シンガーソングライターの沢田聖子が3日に自身のアメブロを更新。91歳になった母親が受け入れないことを明かした。この日、沢田は母親について「2月2日で91歳になった」と報告し「部屋に飾りつけてみた。…誰も見ないけど」と数字のバルーンで飾り付けられた部屋の様子を写真で公開。母親に対し「91歳、おめでとぉー 9と1を飾ったよ、見て見て!!…と言った」と述べるも「誰が91なの!?」と言われたことを明かした。続けて「実年齢を受け入れないのでじゃあ、いくつになったの!?と聞き返した」といい「うーーーんと………(長く考えて)88くらいかなぁ」と返答があったことを説明。「3歳程度のサバ…と思ったけど」と述べつつ「80代と90代の差が母の中では大きいんだね、きっと」と推測した。また「去年の誕生日にはベッドからリビングルームまで歩いて私が買ってきたバースデーグッズを身に付けて楽しんでいた」と昨年の誕生日での母親の様子を明かしつつ「最近はトイレ以外は殆どベッドに居る事が多くなった」と説明。最後に「今年も一緒に誕生日をお祝い出来て感謝しかないね」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「お誕生日おめでとうございます」「ステキな飾り付けですね」「気力のある証拠ですよ」などのコメントが寄せられている。
2024年02月05日沢田研二の全国ツアー「沢田研二 LIVE 2024『甲辰 静かなる岩』」の開催が決定した。1月12日(金)に東京・LINE CUBE SHIBUYAから始まる「沢田研二 正月LIVE 2024『甲辰 静かなる岩』」のチケットは即完し入手困難なライブとなってしまったが、このたび待望の全国ツアースケジュールを発表!4月5日(金)のLINE CUBE SHIBUYA公演を皮切りに、全国20公演開催される。沢田研二 チケット情報チケットは、1月13日(土)昼12:00から21日(日)23:59までオフィシャル先行抽選受付を実施。■沢田研二 LIVE 2024『甲辰 静かなる岩』4月5日(金) LINE CUBE SHIBUYA4月11日(木) ロームシアター京都メインホール4月13日(土) 本多の森北電ホール4月14日(日) 長野市芸術館メインホール4月20日(土) 刈谷市総合文化センター アイリス4月27日(土) 新潟県民会館5月10日(金) 福岡市民会館 大ホール5月11日(土) 市民会館シアーズホーム夢ホール5月19日(日) 神戸国際会館こくさいホール5月20日(月) フェスティバルホール5月24日(金) 神奈川県民ホール5月25日(土) さいたま市文化センター6月1日(土) 岡山シンフォニーホール6月2日(日) なら100年会館 大ホール6月15日(土) 白河文化交流館コミネス 大ホール6月16日(日) 東京エレクトロンホール宮城6月18日(火) 東京国際フォーラム ホールA6月30日(日) 相模女子大学グリーンホール7月3日(水) 愛知県芸術劇場 大ホール7月9日(火) LINE CUBE SHIBUYA【出演】沢田研二【バンドメンバー】柴山和彦(g)/依知川伸一(b)/高見一生(g)/平石正樹(Ds)/斎藤有太(key)/すわ親治(cho)/山崎イサオ(cho)
2024年01月10日今年6月25日、さいたまスーパーアリーナのツアーファイナルバースデーライブで75歳を迎えた沢田研二。この秋も「まだまだ一生懸命PART Ⅱ」を続行中だ。そしてこのたび、正月ライブ『甲辰 静かなる岩』の開催が決定した。2024年の幕開けは東名阪4公演からスタート!1月12日(金)東京・LINE CUBE SHIBUYA、1月31日(水)東京国際フォーラム ホールA、1月15日(月)愛知・Niterra日本特殊陶業市民会館 フォレストホール、1月17日(水)大阪・フェスティバルホールにて開催される。沢田研二チケット情報お馴染みのメンバーで挑む東名阪正月ライブ!どうぞご期待ください!!チケットは、9月23日(土)12:00~10月1日(日)23:59までオフィシャル先行抽選の受付を実施。
2023年09月21日’70~’80年代に圧倒的スターとして君臨していたジュリーこと沢田研二(74)の、大胆かつセクシーな曲衣装の数々。そんな沢田研二の魅力あふれる写真集『『JULIE by TAKEJI HAYAKAWA-早川タケジによる沢田研二』(SLOGAN)が発売中!「まるでARTのよう」と話題になっている作品の誕生秘話をアートディレクションを務めた早川タケジ氏に伺った。’73年のヒット曲『危険なふたり』から始まった天才と呼ばれるアートディレクター・早川タケジによるジュリーのビジュアルやパフォーマンスは、巨大なパラシュートを背負ったり、ジーパンのジッパーを下げたりとかなり斬新だった。「沢田さんとは、綿密な打ち合わせなどなく、『こんなふうにやりたい』と伝えるとすぐに『いいね、面白そう』と阿吽の呼吸でやってきました。それは、当時の風潮でもあったカウンターカルチャーの影響で、今までにないものを作ろう!という気持ちでお互いにつながっていたんだと思います」(早川氏・以下同)【勝手にしやがれ】「男装の麗人をオマージュ」と聞いて納得!’77年リリース時のプロモーションビジュアル。往年の大女優マレーネ・ディートリヒの男装の麗人スタイルをオマージュ。帽子を投げるパフォーマンスは老若男女がまねした。【サムライ】軍服をイメージした危険な香りがプンプン’78年リリース『サムライ』の衣装。歌詞も挑戦的だったが、衣装も斬新。インナーのシースルーはなんと女性もののストッキング。「沢田さんのようにキレイな人が危険な香りのする三島由紀夫の楯の会のような軍服を着るというミスマッチが面白いかな、と思いました」【カサブランカ ダンディ】ウエストに差したウイスキーが印象的’79年のポスタービジュアル。当初、不良アイビースタイルの予定だったが、仮縫い時、袖がほつれたりした不完全な状態の上着がカッコいい、となり急きょ変更。「その場で即OKでした。決断力の早さも沢田さんの魅力のひとつ」【TOKIO】膨れ上がるパラシュートに目を奪われた音楽配信サービスでも人気の曲。曲が始まるとともに巨大なパラシュートも膨れ上がった。電飾まみれになったジュリーの目にはカラコンがキラリ。目でも楽しめた名曲。【CM 樹里】花と着物と刀と……極彩色で彩る耽美的な日本天竜の酒・樹里のCMポスター。現在はオークションサイトで高額取引されている。「総天然色のシネマの中に、歌舞伎の様式美みたいな耽美で退廃した世界観を持ち込んでみました」鬼才・早川タケシが生み出したジュリーの世界は奇跡!
2022年11月26日沢田研二主演、松たか子共演の映画『土を喰らう十二ヵ月』が公開中だ。この度、主人公で作家のツトム(沢田)とその恋人・真知子(松)が、“たけのこ”を頬張る本編特別映像が解禁された。本作は1978年に作家・水上勉が記した料理エッセイを原案に、中江裕司が監督を務めた人間ドラマ。自然を慈しみ、人と触れ合い、おいしいご飯を作り、誰かと食べられることに感謝する日々を送る主人公の姿を通して、丁寧な生き方や真の豊かさとは何かを問いかける。共演には火野正平、檀ふみ、西田尚美、尾美としのり、奈良岡朋子ら実力派俳優陣が出演。目も心も満たすような旬の野菜で作る料理の数々は、映画初参加となる料理研究家・土井善晴が担当している。今回到着した本編映像は、ツトムと真知子がたけのこを頬張るシーン。ツトムがたけのこを調理し、湯気が立ち込めるたけのこを鍋から大皿へと移す。軒先で摘んだ木の芽をふんだんに掴み入れ、時間との勝負と言わんばかりに、ふたりは一刻を争いながら居間へと移動。そして出来立てのたけのこに喰らいつく。繊細な味を噛みしめ、恍惚とした表情を浮かべるふたりの姿に、見ているこちらまで、思わずたけのこにかぶりつきたくなるようなシーンになっている。『土を喰らう十二ヵ月』若竹煮中江監督は「この映画を撮りながら、いつも考えていたのは“好きな人と食う飯がいちばん美味い”ということです。そこに究極の答えがあるかもしれない。食べることは生きることだけど、一人で食べていてもあまり楽しくない。でも、好きな人と食べていると楽しいし美味しい。それが人間じゃないのかって。この映画は理屈をこねるものではなく、魂で感じる作品だと思います」とコメントしている。四季折々の食とともに、人としての豊かな生き方を体感させてくれる本作は、忙しい日々を過ごす我々にふと立ち止まるきっかけを与えてくれそうだ。映画『土を喰らう十二ヵ月』本編特別映像(たけのこ)『土を喰らう十二ヵ月』公開中© 2022『土を喰らう十二ヵ月』製作委員会
2022年11月15日1978年に作家・水上勉が記した料理エッセイから、中江裕司監督が人々がいつしか忘れてしまった土の匂いのする生活を思い起こさせる物語を紡ぎ出した『土を喰らう十二ヵ月』より、愛犬“さんしょ”にまつわるメイキングスチルが到着した。目も心も満たしてくれる旬の野菜で作る料理の数々が登場する本作だが、映画初参加となる料理研究家の土井善晴が、ほうれん草の胡麻和えや、若竹煮、胡麻豆腐など、ツトムが寺で覚えた料理を具現化している。また食材は、撮影前に畑を開墾し育て収穫したものなどを使用。四季を撮るために1年6か月に渡る撮影を敢行するなど、“土を喰らう”本質を表現するために徹底的なこだわりが詰めこまれている。そんな本作では、作家のツトム(沢田研二)が人里離れた信州の山荘で、畑で育てた野菜や山菜を収穫し、幼少期に禅寺で習った精進料理を作る日々を送るが、彼の傍らには、いつも犬の“さんしょ”がいる。“さんしょ”という名前は、13年前に亡くなり山椒が大好きだったツトムの妻・八重子が命名したものだ。そんな愛犬“さんしょ”役には、演技経験のある犬ではなく、白馬村の近隣のお宅の飼い犬「もも」が大抜擢されている。実は撮影前のある日、スタッフが白馬村周辺でツトムの愛犬役の犬を探し回っていたところ、スタッフの軽トラックを茶色い犬が追いかけてきたという。“自らの出演オファー”というユニークな経緯により、主役の沢田研二の愛犬という大役を掴むことになった「もも」。撮影中は、新井プロデューサーがしつけ担当となり、家までの送り迎えなど時間を共にしながら撮影に挑んだ。また沢田さんには初対面で頭をなでてもらい、すんなりと懐いたそう。現場ではいつも沢田さんの傍らにおり、劇中ではツトムがひとりごちるのを見守り、散歩に出掛け、共に土を喰らいながら生きる「作家と犬」として名演を見せている。そんな「もも」の演技にも注目だ。『土を喰らう十二ヵ月』は新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:土を喰らう十二ヵ月 2022年11月11日より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開©2022『土を喰らう十二ヵ月』製作委員会
