俳優の小泉孝太郎が、2日放送のBS日テレ『おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR, NO LIFE!』(毎週土曜後9:00)に出演する。俳優だけでなく、最近はバラエティー番組のMCにも挑戦するなど、活躍の場を広げている小泉。その意外すぎる初愛車とは。父で元総理大臣の小泉純一郎氏はもちろん、仲良しの上地雄輔、ムロツヨシとの友情あふれるエピソードも飛び出す。現在の愛車は、初めて買った外車という小泉。趣味の「ゴルフに特化した」スポーティーな相棒とともに登場すると、さっそくMCのおぎやはぎ・小木博明は「ドヤ顔で来る人、多いよね」といじりで迎える。一方、矢作兼は小泉さんとドラマで共演歴があり、「不思議とプライベートで一番、会う人かもしれない」と縁を感じ取っている様子だ。小泉のクルマの原体験は、政治家の息子らしく、秘書か運転手の運転だという。「寝食ともにするくらい、親戚とか秘書も一緒に夕ご飯だったので」。スタッフとは家族同然の付き合いだが、父の運転する姿は「一度も見たことがない」と明かす。そんな小泉さんの初愛車は、意外すぎる1台だった。矢作も「バンドマン?」と耳を疑うそのクルマは、父の仕事と大きな関係があるようで…。横須賀で生まれ育った小泉らしく、サーフボードに犬の散歩と、海と切っても切り離せない青年時代を送ったという。上地とは、芸能界入り前から仲良しの間柄。先に芸能界に進んだ上地に対し、自分も芸能界に憧れている思いを打ち明けたのも、自分の愛車でドライブ中の出来事だった。青春真っ盛りな逸話も振り返る。弟の進次郎氏は、父の後を追って政治家に。お互いの人生にまつわる秘話も明かす。芸能界デビューしたのは奇しくも、父が総理大臣に就任したのと同じ年。父をきっかけに激変した芸能人生を、「世の中って、こうか!?」と、ほろ苦い思い出とともに回想する。総理大臣の家族として、常に危険にもさらされていた小泉さん。身の危険を告げられ、首相公邸で過ごした日々も。そこで耳にした幽霊騒動の真実とは。俳優人生を陰で支えてくれた、今は亡き名優との思い出や、感謝も告白する。
2024年03月01日タレントの河野まひるが、発売中のマンガ誌『週刊ヤングマガジン』(講談社)第11号のグラビアに登場している。河野は2005年10月10日生まれ、埼玉県出身。昨年同誌で鮮烈にグラビアデビューを果たした。半年ぶりの登場では、ボディラインに変化が。ウエストが締まりヒップの位置も上がるなど、スタイルアップした河野の高校最後の様子を撮り下ろした。
2024年02月18日歌舞伎俳優の片岡孝太郎が12日に自身のアメブロを更新。免許の更新に行った結果を報告した。この日、片岡は「久しぶりに朝マック」とマクドナルドを訪れたことを報告。「パンケーキの生地を選んで甘いのとソーセージの塩っぱさのコラボを懐かしく楽しみました」と堪能した品の写真を公開した。続けて「いざ免許証の更新へ」と明かしつつ「日曜日はやっていても祭日は休業でした(泣)」と免許の更新が出来なかったことを報告。「ハガキをしっかり読まないから…」と述べ「午前中からショックでした」とショックを受けた様子でつづり、ブログを締めくくった。
2024年02月13日歌舞伎俳優の片岡孝太郎が2月1日に自身のアメブロを更新。大切な師匠の訃報に心境を吐露した。この日、片岡は「私の義太夫の師匠が昨日旅立たれました」と1月31日に肺炎のため亡くなった人形浄瑠璃文楽の太夫で人間国宝の豊竹咲太夫さんの訃報について言及し「師匠が仰っていました。『世界の演劇、オペラ等の音楽の中で義太夫が一番音域の広い演劇』だと」と振り返った。続けて「義太夫は歌うのでなく“語る”もので太夫が人形の代わりに語る、喋ったりナレーションをするものです」と明かし「太夫が登場人物 赤ん坊から老人まで老若男女全て発声でき演じなければならないのです」と説明した。最後に「日本の大切な文化文楽の大切な人、大切な師匠」と述べ「ただ御冥福をお祈りするばかりです、ありがとうございました」と追悼し、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「本当に残念です」「寂しくなりますね」「心よりお悔やみ申し上げます」などのコメントが寄せられている。
2024年02月02日歌舞伎俳優の片岡孝太郎が28日に自身のアメブロを更新。痛みが1週間続いて限界になり治療を受けたことを明かした。この日、片岡は「一週間位前から首・肩 痛みを湿布とマッサージでケアしていた」と報告。「寒さがプラスになり限界に」なったといい「鍼治療へ」と治療を受けに行ったことを明かした。続けて「二月は舞台はお休みを頂いているのですが舞踊のお仕事があり」と報告し「しっかりメンテナンスしないと体幹がガタガタで」とコメント。最後に「我慢は大敵」と述べ「連続で鍼灸・マッサージ通います」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「大丈夫ですか?」「お大事になさってください」「メンテナンスが最重要ですね」などのコメントが寄せられている。
2024年01月28日歌舞伎俳優の片岡孝太郎が5日に自身のアメブロを更新。とても驚いた訃報に悲痛な胸中を吐露した。この日、片岡は「今朝、篠山紀信先生の訃報に接しとても驚いています」と4日に亡くなった写真家の篠山紀信さんの訃報について言及。「先生には沢山お世話になりました」と述べ「歌舞伎界では大和屋のお兄さん玉三郎兄さんが一番じっこんにされていたと思います」と明かした。続けて「三島由紀夫先生が篠山先生と大和屋のお兄さんの縁結びの神様とか」とつづり「某編集者の先生の親友曰く、暮れはお元気だったとか」とコメント。「色んなお写真を撮って頂いた中で唯一僕が雑誌の表紙にして頂いたお気に入り写真は、演劇界と言う雑誌『廓三番叟』と言う当時お正月に踊らせて頂いた舞踊の写真です」と述べ、雑誌の表紙の写真を公開した。最後に「寂しい」と心境を吐露し「御冥福をお祈りするばかりです」と追悼し、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「素敵なお写真ですね」「心よりご冥福をお祈りしております」「本当にびっくりしました」などのコメントが寄せられている。
2024年01月06日1月4日、河野太郎デジタル大臣(60)が能登半島地震をめぐり、被災地で有効なマイナンバーカードの利用方法を伝える投稿をXで行った。しかし、ネットではその指南が波紋を呼んでいる。1日に発生した能登半島地震は最大震度7を記録し、日本海沿岸などで大津波警報が発令された。亡くなった方々や安否不明となっている人たちの数が日に日に増えていくなか、河野大臣は4日にXを更新。そして《能登半島地震において被災されたすべての方々に心よりお見舞いを申し上げます》と前置きすると、こう呼びかけた。《マイナンバーカードをお持ちの方は、スマートフォンからマイナポータルにログインすることで、御自身の過去の医療情報を確認し、普段飲んでいる薬の情報を避難所等で医師と共有することができます》さらに《スマホにマイナンバーカードを搭載した方は、マイナンバーカードを読み取らなくてもマイナポータルから御自身の過去の医療情報にアクセスし、薬の情報を共有することができます》と続けている。河野大臣のポストに対して、《マイナポータルってそんな機能もあるんですね》《急だったから、スマホやカード類の貴重品は持ち出しても、お薬は持って出るのを忘れることがあるし、日数が経てばお薬が無くなるから、こういう時こそマイナカードですね》《カード本体がなくてもアカウントさえあれば必要な情報が手に入る。やっぱりデジタル化はどんどん進めるべきだよなぁ》と、活用法に納得する人も多い。いっぽうで、河野大臣の投稿に対して否定的な声も。河野大臣はスマホを通してマイナンバーカードやマイナポータルを災害時に利用する方法を伝えているが、いまだ石川県内では電波の状況がよくない地域が存在するためだ。総務省は、5日7時の時点でNTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクでは七尾市、輪島市、珠洲市、志賀町、穴水町、能登町で、楽天モバイルでは七尾市、輪島市、珠洲市、穴水町、能登町、宝達志水町の一部で通信障害が発生していると発表している。また、北陸電力は5日の午前10時点で、石川県内でおよそ2万7200戸が停電していると発表。復旧の目処は立っていないという。そのため、河野大臣の投稿を疑問視する声もこう上がっている。《被災された方にそんな余裕があるとは思えず、電波も電源もない中どうしろと?》《お薬手帳は紙でも電子でもありますから…反映も即時ですけど…電気、通信網が確保できていないと利用できないですよね…》《被災で停電が長引いた場合、当面はアナログ手段しか使えなくなります。そういう時の為にも、アナログ手段も残す方法を検討して頂けないでしょうか》そもそもこの投稿自体、電波が入った状態でないと確認できない可能性が高い。災害時の通信、電力の問題は、マイナンバーカードの非常時の活用における今後の課題となるだろう。
2024年01月05日歌舞伎俳優の片岡孝太郎が28日に自身のアメブロを更新。愛車が当て逃げされて無惨な姿になっていたことを明かした。この日、片岡は「今朝、出劇しようとしたら愛車が凹んでいて」とハプニングに見舞われたことを報告し「『夢』『嘘』と思い車に近づくとやはり無惨な姿に…」と状況を説明。「当て逃げ」だったといい「警察へ通報したり出劇前に家内へ手配を頼み防犯カメラなどもチェックして」と明かし「劇場へは少し遅れてしまい劇場の皆様にご迷惑を掛けました、御免なさい」と謝罪した。続けて「所轄の交通課の方も近辺の聞き込みもしてくださり」「又明日から担当の方が当て逃げ調査をして下さるそうです」と今後について説明。「車を盗まれなかっただけありがたいと今は思いつつ、お稽古頑張ります」と述べ「スタッフさんには『コレで公演大当たりだね』と声を掛けて笑って劇場を後にしました」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「大変でしたね」「怖いですね」「怪我がなくて良かったです」などのコメントが寄せられている。
