シンガーソングライターの沢田聖子が3日に自身のアメブロを更新。91歳になった母親が受け入れないことを明かした。この日、沢田は母親について「2月2日で91歳になった」と報告し「部屋に飾りつけてみた。…誰も見ないけど」と数字のバルーンで飾り付けられた部屋の様子を写真で公開。母親に対し「91歳、おめでとぉー 9と1を飾ったよ、見て見て!!…と言った」と述べるも「誰が91なの!?」と言われたことを明かした。続けて「実年齢を受け入れないのでじゃあ、いくつになったの!?と聞き返した」といい「うーーーんと………(長く考えて)88くらいかなぁ」と返答があったことを説明。「3歳程度のサバ…と思ったけど」と述べつつ「80代と90代の差が母の中では大きいんだね、きっと」と推測した。また「去年の誕生日にはベッドからリビングルームまで歩いて私が買ってきたバースデーグッズを身に付けて楽しんでいた」と昨年の誕生日での母親の様子を明かしつつ「最近はトイレ以外は殆どベッドに居る事が多くなった」と説明。最後に「今年も一緒に誕生日をお祝い出来て感謝しかないね」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「お誕生日おめでとうございます」「ステキな飾り付けですね」「気力のある証拠ですよ」などのコメントが寄せられている。
2024年02月05日SHIBUYA SKY46階屋内展望回廊「SKY GALLERY」で1月23日(火)〜3月31日(日)、美術家 中﨑透による個展『Ding-dong, ding-dong ~Bells ringing at the bottom of the valley~』が開催される。言葉とイメージなど共通の認識とされているものの”ズレ”をテーマとし、看板作品やパフォーマンス、映像、インスタレーションなどを制作する中﨑透。2022年、出身地・水戸市にある水戸芸術館で個展を開催し、翌年、芸術選奨新人賞を受賞した気鋭のアーティストだ。近年は、さまざまな土地やそこに古くからある建物などをリサーチの過程で、それらにまつわる複数の人々にインタビューし、言葉と造形で表現した不可思議な空間をつくり上げている。今回は、渋谷の街に深く関わりながら、世代や性別、職業の異なる3人にインタビューした。そのひとりは、渋谷で1990年代からベルボトムのズボンの専門店を営んでいる店主。ベルボトムとは裾広がりのズボンで、若者を中心に一斉を風靡したファッションのスタイルだ。ベトナム戦争の時代に、兵士が戦争への抵抗として、ブーツからズボンの裾を出したスタイルが「鐘/ベル」の形に似ていることから生まれたという説があるという。ほかに渋谷の都市開発に従事した男性と、現在、渋谷の街を闊歩しつつテクノ音楽を愛する女性にもインタビューを行った。中﨑は、彼らの言葉をモチーフとしてひとつの物語を紡ぎ出す。かつては東京の郊外であり、新しい世代のカルチャーが牽引してきた街。資本主義社会の流れの中で再開発されていく街。その歴史を見つめてきた世代と現代の若者。しかし新旧のイメージは通りいっぺんではなく、複層的に絡み合っていくだろう。展望回廊から見下ろす東京および渋谷の街。現実と想像が交錯するようなインスタレーションを体験した後は、その見え方も変わっていくかもしれない。<開催概要>SKY GALLERY EXHIBITION SERIES vol.7『Ding-dong, ding-dong ~Bells ringing at the bottom of the valley~』会期:2024年1月23日(火)~3月31日(日)会場:SHIBUYA SKY 46階「SKY GALLERY」時間:10:00~22:30(入場は21:20まで)料金:前売一般・大学2,200円、高中1,700円、小学1,000円、3~5歳600円※事前予約制、空きがある場合のみ当日窓口での販売あり特設サイト:
2024年01月19日沢田研二の全国ツアー「沢田研二 LIVE 2024『甲辰 静かなる岩』」の開催が決定した。1月12日(金)に東京・LINE CUBE SHIBUYAから始まる「沢田研二 正月LIVE 2024『甲辰 静かなる岩』」のチケットは即完し入手困難なライブとなってしまったが、このたび待望の全国ツアースケジュールを発表!4月5日(金)のLINE CUBE SHIBUYA公演を皮切りに、全国20公演開催される。沢田研二 チケット情報チケットは、1月13日(土)昼12:00から21日(日)23:59までオフィシャル先行抽選受付を実施。■沢田研二 LIVE 2024『甲辰 静かなる岩』4月5日(金) LINE CUBE SHIBUYA4月11日(木) ロームシアター京都メインホール4月13日(土) 本多の森北電ホール4月14日(日) 長野市芸術館メインホール4月20日(土) 刈谷市総合文化センター アイリス4月27日(土) 新潟県民会館5月10日(金) 福岡市民会館 大ホール5月11日(土) 市民会館シアーズホーム夢ホール5月19日(日) 神戸国際会館こくさいホール5月20日(月) フェスティバルホール5月24日(金) 神奈川県民ホール5月25日(土) さいたま市文化センター6月1日(土) 岡山シンフォニーホール6月2日(日) なら100年会館 大ホール6月15日(土) 白河文化交流館コミネス 大ホール6月16日(日) 東京エレクトロンホール宮城6月18日(火) 東京国際フォーラム ホールA6月30日(日) 相模女子大学グリーンホール7月3日(水) 愛知県芸術劇場 大ホール7月9日(火) LINE CUBE SHIBUYA【出演】沢田研二【バンドメンバー】柴山和彦(g)/依知川伸一(b)/高見一生(g)/平石正樹(Ds)/斎藤有太(key)/すわ親治(cho)/山崎イサオ(cho)
2024年01月10日ワークマンの注目のアイテム「透湿レインパーカーポンチョ」が話題となっています。このレインポンチョは、様々なカラーバリエーションがある上に実用性も充実。防水・耐久撥水・軽量・透湿・耐水圧などの機能が備わっており、屋外でのアクティビティからフェスや自転車ライドまで、あらゆる場面で頼りになる相棒になることでしょう。透湿レインパーカーポンチョ/2,900円(税込)【ワークマン 透湿レインパーカーポンチョ】子どもの送迎に筆者は子供を送迎する際に、よくレインポンチョを利用しています。自宅から幼稚園への距離は近いのですが、自転車で子どもを送るときにはレインウェアが必須。しかし、厚手のレインウェアを着るほどでもないし、派手なレインウェアも視線が気になる......という場面が多々あります。気軽に着られて普段着にも合うレインウェアを探しているなか、出会ったのがワークマンのレインポンチョです。コーデに溶け込むセンスあるカラーバリエーション【ワークマン 透湿レインパーカーポンチョ】色が派手すぎないので日常使いしやすい「トラベルシェルライトレインポンチョ」は、ブラック・ライラック・イエロー・カーキ・ミストブルー・ブルーといった多彩なカラーバリエーションが魅力です。筆者はミストブルーのLを選びました。ミストブルーはブルーというよりはグレーに近い印象です。ワークマンアイテムでは珍しい、ビビットではなくくすんだカラーリングが気に入りました。派手すぎず、普段着にも馴染みそう!Mから3Lとサイズ展開も豊富。男女兼用のアイテムなのでカップルや夫婦でお揃いにもできますね。使い勝手抜群の設計【ワークマン 透湿レインパーカーポンチョ】袖はマジックテープで絞れる袖は七分丈で、必要に応じてマジックテープで絞ることも可能。袖周りがスッキリしていて動きやすいです。【ワークマン 透湿レインパーカーポンチョ】収納袋が付属そして、ワークマンには「小さく収納できる」アイテムが多くありますよね。このパーカーポンチョも付属の収納袋を使ってパッカブルになり、収納袋は縦の長さが約19cmほど。カバンに入れたり、ポケットに入れたりと、どこへでもコンパクトに持ち運びができるんです。羽織ってみた【ワークマン 透湿レインパーカーポンチョ】腕周りが動きやすい実際に「透湿レインパーカーポンチョ」を着用してみました。まず腕回りの動きやすさに感心しました。両手を大きく振り回しても、裾や袖口が引っかからず、軽快です。耐水性と透湿度また、風通しの良さにも驚きました。自転車に乗ってみると風が思った以上に効果的に通り抜け、通常のレインウェアとは思えないほど蒸れを感じませんでした。【ワークマン 透湿レインパーカーポンチョ】背中には広範囲でベンチレーション付きその秘密は「透湿レインパーカーポンチョ」の内側に施されたメッシュ生地です。特に、背中部分は広範囲にわたり大きなベンチレーションが設けられており、風が通りやすくなっています。また、前面左右に配置されたポケットの内側もメッシュ仕立て。フードの裏側にも同様にメッシュ生地が使用されており、フードをかぶった際にも周囲の音を拾いやすくなっていました。クチコミは?【ワークマン 透湿レインパーカーポンチョ】「発色がすばらしい!」「雨水が入りにくい!」との反響ワークマンの公式サイトを見てみると「発色が素晴らしく色合いも最高です! 雨の日の着用が楽しみになりました」「袖口に備わったベルクロテープのおかげで、雨水の浸入も不安ありません」といったクチコミが寄せられていました。おしゃれなのにしっかりした機能性がある、バランスの取れたアイテム、ぜひ店舗で見つけてみてくださいね。ワークマン・フィールドコアの透湿レインパーカーポンチョは、雨の日に便利でおしゃれも楽しめちゃいます。多彩なサイズ展開と快適な着心地が魅力で普段使いから子供の送迎にも大活躍すること間違いなしですよ。文=くわばら なっとう