2022年11月13日高崎俊夫さんの水先案内をもっと見る()佐々木俊尚さん(フリージャーナリスト、作家)「……何より、土井善晴さんの料理が堪能でき、料理好きの人ならすべてのシーンに感動するだろう。」佐々木俊尚さんの水先案内をもっと見る()(C)2022『土を喰らう十二ヵ月』製作委員会
2022年11月06日1978年に作家・水上勉が記した料理エッセイから中江裕司監督が物語を紡ぎ出した沢田研二主演、松たか子共演映画『土を喰らう十二ヵ月』より、本編映像が解禁された。この度解禁されたのは、人里離れた信州の山荘で犬のさんしょ、13年前に亡くなった妻の遺骨と共に暮らしている作家のツトム(沢田研二)と食いしんぼうの担当編集者で恋人である真知子(松たか子)のやりとりが切り取られた本編映像。日が暮れて、皮を少し残して囲炉裏であぶった小芋で晩酌をするふたりだが、静かであたたかな時間から一転、真知子の一言でふたりは恋人同士から作家と編集者へと様変わりをする。「原稿は?」「‥‥ない」「もう締め切りよ」という一連のやりとりの後、「子芋さんでゆるしてくれないかな」と甘えた素振りをして見せるツトムに、真知子は原稿用紙を突きつける。きっちり仕事をする真知子を目の前に、逃げ場がなく観念したツトムは思いを巡らせ万年筆を手に取る。松さんが演じる真知子は、実は原案にはない、脚本も手掛けた中江監督によるオリジナルキャラクター。中江監督は、原案エッセイのあとがきの「ミセス編集局の女子連に、ひそやかな悦しみをのぞかれ、かくも、よしあしごとを書く始末になった。嗚呼。」という一文を読んで真知子を作りだした。「水上さんの(他の)小説をもう一度読み直して、そこに出てくる女性たちを通じて真知子像を作り上げていきました」「(松さんは)素晴らしかったですね、沢田さんはそこにいるだけで役を成立させる役者さんですが、松さんはそういう沢田さんを細かくサポートしてシーンを作り上げてくれた。ただ脇を固めるだけでなく、瞬時に松さんが場の中心になることもある。その切り替えが見事なんです」とふり返る。締め切り原稿の催促は、作家と編集者間でよく繰り広げられるやりとりであると想像に難くないが、穏やかな時間が流れる中、一筋縄ではいかない作家ツトムと編集者・真知子の関係や多くは語らずも匂い立つ男女の機微を感じる印象的なシーンとなっている。『土を喰らう十二ヵ月』は11月11日(金)より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:土を喰らう十二ヵ月 2022年11月11日より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開©2022『土を喰らう十二ヵ月』製作委員会
2022年11月03日銀座三越は、10月26日に、亀田製菓と協業し、世界初お披露目となる「プラントベーススイーツ」の新ブランド「jeRiz(ジュリ)」を本館地下2階にニューオープンします。【プラントベーススイーツ】米のプロ・亀田製菓と一から生み出した新ブランド登場プラントベースのやさしい米菓子「jeRiz (ジュリ)」jeRiz (ジュリ) はみんなに安心、みんなにおいしい、からだのために嬉しい米菓子。米粉を中心に植物性素材を使った米菓子専門店です。米菓に加え米粉ベースの洋菓子も展開。米粉を原料としたグルテンフリー(※1)を基本とし、動物性原料をできる限り排除(※2)しました。ギフトを探されている方にも、贈る側、贈られる側にも安心な米菓子を提供します。※1 一部商品に「小麦」を含みます。※2 一部の商品を除きます。jeRiz(ジュリ)取扱い商品のご紹介軽めの朝食やおやつ、色んなシーンに便利なシンプルな味わい。パリッと極薄に仕上げた、軽快な食感のクラッカーと、国産米粉、国産うるち玄米を原料とした発芽玄米パフ入りの軽い歯ざわりのキューブタイプクラッカー。RICE CRACKER ライスクラッカー「うす焼 チーズ風味・トマト・ごぼう」各種40g入 1,296円RICE CRACKER ライスクラッカー「キューブ 発芽玄米&大豆・チョコレート&ココナッツ」各種50g 入 1,080円国産うるち米を使用したサクサクとくちどけの良い生地を、薫り高い白トリュフ塩で仕上げました。RICE CRACKER ライスクラッカー「ソフト 白トリュフ塩仕立て」14枚入 1,080円食べやすい厚さにカットした新潟県産うるち米粉を使ったパンをやさしい甘さのバター風味で仕上げたザクザク食感のラスク。※バター風味は香料で表現しています。RICE RUSK ライスラスク「 シュガーバター風味」5枚入 972円,10枚入 1,944円国産米粉と豆乳で仕上げたラングドシャ生地で、サステナブルなハイカカオチョコレート(カカオ分70%)をサンドしました。すぅっと溶けるくちどけとほろ苦い甘さが特徴のラングドシャ。※こちらのチョコレートには、カカオ産業の持続可能な発展を目指すサステナビリティに配慮したカカオ豆を使用しております。RICE LANGUE DE CHAT「ライスラングドシャ チョコレート」9枚入 1,728円,18枚入 3,456円【ブランドストーリー】自分が口にするもの、大切な方に贈るもの、少しだけ気にして選ぶようになった。 お菓子は食べたいけれど、後味の軽いものがいいな。 それが私以外、地球にも優しいものだと嬉しい。そんな風に考えるようになった。 自分の小さな変化を楽しんで、日常の暮らしを無理なく丁寧に、自分で豊かにする。 自分のご機嫌を取るのが上手なjeRiz。 jeRizの日常とともにある、お米を使ったお菓子で、おいしさはもちろん、少し自分や周りに嬉しいことを 実践したい方への共感、考え方のご提案を目指しています。【パッケージについて】ヴィーガンは食だけではなく、地球環境にも想いを寄せるライフスタイルです。新しいブランド jeRiz (ジュリ)では、パッケージの紙にもFSC認証を受けた紙を使用したり、印刷のインクにもベジタブルインクなど、環境に配慮したものを出来るだけ使用することに努めています。ときどき自分にも、地球にも優しい生活を送る「ジュリ」という女性の生活をイメージしたデザインは、それを表現する素材にも想いを寄せています。※価格は税込みです。※内容は予告なく変更または中止となる場合がございます。
2022年10月22日第35回東京国際映画祭の審査委員長を、舞台演出家・映画監督のジュリー・テイモアが務めることが決定。黒澤明賞復活、ジャパニーズアニメーション部門など主要企画も決定した。コンペティション部門 審査委員長が決定映画祭の顔となるコンペティション部門の審査委員長を、舞台「ライオン・キング」(1997)の演出や映画『タイタス』(99)『フリーダ』(2002)、『アクロス・ザ・ユニバース』(2007)、『グロリアス 世界を動かした女たち』(2020)などを監督した舞台演出家・映画監督のジュリー・テイモアが務めることが決定。 昨年のイザベル・ユペールに続き、女性の審査委員長となる。そのほかの審査員(全5名予定)も、後日発表される。世界中から集められた珠玉のコンペ作品(全15作品)が世界の目で審査されることとなる。ジュリー・テイモア■ジュリー・テイモアコメント芸術は私たちを混沌の中から導き出し、道を切り開く道標です。暗い劇場の中、目の前で明滅する映像は、私たちを深く引き込み、孤立した単一の自己存在から引き離します。映画館で作品にひたってください。そこは、私たちがまったく知らないこと、知っていると思っていること、個人的に経験したことの境界をともに越えさせてくれる宮殿です。他人の人生や愛に没入して、鼓舞され、苦悶させられてください。第35回東京国際映画祭のコンペティション部門国際審査委員長として来日できることを、とても光栄に思います。■東京国際映画祭チェアマン 安藤裕康コメントジュリー・テイモアさんは、ミュージカルの演出だけでなく、多くの優れた映画を監督しています。特に、若い頃に日本で人形浄瑠璃を学び、それを自分の作品に活かすなど、日本との関係も深い。また、彼女は黒澤明の大ファンでもあり、黒澤明賞復活の年にふさわしい審査委員長でしょう。黒澤明賞が復活日本が世界に誇る故・黒澤明監督の業績を長く後世に伝え、新たな才能を世に送り出していくために、世界の映画界に貢献した映画人、そして映画界の未来を託していきたい映画人に贈られる賞として、黒澤明賞が今年の東京国際映画祭に戻ってくる。過去にはスティーヴン・スピルバーグ、山田洋次、侯孝賢などが受賞していた同賞だが、今年は、山田洋次監督、仲代達矢氏、原田美枝子氏、川本三郎氏、市山尚三東京国際映画祭プログラミング・ディレクターの5名の選考委員により選ばれる。受賞者は後日発表される。また、同賞に合わせて、「黒澤明の愛した映画」と銘打ち、『フィツカラルド』『ミツバチのささやき』など黒澤明が愛した世界の名作も上映予定。黒澤明ツァイ・ミンリャン監督デビュー30周年記念特集東京国際映画祭ヤングシネマ部門ブロンズ賞を受賞した『青春神話』での監督デビューから30周年を迎える台湾の巨匠ツァイ・ミンリャンの特集上映を、台北駐日経済文化代表処台湾文化センター、及び東京フィルメックス(10月29日~11月6日予定)との共催で開催。東京国際映画祭では『青春神話』『楽日』や日本未公開の短編などを、東京フィルメックスでは『西瓜』『ヴィサージュ』などを上映。両映画祭にとってこれが史上初の共催企画となる。ツァイ・ミンリャンNippon Cinema Now 部門特集 〈追悼 青山真治〉昨年新設された、この1年の日本映画を対象に、特に海外に紹介されるべき日本映画という観点から選考された作品を上映する同部門では、今年3月に急逝した青山真治監督を追悼し、代表作2作品『EUREKA ユリイカ』と『エリ・エリ・レマ・サバクタニ』を英語字幕付きで特集上映する。青山真治国立映画アーカイブ共催「長谷川和彦とディレクターズ・カンパニー」国立映画アーカイブと共催で特集上映「長谷川和彦とディレクターズ・カンパニー」を開催。1982年に長谷川和彦の呼びかけによって設立され、11年間にわたって個性的な作品を作り続けたディレクターズ・カンパニーの作品を35mmで上映する(会場は国立映画アーカイブ小ホール)。東京国際映画祭では日本映画クラシックス部門の中でディレクターズ・カンパニーの代表作4作品『台風クラブ』『光る女』『DOOR』『地獄の警備員』のデジタルリマスター版を上映する(会場はTOHOシネマズシャンテ)。ジャパニーズ・アニメーション部門特集2022年のテーマは「ゼロから世界を創る」。「アニメーションで世界を創る」と題して、最新アニメ映画『雨を告げる漂流団地』『夏へのトンネル、さよならの出口』『ぼくらのよあけ』の3作品をピックアップ。レトロスペクティブ「アニメと東京」ではアニメが「東京」という世界をいかに描いたかに注目し、4作品を上映する。「第35回東京国際映画祭」は10月24日(月)~11月2日(水)日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区にて開催。「TIFFCOM2022」は10月25日(火)~27日(木)オンライン開催。(text:cinemacafe.net)
