日の子育てのリフレッシュができる旅行プランにしていたそう。ただ、2歳を過ぎたころからは、子どもも一緒に楽しめるような過ごし方に変えていったといいます。「いまは、5歳の長男が楽しめる場所があるかどうかで旅先を探します。子どもが退屈してグズッたり騒いだりすると、せっかくの旅行なのに親もイライラしてしまうので。幼児期になると、子どもが楽しいと思えないところ、たとえば世界遺産や神社などはゆっくり楽しめなくなるので、赤ちゃんのうちが行きどきです」■沖縄旅行のベストシーズンは6月下旬!島村さんが、沖縄が子連れ旅行に向いていると思うのは、「近くて手頃なリゾートであること」。そして、「子連れウェルカムなお店やホテルが多く、選択肢が多いこと」が大きな理由だそうです。「子連れハワイ旅行などにも憧れますが、そんなに長く仕事を休めなかったり、フライト時間が長くて不安だったりして、断念するママが多いのも事実。その点、沖縄は近いので気軽です。ハワイに負けないきれいな海もあるし、オシャレな飲食店や雑貨屋も増えていて、リゾート感をたっぷり味わえます」島村さんいわく、沖縄のベストシーズンはズバリ「6月最終週」。全国的にはまだ梅雨ですが、例年、沖縄は6月中旬に梅雨明けしていることがほとんど。さらに7~8月の夏休みシーズン前なので、観光客もそこまで多くなく、旅行代金もピーク時より安くすみます。逆にハイシーズンである夏は、店や道路が混雑するだけでなく、台風の接近や上陸が多いことにも注意が必要です。■飛行機の座席予約のコツ子連れ沖縄旅行の最大の心配が「飛行機の移動」だという人も多いと思います。島村さんは著書の中で飛行機を予約するときのポイントとして以下のような点を挙げています。●2歳児の座席を確保し、移動を快適にJALやANAの国内線は、3歳未満は座席なしなら搭乗無料。ただ、実際は1~2歳になると、じっとしていてくれず、長時間の抱っこはつらいので、2歳児はお金を払ってでも子ども分の席をとるのもひとつの選択肢です。その場合、コスト重視ならLCCを選ぶのも手です。●座席は通路側、後方がおすすめ子連れ旅行では事前の座席予約は必須。座席は、ぐずったりトイレにいったりするときにすぐ立てるので、窓側より通路側がベター。また、前方より後方ほうが比較的子連れが多く、お互いさまという雰囲気があっておすすめだそうです。 ■子連れ旅行のスケジュール・プラン作りのコツ「子連れ旅行では準備が本当に大事。育児や家事をしながら、旅のプランや移動手段のことを考えたり調べたりするのは大変ですが、移動手段や滞在先のこと、食事の店などの下調べをしておくと、思いがけない失敗をぐっと減らせます。スケジュールのコツは、予定をがっちり決めすぎないこと。子連れの移動は思わぬタイムロスがつきものなので、タイムスケジュールを作ってあれもこれもと詰め込むと慌ただしくなり、疲れてしまいます。かといって、ホテルだけを決めてあとはノープランだと、『近くに子どもが食べられるような飲食店がない』とか『よさそうなイベントやアクティビティがあったのに、事前予約制だった』とか『行きたい場所が意外にホテルから遠くて時間がたりない』なんていう失敗も出てきます。ある程度行きたいところや、距離感はしっかりつかんでおいたうえで、その日の天気や子どもの機嫌と相談しながら、行き先や過ごし方を決められるように下調べしておくとよいでしょう。初めての子連れ旅行や初めて行く旅先なら、なおさら準備は万全にしておくと安心です」このほかにも島村さんの著書『子連れで沖縄 旅のアドレス&テクニック117』には、3泊4日の沖縄モデルプランや持ち物リスト、レンタカーを格安で借りる裏技など、沖縄をはじめ、あらゆる子連れ旅行に役立つ旅のテクニックがいっぱい。読むと子連れ旅行への不安も消えて、すぐにでも旅行を計画したくなりますよ! 『子連れで沖縄 旅のアドレス&テクニック117』 島村麻美 著/ダイヤモンド・ビッグ社 1,080円(税込)沖縄を愛してやまない著者による実体験で得た“旅のノウハウとおすすめ物件”が117のテーマで掲載されています。話題のLCC活用術から、家族にやさしい宿・食・観光、そしてママにうれしい買い物情報まで――既存ガイドにはない情報が満載の1冊。家族のクチコミも多数掲載!
