サバイバル・ホラーシリーズ『クワイエット・プレイス』の最新作『クワイエット・プレイス:DAY 1』。この度「鬼滅の刃」の声優・河西健吾がナレーションを担当する日本オリジナル特報映像が解禁された。今回の舞台は、田舎町から大都市・ニューヨークへと移り、新たな恐怖が描かれる。主人公の女性役を演じるのは、アカデミー賞受賞者ルピタ・ニョンゴで、彼女の相棒役には「ストレンジャー・シングス 未知の世界」で知名度を上げたジョセフ・クインがキャスティングされている。監督は『PIG/ピッグ』で注目を浴びたマイケル・サルノスキが務める。解禁された映像では、主人公の女性が相棒となる猫を抱えながら大通りを歩いていると、突如空から火球が降り注ぎ、街は阿鼻叫喚の光景に。さらに、混乱に陥る人々に襲い掛かる複数の“何か”の姿も描かれ、世界が瞬く間に崩壊し“沈黙”していく様子が緊迫感満載に映し出される。ナレーションは「鬼滅の刃」時透無一郎役として知られる声優・河西健吾が担当しており、河西さんは「1作目も、劇場で流れている予告を見て気になり本編を観させていただきました。今回こういったお話を頂きタイトルを聞いて、あ!あの作品の前身となるお話になるのか?気になる!とワクワクしました」とコメント。そして、「予告の映像から、どう1作目に繋がっていくのか考察させてくれる凄い映像になっておりますので、公開の際にはぜひ劇場に足を運んでいただけますと幸いです」と観客へメッセージを送った。『クワイエット・プレイス:DAY 1』は6月28日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:クワイエット・プレイス:DAY 1 2024年6月28日より全国にて公開© 2024 PARAMOUNT PICTURES
2024年04月21日ハロー!プロジェクトに所属するアイドルグループ・つばきファクトリーの河西結心が3日、東京・大井ホッケー競技場で開催された「ホッケー日本代表国際強化マッチ」の始球式を務めた。今年8月、日本ホッケー協会の公認ホッケーアンバサダーに就任したばかりの河西は、女子日本代表“さくらジャパン”のユニフォーム姿で登場。スタンドに向かってお辞儀すると、品川区ホッケー応援キャラクターのシナカモンと一緒に、手を振りながらピッチに向かって走った。小学4年生から中学3年生まで6年間ホッケーをやっていた河西。始球式では、ゴール前で選手からボールを受け取ると、華麗なドリブルとリフティングで観客を魅了。そして、そのままシュートを放つと思いきや、突然ダンスを披露。河西につられたキーパーが踊りだすと、その間にシュートを決めるというサプライズ演出で、会場を沸かせた。見事ゴールを決めた河西は、ハーフタイムのトークショーで、「始球式に登場する前からドキドキしていたのですが、なんとかゴールを決めることができてよかったです」とホッとした表情。学生のころのポジションはゴールキーパーだったそうで、「ボールを止めるときの快感を楽しんでいました」と話し、最後は、選手たちに向けて「頑張ってください!」と、観客と一緒にエールを送っていた。
2023年09月05日株式会社ドラマは、「河西健吾&山谷祥生の毎月チガウみせ」をニコニコチャンネルプラスで放送いたします。毎月スタジオより生配信でお届けし、初回放送は7月を予定しております。河西健吾&山谷祥生の毎月チガウみせ皆様のお便りやTwitterのコメントより、一緒にお店を開店させては閉店させていきます。お店の話題や2人が店員として開店したお店に因んだエチュードを展開。例えば「『真夏の進学塾』を開店させた場合、先生と生徒としてお題に因んだ授業をする」など…好評だったお店は期間限定で実店舗での開店も…!?皆様のお声が反映されていくので、ぜひコメントやお便りをお待ちしております。前半パートは皆様ご視聴いただけます(YouTubeでもご視聴頂けます)。後半パートは有料チャンネル会員限定放送となります。【チャンネル会員募集中】毎月550円(税込)のチャンネル会員に入会いただくとうれしい特典がございます。・有料放送の視聴・放送後のコメント動画視聴・抽選で当たる番組オリジナル サイン入りポストカードの応募また初回チャンネル会員にご入会いただくと番組オリジナル会員証を皆様にプレゼント※こちらのプレゼントもご応募いただいた方限定となりますので、会員登録後のご応募をお忘れないようお気を付けください※応募は番組放送後より受付いたします▼番組のご視聴はこちら ▼前半の無料パートはYouTubeでもご視聴いただけます。 【番組ではお便りも募集しております】初回放送に向けて皆さんからのお便りを募集しております。(1)皆さんが河西さん、山谷さんに開店させてほしいお店(2)皆さんの周りにある〇〇お店(3)番組感想▼お便りはこちら 【公式Twitterオープン】次回の番組放送やお知らせなどはチガウみせ公式Twitterでも随時更新いたします。▼チガウみせ公式Twitter またハッシュタグ「#チガウみせ」で番組へのコメント、感想もお待ちしております! 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年07月20日菅政権のもとで、皇室の今後を左右する議論が進められている。安定的な皇位継承策を議論する有識者会議の会合が、3月からスタートしたのだ。現在、皇位継承者は秋篠宮さま、悠仁さま、85歳の常陸宮さまのお三方のみ。皇室存続の危機を迎えており、女性天皇や女系天皇の是非などを検討するべく、専門家へのヒアリングが進められている。女性天皇が認められれば、愛子さまをはじめとする内親王も皇位継承資格を持つ。さらに女系天皇も容認されれば、内親王の子供にも皇位継承資格が与えられるため、“お世継ぎ不足”は一気に解消に近づく。共同通信社の’20年4月の世論調査でも、女性天皇容認は85%、女系天皇容認は79%が賛成となっている。しかし、ヒアリングでは専門家の賛否が拮抗。「男系維持」を求める意見も目立っているのだ。ジャーナリストの櫻井よしこ氏は、皇族の役割は「皇統継続の男系男子の人材を供給することに尽きる」と主張。さらに耳を疑うような発言も飛び出した。歴史学者の今谷明氏は、男系男子での皇位継承維持のために、次のような提言を行ったのだ。「悠仁様の後どうなるか。側室制を前提として、なおかつ非常に継承が難しかったことをどうやって維持していくか。ここに書いたように、近代医学の粋を尽くして男子出生を目指すというような医学的なことは当然おやりになったほうがいいと私には個人的に思う。しかし、これはあまり公には出せないことだが、個人的には側室制の代償として近代医学の技術を入れた皇位継承があるべきだというふうに考える」天皇が側室を取らなくなったのは大正天皇以降のこと。これまで男系男子による皇位継承が続けられたのは、側室制という“一夫多妻”が大きな理由だ。■問題発言の歴史学者に話を聞くと…では、男子出生のために用いる「近代医学の粋」とは、いったい何なのか。本誌は発言の真意を聞こうと試みたが、今谷氏からは「取材はお受けできない」との返答だった。医学の力で男女の産み分けをすることはできるのか。20年にわたって不妊治療に携わる生殖医療の専門医に話を聞いた。「数年前から不妊治療の現場では『着床前スクリーニング』といって、重篤な遺伝子疾患が生じる可能性のある遺伝子変異や染色体異常を検査するために、体外受精させた受精卵の着床前診断を行っています。技術的には、この着床前診断で受精卵の染色体を調べ、男子の受精卵を子宮に移植すればほぼ100%男子を産むことができます。男女の産み分けにはゼリーなどを用いる方法もありますが、精度は低く、もし確実に産み分けるならば着床前診断を行うしかないでしょう。しかし、男女の選別は倫理的に大きな問題があり、日本産科婦人科学会は性別の検査を目的とした着床前診断は行わないとの見解を出しています。また、体外受精のためには卵子を針で吸引する必要があり、女性の体に負担がかかります」今谷氏の発言に、近現代の皇室に詳しい名古屋大学大学院教授の河西秀哉さんは「正直、ギョッとしてしまいました」と語る。「もし着床前診断を想定した提言ならば、生命倫理や人権の観点から問題があると思います。また、そこまでして男子出生を求めると、ジェンダー平等が進む社会に逆行して“男子を産むことこそがよいことだ”という風潮を発信することにもなります。国民からの支持を失い、皇室の『国民統合の象徴』という存在意義を損ねてしまう可能性もあると考えられます」■「ルールを変えずに皇位継承維持は難しい」悠仁さまや将来のお妃の人権を無視するかのような“医学の粋で男子出生を”の提言――。まるで皇室に嫁ぐ女性を“産む機械”とみなしているようにも感じられる。“トンデモ提言”の一方で、有識者会議では男系維持の限界を指摘する声も上がっている。歴史学者の古川隆久氏は、女系天皇が容認されないと《女性皇族に男子出生のプレッシャーがかかるため人道上非常に問題》との意見を提出している。また、同じく歴史学者の本郷恵子氏は、皇族数が減少していることに触れ「悠仁様の御結婚にも差し支えるというか、あまりにも不安でお嫁になんか来られないというようなことがあるんじゃないか」と発言している。本郷さんに改めて話を聞いた。「今は側室を設けることはできませんし、子供を5~6人産む時代でもありません。男系男子のみというルールを何も変えずに皇位継承を維持するのは難しいでしょう。旧宮家の男系男子を皇室に戻すという話も出ていますが、直系のお子さんがいるのに、遠い傍系の男子から後継者が出るとなれば、国民の理解を得るのは困難です。悠仁さまの代までは男系男子で継承するとしても、女性宮家を創設して女性皇族に結婚後も皇室に残っていただくといった方策が必要です。“絶対に男子を産まなければならない”という状況を変え、悠仁さまや結婚相手の女性の精神的負担を軽減しておかなければ、結婚そのものが困難になります」生命倫理や人権をないがしろにしてまで“男系男子”を維持しようとすれば、皇室に入ろうとする女性はいなくなり、皇室の存続はむしろ危うくなるに違いない――。
2021年06月08日「結局、元婚約者から金銭を援助してもらった事実は変わらないのに、小室さんの無念、屈辱、恩人への恨みをも感じさせる文章です。かえって小室さんの人柄が、眞子さまと結婚するにはふさわしくないと示してしまっていないでしょうか」そう語るのは、皇室の歴史に詳しい静岡福祉大学名誉教授の小田部雄次さん。4月8日、母・佳代さんとその元婚約者男性との間の“金銭トラブル”について説明する文書を公表した。約4万字という長文で経緯を記した文書を、西村泰彦宮内庁長官は「非常に丁寧に説明されている印象だ」と評価していたが、皇室に詳しい識者からは厳しい声が上がっている。ただ、宮内庁関係者は、「眞子さまと小室さんの結婚は既定路線」と話す。「小室さんは曲がりなりにも、金銭トラブルについて文書という“形”にしました。今後は結婚に向けての動きが粛々と進められると思います」皇嗣職大夫によれば秋篠宮ご夫妻も「いろいろな対応が見える形になるように努力したもの」と受け取めているようだという。「秋篠宮ご夫妻としても“もう打つ手はない”と諦められたのでしょう。しかし天皇陛下が『多くの人が納得し喜んでくれる状況になることを願っております』と会見で発言された真意は、内親王の結婚相手としてふさわしい人柄であることを国民に示してほしいということではなかったのでしょうか」(前出・宮内庁関係者)象徴天皇制を研究する名古屋大学大学院准教授の河西秀哉さんは、小室さんに「オンライン会見」を勧める。「この文書は、結婚に反対する人々を納得させるどころか、むしろ火に油を注いだように感じます。やはり私は、小室さんがオンラインでもいいから会見に臨んで、表情や声で自分の思いを伝えるべきだと思いました」欧州の王室に詳しい関東学院大学教授の君塚直隆さんも、次のように話す。「こんな保身ばかりの文書で、国民に説明が済んだなどと思ってしまってはいけません。国民に誠意を示したいならば、一人で会見に出て、記者たちから浴びせられる厳しい質問に答えたほうがいいでしょう」眞子さまを守り、国民の理解を得るためには、小室さんが矢面に立つしかないだろう――。「女性自身」2021年4月27日号 掲載
