フリーアナウンサーで俳優の宇垣美里(31)のマネージャーが運営するインスタグラムが16日更新され、美ボディラインあらわなオフショットが公開された。宇垣は、10日発売の写真週刊誌『FLASH』(光文社)の表紙&巻頭グラビアに登場。インスタでは「楽しそうに花火をする宇垣さんや砂浜を全力ではしる宇垣さん 是非チェックしてください」と同号をアピールし、オフショットを複数枚アップした。美ボディラインがあらわとなったノースリーブのリブワンピース姿や、はだけたシャツから美肌をのぞかせるヘルシーな肌見せスタイルなど、全5枚を紹介。ファンからは「美しい!!可愛い!!清楚!!完璧!!」「何という可愛さだ」「キレイな肌すねー」「美しさと可愛さが大渋滞」など絶賛コメントが相次いでいる。
2022年05月16日フリーアナウンサーで俳優の宇垣美里(31)が、10日発売の写真週刊誌『FLASH』(光文社)の表紙&巻頭グラビアに登場する。元TBSアナウンサーの宇垣は、現在ドラマ『明日、私は誰かのカノジョ』(MBS/TBSドラマイズム)に出演、さらには執筆活動などマルチに活躍中。最新グラビアでは白いノースリーブをまとい、透明感あふれる爽やかな姿を見せている。インタビューでは、「人からどう見られるかよりも、自分が自分をどう表現するかを大事にしています」。グラビアでの表現ぶりにも注目が集まる。同号にはそのほか、神部美咲、水崎綾女、櫻井優衣、なな茶、石岡真衣などが登場する。
2022年05月10日渡辺美里が、5月5日(木・祝) 東京・渋谷LINE CUBE SHIBUYAでライブ『渡辺美里スペシャルライブ パイナップルロマンスのその先へ “雨のバカ~” 2022』を開催。伝説のライブとして知られる1989年に行われた西武球場でのライブ『SUPER Flower bed BALL ‘89』の“続き”を披露した。『SUPER Flower bed BALL ‘89』は2DAYSで開催され、2日目のライブ(1989年7月26日開催)が雷と豪雨のため途中で中止となったことで知られる。渡辺美里はライブが続行不可能と判断されたことを知ると、泣きながら「青春のバカヤロー!!雨のバカー!!」と叫び、それでも気持ちが収まらず、アカペラでお客さんと一緒に「My Revolution」を歌ったため、伝説のライブと呼ばれるようになった。本公演はその続きを行おうと企画されたライブで、途中換気休憩を挟む2部構成で行われた。第1部では、当時のライブ映像をバックにヒット曲「すき」を歌唱するなど当時歌うことのできなかったセットリストを披露。自身もMCで「あの日の忘れ物を取りに来ました!」と過去の自分に決着をつけた。第2部では、“その先へ”として1989年以降に発表した楽曲たちをパフォーマンス。途中、13曲のメドレーを含むなど全42曲を熱唱し、最後は最新のオリジナルアルバム『ID』から「It’s All Right」で幕を閉じた。併せて、この日のライブが6月26日にWOWOWにて全曲ノーカットで放送されることが決定。さらに、渡辺は7月に開催されるカバー企画のライブ『うたの木 彼のすきな歌Vol.1』に続き、10月から開催となる全国ツアー『プレミアムツアー Good Time ’22~’23』を発表。ツアーファイナルは2023年2月4日に日本武道館で行われる。<公演情報>『渡辺美里スペシャルライブ パイナップルロマンスのその先へ “雨のバカ~” 2022』2022年5月5日(木・祝) 東京・LINE CUBE SHIBUYA■バンドメンバーギター:佐橋佳幸ベース:有賀啓雄ドラム:松永俊哉キーボード:斉藤有太 / 奥野真哉サックス:山本拓夫<番組情報>『渡辺美里スペシャルライブ パイナップルロマンスのその先へ “雨のバカ~” 2022』2022年6月26日(日) 16:00~放送局:WOWOW番組HP:<ライブ情報>『渡辺美里 Billboard liveうたの木 彼のすきな歌 Vol.1』2022年7月3日(日) ビルボードライブ東京(1日2回公演)1stステージ 開場 15:30 / 開演 16:302ndステージ 開場 18:30 / 開演 19:30問:ビルボードライブ東京 03-3405-11332022年7月10日(日) ビルボードライブ大阪(1日2回公演)1stステージ 開場 15:30 / 開演 16:302ndステージ 開場 18:30 / 開演 19:30問:ビルボードライブ大阪 06-6342-77222022年7月16日(土) ビルボードライブ横浜(1日2回公演)1stステージ 開場 15:30 / 開演 16:302ndステージ 開場 18:30 / 開演 19:30問:ビルボードライブ横浜 0570-05-6565『渡辺美里 Live うたの木 彼のすきな歌 Vol.1』2022年7月23日(土) 福岡Gate’s7(1日2回公演)1stステージ 開場 15:30 / 開演 16:302ndステージ 開場 18:30 / 開演 19:30問:LAND 092-710-6167■バンドメンバー(予定)ピアノ:光田健一ギター:林部直樹パーカッション:ラムジチェロ:遠藤益民(エンドウ マスタミ)渡辺美里 全国ツアー『プレミアムツアー Good Time ’22~’23』【2022年】10月8日(土) 埼玉・戸田市文化会館10月14日(金) 京都・京都劇場10月15日(土) 岡山・岡山市民会館10月23日(日) 山形・やまぎん県民ホール10月30日(日) 神奈川・神奈川県民ホール11月2日(水) 東京・かつしかシンフォニーヒルズ11月5日(土) 長野・ホクト文化ホール11月12日(土) 茨城・結城市民文化センターアクロス11月23日(水) 福岡・福岡市民会館12月3日(土) 北海道・札幌教育文化会館【2023年】1月15日(日) 愛知・愛知県芸術劇場1月29日(日) 大阪・フェスティバルホール2月4日(土) 東京・日本武道館関連リンク渡辺美里 オフィシャル・サイト渡辺美里 Facebook渡辺美里 Twitter渡辺美里 ブログ
2022年05月06日アニメ賢者・フリーアナウンサーの宇垣美里さんが「キュンとする」をテーマに、おすすめアニメをご紹介。私、キュンのなかでも“切なキュン”が好きで。思いが通じるキュンよりも、こんなに思ってるのに通じない、痛みにも似たキュン。『ハチミツとクローバー』や『とらドラ!』は、まさに思春期ならではの甘酸っぱくて切ない感じがたまらない。『蛍火の杜へ』も思い合っているのに触れることができない歯がゆさを描いているんですけど、私は人間と人間ではない生き物との交流を描いた作品に弱くて、それだけでもうキュンなんです。『地球外少年少女』でも、AIが人間に向ける思いにじ~んとなりました。シリアスとくだらなさのギャップに痺れる『銀魂』とか“1人だけど独りじゃない”というメッセージに元気が湧いてくる『スパイダーマン:スパイダーバース』みたいなキュンもありますね。とにかくかわいいキュンなら『PUI PUI モルカー』。見てるだけで癒されるのに、ストップモーションのクオリティも高い。アニメーションの作りがしっかりしている作品が好きなので、演出の細かい動きも見逃さずにキュンキュンしてます。『ハチミツとクローバー』恋と才能に悩む美大生の、キラキラ光る青春群像劇。「ハチクロはキュンの宝庫ですよね。あの時代の空気感がギュッと詰まっていて、仲間うちの片思いを丁寧に描いている。誰かを大切に思ってるのに、矢印がバラバラでうまくいかなくて。思いが通じるキュンもあると思うんですけど、思いが通じない、苦しいキュンもあると思うんです。それに、私は美大生ではなかったけれど、大学生特有の何者でもない感覚は共感できる。自分は何がしたいんだろう、才能って何だろうっていう葛藤は、誰しも一度は通った道だと思うんです」。実写映画やドラマにもなった羽海野チカの代表作。美大に通う男女5人が、恋心と友情、才能に翻弄される姿を描く。Netflixなどで配信中。【I&II】コンプリートBlu‐ray BOX発売中Blu‐ray BOX:¥30,800発売元:アスミック・エース/フジテレビ販売元:KADOKAWA©羽海野チカ/集英社・ハチクロ製作委員会『とらドラ!』思春期の葛藤がまぶしい、不器用な学園ラブコメ「思いが錯綜して食い違う、キュンとしかこない名作です。私はあーみんっていうツンデレで高圧的な子が好きで『私めっちゃかわいい!』みたいな感じなんですけど、本当は周りがちゃんと見えてる大人な子。自分は気持ちがあるのに、“好きな相手が幸せになるなら”ってポンと背中を押せるんですよ。この作品を見る度、クラスの子たちに『お前たち、あーみんにありがとうって言いなさい!』」って気持ちになります(笑)」。ヤンキーと思われがちな高須竜児は、実は温厚で真面目な男子高校生。高2のクラス替えでワガママで短気な逢坂大河と出会い、互いの恋を応援する共同戦線を張る。Netflixなどで配信中。©竹宮ゆゆこ/アスキー・メディアワークス/「とらドラ!」製作委員会『蛍火の杜へ』触れたら終わってしまう、夏休みの淡い恋。「妖怪でも人間でもない存在のギンと、人間の蛍との交流を描いた大好きな作品。ギンは、蛍が危ない目にあっても手を伸ばせないんです。蛍もわかってるから、『絶対に触らないで』って泣く。お互いが大切に思い合ってることが丁寧に描かれていて、もう、すごい好きじゃん!って。最後も、よかったね!と、うわあ~!って気持ちが揺さぶられて…。切ないキュンです」。アニメ『夏目友人帳』のスタッフが緑川ゆきの原作を映画化。主人公の蛍は6歳の頃、祖父の住む田舎で狐の面を着けた少年ギンと出会う。「人間に触れると消えてしまう」というギンと夏休みの度に会ううち、蛍は恋心を抱いていく。©緑川ゆき・白泉社/「蛍火の杜へ」製作委員会『地球外少年少女』宇宙に投げ出された、人間とAIの漂流記。「これは恋愛がベースの作品じゃないんですけど、SFが大好きで、特に人間と人間ではない生き物との交流が好きなんです。この作品も、とある場面でAIが人間のためにする選択と発する言葉にキュンとして。人間のことを思ってくれたことに感動して、わーん!っていう気持ちに。生き物じゃなくても愛情は伝わるんです!」。舞台は2045年の宇宙。月生まれの登矢と幼馴染みの心葉は、日本の宇宙ステーション「あんしん」で地球移住のためのリハビリを行っていた。そこに彗星が衝突し、地球からの旅行客である子供たちと閉鎖空間に取り残されて…。Netflixで配信中。BD&DVD発売中。©MITSUO ISO/avex pictures・地球外少年少女製作委員会『銀魂』ふざけてもやるときはやる!江戸が舞台の痛快SFコメディ。「くだらない回とシリアス回のギャップが魅力。いつもは怒られそうなことばっかりやってる銀さんも紅桜篇ではカッコいいし、トッシーになったことで守りたいものができた土方は素敵だし、いざというときに立ち上がるかぶき町の人たちも頼りになる。一方でただ『ジャスタウェイ』って言ってるだけの回もあって(笑)。緩急がしっかりしているところが大好きです」。空知英秋原作の“SF人情なんちゃって時代劇コメディー”。江戸時代末期、宇宙から来た“天人”が台頭したため、便利屋になった侍の銀時。しかし昔の仲間が行方不明だと聞き、再び刀を手に事件の謎に切り込んでいく。各配信サービスで配信中。©空知英秋/集英社・テレビ東京・電通・BNP『スパイダーマン:スパイダーバース』スパイダーマンが夢の共演!マルチバースを駆け巡る。「アメコミっぽい吹き出しがバーンと出たり、ニューヨークの街を飛ぶ描写とか、とにかくビジュアルがすごい。作画担当が何人か倒れたんじゃないかなと思いました(笑)。本作では並行世界のスパイダーマンが集うんですけど、他の世界にも頑張ってる“その世界の自分”がいるんだと感じて。これって“あなたは独りじゃないよ”というメッセージだなと思えてキュンとしました」。マーベル・コミック原作の『スパイダーマン』初のアニメ作品。スパイダーマンが倒れ、2代目として街の平和を守る中学生のマイルス・モラレス。そこへ並行世界のピーター・パーカーが現れる。今年次回作が公開予定。Huluなどで配信中。ブルーレイ&DVDセット¥5,217/4K ULTRA HD&ブルーレイセット¥7,480発売・販売元:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント©2018 Sony Pictures Animation Inc. All Rights Reserved. MARVEL and all related character names:©&TM 2022 MARVEL.『PUI PUI モルカー』動きがキュート!作りも細かいコマ撮りアニメ。「見るだけでキュンです。かわいいんだもん。フワフワなフォルムに、なんといってもあの声!飼い主さんからレタスをもらって喜んでいたと思えば、どえらい演出の爆発シーンもあったりして、いい意味で裏切られること間違いなし。モルカーごとの性格の違いも見えてきて、そこもかわいい!」。羊毛フェルトで作られたモルモットの車“モルカー”を使ったストップモーションアニメ。のんびり屋、好奇心旺盛、臆病など様々な性格のモルカーが登場するオムニバス形式で、1話あたりは2分40秒と短い。セリフはないが、見里朝希監督家で飼われているモルモットの鳴き声を使用している。©見里朝希JGH・シンエイ動画/モルカーズうがき・みさと1991年、兵庫県生まれ。『アフター6ジャンクション』(TBSラジオ)に火曜パートナーとしてレギュラー出演。著書『今日もマンガを読んでいる』発売中。※『anan』2022年4月6日号より。取材、文・飯田ネオ(by anan編集部)