2023年10月30日亡くなったことが2023年10月16日に明かされた、フォークグループ『アリス』のメンバーである、シンガー・ソングライターの谷村新司さん。発表によると、谷村さんは同年3月に腸炎の手術を行い療養するも、同年10月8日に74歳で息を引き取ったといいます。谷村さんは『アリス』のメンバーである堀内孝雄さん、矢沢透さんとともに、「ここから10年活動を続ける」という目標を胸にしていました。谷村新司さん逝去に、『アリス』矢沢透が想い明かす『冬の稲妻』や『昴』といったヒット曲を世間に届けてきた、谷村さんら『アリス』のメンバー。活動50周年を迎えてもなお、新たな目標を立てて未来を見すえていましたが、大切なメンバーである谷村さんが旅立ってしまいました。谷村さんの逝去が明かされた日、『アリス』でドラムを担当する矢沢透さんは、このように想いを明かしています。東京に住む僕と大阪に住む谷村と、何の因果か運命の出会いか堀内を紹介され3人アリスとして歩み始めました時にはいがみ合い、時には抱き合い幾多の苦難も喜びも共有し、無我夢中で駆け抜けたそして気が付けば51年という長きに渡って谷村と関わるとは・・・あの日からは想像もしませんでした。若さの灰汁も抜け「これからは本当に音楽を楽しんでやっていこうね」と新しいアリスの始まりに胸躍らせていた矢先のことでした。谷村なら大丈夫、谷村ならきっと戻ってくる、根拠のない確信めいたものを感じておりました。でも谷村は戻ってきませんでした!もういないんです。悲しいというより悔しいんです。谷村はもう僕たちのみんなの心の中にしか住む場所がないのです。思い出せば必ず胸にやってきます、どうか谷村を忘れないで下さい。今まで谷村をアリスを応援してくださってありがとうございました。サンケイスポーツーより引用矢沢さんがつづったのは、胸の痛みや悔しさがひしひしと伝わってくる、正直な想い。50年にもわたって絆を深め、「本当に音楽を楽しみ、これから10年続けていこう」と誓い合った仲間との別れは、想像を絶するものでしょう。矢沢さんが『アリス』のファンに呼びかけたのは、「谷村を忘れないでほしい」という願いでした。きっと、世間が谷村さんのことを忘れない限り、たくさんの人の心の中で生き続けるはず。矢沢さんの『願い』を受け、ネットからは「絶対に忘れません」「あんなに素敵な人を忘れられるわけがない」といった声が上がっています。魂を吹き込んだ数々の楽曲によって、谷村さんは今後も多くの人の心を震わせてくれることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年10月16日team ZAG第二回公演『五嶋透太が汽車を降りても降りなくても世界に変わりはない』が2023年11月17日 (金) ~2023年11月19日 (日)にSTUDIO ZAP!(東京都新宿区市谷台町4-2大鷹ビルB1F)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて10月17日(火)13:00より発売開始です。カンフェティにて10月17日(火)13:00よりチケット発売開始 公式ホームページ 第一作「ココいちの子」(2019年)に次ぐteam ZAG第二弾上演決定!宮沢賢治を尊敬する、team ZAG主宰 ありが薫の書き下ろし新作公演。出演はお馴染みの、後藤敦・山本育子に加え、伊東由美子(離風霊船)・金田誠一郎(Neo Agency)・大久保洋太郎らの多彩な俳優陣でお届けします。11月17日・18日・19日は、曙橋studio ZAP!へお運びください。【あらすじ】再開発で立ち退きが迫る弱小劇団稽古場での最終公演が迫るというのに座付作家である座長は行方不明もしや故郷岩手で銀河鉄道に乗っているのか劇団員たちは気が気でないが…宮沢賢治へのオマージュを込めた、ありが薫の最新作!team ZAGとは?ありが薫を中心に山本育子・後藤敦の3人による演劇ユニット公演概要team ZAG第二回公演『五嶋透太が汽車を降りても降りなくても世界に変わりはない』公演期間:2023年11月17日 (金) ~2023年11月19日 (日)会場:STUDIO ZAP!(東京都新宿区市谷台町4-2大鷹ビルB1F)■出演者後藤敦/伊藤由美子/山本育子/金田誠一郎/大久保 洋太郎/関 洋甫/小桧山美樹/ありが薫■スタッフ照明:若林 恒美音響:山下 菜美子(mintAvenue inc.)舞台監督:野口 清和制作協力:オフィス・REN企画・制作:teamZAG■公演スケジュール11月17日(金) 15:00 /19:0011月18日(土) 13:00 / 17:0011月19日(日) 13:00 /16:00※開場は、開演の30分前です。■チケット料金全席指定:3,800円(税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年10月13日今年6月25日、さいたまスーパーアリーナのツアーファイナルバースデーライブで75歳を迎えた沢田研二。この秋も「まだまだ一生懸命PART Ⅱ」を続行中だ。そしてこのたび、正月ライブ『甲辰 静かなる岩』の開催が決定した。2024年の幕開けは東名阪4公演からスタート!1月12日(金)東京・LINE CUBE SHIBUYA、1月31日(水)東京国際フォーラム ホールA、1月15日(月)愛知・Niterra日本特殊陶業市民会館 フォレストホール、1月17日(水)大阪・フェスティバルホールにて開催される。沢田研二チケット情報お馴染みのメンバーで挑む東名阪正月ライブ!どうぞご期待ください!!チケットは、9月23日(土)12:00~10月1日(日)23:59までオフィシャル先行抽選の受付を実施。
2023年09月21日’70~’80年代に圧倒的スターとして君臨していたジュリーこと沢田研二(74)の、大胆かつセクシーな曲衣装の数々。そんな沢田研二の魅力あふれる写真集『『JULIE by TAKEJI HAYAKAWA-早川タケジによる沢田研二』(SLOGAN)が発売中!「まるでARTのよう」と話題になっている作品の誕生秘話をアートディレクションを務めた早川タケジ氏に伺った。’73年のヒット曲『危険なふたり』から始まった天才と呼ばれるアートディレクター・早川タケジによるジュリーのビジュアルやパフォーマンスは、巨大なパラシュートを背負ったり、ジーパンのジッパーを下げたりとかなり斬新だった。「沢田さんとは、綿密な打ち合わせなどなく、『こんなふうにやりたい』と伝えるとすぐに『いいね、面白そう』と阿吽の呼吸でやってきました。それは、当時の風潮でもあったカウンターカルチャーの影響で、今までにないものを作ろう!という気持ちでお互いにつながっていたんだと思います」(早川氏・以下同)【勝手にしやがれ】「男装の麗人をオマージュ」と聞いて納得!’77年リリース時のプロモーションビジュアル。往年の大女優マレーネ・ディートリヒの男装の麗人スタイルをオマージュ。帽子を投げるパフォーマンスは老若男女がまねした。【サムライ】軍服をイメージした危険な香りがプンプン’78年リリース『サムライ』の衣装。歌詞も挑戦的だったが、衣装も斬新。インナーのシースルーはなんと女性もののストッキング。「沢田さんのようにキレイな人が危険な香りのする三島由紀夫の楯の会のような軍服を着るというミスマッチが面白いかな、と思いました」【カサブランカ ダンディ】ウエストに差したウイスキーが印象的’79年のポスタービジュアル。当初、不良アイビースタイルの予定だったが、仮縫い時、袖がほつれたりした不完全な状態の上着がカッコいい、となり急きょ変更。「その場で即OKでした。決断力の早さも沢田さんの魅力のひとつ」【TOKIO】膨れ上がるパラシュートに目を奪われた音楽配信サービスでも人気の曲。曲が始まるとともに巨大なパラシュートも膨れ上がった。電飾まみれになったジュリーの目にはカラコンがキラリ。目でも楽しめた名曲。【CM 樹里】花と着物と刀と……極彩色で彩る耽美的な日本天竜の酒・樹里のCMポスター。現在はオークションサイトで高額取引されている。「総天然色のシネマの中に、歌舞伎の様式美みたいな耽美で退廃した世界観を持ち込んでみました」鬼才・早川タケシが生み出したジュリーの世界は奇跡!