2021年04月13日「秋篠宮さまは結婚を認める考えを示されましたが、陛下はどのようにお考えですか」天皇陛下の61歳の誕生日を前に開かれた記者会見。眞子さまの結婚に関する質問が投げかけられると、会場にピンと張り詰めた空気が漂った。柔和な陛下のご表情が引き締まる。そして、陛下はこうお答えになった。「眞子内親王の結婚については、国民の間で様々な意見があることは私も承知しております。このことについては、眞子内親王が、ご両親とよく話し合い、秋篠宮が言ったように、多くの人が納得し喜んでくれる状況になることを願っております」陛下が、眞子さまの結婚問題について初めて言及された瞬間だった。この回答に、宮内庁関係者は驚いたという。「秋篠宮さまの言葉を引用されながら、現状では“多くの人が納得し喜んでくれる状況”には程遠いとの認識を示されたといえます。陛下は、現時点でこの結婚には心から賛成しているわけではない、ということを示唆されたのだと感じました。事前に雅子さまにも相談されたうえでのご回答のはずですから、雅子さまも陛下と同じお考えではないでしょうか」歴史学者の河西秀哉・名古屋大学大学院准教授は、陛下の「眞子内親王の結婚については、国民の間で様々な意見があることは私も承知しております」とのお言葉に注目すべきだと語る。「天皇陛下は、国民のなかに反対論や疑念があることを十分に認識されているということです。象徴天皇制は国民の支持なくしては存立しえないものですから、現状では結婚を認めることはできないと考えているのでしょう。“多くの人が納得して喜んでくれる状況”に近づけるためには、やはり本人たちが国民の前にきちんと出てきて、疑念を生んでいるトラブルについて説明し、自分たちの気持ちを伝える必要があるでしょう。そうすることで、強硬的になっている人々の考えも変わってくるのではないかと考えます」■小室さんが帰国しない場合、単独で会見の可能性も’17年9月の婚約内定会見以来、お二人からは文書での説明こそあったものの、会見は開いていない。皇室担当記者は「今回の陛下の発言で、会見を開催する必要性が高まった」と話す。「陛下が求める“多くの人の納得”を得るためには、単に小室家の金銭トラブルについて説明するだけでは不十分といえます。眞子さまは、事態を打開するために小室さんと二人で会見を行う必要性をお感じになっているのではないでしょうか」だが小室さんは現在、ニューヨークに留学中。しかも、5月にロースクールを修了し、7月にはニューヨーク州の司法試験を受験するとみられている。金銭トラブルへの対応も、代理人弁護士に一任している状態だ。「もし、会見のために帰国するとなれば、出入国のための隔離期間も生じます。弁護士資格取得のために猛勉強を続ける小室さんにとっても大きなロス。しばらく帰国の予定はないようです。これまで秋篠宮さまから説明を求められても十分に応じず、逃げ続けてきた小室さんに、天皇陛下からの発言の“重み”が伝わっているかどうかも疑問です。天皇陛下の“問題解決指令”に焦燥感を抱いていらっしゃる眞子さまとは、深刻な温度差が生じているのではないでしょうか……」(前出・皇室担当記者)小室さんがあくまで帰国しないという選択に固執するならば、それは眞子さまにとって“釈明会見を開くなら独りで”という非情な宣告に等しいものだ。「眞子さまと小室さんは10月には30歳の誕生日を迎えます。コロナ禍もあって断念されましたが、眞子さまは昨年中に入籍する計画を練っていたほど。どうしても20代のうちに結婚したいという願望をお持ちのようです。眞子さまは、小室さんが帰国しないのならば独りでも会見を行うおつもりもあるのではないでしょうか」(前出・宮内庁関係者)ただ、すでに結婚延期決定から3年もの月日がたっている。ここから国民の評価を覆すのは並み大抵のことではないだろう――。「女性自身」2021年3月16日号 掲載
2021年03月03日「今年の歌会始の儀は、記者たちの間でもひそかに注目を集めていました。もしかすると最後のご参加になるかもしれない眞子さまが、昨年に続いて“愛の歌”を詠まれることになるのではないかと……」そう語るのは皇室担当記者。昨年眞子さまは《望月に月の兎が棲まふかと思ふ心を持ちつぎゆかな》という歌を詠まれた。「小室圭さんは婚約内定会見で、眞子さまを『月のように静かに見守ってくださる存在』と表現していました。その『月』を2度も用いた歌で、眞子さまは小室さんへの愛のメッセージを伝えたのでは?と取り沙汰されました」(前出・皇室担当記者)しかし、1月8日に1都3県への緊急事態宣言が発令されたことを受けて、15日に予定されていた歌会始の儀は3月に延期に。愛の歌“第2弾”の披露も先送りとなってしまったのだ。新年早々から受難に見舞われた眞子さま。だが、お二人の結婚に向けて一番の懸案は、小室さんの“説明責任”問題だろう。秋篠宮さまが昨年11月の会見で、金銭トラブルへの対応が「見える形になるというのは必要」と述べられたのに続き、宮内庁の西村泰彦長官も「(小室さん側が)説明責任を果たすことが重要」と発言。“異例の苦言”“最後通牒”とも報じられた。「西村長官は異例の強い口調で小室さん側に説明を求めました。長官は小室さんの代理人・上芝直史弁護士とも12月に面会していますが、迅速な対応を求めたものとみられます。遅くとも、皇室での新年の行事が終わった1月中旬から下旬ごろには、小室さん側が金銭トラブルについての説明をするのではないかとみられてきました」(前出・皇室担当記者)本誌が上芝弁護士に話を聞くと「できるだけ早く説明をしたいと考えているが、内容や方法について現段階ではお話しできない」と、具体的な回答を避けた。小室さんは’19年1月に、金銭トラブルの経緯を説明する文書を発表しており、今回も文書での説明になる可能性もある。しかし歴史学者で皇室に詳しい名古屋大学大学院准教授の河西秀哉さんは「書面では国民の納得を得ることは難しい」と語る。「小室さん本人がリモート会見などで、何らかの肉声を発することが望ましいと思います。2年前に文書の形で説明したことで、事態が好転したとは言い難い。文書ではどうしても冷たい印象を与えてしまいます。自分の声で丁寧に説明すれば、言葉の抑揚や表情からも、思いがより伝わるのではないでしょうか」ニューヨークの小室さんがリモート会見などで金銭トラブルについて釈明するとなれば、日本中が注目することは間違いない――。しかし宮内庁関係者は「小室さん側の説明は“無期延期”になったとみて間違いない」と語る。「新型コロナウイルスの急速な感染拡大、そして緊急事態宣言の発令で、状況が一変しました。宮内庁は、コロナ禍で国民が苦しんでいる時期に物議を醸す可能性の高い会見の実施は避けるべきと考えています。しかも、2月23日は天皇陛下の誕生日で、それに伴う会見もあり、3月中には延期された講書始の儀と歌会始の儀の開催が予定されています。長官も、小室さん側にしばらく会見などは開かないよう要請しているのではないでしょうか」来月で結婚延期発表から丸3年となるが、秋篠宮さまがおっしゃった“多くの人が納得し喜んでくれる状況”に到達するのはいつの日になるのだろうか――。「女性自身」2021年2月2日号 掲載
2021年01月19日「それは結婚することを認めるということです」眞子さまと小室圭さんの結婚について、秋篠宮さまはそう断言された。11月30日に55歳となられた秋篠宮さまが、20日に臨まれた誕生日会見でのことだった。11月13日に眞子さまが発表された“結婚宣言”ともいうべき文書の中には《両親の理解を得たうえで》と記されていた。それを受けて、秋篠宮さまが単刀直入に“ご結婚容認”を表明されたのだ。「秋篠宮さまは会見で『婚姻は、両性の合意のみに基いて成立』という憲法24条の規定を3回も引用されました。眞子さまの“お気持ち”が、3年近い歳月を経ても変わっていないことをお知りになって、結婚を認めざるをえなかったということでしょう」(宮内庁関係者)秋篠宮さまの“本音”はともかく、金銭トラブルも消滅したいま、眞子さまと小室さんが結婚実現に大きく前進したのは間違いない。「今後、ご結婚問題の焦点は、女性皇族が結婚されて皇籍を離れる場合に支払われる一時金の金額になるのではないでしょうか。眞子さまの場合、慣例では約1億4千万円になる見込みです。ただ、それは法的に決まった金額ではないので、減額、あるいは眞子さまから辞退される可能性もあります。その場合も、生活費はどうにかして工面しなければなりませんが……」(皇室担当記者)そんな折、小室さんとのご結婚に突き進まれる眞子さまに“追い風”が吹いた。11月24日、菅政権が皇室の公務負担軽減策として、女性皇族を対象にした新制度の創設を検討していることが明らかになったのだ。「一般の男性と結婚されて皇籍を離れた女性皇族に『皇女』の尊称を贈り、特別職の国家公務員として公務を続けてもらおうという案です」(前出・皇室担当記者)現行の皇室典範は女性皇族が一般男性と結婚した場合、皇族の身分を離れると規定している。その規定を維持したまま、公務の担い手を減少させないため「皇女」制度を新設しようというのだ。名古屋大学大学院准教授で、象徴天皇制を研究する河西秀哉さんはこう語る。「『皇女』とはいっても、国家公務員にしてしまうということは、女性を皇室に残さないということになります。つまり、女性天皇や女系天皇の容認にはつながらない制度であり、男系維持を主張する保守派に配慮した案なのだと思われます」政府が想定する「皇女」の対象は、内親王と、すでに皇室を離れた元内親王となるようだ。元宮内庁職員で皇室ジャーナリストの山下晋司さんは言う。「この制度が実現した場合に対象となるのは、50代におなりになったばかりの黒田清子さん、そして結婚が予定されている眞子内親王殿下と考えられます。さらに佳子内親王殿下、愛子内親王殿下がご結婚されれば対象となるでしょう」つまり、眞子さまが小室さんと結婚されたとしても、「皇女」として公務に出席されることで、特別職の国家公務員としての報酬を確保できるということだ。眞子さまはすでに、秋篠宮さまや紀子さまがなさってきた活動をいくつも引き継がれており、結婚後もそれらを継続されることになる。外国大使らを招く「鴨場での接待」など“皇室外交”への参加も期待されているという。それでは、「皇女」制度が実現した場合、その収入はいったいどれほどになるのだろうか。「皇族方にはそれぞれ、皇族としての品位を保つための『皇族費』が支払われています。内親王の眞子さまは現在、年間で915万円を受け取られています。ただ、女王である三笠宮家の彬子さまや瑶子さま、承子さまは640万5千円です。結婚されて一般人となった『皇女』が、皇族である女王よりも多くの金額を受け取るわけにはいかないでしょう。ですから『皇女』の報酬として支払われるのは、年間600万円程度ではないでしょうか」(前出・宮内庁関係者)加藤勝信官房長官は、24日の記者会見で、「女性皇族の婚姻などによる皇族数の減少は先延ばしできない重要な課題だ」と述べた。「菅政権は女性天皇や女系天皇を容認しない方針ですが、それでは皇族数の減少を止めるのは困難です。すなわち、『皇女』になられた眞子さまが担当する公務は、増えることはあっても減ることはないでしょう。事実上の“永久雇用”といっても過言ではありません」(前出・宮内庁関係者)菅政権が発案した「皇女」制度で、小室圭さんとの新婚生活は“バラ色”となるのだろうか――。「女性自身」2020年12月15日号 掲載