2017年04月27日アイドルグループ・NMB48が21日、沖縄県で開催中の「島ぜんぶでおーきな祭 第9回沖縄国際映画祭」のイベント「KawaiianTV presents スペシャルステージ」に登場し、ライブを披露した。那覇市の波の上うみそら公園で行われた同イベントのトリを飾ったNMB48は、「ハイサーイ!」「みなさーん! 暑くてもなんくるないさー!」と元気いっぱいに登場。熱い声援が沸き起こる中、「ナギイチ」「オーマイガー!」を続けて披露した。山本彩は「NMB48は今回が6回目の沖縄国際映画祭。毎年楽しみにしている沖縄なので、今回も来られてうれしく思います」とあいさつ。今回、NMB48メンバーが出演する映画が出品されていることを紹介し、『女々演』に出演する矢倉楓子は「男まさりな役。いかつい私を見ていただけると思います」と話し、『海辺の週刊大衆』に出演する渋谷凪咲は「映画のシーンの中に『1個だけ』と言うシーンがあるんですが、みなさん1回だけ見てください!」とキュートな笑顔でアピールした。そして、「イビサガール」「らしくない」「ドリアン少年」を披露し、ファンの熱気はますますヒートアップ。山本は「コールも沖縄バージョン、めっちゃかわいい。聞こえてましたよ! アイヤ、イヤササ~! ありがとゴーヤ!」とダジャレで感謝した。最後に、NHK連続テレビ小説『あさが来た』の主題歌として人気を集めた「365日の紙飛行機」を沖縄で初披露。山本の美しい歌声が会場に響き渡った。2009年にスタートした同映画祭は、総合エンターテインメントの祭典として春の沖縄を代表するイベントに。今年は4月20日~23日の4日間、北部や離島も含む20以上の会場で、映画の上映&舞台挨拶をはじめ、お笑いライブや音楽ライブ、ファッションショーなど、バラエティに富んだイベントを開催する。
2017年04月21日池袋・サンシャインシティでは、「沖縄」をテーマにした「沖縄めんそーれフェスタ2017」が2017年5月26日(金)から6月4日(日)まで開催される。沖縄フード&スイーツが楽しめるビアガーデン沖縄物産展の会場には約40店舗が一堂に集結し、「沖縄そば」「海ブドウ」をはじめとする沖縄のフードやスイーツがラインナップ。ビアガーデンも設置され、ビールと共に沖縄の名物を堪能することができる。さらにアルパ レストランフェアでは、石垣島のパインアップルを使用したメニューやオリオンビール、泡盛とおつまみのちょい呑みセットなども提供される。沖縄舞踊や民謡といった伝統芸能もライブステージではエイサーなどの伝統芸能に加え、沖縄出身アーティストの生ライブを開催。さらに、石垣島や宮古島のミスやゆるキャラも登場し会場を盛り上げる。さらに、5月28日(日)にはサンシャイン60通りで約10チームが沖縄の伝統芸能・エイサーを中心とした沖縄を感じさせるパフォーマンスを披露する「池袋めんそ~れ祭りinサンシャイン60通り」も開催されるので、併せて楽しむのも良さそうだ。「星砂」や貝殻でオリジナルフレーム作り沖縄では「星砂」と呼ばれる、星の形をした幸せを呼ぶと言われる砂が見つかるビーチがいくつかある。そんな「星砂」や「貝殻」などを使用したオリジナルのフォトフレームやアクセサリーが作れるワークショップが展望台では実施される。記念にいかがだろう。【詳細】■沖縄めんそーれフェスタ2017期間:2017年5月26日(金)〜6月4日(日)場所:サンシャインシティ住所:東京都豊島区東池袋3-1・沖縄物産展&ビアガーデン場所:ワールドインポートマートビル4F 展示ホールA・屋外特設会場・沖縄ライブステージ場所:アルパB1 サンシャインシティ 噴水広場・ワークショップ場所:SKY CIRCUS サンシャイン60展望台■池袋めんそ~れ祭りinサンシャイン60通り開催日:5月28日(日)場所:サンシャイン60通り【問い合わせ先】サンシャインシティ総合案内TEL:03-3989-3331
2017年04月15日ひと足早く、沖縄の春をお祝い!沖縄県のリゾートホテル「カヌチャリゾート」では、2017/2/1(水)から3/31(金)の期間中、敷地内を鮮やかな花々で彩るイベント「カヌチャ花庭(ハナナ)フェスタ2017」が開催されます。南国の花「ブーゲンビレア」や、沖縄特有の希少種「リュウキュウアセビ」、大きく赤い「ケラマツツジ」など、見どころ満載です。期間中は、正面ゲートやフロント棟入口、アマハジロードなど、カヌチャリゾートの各所が鮮やかな花々で飾り付けされて、とっても華やかな空間となります。記念撮影をするにもぴったりなので、たくさん思い出の写真を撮りたいですね!また、カヌチャリゾートペア宿泊券ほか豪華景品が当たる「ハナナフォトコンテスト」が開催されたり、花をテーマにしたお料理「ハナナメニュー」が登場するなど、楽しみ方は盛りだくさん。日本でどこよりも早い春を、沖縄で楽しみましょう!イベント概要イベント名:カヌチャ花庭(ハナナ)フェスタ2017開催期間:2017年2月1日~3月31日料金:無料開催地:カヌチャリゾート住所:〒905-2263沖縄県名護市字安部156-2公共交通機関:高速乗合バスにて那覇空港より100分車アクセス:沖縄自動車道宜野座ICか許田ICより30分駐車場:300台お問い合わせ:カヌチャリゾート(代表)0980-55-8880URL