2023年12月29日東京都内の一戸建て住宅のガレージから出てきた高級輸入車のハンドルを握っていたのはフリーアナウンサー・河野景子(59)だった。この一戸建て住宅は、河野アナと交際している国際俳優や映画監督として活躍するジャッキー・ウー氏が昨年11月に購入した物件。「ガレージには2台分の駐車スペースがあるのですが、2台仲良く外国車が停まっていて、1台は河野さんのお車のようです」(近所の住人)河野アナとジャッキー氏の交際が発覚したのは2020年12月。「交際発覚当時、ジャッキー氏はテレビ番組にVTRで出演し、『結婚します』と宣言していました」(芸能関係者)それから3年、2人はジャッキー氏が購入した一軒家で事実婚生活をスタートしていたのだ。「河野さんと2018年に離婚した貴乃花広司さん(51)は、今年8月に一般女性と電撃再婚しています。ジャッキー氏の結婚宣言からすでに3年もたつのに、なぜ河野さんのほうは入籍しないのか、ちょっと不思議ですね」(前出・芸能関係者)河野アナと貴乃花の知人によれば、「2人の間には金銭トラブルもあると聞いています。財産分与にまつわる問題で、貴乃花さんが、最初取り決めていた分与をしぶっているとか。河野さんは、その問題が解決してから再婚したいようです」11月下旬、本誌はジャッキー氏に直撃取材を試みた。――すでに河野さんとは同居されているそうですが、入籍はいつごろにされるおつもりでしょうか?「そうですね……、タイミングがきたら、そういうこと(※入籍)になるでしょう」――河野さんと貴乃花さんの金銭トラブルが解決していないため、入籍できないという証言もありますが?「……そういうのとは、ちょっと違いますよ」金銭トラブルという言葉に、少し動揺した様子のジャッキー氏。トラブルの有無については明確に答えなかったが、入籍しない理由はほかにもあるというのだ。彼らが待っている“タイミング”とは、はたしていったい――。
2023年12月13日北乃きい、森崎ウィン、小泉孝太郎が共演する『おしょりん』より特別映像<キャストインタビュー篇>が解禁された。明治時代の福井を舞台に、人生を懸けてメガネ作りに挑んだ人々の愛と情熱を豪華キャストで描いた本作。この度解禁されたのは、主人公むめを演じた北乃きい、増永兄弟の弟・幸八を演じた森崎ウィン、増永兄弟の兄・五左衛門を演じた小泉孝太郎が、演じた役柄や印象的なシーン、またオール福井での撮影について、また自身のターニングポイントについて本編映像やメイキング映像を交えながら語る貴重なインタビュー映像。北乃さんは明治時代に実在したむめについて、「現代につながるような女性の強さが描かれている。その先駆けの人物が描かれている」と話し、演じられた喜びを語る。また、19歳から35歳までのむめを演じるにあたり、その年齢の変化を歩き方や所作を変えることで表現したという。むめが自分たちがメガネを作ろうとしていることや手掛けたメガネがどれだけ素晴らしいかを熱く訴えるシーンが印象的だったと話す北乃さん。そのシーンが撮影序盤にあったおかげで覚悟を決めて撮影を完走できたそう。森崎さんは長い距離を全力疾走するシーンを挙げ、撮影監督に「軽トラくらい速いよ」と言われたことを明かし、笑顔を見せた。小泉さんはむめとの夫婦2人きりのシーンで、明治の時代の男女の関係性と愛情の見せ方を挙げ、そのシーンには「清々しい気持ちで入っていけた」と微笑み、強く印象に残ったと語る。大勢のボランティア・エキストラに支えられた福井でのオールロケについては「優しさがぶつかってました」と北乃さん。美しい景勝地や随所に出てくる文化遺産での撮影で森崎さんは「そこに入った瞬間空気が変わる」と、福井だからこそ体験することができた撮影が思い出深かったとふり返る。“メガネが、彼らの、<せかい>を変えた”という本作のキャッチコピーにちなんで、それぞれの<せかい>を変えたものに関しては、北乃さんは「30歳」という年齢を挙げ、年を重ねることでより「自由を感じている」と語る。森崎さんは「スティーヴン・スピルバーグ監督との出会い」と即答。『レディ・プレイヤー1』への出演がそれまでの人生を180度変えたと語り、そこに至るまでに関わった作品への感謝を口にする。小泉さんも「芸能界へ入った一歩」がターニングポイントだと語り、「自分の足で挑戦しようって思ったことが一番大きい」と語った。3人がそれぞれ役者として強い想いで本作に取り組んだことが伝わる、内容盛り沢山のインタビュー映像となっている。『おしょりん』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:おしょりん 2023年11月3日より角川シネマ有楽町ほか全国にて公開※福井先行(10月20日)©「おしょりん」制作委員会
2023年11月09日映画『おしょりん』の舞台となった福井県での先行公開を記念した舞台挨拶が10月20日に福井県鯖江市の映画館で行われ、北乃きい、森崎ウィン、小泉孝太郎、そして児玉宜久監督が登壇した。天候不良のため飛行機の到着が遅れ、予定の5分遅れでスタートした舞台挨拶だったが、4人が登場すると会場からは万雷の拍手が起こり、会場は熱気に包まれた。明治時代に福井で眼鏡産業の礎を築いた増永五左衛門、幸八兄弟の挑戦と、2人を支え続けた五左衛門の妻むめの姿を描く本作。増永むめ役の北乃は、「(福井の人は真面目な人が多いと聞きますが)そんな福井の人たちと、真面目な監督と一緒に作った作品です」と笑顔で挨拶。増永幸八役の森崎は、劇中で演じた増永兄弟が創業した増永眼鏡が作ってくれたというメガネをかけて登壇し、「福井は、他県から来た自分をファミリーのように迎えてくれて温かかったです」と述懐。開口一番、「かたいけの(=お元気ですか?)」とロケ中に覚えた福井弁を披露して観客の心を鷲掴みにした増永五左衛門役の小泉は、「増永五左衛門という偉大な人物を神奈川県出身の僕が演じていいんだろうか?福井の皆さんは受け入れてくださるのだろうか?とひるんだんです。だけど、福井でいろんな人に“五左衛門さん役、楽しみにしています”と声をかけていただいて僕はスイッチが入りました」と挨拶した。福井を舞台にした作品は前作『えちてつ物語 ~わたし、故郷に帰ってきました~』に続いて2作目となる児玉監督は、「福井の映画5部作の2作品目です。普通は3部作ですが、私の中では最低限5本は福井で撮るつもりです」と大胆な構想を披露して観客を驚かせた。和やかなクロストークが繰り広げられた舞台挨拶だったが、意外にも北乃は小泉に緊張をしていたようで、「孝太郎さんにはすごく緊張を与えられて、『あ、よかったな』って孝太郎さんに感謝していました。その緊張感がないと出ない夫婦の距離感がありまして、孝太郎さんのお陰でそれを出すことができました」と、撮影秘話を披露した。それを聞いた小泉は「北乃さんと一緒の横須賀出身で地元の話とかしたかったんですけど、明治時代の夫婦の役だったのでプライベートの話を控え、あまり会話をしないようにしていたんです。それを感じ取っていただけてよかったです」と笑顔を見せた後、「でも、“緊張する”って言ってますけど、何年か前に僕の実家を覗き見しにきたんでしょ?」と思いがけないエピソードを暴露すると、会場を爆笑させた。実生活でも長男の小泉が、「五左衛門さんと同じ長男なので、長男の気持ちとか苦労なんて弟にはわからないだろうな~っていう、五左衛門さんの気持ちがよくわかった」と役への共感を語ると、弟役を演じた森崎は、「兄の苦労とかまったく考えていなかったです(笑)。実生活では長男なので、弟役を演じるのは『甘えられる!』って嬉しかったです」と人懐っこく笑いをとっていた。舞台挨拶の後半には、ロケ地となった福井県の杉本達治知事と、制作委員会の新道忠志委員長が映画の公開を祝して花束ゲストとして登場。杉本知事は「屋外のシーンだけでなく、室内のシーンもオール福井ロケで撮影いただき、福井の空気感が非常に出ていました。皆さんが福井人にしか見えなかったです」と語った。最後に主演の北乃は「13歳からこの仕事をやってきた中で勉強させてもらってきたことや自分が今までいろんな作品で経験したこと、自分のすべてを出し切った作品です。これ以上はもう何もないっていうくらいにこの作品で出し切りました。福井の素晴らしい街並みとか、努力を惜しまずひたむきに1つの目標に向かって諦めず進んでいく福井の人の強さを、福井以外の人に見ていただいて、福井に行きたいなって一人でも多くの方に思ってもらえたらと思っています。皆さんの心に少しでも響いたら嬉しいです。本日はどうもありがとうございました」と挨拶。また、児玉監督は、「私がこの作品を撮りたいと思ったのは『おしょりん』というタイトルにあります。登場人物たちの生き様を示しているタイトルで、これからご覧になる皆さんにこのタイトルの意味をそれぞれの心の中で感じ取っていただけたらと思います。本日はどうもありがとうございました」と締めくくった。<作品情報>『おしょりん』11月3日(金・祝) 全国公開福井県 先行公開中原作:藤岡陽子『おしょりん』(ポプラ社)監督:児玉宜久脚本:関えり香、児玉宜久エンディング曲:MORISAKI WIN「Dear」(日本コロムビア)■出演北乃きい、森崎ウィン駿河太郎、高橋愛、秋田汐梨、磯野貴理子、津田寛治、榎木孝明、東てる美、佐野史郎かたせ梨乃、小泉孝太郎公式サイト:
2023年10月21日高校野球を通して様々な愛を描く、鈴木亮平主演ドリームヒューマンエンターテインメントドラマ「下剋上球児」に、生瀬勝久、松平健、小泉孝太郎が出演することが分かった。今回発表された3名が演じるのは、主人公・南雲脩司(鈴木さん)が顧問を務めることになる弱小野球部に大きく関わる人物たち。生瀬さんが演じるのは、南雲が勤める三重県立越山高校の同僚教師・横田宗典。越山高校に赴任してから野球部の顧問兼監督を務めていたが、定年退職後監督として野球部に携わっている。特に力を入れて活動していなかったが、南雲や山住(黒木華)が再建しようと奮闘する姿に、少しずつ心境の変化が現れることに。野球好きで「今から見るのが楽しみなドラマ」と話す生瀬さんは、「とても明るくて難しいことは考えなくていいドラマですし、若い子たちにエールを送れる作品になると思います。成功ばかりが幸せではないので、そういうところもぜひ見ていただきたいと思います」とコメントしている。生瀬勝久/横田宗典役松平さんが演じるのは、三重県一の強豪校として知られる星葉高校の野球部監督・賀門英助。野球経験は皆無ながら、歴史上の偉人を参考にした独特なスタイルの指導で教え子を何度も甲子園へと導いた名監督。南雲と関わることになるが、南雲と賀門が会うのはこれが初めてではなく、一体どんな関係性があるのか。弱小野球部再建のため奮闘する南雲の今後に大きく関わる人物であることは間違いないようだ。松平さんは「クランクインしたばかりですが、すごく暑い中でもスタッフのチームワークがとてもよくて、まとまってる印象です」と現場の雰囲気を明かした。松平健/賀門英助役小泉さんが演じるのは、越山高校の校長・丹羽慎吾。元々名古屋の進学塾で働いており、赴任当初はその経験を活かして学校改革に意欲的に動いていたが、思うようにいかず、いまは熱意を失いつつある。元高校球児の小泉さんは「出演できてうれしいです」と喜び、「現場の雰囲気も凄く良いですし、鈴木亮平くんや黒木華ちゃんの人柄もとてもチャーミングで素晴らしい方なので、撮影期間中にたくさんの時間を過ごしたいなって思います」と意気込みを語っている。小泉孝太郎/丹羽慎吾役「下剋上球児」は10月、毎週日曜日21時~TBSにて放送予定。※このドラマは「下剋上球児」(カンゼン/菊地高弘著)にインスピレーションを受け企画しましたが、登場する人物・学校・団体名・あらすじはすべてフィクションです。(シネマカフェ編集部)