2020年12月01日9月11日、上皇后美智子さまは3月に仙洞仮御所に引っ越されて以来初めての外出をされた。宮内庁病院を訪れ、昨年の白内障手術と乳がん摘出手術の術後検診を受けられたのだ。「美智子さまは18日にも、健康診断のために宮内庁病院へ向かわれました。今後も美智子さまは定期的に宮内庁病院に通われる見通しです」(皇室担当記者)そんななか美智子さまの知人女性は、つい先日、電話でお話をしたという。お声は以前と変わらずお元気だったそうだ。「ただ、上皇后さまは左手に痛みがあるとおっしゃっていました。そのためにお好きなピアノが思うようにお弾きになれていないようなのです。それがとてもお気の毒でした。いまは読書が何よりの楽しみなのだと思います。そして、少しでも早く上皇陛下と赤坂御用地に引っ越しされたいと願われていました」赤坂御用地の赤坂御所は、平成の初めまで30年以上にわたってご家族と過ごされた思い出の場所。コロナ禍で皇居内の御所の改修工事が遅れており、心待ちにされているお引っ越しは当初よりかなり後になりそうだ。ただ、美智子さまの“心配事”はそれだけではないようだ。宮内庁関係者が語る。「上皇后さまは最近、皇位継承問題について、あるお考えを側近に漏らされていたそうです」現在の皇室には、天皇陛下よりお若い男性皇族が秋篠宮さまと悠仁さましかいらっしゃらない。しかも女性皇族は結婚後、皇室を離れることになっている。このままでは皇族数が減少し、次世代の皇室を担うのは悠仁さまお一人だけになる可能性もある。「そこで検討されているのが、女性皇族が結婚後も皇室にとどまり、ご公務を続けられるようにする『女性宮家』の創設です。ただ、そこで争点となるのがお相手の男性をどういう立場にするのかという問題です。美智子さまは、女性宮家が創設されることになっても、公務を担うのは女性皇族のみにし、お相手の男性は一般人として公務には関わらないほうがいいのではとお考えになられたそうです。そのお気持ちを、国民に理解してほしいと願っていらっしゃるのだと思います」雅子さまや紀子さまのように、男性皇族と結婚された女性は皇室に入ることになっている。だが、女性宮家を創設するにあたり、女性皇族の夫にも皇室の一員になってもらうべきなのか、それとも一般人のままでいてもらうべきなのか――。名古屋大学大学院准教授で象徴天皇制を研究する歴史学者・河西秀哉さんに聞いた。「女性皇族と結婚する男性配偶者も皇族とすれば、その方にも公務を担ってもらえるというメリットがあります。ただし前例がないため、女性皇族と結婚して皇族になる男性がどういう人物なのかは注目を集めるでしょう。インターネット上では、女性宮家が創設されれば小室さんが皇族になるのではないか、という意見も見られます。女性皇族の配偶者男性を一般人のままとした場合、そうした反発の声は少し抑えられるかもしれません。ただ、そのお子さんはどうするのかという問題は残ります」女性宮家創設について賛否の声があるなかで、美智子さまのお考えは、できるだけ反発を避けて速やかに実現させることができる案だといえる。政府は、秋篠宮さまが皇位継承順位第1位となられたことを国内外に示す「立皇嗣の礼」を、今秋にも開く方向で調整に入った。立皇嗣の礼を挙行後、政府は安定的な皇位継承策について本格的な検討を始める。もちろん女性宮家についても議題に上るはずだ。「女性・女系天皇の是非も含めた皇位継承問題は喫緊の課題にもかかわらず、7年9カ月もの長期政権となった安倍政権ではまったく進展がありませんでした。菅政権までもがこの問題を先送りすれば、皇室の存続はいよいよ危うくなります」(前出・皇室担当記者)長引く“小室さん問題”が、女性宮家創設のネックになっているのは間違いない。「眞子さまは秋篠宮家の長女として、海外への公式訪問を5回もされるなど、皇族としての責務をしっかりと果たされてきました。美智子さまは、ご公務にも学業にも真剣に取り組まれる眞子さまを頼りにされています。皇室の一員として両陛下を、そして将来の天皇を支えてほしいという思いもおありのようです。ただ、小室さんについては、結婚のお相手としてふさわしい方なのか、疑問に感じていらっしゃるのではないでしょうか。もしこのままご結婚となった場合、眞子さまに皇室に残ってもらうとしても、小室さんを皇室に迎え入れることはできない――。そこで出された結論こそが、女性皇族のみが公的なお務めを果たす、とのお考えなのだと思います」(前出・宮内庁関係者)皇室ジャーナリストは、このお考えに美智子さまのご覚悟が滲んでいると語る。「実は女性宮家の創設だけでは、皇族減少の根本的な解決にはならないのです。悠仁さまに将来、男子のお子さまが生まれなければ、皇位が途絶えてしまう――。その危機的状況を変えるには、女性天皇、さらには女系天皇を容認するしかありません。ただ、まずは皇族の減少に歯止めをかけるため早急に女性宮家を認め、一人でも多くの女性皇族に皇室に残ってもらい公務を担ってほしい……。美智子さまはそうお考えになっていらっしゃるのではないでしょうか」’19年4月に朝日新聞が実施した世論調査では、50%が女性宮家に賛成だったものの、反対も37%にのぼった。皇位継承の危機が迫るなか、菅政権はどのようにこの問題に取り組むことになるのか――。「女性自身」2020年10月13日号 掲載
2020年09月29日「皇后さまからは『介護の現場では、みなさんが頑張っていらっしゃったのですね』と、労いのお言葉をいただきました」そう話すのは、「全国老人保健施設協会」会長の東憲太郎さん。6月23日に天皇陛下と雅子さまに、コロナ禍における老人介護の現状をご説明した。「3,600ほどの施設が当協会に加盟していますが、新型コロナウイルスの感染者が出たのは16カ所、クラスターの発生は5カ所でした。多くの施設では職員たちがたいへんな努力で感染を防いだこと。そしてクラスターとなった施設では、感染を逃れた数少ない職員で泣きながら介護をしていたことなどをお伝えしました。そのときの両陛下はとてもおつらそうなご表情を浮かべられ、現場の職員たちを真剣に心配してくださっていると感じました。『ご苦労されたのですね』と現場の職員たちを労う天皇陛下のお言葉に続いて、皇后さまから『日本の高齢者の方々をみなさんが守られているのですね。お体を大切になさってください』と励ましのお言葉をいただきました」4月10日、政府の専門家会議で副座長を務めた尾身茂氏に始まり、陛下と雅子さまがマスク姿で臨まれたご進講・ご接見は7月までに15回。医療関係団体から児童福祉や老人福祉、生活困窮者支援まで、その分野は多岐にわたる。NPO法人「キッズドア」理事長の渡辺由美子さんも、7月21日に両陛下にご接見をたまわった。コロナ禍における、生活困窮世帯の子供たちへの支援状況などをご説明したという。「実は当初、予定時間は10分だったのですが、事前に侍従の方から『両陛下はとてもご関心をもっていらっしゃるので、(予定より)ゆっくりお話しください』と伝えられていました。熱心にメモを取られる両陛下のお姿から、子供たちを心配されるお気持ちが伝わってきました。皇后さまからは『どういうボランティアの方がいらっしゃるの?』『お母さまたちの様子はどうですか?』とさまざまな質問をいただきました。『本当にたいへんな活動をなさって。ありがとうございます』ともおっしゃってくださいました」コロナ禍の外出自粛を機に「キッズドア」では、それまで行っていなかったオンラインの学習支援への取り組みを開始した。渡辺さんとともに2つの団体の代表が、コロナ禍で生まれた工夫やつながりを、子供たちを地域で支える社会へと変えるきっかけにしたいと説明した。すると陛下は「ピンチはチャンスになりますね」とおっしゃったという。7月下旬から再び全国各地で感染者数が急増。両陛下と国民の直接的なご交流は途絶えたままだ。「前例踏襲にこだわる宮内庁は、ビデオメッセージやSNSの活用といった試みにも及び腰です。お出ましにもなれず、メッセージを発信される手段も極めて限られている……。皇室の存在意義が問われる“危機的状況”といっても過言ではありません。そういった状況下でもなんとか国民を励ましたいという両陛下の思いが、15回にも及んだご進講とご接見に表れているのではないでしょうか」(皇室担当記者)毎週のように行われたご進講・ご接見には、どのような意味があるのだろうか。象徴天皇制を研究する歴史学者で、名古屋大学大学院人文学研究科准教授の河西秀哉さんはこう語る。「両陛下には、子供・老人・生活困窮者など、感染拡大によって間接的に影響がある人々の状況まで知りたいという思いがあるのではないでしょうか。認知症や知的障害に関する取り組みをしている方にも話を聞いているのは、そういった社会的に弱い立場の人々への影響をとくに心配しているようにも受け取れます」4月の尾身茂氏のご進講後には、天皇陛下による冒頭のあいさつが公表されている。「あいさつの公表は異例のことで、非常に驚きました。とくに《私たち皆がなお一層心を一つにして力を合わせながら》という文言は、ビデオメッセージが出せないなかで、かなり強いメッセージ性を込めたものに感じました。また日赤社長のご進講にあたっては、雅子皇后のあいさつも公表されました。これは、天皇皇后が心を合わせて国民のことを心配しているという姿を示そうとしたのではないかと思います」(河西さん)雅子さまはこのとき、医療の最前線で働く医師や看護師、その家族や関係者の苦労や頑張りへの理解を示され《陛下とご一緒に心からのお礼の気持ちをお伝えしたい》と述べられている。天皇皇后というお立場ゆえに極めて制約が多く、できないことだらけであっても、工夫をこらして国民に思いを届けたい――。15回のご進講とご接見には、まさに両陛下の“ピンチを希望に!”という切なる願いが込められているのだろう。今年4月、天皇陛下の即位に当たり、両陛下から「子供の未来応援基金」に5千万円が寄付された。その一部が新型コロナへの緊急支援に使われ、「キッズドア」のオンライン学習支援にも使われている。前出の渡辺理事長が言う。「ご接見の終わりに、両陛下からご寄付とお気持ちを寄せていただいていることを、子供たちや保護者に伝えたいと申し上げました。すると皇后さまから『ぜひ、どんどん伝えてください。子供たちに私たちも応援していることや、頑張ってほしいと願っていることを伝えてください』とのお言葉をいただきました。コロナ禍でなければ、現場に行って励ましたいと思っていらっしゃるように、強く感じました」再び国民と触れ合える日がくるまで、希望に向かって、天皇陛下と雅子さまのご奮闘は続く――。「女性自身」2020年8月18・25日合併号 掲載