2022年03月31日株式会社日本トランスネット(代表取締役:原口 郁、本社:大阪府河内長野市野作町14番21号、以下:日本トランスネット)は、地域のスポーツ振興を目的として河内長野市CSR寄付型私募債を活用し、河内長野市内の小学校13校にソフトバレーボール173球・中学校7校にバレーボール検定球34球【総額40万円】の寄贈を行いました。河内長野市内に本社を置く企業からのCSR私募債を活用した寄贈は日本トランスネットが初めてとなります。今回の活動が評価され、河内長野市より感謝状が授与される運びとなり、令和4年2月4日に河内長野市役所にて寄贈式ならびに感謝状贈呈式が執り行なわれました。株式会社日本トランスネット: 河内長野市教育物品寄贈式■寄贈式日時 :2022年2月4日11時00分場所 :河内長野市役所出席者:河内長野市教育委員会委員長 松本 芳孝教育推進部 理事 安田 喜孝教育推進部 部長 宮阪 晴久紀陽銀行河内長野支店支店長 吉成 府巳弘課長 横手 隆幸株式会社日本トランスネット取締役 管理本部長 松本 砂苗経営企画部 部長 鍛治 正昭小中学校へバレーボールを寄贈■会見コメントのご紹介・河内長野市教育委員会 委員長 松本 芳孝氏「小中学校ではドッチボールやバレーボールの人気がありますが、ボールが古くなってきているので、バレーボールの寄贈をお願いいたしました。コロナの中、子供たちはマスクをしながらの学校生活を頑張っており、少しでも身体を動かして楽しめる機会を増やすことができればと思っております。」・取締役管理本部長 松本 砂苗「日本トランスネットは河内長野市に本社がある一般貨物運送事業者で公共の道路を日々利用してお仕事をしております。地域の方々への日頃の感謝と小・中学生のスポーツ振興に役立て頂きたいと思い、寄贈させて頂きました。」日本トランスネットは2000年より22年間にわたり、河内長野市を拠点に一般貨物運送事業者として地域経済の発展に寄与し続けております。地域のスポーツ振興や小・中学生の教育発展はSDGsの観点からも重要なテーマだと位置付け今回の寄贈を行いました。「我々は輸送を通じて新しい価値を生み出し、地球の発展に貢献する」という経営理念のもと、今後も様々なCSR活動を行い、地域と社会への貢献を続けて参ります。感謝状が贈呈されました【会社概要】商号 : 株式会社日本トランスネット代表者: 代表取締役 原口 郁所在地: 大阪府河内長野市野作町14番21号設立 : 平成12年3月2日URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年02月25日株式会社サンクゼールは、2022年1月31日(月)より、全国の久世福商店店舗(一部店舗を除く)にて、「ポロショコラほんのり河内晩柑(かわちばんかん)」を発売いたしました。※イメージラグノオささき×久世福商店「ポロショコラほんのり河内晩柑」今回は、その濃厚さとしっとりとした食感で全国に多くのファンを持つ「ポロショコラ」とコラボレーションさせていただきました。ラグノオささき様のご協力を得て、久世福商店の商品ラインナップの中には今までなかったチョコレートケーキに挑戦。久世福商店らしさを表現するために、チョコレートと相性の良い国産果実を探し、熊本県の「河内晩柑」にたどりつきました。果皮のさわやかな酸味とほのかな苦みをほんのりきかせることで、もともとの「ポロショコラ」のおいしさを残しながら、チョコレートと国産柑橘のハーモニーを楽しんでいただける商品となりました。▲ポロショコラほんのり河内晩柑:540円(税込)/内容量:1本商品情報はこちら : ラグノオささきとは株式会社ラグノオささき(本社:青森県弘前市/代表取締役社長:木村公保)は、 明治17(1884)年に駄菓子屋さんとして創業、130年余りの歴史があります。昭和44年からは洋菓子と日本伝統の和菓子を製造・販売されています。売上の半分近くがりんご商品で、原料のりんごは青森県産を中心に調達されるなど、地元の経済活性化を願って事業を展開されています。近年は濃厚でしっとりとしている本格派チョコレートケーキ「ポロショコラ」が全国的に有名で、多くの人に愛されています。ラグノオ : “あの銘菓”と久世福商店がコラボ「おいしいを一緒につくりました」シリーズ各地の風土や歴史から生まれ、お土産としても愛される、その土地ならではのお菓子。そのような各地の銘菓と、日本の食文化を次代に伝えることを志した久世福商店がコラボレーションし、久世福商店オリジナルのお菓子が誕生しました。コロナ禍において新しい販路を模索し、銘菓の未来を見据えている老舗の皆様の心意気に感銘を受け、実現したコラボです。特別な「おいしい」を、日本全国の皆様へお届けいたします。バレンタイン間近の今、大切な方へのプレゼントはもちろん、自分へのご褒美にもおすすめです。有名濃厚チョコレートケーキと久世福の夢のコラボ。チョコ好きはお見逃しなく!お近くの店舗を探す : 商品情報商品名:ポロショコラほんのり河内晩柑販売価格:540円(税込)商品ページ: 販売店舗:全国の久世福商店店舗(一部店舗を除く)※オンラインショップでのお取り扱いはありません。会社概要会社名:株式会社サンクゼール本社:長野県上水内郡飯綱町芋川1260代表者:代表取締役社長久世 良太創業:1979年設立:1982年事業内容:ジャム・ワイン、その他食品の製造販売、ワイナリー、レストラン、売店などの直営、及びフランチャイズ展開、オンラインマーケットプレイス「旅する久世福e商店」の運営ホームページ URL : オフィシャルオンラインショップ: 楽天市場店: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年01月31日●フリーになってのびのび執筆の仕事が増え「うれしい」フリーアナウンサーとしてテレビやラジオ、雑誌などに出演し、執筆業でも活躍している宇垣美里。2019年3月にTBSを退社し、さまざまな仕事に挑戦する中で、宇垣自身はどのように変わっていったのか。本人に話を聞いた。フリー転身からまもなく3年。「あっという間でした」と言い、「2020年と2021年はコロナ禍でいつの間にか終わっていたという感じだったので、それもあって時間の経過にびっくりしてます。一方で、3年前は会社員をしていたということにびっくりする部分もあって、時間の流れって不思議だなと思います」と驚いている。そして、「良くも悪くも丸くなったと思います」と自身の変化を明かし、「波に揉まれて角がとれていくように丸くなって、諦めることもできるようになった部分があり、とても安定しているなと。2年前より安定しているし、1年前よりも安定しています」と説明。心の安定が得られたのはなぜか尋ねると、「フリーになって、仕事によって行く場所は違いますが、マネージャーさんやヘアメイクさん、スタイリストさんなど、自分が信頼している方たちと新しい場所に行けるので、ゆとりが持てるというか、安心できる部分があるからなのかなと思います」と答え、「ありがたいです」と今の環境に感謝した。また、「よりのびのびできるようになりました。もっと広いプール、海に出たみたいな感じがしていて、人と比べても意味がないという気持ちが強くなりました」との変化も告白。「TBS時代も相当自由にさせてもらっていましたが、会社の中で周りの人が気になることもあって。今は広い海に出て、これだけたくさんの人がいるんだから比べても、という気持ちになったのかなと思います」と語る。フリー転身後、仕事の幅が拡大。漫画を紹介する連載「宇垣総裁のマンガ党宣言!」(『週刊文春』)や、映画を紹介する連載「宇垣美里の沼落ちシネマ」(『週刊SPA!』)がスタートし、美容本『宇垣美里のコスメ愛』や、フォトエッセイ『愛しのショコラ』などを刊行、「宇垣総裁のマンガ党宣言!」をまとめたエッセイ『今日もマンガを読んでいる』も昨年12月に発売した。「いろんなことに挑戦させていただいていて、ありがたいです。会社員には会社員のよさがもちろんありますが、会社員だからこそできないこともたくさんあって、そこから一歩出ると見えるものが全然違うなというのは実感しています」。そして、「連載の仕事はもともとやっていたものもありますが、圧倒的に増えました。私は書く仕事が好きなので、フリーになってよかったなと思うところの一つです」と執筆の仕事が増えたことに特に喜びを感じているそうで、「会社員時代は、何かをおすすめすることが難しかったのですが、フリーになってからは、そういったこともできるように。好きなものをおすすめすることが好きなので、すごくうれしいことだなと思っています」と笑顔を見せた。●人生を満喫中結婚は「したいと思った人がいた時に」『今日もマンガを読んでいる』は、TBS時代に執筆したエッセイ「拝啓、貴方様」も収録。今回の出版にあたり再度読み返した際に、宇垣は若さを感じたという。「2017年から2019年に書いたものなので、若いなって(笑)。その瞬間の若さや、尖っている時期じゃないと出てこない言葉や焦燥感みたいなものがあって、今後出せるものではないので新鮮でした」。どんなところに若さを感じたのか尋ねると、「今の私だったらそこまで心の針が動かないだろうなということに対してすごく針が振れていたり、怒ったり感傷的になったりしていて、若いなあと思いました」と答えた。昨年4月に30歳を迎えたが、心境の変化は「全くない」と言う。また、「よくしてもらっている先輩たちは、『30代楽しいよ』『40代はもっと楽しいよ』と言ってくれる方が多く、楽しみにしている部分が大きいです」と年齢を重ねていくことを楽しみに。「何歳になったから何々しなきゃという人もいると思いますが、私の好きな先輩たちは『やったー! もっと自由になった』と楽しんでいる方が多いので、私もそういう方たちの仲間入りをしたいです」。さらに、「いくつになっても、いつも楽しそうな人でいたい」と続け、「自分で楽しいことを見つけて楽しんでいる人って素敵だなって思うので、自分もそうありたいし、そのためにも新しい価値観など常々アップデートしていけたら。それこそ昔だと『この年になって結婚していないなんて』と言う人もいたと思いますが、今そんなこと言っている人は恥ずかしい。そういうことをちゃんとアップデートしていきたい」と語った。宇垣自身も、何歳までに結婚したいという考えはない。「結婚したいと思った人がいた時にするべきで、何歳までにしなきゃいけないとは思っていません。結婚しても楽しいと思いますが、結婚していない今もとても楽しいので、特にこだわりはありません」。漫画や小説、映画など、エンタメをこよなく愛する宇垣。「好きなものを追いかけたり集めたりすることが好きで、人生楽しいなって日々感じています。時間が足りないくらいです」とにっこり。「最近海外のドラマも見るようになりました」とさらに好きなものが増え、いろいろな配信サービスに加入して海外ドラマも楽しんでいることを明かした。今後、仕事に関してどのように思い描いているのだろうか。「お仕事はご縁なので、自分で選ぶことはなかなか難しいと思いますが、今後もいろんな新しいことにチャレンジしていきたい」と幅広い仕事に意欲を見せ、「ただその中で、書くことはやはりすごく好きなので、これからも続けていけたらうれしいです」と補足。やはり執筆業は、宇垣にとって特に大切な仕事になっているようだ。■宇垣美里1991年4月16日生まれ、兵庫県出身。2014月4月にTBSに入社。アナウンサーとして数々の番組に出演。2019年3月にTBSを退社し、同年4月よりオスカープロモーションに所属。現在はフリーアナウンサーとして、テレビ、ラジオ、雑誌、CM出演のほか、女優業や執筆活動も行うなど、幅広く活躍している。
2022年01月25日●登場人物の振る舞いや言葉に「支えられて生きている」テレビやラジオ、雑誌などに出演するほか、執筆業でも活躍している宇垣美里。大の漫画好きとして知られ、『週刊文春』の連載「宇垣総裁のマンガ党宣言!」では、独自の目線で選りすぐった漫画の魅力を紹介している。漫画から多くのことを学び、生きる力をもらっているという宇垣に、漫画の魅力を聞くとともに、執筆業のやりがいも聞いた。「両親が読書家で家に本がたくさんあり、読むものに困ったことはなかったです」。両親の影響で読書家になったという宇垣。漫画との出会いは小学生のとき。「お小遣いで『りぼん』を買っていて、妹が『ちゃお』、友達が『なかよし』を買っていたので、シェアしていました。そこから漫画が好きになり、たくさん読むようになりました」と明かす。そして、漫画は宇垣の人生と切り離せない大切な存在に。「物語の主人公や登場人物の振る舞い、言葉に支えられて生きているなと思います。特に漫画は世相を反映するものだと思うので、世の中のこういったことに傷つけられたという気持ちを昇華する漫画が多く、とても救われています」と漫画への思いを語る。好きな漫画は、多様性を描いた作品だという。「『自分とあなたはこんなにも違って、こんなにも分かり合えない部分があって、それでも一緒に生きるために頑張る』という作品がすごく好きで、そういう作品を読むと元気が出ます。分かり合えないことは誰だってあるのだと思えるし、ある種の諦めを抱いていいのならば生きていけるという、そこに気づけたのは漫画が大きい役割を担っていると思います」。特に大きな影響を受けたのが『美少女戦士セーラームーン』。この作品を見て育ったことで、「自分の力で生きていないと楽しくない」という思いが根底にあるのだという。「幼稚園のときから『セーラームーン』を見て育ち、女の子が戦って自分の大切な人や生きている場所を守るということを刷り込まれたので、自分の力で生きていく意識が強くなったのだと思います。友達も同じものを見ていた影響なのか、自分の足で立って生きていくという人が多いです」。また、自身の性格について「子供の頃から、納得していないことはできない性格でした」とも明かし、「理由がちゃんとあればできるけれど、なんだかよくわからないことはやりたくないという、昔から気難しい子だったと思いますが、ちゃんと説明してくれる両親や教師に恵まれていました」と語った。昨年12月には、「宇垣総裁のマンガ党宣言!」をまとめたコラム集『今日もマンガを読んでいる』を発売。連載で紹介した漫画54作品の評に加え、宇垣が敬愛する作家・恩田陸氏との対談や、TBSアナウンサー時代に執筆したエッセイ「拝啓、貴方様」も収録している。宇垣は「いつの間にかこんなにたくさんの漫画を取り上げていたんだなってびっくりしました。どれも大好きで、その時々に勇気をもらった作品ばかりなので、好きな作品がギュッと詰まっている宝物だなと思います」と愛情たっぷり。「漫画が大好きという方にも、あまり漫画を読んでこなかったという方にも読んでいただきたいなと。幅広いジャンルの漫画を取り上げているので、読みたくなる作品があると思います。特別な一冊がきっと見つかると思うので、お手に取っていただけたら嬉しいです」と語っている。●執筆業にやりがい「好きなものを紹介する仕事を増やしていけたら」執筆業において、その文才も注目を集めている宇垣。「小学生の頃から、いろいろな宿題の中で、読書感想文が一番得意でした」と言う。「走るのが速い子もいれば、私は書くことが得意だったという、それだけの差だとは思いますが、本に囲まれて育ったので、一般的な文章はこういう感じだよねとか、こういう語彙があるよねというのは、小さい頃から慣れ親しんできたので、そういったストックはあったのかなと思います」。高校生のときから毎日、日記もつけている。「そのときに思ったことを忘れるのはもったいないという気持ちがあって書いているところが大きいです。社会人になってからは『3年日記』を書くようになり、1年前と同じページに書くので、去年の今、何をしていたかわかって面白いです」。さらに、「日記を書くと、1日の中で一番印象に残っていることがわかる。ご飯のことばかり書いてあると、よほどおいしかったんだなとわかるし、寒かったことばかり書いてあると、本当に寒かったんだなと。書き終わって読んだときに、ここが一番印象に残っていたんだなって、自覚してなかった部分に気づくことができます」と日記を書く面白さを語る。今では執筆が仕事に。「書くことがすごく好きなので、とても幸運なことだと思っています」と喜び、「そもそも表現することが好きで、感じたことや思ったことを言語化するのがすごく好きなんです。そして、書く言葉は流れていかず残るので、即時性はないけれど、しっかり推敲することができて、一番自分の本心に近い形で表現できる方法だと思います」とやりがいを感じている。執筆業での野望を尋ねると、「漫画以外の作品も紹介したいと思っていたら書評を書くお仕事をいただいて、映画も好きだなと思っていたら映画のコラムを書かせていただけるようになって、やった! と思っています。自分が大好き作品を人に広めたい、あわよくば見てほしいという気持ちがあるので、好きなものを紹介する仕事をどんどん増やしていけたら」と語った。■宇垣美里1991年4月16日生まれ、兵庫県出身。2014月4月にTBSに入社。アナウンサーとして数々の番組に出演。2019年3月にTBSを退社し、同年4月よりオスカープロモーションに所属。現在はフリーアナウンサーとして、テレビ、ラジオ、雑誌、CM出演のほか、女優業や執筆活動も行うなど、幅広く活躍している。