2022年11月26日沢田研二主演、松たか子共演の映画『土を喰らう十二ヵ月』が公開中だ。この度、主人公で作家のツトム(沢田)とその恋人・真知子(松)が、“たけのこ”を頬張る本編特別映像が解禁された。本作は1978年に作家・水上勉が記した料理エッセイを原案に、中江裕司が監督を務めた人間ドラマ。自然を慈しみ、人と触れ合い、おいしいご飯を作り、誰かと食べられることに感謝する日々を送る主人公の姿を通して、丁寧な生き方や真の豊かさとは何かを問いかける。共演には火野正平、檀ふみ、西田尚美、尾美としのり、奈良岡朋子ら実力派俳優陣が出演。目も心も満たすような旬の野菜で作る料理の数々は、映画初参加となる料理研究家・土井善晴が担当している。今回到着した本編映像は、ツトムと真知子がたけのこを頬張るシーン。ツトムがたけのこを調理し、湯気が立ち込めるたけのこを鍋から大皿へと移す。軒先で摘んだ木の芽をふんだんに掴み入れ、時間との勝負と言わんばかりに、ふたりは一刻を争いながら居間へと移動。そして出来立てのたけのこに喰らいつく。繊細な味を噛みしめ、恍惚とした表情を浮かべるふたりの姿に、見ているこちらまで、思わずたけのこにかぶりつきたくなるようなシーンになっている。『土を喰らう十二ヵ月』若竹煮中江監督は「この映画を撮りながら、いつも考えていたのは“好きな人と食う飯がいちばん美味い”ということです。そこに究極の答えがあるかもしれない。食べることは生きることだけど、一人で食べていてもあまり楽しくない。でも、好きな人と食べていると楽しいし美味しい。それが人間じゃないのかって。この映画は理屈をこねるものではなく、魂で感じる作品だと思います」とコメントしている。四季折々の食とともに、人としての豊かな生き方を体感させてくれる本作は、忙しい日々を過ごす我々にふと立ち止まるきっかけを与えてくれそうだ。映画『土を喰らう十二ヵ月』本編特別映像(たけのこ)『土を喰らう十二ヵ月』公開中© 2022『土を喰らう十二ヵ月』製作委員会
2022年11月15日『竜二』(‘83)で監督デビューし、『チ・ン・ピ・ラ』(’84)、『野蛮人のように』(’85)ほか数々のヒット作を手がけた福岡市出身の映画監督・川島透。ユニバーシアード福岡大会開閉会式の総合ディレクターや小説執筆など、これまで多彩な才能を見せてきた川島が、満を持して挑むのが舞台の作・演出だ。福岡に戻ったころから“10年来の飲みの友達”という手島曜(78-spirit主催)ら福岡の演劇人による長年の説得で実現にこぎつけた舞台『無用の人』。作品への意気込みと見どころを、川島とプロデューサー兼出演の手島ほか出演者に聞いた。主人公は、やくざを辞め『演劇による更生プログラム』を受けることになった男。渡された台本を読み、演じるうちに、男は台本のエピソードやセリフが、劇中の人物のモノか自分のモノか分からなくっていく…。「最初は演出だけという話でしたが、アイデアを話すうちに脚本も書くことに。脚本の執筆期間は約1カ月。書き始めるまで2週間かかりましたが、書き始めたら一気に筆が進みました」。もともと芝居好きで、かなりの数の芝居を見てきているという川島。「とはいえ、『観る』と『やる』では大違い。芝居は編集できないので、そこが一番怖い部分です。とにかく“映画監督・川島透”に怒られないような作品となるよう一生懸命つくります」と抱負を語った。劇中では主人公“オレ”を手島曜、“オマエ”を立石義江、“アンタ”をともなが舞が演じる。その3人すべてが主人公、つまり、主人公の中の異なるキャラクターが自問自答をする内容になるそう。「以前から川島監督のファンで尊敬していたので、脚本をいただき『これが川島作品だ』と震えながら読みました。10年間の説得が実り、最初はプロデューサーとして浮かれる気持ちの方が強かったのですが、今は役者として事の重大さをひしひしと実感しています」と本作のプロデューサーも兼ねる手島。「脚本を読んでセリフの多さに驚くと同時に、川島監督はやはり“映像の人”だと感じました。今から3人で背負うのだ、と武者震いする心境ですが、役者としてのすべてを注ぎ込み、監督が台本に描かれた“映像”を舞台の上で表現できればと思います。」と立石が意気込み、ともながが「川島監督が描く主人公は、やくざなのにキュートで、キャラクターへの強い愛を感じます。私たちのセリフもほとんどあてがきで感激しました。監督に『こいつらと一緒にやれてよかった』と思ってもらえるような舞台にしたいです。」と締めくくった。“笑いあり、歌ありダンスあり、一人芝居なのに超大作”…自らを「エンターテインメント志向の監督」と称し、「おふざけや戯れのなかに、リアルな“人間”を見つめるのが好き」と語る川島が、どんな舞台を見せてくれるのか今から楽しみだ。公演は11月19日(土)、20日(日)、ぽんプラザホールにて。チケットは発売中。
2022年11月11日ズレをテーマにゆるやかな手法で多様な作品を制作する美術家・中﨑透による、美術館では初の大規模な個展『中﨑透フィクション・トラベラー』が11月5日(土)〜2023年1月29日(日)、水戸芸術館現代美術ギャラリーで開催される。言葉やイメージは通常、人々に共通認識をもたらすツールとして使われている。しかし、思い浮かべるものは人それぞれであり、そのズレから誤解や問題も生じやすい。いやいや、そのズレこそ「個」の豊かさだろう、と見方を変えてみせるのが中﨑の興味深いところだ。野田智子、山城大督(だいすけ)とともにアーティストユニット「Nadegata Instant Party」で主に参加・体験型のアート・プロジェクトを行う一方、ソロでも活動してきた。1976年水戸市で産声をあげた中﨑は、18歳の頃に水戸芸術館の活動に出会ったのち美術家になり、2007年に同市に戻り活動を続けている、生粋の水戸市民でもある。近年は、空き家など、ある特定の場に関わる人々にインタビューを行い、そこから抽出した言葉をもとに独自の視点で物語を編み直し、その場の歴史や特質にちなんだものなどをインスタレーションする作品を展開してきた。今回は、水戸芸術館にそれぞれ縁のある男女5名にインタビューし、水戸芸術館設立に関わる著書をリサーチしたうえで、水戸と水戸芸術館をめぐる「もうひとつの物語」を浮かび上がらせる。なかには中﨑の両親によるインタビューも含まれ、自伝的な色合いを帯びた多層的な空間となる。また、初期から「看板」をモチーフとしたシリーズも制作しており、会期の前半は、注文を受けたものの公開制作も行う。後半には完成した集合看板が展示されるというから楽しみだ。展覧会タイトルの『フィクション・トラベラー』は、中﨑作品の特色でもある虚構と現実のはざまを表し、観客も旅の一員となる。「冗談のような嘘が、時として夢のような現実を生む力になることをきっと信じているんだと思う」と中﨑。イベントも多数あるのでチェックして出かけよう。中﨑透《color or white》2007撮影:柳場大中﨑透「Poolside Snowman」展示風景2021撮影:門間友佑中﨑透《welcome girl》2020撮影:大谷健二中﨑透《地雷注意!》2002撮影:柳場大【開催概要】『中﨑透フィクション・トラベラー』会期:2022年11月5日(土)〜2023年1月29日(日)会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー開館時間:10:00〜18:00(入場は閉館の30分前まで)休館日:月曜(1月9日は開館)、2022年12月27日〜2023年1月3日、1月10日料金:一般900円公式サイト:
2022年11月01日沢田研二と松たか子が共演する映画『土を喰らう十二ヵ月』より、予告編が公開された。沢田さん演じる作家のツトムが、山荘にやってきた恋人・真知子(松さん)に「寒かっただろ?」と優しい笑顔をむけるシーンから始まる今回の予告編。子芋の土の香りに気付く真知子、禅寺の和尚の教え、亡くなった妻の存在、「所詮人は、一人で生まれて、一人で死んでいく」というツトムの考え方など、本作の世界観が立ち上がっていく映像となっている。また、畑と相談してツトムが作る献立、真知子のために作る料理、通夜振る舞い。子芋の網焼き、炊き立てのみょうがご飯、わらびのおひたし、胡麻豆腐、ふろふき大根、若竹煮など、目に美しい料理もたくさん登場している。そして、スペインで開催される「サン・セバスティアン国際映画祭」キュリナリー・シネマ部門への出品が決定。プレミア上映後には、作品をテーマにしたディナーが楽しめるのが特色の部門だ。ディナーの料理は、スペインのレストラングループ「NOMO」で活躍する茨城県出身の萩野谷尚之が担当する。ほかにも、9月13日(火)~19日(祝・月)の期間、松屋銀座で開催される「銀座・手仕事直売所」に、本作の世界観が楽しめるショップが開店する。『土を喰らう十二ヵ月』は11月11日(金)より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:土を喰らう十二ヵ月 2022年11月11日より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開©2022『土を喰らう十二ヵ月』製作委員会