2017年01月30日銀座にある沖縄のアンテナショップ「銀座わしたショップ本店」では、2017年1月2日~15日の期間中、沖縄の正月料理の振る舞いや、期間限定メニューのお祝い商品の販売がおこなわれます。また、沖縄伝統衣装「琉装」の無料体験も実施され、たのしい新年のお出かけにぴったり!さっそく詳細をチェックしましょう!幻の泡盛&沖縄料理が無料で味わえる!期間中、わしたショップでは幻の泡盛といわれる名酒と、沖縄のお祝い料理が無料でふるまわれます。幻の泡盛「泡波」は、波照間島にある日本最南端の酒造所「波照間酒造所」で生まれたお酒です。波照間島内での消費を目的に生産され、島外には限られた数量しか出荷されない入手困難な泡盛を味わえるのはとっても貴重!どんなお味が気になりますね!また、沖縄の祝事には欠かせない、豚肉を使った上品な味わいの味噌仕立てのおつゆ「いなむどぅち」、一口大に切った牛肉と、胃袋(もつ)をじっくり柔らかく煮込み、肉の旨味が溶け込んだしょうゆベースのスープ「牛汁」も合わせて無料で提供されます。各日準備数量が無くなり次第終了なので、気になる方はぜひお早めに!期間限定!あったかムーチーぜんざいが登場ムーチーとは旧暦12月8日に健康長寿を祈念して餅粉に水を加えて練り、月桃の葉に包み蒸した餅のこと。ムーチーを食べると元気な子になるという言い伝えがあります。そのムーチーをぜんざいの餅の代わりに入れたホットぜんざいが、イートインコーナーにて限定販売されます。ふわっと香る月桃の香りとぜんざいの甘味がマッチした素朴な味わいを楽しみましょう。1杯380円です。週末だけのお楽しみ!琉装無料体験銀座わしたショップ本店初の試み、週末限定琉装無料体験コーナーが設置されます。沖縄の伝統的な模様染の「紅型」を彩った琉装と花笠で、羽織るだけで簡単に沖縄スタイルが完成!大人用だけでなく子ども用(4歳~)も用意されているので、家族で記念撮影しても楽しそうですね!■開催日時1月6日(金)~9日(月)、13日(金)~15日(日)の11:00~18:30■開催場所地下1階fuzoにておうちでカンタン沖縄料理に挑戦!嬉しい時短キットが割引にじっくり時間をかけた料理をするのは難しいけど、ちょっと本格的な沖縄料理を食べてみたい!そんな願いを簡単に時短で実現できる食材11点が販売されます。最大3割引の新春特価となっているので、この機会にぜひ挑戦してみては?■商品例◎くーぶいりちー(新春特価240円)・・・昆布(くーぶ)の炒めもの(イリチー)です。縁起ものとして、お祝いにはかかせない琉球料理。温めるだけで食べられます。◎ラフティ(新春特価360円)・・・皮付きの三枚肉をしょう油、泡盛などでじっくりと煮込んでいます。調理に時間と手間がかかる料理のひとつですが、調理済みなので温めるだけ!◎サーターアンダギーミックス(新春特価260円)・・・お祝いの席でもよく出される沖縄の代表的なお菓子「サーターアンダギー」が、卵とサラダ油(又は溶かしバター)を加えるだけで簡単に作れます。■イベント詳細催事名:「お正月は銀座の沖縄で新春遊び」開催期間:2017年1月2日(月)~1月15日(日)開催時間:1月2~3日は10時半~18時、4日より通常営業 10時半~20時開催場所:銀座わしたショップ本店東京都中央区銀座1−3−9 マルイト銀座ビル電話番号:03-3535-6991
2016年12月29日沖縄県今帰仁村(なきじんそん)が、「沖縄県今帰仁村ふるさと納税サイト」にて、ふるさと納税のお礼品として、完熟マンゴー5品目を追加しました。2015年度は約5,000件の注文が殺到!今帰仁村産のマンゴーは沖縄県内のコンテストでも常に上位を占めるなど、その品質の高さで知られ、消費者や市場関係者からも高い評価を得ています。今回追加となったのは、「今帰仁マンゴー(A級品1kg)」「今帰仁マンゴー(A級品2kg)」「今帰仁マンゴー(S級品2kg)」「今帰仁マンゴー特別便(2kg×7ケース)」「今帰仁マンゴー特別便(2kg×35ケース)」の5品目です。今冬に予約注文を受付け、来年7月に収穫されるとれたてマンゴーが生産者から直送されます。