2023年08月21日田中圭が主演を務めるドラマ「ブラックポストマン」に小泉孝太郎が出演することが分かった。さらに第1話ゲストとして、永田崇人と寺田心が登場することも発表された。田中圭が表向きは気のいい郵便局員、裏の顔は加害者を制裁するダークヒーローを演じる本作。この度、出演することが分かった小泉孝太郎は、田中さん演じる主人公・副島力也の先輩で元郵便局員の水野真役。物語の重要な役どころとなるキーパーソンだ。第1話ゲストの永田崇人と寺田心また、第1話ゲストとして出演する永田崇人は学校の美術教師である妹尾弘一役、寺田心はある事件がきっかけで同級生からのいじめを受ける中学生の吉井和馬役を演じる。併せて第1話の場面写真も公開され、二転三転する謎や敵・味方が入れ替わる戦いを描く本作で、彼らがどのように主人公と関わっていくことになるのか。注目が集まる。「ブラックポストマン」は8月18日より毎週金曜日20時~テレビ東京ほかにて放送(※初回2時間スペシャル)。(シネマカフェ編集部)
2023年07月24日JO1の河野純喜とフジファブリックの山内総一郎が6日、FCバルセロナのラ・リーガ優勝を祝したセレモニーに出席した。Spotifyがスポンサーを務めるFCバルセロナのラ・リーガ優勝を祝した同イベント。河野と山内のほか、Spotify日本法人の代表取締役であるトニー・エリソン氏、FCバルセロナからロベルト・レヴァンドフスキ、ハファエウ・ジアス・ベローリ、ウスマヌ・デンベレ、ジュール・クンデ、エリック・ガルシアの5名が登場した。イベントでは、優勝を祝して鏡開きを実施。サッカー好きとして知られる河野と山内は大喜びの様子だった。
2023年06月07日河野太郎デジタル相(60)の国会答弁が物議を醸している。2月13日の衆院予算委員会で、野党議員から、原発政策や外務大臣時代だった際の事実関係などについて質問を受けた河野氏。しかし、「所管外」という言葉を12回も繰り返すのみで、質問に答えなかったのだ。野党をはじめ、14日には、自民党の梶山弘志幹事長代行が「あくまで一般論だが、国会の審議で閣僚は野党の質問に丁寧に、真摯に答弁すべきだ」と、記者会見の場で苦言を呈すなど、身内からも批判が。“所管外連発”について、河野氏は13日にTwitterで、《デジタル大臣が、外交政策やエネルギー政策に関して答弁することはできないのが議院内閣制のルール。それぞれ外務大臣、経産大臣に質問していただければ良いだけ》と、あくまでもルールに則って発言を控えたと主張。また、疑問を呈したTBSの記者に対しては《へーえ、TBSってこういう印象操作するんだ》と噛み付いていた。一連の流れを受けて、Twitterでは一時期「ブロック太郎」がトレンド入りする事態に。野党の質問に対して「所管外」で通した河野氏だが、これまでも数々の“ブロック歴”が。’18年12月、当時外相だった河野氏は記者会見中、記者から受けた日ロ関係についての質問に対して「次の質問どうぞ」を4回繰り返し、回答を拒否。批判に対して、後日、自身のブログで「その質問には答えられませんという意味で『次の質問をどうぞ』と答えた」と理由を説明し、「せめていつものように『お答えは差し控えます』と答えるべきでした」 「おわびして、しっかりと改めます」と反省の意を示していた。一般人とも気さくなやり取りをすることから人気が高く、260万人以上のフォロワーがいる河野氏のTwitter。しかし、2010年1月のアカウント開設以来、Twitterでは“河野氏からブロックされた”という声がたびたび出ていた。河野氏への誹謗中傷やデマは決して許されないし、そうした発信をするアカウントをブロックするのは当然の権利だ。しかし、ブロックを報告したアカウントの中には、河野氏の言動を批判する呟きやワクチン接種推進担当大臣を務めていた際に新型コロナワクチンの効能に対して素朴な疑問を呈したものなども。中には河野氏へリプライを送っていないアカウントからも報告が。こうした河野氏の対応に対して、これまでたびたび“過剰”と批判がおき、「#河野さんにブロックされています」というハッシュタグが生まれたことも。野党の質問や真っ当な批判でさえも“ブロック”する河野氏。果たして、真摯に人の声に耳を傾けていると言えるのだろうか――。
2023年02月15日新年会などの集まりの場では、『挨拶』が必要になる場合があるでしょう。2023年1月現在、ネット上でとある『新年会の挨拶マニュアル』が話題となっています。河野大臣「挨拶は短いこと」2022年12月25日に、デジタル庁の河野太郎大臣が、自身のFacebookで『挨拶マニュアル』を公開。前年にも自身のブログで紹介していた内容ですが、新年会のシーズンが近付いてきたため、再掲したようです。この『挨拶マニュアル』に、ネットユーザーから「ためになる」「これは大事」といった声が多数寄せられています!河野大臣は、全部で10項目のポイントをつづっていました。1.挨拶は短いこと幸せは長く、挨拶は短く、選挙はよろしく。2.代理の挨拶は特に短く代理の挨拶が1分を超えるのは厳禁です。3.説明をしないことよく「長い挨拶は嫌われますから」とか「挨拶は短い方が喜ばれるものですから」とか「短い挨拶にしようと思いますが」とか言って挨拶を延ばす人がいますが、そんなことを言わずに短く終わらせましょう。4.世界情勢について話をしないこと「最近の世界情勢を見れば、バイデン政権は..、習近平は..」きっと新聞にもっと詳しく出ていますし、話が延びます。5.国際経済について話をしないこと「アメリカの金利引き上げがうんちゃらかんちゃら..」みんな日経新聞を読んでますし、話が延びます。6.役不足にならないことよく挨拶の中で、「役不足ではございますが..」という方がいらっしゃいます。「役不足」というのは、「なんで俺に会長をやらせないのか。副会長なんて俺には『役不足』だ」ということです。たぶんあなたが言いたいのは「力不足」です。7.おめでたい話をしましょう新年を言祝ぐために集まるのですから、探してでもおめでたい話をしましょう。最近あった事件や事故の話はやめましょう。8.所信表明をしないことそもそも所信表明をするための会ならば別ですが、みんなが杯を持っていたり、料理が並んでいる時には所信表明はやめましょう。9.代読するものは事前に読んでおくこと事前に読んで、もし長かったらカットしておきましょう。10.挨拶は短いことそれに尽きます。河野太郎ーより引用投稿には「短い挨拶にしようと思いますが…」といった説明でさえ不要であること、世界情勢や国際経済の話は控えるなど、簡潔に話すコツが書かれていました。長い挨拶を聞いて、疲れてしまったことがある人もいるでしょう。挙げられているポイントを見てみると、とにかく簡潔に話すことが大事だと分かります。また、挨拶でよく使われる『役不足』という言葉の意味を間違えないよう、注意喚起も加えられていました。本来『役不足』とは「与えられた役に満足しないこと」という意味があるため、別の言葉を使うように気を付けたいですね。去年のブログですが、忘年会、新年会のシーズンが近づいてきたので再掲します。ご参考まで。私の新年会の挨拶マニュアルを公開します。1.挨拶は短いこと幸せは長く、挨拶は短く、選挙はよろしく。2.代理の挨拶は特に短く代理の挨拶が1...河野太郎さんの投稿 2022年12月24日土曜日去年のブログですが、忘年会、新年会のシーズンが近づいてきたので再掲します。ご参考まで。私の新年会の挨拶マニュアルを公開します。1.挨拶は短いこと幸せは長く、挨拶は短く、選挙はよろしく。2.代理の挨拶は特に短く代理の挨拶が1...河野太郎さんの投稿 2022年12月24日土曜日ネット上では、河野大臣の『挨拶マニュアル』について、さまざまな声が上がっていました。・「挨拶は短いこと」は大事だから2回いったのだな。・素晴らしいマニュアルですね。参考になる!・このマニュアルと真逆の挨拶をしていた人がいたな…。これを読んでほしい。・マジでこれ。新年会だけでなく、ほかの行事でもいえることですね。人前で話すことに慣れていない人にはもちろん、よく挨拶を任されるという人も、参考にできそうな内容ですね!もし、どこかで挨拶をする機会がある人がいたら、参考にしてみてはいかがでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2023年01月05日株式会社ティースクエア・ミュージックエンタテインメント(以下 T-SQUARE Music Entertainment Inc.)から、河野啓三の2ndソロアルバム「BEST FRIENDS」が、2022年11月23日(水・祝)に発売いたします。前作「DREAMS」から11年。T-SQUAREの音楽総監督的存在であった「河野啓三」だからこそ実現した、バラエティーに富んだ素晴らしいアルバムが完成しました。参加メンバーもアルバムタイトルどおりの、まさにベストフレンズなメンバーです。BEST FRIENDS河野啓三■商品情報商品名:河野啓三「BEST FRIENDS」発売日:2022年11月23日(水・祝)発売価格 :税込3,900円詳細 :CD/SuperAudio CD Hybrid+特典Blu-ray Disc初回限定三方背BOX仕様販売元:Sony Music Solutions Inc.発売元:T-SQUARE Music Entertainment Inc.<各販売ショップ>Sony Music Shop: Amazon : セブンネット : TOWER RECORDS : HMV : <全曲配信も決定!>2022年11月23日(水・祝)の発売と同時に、各音楽サービスにて全曲配信もいたします。