2022年09月08日中筋道子、91歳。心から愛するあなたに送る、小さな世界の、物語。劇団水透花(代表:葉山なつみ)主催、『文化住宅の窓際にはマーガレットを』が2022年7月8日 (金) ~2022年7月12日 (火)に恵比寿・エコー劇場(東京都渋谷区東3-18-3エコ-ビル)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 公式ホームページ 公式Twitter:@suitoukax_( )YouTube 劇団水透花第三回公演は小さな文化住宅を舞台にした物語。女優・沢田亜矢子をはじめ、実力者揃いのキャストでお届けします。劇中曲は全曲、本公演のために作曲家・菊川裕土により書き下ろされ、さらにプロの演奏家による生演奏にも注目。イントロダクションテレビなんかない、ぼろぼろの文化住宅にふたり。仕事から帰るとあなたのアコーディオンに合わせて、私が歌う。夜に流れるその時間が、私の全てだった。私が欲しいのは、特別なことなんかじゃない。ただ目一杯生きて、辿り着いたのが此処だった。中筋道子、91歳。心から愛するあなたに送る、小さな世界の、物語。劇団水透花葉山なつみ主宰による劇団。《人の心の奥底にある琴線にそっと触れ、感覚を伝える作品》をテーマに、様々なクリエイターやアーティストとコラボをして、既存の枠組みにとらわれず、今までにないジャンルの舞台を創造する劇団です。【葉山なつみプロフィール】1995年7月10日生まれ。大阪出身、兵庫育ち。9歳の時、新神戸オリエンタル劇場「サウンドオブミュージック〜Maria〜」にて初舞台を踏む。そこからお芝居の世界にどっぷりハマり、10年間、数々のミュージカルの作品に出演。一度就職し社会人を経験するも、やはり表現の世界で生きて行きたいと上京を決意。2017年7月に上京し、ストレートプレイへの挑戦を開始。現在は、舞台のプロデュース、脚本家、演出家、演技講師として活動中。2019年10月に舞台プロデュースユニット水透花(現在の劇団水透花)を立ち上げ、更なる表現への挑戦を続ける。公演概要劇団水透花『文化住宅の窓際にはマーガレットを』公演期間:2022年7月8日 (金) ~2022年7月12日 (火)会場:恵比寿・エコー劇場(東京都渋谷区東3-18-3エコ-ビル)■出演者【シングルキャスト】沢田亜矢子、大川内延公(ラビット番長/演劇制作体V-NET)、舘智子(タテヨコ企画)、葉山なつみ(劇団水透花)【Aチーム】田中珠里、三澤康平、佐々木心音、花塚廉太郎(爆走おとな小学生)、小川結子、吉志柚香、川島祐樹(劇団水透花)【Bチーム】中右遥日、小口隼也、中野克馬、高橋孝衣、夕花里咲、藤山ももこ、増田宏祐(劇団水透花)【music】Guitar:塚越廉StringBass:田中美紀Percussion:やまみー(8日,10日,11日,12日)、平野江梨(9日)■スタッフ企画・製作・プロデュース:劇団水透花脚本・演出:葉山なつみ音楽監督・楽曲制作:菊川裕土宣伝写真:中川達也宣伝美術:藤尾勘太郎音響:早川和男(サウンド工房輪と和)照明:針谷あゆみ舞台美術・舞台監督:齊藤樹一郎演出助手・映像オペ:小川富行制作:安倍明以子当日運営:葉山眞弓■公演スケジュール7月8日(金) 14:00 Aチーム / 19:30 Bチーム7月9日(土) 14:00 Bチーム / 19:30 Aチーム7月10日(日) 14:00 Aチーム / 19:30 Bチーム7月11日(月) 14:00 Bチーム / 19:30 Aチーム7月12日(火) 12:30 Aチーム / 16:30 Bチーム※開場は、開演の30分前■チケット料金特典付き前方S席(前売):8,000円一般席(前売):4,000円(全席指定・税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年06月29日作曲家冬木透は、『ウルトラセブン』(1967年)の主題歌をはじめ、円谷プロダクションの数多くの作品の劇伴を手掛け、「ワンダバ」コーラスに象徴されるウルトラマンシリーズの音楽に大きな影響と足跡を残し、「ウルトラ音楽の父」と呼ばれる。ウルトラマンシリーズをテーマにした二つのオーケストラ作品(交響詩「ウルトラセブン」、交響曲「ウルトラコスモ」)を作曲しており、ウルトラマンシリーズのファンをはじめクラシックファンからも音楽的に高い評価を受けている。この二つの作品を多くの人に愛され演奏される事を願い、愛好者が多い吹奏楽版が作られ、この度 9 月 10 日(土) かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホールにて『「ウルトラ音楽の父」冬木透作品による希望の光コンサート』が東京で初開催される。本コンサートでは、楽曲の世界観をより広げるために作られた「物語」(ナレーション)と共に演奏される。交響詩「ウルトラセブン」の物語は、『ウルトラQ』『ウルトラマン』『ウルトラセブン』などシリーズの脚本や監督を務め、「バルタン星人の生みの親」と言われる故・飯島敏宏が書き下ろし、交響曲「ウルトラコスモ」は、同じくウルトラマンシリーズ等の脚本を数多く手掛けた、故・上原正三が書き下ろした。演奏は吹奏楽コンクールで参考演奏も務める名門東京佼成ウインドオーケストラ、指揮は同楽団正指揮者、大井剛史が振るう。現在、交響詩「ウルトラセブン」と交響曲「ウルトラコスモ」の吹奏楽版の楽譜は販売がされておらず、東京ではここでしか聴けない貴重な演奏をお聴き逃しなく!コンサートチケットの販売スケジュールは以下の通り。■TSUBURAYA IMAGINATION会員先行販売(先着)お申し込み期間:2022年6月27日(月)正午〜7月3日(日)23:59 TSUBURAYAIMAGINATION : ■各プレイガイド先着先行販売お申し込み期間:2022年7月5日(火)11:00〜7月21日(木)キョードー東京チケットオンライン その他プレイガイドにて取り扱い予約・お問い合わせ::キョードー東京 0570-550-799 (オペレーター対応:平日11:00-18:00/土日祝10:00-18:00)イベント詳細 : 「ウルトラ音楽の父」冬木透作品による希望の光コンサート2022年9月10日(土) 15:00開演(14:15開場)かつしかシンフォニーヒルズモーツァルトホール指揮:大井剛史吹奏楽:東京佼成ウインドオーケストラチケット料金:6,300円(税込・全席指定)※未就学児入場不可。チケットはお一人様1枚必要。チケット一般発売日:2022年7月23日(土) 10:00お問い合わせ:キョードー東京0570-550-799(平日11:00〜18:00/土日祝10:00〜18:00)その他注意事項※映像による演出はございません。※冬木透本人の出演はございません。※車椅子をご利用のお客様は、キョードー東京までお電話にてお問合せ下さい。※本公演は政府・自治体及び関係団体のガイドラインに沿って、開催いたします。※チケットを紛失された方、または当日チケットをお忘れになった方はチケットがなければどのような場合でもご入場できません。※公演中止の場合を除き、お客様の体調不良および新型コロナウイルス感染によるチケットの払い戻しは致しません。チケットご購入の際には、ご自身の体調や環境をふまえご判断くださいますようお願いいたします。※本公演購入時にご登録の氏名、緊急連絡先等は、万が一来場者から新型コロナウイルス感染者が発生した場合など、必要に応じて保健所等の公的機関へ提供させていただく場合がございます。※その他、当日の感染予防対策におきましては、以下のホームページをご参照ください。( 主催:キョードー東京共催:葛飾区文化施設指定管理者協力:株式会社円谷プロダクション/京成電鉄株式会社後援:葛飾区/葛飾区教育委員会クリエイター&出演者冬木透(作曲)1935 年旧満州・新京(現中国東北部・長春)に生まれる。終演後1949年に日本へ引き揚げ広島県山県郡八重町(現北広島町)に住み、広島県八重高等学校普通科(現 千代田高等学校)に入学、高校3年から広島県立広島観音高等学校に編入し、1952年卒業。エリザベト音楽短期大学・作曲科に入学(創学後の第一期生)。1954年卒業、その後、宗教音楽専攻科を経て同校の作曲助手に就任。 1956 年に上京、ラジオ東京(現 TBS)音響課に入社し、効果の仕事に携わる。1956 年に「鞍馬天狗」にて作曲家としてもデビュー。「冬木透」のペンネームはこの時に名乗るようになった。1957 年国立音楽大学作曲科に編入し高田三郎に師事。1959年に卒業する。1961 年にTBSを退社し、 作曲活動に専念することともに1964 年から桐朋学園大学音楽部で教鞭をとり3,500人以上の学生を指導し、教授で退官。「鳩子の海」など、テレビ、映画音楽を多数手掛ける。「ウルトラセブン」をはじめとするウルトラシリーズなど、数多くの円谷プロ作品の劇音楽の担当をつとめ「ウルトラ音楽の父」と呼ばれている。また、本名の「蒔田尚昊」名義で、オルガン曲「黙示録による幻想曲」、Fl.と打楽器のための「封印の書」、花と草と風と(第 52 回 NHK 全国学校音楽コンクール小学校の部課題曲)、合唱曲「黙示録によるモテット」、「碑のねがい」~混声合唱とピアノのために~、賛美歌「ガリラヤの風かおる丘で」、組曲「歳時」 (オーケストラ曲)、「ふるさとの詩」(作詞 ズッコケ三人組作家の那須正幹)などがある。2019 年5月には冬木透の音楽世界を 10 枚のCDにまとめた「ウルトラ・マエストロ 冬木透 音楽選集」が発売された。日本作曲家協議会会員・日本現代音楽協会会員・日本グレグリオ聖歌学会会員。大井剛史(指揮)©K. Miura1974年生まれ。17歳より指揮法を松尾葉子氏に師事。若杉弘、岩城宏之、レヴァイン、マズア、ジェルメッティ、カラプチェフスキーの各氏から指導を受ける。 東京藝術大学指揮科を卒業後、1999年同大学院指揮専攻修了。1996年安宅賞受賞。2000~01年、仙台フィルハーモニー管弦楽団の副指揮者として研鑽を積み、2007~09年、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団にて研修。 