本商品は2015年度に4,955件の注文があった人気のお礼品です。そのため、2016年度はラインナップがリニューアルされました。2015年度に引き続きリピートされる寄附者も多く、すでに多数の注文が届いているそうです。数量限定商品ですので、早めの注文がおすすめです。沖縄県今帰仁村ふるさと納税サイトお礼品の詳細「今帰仁マンゴー(A級品1kg)」寄附金額1万円以上でもらえる「今帰仁マンゴー(A級品2kg)」寄附金額2万円以上でもらえる「今帰仁マンゴー(S級品2kg)」寄附金額3万円以上でもらえる級品とA級品の違いは色付きの良さ。マンゴーらしい鮮紅色が7割以上を占めていればS級品、5割以上はA級品となります。形状や味に大きな違いはありません。見た目も味わいたい方にはS級品、たっぷり食べたい方にはA級品がおすすめです。「今帰仁マンゴー特別便(S級品2kg×7ケース)」寄附金額20万円以上でもらえる「今帰仁マンゴー特別便(S級品2kg×35ケース)」寄附金額100万円以上でもらえる贈答用にもぴったりのS級品2kgが、それぞれ7ケース、35ケースもらえる特別便です。マンゴーの旬は7~8月なので、御中元にも最適。送り先を伝えれば、今帰仁村からギフトとして配送してもらうこともできます。喜屋武 治樹村長のメッセージ今帰仁村は沖縄県内では数少ない基地のない緑豊かな癒しの村です。昨年度ご寄附いただいたふるさと納税を財源に大学進学希望者への入学準備金の貸与や美しい砂浜を守るための海岸漂着物の清掃などこれまでできなかった事業を行うことができました。寄附者の皆様には心より感謝申し上げますとともに引き続き今帰仁村にご支援を賜りますようお願いいたします。
2016年12月22日沖縄県初の「ビーチグランピング施設」が2017年にオープンします。解放感あふれるビーチで、極上の癒し空間を堪能できるとあって、オープン前から早くも話題です。その詳細をご紹介します!グランピングっていったい何?グラマラス(Glamorous)とキャンピング(Camping)を掛け合わせた造語で、海外で発祥した新しいアウトドアスタイルです。手軽で豪華なスタイルが注目を集め、近年、日本でも盛り上がりを見せています。グランピングできるビーチリゾート!沖縄にオープン●厳選素材を使ったホテルシェフの料理を堪能!かりゆしのホテルシェフとサービススタッフが、専属でおもてなし。地元である沖縄県・恩納村でとれた選りすぐりの新鮮食材を、心ゆくまで味わいましょう。夕食は専用グリルでBBQが提供され、朝食にはピクニックバスケットにつまった特製モーニングが提供されます。●3つのコンセプトが素敵なグランピングキャビンで宿泊!ビーチに設置されるキャビンには、3つのコンセプトが用意されます。青×白で統一した「ビーチスタイル」、大人の優雅な休日を演出する「バリスタイル」、沖縄の伝統とリゾートからなる「琉球スタイル」と、どれも気になるラインナップ。お好みのスタイルを選んで、ビーチグランピングを満喫しましょう。●ホテルのスパ施設で癒しの時間をグランピングプランに宿泊すると、「沖縄かりゆしビーチリゾート・オーシャンスパ」のスパ施設(海の湯・森の湯・室内プール)も利用可能です。極上のサービスで、ストレスなくアウトドアを満喫できるのは嬉しいですね。また天候不順時等にはホテルに宿泊することも可能なので、アウトドアに不慣れな方でも心配無用。グランピングとホテルのサービス両方が受けられるので、ゆったりとストレスなく滞在が楽しめます。まずは12月から1日限定2室で、予約受付がスタートします。美しい沖縄の自然の中で満喫する、ラグジュアリーで新しい旅のスタイルを体験してみてはいかがでしょうか。【イベント概要】かりゆしビーチグランピンググランピングサービス販売開始:2016年12月9日(金)~グランピングサービス宿泊期間:2017年1月6日(金)~4月1日(土)(予定)グランピング料金:1泊2食付 20,000円(消費税込/1名)