2022年01月23日株式会社ブランジスタメディアは、宇垣美里さんが表紙の、住宅・インテリア電子雑誌「マドリーム( )」Vol.41を公開いたしました。■ 暮らしスタイルマガジン「マドリーム」■ Vol.41テーマ「ゆるやかに時間が流れるあったか冬ごもり」表紙・巻頭インタビュー:宇垣美里さん 「マドリーム」は、20代後半〜40代の男女に向けて自分らしさを大切にしたライフスタイルを指南するウェブマガジン。おうち時間が増えたいま、暮らしを豊かにするヒント満載です。最新号には、「あったか冬ごもり」がテーマの最新号には、宇垣美里さんが登場。小説、マンガ、映画、コスメ、チョコレートなど、好きなものがたくさんある宇垣さんですが、寒い冬にはどんな過ごし方をしているのでしょうか? また、年末年始にチェックしたい、この冬おすすめの小説やドラマなどもご紹介くださいました。動画コメントでは、愛用しているピンクの湯たんぽのお話しや、この冬ゲットしたいあったかアイテムについても教えてくれています。ぜひチェックしてください。宇垣美里さんインタビュー 宇垣美里さん愛用品紹介ムービー 動画1: 第一特集:北風吹く日は、おうちが一番It's best to spend the cold season at home.暮らしの実例で見る「楽しく暖かく暮らす工夫」 日が短くなって、北風が吹いて、雪が積もって。冬は「早く家に帰りたい」と思う季節。だからこそ、家は暖かく、快適に、親しい人と一緒に楽しくいられる場所であってほしいもの。「手作りニット」でぬくもりあるリビングにしている家、「薪ストーブ」でぬくぬく快適な家、「日本の知恵・こたつ」で家族が集まる家など、冬のおうちでのほんわり暖かな暮らし方をご紹介します。第二特集:魅力を解説! 今住みたい街「寒くても、ほっこりとこもれる街」 ちょっとした用事でも「寒いから」とためらいがちになる冬。だけど、歩くだけで体も心もあったかくなれるなら、外に出るのが楽しくなりますよね。今回は、「素敵な街並み」「商店街」「カフェ」をキーワードに、ほっこりとこもれる街をご紹介。再開発で活気づく「下北沢(東京都)」、日本一の長さといわれる商店街がある「南森町(大阪府)」、名湯・道後温泉でほっとできる「松山(愛媛県)」に注目して、街の魅力やおすすめスポットを解説します。愛用品特集:あの人が語る 眠る前の愛用品Vol.14「インテリアにもなる音グッズ」星小結季さん(ネイビーズ営業部)・武居詩織さん(モデル) <動画企画>がんばらなくてもおいしい からだが整う 発酵食品レシピ今号の発酵食品は「甘酒」 ◎ 好評企画:街の目利きが案内する 住まいのタウンガイド街の魅力や生活に役立つ情報を教えてくれる不動産会社を取材した、住むためのタウンガイドです。[売買編]はこちらから: [賃貸編]はこちらから: <株式会社ブランジスタメディア 会社概要>URL : 本社所在地:〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町20-4 ネクシィーズスクエアビル代表者 :代表取締役社長 井上秀嗣事業内容 :電子雑誌出版・電子広告株式会社ブランジスタメディアは、株式会社ブランジスタ(東証上場6176)のグループ企業です。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年12月14日株式会社ブランジスタメディアは、宇垣美里さんが表紙の、住宅・インテリア電子雑誌「マドリーム( )」Vol.41を公開いたしました。■ 暮らしスタイルマガジン「マドリーム」Vol. 41テーマ「ゆるやかに時間が流れるあったか冬ごもり」 表紙・巻頭インタビュー:宇垣美里さん 「マドリーム」は、20代後半〜40代の男女に向けて自分らしさを大切にしたライフスタイルを指南するウェブマガジン。おうち時間が増えたいま、暮らしを豊かにするヒント満載です。最新号には、「あったか冬ごもり」がテーマの最新号には、宇垣美里さんが登場。小説、マンガ、映画、コスメ、チョコレートなど、好きなものがたくさんある宇垣さんですが、寒い冬にはどんな過ごし方をしているのでしょうか? また、年末年始にチェックしたい、この冬おすすめの小説やドラマなどもご紹介くださいました。動画コメントでは、愛用しているピンクの湯たんぽのお話しや、この冬ゲットしたいあったかアイテムについても教えてくれています。ぜひチェックしてください。マドリームVol.41表紙:宇垣美里さん宇垣美里さんインタビュー: マドリームVol.41巻頭:宇垣美里さんマドリームVol.41インタビュー:宇垣美里さん宇垣美里さん愛用品紹介ムービー: 第一特集:北風吹く日は、おうちが一番It’s best to spend the cold season at home. 暮らしの実例で見る「楽しく暖かく暮らす工夫」 日が短くなって、北風が吹いて、雪が積もって。冬は「早く家に帰りたい」と思う季節。だからこそ、家は暖かく、快適に、親しい人と一緒に楽しくいられる場所であってほしいもの。「手作りニット」でぬくもりあるリビングにしている家、「薪ストーブ」でぬくぬく快適な家、「日本の知恵・こたつ」で家族が集まる家など、冬のおうちでのほんわり暖かな暮らし方をご紹介します。マドリームVol.41楽しく暖かく暮らす工夫第二特集:魅力を解説!今住みたい街「寒くても、ほっこりとこもれる街」マドリームVol.41寒くても、ほっこりとこもれる街ちょっとした用事でも「寒いから」とためらいがちになる冬。だけど、歩くだけで体も心もあったかくなれるなら、外に出るのが楽しくなりますよね。今回は、「素敵な街並み」「商店街」「カフェ」をキーワードに、ほっこりとこもれる街をご紹介。再開発で活気づく「下北沢(東京都)」、日本一の長さといわれる商店街がある「南森町(大阪府)」、名湯・道後温泉でほっとできる「松山(愛媛県)」に注目して、街の魅力やおすすめスポットを解説します。愛用品特集:あの人が語る眠る前の愛用品Vol.14「インテリアにもなる音グッズ」 星小結季さん(ネイビーズ営業部)・武居詩織さん(モデル) マドリームVol.41愛用品特集<動画企画>がんばらなくてもおいしい からだが整う 発酵食品レシピ今号の発酵食品は「甘酒」 マドリームVol.41動画企画発酵食品レシピ◎ 好評企画:街の目利きが案内する住まいのタウンガイド街の魅力や生活に役立つ情報を教えてくれる不動産会社を取材した、住むためのタウンガイドです。[売買編]はこちらから: [賃貸編]はこちらから: <株式会社ブランジスタメディア会社概要>URL: 本社所在地:〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町20-4 ネクシィーズスクエアビル代表者:代表取締役社長井上秀嗣事業内容:電子雑誌出版・電子広告株式会社ブランジスタメディアは、株式会社ブランジスタ(東証上場6176)のグループ企業です。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年12月14日ECO EARTH(エコアース)主催による『河内琢夫の音楽/室内楽個展III』が2021年12月15日 (水)にムジカーザ(東京都渋谷区)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 公式ホームページ 21世紀のロマン主義作曲家、河内琢夫による現代音楽のコンサートです。河内琢夫プロフィール洗足学園大学音楽学部(現洗足学園音楽大学)音楽学部作曲専攻卒業後、同大学専攻科修了。作曲を宍戸睦郎氏に師事。第3回Music Today国際作曲コンクール(企画構成:武満徹)、ISCM World Music Days(ルーマニア)各入選。エコアース・レコードより作品集CDをリリース、マザー・アース株式会社、JFC出版より楽譜を出版。日本現代音楽協会、日本作曲家協議会各会員、深新會同人。ECO EARTH(エコアース)作曲家、河内琢夫のレーベルです。河内琢夫はいわゆる現代音楽のジャンルに属していますが、常に自然からインスピレーションを得ている作品はどれも大変、抒情的、ロマンティックな音楽で、一部の聴衆から熱狂的な支持を得ています。彼は20代前半で第3回Music Today国際作曲コンクールにおいて武満徹氏に認められ、1999年にはルーマニアで開催された国際現代音楽協会(ISCM)主催による音楽祭「ISCM World Music Days」でも作品が取り上げられています。新しい抒情性を感じさせる作品揃いで現代音楽、ニューエイジ・ミュージックのファンにアピールする内容です。公演概要『河内琢夫の音楽/室内楽個展III』開催期間:2021年12月15日 (水)19:00開演/18:30開場※上演時間:約2時間会場:ムジカーザ(東京都渋谷区西原3-33-1)■出演者大束晋(パンフルート)上田麻里名(箏)河内琢夫(作曲、打楽器)高橋治子(マリンバ)町田志野(マリンバ)千葉純子(ヴァイオリン)井上雅代(チェロ)小笠原貞宗(ピアノ)鈴木祐子(ピアノ)哲J(ディジュリドゥ)アンサンブル・ライン: 手島志保(ヴァイオリン)、平岡陽子(ヴァイオリン)、東義直(ヴィオラ)、和田夢人(チェロ)■スタッフ楽友社■チケット料金全自由席:2,500円(税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年12月04日今年はどんなコト、モノが人気だったのか、そこにはどんな背景があったのか、カルチャー好きの「SHOWROOM」代表の前田裕二さんとフリーアナウンサー・宇垣美里さんの2人が考察。その魅力をたっぷり紹介します。今年はどんなカルチャーが人気だったのか。まずは、トレンドの動向にも敏感な「SHOWROOM」代表の前田裕二さんに、ご自身が注目したことについて伺うと、「個人的にインパクトが大きかったのは、韓国カルチャーです。昨年から『梨泰院クラス』や『愛の不時着』など、エンタメの勢いはすごいものがありましたが、今年も9月から配信が始まった『イカゲーム』(すべてNetflixオリジナルドラマ)が、Netflixで過去最高の視聴者数を記録。僕の会社でも、『smash.』でBTSのコンテンツを立ち上げ、その反響の大きさを実感しています。ただ、これは韓国カルチャーに限ったことではなく、今年のトレンド全般に言えることですが、ヒットするコンテンツに共通しているのは、“顧客目線”をこれでもかというくらいに徹底的にやりきっているところ。受け手の感動に関して半端じゃないくらい研究している。また、設定が小難しくなく、間口が広いこともポイントです。特にこの一年の映像作品やゲームのヒットにはこの傾向を顕著に感じます」人気の秘訣は、いかに「ハラハラドキドキ」をやりきるか。映像作品では、映画『東京リベンジャーズ』や、Netflixオリジナルドラマ『今際の国のアリス』など、「渋谷」を舞台にした映像作品が目立った一年に。「妻夫木聡さんが出演していて日本でもヒットした中国映画『唐人街探偵 東京MISSION』にも渋谷が出てきましたよね。私の大好きな漫画『GALS!!』は、渋谷のギャルの物語ですが、原作と東京ガールズコレクションがコラボするなど人気です。渋谷はこれまでも注目されてきた街ですが、今年はなぜかな…。『東京2020オリンピック・パラリンピック』が開催されて、東京に注目が集まり、なかでも渋谷は象徴的な街だからかもしれませんね。特に駅前のスクランブル交差点は、関西出身の私も上京する前から知っていましたし、海外でもあの光景を見れば東京だとわかる人は多いと思います。“画”としての強さが、選ばれる理由なのでは」(フリーアナウンサー・宇垣美里さん)また、渋谷の雑多なイメージが、今どきヒットする作品のムードにハマりやすいと、前田さんは感じている。「『今際の国のアリス』でいうと、登場人物が、歩きスマホをしたり、吸ったタバコを道にポイ捨てするんです。TVでは扱えないような表現ですよね。渋谷は、そんな一種の危うさや、社会的に必ずしも許容されがたい人間の業や荒削りさも内包されている街。ちょっとハラハラする街です。デスゲームを軸とした『イカゲーム』しかり、最近人気になるコンテンツに共通しているのは、共感できるベースシナリオの上に、ピュアなハラハラドキドキが乗ってくるところ。そういう刺激的な描写と相性がいい街なんですよね。僕は以前から、渋谷が併せ持つ危うさの側面と希望の側面という一見相反するエネルギー、いわば、どこかベンチャー的な性格が大好きです。大きなリスクを張って勝負しに来て、ぺしゃんこに潰されちゃうかもしれないけれど、一方で何かすごいことが起こりそうな、えも言われぬ期待もある。僕の会社も渋谷にありますが、そういう常にドキドキと向き合えるところに惹かれて、ベンチャーが多く集まるのかなと思います」今年はコロナ禍も2年目となり、カルチャーを摂取する場は家の中が基本という人も多かったはず。インドアな娯楽の代表格ともいえるゲームでは、バトルロイヤル系の『Apex Legends』や、宇宙を舞台にした人狼ゲーム『Among Us』など、前田さんの話ともつながるハラハラドキドキ系タイトルがトレンドに。「僕が今年よくやっていたのは、『グランド・セフト・オート V』という、プレイヤーが街で車を盗むなど、かなりの悪事を働くゲームで、現実の世界では体験しないことの連続です。ちょっと悪さをするとすぐ警察が追いかけてきますが、捕まらないように逃げるというハラハラを一瞬で味わえます(笑)。『Apex Legends』や『Among Us』はオンライン上でプレイヤーが殺し合うゲームですが、今はまったり楽しむということより、こうした現実とはかけ離れた刺激がバーチャル空間で求められていると感じます」(前田さん)その理由には、昨今のユーザー側の志向の変化が影響していると考えられるという。「ある大ヒットネット配信ドラマの脚本を友人が手がけていたのですが、物語の開始5分で“事件”を起こす、つまり早い段階で刺激を作ることを意識していたと言っていて、これは面白いと思いました。配信ドラマでは、映画館と違って、ドキドキしない単調な流れに直面すると視聴者がすぐに離脱できてしまうからです。サクッと体験できるインスタントな刺激を提供することが重要なのでしょう。1.5倍速での再生が増えているのも、サクサク進んでほしいからだと思います。これはゲームにも言えることで、ヒットゲームに共通することは、実況映えすること。つまり、プレイ実況動画がたくさん上がるゲームは流行ります。最近は面白い実況を見て、自分でもプレイするという人がかなりいると思いますが、では、どうやったらたくさんプレイされるか?それは、「リアクションがとりやすい」ことです。つまり、ここでもやはり“刺激”です。『うわあびっくりした!』などリアクションをとれないと実況が面白くならない。となると、必然的に刺激的な展開が次々起こるゲームがプレイされますよね。FPS系(プレイヤー視点のシューティングゲーム)の、人を銃で倒し、倒される世界はまさに刺激の巣窟です。また、今年人気を集めたのは、最後の一人になるまで殺し合うなど設定がシンプルで初心者でも入りやすい、かつAPEXなど初心者でも熟練者に勝ちやすいタイトルでした。これらのわかりやすく始めやすいゲームが、コロナ禍を機にゲームを始めたライトゲーマー層を多く取り込んだのだろうと思います」(前田さん)現実世界では癒しやエンパワーメントを感じたい!ほかにもカルチャー系で話題だったものといえば、ストップモーションアニメの『PUI PUI モルカー』が印象的。羊毛フェルトでできたモルモットの姿の車“モルカー”は、SNSで話題となり、日本はもちろん台湾など海外でも大人気に。「私が出演している『アフター6ジャンクション』のパーソナリティの宇多丸さんが、『PUI PUI モルカー』放送開始前の記念イベントに参加されていたこともあり、私も最初から見ていて大好きでしたが、まさかこれほどブレイクするとは!まずはもふもふと丸いフォルムがめちゃくちゃかわいいのと、トコトコした動き…。たまらないです!なのにストーリーにはシュールなところがあって。そこも含めて楽しめたのが、多くの人の心を掴んだ要因だったのではないでしょうか」(宇垣さん)もふもふしたフォルムで、かわいいだけじゃないというのは、個人のクリエイターが手がけ、販売すると争奪戦になるという一点もののユニークなぬいぐるみのブームにも共通する模様。「余白というか、突っ込みどころがあるというのも愛される理由だと思います。人は誰しも矛盾やいびつさを抱えながら生きていると思いますが、そんななか、剛速球ストレートど真ん中みたいな、ただ純粋にかわいいだけ、というキャラは、劣等感すら覚えてしまう。その点、たとえばモルカーの場合は、行動も良い意味でツッコミどころが多いですが、そもそも“モルモットが車になる”なんて、ある意味、設定が狂気じみているところがむしろいい(笑)。しかも、モルカーも最近流行りの韓国ドラマの主人公も、原則弱い人の目線に立って寄り添います。こうしたキャラクターが報われる過程で心打たれるし、共感できる。コロナ禍で弱い立場に置かれた人が多い今、優しい弱者の勝利に自分を投影しやすいのかもしれません」(前田さん)もふもふつながりでいうと、上野動物園に双子のパンダが生まれたことも話題に。