2022年09月16日沢田研二と松たか子が共演する映画『土を喰らう十二ヵ月』より、予告編が公開された。沢田さん演じる作家のツトムが、山荘にやってきた恋人・真知子(松さん)に「寒かっただろ?」と優しい笑顔をむけるシーンから始まる今回の予告編。子芋の土の香りに気付く真知子、禅寺の和尚の教え、亡くなった妻の存在、「所詮人は、一人で生まれて、一人で死んでいく」というツトムの考え方など、本作の世界観が立ち上がっていく映像となっている。また、畑と相談してツトムが作る献立、真知子のために作る料理、通夜振る舞い。子芋の網焼き、炊き立てのみょうがご飯、わらびのおひたし、胡麻豆腐、ふろふき大根、若竹煮など、目に美しい料理もたくさん登場している。そして、スペインで開催される「サン・セバスティアン国際映画祭」キュリナリー・シネマ部門への出品が決定。プレミア上映後には、作品をテーマにしたディナーが楽しめるのが特色の部門だ。ディナーの料理は、スペインのレストラングループ「NOMO」で活躍する茨城県出身の萩野谷尚之が担当する。ほかにも、9月13日(火)~19日(祝・月)の期間、松屋銀座で開催される「銀座・手仕事直売所」に、本作の世界観が楽しめるショップが開店する。『土を喰らう十二ヵ月』は11月11日(金)より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:土を喰らう十二ヵ月 2022年11月11日より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開©2022『土を喰らう十二ヵ月』製作委員会
2022年09月08日元AKB48の高橋朱里(ジュリ)が所属する韓国の6人組ガールズグループ・Rocket Punch(ロケットパンチ)が29日、都内でJapan 1st Single「Fiore」発売記念イベントを開催。本番前に報道陣の取材に応じ、ジュリは日本でメンバーを連れて行きたい場所を聞かれて「私の実家です」と答えた。Rocket Punchはジュリ、ヨンヒ、スユン、ユンギョン、ソヒ、ダヒョンの6人からなるガールズグループ。2019年8月に韓国でデビューし、2021年8月にミニアルバム『Bubble Up!』で日本デビューした。本日6月29日にJapan 1st Single「Fiore(読み:フィオーレ)」をリリースし、これを記念し、来日中のメンバーを体感できる「Rocket Punch Park」を6月29日~7月3日まで東京・原宿のBE AT STUDIO HARAJUKUにて開催。この日は、CDを事前予約した人の中から抽選で80人を招待し、ミニライブ&メンバー全員でのお見送り会を実施した。イベント本番前には、報道陣向けに新曲「Fiore」をパフォーマンス。ジュリは「去年の8月に(日本)デビューしたんですけど、そのときは世界中が大変なことになっていて来日することができなくて、今回、日本のKetchy(Rocket Punchのファン)のみんなに会えることがすごく幸せです」と日本デビュー後初来日を喜び、「K-POPアイドルは、『私完璧でしょ!?』っていう強い歌詞が多い。私自身も自分たちの曲に勇気づけられ、メンバーたちと一緒にエナジーいっぱいですごく楽しいです」と語った。ジュリ以外のメンバーもほぼ通訳なしで流暢な日本語を披露。日本で行ってみたい場所を聞かれると、ソヒは「大阪城に行ってみたい」、ヨンヒは「お好み焼きのお店に行って食べたいです」、ダヒョンは「ディズニーランドに行ってみたい」と答えた。また、ユンギョンは「(SHIBUYA)109に一緒に行きました」と報告。ダヒョンは「ギャルたちがたくさんいて、友達になりたいです」とギャルに興味津々のようで、みんなでギャルピースを披露した。ジュリは、メンバーを連れて行きたいところを聞かれると「私の実家に連れて行きたい」と答え、「すき焼きとか餃子とか焼き肉を私の家でみんなとしたくて。私の実家が東京じゃないのでも今回行けるかわからないんですけど、みんなが私の母親と父親に会いたいみたいです」と話した。また、5人は好きな日本語をそれぞれ紹介し、ソヒは「どなたでございますか?」を挙げ、「最近覚えました」とうれしそうに説明。ヨンヒは「自撮り」を覚えたそうで、「よく使います」と話した。スユンは「点」を覚えたと言い、ダヒョンは「『確かに』がお気に入りです。ジュリちゃんとスユンちゃんがたくさん使います」と明かし、ユンギョンは「Ketchy(Rocket Punchのファン)たちが私たちに『Rocket Punchしか勝たん』って言うので覚えました」と語った。
2022年06月29日沢田研二、松たか子、西田尚美、尾美としのり、瀧川鯉八らが出演する映画『土を喰らう十二ヵ月』の公開日が11月11日(金)に決定。併せて、五感を刺激する特報映像が公開された。土井善晴が手掛ける料理が登場する今回の特報映像では、「いい男ね~」と思わずこぼれた真知子(松さん)の一言からスタートする。四季を通じて撮影した本作。ツトム(沢田さん)と真知子が春を感じる若竹煮をほおばる様子が映し出され、目に楽しいだけでなく、“おいしい音”にも注目の映像となっている。本映像でも使用されている、全編に流れるジャズは、『花束みたいな恋をした』の大友良英が担当した。また、特報映像とメインビジュアルは、「喰らうは生きる 食べるは愛する いっしょのご飯が いちばんうまい」という本作の本質を表現。「いただきます」と手を合わせ、四季の恵みに感謝し、出来立ての料理をいただく――その一連の流れを表現するために、ポスターとチラシの絵柄を変え、2パターン作成。土井さんが手掛けたツトムの日々の食事と、四季と暮らしの風景も一緒に配されている。チラシビジュアルなお、タイトル題字は型染作家の山内武志が手掛けた。『土を喰らう十二ヵ月』は11月11日(金)より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:土を喰らう十二ヵ月 2022年秋、公開予定©2022『土を喰らう十二ヵ月』製作委員会
2022年05月19日沢田研二主演、水上勉の料理エッセイを原案に映画化した『土を喰らう十二ヵ月』に、松たか子が主人公・作家ツトムの担当編集者を演じることが発表された。本作の原案は、1978年(昭和53年)に雑誌「ミセス」(文化出版局刊)の1月号から12月号に連載された料理エッセイ(後に書籍化)。水上勉は、女性編集者のすすめで、約1年間にわたり軽井沢の山荘にこもる。畑を作り、子どもの頃に禅寺で身につけた料理を作り、その様子を執筆するという生活を送った。そのエッセイの豊かな世界観から着想を得て、中江裕司監督が独自に物語を創作。松さんが演じる担当編集者・真知子は映画オリジナルのヒロインで、ツトムの25歳年下の恋人でもある。ドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」や舞台「ラ・マンチャの男」などフィールドを問わず、一線で活躍する松さんに期待が高まる。編集を終えた中江監督は「松さんが演じる真知子は、ゴダールの映画のアンナ・カリーナみたいで本当にチャーミング」と評している。また、ツトムの友人・大工役は「にっぽん縦断 こころ旅」(NHKプレミアム)の自転車旅でお馴染みの火野正平。ツトムが師と仰ぐ和尚の娘・文子役には、共著「ああ言えばこう食う」などエッセイストとしても活躍する檀ふみ。美食家としても知られる作家の父・檀一雄は水上氏とも交流があった。ツトムの義弟・隆役は数々の映画やドラマで活躍する名バイプレイヤーの尾美としのり。沢田さんとは1988年の『リボルバー』以来の共演。隆の妻・美香役に、中江監督の代表作『ナビィの恋』では主演を務め、NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」など出演作が相次ぐ西田尚美。写真屋役には、新宿末廣亭の今年の正月下席興行でトリを務めた注目の真打、落語家の瀧川鯉八。そしてツトムの義母には、演劇界の重鎮である奈良岡朋子。日本の里山の美しい四季の移り変わりと、料理研究家・土井善晴が手掛ける料理の数々も見どころとなっている。『土を喰らう十二ヵ月』は秋、公開予定。(text:cinemacafe.net)
2022年02月17日沢田研二と菅田将暉がW主演を務める、映画『キネマの神様』が現在公開されている。小説家・原田マハ氏の同名小説を原作に、「松竹映画100周年記念作品」として山田洋次監督がメガホンを握った同作は、映画監督を目指し夢を追っていた若き日のゴウ(菅田将暉)と、ギャンブル漬けで借金まみれとなった現在のゴウ(沢田研二)に起こった奇跡を描き、映画愛溢れる作品となっている。今回は、主演の菅田にインタビュー。山田洋次監督作品に初参加となった菅田が感じた監督の印象や、盟友・テラシン役の野田洋次郎について、さらには「映画」というものの面白さについても話を聞いた。○■山田洋次監督は「人の触れ合いに敏感」——菅田さんのマネージャーさんが山田洋次監督のファンということも明かされていましたが、菅田さんご自身は山田監督や山田監督の作品について、どのような印象を持っていましたか?やっぱり『寅さん』のイメージが大きかったですし、もう、“偉人”です。教科書に出てくる人みたいな、いつの間にか知っている存在というイメージでした。「山田洋次」というジャンルがあって、そこにはいつも、いっぱい人に迷惑かけるんだけど、憎めない人たちがいて。実際に会った山田さんは、演出でも人情味の捉え方がすごくピュアで、人の触れ合いにすごく敏感なんです。撮影ではある時「菅田くん、ひとつ相談がある」と言われて、「山田さんが俺に相談なんてあるんだ」と驚きながら聞いたら、「テラシン(野田洋次郎)がゴウ(菅田)を殴るシーンがあるんだけど、僕は迷ってる。今まで人を殴るシーンを撮ったことがない」と言うんです。