2020年08月12日4月19日に予定されていた秋篠宮さまの「立皇嗣の礼」。政府は14日に閣議で延期を決定した。新たな開催時期は、早くても秋以降になる見込みだという。さらに、皇位継承策についての議論も先送りになるという。菅官房長官は14日の記者会見で、皇位継承の議論は一連の儀式を終えてから始めるか問われ「基本的にはそういう形だ」と認めた。立皇嗣の礼の延期が閣議決定された翌日の4月15日、産経新聞が《皇位継承で『旧宮家復帰』聴取政府が有識者ヒアリングで》と報じた。内閣官房の職員が、旧宮家男子の皇籍復帰に関する考えを有識者らに尋ねているというのだ。旧宮家とは、1947年に皇籍を離脱した11宮家のこと。現在の皇室には悠仁さまお一人しかいない、20代以下の「未婚の男系男子」だが、旧宮家には7人ほどいるといわれている。そのため、女性・女系天皇に反対する一部の保守派は「旧宮家の皇籍復帰」を求めている。驚くべきは、政府が検討しているという旧宮家男子の「皇籍復帰の方法」だ。産経新聞の報道によれば、「現存する宮家に養子に入る」「皇籍取得」のほかに「旧宮家の未婚の男子が内親王と結婚」という方法についても有識者に考えを聞いたというのだ。「是が非でも男系による継承を維持しようとする現在の政権の思惑が見え隠れしています。現在、内親王は愛子さまと、眞子さまと佳子さまのお三方だけ。しかし眞子さまは小室圭さんとの婚約が内定しています。つまり旧宮家の未婚の男子と結婚する可能性があるのは、愛子さまと佳子さまだけです。政府はとくに、天皇陛下のお子さまである愛子さまが旧宮家から“婿取り”することを念頭に置いているのでしょう」(皇室担当記者)いったいなぜ、そんなプランが浮上したのか――。「そもそも『旧宮家男子の皇籍復帰』は一度、完全否定されているのです」そう語るのは、皇室ジャーナリスト。旧宮家の皇籍復帰に関しては、小泉純一郎政権だった’05年の「皇室典範に関する有識者会議」でも議論されたのだが《国民の理解と支持、安定性、伝統のいずれの視点から見ても問題点があり、採用することは極めて困難》と、はっきり結論付けられている。さらに有識者会議は、現在の皇室と旧宮家の共通の祖先は約600年もさかのぼり、極めて遠い血筋であるため《これらの方々を広く国民が皇族として受け入れることができるか懸念される》と指摘していた。「一般人として暮らしてきた旧宮家の男性が急に皇籍復帰しても、国民は納得しないでしょう。しかし、愛子さまと旧宮家の男性が結婚すれば、そのお子さまは『男系』ということになります。愛子さまのお子さまに『男系男子』が生まれれば、皇位継承資格者が増えるとともに女系天皇の誕生を阻止できる――。『男系』に固執する安倍政権は、そのように考えたのかもしれません」(前出・皇室ジャーナリスト)はたして「内親王と旧宮家の男子との結婚」は、安定的な皇位継承につながるのだろうか。象徴天皇制を研究する名古屋大学大学院准教授の河西秀哉さんは、次のように指摘する。「この案の問題点は、内親王が皇統維持のために“政略結婚”させられたという印象を、強く持たれてしまうことです。上皇陛下と美智子さまの結婚、天皇陛下と雅子さまの結婚、それらは『恋愛結婚』でした。だからこそ世間の風潮と合い、国民から支持されたのだと思います。ところが『旧宮家の未婚の男子が内親王と結婚』という案は、本人たちの意思とは関係なく、家を守るためだけに結婚させられたという印象を与えかねません。前時代的なやり方だと見られてしまうのではないでしょうか」雅子さまが外交官としての夢半ばにして皇室に嫁がれたのは、ひとえに天皇陛下の一途なご求愛があったからだった。天皇陛下は、周囲が推薦する“お妃候補”が何人もいたが、ご自身の思いを貫き、雅子さまを選ばれたのだ。「雅子さまが一人の母親として願われているのは、愛子さまにも、結婚相手は自分の気持ちで決めてほしいということでしょう。しかし、皇族は政治的な言動を禁じられています。政府が検討する皇位継承策について、天皇陛下や雅子さまがご意見を表明することはできないのです。愛子さまの将来を案じ、雅子さまは非常に苦悩されていると思います」(前出・皇室ジャーナリスト)そもそも’05年の小泉政権下に作成された報告書では《皇位の安定的な継承を維持するためには、女性天皇・女系天皇へ途を開くことが不可欠》と結論付けられていた。しかし、これを封印してしまったのはほかでもない、翌年政権の座についた安倍首相だった。今度はコロナ禍に隠れるようにして、愛子さまの未来に関わる問題までも推し進めようとする動きに、雅子さまの苦悩は深まるばかりだろう――。「女性自身」2020年5月5日号 掲載
2020年04月24日《新型コロナウイルス感染症の拡大を防止するため、4月8日(水)から5月6日(水)までの期間、原則として学生の大学構内への入構を禁止します》愛子さまが入学された学習院大学。ホームページにはこのようなお知らせが掲載されている。「キャンパスライフを楽しみにされていた愛子さまも、いまは赤坂御所で静かに過ごされています。お体を動かすために、ときどき天皇陛下や雅子さまとご一緒に赤坂御用地を散策されています」(宮内庁関係者)新型コロナウイルスの感染拡大を憂慮されている両陛下は、日本赤十字社の関係者や経済の専門家などからのご進講を計画されているという。そんな中、両陛下には別のお悩みがあると語るのは皇室担当記者。「安定的な皇位継承策についての議論が、またも先送りされてしまうことが決まったのです。4月19日に予定されていた秋篠宮さまの『立皇嗣の礼』が延期されたことに伴って、安倍政権は皇位継承策の議論もその後に延期することを決めました。立皇嗣の礼は秋以降に延期の予定ですから、皇位継承策の議論も6カ月以上遅れることになります」現在の皇室典範では「皇統に属する男系の男子」しか天皇に即位できないことになっている。そのため、皇位継承者はすでに、秋篠宮さまと悠仁さま、そして上皇陛下の弟で84歳の常陸宮さまのたった3人しかいらっしゃらない。「しかも、女性皇族は結婚と同時に皇室を離れることになっています。このままでは近い将来、皇室に残られるのは悠仁さまお一人だけという状況になりかねません。女性天皇・女系天皇容認の是非だけでなく、女性皇族が結婚後も皇室に残れるようにする『女性宮家』の創設も検討しなければなりません。課題は山積しており、一刻も早く議論を始めるべきです」(前出・皇室担当記者)しかし、安倍政権は再三にわたり、議論を先送りしてきた。「そもそも皇位継承策の議論は、昨年の御代替わり後、速やかに開始されるはずでした。それなのに安倍政権は、天皇陛下の『即位の礼』が終わってから、秋篠宮さまの『立皇嗣の礼』が終わってから、とすでに何度も開始時期を後ろ倒しにしています。たしかにコロナ禍は、国民の命に関わる最優先課題ではありますが……」(前出・皇室担当記者)こうした政府の姿勢にはどんな意図が隠されているのか。象徴天皇制を研究する名古屋大学大学院准教授の河西秀哉さんに聞いた。「立皇嗣の礼を行えば『次の天皇は秋篠宮家になる』という印象を内外に与えることになります。その状況で議論を始めれば『愛子天皇』を望む声はやや弱まるのではないでしょうか。女性天皇容認の世論が弱まるタイミングを待つために、議論を立皇嗣の礼の後に先送りしたとも感じてしまいます」安倍首相は8年前、『文藝春秋』(’12年2月号)に発表した手記で《私は、皇室の歴史と断絶した「女系天皇」には、明確に反対である》《女性宮家を認めることは、これまで百二十五代続いてきた皇位継承の伝統を根底から覆しかねない》と語っていた。安倍首相は第一次政権で、女性・女系天皇を容認すべきと結論づけた小泉内閣の有識者会議報告書を白紙に戻した過去がある。『文藝春秋』の手記には次のような記述もある。《紀子さまのご懐妊判明時の記者会見で、「皇室典範改正の議論にも変化はあるか」という質問が記者から投げかけられた。官僚から差し入れられたメモには、「ご懐妊になられたけれど、有識者会議で出た結論を踏まえた法制化を粛々と進めていきたい」と書いてあったのである。私はそのメモを脇に押しやり、「当然、今回のご慶事のことを踏まえなければならない」「ご懐妊をふまえ静かな環境が必要、改正論議は凍結する」と自分の判断で答えた》安倍首相は官僚のメモを無視し、独断で「改正論議は凍結する」と答えたことを自画自賛で語っていたのだ。《そして三日後には内閣として改正法案の提出を断念する、という結論に至ったのである。そして私自身が総理大臣になってからは、悠仁さま誕生で前提が変わったので、有識者会議の報告書を白紙に戻すことにした》14年前に「愛子天皇」を阻止した安倍首相は、いったいどのような「安定的な皇位継承策」を構想しているのか。その結論が出るのは、いつになるのだろうか――。「女性自身」2020年5月5日号 掲載
2020年04月24日《愛子は、この3月に学習院女子高等科を卒業いたします。学習院女子高等科においては充実した高校生活を送ることができたようで、それもひとえに先生方や多くのお友達のお陰であると感謝しております》天皇陛下は先月の誕生日会見で、愛子さまについてお話しになった。会見当日の2月21日に、愛子さまが志望されていた学習院大学文学部日本語日本文学科から合格通知が届いたという。《充実した学生生活を送ってほしいと思っています。その中で、自分のやりたいことを見つけ、成年皇族としての公務とのバランスを見出しながら将来への希望を描いていってもらえれば、と思っております》天皇陛下は、大学生になられる愛子さまにそうエールを送られた。しかし、愛子さまの“皇族としての将来”は、先が見えないままなのだ――。2月16日付の『読売新聞』には、こんな見出しが躍った。《女性・女系天皇、議論せず》驚くべきことに安倍政権が、女性・女系天皇について議論しない方針を固めたというのだ。公の場で議論を行うための有識者懇談会すら設けない方向だという。その理由は、記事中の政府関係者によれば、女性天皇容認となれば悠仁さまが天皇につけない可能性も出てくるため「皇室の安定性を損ないかねない」からだという。一方、象徴天皇制を研究する歴史学者で、名古屋大学大学院人文学研究科准教授の河西秀哉さんはこう話す。「安倍政権としては、なんとか皇統は男系で続けたいというのが本音なのでしょう。しかし、女性・女系天皇が認められないままでは、将来の悠仁さまのお妃にも大きなプレッシャーがかかります。公務よりも男性の子どもを産むことが何よりも優先させられる事態になりかねません。皇族減少への対策がない以上、何度先送りしても、女性天皇をめぐる議論が再燃することは不可避だと思います」議論の先送りは、皇室の存続を危うくし、愛子さまの将来設計を難しくするだけではないのか――。宮内庁関係者によれば、そのような状況でも、愛子さまは大学進学の準備を進められているという。「ただ、新型コロナウイルスの感染拡大により、新生活のスタートは少しさびしいものになるかもしれません。愛子さまの卒業式は3月22日の予定ですが、マスク着用が原則で、謝恩会は中止されるそうです。大学の入学式については、まだ何も決まっていないようです」「女性自身」2020年3月24・31日合併号 掲載