2008年アントニオ・ペドロッティ国際指揮者コンクールで第2位入賞。 2009~16年までニューフィルハーモニーオーケストラ千葉(現・千葉交響楽団)常任指揮者、2009~13年山形交響楽団指揮者、2013~17年同正指揮者を歴任。現在、東京佼成ウインドオーケストラ正指揮者。このほかほとんどの国内主要オーケストラを指揮し、多彩なレパートリーと誠実な指揮でいずれも高い評価を得ている。 新進作曲家の現代作品や、吹奏楽、オペラ、バレエ、など幅広い分野で意欲的に活動している。 東京藝術大学音楽学部器楽科非常勤講師(吹奏楽)。尚美ミュージックカレッジ専門学校客員教授。吹奏楽:東京佼成ウインドオーケストラ©Atsushi Yokota1960年(昭和35年)5月、立正佼成会附属の「佼成吹奏楽団」として発足、その後1973年に「東京佼成ウインドオーケストラ」へ改称した日本が世界に誇るプロ吹奏楽団。吹奏楽オリジナル作品、クラシック編曲作品やポップス、ポピュラーまで幅広いレパートリーの演奏を通し高い音楽芸術性を創出し、多くの人が楽しめる管楽合奏を展開、各地のコンサートで好評を博している。また多くのレコーディング、テレビ・ラジオに出演し、吹奏楽文化の向上・普及・発展に尽力している。2020年に楽団創立60周年を迎え、同年1月より大井剛史が正指揮者、トーマス・ザンデルリンクが特別客演指揮者、飯森範親が首席客演指揮者、藤野浩一がポップス・ディレクターに就任。2022年4月より立正佼成会から独立し、一般社団法人東京佼成ウインドオーケストラとして活動。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年06月27日沢田研二、松たか子、西田尚美、尾美としのり、瀧川鯉八らが出演する映画『土を喰らう十二ヵ月』の公開日が11月11日(金)に決定。併せて、五感を刺激する特報映像が公開された。土井善晴が手掛ける料理が登場する今回の特報映像では、「いい男ね~」と思わずこぼれた真知子(松さん)の一言からスタートする。四季を通じて撮影した本作。ツトム(沢田さん)と真知子が春を感じる若竹煮をほおばる様子が映し出され、目に楽しいだけでなく、“おいしい音”にも注目の映像となっている。本映像でも使用されている、全編に流れるジャズは、『花束みたいな恋をした』の大友良英が担当した。また、特報映像とメインビジュアルは、「喰らうは生きる 食べるは愛する いっしょのご飯が いちばんうまい」という本作の本質を表現。「いただきます」と手を合わせ、四季の恵みに感謝し、出来立ての料理をいただく――その一連の流れを表現するために、ポスターとチラシの絵柄を変え、2パターン作成。土井さんが手掛けたツトムの日々の食事と、四季と暮らしの風景も一緒に配されている。チラシビジュアルなお、タイトル題字は型染作家の山内武志が手掛けた。『土を喰らう十二ヵ月』は11月11日(金)より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:土を喰らう十二ヵ月 2022年秋、公開予定©2022『土を喰らう十二ヵ月』製作委員会
2022年05月19日沢田研二主演、水上勉の料理エッセイを原案に映画化した『土を喰らう十二ヵ月』に、松たか子が主人公・作家ツトムの担当編集者を演じることが発表された。本作の原案は、1978年(昭和53年)に雑誌「ミセス」(文化出版局刊)の1月号から12月号に連載された料理エッセイ(後に書籍化)。水上勉は、女性編集者のすすめで、約1年間にわたり軽井沢の山荘にこもる。畑を作り、子どもの頃に禅寺で身につけた料理を作り、その様子を執筆するという生活を送った。そのエッセイの豊かな世界観から着想を得て、中江裕司監督が独自に物語を創作。松さんが演じる担当編集者・真知子は映画オリジナルのヒロインで、ツトムの25歳年下の恋人でもある。ドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」や舞台「ラ・マンチャの男」などフィールドを問わず、一線で活躍する松さんに期待が高まる。編集を終えた中江監督は「松さんが演じる真知子は、ゴダールの映画のアンナ・カリーナみたいで本当にチャーミング」と評している。また、ツトムの友人・大工役は「にっぽん縦断 こころ旅」(NHKプレミアム)の自転車旅でお馴染みの火野正平。ツトムが師と仰ぐ和尚の娘・文子役には、共著「ああ言えばこう食う」などエッセイストとしても活躍する檀ふみ。美食家としても知られる作家の父・檀一雄は水上氏とも交流があった。ツトムの義弟・隆役は数々の映画やドラマで活躍する名バイプレイヤーの尾美としのり。沢田さんとは1988年の『リボルバー』以来の共演。隆の妻・美香役に、中江監督の代表作『ナビィの恋』では主演を務め、NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」など出演作が相次ぐ西田尚美。写真屋役には、新宿末廣亭の今年の正月下席興行でトリを務めた注目の真打、落語家の瀧川鯉八。そしてツトムの義母には、演劇界の重鎮である奈良岡朋子。日本の里山の美しい四季の移り変わりと、料理研究家・土井善晴が手掛ける料理の数々も見どころとなっている。『土を喰らう十二ヵ月』は秋、公開予定。(text:cinemacafe.net)
2022年02月17日Huluオリジナルストーリー「ボイスII 110緊急指令室LAST CALL」にて、本作の主人公、増田貴久演じる石川透が、重藤班長(増田昇太)とバディを組むことが分かった。本作は、前作「ボイス」の最終回から1か月後の出来事を描いたオリジナルストーリー「ボイス 110緊急指令室 CALL BACK」の後日譚にして、現在放送中の「ボイスII 110緊急指令室」の前日譚となるオリジナルストーリー。本編では、敏腕刑事・樋口彰吾(唐沢寿明)とバディを組む透だが、今回は「II」からの登場となった新キャラクター、重藤雄二とバディを組むことに。大切な仲間を裏切ってしまった罪悪感から、前作「CALL BACK」で警察を辞職する決意をした彼が、警察に戻る“前夜”を描く「CALL BACK」。「II」では、橘(真木よう子)の働きかけで、生活安全課に異動となっていたところからスタートしたが、その裏には彼が再び警察官として歩み始めるきっかけとなった、ある事件の存在が…。それは、爆発物を使った立てこもり事件。犯人は7年前にも同様の事件を引き起こしていた――。そして、「ボイス」史上初となるECU不在の事件は、大ドンデン返しの展開へ。ほかにも、「II」では観られなかった懐かしのキャラクターたちも登場。ECUメンバーが通う居酒屋の店主・森下志津役のYOU、前作でECU副室長・落合智明を演じた安井順平。ゲストとして、石川に影響を与える少女役を川島鈴遥、立てこもり事件を引き起こす犯人役を笠原秀幸が演じる。「ボイスII 110緊急指令室LAST CALL」あらすじこれは、石川透の警察復帰前夜、そして重藤雄二のECU班長就任前夜の物語――。辞職願を提出した石川透(増田貴久)は、数日後に横浜を離れることを決意。最後の挨拶に志津(YOU)が営む馴染の居酒屋に訪れると、偶然、重藤雄二(増田昇太)と出会う。そして、挙動の怪しいデリバリー配達員・城島光生(笠原秀幸)が入店してくる。違和感を覚えた石川が動こうとすると、その男は「誰もここから動くな!」と絶叫。男の服の下には、爆弾が巻きつけられていて…。城島が客のひとり、茉理(川島鈴遥)に襲いかかる刹那、とっさに少女を守る石川。城島の要求は「その場を動くな」のみ。そんな中、石川は城島が7年前に引き起こした爆発物による立てこもり事件の犯人であることに思い当たる。一方の重藤は、犯人は誰かから指示を受け、操られているようだと気づく。タイムリミットが迫る中、石川と重藤は重要な手がかりに辿り着く――。Huluオリジナルストーリー「ボイスII 110緊急指令室LAST CALL」は9月25日(土)地上波放送後から独占配信。「ボイスII 110緊急指令室」第10話(最終回)は9月25日(土)22時~日本テレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2021年09月23日中性的な色気と甘美な歌声、奇抜なファッションで’70〜’80年代、圧倒的な人気を博した「ジュリー」こと沢田研二(72)。今年でソロデビュー50周年を迎え、5月28日より記念ライブもスタートさせた。『勝手にしやがれ』『カサブランカ・ダンディ』など今でも色あせない名曲を歌い続けてきたジュリー。そして名曲を最大限に魅せるステージ衣装やパフォーマンスはとにかく斬新!特に’70年代後半からは口に含んだウイスキーを吹き出したり、キャミソールなど女性ものの下着を身に着けたり、銀のアイシャドーや金のカラーコンタクトをし化粧を施したりと、独特な世界観で人々を魅了した。【’77年】『勝手にしやがれ』が大ヒット。頭上のステージライトが星のように輝いて。【’77年】裸にネイティブ・アメリカン調のアクセサリーでワイルドに。【’78年】帽子を斜めにかぶり、セクシーに歌い上げるのがジュリー流。【’78年】ビジューが輝くギンギラの衣装はよろいがモチーフ。【’78年】帝国劇場のロックミュージカル『天草四郎』に出演。ふんどし姿で十字架を背負って。【’82年】『6番目のユ・ウ・ウ・ツ』の衣装。ビーズで自身の顔が刺繍されている。髪は緑と紫のメッシュを入れて。【’89年】音楽番組『郷ひろみの宴ターテイメント』でカウボーイ風に。いま見てもド派手な衣装たちから“ジュリーの時代”の熱狂を感じてみて!