各配信先: ■アルバム発売記念公演即日Sold Outした2022年12月9日(金)開催のアルバム発売記念公演。会場に足を運べない多くのお客様のご要望により、ライブ配信が決定いたしました。ライブ配信の詳細は当社のホームページ T-SQUARE official siteにて、2022年11月23日(水・祝)12:00よりお知らせいたします。T-SQUARE official site: <公演情報>公演日 :2022年12月9日(金)18:00開場/19:00開演会場 :東京・渋谷 LIVING ROOM CAFE&DININGチケット代:7,000円(別途1ドリンク、1フード制)出演 :河野啓三、伊東たけし、坂東慧、宮崎隆睦、養父貴、田中晋吾、井高寛朗 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月22日来年放送予定の竜星涼が主演する人間再生ドラマ「スタンドUPスタート」に小泉孝太郎が出演することが分かった。本作は、「“資産は人なり”。資産を手放す投資家はいない!」という理念を持つ投資会社「サンシャインファンド」社長・三星大陽(竜星さん)が、自称:人間投資家として、仕事での失敗や挫折をしてしまった人、将来の夢を諦めてしまった人、様々な事情を抱えた人々と出会い、「スタートアップ(起業)しよう!」と声を掛け、再び生きる希望を取り戻させていく物語。フジテレビ系連続ドラマへの出演は約7年ぶりとなる小泉さんが演じるのは、大陽の兄・大海。幼い頃から経営に関する帝王学を学び、若くして家業である財閥系企業の三ツ星重工株式会社の代表取締役社長を務める。頭脳明晰で常に冷静かつ理路整然としている大海は、会社のためなら心ない判断を下すこともあり、内外問わず敵を作りやすい。大海と大陽では、真逆の立場で考え方も異なるが故に、対立してしまうことも。竜星さんとは初共演となる小泉さんは「何も先入観を持たずに、自分のかわいい弟だと思って現場でお会いしたいです。作品の中では、それが表面的に分かりやすい仲の良い兄弟関係ではないですが、竜星くんと兄である僕との“兄弟の絆”の形を、作品を通してしっかり築いていきたいと思っています」と意気込む。役柄については「僕が演じる大企業の社長の人柄、兄としての立ち居振る舞いは多くの視聴者に好かれないタイプかもしれません。ただ、そこに彼の人生観や、弟を思う兄の気持ちが込められているのだろうか、という視点も含め見て頂けるように、そして、大きな看板を背負っているとても冷静でクールな兄を演じきりたいと思います。また、竜星くんとの兄弟関係も大切に演じたいと思っています」とコメント。竜星さんは小泉さんについて「テレビなどで拝見する姿はとても紳士的で、芯がぶれない男らしさがある印象です。冷静さと情熱の両方を持つ三星大海にはピッタリなキャスティングだと思いました。(僕は)実際には兄弟がいない身として、血の“繋がり”というものをいつもどこかで欲していました。この作品で小泉さんと兄弟になれることを今から楽しみにしています」と話している。「スタンドUPスタート」は2023年1月、毎週水曜日22時~フジテレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2022年11月09日唐沢寿明主演の連続ドラマW「フィクサー」の放送が決定。町田啓太、小泉孝太郎、要潤、斉藤由貴、内田有紀、小林薫も出演する。本作は、「パンドラ」シリーズ、「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」の井上由美子が、“フィクサー”を題材に描くオリジナルドラマ。政界、財界、法曹界など、どこの世界にも物事には表と裏がある。本作は、世の中を裏から操るフィクサーの暗躍と、金と権力に群がる人間たちを描き、3Seasonにわたる大型ドラマシリーズとして展開する。主人公のフィクサー、謎めいた人物である設楽拳一を演じる唐沢寿明は、今回連続ドラマW作品初出演にして初主演となる。政財界のトラブル収拾から企業間の揉め事回避まで、警察や法律では解決できない事案を処理する拳一。この物語は、拳一が服役を終えたところから始まる。唐沢さんは、役どころについて「裏から人を操る謎めいた人物で、一見何を考えているかわからないので、視聴者の皆様はきっと随所で騙されると思います。他の登場人物も一人一人のキャラクターが立っていて、それぞれが抱える“人間の欲深さ”が魅力的です」と述べ、「WOWOWでしか見られない面白い作品になると確信しておりますので、是非ご覧いただきたいです!目の肥えた視聴者の皆様にも必ず満足していただけると思います」とメッセージを寄せている。また、3Seasonを通して出演するレギュラー陣として、新聞社の政治部記者・渡辺達哉を町田啓太、警視庁捜査一課刑事・板倉晃司を小泉孝太郎、拳一の秘書兼運転手・丸岡慎之介を要潤、達哉の母・渡辺響子を斉藤由貴、TVの報道番組の人気キャスター・沢村玲子を内田有紀、拳一にとって因縁深い相手、副総理・須崎一郎を小林薫が演じる。「気が付いたら台本を一気読みしていました」を話す町田さんは「前のめりに演じたいと思います」と意気込み、小泉さんは「唐沢さん設楽の不気味さ、そして設楽を取り巻く人間関係が交差していく様を是非ご覧下さい」と呼びかけ、要さんは「設楽拳一を心から尊敬し、献身的に支える一番身近な存在です」と役どころを説明。斉藤さんは「今回も、楽しみでなりません」と期待し、内田さんも「時に自分の知らない世界の扉を開いて、垣間見たい、怖いけど知りたい、覗いてみたいと言う欲求が生まれる事があります。その扉を進んで開くのが、今回演じさせて頂く沢村玲子と言う女性です」とキャラクターを分析。主演の唐沢さんとは実は初共演だという小林さんは「どんな芝居になるのかワクワクして、今から楽しみにしています」とコメントしている。Season1ストーリーある夜、総理大臣を乗せた車が崖から転落するという事故に遭う。死亡した運転手には飲酒運転の疑惑が。さらに、その裏には新薬の認可をめぐる密約スキャンダルとの関係性も疑われ始める。そんな中、事故の対応に追われる総理の秘書官に近づく一人の男がいた。「フィクサー」とも呼ばれるその男の名は設楽拳一(唐沢寿明)。拳一は過去に総理の不祥事をもみ消し、今回の事故直前にも総理と電話で話をしていたのだった。果たして、これは偶然の事故なのか?様々な欲望がうごめく政界で仕組まれた事件なのか?取材に没頭する新聞記者の渡辺達哉(町田啓太)の元に、何者かからタレコミ情報が入る。その後、意識が戻らない総理は辞任に追いこまれ、総裁選が幕を開ける。そして、拳一はキングメーカーとして与党総裁候補たちを手玉に取り、権力を掌中にしていく。連続ドラマW「フィクサー」Season1は2023年春、毎週日曜日22時~WOWOWにて放送・配信予定(全5話)。(cinemacafe.net)
2022年11月02日2022年8月10日に発足した第2次岸田改造内閣で、デジタル大臣に就任した河野太郎議員は、同月29日にTwitterを更新。大臣室の椅子をあるものにしたことで、親しみを感じる人が相次いでいます。大臣室の椅子を変えてみた。 pic.twitter.com/pcYdbiUsb7 — 河野太郎 (@konotarogomame) August 29, 2022 なんと、河野大臣が執務中に座っているのは、椅子ではなくバランスボール!近年リモートワークを導入する企業が増えており、健康のためにバランスボールを椅子代わりにする人は多くいます。河野大臣もそんな時流に乗って、バランスボールを使うことにしたようです。新しい『椅子』を見た人たちからは、「河野さんと同じバランスボールを使ってます!」「大臣もこれに座っているのか…転ばないように気を付けて」などのコメントが寄せられていました。また、写真を見て、机の上に置かれた『ドリアンのペン立て』が気になる人も…。・バランスボールより、ペン立てが気になりすぎる。・大臣、ドリアンにペンが刺さってます。・写真の情報量が多いです。なんというペン立て…。バランスボールでボヨンボヨンと上下に跳ねながら、執務をする河野大臣の姿を想像すると、シュールでクスッとしてしまいますね。[文・構成/grape編集部]
2022年08月29日実業家の“ホリエモン”こと堀江貴文氏(49)が8月16日、Twitterで河野太郎デジタル大臣(59)の“透明マスク”に苦言を呈した。堀江氏が指摘した河野大臣のマスクは、口元だけが透明になっており、マスクを着用していても口元が見える形状のもの。堀江氏は、当該マスクを着用した河野大臣の写真が掲載されたニュースに疑問を呈した人の呟きを引用RTする形で《この気持ち悪いマスクは何のためにしてるんでしょうか》と痛烈に批判したのだ。堀江氏が“気持ち悪い”と指摘した透明マスクだが、形状にはきちんとした意味が。「透明マスクは、コロナ禍によるマスク生活のなかでも聴覚障がい者らが口の動きを読み取ることができるものとして浸透してきたものです。また保育園などでも、保育士の顔がマスクで見えないことが子どものストレスに繋がっているという指摘もあり、透明マスクは有効活用されています。口の動きが見えると、まだ言葉が上手く使えない子どもに表情で伝えることができるという利点もあるようです」(社会部記者)こうした意味があるにも関わらず一刀両断した堀江氏には批判が殺到。しかし、堀江氏は、《聾唖(ろうあ)の方への配慮も知らんのか読唇術のためだというのに》というリプライに対して《ノーマスクでやれよ》と反論。また、《どうでもいいけど、気持ち悪い、という修飾はいるのでしょうか?》と問われると、堀江氏は《はい。大臣がこういうのしてると、気持ち悪いものがメジャーになる可能性がありますのでね》と答えていた。堀江氏は以前にもコロナ禍でのマスク着用を巡る持論が物議を醸している。「20年9月、堀江さんは広島県尾道市の餃子店を訪れた際、同行者がマスクをしていなかったため、店側から『マスクを着けていないと入店できない』と言われたそうです。それに対し、堀江さんは『食べている時以外はずっと着けていないとダメなの?』と返答。やり取りが続いた結果、堀江さんは“入店拒否”となったといいます。また同年11月には、国土交通省が『マスク未着用の客に対して乗車を拒否できるようにする』とタクシー事業者の運送約款の変更を認可しましたが、これについても堀江さんはYouTubeで『過剰な対策』と批判していました」(スポーツ紙記者)さらに今年5月にはTwitterで《私以外で外してる人ほぼいないっすね。怖いんだろうね皆んな》と、マスク着用について語っていた。これまでもマスク着用について疑問を唱えてきた堀江氏だったが、聴覚障がい者への配慮という側面もある河野デジタル相の透明マスクにまで及んだ批判はインターネット上では波紋を呼んでいる。《聾啞者は、いわゆる読唇術で会話の内容を理解することがあるので、口元が見えることが好ましいって話、マスクの話題が出る度に出てましたよねぇ。ホリエモンはそんなことも知らんのか。あとノーマスクは感染症対策的にNGなので論外》《フェイスガードじゃ感染防止力が劣ると随分前から言われていて、こうした形状のマスクを待ち望んでいた現場も多いだろうにこの言い草?あまりに自分本位で、配慮がないにもほどがある。》《堀江氏はマスクに恨みでもあるかい?各用途、職種に応じた形を知らないんでしょうね?口が見えないと相手が理解出来ない仕事もある。河野氏がこれがこれを使用している意味もそれなりに有ろう。》