2020年03月14日《少しばかり大人びた雰囲気になったなという感じがします》長男の悠仁さまについて、秋篠宮さまは54歳のお誕生日会見でそう述べられた。そして今後の教育方針については《いろいろな所に行って、実際に見て、話を聞くということをしてほしいなと思っています》と語られた。これらのお言葉が公表されたのは誕生日当日の11月30日。それからわずか8日後、悠仁さまは次姉の佳子さまとお二人でご公務にお出ましになった。12月8日に開催された「第41回少年の主張全国大会」である。大会では、約48万人の応募者から選ばれた12人が発表。終了後、悠仁さまは同年代の中学生と交流し、「どのような思いでスピーチされたのですか」などと尋ねられたという。佳子さまがご一緒とはいえ、13歳にして早くも両親ご不在のなかご公務に臨まれるのは、かなり異例のこと。象徴天皇制を研究する名古屋大学大学院准教授の河西秀哉さんはこう話す。「おそらく秋篠宮さまと紀子さまは、早くから悠仁さまにご公務を担わせることで将来に向けての“経験”を積ませようとお考えなのだと思います」今年8月にも、秋篠宮ご夫妻はブータンご訪問に悠仁さまを同伴された。悠仁さまにとって素晴らしい経験になったことだろう。皇室ジャーナリストはこう話す。「紀子さまは試行錯誤しながら悠仁さまに“帝王教育”を施されてきましたが、最近は焦燥をつのらせていらっしゃるようです。なぜなら『愛子さまを次の天皇に』との待望論が日に日に高まっているからです。皇后となられた雅子さまのご活躍もあり、天皇ご一家への国民の期待は膨らむばかりです」2年ほど前から、紀子さまは全国各地に悠仁さまをお連れになるようになった。一昨年は小笠原諸島をご旅行。昨年は夏の槍ヶ岳で本格的な登山をされ、広島の平和記念公園もご訪問。秋篠宮さまとお忍びで築地市場を見学されたこともあった。前出の河西さんはこう語る。「将来の天皇として、まさに実地の訓練をされているのだと思います。日本各地への訪問などは、上皇ご夫妻が平成になされていたことの踏襲だと感じます。また、今の象徴天皇制のもとでは、いかに人柄や人物像を国民に知ってもらうかが重要な意味を持ちます。悠仁さまの姿がもっとメディアを通じて伝えられることを望んでいるのではないでしょうか」さらに悠仁さまの場合は、上皇陛下や天皇陛下がお育ちになった環境とは異なる“ハードル”があるという。「直接的に父から天皇・皇太子としてのあり方を伝えられた現在の天皇とは異なり、悠仁さまは“天皇の甥”です。天皇からの直接的な“口伝”ではなく、父である秋篠宮さまや母の紀子さまが伝えなければなりません。天皇と生活や行動を共にすることで伝えられる側面も、今までの皇位継承にはあったわけですが、それがないぶん、将来の天皇としての心構えを肌で感じる場面が少ないと思います。悠仁さまは、そういったハードルも乗り越えていかなければなりません」(前出・河西さん)今回の13歳でのご公務も、その経験が悠仁さまの将来に役立ってほしいという親心から、紀子さまが秋篠宮さまとご相談のうえで演出されたのだろう。
2019年12月10日「どのような思いでスピーチされたのですか」秋篠宮家の長男・悠仁さまは、発表者の中学生たちにそう質問されたという。悠仁さまは12月8日、佳子さまとご一緒に「第41回少年の主張全国大会」に出席された。きょうだいお二人だけでのご公務は初めてだった。これまでは、悠仁さまがご公務に臨まれるときは、必ず秋篠宮さまか紀子さまがご一緒だったのだ。「秋篠宮さまは先日の誕生日会見で《いろいろな所に行って、実際に見て、話を聞くということをしてほしいなと思っています》と語られました。今回のお二人だけのご公務も、悠仁さまにこれまでにない経験を積んでほしいという思いがあったのではないでしょうか」(皇室担当記者)ただ、これまで多数の公務を担ってきた長姉の眞子さまではなく、次姉の佳子さまに同行される形となったのはなぜなのだろうか?象徴天皇制を研究する名古屋大学大学院准教授の河西秀哉さんは、2つの理由が考えられると語る。「まず、眞子さまは小室さんと結婚する可能性があります。女性宮家問題についての政府の議論が進まなければ、眞子さまは結婚に伴って皇室を離れます。そうなれば、今後の公務は佳子さまと悠仁さまが担っていくことになります。その二人だけで大会に出席することで、次世代の秋篠宮家を担う二人の存在を示す意味があるように感じます。また、佳子さまに、弟の悠仁さまの“後見役”としての自覚を持たせたいという意図もあるのではないでしょうか。成人の女性皇族として公務を担うだけでなく、悠仁さまのそばで支え続ける姉としての役割も求めているのだと感じられます」また前出の皇室担当記者は、悠仁さまの後見役に佳子さまが選ばれた背景には、紀子さまの眞子さまに対する“諦念”があると語る。「紀子さまはこの半年あまり、結婚の意志を曲げようとしない眞子さまをなんとか説得するべく努力を続けていらっしゃいました。しかし最近になって、もはや眞子さまの気持ちを変えることはできないと、説得を断念されてしまったようなのです」実は紀子さまは、半年ほど前には母娘二人でのお出ましを増やされていた。5月11日から1泊で京都を訪れ「大聖寺文化・護友会」の総会にご出席。6月2日には横浜能楽堂で『大典奉祝の芸能』を鑑賞されている。さらに紀子さまはご一家での展覧会やコンサートに積極的に眞子さまを誘われ、お話しになる機会を作られていたという。「秋篠宮ご夫妻は、小室さんとの結婚には強く反対していましたが、眞子さまの『婚姻の自由』までは侵せないとお考えでした。つまり、眞子さまご本人のお気持ちに反して結婚延期をいつまでも長引かせることはできないと認識されていたのです。眞子さまは2年前にご結婚延期が決定して以来、結婚についてはかたくなに口を閉ざしていましたが、ご公務についての相談であればご両親とも比較的素直に会話をされていました。そのため紀子さまは、眞子さまと2人きりでのご公務を増やして会話の機会を増やされながら、小室さんとの結婚を考え直すよう説得を試みていたのです。ところが眞子さまは、結婚についてはいっさい話さないという線引きを崩されることはありませんでした。つまり紀子さまの“説得作戦”は失敗に終わったのです」(前出・皇室担当記者)宮内庁関係者は、秋篠宮ご夫妻は皇族としての活動について「眞子さまにたいへん期待されていた」と明かす。逆に佳子さまは、紀子さまに大学のダンスサークル入会を止められたこともあり、しばしば対立していたといわれる。「しかし、最近では紀子さまも、佳子さまのダンスには口を出さないようにされているそうです。そのおかげか、紀子さまと佳子さまの母娘関係は以前に比べてかなり良好になっているといいます」(前出・宮内庁関係者)ついに悠仁さまの“帝王教育”に本格着手された紀子さま。頼りにしてきた眞子さまではなく、佳子さまを頼りにされた背景には、やはり小室さん問題があったのか――。
2019年12月10日「秋篠宮さまが小室圭さんに要求した、母親と元婚約者・X氏の金銭トラブル解決については、今もその糸口すら見つかっていません。また、結婚延期後に何の説明もなく留学を決めて渡米した小室さんに対し、秋篠宮さまは“不誠実”とお感じになっています。そのお気持ちは簡単には消えないでしょう」秋篠宮さまの憤るお気持ちを、秋篠宮家の知人はそう代弁する。さらに、X氏の代理人もいぶかしがる。「小室さんの代理人弁護士の方と夏にご挨拶して以来、何の話し合いも進んでいません。結婚したいのなら、どうして解決しようとしないのか、意図がわかりません」11月30日に54歳となられた秋篠宮さまは、誕生日に際しての記者会見で次のように述べられた。《この次の2月で2年たつわけですね。やはりその、昨年の2月に今の気持ちというのを発表しているわけですので、何らかのことは発表する必要があると私は思っております》’18年の2月、眞子さまと小室さんは「私たち」という主語を使って、お気持ちを記した文書を発表された。秋篠宮さまは、2年前と同じように眞子さまご自身が“今のお気持ち”を発表するように促したのだ。秋篠宮さまのご発言について、象徴天皇制を研究する名古屋大学大学院准教授の河西秀哉さんはこう話す。「眞子さまの発表を促される秋篠宮さまのご発言には、意思を表明して結婚したいならば、国民に納得してもらえるように説明すべき、といった意味も感じます」11月下旬、小室さんの代理人である上芝直史弁護士に、眞子さまと小室さんは連絡を密にとっているのか尋ねた。「普通にお付き合いされている男女と同じぐらいの頻度では、連絡を取り合っているようです」眞子さまと小室さんは、スカイプのビデオ通話などで連絡を取り合っているとみられる。皇室ジャーナリストは、すでに2月の“結婚宣言”発表へ向けて、準備を始めているのではないかと語る。「お二人とも、ご自分たちの結婚を祝福していない国民が多いことは認識されているはずです。それゆえ公表する内容は綿密に話し合われることでしょう。たとえば、眞子さまが2年間、誠心誠意ご公務に臨まれてきたこと。小室さんが将来のために勉学に励み、好成績を収めていることもアピール要素になるでしょう。もちろん金銭トラブルについては、潔白を主張するための説得力ある説明が必要です。それらをしっかりと示し、1年半会えないままでも決して変わらない“愛の強さ”を訴えれば、国民の心も動かせるはずーー。眞子さまと小室さんはそんな希望を抱きながら“結婚宣言”の文章を着々と練り上げていることでしょう」膠着状態が続いた結婚延期問題。はたして、眞子さまと小室さんの訴えは事態を動かすことになるのかーー。