確かに作品を思い浮かべてみると、もみ合うようなシーンはあっても、いわゆるアクション的に人を殴るシーンは、あまり見たことがない。「どう撮ったらいいかわからないんだ。人はそう簡単に殴らないからな」と言われて、納得しました。きれいに殴り合ってもおかしいし、気持ちがあふれた瞬間に「あっち行けよ!」みたいなことになるのかなあ、と。野田さんとも相談して、ちょっとぐちゃぐちゃになりながら「出てけ!」というようなシーンになりました。ラブシーンでも、台本では「口づけを交わす」と書いてあるのに、結局引きのショットばかりで、寄らないし、見せないんです。山田さんは人と人が触れ合うというところにすごく敏感で、怯えていたり怖がったりという情緒がある。『寅さん』などの現場の話を聞いていてもそうらしくて、携わる前に持っていた山田作品のちょっとしたシーンへの印象と、現場での印象がくっついて、「山田さんのこの感覚から、こういうシーンが生まれているんだなあ」と思いました。——今回は親友役の野田洋次郎さんとのシーンも多く、主題歌も担当されているということですが、ご一緒してみていかがでしたか?楽しかったです。野田さんがお芝居をされているのは知っていますけど、やっぱりミュージシャンとしてのイメージが強くて。僕ら世代としても、クリエイターとしてすごくリスペクトしている方なので、その方と自分たちのフィールドで会えるというのがまず嬉しかったです。現場では、野田さんが山田さんの要望に苦戦している姿も見ていました。山田さんが急に「ここで弾き語ってくれ」と指示していて、「テラシン、ギター弾く役だったっけ?」みたいな(笑)。テラシンの感情表現も、山田さんが細かく付けていて、そこに対して“あの野田洋次郎”が必死に食い下がって戦っている様もずっと見ていて、すごく素敵でした。新旧の達人達がやりあっている感じが、きれいでした。声も素敵だから、お芝居をしていても、スーッと入ってくる感覚がありました。相対して、今までRADWIMPSを聴いてたイメージとちょっと変わったのは「野田さんって、本当に嘘がない人なんだなあ」ということ。山田さんに対する印象とも似ていて、野田さんは普段だったら通り過ぎてしまうようなものにもちゃんと敏感だから、表現を生み出せるのかなという感じがしました。——ゴウという役を演じる上で特にこだわったことはありましたか?まずは、”助監督然”とするところからでした。僕ら俳優が1番接する人だし、僕も撮影現場に入るときに「誰が助監督なんだろう」というのは、実は1番気になります。時には指名させてもらうこともあるくらいで、下手したら監督以上に密にやりとりをする人なんです。今回は山田監督とも助監督という存在について話したり、カチンコの鳴らし方にもこだわったりしました。当時はフィルムで撮影をしていたから、できるだけ早く鳴らさないと「フィルムがもったいない」と怒られていたという話も聞きました。その上で、1番こだわったのは時代の空気感に気をつけること、かな。監督が小津安二郎作品などの資料をいっぱいくれたので、改めて『東京物語』を見たり、当時の写真を見たりして撮影現場に入っていました。○■ドラマや舞台、映画との違いは?——松竹映画100周年記念作品で、『キネマの神様』というタイトルですが、菅田さんはドラマも舞台も映画も出演されている中で、映画ならではの表現としての面白さについて、どういうところで感じていますか?映画は、ちょっと“刹那的”という感覚があります。舞台は何回もやるし、お客さんの目の前だし、客観視できるところもある。ドラマは瞬発的で時の流れが速くて、どんどん撮っていく。それに対して映画は、狙った一点に向かってじっくりやって一発で決める、みたいな感覚です。瞬間の切り取り方として、1番集中力がいるものかもしれません。本番も何回も撮るわけでもないし、僕らも同じ感情を何回も再現できるわけでもないから、本当に皆で全力を出して一瞬の嘘をつくところが、映画の面白さなのかな、と思います。——その違いは、普段から意識されてるんですか? それとも無意識で切り替えられているのでしょうか?両方です。自然とそうなるし、映画ではより意識的に「残そう」としている気もします。ものにもよるけど、例えばドラマは10話を通して1つのテーマを描く一方で、映画は長くても数時間、大体は1時間半〜2時間と尺も短いです。でも、その1本で人生が変わることもあるから、ワンカットワンカットが濃密になります。——逆に観客としての立場では、改めて映画の面白さってどんなところにあると思いますか?今、ほとんどのメディアが自分で見方を選択できる状況だと思うんです。自分で作品をストップすることもできるし、早送りで飛ばすこともできる。それに対して、映画館はお客さんがちゃんと“客”になれる空間だと思います。そういった点では舞台にも共通しているところはあるけれど、舞台はお客さんの反応によってステージが変化することもあるから、映画はより一方的な空間で見せられ続けるのが、良さなんじゃないかと。「ちょっと音が大きいな」と思っても、映画館で「すみませ〜ん!」とか、言えないですしね(笑)。そのエネルギーをずっと受け続けると、なんだかトランス状態になってくるような感覚もあるし、そういう点で独特な表現なのかもしれないと思います。■菅田将暉1993年2月21日生まれ、大阪府出身。2009年に『仮面ライダーW』にて俳優デビュー。主演作『共喰い』(13年)で第37回日本アカデミー賞新人俳優賞、『あゝ、荒野』(17年)で第41回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞・第68回芸術選奨映画部門文部科学大臣新人賞を受賞。その他の主な映画出演作は『溺れるナイフ』(16年)、『銀魂』シリーズ(17、18年)、『帝一の國』(17年)、『アルキメデスの大戦』『タロウのバカ』(19年)、『糸』『浅田家!』(20年)など。21年は『花束みたいな恋をした』『キャラクター』『キネマの神様』が公開され、待機作に『CUBE』(10月22日公開)がある。22年はNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に出演、ドラマ『ミステリと言う勿れ』に主演する。 スタイリスト:猪塚慶太/IZUKA KEITA、ヘアメイク:古久保英人(OTIE)/EITO FURUKUBO(OTIE)
2021年08月12日沢田研二と菅田将暉がW主演を務める、映画『キネマの神様』(8月6日公開)へのキャストコメントが5日、届いた。本作は、小説家・原田マハの同名小説を原作に、「松竹映画100周年記念作品」として山田洋次監督がメガホンを握る。ギャンブル漬けで借金まみれのゴウ(沢田研二)は妻の淑子(宮本信子)と娘の歩にも見放されたダメ親父だが、たった一つ「映画」を愛していた。若き日のゴウ(菅田将暉)は助監督として撮影に明け暮れる傍ら、食堂の娘・淑子(永野芽郁)に恋をし、映写技師・テラシンとともに夢を語らい、青春の日々を駆け抜けていた。しかしゴウは初監督作品『キネマの神様』の撮影初日に転落事故で大怪我をし、その作品は幻となってしまう。半世紀後の2020年、『キネマの神様』の脚本が出てきたことで、沈みかけていたゴウとその家族は再び動き始める。本作でヒロインを務めるのは、女優の永野芽郁。1950~60年代頃に青春時代を過ごした菅田将暉演じる若き日の主人公ゴウ、野田洋次郎が演じる若き日のテラシンの2人の男性から想いを寄せられる、食堂の看板娘・淑子を演じる。菅田が淑子の魅力を「太陽みたいな圧倒的なあったかいパワー」と称賛しているように、淑子は常に笑顔で純真無垢さと芯の強さを兼ね備えた愛らしさに溢れるキャラクターとなる。演じた永野も「淑子みたいな人が近くにいたらみんな好いてしまうんだろうな」と憧れを明かした。若き日のゴウは1950~60年代頃の映画撮影所で映画監督になる夢を追いかけて助監督として働き、撮影所の近くに店を構える食堂「ふな喜」では、映画や夢について熱く議論を交わしていた。淑子は「ふな喜」の看板娘で、永野は自身の役柄を「芯の強さと、ゴウちゃんへの無償の愛というか、包み込む愛情の深さとハツラツとした明るさを持つ女性でした」と振り返る。誰からも愛されるキャラクターである淑子を演じながら、自分自身では「まだまだできていないな」と思うところがあったというが、ゴウへの想いを一途に貫く淑子の芯の強さに魅力を感じたといい、永野は「ちゃんと周りの意見を聞きつつも自分の意思を持って貫くところは似ているところでもあるし、自分もそうでありたいなと思いました。絶対的に曲げられない自分の中の意志の強さみたいなものは女性から見てもすごく素敵でした」と共感を示した。菅田も、永野が演じた淑子を「日本一の看板娘ですよね」と表し、「撮影所で毎日戦って、食事をして、騒いでという憩いの場で、ただ笑えればいいとか、癒しをもらえればいいってだけじゃない。淑子に会うと元気が出る、あの感じって何でしょうね」と絶賛していた。
2021年08月06日●「グループの絆が日本での活動のキーになる」元AKB48の高橋朱里(ジュリ)が所属する韓国の6人組ガールズグループ・Rocket Punch(ロケットパンチ)が、日本デビューミニアルバム『Bubble Up!』を8月4日にリリース。メンバー6人(ジュリ、ヨンヒ、スユン、ユンギョン、ソヒ、ダヒョン)がインタビューに応じ、『Bubble Up!』の魅力を存分に語ってくれた。――日本デビューミニアルバム『Bubble Up!』のレコーディングはいかがでしたか?ヨンヒ:韓国と日本のスタジオをつないで、日本の作曲家の方とオンラインでレコーディングしたのが新鮮でした。――韓国でレコーディングして、日本の方がオンラインで指導をしてくれた。ジュリ:そうです。――他に印象深かったことは?ジュリ:日本語がすごく難しくて、韓国人のメンバーが苦労していました。特に「は」行や「ん」は韓国にない発音なので、すっごく大変そうでした。スユン:でもそのおかげで、日本語が上達した気がします。――日本デビューということで、これまでの楽曲と違う点は?ジュリ:韓国では、大人っぽくパフォーマンスをすることが多いです。今回日本デビューをするにあたって、久しぶりにかわいいコンセプトの曲で、日本デビューをします。元々明るいメンバーが多いので嬉しいです。――なるほど。韓国ではピンク・レッド・ブルーと色別の世界観でミニアルバムを制作しています。『Bubble Up!』に込められた思いは?ユンギョン:韓国で出した3枚のミニアルバムは、私たちの色んな色を見せるチャレンジでした。『Bubble Up!』はかわいいコンセプトで、ダンスにもそうした動作が含まれていて、魅力を見せたいという思いが詰め込まれたアルバムです。