2022年08月17日翻訳家を夢見たこともある俳優・上白石萌音さんに、『赤毛のアン』の翻訳を往復書簡という形で指導してきた翻訳家の河野万里子さん。教え、教えられる時間の中で確かに育まれていった、お互いへの信頼。その過程を伺いました。意外なほど共通項が多かった、訳者と役者。朝ドラ『カムカムエヴリバディ』での流暢な英語が印象的だった上白石萌音さん。忙しい俳優業の傍ら、2年にわたって続けてきたのが『ラジオ英会話』のテキストで連載された、人気翻訳家・河野万里子さんとの“翻訳書簡”でした。月2回の手紙のやり取りは、おふたりにとってかけがえのない時間だったようです。――初めてお会いしたときのお互いの印象を教えてください。上白石萌音:3年前、舞台を観に来てくださったんですよね。柔らかさと包容力があって、憧れていた職業の方が素敵だったことがすごく嬉しくて。翻訳家に憧れていた自分が誇らしく思えるくらい、キラキラした気持ちになりました。河野万里子:嬉しいです。私の大学の大先輩である井上ひさしさんのお芝居だったので、親近感がありましたし、決して明るいお話ではないのですが、萌音さんが出てくると舞台に清涼感が広がるんです。終演後にご挨拶したら、舞台で拝見していたのとはまた違う可憐な人で。ずっと笑顔でいてくださって、往復書簡をしているときも、あのときのピュアな笑顔が言葉の向こうに見えていました。どんどんお仕事が広がり忙しかったと思うのですが、翻訳を毎回しっかり頑張る誠実さに心打たれていました。上白石:私にとって変化の大きい2年間、主軸のひとつとして翻訳があって、定期的に学べる環境に身を置けたことは、とても幸運だったと思います。ちやほやされても浮ついた気持ちにならなかったのは、これがあったからだと思うくらい(笑)。毎回難しい文章に出合い、私はなんて何も知らないんだって痛感しました。先生にたくさん教えていただき、少しずつクリアにしていく時間が月に2回あったことに感謝しています。決して優等生ではなかったと思うのですが、最終回までこぎつけられたことは、自信にもなりました。――手紙をやりとりしながらどんなことを感じましたか?上白石:私が頑張れたのは、先生からのお返事が待ち遠しかったからです。翻訳の部分だけではなく、どこをとっても言葉の選び方が素敵なんですよね。言葉を生業にされているだけありますし、すべてにお人柄が滲み出ているような言葉遣いで、やっぱり人って言葉と共にあるんだなと実感しました。先生のように言葉を選べる人になりたいっていう憧れが、一番の原動力でした。河野:こういうふうに物事を感じ取る方なので、教えがいがあって最高の生徒さんでした。英語の力がある程度おありになって、そのうえで初めて翻訳に挑戦されたので、私がアドバイスできることがたくさんありましたし、それらをきちんと吸収して、反映してくださるんです。2年間でサナギが蝶に羽化するように、素敵な成長を見せていただいたって思うくらい。あと、素直で前向きですよね。お手紙の中で、アンには求心力と吸収力があると表現されていましたが、萌音さんも同じものを持っている。俳優さんということもあって、いい表現や言葉が無意識のうちにストックされていると思うのです。だからこちらが投げかけると、巧まずしてふっといいフレーズが出てきたりして、その瞬間を見るのがとても好きでした。上白石:頑張っていた頃の自分に聞かせたいです(笑)。――河野さんの「訳者は役者に通ず」という言葉も印象的でした。河野:翻訳家は原文・原書全体の意図や感動をいかに伝えるかという職業なので、最後に問われるのは日本語の表現力だと思うのです。上白石:訳者さんはきっと、あまり自我を出さないというか、作品ファーストで作者の思いを伝えるお仕事ですよね。訳をする人の人間性が滲み出るものなのかなって学びながら思っていたのですが、お芝居にも同じことがいえるんですよね。だから人としてもちゃんとしておかなきゃと思うし、日常で感じたすべてが表現につながるのも共通している気がします。河野:本当にそうですね。上白石:翻訳でもアンが感じたことを同じように感じられるかが大切な気がして、読んで体に入れて、私ならどう表現するかを選ぶ瞬間がたくさんありました。文章から情景を想像していくところは役者でもあるし、それを撮るカメラマンでもあるし、演出する監督でもあると先生がおっしゃったのも腑に落ちました。こんなに共通項が多い仕事だとは思いませんでしたし、一方で翻訳家は究極のマルチプレイヤーだと思いました。右・子どもの頃から英語に親しんでいた上白石さんが、憧れていた職業のひとつが翻訳家。第一線で活躍する河野さんとの手紙を通して、『赤毛のアン』の名シーンの数々を翻訳。英語や翻訳のみならず、日本語の豊かさやその表現についても楽しく学べる一冊。7月25日発売。『翻訳書簡『赤毛のアン』をめぐる言葉の旅』上白石萌音、河野万里子著¥1,760(NHK出版)左・上白石さんが実際に使用していた『赤毛のアン』原書。Mone Kamishiraishi俳優。2011年、第7回「東宝シンデレラ」オーディション審査員特別賞受賞。ドラマ『恋はつづくよどこまでも』『カムカムエヴリバディ』、舞台『千と千尋の神隠し』など出演作多数。著書に『いろいろ』。パフスリーブブラウス¥60,500(Sea New York/BRAND NEWS TEL:03・3797・3673)本のイヤリングは本人私物Mariko Kohno文芸翻訳家。英語、フランス語の翻訳を手がける。訳書にサン=テグジュペリ『星の王子さま』、サガン『悲しみよこんにちは』、2021年本屋大賞翻訳小説部門第2位を受賞した『神さまの貨物』など多数。※『anan』2022年7月27日号より。写真・女鹿成二スタイリスト・嶋岡 隆北村 梓(Office Shimarl/上白石さん)ヘア&メイク・冨永朋子(アルール/上白石さん)取材、文・兵藤育子(by anan編集部)
2022年07月23日俳優デビューから20周年を迎えた小泉孝太郎が、『点と線』『砂の器』など数々のベストセラー作品を世に送り出した作家・松本清張の、社会派推理小説の起点になった記念碑的作品と呼ばれる傑作ミステリーを連続ドラマ化した『連続ドラマW松本清張眼の壁』で主演を務める。演じるのは手形詐欺の真相を、強い正義感のもとに追いかける男・萩崎竜雄。真相に向かって進むも、その実直さゆえにどんどん追い込まれていく萩崎役を、さまざまなものを背負った登場人物たちに囲まれながら、「普通でいようと。色んなものをそぎ落として、色をなくすことを心がけた」と話す小泉。タイトル『眼の壁』に感じたことや、萩崎の親友・村木を演じた、実生活でも親友の上地雄輔との撮影エピソードとともに、これまでの俳優としての20年の積み重ねについて語った。「自分が萩崎の立場でも同じ行動をしていそう」――事件に巻き込まれていくサラリーマンの萩崎を演じましたが、役柄についての印象は?信頼できる男だと思いました。人を決して裏切らないし、頼られたらそれに応えようとする。もし自分の目の前にいたら、心を開いて話せるなと。愛着が沸いたし、すごく身近に感じました。実直で真面目で正義感の強い男。なおかつ、上地雄輔の演じた親友で新聞記者の村木の言葉からもわかるように、普段は外に出さないけれど、心の中にものすごくメラメラと燃える情熱を持っている。だからこそ、本当だったらひとりではできないようなことにも、突き動かされて向かっていくんだろうなと。ものすごいドライな男だったら、自分で動かず、最初に警察に通報すれば終わっちゃう話ですからね。1話も持ちませんよ(笑)。――愛着が沸いたとのことですが、小泉さんが萩崎のような立場に立たされたら、どう立ち回りそうですか?同じことをやっていそうです。“リアル上地雄輔”に頼みながら(笑)。最初に手形詐欺に遭ってしまう恩人・関野部長(甲本雅裕)への思いに加えて、絵津子(泉里香)という謎めいた女性と出会って、一目惚れまでしてしまいますし。そして絵津子に「警察には行かない」と約束してしまって、さらにややこしくなっていく。絵津子も何かを抱えていそうだし、警察に行ってしまったら彼女との関係性も崩れてしまうかもしれない。翻弄されてしまう萩崎の気持ちはよく分かります。――松本清張作品のなかでも、傑作ミステリーと言われる小説が原作です。僕は松本清張作品であることは意識せず、萩崎をごくごく普通の一般的なサラリーマンとして演じました。周囲の登場人物たちが、さまざまなことを抱えていますし、謎めいた人がたくさん出てきますから。僕は普通でいようと。色んなものをそぎ落として、色をなくすことを心がけました。視聴者の方が、萩崎目線にすっと入れるように。とにかく描き方が絶妙なんです。今回、僕はごく普通の人物を演じたわけですが、それがここまでの社会派ミステリーになっていく。結果として松本清張作品だったねとなるようにと思っていました。どんどん追い詰められて、苦しい部分が多かったですけど、演じ甲斐がありました。「親友役が上地雄輔と知って、最初は不安だったんです」(笑)――ご自身も“リアル上地雄輔”さんに相談するとのことですが、役柄同様、おふたりも親友だとか。今はプライベートではほとんど会いませんけどね。雄輔もムロツヨシもそうなんですが、プライベートではもう充分会って話しているから、「仕事で会うのが一番幸せだ」と言っています。雄輔なんて芸能界に入る前からの仲なので、お互いに全て見てきていますからね。今回、キャスティングを見たときに、最初は不安だったんです。これまでにも共演はしていますが、ここまでの関係性のものはなかったので、「あいつちゃんとやるかな」「ちゃんとセリフ覚えてくるかな」って(笑)。