2019年12月05日眞子さまと小室圭さんの結婚が「再来年に延期」と発表されてから、来年2月で丸2年がたつ。大きな節目を前に、秋篠宮さまからは意外なメッセージが――。《この次の2月で2年たつわけですね。やはりその、昨年の2月に今の気持ちというのを発表しているわけですので、何らかのことは発表する必要があると私は思っております》秋篠宮さまは11月30日に54歳となられ、誕生日に際しての記者会見でそう述べられた。’18年の2月、眞子さまと小室さんは「私たち」という主語を使って、お気持ちを記した文書を発表された。秋篠宮さまは、2年前と同じように眞子さまご自身が“今のお気持ち”を発表するように促したのだ。宮内庁関係者が声を潜める。「秋篠宮さまは本心では、この結婚に強く反対されています。眞子さまが『結婚を諦める』と発表してくれることを願っておられるでしょうが、眞子さまのお気持ちはまったく変わっていないようです。2年前の文書以後、結婚問題に沈黙を貫かれてきた眞子さまが、変わらぬ思いを“肉声”で発表されるとしたら、この結婚は、一気に実現の方向に動きだす可能性が高いと思います」2年前の眞子さまの文書には、このように記されていた。《皇室にとって重要な一連のお儀式が滞りなく終了した後の再来年に延期し、充分な時間をとって必要な準備を行うのが適切であるとの判断に至りました》つまり、ご自分たちの意思で延期を決めたと表明していたのだ。その“再来年”となるのが’20年だ。延期から2年、眞子さまが「充分な準備を行った」「小室さんと結婚したい、これ以上延期したくない」という強い意志を明らかにされたとしたら、秋篠宮さまが結婚を“阻止”することは、はたしてできるのだろうか?象徴天皇制を研究する名古屋大学大学院准教授の河西秀哉さんは「大変難しい」と話す。「平成の天皇によって、結婚への『裁可』が出ている以上、秋篠宮さまがそれを『NO』と言うことは難しいのです。ですから、当時も破談のような形ではなく、延期という形態を取るしかなかったのだと思います。眞子さまが結婚の意思を公式に表明された場合、秋篠宮さまがそれを妨げるような働きかけをされたら、眞子さまの自由な意思を阻害することにもなります。恋愛や結婚においても皇族の自由を尊重してきた皇室の歩みとも、齟齬が生じてしまいます」日本国憲法第24条には《婚姻は、両性の合意のみに基いて成立》と記されており、秋篠宮さまご自身も憲法を尊重する姿勢を示されてきた。「会見や文書の公表を阻止するどころか、眞子さまのお気持ちに結論を委ねたということは、秋篠宮さまが小室さんとの結婚問題について“白旗”を上げられたものといっても過言ではないと思います」(前出・宮内庁関係者)
2019年12月04日10月23日、自民党の青山繁晴参議院議員が代表幹事を務める国会議員のグループ「日本の尊厳と国益を護る会」がある提言を発表し、注目を集めた。《旧宮家の男子について、了承いただける方には皇籍に復帰いただけるよう、また現皇族の養子か女性皇族の婿養子となられることがあり得るよう、皇室典範の改正または特例法の制定を行う》自民党の国会議員44人からなる「護る会」は、安定的な皇位継承策として、旧宮家の皇籍復帰を可能とするよう提言したのだ。いわゆる「旧宮家の男子」とは、戦後まもない’47年に皇籍離脱した11宮家の元皇族たちの男系子孫のこと。「護る会」は女性天皇・女系天皇に反対し、旧宮家の未婚男子に皇籍へ復帰してもらうことで、将来の皇位継承者を増やすべきだと提言したのだ。「護る会」の提言について、象徴天皇制の研究者で名古屋大学大学院准教授の河西秀哉さんに話を聞いた。「正直に言って、私はこの提言に実現可能性はないと思います。もし自民党内で支持を得られたとしても、国民の広い支持を得られるとは思えません」共同通信は’17年3~4月の世論調査で、旧皇族の復帰について質問しているが、賛成はわずか22%。反対は72%に上っていた。一方、今年の10月に共同通信が行った世論調査では、女性天皇を認めることへの賛成は81.9%で、反対は13.5%。女系天皇への賛成は70.0%、反対は21.9%だった。現時点では、女性天皇・女系天皇のほうが国民の賛同を得ているといえる。また「護る会」は、女性天皇や女系天皇だけでなく、女性皇族が結婚後も皇室に残る「女性宮家」にも反対している。愛子さまは来月18歳の誕生日を迎えられる。数年以内に結婚されてもおかしくないご年齢だ。現在の制度では、女性皇族は結婚に伴って皇室を離れる。女性宮家を創設せず、旧宮家の男子の復帰も実現できなければ、次世代を担う皇族は悠仁さまお一人しか残らなくなってしまう。そのような状況で愛子さまは、結婚し、皇室を離れるという決断をなさることができるだろうか?「皇位継承問題の議論が決着するまで、愛子さまは将来について考えることさえできないと思います。職業選択もそうですし、結婚もそうです。女性宮家創設にまで反対していては、皇室は次代に行く前に破綻してしまう可能性もあります。皇族の減少に歯止めがかからず、公務の担い手もいなくなってしまいます。また、少子化の時代において女性の皇位継承を認めないならば、仮に旧宮家を復帰させたところで、また近い将来に皇統が途絶える可能性も高いでしょう」(河西さん)男系による皇位の継承という“伝統”を守ることを第一とする「護る会」の提言。しかし河西さんは、この提言が実現すれば、むしろ皇室のあり方が変質しかねないと指摘する。「平成の天皇皇后は、被災地へのお見舞いや戦没者の慰霊といった行いにより国民に支持されました。つまり戦後の象徴天皇制においては、天皇の考えや行動が重要視されてきたのです。一方、男系の血統に固執するこの提言が実現すれば、明治から戦前までの権威的な天皇制に近づくでしょう。それは、国民とのふれあいを大切にしてきた平成の天皇制を変質させることにつながります」国民にも賛否両論を巻き起こすであろう「護る会」の提言。青山議員は本誌の取材に対し、今回の提言が「議論のたたき台になればいい」と話す。「この提言をすべて受け入れなければならないとまでは言いません。まずは今回の提言が、皇位継承問題について国民全体で議論していくための問題提起になればと考えています。私たちは国会議員ですから、この提言を実現するための法整備といった手順まで考えていかなければなりません。女系天皇への賛同が7割に達しているのも、皇位継承についての知識が広く知られていないことが原因だと私は考えています。そもそも天皇陛下はなぜ天皇陛下なのかという根本的なことから、女系天皇を認めればどういう事態を招くのか、皇位継承の問題は古墳時代からありますから、どう解決してきたかまで提言に盛り込んであります。そういった大切なことを、まず国民に知ってもらう必要があります。正しい知識が広まらないままに議論が進んでしまうことこそ、最も大きな危機なのです」前出の河西さんも、まずは国民が皇室の制度について知り、考えていくべきだと話す。「そもそも私たちにとって天皇とは何か、を考えることがまず大事なのだと思います。もっとも重視すべきなのは『血の伝統』なのか、『国民からの敬愛』なのか。天皇に何を求め、そして、新しい社会にとって何が必要かを考える視点が必要だと思います」日本国憲法第1条には《天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であつて、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く》と記されている。国会議員だけではなく、主権者である私たち国民一人ひとりが、今後の皇室のあり方について真剣に考えることが必要ではないだろうか。そして、愛子さまをはじめとする皇族方の人生を左右するこの議論を、“国民の理解不足”で長引かせてはならないだろう――。
2019年11月12日タレントでキャスターの河西歩果(かわにし ほのか)が6日、東京・渋谷のSHIBUYA TSUTAYAで1st写真集『plumeria』(発売中 2,778円税抜 東京ニュース通信社刊)の発売記念イベントを行った。昨年10月に現役女子大生ながらも報道番組『news zero』(日本テレビ系)のキャスターに抜てきされた河西歩果。大学を卒業した現在も、フィギュアスケートのインターハイ準優勝という経歴をいかし、現地取材やスタジオでのリポート、 お天気やカルチャー情報を伝えるなど、精力的な活動で話題を集めている。そんな彼女が初めてとなる写真集を23歳の誕生日となる7月1日にリリース。河西の大好きな場所だというインドネアシアのバリ島で撮影され、無邪気な笑顔のほか、ドキッとする大人の表情など、河西が魅力が凝縮された1冊となっている。初めての写真集を手にしながら「素の私を撮っていただこうと、テレビでは見せられない少し気の抜けたようなものを撮れたらいいなと思って臨みました。テーマは"素の歩果カラー"ですね(笑)」と説明した河西は「全く緊張しませんでした。カメラマンさんやスタイリストさんとは何回かご一緒してましたし、チーム全体がすごく仲良しだったので、旅行するような気分で緊張することなくナチュラルな姿を見せられたと思います」と自然体のカットが掲載されているという。「普段応援してくださる方はもちろんですが、今回はリゾート地なのでお洋服とかリゾートコーデになっています。かわいいお洋服やロケーションも素敵なので、旅行の参考になるように女の子にも見てほしいですね」とアピールした。7月1日に23歳の誕生日を迎えたということで、会見中にはサプライズでバースデーケーキを贈呈。うれしそうに満面の笑みを浮かべながら「欲を言えばレギュラーがもう1個欲しいですね。今はキャスターとして1年も経ってない状態なので、毎日毎日吸収している段階なんですが、番組内で自分の意見が言えるぐらい芯を決めていきたいです」と23歳の目標をあげつつ、「フィギュアスケートを15年間やってきたので、スポーツのインタビュアーとして色んな現場に出ていきたいです!」と意欲を見せていた。
2019年07月07日和やかな雰囲気で進んでいた会見の席上、秋篠宮さまの表情がこわばった。それは、記者からの質問の中に「眞子さまの結婚の見通し」という言葉を聞かれたときだった。そして「ええと……」と繰り返し言いよどみながら述べられた。「私は、娘から話を聞いておりませんので、どのように今なっているのか、考えているのかということは、私はわかりません」6月27日から10日間の日程で、ポーランド、フィンランド両国を訪問される秋篠宮ご夫妻。6月21日にそろって記者会見に臨まれた。昨年11月の会見では「二人が結婚したいという気持ちがあるのであれば、やはりそれ相応の対応をするべき」と毅然と述べられた秋篠宮さま。だが厳しい姿勢を見せた7カ月前とはうってかわって、今回は消え入りそうに小さな声だった。そして紀子さまも「(秋篠宮さまと)同じでございます」と発言されただけだった。秋篠宮さまに近い関係者が、お気持ちを慮る。「眞子さまと小室さんの結婚に関しては、状況は膠着状態です。いまは解決を急ぐタイミングではないとお考えなのだと思います。今年は皇室にとって非常に重要な即位関連儀式が続きます。秋篠宮家としても、まずはそちらを優先すべきというお気持ちなのではないでしょうか」しかし、皇室担当記者は苦い表情を見せる。「秋篠宮さまが皇嗣殿下となられて初めての会見です。今年1月には小室さんが金銭トラブルに関して説明する文書を発表しています。小室さんの動きを受けて、眞子さまのご結婚に関してさらに踏み込んだご発言があるはずだと、大きな注目が集まっていたのです。予想に反して、拍子抜けともいえる会見でした」象徴天皇制を研究する歴史学者で、名古屋大学大学院准教授の河西秀哉さんは、こう分析する。「ふだんは雄弁な秋篠宮さまが言葉少なだったのは、眞子さまと小室さんの結婚問題への対応がうまくいっていない証拠だと思います。眞子さまとコミュニケーションが取れていない、八方ふさがりといえる状況なのかもしれません。秋篠宮さまは、この問題については疲れ切っておられるような気がしました」小室さんの母・佳代さんに409万円の返済を求めている元婚約者のX氏も、代理人を通じてコメントを寄せた。《小室佳代さんとの間の金銭問題ですが、先方の代理人である弁護士からは話し合いの機会を求められています。これまでは私自身の体調など種々の問題があり、話し合いの場につくことができませんでしたが、現在も前向きに話し合いを持とうと努力をしているところでございます。そもそも金銭問題は小室佳代さんとの間のものであり、圭くんとの直接の問題ではないと考えています。その問題があることでお二人の結婚の障害になっているのであれば大変心苦しく思います。お二人のご結婚についての秋篠宮様のお話については、私は何か発言させていただく立場にはございません》