ジュリ:コロナ禍で、直接ファンにパフォーマンスをお届けできないことが悔しいです。でもメンバーは皆この2年間、日本語をしっかり勉強し、『Bubble Up!』で自信をもって私たちのチームワークを見せられるよう準備してきました。こうしたグループの絆が、日本での活動のキーになると思います。オンラインでも伝わるくらいエネルギーを見せたいです。スユン:『Bubble Up!』はシャボン玉が弾けるイメージがあります。そのイメージを持って私たちも準備してきました。そのイメージを感じられるように、私たちの魅力をシャボン玉に包んで、ファンの皆さんの前で弾かせていきたいです!――表題曲「Bubble Up!」の魅力も教えてください。ダヒョン:エナジーがあふれていて、私たちだけの明るくて幸せな魅力をお見せできる曲です。ソヒ:私たちはこれまで、かわいいコンセプトの曲はやったことがなかったです。「Bubble Up!」は表情や日本語の発音のキュートなところに注目して聞いてほしいです。――歌詞やダンスの注目点は?ヨンヒ:私は「キミがいるだけで頑張れるんだ」という歌詞が、まさに私たちがKetchy(ケッチー/Rocket Punchのファンの総称)に伝えたいことそのもので好きです。ジュリ:今回のアルバムでこの曲が一番好きです。こういうノリのいい曲は、私たちの若さや明るい性格そのものを表現しやすいですし、元気を伝えられると思います。デビュー曲が「Bubble Up!」で良かったです。特に16歳のダヒョンは、韓国ではカリスマ的存在です。「Bubble Up!」では、ダヒョンしか見せられない新しい魅力が見られると思うので、韓国のファンの方々にも注目してほしいです。――こだわりのポイントは?ジュリ:特に好きなのはサビの「EO 始まりの鐘EO 響き渡らせて」という歌詞です。私たちのデビューを響かせるような感じで、それがサビということも好きです。ダンスの振り付けも簡単なので、きっと皆で盛り上がれます。ぜひ一緒に楽しんでほしいです!スユン:私はヨンヒちゃんが歌う「ふわふわ 両手ですくいあげて……」というパートが好きです。キャラクターもふわふわしていて、ヨンヒちゃんに似合う。歌詞もかわいいです。ヨンヒちゃんの魅力が理解できれば、このパートがもっとかわいく感じられるはずです。●ジュリの両親「メンバーとご飯を食べにおいで」――表題曲以外に好きな曲は?ユンギョン:私は全曲好きですが、日本デビューにあたって最初にレコーディングした「JOLLY JOLLY」は、始めから最後まで注目してほしいです(笑)。ソヒ:私は「SUMMER DAYS」が好きです。歌詞も爽やかで元気な曲です。ダヒョン:私も!――夏が好きなんですか?ソヒ:はい、海で遊ぶのが好きです。――ちなみに、好きな日本のアーティストは?ダヒョン:YOASOBIさんです。「夜に駆ける」が好きです。最初の盛り上がるパートが良くて、一度聞いてハマってしまいました。ユンギョン:韓国では今、名曲を探すのがブームで、私は宇多田ヒカルさんの「First Love」が好きです。YouTubeで視聴して感情移入ができて、曲に入り込んでしまいました。――では、コロナ禍が収まって来日したら行きたい場所はありますか?ダヒョン:私は、ディズニーランドに行ってみたいです! 12歳の時に九州へ旅行した時、温泉が良かったので温泉もまた行きたいです。ヨンヒ:私も温泉に行きたいです! SNSで日本の動画を探すと、温泉が本当にキレイ! 温泉に行って皆で写真を撮ったりお食事したりしたいです!スユン:日本に行ったら、ジュリの家でパーティーしたいです。ジュリ:あ~! お父さんとお母さんが「メンバーたちとご飯を食べにおいで」と言ってくれていて、私も日本に帰ったら皆で行って、料理を食べてもらいたいです!(C)2021 Woollim Entertainment Co.,Ltd. / YOSHIMOTO KOGYO CO.,LTD. (C)2021 YOSHIMOTO MUSIC CO.,LTD.
2021年08月05日沢田研二(73)や菅田将暉(28)の出演する映画『キネマの神様』。同作のCMが8月3日からテレビなどで放映されているが、そこに’98年11月に亡くなった映画評論家・淀川長治さん(享年89)が登場。CMは淀川さんの映画愛を“切り貼り”したような編集に、猛批判が起こっている。『キネマの神様』は松竹映画100周年を記念した作品で、手がけているのは巨匠・山田洋次監督(89)。そして、そのCMは『キネマの神様』の映像に合わせて『日曜洋画劇場』(テレビ朝日系)で披露された淀川さんのこんな名解説が流れる。「魂のこもった映画でしたね」「見事な人間愛が出ましたね」「映画は何でも教えてくれますね」『映画.com』によると同CMは「映画の面白さを改めて伝えたい」という松竹の強い思いに、淀川さんサイドが賛同しテレビ朝日も全面協力。松竹の担当者は「淀川さんの言葉を聞いて、久しぶりに映画を見ようという気持ちになってもらえたらこの上ない喜びです」とコメントしたという。“豪華コラボ”とも謳われている同CMだが、しかし淀川さんが亡くなったのは20年以上も前のこと。CMは『キネマの神様』を観ていない淀川さんが作品を賞賛しているようにも捉えられるため、ネットでは映画ファンを中心に怒りの声が相次いでいる。《これはやりすぎ。故人の発言をつなぎ合わせて、本編を褒めてるかのような印象になりかねない。映画愛と作品へのコメントは別もの》《淀川長治さんの生前の仕事を「キネマの神様」に向けられたもののように使うのはどうかと思う》《子供の頃、テレビ越しに語りかけてくれる淀川さんのコメント大好きだったので、特定の映画の(しかも淀川さんは見ていない映画の)宣伝で私物化しないでほしい》《これは、さすがに冒涜なんじゃないか……》《映画評論家・淀川長治さんが見てもいない映画にコメントすると思っているのか?》また映画評論家の町山智浩氏(59)は同CMに言及し《淀川長治さんは『日曜洋画劇場』で山田洋次監督『男はつらいよ』が放映される時はいつも、解説をしませんでした》とツイート。またTwitterでは町山氏同様に《日曜洋画劇場の枠で邦画を放送するときは淀川さんは解説を休んでいたと記憶するのだが》《淀川さん、邦画には基本コメントしなかったよね確か》との声も上がっている。“映画の神様”はこのCMを見て、どう思うだろう?
2021年08月05日山田洋次監督最新作『キネマの神様』で沢田研二と共に主演を務める菅田将暉。山田監督と対話こそが演じる上で何よりも大事だったと明かしている。本作は、1950~60年代頃の映画撮影所で、映画監督になる夢を追いかけた青春時代から、夢に挫折し、夢を諦めて家族にも見放されるダメ親父になった現代まで、時代を越えて紡がれるゴウに訪れる奇跡を描く物語。菅田さんが演じているのは、黒澤明や小津安二郎など、日本映画の歴史に名を刻む名監督が活躍をした時代を舞台に生きる、若き日のゴウ。また助監督は、菅田さんのキャリアでも初めての役柄だ。助監督は、菅田さん自身も映画を撮るときに一番コミュニケーションを取る身近な存在である分、役作りで一番悩んだそうで「山田監督に『助監督ってどうしたらいいですか?』って聞いたら、『いい助監督というのは、あんまり動かないんだよ』とおっしゃって、その言葉の意味をずっと考えていました。“いい助監督とは”という理論が面白かったです」と山田監督の言葉と向き合いながら、助監督ゴウというキャラクターを作り上げていった。また本作の映画撮影所には、銀幕女優・桂園子(北川景子)、映写技師として働くテラシン(野田洋次郎)がいて、撮影所のスタッフが通う食堂の看板娘・淑子(永野芽郁)がゴウの青春時代を彩っている。山田監督が青春時代を過ごした当時の映画撮影所は、“助監督と女優”や“俳優と撮影”といった線引きがなく家族のように過ごしていたそうで、そんな撮影所の当時の様子も山田監督から聞いていた菅田さんは「当時はもっと近い、コミュニケーションが豊富で」と監督の話す当時の世界に引き込まれていた様子だ。『キネマの神様』は8月6日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:キネマの神様 2021年8月6日より全国にて公開©︎2021「キネマの神様」製作委員会
2021年08月01日【おとな向け映画ガイド】志村けんから沢田研二へ『キネマの神様』、金と夢を取り戻せ!『明日に向かって笑え!』をご紹介。ぴあ編集部 坂口英明21/8/1(日)植草信和さんの水先案内をもっと見る()平辻哲也さん(映画ジャーナリスト)「……沢田研二は、そのバトンを受け取り、志村さんの思いをまといながらの演技を見せる。……沢田なしに、この映画は成立しなかった。その決断には拍手を送りたい。……」平辻哲也さんの水先案内をもっと見る()笠井信輔さん(フリーアナウンサー)「……涙なしには観られないクライマックスに、これは山田監督の今は亡き奥様に対するラブレターなのではないかと強く感じた。」笠井信輔さんの水先案内をもっと見る()(C)2020「キネマの神様」製作委員会正直者たちがリベンジ!『明日に向かって笑え!』「アルゼンチン版“オーシャンズ11”」と紹介されることもありますが、そんなにカッコよくありません。ごく普通のおじさんおばさんによる金庫強盗です。でも、だからこそ痛快! 本国アルゼンチンで公開年1位の大ヒットとなった、実に楽しいエンタテインメント映画なのです。2001年。元サッカー選手、いまは細々とガソリンスタンドを経営する主人公フェルミンが、友人たちと農業協同組合を作ろうと、なけなしの金をかき集め、銀行に預けるのですが、国が金融危機に陥り口座が凍結してしまいます。ところが、事態に便乗した銀行の支店長と悪徳弁護士がその預金を奪い取ったことを知り、リベンジ大作戦を企てるのです。脚本を担当したエドゥアルド・サチェリの原作小説を映画化。監督はセバスティアン・ボレンステインです。主人公のフェルミン役はアルゼンチンを代表する名優でプロデューサーでもあるリカルド・ダリン。彼をはじめ、ほとんどのキャストが60〜70代の実力派です。それぞれの積み重ねてきた“知恵”や“技術”がこの大作戦に結集します。あんがい陽気に、まるでサッカーのゲームのように、金庫奪還に挑む、というコメディタッチの展開が、確かに、ちょっと荒削りな『オーシャンズ11』を観ているようです。【ぴあ水先案内から】野村正昭さん(映画評論家)「……アテにならない政府や悪徳エリートを叩きのめす、ストレス解消に最適」野村正昭さんの水先案内をもっと見る()(C)2019 CAPITAL INTELECTUAL S.A./KENYA FILMS/MOD Pictures S.L.