2021年06月04日沢田研二と菅田将暉がW主演を務める映画『キネマの神様』(8月6日公開)のビジュアルと追加出演者が17日、明らかになった。本作は、小説家・原田マハの同名小説を原作に「松竹映画100周年記念作品」として山田洋次監督がメガホンを握る。ギャンブル漬けで借金まみれのゴウ(沢田研二)は妻の淑子(宮本信子)と娘の歩にも見放されたダメ親父だが、たった一つ「映画」を愛しており、若き日のゴウ(菅田将暉)は助監督として撮影に明け暮れる傍ら、食堂の娘・淑子(永野芽郁)に恋をし、映写技師・テラシンとともに夢を語らい、青春の日々を駆け抜けていた。しかしゴウは初監督作品『キネマの神様』の撮影初日に転落事故で大怪我をし、その作品は幻となってしまう。半世紀後の2020年、『キネマの神様』の脚本が出てきたことで、沈みかけていたゴウとその家族は再び動き始める。今回公開となったビジュアルには、主人公ゴウ(現在:沢田/過去:菅田)と彼の人生に欠かすことのできないメインキャラクターたちの柔らかな表情が映し出された。またVFX監修を山崎貴監督が担当していることも明らかに。併せて公開となった特別映像には現在と過去のゴウを繋ぐ重要な本編シーンと、その演出について熱心に話し合う山田監督と山崎監督のカメラテストの様子が映し出されている。山崎監督が本作で手掛けたのは、沢田演じる現在のゴウが過去に思いを馳せながら映画を観ていると、主演を務める昭和の銀幕スター・桂園子(北川景子)の瞳がクローズアップされ、菅田演じる若き日のゴウが働く撮影現場の様子が浮かび上がっていく、というシーン。山田監督の思い描く現在のゴウと若き日のゴウを繋ぐ大切なシーンが、山崎監督の圧巻の技術によって、エモーショナルな映像として具現化された。さらに追加キャストとして、片桐はいり、原田泰造の出演も決定。片桐は、テラシン(小林稔侍)が営む映画館“テアトル銀幕”の常連の女性客を演じ、原田は、ゴウのギャンブル依存に悩まされる妻・淑子(宮本)と娘・歩(寺島しのぶ)が訪れる相談会の主催者を演じる。共に山田組初参加となった。○山崎貴監督 コメント・山田作品にVFX監修として携わることが決定した際のお気持ちをお聞かせください。敬愛するレジェンドが僕の何かしらに期待してくれて、仕事を頼んでくれるなら、それは何を置いてもはせ参じなくてはと思いました。僕は邦画の歴史にも大変興味あるので、雑談する中でかつての巨匠達の生の姿を教えていただけることもとても楽しかったです。日本 映画の様々な歴史的瞬間を体験してきた方ですから。・本作におけるVFXに関して意識された点、こだわった点について具体的に教えてください。山田監督の世界観にあったVFXということにはこだわりました。いわば地に足が着いているもの。僕自身の作品のときは荒唐無稽なものをめざしますが、そこは品良くいきたいなと。・撮影現場における山田監督との対話の中でどのような意見交換をされていたのでしょうか?山田監督は新しい玩具を手にしたように楽しんでいらしたような気がします。僕はその玩具の可能性を出来るだけ広がりが持てるようにレクチャーしていく感じでした。目指すイメージはしっかりと出来上がっていましたね。
2021年03月17日原田マハの小説を山田洋次監督が映画化した『キネマの神様』の新公開日が8月6日(金)に決定し、本ビジュアルと特別映像が到着した。本ビジュアルには、沢田研二と菅田将暉が演じる主人公ゴウをはじめ、若きゴウが想いを寄せる永野芽郁扮する食堂の娘、年月が経ちゴウの妻となった宮本信子扮する淑子など、彼の人生に欠かすことのできないメインキャラクターたちの柔らかな表情が写し出されている。そして合わせて到着した特別映像は、撮影の様子を収めたメイキングシーンからスタート。今作ではVFX監修を山崎貴(『永遠の0』『STAND BY MEドラえもん』ほか)が担当していることが明らかになり、演出について熱心に話し合う山田監督と山崎監督のカメラテストの様子が映し出されている。続けて、現在と過去のゴウを繋ぐ重要な本編シーンも公開。山崎監督が本作で手掛けたのは、現在のゴウが過去に思いを馳せながら映画を観ていると、主演を務める桂園子(北川景子)の瞳がクローズアップされ、若き日のゴウが働く撮影現場の様子が浮かび上がっていくシーン。山崎監督の技術によって、エモーショナルな映像に仕上がった。山崎監督は「敬愛するレジェンドが僕の何かしらに期待してくれて、仕事を頼んでくれるなら、それは何を置いてもはせ参じなくてはと思いました」と今回の参加への思いを明かし、「山田監督は新しい玩具を手にしたように楽しんでいらしたような気がします。僕はその玩具の可能性を出来るだけ広がりが持てるようにレクチャーしていく感じでした」と撮影をふり返っている。またさらに追加キャストとして、片桐はいりと原田泰造の出演も明らかに。片桐さんは、ゴウとはかつての撮影所仲間のテラシン(小林稔侍)が営む映画館“テアトル銀幕”の常連の女性客役。原田さんは、ゴウのギャンブル依存に悩まされる淑子と娘・歩(寺島しのぶ)が訪れる相談会の主催者を演じる。『キネマの神様』は8月6日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:キネマの神様 2021年8月6日より全国にて公開©︎2021「キネマの神様」製作委員会
2021年03月17日今週2月19日(金)公開の映画『ライアー×ライアー』より、松村北斗(SixTONES)演じる透が、逆ナンを可憐にスルーしながら相手が現れずとも待ち続ける姿を収めた本編映像が到着した。とある事情により“JK姿”で街を歩いていたところ、偶然、義理の弟・透に遭遇してしまった湊(森七菜)。別人“みな”だとウソをついたものの、透からまさかの猛アプローチを受け、付き合う展開になる本作。そして、元々女癖の悪い透を懲らしめる良い機会だと、デートすることを決意する。そんな初デートの待ち合わせで「何分待てるかな」と、試練を与えるJK・みな。10分過ぎてもみなは“まだまだ”と様子を伺い、そして30分、1時間…と時間は経過するも、健気に待ち続ける透。そんな中、女性たちから次々と逆ナンをされるも、そっけなく対応。成り行きを伺うみなは根負けしそうな気配だ。松村さんも「バカみたいにまっすぐで、踏み込めないこともいっぱいあるけれど、それが妙に親近感を持てるというか応援したくなる。愛すべきキャラクターです」と語っており、そんな一途で真っすぐな姿が垣間見えるシーンとなっている。『ライアー×ライアー』は2月19日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ライアー×ライアー 2021年2月19日より全国にて公開(C) 2021『ライアー×ライアー』製作委員会(C)金田一蓮十郎/講談社
2021年02月17日作家・原田マハの小説を山田洋次監督が映画化する『キネマの神様』より、主要キャラクター4名のビジュアルが公開された。ビジュアルには、今回W主演を務める沢田研二と菅田将暉が扮するゴウをはじめ、宮本信子扮するゴウの妻・淑子、そして永野芽郁扮する若き日の淑子が写し出されている。無類のギャンブル好きで家族にも見放されたゴウ。そんな彼の賭け事以外の趣味、それは映画。大好きな映画を語るときは活き活きとしており、ビジュアルの中のゴウも穏やかで、かつて自分が辿った“銀幕の旅路”に思いを馳せているようにも思える。一方で若き日のゴウの眼差しは熱く、映画製作に全身全霊を傾ける姿が切り取られた。そんなゴウの人生を語る上で、欠かすことのできないのが、妻・淑子。家庭を顧みない夫に業を煮やしながらも支えてきた淑子。ビジュアルからも愛情あふれる笑顔を見せ、彼女の懐の深さを物語っているようだ。若き日の淑子もまた笑顔をみせており、ゴウが通う食堂で働いていた彼女の存在は、撮影所仲間のテラシンと共に映画漬けの生活を送っていたゴウに、ほんのりと淡い恋の風を届ける。また注目なのは、それぞれのビジュアルに写り込む鮮やかな感光と背景。登場人物たちの記憶の断片を、フィルムに写し出しているかのようだ。『キネマの神様』は2021年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:キネマの神様 2021年公開予定©︎2021「キネマの神様」製作委員会