「ぬいぐるみに触ったり、うちにはワンコがいるのでその子を抱っこしたり、もふもふに触れて癒されていますが、家で動物の赤ちゃんの動画を見ているだけでも、ほっこりできる。直接会いに行きづらい今、動物園の職員さんが以前にも増して動物の動画をネットで配信してくれるので、それを私のようにありがたく享受している人はたくさんいると思います」(宇垣さん)一方、エンタメ作品では、昨年、アカデミー賞4部門受賞した映画『パラサイト 半地下の家族』など、社会問題が盛り込まれた物語がヒットする傾向が続いているが、今年は女性たちが自らの生きづらさを解消するために連帯するシスターフッドもののドラマや映画が豊作だった一年でもある。「私も今年、『17歳の瞳に映る世界』や『モロッコ、彼女たちの朝』『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』などシスターフッドが感じられる作品をたくさん観ました。私はシスターフッドものが好きで以前からよく観ていましたが、最近は作品数が増えているなと思います。『#MeToo』運動からの価値観のアップデートが目覚ましく、幸せな関係性の象徴として描かれてきた恋愛も、今はそれだけがすべてではないということが浸透し始めているからかもしれませんね。女性同士の連帯からは、すごくエンパワーメントされますし、女性特有の辛い現実があるからこそ、シスターフッドものが響くところはあると思います」(宇垣さん)「それこそ優しい弱者の勝利ではないですけど、難局を乗り越えるために弱い立場の人同士が手を取り合うのは、現実でもフィクションでも今の時代、とても必要とされている。それに、愛のカタチは恋愛だけじゃないという価値観は、確かに広がっていますよね。世の中には男女の恋愛ありきという風潮に息苦しさを感じている人もいて、そういう人たちが生きやすい社会にしたいと活動する人が増えると、そこを目掛けてコンテンツを作る人も多くなる。シスターフッドのような作品は、今後ますます増えていくと思います」(前田さん)まえだ・ゆうじ1987年生まれ、東京都出身。「SHOWROOM」代表。日本テレビ系『スッキリ』火曜コメンテーター。著書『メモの魔力 The Magic of Memos』(幻冬舎)がロングヒット。愛読者による“メモ魔会”も開かれている。うがき・みさと1991年4月16日生まれ、兵庫県出身。フリーアナウンサー。TBSラジオ『アフター6ジャンクション』火曜パートナー。『週刊プレイボーイ』(集英社)などでコラムを連載中。著書に『愛しのショコラ』(KADOKAWA)ほか。ニット¥35,200ワンピース¥39,600(共にドレステリア/ドレステリア 京都店 TEL:075・211・0213)ネックレス¥20,900リング¥18,700(共にココシュニック TEL:03・5413・5140)クオーツリング¥19,580(ステラハリウッド TEL:03・6805・0390)シューズ¥56,100(ザ・グランドインク〈ロランス〉/ザ・グランドインク TEL:03・6712・6062)※『anan』2021年11月17日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・滝沢真奈(宇垣さん)ヘア&メイク・山下智子(宇垣さん)取材、文・保手濱奈美(by anan編集部)
2021年11月13日フリーアナウンサーの宇垣美里が27日、都内で行われた宝酒造「タカラcanチューハイ『すみか』」の新商品発売記者発表会に出席した。缶チューハイのイメージキャラクター起用に「お酒大好きなのでうれしい」とにっこり。コロナ禍で自宅飲みも増えたが、冷蔵庫には手作りのおつまみを常備しているという。「煮玉子と浅漬けは常備していますね。冷蔵庫の中に食べるものが何もないと寂しくなる(笑)。煮玉子は一気に10個くらい半熟卵を作ってパックの中に醤油とみりん、しょうがを入れる。置いておいたら美味しくなる。あと卵はいくら食べても罪悪感がなくていいですよね」と紹介した。また餃子を作って焼く機会も多く、「すごく好きなので一気に焼いて残りを冷凍して後で食べる。スタンダードのひき肉も好きですが、大葉やパクチー、エビを入れるのも美味しい。つけダレもたくさん用意します」といい、特におすすめの味は「大葉。最高です、いい仕事します」とアピールした。コロナ禍でおうち時間が増えたが、自宅での“ちょっと贅沢”を聞かれると「旅行ができないからこそ、北海道だったり北の方のほうのカニを取り寄せたり、ちょっといいお肉を食べたり、主に食の部分を贅沢にしている」と告白。お酒を飲むことも好きだが、「食べることも大好き!」と無邪気に笑った。コロナが落ち着いたら「遠出がしたい」と宇垣。「旅行に行きたいですね。海外にも行きたい。季節ごとのスポーツを楽しむのも好き。夏だったらダイビング、冬ならスノーボード。意外とアクティブなんです。それを楽しむのが許される環境に早くなればいいなって。それを待つばかりです」と収束を願った。新CMでは自宅勤務後の女性が仕事終わりにお酒を楽しむ姿が描かれている。宇垣は「おうち風のスタジオで撮りました。みんな優しくてリラックスして、自然体のまま撮影できました」と振り返った。
2021年09月27日フリーアナウンサーの宇垣美里が5日、京セラドーム大阪で行われた「EXIA Presents KANSAI COLLECTION 2021 AUTUMN & WINTER」に出演。初めて関コレでメインMCを務めた。午後1時のスタートから約7時間。フィナーレとなったランウェイには出演者がマスクを着用して登場した。今回初めて関コレのメインMCを務めたフリーアナウンサーの宇垣美里は「楽しくてめちゃめちゃ興奮しました!」と振り返り、「ありがとうございました。バイバ~イ」と感謝した。抜群の美貌を誇る宇垣。イベント中に人気YouTuberのヒカルは、「女の子に着てほしいコスプレは?」と聞かれた際、「女子アナです。僕フリーのアナウンサーが好きです」と答え、さらに宇垣の名前を挙げて「今日は正直これ目当て」と話した。また、シークレットゲストとして出演した5人組YouTuber・コムドットのやまとも、トークの際に「えっ宇垣アナかわいすぎない? かわいすぎて話が入ってこない」とその美貌に驚いていた。「KANSAI COLLECTION(関西コレクション)」は2011年2月に大阪で誕生した日本最大級のファッションイベント。21回目となる今回は「J/COLOUR~日本の自然が育んだ四季折々の色彩」をテーマに、人気モデルやタレントによるファッションショーやトーク、アーティストによるライブステージを展開する。前回に引き続き、有観客での実施となった。
2021年09月06日フリーアナウンサーの宇垣美里が5日、京セラドーム大阪で開幕した「EXIA Presents KANSAI COLLECTION 2021 AUTUMN & WINTER」に出演。初めて関コレでメインMCを務める。袖部分がシースルーの大人ワンピースを着用した宇垣。耳には大ぶりの白いピアスで、髪は1つにまとめている。宇垣は「もうスタートから本当に華やか。これからショーやライブが楽しめるということで、とってもわくわく。一緒に盛り上がっていきましょう!」と来場したファンとオンライン視聴者に呼びかけた。「KANSAI COLLECTION(関西コレクション)」は2011年2月に大阪で誕生した日本最大級のファッションイベントで、今回で21回目の開催。人気モデルやタレントによるファッションショーやトーク、アーティストによるライブステージを展開する。前回に引き続き、有観客での実施となる。
2021年09月05日モロッコの長編劇映画として、日本で初めて劇場公開される『モロッコ、彼女たちの朝』から、踊りながらクッキー作りを楽しむ女性たちの本編映像が到着。さらに、宇垣美里や枝元なほみ、角田光代らのコメントが到着した。到着した本編映像は、妊婦のサミアとパン屋の店主アブラ、娘のワルダの3人が楽しそうに踊りながら様々なお菓子を作るシーン。陽気なアラブ音楽が流れる中、もうすぐやってくるお祭りに向けてパン屋のキッチンは大忙し。ビスコッティにもよく似た「フッカス」や、三日月の形をした「ガゼルホーン」など、たくさんの焼き菓子を作り上げていく。ワルダも一緒に手伝い、材料の粉をふりかけながら踊り出し、それを見たサミアも一緒になって楽しそうに踊っている。卵を割り、生地を混ぜ、型を抜き、オーブンで焼き…3人の手つきをクローズアップで捉えた映像からは、お菓子作りの喜びが溢れ出してくるよう。完成品は、甘い香りが漂ってくるような美味しそうな出来栄えとなっている。さらに、各界の文化人から絶賛コメントが到着。また、モロッコに住み料理の修行をした経験のある小川歩美(モロッコ料理 エンリケマルエコス オーナーシェフ)は「観る人をモロッコにワープさせてくれるでしょう。現地で生活していた時をリアルに思い出させてくれました」と作品のリアリティに太鼓判を押している。宇垣美里(フリーアナウンサー)伝統のパン、ルジザを作り上げるたおやかな動作にアイラインを引いた後の1ミリの微笑言葉よりも雄弁な横顔と瞳の揺らぎで閉塞的な世界に生きる孤独な2人の女の心情と心通わせ支え合う過程が繊細に丁寧に描かれていた枝元なほみ(料理研究家)偶然出会って、ふと<信じられる>と思う瞬間が訪れる。女同士が、それぞれの傷や痛みや優しい柔らかい心や言葉にできない気持ちの棲む生きることの<芯>で繋がっていく。悲しい映画ではないのに何故か泣けてしかたなかった。角田光代(小説家)すべての場面が、それぞれ一枚の絵画のようだ。苦悩を抱き、かなしみを背負っていても、彼女たちの生きる姿はなんとうつくしいのかと驚いてしまう。深田晃司(映画監督)女性への差別や偏見の厳しい現実を背景に、異性により消費されることのない俳優の身体や仕草、その表情が描かれること、ただそれだけでこれほど心地よい時間が流れることに驚かされる。新旧混濁としたモロッコの景観に加え、ザワザワとした街のさざめきがずっと聞いていたくなるほど心地よかった。山内マリコ(作家)行き場のない妊婦と彼女を受け入れるシングルマザー。連帯する女と女(とその娘)の物語に、こう問いかけられた。あなたにはこれができる?ジェンダーギャップ指数144位の国モロッコから届いた映画に、120位の日本の、ひっそり産み棄て罪に問われる女性たちが重なる。まったく他人事ではない。『モロッコ、彼女たちの朝』は8月13日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:モロッコ、彼女たちの朝 2021年8月13日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開©︎ Ali n’ Productions – Les Films du Nouveau Monde – Artémis Productions
2021年07月31日田中みな実、宇垣美里《千景は明るく、感情表現が豊かであるようで、どこか本心がみえない、謎に包まれた人物だと感じました。そこをうまく表現していきたい》7月からスタートする新ドラマ『ボクの殺意が恋をした』(日本テレビ系)出演への意気込みをそう語ったのはベテラン女優……ではなく、元祖“あざとい”アナ・田中みな実。彼女の女優としての顔がクローズアップされたのは昨年4月のこと。「浜崎あゆみさんの自伝的ドラマ『M 愛すべき人がいて』への出演ですよ。まさかのアイパッチ怪演……いや、体当たり演技が評判になって以来、本人がすっかりその気になっちゃって」(スポーツ紙記者)放送終了後には、6年間在籍した事務所から、広末涼子や戸田恵梨香、有村架純をはじめ“女優しかいない”大手芸能事務所へ電撃移籍。事実上の“私は女優”宣言に、周囲の反応は冷ややかだった。「『M』でのみな実さんは、決して演技力そのもので評判になったわけじゃないですから(苦笑)。さすがに無理じゃないかと」(同・スポーツ紙記者)とは言ったものの、なんだかんだ女優オファーが途切れていない。「直近だけでも、長瀬智也さん最後の連ドラ『俺の家の話』にゲストで出て、今クールはテレビ東京系で吉田羊さん主演の『生きるとか死ぬとか父親とか』に。『ボクの殺意~』の次、10月からはTBS系で『日本沈没』への出演も決まっています」(制作会社関係者)■オンリーワンになった田中みな実ちなみに、初共演となった吉田は、あるインタビューでその田中をこう評している。《無敵でした(笑)。彼女は本当にかわいくて、美人で、可憐で、スタイルもよくて、クレバーで、やさしくて、ユーモアもあって》演技についていっさい触れていないのはご愛嬌として、女優としてステップアップしているのは間違いなさそうだ。「新事務所の営業力もありますが、みな実さんの戦略勝ち。これまでフリー転身アナはMCやキャスターをやるか、バラエティーのゲスト席に座るしかなかったけれど、彼女はライバルとまったくかぶらない“元アナ女優”路線を開拓したからです。オンリーワンの存在になれたんですよ」(前出・スポーツ紙記者)ところが、ここへきて無敵のはずの田中を脅かす存在が!?古巣・TBSの後輩でもあるフリーアナウンサーの宇垣美里だ。実は宇垣も、この7月からフリー転身後の連ドラ初出演が決まっている。Sexy Zone・中島健人と小芝風花のW主演ドラマ『彼女はキレイだった』(フジテレビ系)に出演する。「女優業は、宇垣さん本人も前々から“やってみたい”と乗り気で、実際、2年前にフリーになってすぐにドラマのオファーもあったそうです」(前出・制作会社関係者)ところが宇垣はそれを蹴ったという。せっかくの仕事なのに、なんでまた!?「宇垣さん、かなり仕事を選んでいるんですよね。バラエティー番組への出演やイベントMCなんかの営業仕事もかなりの数、断っていると聞きます。“好きなことだけやりたい”と決めているようです」(同・制作会社関係者)ただのワガママのようにも思えるが、そこには宇垣なりの仕事へのこだわりがある。「女優をやるなら、ある程度レッスンを積むなりして勉強した後で……という考えだったみたい。『彼女はキレイ~』からのオファーは、役どころが“美容雑誌の編集者”だった。メイク本まで出版しちゃうくらい美容オタクなご自身にぴったりハマる役だったので引き受けたそう」(同・制作会社関係者)■キャラかぶりする宇垣美里に……自由奔放な宇垣に、田中は心中穏やかではないようだ。「そりゃそうですよ。女優も美容オタクも、ことごとく自分と“キャラかぶり”していますからねぇ(苦笑)。田中さんも、宇垣さん以上の美容好きでファッション誌の表紙を飾っていますし、田中さんが雑誌やテレビで紹介したコスメや美容グッズは売り切れ続出で業界内で“みな実買い”なんて言葉が生まれたくらい。それが『花王』や『コーセー』などの美容アイテムのCM出演にもつながっています」(テレビ局関係者)“美のカリスマ”なんて世の女性たちから憧れられる元女子アナも、これまでは田中だけ。ひとり勝ち状態だった。「そこに自分より若いライバルが現れたわけですから、そりゃ心がザワつきます(笑)。芸能界って常に“イス取りゲーム”。そのポジションを逃してしまえば、すぐに忘れ去られてしまう世界ですからね」(同・テレビ局関係者)女優業にしろカリスマにしろ、元女子アナの“新しい生き方”を苦労して開拓してきた田中の目には、宇垣は“私の後を追ってきただけ”なんて映っているのかも!?「TBS時代には“世代ナンバーワンの美人女子アナ”と呼ばれて男性誌でグラビアまでやっていた宇垣さんが、転身後、安易に男性ウケに走らなかったのは、女性人気が出てブレイクした田中さんを参考にセルフ・ブランディングしてきた証拠。仕事だけじゃなくてお金のほうもしっかりしていて、局アナ時代には“フリーになったときの収入の柱に”と、都心の新宿区と墨田区に投資用のワンルームマンションを2部屋、立て続けに買っていますしね。宇垣さん、案外したたかです」(同・テレビ局関係者)さて7月から始まる“直接対決”。あざといとしたたか、勝ち残るのはどっち!?