2019年06月27日令和へと持ち越された、眞子さまと小室圭さんのご結婚延期問題。歴史学者で象徴天皇制を研究する河西秀哉・名古屋大学大学院准教授は、お二人の結婚に「条件付き賛成」だという。その理由とは?■日本国憲法は第24条で「婚姻は、両性の合意のみに基いて成立」する、としています。その意味では、眞子内親王と小室圭さんが結婚したいという意思を持っているのに、外野が無理矢理に引き離すことはよくないでしょう。一方で、手放しで認めるのも難しいように思われます。これも日本国憲法に関係します。第1条に「天皇は、日本国の象徴であり」「この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く」とあり、国民の意思が象徴天皇制を決定づけるともされているからです。戦後に成立した象徴天皇制では“日本国憲法への適合”が重要視されてきたのです。天皇がいかに「人間」的であるのかがアピールされたのも、国民主権が憲法に定められたから。ミッチー・ブームも、当時の明仁皇太子と正田美智子さんの「恋愛」がまさに憲法第24条の理念を表現している、と見られたからこそ起きた現象といえます。このころ、お見合い結婚と恋愛結婚の割合が逆転し、その後は恋愛結婚が主流となりました。’93年当時の徳仁皇太子と小和田雅子さんの結婚も、男女雇用機会均等法施行後の世代の女性が皇族と結婚することに注目が集まり、国民は歓迎しました。つまり、戦後の皇室は国民の生活のモデルとなってきたのです。それは日本国憲法が社会に定着し、受け入れられていたからではないでしょうか。とはいえ、天皇や皇族は自分の意思だけを表出させてきた存在ではありません。たとえば、’16年8月の「象徴としてのお務めについての天皇陛下のおことば」では、天皇としての行動が《社会に内在し、人々の期待に応えていくかを考え》ながらなされてきたものであると上皇は述べられています。マスメディアだけでなくインターネットにも、皇室に関する様々な情報や意見が溢れています。天皇や皇族がそれらを国民の意見として踏まえながら活動してきたことも、近年「平成流」として高く評価されています。象徴天皇制は伝統や血筋ではなく、国民の支持によって成り立ってきたのです。’18年11月に秋篠宮が《多くの人がそのことを納得し喜んでくれる状況、そういう状況にならなければ》結婚は認められないと述べたのも、そうした環境があってのことです。その意味では、眞子内親王や小室さんは積極的に国民に説明し、自分たちの意思を述べることが望ましいように思われます。現在、とくに小室さんが、寄せられる疑念を晴らそうとする姿勢がやや弱いように見えます。国民の納得を得るように努力することは、象徴天皇制の流れからも、必要ではないでしょうか。そのような姿勢を見せれば、国民は二人の結婚に理解すると思われますし、理解しないといけないと思います。
2019年05月06日「新しい元号は『令和』であります」4月1日午前11時41分、菅義偉官房長官が新元号「令和」の額を掲げた。皇太子さまは直前の11時半過ぎに、宮内庁の西村泰彦次長から「令和」と書かれたメモをご覧になり、「わかりました」とにこやかな表情を見せられたという。新元号発表3日前の3月29日には、安倍首相が東宮御所を訪れ、皇太子さまに面会している。「政府関係者は『最終選考に残った6つの新元号案を皇太子さまに伝えに行った』と明言しています。天皇陛下への面会である『内奏』は首相や閣僚が定期的に行っていますが、皇太子さまへの首相の面会は異例です。しかも2月22日に続いて2カ月連続ですから、いかに安倍首相が皇太子さまとの関係を重視しているのかがわかります。安倍首相は、皇太子さまが政治的決定に関与したことにならないように、元号についての意見はうかがわなかったようです。ただ、説明をお聞きになる皇太子さまのご表情を見て、安倍首相が新元号案について自信を深めた可能性はあるでしょう」(皇室担当記者)象徴天皇制を研究する名古屋大学大学院准教授の河西秀哉さんはこう語る。「5月に天皇となられる皇太子さまに、ご即位前から異例とも言える面会を繰り返し行った背景には、安倍首相の支持母体である保守派への配慮があるのでしょう。天皇と元号が結びついていることを示し、それによって天皇を国家元首と明記する自民党の憲法改正草案に近づけたいという意図も透けて見えます」しかし、これまで平成の皇室と安倍政権は対立してきたと皇室ジャーナリストが説明する。「第1次安倍政権の’07年当時、小泉純一郎元首相が’05年にまとめた『女系皇族にも皇位継承権を認める』という方針を白紙に戻しました。これにより皇位継承問題の解決は遠のいてしまいました。また’17年には、陛下のご退位をめぐる有識者会議も波紋を呼びました。安倍首相の意向を反映して選ばれた保守派の専門家が『天皇は祈っているだけでよい』などと発言したことに対し、陛下が強い不満を漏らされていたことが明らかになったのです」しかしそんな安倍政権のもとで選定された新元号「令和」を、皇太子さまは笑顔で受け入れられたのだ。「安倍政権は御代替わりを前に、皇室に歩み寄りの姿勢を見せ始めているのです。菅官房長官は先月、女性宮家の創設を含めた安定的な皇位継承について、皇太子さまのご即位後、時間を置かずに検討を開始すると明言しました。また安倍首相も、女性宮家の代案として長年主張してきた“旧宮家の皇籍復帰”について、一転して消極的な見解を示したのです」今年の新年一般参賀には史上最多の15万4千人が集まり、皇室には国民からの敬愛が集まっている。「安倍首相としても、皇室との溝がこれ以上深まることは避けたいと考えているはずです。一方で皇太子さまは憲法の定めにより、女性宮家創設といった皇室典範に関わる問題にはまったく関与できません。皇室の存続を左右する問題についても政府に任せるほかないお立場です。皇室の未来のためにも、まずは協調を――。皇太子さまはその笑顔に、言葉にはできない首相との“合意”をこめられたのかもしれません」(前出・皇室ジャーナリスト)令和の“和”は、皇室と政権の融和をも意味することになるのだろうか――。
2019年04月12日1月22日、小室さんが代理人の弁護士を通して“借金トラブル”に関する文書を公表した。小室さんの突然の行動に対し、極めて厳しい意見を口にするのは宮内庁関係者。「小室さん親子に対する秋篠宮ご夫妻の不信感は、決定的なものになったと言えます。ご結婚に近づくどころか、秋篠宮ご夫妻は破談を強く望まれることでしょう」一方、皇室ジャーナリストはまったく真逆の“驚愕のシナリオ”を口にする。「事態は小室さんの思惑どおりに進んでいます。実は、窮地に追い込まれたのは秋篠宮ご夫妻のほうなのです。なぜなら借金トラブルが和解となれば、秋篠宮ご夫妻が眞子さまの結婚に反対する“大義名分”がなくなってしまうからです」マスコミに小室さんの文書が送付された翌日の23日、小室さんの母親の元婚約者・X氏は小室さん側の代理人から郵送された文書を受け取った。当初は憤りをあらわにしていたX氏も「直接会うのがいいのか検討したい。よい方向に進んでほしい」と報道陣に語り、話し合いに前向きな姿勢を示している。小室さん側の代理人を務める上芝直史弁護士も25日、本誌の取材に応じ、マスコミに送付した文書について次のように説明した。「小室さんが借金トラブルに『反論した』などと報じられましたが、そういった趣旨の文書ではありません。あくまで“トラブル”とされる問題の経緯を説明し、ご自身たちの認識を示したものです。元婚約者の方への反論ではありません。また『解決済み』とも主張していません。文書には、その当時は解決済みだと認識していた、と書いてあるだけです。小室さんが文書で示したのは、理解を得るように努めたいと考えています、ということなのです」一方的にも見えた小室さんの文書公表だが、代理人はX氏と敵対するつもりはないようだ。両者は対立を望んでおらず、借金トラブルは意外にも早期解決に向かい始めたのだ。象徴天皇制を研究している、名古屋大学准教授の河西秀哉さんはこう語る。「トラブルが解決に向けて動き出したことは、眞子さまと小室さんにとって大きいと思います。もしかすると秋篠宮ご夫妻は、小室さん側からの結婚辞退を望んでいるかもしれません。ただ、両陛下から受け継がれてきた“開かれた皇室”の理念は守らなければなりません。秋篠宮ご夫妻にとってたいへん難しい問題だと思います」日本国憲法第24条には《婚姻は、両性の合意のみに基いて成立》と書かれている。前出の皇室ジャーナリストは、複雑な表情を見せながら語る。「眞子さまと小室さんに固い結婚の意思があるのに、ご両親がそれを無理やり阻止するのは、憲法で保障された『婚姻の自由』を侵害することになります。秋篠宮ご夫妻が『人権侵害』などと批判を受ける事態は絶対に避けなければなりません。“開かれた皇室”を目指された両陛下は、国民に寄り添うとともに、皇族であっても個人の意志は尊重されるべきとお考えになってこられたのです。その理念をも傷つけることになりかねません」《関係者によると、眞子さまと小室さんの結婚の意思は固い。眞子さまも文書の公表を把握している》と、『共同通信』は報じている。「借金トラブル解決後も結婚に反対し続ければ、苦しい立場に追い込まれるのは秋篠宮ご夫妻のほうです。そのため小室さんは眞子さまに相談し、どんなに国民の批判を浴びようとも、秋篠宮ご夫妻と対立しようとも、借金トラブルの解決に突き進む道を選んだのでしょう」(皇室ジャーナリスト)’20年4月に秋篠宮さまの「立皇嗣の礼」が終われば、結婚への動きが再開すると見られている。「小室さんは、もう1つのハードルであるアメリカでの弁護士資格取得に邁進することでしょう。留学は3年間の予定で、ロースクールを修了する’21年5月が一つの区切りと思われます。眞子さまのお気持ちが変わらなければ、秋篠宮ご夫妻は、内心はどうであれ、いずれはご結婚をお認めになるほかないでしょう」(前出・皇室ジャーナリスト)小室さんの思惑どおりに動き出したシナリオ。追いつめられた秋篠宮ご夫妻のご胸中はいかに――。