2020年10月09日沢田研二と菅田将暉がW主演を務める、映画『キネマの神様』(2021年公開予定)のキャラクターポスターが9日、公開された。本作は、小説家・原田マハの同名小説を原作に、「松竹映画100周年記念作品」として山田洋次監督がメガホンを握る。ギャンブル漬けで借金まみれのゴウ(沢田研二)は妻の淑子(宮本信子)と娘の歩にも見放されたダメ親父だが、たった一つ「映画」を愛していた。 若き日のゴウ(菅田将暉)は助監督として撮影に明け暮れる傍ら、食堂の娘・淑子(永野芽郁)に恋をし、映写技師・テラシンとともに夢を語らい、青春の日々を駆け抜けていた。しかしゴウは初監督作品『キネマの神様』の撮影初日に転落事故で大怪我をし、その作品は幻となってしまう。半世紀後の2020年、『キネマの神様』の脚本が出てきたことで、沈みかけていたゴウとその家族は再び動き始める。新たに公開されたビジュアルでは、故・志村けんさんの遺志を継いだ沢田が演じるゴウ、菅田が演じる若き日のゴウ、宮本信子演じるゴウの妻・淑子、永野芽郁演じる若き日の淑子の姿が映し出された。穏やかなまなざしを見せる主人公のゴウと、カチンコを片手に映画制作に全身全霊を傾ける若き日のゴウが対比されており、ゴウの妻・淑子の愛情あふれる笑顔が印象的となっている。
2020年10月09日沢田研二(71)が志村けんさん(享年70)の代わりに映画「キネマの神様」で主演を務めると発表された。ネットでは「最高の代役」と喜ぶ声が上がっている。山田洋次監督(88)が「家族」をテーマに制作する同作だが、志村さんが亡くなったことや緊急事態宣言の影響で撮影が中断している。各メディアによると、そんななかで制作陣は「作品を完成させることが志村さんへの供養になる」と考え沢田にオファー。沢田はこうコメントしているという。「志村さんの、お気持ちを抱き締め、やり遂げる覚悟です」もともと同じ事務所の先輩後輩という間柄だった沢田と志村さん。テレビやラジオ、そして舞台で何度も共演してきた。「ブレイクの時期が重なる2人は当時、風貌も似ていると話題でした。それを活かし、沢田さんが志村さんの鏡に写された姿を演じるというコントもありました。沢田さんはアイドルにもかかわらず、志村さんの無茶振りにきちんと対応。そのことが、沢田さん人気をさらに押し上げたのです。何より志村さんも晩年に『すごかった』と沢田さんのコントスキルを讃えていました。2人は01年から1年半ほどラジオ番組『ジュリけん』(文化放送)でレギュラーを共にしていましたが、そこでも仲睦まじい様子でした」(芸能関係者)そのため今回の代役にもネットでは《志村さんからジュリーへ! このバトンの引き継ぎはグッとくるものがあるな!》《二人のこれまでの縁、信頼があってこその配役で、志村さんもきっと安心しているんじゃないかなぁ》《志村からジュリーへ!こんな最高な代役ないだろ。。。ジュリーは男だなあ》と喜ぶ声が上がっている。沢田にとって14年ぶりの映画出演となる今作。さらに特別なものとなりそうだ。
2020年05月17日歌手・俳優の沢田研二が、映画『キネマの神様』(2021年公開予定)の主演を務めることが16日、明らかになった。新型コロナウイルスによる肺炎のため3月に死去した故・志村けんさんの役を引き継ぐこととなる。本作は、小説家・原田マハ氏の同名小説を原作に、「松竹映画100周年記念作品」として山田洋次監督がメガホンを握る。志村さんは、W主演となる菅田将暉と初共演し、世代を超えた二人一役の主人公を演じる予定だった。3月1日にクランクインし撮影を進めていた同作。物語は過去パートと現在パートにわかれており、3月末に過去パートは撮影終了、4月から現在パートの撮影に入ろうとしていた矢先、新型コロナウイルスによる肺炎が悪化し、W主演の1人である志村さんの訃報が届いたという。同作スタッフは「この作品の撮影を無事に終わらせ、作品を完成させることが、志村さんへの一番の供養になると信じ、このコロナ禍の終息が見えない中、撮影が再開できる日を想像し、志村さんが演じる予定だったゴウのキャスティングを行いました」とコメントを寄せている。志村さんと沢田は、かつては同じ事務所の先輩後輩関係で非常に仲が良く、『8時だョ! 全員集合』『ドリフ大爆笑』などの番組、共同のラジオ番組『ジュリけん』やコントなどで多く共演していた。沢田は志村さんの遺志を継ぎ、14年振りの映画出演、山田監督作品への参加は1982年の『男はつらいよ 花も嵐も寅次郎』以来38年振りとなる。撮影再開については調整中であり、公開に関しては当初予定の2020年12月を見送り、2021年で調整をしていくという。また、山田組一同が、志村さんへの思いを胸に、前を向いていく思いを込めたメッセージビジュアルを作成した。○沢田研二 コメント志村さんの、お気持ちを抱き締め、やり遂げる覚悟です。○イザワオフィス 代表取締役社長 井澤健 コメント長年親交のあった沢田研二さんがご出演されると聞き、志村けんも大変喜んでいると思います。作品の完成を心待ちにしております。○房俊介プロデューサー コメント人生のおかしさや哀しみ、夢や挫折を背負い、繊細な狂気をまとった主人公のゴウ。志村さんは、この役を演じる事をとても楽しみにしておられました。残念でなりません。心からご冥福をお祈り致します。兼ねてから志村さんと縁が深い沢田研二さんは、誰よりも志村さんの想いを抱きしめ、取り組んでいただけると思います。かつて『男はつらいよ』でご一緒した山田監督は「志村さんとは違うゴウちゃん。沢田研二さんならば、別なゴウちゃんの魅力を引き出してくれると確信しています」と仰っております。周りを包み込む暖かい色気、唯一無二の感性を持ち合わせた沢田研二さんと、新たな『キネマの神様』を描いていきたいと思います。
2020年05月16日唐沢寿明が殺された妻の復讐に燃える刑事を演じ主演する「ボイス 110緊急指令室」の第8話が9月7日放送。増田貴久演じる透が“内通者”という可能性に、ショックを受けた視聴者が続出している模様だ。3年前に妻・未希を殺され復讐を誓う樋口彰吾を唐沢さんが、未希が殺されたのと同じ事件で父を殺された橘ひかりを真木よう子が、樋口を「兄貴」と慕う刑事の石川透を増田さんが演じる本作。樋口の妻・未希に菊池桃子。樋口らの上司で港東警察署署長の田所賢一に小市慢太郎。田所らを裏で操る本郷グループの会長・本郷辰夫に伊武雅刀。辰夫が家族の1人として迎えた上杉渉に手塚とおる。上杉に汚れ仕事を任せ自らは快楽殺人に興じる“真犯人”本郷雫に伊勢谷友介といったキャストが共演。事件から3年後、ひかりは「3分で現場到着、5分で現場確認、10分で検挙」することを使命とするECU(Emergency Call Unit)を設立。その隊員として樋口を指名する。最初は対立していた2人だが共に3年前の事件の真犯人を探すため協力し合うように。しかし樋口とひかりの行く手を大きな権力の闇が阻む…というのがこれまでの展開。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。上杉から「真犯人を教えてやる」と、未希との思い出のペンションに呼び出された樋口だが到着してみると上杉は死んでいた。上杉の死は自殺として処理されるが、実は“内通者”からの連絡を受けた雫が先回りして自殺に見せかけて殺害していた。一方、雫は留守中に自宅の戸棚を開けた形跡があることに気づく。雫が殺人鬼だと気づいた辰夫は田所に樋口を止めるよう指示。樋口のもとに検察庁特捜部の強制捜査が入り、樋口は謹慎。ECUに解散の危機が迫る。ひかりは樋口にかかった圧力に疑問を感じ、透が内通者ではと疑う。その夜自宅に帰ったひかりのもとに鉄球を持った雫が迫る…というのが今回のストーリー。今回、樋口を「兄貴」と呼び、ずっとそばにいた透が雫の“内通者”という疑いに「透ちゃんが内通者かよ。ショックだ」「苦しいよ。苦しくて泣く」などの声がタイムラインに溢れる。警察署で雫と出会った透は恐怖に震えるような表情を見せており、どうも弱みを握られている様子。そんな透に「雫を見て怯える透ちゃん、守りたくなる」といったコメントも寄せられている。(笠緒)