2016年12月19日島国日本には多くの水族館がありますが、世界的にも知名度が高い「美ら海水族館(沖縄)」は、沖縄を訪れたならぜひ足を運んでほしい施設です。海の生き物たちを大迫力で体験できます。■☆美ら海水族館は那覇からは遠い「清い海」を意味する沖縄の方言「美ら海(ちゅらうみ)」の名前を持つこの水族館は、沖縄本島北西部の、海洋博公園内にあります。那覇からは車を使うと2時間ほどかかってしまうので、行く前にはしっかりと計画を立てておきましょう。レンタカーを借りるのもひとつの方法ですが、那覇空港から高速バスの「やんばる急行バス」を使えば乗り換えなしで行くことも可能です。また、バスツアーを利用して他の観光地と一緒に周るのもいいかもしれません。■☆海洋博公園も楽しもう美ら海水族館のある海洋博公園に到着したら、さっそく水族館に向かいます。海洋博公園は広く、大きな建物もいくつかあるので迷ってしまうかもしれません。水族館は公園の正面から入ってまっすぐ進み、右に曲がったところにあります。看板が出ているため迷うことは少ないですが、迷ってしまったとしても公園内には他にも施設がいろいろあるので時間をムダにしたと感じることはないでしょう。イルカショーを行うオキちゃん劇場や神秘的なウミガメ館、マナティー館など、公園の中には魅力がたくさんあります。■☆水族館の目玉は巨大水槽美ら海水族館は、2005年にアメリカのジョージア水族館ができる前までは世界で1番大きな水族館でした。それをより深く印象付けるのは、水族館の目玉である巨大水槽の中を泳ぐジンベイザメや海の生き物たちです。皆さんの中には、美ら海水族館といえば巨大水槽とそれを見る人々の写真を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。この大きな水槽は「黒潮の海」と名付けられており、縦35m、横27m、深さ10mで水量が7,500㎥という世界有数の大きさになっています。■☆見るだけじゃない?!ふれあえる水族館水族館は海の生物を鑑賞するものと思い込んでしまいがちですが、美ら海水族館は見るだけではなく、ふれあえる水族館としても有名です。海洋公園内のイルカラグーンでは、土日祝日の1日30分館イルカふれあい体験が行われています。えさをあげることもできるので、よりイルカを身近に感じられることでしょう。料金は無料ですが事前に申し込みが必要となります。興味がある人はぜひイルカとふれあってみてはいかがでしょうか。■☆沖縄に来たら美ら海水族館!沖縄にはたくさんの魅力的な場所がありますが、美ら海水族館にもぜひ寄っていきましょう。海洋公園にはさまざまな施設が併設されているので、1日いても飽きることはないはずですよ。(Chivas/ライター)(ハウコレ編集部)
2016年08月19日協同組合 沖縄産業計画は10月14日~16日、「沖縄サットサン ヨガ×ミュージックフェス2016」を、沖縄県読谷村(よみたんそん)の「体験王国 むら咲むら」や世界遺産「座喜味(ざきみ)城跡(じょうせき)」などで開催する。同イベントは、沖縄本島の中でも手つかずの海が残る読谷村を舞台に、「ヨガ×音楽×食」の融合をテーマにした西日本最大級のヨガイベント。期間中は、世界のヨガをけん引する30名のトップクラス指導者によるクラスも開講。多種多様な60以上のヨガクラスの中から、自分に合わせたクラスを選択できる。講師は、同イベント総合プロデューサーの坂東イッキさん、日本サップヨガ協会会長を務める女優の田中律子さん、更科有哉さん、chamaさん、柳本和也さん、佐藤ゴウさん、野沢和香さんなど。注目のクラスは、350名限定で行う「座喜味城跡サンライズヨガ Chillout DJ Set」。読谷村の景色が一望できる世界遺産の座喜味城跡で朝ヨガを実施する。ハワイ発祥の「SUPヨガ」は、海の上でボードに乗って行うヨガで、波に揺られるボードの上でバランスを取るため、体幹が鍛えられるという。田中律子さんを講師に迎えたクラスも用意する。「サンセットヨガ ChillOut DJ Set」は、海に沈む夕陽を見ながら実施するヨガ。DJのサウンドに乗り、ヨガ講師陣がリレー方式でヨガクラスを進行する。ヨガのほかにも、さまざまなイベントを開催。ライトアップされた琉球空手道場「琉球武徳殿(りゅうきゅうぶとくでん)」をバックに行う音楽ライブでは、ヨガミュージックを楽しめるという。飲食ブースでは、島野菜や南国フルーツを使ったスムージーや酵素ドリンクなども販売する。開催時間は14日は9:00~23:00まで、15・16日は早朝6:00~23:00まで。会場は、体験王国 むら咲むら 、世界遺産 座喜味城跡、他読谷村各エリア。入場料は無料。ヨガ参加チケットは各2,000~1万5,000円(無料プログラムあり)。音楽エリアチケットは、1日券が前売り3,000円、当日3,500円、3日通し券は前売り7,500円、当日8,000円。※価格はすべて税込