実際に仲がいいからこそ、作品を壊しちゃったらと心配でした。――とてもいい空気感でしたね。初めて雄輔に感謝しました(笑)。萩崎にとって、村木と一緒にいるときが、唯一ホッとできる時間なんです。セリフのやりとりじゃないところで雰囲気って出ますし。印象的だったのが、村木の部屋で、絵津子と3人でご飯を食べていて、萩崎と村木が小さめのソファに座って、横並びでお蕎麦をすすっていたんです。そのとき、いい歳したおじさんふたりが、ピタっと肌をくっつけて食べているんですよ。――確かに。よく覚えています。ピタッと太ももから腕から雄輔と僕とで密着して。演出があったわけではなく、そのことに違和感がなかったんです。ほかの役者さんだったら、もっと距離を離しますよね。僕と雄輔だから、お互いに壁に寄りかかっているみたいに楽でそのまま芝居していた。やっぱり本当の親友じゃなきゃできなかったと思いますし、内片輝監督からも「ふたりが本当の親友で救われました」と言っていただきました。「マイナスだと思っていた部分が、いつの間にかひとつの武器になっていった」――小泉さんは役者デビューから20周年ですね。ご自身の強み、武器はなんだと感じていますか?強みと言われると分かりませんが、最近嬉しかったのは、昔から知っているベテランの監督さんに「小泉くんは制服が似合うね」と言われたことです。「スーツや制服が似合う、警察、医者顔だ」と。その言葉は、20代の頃だったらあまり嬉しくなかったと思うんです。誉め言葉には受け取れなかった。でも今はすごく嬉しくて。――昔なら誉め言葉に受け取れなかったというのは。「爽やかですね」とか「好青年ですね」と言われたりするのが、決してプラスには思えない頃があったんです。どうしても反発してしまった。どうしたって僕が“個性派俳優”と呼ばれることはないですよね(笑)。でもそこに憧れていたときもあったんです。ないものねだりというのかな。僕自身は爽やかさとか、好青年ぽさは求めていなかった。でも今、「制服が似合うね」「ネクタイが似合うね」「正統派だね」と言われることが、自分への誉め言葉になった。この20年で。それでオファーをいただけるわけだし。僕が“個性派俳優”と呼ばれる枠にいたら、『眼の壁』の主演はたぶん来ていないでしょうし。だからそこが、僕の武器になったのかなと。――20年かけて武器になっていった。最初はいらないと思っていたものが、むしろマイナスだと思っていた部分が、いつの間にかひとつの武器になっていったのかな。いろんな作品や人と出会って、続けてきたからこそ分かるありがたみですね。20代の頃は本当に苦しかったけれど、毎日1歩1歩の積み重ねが、この20年という月日を作って、今の僕があるのを感じます。――最後に、『眼の壁』というタイトルを小泉さんはどう感じますか?すごく難しいですね。ドラマの最後に松本清張さんの言葉が出てくるのですが、結局人間は眼に見えている、表層的な部分だけで判断しているのだと感じさせられます。人に対しても第一印象で判断することが圧倒的に多い。僕は雄輔と親友ですけど、ひょっとしたらそこにだって眼の壁があるかもしれない。10年連れ沿った夫婦でもそうかもしれない。遮蔽しているもの(壁)がなくなるときってあるのかなと。眼の壁の奥にあるものを見抜く力、本質を見抜く、“慧眼”を問うているのかなと感じます。そしてさらに、真実には、常に眼の壁がつきまとうのかもしれないとも感じました。「その壁を超える勇気がありますか?」と問われているドラマのような気がしますね。取材・文:望月ふみ撮影:藤田亜弓『連続ドラマW松本清張眼の壁』6月19日(日)午後10:00放送・配信スタート(全5話)【放送】毎週日曜 午後10:00[第一話無料放送]WOWOWプライム/ WOWOW4K【配信】各月の初回放送終了後、同月放送分を一挙配信:無料トライアル実施中/WOWOWオンデマンドヘアメイク:石川武スタイリスト:北村彩子衣装協力:Paul Smith/ポールスミス
2022年06月15日グローバルボーイズグループ・JO1が25日、都内で「JO1 2ND ALBUM『KIZUNA』リリース記念イベント」を開催。河野純喜が、作詞を担当した『KIZUNA』収録曲「Touch!」に込めた思いを語った。2019年12月にオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』で“国民プロデューサー”と呼ばれる視聴者の投票で選ばれた11人(豆原一成、川尻蓮、川西拓実、大平祥生、鶴房汐恩、白岩瑠姫、佐藤景瑚、木全翔也、河野純喜、金城碧海、與那城奨)で結成されたJO1。河野は「自分の名前がクレジットに乗るのが信じられないというか、すごいうれしかったですね。『Touch!』のインスト聴いてすごい好きだなと思って、書きたいなと。聴いた瞬間、ライブで盛り上がる曲だなと思って、絶対ライブでやります!」と喜びをあらわ。「今はタッチできないけど、いつかJAM(JO1のファン)の皆さんとタッチできたらいいなという思いも込めて作りました」と説明した。メンバーも、河野の歌詞を「素晴らしい」と称賛。河野が「出来上がって、碧海と翔也が『純喜くんが書きました?』って」と、金城と木全が気づいたことを明かすと、木全は「気づきました! 純喜くんらしさが出ていて」と話していた。イベントでは、『KIZUNA』がオリコンデイリーアルバムランキング1位を獲得したことが発表され、メンバーは歓喜。さらに、初となるアリーナツアー「2022 JO1 1ST ARENA LIVE TOUR ‘KIZUNA’」が今年9月に開催されることがメンバーにもサプライズで発表され、感極まって涙するメンバーの姿も見られた。(C)LAPONE ENTERTAINMENT
2022年05月25日「河野(かわの)の日記を、亡くなって10年近くも読めずにいたのは、いくら夫婦とはいえ、他人の心をのぞき見るようなことはできないと思っていたからです。それから率直に言えば、見るのが怖いという思いもありました」こう話すのは、日本を代表する歌人で細胞生物学研究の第一人者でもある永田和宏さん(75)。「河野」と呼ぶのは10年8月12日に乳がんで亡くなった最愛の妻・河野裕子さん(享年64)のことだ。裕子さんは20代前半から歌人として頭角を現し、23歳で角川短歌賞を最年少受賞するなど活躍。夫妻は09年に宮中歌会始詠進歌選者をそろって務めて「初の夫婦同時の選者」となるなど上皇陛下、美智子さまをはじめ、皇族方との親交もつづけてきた。とはいえ夫妻の歌に特筆すべきは高尚で難解な作風でなく、日常のなにげない描写や心情を詠んだ「とっつきやすさ」にこそある。《このひとはだんだん子供のやうになるパンツ一枚で西瓜食ひゐる》(河野裕子)《いい夫婦であつたかどうかはわからねどおもろい夫婦ではあつたのだらう》(永田和宏)そんな「歌壇のおしどり夫婦」が死別したとき、夫は愛妻の遺品のなかに、ふたりが交わした300通の手紙とともに、10冊以上に及ぶ彼女の日記帳を見つけた。それを没後10年近く「読めずにいた」永田さんだったが、いまから3年前の19年のこと、意を決して手を伸ばしたのだという。「先立った河野は、本当に僕が夫でよかったのか?ほかにふさわしい選択はなかったのか?そんな疑問が頭をもたげたんです」すると日記には、裕子さんの胸の内が赤裸々につづられていた。《永田さんのお隣りにすわっていて、私たちはお互いに意識しあっていた。一緒にいるということは、何物にもかえがたい……》(67年10月16日)裕子さんにはこのころを詠んだと思われる次の一首もある。《陽にすかし葉脈くらきを見つめをり二人のひとを愛してしまへり》(『森のやうに獣のやうに』より)これらの日記や歌は、知り合った当初から、「ふたりの人を愛している」と打ち明けられた日までの記録である。「河野がこんなにいちずに思い詰めていたんだということ、人は愛にここまでいちずになれるんだということに、本当に驚きました……」■大学時代に出会ったふたり。裕子さんは《一目で好きになった》と書き残した永田さんは66年に京都大学理学部に合格し、京大短歌会に所属。翌年に裕子さんと運命的に出会う。46年生まれで1歳年上、京都女子大学2年だった裕子さんとの初対面は、学生たちの短歌同人誌『幻想派』創刊の顔合わせでのこと。「白いブラウスの彼女はいかにも繊細そうでいて、ちょっとしたことにもよく笑った。無防備な天真らんまんさと、不思議なキャラクターを感じました」お互い意識してはいるものの、「一目ぼれ」とはいえない初対面。それが「思慕の情」へと急進していくのは、その3カ月後の10月、2度目に会ってからとなる。「京大近くの喫茶店に先輩に連れられて行くと、河野も偶然、先輩と一緒に現れたんです」10月14日の裕子さんの日記には、心躍るさまが描かれている。《永田さん、一目で好きになったほんの一瞬の間でもやはりこころは傾いてしまう彼はふかくて寂しくて厳しい人のようだ》弱冠21歳の胸に、永田さんが、にわかに入り込んだ瞬間だった。一方、恋愛経験は「皆無に等しかった」永田さんの胸中も……。「僕が話しだせば必ず相づちを打って反応してくれる。自分の思いを重ね、質問したりするので話が途切れず、すぐに時間が過ぎていく。そんなことで月に一度会う間隔が、週に二、三度となるのにそう時間はかかりませんでした」こんなふうに《お互いに意識しあっていた》(10月16日の日記)のに1月5日には《あなたを傷つけてしまった》と、ひと悶着あったことを裕子さんは記している。この間に永田さんの“恋敵”の存在が明かされたのだ。正確に言えば、永田さんを好きになる以前から好きな男性がいたことが。「何度も会っているうちに、心に思い決めている男性がいるらしいことに、薄々感づいてはいた」と永田さんが顚末を振り返る。「私と頻繁に会うようになる2カ月ほど前、河野が短歌誌『コスモス』の全国大会で知り合ったのが、その『N』という青年でした」裕子さんのその時分の日記には、N青年に関する記述も見られた。《愛情について語った時、明らかに私は彼のひたひたとした愛情を感じた……》「全国大会の後、数カ月は文通が続いていたようです」と話す永田さんこそ、N青年との恋路に「割って入った」格好なのだが。約2カ月後、裕子さんの思いは振り子のように揺れ動いていた。《今、Nさんを失ったら、歌を創るはりもゆめもなくなってしまう……今、永田さんを失ってしまったら到底しゃんとしてはいられない》(12月21日)そしてとうとう《言ってはならぬことを言ってしまった……ふたりの人を愛していると》(1月7日)という衝撃の告白に至るのだ。こうして裕子さんに思いの丈をぶつけられた永田さんは、会って話し、息遣いを交わし、そのうえ手紙も重ねて意志を示した。