2021年06月18日6月6日(日)、「宇垣美里『愛しのショコラ』発売記念オンライントークイベント」がHMV 渋谷店にて開催され、フリーアナウンサーの宇垣美里さんがシックな装いで登壇。書籍では書ききれなかった“チョコレート愛”についてたっぷり語りました。WEBサイト「ダ・ヴィンチニュース」での連載を経て、6月2日に自身2冊目となるフォトエッセイ「愛しのショコラ」(KADOKAWA)を出版。「『チョコレート』をテーマにしたエッセイを」とのオファーを受けた際は、「書くお仕事がとにかく好きなのと、いろんなチョコレートを食べられるので『やった!』と思いました(笑)」と当時の心境をコメント。連載時は毎回、「板チョコ」や「ガトーショコラ」「エクレア」といった案が編集部からいくつか出され、そこからお題を選んでエッセイを書いていったそうだが、「後半になればなるほど、以前に似たようなこと書いた気がする……となって。食べては考え、食べては考え……、思い出のあるチョコレートから選んで原稿にしていきました」と苦労した点についても告白。「チョコレートにまつわる本とか映画を紹介しているページがあるんですけど、そこは、一つ一つ観返したり読み返したりして時間をかけて書いたので、是非チェックしてみてください。旅先のチョコレートの写真も、長年撮りためてきたものとなっています」と、書籍用に新たに書き下ろした一押しコンテンツも紹介しました。毎回、原稿を書く前には、モチーフとなるチョコレートを購入して実食していたという宇垣さんは、最近のお気に入りとして、『テオムラタ』の『ビーンズショコラ』、『トゥルビヨン バイ ヤン・ブリス』の『フィンガーサブレ』、『ホテル ショコラ』の『エクストラシックエッグ』、『ルート・デュ・ショコラ』の『オレンジピールショコラ(バレンシア)』、『パティスリ アサコ イワヤナギ』の『マカロン』の5つを紹介。なかでも、「テオムラタ」の「ビーンズショコラ」について力説。「ルビーチョコでセミドライのレモンをコーティングした『レモンショコラ』は、口の中全体にレモンの風味が広がって。ピスタチオをホワイトチョコでコーティングした『ピスタチオショコラ』は、すっごく香ばしくて、ピスタチオそのものよりピスタチオらしさが感じられるチョコ。リンゴの蜜煮をチョコでコーティングしたようなものはもともと好きなのですが、『りんごショコラ』もおいしくて、この3種はどれもおいしかったですね。筒状の箱もオシャレで、いただきもので食べたのですが、自分でも買いに行きたいと思っています」。そんな宇垣さんは、最近は「ご飯ばかり作っている」というが、時間があれば「パイ生地やクレープ生地のチョコレートスイーツも作ってみたい」と意欲を見せ、「レンジで作れるので、フォンダンショコラは本当に簡単ですよ」と、おすすめ手作りスイーツについてもアドバイス。「私が通っていた高校が独特だったのかもしれないけれど、バレンタインは女子のためのお祭りで。私を含め、クラスの女子の人数分のチョコをみんなが作っていて、教室がチョコレートの香りでいっぱいでした。“お菓子交換パーティー”みたいな感じ(笑)。クラスの女子同士でキャッキャしていました」と、手作りチョコの思い出も語りました。そして、「チョコにまつわるルーティン」を聞かれると、「ちょっと良いチョコレートは、ティーカップを温め、完璧な状態でお茶をセットして儀式のようにし、気持ちはマリー・アントワネットで、丁寧に食べたいんです。自分へのおもてなしですね。ホテルのアフタヌーンティーの贅沢な時間も好きですね」と回答。「旅先で出会った紅茶とチョコレートを合わせるのも好きです」と、海外旅行と紅茶とチョコレートへの愛についても話しました。ちなみに、7月期ドラマ「彼女はキレイだった」(カンテレ・フジテレビ系)で本格的に女優デビューする宇垣さん。撮影中も常に何種類かのチョコレートを常備してパワーチャージしているそうで、「ドラマ撮影では、できる限りのことをして、共演者の皆さまにご迷惑をお掛けすることなく盛り上げることができたらな、と思っています」と意気込みを語りました。(取材・文:平井 あゆみ、写真:島本絵梨佳)
2021年06月09日2014年に“ゴーストライター騒動”で世間の注目を集めた作曲家・佐村河内守(さむらごうち まもる)氏の手がけた新たな楽曲が、YouTubeで公開されている。当初は名前を伏せて配信していたが、その後「佐村河内守 作曲・制作」と明かすことを決意し、公開した。作曲家としてデビューした35年前、草創期のDTM(デスクトップミュージック=PCや電子楽器で制作した音楽)で創作に打ち込んでいたという佐村河内氏は、今、再びDTMで作曲活動ができることに、喜びを語っている――。○■戦争は絶対悪――楽曲に込めた思い佐村河内氏が作曲した楽曲は、音楽と映像のストーリーで構成する『MALLEVS MALEFICARVM』プロジェクトとして制作し、昨年10月にミュージックビデオを公開。核戦争で荒廃した近未来を舞台に、日本人少女・Sakuraが“魔女狩り”に追われながら懸命に戦っていく生涯がストーリーとして描かれている。楽曲のタイトルは「MM “Sakura” Overture」で、「繰り返されてきた世界の戦争の歴史を考え、日本最古の伝統音楽である能楽を核に、歴史を跨ぎ、国を超える楽器編成で組み上げております」(佐村河内氏、以下記載なければ同)と言うように、和のテイストとオーケストラを融合。「物語性を重要視し、そこから音楽を構築しております」と話す。また、広島県出身で被爆二世でもあるだけに、反戦への思いは人一倍強い。「近未来に終末戦争が起こり、その近未来の悲劇を過去である現代人に謳う(=音楽で表す)ことで、『平和がいいな、戦争は絶対悪だな』と少しでも感じてもらえたら、細やかな願いのもと、構成しております」と、楽曲に込めた思いを明かした。主人公・Sakuraのイラストを手がけるのはshichigoro-shingo氏で、「私が最もリスペクトするイラストレーターであられたshichigoro-shingoさんが描いてくださっていることを、大変光栄に感じております」とも語っている。○■当初は名前非公開「色眼鏡なしに楽しんでほしかった」このプロジェクトのプロデューサーを務めるのは、フジテレビのドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』の前チーフプロデューサーで、映像制作会社・Hariverで様々な作品を手がける張江泰之氏。張江氏は、佐村河内氏について「とても物腰が柔らかい方」という印象を持ち、「曲作りへの情熱をとても強く感じたので、私なりにお手伝いさせていただきたいと思うようになりました」と携わることになった。動画を公開した当初は、作曲者が佐村河内氏であることを伏せていたが、YouTubeのコメントでは「これまでに聴いたことの無い新しいジャパンスタイルを確立したと言えましょう」「泣けて、泣けて、心の奥底を覗かれたよう。この曲は、天才が奏でた幻だ」などと反響。本名を伏せていたのは「色眼鏡なしに純粋に音楽を楽しんでいただきたいという思いから」だというが、張江氏や親交のあったアイドル評論家・中森明夫氏をはじめ、知人友人から「ぜひ本名での新作発表を」と背中を押されていたことから、公表することを決断したという。こうして今年2月に「佐村河内守」の名前を明かすと、「(佐村河内氏が作曲した)鬼武者が<神曲>と呼ばれているようですが、ならば『MALLEVS MALEFICARVM』はそれ以上ですので称賛の言葉が見つかりません」と絶賛の声が寄せられた。○■今後の活動は「様々なジャンルの音楽を」「私は元々最初期のDTM人間だったのですが、現在とてつもない進化を遂げたDTMでこれら一連の『MALLEVS MALEFICARVM』の音楽を制作することができ、また信頼する方のところで配信させていただき、大変ありがたく感じております」という佐村河内氏。4月17日には新曲「MM ‘‘Sakura’’ Apocalypse」が公開されたが、今後の展開について、「『MALLEVS MALEFICARVM』はライフワークとして続けていければと思っておりますし、それだけでなく、様々なジャンルの音楽を制作してゆければ、と願っております」と意欲を示している。
2021年04月19日『ワールドトリガー the Stage』が11月から12月にかけて東京と大阪で上演される。この度、本作より第2弾キャスト・キャラクタービジュアルが公開された。葦原大介の描くマンガ『ワールドトリガー』が待望の舞台化。原作は近界民(ネイバー)と呼ばれる異世界からの侵略者と戦うSFアクション作品。2013年から『週刊少年ジャンプ』(集英社刊)にて連載を開始し、2018年からは『ジャンプSQ.』(集英社刊)へと発表の場を移して現在も掲載中だ。またアニメも2ndシーズンが現在放送中となっている。舞台版の脚本・演出は、小劇場から2.5次元ミュージカルまで幅広い演劇作品を手掛ける中屋敷法仁。音楽にはGIRA MUNDO、振付に梅棒を迎えた。主演は空閑遊真役・植田圭輔と三雲修役・溝口琢矢の両名が務めるほか、出演者には実力派俳優が名を連ね、本作のために考案された新たな演劇表現「フィジカライブ(Physical×Live performance)」で『ワールドトリガー』の世界を体現。今回発表されたキャストは宇佐美栞役・茜屋日海夏、林藤匠役・鯨井康介、嵐山准役・小南光司、木虎藍役・河内美里の4名だ。それぞれ個性あるキャラをどう演じていくのかに注目となる。各キャストからのコメントは以下の通り。茜屋日海夏(役:宇佐美栞)舞台のお話をいただいて原作とアニメを拝見させていただき、あっという間にワールドトリガーの世界に魅せられました。ひとりのファンとしてのワクワクした気持ち、そして役者としてこの世界を生きたい!『ワールドトリガー』ファンの皆様にも体感してもらいたい!と強く思いました。宇佐美栞ちゃんの果てしない優しさ、柔軟な心と頭脳をもってして、闘う皆を一生懸命サポートしてまいります!鯨井康介(役:林藤匠)素晴らしい原作に敬意を払いながら、林藤 匠の持つ飄々とした空気感と、どこかミステリアスな部分を、舞台上でしっかりと表現できるよう、精一杯演じさせていただきます。よろしくお願いいたします。河内美里(役:木虎藍)私自身も大好きな作品に関わらせていただけることをとても光栄に感じています。ダイナミックで魅力的な『ワールドトリガー』の世界をぜひ劇場で体感していただけたら嬉しいです!お楽しみに!小南光司(役:嵐山准)漫画、アニメ、ゲームと大人気な『ワールドトリガー』。今回舞台化し、その世界に生きられること、すごく嬉しいです。そして以前共演した方々や、お名前は存じ上げていたのですが今回初めて共演できる方々から色々な刺激を受けながら全力で創り上げていきたいと思います。よろしくお願いいたします!■公演情報『ワールドトリガー the Stage』東京・大阪にて11月~12月上演予定
2021年04月02日さまざまな業界で活躍する「働く女性」に、今のその人に寄り添う一冊を処方していくこちらの連載。今回のゲストは、横顔作家の岡美里さん。大好きだという散歩や文学のお話を伺いながら、彼女のパワフルな人となりへと迫りました。今回のゲストは、横顔作家の岡美里さん。全国を巡り、横顔のポートレイトを制作。8月に発売された平野紗季子さんの書籍『私は散歩とごはんが好き(犬かよ)。』では、散歩の達人として登場し、都営荒川線沿線のディープなスポットを軽やかにナビゲートされました。話題は、岡さんの “散歩好き” について。木村綾子(以下、木村)「以前この連載に平野紗季子さんをお招きしたことがあったんですけど、彼女の書籍の中で岡さんのお名前を見つけて…!ずっと気になっていたんです」岡美里(以下、岡)「都営荒川線の沿線を歩いた回ですね。平野さんとは、あれからも何度か。心の散歩友達です…!」木村「あのページでの岡さんは、本当に魅力的な女性として描かれていました。普段は作家さんとして、人の横顔を描かれているんですよね。きっかけは何だったんですか?」岡「初めは、自分の横顔を描いていたんです。そうしたら、その絵を買っていってくれた人がいたんですよ!私の横顔をですよ?(笑)」木村「そこから、これはいけるぞ!って、人の横顔へ?」岡「そうなんです。ありがたいことに全国各地から「私の横顔も描いてください!」と注文が入るようになったので、福岡や名古屋へ展覧会ツアー的なことをやり始めました。横顔もなるべくだったら手渡しできればと思って、住所を聞いて、できる限り自分で届けに行くようになりました。そこで街歩きが面白いなっていうことに気づいて」木村「街歩きが好きになったきっかけは、横顔にあったんですね」岡「はい。歩けば歩くほど街の魅力にのめり込んでいっちゃって…!そのうちに展覧会の前後に休暇を取って、徹底的に歩きまくるようになったんです」木村「期せずして、横顔を描く活動が、岡さんの地図を広げていってくれたわけですね。今はどういう肩書きで活動されているんですか?」岡「今は一応、“横顔作家” として絵を書きつつ、散歩のエッセイも書くぞっていう姿勢で」木村「肩書きについては、この連載でもいろんな女性ゲストの方たちとお話してきたんですが、“横顔作家” は抜群にいいと思います。“散歩エッセイスト”もいいですね。各地の地理には、相当詳しくなりましたか?」岡「最近は、一周回って東京がやっぱり面白いなって思うようになりました。特に今は “水路” にはまっていますね」木村「陸上だけではこと足りず、ついに水上にまで」岡「先日、日本橋から隅田川までの船上ツアーに参加してきたんですけど、昔の移動ってぜんぶ船だったわけじゃないですか。車で行くとすごく遠回りになるのが、船だとすっと行けたりするんですよね。すごく面白かったので、最近は、船の免許も取っちゃおうかって思ってるくらいです」エピソードその1「街を歩くとき、本は必ず持っていきますね」木村「岡さんは、街を歩くときの必需品みたいなものって、あったりするんですか?」岡「私、歩く時は必ず本を持っていくんですよ」木村「そうなんですね。私も、本がないと出先でソワソワするタイプです」岡「iPod のシャッフル機能で「この場でこれ流してくるんだ!」みたいな感覚が結構好きで。その日偶然持っていた本が街並みとリンクしたりするとウキウキしちゃうんです。あとは、「ちょっと遠出する時には内田百閒を」みたいなマイルールはいくつかありますね」木村「わぁ百閒先生!!私、岡さんは絶対に内田百閒がお好きだと思っていました!」岡「なんと、溢れ出ていましたか?(笑)」木村「Instagram の旅の投稿を見ると、写真にも言葉にも、知性あふれるユーモアといい意味での“潔癖さ”を感じて、これは間違いないぞ!!と。街歩きのお供に百閒先生をお連れしているなら……、町田康さんの『東京飄然』は読まれたことありますか?」岡「気になっていつつ、まだ読めていませんでした。でも町田さんの文章のリズムは私好きですよ」木村「内田百閒の『第二阿房列車』の現代版みたいな感じで最高なんですよ。『東京飄然』から続く4部作、『どつぼ超然』『この世のメドレー』『生の肯定』をぜひ!!街を見つめるまなざしが、次第に自己へとスライドしていって、「自分とはなにか」「生きるとはなにか」みたいな壮大なテーマに変わっていくさまがユーモラスに描かれています」岡「街を歩いていると、まなざしが自分に向いていくっていう感覚はとても共感できますね。あと、作者がご存命の方だと、実在する建物やお店が出てくるのもいいですよね。「あ、千駄ヶ谷の駅前のルノアールだ!」みたいな。小説に描かれた風景と、自分がいま見ている景色とを重ねられる瞬間も興奮します」処方した本は…『芝公園六角堂跡(西村賢太)』文藝春秋出版/2017年2月初版刊行「この本を連れて、芝公園を歩いて見てほしい。」木村「作家が歩いた街を歩き直すのって楽しいですよね。それでいうと、西村賢太さんの『芝公園六角堂跡』は、三重にそれを楽しめる作品だと思います」岡「西村さんの小説も以前から読んでみたいなと思っていたんですが、何から手を付けていいか分からなくて。タイトルに地名が入っているだけで、親近感が湧いてきます」木村「この小説は、西村賢太さんが没後弟子を自称している大正期の私小説家・藤澤清造の亡くなった場所を舞台に、主人公・北町貫多が自身の半生に思いを馳せるという内容です。芥川賞受賞後の変化が書かれているので、私たち読み手は、メディアで暴れ放題(笑)していた彼の姿を念頭においてしまう。