2016年08月15日政府がこのほど発表した2016年度予算案で、「沖縄子どもの貧困緊急対策事業」として10億円が計上された。背景には、沖縄県の子どもを取り巻く環境が全国でも極めて深刻な状況であるにも関わらず、行政の支援が行き届いていない現状があるという。事業内容と背景事情について県の担当者に聞いた。○子どもの居場所をつくり支援につなげる同事業は、(1)子どもの貧困対策支援員の配置、(2)子どもの居場所の運営支援を柱としており、3カ年のモデル事業として実施することを想定している。「貧困対策支援員」は、支援を必要とする子どもたちの現状を把握し、それを提供できる地域の施設やNPOなどに結びつけるコーディネーター的な役割を果たす。市町村が地域の実情に応じて中学校区に1人などの基準で人材を配置。人材確保のため、県が研修を実施するなどして後押しする。また「子どもの居場所運営支援」では、食事の提供や生活指導、学習支援、キャリア形成などを行いながら子どもの居場所づくりを行う取り組みを支援する。運営母体はNPOや児童館、公民館、子ども食堂などを幅広く想定。支援により活動の回数や幅が広がったり、放課後から深夜まで開所したりすることが可能となる見込み。学童保育の費用が払えない貧困家庭の子どもたちの居場所が確保できると期待されている。○深夜まで1人で過ごす子が街を徘徊緊急対策が必要とされた背景には、まず沖縄県の貧困率の高さがある。県や内閣府の資料によると、貧困世帯の割合を示す貧困率は29.3%(2007年)で全国平均の約2.0倍。統計的に子どもの貧困率が高くなる母子世帯の出現率も2.72%(2010年)で全国平均の約1.9倍といずれも全国ワースト1位になっている。給食の1食のみで過ごす子がいるなど、親の世代の貧困は子どもの生活に直接的に影響する。さらに、学習支援などさまざまな支援を活用できないまま育った子どもが、貧困を引き継いでしまうのではないかと懸念されているのだ。また同県では、放課後から親が帰宅するまでの間の子どもの居場所がないことで街を出歩いて登校に支障が生じたり、非行に至ったりするなど問題を抱える子どもが多くいるという課題も抱えている。県がひとり親世帯に行った実態調査(2008年)によれば、「母子・父子世帯の就労している親の帰宅時間」について、4.7%が「21時~23時」と回答。「23~24時」は1.4%、「24時以降」は7.1%となっていて、「不規則」と答えた人も11.1%いた。加えて、沖縄タイムスの調査(2010年)では「夜、子どもだけで過ごしている子がいる」と答えた教員の割合が過半数を占めることもわかっている。因果関係ははっきりしないものの、県によれば深夜まで1人で過ごす子どもが街を出歩いていると推測できるという。このように子どもの貧困対策が急務となっている沖縄県。今回の緊急対策事業が子どもを救う手だてとなるのか。県は「各市町村が活用しやすい事業設計をしたい」として、4月からの開始に向けた対応を急いでいる。※写真と本文は関係ありません
2016年02月02日沖縄県酒造組合は1月29日~30日、「丸ビル Marunouchi Cafe×WIRED CAFE 沖縄あわもり ほろ酔い フェア」を「Marunouchi Cafe×WIRED CAFE」(東京都千代田区)にて開催する。時間は、両日11時~21時。同フェアは、沖縄県の伝統酒「琉球泡盛」をはじめとした泡盛ベースのリキュール、カクテルなどが楽しめる試飲イベント。「久米仙酒造」や「忠孝酒造」など、沖縄県の8蔵元より32銘柄の泡盛が登場し、全て無料で試飲が楽しめる。また1月29日18時、30日14時30分からは、「華菜枝(三線) with 伊藤広規ライブ&泡盛トークショー」が開催される。
2016年01月28日三菱地所は12月25日、沖縄・下地島空港において旅客ターミナル施設を整備し、国際・国内線旅客の取り扱いやプライベート機等の受け入れ事業実施を、沖縄県に提案したと発表した。同社は2015年3月に下地島空港及び周辺用地利活用事業の候補事業者に選定されている。沖縄県は2021年度までに沖縄県への入域観光客数1,000万人(うち、外国人観光客数200万人)達成を目標にしており、この目標に向けて同社は「空港から、リゾート、はじまる。」をキーコンセプトに下地島空港の整備・事業を担う。沖縄県は下地島空港から新たな航空需要の受け入れを行うべく、同社等とともに航空路線の誘致活動を進めていくという。また、すでに年間約130万人(2014年実績、国土交通省調べ)の利用がある宮古空港とともに、観光地として高い注目をあつめる宮古諸島にさらなるにぎわい創出を目指す。旅客ターミナル施設の敷地面積は約2万7,000平方メートルで、2017年1月より新築工事・開業準備をはじめ、2018年5月に開業を予定している。