2019年01月30日モデルでYouTuberの河西美希(28・かわにしみき)が18日、神奈川・パシフィコ横浜の国立大ホールで行われたUUUM主催イベント「U-FES.2017」終了後の囲み取材に応じ、YouTuberに憧れる子供達に向けてメッセージを送った。「将来なりたい職業」のアンケート(2017年4月発表・ソニー生命)で、男子中学生の3位、女子中学生の10位にランクインするなど若年層から憧れの対象となっているYouTuber。河西はチャンネル登録者数40万人を超え、メイク紹介の動画などで若い女子たちからも支持を集めている。子供の視聴者が増えていることについて聞かれると、「子供の視聴者さんそこまでいないんですけど、大丈夫ですか?」と確認した上で、「女の子の場合はたぶん小さい頃からコンプレックスがあって、それを糧に生きていくことが多いと思う」と語り、自身が中学生の頃に抱いていたコンプレックスが美容法によって解消された過去に触れた。そのことが今の投稿テーマになっているそうで、「自分が悩んでいたことが誰かのためになるというのはすごく面白いところ」とYouTuberとしてのやりがいを分析し、「悩みを嫌だと思わずにそれと向き合って動画を。悩みがただの悩みじゃなく、誰かのためになるかなと思って動画を作っています」と説明した。囲み取材には朝日学生新聞社の小学6年生記者も参加し、「YouTuberになって1番楽しかった時は何ですか? また、つらかった時はありますか?」と質問。河西は、「楽しかったことは本当にすべてです。私は生きていて、YouTuberになるために今までいろいろなことがあったと思えるので、すべて楽しかったですね。編集することも撮影することも」「でも、いちばん楽しいのは一人で家にいれる空間。外に出ないで楽しみながら仕事ができるのはすごい楽しいです」と答えた。一方でつらかったことについては、「今思い返すとそこまでないんですけど」と前置きし、「一人でカメラに向かってしゃべって、一人で作業して編集で自分の思いをこめて。結構、淡々とした作業なので孤独といえば孤独かもしれないです。それが楽しくもあるんですけど」とYouTuberならではの悩みも吐露。最後に視聴者に向けてコメントを求められると、「日常の中で、私達もずっと動画を作っていてあまり刺激がない中でこういうイベントは『またがんばろう』という気持ちにもなるし、見てくださっている皆様もたぶん普段見ているYouTuberさんがこうやって目の前にいて、非日常的な空間の中で『またがんばろう』と思えるきっかけになったらいいなと思うので、私たちにとっても視聴者の皆様にとってもいい機会だなと思いました」と同イベントの意義を伝え、「これからも動画がんばっていきたいと思います。ありがとうございました」と結んだ。
2017年11月20日元AKB48で歌手の河西智美(21)が10月31日、姉の河西里音(26)が立ち上げたファッションブランド『Jelill(ジュリル)』の展示会を訪れ、初めての公の場で姉妹2ショットを披露した。智美は「ずっと大変だったのを見ていたので、聞いた瞬間に二人で大泣きしてハグしました」と照れ笑い。里音と顔を見合わせ「展示会に、いろんな人やメンバーも来てくれて『かわいい!』って言っているのを見て私までうれしくなりました!」と姉の活躍を喜んだ。【写真】姉のブランド展示会で大はしゃぎの河西智美NHK『ニャンちゅう』の10代目お姉さんにも起用され、タレントやモデルとしても活躍中の里音は同ブランドのディレクターを務めるにあたり、デザインや素材選びだけでなくブランドロゴや値札のタグまで自分で担当。“小さな宝石”という意味を持つブランド名は100個以上の案から選んだといい「自分の子供たちが生まれたような感じ」と充実感をにじませた。姉妹二人暮しでお互いの服も共有しているという仲の良い二人は、この日もおそろいのカチューシャを着け、里音は「姉妹ファッションもよくするんです」と笑顔。智美は「一応お姉ちゃんなんですけど、私がお姉ちゃんになることが多いし最近は娘みたい!」と冗談めかし「いろんなことを語り合って、いい刺激を受けています」と信頼を寄せていた。同ブランドは来年2月よりセレクトショップ・choosy cho店頭やウェブサイト上で販売開始。
2013年11月01日オフィシャルブログでレシピも公開人気アイドルグループAKB48の元メンバーで、今年5月に卒業、現在はタレントとして、歌手として活動している河西智美。グループ在籍当時から、メンバーきってのセクシーキャラで知られてきた河西だが、肌の美しさや女性らしいスタイルの良さも特徴であり、それを生かしたキャラクターであったところもあるといえるだろう。そんな河西が、11日夜のオフィシャルブログで、美肌の秘密にもなっている、最近の美容習慣を明らかにした。それによれば、毎日朝はお手製のグリーンスムージーを飲むようにしているのだという。『緑のヒゲ』もセクシー&キュート!グリーンスムージーは、インナービューティーを作るため愛飲している人も多いものだが、河西の場合、リンゴと小松菜は欠かせないのだそうで、そこへ気分によって旬の果物をプラスし、オリジナルグリーンスムージーを作っているという。毎朝しっかり、思い切りよく“グビグビ~”っと飲むそうで、上唇にスムージーの緑の泡がのって、まるで“ヒゲ”ができたようになるのだとか。ブログでも、そんな“緑のヒゲ”付きショットを披露し、セクシーでキュートな一面をみせている。こうしてグリーンスムージーを手作りして摂取するようになってから、肌の調子もとてもよく、ツルツル感が実感できているのだとか。だが、多忙なスケジュール等のせいもあってか、ときにはやはり肌荒れを起こしてしまうそうで、そうしたときは皮膚科にお世話になっているという。ほかには最近、ランニングも始めたそうで、代謝もアップしてきている感じなのだとか。健康的にビューティーを磨き、内側から輝くスタイルを目指しているようだ。そんな彼女のスタイルに、多くの共感コメントが寄せられている。【参考】▼TOMOMI(河西智美オフィシャルブログ)矢田亜希子の美しい歯の秘訣? 芸能人愛用のホワイトニング剤がスゴイ!(8月8日)一年の美肌力は夏に決まる!ヒアルロン酸の「130%」の保湿力を誇る美肌成分で徹底ケア!(8月4日)累計30万枚突破!中西モナさんも愛用中の“履くだけで痩せる”魔法のショーツとは!?(7月28日)元の記事を読む
2013年08月13日“手ブラ”写真で話題を集めているAKB48・河西智美の写真集『とものこと、好き?』の誌面告知を予定していた週刊漫画誌『ヤングマガジン』(講談社)が11日、告知ページについて「不適切な表現があった」として、12日発売予定だった1月29日号(第7号)を発売延期すると発表した。河西智美、豊満バストの手ブラ披露!一糸まとわぬセクシー姿で悩殺写真集の“手ブラ”写真は一糸まとわぬ裸の河西のバストを後方に立つ男の子が手で隠したものになっており、表紙にも起用された。河西は、手ブラのほかにも、ソロとして初めて本格的なグラビアに挑戦しており、ビキニやランジェリー姿、入浴シーンなどのセクシーショットを多数収録。AKB48随一とも言われてきた艷やかな姿を惜しげもなく披露している。
2013年01月11日昨年12月にAKB48からの卒業を発表した河西智美(21)が、自身初のソロ写真集『とものこと、好き?』(2月4日発売/講談社)で、驚きの手ブラ姿を披露している。手ブラショットは、一糸まとわぬ裸の河西のバストを、後方に立つ男の子が手で隠す形になっており、表紙にも起用された。ソロデビュー作も「まさか」のノーブラ…悩殺ジャケ写手ブラのほかにも、ソロとして初めて本格的に水着グラビアに挑戦しており、ビキニやランジェリー姿、入浴シーンなどのセクシーショットを多数収録。AKB48随一とも言われてきた艷やかな姿を惜しげもなく披露している。また、料理シーンや愛犬とたわむれるカットもあり、プライベート感たっぷりの一冊となっている。2月8日には、同写真集発売を記念し、東京・福家書店新宿サブナード店でイベント開催が決定。さらに、ソロデビューシングル「まさか」(昨年12月26日発売)と合わせて購入すると抽選で当たる「スペシャルイベント」も企画している。
2013年01月10日夢だった女優デビューが決まるファッション誌「Popteen」などで活躍する、人気ファッションモデルの河西美希が、本人の幼いころからの夢である女優への一歩を踏み出したことが分かった。このことは「Popteen」の最新号として1日に発売された6月号にも掲載されている。河西美希は通称“みきぽん”として、同誌でも高い人気を誇るモデル。2008年に開催された公開オーディションで、3000人のなかからグランプリに選ばれてデビューした。昨年6月には配信限定で「zettai 運命の人!!feat.フリフリくん」で歌手デビューも果たしている。銀幕&舞台に登場!彼女は、元カリスマキャバ嬢として知られる立花胡桃の処女作を原作とした映画「ユダ」(2012年公開)に出演するほか、舞台「おちないリンゴ」(5月2日~6日、笹塚ファクトリーにて上演)で女優として登場する。4ヶ月間はモデル活動を休止し、書籍やDVDでの勉強、演技の修行など、女優として活動するための訓練を行っていたという。夢を貫き、走り続ける彼女を「Popteen」でも連載企画で追っていくそうだ。今後の彼女の活動に注目が集まる。元の記事を読む
2012年05月04日「AKB48」の大島優子、小嶋陽菜、河西智美が、ランジェリー・ブランド「PEACH JOHN」の秋の新作のイメージキャラクターを務めることが決定!オンエアに先駆けて新CMの映像も到着した。PEACH JOHN×AKB48のコラボレーションで新たに生まれたのが“ハートブラ”。「私の胸がパワースポットになる。ハートのパッドが恋に効く」と銘打たれ、その名の通り、ハートシェイプのデコルテが特徴で、中のパッドもハート型。ピンクドット、ブラック、パッションレッドの3色が発売される。「日本の女の子を元気に!」、「着けた方がHAPPYになりますように」という思いが込められており、日本の女の子の元気を象徴するAKB48、中でもPJランジェリーを魅力的に着こなす大島さん、小嶋さん、河西さんが選ばれた。CMの撮影では、3人はCG合成のためのグリーンバックの中で、ハートブラを着用してトランポリンで何度もジャンプ!明るくはじけた世界観に仕上がった。一方、8月29日(月)発売の「カタログPJ」のカバー撮影では、CMとは一味違った大人びた妖艶さを漂わせる3人。ハート形の胸の谷間に思わずドキッとさせられる。撮影が行われたスタジオには新作アイテムを集合させた、プチショールームが設置されており、撮影の合間に3人は、プライベート・モード全開で、お気に入り商品を選び、笑顔満面。撮影後にはPEACH JOHNスタッフからプレゼントされた特製ケーキをほおばりまた笑顔。最後まで明るい雰囲気で文字通り笑いの絶えない撮影となった。こちらのハートブラは本日8月5日(金)より先行予約開始。8月8日(月)より発売され、TVCMもオンエアされる。発売開始日には、購入された方に枚数限定で3人のポスターがプレゼントされる。※こちらのCM映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:DOCUMENTARY of AKB48 to be continued10年後、少女たちは今の自分に何を思うのだろう? 2011年1月22日よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開© 「DOCUMENTARY of AKB48」製作委員会■関連記事:篠田麻里子、コーディネートしてみたいAKBメンバーは秋元才加!AKB48が日替わりで美人時計に登場野菜コスプレでお昼どきをジャックAKB48大島優子「父あっての私」1stフォトブックで父親と対談中村蒼が前田敦子の憧れの王子様に!「イケパラ」イケメン男子キャスト陣決定前田敦子、AKB48総選挙で華麗なる逆転劇!するも「マニフェストって何ですか?」
2011年08月05日