でも読み進めていくと、その裏にあった葛藤と清造への申し訳なさ、根っこにある生真面目さと純粋さが、「芝公園六角堂跡」という土地に立ち上がってくるんです。まさに、土地が人を裸にしていく様を、主人公の独白で体験できます」岡「やっぱり実在する地名とフィクションが混ざり合う感じって面白いですよね。同じものを見てもこんなに違うことを思うんだ!っていう、打ちのめされる感じがまたいい!」木村「きっと、この本を持って芝公園六角堂跡を歩けば、藤澤清造と北町貫多(≒西村賢太)、そして岡さんのまなざし3視点でもって、土地を味わえるんじゃないかなと思いました」エピソードその2「地名が出てくる本って好きですね」岡「私、本を読んでどこかに行きたくなっちゃうことも多々あって。こないだも車谷長吉さんの『赤目四十八瀧心中未遂』を読んで、三重県の渓谷に行ってきたんです」木村「行動力がすごいです!でも、本に出てきた描写を自分の目で確かめたいって思いはすごく分かります」岡「作品に出てきたところを順々に巡りながら、小説の中の主人公と自分とを重ね合わせたりしながら歩いたので、もう大満足でした。滝も凄いんだけど、何より人っ子一人いなくて」木村「小説を読んでなかったら、きっと訪れることのなかった場所ですもんね」岡「はい。本こそ世界を広げてくれる存在なので、やっぱり具体的な地名が出てくると飛びついてしまいますね。あとは、寺山修司さんの『田園に死す』という短歌集を読んでから、ずっと青森の恐山(おそれざん)に行ってみたくて。吉本ばななさんの『哀しい予感』でも登場する山なんですけど、みんな恐ろしい場所として描いているから気になってるんです。でももしかしたら、私はそうは思わないんじゃないか…とか思い始めると、もう止まらないですよね」処方した本は…『津軽(太宰治)』角川文庫出版/2018年6月初版刊行「青森に行くなら、ぜひ太宰の『津軽』を巡る旅を」木村「青森に行くならぜひ太宰治の『津軽』を巡る旅もしていただきたいです!この作品は、太宰が35歳のときに、自分のルーツを知るために3週間をかけて津軽半島を一周した旅の記録が元になった長編小説です。恐山は下北半島側にある秘境ですが、その反対側、太宰が巡った津軽半島の極地・龍飛(たっぴ)岬も素敵な秘境の地ですよ。ただ、そう簡単に行ける場所ではないです。冬期は国道も閉鎖されてますから(笑)」岡「そういう場所こそワクワクします!それに、岬とか半島っていいですよね。文字通り半分が島ってことで、島ほど外国っぽくないですし、私の偏見ですけど、ちょっと本土から虐げられてるような悲しみが、文化として昇華されているような部分も多々あって」木村「“地続きの異国”って感じがしますよね。太宰も龍飛に向かう道程では、「おそろしい」「酒をくれ」「これはもはや風景ではない」を連発して、しきりに寂しさと恐怖を煽ってくるんです。宿に着いても、ぶつぶつ不平を言いながら泣き寝入りする、みたいな。でも翌朝、その一切を払拭する美しい光景に出会うんですよね。そのシーンが本当に希望に満ちていて…。そんなの私も体験してみたくなるじゃないですか!で、行きましたよね。ただまぁ、太宰通りにはなりませんよね(笑)。でもそういうのがいいんですよね。太宰が描いた『津軽』に、自分の経験で色を重ねていくことも、豊かな読書体験だと思うんです」岡「わかりますその感覚!太宰からの青森も良さそうですね。行ってみたくなりました」木村「私もいつか岡さんをお連れしたいです。青森には太宰の遠縁の親戚がいて、いつも案内してくれるんですよ」岡「太宰の描いた津軽を太宰の子孫と巡るんですか。すごい贅沢!」エピソードその3「私、生活に興味がないんです」岡「私、木村さんに相談したいことがあって。生活にね、一切興味がないんですよ」木村「え!生活に興味がない…!?どういうことですか?生活って、まさに生きて活動することですよね。岡さんはめちゃくちゃ活動的に見えますけど。それにお子さんもいたら、生活に興味がないとも言ってられないですよね?……すみません、質問攻めになってしまいました」岡「子どもは、中学3年生の娘と、小学3年生の息子がいます。早くに結婚もして、家族を持つことに迷いも惑いもなかったし、子育ても楽しくやってるんですけど…。生活に対する興味のなさについては未だに戸惑っていまして」木村「んー、もうちょっと詳しく教えて下さい!」岡「興味関心が、家の中より外に向いてるといえば伝わりやすいのかな。たとえば散歩好きって、みんな外食が好きなんですよ。もし私がお金持ちだったら、家のことは家政婦さんにぜーんぶ任せて、気ままに暮らしたい!(笑)」木村「その潔い宣言に、いまどれだけの女性が救われたか!お子さんが生まれてから十何年、ずっと“母親” 兼 “妻”、 兼 “女性” をやっているのに、「生活に興味がない」という告白ができる岡さんを尊敬します。役割にプレッシャーを感じたり、投げ出したくなったりした経験はありますか?」岡「いや、それは全くないんですよ。何十年も毎日毎日、家事や子育てをしていれば、「やだなー」って腰が重くなる日もありますけどね。でも、「これを片付ければ自分の時間が待ってる!」と気持ちを切り替えた瞬間、ものすごい機敏に動き出すんです、私。ネガティブな感情を抱え続けることができないタイプなんでしょうね。ただまぁ、生活には興味が…」木村「何度言うんですか!(笑)」処方した本は…『日日雑記(武田百合子)』中央公論新社出版/1997年2月初版刊行「武田さんの鋭敏で精確なまなざしに、きっと共感してもらえるんじゃないかと思います」木村「「生活に興味がない」とおっしゃる岡さんに対して、なぜ!?と思われるかも知れませんが、どういうわけか、この本について岡さんと話してみたい衝動に駆られてしまいました。なぜだろう(笑)」岡「『日日雑記』って、タイトルがまさに生活を言い表していますね。たしかに、なぜ(笑)」木村「ちょっと、思うままに話してみますね。これは、『富士日記』『犬が星見た』などで知られる武田百合子さんの遺作となったエッセイ集です。《起きて外見る。人の姿車の影なし。また眠る。起きて外見る。人の姿車の影なし。また眠る。》っていう冒頭のリフレインが、その先に綴られていく内容を予兆しているかのように、『日日雑記』には、晩年の百合子さんの生活がつまびらかに記録されています」岡「わぁ、新聞の折込広告の文面まで正確に記されてますね。銀座、代々木公園、新宿伊勢丹、歌舞伎座。観た映画のタイトルや食堂の品書き、市場に並ぶモノの値段まで…。固有名詞と情報量がすごいですね」木村「そうなんです。武田百合子さんという人は「眼の人」だと私は思っていて、そのまなざしの鋭敏で精確で、対象に媚びないところに私はすっかり魅了されています。ただ、どんな因果か、晩年には視力を失っていってしまうんです」岡「これが遺作ということは、この本の中にも、徐々に視力を失っていく様子が描かれるんですか?」木村「感情的に綴られることはないんですが、見たものの羅列のあとに、「眼がよくなりますように」という言葉が祈りのように置かれるシーンとかはあって、胸を突かれてしまいます。ここに綴られているのは完全に彼女の生活なんですが、「生活感」は感じなくて。なんでだろう、ってずっと考えていたんですが、もしかしたらこの作品は、死期を悟った彼女が、「目に見えるものに別れを告げていく、その覚悟の記録」として残したものでもあったからなのかもしれません」岡「私、死ぬより恐ろしいことって目が見えなくなることだと思ってるんです。いま木村さんの解釈を聞いていて、つくづく、私は生きている限り多くのものを見たい人間なんだなって実感しました。武田百合子さんが最後に見たものの記録、覚悟して読みたいと思います」対談を終えて。対談後、『津軽』を購入してくれた岡さん。「今度、作品の舞台になった竜飛岬まで、“撮り鉄” 仲間と向かってみたいです」と話してくれました。次回の横顔オーダー会は、名古屋市那古野小学校跡地にて開催予定とのこと。詳細は、下記ホームページにてチェックしてみてください。art studio NEANDER
2020年12月09日映画『私をくいとめて』(12月18日公開)特別試写会が7日に都内で行われ、宇垣美里、牛窪恵、大九明子監督が登場した。同作は作家・綿矢りさによる同名小説の実写化作で、ロングランを記録した『勝手にふるえてろ』の大九明子監督が監督・脚本を務める。30歳を越え、おひとりさまもすっかり板についてきた黒田みつ子(のん)は、脳内の相談役「A」と一緒に平和なおひとりさまライフを過ごしていたが、ある日年下の営業マン・多田くん(林)に恋をしてしまう。きっと多田くんと自分は両思いだと信じて、ひとりの生活に慣れきってしまったみつ子は20代の頃のように勇敢になれない自分に戸惑いながらも、一歩前へ踏み出すことにする。第33回東京国際映画祭」(TIFF)の観客賞も受賞した。自身の脳内相談役は? という質問について、宇垣は「います。相談役というか、発破をかける人が心の中に住ん出るので『やれ、やれ!』と言ってくれるんですけど、色んなタイプの相談役が人の心には住んでるんだろうなと思います」と明かした。事前に全国の25歳〜35歳の女性にとったアンケートでは、恋愛に慎重に相手を見極めようとする今時の女性たちの様子が明らかに。またイベントを配信していたLINE LIVEでは「お一人様がいいか、お二人様がいいか」という質問に視聴者の意見が拮抗するという状態にもなった。大九監督は、同じ質問に「何人の家族になろうが、何人と仕事してようが、常に1人であるという感覚が拭えた時がないので、恋愛をするからお二人様なのかというとそうでもないし、なんとも言えないですね」と慎重に答える。「恋は、しないよりはしたほうがいいと思います。必要悪くらい。しんどい部分もあるけど、恋より楽しいことはないという感じもあるし、チャンスがあるならしたほうがいいと思います」と結論づけていた。宇垣も「もちろん、1人でいるのはとてつもなく孤独なんですが、びっくりするくらい自由で。その楽しみもある一方、どれだけ人と一緒にいても芯からわかり合うことは絶対にできないと思っていて」と持論を展開する。「ただ、たまに指が少し触れ合うような、伸ばした伸ばした伸ばした手の先がちょっとだけ触れるような瞬間があって。人と一緒にいて良かったとか、手を伸ばして良かったと思う瞬間が、恋愛や、人と向き合う根元の力になるのかな。それがあるから人と一緒にいられるんだと思います。わかりあえることはないけれど、たま〜にあるから」と語ち、「違う生き物ですから」と頷いていた。
2020年12月07日「好きなメイクランキング」で上位独占の宇垣さんフリーアナウンサーの宇垣美里さんがコスメについてや、セルフメイク、スキンケアなどについて語っている新刊『宇垣美里のコスメ愛』が発売された。宇垣さんは美容雑誌『美的』に登場し、読者が選ぶ「好きなメイクランキング」で上位を独占。新刊では3人の人気アーティストが引き出した新たな表情や、生い立ち、趣味、内面などについても綴られており、A5判、144ページ、1500円(税別)の価格にて、小学館より発売中となっている。メイクは自信を持って生きていくための魔法2014年にTBSに入社した宇垣美里さんは、1年目から数々のテレビ番組、ラジオ番組にレギュラー出演し、人気アナウンサーとなる。2019年にTBSを退社し、オスカープロモーションに所属。コスメオタクではあるが、メイクは頑張らなくてはならないものではなく、自由なものだと語る。宇垣さんにとって、メイクは自分を鼓舞し、人生を思いきり楽しむためのものであり、自信を持って生きていくための魔法だという。新刊では笹本恭平さん、中山友恵さん、林由香里さんという人気アーティストが宇垣さんの新たな表情を引き出し、続いて「宇垣流セルフメイク」を紹介する。さらに朝と夜のスキンケア、トラブル対策や目的別のケア、ボディケア、ヘアケアなどの「美肌の秘密」、読書、スイーツ、料理などの「趣味の世界」を紹介。宇垣美里年表、美容オタクなどの「宇垣的精神論」も掲載されている。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※宇垣美里のコスメ愛 - 小学館
2020年11月27日(左から)中川大志、福士蒼汰、田中みな実、宇垣美里ルックスがいい、頭の回転が速い、類いまれなる才能がある……。そんな個性のエキスパートたちが選ばれる芸能界。とはいえ、これまでいろんな“カブった”芸能人が存在しました。中には、さーっぱり区別がつかない人たちも……。そんなアチャ~な存在を総ざらいします!■“キャラカブり”は死活問題【主戦場が同じで仲が悪そうな芸能人】小林麻耶×田中みな実×宇垣美里浅野温子×浅野ゆう子芸能人にとって、キャラがカブった相手は仕事を奪い合う敵同士。熾烈な争いが繰り広げられていても不思議はない。テレビ画面を通しても、それがなんだか伝わってくる人たちがいる……。TBSの女子アナからフリーに転身した、田中みな実と宇垣美里のふたりは、可愛らしい容姿や出自、その魔性っぷりに“カブり”を感じている人も多いはず。フリーアナウンサーの徳光和夫を父に持ち、田中とも交流がある徳光正行さんはこう語る。「田中さんは本当に努力の人。アナウンサーとしての基礎がしっかりできていて、実力があります。彼女は先を見据えてステップアップしていますが、一方の宇垣さんは勢いでTBSを飛び出した印象です。努力ぶりに関しては、ふたりはあまりカブっていないように感じます。現在の宇垣さんに対して田中さんは『あれじゃあダメだよ』と注意しているとか」。とはいえ、視聴者としてみたらなんともバチバチ感を感じてしまうんですけど……。実際にライバル視をしていた過去を暴露したのは、W浅野のひとり、浅野ゆう子だ。トレンディードラマ『抱きしめたい!』で共演し、一世を風靡したW浅野だが同ドラマのオープニングで、浅野温子の名前と顔が自分よりも先に映ることにイラッとしていたと、トーク番組で明かしたのだ。当時の現場はピリピリムードだったに違いない……。【その他の“キャラカブり”芸能人】広瀬すず×橋本環奈SHELLY×ベッキー宮崎あおい×二階堂ふみ×蒼井優壇蜜×橋本マナミ益若つばさ×きゃりーぱみゅぱみゅ■プライベートも仲よしな芸能人たち【“キャラカブり”が好印象な芸能人】高畑充希×有村架純JOY×ユージ長嶋一茂×石原良純CMやドラマに引っ張りだこの有村架純と高畑充希。彼女たちは、ネットで「双子みたい」と評されるほどキャラがカブっているが、険悪さはなく、プライベートでも大の仲よしだとか。「有村と高畑は、黒目がちな目や丸顔というビジュアル面や、朝ドラヒロインを務めていた時期も近く、共通点が多いふたり。SNSでも仲睦まじい姿を見ることができます」(芸能レポーター)これからも手を取り合って前に進んでほしい。なかには、キャラカブりを利用して仕事につなげているツワモノもいる。ハーフタレントのJOYとユージだ。ふたりが登壇したイベントでは、わざと司会者がユージに「JOYさん」と話しかけるなど、キャラのカブりを完全に持ちネタへと昇華している。「このふたりは、見分けがつかないままで大丈夫だと思います(笑)。顔だけじゃなくて芸風も似ているから、一方が体調不良のときは代役してもらえますよね」(徳光さん)「有名な親の朗らかな息子」キャラとして共演が多い長嶋一茂と石原良純も、プライベートでも親しいという。キャラカブり同士で共闘すれば、厳しい芸能界も怖くない?【その他のキャラカブりが好印象な芸能人】『バイプレイヤーズ』の出演者たちシシド・カフカ×秋元梢■代役として駆り出される、選定基準とは?【“代役”芸能人】沢尻エリカ→川口春奈志村けんさん→沢田研二人生は、いつ何が起きるかわからない。それは芸能人も同じこと。ドラマや映画の撮影中に演者にハプニングが起きたら、代役を立てて続行するケースもある。素人考えでは、顔が似ている人が代役に選ばれそうだが、某キー局でプロデューサーを務めるKさんは「顔はほとんど関係ない」と語る。「代役を立てるときは人物の原点に立ち返って初めから選び直します。登場人物の性格や雰囲気を見直したり、歴史上の人物なら本人の人物像を考慮したりして、再び選考するので、前任の演者に似ていない人が抜擢されることも珍しくないです」NHKの大河ドラマ『麒麟がくる』の撮影中に麻薬取締法違反で逮捕された沢尻エリカ。同作で彼女の代役に川口春奈が選ばれたときは、沢尻とのギャップに驚いた人もいるはず。真相は不明だが、イチから帰蝶役を選考した結果のキャスティングだったのかもしれない。