2021年08月01日沢田研二と菅田将暉がW主演を務める、映画『キネマの神様』(8月6日公開)の本編シーンが28日、公開された。本作は、小説家・原田マハの同名小説を原作に、「松竹映画100周年記念作品」として山田洋次監督がメガホンを握る。ギャンブル漬けで借金まみれのゴウ(沢田研二)は妻の淑子(宮本信子)と娘の歩にも見放されたダメ親父だが、たった一つ「映画」を愛していた。若き日のゴウ(菅田将暉)は助監督として撮影に明け暮れる傍ら、食堂の娘・淑子(永野芽郁)に恋をし、映写技師・テラシンとともに夢を語らい、青春の日々を駆け抜けていた。しかしゴウは初監督作品『キネマの神様』の撮影初日に転落事故で大怪我をし、その作品は幻となってしまう。半世紀後の2020年、『キネマの神様』の脚本が出てきたことで、沈みかけていたゴウとその家族は再び動き始める。1960年代頃の映画撮影所を舞台にした青春の日々から、50年後の現代まで時代を越えて“キネマの神様”を信じ続けたゴウの奇跡の物語が描かれる同作。公開された本編シーンは、2人の恋の行方が気になる映像となっている。ゴウが淑子にあるラブレターを届け「一度会って、2人きりで話をしてみろよ」と勧めるが、淑子は首を横に振り「だって……」と言いよどむ。ゴウは動揺し「他にいるの? 好きな男」「言ってくれたっていいじゃないか」「俺の知らない人か、そうだろう」と言いかけたが、何かに気づいたかのように淑子にゆっくりと向き直り、淑子はいじらしい表情で「バカ、鈍感」と言い放つ。菅田と永野は、2017年の映画『帝一の國』、2019年のテレビドラマ『3年A組-今から皆さんは、 人質です-』で共演しており、今回が3度目となる。菅田は「永野さんは誰よりも集中力があるから、お芝居をするときに楽しいんですよね。(教師と生徒役だった)前回は立場がはっきりしていたんですが、今回は対等にやれた感じが楽しかったです」と、永野との共演を振り返った。また淑子はゴウへ恋心を抱きながら、夢をひたむきに追いかけるゴウを見守ることになるが、永野は「すごく心強くて、お互いフラットで、お話するときはするし、しないときはしないしという、そういう関係性がゴウちゃんと淑子と似ている感じがあってすごく居心地もよかったですし、お芝居もやりやすかったです。菅田さんでよかったなと改めて思いました」と信頼感を見せた。(C)2021「キネマの神様」製作委員会
2021年07月28日沢田研二と菅田将暉が主人公を演じる山田洋次監督最新作『キネマの神様』。この度、来月公開予定の本作から、菅田将暉演じるゴウらの眩しすぎる青春が詰まったドライブシーンが到着した。今回到着した本編映像は、北川景子演じる銀幕スター・園子の運転で、ゴウ、淑子(永野芽郁)、テラシン(野田洋次郎)がドライブするシーン。冗談を言い合いながらドライブを楽しむ彼らだったが、道中、車はエンストを起こし、車を停め、エンジンを冷やすことに。そこで園子は「ねえ、なんで淑子ちゃんたちを誘ったの?」とゴウに問いかけ、一方のテラシンは、遠慮がちに淑子をカメラに収める…。園子からゴウへ、テラシンから淑子へ向ける淡い恋心といった、それぞれの思いが交錯する登場人物たちの青春模様が垣間見える映像となっている。また、菅田さん、永野さん、野田さんからコメントも到着。映画監督になる夢を追いかけるゴウ、映画館の館主になる夢を持ちながら、映写技師として働くテラシンの夢にまっすぐに青春を駆け抜けた物語にちなみ、それぞれの思う“夢”を語っており、菅田さんは「小さい夢でいうと、例えばこの世界に入って、週刊少年ジャンプの漫画原作の実写映画に出演して、ジャンプに自分が載ったとか、夢だと思ってなかったけど振返ったら夢が叶った気持ちになっていることが、この世界は本当に良くあるなと思います」とふり返り、「今回、僕のマネージャーさんが山田洋次監督の論文を大学で書いてたみたいで、この作品が決まった時は、すごい喜んでいたし、初めて山田さんに会った時にちょっと泣いてる姿を見て、やって良かったなと思ったし、夢が叶った瞬間を見ることができました」とエピソードを披露。一方、大いなる夢を抱いたことがないという野田さんは「その時やりたいことが常にあって、それを全身全霊でやり続けてますね」と言い、「もしかしたら夢っていうのはその時1番やりたいことを全力でやった先に、気づいたら辿りついてるんじゃないかな?」とコメント。さらに永野さんは「私は、夢は持たないんです!」と一言。驚く2人に対して「私は、夢を持ちそれを達成したときに、次にどうしていいか分からなくなってしまう自分が怖くて、明確な将来の夢というものを持ったことがないので、明日が楽しければいいと思ってます」と三者三様、“夢”について思いを明かしていた。『キネマの神様』は8月6日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:キネマの神様 2021年8月6日より全国にて公開©︎2021「キネマの神様」製作委員会
2021年07月14日沢田研二と菅田将暉がW主演を務める、映画『キネマの神様』(8月6日公開)の本編シーンが14日、公開された。本作は、小説家・原田マハの同名小説を原作に、「松竹映画100周年記念作品」として山田洋次監督がメガホンを握る。ギャンブル漬けで借金まみれのゴウ(沢田研二)は妻の淑子(宮本信子)と娘の歩にも見放されたダメ親父だが、たった一つ「映画」を愛していた。若き日のゴウ(菅田将暉)は助監督として撮影に明け暮れる傍ら、食堂の娘・淑子(永野芽郁)に恋をし、映写技師・テラシンとともに夢を語らい、青春の日々を駆け抜けていた。しかしゴウは初監督作品『キネマの神様』の撮影初日に転落事故で大怪我をし、その作品は幻となってしまう。半世紀後の2020年、『キネマの神様』の脚本が出てきたことで、沈みかけていたゴウとその家族は再び動き始める。今回公開されたのは、園子(北川景子)が運転する車でゴウ(菅田将暉)、淑子(永野芽郁)、テラシン(野田洋次郎)がドライブへ出かける本編シーン。映像では園子がゴウへ、テラシンが淑子へ向ける淡い恋心など、それぞれの想いが交錯する登場人物たちの青春模様が垣間見える。園子がハンドルを握るオープンカーで、冗談を言い合いながらさわやかな笑い声をあげる4人。青い空の下を車は進むが、道中で車はエンストを起こし、ゴウたちは車を停めエンジンを冷やすことに。ラジエーターに水をそそぐゴウの目をまっすぐに見つめながら、園子は「ねえ、なんで淑子ちゃんたちを誘ったの? 私、ゴウちゃんと2人で来るつもりだったのよ」と意味深な言葉を向ける。あまりにもまっすぐな園子の瞳にゴウはたじたじに。一方、淑子への想いを募らせるテラシンは、映画のフィルムを使ったカメラを取り出し、遠慮がちに「写してもいいですか?」と声をかけ、笑顔の淑子をカメラに収める。青春の一幕の中で4人の想いが交差するシーンになっている。さらに今回、本シーンに登場する菅田、永野、野田の3人によるコメントも到着。夢について聞かれると、菅田は「小さい夢でいうと、例えばこの世界に入って、週刊少年ジャンプの漫画原作の実写映画に出演して、ジャンプに自分が載ったとか、夢だと思ってなかったけど振り返ったら夢が叶った気持ちになっていることが、本当によくあるなと思います。それこそ今回、僕のマネージャーさんが山田洋次監督の論文を大学で書いてたみたいで、この作品が決まった時は、すごい喜んでいたし、初めて山田さんに会った時にちょっと泣いてる姿を見て、やって良かったなと思ったし、夢が叶った瞬間を見ることができました」と語った。野田は「僕はそんなに大いなる夢を抱いたことがなくて、その時やりたいことが常にあって、それを全身全霊でやり続けてますね。だから大きな夢をたてるでも良いと思うんですけど、でももしかしたら夢っていうのはその時1番やりたいことを全力でやった先に、気づいたら辿りついてるんじゃないかな?」とエピソードを交え自身の考え方を明かす。永野は「私は、夢は持たないんです!」と一言。驚く2人に対して「私は、夢を持ちそれを達成したときに、次にどうしていいか分からなくなってしまう自分が怖くて、明確な将来の夢というものを持ったことがないので、明日が楽しければいいと思ってます」と思いを表した。