2019年09月08日派手なアロハシャツにサーモンピンクのパンツ姿の沢田研二(71)を本誌が目撃したのは6月25日。そして隣にピッタリと寄り添っていたのは、茶色のジャケットにジーンズ姿の田中裕子(64)だった。この日は、沢田の71回目の誕生日。横浜市内に住む2人は電車に乗って都心に移動中だった。車内ではガラケーをいじっていたが、有名人夫妻に気づく乗客はいなかった。芸能関係者は言う。「昨年古希を迎えてから、この1年間はジュリーにとって多難の年だったといえます。昨年10月には、さいたまスーパーアリーナで、“ドタキャン騒動”も起こしています。観客の数が、事前に聞かされていたよりも少なかったことに激怒し帰ってしまったのです。大騒動になり、翌日には謝罪会見を行わざるをえませんでした」また今年3月にはショーケンこと、萩原健一さんが死去。「かつてPYGというバンドを組んでいた2人は、解散後もお互いを意識しあっていたのです。萩原さんも著書でジュリーの天才性を褒めたたえていましたが、5月のコンサートではジュリーも『さすがにショーケンが死んだときはこたえた』などと、悲しみを吐露したそうです」この多難な1年を支えていたのが、妻・田中だった。’89年11月に出雲大社で挙式をした2人は、今年11月に結婚30周年を迎えるが、その仲睦まじさは、新婚当時と変わらない。2人は相手が出かけるときは、玄関まで出てきちんと見送るという夫婦のルールもずっと守り続けているのだ。本誌は昨年7月に、田中が乗る車に手を振り続けている沢田の姿を目撃している。それから約1年、田中は最近話題の“グレーヘア”に変身していた。沢田夫妻を知る舞台関係者は言う。「沢田さんは、コンサートで『俺はジュリーじゃない、ジジーと呼んでくれ』と、観客に呼びかけたりもしているように、年を取ることに抗おうとはしません。白髪になったヘアも染めようとはせず、ふだんはあごひげも伸ばしっぱなし。ファンたちも、そんな沢田さんに共感し、応援しているのです。また田中さんは沢田さんの最大の理解者でもあります。ジュリーとおそろいのグレーヘアで、自然体のデートを楽しんでいるのも実に田中さんらしいと思いました」
2019年07月05日横浜市内の自宅に集結した報道陣の前に姿を現した沢田研二(70)は、まさかのスーツ姿だった。レコーディングに出かけるにもヨレヨレのTシャツ姿ということがほとんどの沢田だが、よほどの覚悟を決めていたのだろう。「近所に公園があるので……」報道陣を小さな公園へいざない、始めたのは30分近くにも及ぶ“謝罪会見”。「いちばんの原因は、僕自身にさいたまスーパーアリーナでライブをやる実力がなかったことだと思います。ホントに取り返しのつかない結果になったことに、心よりお詫び申し上げます」そう言って、深々と頭を下げたのだ。10月17日、さいたまスーパーアリーナで勃発した“ドタキャン騒動”。会場は可動式で3万人以上の観客を収容することができる。だがその日集まったのは7千人にすぎなかった。「僕は9千人と聞いていたのに、(実際は)7千人。(客席も)空いているところが多すぎた」それが土下座して詫びるスタッフを尻目に会場から無理やり引き上げた理由だった。結局翌日の18日には謝罪会見を行ったわけだが、昔から沢田を知るレコード会社関係者は言う。「ジュリーのプライドの高さは、この業界では誰もが知っています。ガラガラな客席にブチ切れて帰ってしまうなんて、むしろ彼らしいという気もします。それよりもマスコミ嫌いの彼が、カメラの前で頭を下げるなんて、本当に驚きました」実は会見終了後、本誌は沢田にいくつか質問を投げかけている。――今回の件について、奥さんの田中裕子さん(63)とはお話ししたのでしょうか?「いや、まぁ事情は全部話してあります」――どんなことをおっしゃっていましたか?「『(どうするかは)お父ちゃんが考えることやからね』、と。いまも支えてくれている?……そうですね」苦い笑いを浮かべていた沢田。この苦笑に隠された意味について、沢田夫妻の知人は言う。「日常生活での細かい夫婦喧嘩はあっても、お互いの仕事スタイルには口を出さないのが沢田夫妻の流儀。沢田さんが反原発ソングを歌っても、政権批判を繰り広げようとも、田中さんはずっと見守ってきました。でも今回は7千人のファンを置き去りにしたわけですからね。田中さんも今回のドタキャンについては怒っていたそうで、自分の音楽活動については唯我独尊の沢田さんもトラブルのいきさつについて奥さんに説明せざるをえなかったようです。夫妻は結婚28年目ですが、沢田さんの仕事について田中さんが叱るのは恐らく初めてのことだと思います」そんな愛妻の怒りに、さすがの沢田も“カッコつけさせてくれ”と言っている場合ではなくなったようだ。
2018年10月26日お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志(55)が、21日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~11:15)で、歌手・沢田研二(70)が17日開催のさいたまスーパーアリーナ公演をドタキャンした問題についてコメントした。沢田は、当初9,000人の観客を予定していたが、実際には7,000人だったことから開演直前に中止を決断。会場を押さえる際、イベンターには、集客できないと判断した場合は、断るようにとあらかじめ頼んでいたという。中止の翌日、報道陣の取材に応じた沢田は、「事務所もイベンターさんもやりたいというのが大前提ですので、そこのところが僕とは違う」と語り、「ファンの方たちには甘えさせてもらっているのかもしれないけれども、初めて僕のコンサートを見に来られた方もたくさんいらっしゃると思うので、そういう方たちには本当に申し訳なかった」と謝罪していた。このことについて松本は、「芸能界あるあるですよね」と指摘。スタッフから企画を持ち込まれた際、松本は「長い経験で分かるけど、それたぶんうまくいかないですよ」と正直にアドバイスするもスタッフは「大丈夫です!」と押し切り、結果的にうまくいかずに「すみません……」と謝られたことが度々あったという。自身の体験を振り返りながら、「お客さんが集まらないのは、だいぶ前から分かってたはず。それを黙ってたんですよ。当日分かったとしてもさすがにやめないだろうと高をくくってたのも僕はイヤ」とスタッフの対応に嫌悪感。「プロならちゃんと歌えよという意見もあるかもしれないけど、イベンターのプロ意識はどうなんだという話になる」と責任も追及する。さらに、「プロで約束したのなら、ちゃんと満員にしたってくれよ」と訴え、「歌いながら客がスカスカだったら、『俺、言ったよね…俺、言ったよね…』ですよ」と沢田の心境を推測。「絶対にパフォーマンスできないですよ」と断言して沢田に同情していた。
2018年10月21日10月17日、沢田研二(70)のさいたまスーパーアリーナ公演が開演直前に突如中止となった騒動。各スポーツ紙によると開場時間である午後3時30分を過ぎた頃に中止の案内が流れ、さらに「契約上の問題が発生したため、中止とさせていただきます」という貼り紙もなされたという。今回の件について翌18日、沢田の公式サイトに謝罪文が掲載された。そこでは「10月17日のさいたまスーパーアリーナ公演は契約上の問題が発生した為、急遽中止させていただくこととなりました」と改めて説明されており、「ご来場いただきましたお客様には大変ご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございませんでした」ともつづられている。「沢田さんは04年10月にも茨城・水戸の県民文化センターでのコンサートを直前で中止にしていました。その際は主催側が『開催に際しての事前の取り決めごとを実現できなかった』と謝罪していました」(ステージ関係者)沢田にとって2度目のドタキャンとなった今公演。中止の理由も漠然としており、Twitterでは「プロとしてどうなのか?」と疑問の声が上がっている。《客は関係ないし、客が不利益を被る結果にしたのは事実。これはプロとして猛省しないといかんね》《ファンのことは主催者もジュリー側も何も考えてないな》《本人が出てきて、拡声器でファンにコメントとか、アカペラで1曲とかすれば、ファンは喜んだかもね。説明が少なくて、遠方から来たり、予定を調整したりした人は、気の毒すぎる》だがいっぽう、多くのファンからは擁護の声が上がっている。《ジュリーにはジュリーの考えがあっての事!それで離れていくなら結構よ!健康に問題ないのならもう云う事無し!何があってもジュリーを支持します》《何十ヶ所も回っとればひとつやふたつトラブルもあるわ それを騒がずに受け入れるのがジュリーのファンなんだわ》《ジュリーはファンを信じてくれてるから中止にできたんだと思うよ。騒ぎ立てたり離れていったりしないって信じてくれてるんだと思う。ずっと前から変わらないスタイル と思ってるわたしは倖せだぁね》沢田はいま、何を思うだろう――?
2018年10月18日