2015年12月28日スポーツワンは2016年3月12日、ファンランイベント「バブルラン2016in沖縄」を、沖縄県豊城見市の豊崎美らSUNビーチにて開催する。沖縄での同イベントの開催は初となる。「バブルラン」は、全長約2kmのコース上に設置されたバブルマシンから放出される泡にまみれ、参加者がゴールをめざすランイベント。日本ではこれまで、千葉県、大阪府、愛知県などで開催されていて、累計10万人以上が参加したという。ゴール後には、人気のアーティスト、ダンサー、DJなどによるパフォーマンスとバブルマシンを組み合わせ、参加者が踊りながら泡まみれになる野外「バブルパーティー」も行われる。同イベントのステージゲストには、石垣島在住のいとこ・兄弟で結成されたエンタメユニット「きいやま商店」の出演が決定した。スポーツワン公式アプリで12月21日まで先行エントリーを受け付けていて、参加料金は4,500円となっている。2015年12月22日~2016年1月20日の期間にエントリーした場合は4,900円、2016年1月21日~2016年3月5日の期間の場合は5,500円が参加料金となる(スポーツワン公式アプリ、バブルラン公式ウェブサイト共に)。参加資格は中学生以上で、募集数は6,000名(18歳以下は、保護者の同意が必要)。※料金はいずれも税込
2015年12月18日沖縄県はこのほど、低所得のひとり親世帯に対して認可外保育施設の利用料を補助する制度を導入した。背景には同県のひとり親家庭が置かれている厳しい貧困の状況がある。同県は何を課題と捉え対策を考えているのか。担当者に聞いた。○母子世帯割合は全国平均の2倍以上同制度は、ひとり親世帯のうち児童扶養手当を受給しているなど低所得の世帯を対象としたもの。認可保育所の利用料と同等になるように、子ども1人あたり月額2万6,000円を上限として、認可外保育所の利用料との差額分を補助する仕組みになっている。導入の背景として担当者がまずあげたのは「待機児童」の問題だ。特に那覇市では待機児童数が539人と全国3位(平成27年4月 保育所等関連状況取りまとめ)になるなど、認可保育所の不足が課題になっているという。「ひとり親世帯の入所は優先しているが、年度途中だと難しいのが現状」と指摘。せめて認可外でも、認可保育所と同じ料金で利用してほしいとしている。さらに全国平均と比べて母子世帯数の割合が高く、世帯収入が少ないことも大きな要因となっている。厚生労働省が平成23年に実施した「全国母子世帯等調査結果報告」の結果をもとに計算すると、全国の母子世帯数の割合は2.65%。一方で、平成25年の沖縄県の調査では5.46%と、調査年が異なるため単純に比較はできないが、2倍以上になっている。また世帯年収を同調査で比べてみても、母子世帯の全国平均世帯年収が181万円であるのに対し、同県平均は155万円と低くなっている。○中国語講座も! 沖縄ならではのひとり親支援同県はこの現状にどう向き合っているのか。ひとり親を対象にした施策には、沖縄ならではの事情を考慮したメニューがそろっていた。このうちの1つが雇用面の支援として行っている「中国語講座」だ。参加者が8カ月にわたって講座を受講し、中国語検定3級の取得を目指す内容となっている。近年、クルーズ船の入港などで中国人の観光客が増加。サービス業に従事するひとり親からのニーズが高く、参加者は資格取得によって職を見つけたり、待遇改善につなげたりしているという。ほかにも自立支援のため、ひとり親世帯に対し、1年間無料で民間のアパートを貸し出すという取り組みも実施。同県では、ひとり親の持ち家率が低く家賃が自立の足かせとなっていることや、市町村が設置する母子生活支援施設の数が少ないことなどから導入された。さらには、ひとり親に対して必要な支援を組み合わせて助言をくれるコーディネーターも配置。個人の問題に丁寧に向き合う同県の姿勢がうかがえる。○子育て環境の整備に注力これだけの施策を打っていても、同県の担当者は「ひとり親世帯の状況は、切羽詰まっている」と指摘。その上で、担当者の実感として「しわ寄せが子どもたちにいっている」と答えてくれた。ひとり親世帯の子どもたちの中には、親の目が届かないところで非行に走ったり、深夜徘徊(はいかい)をしたりするケースが目立つ。「検討段階」としながらも、担当部署では学童保育の夜間の部を創設するなど、夜の子どもたちの居場所を作れないか思案しているという。地域によっても状況が異なるひとり親世帯の貧困問題。それぞれの自治体による実態に即した支援が求められている。※写真と本文は関係ありません