2021年07月14日菅田将暉と沢田研二がW主演する山田洋次監督最新作『キネマの神様』が、いよいよ8月6日(金)より公開。本作で、昭和の“映画黄金時代“のヒロインを演じたのは、新ドラマ「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」で令和の交番女子を演じて話題となっている永野芽郁。永野さんは現代との違いに困惑しながらも、山田監督の言葉をヒントに役作りしていたことを明かした。現在21歳にして芸歴10年を越え、子役から活躍している永野さんは、映画『ひるなかの流星』や『帝一の國』、NHK連続テレビ小説「半分、青い。」などでヒロインを演じ、いまや世代を代表する俳優のひとりとなった。そんな永野さんが今回、松竹映画の100周年記念作品のヒロインに抜擢。「半分、青い。」では高度成長期の終わりから平成にかけての時代背景の物語が描かれたが、本作では山田監督が「映画は日本の民衆の最大の娯楽だった」と明かす1950年代後半から60年代にかけての物語が描かれ、永野さんはまたも経験したことのない“映画黄金時代”のヒロインを演じた。本作で演じたのは、劇中の松竹撮影所の近くにある食堂「ふな喜」で働く、愛されキャラクターの淑子。当時は監督やスタッフ、俳優たちが足繁く食堂に通い、飲み食いしながら夢を語り合ったり悩みをぶつけ合ったりしていたため、お店の人とも仲が良かったという。実際に当時の写真で見た食堂の雰囲気は、永野さんのイメージとかけ離れており現代との違いに困惑。お客との距離感や当時の話し方がつかめず、苦戦したそう。永野さんは「自分が生きていなかった時代のお話なので、今と違うんだなって実感することもありました。ですが、当時の写真を見たり、山田監督からお話を聞いたりして自分なりに淑子という人物像を描くことができたと思います」と語り、山田監督との会話の中で淑子を演じるためのヒントを見つけていったという。劇中では「ふな喜」 の常連客である、菅田さん演じる映画監督を夢見た若き日のゴウに淑子が淡い恋心を抱き、その夢を応援し続ける一途な一面も。時代を越え、令和になったいまもゴウを支え続けている淑子と、夢を諦めたゴウのもとに“奇跡”が起きる…。本作も、かつてない苦境に直面しながらも夢を諦めることのなかった映画を愛する者たちの支えにより、ようやく完成した1作となっている。『キネマの神様』は8月6日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:キネマの神様 2021年8月6日より全国にて公開©︎2021「キネマの神様」製作委員会
2021年07月11日エアーバンド『ゴールデンボンバー』のメンバーである樽美酒研二(だるびっしゅ・けんじ)さんが、2021年7月10日にInstagramを更新。投稿した動画に「この手があったか」「笑った」などの声が寄せられ、話題になっています。金爆・樽美酒研二、マスクの下は…?樽美酒さんといえば、顔全体を白く塗った独特なメイクが特徴的ですよね。この日は、マスクを一日中着用して仕事をしていたという、樽美酒さん。動画の冒頭はお馴染みの顔に見えますが、「別に手抜きとかじゃねーし!きっとバレてないはず…」というコメントを見るに、何かを隠している様子です。一体どういうことかというと…! この投稿をInstagramで見る キンタマ職人(@ketsu.no.kamisama)がシェアした投稿 顔の下半分をノーメイクで仕事に臨んでいたのです…!長時間マスクをすると、口元のメイクが崩れたりマスクに色が付いたりと、困りごとも多いもの。マスク以外の部分にメイクをするという発想はナイスですね!動画を見たファンからは「その手があったとは!」「私も最近は目元しかメイクしてない」「この姿を見たら、間違いなく笑う」などの声が上がっています。中には、メイクを顔半分していないため「エコですね」といった声も。樽美酒さんは「バレてないはず」とのことですが、半顔メイクの際に飲食をする場合は、バレないよう工夫が必要かもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2021年07月11日沢田研二と菅田将暉がW主演を務める、映画『キネマの神様』(8月6日公開)へのキャストコメントが11日、届いた。本作は、小説家・原田マハの同名小説を原作に、「松竹映画100周年記念作品」として山田洋次監督がメガホンを握る。ギャンブル漬けで借金まみれのゴウ(沢田研二)は妻の淑子(宮本信子)と娘の歩にも見放されたダメ親父だが、たった一つ「映画」を愛していた。若き日のゴウ(菅田将暉)は助監督として撮影に明け暮れる傍ら、食堂の娘・淑子(永野芽郁)に恋をし、映写技師・テラシンとともに夢を語らい、青春の日々を駆け抜けていた。しかしゴウは初監督作品『キネマの神様』の撮影初日に転落事故で大怪我をし、その作品は幻となってしまう。半世紀後の2020年、『キネマの神様』の脚本が出てきたことで、沈みかけていたゴウとその家族は再び動き始める。菅田が演じるゴウは、映画をこよなく愛し、映画監督になるという夢を追いかけ撮影所で奔走する熱い青年。全編を通してゴウの人生に訪れる“奇跡”が描かれるが、共演陣は菅田とゴウが重なっているように感じたようで、本作で菅田と初共演となる北川景子は「若いのに、すごく堂々としているし、物怖じもしないし、自分のスタイルを持っているから、ゴウちゃんの役ともご本人が通ずるところがあるのかなと思っています」と語る。また、ゴウの撮影所仲間でもある心優しき撮影技師テラシン役を演じた野田洋次郎は「菅田くんはとても気を遣える人で、懐が深くて。本当に気持ちいい時間を過ごさせてくれました」と、まさに劇中のゴウさながらの様子であったことを明かした。本作では“映画の神様”を信じ続け夢を追いかけたゴウの人生に訪れる“奇跡”が描かれるが、菅田自身も、ゴウと同じように夢を見て、“奇跡”を掴み取っている。同世代の俳優の活躍に夢を見て大手芸能事務所のオーディションを受け落選、同オーディションの翌年「第21回ジュノンスーパーボーイコンテスト」でファイナリストに選出されたことで芸能界の仲間入りを果たし、『仮面ライダーW』でシリーズ最年少16歳での主演に抜擢され、一気にスターへの階段を駆け上がっていった。過去に、菅田のドキュメンタリー番組『情熱大陸』を撮影した福田雄一監督も「菅田くんはとにかく真面目。若いのに遊びにも行かず、演技のことばかり考えている」と感心するほど深く作品と向き合い、日本映画界を牽引してきた松竹映画の100周年を背負う俳優にまで成長した。
2021年07月11日映画『キネマの神様』(8月6日公開)の完成披露試写会舞台挨拶が28日に都内で行われ、菅田将暉、永野芽郁、 野田洋次郎、北川景子、寺島しのぶ、宮本信子、前田旺志郎、山田洋次監督が登場した。本作は、小説家・原田マハの同名小説を原作に、「松竹映画100周年記念作品」として山田洋次監督がメガホンを握る。ギャンブル漬けで借金まみれのゴウ(沢田研二)は妻の淑子(宮本信子)と娘の歩にも見放されたダメ親父だが、たった一つ「映画」を愛していた。 若き日のゴウ(菅田将暉)は助監督として撮影に明け暮れる傍ら、食堂の娘・淑子(永野芽郁)に恋をし、映写技師・テラシンとともに夢を語らい、青春の日々を駆け抜けていた。しかしゴウは初監督作品『キネマの神様』の撮影初日に転落事故で大怪我をし、その作品は幻となってしまう。半世紀後の2020年、『キネマの神様』の脚本が出てきたことで、沈みかけていたゴウとその家族は再び動き始める。様々な困難に直面した完成までの日々を振り返りながら、山田監督は「一時はどうしようかと思い呆然としていましたが、沢田研二さんがピンチヒッターとして志村さんとは全く違うゴウを演じてくれました。大変な出来事を経て完成した作品となりますので、亡き志村さんを思い出しながら観ていただきたいです」と語る。菅田は「志村さんとの本読みを見学してから撮影に入り順調に進んでいたなかで撮影が中止となったのでどうなるかと思いましたが、山田監督が新しく書き直した脚本を読んだ時、新しいパワーを感じました。沢田研二さんの演技はどこか志村さんを連想させましたし、確実にいろんなものが残っ ていてほかの作品にはない映画になっていると思います」と、自身にとっても特別な作品となったことを明かす。また北川は「実は本作の撮影中に子供を授かっていまして、1番に監督にご報告をさせていただいた時に『いいお母さんになってくださいね』と声をかけてくださって、嬉しくて涙が出てしまいました」と、エピソードを披露。寺島も同じく監督との絆に背中押されたと言い 「役作りで悩んでいた時に山田監督が『僕は歩があなたでよかった』と背中を押してくれて、涙が止まらなくなってしまいました。この 出来事はこれからの女優人生で大切な宝物になりました」と振り返ると、前田も「山田監督が自分のためにアドバイスをしてくださって、時間を割いてくれたことが奇跡」とキャスト陣から続々と山田監督とのエピソードが飛び出した。永野は山田監督からの意外な挨拶があったといい、「撮影の日の朝に『How are you?』と聞いてくださったことです(笑)。山田監督の英語を聞けた! という嬉しさと驚きがありました。私は、英語の敬語が分からなく...『I‘m Fine です』と返しました」と和気藹々とした空気を表していた。