また、「経歴や、芸能界での立ち位置が似ている人を探す傾向もあります」(芸能事務所社員)とも。亡くなった志村けんさんが出演する予定だった映画『キネマの神様』の代役に、沢田研二が選ばれて話題になった。志村さんと沢田はドリフでは一緒に鏡コントを披露した盟友。志村さんの役をジュリーがどう演じるのか、2021年の公開が待ち遠しい。【その他の“代役”芸能人】小出恵介→賀来賢人清原翔→成田凌天海祐希→宮沢りえ新井浩文→やべきょうすけピエール瀧→武内駿輔(声優)ショーンK→モーリー・ロバートソン■時代を超えたキャラカブり【“系譜”が同じ芸能人】YOSHIKI→Gackt→ROLANDハイヒール・モモコ→鈴木紗理奈→ファーストサマーウイカときおり「この芸能人、既視感があるな」と感じることはないだろうか。それこそが“系譜カブり芸能人”だ。例えば、YOSHIKIから始まる、ビジュアル系なミステリアス男子の系譜。2000年以降はGackt、近年はROLANDが、その役目を担っている。「彼らは謎のベールに包まれていますよね。YOSHIKIは音楽活動を中心に生計を立てているのはわかりますが、GacktとROLANDはイマイチわからない。ただ、ずっと同じクオリティーを保ちながら生活しているのは、単純にすごい(笑)」(徳光さん)そして、徳光さんが最近気になっているのが、ハイヒール・モモコから続く、関西の“元気なお姉さん”キャラの系譜だという。「モモコさんのあとは鈴木紗理奈がその枠にいましたが、今は完全にファーストサマーウイカの独壇場。彼女はアイドル出身で苦労もしているし、親近感があります。結婚している事実をSNSで公表したのも、プラスに働きましたね」前任(?)の鈴木紗理奈がウイカとのツーショット写真をインスタグラムにアップしたときは《テレビに出てるのはウイカの方で、ごくごくたまに紗理奈の方やで。笑》とコメント。お姉さんキャラの引き継ぎは、すでにすんでいるようだ。【その他の“系譜”が同じ芸能人】えなりかずき→鈴木福→寺田心ジャニーズのメンバーたち■視聴者を混乱させる顔カブり芸能人【ルックス・雰囲気が似すぎ! な芸能人】福士蒼汰×中川大志千葉雄大×瀬戸康史蒼井優×黒木華鈴木奈々×丸山桂里奈×浜口京子上川隆也×内野聖陽壇蜜×松本まりか顔やまとった空気が似ているため視聴者が混乱してしまうのが“顔・雰囲気カブり芸能人”だ。その代表格が若手俳優の福士蒼汰と中川大志。ふたりの激似ぶりはたびたびSNSをにぎわせ「首が細いほうが福士蒼汰」などの判別方法も確立されているとか。そのほか、甘いマスクの千葉雄大と瀬戸康史や、演技派女優の蒼井優と黒木華など、顔カブり俳優たちは枚挙にいとまがない。上川隆也と内野聖陽が主役の2時間ドラマって、タイトルが混乱しません?壇蜜と松本まりかも、声がなんだか似ているし……。そして、雰囲気カブりが仕事量にも大きく影響してしまうのが、バラエティーの世界だろう。以前、タレントの鈴木奈々が女子サッカー界の新星・丸山桂里奈を脅威に感じ、仕事を奪われる恐怖を暴露して注目を集めた。「たしかに制作サイドとしても、鈴木さんと丸山さんは近い枠に入ります。ただ、丸山さんの場合は“元アスリート”という決定打を持っているので、その点がオファーにつながる可能性がありますね。さらに丸山さんは、同じ元アスリート枠の浜口京子さんより発言がすっとんきょうなので、女版“具志堅”枠としても起用されている印象です」(前出のKさん)一方で、キャストに代えがきくカブリ芸能人もいるとか。「バラエティー番組は“今っぽさ”が重要です。なので、人気のお笑い第7世代の『誰か』というキャスティングをすることもあります」(放送作家)第7世代の芸人たちは複雑な気持ちかもしれないが、まだまだ伸びしろがあるということか?【その他のルックス・雰囲気が似すぎ! な芸能人】のん×松本穂香アキラ100%×とにかく明るい安村小松菜奈×中条あやみ滝川クリステル×ホラン千秋坂道系、K−POPなどのアイドルのメンバー■二匹目のドジョウが招いた歌姫たちの悲劇【二匹目のドジョウ? 芸能人】宇多田ヒカル×倉木麻衣歌手やタレントがブレイクすると、芸能事務所は血眼になって二匹目のドジョウを探し出す。一方の視聴者は「○○のパクリじゃん」と冷めた目で見てしまうもの。かつて一般視聴者のパクリ疑念を口に出して大事にしてしまったのが、ダウンタウンの浜田雅功だ。「2000年に、宇多田ヒカルさんがダウンタウンが司会をしていた音楽番組に出演したときのことです。浜田さんが当時売り出し中だった倉木さんを暗に指して『最近、お前のパクリが出てきてるやん。あれ、どう思う?』とツッコんだんです。さらに宇多田さんも『最初に見たとき、あたしかと思った』と同調していたので、思うところがあったんでしょうね」(テレビウォッチャー)当時の倉木はテレビ出演が少なく、PVの演出など、宇多田を思わせる戦略をとっており、浜田と同じ気持ちだった視聴者も多い。しかし、この放送が倉木の所属事務所の逆鱗に触れ、浜田、宇多田、テレビ局が謝罪文を公開するはめに。SNSがある現代だったら、確実に炎上している案件だろう。なかには、芸能事務所やメディアが「第二の○○」を担いで“カブり”を推奨するケースもある。1990年に「第二の山口百恵」のキャッチコピーでデビューした揚田亜紀もそのひとりだ。彼女は、後のインタビューで「釣り広告みたいなものだった」と語っている。そんな揚田は現在、実業家として活躍中。第二の○○でデビューしても、本家を超えるのは難しいようだ。【二匹目のドジョウ? 芸能人】ローラ×水沢アリー浜崎あゆみ×愛内里菜(垣内りかに改名)モーニング娘。×AKB48K−POP×最近のジャニーズ■芸名がカブってしまった、名前カブり芸能人【名前カブり芸能人】水野真紀×水野美紀×坂井真紀×酒井美紀視聴者を錯乱させる芸能人の名前カブり。その筆頭格が「ミキマキ問題」だ。これは、女優の水野美紀、水野真紀、酒井美紀、坂井真紀の4人は名字と名前がごちゃまぜになってしまい名前が覚えられない……という深刻な問題。「2016年に某飲料メーカーのCMで水野美紀さん、酒井美紀さん、坂井真紀さんの共演が実現しました。メインの速水もこみちさんが、同じフロアにいるミキとマキの名前を間違え続けて、最後にカルーセル麻紀さんがオチとして登場する、という内容のCMです。残念だったのは、水野真紀さんがオファーを断ったこと。衆議院議員の旦那さんに配慮したのか、ミキマキ問題には触れられたくないのか、いろいろと勘ぐってしまいますよね」(芸能レポーター)いつの日か、4人が一堂に会した作品を見てみたいものだ。【名前カブり芸能人】みちょぱ×ゆきぽよ髭男爵×Official髭男dism竜星涼×横浜流星■「顔よりもひとりひとりの性格を見て“推し”を見つけるしかない」AKBやハロープロジェクト、K−POPなど、さまざまなアイドルがデビューしている昨今。「全員同じ顔に見える……」と、困惑する週刊女性読者も多いはず。「女性アイドルを見分ける方法は、スカートの丈。AKB系はひざ上で坂道シリーズはひざ下、K−POPは、かなり短い丈のスカートやショートパンツをはく傾向があります」そう話すのは、乃木坂46のファンを公言している徳光正行さんだ。「ただ、アイドルの見分けがつかない気持ちもわかるんです。今の女性アイドルはビジュアルのレベルが上がっている反面、ひとりひとりの個性が薄まっています。彼女たちが歌っている姿だけを見て推しメン(=応援したいメンバー)を見つけるのは難しいと思いますよ」では、徳光さんはどのように“推し”を見つけたのだろうか。「彼女たちの冠番組を見ているうちに、メンバーの個性が見えるようになったんです。そのおかげで、文才があって頭の回転も速い高山一実さんという推しに出会えたんですよ」たったひとりの推しを見つけたときの喜びは格別。「同じ顔だ」と諦めずに向かい合うと、新たな発見があるかも?徳光正行さん……1971年、神奈川県生まれ。フリーアナウンサー・徳光和夫の次男。日本大学芸術学部音楽学科卒業。キャスターとして活躍する傍ら、今も父からお年玉をもらう“クズ2世タレント”としてもブレイク。近年は「父・和夫からもらったお年玉で乃木坂46のライブに行った」という逸話を披露。現在YouTube「徳光ちゃんねる」で活躍中。■「キャスティングのときは“カブりリスト”を参考にします」「バラエティー番組でタレントをキャスティングするときの決め手は、“今っぽさ”です」そう語るのはキー局プロデューサーのKさん。「今年から視聴率の基準が世帯所属者から個人視聴率に変わり、10代〜30代の若い世代に向けた番組を作るようになりました。キャスティング時は芸能人をカテゴリーに分けたリストを見ながらオファーします。筋肉、若い女の子に人気、顔が濃いなど、カテゴリーはバラエティーに富んでいますね」制作サイドは、芸能人のキャラカブりリストをキャスティングの参考にしているようだ。「“若い人に人気”という意味で、最近はYouTuberの起用が増えています。テレビとYouTubeはライバルですが、YouTuberは、チャンネル登録者数やフォロワーの数など、数字が明確なので若者の人気が一目でわかり、企画が通りやすいんです。ただ最近は、人気YouTuberでもトーク力が弱いなど、それぞれの実力が見えてきたので、年明けにはテレビで見なくなる人が出てくるかもしれませんね」テレビと動画は似て非なるもの。双方の模索は続きそうだ。Kさん(某キー局テレビプロデューサー)……キー局プロデューサー。勤続20年以上のベテランで、バラエティーを中心に、さまざまな番組制作に携わっている。《取材・文/大貫未来(清談社)》
2020年11月23日フリーアナウンサーで、数々の女性誌のビューティ企画に登場し、女性たちの憧れでもある宇垣美里が自身の美容法をまとめた美容本『宇垣美里のコスメ愛 BEAUTY BOOK』を出版した。No.1美容誌『美的』編集部と組んで制作された本書には、彼女のふだんのメイクやスキンケア、ボディケアから愛用のベストコスメ、たくさん持っている趣味のことまで、彼女の美と健やかな内面まですべてがわかる一冊となっている。自他ともに認める“コスメオタク”の宇垣にその美しさの秘密を訊いた。ぜんぜん違う自分になれるのがメイクの楽しさ! 真似してもらいやすいメイク法を紹介しました――美容本『宇垣美里のコスメ愛』が発売となります。企画はどのように決まったのでしょうか?編集者さんといろいろ話し合って、私の美容法をお伝えして、「じゃあこういうのどうですか?」とご提案をいただきながら一緒に作り上げました。私はメイクの何が好きって、いろいろな自分になれるところが好きなので、「じゃあ変身する内容にしましょうか」と言っていただいて、メイクアップアーティストの方々と一緒に「変身メイク」企画をやってみることにしたり。――いろいろな表情の宇垣さんが見られるのがファンにはたまらないですね! そしてご自身のセルフメイクもご紹介されています。セルフメイクはお仕事やデートなどの状況別というよりは、このイメージだったらどういう風にメイクするかなというのをいつも使っているコスメで考えました。私物のコスメのHow Toも紹介しているので、みなさんにトライしてもらいやすい内容にできたかなと思います。――宇垣さんがメイクを始めたのはいつからなんですか?始めたのは大学生のときなんです。入学式のときに私以外の子が全員メイクしていて、「これはあかん」と思って始めたのがきっかけで。最初は義務みたいに思っていてあまり好きではなかったんです。やらなきゃいけないものだからやりたくない、と思っていたんですけど、やってみるとすごく楽しくて、幾通りもの自分にもなれますし、お絵かきみたいでそもそも楽しいし、というのでどんどんハマっていったのかなと思います。――始めたてのころは失敗もありましたか?わりと器用なほうなので、失敗といえるような失敗はしなかったんですけど、たとえばアイラインを引こうと決意するまでに時間がかかったりしました。目に筆を当てるって怖いじゃないですか。でも引いてみるとすごく楽しかったですし何事も挑戦なんだなって思いました。メイクって変化できるのがすごく楽しいですよね。それに気づいてからはどんどんハマっていきました。――朝時間がないときのメイク法は?私、メイク時間はけっこう短い方だと思います。だいたいトータル30分で終わるので、家を出る前にぱぱっとメイクするのが癖になっています。でもすごく時間がなかったら眉毛と目でしょうか。単色アイシャドウで、肌はファンデーションをぬらないかなと思います。ファンデーションはいつも薄めです。肌荒れしてしまうので、お仕事のときも薄めに塗っています。――その美肌も多くの女性たちの憧れの的ですが、スキンケアはすごくこだわっていらっしゃるようですね。それが、私、スキンケアには気合をいれているつもりはなかったんです。でもこの本を作ることになって、編集者さんにこういうスキンケアをしている、というのを伝えたら「それは全然ふつうではないです」と言われて。よくわかっていなかったんです。アイテムもすごく多いので、意外と頑張っていたみたいで(笑)。編集者さんが、私がこれを使っています、と伝えたものを使ったみたら、「確かにすごい肌が綺麗になった」とおっしゃっていたので、みなさんにもご紹介しているアイテムをぜひ手に取っていただければなと思います。――ひとつここでお気に入りのスキンケアアイテムをご紹介していただくとしたら何をあげますか?アルビオンの化粧液「フローラ ドリップ」はすごくおすすめです! 良い匂いだし、しっかり浸透してくれるし、ぴりぴりもしないし保湿もしてくれるし、すごくいい化粧水です!(早口)――その語り口だけでコスメ愛が伝わりました。あはは! 本当にコスメが好きなので、ひとつひとつについて、しっかりどんなコスメなのか、どんなところがいいのか、語っているので、一文一句読んでいただければなと思います。――お肌、とても白いですが、これも秘訣が……?ロート製薬のサプリメント「へリオホワイト」を飲んでいます。めちゃくちゃいいです!コロナの自粛中、外に出られなかったので、逆に美白しようと思って毎日飲んでいたんです。そうするとすごく効果があったなと思います。おうちの中にいて外に出ない日も、朝、化粧水や乳液を塗ったあと、最後に日焼け止めは塗るようにしているので。――それはすごい。コレクターなんですよ。選んで集めるのがすごく好きなので。――コスメはどのようにして選んでいるのですか?雑誌や雑誌のインスタを見て、新作をチェックして、これ良さそうだなって思ったものをメイクさんとか編集者さんに「これどうなんですか?」って聞いて、良いと言われたものを買いに行って試したりしています。――美容はなりたい女性像があってやっているんでしょうか?誰になりたいと思ったことはないんですけど、メイクはその日、なりたいイメージを決めてしています。今日は強そうな感じにしてみよう、とか、今日はロック感じにしたいとか、ふわふわなニットが似合う感じの病みメイクっぽくしたい、とか。こんな感じの女の子になりたい、というイメージを持ってメイクしてます。もちろんTPOは大事なので、そこは気にしていますが、このアイシャドウが使いたいから、これに合うのはこのリップ、このチークでこの服、というのを決めたらなりたい女の子イメージが決まります。もしくはこの服が着たいからこのアイテムでメイクする、とか何かひとつ出発点を決めて、考えています。――オタクのやりかたですね!たぶんそうだと思います(笑)。――今の宇垣さんにとって、美容ってどんな存在なんでしょうかスキンケアは私にとって“ご褒美”です。これは頑張っていなくて、「今日一日お疲れさま!」という気持ちで自分のケアをしているので、苦にならないですし、つらいなと思うことはしません。帰宅してどんなに疲れていても、絶対にメイクを落としますし、時間があれば2時間、お風呂につかります。どんなに疲れていても、30分でもお風呂に入ったほうが睡眠の質もあがりますし、私の場合、「今日はもう終わり!」というスイッチの切り替えになるので湯舟につかることはすごく大事にしています。お風呂の中ではスマホを見ることもありますし、本や漫画を読んで過ごします。でもわりと何もせずに考え事をすることの方が多いかもしれません。明日の仕事はこれで何時に終わるから、じゃあ何時からは書く仕事ができて、とか段取りを考えたり。新しいことに挑戦するのが生きる目的なんです。――コスメの他にもたくさんの趣味をご紹介されていますね。本もたくさん!