2015年12月14日エアー沖縄とグランドシステム沖縄は10月16日、2016年4月1日を目処に経営統合し、同日よりANAホールディングスの資本参加を受け、ANAグループの一員として那覇空港における地上支援業務を展開していくことで基本合意した。那覇空港は沖縄が持つ地域の魅力や東アジアの中心に位置する地理的優位性が国内外で高く評価され、近年はLCCや外国航空会社の就航が大幅に増加している。さらに、ANAグループによる「沖縄貨物ハブ」でもあり、今後もさらなる事業拡大が期待されている。エアー沖縄およびグランドシステム沖縄は、今までも那覇空港においてANAからの委託を受け、国内外の航空会社の旅客サービスや運航支援、グランドハンドリング等の地上支援業務を実施してきた。今後は那覇空港を取り巻く事業環境の変化に対応すべく、「経営統合」ならびに「ANAグループへの参画」を果たすことにより、さらに高品質なサービスと安定したオペレーションをより効率的に提供できる事業体制の構築を図っていく。エアー沖縄およびグランドシステム沖縄がこれまで51年間にわたり那覇空港で培ってきた空港地上支援業務のスキル・ノウハウをベースに、ANAグループに参画することにより得られる様々なサポートを効果的に活用していく。加えて、当地企業のDNAを継承する空港ハンドリング会社として、引き続き沖縄の経済・産業発展に貢献する企業となることを目指すとしている。
2015年10月19日小学生向けプログラミング教育事業を行うCA Tech Kidsは9月24日、沖縄県の地元企業2社と共同し、プログラミング学習のための奨学金制度「CA-Frogsキッズプログラマー奨学金」を設立し、奨学生2名を採択したと発表した。「CA-Frogs キッズプログラマー奨学金」は、沖縄のIT人材を育成・輩出するためのプログラミング学習奨学金制度。CA Tech Kidsのほか、シーエー・アドバンス、レキサス、沖縄県内の中学生~大学生をシリコンバレーへ派遣し次世代リーダーの育成を目指す教育プログラム「Ryukyufrogs」との四者共同で実施する。今回、奨学生として採択されたのは、上原匠人君(金城小学校5年生)と譜久原理樹人君(宜野湾小学校5年生)。2名は小学生向けプログラミングスクール「Tech Kids School」沖縄那覇校にて、半年間・計約100時間のプログラミング学習を行う予定。開発ツール「Xcode」を使ったiPhoneアプリ開発や、HTMLやJavaScriptを用いたWebアプリ開発を学び、12月には奨学生自身が企画・開発したオリジナルの作品をプレゼンテーションする発表会を行うという。学習に係る諸費用はシーエー・アドバンスおよびレキサスが負担し、奨学生は無償で学習することができる。将来的には、同プログラムで学習した奨学生を、「Ryukyufrogs」を通じてシリコンバレーに派遣し、高度なリーダー育成につなげていきたい考えだ。
2015年09月24日LCCのPeach Aviationは9月4日、那覇空港発着の路線を拡大し、新たに沖縄(那覇)=ソウル(仁川)線に就航するとともに、沖縄(那覇)=福岡線を増便した。沖縄(那覇)=ソウル(仁川)線は週7便(1日1往復)、沖縄(那覇)=福岡線は1往復増便し、1日2往復で運航する。今回の路線開設および増便にあたり、Peach代表取締役CEOの井上慎一氏は、「ソウル線の就航で那覇空港を発着する国際線は3路線目となります。この就航により旺盛な訪日需要を取り込み、沖縄への来訪者がさらに増加すると確信しています」。とコメントしている。また、沖縄(那覇)=福岡線の増便に対しては、「那覇空港からの路線ネットワークを拡大させるとともに夜間駐機も2機に増やし、Peachとして那覇空港の拠点機能を充実させました。今後も那覇空港からアジア各国へ路線を拡大させ、沖縄県が掲げる2021年度までに入域観光客数1,000万人に少しでも貢献できればと考えています」と話している。9月4日~10月24日における沖縄(那覇)=ソウル(仁川)線の運航スケジュールは、沖縄(那覇)13:05発・ソウル(仁川)15:15着、ソウル(仁川)15:55発・沖縄(那覇)18:05着。運賃は片道5,980円~2万6,880円(ハッピーピーチ)となる。また、9月4日~10月24日における沖縄(那覇)=福岡線は、沖縄(那覇)8:15発・福岡9:55着と福岡10:25発・沖縄(那覇)12:05着が増便となる。なお従来便は、沖縄(那覇)17:50発・福岡19:30着と福岡20:15発・沖縄(那覇)21:55着となっている。運賃は片道4,290円~2万1,990円(ハッピーピーチ)となる。上記運賃は1席あたりの片道運賃で、燃油サーチャージ(燃油特別付加運賃)は不要だが、支払手数料と空港使用料等は、また、手荷物の預けや座席指定には別途料金が発生する。そのほか、コンタクトセンターや空港カウンターにて購入した場合、別途予約手数料が必要となる。運賃額は空席状況によって変動し、購入時点で有効な金額が適用される。加えて、運賃額・利用条件は予告なく変更および追加設定する場合がある。
2015年09月06日