2021年06月28日沢田研二と菅田将暉がW主演を務める、映画『キネマの神様』(8月6日公開)のキャンペーンが行われることが21日、明らかになった。本作は、小説家・原田マハの同名小説を原作に、「松竹映画100周年記念作品」として山田洋次監督がメガホンを握る。ギャンブル漬けで借金まみれのゴウ(沢田研二)は妻の淑子(宮本信子)と娘の歩にも見放されたダメ親父だが、たった一つ「映画」を愛していた。若き日のゴウ(菅田将暉)は助監督として撮影に明け暮れる傍ら、食堂の娘・淑子(永野芽郁)に恋をし、映写技師・テラシンとともに夢を語らい、青春の日々を駆け抜けていた。しかしゴウは初監督作品『キネマの神様』の撮影初日に転落事故で大怪我をし、その作品は幻となってしまう。半世紀後の2020年、『キネマの神様』の脚本が出てきたことで、沈みかけていたゴウとその家族は再び動き始める。1920年から映画の製作、配給、興行を続けてきた松竹映画は昨年2020年に100周年を迎えた。そんな松竹映画100周年を記念した同作は、映画を愛し、挫折を味わいながらも“映画の神様”を信じた男に訪れた奇跡を描いた作品であることから、日本国内で上映中のすべての映画を対象にした半券キャンペーンが実施されることが決定した。同キャンペーンでは、すべての劇場公開作品を対象に、期間中に映画館で映画を鑑賞した方1,000名様に『キネマの神様』のムビチケをプレゼントする。日付のわかる映画の半券の写真とともに、Twitter 上で共通ハッシュタグ「#キネマで繋がる」とツイートすると、応募完了となる(〜7月31日)。多くの映画が公開延期・配信切り替えとなり、映画館は時短営業、休業、閉館を余儀なくされるなど、新型コロナウイルスに苦しめられている今の映画界。本作でも主演の志村けんさんの逝去、撮影の中断や2度の公開延期など、コロナによって数々の困難に直面しました。いま、改めて「“映画館で映画を公開できること”のありがたさを感じている」と松竹は語る。松竹は「本作『キネマの神様』はタイトルと題材のとおり、映画界全体を盛り上げることが使命であると考えております」と、同キャンペーンの裏側にある思いを明かした。苦境に立たされた映画界全体を盛り上げることを目的としたキャンペーンの始動にあたり、自身の出演作を映画館に無償提供する形で映画館へのエールを発表したばかりの笑福亭鶴瓶や、日本各地で長きにわたり映画体験を届けてきた各劇場から賛同コメントも到着した。○笑福亭鶴瓶 コメント・初めての映画館の思い出親父に連れていかれて。戸を開けたら人がいっぱいだった。で、観られへんし、親父が肩車してくれて。揺れながら見たんですよ。親父が前のおっさんの足踏んだかなんだでエライ喧嘩しだして。オレ肩車されてんのに、思いっきり喧嘩して。「一旦出ましょ」みたいになって。「いやいや、オレ観とんがな。出んのかい」ってなって。それが映画の思い出やわ。・映画館で映画を観ることの醍醐味集中するじゃないですか映画に。すると、自然と“いい台詞”が長いこと耳の中に残っている。ああ、いい台詞やなあっていう醍醐味はありますよ。・コロナ禍で励む映画館に向けて僕は『ディア・ドクター』で、本当に全国のシネコンにお世話になったんですよね。はじめ単館で少なくやりだしたのが噂になって、すごく広がって、色んな賞をいただくようになったから。そのときにお世話になったことは忘れないです。映画人でもないのにこんなことを喋るのはおこがましいんですけど、本当にお世話になってるので、何か返せるもんは返したいなって思いますね。・映画館に足を運べないお客さんに向けて映画館に足を運んで楽しんでもらいたい。“楽しんでもらいたい”っていうのが根本ですよね。いかに映画というものが良いのかということを、いっぺん訪ねて、観て、経験していただいて。そんなに怖い所じゃないっていうのが、わかりますからね。そういう意味では自分も寄席も出てるし、同じように人が集まる所を盛り上げたい気持ちがあります。ぜひ、映画館に来ていただきたいし、寄席にも顔を出していただきたいなと思いますね。○各映画興行会社社長からのキャンペーン応援コメント(全文・順不同)『キネマの神様』は当館が原作小説のモデルとなっています。いつの時代も大勢の熱い思いで映画は完成し、公開され、鑑賞されてきました。いま映画界も厳しい状況に直面していますが、きっと『キネマの神様』が守ってくれると信じています。(ギンレイホール)大変残念ながら映画への出演はかないませんでしたが、故志村けんさんのエンタテインメントへの思いを継ぐ『キネマの神様』という作品が、映画界だけでなく日本のエンタテインメント業界を再び明るいものとするきっかけとなっていただければと思います。(シネマサンシャイン/佐々木興業株式会社代表取締役社長佐々木伸一)映画は人々を笑顔にします。映画は人々に感動を与えます。映画は世の中を明るくします。ぜひ、この『キネマの神様』という作品を通じて多くの人々に「生きる喜び」を実感して頂けることを切に願っております。(コロナワールド/株式会社コロナワールド代表取締役社長室橋義隆)私は、映画の持っている力を信じています。この夏、遠くにお出かけするのは、まだ難しいかもしれません。そんな時は、手軽に非日常が楽しめるお近くの映画館で、映画を是非楽しんでください。万全の感染症対策をしてお待ちしております。(ピカデリー、MOVIX、東劇、神戸国際松竹/松竹マルチプレックスシアターズ代表取締役社長森口和則)
2021年06月21日中性的な色気と甘美な歌声、奇抜なファッションで’70〜’80年代、圧倒的な人気を博した「ジュリー」こと沢田研二(72)。今年でソロデビュー50周年を迎え、5月28日より記念ライブもスタートさせた。『勝手にしやがれ』『カサブランカ・ダンディ』など今でも色あせない名曲を歌い続けてきたジュリー。そして名曲を最大限に魅せるステージ衣装やパフォーマンスはとにかく斬新!特に’70年代後半からは口に含んだウイスキーを吹き出したり、キャミソールなど女性ものの下着を身に着けたり、銀のアイシャドーや金のカラーコンタクトをし化粧を施したりと、独特な世界観で人々を魅了した。【’77年】『勝手にしやがれ』が大ヒット。頭上のステージライトが星のように輝いて。【’77年】裸にネイティブ・アメリカン調のアクセサリーでワイルドに。【’78年】帽子を斜めにかぶり、セクシーに歌い上げるのがジュリー流。【’78年】ビジューが輝くギンギラの衣装はよろいがモチーフ。【’78年】帝国劇場のロックミュージカル『天草四郎』に出演。ふんどし姿で十字架を背負って。【’82年】『6番目のユ・ウ・ウ・ツ』の衣装。ビーズで自身の顔が刺繍されている。髪は緑と紫のメッシュを入れて。【’89年】音楽番組『郷ひろみの宴ターテイメント』でカウボーイ風に。いま見てもド派手な衣装たちから“ジュリーの時代”の熱狂を感じてみて!
2021年06月04日伝説のグループ・サウンズ“ザ・タイガース”からロック・バンド“PYG”を経て、1971年11月1日発売のシングル「君をのせて」でのソロ・デビューから50年目となる2021年。1973年から1990年の間にTBSテレビに出演し、放送された沢田研二の音楽番組映像を厳選・集大成した奇跡の7枚組DVD BOXが発売される。すべての映像にデジタル・レストアと音声リマスタリングを施し、『8時だヨ!全員集合』『ザ・ベストテン』などの大人気番組から、『セブンスターショー』『キラリ・熱熱CLUB』などに出演したレア映像、そしてこれまでどの歌手でも商品化されたことのなかった『日本レコード大賞』の映像が、このDVD BOXで初めてパッケージとして発売。そしてこの度、発売に先行してトレイラー映像第4弾として、様々なロック番組から「酒場でDABADA」「ポラロイドGIRL」「KI・MA・GU・RE」「a・b・c……i love you」「単純な永遠」を歌唱する約3分の貴重な映像が公開された。いよいよ発売は来週4月28日(水)。トレイラー映像を視聴しながら、発売を心待ちにしてほしい。【『沢田研二 TBS PREMIUM COLLECTION』トレイラー映像 Vol.4「on TV & inロックな番組」trailer内容】1「酒場でDABADA」1986.11.07放送(32秒)2「ポラロイドGIRL」1989.10.02放送 (44秒)3「KI・MA・GU・RE」1989.12.20放送 (32秒)4「a・b・c……I love you」1990.08.06放送(24秒)5「単純な永遠」1990.08.06放送(29秒)trailer time 2分41秒【リリース情報】「沢田研二 TBS PREMIUM COLLECTION」発売日:2021年4月28日(水)予定仕様:DVD7枚組価格:30,000円(税別)/ 33,000円(税込)発売元:TBS / 発売協力:TBSグロウディア / 販売元:ユニバーサル ミュージック<収録内容>●DISC1『in 8時だヨ!全員集合』約84分「危険なふたり」「胸いっぱいの悲しみ」「立ちどまるなふりむくな」他●DISC2 『on TV』約70分「白い部屋」「巴里にひとり」「時の過ぎゆくままに」「危険なふたり」「さよならをいう気もない」「ある青春」他●DISC3『inセブンスターショー』約72分「立ちどまるなふりむくな」「フランチェスカの鐘」「モナリザの微笑」他●DISC4『inザ・ベストテンⅠ』約76分「憎みきれないろくでなし」「サムライ」「ダーリング」「ヤマトより愛をこめて」他●DISC5『inザ・べストテンⅡ』約72分「恋のバット・チューニング」「酒場でDABADA」「渚のラブレター」他●DISC6『 inロックな番組』約74分番組『15th NEW YEAR ROCK FESTIVAL ’87-88』より「流されて」番組『ライブG』より「DAYS 彼は眠れない」「ポラロイドGIRL」他番組『音楽派トゥギャザー』より「あなたに今夜はワインをふりかけ」他番組『キラリ・熱熱CLUB』より:「ス・ト・リ・ッ・パ・ー」「KI・MA・GU・RE」他番組『メジャーステージ』より「abc…i love you」「ジェラシーが濡れて」他●DISC7『awarded 日本レコード大賞』約40分「許されない愛」「危険なふたり」「追憶」「時の過ぎゆくままに」「勝手にしやがれ」「LOVE(抱きしめたい)」「カサブランカ・ダンディ」「酒場でDABADA」「ス・ト・リ・ッ・パ・ー」「6番目のユ・ウ・ウ・ツ」「きめてやる今夜」トータル収録:約488分 / 全63曲+メドレー +5曲 150テイク(※メドレー個別カウント)
2021年04月23日