自分の家の本棚にある本の一部を撮影現場に持っていって、私の本棚にはこういうものが入っていますというのを再現しました。――「腐女子のつづ井さん」が入っているところにものすごい親近感を感じました(笑)。つづ井さん、大好きなんですよ!最高ですよね!抜け感がいいですよね。この緩さが良い。――本はどれくらい持っていらっしゃるんですか?本棚は自宅に大きめのものが2つあって、入りきらない本が床にも積んであるので、200冊はあると思います。怖いですよね。いつか本に飲まれる(笑)。マンガは基本デジタルで読んでいるんですけど、小説とか活字は紙で買っています。紙のほうがやっぱり読みやすいです。――好きなお菓子の紹介もされていますね。すッパイチューは私が大学生のときに買いすぎて、よく行っていた京都のコンビニに絶対置いてもらえるようになりました。「どこ?」って探してたらコンビニのおばさんが「あっちにおいてるよ」って教えてくれたり。――お料理のページもありますが、すごい凝っていらっしゃる!これはがんばったときの写真ですけど、自分の味が一番安心するので、お外で買ってきたものや外食よりもおうちで作るほうが好きです。自分で品目やカロリーをコントロールできるので。メニューは冷蔵庫にあるもので食べたいものを作ります。器もすごく好きなので、いっぱい集めてます。――飼い始めた、わんちゃんのぺージも。ずっと犬は飼いたかったんですけど、いつもは寄らないペットショップになぜかふらふら入って行ってしまって、「好き♡」ってなって、そのときは帰ったんですけど、もう一回見に行ったときにいなかったら泣いてしまう、と思って、「飼いたいんですが」ってその日のうちにお店に戻りました。犬は祖父母の家では飼っていたんですけど、ゴールデンレトリバーとラブラドールだったので、小型犬とはちょっと勝手は違いましたけど、慣れてはいました。この子を食べさせるために働かなきゃ!って言う気持ちになります。――すごくたくさん好きなものがあって好奇心をずっと保っていられるのは何か秘訣があるんですか?うーん、そういうタイプなんだと思います。知りたいことがたくさんあって、新しいことに挑戦するのがすごく好きなんです。それが生きる目的なので、逆に新しいことに挑戦できなかったり、同じことの繰り返しの毎日になると疲れてしまってそっちのほうが私には合っていないので、ストレスになってしまうんです。――そうすると旅行もお好きですか?旅行も大好きです! 人におすすめするなら、スペインがすごく良かったです。食べ物が日本人が好きな味だと思うし、めちゃくちゃワインが安いし、人がすごく陽気で、その国にいるだけで私もなんとなく朗らかな気持ちになれるというか、「ま、いっか」という気持ちになれたので、すごく好きな国です。サクラダファミリアとか、建物がすごく素敵で、エネルギーにあふれた色彩の建築物を見ていると小さなことにこだわるのがばかばかしくなるので、すごくいい国でした。違う価値観とか、基準に触れられるのが海外旅行の良さですよね。――メンタルケアについても教えてください。すごく嫌なことがあった日は何をしますか?甘いものを食べます。あとなんでもないことを妹とか友達にLINEしたりとかして、だいぶ切り替えられます。寝たら嫌なことも忘れてしまいます。これは性格なので頑張っているとかではないんですけど。寝て起きてもまだ引っかかっていることって、解決しないから。じゃあ、もう忘れたらよくない?ってなっちゃうんです(笑)。わりと省エネというか、これをしても意味がないなということをやりたくなくて、システマティックに生きているところがあるので効率的かもしれないです。――ではお仕事仲間が非効率な仕事のしかたをしていたら、気になるほうですか?他の人の仕事の段取りについてはあまり気にならないんですけど、私に何かが降りかかるようであれば「こうしたほうがいいんじゃない?」って言うことはあります。その人が自分のリズムでやっているのであれば私には関係ないので。――そんなマイペースなところも憧れです。いえ、単純に、マメじゃない、っていうことなんだと思います(笑)。――では最後にこの本の見てほしいポイントを教えてください。私の写真がたくさん出てくるんですけど、全部ぜんぜん違う表情、雰囲気なのでひとりの人間がメイクでこんなにも幅を出せるんだな、こんなに変身できるんだなというところをぜひ見ていただきたいです。あと、中には私の好きな本や映画、食べ物、私自身のこともぎゅっと詰まっているので、まるっと宇垣美里を楽しんでいただければ嬉しいです。『宇垣美里のコスメ愛 BEAUTY BOOK』は11月18日(水)発売宇垣美里さんのサイン入りチェキを2名様にプレゼント! ぴあアプリを ダウンロード(dpia-app://contentAll?contentId=09afdec7-32c8-4977-866c-0c74cd1a2f0b&contentTypeId=2) すると、この記事内に応募ボタンがあります。撮影/奥田耕平、取材・文/藤坂美樹衣装協力/ブラウス¥33000(テラ/ティースクエアプレスルームtel.03-5770-7068)スカート¥25000(オットダム/ストックマンtel.03-3796-6851)イヤリング¥32000、ブレスレット¥9000、リング¥11000(エテtel.0120-10-6616)靴¥14500(ダイアナ 銀座本店tel.03-3573-4005)
2020年11月18日宇垣美里最近、宇垣美里(29)を見かけなくなった。昨春、TBSを退社したフリーアナだが、現在、テレビでの活動は『あの子は漫画を読まない。』(BS日テレ)くらいしかない。■見かけなくなった宇垣美里しかし、去年の今ごろは太川陽介・蛭子能収コンビの『バス旅』にマドンナとして登場したり、P&G『レノアビーズメンズセレクション』のCMが始まったり、ハロウィンイベントでのコスプレが絶賛されたりと、メディアに出まくっていた。また、TBS時代には伊野尾慧(Hey! Say! JUMP)との熱愛をスクープされたり『サンデージャポン』に起用されたり。そこからの独立ということで“第二の田中みな実”という見方も出ていたほどだ。もちろん、本人がそれを目指したわけでもないかもしれないが、なり損ねたというイメージはぬぐえない。では宇垣は田中とどこが違うのか。実は、転機となった“事件”がある。昨年7月『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)に出演したときのことだ。局アナ時代に伊野尾との一件からレギュラー番組を降板させられた際、担当プロデューサーに対してコーヒーをぶちまけたという報道について「あなたからもらったコーヒーは飲めません」と言って、目の前で捨てたと説明。さらに、内々でのやりとりが「外に出ていることのほうがおかしい」と指摘したうえで、「出ている時点で『民度が知れるわ』みたいな感じがしたんですけど」と、古巣を叩いたのである。この暴露はけっこう面白がられたものの、業界内では扱いづらい印象にもつながった。例えば、田中ならこういうトークはしないだろう。宇垣には、芸能人に不可欠な“媚び”の能力が欠けているのだ。もっとも、その点は彼女も自覚していて、女性誌のエッセイでこんなことを書いている。「プライドを捨て愛玩動物として生きればどれほど楽だったか、と思うこともあるだろう。でも、私は知っている。自分の稼いだお金で食べる寿司は何よりも美味しい。私はプライドが捨てられない、そんな無様で不器用で愚かな自分が好きなのだから、これからも進んで苦労をしよう」このエッセイはネットニュースにもなり、コメントは賛否両論だった。「安っぽい自己満足」とする声もあれば「哲学的」と評価する声も。筆者は彼女の文才を買っているが、女子アナという肩書なしで通用するかは未知数である。ちなみに彼女、2年前にも「アナウンサーをやるには、自我が強すぎる」という自己分析をしていた。そこから連想されるのは、田中とは別の元TBSの先輩たちだ。いまやすっかりフェミニストとなった小島慶子だったり、最近テレビで気色ばんだネット批判をしていた小林麻耶だったり。いわば、ちょっとこじらせ系のカテゴリーに彼女も分類されるだろう。一方、田中のように、プライドと媚びのバランスを保ちつつ、そこそこ楽しそうに活動している人もいる。こちらは一見「愛玩動物」のようでも、いつの間にか飼い主である大衆を飼い慣らしてしまったかのような状況だ。もちろんそれは、なかなかまねできる芸当ではない。ただ、最低限、芸能人が媚びて可愛がられてナンボという存在であることは知っていたほうがいいだろう。それが芸能人をやるうえでの民度であり、民度がない芸能人は消えていくほかない。PROFILE●宝泉 薫(ほうせん・かおる)●作家・芸能評論家。テレビ、映画、ダイエットなどをテーマに執筆。近著に『平成の死』(ベストセラーズ)、『平成「一発屋」見聞録』(言視舎)、『あのアイドルがなぜヌードに』(文藝春秋)などがある。
2020年10月30日前回からのあらすじ(【気遣い皆無モンスター】全3回)結婚前までは自分への意識を高く持ち、気遣いも完璧だった美里さん。しかし出産後、その気持ちが失われていき…結婚するまでは美男美女のカップルと言われ、新婚生活もラブラブだったはずの美里さんと祥太さん。でも、いまや夫婦生活は、設定温度が低すぎるエアコンのように、冷え切っています。仕事が多忙な夫と、ワンオペ育児に追われる妻、というのはよく聞く話ですが、事態を悪化させた原因は、他にもあったようです。美里さんは、どんどん楽な方向に流れていき、祥太さんが帰ってきても、起きた時と同じ服のままだったり、キッチンも朝の食器まで洗わずにシンクの中に残っていたりとなっていきました。そのだらしなさは部屋だけではなく、美里さん自身にも色濃く表れるようになっていったのです。気がつけば、どんどん溝が広がっていく美里さんと祥太さん。結婚前に描いていたすてきな未来予想図は、早くも崩れ去っていました。次回に続きます※この漫画は、男女にまつわる数々のお悩みを受ける「恋人・夫婦仲相談所」所長・三松真由美が、妻の中に見出した“モンスター”の実際の事例を分類し、リアル・エピソードをべースにしたフィクションです。脚本・ 山崎伸子 /イラスト・ 鈴木し乃 ■三松真由美さんの新著 『「君とはもうできない」と言われまして』 (モチ(漫画), 三松 真由美(監修)/KADOKAWA) 【同じテーマの連載はこちら】 モラハラ夫図鑑 この連載の全話を見る >>
2020年10月09日自分へのモチベーションを意識したことってありますか? 自分磨きに余念がなかった美里さんの場合、最上級のパートナーをゲットし、羨望の眼差しを浴びた結婚式の日が、その頂点をマークした日でした。美里さんは、その最高値をキープし続けようと、新婚生活も日々頑張ってきましたが、長男の健くんを出産後、ワンオペ育児となってから、そのモチベーションが右肩下がりになっていきました。こんにちは、「恋人・夫婦仲相談所」の三松真由美です。今回の問題点として、パートナーの祥太さんの態度もあるでしょう。でもそれを引き起こしたのは、出産後、モンスターワイフ化した美里さんにも原因があったようです。美里さんは、出産するまでは子どもがいても毎日メイクをきちんとして、キレイなママでいようと心に決めていたと言います。しかし結婚前は会えば毎日褒めてくれた祥太さんも何も言ってくれず、美里さんの中で何かがキレた音がしたそうです。昼間は泣いてばかりの息子・健くんと2人だけの生活。出産後にはすぐに体型も戻そうと思っていたけれど、自分の体型を気にかける時間を取ることもできません。そうして次第に美里さんは変化していきます…。脇毛も気にすることがなくなり、食事も食べたいだけ食べる生活へ…。子どもに恵まれ、よりハッピーな生活になるはずだったのに、少しずつ夫婦の間に吹き始めた隙間風。美里さんはその風に気がついていませんでした。次回に続きます※この漫画は、男女にまつわる数々のお悩みを受ける「恋人・夫婦仲相談所」所長・三松真由美が、妻の中に見出した“モンスター”の実際の事例を分類し、リアル・エピソードをべースにしたフィクションです。脚本・ 山崎伸子 /イラスト・ 鈴木し乃 ■三松真由美さんの新著 『「君とはもうできない」と言われまして』 (モチ(漫画), 三松 真由美(監修)/KADOKAWA) 【同じテーマの連載はこちら】 モラハラ夫図鑑 この連載の全話を見る >>
2020年10月08日生駒里奈が主演する『かがみの孤城』が、8月28日に開幕。これに先立ち、公開ゲネプロと会見が行われた。【チケット情報はこちら】本屋大賞を獲得した辻村深月の小説を、成井豊の脚本・演出によって舞台化する本作。同級生の悪意に傷つき、家に閉じこもる中学1年生のこころ(生駒)はある日、自室の鏡を通じて見知らぬ城がそびえ立つ異世界へ引き込まれてしまう。そこで出会った6人の仲間と望みが何でも叶う“願いの鍵”を見つけようと奔走するうちに、彼らは自分たちが城に集められた理由を目の当たりにして──。共演者には溝口琢矢、野田裕貴(梅棒)、前田航基、原田樹里、河内美里らが名を連ねている。新型コロナウイルス感染症対策で、1ヵ月半の稽古期間をマスク姿で奮闘してきた一同。会見における成井の「ずっと互いの目元しか見えなかったけど、昨日の場当たりで初めて透明のマウスシールド姿になり、表情がわかるようになったら……演技が変わって抜群によくなったキャストが現れてね」という言葉に、生駒・溝口は大きく頷く。「特に一段とよくなった」と演出家からお墨付きを受けた生駒は、「いじめを機に不登校になってしまった中学生の人物造形と、演劇で求められる“大きな表現”をどうやって両立させようか迷いました」と稽古中の悩みを吐露。しかし「劇場入りしたらステージの大きさに後押しされ、引き出しが開いたような感覚です」と手ごたえを口にした。同じように、溝口も「劇場に入ったら、大きく楽しく伝えようという気持ちがどんどん膨れ上がってきました」と続く。原作者の辻村は「コロナで物理的な制限はあっても、心は誰にも縛られることなく自由」「どうか『かがみの孤城』の中で過ごした時間を、たくさんの人たちに持ち帰ってもらえたら」と観客に呼びかけ、会見を結んだ。公開ゲネプロは、孤城で過ごす中学生7人の姿を中心に、現実世界におけるこころや、彼女を取り囲む母親・教師・同級生らの葛藤が差し挟まれる形で展開。孤城の仲間が次第に心を通わせ、友情を育む様子がダンスシーンを交えて描かれた。全編を彩るFor Tracy Hydeの涼しげな音楽も、劇効果を最大限に高めている。上演時間は約120分(休憩なし)。公演は9月6日(日)まで、東京・サンシャイン劇場にて。その後、18日(金)~20日(日)に大阪、22日(火・祝)に愛知と巡演する。感染症対策を十分に講じて上演される劇場公演のほか、PIA LIVE STREAMでは収録映像を後日視聴できる「ディレイ配信」と、東京千秋楽公演の「生配信」も行われる。チケット販売中。取材・文:岡山朋代
2020年09月01日フリーアナウンサー・宇垣美里のコスメ愛をまとめた美容本『宇垣美里のコスメ愛』(仮)が、11月18日に発売されることが17日、明らかになった。2014年にTBSにアナウンサーとして入社、数々の人気番組の担当を経て、昨年4月よりフリーアナウンサーとして活躍している宇垣。現在、宇垣が注目を浴びているのが、その「コスメ愛」だ。大学入学を機にメイクの面白さに開眼。さらにTBS時代は多忙な日々をスキンケアで癒やされて乗り越えていた。そんな彼女は自他共に認める美容オタク。独特のマニアックな目線で細かくチェックし、様々なコスメを試してきて身につけた幅広い知識はプロ顔負け。また、実際にプロのへア&メイクアップアーティストたちが驚くのが、その圧倒的な美肌。さらに、美容誌『美的』に登場するたびに、読者が選ぶ「好きなメイクランキング」で上位を独占するなど、美容好き女子の間で注目を集めている。同書は、「宇垣がリアルに選んだアイテムを使った本人によるメイクHow to」、「いろいろ試した結果使い続けている宇垣ベストコスメ〈スキンケア編〉で美肌の秘密を紹介」、「第一線で活躍するへア&メイクアップアーティストたちが“宇垣美里”を変身」、「生い立ち、今まで&これからについて語る」など、自身のSNSアカウントを持っていない彼女の、今まで語りきれなかったコスメのこと、自分の内面のことまでまとめた1冊となっている。予約は、本日8月18日より開始された。
2020年08月18日