《どちらかを選べというのは残酷だと思いますけれどどちらかでは困るのですぼくでないと困るのです》(1月31日 永田)2月3日、京都府立植物園。プラタナスの木の下で、ふたりは生まれて初めてキスをした。■裕子さんは亡くなる2日前まで歌を詠んだ。子どもたちには、「お父さんを頼みましたよ」72年5月、裕子さんは第一歌集『森のやうに獣のやうに』を出版。同月14日に永田さんと結婚した。73年に長男・淳さん(48)を、75年に長女・紅さん(46)を出産。永田さんは76年、勤務していた森永乳業を辞め、京大結核胸部疾患研究所の研究員になったが「無給で、生活のために塾の講師をしていました」と回顧する。「毎晩、帰宅は夜中の1時過ぎ。それから食事をとりコーヒーを入れ、作歌は深夜の作業だった」かたや裕子さんはこの時期を。《子育てでへとへとになっているけれども、負けちゃいられないと同じように櫓炬燵にへばりついて歌をつくっていた》(『シリーズ牧水賞の歌人たち 河野裕子』より)歌人同士「競い合うライバル心があった」と永田さんは懐かしむ。「夜中に炬燵を囲んでふたりで歌を作っていると、2階から子どもの泣き声がしてくる。どっちが面倒を見に行くかで、よくけんかになりました。醤油瓶が飛んだりして、壁にビャッと飛び散ってね」ユニークで忙しない作歌と育児の日々も、裕子さんが愛情を注ぐ優先順位は一にも二にも夫だった。《私は自分に自信がなくて、生きていくのがしんどくてしんどくてしようがないときに永田に会いました……そう。(永田に)すべての愛情をかけようと思いましたね》(『私の会った人びと』より)こんな一首を残している。《しつかりと飯を食はせて陽にあてしふとんにくるみて寝かす仕合せ》(『紅』より)子育てを詠んだ一首として定評があるが、長男・淳さんは「ご飯を食べさせ、日干しした布団に寝かせたい相手とは、父のことだったと思います」として続ける。「母は『子どもはしっかり食べさせれば放っておいても育つ。私は、子どもより永田和宏を大事にしてやってきました』と公言していた。《良妻であること何で悪かろか日向の赤まま扱きて歩む》(『紅』より)という一首には『良妻でいるのは素晴らしいことじゃないか』という母の主張が込められていたんです」淳さんは01年に歌集出版社の「青磁社」を立ち上げ今日に至る、三男一女の父である。長女・紅さんは01年に母と同じ現代歌人協会賞を受賞(親子で初)した一方、父と同じ細胞生物学を研究し、現在は京大特任助教だ。8歳の長女の母である彼女が、母在りし日の永田家を語る。「決して教育ママではなく、自分の興味、楽しみに兄と私を巻き込む母でした。父はそんな母に“褒められて育った”感じですね。父が出すアイデアに『それって面白い!』とすぐ呼応する。話し好きで、父が向かうところトイレまでついて行き、外から話しかけている……そんな母でした」大人になって両親の晩酌に参入すると、それはにぎやかだった。「夜遅くまでそれぞれ選歌したり、詠んだりで、夜中にリビングに集まってきて酒盛りが始まる。ワイン片手に話す父を私たちが囲み、父が酔ったころに母も飲み始めて」“歌壇のサザエさん一家”といわれるほど筒抜けで仲むつまじい家族。だがそこから、裕子さんひとり、病魔に引っぱられてしまう。《左脇の大きなしこりは何ならむ二つ三つあり卵大なり》(『日付のある歌』より)00年9月、彼女に下った診断は乳がん、リンパ節に転移あり。「河野は左乳房3分の2の切除術を受けた後、放射線療法に入りました。幸い経過はよく、その時点で再発の恐れはないという。僕らは日常に戻りつつありました」こう話す永田さんだが、もっともストレスを感じていたのは裕子さんだったと気づかされる。「術後の左側の痺れやこわばり、痛みがありました。それを誰もわかってくれないという不満。その矛先が僕に向けられたんです。どれくらいいたわってくれるか、わがままを聞いて耐えてくれるか、僕を試しているようでした……」裕子さんは永田さんの言葉尻をとらえて、責めてきたという。「がんがわかったとき僕は『俺にも半分責任がある』と言いました。夫として気づくべきだったと。しかしその言葉が独り歩きして、僕への非難になりました。『あんたのせいでこうなった』と」しかし、どんなに体がいうことをきかなくても、夫の食事だけは欠かさず作ってくれている妻に、永田さんは慈しみがまさるのだ。そして裕子さんは、そのころの出来事をこんなふうに詠んだ。《あの時の壊れたわたしを抱きしめてあなたは泣いた泣くより無くて》(『葦舟』より)「この一首で、僕は、それまでの河野の激情も、罵言も、すべて許せると思いました」歌を通じてわかり合い、より結びつきを強くした夫婦にも、永別のときは迫りくる。08年7月に再発・転移がわかると、裕子さんは次第に弱っていった。しかしそこから2年あまり、亡くなる2日前まで詠み続けた。《長生きして欲しいと誰彼数へつつつひにはあなたひとりを数ふ》(『蝉声』より)永田さんが声を湿らせる。「この一首は僕が口述筆記しました。河野の『あなたにだけは長く生きてほしい』という最後の願いが、僕のお守りとなりました」長男と長女は、こう伝えられた。「お父さんを頼みましたよ。お父さんはさびしい人なのだから、ひとりにしてはいけませんよ……」 そして次の歌が辞世の一首に。《手をのべてあなたとあなたに触れたきに息が足りないこの世の息が》(『蝉声』より)10年8月12日、裕子さんは64年の生涯に幕を下ろしたーー。(取材・文:鈴木利宗)【後編】75歳、人生の繁忙期歌人・永田和宏「天の妻はきっと褒めてくれる」へ続く
2022年05月22日小泉孝太郎を主演に迎え、松本清張の「点と線」「砂の器」にならぶ傑作ミステリーを初めて連続ドラマ化した連続ドラマW「松本清張眼の壁」。場面写真と相関図、長尺PR映像が解禁となった。白昼の銀行を舞台に、巧妙に仕組まれた手形詐欺。その隠された真実にせまった本作。小泉さんほか、泉里香、上地雄輔、薮宏太(Hey! Say! JUMP)、甲本雅裕、加藤雅也、陣内孝則ら豪華共演陣も見逃せない。この度解禁された場面写真には、小泉さん演じる萩崎竜雄と泉さん演じる上崎絵津子のダンスシーンのほか、萩崎と村木満吉(上地雄輔)の2ショットも。強い正義感を持ち、手形詐欺の真相を追いかける萩崎は、事件の鍵を握る上崎と出会ったがために、人生の歯車が狂い始める。また、萩崎は新聞社に勤める親友の村木の力も借り、手形詐欺の真相を明らかにしていく。薮さん、甲本さん、加藤さん、陣内さんが登場。そして、それぞれの関係がひと目で分かる相関図、さらに萩崎が詐欺の裏に隠された真実に挑む姿が詰まった新着映像含む新PR映像が公開された。連続ドラマW「松本清張眼の壁」は6月19日(日)22時~放送・配信スタート(全5話)。(text:cinemacafe.net)
2022年05月13日連続ドラマW「松本清張 眼の壁」の放送が決定。小泉孝太郎が主演を務め、白昼の銀行を舞台に、巧妙に仕組まれた手形詐欺の隠された真実に迫る。1990年、資金繰りに苦しむウキシマ電業製作所の経理課長・萩崎竜雄は、部長の関野と共に融資交渉に奔走していた。しかし、資金の目途が立った矢先、関野が2億円の手形詐欺に遭ってしまい、手形を奪われた関野も姿を消してしまう。経営陣は事件を隠蔽することを決めるが、萩崎は父の恩人でもある関野のために、新聞記者の友人・村木の力を借りて、真相追求に乗り出すが――。松本清張が、「点と線」に次いで発表、社会派推理小説の起点になった記念碑的な作品でもある「眼の壁」。今回、没後30年となる節目の年に今作の連続ドラマ化が決定。監督は「殺人分析班」シリーズの内片輝、脚本は「警視庁捜査一課長」シリーズの深沢正樹が担当。昭和32年に発表した傑作ミステリーを、バブル終焉期の1990年に舞台を移し、ミステリアスな世界観を蘇らせる。主演の小泉さんが演じるのは、強い正義感を持ち、手形詐欺の真相を追いかける、ウキシマ電業製作所経理課長・萩崎竜雄。小泉さんは「萩崎という役は経理を担当している普通のサラリーマンですが、上司の失踪を機に事件に巻き込まれてしまいます。そして絵津子との出会いでさらに人生の歯車が狂っていくという役どころです」と説明し、「松本清張作品らしい様々な人間が巻き込まれ破滅していく様をドキドキ、ハラハラしながら見ていただけたら嬉しいです」とコメント。内片監督は、小泉さんについて「萩崎のキャラクターは、小泉孝太郎さん自身の魅力を内包することで深みを増し、光を放っています。小泉さんとは今回初めてご一緒しましたが、確かな演技力と撮影中に見せてくれる人間的な魅力に感銘を受けました。今作に限らずまた組みたいと思わせてくれる素晴らしい役者であり、今は神戸、滋賀での過酷な撮影を乗り切った戦友だと思っています」と話し、「原作とは違い1990年のバブル終焉を舞台にしていますが、松本清張作品の世界観を損なわないよう、芝居、映像、音楽含めこだわりました」と本作をアピールしている。連続ドラマW「松本清張 眼の壁」は6月、WOWOWにて放送・配信予定。(cinemacafe.net)
2022年02月04日「最低保障は税金でやる」9月18日、自民党総裁選の公開討論会でこう述べたのは河野太郎行政改革担当大臣(58)。総裁選に立候補する河野氏は、年金制度改革の必要性を訴え、消費税を財源とした最低保障年金制度の創設を唱える。これに対して、対立候補となる岸田文雄前政調会長(64)、高市早苗前総務相(60)、野田聖子幹事長代行(61)は否定的な考えを示す。制度の導入が消費税の増税につながるためだ。「もし河野さんが提唱する『最低保障年金』を導入するなら、消費税を現状より6%は上げる必要があります」こう話すのは“年金博士”として知られる社会保険労務士の北村庄吾さん。「現在の年金制度では、国民年金は保険料を払った期間に応じて受給額が決まります。20~60歳になるまでの40年間保険料を支払えば、満額の月6万5千75円を受け取れるのです」しかし、少子高齢化に突き進む日本で、年金の受給額は将来的に大きく減る見通しとなっている。また、低年金・無年金となる高齢者が増えることで、生活保護受給者の増加も懸念されている。「その対策として河野氏が提案するのが最低保障年金です。現行の制度と異なり、保険料を支払った期間にかかわらず全加入者が一定額を受給できるのが、最低保障年金の基本的な考え方。河野氏の場合はこの財源を税金で、と考えているため、保険料を納める必要はなくなります」しかし、その分を消費税で賄わなければならない。現在、国民年金の給付総額は約23兆円で、そのうち約半分が国民年金の保険料収入で賄われている。「消費税を上げると1%で2兆~2.5兆円の税収増となります。保険料収入の分を消費税で賄おうとすると、6%程度の消費税アップが必要です。最低保障年金の場合、現在無年金・低年金の人にも払うことになりますから、増税はそれ以上になる可能性もあります」現在の消費税は10%。そこから6%の増税となれば、消費税は“16%”となる。「当然、増税には大きな反発が起こるでしょう。しかも何十年と真面目に年金保険料を納付し続けている人にしてみれば『いままで積み立ててきた分はどうなるの?』という不満も出てきます」もとよりコロナ不況で国内経済は滞り、消費も鈍っている。「そのうえ増税となれば、さらに買い控えの傾向は進みます。コロナ後の経済回復など到底見込めなくなるでしょう」■ほか3人なら厚生年金も激減の可能性「岸田さんや高市さん、野田さんが総裁になっても、明るい未来は期待できません」そう指摘するのは、経済評論家の平野和之さん。「岸田さん、高市さんは厚生年金の加入者を増やすという案を示していますが、ほかに目新しいアイデアは見当たりません。この3者は現行の年金政策を粛々と継続する見込み。すると将来的に、われわれが受け取る年金額は月額“9万円以上”も下がる可能性があります」平野さんが注目するのが、厚生労働省が5年に1度公表している財政検証だ。この資料内では、現役世代の男子の平均手取り収入に対し、モデル世帯となる夫婦の年金受給額がどれくらいの割合になるのかを示す“所得代替率”の将来予想が行われている。「最新の’19年の財政検証では、夫が賞与を含んで月の平均収入42.8万円で40年間就業し、妻が専業主婦だった夫婦がモデル世帯となっています。’19年度の所得代替率は“61.7%”です。この時点における現役世代の男子の平均手取り収入は、月35.7万円なので、モデル世帯がひと月にもらえる年金額は“約22万円”となっています」厚労省は、経済成長の進み具合などによって、年金受給額の6つのシナリオを想定している。「経済成長が進まない最悪のシナリオでは、約30年後の’52年度に所得代替率は36~38%に激減すると予測しています。その場合、’19年のモデル世帯にあてはめると、ひと月あたりの年金受給額が“約12万8千円”に減ってしまうのです。現状から“9万円以上”の減額になります」しかも平野さんは「これが最悪のケースではない」と、さらに恐ろしい予測を立てる。「国のいう“最悪”の見立ては、コロナ禍より前に試算されたもの。いまのコロナ不況が追い打ちをかける可能性があるのです。実際に、外食、観光中小企業などは相当追い詰められています。年金保険料の未払いが増え、年金財政の悪化は加速するでしょう」さらに、平野さんは年金の財源の一部はGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)によって資産運用されているが、リスクを計算していないため、不測の事態が起これば大幅に目減りする可能性もあると考える。「経済の低迷が続けば、最悪のシナリオを下方修正せざるをえません。所得代替率がさらに10%ほど下がっても不思議ではないんです」総裁決定後、新総理の選出は、10月4日に行われる。しかし、誰が総理になっても年金を待ち構える未来は地獄のようだ。
2021年09月28日自民党の総裁選に立候補している河野太郎規制改革担当大臣(58)。候補者のなかでもっとも優勢と報じられることもある河野大臣だが、しかし国民の間では日に日に不信感が高まっているようだ。例えば他の候補者らとともに、9月17日放送の『news zero』(日本テレビ系)に生出演したときのこと。「様々な分野の質問にAかBか、考えが近い方の札をあげて答える」というコーナーがあった。その際、社会保障にちなんでAは「国民の負担を増やしても給付などの水準を維持すべき」、そしてBが「給付などの水準を下げて国民の負担を抑えるべき」との2択が。しかし河野大臣は「こういう質問は僕、やめた方がいいと正直、思います。あんまり意味がない質問じゃないかな」といい、答えなかった。河野大臣がこのように“回答拒否”をした場面は他にもある。22日の『産経新聞』によると日本ウイグル協会など国内13の民族団体などで構成する『インド太平洋人権問題連絡協議会』が総裁選の候補者にアンケートを実施したものの、河野大臣の事務所のみ「回答しない」と連絡してきたという。さらに河野大臣は“身内”にも回答拒否をしていたようだ。同日、自民党・青山繁晴議員(69)は自身の公式サイトで『日本の尊厳と国益を護る会』が総裁選候補者に質問書を送ったところ、河野大臣のみ「回答はありませんでした」と報告。さらに河野陣営から、こう返答があったと明かしている。「貴議員連盟からいただきましたご照会につきまして、ご活動は理解いたしている心算ですが、文書にて回答申し上げる用意がございませんので、しっかりご趣旨を承ったことでご報告に代えたく存じます」■回答拒否、そしてTwitterでもブロックで拒否その後、青山議員は自身のブログで「河野さんから〆切までに回答が来なくて、野田さんの立候補表明に合わせて〆切を延ばし、その野田候補からは素早く回答が来て、しかし河野候補からは、延長した〆切にも何の回答も、連絡もありませんでした。この間、護る会は何度も、河野候補に連絡しているのです」とも綴り、連絡が取れなかったことを強調していた。そもそも河野大臣は外務大臣だった’18年12月、会見で「次の質問どうぞ」と何度も繰り返し、記者の質問への回答を拒否。そのことが波紋を呼んだため、ブログで釈明したことも記憶に新しい。またTwitterで河野大臣はブロック機能を多用し、アカウントを次々と拒否している。「大臣がブロックすると情報が広く共有されないのでは」などの理由から問題視されているが、今月18日には”誹謗中傷を受ける”との理由で「私は堂々とブロックします」と『ニコニコ生放送』で宣言。むしろ強気ともとれる姿勢を見せていた。そんな河野大臣の“拒否グセ”に対して、不信感を募らせる人たちも。ネットでは疑問視する声がこう上がっている。《回答しないあなたも無責任。都合が悪いとブロックする姿勢が無責任。国民を向かない姿勢も無責任》《記者からイヤな質問を受けると頑なに回答拒否を繰り返すのを見てると「イヤな質問するヤツはブロック」としか思えんけどね》《即答が良いとは限らない。ただ、河野太郎氏は回答拒否が多い印象です。最高レベルの決断が出来るのか?》《河野太郎には政治家として国民に対する誠意が全く感じられない》菅義偉首相(72)も官房長官時代、会見で「コメントは控えたい」と連呼するなど“拒否グセ”が指摘されていた。当時は“鉄壁”と高く評価されることもあったが、9月13日時点の内閣支持率は30%(NHK世論調査)。“河野首相”が誕生しても同じ轍を踏まなければいいがーー。
2021年09月23日自民党総裁選に出馬を表明している河野太郎行政改革大臣(58)。ネット人気の高い河野氏だが、消費税についての発言が波紋を呼んでいる。16日、各新聞社の取材に対し河野大臣は、年金制度改革の必要性を説き「年金に最低保障は必要だ」とコメント。そして「年金の最低保障部分は保険料ではなく、税でやるしかない」と話し、「応分に能力のある人に負担してもらうことを考えると、消費税がいい」と語ったという。河野大臣はかねてから「年金の財源は消費税に」と主張してきた。’12年1月、自身の公式サイトで「基礎年金を満額、必ず支払うためには、保険料の徴収をやめ、税で基礎年金を支払う必要がある」とつづり、さらにこう続けている。「消費税を基礎年金の財源とする方式であれば、買い物をするたびに必ず消費税を支払うので、未納や免除は生じないので、全ての日本人が65歳になれば満額の基礎年金を受け取ることができるようになる。高齢者の生活保護も廃止できる。消費税ならば消費金額に応じて年金財源を負担することになり、現在の収入の多寡にかかわらず一律金額の保険料を徴収する方法よりも公平。消費税方式の基礎年金ならば年金保険料徴収業務が不必要になり、現在、年間約650億円かかっているコストが不要になる。消費税方式ならば年金受給者も消費税を負担するため、世代間格差の是正にもつながる。専業主婦も消費税を負担するため、三号被保険者問題も解決する」■「保険料で賄うべきものでは?」の声…他候補も疑問視’12年11月には「国税分の消費税を全額基礎年金の財源に充て、基礎年金の保険料を廃止すれば、月収30万円までの者は得をすることになる」と公式サイトに記し、そのロジックをこう明かしている。「所得を全て消費すると仮定しても、15,000円の年金保険料の支払いが必要なくなるわけだから、消費税率の5%の引き上げによる支払い増額が15,000円以下になる月収30万円までの者は、得をして、さらに基礎年金制度そのものが安定する」今回の総裁選においても17日に他候補らと出演した『ワールドビジネスサテライト』(テレビ東京系)で、「将来的には消費税を上げなくてはならない?」という質問に対して、他候補が否定するなか、「将来的がどれくらいのタイムスパンなのかわからない」と回答を保留していた。しかし、河野大臣には逆風が吹いている。『朝日新聞デジタル』によると9月18日に行われた自民党総裁選の討論会で、岸田文雄前政調会長(64)は、河野氏の改革案に対して、かつて旧民主党政権の掲げた“月7万円の最低保障年金案”を例に挙げ、「確か消費税を8%上げなきゃいけない。実際は不可能だと言ってきた。何%上がるのか」と疑問視したという。さらに河野大臣の経済政策に不安を覚える人たちは、こうツイートしている。《今でさえ払った分年金として戻ってこないと言われてるのにさらに消費税として取る気か》《河野太郎の経済政策はいよいよダメですね。岸田、高市とは比較にならない。社会保障に消費税を充てるなんて今どき財務省でも中々言わないですよ。弱者救済の為に逆進性のある消費税を使う時点でおかしいと気付くべき》《年金は保険制度なので、基本は保険料で賄うべきものでは?》《消費税で年金制度を立て直して将来世代に負担をかけないようにするみたいな事言ってたみたいだが、増税で景気後退してインフレしない状態継続の方が、圧倒的に将来に負担をかけるんだが、その辺何考えてんだろ?》《年金の為に消費税上げるとか勘弁してくれぃ!》いっぽう年金は「制度として無理がある」と言われることも。そのため《どうしてもやるなら、掛けてきた額を国民に精算してから新しい年金制度にしてね》《もう年金いらないから今までの分返して》との声も上がっている。河野大臣は疑問や不安に対して、どのように応えるだろう?
2021年09月19日